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第25回参議院議員選挙(2019年)

1881チバQ:2019/07/22(月) 14:23:30
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190722484216.html
野党共闘「3連敗」阻止
参院新潟区 組織が着実に票上積み
 21日投開票の参院選新潟選挙区(改選数1)は、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)氏(51)が、3選を目指す自民党現職の塚田一郎氏(55)を激しい戦いの末に下した。野党勢力内では当初、打越氏が北海道出身の「落下傘候補」であることに反発もあったが、2018年の知事選と新潟市長選に続く「3連敗阻止」を合言葉に、各党・組織が着実に票を積み上げた。一方、敗れた塚田氏は道路整備を巡る「忖度(そんたく)」発言によるイメージ低下が最後まで響いた。自民は前回16年に続き野党統一候補に連敗。結党以来、半世紀以上守り続けてきた参院新潟選挙区での議席を全て失った。

 「ど素人で落下傘。勝つ気があるのか」。野党勢力の間では当初、立憲民主党が新潟県外出身の打越氏の擁立を決めたことに不満の声が渦巻いていた。全県選挙の経験がない立民県連が仕切る選挙対策本部に距離を置く関係者が相次ぎ、選対幹事長不在という異例の陣立てを余儀なくされた。

 しかし、報道各社が公示直後に行った情勢調査で、打越氏が塚田氏と互角の戦いを展開していることが分かると流れが変わった。

 昨年の知事選と新潟市長選に続き野党統一候補が敗れた場合、「共闘はもう難しい」との危機感も働いた。県内全域に設けた約30カ所の地域選対を軸に、各党組織の支持票をきっちり固めた。

 選対本部長を務める立民の西村智奈美衆院議員に加え、本県野党勢力の象徴的存在ともいえる国民民主党の森裕子参院議員と無所属の菊田真紀子衆院議員が「越後の3人娘」を名乗り、各地で街宣。打越氏の知名度不足をカバーした。勝敗の行方を左右する無党派層が多いとされる大票田・新潟市で、塚田氏に約2万5千票の差を付けた。

■   ■

 一方、塚田氏は「忖度」発言で国土交通副大臣を辞任した後、髪を短く刈り上げ、県内各地の支持者を回る「おわび行脚」を徹底した。選挙戦では国・県とのパイプや「新潟生まれ、新潟育ち」をアピールし、党支持層の離反は最小限に食い止めた。

 だが、候補者のイメージを重視する無党派層に浸透できなかった。

 公示後は、安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官や小泉進次郎衆院議員ら無党派にアピールできる弁士たちが続々と来援し、街頭は千人単位の聴衆であふれた。しかし、応援弁士の演説が終わると、塚田氏の演説を聞かずに会場を去る人も目に付いた。政権与党の動員力が塚田氏の支持には直結していない状況をうかがわせた。

 さらに最終盤には、塚田氏を支援していた自民党の石崎徹衆院議員(比例北陸信越)による秘書への暴行疑惑が浮上し、イメージ低下に拍車を掛けた。

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 野党は16年参院選と、県内6小選挙区で「4勝2敗」と勝ち越した17年衆院選に続き、国政選挙に限ると3連勝となった。野党系の米山隆一前知事が女性問題で辞任して以来、続いていた退潮傾向に歯止めをかけた。

 対する自民は1955年の結党以来維持していた参院新潟選挙区での議席を失い、2議席いずれも野党勢力に奪われた。「同年選」もささやかれる次期衆院選に向け大きなダメージになるとともに、党勢の立て直しを迫られる結果となった。

【政治・行政】 2019/07/22 11:56


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