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欧州情勢・西洋事情

934とはずがたり:2015/12/07(月) 11:41:53
ロシア(と嘗てはドイツ)の圧迫に安全保障上の問題を抱え続けるポーランド(とバルト三国)が統一欧州の一番の問題点だと思うんだけど。。ハンガリーに続いて右派が政権奪取。。

反難民の最大野党が圧勝、政権交代へ ポーランド総選挙
http://www.asahi.com/articles/ASHBV20VZHBVUHBI003.html
ベルリン=玉川透
2015年10月26日11時37分

 ポーランドで25日、議会上下両院の選挙があり、出口調査などによると最大野党の右派「法と正義」が下院で単独過半数を確保し、8年ぶりに政権交代する見通しになった。

 「法と正義」は中東などから欧州に押し寄せる難民の受け入れ反対を掲げ、欧州連合(EU)の難民受け入れ策に否定的だ。同党が政権を取ればポーランドがハンガリーなど他の東欧各国と同じく難民問題で強硬姿勢に転ずる可能性があり、EU内に警戒感が広がっている。

 出口調査によると、各党の推定得票率は「法と正義」が39・1%、親EUのコパチ首相率いる中道右派の与党「市民プラットホーム」が23・4%など。現地の報道によれば、「法と正義」は定数460の下院で242議席を得る見通しという。同党のカチンスキ党首は同日夜、勝利宣言した。

 EUは9月、難民12万人を加盟国に割り当てる案を中東欧の反対を押し切る形で決めた。選挙戦では、「法と正義」が難民受け入れ反対を主張し、EU案に賛成したコパチ政権を批判した。カトリック教徒が人口の大半を占めるポーランドでは元々、イスラム教徒の難民流入に抵抗感が強く、政権への反発が強まっていた。(ベルリン=玉川透)

ハンガリーが歩むウクライナ化への道
Is Hungary The Next Ukraine? Protests Show Country Ripe For Conflict Between Russia And Europe
ロシア寄りの姿勢を強める政権と国民の抗議運動。その構図はウクライナそっくりだ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/11/post-3475.php
2014年11月28日(金)15時42分
デニス・リンチ

 このところハンガリーの首都ブダペストでは抗議運動が続いており、先週も大規模なデモが発生した。国税当局者の汚職やオルバン政権の親ロシア姿勢への反発だが、気になるのはこの国が次のウクライナになるかどうかだ。ハンガリーはEUの一員だがユーロには参加しておらず、ユーロ諸国とは一定の距離がある。欧州とロシアの新たな衝突の場になるかもしれない。

 オルバン首相はロシア寄りの姿勢を強め、それに対する市民の不満は、今年2月にウクライナのヤヌコビッチ大統領に向けられたものと重なる。親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊し、欧州寄りの新政権が誕生したことがウクライナ危機を招いた。

 ハンガリーでは11月、ロシアの天然ガスパイプラインの自国部分の建設を進める法律が成立(EUは反対した)。ロシアからの融資125億ドルで原子炉2基を増設することにも合意しており、エネルギー政策のロシア依存が深まるという批判が出ている。しかもオルバンはロシアや中国の経済・政治システムを称賛してはばからないし、最近まで欧米の対ロシア制裁に異議を唱えていた。

 ハンガリーが将来、欧州の火種になるのは間違いなさそうだ。

[2014年12月 2日号掲載]


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