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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

6647チバQ:2019/01/07(月) 16:20:53
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190104-OYT1T50076.html
乗り入れる路線ない熊本空港、鉄道延伸を協議
2019年01月04日 17時57分
 熊本県の蒲島知事は、JR豊肥線三里木駅(菊陽町)から熊本空港(益城町)への鉄道延伸計画について、JR九州と協議を始めたことを明らかにした。

 県によると、田嶋徹副知事が昨年12月25日、JR九州を訪れ、担当専務と面会。延伸実現に向け協力を要請した。県は、県などでつくる第3セクターが延伸区間を整備し、完成後にJR側に整備費の協力を求める方向で検討している。

 蒲島知事は同28日の定例記者会見で「早く基本的な方針について、(JR側と)合意できるよう取り組みたい」と話した。JR九州の青柳俊彦社長は延伸計画について「真摯しんしに受け止め、対応したい」と述べている。

 熊本空港は乗り入れる鉄道路線がなく、熊本市中心部からのアクセス(交通の便)向上が課題となっている。県は三里木駅から鉄道を分岐させ、途中で県民総合運動公園(熊本市東区)付近を経て熊本空港につなぐルートを想定している。

2019年01月04日 17時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6648チバQ:2019/01/07(月) 18:25:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00010004-nishinpc-bus_all
福岡空港にサンフランシスコ線 新運営会社が誘致計画
1/7(月) 10:23配信 西日本新聞
福岡空港にサンフランシスコ線 新運営会社が誘致計画
サンフランシスコ線の誘致計画が進む福岡空港=福岡市博多区(本社ヘリから)
 4月に民営化される福岡空港の新しい運営会社「福岡国際空港」が、2023年度までに米サンフランシスコ線の誘致を計画していることが分かった。現在、日本とサンフランシスコを結ぶ直行便は羽田、成田、関西のみ。米西海岸のハブ空港・サンフランシスコ国際空港との間に路線を開設することで、九州と北米各都市との渡航の利便性を高め、ビジネスや観光の交流拡大につなげる考えだ。

【地図】サンフランシスコ国際空港

 米本土への路線は1999年10月に撤退したポートランド線以来。昨年、国土交通省が福岡空港を運営する事業者を選定した際、サンフランシスコ線の開設を事業計画に盛り込んだ。

 福岡空港の国際線は現在、10カ国・地域の18都市に直行便が就航。韓国や中国などアジア路線がほとんどで、唯一の欧州便もフィンランド航空が夏季限定で運航するヘルシンキ線だけとなっている。

 同社は、民営化による営業力強化や着陸料の柔軟設定により、2023年度までの今後5年間で13カ国・地域の26都市に拡大する計画を策定。新たな8都市のうち7都市は北京やジャカルタなどアジアだが、民営化の目玉としてサンフランシスコを盛り込んだ。

 同社は昨夏に路線誘致の専門部署を設置し、経営に参画するシンガポールの空港運営会社や三菱商事のネットワーク、ノウハウを生かした営業を展開中。中長距離や新規路線の就航を促すための着陸料割引制度などの導入で、サンフランシスコ国際空港を拠点とする米大手ユナイテッド航空などの誘致を視野に入れている。

 福岡と米本土を結ぶ路線は、米デルタ航空が1998年10月に初めてポートランド線を開設したが、1年足らずで撤退した。北米路線は座席数の多いビジネスクラスが収益源。ビジネス客の安定的な集客が鍵で、路線の開設や維持には福岡市へのグローバル企業の誘致など都市の国際競争力底上げも必要となりそうだ。

西日本新聞社

6649チバQ:2019/01/07(月) 18:26:09
https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/416427/

【福岡空港の1ヘクタール当たり利用数→5・67万人で羽田超え】 面積も“混雑”か
2018年05月15日 13時34分

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福岡空港国内線新ターミナルビルの完成予想図
福岡空港国内線新ターミナルビルの完成予想図
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市街地にある福岡空港=福岡市
市街地にある福岡空港=福岡市
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 日中は、旅客機が絶えず離発着を繰り返す福岡空港。滑走路の使用は「限界」が指摘される。「日本一」とも言われるその混み具合は、空港全体にも広がっているかもしれない。

 国土交通省のホームページ(HP)で公表されているデータを基に、国内の主な空港と九州の空港の計16空港について、敷地面積と乗降客数(国内線と国際線の合計、2014年度)を調べてみた。

 敷地面積が広いのは羽田、成田、関西、新千歳、中部国際の順。

 ところが、乗降客数をみると、羽田、成田、福岡、関西、新千歳の順で多く、福岡が3位に。面積が狭いのに、客数が多い実態がうかがえた。

 実際、福岡の面積は、乗降客数で並ぶ新千歳の半分、関西の3分の1しかない。

 その“密度”はいかがなものか。敷地面積1ヘクタール当たりに年間何万人の乗降客が利用したか計算してみた。

 すると、福岡は5・67万人で16空港でトップ。続いて、那覇の5・36万人、羽田の4・88万人、伊丹の4・70万人と続いた。もはや、飛行機の離発着だけでなく、空港そのものが「混雑状態」だった。

■市街地の立地、便利さと不利益

 こんなデータを計算したのには理由があった。

 先日、東京出張から福岡に帰るため、羽田から福岡行きの飛行機に乗ったときのことだ。

 「福岡空港って、ほんときつきつだなぁ」と思った。

 1本の滑走路から、絶えず飛行機が離発着を繰り返す福岡と違って、滑走路が4本ある羽田は搭乗してから飛び立つまでの間、別の飛行機が近くを通過することはなかった。

 何度も利用しているので慣れてしまっていたが、ターミナルビルも、広々としたつくりの羽田に比べると、福岡はひょろ長く、入り口ドアと手荷物検査場までとても近い。

 ベンチも少なく、出発までの待ち時間をゆっくりと過ごせる雰囲気も乏しい。初めて訪れた人の中には、窮屈な印象を覚える人も多いのでは。

 外国人なら、その感覚は福岡、もしくは九州の第一印象になる可能性がある。市街地にあり、博多駅や天神までのアクセスの良さは抜群だが、その分、福岡市の中心部に建つビルには高さ制限があり、都市開発の“重荷”との指摘も。

 福岡では現在、滑走路増設の計画が進む。しかし、市街地にあるが故に、これ以上の拡張は難しく、騒音問題も避けられない。万が一、事故が起きれば、被害も大きいだろう。便利さの半面、今後の福岡の発展を考える上では、デメリットは小さくないのかもしれない。

■佐賀、北九州と欠かせない連携

 乗降客数は毎年変動するし、貨物を運ぶ飛行機もあるので、一概には言えないが、福岡が全国有数の過密ぶりであることは間違いない。

 九州の空港をみると、福岡に続いて、1ヘクタール当たりの年間乗降客が多いのは、鹿児島の2・76万人、熊本の2・07万人だった。

 気になるのは、福岡に近い佐賀、北九州の両空港が、ともに1万人に届いていないことだ。

 北九州は、面積は熊本や大分とほぼ同じ。それなのに、乗降客数は年間125万人で福岡の16分の1。政令指定都市の空港としては寂しいデータだ。

 小倉-博多間は新幹線で15分ほど。佐賀-博多間も特急で40分ほど。福岡はアクセスの良さもあるのか、北九州や佐賀から利用客を吸収していることは想像に難くない。

 福岡は、2019年3月の完成に向け、ターミナルビルの改修が進む。さらに、滑走路を2本に増やす財源確保のため、国土交通省は空港の運営権を民間に売却し、19年4月から民営化する見通しだ。今後10年で福岡の“空模様”はがらりと変わるだろう。

 ただ、滑走路が1本から2本に倍増しても、発着面で大幅な改善に結びつかない。新しい滑走路が使える25年3月以降の年間発着可能数は最大でも約3割増の21万1千回にしかならない。

 このため、さらなる福岡、九州の発展には、佐賀、北九州両空港との連携が欠かせない。海外からの旅行客、ビジネス客など福岡からあふれた需要を両空港が受け皿となって取り込む態勢づくりが課題だ。

 福岡空港がどんな姿を目指すのか。今後も考えたい。


この記事は2016年12月05日付で、内容は当時のものです。

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6650チバQ:2019/01/08(火) 09:48:18
https://trafficnews.jp/post/82545
空港アクセス「海路」の実力 関空、神戸、長崎…バスや鉄道より早くて安いことも
2019.01.03 乗りものニュース編集部
空港へのアクセス手段は、電車やバス、タクシーなどがありますが、一部の空港では海路も選択可能です。陸路をショートカットできたり、料金を安く抑えられたりします。

神戸空港と関空を30分で結ぶ船
 大阪湾に浮かぶ関西国際空港には、JRと南海電鉄が乗り入れているほか、関西の各地域とを結ぶ高速バスが発着しています。

駅前から高速バス(空港リムジンバス)が直通しており、関空までの所要時間は1時間5分、料金は1950円です。ほかに、電車を乗り継ぐ方法のほか、実は神戸からは海路で関空へ向かう方法もあります。

 神戸空港も関空と同様、大阪湾に浮かぶ海上空港です。陸地をぐるりと回るよりも海上を直線で結んだほうが近いため、両空港のあいだを高速船「神戸〜関空ベイ・シャトル」が運航しています。乗船時間はおよそ30分、料金は1850円。神戸空港ターミナルから乗船場までは歩いても5〜6分、無料のシャトルバスも出ています。関空側の乗船場からも、第1・2ターミナルまでバスが連絡しています。

 三宮からは、神戸新交通のポートライナーで神戸空港駅(神戸空港ターミナルに隣接)まで行き、船に乗り換える必要があります。ポートライナーの所要時間は18分、料金は330円です。ただし、ポートライナーとベイ・シャトルの両方に乗れる「ポートライナーセット券」を購入すれば、料金は1850円と、実質的にポートライナーのぶんが無料になります。

「徳島〜関空」高速バスとフェリーどっちが便利?
 関空は、四国の徳島県からも多くの人が利用します。JR徳島駅から関空への直通高速バスは所要2時間45分、料金は4100円です。

 JR徳島駅から船を利用したアクセスは、まず市営バスで15分、徳島港の南海フェリー乗り場へ向かい、そこからフェリーで和歌山港へ渡ります。乗船時間は2時間15分。和歌山港からは南海電鉄の列車に乗り換え、急行や特急「サザン」ならば泉佐野駅でさらに乗り換え、関空に到着します(和歌山港駅から普通列車利用の場合は和歌山市駅でも乗り換えが必要)。所要時間は50分ほどです。

 全行程を合わせると3時間半近くかかる計算ですが、料金は徳島駅〜徳島港が210円、そしてフェリー乗り場でフェリーと南海電鉄の両方で使える「好きっぷ2000」という切符が2000円で購入できるので、合わせて2210円。直通の高速バスと比べ1890円もお得になります。

徳島から関空へのアクセス手段は、高速バスと船、どちらにもメリットとデメリットがあります。高速バスならば少々値段は高いものの、乗り換えなしで関空まで直行可能。しかし、途中の道路渋滞に巻き込まれる恐れもあります。一方、船ならば料金は安いものの、時間がかかるほか、乗り換えが多いため、大きい荷物を持っているときも不便でしょう。

 ただ、船は深夜も運航しています。徳島港2時55分発のフェリーに乗船すれば、徳島からの高速バスでは間に合わない関空7時半前発の便に搭乗することも可能。まさに一長一短なのです。

6651チバQ:2019/01/08(火) 09:48:58
長崎空港にも「海路」あり
 九州の長崎空港も、大村湾に突き出た海上空港です。大村湾の東海岸と橋で結ばれており、空港から県内各地への高速バスのほか、近くのJR大村駅とを連絡する路線バスも日に20本運行。大村駅から列車に乗り換えて移動することも可能です。

 この長崎空港にも海路によるアクセス方法が存在します。大村湾の北岸に位置する観光地ハウステンボスとのあいだで、安田産業汽船が高速船を運航。所要時間50分、料金は1960円です。

 長崎空港からハウステンボスまでの陸上交通手段としては、佐世保方面へ向かう高速バスで直通、もしくはいったん大村駅に出て、JRで向かう方法があります。前者は所要59分、料金1250円。鉄道を利用する場合は、大村駅まで路線バスで12分、240円。さらに大村駅からハウステンボス駅まで40分前後、650円です。

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長崎空港をバックに大村湾を航行する高速船「オーシャンライナー3」(画像:安田産業汽船)
 船は料金的には最も高くなりますが、ハウステンボスの園内に発着するというのが特徴。正面入り口とは反対側のハーバータウンにある、ハウステンボスマリンターミナルです。

 ハーバータウンはハウステンボスの入場券なしで出入りでき、ここには「フォレストヴィラ」というハウステンボス公式ホテルのひとつがあります。正面入り口から遠く、シャトルバスなどで向かう場所ですが、船ならば到着する場所が比較的近いので便利です。長崎空港からハウステンボスへのアクセス手段は、泊まるホテルによって変えるのもいいかもしれません。

【了】

※記事制作協力:風来堂、加藤桐子

6652チバQ:2019/01/08(火) 11:20:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00010000-doshin-hok
吹雪、帰省、発着便増…連鎖で影響拡大 新千歳大量欠航
1/8(火) 6:02配信 北海道新聞
吹雪、帰省、発着便増…連鎖で影響拡大 新千歳大量欠航
新千歳空港の除雪作業。5日は懸命の作業で滑走路2本の全面閉鎖は避けられたが混雑が生じた=7日午前(国政崇撮影)
交互に滑走路閉鎖 離着陸が停滞
 【千歳】新千歳空港が吹雪の直撃を受けた5日の欠航便数は計105便だった。大雪で100便程度が欠航することはこれまでも冬場にあったが、一晩に2千人もが空港内で寝泊まりする事態になったのは異例だ。原因は吹雪の時間帯とUターンラッシュという繁忙期、そして増加の一途をたどる同空港の発着便数にあった。

【動画】新千歳空港 混雑うんざり 北海道 暴風雪から一夜(2015/01/08)

 5日午後4時ごろ、空港周辺は雪が激しくなった。北西風が雪雲を運び、午後4〜10時の降雪は22センチに達し、欠航便が急増する。「出発が30分、1時間、2時間と遅れた揚げ句に欠航した」「乗ったはいいが誘導路で2時間も待たされた上、駐機場に引き返した」。欠航便の乗客は混み合う空港ビルで不満をあらわにした。

 この日、滑走路2本の全面閉鎖はなかった。大雪で全面閉鎖となって600便以上が欠航した2016年12月の教訓から、国は高性能作業車の導入など除雪体制を強化した。5日も午後4時2分〜10時45分に滑走路を交互に閉じて除雪し、発着全面停止は回避した。

 だが滑走路1本だと、多数の便をさばくのは難しくなる。今回は発着の多い午後6時台までの時間帯にぶつかったことが響いた。離着陸が停滞し、到着便は上空で待機中に燃料が減って引き返す。出発便も待機が長引き、機体に散布した防氷剤の有効時間が過ぎて離陸できない―。欠航が多発し、影響が連鎖した。

満席便多く振り替え困難
 航空各社も荒天を予測し、5日朝にメールで予約客に欠航の可能性を知らせていたが、雪の量は「予想以上だった」(複数の社の幹部)。「誘導路にある誘導灯が見えにくくて欠航した例が多かった。誘導路の除雪に課題があった」(航空関係者)との指摘もある。

 Uターン期の5日に計画された発着便数は約450と通常より1割強多く、満席の出発便が多かった。運航が少ない夜間でもあり、後続便への振り替えは困難だった。空港に連絡するJRやバスも通常通り6日午前0時前に運行が終わり、行き場を失った乗客は空港に残るしかなかった。

「冬場の発着便数は限界」
 新千歳空港は冬場も1日平均約400便が発着し、8年前より2〜3割増という。観光立国を掲げる国は2年前、日中の枠を1時間当たり32回から42回に大きく広げた。ある航空会社関係者は「滑走路1本で運用する時もある冬場の発着便数は限界に来ている」と話す。(高木緑、津野慶、中川大介)

北海道新聞

6653チバQ:2019/01/09(水) 09:19:47
乗ったことありますw
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00000066-jij-soci
成田使用料滞納=エアアジア系LCC
1/8(火) 15:52配信 時事通信
 格安航空会社(LCC)の「インドネシア・エアアジアX」(IDX)が、成田空港の空港使用料を数億円滞納していることが8日、分かった。

 IDXは14日で成田―バリ線の運航を取りやめ、日本路線から撤退する。定期航空会社の空港使用料滞納は異例だ。

 IDXはほぼ1日1往復、成田とバリのデンパサールを結ぶ路線を運航してきた。数カ月前から、月額数千万円の空港使用料の支払いが滞っていたもようだ。

6654チバQ:2019/01/09(水) 15:28:10
https://www.sanspo.com/geino/news/20190109/eco19010913550001-n1.html
2019.1.9 13:55

LCC計画の企業が破産…秋田、庄内空港で20年開設目指すも
 東京商工リサーチは9日、秋田空港や庄内空港(山形県)などで格安航空会社(LCC)の定期便就航を計画していたエア・リージョナル・ジャパン(東京)が、東京地裁から昨年12月26日に破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債額は不明。

 東京商工リサーチによると、エア・リージョナル・ジャパンは2016年に設立し、成田空港や関西空港と、秋田、庄内空港を結ぶ路線の20年開設を計画。関係者との調整が進まず、事業継続を断念したという。

6655チバQ:2019/01/09(水) 15:30:04
https://kumanichi.com/kumacole/interest/786403/
熊本空港延伸のJR豊肥線分岐駅 三里木?肥後大津?
2019/1/8 15:00
©株式会社熊本日日新聞社

「阿蘇くまもと空港駅」の愛称を持つJR肥後大津駅。熊本空港への無料ジャンボタクシー「空港ライナー」(中央)も発着する=大津町
 熊本市中心部から熊本空港(益城町)へのアクセス改善策として、県がJR豊肥線・三里木駅(菊陽町)からの分岐・延伸案を表明し、JR九州と正式協議に入った。本年度中の合意を目指しており、菊陽町では「町の発展につながる」と期待が高まる。「阿蘇くまもと空港駅」の愛称を持つ肥後大津駅がある大津町では落胆が広がる一方、「肥後大津からの分岐を諦めない」との声も出始めている。

 県の延伸案は、三里木で分岐し、県民総合運動公園(熊本市)を経由するルート。菊陽町の後藤三雄町長は「実現すれば町南部のにぎわい創出、交流人口の増加も見込める」と期待を膨らませる。三里木区の藤田英也区長(71)も「県や町と歩調を合わせて、地域活性化につなげたい」と歓迎する。

 当初、三里木での分岐を中心に協議が進むとみられたが、JR九州の青柳俊彦社長は輸送面から肥後大津での分岐を希望することを表明。大津町では諦めムードから一転、肥後大津分岐の実現に向けた動きが加速しそうだ。

 「町の振興に拍車がかかる」。家入勲町長は町単独の住民説明会を開く方針で、JR九州の意向を後押ししたい考えだ。

 背景にあるのが、三里木分岐は「運行本数が減り、肥後大津の利用者減につながるのでは」という懸念。豊肥線は単線のため、運行本数の増加には限界がある。複線化が考えられるが費用などの面で難しく、肥後大津止まりの運行本数が減る可能性もある。

 家入町長は「町内には三つの県立学校があり、通学の利用者も多い。運行本数が減る事態は避けなくてはならない」と強調する。菊陽町の後藤町長も「菊陽町から大津町への通勤・通学は多い」。肥後大津までの運行本数維持については両町の考えは一致する。

 JR九州によると、2017年度の肥後大津の駅別乗車人員は、同社管内上位300駅中75位で、県内では玉名に次ぐ7番目。駅から空港まで無料で結ぶジャンボタクシー「空港ライナー」の利用者も順調に伸びており、昨年度は11月末時点で7万人を超えるなど、過去最多の一昨年を上回るペースだ。

 大津町区長会の西本哲治会長(69)は「空港ライナーの状況を考えても、県に肥後大津分岐の検討をお願いしたい。町の発展のためにも諦めない」と訴える。

 三里木か、肥後大津か-。県とJR九州は2019年度に事業化の検討を本格化させることにしており、分岐点を巡る議論が活発化するのは必至だ。(丁将広、田端美華)

(2019年1月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

6656チバQ:2019/01/10(木) 13:08:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000026-asahi-pol
ネパール直行便、年内にも就航 外相会談で再開合意
1/10(木) 11:00配信 朝日新聞デジタル
 河野太郎外相は9日、訪問中のネパールでギャワリ外相と会談し、2007年5月以降なかった日本とネパールの直行便を再開させることで合意した。早ければ年内にもネパール航空が首都カトマンズと関西空港を結ぶ見通しだ。

 日本からネパールへの訪問者数は、15年のネパール大地震の影響で減ったが、観光や登山者などの需要はあるとみられている。一方、ネパールから日本への訪問者数は、経済成長に伴う観光や留学、就労などの増加で12年の約1万3千人から4年間で2倍以上(3万4千人)に。日本政府は今年4月に外国人労働者の受け入れを拡大する新制度を始め、ネパールもその対象になる。そのため、訪問者数の増加が期待されている。

 外相会談では、外国人材の受け入れにあたって悪質なブローカーの排除などを目的とした政府間文書を早期に取りまとめることでも一致した。河野氏は会談後、問題解決にむけて「ネパール政府と協力する」と記者団に話した。(カトマンズ=奈良部健)

朝日新聞社

6657チバQ:2019/01/16(水) 09:06:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000004-at_s-l22
静岡空港、LCC続々 中国・煙台、ソウル路線参入
1/16(水) 7:42配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
静岡空港、LCC続々 中国・煙台、ソウル路線参入
静岡空港の国際線(2019年5月時点の見込み)
 旺盛な訪日需要を背景に地方空港へ目を向ける格安航空会社(LCC)が増加し、静岡空港に昨年12月、相次いで2社の就航が決まった。中国連合航空が昨年末、中国山東省の煙台と結ぶ路線の運航を始め、韓国の済州航空はソウル線の運航を今年5月ごろ開始する見通し。

 静岡空港の国際線6路線のうち、LCCは3社2路線になる。ソウル線は日韓外交のあつれきが表面化する中、韓国のLCC2社が定期便を飛ばすことになる。底堅い観光需要を見越しての経営判断とみられ、県や富士山静岡空港株式会社は国際線拡充の好機と捉え、LCC就航の働き掛けを強める。

 煙台線は180席程度の航空機で月、木、土曜の週3便。昨年8月から、初の日本路線として福岡-煙台線を週2便運航し、静岡を日本で2カ所目の就航先に選んだ。

 ソウル線はエアソウルが既に週3便を運航。済州航空は週4便を目指す。両社の調整次第で毎日運航になる可能性もある。ソウル線は開港以来、韓国大手を含む航空会社が便数の増減を繰り返してきたが、昨年11月のエアソウルの搭乗率は90%超と人気だった。

 訪日客を年間4千万人に増やす政府目標に呼応し、海外LCCは日本就航を加速させている。ただ、国内主要空港への路線開設が一巡したとの見方から、地方空港でのビジネスチャンスをうかがう。現状では長崎、鹿児島、北九州など九州の空港が中心だが、他の地方への路線拡大が期待されている。

 静岡空港への2社就航は、こうしたLCC側の事情とターミナルビル増改築など利便性向上策がかみ合った。県空港利用促進課は「低価格が魅力のLCCは、フルサービス(の航空会社)でなくとも構わない若者の層に食い込んでいる」と指摘する。

 今年4月、県から静岡空港の運営権を譲渡される富士山静岡空港株式会社の西村等社長は「LCCの比率は今後も高くなる」と見通した。



 ■30空港を国交省認定 外国人誘客支援

 国土交通省は2017年、外国人観光客誘致に取り組む地方空港の支援で、静岡空港を含む約30空港を訪日誘客支援空港に認定。静岡空港は3段階ある支援のうち、最優先で支援する拡大支援型に指定され、LCCを含む新規就航の国際線着陸料について国から3年間、3分の1の補助が受けられる。ターミナルビルの待ち合いスペースや出入国管理施設の整備も他の空港に優先して補助される。

静岡新聞社

6658チバQ:2019/01/17(木) 11:41:07
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/479832/
欧米路線拡大逆風 ホノルル線撤退 福岡
2019年01月17日06時00分 (更新 01月17日 06時06分)
 デルタ航空が5月に福岡-ホノルル線から撤退、九州とハワイを結ぶ直行便が姿を消す見通しになった。4月に完全民営化される福岡空港の運営会社「福岡国際空港」は国際線の新路線開拓に力を入れ、2023年度までに現在の18から26路線に拡大する計画だが、長距離路線の看板でもあるホノルル線撤退は、立ち上がりから冷や水を浴びせられた格好だ。

 福岡空港はアクセスの良さや格安航空会社(LCC)の台頭を背景に、訪日外国人客(インバウンド)など利用者が増加。福岡国際空港は25年に滑走路を増設するなど処理能力も増強し、30年後には67路線を目指す。

 一方で現在就航している国際線18路線のうち、アジア以外は3路線(ホノルル、グアム、ヘルシンキ)止まり。デルタ航空の米ポートランド線が1年足らず、KLMオランダ航空のアムステルダム線も3年弱で撤退するなど、欧米路線の定着は進んでいない。

 路線維持には単価が安くシーズンが限られる観光客だけでなく、ビジネス客の利用増加が不可欠だが、そのための有効な手だては手探り状態。関西や成田空港経由でLCCの国際線を利用するなど、価格競争も激しさを増している。

 福岡空港が得意とするアジア路線は、今後も安定したインバウンド需要が見込まれる。一方で欧米での福岡の知名度には限りがあり、需要急増は計算しづらい。新運営会社が米サンフランシスコ線の開設を目指すなど欧米路線拡充を図る中、定着には日本国内での需要掘り起こしが不可欠といえる。

デルタ航空が福岡-ホノルル5月撤退

=2019/01/17付 西日本新聞朝刊=

6659チバQ:2019/01/21(月) 14:10:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/266227
フィンランド航空、12月に新千歳就航 17年ぶり欧州便復活へ
01/12 05:00
フィンランド航空、12月に新千歳就航 17年ぶり欧州便復活へ
 北欧航空大手フィンランド航空は、12月に新千歳―ヘルシンキ線に就航する方針を固めた。当面は週2往復程度、冬季のみの運航とする。北海道と欧州を結ぶ定期航空路線の運航は、KLMオランダ航空が2002年に新千歳―アムステルダム線から撤退して以来17年ぶりとなる。

 フィンランド航空の拠点であるヘルシンキ空港は、欧州では最も東アジアに近く、新千歳からの飛行時間は8時間程度。欧州の100以上の都市に路線がある「ハブ空港」で、新千歳との直行便開設により、欧州各国と北海道との往来が飛躍的に便利になる。

 関係者によるとフィンランド航空は、欧州各国からニセコなど道内へのスキー需要があると見込み、3年ほど前から新千歳就航を検討してきた。日本国内では、成田、中部、関西の3空港とは通年、福岡空港とは4〜10月限定で直行便を飛ばしており、いずれも利用が好調なことから、5路線目として新千歳就航を固めたとみられる。

 フィンランド航空の新千歳線就航をめぐっては、15年に道の担当副知事らがフィンランド航空本社を訪れるなど誘致活動を展開。道が20年度までに来道外国人観光客を500万人に増やす目標を掲げる中、道幹部は「伸びしろのある欧州客を増やすのに、のどから手が出るほど欲しい路線」と話していた。

 <ことば>フィンランド航空 1923年(大正12年)に設立されたフィンランドの航空会社。欧州を中心に約130路線を運航しており、2017年の旅客数は約1190万人。1983年、日本と欧州を結ぶ初の直行便として成田―ヘルシンキ線に就航。95年関西線、2006年中部線、16年に福岡線に就航している。(五十地隆造)

6660チバQ:2019/01/22(火) 11:48:07
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201901/0011993871.shtml
神戸空港をビジネス機の拠点に 関西エア構想
2019.01.20
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米国などで多くの企業経営者らが活用するビジネスジェット(双日提供)
米国などで多くの企業経営者らが活用するビジネスジェット(双日提供)

 国内で国際ビジネスジェットの発着が急増する中、神戸空港をビジネスジェットの拠点にする構想が浮上していることが19日、空港を運営する関西エアポートの関係者への取材で分かった。現在の主要拠点である羽田空港などでは受け入れを増やす余地が限られており、周辺の未利用地に駐機場を設けやすい神戸空港に着目した。神戸の都市部に近い立地も企業経営者らへのアピールポイントになるとみられる。(長尾亮太)

 国土交通省によると、国内での国際ビジネスジェットの発着回数は、2011年の2639回が17年には5190回に倍増。アジアからの飛来が6割ほどを占め、今後の経済成長でさらに増える見通しという。

 発着シェアで半分近くを占めている羽田空港は、ビジネスジェットを駐機できる期間が5日間と短い上、訪日外国人客増加に伴う旅客定期便の混雑で発着時間の自由度が低い。30日間駐機できる成田空港も、将来的な駐機場不足が見込まれている。

 こうした状況を受け、関西エアは、周辺の未利用地に格納庫や整備拠点を設けられる神戸空港に着目。ターミナルビルがコンパクトで乗降しやすく、都心の三宮との近さも拠点化にふさわしいとみている。同社が一体運営する関西空港で、発着が増加している旅客定期便の受け入れに専念できることも利点となる。

 神戸空港はビジネスジェットなら国際便でも受け入れが認められているが、CIQ(税関・出入国管理・検疫)が平日の午前8時半〜午後5時に限られる上、2週間前までに運航を申請する必要がある。すぐに移動できるビジネスジェットの特性を生かしにくく、発着はこれまで年10〜30回にとどまってきた。

 ビジネスジェット機の販売などを手掛ける総合商社の双日は、神戸空港の運用を改善すれば「ハブ(拠点)になり得る可能性は十分にある」と指摘。国交省の担当者は「海外の経営者が神戸に来やすくなれば(外資系企業の誘致など)企業活動の活発化につながる。地元での消費や観光、宿泊など経済効果も期待できるだろう」としている。

【ビジネスジェット】数人から十数人乗りの小型機を使った航空便。定期便と違い、好きなときに目的地まで直行できるのが最大の利点。機内での会議や商談も可能で、時間を有効活用できる。欧米では、世界を飛び回る企業経営者らの重要な移動手段となっている。「プライベートジェット」とも呼ばれる。

6661チバQ:2019/01/22(火) 11:48:37
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/590715.html
FDA北九州便就航へ 夏ダイヤ、毎日1往復
(2019/1/21 17:00)
FDAの静岡空港発着路線(夏ダイヤ)
FDAの静岡空港発着路線(夏ダイヤ)
 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は21日までに、静岡空港と北九州空港(福岡県)を結ぶ定期便を夏ダイヤとなる3月31日から就航させることを決めた。観光とビジネス両面の利用を見込み、毎日1往復する。関係者への取材で分かった。
 FDAによる静岡発着の新規定期便就航は、2018年3月の出雲線以来。北九州線の静岡空港発は午後3時55分、北九州空港発は午後6時を予定している。関係者によると、北九州への新規就航は、近隣の福岡空港の混雑回避と、日本有数の温泉地を抱える大分県へのアクセス向上が目的とみられる。
 FDAの静岡発着の夏ダイヤは、北九州線と既存の福岡、札幌(丘珠)、出雲、鹿児島を合わせ、計5路線、週56往復になる。FDAは、18年3月から段階的に小型ジェット機3機を調達し、国内路線網を拡充する方針を表明していた。
 また、FDAは既存路線のうち、出雲線について、現行の午後4時35分静岡空港発、午後2時55分出雲空港発のダイヤを、3月31日以降は午前8時台に静岡空港発、午後3時台に静岡空港着へと改善する方針も固めた。静岡空港発の便を利用した場合、現行ダイヤよりも現地での滞在時間を長く確保できる。

6662チバQ:2019/02/04(月) 16:21:57
https://www.sankei.com/economy/news/190204/ecn1902040007-n1.html
成田空港A滑走路 10月から1時間延長 開港以来初
2019.2.4 14:52経済産業・ビジネス
 国と千葉県、成田国際空港会社(NAA)、空港周辺の9市町の4者協議会が4日、同県芝山町役場で開かれ、今年10月末から成田空港A滑走路の発着時間を1時間延長することで合意した。発着時間が延長されるのは昭和53年の開港以来初めて。

 2本ある滑走路のうち、A滑走路は原則午前6時から午後11時に限ってきた発着時間を、翌午前0時まで延ばす。

 発着時間延長は、空港機能強化計画を検討する昨年3月の4者協議会で、2020年東京五輪・パラリンピックまでに実施することで合意。国などがアジア諸国との間で空港間競争が激化していることなどを理由に、今年10月末の冬ダイヤからの実施を求めていたが、騒音の影響を受ける一部の自治体が難色を示していた。

 この日の4者協議会では全ての自治体が早期実施に同意し、10月末からの延長が正式に決まった。

6663チバQ:2019/02/06(水) 15:21:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000006-mai-soci
成田空港運用延長 地元、苦渋の受け入れ 騒音問題、懸念根強く
2/5(火) 8:42配信 毎日新聞
成田空港運用延長 地元、苦渋の受け入れ 騒音問題、懸念根強く
会合後、記者会見に臨む国と県、成田国際空港会社、地元自治体の関係者=千葉県芝山町で2019年2月4日午前10時1分、中村宰和撮影
 成田空港の1時間の運用時間延長が4日、決まった。10月末から午後11時〜午前0時の深夜帯にも航空機が離着陸する。地域住民の騒音問題への懸念は根強く、地元自治体は「苦渋の判断」で受け入れた。国や千葉県、成田国際空港会社(NAA)は騒音対策や地域振興策を充実させるとともに、空港の発展を地域全体の振興につなげることが求められる。

【アニメ聖地88カ所の0番札所に成田空港】

 騒音問題への懸念から反対の立場だった山武市の松下浩明市長は芝山町であった会合後の記者会見で、「防音・騒音対策にしっかりと努力するという言葉があった。まさに『苦渋の判断』」と述べた。また、成田市の小泉一成市長は「(航空機からの)落下物の対策をしっかりやってほしい」と語った。

 運用時間延長をめぐっては、2018年3月の会合で、20年東京五輪・パラリンピック開催までの実施で合意していた。十分な準備期間が必要として早期実施を目指していたNAAの夏目誠社長は記者会見で「重要な一歩で、大変ありがたい。地域の期待を裏切らないように対策を実施する」と述べた。

 背景には、羽田空港が20年までに国際線の発着枠を年最大3万9000回増やす方向で検討されており、激化する空港間競争を勝ち抜きたいとの意図がある。夏目社長は「航空会社にアピールし、貴重な時間延長を最大限有効に活用していく。機材稼働率の向上を図りたい格安航空会社(LCC)、集荷時間を延ばしたい貨物航空会社からは午後11時台の延長をぜひ活用したいと聞いている」と説明した。NAAは今後、交通アクセスの確保や店舗の営業時間延長、空港で働く要員確保などに取り組む。【中村宰和】

6664チバQ:2019/02/06(水) 15:22:32
古い記事
https://mainichi.jp/articles/20180517/ddl/k12/020/027000c?inb=ys
成田空港開港40年
日本の表玄関は今/1 米航空大手デルタの成田離れ 相対的な地位低下懸念 /千葉
毎日新聞2018年5月17日 地方版
発展へ地域との共生課題
 ゴールデンウイーク最終日の5月6日、旅行客でごった返す成田空港から南国サイパンへ向かうデルタ航空の最後の便が飛び立った。国内唯一のサイパン直行便だった。

 米航空大手デルタの成田離れが止まらない。成田を拠点空港と位置付けて2011年には週196便を運航していた。だが、10年に羽田空港が再国際化されると、同社は成田-ニューヨーク線を運休するなど次々と路線を減らしていった。今年に入ってからも1月にグアム線、5月にサイパン線とパラオ線を運休し、7月には上海線が消え、週53便まで減る。同社太平洋地区広報部は「成田がアジア最大の拠点に変わりない」と言うが、ロサンゼルス線など2路線を羽田に移し、米国と東アジア各都市との直行便を増やしたため、成田での乗り継ぎ便も減っている。

 それでも成田の17年度の航空機発着回数と航空旅客数は、訪日外国人の増加や格安航空会社(LCC)の好調を背景に、開港以来過去最多を記録した。一方、国内外の空港との競争も激化しており、相対的な地位の低下が懸念される。

 それを表すデータがある。17年度の旅客数は過去最多だが、国際線に限ってみると3347万人で、最盛期(06年度)の3418万人を下回る。国内空港全体でみると、成田の国際線旅客数のシェアは下がり続け、11年度に47・1%と5割を割り込み、16年度は35・7%だった。シェア2位は関西空港で22・6%、3位は羽田の18・6%だ。成田の17年度の国際線の乗り継ぎ客は383万人と20年ぶりに400万人台を割り、ピーク時の6割以下に落ち込んだ。国際線旅客数を比較した世界ランキングでも成田は05年に8位だったが15年は17位に落ちた。一方、韓国・仁川空港は05年の10位から8位に伸ばしている。

 「ビジネス利用では首都圏に近い羽田がどうしても有利で、成田はレジャー需要が強い。成田には運用時間の制限があり、使い勝手がいいとは言えない」。ある外資系航空会社関係者は指摘する。

 鉄道で成田から日暮里まで最短36分。一方、羽田から品川は最短11分。空港の運用時間も羽田は24時間だが、成田は午前6時〜午後11時の制約がある。さらに羽田の国際線の発着枠は20年までに現在の43%増の年最大12万9000回に増える方向で検討されている。

 成田は、国際競争力強化の切り札として、既存のB滑走路を現行の2500メートルから3500メートルに延伸し、新たに3500メートルのC滑走路を整備する。全日空(ANA)、日本航空(JAL)とも成田の便数は微増しており、ANAは「成田と羽田を首都圏のデュアルハブ(二つの拠点空港)として拡大していく」、JALも「重要な首都圏の基幹空港」と成田の重要性を語る。

 国土交通省の石井靖男・成田国際空港長は言う。「利用者は増えており、機能強化が必要で、今後も発展させなければいけない」。伸び続ける首都圏の航空需要を取り込み、地域との共生を図りながら空港をどう発展させていくかが問われている。【中村宰和】=つづく

  × × ×

 成田空港が20日、開港40年を迎える。累計旅客数10億人を超え、「日本の表玄関」として発展してきた成田空港の現状と課題を探る。

6665チバQ:2019/02/06(水) 15:23:09
■成田空港の主な歩み

1966年 7月 建設地を成田市三里塚に閣議決定

         三里塚芝山連合空港反対同盟結成

  69年 9月 空港公団、用地の強制収用のための事業認定を申請

  71年 2月 第1次代執行

      9月 第2次代執行。東峰十字路(成田市)で警官3人死亡

  78年 3月 管制塔占拠事件発生、開港を2カ月延期<1>

      5月 開港<2>

  86年11月 2期工事着工

  91年11月 第1回成田空港問題シンポジウム開催

  92年12月 第2旅客ターミナルビル供用開始

  93年 9月 第1回成田空港問題円卓会議開催

2002年 4月 2180メートルの暫定平行滑走路の供用開始

  04年 4月 空港公団が民営化し、成田国際空港会社設立

  09年 3月 貨物機フェデックスが着陸に失敗し、乗員2人死亡。開港以来初の死亡事故<3>

     10月 延伸された2500メートル滑走路の供用開始

  10年 7月 成田スカイアクセス開業。日暮里駅と最短36分で結ぶ

  11年 3月 東日本大震災。空港施設に大きな被害なし

  15年 4月 格安航空会社(LCC)専用の第3旅客ターミナルビル供用開始

  17年 7月 成田国際空港会社発注事業を巡り、業者から現金を受け取ったとして元上席執行役員逮捕

         開港からの累計航空旅客数10億人を達成

  18年 3月 3本目の滑走路(3500メートル)新設を柱とする空港機能強化の4者合意<4>

6666チバQ:2019/02/07(木) 22:53:34
https://www.sankei.com/west/news/190207/wst1902070005-n1.html
関空に1千億円投資し第1ターミナル大規模改修へ 大阪万博にらみ外国人受け入れ強化
2019.2.7 05:00産経WEST
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外国人を中心に旅客が増加する関西国際空港。関空は第1ターミナルの大規模改修で対応する
外国人を中心に旅客が増加する関西国際空港。関空は第1ターミナルの大規模改修で対応する
 関西国際空港の運営会社、関西エアポートは、第1ターミナルの大規模改修に着手する方針を固めた。大阪・関西万博が開催される2025年までに防災対策も含めて約1千億円を投資し、受け入れ可能な年間の旅客の許容人数を1千万人増やす。第2ターミナルと合わせると現在の約1.3倍の年間4300万人程度の利用が可能となる。大阪万博で急増が予想される訪日外国人客の受け入れ態勢を整備する。(阿部佐知子)

 山谷佳之社長が、6日までに産経新聞のインタビューで明らかにした。主力ターミナルである第1ターミナルの大規模改修は平成6年の開港以来初となる。


 工事内容は今後検討するが、国内線の旅客エリアを国際線に衣替えすることなどを想定しているとみられる。空港全体の旅客数のうち、8割近くを占める国際線の状況に対応する。

 大規模改修の背景には、訪日外国人客を中心とする旅客の急増がある。平成30年の国内外合わせた旅客数は、9月の台風21号による一時閉鎖があったものの、過去最高の2894万人を記録。開港翌年の7年と比べ約1.7倍の規模だ。

 現在の第1ターミナルの受け入れ能力は年間約2500万人で第2ターミナルビルと合わせて計3335万人だが、山谷氏は今後も予想される訪日外国人客の増加に関し「現在の収容能力がボトルネックになる。大阪万博までに、外国人客の受け入れ体制を整えたい」などと述べた。

 また、大規模改修と合わせ、昨年末に方針を打ち出した防災強化策も実施する。当初、第1ターミナルの改修は昨年中にも着手する予定だったが、9月の台風被害を受けて保留。災害対策と合わせて実施することにした。災害対策には1千億円のうち270億円程度を投じる予定で、台風で浸水した地下電源設備の移転や、護岸のかさ上げなどを計画している。

■   ■

 関西国際空港が、旅客の受け入れ態勢充実に本腰を入れる。勢いが衰えない訪日外国人客への対応に加え、昨年の台風による一時閉鎖という事態を受けた災害対策も柱の一つだ。政府が2030年に訪日外国人数6千万人を目標に掲げる中、「災害にも強い」関西の中核空港としての機能を強化する。


 関空では近年、旅客数が前年比約7%増のペースで推移。今後も続けば、旅客の受け入れを中心とするターミナルの能力が限界を超えることが懸念され、抜本的な対策が課題となっていた。

 関空を運営する関西エアポートは当初、昨年中にも改修に着手する予定だったが、9月の台風被害を受け、防災対策を優先。改修の実施は見合わせていた。

 電源設備の浸水防止工事や護岸のかさ上げ工事の設計に着手する。さらに、同社内に災害時に警察や消防、航空会社など関係機関が一堂に会し、情報や対策などを共有するスペースを4月に開設。非常時に「総合対策本部」として機能させる計画だ。

 一方、台風で関空の機能がまひしたことなどをうけ、大阪(伊丹)空港や神戸空港での国際線乗り入れなどを求める声も高まっている。昨年12月に8年ぶりに開催された地元自治体と経済団体などによる関西3空港懇談会でも、主要な議題になっている。

 関西エアポートの山谷佳之社長は「24時間運用できる滑走路を2本持つ関空のポテンシャルは圧倒的」と強調。関空の国際線機能の強化を最優先に議論を進めるべきだとの考えを示した。

6667チバQ:2019/02/12(火) 11:05:56
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM2D32ZPM2DUTFK006.html
羽田空港の増便、半数が日米路線 「国際競争力を強化」
2019/02/12 10:25朝日新聞

羽田空港の増便、半数が日米路線 「国際競争力を強化」

石井啓一国交相=2015年10月7日

(朝日新聞)

 日米両政府は、2020年に増便を予定している羽田空港の国際便について、1日あたり24便を両国の日米路線にあてることを決めた。石井啓一国土交通相が12日の閣議後会見で明らかにした。増加分のうち半数を日米路線で占めることになる。

 政府は東京五輪・パラリンピックがある20年までに羽田空港の国際便の発着数を最大年6万回から9・9万回に増やすことを計画している。1日あたり約50便を増やす計算となる。

 このうち日米路線に割り当てられる24便は、日米両国の航空会社で半数の12便ずつを分け合うことになった。

 石井国交相は「増加する発着枠は、訪日外国人旅行者の受け入れ拡大や、国際競争力の強化をはかるために活用する。今後の配分においても、これをふまえて対応する」と説明。今後、関係自治体などの理解を得るよう努めるとした。

 増便を実現するためには、米軍が管轄する横田基地周辺の「横田空域」を通過する必要がある。日米両政府は先月末に空域を通過する新飛行ルートで合意したばかりだが、国交省の担当者は「交渉している部署が違い、横田空域の問題と発着便数の割り当てとは関係ない」と話している。

6668チバQ:2019/02/12(火) 19:00:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000014-mai-soci
関空連絡橋 新しい橋桁つり上げ作業へ GW前の完全復旧目指す
2/12(火) 11:01配信 毎日新聞
関空連絡橋 新しい橋桁つり上げ作業へ GW前の完全復旧目指す
新しい橋桁の設置工事が始まる関西国際空港の連絡橋=2019年2月12日午前10時35分、本社ヘリから小松雄介撮影
 昨年9月の台風21号で関西国際空港の連絡橋にタンカーが衝突して破損した事故で、西日本高速道路は12日、自動車道下り線に新しい橋桁を設置する工事を始めた。同日深夜から14日の未明にかけ、2本に分かれた橋桁を架設する。完全復旧は4〜5月のゴールデンウイーク前になる見込み。

 事故で破損した連絡橋下り線の橋桁2本(計187メートル)を撤去し、和歌山県海南市や堺市内の工場で修復・新造した。橋桁は台船に載せて運搬。12日正午過ぎに、空港島に近い方から橋桁(89・8メートル、790トン)を高さが100メートルある大型クレーンでつり上げる作業に入った。航空機や鉄道の安全に支障がない夜間の時間帯が作業の中心になる。

 連絡橋は現在、上り3車線の一部を対面通行にしている。舗装などが順調に進めば、3月中に上下2車線ずつの通行を開始する。その後、3車線ずつの完全復旧を目指す。【蒲原明佳】

6669チバQ:2019/02/12(火) 22:26:03
https://www.sankei.com/economy/news/190208/ecn1902080046-n1.html
ANAとJAL、アジアで火花 路線拡大、観光・ビジネス客見込み
2019.2.8 20:43経済産業・ビジネス
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資本業務提携の調印式で、お互いの運航する航空会社の航空機のミニチュアを交換し合うANAホールディングスの片野坂真哉社長とPALホールディングスのマイケル・G・タン取締役=8日、東京都港区
資本業務提携の調印式で、お互いの運航する航空会社の航空機のミニチュアを交換し合うANAホールディングスの片野坂真哉社長とPALホールディングスのマイケル・G・タン取締役=8日、東京都港区
 ANAホールディングスがフィリピン航空の親会社と資本・業務提携したのは、フィリピンなどアジア地域は、日本への観光客や日本からのビジネス客の大幅な拡大が見込まれるからだ。一方、日本航空も羽田-マニラ便の新規路線を就航させるなどアジアで提携や路線拡大を進めており、アジアを舞台に両社が火花を散らせている。

 「新規路線と提携でしっかりやる。アジアの戦略が固まった」。全日本空輸の平子裕志社長は8日の会見でこう決意を述べた。全日空は今回のフィリピン航空との提携を機に新規路線を検討するほか、「利用しやすい運賃」も検討するという。フィリピンは政府が自動車産業に注力していることから、日本からのビジネス客利用が見込まれるほか、フィリピンからの労働者や観光客も、昨年8月の短期滞在ビザの緩和でさらに増える見通しだ。


 全日空はフィリピン以外でも、インドネシアのジャカルタ-羽田便を平成29年に増便したほか、自動車産業が盛んで日本からのビジネス客の拡大が期待される、南インドのチェンナイへの新規路線も年内に就航する。

 日本航空もアジアに注力。昨年にガルーダ・インドネシア航空と包括提携したほか、1日には羽田-マニラ便の新規路線を開設。南インドについても、「インドのシリコンバレー」と呼ばれ、IT産業が盛んなバンガロールに新規路線を開設する計画を発表するなど余念がない。

 一方、アジアの航空会社にとっても、格安航空会社(LCC)の台頭で苦戦を強いられており、日本の航空大手との提携によりLCCにない“おもてなし”を強化できることから、さらに提携関係が進むことになりそうだ。

6670チバQ:2019/02/14(木) 11:15:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-35132649-cnn-int
ルフトハンザ航空、搭乗しなかった乗客を提訴
2/13(水) 11:17配信 CNN.co.jp
ルフトハンザ航空、搭乗しなかった乗客を提訴
ルフトハンザ航空が、乗継便に搭乗しなかった乗客に損害賠償を求めて提訴している
(CNN) ドイツのルフトハンザ航空が、乗継便に搭乗しなかった乗客に損害賠償を求めて提訴している。問題とされているのは、格安航空券を購入した乗客が最終目的地まで行かず、経由地で降りる「Hidden City(隠れ都市)」というやり方だ。

写真特集:操縦席からの絶景、飛行士が撮影

例えばニューヨークからサンフランシスコへ行きたい乗客が、運賃の安いニューヨーク発サンフランシスコ経由タホ湖行きの航空券を予約して、タホ湖へ行く便には乗り継がずにサンフランシスコで降りてしまうといったやり方が「Hidden City」と呼ばれる。

ルフトハンザ航空に訴えられた男性乗客は、ノルウェーのオスロからドイツのフランクフルトを経由して米シアトルへ向かう往復航空券を予約。行きは全便に搭乗したものの、帰りはフランクフルトからオスロへ向かう便に搭乗せず、別に予約したフランクフルト発ベルリン行きのルフトハンザ便に搭乗していた。

ルフトハンザ航空は、このやり方が利用規約に違反するとして、男性に対し2112ユーロ(約26万円)の損害賠償を請求。ベルリン地方裁判所は昨年12月、同社の訴えを退けたが、ルフトハンザ航空がこれを不服として提訴した。

「Hidden City」を巡っては、2014年に米ユナイテッド航空と旅行会社のオービッツが、このやり方に関する情報サイトを運営していた22歳の男性を提訴した。

しかしイリノイ州東部地区裁判所は2015年、男性が同市を拠点としていないことから同裁判所の管轄には入らないとして、訴えを退けている。

6671チバQ:2019/02/25(月) 13:41:04
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190225-00412809-fnn-soci
【独自】「空港使用料」未納12億円超 海外の会社や倒産会社など
2/25(月) 12:51配信 Fuji News Network

フジテレビ

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各国の航空会社が日本国内の空港を利用する際に支払うべき「空港使用料」が未納になっているケースが増えていて、未納金の総額が12億円を超えていることがわかった。

「空港使用料」は、空港の維持、管理費用として、航空会社が国に支払うべきもので、空港を利用する頻度などに応じて料金は増減する。

国土交通省によると、この空港使用料の未納が増えていて、総額が12億円を超えているという。

海外航空会社による未納がほとんどで、会社の倒産などで徴収できなくなっているものや、最近では、海外からのチャーター機が使用料を支払わないまま、踏み倒すケースが増えているという。

6672チバQ:2019/02/26(火) 18:52:58
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190226-00412895-fnn-soci
羽田 国際線ターミナル改称へ 2020年3月「第3ターミナル」に
2/26(火) 12:56配信 Fuji News Network

フジテレビ

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羽田空港の「国際線ターミナル」の名前が、「第3ターミナル」に変わることになった。

羽田空港は、国内線に使用されている第1、第2ターミナルと国際線ターミナルがあるが、日本を訪れる外国人の数が増え続けているため、第2ターミナルでも国際線に対応できるよう、施設を整備中。

この施設は、2020年3月に運用が始まる予定で、それに合わせて「国際線ターミナル」が「第3ターミナル」に改名される。

また、東京モノレールと京急電鉄の駅の名称も、「羽田空港第3ターミナル駅」に変更されるという。

6673チバQ:2019/02/28(木) 13:11:50
https://www.asahi.com/articles/ASM2X2CLNM2XUHBI00F.html
仏と蘭、航空会社の主導権めぐり大バトル 両政府が出資
有料記事

パリ=疋田多揚 2019年2月28日10時58分
 フランスとオランダ両政府が出資する、航空持ち株会社エールフランスKLM。その主導権をめぐり、両国政府による「バトル」が過熱している。

 同社は、フランスの航空会社エールフランスとオランダのKLMオランダ航空が2004年に経営統合してできた持ち株会社。これまでの株式の出資比率は、フランス政府が14%、オランダ政府が6%。主導権はフランスにあった。

 ところが27日、オランダ政府が同社株を14%まで買い増したと発表。AFP通信によると、同国のフクストラ財務相は前日、その理由として「持ち株会社の戦略に重大な疑問がある。KLMオランダ航空の立場は常に(フランスに都合のいいように)侵食されてきた」と不満を訴えた。KLMの発着便がフランス側に移されることで、オランダのスキポール空港が国際拠点としての機能を失う懸念があり、経営の主導権を取りに来た形だ。

 これを受けて、フランスのマク…

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6674チバQ:2019/03/06(水) 15:59:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/283272
道管理6空港、10年連続赤字 17年度総額19億7300万円
03/06 00:59 更新
道管理6空港、10年連続赤字 17年度総額19億7300万円
 道は5日、道が管理する道内6空港の空港本体と空港ビル、有料駐車場を合わせた2017年度の収支試算について、赤字総額が19億7300万円(前年度比1・8%増)に上ったと公表した。10年連続で全6空港が赤字となり、赤字額は道が公表を始めた08年度以降で過去最高。

 6空港の営業収入は、航空会社から徴収する着陸料や空港ビル会社からの土地建物貸付料など計4億3100万円で、前年度比0・5%増。営業費用は空港整備費や人件費など25億4300万円で同0・6%増だった。

 空港ごとの収支では、20年度に道内7空港の運営を一括で民間委託する「空港民営化」に含まれている女満別の赤字が7億5700万円と最多。ただ、使用機材の大型化で着陸料収入が増え、前年度から3・7%減となった。中標津は3億9300万円(前年度比20・6%増)で、3年ごとに行う測量調査の費用などが膨らんだ。

 6空港のうち女満別、中標津、紋別の3空港は滑走路などの空港本体を道が管理し、空港ビルを自治体出資の企業が管理している。空港本体と合わせた収支は赤字だが、空港ビル会社はいずれも黒字を計上した。

 赤字については道が一般財源で穴埋めしている。道は国管理4空港(新千歳、函館、釧路、稚内)と市管理の旭川、帯広、道管理の女満別の計7空港の一括民営化による経営の安定を目目指している。このうち、民営化後も赤字の解消が見込まれない女満別については30年間で計約159億円を上限に経費負担する。(中村征太郎)

6675チバQ:2019/03/06(水) 16:01:02
https://diamond.jp/articles/-/195705
2019.3.4

JR東日本、京急、リムジンバス…羽田空港アクセスを巡る熱い戦い
枝久保達也:鉄道ジャーナリスト
右肩上がりで増え続ける羽田空港利用者を取り込むべく、JR東日本と京急電鉄の戦いがいよいよヒートアップしてきた。JR東は2029年にも「羽田空港アクセス線」を開業する予定だが、JR東が狙うのは京急利用者ではなく、もっと高運賃を望めるリムジンバスの乗客ではないだろうか。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

京急vsJR東日本の戦いが
一段とヒートアップ
 羽田空港は国際線発着枠の拡大に伴い、第2ターミナルで国際線の取り扱いを開始することから、2020年3月に国際線ターミナルを第3ターミナルに改称すると発表した。あわせて京急電鉄は国際線ターミナル駅を「第3ターミナル駅」、国内線ターミナル駅を「第1・第2ターミナル駅」に変更、東京モノレールの駅名も従来の「○○ビル駅」から「第1ターミナル駅」「第2ターミナル駅」「第3ターミナル駅」に統一する。

 羽田空港の旅客数は2010年の再国際化以降、右肩上がりで増加中だ。1日平均旅客数は2010年の17万人(うち国際線1.3万人)から、2017年は23.8万人(同4.7万人)に達している。今後も増加する空港利用者を取り込もうと、空港アクセスの主導権争いがにわかにヒートアップしはじめた。

 羽田空港アクセスを巡る戦いは、1998年の京急電鉄空港線ターミナルビル乗り入れから始まった。東京モノレールの輸送人員はピークから3割減少、シェアは7割から4割弱まで低下した。経営が悪化した東京モノレールは2002年にJR東日本の傘下に入り、接続する浜松町駅の乗り換え改札整備、Suica導入、快速運転開始など競争力向上に努めたが、京急は経営の軸足を三浦半島から空港輸送に移し、ダイヤ改正のたびに「エアポート快特」「エアポート急行」を増発。モノレールのシェアをじりじりと奪っていった。

 2013年、ここに突如浮上したのが、JR東日本の「羽田空港アクセス線」だ。休止中の貨物線と、既存路線、新設トンネルを組み合わせ、東京駅・新宿駅・新木場駅の各方面から羽田空港まで直通列車を走らせるという壮大な構想である。今年2月15日、JR東日本は環境影響評価手続き(環境アセスメント)の実施に向けた準備に着手したと発表。最短で2029年頃の開業に向けて準備は着々と進行している(環境アセスメントの位置づけについては「横浜市営地下鉄延伸、2030年開業でもあまり時間がない理由」を参照)。

 すると翌日の2月16日、今度は京急電鉄が、今年10月から京急空港線の加算運賃を引き下げると発表した。これにより、品川〜羽田空港国内線ターミナル駅間の運賃は、ICカードで407円から287円に120円も値下げされることになる。

京急の運賃値下げに
JRはどう出るか?
 加算運賃とは、1998年の空港ターミナルビル乗り入れにあたり、トンネル建設工事をはじめとする建設費700億円と利息など諸費用を回収するために、空港利用者に上乗せしている運賃である。京急は2017年の時点では、今後も空港線増強の設備投資が控えており、回収完了にはまだしばらく期間を要する見込みであると発表していたが、JR東日本の積極攻勢に対して、「値下げ」という切り札で先手を打った格好だ。

 このインパクトは絶大だ。東京モノレールは浜松町から羽田空港第2ビルまでICカードで483円であり、200円もの運賃格差が生じてしまう。東京駅からの運賃で比較しても、京急は452円(東京〜品川間JR利用)、モノレールは637円(東京〜浜松町間JR利用)だ。羽田アクセス線が開業するまでの10年間で、利用者をがっちり囲い込んでしまいたいという京急の強い熱意が感じられる。

 ちなみに羽田アクセス線は、現状京急・モノレールのいずれを乗り継いでも約30分を要する東京〜羽田空港間を、乗り換えなしの20分弱で結ぶ予定。東京〜羽田空港間約17kmを現在のJRの運賃表にあてはめると302円(ICカード)になるが、こちらも約3000億円の建設費を回収するために加算運賃が設定される。京急空港線や関西空港線の事例からしても加算運賃は少なくとも200〜300円になるとみられ、京急は運賃上の優位を何とか保てそうだが、厳しい戦いになるのは間違いない。

6676チバQ:2019/03/06(水) 16:01:21
 ただし、JR東日本は京急の運賃に真っ向勝負を挑んでまで、シェアを奪いにいくつもりはないと思われる。そのヒントとなる数字がある。羽田アクセスのシェアは、実は国内線旅客と国際線旅客で異なる傾向を示しているのだ。

 国土交通省の調査によると、2017年(平日)の国内線旅客の利用交通機関は京急が32%、モノレールが23%、リムジンバスが16%だった。一方、2016年の国際線旅客(全日)は、京急が30%、モノレールが16%、リムジンバスが24%である。なお国際線旅客について日本人と外国人の傾向は大きく変わらない。

 神奈川から千葉県まで広いエリアに直通運転する京急空港線がいずれも約3割のシェアを獲得しているのに対し、乗り換えが必須のモノレールは国際線ではシェアがかなり低い。その分支持を得ているのが、ターミナル駅から空港まで乗り換えなく移動できるリムジンバスだ。国内線旅客と比べて荷物が多い国際線旅客のニーズがここにある。

JR東が狙うのは
リムジンバスの乗客
 国内線旅客についても同様の傾向が表れている。2013年まで約30%を保っていたモノレールのシェアが、2015年に26%、2017年に23%と直近5年間で大きく数字を落とし、入れ替わるように増加したのがリムジンバスや自家用車だ。2015年に首都高中央環状線大井JCT〜大橋JCT間が開通したことで、羽田空港までの所要時間が大幅短縮した影響と考えられる。

 新宿〜羽田空港間のリムジンバスは、中央環状線開通によって所要時間が最大15分短縮し、定時性も向上した。現在の所要時間は最短25分、混雑時は40〜50分だ。新宿〜羽田空港間を25分程度で結ぶ羽田アクセス線(西山手ルート)が開業すれば、リムジンバスの乗客を取り込むことができるだろう。その場合、山手線経由京急利用の運賃481円(値下げ後)ではなく、新宿発リムジンバスの運賃1230円の価格帯で勝負することができる。

 新宿以外の主要ターミナル駅からのアクセスも視野に入るはずだ。

 たとえば、成田空港アクセスにおいて、JR東日本の「成田エクスプレス」は主要ターミナル駅から乗り換えなく直通する利便性を売りに、京成電鉄のスカイライナー・アクセス特急に対抗している。羽田空港アクセスにおいても、宇都宮線・高崎線、常磐線、埼京線、中央線、京葉線の各方面から毎時1〜2本の羽田空港行き直通特急列車を走らせれば、各方面から羽田空港に向かうリムジンバスの乗客を奪うことができる。

 そう考えると、JR東日本グループとしての東京モノレールの今後も見えてくる。現在、日中時間帯に羽田空港に乗り入れる本数は京急12本に対してモノレールは15本。この高頻度運転を全て、羽田アクセス線に転換することはできないから、設備や保有車両数をダウンサイジングしながら役割分担をして生き残ることになる。

 開業当初の東京モノレールは羽田空港までノンストップで運転していたが、現在では大井競馬場や流通センターなど中間駅の利用者が増え、天王洲アイルや天空橋周辺など沿線開発も進んでおり、4割以上が空港旅客以外の利用者だという。今後は再開発が進む臨海部の通勤路線としての性格が強まり、中間駅の利便性を重視したダイヤに変わっていくことになるだろう。

6677チバQ:2019/03/11(月) 13:50:25
https://www.asahi.com/articles/ASM3855PDM38ULFA02R.html?iref=com_latestnews_01
日航LCC、社名はジップエア 「あっという間」表現
北見英城 2019年3月11日13時24分
 日本航空は8日、新たに設立した格安航空会社(LCC)の社名を「ZIPAIR(ジップエア) Tokyo」とすると発表した。また、2020年夏ダイヤで成田―バンコク、成田―ソウルの2路線を就航すると国土交通省に事業許可申請を提出した。

 ジップエアは日航の100%子会社。社名に使われた「ZIP」は矢などが素早く飛ぶ様子を表した英語で、乗客が行き先に「あっという間に着いた」と思うような、ストレスなく、快適に機内で過ごせるサービスを展開するといった思いを込めたという。

 都内で会見したジップエアの西田真吾社長は「時代に合ったサービスとコストバリューを両立して、今までに無いエアラインにしたい」と意気込みを話した。

 ジップエアは、成田空港を拠点に、欧米やアジアを結ぶ中長距離路線を目指して設立された。ただ、長距離路線を飛ばすには一定の運航実績を積む必要があり、まずはバンコク、ソウル線で実績を積む考えだ。

 西田社長は「まだ太平洋を渡っているLCCはなく、パイオニアになりたい」として、早ければ21年夏ダイヤにも北米路線を就航したい考えを示した。(北見英城)

6678チバQ:2019/03/11(月) 17:57:49
https://www.afpbb.com/articles/-/3215031
エチオピア航空機が墜落、乗客乗員157人全員が死亡
2019年3月10日 22:18 発信地:ナイロビ/ケニア [ ケニア エチオピア アフリカ ]
【3月10日 AFP】(更新、写真追加)エチオピア航空(Ethiopian Airlines)は10日、同国の首都アディスアベバからケニアの首都ナイロビへ向かっていたボーイング(Boeing)737型機が同日朝、離陸直後に墜落し、搭乗者157人全員が死亡したと発表した。

 エチオピア航空は、「きょう、アディスアベバ発ナイロビ行きのET302便が事故に巻き込まれたことを確認した」と発表。その後、「事故現場にいる当グループの最高経営責任者(CEO)が、残念ながら生存者がいないことを確認した」と述べた。

 同国の政府系ニュースメディア、ファナ放送会社(FBC)も、同航空の話として、乗客149人および乗員8人全員が死亡したと伝えていた。

 同機は午前8時38分(日本時間同日午後2時38分)にアディスアベバのボレ空港(Bole Airport)を離陸した6分後、アディスアベバの南東約60キロのビショフトゥ(Bishoftu)付近で連絡を絶った。

 事故機はボーイング製の737-800MAXで、昨年10月13日に墜落し、乗客乗員189人全員が死亡したインドネシアの格安航空会社ライオン航空のものと同型機だという。(c)AFP

https://www.asahi.com/articles/ASM3C3W5XM3CUHBI012.html
墜落のエチオピア機はボーイング最新鋭 半年で2度墜落
有料記事

オースティン=江渕崇 2019年3月11日13時41分
 アフリカ東部エチオピアの首都アディスアベバ郊外で10日、乗員・乗客157人を乗せて離陸直後に墜落したエチオピア航空機は、米ボーイング社の最新鋭の小型機「737MAX8」だった。同型機は昨年10月にもインドネシアで離陸直後に墜落している。半年足らずの間に墜落事故が2度も起きたことで、同型機の安全性への懸念が一層強まりそうだ。

 ボーイングは10日、「深い悲しみに包まれている。エチオピア航空のチームを支援する準備がある」と声明を出した。エチオピアや米当局の指示のもとで技術的な協力をする専門チームを現地に派遣するとした。13日には世界の報道機関を米シアトルに招き、次期主力大型旅客機「777X」をお披露目する予定だったが、これも取りやめた。

 737MAXシリーズは、世界で最も売れている小型機ボーイング737シリーズの燃費や航続距離を向上させた最新鋭機で、2016年1月に初飛行した。19年1月までに約350機を世界の航空会社に納入し、さらに4600機以上の受注が残っている。

 今回の事故原因は不明だが、ア…

6679チバQ:2019/03/14(木) 13:15:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031400284&g=int
ボーイング新型機、米も運航停止=航空当局「新証拠で判断」
2019年03月14日10時38分


米アメリカン航空のボーイング「737MAX8」型機(手前)=12日、米フロリダ州のマイアミ国際空港(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、墜落事故が相次いだ米ボーイングの新型旅客機「737MAX8」の運航停止を命じた。米国がこの措置を取ったことで、飛行停止の動きは全世界に広がった。代替機への変更などに伴う乗客への影響は避けられない。
 トランプ氏の指示を受け、米連邦航空局(FAA)はこの日、737MAX8とシリーズ機の運航停止を航空各社に命じた。FAAは「データ収集や、事故現場で得られた新たな証拠などに基づいて判断した」と説明。737MAX8は10日にエチオピアで、昨年10月にインドネシアで墜落事故を起こした。
 同型機をめぐっては、中国や欧州連合(EU)などが安全性が確保されるまで運航見合わせを命じている。13日にはカナダ政府も、事故を起こした2機の人工衛星追跡データが類似しているとの「新情報」に基づき、運航停止を決定した。
 米当局は10日の事故発生以降、運航停止に慎重姿勢を取ってきた。ただ、利用者や政治家らから新型機の安全性を疑問視する声が噴出。事故をめぐる追加情報に背中を押される形で今回の措置に踏み切った。(2019/03/14-10:38)

6680チバQ:2019/03/14(木) 13:50:41
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASM3F3SFCM3FTIPE00H.html
那覇空港に「際内連結ターミナル」 新たに36店も出店
2019/03/14 01:04朝日新聞

那覇空港に「際内連結ターミナル」 新たに36店も出店

落成式があった那覇空港の際内連結ターミナル=2019年3月13日午後1時48分、那覇市、伊東聖撮影

(朝日新聞)

 那覇空港(那覇市)の国内線と国際線の各ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル」が完成し、13日、落成式典があった。すでに2階の一部は利用が始まっており、18日から全体が利用可能になる。国内・国際線のチェックインカウンターが大幅に増え、土産店や飲食店計36店も出店する。

 沖縄は観光客が増えており、受け入れ態勢を強化するのが目的。国内線機能についてはピーチ・アビエーションとバニラ・エアのチェックインカウンターが暫定貨物LCCビルから新ターミナルに移転する。国際線機能については、国際線ビル2階にあるチェックインカウンター20ブースを移し、60ブースに増やす。搭乗口も2カ所できる。

 那覇空港ビルディングによると、2階には「日本ブランド」と「プレミアムな沖縄」を感じられる商品をそろえた商業エリアを設ける。飲食店は3、4階にあり、沖縄そばやタコライス、すしやラーメンなど様々な食事が楽しめる。

 鉄筋コンクリート5階建て。延べ約3万9200平方メートル。(伊東聖)

6681チバQ:2019/03/14(木) 21:02:16
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190314/mcb1903140655001-n1.htm
「一帯一路」すったもんだの末路 仏の空港、中国企業撤退で大揺れ (1/3ページ)
2019.3.14 06:55
 欧州航空産業の中心地、フランス南西部トゥールーズの国際空港が中国資本をめぐって大揺れだ。空港民営化に伴って参入した中国企業が、社長の失踪や投資計画の不履行など、すったもんだの末に経営撤退に動いたため。現地を訪ねると、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」のお粗末な実態が見えてきた。

 「トップがいきなり、2年以上も消息不明になった。取締役会には毎回、別の人が来て、言葉もロクに通じない。撤退計画には正直、ホッとしている」

 地元自治体による広域連合の空港担当、ベルナール・ケレル氏はこう話した。

 問題になっているのは、利用者数で国内5位のトゥールーズ・ブラニャック空港。空港の筆頭株主である中国の企業連合「欧州カジル」が1月、株売却の手続きを始めたと報じられた。既に複数の仏企業が株取得に意欲を表明した。

 カジルは2015年、仏政府の空港株売却に伴い全体の49.99%を落札した。カジルを率いるのは、香港出身で40代の潘浩文氏。トゥールーズの関係者に「8億5千万ユーロ(約1千億円)を投資し、空港周辺の交通網や展示場を整備する。空港利用者を2倍以上に増やす」と言って喜ばせた後、17年まで姿をくらませた。

 カジル参入の「成果」は、巨大な免税品店を作ったことぐらい。中国との直行便を開設する計画も、めどが立たないままだ。

 登録されたカジルの本社住所を訪ねると、パリ中心部の雑居ビルだった。看板はなく、管理人は「そんな会社聞いたこともないわ」と首をかしげるだけ。資本金は1万ユーロ(約125万円)。空港経営の業務にしては、あまりに少ない。

 この一件が地方空港の経営問題にとどまらないのは、トゥールーズが欧州航空最大手エアバスの技術が集まる重要拠点だからだ。

 「普通の地方空港」でないことは、ゲートを出ればすぐ分かる。世界最大の旅客機A380が駐機し、巨大貨物機ベルーガが飛来する。エアバスはトゥールーズが本社。空港と借地契約を結び、敷地内で機体組み立てや試験飛行を行う。

 カジルの実質的な経営権は中国が握る。51%が国営・山東高速の出資で、潘氏が率いる投資会社「富泰資産管理」と組んでいる。富泰資産はホームページで「一帯一路」に沿った空港投資を行うと明記し、中国の空港投資の「先兵」であることを自任する。

 カジルの撤退は「空港買収のあてが外れたための措置。最初から本気で空港を経営しようという意図はなかったのでは」(自治体関係者)という見方が強い。

6682名無しさん:2019/03/14(木) 21:02:47
 撤退騒ぎの中で1月末、エアバスは「サイバー攻撃を受けた」と発表した。仏誌によると、中国国家安全省の傘下にあるとされるハッカー集団「APT10」が、航空機認証の情報取得を狙ったとみられている。カジル撤退との関係は不明だが、中国のハイテク投資に対するフランスの警戒感を高めたのは間違いない。(三井美奈)

6683名無しさん:2019/03/14(木) 21:31:23
https://this.kiji.is/478848018430395489?c=39546741839462401
B737、日本でも乗り入れ停止
米国での運航禁止受け

2019/3/14 18:19
©一般社団法人共同通信社 国土交通省は14日、日本に就航している外国の航空会社に対し、ボーイング737MAX8とMAX9の日本への乗り入れを停止すると通知した。航空機の製造国である米国の連邦航空局(FAA)が、米国内での運航などを禁止したことを受けての措置。

 現在、MAX8とMAX9を運航している日本の航空会社はなく、日本への路線で使用していた外国の航空会社も、別の機種に変更していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000010-jij-n_ame

米ボーイング、小型機戦略に暗雲=5カ月で2機墜落
3/12(火) 7:17配信 時事通信
 【ロンドン時事】米航空機大手ボーイングの小型機の販売戦略に暗雲が漂っている。

 最新鋭の737MAX8が10日、エチオピアで墜落。わずか5カ月間で2機目の墜落事故を受け、安全性への疑念が高まっているためだ。

 エチオピアの事故では、乗客乗員157人全員が死亡した。同型機の墜落事故は昨年10月にインドネシアでも起きており、離陸直後に不具合が生じたのも同様だった。

 エチオピアのアビー首相は10日、事故原因の究明に向け、包括的な調査を指示。政府は究明のカギを握る墜落機のブラックボックスを回収した。ボーイングのミューレンバーグ最高経営責任者(CEO)は「政府と規制当局の調査に技術的な協力をしている」と表明した。

 事故機を運航していたエチオピア航空は、保有する全ての同型機の運航を当面停止すると発表。中国やインドネシアの当局も、安全性が確認されるまで同型機の運航停止を航空会社に指示した。

 格安航空会社(LCC)の台頭で、小型機の需要は世界的に急速に高まっている。ボーイングの737MAXシリーズは、競合する欧州航空機大手エアバスのA320シリーズに対抗するための小型機戦略の柱だ。中でも737MAX8は2017年に初号機を納入し、LCCを中心に受注が好調だっただけに、相次ぐ墜落事故はボーイングの経営戦略にも大きな打撃となりかねない。

6684荷主研究者:2019/03/17(日) 10:51:58

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/484764/
2019年02月06日 06時00分 西日本新聞
北九州空港170万人突破 昨年の旅客数、過去最高に 前年比6.8%増、台湾線就航で急伸 [福岡県]

 国土交通省大阪航空局は4日、2018年の管内空港の利用状況(速報値)を発表した。北九州空港の旅客数は、過去最高の174万9962人となった。市空港企画課によると、170万人を突破したのは06年3月の開港以来初めてとみられる。前年比では6・8%増で、離島を除く九州の空港で最も高い伸び率となった。特に昨年10月に台湾線が就航した国際線は、18・3%増の32万5252人だった。

 北九州空港の国際定期便は現在、6路線が運航。旅客数は増加傾向にある。市内を訪れる訪日客数も、17年まで6年連続で増加している。国内線も4・5%増と好調。市空港企画課は好景気を背景に、出張客の東京線の利用が増えているためと見ている。

 昨年6月にANAグループが専用定期便を就航させた国際線貨物の取扱量は367万1019キロと、前年比147・3%の大幅増になった。国内線貨物も9%増加した。

 九州の他の空港の旅客数は、前年比で福岡3・5%増▽佐賀2・7%増▽長崎2%増▽熊本3・2%増-などだった。

=2019/02/06付 西日本新聞朝刊=

6685チバQ:2019/03/18(月) 14:00:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000500-fsi-bus_all
日航・ANA、LCCで対決 来年 子会社が国際線中距離に進出
3/18(月) 7:30配信 SankeiBiz
日航・ANA、LCCで対決 来年 子会社が国際線中距離に進出
日本航空が運航するボーイング787。日航系LCCのジップエアも同型機を導入する(日本航空提供)
 格安航空会社(LCC)事業をめぐり、日本航空とANAホールディングス(HD)が激突する。日航の100%子会社「ZIPAIR Tokyo(ジップエアトーキョー)」とANAHD傘下のピーチ・アビエーションがともに来年、これまで国内LCCで手薄だった国際線中距離路線に進出する。利用者には費用負担軽減が見込まれるが、従来のLCCは近距離路線で稼ぐビジネスモデルで、中長距離はノウハウも異なる。事業の成否は両社の成長を左右しそうだ。

 ◆欧米も視野に

 「太平洋を渡っているLCCはないのでチャレンジしたい」

 ジップエアの西田真吾社長は8日の記者会見で、長距離路線を目指す決意をこう述べた。

 ジップエアは国内LCCでは初めて中長距離の国際線に進出する計画のLCCだ。来夏のダイヤで、所要時間約6時間程度の成田-バンコク線、約3時間程度の成田-ソウル線といった中距離で就航。実績を積んだ上で、再来年の夏ダイヤで、10〜12時間程度の長距離の欧米路線へ進出し、先行者利益を狙う。

 従来、LCCは国内を中心とした近距離路線がビジネスモデルの中心だった。機内サービスが無料で座席間も広い通常の航空会社と比べて運賃を安くする代わりに、サービスを有料とし座席数を増やして何度も往復することで便数を増やし、収益につなげてきた。ジップエアは通常の航空会社の半分の運賃を掲げており、バンコク路線は約4万円になるとみられる。

 長距離のLCCには課題も多い。目的地まで時間がかかるため、近距離LCCのように稼働回数を増やすというノウハウが通じないのだ。さらに、運航距離が長くなればなるほど、LCCよりも座席間が広く、客室乗務員のサービスの“ありがたみ”も感じやすい通常の航空会社が利用者に好まれるという傾向もある。西田社長も、親会社の日航の赤坂祐二社長が掲げる就航から2年以内に黒字化という目標について「非常に高いハードルだ」と認める。

 日航にとっては、経営破綻後にANAHDに差をつけられた国際線の輸送能力で挽回するのは急務となっている。日航は2018年度末で402都市の就航先を20年度中に500都市にする目標を定めている。単価が高い国際線の就航先を増やすことは、頭打ちの国内線に比べて売上高全体への貢献が大きいからだ。

 ジップエアもこうした日航グループの国際線強化の方針の一翼を担う。日航がジップエアの機材として、座席間が広くて快適性が高く、低燃費で長距離飛行も可能な「ボーイング787」を準備したのも本気の表れだ。

 中長距離LCCで世界でも数少ない成功例とされるシンガポールのスクートなどでも、787の快適さが好評を得ている。西田社長は「気圧や湿度が快適で非常に良い機材だ。座席にも材質の良いものを選んだ」と従来のLCC以上の高品質をアピールする。

6686チバQ:2019/03/18(月) 14:00:36

 ◆収益力に課題

 日航よりも以前からLCCに力を入れてきたANAHDも、手をこまねいてはいない。19年度末で傘下のLCC、バニラエアとピーチを統合させて国内LCCのパイオニアのピーチを強化し、アジアナンバーワンのLCCを目指す。20年度以降には50機以上の機材を用意して中距離路線にも本格参入し、ジップエアとの競争を展開することになる。就航先は発表されていないが、5〜6時間程度かかるバンコク周辺のベトナム・ハノイなど東南アジア地域が有力視されている。

 ただ、バニラエアの社長も兼務するピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)が「中距離LCCはどのように利益をあげていくのか課題も多い」と述べているように、日航と同様、中距離LCCが成功するかは予断を許さない。

 日航のLCC事業は、ANAHDに比べると限定的で、ジェットスターなどへの出資にとどまっていた。ジップエアの挑戦は日航にとって大きな転換点といえ、ANAHDとの競争の激化は必至だ。

 SMBC日興証券の長谷川浩史シニアアナリストは「世界の航空各社も中長距離のLCC事業を展開し始めており、米国の西海岸や東南アジアから競合が日本に就航する前に先手を打った」と日航、ANAHDの取り組みを評価する。パイロット不足などの厳しい環境下、「当初の計画通りに事業が発展できるかは未知数」(長谷川氏)だが、中長距離LCCの成功は訪日客のさらなる拡大にも寄与するだけに、期待も集まりそうだ。(大坪玲央)

                   ◇

【用語解説】LCC

 英語で格安航空会社を意味する「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の頭文字。着陸料の安い空港を利用して運航回数を増やしたり、機内サービスなどを有料化して運航経費を軽減したりすることで、航空運賃をフルサービスキャリアと呼ばれる通常の航空会社より大幅に低廉化している。他路線への乗り継ぎが不便だったり、欠航が比較的多かったりするデメリットもある。

6687荷主研究者:2019/03/31(日) 10:18:59

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190219/CK2019021902000051.html
2019年2月19日 中日新聞
県営名古屋-北九州、3月末でFDA運休

 豊山町の県営名古屋空港と北九州空港(北九州市)を結ぶ路線が、三月三十一日から運休となる。

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が二〇一五年三月から一日二往復を運航、一七年三月から一日一往復になっていた。

 同社によると、一七年度は搭乗率42・1%。名古屋空港に就航する同社の他の八路線の搭乗率は六割前後ある。広報担当は「既存の公共交通に対抗するのが難しかった」と運休の理由を説明する。

 北九州便の見直しで、三月三十一日から同社の名古屋-青森便と名古屋-高知便が一日一往復ずつ増えて、それぞれ四往復、三往復となる。

6688荷主研究者:2019/03/31(日) 13:07:43

https://www.sakigake.jp/news/article/20190226AK0033/
2019年2月26日 秋田魁新報
秋田空港利用130万人突破 旅行需要堅調で14年ぶり

http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20190226akita01.JPG

 秋田県がまとめた2018年の県内空港利用状況によると、秋田空港の利用者数は前年比1・3%(1万6746人)増の130万187人で、04年以来14年ぶりに130万人台となった。旅行やビジネスの利用が堅調に推移した。大館能代空港の東京便の利用者数は6・3%(8720人)増の14万6788人となり、1998年の就航以来最多を更新した。

 秋田空港の利用者数は2年連続で増えた。自治体や民間企業でつくる秋田空港利用促進協議会は「近年は景気の回復基調によって、航空需要が全国的に伸びている」とした上で「秋田空港での夜間駐機や便数の増加、一部機材の大型化により利便性が向上したことも大きい」とみている。

 搭乗率は0・6ポイント減の67・5%。国内4路線のうち、札幌、大阪の2路線が前年を上回った。

 大阪便は日本航空が機材を大型化したことから、9・5%(1万9333人)増の22万1990人。秋田支店によると、提供座席数の増加に伴い、観光や帰省シーズンといった繁忙期の需要に応えることができたという。札幌便は0・4%(467人)増の11万4707人だった。

 一方、東京便は0・3%(2394人)減の89万651人、名古屋便も0・9%(660人)減の7万2839人だった。

 チャーター便は、前年より2便多い計136便が運航。台北間など国際122便、大分間など国内14便で、利用者数は1万8349人、搭乗率は83・1%だった。

 一方、大館能代空港の利用者数は6年連続で増加。地元自治体による運賃助成などの効果もあり、個人・団体の旅行客が好調に推移した。搭乗率は6・1ポイント増の64・9%だった。

 チャーター便は、徳島や広島間など国内18便が運航し、前年より9便増えた。利用者数は1099人、搭乗率は72・7%だった。

6689チバQ:2019/04/01(月) 22:53:36
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/020/252000c
福岡空港が完全民営化 国際線拡充に意欲
毎日新聞2019年4月1日 20時48分(最終更新 4月1日 21時47分)
 九州・山口で旅客数最大の福岡空港が1日、完全民営化された。民間の創意工夫を生かした新路線の誘致などが期待される一方、慢性化している空港の混雑解消対策も課題となりそうだ。滑走路と旅客ターミナルビルを一体運営する特別目的会社「福岡国際空港(FIAC)」の永竿哲哉社長はこの日開いた記念式典で「東アジアに加え、欧米豪の新規路線誘致を進め、国際線ネットワークを拡充する」と意欲を示した。

 福岡空港では3月、福岡市地下鉄「福岡空港」駅の改札口(地下2階)付近と国内線出発ロビー(地上2階)などを直通のエスカレーターで結ぶアクセスホールの利用が始まった。改札口から出発ロビーへの所要時間は約3分と従来の3分の1に短縮され、利便性が高まった。また、FIACはこの日、国際線の出国審査後のエリア2カ所に免税店を新たにオープンすると発表した。

 福岡空港をめぐっては国内線と国際線のターミナル間のアクセス改善が課題とされている。FIACは今後、連絡バスの専用道を整備し、現在10〜15分かかる移動時間を5分以内に短縮する計画を掲げている。【浅川大樹】

6690チバQ:2019/04/01(月) 23:01:29
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/040/014000c
静岡空港が民営化 アクセス向上で利用増へ
毎日新聞2019年4月1日 08時58分(最終更新 4月1日 08時58分)
 静岡県が管理する静岡空港(同県牧之原市)が1日、民営化された。三菱地所と東急電鉄のグループが滑走路やターミナルビルの運営といった空港業務を一体的に担う。周辺地域からのアクセス向上などで利用者増を図るとしている。

 グループは、現在は年間60万〜70万人の利用者数を2038年には倍の135万人とする目標を掲げる。格安航空会社(LCC)の比率を高めて就航路線を増やし、神奈川県や山梨県の一部からも利用しやすいようにバス網も充実させる。グループは20年間の運営権を10億円で取得した。

 静岡空港は09年に開港した。(共同)

https://www.sankeibiz.jp/business/news/190329/bsd1903290500002-n1.htm
熊本空港、地元連合に委託 来年4月民営化へ優先交渉
2019.3.29 06:11Tweet


 国土交通省は28日、2020年4月に民営化する熊本空港(熊本県益城町など)の委託先をめぐり、三井不動産や、九州電力、九州産業交通ホールディングスなどの地元連合で構成する陣営と優先交渉すると発表した。運営方針や地域の魅力向上策などの提案が評価された。5月に正式契約する。

 国管理空港の民営化は仙台、高松、福岡に続き4例目。ターミナルビルや滑走路を一体運営する。

 委託期間は当初33年とし、運営会社側が希望すれば15年まで延長を認める。災害など不測の事態が起きた場合はさらに10年延長できる。

 熊本空港民営化は16年4月の熊本地震からの復興に向けた主要事業の一つ。運営会社は、被災した国内線ターミナルビルを撤去し、耐震性に優れた国際線も就航する新たなビルを22年度末までに整備する。

 熊本県の蒲島郁夫知事は「空港の復興に向け、さらに大きく動きだすことを大変うれしく思う。地元経済界や地域とのより強固な連携が期待される」とのコメントを出した。

 熊本空港の委託先については、地元連合のほか、住友商事と清水建設をそれぞれ中心とする2陣営が応募していた。

6691チバQ:2019/04/01(月) 23:02:22
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201903/0012194892.shtml
神戸空港民営化1年 進化足踏み、鍵握る規制緩和議論
2019.03.30
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民営化を契機に、搭乗橋に掲げられた企業広告=神戸空港
民営化を契機に、搭乗橋に掲げられた企業広告=神戸空港

 神戸空港は4月1日で民営化から丸1年を迎える。建設主体の神戸市は「関西全体の航空需要の拡大」を目指して民営化に踏み切ったが、運用規制(午前7時〜午後10時、国内線限定の1日60便)は2006年の開港から課されたままだ。一方、昨年末に「関西3空港懇談会」が再開され、規制緩和への期待も膨らむが、課題も多い。

 「とても北海道まで手が回らなくなった」。昨年末、オリックスの役員が国土交通省航空局の幹部を訪ね、切り出した。

 新千歳など道内7空港の民営化を巡り、関西エアポートの大株主であるオリックスと空港運営会社の仏バンシ・エアポートが組んで運営権取得に乗り出したが、審査から撤退する意向を伝えたのだ。航空局幹部から異論はなかったという。

 背景には、昨年9月の台風21号被害があった。関西エアが運営する関西空港が被災し、防災対策を最優先にする必要が生じたのだ。「限られた人材と資金を関空に集中しなければ」と関西エア幹部は内情を明かす。

 被災直後は大阪(伊丹)空港とともに関空からの代替便を一部受け入れ、3空港一体運営の強みが生かされたが、関空の被害は神戸空港にも影響を及ぼしかねないという。関空の防災力を高める大規模改修が必要となり「神戸空港にヒト、モノ、カネを回しにくくなる」(空港関係者)との懸念もささやかれる。

 神戸空港の旅客数は17、18年と2年連続で過去最多を更新したが、景気によるところが大きい。運用規制が現状のままだと、旅客数の拡大余地も限られるのが現状だ。

 神戸市の久元喜造市長は民営化1年を振り返り「3空港懇が久しぶりに開催され、今後に向けた大きな一歩だ」と評価した。東京五輪や大阪・関西万博などもにらみつつ、3空港一体運営の強みを生かし、関西全体の航空需要拡大に向けた取り組みも求められそうだ。

■企業広告、新たな増収策

 関西エアポート神戸は、神戸市の第三セクターから空港ターミナルビルの運営も引き継ぎ、新たな増収策やコスト削減に取り組む。

 昨年12月、ターミナルビルと航空機をつなぐ搭乗橋にメガバンクの広告がお目見えした。内外壁に計12カ所。「年間に何百万人も訪れる空港は広告主には魅力的」(関西エア)という。

 ビル3階の空きスペースにはカプセル玩具の自動販売機を置いた。国際空港では、帰国前の外国人観光客に使い残した日本円の小銭を消費してもらおうと、よく見られるが、国内線のみの神戸空港でも「一定の売り上げがある」という。

 コスト削減では、ビルの省エネに取り組む。窓ガラスに熱を遮断する塗料を施し、空調費を抑えたい考えだ。「地道な努力で、少しでも収益性を高めたい」とする。(長尾亮太)

6692チバQ:2019/04/01(月) 23:03:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190326_12042.html
<民営化の針路 仙台空港>(上)競争激化/地方間で新路線を争奪

台湾からの旅行者らでにぎわう仙台空港の国際線到着ロビー
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 仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)

<台北線が10倍に>
 東急時代に渋谷再開発などに携わった後、未経験の空港運営に挑んで3年近く。仙台国際空港の岩井卓也社長は今、うれしい誤算に期待を膨らませる。
 民営化前、わずか週2便の仙台-台北線が19年7月、週19便の運航になる。「まさか3年で約10倍に増えるとは思いもよらなかった」と驚きを隠さない。
 仙台空港民営化の2日前、国際線では初の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が就航。17年9月には国内LCCピーチ・アビエーション(大阪市)が路線を開いた。
 仙台国際空港は、旅客数に連動した着陸料制度を導入し、航空会社の新規就航や増便のリスクを減らした。さらに若者や女性の利用が多いLCCの就航が、潜在需要を開拓した。座席の供給量が増えても搭乗率は高い状態が続き、相次ぐ増便を呼び込んだ。
 仙台空港の成功は、東北の他空港にも波及した。花巻空港では18年8月に台北線が就航。青森空港では19年7月、路線が開設される。その他の空港でも多くのチャーター便が運航された。台湾から東北を訪れた延べ宿泊者数は18年、約50万人となり、16年に比べて倍増した。

<大きい経済効果>
 文字通りの誤算もある。新たな国際線の就航地がまだ一カ所も開拓できていない。岩井社長は「民営化から3年後には中国への新路線が誕生するのではないかと考えていた」と明かす。
 訪日客の増加に伴い、地方空港の路線獲得競争も過熱している。仙台空港に続いて高松や神戸、鳥取なども民営化され、今後も多くの空港で予定されている。新規就航に向けた需要喚起などで航空各社にアピールする。
 ただ、民営、公営にかかわらず、地方空港の路線誘致では訪日客需要を取り込みたい自治体との協力も必要になる。
 ある航空会社によると、国際線1路線で年間億単位の経済効果が見込めるとされ、多くの自治体は多額の税金をつぎ込んででも誘致する価値を見いだしている。訪日客の宿泊費や交通費を補助金で負担するインセンティブを航空会社に与え、路線を呼び込んでいる。

<県との連携必要>
 宮城県も新年度、新路線を就航した航空会社に対し、1路線当たり最大3000万円を助成する事業を導入する。
 航空会社関係者は「国際線の誘致には発着枠の調整や国の認可取得など規制が多く、民間だけでは限界がある。仙台国際空港は宮城県などと連携を深めるべきだ」と指摘する。


関連ページ:宮城経済
2019年03月26日火曜日

6693チバQ:2019/04/01(月) 23:03:53
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190327_12005.html
<民営化の針路 仙台空港>(中)独り立ち/訓練重ね運用経験積む

真剣な表情で航空機トラブルの図上訓練に臨む空港運用部の担当者ら
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 仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)

 「エンジン停止の確認は速やかにできていたか」
 仙台空港で3月11日、航空機の滑走路逸脱を想定した図上訓練があった。国土交通省から仙台国際空港(名取市)に出向した職員が、対応を指摘した。

<ノウハウを学ぶ>
 仙台空港は2016年7月に民営化したが、滑走路の管理や事故発生時の対応など空港運用の専門性が高い業務は国から専門職員の出向を受け、仙台国際空港空港運用部の担当者がノウハウを学んできた。その期限の3年が迫り、7月以降は独り立ちしなければならない。
 トラブルが発生した場合は管制から一報が入り、状況によって現場での情報収集や関係機関への連絡、滑走路閉鎖の手続きなどが必要になる。運用ルールの把握はもちろん、迅速で的確な判断が担当者に求められる。
 民営化からたった1カ月余りの16年8月、大きなトラブルが起きた。航空大学校の小型プロペラ訓練機が胴体着陸。火災などは起きなかったが、滑走路を約3時間閉鎖した。

<トラブルに対応>
 当時、対応の中心になったのは出向職員で、同社の担当者はサポートに回った。空港運用部運用企画グループの野川達也統括グループ長は「経験値がなく、先の想定ができない中での判断の難しさを痛感した」と振り返る。
 同社の担当者に空港運用の経験者はほぼいない。運用ルールを覚えるだけでなく、ルールが作られた背景も調べることで過去の教訓を学んだ。最も重要な判断力、調整力に必要な経験は図上訓練などの疑似体験を積み重ねて養った。
 18年12月には、小型機が着陸時に滑走路を外れるトラブルが発生した。直前に同様の事故を想定した訓練をしていたこともあり、運用部の担当者が関係機関と連携して対応。約2時間半後に滑走路を再開した。
 「これで自立できる」。野川統括グループ長は確信を得た。

<「健全な恐怖感」>
 民営化後、運営会社の有責事故や重大事故は一件もない。空港運用の経験はなかったが、仙台国際空港に参画する東急電鉄や前田建設工業の出身者は、鉄道運行や建設作業の現場で安全を担う人材育成の重要さを身に染みて知っている。
 仙台国際空港の岩井卓也社長は「もうかる、もうからないは社会的使命を果たしてからできる話。安全への健全な恐怖感は、どの業界にも共通する感覚ではない。空港経営はわれわれにとって、親和性の高い分野への参入だった」と語る。


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2019年03月27日水曜日

6694チバQ:2019/04/01(月) 23:04:44
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190328_12004.html
<民営化の針路 仙台空港>(下)体制整備/人員拡充し攻めの経営

20億円をかけて整備したピア棟。減価償却費などが今後の負担となる
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 仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)

 仙台国際空港(名取市)に吸収合併された宮城県の第三セクター、仙台空港ビルの社員らは2016年7月、戦々恐々として民営化を迎えた。

<素早い意思決定>
 乗り込んでくる運営会社の株主企業は東急電鉄や豊田通商などの大手企業だ。「脱落者が出るのではないかと思った」と、空港ビル出身の馬場秀治人事総務グループ長は振り返る。
 三セクとは意思決定の早さが全く違った。空港ビル時代から要望があった携帯電話の充電設備などは、すぐに整備された。売り上げやコストに対する意識が違う。戸惑うケースも少なくなかった。
 仙台国際空港の従業員数は19年4月で160人を超え、民営化前に比べて倍増する。株主企業の出向者約30人と空港ビルなどの出身者約70人に加え、民営化後に中途採用した数が70人近くに上る。
 人員体制の急拡大は、仙台国際空港で深刻な人員不足が続いていたことの裏返しでもある。
 金子次郎取締役管理部長は「運営者を決める提案コンペの段階で必要人員を想定したが、実際に始めてみなければ分からないことが多かった」と語る。

<東北出身者7割>
 ほとんどの社員が未経験の業務に当たった。休暇は取りづらく、残業に追われた。岩井卓也社長は「日々の業務を回しながら体制を直していくのは本当に大変だった」と説明する。
 救いは、航空業界の人材流動性が高かったことだ。航空会社や空港運営会社などの経験者を次々と採用できた。そのうち7割を東北出身者が占める。東北の地方銀行を辞め、2月に入社した管理部の木村泰知さんは「交流人口の拡大で東北の経済を発展させるというミッションに共感した」と話す。
 社員のバックグラウンドが多様化する中で、三セク出身者たちが感じていた「民営化アレルギー」は薄まった。馬場グループ長は「岩井社長が最初、『皆さんが主役』と言ってくれた通り、われわれを重視してくれた。出身母体を意識しなくなった」と強調する。

<設備投資 負担も>
 企業としての足元が固まってきた一方、経営面では今後、厳しい局面を迎える。2期目の17年度に初の利益を計上。3期目の18年度も黒字は維持できそうだが、「設備投資で来期は非常に厳しくなる」(岩井社長)という。
 44年度の目標に掲げた年間旅客数550万人に対応できる旅客搭乗棟(ピア棟)を18年10月、20億円をかけて整備した。18年度の旅客数は358万人ほどの見込み。先行投資で建設費を抑えようという経営判断だが、年間で億単位になる減価償却費や管理費などがのし掛かる。
 ターミナルビルの大規模なリニューアルも計画する。岩井社長は「新規の設備投資を背負いながら利益を出していくということが次の挑戦だ」と意気込む。


関連ページ:宮城経済
2019年03月28日木曜日

6695チバQ:2019/04/01(月) 23:06:00
https://www.asahi.com/articles/ASM2L745RM2LPITB00L.html
広島)21年4月の広島空港民営化、運営を民間委託へ
有料記事

原田悠自 2019年3月15日03時00分
 2021年4月の広島空港(広島県三原市)の民営化に向けて、国土交通省は6日付で、空港の運営を民間委託することを正式に決め、事業計画の概要をまとめた。今年5月に委託先企業の募集を始める。民間のノウハウでLCC(格安航空会社)誘致や商業エリアの充実を進め、県も空港アクセスの強化を急ぐ考えだ。

施設一体運営 収益増狙う
 国交省が6日に示した事業計画は、委託先の民間企業が滑走路やターミナルビルに加え、空港周辺の県営施設なども一体的に運営するとし、収益増をめざす県の要望が反映された。

 空港は滑走路や駐機場を国が設…

残り:1063文字/全文:1305文字

6696チバQ:2019/04/12(金) 10:46:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00010005-norimono-bus_all
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
4/11(木) 16:36配信 乗りものニュース
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
垂直尾翼に大きく「Z」がひるがえるジップエアの機体デザイン(画像:JAL)。
「ZIP」な感じに!
 JAL(日本航空)が新たに展開していく国際線の中長距離LCC「ZIPAIR(ジップエア)」。その機体と制服のデザインが2019年4月11日(木)、発表されました。

【写真】「ジップエア B787」のデザインを詳しく見る!

 垂直尾翼は、コーポレートカラーのグレーをベースに、ジップエアのシンボルマークを配置。そして機体側面は、一筋の細いグリーンのラインを入れ、矢が「ビュッ(ZIP)」と飛ぶように、目的地へ向かって一直線に大空を飛びゆく姿をイメージしたとのこと。

 使用する飛行機はボーイング787-8型機。ちなみに「ZIP」は、英語で矢などが素早く飛ぶ様子を表す擬態語で、ジップエアの名称にはその意味も込められています。

 また、「Harmony Gray(ハーモニー・グレー)」と名付けられているそのグレーは「コストと満足度の調和」、「Trust Green(トラスト・グリーン)」と名づけられているそのグリーンは「安全運航・定時運航などの高品質なオペレーション」を示しているそうです。

垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
様々なアイテムを自由に組み合わせるジップエア制服(2019年4月11日、伊藤真悟撮影)。
空港や機内で制服を見るのが楽しそう!
 運航乗務員(パイロット)、客室乗務員(CA)、地上係員が着用する制服のデザインは、ファッションブランド「TARO HORIUCHI」や「th」を手がけ、世界的に注目を集めているというファッションデザイナー、堀内太郎さんによるもの。

「着回し」をコンセプトに、全体的な統一感を持ちつつ、その日の業務内容や天候、気分、体調などに合わせて、数あるアイテムのなかから自由に組み合わせられるのが大きな特徴。靴はスニーカーです。

「日常服のように、制服も着る人の意思で自由に組み合わせることができれば、スタッフはもっと自分らしく生き生きとした働き方で、集中して業務に邁進できる」という考え方のもと、こうした「機能美」を追求した制服の導入によって社員のパフォーマンスを最大限に引き出し、サービス向上に繋げることを目指すといいます。

「エアラインの仕事では、しゃがんだり立ったりを繰り返します。制服のデザインを依頼するにあたっては、着る人の動きも加味しました」(ZIPAIR Tokyo 西田真吾社長)

 ジップエアは2020年のサマースケジュールより、東京(成田)〜バンコク(スワンナプーム)線、東京(成田)〜ソウル(仁川)線で運航を開始する予定です。

恵 知仁(乗りものライター)

6697チバQ:2019/04/18(木) 15:14:23
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201904/0012244240.shtml
神戸空港 発着枠1日80回へ増やす案で調整
2019.04.15
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神戸空港=2014年、神戸市中央区
神戸空港=2014年、神戸市中央区

 関西経済連合会の松本正義会長は15日の定例会見で、関西の官民が協議中の神戸空港の規制緩和案について、発着上限を現行の1日60回から80回に拡大することで最終調整していると明らかにした。また、午後10時までの運用時間を11時まで延長する案についても公式に言及した。

 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の周辺自治体、経済団体でつくる「関西3空港懇談会」で2018年末から議論し、松本氏が座長を務めている。

 神戸空港の規制緩和が実現すれば、06年の開港以来初となる。現在、スカイマークと全日本空輸など4社が上限に近い便数を運航中。緩和で増便が期待される。

 この日の会見で松本氏は、運用時間と発着枠の拡大が「第一段階」との認識を示した。国内外の航空需要の高まりを背景に「関西へのアクセスを便利にする必要があるとだれもが考えている。阻害する要因はない」とも指摘した。

 一方、兵庫県の井戸敏三知事らが求めている国際線の解禁に関しては「中期的な観点で神戸の活性化を考えないといけない」と述べるにとどめた。合意を目指す提案には「どういう緩和をしていくか定期的に話し合う内容も含む」とし、国際化は継続課題となる見通し。

 関経連は、各団体トップらの会合の日程を調整しており、開催は5月にずれ込む可能性があるという。国への要請を経て規制が緩和される時期について明言を避けた。

 井戸知事は15日の定例会見で「求めている運用時間の延長と発着回数は(調整案と)隔たりがある」としつつも「段階的な対応としてそれなりに評価すべき」と一定の理解を示した。(内田尚典、井関 徹)

6698チバQ:2019/04/18(木) 15:15:08
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201904/0012233930.shtml
2019/4/12 06:00神戸新聞NEXT

神戸空港が午後11時まで延長 開港初の規制緩和へ
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の役割分担を決める「関西3空港懇談会」(座長=松本正義関西経済連合会会長)の構成自治体と経済団体が、神戸空港の運用時間を現行の午後10時から11時へ1時間延長するなどの規制緩和を国に求める方向で調整していることが11日、分かった。「24時間利用可能な海上空港」として神戸側が求めていた規制緩和に比べて小幅な内容にとどまるものの、実現すれば2006年の開港以来初となる。(内田尚典、長尾亮太)

 神戸空港には現在、運用時間は午前7時〜午後10時▽発着は1日60回まで▽受け入れは国内線のみ-という規制がある。いずれも05年の3空港懇の合意に基づくが、航空需要の拡大を受け見直しを議論していた。

 合意を目指す内容には、発着枠の拡大も盛り込む。定期便を含む国際線の受け入れは将来的な検討課題にとどめ、当面は現行の規制の範囲内で認められている「海外からのビジネスジェット」の受け入れを増やせるよう、通関、出入国管理、検疫体制の充実を訴える。

 各空港の役割については、関空が西日本を中心とする国際拠点空港▽伊丹が国内線の基幹空港▽神戸が神戸周辺の需要に対応する地方空港-との分担を踏まえ、神戸が関空と伊丹を補完する位置付けを明確にする。

 関空と伊丹は12年に経営統合し、運営権を民間に売却する手続き(コンセッション)を経て、16年にオリックスなど出資の関西エアポートによる運営が始まった。神戸も18年から関西エアが運営し、3空港一体運用が始まった。

 こうした状況を受け18年末、関経連の呼び掛けで8年ぶりに3空港懇が開かれた。席上、関西エアの山谷佳之社長は関空について、環境アセスメントで想定した年23万回を上回る発着の受け入れが必要になると指摘。兵庫県の井戸敏三知事は神戸、伊丹の国際化を要望していた。

 大阪府・市などの構成自治体、経済団体は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に向け、航空需要の一層の高まりに期待している。運航の安全性や環境への影響を含めた中長期の課題に対応するため、次回以降、年1回程度の定期開催も調整する。

6699チバQ:2019/04/21(日) 23:45:47
https://www.asahi.com/articles/ASM4C4JLDM4COBJB001.html
駐車場不足で「乗り遅れの心配も」 10連休の中部空港
豊平森 2019年4月16日10時38分
 中部空港(愛知県常滑市)の駐車場は春の10連休中、最大約5600台分も不足する見通しだ。空港会社は「非常事態」として、公共交通機関の利用を求めている。

 空港会社が11日に発表した。空港会社によると、9月にできる格安航空会社(LCC)向け第2ターミナル(T2)工事の影響で、空港内の駐車場は臨時駐車場を含めてかつての約1万台分から約7900台分に減少。一方で就航便数の増加は続き、駐車需要が連休中の大半で容量を超え、5月3日には開港以来最多の1万3500台に達する見込みという。

 尾頭嘉明・常務執行役員は「旅行者だけでなく、(複合商業施設の)フライト・オブ・ドリームズや空港見学に来る人も多い。これまでにない混雑が予想され、航空機に乗り遅れる心配もある」と訴える。

 そのため、T2に合わせて新設する立体駐車場2棟のうち1棟600台分を前倒しで活用する。また、各地でコインパーキングを運営する名鉄協商と協力し、ウェブサイト(https://www.centrair.jp/access/parking/full/別ウインドウで開きます)で、空港へのアクセス路線になっている名鉄常滑線沿線の駐車場の空き状況を案内。途中で電車に乗り換える「パーク・アンド・ライド」を呼びかけている。

 4月27日〜5月4日の空港の駐車場予約は、協力関係にある常滑市内の民間駐車場約2千台分も含めてすべて満車という。問い合わせは、セントレアテレホンセンター(0569・38・1195)へ。(豊平森)

6700チバQ:2019/04/24(水) 11:17:32
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190424/bsd1904240500005-n1.htm
全日空「A380」投入、ハワイ路線で火花 日航の牙城切り崩し狙う (1/2ページ)
2019.4.24 06:15
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 ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)と、日本航空(JAL)がリゾート地として高い人気を誇る米ハワイ路線をめぐって火花を散らしている。1954年にハワイ路線を就航し65年の歴史を持つ日航は先行の利が強みだ。これに対し、全日空は世界最大の総2階建て旅客機エアバスA380を5月に国内航空会社として初めてホノルル線に導入、日航の牙城切り崩しを狙う。

全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
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全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
20年までに3機体制

 全日空は成田-ホノルル線にA380を5月24日から就航させる。ハワイで神聖な生き物とされるウミガメ「ホヌ」をモチーフとしており、フライングホヌの愛称が付けられている。23日の内覧会で公開されたA380の内部には、横並びの座席をベッドのように使える「カウチシート」を日本の航空会社で初めてエコノミークラスに採用。ビジネスクラスにも仕切りのないペアシートを一部座席に設けるなど、「子連れの家族や若いカップルが快適に乗れるよう配慮した」(担当者)という。

 当初は水色の1機体制だが、2020年までにオレンジ色と緑色の2機を追加。成田-ホノルル線での座席数と便数を掛けた全日空の供給量のシェアは、航空会社全体に占める割合で34%に達する計画で、日航の30%を上回る見込みだ。「3機目が就航する2年後には日航を抜いて1位になる」。全日空の担当者はこう語り、自信を示す。

 全日空は、国際線の売上高が近年右肩上がりで上昇しており、15年3月期に日航を上回った。ただ、全日空の国際線の定期運航は1986年からで、54年から国際線を運航する日航と比べると歴史が浅い。そのため、全日空の国際線は確実な収益が見込めるビジネス客向けの路線展開が多く、「ビジネス路線でためたマイルをリゾート路線で使いたい」という声が多く上がっていた。ハワイ路線は、こうした声に応えるためにも、特典航空券の座席が確保しやすい520席のA380を導入した。他にも、機内食に20、30代の女性に人気のオーストラリア発のレストラン「bills(ビルズ」の人気メニューを取り入れるなど、ハワイ路線を国際線強化に向けた旗艦路線とする方針を鮮明にする。

高付加価値で“応戦”
 一方、全日空の攻勢に対し、日航も着々と手を打つ。まず、2017年9月に、それまで全日空と提携していたハワイアン航空と提携。同航空のハワイ各島路線を共同運航便(コードシェア便)とすることが可能となった。

 これに加え、昨年から「JAL HAWAII」キャンペーンを展開。特に個人旅行者をターゲットに各種サービスを提供する。所有者が使用しない期間にコンドミニアムや別荘などを貸し出す「バケーションレンタル」の利用のほか、米国出張の帰国途中にハワイで休暇を取ることが可能になるサービスや、休暇先で仕事をする「ワーケーション」を支援するための共同オフィスの提供など、ハワイに度々訪れる高収入の顧客を意識する。

 国際路線事業本部長の大貫哲也常務執行役員はハワイについて「時代の流れとともに、渡航形態が個人向けに変化している」と説明する。「『ハワイといえばワイキキビーチとショッピング』のスタイルではなくなってきた」という。ハワイの島々において、各種サービスメニューを用意する“ハワイリゾートの進化形”で全日空を迎え撃つ。

 日航は、路線の充実度でも18年4〜9月期では全日空を上回る。全日空が東京(成田、羽田)からのホノルル線しかないのに対し、日航は成田・関西・中部からホノルルへの便を運航しており、東京、名古屋、大阪の三大都市圏の利用客に対応できるなど、国際線65年の一日の長があるといえそうだ。

 少ない路線が不利の全日空はA380の就航を機に海外の空港では唯一のラウンジをホノルルに設けるなど、国内、国際線ともに日本を代表する航空会社としての立ち位置を明確にする考え。ハワイをめぐる両社の競争は熱気を帯びそうだ。

6701チバQ:2019/04/24(水) 13:31:24
https://this.kiji.is/490709141981725793?c=92619697908483575
熊本空港民営化 東アジア13路線誘致、九州中央の玄関口に
2019/4/16 09:57
©株式会社熊本日日新聞社

 国土交通省は15日、熊本空港の民営化に関する入札で優先交渉権者に選んだ企業グループの提案概要を公表した。東アジア路線の誘致を進め、国際線ネットワークを拡充。九州中央のゲートウェイ(玄関口)を目指す。バス路線を増やすなど二次交通も充実させる方針だ。

 提案したのは地元企業5社を含み、三井不動産を代表とする「MSJA・熊本コンソーシアム」。

 国際線では中国の北京や上海、タイのバンコク、ベトナムのハノイなど13路線を開設する目標を掲げており、誘致に関する専任部署を設置。小型機が就航しやすい環境も整備するとした。

 一方、国内線は新千歳や静岡などへの就航を目指し、民営化から約30年後の2051年度には全体の旅客数を622万人と、17年度の約2倍に引き上げる目標を示した。

 二次交通については、空港発着のバス路線数を現状の11から23に拡充。主に福岡や長崎、鹿児島など県外路線を増やす。

 提案には直接的な言及はないものの、県が整備予定のJR豊肥線三里木駅から分岐するアクセス鉄道の乗り入れも念頭に置いており、関係者によると、企業グループが建て替え予定の国内線と国際線が一体となった新ターミナルビルに直結した駅を目指すという。

 このほか新ビルについて、保安検査後のエリアの店舗面積を現在の54平方メートルから2500平方メートルに拡大するといった目標を掲げた。

 企業グループは4月中に国と基本協定を締結。19年7月にビル施設などの運営事業を始め、20年4月に空港運営全般の事業を開始予定。(嶋田昇平、中原功一朗)

(2019年4月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

6702荷主研究者:2019/04/28(日) 21:47:52

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/296665?rct=n_hokkaido
2019年04/15 21:54 北海道新聞
新千歳構内の道路アンダーパス化 22日から暫定供用

 【千歳、苫小牧】札幌開建は15日、新千歳空港構内の道路の一部をアンダーパス化し、22日から暫定的に片側1車線で供用を始めると発表した。

 アンダーパス化したのは千歳市のJR南千歳駅付近と苫小牧市美沢を結ぶ道路の一部で、千歳市美々と苫小牧市美沢にまたがる約830メートル。同開建が2016年から進めている国際線ターミナルビルと滑走路を結ぶ南側誘導路の増設に伴う工事で、誘導路の下を道路が通る。工事に伴い設けられていた迂回(うかい)路は廃止される。

全文:222文字

6703チバQ:2019/05/14(火) 11:49:03
https://www.sankei.com/west/news/190513/wst1905130037-n1.html
スカイマーク会長、神戸空港「すぐにも増便できる」
2019.5.13 20:45
 スカイマークの佐山展生会長は13日、神戸空港で報道陣の取材に応じ、官民でつくる「関西3空港懇談会」が神戸空港の規制緩和で合意したことを受けて、「(緩和が実現すれば)便数はすぐにも増やせる。発着枠が増えた20便は全部もらってもいいぐらいだ」と神戸を最重要視する姿勢を表明した。将来的な24時間運用と国際化を求め、サイパンやアジア方面に就航させる考えも明らかにした。

 懇談会は11日、令和3(2021)年ごろまでに神戸空港の運用時間(午前7時〜午後10時)を夜間に1時間延長して午後11時までとし、発着枠を現在の1日60便から80便に増やす規制緩和で合意。国際線就航は7年ごろまでの検討課題とした。

 佐山氏は、需要の多い羽田-神戸便について「羽田空港の発着枠が埋まっており増便は難しい。(午後11時以降に羽田発の)深夜便が空いているが、今回の合意では神戸で受け入れられない」と指摘。当面は発着枠の空いている路線を検討する方針を示した。

 神戸空港の規制緩和が、関西国際、大阪(伊丹)空港の業績に影響するとの懸念が根強いことに対しては「一歩踏み出すことでどんな影響があるか分かる。むしろ関西全体の旅客が増えると思う」と語った。

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201905/0012328241.shtml
スカイマーク会長 神戸空港国際化ならサイパン便検討
2019.05.14
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区

 スカイマークの佐山展生(のぶお)会長は13日、神戸空港で記者団の取材に応じ、同空港の国際化が実現した場合、サイパンやアジア地域向けの国際チャーター便を運航する意向を明らかにした。佐山氏は「関西が日本の窓口になるため(関西、大阪を含む)3空港が協力して受け入れ能力を引き上げてほしい」と述べ、国際化の実現に期待を寄せた。

 佐山氏は、11日の「関西3空港懇談会」で神戸の規制緩和が開港以来初めて合意されたことを「非常に貴重な一歩」と評価。同社は神戸を最重要拠点としており「将来的に24時間運用となり、海外にも行ける空港になってほしい。発着枠が増えた分だけ飛ばしたい」と意欲を示した。

 空港と新神戸駅を結ぶ公共交通機関の輸送力増強にも触れ「京都など新幹線沿線から旅客を呼び込めるようになる」と必要性を強調した。(長尾亮太)

6704チバQ:2019/05/14(火) 11:49:50
https://www.sankei.com/west/news/190511/wst1905110019-n1.html
神戸空港、夜11時まで運用、発着枠拡大 規制緩和で合意
2019.5.11 21:40産経WEST
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神戸空港=11日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影) 
神戸空港=11日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影) 
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 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を官民で議論する「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関西経済連合会会長)が11日、大阪市内で開かれ、神戸空港の規制を緩和することで合意した。運用時間は夜間1時間の延長、発着枠は1日60回から80回となり、開港以来初めての規制緩和が決まった。焦点だった神戸、伊丹両空港の国際線就航は今後の検討課題とされ、結論が持ち越された。

 3空港懇は昨年12月以来の開催。会合は非公開とされ、大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事、関西エアポートの山谷佳之社長らが出席した。


その他の写真を見る(2/2枚)
 今回の合意で、神戸空港の運用時間(午前7時〜午後10時)は午後11時までに延長。発着枠拡大とともに、遅くとも令和3(2021)年までに規制が緩和される。国際線就航を認めるかは、2025年大阪・関西万博に向けた中期的な課題との位置づけにとどまった。

 一方、関空の発着回数の上限(年間23万回)の根拠となる環境影響評価(アセスメント)の見直しも万博開催までの課題とされた。伊丹の国際線就航については「状況に応じて議論する」とした。

■ビジネス客増加に期待

 神戸空港の発着枠拡大などが合意されたことを受け、地元自治体や経済界には「規制緩和の方向が明確になった。まずは第一歩」(井戸敏三・兵庫県知事)などと歓迎ムードが広がった。夜間の運用時間が延長されればビジネス利用の増加につながり、地元が期待する国際線就航への機運も高まりそうだ。

 神戸空港は騒音の影響が少ない海上空港で、本来は24時間運用が可能とされる。空港から神戸市中心部の三宮までは車や新交通ポートライナーで約20分、阪神間や大阪市内にもアクセスしやすい。現在、羽田-神戸の最終便は午後8時15分発。運用時間が午後11時まで延長されれば、東京での滞在時間も延ばせることになり、ビジネス利用客の増加が見込まれる。

 神戸商工会議所の家次恒会頭は「東京で夜の会合に出席できるようになり、企業にとってメリットは大きい」と期待する。神戸市の久元喜造市長は、空港へのアクセス改善やターミナルの整備について「早期に検討を進めたい」と応じた。

■兵庫県知事は「不十分」

 ただ、兵庫県は昨年12月の3空港懇で運用時間を午前6時〜翌午前0時に、発着枠は1日120回にすることを提案。国際定期チャーター便就航も認めるよう求めていた。

 それだけに井戸知事は3空港懇後、「当初の主張が値切られており、不十分な点がある」と強調。兵庫県は、地元の要望が強い大阪(伊丹)空港での国際線再就航も訴えていく構えだ。(岡本祐大)

6705チバQ:2019/05/14(火) 11:50:31
https://www.kochinews.co.jp/article/276307/
2019.05.14 08:48
【動画】8銘柄飲み比べ 土佐酒バー高知空港に 搭乗前にほろ酔い!?
5/26まで 売店で土産購入も可能
 自動販売機を使った「土佐酒(さけ)バー TOSA GATE」がこのほど、高知龍馬空港の2階出発ロビーにオープンした。26日までの期間限定。8銘柄の中から500円で好きな3杯を飲み比べでき、国内外の旅行客が高知をたつ前の“ちょっと一杯”を楽しんでいる。

 「土佐酒バー」は、ワイン販売用のイタリア製自販機(縦60センチ、横120センチ、奥行き30センチ)を活用。ワンコインで30ミリリットルの容器を三つもらえ、飲み口など好みに合わせて店員が酒をついでくれる。飲んで気に入れば、空港内の売店で土産の購入も可能だ。


 仕掛けたのは、県酒造組合認定の土佐酒アドバイザー、平野宏明さん(48)=東京都出身。「素晴らしいお酒を造る高知の蔵元を知ってほしい」と、「高知家ビジネスプランコンテスト2018」に提案、優秀賞を受賞した。今春、合同会社「コチコチ」(高知市)を設立し事業化した。

 初日の12日は、純米大吟醸中心の豪華なラインアップで「まずは知ってもらうこと。赤字覚悟です」と平野さん。蔵元巡りの帰りという男女7人組は「何杯でもいける」「次はこの蔵元に行こう」などと、次々におかわりしていた。

 15日まで県東部、16〜18日は県中部、19〜21日は県西部の酒を用意する。営業は午前11時〜午後7時半。詳細は同社のHPか、フェイスブック、インスタグラムで「TOSA GATE」と検索。

土佐酒との「出合い」提供 経営の平野さん
 「杜氏(とじ)さんがチャレンジ精神旺盛。誰も使ったことのない酵母なんです」「蔵元初の純米大吟醸。手に入りにくいレアものですよ」

 高知龍馬空港にオープンした「土佐酒バー」では、経営者の平野宏明さん自ら店頭に立ち、酒のうんちくを語っている。「高知の蔵元は小規模でも精鋭。出合いの場を提供したい」。

 大学卒業後、会計事務所勤務を経て英国に留学し、経営学修士(MBA)を取得。外資系コンサルティング会社を経営していたが、ゆっくりした生活を求めて4年前に妻の古里、香美市へ移住した。

 転機は3年前。亀泉酒造(土佐市)の純米吟醸原酒を飲み、酸味と甘味の絶妙なバランスに衝撃を受けた。県内のほかの蔵元にも足しげく通うようになった。世界各国のワインを飲み歩いた経験から、土佐酒のポテンシャルを確信。「甘めの酒でも魚料理に寄り添える。グローバル市場で通用する」。

 バー事業のアイデアは、かつてポルトガルで見たワイン自販機から浮かんだという。

 日本ソムリエ協会認定の「ワインエキスパート」でもあり、酒の専門家として「海外、県外と高知をつなぐお手伝いをしたい」とも。バーの発展型のほか、訪日客を対象にした土佐酒ツーリズムなども夢に描く。

 「去りがたし、土佐の国」。紀貫之が帰京時に残した言葉を引き合いに、「高知を離れる人にそう思っていただける一助になれば」と力を込めた。(横田宰成)

6706チバQ:2019/05/14(火) 11:51:44
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201905/0012322557.shtml
2019/5/12 06:30神戸新聞NEXT

ビジネスマンに朗報? 午後9時台の東京発登場か 神戸空港規制緩和
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 神戸空港の運用が現行より1時間延長されて午後11時までになれば、東京からの最終フライトは午後9時台発になる可能性があり、東京出張のサラリーマンらに歓迎されそうだ。利用が集中する夜間の便は“ドル箱”で、新幹線との競争も激化するとみられる。

 関西エアポートによると、5月時点で神戸への空の最終便は午後8時15分羽田発、同9時半神戸着の便。スカイマークの市江正彦社長は3月、規制緩和で発着枠が拡大された場合、追加導入する1機を神戸空港に充てる意向を示しており、規制緩和後は、同9時すぎに羽田をたつ便の登場も見込まれる。

 対して、新幹線で新神戸に止まる最終は、同8時50分東京発、同11時38分着。新大阪には同9時23分発、同11時45分着。搭乗手続きや立地、便数の観点から単純な比較はできないが、東京から夜遅くに神戸に向かう場合、「飛行機の方が便利」という利用者が増えるかもしれない。

 東京や各地の造船所への出張で頻繁に空路を利用するという船舶用エンジン製造「ジャパンエンジンコーポレーション」(兵庫県明石市)の川島健社長は「伊丹空港の発着は午後9時までなので、神戸が同11時に延長されれば、より時間を有効活用できるので助かる」と話す。(上杉順子、三島大一郎)

6707チバQ:2019/05/21(火) 11:25:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00050284-yom-bus_all
羽田の米国便拡大、4社が10都市に12路線
5/20(月) 23:03配信 読売新聞オンライン
 米運輸省は、2020年に予定されている羽田空港の国際線発着枠拡大で、米国の航空会社が就航させる都市の素案を発表した。デルタ航空など大手4社が、ニューヨークやシカゴ、ホノルルなど10都市に12路線を展開する。

 内訳は、デルタ航空が最も多く、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルルの5路線。次いでユナイテッド航空がニューヨーク(ニューアーク空港)、シカゴ、ワシントン(ダレス空港)、ロサンゼルスの4路線。

 アメリカン航空はダラス・フォートワース、ロサンゼルスの2路線、ハワイアン航空がホノルルの1路線となる。航空会社の意見を踏まえ今後、正式に決める。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00010002-travelv-bus_all
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定、ロサンゼルスとホノルルは2便ずつ、ラスベガスは対象外に
5/17(金) 17:38配信 トラベルボイス
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定、ロサンゼルスとホノルルは2便ずつ、ラスベガスは対象外に
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定
米運輸省(DOT)は2019年5月16日(現地時間)、2020年夏の路線開設に向けて調整が進む羽田国際線の昼間発着枠について、米国航空会社4社による12路線を国土交通省に提案する方針であることを発表した。今年1月に、日米当局は日米航空協定を改正することで暫定合意。その際に羽田国際線12枠を米国航空会社に割り当てることが決められ、これに対して2月には4社が計19便枠を申請していた。

新たに申請する航空会社と路線は以下の通り。
・アメリカン航空:ダラス/フォートワース、ロサンゼルス
・デルタ航空:シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルル
・ハワイアン航空:ホノルル
・ユナイテッド航空:ニューアーク、シカゴ、ワシントンDC、ロサンゼルス

2月に申請した路線のうち、アメリカン航空のラスベガス、ユナイテッド航空のヒューストンとグアムが対象から外れた。アメリカン航空のダラス/フォートワース、デルタ航空のホノルル、ハワイアン航空のホノルルは発着時間帯別に複数申請されていた。

現在、昼間時間帯に運航されている米国便は、アメリカン航空のロサンゼルス線、デルタ航空のロサンゼルス線とミネアポリス/セントポール線、ハワイアン航空のホノルル線、ユナイテッド航空のサンフランシスコ線。

羽田の発着枠を米国運輸省に申請した米国航空各社は、今回の仮決定にコメントの機会が与えられている。デルタ航空によると、運輸省は各社からのコメントを検討後に2019年夏終盤に最終決定を発表すると見込まれているという。

今後、日米当局間の正式な合意を待つことになるが、米運輸省は新規発着枠便について2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック前の就航を希望している。

トラベルボイス編集部

6708荷主研究者:2019/05/26(日) 10:58:55

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44656980Q9A510C1962M00/
2019/5/13 6:30 日本経済新聞 中国・四国
民営化まで2年 広島空港、旅客500万人挑戦
(ウエーブ広島)

6709チバQ:2019/05/27(月) 18:50:42
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190527-00283217-toyo-bus_all
JALがハワイの「マイナー路線」開拓を急ぐわけ
5/27(月) 5:10配信 東洋経済オンライン
JALがハワイの「マイナー路線」開拓を急ぐわけ
JALのイメージキャラクターを務める嵐のメンバーがプリントされた飛行機。イベントにはメンバーの大野智さんと松本潤さんが駆けつけた(撮影:尾形文繁)
 常夏の楽園・ハワイと日本を結ぶ路線は航空会社にとって収益性の高い“ドル箱”だ。そこで圧倒的な存在感を示してきた日本航空(JAL)がいま、大きな戦略転換を迫られている。

【グラフ】ハワイ路線シェアはJALがANAを圧倒

 JALは5月22日、イメージキャラクターを務める人気アイドルグループ・嵐とコラボレーションした特別塗装機のお披露目イベントを開催した。嵐メンバーの大野智さんと松本潤さんらも同席。当日夜の成田=ホノルル便には早速この機材が使用された。

■ハワイ路線の情報発信を強化

 JALは今年に入り、ハワイ路線の情報発信を急加速している。

 4月21日には東京ミッドタウン日比谷で、JTBやエイチ・アイ・エスなど多くの旅行会社と共同でイベント「JAL HAWAII フェス」を開催。5月14日には、初日の出を飛行機に乗って上空から鑑賞する「初日の出フライト」を、2020年の元旦にハワイ諸島上空で初めて実施すると発表した。

 中でも注目を集めたのは、3月29日に開かれた新たなハワイ旅行コンセプトの発表である。大自然の中で夕陽や星空を堪能するキャンプ型宿泊サービス「グランピング」、高級別荘をレンタルして自分の家のように過ごす「バケーションレンタル」などを動画で紹介した。

 ただ、この動画の主な舞台となったのはワイキキビーチや人気商業施設「アラモアナ・センター」のあるオアフ島ではなく、ハワイ諸島主要8島のうち最大の島であり「ビッグ・アイランド」の愛称で親しまれるハワイ島だった。4月のイベントもハワイ島の紹介ブースが設けられており、5月発表の初日の出フライトもハワイ島上空を旋回する内容となっていた。

 なぜいまJALはハワイの情報発信を強化し、中でもハワイ観光の王道であるオアフ島ではなく、ハワイ島を重視するのか。その背景には、ライバル・全日本空輸(ANA)の急拡大がある。

 JALが日本からホノルル(オアフ島)への定期直行便を就航したのは1959年、つまり今から60年も前のことだ。日本の航空行政が主要な国際線を長くJALに限定していたこともあり、ライバル・全日本空輸(ANA)のハワイ線就航(1991年)より32年も先行している。

 2010年の経営破綻でJALは国際線縮小を余儀なくされたが、ハワイ路線は例外で、現在でもJALはホノルルへ、成田から1日4便、ANAにはない関西国際空港と中部国際空港からも1日1便運航している。

 2019年3月時点の日本―ハワイ間の供給座席数シェアはJALが31%で首位。2位はハワイアン航空の22%。ハワイアン航空とJALは2017年から共同運航(コードシェア)を行っており、両社を合わせたシェアは過半を超え、同13%のANAを圧倒している。

■「ハワイと言えばJAL」イメージが奏功

 これだけの強さを発揮できている理由について、JALの内藤建一郎・国際路線事業部長は「ハワイと言えばJAL、というイメージを形成できたからだろう」と分析する。圧倒的な座席数を供給し、1990年代に専用の特別内装ジャンボ機を投入するなど、「日本人のハワイ渡航需要を創出してきた自負がある」(同)。

 また、長い歴史で培ったハワイのホテルとの関係性も奏功している。JALは1984年から「ホノルルマラソン」のスポンサーを務め、客足が途絶える12月初旬の送客に貢献してきた。

 ハワイ戦略を担当するJAL国際路線事業部の阿部元久・アシスタントマネジャーは「ハワイはホテル需要が逼迫しており、ホテルとの関係が強いかどうかが(JALの座席利用率にとって)重要になる」と語る。というのも、今のハワイ旅行は航空運賃以上に、ホテルの仕入れ値が旅行パック料金に影響しており、「(ホテルと目に見える)提携をしていなくても、長い間送客してきた付き合いから、(JALの航空券を用いた旅行パックを、ホテルから)優遇してもらえている」(阿部氏)からだ。

 毎年12月初旬に開催されるホノルルマラソンだけでなく、年度明けで客足が遠退く4月初旬のハーフマラソン大会や、夏休み明けとなる9月下旬のロードレース大会など、複数の閑散期イベントをスポンサーとして支えている。

6710チバQ:2019/05/27(月) 18:50:58
 しかし、長年続いてきたJALの天下が覆ろうとしている。

 5月24日、ANAが世界最大のエアバス製旅客機「A380」を、成田―ホノルル線に導入したのだ。総座席数は520席と、ANAがこれまでハワイ路線で使用してきたB787-9(246席)の2倍超という驚異の送客力を誇る。就航時は週3便、7月1日からは週10便と徐々にB787-9からの置き換えを進めていく。

 これによりJALは首都圏(羽田・成田)発のホノルル路線の供給座席数で、ANAに逆転される。4月26日の決算会見で、JALの菊山英樹財務・経理本部長は「(ANAの座席数大量供給で)需給バランスが崩れるのは明々白々。(供給座席数を前年比で)10%以上落とす」という計画を明かした。

■ハワイ島で「JALの牙城」を築く

 劣勢に立たされたJALがひねり出した戦略が「ハワイ島」の活性化だ。ハワイ島のコナ空港に日本から直行便を運航するのは、JALとハワイアン航空のみ。しかも、ハワイアン航空はホノルル―コナ間の乗り継ぎ便を多数持つ。ANA不在のハワイ島は、JALが新たな「牙城」を築くのにうってつけなのだ。

 前出の阿部氏は「JALにはANAのA380のような目新しい機材がなく、今までどおりにやっていたらダメになる。どうやってJALのハワイ路線を愛し続けてもらうか考えたとき、ハワイ島を生かした新しい旅の提案にたどり着いた」と語る。

 JALの調査によると、今の日本人がハワイ旅行に求めるものの1位は、ホノルルでビーチと買い物を楽しむことではなく、ゆっくり過ごしたいニーズが大きくなっているという。JALとしては、ハワイ島でしかできない楽しみ方を創り出し、定着させていく考えだ。

 日本とハワイ島コナ空港を結ぶ路線の座席利用率は、年間通して90%程度のホノルル線を大きく下回る。昨年5月にハワイ島のキラウエア火山が噴火したこともマイナスとなった。前出の国際路線事業部長・内藤氏も「(高需要の)ホノルル線よりも、コナ線の需要をしっかり盛り上げていくことを優先する」と意気込む。

■西武、ヒルトン系と相次ぎ提携

 カギはハワイ島が注目されるようなアクティビティーをJALが用意できるかだ。今年2月にはハワイ島にリゾートホテルを構える西武ホールディングスと、3月にはコンドミニアムを多く抱えるヒルトン系の業者と、商品開発で相次ぎ提携した。

 それらの提携を生かしたハワイ旅行コンセプトを前述したような形で3月に発表したが、定まっているサービスはわずかで、中身が煮詰まっていないものがまだ多い。ハワイ戦略担当の阿部氏は「これから深めていく。世界中からアイデアを集めている」と今後の深化に自信を見せる。

 新天地・ハワイ島でANA追い落としを図るJAL。ハワイ路線盟主の座を死守するために、かつての開拓者としての手腕が再び試されている。

森田 宗一郎 :東洋経済 記者

6711チバQ:2019/05/29(水) 19:56:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000006-kumanichi-l43
天草エアライン、機長不足で窮地に 3割欠航続く 人員確保見通せず
5/20(月) 12:06配信 熊本日日新聞
天草エアライン、機長不足で窮地に 3割欠航続く 人員確保見通せず
機長不足で約3割の便が欠航している天草エアラインの「みぞか号」。4月26日にはエンジントラブルが発生し、5月4日まで全便欠航が続いた=天草市の天草空港
 熊本県などが出資する天草エアライン(天草市)が2月以降、機長不足のため、1日10便のうち約3割の便で欠航が続いている。直接の原因は3人の機長のうち1人が病気療養中のためだが、世界的なパイロット不足のあおりを受け、新たな機長確保はままならず、通常ダイヤに戻る見通しは立っていない。

 「利用者に大きな迷惑を掛ける」。10連休を翌日からに控えた4月26日、天草エアの吉村孝司社長は天草市で会見し、約3割の欠航が来年3月まで続く可能性に言及。深々と頭を下げた。同社によると、2020年3月期決算の純損益は数千万円の赤字の見込み。赤字転落は11年ぶりとなる。

根本的問題

 天草エアは50代の男性機長が2月下旬から病気療養のため乗務できなくなり、計画運休を実施。機長1人が運航できるのは1日8便、1カ月100時間の飛行時間などの上限があり、熊本、福岡、大阪の3路線のうち、飛行時間が長い大阪便を多めに欠航するなどして現体制で運航可能なダイヤに見直した。

 こうした事態に対し、国土交通省は「航空会社として機長が足りないのは異例の状況だ」(同省幹部)として、通常ダイヤへの早期回復を同社に要請。同省は1日10便の運航には予備人員を含め4人の機長が望ましいとしており、天草エアについては「人員が足りていない根本的な問題がある」と指摘する。

運航に支障

 天草エアもこれまで4人目の機長を探してきたが、見つからないまま機長不足で運航に支障が出た。県交通政策課は「格安航空会社(LCC)が増え、世界的にパイロット不足が深刻化している。小さな会社が新たな機長を探すのは難しくなっている」と頭を抱える。

 大手航空会社と給与水準の開きは大きく、蒲島郁夫知事は「パイロットの処遇改善も重要だ」との認識を示す。

 副操縦士の機長昇格に必要な国家資格は飛行時間1500時間以上などの厳しい要件があり、「昇格するまでには4〜5年かかる」(天草エア)。機長経験者を採用できても、機体の種類ごとに免許が異なり、すぐに機長としての乗務はできないという。

“命の翼”

 天草エアは、島内の慢性的な医師不足を解消するため、天草市に1カ月に延べ40〜50人の医師を運び、“命の翼”とも呼ばれる。市病院事業部によると、天草エアが使えない場合、医師らは九州新幹線で出水駅(鹿児島県出水市)からフェリーを経由して天草入りするという。同部は「現状では医師の到着に問題は生じていない。しかし新たな派遣を要請するときに、天草エアのダイヤが不安定なら交渉が難航する可能性がある」と不安を抱える。

 大型連休中には空路で天草入りできなかった観光客のキャンセルもあったという。天草宝島観光協会の赤木聖一事務局長は「天草エアラインが利用できるかどうかは、天草での滞在時間に直結する。早く通常ダイヤに戻ってほしい」と訴えた。(野方信助、赤池一光、嶋田昇平)

(2019年5月20日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

6712チバQ:2019/05/30(木) 11:38:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000097-asahi-int
イスラエルへの直行便が初就航 成田から週に往復3便
5/29(水) 23:27配信 朝日新聞デジタル
 イスラエルの「エル・アル航空」は29日、商都テルアビブのベングリオン空港と成田空港を結ぶ直行便を来年3月から就航させることを発表した。両国間の直行便の定期運航は初めて。週に往復3便を予定しているという。

 イスラエルは近年の経済発展がめざましい。特にテルアビブは「中東のシリコンバレー」と言われるほどハイテク産業が活発で、世界の注目を集めている。経産省によると、日本からの進出企業は昨年4月時点で70社となり、2013年比で倍増。日本からの投資額も120倍に急増し、17年には約1300億円にのぼった。

 また、観光客の行き来も増えており、同航空によれば昨年は4万人がイスラエルから日本を訪れ、日本からも2万人がイスラエルを訪問した。イスラエル外務省は「直行便の就航は、両国間の経済と外交関係の発展につながると信じている」としている。

 直行便の所要時間は、イスラエルから日本が11時間15分、日本からイスラエルが12時間半。現在は、乗り継ぎで16時間以上かかるため、大幅な時間短縮となる。

 両国間では昨年5月の首脳会談で直行便を目指す方向で一致し、調整を進めてきた。今年9月には、初の直行便として往復2便のチャーター便運航も予定されている。(エルサレム=高野遼)

朝日新聞社

6713チバQ:2019/05/30(木) 23:24:46
https://digital.asahi.com/articles/ASM5L6WFBM5LUDCB00Y.html?rm=319
千葉)成田空港、乗り継ぎ便利に 拠点空港「地位守れ」
有料記事

福田祥史 2019年5月29日03時00分
 成田空港で、米国から到着してアジアなどの別の国に向かう乗り継ぎ客への保安検査が、今月から一部省略された。日米両政府の合意に基づく措置で、国内の空港では初めて。乗り継ぎの円滑さをアピールし、アジアの拠点空港としての地位維持を目指す。

 初日の13日午後。米ヒューストンからの全日空便が着いた第1旅客ターミナルの到着口では、乗り継ぎ客が通常は閉じられている搭乗用の改札口を逆に進んで出発エリアに入り、乗り継ぐ便の搭乗口に向かった。

 全日空によると、この便は約230人の乗客の半数以上が乗り継ぎ客だった。従来は到着エリアを通り、乗り継ぎ検査場で検査を受けないと出発エリアに入れなかった。「お客様の利便性向上につながると期待している」と同社。

 ログイン前の続き成田国際空港会社(NAA)によると、搭乗前の手荷物などの保安検査は国ごとに基準が異なるため、出発国で検査を受けても、日本で乗り継ぐ際には改めて日本の検査を受ける必要がある。ただ、出発国の保安基準が日本と同等であると確認できた場合は、省略することができるという。

 日米は昨年夏、米国発の旅客の日本での乗り継ぎ検査省略に合意。NAAが試験運用を経て導入した。当面は、米国各地から到着する日米など8社の1日計17便が対象になる。

 これまでは、便の到着が重なるなどして乗り継ぎ客が集中すると、検査に時間がかかり、次の便に乗り遅れるなど影響が出ることもあったという。検査省略で乗り継ぎ時間が短縮され、検査場の混雑も緩和されると期待されている。

 NAAの夏目誠社長は「お客様の利便性が非常に高まり、成田空港の価値・魅力の向上につながっていく」と強調する。ニューヨークやシカゴからの便が対象の日本航空も「乗り継ぎ時間が短い場合などは特に効果的だ」という。

他の空港と競争激化 羽田便控え危機感
 米国からの便では、乗客や乗務員が拳銃や実弾を機内に持ち込む事案が後を絶たず、米側の保安検査を不安視する声もある。それでも乗り継ぎ検査省略に踏み切った背景には、他の空港との激しい競争がある。

 1978年の開港以来、成田空港はアジアの東端という地理的条件から、北米とアジア各国との乗り継ぎ拠点になってきた。だが、航空機の性能が向上して北米・アジア間の直行便が増えたのに加え、近隣国で相次ぐ巨大空港の開港や、羽田空港の再国際化で、その地位が脅かされている。

 国際線乗り継ぎ客は、2004年度の約670万人をピークに減少。18年度は、国際線旅客全体が3500万人を突破して過去最高を記録する中、約376万人まで落ち込んだ。

 NAAの調べでは、今年夏ダイヤでの北米への週間出発便数は、成田の320便に対し、韓国・仁川が208便、中国・上海で174便、羽田は98便と、今はまだ成田が圧倒的に多い。しかし、来年に予定されている羽田の国際線増便などを控え、危機感は強い。

 夏目社長は、14〜16年に羽田の国際線が1日41便、年間発着回数で約3万回増えた際、成田では1日24便、年間1・6万回、旅客数は330万人減ったと指摘。来年の羽田増便は1日50便、うち24便が米国便となるため、「前回より大きな影響が出るのは避けられない。特にアジアと北米の乗り継ぎ需要に大きな影響が懸念される」と認める。

 その上で、今回の乗り継ぎ検査の一部省略や、新たな誘導路設置による発着処理能力拡大で、乗り継ぎ機能が強化されるとして、こう繰り返す。「『北米とアジアの結節点』としての地位は何としても守りたい」

 課題もある。乗り継ぎ検査省略にあたり、到着客と乗り継ぎ客が混在しないよう、NAAは1便につき2人の警備員を配置するが、人手不足で要員確保が難しく、実施できるのは1日17便が限度だという。担当者は「逆戻りや乗り越えができないゲートを設置するなど、設備面で対応して対象便数を増やしていきたい」としている。

 到着口によっては、次の搭乗口に向かうため、エスカレーターのない階段を上る必要があったり、動く歩道が逆方向しか動いておらず、長い区間を歩かなければならなかったりするケースもある。(福田祥史)

6714荷主研究者:2019/06/02(日) 22:34:09

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/508854/
2019/5/10 6:00 西日本新聞 北九州版
北九州空港利用者数、3年連続過去最多 18年度178万人 貨物量も大幅増

2018年度の利用者数が3年連続で過去最高を更新した北九州空港

 北九州市は、北九州空港の2018年度利用者数が178万3432人(前年度比13万9338人増)となり、3年連続で過去最高を更新したと明らかにした。国際定期便3路線の新規就航が国際線利用者数を押し上げ、前年度比約1・4倍増の33万6535人となり、利用者を順調に伸ばした。貨物取扱量も前年度から約1・8倍と大幅に増加し、航空貨物の拠点化も進んでいる。

 18年度の国際線をみると、市と台北(台湾)を結ぶ国際定期便など、新たに3路線が就航。現在、計6路線となり、利用者数は2年連続で過去最高を更新した。路線別にみると、新規就航便以外の3路線は堅調で、前年度から利用客数が1万4462人増えた。新たに就航した3路線は計7万6292人が利用したが、利用率は50%後半から60%後半にとどまっており、集客に課題が残る。

 国内線の定期便は4路線。3月末に北九州と静岡を結ぶ定期便が新たに就航した。4路線の利用者は143万731人。前年度比8万2277人増で、5年連続で過去最高となった。

 貨物取扱量は8830トンとなり、前年度比180・9%と大幅増。市は、ANAグループによるアジア向け定期貨物便が昨年6月に就航したことが、取扱量増につながったと分析している。

=2019/05/10付 西日本新聞朝刊=

6715チバQ:2019/06/03(月) 16:07:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201906/CK2019060302000254.html
ベルリン開かずの空港「開港いつ?」 「2011年完成」から再三延期 総工費3倍

2019年6月3日 夕刊


建設工事が進むベルリンの「ブランデンブルク国際空港」。後方が新ターミナル

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 着工から十三年-。ベルリンの新空港「ブランデンブルク国際空港」は、いまだに工事が続く「開かずの空港」だ。当初の開港予定は二〇一一年。空港設備のトラブルなどが相次ぎ、開港が再三延期されてきた。空港会社は来年秋の開港を目指しているが、視界良好ではなさそうだ。 (ベルリン・近藤晶、写真も)

 「皆さんが最も興味のある質問は『この空港がいつ本当に開港するのか』ということだと思う。私たちは来年十月に開港できると確信している」。空港会社のエンゲルベルト・リュトケダルドルップ最高経営責任者(CEO)は先月、報道陣を前に自信を見せた。

 新空港の建設計画が浮上したのは、東西ドイツ統一直後の一九九〇年。ベルリンにあるテーゲル、テンペルホーフ(いずれも旧西ベルリン)、シェーネフェルト(旧東ベルリン)の三空港を集約し、統一ドイツの新たな空の玄関口とする計画だった。

 テンペルホーフ空港は、旧ソ連が西ベルリンへの陸上交通を遮断した「ベルリン封鎖」(一九四八〜四九年)の際、米国主導で物資の大空輸作戦が行われた舞台。ただ、滑走路が短く拡張も困難なため、すでに〇八年に閉鎖された。

ベルリン新空港のターミナルでは、今も工事が続く

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 現在稼働するテーゲル、シェーネフェルト両空港もターミナルが手狭で、老朽化が進む。レストランや免税店は少なく、日本からベルリンへの直行便は就航していない。欧州最大の経済大国の玄関口としては見劣りする。

 待望の新空港はシェーネフェルトを拡張する形で、新たなターミナルと滑走路が建設された。度重なる開港延期を余儀なくされたのは、ずさんな工事管理と政治介入による設計変更が原因とみられている。

 一二年の二度目の延期の際には、火災時に作動するはずの自動排煙装置に問題があることが判明。開港式典のわずか一カ月前に延期が決まった。電源ケーブルが密集しすぎて発火する恐れもあった。独メディアは、当時のベルリン市長らで構成する監査委員会が、エアバスの二階建て超大型機に対応できるよう求めたため、ターミナルの設計変更に伴い「排煙システムもそれに適応させざるを得なくなった」と指摘している。

 その後も開港延期が繰り返された結果、空港会社によると総工費は当初の二十億ユーロから三倍の六十億ユーロ(約七千三百二十億円)にまで膨らんだ。空港会社にはベルリンとブランデンブルク両州が37%ずつ、連邦政府が26%を出資しており、破綻すれば税金が投入されることになる。

 空港会社トップのリュトケダルドルップ氏は「破滅的な建設工事を修正する必要があったが、建設工事はほぼ終了した。今後数カ月で技術的な検査を終えられるだろう」と、来秋の開港に楽観的な見方を示す。

 昨年のベルリン二空港の旅客数は約三千四百五十万人。今後二十年間で五千五百万人に増えると見込まれる。ベルリン商工会議所のヤン・エダー専務理事は「現在はアジアへの旅客の15%しか直行便を利用できていない。長距離路線を誘致したい」と期待を寄せる。

 ところが、報道公開の二日後、独誌シュピーゲルは、リュトケダルドルップ氏が四月に政府関係者らに「来秋の開港は完全には保証できない」と発言していたと報道。安全認証機関が報告書で一万件以上の設備の不備を指摘していたことも明らかになった。空港会社の広報担当者は「開港予定に変更はない」としているが、来秋の開港に向け再び暗雲が漂い始めている。

6716チバQ:2019/06/03(月) 16:08:45
https://www.afpbb.com/articles/-/3227904
ロシア各地の空港、大統領令で改名 サハリン島にチェーホフ空港誕生
2019年6月1日 18:42 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
【6月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は先月31日、国内にある空港の名前を改称する大統領令に署名した。

【写真特集】ロシアに君臨する「タフガイ」、ウラジーミル・プーチン氏

 ロシアでは昨秋、同国各地にある空港約40か所の改名のため、オンライン上で国民に対し、候補となる有名人の名前を募るとともに、人気投票を行っていた。

 これまで国内の空港名はほぼ全て、村の名前など、地理的な名称が用いられていた。

 ロシアのモスクワ市内にあるシェレメチェボ空港(Sheremetyevo Airport)は、「エフゲニー・オネーギン(Eugene Onegin)」など機知に富んだ作品で知られる国民的詩人アレクサンドル・プーシキン(Alexander Pushkin)の名前が採用された。

 極東に位置するサハリン(Sakhalin)島のユジノサハリンスク(Yuzhno-Sakhalinsk)にある空港は、作家のアントン・チェーホフ(Anton Chekhov)の名前が取られることになった。

 ただチェーホフがサハリン島を訪れたのは、帝政時代における刑務所の過酷な状況について執筆するためだけだったとされる。

 かつてのプロイセン領で、現在はロシアの飛び地であるカリーニングラード(Kaliningrad)の空港をめぐっては騒動が発生。

 旧称ケーニヒスベルク(Koenigsberg)で1724年に生まれ、1804年に亡くなるまでこの地をほとんど離れなかったドイツの哲学者イマヌエル・カント(Immanuel Kant)に、地元の人々が賛成票を投じたものの、愛国心を欠いているとの批判を招き、結局は女帝エリザベータ・ペトロブナ(Elizabeth Petrovna)の名前が採用されることになった。

 この女帝の軍隊は1758年にカリーニングラードを占領。ただ5年後には同地を放棄している。

 シベリア地方の都市クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)にある空港は、同地を出生地とし、脳腫瘍により2017年に55歳で死去したオペラ歌手のディミトリー・ホロストフスキー(Dmitri Hvorostovsky)の名前が付けられた。

 他の都市は、北部の都市ムルマンスク(Murmansk)の空港が帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世(Nicholas II)の名前に改名されるなど、歴代の皇帝にちなんだものが多い。

 大統領令は先月31日に施行された。ただ新たな空港名の正しい英語表記については明らかになっていない。(c)AFP

6717チバQ:2019/06/03(月) 21:54:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00050201-yom-soci
有休取得でパイロット不足…ジェットスター54便欠航
6/3(月) 19:31配信 読売新聞オンライン
 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは3日、有給休暇を取得するパイロットが多数に上るなど勤務管理に不備があり、今月8〜30日に国内線・国際線の計54便が欠航すると発表した。1〜2日も同じ理由で16便が欠航していた。

 同社によると、パイロットらは4〜5月、10連休などの影響で十分休めておらず、夏の繁忙期も迫っていたため、早めの有給休暇取得を促したところ、6月は普段の倍近い取得申請があった。これを踏まえて勤務体制を敷いたが、不測の病欠者らが相次いだほか、乗務に必要な訓練の完了が遅れるパイロットも出て、調整がつかなくなったという。

 8日から欠航するのは成田発着便を中心とする国内線8路線と、国際線2路線の計54便。影響人員は計約7500人に上り、他社便も含めた振り替えや払い戻しの対応を取るという。

 同社は「計画的な休暇取得が進められず反省している。7月以降は通常通り運航できる」としている。

6718とはずがたり:2019/06/04(火) 22:22:10
ジェットスター、6月70便減便 パイロット手配できず
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45624420T00C19A6XQH000/
2019/6/3 19:25

6719チバQ:2019/06/06(木) 13:15:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-03383733-saga-l41
全日空、佐賀-羽田深夜便チケット販売開始 条例可決前で県議「勇み足では」と苦言
6/6(木) 9:39配信 佐賀新聞
全日空、佐賀-羽田深夜便チケット販売開始 条例可決前で県議「勇み足では」と苦言
 全日空(ANA)は5日、佐賀空港の羽田便について、お盆の時期に合わせて8月9〜18日の10日間増便して1日往復6便にすると発表し、チケットの発売を始めた。就航には佐賀県の条例改正などが必要だが、議会で可決されていない段階での販売開始に、県議からは「勇み足ではないか」との苦言も漏れた。

 羽田を午後9時に出発して佐賀に同10時50分に到着する便と、佐賀を午後11時10分に出発して翌日午前1時に羽田に到着する便を期間限定で運航する(金、土曜日は佐賀午後10時発―羽田同11時50分着)。機体はボーイング737―800(プレミアムクラス8席、一般席158席)を使う。運航については「関係機関の承認が条件となる」とただし書きを添えている。

 県は11日に開会する6月議会に、深夜便に対応するために空港の運用時間を延長する条例改正案を提出するが、採決は7月1日を予定している。条例改正前のチケット売り出しについて自民党のベテラン県議は「必要な手続きかもしれないが、勇み足ではないか。手順を踏まなければ、慎重な審議を県議会に申し入れた柳川市の反応も心配だ」と指摘した。野党会派の県議も「議会軽視ともとれる。一般質問で執行部の姿勢をただしたい」と述べた。

 県空港課は「条例を改正する方針を県が4日に発表したことを受けて、販売開始を判断されたのだと思う」と話し、「運航は条件付きとも明記されている」と理解を示す。全日空佐賀支店は「通常は355日前からのチケット販売で、プレスリリースに合わせてチケットも発売した」と説明している。

6720チバQ:2019/06/07(金) 14:14:16
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/383740
佐賀空港深夜便で柳川市、慎重審議求める 市長ら県議会に要望書
6/6 9:15
佐賀空港の深夜便就航案を巡り、関連する条例改正案を慎重に審議するように桃崎峰人佐賀県議会議長(手前左から2人目)に要望した金子健次柳川市長(奥右)=県議会棟 拡大する
佐賀空港の深夜便就航案を巡り、関連する条例改正案を慎重に審議するように桃崎峰人佐賀県議会議長(手前左から2人目)に要望した金子健次柳川市長(奥右)=県議会棟

 佐賀県と全日空(ANA)が佐賀空港への深夜の羽田便就航を目指していることを巡り、着陸経路となる福岡県柳川市の金子健次市長や樽見哲也議長らが5日、コース設定を不服として、桃崎峰人県議会議長宛てに要望書を提出した。11日開会の県議会に上程予定の佐賀空港の運用時間を改める条例改正案の慎重な審議とともに、西側からの着陸を原則とすることなどを促す付帯決議を求めた。

 県議会議長室で会談した金子市長は、県が提示している着陸経路では騒音やライトの光が住環境に影響すると懸念を伝えた。佐賀県側の海上を飛行して西側から進入することを原則とし、現在は東側だけに設置されている自動着陸誘導装置(ILS)を西側にも設置することを求めた。

 桃崎議長は会談後、「柳川市の状況と思いをしっかり承って、議会の中で審議したいということを伝えた」と報道陣に述べた。付帯決議を目指すかどうかについては明言を避けた。

 金子市長は取材に「完全に反対ではなく、佐賀の海上から入ってくれれば理解をしたい」と述べた。県が5月30日の国への政策提案で、国土交通省にILSの増設を要望したことを「努力していただいている」と評価し、条例改正後であっても県と協議をする姿勢を見せた。

6721チバQ:2019/06/07(金) 14:44:00
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190607_13012.html
<仙台空港>深夜便数を抑制 時間延長目指す宮城県、新たな騒音対策提示へ
 仙台空港(名取、岩沼両市)の24時間化を含む運用時間延長を目指す宮城県が、深夜帯の離着陸便数を抑制するなど新たな騒音対策をまとめ、地元に提示することが6日、分かった。延長に必要な地元同意に向け、騒音への不安解消を図る。
 対策は(1)午後11時〜翌朝5時の離着陸を1夜間2回以内に制限(2)市街地上空を避け、海側に離着陸する「優先滑走路方式」の実施率向上(3)住宅の防音対策に助成制度を創設-の3項目。
 深夜帯の離着陸回数は、2044年度の乗降客数を550万人、貨物取扱量2万5000トンとして試算。午後11時〜翌日午前5時は鉄道が運行していないことなどから1.7便にとどまると見込んだ。
 延長を目指す時間帯のうち、夜間(午後9時半〜11時)と、早朝(午前5時〜7時半)は計16.1便の離着陸を想定した。深夜帯の便数を抑えることで、住民の騒音に対する懸念を払拭(ふっしょく)したい考え。
 優先滑走路方式は既に導入しているが、実施率は5割強にとどまっている。風向、風速に加え、離着陸が同じ方向になるため、主に混雑時間帯は山側に離陸するケースが多い。
 県は2016年4月〜17年3月の気象データを基に試算した結果、便数が少ない午後10時〜午前7時に同方式を運用できる割合は、離陸時77.8%、着陸時87.6%に引き上げられるとした。
 防音対策は、航空機騒音防止法で補助対象外となる62デシベル以下の地域のうち、57デシベル以上の地域で、寝室の内窓やエアコンの設置への助成を打ち出す。
 県は新たな対策を7日の岩沼市議会調査特別委員会で示すほか、地区協議会や町内会などに順次説明する。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月07日金曜日

6722チバQ:2019/06/07(金) 22:50:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-11256713-kbcv-l40
佐賀空港深夜便チケット販売に柳川市が反発
6/7(金) 20:00配信 九州朝日放送

九州朝日放送

佐賀空港と羽田を結ぶ深夜便が運航する計画があります。

飛行ルートの真下となる福岡県柳川市は、慎重に議論するよう佐賀県議会に申し入れたのですが、5日からその便の発売が始まる事態になっています。

佐賀空港の利用客は、「仕事終わってからでも帰ってこれるからいいんじゃないですかね」「今まで遅い便がなくて福岡とかに行ってたので、佐賀に便出来ることは非常に利点がある」と深夜便の運航を歓迎する声が多く聞かれました。

佐賀空港に着陸するルートは2つ。東側のルートは、柳川市の上空を通っています。

柳川市上空を通過する様子です。轟音を立てて飛んで行きました。

柳川市に住む猿渡昭光さん(78)は、「私含めて高齢の人は夜は早い。

10時前には寝る、日常生活に影響が出ることは確実」と話します。

全日空と佐賀空港は、夏休みシーズンに羽田の深夜便を運航させる計画をしています。

ただし、現状では佐賀空港を午後10時から午前0時半までの間、運用することが出来ません。

運航には、佐賀県議会で条例を改正する必要があり、来週から議会で議論される予定です。

5日、柳川市の金子市長が佐賀県議会を訪れ、柳川市民に影響の少ないルートへの変更などを求める要望書を提出しました。

しかし全日空は、「関係機関の承認が必要」という但し書きをつけて、8月9日から18日の深夜便のチケットの販売を始めました。

金子市長は「条例案の提出すらしていない段階で大変遺憾だ。」と批判し「深夜便の離着陸は空港西側のルートでということを確認したい」と話しています。

九州朝日放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-03382769-saga-l41
「佐賀空港深夜便ダメ」 柳川市長、着陸経路を問題視
6/4(火) 10:42配信 佐賀新聞
「佐賀空港深夜便ダメ」 柳川市長、着陸経路を問題視
佐賀空港への深夜の旅客便就航案を巡り、着陸経路への懸念を示した金子健次柳川市長(右)=福岡県の柳川市役所
 佐賀県と全日空(ANA)が佐賀空港の羽田便で午後11時ごろに離着陸する深夜の旅客便の就航を目指していることを巡り、着陸経路となっている福岡県柳川市の金子健次市長は3日、記者会見を開き、騒音や航空機のライトによる影響を懸念し「市民の生活環境を犠牲にしてまでの地域振興はあり得ない。原則反対」とする考えを示した。佐賀県議会の桃崎峰人議長宛てに5日、慎重な審議を求める要望書を提出する。

 柳川市によると、佐賀県から1月に佐賀空港の運用時間の変更に関する申し出があり、計4回にわたって説明を受けた。県は衛星利用測位システム(GPS)を利用した航法「RNAV(アールナブ、広域航法)」を用いて東西から着陸する経路を示したという。

 これに対し、柳川市は東側から着陸する経路を問題視し、市の周縁に沿うようにして飛行するため、夜間は騒音や民家に差し込む光で現状でも市民から苦情が出ていると説明した。2016年に両者で結んだ合意書に基づき、3月に休止になった夜間貨物便と同様に「原則、佐賀県側海上(西側)からの離着陸が最低条件」とする考えを示した。

 しかし、折り合わないまま5月24日、県側から6月定例県議会に条例改正案を提出する考えが伝えられたという。金子市長は会見で「今後は通年での就航や、最終的には24時間空港の可能性もあるのではないか。それでは市民生活が脅かされる」と反発した。5日の県議会議長への要望では、原則西側から進入することや、自動着陸誘導装置(ILS)の空港西側への増設を促す付帯決議を求める。

 県空港課は「着陸経路は安全性や快適性、定時性を踏まえている。地域振興と生活環境の保全を両立するため、引き続き丁寧に説明したい」と話す。

6723チバQ:2019/06/10(月) 21:07:19
https://diamond.jp/articles/-/204779
2019.6.10

LCCピーチとバニラの統合、ANAが主導した「政略結婚」の舞台裏
ANAホールディングス(HD)が傘下LCCであるバニラ・エアとピーチ・アビエーションの統合を発表して1年、ピーチへの路線移管が始まった。競合と戦うための規模拡大と中距離線進出を狙うものだが、過去の失敗をリセットする意図も透ける。新生ピーチは新たな成功の方程式を模索する。(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)
「ピーチちゃんとバニラ君。二人が愛し合った時、想像できない奇蹟が」。恋愛映画のような映像が流れた後、ピーチ・アビエーションとバニラ・エアの客室乗務員がバージンロードを歩き、2社のトップを兼務する井上慎一が神父のように見守る前で指輪の交換ならぬ「モデルプレーン(模型飛行機)の交換」。会場は大きな拍手に包まれた。

 ANAHDは2018年3月にバニラの事業をピーチに一本化すると発表。19年3月31日よりピーチへ路線を段階的に移管し、バニラの黄色い飛行機をピーチカラーに塗り替える作業が始まった。現場の人材の再訓練などを含め、19年度中に統合は完了する予定だ。

 ピーチは日本拠点のLCCとして2位、バニラは3位。統合するとジェットスター・ジャパンを抜きトップに立つ(図表参照)。

 3月1日に大阪で開催された“結婚式”では、2社の統合が前向きなものであることが盛んにアピールされた。しかし、統合は互いに恋焦がれた“恋愛”結婚ではない。“親”であるANAHDが決めた“政略”結婚である。

 共に12年に産声を上げたが、たどってきた道のりは両社明暗を分けた(下表参照)。

 バニラはマレーシアのLCCであるエアアジアとANAHDの合弁会社、エアアジア・ジャパンとして発足した。ところが、就航から1年もたたずに合弁を解消。ANAHDが全株を引き取り、社名を変更して営業を再開したものの、赤字続き。損失が累積していた。対してピーチは就航2年で黒字化し、3年で累積損失を解消。5期連続で増収、黒字を達成している。

 下馬評は旧エアアジア・ジャパンの方が高く、ピーチには「(当時は閑散としていた)関西空港が拠点ではうまくいかない」と冷ややかな見方が多かった。なぜ下馬評とは逆の結果になったのか。

 旧エアアジア・ジャパンは海外の成功モデルの輸入を試みたが、しがらみの多い日本の航空業界では実現し得なかった。ANAとエアアジアのカルチャーは正反対で、“性格の不一致”により“離婚”。その後わずか半年でバニラを再組織するに当たり、幹部はANAからの出向者で固められた。彼らはLCCに対する知識も覚悟も持ち合わせていなかった。

 ピーチはCEOの井上以下、ANAから各部門のエースが覚悟の上“片道切符”で転籍した。彼らは欧州最大手LCCのライアンエアーを手本にビジネスを研究し尽くした上で、若い女性をターゲットに、気軽に乗れる「空飛ぶ電車」をコンセプトにするなど、独自の戦略を立てた。また、香港の投資家らを株主に迎え、株主の厳しい要求に応えることで自らを鍛えた。

 LCCビジネスは低運賃で提供するために運航効率を極限まで高め、固定費を抑える薄利多売モデル。無駄の排除と搭乗率への執念はフルサービスキャリアの比ではない。

 エアバスA320(180席)の便で収益構造をざっくり捉えると、客単価1万円で搭乗率100%なら1便180万円の収入。運航費用を160万円程度に抑えるのが模範だ。各社の路線網の特徴、「運賃×搭乗率」を最大化する販売戦略、コスト低減力により収益性に差が出る。

 次の図は3社の1便当たりの収益性で、ピーチは他社に比べて費用の割合が低い。ローコストを徹底しているからこそ利益を出す力が強いことが見て取れる。

6724チバQ:2019/06/10(月) 21:08:15
 ピーチが重視するのは飛行機の1日平均稼働時間。「飛行機を寝かせないよう、深夜便による安近短旅行を提案して、稼働時間を10時間超まで高めた」とCFOの岡村淳也。ビジネスマンの利便性重視でダイヤを組むフルサービスキャリアとは発想が異なる。

 他にも、1台数百万円するセルフチェックイン機を段ボールで自作しコストを10分の1にしたり、業界の常識に縛られない手を繰り出してきた。結果、日本のLCC市場をリードする存在に化けた。

 ANAHDはその成長を取り込もうと、17年に304億円を投じて子会社化した。日本航空(JAL)が破綻のみそぎを終えればLCCを立ち上げると読み、バニラに早急にてこ入れし、かつ中距離線で先行したい思惑があった。

 「もうからないことが大嫌い」と公言する井上は、バニラの救済合併や中距離線進出に興味を示さなかった。それでもピーチが最終的にバニラを受け入れたのは、押し寄せる“黒船”に対抗するには規模を拡大し人員体制を強化する必要があること、首都圏マーケットを取り込まなければ成長に限界が来ることを自覚していたからだ。

 LCC市場は国内線、国際線共に関西より首都圏の方が成長余地は大きい。首都圏空港は20年に発着枠を拡大し、成田のLCCターミナルは利用客を倍増させる計画を打ち出している。バニラと一緒になれば、西と東に拠点を構え、豊富な人材も武器に、国内外に路線を拡大する戦略を描ける。

 利用客の反応を見ると、リピーターほど統合に対し不安の色が濃い(下図参照)。とりわけピーチは、数十回、数百回の搭乗歴を持つファンを獲得してきたことが強み。客室乗務員が関西弁で「ホンマ、おおきに」と出迎えるなど、癖の強さでも支持を集めてきた。統合後、首都圏の客が嫌がりそうな個性を消していくのではないかとピーチファンは懸念する。

 「とがってきたピーチが万人受けを狙う必要はない。むしろ、まだ足りないのがコアなファンづくり」と井上は言う。ピーチ利用客の5割は20〜30代。常道なら、ファミリーやアクティブシニアなどへパイを広げるべきところ。新生ピーチのマーケティングはなかなかにかじ取りが難しい。

6725チバQ:2019/06/10(月) 21:08:38
裏テーマは初の円満統合
 かじ取りが難しいのは社内も同様だ。ピーチ幹部によると、統合プロジェクトの裏テーマは「日本の航空史上初の円満統合」。JALが破綻した要因の一つは、日本エアシステム(JAS)との統合で社内にあつれきが生じたことであった。ANAグループでも過去の統合にはかなり手を焼いた。

 統合ショックでパイロットや整備士が大量離職すると、貴重な人材を確保する狙いが外れてしまう。バニラと同じ成田拠点のジェットスター・ジャパンに流出すれば、不利な状況に置かれる。一方、間接部門は大阪勤務の可否もあって人員整理が避けられない。


井上慎一(いのうえ・しんいち)●ピーチ・アビエーションCEO、バニラ・エア社長
1958年生まれ。三菱重工業を経て、90年全日本空輸入社。2008年からピーチ設立の準備を始め、11年CEOに就任。Photo by Rika Yanagisawa
 統合発表後、バニラ社内では、さまざまなうわさが飛び交った。「それを払拭するために、チームビルディングを何よりも重視した」と井上。昨年11月から井上がバニラ社長を、ピーチ副社長の森健明がバニラ副社長をそれぞれ兼任。バニラ社員と直接対話し、2社間の人事交流を進めてきた。

 最も気をもんだパイロットについては、18年3月時点でピーチが224人(訓練生を含む)、バニラが123人。「採用を続けていることもあり、(1年前の)2社合算数より多く確保」(経営企画室長の遠藤哲)し、当座は乗り切った。

 それでも、課題は山積み。例えばバニラで稼ぎの悪い路線の見直し。すでに成田〜函館など一部の路線は廃止されたが、水面下で奄美大島線のてこ入れを始めた。

 それまでJAL単独だった成田〜奄美線にバニラが格安運賃で就航したのが14年。年間10万人を運び、地元に42億円の経済効果をもたらした現象は「バニラ効果」と称され、LCCが地方を活性化する手本になった。が、実のところこの路線は国や鹿児島県による「振興交付金」頼みだった。

 関係者の話を総合すると、この交付金頼みからの脱却を画策している。コストマネジメントやファンを引き付けるブランディングなど、奄美線はピーチメソッド注入による改革の試金石になる。

 今秋には2社合計38機36路線となり、「50機50路線」体制にするのが当面の目標。通過点として統合発表時(17年度)の売上高877億円(両社合計)、営業利益66億円(同)を、20年度に売上高1500億円、営業利益150億円に引き上げる計画だ。そして従来の短距離線(4時間圏内)の枠を超え、20年度下期に7〜8時間圏内のアジア中距離線に進出する。

 ピーチはLCCの基本である短距離線で成功を収めた。が、中距離で同じ勝利の方程式は通用しない。中距離用に新型2機を導入するが、どこに飛ばすか、どの層を狙うか、コンセプトは何か、議論は始まったばかり。新生ピーチの最大のチャレンジは、新方程式を見いだすことにある。(敬称略)

6726チバQ:2019/07/02(火) 01:28:23
https://www.afpbb.com/articles/-/3233020
北京に巨大新空港「大興国際空港」完工、建国70周年に合わせ9月開業へ
2019年7月1日 17:04 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ]
【7月1日 AFP】中国・北京で6月30日、総工費1200億元(約1兆9000億円)の巨大な新空港、北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)が完工した。開業は9月30日。70回目の建国記念日「国慶節」の前日に当たる。

 中華人民共和国は1949年10月1日、毛沢東(Mao Zedong)によって建国が宣言された。国慶節には北京中心部で大規模な軍事パレードが行われ、習近平(Xi Jinping)国家主席が閲兵する。新たなハブ空港の開業日には中国共産党の統治70周年を祝賀する意味もあり、国慶節に彩りを添えることになる。

 天安門広場(Tiananmen Square)から南に約46キロ離れた新空港は、ヒトデに似た外観の近未来的なターミナルビルと滑走路4本を備え、年間旅客数は最大7200万人を見込む。全施設の本格稼働は2025年を予定している。

 2040年までには滑走路を軍用1本を含む計8本に拡張し、年間旅客数を1億人に増やす計画だ。設計関係者によれば、これは単一ターミナルの空港の旅客処理能力としては世界最大になるという。

 新空港プロジェクトの工費は、鉄道路線や道路の整備も含めると総額4000億元(約6兆3000億円)に上る。(c)AFP

6727チバQ:2019/07/03(水) 20:18:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00010005-doshin-bus_all
北海道内7空港運営、HKK連合に 民営化、来年度委託 仏公団連合破る
7/3(水) 12:08配信 北海道新聞
北海道内7空港運営、HKK連合に 民営化、来年度委託 仏公団連合破る
新千歳空港のターミナルビル
「北海道空港」など中核 優先交渉権者に選定
 北海道内7空港の運営を一括で委託する空港民営化で、国土交通省は3日、2次審査の結果、北海道空港(HKK、札幌)、三菱地所、東京急行電鉄、日本政策投資銀行(いずれも東京)を中核メンバーとする企業連合を運営事業者となる優先交渉権者に選定した。2020年度に委託が始まる。同日午後、正式発表する。

 国内では関西、伊丹、神戸の3空港が一括運営されているが、4カ所以上の空港の一括運営は初めて。

北海道内7空港運営、HKK連合に 民営化、来年度委託 仏公団連合破る
民営化される道内7空港
新千歳、旭川、函館、釧路、稚内、女満別、帯広が順次民営化
 HKKなどの企業連合は8月に空港を管理する国、道、旭川、帯広市の4者と基本協定を締結し、具体的な運営条件に関する協議を開始。9〜10月に空港運営の特定目的会社(SPC)となる新会社を設立し、新会社と4者が実施契約を結ぶ。その後、20年6月に新千歳、10月に旭川、21年3月に函館、釧路、稚内、女満別、帯広空港が順次民営化される。運営委託期間は原則30年。

 2次審査は、HKKなどの企業連合と、フランスのパリ空港公団(ADP)、加森観光(札幌)、東武鉄道グループ(東京)、東京建物(同)による企業連合が競っていた。(本庄彩芳、徳永仁)

北海道新聞社

6728チバQ:2019/07/03(水) 20:19:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00010000-doshin-hok
ジンギスカンテラスやフードコート 変わる旭川空港
7/1(月) 6:02配信 北海道新聞
ジンギスカンテラスやフードコート 変わる旭川空港
大雪山系を望む開放的なジンギスカンテラスで、ジンギスカンを味わえる(宮永春希撮影)
 【東神楽】道北の玄関口の旭川空港(上川管内東神楽町)に5月、飛行機や大雪山連峰を眺めながらジンギスカンを味わえるテラスが誕生し、空港利用者や地元の人たちの人気を集めている。9月には空港内に飲食店など10店が入るフードコート「空市(そらいち)」も開業する。待ち時間を過ごすだけではなく、「楽しめる空港」への転換が進む。

【動画】眺望とジンギスカン最高

 エンジン音を響かせ滑走路から飛び立つ旅客機。48席あるテラスから「わぁー、すごい」「よく見えるね」と驚きの声が上がる。

あふれる開放感
 国際線ターミナルビル屋上にあるジンギスカンテラス「カムイチカプ」だ。広さは約200平方メートルで屋根付き。ビルを運営する第三セクターの旭川空港ビルが5月25日に開いた。カムイチカプはアイヌ語で「神の鳥」や「フクロウ」の意味で、空の旅の安全への願いを込めた。

 6月中旬、旭川市内での医学学会に出席するために訪れた大分市の医師三股(みまた)浩光さん(59)は「開放感があり、ジンギスカンもおいしい。次回、立ち寄った時はゆっくりお酒を飲んでみたい」。

 提供するのは金子精肉店(上川管内和寒町)の味付きジンギスカンや大雪地ビール(旭川市)のビール。ほかにアスパラガスやトウモロコシなどの地場産野菜も出す。佐藤多恵店長(48)は「最近は生ラムジンギスカンが人気ですが、食べ方や味は道内各地で異なる。うちはあえて味付きにしました」と言う。テラス内には、一望できる大雪山系や十勝岳連峰の山々を紹介するパネルを置き、双眼鏡も貸し出している。食事をしない人にも開放しており、豊かな自然に見入る家族連れやカップルも多い。

9月には「空市」
 旭川空港は約49億円をかけ、昨年11月に国際線ターミナルビルを開業、年間50万人の国際線乗降客の受け入れを可能にした。9月20日には「北北海道のグルメ」をテーマにした空市もオープン。鉄板焼きや海鮮丼、カレーの店が利用客らを迎える。旭川空港ビルは近隣の住民も足を運びたくなる商業施設にしたい考えだ。

 佐々木恵一専務は「(道内7空港の運営を一括民間委託する)来年の空港民営化に向け、集客に力を入れ、安定した収入につなげたい」と話す。

6729チバQ:2019/07/09(火) 20:18:27
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12492.php
ヒースロー空港が「同性愛は死刑」のブルネイに静かな圧力
Heathrow Puts Pride Ads Near Royal Brunei Check-In to Protest Anti-Gay Law

2019年7月8日(月)17時20分
ダニエル・エイブリー
<LGBTキャンペーンのポスターに登場するのは全員、LGBTの空港職員。イギリスを住みやすくしている多様性の価値観を世界に発信している>

イギリスのヒースロー国際空港はこのほど、性の多様性がテーマのポスターを、ロイヤルブルネイ航空のチェックインカウンター近くに掲示した。同性愛を刑事罰の対象とするブルネイに対する静かな抗議だ。今年4月、東南アジアのブルネイでは、同性間の性的関係に死刑を科すという新しい法律が制定され、国際的に大きな批判を集めた。


ポスターは、ヒースロー空港が以前から展開している「ウェルカム」キャンペーンの一環だ。ただし今回制作されたポスターに出てくるのはLGBT(性的少数者)の空港職員で、「ウェルカム」の文字は虹色だ。

ヒースロー空港のジョン・ホランドケイCEOは、ゲイ・スター・ニュースに対し、ロイヤルブルネイ航空のカウンター近くにポスターを掲示したのは「イギリスが大切にしている価値観を世界に訴える」ためだと述べた。

「世界各国からヒースローにやってくる旅行者は8000万人に上る。同性愛が違法とされていたり、時には死刑を科されるような国々から来る人々も多い。私たちは自らの価値観を世界に訴える必要がある」

ホランドケイは、ヒースロー空港であれば同性愛がいまだに違法とされる国々からの旅行者にもアピールすることができると述べた。

「こうしたキャンペーンができることをとても誇りに思う。他の国籍の人々と協力できるすばらしいチャンスだった。イギリスをこれほど住みやすい場所にしているリベラルな価値観を、世界と共有したい」

<参考記事>LGBTが多い住宅地の地価が高いのはなぜ?

外務省からも好意的な「問い合わせ」
ホランドケイはまた、イギリス政府からも支援があったことを明らかにした。

「外務省から、どこまでやるつもりか、という問い合わせが来た。だが、それは実はとても前向きな気持ちからの問い合わせだった」

6月28日、ニューヨークで行われるLGBTのイベント「ワールド・プライド」に参加する人々を運ぶヴァージンアトランティック航空の特別便がヒースロー空港を飛び立った。乗務員もすべてLGBTで、特別にドラアグ・クイーンのキャビンアテンダントもいた。

ロンドンでも7月上旬に同様のイベントが行われるのに合わせ、ヒースロー空港では虹色のカップケーキやピンバッジが配布されたり、合唱隊「ヒースロー・プライド」の歌が披露されたりもした。

ブルネイで同性愛者に石打ちによる死刑を科すことを定めた法律が導入されたのは2013年。猶予期間を経て2019年4月に施行されることになっていたが、国際社会からの批判が高まり、ブルネイ系のホテルや企業に対するボイコットへの呼びかけも行われるようになった。

5月になってブルネイのボルキア国王は、テレビ演説で、猶予期間を延長する意向を明らかにした。

国王はブルネイが近年、導入したシャリーア(イスラム法、同性愛への死刑の条項も含まれる)について「アラーの慈悲と祝福に満ちており、何の懸念もあってはならない」と述べた。また国王は、イギリスのコモンローに基づく従来からの法制度において20年以上にわたって同国は死刑執行を停止してきたことを指摘。「これは(シャリーアの)下でも適用される」と言明した。

(翻訳:村井裕美)

6730チバQ:2019/07/17(水) 14:44:25
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201907/0012483513.shtml
神戸空港 那覇、長崎、茨城路線で増便へ 規制緩和でスカイマーク
2019.07.04
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規制が緩和され神戸空港の発着便を増やす予定のスカイマーク=神戸市中央区
規制が緩和され神戸空港の発着便を増やす予定のスカイマーク=神戸市中央区

神戸空港で存在感を示すスカイマーク機。8月から増便することが分かった=神戸市中央区
神戸空港で存在感を示すスカイマーク機。8月から増便することが分かった=神戸市中央区

 神戸空港の規制緩和の運用が8月1日に始まることが3日、関係者への取材で分かった。スカイマーク(東京)が那覇、長崎、茨城の各路線で1日1往復(2便)ずつ増やす。同空港の発着枠は一貫して同60便の上限を課せられてきたが、今年5月に「関西3空港懇談会」が80便に引き上げることで合意。2006年2月の開港から、13年半の歳月を経て規制緩和が実現する。

 スカイマークは神戸空港で7路線を運航し、便数で同空港全体の4分の3を占める。8月1日から増便する3路線のうち、那覇と長崎は1日3往復から4往復、茨城は2往復から3往復となる。いずれもビジネス・観光客の利用が多く、搭乗率は8割前後で推移していた。同空港の規制緩和は、5月11日にあった3空港懇の合意から約3カ月後でのスタートとなる。

 規制緩和の活用を巡っては、フジドリームエアラインズ(静岡市)が10月、長野・松本と高知をそれぞれ結ぶ路線の新規就航を計画している。(長尾亮太)

6731チバQ:2019/07/22(月) 16:20:56
https://jp.techcrunch.com/2019/07/22/airx/
ヘリコプターシェアのAirXが東京〜下田・箱根間の格安・超速直行便を夏季限定で運行
2019年7月22日
AirXは7月22日、西武鉄道やプリンスホテルなどを傘下に持つ西武ホールディングスとの協業を発表した。夏季限定で、東京〜下田間、東京〜箱根間のヘリ直行便を格安で運行する。

ヘリコプターを利用するため、それぞれの所要時間は自動車の3分の1程度となり、下田までは55分、箱根までは35分。価格はそれぞれ、3万2900円、1万9800円。同社調べによると、ヘリコプターをチャーターした場合、下田までは12万円、箱根までは10万円の料金がかかるため、それぞれ3分の1、5分の1の料金で利用できる計算になる。

出発地は東京・新木場にある東京テレポートで、目的地は下田プリンスホテル、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖となる。いずれも、期間は7月27日〜9月8日、最少催行人員は2名以上。詳細は以下のとおりだ。なお、盆期間は料金が1万円程度上がる。

【東京〜下田】
運行期間:7月27日〜9月8日(最少催行人員2名以上、天候不順等で欠航あり)
往路出発地:東京ヘリポート〜下田プリンスホテル
復路出発地:下田プリンスホテル〜東京ヘリポート
税別料金:3万2900円(片道1人あたり、1機定員3名、3歳未満無料でひざ上搭乗可、8月10日〜18日は4万3900円)
往路所要時間:午前9時30分出発〜午前10時25分到着予定
復路所要時間:午後3時30分出発〜午後4時25分到着予定

【東京〜箱根】
運行期間:7月27日〜9月8日(最少催行人員2名以上、天候不順等で欠航あり)
往路出発地:東京ヘリポート〜ザ・プリンス 箱根芦ノ湖
復路出発地:ザ・プリンス 箱根芦ノ湖〜東京ヘリポート
税別料金:1万9800円(片道1人あたり、1機定員3名、3歳未満無料でひざ上搭乗可、8月10日〜18日は2万7800円)
往路所要時間:午前9時30分出発〜午前10時5分到着予定
復路所要時間:午後4時出発〜午後4時35分到着予定

AirXは、ヘリコプターの座席を1席ずつ予約できるシェアリングサービス「CodeShare」やヘリコプターの遊覧プランを予約できる「AIROS Skyview」、ヘリコプターの貸し切り予約ができる「AIROS」などのサービスを手がけている2015年2月設立のスタートアップ。

CodeShareでは、東京・新木場にある東京ヘリポートから、20分で成田空港、35分で箱根、40分で初島にヘリコプターで移動できるサービスを提供中だ。価格はそれぞれ、5万9800円、6万9800円、7万9800円となっている。

家族で利用する場合はチャーターより割高になる可能性もあるが、価格がもう少しこなれてくれば、渋滞などに遭うこともなく目的地まで快適に過ごせる移動手段として有望だ。

6732チバQ:2019/07/22(月) 17:14:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190720-01588286-sspa-soci
1日の利用客たった4.8人の無人駅がスゴかった。空港最寄り駅なのに…
7/20(土) 8:53配信 週刊SPA!
1日の利用客たった4.8人の無人駅がスゴかった。空港最寄り駅なのに…
どこからどう見ても秘境駅だ
 羽田や成田、関空など空港に乗り入れている鉄道駅は多いが、いずれも毎日多くの客が利用している。だが、なかには空港最寄り駅なのに利用する者がほとんどいない駅があるという。それが北海道は道東、女満別空港の最寄り駅『西女満別駅』だ。

⇒【写真】待合室には思い出ノートが

 先日、別件の取材で北海道を訪れた際、最後の滞在先が網走だったため、その隣町にある女満別空港から東京へ戻ることに。地図アプリで確認すると、空港から西女満別駅まで直線距離にして500mほど。最寄り駅と呼ぶにはちょっと微妙かしれないが、大きな空港ではターミナル内でそのくらい平気で歩かされるし、特に問題はない。

1日の平均利用者数4.8人の「西女満別駅」
 ところが、泊まっていた網走のホテルの従業員に尋ねると、「西女満別駅ですか? 森の中にある無人駅で『本当に近くに空港があるの?』って思うかもしれませんが、歩いて10分ほどで空港に行けます」とのこと。

 森の中の無人駅……それってまるで秘境駅じゃないか。空港最寄り駅の要素がまったくなさそうな気がするが、逆に気になってしまう。従業員からはフライトに合わせて網走市内から出ている路線バスを利用したほうがいいと言われたが、こんな面白そうな話を聞かされて西女満別駅に行かないわけにはいかない。

 後でわかったがJR北海道の統計を確認すると、西女満別駅の1日の平均乗降客数はたったの4.8人(2013〜2017年の調査日の平均)。女満別空港の1日の平均利用客数が2308人(『北海道オホーツク振興局』平成30年統計)だから利用率は約0.2%ということになる。もはや空港アクセスの交通手段としては完全に機能していない。

 実際、網走駅から西女満別駅方面に向かう列車はローカル線の雰囲気を醸し出す、ちょっと古めのディーゼルカー。回送車両1両を含む全3両という変則的な編成で、4人掛けのボックス席が並ぶ車内はガラガラだ。

 列車は自然に囲まれたのどかな風景の場所を走りながら25分ほどで西女満別駅に到着。ホームは列車3両がギリギリ停車できる長さしかなく、しかも降りたのは案の定自分1人だけ。列車が出発した後、改めて周囲を見渡してみたが深い木々に覆われており、夜は絶対下車したくない。ヒグマが出没してもおかしくないような場所だ(※地元自治体の熊出没情報のサイトを確認したら、西女満別駅から10㎞ほど離れたエリアで複数の目撃情報が紹介されていた)。

 駅舎と呼べるような建物はなく、トイレも見当たらない。ホームの端にある機械室のような建物以外には、小さな小屋が1つあるだけだ。中に入ると待合室で、訪れた鉄道ファン向けの思い出ノートが用意されていた。鉄道好きの間では有名な駅なのかもしれない。

 時刻表を確認すると、西女満別駅には上下線合わせて1日18本の列車が停車するが、普通列車ばかりで特急はすべて通過。路線バスのように飛行機の発着時間にリンクしているわけでもないようだ。

 駅前から未舗装の道を100メートルほど進み森を抜けると、ようやく舗装された道に合流。すると、空港までの行き方が描かれた看板があった。

 でも、直線距離なら短いのに駅から真っすぐ空港に向かう道がないらしく、案内されているのはものすごく遠回りした道順だ。スマホのナビアプリを起動させてみると、看板のルートだと空港までは約1.4㎞。どう考えても歩いて10分では着かない距離だ。

6733名無しさん:2019/07/22(月) 17:15:13
景色は抜群なので散策ルートとしてはオススメ
 しかし、周囲には北海道らしい雄大な田園風景が広がっており、そんな景色を見ながら歩くのは案外悪くない。湿度が低いので、日差しがキツくてもそれほど暑くない。

 途中からは線路がある森の方向に進路を変え、そこを抜けると正面には女満別空港。写真を撮りながら歩いて25分ほどだったので、普通に歩けば20分前後で着けそうだ。

 ちなみに西女満別駅から女満別空港へは駅近くの案内板の道順とはもう1つ別のルートがあったが、こちらも移動距離はほぼ同じ。ただし、途中の陸橋の上から西女満別駅が間近に望めるので、秘境駅っぽい風景が撮りたい人にもいいかも。

 東京から飛行機で女満別空港に向かっても多くの人は、空港からレンタカーやバスで移動するだろう。でも、西女満別駅まで歩いても道中ののどかな風景はもちろん、森の中にある秘境駅の雰囲気はインスタ映えしそう。

 それに空港〜網走駅までバスだと片道910円だが、鉄道なら西女満別駅〜網走駅は450円。運賃も安いし、ちょっとした散策気分も味わえる。女満別の訪れた際は誰も使わない空港最寄り駅『西女満別駅』をあえて利用してみるのも悪くなさそうだ。<TEXT/高島昌俊>

【高島昌俊】
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。先日、この旅から帰国したばかりだが、早くも別ルートでの世界3周目に行こうか思案中。

日刊SPA!

6734チバQ:2019/07/22(月) 18:25:05
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190722-00209372-diamond-bus_all
「オッサンのエアライン」ANAの逆襲、ハワイ路線JALパック追撃戦略の中身
7/22(月) 6:01配信 ダイヤモンド・オンライン
「オッサンのエアライン」ANAの逆襲、ハワイ路線JALパック追撃戦略の中身
Photo by Rika Yanagisawa
 ダイヤモンド・オンラインの特集「JAL vs ANA新ハワイ対戦」では、全日本空輸(ANA)が超大型機エアバスA380を引っ提げ、日本航空(JAL)の牙城であるハワイ市場に挑む様子を取り上げている。ハワイ戦線ではグループの旅行会社、ANAセールスの営業力強化も成功の鍵を握る。宮川純一郎・ANA上席執行役員営業センター長兼ANAセールス社長に話を聞いた。(ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)

● パッケージツアー、インターネット予約、修学旅行 あらゆるチャネルでハワイ旅行を売りまくる

 ――ANAは5月、成田〜ホノルル線に超大型機エアバスA380を導入しました。7月からは2機目も入り、週10便運航しています。ファーストクラスからエコノミークラスまで520席もあり、旅行商品との連携販売も欠かせません。どのように集客しますか。

 従来型のパッケージツアーに加えて、インターネット予約の航空券とホテルを組み合わせるダイナミックパッケージ、それから団体旅行など、あらゆるチャネルで販売を強化しています。旅行商品だけでなく航空券の販売もしているので、例えばJTBさんにうちの飛行機を使った旅行商品を作ってもらうことなどを働き掛けています。

 ANAはこの10〜15年くらいビジネス出張路線を中心に展開してきました。いわゆる旅行ツアー用の座席は数が限られているので、ANAセールスは限られた座席をハイクオリティーな旅行商品にしようとシフトしてきたんです。ヨーロッパの添乗員付きの高級商品は代理店販売をやめて、直販に特化し、より品質を重視しました。

 ただ、ハワイだけは別。A380によりキャパシティーが大きくなるので、ANAグループ全体で戦略を転換しています。旅行商品としても積極的に売っていかないと席が埋まらない。全部のチャネルから全部のお客さんを取っていきます。

 旅行に関する購買行動は変化しています。国内旅行は店舗に行ってパンフレットを見ながら旅行商品を選ぶというよりも、ネットで予約する方が主流になって久しいです。海外はまだパッケージツアーが多いですが、伸びしろとしては断然ネットです。ダイナミックパッケージの販売は対前年で2倍以上に伸びています。

 ――ハワイ旅行で圧倒的なプレーヤーとしては最大手のJTBと2番手のエイチ・アイ・エスがいる。その次にJALパックがいて、ANAセールスはかなり離れて4番手です。

 A380の3号機を導入した後、「2021年JALパックに追い付け追い越せ」をスローガンに掲げています。

 導入が決まった3年前から準備は進めてきました。団体旅行の受け付けは他社が1年前からなのを、うちは2年前からにしています。修学旅行でハワイに行く学校は全国に150校以上ありますが、A380なら1回で全員乗っていけるのが強みで、大きく伸ばしています。企業の報奨旅行でも一度に数百人から千人単位の大規模なものがあり、これも積極的に受けられるようになりました。

 それからハワイ限定の旅行積み立てで、A380にちなんで「3.8%」のプランを出しています。この超低金利時代に3.8%の旅行積み立てはすごくお得ですよ!

 ――難しい点や、見えてきた課題は。

 富裕層の開拓が課題ですね。3機目が入ってきて以降、ファーストクラスとビジネスクラスにどれだけ乗っていただくか。ハワイにファーストクラスで行く層が一定数いることは分かっているのですが、うちが今まで全くリーチしていなかった層なので。

6735チバQ:2019/07/22(月) 18:25:24
 ――どうやって開拓するのですか。

 デパートの外商やクレジットカードのブラックカードを利用する層にどうやってリーチするか。自力だけではできないので、例えば証券会社や不動産関係とコラボレーションしたりしています。

 あるいはANAマイレージ会員でハイエンドのお客さまをつかまえたい。マイレージ会員へのインセンティブを有効に使うことで、マイレージ会員と旅行ユーザーが重なる部分が多くなれば顧客のデータベースも作れるし、効果的なマーケティングができるはずです。

● 「オッサンのエアライン」から ミレニアム世代も乗るANAにしたい

 それから新しい需要、若い客層を増やしていきたい。ハワイはリピーターが多い市場ですが、そのリピーターも高齢化しています。ハワイ州の観光局でも(日本人の)次世代の客を開拓してつないでいくことを課題に感じています。

 そういう意味でもうちのA380はウミガメの塗装をした「フライング・ホヌ」で、3世代旅行を含め、若者や若いファミリーの関心を引く飛行機になっている。

 JTB総研の調査では、ミレニアム世代がハワイに行きたいと答えた割合が、意外と多かった。ところがANAの顧客年齢は高く、「オッサンのエアライン」なわけですよ。ここを変えるためにも、若い世代にハワイでアピールしたい。

 ――ハワイ市場はANAの供給だけでなく、2020年の羽田空港発着枠拡大により、他社による供給も増えそうですが、競争激化の懸念はないですか。

 心配はあります。だからANAグループ全体で営業戦略を考えています。

 大昔に国際線を旅行需要で売っていた時代から、ビジネス出張に集中していたので、テレビCMもやっていなかったですし、ANAが旅行を前面に打ち出すこと自体がすごく久しぶりなんです。せっかく女優の綾瀬はるかさんをイメージキャラクターに起用しているのに、旅行パンフレットに出すことすら最初はしていなかった。もったいないから掲載しようと私が言って、このパンフの表紙もワイキキビーチの写真からフライング・ホヌの写真に代えて、「地方から成田・羽田への国内線乗り継ぎは無料ですよ」と前面に打ち出した。

 どの旅行会社もワイキキビーチがパンフの表紙でしょ? それじゃ面白くない。グループ内で会社の垣根を越えて連携して、かつ競合と差別化を図らないと、「ANA経済圏」が広がらない。

 地方のお客さまのポテンシャルは大きくて、まず「パスポートを取りましょう」キャンペーンをやりたいですね。

 少子高齢化、人口減少時代で旅行する人は減ると思われていますけど、そうじゃない。ANAグループのLCC(格安航空会社)、ピーチ・アビエーションでは「1年間に何回も飛行機に乗るようになりました」というファンをつくった。だから国内線の乗客はそれほど落ち込んでいない。今まで飛行機に乗っていなかった人が乗るようになれば、需要はつくれる。特にハワイはそういうポテンシャルがありますよね。A380ならなおさらです。

 ――東南アジアや中国の人が成田乗り継ぎでハワイに行く需要は想定していますか。

 まだ明確ではないが、ひょっとすると入ってくるかもしれません。

 日本の旅行会社ってインバウンドで苦戦していて、どこももうかっていないと思う。ANA便で来日してANAの国内線を使う訪日客が片道ベースで年間180万人いらっしゃる。それだけの数がいらっしゃるのだから、もったいない。アジア〜成田〜ホノルルの3国間流動で売っていくことも将来的には大事でしょう。

ダイヤモンド編集部/柳澤里佳

6736チバQ:2019/07/23(火) 09:04:37
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190722-OYT1T50374/
韓国LCC、3路線運休…日韓関係悪化で利用低迷
08:24
 韓国の格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空は22日、大分、佐賀、熊本と韓国の地方都市を結ぶ3路線を運休すると発表した。利用者の伸び悩みに加え、日韓関係の悪化で予約のキャンセルが相次ぎ、運航の継続が困難と判断した。


 運休するのは、大分―釜山プサン、佐賀―釜山、熊本―大邱テグの3路線で、大分線は8月12日、佐賀線は9月16日、熊本線は9月1日から運休する。3県とソウルを結ぶ路線は今後も運航を継続する。

 ティーウェイは、成田や関空とソウルを結ぶ路線なども運航している。運休する3路線は韓国から九州への観光客増加を受けて昨冬に就航したが、搭乗率が低迷していた。

6737チバQ:2019/07/26(金) 15:31:37
https://toyokeizai.net/articles/-/291865
ヨーロッパまで4万円台で行ける航空券の実態
年末年始やGWのピークでも5万円台がある
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橋賀 秀紀 : トラベルジャーナリスト
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2019/07/13 6:10
羽田からノルウェー往復が5万4660円、那覇からチェコ往復が4万1680円……。

2019年7月に入り、日本各都市からヨーロッパ行きの航空券が価格破壊を起こしている。最も安いものは往復4万円台前半。年末年始やゴールデンウィーク(GW)などのピーク時でも5万台から6万円台前半でカバーできるものが少なくない。これらはいったいどのような航空券なのだろうか?

上海経由のフィンエアーが安い
とくに安いと考えられるものを以下の表にまとめてみた(2019年7月中旬に航空券検索サイトのスカイスキャナーで検索し、最安値となった金額。空港使用料や燃油サーチャージを含む)。言うまでもないことだが、航空券の金額はつねに変動しているので、価格はあくまでも参考にとどめていただきたい。ここからは次のような特徴が読み取れる。

まず、表の経由地の多くは上海経由になっている。また、これらの一部は中国以遠がフィンエアーやカタール航空など、中国以外のエアラインとなっている。

フィンエアーやカタール航空はJALと同じワン・ワールド加盟航空会社なので、JALマイレージバンクへのマイル加算が可能なうえ、JALの上級会員であれば、ラウンジの利用や優先搭乗などのベネフィットが得られる。なお、中国のフルサービスキャリアである吉祥航空とフィンエアーの両社は2019年6月28日からコードシェアを開始している。

上海経由の航空券では、乗り継ぎ時間が長く、宿泊を伴う場合もある。ここは途中で一休みするついでにプチ上海旅行が楽しめると発想を切り替えたい。

次にこれらの航空券の中には、8月から9月にかけての夏休みや年末年始、2020年のゴールデンウィークでも価格がほぼ同一のものが見られることだ。例えば、静岡発プラハ往復は2020年4月29日静岡空港出発、5月6日静岡空港帰着でも、「底値」の5万7880円である。この金額なら都内から新幹線の往復の交通費を足しても十分に割が合う。

ちなみに東京駅から静岡空港までは、新幹線とバスを乗り継げば最短で2時間。成田空港との差は1時間ほどでしかない。

2019年の10連休はあまりにも航空券代が高く渡航を断念した人もいるかもしれないが、今からこれらのピーク時の航空券を押さえておけば、かなり安く欧州旅行が楽しめるだろう。

6738チバQ:2019/07/26(金) 15:31:57
北欧・東欧への航空券が安い
表の航空券の行き先はプラハやブダペストなどの東欧に加えて、ノルウェーやヘルシンキなどの北欧が目立つ。プラハやブダペストが安い理由としては、中国東方航空や上海航空の就航地であることが大きい。北欧については先述した吉祥航空とフィンエアーを組み合わせた航空券が安いことに起因している。

これまでも欧州行きの中では比較的安価な航空券が多かった東欧に比べると北欧行きの安い航空券は貴重な存在である。表のいちばん上にあるノルウェーのトロムソは北極圏の北緯約70度に位置する都市。9月にもオーロラがよく出現することで知られている。羽田発5万円台でオーロラ観光が実現する。しかも最低気温は4.4度程度と東京の真冬とそれほど変わらないのだ。

このほか、マドリード、ローマ、ヘルシンキ、ストックホルムなどへの航空券が比較的安かった。

羽田・成田・関空・中部以外の地方空港発が安い点も目につく。かつて、地方空港発は主要空港発と比べるとどうしても割高な印象が否めなかったが、中国系航空会社の場合、日本国内のどの空港発でも金額はほぼ同じケースが少なくない。

その場合、空港使用料が安かったり、そもそも設定されていなかったりする地方空港のほうがトータルの費用が安くなることがある。また、ピーク時にこれら主要空港と上海を結ぶ航空券の残席がなくなっても、これらの地方空港と上海を結ぶ路線ではまだ空席が十分にあり、結果として安い価格で手に入るケースもある。

首都圏在住者なら静岡空港、関西在住者なら岡山空港は比較的近くて狙い目の空港といえる。自分の居住地にいちばん近い空港発で安い航空券が見つからない場合は、次に近い地方空港発の航空券が安いかどうか調べてみるとよいだろう。

今回の表には、欧州行きではないが、成田発ヌルスルタン往復も入れてある。ヌルスルタンはかつてアスタナとよばれていたカザフスタンの首都である(2019年3月に変更)。

成田とヌルスルタンの間をSCATというカザフスタンの航空会社が直行便を就航させている。週1便しか飛んでいないので使いづらいが、成田発が日曜、現地発が土曜であり、8月11日(日曜)成田発・8月17日(土曜)ヌルスルタン発でも通常とまったく同じ価格なので、お盆のピーク時しか休みがとれない人にはお薦めできる。

ちなみに日本人がカザフスタンへ観光目的で短期滞在する場合、ビザは必要ない。

超格安航空券を見つけるために
本稿で紹介した航空券は全体のごく一部にすぎない。では、同様の航空券を探すためにはどうすればよいのだろうか。

今回の価格調査に用いたのは、航空券検索サイトのスカイスキャナーである。通常、航空券は目的地や往復の日程を確定させてから検索をかけて調べることが多い。しかし、スカイスキャナーでは、次のような方法で、簡単に1年間で最も安い「底値」がいくらなのかを探し出すことができる。

ただし、スカイスキャナーで「すべての場所」を対象に検索する場合、価格は過去の一定期間においてユーザーが検索した結果を基に表示される。そのため、存在していてもリスト化されない航空券がある。地方空港の場合、検索される数が少ないので、とくにその傾向が顕著となる。

6739チバQ:2019/07/26(金) 18:03:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000001-awire-bus_all
JAL、ウラジオストク就航へ 20年に成田から
7/26(金) 8:03配信 Aviation Wire
JAL、ウラジオストク就航へ 20年に成田から
成田-ウラジオストク線を開設するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
 日本航空(JAL/JL、9201)は、成田-ウラジオストク線を2020年の夏ダイヤ期間内にも開設する方針を固めた。近く発表する。

 機材はボーイング737-800型機を予定。成田-ウラジオストク線は現在、JALと同じ航空連合「ワンワールド」に加盟するロシアのS7航空(SBI/S7)が、週5往復運航している。

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年1月から6月までのロシアからの訪日客は、前年同期比20.4%増の5万5900人で、30.3%増のベトナムに次ぐ伸び率になっている。

 JALは日露両国がビザの発給要件を緩和した2017年に、アエロフロート・ロシア航空(AFL/SU)と包括的業務提携の覚書を交わすなど、日露間の輸送能力を強化。S7とも、2018年にコードシェア(共同運航)の対象路線を拡大している。

 JALが運航するロシア路線は、成田-モスクワ線のみ。今年3月31日にスタートした夏ダイヤでは、従来の週4往復から週7往復(1日1往復)に増便している。

Tadayuki YOSHIKAWA

6740チバQ:2019/07/28(日) 18:22:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/328927?rct=n_cts
HKK連合、地方空港も重視 稚内のビル改築 釧路はアジア便誘致 新千歳新ビルに470億円 民営化へ計画概要判明
07/27 19:35 更新
HKK連合、地方空港も重視 稚内のビル改築 釧路はアジア便誘致 新千歳新ビルに470億円 民営化へ計画概要判明
 2020年度の道内7空港民営化で運営事業者に内定した、北海道空港(HKK、札幌)中心の企業連合による投資計画などの概要が25日、判明した。中核の新千歳では新空港ビル建設を計画。稚内で空港ビルの建て替え計画を盛り込むなど、新千歳以外の6空港にも積極投資する方針だ。

 新千歳には運営委託期間最終年度の49年度までに2900億円を投資する。現在は、国内、国際線それぞれ専用のビルがあり、国際線ビルは拡張工事中。新ビルは、両ビルを維持したまま、両ビルの南側に整備する。国内、国際線共用で30年ごろの開業を目指す。建設費は約470億円。多様な路線を展開できる態勢を整え、国際ハブ(拠点)空港としての位置付けを強める狙いとみられる。

 新千歳以外の6空港への投資額は、49年度までに約1300億円。稚内は空港ビルを全面建て替えし、商業施設と観光拠点を兼ねる「道の駅」のような機能を持たせる。台湾など国際チャーター便誘致も進める。

6741とはずがたり:2019/07/29(月) 20:06:20
2019年7月29日 / 15:23 / 5時間前更新
大韓航空、需要減で日本路線減便へ
https://jp.reuters.com/article/korean-air-idJPKCN1UO0JJ?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5d3ecf7b595b5a0001c36020&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter
Reuters Staff
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[ソウル 29日 ロイター] - 大韓航空(003490.KS)は、日本との外交関係悪化に伴い需要が減少しているため、釜山─札幌線の運航を9月3日から停止する。広報担当者が29日、明らかにした。

8月半ばから日本路線を減便、あるいは小型の機材で運航することも検討している。

6742とはずがたり:2019/07/30(火) 17:54:08

安倍の嫌韓政策のせいで韓国便が運休とかしてたけどな。

混雑緩和へ広さ2倍に 新千歳国際線ビル、増築内部初公開-8月30日開業
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-01016828-tomamin-hok
7/30(火) 16:34配信 苫小牧民報

 旅客ビル管理会社の新千歳空港ターミナルビルディングは29日、増築工事を進めてきた新千歳空港国際線ターミナルビルの内部を初めて公開した。旅客取り扱い部分は旅客の手続きを迅速化する「ファスト・トラベル」と「北海道らしさ」をテーマに据えて8月30日に開業予定。広さは既存ビルの約2倍に拡大する。

 増築は2017年11月に着工し、既存の国際線ビルから南側(苫小牧方面)へ延伸する形で行われた。鉄骨造り一部鉄筋コンクリート造りで1〜4階の旅客取り扱い部分と同4〜8階のホテル部分で構成される。延べ床面積は約14万4500平方メートル。旅客搭乗橋は5基から8基に増設し、総工費は約650億円。ホテル部分の開業は20年1月を予定する。

 3階の出発ロビーの航空会社チェックインカウンターは既存の55カ所から計74カ所に拡大する。自動チェックイン機12台も新設し、24台に。現行レーン5本の保安検査場は移転し6本に、10月末までに9本まで増設する。3人分の手荷物をまとめて検査できる「スマートレーン」7本も新千歳で初めて導入し、旅客の待ち時間を短縮させる。

 館内は白を基調とした色合い。搭乗待合室では約330型の巨大画面で道内の風景や食材を放映し、旅の魅力をアピールする。4階の航空会社共用ラウンジでは道産木材をふんだんに使った調度品で統一感を打ち出す。2階は到着ロビー、1階は車寄せとなっている。

 商業施設は15店から25店に拡大。このうち飲食店7店が新千歳に初進出し、道内産の和牛や海鮮を提供する。制限区域内には免税店や「市場の雰囲気の演出」とするフードコートを設ける。

 海外路線拡大で旅客の増加が進んだ同空港の混雑緩和に向け、同社の中澤正博計画部長は「ファスト・トラベルの仕組みを導入し、保安検査体制も充実する」と語った。

苫小牧民報

6743チバQ:2019/08/02(金) 17:04:58
https://www.sankei.com/west/news/190801/wst1908010020-n1.html
神戸空港で増便開始 規制緩和の合意後初
2019.8.1 13:39産経WEST
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神戸空港で増便を記念する式典に出席したスカイマークの市江正彦社長(左から3人目)ら=1日午前、神戸空港(牛島要平撮影)
神戸空港で増便を記念する式典に出席したスカイマークの市江正彦社長(左から3人目)ら=1日午前、神戸空港(牛島要平撮影)
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 神戸空港を拠点空港の一つと位置づけるスカイマーク(東京)は1日、神戸と茨城、長崎、那覇の各路線で1日1往復ずつ計6便(3往復)増やす新ダイヤの運航を始めた。関係自治体と経済界は同空港の発着枠拡大などの規制緩和で合意しており、運用に移されたのは初めて。

 スカイマークは神戸空港で7路線を運航し、同空港の発着便の7割を占める。増便する3路線のうち、長崎と那覇は3往復から4往復に、茨城は2往復から3往復になった。

 この日、増便第1号となったのは午前8時15分出発の長崎行き。神戸空港で行われた記念式典で、同社の市江正彦社長は「地元の利便性を高め、神戸を訪れる人が増えるようしっかりやっていきたい」と述べた。

 増便された正午出発の茨城行きに搭乗した会社員、鷲見倫一さん(50)=茨城県土浦市=は「香川県で瀬戸内国際芸術祭をみてきた。今日中に帰る必要があり、昼に安い便が取れてよかった」と話していた。

 地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)も10月27日から神戸に就航し、松本、出雲と結ぶ路線を1日1往復ずつ運航する計画を発表している。

 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港の役割を官民で話し合う「関西3空港懇談会」は5月、神戸空港の発着回数(便数)の上限を1日60回から80回に、運用時間を令和3年ごろまでに午後10時から午後11時まで延長することで合意した。

 スカイマークとFDAによる増便で、神戸空港の発着便は70便となる。

6744チバQ:2019/08/05(月) 09:54:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000005-mai-bus_all
成田-ホノルル線、平均搭乗率9割以上 全日空、日航の競争が需要喚起
8/5(月) 8:38配信 毎日新聞
成田-ホノルル線、平均搭乗率9割以上 全日空、日航の競争が需要喚起
全日空が就航させたウミガメを描く2機のエアバスA380=成田空港で2019年5月26日午後5時50分、中村宰和撮影
 全日空が「空飛ぶウミガメ」の愛称の超大型機を投入するなど成田―ハワイ・ホノルル線の競争が激化する中、全日空と日本航空の平均搭乗率はいずれも9割以上と好調に推移する。夏休み中ほぼ満席の便も多く、両社とも「ハワイが脚光を浴び、需要の喚起につながった」と手応えを感じている。今後は閑散期の11月以降に真価が問われ、日航が12月のホノルルマラソンを特別協賛する一方、全日空は11月に現地で音楽イベントを初開催して集客を図る。【中村宰和】

【写真特集】「嵐」5人を特別塗装した「ARASHI HAWAII JET」お披露目

 ◇ウミガメ笑顔

 「ニコニコカメさんがいる」。東京都墨田区の会社員、難波菜穂子さん(36)の長女朋花ちゃん(3)は7月1日、目の前に止まる全日空の超大型機エアバスA380を見て大喜びした。機体に描かれたウミガメは目を細めてにっこりと笑う。難波さんは「子どもが楽しそうでうれしい。機体は思ったより大きい」と話し、妹の結婚式に出席するため親子で乗り込んだ。

 全日空は5月24日、座席数520席のA380を就航させ、7月から2機態勢で週10往復する。成田―ホノルル線の週あたりの提供座席数は、7月1〜7日時点で6184席と前年下半期の1・8倍に増え、日航の5852席を上回る。

 平日の同2日も2機の搭乗客は幼児を含め計1041人とほぼ満席に。1機に8席あるファーストクラスはすべて埋まり、56席あるビジネスクラスの空席はそれぞれ1席と3席だけだった。

 ウミガメの機体の人気は高く、成田空港では搭乗口から写真撮影する人の姿が目立つ。機内販売限定のウミガメのぬいぐるみも「可愛い」と好調な売れ行きをみせる。成田で国際線に乗り継ぐ旅客の需要に応えるため、A380の就航日と同じ5月24日には、名古屋―成田線を1便増便した。

 全日空執行役員の石田洋平・成田空港支店長は「予約を取れないお客様にご迷惑をおかけしている。ファーストとビジネスクラスは予想以上に好調。マーケティングがうまくいき、日航との対比もあってハワイが注目を浴び、需要を喚起した」と説明する。

 ◇アイドル「嵐」

 一方、日航は成田―ホノルル線に1日4便を運航しており、5月22日には、人気アイドルグループ「嵐」のメンバー5人の顔写真を特別塗装した機体「ARASHI HAWAII JET」を新たに投入した。

 ホノルル線の搭乗客数はほぼ前年並みの平均搭乗率9割以上で推移し、日航の大貫哲也常務執行役員は「堅調で、うまくいっている。(航空運賃は)少し下がった。業界を挙げてハワイへの旅客を増やそうという感じがあり、需要喚起になった」と分析する。

 日航は7月から大型商業施設のイオンモールと共同で「JALでハワイに行こう!」キャンペーンを展開している。20日には成田市のイオンモール成田でイベントを開き、ハワイのビーチなどを仮想現実(VR)の技術を活用して紹介し、フラダンスショーや元客室乗務員の社員とのじゃんけん大会もあった。参加した白井市の会社員、斎藤彩奈恵さん(33)は「家族でハワイに行きたくなった」と話した。

 日航には長年にわたってハワイ旅行を育ててきたという自負がある。1985年に始まった毎年12月開催のホノルルマラソンへの特別協賛を続けているほか、9月の自転車や10月のフラダンスのイベントも協賛する。

 大貫氏は「ホノルル線は生命線で、アイデンティティーの一つ。ハワイの滞在の仕方を提案し、個々のお客様に向き合ってきた。お互いに需要喚起して盛り上げたい」と言う。これに対し、全日空は11月中旬に現地で3日間の音楽イベントを初めて開催する予定で、志岐隆史副社長は「我々は文化でいこうと別分野を開発していく。来年からは1週間やっていきたい」と説明。石田支店長は「団体客にも力を入れ、社員旅行や修学旅行も取っていきたい」と話している。

6745チバQ:2019/08/05(月) 09:55:02
 ◇人気旅行先1位に

 ハワイの人気は高まっている。日本旅行業協会が今年の夏休みの人気の海外旅行先を調査した結果、ハワイが台湾を抜いて2年ぶりに1位となった。会員の旅行業者312社から回答があり、「大型機の就航でメディアの露出が多く需要喚起につながった」「話題になっている」「ファミリー層が増えた」などの意見が寄せられた。旅行大手のJTBがまとめた夏休みの海外旅行の予約状況も、ハワイが人気の旅行先で1位だった。

6746チバQ:2019/08/05(月) 09:55:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000000-jct-bus_all
JALとANAが、「ウラジオストク直行便」参入を同時発表した背景
7/31(水) 7:00配信 J-CASTニュース
JALとANAが、「ウラジオストク直行便」参入を同時発表した背景
ウラジオストクは「日本に最も近いヨーロッパ」として知られる
 ロシア極東のウラジオストクが2020年春から大幅に身近になりそうだ。日本航空(JAL)と全日空(ANA)が19年7月29日、それぞれ成田からの直行便を新規就航させることを発表した。

 これまでロシアの航空会社が直行便を飛ばしていたが、日本の航空会社が定期便を飛ばすのは初めて。所要時間は片道2時間半ほどで、日本人観光客も急増している。競合するJALとANAの両社が同じ日に同じ路線の新設を発表するのは珍しく、注目ぶりがうかがえる。

■ソウルや那覇に行くのと同じ時間で行ける「ヨーロッパ」

  ウラジオストクは、ロシア帝国が悲願だった不凍港を求めて東方に進出したことを機に発展。旧ソ連時代は軍港として外国人は立ち入り禁止だったが、旧ソ連崩壊後は外国人も観光できるようになった。

 モスクワまで9288キロ続くシベリア鉄道の起点は、観光名所のひとつだ。それ以外にも、ロシア正教の礼拝堂やレンガ造りの老舗百貨店など、その街並みから「最も近いヨーロッパ」として知られている。中心部は比較的コンパクトで、大半は徒歩で観光することができる。海水浴場に通じる歩行者天国の通称「噴水通り」付近には、カフェやバー、雑貨店が並ぶ。ウラジオストクの姉妹都市、新潟市が拠点のNGT48の楽曲「世界の人へ」(2018年10月発売)のミュージックビデオも、この付近で撮影された。

  日本のと間には、すでに成田、関空、新千歳空港から直行便が運航されているが、いずれもS7航空などのロシアの航空会社が運航していた。所要時間は片道2時間半程度。東京を起点にすると那覇やソウルとほぼ同じだが、日本人観光客にとっての知名度は低かった。

無料の「電子ビザ」後押しで
  それが、ここ数年で人気が急上昇している。ウラジオストクがある沿海地方政府は19年7月11日、19年上半期に約40万人の外国人が訪れ、そのうち観光客が約30万人だったと発表した。観光客は前年同期比で25%伸びたという。国籍別で最も多いのが中国で約15万人。次が韓国で約12万2000人、日本は3番手で約1万1000人だった。ただ、18年上期の日本人観光客は約5000人で、1年間で2.3倍に増えている。伸び率は3か国の中では最も高い。

 この背景のひとつが、17年8月に沿海地方向けに導入された無料の「電子ビザ」だ。これまで、ロシアのビザは手続きが煩雑なことで知られてきたが、「電子ビザ」ではロシア外務省のウェブサイトでパスポートの情報を入力して顔写真をアップロードすれば、ビザがPDFファイルで送られてくる。

 ロシアから日本に来る人も増えている。日本政府観光局(JNTO)によると、18年にロシアから日本を訪れた人は前年比22.7%増の約9万4800人で過去最高を記録している。JNTOでは、極東地域からの便が増えて航空運賃が値下がりしたり、17年にビザの要件が緩和されたりしたことが背景にあるとみている。

 運航開始時期は、ANAが「2020年3月(2019年ウインターダイヤ中)」で、JALが「2020年度夏季ダイヤ」だと発表している。19年冬ダイヤは20年3月28日に終わり、翌3月29日に20年夏ダイヤが始まるため、両社はほぼ同じ時期に運航を始めるとみられる。JALは夏ダイヤの間、小型機のボーイング737-800型機(144人乗り)が1日1往復するとしている。ANAは運航頻度や使用機材について追って発表する。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)


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