事件はドイツ全土に衝撃を与え、昨年1年間に国内に流入した110万人の亡命希望者に人々の注目が集まっている。市民の不安も高まっており、独紙ビルト日曜版(Bild am Sonntag)の世論調査では、回答者の39%が警察は市民を保護する十分な対策を取っていないと考えており、また49%が同様の集団暴行事件が自分の住む町でも起こり得ると懸念していることが分かった。
また、ハイコ・マース(Heiko Maas)法相は、同紙に「これほど多くの人々がこのような犯罪に関与し、被害に遭ったということは、何らかの計画があったはずだ」と述べ、日時や人出の見込まれる場所を選ぶなど、事件が組織的に起こされたとの見方を示した。(c)AFP/Hui Min NEO