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選挙・議員関連情報スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:34
とりあえず気付いたニュースなどを張り付ける事にしておく。

2495とはずがたり:2007/08/02(木) 10:22:18
尾辻が順当かねぇ。鴻池は異端だし若林は地味だ。清和会から会長が出るかどうかも注目点。

「青木体制」に幕=実力者落選、会長人事は難航−参院自民
2007年8月1日(水)18:41
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-01X331.html

 自民党の青木幹雄参院議員会長が1日、参院選惨敗の責任を取り辞任した。「参院のドン」として長らく君臨してきた青木氏が表舞台から退き、「青木体制」の幕は下ろされた。しかし、青木氏の後継と見られた片山虎之助前参院幹事長ら実力者が相次いで落選し、「ポスト青木」の本命候補は見当たらない。新会長選出の調整は難航必至で、参院で過半数割れした自民党にとって苦難の道は続きそうだ。 

 「1番の責任は参院議員会長のわたしにある。今後は1議員として皆さんと共に参院自民党を支えていきたい」。1日昼の参院執行部会。青木氏は淡々と語りながらも、無念さをにじませた。

 これまで参院第1派閥だった津島派の数の力を背景に、青木氏は影響力を振るってきた。しかし、参院選で同派は大幅に議席を減らし、町村派に次ぐ第2派閥に転落。参院執行部内からは「いつまでも青木氏にごまをすってもしょうがない」との声も漏れ、早くも「青木離れ」が始まっている様子だ。

 それでも青木氏は先月30日、町村派、古賀派、伊吹派の参院幹部を呼び、今後の対応を相談。ある参院幹部には、内閣改造時の閣僚参院枠に推薦することを打診した。「青木氏はなお人事で求心力を保とうとしている」(津島派中堅)とささやかれている。

 後任に関しては、尾辻秀久元厚生労働相、鴻池祥肇元防災担当相、若林正俊環境相らの名が挙がっている。月内にも新会長が選ばれる見通しだが、「青木氏に匹敵する人材を見つけるのは非常に難しい」(矢野哲朗参院国対委員長)。会長ポストをめぐる各派の綱引きも始まっており、今後、青木氏の下で保ってきた参院自民党の結束に乱れが生じる可能性もある。(了)

[時事通信社]

2496やおよろず:2007/08/02(木) 23:35:40
>>2495
尾辻は参院自民の中では、かなりマトモな人材なので会長になってほしくないです
鴻池もガンガン批判するでしょうけど、これがガス抜きになって、民主党にマイナスという可能性も

若林とか加治屋とか、さえないオヤジ系が会長になることを期待

2497やおよろず:2007/08/02(木) 23:59:26
>>2494  副議長は山東みたいです

参院副議長、自民が山東昭子氏推薦を内定…決まれば女性初
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070802ia21.htm

 自民党は2日、参院副議長に、同党の山東昭子・元科学技術庁長官を推すことを内定した。

 7日召集の臨時国会で選出される。

 青木参院議員会長が山東氏に伝えた。山東氏も2日、都内で記者団に「内々に(副議長就任要請の話を)いただいている。流れの中で考えたい」と語り、前向きな姿勢を見せた。選出されれば女性の参院副議長は初めてとなる。

(2007年8月2日19時36分 読売新聞)

2498とはずがたり:2007/08/03(金) 22:46:19
国民新党の4は亀井兄・長谷川・亀井姫・自見か。完全に自民と袂を分かって民主に取り込まれる形になるので難しいかな。

<民主党>国民新党に統一会派結成を打診
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000015-mai-pol
8月3日3時10分配信 毎日新聞

 民主党の小沢一郎代表が国民新党幹部に対し、参院会派「民主党・新緑風会」との統一会派結成を打診していることが2日分かった。両党関係者が明らかにした。小沢氏は参院で4議席を持つ国民新党や野党系無所属議員と統一会派を組むことで議席数を過半数(122議席)に少しでも近づけ、参院運営の主導権を確保する狙いとみられる。国民新党は対応を慎重に検討している。
 参院は民主党の大勝で野党が過半数を確保したが、民主党単独では110議席にとどまる。小沢氏は統一会派結成で議席を上積みすれば、参院の委員長人事などでより有利な立場を確保できると判断したようだ。
 ただ、国民新党内には「民主と組めば党の存亡にかかわる」(幹部)との懸念があるほか、参院選で民主、国民新両党と選挙協力した社民党の反発も招きそうだ。
 一方、民主、社民、国民新の野党3党は2日、国会内で参院選後初の国対委員長会談を開き、野党共闘の強化を確認した。民主党の高木義明国対委員長は「参院では逆転したが衆院は与党が3分の2の体制だ。今まで以上に協力しよう」と呼びかけた。

最終更新:8月3日3時10分

2499とはずがたり:2007/08/03(金) 22:59:07
議運は誰が就任するのかな?
民主の責任は重大である。

参院議運委員長は民主、議事運営でも主導権
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070801-00000213-yom-pol
8月1日22時20分配信 読売新聞

 自民党の矢野哲朗参院国会対策委員長と民主党の郡司彰参院国対委員長は1日、国会内で会談し、参院議院運営委員長を民主党から出すことで合意した。

 郡司氏が「議長と議運委員長は一体だ」と主張し、矢野氏も受け入れた。

 議運委員長は、法案の取り扱いや首相らに対する問責決議案の取り扱いを決める権限を持ち、参院第1党となった民主党が議事運営でも主導権を握る。

 また、7日召集予定の臨時国会では、これ以外の常任委員長人事は、引退などで空席となった三つの委員長ポストを暫定的に補充するだけとし、秋の臨時国会で、改めて各党の配分を決めることで一致した。

最終更新:8月1日22時20分

<参院>議院運営委員長は民主党から 自民と合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070801-00000082-mai-pol
8月1日19時53分配信 毎日新聞

 自民党の矢野哲朗、民主党の郡司彰両参院国対委員長は1日、国会内で会談し、参院運営の要となる議院運営委員長ポストについて、民主党から選ぶことで合意した。
 議運委は本会議の開会や法案の趣旨説明の日程を決めるなど、院運営での重要事項を担当しており、委員長は法案の成否に大きな影響力を持つ。93年に細川連立政権が誕生した際、与野党間で「議運委員長は与党から」と申し合わせた経緯があるが、郡司氏は民主党が第1党となったことを念頭に「当時と状況が異なる」とポストを要求、矢野氏も受け入れた。
 民主党は議長ポストも確実にしており、参院での主導権を握ることになる。【平元英治】

最終更新:8月1日20時14分

2500とはずがたり:2007/08/03(金) 23:02:33

<赤城農相更迭>「便せんは…」 官邸で辞表したため
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070802-00000003-mai-pol
8月2日3時3分配信 毎日新聞

 「便せんはありませんか」。官邸で安倍晋三首相と向き合っていた農相・赤城徳彦は、かたわらの首相秘書官・井上義行に尋ねた。渡された便せんに、赤城はその場で辞表を書いた。1日午前11時をすぎていた。
 その少し前、農水省大臣執務室にいた赤城に井上から電話が入る。「すぐに(赤城を)呼んで」という安倍の指示を受けたものだった。「官邸に来てください」
 官邸に駆けつけた赤城に、安倍は「あなたはまだ若い。事務所の問題を立て直し、一から出直してほしい」と言った。52歳の安倍から48歳の赤城への引導だった。
 赤城はこの日午前10時20分ごろ、赤坂宿舎を出て農水省に向かった。朝刊各紙は「赤城は留任させない」という安倍の意向を報じていた。
 赤城への風当たりは、参院選の惨敗で一層強まった。地元・茨城の県議会幹部は30日、赤城に電話で「辞表を出したらどうか、って声も県にはあるよ」と伝えた。
 31日の自民党総務会では、深谷隆司元通産相が「中川さん(秀直自民党幹事長)、青木さん(幹雄同党参院議員会長)の前に辞めるべき人がいるんじゃないか。赤城さんだ」と発言した。
 選挙の4日前には、ひそかに「赤城降ろし」工作があった。自民党執行部の一人は語る。
 「幹事長サイドが、いよいよ情勢がまずいので辞めさせろと迫った。だが、投票日までもうギリギリだから、と官邸が残留させたらしい」
 その安倍も、惨敗後も自身の責任に「ノーコメント」を通す赤城に、怒りを見せ始めた。
 1日午前、赤城の事務所費問題にからむ新たな疑惑を、共同通信が報じた。「また新しいのが出た。細かい話だが続きすぎる」(首相周辺)。安倍は腹を固めた。
 辞表を書いたあとの記者会見で、赤城はこう説明した。「ゆうべ一人で静かに考え、辞職でけじめをつけるべきだと思い至った」。辞令交付など1日に役所で予定していた公務を終えたら、安倍に会って辞意を伝えるつもりだった、とも。
 だが、官邸から呼び出しを受けた赤城のふところに、辞表は入っていなかった。「それまで(自分から)辞める気配はなかった。事実上の更迭、というのが正しい」。首相周辺は言った。
 ◇「民主党だって大変だわね」
 「赤城の山も今宵限りだ、とようやくなったなあ」(与党幹部)

 農相・赤城徳彦の辞任に、与党は冷ややかな視線を向けている。公明党副代表の東順治は「ニワトリは夜中に鳴いたって、役目は果たせない。朝に鳴いて初めて役に立つ」と、遅すぎた辞意の表明を皮肉った。
 自民党も同じだ。幹事長の中川秀直は「正直言って、もう少し早いタイミングで決断すべきだった、との意見は相当多くある」と語った。
 赤城を更迭した直後の1日昼。首相の安倍晋三は官邸で、都道府県議会議長との懇談会に出席した。会場からは「首相は立派だ。あれだけ国家像を掲げて首相になった人はいない」など、安倍を励ます発言も。
 だが、安倍はしばしばほおづえをついたり、下を向いたり。沈んだ様子の安倍を見て、ある出席者は「本当は首相に『政策を変えないとだめだ』と言いたかったけど、かわいそうだから言わなかった」と話した。
 「赤」がいなくなった同じ日、「青」も表舞台から姿を消した。
 1日正午、国会内参院自民党会議室。73歳、豊かな白髪がトレードマークの参院自民党議員会長・青木幹雄は、いつも通り紺のスーツ、白いワイシャツ、グレーのネクタイ姿で、同僚議員とNHKニュースを見ながら箱弁当をつついた。
 その後、参院執行部会で「かつてない大敗の一番の責任は、議員会長である私にある」と正式に辞意を表明した。
 青木は「これからは気楽になる。おでん屋でも誘ってください」と記者団の笑いを誘ったが、後任会長が決まるまでの間は、暫定的に会長職にとどまる。参院民主党の実力者、輿石東議員会長とは党派を超えた盟友。野党主導の国会運営でも、一定の発言力は保持するとみられている。
 青木は最後に言った。「民主党だって大変だわね。何でもかんでも反対では、国民世論が『反対ばかりしていいのか』となる。まあ、やってみなきゃわからんよ」(敬称略)

最終更新:8月2日3時6分

2501とはずがたり:2007/08/06(月) 22:07:02
鈴木・松浦・森田・友近・糸数は当面無所属と云う表現だか将来の民主入りが視野に入っていての表現なんすかね?
こいつらで会派作るって動きも無かったんですね。中間派的な会派なら社民や共産の諒解も得られやすかっただろうけど,地元の諒解が取れ次第民主・新緑に参加という形は取りにくくなるから?
あと一応松下も野党系無所属扱いの様である。

国会:参院の会派構成、民主112人で確定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070804ddm003010029000c.html

参院の新勢力分野
民主・新緑 112(外山加入)
共産党 7
社民党・護憲連合 5…近藤は護憲連合扱いっすかね?
野党系無所属 8(鈴木・松浦・森田・友近・糸数・龍平・康夫・松下)
与党系無所属 1(荒井)
公明党 20
自民党 85(藤井・島尻加入)

 参院の当面の会派構成が3日、確定した。民主党と無所属議員で作る「民主党・新緑風会」が112人で参院選前の82人を大幅に上回り、98年の結党以来初めて参院で第1会派となった。一方、自民党は109人から85人に激減し、1955年の結党後、初めて第1会派から転落した。

 参院選に無所属で立候補した外山斎氏(宮崎選挙区)は民主会派に入り、自民党に「仮復党」した藤井孝男氏(岐阜選挙区)は自民会派に入った。4月の参院沖縄補選で当選した島尻安伊子氏も2日付で自民党に入党した。ただ、2日の会見で自民党との統一会派結成を明らかにした荒井広幸氏は、自民党内の手続きが終わっていないため、当面は無所属となった。

 参院は1人では会派を作れないため、新党日本の田中康夫代表(比例)や川田龍平氏(東京選挙区)は無所属のまま。秋田、富山、愛媛、沖縄の各選挙区選出の無所属議員は、当面は会派に属さない。【田中成之】
    ◇
 参院の新勢力分野は次の通り。
 民主党・新緑風会112人▽自民党85人▽公明党20人(改選前比3人減・埼玉・愛知・神奈川で現職落選/裏改選は11。選挙区は東京・大阪・埼玉→次回は埼玉も奪取すべし。)▽共産党7人(同2人減)▽社民党・護憲連合5人(同1人減)▽国民新党4人(増減なし)▽無所属9人
毎日新聞 2007年8月4日 東京朝刊

2502とはずがたり:2007/08/06(月) 22:25:29
自民党の方が良い場所をとってたんですかね。取り敢えずは控えめに陣取りしたという感じか。

控室も与野党逆転 民主が大幅拡大 自民は一部返上
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070806/20070806_002.shtml

 「自民惨敗、民主躍進」という参院選の結果を受け、各会派に割り当てられる国会内の議員控室のスペースも与野党逆転する。議席数を30人増やした民主党が大幅に拡大する一方、自民党は半世紀守った議長ポストに加え控室の一部を失う。

 民主党と無所属議員でつくる民主党・新緑風会は、選挙前の82人から112人となり最大会派に。対する自民党は、109人から85人に減少、結党以来初めて第一党の座を明け渡した。

 「第一党となったのだから、本来であれば現在の自民党の部屋が欲しいと主張すべきだが…」

 2日の参院議院運営委員会理事会で、民主党の高嶋良充筆頭理事はこう切り出した。国会内の議員控室は所属議員数に比例するため、強く要求すれば可能。自民党に緊張が走ったが、民主党は結局、参院事務局が使っていた大部屋を要求、自民党は胸をなで下ろした。

 さらに自民党参院の議員会長や幹事長室を民主党が狙ってくるのでは、との憶測もあったが、事務局の速記作業用の部屋などが移転し、議員控室用のスペースが大幅増加。自民党は現在の控室計約1030平方メートルのうち約50平方メートルを返上すれば済む計算で、幹部部屋の「明け渡し」もなさそう。

 民主党・新緑風会は、約540平方メートル増の計約1290平方メートルとなり、議員総会用の大部屋のほかにも複数の小部屋を獲得できる。

=2007/08/06付 西日本新聞朝刊=
2007年08月06日00時18分

2503とはずがたり:2007/08/06(月) 23:44:59
>>2501
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/3217-3225?KEYWORD=%BE%BE%B1%BA

参院選:無所属の松浦氏、民主会派へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070805k0000m010100000c.html

 参院選秋田選挙区で、民主、社民両党の推薦を受けて当選した無所属の松浦大悟氏は4日午後、秋田市で記者団に対し、「9月の段階で民主党・新緑風会に入りたい」と述べ、民主会派入りする意向を表明した。両党の県連などと協議したうえで、最終的に結論を出すとしている。また、同氏は将来的には民主党入りしたいとの考えを示した。

毎日新聞 2007年8月5日 0時17分 (最終更新時間 8月5日 0時35分)

2504名無しさん:2007/08/06(月) 23:51:30
>>2501
>社民党・護憲連合 5…近藤は護憲連合扱いっすかね?
近藤は既に社民党に入党していますし、
参院社民党はずいぶん前から社民系無所属がいようがいまいが「社会民主党・護憲連合」です。
同様に衆院社民党も無所属議員は居ないにも関わらず、ずっと「社会民主党・市民連合」です。

25052504訂正:2007/08/07(火) 00:20:54
(正)近藤は既に社民党に復党していますし
(誤)近藤は既に社民党に入党していますし

調べてみると、2005年の1月時点では既に復党していたようです。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050217_2.html
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040914_1.html

http://www5.sdp.or.jp/central/activity/houkoku20060211.html
>(1)04年7月11日投票で戦われた第20回参議院議員選挙は、
>直前の国会で強行された年金改悪や自衛隊の多国籍軍参加の是非などを焦点に党の総力を挙げて戦った。
>結果、比例区で2議席、後に新潟選挙区で当選した近藤正道議員を党に迎え、改選前から1議席増やし、
>ギリギリのところで党再建の足がかりを確保した。

2506とはずがたり:2007/08/07(火) 00:28:39
解説あざーす。なるほどそういうことなんですな。
勢力の外縁的拡大への執念を会派名に表記しているという感じでしょうか。

2507とはずがたり:2007/08/07(火) 00:42:02
まぁ勝ったから良いようなものの民主は参院の過半数を取れば国政調査権使って政府自民党の無駄を徹底的に暴けますってもっとアピールすれば良かったんでは?
そういったたけど選挙公報にあんま興味がない俺が見逃してただけっすかね?

民主党:「選挙優先」から「国会での政策対決」戦略へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070804k0000m010101000c.html

 参院選で大勝した民主党は、これまでの「国会より選挙優先」の態勢から「国会での政策対決」へ切り替える方針だ。参院に政府与党と異なる民主党独自の考えを盛り込んだ法案を次々に提出して通過させ、安倍内閣に突きつける作戦。秋の臨時国会は08年度予算編成の真っ最中。予算にくさびを打ち込む法案を集中的に提出し、来年の通常国会での予算案否決につなげ、衆院解散・総選挙に追い込む布石とする。テロ対策特別措置法への反対や、イラク復興支援特別措置法廃止法案の提出も検討し、内政・外交の両面から政権をゆさぶる。【須藤孝】

 「民主党が法案を提出し、政権を取ればどう変わるか示せば、必ず与党との対立が来る。信を問うべきだという展開も十分考えられる」

 菅直人代表代行は2日の記者会見で強調した。民主党が秋の臨時国会で提出する法案は、農家への戸別所得補償など参院選のマニフェストで掲げた政策を実現する法案だ。参院選で与党を大幅に過半数割れさせたため「マニフェストは国民の支持を得た正当性がある」(同党政調幹部)と見る。衆院で多数を占める与党に対し、民主党が迫る最初のハードルだ。

 ただ、戸別所得補償などは約1兆円の予算措置が必要で、政府与党が受け入れることは困難だ。そこで、臨時国会で提出した法案の中身を反映した予算案対案を提出したうえで、政府予算案を参院で否決し「自民か、民主か」という選択を迫り、解散を求める。予算案否決は政権にとっては大きな打撃で、これを2番目のハードルにする。

 また、民主党が提出する法案や予算案には政府与党側から「財源が不透明」との批判が予想される。このため、参院での過半数確保で発動が可能になった国政調査権を利用し、税金の無駄遣いを指摘して財源の裏付けとする考えだ。鳩山由紀夫幹事長は3日の記者会見で「国政調査権で情報公開を進めていくことが民主党の大きな役割だ」と語った。

 一方、小沢氏が反対を表明したテロ特措法やイラク特措法廃止法案は、現政権の対米外交そのものに疑問を投げ掛けるのが狙いだ。日米関係に悪影響を与えるという指摘もあるが、党幹部は「安倍内閣の対米外交の相手は、イラク戦争を推進する共和党だけだ。次期大統領選で優位とされる米民主党やアジアにも目配りした幅広い外交を示していく」としている。

毎日新聞 2007年8月3日 22時10分 (最終更新時間 8月3日 23時35分)

2509やおよろず:2007/08/07(火) 11:01:45
市川一朗は元国土事務次官のはず
少し畑違いなのかな?

2510やおよろず:2007/08/07(火) 11:17:17
自民・参院議員会長、尾辻氏で調整
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070807i101.htm?from=main1

 自民党は6日、参院選惨敗の責任をとって辞意を表明した青木参院議員会長の後任に、尾辻秀久・元厚生労働相(66)(津島派)を選出する方向で最終調整に入った。

 複数の同党幹部が明らかにした。20日に会長選を行い、尾辻氏が正式に選ばれる見通しだ。

 青木氏の後任については、中曽根弘文・元文相、鴻池祥肇・元防災相の名も取りざたされたが、2人が郵政民営化関連法案に反対した「造反組」だったことなどから、当選4回のベテランで、政策通として知られる尾辻氏が急浮上した。

 参院幹事長、参院政審会長などの役員は議員会長が推薦することになっている。

(2007年8月7日3時2分 読売新聞)

2511名無しさん:2007/08/07(火) 13:56:20
議運と懲罰取りましたか。
政局展開が楽しみですね。

2512とはずがたり:2007/08/08(水) 16:23:18
社民にちゃんと仁義切らんとまずいよ,友近。。

友近さん「民主党・新緑風会」入りへ (2007-08-06・17:30)
http://ncs2.rnb.co.jp/news/detail.php?recid=12597346

 無所属で立候補し参院選愛媛選挙区で初当選した、友近聡朗さんは参議院の民主党と無所属の議員で構成する会派「民主党・新緑風会」入りする事になりました。
 参院選愛媛選挙区に無所属で立候補し、民主、社民、国民新党の推薦を受けた友近聡朗さんは、自民党の候補に6万票余りの差をつけ初当選を飾りました。あすの臨時国会の開会を控え、友近さんは、無所属のまま、参議院の民主党議員と無所属の議員で構成している会派「民主党・新緑風会」入りする事を、きょう、明らかにしました。友近さんは「選挙で獲得した37万票の付託にこたえ県民の声を国政の場に届けるためにも会派入りした。」と説明しています。また、推薦を受けた民主党以外の政党に対しては「これまでも何度か話し合いをしてきたが、今後の活動を通じて理解していただけると思う。」と話しています。友近さんが民主党系の会派に入った事について推薦した社民党県連の村上要代表は「当選後も無所属を貫くことを条件に推薦した経緯もあり正式な連絡もなく、到底、納得・理解できるものではない」と友近さんの対応を批判しています。

2513とはずがたり:2007/08/09(木) 22:17:14
なーんか枝葉末節な気もするんだよなぁ。

民主の攻勢、クールビズにも ネクタイ義務化提案
http://www.asahi.com/politics/update/0809/TKY200708090388.html
2007年08月09日21時28分

 参院第一党の民主党の攻勢は「クールビズ」にも――。民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は9日の議運理事会で、本会議や委員会の審議中にネクタイ着用を義務づけるよう求めた。各派持ち帰って協議することになったが、西岡氏は「内閣に対する意見にもなる」として、政府が主導するクールビズの廃止論を唱えて牽制(けんせい)している。

 参院では、政府がクールビズを呼びかけた05年から、各会派の合意に基づいて夏場の軽装を認めている。西岡氏は、会期末の10日に秋の臨時国会以降のネクタイ着用義務化の合意を得たい考えだが、自民党理事は「10日までは無理」などと反発。先例の変更も伴うため、「ケースをいくつか想定して覚書を作らないといけない」(民主党理事)との意見も出た。

 衆院では、河野洋平議長の意向で本会議場内だけネクタイ着用を義務化。ちなみに民主党の小沢代表は、夏場でも国会内でネクタイを着用している。

2514とはずがたり:2007/08/09(木) 23:36:59
早くもぐだぐだ。特措法延長は諦めたか?

<次期臨時国会>31日召集見送り…政府・与党が方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000115-mai-pol
8月9日21時57分配信 毎日新聞

 政府・与党は9日、次期臨時国会の31日召集を見送る方針を固めた。政府は11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法の延長に向けた審議時間を確保するため、早期召集方針だったが、参院自民党や公明党から参院の与党過半数割れの状況を考慮すべきだとの慎重論が強まり、譲歩を余儀なくされた格好だ。
 安倍晋三首相と自民党の中川秀直幹事長が3、4両日に会談、27日に内閣改造を行い、31日に臨時国会を召集する方向を確認した。しかし、その後、与党内から「国会開会まで新閣僚の準備期間が短く、勢いづいた民主党の攻勢をかわせなくなる」などと反発の声が上がっていた。【野口武則、渡辺創】

最終更新:8月9日22時20分

2515とはずがたり:2007/08/09(木) 23:41:09
>>2514
2週間も後ろへずれるのか。。小沢民主の攻勢を恐れて浮き足だっとるのぉ。

秋の臨時国会、31日召集を断念…9月中旬で再検討へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000116-yom-pol
8月9日23時15分配信 読売新聞

 政府・与党は9日、秋の臨時国会について、当初予定していた8月31日召集を断念し、9月中旬の日程で再検討に入った。

 安倍首相は、31日召集で調整を進めていたが、参院自民党などから異論が相次ぎ、日程の見直しに追い込まれた。

 自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長は9日夜、都内の料理屋で会談し、今後の国会日程について、協議した。会合終了後、出席者の一人は「政府内には、31日召集という案があったが、現実にはあり得ないだろう」と記者団に語った。

 首相は、11月1日に期限が切れるテロ対策特別措置法を延長する改正案について、十分な審議時間を確保するため、早期開会を目指していた。これに対し、参院自民党や公明党の一部に「8月27日の内閣改造直後の開会では、新閣僚の国会答弁の準備が不足する」などの懸念が広がっていた。

最終更新:8月9日23時15分

31日召集先送り=次期臨時国会、来月上旬以降に−政府・与党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000226-jij-pol
8月9日23時2分配信 時事通信

 政府・与党は9日、本格的な論戦が行われる次の臨時国会の31日召集を先送りする方針を決めた。安倍晋三首相の意向で調整を進めたが、内閣改造直後で閣僚の準備が間に合わないことなどから与党内に異論が強く、自民党首脳は「31日召集はない」と言明。政府筋も「国会日程は白紙になった」と述べた。9月上旬以降とする方向で再検討する。
 臨時国会の召集をめぐり、塩崎恭久官房長官は9日午後、首相官邸で自民党の矢野哲朗参院国対委員長と会談。矢野氏は、首相が27日に内閣改造を行うことを念頭に「参院で与野党が逆転している状況を考えると、31日召集はいかがなものか」と伝え、塩崎氏は「党の意見をよく聞きたい」と、党側と十分調整する考えを示した。
 この後、自民、公明両党の幹事長、国対委員長が都内で会談し、31日召集は困難との認識で一致。お盆明けに再協議することを確認した。 

最終更新:8月9日23時2分

2516とはずがたり:2007/08/11(土) 09:13:53
肝炎救済法かなんかで民主と公明が協力する動きがあると昨晩のテレビでやてましたが,政治資金規正法に続いての連携模索?
民主と公明が組めば勝てるでしょうけど,折角此処迄来たんだか空公明抜きで政権取って欲しいっすねぇ。
小沢はせめて中立に成って貰えれば勝てると踏んでいるのか?

2517とはずがたり:2007/08/11(土) 12:24:43
>>2512
愛媛の社民党よりも秋田の社民党の方がしっかりとしてるという事か?
松浦氏は陽悦氏の名代として新緑風会入りの協議をしてる感じもするね〜。
3年後改選の陽悦氏が前面に出るより6年ある松浦氏が泥を被った方がいいよね。

07参・社民比例得票
秋田 43,983 7.3%
愛媛 25,028 3.5%

四者の主張、平行線 松浦議員の民主会派希望めぐり協議
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070811d

 参院選本県選挙区で初当選した無所属の松浦大悟参院議員(37)を推薦した民主、社民両党、連合秋田と、鈴木陽悦参院議員による四者の初協議が10日、秋田市の秋田キャッスルホテルで行われた。

 松浦氏の院内会派「民主党・新緑風会」入りの希望について、民主が賛成、社民が反対、連合と鈴木氏は「十分な説明が必要」と慎重姿勢を示すなど四者の主張は平行線をたどり、今後も協議を重ねることにした。

 松浦氏は民主入党を視野に9月までの会派入りを望んでいるが、社民、連合、鈴木氏は期限を設定せずに話し合うべきだとした。協議には、民主党県連の寺田学代表、社民党県連の山本喜代宏代表、連合秋田の工藤雅志会長、鈴木氏、松浦氏が出席した。
(2007/08/11 10:24 更新)


国会:参院民主、113人に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070807ddm001010003000c.html

 自民党は6日、衆院会派の名称を「自民党・無所属会」と変更し、衆院熊本3区補選で当選した坂本哲志議員(無所属)の会派入りを衆院に届け出た。衆院の新勢力は自民・無所属会306人、無所属8人となった。民主党の参院会派「民主党・新緑風会」も同日、愛媛選挙区で当選した友近聡朗氏(同)の会派入りを参院に届け出た。新勢力は民主・新緑風会113人、無所属8人となった。

毎日新聞 2007年8月7日 東京朝刊

2518とはずがたり:2007/08/11(土) 12:34:18
>>2513

ネクタイ着用を撤回=身内からも批判、西岡・参院議運委員長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000246-jij-pol
8月10日21時1分配信 時事通信

 西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は10日の同委理事会で、自ら提案した「本会議場、委員会室でのネクタイ着用義務化」を議題として取り上げなかった。次の協議日程も示さなかったため、提案を事実上撤回したとみられている。
 西岡氏は9日の理事会で、ネクタイ着用義務化を話し合うよう求めた。しかし、本会議場などでネクタイを外すクールビズは、参院でも広く浸透しており、各党理事が困惑。民主党からも「勝手なことをされては困る」との批判が出ており、西岡氏も提案を引っ込めざるを得なかったようだ。 

最終更新:8月10日21時1分

2519とはずがたり:2007/08/14(火) 11:40:45
臨時国会が閉会 民主提出の2法案廃案
http://www.asahi.com/politics/update/0810/TKY200708100366.html
2007年08月10日18時59分

 参院選を受けた第167臨時国会が10日、閉会した。参院で第一党になった民主党が9日提出した「年金保険料流用禁止法案」、民主、社民、国民新3党が同日提出した「郵政民営化凍結法案」の2法案は、実質審議に入らないまま廃案になった。参院では野党が過半数を占めており、継続審議の手続きも不可能ではなかった。だが、日程が限られ、「強引な国会運営が批判を招きかねない」(参院民主党幹部)との判断から、手続きを見送った。民主党は秋の臨時国会に再提出し、成立をめざす方針。

2520とはずがたり:2007/08/15(水) 08:40:14

今更擦り寄ってきてもと云う感じもするが,民主が過半数を確保している訳でもないから協力が必要だってこともあるが。

共産党:参院での与野党逆転受け民主党に協調姿勢
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070815k0000m010051000c.html

 参院での与野党逆転を受け、共産党が民主党批判を手控え、協調姿勢を示している。議席を減らした共産党にとって、党の主張を国会に反映させるには、参院第1党の民主党の協力が不可欠との事情があるとみられる。ただ、民主党は社民、国民新両党との関係を重視しており、今のところ冷ややかだ。

 「わたしたちから(野党共闘の)門戸を閉ざしたことはない。国民の切実な要求を野党間協力を強めながら実行させたい」。共産党の志位和夫委員長は、民主党との協力関係構築を目指す方針を繰り返している。9日の党創立85周年記念講演会でも「野党が共同して自公政治を追い詰める」と強調した。

 共産党は秋の臨時国会で、民主党が再提出する年金流用禁止法案や郵政民営化凍結法案に賛成する方針。最大の焦点となるテロ対策特別措置法の延長反対でも共同歩調を目指す。また、「障害者自立支援法による負担増の撤回」など独自に主張する政策も実現したい考えで、民主党の協力に期待している。

毎日新聞 2007年8月14日 19時21分

2521とはずがたり:2007/08/15(水) 09:55:43

市民派の色分けの内阿部が嘗て民主との共闘に積極的だった。その時の盟友の横光は既に民主に移籍。辻元や福島・保坂など民主を劃然たる姿勢を示す政治家が多い中では,国民新党は兎も角社民は合流できんでしょうなあ。

民主党 衆113 参113

社民党 衆7 参5
労組系(5:1/1/3)…又市(参)・渕上(参)・菅野(衆)・日森(衆)・重野(衆)
市民系(5:0/2/3)…福島(参)・近藤(参)・保坂(衆)・阿部(衆)・辻元(衆)
沖縄系(2:1/0/1)…山内(参)・照屋(衆)

国民新党 衆4 参4
有能…糸川(衆)・亀井久(衆)・亀井亜(参)
不明…綿貫(衆)・亀井静(衆)・亀井郁(参)・長谷川(参)・自見(参)

統一会派結成に意欲
小沢代表、対決姿勢鮮明に
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080700187&genre=A1&area=Z10&mp=

 民主党の小沢一郎代表は7日午後、参院選後初めて記者会見し、単独会派での参院過半数を目指し、国民新党や新党日本、無所属議員と統一会派を結成することに意欲を表明した。今月末に召集予定の臨時国会に、イラクへの航空自衛隊派遣を取りやめるための法案提出を検討する考えも示し、安倍内閣と厳しく対決していく姿勢を鮮明にした。

 小沢氏は統一会派構想に関し「1つの会派でそれなりの議席を確保することが可能であればいいことだ」と述べた。構想に関しては国民新党の綿貫民輔代表も7日、打診を受けていることを事実上認め、今後検討していく考えを示しており、協議が本格化しそうだ。

 会見で小沢氏は、イラク復興支援特別措置法を廃止するための法案提出について「秋の臨時国会でどういうテーマを選択するかはこれからだが、(選択肢の)1つだろう」と述べた。
 一方、テロ対策特措法延長に関しては「アフガン戦争は、ブッシュ米大統領が国連や国際社会と関係なしに米国の自衛戦争だと言って始めた」と述べ、自衛隊の支援活動そのものに問題があるとの認識を表明、反対するだけでなく、与党との修正協議にも応じない可能性を示した。(共同通信)

2522とはずがたり:2007/08/17(金) 01:07:54

郵政民営化はもう決着した話だ。国民新に過度に引きずられるべきではないと思う。

参院会派:民主、社民連携見送り 国民新と過半数狙う
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070817k0000m010120000c.html

 民主党の小沢一郎代表は本格的な法案審議が始まる秋の臨時国会に向け、参院で過半数(122人)を確保するため、国民新党と統一会派を組む考えだ。参院選では国民新党のほか、社民党とも選挙協力を行ったが、憲法や安全保障問題で路線が異なるため、社民党との連携は見送る。与党を攻める国会戦略の足手まといになりかねないとの判断からだ。ただ、国民新党と無所属議員らを加えても過半数ぎりぎりで、不安定さも抱えることになる。

 民主党の参院会派は現在112人。過半数の122人を確保するには、現状では社民党(5人)がキャスチングボートを握りかねない。このため、小沢氏は国民新党(4人)と新党日本(1人)に統一会派の結成を要請。さらに、無所属議員5人程度にも会派入りを呼びかけ、過半数に必要な10人を、社民党抜きで補う計算をしている。

 小沢氏は周辺に「1会派で過半数になれば、機動的に動けるようになる」と漏らしているが、選挙協力の相手だった社民党を「排除」して国民新党だけと組めば、国民新党にはより大きく譲歩せざるを得なくなる。

 民主党は先の臨時国会で、小沢氏の指示により、国民新党の策定した郵政民営化凍結法案を参院に共同で提出した。民主党幹部は「すべては国民新党を統一会派に引き入れるため」と語る。

 ところが、同法案は郵政民営化を1年間凍結するだけの内容。国民新党は今後、郵政民営化見直しへもっと踏み込んだ内容の法案についても、共同提出を統一会派結成の条件として求めていく構えだ。

 民主党内には、05年総選挙で郵政民営化を掲げた「小泉自民」に惨敗したトラウマがあり、郵政民営化の見直しに警戒感も根強い。凍結法案を議論した8日の「次の内閣」会合では「国民新党に同調しすぎると、民主党が小泉純一郎前首相以前の古い自民党に戻ると、有権者から誤解される」という声も上がった。
【須藤孝、山田夢留】
毎日新聞 2007年8月16日 23時34分

2523やおよろず:2007/08/17(金) 09:21:41
「大勢で、ぞろぞろ参拝するものではない」ということで、慎吾ちゃんは入ってないね


46議員が靖国集団参拝 超党派、政府から6人
2007年8月15日 13時18分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007081501000332.html

 超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農相)のメンバーは終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。

 自民党の堀内光雄元通産相、玉沢徳一郎元農相ら衆参議員41人や、民主党の渡辺秀央元郵政相ら参院議員4人に、新党大地の鈴木宗男元官房副長官を加えた計46人(ほかに代理100人)が参加した。政府関係では内閣府の平沢勝栄、総務省の田村憲久両副大臣、国土交通省の梶山弘志、総務省の土屋正忠、文部科学省の水落敏栄各政務官、山谷えり子首相補佐官が含まれる。

 国会議員の会の参拝に先立ち、自民党の古賀誠元幹事長、中谷元・元防衛庁長官もそれぞれ参拝した。

 島村氏は参拝後の記者会見で、安倍晋三首相の参拝見送りについて「安倍さんらしくない。参るべきだ。(秋の例大祭での参拝を)当然、希望している」と強調。閣僚が参拝しないことに関しても「頼りない。堂々と参拝すべきだ」と批判した。

2524とはずがたり:2007/08/21(火) 17:31:08

よっきゅん社会福祉士になって働き出したようだ。
http://www.harayoko.com/
http://blog.so-net.ne.jp/harayoko/
社民党の代議士だったけど民主から地方議会に出馬してたこともあったけど,さてこれからどうするのかな?
一度渋谷で街宣してるの見たことがあったなぁ。

2525小説吉田学校読者:2007/08/21(火) 21:11:42
神奈川、新潟と自民選挙違反の連鎖どこまでつづく。

参院選買収で新潟県議逮捕 連座制適用の可能性も 新潟県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070821-00000919-san-pol

 新潟県警捜査2課は21日、公選法違反(買収、事前買収)の疑いで、参院新潟選挙区で初当選した自民党の塚田一郎氏陣営の支部選対本部長で新潟県議、木村一男容疑者(76)=同県小千谷市平成=を逮捕した。
 公選法では選対幹部など「組織的選挙運動管理者」の禁固刑以上の有罪が確定した場合、連座制の対象になるため、塚田氏の当選が無効となる可能性も出てきた。
 調べでは、木村容疑者は元小千谷市議の濁川正勝容疑者(66)=同法違反で逮捕=らと共謀。6月中旬、小千谷市の有権者十数人に塚田氏への投票や票の取りまとめなどを依頼し、報酬として1人当たり現金5000円を渡した疑い。
 木村容疑者は4期目の中堅県議で、自民党県連で党紀委員長を務めている。参院選では塚田氏陣営の小千谷支部選対本部長として小千谷市内での選挙活動を取り仕切る立場にあった。
 改選2議席の参院新潟選挙区には6人が立候補し、塚田氏がトップで初当選、民主の森裕子氏が再選を決めた。次点は民主の黒岩宇洋氏。

2526名無しさん:2007/08/22(水) 15:53:43
>「客観的な肩書などをみる限りでは連座制の対象となる可能性は低いが、
> 実質的な役割がどうだったかは今後の捜査の問題だ」
やけに県警が消極的なのが気になります。
この県議が組織的選挙運動管理者にならなかったら、
今野・鎌田はなんだったんだという感じですけどね。


衝撃隠せぬ県政界 塚田陣営 木村県議逮捕
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000708220005

 7月の参院選新潟選挙区をめぐる自民党の塚田一郎氏派運動員による選挙違反事件で、小千谷市選出の自民党県議、木村一男容疑者(76)が21日、公職選挙法違反容疑(買収・事前運動)で逮捕された。現職県議の逮捕という異例の事態に衝撃を隠せない県政界。選挙戦での木村容疑者の役割などによっては連座制が適用され、塚田氏が失職する可能性も出てくることから、関係者はかたずをのんで捜査の行方を見守っている。

                ◆

 木村容疑者の逮捕を受け、塚田氏は朝日新聞の取材に対し、「皆さまにおわびしたい」と陳謝。「逮捕を聞いて、正直、驚いている。今後の推移を見守るしかないが、事実ならば大変残念」としたうえで、買収行為については「なかったものと信じたい」と語った。

 自民党県連の石井修幹事長は同日午後3時ごろ、県議会庁舎の同党役員室前で報道各社の取材に応じ、「大変驚いており、残念だ。今でも関与してないと思っている」と述べた。

 参院選新潟選挙区(改選数2)には野党候補が4人立ったため、公認候補を塚田氏に一本化した自民党にとって有利な構図だった。石井幹事長は「負けるわけがないから、買収しろなんて言うわけがない」と話し、組織的な指示や関与を否定。さらに「5千円で票が買えるのか」とも話し、今回の容疑事実への疑問を示した。

 泉田裕彦知事は「公選法違反の容疑が事実だとすれば、民主主義の根幹を揺るがす由々しき事態であり、大変遺憾」とする談話を発表した。

 県選挙管理委員会によると、木村容疑者が辞職したり、有罪が確定したりして失職した場合、県議会事務局から県選管に通知のあった日から50日以内に補欠選挙が行われる。

 一方、今後の焦点となる連座制の適用については、仮に木村県議が連座制の対象と認められ、塚田氏が辞職するなどした場合、参院選から3カ月以内であれば民主党の黒岩宇洋氏が繰り上げ当選となるが、3カ月以降であれば、4月か10月のいずれかに補欠選挙が行われることになる。

 今回の参院選で、木村容疑者は塚田氏陣営小千谷支部の選対本部長を務めていた。

 これが連座制の「地域主宰者」などに当たるかについて県警の水庭誠一郎・捜査2課長は記者会見で「一般的に、地域主宰者は小千谷支部だけでなく、長岡方面全域を統括するなどのケースを指すと思われる」とした上で、「客観的な肩書などをみる限りでは連座制の対象となる可能性は低いが、実質的な役割がどうだったかは今後の捜査の問題だ」などと話した。

 県警はこの日、木村容疑者の自宅など関係先数カ所を家宅捜索。また、同法違反容疑ですでに逮捕した木村容疑者の後援会長で無職丸山文夫容疑者(78)を、ほかに十数人の有権者に現金を配った同法違反の疑いで再逮捕した。

        ◇        ◇        ◇

●現金配布 「おれは知らない」/木村県議との一問一答

 木村一男県議は今月上旬、朝日新聞の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。

 ――丸山容疑者の現金配布を知ったのは?

 「7月29日の選挙が終わった後の30日か31日」

 ――後援会事務所は6月に把握していたと話しているが。

 「事務所は事務所。おれは知らない」

 ――木村県議から丸山容疑者に現金配布を指示したことは?

 「そんなことはあるわけない」

 ――カネを渡してもいないか?

 「ないない。当たり前だ」

 ――今回の事件は丸山容疑者が個人的にやったことか?

 「丸山さんにはお世話になった。非常に残念だし、皆さんにも迷惑をかけた」

2527とはずがたり:2007/08/22(水) 16:37:45
>>2526
なんと。。。この県警の警部補の態度は許し難いなぁ・・
露骨な民主党への弾圧だった事を証明するのか,新潟県警は。
地域主宰者の解釈がより広く採られると県議連中が違反しても連坐せずという事になりますな。労組は担当地域が全区に渡るから自動的に連坐か?

2528小説吉田学校読者:2007/08/29(水) 21:39:49
小林温墜落決定。最初はバイトを雇う感覚だったのかなと、多少は同情していたのですけども、これは買収的雇用であり、組織ぐるみの確信犯ですよ。

小林議員陣営の出納責任者を起訴=連座制適用へ、参院選公選法違反事件−横浜地検
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2007082900894

 7月に投開票された参院選神奈川選挙区で当選した小林温参院議員(43)=自民=陣営の公選法違反事件で、横浜地検は29日、公選法違反(日当買収)の罪で、選挙事務所の出納責任者で秘書の鈴木美香(33)、自民党神奈川県連職員山口聡(34)の2容疑者を起訴した。2容疑者とともに逮捕された同党横浜市連職員(27)は「役割は従属的」として起訴猶予処分とした。
 地検は同日、連座制適用に向け100日以内に判決を出すよう「百日裁判」を横浜地裁に申し立てた。公選法上、出納責任者の罰金以上の刑が確定すれば、連座制が適用されて議員本人の当選が無効になる可能性がある。

参院選投開票日にも現金=「封筒早く捨てて」と−小林陣営の公選法違反・神奈川
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200708/2007080800414&rel=y

 参院選神奈川選挙区で当選した小林温参院議員(43)=自民=陣営の公選法違反事件で、逮捕された出納責任者鈴木美香容疑者(33)ら3人が、7月29日の投開票日にも現金を学生らに手渡していたことが8日、神奈川県警捜査2課などの調べで分かった。手渡した後、自民党神奈川県連職員山口聡容疑者(34)らが学生らに口止めをしていたという。

2529とはずがたり:2007/08/31(金) 16:05:27
「議席も第1党の扱いを」
参院、民主が要求
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007082900153&genre=A1&area=Z10&mp=

 自民党の鈴木政二、民主党の簗瀬進両参院国対委員長が29日午後、国会内で会談した。簗瀬氏は「参院選の結果、民主党が第1党になったことを国民に見える形で示すべきだ」として、本会議場での議席の位置を「第1党にふさわしい扱い」に見直すよう要求した。

 簗瀬氏は「第1党が議場中央寄り、第2党が(議長席に向かって)左側に座るのが参院の慣例だ」として、選挙前の自民、民主両党の議席の位置を入れ替えることを提案。国会内の各党・会派控室の配置についても「参院議員総会室が参院議長室と離れすぎている」と再検討を求めた。
 これに対し、鈴木氏は「持ち帰って検討する」と回答した。(共同通信)

2530とはずがたり:2007/09/05(水) 12:44:50
松浦氏はどうなったんだっけ?新党日本との連携も鈴木氏模索してたか?
>院内の統一会派「民主党・新緑風会・新党日本・無所属会」の結成を打診
国民新党との統一会派を小沢氏は模索してるし昔の民友連みたいな事になるかもw

鈴木参院議員、民主会派合流の意向 「活動の幅を広げたい」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070905c

 鈴木陽悦参院議員(本県選挙区)は4日、無所属のまま参院院内会派「民主党・新緑風会」に合流したいとの意向を明らかにした。10日召集の臨時国会を前に会派届け出が締め切られる5日、最終的な結論を出す。

 鈴木氏は秋田魁新報社の取材に対して、「これまでも会派入りの時期を模索してきた。7月の参院選などで、無所属の立場から一定の役割を果たせたと思う。政権交代の大きなチャンスを迎えた今、この流れの中に身を置き、さらに活動の幅を広げたい」と話した。

 鈴木氏は4日午後、民主党の輿石東参院議員会長と会談し、1人だけの「無所属会」を立ち上げた上で、院内の統一会派「民主党・新緑風会・新党日本・無所属会」の結成を打診。鈴木氏によると、輿石氏からは「来週月曜日の議員総会にかけたい」と前向きな回答を得たが、同日夕になって同党が「統一会派入りは歓迎するが、一人会派の合流は党内合意が得られない」との意向を伝えてきた。

 これを受けて鈴木氏は、無所属議員で構成する新緑風会に入ることにより、「民主党・新緑風会」に参加する方針に転換した。

 鈴木氏は16年の参院選に無所属で出馬。民主、社民両党と連合秋田の推薦を受けて初当選した。
(2007/09/05 09:01 更新)

2531とはずがたり:2007/09/05(水) 12:54:37
>>2530
こっちもこっちでまだ揉めてた・・。
投票行動をともにして,行動も連携する代わりにポストや質問時間なんかでも配慮したら,会派入りは象徴的な意味しかないような気がするがそういう訳にも行かないのかな?
また二人会派という話しも出ないんですねぇ。無所属の会ではなく秋田の会とか作ればいいのに。無所属の会にしても宮崎の松下とか引っ張り込めれば喜んで会派の合流という形を取らせて貰えると思うぞw

民主会派入りに5日結論 松浦議員、関係者の説得続ける
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070905d

 7月の参院選本県選挙区で民主、社民両党と連合秋田の推薦を受けて初当選した無所属の松浦大悟参院議員は4日、臨時国会前の院内会派「民主党・新緑風会」入りへ、あらためて強い意欲をみせ、難色を示す社民党県連、連合秋田の関係者の説得を続けた。5日に結論を出す。

 松浦氏は「これだけ政治がダイナミックに動いているのに、活動が制限される無所属で立ち止まっている時間はない。会派入りが県民の利益につながることを考慮して、関係者には判断してほしい」と、10日召集の臨時国会前の入会にこだわっている。

 しかし、臨時国会前の会派入りに反対してきた社民党県連と連合秋田の幹部の説得は難航しており、松浦氏は4日深夜まで、電話で会派入りへの理解を求めた。
(2007/09/05 09:21 更新)

2532とはずがたり:2007/09/07(金) 11:05:26
何したいんやろね。

「友愛塾」を来春設立
鳩山兄弟、再編憶測は否定
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007090400189&genre=A1&area=Z10&mp=

 民主党の鳩山由紀夫幹事長と自民党の鳩山邦夫法相が4日夜、都内で会談し、次代を担う人材育成を目指す「鳩山友愛塾」を兄弟で協力して来年4月に設立することを決めた。明確な「政治家養成」は掲げず、「国の将来を真剣に考えてくれる有為な人材を育てたい」(邦夫氏)としている。

 2人は会談後そろって記者団の質問に答え、邦夫氏は政界再編をにらんだ連携強化ではないかとの憶測を「もっとスケールが大きい話だ」と否定。由紀夫氏は「弟は今月で59歳になり、私も還暦を過ぎてそんなに若くない。(祖父の鳩山一郎元首相が提唱した)『自立と共生』の友愛精神を共有する若者を自分たちの力で育てておきたい」と説明した。
 年齢などの制限はせず初年度は約20人を募集。育成期間は1年で、両氏が計8回程度、外部の講師が計24回程度の講義を行うという。(共同通信)

2533とはずがたり:2007/09/07(金) 11:06:48
朝日新聞朝刊には郵政民営化見直し法案は断念と書いてあった。わかりやすいね。

国民新党は当面見送り
民主との統一会派
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007090500086&genre=A1&area=Z10&mp=

 国民新党の亀井静香代表代行は5日昼、党本部で開いた定例会であいさつし、民主党との参院での統一会派結成問題に関し「政策協議を中心に信頼関係を醸成して会派を組んだほうが国民の理解を得られる。現時点で踏み切るのは早いと判断した」と述べ、当面は見送る考えを表明した。

 綿貫民輔代表はあいさつで「民主党と会派を組む話があったが、政策的にどう協力できるか検討した上で動かないといけない」と指摘。同時に「自民党とは共に歩む形ではなくなった。健全野党で進む認識は変わらない」と強調した。
 国民新党に対しては、参院で単独会派による過半数を目指す民主党の小沢一郎代表が先月、統一会派結成を打診。先の臨時国会で郵政民営化見直し法案を提出するなど環境を整えてきた。しかし、国民新党側には「埋没してしまう」と慎重論が強かった。(共同通信)

2534とはずがたり:2007/09/08(土) 11:42:50
なんだかなー。委員長不信任とかで適当な時期に差し替えろな。

予算委員長:参院民主が譲歩 小沢代表の対決戦略つまずく
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070908k0000m010177000c.html

 臨時国会運営のカギを握る参院予算委員長ポストは民主党の獲得が有力視されていたが、自民、民主両党は7日の協議で一転、従来通り自民党に割り振ることで合意した。民主党は、自民党が予算委員長を明け渡さなければ委員長解任決議を提出する構えも見せていたが、自民党が衆院で同様の委員長解任決議をちらつかせたことで腰砕けとなり、協調路線で決着した。「重要な委員長ポストは取れ」との小沢一郎代表の指示は通らず、臨時国会で与党との対決路線を掲げる小沢氏の戦略は冒頭からつまずくことになった。

 民主党は臨時国会で、野党が過半数を握る参院で、国政調査権を活用して政府・与党を追い込む戦略を描いていた。国政全般をテーマにできる予算委員会はその主戦場になるはずで、菅直人代表代行も「予算委では第1党が責任を持つべきだ」と主張していた。

 しかし、輿石東参院議員会長は青木幹雄・前自民党参院議員会長との太いパイプを誇り、もともと一貫して自民党との対決より協調を重視。以前から「予算委員長は自民党に譲る」と周囲に漏らしていた。

 このため小沢氏は3日の輿石氏との会談で重要な委員長ポストの奪取を指示。鳩山由紀夫幹事長も7日午後の記者会見で「国民に政治が変わった象徴として印象づけられる。何としても予算委員長を取る」と宣言。こうした民主党の攻勢に、参院自民党幹部も6日夜までは「無血開城する」と弱気の姿勢だった。

 しかし、一方で自民党は「民主があくまで参院予算委員長を取るなら衆院で同じことをやる」と、衆院本会議で民主党の常任委員長の解任や同党出身の横路孝弘副議長の差し替えを示唆して圧力をかけ続けた。

 この結果、輿石氏は「円満に終わったほうがいい」と混乱を避ける道を選んだ。輿石氏は7日午後、小沢氏に電話し、委員長人事の一任を取り付けた。小沢氏は「参院に任せる」と短く答えたという。小沢氏は現状では与党との対決で即座に衆院解散総選挙に追い込めるとはみておらず、衆院で3分の2以上を押さえる与党への譲歩を容認した形だ。

 しかし党内の反発は強く、中堅幹部は「絶対に党内は収まらない。輿石さんには辞めてもらうしかない」と息巻く。臨時国会開会を控え、民主党の与党との対決姿勢に疑問符がつく結末となった。【須藤孝】

毎日新聞 2007年9月8日 2時15分

2535名無しさん:2007/09/08(土) 12:30:02
輿石留任の時点である程度予想できてましたけど、ひどいですね。>委員長ポスト

2536名無しさん:2007/09/08(土) 14:01:19
参院常任委員長の移動結果。
文教や法務は取りに行ってもよさそうなものですが…

自→民:議院運営,総務,外交防衛,厚生労働,農林水産,経済産業,決算
民→自:内閣,国土交通,環境,懲罰

民→民:財政金融,国家基本
自→自:予算,文教科学
公→公:法務,行政監視

2537名無しさん:2007/09/11(火) 00:48:31
現金買収の主犯が略式起訴とは…
いくらなんでも自民党に配慮しすぎでしょう。


元県議に罰金、連座制適用なし
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=2405

 7月の参院選で当選した自民党の塚田一郎氏への投票と票の取りまとめを依頼するため、有権者に現金を配った公選法違反事件で、長岡区検は10日、同法違反(買収など)の罪で、元県議の木村一男容疑者(76)と木村後援会長の丸山文男容疑者(78)を略式起訴した。木村被告は罰金100万円、丸山被告は同 70万円の略式命令を長岡簡裁から受け、即日納付した。

 木村元県議が罰金刑となったことから、塚田氏への連座制適用は事実上なくなった。

 同法違反の疑いで逮捕された後援会事務員の濁川正勝容疑者(67)と、書類送検された運転手の男が起訴猶予。現金を受け取ったとして同法違反(被買収)の疑いで書類送検された同後援会地区支部長27人が起訴猶予となった。

 新潟地検の田辺哲夫次席検事は記者会見で「買収金額が少額の上、県議という重い職を辞し、罪を認めていることなどから、公判請求せずに略式起訴とした」と話した。

 起訴状などによると、木村元県議らは共謀の上、6月19日に地区支部長27人に現金5000円などを配り、塚田氏への投票と票の取りまとめを依頼した。現金を配った支部長は46人だったが、買収の意図を知りながら受け取ったと容疑が裏付けられたのはそのうち27人だった。

 木村元県議は今月4日、「県民と支持者に多大な迷惑をかけた」などとして県議を辞職している。

 木村元県議は、塚田陣営の小千谷支部選対本部長を務めていたことから、連座制適用の対象者である「組織的選挙運動管理者」とみなされる可能性があった。しかし連座制適用は、組織的選挙運動管理者の禁固以上の刑(執行猶予を含む)が確定したケースに限られるため、罰金刑の場合、連座制の適用はなくなる。


(前編注)
連座制は適用されず

新潟日報2007年9月10日

2538とはずがたり:2007/09/20(木) 15:13:07
郵政凍結法案を断念
国民新、民主が拒否
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007091900187&genre=A1&area=Z10&mp=

 国民新党は19日、郵政民営化の実施を1年間凍結する郵政民営化法改正案(凍結法案)の今国会提出を断念した。民主党が共同提出を拒否したためで、参院での両党の統一会派結成問題も先送りされる方向。今後の連携に影響する可能性もありそうだ。

 国民新党の亀井久興幹事長は同日、民主党の山岡賢次国対委員長と会談し(1)凍結法案の提出(2)10月1日の民営化スタート後は、民営化の中身を見直す改正案を提出(3)参院に郵政民営化に関する特別委員会を設置(4)同委員長は国民新党(5)次期衆院選での選挙協力−の5条件を提示。民主党が同意すれば参院での統一会派を結成すると提案した。
 これに対し山岡氏は「10月1日までに時間がなく、凍結法案を提出しても意味がない。そのほかの条件も、すぐに対応するのは無理だ」と述べ、合意しなかった。(共同通信)

2539やおよろず:2007/09/21(金) 05:02:51
>>2538
郵政公社の本社に勤めている友人の話では、
民営化凍結は100%無理だそうです。
システムを組み替えたので、これを使えなければ倒産だとの事。

建設的な話ならともかく、社民にしろ国民にしろ、メンツだけ言ってるような話に耳を傾ける必要はないでしょう。
社民色・国民新色を如何に出さないかが、次期衆院選の課題になると思います。
有権者の広範な支持を得なければならない民主党と、社民党・国民新党では目標に重大な相違がありますから。

2540とはずがたり:2007/09/23(日) 13:24:22
色々迷走したがやっと方向性が見えてきたか?

社民県連、事実上容認の姿勢 松浦氏の民主系会派入り
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070923b

 社民党県連(山本喜代宏代表)は22日、秋田市で常任幹事会を開き、松浦大悟参院議員(本県選挙区)の院内会派「民主党・新緑風会・日本」入りを事実上容認する姿勢を確認した。会派入りの環境を整えるよう求めていた連合秋田の提案について「重く受け止める」との結論に達した。これを受けて松浦氏は、「正式な報告を受けてから、会派入りの手続きに入りたい」としている。

 山本代表と石田寛幹事長は今回の決定を、同県連の最終判断としている。会派入りの時期については「社民、民主などの支援を受けて無所属で当選した事実を重く受け止め、時間をかけて本人が判断すること」との考えを示した。今後、同県連の各総支部などに説明し、理解を求める。

 同県連は当初、松浦氏の民主系会派入りに難色を示していたが、連合秋田の工藤雅志会長が今月上旬、「(同じ共闘の枠組みで当選した)鈴木陽悦参院議員と同じ会派で活躍できる環境をつくってはどうか」と提案。山本代表らは、一定の理解を示していた。
(2007/09/23 09:30 更新)

2541杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/09/25(火) 18:06:04
思わず↓のオバハン軍団のヌードが脳裏に浮かびまつたYO!!
http://www.joseito.or.jp/

想像するだに・・・・・
     ∧_∧  
    (ill´Д`) オェェェ
    ノ つ!;:i;l 。゚・      
   と__)i:;l|;:;::;:::⊃
    ⊂;::;.,.';;;;'::.:.;::.⊃

女性党が立候補者のヌードポスター作製
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070925-260986.html

 来月21日に実施されるポーランドの下院選挙に向け、「女性党」が立候補者のヌードポスターを作製、選挙キャンペーンを展開している。同党は「ポルノではない。政界の古臭い固定観念を打ち破りたかった」と説明、「明るい未来のため、隠すことは何もない」というスローガンも印刷した。同党は今年初めに立ち上がった新党で党員は約1500人。ポスターの発案者は女性党首のボーイフレンドだという。ポーランドはカトリック教の影響が強く、このヌードポスターは驚きを持って有権者に受け止められているという。

2542とはずがたり:2007/10/14(日) 19:15:38
議員板で見かけた議論。新自由クラブ民主連合は信じれんどころか今の民主党の源流の一つだったとも云えるんではないか?
途中に断絶はある訳だが。

29 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/06(月) 20:09:10 ID:b0oeSG3x
衆議院議長は新自由クラブで
参議院議長は社民連かw

30 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/06(月) 20:14:26 ID:dUrivevU
>29
昔、新自由クラブと社民連って統一会派を組んでいたと思う。

31 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/06(月) 20:16:47 ID:7eZcrPFM
>29
リベラルの時代の予兆...なわけないか

45 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/06(月) 22:32:24 ID:tL0bSqe6
>30
統一会派
新自由クラブ民主連合だね
こんな組み合わせ
今となっては、新自連(信じれん)

46 名前:宴は終わったが[sage] 投稿日:2007/08/06(月) 22:33:32 ID:/KyYoAKs
>29>>30,>31
ある意味では議会政治上は理想的かもしれない。この組み合わせは。
安倍ちゃんが仮に衆院を3分の2抑えているからとムリなことをしようと
したり、野党側もごねたりすれば、おそらく衆参議長2人で
与野党とも国民の側を向いて議会で審議を尽くせと抑制するだろうしね。

47 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/08/06(月) 22:40:28 ID:ktUc40RP
>45
ざぶとん1枚。

あれから27年の時を経て河野と江田が衆参議長か…。

2543名無しさん:2007/10/14(日) 20:34:09
>>2542
最終的に略称は「自ク連」になりましたけどね。
早々に離党した西岡武夫と、菅・江田五月以外で、今の民主党に在籍者は居ましたっけ?
落選組では海江田が新自クに関係あったんでしたか。

2544とはずがたり:2007/10/16(火) 20:14:38
石井ピンが大活躍したみたいである。池田氏の証人喚問も見えてきたか?!

期限1年「理解できる」  首相、給油継続新法案で
http://www.47news.jp/CN/200710/CN2007101601000345.html

 福田康夫首相は16日午後の参院予算委員会で、インド洋での海上自衛隊による給油活動継続のための新法案に関し、海自の派遣期限を1年と明記することについて「よりきめ細かく国会でチェックする観点から考えると、よく理解できる」と述べ、文民統制を担保する面から妥当との考えを示した。公明党の山口那津男氏への答弁。

 民主党の石井一副代表は、公明党と支持母体の創価学会の関係を厳しく追及。公明党離党を表明して除名処分になった福本潤一元参院議員の証人喚問のほか、創価学会の池田大作名誉会長らの参考人招致を求めた。

2007/10/16 16:12 【共同通信】

2545とはずがたり:2007/10/16(火) 20:56:41
>>2544
泥仕合歓迎w

参院予算委:民主・石井氏が公明党批判し一時紛糾
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071017k0000m010049000c.html

16日の参院予算委員会は、民主党の石井一氏が質問の中で公明党批判を繰り広げ、委員会が一時紛糾する騒ぎと
なった。予算委では政府にしか質問できないが、前日に自民党議員が質問で民主党の政策を批判する「マナー違反」
を展開しただけに、質問は「意趣返し」の側面もありそうだが、公明党は猛反発している。
石井氏は質問で「(国政選挙での)自民党の公明党依存体質は目を覆うような状態」と自公連立を批判。さらに「公明党
から(支持団体の)創価学会を引いたら(公明党の)議席はゼロ。すべての選挙で宗教施設を使って一糸乱れぬ強力な
選挙を展開している」などと発言した。
与党側は猛反発。「昨日『答弁の機会がないのに質問するな』と言ったのはそっちだ」などの怒号が議場を飛び交った。
石井氏の後に質問に立った公明党の山口那津男氏は「政府に答弁を求めるのが委員会の本質。このような質問は厳に
慎んでもらいたい」と述べた。

2546とはずがたり:2007/10/17(水) 00:22:10
民主・国民新党:参院で統一会派結成で一致 両幹事長
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071017k0000m010065000c.html

 民主党の鳩山由紀夫、国民新党の亀井久興両幹事長は16日、東京都内のホテルで会談し、今国会中に参院で統一会派を結成する方針で一致した。今週中にも民主党の小沢一郎代表と国民新党の綿貫民輔代表が党首会談を開き、正式に合意する。この日は、国民新党が求めていた郵政民営化見直し法案を参院に共同提出することも確認した。

 民主党の会派(115人)と国民新党の会派(4人)で統一会派が結成されれば計119人となり、参院の過半数(122人)まであと3人。参院では議長、副議長のほかに無所属議員が4人いるが、4人とも今国会での首相指名選挙では小沢氏に投票している。近い将来の4人の統一会派入りは困難と見られるが、共産、社民両党の協力がなくても実質的に過半数を確保することを目指す小沢氏の目標に一歩近づいた形だ。

 統一会派は小沢氏が国民新党に呼びかけ、国民新党が郵政民営化見直し法案の提出を条件に出して調整を続けてきた。国民新党の参院側には「党の独自性が失われる」と慎重論もあったが、鳩山氏は会談で「統一会派を組むならできる限り統一的に行動するべきだ」と主張。定期的に政策協議を行い、両党で法案の賛否が分かれる場合は協議することで合意した。

 亀井氏は会談後「民主党との信頼関係がなければ、国民新党にとって一番大事な見直し法案を提出できない」と述べた。【須藤孝】

毎日新聞 2007年10月16日 19時46分

2547やおよろず:2007/10/17(水) 00:46:22
>>2546
亀井殿・姫、糸川さんあたりの民主入党は大歓迎ですが、
国民新党との統一会派となると、何だかなぁ〜

それより、松下との関係修復が重要な気がします。
向こうは半分、詫び入れてきてるわけですから

政権を取ってしまえば、与党から擦り寄ってくるのもいるでしょうから、
ポスター貼り要因としての公明と、自民党からマトモそうなのを引き抜く方がいいような気がします。

2548小説吉田学校読者:2007/10/21(日) 19:27:28
分かりやすいなあ、守屋喚問と特措法審議入りのバーターは。
しかし、今回の喚問は、ライバルや社内紛争などから、「爆弾質問」のネタがわいて出てくるような「ロッキード喚問」型。久方ぶりの目が離せない証人喚問になりそうだと勝手に期待しておく。民主、やる言うたらやれ。

守屋前防衛次官:与党、証人喚問に応じる方向で検討
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071022k0000m010036000c.html

 守屋武昌・前防衛事務次官のゴルフ接待問題で与党は21日、民主党など野党が要求している国会への証人喚問に応じる方向で検討を始めた。拒否し続けた場合、新テロ対策特別措置法案の審議に深刻な影響が出かねず、世論の反応を踏まえて最終判断する。
 自民党の大島理森国対委員長は同日のNHK番組で「国会招致については真摯(しんし)に話し合っていく。いつ、どうするかは委員会の理事会の話だ」と指摘。公明党の漆原良夫国対委員長も「どこかで釈明してもらう必要がある」と話した。同党の高木陽介選対委員長はフジテレビの番組で「まず参考人として国会で説明してもらい、理解が得られないなら証人喚問はあり得る」と述べた。
 ただ、漆原氏は「法案とは次元の違う問題だから、同時並行でやるべきだ」とも述べ、証人喚問を同法案審議の前提条件に掲げる民主党の動きをけん制した。

2549やおよろず:2007/10/21(日) 21:58:01
北川辺町長選挙  確定

現職・倉上 4617
共産・鈴木 2903

2550とはずがたり:2007/10/30(火) 13:32:52
康夫ちゃん加えるのにも会派名変えたのに,国民新入れるのに名前変えないのかね?

衆院選見据え 小沢民主、走り出す 地方行脚スタート 国民新と統一会派正式合意
2007年10月24日(水)03:24
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20071024005.html?C=S

 民主党の小沢一郎代表は23日、次期衆院選をにらんだ地方行脚を同党の金城湯池とも言える北海道でスタートした。訪問に合わせて候補者を発表していく“擁立行脚”で、地方重視と選挙態勢づくりの進展をアピールする戦術だ。これに先立ち小沢氏は同日昼、国会内で国民新党の綿貫民輔代表と会談、参院の統一会派結成で正式合意し、過半数まで実質あと2人の大会派が誕生した。国会攻防が続く中、小沢氏は衆院選に向けて、「いよいよ走り出した」(党中堅)形だ。

 小沢氏は訪問先の札幌市内での記者会見で、衆院北海道8区に逢坂誠二衆院議員(比例代表)を擁立すると発表した。「お分かりのような政局の情勢なので本当に分からない。12月でも戦えるようにとの思いで、都道府県連に擁立をお願いしている」と、早期の衆院解散・総選挙に備える必要性を強調した。

 さらに、北海道の地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表と最近、協議したことを明らかにし、選挙協力の態勢づくりを進める考えを示した。小沢氏は連合北海道幹部とも会い、「次の衆院選がわれわれの最大の最後の戦いとなる」と支援を要請した。

 小沢氏は24日に大阪市を訪問、今月下旬には九州などの訪問を検討中だ。

 一方、23日に発足した民主、国民新両党の参院統一会派は、「民主党・新緑風会・日本」の115人に国民新党の4人を加えた計119人。参院過半数の122まで、民主党出身の江田五月議長(会派離脱中)を含めればあと2人に迫る。民主党は今後、共産、社民両党を除く単独会派での過半数を目指し、無所属議員に会派入りを働きかける方針だ。

 民主、社民、国民新の3党は同日、国民新党がまとめた郵政民営化見直し法案を参院に共同提出した。法案賛成者には川田龍平、糸数慶子の無所属議員2人が含まれており、参院自民党幹部は同日、「(民主党の動きは)脅威だ」と述べた。

 国民新党との連携は、次期衆院選への備えという側面もある。同党は22日、集票力のある全国特定郵便局長会から「最大限のご支援を申し上げる」とする要望書を受け取るなど、郵政関係者から一定の支持を集めているからだ。

 小沢氏は党首会談で「これから力を合わせて頑張っていきたい」と述べ、綿貫氏も「選挙などでもできるだけ協力し、政治の新しい流れを作りたい」と応じた。
 (佐々木美恵、斉藤太郎)
                   ◇
 参院の会派別新勢力分野は次の通り。

 民主党・新緑風会・日本119▽自民党・無所属の会84▽公明党21▽共産党7▽社民党・護憲連合5▽無所属6

2551とはずがたり:2007/11/13(火) 19:54:49
問責決議案の重みがやっと解った。なるほどこうなるのか。
>参院で首相問責決議案が可決された場合、院として首相を認めないという立場を表明したことになる。民主党として最低でも首相出席の国会審議は認められず、審議は完全に停滞。政府提案であれば、生活関連の重要法案も可決できなくなる可能性が高い。

国会:第2幕、新テロ法案は筋書き見えず 自民に強硬論
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071111k0000m010143000c.html

 ■空気一変

 2週間前、給油流用問題や守屋武昌前防衛事務次官の接待問題などが政府を直撃し、与党内には「新テロ法案が参院を通過する可能性はゼロ。国会は延長せず当初の会期で閉じる」(参院自民党幹部)という、早期閉幕論まであった。

 ところが2度の党首会談で空気が一変。「3分の2(で衆院で再議決する)というルールを使って、当然成立させなければならない」(菅義偉・自民選対副委員長)と、再議決を求める強硬論が高まっている。

 小沢一郎民主党代表の辞意表明・撤回という同党の迷走に乗じた要素も強い。また小沢氏が会見で「党首会談で連立政権ができれば新テロ法案にこだわらないことで合意した」と発言した影響も大きい。首相は否定したが、今後の態度でそれが事実でないことを証明しなければならない。

 一方、鳩山由紀夫民主党幹事長は10日の会見で「問責決議は安売りすべきではない」と語った。これをとらえ、与党内には問責決議案は簡単には出てこないとの強気の読みも出ている。

 一方で再議決に対する慎重論も残っている。「民主党は混乱している。問責決議案は簡単に出さないというが、確信を持てないと再議決は簡単にはできない」。8日午前、伊吹文明・自民党幹事長は公明党幹部に電話で伝えた。

 ■協調は困難?

 参院で首相問責決議案が可決された場合、院として首相を認めないという立場を表明したことになる。民主党として最低でも首相出席の国会審議は認められず、審議は完全に停滞。政府提案であれば、生活関連の重要法案も可決できなくなる可能性が高い。

 そのため参院幹部は問責決議案の扱いには慎重だ。輿石東参院議員会長は10日の小沢一郎代表らとの会談で、問責決議案提出について「出せばいいというものではない」と語った。

 輿石氏は自民党の青木幹雄前参院議員会長と太いパイプを持ち、与党との協調路線派。昨年の臨時国会で衆院側の国対幹部が求める首相問責決議案提出をはねつけた実績もある。今回の局面でも自民党が期待するのは輿石氏の協調路線だ。

 だが今夏の参院選で新人が大量に当選したことで、皮肉にも輿石氏の統制力もそれほど効かなくなっている。参院中堅幹部の一人は「1年生議員はこれまでの参院の慣例をほとんど理解していない。解散も関係なく、問責決議案を出すものだと素直に思っている」と懸念する。

 自民党幹部は「輿石さんとも話しているが、輿石さんも(民主党の)チルドレンを抑えられない。問責決議案を出させないよう慎重に対応しないといけない」と語った。

 ■見えぬシナリオ

 民主党が与党の再議決に対して、問責決議案を出さなければ、「解散が怖いのか」と批判を浴びかねない。それでは批判回避の妙案はあるのか。

 小沢氏は新テロ法案を「憲法違反」と言い切り、「考え方の基本的な違いなので、足して2で割る手法は通じない」として修正合意も否定した。

 このため一部で浮上しているのが政府・与党が民主党の主張をある程度取り入れた修正をすることで、同党は参院で否決するが、再議決は黙認するという綱渡り戦術だ。

 民主党の長島昭久衆院議員は7日の衆院テロ特委で「党の中には補給活動を継続すべきだと考えている人がいるが、新法が国会承認の事項を含まないままなら反対する。ぜひ新法に国会承認の事項を入れるよう修正してほしい」と質問した。

 党首会談で話題となった自衛隊の海外派遣の原則を定める恒久法案も、選択肢として残ってはいる。小沢氏の原理原則を盛り込んだ恒久法の与野党協議を始めれば、問責決議案を提出しない理由になるという理屈だ。

 しかし連立政権論議につながりかねず、党内が大混乱する可能性もある。

 与野党とも相手の出方をみながらの対応を迫られ、今後のシナリオが書けないというのが現状だ。

毎日新聞 2007年11月11日 2時30分

2552とはずがたり:2007/11/13(火) 23:00:37
福田危険水域へジワジワ…支持率急落、不支持と同等に (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_f_ministry2__20071113_2/story/13fuji320071113019/

 自民、民主両党による「大連立構想」断念を受け、報道各社の世論調査が出てきた。福田康夫内閣の支持率は41.1−55%と下落傾向にあり、大連立構想については55−60.5%が「反対・評価せず」だった。ただ、インド洋での海上自衛隊による給油活動については44−51.8%が「賛成」しており、今後の国会審議にも影響を与えそうだ。

 産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同調査では、内閣支持率は41.1%で、9月末の前回調査より14.2ポイントも急落。不支持の40.3%とほぼ同水準となり、30%台とされる「危険水域」に近づいた。

 読売新聞によると支持率は52.2%で、10月の前回調査からやはり6.9ポイント下落。日経新聞は55%で前回調査と同じだった。

 国民を仰天させた福田首相と民主党の小沢一郎代表による「大連立構想」については、産経・FNNの調査で「反対」が60.5%、「賛成」が26.8%。日経は「評価せず」が55%、「評価する」が27%だった。

 一方、渡辺恒雄グループ本社会長が「大連立の仕掛け人」を務めた読売新聞は、「党首会談では、与党と野党が対立し、国の政治が行き詰まっている状況を打開するため、自民党と民主党が連立政権を作ることが話し合われましたが〜」といった長文の設問を設定し、簡単な賛否を問うことは避けた。

 辞意表明後に慰留を受けて続投を決めた小沢氏については、産経・FNNの「理解できない」が67.1%、読売の「納得できない」が56%、日経は「辞任すべきだった」が52%に達した。

 ただ、産経・FNNの調査では「小沢氏の続投は良かった」が45.9%と、「反対」の40.8%を上回っており、小沢氏に対する期待の高さもうかがわせた。

 民主党支持率も、産経・FNNが26.5%(前回調査比1.6減)、日経が28%(同4ポイント減)となったが、読売は同4.5ポイント増の22.5%で、バラつきがみられた。

 大連立構想は断念となったが、「衆参ねじれ状態」での国会運営は自民、民主両党に責任があるとの見方も強い。産経・FNNが両党の政策協議について問うと「賛成」が90.9%。読売は連立政権と政策協議を比較させる設問で「政策ごとに協議する」が65.7%、「連立政権をつくる」が12%。日経は、民主党の政府与党への姿勢について聞き、「協調姿勢を取るべき」が45%で、「対決姿勢を取るべき」の35%を上回った。

 こうした動向は、臨時国会の最大の焦点である海上自衛隊の給油活動をめぐる新テロ特措法案審議にも影響しそう。

 産経・FNNでは給油活動への「賛成」が51.8%(前回調査比0.8ポイント増)で、「反対」の38.2%を上回ったほか、読売は「賛成」が51%、「反対」が40%。日経は「給油活動を再開すべき」が44%、「再開すべきでない」が37%となっている。

[ 2007年11月13日16時53分 ]

2553とはずがたり:2007/11/19(月) 01:25:02
今度は何の話をするのだ?

鳩山幹事長に会談呼びかけ〜伊吹幹事長<11/18 20:13>
http://www.news24.jp/97552.html

 自民党・伊吹幹事長は18日、民主党・小沢代表のおひざ元である岩手・盛岡市で講演し、ねじれ国会の状況を打開するため、民主党・鳩山幹事長に会談を呼びかけたことを明らかにした。

 「私たちは(民主党に対し)何度も話し合いを呼びかけます。今日ここで初めてこのことを公にするんですが、金曜日(16日)に自民党の国会対策委員長を通じて民主党の国会対策委員長に幹事長会談を呼びかけております」−幹事長会談の呼びかけは、先の党首会談が不調に終わったことから、テロ対策新法案の今国会成立などに向けて幹事長レベルでの打開を図る狙いだが、鳩山幹事長からの返答はまだないという。

2554とはずがたり:2007/11/19(月) 16:20:56
福田大打撃、大阪市長選惨敗…民主“小沢騒動”払拭
新テロ特措法案KO寸前
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007111909_all.html

 福田政権発足後初の大型選挙となった大阪市長選で自民、公明推薦の現職、関淳一氏(72)が民主などが推す元地元アナウンサー、平松邦夫氏(59)に大敗したことは、福田康夫首相に衝撃を与えた。首相は先の日米首脳会談で、新テロ対策特別措置法案の早期成立に意欲を示したが、民主党は今回の結果を受け、攻勢を強めており、極めて不透明な情勢となった。福田内閣は、額賀福志郎財務相の防衛疑惑も抱える。ダブルパンチを受け、福田内閣がKO寸前に追い込まれた。

 自民党の伊吹文明幹事長は18日夜、大阪市長選惨敗の結果を受け、「自民党支持層をまとめきれなかったことが敗因。直ちに国政に影響を与えるものではないが、謙虚に受け止める」との反省のコメントを発表した。

 12月15日の会期末を前に、早くも予防線を張ったわけだが、与党は大阪市長選を「次期衆院選の前哨戦」と位置づけていただけに、敗北のダメージは計り知れない。

 公明党にとっても大阪は「常勝関西」と言われるほど強固な地盤を誇っていたため衝撃は大きい。

 守屋武昌前防衛次官と「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者との癒着疑惑に加え、久間章生元防衛相や額賀財務相が絡んでいたとされる疑惑も、自公候補を直撃したといえる。

 自民党内からは早くも「敗因は一部の大阪市議が別の候補者を支援したことが大きいが、民主党は『小沢辞意騒動を払拭できた』と声高に言い、中央政界の動きに絡めてくる。国会で攻勢を強めてくる」(中堅)との声が出ており、民主党の動向を警戒している。

 実際、民主党の鳩山由紀夫幹事長は18日夜、「総選挙に向け大きな弾みとなった。年内とも言われる総選挙の勝利と政権交代を目指し、一致結束して邁進する」と強気の談話を発表。選対関係者も「300小選挙区のうち210しか擁立できていないと言われるが、わが党は250前後を擁立し、残りは他の野党候補を支援する。残りの約40選挙区はいつでも擁立できる」と早期解散に追い込む考えを強調した。

 前出の自民党中堅議員が指摘するように、民主党が今後、新テロ特措法案の廃案を目指し、国会で対決色を一層強めるのは必至だ。

2555とはずがたり:2007/11/19(月) 16:21:39
>>2554-2555

 与党からは、法案が参院に送付されてから60日経過したら否決とみなす「60日規定」を適用し、衆院再議決を行うべきとの声が強まりつつある。

 再議決には、会期の大幅延長が必要になるが、小沢氏は18日のフジテレビ系番組『報道2001』で、再延長論について「自民党の(安倍前首相の辞任などの)勝手な事情で2カ月も空費させた。自民党・政府は頭を冷やして出直したらいい」と痛烈だった。

 福田首相は16日午前(日本時間17日未明)、日米首脳会談後の共同会見で、ブッシュ大統領を横に「海上自衛隊によるインド洋での補給活動の早期再会に向け、法案の早期成立に全力を尽くす」と大見えを切った。だが、市長選敗北で、政府・与党は衆院再議決で「中央突破」(党幹部)するか、いったん廃案にして、来年の通常国会に再提出するか、厳しい判断を迫られることになりそうだ。

 市長選敗北を受け、政府関係者は「衆院選は遠のいた」と述べたが、衆院で再議決すれば民主党は野党が過半数を握る参院に、首相問責決議案を提出する可能性は高い。可決されれば国会空転の末、首相は衆院を解散せざるを得ない事態に直面してしまう。ただ、再議決を行わない限り、法案成立はほぼ不可能。早期解散を避けるため、いったん廃案にすれば、共同会見での発言は“空手形”になりかねない。

 福田首相はすでに追い詰められているといえる。しかも、追い打ちをかけるように、首相には北朝鮮問題が暗い影を落としている。

 日米首脳による共同会見で、首相が米国の北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除の問題に言及しなかったことについて、拉致被害者家族会の増元照明事務局長は「指定解除阻止に向けての私たちの思いと首相の思いが違っていた」と不満をぶちまけた。これに呼応する形で民主党も首相の弱腰姿勢を追及する構えだ。

 首相が拉致問題に言及しなかったことで、「ブッシュ大統領から解除を通告されたのではないか」(民主党関係者)との憶測も浮上する。これが事実なら、首相は国会審議で窮地に立たされることになる。

 『報道2001』が18日、伝えた首都圏の成人500人を対象にした世論調査(15日実施)では、福田内閣の不支持率は48.2%と支持率の45.6%を初めて上回った。政党支持率でも民主党が27.4%と、自民党の23.4%を上回っている。首都圏の調査は全国調査の先行指標とも言われるだけに、今後、各種世論調査で支持率はスパイラル的に低下する可能性は高い。

 支持率が低下すればするほど、首相は解散しづらくなるが、逆に世論の解散を求める声は強くなることになる。首相は、この窮地をどう乗り切るつもりなのか。

ZAKZAK 2007/11/19

2556とはずがたり:2007/11/20(火) 13:13:40
当然そうなると思うが,この時点で其れをこういう表現で云ってしまうのはどうかねぇ?
以後3年は参院で決して主導権を握れない泥船自民から逃げ出す連中が当然出てくる,つぶれて分裂した自民の改革派と手を組むのは当然と云った方がいいんじゃないかw

自民の一部と連携も 鳩山氏、次期衆院選後に
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007111901000600.html
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、日本記者クラブで講演し、次期衆院選で勝利した場合の政権の展望に関連し、自民党の一部との連携を検討する考えを表明した。

 鳩山氏は「自民党全体ではないが、このままの自民党は望ましくないと思っている(同党内の)人との連携はあり得る。そのためには民主党が(衆院)第一党にならないといけない」と述べた。

 逆に民主党敗北の場合については「党運営は非常に厳しくなる」と述べ、分裂含みの展開の可能性を指摘した。

 また小沢一郎代表が、先の福田康夫首相との党首会談後の民主党役員会で、自民党と大連立する場合に関して「公明党を入れるつもりはない」と説明したことを紹介。この点について小沢氏は「首相がどう考えているかは分からない」とも述べたという。

2007/11/19 21:20 【共同通信】

2557とはずがたり:2007/12/04(火) 13:43:09

給油新法案 与党、会期内決着の方針 民主は問責へ理論武装
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007120402069548.html
2007年12月4日 朝刊

 会期末が十五日に迫った延長国会。海上自衛隊によるインド洋での給油活動を再開するための新テロ対策特別措置法案(給油新法案)の処理を最大の焦点に、自民、民主両党の駆け引きが活発化している。

 新法案を審議する参院外交防衛委員会の委員長ポストを押さえた民主党は、参院での審議時間を衆院(約四十一時間)と同じ程度とするよう主張している。同委の定例日は火、木曜で、会期末までに定例日は四日。一日七時間審議しても、三十時間に達しない。自民党内では、衆院での再可決を視野に会期を来年一月中旬まで再延長すべきだとの意見が強まった。

 しかし、再延長すれば二〇〇八年度予算案編成作業に悪影響が出る。年明けには、衆院解散・総選挙へのムードが一気に高まる懸念も。そこで自民党は民主党に審議促進、会期内の決着を強く求めていくことにした。

 その場合、新法案は否決が確実だが「再可決して成立させる。野党が福田首相の問責決議案を参院で可決しても、予算編成など国民生活重視の姿勢を示して無視すれば、国民の理解は得られる」との意見も出ている。

 自民党は民主党に定例日以外の委員会開催を要求しており、「今後どうやって(民主党側に)採決してもらうか考えていく」(参院国対幹部)状況だ。

 一方、民主党は「今の会期だと時間的に(採決は)非常に難しい」(小沢一郎代表)との立場を崩していない。新法案審議より、防衛省をめぐる一連の疑惑追及に力を入れる構え。日米平和・文化交流協会専務理事の秋山直紀氏ら関係者の証人喚問要求も検討している。

 ただ、額賀福志郎財務相の証人喚問が、他の与野党の反対で実現できなかった経緯から、証人喚問戦術には悲観論も。会期が延長されれば「いつまでも採決しないのは苦しくなる」(参院幹部)など、手詰まり感も漂い始めている。

 こうしたこともあり、民主党は新法案が衆院で再可決された場合に備え、近く問責決議案をめぐる勉強会を党内に発足させる方針。与党内で出ている「首相問責決議が可決されても無視」との対応がどこまで通用するのか、有識者を交え理論武装を進める。

2558とはずがたり:2007/12/09(日) 09:11:50
通常国会はどうなるんだ?
公明党は軍隊派遣に再議決で賛成・解散総選挙・惨敗の道を選ぶんか?再議決には反対して閣外協力に転じるとかすればぁ?

国会1か月再延長、政府・与党が最終調整
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071208it01.htm

 政府・与党は7日、インド洋における海上自衛隊の給油活動を再開する新テロ対策特別措置法案の成立を図るため、15日に会期末を迎える臨時国会の会期を、来年1月15日ごろまで1か月再延長する方向で最終調整に入った。

 参院が法案を否決するか、あるいは、参院送付後60日となる1月11日までに採決しない場合は、衆院の3分の2の多数で再可決し、成立させる。また、通常国会の召集は1月18日で調整し、臨時国会と間を置かず、2007年度補正予算案や08年度予算案などの早期成立を目指す。

 福田首相(自民党総裁)と公明党の太田代表が来週、会談し、新テロ特措法案の扱いや臨時国会、通常国会への対応を決める予定だ。

 自民党の伊吹幹事長は7日の記者会見で、臨時国会の再延長について「来週の月曜、火曜、水曜あたりに、答えを出せる状況を作る」と述べた。

 法案は、参院外交防衛委員会でこれまで約11時間審議が行われた。会期内に、民主党が求める衆院並みの審議時間(約41時間)を確保することは難しく、再延長は不可避となっている。

 また、民主党は防衛装備品調達を巡る汚職事件の解明を優先し、新テロ特措法案の審議を引き延ばす構えを見せている。この場合、与党は「参院が60日以内に議決しないときは、否決とみなすことができる」との憲法の規定を使い、再可決する方針だ。来年1月12日に60日を超え、再可決が可能となる。13、14両日は休日のため、政府・与党は1月15日ごろまでの再延長が必要と判断した。
(2007年12月8日3時1分 読売新聞)

2559とはずがたり:2007/12/14(金) 08:16:58
硬軟使い分けて公明を揺さぶるのは嘗ての自民党に倣ってのことか。

民主、公明を揺さぶる  2007.12.12 18:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071212/stt0712121828003-n1.htm

 民主党は12日の参院予算委員会理事懇談会で、公明党を離党して除名処分になった福本潤一元参院議院議員の参考人招致を再度、要求した。
 桜井充筆頭理事(民主)は「党の方針として、やれと厳命を受けている。多数決も辞さない」と実施を強く求める姿勢を強調。これに対し自民、公明両党は「(参考人招致は)全会一致が原則」と重ねて反対し、引き続き協議することになった。
 桜井氏は理事懇談会終了後、記者団に対し「小沢一郎代表から各役員に参考人招致をやるように強く指示があった」と説明し、「実施するべき時は党の判断に委ねる」と述べた。
(産経新聞)

2560とはずがたり:2007/12/19(水) 01:53:13
ちょいと前の記事だからさげるが,民主の政権担当能力ぶりが発揮されて居る。うんうん。

<国会>与野党対立よそに法案は次々成立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000067-mai-pol
12月8日19時48分配信 毎日新聞

 新テロ対策特別措置法案での攻防をよそに、与野党は今国会で、暮らしにかかわる法案を中心に合意を図り、成立件数を積み上げている。8日時点で政府が今国会に提出した10法案のうち、新テロ法案を除く9件が全会一致で成立した。今後の提出分なども含めると、成立が見込まれる法律は計21件。昨秋の臨時国会で成立した25件に迫る。「ねじれ国会」で政府・与党が対決法案の提出を控えたのに加え、野党が「反対ばかりでは国民の批判を浴びる」と、柔軟に対応した事情も反映されている。

 これまでに成立したのは、前国会からの継続法案も合わせると、政府提出案件が12本。「格差」批判への配慮から最低賃金の底上げを図る改正最低賃金法などが含まれる。このほか、野党の要求に応じて修正した放送法改正案も成立が確実だ。

 議員立法では既に3件が成立した。地震などの被災者への支援策を広げる改正被災者生活再建支援法など、対象者が具体的な法律が目立つ。まだ提出していない政治資金規正法改正案を含む4件でも与党と民主党などが内容で合意しており、成立のメドがついている。

 7月の参院選惨敗後に政府・与党は「野党が参院で抵抗し、ほとんどの法案が成立しないのではないか」と危ぶんだが、懸念は消えた格好だ。新テロ法案を除けば、野党の反発を招きそうな法案の提出を政府・与党の方であらかじめ避けたことが大きい。

 政府提出法案のうち成立した4件は人事院勧告に準じて公務員給与を引き上げる内容で、民主党も「現場職員に迷惑をかければ反発を招く」と協力せざるを得なかった。

 議員立法では、改正被災者生活支援法のように、与党と民主党がほぼ同趣旨の法案を衆参各院に提出。成立を優先するために双方が法案を修正して歩み寄る方式も定着しつつある。【田中成之】

2561とはずがたり:2007/12/20(木) 11:12:16
野党の審議拒否を非難する自民党と自民党支持者は自らの言動を深く恥じて詫びよ

2007/12/19
山岡国対委員長、重大課題の積極審議求め自民党国対委員長に申し入れ
テロ特措法だけのための再延長 “休眠”をよしとする政府与党を批判
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12402

 山岡賢次国会対策委員長は19日午後、国会内で開かれた4野党国対委員長会談に臨み、野党各党の合意を得たうえで、大島・自民党国対委員長に対して申し入れ(申し入れ文書は下記ダウンロード参照)を行った。

 申し入れでは、異例の会期再延長を強行したにも関わらず、積極的な質疑を求める野党の要求を無視し、全委員会の開催や審議に極めて消極的な政府与党の姿勢を問題視。国民にとって重大な課題となっている問題を審議するため、まず予算委員会、厚生労働委員会、安全保障委員会の開催を要請。あわせて、「参議院で可決された野党提出法案についても速やかな審議と採決を求める」として、「年金保険料流用禁止法案」「農業者戸別所得補償法案」「イラク特措法廃止法案」「郵政民営化凍結法案」等の審議を行うため、厚生労働委員会、農林水産委員会、テロ・イラク特別委員会、総務委員会を開くよう求めた。

 申し入れ後に会見した山岡国対委員長は、「国会は再延長されたが、与党の態度、すすめ方は、テロ特措法だけのために1カ月国会を延長したという姿勢がありありと見える」と不快感を表明。そのうえで、「われわれは国会を再延長した以上、国民生活にとっても、また国にとっても必要かつ重要な法案を精力的に審議すべきと、再延長前に大島委員長に申し入れていた」と語った。

 その時点で、大島自民党国対委員長からは「もちろんそのとおりだ」との回答が示されたにもかかわらず、現実にはまったく違う方向へ展開していることについて、申し入れの際に遺憾の意を表明したことも山岡国対委員長は明らかにした。

 また、民主党においては、国会再延長が決定された直後に各委員会の筆頭理事を招集し、「セレモニー国会にしてはならない、(国民にとって)必要なことに対して全力をあげて取り組んでもらいたい。暮れも正月もないと思って欲しい」と求め、各委員会においてはその姿勢を強めていたことも山岡国対委員長は説明した。
再延長後、17日月曜日から実際に始まった国会日程において、理事懇談会にすら応じない、やる気がまったくない、どの委員会においても国会が閉会したかのような与党の対応があると山岡委員長は強い憤りを重ねて表明した。

2562とはずがたり:2007/12/22(土) 04:29:00
>三百小選挙区のうち二百二十七まで埋まった。残る空白区でも擁立作業が最終調整段階を迎えており、
300=230(決定)+20(社)+10(国日他)+40(最終調整)と云う感じかな。

強気の小沢氏「選挙やるか」 首相批判も過熱 強める対決姿勢(12/19 07:52)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66610.html

 民主党の小沢一郎代表が福田康夫政権への対決姿勢を強めている。年金記録不備問題による内閣支持率低下などを受け、最近は早期の衆院解散・総選挙を求める発言を繰り返し、大連立を模索した党首会談以降は抑えていた首相批判も解禁。遅れていた選挙準備も整いつつあり、勝負時と見定めた感も漂う。

 「首相の言葉がまったく不誠実な、無責任な態度を表している」。小沢氏は十八日の記者会見で、年金問題をめぐり「公約違反というほど大げさなものか」とした首相発言をあらためて厳しく批判。その上で「衆院解散はできるだけ早い方がいい」と述べた。

 民主党は同日の役員会で年金問題、防衛省不祥事、薬害肝炎問題を「三点セット」として追及する方針を確認。遅れが指摘されていた衆院選の準備も十八日には八人の公認内定が決定し、三百小選挙区のうち二百二十七まで埋まった。残る空白区でも擁立作業が最終調整段階を迎えており、党内からは「この情勢なら過半数も狙えそう」(山岡賢次国対委員長)との声さえ出ている。

 小沢氏も周囲に「選挙やるか」と述べるなどファイティングポーズをみせる。大連立が不発に終わった後の辞任騒動で「衆院選での勝利は厳しい」とこぼした弱気はすっかり影を潜めた形だ。

首相、年金「誤解」を陳謝 支持率急落で沈静化図る(12/17 20:28)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66404.html

 政府は17日、年金記録問題の全面解決の事実上断念が参院選の「公約違反」と指摘されていることをめぐり、福田康夫首相が「誤解を招いた」と重ねて陳謝するなど、事態の沈静化に躍起となった。先に首相が「公約違反というほど大げさなものか」と発言したことが内閣支持率急落につながったことを深刻に受け止めたとみられる。これに対し、自民党の伊吹文明幹事長は記者会見で官邸側の対応を公然と批判。政府、与党間の「不協和音」も拡大した。

 首相は17日夕、官邸で記者団に、自民党が参院選ビラに「すべての統合を完了させる」と明記したことを踏まえ、「誤解を招く表現があったのは事実。おわびを申し上げないといけない」と陳謝。同時に「年金制度を再構築しなければいけない。このままでは崩壊するから、必死の思いで(照合を)やっている」と説明した。

「首相発言は政治を冒涜」 民主・小沢氏が批判(12/17 07:15)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66271.html

 民主党の小沢一郎代表は十六日、山梨県昭和町で講演し、福田康夫首相が該当者不明の年金記録の一部が照合困難になったことを「公約違反と言うほど大げさなものか」などと発言したことについて、「本当にばかげた無責任な政治がまかり通っている。日本で一番偉い人が公約なんてどうでもいいとの考え方で政治をやっている。これほど国民をばかにした、政治を冒涜(ぼうとく)した態度はない」と痛烈に批判した。

 また次期衆院選について「最終決戦だ」と述べ、野党で過半数を取り政権交代を目指す考えを強調した。

 講演に先立ち記者団に「出直し以外ない。解散・総選挙を早くして、民主党が本当の徹底的な政治行政の改革を実行しなくてはいけない」と述べ、首相に早期の衆院解散を求める姿勢を示した。

年金問題と首相発言が影響 内閣支持率急落で町村氏(12/17 12:26)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/66366.html

 町村信孝官房長官は17日午前の記者会見で、共同通信社の全国電話世論調査で福田内閣の支持率が35・3%と急落したことに関し「年金などのことがあるのだろう。謙虚に国民の声に耳を傾け、耳を澄ましてしっかり対応していかなければならない」と述べ、政府が年金記録問題の全面解決を事実上断念したことが原因との見方を示した。

 町村氏は、福田康夫首相が年金問題で「公約違反というほど大げさなものか」と発言したことに批判が出ていることについて「何とも申し上げられないが、やはり影響したのではないかと思う」と述べた。

2563小説吉田学校読者:2007/12/24(月) 10:49:47
私としては、社民党は民主党が政権を取ったときに「非共産の左派」の票を吸収する可能性があるので、まだ、それなりの存在価値はあると思いますが・・
阿部・又市・渕上・照屋の共闘派、福島・日森の共闘危惧派に収斂しつつあるのだろうか、と考えてみたものの、「一人一派」状態と見た方が良いのかも。
個人的には「宮崎のフーシェ」鳥飼県議の国政進出希望。

幹事長・重野氏、国対・日森氏 社民、新体制が発足
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/67504.html

 社民党大会は二十三日、福島瑞穂党首が人事刷新を断行して閉幕した。自民、民主の二大政党体制が定着しつつある中、党の独自色を発揮したい福島氏の意向が強く反映された。ただ、野党共闘を重視してきた又市征治幹事長の副党首「棚上げ」で、党内の路線対立が顕在化。党内にも批判があるトップダウンの人事は、民主党との選挙協力の行方にも波紋を広げそうだ。
 「又市さんは副党首に、むしろ格上げになってもらい、重要な役割を果たしてもらう」。福島氏は大会後の記者会見でこう強調した。
 しかし、今回の幹事長交代劇の背景に、野党共闘に対する福島氏と又市氏の姿勢の違いがあったと指摘する声は多い。民主党との選挙協力を抑制し、多数の独自候補擁立を目指す福島氏に対し、野党共闘なしに党勢回復は困難とみる又市氏は、選挙協力に前向き。福島氏は民主党との本格協議を前に、又市氏の「事実上の更迭」(幹部)に踏み切ったとみられる。
 福島氏は、自らと距離を置く阿部知子政審会長を、辻元清美衆院議員に代えようとする人事も構想した。辻元氏に固辞されて不発に終わったが、阿部氏との確執は一層深まった。「党の顔」として三選を果たした福島氏だが、党内では土井たか子前党首に比べ「軽い」との評価がぬぐえない。福島氏は求心力回復を狙って人事で攻勢に出たものの、次期衆院選を前に逆に党内のぎくしゃくをあらわにしてしまった。

2564とはずがたり:2007/12/24(月) 12:13:58
フーシェってなんすか?洋菓子しか思い浮かばない。。

また渕上氏を共闘派に入れたのはどういう根拠です?

2566とはずがたり:2008/01/06(日) 14:35:46

民主の抵抗で一時的にガソリンが値下がりして自公の再議決でぽんと跳ね上がる事が決定的か。楽しみである。

先行処理を否定 道路財源で伊吹氏明言
2008.1.6 13:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080106/stt0801061302002-n1.htm

 自民党の伊吹文明幹事長は6日のNHK番組で、道路特定財源などの暫定税率を維持するための租税特別措置法改正案について「1月いっぱいに(衆院で)議了するのは国会対策上無理だ。与党は全く考えていない」と述べ、暫定税率の期限が切れる3月末までに成立させるため2008年度予算案より先行処理する異例の戦術は採らないことを明言した。

 同時に「法案が通らなければ国と地方の財政に大穴が開く。それで国民生活を維持できるのかと訴え、3月末までに(参院を)通すよう民主党にお願いしたい」と強調した。

 これに関連し、谷垣禎一政調会長は京都市での会合で「国民生活を守るためには、憲法が用意している制度を使うべき時は十分に使うことも頭の中に入れておかなければならない」と述べ、予算関連法案などが参院で否決された場合、衆院での再議決を検討すべきだとの考えを示した。

2567とはずがたり:2008/01/08(火) 01:13:49
ひとまず予算案に的を絞った形か。補給法案で解散では輿論の盛り上がりを期待できないと云う事か?民主の選挙準備も不足か?

民主、補給法案を参院継続で最終調整 首相問責見送りへ
http://www.asahi.com/politics/update/0108/TKY200801070345.html
2008年01月08日00時34分

 民主党は7日、参院で審議中の補給支援特別措置法案について、否決せずに継続審議とする方向で最終調整に入った。10日の参院外交防衛委員会で継続手続きをとる方向で検討している。継続手続きの場合、参院送付後60日間採決しなければ否決したとみなす憲法59条の規定を適用できるため、与党は12日にも衆院での再議決に踏み切り、3分の2の賛成で成立させる構え。民主党の反発は必至だが、この国会での首相問責決議案の提出は見送る方針だ。

 7日夕に小沢代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長ら党幹部が国会対応を協議し、首相問責決議案は「軽々には出さない」方針で一致した。補給法案の取り扱いについては「否決だけが選択肢でない」として継続審議を主張した輿石氏に一任することで合意した。

 同党は当初、会期末に首相問責決議案を可決し、衆院解散に追い込む戦略を検討していた。しかし、政府・与党が昨年末、問責決議されても解散に応じない方針を確認。これを受け民主党内では、解散に結びつかないのに「問責カード」を切るべきではない、との意見が大勢となった。

 山岡賢次国会対策委員長は7日、記者団に「軽々しく問責を使うものではない。世論の動向も含めながら考えたい」と述べ、提出見送りを示唆した。税制改正など予算関連法案の審議が大詰めを迎える3月末に照準を移し、改めて問責決議案の提出も検討する。

 一方、補給法案については鳩山、菅両氏らが「否決との意思表示をすべきだ」との立場を表明していた。しかし、与野党攻防を通常国会につなげる方針を固めたことに加え、昨年末に対案を提出したことから「議論を継続する姿勢を示すべきだ」との主張が強まり、継続審議とする方向になった。10日に最終判断する。

 これに対し与党は、11日までに参院で否決されれば、早ければ同日中にも衆院で再議決する方針を固めている。継続審議となれば「みなし否決」によって再議決できるのは12日以降となる。12日は土曜日で、通例なら衆院本会議の開催は週明けの15日となるが、与党は会期末で混乱することを警戒して12日中の再議決を検討している。

2568名無しさん:2008/01/08(火) 01:20:05
>>2567
参院予算委員長は自民ですよね。
強行採決されたらどうするんでしょうか。
委員長解任?本会議を開かない?

2569名無しさん:2008/01/08(火) 03:13:44
>>2568
委員長ポストは自民ですが、理事を始め、委員の数は野党の方が多いので、そもそもそれほど
強硬な措置は取れないでしょう。せいぜい衆院審議の7〜8カケで採決するとかくらいだと思います。
また、参院議長・議運委員長のポストは民主が握ってますので仰る通り、まずできるだけ
審議入りを遅らせることも想定されます。

2570とはずがたり:2008/01/12(土) 23:26:58
支持率低下も解散待望論もちょいと一服しちまったね。。

内閣支持低迷34% 年金なお厳しい評価 本社世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0112/TKY200801120224.html
2008年01月12日22時50分

 補給支援特別措置法の衆院での再議決を受けて、朝日新聞社が11日午後から12日夜にかけて実施した全国緊急世論調査(電話)によると、福田内閣の支持率は34%で、内閣発足以来最低だった前回(12月19、20日)の31%からやや持ち直したものの、引き続き低い水準だった。年金問題への評価は前回よりさらに厳しくなっており、低い支持率が続く要因となっている。特措法が参院で否決された後、衆院で再議決し、3分の2以上の賛成で成立させたことについては、「妥当だ」と「妥当でない」がともに41%で見方が分かれた。

 福田内閣の支持率は12月初旬までは40%台だったが、前回調査では年金記録問題をきっかけに急落した。その年金記録問題で、福田内閣の対応を「評価する」は26%(前回36%)にとどまり、「評価しない」が55%(前回46%)と、前回より厳しい数字となった。内閣支持層でも「評価する」は45%で、「評価しない」人が31%にのぼった。

 一方、衆院での再議決で特措法案の成立をはかることに対しては、前回調査で「妥当ではない」(43%)が「妥当だ」(37%)を上回っていた。

 特措法成立でインド洋での自衛隊活動の再開は決まったが、「活動再開は必要ではない」が今回48%に達し、「必要だ」の34%を上回った。前回調査で「必要ではない」(48%)が「必要だ」(37%)を上回り、今回さらに差が開いた。特措法そのものへの賛否も、反対が40%で、賛成の36%より多かった。

 参院で否決された法案を衆院の再議決で成立させるやり方について、他の法案にも使うことの賛否を聞くと、「賛成」は18%にとどまり、「反対」は35%、「どちらともいえない」が44%だった。特措法の再議決には約7割が「賛成」と答えた自民支持層でも、他の法案の再議決については「賛成」が30%で、公明支持層では「賛成」が19%にとどまった。与党支持層でも再議決の多用には慎重な姿勢がうかがえる。

 また、薬害C型肝炎訴訟をめぐって、福田首相が12月末、議員立法によって原告が求める全員一律救済を実現する方針を示し、これに沿った法律が成立したが、こうした福田首相の対応を「評価する」は71%だった。ただ、「評価する」と答えた人のうち、内閣を支持する人は40%にとどまり、不支持が41%。首相の決断が必ずしも支持率回復の大きな要因にはなっていない。

 こうした中、「いま総選挙をするとしたら」として聞いた比例区の投票先は、民主が36%(前回38%)で自民の25%(同23%)を引き続き大きく上回った。

 望ましい政権の形も「民主中心」が35%(同41%)で「自民中心」の27%(同28%)に水をあけている。政党支持率は、自民が26%(同27%)、民主が25%(同25%)だった。

 他方、衆院の解散・総選挙については、「早く実施すべきだ」が前回の39%から34%に減り、「急ぐ必要はない」が前回の48%から54%に増えて、内閣支持率が急落する前とほぼ同じ比率に戻った。民主支持層では「早く実施すべきだ」が前回の69%から52%に減っており、全体として解散風が弱まる結果となった。

2571とはずがたり:2008/01/14(月) 13:36:19
民主は自衛隊ではなくガソリンで総選挙やる事に決めたようだ。
国論を二分する海外派兵で選挙やるのはリスク高すぎるし保守系への滲透度が決定的に劣る。
ガソリンなら衆院選の主戦場の都市部にアピールできるしいいではないの?自民は再可決断念に追い込まれるかも知れぬ。

ガソリン暫定税率 廃止か維持か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080114-00000051-san-pol
1月14日8時1分配信 産経新聞

 民主党は18日召集の通常国会で揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止を目指し、中堅・若手を中心とした衆院議員約60人からなる「ガソリン値下げ実働部隊」を編成する方針を固めた。次期衆院選をにらみ、政府・与党に徹底抗戦するためで、実働部隊を中心に地方遊説を展開する。一方、自民党は13日、揮発油税の暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)の年度内成立に向けて野党側に協力を求めるなど、暫定税率をめぐる論議が国会召集前から熱を帯び始めてきた。

 ■民主「値下げ隊」に60人

 実働部隊は、国会対策委員会の副委員長の下に配置する。国対副委員長を2人増員し、中堅・若手議員を指導して国会論戦や遊説の際の意思統一を図る。「国会攻防のいざというときに、すぐ招集する」(民主党筋)ねらいもある。

 政府・与党が暫定税率維持のため関連法案の審議や採決を強行する場合は、河野洋平衆院議長を議長室に閉じこめて本会議を開かせない実力阻止も辞さない構えだ。

 「与党がこれからも再可決するようなことがあれば、今度はこちらも強行策をとりますよ」

 民主党の山岡賢次国対委員長は11日、与党の新テロ対策特別措置法案の再可決方針への抗議で河野議長を訪ねた際、ガソリン代をめぐる与野党攻防を見越して牽制(けんせい)した。河野氏は「そんなに脅かさないでください」と苦笑いを浮かべた。

 暫定税率維持を含む歳入関連法案が年度内に成立しなければ、ガソリン代は1リットル当たり約25円の値下げ効果がある。このため、民主党は「ガソリン代25円値下げ」を大書したビラも作製。税収が減る分の財源の手当てや値下げによって生じる混乱への対応について理論武装を進め、国民の理解と指示を得たい考えだ。

 政府・与党が衆院再議決でガソリン代を元に戻せば国民から反発されるのは必至だ。民主党はこのタイミングで福田康夫首相の問責決議案を提出し、衆院解散に追い込む青写真を描いている。
                   ◇
 ■自民 18日にも法案骨子提示

 自民党の大島理森国対委員長は13日のNHK番組で、歳入関連法案について「ぜひ年度内に成立させたい」と述べ、民主党など野党側に年度内成立への協力を求めた。

 大島氏は「法案はすぐに出せなくても骨子案みたいなものを示し、(野党側に)ぜひ勉強してもらいたい」とも述べ、25日に予定している関連法案の提出に先立ち、18日召集の通常国会冒頭にも骨子を提示する考えを示した。同時に、税制関連特別委員会の設置を打診する意向を表明した。

 これに対し、民主党の山岡賢次国対委員長は13日夜、大阪府豊能町での会合で、歳入関連法案をめぐる来年度予算案の衆院の審議に関し、「そう簡単に採決できない。3月10日の週までかけないといけない」と述べた。

 ガソリン代値下げを実現するため、予算案の審議に合わせ、暫定税率維持のための関連法案の審議を衆院で極力引き延ばし、3月末の暫定税率の期限切れに持ち込む方針を示したものだ。

 山岡氏はまた、税制関連特別委に関し、「そんなことは断じてやらない」と述べた。

 これに関連し、自民党の伊吹文明幹事長は13日のフジテレビの「報道2001」で、同党の参院側が求めている1月中の歳入関連法案の衆院通過について「時間的に無理だ。ちょっとずれる」と改めて否定した。

2572とはずがたり:2008/01/17(木) 00:14:37
なんですか,このバージニア・ウルフなんてこわくない張りの決意表明はw

福田首相「総選挙だって怖くない」
2008.1.16 18:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080116/plc0801161815006-n1.htm

 福田康夫首相(自民党総裁)は16日、党本部で開かれた全国幹事長会議であいさつし、「総選挙だって怖くない。そういう思いを持ってこれから突き進んでいくのがわれわれの使命である」と述べ、次期衆院選に向け、一致協力を呼びかけた。衆参ねじれ国会について「昨年は隠忍自重で堪え忍んでやってきたが、今年はそういうことだけでは済まない」と新たな決意を表明した。

2573名無しさん:2008/01/17(木) 00:23:15
福田「せ、選挙なんか、こ、怖くないんだからねっ!」

2575とはずがたり:2008/01/26(土) 00:57:38
こんな奇策も出してきてるんですな〜。
国会対策手法の総動員ですな・・。
一年間本則の2倍となってる暫定税率を1.5倍ぐらいに抑えられないのでしょうかね。石油高騰を理由に。

秘策?奇策? 与党内にくすぶるブリッジ法案
2008.1.25 19:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080125/plc0801251909007-n1.htm

 福田康夫首相は25日夕、自民党の一部で浮上している揮発油税の暫定税率の期限を延長する議員立法(ブリッジ法案)について「特別なことを私が考え、やっているということはない」と述べ、慎重姿勢を示した。首相官邸で記者団に語った。

 これに先立ち、首相は衆院予算委員会で「民主党がガソリン国会と言って対決的な姿勢を示すので、与党もいろいろ考えないといけなくなる。考えないで済むようにしてほしい」と答弁し、民主党に協調路線を呼びかけた。

 ブリッジ法案は、政府が提出した歳入関連法案(日切れ法案)が3月末の期限内に成立しなかった場合の混乱を防ぐための「つなぎ」として、現行税率を4月1日以降3カ月間延長を担保する法案。議員立法なので首相らの答弁を省略できるメリットがある。

 昨年10月、自民党の久間章生元防衛相が提唱し、党内で先の臨時国会への提出を検討したが、「国会が空転しかねない」と断念した。与党執行部は「ブリッジ法案は二度手間になる」と否定的だが、町村派の一部などから「最終手段として再検討すべきだ」との声が上がっている。

 森喜朗元首相は25日、民放テレビ番組の収録で、「(日切れ法案が年度内成立しなかったら)国民の皆さんに大変な迷惑をかける。当分は期限前の法律のままで、という安全弁としての考え方ではないか」とブリッジ法案に一定の理解を示した。

 一方、民主党の山岡賢次国対委員長は25日午前、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、「ブリッジ法案を提出すれば不退転の決意で阻止する」と述べ、与党が国会提出に踏み切った場合、審議拒否戦術で徹底抗戦する姿勢を示した。

2576片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/26(土) 01:38:00
>>2574
ご確認なさったかもしれませんが、略称は「民」になりました。

>>2575
本チャンの歳入関連法案にしてもブリッジ法案にしてもどちらにしろ月内に通すのは強行色が強くなりますが、それをやる場合それでどう輿論が反応するかでしょうね。
政府与党とすれば、大阪府知事選後の浮き足立った雰囲気を生かしてやってしまおうかというところだと思います。

この問題、最終的には暫定税率が維持される両院の議席構成なのですし、基本的には国会戦術の巧拙の争いではないかと見ています。

2577とはずがたり:2008/01/29(火) 10:30:11

解釈改憲迄飛び出したぞ。。

予算並み衆院優越を 関連法案 暫定税率継続へ自民・町村派提言
2008年1月24日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008012402081903.html

 自民党町村派は二十三日、予算案に関する憲法の衆院優越の規定を、予算関連法案にも適用できるよう解釈の変更を求める緊急提言をまとめた。予算関連法案の一つで、ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を二〇〇八年度も継続する租税特別措置法改正案の年度内成立が危ぶまれているのに応じた措置。二十四日の総会で正式決定し、同派出身の福田首相に提出する。

 憲法は予算案について(1)衆院に先に提出(2)衆院通過後、参院が否決しても衆院の議決を優先(3)参院が採決しない場合、否決したとみなす期間は通常法案の六十日より短い三十日間−と規定しているが従来、予算関連法案には適用されていない。

 提言は、租特法改正案に反対する民主党を「政局にする意図でやっている」と批判。自民党執行部に対し「ねじれ国会の中で、国民生活に影響を与えないように新たな国会運営ルールを超党派で確立する必要がある」として、憲法解釈の変更を民主党に働き掛けるよう求めている。

 民主党が呼び掛けに応じない場合は、予算関連法案を「できるだけ早期に参院に送付することが求められる」と指摘。参院採決が引き延ばされても「みなし否決」の規定により、年度内に衆院で再可決・成立可能な一月中に法案を衆院通過させることが望ましいとの立場を示して民主党をけん制している。

2578とはずがたり:2008/01/31(木) 20:04:27
ブリッジ法案 与野党攻防痛み分け 狙い通りは首相だけ?
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20080131002.html
2008年1月31日(木)08:33

 30日午後3時、衆参両院を結ぶ中央塔3階の常任委員長室に与野党幹事長が続々と参集した。少し遅れて河野洋平衆院議長、江田五月参院議長らが入り、国会空転を回避するための合意文「両院議長斡旋(あっせん)」に署名を求めた。

 すべての署名を確認した河野氏は厳かな表情でこう言った。

 「これは幹事長の署名だが、当然党としての責任を持っていただき、党首が『これは嫌だ』ということにならないようによろしくお願いしたい」

 明らかに両院議長が求める党首合意を拒んだ民主党の小沢一郎代表への当てつけだった。鳩山由紀夫幹事長は「それは私に言っているのですか」と苦笑いを浮かべた。

 この与野党合意により、揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)をめぐる攻防はひとまずピリオドを打った。

 河野氏は会談後の記者会見で「衆参のねじれ現象をいかに克服するか国会の意思をキチンと決めなければならない。もっと踏み込んだ合意を作っていかなければならない」と今後も積極的に調停に乗り出す考えを表明。立法府の威厳を保てたことに気分が高揚したのか、河野氏は議長室に戻ると「これから忙しくなるな」と肩を大きく回してみせた。
                   ◇
 円満解決に見えるが、30日昼までは、現行税率を維持するための議員立法「ブリッジ法案」をめぐり、与野党激突は避けられない情勢だった。

 午前10時、民主党の両院議員総会で、小沢氏は「(ブリッジ法案は)日本の議会制民主主義を踏みにじるものだ。断固戦うべし」と大号令を発した。法案を付託された衆院財務金融、総務の両委員会は、民主党の「ガソリン値下げ隊」の罵声(ばせい)の中で法案を可決した。値下げ隊は午後の本会議採決の実力阻止に向け、着々と準備を進めていた。

 与野党幹事長会談も不調に終わり、自民、公明両党は「強行突破やむなし」と判断、自民党の伊吹文明幹事長は「午後1時が与野党協議のタイムリミットだ」と指令を出した。若手・中堅は議長室周辺のピケ排除作戦を真剣に協議し、笹川堯議運委員長は「監禁」対策としてポケットに携帯トイレを忍ばせた。

 河野氏は正午すぎ、伊吹氏、自民党の大島理森国対委員長らを議長応接室に呼び、「もっと汗をかいてほしい」と求めたが、大島氏は「もう知恵はありません。力尽きました」と音をあげた。

 与野党合意の焦点は歳入関連法案の年度内採決をどう担保するかだった。努力規定にとどめたい野党と、確約を得たい与党の隔たりは大きく、河野氏も「これで鳩山氏がのまないならば本会議のベルを押すしかないな」と腹を固めた。

 ところが、午後1時の河野−江田会談直後、民主党側は与党案を突然のんできた。自民党執行部からは「まさか」と驚きの声が上がった。
                   ◇
 合意後、伊吹氏は「いや疲れたねえ…。明日から国会は正常化だ。せっかくまとまったんだから刺激的なことは言いません」と満面の笑みを浮かべたが、自民党には「痛み分けにすぎない」との見方も少なくない。

 特に参院には「苦しくても強行突破した方が民主党のダメージは大きかった」「けんかを先送りしただけ」と不満がくすぶる。ある閣僚経験者は「紙切れ一枚の合意で年度内成立がホントに担保されたといえるのか。相手は小沢氏だ。何をネタに反故(ほご)にされるか分からない」と訝(いぶか)しがった。

 両院議長による調停が定着することへの疑念もある。ある自民党重鎮は「議長が本会議のベルを押すかどうかで法案の生死が決まるというのは、実は恐ろしい事態ではないか」と話す。

 一方、福田康夫首相はブリッジ法案に終始慎重だった。

 国会答弁は常に「われ関せず」と貫き、法案提出直前にも「やらないで済むならそれにこしたことはないよね…」と周囲にぼやいた。与野党合意後も記者団に「まあ国会が正常化するわけですね。よかったと思います」とそっけなかった。

 首相の狙いが初めから与野党合意にあり、ブリッジ法案はそれを促すためのツールに過ぎなかったのかもしれない。(石橋文登)

2579名無しさん:2008/01/31(木) 22:21:47
得したのが福田だけ、というのは
「たかが現状維持」のために自公がこれだけのパワーを費やしたのに
トップはノーダメージだったというだけの話だろう

2581とはずがたり:2008/03/12(水) 21:17:48
武藤氏の採決時、民主系5人が棄権
http://www.asahi.com/politics/update/0312/TKY200803120190.html
2008年03月12日13時27分

 12日、参院本会議で行われた次期日銀正副総裁人事案の採決に棄権・欠席した議員は次の通り。(敬称略、※は欠席)

 【武藤敏郎氏の総裁案】※大江康弘、川上義博、※木俣佳丈、広田一、森田高(以上、民主党・新緑風会・国民新・日本)、※松下新平(無所属)【白川方明氏の副総裁案】※大江、※木俣、田中康夫(以上、民主党・新緑風会・国民新・日本)、※松下(無所属)【伊藤隆敏氏の副総裁案】※大江、※木俣(以上、民主党・新緑風会・国民新・日本)、山田俊男(自民→全農系。なんで造反?)、※松下(無所属)

2582小説吉田学校読者:2008/03/15(土) 12:10:38
参院インターネット中継見ますと、鴻池委員長、完全にプッツンしております。私も委員長席にいたらキレていると思います。
だいたい、国会審議を自己アピールの場とか思っているんだろうか。
05年の郵政選挙で、ヤレ改革だソレ抵抗勢力だなどと、絶叫したのを信用して、選挙を勝たせてこのざまであります。鴻池委員長に一喝されて恥ずかしいと思ったのは、松島ではなく選挙区民だったと思います。

国交副大臣しゃべり過ぎ、委員長怒り「出入り禁止」
http://www.asahi.com/politics/update/0314/TKY200803140327.html

 自民党の松島みどり国土交通副大臣が、08年度予算案を審議中の参院予算委員会への「出入り禁止」を言い渡された。14日午前の質疑で鴻池祥肇委員長(自民)の制止をきかず、答弁を続けたのが理由。副大臣が委員会に出席できなくなるのは極めて異例だ。
 津田弥太郎氏(民主)が、松島氏が02年と06年に自らのホームページで「むやみに道路を造るのはやめるべきで、暫定税率撤廃を唱えてきた」と主張していたことを取り上げ、国交省の方針との整合性をただした。
 松島氏は「政治家、国土交通副大臣として答弁する」と切り出し、「不勉強にも、日本の橋、東京の橋が老朽化していることを知らなかった。橋を守るためにも暫定税率が必要」と選挙区の事情も挙げ、5分間にわたって釈明。途中、鴻池氏が「簡潔な答弁を」と注意したが、松島氏は答弁をやめず、鴻池氏が「打ち切りなさい」と2度絶叫。ようやく終わった。
 鴻池氏は午後の質疑冒頭、「委員会を冒涜(ぼうとく)するもので、松島氏の予算委への出入りはお断りを申し上げる」と宣言。国会法48条に「委員長は委員会の秩序を保持する」とあり、出入り禁止は同条に基づくとみられる。

2583とはずがたり:2008/03/15(土) 12:35:54
流石世界の林文夫だ。クリアである。
http://fhayashi.fc2web.com/BOJ.htm

2584とはずがたり@掛川:2008/03/16(日) 00:16:26
>>2583
一応解説しとくと林先生は日本で数少ない世界的に通用する偉大な経済学者であります。

2585名無しさん:2008/03/16(日) 01:42:43
政治家が経済を語るのはきついですね
財務相と金融担当は民間起用でいいのでは
もちろん党税調とかは要るでしょうけど

2586小説吉田学校読者:2008/03/18(火) 06:41:08
福田のリードで人事も揺れる

日銀総裁、空席濃厚に 政府が提示見送り
http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY200803170319.html

 19日に任期切れが迫る日本銀行の福井俊彦総裁の後任人事で、政府は17日、新たな人事案の国会提示を見送った。政府は非公式に民主党に対し、参院で総裁昇格案が不同意となった武藤敏郎副総裁を引き続き副総裁で処遇する一方、総裁候補を差し替える案を打診したが合意できなかった。「総裁空席」の可能性が高まっており、その場合は、衆参両院で副総裁に同意された白川方明(まさあき)・京大大学院教授が総裁の職務を代行する。
 新たな人事案を巡っては、自民党の伊吹文明幹事長や大島理森国会対策委員長が16日夜から17日にかけ、民主党の鳩山由紀夫幹事長に電話し、首相の意向として、福井総裁か、武藤副総裁か、どちらか1人の再任を非公式に打診した。
 17日午後には、伊吹氏が鳩山氏に電話し、「武藤副総裁の時の総裁候補は財界関係者かもしれない」と伝えたが、与党側から財界人の具体名が示されることはなく、立ち消えとなった。
 自民党側が、総裁候補だった武藤氏を副総裁として改めて打診してきた背景には、「武藤氏がベストの人選」との判断を変えていない首相の強いこだわりがある。
 首相は「財政と金融がしっかり連携してこそ、適切な経済運営ができる」が持論。元財務事務次官で財政に詳しい武藤氏抜きに、日銀出身者や学者だけで固めて、日銀の運営が本当にうまくいくのかとの思いがある。
 一方で、政府案が2度続けて不同意になれば、政権基盤が大きく揺らぐ。武藤氏を正副総裁から完全にはずす場合は、民主党が確実に同意する「保証」が欲しいところだが、民主党の出方を読み切れない首相側には疑心暗鬼が募る。
 首相は17日の政府・与党連絡会議で「民主党の考え方がよく分からないと、決めるのは大変だ」と語った。さらに「民主党は一人ひとり言っていることがバラバラ。新しい候補を出しても、同意が得られる保証はどこにもない」と周辺にいらだちをぶちまけた。
 武藤氏以外で合意できる見通しが立たないために、満を持して提示した武藤氏への「未練」を断ち切れないようだ。
 しかし、首相が武藤氏の処遇にこだわるほど、民主党は態度を硬化し、出口は見えなくなる。小沢代表から「一度不同意にした人を、副総裁で同意する理屈があるか」との考えを示された鳩山氏は17日夜、「総裁空席」は必至との見方を示した。「19日までに日銀人事を決定するのは、事実上不可能になった」
 空席回避のタイムリミットとされた17日にも政府案を示せなかった首相は同日夜、記者団にこう語った。「政府だけで決められない。慎重にやるしかない。民主党の考えがよくわからない」

2587小説吉田学校読者:2008/03/18(火) 23:26:46
当たらない吉田学校予想 ◎黒田元財務官、○渡辺前財務官、△小川元大蔵次官(横浜銀頭取)、×加藤元財務官

日銀総裁空席の公算=民主、田波案も不同意−旧大蔵次官理由に−西村副総裁は同意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000171-jij-pol

 民主党は18日夜、党本部で役員会を開き、政府が次期日銀総裁候補として再提示した田波耕治国際協力銀行総裁(68)を不同意とすることを決めた。副総裁候補の西村清彦日銀審議委員(54)は同意する。民主党など野党が多数を占める参院で「田波総裁」は否決される方向だ。福井俊彦総裁の任期切れを19日に控え、総裁空席の事態は避けられないとの見方が一段と強まった。
 民主党は、田波氏が先に不同意とした武藤敏郎日銀副総裁と同じ旧大蔵省(現財務省)の事務次官経験者であることから「財務省の順送り人事は認められない」とした。
 これに先立ち、町村信孝官房長官は国会内で鳩山由紀夫幹事長と会い、田波総裁案に理解を求めた。しかし鳩山氏は「武藤氏を不同意にしておいて、田波氏を同意するのはなかなか難しい」と伝えた。西村氏については「(日銀での)経歴が生かされるのではないか」(鳩山氏)と評価した。
 民主党以外の野党では、共産党が田波、西村両氏とも不同意とする方針。社民党は田波氏のみ不同意とすることを決定した。国民新党は「総裁人事を政争の具にすべきではない」(綿貫民輔代表)として両氏とも同意する。

2588片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/19(水) 00:48:04
田波を出したせいで財務省出身者を総裁に据えるのが一気に難しくなりました。
民主党の中には、財務省出身者を一律にペケとする議員もいれば、金融畑の経験を重視する人もいれば、政局の流れを重視する人もいます。
財務省出身者を一律にペケつける空気が強くなってきて、財務官でも微妙になってきました(ハードルが上がってきました)。

財務省出身者なら渡辺氏だろうと見ますが、次に確実に決めるなら財務省以外からの起用になるんじゃないかと思います。
ただ、ここでのポイントは、正副総裁に一人は入れたい財務省の思惑をどうこなしていくか。ここに強く配慮するなら、なりふり構わず財務省出身者を福田が推すということになり、あまりいい印象が残らないか。

2589とはずがたり:2008/03/23(日) 00:05:30

税制改正「民主の分離案に賛成も」 山崎拓氏・中川秀氏
http://www.asahi.com/politics/update/0322/TKY200803220318.html
2008年03月22日23時14分

 自民党の山崎拓・元幹事長は22日、地元の福岡市で記者団に対し、道路特定財源をめぐる与党と民主党の修正協議入りにめどが立たない状況について「話し合いがつかないまま4月に突入すれば全体の税制を巻き添えにするので、分離処理する必要がある。民主党案をそのまま採決する手もある」と語った。民主党は政府の税制改正関連法案から「国民生活への影響が大きい」とみる7項目を取り出した法案を提出しており、この法案への賛成も選択肢になるとの考えを示したものだ。

 また、中国訪問中の自民党の中川秀直・元幹事長も22日、北京で記者団に「民主党も(政府案の一部を)切り離した法案を出しているのだから、4月1日に間に合わせて話をつけなければならない」と語り、民主案の一部を受け入れざるを得ないとの考えを示した。

2590とはずがたり:2008/03/23(日) 00:11:12
悉く無能であるねぇ。
まぁ対応が難しいのは理解できるが。
ヨーロッパが五輪ボイコットとなるとそれはそれで民主化圧力になりそうで面白そうではあるが世界の分断は良くないねぇ…。
少なくとも中国経済のバブルの破局は近いかも!?

チベット問題、対応苦慮する福田政権
http://www.asahi.com/politics/update/0321/TKY200803210366.html
2008年03月21日21時17分

 中国チベット自治区の騒乱をめぐり、福田政権が難しい対応を迫られている。福田首相は「日米同盟とアジア外交の共鳴」を掲げるが、欧米諸国を中心に「人権問題」に敏感な国際世論との間で板挟みになる可能性もある。5月の胡錦濤(フー・チン・タオ)国家主席の来日を控え、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件に続く難題。ただ、中国側が「内政問題」と主張している以上、日本側からは手を出せないのが実情だ。

 「(北京五輪について)フランス外相が言ったと聞いているが、そういう影響を与えない形で中国と関係の方が努力することが必要だ」。首相は21日、記者団に、フランス外相が北京五輪開会式のボイコットの可能性を示唆したことに触れつつ、日本としては一線を画す考えを示した。

 日本政府は、50を超す多くの民族を抱える中国政府は独立につながる民族運動には神経質にならざるをえないとみる。「(中国側が)絶対譲歩できない問題で攻めても日中関係が悪くなるだけ。安倍、福田両政権でようやく回復した関係を壊すべきではない」(政府関係者)との考えが強く、事態が沈静化するなら、ことを荒立てたくないというのが本音だ。

 首相は21日、胡主席の来日に関連して「必要なことがあれば意見を申し上げることもあるかも知れないが、状況次第だ」と記者団に語った。政府内には「日本は中国と相互依存関係にある。ギョーザ事件で、中国とはけんかできないことがはっきりしたのではないか」(外務省幹部)との見方もあり、首脳会談での扱いは難しそうだ。

 一方、政府は騒乱発生直後の15日、邦人保護のため在北京大使館員を現地に派遣しようと中国政府に打診したが「内政問題」を理由に拒否された。携帯電話での情報収集や帰国した旅行者から話を聞くなどして、実態把握に追われているが、首相周辺は「間接的な情報に頼らざるを得ず、状況がよく分からない」と困惑している。

2591小説吉田学校読者:2008/03/23(日) 11:10:25
キューバ危機が「世界を震撼させた7(13)日」、ロシア革命が「世界を震撼させた10日」であれば、明日からの8日間は「日本の税制を震撼させた8日」になります。
たばこ、酒(安くなる?)、牛丼(高くなる?)、ビール(相殺?)となるんでしょうか?そして、中小企業の会計への影響は?
当たらない吉田学校予想としましては、「道路特別会計関連を棚上げして租税特別措置法改正案成立で会期末までしのぐ」でしょうか。

ガソリン25円下げ濃厚 租特法改正案 民主、協議拒否へ 来月
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008032202097306.html

 ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率を四月以降も維持する租税特別措置法改正案が年度内に成立せず、四月一日からガソリン価格が一リットル当たり二五・一円下がる公算となった。与党が二十一日に提示した修正案を民主党が拒否する方針で、年度内成立が絶望的となったためだ。与党は四月末に衆院で再可決して価格を元に戻す構えだが、混乱は避けられず福田政権に大打撃となる。 
 自民党の谷垣禎一、公明党の斉藤鉄夫の両政調会長は二十一日夜、民主党の直嶋正行政調会長と国会内で会い(1)道路特定財源は税制抜本改革時に一般財源化に向け見直す(2)道路整備中期計画は期間を含めて見直す−との修正案を提示。与野党協議機関を設置して協議を始めるように求めた。
 直嶋氏は党本部で鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行と会談。修正案は暫定税率の廃止と道路特定財源の一般財源化を求める民主党の主張との隔たりが大きく、協議には応じられないとの考えで一致した。二十四日に態度を正式に決める。
 これに対し、与党内は自民党の道路族議員を中心に民主党への譲歩には反対論が強く、歩み寄りは困難な情勢だ。
 一方、与党は民主党が参院で採決を引き延ばした場合、参院送付後六十日で否決とみなして衆院で三分の二以上での再可決を可能とする憲法の規定にのっとり、四月二十八日以降に再可決する方針。
 しかし、与党内にも慎重論があるため、世論を見極めて、福田康夫首相が最終判断する。
 民主党は、租特法改正案からガソリン関連だけ取り除いた対案を参院に提出したが、成立の見通しは立っていない。このため同改正案に含まれる移転登記税やたばこ税、酒税などの暫定税率維持や所得税法改正なども「巻き添え」となる可能性がある。

2592とはずがたり:2008/03/23(日) 14:23:37
いやぁ〜,混乱楽しみっす(・∀・)←不謹慎
まぁ自民もたばこ税や酒税が巻き添えになって民主のせいだと主張するような自爆テロ迄には至らないでしょうからガソリン以外は決着するでしょうな。

2594とはずがたり:2008/03/27(木) 17:09:43
税金の無駄の根源である暫定税率に関しては何もいってないのかね??

道路、09年度から一般財源化=福田首相、緊急会見で表明へ
2008年3月27日(木)16:31
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-080327X248.html

 福田康夫首相は27日午後、緊急に記者会見し、2009年度から道路特定財源を一般財源化する方針を表明する。政府関係者が明らかにした。揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案をめぐる与野党協議が暗礁に乗り上げていることから、新提案で事態打開を図る狙いがあるとみられる。

 首相は会見に先立ち、自民党中堅・若手議員から、(1)道路特定財源の09年度からの一般財源化(2)道路整備中期計画の期間を10年から5年に短縮−などの提言を受け、「ストライクゾーンのいい球だ」と述べていた。 

[時事通信社]


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