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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1586SAKURA:2013/07/27(土) 17:54:31 ID:pMLLKHKU
「管理人 トキ様」 へ  「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す.
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■  D・カ−ネギ− †  ■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □

■PART――人を動かす三原則   
■ 3 ――― † 人の立場に身を置く  その 1−1  

 毎年夏になると、わたしはメーン州へ魚釣りに出かける。ところで、わたしは苺ミルクが大好物
だが、魚は、どういうわけか、みみずが好物だ。だから、魚釣りをやる場合、自分の好物のことは
考えず、魚の好物のことを考える。苺ミルクをえさに使わず、みみずを針につけて、魚の前に差し
出し、「ひとつ、いかが」とやる。

 人を釣る場合にも、この魚釣りの常識を利用していいわけだ。
 
 英国の首相ロイド・ジョージは、これを利用した。第一次大戦中彼と共に活躍した連合国の指導
者、ウイルソン、オーランドー、クレマンソーらが、とっくに世間から忘れられているのに、彼ひ
とりが相変わらずその地位を保有していた。その秘訣を問われて、彼は、釣り針には魚の好物をつけ
るにかぎると答えた。

 自分の好物を問題にする必要がどこにあるだろう?そんなことを問題にするのは、子供じみた、
ばかばかしい話だ。もちろん、われわれは、自分の好きなものに興味を持つ。生涯持ちつづけるだ
ろう。しかし、自分以外には、だれも、そんなものに興味を持ってはくれない。だから彼も、われ
われ同様、自分のことでいっぱいなのだ。

 だから、人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教え
てやることだ。

 これを忘れては、人を動かすことはおぼつかない。たとえば、自分の息子にたばこを吸わせたく
ないと思えば、説教はいけない。自分の希望を述べることもいけない。たばこを吸う者は野球選
手になりたくてもなれず、百メートル競走に勝ちたくても勝てないということを説明してやるのだ。

 この方法を心得ていると、子供でも、子牛でも、またチンパンジーでも、意のままに動かすこと
ができる。こういう話がある。エマーソンとその息子が、小牛を小屋に入れようととしていた。とこ
ろが、エマーソン親子は、世間一般にありふれた謝りを犯した――自分たちの希望しか考えなかっ
たのである。息子が小牛を引っ張り、エマーソンが後ろから押した。小牛もまたエマーソン親子と全
く同じことをやった――すなわち、自分の希望しか考えなかった。四股を踏んばって、動こうとし
ない。それを見かねて、アイルランド生まれの女中が、加勢にやってきた。彼女は、論文や書物は
書けないが、少なくともこの場合は、エマーソンよりも、常識をわきまえていた。つまり、小牛が
何を欲しがっているかを考えたのだ。彼女は、自分の指を小牛の口にふくませ、それを吸わせなが
ら、優しく小牛を小屋の中へ導き入れたのである。

                          ❤〜 つづく

PS: 尚!上記は「転載…」のみの投稿となります…。
引用文章は次回にて〜〜〜♫〜〜〜♫〜〜〜です・・・。


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