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首都圏・東京 地方政治綜合スレ

1978OS5:2023/03/29(水) 16:47:15
https://www.tokyo-np.co.jp/article/239385
来月の大田区長選 森愛都議が出馬へ
2023年3月22日 07時15分
 統一地方選で行われる東京都の大田区長選(四月二十三日投票)で、都民ファーストの会の森愛都議(45)が二十一日、無所属で出馬すると表明した。
 森都議は区内で開かれた集会で支援者約百五十人を前に「子どもに笑顔を届け、若い人が希望を持てる大田区をみなさんとつくっていきたい」と語った。集会後、本紙に「地域の方からの声を受け今、大田区を変えなければいけないと思った」と出馬を明言した。
 二〇〇七年に大田区議に初当選。区議三期目途中に、一六年の都議補選で民進党公認候補として出馬し落選。翌年の都議選では都民ファーストの会の公認で当選した。現在二期目。
 区長選では、四期目の松原忠義区長(80)が引退を表明。自民党都議の鈴木晶雅さん(64)と元区議の岡高志さん(47)がいずれも無所属での出馬を表明している。(渡辺真由子)

1979OS5:2023/03/29(水) 16:58:28
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064436/20230328-OYTAT50006/
花見川区…現新5人で激戦か 四街道市…5人で2議席争う
2023/03/27 05:00
選挙・千葉
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 統一地方選の前半戦で行われる県議選の告示が31日に迫った。立候補予定者の顔ぶれと、各選挙区の情勢を3回に分けて紹介する。

【千葉市中央区】(定数3)
本間進 68 自現《7》
佐野彰 74 自現《5》
網中肇 50 立現《3》

【千葉市花見川区】(定数3)
宍倉登 73 自現《7》
大川忠夫 64 立現《2》
田村耕作 56 公現《2》
白石ちよ 47 共新
川村博章 59 無新

          ◇

 自民の宍倉は7期の実績をアピールし、3選を狙う立民・大川と公明・田村は支持固めに余念がない。共産・白石と無所属の川村は初当選を目指す。

 

【千葉市稲毛区】(定数2)
阿部紘一 79 自現《7》
天野行雄 63 国現《4》

【千葉市若葉区】(定数2)
山中操 73 無現《5》
秋山陽 31 立新
小川智之 49 無新

          ◇

 元議長の山中は今回、自民県連の推薦を得て無所属で挑む。立民・秋山は野党票の結集を目指し、小川は保守層への浸透を図る。他にも、新人が出馬を検討している。

 

【千葉市緑区】(定数2)
竹内圭司 55 立現《5》
関政幸 43 自元《3》

【千葉市美浜区】(定数2)
河野俊紀 73 立現《7》
鷲見隆仁 44 自新
依田和孝 48 維新
青木俊幸 60 無新

          ◇

 ベテランの立民・河野は支持層を着実に固める。自民は鷲見、維新は依田をそれぞれ擁立し、支持拡大を図る。無所属の青木も出馬する。

 

【市原市】(定数4)
伊豆倉雄太 39 自現《2》
菊岡多鶴子 62 立現《1》
鈴木和宏 50 公現《1》
鈴木友成 47 自新
福田雅彦 65 共新

          ◇

 自民は3選を狙う伊豆倉と新人の鈴木友を擁立し、2議席獲得を目指す。立民・菊岡と公明・鈴木和は組織固めに懸命だ。共産は福田を立てる。

 

【成田市】(定数2)
小池正昭 56 自現《3》
雨宮真吾 44 無新
橋本幹彦 27 無新

          ◇

 小池は、唯一の自民公認候補として着実に票を固める。雨宮は無党派層への浸透を図り、橋本は知名度アップに懸命だ。

 

【佐倉市・酒々井町】(定数3)
伊藤昌弘 67 自現《4》
入江晶子 57 立現《3》
川口絵未 43 ネ新
尾崎健 59 無新

          ◇

 自民の伊藤は現職としての実績を訴え、4選を狙う立民・入江は支持拡大を図る。ネットは新人の川口を擁立した。無所属の尾崎も参戦する。

 

【四街道市】(定数2)
田沼隆志 47 無現《1》
岡田哲明 59 自新
栗原直也 66 立新
成田芳律 44 無新
森本次郎 58 無新

          ◇

 5人で2議席を争う激戦となりそうだ。現職の田沼は保守層への浸透を図るが、自民は新人の岡田を擁立した。立民の栗原は初当選を目指し、無所属の成田と森本は無党派層を取り込もうと懸命だ。

1980OS5:2023/03/29(水) 16:59:05

【八街市】(定数1)
山本義一 61 自現《4》

【印西市・栄町】(定数2)
滝田敏幸 63 自現《4》
岩井泰憲 53 自現《3》
千代川宗禎 44 無新

          ◇

 自民は滝田と岩井を公認し、前回選に続き2議席独占を目指す。千代川は無党派層への浸透を図る。

 

【白井市】(定数1)
秋本享志 71 自現《1》
伊藤智香子 59 立新
和田健一郎 43 無新

          ◇

 再選を狙う自民・秋本に対し、立民は伊藤を立て、議席奪取をもくろむ。無所属の和田も加わり、混戦が予想される。

 

【富里市】(定数1)
高橋祐子 62 自現《1》

 ◎読売新聞調べ。敬称略。立候補予定者の氏名は現元新、衆院勢力、当選回数、50音の順。ネ=市民ネットワーク千葉県。白抜き数字は当選回数。

1981OS5:2023/03/29(水) 17:01:12
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064436/20230328-OYTAT50016/
松戸市…7議席10人の争いか 茂原市…保守分裂激戦の様相
2023/03/28 05:00
選挙・千葉

【松戸市】(定数7)
河上茂 74 自現《7》
安藤淳子 46 立現《2》
松戸隆政 44 維現《3》
秋林貴史 63 公現《4》
三輪由美 67 共現《5》
川井友則 47 無元《2》
篠田哲弥 52 公新
中西香澄 43 無新
本清武人 50 無新
山口栄作 55 無新

          ◇

 7議席を10人で争う混戦となっている。自民は、県連幹事長の河上が支持層を手堅く固める。立民の安藤は3選を目指し、前回選で国民から出馬した松戸は、維新の公認を得た。県内で唯一、2人を立てた公明は、現職の秋林と新人の篠田が現有の2議席死守に懸命だ。共産・三輪は5期の実績を訴え、川井は返り咲きを狙う。中西、本清、山口は初当選を目指す。

 

【野田市】(定数2)
木名瀬訓光 56 自現《1》
榎本怜 28 国新
池田利秋 74 無新

          ◇

 自民は、父親の地盤を継いだ木名瀬が再選を狙う。国民は新人の榎本を立て、議席確保をもくろむ。池田も参戦する。

 

【柏市】(定数5)
浜田穂積 76 自現《8》
阿部俊昭 64 公現《4》
加藤英雄 69 共現《5》
松崎太洋 41 無現《1》
山下洋輔 44 立新
佐々木るみ子61 無新
中村之菊 43 諸新

          ◇

 自民・浜田は8期の実績を強調し、組織票を固める。公明の阿部、共産・加藤は支持拡大に余念がない。前回選で立民から出馬した松崎は無所属で挑み、立民は新人の山下を立てる。佐々木と中村は初当選を目指す。

 

【流山市】(定数3)
武田正光 53 自現《4》
小宮明史 40 立新
加藤啓子 61 無新
菅野浩考 42 無新
野田宏規 33 無新

          ◇

 「1票の格差」を是正するため、今回の県議選で唯一、定数が1増える。自民現職の武田は着実に組織票を固める。小宮は、任期途中に辞職し、亡くなった元社民党県連代表・小宮清子の息子で、立民から出馬する。無所属の加藤は女性票の取り込みを狙い、菅野、野田は知名度アップに懸命だ。

 

【我孫子市】(定数2)
今井勝 75 自現《4》
水野友貴 40 無現《2》

【鎌ヶ谷市】(定数2)
石井一美 78 自現《2》
岩波初美 64 無現《1》
松沢武人 47 無新

          ◇

 自民の石井と無所属の岩波は、それぞれ着実に支持基盤を固める。松沢は浸透を図り、ほかの新人も立候補の準備を進めている。

1982OS5:2023/03/29(水) 17:03:08
【香取市・神崎町・多古町】
(定数2)
伊藤和男 75 自現《9》
谷田川充丈 55 無現《2》
戸村勝幸 54 無元《1》

          ◇

 区割り変更により、現職3人で2議席を争った前回選と同じ顔ぶれになる公算が大きい。自民・伊藤は10選、無所属の谷田川は3選を狙う。戸村は返り咲きを期す。

 

【銚子市・東庄町】(定数2)
信田光保 59 自現《5》
宮川太 41 自現《1》

【旭市】(定数1)
高橋秀典 56 自現《1》
宮内冨士子 55 立新

          ◇

 再選を目指す自民・高橋と、立民新人の宮内による一騎打ちの様相だ。

 

【匝瑳市】(定数1)
宇野裕 65 自現《7》

【東金市】(定数1)
石橋清孝 74 自現《6》
西原晴美 60 立新

          ◇

 7選を目指す自民・石橋に立民新人の西原が挑む。

 

【山武市・山武郡】(定数2)
実川隆 69 自現《3》
小野崎正喜 54 自現《2》

【大網白里市】(定数1)
阿井伸也 59 自現《6》

【茂原市】(定数2)
市原淳 46 自現《1》
向後研二 49 自新
西ヶ谷正士 67 無新
三橋弘明 70 無新

          ◇

 2議席をめぐり、保守分裂の激戦となりそうだ。自民は、前回無所属で当選した市原と、新人の向後を公認した。無所属の西ヶ谷は、昨秋辞職した自民・鶴岡宏祥の支援を受ける。三橋は、立民とれいわ新選組の推薦を得た。

 

【長生郡】(定数1)
酒井茂英 75 自現《8》

 ◎読売新聞調べ。敬称略。立候補予定者の氏名は現元新、衆院勢力、当選回数、50音の順。白抜き数字は当選回数。

1983OS5:2023/03/29(水) 17:23:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6188f3c2d17aea6b170af470a86305195202c032
さいたま市議会の自民会派はなぜ2つ? 旧大宮と旧浦和の対立いまも
3/25(土) 9:29配信

朝日新聞デジタル
さいたま市役所議会棟にある議員の登退庁表示=2023年3月14日午後3時31分、同市役所、岩堀滋撮影

 さいたま市議会(定数60)で、自民党会派の分裂が続いている。2001年の合併からの20年余で大きく2度合流した時期があったが、いずれもまた分かれてしまった。合流すれば単独で第一会派になれるところだが、分裂しているため正副の議長職をともに明け渡した時期もある。4月9日投開票の市議選を前に、その理由や影響を探った。

 さいたま市は浦和、大宮、与野の3市が01年に合併。05年に岩槻市が加わって現在の形になった。当初は合併特例で100超あった定数は、11年4月に現在の60になった。

 現在の市議会で自民は、旧大宮市選出議員が多いさいたま市議会自民党議員団(さいたま自民、15人)と旧浦和市の多い自民党さいたま市議会議員団(自民市議団、7人)の2会派に分かれている。さいたま自民は、立憲民主党の議員らでつくる「民主改革さいたま市議団」(15人)と同数で最大会派だ。

 自民2会派は少なくとも05年5月〜08年4月と11年5月〜17年3月は「自民党さいたま市議会議員団」として一本化し、所属議員も20人を超えて最大会派だったこともある。

 もともと、会派が分かれたおもな原因は大宮と浦和の二大都市間の主導権争いだ。だが、この問題の中心になっていた浦和区から大宮区への市庁舎移転が昨年4月に決まったことで、一応の決着をみていた。

 これを後押しにして合流の動きもあった。同党市議の一人は「昨年12月まで、1年近くにわたり会派統一に向けた協議会を開いた」と打ち明けるが、結局は実現出来ずに流会となった。

 合流できなかったのは、市長選をめぐるあつれきをいまも引きずっていることだという。

 現職の清水勇人市長は、もともと見沼区(旧大宮市)選出の自民の県議だった。09年の市長選では旧民主党の支援を受け、自民・公明の推薦した現職らをやぶり初当選した。この市長選に向け、一本化していた自民会派が分裂したのだ。

 その後、11年の市議選を経て再び合流したが、今度は17年市長選に自民独自候補として市議を擁立しようとし、頓挫したことを機に会派が分裂。市長に近い立ち位置のさいたま自民と、遠い位置の自民市議団に分かれた。分裂当初は自民市議団が優勢だったが、その後会派を移った議員もいて、いまでは数が逆転している。

 会派が分裂している影響は、市連が結成されていないことにも現れている。首都圏の政令指定市で、自民党の市連がないのはさいたま市だけ。ある自民市議団の議員は「議会活性化と言える半面、支援者にわかりにくい形になっているので申し訳ない」と話す。県連からも、一本化するように言われ続けているという。

 民主の議員の一人は「一本化すれば、数にものを言わせる展開になりかねない。分裂していることにより民主的に協議しながら議会運営ができているので、こちらとしてはありがたい」と話す。公明党市議の一人は「本来は一本化が一番いいが、まとまれない事情があるのだろうから仕方がない。自民党の場合は、自らの主義主張によって動く『自分党』の議員が多い。改選後の動向を見守りたい」と言う。

 今度の市議選では「さいたま自民」13人、「自民市議団」7人の各現職がそれぞれ立候補予定。市内10選挙区のうち北、緑、岩槻の3選挙区で両会派がしのぎを削る形になりそうだ。

 あるさいたま自民の市議は「今度の市議選では目立った争点がなく、会派が分かれていることで有権者が混乱する可能性はあるが、最終的に選挙は候補者の力量で決まる。選挙後に、改めて一つになることを探ればいい」(岩堀滋)

朝日新聞社

1984OS5:2023/03/29(水) 17:54:14
半年前に当選したばっかり・・・
https://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20230322-OYTNT50035/
取手市長選出馬 中村県議が表明
2023/03/22 12:32
選挙・茨城
 統一地方選で行われる取手市長選(4月16日告示、23日投開票)に、新人で県議の中村修氏(61)が20日、無所属で立候補すると表明した。


 中村氏は現在4期目。昨年12月の県議選でも取手市選挙区から自民党公認で出馬し当選している。31日付で辞職予定で、市長選では自民党の推薦を受ける。

 中村氏は市内で記者会見し、「県や近隣自治体首長とのパイプを生かし、取手市を一つにするための行政運営をしたい」と述べた。

1985OS5:2023/03/29(水) 17:55:42
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20230320-OYTNT50164/
さいたま市議選…定数減の桜区、現職必死
2023/03/21 05:00
選挙・埼玉
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 統一地方選の前半戦では、県議選と並んでさいたま市議選(定数60)も行われる。市選挙管理委員会によると、17日現在の立候補予定者は93人。2019年の前回選に出馬した79人を大幅に上回っている。北区や南区など一部の区では混戦が見込まれる。

4議席に7人混戦か…県議選東8区
北、南区混戦見込み
 「支援の輪を広げてください」。19日昼過ぎ、JR宮原駅(さいたま市北区)近くで自民党現職の男性が支援者ら120人を前に深々と頭を下げた。この日は事務所開きだ。この春の選挙をにらんだあいさつ回りを始めて1年半。革靴はもうすぐ3足目を履きつぶす。それでも焦りが募る。

※画像の一部を修整しています

 男性が出馬する北区(定数7)には12人が立候補を予定している。通勤客らにあいさつする「朝立ち」で、宮原駅前では複数の候補予定者のニアミスも起こる。立憲民主党が擁立する新人の女性は13日、「場所取りが心配で眠れなかった」と漏らした。

 前回選も10人による選挙戦だったが、今回は引退やくら替えで現職3人がいなくなる。さらに、前回選の最下位当選者の得票が全10区で最少で「当選しやすい選挙区」とみられた――。乱戦予想の背景をそう分析する向きもある。

 有権者には選択肢が増えるが、「候補者には大変」というのが陣営関係者の本音だ。自民現職の応援に駆けつけた衆院議員は「前回選以上の準備はしてきたが、気は抜けない」と発破をかけた。

 南区(定数9)も16人が出馬予定だ。全員が立候補すれば過去最多だ。すでに平日のJR武蔵浦和駅と南浦和駅では、立候補予定者を見ない日はない。14日午前6時半には、地域政党のさいたま未来プロジェクトに加え、自民と公明党と参政党の立候補予定者がそろい、武蔵浦和駅を囲むようにそれぞれが陣取った。

 一方、企業や支援者回りなどに力を入れる自民現職の男性は「地に足のついた活動をしてきた。手堅くやるのみだ」と力を込める。

   ◇

 今回の市議選では、緑区の定数が1増の6となる一方、桜区は1減となった。桜区では7人が4議席を争う激戦が見込まれている。

 「誰か現職を落とさないと生き残れない。手を抜けば負ける」。定数が5だった前回選で、次点に80票差で最下位当選をした現職の男性は必死だ。前回選は当時の国民民主党の候補として出馬。今回は同区で現職議員がいない立民の公認で戦う。党もチラシを全戸に配布するなど、全面支援する。枝野幸男衆院議員も応援に入る予定だ。

 水面下ではすでに激しいつばぜり合いが始まっている。ライバルとなる自民現職も地元選出の田中良生衆院議員と連携。「桜区は枝野氏の地盤じゃない。影響力は限られる」とけん制する。

1986OS5:2023/03/30(木) 10:31:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/240748?rct=tky_loc23
江東区の山崎孝明区長が引退意向 体調悪化、27日に救急搬送 自民支部は長男擁立を調整
2023年3月28日 22時15分
江東区の山崎孝明区長
江東区の山崎孝明区長

 東京都江東区の山崎孝明区長(79)が体調不良のため、4月の統一地方選で行われる区長選に出馬せず、今期で引退する意向であることが分かった。山崎区長は昨年11月の区議会で、5選を目指し出馬する意向を表明。自民党が推薦を決めていた。党江東総支部は後継に、長男で自民都議の山崎一輝氏(50)を軸に擁立を調整している。
 27日に区内で開かれた集会で、一輝氏が山崎区長の引退を支援者に説明した。一輝氏らによると、山崎区長は27日に病院に救急搬送され入院。電話で「区長選には出られない」と本人から連絡があった。数年前にがんを患い、治療を続けてきたが、体調が悪化していたという。2月には、予算委員会や地域の行事に体調不良で欠席することもあったという。
 区出身の山崎区長は、自民の区議2期、都議5期を経て2007年の区長選に自民、公明両党推薦の無所属で初当選し現在4期目。19年から23区の区長でつくる特別区長会の会長も務めている。
 東京湾の「中央防波堤埋立地うめたてち」の帰属を巡る大田区との係争を決着に導いたほか、築地市場(中央区)の豊洲移転を巡り、都側に東京メトロ有楽町線の延伸を条件の一つとするなど交渉の指揮をとった。
 区長選には、市民団体が擁立し共産党都委員会が支持する訪問介護ヘルパーと、元自民党衆院議員が無所属で出馬を表明している。(井上真典、松尾博史)

1987OS5:2023/03/30(木) 10:31:56
https://www.tokyo-np.co.jp/article/240559?rct=tky_loc23
来月の渋谷区長選に立民推薦の吉田区議が出馬表明 
2023年3月28日 07時18分
 統一地方選で行われる東京都の渋谷区長選(四月二十三日投開票)で、税理士で区議の吉田佳代子さん(60)が二十七日、無所属で立候補すると表明した。立憲民主からの推薦が決定している。
 都庁で記者会見した吉田さんは「区民の意見が反映されない区政になっていることが大きな問題」と出馬動機を述べた。学校給食費の無償化や、羽田空港の新飛行ルートで都心の低空飛行の撤回を国に求めること、昨年三月に閉館した区立渋谷図書館の復活などを掲げる。
 二〇〇七年に区議に初当選し、現在四期目。
 区長選では、二期目の長谷部健区長(51)が立候補を表明している。ほかにも出馬の動きがある。(山下葉月)

1988OS5:2023/03/30(木) 10:33:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/238922?rct=ibr_loc23
中村県議が立候補表明 取手市長選 無所属で自民県連推薦
2023年3月19日 07時50分
 自民茨城県議の中村修氏(61)が十八日、四月の統一地方選で行われる取手市長選(四月十六日告示、二十三日投開票)に無所属で立候補することを表明した。市福祉交流センターで十八日に開かれた地元支援者への県政報告会で明らかにした。
 中村氏は昨年十二月の県議選で当選。三十一日に県議を辞職する考えを示した。三カ月余りで県議を辞職することについて中村氏は、「最低限の仕事は(本会議最終日となる)二十四日の採決に加わり、責任を全うすることだ」と語り、支持者に理解を求めた。
 同市長選では、一月に藤井信吾市長が次期市長選への不出馬を表明。自民党県連は十七日に中村氏の推薦を決めた。また、日本維新の会の県組織「茨城維新の会」の同市議石井めぐみ氏(43)が無所属で立候補する意向を固め、共産党県委員会も候補者擁立に向けて調整している。(青木孝行)


https://www.tokyo-np.co.jp/article/240588?rct=ibr_loc23
取手市長選 維新が擁立を断念 非自民候補の支援模索
2023年3月28日 07時56分
 日本維新の会の県組織「茨城維新の会」は二十七日、統一地方選で行われる取手市長選(四月十六日告示、二十三日投開票)への候補者擁立を断念した。同党の石井めぐみ市議(43)が無所属で立候補して立憲民主党などとの共闘を探る方向だったが、本人の意思が固まっていないとして、他の候補者への差し替えも含め調整していた。
 石井市議の父、石井章・茨城維新代表(参院比例代表)の市内の事務所で同日開かれた会合で決めた。石井代表は取材に「短期決戦で時間が足りない」と説明。今後は候補者擁立には関わらないとした上で、「非自民の候補者を(支援できないか)模索していく」と述べた。
 市長選では、自民党県議の中村修氏(61)が藤井信吾氏の市政運営継承を訴え、無所属での立候補を表明。自民と国民民主党が中村氏の推薦を決めている。
 共産党も市民団体からの候補者擁立を目指す。既に人選は固まっているといい、週内にも記者会見して発表する。(青木孝行)

1989OS5:2023/03/30(木) 11:59:19
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064296/20230323-OYTAT50046/
7議席を9人が争う公算…県議選南2区
2023/03/24 05:00
選挙・埼玉
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 統一地方選で行われる県議選(31日告示、4月9日投開票)で、各選挙区の対決の構図がほぼ固まった。県内51選挙区(定数93)の顔ぶれや情勢を紹介する。

自立維の三つどもえか…南10区
 ■南1区(草加市=定数3)

 自民現職の木下博信氏(58)は3選、公明現職の蒲生徳明氏(62)は6選を狙う。立民は証券アナリストの小森克己氏(48)、維新は元衆院議員秘書の中村美香氏(36)を擁立する。

 ■南2区(川口市=定数7)

 現職6人を含む計9人が県内最多の7議席を争う構図が予想される。現職は自民の立石泰広氏(61)と永瀬秀樹氏(63)、公明の塩野正行氏(60)と萩原一寿氏(56)、立民の白根大輔氏(43)、前回選で最多得票だった無所属の岡村ゆり子氏(41)が出馬する。新人は、共産が元高校教諭の山崎淳氏(38)、維新が前上尾市議の津田賢伯氏(47)、れいわが元鳩ヶ谷市議の本多正樹氏(50)をそれぞれ擁立する。

 ■南3区(さいたま市西区=定数1)


 4選を目指す自民現職の日下部伸三氏(64)のほかは立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。

 ■南4区(同市北区=定数2)

 自民現職の関根信明氏(64)と、立民新人でさいたま市議の小川寿士氏(59)が出馬を準備している。ほかに立候補の動きはない。

 ■南5区(同市大宮区=定数1)

 3選を狙う自民現職の藤井健志氏(47)以外に立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 ■南6区(同市見沼区=定数2)

 自民現職の田村琢実氏(51)が5選を目指す。任期途中での辞職があった立民は、新人でさいたま市議の武田和浩氏(62)を擁立。共産は元会社員の関谷玲子氏(47)を立て、議席獲得を狙う。

 ■南7区(同市中央区=定数1)

 自民現職の宮崎吾一氏(40)に立民新人の鈴木知佐子氏(45)が挑む。一騎打ちとなる公算が大きい。

 ■南8区(同市桜区=定数1)

 4選を狙う自民現職の荒木裕介氏(46)と、無所属で新人の市民団体代表、小高真由美氏(58)が出馬を予定。両氏が争うのは2013年の補選から4回目となる。

 ■南9区(同市浦和区=定数2)

 自民現職の高木功介氏(47)が再選を狙い、前回は立民から出た現職の浅野目義英氏(64)は無所属で5選を目指す。立民は新人の野本怜子氏(45)を立てる。

 ■南10区(同市南区=定数2)

 前回、国民から出馬した現職の木村勇夫氏(55)は立民公認で5選を目指す。自民は現職が引退を表明し、新人のコンサル会社社長の林薫氏(51)を擁立。維新は新人で衆院議員秘書の中村梨香氏(36)が出馬を予定している。

1990OS5:2023/03/30(木) 11:59:47
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064296/20230324-OYTAT50067/
4人激突、自公は新人…県議選南13区
2023/03/25 05:00
南12、15、17、18区は無投票か
 ■南11区(さいたま市緑区=定数1)

現新4人、少数激戦か…県議選北4区
 5選を目指す自民現職の高橋政雄氏(71)に、元衆院議員秘書の佐竹彰信氏(62)と社会福祉法人職員の関野涼氏(40)の無所属新人2人が挑む。

 ■南12区(同市岩槻区=定数1)

 自民県議団長の小島信昭氏(57)が7選を狙う。ほかに立候補の動きはなく、前回に続いて無投票となる公算が大きい。

 ■南13区(上尾市・伊奈町=定数3)

 立民の町田皇介氏(43)と共産の秋山もえ氏(47)の現職2人に、前上尾市議の新人2人が絡む争い。公明は引退する現職の後任として戸野部直乃氏(49)を擁立。自民は2019年の市議選でトップ当選した尾花瑛仁氏(39)を立て、議席奪還へ必勝を期す。

 ■南14区(桶川市=定数1)


 4選を狙う自民現職の岡地優氏(74)に、無所属新人で衆院議員秘書の稲垣雅由氏(57)が挑む。ほかにも出馬を模索する動きがある。

 ■南15区(北本市=定数1)

 自民現職で4選を目指す新井一徳氏(50)のほかに立候補の動きはなく、北本市では1999年以来の無投票となる可能性がある。

 ■南16区(鴻巣市=定数2)

 鴻巣市長への転身があり、現職は1人。議長を務める自民の中屋敷慎一氏(63)が5期目をうかがう。前回は無投票だったが、ともに前市議の頓所澄江氏(65)と金子裕太氏(31)の新人2人が無所属で出馬し、3人の争いとなりそうだ。

 ■南17区(志木市=定数1)

 前知事の上田清司参院議員に近い会派・無所属県民会議から自民会派に移った現職の鈴木正人氏(54)が自民公認で6選を目指す。ほかに出馬の動きはない。

 ■南18区(新座市=定数2)

 4選を目指す公明の安藤友貴氏(47)と、前回初当選した無所属県民会議の平松大佑氏(45)の現職2人が立候補を表明している。無投票となる公算が大きい。

1991OS5:2023/03/30(木) 12:00:19
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064296/20230325-OYTAT50089/
現新5人混戦見通し…県議選西4区
2023/03/26 05:00
新人三つどもえへ 南19区
 ■南19区(蕨市=定数1)

現新4人、少数激戦か…県議選北4区

 無投票で前回当選した自民現職が蕨市長選に立候補すると表明したことで、新人3人が立候補を予定している。自民は市会議長の保谷武氏(48)を、維新は元衆院議員秘書の高橋野枝氏(48)をそれぞれ擁立。無所属で市議の小林利規氏(58)も準備を進めている。

 ■南20区(戸田市=定数2)

 自民現職の細田善則氏(40)と、県議会第2会派・無所属県民会議に所属する金野桃子氏(40)のほかに目立った動きはなく、無投票となる公算が大きい。

 ■南21区(朝霞市=定数2)

 再選を目指す自民現職の松井弘氏(62)と無所属新人2人の戦いとなる見通し。上田清司参院議員の元秘書の山下隆昭氏(42)は引退する現職の後継として初出馬し、前回選にも出た元朝霞市議の松下昌代氏(52)も再挑戦する。

 ■南22区(和光市=定数1)

 前回選と同じく、無所属県民会議所属で4選を目指す井上航氏(43)に自民新人が挑む構図が見込まれる。自民は元衆院議員秘書の大上康彦氏(34)を擁立する。

 ■西1区(所沢市=定数4)

 公明と共産のベテランが引退を表明。自民の岡田静佳氏(49)は3選を、立民の水村篤弘氏(49)は4選を目指す。この現職2人に新人3人が挑む。公明は元保険会社員の小早川一博氏(40)、共産は市議の城下師子氏(57)を擁立。介護支援専門員で無所属の杉田まどか氏(45)も名乗りを上げた。

 ■西2区(入間市=定数2)

 前回の無投票から一転、新人5人の激しい争いが予想される。自民は造園会社専務の金子勝良氏(55)と前市議の松本義明氏(35)の2人を擁立し、引き続き議席の独占を狙う。立民は航空会社員の泉津井京子氏(42)を立てる。市議の細田智也氏(31)と介護福祉士の重藤慶氏(38)の無所属2人も食い込みを図る。

 ■西3区(飯能市=定数1)

 3選を目指す自民現職の内沼博史氏(66)以外に目立った動きはなく、無投票の可能性が高い。

 ■西4区(狭山市=定数2)

 現職1人と新人4人の混戦となる見通し。無所属の中川浩氏(56)は4選をうかがう。自民は引退する現職の後継として元市議の東山徹氏(59)、共産は市議の猪股嘉直氏(69)を擁立する。さらに、市議の新良守克氏(60)と元市議の矢馳一郎氏(49)がいずれも無所属で参戦する。

1992OS5:2023/03/30(木) 12:00:41
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064296/20230327-OYTAT50008/
同じ2氏再び対決か…県議選西6区
2023/03/27 12:00
選挙・埼玉
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西8、11、12、13区は無投票濃厚
 ■西5区(ふじみ野市・三芳町=定数2)

現新4人、少数激戦か…県議選北4区
 自民は再選を目指す渡辺大氏(48)と、前回に続く挑戦となる元三芳町議の抜井尚男氏(58)を擁立し、議席独占を目指す。共産は引退する現職の後継として、ふじみ野市議の伊藤初美氏(59)を立てる。

 ■西6区(富士見市=定数1)

 前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなりそうだ。県議会第2会派・無所属県民会議に所属する八子朋弘氏(49)は再選を狙い、自民元県議の金子勝氏(62)が挑む。

 ■西7区(川越市=定数4)


 現職3人と新人4人の混戦となりそうだ。現職は、前回国民から出た山根史子氏(39)と共産の守屋裕子氏(73)がともに3選を狙い、公明の深谷顕史氏(48)は再選を目指す。自民は2021年の衆院議員転出で現職が不在。前回は僅差で敗れた渋谷真実子氏(49)と、前市議の須賀昭夫氏(55)の2人を擁立する。維新は前市議の明ヶ戸亮太氏(42)を立てる。前市議の海沼秀幸氏(36)も無所属で参戦する。

 ■西8区(日高市=定数1)

 8選を目指す自民現職の小谷野五雄氏(67)のほかに出馬の動きはなく、無投票の可能性が高い。

 ■西9区(毛呂山町・越生町・鳩山町=定数1)

 自民現職の武内政文氏(70)が4期目をうかがう。前回は無投票だったが、ほかにも立候補を目指す動きがある。

 ■西10区(坂戸市=定数1)

 自民現職の小川直志氏(70)が再選を目指す。ほかにも無所属で出馬を模索する動きがある。

 ■西11区(鶴ヶ島市=定数1)

 自民新人の長峰秀和氏(52)が立候補する予定。7期務めて引退する父・宏芳氏の後継を目指す。ほかに出馬の動きはない。

 ■西12区(東松山市・川島町・吉見町=定数2)

 自民の横川雅也氏(43)と、無所属県民会議に所属する松坂喜浩氏(62)の現職2人がともに3選を狙う。前回に続いて無投票の可能性がある。

 ■西13区(滑川町・嵐山町・小川町・ときがわ町=定数1)

 4選を目指す自民現職の小久保憲一氏(48)のほかに立候補の動きはない。

1993OS5:2023/03/30(木) 12:01:25
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064296/20230327-OYTAT50047/
4議席に7人混戦か…県議選東8区
2023/03/28 05:00
選挙・埼玉
東2区は16年ぶり選挙戦へ
 ■東1区(行田市=定数1)

現新4人、少数激戦か…県議選北4区
 現職で無所属の柿沼貴志氏(47)と自民新人の鈴木享子氏(65)の一騎打ちとなりそう。柿沼氏は前回、自民県連幹事長だった鈴木氏の夫・聖二氏を破って初当選した。鈴木氏は、2021年11月に死去した聖二氏の後継として議席奪還を狙う。

 ■東2区(羽生市=定数1)

 5選を目指す自民現職の諸井真英氏(54)に、前市議で新人の峯崎貴生氏(41)が無所属で挑む。選挙戦は16年ぶりとなる。

 ■東3区(加須市=定数2)

 自民は千葉達也氏(60)と、前回は無所属だった高橋稔裕氏(39)の現職2人を擁立し、2議席確保を狙う。前市議の池田裕美子氏(63)は無所属で食い込みを図る。


 ■東4区(久喜市=定数2)

 無投票で前回返り咲いた自民の梅沢佳一氏(68)、県議会第2会派・無所属県民会議に所属する石川忠義氏(53)の現職2人と、元市議で自民の推薦を受けた新人の平沢健一郎氏(50)が争う。

 ■東5区(蓮田市=定数1)

 昨年5月の補選で初当選した自民の石川誠司氏(57)と無所属の前市議2人の三つどもえの構図となりそうだ。補選で敗れた森伊久磨氏(51)は3度目の挑戦。福田聖次氏(71)は市長選で2回続けて次点だった。

 ■東6区(白岡市・宮代町=定数1)

 無所属県民会議代表で5選を目指す岡重夫氏(70)と、前白岡市議で自民新人の渡辺聡一郎氏(38)の一騎打ちとなりそうだ。

 ■東7区(春日部市=定数3)

 無投票の前回は自民、公明、共産で議席を分け合ったが、新人で市議の栄寛美氏(39)が無所属で名乗りを上げ、選挙戦になる。自民は現職の白土幸仁氏(49)、公明は現職の権守幸男氏(51)が、ともに4選をうかがう。現職の引退表明で、共産は元市議の松本浩一氏(71)を立てる。

 ■東8区(越谷市=定数4)

 現新7人の混戦となりそうだ。現職は自民の浅井明氏(74)が3選を、公明の橋詰昌児氏(57)、地域政党・県市民ネットの辻浩司氏(47)がともに再選を狙う。新人は立民が市議の細川威氏(45)、維新が党県事務局長の中野隆之氏(47)、共産が社会福祉法人監事の馬場浩氏(66)をそれぞれ擁立するほか、前市議の大野保司氏(59)も無所属で参戦する。

 ■東9区(八潮市=定数1)

 自民現職の宇田川幸夫氏(44)が3選を目指す。ほかに出馬の動きはなく、前回に続いて無投票の可能性がある。

1994OS5:2023/03/30(木) 12:01:45
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064296/20230328-OYTAT50052/
現新4人、少数激戦か…県議選北4区
2023/03/29 05:00
新区割り、無投票の公算…北1区
 ■東10区(三郷市=定数2)

県議選、139人立候補へ…31日告示
 自民は3選を目指す美田宗亮氏(49)と2期目をうかがう逢沢圭一郎氏(47)の現職2人で議席維持を狙う。無所属新人で子ども食堂を運営する関根和也氏(42)が挑む。

 ■東11区(幸手市・杉戸町=定数1)

 自民現職の吉良英敏氏(48)は3選を目指す。ほかに立候補の動きはなく、前回に続いて無投票が見込まれる。

 ■東12区(吉川市・松伏町=定数1)

 前回は無投票だったが、3選を目指す自民現職の松沢正氏(63)に、前吉川市議で地域政党・県市民ネットの岩田京子氏(52)が挑む一騎打ちとなりそうだ。


 ■北1区(秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町・東秩父村=定数2)

 定数各1の2選挙区の合区で区割りが変更された。旧北1区が地盤で4選を狙う新井豪氏(47)と、旧北2区が地盤で再選を目指す阿左美健司氏(54)という自民現職2人のほかは立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。

 ■北2区(本庄市・神川町・上里町=定数2)

 ともに自民現職の飯塚俊彦氏(62)は3選を、斉藤邦明氏(50)は4選を目指す。ほかに動きはなく、北3区だった前回に続いて無投票が濃厚となっている。

 ■北3区(深谷市・美里町・寄居町=定数3)

 神尾高善氏(72)、小川真一郎氏(49)の自民現職2人と、県議会第2会派・無所属県民会議に所属する江原久美子氏(52)が出馬を予定している。ほかに出馬の動きはみられない。

 ■北4区(熊谷市=定数3)

 現新4人の少数激戦が見込まれる。現職は自民の杉田茂実氏(69)が再選を、立民の田並尚明氏(57)は5選を狙う。これに挑む新人は、無所属の野沢久夫氏(63)と鈴木理裕氏(33)で、ともに市議からくら替えとなる。(おわり)

1995OS5:2023/03/30(木) 18:38:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc279021ce460e4b4cd26ba35fd78689ee4a2787
4月の東京・豊島区長選に高際みゆき前副区長が出馬へ
3/23(木) 20:02配信
産経新聞
豊島区長選に出馬を表明した高際みゆき氏

東京都豊島区の前副区長の高際みゆき氏(57)が23日、都庁で記者会見し、4月の統一地方選で行われる同区長選(4月16日告示、23日投開票)に、無所属=自民、公明、都民ファーストの会推薦=で立候補することを表明した。

高際氏は、2月に亡くなった高野之夫前区長から、生前に後継指名されていた。また、副区長就任前に勤めた都庁トップの小池百合子知事からも後押しを受けて出馬を検討。この日の記者会見では「区民の命を守り、住み続けたいと思える街をつくるため、(区長選に)挑戦する覚悟を決めた」と説明した。公約として、出産費用と給食費の無償化などを掲げている。

区長選には元新聞記者の神沢和敬氏(41)らが出馬表明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1485123e5cbb746b966d41734a037d3da98d2a09
豊島区長選に区議会副議長の永野裕子氏が出馬へ
3/27(月) 20:06配信

産経新聞
4月の統一地方選で行わる豊島区長選(4月16日告示、23日投開票)に、区議会副議長の永野裕子氏(50)が無所属で立候補する意向を27日、本紙の取材に明らかにした。

永野氏は、「スピード感を持って実効性のあることを決めていけるリーダーが必要だ。自ら声を上げられない人の声を取り上げるなど、課題発見型の行政にしたい」と意気込んだ。

永野氏は行政書士で、平成15年の区議選で初当選し、現在5期目。区長選では子育て世代の負担軽減や予防医療・介護施策の充実などを訴えるとしている。

同区長選には、元新聞記者の神沢和敬(かみざわかずたか)氏(41)、NPO法人代表理事の中根善弘氏(59)、不動産管理業の鈴木和夫氏(71)、前副区長の高際みゆき氏(57)が出馬表明している。

1996OS5:2023/03/31(金) 21:42:15
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20230331/1060014133.html
群馬県議会議員選挙 無投票当選者は15人
03月31日 19時13分

9の選挙区では合わせて15人の当選が無投票で決まりました。
無投票となった選挙区は過去最多に並びました。
また、甘楽郡選挙区は5回連続、佐波郡選挙区は4回連続で無投票となりました当選が決まったのは、届け出順に、次の方々です。
【太田市】。
太田市選挙区は自民党の現職の穂積昌信氏(48)が3回目の当選。
自民党の新人の今井俊哉氏(48)が初めての当選。
自民党の現職の秋山健太郎氏(45)が2回目の当選。
公明党の現職の薬丸潔氏(44)が4回目の当選。
無所属の現職の阿部知世氏(51)が5回目の当選です。
【沼田市】。
沼田市選挙区は自民党の現職で公明党が推薦する金井康夫氏(54)が4回目の当選です。
【渋川市】。
渋川市選挙区は無所属の現職の金子渡氏(52)が4回目の当選。
自民党の現職で公明党が推薦する星名建市氏(66)が5回目の当選です。
【富岡市】。
富岡市選挙区は無所属の現職で自民党と公明党が推薦する矢野英司氏(55)が2回目の当選です。
【北群馬郡】。
北群馬郡選挙区は自民党の現職で公明党が推薦する大林裕子氏(63)が2回目の当選です。
【甘楽郡】。
甘楽郡選挙区は自民党の現職で公明党が推薦する牛木義氏(36)が2回目の当選です。
【吾妻郡】。
吾妻郡選挙区は無所属の現職で自民党が推薦する入内島道隆氏(60)が2回目の当選。
自民党の新人で公明党が推薦する水野喜徳氏(45)が初めての当選です。
【利根郡】。
利根郡選挙区は自民党の現職で公明党が推薦する星野寛氏(67)が7回目の当選です。
【佐波郡】。
佐波郡選挙区は、自民党の現職で公明党が推薦する井田泉氏(60)が5回目の当選です。

1997OS5:2023/04/01(土) 22:50:45
https://www.sankei.com/article/20230331-IN34Z7DWVJOG5CQHPM7JDOIUWQ/?outputType=theme_localelection2023
千葉県議選、喜びの無投票当選者 無関心への懸念も
2023/3/31 21:52
小野 晋史
31日に告示された千葉県議選で無投票当選を果たした15選挙区25人の選挙事務所では、集まった支援者らが大きな拍手で当選者を祝福する場面などが見られた。選挙戦を1日で終えた当選者からは、喜びの声と同時に、政治への無関心を危惧する複雑な心境も聞かれた。

我孫子市選挙区(定数2)で3選を果たした無所属の水野友貴氏(40)は、午後5時過ぎに当選の一報が入ると、事務所で支援者ら約25人と喜びあい、「引き続き市民、県民の皆さまと向き合う政治をする」と抱負を述べた。

水野氏は同市の手賀沼公園で正午から第一声を行った後、市内全域を街宣車で演説して回った。

取材に応じた水野氏は、無投票での当選に関して「見える形で自分の評価をいただきたかった。今までは激戦だったのが、1月の市長選に続いて無投票となり、政治課題だと感じる」と話した。3期目に向けては「知事と連携し、人材不足などの課題にしっかりと取り組んでいきたい」と意気込んだ。

一方、千葉市緑区選挙区(定数2)では自民党公認で元職の関政幸氏(43)が無投票で4選を果たし、県議に返り咲いた。関氏は令和3年の知事選にあたって県議を辞し、自民党推薦で出馬して落選。今後は県議として熊谷俊人知事と相対する形となり、産経新聞の取材に対し、「改めて身が引き締まる思い。議会と知事は両輪なので、是々非々で丁寧に議論していきたい」と抱負を語った。


31日は午前中にJR土気駅前で出陣式を行い、街宣車で選挙区内を回った。無投票での当選は初めてで、「政治に対する危機感がある。政治への関心を高めるため、地方議会も頑張らないといけない」と言葉に力を込めた。(小野晋史、前島沙紀)

1998OS5:2023/04/02(日) 09:15:06
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/720909
現新7人が無投票当選 栃木県議選4選挙区
4/1 5:00
31日告示の県議選で、日光市(定数2)と真岡市(同2)、芳賀郡(同2)、壬生町(同1)の4選挙区は、定数を超える立候補者が出ず、現職6人と新人1人の無投票当選が決まった。芳賀郡と壬生町の両選挙区は、連続で無投票となった。

 市町村合併後初めて無投票となった日光市は、阿部博美(あべひろみ)氏(無所属)と加藤雄次(かとうゆうじ)氏(自民)が当選した。

 2011年以来の無投票になった真岡市は、2期目を迎える石坂太(いしざかまさる)氏(自民)と、新人の池上正美(いけがみまさみ)氏(無所属)に決まった。

 芳賀郡は山形修治(やまがたしゅうじ)氏と岩崎信(いわさきまこと)氏(ともに自民)が当選を飾り、3回連続で無投票となった。

 選挙区再編などで構成市町や選挙区名が変わっているが、壬生町は03年から6回連続で無投票。佐藤良(さとうりょう)氏(自民)は初当選から5回連続で無投票となった。

1999OS5:2023/04/04(火) 19:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c697fcfdfadd0b25f2cee78437b7f0c9dc9eccb
埼玉県議選各党戦略㊤ 不退転の自民 前回の「残念な結果」挽回へ
3/24(金) 21:24配信

産経新聞
自民党県連の統一地方選の出陣式=2月、さいたま市浦和区(中村智隆撮影)

統一地方選の前半戦となる埼玉県議選(31日告示、4月9日投開票)で、最大会派の自民党は現有50議席の上積みを狙う。公認・推薦合わせて60人を擁立し、柴山昌彦県連会長(衆院埼玉8区)は「全ての候補が当選するよう頑張る」と強調。平成31年の前回選は61人を立て当選は48人と「ゆるみがあった」(県連幹部)。負けが込めば国政での求心力も低下しかねず、各候補は不退転の決意で臨む。


「必勝へ心からエールを送る。一致団結して支援を広げ、勝利するよう祈る」

3月19日、西7区(川越市、定数4)に出馬する自民新人の須賀昭夫氏(55)の総決起大会が市内で開かれ、名字が同じ読みの菅義偉(すがよしひで)前首相が寄せたメッセージが読み上げられた。

読んだのは、衆院埼玉10区を地元に党選対委員長などを務めた山口泰明元衆院議員。菅氏とは当選同期で昵懇(じっこん)の仲として知られる。

山口氏は参謀さながらに7人が立候補する見通しの西7区は最激戦区との認識を示し、「定数4のうち自民2人、公明1人」とする強気の目標を掲げた。

前回選で西7区には自民候補が2人立ち、1人が約200票及ばず落選。涙をのんだのは新人の渋谷真実子氏(49)で、捲土(けんど)重来を期し今回も出馬する。

「前回選は数百票、数十票の僅差で競り負け涙をのんだ選挙区が5つあった。今回は一丸で全力で戦う」

2月23日、さいたま市内で開かれた統一選の出陣式で、議員団の小島信昭団長はこう力を込めた。

小島氏は当選48人にとどまった前回選を「残念な結果」と総括。今回は「最後の最後、残りの1軒、残りの1秒まで戦う」とした。

「残念な結果」を招いた一因には、知事との関係もあったとみられる。前回選では当時の上田清司知事が自身に近い候補の応援に入り、自民候補の当選を阻んだ選挙区もあった。

しかし今回は様相が異なる。後継の大野元裕知事とは令和元年知事選で対抗馬を立てるなど当初は対立もあったが、大野氏が新型コロナウイルス対応などで実績を上げるにつれ、自民は歩み寄るようになった。

大野氏も次期知事選を見据えて「全方位外交」を展開。2月23日の出陣式にも出席し「県政などで大きな役割を担うようご武運を祈る」と激励した。大野氏とのつながりは、有権者へのアピールになる。

出陣式では岸田文雄首相(党総裁)も「わが党を力強く支えてほしい」とメッセージを送った。「敗北」は政権に少なからずダメージを与える。田中良生県連副会長(衆院埼玉15区)はこう話し、発破をかけた。

「統一選は政権を支える大きな戦いの幕開けだ」

4年に一度の統一選が間近に迫ってきた。戦いに臨む主要各党の戦略に迫る。

2000OS5:2023/04/04(火) 19:38:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade7858abfec7f6a554608f75baef2e10cf25198
埼玉県議選各党戦略㊥ 立憲・共産、つきまとう埋没懸念
3/25(土) 20:19配信
統一地方選の前半戦の埼玉県議選(31日告示、4月9日投開票)で、立憲民主党や共産党は最大会派の自民党ほど多くの候補者を擁立できていない。政党支持率の低迷や高齢化による組織の弱体化で、互角に渡り合える選挙区が少ないとみているようだ。〝少数精鋭〟で臨み、国政の支えにもなる地方議員を少しでも増やしたい考えだが、取りこぼしがあれば、さらに埋没する状況を招きかねない。

「枝野幸男さんから党の代表を引き継いだ」

立民の泉健太代表は25日、JR浦和駅(さいたま市浦和区)前で演説し、枝野幸男前代表(衆院埼玉5区)の名前に繰り返し触れた。聴衆はざっと数十人。県ゆかりの枝野氏にあやかり、少しでも党をアピールしたい思いが透けた。

岸田文雄首相が子育て支援を掲げながらも、来年度予算の関連費用は前年からあまり増えないとして「だまされてはいけない。予算の使い道を変えるために力を与えて」と訴えた。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が18、19両日に実施した合同世論調査では、自民の支持率37・7%に対し立民は5・8%。県連幹部は「自民に旧統一教会などの問題があっても、立民に追い風は感じない」とこぼす。

立民は今回の県議選で12選挙区に計12人の公認候補を擁立。10人を立てた前回選からわずかに増えたが、39選挙区は公認候補がいない状況だ。県連の田並尚明幹事長は「他にも出したいところはあった。私の不徳の致すところ」と話す。

田並氏は「今回は候補者全員が当選して地域を支える根っことなり、衆院議員を増やしたい」として〝長期戦略〟を進める構えだ。

一方、共産の志位和夫委員長も25日に埼玉県入りし、JR川口駅(川口市)前で支持を呼びかけた。

防衛力強化にかじを切る岸田政権を批判した上で、党首公選制を訴えたジャーナリストの除名処分を「異論封じ」と批判する報道機関への反論を展開し、「反共バッシングには共産党躍進という回答を突き付けよう」と声を張り上げた。

共産は今回の県議選で9人の公認候補が立候補を予定する。議案提案権が得られる8議席以上の獲得を目指すが、9人のうち7人が新人で、厳しい戦いとなるのは必至だ。県委員会関係者は「支持者も党員も高齢化している」と話し、組織力の低下も懸念される。

「対自民」の旗幟(きし)を鮮明にした泉、志位両氏だが、どこまで牙城を崩せるか。令和元年知事選で支えた大野元裕知事の自民への歩み寄りもみられる中、返り討ちにあうようなことがあれば、党の勢いをさらにそぐことにもなりかねない。

2001OS5:2023/04/04(火) 19:39:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6d6ca08418e82a262c491ffe4232875996d90c0
埼玉県議選各党戦略㊦ 国政で躍進の維新・れいわ 県議選で初の議席なるか
3/26(日) 21:27配信
統一地方選の前半戦の埼玉県議選(31日告示、4月9日投開票)では、新たな勢力が議席の獲得を狙う動きも目立つ。大阪が本拠地の日本維新の会は全国政党への足掛かりとして地方議員を増やしたい考えで、れいわ新選組も党勢拡大をもくろみ候補を擁立する。国政で勢いを増す両党が、県議選で既存勢力にどう食い込むか、注目が集まる。

「われわれは今後3回の国政選挙(衆院選)で必ず政権を取るという気概でやっている。その第一歩がこの統一地方選だ」

日本維新の会の県支部、埼玉維新の会の高橋英明代表(衆院比例北関東)は、3月19日に埼玉県川口市で開かれた南2区の男性候補の事務所開きで気勢を上げた。

令和3年の衆院選と4年の参院選で躍進した維新は「政権奪取」に向け、今回の統一地方選で地方議員を現状の1・5倍の600人以上に増やすという目標を掲げる。馬場伸幸代表は達成ができなければ辞任する考えを表明している。

退路を断って臨む統一地方選。埼玉は擁立目標人数が多い11都府県の強化指定地域の一つという位置づけだ。県議選では6人の公認候補を擁立し、初の議席獲得を狙う。党選対本部の石井章参院議員は、「国政選挙に向け、地方議員をしっかりと足腰を強くして当選させる」と鼻息が荒い。

気がかりは投票率の行方だ。平成31年の前回選の投票率は過去最低の35・52%に落ち込んだ。維新は公明党などに比べ組織力で劣り「投票率が下がれば下がるほど厳しい」(県支部幹部)。高橋氏は南2区の男性候補の事務所開きで「なんとか地元の皆さまのお力添えを」と頭を下げた。

今回の県議選では、れいわも初めて公認候補を1人立てる。2月22日に県庁で記者会見した高井崇志幹事長は「党の将来に重要な次期衆院選に向け、この最重要選挙区での当選を目指す」と意欲をみせた。

最重要と位置づけるのは「党の得票率で埼玉は全国トップ10に入る」(高井氏)ためだ。令和3年衆院選の比例北関東ブロックで23万9592票を獲得し、高井氏は「もう少しで1議席取れた」と指摘。その上で「党勢拡大にあたり、地方の議員を増やすことは大変重要」と強調した。

3月21日、党代表で広告塔の山本太郎参院議員の姿がJR川越駅(埼玉県川越市)前にあった。弱者に寄り添う政治を目指すれいわ。山本氏は独特の語り口で地方議員の重要性を説いた。

「住民の命を守れるように、国からの財政を厚くするよう地方を挙げて訴えないといけない」(中村智隆)

2002OS5:2023/04/04(火) 19:56:59
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-979472.html
神奈川県議選12選挙区で無投票 議員なり手不足深刻
選挙 | 神奈川新聞 | 2023年3月31日(金) 22:43
 31日に告示された県議選では全47選挙区のうち4分の1に相当する12選挙区で無投票となり、総定数105の2割弱に当たる18人が有権者の審判を経ずに議席を得ることになった。3回連続で無投票となった選挙区もあり、地方議員のなり手不足の深刻さを浮き彫りにした。12選挙区で133万人余りが一票を行使することができず、民主主義の根幹が揺らぐ事態になっている。

 「選挙戦を通じて評価を頂きたかったが、自分ではどうしようもない」

 3回連続で無投票となった三浦市(定数1)。3期目の当選を果たした自民党の石川巧氏に高揚感はない。初当選から無投票続きで、選挙運動は告示日のみ。公選法上の強制合区の対象となったが、「特例選挙区」として残された経緯もある。隣接する横須賀市は定数が1減の4になり、7人がしのぎを削る激戦区となっている。対照的な状況に「政策を多くの人に伝えたかった」と話す。


県議選で無投票になった選挙区
 同様に横浜市西区(同1)も3回連続で無投票。横浜駅やみなとみらい21地区などがある横浜の中心だが、無投票が定着している。5期目を決めた同党の加藤元弥氏は「有権者に名前を書いてもらえないことが続いている。選挙戦の準備に力を入れてきただけに不完全燃焼だ」と話した。

 やはり横浜の中心に位置する同市南区(同2)では初の無投票となった。立憲民主党の岸部都氏は同区の事務所で「皆さんの負託を頂いたことに変わりはないと思う。これまでと同じように地に足を着けて働きたい」と4期目への決意を新たにした。3期目を決めた自民党の新堀史明氏も「また県議会で仕事をさせてもらえることに喜びを感じる」とする一方で、「議員のなり手不足が都市部にまで及んでいるということ。県議会として重く受け止め、民意をくみ取る方法を考えなければならない」と語った。

 有権者も複雑な胸の内を明かす。横浜市西区の男性会社員(49)は「無投票は残念。政策で投票したかった」とし、「野党が選択肢を示す必要がある」と注文を付けた。同市南区の男性会社員(58)は「無投票で当選した議員には、投票で選ばれた人以上に働いてほしい」と求めた。(統一地方選取材班)

再編の足柄2選挙区 対抗馬模索も不発
 人口の変動に伴って選挙区が再編された足柄地域の2選挙区は、いずれも現職以外の立候補者がおらず、無投票となった。足柄上郡(中井、大井、松田、山北、開成町)との合区が解消されて交流が少ないとされる足柄下郡(箱根、真鶴、湯河原町)と合区された南足柄市では、市議会が反対活動を展開。県議会への抗議として現職に対抗馬を立てる計画もあったが不発に終わり、関係者には「もう立つ瀬がない。市民も関心を失っている」と無力感が漂った。

2003OS5:2023/04/04(火) 20:12:08
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20230403-OYTNT50186/
激戦区ルポ(1)鹿沼市区(定数3) 同じ顔ぶれ4人争う
2023/04/04 07:00
 3月31日に告示された県議選(定数50)では、選挙戦となった12選挙区で舌戦が繰り広げられている。中でも激戦とされる選挙区を取り上げ、9日の投開票に向けた候補者や陣営の様子を紹介する。


 鹿沼市区は前回と同じ顔ぶれの4候補が、3議席を巡って火花を散らす。

 31日、「希望を持って前へ」のスローガンを掲げる湯沢英之は、タイトなスケジュールで選挙カーを走らせ、「立候補者の中で一番若い。政策もアピールしたい」と意気込んだ。

 26日夜の総決起大会には「再選への危機感を共有した支持者が多く集まり、働き盛り世代が目立った」と後援会幹部。知事の福田富一、市長の佐藤信も駆けつけ会場は熱気に包まれた。コロナ禍で有権者と対話する機会は激減したが、陣営の市議は「組織に頼らない無所属にとって、一般支持者の後押しは大きい」と盛り上がりに期待する。



 父と祖父が自民で県議を務め、自らも議長、県連政調会長と実績を積み重ねてきた神谷幸伸。5期務めながら前回選で苦杯をなめたのは、そんな強固な「神谷ブランド」がアダとなり、「『安泰説』を流されたため」と冷静に分析する。

 「もう一度皆さんの手で県政に戻してほしい」。31日、市民文化センターで開いた出陣式で、集まった支持者に深々と頭を下げた。式後は疲れも見せず報道陣の取材に応じ、「今回は新人候補と同じ。最後まで全力で走り抜き、訴えた政策は必ず実現する」と返り咲きに自信を見せた。



 5期目を目指す立民の松井正一は1日午後、同市樅山町のスーパー前で支持を訴えた。運動員は演説の合間、買い物客や地元住民に駆け寄り、選挙への意気込みを伝える漫画が描かれたビラを配る。細かい文字を読まない人にも目に留めてもらうのが狙いだ。

 2008年の補選を無投票で制した後、3回連続でトップ当選を果たした。有権者に寄り添う「市民派県議」を前面に、県連幹事長の知名度を生かして着実に地歩を固めた。激戦区で無敗の松井も「決して安泰ではない」と危機感を訴え、組織の引き締めを図る。



 「大変な激戦。しっかり政策を訴え、皆さんに支持をお願いしていく」

 1日午後、同市楡木町の郵便局前。マイクを握った自民の小林幹夫は、地元からの要望が強い道路網の整備や、2機目のドクターヘリ導入など、ライフワークの医療の充実をアピールした。口調はよどみなく、時に言葉に熱を込めて訴えを繰り広げた。

 前回は辛くも3位で滑り込んだ。「保守票」の争奪戦が白熱する中、組織をフル回転させて上位浮上を狙う。「毎日が投票日」。期日前投票を促して演説を締めくくった。

2004OS5:2023/04/04(火) 20:13:31
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064536/20230401-OYTAT50023/
「すみ分け」期待と焦り…県議選東4区
2023/04/02 15:45
選挙・埼玉
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 統一地方選の前半戦となる県議選は、無投票となった16選挙区を除く35選挙区の計70議席を118人の候補者が争っている。注目区の候補者たちの戦いを追う。

自民2人VS非自民
 告示から一夜明けた1日午前、買い物客が集まる久喜市菖蒲町のJA直売所の前で、自民党が推薦する新人の平沢健一郎(50)が声を張り上げた。「久喜から7年間も自民の県議が出ていない。久喜の成長を私が取り戻す」

 2議席を3人が争う東4区では、自民公認の梅沢佳一(69)も出馬している。5選を目指す現職だ。それでも「自民不在」とはどういうことか。

選挙区内を回り、支持を訴える候補者(1日、久喜市で)=画像を一部修整しています
 現在の久喜市は2010年、菖蒲、栗橋、鷲宮の3町との合併で誕生した。現職の梅沢は栗橋と鷲宮が地盤だ。菖蒲出身で昨年4月まで久喜市議を2期務めた平沢は、旧市と菖蒲がエリアの同党支部から応援を受けている。支部を主導し、県議に6回当選したベテランは16年に死去。だから、現職の梅沢がいても「久喜の自民県議はいない」という理屈になる。昨春以降、平沢は市内をくまなく歩き、「世代交代を」と訴えてきた。


 保守票が割れれば、「非自民」候補に有利となる。15年の県議選では自民が2人の公認候補を立てたが、梅沢が議席を失った。自民にとっても、議席は簡単には独占できない。19年の前回選は梅沢に一本化している。

 今回、自民が「2人擁立」に動いたのは、有権者に旧市町への帰属意識があり、地盤の異なる梅沢と平沢で「自民票のすみ分けが可能だ」(県連関係者)と判断したからだ。21年の衆院選でも、旧久喜市と菖蒲は13区、栗橋と鷲宮は14区と分かれ、どちらも自民が議席を確保している。

 しかし、現職の梅沢は焦りを募らせる。1日午前9時、鷲宮地区の運動広場でマイクを握り、議長も務めた実績を強調。「やってきたことを今後もしっかり続けられるよう、一生懸命働かせてほしい」と頭を下げた。

 自民の2人と対峙するのは、3期目をうかがう石川忠義(53)だ。最も人口が多い旧久喜市の出身で、25歳から市議を6期務めた。地元からの信頼は厚い。前知事の上田清司参院議員に近いとされる県議会第2会派・無所属県民会議の所属だが、陣営は「保守層からも一定の支持がある」とする。

 石川は告示日、JR久喜駅前で開いた出陣式で「一会派が過半数を占めると、力のある人の意見ばかりがまかり通ってしまう」と力を込めた。応援に駆けつけた上田も自民を挑発するかのように訴えた。「自民じゃなくてもできることがある。反対勢力の存在は重要だ」。非自民票を一手に集め、保守層も切り崩す――。そんな戦略が見える。

 自民の2人擁立は、吉と出るか凶と出るか。候補者3人のつばぜり合いは激しさを増している。(敬称略)

 ■東4区=久喜市(定数2-候補3)
 平沢健一郎 50歳 (元)久喜市議 無新〈自〉
 石川忠義 53歳 NPO代表理事 無現《2》
 梅沢佳一 69歳 (元)県会議長 自現《4》〈公〉

※届け出順。年齢は投票日現在。自=自民、公=公明、無=無所属。数字は当選回数。〈〉内は推薦政党

2005OS5:2023/04/04(火) 20:14:10
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064536/20230402-OYTAT50016/
党でなく「人」の勝負…県議選南14区
2023/04/03 05:00
選挙・埼玉

衆院選では「立民地盤」
 選挙運動ができるのは午後8時までだ。リミットまで30分を切った1日夜、JR桶川駅前に止まった選挙カーのスピーカーから、必死の訴えが響いた。「大島代議士と二人三脚でやってきた。今後は国と連携して皆さんの生活を支えます」。マイクを握る新人の稲垣雅由(57)の声はもう、かれていた。

 県議選直前まで、稲垣は地元選出の衆院議員、大島敦の公設秘書を12年間務めてきた。現在も、立憲民主党県連代表を務める大島の私設秘書だ。知名度のある大島との「距離の近さ」は言葉の端々に表れる。選挙戦術も、国会開会中も朝から地元の駅に立ち続ける大島の姿から学んだ。有権者と多く接することが大事だと、肝に銘じている。


 出馬を決めたのは1月初め。「市民のためにやってくれ」。そう言って送り出した大島にとっても、右腕といえる人材が県議になることは自身の支持基盤の強化につながる。桶川駅での朝の活動は、西口が稲垣、東口が大島。師弟の2人の連携で浸透を図る。

 大島は長年、桶川を含む衆院埼玉6区の議席を守り続けているが、選挙区内の市町から選出される県議の多くは自民党だ。この地域については与野党の双方から、「『県議選は自民、衆院選は大島』という有権者が多く、ねじれがある。党ではなく、人が選ばれる」との分析が聞かれる。議席を勝ち取るには、リベラル派から保守層まで幅広い層の支持を得る必要がある。稲垣は無所属での出馬を選んだ。立民からの推薦も受けていない。

 新人の挑戦を受けて立つ自民現職の岡地優(74)は告示日の3月31日、桶川駅近くの公園で第一声を上げた。開口一番に発したのは、「桶川市生まれ、桶川市育ちです」。陣営幹部は、北本市が居住地で東京生まれの稲垣を念頭に置いたのだろうと説明する。地元出身ではない新顔をはねのけるけん制球だ。

 4期目を狙う岡地は、父親の後を継いで桶川市議を務め、地元での顔は広い。特に郊外では、新人のあいさつ回りでは覆せないほどの強い支持基盤を持つ。

 とはいえ、「大島の名前があると、正直脅威だ」と、岡地本人の警戒感は強い。衆院選に加え、県議選でも桶川が「立民地盤」になることは、党としても阻止しなければならない。4日以降は松野官房長官を始め、党幹部が相次いで応援に入る予定だ。

 今回の県議選候補者の中で、岡地は最高齢だ。だが、若年層への支持拡大も図ろうと、昨年10月からはSNSを使った情報発信も続けている。

 自民の現職と立民色が強い無所属新人。その一騎打ちとみられていた選挙戦には、建設コンサルタントの小橋新平(36)も名乗りを上げた。訴えるのは「政党のしがらみのなさ」だ。浮動票の受け皿になるべく選挙運動を続けており、票の行方は 混沌こんとん としている。(敬称略)

■南14区=桶川市(定数1―候補3)

岡地優 74歳 党支部長 自現《3》〈公〉

小橋新平 36歳 コンサルタント 無新 

稲垣雅由 57歳 衆院議員秘書 無新 

※届け出順。年齢は投票日現在。自=自民、公=公明、無=無所属。数字は当選回数。〈〉内は推薦政党

2006OS5:2023/04/04(火) 20:15:05
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064536/20230403-OYTAT50047/
乱戦リードへ電話作戦…県議選南2区
2023/04/04 05:00
無所属や新勢力、浮動票争う
 次の演説会場へと急ぐ選挙カーの中でも、立憲民主党から再選を目指す白根大輔(43)はスマートフォンを手放さない。電話の向こうに直接支持を訴える。「厳しい戦いです。どうかよろしく……」
 2019年の前回選同様、9人が7議席を争う。「街頭演説だけでは差がつかない」と、白根はライバルをリードする手立てとして、伝統的な電話作戦を重視する。陣営が掲げる選挙期間中の目標は5000人。すべて既存の支援者以外の“新規開拓”だ。白根本人も、自転車で市内を回る合間などにスマホから支援者に電話をかけ、「最後の後押し」を求める。


 南2区の川口市は、野党系候補として19年の知事選で勝利した大野知事の地元でもある。大野の参院議員時代、白根は事務所の中心スタッフだった。陣営の電話先のリストには大野の支援者も多い。知事との親密さは武器だが、今夏の知事選を考えれば「知事の顔に泥を塗るわけにはいかない」という重圧もかかる。

 乱戦の中、誰もが盤石とは言い切れない。

 前回選で3万票超えのトップ当選を果たした無所属の岡村ゆり子(42)にも余裕はない。国政で勢いをつけた日本維新の会とれいわ新選組が県議選に初参戦したからだ。維新は元上尾市議の津田賢伯(47)、れいわは元鳩ヶ谷市議の本多正樹(50)をそれぞれ公認候補として送り込んだ。

 主要政党の基礎票以外の浮動票は、無所属や新勢力で奪い合うことになる。告示された31日、市内4か所の公園などでマイクを握った岡村は、「前回選の結果は忘れてほしい」と、陣営関係者らに気を引き締めるよう促した。

 県議会で岡村は、大野に近い無所属県民会議に所属するが、自民との接近が指摘されている大野とは距離をとる。自身の売りである「無所属」を貫くため、「知事票」は当てにしないつもりだ。そのぶん、小さな会合にもこまめに顔を出し、とにかく足で稼ぐ。年明けに用意したスニーカー3足は、形が変わってしまうほど靴底がすり減った。

 自民や公明党、共産党は基礎票の積み上げが生命線だ。自民は、川口商工会議所などの組織票を固め、永瀬秀樹(63)と立石泰広(61)のダブル当選を目指す。

 支持母体が創価学会である公明も、塩野正行(60)と萩原一寿(56)の現職2人を立てた。政治と宗教の関係が注目され、「支持を広げにくい」(関係者)という逆風が吹く。陣営幹部の一人は告示日、「支援者回りを強化するしかない」と語った。

 共産新人の山崎淳(38)は、反戦と平和を中心に訴え、他候補との差別化を図っている。(敬称略)

■南2区=川口市(定数7-候補9)
永瀬秀樹 63歳 (元)川口市議 自現《2》
山崎淳 38歳 (元)高校教諭 共新 
本多正樹 50歳 (元)鳩ヶ谷市議 れ新 
立石泰広 61歳 党支部長 自現《3》
白根大輔 43歳 党県団体局長 立現《1》
岡村ゆり子 42歳 (元)川口市議 無現《1》
塩野正行 60歳 党県幹事長 公現《5》
萩原一寿 56歳 党県幹事 公現《3》
津田賢伯 47歳 党県幹事長維新 

※届け出順。年齢は投票日現在。自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、れ=れいわ、無=無所属。数字は当選回数

2007OS5:2023/04/04(火) 20:16:24
https://www.sankei.com/article/20230404-SSPESKRI2BOHTJ47FOCTBQLZ7U/?outputType=theme_localelection2023
埼玉県議選・注目選挙区①東1区 因縁の対決「関心の低さ」懸念
2023/4/4 17:56
自民党新人と無所属現職の一騎打ちとなった東1区(定数1)。平成31年の前回埼玉県議選で当時の自民県連幹事長を破った無所属現職に、敗れた元幹事長の妻の自民新人が挑む因縁の対決だ。選挙戦は熱を帯びるが、選挙区の行田市は統一地方選後半戦に市長選、市議選が控え、有権者の関心が高いとはいえない。

「行田市のために活動して参りました」

活動場所が地元だけでなく県全体に及ぶ県議が、「より身近」な市長、市議に比べて埋没しがちなことを踏まえ、無所属現職の柿沼貴志(47)の街頭演説には、「地元=行田市」を意識した言葉が並ぶ。

「最大の公約は県と市をつなぐ架け橋になること」と話す柿沼は、前々回(27年)の県議選で当時現職の鈴木聖二に惜敗。その翌日から毎日、街頭に立って浸透を図り、前回県議選で雪辱を果たした。この4年間は市内を流れる忍川の護岸整備や市内の県道整備など地元につながる活動を続け、選挙戦では現職としての実績を訴えるが、「県と市のパイプはまだ太くなっていない」と振り返る。

一方、自民新人の鈴木享子(65)にとっては聖二の「弔い合戦」の意味合いが強い。聖二は前回県議選で落選後、令和3年の衆院選に比例単独で出馬したが落選。その半月後に膵臓(すいぞう)がんで急逝した。支援者からは「聖二さんの分も頑張って」と声を掛けられることもある。「夫のやり残したこと、やるべきことをやる」と市内をくまなく歩くことを自分に課すが、「有権者にとって、それ(弔い合戦)は関係ない」と決して前面に出さず、地元密着を強く訴える。


というのも、聖二は県連幹事長の立場で「県全体を見ていた」といい、前回県議選では地元に密着して活動した柿沼との差が結果に表れた面もあった。享子は今回の県議選を前に「行田のことだけを考えてやりたい」と決意し、「地元のための県議になる」との思いで選挙戦に臨んでいる。

ただ、2人の前に立ちはだかるのが有権者の関心の低さだ。今回同様、統一地方選が県議選、市長選、市議選のトリプル選挙となった前回、後半戦の市長選の投票率が52・65%だったのに対し、県議選は40・57%と開きがあった。

柿沼は「正直なところ(市長選などに比べ)県議選は皆さんに届きにくい。2週間しか変わらないのに投票率も10ポイントぐらい違う」と危機感を募らせる。

ましてや、今回の市長選は現職に元副市長や元市議、元参院議員の4人が挑む激戦が予想され、有権者の注目も市長選に向きがちだ。有権者の関心をいかに県議選に向け、取り込みを図れるか、難しい選挙戦が続く。(敬称略)

2008OS5:2023/04/04(火) 20:18:56
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064616/20230403-OYTAT50020/
成田…16年ぶり選挙戦 若葉区…自民公認巡り火種
2023/04/02 05:00
【成田市】(定数2)
小池正昭 56 自現《3》
雨宮真吾 44 無新
橋本幹彦 27 無新

【千葉市若葉区】(定数2)
小川智之 49 無新
山中操 73 無現《5》
秋山陽 31 立新

          ◇

 届け出順。白抜き数字は当選回数。

 

駅前で公約を訴える候補者(3月31日、成田市で)
 成田市選挙区(定数2)は、これまで3回連続無投票で自民党が議席を独占してきたが、16年ぶりの選挙戦となる。自民現職の小池正昭と昨年12月の成田市長選に出馬した雨宮真吾、元自衛官の橋本幹彦が争う。

 「政治の道から離れる決意をしたが、『成田新時代』への流れを作っていくのが私の責務だとの思いを抱くようになりました」

 雨宮は3月31日、出陣式で声を張り上げた。自民現職だった林幹人(49)が、国政を目指すとして出馬を取りやめ、急きょ立候補を決めた。ただ、市長選で約6500票差で落選したばかりだけに、「市長がだめなら次は県議か」(地元関係者)との声もくすぶる。3月上旬の集会には知事の熊谷俊人から応援メッセージが寄せられ、県政との連携をアピールする。

 唯一の自民候補となった小池は、保守票を雨宮に奪われまいと必死だ。出陣式では「非常に厳しい選挙です。一歩では足らない、もう十歩ぐらいご支援の拡大を」と呼びかけた。

 県議会では、自他ともに認める「政策通」(県幹部)として知られる。しかし、無投票での当選が3回続いたことで、「有権者が久しく、『小池』の名前を投票用紙に書いていない」(自民幹部)のが懸念されている。農家などをきめ細かく回り、支持基盤を固めるのに余念がない。

 保守王国の選挙区に挑む橋本は、「停滞感、無力感を打破していく戦いだ」と位置づけ、連日街頭に立ち、知名度アップを図る。若さと、保守層にもアピールできる元自衛官の肩書が武器だ。立憲民主党の衆院議員、谷田川元らが全面的に支援する。

 ただ、橋本は出馬する選挙区をめぐり、党籍を持つ国民民主党と立民の間で調整が難航し、しこりを残した経緯がある。立民の推薦は県連レベルにとどまっており、橋本の戦いは野党協力の試金石となりそうだ。

          ◇

 千葉市若葉区(定数2)は、6選を狙う元県会議長の山中操と、いずれも新人の立民・秋山陽、無所属の小川智之が競う。山中は今回初めて自民公認を得られず、火種がくすぶる。

 「なぜ議長までやった人が無所属なんだ。こんな非礼はありませんよ」。3月31日、山中の出陣式に駆けつけた参院議員の石井準一は声を荒らげた。自民現職の中でただ一人、山中が公認を得られなかったのは、千葉9区支部長の衆院議員・秋本真利との不仲が影響しているとされる。

 山中は1月の出馬会見で、「公認申請にちょっと不備があった。党は別として山中イズムで精進したい」と淡々と語った。選挙戦では、長年地元の陳情に応えてきた実績を訴える。

 山中と保守票を争う元市会議長の小川は3月31日、街頭で「市政の最前線で22年間やってきた」と力を込めた。無所属ながら、3月下旬には、JR都賀駅前に前首相の菅義偉が駆けつけ、小川を後押し。ポスターはデジタル相の河野太郎と作り、自民とのパイプの太さを強調する。

 秋本は永田町で河野の右腕として知られ、菅に近いグループにも参加する。自民公認をめぐる経緯を含め、「事実上、山中と秋本の暗闘だ」(自民関係者)との見方が専らとなっている。

 立民新人の秋山は、引退する田中信行(71)が長く守ってきた野党の1議席を死守しようと全力を挙げる。父は熊谷の秘書で、秋山は1月の記者会見で「県政を支持しており、(熊谷に)支援を求めていきたい」と秋波を送った。

 31歳と若い秋山は「私たち世代の思いをしっかり行政に伝えていくことが重要だ」と訴え、こまめに街頭演説をこなす。パラスポーツの推進やブラック校則の見直しなどの政策に力を入れ、SNSを使い若者世代へのアピールに注力する。(敬称略)

          ◎

 県議選が告示され、4月9日の投開票に向けた戦いが始まった。激戦区でしのぎを削る主な候補者を追う。

2009OS5:2023/04/04(火) 20:19:46
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064616/20230403-OYTAT50025/
茂原…保守3分裂で激戦 八千代…公明てこ入れ懸命
2023/04/03 05:00
【茂原市】(定数2)
西ヶ谷正士 67 無新
市原淳 46 自現《1》
向後研二 49 自新
三橋弘明 70 無新

【八千代市】(定数3)
茂呂剛 54 自現《2》
秋葉就一 54 無現《1》
河野慎一 54 立新
横山秀明 52 公現《3》

(届け出順。白抜き数字は当選回数)

 

 茂原市選挙区(定数2)は、議席独占を狙う自民党が市原淳、向後研二の2人を公認したが、そこに割って入ろうと、無所属の西ヶ谷正士、三橋弘明が出馬した。西ヶ谷は、任期途中で昨秋に辞職した前自民県議の鶴岡宏祥(70)の支援を受け、保守系が3分裂している。

 「市長を助け、鶴岡さんがやり残した仕事を進めたい」。水田が周囲に広がる農産物の販売所で1日、西ヶ谷はマイクを握り、語りかけた。茂原市役所に30年以上勤め、地元を熟知するだけに災害対策や道路整備を重点的に訴える。鶴岡は昨年12月、西ヶ谷の出馬記者会見に同席し、自身の「後継」だと明言した。

 こうした鶴岡の動きに、自民公認の2人は危機感を強める。2月には、市原の集会に知事の熊谷俊人が駆けつけ、「一緒に地域の課題を一歩ずつ前に進めていきたい」と呼びかけた。市原は熊谷について「同世代、子育て中ということで仲良くしている」と語り、距離の近さをアピールする。

 新人の向後は毎朝、駅頭に立ち、知名度アップに懸命だ。演説では「若い世代は茂原に変化を求めている。積極的な企業誘致で働く場所をつくる」と熱っぽく語りかける。陣営幹部は「戦況は厳しいが、地道に政策を訴えていくしかない」と話す。保守分裂の背景には、来年春の市長選を見据えた思惑もあり、地元企業からは「本当に困った。きっちり票を3人に振り分けるしかない」と困惑の声が漏れる。

 一方、無所属の三橋は野党票の結集を目指す。以前は自民系だったが、今回は立憲民主党とれいわ新選組から推薦を得た。異例の野党協力となり、三橋は「鶴岡さんが突然辞めて、チャンスが来た。農家を守り、食の安全保障を訴えたい」と意欲を示す。ただ、れいわの推薦がどこまで集票に結びつくかは未知数だ。

          ◇

候補者4人の激戦となっている八千代市選挙区(2日、八千代市で)
 八千代市選挙区(定数3)では、自民の茂呂剛と公明の横山秀明が支持固めを急ぐ。前市長の秋葉就一は再選を目指し、立民新人の河野慎一が議席奪取を狙う。

 「少数激戦で大変厳しい状況です」。3月31日、八千代中央駅前。公明の横山は声を張り上げると、危機感を隠さなかった。この日夕には、党代表の山口那津男が現地入りして、詰めかけた支援者を前に「しのぎを削る大変な戦いだ。横山を周りの人に広げてください」と呼びかけた。

 公明にとって、擁立した候補全員の当選は至上命令。党本部がてこ入れに乗り出したのは、横山の苦戦が予想されるとみて、「超重点区」と位置づけたためだ。

 前回選で1位当選した自民の茂呂は、県議会での実績を訴え、組織の引き締めを図る。3月には元首相の麻生太郎が応援に駆けつけ、得意のべらんめえ口調で「選挙というものの大事さだけは頭に入れてもらいたい」と呼びかけ、茂呂とがっちり握手を交わした。茂呂は周囲に「安泰だと言われるのが、最も怖い」と語り、基盤を着実に固める。

 共産党が擁立を見送ったことで、前回選で共産候補が得た約8500票を始めとした野党票の行方も注目される。再選を狙う秋葉は、市長を4年務めた知名度の高さを武器に広く浸透を図る。2日に駅前で行った演説では「改革のためには大きな組織に任せるのではなく、市民目線で着実に動く政治家を送り込むことだ」と支持を呼びかけた。

 立民新人の河野は、地元の畳店の4代目で市議時代から10年以上、駅頭に立ってきたと自負する。コロナ禍で医療や保健所のあり方に歯がゆさを感じたとして、「県議に挑戦し、医療をしっかり改善していきたい」と語る。(敬称略)

2010OS5:2023/04/04(火) 20:35:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/241760?rct=stm_loc23
大野・埼玉県知事 応援演説に精力的 かつて対立した自民とも接近 夏の知事選見据えた思惑ちらり
2023年4月3日 07時07分

県議選の応援演説で、候補者の腕をとって熱弁を振るう大野知事
県議選の応援演説で、候補者の腕をとって熱弁を振るう大野知事

 3月31日に告示された埼玉県議選(定数93)で、大野元裕知事が精力的に候補者の応援演説に立っている。自身が初当選した2019年の知事選で対立した、県議会最大会派の自民とも関係を深めており、今夏の次期知事選を見据えた思惑も見え隠れする。(杉原雄介、浅野有紀)
 「国と県と市をつなぐ信頼できる議員として、太鼓判を押します」。告示日のさいたま市内で、応援のマイクを握った知事が聴衆に深々と頭を下げた後、両手でがっちりと握手を交わしたのは自民現職だった。
 旧民主党系の参院議員だった大野知事は一九年の知事選で、立民など野党四党の支援を受けて自公両党が推す候補を破った。初登庁の県議会へのあいさつ回りでは、自民の議員が全員欠席するなど対立ムードが漂っていたが、県内の自民関係者は「大野さんも(考え方は)保守だから、当選後は水面下でうまくやってきた」と明かす。
 知事と自民の接近は、県議選が近づくにつれて如実に表れてきた。自民現職の多くが、自身と知事の顔写真を並べたポスターを地元で掲示。知事も、二月の自民県連の統一選出陣式に駆けつけて候補者たちを激励した。県連の柴山昌彦会長は「議会の最大会派と知事がタッグを組むことで、市民にも安心してもらえると確信している」と、知事との関係強化が県議選にプラスになることを期待する。
 次期知事選への再選出馬に意欲を見せる大野知事にとっても、自民との接近がメリットになっている。自民県連の幹部は「知事にポスターをお願いしておいて、やっぱり(対抗馬を)出すというわけにはいかないでしょ」と知事選での候補擁立に否定的で、大野知事以外に有力候補が見当たらないのが現状だ。
 知事は一方で、野党にも配慮を見せる。一日には複数の与野党が候補を立てる南の選挙区で、立民現職を応援。「この地域で最も信頼を寄せる議員」と持ち上げ、演説後には現職と並んで聴衆と握手して回った。
 野党側には「知事は自民と接近しすぎだ」と批判の声もあるが、「県政運営は、最大会派に配慮してうまくやらないといけないだろうから仕方ない」などと理解を示す向きも少なくない。
 自民現職と同じ選挙区で戦う野党の新人も「大野さんは知事選を見据えて、自分の顔写真がたくさん張られるのがうれしいのでは。知事の応援より、結局は候補者の人間性の勝負になる」と割り切る。
 知事は県議選について「新型コロナウイルスの対応などで議会にお世話になった」として、現職に対しては要望があれば、党派を問わず応援する姿勢を打ち出している。

2011OS5:2023/04/04(火) 20:46:51
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-977511.html
相模原市長選
相模原の課題 リニア開業、まちづくり構想の期待と不安
相模原市長選
統一地方選2023
選挙 | 神奈川新聞 | 2023年3月24日(金) 05:30

 相模原市長選(4月9日投開票)が26日に告示される。市が抱える課題について、市民の声とともに考える。


リニア中央新幹線の開業に合わせ、相模原市が整備する予定の橋本駅南口=相模原市緑区
 2023年1月28日。相模原市緑区のJR橋本駅にほど近い大型商業施設の一角で、市による「橋本駅南口のまちづくり」の説明会が開かれていた。

 リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)の建設現場は目と鼻の先だが、来場者はまばらだった。リニア駅周辺のまちづくりの方向性を示す「まちづくりガイドライン(案)」を目にした50代男性は「いろいろ書いてあるけれど、具体的にまちがどう変わるのかがいまいち分からない」と疑問を口にした。

 40代女性も「東京駅や横浜駅に比べると橋本駅は大きな特色はない。リニアの新駅ができてもただの通過駅になる可能性はある。人が集まり、活性化するかどうかは、市が進めるまちづくりの中身次第だと思う」と語った。

多摩線延伸は― 計画見直し

2012OS5:2023/04/04(火) 21:32:12
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/415786?display=1
山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る 山梨市、上野原市・北都留郡、中央市

2023年4月4日(火) 20:36
4月9日に投票と開票が行われる県議会議員選挙で選挙選になった選挙区をお伝えしていきます。今回は山梨市、上野原市・北都留郡、中央市の3つの選挙区です。


山梨市選挙区

定数2に対して4人が立候補しました。

全員が無所属ですが現職の乙黒泰樹さん、新人の宮川啓一郎さん、新人の飯島力男さんの3人は自民党籍をもちます。自民党支持層が分裂の様相を呈し、混戦模様となっています。

現職の古屋雅夫さんは立憲民主党県連の推薦を受けていて非自民系の支持を固められるかがカギとなりそうです。


上野原市・北都留郡選挙区
定数1に対し、自民党の現職 市川正末さんと無所属の新人 久嶋成美さんの一騎打ちとなっています。

4年前の前回と同じ対決で、2人の候補が自民党籍を持つため自民・分裂選挙の状況です。


中央市選挙区
定数1に対し、無所属の新人 小林幸典さんと自民党の現職 河西敏郎さんの2人が立候補しました。

前々回、2015年の県議選と同じ顔ぶれで自民党の現職に新人が挑む構図です。

県議選の投票は4月9日です。選挙戦になった8の選挙区では当日、仕事などで投票できない有権者のため期日前投票所が設置されています。

2013OS5:2023/04/04(火) 23:53:01
https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20230331224324.html
【統一地方選】神奈川県議選12選挙区で無投票 議員なり手不足深刻 3回連続の選挙区も
2023/03/31 22:43神奈川新聞

【統一地方選】神奈川県議選12選挙区で無投票 議員なり手不足深刻 3回連続の選挙区も

神奈川新聞

(神奈川新聞)

 31日に告示された県議選では全47選挙区のうち4分の1に相当する12選挙区で無投票となり、総定数105の2割弱に当たる18人が有権者の審判を経ずに議席を得ることになった。3回連続で無投票となった選挙区もあり、地方議員のなり手不足の深刻さを浮き彫りにした。12選挙区で133万人余りが一票を行使することができず、民主主義の根幹が揺らぐ事態になっている。

 「選挙戦を通じて評価を頂きたかったが、自分ではどうしようもない」

 3回連続で無投票となった三浦市(定数1)。3期目の当選を果たした自民党の石川巧氏に高揚感はない。初当選から無投票続きで、選挙運動は告示日のみ。公選法上の強制合区の対象となったが、「特例選挙区」として残された経緯もある。隣接する横須賀市は定数が1減の4になり、7人がしのぎを削る激戦区となっている。対照的な状況に「政策を多くの人に伝えたかった」と話す。

 同様に横浜市西区(同1)も3回連続で無投票。横浜駅やみなとみらい21地区などがある横浜の中心だが、無投票が定着している。5期目を決めた同党の加藤元弥氏は「有権者に名前を書いてもらえないことが続いている。選挙戦の準備に力を入れてきただけに不完全燃焼だ」と話した。

 やはり横浜の中心に位置する同市南区(同2)では初の無投票となった。立憲民主党の岸部都氏は同区の事務所で「皆さんの負託を頂いたことに変わりはないと思う。これまでと同じように地に足を着けて働きたい」と4期目への決意を新たにした。3期目を決めた自民党の新堀史明氏も「また県議会で仕事をさせてもらえることに喜びを感じる」とする一方で、「議員のなり手不足が都市部にまで及んでいるということ。県議会として重く受け止め、民意をくみ取る方法を考えなければならない」と語った。

 有権者も複雑な胸の内を明かす。横浜市西区の男性会社員(49)は「無投票は残念。政策で投票したかった」とし、「野党が選択肢を示す必要がある」と注文を付けた。同市南区の男性会社員(58)は「無投票で当選した議員には、投票で選ばれた人以上に働いてほしい」と求めた。

2014OS5:2023/04/05(水) 16:48:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/722249d781fc5cdfb027275edb1f6ae8d87768d6
大沢樹生氏が北区長選出馬とりやめ、現職花川与惣太氏を支援へ 5日に2人で記者会見
4/5(水) 8:59配信

日刊スポーツ
大沢樹生(2022年12月撮影)

 東京都北区長選(4月16日告示、23日投開票)に出馬表明していたアイドルグループ「光GENJI」元メンバーで俳優の大沢樹生氏(53)が、出馬をとりやめることが5日、分かった。


 6期目を目指して出馬する現職、花川与惣太区長(87)陣営との間で政策協定を行い、選挙協力することで合意した。告示後は2人でタッグを組んで、選挙活動を行うことにしている。

 2人は5日、北区内で記者会見を行う。

 大沢氏は昨年12月に出馬表明した後、選挙に向けた活動を続けていた。水道基本料金の全面支援や、北区の経済活性化に向けた「ノースランドプロジェクト」などの政策を打ち出していた。

 3月12日、区内で開いた会合では「(区長選が)ゴールという目標ではなく、スタートラインになるという目標を目指して全身全霊で挑みたい」と、出馬に向けて決意表明していた。

 一方、花川氏は、全国の区市長で最高齢。多選への批判もある。大沢氏は今年2月、花川氏について取材に「生涯現役という部分を貫いておられることは、同性としても人生の先輩としてもリスペクトしている。50年という(政治)経験はなかなか貫けることではない」「年齢はただの数字だと思う」と評していた。

 北区長選には、北区議の駒崎美紀氏(44)、都議の山田加奈子氏(51)、飲食店経営の橋本弥寿子氏(70)も出馬を表明している。

2015OS5:2023/04/05(水) 18:08:53
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-242219.html
栃木県議選激戦区ルポ 破れるか「ガラスの天井」 足利市 女性不在30年続く
2023/04/05 07:50東京新聞

栃木県議選激戦区ルポ 破れるか「ガラスの天井」 足利市 女性不在30年続く

激戦が続く県議選足利市選挙区。市役所に懸垂幕が掲示された=足利市で

(東京新聞)

 過去最多となる十人の女性が立候補した栃木県議選。三十年間、女性議員不在の足利市選挙区にも女性候補が名乗りを上げ、八年ぶりの選挙戦に突入した。有権者からは「選択肢が増えた」「政治への関心が高まる」との声も上がる。女性の社会進出を後押しする世相を背景に、戦いぶりや結果に注目が集まっている。(梅村武史)

 同選挙区は四議席を五人が争う。過去、女性県議は一九九三年七月、二期目途中で国政転身のため辞職した青山二三さんが最後。以来、三十年間、男性が議席を独占、女性の立候補者もいなかった。

 現在の県議会で女性県議は六人で、定数に占める割合は12%。世界が注目する先進七カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当大臣会合(会場・日光市)が六月に迫る。

 大谷弥生さんはピンクのシャツにスニーカー姿。運動員も同色で統一している。街頭で「子育て、障害者福祉、ヤングケアラーなどの問題に女性の視点を」と声を張る。のぼり旗は「選挙に行こう!」。

 ほかの候補は警戒感を強める。

 九期目をめざす木村好文さんは党県連幹事長を務めるベテランで「県都で足利市の存在感を示してきた」と実績を強調するが、危機感が漂う。長年支える運動員は「まるで新人時代のような選挙運動」と話す。

 連合の支援を受け、四選をめざす加藤正一さんは「自民批判票が女性候補に分散する懸念がある。気を引き締めないと」。選対幹部は「今回の女性候補の支持者は目に見えにくく把握が難しい」と悩ましげだ。

 「女性の政治参画は必要。だが、大切なのは人物」と語るのは杉田光さん。「自分も同じ新人でチャレンジャー」とライバル心を燃やし、候補者中最年少の若さと行動力を前面にアピールしている。

 三選に挑む塩田等さんは「無党派層の票を集めやすいという点で女性は有利だと思う」と警戒、自陣営の引き締めに全力を尽くす。「私には地元支援者の声に耳を傾け、活動してきた実績がある」と語った。

 女性市議二人を市議会に送っている共産党は自主投票。尾関栄子市議は「非自民候補の中から個々が判断する」と話した。

 「無党派層が大きく動けば『ガラスの天井』を突き破る可能性もある」。こう話す地元の関係者は投票率が鍵を握るとして、情勢を注視している。

◆足利市(定数4-候補5)

木村好文80 党県幹事長 自現<8> 公

加藤正一61 党県副代表 立現<3> 社

大谷弥生49 (元)足利市議 無新

杉田光42 (元)足利市議 自新 公

塩田等62 (元)足利市議 無現<2>

◆栃木県 1、2日で1万3020人 期日前投票

 県選挙管理委員会は、県議選の期日前投票で、1日から2日までに1万3020人が投票したと発表した。選挙戦になった選挙区が前回より二つ増えたため単純比較はできないが、前回同期に比べて36.85%増加している。県選管の担当者は増加要因として「新型コロナウイルス感染症の影響で、密を避けて分散する意識が高まっているほか、制度も浸透してきていることがあるのではないか」と話している。

 選挙区別で見ると、投票者数が最も多いのは栃木市選挙区で2295人だった。那須塩原市・那須町選挙区が1867人、宇都宮市・上三川町選挙区が1444人と続いている。

 また前回の同期と比べて増えた選挙区は、鹿沼市選挙区が157.76%増、佐野市選挙区が81.75%増、小山市・野木町選挙区が42.71%増などとなっている。(萩原誠)

2016OS5:2023/04/05(水) 18:09:23
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-20230405003221.html
群馬県議選 前橋、伊勢崎で攻防激化 ベテラン引退や新人出馬で
2023/04/05 06:00上毛新聞

 群馬県議選は9日の投開票に向けて各党の候補者が党勢拡大もにらみ、しのぎを削る。自民党は計38人を公認推薦し、現有28議席からの上積みを狙い、立憲民主党は5人を公認推薦し、現有5議席の死守を目指す。公明、共産両党は現有2議席に加え、県議会での発言力が増す「交渉会派」に必要な3議席目の獲得へ奔走。日本維新の会は初議席を狙う。激戦区は同じ党派での票の奪い合いも加わり、攻防が激しさを増している。

事実上の草刈り場

 前橋市区(定数8)は自民、立憲民主、日本維新の会、公明、共産と主要5党の公認候補が出そろう。ベテランの自民現職の引退などを機に選挙区情勢が流動化し、10人が激しく競る。

 自民は安定した地盤を保ってきたベテラン2氏が出馬せず、現職2人と新人2人を擁立し、現有4議席を死守したい考え。不出馬の2氏の地盤はいずれも新人とは重なっておらず、「事実上の草刈り場になっている」(ある陣営幹部)との声が漏れる。

 元衆院議員で知名度が高い維新新人の参戦に、旧民主党の流れをくむ非自民系の2現職は警戒を強める。いずれも連携してきた経緯があり、支持基盤が大きく重複するためだ。

 前回まで無所属で、今回初めて立民の公認を得た候補の陣営は「維新の看板を掲げる相手に対抗し、政策的な違いを鮮明にしないと戦いづらいと判断した」と打ち明ける。全域に繰り出し立民支持層を囲い込む。

 立民のほか、国民民主、社民各党から推薦を得た候補も「維新候補と支持層がかぶるのは痛い」とし、空白区となった市東部などで票の掘り起こしを進める。

 公明現職は「自民や維新の新人の動向が読めない」とし、支持母体である創価学会を軸に全域での得票を狙う。共産現職の陣営は、自民や旧民主系の内部での競り合いなどが当選ラインのつり上げにつながりかねないと警戒。子育て世代へのアピールを強化する。

党内でせめぎ合い

 伊勢崎市区(定数5)は自民4人、立民と共産各1人の計6人が少数激戦を繰り広げる。自民は新人の立候補で一部の選挙地盤が流動化。共産は対決姿勢を強め、立民は現職衆院議員がいた前回と違う中で支持拡大を急ぐ。

 「自民4議席の態勢を守り抜かなければならない。それぞれが必死だ」。自民現職の一人は口元を引き締めた。各陣営は市長選に転出した元職の旧市内の地盤に狙いを定める。一方、旧郡部から出馬した新人の陣営に現職の後援組織が切り崩される動きも。終盤に向け、他党候補との攻防に加え、自民同士のせめぎ合いが激しさを増している。

 共産は前橋、高崎の現有2議席に伊勢崎で1議席を加え、「交渉会派」になることが悲願だ。国会議員がたびたび選挙区入りして新人候補を応援。政権批判を繰り返し、反自民票の掘り起こしに力を入れている。

 立民は県外の党国会議員らが現職陣営の個人演説会に出席するなどし、党勢拡大と支持の広がりを狙う。2021年衆院選で本県関係の野党議席がゼロとなったこともあり、前回と違って遊説に国会議員が加わる場面はないが、陣営は「女性の声を県政に」を旗印に議席維持を目指す。

2017OS5:2023/04/05(水) 20:44:52
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/417013?display=1
山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る "国政与野党対決”の韮崎市選挙区
国内
山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る "国政与野党対決”の韮崎市選挙区|TBS NEWS DIG
テレビ山梨
2023年4月5日(水) 19:42

4月9日に投票と開票が行われる県議選の注目選挙区についてお伝えします。

韮崎市選挙区

韮崎市選挙区に立候補しているのは届け出順に、無所属の現職で立憲民主党が推薦する山田七穂さん、無所属の新人で自民党が推薦する小沢栄一さんの2人です。

山田七穂さん(無所属・現):
地域の抱える課題1つ1つ声を聞きに行き、県に声を届ける。

現職の山田さんは2期8年の実績をアピールし、人口減少対策や防災・減災対策の充実を訴えています。選対本部長を衆院1区を地盤にする立憲民主党の中島克仁衆議院議員が務め、全面的に支援しています。

山田七穂さん(無所属・現):
知事・執行部に対して是は是、非は非、良いことはどんどん進めていく、悪いことはしっかりと議論していく、そういった健全な県議会を作っていきたい。

小沢栄一さん(無所属・新):
子どもたちの未来のために私を勝たせていただきたい。

新人の小沢さんは長崎知事とのパイプの太さを強調し、交通環境の整備や学習環境の改善などを訴えてます。衆院1区選出の中谷真一衆議院議員らが支援に回り、自民党色を前面に出し支持拡大を図っています。

小沢栄一さん(無所属・新):
皆さんが困っているときには、その現場に行ってお話を聞いたり、行政に届けて話をしたり、出来る限りのことを尽くしていきたい。

今回の県議選で"国政与野党”一騎打ちの構図は韮崎市選挙区だけで、激しい選挙戦を展開しています。

2018OS5:2023/04/05(水) 20:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c35044c4be77050616fe3438e6ae9291071e4f69
大沢樹生氏が北区長選出馬辞退を発表「大変重たい決断だった」現職花川与惣太氏と政策協定で合意
4/5(水) 18:02配信


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日刊スポーツ
北区長選で選挙協力することになり、握手をかわす大沢樹生氏(左)と花川与惣太区長(撮影・中山知子)

 アイドルグループ「光GENJI」元メンバーで俳優の大沢樹生氏(53)は5日夕、東京都内で記者会見し、東京・北区長選(4月16日告示、23日投開票)への出馬をとりやめ、6期目を目指して出馬する現職、花川与惣太区長(87)と選挙協力することで合意したことを発表した。

【写真】出馬とりやめを正式に発表した大沢樹生氏

 花川氏から「熱い支援要請を受けた」とした上で、「大変重たい決断だったが、熟慮の末、立候補をとりやめる決断に至った」と述べた。「時代を進めていく上で新しい風を取り入れるためあなたが必要だという言葉をいただき、選挙協力の合意をした。私の政策実行をより確実なものにできるのではないかと考えた。北区をよくしたいという思いは変わってもいない。世代を超えた協力態勢で挑んで参りたい」と述べた。

 「支援者には大変申し訳ない思いだが、真意をご理解していただけたらありがたい」と述べた。

 花川区長は「大沢さんには重い決断をいただいた。心から感謝している。北区をよくしたいという思いを受け止め、大沢さんの分まで全力で戦いたい」と述べ、握手をかわした。

 大沢氏を支援する「東京新党16」の大野公寿代表は「本来の目的は政策の実現。より確実性の高い実現を目指し、選択した。花川氏のキャリアと大沢氏の新しい考え方という長所を生かしたい。政策の実現に向けて花川区長と何度かお話をさせていただき、選挙協力が合意に至った」と説明した。

 大沢氏は昨年12月に出馬表明した後、選挙に向けた活動を続けてきた。水道基本料金の全面支援や、北区の経済活性化に向けた「ノースランドプロジェクト」など、独自の政策も打ち出していた。

 花川氏は、全国の区市長で最高齢で、多選への批判もある。大沢氏は今年2月、花川氏について「生涯現役という部分を貫いておられることは、同性としても人生の先輩としてもリスペクトしている。50年という(政治)経験はなかなか貫けることではない」「年齢はただの数字だと思う」と評していた。

 北区長選には、北区議の駒崎美紀氏(44)、都議の山田加奈子氏(51)、飲食店経営の橋本弥寿子氏(70)も出馬を表明している。

2019OS5:2023/04/06(木) 09:16:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b31a5ac16194aef239056629cd1b41a9ff17e7d
繰り上げ当選の市議、任期は21日間「何ができるのか考えたい」…次の市議選には不出馬予定
4/6(木) 7:51配信
 2019年4月の埼玉県狭山市議選で、最後の1議席を巡る2候補の得票数が同数となり、くじ引きで落選した元市議の望月高志氏(43)(共産党)が今月、繰り上げ当選する見通しとなった。先月31日に告示された県議選に市議2人が立候補して失職したためで、選挙からほぼ4年を経て当選する異例のケースとなる。

 市選挙管理委員会が10日に決定するが、任期は30日までの21日間となる見通しだ。読売新聞の取材に対し、望月氏は「活動できる期間が短いので、何ができるのか考えたい」と述べた。16日に告示される市議選には立候補しないという。

 公職選挙法の規定では、次点の繰り上げ当選は選挙後3か月以内だが、くじ引きで落選した場合はその後も当選が可能となっている。

2020OS5:2023/04/06(木) 15:33:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f13edb81be88ab068422e0b5a1eea931a134335
過去の女性関係を謝罪 「選挙戦、撤退せず」 黒岩神奈川知事
4/6(木) 12:14配信


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時事通信
過去の女性関係に関する週刊誌報道を受け、記者会見する神奈川県の黒岩祐治知事=6日午前、横浜市

 9日投開票の神奈川県知事選に立候補している現職の黒岩祐治知事(68)は6日、横浜市内で記者会見を開き、同日発売の週刊文春で過去の女性関係が報じられたことについて「11年間不倫関係にあったことは事実だ」と認め、謝罪した。

 
 黒岩氏は「選挙戦を撤退することは考えていない。私の真実の姿を見ていただいた上で、審判を仰ぎたい」と述べた。

 週刊文春は、黒岩氏がフジテレビのキャスターだった2000年から知事に就任した11年までの間、知人女性と不倫関係にあったと報じた。

 同知事選には黒岩氏のほか、無所属で市民団体代表の岸牧子氏(66)、無所属で医師の加藤健一郎氏(73)、政治家女子48党党首の大津綾香氏(30)の3新人が立候補している。

2021OS5:2023/04/06(木) 17:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6d429e223479badfd4e96aace8d38836b5c7f6
栃木県議選の最激戦区と一騎打ちの選挙 小山市・野木町と下野市
4/6(木) 11:05配信


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とちぎテレビ

栃木県議会議員選挙で選挙戦に突入した12の選挙区の候補者の顔ぶれを紹介しています。紹介はすべて届け出順です。

小山市・野木町選挙区です。有権者は県内の選挙区で2番目に多いおよそ15万7500人。定数5に対し、現職4人、新人4人の合わせて8人が立候補し県内屈指の激戦区となりました。また若い世代の立候補が多くなっています。

公明党栃木県本部の幹事長で現職の西村眞治候補61歳は4回目の当選を目指します。
無所属・新人の小鹿翔矢候補は選挙区で最年少の39歳です。
自民党・新人の大木英憲候補42歳は、元市議会議員で過去3回ともトップ当選を果たしました。
自民党県連副会長で現職の板橋一好候補は82歳。県政史上最多の14期目を目指します。
無所属・新人の平田廣一候補43歳は、藤岡隆雄衆議院議員の間々田地区後援会長を務めました。
無所属・新人の大橋勇太候補は46歳。鹿児島県出水市の副市長などを歴任しています。
無所属で現職の中屋大候補44歳は連合栃木の推薦を受け、3回目の当選を目指します。
現職の白石資隆候補47歳は前回、前々回とトップ当選し自民党公認で立候補。4期目を目指しています。

下野市選挙区は今回2人が立候補し12年ぶりの選挙戦です。有権者数はおよそ5万人です。

自民党・現職の高山和典候補57歳は2018年の補選で無投票当選し前回も無投票。今回は自身初の選挙戦です。
無所属・新人の田仲進候補67歳は去年の下野市長選挙にも出馬しています。

2022OS5:2023/04/06(木) 20:04:44
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20230405-OYTNT50223/
12年ぶりの選挙戦は現新候補が保守票の奪い合い…栃木県議選那須烏山市・那珂川町区
2023/04/06 06:00
 三森文徳 66 自現《6》
 沼田邦彦 51 無新

 2011年以来12年ぶりの選挙戦は、前回選挙戦と同じ候補者による一騎打ちとなった。自民党現職と自民系の無所属新人が、激しい保守票の奪い合いを展開している。

 「私には茂木敏充幹事長をはじめ佐藤勉衆院議員、福田富一知事ら多くの先輩後輩がいる。県政で課題を解決するための仲間をたくさん作ってきた」

 7選を目指す自民公認の三森文徳は1日午後、那須烏山市の事務所前で行った街頭演説で、国・県とのパイプの太さと実績を強調した。駆けつけた茂木も「県議の中で一番信頼している人。バランス感覚があり、人のことを配慮しながら着実に実行していく政治家だ」と高く評価した。

 選挙に向け本格始動したのは1月になってから。2期連続無投票当選を経て、後援会の高齢化、弱体化が指摘される。3月27日に知事を迎えて開かれた県政フォーラムで、三森は「5、6人でスタートした後援会青年部が、いまや70人になった」と若い世代の参入を強調し、「相手候補にまだ届いていない。九回サヨナラ逆転劇を一緒にやってほしい」と危機感を訴えた。



 「継続を選ぶのか、地元選出の簗和生代議士を先頭に、国と県と市町が一つになる体制を構築するのか、という選択だ」。告示日の3月31日夕、市内の事務所で行われた出陣式で、無所属新人の沼田邦彦が開口一番、力説した。

 沼田は自民党員で、自民衆院議員・簗の那須烏山市後援会幹事長でもある。公認候補ではないため、告示後は簗に表立った応援活動は見られないが、事務所には簗の大きな顔写真入りポスターが貼り出され、簗の支持者が多く出入りする。

 2日午前、JR烏山駅前の街頭演説で、応援に駆けつけた那珂川町議会議長の益子純恵は「今日まで町議と市議がともに支援してきた。地域活性化のためにこの連携は大切だ」とバックアップを強調した。「昨秋の出馬表明以来、大雪の日も嵐の日も市町議らと力を合わせてきた」と沼田。支持基盤を広げ、保守層などの取り込みを図る。

2023OS5:2023/04/06(木) 20:08:08
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064536/20230404-OYTAT50068/
亡夫の議席奪還期す…県議選東1区
2023/04/05 05:00
選挙・埼玉
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「地元密着」現職と火花
 亡夫の議席奪還を狙う自民党の新人と、地元密着を自負し再選を期す無所属の現職。一騎打ちの戦いが中盤を迎えた。

繰り上げ当選の市議、任期は21日間「何ができるのか考えたい」…次の市議選には不出馬予定
選挙カーから支持を呼びかける候補者(4日、行田市で)
 4日午後、夏のような日差しの下、自民の鈴木享子(65)は行田市内のホームセンター前に自転車を止めた。ヘルメットを脱ぐこともなく、スタッフとともに買い物客にビラを配る。「政権与党の議員だからできることがある。行田に恩返しをさせてほしい」。マイクを握り支持を求めると、目を潤ませて続けた。「主人が必ず私を守り切る」


 夫の聖二は県議6期目を目指した2019年の前回選で敗れた。その後、21年衆院選で比例北関東ブロックに自民公認候補として出馬するも落選。その年に66歳で亡くなった。妻の鈴木は、敗戦を悔しがる夫の姿を間近で見ていた。

 出馬を決めたのは、「彼のやり残した仕事をやり遂げたい」という思いからという。告示日の3月31日、鈴木は事務所で開かれた出陣式で、あいさつの終盤に20秒間土下座した。支援者約80人が集まった会場はざわめいた。「投開票日、一緒に歓喜の涙を流したい。どうか助けてください」。ふだん決して大きくない声が叫びになっていた。

 党の公認を受けた昨年3月以降、天気が悪い日でも1日5時間、市内を歩き続けてきた。党県連幹事長の仕事に追われた夫は、地元を回る時間を十分に持てなかった。その反省を自身の選挙戦で教訓とした。

 挑戦を受けて立つ柿沼貴志(47)も、若さと行動力を武器に地元をくまなく回る。

 選挙サンデーの2日には、大野知事も応援に駆けつけた。大野の前で柿沼は「人口減少などで厳しい状況にある行田を救うには、『県の予算を市に落として』とお願いするしかない」と訴えた。自身のスローガン「県と市を結ぶ架け橋」をわかりやすく伝える言葉で県との連携をアピールした。

 再選に向けて重視する「市民一人一人との対話」は、前回選でベテランの鈴木聖二を3218票差で破った原動力でもある。

 行田市議に初当選した12年前から、駅や街頭に1200回も立って自身の政策を説き、有権者の声に耳を傾けてきた。年間100回。単純計算で3〜4日に1回だ。現職議員がこうした活動を続けるのは簡単ではない。コロナ下のこの1年で開いたミニ集会も40回を超える。

 こうしたスタイルは、自身が「政治家としての師匠」と公言する前知事の上田清司とよく似ている。ただ、上田に近い議員らが所属する県議会第2会派・無所属県民会議は昨夏に退会した。「野党系」とくくられることは、本人にも「ストレス」だったというが、しがらみのなさを前面に出す戦略でもある。保守寄りを自任する柿沼は、幅広い層からの支持を期待する。(敬称略)

■東1区=行田市(定数1-候補2)

鈴木享子 65歳 (元)県議事務所員 自新 

柿沼貴志 47歳 (元)行田市議   無現《1》

※届け出順。年齢は投票日現在。自=自民、無=無所属。数字は当選回数

2024OS5:2023/04/06(木) 20:08:48
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064536/20230405-OYTAT50042/
三つどもえ、補選の再戦…県議選東5区
2023/04/06 05:00
選挙・埼玉
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2年連続「同じ構図」
 昨年5月、自民党現職の市長選出馬で三つどもえの県議補選が行われた蓮田市。2年連続となった選挙戦は、ほぼ同じ構図で票の奪い合いが続いている。

亡夫の議席奪還期す…県議選東1区
 補選で勝利した自民の石川誠司(57)は3日、JR蓮田駅西口の街頭演説で、公約の一つであるヤングケアラーの支援を強く進めると訴えた。「日常的に家族の世話をする子どもに、外から手を差し伸べることが大切だ」――。

 自民県連幹部は「議席の維持は至上命令」と言い切る。告示日の3月31日に行われた出陣式には、次期衆院選を蓮田を含む新13区で戦う三ツ林裕巳衆院議員も来援し、「地域でも自民、公明両党の安定政権が必要だ」と奮起を促した。

支援者を前に演説する候補者(3月31日、蓮田市で)

 その石川に補選で敗れた無所属新人の森伊久磨(52)はリベンジを誓う。昨年の落選後すぐ、SNSで再挑戦を表明。年明けからは市内を歩いて2万世帯に政策ビラを配った。蓮田駅には1日18時間以上立ち続けた。県議選挑戦は3度目だ。演説会場などには、赤地に白文字で「今度こそ」と書いたのぼりが立つ。

 森が最も重視するのは「スピード感」だ。出陣式では「多くの事業を早期に実現する」と強調した。

 補選に続いて出馬した石川も森も、保守層の支持取り付けが勝利の鍵とみるが、蓮田の事情は複雑だ。

 2019年の前回選では、無所属の山口京子(現蓮田市長)が自民現職との一騎打ちを制した。当時、地元の自民衆院議員・土屋品子は山口を応援している。現新3人が出馬した18年の市長選では、自民が新人1人に推薦を出したが、保守系市議の多くは無所属の現職の支援に回った。分裂、ねじれが繰り返されたのは「個人的な結びつきが重視される」(自民関係者)ことが背景にあるようだ。

 補選出馬組に割って入る無所属の福田聖次(71)にも一定の知名度がある。過去2回の市長選に名乗りを上げ、ともに次点だった。訴えるのは、県主導の規制緩和で企業誘致を進め、市の税収を増やすこと。震災復興にも関わった都市政策コンサルタントの肩書を持ち、出陣式や駅前での演説では「まちづくりの専門家の知識と経験は県政にうってつけだ」とアピールする。

 初挑戦した市長選で敗れた後、福田は2年近く蓮田市議を務めた。当時、野党系の同一会派を組んだのが、昨年の県議補選で石川、森と戦って敗れた湯谷百合子だった。ゆえに、今回の戦いを「同じ構図での再戦」と見る向きもある。

 戦いの行方は投票率にも大きく左右され、低ければ自民や公明党の組織票が期待できる石川に有利だが、森陣営は「(補選後の)10か月の実績では訴える材料が少ない」と保守票の切り崩しを狙う。浮動票の掘り起こしを進める福田陣営も「同じスタートラインにいる」と強気だ。(敬称略)

■東5区=蓮田市(定数1-候補3)
福田聖次 71歳 (元)蓮田市議 無新
石川誠司 57歳 介護福祉士 自現《1》〈公〉
森伊久磨 52歳 (元)蓮田市議 無新

※届け出順。年齢は投票日現在。自=自民、公=公明、無=無所属。数字は当選回数。〈〉内は推薦政党

2025OS5:2023/04/06(木) 20:10:08
https://www.sankei.com/article/20230405-HWKIVKKZZZIGVMDCIQ2RFVDBIQ/?outputType=theme_localelection2023
埼玉県議選注目選挙区② 南14区 〝立民系無所属〟、自民の虎の子議席狙う
2023/4/5 20:36
立憲民主党県連代表秘書の新人が、党の公認を受けずに無所属で出馬-。埼玉県議選南14区(埼玉県桶川市、定数1)はにわかに激戦区となった。支持拡大のしたたかな選挙戦術に、元県議会副議長の自民党現職は虎の子の議席を守りきれるか。一歩も引かず総力戦の様相だ。

「自民、立民などと言っても桶川の当選は1人。多くの有権者の意見を代弁するため、無所属で挑んだ」

告示後初の週末となった1日、無所属新人の稲垣雅由(57)はJR桶川駅東口で声を張り上げた。

稲垣は立民県連代表の大島敦(衆院埼玉6区)の古参の秘書。まさに腹心だが党の公認はおろか推薦すら受けずに選挙戦に臨んだ。

狙いは幅広い支持だ。県連関係者は「立民とつけない方が票が増える地域もある。保守票を取らないと勝てないとみたか」と話す。

戦略は奏功しているようだ。保守系の多い土地に食い込み、保守のイメージが強い団体の推薦も得た。

巧みなのは立民色を抑えつつ大島ブランドは前面に出すところだ。桶川は衆院埼玉6区で影響力は絶大。演説では大島の名前に触れ、組織もフル活用する。

勝てば党勢拡大へ道が開く。ただブランドは重圧でもある。稲垣は言う。「負けるわけにはいかない」

稲垣の駅頭から20分ほど後。反対側の駅西口に自民現職で4期目を狙う岡地優(74)の姿があった。

「桶川生まれ、桶川育ちです」。マイクを握る手に力が入る。東京生まれで市外からやってきた稲垣を意識した言葉にほかならない。

岡地は周辺に「大島氏の秘書が出たのは脅威だ」と話し、危機感を隠さない。敗北すれば、桶川の「立民王国」化も許しかねない。


ただ手応えがないわけではない。駅立ちなどを重ねる中で「今回は特に力強い激励が多い」と岡地は明かす。「よそから来ることへの反発では」と推し量る。

陣営幹部は「桶川で生まれ育った経歴がある。議席は死守する」と必死だ。

もう一つ、武器として頼るのは県政の実績だ。新型コロナウイルス対策などの政策を強調し、大野元裕知事との近さもアピール。演説の締めくくりはこうだ。

「50年、100年先を見据えた政策に大野知事らと全力で取り組む」

苛烈を極める選挙戦。ここに別の無所属新人の「第三の選択」も加わった。

建設コンサルタントの小橋新平(36)が掲げるのは、「自民・立憲にはできない『ぬくもりのある政治』」。既存政党は限界が来ているとして「弱い人の声を届ける」と意気込む。党のしがらみに振り回されず「自由に動ける」とも。


売りは若さと清新さだ。「これからの未来を生きる政治家が必要です」。愚直に訴えて回る。(敬称略)

2026OS5:2023/04/06(木) 20:11:43
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064616/20230405-OYTAT50006/
市川…衆院補選にらむ 四街道…保守票の争奪戦
2023/04/04 05:00
【市川市】(定数6)
守屋貴子 55 立元《2》
鈴木衛 71 自現《4》
赤間正明 61 公現《6》
水野文也 61 維元《1》
坂下茂樹 48 無現《3》
浅野史子 52 共新
田中幸太郎 43 自現《1》
プリティ長嶋68 無現《3》
吉住威典 80 無新

【四街道市】(定数2)

岡田哲明 59 自新
森本次郎 58 無新
成田芳律 44 無新
栗原直也 66 立新
田沼隆志 47 無現《1》

(届け出順、白抜き数字は当選回数)

 

候補者の演説に耳を傾ける支持者ら(3月31日、市川市で)
 市川市選挙区(定数6)には、自民や立憲民主など5党の公認候補を含む9人が乱立する。各陣営は、地元の前衆院議員・薗浦健太郎(自民を離党)が「政治とカネ」の問題で辞職した影響を注視している。

 「市と県、国の連携が大事です。野党ではだめ。自民党系列でタッグを組まないとできない」。5選を狙う自民現職の鈴木衛は3月31日の出陣式で力を込めた。薗浦の辞職に伴う衆院千葉5区の補欠選挙に出馬する英利アルフィヤ(34)も出席し、鈴木は「国連で働いたキャリアがある優秀な方」と持ち上げた。

 自民の鈴木や田中幸太郎は、薗浦と選挙戦で連携を図ってきた。それだけに、2人は不祥事のイメージを拭い去るとともに、23日投開票の5区補選との「相乗効果」を狙う。行徳地域を重点的に回る田中は3月下旬、公民館で英利とミニ集会を開き、地域防災などを話し合った。陣営幹部は「若い世代のエネルギーが伝わるのでは」と期待する。

 一方、昨年の市長選に敗れ、県議への返り咲きを期す立民の守屋貴子は、第一声で「信頼できる市へ、先頭に立ちたい。女性が政治に参加していく先例を作りたい」と訴えた。票の上積みを狙い、タッグを組むのは5区補選に立候補する立民の前県議、矢崎堅太郎(55)だ。党幹部も相次いで現地入りする。JR市川駅前で3月末に演説した幹事長の岡田克也は「なぜ補選になったのか思い出して。そういう政治にノーと言ってください」と自民をやり玉に挙げた。

 公明党の赤間正明、無所属の坂下茂樹とプリティ長嶋は、現職として強みを生かす。県議会での実績をアピールしつつ、支持層を固める。

 無党派層や浮動票の行方も焦点となっている。元議員の水野文也は日本維新の会の公認を得た。共産党の浅野史子は、支持層を固め、議席奪取を狙う。吉住威典は、有権者への浸透を図る。

          ◇

 四街道市選挙区(定数2)は、現職の田沼隆志と自民公認の新人、岡田哲明が保守票を奪い合い、これにいずれも元市会議長の成田芳律と森本次郎が参戦する。立民は栗原直也を擁立し、野党票の結集を図る。

 「熊谷知事と親しい議員と、そうでない人がいる。私は長年の友人で、個人的な信頼関係がある」。スピーカー付きの自転車で街を回る田沼は1日、街頭演説で熊谷県政との近さを強調した。「ボランティアのお願い。戦いにご支援を」などとメールで呼びかけ、支持拡大に向けて精力的に動く。

 田沼が危機感を募らせるのは、しれつな保守分裂の構図のためだ。岡田は昨年12月の出馬記者会見で、「自民公認は私一人。党として議席を確保したい」と語り、自分こそが保守本流だと強調した。市議時代の経験に基づき、子ども医療費の充実や障害者支援を訴える。

 3月には保守系の成田が出馬を決め、混迷の度合いを深めた。成田は「街づくりを進展させるため、住民との橋渡しをしていく」と意欲を見せた。森本は、学校給食費の無償化や行政改革を訴え、知名度アップと支持拡大を図る。

 保守系内の争いのすき間を突き、「四街道の2議席を決して自民に譲ってはならない」と訴えるのは立民新人の栗原だ。2月には、衆院議員の奥野総一郎や連合千葉会長らとともに立民の決起集会に参加するなど、野党票の掘り起こしを図る。立民幹部は「厳しい戦いだが、保守系が競り合ってくれるとチャンスが出てくる」と戦況を分析する。(敬称略)

          ◎

 この連載は、岡田遼介、宍戸隆夫、戸田光法、大和太郎、尾藤泰平、萩原凱、大津杜都が担当しました。

2027OS5:2023/04/06(木) 20:34:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/242219
栃木県議選激戦区ルポ 破れるか「ガラスの天井」 足利市 女性不在30年続く
2023年4月5日 07時50分
激戦が続く県議選足利市選挙区。市役所に懸垂幕が掲示された=足利市で
激戦が続く県議選足利市選挙区。市役所に懸垂幕が掲示された=足利市で

 過去最多となる十人の女性が立候補した栃木県議選。三十年間、女性議員不在の足利市選挙区にも女性候補が名乗りを上げ、八年ぶりの選挙戦に突入した。有権者からは「選択肢が増えた」「政治への関心が高まる」との声も上がる。女性の社会進出を後押しする世相を背景に、戦いぶりや結果に注目が集まっている。(梅村武史)
 同選挙区は四議席を五人が争う。過去、女性県議は一九九三年七月、二期目途中で国政転身のため辞職した青山二三さんが最後。以来、三十年間、男性が議席を独占、女性の立候補者もいなかった。
 現在の県議会で女性県議は六人で、定数に占める割合は12%。世界が注目する先進七カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当大臣会合(会場・日光市)が六月に迫る。
 大谷弥生さんはピンクのシャツにスニーカー姿。運動員も同色で統一している。街頭で「子育て、障害者福祉、ヤングケアラーなどの問題に女性の視点を」と声を張る。のぼり旗は「選挙に行こう!」。
 ほかの候補は警戒感を強める。
 九期目をめざす木村好文さんは党県連幹事長を務めるベテランで「県都で足利市の存在感を示してきた」と実績を強調するが、危機感が漂う。長年支える運動員は「まるで新人時代のような選挙運動」と話す。
 連合の支援を受け、四選をめざす加藤正一さんは「自民批判票が女性候補に分散する懸念がある。気を引き締めないと」。選対幹部は「今回の女性候補の支持者は目に見えにくく把握が難しい」と悩ましげだ。
 「女性の政治参画は必要。だが、大切なのは人物」と語るのは杉田光さん。「自分も同じ新人でチャレンジャー」とライバル心を燃やし、候補者中最年少の若さと行動力を前面にアピールしている。
 三選に挑む塩田等さんは「無党派層の票を集めやすいという点で女性は有利だと思う」と警戒、自陣営の引き締めに全力を尽くす。「私には地元支援者の声に耳を傾け、活動してきた実績がある」と語った。
 女性市議二人を市議会に送っている共産党は自主投票。尾関栄子市議は「非自民候補の中から個々が判断する」と話した。
 「無党派層が大きく動けば『ガラスの天井』を突き破る可能性もある」。こう話す地元の関係者は投票率が鍵を握るとして、情勢を注視している。
◆足利市(定数4-候補5)
木村好文80 党県幹事長 自現<8> 公
加藤正一61 党県副代表 立現<3> 社
大谷弥生49 (元)足利市議 無新
杉田光42 (元)足利市議 自新 公
塩田等62 (元)足利市議 無現<2>
◆栃木県 1、2日で1万3020人 期日前投票
 県選挙管理委員会は、県議選の期日前投票で、1日から2日までに1万3020人が投票したと発表した。選挙戦になった選挙区が前回より二つ増えたため単純比較はできないが、前回同期に比べて36.85%増加している。県選管の担当者は増加要因として「新型コロナウイルス感染症の影響で、密を避けて分散する意識が高まっているほか、制度も浸透してきていることがあるのではないか」と話している。
 選挙区別で見ると、投票者数が最も多いのは栃木市選挙区で2295人だった。那須塩原市・那須町選挙区が1867人、宇都宮市・上三川町選挙区が1444人と続いている。
 また前回の同期と比べて増えた選挙区は、鹿沼市選挙区が157.76%増、佐野市選挙区が81.75%増、小山市・野木町選挙区が42.71%増などとなっている。(萩原誠)

2028OS5:2023/04/06(木) 20:38:55
https://www.sankei.com/article/20230406-U2XIE2QKLNPDXFO63DKCLQAUPI/?outputType=theme_localelection2023
千葉県議選成田市選挙区、16年ぶり選挙戦で三つどもえ
2023/4/6 20:35
千葉県議選の成田市選挙区(定数2)はこれまで3期連続無投票で自民党が議席を独占していたが、今回は3人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となった。自民現職の小池正昭氏(56)、昨年12月の成田市長選で落選した元市議の雨宮真吾氏(44)、元自衛官の橋本幹彦氏(27)が連日、舌戦を繰り広げている。

自民公認で4回目の当選を目指す現職の小池氏は聴衆に向かって、「成田のことをしっかりやれば千葉県のためになる。空港づくりとともに就業環境を整える」と訴える。演説には応援団長と自負する小泉一成市長をはじめとして、多くの市議らも連日駆け付ける。小泉市長は演説で「私どもの応援する姿をみて判断してほしい。機能強化とともに子育て支援もやってくれる」と話す。市議を経て県議となった小池氏。さまざまな政策づくりに関わったが、「実績よりも次のことが大事」と指摘し、演説を続ける。

雨宮氏は昨年12月の成田市長選に出馬し、6533票差で落選。市長選では「子育て世代の人口が減少している」とした上で「人口と活気を増やし、成田の本来あるべき姿を目指す」と訴えていた。落選後は政治から離れようとしていたが、周りからの声を受けて県議選への出馬を決意したという。「空港政策の推進にも力を入れていく。千葉県として土地の規制緩和を進め、居住地の整備を進める」と強調する。また、「国際空港を持っているからこそ、(感染症などの)検査機能に力をいれる」と訴えた。


橋本氏は下総松崎(まんざき)駅前で街頭演説を実施。車を停めて聞く有権者や駅利用者らにビラを配り、地道な選挙戦を続けた。「停滞している行政を変えたい。下総松崎駅の南側にJR湯川駅、イオンモール成田の裏に土屋の新駅をつくるなど、成田の全土に光が当たる政治を行う」と声を枯らし熱弁を振るう。選挙への立候補は今回が初めてだが、「政策では誰にも負けない自信がある」と強気だ。国民民主党のほか、立憲民主党県連、連合千葉から推薦を受けており、幅広い層への浸透を目指して政策を訴える。(前島沙紀、久原昂也)

2029OS5:2023/04/06(木) 20:41:26
https://www.asahi.com/articles/ASR457S6YR45UTNB00B.html
自民分裂、深まる混戦 埼玉県議選の西7区
有料記事統一地方選挙2023

永沼仁 浅野真2023年4月6日 10時45分
西7区
 定数4の川越市。須賀昭夫(55)と渋谷真実子(49)の自民候補に加え、公認を逃した海沼秀幸(36)が無所属で立候補した。自民票は新顔3人で割れ、混戦に拍車がかかる。

2030OS5:2023/04/07(金) 08:59:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/611703d0903f723e0022c10425b74ca613a438ae
【大和市長選】告示直前、現職大木氏の出馬表明で混乱収まらず 市民有志による落選運動も検討
4/6(木) 20:31配信
カナロコ by 神奈川新聞
左から表明順に古谷田力氏、小田博士氏、大木哲氏

 任期満了に伴う大和市長選は16日の告示まで約1週間に迫る中、5選不出馬の意向を示していた大木哲市長(74)の突然の立候補表明で混乱が収まらない。対抗馬の新人2陣営は戦略の見直しを迫られ、市民有志による大木市長への落選運動も検討されている。市政関係者の間では新人候補の一本化に焦点が移るが、「選挙準備が本格化しているため実現は難しい」との見方が大勢を占める。

 「明日、記者室で話したいことがある」。3月29日、大木市長から大和記者会に会見の事前通告があった。内容を明らかにしなかったため、2月の不出馬表明を撤回するかもしれないとの臆測が広がり、関係者の間に緊張感が高まった。

 翌日、大木市長は5選に向けて無所属で出馬する意向を表明。「辞めないでほしいとの声が市民から次々に寄せられた」などとして市民からの慰留を優先させたと説明した。

 しかし表明以降、市民から上がる声は「パワハラ問題の批判をかわすための偽装工作」「2度びっくりした。市長はやはり信用できない」「権力亡者の見本」などと、大木市長が紹介した声とは正反対に引退を求めるものばかりだ。

◆戦略の練り直し

 この1週間、対抗馬の、いずれも市議で新人の古谷田力氏(54)と小田博士氏(48)=表明順=の両陣営は対応に追われた。現職が出ないという前提で戦略・戦術を練り、組織・支持固めに奔走してきたからだ。チラシなどの訴えも、大木市政を評価して健康都市政策の継承を訴え、世代交代を争点に据えていた。

 一方で、1年半に渡って市議会が追及した、前副市長の金子勝氏(66)が告発した大木市長による職員へのパワーハラスメント問題への言及は控えてきた。

 古谷田氏は「大木市長が出る以上、パワハラ問題で起きた職場環境の悪化や、トップダウンの市政運営を改めたい」。小田氏は「市長5期はやはり長すぎる。前回も指摘した多選の弊害がある」と訴える。

 ある陣営関係者は「選挙のセオリーによると、現職の批判票を取り込みたい新人が複数出ると分散してしまう。一本化が実現しなければ、現職に勝てないと皆分かっているはず。しかし、調整役を見いだして使える時間が足りない」と打ち明ける。

 両氏は無所属での出馬を予定しているが、小田氏は自民党の推薦を得ており、一本化調整がより困難視されている。

神奈川新聞社

2031OS5:2023/04/07(金) 15:47:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/96c880fc3587cab1410c39e31c56c34e5cd3a041
栃木県北部の激戦区の候補者を紹介 大田原市/矢板市/那須塩原市・那須町/那須烏山市・那珂川町
4/7(金) 11:07配信


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とちぎテレビ

 栃木県議会議員選挙で選挙戦が展開される12の選挙区の候補者の顔ぶれを紹介。

 4回目の6日は県の北部大田原市、矢板市、那須塩原市市・那須町、那須烏山市・那珂川町の4つの選挙区です。紹介は全て届け出順です。

 大田原市選挙区の有権者は、およそ5万8千人、定数2に対し3人が立候補し8年ぶりの選挙戦になりました。

 無所属・新人の星雅人候補38歳は、市議会議員3期10年の実績と若さが武器。学童保育支援員の経験を生かし教育や子育て支援に力をいれるとしています。
 自民党・新人の高瀬重嗣候補56歳は、市議会議員3期11年務め地元、栃木3区選出の簗和生衆議院議員と行動を共にします。政治は「差し伸べる手」だと訴えます。
 自民党・現職の池田忠候補67歳は、現在3期目で副議長を務めます。人口減少対策として都会からの移住定住の受け入れ態勢の整備を掲げています。

 矢板市選挙区は有権者数がおよそ2万6千人、定数1に対し2人が立候補現職に新人が挑みます。

 無所属・現職の青木克明候補70歳は、県議会議長などを務めたベテランです。2050年問題を「国家存亡の危機」とし、子育て支援を重点施策に掲げ、5回目の当選を目指します。
 無所属で新人の藤田欽哉候補47歳は、2015年に市議会議員に初当選、2期目には副議長を務めていました。政治家の世代交代を訴え初当選を目指します。

 那須塩原市・那須町選挙区の有権者は、およそ11万8千人、定数は4で、現職4人に新人1人が挑む構図になりました。

 無所属で現職の相馬政二候補は66歳、「市民の声を聞き、県への提言を続けたい」と4回目の当選を目指します。
 自民党・現職の小林達也候補55歳は、前回は無所属での立候補でした。農林業の活性化を喫緊の課題に挙げ2回目の当選を目指します。
 立憲民主党の新人土屋晃子候補55歳は、大田原市の給食調理員として長く子どもと関わり、女性の目線で県政に新しい風を吹き込みたいと意気込みます。
 自民党・現職の阿部寿一候補68歳は、県北地域のインフラ整備を第一に掲げ、5回目の当選を目指します。
 自民党・現職の関谷暢之候補60歳は、県連の政調副会長です。大田原市の工業団地と西那須野塩原インターを結ぶ道路建設などを掲げ4期目を狙います。

 那須烏山市・那珂川町選挙区の有権者はおよそ3万4千人、定数1に対し現職と新人の2人が立候補、保守分裂の激しい選挙戦が行われています。

 自民党・現職の三森文徳候補66歳は、国や県とのパイプや実績を強調し、人口減少が進む中、県北東部の市や町の連携を掲げ7選を目指します。
 無所属で新人の沼田邦彦候補51歳は、簗衆議院議員の市後援会幹事長。旧烏山町と那須烏山市の議員を合わせて6期務め、県議選は2011年に続く2度目の挑戦です。

2032OS5:2023/04/07(金) 15:53:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d460f92ee744e3a56556642239179c5d24e8f45
山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る “最激戦で最注目” 笛吹市選挙区
4/6(木) 20:41配信


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UTYテレビ山梨
テレビ山梨

4月9日に投票と開票が行われる山梨県議会議員選挙。各選挙区をご紹介しています。最激戦・最注目の笛吹市です。

【写真を見る】山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る “最激戦で最注目” 笛吹市選挙区

■笛吹市選挙区

定数3に対して6人が立候補しました。

現職2人、元職1人、新人3人の争いとなっていますが、1月の知事選の影響、長崎知事への姿勢が明確に分かれています。

現職の杉原清仁さんは長崎知事を支持する姿勢を打ち出して組織的な選挙戦を展開し、インフラ整備など地域経済の回復を訴えています。

現職の大久保俊雄さんは県議会では知事と距離を置く会派に所属していて、是々非々の立場を打ち出し人口減少対策などを訴えています。

新人の伊藤真理さんは知事選で長崎知事と戦った倉嶋清次さんの支援も受け、女性候補としての存在感をアピールしながらジェンダー平等などを訴えています。

新人の中村正仁さんは中村正則元県議の息子で長崎知事を支持する姿勢を示し、八代地区を中心にスポーツによる地域振興などを訴えています。

元職の志村直毅さんは1月の知事選で自民党を離党して県議を辞職、長崎知事と戦いました。子育て施策や高齢者福祉の充実などを訴えています。

新人の雨宮拓真さんは長崎知事の元秘書で今回の県議選では最年少の候補者です。介護待機者ゼロの実現などを訴え若年層を中心に支持の取り込みを図っています。

杉原さん、中村さん、雨宮さんは長崎知事を支持、大久保さん、伊藤さん、志村さんは長崎知事と距離をとる姿勢を示す構図。

自民党支持か否か、知事を支持か否か、それぞれの支持層の中でも票の奪い合いとなる激しい選挙戦となっています。

テレビ山梨

2033OS5:2023/04/07(金) 15:54:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/125d16e168202daaa964c1c0669cc8e238e6d1ad
埼玉県議選注目選挙区③ 南2区 候補乱立、差別化に苦慮 有権者は困惑
4/6(木) 21:42配信
産経新聞
埼玉県議選南2区のポスター掲示板、定数7に9人が立候補している=川口市(星直人撮影)

県内2位の人口規模を誇る埼玉県川口市を舞台とする南2区(定数7)は、選挙戦となった35選挙区の中で最多の9人が出馬し大乱戦となっている。与野党各党の公認候補らは激しい舌戦を繰り広げるが、主張が似通ってしまい、差別化に苦慮する場面も。各陣営はどうにか票を伸ばそうと躍起だが、誰を選んでいいか分からずに困惑する有権者との〝温度差〟が目立つ。

「今は物価高、これが最優先の課題の一つだ」

選挙戦も中盤に入った4日、JR蕨駅前で与党系のある候補が訴えた。物価高にあえぐ家計や中小企業を意識し、演説の中でも特に声を張り上げていた。

物価高対策を訴えるのは他の候補も同じ。野党系の候補は生活費が圧迫される高齢者の介護保険料引き下げなどを主張する。

少子化対策も、各候補がこぞって触れるテーマだ。ある女性候補は「子供の教育環境の充実」を掲げ、野党系の候補も「次世代への投資で市を元気にする」と力を込める。

重要なテーマなだけに各候補の主張には熱が入る。ただ似通ったものになり差別化できないのも事実。ある女性候補は「争点の明確化は難しい…」とこぼす。

南2区は平成31年の前回選でも定数7に対し9人が出馬し、激戦が繰り広げられた。自民党は3人の公認候補を立てたが、1人が落選する憂き目に遭い、もう1人は当選したがトップと大きな差をつけられた。

今回の擁立は2人にとどまり、攻めの姿勢は鳴りを潜める。自民県連関係者は「自民票を1人少ない2人で分ける」と話し、手堅く議席を取りに行く狙いだ。

また今回は日本維新の会とれいわ新選組が初の議席を狙い、乱戦に拍車をかけている。国政で勢いを増す両党への警戒感は強い。

無党派層の取り合いを演じなければならない候補であればなおさらだ。ある女性候補は、「最近はどの選挙でも両党が無党派の票を取り込んでいる。危機感しかない」と明かした。

議席獲得へ猛進し、激しい戦いを繰り広げる各陣営。しかし一方で、候補が乱立している上に争点がみえない選挙戦に戸惑う有権者は少なくない。

子育て中の30代の主婦は「物価高対策や子育て支援はありがたいけれど、どの候補も同じような主張で違いが分からない」と困り顔だ。ある70代女性は「政治家と直接会う機会も少なく、何を考えているのか分からない」と断じ、返す刀でこう切り捨てた。

「そもそも、同じようなことしか言わない議員が7人も必要なのか」

喫緊の大きな課題には即応して当たり前。県議にはもっと、地元の声を拾い上げてほしい-。そう言っているように聞こえた。(兼松康、中村智隆、星直人)

2034OS5:2023/04/07(金) 16:01:03
https://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/feature/CO064536/20230406-OYTAT50060/
3人の争い、市長選の余波…県議選南16区
2023/04/07 05:00
選挙・埼玉
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連携や批判、三様の戦い方
 2議席を巡る3人の争いに、昨年7月の鴻巣市長選の余波がみてとれる。3人が推し、自民党が推薦した前市長の後継候補は落選。野党の応援を受けた前県議の並木正年が市長の椅子に座った。約8か月後の3人は、現市長と連携する者、批判する者、前市長の応援を受ける者とに分かれ、火花を散らしている。

 「市長の並木も応援しています。熱烈に……」。5日午前、市内を回る新人の頓所澄江(65)の選挙カーでマイクを握っていたのは並木本人だった。市議を3期務め、地元では知名度のある頓所だが、「市長がいると反応が全然違う。ありがたい」と、並木とタッグを組んだ効果を感じている。


 市長選の後、頓所は自民を離れ、今年1月に県議選出馬を表明した。市内には並木と2人で写ったポスターが貼られ始め、「市長」と書いたタスキをかけた並木と一緒の姿も見られるようになった。

 無所属で戦う頓所の陣営には、自民から離反した市議らが集まる。市長選で並木を支えた立憲民主党県連代表の大島敦衆院議員も、選挙戦の最終日には頓所の応援演説に入る予定だ。

 迎え撃つ自民現職の中屋敷慎一(63)は、頓所の動きを正面から批判することは控えるものの、周囲には「対立した現市長と手を結ぶのは違和感しかない。市長が一陣営に肩入れするのもどうか」と話す。陣営には「大島の票も(頓所に)さほど動かない」という冷ややかな見方もある。

 5期目を狙う中屋敷の武器は、自身の実績だ。選挙戦では1日30か所で演説を行い、新型コロナウイルス対策やエスカレーターで立ち止まるよう求める県条例の制定などに関わったことを前面に押し出し、保守層の支持固めを図る。

 4日夜、JR鴻巣駅前での演説には松野官房長官も応援に駆けつけた。中屋敷は胸を張って訴えた。「ほかの候補者も優秀だと思うが、県の政策を一番知っているのは自分だ」

 一方、無所属新人の金子裕太(31)は、政治経験の長い60歳代の2人を向こうに回し、若さを強調する。

 県議選の候補者で最年少。初挑戦した4年前の市議選ではトップ当選している。「31歳県政へ!」と記した看板は市内約1000か所に設置した。5日朝にはJR北鴻巣駅で、鴻巣北本青年会議所の友人らとチラシを配り、若者らに投票を呼びかけた。

 「大きな組織はない。一人一人に呼びかけるしかない」。ただ、そう話す金子にも有力な支援者がいる。伯父でもある前市長の原口和久だ。市政を5期20年担った原口だが、昨年の市長選で後継候補が並木に敗れたという因縁がある。告示日、金子の出陣式であいさつをした原口は必勝を期し、「先輩を立てつつ、自分の意見も通す。県政と市政をつないでくれる」と 甥おい っ子を売り込んだ。

(敬称略、おわり)

南16区=鴻巣市(定数2-候補3)

金子裕太 31歳 (元)鴻巣市議 無新 

頓所澄江 65歳 社福法人理事長 無新 

中屋敷慎一 63歳 県会議長 自現《4》〈公〉

※届け出順。年齢は投票日現在。自=自民、公=公明、無=無所属。数字は当選回数。〈〉内は推薦政党

2035OS5:2023/04/07(金) 16:04:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20230406-OYTNT50179/
「五十嵐票」争奪に注力/小山市・野木町区 (定数5)
2023/04/07 09:00
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激戦区ルポ(4)
 小山市・野木町選挙区は5議席を巡り、現職4、新人4の8人がかつてない激戦を繰り広げる。前回選で1万2000票以上を得た五十嵐清が衆院に転じており、各陣営は「五十嵐票」争奪にしのぎを削る。


 固い組織票を誇る公明党の西村真治は前回の最下位当選に危機感を抱き、支援者や企業などを回って支持固めに努める。若い新人候補が多く、陣営は「若者がどう動くのか読めない」とし、初めて活動にSNSを取り入れた。「3期12年の実績を伝える」と若い世代や無党派層に働きかける。

 最年少の無所属新人・小鹿翔矢は、インターネットによる活動が中心。「日課」として市街地の交差点などに夫婦で立ちつつ、ブログには起業経験を生かした政策や生い立ちをつづり、「行政運営のアップデート」などを訴える。ブログの閲覧数は増えているといい、若い世代への浸透に自信を見せる。

 市南部を地盤とする自民党新人で元市議の大木英憲は1日、五十嵐の拠点の市北部で、約300人を集めて集会を開き、「地域の要望を県につなぐ」と訴えた。五十嵐票の取り込みだけでなく、市全域で後援会組織作りに取り組み、「子育て真っ最中の責任世代代表」と世代交代もアピールする。

 「私にとっては最後の選挙。やり残したことの仕上げをしたい」。県議会史上最多を更新する14選を目指す自民の板橋一好は2日、街頭演説で「最後」を強調した。告示前、旧統一教会との関わりが問題になるなど不安要素も指摘され、陣営は組織の引き締めとともに五十嵐の支援企業の取り込みも狙う。

 野党系の無所属新人・平田広一は市南部の間々田地区が地盤で、市東部が地盤の野党系候補とのすみ分けを図る。立憲民主党衆院議員の藤岡隆雄も平等に支援するといい、活動地域には注意を払うが、「市中心部には出て行かざるを得ない」とも。若い新人候補たちとは「子育て世代」への浸透で競い合う。

 無所属新人で元農林水産省職員の大橋勇太は、市内の五十嵐後援会幹部らから支援を受け、「五十嵐票」確保に躍起となっている。2日は、花見客でにぎわう市北部の桑地区の公園でアピール。五十嵐のほとんどの後援会支部を回り、陣営は「9割はつなぎ留められた」と自信をのぞかせる。

 無所属現職で連合栃木推薦の中屋大は1日、大橋と同じ公園で、立民の藤岡や地元自治会代表らと並び、「この地区の発展に全力で頑張る」と訴えた。翌日も公園を練り歩くなど「五十嵐票」に目を配る。藤岡がともに支援する他候補とのすみ分けも意識しつつ、無党派層の支持拡大に注力する。

 2回続けて選挙区最多得票だった自民の白石資隆も、桑地区を積極的に回る。底堅い支持組織や個人票が強みだが、陣営には五十嵐票次第でトップを奪われかねないとの懸念も。新人候補に30〜40歳代が並び、「新味を感じて浮動票が流れないか」との危機感もあり、組織の引き締めを図る。

=おわり=

 (この連載は伊藤学、井上暢、小堀日出春、林栄太郎が担当しました)

 西村真治 61 公現《3》
 小鹿翔矢 39 無新
 大木英憲 42 自新
 板橋一好 82 自現《13》
 平田広一 43 無新
 大橋勇太 46 無新
 中屋大   44 無現《2》
 白石資隆 47 自現《3》

2036OS5:2023/04/07(金) 17:48:32
https://www.tokyo-np.co.jp/article/242368?rct=tky_loc23
元「光GENJI」大沢樹生さん、北区長選の出馬中止 「何がしたかった?」の声も…保守分裂、87歳現職を支援
2023年4月6日 06時00分
花川与惣太氏(右)を見つめる大沢樹生氏
花川与惣太氏(右)を見つめる大沢樹生氏

 統一地方選後半の東京都北区長選(16日告示、23日投開票)で、元アイドルグループ「光GENJI」メンバーで俳優の大沢樹生みきおさん(53)が5日、出馬を取りやめ、6期目を目指す現職花川与惣太よそうたさん(87)の支援に回ることを表明した。選挙戦は「高齢多選」「保守分裂」「女性初」などで注目される中、計4人が立候補する構図で固まってきた。大沢さんの突然の出馬取りやめに、有権者からは冷ややかな声もあった。(浜崎陽介、小形佳奈)
◆大沢さん「私自身が広告塔に」
 大沢さんと花川さんの2人は区内でそろって会見。大沢さんは、花川さんから直接、支援要請を受け「熟考の末、決断した」と話した。「新しい風を取り入れるためにもあなたが必要だ」と説得されたという。当選後は政策の実現で協力し「私自身が広告塔となり、多くの観光客を流入させられるよう尽力したい」などと語った。花川さんは都内首長では最高齢で選挙期間中に88歳になる。その点に「とてつもなく元気だ」と問題視しなかった。
記者会見を終え握手を交わす大沢樹生氏(左)と花川与惣太氏
記者会見を終え握手を交わす大沢樹生氏(左)と花川与惣太氏

 花川さんは「大沢さんの北区を愛する心を受け止め、全力で戦う」と語り、2人で握手を交わした。
 区長選にはこのほか、区議の駒崎美紀さん(44)、自民党都議の山田加奈子さん(51)=自民、公明推薦、子ども食堂などを運営する橋本弥寿子さん(70)=共産、社民推薦=が立候補を表明しており、いずれも区初の女性区長の座を狙う。
◆他3陣営 突然の不出馬に警戒、疑問、驚き
 これまでの選挙戦では、自民は花川さんを支援してきたが、多選などを理由に、今回は、公明とともに山田さんを推薦。ある保守系の区議は「山田さんに党の推薦が出たとはいえ、自公の区議にも温度差があり、支持層も割れている」と、保守が分裂し花川さんを支援する動きがあるとした。
 山田さんの陣営幹部は「(大沢さんは)このままでは負け戦なので、自分の思いを具現化したいのでは。現職に勢いがつかなければいいが」と警戒した。

 そんな中、駒崎さんは政党の推薦は求めず、草の根活動で区民への浸透を狙う。前回の区議選でトップ当選を果たしており、陣営の担当者は「大沢さんは若い世代のためにと言っていたのに」と、高齢の花川さんの支援は矛盾ではないかと指摘する。
 長年、地域の支援活動をしてきた橋本さんは野党支持層の票の取り込みを図る。陣営関係者は今回の選挙協力に「唐突で驚いた。大沢さんの支持者がそのまま現職を支持するかは未知数だ」と語った。
◆有権者は論戦に期待
 有権者の受け止めはさまざまだ。
 北区は23区の中で高齢化率が高く、無職女性(76)は「頑張る高齢区長がいていい」と話す。「大沢さんはネットの記事で見る限り、『今の区政を継承、発展させる』と言っており、違いが分からなかった」。
 子育て中の自営業男性(48)は「小学生時代に人気だった元アイドルが選挙に出るというので見てみたかった」と話す。大沢さんが地元で演説する姿を見たことはなく出馬取りやめに「何がしたかったのかな」とあきれた。その上で4人の候補者には「誰が区長になっても、子育てや教育に力を入れてほしい」と選挙での論戦に期待した。

2037OS5:2023/04/07(金) 17:50:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/242661?rct=kng_loc23
「浮いた票」の行方は 定数1減の神奈川県議選横須賀市選挙区 現職2人不出馬で混戦
2023年4月7日 07時09分
候補者の演説を聞く人たち=横須賀市で
候補者の演説を聞く人たち=横須賀市で

 統一地方選前半戦の投開票が九日に迫り、神奈川県内各地で熱い舌戦が繰り広げられている。中でも、定数が前回より一減って四になった県議選横須賀市選挙区では、現職と新人の計七人が出馬。保守とリベラルを掲げる現職二人が不出馬となった中、「宙に浮いた票」の獲得を巡り、選挙戦は混沌(こんとん)としている。(志村彰太、砂上麻子)
 同選挙区は当初、現職五人が出馬予定で、少なくとも現職一人が落選する激戦が見込まれた。しかし、当選九回の自民現職と、同一回の立憲民主現職が不出馬を表明。自民は後任の候補を立てたが、立民は代わりの候補を擁立しなかった。
 残る現職のうち二人は、当選七回の自民の竹内英明さん(72)と、同四回の公明の亀井貴嗣さん(56)。ともに支持基盤が強固で、安定した戦いを展開する。
 現職のもう一人は同二回の共産の井坂新哉さん(51)で、前回は四位当選だった。県議会で会派団長を務める「大黒柱」なだけに、横須賀での勝敗が県内の党勢を左右する。立民の支持層である「働く世代」に食い込みたい考えだが、立民の支持母体・連合が支援する無所属新人の永井真人さん(45)も出馬しており、戦略は一筋縄ではいかない。井坂さんは「立民の不出馬はうちに有利と言う人もいるが、労働組合が引き締めにかかるという見方もある」と話す。
 二〇一九年の前回、連合は横須賀で立民ではなく国民民主の現職を推したが、立民候補と約四百票の僅差で議席を逃した。連合にとって今回は議席奪還の好機。永井さんは横須賀市議会で副議長を務めた実績もあり、「労働者票」の奪い合いに火花を散らす。
 自民も安泰ではない。新人で元横須賀市議の田中洋次郎さん(46)が、引退した現職の地盤を守り切れるかは未知数。選挙戦ではこの現職と、県連会長の小泉進次郎前環境相がたびたび応援に入る。田中さんは「心強い」と語るが、小泉氏は「横須賀の街に十分浸透しているとは思わない」と引き締める。
 自民が警戒するのは、無党派保守票の動向だ。永井さんらに一定程度流れるとみるが、維新の新人生井洋子さん(56)が選挙区唯一の女性候補として存在感を示し、保守層に食い込む。県内に多くの維新候補がいる中、党幹部が応援に入る力の入れようで、生井さんは「有権者の期待も感じている」と手応えを語る。
 同選挙区では無所属新人の内川真樹さん(52)も、マナーやモラルを守る地域づくりを目指し、「新しい人材を議会に」と訴えて立候補しており、混戦の行方は予断を許さない。
◇横須賀市(定数4-候補7)
永井真人45(元)横須賀市議 無新
内川真樹52(元)会社員 無新
田中洋次郎46(元)横須賀市議 自新
亀井貴嗣56 党県幹事長代理 公現<4>
生井洋子56(元)客室乗務員 維新
竹内英明72 党県副会長 自現<7>
井坂新哉51(元)横須賀市議 共現<2>

2038OS5:2023/04/07(金) 18:08:22
https://news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-20230407095151.html
《2023群馬県議選 終盤情勢》(上)伊勢崎・邑楽
2023/04/07 11:00上毛新聞

伊勢崎 定数5―6 3党が支持拡大にしのぎ
 自民党が前回同様に4議席を得るか、女性候補を立てた共産党が悲願の議席獲得となるかが焦点。立憲民主党の現職陣営は勢力の維持・拡大に腐心する。投票率低下が懸念される中、複数陣営が当選ラインを8000票程度と予想。各陣営は支持拡大へ奔走している。

 自民は現職3人、新人1人が挑む。

 井下泰伸は座談会と企業訪問を地道に展開。従来の支持者や組織の気の緩みを最大限に警戒し、各地で「厳しい情勢」と強調する。

 大和勲は60の後援組織で支持を固める。「決して余裕はない」と演説会を数多く開催。政策を具体的に訴え、票の上積みを狙う。

 斉藤優の陣営は「地元県議の火を消してはならない」と訴え、境地区での足場固めに懸命。票をいかに掘り起こせるかが鍵を握る。

 須永聡は昨年の市議選で上位当選したが「全市での知名度不足」が課題。地元赤堀地区に加え、旧市北部などで演説会を重ねる。

 立民の加賀谷富士子は序盤に集会で支持固めを進め、終盤は街頭活動を組み込んでアピール。前回並みの1万2000票を目指す。

 小林園子の陣営は共産支持層以外にも支持が広がっているとし、前回の共産候補が得た6000票台を上回る1万票を目標に掲げる。

▽立候補者
加賀谷富士子44 立現
井下泰伸 59 自現
大和勲 58 自現
斉藤優 63 自現
須永聡 55 自新
小林園子 66 共新
(届け出順)(敬称略)

邑楽 定数3―4 現職3人に元職切り込む
 自民党現職3人が実績をアピールして支持拡大を進めるのに対し、無所属の元職1人が切り崩しを狙う。各陣営とも当選ラインを8000〜8500票とにらむ。

 久保田順一郎は、立候補者の中で最古参となる6期の実績を前面に、拠点とする大泉町で個人演説会を重ねるなど、西邑楽地域を中心に票固めに取り組む。

 川野辺達也は地元の板倉と明和の両町長から支持を取りつけ、東邑楽地域をまとめる。さらに企業回りなどを通じ、邑楽、千代田両町で票の上積みを狙う。

 森昌彦は地元の大泉町を中心に個人演説会などを重ねる一方、後援会支部を設けた邑楽、千代田、明和3町での票の掘り起こしに力を入れている。

 邑楽町を地盤とする元職、本間恵治の陣営は「地元県議が必要か問う選挙」と位置付ける。返り咲きに向け、非自民票や現職批判票の取り込みを進める。

▽立候補者
森昌彦 61 自現
川野辺達也 57 自現
久保田順一郎70 自現
本間恵治 69 無元
(届け出順)(敬称略)

2039OS5:2023/04/07(金) 18:12:09
https://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-416947.html
山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る  北杜市、甲斐市、中巨摩郡
2023/04/06 20:34UTYニュース

山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る  北杜市、甲斐市、中巨摩郡

山梨県の県議選 選挙戦となった選挙区を見る  北杜市、甲斐市、中巨摩郡

(UTYニュース)

4月9日に投票と開票が行われる県議選の注目選挙区についてお伝えします。

北杜市選挙区
定数2に対して3人が立候補しています。
無所属の新人 飛矢﨑雅也さんは れいわ新選組の推薦を受け、無所属の新人 福井太一さんは山教組=県教職員組合が支持しています。自民党の現職 浅川力三さんは6期目の当選を目指します。

甲斐市選挙区
定数3に対して4人が立候補しました。
無所属の現職 清水喜美男さんは立憲民主党の推薦を受け、自民党の現職 山田一功さんは4期目の当選を目指します。無所属の新人 伊藤毅さんは自民党の推薦を受け、無所属の新人 横山洋介さんは草の根的な活動で支持拡大を図ります。

中巨摩郡選挙区
定数は1で無所属の新人 石原政信さんと無所属の現職 鷹野一雄さんの一騎打ちです。
石原さんは自民党籍を持ち1月の知事選で長崎知事を支持し、鷹野さんは長崎知事の対立候補を支援し、知事選の影響を受けた激しい選挙戦を展開しています。

2040OS5:2023/04/07(金) 23:46:05
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/265447
《2023群馬県議選 終盤情勢》(上)前橋・安中
政治行政 地域の話題
公開:11:00




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 群馬県議選は9日の投開票に向けて終盤を迎え、9選挙区35議席を争う46人は票の上積みを目指して追い込みに入った。自民党と非自民各党の争いに地域対抗のせめぎ合いも加わり、他陣営の切り崩しや浮動票の取り込みなど、攻防が激しさを増している。各選挙区の終盤情勢を探る。
前橋 定数8―10 空白区中心に争奪戦 混戦、当選ライン「読めず」
 現職6人と新人4人が8議席を争う。ベテランの引退などで生じた空白区を中心に争奪戦の様相となっている。各陣営は1万票以上を目指すものの、混戦模様から「当選ラインを読み切れない」と焦燥感もにじむ。

 自民党は前回得た4議席の死守を掲げる。

 6期目を目指す狩野浩志は実績と経験を強調。「コロナ下で有権者に会えなかった」と地元や市街地周辺を固め、支持拡大に走る。前回当選者で最下位だった安孫子哲は、観光振興などを議論してきた若者グループが実動部隊に加わり、浮動票の取り込みを狙う。

 市議から初挑戦の鈴木数成は地元の総社地区などを重点的に固める。引退した中沢丈一が地盤とした南部などでの浸透を急ぐ。新人の太古前考俊は組織戦を展開し、議員秘書時代の人脈を生かして関係先を回る。全域を遊説し、課題の知名度アップに努める。

 本郷高明は今回初めて立憲民主党の公認を得た。連合群馬の支援で立民支持層を固め、空白区の市東部などに支持を広げる。

 立民などの推薦を受ける無所属の小川晶は空白区の城南地区で初めて遊説。女性や若者の支持獲得へ児童福祉充実などを訴える。

 日本維新の会の宮崎岳志は衆院議員を2期務めた知名度を武器に、草の根活動を展開。6日は政調会長の音喜多駿が応援に入った。

 公明党の水野俊雄は支持母体の創価学会と連携し、地元の利根西を中心に全域を回る。地元が重なる新人を警戒し、実績を訴える。

 前回2000票余り得票を減らした共産党の酒井宏明。危機感を強め「給食費無償化の実現」を訴え、子育て世代への浸透を進める。

 無所属の松島友紀は地元の六供町や地縁のある山王町などを重視して活動。母親としての経験から教育環境の整備などを訴える。

▽立候補者
鈴木数成 53 自新
宮崎岳志 53 維新
安孫子哲 51 自現
酒井宏明 57 共現
水野俊雄 51 公現
太古前考俊 45 自新
松島友紀 48 無新
小川晶 40 無現
本郷高明 51 立現
狩野浩志 62 自現
(届け出順)(敬称略)

安中 定数2―3 旧松井田で上積み狙う
 8年ぶりの選挙戦は自民党が現職1人を公認、新人1人を推薦して2議席独占を目指すのに対し、別の新人1人が非自民層などへの支持拡大を狙う。いずれも地盤の旧安中市地区の票を固め、空白の旧松井田町地区で上積みを進める。

 自民の推薦を受ける遠間大和は、親族の人脈や地縁血縁を足掛かりに知名度向上に懸命だ。若さをPRし、浮動票も取り込む。

 無所属の粟野好映は草の根で支持拡大を狙う。副市長まで40年に及ぶ行政経験をアピールし、「市民の声を県政に」と訴える。

 伊藤清は県議2期の実績や自民県連の要職経験を強調し、国や県との連携強化を訴える。全域に置く後援会を軸に支持を固める。

▽立候補者
遠間大和 43 無新
粟野好映 64 無新
伊藤清 69 自現
(届け出順)(敬称略)

2041OS5:2023/04/08(土) 04:00:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e776dccf98e964a58d2efdc79190d0865fa4825a
栃木県内最大の選挙区 宇都宮市・上三川町選挙区の候補者顔ぶれ 2023県議選
4/4(火) 11:07配信
4月9日に投開票が行われる栃木県議会議員選挙です。3日から5回に渡り選挙戦となった12の選挙区の候補者の顔ぶれを紹介します。

今回は県内最大の選挙区宇都宮市・上三川町選挙区です。宇都宮市・上三川町選挙区は有権者数45万5千94人、定数13に対し16人が立候補しています。

届け出順に紹介します。

渡辺典喜候補は前回の衆院選にも立候補。立憲民主党の党籍を残したまま無所属で出馬しています。

立憲民主党の小池篤史候補は前回トップ当選。2回目の当選を狙います。

野沢和一候補は公明党栃木県本部の代表。4回目の当選を目指します。

山田美也子候補は無所属、県内の女性議員らでつくる栃木県地方議会女性議員連盟の会長。6回目の当選を狙います。

武笠哲也候補は去年(2022年)の茨城県議選にも挑戦。初当選を狙います。

渡辺幸子候補は自民党県連の副幹事長。4回目の当選を目指します。

山口恒夫候補は公明党栃木県本部の元代表。5回目の当選を狙います。

小西一晃候補はこの選挙区で最年少の30歳。参政党として初当選を目指します。

自民党公認で一人会派で活動する横松盛人候補。4回目の当選を狙います。

共産党の野村節子候補は前々回トップ当選。4回目の当選を目指します。

螺良昭人候補はとちぎ自民党議員会の会長。この選挙区で最多7回目の当選を狙います。

元職の中川幹雄候補は無所属で12年ぶりの返り咲きを目指します。

去年(2022年)の参院選にも出馬した大久保裕美候補。日本維新の会として初の議席獲得を狙います。

金子武蔵候補は前回、市議から転身し初当選。自民党公認として2回目の当選を目指します。

五月女裕久彦候補は自民党県連の総務会長。6回目の当選を狙います。

自民党県連の広報企画局長を務める中島宏候補、4回目の当選を目指します。

2042OS5:2023/04/08(土) 04:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f61e9d7ff2d466747a444b73b8043ecdc1ae642e
2023栃木県議選 足利・栃木・佐野選挙区の候補者
4/5(水) 10:28配信
栃木県議会議員選挙で選挙戦に突入した12の選挙区の候補者の顔ぶれを紹介します。2回目は県の南部、足利市、栃木市、佐野市の3つの選挙区です。紹介は全て届け出順です。

足利市選挙区は有権者の数が約12万人、定数4に対し5人が立候補し8年ぶりの選挙戦になりました。

自民党・現職木村好文候補は9回目の当選を目指します。
立憲民主党・現職の加藤正一候補は4回目の当選を狙います。
無所属・新人の大谷弥生候補は初当選を目指します。
自民党・新人の杉田光候補は初当選を狙います。
無所属・現職の塩田等候補は3回目の当選を目指します。

栃木市選挙区は有権者の数が約13万人、定数4に対し5人が立候補し、現職4人に新人1人が挑む構図になりました。

自民党・現職の平池紘士候補は2回目の当選を狙います。
無所属・新人の板津由華候補は初当選を目指します。
自民党・現職の日向野義幸候補は4回目の当選を狙います。
無所属・現職の保母欽一郎候補は5回目の当選を目指します。
自民党・現職の琴寄昌男候補は4回目の当選を狙います。

佐野市選挙区は有権者の数は約9万6千人、定数3に対し4人が立候補しています。県議会議員から市長に転身した金子裕氏が前回の県議選で獲得した約1万2千票の行方が焦点になります。

自民党・現職の岡部光子候補は2回目の当選を目指します。
自民党・現職の早川桂子候補は4回目の当選を目指します。
無所属・新人の井川克彦候補は初当選を狙います。
無所属・新人の横田誠候補は初当選を狙います。

2043OS5:2023/04/08(土) 08:40:37
https://www.asahi.com/articles/ASR453GR7R44ULOB00R.html
小泉家を3代支えた重鎮が引退 進次郞氏も「わからない」選挙の行方
有料記事統一地方選挙2023

伊藤良渓 足立優心2023年4月8日 8時00分
 今回から人口減少のあおりを受けて定数が1減となった神奈川県議選の横須賀市選挙区(定数4)。候補者の一人はこう口にした。「情勢は未知数だ。景色が変わった」。

 約35年間議席を守ってきた重鎮議員が昨年末に突如引退を表明したためだ。選挙情勢は一気に視界不良になっている。

 「次にやることは、新しい時代のリーダーを世の中に送ることだ」

 昨年12月、横須賀市議を3期、県議を9期にわたって務めた自民党の牧島功氏(78)が引退を表明した。

 牧島氏は小泉純一郎元首相の父で防衛庁長官も務めた純也氏と純一郎氏の秘書を務めた。現在は県連会長を務める進次郎氏まで3代にわたって小泉家を支えてきた。前デジタル相の牧島かれん衆院議員の父でもあり、県政界の「重鎮」だ。

 前々回2015年、前回19年の県議選横須賀市選挙区では3万票あまりを獲得し、トップ当選だった。

 しかし、牧島氏はこう漏らす。「小泉家の足軽大将としてやってきたが、進次郎を支える同年代の議員が必要だ」

 その後継に名乗りをあげたの…

2044OS5:2023/04/10(月) 09:55:47
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/14/19468/skh53414.html
相模原市長選
有権者数599,294
開票終了
投票率45.55%

196,213(74.4%)本村賢太郎 無現52歳当選:2回目元衆議院議員
018,731(07.1%)建部由美子 無新75歳推薦:共産市民団体役員
017,844(06.8%)沼倉孝太  無新75歳元相模原市議会議員
017,557(06.7%)野元弘幸  無新61歳東京都立大学人文社会学部教授
013,505(05.1%)武嶋俊子  諸派新50歳看護師


https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/14/19466/skh53365.html
神奈川県知事選
有権者数7,615,608
開票終了
投票率40.35%

1,933,753(67.6%)黒岩祐治  無現68歳当選:4回目推薦:自民県連・公明県本部・国民県連元フジテレビキャスター
0,651,473(22.8%)岸牧子   無新66歳推薦:共産市民団体代表
0,151,361(05.3%)大津綾香  政女新30歳政治家女子48党党首
0,123,922(04.3%)加藤健一郎 無新73歳医師

2045OS5:2023/04/10(月) 10:25:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b82f9423586cf15331b7d68a223b017b447c72cc
双子の元タレント明暗分かれる 埼玉県議選、姉は当選確実
4/10(月) 0:25配信

万歳する中村美香氏=9日夜、埼玉県草加市

 9日投開票の埼玉県議選では、双子の「フリー素材アイドル」として活動していた日本維新の会新人で姉の中村美香氏(36)が当選を確実にした。同じく新人の中村梨香氏(36)は落選確実となった。
 美香氏は「有権者の温かい声に支えられた」と笑顔であいさつ。「子育てをする女性らの再就職を支援し、雇用やキャリアアップにつなげたい」と意気込んだ。

 梨香氏は集まった支援者に「当選して恩返ししたかった。悔しい気持ちでいっぱい」と語り、姉には「選挙で訴えたことを進めてほしい」とエールを送った。

 2人はタレントとして活動。サイト上の画像の自由な使用を認める「フリー素材」としたことで話題になった。

2046OS5:2023/04/10(月) 17:50:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc062d3348d2b5621c44f52cbcf6acc6638645ee
山梨県議選 新県議37人の顔ぶれ決まる 長崎知事派勢力が伸張 投票率は過去最低に
4/10(月) 12:12配信
山梨県議選は新県議37人の顔ぶれが決まった。9日、選挙戦となった8選挙区で投開票され、現職6人、元職1人、新人7人が当選した。

保守分裂選挙となった知事選を引きずり、知事派、反知事派の勢力図の変化が焦点となった。反知事派への刺客とされる候補2人が相次いで当選し、知事派勢力が伸張した格好だ。

無投票も合わせると、自民党は公認や推薦、党籍のある無所属を含め25人が当選した。

立憲民主党は公認・推薦していた5人のうち4人が当選した。

公明党は1議席を維持し、共産党は前回より1議席多い2議席となった。

投票率は47.24%で、前回を3.02ポイント下回り、過去最低となった。

2047OS5:2023/04/10(月) 18:46:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/da7aa9d95e8aefb40167836f3537c5aa8e6fece1
「本人不在」の選挙戦制し10選 出陣式なしの自民・伊藤和男氏、支援者ら奮闘 「難しい中で勝利」「発言力に期待も」 【千葉県議選】
4/10(月) 11:52配信
 2議席をかけて、現職2人と元職1人が舌戦を繰り広げた千葉県議選の香取市・神崎町・多古町選挙区では、自民党現職の伊藤和男氏が10選を決めた。

 当確が香取市内の選挙事務所に伝わると、集まった支持者らから拍手と歓声が沸き起こった。後援会の代表者は「本当に難しい選挙戦の中で闘った皆さんの勝利でもある。本当に良かった」と喜びを語った。

 伊藤氏は新型コロナ禍や体調不良を理由に出陣式を行わず、他陣営から健康不安を指摘されたが、県議9期で積み上げた実績などで支持を固めた。

 選挙戦では、本人不在の中、支援者らは地域医療の充実など伊藤氏の政策を訴え、選挙区を回り、有権者に支持を呼びかけた。選挙事務所の関係者は「あるじが不在の選挙はやったことはない。県政への発言力に期待する有権者の声を聞いた」と選挙戦を振り返った。

2048OS5:2023/04/10(月) 18:47:29
https://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2023/k/chibak/1046898
【速報】現職・山中氏が落選 千葉県議選 千葉市若葉区選挙区 自民の公認得られず、引退意向
2023年4月10日 00:51 | 無料公開
自民党公認が得られず無所属で戦った現職の山中操氏の落選が確実になると、事務所内は静まりかえった。山中氏は沈痛な面持ちで「残念で仕方ない。申し訳ございません」と深々と頭を下げた。

 今期は県議会で議長を務めるなどベテラン議員として存在感を発揮していたが、県議選の公認申請に支部長の秋本真利衆院議員が同意せず。党県連推薦という異例の戦いを強いられた。選挙戦では同党国会議員らの支援を受け、陳情を実現させてきた成果をアピールしたが及ばなかった。

 公認が得られず「厳しい選挙だった」と振り返りつつ、保守分裂の影響については「これが最大の原因とはあえて申し上げない。私の不徳の致すところ」と力なく話した。その後取材に、年齢を理由に引退する意向を示した。
https://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2023/k/chibak/1046892
【速報】小川氏が初当選 千葉県議選 千葉市若葉区選挙区 保守分裂下、知名度と人脈を生かす
2023年4月9日 23:39 | 無料公
前回の無投票から一転し、2議席を3人で争った千葉市若葉区選挙区。午後11時10分ごろ、当確の一報が届くと、無所属新人の小川智之氏の選挙事務所は歓喜に沸いた。会場内で待機していた小川氏は「ありがとうしか言えない。2年間支えてもらったからこそここまで来ることができた」と支持者に感謝を伝えた。

 小川氏は自民の市議を6期22年務め、議長も経験。2021年の市長選で苦杯をなめたが、地元で「縄文グルメ」の普及に取り組むなど地道な活動を続け、「県の中で千葉市の存在感を高めたい」と県議を志した。自民のベテラン現職が公認を得られず保守分裂選挙となった今回、市議時代の知名度と人脈を生かし、議席をつかんだ。

 政界復帰を果たした小川氏。「ようやくスタートラインに立てた。千葉県をもっともっと良くしていきたい」と意気込みを述べた。

2049OS5:2023/04/10(月) 18:48:23
https://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2023/k/chibak/1046891
【速報】雨宮氏が初当選 千葉県議選 成田市選挙区 16年ぶりの選挙戦競り勝つ
2023年4月9日 23:21 | 無料公開
県議選の初当選を果たし、花束を渡され祝福を受ける雨宮真吾氏(左)と妻の知美さん=9日午後11時ごろ、成田市の選挙事務所
県議選の初当選を果たし、花束を渡され祝福を受ける雨宮真吾氏(左)と妻の知美さん=9日午後11時ごろ、成田市の選挙事務所
 2議席をかけて3候補が争い、16年ぶりの選挙戦となった成田市選挙区。自民党市議として議長経験があり、昨年末の市長選にも挑んだ無所属新人の雨宮真吾氏が競り勝ち、初当選した。

 自民現職一人の不出馬を受けて県議選に挑戦。市長選では約6500票差まで迫り「約2万票の市民の期待に応えたい」と機能強化が進む成田空港を抱える地元の発展を訴えた。

 選挙戦では、市内の人口流出や企業誘致力の不足などを課題に挙げ「成田空港のポテンシャルを生かし、千葉県と成田を盛り上げる礎をつくっていく」と呼びかけた。

 自民現職、国民民主党と立憲民主党県連推薦の新人との三つどもえを争った。自民・石井準一参院議員と公明・富田茂之前衆院議員が支援し、公明党は推薦。無所属の戦いとなったが「保守2議席死守の戦い」と強調し支持を広げた。

2050OS5:2023/04/10(月) 18:55:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/502fd8a9e333d69caa2ccb8045baf313553319a5
<さいたま市議選>社民・佐藤氏が当選 旧岩槻市長、県議と地方政治を半世紀けん引 12年ぶり選挙戦だった
4/10(月) 10:20配信



 旧岩槻市長や埼玉県議として半世紀にわたり地方政治をけん引した社民新人の佐藤征治郎氏(83)が、12年ぶりに挑んだ選挙戦で当選し、8年ぶりに地方政治の舞台に復帰する。前回社民から出馬した無所属現職の松本翔氏(37)が離党したため、党として空白となっていた議席を再び獲得する結果となった。

さいたま市議選、維新が初議席を獲得

 佐藤氏は、旧岩槻市議を3期務め、県議2期を経て1998年に旧岩槻市長に就任した。さいたま市への編入に伴い市長を退いた後、2007年に県議に復帰、15年に引退していた。

 佐藤氏は、選挙戦で国の防衛費増額の問題などについて触れ、「戦争は全てを破壊する。絶対に戦争をしてはならない。一人でもこのことを発言する候補者が必要」と強調。また、政務活動費の廃止など議会改革を掲げ、「自らが身を切る改革を行うことで議会や行政に改革を求めていく。市議会に風穴を開けていく」と訴えていた。

2051OS5:2023/04/10(月) 18:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/dce68947363b679b892bd655f043fc3b2fe7f056
<埼玉県議選>因縁の対決、東1区で柿沼氏が再選 「弔い合戦」でリベンジに燃えた自民・鈴木氏、及ばず
4/10(月) 8:45配信
 無所属現職の柿沼貴志氏(47)が、自民新人の鈴木享子氏(65)との「因縁の対決」を制し、再選した。


 前回は無所属新人だった柿沼氏が自民現職で埼玉県連幹事長も務めていた鈴木氏の夫聖二氏を破り、わずか432票差で涙をのんだ前々回の雪辱を果たした。聖二氏は2021年の衆院選でも比例北関東ブロックで落選後、同年に亡くなったが、昨年3月に鈴木氏が自民公認に内定し、「弔い合戦」とリベンジに燃えていた。

 柿沼氏は行田市議に初当選した12年前から駅や街頭に約1200回立ち続け、若さや行動力をPRしてきた。選挙戦でも地域を自転車でくまなく回りながら、1日20カ所程度の街頭演説を実施。現職としてインフラ整備などの実績をアピールし、「県と市のパイプ役」を強調していた。

 鈴木氏は志半ばで病に倒れた夫の代わりに地元に恩返しをして、「全ての人に寄り添う政治を行う」と訴えたが、及ばなかった。

2052OS5:2023/04/10(月) 18:58:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c25b311b0f7f9cd8050ce09a43b491b0a7928e2
<埼玉県議選>維新が初議席 南1区、元タレント中村氏が当選 双子で挑戦 青島健太氏、維新代表ら後押し
4/10(月) 8:14配信
 統一地方選の前半戦の県議選は9日投開票が行われ、93人の顔触れが決まった。審判の日を迎えた各候補者は、緊張した面持ちで吉報を待った。初当選を決めた新人は支援者らの前で感極まり、厳しい戦いを終えた現職は気を引き締め、それぞれ県政発展のため決意を新たにした。


 元衆院議員秘書で維新新人の中村美香氏(36)が初当選を果たした。地域の力になりたいと政治家を志し、夢をつかみ取った。維新は県議会で初の議席獲得となる。

 草加市谷塚町の事務所に当選の一報が入ると、大きな喜びに包まれた。

 中村梨香氏(南10区)と双子で挑戦した今回の選挙戦。地元参院議員の青島健太氏と二人三脚で、精力的に活動した。商社を脱サラし、タレントへ転身した自身の経験を踏まえ、女性のセカンドキャリア構築や社会進出支援を強調。「誰もが何度でもチャレンジできる社会に。幸せな街の実現を目指す」と呼びかけた。また子育て、高齢者、障害者支援のほか、若さも全面にアピールした。

 朝夕の駅頭に加え、交流サイト(SNS)で積極的に情報を発信。タレント時代の知名度を生かし浮動票を取り込んだ。選挙戦中盤には維新の馬場伸幸代表も応援に駆け付け、大きな後押しを受けた。

2053OS5:2023/04/10(月) 19:51:54
https://news.goo.ne.jp/article/gtv/region/gtv-KV66eGgR4Fs.html
群馬県議会議員選挙 50人の新しい顔ぶれ出そろう 激戦区の結果は(23/04/10)
2023/04/10 18:46群馬テレビ


統一地方選の前半戦となる県議会議員選挙は、9日に投開票が行われ、50人の新しい顔ぶれが出そろいました。激戦区の選挙結果など、選挙戦を振り返ります。

定数1のみどり市区は、保守分裂の激しい選挙戦となりました。無所属・新人の丹羽あゆみさんが1700票余りの差で自民党・現職の今泉健司さんを破り、初当選を果たしました。

8年ぶりの選挙戦となった定数2の安中市区は、三つ巴の戦いとなりました。自民党現職で自民党推薦の新人と争った無所属・新人の粟野好映さんが7894票を獲得し、トップ当選を果たしました。

当選した50人の内訳は、現職38人、元職1人、新人11人です。党会派別に見ると、最大会派の自民党は、改選前から議席を増やし33議席となり、安定的な議会運営が可能となる「安定多数」の30議席を上回りました。立憲民主党の公認や推薦などで構成される第二会派のリベラル群馬と無所属議員で構成される第三会派の令明は、現有議席を維持しました。公明党は、現職2人に加え、高崎市区で新人1人が当選し、3議席を獲得。議会での発言力が増す「交渉会派」に復帰しました。共産党は、前橋と高崎の2議席を守りましたが、伊勢崎で惜敗し、交渉会派入りは果たせませんでした。日本維新の会は、前橋市区で宮崎岳志さんを公認候補として擁立。1万2159票を獲得して3位で当選し、県議会で初めての議席を獲得しました。

今回の県議選では、女性候補の当選も目立ちました。立候補者9人のうち、7人が当選し、過去最多となりました。

また、県議選の当選者を年代別で見てみると、前回は最多が50代でしたが、今回は40代となりました。最年少の当選者は、高崎市区の中島豪さんで32歳、最年長は、邑楽郡区の久保田順一郎さんで70歳です。

投票率の低下傾向に歯止めはかかりませんでした。今回の投票率は、39.51%と前回から3.98ポイント減って初めて4割を切りました。1979年以降、12回連続で低下し、過去最低を更新しました。

2054OS5:2023/04/10(月) 21:48:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_ZHG435EV4BLZ7GZOJXGDEF5WUE.html
埼玉県議選、自民が雪辱 次期知事選は無風?
2023/04/10 20:59産経新聞

埼玉県議選、自民が雪辱 次期知事選は無風?

当選した県議の祝福に駆けつけた自民党県連の柴山昌彦会長=9日午後、埼玉県所沢市(兼松康撮影)

(産経新聞)

統一地方選前半戦の埼玉県議選(定数93)とさいたま市議選(定数60)は10日未明に全議席が確定した。県議選で自民党は53人が当選し単独過半数を維持、日本維新の会は1人が当選し念願の初の議席を得た。今回の県議選では大野元裕知事が与野党の現職らの応援に入り、当選を後押しした。知事選を夏に控え、与野党に配慮する「全方位外交」を強め、再選に向けた下地を着実に整えている。

「最低ラインとして掲げた『改選前の50を上回る議席の確保』を達成できてよかった」

自民県連会長の柴山昌彦元文部科学相(衆院埼玉8区)は10日、所沢市内で産経新聞の取材に応じ、擁立した60人(推薦含む)の約9割が当選を果たした県議選をこう総括した。

自民は激戦となった南2区(川口市、定数7)や西7区(川越市、定数4)でそれぞれ2議席を獲得するなど、各地で奮戦した。

柴山氏は勝因として、物価高や新型コロナウイルスを乗り越えた「ポストコロナ」などの対策に触れ「国と県を連携させられるのは与党候補だと理解をもらった」と分析した。

今回、自民はとにかく勝ちに行った。

平成31年の前回選で自民は推薦を含め61人を擁立したが、当時の上田清司知事が応援する無所属の候補らが善戦し、自民の当選は48にとどまった。単独過半数は維持したが、「残念な結果」(県連幹部)を繰り返すわけにはいかなかった。

自民は後継の大野氏と良好な関係を構築し、今回の選挙戦では近さを前面に押し出した。柴山氏は、勝利を引き寄せた背景には「大野知事をはじめとする県と自民がタッグを組んで挙げてきた実績への評価もある」と話す。

今後の焦点は夏の知事選に移る。

大野氏は就任後からの全方位外交もあり現時点で主だった敵はいない。令和元年の前回知事選で自民は対抗馬を立てたが、今回は擁立しないとみられる。

別の自民県連幹部は「時間をつくり応援演説をしてくれた。知事選の対応を決める上で考慮したい」と〝恩返し〟をほのめかす。

前回知事選で大野氏を支えた野党の中には、「自民寄りの動きが目立つ」と批判する向きもある。しかし野党の多くは大野氏を引き続き支える見通しで、次期知事選は有力な対立候補が立たずに「無風」となる可能性もある。

2055OS5:2023/04/10(月) 21:48:23
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_B627GFVKZFMGTKQUQBWXHOZKXM.html
埼玉県議選 野党埋もれ気味も立民は健闘 維新初議席は1人のみ
2023/04/10 20:58産経新聞

埼玉県議選 野党埋もれ気味も立民は健闘 維新初議席は1人のみ

(産経新聞)

「自民勝利」に終わった埼玉県議選。野党はそもそも擁立作業が思うように進まなかったが、それでも立憲民主党は公認候補12人のうち10人が当選する健闘をみせた。中でも現職は5人の候補全員が議席を守った。

県連代表の大島敦衆院議員(埼玉6区)は10日、産経新聞の取材に「現職が落選しなかったのは大きい。地道に地域活動を積み上げて信頼関係を構築したことに尽きる」と語り、党勢の本格拡大に意欲をみせた。

ただ大島氏の古参秘書ながら党の公認も推薦も受けずに南14区(桶川市、定数1)に無所属で出馬した新人はベテランの自民現職に及ばず落選。大島氏は「現職に迫ったが活動期間が短かった」と肩を落とした。

一方、現職2人を含む9人を擁立した共産党の当選は3人に沈み、改選前の6議席から半減。議案提案権が得られる8議席には届かなかった。県委員会の荻原初男委員長は「議席を後退させたのは痛恨の極み。反戦平和などを貫く共産らしい戦いは必ず今後に生きてくる」とコメントした。

国政で自民と連立を組む公明党は、公認した現職7人、新人2人が全員当選した。県本部代表の西田実仁参院議員(埼玉選挙区)は声明で「接戦を制して全員当選を果たした。いただいた多くの声を形にする活動に邁進(まいしん)する」と誓った。

今回は新勢力も誕生。日本維新の会は「全国政党」の足掛かりを狙い6人を公認し、南1区(草加市、定数3)で1人が当選した。だが県支部代表の高橋英明衆院議員(比例北関東)の地元の南2区に出馬した候補らは敗れ、高橋氏は声明で「埼玉ではまだ維新の政治を有権者に伝えきれていない」とくやしさをにじませた。

前知事の上田清司参院議員(埼玉選挙区)が無党派層などの受け皿を狙い立ち上げた政治団体は、東6区(白岡市・宮代町、定数1)で現職が敗れるなどふるわなかった。上田氏が県内で及ぼしてきた影響力を不安視する声も上がる。

2056OS5:2023/04/10(月) 23:08:37
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/724401
大物現職、崩れた地盤 議長経験者落選 県議選
5:00
 県議会議長を経験した重鎮の落選が相次いだ。
 保守分裂となった那須烏山・那珂川選挙区。有権者は自民党現職三森文徳(みもりふみのり)氏(66)の6期の経験よりも、「県政に新しい風を吹かせる」と訴えた無所属新人沼田邦彦(ぬまたくにひこ)氏(51)を選んだ。三森氏の選挙結果報告会場に落選の一報が入ると、集まった支持者らは声を失った。

 12年ぶりの選挙戦。若さを全面に出す沼田氏に対し、三森氏は茂木敏充(もてぎとしみつ)自民党幹事長をはじめとする多くの同党国会議員や川俣純子(かわまたじゅんこ)那須烏山市長らの応援を受け、青年部が選挙活動全般を支えた。

 三森氏は午後9時40分ごろ、沈痛な面持ちで会場に現れた。支持者を前に声を詰まらせながら「ひとえに私の力不足。特に青年部の皆さんには胸が痛い」と話した。あいさつ後は一人一人に「結果を残せず申し訳ない」と頭を下げた。

 定数3を4人が激しく争った鹿沼市選挙区は、6期目を目指した自民党現職で党県連政調会長の小林幹夫(こばやしみきお)氏(69)がよもやの落選。その一報が伝わると、選挙事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。

 県議会議長も務めるなど5期20年の経験や実績、政策遂行力に自信を持って臨んだ選挙戦だった。告示後の日曜日には茂木同党幹事長や五十嵐(いがらし)清(きよし)衆院議員が相次いで応援に入り、国とのパイプの太さをアピール。また4人の候補者で唯一、佐藤信(さとうしん)市長と明確に距離を置き「鹿沼を変えないといけない」と訴えた。

 一方で県連幹部としての多忙さから、地元での露出や活動の減少を懸念する声があった。小林氏は「(市議選含めて)10回目の選挙で(落選は)初めての体験なので動揺している。まさに自分の不徳の致すところ」と敗戦の弁を述べ、深々と頭を下げた。今後について自らの進退は語らず「9月の市議選に向け努力する」と述べるにとどめた。

2057OS5:2023/04/10(月) 23:09:58
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/724404
板橋氏、全国最多の14選 栃木県議選 旧統一教会関与「逆風と思わず」
5:00

 小山市・野木町選挙区の自民党現職の板橋一好(いたばしかずよし)氏(82)が14回目の当選を果たした。本県議会における自身の記録を塗り替えるとともに、全国ではこの日投開票の岐阜県議選で同じく14選を果たした猫田孝(ねこたたかし)氏(83)と並ぶ都道府県議最多選タイとなった。

 最下位の5位当選。6位の候補との票差は約300票で薄氷の勝利だった。高齢、多選批判に加え、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体代表を務めていたことなどが逆風となった。

 報道陣に対し、板橋氏は「こんなに厳しい選挙はやったことがなかった。(支援者の力が)ありがたかった」とほっとした表情を見せた。旧統一教会との関わりについては「逆風だったとは思わない。(支援者)一人一人がそんなことは考えずに応援してくれた」と強調した。


https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/631225?relatedbody
板橋県議、旧統一教会関連団体の代表辞任へ 自民栃木県連から注意
2022/9/6
 自民党栃木県連副会長の板橋一好(いたばしかずよし)県議(81)=小山市・野木町選挙区、13期=が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体である世界平和連合栃木県連合会の代表を務めている問題で、自民県連の木村好文(きむらよしふみ)幹事長は5日、党と旧統一教会の関係を絶つとした党本部の方針に反する言動があったとして、板橋氏を口頭で注意した。板橋氏は代表を続ける考えを示していたが、注意を受けて翻意し、辞任することを決めた。


 木村氏によると、同日午前、小山市内で板橋氏と面会し「党方針に従わないなら離党してもらう」と伝えたという。木村氏は取材に「(板橋氏は)今後、一切の関係を持たないと約束した」と述べた。

 一方、板橋氏は取材に「党人であるため要請を受け入れることにした。心配してくれた幹事長の顔も立てないといけない」と話した。今後は選挙の際の支援も受けず、教団関連施設への訪問も見送るとした。

 板橋氏は2日の下野新聞社の取材に対し、党と旧統一教会との関係を絶つとした岸田文雄(きしだふみお)首相(党総裁)の方針を批判し、党の指示があっても教団との関係を継続する考えを示していた。

2058OS5:2023/04/10(月) 23:10:48
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/724390
目立つ自民系新顔当選 複数選挙区でトップ当選 栃木県議選
5:00
 市長や国政への転身で空席が目立っていた県議会。その席を埋める形で自民党や自民系の新人候補の当選が目立った。

 当選後の自民会派入りを宣言し、大田原市選挙区に挑んだ無所属新人の星雅人(ほしまさと)氏(38)がトップで初当選した。市議3期10年の実績と若さを武器に、昨春敗れた市長選の雪辱を果たした。午後9時半ごろ、選挙事務所に当選の知らせが届くと、支持者らの盛大な拍手に包まれた。星氏は「栃木県の未来を皆さんとつくっていきたい」と語った。

 足利市選挙区でトップ当選した自民新人の杉田光(すぎたひかる)氏(42)は、元市議の父勉(つとむ)氏の代からの悲願を果たし、支持者らと熱い握手や抱擁を交わした。「皆さんからいただいた力や思いを心に焼き付け、恩返しをしなくてはとの覚悟で頑張っていく」と涙しながら決意を述べた。

 小山市・野木町選挙区で初当選した自民新人の大木英憲(おおきひでのり)氏(42)。午後11時5分ごろ、当選の一報が入ると、選挙事務所は拍手や歓声に包まれた。定数5に対し8人が名乗りを上げ激戦となった選挙。当選あいさつで大木氏は「みなさんの力で勝ち抜かせていただいたことに感謝しかない」と語った。

 佐野市選挙区で初当選した無所属新人の横田誠(よこたまこと)氏(46)は選挙事務所で「多くの皆さんの支えがあってここに立つことができた」などと述べ、深々と頭を下げた。陣営は「(旧)安蘇郡から県議会へ」などを合言葉に田沼、葛生の旧両町地区を中心に、手堅く票をまとめトップで初陣を飾った。

 さくら市・塩谷郡選挙区では、自民新人の佐藤晴彦(さとうはるひこ)氏(43)が当選。午後9時半過ぎ、トップ当選の一報が入ると、支持者の拍手と歓喜に包まれる選挙事務所に、満面の笑みで登場した。佐藤氏は「厳しい選挙の中、力を与えてくれてありがとうございます」と、謝辞を述べた。

2059OS5:2023/04/10(月) 23:30:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243312
神奈川県知事選で白票など無効票が大幅増 過去の不倫発覚の黒岩氏「私に対する批判と受け止める」
2023年4月10日 21時44分

 9日に投開票された神奈川県知事選で、白票を含む無効票の割合が6.91%(21万2482票)に上り、前回2019年の2.93%より倍以上増えた。同日投開票の県議選の無効票率3.44%に比べても高く、専門家は4選を目指した現職黒岩祐治知事(68)の過去の不倫が選挙期間中に報じられた影響を指摘する。黒岩知事も10日、取材に「私に対する批判と受け止める」と話した。
 県選挙管理委員会によると、今回の知事選の無効票は、前回の8万8964票の約2.4倍に上った。立候補者4人の得票数は黒岩知事が193万票余り、次点の無所属新人岸牧子さん(66)=共産党推薦=が65万票余り。他の2人はそれぞれ15万票余り、12万票余りで、無効票が3、4位の得票数を上回る事態となった。
 黒岩知事の初当選以降の無効票の割合は11年が4.54%、15年が3.78%だった。
 神奈川大の大川千寿ちひろ教授(政治過程論)は、黒岩知事の得票数が前回(225万票余り)から減ったのも併せ「有力な対抗勢力がおらず、もともと『選択肢がない』と言われた選挙でスキャンダルが出た。投票しなければと思いつつ、黒岩知事に投票するのを避けた有権者が白票などの無効票という形で意思表示したのでは」と指摘する。
 その上で大川教授は「黒岩知事は対話を重視すると言っているが、有権者との信頼が築けていなければ一方通行になる。出ばなをくじかれる形となったが、信頼をいかに構築していくかが鍵となる」と述べた。 (志村彰太)

2060OS5:2023/04/10(月) 23:31:00
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243313
千葉市議選 「筋ジストロフィー」抱える渡辺惟大さん当選「多様な人たちが参加できる社会を」
2023年4月10日 21時44分
初当選から一夜明け、他の当選者とともに当選証書付与式に臨む渡辺惟大さん(左から2人目)と父の富也さん(右)=10日、千葉市役所で
初当選から一夜明け、他の当選者とともに当選証書付与式に臨む渡辺惟大さん(左から2人目)と父の富也さん(右)=10日、千葉市役所で

 統一地方選の千葉市議選中央区選挙区で、難病の「筋ジストロフィー」患者で日本維新の会新人の渡辺惟大ただひろさん(36)が初当選した。選挙戦は病気による制約を受けながらも、周囲の助けを借りながら乗り切った。当選から一夜明けた10日、渡辺さんは「多様な人たちが参加できる社会をつくっていきたい」と決意を新たにした。渡辺さんのように国会や地方議会で障害がある議員が各地で誕生し、議会活動がしやすくなるよう少しずつ対応は進んでいる。(中谷秀樹)
 渡辺さんは生まれて間もなく、筋肉が徐々に衰えていく筋ジストロフィーと診断され、中学生から車いすを使って生活する。今回の選挙戦でも電動の車いすを右手で操作しながら、父親の富也さん(67)やスタッフの介助を受けながら街頭活動。病気の影響で肺活量は一般の3分の1程度。大きな声を発することはできず、ヘッドマイクを通じて市内全駅や公民館のバリアフリー化、教育無償化の拡充など公約を訴えた。
 雨が降れば、車いすが故障しないよう街頭演説を屋根付きの場所に変更したり、街宣先で障害者用トイレが近くにない時は自宅に帰宅したりする困難も。一方、障害がある有権者の「会えて良かった」「勇気をもらった」といった言葉が「力になった」という。
 千葉市の高校卒業後、早稲田大に進学。在学中はキャンパス内で身体障害者がトイレを使う際の介助の制度がなかったため、大学側に働きかけて便座への移動などのサポートを学生も担う仕組みをつくった。「社会を少しずつでも変えられるという実感を持った」と政治への原点を振り返る。早大大学院修了後は障害者の進学支援に取り組むNPO法人や訪問介護事業所を設立した。
 無所属で初出馬した前回市議選で最下位落選後は、政治と距離を置いた。東京五輪・パラリンピックの競技会場だった幕張メッセ(千葉市美浜区)周辺で公園内の段差が解消され、歩道橋にエレベーターが設置された変化を見て「行政が本気になればこんなにできるんだ」と実感。昨秋に市議選に再挑戦を決意した。
 千葉市で日常的に車いすを利用する市議が誕生するのは初めて。くしくも今春から利用開始の市役所新庁舎内の新議場も段差がなく、車いす利用の市議が移動できる空間に配慮するなどバリアフリー対応に変わった。10日に当選証書を受けた渡辺さんは「誰もが、いろんなこと、やりたいことにチャレンジできる社会をつくれるよう4年間全力で取り組んでいく」と語った。
◆障害ある議員 各地に少しずつ増加
 「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」によると、障害者の国会議員と地方議員は統一地方選前時点で把握しているのは計44人という。それぞれ当事者の立場から障害者施策に取り組んでいる。
 2019年7月の参院選では、重い障害のある、れいわ新選組の木村英子、舩後靖彦両参院議員が初当選した。木村さんは脳性まひで手足を自由に動かせず、舩後さんは筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者。当選後、国会のバリアフリー化が進んだほか、舩後さんは言葉を発するのが難しいことから、代読やパソコン音声による史上初の質疑に取り組んだ。
 また、19年11月の埼玉県桶川市議選では筋ジストロフィーの浦田充市議が初当選。議会内で活動する際は議会事務局職員が付き添う。議案への賛否や質問する意思を示す際、本人の代わりに挙手する。浦田さんは議会で、市側に駅や学校のバリアフリー化などを求めている。(加藤益丈)

2061OS5:2023/04/11(火) 13:32:08
千葉県議選千葉市若葉区
定員2
有権者数122,886
開票終了投票率37.55%
19,185(43.4%)小川智之 無  新49歳 当選:1回目  自民市議市長選出馬落選
14,040(31.8%)秋山陽  立民 新31歳 当選:1回目推薦:国民県連
10,937(24.8%)山中操  無  現73歳 当選:5回推薦:自民・公明

2062OS5:2023/04/11(火) 14:09:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8842202cb878b5edc9dada9b01d8f35502de675
残り任期わずか21日の市議誕生 背景に4年前の「くじ引きで落選」
4/11(火) 8:59配信

朝日新聞デジタル
当選証書を受け取る望月高志氏=2023年4月10日午前11時18分、埼玉県狭山市役所、深津慶造撮影

 埼玉県狭山市で10日、任期がわずか21日間の市議が誕生した。

 新たに市議となったのは、2019年4月の市議選で落選した望月高志氏(43)。共産公認で市議を1期務めた後、現職候補として1289票を獲得したが、同じ得票数でくじ引きの末に敗れた。

【写真】当選証書を受け取る望月高志氏=2023年4月10日午前11時18分、埼玉県狭山市役所、深津慶造撮影

 9日に投開票があった県議選に現職市議2人がくら替え立候補したことで、欠員2が生じた。

 通常、繰り上げ当選が認められるのは選挙期日から3カ月以内に欠員が生じた場合。しかし公職選挙法によると、くじ引きで落選した場合はその限りではなく、10日に選挙会が開かれて望月氏の当選が決まった。任期は今月30日までで、望月氏は同16日に告示される次の市議選には立候補しないという。

 当選証書を受け取った望月氏は一言、「重いですね」。「票を託してくれた人に本来なら4年間でこたえるところを、21日間でどこまで出来るのか」

 昨年末から繰り上げ当選の可能性については聞いていたが、何が出来るのかいまだに思いつかないという。報道陣から市議選へ臨む候補者たちへのコメントを求められると、こう言った。「くじ引きだけは避けた方がいい」(深津慶造)

朝日新聞社

2063OS5:2023/04/11(火) 19:45:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/961e823f35624f6dd9c918aef282b919b59e824c

産後8カ月で「活動量不足」を詰問され立憲民主党公認を外された女性市議 無所属で再選して思うこと〈AERA〉
4/11(火) 11:45配信


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AERA dot.
選挙戦の最終日に「どうか1議席を私に守らせて下さい」と訴える大野知意さん=2023年4月8日、横浜市港北区の東急東横線日吉駅前で(撮影/浜田奈美)

 4月9日投開票の横浜市議選で再選した大野知意(おおの・ともい)さんは、昨年4月に立憲民主党の神奈川県7区総支部(支部長・中谷一馬衆院議員)の常任幹事会において「活動量の不足」を問われ、これを理由に党公認を得られていなかった。無所属で選挙を戦い、定数8の選挙区で8番目に当選したわけだが、大野さんが産後8カ月という時点で「活動量不足」を問題視した党総支部の対応を一般社会に置き換えてみると、子育て政策の旗振り役をひょうぼうする立憲民主党の「理想と現実」すら透けて見える。

【写真】世界最年少34歳のときに就任した“ロックスター首相”はこちら

■涙声で「ようやく保育所が見つかりました」

 もしもあなたの職場でこんな光景に遭遇したら、どう思われるだろうか。

 会議室で女性社員を幹部が囲み、こう質問する。

「近年の仕事量が他の社員に比べて不足していると、社内から指摘があった。どう思われますか」

 ちなみに女性はこの場に呼ばれる以前に「数年間の仕事量の報告書」の提出を求められていた。報告書を求められた段階で、女性には幹部の意図が分かっていた。

 声を震わせながら女性が答える。

「ご指摘は真摯(しんし)に受け止めます。ですが半年前に第1子を出産し、育児と並行して仕事をしてきました。その点はどうかご理解頂けませんか」。

 涙声で訴え続ける。

「まとまった時間、子どもを預けられる保育所が見つかりませんでしたが、ようやく見つかりました。ご迷惑をおかけしましたが、しっかり働いて参ります。どうぞご理解ください」

 これは昨年4月、立憲民主党の神奈川県7区総支部の常任幹事会で、横浜市議の大野知意さんの公認申請を巡る審議中のやりとりだ。幹事会メンバーが「幹部」、大野さんが「女性社員」にあたる。

■立憲民主党は「ハラスメントにはあたらない」

 筆者は取材でこの経緯とやりとりの内容を知り、言葉を失った。一般社会ではとうの昔に女性労働者の産前・産後休業が労働基準法に規定されている。同法が政治活動には適用されないとはいえ、子育て中の議員に活動量不足を公然と問いただす非情さと、産後8カ月の女性が泣きながら「保育所が見つかった。もう迷惑はかけませんから」と懇願せざるをえない「場の空気」の異常さに、慄然(りつぜん)とした。

2064OS5:2023/04/11(火) 19:46:32
 大野さんはこの翌月、総支部が「活動量不足」を理由に公認申請を見送ったことを不当とし、党本部の「ハラスメント防止対策委員会」に申告した。今年1月に調査結果がまとまり、結果を受けた党本部は「『妊娠出産による活動量不足は公認決定の際に含めない』との認識は共有されていた」とし、「ハラスメントにはあたらない」と結論づけた。

 だが、たとえハラスメント認定に至らずとも、産後1年に満たない大野さんが「活動量不足」を指摘され、江戸時代の「お白州」のような場で男性党員から説明を求められていた状況に、党本部では誰ひとりとして違和感を抱かなかったのだろうか。

 今年1月、党本部で会見に臨んだ岡田克也幹事長に筆者がそう問いかけると、岡田幹事長は淡々とこう述べた。「妊娠出産期間を除いて活動量不足を議論したと聞いている。妊娠出産を理由に公認を認めなかったのではなく、その意味ではハラスメントはなかったという結論だった。妥当と考える」

■「マタハラ」と受け取るのは一般的な感覚

 「その意味では」とした理屈にも苦しいものがある。労働問題に詳しい長谷川悠美弁護士は指摘する。

「マタハラの多くは、妊娠出産とは言わずそれらしき理由をつけて雇い止めや降格などの不利益取り扱いをするものです。そのため厚生労働省は、妊娠出産から1年以内の不利益取り扱いは原則無効とする指針を出している。詰問は法律上の不利益取り扱いではないが、産後8カ月の段階で活動量について詰問された点を『マタハラ』と受け取るのは、一般的な感覚でしょう」

 党は「妊娠出産期間は議論の対象から外したからセーフ」というが、そもそも妊娠や育児と無関係に働ける期間とそれ以外の期間との明確な切り分けなど、できるだろうか。こと社会通念から外れている政治の現場においては、なおさらのことだ。

 長谷川弁護士も、「議論の対象から外した」という論点に違和感を覚えるという。

「一般論として、妊娠出産などを理由とする解雇などを裁判で争った場合、妊娠前の業務量などに問題がないのであれば『妊娠出産期間中を含めないと確認したから問題ない』という抽象的な話は、通るものではありません」

2065OS5:2023/04/11(火) 19:46:45
■「市民感覚からかけ離れた党の体質に一石投じた」

 大野さんは選挙期間中、「『育ち』を支える」をスローガンにすえ、「子どもの食の問題、児童虐待の問題、待機児童の問題。この社会の未来を担う子どもたちのために、私にはまだまだやるべき仕事があります」と必死の訴えを続けた。8位当選というスリリングな結果を、「本当に厳しい選挙でしたが、共に戦ってくれた方々に心から感謝します」と振り返る。一方、前回選挙から大野さんを支えてきた支援者の一人は「総支部の連中の卑劣なやり方を絶対に許すわけにはいかないという一心だった。彼女の当選は、市民感覚からかけ離れている党の体質に、一石を投じられたと思う」と語る。

 立憲民主党は次の「政権」での少子化対策に対する基本的な考え方「子ども・子育てビジョン」をまとめるなど、子育て世代に対する党の姿勢を熱心にアピールしている。だがまずは党内の子育て世代に対する党員自体の考え方を再点検し、「足元」の意識改革から始めることの方が、現実的ではなかろうか。

(フリーライター・浜田奈美)

※AERAオンライン限定記事

2066OS5:2023/04/11(火) 20:39:56
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243351
神奈川県議選、3政令市議選 維新躍進 共産4割減 自公は現有勢力維持 立民、地盤の弱さ浮き彫りに
2023年4月11日 06時52分
神奈川県庁
神奈川県庁

 九日に投開票された神奈川県議選と横浜、川崎、相模原の政令市議選では、維新が躍進する一方、共産現職の落選が相次ぎ、現有勢力より四割も減少した。自民と公明はおおむね現有勢力を維持。立憲民主は横浜市議会で議席を減らした上、現職が落選して新人が当選するなど「風頼み」の現状が浮き彫りとなった。(志村彰太)
 維新は県議会と横浜市議会で初めて議席を獲得。四議会全てで、代表質問権などがある「交渉会派」を結成できる規模を確保した。反対に、共産は県議会と相模原市議会で交渉会派の地位を逃した。
 県議選の党派別獲得票は自民が九十二万八千八百十三票と、二〇一九年の前回より十二万票余り減らした。それでも順調に当選したのは、もともと上位当選の候補が多かったことが一因。
 立民は前回は旧国民民主と合流する前だったため、単純比較はできないが、四十九万八千七百三十一票と約五万票増やした。ただ、横浜市議選で現職が相次いで落選。維新の候補が当選圏に食い込み、地盤の弱い立民候補が押し出された。
 共産も同じ理由で勢力を縮小し、県議会と相模原市議会で議席が半減。横浜市議会では四議席、川崎市議会で三議席減らした。県議選全体で十五万七千二百八十三票と、前回より三万票以上減らした。また、県、横浜、相模原市の各議会で会派の団長が落選。川崎市議会でも団長は高津区(定数九)で最下位当選だった。
 社民は県内政令市で唯一持っていた相模原市議会の議席を失った。
 投票率は県議選41・37%、横浜市議選42・83%、川崎市議選42・76%、相模原市議選45・50%だった。

2067OS5:2023/04/11(火) 23:13:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230411k0000m010272000c.html
神奈川でも維新躍進 自民は最大勢力を維持 共産など議席減
2023/04/11 21:15毎日新聞

神奈川でも維新躍進 自民は最大勢力を維持 共産など議席減

統一地方選の前半戦で躍進した日本維新の会。選挙前には候補者が一堂に集まり、気勢を上げた=横浜市中区で2023年2月1日午後7時49分、岡正勝撮影

(毎日新聞)

 9日に投開票された統一地方選の前半戦で、日本維新の会が躍進した。神奈川県議会、横浜、川崎、相模原の3政令市議会で、選挙前の計2議席から25議席まで増やし、4議会すべてで、代表質問ができる「交渉会派」になった。維新は発足の地である大阪を強固な地盤としてきたが、同党幹部は「神奈川を関東での勢力拡大の足場にしたい」と意気込む。一方、自民党は手堅い戦いで、4議会のいずれも最大勢力を維持した。

 「(統一地方選の前半戦で)党内で最も議席数を伸ばしたのが神奈川。増えた数でみれば躍進だ」。神奈川維新の会(日本維新の会県総支部)の金村龍那代表は、投開票から一夜明けた10日の記者会見で、満足そうに振り返った。

 維新は議席を持たなかった県議会、横浜市議会でそれぞれ6議席と8議席を獲得。1議席ずつを持っていた川崎、相模原の両市議会でも7議席と4議席を得た。金村氏は「(2025年夏に予定される)横浜市長選でどのような戦いができるか考えたい」と話し、さらなる党勢拡大に向けて候補者擁立に意欲を見せた。

 自民党は県議選では公認の48人が当選し、2019年の前回選より1議席増。獲得議席は横浜市議選でも1議席増やしたが、川崎市議選では2議席減、相模原市議選では3議席減らした。4議会で最大勢力は維持したものの、県連の梅沢裕之幹事長は「追い風も逆風もなく(有権者は)冷めていた。(各候補者は)自分自身との戦いと感じただろう」と分析。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題の影響については「なかったとは言えない」との見方を示した。

 立憲民主党は、県議選で前回選より3議席多い26議席を得た。川崎市議選では4議席増、相模原市議選でも2議席増やす一方、横浜市議選では1議席減らした。県連の赤野孝之幹事長は「当選確率は全立候補者の8割を超えた。踏みとどまった」と結果については一定の評価をする。

 ただ維新については、「神奈川の有権者は常に新しい政治、既成政党にないものを望む。立憲への支持の広がりのなさが、(今後も)維新の勢力拡大につながる」と危機感をあらわにした。

 公明党は、四つの選挙で公認した42人が全員当選した。県本部の三浦信祐代表は「(全員当選に)安堵(あんど)している」と語った。

 維新の躍進とは対照的に共産党は、四つの議会選全てで前回選よりも大きく獲得議席を減らした。県議会と相模原市議会では「交渉会派」からも外れた。県委員会の田母神悟委員長は「維新に競り負けた。はじき飛ばされた選挙区がかなり多い」と落胆した様子で振り返った。

 国民民主党は横浜市議選で3議席、川崎市議選で1議席を獲得したが、県議選で選挙前に唯一持っていた議席を失った。県連の小粥康弘代表は「極めて残念な結果。どのように県政にアプローチしていくかが課題だ」と話す。社民党は選挙前に4議会で唯一持っていた相模原市議会の議席を失った。【岡正勝、池田直、宮島麻実】

 ◇黒岩知事、前回選から約32万票減

 知事選で黒岩祐治氏は193万票超を獲得する大勝で4選を果たした。だが選挙戦終盤に週刊誌で過去の不倫が報じられ、得票も前回選から約32万票も減った。10日に記者会見した各党からは「仕事で信頼回復してほしい」や「(県政への)影響は大きいだろう」などの声が聞かれた。

 黒岩氏が4選を目指すかどうかについて明言していない段階で推薦の方針を決めた自民党県連。梅沢裕之幹事長は有権者の間で黒岩氏への批判があるとしたうえで、「仕事で返すしかない。県議会では従来通り是々非々でいく」と話した。

 同じく推薦した国民民主党県連の小粥康弘代表は「本当に勝ったと言えるのか。釈然としない人も多いのではないか」と厳しい言葉を並べた。

 自主投票とした立憲民主党県連の赤野孝之幹事長は「県政への影響は大きいだろう。言うべきことは言っていきたい」と述べた。【岡正勝】

2068OS5:2023/04/12(水) 13:40:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/677f5d5cf0f41dd72d05f45d06113d4c0f56f571
山崎孝明・江東区長が死去、79歳…体調を崩し先月引退を表明
4/12(水) 13:32配信


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読売新聞オンライン
江東区の山崎孝明区長(14日)

 東京都江東区の山崎孝明区長(79)が12日、膀胱(ぼうこう)がんによる急性腎不全のため、都内の病院で亡くなった。区が発表した。

 区議や都議を経て2007年に初当選し、現在4期目。19年からは東京23区の区長でつくる特別区長会の会長も務めていた。

 昨秋に5選を目指して立候補を表明したが、体調を崩したとして先月、引退する意向を明らかにしていた。

 区長在任中は東京五輪・パラリンピック会場の区内への誘致などに尽力し、東京メトロ有楽町線の延伸事業(豊洲―住吉駅間)の実現にも道筋をつけた。長男は都議の一輝氏(50)。

2069OS5:2023/04/12(水) 20:26:31
https://www.asahi.com/articles/ASR4C6WVJR4BUTNB00T.html
混戦のきっかけは「後継指名」 埼玉県行田市長選、5人が立候補へ
有料記事統一地方選挙2023

猪瀬明博2023年4月12日 10時45分
 統一地方選後半戦の埼玉県行田市長選(16日告示、23日投開票)が注目を集めそうだ。県名由来の埼玉(さきたま)古墳群を有する歴史ある街のトップを決める選挙に女性3人を含む5人が立候補を表明し、激しい選挙戦が予想される。


 立候補を予定しているのは前副市長の石川隆美氏(58)、現職で再選を目指す石井直彦氏(79)、いずれも市議の細谷美恵子氏(62)と高橋弘行氏(80)、そして元参院議員の行田(こうだ)邦子氏(57)だ。

 多くの候補者が出る発端になったのは、前回2019年に初当選した石井氏が「官から民へ」の市政改革を掲げて副市長を公募したことだった。当時、石井氏は周囲に「市長は1期限り」「副市長は市長の後継」と語っており、それを踏まえて市生涯学習部次長だった石川氏は副市長に応募。選考過程でも「4年後の市長選を目指すことは石井氏に伝えていた」という。

 ところが、この人事案が提案…

2070OS5:2023/04/13(木) 07:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c84ca28777a8c345a23ee298367fab53695a587
相模原市選管、繰り上げ当選の手続きせず 4年前の落選候補に謝罪
4/12(水) 21:45配信

朝日新聞デジタル
相模原市役所=相模原市中央区

 相模原市選挙管理委員会は12日、市議会議員の死去に伴う繰り上げ当選の手続きをしていなかったと発表した。市選管は「法令を認識していなかった」と説明。13日に選挙会を開いて手続きを進めるという。


 繰り上げ当選となるのは、前回2019年の市議選の中央区選挙区で得票同数となり、くじ引きで落選した松浦千鶴子氏(49)。

 市選管によると、前回の中央区選挙区で当選した市議が3月28日に死去し、議会から31日に市選管に欠員の通知がきた。公職選挙法では選挙後3カ月以内に欠員が出た場合に次点の候補者が繰り上げ当選するが、くじ引きで落選した候補者は3カ月を超えて欠員が出た場合でも繰り上げ当選となると定めている。

 そのため、松浦氏が繰り上げ当選するはずだった。市選管はこの日に松浦氏から指摘を受け、繰り上げ当選の必要性に気づき、謝罪したという。市選管は「認識不足で深く反省している」としている。

 前回市議選の当選者の任期は今月29日まで。松浦氏は9日の市議選の中央区選挙区で新顔で当選している。松浦氏は取材に選管の対応について「すごく残念で不信感を抱いた」と話した。(上嶋紀雄、足立朋子)

朝日新聞社

2071チバQ:2023/04/13(木) 12:20:54
>>2062
この記事で『私もじゃん!?』って、思ったんだろうなあ

2072OS5:2023/04/13(木) 20:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/f153e5ac926235083e0d17b87415dc2bf3e577be
異例の共闘!維新が東京・北区長選で自民新人を推薦 世田谷区長選に続き 対立の関西と対照的
4/13(木) 16:54配信
日刊スポーツ
東京・北区長選で自民都議の山田加奈子氏(右から2人目)の推薦を発表した、左から日本維新の会の阿部司衆院議員、音喜多駿政調会長、1人おいて東京北区みらい会議の越野充博氏(撮影・中山知子)

 日本維新の会の東京の組織、東京維新の会は13日、国会内で会見し、16日に告示される東京・北区長選(23日投開票)で、自民党都議の山田加奈子氏(51=無所属)を推薦すると発表した。山田氏はすでに自民党の推薦が決まっている。大阪では激しく対立する維新と自民が、東京ではタッグを組む、異例のコラボレーション、共闘だ。


 北区と同じ16日に告示される世田谷区長選でも、自民が擁立した新人を東京維新が推薦する連携体制が決まっており、今回の統一地方選での維新&自民のタッグは2例目となる。

 東京選出の参院議員で維新の音喜多駿政調会長は、現職の花川与惣太(よそうた)区長(87)が6選を目指して出馬を予定していることを踏まえて「勝てる候補を立てなければならず独自候補も検討したが、確実に世代交代ができる候補でなければならない」とした上で、「山田さんとお話を続ける中で政策協定を結び、維新の政策もしっかり取り入れていただけることになった。現職は巨大な立ちはだかる壁で、強い。党派の壁を乗り越えて、北区を変えていくため1つになり後押ししたい」と訴えた。

 先日の奈良県知事選では、保守分裂選挙に陥った自民党を維新候補が破り、大阪の府知事&市長選は維新が圧勝、府市議選も勢力を大きく伸ばした。音喜多氏は「首長選挙は国政とは必ずしもリンクはしていない。現職が6期目を目指さないなら、また違った選択肢もあったと思う」と打ち明けた。一方で「(花川氏の)多選の弊害や、強大な権力を持った人が長く続けることで新陳代謝が起きなくなるということに、一石を投じる必要はあると思う」と、述べた。

 維新と山田氏との間で結んだ政策協定は、「退職金の全額カット」などの身を切る改革、民間の積極活用、情報公開の徹底の3項目。北区議を4期務め、現在都議2期目の山田氏は「北区は今変わるべきだという強い思いがある。みなさまの支援をいただきながら、北区をもっと前に進めたい」と、語った。

 東京12区選出の阿部司衆院議員によると、3月から自民党との水面下での協議を開始。「北区をどう変えていくかというかなり熱いアプローチがあり、意見交換を重ねて決断に至った」と、説明した。

 北区長選には、北区議の駒崎美紀氏(44)、飲食店経営の橋本弥寿子氏(70)も出馬表明している。昨年12月に出馬表明したアイドルグループ「光GENJI」元メンバーで俳優の大沢樹生(53)は出馬を取りやめ、花川氏と連携すると発表した。【中山知子】

2073OS5:2023/04/13(木) 20:54:06
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-243754.html
維新、世田谷区長選で「異例中の異例」 自民と共闘、現職に挑む舞台裏 統一地方選
2023/04/13 06:00東京新聞

維新、世田谷区長選で「異例中の異例」 自民と共闘、現職に挑む舞台裏 統一地方選

東京の街並み

(東京新聞)

 躍進を果たした統一地方選前半戦は、自民との対決姿勢を鮮明にした大阪発祥の日本維新の会が、後半戦(23日投票)で行われる首都の自治体選では様相の違った戦いを見せている。東京都内最多の人口90万人を抱える世田谷区で自民と共闘し、区長選候補を擁立。知名度の高いリベラル系現職に挑み存在感をアピールし、議員選への波及効果を狙う。(原田遼)

◆脱皮を図る試金石

 統一選前半戦で維新と地域政党の大阪維新の会は、大阪府知事・市長のダブル選と奈良県知事選でいずれも自民が支援した候補を破り、大阪府議選、市議選でも自民を圧倒するなど、全国で勢力を伸ばした。

 政令市以外の区市町村の首長選、議会選挙がある後半戦は、地盤とする大阪の地方政党からの脱皮を図るための試金石となる。その一つが世田谷区長選だ。

 「今回は維新と自民が協力して候補を選んだ。異例中の異例だ」。世田谷区長選で元財務官僚の新人内藤勇耶さん(29)の擁立に尽力した維新関係者が力を込める。これまで首都圏の首長選で自民主導の候補者に乗ることはあったが、今回は候補者選定の段階から関与したという。

 相手は激戦となった初当選時を除き、過去2回は自民の推す候補に大差で勝利してきた元社民党衆院議員の現職保坂展人さん(67)。注目を集めることで「東京で勢力を伸ばす足掛かりになれば」と党幹部。「全国の地方議員600人以上」の目標を掲げる維新は後半戦、都内の議員選で前回の19人を大きく上回る70人を公認している。

◆リベラル派「ネットワーク」立ち上げ

 一方、保坂さんは昨秋、都内のリベラル派首長や議員と「ローカル・イニシアチブ・ネットワーク」を立ち上げた。住民自治などの推進を目指し、岸本聡子・杉並区長や阿部裕行・多摩市長、立憲や共産などの都議、区議が一部参加する。

 ただ、地方議会は保守系議員が多数派の場合が多い。「選挙で首長が共通して何かをやるのは難しい」(保坂さん)のが実情で、次の一手は模索している段階だ。

◆自民「維新に勢いつきすぎても...」

 維新と組んだ自民も事情がある。4年前の世田谷区長選で推薦候補が惨敗した後、武蔵野市、中野、杉並、品川区の首長選で非自民系候補が当選した。ある自民区議は「党本部は東京の現状に危機感を持っている」と明かす。内藤さんの街頭演説や集会には、茂木敏充幹事長ら幹部が続々応援に駆けつけているが、維新とは国政、地方とも議席を争う関係は変わらない。都連幹部は「維新に勢いがつきすぎても困る」とこぼした。

◆都民ファースト 小池知事を頼るものの

 東京都の小池百合子知事が生みの親の地域政党「都民ファーストの会」は、お膝元の選挙で存在感を示せずにいる。都内の47自治体の議会で約1400議席を争う統一地方選後半戦の公認候補は63人。維新の70人を下回る。

 森村隆行代表(都議)は前回2019年に擁立した28人を引き合いに「前回の倍を擁立でき、最低ラインは満たした」と説明するが、「100人は出したかった。主要政党より少なく、党のポテンシャルを考えても少ない」と認める。

 昨夏の参院選東京選挙区で当時の荒木千陽代表が惨敗し、党勢の衰えは否めない中、頼みの綱は小池知事の人気だ。選挙ポスターでは知事の写真や、都政の本年度の目玉政策である18歳以下への月5000円給付を、党の「実績」として掲げる。

 森村代表は「知事の応援は格段に効果がある。小池さんから脱却して新しい党としていきます、とはならない」と、全面的に頼る姿勢を隠さない。

 だが、肝心の知事の動きは鈍い。今回、議員選での知事の応援演説予定はない。7日の定例会見で、都民ファの選挙戦について聞かれた際、知事は「女性の参画や脱炭素化など改革マインドを持った方々が集まっているところを応援したい」と述べたのみ。反転攻勢のきっかけは見えないのが実情だ。(渡辺真由子)

2074OS5:2023/04/13(木) 20:55:48
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243367
埼玉県議選 激戦を終えて(上) 自民「知事との協力」前面に 現有3議席増 高まる存在感
2023年4月11日 07時20分
自民県議団の小島団長(右)の街頭演説に駆けつけ、並んで気勢を上げる大野知事(左)。4年前までの上田前知事時代ではあり得ない光景だった=さいたま市岩槻区で
自民県議団の小島団長(右)の街頭演説に駆けつけ、並んで気勢を上げる大野知事(左)。4年前までの上田前知事時代ではあり得ない光景だった=さいたま市岩槻区で

 前回選より十二人多い百四十一人が舌戦を繰り広げた埼玉県議選。「自民一強」の勢力図は大きく変わらなかったが、維新の台頭など新たな動きも見られた。各党の戦いぶりを二回にわたって振り返る。(統一選取材班)
 告示を一カ月後に控えた二月下旬。さいたま市内のホテルで開かれた自民県連の統一地方選出陣式では、大宴会場が県議選や市町議選の候補者で埋め尽くされ、壇上には県内選出の国会議員や業界団体のトップがずらり。大野元裕知事も激励に駆けつけた。
 県議会最大会派の自民は県議選でこの組織力を発揮した。現職は四十五人中、四十四人が当選するなど地力の強さを見せ、全体では現有五十議席を超える五十三議席を獲得した。
 選挙戦前にはマイナス要素を消した。二〇一九年の前回選では、自民と対立する上田清司知事(当時)が非自民候補に肩入れし、改選前の議席を割り込む結果に。だが今回は、大野知事が「現職は党派を問わず応援」との姿勢を打ち出し、自民候補の応援にも精力的に入った。
 大野知事は一九年の知事選で「上田県政の継承と発展」を掲げ、自民と公明の推薦候補らを破り初当選したが、自民は県政運営に協力する姿勢を見せるなどして距離を縮めてきた。今回の選挙戦でも、南12区(さいたま市岩槻区、定数一)で七選した小島信昭・党県議団長が「議会と執行部が車の両輪のようになり、本当にうまく県政運営がなされている」と述べるなど、知事との関係の良好さをアピールすることに努めた。
 党所属の国会議員を中心に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が明らかになった問題についても、多くの候補が「選挙戦にほぼ影響は感じない」と口をそろえ、一人区で当選したある現職は「国政は全く地方には影響しない」と言い切った。立民や共産など国政野党側も「旧統一教会問題が自分たちの追い風にはなっていない」とする反応が大半で、大きな争点とはならなかった。
 今回の県議選で自民関係者が「特に大きい」と評価したのは、東6区(白岡市・宮代町、定数一)での新人の勝利。上田前知事に近い議員らの会派「無所属県民会議」の岡重夫代表を一騎打ちで破った。
 選挙戦で連携した公明も九人全員が当選し、現有議席を維持。無所属の当選者にも保守系が多く、県議会での自民の存在感は「現有から三議席増」という数字以上に高まりそうだ。
 今夏の知事選では、大野知事が再選出馬に意欲を見せているが、自民側に候補擁立の動きは見られない。県議選の結果を受け、党関係者は手応えをにじませて語った。「自民の協力を受けなければいけないと、大野知事に改めて分かってもらえたと思う」

2075OS5:2023/04/13(木) 20:56:18
https://www.tokyo-np.co.jp/article/243618

埼玉県議選 激戦を終えて(下) 野党、維新が勢力伸長へ一歩 共産、立民は地力の弱さ課題
2023年4月12日 07時53分
県議選南1区で初当選し、青島議員(左)と喜ぶ維新新人の中村さん。組織力のある政党候補者との激戦を制し、維新台頭の象徴的存在となった=草加市で
県議選南1区で初当選し、青島議員(左)と喜ぶ維新新人の中村さん。組織力のある政党候補者との激戦を制し、維新台頭の象徴的存在となった=草加市で

 「知名度も実績もゼロ」だった新人が、短期決戦で勝利をつかんだ。埼玉県議選南1区(草加市、定数三)で自民、公明の現職に続いて当選したのは、維新の新人中村美香さん(36)。前回選で議席を得た立民を破り、党に県議選の初議席をもたらした。
 駅立ちを始めたのは二月からと出遅れたが、直近の国政選での党の勢いが後押しした。南1区は、昨年の参院選で当選した維新の青島健太参院議員の地盤。中村さんも当選後の取材に「地元に青島さんのことを知っている人が多く、すごくありがたかった」と青島議員の存在を勝因に挙げた。
 維新はさいたま市議選でも四議席を獲得し、県内での勢力伸長へ確かな足がかりを築いた。一方で、県議選では中村さん以外の五人が落選。地縁のない候補が多く、陣営からは「知名度を浸透させるのが大変」との声も聞かれた。
 県総支部の高橋英明代表も選挙後、「埼玉ではまだまだ維新の政治を伝えきれていない」とコメント。維新の存在を県内で根付かせられるかは、今回の当選者たちがどれだけ実績を挙げるかにかかっている。
 最大会派の自民が伸び、維新が議席を得た一方、議席減で目立ったのが共産だ。六から三へ半減した。
 党関係者は選挙戦前に「政治を変えたいという流れが渦巻いていない。投票率が低いと組織票が強い自民が勝ってしまう」と危ぶんでいた。そのとおり、南13区(上尾市・伊奈町、定数三)と西7区(川越市、定数四)では現職が、議席のなかった自民の新人に押し出される形で落選した。
 党県委員会は「党の地力不足が一番の問題。若い党員を入れるための取り組みが弱かった」と苦戦の要因を挙げた。当選した三人はいずれも新人。党勢回復へ険しい道のりを歩み出すことになる。
 立民は前回選から三議席増やし十議席としたものの、擁立できた公認候補は十二人と自民の二割程度にとどまった。県連幹部は「衆院議員が絶対的に少ない。自民と違い、衆院議員を核とした組織ができあがっていない」とこちらも地力の弱さをこぼす。ただ、前回選は自民が二議席を独占した西2区(入間市)で新人が当選したことは明るい材料となった。
 候補者がしのぎを削った一方で、有権者の三分の二が選挙に参加せず、投票率は四回連続で過去最低を更新し、全国最低となった。非自民勢力はこれからの四年間で、自民一強の現状を変えうる可能性を示し、県政への関心を呼び起こす重い役目を負っている。(統一選取材班)

2076OS5:2023/04/13(木) 21:01:38
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20230413-OYTNT50000/
維新旋風、栃木にも 立民は党勢拡大できず…栃木県議選
2023/04/13 06:00

■維新 9日午後10時半過ぎ、事務所で硬い表情を浮かべていた支援者たちが、当選確実の一報に沸き返った。県都を含む宇都宮市・上三川町選挙区でトップ当選。日本維新の会新人の大久保裕美氏(46)は「バッジの重みを感じる」と、泣き笑いの表情で喜びをかみしめた。「自民党王国」の栃木県政に維新が進出を果たした瞬間だった。


 維新は昨年夏の参院選の比例代表選で9万4380票を得て、立憲民主党を抜いて県内2位に浮上。得票率は12・8%に達した。党本部は「全国政党」化を目指すうえで貴重な足場になるとして、昨年10月に県連組織を設立し、急ピッチで体制整備を進めてきた。1万5000票超で県内最多得票となった大久保氏の躍進に、陣営幹部は「自民への不満の受け皿になることができた」と手応えを口にした。

 維新は昨年12月の茨城県議選で初議席を獲得し、今回の統一地方選で群馬県議会でも初議席を奪った。柏倉祐司・栃木県連幹事長(54)は「北関東の流れにうまく乗れた。次の国政選挙でも積極的な候補者擁立に結びつく」と勢いづく。

 ただ、大久保氏の得票について、党関係者は「維新の支持層とイコールではない」と冷静に分析する。統一選後半戦では、宇都宮と矢板の市議選(16日告示、23日投開票)に計4人(推薦含む)の候補者を擁立しており、柏倉幹事長は9日夜、喜びもつかの間、「党勢拡大には4人全員の当選が必須」と表情を引き締めた。

■立民

 党勢拡大を目指した立民は、公認候補5人のうち3人の当選で、改選前の議席数を維持するにとどまり、維新の勢いに警戒感を強める。

 宇都宮市・上三川町区で当選した無所属新人で、会派入りを予定している渡辺典喜氏(40)も加えると、党所属県議は1人増の4人となる。それでも福田昭夫県連代表は9日夜、記者団を前に「3人を6人にという目標で、もう少し勝てると思ったが厳しい結果となった」と肩を落とした。

 那須塩原市・那須町区では、唯一の女性候補だった新人の土屋晃子氏(55)がトップ当選し、保守地盤の強い県北地域に風穴を開けた。しかし、足利市区で4選を目指した加藤正一氏(61)が、まさかの落選。県南地域で唯一の議席を失っただけでなく、加藤氏は経験豊富で政策委員長として党を支えていただけに、「1議席以上の損失で影響は計り知れない」(県連幹部)。

 福田代表の地盤のさくら市・塩谷郡区でも自民の2議席独占を許した。ある党関係者は「県北での議席獲得は大きいが、事実上の敗戦。改めて組織を固め直さないと、維新に県内『野党第1党』を奪われかねない」と危機感をあらわにした。

2077OS5:2023/04/14(金) 08:50:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/78da54e8338e91a89b79e9f0ba6c26083d8606c2
都民ファーストの会と維新、勢いの違い歴然 なるか「反転攻勢」
4/14(金) 7:30配信

朝日新聞デジタル
都民ファーストの会の政治資金パーティーであいさつする(左から)森村隆行代表と、党特別顧問の小池百合子知事=2022年11月16日、新宿区、笠原真撮影

 知事や市長が主導する都市型の地域政党という点で共通するのが都民ファーストの会と大阪維新の会だ。大阪維新から生まれた日本維新の会は、9日投開票の道府県・政令指定市議選で勢力を伸ばした。一方、都民ファは16日から始まる都内の議員選を「反転攻勢の選挙」と位置づける。維新に少しでも近づけるのか。

 都内は16日に41区市議選が、18日に6町村議選がそれぞれ告示される。投票は23日だ。

 小池百合子知事が特別顧問を務める都民ファは、30区市町村に計60人の候補擁立を予定する(12日時点)。2019年にあった前回の統一地方選は結党から2年後。17区市議選に候補28人を立てて、24人が当選した。今の地方議員は55人だ(うち都議が26人)。

 維新は、都内では今回、計70人の候補擁立を予定する(10日時点)。都内の地方議員は22人いる。

朝日新聞社


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