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Tohazugatali Medical Review

1182とはずがたり:2009/11/26(木) 19:40:51

風邪症状から突然心停止へ 劇症型心筋炎 救命例が増加
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_195.shtml
[キーワード]内科、循環器科
[更新日時]2006年10月22日

 ●人工心臓で生命維持 マッサージ法普及も必要

 元気だった人が風邪のような症状が数日続いた後、突然、心不全を起こして急死してしまう―。心臓を動かす筋肉のウイルス感染などが原因で心機能が急激に低下する「劇症型心筋炎」。発症率は決して高くはないものの、幼い子どもから高齢者まで突然死の原因の1つに挙げられる深刻な疾患だが、医療機器や技術の進歩で命を救えるケースも増えてきた。
 (坂本信博)

 ●血圧が急低下

 福岡県新宮町に住む女性(19)は9月下旬、風邪をこじらせ、嘔吐(おうと)や下痢の症状があったため、近くの総合病院を訪れた。

 体調が急変したのは、内科の受付で受診を待っているとき。急に気分が悪くなったため内科医が診察を始めたが、血圧が急激に低下し、やがて脈がとれなくなった。

 女性は院内の救急センターに搬送され、治療が始まった。しかし、約30分後には心臓が完全に止まってしまった。

 女性は劇症型心筋炎と診断された。これまで、心臓の病気を患ったことは一度もなかった。

 ●風邪と誤診も

 劇症型心筋炎は、心臓を動かしている筋肉(心筋)が炎症を起こす心筋炎の中でも、死に至るほど急激な病状変化を示すものを指す。心臓病の研究を推進する日本心臓財団によると、心筋炎の発症頻度はまだ定かではない。人口10万人に対して115人という研究データがあるが、そのうちどれくらいが劇症型へ移行するかはよく分かっていないという。

 原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスやインフルエンザウイルスが代表的で、風邪の原因ウイルスと同じことが多い。初期の病状も風邪に似ていて、発熱、せき、のどの痛み、筋肉痛、吐き気、全身の倦怠(けんたい)感など消化器症状が中心。

 風邪にしては息切れが強い、動悸(どうき)がするなどの特徴はあるが、現実的には本物の風邪と見分けがつきにくい。患者自身が風邪と思い込んで受診しなかったり、医師も単なる風邪と考えている間に心筋の細胞破壊が進行していく。

 心筋に障害が起きると心臓の収縮力が弱まり、全身に送り出される血液量が減少して血圧が低下する。劇症型の場合、短期間のうちに風邪症状から病状が急変。手足の冷え、不整脈、失神、呼吸困難、心不全などを起こし、死に至るケースが少なくない。「本物の風邪と見分けがつきにくいため、医療過誤訴訟に発展するケースもある」(同財団)という。


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