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欧州情勢・西洋事情

939チバQ:2015/12/07(月) 20:10:43
http://mainichi.jp/articles/20151207/k00/00e/030/151000c
仏州議会選
極右政党が大躍進 テロ不安影響

毎日新聞2015年12月7日 11時20分(最終更新 12月7日 12時49分)

 【パリ賀有勇】フランスでパリ同時多発テロ事件後初めてとなる州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第1回投票が6日行われた。内務省の集計(開票率95%)によると、移民排斥や治安強化を掲げた極右政党、国民戦線(FN)は仏本土(コルシカ島含む)13州のうち6州の得票率で首位となり、第2回投票を待たずに大躍進を確実にした。パリのテロを受け、国民の不安が高まった影響とみられる。


第1回投票で国民戦線がトップを占めた州(仏本土)
 一方、オランド大統領が率いる与党・社会党が得票率首位になるのは3州にとどまり、苦戦を強いられている。これまでの選挙では、社会党が左派の環境政党を取り込むなどして、FNの躍進を阻んできた。今回は国政最大野党・共和党のサルコジ前大統領が、第2回投票での社会党との連携を拒否する構えで、社会党が惨敗する可能性が高まっている。

 内務省の集計によると、FNは全国の得票数で29%を獲得した。共和党など右派連合が27%、社会党など左派連合が23%にとどまった。

 FNはマリーヌ・ルペン党首(47)が出馬したノールパドカレー・ピカルディー州では、得票率41%と首位を獲得。また、同氏のめいのマリオン・マレシャルルペン氏(25)を擁立した南東部プロバンス・アルプ・コートダジュール州では41%を得票するなど、計6州でトップとなった。第2回投票で第1党となれば州の首長にあたる地域圏議長を出すことになり、初のFN出身の議長が誕生する可能性が高まっている。

 選挙後、ルペン氏は「すばらしい結果だ」と満足げに話し「FNは国とその主権を守る唯一の政党だ。愛国者と思う人はわれわれに投票してほしい」と第2回投票での支持を呼びかけた。一方、共和党のサルコジ氏は第2回投票に向けた社会党との「戦術的な連携はしない」と明言し、社会党との間で候補者の一本化をしない姿勢を示した。

 社会党のジャンクリストフ・カンバデリス第1書記(党首)はFNの躍進を「国家の危機」と表現し、FNに対抗するために他の左派への連携を呼びかけた。また、連携しても勝算がない州では第2回投票には出馬しない意向を表明し、「自己犠牲は無駄にはならない」と述べた。ルペン氏とマレシャルルペン氏が大きくリードしている2州では第2回投票の出馬を取り下げる可能性が高い。

 過半数を獲得した党派がなかったため、第1回投票の得票率が10%以上の党派が13日に行われる第2回投票に進み、この間連立協議も行われる。

 今回から仏本土の選挙区は22州から13州に再編されたが、前回2010年3月の選挙では、21州で社会党を中心とした左派が圧勝。FNは12州で第2回投票に駒を進めたものの全敗を喫した。


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