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欧州情勢・西洋事情

947チバQ:2015/12/09(水) 00:18:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151208k0000m030117000c.html
<フランス>極右・国民戦線の大躍進…第1党阻止で社共協力

12月07日 21:01毎日新聞

 【パリ賀有勇】フランスの州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第1回投票が6日実施され「反移民」を掲げる極右政党、国民戦線(FN)が、仏本土13州(コルシカ島含む)のうち、6州の得票率で首位となった。7日付仏各紙は1面で「FNが力を付けつつある」(パリジャン紙)などと大きく報じ、大躍進は衝撃をもって受け止められている。

 6州のなかでも、マリーヌ・ルペン党首(47)が出馬した北部ノールパドカレー・ピカルディー州の得票率は▽FN41%▽サルコジ前大統領が率いる共和党の右派連合25%▽オランド大統領が所属する社会党の左派連合18%--だった。

 テロへの不安がFNの追い風になったとみられるが、社会党下院議員の男性秘書(30)は「失業率は約10%で高止まりしており、既存の大政党に失望し、FNに改革を期待する人が増えている」と分析。テロがなくてもFNが躍進していたとみる。

 州議会選では、第1回投票の得票率が10%以上の党派が第2回投票に進むが、第1回投票で得票率が5%以上10%未満だった政党は、10%以上だった政党と連立を組むことで第2回投票に進むことができる。

 社会党は、接戦を繰り広げている州でFNに勝つため少数左派と連立を模索するが、差の広がった州では第2回投票への進出を断念した。票を共和党に流し、FNが第1党になるのを防ぐ「苦肉の策」といえる。

 政治学者のトーマ・ゲノレ氏は「第2回投票でもFNは2〜4州で勝利を収めるだろう。FNは着実に力を付けており、これまで社会党や共和党がしてきたFNを批判するだけの戦術はもう通用しない」と指摘した。

 社会党のバルス首相は、テロ事件前からFNの躍進を警戒し、11月12日の国民議会(下院)で「第1回投票後、FNに勝利させないためにどんな選択肢も排除せず、あらゆることをしなければならない」と述べ、警戒感をあらわにしていた。

 ◇国民戦線のマリーヌ・ルペン党首の発言

 「普通選挙の洗礼を受けていない欧州委員会(EUの執行機関)に従う必要はない」(2014年5月、欧州議会選挙で党の躍進を受けて)

 「(EU内で全廃されている死刑の)復活を問う国民投票を行うべきだ」(今年1月、仏週刊紙襲撃事件を受けて)

 「資金供給源が確認されるまで、全てのモスク(イスラム礼拝所)建設を凍結すべきだ」(今年3月、対テロ対策で)

 「過激派のモスクを閉鎖し、憎悪を持ち込む外国人や不法移民を追放しなければならない」(今年11月、パリ同時多発テロを受け)


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