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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1362SAKURA:2013/05/21(火) 22:09:57 ID:BEUD3XFA
トキ様 へ 観覧者の皆様 へ
こんばんは……   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す.
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■  D・カ−ネギ− †  ■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □

■PART――人を動かす三原則   

■ 2 ――― † 重要感を持たせる  その④ 

 一九二八年のバード少将の南極探検に、アメリカの百万長者たちは資金の援助をしたが、それに
は、南極の山脈に援助者たちの名を冠するという条件がついていた。また、フランスの大作家ヴィ
クトル・ユ−ゴ−は、パリを、自分にちなんだ名に変更させるという大変な望みをいだいていた。

 あの偉大なシェイクスピアでさえ、自分の名に箔をつけるために、金を積んで家紋を手に入れたの
である。

 他人の同情と注意をひいて自己の重要感を満足させるために、病気をする人も、ときにはある。
たとえばマッキンレー大統領夫人である。彼女は、自己の重要感を満たすため、夫であるマッキ
ンレー大統領に重大な国事をおろそかにさせ、寝室にはべらせて、自分が寝入るまで何時間も愛撫
を続けさせたのである。また、夫人は、歯の治療を受けている間ずっと夫をそばから離さず、それ
によって、人の注意をひきつけたいという自己の欲求を満足させていたが、ある時、大統領は他に
約束があって、どうしても夫人を歯科医のもとに残したまま、出かけねばならない破目になった。
大騒動が持ち上がったことはもちろんである。

 わたしは、ある若い元気な女性が自己の重要感を満足させるために病人になった話を聞いたこと
がある。この女性は、ある日、何か得体の知れない壁に突き当ったような気がした。おそらく、そ
の壁は彼女の年齢だったのだろう。婚期は既に去り、前途には希望のない孤独な年月が彼女を待っ
ているばかりだ。

 ついに、その女性は、床についてしまった。それからの十年間、彼女の年老いた母が、毎度の食
事を三階の寝室へ運んで彼女の看病を続けた。ところが、ある日、看病に疲れ果てた老母が倒れて、
そのまま死んでしまった。病人は、悲嘆にくれて数週間を過したが、やがて床から起き上がると身
なりをととのえ、元どおりの元気を取り戻した。

 専門家の話によると、現実の世界では自己の重要感を満たせないので、狂気の世界でその満足を
得ようとして、実際に精神の異常をきたす人もあるということだ。アメリカの病院には、精神病患
者が、他の病気の患者全部を合わせた数よりも多く収容されている。

                                    つづく


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