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第25回参議院議員選挙(2019年)

1863とはずがたり:2019/07/22(月) 08:43:15

参院選投票率48.8%=95年に次ぐ低水準―総務省【19参院選】
2019/07/22 06:59時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-190722X886.html

 総務省は22日、参院選の選挙区の投票率が48.80%だったと発表した。国政選挙(補選を除く)の投票率が5割を切るのは戦後2回目で、1995年参院選の44.52%に次ぐ低さ。一方、公示翌日から20日までの間に期日前投票を済ませた有権者は、参院選では過去最多の1706万2771人に上った。

 福岡、佐賀、長崎、鹿児島が前回比で10ポイント以上低下しており、九州の大雨が影響したとみられる。今年は統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年選挙」で、選挙疲れが低投票率につながった可能性もある。

 投票率は高知を除く46都道府県で低下。最高は山形の60.74%、最低は徳島の38.59%だった。

 一方、総務省の発表によると、期日前投票者数は2016年の前回より6.79%増え、全有権者の16.01%を占めた。38都道府県で前回を上回り、高知では3割超の伸びを記録した。導入から15年以上が経過し、制度が浸透していることがうかがえる。

1864チバQ:2019/07/22(月) 09:29:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000008-at_s-l22
逆風抑え牙城死守、榛葉氏「1票の重み痛感」 参院選静岡選挙区
7/22(月) 7:38配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
逆風抑え牙城死守、榛葉氏「1票の重み痛感」 参院選静岡選挙区
支援者と握手を交わす榛葉賀津也氏=21日午後8時17分、掛川市内
 開票が始まった午後8時、掛川市亀の甲の集会場に、国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)当選確実の一報が入ると、集まった支持者は喜びを爆発させた。接戦が予想されていただけに、早々と決着したことに驚きの声も上がった。

 真っ黒に日焼けした榛葉氏が姿を現すと、ひときわ大きな拍手が会場を包んだ。「常に初陣」ののぼりを背に遊説隊による万歳三唱に合わせ、榛葉氏は深々と頭を下げた。

 立憲民主党の新人徳川家広氏(54)との熾烈(しれつ)な戦いだった。選挙戦では、3期18年の実績を訴えるとともに、徳川氏を意識し「相手は雲の上のような家柄。農家生まれの私は言ってみれば雑草だが雑草にも五分の魂がある」と繰り返した。

 県内では立民を上回る組織力を誇るものの、全国での党の支持率では大きく水をあけられた状況。危機感は強く、玉木雄一郎代表をはじめ党幹部が連日、応援に入る異例の選挙戦を展開した。これまで自民を支持していた経済界などを含む多方面からの応援を得て、徳川氏の猛攻をしのいだ。榛葉氏は4選のあいさつでしみじみと「今回ほど1票の重みを感じた選挙はない」と振り返った。

 連合静岡の中西清文会長は「われわれの力を信じてやるべきことをやり抜いた。総合力の勝利だ」と喜びをかみしめた。5月2日から街頭演説をこつこつ重ねた榛葉氏。会場に置かれたカウンターボードは「1043回」を示していた。

静岡新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000007-at_s-l22
 立民の勢い乗れず、徳川氏「死力尽くした」 参院選静岡選挙区
7/22(月) 7:37配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
 立民の勢い乗れず、徳川氏「死力尽くした」 参院選静岡選挙区
肩を落とし会場入りする徳川家広氏=21日午後8時40分、静岡市葵区
 静岡市葵区の立憲民主党新人の徳川家広氏(54)の支援者が集まった会場。現職2人の当選確実の一報が流れ、沈痛な空気に包まれる中、間もなく徳川氏が姿を現した。「大きな敵と死力を尽くして戦った。後悔はない」。深々と頭を下げた。

 全国で立民が党勢を拡大する中、悔しさがにじむ徳川氏。「選挙戦での問題提起が否定されたとは思っていない。静岡の生活を守るにはどういう形か分からないが尽くしたい」と国政選挙への再挑戦に含みを持たせた。

 枝野幸男代表や蓮舫副代表ら党幹部が繰り返し応援に入り「最重点選挙区」として、てこ入れしたが、支持基盤は一部労働組合と脱原発政策に共感する地方議員・OBらを中心につくる勝手連のみ。選挙戦では組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した。

 出馬表明は5月下旬と遅れた。徳川宗家18代当主の長男としての知名度を生かした選挙戦を展開。自民党が目指す改憲へ反対する姿勢を強調した。党が掲げる政策を全面的に打ち出し政権批判票の獲得を狙ったが、風は吹かなかった。

 「時間が足りずに準備不足だった。もう少し時間があったら違ったはず」。原発政策などを巡って国民民主党現職の榛葉賀津也氏とたもとを分かち総合選対本部長に就いた牧野聖修元衆院議員は無念の表情をうかべた。ただ、杉山淳県連幹事長は県内での立民の党勢拡大の手応えを強調し「(国民との)衆院選候補者選びにも影響してくる」と述べた。

静岡新聞社

1865チバQ:2019/07/22(月) 09:30:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000001-yamagatan-l06
芳賀氏が初当選、大沼氏破る
7/22(月) 7:30配信 山形新聞
芳賀氏が初当選、大沼氏破る
初当選を果たし万歳三唱する芳賀道也氏(中央)=21日午後10時24分、山形市城西町4丁目の選挙事務所
 改選1議席を巡り、事実上の与野党一騎打ちとなった参院選県選挙区に21日、県民の審判が下った。野党統一候補で無所属新人の芳賀道也氏(61)が自民現職の大沼瑞穂氏(40)に1万6524票差を付け、初当選を果たした。大沼氏は自公による組織戦を展開したが届かなかった。自民は2016年の前回に続く敗戦で、県選挙区の2議席とも失った。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至氏(49)の支持は広がらなかった。

 自民が参院選県選挙区で連敗したのは初めて。投票率は60.74%で前回を1.48ポイント下回った。

 立憲民主、国民民主、共産、社民の推薦を受けた芳賀氏は元民放アナウンサーの知名度や人脈を生かし、草の根運動を繰り広げた。無党派層が多い山形市で浸透し、置賜や鶴岡市を除く庄内でもリードした。

 大沼氏は党の県選出衆院議員を中心とした組織戦を展開。安倍晋三首相(党総裁)をはじめ閣僚級が次々に県内入りし、政権の安定を訴えた。最終盤で保守基盤を引き締めたが、議席を守ることはできなかった。

 小野沢氏はNHKの受信料制度改革を訴えたが浸透しなかった。

現場の声、国に伝える
 芳賀道也氏の話 「地方をないがしろにするな」という声が集まり、勝利につながった。一人一人を幸せにし、暮らしをよくする政治を取り戻したい。民放時代から、ひたすら県内を回って現場の声を聞いてきた。今度は皆さんの思いをしっかり国に伝えていく。

芳賀道也(はが・みちや)61 無所属新
(1)フリーアナウンサー(2)日大文理学部(3)山形放送報道制作局アナウンス部統括部長、日大文理学部校友会県支部副支部長。当選1回(4)山形市
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴(4)出身地)

1866チバQ:2019/07/22(月) 09:30:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000004-san-l44
【参院選】大分で自民「連敗」 礒崎氏、野党統一候補に苦杯
7/22(月) 7:55配信 産経新聞
【参院選】大分で自民「連敗」 礒崎氏、野党統一候補に苦杯
支持者に敗戦の弁を述べる礒崎陽輔氏
 悪夢再び-。大分選挙区(改選1)で3選を目指した自民現職の礒崎陽輔氏(61)は、野党統一候補で無所属新人の安達澄氏(49)に敗れ、議席を失った。自民は3年前の平成28年参院選に続き、連敗を喫した。

 礒崎氏の支持者は、大分市内のホテルに集まり、開票速報を見守った。敗報が伝わると、支持者は言葉を失った。

 会場に姿を見せた礒崎氏は「すべて私の努力不足だ。大変申し訳ない」と述べ、深々と頭を下げた。

 当初から、厳しい戦いが予想されていた。礒崎氏にとって、野党統一候補との対峙(たいじ)は、今回が初めてだ。過去2回は野党系候補が乱立していた。

 3年前の参院選では、自民の新人候補が、野党統一候補に敗れている。

 陣営の危機感は強かった。総合選挙対策本部の本部長に、地元重鎮の衛藤征士郎衆院議員(大分2区)を就け、県議も党地域支部や団体回りを徹底した。安倍晋三首相や菅義偉官房長官ら党幹部も応援に入った。公明の比例候補とも連動し、上積みを狙った。

 対する野党側は、連合大分を中心に立憲民主、国民民主、共産、社民各党が総力を挙げて安達氏を支援した。礒崎氏が安倍首相に近いことを念頭に、政権批判を繰り返した。

 礒崎氏の落選は、政権へのダメージにもなる。衛藤氏は「結果を謙虚に受け止め、新しい一歩を踏み出していかなければならない」と険しい表情で語った。

1867チバQ:2019/07/22(月) 09:31:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000003-san-l35
【参院選】山口 林氏が盤石5選 厚い保守層まとめる
7/22(月) 7:55配信 産経新聞
【参院選】山口 林氏が盤石5選 厚い保守層まとめる
安倍晋三首相から祝福の電話を受ける林芳正氏
 山口選挙区(改選1)は、自民現職の林芳正氏(58)が、国民民主新人の野党統一候補、大内一也氏(45)らを大差で破り、5選を決めた。

 午後8時過ぎ、「当確」の一報が入ると、山口市内のホテルに集まった支持者から、大きな拍手が起こった。林氏と支持者は、満面の笑みを浮かべながら、万歳を繰り返し、当選を祝った。

 林氏は「5回目の当選だが、喜びをかみしめている。この6年間、自公連立政権の下、政策を実現してきた。今後も期待に応え、一歩ずつ恩返ししたい」と述べた。

 「総理・総裁を目指す」と公言する林氏にとって、問われるのは「勝ち方」だった。今回、陣営は過去最多となる46万得票を目標に掲げた。

 文部科学相や農林水産相など閣僚を経験したほか、党の要職も歴任した。選挙戦では、こうした閣僚経験を武器に、社会保障や教育、経済などの施策の充実を訴えた。情報ネットワークが発達した次世代の社会のあり方にも言及した。

 演説会では「責任政党」という言葉をたびたび用い、政権の一翼を担ってきた自負をにじませた。

 自民、公明両党の支持層に加え、多数の企業や団体の支援も受け、厚い保守地盤をまとめた。

 他の選挙区へ応援に出るケースも多かった。「選挙期間中、半分以上は地元不在だった」(陣営幹部)というハンディをはねのけ、圧倒的な勝利を収めた。

1868チバQ:2019/07/22(月) 09:32:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000003-khks-pol
<参院選宮城>自民地盤守れず 参院議席初のゼロに
7/22(月) 9:11配信 河北新報
<参院選宮城>自民地盤守れず 参院議席初のゼロに
落選が決まり、支持者の前に立つ愛知さん=22日午前0時40分ごろ、仙台市青葉区の事務所
 立候補表明から3カ月足らずの新人が、巨大与党の波状攻撃に打ち勝った。

 全国屈指の激戦区となった宮城選挙区は、立憲民主党新人の石垣のり子さん(44)が大接戦を制した。

 改選数が2から1に減り、4選を狙った自民党現職の愛知治郎さん(50)と1議席を争う激しいサバイバル戦に挑んだ。

 10月予定の消費税率10%引き上げ凍結にとどまる党公約から踏み込み、「消費税ゼロ」を訴えた。祖父、父と続く政治家一家の相手候補を意識し、「庶民代表」をアピールした。

 愛知さんは安倍晋三首相が公示日から応援に入るなど挙党態勢で臨んだが、波に乗れなかった。

 石垣さんが当選を確実にした22日未明、仙台市宮城野区の事務所には支援した立民、国民民主、共産、社民4党の県組織幹部、市民団体の関係者らが集まり、喜びを爆発させた。石垣さんは「感謝以外の言葉がない。果敢に挑戦していく」と決意を新たにした。

 地元ラジオ局で約20年、アナウンサーを務め、立候補表明は5月上旬だった。自身の農業への強い思い入れから、公示後の遊説日程は郡部を中心に組んだ。公示日は事務所近くで第一声を終え、県南の農村地帯に選挙カーを走らせた。

 その後、陣営は戦術を切り替える。仙台での浸透を優先し、候補者を街頭活動に集中させた。郡部は安住淳衆院議員(宮城5区)をはじめ野党の県選出国会議員や野党の地方議員が固める布陣を敷いた。

 「賭け」は奏功した。無党派層を中心とした政権批判票を取り込み、最終盤で接戦をものにした。立民県連の岡本章子代表は支持者を前に「石垣氏はここからがスタートだ。皆さんと一緒に前に進みたい」と力を込めた。

 愛知さんは、党主導の組織戦で支持固めを図ったが、不発に終わった。自民は前回に続く敗戦で、宮城選挙区から党参院議員は姿を消した。4回目の選挙で初めて1人区で戦った愛知さん。県連関係者は「与野党で議席を分け合ってきた2人区の戦いに甘んじてきた結果だ」と淡々と語った。

宮城(1―3)選管最終

当474,692 石垣のり子 立新(1)(社推)

 465,194 愛知治郎 自現(公推)

  36,321 三宅紀昭 諸新

1869チバQ:2019/07/22(月) 09:42:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000046-mai-pol
政策論争より「大物弁士」の応援合戦 「激戦区」なのに投票率低迷 広島選挙区
7/22(月) 9:39配信 毎日新聞
政策論争より「大物弁士」の応援合戦 「激戦区」なのに投票率低迷 広島選挙区
河井氏の応援演説をする菅氏=広島市中区で2019年6月22日、高橋克哉撮影
 自民の2議席独占か、それとも野党勢力が一矢報いるのか――。21年ぶりに自民が候補者2人を擁立した広島選挙区で、有権者が最も注目したのは、その話題に尽きるのではないか。3年に1度行われる参院選だが、選挙戦終盤は「この国をどう導いていくのか」という政策論争よりも“大物弁士”による応援合戦の様相を呈した感が否めない。

【写真特集】塚田氏、亀石氏、徳川氏…落選した主な候補者

 6年半にわたる第2次安倍政権への評価、憲法改正や消費増税への賛否、選挙前に急浮上した「年金2000万円問題」など、今後の国のあり方を問う争点は目白押しだった。各候補者が、これらの課題を全く棚上げした訳ではない。ただし、全国的にも注目された「激戦区」でありながら、今回も投票率は低迷した。有権者の政治離れに歯止めはかからなかった。

 「党本部による溝手さんいじめ」「逆です。いじめられているのは河井さんだ」

 自民は今回、溝手氏、河井氏の2人を公認したが、県連は「溝手1本化」にこだわり、党本部が主導して擁立した河井氏と一線を画した。「全く組織がない状態からスタート」した河井氏の元へは、公示前と終盤の2回、菅義偉官房長官が応援に駆け付けたほか、二階俊博党幹事長も広島入り。安倍晋三首相が応援演説した街宣車は「山口」ナンバーだった。

 溝手氏も負けていない。18日に広島市内で開いた演説会では、何度も弁士を務めた湯崎英彦知事がマイクを握り、古賀誠宏池会名誉会長、小野寺五典・元防衛相ら党の重鎮4人が熱弁をふるった。

 国民県連代表を辞し、今回は無所属から出馬した森本氏も、自民同士の戦いに埋没しないよう必死だった。国民の玉木雄一郎代表は最終日を含め5回も広島入り。18日には沖縄県の玉城デニー知事の応援も受け、「平和と暮らしを守る」姿勢をアピールした。

 選挙は「勝つか負けるか」が最大の関心事ではある。しかし、有権者の目には、この戦いはどう映ったのだろうか。【元田禎】

1870チバQ:2019/07/22(月) 09:43:11
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190722/k00/00m/010/024000c?inb=ys
立憲民主、議席「倍増」でも 高揚感ほど遠く
毎日新聞2019年7月22日 01時02分(最終更新 7月22日 05時12分)

当選確実となった候補者のボードをつける立憲民主党の枝野幸男代表=東京都港区で2019年7月21日午後9時56分、長谷川直亮撮影
 立憲民主党は改選9議席から約2倍の17議席に増やした。ただし、野党第1党としては前回2016年参院選で旧民進党が獲得した32議席に遠く及ばない。「自民1強」を崩す足がかりは築けず、高揚感からはほど遠い。国民民主党など他の旧民主党勢力との再結集を否定する独自路線を取ってきた立憲だが、次期衆院選に向け、戦略見直しを求める声が強まる可能性もある。

【写真特集】塚田氏、亀石氏、徳川氏…落選した主な候補者
<なぜ首相は「立憲民主党」を「民主党」と間違えるのか>
<議席は取ったが…>れいわ山本太郎代表、自身が落選したらどうする
<知っておきたい「衆議院」と「参議院」の違い>
 枝野幸男代表は選挙前から勝敗ラインを明示せず、自身の責任が問われる議席水準も「党内の皆さんが判断することだ」と述べるにとどめていた。枝野氏は21日夜のNHK番組で「大きく議席を伸ばしたと思っている。従来の議会よりはもう少ししっかりと行政監視の役割を果たすことにつなげていける」と手応えを語ったが、党内からは「元が少ないのだから喜んでいる場合ではない。野党の議席を最大化できたとは言えない」(幹部)との危機感も出ている。


C12○2・1人区の結果.eps
 立憲は17年衆院選で、結党直後でありながら公示前の15議席から55議席へと躍進し、衆院の野党第1党に躍り出た。しかし、党勢には陰りが見える。先の通常国会では衆院解散の誘発を恐れ、内閣不信任決議案の提出をためらって、安倍晋三首相の解散見送り表明後にようやく提出。参院選に向けた対決ムードが高まらず、「もっと争点を明確にし、勢いで選挙戦に突入すべきだった」(立憲関係者)との懸念も漏れた。

 国民との主導権争いが勢いをそいだ面もある。改選数1の「1人区」では互いの公認候補への支援は「推薦」より関与の度合いが小さい「支持」にとどめ、改選数2以上の「複数区」の多くで競合した。静岡選挙区(改選数2)では野党の議席独占は困難な情勢でありながら、国民現職に対抗馬擁立を強行。党内には「あまりに大きなしこりを残す」(中堅)との懸念もあったが、蓮舫参院幹事長を繰り返し投入するなど「対自民そっちのけ」の消耗戦にエネルギーを注いだ。

 公約面では年金の最低保障機能強化などボトムアップ型の経済政策や、性的少数者(LGBTなど)への差別解消など多様性尊重をアピールし、安倍政権との対立軸作りに腐心した。だが、党内からは「票が取れるもっとホットなものがほしい」と物足りなさを指摘する声も出ていた。

 立憲は次期衆院選で自民党への対抗策として、小選挙区の野党候補を一本化する構えだが、他党との十分な協力態勢の構築は見通せていない。立憲幹部は「国民現職がいる選挙区には、こちらの候補を立てない『すみ分け』程度の協力にとどまるのではないか」との見方を示した。【野間口陽、松本晃】

1871チバQ:2019/07/22(月) 09:48:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000042-mai-pol
社民、政党要件を維持 参院選比例で得票率2%以上獲得
7/22(月) 9:28配信 毎日新聞
社民、政党要件を維持 参院選比例で得票率2%以上獲得
記者会見で質問に答える社民党の吉川元・幹事長=東京都千代田区で2019年7月21日午後10時18分、川田雅浩撮影
 社民党は、比例代表で得票率2%以上の得票を獲得し、政党要件を維持した。2016年参院選で落選した吉田忠智前党首が比例で返り咲いたが、獲得議席は一つにとどまった。

【写真特集】塚田氏、亀石氏、徳川氏…落選した主な候補者

 公職選挙法で政党として認められるには、現職国会議員5人以上▽直近の衆院選か参院選で全国の得票率2%以上――のいずれかを満たす必要がある。社民の国会議員は衆参2人ずつの計4人。参院選には選挙区と比例代表で計7人を擁立したが、改選を迎えた又市征治党首は立候補しなかった。このため、政党要件維持には、2人以上の当選か、得票率が2%に届くことが必要だった。

 社民は16年の参院選で比例の得票率が2・74%に達し、政党要件を維持した。ただ、17年衆院選の得票率は1・69%。今回の参院選は比例の得票率2%を「最低限の目標」に設定していた。【秋山信一】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000031-jij-pol
女性28人、過去最多タイ=当選率、男性に及ばず-東京など半数占める【19参院選】
7/22(月) 9:23配信 時事通信
 21日投開票の参院選で、女性の当選者は選挙区18人、比例代表10人の計28人となり、過去最多の前回2016年に並んだ。

 選挙区の当選者は16年より1人多く、最多記録を更新。一方、女性候補全体に占める当選者の比率は16年より2.3ポイント減の26.9%で、男性の36.1%には及ばなかった。

 今回の参院選は、男女の候補者数をできるだけ均等にするよう政党や政治団体に求める「政治分野における男女共同参画推進法」が18年5月に成立して以降、初の大規模国政選挙となった。ただ、女性候補の比率は過去最高の28.1%となったものの、全当選者に占める女性の比率は22.6%にとどまった。

 選挙区別では、改選数が1増えた6人区の東京で女性が半数の3人を占め、ともに4人区の神奈川と大阪でも男女の当選者が同数だった。 

 政党別で見ると、12人が挑んだ自民党の当選者が10人で、16年に続き最も多かった。公明党は2人の候補がともに当選。女性を積極的に擁立した主要野党4党では、立憲民主党で19人中6人が議席を得たのに対し、候補者数が最多だった共産党は22人中3人、国民民主党は10人中1人の当選にとどまり、社民党はゼロだった。

 改選数1の1人区で無所属の野党統一候補として出馬した中では4人が勝利。日本維新の会、れいわ新選組はそれぞれ1人が初当選した。

1872チバQ:2019/07/22(月) 09:49:22
https://digital.asahi.com/articles/ASM7L5VHSM7LUTFK010.html?rm=468
野党共闘、1人区10勝 新顔が自民に勝利、相次ぐ
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2019年7月22日07時30分

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 安倍晋三首相主導の憲法改正に反対する立憲民主、国民民主など野党4党は、「改憲勢力」による3分の2の議席確保を阻止した。「野党統一候補」を擁立して臨んだ全国32の1人区でも、新顔が自民現職に競り勝つ選挙区が相次ぎ、3年前(11勝)に迫る10議席を獲得。一本化の効果を示した。

【速報】参院選開票タイムライン あの候補は?
 「限界があるかと思っていたが、予想に反して良い戦いをした所が多い。前回に近い数字がとれたというのは、野党共闘が前進したということだ」。立憲の枝野幸男代表は21日深夜の記者会見で強調した。

 立憲、国民、共産、社民の4野党は、全国に32ある改選数1の「1人区」で候補者を一本化した。野党側が11勝した3年前と同様の対応で、立憲の福山哲郎幹事長は「11議席以上は最低条件」と位置づけてきた。この水準にほぼ達した。

 統一候補の公認の内訳は立憲7、国民6、共産1。残る18人は党派色を薄めて無所属で臨んだ。この無所属候補のうち8人が当選。2年前の民進党分裂による野党内の足並みの乱れを最小限に抑えることに成功した。立憲公認の当選者は1議席、国民公認は1議席だった。

 ログイン前の続き野党候補が乱立した6年前の参院選では、当時31の1人区で野党は2勝にとどまった。今回、一本化の最終合意は6月中旬にずれ込み、態勢づくりの遅れが指摘された。しかも32人の候補のうち現職は1人だけで、知名度不足も課題となっていたが、各地で新顔が自民現職を破った。一本化による政権批判票の集約効果は、3年前に続き今回も示された形だ。

 改選数2以上の複数区では立憲が健闘。野党4党が掲げた「改憲勢力3分の2の阻止」の目標を達成した。立憲を中心とした野党勢力は一定の成果を上げたことで、今後は政府・与党への攻勢を強めていく構えだ。

 立憲が大きく議席を伸ばしたため、野党内では「立憲一人勝ち」の様相が強まった。国民内からは「立憲が増えたからと言っても、しょせんは民進党の中での行ったり来たりだ」(ベテラン)との不満が出ている。

 ただ、枝野氏は21日夜の記者会見でも「政党と政党の合併のようなことにはくみしない。従来の考え方は今後も変わらない」と強調。一方で次期衆院選に向けては、今回の参院選の枠組みで小選挙区での候補者一本化を進めていく考えを示した。

1873チバQ:2019/07/22(月) 10:36:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000049-kyodonews-pol
社民、政党要件を維持 れいわ、N国党も得票率2%以上
7/22(月) 6:28配信 共同通信
社民、政党要件を維持 れいわ、N国党も得票率2%以上
記者の質問に答える社民党の吉川幹事長(右)と福島副党首=22日午前1時41分、東京・隼町
 社民党は22日午前、政治団体が政党として扱われるために必須となる公選法上の政党要件の維持が決まった。比例代表の得票率が「2%以上」という条件をクリアしたためだ。少なくとも、2022年参院選までは要件が維持される。喪失すれば、選挙戦で制約がかかり、資金面の負担が増大するところだった。「護憲の老舗」は危機を免れた形だ。

 政治団体のうち、れいわ新選組とNHKから国民を守る党は、いずれも得票率2%を上回り、公選法上の政党要件を満たすことが確実となった。

 公選法は「国会議員5人以上」か「直近の衆院選か参院選の得票率が全国を通じて2%以上」と定める。

1874二階席:2019/07/22(月) 10:39:01
とはさんへ

二階席の東北6議席予想、大外れでした。
まさかまさか4勝もするなんて(苦笑)

では、皆様。
たくさん分析をお願いします。
毎回楽しみに読んでます!

1875チバQ:2019/07/22(月) 10:51:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190721-00000041-khks-pol
<参院選宮城>愛知氏痛恨 3代続いた議席失う
7/22(月) 9:50配信 河北新報
<参院選宮城>愛知氏痛恨 3代続いた議席失う
落選が決まり、支持者に頭を下げる愛知さん(右)=22日午前0時40分ごろ、仙台市青葉区の事務所
 21日投開票された参院選は、全国的に与党が堅調さを見せる中、東北6選挙区(改選数各1)で自民党は2勝4敗に終わり、現職候補の多くが急ごしらえの野党統一候補の前に苦杯をなめた。党幹部らを投入した徹底的な組織戦は不発。吉報を受け取った選挙区は青森と福島にとどまり、岩手、宮城ではそれぞれ4選を阻まれた。

 3期18年の自民党現職が準備期間3カ月足らずの新人に屈した。党本部と地方組織を挙げての総力戦は不発に終わった。

 宮城選挙区で4選を逃した愛知治郎さん(50)は「不徳の致すところ。結果を出すことができず申し訳ない」と、仙台市青葉区の事務所で頭を下げた。

 祖父で元蔵相の故揆一氏、父で元防衛庁長官の和男氏と共に60年余りほぼ途切れることなく守り続けてきた「愛知家の議席」が消えた。自民は2016年参院選に続く敗戦で選挙区議席を失った。

 祖父、父から受け継いだ頼りの後援会組織は高齢化が進んでいた。動きの鈍い陣営内に党県連が入っても「古参の会員が船頭となっていたため、序盤は組織が一枚岩になれなかった」(党関係者)。

 見かねた党本部は幹部級を次々に投入。安倍晋三首相が2度、菅義偉官房長官は3度応援に入った。終盤になって持ち前の組織力が発揮されたが、議席には届かなかった。2だった改選数が減り、1議席を巡る初めての戦いだった。「本当なら横綱相撲で勝つべき選挙だった。総括が必要だ」と自民県議。愛知さんと党にとって痛恨の結果となった。

1876チバQ:2019/07/22(月) 10:52:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000045-mai-pol
自民・河井氏、激戦制すも万歳自粛 溝手氏落選で 広島選挙区
7/22(月) 9:37配信 毎日新聞
自民・河井氏、激戦制すも万歳自粛 溝手氏落選で 広島選挙区
当選確実となり、支持者と抱き合う河井案里氏(左)=広島市中区で2019年7月21日、山崎一輝撮影
 広島市中区中町にある河井氏の事務所に当選確実の報が入ると、支持者からどよめきが上がった。間もなく姿を見せた河井氏はスタッフらと握手を交わし「地域の皆さんや思わぬ推薦をいただいた公明党の皆さんにお礼を申し上げたい」と述べる一方、落選が決まった溝手氏をおもんぱかり万歳はしなかった。

【写真特集】塚田氏、亀石氏、徳川氏…落選した主な候補者

 苦難続きだった。今年3月に県議を辞して自民の公認を取り付けたが、「2人目の候補は党本部の押し付け」とする県連の反発を招いた。全く組織がない状態から始め、期間中は応援に入った安倍晋三首相や菅義偉内閣官房長官ら党本部主導の選挙戦を展開した。

 「やり直しがきく、挑戦できる社会作り」を強調。「東京一極集中の経済の仕組みを変えたい。最先端の技術を駆使すれば、広島から世界的な企業を育てることができる」と訴え、有権者に急速に浸透した。スニーカー姿で県内を駆け巡り、女性層や無党派層にも食い込み、激戦を制した。【池田一生】

1877チバQ:2019/07/22(月) 10:52:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000005-san-l40
【参院選】「安定」選んだ有権者 福岡は指定席の自公立
7/22(月) 7:55配信 産経新聞
【参院選】「安定」選んだ有権者 福岡は指定席の自公立
4選を決め、万歳で支持者らと喜びを分かち合う松山政司氏 (左から2人目)=21日、福岡市中央区
 第25回参院選は21日投開票され、九州・山口8選挙区は、与党が圧倒した。8選挙区の改選計10議席の内訳は、自民7、公明1に対し、野党は福岡(改選3)と大分(改選1)での計2議席獲得にとどまった。有権者は、政権の「安定」を選択した。国政選挙6連勝を果たした安倍晋三首相の下、さらなる景気対策や憲法改正論議が進むことになる。

 「組織が一致結束して力強い選挙活動を続け、勝たせていただいた。感謝の気持ちを胸に刻み、粉骨砕身、令和の新しい時代の日本づくりに、懸命に頑張っていく」

 福岡選挙区(改選3)で4選を決めた自民現職の松山政司氏(60)は、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で、支持者を前に意気込みを語った。

 松山氏は「政治の安定」を強調し、序盤から一歩抜け出した。街頭では経済政策アベノミクスの成果を、繰り返し訴えた。野党が争点化を図った年金問題も「経済を安定させれば、年金もより良くなる仕組みになっている」と不安払拭に努めた。

 自民は平成28年の前回参院選で、民進党(当時)の候補にトップ当選を奪われた。今回、雪辱を果たそうと松山陣営は70万票を目標に掲げ、各地区で国会議員が票をまとめ上げた。保守分裂となった4月の福岡県知事選の影響も懸念されたが、松山氏は自民支持層の大多数を取り込んだ。

 自民県連会長の原口剣生県議は「晴れやかな気持ちだ。なお一層、日本のために一生懸命やっていただけると思う」と述べた。

 立憲民主党現職の野田国義氏(61)は、福岡市博多区の選挙事務所で「当確」の一報を受けた。「安倍政権が続いては、日本のためにならない。志を同じくする仲間と頑張っていきたい」と2期目の抱負を語った。

 6年前は民主党から出馬した。その後の党分裂で立民に移った。

 今回、国民民主党が独自候補を擁立し、政権批判票を奪い合った。野田氏は、ガラス張りの選挙カーで県内を巡りながら、「安倍政権は隠蔽(いんぺい)や捏造(ねつぞう)が続いている」と繰り返した。年金制度の見直しや、消費税増税の凍結を中心に訴え、立民支持層などを取り込んだ。

 公明新人の下野六太氏(55)も初当選を果たした。同市博多区の選挙事務所に集まった支援者は、喜びを爆発させた。下野氏は「責任の重さを痛感している。子供が生き生きと社会で花を咲かせられるよう、教育改革を進めていきたい」と意気込みを語った。

 公明は前回を上回る50万票の獲得を掲げた。下野氏は街頭で、中学教諭の経験を前面に、教育政策の充実を訴えた。山口那津男代表は公示後、2度にわたり福岡入りした。

 安倍晋三首相(自民党総裁)らの来援もあり、自民支持者からも票を獲得した。

1878チバQ:2019/07/22(月) 10:53:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000001-ryu-oki
辺野古反対の高良氏が初当選 安里氏に6万票差 参院選沖縄選挙区 新基地反対の民意揺るがず
7/22(月) 2:09配信 琉球新報
辺野古反対の高良氏が初当選 安里氏に6万票差 参院選沖縄選挙区 新基地反対の民意揺るがず
当選が確実となり、支持者と一緒に万歳をする高良鉄美氏(前列中央)=21日午後8時ごろ、那覇市古島の教育福祉会館(新里圭蔵撮影)
  第25回参院選は21日、投開票が行われ、沖縄選挙区は22日午前0時半現在(開票率99・25%)、「オール沖縄」勢力の支援を受ける無所属新人で琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)が29万8751票を獲得し、初当選した。23万4859票だった自民新人でシンバホールディングス前会長の安里繁信氏(49)=公明、維新推薦=に約6万票差をつけた。県民は昨年9月の知事選、2月の県民投票、4月の衆院沖縄3区補欠選挙に続き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対の民意を明確に示し、埋め立て工事を推進する安倍政権に「ノー」を突き付けた。
  高良氏は辺野古埋め立て工事反対を公約の柱に据え、「普天間飛行場は辺野古を埋め立てなくても閉鎖・撤去できる」と訴えたことで、新基地建設反対の県民世論を追い風に支持を広げた。憲法学者として「憲法の理念と平和主義を尊重し権力の暴走を食い止める」として、安全保障関連法の廃止、「建白書」の実現などを訴えた。

  翁長雄志前知事が構築した「オール沖縄」勢力の支援を受け、「平和の一議席」を掲げてきた糸数慶子参院議員や玉城デニー知事とのセット戦術が奏功し、課題だった知名度不足を克服した。那覇市など都市部を中心に無党派層にも浸透した。

  高良氏と同様、選挙初挑戦となった安里氏は「自公維」の協力枠組みで県議や市町村議員を中心に運動を展開したが、辺野古埋め立ての賛否を明確にしなかったことで、経済界や議員の一部が反発し、序盤から苦戦した。経営者としての経歴や人脈を武器に「半世紀先を見据えた新たな沖縄振興計画の策定」を掲げたが支持は広がらなかった。

  投票率は2016年7月の前回参院選の54・46%から5・46ポイント下がり、49・0%だった。補選を除くと全県選挙で沖縄の投票率が50%を下回ったのは初めて。

  当日有権者(在外含む)は116万3784人(男性59万6849人、女性56万6935人)だった。

1879チバQ:2019/07/22(月) 10:56:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000023-mai-pol
自民、北海道で2議席獲得 野党の「多弱」を印象付け
7/22(月) 2:19配信 毎日新聞
自民、北海道で2議席獲得 野党の「多弱」を印象付け
初当選を確実にし、バンザイで喜ぶ北海道選挙区の自民党新人、高橋はるみ氏(中央)=札幌市中央区で2019年7月21日午後8時14分、竹内幹撮影
 労働組合が強く「民主王国」と言われた北海道選挙区は新人9人が競り合い、自民党が改選数3に増えた前回以降で初めて2議席を占め、野党の「多弱」を印象付けた。

 春まで道知事最長の4期16年を務め、道内で高い支持を維持する高橋はるみ氏(65)が早々に当選を決め、元道議の岩本剛人氏(54)も初当選を果たした。岩本氏は21日夜に事務所に姿を見せ、「北海道でも自公連立政権による政治の安定が受け入れられたと思う」と語った。

 知名度に劣る岩本氏の応援には、菅義偉官房長官や二階俊博幹事長、小泉進次郎党厚生労働部会長らが公示前後に相次いで駆け付け、鈴木直道知事や公明党も全面支援を打ち出した。

 前回に2議席を得た野党側は立憲民主党、国民民主党、共産党が独自候補を擁立し、政権批判票を分散させる結果になった。【岸川弘明】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00010003-nishinpc-soci
新人が首相“側近”破る「大金星」 大分選挙区の安達氏
7/22(月) 10:19配信 西日本新聞
新人が首相“側近”破る「大金星」 大分選挙区の安達氏
支持者から花束を受け取る安達澄氏=21日午後11時すぎ、大分市
 安倍晋三首相の補佐官も務めた“側近”を破る「大金星」を挙げた。「当初は1匹のアリ状態だったが、草の根と組織力で勝たせていただくことができた」。大激戦の末、大分選挙区で自民現職に競り勝った野党統一候補の無所属新人、安達澄氏(49)は大分市の事務所でガッツポーズを繰り返し、喜びを爆発させた。

 2015年の別府市長選に落選後、観光会社を営む傍ら政治の道を模索してきた。国民民主の足立信也参院議員の橋渡しで連合大分の推薦を得て、18年10月に立候補を表明。傘下労組へあいさつ回りを重ね、顔と名前を売り込んだ。

 国民民主、立憲民主、社民の推薦を受け、共産も県レベルで支援した。安倍首相ら党幹部や人気の高い議員が次々と来援し分厚い組織戦を展開する自民候補に対し、安達氏は連合と各党の組織力を基盤に、白いポロシャツに青いズボン姿で爽やかさを前面に出して、若者や主婦層を積極的に取り込んだ。

 陣営も中盤まで劣勢とみていたが猛追を見せ、労組が強い「非自民の牙城」の大分で意地を見せた。「当選は通過点。現場を大事にする政治に取り組む」と力を込めた。

1880とはずがたり:2019/07/22(月) 11:31:38
>>1874
私の絶対防衛圏は競り合いの1人区,秋田・岩手・宮城・山形・新潟・滋賀・愛媛を取る!だったので全体として厳しい結果だったけどまあ最低ラインは守れたと胸をなで下ろしております。更には大分も劣勢から跳ね返して取れたし。

山梨も後藤さんだったら勝てたんちゃうかなあ。。青森惜しかった。三重はもう一寸政党の枠組み的なとこから再考が必要かな。。

後,問題は関西。

枝野執行部の孤高路線は今回は失敗だったとも云える。衆参で優位が確定したのだから優しく包み込む路線に出来ないか。

今回で云えばで無所属統一候補(大阪・兵庫・京都),立国社無所属統一候補+立憲公認候補(北海道・埼玉・千葉・東京・神奈川・福岡)でやってればもう5,6議席は余分に取れていた筈。これは結果論だし今回の流れ的に実現しなかったのはしゃーないけど。

1881チバQ:2019/07/22(月) 14:23:30
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190722484216.html
野党共闘「3連敗」阻止
参院新潟区 組織が着実に票上積み
 21日投開票の参院選新潟選挙区(改選数1)は、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)氏(51)が、3選を目指す自民党現職の塚田一郎氏(55)を激しい戦いの末に下した。野党勢力内では当初、打越氏が北海道出身の「落下傘候補」であることに反発もあったが、2018年の知事選と新潟市長選に続く「3連敗阻止」を合言葉に、各党・組織が着実に票を積み上げた。一方、敗れた塚田氏は道路整備を巡る「忖度(そんたく)」発言によるイメージ低下が最後まで響いた。自民は前回16年に続き野党統一候補に連敗。結党以来、半世紀以上守り続けてきた参院新潟選挙区での議席を全て失った。

 「ど素人で落下傘。勝つ気があるのか」。野党勢力の間では当初、立憲民主党が新潟県外出身の打越氏の擁立を決めたことに不満の声が渦巻いていた。全県選挙の経験がない立民県連が仕切る選挙対策本部に距離を置く関係者が相次ぎ、選対幹事長不在という異例の陣立てを余儀なくされた。

 しかし、報道各社が公示直後に行った情勢調査で、打越氏が塚田氏と互角の戦いを展開していることが分かると流れが変わった。

 昨年の知事選と新潟市長選に続き野党統一候補が敗れた場合、「共闘はもう難しい」との危機感も働いた。県内全域に設けた約30カ所の地域選対を軸に、各党組織の支持票をきっちり固めた。

 選対本部長を務める立民の西村智奈美衆院議員に加え、本県野党勢力の象徴的存在ともいえる国民民主党の森裕子参院議員と無所属の菊田真紀子衆院議員が「越後の3人娘」を名乗り、各地で街宣。打越氏の知名度不足をカバーした。勝敗の行方を左右する無党派層が多いとされる大票田・新潟市で、塚田氏に約2万5千票の差を付けた。

■   ■

 一方、塚田氏は「忖度」発言で国土交通副大臣を辞任した後、髪を短く刈り上げ、県内各地の支持者を回る「おわび行脚」を徹底した。選挙戦では国・県とのパイプや「新潟生まれ、新潟育ち」をアピールし、党支持層の離反は最小限に食い止めた。

 だが、候補者のイメージを重視する無党派層に浸透できなかった。

 公示後は、安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官や小泉進次郎衆院議員ら無党派にアピールできる弁士たちが続々と来援し、街頭は千人単位の聴衆であふれた。しかし、応援弁士の演説が終わると、塚田氏の演説を聞かずに会場を去る人も目に付いた。政権与党の動員力が塚田氏の支持には直結していない状況をうかがわせた。

 さらに最終盤には、塚田氏を支援していた自民党の石崎徹衆院議員(比例北陸信越)による秘書への暴行疑惑が浮上し、イメージ低下に拍車を掛けた。

■   ■

 野党は16年参院選と、県内6小選挙区で「4勝2敗」と勝ち越した17年衆院選に続き、国政選挙に限ると3連勝となった。野党系の米山隆一前知事が女性問題で辞任して以来、続いていた退潮傾向に歯止めをかけた。

 対する自民は1955年の結党以来維持していた参院新潟選挙区での議席を失い、2議席いずれも野党勢力に奪われた。「同年選」もささやかれる次期衆院選に向け大きなダメージになるとともに、党勢の立て直しを迫られる結果となった。

【政治・行政】 2019/07/22 11:56

1882チバQ:2019/07/22(月) 14:28:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/sou/CK2019072202000168.html
れい新、弱者の訴え届く 複数議席 SNSで支持広げる
2019年7月22日 紙面から


開票速報が入り、支持者らとともに議席確保を喜ぶ政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(手前)=21日夜、東京都千代田区で

写真
 参院選で複数議席を獲得した政治団体「れいわ新選組」。現職国会議員は代表の山本太郎参院議員だけで、法律上の政党要件を満たさず、四月の結成からわずか三カ月にもかかわらず、日を追うごとに注目が高まり、台風の目のような存在になっていった。

 「金持ちをより金持ちにするためのしりぬぐいに消費税が使われている事実を、多くの方々が共有している。そのような状況で(れい新に)期待をかけてくださっていると思う」

 山本氏は二十一日夜の民放番組で、躍進の背景をこう分析した。

 短期間で支持を広げた理由の一つは、社会的な困難に直面している当事者を候補者に多くそろえたことだ。比例代表は、特定枠に重度障害者二人を立てたほか、シングルマザーや元コンビニ経営者らも擁立。街頭演説で各候補は実体験に基づいた具体的な改善策を訴え、弱者に寄り添う姿勢が説得力を持って受け入れられた。うなずきながら演説に聞き入る聴衆が多くみられた。

 こうした主張を広く伝えるのに役立ったのが、投稿サイトのツイッターをはじめとする会員制交流サイト(SNS)。知名度があり、フォロワーが三十万人を超える山本氏が街頭演説の動画や投票の呼び掛けを投稿すると、多くの人がリツイート機能で転送し、演説を見られない人や政治に関心のなかった人にまで拡散した。れい新への寄付金は四億円を超えた。

 山本氏は六年前の参院選では東京選挙区で当選したが、今回は比例に転出。特定枠に入らず、自らを当落線上に置いた戦術もプラスに働いた。

 山本氏は「政治が既に自分たちのものでないことを、有権者は分かっている」とも強調。「安倍一強」の六年半で、野党の支持率が上がらず閉塞(へいそく)感が続く中、既存政党にない新味をアピールし、新たな選択肢として存在感を見せた。 (上野実輝彦)

1883チバQ:2019/07/22(月) 14:35:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/528958/
立民手堅く批判票集め 野田氏、旧民進の争い制す
2019/7/22 6:00
西日本新聞 ふくおか版
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当選確実となり、支持者たちと一緒に万歳する野田国義氏(中央)

 「いろんなことがあったが結果を頂いた。安倍政権が続くことは日本のためにならない」。立憲民主現職の野田国義氏は福岡市博多区の事務所で当選確実の知らせを受け、支持者ら約60人を前に目を潤ませ声を振り絞った。旧民進党系が競合する戦いを制し安堵(あんど)がにじんだ。

 民進から国民民主に入らず無所属になった野田氏は、昨年秋に立民会派入りし、国民が参院野党第1会派から転落する一因に。反発した国民の参院幹事長がいる静岡選挙区に立民が公認候補を立てると、国民から「意趣返し」で対抗馬を擁立され、野田陣営は「共倒れ」も懸念した。

 街頭で消費税増税や森友・加計(かけ)学園問題を批判し、安倍政権の「隠蔽(いんぺい)体質」と対比させるガラス張りの選挙カーで人目を引いた。地方組織は十分整わず、連合福岡の支援も国民と二分したが、遊説会場に枝野幸男代表のポスターを並べるなど底堅い支持がある政党を前面に出し、政権不信を票につなげた。

 立民の伸長が伝わる中、是々非々路線の国民を引き合いに「野党らしく与党に対峙(たいじ)しないといけない。自分の選択は間違ってなかった」と語った。

■河野氏「政策十分届かず」

 共産新人の河野祥子氏は落選が決まると、福岡市博多区の事務所で記者会見を開き「政策が十分に届かなかった。福岡でせめて野党で2議席を獲得したかったので残念」と頭を下げた。

 直方市議時代に「格差」が深刻な地方の現状を目の当たりにし、国の制度を変えようと、市議を辞して国政に挑んだ。

 若者や女性にターゲットを定め、支持拡大を図った。「家計応援プラン」と題し、イラストなどを多用したチラシを用い「将来の不安は政治の力で解決できる」と訴えた。志位和夫委員長や小池晃書記局長ら党幹部も福岡入りしたが当選には至らなかった。

 支持者への感謝の言葉を述べつつ「年金や消費税など暮らしの問題は何も解決していない。これからも別の形で戦っていきたい」と力を込めた。

■春田氏、出遅れ取り戻せず

 「今の政治にストップをかけたいという思いが、有権者に伝わらなかった。直接訴えかける機会がもう少しあれば」。国民民主新人の春田久美子氏は、福岡市博多区の事務所で無念の表情を浮かべた。

 国民県連は野党連携を考慮して候補擁立見送りを決めていたが、党本部が頭越しに擁立を決めたのは公示わずか1カ月前。推薦を受けた連合福岡は立憲民主も推薦しており、支援は一部にとどまった。

 知名度がある元アナウンサーの古賀之士参院議員らと街頭に立ち、弁護士経験を踏まえた法教育拡充や生活者の待遇向上を訴えた。玉木雄一郎党代表も来援したが、低迷する党支持率を跳ね返せなかった。

 全国的にも厳しい結果となった国民。陣営幹部も険しい表情で「衆院選までこのままでいいのかと、問い直す必要がある」と語った。

1884チバQ:2019/07/22(月) 15:25:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/327581?rct=n_councilors
自民、道民から理解得た/立憲、野党共闘再構築を 参院選で道内各党の受け止め
07/22 14:07
自民、道民から理解得た/立憲、野党共闘再構築を 参院選で道内各党の受け止め
 参院選道選挙区(改選数3)の候補者や、比例代表の道内関連候補を擁立した政党の道内幹部らは、選挙事務所でのあいさつや記者団の質問に答える形で、選挙結果の受け止めや今後の課題を語った。

 いずれも新人の9氏が出馬した道選挙区は、主要5候補のうち自民党の高橋はるみ氏(65)、立憲民主党の勝部賢志氏(59)、自民党の岩本剛人氏(54)が初当選。共産党の畠山和也氏(47)と国民民主党の原谷那美氏(35)は及ばなかった。比例代表は日本維新の会新人の鈴木宗男氏(71)、公明党現職の若松謙維氏(63)らが当選した。

 自民党道連の吉川貴盛会長は、道選挙区で同党が2議席を獲得したことについて「当初厳しいと思われていたが、無上の喜びだ。道民から大変(多くの)理解をもらった」と述べた。

 立憲民主党道連の佐々木隆博代表は、道選挙区で野党がそれぞれ候補を擁立しながらも1議席にとどまったことに関し、「野党の力が分散した。共闘を再構築しないと」と語った。

 国民民主党道連の徳永エリ代表は、原谷氏の敗因について「これまでにないほど規模の小さい選対だった。組織選挙をうまく展開させないと、結果に結びつかない」と強調した。

 共産党道委員会の青山慶二委員長は「私たちの政策は砂に水がしみ込むように市民に受け止められたと思う。ただ、自民党には地力があり、野党間の協力が必要だった」と振り返った。

 日本維新の会の松井一郎代表は「鈴木氏の北方領土についての経験や知識を活用したい」と期待感を示した。公明党道本部の稲津久代表は「若松氏の名前が浸透した上に、自民からも一定の協力を得られた」と総括した。(内藤景太)

1885チバQ:2019/07/22(月) 15:42:08
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258812
過去最高の2万km移動 鈴木宗男氏はドブ板+SNS戦略が勝因
公開日:2019/07/22 14:50 更新日:2019/07/22 14:50

今回も“心友”の松山千春(左)が応援の鈴木宗男氏は当選/(C)日刊ゲンダイ
今回も“心友”の松山千春(左)が応援の鈴木宗男氏は当選/(C)日刊ゲンダイ
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 日本維新の会から比例代表で出馬した鈴木宗男氏(比例・71歳・維新)が9年ぶりに国政に返り咲いた。

 当選8回、キャリア25年を超えるが、参院選比例代表での出馬は初めて。5月に食道がんの手術を行ったばかりだが、驚異の体力を見せつけた。公示日に本州最東端の納沙布岬で第一声を上げたかと思えば、翌日には最西端の与那国島へ飛び、期間中の移動距離は過去最高の2万キロを突破。

 “心友”の松山千春さんも宗男氏の応援に駆け付けたが、今回の選挙戦はこれまでの“ドブ板”とは一味違った。SNSを解禁し、ツイッターで「むねおったー」なるキャラを演じた。若者を取り込んだことも勝因のひとつだろう。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258814
「NHKから国民を守る党」まさかの議席獲得…NHKは戦々恐々
公開日:2019/07/22 14:50 更新日:2019/07/22 14:50

 NHKは戦々恐々か――。国政選挙に初めて挑んだ政治団体「NHKから国民を守る党」は比例代表で1議席を獲得した。


 当選を決めた立花孝志代表(51歳)は、政見放送で「不倫ですよ……路上ですよ……カーセックスですよ……」と、3年前に写真誌に載ったNHKアナウンサー同士の不倫報道を蒸し返し、「路上カーセックス」を連呼するなど暴走。注目を集めた。

 22日午前4時すぎに記者会見し、「NHKをぶっ壊す。勝ったぞ」と宣言した。受信料を支払わなければ視聴できないスクランブル放送の実現を訴えており、国会でもこうした主張を強める考えだ。

「NHK職員の皆さんに、投票していただいた方々の思いをしっかりと愛情を込めて、時には叱りつけながら伝えていければと思う」と決意表明。神妙な表情で「われわれは決してNHKのことが憎いとか、そんなことでは全くない」とも語った。

1886チバQ:2019/07/22(月) 15:43:13
https://www.sankei.com/politics/news/190722/plt1907220139-n1.html
参院選 今回も乱立の著名人候補者、当選はわずか…「“集票マシン”にしないで」 専門家からは苦言も
2019.7.22 14:10
 令和初の国政選挙だった参院選には、元アイドルやスポーツ選手など多くの著名人やタレントが立候補した。参院選の比例代表では候補者名を書いた票も政党の得票となる「非拘束名簿式」が採用され、各党は知名度を生かした票の掘り起こしを期待したが、擁立された候補者は政治の「素人」がほとんどで、実際に当選したのはわずかだった。専門家からは「単なる選挙時の“集票マシン”にすべきではない」と苦言を呈する声も上がる。

 「政治の世界に子育ての当事者が少なすぎる」。立憲民主党から比例代表に立候補したタレントの市井紗耶香氏(35)は、選挙戦でこんな訴えを続けた。一世を風靡(ふうび)したアイドルグループ「モーニング娘」の元メンバーで、現在は4人の子供の母親。街頭で握手を求められることも多かったが、比例代表で獲得したのは5万票弱。当選はならなかった。

 立民は今回、市井氏のほか、漫才師のおしどりマコ氏(44)、人気アカペラグループ「RAG FAIR」元メンバーの奥村政佳氏(41)、元格闘家の須藤元気氏(41)ら多くの著名人を比例代表で擁立。福山哲郎幹事長は「当事者の声を国会に上げることができる多様性を持った候補者」と説明。党幹部は「党内でも賛否が割れるが、選挙に勝つためだ」としていたが、実際に当選したのは須藤氏のみだった。

 自民党も元F1レーサーの山本左近氏(37)=比例代表=やタレントのらくさぶろう氏(54)=愛媛選挙区=を、国民民主党もスリランカ出身のタレントのにしゃんた氏(49)=大阪選挙区=や俳優の乃木涼介氏(54)=神奈川選挙区=らを擁立。いずれも落選した。

 今や選挙の「風物詩」になっている有名人候補。名城大学外国語学部の鈴村裕輔准教授(政治史)は「投票率を上げる効果も期待でき、著名人の立候補は必ずしも悪いことではない」としたうえで、「選挙が終わったら放っておくというのでは、ただの“集票マシン”。各人の問題意識や特性に合った役職を与え、政界の作法を学ばせるなど、当選後もしっかりと面倒を見る必要がある」と注文をつける。

 明治大学の鈴木賢志教授(政治経済学)も、「世襲や官僚出身だけでなく、異なる土壌を持つ人材が出ることで政治に多様性が出る」と一定の評価をする一方、「政治に対する基礎教育が不足し国民が各政党の基本理念を理解できていない状況でタレント候補が出馬しているため、その候補が本当に党の理念に合っているのかが分からず、悪目立ちしてしまう」と指摘。

 「有権者の中には知名度だけで投票する人も出てきてしまう。18歳選挙権も導入されており、教育の場でもっと政党や政治家と関わる機会を増やすべきだ」と話した。

1887チバQ:2019/07/22(月) 15:44:49
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2019/sanin/news/201907/0012538318.shtml
2019/7/22 13:25
維新比例・室井氏3選果たす 地元尼崎重視を徹底
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 21日に投開票された参院選比例代表で、兵庫ゆかりの維新現職、室井邦彦氏(72)は、地元の尼崎市を中心に支持を広げて3選を果たした。党の県組織「兵庫維新の会」代表も務め、負けられない戦いで議席を守り、安堵(あんど)の表情を見せた。

 政治家として12回目の選挙で「国民のためという原点に返った政治を」と挑んだ。期間中は市議、県議時代から活動拠点とする尼崎市を一度も出ず、“地元重視”の戦術を徹底。駅前や商店街をくまなく巡り、同党が公約とした「消費税増税の凍結」に加え「われわれ団塊世代もまだまだ国に貢献する」と訴えた。

 兵庫選挙区の現職清水貴之氏(45)とともに当選を決め、兵庫での党勢を維持した。室井氏は「維新の主張が理解されるようになってきた。無駄の多い政治をなくすべく、与野党に呼び掛けながら党独自の改革を進める」と意気込んだ。(大盛周平、伊丹昭史)

1888チバQ:2019/07/22(月) 15:45:45
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190722/pol1907220007-n1.html
【参院選2019】有名人候補、相次ぎ“討ち死に” 市井紗耶香氏は落選で雲隠れ 元F1レーサー、美人弁護士も… (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.22
 2019年夏の参院選では、各党が目玉として有名人候補が相次いで討ち死にするなど明暗が分かれた。一方で「れいわ新選組」が2議席を獲得、過激な政見放送が話題になった「NHKから国民を守る党」も1議席を獲得するなど新しい流れもあった。



 有名人候補を大量に擁立した立憲民主党。比例で最大の目玉だったのが元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏(35)だが、同党が獲得した比例8議席の枠に届かなかった。

 選挙戦で蓮舫参院幹事長らと「国全体で子育てを支援する必要がある」と訴えた市井氏。21日に当確が出た場合は党の開票センターで記者会見する予定だったが姿を見せずじまい。22日未明に党関係者が「当選した場合、22日午前に取材に応じる予定だ」としていたが、落選が決まった。

 同党の比例では元格闘家の須藤元気氏(41)が当選したが、コーラスグループ「RAG FAIR」元メンバーの奥村政佳氏(41)や「筆談ホステス」として知られる斉藤里恵氏(35)らは敗れた。

 選挙区ではタレント出身で元都議の塩村文夏氏(41)が東京選挙区で当選した一方、大阪では弁護士の亀石倫子氏(45)が落選、静岡では「徳川19代目」の徳川家広氏(54)も討ち取られた。

 自民党も比例の目玉だった元F1レーサーの山本左近氏(37)が票を伸ばせず失速した。

 一方、宮城選挙区では立憲民主党の元民放アナ、石垣のり子氏(44)が当選を決めた。

 政治評論家の伊藤達美氏は「年中テレビに出ているわけでもない芸能人よりも、地方局のアナウンサーの方が顔や名前の露出度が高い」と分析する。

 伊藤氏はさらに「知名度だけのタレント候補に有権者は飽きているともみえる。そうした意識を政党側が理解していなかったのではないか。かつてはタレント候補に入っていた浮動票が『れいわ新選組』と『NHKから国民を守る党』に流れた可能性も考えられる」と話した。

1889チバQ:2019/07/22(月) 18:26:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-03403705-saga-l41
<参院選佐賀選挙区>まるで3年前の再現…自民の圧勝要因「敵失」も
7/22(月) 12:27配信 佐賀新聞
<参院選佐賀選挙区>まるで3年前の再現…自民の圧勝要因「敵失」も
参院選で投票をする有権者=佐賀市の赤松小体育館
 佐賀選挙区はまるで3年前の参院選を再現しているかのようだった。周到に準備を進め手堅い組織選挙を展開した自民党に対し、足並みがそろわない野党。公示目前になって知名度のない県外出身者を担いだのも前回と重なった。自民の圧勝は「敵失」によるところが大きく、大雨の影響を差し引いても、投票率の低さは両陣営が真摯(しんし)に受け止めなければならない。

 佐賀空港へのオスプレイ配備計画や九州新幹線長崎ルートの整備方式見直しといった国策課題を抱える佐賀県。野党統一候補が積極的に論戦を仕掛けたのに対し、自民の山下雄平氏はいなし、かみ合わなかった。自民県連の関係者は「賛否が分かれる案件に触れないのも勝つための作戦」とうそぶくが、地元の民意を国政に反映させ、解決に導くのが国会議員だ。選挙戦で踏み込んだ論争を避けた自民は、県民の「白紙委任」を受けたとまで拡大解釈すべきではない。

 自民県連にとっては、2015年の知事選を巡り関係が悪化していた県農政協議会から、推薦を受けて臨む久しぶりの国政選挙になった。決起大会の動員などで一定の効果はあったものの、肝心の集票活動では末端の組合員までフル回転したとは言い難い。農政協が自主投票だった前回の自民候補の得票率に比べ、推薦を得たにも関わらず得票率は約4ポイント低下した。

 今後の焦点は、次の衆院選に移る。前回17年の衆院選で自民は全国で唯一、小選挙区で全敗した。参院選の勢いを衆院選でも発揮できるのか。野党は政権選択を迫ることさえかなわない状況を立て直すことができるか。両者が向き合うべき課題は大きい。

1890チバQ:2019/07/22(月) 18:27:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190721-07211172-nksports-soci
国民民主は惨敗 平野幹事長の京アニ失言で暗雲漂う
7/21(日) 20:21配信 日刊スポーツ
昨年5月の結党後、初の国政選挙となった国民民主党は改選議席の8を上回れず、敗北した。

選挙戦終盤の19日、平野博文幹事長が京都アニメーションの放火殺人事件に触れ「皆さんの心を燃やしたいと思って(ライターを)買ってきたが、京都みたいになったら困るので使わない」と、応援演説で心ない失言をし、党の信頼力も弱めた。この日、出演したテレビ番組で、このことを聞かれると「結果的に(関係者を)傷つけた。申し訳なく反省している」と謝罪。平野氏を含めた執行部の責任問題は避けられず、党の存在感にも暗雲が漂っている。

選挙戦でコスプレもいとわず、体を張って支持拡大を訴えた玉木雄一郎代表。党の開票センターで行った会見では「デビュー戦だったが、国民系の候補を加えれば改選議席を上回る11人。大躍進とは言えないが躍進。土台を作れた」と、責任論を回避した。

自由党から入党した小沢一郎氏を選対本部長相談役に据えたものの、権限があいまいだったことなども敗因の1つと指摘される。国民民主は今後、自民党など他党の「草刈り場」になるとの見方が強く、先行きは不透明だ。【松本久】

1891チバQ:2019/07/22(月) 18:28:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000004-jij-pol
立憲、れいわの陰に=「共闘前進」と強調-共産【19参院選】
7/22(月) 1:01配信 時事通信
立憲、れいわの陰に=「共闘前進」と強調-共産【19参院選】
当選確実の候補者名に花をつける共産党の志位和夫委員長(中央)と小池晃書記局長(左)=21日夜、東京都渋谷区の同党本部
 共産党は大阪選挙区で議席を失う一方、埼玉で21年ぶりに議席を獲得。

 志位和夫委員長は21日夜の記者会見で「健闘と言える」と語ったが、立憲民主党や「れいわ新選組」に比べて存在感を示せず、党本部で開票速報を見守る幹部の表情に笑みは乏しかった。

 野党共闘によって共産党に一本化した福井選挙区では、小池晃書記局長が立憲民主党の枝野幸男代表とともにマイクを握った。小池氏は21日夜、ラジオ番組で「一歩ずつではあるが(共闘は)前進している」と強調。志位氏も会見で「大きな成果だ。(衆院)総選挙につなげたい」と述べ、今後の野党共闘の強化に意欲を示した。

 選挙戦では、消費税増税反対や年金改革など暮らしに身近なテーマを取り上げたが、同様の主張を展開した立憲やれいわの陰に隠れた印象が否めなかった。

1892チバQ:2019/07/22(月) 18:28:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00010000-chibatopi-l12
<ちば参院選>自民2議席死守 石井氏連続トップ 立民長浜氏2位
7/22(月) 10:58配信 千葉日報オンライン
<ちば参院選>自民2議席死守 石井氏連続トップ 立民長浜氏2位
当選を確実にして万歳三唱する石井氏(中央)=21日午後8時10分ごろ、千葉市中央区
 第25回参院選は21日、投開票され、6人が立候補した千葉選挙区(改選数3)は、自民党現職の石井準一氏(61)、立憲民主党現職の長浜博行氏(60)、自民党現職の豊田俊郎氏(66)が当選した。石井氏と長浜氏は3回目、豊田氏は2回目の当選。自民は連立政権を組む公明党の支援も受けて2013年、16年に続く2議席を死守した。石井氏は2回連続のトップ。共産党新人の浅野史子氏(48)は追い上げたが、届かず。同選挙区の投票率は45・30%で、前回16年(52・02%)を6・72ポイント下回った。

 1年9カ月ぶりの国政選挙。6年半続く第2次安倍政権の評価が最大の争点となる中、安倍晋三首相や菅義偉官房長官が何度も千葉入りした与党陣営は面目を保ち、一定の信任を受けた。ただ、老後資金報告書問題で再燃した年金制度や10月の消費増税への不安を背景に野党陣営も健闘した。

 石井氏は、予算委員会筆頭理事などの要職を務め、予算や法案審議で調整力を発揮した手腕を強調。訪日観光客の消費を広げるための道路網整備にも力点を置き、保守層や各種業界団体から安定した支持を受けた。

 長浜氏は、旧民主党勢力の事実上の統一候補。直前まで所属した国民民主党の支持も取り付け、社民党や労組連合千葉、野田佳彦前首相も支援。政権の情報開示不足を突き「非自民・非共産」の受け皿になった。

 豊田氏は、県議らの支援を受け、13年に続いて党2議席目を確保する至上命令を達成。派閥長の麻生太郎副総理や甘利明党選対委員長が直接テコ入れし、最後は安倍首相も駆け付けて逃げ切った。市長経験や注力する土地問題を説いた。

 浅野氏は「唯一の女性候補」と強調し、女性や無党派層に照準。富裕層の応分負担による「減らない年金」実現や消費増税中止も掲げ、志位和夫党委員長と二人三脚で当選圏に迫ったが、悲願の初議席を逃した。

 「安楽死制度を考える会」新人の門田正則氏(72)と、「NHKから国民を守る党」新人の平塚正幸氏(37)は支持が広がらず。

 千葉県内関係者も出馬した比例区でも開票が続いた。

◆当選者の顔ぶれ

石井準一61自民現(3)(公) 参院予算委筆頭理事、党副幹事長、党選対委員長代理(元)参院予算委員長、県議、衆院議員秘書。長生高卒。

長浜博行60立民現(3) 参院財政金融委員(元)環境相、内閣官房副長官、厚生労働副大臣、衆院議員、参院議員秘書。 早大卒。

豊田俊郎66自民現(2)(公) 参院決算委理事、参院内閣委員、党政調副会長(元)内閣府大臣政務官、八千代市長、県議。中央工学校卒。

(公)は公明党推薦

1893チバQ:2019/07/22(月) 18:29:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000098-jij-pol
安倍農政、根強い不信=東北「1人区」、野党健闘【19参院選】
7/22(月) 18:13配信 時事通信
 21日に投開票された参院選では、農業が盛んな東北地方の改選数1の「1人区」で、野党の健闘が目立った。

 環太平洋連携協定(TPP)など農産品の市場開放を進める自民党の方針に対し、小規模農家を中心に根強い不信感が表面化したとみられる。今後本格化する米国との貿易交渉に、農家が警戒を強めた面もあるようだ。

 自民党は、東北6県のうち岩手や宮城など4県の1人区で敗北。TPP合意を受けた16年の前回選挙の5敗は免れたものの、選挙戦で幹部が東北をてこ入れしたにもかかわらず苦戦し、不信の根深さが改めて浮き彫りになった。

 高齢化と後継者不足により農業基盤が弱体化する中、貿易自由化の影響は大きい。自民党は農協改革や農産品輸出の推進で「強い農業」を目指すが、こうした動きに付いていけず、野党の掲げる「戸別所得補償制度」に魅力を感じた農家も少なくないようだ。

 新たな日米貿易協定交渉に対しても「農業が犠牲になることは許さない」(農協幹部)と、政権を見る目は厳しさを増す。全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は22日、「現場が明るい展望を抱けるような政策を確立していただきたい」とのコメントを発表した。

 一方、農協グループの組織内候補で自民党現職の山田俊男氏は比例代表で3選を果たしたが、得票数は21万強と回を重ねるごとに減少。農協の集票力低下も止まらない。

1894チバQ:2019/07/22(月) 18:29:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000095-jij-pol
1強自民、3割台を維持=立憲は減少-比例得票率【19参院選】
7/22(月) 18:04配信 時事通信
 21日投開票の参院選比例代表で、自民党の得票率は前回2016年から0.5ポイント減の35.4%だった。

 同党は13年参院選以来、衆参両院選の比例で30%台の得票率を維持。2番手の政党に常に10ポイント以上の差をつけ、1強ぶりを示している。結党直後の17年衆院選で19.9%を得た立憲民主党は今回、15.8%に下落した。

 自民の比例得票数は約1771万票。約792万票の立憲を大きく上回ったが、投票率の低下も影響し、16年に回復した2000万票の大台を割り込んだ。

 公明党も16年から約104万票減らし、約654万票だった。得票率は2回連続の下落。

 初の参院選となった国民民主党は7.0%を獲得。立憲と合わせると、16年参院選で旧民進党が得た21.0%を上回った。ただ、旧民主党のピークだった09年衆院選(42.4%)と比べると、立憲、国民の合計でも依然として半分程度の水準だ。

 共産党は16年参院選から1.7ポイント減の9.0%。17年衆院選で6.1%に落ち込んだ日本維新の会は9.8%へ盛り返した。

 社民党は17年衆院選の1.7%から2.1%に回復し、政党要件の得票率2%を確保した。

1895チバQ:2019/07/22(月) 18:30:37
自分は比例はれいわに入れました

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000010-jct-soci
「れいわ」「N国」の票は、どこから来たのか? 影響を受けた政党は...
7/22(月) 18:12配信 J-CASTニュース
「れいわ」「N国」の票は、どこから来たのか? 影響を受けた政党は...
参院選で「れいわ新選組」は筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦(ふなご・やすひこ)氏(写真中央)ら2人が当選した
 2019年7月21日に投開票された参院選では、国政選挙に初めて挑んだ「れいわ新選組」「NHKから国民を守る党」の両政治団体が、公職選挙法と政党助成法上の政党要件を満たした。

 カギとなったとみられるのが、特定の支持層を持たない「無党派層」の動向だ。報道各社の出口調査からは、これまでは既存の野党に投じていた無党派層の相当数が「れいわ」に投票したことがうかがえる。

■政党要件満たさない「諸派」で「黙殺」状態だったのに...

 政党要件を満たすには、所属する国会議員が5人以上になるか、直近の国政選挙の選挙区か比例区のいずれかで、全国を通して2%以上を得票する必要がある。政党になると、議員数や国政選挙での得票に応じて政党助成金が交付されるほか、衆院選で小選挙区と比例の重複立候補が可能になるなど選挙運動上の利点がある。

 れいわは比例で2議席を獲得し、得票率が2%以上を記録。N国は比例で1議席を獲得し、選挙区で擁立した候補者の得票率が2%を超えた。票数で見ると、比例区で「れいわ」は228万0764票(4.55%)、「N国」は98万7885票(1.97%)を得ている。

 両団体は選挙期間中、政党要件を満たさない「諸派」に区分され、大手メディアでの扱いはきわめて小さく、ほぼ「黙殺状態」だった。だが、報道各社の出口調査を見ると、無党派層からの支持が多かったことがうかがえる。

 例えば朝日新聞の調査では、全体の15%が無党派層だった。そのうち、比例の投票先は自民が20%、立憲19%、維新12%の順に多かった。れいわは10%で、共産の9%、公明の6%、国民の6%などを上回った。

 前回の参院選が行われた16年調査では、無党派層は全体の13%で、19年と大きく変わらない。比例の投票先は民進と自民が19%で並び、共産の13%、おおさか維新の会の11%、政治団体「支持政党なし」の10%が続いた。自民と旧民進(立憲+国民)の票が増えていることを考えると、共産票の一部が「れいわ」に流れた可能性がありそうだ。

自民は横ばい、旧民進は増加、だとすると...?
 共同通信の出口調査でも、同様の傾向だ。全体の約20%が無党派で、そのうち、比例の投票先で最も多かったのが自民の23.5%。立憲20.6%、維新12.3%、共産11.0%、れいわ9.9%と続き、国民はさらに少ない6.9%だった。

 16年は、全体の20.9%が無党派層。比例の投票先は民進23.2%、自民22.3%、共産14.7%の順に多かった。やはり共産が影響を受けたことがうかがえる。

 今回の参院選では、野党各党が「増税凍結」で足並みをそろえる一方で、「れいわ」は「消費税廃止」を主張。差別化が奏功した可能性もある。

 N国の公約は、NHKのスクランブル化のみ。当選を決めた立花孝志代表(51)は、政見放送や街頭演説で、キャッチフレーズの「NHKをぶっ壊す!」を連呼したのに加えて、NHKで起きた性的スキャンダルにも繰り返し言及。出口調査からは読み取りにくいが、受信料制度に不満を持つ層から一定の支持を集めたとみられる。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

1896チバQ:2019/07/22(月) 18:31:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000089-jij-pol
労組系、立・国で明暗=自民、郵政が集票力発揮-比例【19参院選】
7/22(月) 17:15配信 時事通信
労組系、立・国で明暗=自民、郵政が集票力発揮-比例【19参院選】
取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=22日、東京・永田町の同党本部
 参院選の比例代表で、労働組合の支援を受けた候補者は民進党分裂のあおりで立憲民主、国民民主両党に5人ずつ分かれて戦った。

 立憲の候補は全員当選を果たしたが、国民民主は2人が落選して明暗が分かれた。

 連合傘下の産業別組合は、自治労や日教組などが立憲から、自動車総連、電力総連などが国民民主から候補を立てた。

 立憲の比例代表では労組系候補が組織力を生かし、上位5番を独占、早い段階で当選を決めた。民進党で臨んだ前回2016年の参院選で落選した私鉄総連の新人は約10万票を集め、雪辱を果たした。

 国民民主は26万票前後を集めたUAゼンセン、自動車総連、電力総連の候補が当選した。ただ、電機連合の現職は約19万票を得て個人得票数で全候補中20番目に入ったが、党の獲得議席が伸びず、当選圏に入れなかった。

 一方、自民党は業界団体の支援を受けた候補が順当に当選した。最多は全国郵便局長会の支援を受けた柘植芳文氏で、約60万票を集めた。同会系候補の党内トップ当選は13年から3回連続。建設や農業関係の団体が推した候補の3倍弱に達し、集票力の高さを見せつけた。

 迂回(うかい)献金事件で16年に候補擁立を見送った日本歯科医師連盟は今回、元衆院議員を支援して11万票を集めたが、次点で議席を得られなかった。

1897チバQ:2019/07/22(月) 18:31:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000086-jij-pol
東京、50万票近くで落選=最少山梨の2.7倍【19参院選】
7/22(月) 17:03配信 時事通信
 21日投開票の参院選選挙区当選者のうち最も得票が少なかったのは、改選数1の山梨で勝利した森屋宏氏(自民)で18万4383票だった。

 一方、改選数6の東京では、立憲民主党の山岸一生氏が森屋氏の2.7倍に当たる49万6347票を集めながら7番手で落選した。

 山梨の候補が最少得票当選者となるのは3回連続。「1票の重み」の格差は前回の3.2倍から縮小した。

 2番目の高得票落選者は新潟の塚田一郎氏(自民)、3位は宮城の愛知治郎氏(同)。いずれも1人区で接戦を落とした。

 低得票当選の2番目は佐賀の山下雄平氏(自民)、3位は福井の滝波宏文氏(同)。5番目まで1人区だった。

 ◇比例トップは山本太郎氏
 得票数では、東京でトップ当選した丸川珠代氏(自民)が約114万票で最多。以下、神奈川の島村大氏(同、約92万票)、北海道の高橋はるみ氏(同、約83万票)の順だった。

 比例代表の個人名得票では、れいわ新選組の山本太郎代表が約99万票で全体の1位。ただ、2議席の当選枠を特定枠候補の2人が占めたため、自身は落選した。

 ◇高得票落選・低得票当選
〔高得票落選者〕
(1)49万6347票 山岸一生(立 憲、東 京)
(2)47万9050票 塚田一郎(自 民、新 潟)
(3)46万5194票 愛知治郎(自 民、宮 城)
(4)43万4846票 安田真理(立 憲、兵 庫)
(5)42万2603票 浅賀由香(共 産、神奈川)
〔低得票当選者〕
(1)18万4383票 森屋宏(自 民、山 梨)
(2)18万6209票 山下雄平(自 民、佐 賀)
(3)19万5515票 滝波宏文(自 民、福 井)
(4)19万6126票 三宅伸吾(自 民、香 川)
(5)23万6153票 安達澄(無所属、大 分)
(敬称略)

1898チバQ:2019/07/22(月) 18:41:01
>>1837

■共産党 比例候補 
当 小池晃(現)  東京
当 山下芳生(現) 京都のぞく近畿
当 井上哲士(現) 東海・北陸信越・京都
当 紙智子(現)  北海道・東北
落 仁比聡平(現) 四国・中国・九州沖縄
落 山本訓子 【二次公認なのに票を集めた】

落 梅村早江子(新)北関東
落 椎葉寿幸(新) 南関東


2013年主要候補6人立てて5人当選
2016年主要候補8人立てて5人当選  https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/2216


■日本維新の会
○ご当地
鈴木宗男    北海道
室井邦彦(現) 兵庫 13年維新で当選
梅村聡     大阪 13年大阪選挙区(民主)落選
柴田巧     富山 10年みんな比例落選 16年民進比例落選【次点】
柳ヶ瀬裕文   東京 都議
======↑当選↓落選===============

○ご当地
串田久子    神奈川市議選落選 串田誠一衆議院議員の妻
奥田真理    愛知 市議選落選
森口あゆみ   三重 県議選落選
空本誠喜    広島 元民主 17広島4区落選
荒木大樹    栃木 10年栃木選挙区(みんな)落選

○その他
藤巻健史(現) 13年維新で当選 JPモルガン
山口和之(現) 理学療法士 13年みんな当選
桑原久美子   大分 主婦
岩渕美智子   旧姓樋口 01仙台市長選 03衆院選静岡7区民主党 07参院選千葉国民新党 15小金井市長選 すべて落選

1899チバQ:2019/07/22(月) 18:42:04
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201907/CK2019072202000320.html
<参院選>山本氏、最多97万票も落選 次期衆院選「挑戦する」

2019年7月22日 夕刊


当選した木村英子さん(左)とガッツポーズする政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表=22日午前1時15分、東京都千代田区で(内山田正夫撮影)

写真
 れいわ新選組は比例代表で二議席を獲得する一方、代表の山本太郎参院議員は落選した。山本氏が比例で獲得した個人名得票は二十二日午後一時現在で九十七万票を超え、二〇〇一年に参院比例で非拘束名簿式が導入されて以降、落選した候補者として最多を記録した。

 山本氏は一三年参院選で東京選挙区から立候補し初当選。今回の参院選では比例に回った。れい新で当選したのは、今回から導入された特定枠の一位に擁立した、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で介護事業会社副社長の船後靖彦氏(61)と、同二位に擁立した重度障害者で市民団体代表の木村英子氏(54)。

 これまで落選した候補としては、一〇年参院選で浮島智子氏(公明)が獲得した四十四万五千六十八票が最も多かった。山本氏はその倍以上を獲得。当選者を含めたすべての比例候補の中で最多得票だったが、特定枠の二人に優先的に議席が回った。民意が反映されない制度として、特定枠への見直し論が出る可能性もある。山本氏は二十二日早朝、自らの落選が確定したことを受け、東京都内のホテルで記者会見。「山本太郎としての議席は失ったが、れいわ新選組としては大きく前進した。人々の力によって政治は変えられるということの入り口に立ったと思う」と強調した。

 次期衆院選について「出るしかない。挑戦する」と明言し、「政権にリーチできる戦い方をしたい。候補者を百人くらい擁立しなければいけない」と話した。

 生活に苦しむ多くの人たちに、憲法が定める生存権が保障されていないとして「憲法を変えたいのは憲法を守っていない人たちだ。現在の勢力の中で行われる憲法改正はやめた方がいい」とも語った。 (上野実輝彦、妹尾聡太)

1900チバQ:2019/07/22(月) 18:46:25
https://www.asahi.com/articles/ASM7Q35YTM7QTIPE00B.html?iref=com_senkyo2019_news_list_n
社民、政党要件満たす得票率 当選の前党首「雲泥の差」
2019年7月22日11時28分
 社民党は公職選挙法上の政党要件を満たす比例区の得票率2%を確保した。ただ、得たのは比例区の1議席のみだった。

 3年ぶりに返り咲いた前党首の吉田忠智氏(63)。22日午前4時ごろ、当選確実の報を受け、大分市の事務所に集まった約30人の支援者に「私が党の再建、再生の先頭に立つ」とあいさつした。「(野党党首らと)ひざ詰めで話をして、私が連携の要石となれるよう行動する」と野党共闘の構築への意気込みを語った。

 同日朝にはJR大分駅前で演説。「なんとか議席を奪還できた」と選挙戦を振り返った。報道陣の取材に「政党要件を失うのと継続するのでは雲泥の差がある」と安堵(あんど)の表情を見せつつも、「党員の拡大など社民党の再生に向けて努力をしていきたい」と気を引き締めていた。

1901旧ホントは社民支持@鹿児島2区:2019/07/22(月) 21:16:43
各政党の比例得票率・政党名・個人名比率  国民の労組依存体質がよく分かるかと。
       政党名   個人名
 自民(35.37)71.77    28.23
 立民(15.81)84.59    15.41
 国民(06.95)62.47    37.53
 公明(13.05)65.54    34.46
 共産(08.95)90.37    09.63
 維新(09.80)85.95    14.05
 社民(02.09)72.77    27.23 政党要件確保
 れい(04.55)53.77    46.23(うち94%は山本太郎)
 N国(01.97)85.15    14.85 選挙区で3.02%,政党要件確保
 全体(*****)75.00    25.00

1902旧ホントは社民支持@鹿児島2区:2019/07/22(月) 21:48:58
ちなみに,こちらの事前の予想比例得票率と実際との差。
私は,いっつも維新の予想得票を低く見積もるクセがあって大変良くない。
そして,最終週になって,れいわが立憲・共産に入る予定の票をかっさらってった印象。
れいわ2議席なんて予想していた人,いるんでしょうか?
でも,あんだけ「多様性」を連呼してた立憲こそ,あのれいわの特定枠のような方を立候補させるべきだったと思っています。
1人区は三重だけ予想を外しました。あと複数区でいくつか。……全体としては80点くらいかなぁ。
近々,票数の入った「Decision2019(完全版)」をアップします。
    予想  実際
 自民 34.80(35.37)
 立民 21.30(15.81)
 国民 06.55(06.95)
 公明 12.70(13.05)
 共産 10.65(08.95)
 維新 08.50(09.80)
 社民 01.85(02.09)
 れい 01.65(04.55)
 N国 00.95(01.97)

1903チバQ:2019/07/23(火) 00:46:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000667-san-pol
立憲、躍進れいわ警戒 左派票・議員流出も懸念
7/22(月) 23:06配信 産経新聞
 「れいわ新選組」(山本太郎代表)が参院選比例代表で2人の当選者を出し、政党要件を確保する勢いを見せた。「反原発」「反消費税」を明確に打ち出す山本氏の姿勢が左派を中心に熱狂的に支持されたとみられ、その影響力は野党第一党の立憲民主党にも及びつつある。「反安倍政権」の主導権を脅かしかねず、枝野幸男代表はれいわとの距離感に頭を悩ませそうだ。

 「山本太郎は議席を失ったが、れいわは大きく前進した」

 山本氏は22日早朝の記者会見で、選挙戦をこう振り返った。自身は比例代表候補の中で最多の99万票以上を獲得したものの、特定枠で擁立した2人を優先的に当選させたため、再選はならなかった。しかし、政党化でさらなる飛躍への足場は確保できただけに表情は明るかった。

 山本氏とれいわの主張は明快だ。参院選では公約で「消費税は廃止」「辺野古新基地建設中止」「原発即時禁止・被曝(ひばく)させない」などと打ち出した。

 同じ左派ながら急進的な訴えを冷めた目で見つめていたのが「責任政党」を自任する立民だ。ある幹部は参院選の公示直前、「弱いから主義主張がエキセントリックにならざるを得ない」と山本氏を酷評。れいわの躍進も疑問視し、「致命的なのは年金問題が出てきたことだ。年金には財源が必要。中高年の有権者は消費税撤回にはうさん臭さを感じる。それに政党要件を保てるかどうか…」と語っていた。

 それだけに立民はれいわの躍進に驚きを隠せず、神経をとがらせている。今回の参院選でれいわは比例で約228万票を獲得する一方、立民は平成29年の衆院選の約1100万票から約316万票減らした。

 立民の福山哲郎幹事長は22日の記者会見で「比例票を減らしたことは謙虚に受け止めなければいけない」と述べた上で、れいわについて「政権批判票を受け止めた。国会でどのような活動をするのかを注視していきたい」と語った。

 政権批判の主導権を握り続けたい立民は党内でれいわシンパが増えることも警戒している。山本氏は参院選で秋田、岩手、宮城、大分、大阪などの選挙区で野党候補の応援に奔走しており、選挙期間中にもかかわらず「消費税延期」という党方針に反して、「消費税廃止」と繰り返した立民の当選者もいた。立民関係者は「離党してれいわに移籍する可能性は十分ある」と警戒する。

 れいわと手を結べば責任政党の土台が崩れ、対立すれば身内の反目や政権批判票離れを招きかねない。枝野氏は21日夜の記者会見で「政権に批判的な勢力が広がったと歓迎している」と余裕たっぷりに語ったが、心中穏やかではなさそうだ。(内藤慎二)

1904チバQ:2019/07/23(火) 00:46:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000666-san-l22
参院選・静岡 自民は“票回し”疑惑の真偽解明へ
7/22(月) 23:05配信 産経新聞
 参院選の投開票から一夜明けた22日、自民党の牧野京夫(たかお)氏(60)と国民民主党の榛葉賀津也氏(52)が現職の安定感と組織力で立憲民主党の徳川家広氏(54)ら3新人を圧倒して当選した静岡選挙区(改選数2)の戦いを、各党県連の幹部が振り返った。

 ■組織が動いた

 「始まる前から厳しいと聞かされ、実際にそういう印象を受けていたが、後半にムードが上がって前回とそう変わらぬ票をいただいた」。国民県連の岡本護幹事長は満足そうに話した。

 榛葉氏は、徳川氏の出馬で旧民進党の票が割れた中、前回並みの44万5千票余を集めた。岡本幹事長は、連合静岡を含め組織がフル稼働し、榛葉氏や同党地方議員の後援会が十分に機能したことが勝因と分析。「厳しい(選挙)という認識が組織を動かす力になった」と、危機感が奏功したとの見方を示した。

 ただ、選挙中には陣営内から「あちらは雲の上の人」と徳川氏を揶揄(やゆ)するような発言が飛び出したり、「自民党から票を回してもらった」との噂が流れるほどなりふり構わぬ集票作戦に走ったことで、想定される次期衆院選での立民との候補者調整は困難な道のりとなりそうだ。

 ■全県的浸透なく

 結果だけ見れば榛葉氏に完敗した徳川氏だが、出馬表明が5月末と遅れたにもかかわらず短時間で急速に浸透し、一時は榛葉氏を脅かすまでの勢いを得た。

 立民県連の杉山淳幹事長は「出馬表明から50日で30万票をいただき、よくやったと評価したい。徳川というブランドと、候補者・政治家としての徳川家広をどう結びつけるかという選挙だった」と振り返った。

 党幹部を大量投入しての敗戦については、県内全域が選挙区である参院選特有の地域ごとの温度差と“落下傘候補”だったことを挙げ「全県的な浸透がなかった。他県から来た人、と見られることもあった」と声を落とした。

 今回の野党分裂が次期衆院選での野党共闘に与える影響については「競合するところは現職優先の原則で(候補者)統一がなされるべき」と同党の従来の見解を述べた。その上で静岡市葵区では徳川氏の得票が榛葉氏を上回り、比例の得票も立民が国民より多いと指摘して「衆院静岡1区(の統一候補)は当然、立民の候補になる」と、すでに同区での候補擁立を発表した国民にくぎを刺した。

 ■一本化よかった

 他候補を寄せ付けず、2回連続でトップ当選を果たした牧野氏。選挙前には自民県連内に2人目候補の擁立論が浮上したこともある。竹内良訓幹事長は「(2人目の自民候補が落選した)広島の結果を見たとき、静岡は一本化してよかった、決断は間違いなかったと思った」と一安心の表情を浮かべた。もっとも、牧野氏の得票数と得票率は前回を超えられず「100点満点ではなかった」と評価は辛口だった。

 ただ、野党が割れたことで、当初から陣営内外に「牧野氏は大丈夫」との楽観ムードが漂っていた。そのせいか、選挙中盤には「官邸の意向で牧野氏の票の一部が榛葉氏に回された」という怪情報が流れた。竹内幹事長は「情報の裏付けが取れなかった」としながらも「事実とするならば、よしとすべきではない」と不快感を隠さず、早速この日の議員総会で事情を報告し、対応を県連三役に一任するよう取り付けた。

 今後は、上川陽子県連会長と相談しながら情報の真偽を確認し、必要とあらば何らかの対応や要請を行うとしている。

1905チバQ:2019/07/23(火) 00:49:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-07220788-nksports-soci
自民比例で丸山弁護士が落選、敗因は丸山穂高氏?
7/22(月) 19:19配信 日刊スポーツ
自民比例で丸山弁護士が落選、敗因は丸山穂高氏?
日本外国特派員協会で記者会見した丸山和也参院議員
「行列のできる法律相談所」で人気を博したタレント弁護士の先駆けで、07年参院選で初当選し、2期務めた自民党の丸山和也氏(73)は、比例代表で落選した。

【写真】丸山穂高衆院議員

22日、自身のツイッターで、同姓の丸山穂高衆院議員が起こした問題発言の被害を受けたことを、3つの敗因の1つとして挙げた。一方で「選挙を含め何事も基本は自己責任。他人のせいにするなど考えてもいません」と、つづった。

1906チバQ:2019/07/23(火) 00:51:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00010008-bfj-pol
立憲民主党への熱狂はなぜ失われたのか 立憲の開票センターから見た「れいわ旋風」
7/22(月) 16:54配信 BuzzFeed Japan
立憲民主党への熱狂はなぜ失われたのか 立憲の開票センターから見た「れいわ旋風」
山本代表と枝野代表
参議院議員選挙の開票が行われた7月21日夜、都内に設けられた立憲民主党の開票センターでは、同党の候補者の当確が報じられるたびに、関係者から「よし!」「おっ!」という歓声と共に拍手が巻き起こっていた。

【写真】「N国」と「れいわ」が得たもの

立憲は議席をほぼ倍増させた。本来なら「大勝利」だろう。しかし、枝野幸男代表の表情は硬く、撮影に当たる各社カメラマンが「代表、表情が硬いです」「笑顔でお願いします」と何度も繰り返した。

一方で、2議席を得た、れいわ新選組は「台風の目」「れいわ旋風」などと称され、山本太郎代表は大きな笑顔で取材に応じていた。自身は落選したにもかかわらず。

両者の明暗を分けたのは、何だったのか。【冨田すみれ子 / BuzzFeed Japan】

立憲民主党への熱狂はなぜ失われたのか 立憲の開票センターから見た「れいわ旋風」
会見に挑む枝野代表
立憲、2017年の熱狂はどこに
自民・公明両党は改選議席の過半数を上回る71議席を獲得したが、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2は維持できなかった。

枝野代表は21日夜、野党共闘について「野党が深く連携し、最大限の力を発揮できた」と語った。立憲民主党も、改選前9議席を大きく上回る17議席を獲得した。

しかし、笑顔は乏しかった。乏しかったのは枝野氏の笑顔だけではない。結党の直後だった2017年の総選挙と比べると、選挙運動中の街頭演説の聴衆の人数などは減っていた。

当時、「枝野立て」「枝野立った」というハッシュタグがTwitterでシェアされ、同党の街頭演説はどこも人で溢れた。SNSでその様子が盛んにアップされた。しかし、今回の選挙で、あの時の熱狂はなかった。

代わりに特にネット上で注目集めたのは、れいわ新選組だった。

選挙運動の最終日となった7月20日に東京・新宿で行われたれいわ新選組の「最後の一声」には、新宿駅西口を埋め尽くすほどの聴衆が集まり、繰り広げられる演説に聴衆は時には涙を流し、熱い拍手を送った。

ある支持者はBuzzFeed Newsの取材に、「以前は立憲民主党を支持していたが、野党を統率する力がないと思った」「れいわは、労働者や市民のために働いてくれると感じた」と話した。

枝野氏「れいわとも連携を期待」
21日午後11時40分ごろから、開票センターで開かれた枝野代表の会見でこんな質問が飛んだ。

「従来の立憲民主党の支持者が、れいわ新選組に流れたのではないでしょうか。枝野代表はどのように見ていらっしゃいますでしょうか」

枝野代表は「どういう皆さんの票がどう動いたのかは、票数だけでは判断しにくい」と前置きしたうえで、選挙後の野党としての協力関係について、こう述べた。

「れいわ新選組の支持者は、今の安倍政権に批判的な皆さんとお見受けしている。現政権に批判的な皆さんの声をしっかりと受け止めて、勢力が広まるようにしていきたい」

「衆院選に向けての連携については、野党4党の意向もありますが、できれば様々なところで連携ができればと期待しています」

消費税についても「10月に消費税が10%に引き上げられるということでいいのか」と疑問を投げかけ、消費税廃止を公約に掲げていたれいわに言及。「その点についてはれいわ新選組も共通していると思う。しっかりと国会でも迫っていきたい」と述べた。

1907チバQ:2019/07/23(火) 00:52:16
憲法論議は「安倍さんが一人芝居」
開票センターで各テレビ局の中継に応じていた枝野代表が、苛立ちを見せた質問があった。

改憲を巡る論議についてだ。

改憲派は「枝野代表が議論を阻んでいる」「話し合おうとしない」と批判しており、各社もこれについて質問を投げかけた。

それに対し枝野氏は毎回「これに関してはよく誤解をされているのですが」と前置きし「従来からも、しっかりと議論をして結論を得るべきだと申し上げてきたし、それは変わらない」と主張した。似た質問が繰り返されるたびに「ですから」と付け加え、苛立ちを隠せずにいた。

自民党が改憲を選挙の争点にしていることに対しても「全国をまわって有権者の皆さんの話を聞いても、関心は社会保障や経済、暮らしの問題にある。憲法の順位は低い」と指摘。

「安倍さんが一人芝居をしているよう」「安倍さん1人が違うことに関心があるとおっしゃっていた、そういう選挙だと思った」と語った。

会見でパリテとLGBTに触れず
枝野代表が会見で強調したのが、次の衆議院選を見据えた野党連携の進展だ。

一方、同党が公約で全面に掲げていた選択的夫婦別姓や、パリテ(議員人数が男女半々の議会)、同性婚実現やLGBT候補について、30分間の会見で言及することはなかった。

立憲民主党が今回、全面的に押し出していたのがLGBT当事者の候補者擁立による「多様性」重視だった。

日本で初めてゲイであることを公言して議員となった前豊島区議の石川大我氏は、比例で当選した。

日本での同性婚の実現などを掲げている石川氏は、Twitterで自身の当選を「虹色の1議席を獲得した」というように表現した。「虹色」はLGBTの尊厳と社会運動の象徴であるレインボーフラッグを意味している。

また「私たちはここにいる!という皆さんの声をしっかり国会に届けてきます」とし、感謝の思いを語った。

他にも、「LGBTの声」として京都選挙区(改選数2)から増原裕子氏が立候補していたが、当選はならなかった。増原氏はレズビアンであることを公表し、LGBTに関する情報を発信する企業を設立するなどしていたアクティビストだ。

パリテまでほど遠く
LGBT当事者の候補の他に、女性候補の擁立も進めていた同党。女性と男性の議員の人数が半々のパリテを目指し、候補全体の45%にあたる19人を擁立していた。

しかし当選した17人のうち、結果的に男性は11人、女性は6人と、全体の約3分の1の結果に終わった。

東京選挙区で初出馬していた塩村文夏氏が当選。大阪選挙区で出ていた弁護士の亀石倫子氏は当選ならなかった。

1908チバQ:2019/07/23(火) 08:10:04
>>1289政党要件

○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2016参院選、2017衆院選、2019参院選 所属議員5名
立憲:-、○、86? (衆54参32)
国民:○、-、60? (衆39参21)
維新:○、○、○ 27
社民:○、×、○、4
れい:-、-、○、2
N国:-、-、○、1
===↑満たす、↓満たさない=====
希望:-、-、-、2  

自民 公明 共産は省略

公職選挙法;①現職5人以上の国会議員 or 前回の衆院選か参院選で得票率が有効投票の2%以上+国会議員が1人以上
政党助成法:①現職5人以上の国会議員 or 前回の衆院選か、前回・前々回の参院選で得票率が有効投票の2%以上+国会議員が1人以上

*議員数はwikiによる

1909チバQ:2019/07/23(火) 08:12:16
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529215/
【福岡コンフィデンシャル】担当記者が参院選振り返る
2019/7/23 6:00 (2019/7/23 6:36 更新)
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福岡選挙区候補者別得票率


 21日投開票された参院選福岡選挙区(改選数3)では自民、公明、立憲民主の3党が議席を得た。自民は県連組織を二分した4月の知事選のしこりを抱え、立民は旧民進党からたもとを分かった国民民主党と支持層を食い合う選挙戦となった。担当記者たちが舞台裏を振り返った。

■得票に透ける党内事情

 -自民現職松山政司氏のトップ当選だった。

 A 知事選では自民の有力支援団体である県農政連や県医師連盟が県連と対立したが、参院選までに関係修復は終わり、連携できていた。県農政連関係者は「知事選は終わったこと」と話していたね。

 B 国会議員は一枚岩ではなかった。県連執行部と距離を置く武田良太衆院議員はあからさまに自民推薦の公明新人、下野六太氏にてこ入れした。武田氏の地元選挙区の田川市や大任町を含め9市町村で、下野氏が松山氏を上回った。一定の票が流れたようだ。

 C 自民は衆院全11小選挙区での勝利を目指したが、7区では立民現職の野田国義氏に負けた。自民県連関係者は「7区は(八女市長だった)野田氏の地元。低投票率で、自民に近い浮動票も逃した」との見方だ。

 -下野氏が2位当選。

 D 約40万1千票で目標の50万票には遠かったけど、公明関係者は「前回並みの投票率に換算すると、目標値に届いていた」と指摘。何より立民に勝ったことを評価していたね。

 C 意外に楽観的だ。公明票は支持組織・創価学会の固い組織票が中心。投票率の影響は他党よりも小さそうだ。比例代表も前回から8万票以上減らしていて、課題はありそうだ。

 -約36万6千票の野田氏は旧民進系の国民新人、春田久美子氏に大差をつけたが3番手だ。

 B 立民側は「与党の上位独占は避けたい」としていたが、春田氏との共倒れも懸念される中、序盤から優勢が伝えられ「緩みが生じた」との声もある。

 D 別の関係者は投票率50%弱を念頭に「40万票に届けば、衆院選に向けた国民側との候補者調整が有利になる」と期待していたから悪くない数字かな。主導権争いが始まりそう。

 A 春田氏は約14万4千票で、共産新人の河野祥子氏にも負けた。支援労組が大票田と見込んだ北九州市でも及ばなかった。選挙前、国民側は「15万票からのスタート」と見ていただけに、県連関係者は相当衝撃を受けていたよ。

■自民分裂しこり消えず

 -自民陣営で懸念された知事選のしこりの実態は。

 A 松山氏がトップ当選を果たし、県連幹部は表向き「挙党態勢が築けた」と強調していたけど、執行部と距離を置く国会議員の動きに目を光らせていた。知事選、県連会長選に続く自民分裂劇の第3幕かも、という感じだった。

 B 特に知事選で県連に反旗を翻し、現職の小川洋氏支援の先頭に立った二階派の武田氏らは、あてつけのように下野氏の支援に力を入れていた。

 C 二階俊博幹事長が来援し、自民支持層の企業・団体を集めて北九州市で開かれた2千人規模の下野氏の応援集会は当初、福岡市開催が想定されていた。だけど、武田氏が対立する麻生太郎副総理兼財務相の影響力が強い北九州市での開催を提案したそうだ。公明関係者は「麻生氏へのけん制」という見方をしていたよ。

 A 松山氏の選対本部長を務めた原口剣生県連会長は「選挙期間中、1人だけ(応援に)一切来なかった」と武田氏への不満をあらわにした。公示前に武田氏は一度、松山氏の集会に顔を出していたけどね。

 B 県連内には党本部の方針に不満も。安倍晋三首相や二階幹事長が福岡入りして自公両陣営を激励したけど、県連幹部は「こっちはついで。党本部は公明の顔色ばかりうかがっている」とこぼしていた。

 D 公示前、公明側と自身の後援会との合同集会を開いた自民衆院議員は少なくなかった。衆院選で公明推薦をもらい、強固な結束力を誇る創価学会の票をあてにしている議員は多いからね。

 A 2016年の福岡6区補選で県連と対立して以降、県連に所属できていない二階派の鳩山二郎衆院議員は今回、松山氏の集会に参加して「一丸となって戦う」とアピールした。

 C 下野氏の応援もしっかりしていたよ。松山氏から事務所開きの案内がなかったことを理由に「思い切って公明を応援できる」と周囲に語っていた。公明側と後援会との合同集会では「下野氏のトップ当選を」との声が関係者から上がっていた。

 B 投票率が下がったとはいえ、松山氏の得票は約58万3千票と目標の70万票を下回った。まん延した「楽勝ムード」に加え、自民分裂のしこりの影響がなかったとは言えないな。

1910名無しさん:2019/07/23(火) 08:12:36
■立民と国民の溝深まる

 -国民が春田氏を擁立した引き金は、国民の榛葉賀津也(しんばかづや)参院幹事長がいる静岡選挙区に立民が候補を立てたことだった。

 A いわゆる「意趣返し」だね。県連の意思と反した公示1カ月前の決定に、党中枢にも「勝てる訳がない」「参院が党をかき回している」との声はあった。だが、自民にパイプがあり、国会運営で頼りになる榛葉氏への党本部の配慮だったとの見方が強い。

 B 擁立後も国民側はまとまらなかった。ある地方議員は「処分覚悟」で野田氏の集会に顔を出した。国会議員は後援会会合で、何人もの支援者から「なぜ立民と協力できないのか」と苦言を呈された。

 C 春田氏の劣勢が伝わる中、「春田氏の人となりを前面に出すべきだ」「国民の公約を訴えるべきだ」と遊説路線を巡り、選対幹部が激しく対立し合うこともあった。

 D 立民と国民の不協和音も垣間見えた。野田氏は、国民について「与党でも野党でもない『ゆ党』」と記者団に対抗心をあらわにしたこともある。

 B 両党を推薦する連合福岡幹部はこの発言を知ると、野田氏を直接なだめた。「民進系で2議席を取る」という目標を掲げる連合は、両党の対立は避けたかったようだ。

 C 連合幹部の仲介で立民と国民の両県連幹事長が協議し、公示日には両陣営でポスター掲示を協力した。衆院選をにらみ、両党を修復させる意味合いもあったそうだ。

 D ただ、両党の関係改善は難しそう。国民本部に不満を募らせ、立民入党をほのめかす地方議員は複数いる。国民県連幹部も「離党ドミノが起きれば、立民への反発で溝が深まり、連携は難しくなる」と頭を抱える。

 A 立民には「衆院選では国民現職に対抗馬を立てるべきだ」という人もいる。「将来にわたる火種」(国民県連関係者)をつくった党本部はどう責任を取るのだろう。

1911チバQ:2019/07/23(火) 08:19:36
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529245/
“打倒1強”共闘に亀裂 野党、九州の1人区1議席のみ 衆院選へ危機感
2019/7/23 6:00
西日本新聞 社会面
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支持者を前に敗戦の弁を述べ、頭を下げる阿部広美氏=21日夜、熊本市中央区


 参院選は、全国32の改選1人区で野党が候補者を一本化して挑んだが、勝ったのは大分など10選挙区にとどまった。改憲勢力が参院全議席の3分の2を占めるのを阻止し、一定の成果はあった。だが、共闘の裏側では各党間の忌避感が渦巻き、戦略の限界も露呈。年内解散・総選挙も取り沙汰される中、野党関係者は「このままでいいのか」と危機感を募らせる。

 熊本では自民に対抗するため、連合の仲介で野党各党が無所属候補を推薦する「熊本方式」が定着していた。だが統一候補の阿部広美氏(52)が、今春の統一地方選で共産候補を応援したことが原因で、立憲民主と国民民主が推薦を見送り。「亀裂」を埋めようと公示約1カ月前、3年前に共闘を主導した県議が地域政党を立ち上げたが「足並みをそろえるには間に合わなかった」。阿部氏は、自民現職に大差で敗れた。

 立民県連代表の矢上雅義衆院議員は「熊本では原発や基地問題のような明確な争点がない。無所属で戦うには限界がある」と話し、戦略そのものへの疑問も口にした。

 九州で唯一、自民現職を破った大分選挙区の野党統一候補の安達澄氏(49)も幅広い支持を得るため、無所属の「看板」を掲げたが、選挙戦では「共産隠し」を徹底した。

 昨年10月の立候補表明時、立民、国民、社民各党幹部は「共産を含む野党共闘を目指す」と明言していたが、共産と距離を置く国民や連合が協議を拒み、各党が独自で支援することになった。安達氏の出陣式などに共産県議の姿はなく、開票日の21日夜も、共産県委員会幹部が開票速報を見守ったのは安達氏の事務所ではなく、党事務所だった。

 陣営関係者は「共産色を消したことで幅広く支持を広げられた」と衆院選に向けて手応えを語った。一方、蚊帳の外に置かれた共産県委員会幹部は「腹に一物抱えている党支持者は多い。打倒“安倍1強”のため、共闘にもいろんな形があると言い聞かせるしかなかった」と不満を募らせる。

 長崎選挙区で落選した国民新人の白川鮎美氏(39)の総決起集会では国民、立民、社民と並び、初めて正式に共産が紹介された。共産県委員会トップは各党支持者に向かってにこやかに一礼。「握手すらさせてもらえなかった」前回とは雰囲気が一変していた。

 だが、白川氏は自民現職に3万4千票差をつけられた。共闘が実現しても政権の対抗勢力にはなり得ていない現実がある。

 国民県連の渡辺敏勝幹事長は「無党派層への働き掛けが不十分で、得票が伸びなかった」と分析。衆院戦に向けて「今回、票を得た地域で引き続き支持を広げていきたい」と語った。

1912チバQ:2019/07/23(火) 08:20:37
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529185/
返り咲きの社民・吉田氏「野党共闘 要石の役果たす」 
2019/7/23 6:00
西日本新聞 大分・日田玖珠版
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参院選比例代表で返り咲き、支持者らと万歳する社民党の吉田忠智氏


 21日投開票の参院選比例代表で社民元職の吉田忠智氏(63)が返り咲き、2回目の当選を果たした。大分市内の事務所で22日未明に支持者らと万歳を重ねた吉田氏は「厳しく、苦しい戦いだったが、全国の皆さんに支えていただき、議席を奪還できた」と喜んだ。

 吉田氏は県議を3期務めた後、2010年の参院選比例代表で初当選。13年に党首に就いたが、16年の参院選で落選した。今回の選挙戦では比例代表での当選と、公職選挙法上の政党要件である「得票率2%以上」を最重要課題として、全国37都道府県の支援団体を駆け回った。

 吉田氏は報道陣に「憲法9条を守り、暮らし優先、地方再建の政治を進め、働く人たちの負託に応えたい。野党共闘の要石の役割も果たしたい」と意欲を語った。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/529184/
社民、16年ぶり15%超え 大分県内比例得票率 参院選大分
2019/7/23 6:00
西日本新聞 大分・日田玖珠版
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 参院選比例代表は、投票率低迷で多くの大分県内政党が得票数を下げる中、社民は7万3562票を獲得し、前回16年参院選より987票伸ばした。得票率は前回より2・46ポイント高い15・51%で、自民に次ぐ2番目。国政選挙で15%を超えたのは2003年衆院選(18・76%)以来、16年ぶりとなった。

 最多得票は自民の17万7652票で、前回より4万票以上減った。得票率も前回の39・44%より約2ポイント低い37・45%。連立与党の公明も前回から約1万6千票減らし、5万7821票(得票率12・19%)だった。選挙区で敗れた礒崎陽輔氏(61)が獲得した21万9498票は、両党比例票の合計23万5473票より約1万6千票少なく、与党支持層を固めきれなかったことがうかがえる。

 社民の得票が伸びたのは、元党首の吉田忠智氏(63)の返り咲きを目指し、出身母体の自治労県本部や党組織が精力的に動いたことが要因とみられる。

1913チバQ:2019/07/23(火) 08:29:16
>>452 二階派
柳本顕  大阪 出馬せず
加田裕之 兵庫 当選
熊田篤嗣 比例 落選
宮崎雅夫 比例 当選
尾立源幸 比例 落選

1914チバQ:2019/07/23(火) 08:35:11

こんな感じですかね。どこも負けなかった。
負けたのは岸田と石破だけ。
とくに岸田はヤバいですね。この流れなら禅譲するなら菅でしょう。

◎ 【大勝利】
  れいわ2議席獲得

○ 【勝った】
  公明 16年と同じ16議席獲得 
  維新 東京/神奈川で議席獲得
   菅 北海道や広島で応援していた候補が当選


△ 【負けなかった】
  自民 議席を減らしたものの織り込み済み程度の議席減
  野党 1人区で10勝は思ったより勝てた感じ
  立憲 議席増であるものの「ブームは完全に去った」 
  国民 比例減ではあるものの静岡議席維持など。「国民系」を加えれば議席増
  共産 京都埼玉などで議席獲得
  社民 政党要件(2%)をギリギリ維持
  

× 【負け】
   岸田 宏池会4敗は痛い
   石破 応援呼ばれなさすぎ

1915チバQ:2019/07/23(火) 08:37:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000003-at_s-l22
参院選静岡選挙区 思惑、駆け引き交錯 今後の関係に微妙な影
7/23(火) 8:00配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
 21日に投開票された参院選静岡選挙区(改選数2)は、自民党現職の牧野京夫氏(60)=公明党推薦=と国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)が50・46%の低投票率の下で組織力を発揮し、立憲民主党、共産党、諸派の新人3氏の挑戦を退けた。17日間の選挙戦では当落を懸けたさまざまな駆け引きが展開され、今後の政党間や党内の関係にも微妙な影を落とした。

 榛葉氏と立憲民主党新人の徳川家広氏(54)との旧民進党系同士の対決は、今回選の最大の注目点だった。連合静岡の組織力に支えられた榛葉氏が終盤に徳川氏を引き離して4選を決めたが、野党間連携を度外視してあえて徳川氏をぶつけてきた立民に、榛葉氏は「問題があった」と不快感を隠さなかった。今後も感情的なしこりとなって尾を引き、野党共闘に影響する可能性がある。

 牧野氏は58万5271票(得票率38・55%)とトップで3選を果たしたが、2013年の前回選からは約5万票の減。自民支持だった企業や団体の票が榛葉氏に流れ、背後に首相官邸の意向が働いたとの見方が広がった。竹内良訓県連幹事長は「事実ならば良しとすべきではない」と述べ、執行部として対応を検討する考えを示した。

静岡新聞社

1916名無しさん:2019/07/23(火) 08:37:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000018-jij-pol
野党共闘、波乱含み=立憲主導に不満も
7/23(火) 7:14配信 時事通信
野党共闘、波乱含み=立憲主導に不満も
取材に応じる立憲民主党の福山哲郎幹事長=22日、国会内
 参院選で躍進した立憲民主党は野党第1党としての足場を固め、次期衆院選に向けて野党共闘を強化したい考えだ。

【参院選開票速報】改選124全議席確定

 しかし、党勢低迷が続く国民民主党や、傘下組織の「股裂き」に苦しむ連合の中には、立憲主導への不満もあり、共闘の行方は波乱含みだ。

 立憲の福山哲郎幹事長は22日、国会内で記者団に「立憲は議席を増やした。期待をしっかり受け止めて安倍政権に対峙(たいじ)していきたい」と述べた。

 立憲は17議席を得て改選前から8増やしたが、国民との合計は23議席で、前身の旧民進党が2016年参院選で得た32議席を大きく下回った。

 連合の神津里季生会長は22日、立憲の枝野幸男、国民の玉木雄一郎両代表と個別に会談。参院選結果に強い危機感を示し、「このままずるずる行くわけにはいかない」と旧民進党勢力の再結集を促した。玉木氏はこの後、記者団に「このままの体制で衆院選を迎えるのがいいかどうか、総括した上で野党間で話し合う必要がある」と語り、再結集に意欲を示した。

 だが、立憲執行部は国民との合流になお否定的だ。枝野氏は21日の記者会見で「政党と政党の合併にはくみしない」と強調。参院選では、国民の榛葉賀津也参院幹事長の選挙区に立憲が新人候補を擁立するなど、しこりを残した。

 国民内には自民党や日本維新の会との連携に活路を見いだそうとする向きも少なくない。国民を支持する民間労組からも「政策実現のため与党との関係強化を図るべきだ」との声が上がる。

 玉木氏ら国民執行部は当面、野党共闘路線を維持する方針だが、立憲との関係修復が不調に終われば、「脱共闘」へかじを切る可能性も否定できない。神津氏は22日付のブログに「そもそもの政治との向き合い方から問い直していかなければならない」と記し、政治への関与の在り方を見直す可能性を示唆した。

1917名無しさん:2019/07/23(火) 08:38:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000028-san-l40
【参院選】九州・山口 圧倒自民に「死角」 得票率は低下
7/23(火) 7:55配信 産経新聞
【参院選】九州・山口 圧倒自民に「死角」 得票率は低下
当選から一夜明け、選挙戦を振り返る松山政司氏
 ■組織弱体化、福岡で公明に票流れる 大分は乏しい地元活動敗因 野党、共闘も展望見えず

 21日に投開票された参院選は、九州・山口のほとんどの選挙区を自民党が制した。ただ、自民候補の得票率を、同じ人物が立候補した6年前と比べると、全選挙区で低下した。集票組織の弱体化や、候補本人の地元活動の少なさが要因といえる。(九州総局 小沢慶太)

 今回、福岡選挙区(改選3)のトップ当選は、自民の松山政司氏だった。

 得票数は6年前の95万票から、58万票に激減した。投票率が約7ポイント下がったとはいえ、減り幅は大きい。得票率も33・2%で、6年前の49・2%を大きく下回った。

 一つの要因は、友党・公明党だ。

 公明は、下野六太氏を擁立し、山口那津男代表ら党幹部が連日来援するなど総力戦で臨んだ。

 自民は、公明支援に熱を入れた。安倍晋三首相や二階俊博幹事長が、下野氏の応援でマイクを握った。武田良太元防衛副大臣ら県内の二階派衆院議員も積極的に後押しした。

 この結果、共同通信の出口調査によると、自民支持層の14・2%が下野氏に票を投じた。

 下野氏は選挙区全体で40万票を獲得し、立憲民主党候補を下して2位に食い込んだ。得票率も22・8%で、平成28年参院選の公明候補(21・4%)を上回った。

 福岡県内の比例における公明票は28万票であり、下野氏にどれだけ多くの自民票が流れたかが分かる。武田氏の地盤、田川市では下野氏の得票が松山氏を上回った。

 自民県連会長の原口剣生県議は松山氏が当選を決めた21日夜、「国会議員全員が、(松山氏の支援を)全力でやったとはいわない」と、表情を崩さず語った。

 「二階派の先生を中心に、本当に励ましの言葉をいただいた」。当選から一夜明けた22日朝、下野氏は明け透けに語った。

                 × × ×

 与野党対決となった改選「1人区」の7選挙区でも、自民候補の得票率は6年前に比べ、3〜12ポイント下がった。

 熊本選挙区では、自民の馬場成志氏が当選した。地元選出の木原稔衆院議員は「後援会、支援組織を挙げて最後までやりきる。そのミッションは達成できた」と胸を張った。

 しかし、馬場氏の得票率は56・4%で、6年前に比べて4ポイント下がった。

 今回の参院選は、与野党に風は吹かず、地力が問われる戦いだった。得票率の低下は、組織力の低下を意味する。

 1人区での戦いが厳しくなったことで、公明頼みが強まり、見返りに複数区は公明へ票が流れる-。自公連立から20年。九州・山口の現状だ。

1918チバQ:2019/07/23(火) 08:39:19
              × × ×

 自民は大分選挙区で3年前に続き、連敗した。

 自民の礒崎陽輔氏は、党本部の注力にもかかわらず、無所属で野党統一候補の安達澄氏に約1万7千票差をつけられた。3年前、自民と野党統一候補の差は1千票であり、さらに水をあけられた。

 「有権者との距離で差がついてしまった」。陣営幹部は、礒崎氏の地元活動の乏しさを敗因に挙げる。

 参院議院運営委員会の与党筆頭理事などを務める礒崎氏は、週末もなかなか地元入りできなかった。

 対する安達氏は、昨年10月の出馬表明以降、連合傘下の組合回りや県内各地でミニ集会を重ね、知名度を上げた。

 礒崎陣営の同じ幹部は「国会で重責を任されていて忙しいのは分かるが、もう少し…」と嘆いた。

 長崎選挙区で再選を果たした自民の古賀友一郎氏にも、同様の指摘が出た。

 古賀氏と次点候補の差は約3万4千票だった。6年前は約17万票差で圧勝したことを考えると、肝を冷やす結果となった。支持者からは「全然地元に戻ってこない」との不満が出ており、結果に影響した可能性がある。

 別の県の自民関係者は「結局、候補本人の地元活動がすべて。『忙しい』は理由にならない」と切り捨てた。選挙における組織や議員の弱体化。自民党の課題は、次の衆院選や、憲法改正の国民投票にも影を落とす。

 自民党に死角が見えた参院選だが、野党側は展望さえ見えない状態が続く。

                   ◇

 野党は全ての1人区で統一候補を擁立し、自民との事実上の一騎打ちに持ち込んだ。立憲民主党の枝野幸男代表は21日夜の記者会見で、野党共闘に関し「3年前と比較して、最大限の力を発揮できる方向に大きく前進した」と評価した。

 しかし、九州・山口の1人区の結果は、3年前と同じで、大分で1議席を確保しただけだった。政策や理念を度外視した共闘に、懐疑的な目を向ける有権者は多いのが要因だろう。

 「共闘はうまくいった」と本心から満足しているようであれば、次の衆院選でも、政権交代が視野に入る状況ではない。

1919チバQ:2019/07/23(火) 08:39:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000008-asahi-pol
自民「1人区」10敗 安倍・菅氏がテコ入れしたのに
7/23(火) 7:00配信
 参院選で与野党が総力を挙げた全国に32ある改選数1の「1人区」で、安倍晋三首相と菅義偉官房長官がテコ入れを図った選挙区では自民党候補が軒並み苦杯をなめた。岸田文雄政調会長率いる岸田派現職も計4人が落選。「ポスト安倍」候補としての先行きに暗雲が忍び寄る結果となった。

 首相は22日午後、自民党本部で開いた記者会見で胸を張った。

 「衆院も合わせれば(自民党総裁に返り咲いた2012年以来)6回連続、国政選挙で国民の皆さまから強い支持を頂くことができました」

 確かに与党は改選議席の過半数を確保したが、首相周辺からは「素直に喜べる感じではない」との声が漏れる。自民党内で「5敗程度」との予測もあった1人区で、前回参院選の11敗と同程度の10敗を喫したためだ。小選挙区制の衆院選でも野党が候補者を一本化すれば、激戦は必至。自民党内からも苦戦した東北を念頭に、「構造的な問題がないのか検証したほうがいい」との指摘が出ている。

 とくに首相と菅氏は今回、「選挙の顔」として、そろって官邸を「不在」にしてまで1人区を重点的に歩いた。首相は演説で「『自民党を倒す』ということだけで統一している。でも倒れた後に何をするか決まっていない」などと野党統一候補を批判し続けた。

 選挙戦残り1週間を切った15日夜には、自民党本部で党幹部と協議。「首相が行って勝てる可能性があるところに行く」(首相周辺)として、翌16日以降は、接戦とみなした新潟、山形、宮城、三重、滋賀、青森、岩手、秋田の8選挙区に再び入った。「現在まだ残念ながら2位」「野党統一候補に絶対に負けるわけにはいかない」などと声をからした。

 菅氏も新潟、山形、宮城、岩手、秋田の5選挙区に複数回入った。出身県で、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画が争点となった秋田選挙区には、最終日の20日、時間帯をかえて、首相と菅氏がそろって入った。だが、結果は2万票以上の差で自民現職が敗北した。

 両氏のどちらかが入った13の1人区の結果は、4勝9敗。うち、首相が2度も足を踏み入れた8選挙区は2勝6敗だった。菅氏は22日の記者会見で、1人区での敗北について問われると、「僅差(きんさ)の選挙区があったが、個々の選挙区の結果についてコメントは控えたい」と述べるにとどめた。

朝日新聞社

1920チバQ:2019/07/23(火) 08:45:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000669-san-pol
首相応援先は「12勝8敗1分」 東北1人区は力及ばず
7/22(月) 23:21配信 産経新聞
首相応援先は「12勝8敗1分」 東北1人区は力及ばず
安倍首相が応援した選挙区結果
 参院選期間中、安倍晋三首相と菅義偉官房長官は激戦区を中心に自民党候補の応援に連日入り、改選複数区などで勝利を引き寄せた。だが、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備をめぐる不手際が影響した秋田は政権中枢の2人が官邸を空けて支持を訴えたにもかかわらず落選するなど、多くの1人区で敗北を重ねた。

 首相は21都道府県で自民候補の応援に入り、結果は12勝8敗。広島は応援した現職と新人のうち現職が落選し「引き分け」だった。新元号を発表した「令和おじさん」として人気だった菅氏は6勝9敗だった。広島では新人のみを応援したので、これを「勝利」とすれば7勝9敗だった。

 首相と菅氏は複数区の東京や千葉に繰り返し応援に入り、自民の2議席獲得に寄与した。自民現職に野党統一候補が挑んだ東北の1人区にも積極的に入った。

 しかし、首相が公示日に応援に立った福島などを除く4選挙区で落選。秋田は、地元出身の菅氏が力を入れたが、逆風をはねのけることはできなかった。

 首相と菅氏は、道路整備をめぐる「忖度(そんたく)」発言が問題視された現職が立候補した1人区の新潟にもそれぞれ2回入ったが、当選には至らなかった。

 2人とも応援に入った1人区でみると、勝利したのは青森、三重、香川。落選は、秋田、新潟に加え、岩手、宮城、山形、滋賀、愛媛、大分で、3勝8敗だった。激戦区に多く入ったこともあり「勝ち越し」とはならなかった。(中村智隆)

1921チバQ:2019/07/23(火) 08:48:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/327815?rct=n_councilors
参院選 野党系8人の所属 立憲と国民 綱引きも 連合、共闘巡り苦言
07/23 05:00
 参院選で当選した野党系無所属候補8人の処遇が焦点となっている。立憲民主、国民民主両党は党勢拡大に向けてそれぞれ囲い込みを狙うが、直ちに会派入りや追加公認するのは有権者の理解を得られないと判断、一定の時間をかけて結論を出す方針だ。ただ、両党はこれまでも野党第1会派争いを繰り広げており、秋の臨時国会に向けて火種になる可能性もある。

 「それぞれ事情がある。一人一人の当選者と丁寧に話し合いたい」。参院選から一夜明けた22日、立憲民主党の福山哲郎幹事長は国会内で記者団に対し、8人の入党や会派入りを急がない考えを示した。

 8人はいずれも野党統一候補として改選1人区で当選した新人。出馬にあたっては両党がそれぞれ擁立作業を進めたが、野党5党派が統一候補として擁立することで合意後、幅広い支持を得るため、党派色を出さずにあえて無所属で出馬した経緯がある。

 国民民主は、玉木雄一郎代表が21日夜の記者会見で同党の党籍を持つ無所属候補を「国民民主系だ」と強調したが、22日には所属について「そんなに急ぐ必要はない」(党幹部)と立憲民主に足並みをそろえた。

 両党がこうした対応を取るのは、会派入りや追加公認を急げば与党から「選挙戦術のために党名を隠した」と批判を受ける可能性があるからだ。

 立憲民主幹部は「選挙では無所属であることをアピールしており、急に党派色を出せば有権者の理解を得られない」と指摘。党関係者は「選挙が終わった途端に変更するのは節操がない」と話す。

 このため、両党は一定の時間をかけて8人の所属について協議していく方針。ただ、両党は先の通常国会において議員の引き抜きなどで野党第1会派の座を争った関係でもある。同じ旧民進党系でライバル意識も強いだけに協議が難航、その後の国会戦術や次期衆院選での野党共闘に影響する恐れもある。

 一方、両党の支持母体の連合からは参院選の一部複数区で両党候補が競合したことへの不満がくすぶる。神津里季生会長は22日の記者会見で「非常に残念な結果だ」と述べ、野党共闘の在り方に苦言を呈した。(田島工幸)

1922チバQ:2019/07/23(火) 08:57:37
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190722484218.html
塚田さん、深々謝罪
「石崎問題」が追い打ち 参院選新潟選挙区
 21日に投開票された参院選新潟選挙区は、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)さん(51)が県外出身の知名度不足をはねのけ、満開の笑顔を咲かせた。自民党現職の塚田一郎さん(55)は失言問題の影響を払拭(ふっしょく)し切れず「全て私の責任」と深々と頭を下げた。

 「全て私の不徳の致すところ。おわび申し上げます」。塚田さんは午後11時前、顔を真っ赤にしながら敗戦の弁を述べた。

 新潟市中央区のホテルでは約300人の支持者が集まり、開票の経過を伝えるテレビ画面を見守った。各社の出口調査などで「やや劣勢」の分析が報じられた午後8時段階からぴりぴりとした雰囲気に包まれた。

 開票状況は一進一退。支援した花角英世知事が会場に訪れると拍手が湧いた。一方で、選対本部長で自民党県連会長の高鳥修一衆院議員は「公務」を理由に姿を見せぬままだった。午後10時前に打越さんの当確が伝えられると、会場からは「えーっ。駄目なのか…」と落胆の声が上がった。

 道路整備を巡る「忖度」発言で全国注視の選挙区となった。発言には、自民党や友党の公明党の関係者からも批判と失望の声が相次いだ。「マイナスからのスタート」(選対幹部)となり、おわび行脚を重ねながらの厳しい戦いとなった。

 自民党本部は安倍晋三首相ら幹部を連日送り込み、手厚い支援態勢を敷いたが、塚田さん本人のマイナスイメージを拭い去るまでのパワーはなかった。さらに終盤戦のタイミングで新潟市出身で自民の石崎徹衆院議員=比例北陸信越=による秘書への暴行疑惑が明るみになった。「残り数日という時に大きなマイナスになった」。選対本部長代行で県連筆頭副会長の柄沢正三県議は敗因の一つに挙げた。

 会場には塚田さんとともに選挙戦で奔走した妻志保さんも出席。壇上では終始無言のまま目を潤ませた。

 参院新潟選挙区は非改選を含む2議席を野党系が独占することになった。今後について塚田さんは、報道陣に対し「白紙の状態。ただ、支持を頂いた人に何らかの形で恩返ししたい」と述べ、政界引退せずに捲土(けんど)重来を期したい意向をにじませた。

【社会】 2019/07/22 11:53

1923チバQ:2019/07/23(火) 08:58:52
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190722484214.html

打越さん、笑顔満開
「忖度ノー」訴え届く 参院選新潟選挙区
 21日に投開票された参院選新潟選挙区は、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)さん(51)が県外出身の知名度不足をはねのけ、満開の笑顔を咲かせた。「上ばかり見る忖度政治ではなく、弱者を切り捨てない政治を県民が選んだ」と歓喜した。

 当選確実の速報に「うおー」と地鳴りのような大歓声がわき上がった。午後10時前、新潟市中央区のホテル。支持者約200人から「さく良」コールと手拍子に迎えられた打越さんは、壇上で野党系国会議員と抱き合った。初めて臨む国会の場で「忖度政治と対決したい」と声を張り上げ誓った。

 選挙戦を通じ、道路整備を巡る塚田さんの「忖度」発言を批判してきた。自身は北海道出身で、立候補に合わせて弁護士活動をしていた都内から本県に移り住んだ。当初は「落下傘候補」と冷ややかな見方をされ、相手陣営からも執拗(しつよう)に指摘された。

 知名度不足のハンディを乗り越えた勝利に「草の根の皆さんの勝利。新潟、日本の希望になる結果だ」と声を弾ませた。

 選挙戦中の世論調査などでは、接戦が伝えられていた。野党共闘を組んだ立憲民主、国民民主、共産、社民各党の県連幹部や支持者はテレビの開票速報をじりじりしながら見つめ、吉報を待った。勝利の報に張り詰めた空気は一転、抱き合ったり、握手を交わしたりして喜びを爆発させた。

 活動を支えた「越後の3人娘」こと本県の野党系女性国会議員3人の一人で、選対本部長を務めた立憲民主党の西村智奈美衆院議員は「これからは越後の4人娘。県民から受け取った思いを代弁してくれる打越さんと、一緒に頑張っていきたい」と満足そうに話した。

 児童虐待やDV被害、若者の貧困問題などに取り組んできた弁護士としての実績をアピールした選挙戦で、「誰一人取り残さない政治を実現する」と訴えた。「巨大権力との闘い」は国会の場に移る。「権力にすり寄るのではなく、一人一人の声を聞き政策を実現する」と前を見据えた。

【社会】 2019/07/22 11:51

1924チバQ:2019/07/23(火) 10:09:28
北海道
高橋はるみ65 828,220 自民
勝部賢志 59 523,737 立憲
岩本剛人 54 454,285 自民
畠山和也 47 265,862 共産
原谷那美 35 227,174 国民


野党共闘がうまく行ったとしても
野党で2議席は難しかった結果ですね
与党1,282
野党1,017

1925チバQ:2019/07/23(火) 10:14:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000509-san-pol
知名度の差で軍配、「嘉田票」再結集 滋賀選挙区
7/23(火) 8:22配信 産経新聞
 野党統一候補で無所属新人の元知事、嘉田由紀子氏(69)と自民党現職の二之湯武史氏(42)の事実上の一騎打ちとなった参院選滋賀選挙区は争点が明確化せず、盛り上がりに欠ける中、知名度の差で嘉田氏に軍配が上がった。

 今回の参院選で野党4党が「勝てる候補」として擁立した嘉田氏は平成18年の知事選で「もったいない」を合言葉に公共事業の見直しなどを掲げ、圧倒的な支持を得て初当選。2期8年務めたが、29年の衆院選に滋賀1区から立候補し、自民候補に敗れて落選すると、長く対立してきた自民からは警戒されながらも「過去の人」と揶揄された。

 それでも嘉田氏は知事時代からのシンボルカラーの黄緑のジャケット姿で、市街地から山間部の集落まで県内をくまなく回る草の根作戦を展開。「嘉田票」の再結集を図った結果、無党派層に加え、自民支持層の一部への食い込みにも成功し、幅広い支持を集めた。

 一方、二之湯氏は落選が決まった21日夜、「自分自身の努力が足りなかった」としつつも、「(敗因を)具体的に言えば、知名度が足りなかった」と語った。

 自民は県議や市議を動員して業界団体などの引き締めを図る組織戦で対抗したが、「演説会場での垂れ幕の位置ひとつをとっても、嘉田氏陣営の方が候補者名が目立つように工夫されていた。二之湯氏本人のエンジンがかかったのも選挙戦終盤になってからで、もはや間に合わなかった」と関係者。知名度の差だけでなく、陣営が「選挙巧者」ぶりを発揮したことも、嘉田氏の勝利につながった。

1926チバQ:2019/07/23(火) 10:15:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00448910-okinawat-oki
「もう僕らは動かない」自民と候補者の溝 県連幹部「大失敗」 苦戦、覆せなかった背景
7/23(火) 8:45配信 沖縄タイムス
「もう僕らは動かない」自民と候補者の溝 県連幹部「大失敗」 苦戦、覆せなかった背景
従来は企業からの支援者らでにぎわう選対事務所だが、今回はスタッフが少なかった=6月20日、那覇市牧志いとみね会館
 「もう、公認を取り消してもいいんじゃないか」。政策発表を5日後に控えた6月18日。沖縄県議会であった自民党沖縄県連の議員総会で県議の一人は不満をぶちまけた。(参院選取材班・大野亨恭、仲本大地)

 不満の先は、参院選候補者として自民が公認したシンバホールディングス元会長の安里繁信氏(49)。名護市辺野古の新基地建設問題で、自民県連が「推進」の立場を取る中、安里氏が賛否を明示しない曖昧な態度を崩さないことにいら立ちを強めていた。

 辺野古問題でできた自民と安里氏側の深い溝。だが、実は選考のスタート時点からすきま風はあった。

 今年1月、県連の候補者選考委員会は安里氏擁立を「全会一致」で決定したと発表した。だが、県連関係者によると21団体で構成する複数の委員が反対した。安里氏が沖縄観光コンベンションビューロー会長を務めていたときの言動に端を発したものだった。

 従来、自民候補の選挙に注力する企業幹部は「安里氏の振る舞いを気に入らない人は少なくない。今回は静観だ」と支援を拒否。別の企業関係者は昨年の知事選で自民が候補者を擁立したにもかかわらず安里氏が立候補したことに不満を募らせ「支援はしないがやりたいなら挑戦させればいい」と消極的に擁立に賛同した。

無党派「2割強」

 迎えた6月22日の政策発表会見。安里氏は辺野古移設に関し「口が裂けても推進とは言えない」と反対とも取れる発言をした。同席した北部の複数の町村議員は耳を疑い「もう僕らは動かない」と吐き捨てた。

 安里氏が曖昧にしたのは新基地建設に反対が根強い無党派層を取り込むためだ。総決起大会では若者を意識して音楽ライブの演出をするなど独自色を出した。ただ、投開票当日に本紙などが実施した出口調査では無党派層の支持は2割強にとどまった。県連幹部は「無党派層も取れず、保守からも反発を受け、戦略は大失敗だ」と解説する。

 だが、安里氏は約23万4900票を獲得した。県内の自公を合わせた保守票は22万〜24万とされており安里氏選対の幹部は「企業の支援を受けなくてもいい戦いができた」と評する。

 これに対し県連幹部は、集まったのは自民党本部が比例代表で擁立した医師や郵便、建設などの「組織内候補」の比例票に付随した票にすぎないと冷ややかだ。別の幹部は、安里氏は善戦したと評価した上で、こう皮肉った。

 「これで懲りて、次期知事選や国政選挙を諦めてくれればいい。そう考えれば、参院一議席の犠牲は仕方がない」

◇ ◇

 21日に投開票された第25回参院選は「オール沖縄」勢力が推す高良鉄美氏が約29万8千票を獲得して勝利した。参院選の裏側や政局への影響を探る。

1927チバQ:2019/07/23(火) 10:15:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000507-san-pol
維新、無党派などに浸透 兵庫自民は戦略見直し
7/23(火) 8:20配信 産経新聞
 3議席を6人が争った参院選兵庫選挙区は、維新現職の清水貴之氏(45)がトップ当選。公明新人の高橋光男氏(42)が続き、立憲民主新人の安田真理氏(41)との接戦を制した自民新人の加田裕之氏(49)が3番手に滑り込んだ。維新は票を伸ばし、県内での影響力拡大が期待される。公明も苦戦したが議席を確保。一方、自民は複数人区で最下位当選となる想定外の事態に、選挙戦略の見直しを迫られそうだ。(尾崎豪一)

 唯一の現職の清水氏は、平成28年の片山大介氏の得票数を約4万票上回った。4月の大阪ダブル選で勝利した勢いを背景に、比例でも自民に次ぐ約47万票を獲得。維新幹部が終盤に続々と来県して無党派層や保守層に浸透した。前回と異なり、郡部にも足を運ぶ選挙戦で、猪名川町や播磨町などでもトップ得票となった。

 高橋氏は、業界票獲得に向けて後援会長に日本港運協会の久保昌三会長を迎えたほか、菅義偉官房長官が加田氏ではなく高橋氏の応援に駆けつけるなど、自民党本部との連携を強化。公明の比例得票は28年から約5万票減の約32万票だったが、高橋氏は保守票を上積みし約50万票を獲得した。

 加田氏は、憲法改正に積極的だった故鴻池祥肇氏の言葉を引用し後継色を前面にアピールした。しかし、情勢調査では自民支持層の多くが景気対策や社会保障政策を重視。「改憲姿勢を強調しすぎて一部の自民票が逃げた」と自民県連幹部が話すように、景気対策などを重視する層の離反を招き、苦戦につながった。

 公明に約4万票差をつけられ最下位当選に終わった自民。県連幹部は「友好団体を公明に根こそぎとられた」と漏らす。自民は固い地盤を誇ってきた郡部でも苦戦。県連幹部は「情勢調査と実際の選挙をしっかりと分析したい」と話した。

 一方、安田氏は、丹波篠山市や養父市、朝来市などの山間部でトップを獲得。連合兵庫の全面的な支援が受けられないなか無党派層に浸透したが、当選には至らなかった。共産新人の金田峰生氏(53)は、支持層の一部が安田氏支持に回ったとみられ、県内各地で票を伸ばせなかった。

1928チバQ:2019/07/23(火) 10:16:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000003-ryu-oki
「沖縄の痛み」都民に訴え れいわ公認の野原さん 落選も、21万票獲得
7/23(火) 6:04配信 琉球新報
「沖縄の痛み」都民に訴え れいわ公認の野原さん 落選も、21万票獲得
敗戦の弁を述べる野原善正さん(左)とれいわ新選組代表の山本太郎さん=22日、東京都内の都市センターホテル
 「れいわ新選組」公認で東京選挙区(改選数6)に立候補した沖縄県出身の野原善正さん(59)は21日投開票の参院選で、20人の候補の中、21万4438票を集めたが8位となり、当選はかなわなかった。公明党の支持母体・創価学会の現役会員であることを前面に出し、選挙期間中は「いつまで沖縄に基地を押し付けるのか」と訴え、東京都民に自分事として考えるよう問い続けた。落選を受けて開いた会見では、「れいわ新選組」代表の山本太郎さん(44)が次期衆院選に向けて意欲を示す中、野原さんも出馬する意向を明言した。


 「のはらっ、のはらっ、のはらっ」。投票日前日の午後7時すぎ、東京・新宿駅西口の小田急百貨店前に野原コールが響き渡った。路上から歩道橋まで人があふれ、熱気に包まれた。

 ◆立候補の理由

 野原さんは沖縄創価学会壮年部に所属するが、昨年9月の沖縄県知事選では自公支持の候補ではなく、辺野古新基地建設に反対の玉城デニー氏を応援した。

 公示の4日午前。野原さんは新宿駅西口でマイクを握り「日米安保条約のプラス面を肯定される方々は、そのマイナス面を一手に引き受けている沖縄の現状をもっと真剣に考えてもらいたい。いつまで他人の不幸の上に自分の幸せを築くつもりでしょうか」と語気を強めた。都民や国民に向けて「どうぞ沖縄の痛みを、他人の痛みとしてではなく、自分の痛みとして真剣に考えてくれるよう切に希望する」と訴え掛けた。

 ◆衆院選に意欲

 東京選挙区には公明党代表で現職の山口那津男氏(67)も立候補していたが、野原さんは「なっちゃんとガチンコ勝負致します」と挑んでいった。

 辺野古新基地建設の容認も含め、安保法や共謀罪にも賛成した公明党に対する危機感があった。14日には東京・信濃町にある創価学会総本部前でもマイクを握った。「公明党には、平和・福祉という立党の精神に返ってもらいたい。」と繰り返した。今回は落選となったが21万余の票数について野原さんは「21万は実力不足」と支持者に陳謝した。次期衆院選への対応を記者から問われた山本さんがその場で出馬を打診すると、野原さんは「はい、喜んで」と応じた。

琉球新報社

1929チバQ:2019/07/23(火) 17:19:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000042-mai-pol
山田太郎票を山本太郎票に 静岡県富士宮市選管ミス 市民指摘で判明
7/23(火) 14:29配信 毎日新聞
山田太郎票を山本太郎票に 静岡県富士宮市選管ミス 市民指摘で判明
山田太郎氏(左)と山本太郎氏
 21日に投開票された参院選で、静岡県富士宮市選挙管理委員会が比例代表の開票作業で、自民党の山田太郎氏の票を一文字違いのれいわ新選組代表・山本太郎氏に誤って算入していたことが判明した。市選管が23日、毎日新聞の取材に明らかにした。静岡県選管の確定開票結果では、富士宮市での山本氏の得票数は1453票だったのに対し、山田氏は0票となっていた。

 市選管によると、開票結果を見た市民から問い合わせがあり、間違いに気づいた。市は同日午後3時から記者会見し、詳細を説明するとしている。【古川幸奈】

1930片言丸:2019/07/23(火) 23:08:21
>>1902
自分は、>>1778-1790や東京新聞の記事を見て、これけっこうれいわの勢いがあり(1議席というより2議席クラス)、N国についても議席内外まで行く可能性を見てるのかなと思いました。特に、毎日新聞の記事ですね。
自分の予想というよりは、期日前の情報を知ったマスコミの「言いたいけど言えない」「ほんとは選挙前に言いたいのに」みたいな気持ちが出ているなぁというところからの推測でしたが。
期日前の情報を知っていたN国立花も、れいわは2議席、N国は1議席とれるかどうかと、投票前日くらいに言っていましたし。
インターネットによる集票力が侮れない時代になったなと。

1931とはずがたり:2019/07/23(火) 23:46:39
労組系、立・国で明暗=自民、郵政が集票力発揮-比例【19参院選】
2019年07月22日17時13分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072200869&g=pol

 参院選の比例代表で、労働組合の支援を受けた候補者は民進党分裂のあおりで立憲民主、国民民主両党に5人ずつ分かれて戦った。立憲の候補は全員当選を果たしたが、国民民主は2人が落選して明暗が分かれた。
 連合傘下の産業別組合は、自治労や日教組などが立憲から、自動車総連、電力総連などが国民民主から候補を立てた。
 立憲の比例代表では労組系候補が組織力を生かし、上位5番を独占、早い段階で当選を決めた。民進党で臨んだ前回2016年の参院選で落選した私鉄総連の新人は約10万票を集め、雪辱を果たした。

 国民民主は26万票前後を集めたUAゼンセン、自動車総連、電力総連の候補が当選した。ただ、電機連合の現職は約19万票を得て個人得票数で全候補中20番目に入ったが、党の獲得議席が伸びず、当選圏に入れなかった。
 一方、自民党は業界団体の支援を受けた候補が順当に当選した。最多は全国郵便局長会の支援を受けた柘植芳文氏で、約60万票を集めた。同会系候補の党内トップ当選は13年から3回連続。建設や農業関係の団体が推した候補の3倍弱に達し、集票力の高さを見せつけた。
 迂回(うかい)献金事件で16年に候補擁立を見送った日本歯科医師連盟は今回、元衆院議員を支援して11万票を集めたが、次点で議席を得られなかった。

1932片言丸:2019/07/23(火) 23:54:03
>>1914
溝手は全調査で1位予測だったならまだしも、引き締めがきく材料がありましたからねぇ。
ただ、河井はアンチも多そうで、保守系有権者で河井落としを考えた人もおり、溝手3番手の調査があればもっと違っていた(森本に流れる票を減らせた)かもしれません。
また、溝手はけっこう喋りがヨボヨボしてて(NHKの選挙サイトで見たんですが)、その点で河井と差があった面も大きくて、岸田の責任ばかり問うのも本来違うんでしょうけど、それでもあえて固めきって当選させるのができないのは岸田の求心力にとって相当大きなダメージですね。

1933旧ホントは社民支持@鹿児島2区:2019/07/24(水) 00:00:23
>>1930
それを読めなかった自分は「古い」人間になっちゃったんだな,と。反省。
NHKは早速富士宮市の比例個人票を反映した得票数に修正していました。仕事早い。
岩手横澤氏は国民に入党。
横沢氏が国民民主入党へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072301103&g=pol
 参院選岩手選挙区に無所属の野党統一候補として立候補し、当選した横沢高徳氏は23日、国民民主党に入党すると発表した。推薦を受けた立憲民主、共産、社民各党の同意も得ているとして、参院では国民会派に所属して活動する意向だ。横沢氏は国民に合流した旧自由党が主導して擁立した。

1934チバQ:2019/07/24(水) 09:37:17
>>1929
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000110-asahi-pol
山田太郎氏の515票、誤って山本太郎氏の票に 富士宮
7/23(火) 21:13配信 朝日新聞デジタル
山田太郎氏の515票、誤って山本太郎氏の票に 富士宮
富士宮市役所=2015年4月
 静岡県富士宮市選挙管理委員会は、21日に行われた参院選比例区の開票作業で、自民党の山田太郎氏の票を、誤ってれいわ新選組の山本太郎氏の票に計上していたと23日発表した。


 同選管によると、山田氏の票は515票あった。山本氏の票とは別に仕分けていたが、誤って山本氏の名前を記した「有効投票点検票」を票の束につけて整理してしまったという。県選管のホームページで結果を確認した市民から「山田氏の票がゼロなのはおかしい」との指摘が22日夜に同選管にあり、発覚した。

 同選管では「マニュアル通りの作業を徹底するよう市職員への啓発を行い、再発防止に努める」としている。

1935チバQ:2019/07/24(水) 09:39:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190724-00573511-shincho-pol
100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
7/24(水) 6:01配信 デイリー新潮
100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
公明党代表の山口那津男氏
「選挙をやると功徳が出る」とは、かつて「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京)で、インタビューされた支持母体の創価学会員が残した名言だ。

 令和初の国政選挙となった第25回参院選は、自民党が改選前から9議席を減らした57席に。一方、自民にと連立を組む公明党は、改選前より3議席を増やして14議席を獲得した。さすがの結束力である。

 だが、比例区の得票を見ると、あろうことか前回の参院選よりも103万票も減っている。これは、一体どうしたことか――。

 ***

 今回、公明党が獲得した比例区の得票数は653万63356票である。前回の第24回参院選(2016年7月10日投票)は757万2960票、〆て103万6624票が減ったことになる。

 ちなみに自民党の得票は1771万票で、前回から240万票減らしている。似たようなものに映るかもしれないが、公明党はこれまで、強固な学会という組織票に支えられ、何が起ころうと揺らぐものではなかったのだ。過去の比例区での得票を見てみよう。

100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
公明党の参院選比例区
 600万票台となったのは、実に27年ぶりのことなのである。

 今回、公明党の選挙にとって強敵が出現した。党代表の山口那津男氏(67)を擁する東京選挙区には、れいわ新選組から現役の創価学会員・野原吉正氏(59)が「ガチで闘う」と立候補。れいわの代表である山本太郎氏(44)は「公明党から票を奪う!」と公言していた。

 東京選挙区の野原氏も比例区の山本氏も当選は叶わなかったが、「山本太郎」と記名された票は、実に99万票もあった。公明党は彼らに票を奪われたのだろうか。創価学会に詳しい宗教学者の島田裕巳氏に聞いてみた。

1936チバQ:2019/07/24(水) 09:39:37
自民党の一派閥
島田:まあ、今回は投票率が24年ぶりに40%台と低迷しましたからね。いくら創価学会に支えられているといえども仕方がないと思いますよ。

――投票率が低くなればなるほど、相対的に有利になると言われたのが、信者数827万世帯(2007年時点での公称)を誇る学会票ではなかったか。

島田:いえ、最近はそうでもなくなってきています。827万世帯というのは、信者の証しとして授与された御本尊の数ですからね、途中で信仰をやめてしまった世帯もカウントされています。私は信者の実数は約280万人と見ています。ですから、投票率が低い中にあって、信者の2・5倍近くになる650万票を集めているのですから、まだまだ大したものですよ。

――学会員が知り合いに電話するなどして公明党議員への投票を呼びかける、いわゆるF(フレンド)票のおかげか。

島田:そうです。でもね、これまでF票集めを熱心にやって来たのは創価学会の婦人部でしたが、高齢化が進んでいます。定年退職した男性信者の壮年部が代わりを務めるようになっていますが、婦人部ほどの選挙への慣れがない。若い学会員となると、選挙にはあまり関心を持っていないのは、創価学会といえども一緒です。

――れいわ新選組から出馬した野原氏に代表されるように、安保法案賛成に回った公明党は、平和の党ではなくなったと、反発している信者も出たのではないだろうか。実際、640万票しか獲れなかった1992年の参院選は、前年に湾岸戦争が起こり、選挙直前にはPKO法案に公明党が賛成。このときも反発した学会員が多かったとの声もある。

島田:いえ、あまり政策的な問題は関係ないと思います。野原さんも30万票に届きませんでしたからね。山本さんにもまだ、学会から票を奪うまでの力はないでしょう。

――やはり政策よりも、選挙をやると功徳になる、という信仰が優先するのか……。

島田:今回、創価学会の機関誌である聖教新聞には、選挙期間中に安倍晋三首相(64)はじめ、菅義偉官房長官(70)、二階俊博幹事長(80)が、公明党議員と並んだ写真が掲載されていました。これまでなかったことですから、学会員としては、まるで公明党が自民党の一派閥に成り下がったような印象を受けたかもしれません。

――確かに投票日である21日の聖教新聞には、公明党候補者の手を握って応援演説をする安倍首相の写真、17日には同様に菅官房長官と二階幹事長の写真が掲載され、山口代表の写真はその下に掲載されている。こうなると誰が公明党のトップか分からない。かつてなら池田大作名誉会長(91)が「大勝利!」と一喝すれば済んでいたものだが、10年近く表舞台に姿を現していない。

島田:代われる人がいませんからね。いまや池田名誉会長に直接会ったことのない信者も増えています。

――支持母体が弱体化すれば、公明党も必然的に弱体化ということか。

島田:今後、急激に票を失うとは思いませんが、徐々に減らしていくでしょうね。かつて信者を増やした高度経済成長期の60年代とは状況が違い、入会する人も減り、信者は高齢化が進んでいます。今後は構造的に学会員の数は減って行かざるを得ません。でも、議員の数はなるべく減らさない方向なので、これまで選挙で培った選挙のノウハウを活かして何とかやっていくしかないということでしょう。

週刊新潮WEB取材班

2019年7月24日 掲載

新潮社

1937チバQ:2019/07/24(水) 09:41:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000007-mai-pol
立憲「幻の共産協力案」 北海道参院選を振り返る
7/24(水) 8:19配信 毎日新聞
立憲「幻の共産協力案」 北海道参院選を振り返る
敗戦の弁を述べる原谷那美氏
 「(旧民進系で)2人を当選させる目的のため、全力で頑張ったが結論を出せず、支えていただいた組織、団体、すべての皆様に心よりおわびする」。参院選が投開票された21日夜、国民民主党の徳永エリ道連代表は札幌市の事務所で集まった支援者らを前に頭を下げた。立憲民主、国民民主、共産の野党3党の新人候補中、国民の原谷那美氏(35)は最下位の5位で落選。前回2016年は徳永氏が自民党現職に次ぐ2位で当選し、旧民進党2議席獲得の立役者となったが、今回、野党は候補者調整も選挙協力もほぼ成功せず、自民に大勝を許すことになった。【参院選取材班】

【写真特集】塚田氏、亀石氏…落選した主な候補者



 改選数が1増えた前回に続き、与野党のどちらが改選3議席中2議席を獲得するかが最大の焦点だった今回の選挙。野党は3党が独自候補を擁立して政権批判票の分散を招いた。さらに前知事として知名度の高い自民新人の高橋はるみ氏(65)が与党支持者だけでなく無党派層にも支持を広げた結果、野党3党の得票は当選した立憲の勝部賢志氏(59)を含めても101万6773票にとどまった。前回は徳永氏、鉢呂吉雄元経済産業相の旧民進2人だけで105万票以上獲得し、共産候補も合わせると129万票だったのに比べ、野党は議席数でも票数でも完全に敗北した。

 「実は一時、共産への協力を真剣に検討していた」(立憲関係者)。立憲内では6月上旬、共産の畠山和也氏(47)を各地で支援する「幻の選挙協力案」が浮上していた。各政党などの情勢調査では自民の高橋氏、立憲の勝部氏が上位2位を占める一方、3位当選する可能性が高いのは同じ旧民進系の国民・原谷氏ではなく、共産・畠山氏との分析結果が出ていたためだ。

 野党候補を一本化する1人区と違い、野党各党が独自候補を擁立している道選挙区での選挙協力は簡単ではなかったが、「本来は立憲で2議席あるいは旧民進系で2議席が理想的だったが、最悪のシナリオである自民2議席だけは阻止しないといけない」との狙いだった。政府与党が早期の衆院解散をちらつかせる中、4月の知事選に次いで敗北した場合は次期衆院選にも大きな打撃となることが確実だったためだ。野党共闘を呼びかける市民団体「戦争させない市民の風・北海道」も6月、野党第1党の立憲に野党2議席確保に向けた対応を求めた。

 しかし、7月4日の公示を前に、立憲内では情勢分析結果をもとに、公明党の全面支援を受けた自民の岩本剛人氏(54)の3位当選の可能性が高いとの見方が支配的になった。市民の風共同代表の上田文雄前札幌市長らは18日、立憲に共産への協力を念頭に野党2議席確保の協力を緊急要請したが、勝部票の上積みに集中する方針はすでに固まっていた。

 共産の畠山氏は4位の26万5862票で落選したが、前回の共産票より2万6298票増やし、党道委員会幹部は「もっと早くに野党間で2議席獲得に向けた戦略を話し合いたかったが、『今回は畠山に入れる』と言ってくれる立憲支持者もいた」と今後の野党共闘への期待感を示した。

 一方、5位に終わった国民内では立憲への不満が強まっている。公示直前には、国民道連は立憲道連に対し、双方が勝部氏、原谷氏に支持を出し合い、選挙協力を進めるよう申し入れたが、立憲は受け入れず、国民側は平賀貴幸幹事長名で「力を合わせて共に闘ってほしいという道民の強い思いが多数寄せられていたが、申し出は受けていただけなかった」との文書を発表した。共産を下回る結果に終わり、道連幹部は「立憲は野党第1党の責任を果たさず、票上乗せに協力してくれなかった」と強く批判。次期衆院選など今後の共闘に影響は残りそうだ。

1938チバQ:2019/07/24(水) 09:43:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00000017-kana-pol
【参院選比例】自民・元職の井上氏、落選 「力不足で結果が出なかった」
7/22(月) 21:30配信 カナロコ by 神奈川新聞
【参院選比例】自民・元職の井上氏、落選 「力不足で結果が出なかった」
敗戦の弁を語る井上義行氏=22日午前6時20分ごろ、小田原市内
 参院選比例代表に出馬した自民党元職の井上義行氏(56)は落選した。地元の小田原市内で開票結果を待ち続けたが敗色が濃厚となり、夜が明けた22日午前6時20分ごろ、支持者ら約80人を前に「力不足で結果が出なかった」と沈痛な表情で頭を下げた。

 6年前の参院選比例代表でみんなの党から初当選。同党解党後は日本を元気にする会を経て、第1次安倍内閣で首相秘書官を務めた縁もあり自民党会派入りした。今年6月に議員辞職し、自民党公認で2度目の当選を目指した。6年前より個人得票数を大幅に伸ばしたが議席には届かなかった。

 井上氏は記者団に対し、「結果が出たばかり。今後はまだ白紙の状態」と説明。以前挑戦した衆院神奈川17区での出馬については「考えられない」と否定。他党にも移らず「今後も自民党員として戦っていくつもり」と話した。

神奈川新聞社

1939チバQ:2019/07/24(水) 09:49:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000009-mai-pol
イージスに不信感 自民・中泉氏 組織戦も裏目に 秋田
7/24(水) 8:43配信 毎日新聞
イージスに不信感 自民・中泉氏 組織戦も裏目に 秋田
選挙戦最終日の20日に中泉松司氏(左)の応援に駆け付けた安倍晋三首相。選挙戦中2回目の来県となった=秋田市で2019年7月20日、森口沙織撮影
 「ただただ、私の力不足」。自民党の現職で再選を目指した中泉松司氏(40)は21日夜、秋田市の事務所に集まった支援者らに深く頭を下げた。17日間の遊説で真っ黒に日焼けした顔に涙を浮かべた。

 選挙戦は、野党統一候補で無所属新人の寺田静氏(44)との事実上の一騎打ち。結果は25市町村のうち、中泉氏の票が上回ったのは湯沢市や仙北市など10市町村にとどまり、秋田市を含む15市町村で寺田氏が勝り、全体で2万1067票差がついた。

 政権与党である自民党にとって「逆風」となったのは、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場へのイージス・アショア配備計画だ。6月、防衛省がまとめた調査報告書にデータの間違いが見つかり、さらに住民説明会で防衛省職員が居眠りしたことで地元住民の激しい反発を招くこととなった。こうしたニュースが繰り返し報じられ、県内全域に同省や配備計画に対する不信感や不満が一気に高まった。中泉氏は選挙戦に敗れた21日、「防衛省の一連の不正確な調査や不誠実な対応に与党として厳しい目を向けていきたいと訴えたが届かなかった」とうなだれた。

 中泉氏の陣営関係者は「イージス問題がなければ勝敗は違っていたかもしれない」。中泉氏は、選挙戦で配備計画への賛否を表明せず、同省の今後の対応を注視すると強調し続けた。新屋地区に住む無職女性(78)は与党としての信頼感などを重視して中泉氏に投票した。しかし「イージスは最大の争点。配備計画にはっきりと態度を示さないと逃げていく票もあったのではないか。私も本当は反対と言ってほしかった」と打ち明けた。

 さらに寺田氏との選挙戦の戦い方の違いも、結果に大きく影響したとみられている。中泉氏は公示直後から岸田文雄政調会長、小泉進次郎衆院議員を迎え組織戦を展開。安倍晋三首相や菅義偉官房長官は選挙戦中だけで2回来県し、街頭に多くの聴衆を集めた。

 だがある陣営幹部は「(党幹部の来県は)人集めにはなるが、投票に向かわせるまでには至らなかった」と分析する。選挙戦最終盤の安倍首相と菅官房長官の2度目の来県は「草の根の寺田」と「組織で戦う中泉」の構図をくっきりと県民に印象づけた。「その結果、『組織に頼らない県民目線の寺田さん』に支持が集まってしまった」

 政府が推し進めるイージス・アショアの秋田市への配備計画について自民党県連は、どのようなスタンスで向き合うのかなど、今後、難しい判断を迫られることになる。

 県連会長の冨樫博之衆院議員は今回の選挙結果に「落選は痛手だが、これが『アリの一穴』にならないように私たちは初心に戻って県民に寄り添って、自民党の活動を理解してもらえるよう努めたい」と述べた。【森口沙織】

1940チバQ:2019/07/24(水) 13:32:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000023-mai-pol
元滋賀県知事、嘉田氏の勝因は? 一歩引いて野党共闘成功 
7/24(水) 10:15配信 毎日新聞
元滋賀県知事、嘉田氏の勝因は? 一歩引いて野党共闘成功 
田島一成氏(右から3人目)、佐藤耕平氏(右)と初当選を喜ぶ嘉田由紀子氏(右から2人目)=大津市のホテルで2019年7月21日午後11時49分、成松秋穂撮影
 21日投開票された参院選滋賀選挙区(改選数1)で、無所属新人で元知事、嘉田由紀子氏(69)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦=が、自民現職の二之湯武史氏(42)=公明推薦=と「NHKから国民を守る党」新人の服部修氏(45)を破り、初当選を果たした。「野党統一候補」の嘉田氏と二之湯氏による事実上の「与野党一騎打ち」の激戦を、嘉田氏はどのように制したのか。17日間の選挙戦を振り返る。【成松秋穂】 

【写真特集】塚田氏、亀石氏…落選した主な候補者

 「今回は田島一成さん、佐藤耕平さん、ずっと一緒にバッジを付けて、戦わせていただいた」。21日夜、大津市のホテル。当選確実が伝えられた嘉田氏は、2人の名前を挙げて謝意を述べた。国民に推された嘉田氏が野党統一候補になるには、立憲が挙げた田島一成氏(57)と、共産が擁立を決めていた佐藤耕平氏(37)に身を引いてもらうことが不可欠だったからだ。選挙期間中も襟元には2人からもらったバッジを常に付け、4党共闘をアピールし続けた。

 嘉田陣営がそこまで気を配った背景には、2017年衆院選で惜敗した際に生まれた、野党各党との「しこり」が本当に解消したか、確証がなかったからだ。嘉田氏は公示前、県内各地の集会で「おわび」をして回ったが、ある野党県関係者は「公示後、最初の1週間は各党の『壁』を感じていた」と明かす。組織票をまとめてきた労組も「今はそれほど動員していない。今は組合も優しいから」(連合滋賀関係者)と当初、動きは鈍かった。当初は嘉田氏優勢との見方もあったが、選挙戦中盤になると、陣営幹部は「このままなら負ける。こちらは頭打ちだ」とうなだれた。

 それでも、知事時代に培った実績もあり、嘉田氏が県内各地を回ると、有権者の反応は高まっていった。嘉田陣営も嘉田氏の遊説日程を優先し、野党各党が幹部らを投入しても、無理に都市部で一緒に立つような日程は組まなかった。かつて日本未来の党で共に戦った国民の小沢一郎衆院議員が来県した際にも、小沢氏一人で事務所を回ったのみで、嘉田氏と街頭に立つことはなかった。

 嘉田氏を前面に出し、4野党が一歩引いた形で支える戦術は、結果的に各党の結束を高めた。4野党の共通政策を今年2月、全国に先駆けて発表していたことも「野党各党の結束を保つのに役立った」(別の野党県関係者)。山間部や琵琶湖・沖島など県内4000キロ超を回り、各地で選挙カーから降りて有権者と小まめに握手する嘉田氏の姿は、嘉田氏を当選圏内へと押し上げていった。

 野党各党が微妙なバランスを保ちながら、浮動票を取り込む嘉田氏を支えることでつかんだ、滋賀選挙区での3年ぶりの「非自民」議席奪還。選挙期間中、応援に駆け付けた国民の玉木雄一郎代表は評価した。「候補者が嘉田さんで、まとまりやすいものがあった」

  ◇    ◇

 「拍手が小さいのは皆さん、傘を持っていらっしゃるからですね」。選挙戦中盤の13日、雨が降る中、大津市のJR石山駅前で街頭演説に立った二之湯氏は自嘲気味に語った。応援に駆け付けた菅義偉官房長官の写真を撮ろうとする市民の姿とは対照的に、二之湯氏の訴えに耳を傾ける聴衆はまばらだった。

 滋賀選挙区を「激戦区」に指定した自民は、党幹部や政権幹部を軒並み投入。人気の高い小泉進次郎衆院議員が公示日と投開票日前日の節目に応援に立ったほか、安倍晋三首相も序盤と終盤の2回県内入りした。自民関係者も「これで勝てなかったら、誰も勝てないほどの戦い方だ。特別扱いだ」と明かす。

 ただ、嘉田氏が「軍艦」と評した自民の総力戦ぶりは、二之湯氏の存在感を埋没させる結果となった。ある県政界関係者は「二之湯氏と嘉田氏の争いではなく自民と嘉田氏の争いになり、二之湯氏の名前は消えていった」と評する。県連幹部は「これだけてこ入れすれば、少しは上向くはず」と期待したが、かなうことはなかった。

 21日夜、草津市のホテルに集まった支持者に、二之湯氏は敗戦の理由をこう分析した。「知名度不足だった」

1941チバQ:2019/07/24(水) 13:56:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00449372-okinawat-oki
「何とか逃げ切った…」高良氏の演説に頭を抱える選対幹部 安保破棄発言に衝撃走る
7/24(水) 11:40配信 沖縄タイムス
「何とか逃げ切った…」高良氏の演説に頭を抱える選対幹部 安保破棄発言に衝撃走る
玉城デニー知事(左)ら支持者とカチャーシーを踊り、初当選を喜ぶ高良鉄美氏=21日、那覇市古島・教育福祉会館
 「何とか逃げ切った。反省の残る選挙戦だ」。21日に投開票された参院選。投票箱が閉まった午後8時に当選確実となった高良鉄美氏(65)だが、選対幹部は厳しい表情を崩さなかった。


 6月15日に浦添市内で開いた総決起大会。高良氏の演説を聞いた選対関係者は、会場内で頭を抱えた。

 前日にスタッフが8時間かけて作った3500字の原稿は壇上の高良氏の手元にあった。憲法、米軍による事件・事故、消費増税、経済振興。高良氏は「オール沖縄」勢力の候補者として語るべき政策が盛り込まれた約15分間の演説原稿に目を落とさず、語り続けた。「島んちゅの高良(宝)です」。会場から笑いをとる姿に、選対関係者は強い危機感を覚えた。

 憲法の専門家である高良氏は35年間、琉球大学で教壇に立った。講義で学生に憲法の理念などを説き、話すことは「最大の武器」(社大党関係者)だった。だが、街頭に立つと慣れない演説で話がまとまらなかったり、重要政策に言及しない場面が頻発した。

 「日米安保条約は破棄すべきだ」。6月29日の政策発表では高良氏の発言に選対内に衝撃が走った。その後、修正したが与党関係者は「オール沖縄内の政策の不一致が露呈したと見られても仕方がない」と不用意発言に不満を漏らした。

 ただ、昨年の知事選で再び強まった「オール沖縄」の風は確実に高良氏の背を押した。高良氏擁立の過程で一時は反発した糸数慶子参院議員も高良氏を全力で支援。公示後には玉城デニー知事が頻繁に街頭に立ち「オール沖縄」勢力候補であることをアピールした。

 結果は安里氏に約6万3千票の大差。「オール沖縄」勢力は昨年の知事選以降、那覇、豊見城両市長選、衆院3区補選からの5連勝となった。玉城氏は「辺野古新基地建設に反対した高良氏を県民が後押しした結果だ」と手放しで喜んだ。だが、選対幹部は「予想より票差が縮まった。投票率がさらに下がれば、追いつかれていたかもしれない」と振り返る。

 さらに、勝利ムードに浸る高良氏に与党関係者は「これからが正念場だ」とくぎを刺す。辺野古では土砂埋め立てが続き、安倍政権は数の力で憲法改定を進める。「どう辺野古の工事を止め、改憲を阻止するのか。結果を出さなければ、オール沖縄の風は急速に弱まる」(参院選取材班・大野亨恭、仲村時宇ラ)

1942チバQ:2019/07/24(水) 16:58:04
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190724-00000017-pseven-soci
参院広島選挙区 岸田派と官邸・執行部に深い“怨念”残る
7/24(水) 16:00配信 NEWS ポストセブン
参院広島選挙区 岸田派と官邸・執行部に深い“怨念”残る
「参院のドン」を巡って仁義なき戦い(写真/時事通信フォト)
 参院広島選挙区では次の「参院のドン」の座をめぐる“仁義なき戦い”が展開された。広島は6人の岸田派国会議員がいる岸田派の牙城で、参院選では6選をめざす同派最高顧問・溝手顕正氏の“楽勝”とみられていたが、そこに「2議席独占」を掲げた官邸と執行部が元広島県議の河井案里氏を擁立したことで自民候補同士の血で血を洗うつぶし合いとなった。

 案里氏の夫は河井克行・総裁外交特別補佐。安倍晋三首相に近いだけでなく、菅義偉・官房長官の「側近ナンバー1」としても知られる。岸田派の地元議員はこう語る。

「参院自民党を仕切ってきた吉田博美・前参院幹事長が引退したことで、今回は“参院のドン”を決める選挙でもあった。次の“ドン”の有力候補が溝手さんだったが、溝手さんは2012年の総裁選の前に安倍さんを『過去の人』と言い放つなど安倍批判を繰り返した経緯がある。総理は肌が合わない溝手さんに参院を牛耳られるのは面白くないのだろう。だから官邸は2議席独占などという無理難題を吹っかけて“刺客”を立ててきた」

 そこで岸田派主導の自民党広島県連はホームページの表紙に参院選候補として溝手氏の名前を写真入りで載せながら、案里氏は名前も載せないといった恥も外聞もない“パワハラ”に出た。

 選挙戦でも非難の応酬。安倍首相、菅義偉官房長官、さらに二階俊博氏ら大物が案里氏の応援に入り、焦った溝手氏が「党幹部が少しフラフラし過ぎている。天から一声かければ何でも有利になるというのは間違いだ」と中央を批判すれば、二階氏は「悪口を言ってイジメていては政治家は育たない」と反論した。

 結果、河井氏は当選したものの、溝手氏は落選し、“参院のドン”の座も逃すことになった。選挙が終わってもノーサイドにはなりそうになく、岸田派と官邸・執行部に深い“怨念”が残りそうだ。

※週刊ポスト2019年8月2日号

1943チバQ:2019/07/24(水) 17:00:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000049-mai-pol
新潟・上越市でも山田太郎氏の票少なく 選管「開票は適正」
7/24(水) 14:54配信 毎日新聞
新潟・上越市でも山田太郎氏の票少なく 選管「開票は適正」
山田太郎氏(左)と山本太郎氏
 21日投開票の参院選比例代表で、自民党の山田太郎氏が新潟県上越市(当日有権者数16万2805人)で獲得した票が82票と非常に少なかった。静岡県富士宮市では、山田太郎氏と、名前が一文字違いのれいわ新選組代表・山本太郎氏の票を取り違えていたことが発覚したが、上越市選挙管理委員会は取材に「開票作業は適正に行われた」とし、取り違えを否定した。

【写真特集】塚田氏、亀石氏…落選した主な候補者

 県選管の公表資料によると、上越市で山田太郎氏が獲得したのは82.074票(案分含む)で得票率は0.09%。新潟県全体(0.75%)▽新潟市(0.97%)▽長岡市(0.85%)、などと比べて非常に低かった。

 一方、山本太郎氏の上越市における獲得票は1619.407票(案分含む)で得票率1.78%。県全体(1.32%)▽新潟市(1.53%)▽長岡市(1.25%)、などと比べて高かった。

 この問題は23日夜からツイッターなどで指摘されている。上越市選管は取材に「立会人にも確認され、票の取り間違いはないと考えている」、新潟県選管は「まずは市の対応を見守る」と話した。投票用紙はすでに厳重に封印しており、公職選挙法に基づく訴訟を起こされない限り、票の再確認はできないという。

【浅見茂晴、酒造唯】

1944チバQ:2019/07/24(水) 17:20:45
上は開けず
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/404453
<決戦の残響(下)>野党の憂い 衆院現職頼み、脱却できず
<参院選さが2019>
9:30
参院選の選挙戦のマイク納めで、犬塚直史氏(左)への支持を訴えた大串博志衆院議員(中央)と原口一博衆院議員=佐賀市神野東の事務所 拡大する
参院選の選挙戦のマイク納めで、犬塚直史氏(左)への支持を訴えた大串博志衆院議員(中央)と原口一博衆院議員=佐賀市神野東の事務所

 「正直、時間がね。多久市長に声を掛けたことで遅れた。あの時間がもったいなかった」。参院選の選挙戦最終日の20日夜。国民民主党の元職犬塚直史(ただし)氏(64)のマイク納めを佐賀市の事務所で見守り、家路についた支持者からそんな声が漏れた。犬塚氏は翌日、自民党の現職に大差で敗れた。

 国民民主県連が多久市長の横尾俊彦氏の擁立に動いたのには、わけがあった。国民民主は民進党時代の2016年の参院選と、事実上応援した18年の神埼市長選で、県外出身の候補で負けていた。「だから今回は絶対、地元だと思っていた」。県連代表の原口一博衆院議員はこう振り返る。昨年11月になって横尾氏に出馬を要請する方針を表明したが、色よい返事はなかった。結果的に県外出身の犬塚氏を担ぎ、出馬表明は公示まで1カ月を切ってからだった。

 擁立の遅れは、選対本部長としてフル回転した原口氏と、選対相談役の大串博志衆院議員(無所属)が得意とする「草の根」での活動の時間不足を意味していた。保守層への食い込みを図ろうにも、「原口さんだったら応援するんだけど」「大串さんなら入れるけど、今回は難しいね…」。両氏の事務所関係者は何度となく、こうした言葉を有権者から聞かされた。

 犬塚氏の得票は11万5843票。これは前回参院選で旧民進党の候補者が獲得した11万9908票と大きく変わらない。国民民主県連の関係者は「これが『反自民』という意味での基礎票だろう」と分析する。

 今回を含めて25回を数える参院選の中で、自民が敗れたのは2007年だけ。国民民主関係者は「このときは4年間ほどかけての勝利だった。犬塚後援会が原口、大串後援会のようになるには、やはり1カ月では足りない」とこぼした。

 選挙戦のさなかの、犬塚氏の事務所の一角。県内5野党・会派による初の参院選統一候補ということもあり、仲介役を務めた市民連合さががスペースを借りて連日のように会合を開き、犬塚氏の妻が参加するミニ集会を県内各地で企画していった。市民連合の岩井三樹代表代行(77)は「衆院選2区に当たる地域で開いたときは大串さんの妻にも参加してもらった。初めてだけにお互い戸惑いもあったけれど、徐々に信頼関係が築けた」と、安倍政権への対抗軸の深化を喜ぶ。

 共産党県委員会の今田真人委員長も「原口氏や大串氏とは信頼関係が深まったと思っている」と口をそろえる。次期衆院選での共闘に向けて「あらかじめ両氏の支持を打ち出すべきかもしれない」と踏み込む。

 ただ、こうした共闘の在り方にジレンマを抱える野党関係者もいる。「われわれは自民の支持層を切り崩す戦術を取っている。それだけに、共産党と近くなることで保守層が離れる可能性も考えないといけない」

 次期衆院選で野党共闘をさらに強化し、政権選択を迫れる状況をつくれるのか。その形は見えない。

1945チバQ:2019/07/24(水) 17:21:13
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190724/pol1907240001-n1.html
参院選“ポスト安倍”明暗分かれる 菅氏、広島「代理戦争」制し勢い 岸田氏は派閥議員が落選続きで窮地に (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.24
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「ポスト安倍」の主役に躍り出た菅氏 「ポスト安倍」の主役に躍り出た菅氏
岸田氏
石破氏
 参院選では、安倍晋三首相の後継を狙う「ポスト安倍」候補の間で、明暗が分かれた。本命視されていた自民党の岸田文雄政調会長が派閥議員の相次ぐ落選で窮地に立たされた一方、「令和おじさん」こと、菅義偉官房長官は全国を応援行脚して勢いを付けた。河野太郎外相は、韓国の暴挙に厳しい姿勢を示して注目され、石破茂元幹事長の存在感は薄くなっている。

自民党
 「自民党は全体では、大変ありがたい数字をいただいた。私は今後も『次の時代を担える存在』になりたいと絶えず思っており、努力したい」

 岸田氏は21日深夜、文化放送の番組でこう語った。

 だが、党内には、岸田氏が「選挙の顔」になることを不安視する声が出始めた。大接戦となった、秋田、山形、滋賀の「重点1人区」で、岸田派(宏池会)所属の候補者が敗れたうえ、岸田氏のおひざ元、広島選挙区(改選定数2)でも、派閥最高顧問の溝手顕正氏が議席を失う大波乱が起きたのだ。

 対照的に、官邸主導で広島2議席独占を目指して擁立し、菅氏が積極支援した新人の河井案里氏は勝ち上がった。この選挙戦は、菅氏と岸田氏の「代理戦争」と呼ばれた。

 安倍首相は14日の広島遊説で「令和の時代は、ここにいる岸田さんだ!」と持ち上げたが、参院選の結果に、関係者は意気消沈している。

 岸田派のある議員は22日、「秋田や山形には、若手議員らが3日間ずつ現地で張り付き、応援した。広島には、宮沢洋一元経産相など派閥所属議員が6人もおり、動員はなかった。宏池会は政局・政争に弱い『お公家集団』と揶揄(やゆ)されるが、あまりの戦闘能力の低さに、『次の総裁選どころではない』という雰囲気だ」と、夕刊フジの取材に明かした。

 「ポスト安倍」候補に急浮上している河野氏は選挙戦終盤で、いわゆる「元徴用工」の異常判決をめぐり、韓国に決然とした姿勢を示したことで、連日メディアの話題をさらっている。

 石破氏も、前回総裁選で支援を受けた参院竹下派の候補者らに「恩返し」をしようと応援弁士に立った。ただ、産経新聞に「石破氏 応援人気に陰り」(17日朝刊)と書かれるほど、依頼は少なかったようだ。

 安倍首相が、空前の国政選挙「6連勝」を果たし、「4選論」も飛び出すなか、「ポスト安倍」候補らの力量が試されそうだ。

1946チバQ:2019/07/24(水) 17:22:02
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190722/pol1907220008-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】日本維新の会、東京・神奈川で躍進 知名度高い候補と細かなマーケティング (1/2ページ)

 参院選で、日本維新の会(代表・松井一郎大阪市長)が大躍進した。おひざ元である大阪選挙区(改選定数4)や兵庫選挙区(同3)に加え、初めて東京選挙区(同6)や神奈川選挙区(同4)でも議席を奪取したのだ。「選挙区5、比例5」の10議席を得て、公示前の7議席を上回った。自民党には飽き足りない保守層の「受け皿」となり、名実ともに全国政党になった。

日本維新の会
 「すべての候補者が死力を尽くし、悔いなく戦えた。『まともな野党』として是々非々を貫きたい」

 松井氏は21日夜、万感の思いでこう語った。

 投票箱のふたが閉まった同日午後8時、早々と大阪選挙区の梅村みずほ氏と東徹氏の「当選確実」が伝えられた。

 大阪は維新の金城湯池だ。4月の大阪府知事・市長のダブル選のほか、衆院大阪12区補欠選挙、統一地方選(大阪府議・市議)と、破竹の勢いで勝ち進んできた。

 今回の参院選では、地盤とする関西から、全国各地の地域政党との連携を足がかりに、国政への影響力を増す作戦に打って出ていた。

 選挙戦では「身を切る改革」を前面に出した。安倍晋三政権に「何でも反対」で、対決姿勢ばかりみせる左派野党とは距離を置き、与党とも是々非々路線をとる独自性が有権者に受け入れられた。

 東京選挙区で、「しがらみのない政治」を訴えて初当選した音喜多駿氏は元都議で、神奈川選挙区で当選した松沢成文氏は元県知事だ。

 比例で維新の看板を背負った政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表は閣僚経験もある元衆院議員で、9年ぶりに国政に返り咲いた。比例では、元参院議員の梅村聡氏も国政に復帰した。

 維新は今回、実績や基礎票を持つ元議員や元首長を候補者にそろえたことが奏功した。

 選挙プランナーの松田馨氏は「維新は都市部で勝てる知名度の高い候補者にこだわり、かなり細かくマーケティング調査も行っていた。もともと、東京や神奈川では潜在的に、与党でも野党でもない行き場のない保守層(=第三極)の票が多い。しかも、選挙戦最終盤にも松井代表らがテコ入れに入り、票を掘り起こしたのも奏功したようだ。今春の統一地方選で、基礎自治体での議員を多数当選させていたのも、参院選でうまく足場になった」と語った。

1947チバQ:2019/07/24(水) 17:23:25
https://www.asahi.com/articles/ASM7Q7GCKM7QTTHB00N.html
佐賀)参院選・野党統一候補の犬塚氏、出遅れ響く
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福岡泰雄、福井万穂 2019年7月24日03時00分

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相手候補の当確の知らせを受け、事務所であいさつする原口一博県連代表(右)と犬塚直史氏=2019年7月21日夜、佐賀市神野東4丁目、福井万穂撮影

 約7万票という大差で敗れた、野党統一候補で国民民主の犬塚直史氏(64)。周囲からは「良い候補者だっただけに、あと数カ月でも擁立が早ければ……」との声が漏れる。

 立候補表明は、旧民進が佐賀県外出身の元職を擁立した3年前の前回より、さらに1カ月遅い6月上旬。今回も県外出身で、別の選挙区で当選経験がある「落下傘」候補だった。

 報道の開票速報ですぐに当落が報じられた7月21日夜、県連代表の原口一博衆院議員(佐賀1区)は出遅れの影響を認めつつ、候補者探しの難しさを口にした。だが野党の幹部は「候補者不足より準備不足」と冷ややかだ。

 ログイン前の続き    ◇

 関係者によると、原口代表らが具体的に候補者探しに動き出したのは昨年11月ごろ。月末に告示が迫った知事選への対応を決めきれないでいた時期と重なる。

 原口代表は一時、現知事への対立候補擁立に含みを持たせる発言をしていた。だが結局、11月18日の県連常任幹事会で自主投票を決定。対応を聞きに集まった報道陣に対し、園田泰郎代表代行が参院選に関して突如、多久市の横尾俊彦市長の名前を持ち出した。その横尾氏は今も市長。擁立できる公算が本当にあったかどうかは定かではない。

 候補者探しは原口氏と、無所属で県連オブザーバーの大串博志衆院議員(佐賀2区)に一任され、国会会期中の代役は県連内にはいないのが現状という。

     ◇

 前回参院選との違いを「野党間の連携強化」とする評価もある。

 国民民主党県連や連合佐賀内には元々「共産アレルギー」があり、「共産と組めば支持者が離れる」との声も漏れていた。しかし共産党県委員会の幹部は「前回は候補者の事務所にも『来るな』という状態だったが、今回は露骨な反発がなかった」と話す。

 一方、連合佐賀の幹部は「大人の対応を取った」。共産が表に出るときはその場に出向かないようにし、折り合いをつけていたとする。ただ今後については「弱い者を集めてつくる野党統一候補では、結局勝てない。旧民主党のように1党で戦える力をつけることが必要だ」と語った。(福岡泰雄、福井万穂)

1948名無しさん:2019/07/24(水) 22:44:07
本紙出口調査 榛葉さん、西部で強さ
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/siz/CK2019072202100047.html
県内の比例代表政党別得票率
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/siz/CK2019072302100038.html
候補の密着記者 今だから書ける話
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/siz/CK2019072302000261.html

榛葉が東遠を中心に個人票を稼いだことが伺えますね
(私も出身なので自覚はあります)静岡はそれ以上に身内贔屓は
非常に強いのが再確認できました
恩義に報い、「ほぼ自民」の疑念を払拭する働きを期待したいところです

ただ、細野や川勝を受け入れたように他県者も信用次第ではあります
徳川は国政を引き続き志すならば、静岡での活動継続が望まれます

1949名無しさん:2019/07/25(木) 13:04:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000604-san-pol
自民“移籍組”参院選貢献アピールも明暗 細野氏は不発
7/24(水) 21:36配信 産経新聞
 21日投開票の参院選では、他党から自民党入りした“移籍組”が存在感を示そうと奔走した。選挙活動をアピールの好機ととらえ活躍した議員がいる一方、過去の軋轢(あつれき)を乗り越えられずに先が見通せない議員もおり、明暗が分かれた。

 「よろしくお願いいたします!」

 18日、東京選挙区(改選数6)から出馬した武見敬三氏が開いた決起集会で、長島昭久氏は会場入り口でこう声を上げ、来場者に深々と頭を下げた。

 平成29年に旧民進党を離党した長島氏は今年6月末に自民に入党した。地盤の衆院東京21区は過去3回戦った小田原潔氏=比例東京=が次期衆院選候補予定者として支部長を務める。長島氏は選挙区変更を表明した上で「円満入党」した。演説会場では小田原氏と並んで支持を訴え、東京選出の中堅議員は「選挙戦を通じて実直な長島氏の性格がよく分かった。もう仲間だ」と語った。

 旧民進党出身の鷲尾英一郎衆院議員=新潟2区=や、旧みんなの党出身の薬師寺道代参院議員=愛知選挙区=もそれぞれの地元を中心に自民候補への支持を呼びかけた。

 愛知の若手議員は「スマートな人柄で党勢拡大に貢献してくれた」と薬師寺氏を評価。愛知(改選数4)は自民候補がトップ当選した。新潟(同1)は候補の失言も響き敗れたが、鷲尾氏には「新潟の衆院議員の中で最も活発に活動してくれた」との声が出ている。

 対照的なのは、旧民主党政権で要職を務め、無所属のまま二階派(志帥会)入りした細野豪志元環境相=衆院静岡5区=だ。細野氏は自民の吉川赳衆院議員=比例東海=と競合するが、選挙区は変えない方針だ。

 参院選では1人区で接戦となった滋賀、岩手両選挙区の応援に入った。だが、滋賀の候補は吉川氏と同じ岸田派(宏池会)所属で、陣営は「応援依頼はしていない」と突き放す。

 旧民主党で仕えた国民民主党の小沢一郎総合選対本部長相談役が強固な地盤を築く岩手入りは「踏み絵を踏まされただけ」(関係者)。いずれの選挙区も自民候補が負けた。(奥原慎平)

1950チバQ:2019/07/25(木) 13:05:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000139-jij-pol
参院選、岸田派一人負け=菅氏存在感、「ポスト安倍」影響も-自民
7/24(水) 19:51配信 時事通信
 自民党は今回の参院選で現職10人(選挙区8、比例代表2)が落選した。

 党内の派閥ごとに見ると、岸田派が4人と突出して多い「一人負け」状態。菅義偉官房長官が存在感を示したこともあり、安倍晋三首相の後継レースにも影響しそうだ。

 岸田派の現職は9選挙区に1人ずつ出馬。このうち改選数1の秋田、山形、滋賀で落選。岸田氏のお膝元広島(改選数2)で同派最高顧問の溝手顕正氏が議席を失い、衝撃が走った。岸田氏は投開票日の21日夜の民放番組で「定数2で2人の自民候補を通すのは難しい」と言葉少なに語った。

 現職で他の落選者は細田、麻生、二階、石原各派の1人ずつと無派閥の2人。最大の細田派は20人が立候補した中では健闘とも言える数字だ。

 岸田派は新人1〜2人の入会を期待するが、一連の結果を受けて党内から、岸田氏に対し「選挙の顔になるのか」(関係者)と疑問視する声が上がった。ある岸田派中堅は「首相を目指すどころじゃなくなる」と危機感を隠さない。

 一方、新元号発表で「令和おじさん」として知名度が急上昇した菅氏は、溝手氏から議席を奪った形の新人河井案里氏を全面支援。当初の劣勢予測を覆した。河井氏の夫は菅氏を囲む無派閥議員グループの中心メンバー。公明党が最重視した兵庫(改選数3)で同党新人を2位に押し込み、失速気味の岸田氏と対照的な結果となった。

1951チバQ:2019/07/25(木) 13:08:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000013-ryu-oki
自民沖縄県連、参院選報道に異例の抗議 タイムス紙連載の記述問題視
7/25(木) 11:24配信 琉球新報
自民沖縄県連、参院選報道に異例の抗議 タイムス紙連載の記述問題視
参院選を巡る地元紙報道に抗議する自民党県連の中川京貴会長(左)と島袋大幹事長=24日、自民党県連
 自民党沖縄県連は24日、21日投開票の参院選沖縄選挙区についての地元紙報道に抗議する記者会見を開いた。政党がメディアの報道内容に対し会見を開くのは極めて異例で、識者からは「報道への圧力」との指摘も出ており、県連の一連の行動は波紋を広げそうだ。会見には中川京貴会長と島袋大幹事長が出席した。


 抗議の対象となった報道は沖縄タイムス社が23日付で掲載した安里繁信氏の選対や自民党県連などの組織態勢や選挙戦の舞台裏を書いた連載記事で、記事中にある匿名の県連幹部の「公認を取り消してもいいんじゃないか」との発言について「(県連組織として)公認取り消しについて協議した事実はない」などと指摘した。一方、発言自体の事実については否定しなかった。さらに23日に個別でタイムス社に抗議し記事中に出てくる幹部を明らかにするよう求めたことも明らかにした。

 島袋幹事長は会見の意図について「(報道への)圧力ではない。報道の在り方について考えてほしいと思い会見した」と述べた。

 自民県連の会見を受け、沖縄タイムス社の与那嶺一枝編集局長は「当該記事に誤りはない。県連が匿名の発言者名を明らかにするよう求めたことは報道機関への不当な介入と言わざるを得ない。取材源の秘匿は報道機関にとって最も重要なことであり、断じて応じることはできない」とのコメントを発表した。

 専修大の山田健太教授(言論法)は「複数のメディアが集まった公開の場で抗議することは圧力であると同時に報道各社へのけん制にもなっている」と批判。その上で「結果的に国民の知る権利を狭めることにつながる。政治に関する報道は自由であるべきで、公党のこのような行動はおかしい」と指摘した。

琉球新報社

1952チバQ:2019/07/25(木) 13:16:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000120-jij-pol
「山本」票を「山田太郎」に=参院比例で集計ミス-千葉県選管
7/24(水) 18:22配信 時事通信
 千葉県選挙管理委員会は24日、参院選比例代表の集計作業で、「山本」とだけ書かれた票を誤って自民党の山田太郎氏に割り振るなど、県内4市町でミスがあったと発表した。

 いずれも当落への影響はないという。

 県選管によると、鴨川市といすみ市で、比例で「山本」票が山本姓の6候補に案分して割り振られるはずだったのに、れいわ新選組の山本太郎氏の代わりに山田太郎氏を加えた6候補に割り振られた。神崎町では、「山本」票が公明党の山本香苗氏に対して少なく割り振られた。

 3市町のミスが訂正された結果、山本太郎氏は4.590票増え、山田太郎氏は3.855票減った。他の山本姓の5候補はそれぞれ0.034〜0.265票減った。

1953チバQ:2019/07/25(木) 13:19:43
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_08.html
<参院選青森>地盤の南部で地力発揮 滝沢氏「敵地」も切り崩す

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 自民党現職の滝沢求氏(60)が、野党統一候補で立憲民主党新人の小田切達氏(61)を約3万3000票差で振り切り、再選を果たした。八戸市を中心とした地盤の南部地方で大きく引き離し、県内40市町村のうち32市町村で小田切氏を上回った。
 滝沢氏は、自民の県選出国会議員や首長、多数の地方議員による組織戦を展開。県内140以上の企業、団体から推薦を取り付け、序盤から優位に戦いを進めた。
 自民県連は4月の県議選と6月の知事選、参院選を連動させた戦略を徹底し、滝沢氏も精力的に活動。知事選では5選を果たした三村申吾知事と県内各地を行脚し、浸透を図った。
 地縁の薄い津軽地方には重点的に足を運んだほか、県議らがフル回転して支持を拡大。大票田の青森、弘前両市でリードを許したが、つがる、黒石両市で競り勝つなど、「敵地」を切り崩した。
 これまで県内の選挙を取り仕切ってきた津軽地方の県連のベテラン2人が、県議選で落選した影響を最小限に抑え、郡部でも着実に票を積み上げた。
 小田切氏は2月に立候補を表明したものの、活動を本格化させたのは知事選後。立民、国民民主、共産、社民各党による統一候補の決定も5月と遅れた。立民の枝野幸男代表が2度にわたって県内入りしたが、知名度不足を解消するまでのうねりは起こせず、終盤の追い上げは及ばなかった。
 街頭演説では約30年の弁護士経験を基に、社会的弱者に寄り添う政治姿勢を強調。増税反対や年金制度の見直しを訴えた。滝沢氏を追い落とすことはできなかったが、安倍政権に不満や不安を抱く層の受け皿となったことは間違いない。
 政治経験が全くなく、ほぼ無名の小田切氏が無党派層を取り込んで現職の滝沢氏に迫った意味は大きく、むしろ善戦したと言える。
 残念ながら、投票率は42.94%と過去最低を更新した。有権者の関心を高めるためにも異なる意見や少数の声を丁寧にすくい取り、政策として提示する努力が求められる。
(青森総局・茂木直人)

1954チバQ:2019/07/25(木) 13:20:06
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_09.html
<参院選岩手>「小沢流」と労組が呼応 横沢氏、最終盤に逆転成功

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 政治的知名度も手腕も未知数だった野党統一候補で無所属新人の横沢高徳氏(47)が、3期18年の政治経歴と初代復興相の知名度を有する自民党現職の平野達男氏(65)に、1万5506票差で競り勝った。最終盤に肩を並べて抜き去る展開が、岩手における野党共闘の厚みと与党自民党のひ弱さを象徴していた。
 横沢氏は、小沢一郎衆院議員(岩手3区)と達増拓也知事によって築かれた広範な後援組織が総力を挙げて支援。盛岡、花巻、奥州、一関など人口や産業が集積する県央部で平野氏を上回る票を獲得し、逆転への布石とした。
 野党共闘は、農山漁村から都市部に攻め上る典型的な小沢氏流選挙と、労組による組織戦の歯車がかみ合い、無名の新人を急速に浸透させることに成功した。
 平野氏は敗れはしたものの、市町村別得票は全33市町村のうち24市町村で横沢氏を上回り、特に沿岸12市町村や県北の得票は横沢氏に勝った。
 東日本大震災からの復興途上にあったり、深刻な人口減少に直面したりして真に政治を必要とする地域が、政権与党の平野氏を支持したと言えよう。
 一方で平野氏の戦いは、旧民主党から自民党へ転向した「古傷」に終始さいなまれ、有権者の不信感は払拭(ふっしょく)しきれなかった。
 有権者心理に敏感な自民党の二階俊博幹事長は選挙戦終盤、「あと5センチ頭を下げろ」と平野氏を一喝。老練政治家の不安は的中し、票差となって表れた。
 比例代表の得票でみると、横沢氏を推した立憲民主、国民民主、共産、社民の4党は計約25万2000票(得票率44.5%)。一方、平野氏を支えた自民、公明両党は計約24万7000票(43.7%)。
 小差で野党が上回る傾向は過去の国政選挙でも同様。それを知る小沢氏は、無名の横沢氏の擁立に当たっても「(野党が共闘すれば)岩手は誰だって勝てる」と語り、早くから勝利を確信していた。
 大きな政治的地殻変動がない限り、岩手県政界における野党共闘優位の図式は当面、揺るぎそうにない。
(盛岡総局・片桐大介)

1955チバQ:2019/07/25(木) 13:20:44
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_03.html
<参院選宮城 劇動>決戦の実像(上)共闘の果実 根付いた関係で金星挙げる

当選を確実にして支持者から花束を受け取る石垣氏(左)=22日午前0時45分ごろ、仙台市宮城野区の事務所
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 改選数が2から1に減り、与野党が大接戦を演じた参院選宮城選挙区(改選数1)は、野党統一候補で立憲民主党新人石垣のり子氏(44)が自民党現職愛知治郎氏(50)を約9500票差で振り切り、初当選を果たした。野党共闘による草の根型選挙と、巨大与党の組織戦が絡み合った17日間を振り返る。

 東北最後の議席は、準備期間3カ月足らずの新人が奪取した。

 22日午前0時20分ごろ、仙台市宮城野区にある石垣氏の事務所は歓喜に包まれた。巻き起こるのり子コール。石垣氏は「皆さんと一緒に壁を超えていく」と高らかに宣言した。
 石垣氏と抱き合って喜んだ党県連顧問の安住淳衆院議員(宮城5区)は「逆風だった6年半、したたかに体制を組む知恵が付いた」とまくし立てた。
 宮城の野党共闘は2016年参院選、17年仙台市長選に続いて与党候補を破った。現職、元国会議員を擁した過去2戦とは違い、まっさらな新人を立て国政の場に押し上げた。
 旧民進党が分裂して生まれた立民県連にとっては初の国政選挙となった。「県連と呼べるほどの組織ではない」と県連関係者。陣営の屋台骨を支えたのは、共闘関係を築く各党だった。
 石垣氏が期間中、県南部2カ所で開いた個人演説会を設けたのは共産、社民両党。「足場のない地域でも、各党の地方議員らが足跡を残していてくれた」(陣営幹部)。
 3度目となった共闘は草の根レベルで深化を遂げ、「郡部で差を広げ、仙台でのダメージを最小限に抑える」との自民の目算をも狂わせた。
 自民陣営が党幹部らを次々と投入し、総力戦を仕掛けた中盤には街頭演説に変化が現れた。
 政治家が3代続く名門の対立候補を意識し、街頭では政策を訴える時間を減らし、「弱者の代弁者になりたい」と語り掛ける場面が増えた。陣営のしたたかな戦略がにじんだ。
 興奮に包まれる事務所で、共産の比例候補だった元仙台市議の舩山由美氏(51)は「宮城の底力を発揮できた戦いだった」と明るく振る舞った。

 石垣氏を野党統一候補としたことで、舩山氏は選挙区から比例に回った。共産県議の一人は「党員や支援者から『なぜ舩山を下ろしたのか』とのお叱りは多かった」と明かす。
 国民県連代表の桜井充参院議員は、党参院選挙対策本部長に就き、投開票日を東京で迎えた。選挙期間中は全国の選挙区を行脚したが、地元でマイクを取ることはできなかった。
 8月に仙台市議選、10月には県議選を控える。次期衆院選への対応も見据え、野党各党は石垣氏の金星の勢いを相次ぐ大型選挙につなげようともくろむが、決して容易ではない。
 野党関係者は「全ての選挙区で候補者を一本化するのは難しく、国政と地方選では有権者の判断基準も変わる。簡単な勝負にはならないだろう」と表情を引き締めた。
(報道部・松本果奈)


2019年07月23日火曜日

1956チバQ:2019/07/25(木) 13:21:22
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190724_05.html
<参院選宮城 劇動>決戦の実像(下)死闘の果て 18年の実績、地域に響かず

敗戦を受け、支持者に頭を下げてわびる愛知氏=22日午前0時35分ごろ、仙台市青葉区の事務所
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 「私の力不足。本当に申し訳ありませんでした」
 仙台市青葉区の自民党県連で22日にあった執行部会。居並ぶ幹部を前に、敗北を喫した党現職愛知治郎氏(50)は深々と頭を下げた。

<電話作戦を拒否>
 「屈辱の敗戦だ」。そそくさと去る愛知氏を見送った幹部はつぶやいた。全国屈指の接戦を支えた表情は、疲労感に満ちていた。
 野党統一候補の立憲民主党新人石垣のり子氏(44)が出馬を表明したのは5月。3期18年のベテランと準備期間3カ月の新顔の対決に、関係者は祖父の代から3代続く「名門・愛知家」のブランドを信じた。
 現実は違った。「あなた、誰?」。選挙戦終盤の17日。村井嘉浩知事と仙台市の繁華街を練り歩いた愛知氏に通行人が尋ねた。「任期は人気と直結しない」。県連幹部は苦笑した。
 「顔が見えない」と地域活動の少なさに対する不満が最後まで響いた。「世話になっていない。動く義理がない」。終盤、ある県北の県連関係者は陣営から頼まれた電話作戦を拒んだ。
 陣営は仙台市以外の34市町村で、最低でも約2万票差を付けようとしたが、実際の票差は5000。投票率は軒並み低調で、「末端まで火が回らなかった」(県連幹部)。
 焦る党本部は空前絶後の物量作戦を展開。安倍晋三首相が2度、菅義偉官房長官が3度来援した。陣営は幹部対応や選挙カーの行程の調整に追われ、場当たり的な対応に終始した。

<演説自ら終える>
 東日本大震災の月命日の11日午後、石垣氏が津波被災地で復興の在り方を訴えたのに対し、愛知氏は選挙カーで仙台市を駆け抜けていた。
 沿岸部に入ったのは、被災地にたびたび足を運んでいる小泉進次郎党厚生労働部会長。「なぜ一緒に並ばないんだ」。組織内の不協和音を生んだ。
 頼みの綱とされた後援会「愛知会」は高齢化。元蔵相で祖父の故揆一氏、元防衛庁長官の父和男氏から続き、かつて県内全域に張り巡らされた支部は10カ所程度にしぼみ、集票のエンジンたり得なかった。
 選挙戦最終日の夜、仙台市中心部のアーケード街で行われた最後の街頭演説。疲れ切った表情の愛知氏はマイクを使える午後8時まで5分を残し、自ら演説を切り上げた。繁華街にむなしく響く県連幹部の応援演説。「誰の選挙だ」。支持者からため息が漏れた。
 「この18年間の候補者の行動の結果でもある」。相沢光哉選対本部長はうなだれながら、今後の県政を危惧する。「責任政党として選挙区議員を失った意味はあまりに大きい。もっとやれなかっただろうか」
 巨大与党の威信を懸けた激闘の果てに残るのは悔恨だけだった。(報道部・土屋聡史)


2019年07月24日水曜日

1957チバQ:2019/07/25(木) 13:22:01
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_10.html
<参院選宮城>大票田の仙台市を攻略 石垣氏、政権不信引き出す

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 立憲民主党新人の石垣のり子氏(44)が全国屈指の激戦区を制し、初当選を果たした。自民党現職の愛知治郎氏(50)は3期18年の実績や安定政権の必要性を訴えたが、届かなかった。
 石垣氏を押し上げた要因の一つは野党共闘だ。立民と国民民主、共産、社民の3党、連合宮城などが支援態勢を構築し、無党派層を含めた政権批判票を取り込んだ。
 宮城の野党共闘は2016年の前回参院選、17年の仙台市長選に続いて与党候補を下したことになる。
 年金問題などの批判を展開し、有権者の潜在的な政権不信を引き出した。消費税撤廃といった独自の主張も注目を集めた。ツイッターなどSNS(会員制交流サイト)を駆使し、刷新感を打ち出すことにも成功した。
 石垣氏は立候補表明が5月上旬、共闘態勢の構築も6月中旬にずれ込んだが、地元ラジオ局アナウンサーとして培った知名度で序盤から接戦に持ち込んだ。
 大票田の仙台市に狙いを定め、草の根型の選挙戦を徹底した。地方議員や国会議員らと1日10カ所以上でつじ立ちを実施。他党や市民団体などが陣営の組織力の弱さを補い、郡部の保守層も切り崩した。
 愛知氏は改選数が2から1に減り、地力が問われる戦いとなった。蔵相を務めた祖父の故揆一氏から引き継いだ後援会組織は高齢化に対応しきれず、新たな力を蓄えていなかった。
 党幹部が連日、愛知氏の応援に駆け付ける異例のてこ入れを展開し、組織の引き締めを図った。党地方議員のネットワークもフル回転し、政権安定の必要性を訴えたが、支持は広がらなかった。
 「顔が見えない」と地元での活動量の少なさを嘆く声は、最後まで消えなかった。自民は16年参院選に続いて党現職が敗北を喫し、参院選挙区の議席を失った。
 8月には仙台市議選、10月には県議選と大型地方選挙が相次ぐ。自民優位の状況が続くとみられるが、参院選の結果が各党の戦略にも影響を与えそうだ。
(報道部・松本果奈)


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2019年07月23日火曜日

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_04.html
<参院選宮城>石垣氏と愛知氏の得票率差 1人区で最小

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 21日に投開票が行われた参院選宮城選挙区(改選数1)は、初当選した立憲民主党新人の石垣のり子氏(44)が県内39市区町村のうち15市区町で自民党現職の愛知治郎氏(50)の得票を上回った。愛知氏は24市町村で石垣氏を制したが、及ばなかった。
 全体の得票率は石垣氏48.63%、愛知氏47.65%。両氏の差は、全国32ある改選1人区で最小となった。投票総数の46.3%を占める仙台市では石垣氏49.65%、愛知氏46.37%だった。
 各候補の市区町村別の得票率は表の通り。石垣氏の得票率が最も高かったのは美里町で54.17%。仙台市太白、泉両区と栗原、大崎両市でも50%を超えた。川崎、女川両町は30%台だったほか、多賀城、東松島両市と七ケ宿、大和など6町村でも40%台前半にとどまった。
 愛知氏は川崎町の得票率が最も高く58.89%に達した。白石など3市と、七ケ宿、女川など14町村でも50%を超えた。沿岸部の石巻、塩釜、気仙沼3市は48〜49%で石垣氏に勝った。最も低かったのは美里町の42.52%。
 NHKから国民を守る党新人の三宅紀昭氏(57)は支持が広がらなかった。


2019年07月23日火曜日

1958チバQ:2019/07/25(木) 13:22:24
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190724_02.html
<参院選秋田>地上イージス 防衛省ミスに反発、焦点に

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 参院選秋田選挙区の攻防は、公示が迫る5月末に防衛省が公表したイージス・アショアの現地調査報告書に重大ミスが発覚し、県内に反発が広がった状況下で繰り広げられた。地上イージスに向ける有権者の意識が強まり、大きな焦点となった。
 中泉松司氏(40)は防衛省の対応を批判する一方で、選挙戦を通して配備の賛否には言及しなかった。県内に2度応援に入った安倍晋三首相は不適切な対応を謝罪したが、地上イージスの必要性自体は強調した。
 同省の一連の不手際には自民支持者からも怒りの声が上がった。秋田市の無職男性(77)は「秋田がばかにされていると感じる」と語った。北秋田市の農業男性(70)も「数値ミスは話にならない。配備は新屋ありきだ」と憤った。
 公示前は「秋田市を中心に若干の争点になる」(佐竹敬久知事)との見方があったが、一向にやまぬ反発が寺田静氏(44)に利した。共闘を組んだ共産党県委員会の米田吉正委員長は「地上イージスの問題が大きかった」と分析する。
 ある自民県議は「寺田氏の当選で配備反対の機運が高まり、中央政界は意識せざるを得ないだろう。党として絶対に負けられない戦いだった」と肩を落とした。


2019年07月24日水曜日

1959チバQ:2019/07/25(木) 13:22:56
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_05.html
<参院選山形>地元志向掲げ心つかむ 芳賀氏、保守にも支持拡大

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 野党統一候補で無所属新人の芳賀道也氏(61)が約28万票を得て、自民党現職の大沼瑞穂氏(40)に約1万6500票差で勝利した。自民が山形選挙区の議席を完全に失うのは60年ぶり。
 芳賀氏の勝因は、有権者が共感しやすい東京と地方の格差是正を訴えの中心に据えたことだ。特定の政治課題に偏ることなく、医療や教育など県民が漠然と感じていた「立ち遅れ感」に寄り添い、「当たり前の政治」を取り戻すことで格差を解消すると主張した。
 陣営は、芳賀氏が3候補の中で唯一の県出身者であることを強調。東京都出身の大沼氏との対決という図式を有権者に印象づけると同時に、県民の強い地元志向を味方に付けた。
 地元局アナウンサーとして培った人脈をフル活用し、草の根選挙に徹したことも主張に説得力を持たせることにつながり、保守層にも支持を広げた。
 山形選挙区の舟山康江参院議員(非改選)が自民候補に大勝した2016年参院選の再現を目指した野党共闘は、17年衆院選を経て各党地方組織が弱体化した中でも機能した。特に若手地方議員らでつくる地区選対は芳賀氏の個性に合わせ、ネット配信や政治カフェを開催するなどして無党派層、無関心層の票を掘り起こした。
 一方、大沼氏の陣営は党を挙げた組織戦で臨んだが、地域に根差した運動量の差で芳賀氏陣営に水をあけられた。
 ほとんどの市町村長に加え、県農協政治連盟(県農政連)の推薦を得て順調に選挙戦をスタートさせたものの、個人後援会の弱さもあって動きは鈍かった。政権中枢との近さをアピールしようと、党幹部や閣僚が連日来援する「空中戦」も展開したが、地元から遊離した印象を強め、期待されたほどの効果はなかった。
 与党の強みを生かした政策論争に持ち込むことができないまま自民、公明支持層も固め切れず、農業者票も切り崩された。大沼氏を後継者として育ててきた元参院議員の岸宏一氏が17年10月に死去したことも票を伸ばせない一因となった。
(山形総局・吉川ルノ、岩田裕貴)

1960チバQ:2019/07/25(木) 13:23:25
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190724_01.html
<参院選福島>「乱」に乗れず 新人水野氏、現職森氏に完敗

森氏の当確を伝えるテレビを見つめる水野氏陣営の関係者=21日午後8時すぎ、福島市
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 21日投開票の参院選福島選挙区で、野党統一候補の無所属新人水野さち子氏(57)は自民党現職の森雅子氏(54)に10万票差で完敗を喫した。全国32の改選1人区で野党がもぎ取った10勝のうち、4勝を占めた「東北の乱」に乗れなかった福島の野党勢力。衆参の現職が連勝を果たした野党共闘の成功体験を引きずり、無名の地方議員を押し上げる有効策を打てずに終わった。

<苦肉の策を一蹴>
 「候補者が直接会える人数は限られる。せめて『政見放送だけでも見てみて』と伝えては」。苦戦が伝えられた選挙戦終盤、水野氏陣営の幹部の一人が提案した。
 少しでも名前を売り込むための苦肉の策だったが、総合選対本部長の増子輝彦参院議員が一蹴した。「選挙は広報だけで決まるものではない」
 水野氏は立憲民主、国民民主、社民各党と無所属議員、連合福島が擁立し、共産党が支援。増子氏3選の2016年参院選、金子恵美衆院議員(福島1区)再選の17年衆院選と同じ共闘態勢だが、現職のアドバンテージがない点で大きく異なった。
 しかし陣営は組織を固める旧来型の戦術を貫き、無党派層を取り込む新しい試みもなかった。政見放送の活用を提案した幹部は「候補者の良さが伝わると思ったが、残念だ」と語った。
 むしろ後退した面さえあった。若者団体「DAPPE(ダッペ)」は過去2回の野党共闘で増子、金子各陣営の協力を得て候補者の単独インタビューをネット配信していた。今回は水野氏陣営の了承がなかなか得られず、動画の公開が期日に間に合わなかった。

<市民団体が苦言>
 3党と共産を仲介した市民団体との関係もぎくしゃくした。選挙戦中盤、水野氏側が一部全国紙の政策アンケートに答えた内容に不満を覚えた団体幹部が陣営側を呼び付けて、苦言を呈した。陣営関係者は「かなりエネルギーを使った」と打ち明けた。
 東北の他選挙区では、元テレビアナウンサーや元パラリンピック選手らを擁立し、議席奪取に成功した。
 会津若松市選挙区の一県議だった水野氏。連合福島の今野泰会長は「露出が多い人に頼らないと勝てないという声もあるが、もっと大事なのは地方組織の足腰をどう強くするかだ」と指摘する。
 他方、圧勝で3選を決めた森氏陣営も順風ではなかった。
 「至らぬ所ばかり。皆さんに支えられた」。22日に福島市の自民党県連に現れた森氏は、居並ぶ県議に神妙な表情で頭を下げた。
 森氏と県内の地方議員の間には隙間風が吹く。地元回りが少ないことに対する反発が多く、党本部への公認申請が半月遅れた一因とされる。情勢も決して安泰ではないという分析だったが、ふたを開けると開票直後の当確だった。
 「こんなに早く出るとは思わなかった」と森氏。21日、沸き立つ事務所で地方議員はつぶやいた。「盤石ではなかった。相手に救われた」


2019年07月24日水曜日

1961チバQ:2019/07/25(木) 13:23:53
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190723_06.html
<参院選福島>危機感バネに組織総動員 森氏が52市町村を制し完勝

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 3選を果たした自民党現職の森雅子氏(54)は、野党統一候補で無所属新人の水野さち子氏(57)に10万票余の大差をつけた。59市町村のうち中核市3市を含む52市町村でトップで、寄せ付けなかった。水野氏は全県的な知名度不足が最後まで響き、完敗した。
 森氏は分厚い党組織を生かした選挙戦で他を圧倒した。苦戦を見込んでいた党本部から激戦区に指定されたが、危機感をバネに県選出国会議員や県議、市町村議がフル回転。約140の支援団体も総動員し、公明党の比例代表候補との連動効果も大きかった。
 自民支持層の9割、公明支持層の7割を集め、無党派層からも4割以上の支持を得た。選挙区の投票率が52.41%で過去2番目の低水準だったことも、基礎票の多い森氏に結果的に有利に働いた。
 地域別では水野氏を地盤のいわき市で3万2000票、中通りの郡山市で1万5000票リードした。自民が比較的弱い福島市でも5000票上回り、2016年の前回参院選の県都決戦で自民候補が野党統一候補に1万3000票差をつけられた雪辱を果たした。
 水野氏は立憲民主、国民民主、共産、社民各党が共闘態勢を構築。連合福島も前面に立ち、与党陣営の向こうを張る組織戦を仕掛けた。しかし、投票率が想定の60%を大きく下回ったこともあり、目標とした50万票に遠く及ばなかった。
 立民、共産支持層の8割強、国民支持層の8割弱を固めたが、無党派層の支持に広がりを欠き、森氏と分け合った。年代別に見ても全ての年代で森氏の後じんを拝した。
 地元の会津若松市と喜多方市など周辺6市町村で森氏を上回った。ただ票差は最大の会津若松でも4000票弱で、反転攻勢の足掛かりにはならなかった。
 県内の野党共闘は16年参院選、17年衆院選に続く連勝を狙ったものの、態勢の構築と維持にエネルギーを割かれ、過去2回のように現職のアドバンテージがないと途端に苦戦を強いられる現実が露呈した。新人発掘の進め方も含め連携の見直しが急務となる。(福島総局・神田一道、関川洋平)


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2019年07月23日火曜日

1962チバQ:2019/07/25(木) 13:24:46
http://yamagata-np.jp/news/201907/23/kj_2019072300464.php
【2019参院選】県区・激戦の波紋(1) 野党共闘
2019年07月23日 08:49
初当選を果たし、支持者らとガッツポーズで喜びを表現する芳賀道也氏(中央)=21日夜、山形市の選挙事務所
初当選を果たし、支持者らとガッツポーズで喜びを表現する芳賀道也氏(中央)=21日夜、山形市の選挙事務所
 12年に1度の「亥(い)年選挙」で、最大の決戦となった第25回参院選。事実上の与野党一騎打ちとなった県選挙区(改選数1)は21日の投開票の結果、無所属新人で野党統一候補の芳賀道也氏(61)が、自民現職の大沼瑞穂氏(40)との激戦を制した。2016年の前回選に続き野党勢力が勝利した背景、県内の参院議席を失った自公の衝撃、そして今後の首長選などに与える影響を探る。(文中敬称略)

 テレビに映し出される芳賀と与党候補の得票数の差が、じわじわと縮まっていく。21日夜の選挙事務所。県内各地から集まった野党関係者が、固唾(かたず)をのんで開票速報を見守った。「勝てるぞ」「きっと大丈夫だ」―。時間の経過とともに、芳賀の得票は相手を上回り、会場の熱気は一層高まる。陣営関係者の一人が漏らした。「この選挙で負けたら、この先、誰を擁立しても勝てないだろう」

 新人ながら芳賀は元民放アナウンサーとして高い知名度を誇る。立憲民主、国民民主、社民、連合山形などでつくる総合選対本部は終始、各政党の“色”を抑え、芳賀の「顔と人脈」を生かした戦術を続けた。勝負の鍵を握る無党派層などを幅広く取り込むには、特定の政党が突出する運動は避けなくてはならなかった。

バランスを保つ
 応援弁士は、アナウンサー時代の仲間や高校の同級生を中心に据えた。主に閣僚級を弁士とする相手との違いを際立たせるためだ。公示直前に山形市内で開いた総決起集会。野党幹部を来援者とする構想もあったが、最終的に見送った。当日のメインゲストは芳賀と親交のある有名アナウンサー。ここで党の幹部級を招けば、「来援効果」が限定的になると陣営幹部は踏んだ。

 選挙期間中、党首クラスとしては国民民主党代表の玉木雄一郎が2度来県した。しかし、マイクを握った個人演説会は村山市、酒田市、鶴岡市の計3会場。いずれも地区選対が中心となって開催した。総合選対本部として開く大規模集会とは異なる位置付けとすることで、共闘する他党とのバランスを保った。

 一方でジレンマも抱え続けた。「自分たちももっと中央から弁士を呼び、有権者にさまざまな話を聞いてもらうことも重要なのではないか」。閣僚級を連日投入する与党の攻勢に対し、焦りにも似た不満が陣営にくすぶった。

自然と湧く拍手
 しかし、ぶれることはなかった。全国遊説の一環で来県する野党幹部がいても、芳賀が同じステージに立つことは避けた。それぞれが“我慢”を重ね、芳賀を前面にした戦いに徹した。

 選挙戦終盤、街頭演説に想定以上の聴衆が集まり、自然と掛け声や拍手が湧き起こった。芳賀の得意ポーズ「ズームイン」が一体感を生み出していく。「大物の来援は、権力の押し付けを物語っている」「求められているのは政権の安定ではなく、生活の安定だ」。芳賀の訴えに有権者の拍手は日増しに大きくなっていった。

 運動最終日の20日、山形市での街頭演説。沿道に人垣ができ、歩道橋などの上も鈴なりになった。その光景に陣営幹部は勝利を確信していた。「こんなことは初めてだ」

 総合選対本部長を務めた参院議員舟山康江は、同様の共闘で勝利をつかんだ前回参院選の成功体験が大きかったと振り返る。「当時よりも今回は政党の垣根を意識せずに運動に取り組むことができた。あらゆる県民が輪に加わり、幅が広がったように思う」。今年3月に芳賀の擁立が決定してから約4カ月。本県の参院2議席を独占する結果を手繰り寄せた。


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