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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/21(火) 02:04:42

統一地方選スレから近畿のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
京都ネタはこちらだけど選挙関係はややこしいし定着しなかったので概ねこのスレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187488248/l40
奈良ネタもこちらだけど選挙関係はややこしいし定着しなかったので概ねこのスレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/l40

1178チバQ:2010/11/27(土) 23:16:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/feature/wakayama1290090051145_02/news/20101123-OYT8T00795.htm
<5>新規就農者逃すな
定住環境の充実必要


白菜の成長を確認する今城さん。新規就農から4年目を迎え、ようやく経営が安定してきたという(紀の川市で)  「歳なので、代わりにやってくれんか」

 今年9月、紀の川市の今城彰伸さん(25)は、80歳代の男性に玉ネギ畑を託された。2007年に農業を始めた今城さんが耕す約50アールのうち8割は、耕作をやめた人から借りた土地だ。「体調不良や突然死で、急に耕し手がいなくなる例を3、4か月に1度は耳にする」と今城さんは話す。

 県内就農者数は戦後減り続け、05年には約5万人。15年前より25%も減り、その半数を65歳以上が占める。高齢化と後継者不足に悩む県内農業が期待するのが、他地域からの新規就農者だ。

 県は、04年に農業技術や経営を学ぶ就農支援センター(御坊市)を開設し、06年には農業大学校(かつらぎ町)に社会人課程を設けた。一定の条件を満たせば、最高100万円を無利子貸与する「就農安定資金貸付け」も08年から開始。その結果、09年の農家出身者以外の新規就農者は66人に達した。

 だが、農業を始める若者たちを取り巻く環境は、決して温かなものではない。

 「農地が見つかるのがあと半年遅かったら、農業をあきらめていたかも」

 初めての収穫を終えた約50アールの桃畑で、昨年10月に農業を始めた村田英之さん(34)は、これまでの苦労を振り返った。

 10年近く勤めた大阪の会社を辞めて就農支援センターの門をたたいたのは4年前。センターで学びながら農地を探したが、2年間の課程を修了しても見つからず、1年間をアルバイトでしのぎ、ようやく借りられた。

 今月、同センターを修了した8人のうち、既に農地を確保しているのはたった1人。県内の耕作放棄地はこの25年で4倍に増え約3600ヘクタールに達するが、その多くは荒れていたり、規模が小さかったりして、新規就農にはとても使えない。

 農地探しを手助けする和歌山市農業委員会の岩橋章博事務局長(57)は「知らない人に土地を貸すことに抵抗を感じる農家が多い」とため息をつく。「終戦後の農地改革のように、貸した田畑が戻ってこないと思っている人すらいる」

 新規就農者を逃すまいと、県は今春、JAに委託して休耕地の情報収集を行うシステムを創設。指導役の農家に農業を教えてもらいながら、地域に溶け込む新制度も始めた。

 県は「やるべきことはやった」と胸を張るが、大西敏夫・和歌山大経済学部教授(農村・農地政策)は、「住居の確保や教育環境の充実など、定住して家族を持つことを視野に入れた支援も必要」と指摘する。

 「衰退する農業の救世主として、新規就農者に期待するのは各県とも同じ」。農林水産政策研究所(東京)の江川章主任研究官はそう話し、「受け入れ側は今後、就農者から選ばれる立場となる」と強調する。

 始まりつつある“新規就農者争奪戦”を勝ち抜ける施策が、新知事に求められる。(落合宏美)(おわり)

(2010年11月24日 読売新聞)

1179チバQ:2010/11/28(日) 12:48:14
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20101128ddlk23010145000c.html
選挙:知事選 市長会、候補推薦せず 絞り込み困難と判断 /愛知
 県市長会長の中野直輝・小牧市長は27日、市長会と実質的な同一組織「県市長協議会」が、来年2月の知事選で特定候補を推薦しないと決定したことを明らかにした。過去3回の知事選では神田真秋知事を推薦したが、今回は神田知事が4選不出馬を決めたうえ、主要政党の相乗り構図が崩れており、推薦者を絞り込むのは困難と判断したという。各市長が個別に候補者を支援することは妨げない。

 市長協議会は選挙で推薦を出す際、県内37市長が個人の立場で組織する。19日の市長会臨時総会後の会合で推薦しないと決めたという。中野市長は「立候補を予定する4人はいずれもしっかりとした見識の持ち主で、誰か一人を推薦するのはなじまない」と述べた。

 県町村会長の江戸満・扶桑町長も27日、毎日新聞の取材に対し、「県町村長協議会」を通じた推薦を見送る考えを示した。

 知事選には民主党が元総務省審議官の御園慎一郎氏(57)、自民党県連が元同省課長補佐の重徳和彦氏(39)、みんなの党が医師の薬師寺道代氏(46)を擁立すると決定。さらに、自民党衆院議員の大村秀章氏(50)が河村たかし名古屋市長と連携し、離党して出馬する方針を固めている。【宮島寛】

毎日新聞 2010年11月28日 地方版

1180チバQ:2010/11/28(日) 20:54:55
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201011280029.html
「大阪都構想」秋の前哨戦(1/2ページ)2010年11月28日

 「大阪都構想」を掲げる地域政党・大阪維新の会は27日、来春の大阪市議選と府議選の立候補予定者約50人が大阪・ミナミに集結。代表の橋下徹知事と並んで、統一地方選に向けた初の大規模な街頭演説会を開いた。一方、大阪市の平松邦夫市長はこの日、タウンミーティングで都構想を批判。市長を支える民主党も知事への対決色を強める。「主戦場」の大阪市で、決戦への足音が高まってきた。(池尻和生、坪倉由佳子)

■50人そろい市長批判(維新の会)

 「大阪市役所と大阪府庁を一緒にぶっ壊し、新しい役所をつくる。これが我々の大阪都構想の目標なんです」

 難波の高島屋前。橋下知事はいつものように「大阪市解体」を叫び、平松市長について「何がやりたいのかよくわからない。市職員の組合から応援を受けているから、改革できるはずがない」と攻撃した。その後、勢ぞろいした維新の会の立候補予定者が、1人ずつマイクを握った。

 「平松市長は既成政党とともに敵に回った」「市役所の利権を守る前に、市民の利益を守れ」。足を止めた通行人数百人を前に、1時間余にわたり演説が続いた。聞いていた維新の会幹部は、満足げに語る。「対『平松』の構図を浮き彫りにできた。今後も大規模な集会を開き、平松市政の問題点を訴えていく」

 府民対象の朝日新聞の10月の世論調査で、都構想について知事の「説明不足」を指摘する声が約7割に上った。平松市長側からも「具体案が見えない」と批判される。維新の会はこうした点を意識し、定期的に同様の街頭演説を行って、市民に都構想を理解してもらおうともくろむ。

 市議選の公認候補31人のうち19人は新顔。ふだんは自己流で街頭演説をしているが、人気の高い知事や他の立候補予定者の訴えぶりを聞くことで、演説を「練習」させる意味も込めているという。

■「戸惑い構想」と反論(平松市長)

 「知事は府の財政がボロボロだから、何とか目をそらそうと大阪市だけを攻撃してくる。大阪都構想ではなく、大阪戸惑い構想だ」

 平松市長は福島区でのタウンミーティング(TM)で、約320人の聴衆を前に皮肉った。会場からは都構想に関する質問が盛んに飛ぶ。7月以降、各区を回るTMは11回目。当初は都構想に触れないこともあったが、最近は知事への対決姿勢を強めている。

 前日の26日には上京し、民主党の岡田克也幹事長を国会内に訪ねた。「都構想という中身のないものに市民が惑わされている」と訴えると、岡田氏は「大阪市の地域主権、地方分権に向けた道筋をダイナミックに出してほしい。市民が誤解する部分は打ち消すなど、市がきちんと情報発信をして」と応じたという。

 岡田氏は23日の民主党府連主催の講演会で、都構想を「地方主権に逆行する」と批判した。府連幹部も知事について「好きなことを言い放題だ」と怒りをあらわにする。

 市長の後援会は、都構想を批判する本を出版した高寄(たかよせ)昇三・甲南大名誉教授らを招いたシンポを20日に大阪市内で開催。高寄氏は「知事の政治手法はポピュリズム(大衆迎合)の典型。一番の弱点は政策内容が貧困であることだ」と述べた。学者や文化人らに都構想反対の論陣を張ってもらおうという試みも進める。

1181名無しさん:2010/11/29(月) 02:55:11
伝統的に自民、公明が強すぎる和歌山とはいえ票差が大きすぎる。 

◆和歌山県知事選
 開票終了

当  259200 仁坂 吉伸 無現 【自】

    76051 藤本真利子 無新 【民】【国】

    24467 洞  佳和 無新 【共】

2010年11月29日
[2010和歌山県知事選]
仁坂さん大差で再選
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/11/101129_8970.html

知事選2010わかやま 仁坂氏、自公支援で圧勝 藤本氏、民主逆風響く
2010.11.29 02:33
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/101129/wky1011290234000-n1.htm

>藤本氏は浮動票の取り込みを狙ったが、民主党への逆風も響いた。

1182名無しさん:2010/11/29(月) 03:00:37
http://www.wbs.co.jp/news.html?p=22071
2010年11月28日(日) 23:47
和歌山県知事に仁坂氏。圧勝で再選。

任期満了に伴う和歌山県知事選挙の投票がきょう28日行なわれ、即日開票の結果無所属現職で自民党推薦公明県本部支持の仁坂吉伸さん60才が新人候補を破って再選を果たしました。和歌山県選挙管理委員会が発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。 当選仁坂吉伸60才無所属現25万9200票,藤本眞利子56才無所属新7万6051票,洞佳和62才無所属新2万4467票以上がきょう行なわれた和歌山県知事選挙の開票結果でした。再選を果たした仁坂さんは和歌山市出身で東京大学法学部卒業後通商産業省、いまの経済産業省に入りました。この間通商政策局審議官や製造産業局次長を経てブルネイ大使を務めました。日本貿易会専務理事在職中の4年前、和歌山県で起きた官製談合事件をうけ当時の木村良樹知事が逮捕され辞任したことから行なわれた出直し選挙に立候補し初当選しました。今回は県民連合の立場で立候補したいとの姿勢を示していましたが民主党が県議で新人の藤本眞利子さんを擁立したことから
急きょ自民党の推薦や公明県連支持を受けて選挙に臨みました。選挙は共産党推薦の洞佳和さんも立候補し現職と新人による三つ巴の選挙となりました。選挙戦で仁坂さんは4年間の実績を強調、インフラ整備や経済対策などに力を入れることやこれまで取組んできた改革を進めたいと有権者に支持を訴えました。一方、新人の藤本さんは、民主党の国会議員らと共に県内をまわり、財政出動による経済対策や雇用の創出をと有権者に支持を訴えました。事実上現職の仁坂さんと新人の藤本さんの一騎打ちの選挙となりましたが、現職の仁坂さんが県市町村会や各種団体、県の職員組合が加盟する自治労県本部などの推薦を受けて優位に選挙を進め仁坂さんが藤本さんを押さえて再選を果たしました。自民党県連と初めて政策協定を結び選挙戦を戦いました。一方藤本さんは女性や庶民の立場を訴えましたが知名度が浸透せず和歌山市以外での得票が伸びませんでした。また洞さんも共産党の支持基盤などとともに雇用の創出や無駄な財政支出のカットなどを訴えましたが、立候補が三人の中で最も遅かったことや有権者への訴えが十分浸透せず、支持を拡大できませんでした。投票率は出直し選挙だった4年前の前回より8・16ポイントアップし43・37パーセントで、8年前よりも上回りました。和歌山県の当日有権者数は84万756人でした。再選を果たした仁坂さんは、和歌山市の選挙事務所での当選インタビューで「これまでの実績が評価された。働く場を増やすため、企業誘致や産業振興を進めてきたが主役は県民だ。皆さんと一緒に また4年間頑張っていきたい」と抱負を述べました。

1183名無しさん:2010/11/29(月) 03:03:11
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/11/101129_8970.html
2010年11月29日
[2010和歌山県知事選]
仁坂さん大差で再選

任期満了に伴う知事選は28日、 投開票が行われ、 県政継続と県の発展を訴えた無所属で現職の仁坂吉伸さん(60)=自民推薦、 公明県本部支持=が、 いずれも無所属新人で元県議の藤本眞利子さん(56)=民主、 国民新推薦=、 JR西日本シニア社員の洞佳和さん(62)=共産推薦=を大差で破り再選を果たした。 選挙戦は景気・雇用対策などを争点に展開されたが、 有権者の関心は高まらず、 投票率は過去最低だった前回(平成18年)を8・16上回る43・37%にとどまった。

今回の知事選は仁坂県政1期目の審判と継続の是非を問う選挙でもあった。仁坂さんは選挙戦で、前知事不祥事の後を受けて、県政信頼を取り戻すべく4年間懸命に取り組んだことをアピール。また景気・雇用対策では、知事就任以来約80件の企業誘致を実現させたことなどを強調し有権者の理解を求めた。

県内各地に張り巡らせた後援会組織は強固で、 選挙戦は序盤から優勢。 自民、 公明党の支援をバックに無党派層も取り込み、 現職の強みと組織力を発揮した形だ。

一方、 藤本さんは景気対策について財政出動や公共調達の最大限活用を訴えた。 しかし、 出遅れ感に加え、 参院選敗北による民主の勢いの陰りと低投票率も影響。 頼みとする無党派層への支持拡大には至らなかった。

洞さんは、 景気対策では企業誘致だけでなく、 すべての中小零細業者を支援する産業振興策に転換すると訴えたが、 前回に共産推薦候補が獲得した9万票を大きく下回った。


大勝に沸く選挙事務所
午後8時10分、 和歌山市北汀丁の選挙事務所に吉報が届くと、 室内は詰め掛けた多くの支持者の拍手と歓声で沸き返った。 5分後に到着した仁坂さんは神坂次郎後援会長の発声で万歳三唱し、 大勝で再選の喜びを爆発させた。

仁坂さんは娘の友香さん(28)から花束を受け取り、 「本当に多くの皆さんのご支援のおかげで再選を果たすことができた。 これは皆さんのこれからの和歌山に対する期待。 和歌山を元気に、 温かい改革を皆さんと一緒に進めるための第一歩を記せた」 と笑顔。 選対本部長を務めた中村愼司紀の川市長は対立候補を大差で抑えた県民の支持に感謝し、 「知事にはこれからの4年間、 今までの4年間を基礎として和歌山の浮上へ頑張ってもらいたい」 と激励。 自民党県連会長の二階俊博衆院議員は 「40項目にわたる知事との約束事があり、 それをこの4年間でどう実現できるか。 県民の皆さんと約束したことを、 必ず実行できるように頑張りたい」 と力を込めた。

1184名無しさん:2010/11/29(月) 03:06:02

和歌山知事に仁坂氏再選=自民、公明が支援
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&rel=j7&k=2010112800222

 任期満了に伴う和歌山県知事選挙は28日投開票され、自民推薦で公明党県本部支持の現職仁坂吉伸氏(60)が、前県議の藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦=、鉄道会社員の洞佳和氏(62)=共産推薦=の2新人を破り、再選を果たした。投票率は43.37%と前回(35.21%)を上回った。
 自民党は今月14日の福岡市長選に続き、与野党対決が鮮明になった大型地方選を制し、来春の統一地方選へ弾みを付けた。 
 企業誘致や子育て支援など1期目の実績を訴えた仁坂氏は当初、「公務優先」の姿勢で出遅れ感があった。しかし、告示後は厚い保守基盤に加え、連合和歌山の中心である自治労県本部など有力支持団体がフル回転、県内全域で支持を広げた。
 藤本氏は、政権与党との太いパイプを強調。一部の建設業者の支援を受けたほか、地元和歌山市では追い上げを見せたが、尖閣ビデオ問題などをめぐる民主党への逆風から票を伸ばせなかった。洞氏は出遅れが響いた。

◇和歌山県知事選当選者略歴
 仁坂 吉伸氏(にさか・よしのぶ)東大経卒。74年旧通商産業省(現経済産業省)に入り、製造産業局次長、ブルネイ大使などを経て、06年12月和歌山県知事に初当選。60歳。和歌山県出身。当選2回。

◇和歌山県知事選開票結果
当 259,200 仁坂 吉伸 無現
   76,051 藤本真利子 無新
   24,467 洞  佳和 無新
(2010/11/28-23:35)

1185名無しさん:2010/11/29(月) 20:27:24
消費税だ尖閣だと言う前に、選挙体制を作るのが遅すぎる
地方組織が脆弱だっていうのはよく言われるけど、そんなの選挙前から分かりきってるわけで
だったらせめて時間かけて候補者自身が選挙区を何周もしないと、お話にならない

1186チバQ:2010/11/29(月) 23:53:32
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101129ddlk30010172000c.html
激突:’10知事選 仁坂氏、余裕の再選 政党対決、終始優位に /和歌山
 近畿で唯一人口100万人を割った県の過疎対策、低迷する地域経済の活性化策などが争点となった知事選は、28日投開票され、現職の仁坂吉伸氏(60)=自民推薦、公明県本部支持=が、前県議の藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦=と元国労県支部委員長の洞佳和氏(62)=共産推薦=の2新人を破り、再選を果たした。仁坂氏は自民、公明支持層に支えられ安定した戦いを進め、民主への逆風もあって他候補を圧倒した。【知事選取材班】

 和歌山市北汀丁の仁坂氏の事務所は、当選の知らせが伝えられると、集まった支持者たちから歓声が上がり、拍手がわき起こった。万歳三唱した仁坂氏は、「再選を果たせたのはご支援のたまもの。温かい改革を進める第一歩が示せた」と話した。

 自民県連会長の二階俊博衆院議員ら国会議員や、選対本部長を務めた中村慎司・紀の川市長ら県内の首長が駆け付け、「和歌山浮上のため改革を進めてほしい」と口々に祝福。世耕弘成参院議員は「民主のパフォーマンス政治に飽き飽きした結果だ。県内から民主勢力を駆逐する」と気勢を上げた。

 選挙戦で仁坂氏は、入札制度改革や約80の企業誘致、財政再建など1期目の実績を強調。さらに、インフラ整備も引き続き取り組むとし、100万人割れした県人口については「人口流入県に変えていく」と訴えた。

 仁坂氏は当初は政党色の薄い選挙戦を構想。しかし、元民主県連代表の藤本氏が立候補表明し、自民が政党対決の選挙戦を指向、仁坂氏も受け入れた。告示前に公明が県本部支持を決めたことも安定した戦いにつながった。また本来は民主を支持する労働組合も取り込んで、支持基盤に厚みを増した。

 ◇「積極財政」に信なく 逆風藤本氏、浸透ならず
 和歌山市雑賀屋町東ノ丁の藤本氏の事務所に落選が伝えられると、支持者らは一瞬に静まり返った。藤本氏は疲れ切った表情で深々と頭を下げ、「景気を回復させる政策を訴えてきたが、その思いを届けられなかった。結果は真摯(しんし)に受け止めている。本当に申し訳ない」と述べた。選対本部長を務めた民主の岸本周平衆院議員も、「こんなにいい候補が勝てなかった。私の力が及ばなかった」と沈痛な表情を浮かべた。

 公共投資増を旗印に掲げ、「中央から予算を持って来られるのは私だけ」と政権とのパイプを強調した。しかし頼みの政権への逆風で無党派層の支持をつかめず、民主支持層さえ固めきれなかった。紀南での知名度不足も響いた。

 ◇出遅れ響き無念−−洞氏
 「働く人を大切にする県政を」と訴えた洞氏。落選が伝わり、和歌山市西旅籠町の事務所に姿を現すと、支援者からねぎらいの言葉が掛けられた。洞氏は「立候補表明が遅かった。もっと話を聞いてもらえれば、必ず理解してもらえた」と無念の表情。「公約実現のため、今後も運動を続けたい」と話した。選挙戦では、中学卒業までの医療費無料化▽国保料の1人1万円引き下げ−−などを訴えたが、出遅れが響いて浸透しなかった。

 ◇投票率43・37%、前回比8ポイント増 過去3番目の低さ
 投票率は43・37%と、前回(06年)の35・21%を8・16ポイント上回ったが、過去3番目に低かった。当日有権者数は84万933人(男39万1378人、女44万9555人)だった。

 戦後最低を更新してきた前々回(04年)と前回は上回った。自民や公明などが推す候補と共産推薦候補の一騎打ちだった過去2回に比べ、今回は民主・国民新の推薦候補の三つどもえになったことが、上昇に影響したとみられる。ただ、今年は7月の参院選に加え、特に大票田の和歌山市で市長・市議補選や県議補選が続き、“選挙疲れ”も指摘された。

 期日前投票(今月12〜27日)は7万8305人で、全投票者の21%を占めた。前回の1・95倍で、全市町村で前回を上回った。

1187チバQ:2010/11/29(月) 23:53:49
 ◇職員の実力アップ
 ○…7月11日の参院選、8月1日の和歌山市長・市議補選、10月17日の県議会和歌山市選挙区補欠選、そして今回の知事選。この5カ月で4回の選挙をこなした和歌山市選管。95年には9カ月間に5回選挙があったこともあるが、今回はほぼ毎月途切れることなく準備作業に追われ続けたことから、市選管も「仕方がないとはいえ、落ち着く期間がない……」。それでも、開票所となる同市中之島の県立体育館には、アルバイトの市職員らも含めた担当者らがきっちりと設営した。経験を重視した配置が功を奏し、担当職員の技術力アップにもつながっているとか。

 ◇慣れた場所が一番
 ○…和歌山市福島では、「福島実行組合集荷場」が投票所に早変わり。市選管によると、1976年の衆院選で初めて使われて以来、30年以上にわたって地域の投票所に。現在、約3600人の有権者が対象となっている。この日もジャンパーなどを着込んだ有権者が思い思いの候補者名を用紙に書き、投票していた。市選管は「どこでも同じだが、投票場所を変えると、間違えてしまう人がおり混乱が起きてしまう」と、今後も活用する方針だ。

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 ■解説

 ◇過疎先進県の未来像示せ
 藤本氏の惨敗は、菅政権への厳しい評価が反映したことは間違いない。しかし、「積極的な公共投資」に特化したかのような陣営の主張に魅力がなかったことも、大きな要因だった。

 厳しい財政状況の中で「財政出動」を唱え、政権転落前の自民党と同様に「国から予算を引っ張る」と繰り返す訴えに、多くの有権者は共感しなかった。「できることしか公約しない」とする仁坂氏の訴えの方が、県の将来を具体的に描いていた。得票率33%で敗れた参院選の民主候補に、陣営の運動量では勝っていた藤本氏の得票率21%の大敗を、逆風の強弱だけで説明すべきではない。

 しかし、仁坂氏の1期目の実績と選挙戦での訴えもまた、人口100万人を割った県の未来を開くと確信させるには至らなかったのではないか。選択肢が乏しいとされた06年前回選に続き、有権者の半数以上を占める棄権者47万6216人が、そのことを物語る。「100万人の県民連合」を掲げる仁坂氏は、“過疎先進県”としての和歌山の未来像を描き、投票しなかった県民の声も拾う県政を目指してほしい。【山下貴史】

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 ◆開票結果=選管最終発表

当 259200 仁坂吉伸  60 無現

   76051 藤本真利子 56 無新

   24467 洞佳和   62 無新

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仁坂吉伸(にさか・よしのぶ) 60 無 現(2)

 知事[歴]通産省職員▽JETROミラノセンター次長▽通産省生活産業局総務課長▽経企庁長官官房企画課長▽経産省大臣官房審議官・製造産業局次長▽駐ブルネイ大使▽日本貿易会専務理事▽東大=[自]

1188チバQ:2010/12/02(木) 21:58:13
>>1097>>1113
http://mainichi.jp/area/nara/news/20101202ddlk29010576000c.html
選挙:知事選 民主県議団、独自候補の擁立を断念 県医師会長が辞退 /奈良
 来年4月の統一地方選で予定される知事選について、民主党県議団(9人)は1日、独自候補の擁立を断念する方針を決めた。立候補を要請していた県医師会の塩見俊次会長(61)が辞退すると回答。県議団とは別に候補者選定を進めている同党県連も、他に擁立できる見通しは立っていない。このため知事選は、現職の荒井正吾氏(65)と共産党県委員会が支援団体と予定している独自候補の一騎打ちになる可能性が高まった。【阿部亮介】

 民主党県連は今年2月の県連大会で、知事選で単独推薦候補を擁立する方針を決定。同党県議団は10月、荒井知事の県政運営を「積極的に評価することはできない」との結論をまとめ、独自候補擁立を目指す方針を確認した。

 山下力県議団長らが11月初旬、医療行政に詳しく、県内で知名度のある塩見氏に立候補を要請した。県医師会の政治団体「県医師連盟」が、昨夏の衆院選や今夏の参院選で民主党候補を推薦するなど、政権交代前後から、両者が急接近したことが背景にある。

 県医師会内部には、塩見氏の立候補に期待する声もあったが、反対論も根強かった。菅政権の内閣支持率が低下の一途をたどる中、福岡市長選や和歌山県知事選で民主党推薦候補が敗北。同党への逆風の強まりもあり、塩見氏は最終的に辞退した。

 山下団長は毎日新聞の取材に「県議団として候補擁立を断念する」と述べた。県連は県議団の意向を尊重するとしている。

 一方、同党支援団体の連合奈良は、荒井知事と良好な関係を維持してきた。11月30日の政策懇談会では、来年度予算編成に向けて県内企業の活性化や雇用創出などを要望。今後、荒井知事の支援を協議するとみられる。

 同党県連は県議選に21人の擁立を目指しているが、連合の支援は必須だ。知事選で独自候補を擁立すれば相乗効果も期待できる。一方で逆風の中、連合の支援が得られなければ当選が厳しい候補予定者もおり、独自候補擁立には主戦論と慎重論が相半ばしていた。

1189チバQ:2010/12/02(木) 22:08:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101202-OYT1T00393.htm
堺、市議会定数削減で3案…出来レース?全部否決

 1日開会した堺市議会(定数52)の定例議会で、大阪維新の会と公明党、民主党・市民連合の3会派が、来春の統一地方選から定数を10〜7削減する条例改正案をそれぞれ提出し、本会議で即日採決の末、否決された。

 議会内では「事前に合意に向けた動きがほとんどなく、選挙目当てのパフォーマンス合戦だ」と批判の声が上がっている。

 同市議会では、第4会派の大阪維新の会(7人)が先月22日、「定数45」とする議案の提出方針を各会派に説明。他会派から「なぜこの時期に出すのか。選挙向けのポーズだ」との声が出る一方、最大会派の公明党(13人)は「同44」、第2会派の民主党・市民連合(11人)は「同42」と、削減数で大阪維新の会を上回る対案を急きょ作った。

 1日の本会議では、3会派が「議会も身を削る必要がある」などと提案理由を説明。公明党、民主党・市民連合などが「選挙が近く、急ぐべきだ」との理由で、委員会審議の省略を求めたため、同日中に採決が行われ、いずれも賛成少数だった。

 反対した共産党(8人)は「本気で議案を通すつもりなら、これまでしてきたように早くから会派間で調整していたはず」といい、無会派の議員は「“三すくみ”で否決されるのを見越した出来レース。議論したくないから初日に採決したのでは」と批判している。

(2010年12月2日12時15分 読売新聞)

1190チバQ:2010/12/02(木) 22:09:48
http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK201012020021.html
W杯開催国、決定直前 橋下知事のスタジアム反対に波紋(1/3ページ)2010年12月2日
 日本が手を挙げている2022年サッカー・ワールドカップ(W杯)の開催国決定を目前にして、大阪府の橋下徹知事が開会式と決勝戦の会場に想定される大阪・梅田のスタジアム建設に「反対」を明言し、波紋が広がった。招致関係者は選考に影響することを心配し、騒ぎ立てないように気を使うが、知事の態度はますます硬化。いったい、この時期になぜ――。

    ◇

 「一度決めたことを続けることを是とするなら、公共工事も何も止まらない。間違っていたら変更すべきだ」

 橋下知事は1日、「反対表明」に批判が出ている、と報道陣から問われると、こう反論した。「統計上のデータはないが」と前置きしたうえで「府民の多くはあんなところにスタジアムは(いらない)、という思い。それをそのままぶつけた」。

 知事はもともと「北ヤードは緑に」というのが持論。だが今年2月、大阪へのスタジアム誘致検討協議会の初会合に出た時は、資金面に疑問を述べながらも「大阪に住み続ける僕としては何とかしたい」と誘致に賛同していた。

 それが8月以降、態度を一変。自ら代表を務める「大阪維新の会」のタウンミーティングで、大阪市の平松邦夫市長との対立軸の例として「緑にしたい」と強調し始めた。11月27日には明確に「建設反対」へ踏み込んだ。

 なぜ心変わりしたのか。知事は2月に賛同したことについて「当時は大阪市内のことは市役所が決めるという行政上の慣行を尊重し、平松市長を後押ししようと思った」と釈明する。選考に影響しかねない今になって反対を明言した理由は「W杯のためだけに造って、その後どうするんだと冷静に考えた。事前にクギを刺さねばと思った」。

 さらに、今後はスタジアム建設構想の是非を「有権者に選挙か何かで問いたい」と、統一地方選に向けて争点化する可能性もちらつかせる。


   ◇

 「W杯招致の機運を盛り上げていくべき最終局面の時期に、何を考えているのか」

 平松市長は橋下知事の「反対表明」を聞いて、報道陣の前で何度も首をひねった。市の招致担当者は「このタイミングの発言は招致の足を引っ張るだけ。あまり騒がず冷静に対応したい」と話す。

 約48億円を支出した「大阪五輪招致」の失敗の記憶は生々しい。厳しい財政状況のなか、招致関連経費は日本招致委員会への登録料100万円と、招致活動費の約700万円だけに切りつめながら朗報を待つ市にとって、知事の発言は想定外の出来事だった。

 ただ、仮に日本開催となった場合、約1千億円と試算されるスタジアム建設費をどこが負担するかが問題になる。平松市長は一貫して、市は負担に応じないという姿勢だ。

 一方、市長は日本が開催国から外れても、規模を縮小したうえで北ヤードにスタジアムを誘致したい、との考えを記者会見で示している。

 橋下知事はこうした点を突き、「財源の話も結局進んでいない。競技場はほかにもある」と市長批判を強める。

    ◇

 開催国の選考が行われるスイス・チューリヒに入ったW杯日本招致委関係者らは「大阪市と橋下知事の話」と静観するものの、「なんでこの時期に」という思いも強い。

 日本招致委員長の小倉純二・日本サッカー協会会長は30日、プレゼンテーションの最終リハーサル後の取材で「8万人規模のスタジアムには、反対する人もいるんで」と愚痴をこぼす一幕もあった。

 大阪への誘致検討協議会の委員でもある関西経済連合会の下妻博会長は「個人でいろんな考えがあると思うが、誘致している時に知事が言うのはどうか」と苦言を呈した。

 一方、関西経済同友会は山中諄代表幹事(南海電気鉄道会長)らが反対、協議会参加も断った。幹部は「京セラドームと需要を奪い合う可能性があり、赤字で運営が成り立たないのでは」と懸念する。

  ◇

 〈W杯スタジアムの大阪誘致構想〉 JR大阪駅北側の貨物駅跡地(北ヤード)内の約7ヘクタールに、最大8万3300人の収容が可能な「大阪エコ・スタジアム」(仮称)を建設。W杯の日本開催が決まれば、開会式や決勝戦を行うメーン会場に想定される。

 大阪市は当初、2002年W杯会場だった長居陸上競技場への招致を考えていたが、昨年12月に日本サッカー協会から北ヤード誘致を打診され、平松邦夫市長が賛同。2月に同協会、Jリーグ、市、府、関西経済連合会、大阪商工会議所で誘致検討協議会を設立した。

    ◇

1191チバQ:2010/12/03(金) 22:21:33
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20101203ddlk30010422000c.html
選挙:知事選 国政の構図なぞり明暗 /和歌山
 <検証>

 現職の仁坂吉伸(60)が、前県議の藤本真利子(56)と元国労県支部委員長の洞佳和(62)の2新人に圧勝した知事選(11月28日投開票)。それは各陣営が、国政の与野党対決の渦にのみ込まれ、逆風と順風を受けた結果でもあった。渦に引き込み、あるいは引き込まれ、明暗は分かれた。計算と誤算。その深層を追った。(敬称略)【山下貴史、岸本桂司、藤顕一郎】

 ■前哨戦

 ◇模索された脱政党
 7月の参院選に向け、推薦人として「仁坂吉伸」の名を記したはがきが、県内に大量に配られた。公明比例代表の選挙用。仁坂後援会の幹部は「公明に貸しができた」と胸を張った。一方、ある政界関係者は違う見方をとる。「仁坂の名を入れても、公明票が増えるわけではない。むしろ公明支持者に仁坂の名前を売り込んだことになる」。この時期の仁坂への配慮については、「最低限の責任は果たし、知事選での自主投票も選択肢に残す“布石”なのだろう」と解説する。

 政党色の薄い選挙戦を指向したのは、何も仁坂だけではなかった。大票田・和歌山市で、仁坂後援会と、民主県連代表の岸本周平(衆院和歌山1区選出)の後援会は、多くが重なる。民主関係者の間でも当初浮上したのは、首都圏の会社経営者。選挙経験はない。それぞれが思惑を抱え、政党色を薄めた選挙戦が模索されていた。

 ■転回

 ◇囲い込みに出た自民
 しかし、水面下では異なる動きがあった。民主の候補者擁立が静かに進んでいた今年1月。「真利子にはもっと上を目指させる」。藤本の有力支援者の言葉が、仁坂周辺の耳に届く。関係者は一瞬、耳を疑ったという。藤本は民主県連の前代表で、幹事長(当時)。政党色は消しようがない。6月、民主県連は藤本擁立を決めた。仁坂が掲げてきた脱政党の「県民連合」路線は、これを境に急速に変質していく。

 動いたのは自民だった。7月、自らが入院中に推薦を決めた自民県連に、退院した仁坂は「ぎょっとした」と漏らした。県連会長の二階俊博は後に取材に対し、このころの仁坂の対応について「自民の推薦が『いるか、いらんか』なんて言うんやから」といら立ちをのぞかせた。仁坂は県連に推薦依頼することで合意、次いで党本部推薦を受けた。

 二階が打った手はこれだけではない。

 関係者によると、二階は10月下旬、大阪に出向き、公明を支持する創価学会の有力者と会談。公明は11月5日、県本部支持を発表した。民主対自民・公明対共産。国政と同様の構図が出来上がった。

 さらに自民県連は、県各部局の課題を県関係者から参考資料として入手し、政策協定書(政策提案集)をつくった。告示日の11日、仁坂氏と協定書を締結した。自民による仁坂の“囲い込み”が完成した。同日、県庁前でマイクを握り演説を終えた二階は取材にこう答えた。「選挙っていうのは一手も外したらあかん。すべての手を打つ」

    ◇

 10月、民主の機関紙「プレス民主」和歌山版の表紙を、行政刷新担当相の蓮舫と藤本との2ショットが飾った。写真の上には「和歌山県政にも正しい事業仕分けができるリーダーが必要です」。民主側は人気のある閣僚と藤本を重ね合わせ、「県にこんな無駄がある。それを中小企業に回す」というスタイルを目指していた。しかし陣営は民主色を薄めようとするなど、戦術も戦略も迷走した。

 同月末、自民が実施した世論調査では、仁坂は藤本に4倍以上差をつけていた。既に逆転困難な大差。その後2回の調査でも、差が縮まることはなかったという。

 ■波及

 ◇統一地方選へ始動
 「来春の統一地方選に向け、いい流れにせないかんな」

 28日夜、和歌山市の仁坂の事務所で万歳を三唱した市議の和田秀教は満足げだった。自民党和歌山市支部連絡協議会(市連協)会長。休眠していた市連協は11月5日にパーティーを開き、約10年ぶりに活動を再開した。09年衆院選で自民候補が惨敗した同市。民主候補対自民候補の得票率は衆院選で58対35。参院選では33対57。そして今回、21対72。県都の攻防に向け、第4幕の統一地方選は5カ月後に投開票される。

1192チバQ:2010/12/04(土) 01:22:23
>>1190
http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK201012030078.html
催しイベントパートナーズシンポキトラ古墳展大阪国際フェスティバル.連載短期連載お知らせ...梅田・北ヤードスタジアム「堂々と反対する」 橋下知事2010年12月3日
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. 大阪府の橋下徹知事は3日、2022年のサッカー・ワールドカップ(W杯)招致で日本が落選したことを受け、JR大阪駅北側の北ヤードでのサッカースタジアム建設構想について「こうなればもういらない。明確に反対する」と表明した。

 「北ヤードは緑に」との持論をもつ知事は、これまでスタジアム建設に反対しつつ、「府として妨害はしない」とも語り、個人の見解にとどめていた。しかし、この日は知事の立場として「堂々と反対していく」と明言した。

 知事はさらに、大阪府・市が体育館や中央図書館などの公共施設を別々に建設してきたことに言及。「ガンバ大阪が(府北部に)新スタジアムをつくりたいと話を進めている。また、それぞれで府と大阪市に(同じ施設を)つくるのか。平松市長には大阪全体を見渡して判断してもらいたい」と批判した。

 一方、大阪市の平松邦夫市長はW杯落選後の3日未明、「8万人超の規模は必要なくなるが、大阪には国立球技場がないので国の力を借りながら何とか誘致できれば」と語り、引き続き北ヤードへの誘致に意欲を示していた。

 3日の知事発言を受け、平松市長は「北ヤードは市単独ではなく、知事や関西財界などと協議してまちづくりを進めてきた。今後も広く提案や意見をうかがい、北ヤード全体のあり方をしっかりと検討する」とのコメントを出した。

 北ヤードは大阪中心部で最後の一等地とされ、先行開発地域(7ヘクタール)が今春着工された。スタジアム構想は、未着工の2期部分(17ヘクタール)に建設することが想定され、中核的な施設になると期待されていた。スタジアム建設が白紙となれば、北ヤードの将来構想の練り直しが必要になる。

1193チバQ:2010/12/05(日) 12:30:06
http://www.sankei-kansai.com/2010/12/05/20101205-046875.php
2010年12月 5日

「国権限奪う」橋下氏 関西広域連合始動 
 府県を超えた全国初の広域地方公共団体「関西広域連合」は4日、第1回広域連合委員会を大阪市内で開き、初代広域連合長には兵庫県の井戸敏三知事が立候補して無投票当選を果たした。井戸連合長は、副連合長に和歌山県の仁坂吉伸知事を指名。また国の出先機関の原則廃止に向けて、広域事務のあり方や国に要請活動を行うための専門委員会「国出先機関対策委員会」を設置し、委員長に大阪府の橋下徹知事、副委員長には京都府の山田啓二知事を指名した。

 この日の第1回広域連合委員会には、広域連合に参加する7府県の知事らが出席。運営規則や事務局組織などを決めたほか、連合議会(定数20)の臨時会を来年1月中旬にも開き、2月中旬以降の定例会で、来年度予算の審議などを行うことを確認した。

 今後は広域事務を行う各分野での具体的な実施計画をまとめた広域計画案を策定。国の出先機関の事業移管については、発言力のある橋下知事を先頭に、人員や財源を含む「丸ごと移管」の実現に向け、アクションプランを策定する方針だ。来年1月の通常国会までに、どのような戦略を打ち出せるかが注目される。

 島根県で鳥インフルエンザが発生したことを受け、突発的に発生する懸案に対応するため「危機管理連絡協議会」も設置する。

 終了後、記者会見した井戸連合長は「広域事務の処理に加え、国の出先機関廃止を前提に事務移譲を受け、広域的な対応を進めていく」と述べた。また、橋下知事は「国には国の仕事に専念してもらい、住民の生活にかかわる部分は地方でやっていく。国の権限を奪い取ることが僕の最大の仕事」だと語った。

 広域連合の参加各府県は、京都府が広域観光・文化振興、滋賀県が広域環境保全、徳島県が広域医療―など、各府県で事務を分担することになる。週明けには、京都府が「広域観光・文化振興局」を、徳島県が「広域医療局」をそれぞれ庁内に設置する予定という。

1194チバQ:2010/12/05(日) 13:14:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101203/lcl1012032344007-n1.htm
【大阪都構想】堺市長は“中立” 元上司・橋下知事と微妙な距離感
2010.12.3 23:42
 大阪府の橋下徹知事が掲げる大阪都構想について、堺市の竹山修身市長は3日、記者会見で「(賛否は)どちらとも言えない」と述べ“中立”の立場を表明した。

 府職員出身で、昨年10月に橋下知事の全面的な支援を受けて初当選し、今でも「知事と理念は共通している」と言う竹山市長だが、堺市を3つの特別区に分割する大阪都構想については「政令市になって4年程度の堺市で、市分割というのは市民の理解が得られない」と述べた。

 会見で竹山市長は「強い広域自治体を作るという橋下知事の理念は、私と共通している」と述べる一方、大阪都構想については「基礎自治体のありようをきちんと示してもらえるかどうか」と賛否を留保した。

 竹山市長は11月24日の会見でも「(大阪都構想の実現には)府と大阪市の統合の成果をみせてもらうのが先」と発言。これに対し橋下知事は「最近の竹山市長は、少し間違った発言をしている。市長になったら、お山の大将でいたくなっちゃう」と述べるなど、2人の関係には微妙な距離感が生まれている。

1195チバQ:2010/12/05(日) 21:03:37
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010120501000432.html
大阪市長選出馬「あり得る」 橋下府知事
2010年12月5日 20時55分

 大阪府の橋下徹知事は5日、来年11月にも見込まれる大阪市長選について「僕が出るかどうか今までは(発言を)濁してきたが、あり得る。そのときの状況をみて判断したい」と述べ、くら替え出馬の可能性に言及した。

 知事は、大阪市解体を軸に府と市の二重行政解消を目指す「大阪都」構想を唱えており、自ら市長に就任して一気に実現を図ることを念頭に置いているとみられる。

 自らが代表を務める「ローカルパーティー大阪維新の会」は来春の統一地方選で構想実現を公約に掲げ、府議選や市議選に候補者を擁立。統一選勝利を前提として、市長選出馬に向けた環境が整うか判断する方針だ。

 維新の会が大阪市内で開いたタウンミーティングで、参加者の質問に答える形で発言した。

(共同)

1196チバQ:2010/12/08(水) 22:31:17
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101208ddlk25010423000c.html
選挙:県議選 「みんな」公認で蔦田氏出馬表明 復帰目指し /滋賀
 6月に県議を辞職し、みんなの党比例代表候補で参院選に出馬、落選した蔦田恵子氏(49)は7日、県庁で会見し、来春の県議選大津市選挙区にみんなの党公認候補として立候補すると表明した。

 県議を2期務めた蔦田氏は「参院選でみんなの党への期待を感じた。県議会に限界を感じ国政に挑んだが、もう一度、地方から声を上げて国を変えたい」と語った。【安部拓輝】

1197チバQ:2010/12/08(水) 22:32:04
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20101208ddlk25010421000c.html
選挙:県議選 対話の会が5人公認 公募を継続 /滋賀
 嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」は7日、県庁で会見し、来春の県議選(定数47)に出馬予定の公認候補5人を発表した。10人程度の確保を目指し、公募を継続する。

 県議会会派の対話の会・びわこねっとは現在4議席。現職で高島市選挙区の清水鉄次・同会代表(53)=1期=と大津市選挙区の沢田享子氏(62)=5期=を公認し、蒲生郡選挙区の佐橋武司氏(61)=1期=の出馬は未定。会派を離脱した東近江市選挙区の木沢成人氏(38)=1期=には今後、公認や推薦の意向を確認するという。

 新たに公認する新人は、引退する長浜市選挙区の角川誠氏(75)=通算3期=の後継で元長浜市議の押谷友之氏(61)▽同会の公募で選んだ大津市選挙区の造園会社社長、石塚政孝氏(52)▽政策勉強会「対話塾」で学ぶ草津市選挙区の派遣秘書、駒井千代氏(37)の3人。清水代表は「知事選で多くの支持を受けた嘉田知事の政策を具現化するため、地域代表として活動したい」と述べた。【安部拓輝】

1198チバQ:2010/12/09(木) 21:50:15
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003664576.shtml
市長が“ママチャリ通勤”表明 警備に悩む当局 
 12日付で尼崎市長に就任する前兵庫県議稲村和美氏(38)の通勤方法をめぐり、市当局が頭を悩ませている。稲村氏は、基本的に「自転車通勤」を表明。市は意向を尊重する方針だが、徒歩で登庁した白井文市長には毎日職員が随行したように、今回も「安全確保に万全を期したい」として、警備面の対策を検討している。


 全国最年少の女性市長となる稲村氏。市長就任後も、尼崎市内の自宅から5歳の長女を保育所まで自転車で毎朝送り、そのまま登庁するという。

 市は従来、市長については「安全確保の面から、市長公用車の使用が基本」とし、送迎するのが慣例だった。だが白井市長は基本的に徒歩通勤を貫き、自宅から市役所までの道のりを職員が随行。公務などで市役所の外に出向いた際は、そのまま公用車で帰宅するなどしていた。

 稲村氏は「安全確保と言っても(自宅から市役所までの)距離は近いし、県議時代も自転車で移動していた」と話す。一方、市秘書課は「一人で通勤してもらうわけにはいかない」として、通勤ルートの確認など一定のルールを設けつつ、対策を図る。

 12日が日曜のため初登庁となる13日は、自転車通勤の稲村氏に職員が随行するという。

(横田良平)

(2010/12/09 15:33)

1199チバQ:2010/12/11(土) 05:30:22
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/nara/101211/nar1012110215003-n1.htm
民主県連 県議選の公募ゼロ 5選挙区、「逆風」影響か 奈良
2010.12.11 02:15

このニュースのトピックス:選挙・奈良
 民主党県連が来年4月の県議選で生駒市など5選挙区で実施した候補者公募で、募集から10日間が経過したにもかかわらず、応募者が0件だったことが10日、県連への取材でわかった。「政治とカネ」の問題や相次ぐ外交の不手際など政府・民主党の失速が、県議選で議席倍増をにらむ県連の目標にも冷や水を浴びせた格好だ。

 県連は、全16選挙区に候補者21人を立てる方針を示し、現職と新人計16人の擁立をすでに決定している。候補者が決まっていない生駒市、五條市、大和高田市、桜井市、御所市の5選挙区で今月1日、県連のホームページ(HP)で公募を始めていた。

 県連HPによると、応募資格は県内在住の日本国籍を有す男女で、選考は小論文や面接などを行い、28日を締め切りとしている。藤野良次県連幹事長は先月、「党員や党籍などの条件は設けない」と話し、広く門戸を開く方針を明らかにしていた。

 ところが、公募から1週間以上が経過しても、応募者は0件のまま。菅直人首相や各閣僚らの失言や不手際による同党への「逆風」が影響しているとみられ、「このまま応募がなければ、公募を断念せざるを得ない」(藤野幹事長)という。

 県連は今後、ビラを配布するなどして積極的に広報する予定といい、藤野幹事長は「ぎりぎりまで粘って頑張りたい」と話している。

1200神奈川一区民:2010/12/11(土) 12:50:22
>>1199
とはさん、生駒市からどうげすか?

1201とはずがたり:2010/12/11(土) 13:23:36
>>1200
ちわヽ(´ー`)/
県議にはあんま興味ないっすねぇ。。
政策課題として阪奈道路(←県道)辻町ICのフルインター化是非して欲しいってのはあるんですけど。。

1202チバQ:2010/12/13(月) 00:05:39
http://www.sankei-kansai.com/2010/12/12/20101212-047179.php
関西の社会ニュース2010年12月12日

対橋下知事 自民支部と市長"団結" 昨日の敵は今日の友?
 来春の統一地方選を見据え、自民党の大阪府第3選挙区支部が11日、大阪市内で政治資金パーティーを開いた。同支部がこうした大規模なパーティーをするのは初めてで、開催の背景には、大阪府の橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」台頭への危機感があるという。この日は複数の党幹部のほか、3年前の大阪市長選では自民の“敵”だった平松邦夫市長も出席。維新の会を「野心の会だ」と批判するなど怪気炎を上げた。

政治資金パーティー「維新は野心の会」

 同支部は大阪市大正区、住之江区、住吉区、西成区を管轄。支部長は元自民党大阪府連会長の柳本卓治衆院議員で、パーティーには支持者ら約850人のほか、党中央から大島理森副総裁、中曽根弘文参院議員会長らが出席した。

 自民は平成20年1月の知事選では橋下氏、19年11月の大阪市長選では平松氏の対抗馬だった当時の現職市長を推した経緯もあるが、会では橋下氏に対する厳しい意見が相次いだ。

 あいさつに立った後藤田正純衆院議員は「橋下知事は直球勝負に見えるが、ブレが見える」と指摘。講演した大島副総裁も「政党は、作ることは簡単だが、維持するのが難しい。大きな事柄は1年や2年ではできない。愚直に取り組まなくてはならない」などと語った。

 一方、平松氏は、大阪市の解体を伴う橋下氏の「大阪都構想」について「実体がないものを恐れる必要はない」と批判。維新の会を「大阪野心の会」と揶揄(やゆ)する一幕もあった。

 自民は、統一選で維新の会と激突する大阪府議選や大阪市議選などを控える中、橋下氏を突き放し、平松氏を味方に引き入れる逆の立場になった格好。柳本氏は「平松氏の市政運営を見ていると、努力を積み重ねている。一方、橋下氏は少しおかしくなった」。平松氏は会の終了後、「(自民にも)頑張ってもらわないと」と語った。 
 
【写真説明】ライトアップイベントの点灯式で同席した橋下氏と平松氏。統一選に向け、対立が深まっている=大阪市北区(鳥越瑞絵撮影)

(2010年12月12日 09:22

1203チバQ:2010/12/13(月) 01:23:20
>>785
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101212ddlk28010173000c.html
北口・明石市長:3選不出馬 後援会ら関係者に衝撃 市議「真意確かめたい」 /兵庫
 明石市の北口寛人市長(45)が来年4月の市長選に立候補しない意向を後援会幹部らに伝えたことは関係者に驚きを持って受け止められた。3選への意欲があると見られていただけに、市議からは「本人の真意を確かめたい」「発言撤回の疑念もある」などの声もあがった。突然の「退任発言」を受け、今後は候補者擁立の動きが加速しそうだ。【南良靖雄】

 ◇候補者擁立の動き加速か
 立候補の取りやめは、12月定例市議会で、市長と市幹部の答弁が食い違い、虚偽答弁と追及されたことが背景にあるとみられる。

 議会では、たこフェリーの航路存続問題や、姉妹都市の米国・バレホ市への市民交流団派遣をめぐる費用負担で紛糾。市長の発言をめぐっては、議会最終日の17日に問責決議案提出の動きもある。

 虚偽答弁を追及した辻本達也氏(共産)は「市長は信用を失っている」と話し、木下康子氏(無所属)は「なんとも言えない。どうなるかわからないのでは」と市長の発言に疑問を呈した。

 最大会派の新政会幹事長の榎本和夫氏は「厳しい質問があって大変だったが、辞める決断をするとは……」と驚き、公明党市議団幹事長の梅田宏希氏は「発言が間違っていることが客観的に証明された以上、看過できない」との見解を示した。市長を推薦してきた民主連合の幹事長の尾中利治氏は「こんな終わり方になって残念だ」と話した。

 一方、市長の後援会幹部は「ここ数日間の議会対応でテンションを下げている。任期は全うすると言っており、落ち着いたら慰留に努めたい」と話した。

〔神戸版〕

1204チバQ:2010/12/13(月) 01:25:03
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/4624

 今夏の参院選で、みんなの党から立候補を打診されていた北口寛人明石市長(44)は5日、立候補を見送ることを決め、同党側に伝えた。神戸新聞社の取材に対し、北口市長は「来年4月までの市長任期を全うすべきだと判断した」と述べた。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7124
明石市の北口寛人市長は民主2人と自民の計3人を応援する意向。自身が元民主党県議で、3年前の2期目の選挙では民主のほか、自民からも推薦を受けた。3月に立候補の打診をされたみんなの党については「連絡もない」と静観の構えだ。

1205チバQ:2010/12/14(火) 22:45:11
http://www.asahi.com/politics/update/1214/TKY201012140366.html
みんなの党、大阪に支部 橋下氏側との競合示唆 統一選2010年12月14日21時43分

. みんなの党は14日、来春の統一地方選で大阪府内で独自候補を擁立するため、20日に大阪広域第1支部を設立することを決めた。渡辺喜美代表は橋下徹・大阪府知事の率いる地域政党「大阪維新の会」との連携を確認していたが、みんなの党の江田憲司幹事長は14日の記者会見で「フリーハンドで候補者を立てる。(維新の会と)調整しない」と明言。競合選挙区にも独自候補を立てる可能性を示唆した。

 みんなの党は12日の茨城県議選で公認候補が2人当選するなど地方選で議席を伸ばしており、統一選でも大量擁立をめざしている。

1206チバQ:2010/12/15(水) 12:18:24
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201012150027.html
維新移籍の自民党議員、19人が政党支部未解散 自民
2010年12月15日

 自民党大阪府連を離党し、地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に移った現職の府議、大阪・堺両市議らが代表だった自民党の34政党支部のうち、半数以上の19支部が解散届を提出していないことがわかった。府連は10日付で19支部に解散要請を通知。年末までに解散しなければ、党本部が異例の「強制解散」に乗り出すという。

 府連は9月、維新の会に移った現職府市議計40人を離党させた。うち党支部代表の34議員に支部解散を求めたが、今月3日時点で19支部が解散届を未提出。国政政党の支部なら企業、団体の寄付を受けられるが、地域政党は支部をつくれず受け取れない。自民府連幹部は「離党したのに支部で企業献金を受け続けていれば問題だ」と指摘。未解散の大阪市議は「うっかりしていた」と釈明している。

 府連によると、自民党の規則で党本部は支部を強制的に解散できる。政治資金規正法では、解散日から30日以内に支部代表者らが政治資金収支報告書を府選管に提出しなければ、罰則が適用されるという。(吉浜織恵)

1207チバQ:2010/12/16(木) 00:31:23
>>612とか
http://www.nara-np.co.jp/20101215100928.html
服部県議が引退表明 - 議員40年「悔いない」
2010年12月15日 奈良新聞


引退を表明する服部県議=14日、県庁
 県議選・北葛城郡選挙区(定数3)選出で、県内最多の当選10回を誇る自民党の服部恵竜氏(80)=所属会派は自民党改革=が14日、県庁で記者会見し、今期限りで引退し、来春の次期県議選(4月1日告示、同10日投票)には立候補しないとの意思を表明した。

 服部氏は40年間にわたる議員生活を振り返り「その時々の課題に一生懸命取り組んできた。悔いはない」と話した。

 服部氏は東京大学を卒業後、叔父にあたる服部安司代議士(当時)の秘書となり、昭和46年の県議選に初当選。平成7年と14年から1年間、議長を務めた。同7年から2回目の議長就任直前まで自民党県連…

1208チバQ:2010/12/16(木) 01:15:32
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/101216/osk1012160050005-n1.htm
東大阪市長選に長尾元市長出馬へ
2010.12.16 00:49
 任期満了に伴い来年秋に予定されている東大阪市長選で、元市長の長尾淳三氏(58)が15日、市内で記者会見し「市民が不安を抱えたままでは活路は開けない。民主市政を実現してこそ活路は開ける」と話し出馬表明した。

 長尾氏は同市議を経て、平成10年の市長選で初当選したが14年の選挙で落選。18年に返り咲いたが、19年に市議会が不信任案を可決。出直し市長選に立候補して落選した。

 長尾氏は現在の市政運営を批判し、「同じ予算、人員で効果を上げる。市民と職員が互いに高めあう市政を目指す」と強調。中小企業振興策の拡充や、市民の声を聞くための職員による訪問調査の実施などを公約に掲げた。無所属で出馬するが、これまでの選挙と同様、共産党などでつくる市民団体「明るい東大阪をつくる会」の支援を受ける。

1209チバQ:2010/12/16(木) 21:59:07
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101216/CK2010121602000117.html
県議選、一次公認・推薦出そろう 各党、候補者擁立に苦慮
2010年12月16日

 4月10日投開票の県議選(定数は47人)に向け、各政党の一次公認・推薦候補者が15日、出そろった。自民が最大会派を維持できるか、第二会派の民主が嘉田由紀子知事を支援する地域政党「対話の会」とともに県政の主導権を握れるのかが焦点。しかし、政策面で争点が乏しく、有権者の支持獲得につながる好材料が各党とも見当たらない。現時点では候補者の擁立にどこも苦慮している。

 自民(現20人)は15日、推薦2人を含む19人を擁立したと発表した。顔ぶれは現職が13人を占め、大きな変化はない。過半数の24議席獲得を目標に、最大30人前後の擁立を目指す。昨年8月の衆院選、今年7月の知事選、参院選滋賀選挙区のダブル選の連敗から立ち直る契機としたいが、追加公認でどれだけ若手を擁立できるかが課題だ。

 民主(現17人)は推薦1人を含む16人を擁立。しかし、支持母体の連合や労組からの出馬が低調で新人は2人にとどまる。不安定な民主政権の行方も懸念材料。目標の24人の擁立に向け、各選挙区で対話の会との調整がかぎになる。

 知事を支援する対話の会(現4人)は、民主と合わせた議席で過半数を取るため、公認と推薦で計15人の擁立を目指す。一次公認では5人を擁立。新人を発掘しようと政策勉強会や公募をしてきたが、新人は現段階で3人にとどまっている。

 共産(現3人)は現新各2人の計4人を公認。5議席獲得を掲げ、さらに一人区以外の選挙区で擁立できるよう準備している。

 公明(現2人)は現職2人が出馬し、現有勢力の保持が目標。

 7月の参院選出馬で辞職した元県議1人が「みんなの党」から出馬する。このほか、現職1人が無所属で出馬する予定。

 (添田隆典)

1210チバQ:2010/12/16(木) 22:07:48
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001012160003
前町長ら告発決議/甲良町議会
2010年12月16日

【談合疑惑 町への意見書可決】 


 甲良町発注工事の指名競争入札を巡る官製談合疑惑で、町議会は15日、山崎義勝前町長、山田寿一議長ら4人を競売入札妨害と官製談合防止法違反の疑いで刑事告発するよう町に求める意見書を、賛成多数で可決した。4人が官製談合疑惑等調査特別委員会(百条委)で虚偽の陳述をしたとして、議会が偽証容疑で告発する決議も可決した。


 告発の対象となった他の2人は、浜野圭市前副議長と野瀬喜久男元総務主監。浜野前副議長は百条委が求めた書類を提出しなかった「記録の提出拒否」でも告発の決議を受けた。


 北川豊昭町長は「この問題は町民の関心も高く一日も早い解決が求められている。弁護士とも相談して司法の判断に委ねたい」と話し、来年の早い時期に刑事告訴する方針を明らかにした。議会の告発は年内にも行われる見通し。


【議長が自らを告発する形に/異例の事態】


 百条委で虚偽の陳述をしたとして議会が行う刑事告発は、大津地検に対して山田寿一議長名でする。告発される4人には山田議長も含まれており、議長が自分自身を告発する異例の事態になった。


 町議会事務局によると、山田議長に対する告発は副議長名ですることも検討した。しかし、全国町村議会議長会に問い合わせたところ、「議長は議会の代表であり、議長自身を告発する場合でも、議長の職務として告発人は議長名になる」との回答を得たという。


 議長会議事調査部の担当者は「過去の例は調べてないが、告発人と被告発人が同一人物になるのは大変珍しい」と話している。

1211チバQ:2010/12/17(金) 22:04:20
>>1203
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE101217170400416069.shtml
兵庫・明石市長 「たこフェリー支援」発言で問責決議





 兵庫県明石市の市長が、議会で虚偽の発言をしたとする問責決議案が17日可決されました。

 責任を問われたのは、存続問題で揺れるあのフェリーに関する発言です。

 「市長としての責任を強く問うことを決議する」(明石市 尾仲利治議員)

 17日、議会で問責決議案を出されたのは、明石市の北口寛人市長です。

 問題にされたのは先月、営業を停止した「たこフェリー」の航路存続についての発言。

 北口市長はことし6月、フェリー会社の社長らとの会合で「1億円の赤字補填をする」と発言しましたが、議会などでは「そういう意味の発言はしていない」と否定し続けてきました。

 しかし、今月の議会でこの「1億円発言」を市の幹部が議事録に残していたことが明らかになったのです。

 「1億円でフェリーが存続されるなら株主として来年度その赤字補填することは約束する」(「1億円発言」議事録)

 さらに、「VOICE」は市長が、市の幹部を前に来年の市長選挙をにらんで話したとみられる発言の録音データを入手しました。

 「(たこフェリーの)航路が維持できなかったら政治的な足場をなくす。どうやってもやれる(維持できる)ようにしないと。少なくとも来年4月までは。その後はよろしいやんという話」(明石市・北口市長の発言テープ)

 「たこフェリー」の存続は、市長選での再選を目指すためともとれるような内容です。

 そして、17日・・・

 「賛成のかたはご起立願います」(議長)
 「起立多数。よって本案は原案どおり可決することにしました」(議長)
 「申し訳ございませんでした」(明石市 北口寛人市長)

 問責決議案は議会で可決され、市長も自ら虚偽発言を認める形となりました。

 議会の後、北口市長は来年3月までの任期をもって退任し、次期市長選には出馬しない考えを示しました。
(12/17 19:13)

1212チバQ:2010/12/19(日) 22:02:48
http://www.asahi.com/politics/update/1219/OSK201012180182.html
橋下知事、知事・市長W選に意欲 大阪都構想実現に向け2010年12月19日0時59分

 大阪府の橋下徹知事は18日、代表を務める地域政党・大阪維新の会の大阪市内でのタウンミーティングで、「大阪市長が大阪都構想を嫌だと言ったら前に進まなくなる。市長選と知事選はおそらく同日になる」と述べ、2012年2月の任期満了前に知事を辞職し、来年11月ごろの市長選とのダブル選に持ち込む可能性に言及した。

 橋下知事は統一地方選の大阪府議選、大阪、堺両市議選で維新の会が過半数を獲得したという前提で、都構想を実現させるには国会で主要政党に特別法の制定を強く迫る必要があると指摘。「府民の意思を1回の選挙ではっきりさせる」と意欲を示した。

 ただし、ダブル選に持ち込むには、橋下知事が辞職して市長選に立候補する▽辞職して再度知事選に臨む――などのパターンがあり、出直し知事選で再選しても12年1月ごろ再び知事選が行われる。橋下知事は報道陣に対し、市長選出馬などの対応については明言せず、「選挙費用の問題などがあり、総合的に判断する」と語った。

1213チバQ:2010/12/19(日) 22:06:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101216/lcl1012161424009-n1.htm
【決戦前夜(上)平松市長3年】「橋下の敵は今日の友」再選へ地上戦シフト (1/2ページ)
2010.12.16 14:19
 「TPOをわきまえてほしいよ。何でそんな質問するのかなとカチンとくる」

 今月11日夜、大阪市内で開かれた、大阪府と市が協力した2つのライトアップイベントの合同点灯式。イベント後、知事の橋下徹と並んで報道陣の前に立った市長の平松邦夫は、いらだちを隠さなかった。報道陣からは「このイベント、次も2人でやる予定ですか」などと、もはや亀裂が決定的となった2人の協力関係について、微妙な質問が投げかけられていた。

 

決別宣言、地域と握手…橋下は直接“踏み絵”

「はっきりと溝ができた」。平松は就任3年を前にしたインタビューでも橋下との“決別”を宣言。来年行われる次期市長選への再選出馬に意欲を見せた。

 橋下は今月5日、自身が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)が大阪市内3カ所で開いたタウンミーティングで、会場からの質問に答える形で「決して市長をやらないとは言いません」と述べ、次期市長選に自ら立つ可能性に言及した。大阪市などを解体し、約20の特別区に再編する「大阪都構想」実現のため、なりふり構わず突き進む覚悟をにじませた。

 「橋下さんとそろって2期目の出馬宣言をしたい」。平松は昨年夏、周囲にそう語っていたが、2人の関係は大きく変わり、その可能性は皆無となった。

      

□    □

 「誰が相手でも戦う。1期目の実績には自信がある」。7月、平松は会食の席で民主市議に言い切った。「出馬宣言は来年の統一地方選後まで待つべきだ。ただ、出るという姿勢は示さなあかん」。市議は後日、平松の側近に忠告した。

 大阪市長は昭和38年以来、平松の前任の関淳一まで一貫して助役が“内部昇格”してきた。その歴代選挙を支えたのが、自治会を取りまとめる各区の「地域振興会」の役員らが中心となった後援会だ。

 後援会は前回市長選で関を推したが、民主党推薦の平松に敗れ、いったん解散を決めた。しかし昨年秋、関の後援会幹部を務め、自民党員でもある地域振興会役員が、市の最高幹部のセットで平松と面談。関が進めた市政改革の継続と、市長選で平松を支援した市職員の労働組合との決別を条件に、支援を約束した。

 「昨日の敵は今日の友ですよ」。振興会役員は「これまで地域を支えてきた諸団体がバラバラになる」と大阪都構想に反発。「知事は、お山の大将になりたいだけ。地域振興会長は大阪市を守っていくことで全員一致している」と言い切る。

      

□    □

 平松の新しい後援会は、来年2月の発足を目指している。前回市長選で平松の敵だった組織が「反橋下」を旗印に、皮肉にも再選を支えようとしている。

 ただ、課題もある。平松事務所の関係者は「(振興会の組織内は)ねじれを抱えており、単純に支援が得られるとは限らない」と楽観論を戒める。

 振興会や平松後援会の役員には、橋下や維新の支援者も多数含まれている。「どっちにつくんですか」。今年6月、平松と橋下の後援会役員を掛け持ちしていた企業経営者は、橋下本人から“踏み絵”を突き付けられ、結局双方の役員を辞任したという。

 平松事務所の関係者はいう。「元アナウンサーの知名度と市政への批判票に頼った前回と同じような選挙ではダメだ。今回は助走期間が1年ある。徹底した地域密着の選挙をやる」

      (敬称略)

      



 橋下知事との対立が深まる中、19日で就任3年を迎える平松市長。来年には統一地方選で行われる大阪市議選、さらに大阪市長選も控える中、「決戦前夜」の動向を探る。

1214チバQ:2010/12/19(日) 22:07:21
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101217/lcl1012171524001-n1.htm
【決戦前夜(中)平松市長3年】橋下知事が財産に触手、市職員逮捕115人に…“内憂外患”の日々 (1/3ページ)
2010.12.17 15:23

就任3年を迎えた平松邦夫市長=大阪市役所 2022年のサッカーワールドカップ(W杯)招致で日本が落選した12月3日。招致を前提に、JR大阪駅北側の梅田北ヤードに検討されていたスタジアム建設に「森にしたい」と真っ向から反対してきた大阪府知事の橋下徹は、府幹部に一斉メールを送った。

 「僕は緑化を方針にしたく(文面のまま)。土地代については、ここはややこしくなると思いますが、大阪市のストック組み換えも軸にしたい」

 落選でスタジアム構想が事実上白紙に戻ったことを受け、北ヤードを「森」にするため土地を購入する資金として、大阪市営地下鉄の売却益などを充てることを指示した内容だ。

 府のトップが公然と市の資産に手を伸ばし始めたことに、市の幹部は「明らかな越権行為」と色めきだった。

 その8日後に大阪・中之島で開かれた大阪府・市のライトアップイベントの合同点灯式。

 「これだけの規模と質をキープをするのは大変。大阪市職員に拍手を送ってください」と持ち上げた橋下は翌日、代表を務める地域政党「大阪維新の会」のタウンミーティングで一転、「(大阪)市職員は政治活動している。われわれが勝ったときは一族郎党、覚悟しとけよ」と激しくののしった。

 “アメ”と“ムチ”を巧妙に使い分けながらも、橋下は確実に大阪市をターゲットに定めている。


腐った大黒柱

 「本当に次から次から出てきますね」

 河川の清掃中にごみから現金を抜き取るという大阪市河川事務所の不祥事を受けて11月4日に開かれた緊急会見。市長の平松邦夫は、もはや苦笑いするしかなかった。

 市の環境局職員が猟銃で3人を殺害して自殺、市営地下鉄で電車同士があわや衝突、「心付け」を業者から受領していた斎場職員22人が懲戒免職…。市では今年も数々の不祥事が発覚し、そのたびに世間を唖然(あぜん)とさせた。

 昨年度までの5年間で逮捕された市職員は、実に115人に達する。

 「大阪市は大黒柱が腐ったぼろぼろの家。早くぶっ壊して建て直すべきだ」「巨大すぎて市長のガバナンス(統治能力)が効いていない」

 威勢のいい言葉で大阪市批判を繰り広げる橋下の説得力が増す一方、平松の「日本一厳しい服務規律」の掛け声は空しく響くばかり。まさに“内憂外患”の市政運営を強いられている。


「ここは伏魔殿」

 平松は今年10月、新たな市政改革の基本方針素案を公表した。その後各地で開いている地域懇談会で、必ず出席した市民から出る質問が、70歳以上に支給されている「敬老優待乗車証(敬老パス)」の存廃問題だ。

 「敬老パスはなくしません。制度を維持するために、例えば年間3千円の会費をいただきたい」。平松は必死に説明するが、市民の間では廃止論への警戒感は依然、根強い。

 素案では敬老パス以外にも見直し事業の項目を列挙しており、“事業仕分け”で新たに600億円の歳出削減を目指している。

 ただ、来年に統一地方選と市長選を控え、どこまで市民サービスに切り込めるのか、市職員の間にさえ実現性には疑問の声が上がっている。

 自民党のベテラン市議は「市政改革の柱は、すべて橋下の市政批判へのカウンターにすぎない」と冷ややかに見る。

 新川達郎・同志社大学大学院教授(公共政策論)も「解体的再出発が必要なのに、巨大な予算を抱える健康福祉局など市役所本体の改革に手がついていない」と注文をつける。

 「連れてきた腹心が市内部に1人もいない。これでは橋下に対峙できない」。民主市議は今春、3人目の副市長に民間出身者を起用するよう進言したが、平松は首を縦には振らなかった。

 「市長選まで市上層部は様子見に入った」とみる市幹部もいる。さらに別の市長側近はこう指摘する。「孤立していた就任当初に比べると、市長を守らなあかんという機運は市内部に出てきた。でも掌握し切れているかというと、やはり伏魔殿だから…」(敬称略)

1215チバQ:2010/12/19(日) 22:08:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101218/lcl1012181105000-n1.htm

【決戦前夜(下)平松市長3年】足元固め道半ば 「同床異夢」のジレンマ (1/3ページ)
2010.12.18 11:04
 「数こそすべてという維新の会を応援すること自体が、大阪市をつぶす動きにつながるんです」。今月6日に開かれた、大阪市内24区の地域振興会長が集う年末懇親会。市長の平松邦夫は、各地区の“顔役”たちを前に語気を強めた。

 地域政党「大阪維新の会」(維新)を率いる大阪府知事の橋下徹は、来春の統一地方選で府議会と大阪・堺両市議会の過半数獲得を目標に掲げる。「過半数取らないと大阪都構想は終わり」とも公言している。

 一方の平松も再選に向けた準備を着実に進める一方、「万一、市議会で維新が過半数とったら、市政運営なんて正直やってられないよ」とも漏らす。

 大阪府と大阪市、周辺市を再編し、東京23区のように、広域行政を受け持つ大阪都と基礎自治を受け持つ特別区に再編する大阪都構想。橋下の究極目標は「大阪丸の船長を1人にする」ことにある。府知事と大阪市長という大阪の両司令塔にとって、統一選が天王山となることは間違いない。


芽生える“共闘”

 6月の市議会財政総務委員会。自民市議と平松が、阿吽(あうん)の呼吸で大阪都構想への批判を繰り広げた。

 「都構想をイリュージョン(幻想)と批判されたが、どういう意図か」

 「大阪市の財政改革に言及することで府の負債も消えるかのようなすり替え。目をくらませる行為だ」

 民主党推薦で当選した平松は、少数与党の苦しい議会運営を強いられてきた。野党の自民・公明市議から厳しい批判を浴びることも珍しくなかったが、橋下が大阪都構想を叫び始めた今年1月以降、こうした“共闘”が芽生え始めた。

 大阪市議会の現会派構成は、民主系、自民、公明が各20人、共産14人、維新13人。既存政党には、橋下人気が旋風を起こし、市議選で維新が躍進することへの強い危機感がある。

 11月に開かれた平松後援会の政治資金パーティーには、自民と公明の市議団幹事長が初めて姿をみせ、平松の新後援会づくりを進める地域振興会役員は「これでやりやすくなる」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。振興会内部に、さまざまな党派の支持者を抱えるためだ。

 だが「反橋下」を求心力とする平松の足元は、まだ固まっていない。

 平松は、統一選で自民と公明の市議から要請があれば応援演説に駆けつける意向を示したが、自民のベテラン市議は「われわれが票を増やす方法は、政権与党の民主をたたくこと。民主市議と一緒にポスターに収まっている平松さんは呼ばない」と突き放す。

 公明の市議からも平松の支援を求める声は聞こえてこない。「既存政党と維新の対決構図が鮮明になるほど、維新を利する」という警戒感が漂う。


解けぬ「不幸せ」

 「会うたびに知事と市長が角突き合わせているという印象は、大阪のためによくないね」。自民党大阪府連会長の参院議員、谷川秀善が、高校の後輩である平松を諭した。大阪府と大阪市が歴史的に反目してきた「府市合わせ(不幸せ)」の関係は、自民府連の内部ですら根強く残る。

 自民の府議団は今月、「1つの大阪を実現し、1人の首長が広域行政を担うことが望ましい」「府内の全市区町村を将来的に中核市程度に再編する」という政策を発表した。橋下の考えに極めて近い内容で、大阪市議の1人は「到底認められない。内容は知事にも相談したようだ」と不信感を募らせる。

 決戦を控え、平松も、歴代市長を支えた既存政党も、それぞれが“同床異夢”のジレンマにいる。谷川は苦悩をにじませる。「市議は選挙をにらんで平松に近づいているだけ。府市双方の顔が立つよう、その真ん中を調整するのが府連の役割だが、非常に難しい」(敬称略)

    ◇

 土塚英樹、西見由章が担当しました。

1216チバQ:2010/12/19(日) 22:09:41
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101217-OYT8T00648.htm
揺れる大阪 平松市長3年
「敵の敵は味方」 <上>
市解体危機「橋下包囲網」へ動く
 「私はこの場が好きだ。この場にいさせてほしい」



柳本卓治衆院議員のパーティーで、自民党市議らと壇上に上がる平松邦夫市長(中央、右は柳本衆院議員)(11日、大阪市中央区で)=里見研撮影 まだ暑さが残る10月13日夕、土佐堀川を見下ろす大阪・中之島の市役所5階大応接室。静まりかえった室内に大阪市長・平松邦夫の声が響いた。出席者は市議会主要3会派の幹部9人。平松出馬時に推薦した与党民主と、敵対した自民、公明。市長選後、平松の呼びかけで一堂に集まったことはなかったが、市政改革方針を説明したいと平松がひそかに招いた。

 3派と協力して市政を運営したいと願う平松に、自民幹部は、政敵と簡単には手を組めないという警戒心をぶつけた。「まず与党の民主党さんが単独で説明を受けるのが筋じゃないか」


 そんな強硬な反論を受けても、平松はソフトな笑顔で切り返し続けた。

 大阪市は長く、市長を助役出身者が占め、国政与野党相乗りの支援体制が続いてきた。だが、3年前の市長選では民主と自公が正面から争った。この日出席したある市議は「3派体制を復活させ、2期目を目指す布石だ」と嗅ぎ取った。

     ◎

 自公に平松を接近させたのは、「大阪都構想」を掲げて大阪市を特別区に分割することを迫る大阪府知事・橋下徹だ。

 平松は就任当初には橋下を「徹ちゃん」と愛称で呼び、メールで互いの体調まで気遣いあって、府市協調をアピールした。ところが橋下は今年1月に突然、都構想を打ち出し、拒否する平松に激しい批判を繰り返すようになった。対立はJR大阪駅北側の新サッカースタジアム構想や、大阪湾岸部へのカジノ誘致へと広がる一方だ。

 自民は所属市議が大量に離党し、橋下率いる地域政党「大阪維新の会」に合流した。来春の統一地方選での市議選を見据え、橋下と全面対決やむなしの構えだ。

 「敵の敵は味方」。市役所内では今、そんな言葉がささやかれる。平松は、共通の敵に立ち向かうことでかつての対立を解消し、「対橋下」包囲網を目指す。どぎつい言葉で世論をあおり、勢力拡大を続ける橋下に対し、危機感は強い。

 平松は最近、自民党市議らの後援会の会合に次々に出席している。「維新の会の躍進を阻止するのは皆さんだ」。今月11日には同党の柳本卓治衆院議員のパーティーで共闘を呼びかけた。

 公明は人気知事との対決に慎重だが、都構想に批判的な自民党府連幹部は「市長は敵ではない」と理解を示すようになった。

     ◎

 市長選で平松と争い、現職で落選した関淳一の後援会が3年前、解散した。名称を替えながら、歴代市長5人を約40年にわたって支えた〈市長後援会〉。「地域振興会」と呼ばれる各区にある自治会の幹部も役員に名を連ねていた。「対抗馬を支援できない」が解散理由だった。

 平松が今年7月から各区で始めた市民集会では、この地域振興会が動員の主力を担う。大阪市を批判する橋下の言動への反発が、歴代市長の応援団を平松支援に向かわせる。

 各区の同会会長が集まった今月6日の懇親会。市全体の地域振興会で会長を務める森田昭信は言い放った。「知事は許せない。大阪市の伝統と財産を守らなければならない」。「平松以前」に市を支えてきた人たちが、橋下による“大阪市解体”の激震の前に、平松を支え始めている。(敬称略)

 

(2010年12月16日 読売新聞)

1217チバQ:2010/12/19(日) 22:10:01
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101217-OYT8T00658.htm
「知事の仮面剥がす」  <中>
都構想に反論 発信力も強化
 9月19日、日曜の静かなホテルの一室で、大阪市長の平松邦夫は旧知の2人と向き合った。3年前の市長選で平松を支えた両組織のトップ、民主党府連代表の樽床伸二と連合大阪会長の川口清一。日々公表される市長日程には上がらない極秘の集まりだった。



約2か月ぶりに並んで記者会見する平松市長(左)と橋下知事。ぎこちない笑顔が2人の関係を物語る(11日午後、大阪市北区で)=宇那木健一撮影 「橋下さんの改革は壊す改革。何かを作る、生み出す改革を訴えた方がいい」

 お茶を置いただけのテーブルを挟んで話し込んだ3人の議題は、大半が大阪府知事の橋下徹と、橋下率いる地域政党「大阪維新の会」対策。川口の助言に平松は大きくうなずいた。

 春の統一地方選で行われる市議選、約1年後に予定される市長選。大阪市は来年、「選挙イヤー」だ。

 市議選で維新の会が大きく勢力を伸ばせば、政治状況は一変する。今年5、7月の市議補選では、圧倒的な橋下人気を背景に維新候補が大勝した。状況は切迫している。3人は維新の会阻止に全力を挙げると確認。平松が、前回市長選で対立した自民、公明と連携を強めることも容認した。



 橋下が「大阪都構想」を打ち出して以来、平松は橋下対策の軸となる理念を探る。府市の再編、統合が大阪市の解体になると同時に、橋下の考え方を相いれないものと感じるからだ。

 2人が中国・上海に出張した7月28日。万博のイベントに出席後、ほかの人を交えず、1時間以上話し合った。

 橋下「小泉、竹中時代に雇用が増えた」

 平松「あの時代に何が起きたか、ご存じなのか」

 市場原理を優先し、競争が活力を生むという橋下と、それを弱者切り捨てとみる平松。互いの路線は交わらず、亀裂は決定的になった。平松はこれ以降、橋下とは異なる政策を意識して強調するようになった。



 平松の指示で、市幹部は都構想への反論文書を作った。「市分割で、財政力の乏しい区は財政再生団体に転落」「分区で議員数は増える。行革逆行だ」――。平松は「都構想の具体像が出れば、逐一反論できる」と反撃の機をうかがう。

 ブレーンも「反橋下」色がにじむ。橋下の政治手法を「いじめ型学級運営」と評した神戸女学院大教授の内田樹らを市長特別顧問に起用。市政改革アドバイザーには性急な財政再建に批判的な東京大名誉教授の神野直彦を迎える。橋下とは一線を画した市政運営に向け、意見交換を続ける。

 発信力強化にも気を配る。ミニブログ「ツイッター」を5月に始め、多い日には60回以上も書き込む。11月からは週1度、FM番組に出演。それでも、反射的に切れ味鋭い言葉を求められるテレビのコメンテーターとして鍛えた橋下には及ばない。先月、天王寺区で開いた市民集会では、出席者から「市長は人柄はいいが、メッセージが聞こえない」と不満が相次いだ。

 「2人が争うことが大阪のためになるのか」と平松は迷いも口にしながら、「負けるつもりは毛頭無い」とも語る。今月15日夜、地域の市民集会後、「統一選に向け、(橋下の)仮面を引っぱがす作業が始まる」と言い切った。(敬称略)

(2010年12月17日 読売新聞)

1218チバQ:2010/12/19(日) 22:10:24
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1292567740010_02/news/20101219-OYT8T00207.htm
都市間連携に活路 <下>
孤立主義やめ問題共有


各市の生活保護施策の担当者を集め、連携強化を訴える平松市長(中央)(6月4日、大阪市役所で)=森田昌孝撮影 「大阪市が『自分だけ良ければそれでいい』と考えている。そう思っていらっしゃいますか」

 11月5日、大阪市都島区の市公館で開かれた「大阪市隣接都市協議会」。大阪市長の平松邦夫は出席した近隣5市長に冗談めかしてそう尋ねた。記念行事で集まったのを除けば、38年ぶりに市長同士が話し合うその会議の議題は「都市間連携」だった。

 「その通りです」

 笑いながらある市長が答えると、平松もつられて笑い、すぐ真顔に戻った。



 大阪市は長く、他都市との連携に後ろ向きだった。

 平松までの歴代大阪市長は、大阪府内各市のトップが集まる市長会をほとんど欠席していた。代わりの出席者は課長代理クラス。周辺住民にメリットの大きい市営地下鉄への私鉄乗り入れにも消極的で、周辺自治体は市役所のある地名を冠して〈中之島モンロー主義〉と呼び、大阪市に厳しい視線を向けてきた。

 自前で様々な施設を整備し、孤立主義を貫いてきた大阪市を、知事の橋下徹は「府との二重行政を招き、広域的な都市計画を阻害してきた」と批判。「大阪都構想」を掲げ、解体を迫る。

 都構想を拒否する平松が対抗策として活路を求めるのは、周辺市や他の政令市と協調して行政課題に取り組む「水平連携」だ。税収増の見通しのない人口減少期。平松は、先行きの見えないモンロー主義を捨て、「都市がそれぞれの良さを持ち寄り、生かし方を考える時期だ」と訴える。



 「2、3日前から胸がもやもやする」。11月上旬、大阪市消防局内の「救急安心センター」に電話が入った。電話の主は大阪府松原市の70歳代男性だった。センターの医師の判断で、すぐに松原市消防の救急隊が出動。男性は搬送され、「不安定狭心症」で緊急手術を受けた。対応が遅れれば心筋梗塞の危険もあった。

 センターは昨年10月、平松の肝いりでスタートした病気などの相談窓口だ。当初、対象地域を大阪市内に限定していたが、相談の約2割は市外の住民。平松は「住民のニーズは高い」と判断して近隣市に共同運営を呼びかけ、対象地域は今月、府内全域に広がった。

 最も対策に力を入れる生活保護施策でも、平松は他市との連携を強める。自治体間で、不正受給などの情報を交換するネットワークを開設した。平松は「都市間連携で問題点を共有し、国への改革要求につなげた」と成果を強調する。

 ただ、府と大阪市で進めた水道事業の統合協議は、大阪市が主導権を握ることへの他の市町村の抵抗感を払拭できずに頓挫した。不信感はなお根強い。



 11月の大阪市隣接都市協議会に出席した摂津市長の森山一正は会議後、「1+1を3や5にする広域連携が、閉塞した今の大阪には必要だ」と話した。多くの首長が、自治体の財政危機の中で新しい都市モデルの必要性を肌で感じている。

 橋下の都構想や平松の水平連携――。より高い住民サービスの提供を目指し、都市のあり方が問われる時代を迎えている。(敬称略)

(この連載は村尾卓志と松永喜代文が担当しました)

(2010年12月18日 読売新聞)

1219チバQ:2010/12/19(日) 22:23:06
>>1211
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101218ddlk28010424000c.html
北口・明石市長:問責決議案可決 支持議員「かばい切れない」 /兵庫
 ◇不適切発言繰り返しに
 「たこフェリー」を支援する1億円の赤字補填(ほてん)の約束をしながら市議会本会議で異なる答弁をしたとして、17日の市議会で問責決議を突きつけられた北口寛人・明石市長。来春の市長選立候補についての緊急質問に「100%出ない」と明言した。今月上旬まで3選に意欲を見せていたが、自ら繰り返す不適切発言が議会の不信感を招き、退任表明に追い込まれた格好だ。【南良靖雄】

 北口市長に対する議会の不信感は、06年12月の「退職金受け取り拒否発言」から始まっていた。その後も「関西独立リーグのチーム支援」でさらに募らせ、今回の「1億円補填問題発言」で頂点に達した。

 退職金問題では、「1期目の退職金は受け取らない」と答弁しながらその後に「受け取る」と前言を撤回。市議会は支給額を減額する条例案を可決した。関西独立リーグのチーム支援では、公金支出に疑問があると住民監査請求が出され、一部が認められ、裁判になっている。

 たこフェリーの航路存続問題では、第三セクターの当時の社長に1億円の赤字補填を約束しながら、本会議で議事録の公文書と異なる答弁をしたと指摘された。

 こうした市長の姿勢に、1期目から支持してきたある議員は「市長の立場を理解し、カバーしてきたが、もうかばい切れない」と言い切る。

 法的に拘束力はない問責決議だが、北口市長は議会閉会後、報道陣に対し「不信任に近い形と考えて、自らが責任を取って身を引く」と淡々と話した。

〔神戸版〕

1220チバQ:2010/12/20(月) 22:40:51
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101221k0000m010089000c.html
みんなの党:「大阪維新の会」との連携見直し 独自に支部

会見する渡辺喜美・みんなの党代表=大阪市中央区で2010年12月20日午後2時23分、森園道子撮影 みんなの党の渡辺喜美代表は20日、大阪府庁で記者会見し、来春の統一地方選に向け、橋下徹府知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」との連携協議を見直す考えを明らかにした。関西地域の拠点として、新たに「大阪府広域第1支部」を設立することも発表し、大阪府議選などで独自候補を擁立する。民主、自民両党など既成政党の党勢が伸び悩むなか、地域政党と連携し、「第三極」勢力を伸長させるのがみんなの党の基本方針。試金石とみられた大阪でのつまずきは、同党の統一選戦略にも影響しそうだ。【中山裕司、佐藤慶】

 「橋下知事から(連携の)話があり、候補の決定をストップしてきたが、2カ月半もたったのに(維新の会の候補者のうち、みんなの党の推薦を希望する人が)一人も出てこない。不信感を抱かざるを得ない」。渡辺氏は会見で維新の会への不満をあらわにした。

 みんなの党は今年7月の参院選で10議席を獲得し、統一地方選を次期衆院選への「ステップ」と位置付けている。大票田の大阪に「党の一大拠点を作る」(江田憲司幹事長)ことを目指し、9月に渡辺氏が橋下氏と会談するなど維新の会と水面下で交渉を続けてきた。

 党史の浅いみんなの党には民主、自民両党のような都道府県組織がなく、衆院選で選挙運動の主体になる地方議員を増やすことが急務。しかし、統一選で実施される道府県議選に向けて、渡辺氏の地元・栃木県で9人、江田氏の地元・神奈川県で13人の候補者を公認したものの、国会議員がいない地域で擁立作業が遅れている。

 渡辺氏らが期待した大阪府での連携は、一部の選挙区で候補者調整が難航し、具体的な選挙協力へとつながっていない。この間、維新の会は着々と公認候補を擁立し、みんなの党との溝が広がった。渡辺氏は「今後、門戸を閉ざすものではない」と語ったが、選挙で競合する以上、関係修復は難しい状況だ。

 橋下知事は20日夜、記者団に「事実関係を確認する。いがみ合っても既存政党を利するだけだ」と述べ、引き続き連携を探る考えを示した。だが、自民党大阪府連幹部は一連の経過を「維新の会が次期衆院選でみんなの党を支援する保証がなかったためだ」と冷ややかに分析している。

1221チバQ:2010/12/22(水) 00:29:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101221/stt1012210856008-n1.htm
「橋下維新の連携話は何だった」みんなの党、大阪で独自11候補擁立
2010.12.21 08:54
 みんなの党は20日、渡辺喜美代表が大阪市内で記者会見し、連携を模索していた地域政党「大阪維新の会」との関係について「不信感を抱かざるをえない」と批判。大阪府議選や大阪市議選などの立候補を予定している1次公認の立候補予定者11人を発表した。維新の会と競合する選挙区でも擁立しており、両党の連携交渉は暗礁に乗り上げ、選挙戦での直接対決は不可避な状況となった。

 渡辺代表によると、橋下徹知事から連携要請があったため「みんなの党の公認、推薦を受ける意思がある立候補予定者をリストアップしてほしい」としていたが、維新の会側からは、リストが出てこないままになっているという。

 今後の協力関係について渡辺代表は「リストが出てきた段階で考える」と含みを残したが「維新の会の内部で(連携を妨害する)圧力があった」とも指摘。「1人のリストも出てこないというのは、連携話はなんだったのかという不信感を抱かざるを得ない。参院選でも、候補者擁立が遅れて負けたことを振り返ると独自候補を出すしかない」と語った。

 またみんなの党はこの日、衆院選大阪2区に会社役員、石井竜馬氏(41)を擁立し、府広域第1支部を開設して弁護士の和田誠一郎氏が支部長に就任することも発表した。

1222チバQ:2010/12/23(木) 22:52:01
http://www.asahi.com/politics/update/1223/OSK201012230089.htm
カジノ誘致、利益か弊害か 熱上げる橋下知事に慎重論も(1/3ページ)2010年12月23日22時11分
  
 【マカオ=宮崎勇作】大阪府の橋下徹知事は22日夜から23日未明にかけ、訪問先のマカオでカジノを核とするリゾート施設を視察した。知事はこれまでも「カジノは(自治体が)稼ぐエンジン」と経済効果を強調しており、大阪に誘致しようと熱を上げる。だが、カジノを合法化する法案が成立する見通しは薄いうえ、「ギャンブル」の弊害を心配する周辺首長からの慎重論も根強い。

 テーブルゲーム220台、スロット380台を備えるカジノ場。午前0時を過ぎても多くの人がバカラなどを楽しむ様子や、従業員でごった返す食堂を見て歩いた後、橋下知事は興奮気味に語った。

 「日本再生の切り札じゃないか。カジノ、これしかない。停滞する日本経済に明らかに効果が見込める観光施設を否定するのは間違いだ」

 マカオは11年前にポルトガルから中国に返還され、外交などを除き自治を認められた特別行政区。現在30を超えるカジノがあり、歳入の7割をカジノからの税収が占めるという世界最大級のカジノ都市だ。

 橋下知事は、米ラスベガスに本社を置く会社が4年前に開き、7500人が働くリゾート施設を視察。カジノの経験がないという知事は、従業員らに「子どもと一緒に来た人はどうするのか」と質問を浴びせた。富裕層を狙ったスイートのみ600室のホテルやレストランも見学し、施設の責任者に「(カジノを合法化する)法律ができたら、ぜひ大阪へ」とPRした。

 視察後、報道陣に「ここは大人が楽しめる一級のリゾート。これ以上の経済対策はない」と強調。「7500人の雇用に感動した。(税収を)福祉、医療、教育の財源確保に使い、地域経済の活性化につながると打ち出せば、国民の圧倒的多数には納得してもらえる」と、持論のカジノの「効用」を繰り返した。

 「小さい頃からギャンブルを積み重ね、全国民を勝負師に」という発言が批判されたこともあるが、この日も知事はカジノで一般客が5千円程度から遊べると聞き、「ゲームセンターへ行ってもみんなそれくらい使っている。反対する人は観念的に、いい子ちゃんになって言っているとしか思えない」と語った。

    ◇

 橋下知事のカジノ誘致論には、関西の首長の間でも意見が割れる。京都府の山田啓二知事は「関西広域連合としてカジノをつくり、利益が関西全体の発展につながれば」と橋下知事を側面支援する。

 一方、関西広域連合長を務める兵庫県の井戸敏三知事は「日本はパチンコを含め、相当なギャンブル王国。魅力にのめり込み、生活を壊すケースも考えられる」と、カジノ実現には反対する姿勢だ。

 「大阪都構想」をめぐって橋下知事と対立する大阪市の平松邦夫市長は「まだ法整備もされていない。もっと時間をかけて検討すべきだ」と主張する。米国のカジノに何度か行った経験を踏まえ、「カジノのおもしろさはライブのエンターテインメント。負の側面を埋めて、さらにカバーする(メリットが上回る)形でないと。知事が(勝負師発言など)昔のギャンブルのような過激な表現をしていたら、本当につくりたくてもつくれない」とクギを刺す。

    ◇

 橋下知事は昨年9月、大阪湾岸部へのカジノ誘致を打ち上げた。今年3月に限られた域内でカジノを認める「カジノ特区」案を政府に申請したが、6月に「特定地域での特例は不可」と却下された。

 それでも知事は7月、府に有識者による検討会を設け、カジノ先進国を参考に、依存症や犯罪の防止、青少年や地域環境への対策などを検討中だ。大阪府以外でも、神奈川県の松沢成文知事、千葉県の森田健作知事らがカジノ誘致に取り組んでいる。

 こうした自治体の動きを受け、国内では禁じられているカジノを合法化しようと、超党派の国会議員が今春、議員連盟(カジノ議連)を設立した。議連によると自治体や民間団体などの誘致活動は約20カ所に上るといい、特別法制定に向け来年の通常国会での法案提出を目指している。

 しかし、カジノ合法化へのハードルは高い。超党派で法案を出したとしても、各党内に慎重論を抱えるうえ、ねじれ国会の中で成立にこぎつけられる見通しは立たない。

 こうした状況に、橋下知事は不満を隠さない。マカオでの視察後も「国会議員が腹をくくれないのは、選挙が気になり、声の大きい反対論に振り回されているからだ」とまくし立てた。

1223名無しさん:2010/12/26(日) 12:58:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101225-00000212-mailo-l29
行政ファイル:県議選山辺郡・奈良市選挙区に柿本氏が立候補表明 /奈良

毎日新聞 12月25日(土)15時45分配信
 来年4月の県議選山辺郡・奈良市選挙区(定数11)で、元奈良市議、柿本元気氏(31)が24日、県庁で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。柿本氏は「県立高校の入試改革などに取り組みたい」と述べた。
 柿本氏は同市議を1期務め、09年の同市議選で落選した。同選挙区には、民主党5人、自民党4人、公明党2人、共産党2人、みんなの党1人が立候補を予定している。

12月25日朝刊

1224チバQ:2010/12/31(金) 03:47:53
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/101231/hyg1012310119000-n1.htm
加西市長選に西村氏出馬表明 兵庫
2010.12.31 01:19
 任期満了に伴う加西市長選(来年5月15日告示、22日投票)に、元同市職員の西村和平氏(55)が30日、無所属での立候補を表明した。現職の中川暢三市長(55)はまだ正式に表明していないが、3選を目指して立候補するとみられる。

 西村氏は「中川市長は市民や議会の声に聞く耳を持たず、市民らがあきらめの気持ちになっている。中川市政の5年で、市の今後に危機感を覚えた」と出馬の動機を語った。

 市民の声を反映する市政に戻し、11小学校を地域の拠点づくりに活用することを強調。「財政再建を目指す一方で必要な公共事業は行う。現在の人口4万8千人を5万人に戻す」と述べた。また、中川市長が主張する市職員の包括業務委託や臨時職員の転籍問題は撤回する考えを示した。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003707854.shtml
加西市長選 元市課長・西村氏が立候補の意向 
 任期満了に伴い、来年5月15日告示、同22日に投開票される加西市長選で、元同市課長の西村和平氏(55)が29日、神戸新聞の取材に対し、立候補する意向を表明した。「(現市長は)市民、議会、市職員との対話が足りず、市の組織が有効に機能していない。市政が市民のものでなくなる、という危機感を覚えた」と立候補の動機を話した。

 同市長選への立候補表明は西村氏が初めてだが、中川暢三市長(55)も3選を目指し立候補するとみられる。

 西村氏は同市出身。神戸大卒業後、市役所に入庁し、2002年から4年間、市職員組合の執行委員長を務めた。国保健康課長だった今月28日、立候補のため辞職した。

 市の業務を包括的に民間委託する計画の撤回を主張しており、市立小学校の統廃合計画素案に対しても、全校存続を訴えている。

 同市では07年、中川市長が市職員採用に介入したとして、市会の2度の不信任決議で失職。出直し市長選で再選されたが、市長提出議案が相次いで否決されるなど市会との対立が続いている。

 同市議選も市長選と同じ日程で行われる。

(藤村有希子)




http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2194
2005/07/03
当 12,138  中川 暢三 (なかがわ・ちょうぞう) 49 無新
11,260  柏原 正之 (かしわら・まさゆき) 62 無現

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6077
2007年04月23日
職員採用問題で不信任を決議された加西市の中川暢三市長が議会を解散したことに伴う市議選は、新議員18人が決まった。内訳は、不信任に賛成した元職12人、反対した元職1人、新顔5人。不信任に賛成の元職が過半数を占めており、再び不信任が決議され中川市長は失職、出直し市長選が6月中にも実施される見通しだ。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6575
兵庫・加西の出直し市長選、中川暢三前市長が再選確実

 職員採用を巡り、兵庫県加西市長が市議会の不信任決議を受け、失職したことに伴う出直し市長選が17日、投開票され、前市長で鉄道会社社長の中川暢三(ちょうぞう)氏(51)が、新人で玩具(がんぐ)製造販売会社社長の民輪(たみわ)正秀氏(53)、元市長で歯科医の柏原正之氏(64)(いずれも無所属)を破り、再選を確実にした。

1225チバQ:2010/12/31(金) 03:52:46
07年の選挙はずいぶんドロドロしてたみたいですね。

当12,236 中川 暢三 無前    
  11,179 民輪 正秀 無新
  4,815 柏原 正之 無元
投票率(%) 男71.01  女73.97 計72.55

1226チバQ:2011/01/02(日) 01:07:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101231/stt1012312155003-n1.htm
「伊丹空港跡地に副首都」超党派議連が地域選定案、東京のバックアップ機能集約 (1/2ページ)
2010.12.31 21:53
 首都・東京が大災害やテロなどの危機に陥った場合を想定し、バックアップ機能を集約した「副首都」を整備すべきだとする超党派の「危機管理都市(NEMIC)推進議員連盟」(会長・石井一民主党副代表)は31日、廃止の可能性が取り沙汰されている大阪国際空港(伊丹空港)をNEMICの建設対象地域とする案をまとめた。

 同議連は、政府が次期通常国会に提出を予定している「総合特区制度法案」の成立を待ち、23年中に、同法に基づく総合特区として「NEMIC建設地域」を閣議決定したい考えだ。

 総合特区制度は地域活性化の自立的な取り組みを支援するもので、総合特区に指定されれば税制、財政、金融上の優遇措置が受けられる見通し。

 同議連によると、想定しているNEMIC全体の敷地面積は約500ヘクタール、居住人口5万人、就業人口は20万人で、整備期間は5年。総建設費は5兆円。建設費の多くは、民間や海外からの投資で賄う計画で、国庫支出は、中央官庁の代替施設建設分の5000億円(初年度1000億円)にとどめる。

 政治、経済の拠点が集中する東京の機能不全は、日本全体を混乱させるとの懸念が以前からあり、「首都機能移転」の議論が続けられてきた。

 同議連は、首都移転ではなく、首都機能をバックアップする新たな「副首都」整備の必要性を訴え、平成17年に超党派の議員が設立した。主要メンバーには、民主党の菅直人首相、鳩山由紀夫前首相、自民党の安倍晋三元首相、谷垣禎一総裁、みんなの党の渡辺喜美代表、国民新党の亀井静香代表らが名を連ねている。

 これまでの議連での検討では、NEMICの整備地域としては、関東圏に次いでインフラが整っている関西圏が望ましいとの考えが強かった。関西圏には、伊丹空港、関西国際空港、神戸空港の3空港が集中、伊丹空港の廃止論が出ているため、同空港が廃止された場合を想定して、その跡地にNEMICを整備する案をまとめた。

 NEMICには、中央官庁の代替施設を設置して、政府の情報の保存を進めるほか、国際会議場、商業施設、住宅、医療施設、ホテル、アミューズメント施設などを整備する。

 交通システムにはリニアモーターカーを導入。風力・太陽光発電などクリーンな電力供給を通じた環境に配慮した都市を目指す。

1227名無しさん:2011/01/03(月) 16:30:11
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20101224000168
多々見氏が出馬表明 舞鶴市長選

任期満了に伴う舞鶴市長選(1月30日告示、2月6日投開票)に、舞鶴共済病院前院長の多々見良三氏(60)が24日、無所属で立候補を表明した。

多々見氏は「舞鶴の医療が崩壊するという危惧(きぐ)があり、立候補を決めた」と、医療問題を最重要課題として取り組む決意を示した。

市が掲げる公的病院の再編計画について「いったん白紙に戻し、福知山市や綾部市も含めた中丹医療圏全体で考える必要がある」と述べた。

また、市政の効率的な運営や港町の特性を生かした地域振興、子育て支援などの政策を掲げた。

市議会の自民系2会派が、同氏に立候補を要請していた。

多々見氏は金沢大大学院修了。1982年舞鶴共済病院に赴任し、循環器科部長などを経て2005年から院長。今月22日付で退職。舞鶴市愛宕浜町。

同市長選には、現職の斎藤彰氏(55)が立候補を表明している。

1228チバQ:2011/01/04(火) 01:19:20
4347 :とはずがたり:2006/12/29(金) 03:40:24
斎藤彰氏が立候補 舞鶴市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000048-kyt-l26
12月28日22時7分配信 京都新聞

 任期満了に伴う舞鶴市長選(来年2月4日告示、11日投開票)に28日、同市選出の府議、斎藤彰氏(51)=自民=が無所属で立候補することを表明した。同市長選への立候補表明は4人目。
 斎藤氏は「府議としては苦渋の選択だが、困難な状況にある舞鶴の発展のために一身を投げ打って働かせてもらい、地元に恩返ししたい」とし、市議会の自民系会派「市民フォーラム」(3人)などの要請で立候補を決意したと語った。
 政策面では「1番考えるべきは財政の再建。職員数を削減してスリムな市役所を目指す」と述べ、医師不足から多額の赤字を抱える市立舞鶴市民病院については「再建を前提に、これまでの対応を検証する調査委員会を設け、安心できる医療を目指す」とした。立候補に伴い、自民党を離党するという。
 斎藤氏は大東文化大卒。舞鶴市議(3期)から府議に当選し、現在3期目。舞鶴市喜多。
 同市長選には、舞鶴地労協事務局次長の瀬尾純爾氏(61)、前民主党京都府第5区総支部長の小林哲也氏(36)、28日付で辞職した前市助役の馬場俊一氏(61)が立候補を表明している。

最終更新:12月28日22時7分

6632 :とはずがたり:2007/08/03(金) 23:11:27

舞鶴市長の提案議案、初の否決
市民病院の累積赤字調査費で
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080300188&genre=A2&area=K60

 京都府舞鶴市議会の臨時議会が3日開かれ、市立舞鶴市民病院の累積赤字調査費を計上した本年度一般会計補正予算案が、賛成少数で廃案になった。同市議会事務局によると、1943年に始まった同市議会で、市長提案の議案の否決は初めて。

 2月の市長選では、自民党府議だった斎藤彰氏が、多数派の自民系2会派の推す候補を破って当選。ねじれ現象が続いている。

 採決では公明、共産、民主の3会派の13人が「市民の関心事であり、情報共有は大切」と賛成したが、議長を除く自民系の2会派15人が「第三者に頼らずとも、毎年予算を審議している議会議事録で分かる」などと反対した。
 同病院は累積赤字が35億5000万円に達し、市は病院収支に対して一般会計から前年度、本年度にそれぞれ10億円以上を投入。今回の補正予算案は過去約10年間の経営の問題点を市民に公表するため、学識経験者に委託する調査委の設置費など370万円を計上していた。

1229チバQ:2011/01/04(火) 01:20:00
5954 :とはずがたり:2007/04/18(水) 18:43:44
現場ルポ 分裂
2007年04月04日
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000220704040001
応援合戦 郵政の影

【府議・舞鶴市】
〈定数3 候補者4〉
中島 則明(54) 無現(1)〈民〉
千歳利三郎(71) 自現(3)=馬場派
岡本 忠蔵(36) 無新 =斎藤派
近藤 一真(70) 共新

【同・亀岡市】
〈定数2 候補者6〉
山木 潤治(65) 共新
稲荷 義晴(56) 〈新政〉現(2)〈社〉=田中(野中)系
堤  松男(59) 自新=中川系
小塩 早苗(47) 無新=中川系
桂川 孝裕(44) 無新=田中(野中)系
山下 雅史(37) 民新
※丸数字は当選回数。四角囲み文字は政党の推薦

 府議選の舞鶴市選挙区(定数3)は、75年から自民党として選管に届け出た候補者が2人だったが、今回は1人になった=表。2月の同市長選で自民系市議が分裂した余波が影を落とす。6人が立つ亀岡市選挙区(同2)=表=や南丹市・船井郡選挙区(同2)も、05年の衆院京都4区の選挙が尾を引く。

 「(舞鶴市選挙区は)自民党公認候補がただ1人となる」。2日、自民の千歳利三郎(71)の演説会。舞鶴市を含む衆院京都5区選出の谷垣禎一・前財務相のメッセージが読み上げられた。

 これまで党公認候補が2人は出ていた。ところが、市長選で、自民を離党した斎藤彰・元府議(52)が、党推薦の馬場俊一・前市助役(61)を破って初当選。3会派ある自民系市議19人のうち、斎藤支持は1会派3人、残り2会派は馬場を支持し、分裂の火種が残ったからだ。
     ■     ■
 市長選後、「馬場派」の市議は、「斎藤派」の市議の除名に動いた。3月20日、斎藤を支持した岡本忠蔵(36)が「党舞鶴支部に公認申請したが、回答がない」と無所属で府議選に名乗りを上げた。選挙用の冊子に斎藤市長との写真を載せるなど、市長選勝利の余勢も駆って議席をめざす。

 党舞鶴支部は、2人目の公認候補の擁立も模索したが、票が割れる不安はぬぐえなかった。ある市議は「(市長選敗北で)勢いがなく、千歳1人で精いっぱいだった」と胸の内を明かす。府議選では「(同じ保守系の)相手よりは上に行きたい」と、支持の浸透に力を注ぐ。

 共産の近藤一真(70)の選挙カーで市内を回る市議は「自民の内輪もめで、保守地盤の強い舞鶴でも支持離れが起きている。共産党の支持者拡大の好機だ」と話す。

 一方、無所属の中島則明(54)=民主推薦=陣営の幹部は「岡本氏は当選したら自民党会派に入るだろう。今回の選挙も実質、自民は2人だ」と冷静だ。
     ■     ■
 亀岡市選挙区は5期務めた自民の酒井国生(74)が引退する。

 「引退した議席に、なんとか当選させてほしい」。前衆院議員の田中英夫(63)は2日夜、無所属の桂川孝裕(44)の個人演説会で訴えた。この夜は、府議会保守系会派・新政会の稲荷義晴(56)=社民推薦=の応援にも回った。05年の衆院選で郵政民営化法案に反対して「刺客」の中川泰宏(55)に敗れた田中は、返り咲きを目指して府議、市長を務めた亀岡での応援に力を入れる。

 一方の中川は、自民の堤松男(59)と、無所属の小塩早苗(47)の応援に回る。3日夜、堤の個人演説会で、中川は「みんながよかったと言えるぐらい、松っちゃんと一緒に頑張る」。堤は「亀岡を国政で支えてくれるのは、(与党の)中川衆議院議員しかいない」と応じた。ある市議は「現職の国会議員という立場は強みだ」と票の行方に注目する。

 田中と中川は、ともに自民の推薦を受けた現職と新顔が争う南丹市・船井郡選挙区でも真っ向から対決。さらに、中川は京都市議選にも元秘書を立てた。国政選挙を視野に入れた有力者同士の争いは、選挙区全体を巻き込んで保守地盤に波紋を広げている。=敬称略

1230名無しさん:2011/01/04(火) 18:39:34
舞鶴市長選は大物・多々見氏の出馬表明で激戦が予想されます。

現市長である斎藤氏には公明党が推薦予定。選挙巧者と言われる斉藤市長なだけあって
いわゆる「斉藤党」と言われる強固な支持基盤を中心に無党派層への浸透を図る。
京都府議で、斉藤支持の岡本氏は未だに自民党籍を有しており、一定の自民票にも浸透しそう。
(ただし舞鶴自民党は岡本氏を除名済み)

近畿北部の基幹病院の一つである舞鶴共済病院前院長である多々見氏には民主党、自民党、
連合舞鶴が推薦を予定。民主党が独自候補擁立を断念したことにより組織票では斎藤氏を
若干上回る見込み。「多々見先生に助けられた」という根強い支持がある一方、石川県出身
であり同窓会など強力な草の根組織が少ないのが弱点。

共産党も独自候補擁立を模索している。


斎藤彰(55)   公明推薦
多々見良三(60)  民主、自民、連合舞鶴推薦

1231チバQ:2011/01/04(火) 20:40:00
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/nara/110101/nar1101010107001-n1.htm
県議選 民主の党勢拡大焦点 16選挙区に21人擁立検討 奈良
2011.1.1 01:07

 県議選は、政権与党の民主が菅内閣の支持率低迷など逆風をはねのけ、中央に続いて県内でも党勢を拡大できるかが焦点になる。民主は全16選挙区に21人の擁立を検討し、現段階で新人7人の出馬を決めており、民主が新人を擁立する5選挙区は混戦が予想される。一方、擁立を模索している生駒市など、その他の選挙区で公募を実施したところ応募は2人。民主は新春早々にも戦略の練り直しを迫られそうだ。

 民主の県議倍増戦略の象徴となる選挙区が、山辺郡・奈良市選挙区(定数11)だ。民主は現職2人に加え、一挙に新人3人を擁立した。大票田での勢力拡大をねらうが、「民主の支持率は低迷しており、票が割れる可能性もある。だからといって、今さら公認を取り消すわけにもいかない。複数擁立が裏目に出なければいいが」(同党関係者)と懸念の声が早くも聞こえている。

 一方、自民はベテラン4人が出馬するほか、昨年11月に自民を離党した現職がみんなから公認で立候補する。みんなは、低迷する二大政党を尻目に、統一地方選での党勢拡大をもくろむだけに注目を集めそうだ。

 現有議席保持を命題とする公明は2人が出馬するほか、共産も現職と新人を2人擁立。昨年末には無所属新人1人も立候補を表明しており、候補者が乱立している。

 前回の無投票から一変し、1議席をめぐって三つどもえの様相を呈している葛城市選挙区(定数1)も注目選挙区の1つだ。自民からは6選目を見据えるベテラン現職が立候補するが、民主からも新人1人が出馬。さらに、無所属新人1人が立候補の意向を明らかにした。

 この新人は自民の党籍を有しており、あるベテラン県議は「葛城市選挙区は、昨年11月に県連新会長に就任した奥野信亮氏の地盤でもある。なのに、保守層をまとめきれなかったのは大失態だ」と吐き捨て、「もし『漁夫の利』の格好の民主候補に敗れることがあれば、(奥野氏の)求心力低下は避けられないだろう」と苦り切った表情で話した。

1232チバQ:2011/01/05(水) 23:19:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110105-OYT1T00624.htm
吹田市長選、維新の会が大阪府議を擁立へ
. 4月に行われる大阪府吹田市長選に、府議の井上哲也氏(53)(吹田市選挙区)が地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下徹・大阪府知事)から立候補する意向を固めたことがわかった。

 11日に正式に表明する。維新の会は府議選と大阪、堺両市議選に計100人以上を公認しているが、首長選で擁立するのは初めて。

 井上氏は現在2期目で、維新の会総務会長。吹田市長選には1999年にも立候補したが、落選した。

 同市長選にはほかに、現職の阪口善雄氏(62)(3期目)と、同市議の石川勝氏(42)が立候補を表明。阪口市長は、橋下知事が進めた全国学力テストの市町村別結果公表を「点数至上主義」と批判し、知事との関係がぎくしゃくしていた。

(2011年1月5日13時15分 読売新聞)

1233チバQ:2011/01/06(木) 00:04:47
>>1206
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101050010.html
「大阪維新の会」移籍の8支部 自民、「強制解散」へ2011年1月5日

 地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に移った現職の府議、大阪・堺両市議らが、自民党を離党しながら代表だった自民党支部を解散していない問題で、同党大阪府連は、4日までに解散届を提出していない8支部(代表=府議3人、大阪市議1人、堺市議4人)について、異例の「強制解散」に乗り出す方針を固めた。5日にも党本部に解散手続きを要請する。

 府連によると、離党した維新の会34議員のうち、19議員が12月半ばの時点で解散していなかったため、年末までに解散するよう要求していた。

 府議会会派の大阪維新の会は昨年12月15日、府連からの解散要請を受けて会合を開き、自民支部を解散させる方針を決めている。

1234チバQ:2011/01/07(金) 00:21:01
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110105ddlk28010166000c.html
もう一つの国政選挙’11:統一地方選・兵庫/上 民主党 /兵庫
 ◇勝利で真の政権交代
 「全員の当選を目指してガンバロー」

 昨年11月27日、神戸市中央区のホテル。民主党県連の定期大会で新代表に選ばれた水岡俊一参院議員は、4月の統一地方選に立候補を予定する候補者と共に壇上で腕を突き上げ、声を振り絞った。

 民主党は、都道府県議選で選挙区の定数が2人以上の「複数区」に候補者を優先して擁立する基本方針を打ち出し、各都道府県連に指示。これを受け、県連も4月10日投票の県議選(定数89)で「複数区」の候補者擁立を重視し、公認・推薦合わせて30人の選定作業進めてきた。現有会派「民主党・県民連合」の21人に比べると約1・4倍に上る。

 民主党が拡大戦略を進めている背景には、09年衆院選で成功した政権交代路線を確実にしたい意向がある。衆院選や参院選を継続的に勝ち抜くには、県議会や地方議会で与党を占め、選挙の実動部隊となる地方組織の足腰を充実させる必要があるからだ。党幹部は「統一地方選で勝利してこそ、ようやく本当の政権交代が実現する」と言い切る。

 とはいえ、鳩山前内閣、菅内閣の支持率低迷と政権交代への不信感の高まりは、民主党のシナリオを大きく狂わせた。昨年12月に行われた茨城県議選では、民主党が公認・推薦した計24人のうち18人が落選する惨敗。党県連幹部も「従来通りに『複数区』や『(定数1の)1人区』にも候補者をどんどん立てる方針を本当に維持して大丈夫なのか」と不安をのぞかせる。

 ただ、毎日新聞が昨年12月に実施した全国世論調査では、民主党の政党支持率は21%と依然、自民党に3ポイントの差をつけてトップに立っている。有権者の政権交代に抱いた期待は必ずしも、完全にはとぎれてはいないと読み込むこともできる。

 昨年の参院選の民主党大敗で転換を迫られ、修正が十分にされないまま統一地方選を迎えようとしている政権交代への流れ。今回の統一地方選で答えが出されるのか。冒頭の定期大会後の会見で、水岡氏は言葉をかみしめた。「正直、かなり厳しい状況と見ている。国民のニーズに十分に応えさせていただいていない所があるので、つないでいく取り組みをしていきたい」

  ■    ■

 統一地方選の今年は、県内でも県議選や神戸市議選のほか、3市長選と11の市町議選が4月に集中している。衆院選(09年)、参院選(10年)と続いた大型国政選挙は予定されていないが、統一地方選の結果次第では、中央政界に激震が走る可能性もはらんでいる。もう一つの「国政選挙」が中央にどう届くのか。各党の動きを追った。【石川貴教】

〔神戸版〕

1235チバQ:2011/01/07(金) 00:21:54
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2011/01/06/20110106ddlk28010193000c.html
もう一つの国政選挙’11:統一地方選・兵庫/下 野党 /兵庫
 ◇一気に解散・総選挙へ
 「野党になったから、懇談会に来る団体が減るかなあと思っていたが減っていなかったので、びっくりした」

 昨年12月、神戸市中央区のホテルで開かれた自民党と支援団体との懇談会。受け付けで出席した団体のリストを見つめながら、党県連幹部はつぶやいた。県建設業協会や県漁連など、これまでも選挙を支えてきた70団体から約900人が一堂に集まり、統一地方選に向けて気勢を上げた。

 国政で政権の座を負われたとはいえ、自民党は県議会で最大会派(46人)を誇る。4月10日投票の県議選(定数89)でも公認・推薦で計48人が立候補を予定するなど、「国政は野党でも、県政は第一党という状況はこれからも変わらない」(党県連幹部)と強気の姿勢を貫いている。

 自民党の姿勢にも根拠はある。昨年12月の茨城県議選や西東京市議選(東京都)で、民主党の惨敗と対照的に、自民党は議席確保に成功。10年参院選の大勝の流れを維持すれば、「統一地方選から解散・総選挙へと一気に推し進める」(党幹部)計算も働く。

 半面、自民党もすべてが順風満帆という訳ではない。毎日新聞の昨年12月の全国世論調査では、政党支持率が民主党の21%に対し自民党は18%と、政権批判の受け皿になりきれていないのが実態。衆院選で候補者となる支部長も兵庫7、11、12区は公募中で空席と、体制が十分整っているとは言い難い。

 「春までには大きな山がやってくる。万全の態勢を整えたい」。冒頭の懇談会でのあいさつで、西村康稔党県連会長は、いっそう声を張り上げた。

  ■    ■

 「前回の参院選などで、神戸には根っこが生えている。全員当選を目指したい」

 昨年11月、神戸市役所で統一地方選の公認候補者を発表した、みんなの党の渡辺喜美代表は正面を見据えた。既に現有議席のある神戸市議選のみならず、県議選にも新人3人を擁立するなど、党勢拡大を進めている。

 茨城県議選で2人が全国初の県議当選を果たし、西東京市議選でも擁立した3人全員が当選。10年参院選で飛躍した勢いにかげりは見えない。参院選兵庫選挙区(改選数2)の公認候補は41万票余りを獲得し次点に食い込むなど、県内にも躍進の素地はある。

 ただ、組織票に頼らない無党派頼みの選挙戦略は、「風」の吹き方で思わぬ結果を生みかねない。地域政党「大阪維新の会」との連携協議の見直しなどで風を読み違えれば、一気に逆風にもなる。「勢いはあると思うが、果たして本当に勝てるのかは分からない」。党関係者は自戒した。【石川貴教】

〔神戸版〕

1236チバQ:2011/01/08(土) 01:28:08
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003720317.shtml
女性起業家・沖氏擁立の動き拡大 姫路市長選 
 4月24日に投開票される姫路市長選に、一部市議や地元財界関係者らが、同市出身の家事サポートサービス会社「フラオ グルッペ」(東京)社長、沖幸子(さちこ)氏(64)に立候補を要請していることが6日、関係者への取材で分かった。


 市長選をめぐっては、現職石見利勝氏(69)とNPO法人理事浜野伸二郎氏(58)が5日までにそれぞれ立候補を表明。2人の争いとみられていた。

 しかし、10人が重軽傷を負ったごみ処理・再資源化施設「エコパークあぼし」爆発事故に絡み、8年前の土壌調査で可燃性ガスが発生する可能性が指摘されていたことが昨年末に発覚。この問題をきっかけに、市役所の“隠蔽(いんぺい)”体質や危機管理能力を問う声が市会から噴出。沖氏擁立の動きが一気に加速した。

 沖氏は神戸大卒業後、全日空勤務などを経て1987年にフ社を設立し、女性起業家の草分け的存在として知られる。生活評論家としてもテレビに出演したり本を出版したりする一方、経済産業省や厚生労働省の政府審議会委員を歴任する。

 沖氏は神戸新聞の取材に「立候補の打診が複数からあるのは事実だが、今は白紙の状態」としている。

(田中陽一)

(2011/01/06 16:17

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003719618.shtml
浜野氏が立候補表明 姫路市長選 
 4月24日投開票の姫路市長選で、NPO法人理事浜野伸二郎氏(58)が5日、無所属で立候補することを正式に表明した。立候補表明は3選を目指す現職石見利勝氏(69)に続き2人目。


 浜野氏は同市在住で高砂市出身。先天性脳性まひによる障害があり、電動車いすでの生活を送っている。小規模作業所を運営する姫路のNPO法人「菜の花企画」理事のほか、障害者団体や平和団体の代表を務め、詩人としても活動している。

 姫路市役所で会見した浜野氏は、同市のごみ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」で昨年3月に起きた爆発事故をめぐる市の対応や、職員の不祥事が相次いだことなどを挙げ「今の市政では福祉などの施策にも遅れが出る」と批判。「社会的弱者と呼ばれる人たちの目線に立った市政に変革したい」などと語った。

(三木良太)

(2011/01/06 10:01

1237チバQ:2011/01/08(土) 14:04:25
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101080018.html
橋下知事、府内の市長選にも関与を明言 賛同候補応援へ2011年1月8日

 大阪府の橋下徹知事は7日、4月の統一地方選に伴う府内9市長選で、自らの政策に賛同する候補者を支援する意向を示した。公務員の給与改革や学校給食導入を挙げ、「大阪都構想とは別に、市町村の課題を出して(同じ考えの)市町村長を推していく」と朝日新聞などに述べた。

 知事が統一選の首長選挙への関与を明言するのは初めて。「学校給食の問題などは市町村長が動かないとできない。(自身が代表の地域政党)大阪維新の会で統一選の争点にし、乗ってくれる市町村長と一緒にやっていく」と話した。立候補予定者の間で、人気の高い知事の支援を求める動きが広がる可能性がある。

 一方、連合大阪が大阪市内で7日開いた「新年の集い」では、都構想について樽床伸二・民主党府連代表が「大阪の核をつぶすことは反対」、平松邦夫・大阪市長も「具体像が出てこない。大阪都妄想だ」と語るなど、批判が相次いだ。(池尻和生、宮崎勇作)
.

1238チバQ:2011/01/09(日) 11:26:04
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110108ddlk29010408000c.html
選挙:桜井市長選 松井元県議、出馬へ 「元気と活力」目指す /奈良
 今年12月1日の任期満了に伴う桜井市長選に、歯科医師で元県議の松井正剛氏(58)=同市桜井=が7日、同市役所で記者会見し、無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選で出馬表明は初めて。

 松井氏は「参院選(07年7月)に落選後3年半、再起を期してきた。その結果、桜井市に元気と活力をよみがえらせるため、立候補を決意した」と述べた。そのうえで、「地域住民、各種団体などと協働して市民一体のまちづくりを推進する。福祉の充実、地場産業の再生、企業誘致、観光の振興など、国、県とのパイプを生かして豊かな桜井市を目指す」と語った。

 松井氏は同市出身。83年4月から県議を6期務め、99年4月には議長に就任した。現在、県歯科医師連副会長、自民党県連副会長、同市観光協会長。【稲田敏雄】

1239チバQ:2011/01/11(火) 20:49:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/mie/110111/mie1101110232001-n1.htm
県内統一地方選の展望 知事選 民、自とも候補模索 三重
2011.1.11 02:32


 今年は統一地方選の年。県内では知事選と県議選の投開票が前半戦の4月10日に予定されているほか、後半戦の4月24日に、鈴鹿市長選、市議選のダブル選と、四日市市議、鳥羽市議、東員、朝日町長選の投開票が予定されている。一年を通しては、このほか菰野町長選、いなべ市長選など2市4町の計6市町で首長が任期満了を迎え、選挙戦が予想される。主な選挙戦を展望する。

                   ◇ 

 ◇知事選

知事選では現職の野呂昭彦知事が昨年11月下旬の県議会で3選不出馬を表明。続投との見方もあったが、あっさりと出馬しないことを宣言。各党は一気に候補者擁立を模索しはじめたが、調整は越年した。

 野呂知事は、衆院議員、松阪市長を経て、ポスト北川正恭前知事を争った平成15年選挙で、民主、自由、社民の推薦を受け、初当選。野呂知事自身は自民、新進、自由党と転籍した経緯もあり、自民は敵対することなく事実上、自主投票の形をとった。選挙戦は県の元総務部長で北川前知事の信任を受けていた現在のテレビキャスターも含めた4人で争われたが、連合三重や三教組の組織力が最大限に発揮された。19年には、自民、民主、公明、社民の相乗り候補として、共産候補を圧倒し再選した。

 今回は民主や自民がそれぞれ、三重ゆかりの中央官僚や県幹部経験者らに打診。現職の国会議員の名前も取りざたされる中、それぞれ候補を模索。共産も独自候補擁立を目指している。

 民主県連は、連合三重と民主系県議会会派・新政みえとの3者による知事候補選考委員会を昨年12月26日に立ち上げ、今月8日に第2回会合を開催した。

 対する自民県連は今月4日の谷垣禎一総裁の伊勢神宮参拝に合わせ、役員会を開催。独自候補擁立の方針を確認したものの、絞り込みには至っていない。

 ◇県議選

定数は51。現在、四日市市長選への転戦などで欠員2があり、49議員が在籍。うち現職は41人が再選を目指して出馬する意向。新人は現在のところ10人前後が立候補の意思を示しているほか、民主系会派・新政みえと、自民みらいが、複数の選挙区で追加候補擁立を目指している。

 ◇鈴鹿市長選

現職の川岸光男市長が昨年12月議会で「今期で引退させていただきたい」と3選不出馬を表明。「2期8年で一定の成果を挙げた。そろそろ次代へバトンを渡し、新しい鈴鹿市のまちづくりに期待したい」と話した。

 川岸市長はホンダ労組の支持で昭和54年から県議を5期20年務め、平成15年から2期市長を務めている。民主党県連や連合三重は、後継について態度を決めていない。

 一方で自民党県連総務会長の末松則子県議が昨年12月中旬に、県内初の女性市長になるため、同市長選への出馬を正式表明。自民党への離党届を出した上で、「市民党として出馬し、大好きな鈴鹿を体力のある今のうちに元気にしたい」と述べた。

 ◇菰野町長選

現在のところ、現職の石原正敬町長だけが再選出馬表明をしている。

 ◇東員町長選

現職の佐藤均町長は昨年12月に3選不出馬を表明。元桑名市職員、水野顕明氏▽元県議、水谷俊郎氏▽町議、三宅耕三氏−の3氏が出馬を表明している。

 ◇朝日町長選

現職の田代兼二朗町長が昨年12月に3選出馬を表明。現在のところ、ほかには立候補の意思表示はない。

 ◇度会町長選

現職の中村順一町長が再選出馬に前向きの姿勢を示している。

 ◇いなべ市長選

現職の日沖靖市長が昨年12月議会で3選出馬を表明している。

1240チバQ:2011/01/14(金) 22:23:07
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101140023.html
維新新顔がみんなの党に大阪市議選推薦要請 関係修復へ2011年1月14日

 大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」が、みんなの党に対し、大阪市議選に立候補予定の新顔1人の推薦を要請したことがわかった。最終的には同市議選で10人程度の推薦を求める見通しで、みんなの党側も応じる方向だ。昨年末にいったん決裂した両党の関係は修復に向かい、選挙区のすみ分けなどが進む可能性がある。

 維新の会幹部によると、みんなの党の推薦を求めているのは、大阪市議選に立候補予定の新顔が中心。同一選挙区に立つ別の維新候補との違いをアピールしたい、との思惑があるという。みんなの党幹部も「維新の会との連携は保ちたい」と歓迎している。

 みんなの党の渡辺喜美代表は「大阪都構想は大賛成」と述べ、道州制などの政策でも橋下氏と一致。無党派層の奪い合いを避けるため選挙協力を模索していたが、維新の会側から公認・推薦希望が出てこないとして、渡辺氏が12月に不満を表明していた。

1241チバQ:2011/01/14(金) 23:20:47
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101130092.html
北ヤード2期開発区域、大阪市も「緑地構想」軸に検討へ2011年1月13日

 大阪最後の一等地とされるJR大阪駅北側の貨物駅跡地(北ヤード)の2期開発区域(17ヘクタール)について、大阪市も「緑地構想」を軸に検討に入る。前大阪大学総長らが14日にも開発計画をまとめる平松邦夫・大阪市長に独自の緑地構想を提言し、市長もこれを受け関係機関との調整を本格化させる。市はサッカーワールドカップの誘致失敗でスタジアム構想が頓挫しており、事実上の方針転換になる。

 新たな提案「UMEDA GREEN」は、北ヤード開発の総合アドバイザーも務める宮原秀夫・前阪大総長のほか、堀井良殷(よしたね)・大阪21世紀協会理事長、企画プロデュース会社「スーパーステーション」の野村卓也社長らがまとめた。2期区域を広大な緑地にした上で先端企業や大学の研究施設、ホールなどの環境配慮型の文化創造拠点を設ける。緑地には、かつてこの地にあった梅田運河の船着き場も再現する。

 北ヤードは鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有しており、売却益は旧国鉄の債務返済に充てることになっている。ただ提言では、大阪市が政府に働きかけ、超長期の賃借契約や安価での払い下げを求めている。

 2期開発を巡っては、平松市長が日本サッカー協会が提案した8万人収容のスタジアム構想に乗る形で話が進み、W杯の開催地決定までは議論が進んでいなかった。ただスタジアム構想には橋下徹・大阪府知事のほか関西財界や学識経験者からも異論が出ていた。関西経済同友会も昨年末、緑地の中に文化施設を配する構想をまとめ、平松市長に提言している。

 平松市長は宮原氏らの構想について「民間主導で公共側に過大な負担とならない開発スキーム。期待に応えられるようリーダーシップを発揮したい」などとしている。(編集委員・多賀谷克彦)

1242名無しさん:2011/01/16(日) 18:09:00
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201101150058.html
大阪維新の会に「逆刺客」 統一選、自民党府連2011年1月15日
 自民党大阪府連は15日、選挙対策会議を開き、4月の統一地方選の府議選、大阪・堺両市議選の追加公認・推薦14人を発表した。自民党府連を離党して地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)に移った現職議員の選挙区に、「逆刺客」として会社員らを送り込む。

 府連によると、すでに約60人を公認。昨年末から公募を進め、今回は府議選9人、大阪市議選1人、堺市議選4人の公認・推薦を決めた。

 府議選には、維新の会の政調会長の選挙区に新顔の会社員男性(48)を擁立。維新の会現職が立つ大阪市議選鶴見区にも経済評論家の男性(35)を立てる。府議選では、昨年の参院選に新党改革から立候補した医師(37)も公認した。谷川秀善会長は「全員の当選を目指す。維新の会は府議選、市議選とも単独過半数はとれない」と話した。

1243名無しさん:2011/01/16(日) 23:49:16
>昨夏の参院選大阪選挙区で改革から立候補した医師、山分ネルソン祥興氏

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/110116/osk1101160203001-n1.htm
統一選の公認・推薦 自民府連が追加発表 大阪
2011.1.16 02:01

 4月の統一地方選に向け自民党大阪府連は15日、府議選、大阪市議選、堺市議選などでの公認、推薦立候補予定者を追加発表した。府議選では、昨夏の参院選大阪選挙区で改革から立候補した医師、山分ネルソン祥興氏(37)ら新人9人と現職1人の計10人を擁立。大阪市議選1人、堺市議選でも4人を公認、推薦した。このほか、選挙区は正式決定していないものの、府議選、大阪市議選にそれぞれ1人ずつの擁立が内定している。

 府連の公認、推薦は、府議選31人、大阪市議選21人、堺市議選10人になった。府連会長の谷川秀善参院議員は「擁立数で民主党よりは上回りたい。府議選には40人は擁立したい」と述べた。

1244チバQ:2011/01/18(火) 22:31:00
http://mytown.asahi.com/areanews/kyoto/OSK201101170136.html
舞鶴市長選、両陣営チラシ合戦 早くも論戦加熱
2011年1月18日

 30日に告示、2月6日に投開票される舞鶴市長選をめぐり、立候補を予定する現職と新顔の両陣営が、新聞の折り込みチラシを使って前哨戦を繰り広げている。現職側が4年間の実績を訴えると、新顔側は政策の進め方を批判、これに現職側が反論と続く。ともに有権者の支持を得ようと早くも躍起だ。

 チラシ合戦を展開しているのは、2期目をめざす現職の斎藤彰氏(55)と、新顔で前舞鶴共済病院長の多々見(たたみ)良三氏(60)の両陣営。

 2人の立候補表明後、まず斎藤氏を支援する「明日の舞鶴を拓(ひら)く会」が昨年12月、「4年間の確かな実績」と題して、これまでに手がけた政策や成果を8項目に分けて列挙。「これから舞鶴には、強いリーダーが必要です!」の大文字でアピールした。

 今月3日、今度は多々見氏を支援する「赤ひげ舞鶴の会」のチラシが出た。「現市長の3つの無責任」と見出しを掲げ、公的病院の再編問題について「対話のない計画変更」「財源の見通しもない」と指摘。「知恵を集めて、みんなが納得できる無駄のない医療再編を」と訴えた。

 さらに14日、これに対する現職側の反論が「号外版」として配られた。新顔側の指摘について「偏見にみちたもので、到底容認できない」とし、再編計画は確実な財政計画をもとに進めているとする点を強調した。

 チラシは、ともに政治団体の機関紙として発行されている。こうした応酬について、市選挙管理委員会は「公選法上、問題があるかどうかの判断は難しい」として、成り行きを見守っている。

 一方、共産党舞鶴地区委員会などでつくる政治団体「みんなで市民参加の舞鶴をつくる会」も候補者の擁立をめざしてきたが、時間切れで断念する見通しだ。同会の関係者は「自主投票になるのではないか」とみている。(伊藤誠)
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1245チバQ:2011/01/18(火) 22:32:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110117-OYT8T01222.htm
民主 県議選過半数断念へ
18人擁立、上積み最大4人
 県内の国会議員全6議席を占める民主党県連が、今春の県議選(定数47)で獲得目標とする過半数24人の候補者擁立を断念せざるを得ないことが17日、わかった。同日までの公認・推薦候補予定者は計18人で、今月末予定までの上積みも最大で4人の見込みという。党県連代表の奥村展三衆院議員は「現状では、過半数確保は難しい。民主王国と言っても、これが精いっぱいだ」と話している。

 同党は2009年の衆院選で県選出の自民党国会議員をゼロに追い込んだ。菅政権に打撃を与えた昨年7月の参院選でも、滋賀選挙区では圧勝した。

 県議会の民主系会派の現有議席は17人。民主党県連は追い風を受け、県議選の獲得議席数を現有17から7伸ばして24にすることを目標に、公募などで立候補者の擁立作業を進めてきた。

 だが、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での対応のまずさや、閣僚の相次ぐ失言などで同党への逆風が強まったこともあり、立候補予定は17日現在で、公認・推薦が現職14人と新人4人にとどまっている。

(2011年1月18日 読売新聞)

1246チバQ:2011/01/19(水) 22:36:56
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001101190002
知事との距離感探る/県議選 情勢
2011年01月19日

【各会派で駆け引き】 


 統一地方選の前半にある県議選(定数47)は4月1日に告示され、10日に投開票がある。県内で衆参の議席を独占する民主党は県議会でも過半数獲得を目指していたが、政局の混迷による逆風を受け、戦線は縮小気味。対する自民党は野党として初めて臨む選挙で反転攻勢をもくろむ。昨夏の知事選で大勝した嘉田由紀子知事の動向も注目され、各会派間で激しい駆け引きが続いている。(高久潤、加藤藍子)


【民主/政権混迷 接近加速】


 大津市内で17日にあった民主党県連の幹事会。県議選での擁立方針などが話し合われるなか、奥村展三代表は嘉田知事を支援する地域政党「対話でつなごう滋賀の会(対話の会)」と協力して、過半数の24議席の確保を目指すことを明らかにした。


 民主党の公認・推薦は現時点で18人。昨夏の知事選直後には「単独で過半数を占めたい」(奥村代表)と意気込んでいたが、当初の目標からは程遠い現状だ。


 政権交代を果たした2009年夏の総選挙、そして昨夏の参院選で県選出の国会議員は6人に増え、「民主王国」とも称される滋賀。だが、政権の迷走が続き、内閣支持率は低迷。あおりを受け、昨年10月の栗東市長選では民主党推薦候補が自民党推薦候補に大敗。その結果、県議選の東近江市、草津市の両選挙区で擁立を打診されていた人物が相次いで辞退した。公認・推薦合わせ20人以上を擁立できるよう現在も調整を続ける。


 こうした事態に、同党県連は嘉田知事への傾斜を強める。県議会では事実上の「知事与党」として支え、立候補予定者全員について「対話の会」に推薦依頼を出す方針だ。知事に対して「是々非々」の姿勢だった4年前の県議選とは対照的だ。


【対話の会/民主とは温度差】


 「対話の会」は、嘉田県政がスタート直後の4年前の県議選で公認・推薦で19人の候補者を擁立し、12人が当選した。今回、県議会の会派「対話の会・びわこねっと」の公認と民主系会派の推薦を合わせ、知事与党の枠組みで過半数確保を目指す構えだった。


 ところが、候補者擁立に苦戦する民主の現状に対話の会のある幹部は「目標達成が不可能なのは明らか」と言い切る。民主の立候補予定者がいる選挙区では支援のため擁立を見送る方針を見直し、少なくとも定数2以上の選挙区で民主と対話の会の両方で議席獲得を目指すという。「選挙区によっては(民主と対話の)ガチンコになってもいい。民主にも腹をくくってもらう」と別の幹部は言う。


 さらに、民主側からの推薦依頼について、同会代表の清水鉄次県議は「あくまで選挙区事情を考慮して結論を出す」と述べ、温度差は鮮明になりつつある。


【自民/「知事批判控える」】


 自民党は14日の選挙対策委員会で、公認・推薦合わせて5人の立候補予定者を発表。これまでに24人の擁立が決まり、最終的に28〜29人程度を見込む。県連関係者は「立候補したいという人はたくさんいる。これが政党の自力だ」と胸を張る。


 民主党への逆風に乗じて過半数確保を狙うが、懸念するのは嘉田知事の動きだ。


 「『今期は好きにやらせてもらう』と知事が言っている」。史上最高の41万票超を獲得した昨夏の知事選直後、ある県連幹部は知事側からそう伝えられたと漏らす。県議会で「自民党・真政会」は栗東市の新幹線新駅問題やダム建設問題などの重要課題をめぐって知事とことごとく対立してきた経緯がある。


 統一地方選の位置づけについて同党県連は「自民復権」の足がかりとしたい考えだが、知事や対話の会との距離感を決めかねている。


 別の県連幹部は「確かに擁立作業は順調だが、集まってくる立候補予定者は民主から出るよりはましという消極的な意味でのこと。党勢回復につながるかは不透明で、できれば知事批判を控えて乗り切りたい」と明かす。


 一方の嘉田知事は18日の会見で、県議選への対応について「基本的には県政の安定を図る必要がある」と発言。一定のプレゼンスを示す姿勢をにおわせた。


【党勢拡大や維持 共産・公明狙う】


 現有3議席の共産党は、現時点で公認5人を発表。定数3以上の全選挙区に候補者を立てる方針だ。県の高校再編計画への反対などを訴える。


 前回の県議選で2議席を獲得した公明党は現職2人の公認を発表。生活現場の視点に立った政策を訴えるとしている。みんなの党は大津市選挙区で1人を擁立し、初の議席獲得を目指す。

1247チバQ:2011/01/20(木) 22:37:31
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110120ddlk25010410000c.html
選挙:守山市長選 自民県連、推薦見送り自主投票 統一選前の分裂避け /滋賀
 新人2人の一騎打ちとなる見込みの守山市長選(23日告示、30日投開票)で、自民党県連は19日、推薦を求めていた2人をいずれも推薦せず自主投票とすることを決めた。支部など下部組織の推薦も認めない方針。同党市議らが両陣営に分かれているためで、4月の県議選で実働部隊となる市議らの分裂を避けた格好。石田祐介県連幹事長は「個人の応援は拘束しないが、分裂した中で推薦はできない」と話した。

 同市長選では、党第3選挙区支部が前市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)の推薦を県連に求めた一方、地元の連絡協議会は元国土交通省職員の宮本和宏氏(38)と小嶋氏両方の推薦を要請。19日の役員会でも意見が割れ、佐野高典会長代行は「統一選は目の前。どちらかに推薦を出して影響が出たら大変」と述べた。【稲生陽】

1248チバQ:2011/01/20(木) 22:58:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110120/lcl11012001300006-n1.htm
過半数擁立を断念 維新の会堺市議団 「候補者の確保難しく」
2011.1.20 01:30
 4月の統一地方選で行われる大阪府議選、大阪市議選、堺市議選での過半数獲得を目標に掲げてきた地域政党「大阪維新の会」(維新)が、堺市議選について過半数の擁立を事実上断念し、目標を「最大会派」に下方修正することが19日、維新堺市議団への取材でわかった。大阪都構想実現のため、代表の橋下徹・大阪府知事はこれまで繰り返し過半数獲得の目標を口にしてきたが、候補者の確保が難しく、維新は軌道修正を余儀なくされた形だ。

 堺市議選(定数52)にはこれまで、維新14人、民主・公明各12人、自民・共産各10人(自民はうち推薦1人)、みんなの党1人、無所属9人が立候補を表明。維新は7選挙区(定数3〜10)すべてで公認候補の擁立を決め、うち5選挙区では2〜3人の擁立を決めたが、過半数の候補者擁立にはさらに12人以上が必要になっている。

 これについて、維新堺市議団の馬場伸幸幹事長は、産経新聞の取材に「中選挙区の堺市議選で、過半数の候補者を立てて全員当選させることは難しい。市議団としては、現在の最大会派の公明(13人)を上回ることを目指す。18人前後を擁立したい」と述べた。

 橋下氏は、公式には堺市議選でも過半数獲得を目指す方針を変えていないが、候補者擁立作業は堺市議団に一任している。堺市議団が過半数擁立を事実上断念したことで、橋下氏も選挙戦術の方針転換を迫られそうだ。

1249チバQ:2011/01/20(木) 23:00:23
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001101200002
新顔一騎打ちの様相/守山市長選23日告示
2011年01月20日

 23日告示、30日投開票の守山市長選は、いずれも無所属で新顔の元国土交通省職員、宮本和宏氏(38)と、前市議会事務局長、小嶋宣秀氏(60)の2人が立候補を表明し、一騎打ちになる公算が大きい。同市選出の自民県議らが支援する宮本氏に対し、一部の自民系市議らが小嶋氏を後押しし、保守分裂の様相が強まるなか、自民党県連は19日、自主投票を決めた。(飯竹恒一、高久潤)


【自民「自主投票」に】


 「両方に推薦を出さない方がよろしいかと思う」。同日午前10時から大津市内であった自民党県連の役員会。石田祐介幹事長が約1時間を超える議論を引き取り、自主投票を決めた。


 守山市議会の自民系会派14人のうち、中立の3人を除く7人が宮本氏を推し、残る4人は小嶋氏の支援にまわった。こうした状況を受け、地元組織の党守山市支部連絡協議会(会長・辻貢県議)は両氏に推薦を出す方針だった。ところが、上部組織の党滋賀3区支部(宇野治支部長)は今月11日、自民党籍を持つ小嶋氏の推薦を決めた。宮本氏が民主党の支持母体である連合の推薦を受けていたことが大きな理由だった。


 推薦をめぐり、地元組織の対応が割れるなか、この日の県連役員会では「(4月の)統一地方選があるのに、対立が尾を引くのはよくない」「地元でまとめられないのに県連が決めるのはおかしい」などの意見が出て、両氏への推薦は見送られた。小嶋氏を推す宇野氏は「納得いかない。自民党の立場を市民にしっかり示すべきだった」と憤りを見せた。


【民主より連合全面 ■宮本陣営】


 国交省のキャリア官僚だった宮本氏は2006年から3年間、出向先の守山市で技監を務め、引退する山田亘宏市長から後継者に指名された。 


 14日にあった宮本陣営の決起集会。同市選出の辻県議と大井豊・民主党県議のほか、民主、自民両党系の市議計11人がそろって顔を見せた。マイクを握った山田市長は「(出向した)3年で10年分の仕事をしてくれた。広い視野、柔軟な考え方、国とのパイプもある人物」と自らの後継者を持ち上げて見せた。


 山田市長はかつて、守山市が地盤で滋賀3区選出の自民党衆院議員だった宇野氏を応援していた。ところが、09年の総選挙で宇野氏は民主党の三日月大造氏に敗れ、比例での復活もできなかった。政権交代が呼び水となり、山田市長は三日月氏に接近。昨年9月の宮本氏の立候補表明には三日月氏も同席し、周囲を驚かせた。


 昨年の栗東市長選で民主党推薦候補が惨敗した経緯などから、陣営では民主党の推薦を受けず、支持母体の連合滋賀を前面に出し、党派にこだわらない「市民党」の看板を掲げる構えだ。民主に軸足を置きながら、幅広い支援を募る――。山田市長の狙いでもあった。


【民主との対決強調 ■小嶋陣営】


 対する小嶋氏の陣営では自民党色を強める。昨秋、辻県議が宮本陣営に乗ったことが表面化すると、自民系市議の一部は猛反発。民主党との対決の構図を強調するきっかけとなった。


 18日夜の小嶋陣営の決起集会。出席した宇野氏は「相手にはしっかり民主党がついている」と発言。「自民党として応援させていただきたい」と力を込めた。宇野氏のつてで招かれた松浪健太・自民党衆院議員(大阪10区)がマイクを握り、宮本陣営の支持基盤である連合傘下の自治労をやり玉に挙げ、「改革を遅らせることになる」と訴えた。さらに、昨年10月の栗東市長選で自民党推薦候補として初当選した野村昌弘市長や、野中広務・元自民党幹事長からも激励メッセージが届き、会場は自民党カラーに染まった。


 当初は、現職市長の後継指名を受けた宮本氏優位の見方が広がったが、自民党関係者は「(小嶋氏が)追い上げている」と見ている。


 一方、公明、共産両党は自主投票を決めている。


【宮本氏「若さ」 小嶋氏「実績」訴え/公開討論会で激論】


 守山市長選の立候補予定者による公開討論会(守山青年会議所主催)が19日、市内で開かれ、国土交通省の元キャリア官僚、宮本和宏氏(38)と前市議会事務局長、小嶋宣秀氏(60)が激論を交わした。


 厳しい財政事情への対応について、宮本氏は「国の行政マンだったから、国のどこにお金があるか分かる」と補助金獲得に意欲を示した。これに対し、小嶋氏は「市長給与を3割カットし、市長公用車を廃止する。市議会の定数も見直す」と自ら身を削る姿勢を示した。


 また、宮本氏が「若さと政策実行力」を訴えたのに対し、小嶋氏は「4人の市長に仕えた」と40年余りの市職員生活での実績を強調した。

1250チバQ:2011/01/23(日) 20:40:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/feature/ohtu1295534892103_02/news/20110120-OYT8T01169.htm
市政の課題 2011守山市長選
<上>駅前再生官民で知恵を
商業施設目立つ空き店舗


新しい店がオープンし始めた守山銀座商店街。さらに活性化させる施策が望まれる(守山市守山で)  「新たな出店希望が3件、あるんです」。守山市の中心市街地にある守山銀座商店街振興組合(22店舗)。理事長の北田照夫さん(62)はほっとした表情を見せた。北田さんのCDショップの向かいにも、鶏料理店が5日に開店したばかりだ。

 JR守山駅西側の中心市街地には他に、商店街が四つある。1990年代以降、郊外型の大型商業施設の進出に押されるなどし、商店街の店に次々とシャッターが下ろされた。だが、ここ1、2年で新規開店が約10店と活気は戻りつつある。

 「店舗の賃料が高い草津駅や南草津駅の周辺で出店を避ける傾向にある。『商業地』としての注目度も高まっているようだ」と北田さんは言う。

     ◇

 中心市街地を含む南部市街地には、市の人口約7万8000人のうち約4万人が暮らす。その活性化が市の長年の課題だ。休日1日当たりの通行量は76年に1万1434人だったが、2007年には2831人と4分の1以下に。商店の年間総売上高も94年の231億円が、04年には119億円にまで落ち込んでいる。

 市は〈下落傾向〉に歯止めをかけようと、国の中心市街地活性化法の認定を受け、09年度から5か年の活性化基本計画に取り組む。

 守山銀座商店街の近くで、全面建て替えする市立守山小の敷地に守山幼稚園を併設させ、複合文化施設や親水公園などを建築。都市・商業機能を集め、子どもからお年寄りまでが暮らしやすい街づくりを目指す。市都市再生推進課の原田秀雄課長は「中心市街地の活性化こそが、市全体の活性化を生む」と話す。

     ◇

 商業者の思いは、市側の思惑とは少し異なる。

 守山銀座商店街にある居酒屋で働く鳥羽忍さん(30)は「新規出店を補助するなど市からの支援があれば、出店者はもっと増え、商店街は活気づく」と言う。

 JR守山駅から徒歩1分という絶好の場所にある商業施設「セルバ守山」(地下1階、地上13階)。県内初の駅前再開発事業として25年前に完成したが、98年に地下のスーパーマーケットが閉店して以降、店舗は減るばかり。1〜3階の4分の1が空いており、週末でも人の姿はまばらだ。

 「テナントの会」の泉岡芳雄会長(62)は「行政と業者、地権者が話し合い、この立地を生かす道を模索すべきだ」と強調する。

 新たな施設を造るだけでなく既存の〈資産〉も活用し、人を呼び込み、街を活気づける施策が望まれる。

     ◇

 23日告示、30日投開票の守山市長選を前に、市の課題を2回にわたって紹介する。

(2011年1月21日 読売新聞)

1251チバQ:2011/01/23(日) 20:41:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/feature/ohtu1295534892103_02/news/20110121-OYT8T01073.htm
市政の課題 2011守山市長選
<下>健康増進で住みよさ向上を
医療・介護費 財政負担に


笑顔がはじける「おしゃべりサロン」。お年寄りの健康づくりにも役立っている(守山市民交流センターで) 守山市民交流センターの一室で、お年寄り約20人の会話が弾む。「みんな、一生懸命やなあ」「そりゃ、痩せそうだもの」――。

 同センター主催の「おしゃべりサロン」で、お年寄りたちは麺棒を使ったダイエット法に挑戦した。約2時間のサロンは冗談も飛び出すなど、終始、和やかな雰囲気だった。

 「初対面同士が、終わる頃には仲良くなっている。参加すれば元気になれる」と、石田克爾(かつじ)さん(69)(水保町)は笑顔になった。

 サロンは昨年3月から始まり、開催はこれまで22回を数える。同センター所長の中出弘一郎さん(72)は「こんな集いが、多くの自治会やボランティアグループなどで開かれるようになってほしい」と話す。

      ◇

 経済誌の昨年の「住みよさランキング」で、守山市は全国787市中、10位だった。〈1〉病院や介護福祉施設の数〈2〉出生数〈3〉商業施設面積〈4〉地方税収入――など14の指標(人口比)で算出され、市は2009年の35位から躍進、過去最高だった。

 だが、高齢化率が約17%と県内では下から4番目に低いのと対照的に、介護保険のサービス利用率は08年度が84・9%と、2番目に高かった。介護保険の月額基準保険料は県内最高の4400円で、国民健康保険税率も2年連続でアップしている。

 市は、県立成人病センターを始め、市内に病院や福祉施設が多いことが背景にある、とみている。開業医数は54、デイサービスセンターは23と、いずれも人口比で県内上位だ。「施設が多いと利用者も増える。供給が需要を生んでいるようだ」と、市関係者は複雑な表情を見せる。

 医療や介護にかかる扶助費支出は、00年度の20億円から08年度には35億円まで増え、今後も高齢化に伴って増加すると予測される。

      ◇

 市は11年度から、市民自らが「健康づくり」に取り組み、医療・介護費減につなげる「すこやかまちづくり行動プラン」を実施。健康管理のほか、ボランティア活動や自治会活動などに取り組むと、公共施設や商店で使えるポイントがたまる「マイレージ」制度も盛り込んだ。

 市民自身の〈やる気〉を引き出す狙いで、市幹部は「健康になれば、市民の人生はより豊かになり、市の医療・介護費負担減にもつながる」と強調する。

 プラン導入に先駆け、サロンを発案して実行に移した中出さんは「技術や知識を持つ多くの高齢者をいかに活動に引っ張り出せるかが、健康な市民を増やしていくカギになる」と話す。

 数字の上だけでなく、一人ひとりが実感できる「住みやすさ日本一」にすることが、多くの守山市民の願いでもある。

(この連載は山下陽太郎が担当しました)

(2011年1月22日 読売新聞)

1252チバQ:2011/01/24(月) 22:21:35
>>1194
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110124-OYT1T00662.htm
堺市長、橋下知事と決別!?「大阪都」で対立

 橋下徹・大阪府知事の全面的な支援を受け、一昨年9月に初当選した堺市の竹山修身市長が、橋下知事が提唱する「大阪都構想」に難色を示し、知事との溝を深めている。

 都構想を旗印にする「大阪維新の会」(代表・橋下知事)が統一地方選を前に来月14日開く同市での決起集会も欠席する考え。同会メンバーらは「欠席なら縁切りだ」と批判を強めており、都構想を巡る橋下知事との対立は、大阪市の平松邦夫市長に続き、堺市にも波及しそうだ。

 竹山市長は元府政策企画部長で、橋下知事の側近だった。現職を破って当選後は、昨年5月の大阪市議福島区補選で同会新人の応援演説に立つなど、橋下知事との関係を重視してきた。

 ところが昨年、橋下知事が堺市の分割につながる都構想を訴え始めてからは、「堺は2006年に政令市に移行したばかり。すぐに分割すべきではない」と反対の立場を示すように。これに対し、橋下知事は「間違っている。市長になると、ずっとお山の大将でいたくなっちゃう」「自公民の顔色をうかがっている。生粋の政治家じゃない」と批判を強める一方だ。

 同会は決起集会について、竹山市長に案内状を出しているが、竹山市長は今月19日の記者会見で「(どの党でも)選挙のための決起集会はご遠慮させていただく」と述べた。

 堺市議会(定数52)で7議席を占める同会のある市議は「市長の『生みの親』である知事が政治生命をかけている。構想を受け入れられないなら、縁を切られても仕方がない。欠席なら関係は決定的になる」と話している。

(2011年1月24日15時59分 読売新聞)

1253チバQ:2011/01/24(月) 22:25:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110124/elc11012412020007-n1.htm
区へ中核市権限…橋下維新マニフェスト 職員3割減、4年後に都制
2011.1.24 12:01
 大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は24日午後、今春の統一地方選挙に向けたマニフェストを発表する。大阪府と大阪市を再編する大阪都を実現させた後、特別区などに中核市並みの権限を付与するほか、府市の二重行政を解消することで、大阪府と大阪市の職員数を約3割削減することなどを盛り込む。府議選、大阪、堺市議選に勝利すれば、それぞれの議会で都制移行を決議し、平成27年春にも大阪都を実現させる−とするスケジュールも明らかにする。

 マニフェストによると、5月に府と大阪市、堺市による協議機関を設置し、特別区の財源配分などの検討を開始。住民投票などを経て大阪都に移行し、27年4月に初の特別区長、議員選を行うとしている。ただ、区割りや区議の定数には触れていない。

 一方、生活保護や国民健康保険、介護保険は大阪都が管轄。特別区は各区の判断で大阪市が行っている現行の敬老パスを維持したり、公立中の給食実施、医療費の中学生までの無償化などが可能とした。

 また、大阪市営地下鉄とバスは民営化。JR大阪駅前の北ヤードについては森にすることとし、将来は関西国際空港との結節点とするリニア中央新幹線の新駅建設を提唱している。

 橋下徹知事は「特別区には中核市並みの権限を付与すると明記しており、これぞ、地方分権だと思う。大阪都構想の中身についてはこれでほぼ固まった」と語った。

1254チバQ:2011/01/24(月) 22:28:15
>>785
元衆議院議員で弁護士の泉房穂氏(46)=明石市天文町=が、北口市長が参院選に転出した場合に行われる同市長選に立候補する意向
→結局、北口は参院選出馬せず
2003年の衆院選に民主党公認で兵庫2区(神戸市兵庫、北、長田区)から立候補し、比例で復活当選。05年の衆院選に落選した後は、明石市を拠点に弁護士、社会福祉士として活動している。


>>1203-1204>>1211>>1219
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110124ddlk28010178000c.html
選挙:明石市長選 候補者擁立へ動き 市議は県幹部、福祉団体は泉氏 /兵庫
 4月に予定されている明石市長選で、福祉団体で構成する「21世紀型の福祉のまち明石を実現する会」が23日、元衆院議員で弁護士の泉房穂氏(47)に立候補を要請した。一方、市議会の主要会派が市内在住の県幹部の擁立に動いており、候補者擁立の動きが活発化してきた。

 3選に意欲があると見られていた現職の北口寛人氏(45)が昨年12月に「不出馬表明」。それを受け各方面で候補者選びが始まった。この日開かれた同会の会合には約100人が参加。泉氏を推薦する言葉や激励のメッセージが次々と発表され、出馬実現に向け活動の継続を決議した。

 事務局の山下孝光氏は「他の支援団体と調整して立候補を表明されるものと期待している」と話した。

 一方、県幹部の擁立に動く市議は県幹部について「市民のため、市政のために頑張っていただける人」と期待している。【南良靖雄】

〔神戸版〕

毎日新聞 2011年1月24日 地方版

1255チバQ:2011/01/24(月) 22:40:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110124-OYT8T00024.htm
守山市長選 2新人対決
子育て・福祉施策など争点
 守山市長選は23日、告示され、元市議会事務局長・小嶋宣秀氏(60)と、元国土交通省課長補佐・宮本和宏氏(38)が立候補、無所属新人同士の一騎打ちとなった。中心市街地の活性化や子育て・福祉施策の拡充といった「住みよい街づくり」などを争点に、舌戦が繰り広げられる。投開票は30日。22日現在の有権者数は5万9832人。

■「大胆に行革」小嶋氏

 小嶋氏は午前9時過ぎ、守山市大門町の事務所で出陣式に臨み、支持者らを前に第一声。市役所での41年間の実績をアピール、「守山の街は隅々まで知っている。皆さんが懸命に築いた、この豊かで住み良い古里を次世代に引き継ぐ」と声をからして訴えた。

 政策面では、市議会定数見直しや市長給与の3割カットを検討すると強調し、「硬直化する財政の中で思い切った施策は難しいが、大胆に行政改革に取り組む。育児や福祉など、暮らしに安心と元気を感じられる市をつくる」と、支持を求めた。

 その後、支持者の拍手に送られて元気良く選挙カーに乗り込むと、市内一円を巡り、夜は4か所で演説会を開いた。

■「新時代築く」宮本氏

 宮本氏は市役所前で、山田亘宏市長や三日月大造衆院議員(滋賀3区)、地元選出の県議らと出発式を行い、多くの支持者が集まった。

 宮本氏は「国土交通省で11年間、200を超える市町村の首長と一緒に街づくりを進めてきた」と強調。さらに「市に出向した3年間、市民の『地域を良くしたい』という強い思いに感銘を受け、心底、守山にほれた。私の新しい古里だ」と語った。

 政策面ではまちづくり条例を制定し、市民が市政に参画しやすい環境をつくるなど「住みやすさと活力の二刀流で、守山の新時代を築きたい」と力を込めた。

 その後、選挙カーで市内を回り、夜は4か所の演説会で支持を訴えた。

市長選立候補者 候2、届け出順

(2011年1月24日 読売新聞)

1256チバQ:2011/01/24(月) 22:44:55
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110124/CK2011012402000108.html
「保守色」「市民党」それぞれアピール 守山市長選が告示
2011年1月24日

 守山市長選は23日に告示され、元市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)、元国土交通省建築指導課長補佐の宮本和宏氏(38)による選挙戦に突入した。出陣式では、小嶋陣営が「保守色」をにじませれば、宮本陣営は「市民党」をアピール。両陣営と党の距離感、思惑が微妙に絡み合うかたちとなった。30日に投開票が行われる。 (守山市長選取材班)

◆小嶋陣営
 「第3選挙区をあずかっている身として、連合がついている候補に行くべきではない」

 守山市大門町の事務所前であった小嶋氏の出陣式。登壇した自民党第3選挙区支部長の宇野治元衆院議員は「反連合滋賀」を前面に押し出した。両候補が推薦を依頼し、自主投票に決めた自民党県連に触れ「自民党の対応はどうなっているのかと言われた。私は十分な応援をさせていただく」と力を込めた。

 総括責任者の高田正司市議が相手候補を「東京からの落下傘」と一刀両断すると、宇野氏が「そうだ」と支持者を鼓舞した。

 大型トラックの荷台に設けた壇上には、元自民党幹事長の野中広務氏が来演する横断幕も。地元の5人の市議に加えて、草津や栗東、野洲8人の自民党系市議も訪れ、自民色に染まった。

 応援弁士のしんがりを務めた国松善次前知事は「地方自治の時代だからこそ、地方が自ら立ち上がって、汗をかいて智恵を出すべきだ」と力強く、地元で生まれ育った小嶋氏の支持を呼び掛けた。

 ある選対幹部は「小嶋陣営は人脈が多い。じわじわ(支持が)広がるだろう」と強気の分析をして見せた。

◆宮本陣営
 「自民党の顔として来たのではない。首長選は政党を問うものではない。あくまで市民党だ」

 市役所前で開かれた宮本氏の出発式。マイクを握った自民党県連元幹事長の上野幸夫県議は声を張り上げた。前国土交通省副大臣の三日月大造衆院議員(衆院3区、民主)は元上司として「国交省から送り出した私の立場からも」と民主色を抑え、宮本氏の支持を訴えた。

 式には、守山市選出県議の大井豊(民主)、辻貢(自民)の両氏が顔をそろえ、宮本氏を支持する民主、自民党系の市議も集結した。宮本氏も「皆さんと一緒に」との言葉を繰り返し、「市民党」をアピールした。

 引退する山田亘宏市長は「リーダーとして誰に託したらいいか、ずっと考えていた。最高の候補者を得た」と、後継指名した宮本氏を持ち上げた。

 連合滋賀の中村憲市会長は「三日月議員もお越しいただいている。連合も精いっぱい頑張りましょう」と語り、民主色がにじむ場面もあった。

 選対幹部は「7日間、市民党を前面に出す。個人演説会の反応を見ながら戦術を決めたい」と力を込めた。

1257チバQ:2011/01/24(月) 22:50:07
元国土交通省職員、宮本和宏:
>>1249同市選出の辻県議と大井豊・民主党県議のほか、民主、自民両党系の市議計11人がそろって顔を見せた。マイクを握った山田市長
宮本氏の立候補表明には三日月氏も同席し

前市議会事務局長、小嶋宣秀:
>>1256登壇した自民党第3選挙区支部長の宇野治元衆院議員は「反連合滋賀」を前面に押し出した。
応援弁士のしんがりを務めた国松善次前知事は

1258チバQ:2011/01/24(月) 23:17:08
守山市長選:山田亘宏
03年
http://www.melma.com/backnumber_22213_718389/
◇守山市長選(滋賀県)開票結果 投票率53.53%(過去最低)
当15406 山田亘宏(無新、56歳、初当選)
 12114 甲斐道清(無現、自・民・公推薦、65歳)
自民公推薦の現職を破っての当選


07年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4671
>現職の山田亘宏氏(60)=無所属=が、新人で元守山市議の山本利男氏(57)=同=を約1万2500票の大差をつけて破り、再選を果たした。
>公明党を含む7割の守山市議をはじめ、自民、民主両党の国会議員や滋賀県議、周辺市長らの応援も得るなど分厚い支持基盤で、選挙戦を優位に進めた。
相乗りで圧勝

>>982 2010年知事選
>知事選(7月11日投開票)で、「市長有志の会」を結成し、再選した嘉田由紀子知事の対立候補を支援した守山市の山田亘宏市長が、次期市長選不出馬を表明した。
自民系候補を支援

>>1256
民主系・少なくとも自民色の薄い候補を支援

1259チバQ:2011/01/25(火) 22:00:31
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110125ddlk28010373000c.html
選挙:芦屋市長選 山田県議が出馬表明 「無風選挙防ぎたい」 /兵庫
 芦屋市長選(4月17日告示、同24日投開票)に24日、新人で県議の山田美智子氏(63)が無所属で立候補する考えを表明した。

 山田氏は記者会見で、「無風選挙となるのを防ぎたかった」と立候補を決めた理由を説明。現市政について、「政策のビジョンが見えない」と批判したうえで市民が政策を提言する「市民会議」の設置▽住宅都市で可能な産業の育成▽高水準にある市職員の給与の削減−−などを公約として掲げる考えを示した。

 山田氏は岐阜県大垣市出身。99年から芦屋市議に連続2期当選した後、現在は県議を務めている。

 市長選にはこれまでに、現職の山中健氏(60)が3選を目指して、出馬する意向を明らかにしている。【浜名晋一】

〔阪神版〕

1260名無しさん:2011/01/25(火) 22:06:30
http://www.nara-np.co.jp/20110125093808.html
岩崎氏、薄氷V2 - 28票差で中筋氏涙/平群町長選
2011年1月25日 奈良新聞


再選を決め、支持者とのバンザイする岩崎氏(中央)=23日午後10時50分ごろ、同町吉新2丁目の選挙事務所
 任期満了に伴う平群町長選挙は23日投開票され、現職の岩崎万勉氏(65)=無所属=が前職の中筋弘氏(66)=同=をわずか28票差の接戦の末に破り、再選を果たした。当日有権者数は1万7057人(男8057人、女9000人)。投票率は63.08%で前回(63.46%)を0.38ポイント下回った。

 選挙戦は4年前の前回と同じ顔ぶれで攻守立場を変えた一騎打ち。町財政再建や町の活性化などを争点に激しい選挙戦となっ…

1261名無しさん:2011/01/25(火) 22:08:53
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201101240161.html
28票差で再選の平群町長「改革の痛みが批判票に」
2011年1月25日

 28票の僅差(きんさ)で決着した平群町長選挙から一夜明けた24日、再選を決めた無所属現職の岩崎万勉氏(65)は、選挙管理委員会から当選証書を受け取った。推進する財政再建への批判が接戦の結果を招いたとみて、今後、住民側の声の聞き取りに力を入れる考えを示した。

 同じ顔ぶれで一騎打ちになった前回は、6231票獲得した岩崎氏が1648票の大差をつけて当選した。今回は有効投票数がほぼ同じだったにもかかわらず、約900票も減らす結果になった。

 岩崎氏は「これほどの僅差になるとは思わなかった。前回、『町政一新・財政再建』を掲げて当選し、町民の理解を得ながら施策を進めてきたが、大きな改革には痛みが伴う。その分、批判票が出たと思う」と分析した。

 さらに「小差であっても、これまでの改革が認められたということで、さらに前進させたい。観光・農商工が連携した町づくり、自主財源の確保、小学校の再編にしっかり取り組みたい。これまで以上に町側の説明、町民の声を聞くことに努める」と語った。

 選対本部長を務めた池田研二町議は「行財政改革について、住民にはある程度理解してもらっていると思っていたが、不十分だった。ただ、今回の結果で改革の方向性が正しいことは広く示せたと思う」と胸をなで下ろした。

 一方、敗れた中筋弘氏の後援会は「残念だが、28票差でも負けは負け。(岩崎氏には)町の活性化に向け大いに頑張って欲しい」としている。

1262チバQ:2011/01/26(水) 22:30:09
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110125ddlk28010407000c.html
問われる手腕:小野市長4期目の課題/上 看護師確保 /兵庫
 任期満了に伴う23日告示の小野市長選で、現職の蓬莱務市長は無投票で4選を果たした。99年の市長就任以来、「行政も経営」を基本理念に市政改革を進めてきた蓬莱氏。持ち前の強力なリーダーシップに対する地元の評価は高いが、市が抱える課題の中には広域行政にかかわるものも多く、4期目は近隣自治体との連携が一層求められることになる。それらの課題を2回にわたり探る。【浜本年弘】

 ◇近隣自治体とどう調整
 「今の病院、どう?」

 昨春、近隣の市立病院から市立小野市民病院に移ってきたベテラン看護師(38)の携帯電話に、以前働いていた病院の元同僚からメールが届いた。さっそく返信したメールの文面は希望に満ちていた。

 「去年の秋から希望の部署。モチベーションも上がってる」

    ◇

 ベテラン看護師に“再起”のチャンスをもたらしたのは、皮肉にも小野市が直面している深刻な「看護師不足問題」だった。

 06年度に診療報酬が改定され、看護体制を「7対1」(入院患者7人に看護師1人)と手厚くすれば、病院の収入が増える仕組みになった。これをきっかけに、都市部の大規模病院を中心に看護師の囲い込みが本格化。この余波で、地方の中規模以下の病院は看護師を集めにくくなってしまった。

 小野市民病院も例外ではなかった。このため、09年度に応募者の年齢制限を35歳から40歳に引き上げ、募集回数も増やした。冒頭のベテラン看護師は、この基準緩和の恩恵を受けて新天地にチャレンジできたのだ。

    ◇

 13年10月、小野・三木の両市民病院が統合され、小野市南部に「北播磨総合医療センター」(27診療科・総病床450)が建設される。事業費約200億円をかけ、来月には敷地の造成に入る予定。センター企業長を務めるのは蓬莱務市長だ。

 看護師不足問題はセンターも避けて通れない。両市民病院から移る予定の看護師は計約320人。一方、450の病床で「7対1」を実現するのに必要な看護師数は約400人にのぼる。センター企業団事務局は、まずは350床でスタートさせる方針だが、それでも今よりも30人増やさなければならない。

 センターは24時間対応の院内保育(定員30人)▽看護師向けのスキル・ラボ(実習室)設置▽最新医療機器・システムの整備−−などの先進的な取り組みを“売り”にしている。センター側としては、これらをPRして看護師を集め、16年4月に400人体制を築いて病棟をフルオープンさせたい意向だが、見通しは不透明だ。

    ◇

 「我々にとって新病院は脅威だ」

 小野市と同じ北播磨にある公立病院の幹部は、センターによる看護師の囲い込みへの警戒を強めている。看護師不足が全国共通の問題である以上、周辺自治体の病院が“草刈り場”になりかねないからだ。

 蓬莱市長は「看護師確保はさまざまなプラン、選択肢を求めていく」と語るが、現段階で明確な打開策を示していない。もしも限られたパイを奪い合う事態になれば、北播磨全体の地域医療が崩壊する恐れもあるだけに、蓬莱市長の周辺自治体との調整力とバランス感覚が試されている。

〔播磨・姫路版〕

1263チバQ:2011/01/26(水) 22:30:45
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110126ddlk28010363000c.html
問われる手腕:小野市長4期目の課題/下 神戸電鉄粟生線 /兵庫
 ◇存続への施策、模索
 今月初め、県立小野高放送部の男女部員4人が小野市役所を訪れた。小野市・粟生と神戸市北区・鈴蘭台を結ぶ「神戸電鉄粟生線」(29・2キロ)をテーマにラジオドキュメントを作るためだ。

 通学で粟生線を使っている4人は、小林清豪・副市長と会談。思い切って日ごろ抱いている不安を口にした。

 「粟生線は危機的ですか」

 小林副市長は一瞬口ごもった後、意を決して語った。

 「乗客が増えなければ、やがて廃止になるかもしれない」

 会談後、4人は「涙が出そうなほどショックだった」と振り返った。

    ◇

 粟生線は52年に全線が開業し、ピークの92年度には年間乗客1420万人を記録した。しかし、その後は少子高齢化やマイカー普及が進んだ影響で漸減。09年度の乗客数は693万人、路線別収入は10年前の3分の2に当たる約20億円にまで落ち込み、年間赤字額は9年連続で10億円を超えた。この赤字額は神戸電鉄の稼ぎ頭「有馬線」の黒字額に匹敵する規模だ。

    ◇

 粟生線の廃止懸念が地元に広がる中、沿線自治体と住民は09年、神戸電鉄とともに粟生線の「活性化協議会」を結成。官民一体で粟生線経営の健全化に取り組むことを決めた。営業継続に向けた目標を「12年度の輸送人員730万人」と設定。国補助も12年度までの3年間で計2億円が認められ、地元には「粟生線再生の青写真ができた」と安堵(あんど)感が広がった。

 ところが、昨年11月に事態が一変。協議会の会議で神戸電鉄側が「目標達成は困難」と発言し、国交省近畿運輸局も「補助制度再編の影響で12年度分の補助が打ち切りになる見通し」と明かした。これで粟生線存続への希望は風前のともしびとなった。

 さらに事態は動いた。今月14日、神戸電鉄の三津澤修・鉄道事業本部長が、沿線自治体などの公金支援を条件に「存続の意思はある。来年度中に方策を見極めたい」と発言。事実上、粟生線の生殺与奪権を譲ったのだ。

     ◇

 国交省鉄道局によると、00年度以降の地域鉄道の廃止は33路線に上る。粟生駅で粟生線と接続している加西市の第三セクター「北条鉄道」のように、地域住民の足を確保するために自治体が鉄道経営に乗り出すケースもあるが、その多くは経営が苦しく、地元自治体財政を圧迫している。

 公金支援に踏み切るか、バス路線整備などの代替策を講じるか、それとも廃止されるにまかせるか−−。いくつかの選択肢がある中、神戸電鉄からボールを投げられた蓬莱務市長は「絶対に廃止はまかりならん。ただ、赤字原因は設備投資による支払利息などにある。(支援するには市民の)納得が必要」と指摘する。

 今回の市長選で選挙が行われていれば、粟生線問題が争点になったかもしれない。だが、結果は無投票だった。市民の“審判”を経ないまま、問題の行方は蓬莱市長の判断にゆだねられた。【浜本年弘】

〔播磨・姫路版〕

1264チバQ:2011/01/26(水) 22:55:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110125-OYT8T01146.htm
撤回の新人 全面対決 推進の現職
連携強め箱もの不要 新病院柱に経営改善

 2月6日投開票の舞鶴市長選が30日、告示される。最大の争点は、公的病院の再編問題だ。再編計画を推進する立場の現職の斎藤彰氏(55)と、計画の白紙撤回を訴える前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)が全面対決する構図となりそうだ。対立の背景を考える。(舞鶴支局長・北岡学)

 今月、舞鶴市内の各家庭に新聞折り込みで2種類のチラシが届いた。斎藤氏、多々見氏のそれぞれを支援する団体が、病院問題について、互いの見解を記したものだった。

 先に届いた多々見氏側は「対話のない計画変更の末に、財源の見通しもなく、無駄が多い」と、斎藤氏が進める再編を厳しく批判。一方、後から配られた斎藤氏側は、多々見氏側の主張を「(病院間)連携だけで再編が実現するとは、医療の玄人の言葉とは思えない」と切り捨てた。

 告示を前に、すでに両陣営は激しいつばぜり合いを展開している。



 ここ数年、市政の最大の課題は地域医療問題で、その発端は市立舞鶴市民病院の経営難だった。

 7年前、同病院の運営方針に反発するなどして内科医13人が一斉退職し、世間の注目を集めた。経営環境は一気に悪化し、赤字が急増。内科を立て直した後も苦境は続き、市民病院の累積赤字は36億4900万円(2009年度末)に。市からの補助金は2006〜09年度で計69億6500万円に達する。

 4年前の市長選で、斎藤氏は「市民病院の再建」を強力に訴え、初当選した。市長就任後、「舞鶴地域医療あり方検討委員会」の提言を踏まえ、再建の道筋として、市内の公的4病院(市民病院、舞鶴医療センター、舞鶴共済病院、舞鶴赤十字病院)の再編という青写真を示した。

 市民病院だけでなく、どの病院も医師不足の課題を抱えており、4病院を2病院体制にして医師らを効果的に配置し直し、経営環境を改善させるという内容だった。



 しかし、その構想に「待った」をかけたのが、共済病院長の多々見氏だった。多々見氏は「あり方検討委」の委員などとして再編の議論に加わっていたが、09年9月、「職員の雇用に心配がある」などと述べ、共済病院の離脱を表明した。

 4病院再編から3病院再編へ。当初の青写真は色彩を変えざるを得なかったが、斎藤氏はそれでも再編に向けた歩みを進めた。府も「府北部の医療体制を立て直すには舞鶴市内での病院再編が必要」と同調し、新病院建設を柱とする総額86億円の「中丹地域医療再生計画」を策定、うち25億円は国から補助が受けられる見通しも立った。



 だが昨年、もう一つの難題が浮上した。再編後の運営組織の問題だ。

 市民病院、医療センター、赤十字病院は、それぞれ実質的な監督権をもつのが市、国立病院機構(東京)、日赤府支部に分かれている。当初、関係者たちは再編後の病院は「一本化された組織で運営する」と考えていたが、それぞれの職員の身分の位置づけや所有資産の調整などが難航し、一本化の議論は先送りとなった。

 青写真からどんどん遠ざかっていく再編計画。地元の医療関係者の間では「結局、市民病院再建のため、他の病院が利用されようとしているのではないか」との不信感が高まった。

 そして、共済病院長の職を離れ、舞鶴医師会の支援を得て市長選に名乗りを上げた多々見氏。「舞鶴の財政に余裕はない。不必要な箱ものはつくらず、病院間の連携強化で医療を守る」と主張する。

 一方、斎藤氏は「舞鶴の将来のため新病院は欠かせない。再編を後戻りさせてはならない」と力を込める。

 再編の推進か、計画の白紙化か。市民は市長選で選択することになる。

(2011年1月26日 読売新聞)

1265チバQ:2011/01/27(木) 23:27:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110126-OYT8T01131.htm
医師、病床数 進まぬ協議
2施設に集約 総論賛成でも・・・
再編の議論に加わっている舞鶴赤十字病院でも医師不足は深刻な問題だ(舞鶴市倉谷で)  舞鶴市の公的3病院(市立舞鶴市民病院、舞鶴医療センター、舞鶴赤十字病院)の再編計画。現在、イメージされている姿は次のようなものだ。市域の東にある医療センターの敷地に高度救急医療などを担う「急性期基幹病院」を新たに建設。一方、市域の西にある赤十字病院は「連携拠点病院」として主に療養期の患者を受け入れる。そして市民病院は、これら2病院に機能を移管する――。

 東の基幹病院に対し、赤十字病院は「補完的な病院」と位置づけられるが、不満はないのか。浅田敏樹・事務部長は「将来も安定して医師を確保するため、病院再編の議論は必要だ」と話す。

 しかし市が当初、赤十字病院に示した、再編後はベッド数を「100〜150床に」という構想には異を唱えた。

 「現在の体制である150床が損益分岐点。これを割り込めば赤字経営に陥る」と訴え、府が昨年1月にまとめた「中丹地域医療再生計画」では、再編後も「150床」とされた。

 浅田部長は「100床ということにでもなれば、職員の解雇を考えないといけないところだ」と胸をなで下ろすが、例え「痛み」を伴う再編計画であっても、もはや避けては通れない。地方の病院が置かれている厳しい現実が浮かび上がってくる。



 舞鶴市域の医療は、これまで他市に比べると恵まれているとされてきた。人口約9万人のまちに、総合病院の機能を持つ4病院が集まり、一般病床だけでも計約1000床を備えているからだ。中丹地域だけでなく、丹後地域、福井県西部の住民も舞鶴の病院を頼ってきた。

 ところが、府北中部の人口減少に加え、福知山市民病院の全面改装など、周辺自治体では医療施設の整備が進む。かえって舞鶴市内で医師が4病院に分散されていることが競争力をそぐ状況を招いている。

 むしろ競争以前の問題として、舞鶴の4病院でも診療科の休止を余儀なくされたり、「1人診療科」でしのいだりするケースが出ている。赤十字病院も京都市内の京都第一、第二赤十字病院などから非常勤医師の応援を得て、どうにか診療科を維持している。



 こうした意識を各病院とも共有した上で始まった再編協議だった。しかし「総論賛成」でも、各論に入れば新たな問題が次々と生じた。

 収支を考慮しながら、診療科をどう振り分け、医師をどう配置するか。病床数はどうするか。法的な問題は……。再生計画策定後に始まった府と各設置母体との協議は、過程が公開されておらず、詳細は分からないが、こうした問題の調整に手間取り、1年が過ぎた今も、具体的な手続きに入れずにいる。

 「あり方検討委が示した再編計画は理想論。実現はなかなか難しいだろう」と、ある医療関係者はため息交じりに話すが、別の関係者は「それでも現状に安住していれば、舞鶴のどの病院もいずれ破綻しかねない。何らかの手を打つ必要がある」と口元を引き締める。

 理想を追い、例え時間がかかるにしても病院再編を目指す現職の斎藤彰氏(55)と、現実に即し、病院間の連携強化で困難を乗り切ろうと考える前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)。いずれが選ばれるにせよ、難しいかじ取りを担っていかねばならない。(北岡学)

(2011年1月27日 読売新聞)

1266チバQ:2011/01/29(土) 10:18:32
http://www.asahi.com/politics/update/0129/OSK201101280179.html
橋下知事の側近、大阪市議選に擁立へ 自民幹部の地盤2011年1月29日9時10分

. 大阪府の橋下徹知事が代表の地域政党「大阪維新の会」は、橋下氏の政治活動を補佐してきた特別秘書(39)を、4月の統一地方選に擁立する方針を固めた。大阪都構想に強く反対する自民党大阪市議団幹事長で、党府連幹部でもある大阪市議が地盤とする市議選住吉選挙区に立てる方向で最終調整している。知事側近をぶつけることで、対決色を鮮明にする狙いがある。

 特別秘書は橋下氏の法律事務所の元事務員で、高校の後輩。2月5日付で退任する。

 維新の会は府議会と大阪、堺両市議会で過半数獲得を目標に掲げるが、「主戦場」と位置づける大阪市議選での立候補予定者は現在38人で、定数の半分(43人)に届いていない。このため橋下氏と政治活動をともにしてきた「側近中の側近」を擁立することにした。特別秘書は取材に「最終判断するのは橋下知事で、今はコメントできない」と話している。(池尻和生)
.

1267チバQ:2011/01/30(日) 16:05:47
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110130ddlk25010251000c.html
県議会:やっと気付いた? 県議への記念品、廃止の方向で見直しへ /滋賀
 県議会は、引退議員や永年在職者に贈っている記念品について廃止する方向で見直しを始めた。議会事務局によると、在職10年以上の永年在職者に公費で記念品を贈っているのは近畿6府県で滋賀と京都府のみ。引退議員については滋賀だけだ。26日にあった各会派の代表者会議で「税金の使い道としてどうか」などと廃止案が浮上。2月4日の次回会議で結論を出す見通しだ。

 県議会は1期以上務めて引退する議員に3万円相当の記念品を贈っている。また、議員を10年以上務めると、5年ごとに2〜15万円相当の置時計や陶器製品などを公費で購入し贈呈。これとは別に知事名で、15年5万円▽25年10万円▽35年15万円相当の記念品を贈っている。今年度も2月15日の定例県議会初日に贈呈を予定していたが、26日の会派代表者会議で吉田清一議長らが「互助会から出すとか、表彰状だけにしてはどうか」と提案した。

 県議会は県議に無料配布していた1冊1万5000円相当のアルバムを今任期から実費に変更。県議47人中8人が注文を見合わせている。【稲生陽】

毎日新聞 2011年1月30日 地方版

1268モンクレール:2011/01/30(日) 18:49:36
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1269チバQ:2011/02/01(火) 00:21:35
>>1256-1258とか
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110131ddlk25010267000c.html
選挙:守山市長選 市長に宮本氏 「住みやすさ日本一に」 /滋賀
 任期満了に伴う守山市長選は30日投開票され、無所属新人の前市技監で元国土交通省課長補佐の宮本和宏氏(38)が、前市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)を破り、初当選した。当日有権者数は5万9069人、投票率は53・88%(前回46・12%)だった。【柴崎達矢】

 同市守山4の事務所には、開票前から多くの支持者が詰めかけた。当選が決まると歓声がわき、登場した宮本氏は約200人の支持者とともに万歳三唱。「市民の皆さんと力を合わせ、新しい守山をつくっていきたい。住みやすさ日本一の街を目指します」と笑顔であいさつした。

 宮本氏は大阪府枚方市出身。元国交省職員で06年から3年間、守山市に技監として出向し、中心市街地の活性化などに取り組んだ。昨年8月末に国交省を退職、9月に出馬表明した。連合や山田亘宏市長のほか、地元県議、多くの市議らの支援を受け、国交省での経験と若さをアピールし、支持を広げた。

 敗れた小嶋氏は、旧町時代を含め41年にわたり市役所に勤務した実績などを強調したが、及ばなかった。

==============

 ◆開票結果

 ◇守山市=選管最終発表
当 18443 宮本和宏 38 無新

  13073 小嶋宣秀 60 無新

==============

宮本和宏(みやもと・かずひろ) 38 無新(1)

 [元]市技監[歴]国土庁土地局係長▽国交省住宅局係長・関東地方整備局課長・住宅局課長補佐

1270チバQ:2011/02/01(火) 00:27:07
http://mytown.asahi.com/areanews/shiga/OSK201101300093.html
守山市長に宮本氏初当選 県内最年少の首長誕生
2011年1月31日


 守山市長選は30日投開票され、元国土交通省職員の宮本和宏氏(38)が、前市議会事務局長の小嶋宣秀氏(60)を破り初当選した。民主、自民両党の県議や連合などから幅広い支援を受け、自民党系市議の一部が推した小嶋氏を退けた。県内では最年少の首長となる。当日有権者数は5万9069人、投票率は53.88%(前回46.12%)だった。

 市役所近くの事務所に当選確実の知らせが届くと集まった支持者らから拍手がわき起こった。宮本氏は「住みやすさと活力の二刀流を柱に政策を展開していく」とあいさつし、公約を着実に進める意気込みを示した。

 宮本氏は2009年までの3年間、国交省から市に出向。選挙では、技監として中心市街地の活性化や旧中山道の地区計画などに携わった実績をPRした。38歳の若さに加え、国とのパイプを強調し、拍車のかかる高齢化や厳しい財政事情を乗り切る手腕への期待の高まりを追い風にした。

 昨年9月の立候補表明には山田亘宏市長とともに、民主党の三日月大造衆院議員も同席し、周囲を驚かせた。現職市長の「後継者」を、民主、自民の両党の地元関係者が支援する構図だったが、菅内閣の支持率低迷などを受け、陣営では民主党の推薦を受けず、支持母体の連合滋賀を前面に出し、「市民党」を掲げる選挙戦を展開。山田市長も「(技監として)3年で10年分の仕事をしてくれた」と先頭に立って応援し、流れをつくった。

 一方、小嶋氏は昨年10月に立候補を表明し、山田市長に反発する自民党系市議の一部から支援を受けた。守山市が地盤の党3区支部長の宇野治・前衆院議員や、野中広務・元党幹事長らが応援に入り、「地元を知り尽くした小嶋氏を」と訴えるなど、陣営では自民党色を鮮明にして、追い上げを図った。ところが、自民支持の商工関係者の多くが宮本氏に回るなど、苦しい展開となった。41年間務めた市役所での実績をアピールし、地元自治会など長年の地域のつながりを生かそうとしたが、及ばなかった。
.

1271チバQ:2011/02/01(火) 00:30:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110130-OYT8T00750.htm
舞鶴市長選現新立つ 病院問題争点

 舞鶴市長選は30日、告示され、新人で前舞鶴共済病院長の多々見良三氏(60)と、現職で再選を目指す斎藤彰氏(55)が立候補した。届け出を済ませた両候補は、早速、市内に選挙カーを走らせ、争点となっている公的病院の再編問題などについての考えを有権者に訴えた。

 同市浜の多々見氏の事務所には、午前8時前から支持者らが続々と訪れ、約350人(陣営発表)が集まった。事務所前での出陣式で、多々見氏が白衣姿で決意表明。「今の市政が続けば舞鶴市がつぶれてしまうという思いで出馬した。(「中丹地域医療再生計画」通りに)新病院を建てれば医師が集まり、医療も飛躍的に向上するという“妄想”は、許してはならない。地域にいる医療従事者を大切にし、無駄の少ない医療再編が求められている」と訴えた。

 斎藤陣営は、同市北吸の事務所前で出陣式。太田昇・副知事を始め支持者約600人(陣営発表)を前に斎藤氏は「舞鶴市は、福祉、教育、雇用や産業など、多くの課題を抱えている。行政を停滞させてはならない」と第一声。公的病院問題については、「国や府、医療関係者と一緒になって、医者をしっかり確保しなければならない」と、同計画の推進を強調。「白紙にして、また考えようなんて悠長な話はない」と、同計画の白紙撤回を訴える多々見氏を批判した。

 投票は2月6日午前7時〜午後8時、58か所で行われる。開票は同6日午後9時15分から、舞鶴東体育館で。29日現在の有権者は、7万2474人。

(2011年1月31日 読売新聞)

1272チバQ:2011/02/01(火) 22:28:13
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001101310002
県議選 自民幹部、内紛に危機感
2011年01月31日

 県議選の候補者選びを進めている自民県連が、組織の弱体化を心配している。可児市では地元市議がまとまらずに難航が続き、現職の公認を決めた山県市では、約半数の市議から「決定には従えない」と反旗を翻された。こうした内紛を民主に突かれれば、「打撃になる」と県連幹部は頭を悩ます。(舩越紘)


◆可児 「一本化は困難」
 28日昼、可児市議会の二つの自民系会派「誠颯会」(11人)と「新・自由民主クラブ」(3人)の全市議が市内での会合に顔をそろえた。
 「現職を支持するのか」
 再選に意欲を見せる小原尚県議(51)の公認について何度も話し合ってきたが、この日も現職派と反現職派が対立したまま散会となった。
 自民県連は県議会で最大会派を維持するため、県議選で32人の擁立をめざし、すでに31人を公認した。最後の1人でもめ続けているのが、この可児市選挙区だ。
 可児市は昨年10月の市長選でも自民系市議の足並みが乱れた地域だった。
 誠颯会は県議会の「県政自民クラブ」が推した候補者を「事実上の県連推薦」として支えた。だが、党市支部長でもある小原氏から支援要請を受けた新自民クは「市長選は党派で拘束することではない」と反発。民主推薦の現市長冨田成輝氏を応援した。
 新自民クは、今回の県議選びで反現職の立場だ。勝利した市長選後は、「自分たちが保守本流」と発言力を強めており、誠颯会から同調する市議も出始めているという。
 こうした分裂について、県連は「支部で決めること」と距離を置く。岐阜では、公認を受けるには地元の支部長と幹事長が県連に申請するのが原則だ。可児市支部の幹事長は反現職派である新自民クの市議が務めており、申請のめどが立っていない。
 2月4日に小原氏を交えて話し合うが、ある市議は「状況は日増しに悪くなるばかり。ぐちゃぐちゃだ」とこぼす。一本化は難しいとみる別の市議は「自民にまとまる力がなくなった」と嘆いた。


◆山県 公認決定に反旗
 横山善道県議(57)が公認された山県市選挙区は、約半分の自民系市議が「横山氏を応援できない」と言ってはばからない。
 県連幹部は、2004年の市議選で、公費負担される選挙ポスター代を水増し請求していた問題が背景にあると指摘する。
 当時市議だった横山氏は、県警に詐欺容疑で書類送検され、不起訴(起訴猶予)処分となった経緯がある。その責任を問う声が少なくない。
 このため、横山氏の公認について地元市議の賛否がまっぷたつに割れた。収拾がつかず、1月上旬に県連に一任することになり、「現職優先」で横山氏に決まった。
 だが、反対派に歩み寄る様子はない。関係者によると、県連が公認を決めた日に集会があり、一部の市議は「反横山氏」で団結した。無所属で元県職員の郷明夫氏(62)を支援する動きもある。
 山県市は07年の前回県議選で、自民が推薦した2人の候補者が議席を争った。ある市議は「あの時のしこりも残る。今回もまとまることはない」とあきらめている。
 自民県連はこうした「分裂」を深刻に受け止めている。昨年の参院選は民主に逆風だったのに、県内の比例票は民主に4万票近い差をつけられた。全42市町村で自民票が上回ったのは16市町村にすぎない。県議選では民主が地方での勢力拡大をめざしている。「内紛が響けば議席を奪われかねない」。自民県連幹部に危機感が募る。

1273チバQ:2011/02/04(金) 22:10:29
>>1266
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110205k0000m010102000c.html
橋下知事:特別秘書の河崎氏が退任へ
 大阪府は4日、橋下徹知事の特別秘書を務めてきた河崎大樹氏(39)が5日付で退任すると発表した。橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」から、大阪市議会住吉区選挙区(定数5)で立候補することが有力視されている。

 河崎氏は、橋下知事の高校時代の後輩で、知事の法律事務所の元事務員。08年2月から知事の政治活動を支えてきた。

1274チバQ:2011/02/04(金) 22:38:51
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000391102020001
県議選の構図


【上】
2011年02月02日




◎和歌山市選挙区 現15人に元・新激突


 統一地方選の県内での幕開けとなる県議選告示(4月1日)まで、2カ月を切った。定数が現行の46から4減の42になる。前回は戦後最多に並ぶ8選挙区が無投票だったが、無投票が続いた選挙区でも久しぶりに選挙戦となるところも出てきそうだ。14選挙区の予想される顔ぶれを3回に分けて紹介する。(黒川真里会)


 定数1減の15となる和歌山市選挙区。現職15人、元職1人、新顔1人の計17人が立候補を予定している。


 県議会最大会派の自民は、7期目の井出益弘(64)、6期目の宇治田栄蔵(60)、4期目の新島雄(59)と山下直也(55)、2期目の尾崎太郎(45)、昨年10月の補選で初当選した森礼子(42)の現職計6人の公認を決定。小川武(77)は「世代交代が必要」と引退を表明した。


 大幅な議席増を目指すとしてきた政権与党の民主だが、これまでに同選挙区で公認を決めたのは、前回次点で昨年10月の補選で返り咲いた浦口高典(55)のみ。同じ県議会会派「真わかやま」に所属する4期目の長坂隆司(54)、前回選挙で再選後に民主に入党した山下大輔(43)は無所属で出馬する意向だ。関西電力社員の片桐章浩(49)も無所属。


 昨年11月の知事選で民主推薦で現職に挑んで敗れた元職の藤本真利子(57)も無所属で出馬すると表明している。会見では「党のためではなく地方のためという立ち位置で戦いたい」と話した。


 共産は2期目の藤井健太郎(56)、前回得票が1万票を超えた1期目の奥村規子(59)の2人を公認。公明も党県本部幹事長で2期目の角田秀樹(58)、1期目の中拓哉(54)と多田純一(56)の3人を公認した。両党とも現有議席の維持を狙う。


 唯一新顔で名乗りを上げているのは元県企画部長の高嶋洋子(63)。県庁初の女性部長を経験し、「議会改革が必要」と無所属での出馬を表明した。(文中敬称略)

1275チバQ:2011/02/04(金) 22:39:16
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000391102030001
県議選の構図


【中】
2011年02月03日




■橋本市選挙区/現新5人、激戦へ


 今回唯一の増員区となる橋本市選挙区。定数3に現職2人、新顔3人が立候補を表明。過去2回連続で無投票だったが、今回は一転して激戦区となりそうだ。


 6選を目指す向井嘉久蔵(73)、再選を目指す平木哲朗(53)の現職2人は自民公認を得た。橋本市議から転身を目指すのは岩田弘彦(51)、瀧洋一(48)、中谷和史(55)。民主県連副幹事長の瀧は民主公認が決まっているが、ほかの2人は今のところどの党からも公認を受けていない。


 紀の川市選挙区は定数3に、旧那賀郡選挙区時代から連続3回当選の山田正彦(69)、旧粉河町長から転身して1期目の服部一(69)、民主党衆院議員から転身して1期目の岸本健(40)の計3人がいずれも自民公認で出馬する。このまま無投票になる可能性もあるが、他に立候補を探る動きもある。


 岩出市選挙区は前回、現新計4人が二つの議席を争ったが、投票率は県内最低の45・68%だった。今回は再選を目指す山本茂博(58)と川口文章(69)のほかに立候補の動きはなく、無投票で自民独占が決まる可能性が高い。


 海南市・海草郡選挙区は定数3。自民は県連幹事長の尾崎要二(57)、3選を目指す藤山将材(35)の2人を公認。共産の雑賀光夫(66)は3選を目指す。ほかに立候補の動きはなく、前回に続いて無投票の公算が大きい。


 定数1減となる伊都郡選挙区は自民のベテラン議員2人が1議席を争う構図。かつらぎ町出身で現役最長9期目の門三佐博(74)と、九度山町出身で8期目の平越孝哉(74)。自民県連は公認調整を目指したが、両者とも譲らず、県連は2人とも公認はせず、推薦候補とする異例の結論を出した。(文中敬称略)

1276チバQ:2011/02/04(金) 22:39:32
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000391102040001
県議選の構図


【下】
2011年02月04日




◎田辺市選挙区 4人で3議席争う


 定数1の有田市選挙区は、自民現職の浅井修一郎(61)のほかに立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。


 有田郡選挙区は定数が1減って2となるが、県議会会派「真わかやま」に所属する松本貞次(61)が引退する意向。自民の吉井和視(58)と共産の松坂英樹(49)の現職2人のほかに立候補の動きはない。


 定数1の御坊市選挙区は、現職の中村裕一(50)が初当選した補選から6回連続無投票だが、今回、法律事務所職員の斎藤麻希(34)が民主公認で中村に挑む。実に24年ぶりの選挙戦となりそうだ。


 日高郡選挙区は冨安民浩(62)、坂本登(64)、花田健吉(52)の自民現職3人がいずれも出馬する予定。3回連続で同じ顔ぶれで無投票になる可能性がある。


 激戦区になると予想される田辺市選挙区。定数1減のなか、真わかやまの野見山海(67)と原日出夫(70)の2人が引退する意向だ。大沢広太郎(69)と泉正徳(59)の自民現職2人に、市議を昨年11月に辞職した谷口和樹(39)と1日に辞職した鈴木太雄(39)の新顔2人が加わり、4人で3議席を争う。


 玉置公良が2009年に衆院に転出したために欠員1の西牟婁郡選挙区。定数2に元職2人、新顔2人の計4人が出馬の意欲を見せている。1999年から1期務めた共産の高田由一(47)、2003年から3年近く務めた無所属の前川勝久(65)は返り咲きを狙う。前白浜町長の立谷誠一(61)と前上富田町議の池口公二(54)の新顔2人は自民公認で立つ。自民の町田亘(74)は引退の意向。


 前回2議席を5人が争った東牟婁選挙区は、自民の谷洋一(62)と前芝雅嗣(62)の現職2人が出馬予定。また民主県連は、前串本町長の松原繁樹(60)を公認する予定としている。


 定数1の新宮市選挙区は、自民現職の須川倍行(50)に新顔で会社役員の浜口太史(43)が無所属で挑む。8年ぶりの選挙戦になりそうだ。


(文中敬称略)=おわり

1277チバQ:2011/02/05(土) 14:08:56
>>906
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110205ddlk28010398000c.html
行政ファイル:神戸市議会で統一会派解消 /兵庫
 神戸市議会の「自民党神戸・たちあがれ日本」(10人)が4日、統一会派を解消した。新たな会派構成は次の通り。民主党(18人)▽自民党(12人)▽公明党(11人)▽共産党(10人)▽自民党神戸(8人)▽たちあがれ日本(2人)▽新社会党(同)▽住民投票☆市民力(同)▽みんなの党(同)

〔神戸版〕


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