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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4
1302
:
SAKURA
:2013/05/06(月) 21:55:47 ID:yTatjic2
トキ様 へ 観覧者の皆様 へ
こんばんは…… ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す.
>>1301
投稿の続きです…。
■ D・カーネギー † ■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □
■PART――人を動かす三原則
1 † 盗人にも五分の理を認める その①
一九三一年五月七日ニュ−ヨ−ク市では、前大未門の大捕物がおこなわれた。凶悪な殺人で、
ピストルの名手、ところが、酒も煙草ものまないという“二丁のピストルのクロ―レ−”が数週間
にわたる捜査の結果、ついに追いつめられて、ウエスト・エンド大通りのガ−ル・フレンドが住む
アパ−トに逃げこんだだのである。
犯人の潜伏しているそのアパートの最上階を、百五十人の警官隊が包囲し、屋根に穴をあけて催
涙がスを送り込み、クロ−レ−をいぶし出しにかかった。周囲のビルディングの屋上には、機関誌
がすえつけられた。こうして、ニュ−ヨ−クお高級住宅街に、ピストルと機関誌の銃声が、一時間
以上にわたって、とどろくことになったのである。クロ−レ−は、部厚いソファ−の陰から、警官
めがけてさかんに発砲する。この乱戦を見物に集まったやじ馬の数は、およそ一万人におよんだ。
実にニュ−ヨ−ク空前の大活躍であった。
クロ−レ−が逮捕されたとき、警視総監マルル−ネ−が発表したところによると、この“二丁ピ
ストル“はニュ−ヨ−クの犯罪史ににもまれに見る凶悪犯で、”針のさきほどのきっかけ“からでも
簡単に人を殺したという。
ところで、この“二丁ピストルのクロ―レ−”は、自分では、自分のことをどう考えていたのだ
ろうか?実は、これに対する答えを知る手がかりは、残されている。というのは、あの乱戦の最
中に、この男は、“関係者各位”にあてて、手紙を一通したためたのである。それを書くうちにも、
血は容赦なく流れた。朱にそまった手紙の一節に、次のようなことばが記されている――
「私の心――それは、疲れ果てた心であるが、やさしい心である。だれひとり人を傷つけようと
は思わぬこころである――」
この事件のおこる少し前に、クロ−レ−は、ロング・アインランドの田舎に自動車ををとめて、ガ−
ル・フレンドを相手に、あやしげな行為にふけっていたことがある。だしぬけに、一人の警官が自
動車に近づいてことばをかけた。
「免許証を見せたまえ」
いきなりピストルを取り出したクロ−レ−は、物をいわず相手に乱射をあびせた。警官がその場
にくずおれると、クロ−レ−は、車からとびおりて、相手のピストル」をひったくり、それで更にも
う一発撃ってとどめをさした。この殺人鬼が、“だれひとり傷をつけようとは思わぬ心”の持主だ
と、みずから称しているのである。
クロ−レ−はがシンシン刑務所の電気椅子にすわるとき、
「こうなるのも自業自得だ――大勢の人をころしたのだから」
といっただろうか――いや、そうはいわなかった。
「自分の身を守っただけのことで、こんな目にあわせるんだ」
これが、クロ−レ−の最後のことばであった。
この話の要点は、凶悪無類のクロ−レ−でさえ、自分が悪いとは全然思っていなかったというこ
とだ。
つづく
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