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欧州情勢・西洋事情

946チバQ:2015/12/09(水) 00:17:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151208k0000m030191000c.html
<仏地方選>国民の不満、極右が吸収 難民危機と高失業率

12月08日 01:59毎日新聞

 【パリ賀有勇】フランスの州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第1回投票で「反移民」を掲げた極右政党、国民戦線(FN)が仏本土13州(コルシカ島含む)のうち6州の得票率で首位となった。テロで治安への不安が高まったことに加え、高失業率など国民の不満をFNが吸収した形だ。FNは本土全州で第2回選挙に駒を進めることになり、7日付パリジャン紙は「FNが押し寄せている」との見出しで報じた。

 欧州で難民危機が起きた後の10月、ポーランドで保守系の新政権が誕生。11月にはクロアチアで国境審査の厳格化を求める最大野党が第1党となった。FN躍進は、欧州の右傾化を加速させる可能性がある。

 マリーヌ・ルペン党首(47)が出馬した北部ノールパドカレー・ピカルディー州でFNは41%を獲得。サルコジ前大統領が率いる共和党を含む右派連合の25%、オランド大統領が所属する社会党を含む左派連合18%を大きく引き離した。同州はフランスの最貧地域で、移民に職を奪われたと感じる有権者の支持を得た。

 ルペン氏は、FNの極右イメージを「無毒化」しようと大衆路線に転換。ユーロ圏からの離脱や、地方政府への権限移譲なども主張し、右派連合票の獲得に成功した。

 テロへの不安が追い風になったとみられるが、社会党下院議員の男性秘書(30)は「失業率は約10%で高止まりしており、既存の大政党に失望し、FNに改革を求める人が増えている」と分析。テロがなくともFNが躍進していたとみる。

 州議会選では、第1回投票の得票率が10%以上の党派が第2回投票に進む。第1回投票で得票率が5%以上10%未満の政党は、10%以上だった政党と連立を組み、第2回投票に進むことができる。

 社会党は、大差をつけられた2選挙区で第2回投票への進出をあきらめた。ただ、次期大統領選で返り咲きを目指す共和党のサルコジ氏は第2回投票に向け「戦術的な連携はしない」と述べるなど、足並みはそろっていない。

 ◇ルペン党首の発言

・「普通選挙の洗礼を受けていない欧州委員会(EUの執行機関)に従う必要はない」(2014年5月、欧州議会選挙で党の躍進を受けて)

・「(EU内で全廃されている死刑の)復活を問う国民投票を行うべきだ」(今年1月、仏週刊紙襲撃事件を受けて)

・「資金供給源が確認されるまで、全てのモスク(イスラム礼拝所)建設を凍結すべきだ」(今年3月、対テロ対策で)

・「過激派のモスクを閉鎖し、憎悪を持ち込む外国人や不法移民を追放しなければならない」(今年11月、パリ同時多発テロを受け)


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