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欧州情勢・西洋事情

918チバQ:2015/11/28(土) 22:33:14
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1511270043.html
【パリ同時多発テロ】オランド仏大統領「シャトル外交」不発 仏露首脳が会談 イスラム国掃討「大連合」の進展乏しく

11月27日 22:19産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】パリ同時多発テロを受け、オランド仏大統領は26日、イスラム国掃討に向けた協力強化をプーチン露大統領と確認した。ただ、オランド氏が主要国首脳とのシャトル外交で目指した米露などの大連合構築は、シリアのアサド大統領の処遇をめぐる対立やトルコの露軍機撃墜の影響で不調に終わった。

 オランド氏はプーチン氏との会見で「非常に重要な問題で一致した」と強調した。攻撃をイスラム国とテロ組織に限定し、「テロ組織と戦う勢力」への攻撃回避のため、情報交換を進めることを確認したためだ。

 欧米はロシアがアサド政権に対抗する反体制派勢力も攻撃していると問題視している。「テロ組織」の解釈に曖昧さは残るが、ロシアからイスラム国への攻撃強化を引き出したのは一定の前進といえる。

 だが、オランド氏が描いた「強力で唯一の連合」で実質的な進展はみられなかった。オランド氏はアサド氏をめぐる立場の相違を一時脇にやり、対イスラム国での大同団結のため、米露間の橋渡しを図ったが、その溝は大きかった。

 「シリアの将来にアサド氏の居場所はない」。オランド氏は26日、こう述べたが、24日の米仏首脳会談では具体的時期への言及を避けた。だが、オバマ大統領はシリアの政権移行時の選挙に出馬すべきでないと強調。欧米はイスラム国掃討や政権移行を通じてアサド氏の排除や政権の弱体化を狙うが、プーチン氏は対テロの「同盟」とみなすアサド政権の温存を図る。利害の対立は大きい。

 トルコによる露軍機撃墜では双方の不信感の大きさも露呈した。欧米は露軍の空爆はアサド氏支援が一義的な目的と疑念を強め、一方、プーチン氏は米国側の責任に言及。大連合の機運がそがれる結果となった。


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