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不動産・土木・建設・土地建物等綜合スレ

210荷主研究者:2007/04/15(日) 23:25:30
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/02/20070206t22018.htm
2007年02月05日月曜日 河北新報
便利、割安感…マンション建設活況 青森市中心部

デパート跡地で進むマンション建設。最上階には展望風呂が備わるという

 青森市中心部で、マンション建設が熱を帯びている。雪かきや買い物に不安を抱える高齢者の需要増加や中心地の地価下落などが、業者の建設意欲をかき立てているようだ。市が中心市街地活性化に向けた施策を推進しているほか、団塊世代の退職後の需要も見込まれ、マンション熱はますます高まりそうな様相を見せている。(青森総局・勅使河原奨治)

<60歳以上が購入>
 JR青森駅の真向かいに2006年1月完成した17階建ての高層マンション「ミッドライフタワー」。販売直後から申し込みが相次ぎ、107戸ある居住スペースはほぼ完売した。購入者の大半が60歳以上というのが特徴だ。

 高齢者に的を絞り、2―4階に内科と介護施設が入居。居住スペースは、段差をなくしたバリアフリー設計になっている。マンションの東隣には、生鮮市場が入る複合ビルがあり、車なしで生活できる環境が整っている。

 市内の別の場所から妻とともに入居した無職千田吉郎さん(80)は「雪かきのつらさから解放され、歩いて買い物に行けるのも魅力。病院も近い」と満足そうだ。

 建設、販売に当たった西松建設(東京)の藤原保男青森営業所長は「アンケートで高齢者のマンション需要が高まっていることが分かり差別化を図った」と話す。

 市中心部は数年前からマンション建設が活発化しており、02年から06年までに12棟が完成、計748戸が供給された。現在も2棟が建設中で、167戸が分譲される。

<市郊外から転入>
 マンション販売のマリモ(広島市)は、青森市新町2丁目のデパート跡地に、市内4棟目となる15階建てマンションを建設している。居住スペースは3、4LDKで、最多価格帯は2700万円。最上階の共有スペースには大浴場を備えるという。

 同社の担当者は「中心市街地の利便性や地価の安さなど青森市内はマンションを売る上での条件がそろっている。最近は他社の進出が多くなった」と説明する。

 市中心部の地価は、県内最高地点となっている新町1丁目で1994年の1平方メートル当たり163万円から06年の30万5000円まで下落しており、それが業者の土地取得を促している。

 地方シンクタンク「プランニングネットワーク東北」(青森市)の中橋勇一理事長は「中心市街地転入組の7割近くが市郊外から来ている。高度成長期に郊外に一戸建てを買った家族が、高齢者だけの世帯になり、生活不安を抱えている」と指摘。

 その上で「市民に一戸建て志向が強かったため、もともと中心部にマンションが少なかった。今後、退職した団塊世代のマンション購入が予想される」と解説する。

<行政施策も誘導>
 青森市が全国に先駆けて推進するコンパクトシティー構想も後押しする。中心部に広場や融雪歩道の整備を進めるほか、子育て世代を郊外に誘導し、郊外の高齢者世代を中心部に呼び込む「住み替え」支援策も検討中だ。

 青森市都市整備課は「中心地に人が増えれば疲弊する中心市街地の活性化につながる上、除雪など行政コストの削減にもつながる」と、マンションの増加傾向を歓迎している。


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