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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

1121名無しさん:2009/10/20(火) 19:19:33
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/091020/ibr0910200227001-n1.htm
「日医外し」回避模索 原中氏、民主に歩み寄り 茨城
2009.10.20 02:27
 政権交代を受け、自民党支持の堅持か民主党へのシフトかで揺れる日本医師会(日医、唐沢祥人会長)の会長選は19日、茨城県医師会の原中勝征会長が「現政権と一緒に」と“新政権への歩み寄り”を掲げ名乗りを上げたことで、政党支持をめぐる論争が激化しそうだ。

 日医は自民党の有力支持団体でありながら、植松治雄前会長は当時の小泉政権と対決姿勢を取った。これに対し、唐沢氏は「自民党支持」を明確に打ち出したが、20日開かれる日本医師連盟の執行委員会で「今後は特定政党だけを支持しない」と提案する見通し。

 鳩山政権の「日医外し」の動きに、日医の発言力低下が危惧(きぐ)される中、今夏の衆院選で民主党支持に回った原中氏は「私たちの意見が民主党に非常に良く受け入れていただいている」と同党との強力なパイプを強調。

 「医師の立場から、国民のために政治をしていただけるよう意見を申し上げる医師会になっていかなければならない」と述べ、同党への働きかけ強化に意欲を示した。(豊田真由美)

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101901000776.html
日医会長選出馬を正式表明 親自民転換求め原中氏
 茨城県医師会の原中勝征会長は19日、水戸市内で記者会見し、来年4月の日本医師会(日医)の会長選挙に立候補することを正式に表明した。

 日医会長選は、これまで自公政権との協調路線を取り、3選を目指す意向を既に表明している唐沢祥人現会長と、親民主党への路線転換を求める原中氏による対決の構図となりそうだ。

 原中氏は会見で「国民の医療、介護、福祉を考えた時、医師会は政府と一緒に行動しなければならない」と述べ、今後は鳩山政権との連携を深めていくべきだとの考えを示した。

 原中氏は「衆院選でも自民党は本当に医療制度を大切に考えてくれたのか」と強調。唐沢氏ら医師会の現執行部について「今日までいろんな意見を言っても認められなかった」と批判した。

 唐沢氏には民主党への提言ルートがないと指摘した上で「私が、その窓口となることが良いと思い立候補することにした」と述べた。

 日医の政治団体「日本医師連盟」は従来、自民党の有力な支持団体だった。これに対し原中氏が率いる茨城県医師連盟は、昨年4月にスタートした後期高齢者医療制度への批判を強めた。原中氏らは自民党を離党し、県医師会は今年8月の衆院選で民主党候補を推薦した。

2009/10/19 21:41 【共同通信】

http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/091019/wlf0910191934001-n1.htm
「親民主」の茨城医師会長が日医会長選に出馬を表明
2009.10.19 19:34
 茨城県医師会の原中勝征会長は19日、水戸市内で記者会見し、来春の日本医師会(日医、唐沢祥人会長)会長選への出馬を正式に表明した。

 原中氏が委員長を務める政治団体「茨城県医師連盟」は8月の衆院選で民主党候補を支援。原中氏は県医師連盟の会員らとともに自民党を集団離党した。

 日医会長選は、自公政権と協調してきた現職の唐沢氏が出馬を表明しており、親民主党路線への転換を求める原中氏と対決する構図となりそうだ。

1122名無しさん:2009/10/20(火) 19:31:48
このまま自民支持では唐沢が会長選で原中に負けると判断したんでしょか?

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102001000821.html

日本医師連盟が自民支持撤回 「自民離れ」加速
 日本医師会の政治団体である「日本医師連盟」(日医連、唐沢祥人委員長)は20日、執行委員会を開き、従来の自民党支持を白紙撤回することを決めた。自民党の有力支持団体では、日本歯科医師連盟(日歯連)も9月に、次期参院選の比例代表で自民党からの組織内候補擁立を撤回しており、支持団体の「自民離れ」が加速することになりそうだ

 日医連の中川俊男常任執行委員らは記者会見し、2002年9月に「支持政党は政権与党である自民党とする」とした活動指針に触れた上で、「自民党が与党でなくなったから自動的に外れた」と白紙撤回の理由を説明した。

 来年の参院選への対応については「検討中で、これから議論したい」と述べるにとどめた。

2009/10/20 19:02 【共同通信】

1123名無しさん:2009/10/20(火) 19:33:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009102000818
自民支持を白紙撤回=日本医師連盟が決定
 日本医師会の政治団体である日本医師連盟は20日の執行委員会で、従来の自民党支持を白紙撤回する方針を決めた。ただ、来夏の参院選に出馬する自民党の西島英利参院議員に対する推薦は、維持する。 (2009/10/20-18:09)

1124名無しさん:2009/10/20(火) 20:31:41
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4263493.html
日本医師連、「自民支持」を白紙撤回
 日本医師会の政治団体である日本医師連盟は、「自民党を支持する」としてきた活動指針を白紙撤回することを決めました。

 日本医師連盟は、20日に行った執行委員会で、各都道府県の代表らが政党の支持について協議しました。この中で支持政党については、「政権与党である自民党を支持する」としてきた活動指針を白紙撤回することを決定しました。

 また、政権交代を重く受け止め、今後は「多様な価値観を認め、是々非々で行動する」との方針を確認しました。

 来年の参院選挙への対応については「まだ検討中で、これから議論したい」としていますが、今後は民主党やそれ以外の政党でも推薦する可能性があるとの考えを示しました。(20日19:50)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091020-OYT1T01050.htm
日本医師連盟が方針転換、自民支持を白紙撤回
 日本医師会の政治団体「日本医師連盟」(日医連、唐沢祥人委員長)は20日、都内で執行委員会を開き、自民党支持を白紙撤回することを決めた。

 政治献金や集票を通じて自民党を半世紀近く支えてきた有力な支持団体の方針転換は、他の自民党支持団体の動向にも影響を与えそうだ。

 執行委員会では、自民党の野党転落を受け、2002年に「支持政党は政権与党である自民党とする」と決めた活動方針を白紙化することを決めた。

 今後の政治活動の方向性については、唐沢氏は「日本医師会が与野党との良好な協議関係を構築することを支援する」と説明しており、民主党とも接触する方針だ。

 ただ、来年夏の参院選での支持政党は改めて協議する。唐沢氏は、参院比例選で自民党の1次公認を得ている組織内候補の西島英利参院議員への支援は継続する意向を示したが、委員の一部からは異論も出ている。

(2009年10月20日20時26分 読売新聞)

1125とはずがたり:2009/10/21(水) 04:22:34

妊婦、中高生ら当面2回=年内に判断、医療従事者1回−新型インフルワクチン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000224-jij-soci
10月20日22時34分配信 時事通信

 厚生労働省の足立信也政務官は20日、妊婦や持病のある人への新型インフルエンザ用ワクチンの接種回数を当面2回とし、年内に臨床試験の結果がまとまるのを待って最終判断すると発表した。1〜12歳の子どもは2回接種、医療従事者は1回と正式決定した。
 当面2回の接種を前提とするのは、妊婦や持病のある人、中学・高校生、高齢者ら大半の接種対象者。

1126名無しさん:2009/10/21(水) 07:38:42
>>1122-1124
やっぱり「自民支持の唐沢VS.民主支持の原中」の構図だと分が悪いから、
「党派にこだわらない唐沢VS.民主支持の原中」の構図にしたいのかな?

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20091020-OYT8T01321.htm

ホーム>地域>茨城
撤回に歓迎の声 日医連の自民支持
 日本医師会の政治団体「日本医師連盟」が従来の自民党支持を白紙撤回する方針を決めたことについて、衆院選で民主党候補を支援した県医師会幹部からは「自民党一辺倒なのは問題だと、会員が冷静に考え始めたのでは」と歓迎の声が上がった。

 一方、別の幹部は「与党でない自民党の支持をやめるのは当然のことだが、みそぎにはならない」と、自民支持一辺倒だった現執行部を厳しく非難した。

 来春に予定されている日本医師会長選への立候補を表明している県医師会の原中勝征会長は「民主党と仲良くしたいと言っても、参院選で組織内候補を自民党から推すのであれば誰も信用しない」と、自民党との決別を求める姿勢を強調、「このままいったら日本医師会がだめになるのは確か。できるだけ早くマニフェストを書いて理解を深めたい」と話した。

(2009年10月21日 読売新聞)

1127とはずがたり:2009/10/21(水) 15:44:53
>>1126
でしょうね。で,西島への支援はそのままではその構図は成り立たないのは明白なんですけど。。

それにしても医師連盟の白紙撤回は物凄く大きな決断なのに随分あっさり決まったあたりが全く内実を伴わない形式的な決定だったことが窺えるわけですが。

まああんま開業医偏重の自民党医療政策を継承して欲しくないので日医の全面支援など民主政権には要らないと思いますので,どう決着するにせよ混乱してて呉れると良いんですけど。

1129名無しさん:2009/10/21(水) 19:16:32

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24860.html
日医連、「政権与党である自民党」支持方針を撤回

 日本医師連盟(日医連、唐澤祥人委員長)は10月20日の執行委員会で、政権交代を受け、「政権与党である自民党」を支持する従来の方針を撤回することを決めた。中川俊男常任執行委員は同日の記者会見で、今後の支持政党については「まだ議論していない」と述べた。

 この日の執行委員会では、唐澤委員長が先の衆院選を総括し、日医連の今後の行動の方針として、▽多様な価値観を認め、是々非々で行動する▽日本医師会(日医)が与野党との良好な協議関係を構築することを支援する▽政権与党の自民党支持を掲げた2002年策定の活動指針を見直す▽日医連と日医を組織的に明確に分離する−の4点が大筋で了承された。ただ、各都道府県の代表からさまざまな意見が寄せられたため、内田健夫常任執行委員は会見で、「ブラッシュアップを検討し、近日中にまた取りまとめてお諮りをしたい」と述べた。

 日医連が02年9月に策定した活動指針では、「支持政党は政権与党である自民党」と明記していたが、中川氏は「(衆院選の結果と)そもそも合わないので、自動的に外れた」と撤回理由を説明。その上で、「支持政党を決めるか決めないかは、まだ議論していない」と述べた。来年夏の参院選までに決めるかどうかも、「これからの議論」と述べるにとどめた。

 来年夏の参院選で自民党の西島英利氏を推薦する方針について、内田氏は「(現時点で)組織内候補という位置付けは変わらない」と述べた。ただ、この日の執行委員会では、こうした方針の撤回を求める意見もあったため、今後、見直しを検討する可能性も指摘した。
 また、民主党など自民党以外の候補者が日医連の推薦を希望すれば、意見交換などを踏まえて対応を検討するとした。

更新:2009/10/20 21:38   キャリアブレイン

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091020/stt0910202120014-n1.htm
「自民支持」を解消 日医の政治団体 組織内議員は当面支援
2009.10.20 21:18
 日本医師会(日医)の政治団体・日本医師連盟は20日、東京都内で都道府県医師連盟の代表者が出席する執行委員会を開き、従来の自民党支持を解消することを正式決定した。ただ、来夏の参院選に組織内候補として今年1月に自民党からの擁立を決めた西島英利参院議員については、候補の差し替えを求める意見は少なく、西島氏を当面支援する方向で一致した。

 執行委員会では、日医会長も務める唐沢祥人委員長が、8月の衆院選を総括する中で、活動指針の「支持政党は政権与党の自民党」との項目を白紙撤回すると提案。今後の支持政党については「多様な価値観を認め、是々非々で行動する」とし、了承された。

 執行委員会後に記者会見した内田健夫常任執行委員は、民主党への対応について「委員から『医師会の政策を正面から訴えるべきだ』との意見が多く、力を入れて折衝していく」と説明した。次期参院選で民主党候補を推薦することには「可能性としてあり得る」と述べた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102000986
日医連支持撤回、冷静受け止め=自民・大島氏
 自民党の大島理森幹事長は20日夜、日本医師会の政治団体である日本医師連盟が同党支持を白紙撤回する方針を決めたことについて「そういう結果になったとすれば冷静に受け止め、対応していかなければならない」と述べた。党本部で記者団の質問に答えた。(2009/10/20-20:40)

1130名無しさん:2009/10/21(水) 19:16:45
>>1127
原中は勤務医重視への脱皮も(少なくとも口では)表明しているようです。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24858.html
「勤務医の意見を反映する医師会に」―原中会長

 「日本医師会(日医)の建物の中に自民党の議員の事務所があるということ自体、あまりにも偏った姿勢だ。この点もきちんと反省しなければならない」―。10月19日の記者会見で、日医会長選への出馬を正式表明した茨城県医師会の原中勝征会長は、これまでの組織の在り方を厳しく批判した。そして、日医の代議員の大半が開業医である点に触れ、「医師の半数は勤務医だ。勤務医の意見を反映する医師会にしなければならない」と、大胆な組織改革の必要性を強調した。

 会見で原中会長は、「地域医療を構成している一−三次の救急病院、大病院、そして大学病院、さらに救急から引き受ける慢性期や亜急性期の病院や有床診療所と、さまざまなところが患者を引き取っているから救急病院が回転している」と説明。その上で、「それらが重要視されないで、大病院が行っているのが地域医療だと誤解されている。これをきちんと説明した上で、どこの分野がどのような状態かという点をもう一度検証し、危機に陥っているところから順番に直してもらうよう、医師会として提言すべきだ」と強調した。
 一方で原中会長は、「勤務医と開業医の先生方が、自分の働いている職場を通して同じ気持ちで社会に奉仕し、地域医療で互いの分野を全うする、そんな医師会にしなければならないと強く感じている」とも語った。

 また、医師養成数を現在の1.5倍に増やすとの民主党の政権公約(マニフェスト)について、原中会長は「わたしはそれほど必要ないと思っている」との認識を表明。その理由として、研修医へのアンケートで9割以上が「病院に残る」と答えていることや、産科医の数が回復傾向にあることを挙げ、「ベテランの看護師に、入退院時に医師に代わって患者に説明するクラークの役目を担ってもらえれば、それほど医師が多くなくても数年で(医師不足は)解消するのではないかと思っている」と述べた。

更新:2009/10/20 20:34   キャリアブレイン

1131とはずがたり:2009/10/21(水) 21:54:56
>>1130
おお,情報提供感謝。
これで民主支持と中身の整合性も整ってますね。
ちょっとその辺心配でしたが意外にちゃんとその辺の中身も詰めてあるなら心強いっす。

1132名無しさん:2009/10/22(木) 20:59:30
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091023k0000m010075000c.html
小沢代表:茨城県医師会長と会談
 来年4月の日本医師会(日医)会長選挙に立候補を表明した茨城県医師会の原中勝征会長は22日、民主党本部を訪ね、小沢一郎幹事長と会談した。原中氏は「医師の立場をわきまえながら、国民の生活を守りたい」と決意を表明し、小沢氏は「医師も政治家も、国民の幸せを守るのは一緒だ」と応じたという。

 日医の政治団体「日本医師連盟」はこれまで自民党を支持してきたが、原中氏は先の衆院選で民主党を推した。会長選の結果は来夏の参院選に向けて、日医連の政治対応を左右する可能性が高い。【渡辺創】

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102200882
小沢氏、茨城医師会長と会談
 民主党の小沢一郎幹事長は22日午後、党本部で茨城県医師会の原中勝征会長と会談した。原中氏が来春の日本医師会会長選に出馬する考えを伝えたのに対し、小沢氏は「医者も政治家も最終的に国民の幸せを守るのは一緒だ」と応じた。
 小沢氏は今月5日にも原中氏と面会。茨城県医師会の政治団体である同県医師連盟が先の衆院選で、県内7選挙区すべてで民主党候補を推薦したことについて、謝意を伝えていた。(2009/10/22-19:28)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091022/stt0910222028009-n1.htm
小沢氏が民主支持の日医会長選出馬予定者との協力を確認
2009.10.22 20:28
 民主党の小沢一郎幹事長は22日夕、来年4月の日本医師会(日医)会長選挙に出馬表明した茨城県医師会の原中勝征会長と党本部で会談し、協力関係を確認した。

 原中氏は立候補の経緯を説明し「医師の立場をわきまえながら国民の生活を守りたい」と強調。小沢氏は「医師も政治家も最終的に国民の幸せを守る点では一緒だ」と応じた。

 会長選挙は、自公政権と協調してきた唐沢祥人現会長と、親民主党路線への転換を求める原中氏による対決の構図。茨城県医師会は先の衆院選で民主党候補を推薦した。

 小沢、原中両氏は5日にも党本部で会談。小沢氏は衆院選への協力に謝意を表した。

1133とはずがたり:2009/10/22(木) 21:49:03

抗うつ剤「パキシル」、服用の妊婦の子に副作用?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091022-OYT1T00374.htm

 抗うつ剤「パキシル」を服用した妊婦の子供に先天性異常などの副作用が出る危険性があるとして、薬害を監視する「薬害オンブズパースン会議」が厚生労働省と販売元のグラクソ・スミスクライン社に対し、十分な注意喚起を行うよう要望した。

 同会議によると、2000年11月の国内発売から昨年度までに、パキシルを服用した妊婦の子供について約30件の副作用報告があり、心臓の先天異常や出生直後に呼吸困難などを発症していたという。

 薬の添付文書には、妊婦の使用による副作用の説明はあるが、同会議は「添付文書の警告欄に記載して、明確に注意喚起するべきだ」としている。
(2009年10月22日11時00分 読売新聞)

1135名無しさん:2009/10/23(金) 23:00:04
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091023ddlk09010203000c.html

県医師会:高島三喜会長インタビュー 自民への積極的応援自粛へ /栃木
 ◇日医連が一党支持白紙撤回 民主との友好関係模索
 県医師会の高島三喜会長は22日、毎日新聞のインタビューに応じ、日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟」が来夏の参院選比例代表で推薦する自民党現職の西島英利氏について、ポスターを張ったり、後援会名簿を集めるような積極的な活動を当面見合わせる方針を21日付で県内の各郡市医師会に伝えたことを明らかにした。高島会長は「西島氏支援に反対するわけではないが、『自民党』という看板が気になる人も多いため」と説明している。【戸上文恵】

 日医連は20日、東京都内で執行委員会を開き、従来の自民党一党支持を白紙撤回することを決めた。西島氏を推薦する方針は当面維持するものの、政権与党となった民主党と良好な関係を築こうと、模索している。

 県医師連盟の委員長を兼ねる高島会長によると、県内では「西島氏が今後どうするつもりなのか聞きたい」「西島氏個人は否定しないが、『自民党の西島』といった場合に、かなり疑問符がつく」といった意見が出ているという。そこで、積極的な支援を当面控えることを決めた。

 県医連は先の衆院選で、長年の自民党支持から一歩、舵(かじ)を切った。県内の各支部の意見を踏まえ、3選挙区については自民、民主の両候補を推薦した。小選挙区制の導入以降、県医連が自民以外の候補を推薦するのは初めてだった。

 衆院選では、民主党が3選挙区で勝利し、比例区と合わせ計5人が当選したのに対し、自民党はわずか2人と大敗した。その理由について、高島会長は小泉政権から続いた社会保障費の抑制などを挙げ、「自民党に対する大きな不満があり、民主党にいっぺんやらせてみようということではないか」と分析した。

 民主党の政権交代が実現したものの、地方では自民系の首長、議員が多数を占める「ねじれ現象」が続く。高島会長は「県の政治の流れは自民党。われわれが何でもかんでも民主党にひっくり返るということではない」と話している。

1138とはずがたり:2009/10/24(土) 02:40:23
>>1135
凄い忌避感ですな〜。
>県医師会の高島三喜会長は…自民党現職の西島英利氏について、ポスターを張ったり、後援会名簿を集めるような積極的な活動を当面見合わせる方針を…伝えたことを明らかにした。
>高島会長は「西島氏支援に反対するわけではないが、『自民党』という看板が気になる人も多いため」と説明している。

> 県医師連盟の委員長を兼ねる高島会長によると、県内では「西島氏が今後どうするつもりなのか聞きたい」「西島氏個人は否定しないが、『自民党の西島』といった場合に、かなり疑問符がつく」といった意見が出ているという。そこで、積極的な支援を当面控えることを決めた。

1139名無しさん:2009/10/24(土) 12:13:27
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20091024ddlk21010023000c.html

県医師連:自民党のみ支援→人物重視−−方針転換 /岐阜
 県医師会の政治団体「岐阜県医師連盟」(小林博委員長)が、自民党のみを支持してきたこれまでの活動方針を改めることを決めたことが、23日分かった。日本医師会の政治連盟「日本医師連盟」が20日、自民党だけの支持を白紙撤回することを表明しており、同調する。

 来夏参院選については、日医が自民党の西島英利参院議員(比例代表)を推薦しており、県医師連盟も同調する方針を、昨年11月に機関決定している。今後の地方選では、与野党にかかわらず、議員個人の人物像をみて支援するという。

 県医師連盟事務局によると、22日に岐阜市内であった常任執行幹事会で「与党一辺倒だった支援方針を改める」と決定し、議員個人と意見交換した上で支援する方針を決めることを確認したという。【山田尚弘】

1140名無しさん:2009/10/24(土) 12:21:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091024ddm005010045000c.html

選挙:参院選 組織内候補擁立、日歯連が見送り
 日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」(堤直文会長)は23日、東京都内で理事会を開き、来年夏の参院選比例代表に組織内候補を擁立しない方針を決めた。日歯連は自民党の有力支持団体だったが、今後は与野党中立とし、政策実現のため民主党とも関係構築を図る。理事会では、沖縄県歯科医師会顧問の自民党からの立候補を正式に撤回し、民主党からの候補者擁立も見送ることを決定した。【坂口裕彦】

1141名無しさん:2009/10/25(日) 13:50:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091025-OYT1T00205.htm

自民一辺倒から脱却、日歯連が民主にも献金へ
 日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)は、これまで自民党に偏っていた献金先について、与党の民主党にも広げる方向で検討に着手する。

 日歯連は、自民党の有力支持団体の一つだったが、民主党政権との間で政策要望のパイプ作りが必要との判断からだ。

 「献金やパーティー(券購入)の問題もある。自民党だけでなく、民主党とのかかわりの中で見直していきたい」

 日歯連の高木幹正理事長は23日の記者会見で、献金基準の変更を明言した。日歯連は自民党政権下で、参院比例選出の組織内候補だけでなく、自民党の有力国会議員にも幅広く献金してきた。その反面、民主党とのつきあいは党や歯科医師出身議員のパーティー券を購入したのが目立つ程度だ。

 具体的な基準については「今後の検討課題」にとどまっているが、民主党議員への献金増加につながる可能性が高い。関係強化を図るのは、年末に診療報酬改定や税制改正を控えているためだ。幹部の一人は「まずは、民主党と話し合いの場を作る必要がある。政権与党に反対してはうまくいかない」と語る。

 日歯連は、民主党への接近とは裏腹に、自民党とは徐々に距離を置いている。9月には来夏の参院選比例選で自民党からの組織内候補擁立を見送ることを決定、自民党内からは、焦りを募らす声が漏れている。

(2009年10月25日12時49分 読売新聞)

1142ももだぬき:2009/10/26(月) 08:42:11
川村カオリが亡くなった原因の1つが乳ガン検診の不備だと。女性はハタチになったら乳ガン検診受けるべきです。そういう体制作るべき。

1143チバQ:2009/10/26(月) 23:49:24
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091027k0000m010088000c.html?link_id=RSH05
中医協:日医を除外…長妻厚労相が委員6人を新任
 長妻昭厚生労働相は26日、診療報酬の点数を決める厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)の新任委員計6人を発表した。自民党を伝統的に支援してきた開業医中心の日本医師会(日医)の代表委員は全員除外した。長妻氏ら政務三役は日医がこれまで自民党を支援する代わりに、診療報酬の改定に強い影響力を行使してきたと判断。代わりの委員に、地方医師会や大学病院から起用した。

 長妻氏は同日の記者会見で「どこの医者も苦労して、疲弊している。特に病院に対する手当ては喫緊の課題だ」と述べた。待遇改善が課題になっている病院勤務医を重視した議論にシフトさせることで、医療行政での政権交代を印象付けたい考えとみられる。

 日医は従来、中医協に3人の枠を確保し、執行部から推薦してきた。しかし、今回の委員改選で厚労相側は日医の推薦枠はゼロとした。

 代わりに、地方医師会の代表として、茨城県医師会の鈴木邦彦理事、京都府医師会の安達秀樹副会長、大学病院代表として山形大の嘉山孝正医学部長が内定した。茨城県医師会は先の衆院選で民主党候補を支援したが、長妻氏は「選挙うんぬんは関係ない」と述べ、衆院選の「論功行賞」との見方を否定した。

 他に新任されたのは▽白川修二・健康保険組合連合会常務理事▽中島圭子・連合総合政策局長▽三浦洋嗣・日本薬剤師会理事−−の3人。【塙和也】


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102600892
日医推薦委員はゼロに=「医療再生のため」−中医協人事で厚労相
 長妻昭厚生労働相は26日、記者会見を開き、今月1日で任期が切れた中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)の委員9人の後任人事を発表した。これまで3人いた日本医師会(日医)の推薦委員はゼロとし、代わりに地方医師会から幹部2人と、大学医学部長を起用した。
 日医の推薦委員に代わる新しい委員は、▽安達秀樹京都府医師会副会長▽嘉山孝正山形大医学部長▽鈴木邦彦茨城県医師会理事−の3人。今回の人事の狙いについて長妻厚労相は「医療再生が大きな目標」と述べ、意図的な「日医外し」を否定したが、茨城県医師会は8月の衆院選で民主党候補を応援しており、同党の政策に理解を示す人材を選んだ形だ。(2009/10/26-22:33)

1144チバQ:2009/10/26(月) 23:50:08
http://www.asahi.com/politics/update/1026/TKY200910260450.html
中医協人事、医師会指定ポストを撤廃 厚労相方針(1/2ページ)2009年10月26日23時9分

 長妻昭厚生労働相は26日、医療行為や薬代の公定価格である診療報酬を決める中央社会保険医療協議会(中医協)の委員のうち、日本医師会(日医)役員の指定ポストを撤廃する方針を明らかにした。任期切れの3人を再任せず、地域の医師会代表の2人に置きかえる。長妻氏は「病院については、もう少し手厚い対応が必要だ」と説明。開業医の意向が強く反映されがちな日医の影響力をそぎ、勤務医の待遇改善を図る狙いがある。

 中医協は厚労相の諮問機関で、健康保険組合などの「支払い側」の7人、医師らによる「診療側」の7人、有識者による「公益側」の6人という3者で構成される。企業役員ら専門委員も含めて計30人で、長妻氏はこのうち任期満了による改選や補充となる16人を公表した。

 診療側のうち3人は、これまで日医の副会長や常任理事といった役員の指定ポストだった。しかし今回は、京都府医師会の安達秀樹副会長と茨城県医師会の鈴木邦彦理事を医師会枠として内定した。減らした1枠は病院代表に充て、山形大の嘉山孝正医学部長を任命。残る2人の病院代表枠は再任される。

 民主党は、来年度の診療報酬改定に向けて、病院の勤務医や地域医療に重点を置く姿勢を示している。医師不足の中で、とりわけ勤務状況が厳しいとされるためだ。こうした政策を具体化させるために、自民党寄りだった日医の発言力を低下させていく必要があると判断した。

 先の衆院選では、茨城県医師会の政治団体は民主党支持の姿勢を鮮明にし、京都府医師会も日医の執行部と距離を置く。長妻氏は、安達、鈴木両氏を起用した理由について「我々の医療の再生に関して一定の理解をいただいているというのも一つの考え方」と述べ、民主党の方針に対する姿勢が選考に影響したことを明らかにした。

 日医側は今回の人事を了承していない。25日の日医臨時代議員会では、これまでの中医協委員である中川俊男常任理事がこうした人事選考を念頭に「報復人事だ」などと批判した。

 長妻氏は26日、日医の唐沢祥人会長あてに安達、鈴木両氏を任命する意向を伝え、「両氏の任命により、中医協の審議に、地域医療の担い手の意見を適切に反映することが出来る」などと記した文書を送付した。

1145名無しさん:2009/10/27(火) 20:00:57
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20091027/dms0910271618006-n2.htm

病院倒産件数が過去最悪 小泉改革が経営直撃
2009.10.27
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昨年秋に休止した千葉県の銚子市立総合病院。来年春の暫定再開を目指すが、病院はいずこも経営が厳しい【拡大】
 病院、医院などを運営する医療法人の経営破綻が急増している。今年に入ってから9月末までの倒産件数が53件に達し、この時点で年間の過去最悪記録を突破。競争激化や診療報酬引き下げなどで経営が悪化、資金繰りが行き詰まるケースが多い。医療業界からは「小泉政権の医療制度改革が倒産急増という形で吹き出している」との批判も出ている。

 今年4月には、大手総合病院の「平野同仁会」(岡山)が民事再生法の適用を申請。負債総額は医療業界では今年最大となる59億円だった。

 5月には、診療所経営「きのだ会」(大阪、負債総額21億円)、人間ドックが中心の「社団アース」(東京、同7億円)がそれぞれ破産を申請している。

 東京商工リサーチによると、総合病院や小規模クリニック、医院などの医療法人の倒産件数は9月末現在で53件。「統計を取り始めた1989年以降で最多だった07年の年間52件をすでに超えている」(商工リサーチ)ほどの惨状だ。

 おもな原因は、一般企業の収益にあたる診療報酬急減による資金繰りの悪化だ。

 羽振りのよさでは金融業界にも劣らないといわれた医療業界。しかし、いまや「(倒産は)明日はわが身とおびえている病院は少なくない」(医療関係者)という。

 大手総合病院を経営する50代の医師が次のように明かす。

 「小泉政権が打ち出した年間2200億円の社会保障費削減が相当響いている。この削減策を受けて始まった『後期高齢者医療制度』で、75歳以上の高齢者の受診が急激に減り、さらに『療養型病床』を大幅に削減する政策がとられたことで、診療報酬の減少に拍車がかかった」

 後期高齢者医療制度は75歳以上の高齢者が全員加入する公的医療保険制度のことで、08年に創設された。制度導入以前に扶養家族となり、保険料を払う必要がなかった高齢者も新たに保険料を支払わなくてはいけなくなり、高齢者の医療負担が増加した。

 「この制度には国民の批判が集まり、自民党が8月の総選挙で惨敗する一因にもなった」(永田町筋)

 療養型病床とは高齢者を中心に慢性疾患を抱える患者を受け入れる病床を指す。先の大手総合病院経営の医師がいう。

 「このほか、小泉政権下で改正された研修医制度も大きい。大学の研修医が自由に研修先を選べるようになり、一部の人気病院に研修医が集中して、本当に医師が必要な病院や地方の病院に人手が回らなくなった。医師不足で診療体制が手薄になった大学病院のなかには、関連病院から医師を引き揚げる現象も起きている」

 大学から医師を引き揚げられた関連病院や地方の病院では、医師不足による診療サービスの低下が進んで、受診者離れが加速。病院経営を直撃しているという。

 民主党はマニフェスト(政権公約)に、後期高齢者医療制度の廃止や医療崩壊に歯止めをかけることを盛り込んでおり、「医療業界もかなり期待している」(先の医師)という。

 商工リサーチは「民主党の制度改革が実現するにしても、時間がかかればその間に倒産件数は増加する。受診者が多い大都市の病院は何とかなるが、地方の病院が置かれた立場はかなり深刻だ。医療機関は余談を許さない状況が続いている」と警戒している。

1146名無しさん:2009/10/27(火) 21:55:18
http://mainichi.jp/select/science/news/20091027ddm002010005000c.html

中医協人事:病院勤務医の優遇鮮明に 日医外し、自民との関係にくさび
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 政治>

 長妻昭厚生労働相は26日、診療報酬改定を議論する厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)のメンバーから、日本医師会(日医)の代表委員3人全員を外す人事を強行した。日医の主力構成員である開業医よりは、病院勤務医らの処遇を重視する姿勢を鮮明にしたものだ。政治色の強い人事とも受け止められるだけに、波紋を呼びそうだ。【佐藤丈一】

 「どこも大変だが、病院についてもう少し手厚い対応が必要ではないか」。同日夜、記者会見した長妻厚労相は、中医協の委員構成を変更した狙いをそう説明した。

 中医協の定員は20人。日医を含めた医師ら「診療側」7人、健保組合など「支払い側」7人の両利益代表者と、学者ら公益委員6人で構成される。今月1日に9人が改選期を迎え、日医の代表委員は3人全員が対象。結果的に3人はだれも再任されず、代わりに選ばれたのは、先の衆院選で会長が民主党支持を打ち出した茨城県医師会のほか、日医執行部と一線を画す京都府医師会、山形大学医学部の代表と、「日医外し」が明確となった。

 民主党は開業医中心の日医を「開業医の利益代表」とみなす。長年自民党に票を供給し、見返りに自民党が開業医に有利な診療報酬を実現してきたというわけだ。長妻氏の人事は、まずは日医を揺さぶり、自民党との関係にくさびを打ち込む狙いがあったとみられる。

 一方、中医協委員に選ばれた茨城県医師会は、都道府県単位の医師会で真っ先に民主党支持を表明。原中勝征会長は来年4月の日医会長選に出馬を表明しており、3選を目指す唐沢祥人現会長と対決する見通しだ。

 内憂外患の日医だが、年末に迫った診療報酬改定をにらみ、日医の政治団体、日本医師連盟は20日、自民党一党支持方針を撤回。日医連は来年夏の参院選で自民党現職の医師、西島英利氏の推薦を決定しているが、西島氏の推薦見直しや民主党とのパイプづくりを求める議論も加速しそうで、物事は民主党ペースで進んでいる。

 日医は25日に東京都内で開いた臨時代議員会で、民主党との関係を強化する方針を確認し、中医協から日医代表を排除する人事に抗議する方針も申し合わせた。しかし、長妻氏は26日、「大都市と地方など地域のバランスに配慮した」との文書を日医に送り、「日医外し」を押し切った。

1147とはずがたり:2009/10/28(水) 14:57:37
>>1143-1146
この日医外しの人事は政策的にも政局的にも非常に満足です。
開業医の利害固守から勤務医への流れは,病院危機にどの程度好影響をもたらすのか楽しみです。
この記事の県立4病院ももうちと余裕有る看護師配置出来る様になるといいんだけど。

(群馬)県立4病院看護師の退職者増加
昨年度43人、厳しい勤務も一因
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20091027-OYT8T00016.htm

 県立の4病院を退職する看護師が増えていることが26日の県議会決算特別委員会で明らかになった。2008年度に自己都合で退職したのは43人で、このうち、21〜30歳は6割超の27人に達した。県病院局総務課は「少なくない数字」との見解を示し、厳しい勤務環境も原因の一つとして、改善策を練っている。

 県立病院は、心臓血管センター(前橋市)、がんセンター(太田市)、精神医療センター(伊勢崎市)、小児医療センター(渋川市)の4施設。

 同課によると、4病院の看護師の自己都合による退職者は06年度以降、27人、32人と、年々増えている。中でも、心臓血管、小児医療の2病院の割合が高く、07年度に全体の8割、08年度に7割を占めている。

 背景について同課は「2病院は容体が急変しやすい患者を担当し、常に緊張感を強いられることもある」と指摘する。また、ほかの自治体病院が看護師1人あたりの担当患者を7人としているのに対し、心臓血管センターは10人で、負担も大きいという。

 26日の委員会で、小出省司・病院管理者は「県立4病院は専門病院の色合いが強く、希望する配置がなかなかかなわない」とし、「看護師の異動希望に早くから耳を傾ける必要がある」との対策を示した。

 同課の担当者は「退職者分は人員補充し、特に不足は生じていない。看護師を確保する努力を続けたい」としている。

□県立4病院医療事故20件増

 県病院局は26日、県立4病院(心臓血管、がん、精神医療、小児医療の各センター)で昨年度に起きた医療事故や、事故につながる恐れのあった「ヒヤリ・ハット事例」が、前年度より297件多い3853件に上ったと発表した。

 このうち、医療事故は、同20件多い764件に上り、重い処置・治療を要した事例が27件、軽微な処置や治療で済んだ事例が89件あった。軽度の後遺障害が残った例も1件あった。県病院局は事故やミスが増加した要因について、年々医療の高度化・専門化が進む中で、新しい処置・治療法など、ミスが発生しやすい場面が増えていることなどを指摘している。

 事故の中には、上腕の血管につながれていたカテーテルが外れて心臓まで達した例や、誤った薬を使って血圧低下を招いた例、入院患者が夜間に転倒して硬膜下血腫を起こした例などがあった。
(2009年10月27日 読売新聞)

1148チバQ:2009/10/28(水) 21:17:25
いっそのこと医師会の西島参議員が民主会派入りすれば良いのでは?
民主党としては過半数超えの貴重な一議席を無下にできないし。
与党に擦り寄れば少しは医師会寄りの判断してくれるかもよ

どうですか?医師会の皆様

1149とはずがたり:2009/10/28(水) 21:29:44
>>1148
そういうどんでん返しもありかw

1150とはずがたり:2009/10/30(金) 01:01:57

<知りたい!>新型インフル 「かぜ」翌日に40度、その夜死亡…「元気な幼児」急変
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20091027dde001040004000c.html
2009年10月27日(火)18:00

 幼い子どもの新型インフルエンザ感染死が増えている。一体何が起きているのか。自治体の記録などから読み取ると――。【國枝すみれ、山寺香】

 26日までに、新型インフルエンザ感染により10歳未満で死亡したのは全国で6人。そのうち5人にはぜんそくなどの基礎疾患がなかった。厚生労働省のまとめでは7月28日から10月13日までの新型インフルエンザによる入院患者は2146人。10歳未満は約6割の1234人に上る。

 死亡例が3件の東京都。男児(3)は19日に38度の熱を出し、医療機関でかぜと診断された。20日、熱が39・6度に上昇、午前9時過ぎに再受診。インフルエンザA型陽性で、昼前にタミフルを1回飲んだ。自宅ではアイスクリームを食べるなど比較的元気だったが、午後5時過ぎに嘔吐(おうと)していたのを発見された。呼びかけに反応がなく救急搬送された。異変に気づいて30分で病院に着いた時には心肺停止状態。午後6時50分に死亡した。

 男児(4)は4日夜39・9度の発熱。翌朝A型陽性が判明した。帰宅途中にけいれんし、病院でタミフルを投与。だが6日早朝、意識障害から呼吸停止に。人工呼吸器を付けたが13日に死亡した。

 男児(5)は、2日朝発熱し、診療所でかぜと診断された。3日午前中に熱は40度に。タミフルを飲んだが、夕方に嘔吐、意識がもうろうとし白目をむいた状態となり、午後4時すぎに病院に搬送された。「おなかの動きが悪い」との記載が残り、タミフルが吸収されなかった可能性もある。同日夜には多臓器不全に陥り、6日午後8時前に死亡した。

 東京都福祉保健局の大井洋参事は「3例とも重症化や死亡までの経過が早く、治療で他に何かできたという選択肢は少ないのではないか」と話す。

 兵庫県西宮市の女児(8)は11日に微熱、12日朝に38・8度に上昇した。同日午後5時には意識障害がみられ、同市の病院に運ばれたが、全身状態が悪く、薬も飲めなかった。同日午後9時40分、神戸市の医療機関に転送された時にはショック状態に。直接の死因は多臓器不全と記載されたが、脳炎を疑われるケースだった。

 横浜市の男児(5)はウイルスが肺で増殖したウイルス性の重症肺炎で15日に死亡した。12日に発熱、13日にタミフルを飲んでいた。

 東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授は「オーストラリアやニュージーランドでも、5歳未満の子どもの死亡率が最も高かった。小さい子どもは体力がない。幼いということ自体が基礎疾患を持っているのと同じくらい危険と考えるべきだ」と話す。

 また、季節性インフルエンザに罹患(りかん)した経験が少ない子どもは、大人より新型インフルエンザに感染しやすく、重症化しやすい。

 病状は(1)タミフル投与のタイミング(2)本人の体力(3)侵入したウイルス量などで変わる。

 新型インフルエンザは発症から12時間で感染が判明し、48時間以内にタミフルを投与すれば重症化を防げるとされていたが、死亡例ではタミフルを飲んだ時には手遅れのケースもあった。「小児科医の間には、新型インフルエンザが疑われたら、感染判明を待たずにタミフルを投与するという方針が広まりつつある」(浦島准教授)。日本ウイルス学会は重症化率が高い小学生へのワクチン接種時期の前倒しを検討すべきだと提言した。

 親がすぐ病院に連れて行くべき兆候は。インフルエンザ脳症と脳炎は、呼びかけても反応しないなど意識障害の症状が出たら危険。ウイルス性肺炎は、息が長く続かず会話が途切れる、子どもが「息苦しい、胸が痛い」と訴えるなどだ。

1151とはずがたり:2009/10/30(金) 01:03:30

新型インフル患者の発症から死亡、平均5.8日
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-24818.html?C=S
2009年10月19日(月)10:00

厚生労働省は10月17日、医療従事者を対象に「新型インフルエンザによる重症患者の治療に関する研修会」を開いた。この中で結核感染症課新型インフルエンザ対策推進室の高山義浩室長補佐が、流行の現状について説明。10月8日までの死亡22例について取りまとめた結果、発症から死亡までの平均が5.8日、入院からでは4.5日だったことを明らかにした。高山室長補佐は「非常に早い経過で亡くなっている」と述べた。

高山室長補佐はまず、10月5-11日のインフルエンザ定点医療機関当たりの報告数が「12.92」だったことについて、「一般的に10を超えるとかなり拡大していると考えられるが、その状況に既に入った。こうしたタイミングで先生方にお集まり頂けたのは、ぎりぎりだったと思っているところだ」との認識を示した。

高山室長補佐によると、10月8日までの死亡22例の発症から死亡までの平均は5.8日、入院から死亡までは4.5日だった。高山室長補佐は「非常に早い経過で亡くなっている。お亡くなりになった方を支えていただく期間は非常に短い。非常にラッシュで進むという印象だ」と述べた。

■簡易検査陽性1.5日、抗ウイルス薬1.8日
また、発症から簡易検査で陽性と判明するまでの平均は1.5日だった。高山室長補佐は「初日に陽性となっている例が多く、非常に早い段階で陽性と判明している。補助診断ではあるが、適切に使いこなせば(迅速診断キットは)十分に役に立つアイテムだ」との見解を示した。これに対しては、参加者から「偽陰性がかなりあると聞いていたのだが、死亡例に関してはかなり陽性が多い。重症例であれば陽性に出るという傾向があるのだろうか」との質問があり、高山室長補佐は「おそらくそうした傾向はあり得る。また咽頭ではなく気管内吸引痰から取るなど、検体を少し幅広く取っているというのもあると思う」と答えた。

一方、抗インフルエンザウイルス薬の投与までの平均は1.8日だった。高山室長補佐は「通常、オセルタミビル(タミフル)であれば48時間以内の投与が有効だと言われているが、48時間以内の投与はされている。それでも亡くなっているのが実態だ」と指摘した。なお、これは投与されなかった例を含まない平均値で、投与されなかった例について主治医らに聞き取り調査を行った範囲では、チューブを入れると出血してしまったり、チューブを入れても逆流してしまったりしたため、投与できなかった例が大半という。高山室長補佐は「抗インフルエンザウイルス薬は有熱期間を短縮するのが効果。(早い経過で死亡する)新型インフルエンザについては、(死亡を減らすために)どれくらい役に立つかについては、厳しいものがある。抗インフルエンザウイルス薬以外のアプローチが一つのキーになるのではないか」との認識を示した。

1152とはずがたり:2009/10/30(金) 01:04:45
マスク所か腕時計や指輪なんかも鬱陶しくて嫌いでしない俺ですが,流石に最近は人混みにはマスクして出かけてます。。

1153チバQ:2009/10/31(土) 01:19:57
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091030ddm002010048000c.html
日本が変わる:業界と団体/6 「時代遅れ」の日本医師会
 ◇いらだちと、接近と
 政権交代で医療界にも変化の荒波が押し寄せる。日本医師会(日医)は「大きく変わらなければならない」(唐沢祥人会長)と生き残り策を探る。一方で「医療崩壊」に悩む現場の医師らは「疲弊する現場を救う好機」と自ら動き始めた。

 「露骨な日医外しで、明らかに報復人事だ。日医は政権に屈服することはない。正義は我が方にある」。25日、東京・本駒込の日医会館で開かれた日医の臨時代議員会。政策担当の中川俊男常任理事は、出席した代議員の前で民主党政権を激しく非難した。

 2年に1度、診療報酬改定を議論する厚生労働相の諮問機関・中央社会保険医療協議会(中医協)の委員から日医枠(3人)がなくなるとの情報をつかんでの発言だった。

 日医の政治団体「日本医師連盟」は20日、それまでの自民党一党支持の撤回を決め、与野党中立に軸足を移したばかり。そうした時期の「日医外し」に、中川氏は28日、会見で「中医協の審議にもかなり支障が出るだろう」と語気を強めた。

 焦りの色を深める執行部に対し、先の衆院選で民主党支援を鮮明にした原中勝征・茨城県医師会長が19日、来春の日医会長選に立候補を表明した。原中氏は、10月に入って5日、22日と小沢一郎幹事長と面会を重ねる。「鳩山由紀夫首相とも携帯電話で話せる間柄」と同党との深いつながりを周辺に語る。日医の内部で民主党政権への「いらだち」と「接近」が同時に進行する。

 「日医は悪あがきしている。本来なら(執行部の)総辞職が必要。民主に乗り換えるだけでは国民の信頼を失う」。医師の労働環境改善などに現場から取り組もうと08年6月に発足した医師たちの新組織「全国医師連盟」(825人)の黒川衛代表は指摘する。日医の会員(16万5360人)は勤務医と開業医がほぼ半々だが、代議員会に出席する354人中、勤務医はわずか34人。「代議員会でものごとを決める日医の手法は時代遅れだ」

   ◇  ◇

 「皆さん、本当に政治と社会が変わった感じがしますね」。22日、東京・日比谷公園で開かれた日本医労連など医療関係の10団体・組合の集会。来賓の小池晃・共産党政策委員長の呼びかけに、参加者約5000人が盛大な拍手で応えた。

 集会には、今までも出席していた共産、民主、社民各党の国会議員に加え、自民党に近い日本看護協会の幹部が出席した。日本歯科医師会も初めて連帯のメッセージを寄せた。

 参加した長野県佐久市の臨床検査技師、市川博章さん(40)は「新政権の誕生が、現状の打開につながればいい」と期待を込める。

 近年の地域医療の崩壊、医師不足を受け今年5月、医師による初めての労働組合「全国医師ユニオン」が結成された。9月には勤務医の現状を探ろうと「勤務医110番」を実施した。植山直人代表は「我々の力の結集が必要だ」と語る。巨大組織「日医」の混迷を尻目に、現場の医師たちは新たな時代に向けて動き始めている。【中澤雄大】=つづく

1154チバQ:2009/10/31(土) 12:11:32
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009102300120
エイズワクチン実現に前進=臨床試験で感染者3割減少−タイ米国チーム
 タイで約1万6400人が参加して行われたエイズウイルス(HIV)1型ワクチンの臨床試験の詳細な結果が明らかになった。感染者が3割減る予防効果が実証され、ワクチン実現へ大きく前進した。しかし、効果は1年で弱まり、感染後は血液中のHIVが減らなかった。今後、より有効なワクチンを開発する基礎になるという。
 タイ保健省や米陸軍HIV研究プログラムなどの研究チームが23日までに、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン電子版に論文を発表した。
 このワクチンは2種類を「プライム・ブースト法」で組み合わせたもの。仏サノフィパスツール社が開発した「アルバックHIV」を主体とし、米バックスジェン社が開発した「エイズバックスB/E」を追加で使う。アルバックは、改変した3種類のHIV遺伝子を不活化したカナリアポックスウイルスに入れたもので、エイズバックスは、HIVの表面にあるたんぱく質を改変した。
 臨床試験は2003〜05年に行われ、18〜30歳の健康な男女ボランティア計1万6395人が参加。性別や年齢、結婚・未婚、性行動などのバランスが取れるよう半々に分けた上で、一方には半年間で主ワクチンを4回、追加ワクチンを2回の計6回投与し、他方には偽薬を投与した。その後の感染者は、偽薬組からは74人出たが、ワクチン組は51人にとどまり、感染率が31.2%低かった。(2009/10/23-08:59)

1155とはずがたり:2009/11/01(日) 12:28:29
新型インフル、休日診療に殺到…8時間待ちも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091101-00000116-yom-soci
11月1日3時13分配信 読売新聞
拡大写真
新型インフルの診察待ち患者が歩道まで並んだ札幌の医療機関

 新型インフルエンザの流行拡大で、休日診療を担う各地の医療機関が悲鳴を上げている。

 平日と異なり、地域の病院や診療所の多くが休診となるため、患者が集中し、長蛇の列ができることも。各自治体は医師をやりくりして休日当番の医療機関を増強するなど対応に追われている。

 9月下旬から新型患者が急増した東京・江戸川区では原則、日曜と祝日に同区中央の区医師会館に「休日急病診療」を開設し、当番の内科や小児科の医師2人が診療にあたる。10月18日からは小児科医を1人増やして3人態勢にした。体育の日の12日に前年の約5倍の268人が受診し、その多くが小中学生や幼児だったからだ。

 18日は区医師会の玉城繁副会長ら3医師が185人を診察したが、待合室は患者でいっぱいになり、車の中で待つ人も。昼食を5分で済ませて診察を続けたという玉城副会長は「終わった時は疲労で放心状態になった。今後も患者が増え続ければ、対応しきれるかどうか……」と不安を募らせる。

 世田谷区は小児科の休日診療所を3か所設置。9月20〜23日の連休は1日平均約300人と昨年の倍近い患者が受診した。あまりの混雑ぶりに、待合室で感染が広がる懸念もあるとして、近所の人は受け付け後に一度帰宅してもらい、診療前に電話で呼び出す対応をとった。

 流行が本格化している北海道。札幌市は10月4日から、小児科の休日当番を2か所増やして5か所にしたが、11、12日の連休は「現場がパンクした」(市の担当者)。特に、計約1500人が詰めかけた11日は、待合室に入れない患者が歩道に並び、午前に受け付けた患者が診察まで「8時間待ち」という所もあった。

 同市は医師会に依頼し、18日の日曜は休日当番を8か所にし、あふれた患者を診る「後方支援病院」も3か所設けた。これで1か所あたりの患者数は緩和されたが、今度は医師が悲鳴を上げた。

 市小児科医会の山中樹会長は「平日でさえ100人以上の患者を診察し、医師の疲れはピークに達している。この態勢を維持するのは困難」と懸念する。

 すでに8月に流行期を迎えた沖縄県。ピーク時の休日には、救急窓口のある中核病院に新型患者が殺到し、他の患者の診療に支障が出かねない状態になった。

 県は今後の第2波に備え、協力してくれる診療所の小児科医らを中核病院の救急窓口に集中配置するほか、患者の電話相談に応じる臨時職員の採用も検討している。


最終更新:11月1日3時13分

1156とはずがたり:2009/11/01(日) 17:36:35
榛原総合病院:常勤医9人退職へ 民営化に反発、一部休診も /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2009/10/31/20091031ddlk22040291000c.html

 榛原総合病院の管理者である西原茂樹・牧之原市長は30日の定例会見で、同病院の常勤医9人が来年1月までに順次退職すると明らかにした。病院民営化方針への反発が背景にあり、常勤医は23人(現行32人)に減ることになった。また看護師152人のうち15人も今月末、退職する。こうした事態を踏まえ、同病院は11月以降、外来診療や新規入院の中止などの措置を講じざるを得なくなった。

 退職予定の常勤医は、▽整形外科4人▽呼吸器科2人▽皮膚科1人▽麻酔科1人▽眼科1人。

 外来診療は、麻酔科は11月1日から中止▽皮膚科は11月1日から週2回(現行週5回)に診察日を削減▽呼吸器科は11月21日から中止▽整形外科は12月19日から中止▽眼科は12月21日から予約患者に限定−−としている。

 一方、西原市長に辞表を提出した茂庭将彦院長(55)は同日、記者団に辞意撤回を表明した。茂庭院長は「患者を考えると今は辞められない」と語った。【浜中慎哉】

毎日新聞 2009年10月31日 地方版

1157とはずがたり:2009/11/01(日) 19:12:22
【群馬】
『地域診療の崩壊危惧』 県、医療圏10から5に 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091031/CK2009103102000119.html
2009年10月31日

 県は、医師不足などを背景に「二次保健医療圏」(医療圏)で一部の一般的な医療を提供できないケースが出始めていることから、医療圏を広域化して県内十圏域を五圏域に再編する方向で調整している。しかし、館林市と邑楽郡の六市町長らが三十日、県庁を訪れ「医療圏の再編が地域医療崩壊を招くことを危惧(きぐ)している」として再考を求める要望書を県に提出した。

 県が医療圏の広域化を目指すのは、小児・産科医の不足や医療の高度化で、現在の医療圏を維持したままでは医療圏の機能を果たせない分野が出てくると判断したため。二〇一〇年度から五年間の県の医療政策の基本となる「第六次保健医療計画」を策定する作業の一環という。

 再編案は、現在ある「前橋」「伊勢崎」の二医療圏、「高崎・安中」「藤岡」「富岡」の三医療圏、「桐生」「太田・館林」の二医療圏、「渋川」「吾妻」の二医療圏を、それぞれ一医療圏に統合。「沼田」はそのまま残す。再編案は県医師会や自治体関係者らでつくる県保健医療対策協議会が了承。来年二月ごろに保健医療計画案を策定し、県医療審議会の了承を得た上で正式決定する方針。

 こうした再編の再考を求める要望書を提出した六市町は、館林厚生病院を運営する事務組合を構成する自治体。稲山博司副知事に要望書を手渡した館林市の安楽岡一雄市長は「館林厚生病院が抱える問題に積極的に取り組んでもらえないなら、十医療圏を五医療圏にする計画は容認できない」と述べた。

 これに対し、稲山副知事は「限られた医療資源をいかすには、広域化は避けられない」と理解を求めた。その一方で「館林地域の切実な状況は理解している」と述べ、同地域の医療体制の整備に協力する考えを示した。 (加藤益丈)

1158とはずがたり:2009/11/01(日) 19:15:02
>除菌は薬剤で行う。胃酸の分泌を抑える薬と二種の抗生物質の計三種を一日二回、一週間連続で服用する。十二週間後に呼気検査をして、除菌できたか確認し終了する。

>治療薬剤への耐性菌が出現し、治療効果が下がっていることも課題だ。

>一方、耐性菌対策の研究も行われている。LG21という乳酸菌を併用すると除菌成功率が10ポイント高くなった、との研究結果を六月、東海大医学部の高木敦司教授(消化器内科)が発表して注目されている。

>除菌治療の主な副作用は、下痢、味覚異常、口内炎などで、まれに出血性大腸炎が起こる。ペニシリンアレルギーのある人は治療を受けられない。除菌すると食欲が増し、食べ過ぎて一過性の逆流性食道炎になることもある。

【健康】
胃がん予防 ピロリ菌外来広まる 除菌で発症を抑制
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2009101602000057.html
2009年10月16日

 胃潰瘍(かいよう)などの原因の一つ、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌治療が、胃がん予防策としても注目されている。日本ヘリコバクター学会が今年、感染者すべてに除菌を進めるよう指針を定め、専門外来を開設する医療機関も増えてきた。課題は耐性菌対策だ。 (鈴木久美子)

 「五十代から六十代を中心に、中には三十、四十代にも胃がん予防で除菌を希望して来られる方がいる」

 慶応義塾大病院消化器内科・ピロリ菌外来を担当する鈴木秀和医師は話す。同病院は二〇〇〇年に全国初の専門外来を開設した。

 除菌治療は、事前の検査から除菌後の判定まで約三カ月半。まず内視鏡で胃の状態を確認し、胃粘膜を採取して検査する。便や血液、呼気で調べる簡便な方法もある。

 除菌は薬剤で行う。胃酸の分泌を抑える薬と二種の抗生物質の計三種を一日二回、一週間連続で服用する。十二週間後に呼気検査をして、除菌できたか確認し終了する。

 日本ヘリコバクター学会も今年一月、「ピロリ菌に感染している人は、除菌治療することが望ましい」との指針をまとめた。きっかけは昨年、北海道大が中心となって行った研究で明らかになった胃がん予防効果だ。

 研究は、早期胃がんの内視鏡手術を受けた患者約五百四十人のその後の三年間、除菌治療を行ったグループと行わなかったグループを比較調査した。新たな胃がんの発症が、除菌したグループはそうでないグループの約三分の一に抑えられた。従来、胃がん発症や進行への関与が指摘されていたピロリ菌の除菌について、具体的な臨床研究で予防効果が裏付けられた。

 除菌治療は、消化器内科などで実施されているが、研究成果を受けて、最近は全国に専門外来の開設が進んでおり、現在二十カ所を超えた。

 除菌治療には約五万円かかり、患者が全額負担しなければならない。胃潰瘍と十二指腸潰瘍の治療として行われる場合は、二〇〇〇年から健康保険が適用されているが、それ以外の胃がん予防などは適用外のためだ。

     ◇

 治療薬剤への耐性菌が出現し、治療効果が下がっていることも課題だ。除菌治療の取り組みが始まった同年ごろに約90%あった除菌成功率が、現在は約70%。薬剤を変えて行う二次治療も、当初の成功率より下がって約75%ほど。有効な三次治療法の薬剤の組み合わせが現在模索されている。

 一方、耐性菌対策の研究も行われている。LG21という乳酸菌を併用すると除菌成功率が10ポイント高くなった、との研究結果を六月、東海大医学部の高木敦司教授(消化器内科)が発表して注目されている。

 除菌治療の主な副作用は、下痢、味覚異常、口内炎などで、まれに出血性大腸炎が起こる。ペニシリンアレルギーのある人は治療を受けられない。除菌すると食欲が増し、食べ過ぎて一過性の逆流性食道炎になることもある。こうした副作用や耐性菌の問題から、除菌にこだわらなくてもいいとの考え方もある。

 胃がんを経験していない人が予防に除菌をしたからといってがんにならないとは限らない。既にがんができていたり、ほかの原因がある場合もあるからだ。

 「胃がん対策には除菌治療後も、定期検査を受けてチェックすることが大切だ」と鈴木医師は話す。

<ピロリ菌> 胃の粘膜を傷つけて炎症を起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮(いしゅく)性胃炎、胃がんなどの原因になる。感染者は全国で約6000万人。経口感染で5歳までに感染するとされ、感染者は現在、40代以下では50%未満だが、50歳以上は70%以上が感染している。

1159とはずがたり:2009/11/02(月) 05:26:46

新型インフル死亡、国内最年少の2歳女児 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_super_influenza2__20091101_20/story/20091101_yol_oyt1t00725/

 厚生労働省などは1日、岩手、京都、兵庫の3府県で新型インフルエンザに感染した計3人が死亡したと発表した。

 うち盛岡市内の女児(2)は国内最年少で、死者は疑い例を含めて計43人となった。

 盛岡市によると、女児は10月29日午後8時頃に高い熱が出るなど症状が悪化。約1時間半後に呼吸ができなくなり、病院の集中治療室に運ばれたが、11月1日午前6時過ぎ、多臓器不全で死亡した。女児に持病はなかった。

 また、兵庫県伊丹市の小学2年の女児(8)は、10月31日朝に発熱し、同日午後にけいれんを起こして心肺停止状態となり、心不全で死亡。京都市内の会社員女性(30)は30日に発熱し、呼吸不全に陥って1日朝、死亡が確認された。

[ 2009年11月1日21時28分 ]

1160荷主研究者:2009/11/03(火) 02:46:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091031t15028.htm
2009年10月31日土曜日 河北新報
腎臓病、スタチンが改善 尿毒症物質の蓄積抑制

 東北大大学院医工学研究科の阿部高明教授(腎臓病学)らの研究グループは、高脂血症の治療薬スタチンに、慢性腎臓病を悪化させる尿毒症物質の蓄積を食い止める効果があることを発見した。ラットを用いた実験で、スタチンによって尿毒症物質を排出させる遺伝子が増えることを解明。腎臓疾患の進行を抑える根本的な治療法の開発につながる可能性が高いという。

 阿部教授らは腎不全を起こしたラットによる実験で、尿毒症物質の排せつを担う輸送タンパク質遺伝子「OATP―R」を多くすれば、腎機能が改善して生存率が向上することを確認。OATP―Rを増強させる薬剤を探索した結果、高脂血症薬のスタチンに効果があることを突き止めた。

 スタチンは、米国の医学賞ラスカー賞を昨年受賞した応用微生物学者の遠藤章氏(由利本荘市出身)が1973年に発見。コレステロール低下剤として世界的に使用されている。腎臓の物質排出機能を高める効果もあることが、今回初めて確認された。

 慢性腎臓病は、進行するほど尿毒症物質が血中に蓄積、さらに腎機能が低下するという悪循環が生じる疾患。これまで、根本的な治療方法は確立されていない。

 国内では毎年、3万人近い患者が症状の進行に伴い、新たに人工透析治療を導入している。排せつの機能を改善することで、病気の進行を抑える治療法の開発は長年の課題だった。

 阿部教授は「今後、応用に向けた研究を進め、少しでも透析の導入を遅らせる新たな治療法を確立したい」と話している。

 研究は慶応大先端生命科学研究所(鶴岡市)と共同で実施。研究成果はこのほど、米腎臓学会誌に掲載された。

<新しい組み合わせ/柏木厚典滋賀医大病院長(日本動脈硬化学会理事)の話>
 毒性物質を排出する輸送体が数々ある中で、タンパク遺伝子OATP−Rとスタチンの組み合わせは新しい視点だ。スタチンは副作用が少ない上、一般的な薬のクレメジンより排出機能が高いことが明らかにされた。臨床応用が進めば腎不全治療の光明となるだろう。

1161チバQ:2009/11/03(火) 02:46:58
http://www.asahi.com/international/update/1102/TKY200911020167.html
新型インフル、メッカで拡大の恐れ? 月末に大巡礼2009年11月2日17時49分


 【ワシントン=勝田敏彦】11月下旬にイスラム教の聖地メッカである大巡礼(ハッジ)で、新型の豚インフルエンザの感染が広がる可能性について、米科学誌サイエンス(電子版)最新号は「巡礼者が母国などにウイルスを持ち帰り、大流行を引き起こす恐れがある」などとする米疾病対策センター(CDC)の担当官らの論文を掲載した。

 ハッジの時期、サウジアラビアのメッカには、世界160カ国以上から約250万人が集まり、神殿で祈りをささげる。

 論文によると、北米から1万5千人以上、欧州から4万5千人以上の巡礼者が、メッカと地元を往復して各地の主要空港を通過。宗教上の理由からマスクの着用や消毒薬の使用を拒む巡礼者もいるとみられている。メッカでは祈りなどの際に他人と密に接触するため感染が広がりやすく、「ウイルスの世界的拡大の危険性が増す」としている。

 サウジアラビア保健省は「65歳以上または12歳未満の人、病弱な人、妊娠中の人は、今年のハッジ参加は勧められない」としている。

 ただ、200万人近くが集まった8月の小巡礼(ウムラ)での新型インフルの確定診断例は26例にとどまっており、ハッジで大流行が起きない可能性もある。

 10月30日付米紙ニューヨーク・タイムズによると、これまでハッジで髄膜炎の流行が何回か起き、巡礼者が地元に戻ってポリオの感染を広げたことも知られているという。

1162名無しさん:2009/11/05(木) 07:25:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091105-OYT8T00222.htm
ホーム>地域>石川
県医師連盟 自民支持見直し
政策実現求め 政権交代機に
 自民党の有力支持団体として長らく活動してきた、県医師会の政治団体「県医師連盟」(小森貴委員長)が、自民党支持の活動方針を見直す方針を固めた。12日の常任執行委員会で方針を確認し、年内にも正式決定する見込みだ。ただ、これまでの自民党国会議員との関係や、自民党が県議会の過半数を占めている現状もあり、来夏の参院選に向けては、政党ではなく個別の候補者を支持していくことになりそうだ。

 「政策実現性のある政権与党」というのが、医師連盟が自民党を支持し、交渉してきた理由だった。

 ところが、8月の衆院選では政権交代が現実味を帯びてきたこともあり、医師連盟として初めて、小選挙区から出馬する自民、民主両党の候補に対し、事前に公開質問状を送付。その上で、医療福祉に理解があり、医師連盟と信頼関係があるとして、自民党の3候補の推薦を決めたものの、政党としての自民党に対しては距離を置き始めていた。

 民主党に政権が代わり、9月24日の常任執行委員会では、多くの委員から、自民党支持の連盟運営を白紙に戻すべきだという意見が出された。

 一方で、政権の座に就いた民主党には歩み寄りを見せている。今月1日に開かれた同党の政治資金パーティーには、県医師会長を兼ねる小森委員長が出席し、乾杯の場面では、県内首長や他の業界団体の代表者らとともに登壇した。小森委員長が民主党のパーティーに出席するのは初めてだったという。

 今月中に予定されている県医師会と県内九つの郡市医師会との個別の会合でも、方針転換について話し合われることになりそうだ。小森委員長は「患者の立場にたって、あるべき医療の姿を主張していきたい」と話している。

 医師団体の政治活動を巡っては、すでに日本医師会の政治団体「日本医師連盟」が10月下旬、自民党支持の活動方針を撤回している。

(2009年11月5日 読売新聞)

1163とはずがたり:2009/11/06(金) 12:03:21
認知症対策「熊本モデル」、厚労省が全国展開へ
2009年11月06日
http://kumanichi.com/news/local/main/20091106002.shtml

 厚生労働省は5日までに、県が同省に“逆提案”した「熊本モデル」と呼ばれる認知症の早期診断・治療体制を2010年度から全都道府県・政令市で展開する方針を決め、来年度の政府予算に関連経費を概算要求した。

 熊本モデルは、総合病院1カ所(熊本大付属病院)を認知症対策の基幹センター、専門医のいる7カ所の精神科病院を地域センター(くまもと青明病院、くまもと心療病院など)に指定。県全域を細かくカバーし、地域のかかりつけ医との連携を密にすることなどで早期診断・治療につなげる。

 厚労省は08年度から、全国の精神科を持つ総合病院150カ所程度(都道府県・政令市各2〜3カ所)を認知症疾患医療センターに指定し、中核機能を担わせる計画を進めていたが、熊本県の提案を受けて補助要綱を改定。

 10年度からは、各都道府県・政令市に基幹センターを1カ所、地域センターを1〜数カ所指定する計画。さらに地域センターで対応が難しい重篤患者などを受け入れるため基幹センターの機能を強化することにしており、センター運営費の半額を補助する予算9億3千万円を計上した。
(亀井宏二)

1164とはずがたり:2009/11/06(金) 17:13:51

秋田市の感染拡大突出、新型インフル 県平均、全国2番目
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091106a

 県健康推進課が5日まとめた県感染症週報(10月26日?今月1日)によると、県内のインフルエンザ報告者数は、秋田市保健所管内が1医療機関当たり112・36人に達し、前週(79・36人)から、さらに増加した。

 他保健所管内も軒並み増加、全県平均は53・55人に上り、全国でも愛知県の54・44人に次いで2番目に多い報告数となった。

 週報は県内55の定点医療機関が対象。同課によると、同市では、54・82人を数え初めて警報基準(30人)を超えた10月12?18日の週以降、感染拡大の勢いが突出している。
(2009/11/06 08:36 更新)

1165とはずがたり:2009/11/07(土) 07:13:11

2009年11月05日(木)
新型インフル 医療機関は“パニック状態”
警報発令の郡内、子どもの受診続々
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/11/05/7.html

 新型インフルエンザの感染拡大で警報が発令された郡内地域では、医療機関の子どもの受診件数が急増していて、富士吉田市の富士・東部小児初期救急医療センターでは、1〜3日の3日間に430人余りが受診、10月1カ月間の4割に上った。学校や各家庭は子どものうがいや手洗いの徹底など感染拡大防止に躍起となっているが、保護者からは「これだけ猛威を振るっていると、介助者側が感染してしまう」という不安な声も聞こえてくる。
 「待合室に患者さんがあふれ、まさにパニック状態です」。同センターの事務担当者は、現在の受診状況をこう説明する。1日の受診者は238人で休日一日の受診者としては過去最多を記録。2日は20人、3日は180人で、インフルエンザの症状が大半を占めている。
 同センターの診察時間は、平日が午後8時から翌日午前0時までで、休日は午前9時から翌日午前0時まで。休日は通常1人の医師で対応しているが、3日は2人体制で措置したという。
 富士吉田市内の小中学校は先月から学年閉鎖、学級閉鎖が相次ぎ、先月28日には予定していた市内小中学校親善音楽会を延期した。市教委は各校に手洗いやうがいの徹底、できるだけ人込みの中に出掛けないように呼び掛けている。
 市内の小学校長は「徐々に感染が広がる季節性のインフルエンザと異なり、一日で感染者が爆発的に増えた。基本的な予防策を徹底する以外にすべはない」と打ち明ける。
 小学1年の息子がいる市内の女性(34)は感染予防のため、先月から休日の外出を控えている。仕事をしているので実家に子どもを預けることもあるといい、「感染力が強いため、子どもが感染した場合、実家に面倒をみてもらうのは、ちょっと気が引ける」と話している。

1166とはずがたり:2009/11/08(日) 22:17:13

9病院が単年度赤字 08年度市町村公営企業決算
http://www.minyu-net.com/news/news/1107/news4.html

 県は6日、2008(平成20)年度の市町村公営企業決算を発表した。公立病院は、公設民営方式の町立三春と町立猪苗代を除く10病院のうち、公立小野町地方綜合以外の9病院が単年度赤字を計上した。各病院とも経費削減など経営改善に取り組んでいるが、慢性的な医師不足による患者数の減少は深刻で、厳しい経営状況があらためて浮き彫りになった。
(2009年11月7日 福島民友ニュース)

1167荷主研究者:2009/11/11(水) 22:56:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091104t13024.htm
2009年11月04日水曜日 河北新報
東北大、ALS治療法開発へ 神経増やす物質活用

 東北大大学院医学系研究科の青木正志講師(神経内科)らの研究グループは本年度、運動神経が侵され全身の筋肉が動かなくなる難病、筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の治療として、神経細胞を増やす働きのある物質を活用した新治療法開発に着手した。既にラットへの実験で効果が認められており、安全性が確認されれば数年以内に患者への臨床試験を実施する方向だ。

 青木講師らは、神経を含む多様な細胞を増やす働きのある肝細胞増殖因子(HGF)に着目し、ALSを発症するよう遺伝子操作したラットにHGFを投与。治療効果を検証した結果、HGFを投与したラットは、投与していないラットよりも、発症から死亡するまでの日数が1.67倍延長されることを確認した。ヒトでは2年相当延長されることになる。

 今後、サルを用いた実験で安全性の検証を進め、2010年度内に厚生労働省に治験申請することを目指している。

 治療法開発は11月、厚労省の「先端医療開発特区(スーパー特区)加速事業」に採択され、11年度までの3カ年事業となる。本年度は年間6億5000万円の補助を受ける見通し。

 ALSは感覚や知能ははっきりしたまま、全身の筋肉が徐々に動かなくなる過酷な疾患で、進行すれば呼吸もできなくなる。患者は現在、全国で約8000人。治療薬の開発には膨大な予算を必要とすることなどから、基礎研究の成果の実用化が進まず、有効な治療法もほとんど見つかっていなかった。

 青木講師は「ALS患者は増加傾向にある。世界初の治療法開発に向け、着実に成果を出していきたい」と話している。

1168荷主研究者:2009/11/11(水) 23:02:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091106t13031.htm
2009年11月06日金曜日 河北新報
東北大グループ、緑藻遺伝子で視力再生 ラットで成功

 クラミドモナスという光を感知できる緑藻の遺伝子を目に注入することにより、特定の疾病で失明した場合は正常時とほぼ同じ視力を回復することが東北大国際高等融合領域研究所の富田浩史准教授(分子生物学)と菅野江里子助教(細胞工学)らの研究で分かった。ラットを使った実験での効果だが、この遺伝子治療を人間に応用して実用化できれば失明の治療につながると期待される。

 中途失明者のうち遺伝性の網膜色素変性症や、近年高齢者に増加している加齢黄斑変性症が失明原因の上位を占める。必ず失明に至るとは限らないが、有効な治療法はないという。

 これらの疾病で失明した場合、網膜にある光を受け取る視細胞は機能しなくなる。ただ脳に情報を伝える役割を担う網膜の神経節細胞は、正常な状態で残っていることが分かっている。

 研究グループはこの点に着目。失明させたラットの実験で、神経節細胞に緑藻の遺伝子を注入して視細胞の機能を新たに与えることに成功した。

 さらに視覚の回復程度も検証。緑藻の遺伝子を持つラットの場合、視細胞を壊しても神経節細胞がその機能を代替し、正常な状態と同程度の視力を持つことを証明した。また明暗の差を見分ける能力は正常時よりも高くなった。

 ただ緑藻の遺伝子は青色しか感知できないなどの課題もある。今後、サルなどでも検証を重ねた上で臨床試験実施を目指す。

 厚生労働省などによると、網膜色素変性症の患者は国内で約2万5000人、加齢黄斑変性症は50歳以上の約0.9%に上る。緑藻の遺伝子はこの二つの疾病に起因する失明には有効だが、糖尿病や緑内障による失明には効果がないという。

 富田准教授は「現在は人工網膜を使う治療法があるが、解像度が低いという問題がある。遺伝子治療が実現すれば、より簡単に解像度の高い視覚を回復できる可能性が高い」と話している。

 研究成果は4日(日本時間5日)、米オンライン学術誌に掲載された。

1169チバQ:2009/11/13(金) 22:17:40
http://www.asahi.com/international/shien/TKY200911120268.html
HIV/エイズ対策を後退させてはならない2009年11月13日

 かつて「死の病」とされたHIV/エイズは、抗レトロウイルス薬(ARV:anti―retroviral)の導入によって、感染しても適切な治療を受ければ共に生きられる病気になった。しかし、途上国では経済格差のために多くの患者が、必要なARV治療を受けることができない。さらに、「すべての患者にARV治療を」という国際合意の下に進められてきた取り組みと資金援助が、世界的な不況のなか、後退を始めている。12月1日の「世界エイズデー」を前に、国境なき医師団(MSF)は、途上国の多くの患者を死のふちに置き去りにしようとするこの動きに警鐘を鳴らし、支援の継続を訴える。

【1】国際支援の後退 

 「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(以下、「世界基金」)は、2000年のG8九州・沖縄サミットを契機に翌年設立され、これまで各国の感染症対策に150億ドルを提供、350万人の命を救った、と推計されている。HIV/エイズに関しては政府間援助の4分の1近くを担う最大の援助機関である。その「生みの親」を自認する日本政府も、理事国として積極的に「世界基金」を支援し、計10億ドル以上を拠出してきた。しかし、今年3月に「世界基金」は、2010年までの途上国政府の援助ニーズに対し、拠出金に40億ドル以上の不足が見込まれると報告。現在、援助の規模を急激に縮小している。積極的に拡大してきた援助予算に対し、拠出国からの資金が不足しはじめたためである。米国などの援助国政府も、援助規模の縮小や足踏みの傾向にある。

【2】「マラウイの成功」に差す影

 アフリカ東部の国、マラウイは、「世界基金」などの国際支援を得てARV治療の拡大に国を挙げて取り組み、ここ数年でHIV/エイズによる死者数の削減に成功している。現地で長年MSFの活動に携わるスタッフの一人はいう。「2003年のARV治療導入前は、HIV検査を進んで受ける人は、ほぼ皆無でした。HIV陽性という結果は死刑宣告を受けるに等しかった。いまは地域にARV治療が行きわたり、患者たちは勇気を持って生きられるようになりました」

 しかし、国際援助の後退によって、マラウイの挑戦の行方には赤信号がともる。2013年までのHIV/エイズ対策国家計画を立てたが資金援助は集まらず、予算の半分程度の額しか確保できていない。

【3】負の連鎖が子どもたちの命を奪う

 世界にはHIVに感染している15歳未満の子どもが約210万人いると見られ、その90%がアフリカに集中している。これは、先進国では浸透しているARVによる母子感染予防策を、途上国の妊産婦は受けられないためである。さらに、先進国で子どもの感染がまれになったことで、小児用の治療法の研究開発は成人以上に進まず、途上国では子どもの感染の検査も、薬の入手も難しい。生まれながらにHIVに感染した子どもたちには、治療を受けなければ2歳になる前に半数が死亡する、という現実が待ち受ける。

1170チバQ:2009/11/13(金) 22:18:07
【4】医療の格差が、親子に背負わせたもの

 ケニアでMSFのエイズ治療プログラムにたずさわった看護師の狩森由美子は、ある若い母親の姿が忘れられない。生後1カ月の赤ん坊を背負って2時間歩いて診療所に来た母親は、やせ細っていた。妊娠中にHIV感染がわかると夫が姿を消し、困窮生活を送る彼女は、数日前から何も食べておらず母乳が出ないので、栄養治療を受けて我が子に乳を飲ませたい、という。ARVで母子感染が予防できることを、感染予防のために授乳してはいけないことを、母親は知らなかった。子どもがHIVに感染してしまった可能性は高い。「もし彼女が、母子感染予防の適切なケアを受けていたら、赤ちゃんの感染の可能性は下げられたはずです。先進国の医療との格差に心が痛みます」

【5】援助国の国際公約に左右される命

 2005年のG8サミットで首脳たちは、2010年までにエイズ治療をすべての人に提供するため支援を行うことを公約した。この国際合意が多くのアフリカの政府を勇気づけ、積極的な挑戦を促してきた。

現時点での資金拠出の削減は、治療を期待する患者や、ARVで命をつなぐ患者の命を危険にさらす。すでに予算削減が始まったウガンダでは、一部の病院で新規患者の受け入れを停止している。南アフリカ共和国のフリーステート州では、昨年11月からARVが不足し、治療の中止や新規受け入れの延期が数カ月間続いた結果、3000人の死につながったと見られている。

【6】資金難を克服し、すべての人にARV治療を

 エイズ対策の資金不足を乗り越えるための解決策の一つとして、ARVの価格を引き下げるため、MSFはジェネリック薬の活用や、薬の開発を促進することのできる「特許プール」(※下記「インフォメーション欄」参照)の設立を支持し、後押ししている。

 世界にはいま、ARVで命をつなぐ患者が400万人以上。一方、ARV治療が必要なのに受けられず、数年のうちに命を落とす危機にある人が600万人以上いる。ARVの普及は地球規模の課題であると合意した資金拠出国と、対策を進める途上国政府の責任は、どちらも重い。

1171とはずがたり:2009/11/16(月) 17:03:32

新型インフルエンザ:発病者減「1回」が効果 ワクチン接種の総数増で
http://mainichi.jp/select/science/swineinfluenza/news/20091114dde041040006000c.html?inb=yt

 新型インフルエンザの発病者を全体として減らすには、ワクチン接種は2回より1回の方が効果的なことを、西浦博・科学技術振興機構さきがけ研究員らが明らかにした。

 厚生労働省は11日、国内の成人や妊婦らのワクチン接種を原則1回とする方針を発表しており、理論的にも裏付けた。13日の欧州の感染症専門誌に発表した。研究チームは、ワクチン接種の回数によって、新型インフルエンザの発病率がどのように変わるかを、新型インフルエンザの感染率などのデータをもとに理論的に分析した。

 その結果、ワクチンの総数に限りがあり、1回接種の際のワクチンの効果が2回の効果を大幅に下回らない限り、接種回数を1回に減らして2倍の人数に接種した方が、集団全体の発病者をおおむね半分に減らせる可能性の高いことが分かった。

 しかし、子どもはワクチンによって血液中にできる抗体(免疫物質)が大人と比べて少ないため、当面は2回接種とし、臨床試験の結果やワクチン効果の評価を基に、回数を再検討すべきだとした。

 厚労省は、成人の場合、接種が1回でも2回でも抗体(免疫物質)に大きな差がないとの臨床試験の結果から、「原則1回」の方針を決めている。西浦さんは「全体の発病者を減らす観点からも1回接種とする意義は大きい」と話している。【永山悦子】


毎日新聞 2009年11月14日 東京夕刊

1172とはずがたり:2009/11/19(木) 00:55:08

乳がんマンモ検診「40代には勧めない」 米政府部会
http://www.asahi.com/science/update/1117/TKY200911170352.html?ref=rss
2009年11月17日18時47分

 【ワシントン=勝田敏彦】米政府の予防医学作業部会は16日、乳房X線撮影(マンモグラフィー)による乳がん検診は40代の女性には勧められない、と勧告した。40代ではがんの検出の精度が低く、誤った診断で不必要な組織検査を受けさせられるなどデメリットが多いことが理由。米国と同様、40代でマンモ検診が勧められることが多い日本にも影響がありそうだ。

 マンモグラフィーによる検診は乳がん早期発見の手段として使われている。同部会は02年、40〜74歳の女性で「死亡率を大きく下げる」として、大体2年に1度の定期的な検診の受診を勧告した。しかし、その後の新しい臨床試験の結果などから、40代については十分なメリットがないと判断した。ただし50代以上には勧められるとしている。

 乳腺密度が高い40代でマンモグラフィーによる診断が難しいことは、これまでも指摘されてきた。だが今回の勧告に対し、米がん協会は「引き続き40代でのマンモ検診を勧める」との声明を発表した。

1173とはずがたり:2009/11/19(木) 12:30:51

弘前大と専門医養成で連携 大館市立総合病院
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091118e

 弘前大学大学院医学研究科(佐藤敬研究科長)と同大医学部付属病院(花田勝美院長)、大館市立総合病院(舘岡博院長)の3者は17日、大館市立で「弘前大学専門医養成病院ネットワーク協定」を締結した。同大が今年から近隣の中核病院と締結を進めているもので、県内医療機関の参加は初めて。大館市立と同大は今後、臨床研修終了後の専門医研修で緊密に連携し、将来的に医師不足の解消と地域医療の充実を目指す。

 同ネットワークは、医師免許取得後2年間の臨床研修を終えた若手、中堅医師が対象。同大によると、医療の高度化と専門化に伴い、各学会が認定する学会認定医や、より高度な技術、経験を持つ専門医の必要性が高まっている。ネットワークでは、中堅・若手の医師に専門医になるために必要な多様な症例を地域の中核病院で経験してもらう。地域全体で専門医を養成することで、将来的な医師の確保につなげることも視野に入れている。

 協定締結式では、大館市立の舘岡院長と弘前大大学院医学研究科の佐藤研究科長、同大医学部付属病院の花田院長が協定書に署名。続いて3者と大館市立設置者の小畑元市長、佐々木睦男管理者の5人が握手を交わし、緊密な連携を誓った。
(2009/11/18 10:14 更新)

1174チバQ:2009/11/22(日) 22:07:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091121-00000034-maip-int
パレスチナ 封鎖のガザ 新型インフルエンザの感染者ゼロ
11月21日23時35分配信 毎日新聞

通行者の体温を読み取る熱探知カメラのモニター。37.5度以上の熱で人影が緑色に変色する=ガザ南部のラファ検問所で前田英司撮影

 【ガザ地区(パレスチナ自治区)前田英司】新型インフルエンザが各地で猛威を振るう中、イスラエル、エジプトに境界を閉ざされたガザ地区では21日現在、一人の感染者も出ていない。厳しい通行制限がインフルエンザ襲来を阻んでいるとみられ、医療関係者は「封鎖がもたらした恩恵」と、皮肉をこめて分析している。

 「救急車の手配や隔離病室の確保など、備えは万全だ」。ガザ南部のエジプト境界にあるラファ検問所で、衛生責任者のハマド医師が強調した。検問所が開くのは約40日ごとに3日間だけだが、トルコの支援で熱探知カメラを導入して警戒を続ける。一方、ガザ北部のイスラエル境界にあるエレズ検問所でも、仮設のプレハブに医師が常駐して通行者を問診している。

 各保健当局によると、新型インフルエンザの影響でイスラエルでは既に48人、エジプトでも少なくとも7人が死亡した。これに対し、両国に境界を封鎖された「陸の孤島」のガザでは、感染さえ確認されていない。

 イスラム原理主義組織ハマス率いる「ガザ政府」のイサウィ保健省予防衛生局長は「境界封鎖の『恩恵』であるのは間違いない」と指摘した。ガザには域外から人が自由に直接入る手段がないうえ、封鎖が人の往来自体を著しく制限し、保菌者との接触・感染の危険が低減している、というのだ。

 しかし、ガザは365平方キロに約150万人が暮らす人口密集地。いったん感染者が出れば、一気に拡大する恐れはある。

 イサウィ局長によると、現在ある新型インフルエンザ対策の備蓄はワクチン800人分と、治療薬タミフル2300人分のみ。ワクチンはイスラム教の一大行事「ハッジ」(メッカ巡礼)の巡礼者用に特別輸入した残りで、タミフルは以前、鳥インフルエンザ対策で確保した分に過ぎない。

 赤十字国際委員会がハマスを拒否するイスラエルと交渉し、同国経由でのガザへのさらなるワクチン移送を調整しているという。

1175チバQ:2009/11/24(火) 22:21:32
もうすぐでAIDSディです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000204-jij-int
HIV感染者、3340万人=死者は200万人−国連機関08年推計
11月24日20時16分配信 時事通信

 【ジュネーブ時事】国連合同エイズ計画(UNAIDS)と世界保健機関(WHO)は24日、最新のエイズ報告書(2009年版)を公表した。それによると、08年末時点の世界全体のエイズウイルス(HIV)感染者は推定で3340万人で、前回報告の3300万人(07年末時点)をわずかに上回った。
 08年のエイズによる死者数は07年と同じ200万人。報告書は、「エイズに関連した年間死者数は、220万人の死者が出た04年がピークだったもようだ」と分析した。また、HIVの感染拡大では、1996年(新規感染者350万人)がピークだったとの見解を示し、08年の新規感染者がピーク時の水準を大きく下回る270万人になったことを明らかにした。

1176とはずがたり:2009/11/25(水) 23:24:40
社会保障審議会:診療報酬の改定、基本方針を了承
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091126k0000m010121000c.html

 厚生労働省は25日、来年4月の診療報酬改定にあたっての基本方針を社会保障審議会医療保険部会に提示、大筋で了承された。重点課題に救急・産科・小児科・外科などの医療再建、病院勤務医の負担軽減の二つの柱を掲げ、小児や妊産婦を含めた急患を受け入れるなどの診療行為の報酬増額項目を例示した。また後期高齢者医療制度の導入時に設定された75歳以上を対象とした診療報酬体系も廃止が決まった。

 同日開かれた厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)でも診療報酬改定に向けて議論した。医師などの委員からは「大幅な引き上げによる医療費全体の底上げを強く求める」との意見書が出る一方、保険者などの委員からは「保険料引き上げに直結するような引き上げを行う環境にはない」などと慎重な見解が出た。【佐藤丈一】

毎日新聞 2009年11月25日 23時17分

1177とはずがたり:2009/11/25(水) 23:25:35
Kyoto Shimbun 2009年11月25日(水)
ワクチン接種後、新型で死亡
国内初、鹿児島の看護師
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2009112500118&genre=C4&area=Z10

 鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した同県内の30代の女性看護師が、同日未明に死亡したと発表した。看護師は10月下旬、医療従事者として新型インフルエンザワクチンの優先接種を勤務先の病院で受けていた。厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型に感染して死亡した国内初のケース。

 県によると、死因はインフルエンザ脳症。看護師は今月21日に高熱とせきのため受診、簡易検査で陽性だったため治療薬タミフルを処方されたが、症状が悪化し22日に入院。24日に遺伝子検査で新型と確認された。

 看護師には脳動脈瘤と甲状腺機能低下症の基礎疾患(持病)があった。

 県によると、看護師の同僚や家族、病院で担当していた患者らに症状が出ている人はいないという。
 厚労省は今回のケースについて「ワクチンを接種していても、新型に感染して死亡する可能性はある。ただ、重症化する確率を下げることはできると考えており、接種の重要性が減るわけではない」としている。(共同通信)

1178とはずがたり:2009/11/25(水) 23:34:07
>>1176の前の記事

診療報酬改定:「重点配分」社保審部会に提示 厚労省
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091117k0000m010054000c.html

 厚生労働省は16日、来年4月の診療報酬改定で、病院勤務医や産科、救急、小児科など各分野での重点配分項目を、社会保障審議会の医療保険部会に提示した。報酬を手厚くする具体例として、(1)妊産婦などの救急患者を受け入れる(2)新生児の救急搬送を行う(3)医療事務を担う病院職員を増やし、勤務医の負担を軽減する−−などを例示。一方、医療費を抑制するため効率化できる点として、後発医薬品の使用促進や薬価や検査費用を市場の実勢価格に近づけることなどを示した。

毎日新聞 2009年11月16日 20時11分

1179とはずがたり:2009/11/25(水) 23:35:10

厚労省:診察「5分ルール」廃止を検討
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091107ddm002010045000c.html

 厚生労働省は6日、医師が患者に問診などをする際、「おおむね5分超」をかけないと診療報酬(外来管理加算、520円)を請求できない「5分ルール」を廃止する方向で検討に入った。多数の患者の診察が難しくなったことや、収入減となった医師の根強い不満が背景にある。

 外来管理加算は2度目以降に訪れた患者に、医師が問診やアドバイスだけ行った場合に請求できる。開業医やベッド数200床未満の病院が対象の「相談料」的な制度だが、厚労省は08年度の診療報酬改定で、5分超の「丁寧な診察」でないと申請を受け付けないよう要件を厳しくした。

 導入の目的は、外来管理加算の縮小で浮く財源を、病院勤務医の負担軽減策に充てることにあった。だが1日に診察できる患者数が限られ、結果的に医師の収入減を招いた。民主党は政策集で「5分ルール」の撤廃を明記している。【佐藤丈一】

毎日新聞 2009年11月7日 東京朝刊

1180とはずがたり:2009/11/25(水) 23:47:17
ニッポン密着・政権交代:後期高齢者医療制度 廃止、存続…戸惑う現場
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091026ddm041040071000c.html
 ◇自民に医師会反旗の茨城

 診察室につえ置き場がある。「患者さんの半数近くが後期高齢者だよ」。24日、茨城県下妻市の平間病院。院長の平間敬文さん(63)の「診察」は、患者の歩き方や顔色を見ることから始まる。腹痛、風邪、さまざまな不定愁訴……。約8割が「常連さん」だ。

 入院希望者は後を絶たない。90年代以降、老人向け施設や病棟を相次いで建てた。ところが、「市場原理」を重視した小泉政権は医療費抑制を加速させた。県と打ち合わせてベッド45床で建設した療養病棟には開かずの部屋が二つある。直前になって7床分の許可が県から出なかったためだ。

 「カネの都合で現場を縛るから医師と患者が右往左往する」。後期高齢者医療制度はその象徴だ。「お年寄りが増えて資金が必要な時期なのに官僚が乾いたぞうきんを絞っている」。言葉に積年の不信がにじむ。

 昨春、制度が始まると、平間さんが理事を務める県医師会の政治団体は「姥(うば)捨て山のような制度だ」と自民党に反旗を翻した。丹羽雄哉元厚相(茨城6区)らが落選に追い込まれた一因とされる。

 だが、批判を浴びながら制度を定着させてきた市町村の意見はさまざまだ。長妻昭厚生労働相が「制度廃止」を明言したと報じられると、翌日には隣の栃木県大田原市議会が「国民生活への大混乱が危惧(きぐ)される」と制度維持を求める意見書を採択。制度運営を担う都道府県の医療広域連合の全国組織からも「多額の経費と努力を無駄にする」と声が上がった。
     □
 丹羽元厚相の選挙区内にある土浦市。1人暮らしの藤川祐子さん(76)が自宅居間で、後期高齢者医療制度の通知書を取り出した。年間保険料は約9万円と記されている。看護師をしながら女手一つで2人の子供を育てた。月約18万円の年金から、4人の子供がいる娘夫婦への仕送りと介護保険料などを差し引くといくらも残らないが、「健康な限り頑張って払う」と話す。

 厚労省の試算によると、保険料は08年度の6万1000円から15年度には4割増の8万5000円に跳ね上がる。自公政権下で軽減策が講じられ、75%の世帯で導入前より下がったとされるが、一定額以上の年金がある藤川さんは対象外。制度が続けば単純計算で6年後に年12万円を超える。
     □
 「父ちゃんが大変だ」。幼いころ、平間さんは急患が自宅雨戸をたたく音を何度も聞いた。東京の医大を出て33歳で帰郷すると、医師だった父敬之さんの病死で閉鎖していた病院を再開した。「先生の息子だから大丈夫」。地域の人たちは信頼を寄せてくれる。

 制度の目玉の一つで、患者が決めた医師1人が月6000円の診療報酬を請求できる「外来主治医」。この制度を利用するかは医師が選択できるが、平間さんは選んでいない。患者は何度外来受診しても窓口負担は原則月600円だが、利益確保のため医師が診察や検査回数を減らす懸念もある。「お年寄りから金は取るのに経費はかけない制度としか思えない」という。
     □
 10月9日、長妻厚労相は「拙速に進めて混乱すると元も子もない」と、制度を存続させつつ新制度を模索する方針を表明した。平間さんは「時間がかかっても新制度に切り替えるべきだ」と理解を示すが、藤川さんは現行制度の問題点の修正を望む。平間さんが批判する外来主治医も「結局は医者の心がけ次第」と思う。新制度の設計には数年かかる見通しだ。膨れ上がる高齢者医療費を誰が負担するのか。答えは容易には見当たらない。【宍戸護】
==============
 ■ことば
 ◇後期高齢者医療制度

 75歳以上の約1400万人が加入する医療保険制度。給付(09年度11・4兆円)の負担割合を税金5割▽現役世代4割▽75歳以上1割とした。窓口での自己負担は原則1割。保険料は原則年金から天引きされる。終末期相談料など批判される内容が多く、08年4月の制度発足後も修正・凍結が相次いだ。

毎日新聞 2009年10月26日 東京朝刊

1181とはずがたり:2009/11/26(木) 01:53:05
来たれ!研修医 商店会が「支度金」 兵庫・西脇病院 医師不足解消、地元も支援
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000083-san-soci
11月25日15時46分配信 産経新聞

 地方の公立病院の医師不足が全国的に問題になっている中、兵庫県西脇市の市立西脇病院の医師確保に向け、地元の商店など約250店が加盟する兵庫県西脇市商業連合会(市商連)が、西脇病院の研修医に、支度金を支給することを決めた。売り上げの一部で基金をつくり、現金を支給する仕組みで、地域による公立病院支援のモデルケースとしたい考え。公立病院の財政問題を所管する総務省地域企業経営企画室は「全国的にも珍しい取り組み」と評価している。

 平成16年に、新人医師が研修先を選べる新臨床研修制度が導入された後、都市部の病院で研修を希望する医師が増える一方、地方の病院は医師不足に陥っている。29日にリニューアルオープンする西脇病院は、兵庫県の北播磨地方最大の総合病院で320床を備え、18の診療科がある。産科と小児科を併設するのは、近辺ではこの病院のみ。しかし、新臨床研修制度導入以降、50人いた医師が現在は38人まで減少しており、医師の確保は緊急課題となっている。

 医師確保のため、西脇病院では、これまでに研修医用にオール電化対応で、月額1万5千円という格安家賃の公舎を建設するなど、待遇面での改善で人材を募ってきた。今回の市商連の取り組みは、市や病院だけに任せきりにするのではなく、地域全体で研修医を応援しようという試み。

 市商連によると、政府の定額給付金の支給に合わせて5月にプレミア付き商品券「市民生活応援券」を5千万円分発行しており、その1%にあたる50万円で基金を創設。西脇病院に寄付し、生活必需品購入費などとして研修医の着任時に1人あたり現金5万円を支給する。来年4月から開始する予定。

 市商連は支援を受けた研修医に地域の思いを感じてもらい、将来は勤務医として西脇に戻ってほしいという期待を込めているといい、新谷千久男会長(69)は「不況で商売人も大変だが、地域が病院を支えているという気持ちを受け取ってほしい」。来住(きし)寿一市長は「地域全体で病院を守っていると感じる」と話している。

最終更新:11月25日15時55分

1182とはずがたり:2009/11/26(木) 19:40:51

風邪症状から突然心停止へ 劇症型心筋炎 救命例が増加
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_195.shtml
[キーワード]内科、循環器科
[更新日時]2006年10月22日

 ●人工心臓で生命維持 マッサージ法普及も必要

 元気だった人が風邪のような症状が数日続いた後、突然、心不全を起こして急死してしまう―。心臓を動かす筋肉のウイルス感染などが原因で心機能が急激に低下する「劇症型心筋炎」。発症率は決して高くはないものの、幼い子どもから高齢者まで突然死の原因の1つに挙げられる深刻な疾患だが、医療機器や技術の進歩で命を救えるケースも増えてきた。
 (坂本信博)

 ●血圧が急低下

 福岡県新宮町に住む女性(19)は9月下旬、風邪をこじらせ、嘔吐(おうと)や下痢の症状があったため、近くの総合病院を訪れた。

 体調が急変したのは、内科の受付で受診を待っているとき。急に気分が悪くなったため内科医が診察を始めたが、血圧が急激に低下し、やがて脈がとれなくなった。

 女性は院内の救急センターに搬送され、治療が始まった。しかし、約30分後には心臓が完全に止まってしまった。

 女性は劇症型心筋炎と診断された。これまで、心臓の病気を患ったことは一度もなかった。

 ●風邪と誤診も

 劇症型心筋炎は、心臓を動かしている筋肉(心筋)が炎症を起こす心筋炎の中でも、死に至るほど急激な病状変化を示すものを指す。心臓病の研究を推進する日本心臓財団によると、心筋炎の発症頻度はまだ定かではない。人口10万人に対して115人という研究データがあるが、そのうちどれくらいが劇症型へ移行するかはよく分かっていないという。

 原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスやインフルエンザウイルスが代表的で、風邪の原因ウイルスと同じことが多い。初期の病状も風邪に似ていて、発熱、せき、のどの痛み、筋肉痛、吐き気、全身の倦怠(けんたい)感など消化器症状が中心。

 風邪にしては息切れが強い、動悸(どうき)がするなどの特徴はあるが、現実的には本物の風邪と見分けがつきにくい。患者自身が風邪と思い込んで受診しなかったり、医師も単なる風邪と考えている間に心筋の細胞破壊が進行していく。

 心筋に障害が起きると心臓の収縮力が弱まり、全身に送り出される血液量が減少して血圧が低下する。劇症型の場合、短期間のうちに風邪症状から病状が急変。手足の冷え、不整脈、失神、呼吸困難、心不全などを起こし、死に至るケースが少なくない。「本物の風邪と見分けがつきにくいため、医療過誤訴訟に発展するケースもある」(同財団)という。

1183とはずがたり:2009/11/26(木) 19:41:04
>>1182-1183
 ●心臓の負担減

 新宮町の女性が訪れていた福岡和白病院(福岡市東区)には幸い、心筋症に対応できる設備やスタッフが整っていた。

 救急センターに運び込まれた後、心臓が止まった女性は心臓マッサージを受け、約10分後には経皮的心肺補助装置(PCPS)が装着された。

 PCPSは太ももの血管に2本のチューブを入れて静脈から血液を抜き、人工肺を通して動脈に戻す仕組みで、弱った心臓の補助をする。あくまで応急措置で長期間の治療には向かないため、半日後に心臓の全機能を代行する体外式の補助人工心臓装置(BVS)が取り付けられた。救急センター長の冨岡譲二医師(45)は「内科医や心臓外科医、臨床工学技士、看護師など数多くのスタッフの〝命のリレー〟で救命ができた」と話す。

 冨岡医師によると、人間は通常、心臓が止まって3分で50%近くが死亡し、5分ほどで死に至る。ただ、心臓マッサージで30分程度、PCPSで2-3日、BVSなら2-3週間は生命を維持することができる。

 劇症型心筋炎の治療は、PCPSやBVSを使って心臓を休ませ、薬剤を投与して心機能の回復を待つしかない。女性の場合、8日間ほどで心臓の働きが戻り、BVSを外すことができた。現在も入院中だが快方に向かっているという。

 ●予防法はなく

 冨岡医師によると、ウイルス感染による心筋炎の予防法はない。劇症型の場合、発症から5、6日後にみるみるうちに病状が急変してショック状態に陥り、約半数が死亡するともいわれる。ただ、冨岡医師は「救命できるケースが少しずつ増えてきた」と話す。

 BVSを使用できる施設はまだ全国でも少ないが、大学病院などPCPSを備える医療機関は増えている。この女性のように病院内で病状が急変した患者は幸運だが「心臓マッサージ法が市民レベルで普及し、医療機関同士のネットワークが強まれば救命率はもっと高まるはず」と冨岡医師。

 心電図検査などによる早期発見も救命率の向上には欠かせない。日本心臓財団は「風邪症状を軽く考えず、まれであっても心筋炎の恐れがあることを頭の片隅に記憶しておいてほしい」として、風邪の症状で胸に異常を感じたら早期に受診するよう呼びかけている。

1184チバQ:2009/11/26(木) 22:42:57
http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200911260220.html
当選3カ月、走り続けた福田衣里子氏 肝炎対策法成立へ2009年11月26日21時14分
衆院本会議で肝炎対策基本法案が可決され、笑顔で一礼する福田衣里子氏=26日午後1時21分、国会内、飯塚悟撮影

衆院厚生労働委員会で肝炎対策基本法案が可決され、薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表(手前)と握手をする福田衣里子氏=26日午前、国会内、飯塚悟撮影
 C型肝炎訴訟原告だった民主党の福田衣里子衆院議員はこの日、衆院厚生労働委員会の委員として、肝炎対策基本法案の審議に臨んだ。委員長提案で採決の末、全会一致で可決されると、同僚議員から次々に握手を求められ、笑顔で応じた。

 福田さんは委員会終了後、「やっとここまでこれた。これで第一歩だが、まだ参院もあるので」と述べ、衆院の本会議場へ向かった。

 初当選から3カ月近く。同法の成立に向けて、慣れない国会周辺を走り続けた。

 始まりは当選から間もない9月15日だった。衆議院議員会館内で開かれた患者集会。「私には大きな責任と使命がある。精いっぱい頑張っていきたい」と力強く語った。

 同僚の柚木(ゆのき)道義衆院議員とともに、与野党協議の場にこまめに足を運び、本会議場では党幹部に議員立法の早期実現を呼びかけた。小沢一郎幹事長とも2回面会。患者らと鳩山由紀夫首相が面談した際には司会役も務めた。

 ところが、連立与党による強行採決に野党側が反発し、肝炎法案の協議も停滞。臨時国会中の法律の成立が暗礁に乗り上げると、「中身について議論があれば別だが、もどかしい」とこぼした。

 動き回る先々に報道陣が待ちかまえ、ひときわ目立つ新人議員。それだけに、先輩や野党議員への配慮も欠かさなかった。「私は新人議員。皆さんに協力を頂きながら」という言葉をくり返した。(野瀬輝彦、武田耕太)

1185とはずがたり:2009/11/28(土) 00:39:37

【埼玉】
日曜救急診療を再開 東松山市立市民病院 来年1月10日から
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091127/CK2009112702000096.html
2009年11月27日

 東松山市は二十五日、同市立市民病院(同市松山)で来年一月十日から日曜に限り救急診療を再開させると発表した。

 診療するのは、日曜午前八時半から月曜午前八時半までの間の救急患者。内科と外科の医師二人と看護師一人が診療にあたる。新型インフルエンザによる急な発熱なども受け入れる予定。

 市民病院によると、常勤医師は二〇〇三年四月に三十一人だったが、〇八年四月には十二人まで減少。このため〇七年十二月から診療時間外にあたる平日午後五時から午前八時半までと、土曜の午後、日曜・祝日の救急診療を休止していた。

 しかし、市民らの要望を受け、救急診療を一部再開することを決めた。現在は常勤医師十四人のほか、週四日勤務の医師が一人いる。

 市はこれに伴い、一〜三月の医師らの人件費として約五百五十万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を十二月議会に提案する。 (石井友恵)

1187とはずがたり:2009/11/28(土) 12:59:09
>>1186

開業医の免税措置、10年度は継続 税調方針
http://www.asahi.com/politics/update/1126/TKY200911260444.html
2009年11月26日23時16分

 政府税制調査会は26日、厚生労働省が求める租税特別措置(租特)について議論した。税調が抜本的な見直しを求めていた開業医の診療報酬の非課税措置について、さらに時間をかけた議論が必要だとして、10年度は現状のまま優遇を続ける方針を示した。

 医療機関の社会保険診療報酬に対する事業税(地方税)の非課税措置は、医療が十分に行き渡っていなかった1952年以来続く制度で、勤務医は対象外。厚労省によると地方税の減収額は約1100億円。自民党との関係が深い日本医師会との関係も問題視され、租特見直しの象徴的な存在だった。

 財務、総務両省の政務官らでつくる租特プロジェクトチームは、当初の査定で「抜本的見直し」を求めたが、26日の議論では、租特チームの小川淳也総務政務官が「来年1年間程度、集中期間を設けて討議したい」と結論づけた。

 小川氏はこの日の議論で、「医師の所得はすでに3千万円近い。給与所得者と大変な格差がある」と強調しつつも、「拙速な議論は大きな混乱をもたらす」として先送りを提案した。

 制度の継続を求めた厚労省の長浜博行副大臣は「政策目的を達成したとして廃止できるものではない」と改めて主張した。ただ、「この場で終わる議論ではないと覚悟している」と述べ、今後の議論には応じる姿勢を見せた。

 開業医の優遇については、これまでも「税負担の公平をはかる観点から、速やかに撤廃すべきだ」(旧政府税調の07年度答申)といった指摘があったが、医師会への配慮などから継続されてきた。今回の議論でも医師会は25日、「事業税が課されれば医療機関の経営基盤が揺らぎ、地域医療に混乱をきたす」と見直しに反対している。

1188名無しさん:2009/11/28(土) 13:48:20
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25344.html
医療費増を目指す民主議連が発足−「診療報酬の大幅アップを」

 民主党が先の衆院選で方針を掲げた医療費増額の実現を目指す「適切な医療費を考える民主党議員連盟」が11月26日に発足した。当面は、来年度の診療報酬改定について集中的に話し合い、本体部分の改定率の大幅アップを厚生労働政務三役に働き掛ける方針だ。

 会長に就任した櫻井充参院議員は同日の発足式のあいさつで、「産婦人科とか小児科が極めて危機的な状況に直面している。われわれは、そういうことを改革すると訴えて選挙に勝たせていただいた」と述べ、当初の方針通り医療費の増額を実現すべきだとの認識を表明した。

 民主党は7月に公表した「政策集インデックス2009」の中で、総医療費対GDP(国内総生産)比を今後、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均にまで引き上げる方針を掲げた。しかし、来年度の診療報酬改定をめぐっては、厚労政務三役から改定率の引き上げを求める声が上がる一方、財務省側は本体部分を原則引き下げる方針を示すなど、政府内でも足並みが乱れている。
 呼び掛け人の梅村聡参院議員は発足式終了後、記者団に対し、「医療費等はOECD先進国の平均を目指していくと、われわれは明確にうたっている。その実現に向けて政務三役を応援していく立場だ」と説明した。

 当面は、本体部分の改定率について集中的に話し合い、医療関係者からのヒアリングも実施する。12月中旬に厚労政務三役に提案する見通しだ。
 26日の発足式には、代理を含め同党の国会議員72人が参加。改定率だけでなく、具体的な点数配分についての議論を求める意見や、12年度以降の報酬改定でも考え方を示すべきだとの意見が出た。

更新:2009/11/26 23:25   キャリアブレイン

1189名無しさん:2009/12/02(水) 21:36:06
業界紙・薬事日報

http://www.yakuji.co.jp/entry17395.html
2009年12月2日 (水)
民主か自民か

◆政権交代を受けた日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の3師会の対応は三者三様だ。いち早く民主党への配慮をみせたのは日歯。日歯の政治団体「日本歯科医師連盟」が、組織内候補の自民党からの擁立を見送った。日医の「日本医師連盟」は自民党支持を白紙撤回した
◆日薬はどうか。「日本薬剤師連盟」では、来年夏の参院選で、自民党から出馬予定の藤井基之氏の後援活動を続ける基本方針を確認。民主党とは「パイプ作りからはじめる」といった具合だ
◆こうした中、政治連盟との対立姿勢を示したのが日本看護協会。協会は11月26日、「日本看護連盟」が参院選比例代表の候補者を、自民党から擁立しようとしていることに対し、「支持できない」との見解を示した。看護連盟は、看護協会の元常任理事の公認を自民党に申請していることから、民主党への配慮を行ったとの見方もできる
◆政権与党とのロビー活動という点では3師会の日歯、日医に後れをとった感のある日薬だが、日看協の件は“組織内部での対立”という配慮の仕方もあるというヒントを与えてくれたように思う。

1190チバQ:2009/12/04(金) 00:26:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20091203ddm007030069000c.html
インドネシア:HIV予防、厚い壁 感染突出、パプア州
 ◇性関係に開放的、貧困で教育遅れ
 インドネシア最東端のパプア州でエイズウイルス(HIV)の感染拡大が続いている。非政府組織(NGO)などが感染防止の啓発活動や感染者支援に取り組んでいるが、国内最悪の貧困率や教育の遅れ、独特の文化などの「壁」が立ちはだかり、事態打開への有効な手がかりは見えない。【ジャヤプラ(パプア州)で井田純】

 「自分のような感染者は誰も助けてくれない、と思うと不安になり、自殺も考えた」。パプア州の州都ジャヤプラ在住のサムエル・イミリさん(19)のHIV感染が判明したのは06年。イミリさんは4歳の時に両親が離婚、ストリートチルドレンとなった。

 市場の荷運びなどで生活費を稼ぐうち、似た境遇の若者のグループができた。05年、仲間の男女十数人で酒を飲んだ時に、初めて性交渉を持った。教会ボランティアからエイズに関する話を耳にしたのは翌年。「怖くなって、その時の仲間のうち自分を含めて10人が検査に行った。全員陽性だった」。うち2人が死亡したという。

 インドネシアで人口10万人あたりのHIV感染者は全国平均7・8人だが、州別でみるとパプア州が最多の141・5人。これに次ぐバリ州の38・9人、ジャカルタ特別州の30・8人と比べても突出ぶりは明らかだ。

 イミリさんら感染者・患者のケアを行う支援団体のロビー・トンプヌさんは「貧困による教育の遅れもあり、エイズの正しい知識がなかなか広がらない」と嘆く。パプアは貧困率も33州中最悪の37%。識字率も最低だ。

 トンプヌさんは、パプア独特の「性に対してオープンな伝統」との関連も指摘する。「一夫多妻の慣習や、配偶者以外との性関係に、男女とも抵抗を感じない傾向もみられる。急速な感染拡大と無関係ではない」と話す。

  ◇  ◇

 日の高いうちから、大音量でダンス音楽やカラオケが流れるジャヤプラ郊外のタンジュンエルモ地区。売春業者が固まって営業し、320人以上の女性が働く。うち47人が、HIV陽性と判明しながら売春を続けているという。

 医師のエリザベス・マルパウさんは、地区の一角にある診療所で女性たちの定期検査やカウンセリングを続けている。「売春をやめさせることができるなら、そうしている。女性たちの大半は子供を抱え、この仕事で生活費や学費を得ている。コンドームの使用を徹底させ、定期的に健康状態をチェックする以外、何もできない」と話す。だが、客がコンドーム使用を拒むケースも多いといい、実効性には疑問符がつく。

 日本など先進諸国では、危険性を認識しながら他人にHIVを感染させた場合、刑法犯に問われる可能性があるが、インドネシアにはこうした規定はない。全国レベルではイスラムの影響が無視できない同国では、性教育や避妊についての抵抗感が強い。マルパウ医師は「政府も国会もまだエイズについての真剣な議論をタブー視している」とみる。

 ◇「チップ埋め監視」非難殺到 NGO「地域で支援を」
 感染拡大が深刻化する中で、今年、パプア州議会で前代未聞の条例案が審議された。

 HIV感染者の体にマイクロチップを埋め込み、電波で行動を監視、感染拡大を防ぐ−−という内容で、「感染者の人権を無視するもの」と内外の市民団体が激しく非難。市民の反発も強く、結局、不成立となった。

 条例案の旗振り役だったのは、パプアで医療や教育に関する財団の理事長を務めるベンチェ・ロパ氏。スラウェシ島出身のロパ氏は、「パプアの男性の中には、感染を知った後も『他人にうつしても自分には関係ない』と性的な態度を改めない人がいる」と指摘。議論を呼んだマイクロチップ手術については、「絶滅危惧(きぐ)動物の生態調査から着想を得た」と明かした。感染者全員でなく、カウンセリングや心理テストで「性的に活発な傾向」を改めるつもりがないと判断された場合にだけ行う考えだったと説明する。

 「HIV拡大防止に有効な措置が打てない中、パプア先住民を絶滅から守るのが目的だった」。ロパ氏は今も自らの信念を強調する。

 これに対し、同州で最初にHIV感染者が確認されたメラウケで啓発活動に取り組むNGOのレオ・マフセ代表は、「マイクロチップは何の解決ももたらさない」と厳しく非難する。マフセ代表は「『監視』という発想により、感染者はさらに孤立し、自暴自棄になって、他者への感染を顧みなくなる傾向が増す。感染者を家族、地域社会ぐるみで支えていくことこそが、拡大防止の唯一の道だ」と話している。

1191とはずがたり:2009/12/05(土) 23:03:40


新型インフル、流行の年齢層広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091205-00000037-yom-sci
12月5日0時35分配信 読売新聞

 厚生労働省は4日、国立感染症研究所による全国約5000医療機関の定点調査をもとに、これまで新型インフルエンザ流行の中心を占めていた5〜14歳から、その前後の年齢層にも流行が広がっているとの分析を明らかにした。

 感染研によると、最新の1週間(11月23〜29日)のインフルエンザの患者数は推計で約189万人。ほとんどが新型インフルエンザ患者とみられる。

 189万人の年齢分布を見ると、5〜9歳が53万人、10〜14歳が41万人で依然として流行の中心を占めているが、前週からはそれぞれ2万人と1万人の減。一方、20歳代は18万人(前週12万人)、30歳代は15万人(同10万人)、0〜4歳は24万人(同20万人)で増加しており、他の年代に流行が広がっている。

最終更新:12月5日0時35分

読売新聞

1192とはずがたり:2009/12/06(日) 03:21:26

流産:「妊娠中の授乳」と無関係 論文で浜松の産科医
http://mainichi.jp/select/science/news/20091206k0000m040113000c.html

 授乳をすると子宮が収縮し流産になるとして、明確な根拠がないまま国内の産科医療機関で中止を指導されることの多い妊娠中の授乳について、浜松市の産科医が、授乳は流産と無関係とする論文を日本産科婦人科学会の学会誌に発表した。

 石井第一産科婦人科クリニック(浜松市)の石井広重院長は、96〜00年に同院で第2子の妊娠が確認された20〜34歳の女性のカルテをもとに分析。第1子が満期産(妊娠37週以上42週未満に出産)で流産の経験がない人で、授乳中だった110人と、授乳していなかった774人を比較。授乳群で流産は全体の7.3%に対し、授乳しない群は8.4%で、有意な差はなかった。石井院長は「母乳育児は母子双方にメリットがあり、禁止はすべきでない」と話す。

 日本赤十字社医療センターの杉本充弘周産母子・小児センター長は「データに基づき、無関係とはっきり示した論文は国内では初めて。中止を指導していた施設は方針転換した方がよい」と話している。【須田桃子】

1193とはずがたり:2009/12/06(日) 03:28:32

榛原総合病院:来年3月にも民営化 新たな財政負担も /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2009/12/02/20091202ddlk22040246000c.html

 経営再建中の公設病院「榛原総合病院」(牧之原市細江)について西原茂樹・牧之原市長は1日、医療法人「徳洲会」(本部・東京都)が来年3月にも指定管理者になり、民営化される見通しとなったことを明らかにした。同日の市議会全員協議会で説明した。ただ、民営化が予定より2カ月以上ずれ込むため、新たな財政負担が避けられない見通しだ。

 市によると、先月27日、徳洲会の徳田虎雄理事長から病院側に「指定管理者として取り組む」との意向が示された。移行時期については、徳洲会が国の規定で来年2月以降でないと新たな指定管理契約を結べないため、早くても来年3月以降になるという。

 これまで病院側は来年1月の民営化移行を目指し徳洲会と調整してきた。これを前提に、病院組合を構成する同市と吉田町は12月定例議会に、12月までの病院職員の給料分など病院への追加財政支援として計約7億8668万円の補正予算を計上する方針だ。しかし、移行時期のずれ込みで、来年1月以降の職員の給料など追加負担が生じることになる。【浜中慎哉】

1194名無しさん:2009/12/07(月) 21:45:50
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25493.html
政治団体「日本作業療法士連盟」が発足

 日本作業療法士協会の政治団体「日本作業療法士連盟」がこのほど発足した。同協会の前会長で同連盟の会長に就任した杉原素子氏は、作業療法士はこれまで政策決定の場にかかわることが少なかったが、政治家を介して理解を求めることが必要になったと設立目的を説明。また、作業療法士の社会的地位の向上につなげたいとしている。

 このタイミングでの政治団体発足の理由について、杉原会長は政権交代を挙げたほか、これまでに作業療法士協会の会員からも設立の要望があったという。ただ、来年の参院選への候補者擁立は、現時点で考えていないという。

 12月6日に大阪市で開かれた設立総会には、理学療法士で8月の衆院選で初当選した山口和之衆院議員(民主)をはじめ、仁木博文(同)、田野瀬良太郎(自民)、坂口力(公明)の各衆院議員が出席した。杉原会長は、まず民主党、自民党に訴えていくが、政策の方向性が一致すれば、政党は問わないとしている。
 杉原会長は今後の活動の方向性について、「利用者の生活を見られる」という作業療法士の特性を生かしながら、医療分野だけでなく、保健・福祉・教育を含む身近な地域生活の場についても配置を強化していくという。また、リハビリに関連する人材が合わせて約15万人に上ることから、「(独立して)質を考え、決めていく立場になりたい」と語り、リハビリの考え方や専門性についても政治家に理解を求めたいとしている。
 作業療法士連盟は当面、作業療法士協会を含むリハビリテーション関連5団体が厚生労働省に要望している「総合リハビリテーション料」の新設や、セラピストが単独で運営できる「訪問リハビリステーション」の制度化などに向け、同協会を支援していく。

更新:2009/12/07 19:18   キャリアブレイン

1195とはずがたり:2009/12/09(水) 23:04:17
ケール:がん予防…有効成分数十倍の品種、長野県など開発
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091126k0000m040139000c.html?inb=yt

 長野県とキリンホールディングス(HD)は、がん予防につながる成分グルコラファニンの含有量が、従来種より数十倍多いケールの新品種を共同開発した。ケールは、青汁の原料に使われるアブラナ科の野菜で、収穫量も多く、成分の大量摂取が期待できる。

 同県野菜花き試験場によると、グルコラファニンは、人の体内でスルフォラファンに変化する。スルフォラファンは、80年代に「発がん物質を無毒化する酵素を活性化させる」と発表され、ブロッコリーの発芽数日後の新芽(スプラウト)に多いことから、米国で一時ブームになった。

 各国の研究では、ケールの含有量はブロッコリー・スプラウトの40分の1以下(100グラム当たり約6ミリグラム)とされていたが、スプラウトはかいわれ大根ほどの大きさ。キリンHDは、青汁として濃縮できるケールに着目。同試験場主任研究員の芹沢啓明さん(49)に協力を依頼し、研究した。

 同試験場のケールを分析したところ、従来種を大幅に上回るグルコラファニンを含んだ種が見つかった。さらに数値の高いケール同士を掛け合わせ、ブロッコリー・スプラウトと同等の100グラム当たり約400ミリグラムを含む新品種の開発に成功したという。キリンは商品化を目指す。【小田中大】

毎日新聞 2009年11月26日 2時30分(最終更新 11月26日 9時48分)

1196とはずがたり:2009/12/10(木) 15:52:22

<新型インフル>初の10代死亡例…ワクチン接種後
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000112-mai-soci
12月9日20時53分配信 毎日新聞

 厚生労働省は9日、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用報告で、初めて10代の死亡例があったことを明らかにした。死亡報告は8日までに64件あり、未成年は初めて。

 死亡したのは山口県内の男性で、免疫機能が自身の組織などを攻撃する自己免疫性疾患などの持病があった。11月27日にワクチン接種を受けた際に腹痛とだるさを訴え、4日後に勤務先から体調不良で帰宅した後、嘔吐(おうと)して死亡しているのが見つかった。死因は調査中。

 主治医は、腹痛などはワクチンの副作用で起きた可能性があるが接種と死亡との直接の関係はないと判断しているといい、厚労省が開く専門家会議で詳細を調べる。【清水健二】

最終更新:12月9日22時2分
毎日新聞

1197荷主研究者:2009/12/11(金) 00:18:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091207t15013.htm
2009年12月07日月曜日 河北新報
「動いた」…音で錯覚 視覚・聴覚の関連解明へ一歩

 東北大大学院文学研究科博士後期課程の日高聡太さん(27)=知覚心理学=らの研究グループは、移動しない物体を見ている人が、音の効果で動いたと錯覚を起こすことを実験で確認した、と発表した。視覚、聴覚といった異なる感覚が、脳内でどう関連づけられるか解明するのに役立つという。

 東北大電気通信研究所の鈴木陽一教授(音響情報学)を代表とする「異なる複数の感覚情報の時空間統合」研究の一環。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)も加わり、心理学、工学、脳神経学の連携で実現した。

 グループは4人の実験参加者に暗室で、暗い映像モニターの中央の点(赤色)を見つめてもらいながら、モニターに点滅する白色の光の棒を表示。点灯と同時に、瞬間的な短い音を左右の耳に交互に計6回聞かせた。

 光の棒の位置は固定してあるが、視野の端の方に光の棒を置いたときほど参加者は「動いた」と認識。20回繰り返して集計すると、視野の中心ではほぼ正確に静止状態を認識するが、棒が端に寄ると動きを感じることを確認した。

 また、7人の参加者に光の点滅と音のタイミングをずらして同様に実験。光の点灯と音が一致したときほど、音の効果が強いことも判明した。

 これまで、実際に発音される言葉が同じでも、唇の動きが違うと別の言葉に聞こえるなど、視覚情報に音が影響することは分かっていた。ただ、音により、実際にはない映像の動きを感じられることは知られていなかったという。

 今後は、連続的に音を出す場合などの検証も行う予定。日高さんは「今回の成果は、映像の臨場感を高める技術の開発につながる」と期待する。

 研究成果は7日、米オンライン学術誌プロスワンに掲載された。

1198とはずがたり:2009/12/12(土) 13:49:41
お役所の怠慢で子供達が死んでゆくという事か。
>ヒブワクチンは世界保健機関(WHO)が98年、乳児への定期接種を勧告し、昨年末時点で133カ国が実施している。日本は、新薬審査体制の不十分さや、予防接種の副作用を巡る訴訟で国が敗訴したことから厚生労働省が消極的になったとされ、

ヒブワクチン:不足が深刻化…乳幼児の細菌性髄膜炎
http://mainichi.jp/select/today/news/20091212k0000m040117000c.html
2009年12月12日 2時30分

 昨年12月に国内販売が始まった「インフルエンザ菌b型」(ヒブ)のワクチン不足が深刻化している。対象の0〜4歳の推計人口約540万人(08年10月現在)に対して、現在の供給体制は25万人分で5%に満たない。87年に導入した米国では既に「過去の病気」だが、日本では年間約600人の乳幼児が発症し、死亡率は約5%に達するとされる。今月1日には、山口県周南市で1歳8カ月の男児がヒブによる細菌性髄膜炎で死亡した。男児も未接種だった。

 ヒブワクチンは世界保健機関(WHO)が98年、乳児への定期接種を勧告し、昨年末時点で133カ国が実施している。日本は、新薬審査体制の不十分さや、予防接種の副作用を巡る訴訟で国が敗訴したことから厚生労働省が消極的になったとされ、ようやく07年1月に承認。第一三共(東京都中央区)が昨年12月に販売開始した。現在は年間100万本(25万人分)の供給体制だが、来年7月には300万本まで増産する予定という。

 死亡した男児を診察した周南市の「たにむら小児科」の谷村聡院長は、乳幼児の検診の際に接種を勧めているが、ワクチンの入荷は月に3人分だけ。待機児は110人に達し、半年以上待たなければならない。谷村院長は「どんどん『積み残し』の子供が増えていく。細菌性髄膜炎は急速に病状が進行し、みんながワクチン接種する必要がある」と語る。

 日赤医療センター(東京都渋谷区)は10月から、接種の予約を一時中止した。同センター小児科顧問の薗部友良医師は「接種が無料な定期の1類疾病に指定すれば、子供の数から必要量が分かり、生産側も準備できて不足は起きない」と話す。第一三共も「任意接種では返品も考慮せざるを得ず、それが裏目に出てしまった」という。

 患者らで作る「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」は3月に供給不足解消を厚労省に求めたのに続き、10月には定期接種化を求める請願を国会に提出した。だが、臨時国会では審議未了のまま採択されなかった。

 田中美紀代表は「高額で接種を見合わせる親もいる。予約を待っている間に感染した子もいた。定期接種にして少しでも多くの子供を救ってほしい」と訴えている。【田村彰子】
 ◇ヒブワクチン

 生後2カ月以上の乳幼児に接種し、菌への抵抗力が生じる5歳以上は必要ないとされる。インフルエンザ菌b型は、インフルエンザ患者から菌が見つかったためインフルエンザの名前が入っているが無関係。4〜8週間隔で3回接種し、3回目終了から1年後に4回目を接種する。1回当たり7000〜8000円かかるが、任意接種のため多くの自治体では全額自己負担。日本のワクチンは、仏サノフィパスツール社が製造し、第一三共が販売している。

1199とはずがたり:2009/12/13(日) 10:42:51

健康な脳神経に「糖鎖」が関与=アルツハイマー治療ヒントに−名古屋大
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009120800073

 細胞膜に存在する糖の分子「糖鎖」に異常があると、免疫の過剰な活性化を引き起こしてしまい、自らの脳細胞を攻撃、アルツハイマー病などの病状と類似した脳の神経変性につながることを、名古屋大の古川鋼一教授らの研究グループが7日までに突き止めた。研究結果は米科学アカデミー紀要の電子版に掲載される。
 古川教授によると、糖鎖はグルコースやガラクトースなどの糖が連なった分子で、主に細胞膜に存在。細胞内外の物質や情報のやりとりを担っている。
 古川教授らは、細胞膜に存在する特定の糖鎖が欠損したマウスで実験を行ったところ、免疫機能が過剰に活性化し、自らの脳細胞などを攻撃。細胞は炎症を起こした後、死滅して脳神経の変性を起こすことが判明した。
 アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経疾患も、脳神経の変性が原因となっていることから、研究成果がこれらの治療法のヒントになる可能性もあるという。(2009/12/08-06:54)

1200とはずがたり:2009/12/13(日) 10:45:43

新型インフルをスピード検査 早期治療で重症化防ぐ
http://www.asahi.com/science/update/1212/SEB200912120044.html
2009年12月13日3時3分

図:ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/SEB200912120045.jpg

 新型インフルエンザのウイルスがヒトに感染する仕組みを逆手に取り、従来の10万倍以上の感度でウイルスを検出できる手法を、鹿児島大の隅田(すだ)泰生(やすお)教授らの研究グループが開発した。発症前でも感染を確認でき、早期治療で重症化を防げると期待されている。近く、検査機器の試験運用を兵庫医科大で始める方針。

 新型インフルに感染しているかどうかは、まずは簡易検査キットを使い、その後ウイルスの遺伝子を増幅させるPCR検査で確定する。しかし、ウイルスが患者の体内であまり増えていない感染の初期段階では「陰性」と診断されるという問題がある。

 隅田教授らが着目したのは、ウイルスがヒトの細胞の表面にある「糖鎖(とうさ)」にくっつき、感染する仕組み。人工的に作った糖鎖を小さな金の粒子の表面に取り付け、ウイルスが入った患者の唾液(だえき)と混ぜて遠心分離させたところ、重量がある金粒子とくっついたウイルスを高い濃度で分離、取り出すことができた。簡易検査で「陰性」になっていたものも見逃さないという。

 隅田教授は「早く治療できれば重症化を防げる。治ってから職場復帰するときの検査にも使える」と話す。鼻の奥から検体をとる従来の手法は痛みを伴うが、唾液を使うので患者の負担も減るという。

 研究グループは検査機器を兵庫県内のメーカーと共同開発中。新型と確定するまでに現在は、PCR検査を含め半日かかっているが、新手法では30分ほどに短縮できるといい、年内にも兵庫医大で試験運用を始める。同大の中嶋一彦助教は「実用化されれば、保健所などに検査を依頼せずに各病院で陽性かどうか判断でき、大幅に利便性が高まる」と期待する。(白井伸洋)

1201荷主研究者:2009/12/14(月) 00:45:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091211t11023.htm
2009年12月11日金曜日 河北新報
東北大大学院医学系研究科 医学部卒以外もOK 東京でPR

 東北大大学院医学系研究科は12日、東京都内で初めて、医学部卒業生以外も入学できる「医科学専攻修士課程」の説明会を開き、首都圏からの学生獲得に乗り出す。

 同課程(2年間)は定員40人。六年制で医師を養成する医学部とは別枠で、2003年度に開設された。

 理系文系を問わず、四年制大学出身者が医学の基礎を学べるのが特徴で、保健医療行政などを担う人材の育成を目指している。在籍者の出身学部は理、農学部といった理系に限らず、文、経済学部など多岐にわたる。進路は医療機器メーカー、地方自治体、病院などが中心だという。

 ただ、認知度はまだ低いのが実情。定員は本年度、前年度の20人から倍増されたが、本年度の入試は初めて合格者が定員を割り込んだ。来年度入試でも8月の試験では定員に満たず、2次募集(15人)を迫られた。

 説明会の東京開催は、大学間競争が激化する時代を迎え、大学院も積極的にアピールし、優秀な人材を幅広く確保するために企画した。今回の説明会は東京・丸の内の東北大東京分室で、学生や社会人を対象に開く。修士課程長の中山啓子教授は「臨床心理士や臓器移植コーディネーターなどを志す人、医学関係の職場でスキルアップを図りたい人に関心を持ってほしい」と呼び掛けている。

 連絡先は医学系研究科教務係022(717)8010。

1202とはずがたり:2009/12/14(月) 20:23:00
酷いなぁ。。

<ニッポン密着>軽度脳損傷 自賠責請求、認められず 働き盛り、人生暗転
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20091213ddm041040074000c.html
2009年12月13日(日)13:00

 装具で固定した右足をひきずりながら歩く。東京都世田谷区の商店街。左前方に街灯がある。そのまま左肩が激しくぶつかりよろめいた。「よくあることですから」。近くに住む五十嵐克典さん(38)はつえで体を立て直すと、再び歩き始めた。軽度外傷性脳損傷(MTBI)による高次脳機能障害の影響で、左目で空間の一部を認識できないのだ。【宍戸護】

 人生は交通事故で一変した。03年10月の夕、埼玉県岩槻市(現さいたま市)の東北自動車道。乗用車で渋滞の最後尾にいたところ、ワゴン車に追突された。5台の玉突き事故。ワゴン車に乗用車のトランクを押しつぶされた。

 五十嵐さんは、意識がもうろうとし、右半身に違和感を覚えた。自ら運転して帰宅すると、母嘉津子さん(67)から「右肩が下がり、右足を引きずっている」と言われた。近くの病院で「頸部(けいぶ)損傷の疑い」と診断された。

 事故から10日を過ぎると、右半身のしびれはひいたが、右手人さし指が動かなくなった。数週間後、みそ汁やオムライスの味がしない。記憶力も落ち、取引先との打ち合わせを忘れた。「待ち合わせ場所に来ない」。商談はつぶれ、仕事への復帰は無理と悟った。

 世田谷で生まれ育ち、プロゴルファーを目指した。腰を痛めてあきらめたが、同期のプロゴルファー、横田真一さんのマネジメントを始めた。クラブメーカーなどと交渉しスポンサー契約をとり、キャディーも務めた。重さ約15キロのゴルフバッグをかつぎ、全国を転戦した。すべてがうまく回っていた。ツアー帰りの「あの日」までは。

    □ 

 湖南病院(茨城県下妻市)の石橋徹医師は、当時都内の国立病院勤務医。事故2週間後に五十嵐さんの診察を始めた。MRI(磁気共鳴画像化装置)などで検査したが、脳内出血などを疑わせる画像を確認できなかった。しかし、過去の臨床経験から「原因は脳にある」と推測。世界の学術論文を読むと、米政府が96年に支援法、世界保健機関(WHO)は04年にMTBIの基準をまとめ、欧州の神経学会でもガイドラインを整えていた。

 五十嵐さんは、事故直後の意識変容などWHOの診断基準にある二つの要件を満たしていた。専門医に診断を依頼した結果、左目の空間無視症状▽嗅覚(きゅうかく)喪失、味覚消失、嚥下(えんげ)障害▽高次脳機能障害(知的機能低下、記憶・注意・遂行機能障害)▽排尿1日20回、切迫性尿失禁――などの症状が分かった。

 石橋医師はMTBIと診断を確定。これを受けて五十嵐さんは自賠責保険を請求したが、認められなかった。労災基準に準じた「脳が損傷した兆候を示すMRIなどの画像所見が必要」との自賠責基準を満たせなかったからだ。

 こうした現状から、被害者の多くは、事故の加害者側に損害賠償を求めるしか手段がない。五十嵐さんもワゴン車の運転手らを提訴したが、被告側は「頭部に異常を示す画像所見はなく、高次脳機能障害と身体的障害は事故とは関係ない」と反論しているという。画像所見がなくても、高次脳機能障害を認めた判例(最高裁07年12月)もあるが、多くは敗訴している。

 石橋医師は「MTBIは高次脳機能障害や身体的障害を合併する重い疾患。国内に潜在患者が多数いるのは間違いない。治療や予防、患者救済に取り組む時期が来ている」と指摘した。

    □

 2歳の一人息子の写真が何枚も飾ってある五十嵐さんの自宅居間には、ウルトラマンやアンパンマンの人形が並ぶ。話し合って別居している妻子が月1〜2回訪ねてくるのが楽しみだ。「子供が僕のすべて。首から下がいつ動かなくなるか、毎日恐怖を感じている」

 事故後、身体障害者2級になった。月約1万5000円の障害者手当と同居する母親の月11万円の年金が頼りだ。

軽度外傷性脳損傷友の会 トップページ
http://mild-tbi.net/

1203名無しさん:2009/12/15(火) 20:43:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20091215-OYT8T00001.htm
ホーム>地域>群馬
民主、自民の双方推薦
参院選で県医師会長見通し
 県医師会の鶴谷嘉武会長は14日、前橋市内で民主党県連所属国会議員らと懇談し、来夏の参院選で民主党と自民党の双方から推薦願が出された場合は、両方に応じる考えを明らかにした。

 懇談後、鶴谷氏は記者団に「政党に左右されない団体になるということで、互いを推薦することになると思う」と述べ、県医師会の政治団体である県医師連盟が、自民、民主双方の候補者を推薦するとの見通しを示した。

 比例選で自民党から出馬を予定している組織内候補の西島英利参院議員については、「おそらく日本医師会の指示で(医師会施設などに張ってある)ポスターをはがすことになる」と述べた。

 医師会は長年自民党の有力支持団体だったが、今夏の衆院選では群馬1・2区の一部で民主党候補を支援する動きが出た。

 一方、鶴谷氏は、自公政権下で進められた医療費削減によって医療崩壊が起きたとして、診療報酬の大幅引き上げや患者の一部負担割合の引き下げを求める要望書を、民主党県連に提出した。

(2009年12月15日 読売新聞)

1204名無しさん:2009/12/15(火) 20:53:24
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000912150001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 群馬> 記事
参院選 県医師会 民主と自民「平等に」
2009年12月15日
 民主党県連は14日、これまで自民党を支援してきた県医師会と懇談し、来年夏の参院選での支援を打診した。県医師会長で政治団体「県医師連盟」の委員長を務める鶴谷嘉武氏は「選挙区、比例区とも民主、自民を平等に推薦することになるだろう」と述べ、自民党一党支持の方針を見直す考えを示した。
 懇談会の冒頭、鶴谷氏は「自民党との長い付き合いもあり、すぐに民主党と手を携えてとはいかないが、この国をよくする政党を支持していきたい」とあいさつ。
 話し合いは非公開となり、医師会側は陳情を受け付ける地域政策本部の中島政希本部長(衆院議員)らに対し、自民党政権下で引き下げ傾向にあった診療報酬の大幅な引き上げなどを要望した。
 県医師連盟は、これまでも民主党議員との接触を続けてきたが、国政選挙では自民党候補の支援を続けてきた。だが8月の総選挙で自民支持を決める一方で、各郡市の医師連盟については民主公認候補の支援を黙認。前橋市医師連盟などは事実上の自主投票となり、大半の会員医師が民主候補の支持に回った。

http://mainichi.jp/area/gunma/news/20091215ddlk10010161000c.html
民主県連:参院選の推薦要請 県医師会側「自民と公平に」 /群馬
 民主党県連は14日、県医師会とその政治組織「県医師政治連盟」と、前橋市内で会談した。県連側は来年夏の次期参院選について「推薦をお願いしたい」と要請、医師会側は「自民と民主を公平に扱っていく。両方推薦することになる」と応えた。鶴谷嘉武医師会長は「個人的には明日、自民候補のポスターをはがすことになると思う」と述べ、東京都内で15日に開かれる日本医師会の政治組織「日本医師連盟」執行委員会の結論を踏まえ、県内の組織も正式に対応を決定する考えを示した。

 会談には、県連側から次期参院選で改選を迎える富岡由紀夫会長をはじめ県連所属の衆参両院議員7人全員が出席したほか、医師会側からは鶴谷会長ら幹部が参加した。冒頭、県連の中島政希会長代行が「医療行政についてご指導いただきながら、民主党に温かい支援をお願いしたい」とあいさつ。鶴谷会長は「自民党と長く付き合ってきたから、すぐに民主党と手を携えてというわけにはいかないが、この国をいかに良くするか、自己の利益を守る人たちには賛同しかねると思っている」と話した。

 このほか、医師会側は来年度の診療報酬の大幅な引き上げや、患者の一部負担引き下げなども要望した。【宍戸護】

1205名無しさん:2009/12/18(金) 23:06:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/091218/elc0912182048000-n1.htm
民主支持の決定先送り 参院選対応で日歯連
2009.12.18 20:47
 日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟(日歯連)」は18日、都内で理事会を開いた。執行部は来夏の参院選での政党支持に関し、これまでの自民党から民主党への転換を提案したが、地方の理事から慎重論が出たため最終決定を先送りした。来年3月の評議員会までの意見集約を目指す。

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121801000865.html
日歯連、民主支持の決定先送り 参院選対応を協議
 全国歯科医の政治団体である日本歯科医師連盟(日歯連)は18日、都内で理事会を開き、来年夏の参院選への対応を協議した。執行部は前回参院選まで支持してきた自民党から、政権与党の民主党支持への転換を提案したが、地方の理事から慎重論が出たため最終決定を先送りした。来年3月の評議員会までの意見集約を目指す。

 堤直文会長は理事会後の記者会見で、地方議会の多くは自民党が与党だと指摘。現段階で民主党支持を決めるのは、拙速だとの異論が出たことを明らかにした。

 その上で堤氏は「どこかで意見を統一しなければならない。(来年)3月の評議員会までには決めたいが、今日は継続審議にした」と説明した。

2009/12/18 21:23 【共同通信】

1206とはずがたり:2009/12/20(日) 13:24:10

メニエール病:「原因を解明」…大阪市大グループ
http://mainichi.jp/select/today/news/20091220k0000m040088000c.html
2009年12月20日 2時30分

 めまいや耳鳴り、難聴などを起こすメニエール病について、耳の内部にある球形嚢(きゅうけいのう)と呼ばれる器官内で、微小な炭酸カルシウムの石(耳石、じせき)がはがれ落ちて内リンパ液の通り道をふさいだ結果、内耳が内リンパ水腫(水ぶくれ)になって発症するという説を、大阪市立大大学院医学研究科の山根英雄教授=耳鼻咽喉(いんこう)病態学=らのグループがまとめた。メニエール病患者の内耳に水ぶくれが生じていることは分かっていたが、水ぶくれの原因は不明だった。

 山根教授は、12人の患者の症状のある耳の内部を三次元CT(コンピューター断層撮影装置)で撮影。8人で球形嚢(直径約2ミリ、高さ約3ミリ)の中にある耳石(大きさ10〜20マイクロメートル)が複数はがれ、下にあるリンパ液の通り道(結合管、直径約0.1ミリ、長さ2〜3ミリ)に集まっているのを確認した。

 山根教授は、メニエール病患者の内耳では、結合管の詰まりで蝸牛(かぎゅう)が内リンパ水腫になって聴覚障害を起こしたり、球形嚢の機能不全で平衡感覚が乱れると推定している。【関野正】

1207とはずがたり:2009/12/23(水) 14:35:23

デフレで物価下がってるのになんで医者だけ給料あげんねん。地方の医者増やす方が先ちゃうか。

平野氏ら診療報酬で協議 不調、再調整へ
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122301000233.html

 平野博文官房長官と、藤井裕久財務相、長妻昭厚生労働相は23日午前、首相官邸で、2010年度予算編成で調整が残っている診療報酬改定について協議した。結論は得られず、午後引き続き藤井、長妻両氏で調整を続けることになった。

 来年度の診療報酬改定をめぐっては、厚労省が医療再生のため報酬全体を0・35%程度引き上げ、10年ぶりにプラス改定とするよう求めているのに対し、財務省は財政難などを理由に引き下げを要求している。
2009/12/23 13:19 【共同通信】

1208とはずがたり:2009/12/23(水) 14:57:58

藤井財務相「厚労相は政治論ばかり」 診療報酬巡り激突
http://www.asahi.com/politics/update/1222/TKY200912220493.html
2009年12月22日23時42分

 来年度改定される診療報酬をめぐり、財務、厚生労働両省の攻防が激化している。全体の改定率で意見が折り合わず、藤井裕久財務相が長妻昭厚労相を「政治論ばかり」と異例の批判。長妻氏も主張を曲げない姿勢で、着地点はなお見えていない。

 21日に初めて閣僚間で行われた診療報酬の協議では、長妻氏が全体でプラスになる改定を求めたのに対し、藤井氏は財政状況の厳しさを理由にマイナスで譲らなかった。藤井氏は22日の閣議後会見で、「プラスになるのは多くの人を味方にし、マイナスは多くの人を裏切る、と(長妻氏は主張する)。大臣折衝はそういうものではない」と長妻氏の姿勢を批判した。

 これに対し、長妻氏は同日の会見で「全体でプラスということが医療を再生するためには必要であるという結論になっている。決して過大な要求をしているわけではない」と「政治論」を取り下げず、「財務省と交渉が続いているので、そういう主張を極力具体的に申し上げていきたい」と宣戦布告をした。この日の厚労省政務三役による協議でも、全体でプラス改定を獲得する方針を確認した。

 藤井氏も同日朝には、記者団にこう言い放った。「デフレの時にどうして上げるの? それは保険料にもかかってくる。私は曲げません」

1209とはずがたり:2009/12/23(水) 15:00:02

国民の思いは開業医と勤務医の収入格差の見直しや、医師不足が目立つ産婦人科や小児科などへの重点配分が先であってそういう施策より先に診療報酬が引き上げなんて出てくるのが可怪しい。長妻は限られたカネの優先順位わかってんのかなぁ。

診療報酬引き下げ、長妻氏が異論 「医師数は少ない」
http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY200911290213.html?ref=reca
2009年11月29日22時20分

 長妻昭厚生労働相は29日のテレビ朝日の番組で、医療行為や薬の公定価格である診療報酬について「全体のパイを上げたうえで中の配分を大きく見直すことが必要不可欠だ」と強調した。財務省が診療報酬全体を引き下げて配分の見直しを求めていることに反論した。

 長妻氏は「日本の医療費、医師の数は先進7カ国で最低」と指摘したうえで、「今回の政権交代の大前提は、コンクリートから人。医療崩壊を立て直すためには、一定の金額が必要だ」と診療報酬全体の底上げを改めて求めた。一方で「配分も変える必要がある」とも述べ、開業医と勤務医の収入格差の見直しや、医師不足が目立つ産婦人科や小児科などへの重点配分を目指す考えを示した。

1210名無しさん:2009/12/24(木) 20:33:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009122402000110.html?ref=rank
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/images/PK2009122402100024_size0.jpg

<スコープ>診療報酬プラス改定 抑制転換 政府体面
2009年12月24日 紙面から


 二〇一〇年度予算編成で調整が残っていた診療報酬は二十三日、十年ぶりのプラス改定で決着した。減額を求める財務省と、厚生労働省の折衝は難航したが、小泉政権以降の社会保障費の抑制路線からの転換を重視した官邸サイドが、「プラス」を裁定した。改定率の中身も含め、政権交代を受けた政治的思惑が見え隠れしている。 (吉田昌平)

 長妻昭厚労相は同日夕の記者会見で、開口一番に「実に十年ぶりのプラスになった」と強調。急務となる病院勤務医や救急、産科、小児科分野の医療充実に引き上げ分を重点配分する方針を示した。

 診療報酬は、医師の技術料などにあたる「本体部分」と「薬価・材料価格」に分かれる。長妻氏は本体で六千三百億円の増額を求めていた。薬価は市場価格の下落に連動し、すでに来年度改定で1・36%引き下げが決まっており、医療費ベースで約五千億円が浮く計算。長妻氏の要求は、これに千三百億円程度上乗せする内容だった。

 これに対し、財務省は財政難を理由に、診療報酬全体でマイナス1%程度の引き下げを譲らず、決着がずれ込んでいた。

 プラス改定へと傾いたのは、衆院選マニフェスト項目の軌道修正が批判を浴びる中、従来の主張との整合性をとる必要に迫られたからだ。

 鳩山由紀夫首相らは野党時代から、過去四回の改定で計約8%となる引き下げ幅が「医療崩壊を招いた」と批判してきた。このため、平野博文官房長官は二十三日午前、官邸で長妻氏、藤井裕久財務相らと会談した際、プラス改定を求める首相の意向を伝えた。

 0・19%の増額は、医療費ベースで七百億円に相当し、長妻氏が要求した半額にすぎない。とにかくプラスにすることで体面を保つ必要があった。

 また、本体部分の改定率の内訳は、歯科が2・09%で、医科の1・74%を上回る異例の上げ幅。例年は同率の改定幅だった。

 日本歯科医師連盟はすでに、来年夏の参院選で自民党からの組織内候補の擁立を見送り、民主支持を鮮明にしている。一方、日本医師連盟は衆院選後に自民党支持を白紙撤回したが、参院選では自民現職を組織内候補として擁立する方針を変えておらず、差別化が図られたことが明らか。来春の会長選を控え、政党支持に揺れる日本医師会へのけん制が、改定の裏側から透けてみえる。

1211とはずがたり:2009/12/24(木) 20:38:22
>>1210-1211
保存しときました。

10年ぶりとなるとまあ仕方がないのかな,と云う気もしなくもないです。
これで少しは給料上がって田舎でも赴任して良いと云う医者が増えれば良いんですけど。

最近の診療報酬改定率
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/PK2009122402100024_size0.jpg

1212名無しさん:2009/12/24(木) 20:53:46
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/091224/wlf0912241830003-n1.htm
診療報酬改定 業界団体悲喜こもごも、参院選へ影響も (1/2ページ)
2009.12.24 18:29
 平成22年度の診療報酬全体の改定率が0・19%増と、10年ぶりの引き上げになったことを受け、日本医師会(日医)など関係団体は24日、見解を発表した。改定率の内訳をみると、民主党と良好な関係を築いている団体と、そうでない団体とでは、引き上げ幅に強弱があり、来夏の参院選に向け、従来の自民党支持から民主党支持へ方針転換する団体も出てきそうだ。

 次期診療報酬改定で2・09%の大幅増となったのは歯科の報酬で、日本歯科医師会(日歯)の大久保満男会長は同日の会見で、「新政権の英断を大きく評価する。100点満点で80点だ」と笑顔をみせた。

 日歯は、8月の衆院選直後から民主党との接触を強め、来夏の参院選比例代表では、組織内候補を自民党から擁立する当初方針を白紙に戻している。厚労省の政務三役の一人は「民主党を一生懸命応援してくれる団体に診療報酬を付けるのは当然だ」と説明する。

 一方、冷や飯を食わされた格好なのが日医。会員の中心的存在である開業医が、外来診療で受け取る報酬の引き上げ幅は、わずか0・31%とされた。唐沢祥人(よしひと)会長名で「大きく失望し、憤りすら覚える」と怒りのコメントを発表したほどだ。

 ただ、地方からは、次期参院選をめぐり、自民党現職の組織内候補の西島英利氏を支持していることが、改定率に影響したと指摘する声も出ており、今後、日医内で西島氏の取り扱いが大きな焦点となりそうだ。

1213とはずがたり:2009/12/24(木) 20:57:45
>>1212
こういう政策的必要性ではなく政局的必要性でカネつけるやり口は嫌ですねぇ。

1214とはずがたり:2009/12/27(日) 19:20:49

大分前のニュースだが,田舎の割には有名なこども病院みたいである。

静岡県立こども病院 患者受け入れ制限発表
2009.4.14 03:50
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090414/szk0904140351004-n1.htm

 静岡県立こども病院(静岡市葵区漆山)は13日、新生児集中治療室(NICU)への新規患者の受け入れを制限すると発表した。現在は必要な患者は制限を設けず受け入れているが、今後は、静岡市内の患者のうち「こども病院でなければ適切な医療を受けられないような患者」(病院側)のみとし、それ以外の患者は市内の他の医療機関を受診してもらう方針だ。

 県立こども病院は、高度な周産期医療を提供する「総合周産期母子医療センター」に指定された、県中部唯一の医療機関。静岡市外の患者は、同じ指定を受けている順天堂大付属静岡病院(伊豆の国市)と聖隷浜松病院(浜松市)での対処を要請するという。

 同病院は、1000グラム未満で産まれた低体重児や重度疾患を持つ新生児に最先端の医療を提供できる、高度周産期医療の“最後の砦(とりで)”となっているだけに、受け入れ制限は周辺市町の医療機関にも大きな影響を与えそうだ。

 今回の措置の理由は、昨年度は7人いた新生児未熟児科の医師が、今月中にも退職などで2人に減ると見込まれているため。3月に出された同科長の異動内示に反発した周囲の医師らが辞意を示したことが、主な原因という。

 病院側は一時、NICUへの新規受け入れを全面休止すると発表していた。しかし、小児科など別の科の医師で減員分をカバーする態勢を整えたことから「病院として最低限の責務を果たすため、必要な患者の受け入れは何とか行うことにした」と方針を転換した。

 同病院経営室は「新患の制限はあくまでも暫定的な措置。現在、医師の確保に努めており、6〜7月をめどにこれまで通りの態勢に戻したい」と話している。

1215とはずがたり:2009/12/28(月) 19:08:19
インフル患者、3週連続で減少 国立感染症研究所が発表
12/28 13:26
http://www.shizushin.com/news/environment/medical_health/2009122801000314.htm

 国立感染症研究所は28日、20日までの1週間に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者数は推計約107万人(前週約132万人)で、3週連続で減少したと発表した。
 7月上旬(6日)以降の累計は約1653万人。患者の大半は新型とみられる。
 感染研によると、この1週間に全国約5千の定点医療機関から報告された患者数は10万8071人、1機関当たり22・44人で、前週(13万1972人、27・39人)より減った。
 都道府県別で報告数が最も多いのは福井で1機関当たり43・22人。次いで宮崎(41・81人)、福島(38・99人)、愛媛(33・51人)、岐阜(32・90人)、長野(31・72人)、長崎(31・00人)、大分(30・07人)、鹿児島(30・06人)、山口(29・66人)の順。福島、山梨、沖縄を除いた44都道府県で前週よりも減少した。

1216とはずがたり:2009/12/31(木) 21:26:57

もー医薬品がらみだしこっちでいいや。

【米男子ゴルフ】ウッズ、セックス依存症!? 治療を拒否
http://sankei.jp.msn.com/sports/golf/091221/glf0912210849001-n2.htm
2009.12.21 08:41

「セックス依存症」疑惑が取りざたされるウッズ。治療も拒否していると伝えられる。右はウッズとジョークを交わすジョン・ダリー(ロイター)「セックス依存症」疑惑が取りざたされるウッズ。治療も拒否していると伝えられる。右はウッズとジョークを交わすジョン・ダリー(ロイター)

 これまでに14人の“愛人”の存在が公になった米男子プロゴルフのタイガー・ウッズ(33)だが、セックス依存症の疑いがありながら、その治療を拒否していることが20日、分かった。

 英紙デーリー・メールなど複数の米英サイトによると、ウッズは鎮痛薬「ビコディン」と睡眠薬「アンビエン」の服用者。ビコディンはモルヒネやコカインに似た作用を脳に及ぼし、米国では“代用ドラッグ”として100万−200万人が使用。今年6月に急死した米歌手マイケル・ジャクソンも多量に服用していたとされる。そのクスリの副作用として、“男性機能”を高める効果もあるという。

 アンビエンは米国でポピュラーな睡眠薬だが、睡眠中に車を運転するなどの異常行動があるとFDA(米食品医薬品局)が報告を出しており、こちらには性欲増進という“おまけ”がある。

 この2つの薬物の影響でウッズがセックス中毒になっている可能性があるというのだが、ウッズ自身はリハビリに行くのを拒否しているという。リハビリ先は米アリゾナ州の施設とされる。

 妻のエリンさん(29)は「ウッズは自分に問題があることを認めたがらず、リハビリをすれば症状がもっと悪くなると感じている」と友人に語っており、ウッズが治療を拒んだことで離婚を決意したという。

 一方、ウッズは夜な夜なフロリダ州の自宅近くのゴルフコースに出かけては暗闇の中で練習する姿が近所の人に目撃された、と英紙ザ・サンが報道。これが独自のリハビリ法なのか、離婚−早期ツアー復帰に備えての動きなのかは不明だ。

1217とはずがたり:2010/01/06(水) 00:14:13

無料低額診療:福岡の医療法人の事業実施 県が1年以上たなざらし 「国が抑制求めている」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1256129168/75

 医療費を払えない貧困層のための「無料低額診療事業」について、福岡県大牟田市の医療法人「親仁会」が県に事業実施を申し出たところ、1年以上も受理されずたなざらしにされていることが分かった。県は「国が抑制を求めている」などの見解を示しているが、親仁会側は「困窮者が増えているのに門前払いはおかしい」と批判している。

1218とはずがたり:2010/01/13(水) 16:06:12
興味深い。

兵庫で公立と民間の病院統合へ 加古川市と神戸製鋼所
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011201001000.html

 兵庫県加古川市と神戸製鋼所(神戸市)は12日、医師不足に対応するため、加古川市内でそれぞれが経営する加古川市民病院と神鋼加古川病院を来年4月にも統合するとの方針を発表した。

 兵庫県によると、公立と民間の病院統合は愛知県東海市や三重県桑名市で例があるが、全国的にも珍しいという。厳しい経営環境にある公営病院の生き残り策として注目されそうだ。

 加古川市や同社によると、新病院は新設する地方独立行政法人が経営。統合後、診療科や医師の再配置をした上で現行の2病院で診察を続け、17年に市内に600床規模の病院を新築、完全統合する。

 加古川市民病院は内科医不足から患者数が減り、08年ごろから経営難に。昨年、人材や設備が充実している神鋼加古川病院に統合を提案。専門分野も異なっており、地域サービスを向上させる観点から統合が決まった。

 医師を含めた両病院の職員計750人は引き続き雇用する。
2010/01/12 20:31 【共同通信】

1219とはずがたり:2010/01/19(火) 12:07:37
凄いなぁ。

がん転移「足」くっきり 東北大グループ解析装置開発
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100119t13025.htm

マウス内で血管(左下の点線部分)に近づくがん細胞(右上)。右下の棒は長さが1万ナノメートル(権田講師提供)
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/20100118014jd.jpg

血管に近づくがん細胞の拡大図。進行方向に向かって、足のようなもの(矢印)が出ている
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/medical/20100118015jd.jpg

 東北大大学院医学系研究科の権田幸祐講師(医工学)と大内憲明教授=腫瘍(しゅよう)外科学=らの研究グループは、動物の生体内でがんが転移する様子を分子レベルで画像確認することに初めて成功、これによりタンパク質の移動速度が変化していることを突き止めた。がんの新たな治療法の開発や、悪性度診断への応用が期待されるという。

 がん転移を引き起こす「細胞膜タンパク質」や抗がん剤の分子サイズはこれまで、生体内では観測できなかった。従来、生物内で観測できたのは1000ナノメートル(1ナノメートルは100万分の1ミリ)の精度だったが、分子サイズは数ナノメートルから100ナノメートルという。

 グループは9ナノメートルで解析できる装置を開発。マウスの背中下部にヒトの乳がん細胞を注入した後、がん細胞にある細胞膜タンパク質に蛍光物質を結合させることによって、動きをとらえた。

 その結果、がん細胞が血管に近づくにつれて、細胞膜タンパク質の移動速度は約10〜300倍に増加。また、がん細胞が進行する方向に、足のようなものを出していることも分かった。

 さらにがん細胞が血管内に入ると、細胞膜タンパク質の移動速度は血管から離れた場合の約1100倍に達した。移動速度が上がると、他の物質と衝突しやすくなるため、がん転移が活性化される可能性があるという。

 細胞膜タンパク質の移動速度を指標にすれば、がんの進行段階を調べる手段にもなりうる。権田講師は「がん転移のメカニズム解明につながるだけでなく、抗がん剤との相互作用そのものも見られるようになって、開発中の治療薬の効果を詳細に調べることも可能になる」と話している。

 成果は東大などとの共同研究で、米生物化学誌「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー」電子版に22日、掲載される。


2010年01月19日火曜日

1220とはずがたり:2010/01/19(火) 12:10:58

厚生官僚はアホか。

改正薬事法、漢方薬の郵送販売禁止 嘆く利用者 店主危機感
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100118t73018.htm

漢方薬の郵送販売が禁止され、不便を強いられるお年寄りも少なくない=青森市内(写真と記事は関係ありません)

 昨年6月に施行された改正薬事法に、漢方薬の利用者と薬局の双方から不満の声が上がっている。漢方薬など処方せんの要らない一般用医療薬(大衆薬)の郵送販売が禁止され、利用者は薬局に足を運ばなければならなくなった。東北でも遠方に住む人や移動手段のない高齢者は負担感を訴え、郵送販売の割合が大きい薬局は売り上げの落ち込みに危機感を募らせている。

 「トラブルなく利用していたのに、どうしてこんな法律ができたのか。負担が増えるだけ」。宮城県石巻市の会社員白出政子さん(53)は8年ほど前から、漢方薬を服用している。かかりつけは仙台市にある薬局。家族4人分の薬は郵送で受け取っている。

 郵送販売の禁止は対面販売で薬のリスクを説明し、利用者の安全を確保するのが理由とされる。2011年5月末までは経過措置として、改正前から利用していた薬を同じ店から購入する場合などに限って認められる。

 白出さんも体調の変化などで薬の種類を変えると、月1、2回は薬局まで出向かなければいけなくなる。薬局まではタクシーと電車を乗り継いで片道3時間。1回の交通費は5000円以上かかり、仕事も休まざるを得ない。

 白出さんは「ほかの薬局は取り扱う薬が違うので簡単に変更できない。電話で相談に乗ってくれ、付き合いの長い薬剤師への信頼は替えがきかない」と嘆く。

 仙台市青葉区で1人暮らしの千葉篤子さん(72)は家から薬局まで徒歩15分の距離だが、郵送で購入している。腎臓の持病で足がむくみ、移動は困難を伴う。「薬局に行ってきてと頼める人はいない。雪道で転んで、けがでもしたら元も子もない。郵送禁止は高齢者の実情を全く考えていない」と憤る。

 漢方薬を扱う薬局側は経営への影響を懸念する。八戸市のある薬局は売り上げの約2割が郵送販売。利用者には対面販売への切り替えを呼び掛けている。理由を説明しても、なかなか理解してもらえないケースもあるという。

 店主の男性は「クリック一つで買えるインターネット販売と、カルテを作り、電話などで体調を確認している漢方薬局の販売方法を一緒くたにして禁止するのはあまりに乱暴。売り上げが2割減れば、利用者には申し訳ないが、廃業も考えないといけない」と話している。


2010年01月18日月曜日


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