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小沢一郎の政権構想

1やおよろず:2007/10/06(土) 19:00:43
自社対立的発想がまかりとおるメディア・言論界で誤解されがちな小沢の国家構想。
ここで、小沢構想をスレ横断的にまとめさせてもらいます。

小沢一郎ウェブサイト
http://ozawa-ichiro.jp/

政策とオピニオン
http://ozawa-ichiro.jp/policy/index.htm

583とはずがたり:2011/06/01(水) 19:56:57
元運転手「ホテルに送った記憶ない」 陸山会事件公判
http://www.asahi.com/national/update/0524/TKY201105240245.html
2011年5月24日15時58分

 小沢一郎・元民主党代表の政治資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が24日、東京地裁であり、中堅ゼネコン「水谷建設」の元運転手が証人として出廷した。同社の元社長は「2004年10月15日に東京都内のホテルで、小沢氏の元秘書に裏金5千万円を渡した」と証言しているが、元運転手は「その日に元社長をホテルまで送った記憶はない。検察官に(送ったという内容の)調書の訂正を求めたが断られた」と証言した。

 同社の川村尚元社長(54)はこれまでの公判で、衆院議員で元秘書の石川知裕被告(37)=政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴=に5千万円を渡した、と証言している。この授受があったとされる日の元運転手の手帳には「12時10分 東京駅迎え 社長」とあった。元運転手はこの記載をもとに「東京駅で川村元社長を迎えて東京支店に戻ったと思うが、以後は覚えていない」と証言した。

 捜査段階の元運転手の供述調書には、元社長をこの日にホテルに送ったとする記載があった。元運転手は「よく覚えていないのに、検察官から強制的に『サインしてもらわないと困る』と言われた。何度言っても訂正してもらえなかった」と話した。

584とはずがたり:2011/06/03(金) 11:25:52

小沢グループ、前夜の高揚感…一転沈滞ムード
http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201106020559.html
2011年6月3日3時0分

写真:衆院本会議で民主党議員らに声をかけられる松木謙公氏(中央)=2日午後3時4分、飯塚悟撮影拡大衆院本会議で民主党議員らに声をかけられる松木謙公氏(中央)=2日午後3時4分、飯塚悟撮影
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/TKY201106020622.jpg

 不信任案は絶対に可決する――。2日の代議士会まで、そんな高揚感に包まれていた小沢グループは、首相の辞任の意向表明で一転、沈滞ムードに陥り、打つ手を見いだせないでいる。

 2日夜、小沢氏はグループの議員約40人と都内のカラオケ店へ出かけた。日本酒党の小沢氏には珍しく、テキーラのショットグラスをあおり、まわりが止めるほどだった。議員らは特例公債法や参院での首相問責を、再度の「菅おろし」につなげようと盛り上がり、小沢氏も「みんなの結束が退陣に結びついた。次の戦いに向けて結束して頑張ろう」と上機嫌だった。

 だが、不信任案可決で場合によっては党を割り、新たな連立の枠組みで政権入りも視野に入れていただけに、先に首相から辞任カードを切られたショックは大きい。小沢氏自身も採決では欠席するにとどまり、不信任案はあっけなく否決。この間、小沢氏は欠席した議員と、事務所にこもり、採決をテレビで見守るしかなかった。

585名無しさん:2011/06/03(金) 13:27:14
>>584
> 日本酒党の小沢氏には珍しく、テキーラのショットグラスをあおり、まわりが止めるほどだった。

なんかヤケ酒っぽいんだよなぁ。
結果考えれば仕方ないかもしれんけど。

586とはずがたり:2011/06/21(火) 22:20:02
奥村氏は穏健派なんだな。

小沢氏、不信任案決議で痛手 「軍団」に亀裂、奪えぬ主導権
産経新聞2011年6月20日(月)08:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110620058.html

 民主党の小沢一郎元代表が自らを支持するグループの結束に腐心している。内閣不信任決議案をめぐり内部に深い亀裂が入ったためだ。小沢氏側近を自任し、不信任案賛成に積極的に動いた「急進派」と、側近争いに嫌悪感を覚え、不信任案にも否定的だった「穏健派」の距離は一気に広がり、決議案否決後も解消されていない。小沢氏は次期代表選をにらみ、主導権奪還に向け、4つあるグループの統合を検討しているが実現のハードルは高い。政界随一の結束を誇る軍団は正念場を迎えている。(山本雄史)

 ◆対立エスカレート

 国会内の一室に16日午後、鳩山由紀夫前首相、菅直人首相、前原誠司前外相、野田佳彦財務相の各グループに所属する若手議員や中間派の計約20人が集まった。

 目的は代表選に向けた若手の足場づくり。そこには小沢氏を支持する衆院2〜4回生でつくる「一新会」など小沢グループからも数人が参加した。いずれも、不信任案への賛成を拒んだ穏健派の面々だった。

 小沢氏が進めた不信任案への同調を求める署名活動も一新会事務局長の岡島一正衆院議員ら急進派が仕切ってきた。穏健派の一新会会長代行、奥村展三衆院議員は署名活動を知らされてすらいなかった。

 菅首相への批判の高まりから、不信任案採決の前日の1日には穏健派も含め71人が集まり、小沢氏は面目を保ったが、両派の対立は解消されるどころかエスカレートしている。

 13日から5日連続で開かれた小沢氏との夜会合は急進派の議員が中心となって計画し、不信任案に否定的だった穏健派は誰一人招かれなかった。

 だが結束が高まったはずの急進的な「同志」の間でも、今後の戦略についてはさまざまな意見があり、方向性は共有されていない。

 政治資金規正法違反事件の裁判を抱える小沢氏が、1審で無罪を勝ち取って復権し、「次の次」の代表選に出馬し首相を目指すべきだとの声は依然として根強い。小選挙区の当選組や政務三役ポストが視野に入る中堅は離党に否定的だ。

 その一方で、民主党と決別し新党を結成し、政界再編を仕掛けていくべきだとの意見もくすぶり続ける。特に、民主党会派からの離脱を表明した16人のグループは全員が比例単独選出議員で選挙区がなく、小選挙区も空きが少ないため、小沢氏とともに党を飛び出すことを念頭に置く議員は少なくない。

 小沢氏もその辺の事情は十分理解しており、グループ議員との意思疎通に優先的に時間を割いている。若手には「1年生議員なのに君たちは(不信任案で)大きく政治を動かした。なかなか経験できないぞ。みんな自信を持ってくれ」と激励し、「必ず選挙の面倒はみるから心配するな」と甘言も忘れない。

 ◆グループ統合計画

 当面の小沢氏の課題は次期代表選にどう臨むかだ。一部の小沢系議員は鹿野道彦農水相の擁立に動いているが、グループ内には異論もある。小沢氏に近い海江田万里経済産業相の擁立についても、東京電力福島第1原発事故の影響を懸念し賛否が割れている。自主投票にすればグループが空中分解しかねない。

 グループ統合計画は一新会に加え、衆院当選1回生でつくる「北辰会」、参院小沢系、旧自由党系の4つを束ねることで、意思疎通を円滑にし、結束をより強めようというものだが、大所帯になれば非小沢系議員から警戒感が一層強まるのは確実だ。

 小沢氏の求心力は今まさに問われている。

587とはずがたり:2011/07/04(月) 20:54:28

陸山会事件:検察、調書却下で異議申し立てへ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110702k0000m040102000c.html

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人の公判で、検察側が証拠請求した3人の供述調書の相当数を、東京地裁が採用しなかったことを受け、東京地検は1日、週明けにも同地裁に異議申し立てする方針を固めた。20日の論告では内容の大幅見直しも予想されるが、ある検察幹部は「有罪立証に致命的な問題はない」とした。

 検察側が証拠請求した調書は▽元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)の2通▽元私設秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)の15通▽元私設秘書の池田光智被告(33)の21通−−計38通。関係者によると、同地裁は「他の被告が自白したとの虚偽情報を告げて供述を得ようとする『切り違え尋問』など任意性に疑いがある調べがあった」とし、石川被告の10通、池田被告の2通の全内容を却下。他の大半の調書も一部却下した。大久保被告の調書は採用されたが、「信用性に問題がある」と指摘しているという。

 大久保被告の関与を示す直接証拠だった石川、池田両被告の調書が却下されたことで、弁護側は「(大久保被告の)無罪の可能性が高くなった」と説明。一方で、石川被告が小沢元代表から受け取った約4億円を、銀行口座に分散入金した際の金の動きなどの客観的事実から、別の検察幹部は「(石川被告は)公判で金の流れを全く説明できていない。供述調書がなくても有罪立証は可能」と強気の姿勢を見せた。【鈴木一生、山本将克、野口由紀】

毎日新聞 2011年7月1日 22時24分

588とはずがたり:2011/07/28(木) 02:37:35

民主党:菅首相退陣、8月半ばがポイント…小沢元代表
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110728k0000m010106000c.html

 民主党の小沢一郎元代表は27日夜、東京都内の飲食店で自らを支持する衆院新人議員12人との会合に出席し、菅直人首相について「党執行部の動きなどを勘案すると、(特例公債法案成立など)3条件にかかわらず、おそらく辞めないだろう」と語った。そのうえで「臨時国会を開かなくても予算編成はできる。8月31日の通常国会会期末に(首相退陣という)形を出さないと、来年の通常国会まで(菅首相で)行ってしまう」と指摘し、会期末を控えた8月半ばのお盆ごろが退陣を左右するターニングポイントになるとの見方を示した。

毎日新聞 2011年7月27日 21時41分(最終更新 7月27日 23時40分)

589チバQ:2011/07/29(金) 21:37:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110729-00000100-mai-pol
<小沢元代表>「無責任な思いつきが民主党の人気悪くする」
毎日新聞 7月29日(金)21時7分配信


拡大写真
民主党議員の会合に出席、菅直人首相を批判する民主党の小沢一郎元代表=堺市内のホテルで2011年7月29日午後7時15分、三村政司撮影

 民主党の小沢一郎元代表と海江田万里経済産業相は29日、堺市堺区で開かれた同党衆院議員の会合に出席。元代表は「最近は無責任な思いつきを言って、受けだけをねらう発言をする人がいて、ますます民主党の人気を悪くしている」と、菅直人首相を批判した。

 元代表は「菅さんも解散すると言って脅かしていたが、最近になって2年後だと言って、(衆参)ダブル選挙だとか余計な解釈までしている」と批判。海江田氏は「民主党の議員が気持ちを一つにして、国難にあたることができていない」と語った。

590チバQ:2011/08/09(火) 22:42:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011080700081
小沢氏、虎視眈々=周辺に新党論も
 民主党の小沢一郎元代表が、菅直人首相を退陣に追い込むべく、虎視眈々(たんたん)と機会をうかがっている。「ポスト菅」政権の下で、再び影響力を発揮したい考えだ。小沢氏は6月に否決された菅内閣不信任決議案の再提出をちらつかせて首相をけん制。周辺では、首相が居座った場合の新党結成の可能性を指摘する声も出ている。
 「お盆が明けても首相が辞めないなら、一人一人が決断しなければならない」。小沢氏は今月1日、自身を支持するグループの議員との会食でこう語った。「決断」の具体的な内容には触れなかったが、自らと行動をともにすることへの期待がにじむ。
 小沢氏は、不信任案が否決された際、支持グループの対応が乱れて求心力を落としたが、その後、グループメンバーとの会合を重ねて結束固めに専心。党内では、「徐々に成果が表れている」との見方が出ている。
 小沢氏はかねて周辺に「首相を辞めさせるには不信任決議しかない」と語っている。会期中に同じ議案を2度は扱わない「一事不再議」の慣例があるものの、小沢氏は「提出者と提案理由が違えば、一事不再議に反しない」と公言する。ただ、議案提出には民主党会派を代表する岡田克也幹事長の承認が必要で、岡田氏が認めることはないとみられている。
 そこで取り沙汰されるのが新党構想だ。小沢氏の知恵袋である平野貞夫元参院議員は先月28日のBS番組で「小沢氏は現時点で新党をつくらないと言っているが、想定外のことが起きる可能性がある」と指摘。別の小沢氏周辺も「菅さんが辞めなければ新党をつくるしかない。新党なら不信任案を自分たちで出すことができ、新党に90人参加すれば可決もできる」と話す。
 とはいえ、グループ内には「不信任や新党などあるわけがない」(若手)と冷めた声もあり、温度差は否めない。不信任案の再提出を主張する中堅議員も、「まず執行部全員が辞表を出さないといけない」と腰が定まっておらず、小沢氏が政局の主導権を握るのは容易でなさそうだ。(2011/08/07-14:42)

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591とはずがたり:2011/08/30(火) 10:21:50

小沢氏、3回連続の「敗北」=求心力低下に拍車−民主代表選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011082900838&rel=y&g=pol

 29日の民主党代表選で、小沢一郎元代表が支援した海江田万里経済産業相が決選投票の末に敗れ、小沢氏にとっては3回連続の代表選「敗北」となった。小沢氏はグループの結束を固め直して引き続き再起をうかがう考えだが、求心力低下に拍車が掛かる可能性もある。
 「177票は立派な数字だ。今後は三つの(小沢)グループの垣根を取り払い、一から勉強し直したい」。小沢氏は29日、代表選会場に姿を見せなかったが、その後、都内のホテルで開かれた小沢グループの「残念会」には出席。現在三つに分かれているグループを統合する考えを示した。
 小沢氏は今回の代表選に臨むに当たり、周辺に「絶対に勝たなければいけない」と語り続けた。独自候補を擁立できなかった昨年6月と、自ら出馬して敗れた9月の代表選に続き、菅内閣不信任決議案に同調しようとした今年6月の「政局」も失敗。求心力の陰りは否めないためだ。10月6日には自身の資金管理団体の政治資金規正法違反事件をめぐる初公判を控え、焦りもあるとみられる。
 このため、小沢氏は「勝ち馬」に乗ろうと、ぎりぎりまで態度表明を保留。一時は新代表に有力視された前原誠司前外相との連携も探ったが、前原氏が小沢氏と距離を置く姿勢を示したため、別の候補者の擁立を試みた。しかし、これも実を結ばず、結局は消極的選択で海江田氏を支持。小沢氏の復権を警戒する他陣営からは、「小沢包囲網」を敷かれた。
 党関係者によると、小沢氏は29日朝、かつてグループに所属していた若手議員を呼び出し、協力を求めようとしたが、この議員は応じなかった。小沢氏は、来年9月の任期切れに伴う代表選をにらんでいるとの見方がもっぱらだが、グループ内からは「小沢さんの時代は終わりつつある」との声も漏れている。 (2011/08/29-21:00)

592とはずがたり:2011/08/30(火) 14:06:53

小沢氏、代表選3連敗 遠い復権…民主代表選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110830-OHT1T00070.htm?from=related

海江田氏を支援するものの敗れ、陣営の選対に向かう小沢氏(中央)

 菅直人首相(64)の後継を決める民主党代表選は29日、都内のホテルで党所属国会議員による投開票が行われ、決選投票の結果、1回目で2位だった野田佳彦財務相(54)が215票を獲得、同1位の海江田万里経済産業相(62)を38票差で破り新代表に選出された。野田氏は、同じく同3位だった前原誠司前外相(49)陣営らとの下位連合で、小沢一郎元代表(69)の支持を得た海江田氏をひっくり返した。小沢氏は自身が出馬した昨年に続く代表選連敗となり、影響力に陰りを見せた。

 剛腕、再び敗れる―。小沢氏が鳩山由紀夫前首相(64)と後押しした海江田氏は、1回目こそ最多得票だったが、決選投票で完敗した。結局は昨年から続く「親小沢VS反小沢」の繰り返し。小沢氏の復権は遠のいたとの見方が強い。

 終戦後、海江田氏はサバサバした表情だったが、小沢氏の支持の影響を聞かれると「それは分からない」と言葉を濁した。陣営では「小沢さんはしくじった」と落胆の声も。国会で泣き、経産相辞任の時期も逸した海江田氏は、消去法で残った人物。求心力を欠き、演説もキレはなかった。

 さらに「決選投票を見込んで、鹿野陣営と連携するべきだった」という怒りの声も上がった。小沢氏側は鹿野氏擁立の中心人物だった山田正彦前農相(69)を寝返らせ、鹿野氏の怒りを買った時点で、実は劣勢だった。にもかかわらず「(陣営は)1回で過半数をとればいいなんて舞い上がって、緻密な数字の話をしないで、何かというと集まって酒飲んでただけだ」。

 昨年9月、小沢氏が菅首相に敗れた代表選で、小沢氏に投票した国会議員は200人。今回は小沢氏ら党員資格停止者もいて、投票総数は16減だったものの、海江田氏が集めたのは177票。小沢神話の崩壊を物語る数字とも言える。

 敗戦後、小沢氏は都内ホテルの選対本部を訪れ「こういう中で177票というのは立派な数字だが、負けは負けだ」と認めた。一方で「野田新代表には頑張ってほしいし、支援したいが、これからの態勢次第だ。言葉だけの挙党一致なのかどうか見極めなければならない」と早速けん制。衆院2つと参院、計3つあるグループの一本化を指示した。

593とはずがたり:2011/08/30(火) 21:56:41

壮絶!民主代表選の全内幕…手負いの“豪腕”次の一手はこれだ
2011.08.30
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039104547/1892-1893

 代表選出馬に向けて、有力候補が最終判断を迫られていた18日(木曜日)夜、小沢氏と輿石東参院会長(75)、石井一副代表(77)、国民新党の亀井静香代表(75)が懇談した。

 驚いたことに、小沢氏は饒舌だった。3時間半に及んだ懇談のうち、半分ぐらいは1人で話していたという。
 小沢氏「来週、俺自身が動こうと思う。(一新会と参院、北辰会の)3つに俺自身が出て集約する。絶対まとめてみせる。民主党を一本化できる候補がいる。神が降りてくると言ったろう」

 この話を黙って聞いていたのが輿石氏だった。当然である。実は、小沢氏はみんなに話すフリをしながら、輿石氏に向かって話していたのだ。

 小沢氏はこの時点で、輿石氏に代表選出馬を打診していた。輿石氏は「考えさせてほしい」と保留。小沢氏は週明けには受けてくれると確信し、火曜日と水曜日のグループ会合で「輿石氏擁立」のヒントを示し、グループ議員を再結集させる予定だったのだ。

 饒舌だった小沢氏の話を意訳するとこうだ。
 「輿石さん。俺がまとめる。だから受けてくれ」
 輿石氏を担ぎ出すというすごい絵は、誰も描けない。小沢氏の中では、菅直人首相(64)退陣が現実味を帯び始めたお盆前後から「輿石氏擁立」が固まっていた。小沢氏をよく知る元議員が言う。

 「党内では『小沢グループが乗ってくる候補は誰か』という構図で動いていたが、小沢さんは『誰を担げばみんなが乗ってくるか』を考えていた。出た結論が、輿石さんだった」

 参院からというのもポイントだ。首相は国会議員ならなれるが、参院の場合、院が違う衆院の解散権を持つため「問題が多い」とされてきた。ところが、小沢氏は「代表の残り任期の1年間だけ」「解散権は行使しない」「野党と協力して救国内閣を作る」と公約することでクリアできると考えた。しかも、挙党一致できる。

 「輿石さんは現執行部で菅さんを守ってきた。『反小沢』の仙谷(由人官房副長官、65)さんも反対できない。『ねじれの主戦場(=参院)をバックアップしよう』という案に、誰も異を唱えられない。『解散しない』と宣言すれば、選挙を怖がっている若手も安心して乗れる」(同元議員)

 実は、輿石氏はこうした小沢シナリオを受け入れ、一度は「出る」旨の返事をしたという。ところが、シナリオが狂う。

594とはずがたり:2011/08/30(火) 21:57:06
>>593-594
 前原誠司前外相(49)がグループ内の主戦論に押され、「ラストチャンス」と見て、突然出馬へ転じたのだ。それは、小沢氏が動くと宣言していた先週初めだった。輿石氏はひるんだ。

 「人気の高い前原氏が参戦すると世代交代などの争点も浮上し、若手が流れる可能性が高い。輿石さんが前言を翻して22日、小沢さんに『辞退』を伝えたようだ」(小沢グループ参院議員)

 小沢氏は次善の策として、西岡武夫参院議長(75)の擁立を考えていた。24日の同グループ参院の集まりでは、こうヒントを出した。
 「地位と名誉と命もなげうつ覚悟があるなら、参院からでも構わない」
 この話を聞いた主要メンバーは「小沢さんは西岡議長を考えている」と察知し、西岡氏擁立がグループの既定路線になった。だが、告示前日の26日になって、輿石氏が参院からの擁立に反対する姿勢を示し始めた。

 「1つは西岡さんへの嫉妬。2つ目は、西岡さんが議長を辞めたら、小沢さんが自分を議長にするハラだと疑っていた。輿石氏はまだ参院を会長として掌握したい。だからクビを縦に振らなかった」(同参院議員)

 小沢氏と共同歩調をとる鳩山由紀夫元首相(64)も、西岡氏擁立に反対だった。
 鳩山グループは代表選で路線対立から四分五裂。独自候補を立てないとバラバラになる危機感があった。そのため、小鳩連合で海江田万里経産相(62)を擁立する案を決めたのだ。

 鳩山氏も26日、小沢氏に「海江田氏支援」を提案した。小沢氏は、西岡氏にこだわったが、その後、連絡を取った輿石氏は「参院からは反対。海江田さんでもいい」。小沢氏はなお、「西岡氏擁立」を模索したが、夕方、ついに折れて「海江田氏支援」を決めた。

 小沢氏の心中を元議員はこう解説する。
 「小沢さんには強烈なトラウマがある。自民党を割って飛び出したときに、参院を軽視したばかりに誰もついてこず、その後の細川連立政権で苦労した。『参院を大事にしなければ何もできない』。輿石さんの強硬な態度で諦めた」

 小沢シナリオが潰えた瞬間だった。
 《小沢氏を支持する議員グループは30日昼の会合で、現在3つに分かれている衆院1回生の『北辰会』と、中堅議員の『一新会』、参院議員グループを統合する方針を確認した。小沢氏は会合で『大同団結して今までできなかったことをやろう』と語った。新組織の会長には小沢氏が就任する方針という》
 小沢氏は3次補正予算成立後の解散・総選挙を要求している自民党とも「水面下で接触して新党での出直しを図っている」(自民党ベテラン)

 小沢氏は次の一手に向けて動き出している。

595チバQ:2011/08/30(火) 22:37:28
http://www.asahi.com/politics/update/0830/TKY201108300605.html
小沢グループが統合 結束強化、100人規模に
 民主党の小沢一郎元代表は30日、衆参に三つある自らの議員グループを統合し、新グループの会長に就任することを決めた。グループへの帰属を明確にする「純化路線」をとり、結束を強める。来年9月に再び行われる党代表選をにらみ、「最後の決戦」(側近)に備える狙いもある。

 小沢氏は30日、3グループ幹部ら約30人を前に「グループをどういう形にしていくか、みんなの議論が必要だ」と述べ、約1時間意見を聴いた。出席者のほとんどが一本化に賛同したという。新グループは100人規模になるとみられる。

 小沢氏に近い議員によると、グループが分散していることで「政局のたびに、他グループとの間でふらふらする議員がいる」との意見が噴出。グループ統合で他グループとの掛け持ちの禁止も視野に、小沢グループの結束力を強める構えだ。

596チバQ:2011/08/31(水) 22:48:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011083102000028.html
小沢グループ一本化へ 危機感強まる
2011年8月31日 朝刊

首相指名選挙で投票する民主党の小沢元代表=30日午後、国会で


 民主党の小沢一郎元代表は三十日、三つに分かれている自らのグループを統合し、新たなグループをつくる方針を固めた。党代表選で支援した海江田万里経済産業相が敗れたことを受け、党内での求心力低下を食い止める狙いがある。 (城島建治)

 小沢元代表を支える勢力は計約百三十人と、党内最大勢力。当選一回の衆院議員でつくる「北辰会」、当選二回以上の「一新会」、参院議員グループに分かれて活動している。

 これについて小沢元代表は三十日、衆院議員会館で開かれた三グループの合同会合で「これまで派閥的な動きは自重してきたが、大同団結して、今までできなかったことをやろう」と述べた。

 代表選の翌日に、元代表がこうした方針を示したのは、自らを取り巻く環境が厳しくなっている危機感の裏返しだ。

 元代表は、自ら出馬して菅直人首相に敗北した昨年九月の代表選に続き、今回の代表選で「連敗」。十月には政治資金規正法違反罪で初公判も始まる。今後も党内で一定の影響力を持ち続けるには、グループの結束を高めることが不可欠と判断したようだ。

 一新会幹部は「今までいろいろなグループに分かれ、小沢さんの言葉をいいように解釈してバラバラのことを言っていた」と説明しており、意思疎通を高める狙いもある。

 元代表は三十日、衆院本会議に出席し、首相指名選挙で野田佳彦新首相に投票した。当面、野田氏の対応を見極めつつ、正面衝突を避ける構えも見せる。

 ただ、これらの動きは弱気の裏返しと言えるだけに、「これからグループを抜ける議員がぼろぼろ出る」(若手)と冷めた見方も広がっている。

597チバQ:2011/09/04(日) 17:03:23
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/04/kiji/K20110904001549700.html
来年の民主代表選に小沢氏出る?山岡氏が言及
 山岡賢次国家公安委員長は3日のテレビ東京番組で、来年の民主党代表選に小沢一郎元代表が出馬する可能性に言及した。「1年先のことを予測できる人はいないが、必要とされれば、そういうこともあるかもしれない」と述べた。

 一川保夫防衛相が「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と発言したことについては「謙遜の意味を込めた言葉だ。一川氏の全てと取られると気の毒だ」と擁護した。
[ 2011年9月4日 06:00 ]

598とはずがたり:2011/09/20(火) 12:22:51
掛け持ち禁止したら自民党の派閥になっちゃうしねぇ。。掛け持ち禁止の小沢派とゆるやかな小沢系親睦会の2Gつくればいいんでないかい?小沢派は小沢系親睦会に内包される形で。

民主党:小沢グループ、純化の道遠く かけ持ち禁止に反発、強行なら半減も
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110920ddm005010166000c.html

 民主党の小沢一郎元代表=似顔絵=を支持するグループの統合が難航している。統合は元代表の指示によるものだが、締めつけを嫌う若手が反発し、グループ間のかけ持ち禁止も実現しない。元代表の目指す派閥化の道は遠そうだ。

 統合案は、小沢グループが8月の代表選で敗北したことを受け、来年9月の次期代表選に向けた求心力維持が狙い。新人衆院議員でつくる「北辰会」、衆院当選2〜4回の中堅・若手議員の「一新会」、参院小沢系の計三つある支持グループを統合し、人事とカネの配分と引き換えに、代表選で一致結束して対応する派閥化を明確にしようとした。

 ところが北辰会のメンバーが「かけ持ち禁止」に反発。グループ幹部は「1回生はおいしい思いができるとなると、すぐ他グループに行く」と嘆く。約130人の小沢グループだが、幹部はかけ持ち禁止を強行すれば60〜70人になるとみる。「数」が頼みの小沢グループが純化路線で急減しては本末転倒だ。

 野田政権発足に伴う人事では、各グループが輿石東幹事長に「推薦名簿」を提出し、ポスト配分を受けた。しかし、小沢グループ幹部は「政務三役でも小沢グループなのか他グループの推薦なのか、はっきりしない議員がいる」と言う。もらうものはもらうが、締めつけを嫌う「民主党文化」は、小沢グループでも健在のようだ。【葛西大博】

毎日新聞 2011年9月20日 東京朝刊

小沢グループ:統合難航 「かけ持ち禁止」に抵抗強く
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110920k0000m010026000c.html

 民主党の小沢一郎元代表を支持するグループの統合が難航している。統合は元代表の指示によるものだが、締めつけを嫌う若手が反発し、グループ間のかけ持ち禁止も実現しない。元代表の目指す派閥化の道は遠そうだ。

 統合案は、小沢グループが8月の代表選で敗北したことを受け、来年9月の次期代表選に向けた求心力維持が狙い。新人衆院議員でつくる「北辰会」、衆院当選2〜4回の中堅・若手議員の「一新会」、参院小沢系の計三つある支持グループを一つに統合し、人事とカネの配分と引き換えに、代表選で一致結束して対応する派閥化を明確にしようとした。

 ところが北辰会のメンバーが「かけ持ち禁止」に反発。グループ幹部は「1回生はおいしい思いができるとなると、すぐ他グループに行く」と嘆く。約130人の小沢グループだが、幹部はかけ持ち禁止を強行すれば60〜70人になるとみる。「数」が頼みの小沢グループが純化路線で急減しては本末転倒だ。

 野田政権発足に伴う人事では、各グループが輿石東幹事長に「推薦名簿」を提出し、ポスト配分を受けた。しかし、小沢グループ幹部は「政務三役でも小沢グループなのか他グループの推薦なのか、はっきりしない議員がいる」と言う。もらうものはもらうが、締めつけを嫌う「民主党文化」は、小沢グループでも健在のようだ。【葛西大博】

毎日新聞 2011年9月19日 19時11分

599とはずがたり:2011/09/26(月) 23:11:17

<陸山会事件>元秘書有罪 小沢元代表復権に大きな打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110926-00000116-mai-pol
毎日新聞 9月26日(月)22時9分配信

 民主党の小沢一郎元代表の元秘書の石川知裕被告ら3人に有罪判決が出たことで、元代表の政治責任が厳しく問われるのは必至だ。元代表との融和路線を進める野田佳彦首相に批判の矛先が向かえば、野党の協力で11年度3次補正予算編成にめどをつけようとする政府・与党の戦略も揺らぐことになる。

 小沢グループ内では、水谷建設からの裏献金の授受までは判決で認められず「少なくとも大久保隆規被告は無罪」との期待が強かった。その構図を前提に、来年4月にも判決が予定されている元代表の裁判で無罪となれば、党員資格停止処分も見直され、来年9月の党代表選前に態勢を立て直せるとの思惑もあった。しかし、元事務担当者の石川、池田光智両被告はもちろん、元会計責任者の大久保被告まで有罪判決を受け、「復権」への見通しは立たなくなった。小沢グループの新人衆院議員は「がっくりだ。小沢さんの裁判にも影響するだろう」と肩を落とした。元代表は、国会内の理髪店で散髪した後、東京都内の個人事務所にこもり、コメント要請にも応じなかった。

 党執行部は現時点で、静観の構えを見せている。野田首相は衆院予算委員会の答弁で「石川議員は今、(民主)党籍を持っていない。判決の中身をよく承知しないでコメントをすることはできない」と述べるにとどめた。輿石東幹事長も、石川被告の議員辞職勧告決議案や元代表の証人喚問などを求める声が野党から出ていることについて「党としては考えていない」と一蹴した。

 だが、山根隆治副外相は記者会見で「元代表は衆院政治倫理審査会に出て説明することがいい機会になる」と指摘。裏献金が認定されたことを受け、元代表の説明責任をあいまいにすれば、党全体が世論の反発にさらされるとの懸念が広がろうとしている。

 野党側からは早速、元代表や石川被告の議員辞職のほか、国会での元代表の証人喚問など、厳しい対応を求める声が相次いだ。

 自民党の石原伸晃幹事長は26日、「秘書の管理者として小沢元代表の責任は極めて重く、議員辞職に値する。証人喚問も求めたい」と国会内で記者団に述べた。さらに石川被告に対し、議員辞職勧告決議案を改めて提出することを「前向きに検討したい」と語った。公明党の山口那津男代表も26日、「小沢元代表の責任は免れない。証人喚問も含めて国会としての行動が求められる」と同調した。【葛西大博、念佛明奈】

600とはずがたり:2011/09/27(火) 18:17:06
裏金詮索されたくないから小沢から借りた4億円記載されなかったってゆう検察側の主張ですがよく解らないんだけど。。

「小沢さん信じたいが…」地元の表情複雑 元秘書有罪判決
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t33016.htm

 小沢一郎民主党元代表の元秘書3人への有罪判決は26日、小沢氏の地元・岩手にも波紋を広げた。地盤の奥州市では有権者が「小沢さんを信じたいが…」と複雑な表情。県政界では、民主党県連が「控訴審での無罪を信じる」と強調したのに対し、他党からは「政治不信を助長した責任を取るべきだ」と迫る声が上がった。
 小沢氏の地盤、奥州市のJR水沢駅前で買い物をしていた男性(78)は「応援したい気持ちはあるが、元秘書が有罪なら小沢さんも何かあるのではと思ってしまう」と表情を曇らせた。
 津波で被災し、仮設住宅で暮らす陸前高田市の主婦(58)は「復興にはまったく影響ない。小沢さん本人も震災後、姿を見せていないし」とあまり関心がない様子。
 一方、達増拓也知事は「客観的事実に基づいても有罪にはならないケース」と判決を批判。民主党県連の佐々木順一幹事長は「無罪を信じてきたので残念だが、控訴審での無罪を信じている。判決が党に影響を与えるとすれば、最小限にとどめなくては」と強調した。
 自民党県連の千葉伝幹事長は「有罪は当然。小沢氏に対する県民、国民の目はより厳しくなる」と語った。


2011年09月27日火曜日

601名無しさん:2011/09/30(金) 11:22:36
検察はおろか裁判所だって判って言ってないでしょ。
小沢だから有罪、小沢に関係してるから有罪、これだけですよ。

多分検察や裁判所より判ってるだろう江川紹子
「9.26陸山会事件の判決を聞いて」
http://www.egawashoko.com/c006/000331.html

本文転載はここより法学論集や政治とカネの方がふさわしい気がするのだが判らんので管理人さんが決めて転載してくださると助かる。

602とはずがたり:2011/10/03(月) 00:55:04

小沢氏証人喚問86%「応じるべき」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/530495/
配信元:産経新聞
2011/10/02 22:33更新

 共同通信が1、2両日実施した全国電話世論調査によると、野田内閣の支持率は54・6%で発足直後の前回調査より8・2ポイント下がった。不支持率は9・7ポイント増の27・8%だった。

 9月30日に発足した自民党新執行部に「期待する」と答えた人は32・1%にとどまり、「期待しない」の60・6%を大きく下回った。

 資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で元秘書3人に有罪判決が出た民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題では「証人喚問に応じるべきだ」が86・0%に達した。「応じなくてよい」は11・6%。小沢氏は「議員辞職すべきだ」と答えた人も66・5%いた。

 民主党の支持率は27・1%で、自民の23・2%を上回った。他の政党支持率はみんなの党5・7%、公明党4・0%、共産党3・2%、社民党0・9%、国民新党0・4%、たちあがれ日本0・2%、新党改革0・2%、新党日本0・1%、支持政党なしが33・8%。

603とはずがたり:2011/10/03(月) 10:48:11

「スケープゴートにされた」 小沢氏が元秘書有罪を批判 「何の証拠もない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111002/stt11100219170006-n1.htm
2011.10.2 19:14

 民主党の小沢一郎元代表は2日、市民団体が主催するインターネット番組で、自身の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件での元秘書3人への有罪判決について「何の証拠もないのに裁判官が独断、推測に基づいて有罪を決めるのは民主主義国家では考えられない」と批判した。

 小沢氏は「一方的な意見だけで判決が左右されれば本当に暗黒社会になってしまう」と指摘。「今までの体制で既得権を持ってきた人は、私を国政の先頭に立たせてはいけないという意識を働かせている。政権交代のスケープゴートにされた」と強調した。

 小沢氏が公の場で発言するのは9月26日の判決後初めて。報道各社は小沢氏の事務所に取材を要請しているが応じていない。初めての発言にネット番組を選んだ理由について、小沢氏は「テレビ、新聞は偏向した報道になるから真意が伝わらない」と主張した。

 番組はAPF通信社(山路徹代表)が制作し、ネット中継した。主催者の市民団体は「どういうふうに編集されるか分からない」と、テレビ各社の映像や音声の二次使用を原則として認めなかった。また、3万円の使用料を払えば番組の写真を提供するとした。

604とはずがたり:2011/10/03(月) 10:50:01
>>601
転載しときます。

9.26陸山会事件の判決を聞いて
http://www.egawashoko.com/c006/000331.html
2011年09月28日

 裁判所の大胆で強気な判断の連続に、判決を聞いていて驚きを禁じ得なかった。

 実際に報告書を作成した石川知裕、池田光智両被告は有罪とされることは十分ありうる、と思っていた。この事件は、お金の出入りについて、政治資金収支報告書に記載すべきかどうか、いつ記載すべきかが、本来は最大の争点だった。なので、実際に支出があった年に報告しなかったり、小沢一郎氏の他の政治団体など身内間の金の融通についても逐一報告しなければ違法、と判断すれば、有罪になる。

 なので、主文言い渡しの際、2人が有罪となったことについては(求刑通りという厳しさには「おっ」と思ったが)、特に驚いたわけではない。驚いたのは、判決理由と、陸山会事件で大久保隆規被告も有罪とした点だった。  

 東京地裁は、6月に証拠採否の決定で、検察側主張を支える供述調書の多くを退けた。自ら証拠を排除しておいて、判決ではそれを「当然…したはずである」「…と推認できる」など、推測や価値観で補い、次々に検察側の主張を認めていった。しかも、その論理展開は大胆に飛躍する。

 たとえば、大久保被告の関与。同被告が政治資金報告書の作成に関与していないことは争いがない。しかも、石川、池田両被告が「報告書原案を大久保被告に見せて了承を得た」とする検察側主張を、裁判所は判決で退けている。

 にも関わらず、石川被告から土地の登記の日をずらすよう不動産会社と交渉して欲しいと頼まれたことで、小沢氏が建て替えた4億円を隠蔽することについてまで、大久保・石川両被告人は「意思を通じ合った」と決めつけた。さらに、それから半年後の報告書に虚偽を記載する共謀までできあがったと認定。そのうえ、石川被告から後任の池田被告に事務に関する引き継ぎをもって、「石川を通じて池田とも意思を通じ合った」と断定した。そんな証拠はどこにあるのだろうか。

 法廷で明らかになったことは全く逆の事実だった。石川被告が自身の選挙の準備で忙しく、丁寧な引き継ぎを行わなかったうえ、この2人の関係は疎遠だった。池田被告は厳しい石川被告を恐れ、満足に問い合わせもできずにいた。そのため、報告書に記載された金についての認識も、両者で食い違う。

 にも関わらず、石川被告を媒介に大久保被告と結びつけられたうえ、判決でいきなり「大久保に報告するのが自然である」と認定された池田被告は、よほど驚いたのか、目をぱちくりさせていた。

 いくら「名ばかり」といえども、会計責任者になっている以上、石川、池田両被告人の行為が違法と判断されれば、大久保被告の道義的、あるいは政治的な責任が問われるのは当然だろう。しかし、だからといって刑事裁判において、裁判官の価値観と推測によって、かくも安易に共謀を認定し、刑事責任を負わせるというのは、あまりに荒っぽく、危険に思えてならない。

 犯罪の実行に直接関与せず、それについての相談にも乗らず、謀議もなく、事後にも何の報告も受けず、犯罪の存在すら知らずにいても、共謀が成立して有罪となるのでは、企業などでは部下の犯罪は知らずにいても上司の罪となりうる。これでは、郵便不正事件で、係長が行った公的文書の偽造を上司の村木厚子さん(当時課長)は知らないはずがない…という思い込みから出発した(と考えられる)大阪地検特捜部の発想や判断と同じではないのか。

 水谷建設から石川被告への5000万円の授受も、目撃者も裏付け証拠もないまま、同社関係者の証言だけで、「あった」と断定した。これなら、複数の仲間が一定の意図の下に「金を渡した」というストーリーに基づいて話を合わせれば、それが事実ということになり、いくらでも事件が作れてしまう。石川被告に5000万円を「渡した」とする証人は1人だけで、しかも、その証言に疑問を投げかける別の証人も2人いた。にも関わらず、「渡した」と決めつけるのは、被害者の訴えだけで逮捕されたり有罪判決を受けたりする痴漢冤罪事件と同じ構図に見えてならない。

605とはずがたり:2011/10/03(月) 10:50:18
>>604-605
 冤罪を防ぐために、昨今は痴漢事件でも、手に付着した下着の繊維片などの裏付け証拠が重視されるようになってきた。今回の判決は、こうした証拠重視の時代の流れに逆行していると言わざるをえない。

 もう1つ気になったのは、裁判所が、肝心の政治資金収支報告書の記載について淡々と証拠と法律に基づいて判断するのではなく、「政治とカネ」問題を断罪することに並々ならぬ熱意を注いでいたことだ。

 そもそも本件、つまり政治資金の虚偽記載に関して、水谷建設からのヤミ献金の有無は直接関係がない。なぜなら、検察側の主張するヤミ献金の受け渡しは、土地購入のために小沢氏が4億円を立て替えた後の出来事で、この4億円に問題とされた水谷マネーは入りようがないからだ。なので、小沢氏を起訴した検察官役の指定弁護士は、この問題を争点から外している。

 ところが、秘書3人の事件では、検察側は「動機もしくは背景事情」として、このヤミ献金疑惑の立証にもっとも力を入れた。そして、裁判所もそれを許した。裁判を傍聴していても、これはいったい何の事件だったのか、ヤミ献金事件、もしくは収賄事件の裁判ではないかと錯覚しそうになったほどだ。

 そして迎えた判決も、この点に多くが割かれ、読み上げる登石郁朗裁判長の声にももっとも熱が込められていた。やはり、これは収賄事件の判決ではないかと思うほどであった。そして、すでに閉廷予定時刻の5時が迫っているのに、量刑の理由を読み上げる前に、わざわざ10分間の休廷をはさみ、一気呵成に「小沢事務所と企業の癒着」を論難した。

 その口調からは、裁判所が「政治とカネ」の問題を成敗してやる、という、ある種の「正義感」がびんびんと伝わってきた。そこに、我々が社会の不正を正してやる、という特捜検察の「正義感」と相通じるものを感じて、私は強い違和感を覚えた。この種の「正義感」は「独善」につながることを、一連の特捜検察の問題がよく示しているのではなかったか。

 証拠改ざん・隠蔽事件で大阪地検特捜部の検事三人が逮捕されて一年。検察の独自捜査の問題点が少しずつあぶり出され、検察自身も改革を進めつつある。せっかく取り調べの可視化や客観証拠を重視することで冤罪をなくしていこうという機運が高まってきたのに、こういう判決は「マスコミを活用した雰囲気作りさえできていれば、薄っぺらな状況証拠しかなくても、特捜部の捜査は有罪認定する」という誤ったメッセージにならないかと危惧する。

 刑事司法の問題はすなわち裁判所の問題だ。検察が無理をしても調書を作るのは、裁判所がそれを安易に採用し、信用するからだ。しかし、郵便不正事件以降、裁判所も検察を過信するのを控えるようになってきたのではないか、という期待もあった。ところが、それはあまりに甘い見方だったようだ。

 今、もっとも改革が必要なのは、裁判所かもしれない。

(9月27日の朝刊に掲載された共同通信配信の原稿に、大幅加筆しました)

606とはずがたり:2011/10/06(木) 14:48:12

2011年10月6日1時2分
小沢氏起訴「素人判断ではない」 検察審補助役の弁護士
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY201110040710.html

 民主党元代表・小沢一郎被告(69)の初公判が6日、東京地裁で開かれる。「起訴すべきだ」と決めたのは、11人の市民で構成する検察審査会による2度にわたる議決だ。法的な助言をするために同席した吉田繁実弁護士(60)は初公判を前に取材に応じ、「素人の感情的な判断という批判は見当違いだ」と語った。

 同席したのは、昨年8〜10月の2回目の審査。強制的に起訴するかを決める2回目は、慎重を期すために「審査補助員」として弁護士が立ち会う仕組みだ。

 「法律家としては、どうお考えですか?」「判例はどうなっていますか?」

 審査員11人の平均年齢は34.55歳。頻繁に集まって東京地検特捜部の捜査記録を読み、疑問をぶつけ合った。

 議論の焦点は、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の2004年の土地取引をめぐり、政治資金収支報告書に元秘書と共謀してうその記載をしたかどうか。

 質問を受けた吉田弁護士は、上下関係がある場合に共謀を認めた過去の判例を解説した。審査員らは、不起訴にした特捜部の副部長も呼び、判例への見解などを何度も聞いた。

607とはずがたり:2011/10/07(金) 10:38:24

陸山会事件:何らやましくない…小沢元代表、会見で強気に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111007k0000m040099000c.html?inb=yt

初公判後の会見で、記者の質問に語気を強めて答える小沢一郎民主党元代表=東京都千代田区永田町の衆院第2議員会館で2011年10月6日午後5時48分、森田剛史撮影

 「何らやましいことはない」。資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴され、6日の東京地裁での初公判に臨んだ小沢一郎・民主党元代表(69)は、閉廷後の記者会見で強気の発言を繰り返した。公判での意見陳述と同様に検察批判をまくし立てながら、捜査を受けたことを逆手に取り回答を拒否するなど一方的な説明に終始。1審で全員が有罪判決を受けた元秘書3人の監督責任や道義的な責任についても言及はなかった。【鈴木一生、山本将克、島田信幸】

 「今日ぐらいはサービスしようか」。午後5時半過ぎに始まった会見の冒頭。カメラのフラッシュの中、元代表は笑みを浮かべながら、法廷でも読み上げた陳述書を立ったまま再読した。

 「(検察捜査は)法治国家では到底許されない暴力行為だ」「実質的証拠は何もない」。緊張のためか早口だった法廷と違い、抑揚をつけてゆっくりと読み進めた。

 だが、質疑応答になると一変。質問を計6問に限定し、険しい表情を見せた。国会で説明責任を果たすつもりはあるかと問われると「君は三権分立をどう考えているの?」と逆質問。「(司法の独立について)もうちょっと勉強してから質問してください」とたたみかけた。土地購入代金4億円の原資については「詳しく聞きたければ検察に聞いてください。強制捜査を1年以上やっているんだから」と、初公判で厳しく批判した検察捜査を逆に盾にとり、具体的に答えなかった。

 指定弁護士が「4億円の隠蔽(いんぺい)工作の一つ」と指摘した、陸山会の定期預金を担保にした融資について問われた場面では、別の記者が質問する順番だとして回答を拒否。「ルールは守らないと」と質問者をたしなめた。

 「何らやましいことはないので、今後も頑張っていきたいと思います」。元代表は最後にこう述べ、約20分間で会見を打ち切った。

 会見後、小沢元代表は東京・赤坂の居酒屋に向かい、偶然居合わせた大学生に拍手で見送られると、「君らも頑張れよ」と笑顔で手を振り、車の後部座席に乗り込んだ。

毎日新聞 2011年10月6日 21時50分(最終更新 10月7日 0時33分)

608名無しさん:2011/10/14(金) 19:03:42
http://14goukan.xxxxxxxx.jp/menu/

609とはずがたり:2011/10/30(日) 13:59:01

石川議員しどろもどろに…小沢被告の裁判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20111028-00000021-ann-soci
テレビ朝日系(ANN) 10月28日(金)13時36分配信

 民主党元代表・小沢一郎被告の第3回公判が東京地裁で開かれています。裁判の実質的審理は来年1月まで行われます。28日は、小沢被告が共謀を問われている元秘書・石川知裕議員が出廷しています。ここでの証言内容は、今後の裁判の大きな鍵を握ります。

 元秘書らとの共謀の罪について問われているだけに、小沢被告は注意深く石川議員の証言に耳を傾けていました。石川議員は、小沢被告と目を合わせることなく証言台に立ちました。石川議員の横顔を目にし、それまでこわばっていた小沢被告の表情が少し緩み、緊張がほぐれたようでした。しかし、検察官役の指定弁護士が収支報告書の4億円の記載について質問すると、石川議員は何度も詰まりながら、しどろもどろになっていました。「自分としてはきちんと記載したつもりです」と答えましたが、小沢被告はこの時、若干いら立った様子で顔をしかめていました。また、小沢被告が普段、「コピー用紙は裏紙まで使うように」などと細かいことまで指示をしていたと証言しました。午後の裁判で、石川議員が小沢被告への報告了承についてどう証言するかがポイントです。

最終更新:10月28日(金)20時18分
テレ朝 news

610とはずがたり:2011/11/23(水) 21:14:43

「反消費増税」鮮明に=民主、年末へ波乱要素−小沢元代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011112200937

 民主党の小沢一郎元代表が消費増税反対の姿勢を鮮明にし始めた。政府・民主党は来年の通常国会に消費増税準備法案を提出する方針で、年内に党内の意見集約を目指すが、党内最大の120人規模とされる勢力を束ねる元代表が徹底抗戦に回れば、混乱は必至。年末へ向けて波乱含みの展開となる。
 「年内のタイミングを捉え、そこまで決めていくというのは世論の理解を得られない。強行するなら党内の運営も厳しくなる」。元代表は22日、自らを支持する中堅・若手議員の会合に出席し、年内に増税時期や上げ幅も含め結論を出そうという執行部の方針を強くけん制した。
 政治資金規正法違反罪で強制起訴され、自らの公判を抱える元代表。野田佳彦首相が元代表に近い輿石東参院議員会長を党幹事長に据えたこともあり、これまでは表立った政権批判を控え、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題でも静観を保ってきた。
 しかし、2009年衆院選マニフェスト(政権公約)に明記されていない消費税の引き上げとなれば話は別だ。19日はネット番組に出演し、「(予算組み替えなど)抜本改革をやらずに消費税を上げるのは反対だ」と明言した。
 元代表のグループには選挙基盤の弱い若手議員が多く、世論の反発が大きい増税への抵抗感は、TPP問題の比ではない。グループ内には「消費増税をやれば政権ががたがたになる。離党者も出る」(中堅)との声があるほか、増税反対派による新党結成の可能性も取り沙汰されている。
 首相や輿石氏は22日午後、首相官邸で開いた政府・民主三役会議で、消費増税について年内に社会保障改革と一体で党の結論をまとめ、来年3月に準備法案を閣議決定するスケジュールを確認した。しかし、TPP問題への対応などで野田内閣の支持率は下降局面に。求心力に陰りが出始めた首相が党内の「反増税」勢力を抑え込むのは容易ではない。元代表の動きが政権基盤を揺るがす可能性もある。(2011/11/22-19:50)

611チバQ:2011/11/25(金) 21:30:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111125/crm11112505070001-n1.htm
小沢氏政党支部へ1億円 旧新生党資金「私物化」 参院選資金か
2011.11.25 05:07 (1/2ページ)[政治資金・献金・資産]

 民主党の小沢一郎元代表(69)が代表を務める民主党岩手県第4区総支部が7月に参院選のあった昨年、旧新生党の資金が備蓄されている政治団体「改革フォーラム21」(東京都千代田区)から1億円の寄付を受けていたことが24日、分かった。民主党候補の選挙資金に使われた可能性がある。旧新生党には多額の公金が投入されており、識者からは「(解散した)政党資金の私物化」との批判が出ている。

 岩手県選挙管理委員会が公表した昨年分の政治資金収支報告書の要旨で判明した。これによると、同支部は改革フォーラム21から1億円、小沢氏の関係政治団体「誠山会」(解散)から約9500万円の寄付を受領。その後、同支部から約2億円が「寄付・交付金」として支出されている。公表されたのが要旨のため、支出先や支出時期は不明。

 改革フォーラム21は平成21年の衆院選にあたっても同様に3億7千万円を同支部に支出。この際は小沢氏の資金管理団体「陸山会」に全額を移動後、小沢グループなどに属する民主党候補91人に計4億4900万円が選挙資金として配られている。改革フォーラム21の1億円については今回の参院選にあたり、同様の手法がとられた可能性がある。

 政治資金規正法では、政党や政党支部などを除く政治団体が、別の政治団体へ年間5千万円を超えて寄付することを禁じている。いったん民主党の支部に入金後、陸山会に移動させる手法は「迂回(うかい)献金」にあたるとして、市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪)のメンバーらが今年2月、小沢氏と21年当時の会計責任者だった平野貞夫元参院議員を東京地検に刑事告発している。

 小沢氏が代表幹事を務めた新生党は平成6年12月、新進党移行のため、立ち上げから1年5カ月で解散。党本部と支部に残っていた約9億2千万円が改革フォーラム21に移された。うち約5億円は国から党に支給された「立法事務費」だった。20年には約6億9千万円の残高があったが、21年の衆院選にあたり3億7千万円を支出。22年1月当初は、まだ約3億2千万円が備蓄されていた。

 小沢氏をめぐっては、党首を務めた自由党が15年9月、民主党との合併に伴い解散した際にも、約13億6千万円の資金を政治団体「改革国民会議」に寄付。西松建設の違法献金事件の公判では検察側から「小沢議員の財布の一つ」と指摘を受けるなど問題視されていた。

 政治とカネに詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「解散後の政党の資金が私物化されており、公金の使い道として不適切と言わざるを得ない。仮に衆院選のときと同様、選挙に使われていたとするならば、再び問題となるだろう」としている。

 産経新聞は小沢氏の事務所と、改革フォーラム21の代表を務める民主党の川島智太郎衆院議員に寄付の経緯などを聞いたが、24日夜までに回答はなかった。

612チバQ:2012/01/12(木) 20:09:50
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20120111ddm003010085000c.html
クローズアップ2012:小沢元代表、描けぬ「復権」 「増税解散」に若手動揺 「流れ、これから」結束に躍起

公判を終え、東京地裁を出る民主党の小沢元代表=10日午後5時3分 民主党の小沢一郎元代表は10日、政治資金規正法違反事件をめぐる東京地裁の公判で被告人質問に臨み、事件への関与を否定した。4月下旬にも言い渡される判決で無罪を勝ち取り、政権運営の主導権を奪い返すというのが小沢元代表の描く「復権」のシナリオ。消費増税への反対姿勢を鮮明にして野田政権を揺さぶるが、野田佳彦首相のちらつかせる「衆院解散カード」が小沢グループ内に動揺を広げ、裁判で身動きがとれないうちに「小沢抜き」で政局が動くことへの焦りも募る。【葛西大博、小山由宇】

 「いわれなき批判と戦ってきた。天下国家の政策論はこうあるべきだと考えたことはどんなことでも貫かないといけないという生き様でやってきた」

 小沢元代表は10日の被告人質問で、政権中枢への復帰に強い意欲をにじませた。

 昨年末、民主党に離党届を提出した9衆院議員による「新党きづな」の結成も、小沢グループの集団離党に備える「小沢別動隊」と位置づけられ、野田政権への揺さぶりを強めている。ただ、背後には、復権の展望が描けない焦燥もにじむ。

 「これからもっと大きな流れができるから、その時にみんなでまとまった方がいい」

 小沢元代表は昨年12月22日、グループの若手議員に対し、こう言って離党を思いとどまるよう説得している。

 「小沢新党」を結成するなら政党交付金を受け取れる1月1日までに動くのが得策だが、「大阪維新の会」などの地域政党や、石原慎太郎・東京都知事を党首とする「石原新党」構想との連携なしでは、次期衆院選で生き残れる保証はない。

 そのため、現時点では民主党内にとどまって復権の機会をうかがうのが元代表の基本戦略。しかし、選挙基盤の弱い当選1回議員が大半を占めるグループ内は衆院解散・総選挙への不安で浮足立つ。12月26日、離党を訴える若手に「俺が若かったら君たちと同じことをやっていた」と容認する意向を伝えた。

 小沢元代表は鈴木宗男前衆院議員が結成して代表に就いた「新党大地・真民主」に無所属で活動中の側近2人、松木謙公(北海道12区)と石川知裕(同11区)の両衆院議員が参加することも認めた。

 鈴木代表は1月6日の結党記者会見で、地域政党間の連携に意欲を示す一方、野田政権の与党に加わることも宣言。政権内で元代表と協力する狙いとみられるが、元代表が離党した場合の連動については「民主党の枠で対応していく。小沢先生はあくまで民主党の一員という受け止めだ」と述べるにとどめた。

 鈴木代表は北海道内に根強い支持票を持つものの、次期衆院選で松木、石川両議員が当選するには民主党との選挙協力が必要との判断が働いているとみられる。一方の小沢元代表は100人を超える党内最大勢力として12月にグループの合同勉強会を発足させたばかりで、「数」の結束にほころびが生じるのは避けたいのが本音だ。

 「松木と石川は無所属だから、鈴木さんに任せるしかない。俺のグループには手を突っ込まないでくれ」

 小沢元代表は12月9日、鈴木代表から新党構想を打ち明けられた際、民主党内のグループ切り崩しはしないよう要請。周辺には「俺は裁判中だから自分では動けない。申し訳ない」と漏らしている。

613チバQ:2012/01/12(木) 20:10:10
◇首相、党内融和に決別
 「代表選で訴えた消費増税に反対するのは『ちゃぶ台返し』で倒閣運動と同じだ。離党者が出ても仕方ない」

 野田首相は昨年末、民主党幹部らに不快感をあらわにし、離党届を提出した9衆院議員を慰留するそぶりも見せなかった。昨年8月の党代表選直後、「ノーサイド」を呼びかけてから4カ月以上が過ぎ、党内融和路線とは決別しつつある。

 民主党内が緊迫する可能性が高いのは、首相が消費増税法案の提出を目指す3月。その時点では小沢元代表に対する判決は出ていない見通しだ。表だって動きにくい元代表側の事情を見透かすように首相周辺は「小沢さんたちが消費増税に反対するなら、民主党を出てもらって構わないと首相は考えている」と語り、党分裂覚悟の強行方針を示唆する。

 早期の衆院解散を求める自民党の谷垣禎一総裁も、消費増税の必要性を訴えてきた立場。次期衆院選で民主、自民のどちらが勝っても選挙後は消費増税で協力する姿勢をみせている。

 小沢元代表が消費増税反対を掲げて新党結成に動けば、「小沢抜き大連立」や「小沢抜き政界再編」の機運が民主、自民双方に高まる可能性があり、首相の側近議員は「首相は小沢さんの動向に大きな関心は払っていない」と強気だ。

 ただ、消費増税で2大政党が手を結ぶ構図が鮮明になれば、みんなの党や新党勢力の勢いが増し、小沢元代表の期待する「大きな流れ」につながる可能性もある。

614とはずがたり:2012/02/09(木) 23:31:29

<民主>消費増税に反対 広野広報委員長が辞表提出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000037-mai-pol
毎日新聞 2月9日(木)13時12分配信

 民主党の広野允士広報委員長は9日、消費増税方針に反対して広報委員長の辞表を輿石東幹事長に提出した。広野氏は小沢一郎元代表に近く、野田佳彦首相の増税方針に反対する動きが党役員からも生じた形だ。

 民主党は7日の常任幹事会で「『明日への責任』対話運動本部」を設け、税と社会保障の一体改革に関する全国キャンペーンを展開することを決定しており、同本部メンバーの広野氏は「キャンペーンを広報委員長としてやっていくのは(できない)という気持ちだ」と語った。元代表には8日夜に辞表を提出することを伝えたという。【葛西大博】

615チバQ:2012/03/08(木) 22:58:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120307-OYT8T01154.htm
小沢元代表、陸前高田の合同追悼式出席へ



2度目の沿岸被災地入り
 民主党の小沢一郎元代表が、東日本大震災から1年の11日、陸前高田市で行われる県と市の合同追悼式に出席する意向であることがわかった。複数の民主党関係者が明らかにした。震災後、小沢元代表が沿岸の被災地を訪れるのは、1月3日の県連役員会に出席して以来で、2度目となる。

 県は、県関係の国会議員8人全員に合同追悼式の招待状を郵送した。県によると、小沢元代表ら6人の議員の事務所が議員本人か代理人が出席すると返信。民主党関係者らによると、小沢元代表本人が出席の意向を示しているという。

(2012年3月8日 読売新聞)

616とはずがたり:2012/03/10(土) 22:20:47

グループから「小沢離れ」の兆し、結束強化も展望開けず
2012.3.9 23:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8482

 小沢氏側近は9日、禁錮3年の求刑もどこ吹く風とばかりに無罪に自信を示したが、無罪になっても党内で「小沢待望論」が巻き起こる雰囲気はない。

 8日夜の国会近くの日本料理屋−。小沢氏はグループ議員約10人と酒を酌み交わしたものの、小沢氏が語るのは、いつもの増税阻止に向けた威勢の良いフレーズだった。
 「10人が真剣になったら止められる」「もっと(反増税を)訴えろ!」…。

 そもそも、消費税法案の閣議決定を阻止するには限界があり、小沢氏自身、最大のヤマ場は6月の法案採決時であることは百も承知だ。とはいえ、小沢氏の口をついて出るほとんどが精神論とあって、グループ議員からは「増税阻止に向けた戦略を本当に持っているのか?」といぶかしがる声が漏れる。

 党内対立を演出し、主導権奪還に向け緊張関係を作り出すのは小沢氏の常套手段だ。もっとも野田佳彦首相が消費税増税を実現するために解散も辞さない構えを見せているため、グループの中には党の結束のために首相と小沢氏との会談を望む声は少なからずある。

 小沢氏は7日夜の会合で「会うのはやぶさかではない」と語ったが、「結局会わずに禍根だけ残して終わり」(若手)との見方は強く、グループ内には「チキンレース」化への懸念が広がりつつある。

 8日夜の会合では橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」の話題も上ったが、小沢氏は「局地現象ではない。全国的に広がる。民主党と自民党の支持率は足して3割だろ。みんなあっち(維新の会)に行っちゃうよ…」とまるで人ごとだった。この発言を聞いた出席者は「情勢分析はするが戦略がない」と感じた。

 民主党からの離党、新党結成はかたくなに否定する一方、党内での主導権奪還の展望も見えない現実に、グループ議員には不安ばかりが募っていく。

617とはずがたり:2012/04/02(月) 09:31:36
さて,とりま消費増税反対を旗頭に小沢・亀井・きづな・河村新党に期待か?

2012年3月30日21時40分
副大臣・政務官計4人辞表 民主幹部2人や政調10人も
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8496

 野田内閣が消費増税法案を閣議決定し、国会に提出したことを不満として、民主党の副大臣、政務官計4人が30日夜、首相官邸を訪れ、首相秘書官に辞表を出した。4人は黄川田徹(きかわだ・とおる)総務副大臣、森ゆうこ文部科学副大臣、牧義夫厚生労働副大臣、主浜了(しゅはま・りょう)総務政務官。

 民主党の鈴木克昌幹事長代理と樋高剛(たけし)総括副幹事長も30日夜、輿石東幹事長に辞表を出した。

 民主党の政策調査会メンバー10人も党政調事務局に辞表を提出した。10人は副会長の階猛(しな・たけし)、中村哲治(てつじ)、松崎哲久(てつひさ)、横山北斗各氏と、会長補佐の石山敬貴(けいき)、大谷啓(けい)、笠原多見子、木内孝胤(たかたね)、菅川(すげかわ)洋、友近聡朗(としろう)各氏。

2012年3月30日15時20分
牧副大臣、辞任の意向 小沢グループ 消費増税に反対
http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201203300370.html?ref=reca

 消費増税法案の閣議決定に反対する民主党の小沢一郎元代表グループの牧義夫厚生労働副大臣が30日、辞任する意向を表明した。同日午後にも副大臣の辞表を提出する。グループに所属する複数の政務三役と党役員も辞任を検討。野田内閣への反発が広がっている。

 小沢氏は30日午前、国会内で面会した政務三役の一人に対し、出処進退について「政治家が個人個人で判断することだ」と語った。牧氏を含む政務三役と党の役職者は国会内で協議し、閣議決定への抗議として集団辞任も探ったが、最終的には「各議員が個々人で判断する」(中堅議員)ことを確認した。牧氏はその後、「デフレ下での増税に私自身が納得できず、国民に説明ができない」と辞意を明らかにした。

 グループ幹部の鈴木克昌幹事長代理は30日、小沢氏らと断続的に協議。昨年末に反対署名を集めて辞表を出した経緯から「責任者として現職に残れない」と辞意を漏らしたが、輿石東幹事長らが慰留している。

2012年3月29日18時34分
小沢氏「民主は私より強引・剛腕」 議論打ち切りを批判
http://www.asahi.com/politics/update/0329/TKY201203290269.html?ref=reca

 民主党の小沢一郎元代表は29日、消費増税法案をめぐる党の事前審査を前原誠司政調会長が打ち切ったことについて、「強引・剛腕と私は言われたが、民主党の党運営は私をはるかに上回る強引・剛腕のやり方だ」と批判した。「民主党の名にふさわしい民主的な議論を、時間がかかろうともしなくてはいけない」とも語った。

 国会内での自らのグループの会合で述べた。30日の閣議決定後の対応については「政治家として真価を問われる時になる。国民の声や自分の信念に従って頑張ってほしい」と述べた。グループに所属する三宅雪子衆院議員(比例北関東)は29日、広報副委員長を辞任すると党幹部に伝えた。

618タケコ・デラックス:2012/04/03(火) 17:26:16
>>617
民主党の当選1回生議員は、結局小泉チルドレンの二の舞を踏むのがオチである。
ここにきて内閣・政党支持率低下で民主党は体をなしていない。
彼らは選挙区のために何か貢献しているかどうかと言われると疑問符がつくのは確かなことである。
そして、比例単独で当選した人にとっては選挙区からの立候補となれば競合する現職との調整に難航すれば、なおさら深刻な事態になってしまう。
これでは小泉チルドレンの連中と比較してもまったく変わっていない。

619チバQ:2012/04/03(火) 17:51:06
>>618
で4年後には橋下チルドレンの大量討ち死にが起きるんですね

620タケコ・デラックス:2012/04/03(火) 22:22:49
>>619
ごもっともです。一時の勢いで議席を大量に獲得しているだけにすぎないというのが結論でしょう。

621チバQ:2012/04/17(火) 21:05:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120417t31005.htm
小沢氏の地元・奥州で30年間選挙支援 「水和会」解散へ
 民主党の小沢一郎元代表の地元・奥州市で、小沢氏の選挙を長年支援してきた女性組織「水和会」が、活動目的が薄れてきたとして、解散する方針を決めたことが16日、分かった。
 水和会によると、会は小沢氏の妻和子さん(67)を支えようと、約30年前に結成した。市町村合併前の旧水沢市の「水」と和子夫人の「和」にちなんで名付けた。
 会員は、小沢氏が立候補する衆院選のほか、各種選挙に備えて活動を展開。和子さんとともに地元を精力的に回り、女性を中心に支持者を拡大し、強力な地盤をつくり上げた。
 この十数年は、和子さんが地元に入ることがなくなったという。水和会幹部は和子さんが地元に来なければ、活動を続けられないと判断。及川幸子会長(岩手県議)によると、和子さんに電話で確認したところ「もう地元に行くことはないです」との返事があり、解散の了承が得られたという。
 メンバーは解散しても、小沢氏を後援会内で支える方針。及川会長は「メンバーも高齢化が進み、当時の勢いはなくなっていた。(選挙全体の)態勢には全く影響はない」と強調している。


2012年04月17日火曜日

622とは:2012/04/26(木) 14:06:28
とりま無罪判決出て小沢の手番になりましたねぇ。国会が行き詰まったら小沢政権成立か?

623とはずがたり:2012/05/06(日) 18:23:05

特捜部長、小沢氏関与部分に下線
2012年 05月 6日 00:03
http://jp.reuters.com/article/kyodoNationalNews/idJP2012050501001762

 小沢一郎民主党元代表の捜査をめぐり、元東京地検特捜部の田代政弘検事が虚偽捜査報告書を作成した問題で、特捜部副部長が作成した別の報告書を当時の佐久間達哉特捜部長が手を入れ、元代表の関与をうかがわせる部分に下線を引いていたことが5日、関係者への取材で分かった。関係者によると、佐久間部長は元代表の立件に積極的だったとされ、検察当局は議決に影響を与える狙いがあった可能性もあるとみて、慎重に調べている。

624とはずがたり:2012/05/10(木) 02:33:18

無罪判決「修正できる」=指定弁護士、全員一致で控訴―小沢元代表「理解に苦しむ」
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-120509X923.html
2012年5月9日(水)18:49
(時事通信)
 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた小沢一郎民主党元代表(69)に対する東京地裁の無罪判決について、控訴を決めた検察官役の指定弁護士は9日午後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、大室俊三弁護士(62)は「判決には見過ごせない事実誤認があり、十分に修正は可能と判断した」と理由を述べた。控訴は全員一致で決断したことも明らかにした。

 指定弁護士側は同日付で東京高裁に控訴した。今後、高裁が指定する期限までに控訴趣意書を提出する。

 控訴を受け、小沢元代表は「理解に苦しむ。早期に公訴棄却もしくは無罪という結論が得られるよう、万全の対応を取りたい」とする談話を発表した。

 控訴判断の経緯について、会見で大室弁護士は「控訴することがより正しい道なのか、納得できない部分があってもそれを受け入れる余地はないのか、悩み抜いたというのが実感だ」と語った。

 村本道夫弁護士(57)は「(小沢元代表が)有罪だと高裁の裁判官を説得できるかを考えてきた。きょう3人で議論し、できると思った」と説明。3人だけで決断しなければならなかったことについて、「気持ち的には重かった」と話した。

 山本健一弁護士(48)は「朝まで悩んでいたが、最終的には3人で議論する中で考えが固まった」と強調した。 

[時事通信社]

625とはずがたり:2012/06/15(金) 12:18:31
何処迄本当??

「小沢は放射能怖くて逃げた」週刊誌報道に驚き
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120615/stt12061510040004-n1.htm
2012.6.15 09:58

 発売中の週刊文春(6月21日号)に載った「小沢一郎 妻からの離縁状全文公開」には驚いた。「小沢は放射能が怖くて秘書と一緒に逃げだしました。…岩手や日本の為になる人間ではないとわかり離婚いたしました」。地元・岩手の有力支援者に宛てた妻和子さんの手紙では、東日本大震災直後の小沢氏はかなり狼狽していたようだ。

 和子さんが「私は逃げません」と激怒すると「じゃあしょうがない。食料の備蓄はあるから、塩を買い占めるように」と書生に命じ、その後は鍵をかけて全く外出しなかった、との記述もある。震災直後、なぜ小沢氏が被災地に駆けつけないのかと思ったが、「そういう事情か」と謎が解けたような感じだ。

 かつては、ときの総理大臣より権勢を誇り、いまも影響力を持つ小沢氏だが、和子さんの記述通りだすれば虚像と実像の落差はあまりにも大きい。「国民生活が第一」と口では言いながら、国民の生命、財産を守る国会議員としての使命はどこへやら、ということになる。

 長い間一番身近にいた妻に、人には絶対知られたくない部分をここまで暴かれると、ふつうの男なら立ち直れないかもしれない。それでも、小沢氏はグループの親分としては消費税政局が大詰めのいま、増税法案が採決に突入した場合、造反し除籍覚悟で神輿を担いでくれる議員たちの手前“虚勢”を張り続けなければならない。 

 しかし、その数は30人にも満たないとの見方もある上、この醜聞では“宮入り”前に神輿は放り出されかねない。かつての「剛腕」もいまや哀愁さえ感じる。「愛人」「隠し子」まで出る刺激的な記事を一言で表せば「面白うて、やがて哀しき…」ではないか。 (今村忠)

626とはずがたり:2012/06/15(金) 12:19:42

小沢氏に行き詰まり感 週刊誌には「夫人の離婚伝える手紙」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120614/stt12061401220000-n1.htm
2012.6.14 01:21

 社会保障・税一体改革関連法案への対応をめぐり、民主党内の親小沢派でも反小沢派でもない中間派を巻き込む戦略を描く小沢一郎元代表。だが、その小沢氏にも行き詰まり感が漂う。

 「修正協議はどうなるんだろうなあ。こんなことでまとまったらいかん!」

 小沢氏は13日、都内の個人事務所で自らに近い議員にこう語り、民主党マニフェスト(政権公約)に掲げた最低保障年金創設などを棚上げしようとしている野田佳彦首相らを批判した。

 民主、自民、公明3党の修正協議は不調に終わり、採決できない。採決しても大量造反で否決され、内閣総辞職−。小沢氏は周囲にこうした見立てを繰り返し、グループの求心力維持に腐心している。

 小沢氏が期待を寄せる中間派による両院議員総会開催を求める署名集めも本格化した。14日には超党派による増税反対の「国民集会」を予定しており、自民党の反増税派にも触手を伸ばそうとしている。

 とはいえ、首相が採決に突き進めば、阻止する手だてはない。造反し、除籍されれば新党結成に走るしかないが、除籍覚悟で小沢氏と行動を共にする議員は「30人もいない」(若手)との見方は少なくない。

 新党も視野に入れる小沢氏に早くも水を差す情報が13日、党内を駆け巡った。14日発売の「週刊文春」に小沢氏の妻、和子さんが支援者宛てにつづった離婚を伝える手紙が掲載されることが判明したのだ。

 手紙には東日本大震災発生直後、小沢氏が放射能が怖くて東京から逃げ出そうとしたことも書かれている。小沢事務所は「夫婦のことはプライベートなので答える立場にない」とコメントしたが、逃げ出そうとしたとの記述については「そんな事実はない」と否定した。

 手紙の与える影響を懸念する声もあるが、それでも小沢氏はもはや強気を貫くしかない。13日夜、都内で開かれた青木愛衆院議員の後援会会合でこう訴えた。

 「皆さまに訴えた肝心要の新年金制度が捨て去られようとしている。国民には理解されない。初心を思い起こそう。原点に返ろう!」(山本雄史)

627チバQ:2012/06/17(日) 09:57:52
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120615/plt1206151811006-n1.htm
小沢夫人“衝撃手紙”政局にも影響か!ビビリ〜小沢に心揺れる2012.06.15



 民主、自民両党の実務者は15日未明、消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」法案の修正協議で大筋合意した。実務者レベルで同日中に決着する見通し。今後、民主党内の調整と、国会会期末(21日)までの衆院採決が焦点となり、「反増税」を掲げる小沢一郎元代表らのグループは60人規模で「造反特攻」の決意を固めつつある。こうしたなか、週刊文春が報じた「(東日本大震災後、小沢氏は)放射能が怖いと逃げた」という小沢夫人による手紙(離縁状)が、政局にも影響を与えそうだ。 

 実務者協議では、関連7法案とは別に、自民党が成立を求める「社会保障制度改革基本法案」の修正で、民主、自民両党が合意した。公明党は15日、合意に参加するか最終判断する。

 野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした法案が一歩前進するが、ハードルはまだある。民主党内で小沢氏らが反対姿勢を強めているのだ。

 「増税を実現しようという動きがある。われわれ自身の自殺行為で国民に対する冒とく、背信行為だ」「どう考え、どう行動すべきか、そのことが問われている」

 小沢氏は14日昼、会長を務める「新しい政策研究会」の会合で、出席議員約90人にこう呼びかけた。野田首相が増税法案の採決を強行することを念頭に、暗に「造反」の決断を迫った形だ。

 同日夕、国会近くの憲政記念館で開かれた超党派集会では、小沢氏に近い鳩山由紀夫元首相が「談合で増税だけを決めるのは主客転倒だ!」と絶叫した。会場には「大増税阻止」と書かれたのぼりが立ち並び、「野田政権打倒」に向けた決起集会の様相を呈した。

 ただ、民主、自民、共産、みんな、社民など各党の有力議員が呼びかけながら、集まった議員は約120人程度。背景の1つには、民主、自民両党が修正合意すれば、小沢系と野党反対派が手を握っても、成立を阻止できない現実がある。

 現在の衆院の構成は別表の通り。479人(欠員1人)で、過半数は240人。修正合意すれば、自民党(120人)と公明党(21人)の議員は賛成票を投じるとみられる。焦点はやはり民主党(289人)だ。

 現時点で、野田、前原グループなどの「法案推進派」は約100人で、鹿野、旧民社、旧社会グループなどの「中間派」は約90人。小沢、鳩山グループなどの「反対派」は約100人。

 政治評論家の浅川博忠氏は「自民党と公明党で141票ある。残り100票程度だが、与党議員が閣法(内閣提出法案)に造反すれば除名・離党は避けられない。中間派に『造反』の広がりは大きくない。推進派と中間派を合わせて百数十票はいく。過半数に余裕で達するため衆院採決されるだろう」と分析する。

 野田首相は14日午後、官邸で、中間派の代表格である鹿野道彦前農水相と向き合った。鹿野氏から「党内融和を重視し、プロセスを大事に、議論を丁寧にしてもらいたい」といわれ、野田首相は「そういうことについては検討していきたい」と低姿勢でうなずいた。小沢氏と中間派の分断を図る狙いがある。

 こうした流れに、小沢氏のスキャンダルも影響しそう。最新の週刊文春は、和子夫人が「(大震災後、小沢氏は)放射能が怖いと逃げた」「国のためどころか害になる」などと記した支援者あての手紙を全文公開したのだ。浅川氏はいう。

 「中間派への影響が大きい。永田町で『放射能におびえて被災者を見捨てるような人間とは同じ行動は取れない』という声を何人も聞いた。小沢グループも半分ぐらいこぼれる可能性がある」

 小沢事務所は「震災対応の記事はでたらめ」としているが、先の超党派集会が盛り上がりに欠けた一因の可能性もある。

 ただ、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「小沢グループの中核メンバーは微動だにしていない」といい、こう語る。

 「小沢夫妻の関係は以前から報じられている。中核メンバーは『放射能から逃げた〜』という話は信じていない。小沢氏もブレておらず、結束も固い。衆院本会議での採決となれば、60人は粛々と反対票を投じる。当然、離党、新党結成も見据えている」

 しばらく、永田町の動きから目が離せない。

628チバQ:2012/06/17(日) 09:58:16
■週刊文春報道とは

 週刊文春が報じた、小沢氏の妻・和子夫人が支援者に送ったとされる手紙の内容は衝撃的だ。

 それによると、8年前、小沢氏に隠し子がいることが分かった。子供は、結婚前からの小沢氏の愛人の養子になったという。しかし、小沢氏は和子夫人に謝るどころか「どうせお前も地位が欲しかっただけだろう」「うぬぼれるな」「いつでも離婚してやる」と言った。

 昨年3月11日の東日本大震災と福島第1原発の事故後、小沢氏は内々に入手した情報をもとに放射能を怖がった。地元の岩手行きを拒否し、避難を検討。周囲には「塩を買い占めろ」「料理は買ってきた水でしろ」と指示し、旅行カバンを持って京都に行った疑いもある。漁協にもらった魚も捨てた。菅降ろしも、放射能に関する情報を得るのが目的だったという。

 和子夫人は小沢氏を「岩手や日本の為になる人間ではない」と断じ、支援者に離婚したことを告白している。

 小沢事務所は「家族のことに関し、事務所としてコメントする立場にない。また、震災後の対応等に関する記事内容は全くのでたらめであり、そのような事実はない」としている。

629とはずがたり:2012/06/22(金) 09:27:31

【小沢氏造反】「新党視野」は剛腕、最後の賭け2012.6.21 22:00
【小沢氏造反】「新党言及会合」の出席者2012.6.21 20:27
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8555

2012年6月21日21時38分
民主の亀裂拡大 小沢系50人、増税法案反対で結束確認
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8556

小沢氏、新党結成辞さず=49人が結束確認−分裂危機、民主緊迫
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8558
2012/06/21-22:39

小沢系造反「54人」攻防激化 仁義なき多数派工作始まる
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8557
2012.6.21 22:57

<一体改革>小沢氏「新党考える」…政権揺さぶる瀬戸際戦術
毎日新聞 6月21日(木)21時34分配信
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8560

630とはずがたり:2012/06/22(金) 09:27:44

<民主党>小沢系「離党」に温度差…新党、展望開けず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000006-mai-pol
毎日新聞 6月22日(金)1時24分配信

 民主党の小沢一郎元代表が21日、消費増税法案の衆院採決での造反へ向け結束を固めるために開いたグループの会合には49人の衆院議員が集まった。小沢元代表は新党結成の可能性にも言及し、参加者は「消費増税反対」で気勢を上げた。しかし、離党・新党結成をめぐっては、将来の展望が見えないことへの不安も強く、グループ議員の間には温度差も垣間見えた。【光田宗義、新垣和也】

 ホテルでの会合には「確実に反対票を投じる議員が呼ばれた」とされ、結束は固い。東祥三衆院議員は会合前、国会内で記者団に「今までの僕の言動を聞いていればおのずと答えが出る」と改めて反対を表明した。

 ただ、新党結成へと意気込む議員は少なく、会合後、山岡賢次党副代表は「原点に戻って、政権を担わせていただく政党であるように最後の最後まで頑張ろう、ということだ」と説明。山田正彦元農相は「まずは法案の話だ」と述べるにとどめた。熊谷貞俊衆院議員は「執行部が考えを変える可能性もある。採決前に具体的な新党を考えるのは無理だ」と話した。

 21日に集まった49人のうち30人が衆院当選1回、9人が同2回。選挙基盤が弱く、世論の追い風を受けて次期衆院選に臨みたいのが本音だ。若手の一人は「新党はできた時が絶頂で、日がたつにつれて鮮度が落ちる。今、新党をつくってどうするのかと個人的には思っている」と不安を漏らす。衆院解散・総選挙の時期がまだ見通せない中、新党結成はできるだけ遅い方が選挙には有利だとの見方がグループ内からは出ている。一方で、「反対して党を除籍(除名)になれば、筋を通したということで、有権者の受けもいい」と期待する声もある。

 「反対」では一致する出席者も、即座の新党結成では溝がある。執行部側が造反を理由に除籍(除名)処分に踏み切るかを見極めたい心情もありそうだ。党分裂の回避を最優先する輿石東幹事長は21日の記者会見で「元代表はこの党をつくった最高責任者。今後も一緒にやっていく」と述べ、元代表が造反しても党内にとどまれる方法を模索する考えを示した。

 小沢グループの会合に集まった議員は次の通り。(敬称略、数字は当選回数、カッコ内は選挙区)

 ◇衆院小選挙区

 横山北斗(2)(青森1)階猛(2)(岩手1)畑浩治(1)(岩手2)黄川田徹(4)(岩手3)小沢一郎(14)(岩手4)京野公子(1)(秋田3)石原洋三郎(1)(福島1)太田和美(2)(福島2)小泉俊明(3)(茨城3)石森久嗣(1)(栃木1)山岡賢次(5)(栃木4)小宮山泰子(3)(埼玉7)松崎哲久(2)(埼玉10)黒田雄(1)(千葉2)岡島一正(2)(千葉3)岡本英子(1)(神奈川3)橘秀徳(1)(神奈川13)樋高剛(3)(神奈川18)青木愛(2)(東京12)木村剛司(1)(東京14)東祥三(5)(東京15)加藤学(1)(長野5)牧義夫(4)(愛知4)鈴木克昌(3)(愛知14)萩原仁(1)(大阪2)村上史好(1)(大阪6)大谷啓(1)(大阪15)辻恵(2)(大阪17)中川治(2)(大阪18)古賀敬章(2)(福岡4)山田正彦(5)(長崎3)福嶋健一郎(1)(熊本2)玉城デニー(1)(沖縄3)瑞慶覧長敏(1)(沖縄4)

 ◇衆院比例代表

 中野渡詔子(1)(東北)高松和夫(1)(東北)菊池長右エ門(1)(東北)三宅雪子(1)(北関東)柳田和己(1)(北関東)石井章(1)(北関東)金子健一(1)(南関東)水野智彦(1)(南関東)相原史乃(1)(南関東)川島智太郎(1)(東京)笠原多見子(1)(東海)大山昌宏(1)(東海)橋本勉(1)(東海)熊谷貞俊(1)(近畿)菅川洋(1)(中国)

631名無しさん:2012/06/22(金) 11:36:18
https://twitter.com/aritayoshifu/status/215456724864339968
「週刊文春」が掲載した小沢一郎夫人の直筆手紙。夫人と親しい女性から「別の手紙」を見せてもらった。「し」「た」といった文字は筆跡がまったく異なる。とはいえニセモノとも断言できない。夫人が困惑しているものの語らないからだ。知りえたことを政治ジャーナリストの藤本順一さんと対談する。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/215595329775611904
「週刊文春」掲載の小沢一郎夫人「直筆」手紙。夫人と親しい女性に「別の手紙」を見せてもらった。「し」「た」といった文字は筆跡が全く異なる。ホンモノと断言できず。書かれた大震災後の小沢氏の行動は偽造。こんな騒ぎになると知らなかったと夫人は知人に困惑を語る。政治的意図ある「私信」公開。

https://twitter.com/minorucchu/status/215609491293609984
@aritayoshifu 小澤和子女史による私信として文春が公開した文書は、かなりの部分が改変・捏造されている、と詳しい筋が先日、指摘した。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/215597753756164096
【補筆】「週刊文春」の小沢一郎夫人「直筆」手紙。夫人と親しい女性に「別の手紙」を見せてもらった。「し」「た」といった文字は筆跡が全く異なる。「文春」手紙はホンモノと断言できず。書かれた大震災後の小沢氏の行動は偽造。騒ぎになって驚いていると夫人は困惑。政治的意図ある「私信」公開だ。

632名無しさん:2012/06/22(金) 11:42:18
https://twitter.com/aritayoshifu/status/215614429117685761
小沢夫人「偽造」(大震災後の行動)手紙。立花隆さんや政治評論家などが手紙を「すべて」事実と思い込みコメントするのは笑止千万。批判精神の放棄、喪失。困惑の夫人も小沢氏も否定せず。それが人生観。「否定しない」ことを前提の「私信」公開。詳細は政治ジャーナリストの藤本順一さんと対談する。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/215688166244487168
浅草の消印で「週刊文春」に掲載された小沢一郎夫人「直筆手紙」(コピー)が届いた。もはや怪文書並に扱われている。詳細は政治ジャーナリストの藤本順一さんとの対談で明らかにする。

https://twitter.com/aritayoshifu/status/215787390629974016
あちこちに届きはじめましたね。“@corochin61: @aritayoshifu きょうは信州のわたしのところに、「小澤和子」さんなる方の手紙が届きました。消印は豊島で20日付け。”

https://twitter.com/aritayoshifu/status/215802450718887940
住所の宛名は印刷。会館部屋番号と名前は手書き。20日の消印。“@minorucchu: 小澤和子氏の手紙とみられる文書が本日、何者かにより衆参両院全議員へ郵送された。消印は浅草、神田。オイオイ、謀略の主は誰なのか。”

633名無しさん:2012/06/22(金) 11:46:21
https://twitter.com/kazamazov/status/215805009483407361
うちにも届きました! 消印は赤坂。僕のような一般人に送りつけて何の意味があるのかなぁ?? RT @aritayoshifu :浅草の消印で「週刊文春」に掲載された小沢一郎夫人「直筆手紙」(コピー)が届いた。もはや怪文書並に扱われている。 pic.twitter.com/hQRq49Mr

https://twitter.com/tosa_suigei/status/215729196264210432
http://twitpic.com/9yu1qr - 例の小澤和子の私信(とされているもの)のコピーが封書で届いた。全部で11枚。差出人の名前は空白だ。切手が貼ってあり消印らしきものがあるが読み取れない。ダミーかもしれない。本物かどうかは身近な人が見ればすぐわかることだろう。そ

https://twitter.com/takitahiroki/status/215822793630158849
@aritayoshifu 文春の手紙が来たという証言、あちこちから上がってますよ。 http://twitter.com/tosa_suigei/sthttp://twitter.com/damian16002000http://twitter.com/grail_corp/sta

634チバQ:2012/06/22(金) 21:51:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000068-mai-pol
<小沢元代表>「妻の手紙」出回る 民主議員らに大量郵送
毎日新聞 6月22日(金)21時8分配信


拡大写真
民主党の小沢一郎元代表=小出洋平撮影

 東京・永田町にある衆参両院議員の議員会館事務所に、民主党の小沢一郎元代表の妻和子さんが書いたとされる手紙のコピーが大量に郵送されていることが分かった。この手紙は14日発売の「週刊文春」が掲載。東京電力福島第1原発事故で「小沢は放射能が怖くて逃げ出した」などとの記述がある。

 文書が届いたのは、民主党のほとんどの衆院議員と、一部の参院議員。野党議員の一部にも届いた。受け取った議員事務所によると、11枚の便箋のコピーだけが白い封筒に入っていた。差出人の名前はなく、消印は20日で、東京都内の「本所」「浅草」「神田」など。消費増税法案の衆院本会議での採決は26日に先送りされたが、20日は当初の採決日が迫っていた時期だった。

635とはずがたり:2012/07/02(月) 13:20:20
原口も小沢と出て行ければ担いで貰える可能性高そうだけれども。。
中塚は小沢ガチガチ系かと思ってたけど賛成したんですねぇ。。

悩む若手、小沢Gが3分裂状態…首相は処分強弱
http://news.livedoor.com/article/detail/6712891/
2012年07月02日08時57分
提供:読売新聞

 民主党の小沢一郎元代表は1日、離党・新党結成に向けた作業を加速させた。
 野田首相側は、社会保障・税一体改革関連法案の造反議員への処分に強弱をつける方針を意図的に打ち出すことで、小沢氏への同調者を少しでも切り崩したい考えだ。
 1日午後、地元・岩手県庁の知事室を訪れた小沢氏は、達増拓也知事と会うなり「知事、日曜日に申し訳ない」と笑顔で語りかけ、低姿勢で連携を呼び掛けた。
 会談後は、記者団にも「理想と夢を実現すべく、共に力を携えて、県民のため、国民のため頑張ろうということで話が終わった」と強調し、達増氏と共同歩調を取る姿勢をアピールした。
 小沢氏は、1993年の自民党離党から2003年の自由党と民主党の合併まで、過去4回にわたって新党結成や解党、合併などを繰り返してきた。これまでは地元にも事後報告だけだっただけに、後援会関係者は「こんなに丁寧に説明するなんて、以前なら考えられない」と語った。
 小沢氏が入念に準備を進めるのは、世論調査でも8割が「期待しない」と答えるなど有権者に新党結成への理解が広がっていないことへの危機感がある。このため、党内最大の約110人を擁する小沢グループ内の結束が揺らぎ、混乱が長引けば内部対立が深まる懸念も出ていた。
 早期離党を唱えるのは、小沢氏に近いベテランの東祥三元内閣府副大臣、山岡賢次前国家公安委員長や、選挙基盤の弱い当選1回の議員が中心だ。ただ、この中にも「離党はやむを得ないが、世論調査で支持の低い小沢新党に行くかどうかは悩んでいる」と語る若手もおり、一枚岩とは言えない。
 一方、階猛、辻恵両衆院議員ら中堅には「党に残留した方が得策だ」として、情勢をさらに見極めるよう主張する声が強い。
 このほか、中塚一宏内閣府副大臣や奥村展三文部科学副大臣ら法案採決で賛成した議員を含めると、小沢グループは3分裂状態になっている。
 小沢グループでは、脱落者をこれ以上出さないため小沢氏自ら一人ずつ面談して最後の意思確認をすることを計画している。離党届の提出が3日以降にずれ込む場合でも、2日に離党を表明して新党結成を明確にする方針で、これも脱落者対策の意味合いが強い。

原口氏が離党否定 小沢氏との同調断る
http://news.livedoor.com/article/detail/6712764/
2012年07月02日08時02分
提供:産経新聞

 消費税増税法案の衆院採決を棄権した民主党の原口一博元総務相は1日、佐賀市内で記者団に対し、小沢一郎元代表に同調して離党する考えはないことを明らかにした。原口氏は、小沢氏から採決後、「われわれの柱になってほしい」と同調を打診されたが、「党を割るべきではない。小沢力を生かすために党に残ってほしい」と断ったと説明した。

636とはずがたり:2012/07/02(月) 14:16:49
スレ削除につき転載

小沢冤罪の真相
1 名無しさん
■ 2010/10/12(火) 01:50:59 KD124213135030.ppp-bb.dion.ne.jp
完全なる冤罪
http://www.youtube.com/watch?v=VrA9ajh3eK8

小沢氏と陸山会の、土地取引をめぐる Q & A
http://www.youtube.com/watch?v=hMRWjsaNCyI

【補足】もし、当該土地が農地でなければ、H16/10/29に
全ての取引が済んでいたはずです。この場合、銀行は決済主義
ですから、当然、陸山会⇒売主と土地代の支払が行われるはず
です。
 従って、石川氏が陸山会の口座からお金を引き出して、
行内小切手を介して売主の口座に預け入る(実際は現金は動い
ていない)処理をします。

 従って、本件の場合も、石川氏が陸山会の口座からお金を
引き出して売主(東洋アレックス)に支払ったことは、決して不
正とは言えません。今回の場合でも、チェリス赤坂(小沢事務
所)にあった小澤一郎個人の手元資金で支払うとすれば、38Kg
にものぼる現金を、現金輸送車を手配して運搬し、銀行で数え
るという大変な業務が発生します。これには、当然、防犯上の
リスクも伴います

 また、上記のように農地でなければ、「立替」の処理も
結果として発生しません。今回の場合、農地法5条により、売
主⇒個人小澤一郎の所有権移転手続きが、即座に完了しなかっ
た(越年した)ために、会計上「立替処理」「立替金の決済」と
いう手続きが必要になっただけです。

637名無しさん:2012/07/02(月) 14:17:24
後追いはさすがにないだろうな。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120702-OYT1T00620.htm
離党届を提出した衆参議員一覧…小沢ガールズも

 民主党に離党届を提出した衆参両院議員(数字は当選回数。カッコ内は選挙区。敬称略)は次の通り。


 【衆院=40人】

 〈14〉小沢一郎(岩手4)〈5〉東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)〈4〉牧義夫(愛知4)〈3〉鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)、小宮山泰子(埼玉7)〈2〉青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)、階猛(岩手1)、辻恵(大阪17)、松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)〈1〉相原史乃(比例南関東)、石井章(比例北関東)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、大山昌宏(比例東海)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海)、金子健一(比例南関東)、川島智太郎(比例東京)、菊池長右ェ門(比例東北)、木村剛司(東京14)、京野公子(秋田3)、熊谷貞俊(比例近畿)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国)、瑞慶覧長敏(沖縄4)、高松和夫(比例東北)、玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)、福嶋健一郎(熊本2)、水野智彦(比例南関東)、三宅雪子(比例北関東)、村上史好(大阪6)

 【参院=12人】

 〈2〉主浜了(岩手)、森裕子(新潟)、広野允士(比例)〈1〉平山幸司(青森)、中村哲治(奈良)、姫井由美子(岡山)、佐藤公治(広島)、友近聡朗(愛媛)、外山斎(宮崎)、藤原良信(比例)、谷亮子(同)、はたともこ(同)

(2012年7月2日13時09分 読売新聞)

638とはずがたり:2012/07/02(月) 14:34:12

小沢氏地元、議員は説明に奔走…岩手県連分裂も
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20120630-OYT1T01178.htm?from=popin

 民主党の小沢一郎元代表が2日に離党を含めた今後の対応を表明するのを前に、岩手県関係の同党国会議員は週末、地元で支持者への説明に奔走した。

 小沢元代表の影響力が大きい県内の同党国会議員や地方議員の多くは、小沢元代表と行動を共にするとみられるが、一部には「慎重派」もおり、党県連が分裂する可能性も出ている。

 「自ら党を離れることは、すべきでない」

 階猛衆院議員(1区)は6月30日、盛岡市内で記者団にこう述べて、改めて離党に否定的な考えを示した。小沢元代表に近いと見られている階氏だが、これまで再三にわたり離党しないように、小沢元代表を説得してきた。

 階氏によると、同日の後援会会合でも「なるべく党に残ってほしい」という意見が出たという。ただ、小沢元代表が離党表明した場合の自身の対応については明言を避け、「小沢先生が党に残ってもらえるように努力する」と述べるにとどめた。

 黄川田徹衆院議員(3区)も離党には慎重な考えだ。29日夜、陸前高田市内であった後援会幹部との会合では、幹部から小沢元代表と行動を共にするよう求められたが、今後の対応について明言を避けたという。

 小沢元代表と距離がある平野復興相(参院岩手選挙区)は、同党にとどまる見通しだ。

 一方、畑浩治(2区)と菊池長右ェ門(比例東北)の両衆院議員は、小沢元代表の意見に従うことを明らかにしている。

 畑氏は30日、久慈市の会合に出席。27日には、同市の複数の後援会幹部に対して、「『新党ありき』ではないが、最後は小沢先生の判断に従う」と話し、理解を求めた。

 菊池氏も30日、岩泉町や田野畑村などの後援会幹部宅を回り、離党や新党参加について説明し、理解を得られたという。

 この他、県関係の参院議員の主浜了氏(岩手選挙区)、藤原良信氏(比例)は、小沢元代表の方針に従うとみられている。

(2012年7月1日11時31分 読売新聞)

639とはずがたり:2012/07/02(月) 14:34:50

小沢氏に焦り?「もう年で後がない」後援会幹部
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20120702-OYT1T00001.htm

 民主党の小沢一郎元代表は1日、岩手県内入りして、達増知事や党県連幹部と相次いで会談し、離党を含めた今後の対応について理解を求めた。

 小沢氏との会談後、知事は「これからも(小沢氏と)一緒にやっていこうということだ」と話し、今後も小沢氏と行動を共にする考えを示した。

 小沢氏は県庁で、知事と会談し「増税だけを遮二無二やろうとするのは、国民への背信行為であり、『民主党はウソつきだ』と言われても仕方がない」などと語り、離党を含めた今後の対応について理解を求め、協力を要請した。知事も「私も一緒に及ばずながら頑張ります」と応じた。

 会談終了後、小沢氏は記者団に、「我々の主張を実現するためには、どうすべきかという判断を、遅くても明日にしなくてはいけない」と語り、2日に離党を含めた最終判断をする考えを改めて示した。

 一方、知事は記者団から「小沢氏と行動を共にするのか」と聞かれ、「今までも一緒にやってきたし、これからも一緒にやっていこうということだ」と語った。

 ただ、現時点で党県連が「一枚岩」でないことは明らかだ。平野復興相(参院岩手選挙区)に離党の意思はなく、階猛衆院議員(1区)、黄川田徹衆院議員(3区)も慎重な姿勢を崩していない。足元すら固められない小沢氏の焦りを指摘する声もある。

 小沢氏が新党結成に踏み切れば、今度が4度目の新党となる。小沢氏の後援会幹部によると、これまでの離党、新党結成で事前に自ら県内入りし、関係者に説明したことはなかったといい、「若い頃は、自分で決めて『ついてこい』と言っていた」という。

 しかし、今回は県連の分裂を危惧して、離党を最終判断する前日に県内入りし、県連関係者への説明に奔走するという異例の行動に打って出た。後援会幹部は「小沢さんは困っているのだろう。もう年で後がないんだ。変わったよ」と話している。

(2012年7月2日09時09分 読売新聞)

640とはずがたり:2012/07/02(月) 14:35:26

小沢氏とたもと分かつ?平野復興相、心境は複雑
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20120625-OYT1T00037.htm?from=popin

 平野復興相(参院岩手選挙区)は24日、視察に訪れた岩手県山田町で記者団に対し、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案について、「民主党内で様々な議論を重ねて採決するかしないのかということだから、党内一致結束して採決に臨んでほしい」と語り、党分裂を回避するため、反対派も賛成に回るべきとの考えを示した。

 同法案の採決は26日にも行われる見通しで、その後、参議院で、平野氏は賛成する意向だ。ただ、同党の小沢元代表の影響力が強い岩手県関係の国会議員のほとんどが、同法案への反対を明言している。同法案に賛成票を投じることは、小沢元代表とたもとを分かつことを意味しており、来年、改選期を迎える平野氏の心境は複雑だ。

(2012年6月25日10時51分 読売新聞)

641とはずがたり:2012/07/02(月) 14:43:41
>>637
はたともこも小沢系だったのか!?

642名無しさん:2012/07/02(月) 15:11:13
>  ただ、小沢グループの山田正彦元農林水産相は輿石東幹事長と国会内で会い、「自分は消費増税法案の参院での採決を待ってどうするか決める」と述べ、直ちには離党しない意向を伝えた。 

残留組もまだいるのかな?
こういう言い方されると今後の輿石氏たちの対応にもプレッシャーになるか。

http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_470622
民主・小沢氏らが離党届=衆院40人、参院12人

2012年 7月 2日 13:32 JST

 民主党の小沢一郎元代表ら52人は2日午後、離党届を党執行部に提出した。消費増税関連法案の衆院採決で反対票を投じ、野田佳彦首相に法案撤回を求めたものの受け入れられず、党内にとどまれないと判断した。

民主党の小沢一郎元代表(26日)

 離党届を提出したのは衆院議員40人、参院議員12人。小沢氏は2日午前、衆院議員会館の自室に入り、鈴木克昌前幹事長代理らグループ議員と対応を協議。その後、山岡賢次前国家公安委員長が代表して離党届を提出した。小沢氏らは今後、新党結成に向けた準備を加速させる見通し。

 ただ、小沢グループの山田正彦元農林水産相は輿石東幹事長と国会内で会い、「自分は消費増税法案の参院での採決を待ってどうするか決める」と述べ、直ちには離党しない意向を伝えた。 

[時事通信社]

643名無しさん:2012/07/02(月) 15:19:10
>>638
階氏は離党組、黄川田・平野両氏は残留組のようですね。

>>641
https://twitter.com/#!/hatatomoko
ここみると結構あからさまな小沢系っぽいですけど、なにか違和感でもありましたか?

644とはずがたり:2012/07/02(月) 15:26:16
>>643
いつからですかね〜?
もう随分前になりますが,岡山5区擁立の経緯なんかから江田五月辺りと近いと思ってました。

645とはずがたり:2012/07/02(月) 15:29:22
>>643
黄川田(と平野)はhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8527でも微妙な扱いでしたね。。

646名無しさん:2012/07/02(月) 15:30:15
切り崩されたのは二人だけかな?もっと出るかな?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200532
階、辻氏は民主離党せず

 民主党の離党届提出者のうち、階猛、辻恵両衆院議員は2日午後、それぞれ記者会見し、離党しない意向を表明した。 (2012/07/02-14:55)

647名無しさん:2012/07/02(月) 15:31:23
名簿見て思い出したけど、そういや前にやっぱり
私たちは離党する→人数に入れられてたが私は離党しない
って会見して民主党に残った人いましたね。

あの時は残った方が選挙の展望あっただろうけど、今回はどうだろ?

648名無しさん:2012/07/02(月) 15:35:44
>>646を受けて人数変更。
さすがにこれ以上は減らないか。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207020139.html
小沢氏、新党表明へ 階、辻氏が残留で民主離党50人に

 民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表は2日午後、記者会見し、新党結成や次期衆院選対策について見解を表明する。小沢グループ幹部の山岡賢次副代表は離党届提出者数を52人から50人に修正した。衆院議員を40人としていたが、辻恵(大阪17区)、階猛(岩手1区)両議員が党に残る意向を示したため撤回した。参院議員12人は変わらない。

 民主党幹部は離党届に関し「日付が入っていないなどの不備があり、現時点では受理できない」と指摘、再確認を求めていた。

 首相は輿石東幹事長と会談し、離党届の扱いを含む今後の対応を話し合う。また午後の民主党役員会に出席し、増税法案の衆院採決で反対した小沢氏らの処分方針を示す。小沢氏らが新党結成を前提にしていることから除籍(除名)処分を検討する。

650とはずがたり:2012/07/02(月) 16:29:25
>>646
除名待ちなんですかねぇ??

>>649
橋下と松井で役割分担してるんですかねぇ??
橋下が理解してみせたのは大きいのでは。
橋下は第3極で自or民と連携して政策実現するみたいな現実的でちんけな戦略ではなく小沢・みんな・立ち上がれ全部取り込んで過半数取りに行って欲しい所♪

651チバQ:2012/07/02(月) 23:52:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200931
高揚感なき船出=小沢グループも分裂−民主党
 民主党の小沢一郎元代表が2日、離党届提出に踏み切った。次期衆院選をにらみ新党結成準備を加速させる構えだが、世論の期待は低く、高揚感に乏しい。離党を見送る議員も相次ぎ、民主党のみならず小沢グループも分裂した形。小沢氏の求心力低下を露呈した船出となった。
 小沢氏は2日の記者会見で「消費税増税の先行を3党合意で押し通すことは、国民から政策を選ぶ権利を奪うことだ」と述べ、民主、自民、公明3党との対決姿勢を鮮明にした。小沢氏はこれに先立ち、鳩山由紀夫元首相に電話を掛け、「お先に」と告げた。小沢氏は今後、鳩山氏らに離党を働き掛ける考えとみられる。
 一方、民主党の辻恵衆院議員は2日午後、衆院議員会館で小沢氏に会い、離党届の撤回を求めた。自らの離党届が知らないうちに、小沢氏の意向で提出されたからだ。
 小沢氏は「一任ということでいったん身を預けたんだから、けじめを付けることは政治家として必要だ」と撤回に難色を示したが、辻氏は「民主党が原点に立ち返る作業を行いたい」と訴え、離党届を取り戻した。小沢氏と同じ岩手県を選挙区とする階猛衆院議員も離党届を撤回。小沢氏側近からは「びっくりした。意味が分からない」との声も漏れた。
 離党届を提出したのは衆院38人、参院12人の計50人。小沢氏に近い森裕子参院議員は「非常に大きい数字」と胸を張ったが、小沢氏が主宰する勉強会に常時集まっていた約100人からは半減した。当初「新党予備軍」とみられた57人からも目減りした。
 小沢グループの結束が乱れた要因はさまざまだ。記者会見した階氏は「離党届を出すのであれば、改めて説明し、委任を求める段取りを踏むべきだった」と小沢氏の説明不足を指摘。消費増税法案採決を棄権した黄川田徹衆院議員は「(東日本大震災からの)復旧・復興を動かしたい。(党)外に出ると、その声が政府に伝わりにくい」と与党に残る意義を強調した。同じく棄権した石森久嗣衆院議員は栃木県庁で記者会見し、離党しない意向を説明した後、次期衆院選について「離党しても、しなくても厳しい状況は同じ」と語った。
 各種世論調査で「小沢新党」への期待は低く、地域政党も小沢氏らの離党の動きに冷ややかだ。「減税日本」を率いる河村たかし名古屋市長は、小沢氏との連携について「直ちにはない」と表明。「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事も連携の可能性を改めて否定した。小沢氏が新党を立ち上げても「孤独な闘い」となる可能性がある。(2012/07/02-21:29)

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652チバQ:2012/07/02(月) 23:53:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200448
民主の離党届提出者
 2日に民主党離党届を提出した議員は次の通り(五十音順、カッコ内は選挙区、敬称略)。
 〔衆院40人〕
 【当選14回】小沢一郎(岩手4)
 【当選5回】東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)
 【当選4回】牧義夫(愛知4)
 【当選3回】小宮山泰子(埼玉7)、鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)
 【当選2回】青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)、松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)
 【当選1回】相原史乃(比例南関東)、石井章(比例北関東)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、大山昌宏(比例東海)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海)、金子健一(比例南関東)、川島智太郎(比例東京)、菊池長右エ門(比例東北)、木村剛司(東京14)、京野公子(秋田3)、熊谷貞俊(比例近畿)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国)、瑞慶覧長敏(沖縄4)、高松和夫(比例東北)、玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)、福嶋健一郎(熊本2)、水野智彦(比例南関東)、三宅雪子(比例北関東)、村上史好(大阪6)
 〔参院12人〕
 【当選2回】主浜了(岩手)、広野允士(比例)、森裕子(新潟)
 【当選1回】佐藤公治(広島)、谷亮子(比例)、外山斎(宮崎)、友近聡朗(愛媛)、中村哲治(奈良)、はたともこ(比例)、姫井由美子(岡山)、平山幸司(青森)、藤原良信(比例)(2012/07/02-19:47)

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653チバQ:2012/07/02(月) 23:56:50
http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000m010065000c.html
民主分裂:新党結成すれば衆院では第3会派に
毎日新聞 2012年07月02日 20時49分(最終更新 07月02日 21時22分)

 離党届を提出した衆院38人と参院12人が新党を結成すれば、衆院では民主、自民に次ぐ第3会派、参院では民主、自民、公明に次ぐ第4会派となる。党首討論の質問資格を得るほか、両院ともに議院運営委員会の理事ポストを獲得できる。証人喚問の舞台となる衆参の予算委員会にも委員を出せるため、全会一致の慣例をたてに、政治資金規正法違反事件を巡る元代表の喚問要求を拒む主張もできる。

 先に民主党外で活動している小沢系議員もいる。昨年末に民主党に離党届を出した衆院議員9人(除籍処分)が新党きづなを結成。菅内閣不信任決議案に賛成して民主党を除籍処分となった松木謙公衆院議員や、政治資金規正法違反で有罪判決を受けた元代表の元秘書、石川知裕衆院議員が新党大地・真民主(衆院3人、参院2人)に参加している。衆院では今回の38人にきづなと大地を加えると50人。内閣不信任案を提出できる51人まであと1人の勢力となる。

 民主党は衆院では単独過半数を維持できるが、野党が多数を占める参院はすでに少数与党の状態にある。民主党が提出した衆院選挙制度改革関連法案は、公明党の主張する小選挙区比例代表連用制を一部導入する内容で、その審議を通じて公明党との協力関係を構築する狙いもあった。しかし、参院で12人が離党すれば、公明党の賛成を得ても法案は可決できない。野田政権はますます厳しい「ねじれ国会」対応を迫られる。【横田愛】

654チバQ:2012/07/03(火) 00:00:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000091-mai-pol
<民主分裂>離党者 多くは選挙基盤弱い「小沢チルドレン」
毎日新聞 7月2日(月)21時11分配信

 民主党に離党届を提出した衆参国会議員50人全員が、小沢一郎元代表のグループに所属する。ただ、衆参の34人が当選1回の若手で、特に元代表が擁立に関わった09年衆院選の初当選組が25人と最多を占める。「小沢チルドレン」の選挙基盤は弱く、民主党の支持率が低迷するなか、次期衆院選への危機感から、「反増税」を掲げる新党に賭けざるを得なかった。

 衆院1期の離党届提出議員のうち、13人は特に基盤の弱い比例代表選出だ。09年の前回衆院選で政権交代を実現させた民主バブルがはじけた上、消費増税法案への造反で比例名簿の上位となる可能性もほとんどない。離党届提出議員からは「民主党に残っても仕方がない」と割り切った声も上がる。

 参院1期の9人のうち谷亮子氏を除く8人は、当時の小沢代表が指揮を執り、自民党政権を参院で過半数割れに追い込んだ07年参院選で初当選した。来年夏に迫った改選への焦りも加わり、党に見切りを付けた形だ。

 一方、衆院5〜2期の中堅議員は12人。山岡賢次前国家公安委員長、東祥三前副内閣相をはじめ、旧自由党以前の時代から小沢元代表と行動をともにしてきた議員が多い。また森ゆうこ氏ら参院2期の3人も、元代表への強い「忠誠心」から従ったとみられる。

 だが新党にも展望が開けない中、離党に踏み切らなかった小沢グループ議員も目立つ。元代表に離党届を預けていた辻恵衆院議員(2期)はいったん届けが提出された後、元代表と面会し「党に残ります」と宣言した。元代表のお膝元、岩手県選出の階猛衆院議員(同)も、「私の了承なく提出され無効だ」と記者会見で離党届を事実上撤回した。

 東日本大震災で家族らを失った岩手県選出の黄川田徹衆院議員(4期)は離党に同調せず、「被災地では『また政局か』と理解されていない面がある」と批判した。【松尾良】

655チバQ:2012/07/03(火) 00:24:01
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8649
(消費税増税法案に反対欠席棄権した議員)−(共産・社民・みんな)を県別に並び替え

から


■離党者
【北海道】
  *石川知裕(北海道11:大地)松木謙公(北海道12:大地)浅野貴博(比例:大地)

【東北】9
横山北斗(青森1)中野渡詔子(青森2)
畑浩治(岩手2)小沢一郎(岩手4)菊池長右エ門(比例下位)
  *斎藤恭紀(宮城2:きづな)
京野公子(秋田3)高松下位(比例東北)
石原洋三郎(福島1)太田和美(福島2)

【北関東】
石井章(比例下位)
山岡賢次(栃木4)
三宅雪子(群馬4)
  *中島政希(比例下位:無所属)
小宮山泰子(埼玉7)松崎哲久(埼玉10)

【南関東】
黒田雄(千葉2)岡島一正(千葉3)金子健一(千葉11)水野智彦(比例下位)
  *内山晃(千葉7:きづな)中後淳(千葉12:きづな)石田三示(比例下位:きづな)
岡本英子(神奈川3)樋高剛(神奈川18)相原史乃(比例下位)

【東京】
青木愛(東京12)木村剛司(東京14)東祥三(東京15)
川島智太郎(比例下位)
  *渡辺浩一郎(比例下位:きづな)
  *木内孝胤(東京9:無所属)、平山泰朗(東京13:無所属→国民新へ)
   横粂勝仁(神奈川11→東京18へ:無所属)、与謝野馨(東京1:無所属:欠)

【東海】
笠原多見子(比例下位)
  *小林正枝(比例下位:きづな)
牧義夫(愛知4)鈴木克昌(愛知14)大山昌宏(比例下位)
  *三輪信昭(比例下位:きづな)
  *佐藤夕子(愛知1:無所属)

【近畿】
萩原仁(大阪2)村上史好(大阪6)大谷啓(大阪15)
熊谷貞俊(比例近畿)
  *渡辺義彦(比例下位:きづな)豊田潤多郎(比例下位:きづな)
  *田中康夫(兵庫8:新党日本)

【中国】
菅川洋(広島1)
  *亀井静香(広島6:無所属)

【九州沖縄】
古賀敬章(福岡4)
  *鳩山邦夫(福岡6:無所属)
福嶋健一郎(熊本2)
玉城デニー(沖縄3)瑞慶覧長敏(沖縄4)


■離党しない
【北海道】
鳩山由紀夫(北海道9)山岡達丸(比例下位:欠)

【東北】
階猛(岩手1)黄川田徹(岩手3:欠)
橋本清仁(宮城3:欠)石山敬貴(宮城4)

【北関東】
福島伸享(茨城1)小泉俊明(茨城3)柳田和己(比例7区:欠)
石森久嗣(栃木1:欠)福田昭夫(栃木2:欠)
宮崎岳志(群馬1:欠)石関貴史(群馬2:欠)

【南関東】
橘秀徳(神奈川13)
小沢鋭仁(山梨1:欠)

【東京】
初鹿明博(東京16)
小林興起(比例下位)中津川博郷(比例下位)

【北陸信越】
村井宗明(富山1:欠)
篠原孝(長野1:欠)羽田孜(長野3:欠)加藤学(長野5)

【東海】
橋本勉(岐阜2)

【近畿】
熊田篤嗣(大阪1)辻恵(大阪17)中川治(大阪18)
梶原康弘(兵庫5:欠)
玉置公良(和歌山3:欠)

【中国】
空本誠喜(広島4:欠)

【九州沖縄】
原口一博(佐賀1:欠)
福田衣里子(長崎2)山田正彦(長崎3)
松野頼久(熊本1)
川内博史(鹿児島1)


■その他
平智之(京都1)は原発再稼働反対で離党表明済

656チバQ:2012/07/03(火) 00:39:33
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8592
25日夜、都内のホテルで開いた会合の出席者
から離党する・しないを選別
→へたれは4人

■離党
小沢一郎(岩手4)
東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)
牧義夫(愛知4)鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)
青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)
松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)
相原史乃(比例南関東)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、
大山昌宏(比例東海)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海)、
金子健一(比例南関東)、川島智太郎(比例東京)、木村剛司(東京14)、
熊谷貞俊(比例近畿)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国)、高松和夫(比例東北)、
玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)
福嶋健一郎(熊本2)、水野智彦(比例南関東)、村上史好(大阪6)


■離党しない
階猛(岩手1)、辻恵(大阪17)、加藤学(長野5)、橘秀徳(神奈川13)、

657チバQ:2012/07/03(火) 00:48:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120702/gnm12070222350007-n1.htm
三宅議員も同調 小沢氏離党届今年2人目、民主県連困惑
2012.7.2 22:33

三宅雪子氏
 民主党の小沢一郎元代表ら衆参両院議員50人が離党届を提出した2日、群馬県内からは小沢氏側近の三宅雪子衆院議員(比例代表・北関東)が小沢氏と行動を共にするなど、民主県連の分裂も決定的となった。県連では今年1月、会長代行を務めていた中島政希衆院議員(無所属、比例代表・北関東)が離党したばかり。三宅氏の離党により、党県連の弱体化は必至で、次期衆院選に向けた戦略の練り直しも迫られそうだ。

 三宅氏から電話で離党の連絡を受けた県連会長の桑原功衆院議員(比例代表・北関東)は、「政治家として決断したことで、尊重するしかない」と強調。ただ、「(中島氏に次いで)2人目だから…。(県連が)今後どうなるか予測できない」と困惑した様子もにじませた。

 また、衆院採決を欠席した石関貴史衆院議員(群馬2区)は、党内の大量離党について「筋を通した方々が離党ということになれば、大変残念なことだ」とコメントした。

 一方、消費税増税法案に反対票を投じた小沢氏らについて、県民の間では賛否が分かれた。前橋市の50代の女性は、「小沢氏にはいろんな疑惑があるが、消費税増税には反対だ」と述べ、小沢氏らの離党に一定の理解を示した。

 これに対し、高崎市の60代の男性は、小沢氏について「まさに壊し屋。こんなことを続けても、誰も付いていかないのではないか」と疑問を呈した。

658チバQ:2012/07/03(火) 00:48:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120702/chb12070221340001-n1.htm
4人離党 対立候補選定急ぐ 県連「空席許されぬ」 千葉
2012.7.2 21:35 (1/2ページ)
 消費税増税問題をめぐり民主党の小沢一郎元代表ら50人が2日、離党届を提出した。うち4人は千葉県連の所属議員で、新党結成を視野にそれぞれの地元で支持者に考えを説明するなど足場固めに奔走している。一方、県連は、次期衆院選に向け、離党議員の代わりとなる新しい候補を擁立する構えだ。

 県連所属だったが離党届を提出したのは、黒田雄氏(千葉2区)▽岡島一正氏(同3区)▽金子健一氏(比例南関東)▽水野智彦氏(同)の4人。

 岡島氏は先週から、地元・市原市などの駅頭でビラ配りを行ったほか、支持者に「消費税増税の前にやるべきことがある」と電話での個別説明を実施。金子氏も先週末に、支持基盤を持つ11区であいさつ回りを行った。黒田氏は先月30日に緊急集会を開いたり、自転車で選挙区内を巡ったりして、増税反対を訴え「この姿勢を貫く」と強調した。

 岡島事務所は「有権者の反応としては賛否両論があったが、『頑張って』との声も多かった」と強調。だが、黒田氏は集会時の質疑応答の場面について、報道陣の取材を断るなど、ぴりぴりした様子だった。

 県連では昨年12月、次期衆院選で7、12区から出馬予定だった議員が離党。今回の離党により、11区から立つ予定だった金子氏も含め、計5つの小選挙区が空白になる。また、黒田氏は代表代行、岡島氏は選対委員長、金子氏は副代表でもあり、次期総選挙を控え、こうした要職が空席になってしまう県連は、まさに“非常事態”にある。

 県連幹部は「分裂は非常に残念」とした上で、「空席(空白区)は許されない」とし、13日の県連総支部長・幹事会合同会議で対応を協議する方針。早急に候補予定者の選定に取りかかるが、各地の組織立て直しも必要で難航しそうだ。

659チバQ:2012/07/03(火) 00:49:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120702/kng12070221140008-n1.htm
衆院議員3氏が離党届 県連「空白区の人選急ぐ」 神奈川
2012.7.2 21:14 (1/2ページ)
 民主党の小沢一郎元代表らが離党届を提出した2日、同党神奈川県連所属の国会議員では樋高剛(神奈川18区)、岡本英子(3区)、相原史乃(比例南関東)の衆院議員3氏が離党届を出した。3氏と同様に消費税増税法案に反対票を投じた橘秀徳衆院議員(13区)は離党を否定した。民主党県連は次期衆院選に向け、離党により空白が生じる小選挙区の候補者選定を急ぐ方針を示した。

 同日午前、横浜市中区の県連事務所で開かれた常任幹事会では、離党届を出した3氏が欠席した。終了後、記者団の取材に応じた県連幹事長の谷田部孝一横浜市議によると、出席した橘氏は反対票を投じたことについて、「迷惑をかけたのでおわびしたい。党の処分を待つ」などと謝罪した。出席者の1人から「離党する気はないか」との質問が出され、橘氏は「ない」と答えたという。

 今後の対応について、谷田部幹事長は「(次期衆院選の公認候補予定者が決まっていない)11区も含め、政権与党として空白区をつくらない方針。国会議員が離党した小選挙区については早急に人選を進める」と話した。

 小沢氏らの離党届提出を受け、自民党県連幹事長の竹内英明県議は県内への影響について、「有権者は小沢さんに見向きもしないだろう」と分析する一方、県内小選挙区で次期衆院選の候補者擁立を進めるみんなの党などが増税に反対した点を指摘。「社会保障制度改革の中身を明確にしない3党合意ではいいも悪いも判断できず、増税に賛成した民主、自民にはバッシングがある」と、自民党にとって厳しい見通しを示した。

 公明党県本部代表の上田勇前衆院議員(6区)は「党首が政治生命をかけ、民自公で3党合意された法案の採決は重い。造反者への処分をぐずぐずせず、党執行部が早く除名処分を下すべきだった」と、民主党の対応を批判。「民主党はマニフェストを撤回しており、政権与党としての体もなしていない」と述べ、早期に解散総選挙をすべきだとの考えを示した。

660チバQ:2012/07/03(火) 00:49:56
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120702/tky12070219590015-n1.htm
【民主分裂】
同調議員の地元は「支持」「静観」 東京 
2012.7.2 20:00
 民主党の小沢一郎元代表ら衆参両議員50人が離党届を提出し、東京都内選出者では衆院の青木愛氏(12区)、木村剛史氏(14区)、東祥三氏(15区)、川島智太郎氏(比例)の4人が離党した。

 東氏の地元、江東区の区議会民主党幹事長、徳永雅博区議は「納得している」と語り、判断を支持した。

 徳永氏は東氏の公設秘書を長く務めた経験から「政財官の昔の悪しき構造が残った。民主党政権になって本来変わるべきことが変わらず、東氏には受け入れ難いだろう。離党は信念の表れ」と語り、今回の消費税増税関連法案だけでなく、一連の行財政改革などへの不満によるものとした。

 青木氏の地元、足立区の長谷川貴子区議は「国政は国政。私は区民のために区をよくしていきたいという使命感のもとで地道にこつこつと活動している」と、政局の混乱に対しては静観する姿勢を示した。

 民主党都連によると、小沢氏らに同調しての離党は同日現在ではなかったという。ある支部関係者は「地方議員は都民、区民の暮らしを考えて判断する。しばらく様子をみたい」と述べ、直ちに離党する動きは否定している。

661チバQ:2012/07/03(火) 00:50:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000087-mai-pol
<民主分裂>小沢元代表離党 地元の岩手県連も分裂必至
毎日新聞 7月2日(月)20時56分配信

 小沢一郎民主党元代表の地元・岩手県では元代表らの離党届提出を受け、同党県連の分裂が不可避な情勢となった。1日には元代表が自ら地元入りして引き締めを図ったが、同県内の衆院議員5人(小選挙区4、比例1)の対応は離党3、残留2に割れた。

 「事態がどう動いても県連は一枚岩でお願いしたい」。離党届を出した民主党県連代表代行の菊池長右エ門衆院議員(比例東北ブロック)は2日午前、同党会派の全県議を前に結束を呼びかけた。しかし小選挙区での離党届は小沢元代表(岩手4区)と畑浩治衆院議員(岩手2区)だけ。畑氏は週末に地元で「民主に残って次の選挙を戦うのもつらいが、出ても展望があるかと言われれば、進むも地獄、引くも地獄だ」と漏らし、最終的には「小沢先生の判断を了としたい」と離党を決めた。

 国会議員の足並みの乱れは、県議団にも波及。小沢元代表の出身地である奥州市選出の及川幸子県議は「小沢先生についていくのが筋」と離党を明言。一方、連合が支持母体の高橋元県議は「民主党に残ってマニフェストの実現を目指したい」と述べた。ある県議は「親小沢派、反小沢派の県議の間で切り崩しが始まる」と離党を機に県連内の分裂が加速するとみている。【宮崎隆、金寿英】

662チバQ:2012/07/03(火) 00:54:08
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207030038.html
'12/7/3
中国地方選出議員は3人離党
 民主党の小沢一郎元代表とともに2日、離党届を提出した中国地方選出の菅川洋(比例中国)、佐藤公治(参院広島)、姫井由美子(同岡山)の3氏。いずれも消費税増税方針に異を唱え、「変わったのは党の方だ」などと正当性を訴えた。党内外には冷ややかな反応もあった。

 先月26日の衆院本会議で消費税増税法案に反対票を投じた菅川氏。その時点では「離党は考えてない」としながらも、小沢氏の支持グループの会合に出席し、対応を「一任」していた。

 この日、反対理由の説明に地盤である広島市内の支援者を回っていた最中に、自らの離党届が山岡賢次副代表により出されたのを秘書からの連絡で知った。「デフレ下で消費税を増税すべきでない。政権交代を掲げて闘った仲間が割れるのは残念だが、国民との約束を今の党で守るのは難しい」と訴えた。

 小沢氏に近い佐藤氏は離党表明した議員らと国会内で会合を重ねた。「今の民主党の方向は政権交代で訴えたことと大きくかけ離れ、詐欺と言われても仕方ない状況だ。これ以上、党にとどまれない」とだけ答えた。

 姫井氏は離党届の提出直前に離党を決断した。「国民の生活が第一という初心に立ち返る。ずれてきたのは党の方だ」と強調。党岡山県連が次の参院選の公認を見送った点も一因に挙げた。

663チバQ:2012/07/03(火) 00:59:14
http://www.asahi.com/politics/update/0702/TKY201207020595.html
2012年7月2日23時57分
小沢新党、内閣不信任案は提出できず 問責なら可能
 小沢グループで離党届を出した衆院議員38人で新会派をつくっても、内閣不信任決議案を提出できる51人には届かない。小沢氏に近い新党きづな(9人)や、新党大地・真民主(3人)と連携する手もあるが、それでも50人にとどまる。

 このままでは政権を揺さぶれないが、無所属で消費増税関連法案に反対した亀井静香氏や田中康夫氏に協力を求める選択肢はある。

 一方、離党届を出した参院議員12人が新会派をつくれば、首相や閣僚への問責決議案を提出できる11人を超える。ただ、小会派が問責決議案を出しても、野党でより大きい勢力の自民、公明両党と調整がつかないと本会議で採決されることもない。みんなの党は6月20日に野田佳彦首相への問責決議案を出したが、放置されたままだ。自公両党とも消費増税関連法案の審議を優先しており、小沢新党との連携の是非は法案成立後の課題となる。

664チバQ:2012/07/03(火) 01:01:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000098-mai-pol
<民主分裂>増税反対も小沢元代表支持せず 街の声
毎日新聞 7月2日(月)21時57分配信


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民主党離党に関する声明発表後、記者の質問に答える小沢一郎元代表(中央奥)=東京都千代田区の衆院第1議員会館で2012年7月2日午後6時12分、藤井太郎撮影

 消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表らが、離党を表明した。毎日新聞が6月末に実施した世論調査によれば、増税法案の今国会成立を「望まない」は63%だったが、小沢元代表の行動を「支持しない」も71%を占めた。「増税に反対。でも小沢さんは支持しない」理由とは。各地の有権者に聞いた。【深津誠、松本尚也、坂本太郎、小林洋子、浅野孝仁】

 ◇「身勝手」「票集めだ」の批判

 秋田市の不動産・建設業、川村光男さん(52)は消費増税に「客に『消費税分をまけてほしい』と言われてサービスしなければ、物件が売れなくなるのでは」と懸念するが、小沢元代表らの離党には不信感をあらわにする。「かつて小沢さんは著書などで、消費税を上げなければ社会保障は成り立たないと主張していた。今は国民のために消費増税反対というが、本当に国民のためと思っているのか。気に入らないことがあれば党を割るようで、自己中心的だ」

 水戸市の会社員、国谷敏史さん(36)は消費増税に「負担だけ増えるのは納得いかない」と感じているが、小沢元代表らの離党にも「人気取りや票集めにしか見えない」と話す。

 横浜市中区の馬車道商店街協同組合理事長、六川(ろくかわ)勝仁さん(62)も「増税反対を主張していること自体は同調する部分もあるが、選挙のためという臭いがプンプンしている。これまでも小沢元代表には、改革への期待を裏切られてきたという思いが強い」と批判した。

 子牛繁殖と果樹生産が原発事故で打撃を受けた福島市の伊藤芳信さん(62)は「(小沢元代表らは)離党してから反対すべきだった」と言う。自分の田の稲や干し草が放射線に汚染されたため牛の飼料に使えず、4月から海外製飼料を買い始めた。増税で飼料代や農薬代などの出費がかさみそうだが、小沢元代表らの動きにも「政権を取って3年間できなかったマニフェストを実現できるとは思えない」と冷ややかだ。

 3年前の総選挙で民主党に投票したという東京都中央区のインテリア店経営、小林正太郎さん(75)は「それぞれ意見があるだろうが、100%納得しなくても党で決めたことには理解を示してほしい。東日本大震災もあり、3年前と問題意識も変わっている。マニフェストをすべて守る必要はない」と話した。

 ◇「発言ぶれていない」小沢元代表評価の声も

 一方で、小沢元代表らの離党表明を支持する声も聞かれた。

 「『公約違反』の訴えを貫いた」と評価するのは、福島県川内村から郡山市の仮設住宅に避難している建設業の猪狩慶さん(44)。村内の汚染土を仮置き場に運ぶ仕事を国から請け負うが、こうした仕事はいずれ減り、増税が実施されるころは事故前と同じ個人住宅の建設が主な仕事になりそうだ。「メーカー間で『増税分だけ値下げ』と価格競争になりかねない。民主党は分裂してまでマニフェストに無い増税をするなんて、だまされたようなものだ」

 3年前の衆院選で民主党に投票したという水戸市のビル経営、長谷川実さん(72)は「不景気が続き、最低でも生活に直結する食べ物の消費税率は据え置くべきだ。小沢さんだけが(マニフェストを)守ろうとしている。間違ったことはしていない」と話した。

 秋田市の会社役員、利部(かがぶ)敬次さん(73)は「こういう時こそ剛腕が必要。これは命をかけてやるという姿勢を見せてほしい」。岩手県奥州市の無職、佐々木サツノさん(73)は「最近の小沢さんは敵も多くて大変そうだが、発言はぶれていないと思うし、市民の生活を考えてくれている」と期待を込めた。

665チバQ:2012/07/03(火) 01:03:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/stt12070300320002-n1.htm
強気の小沢氏、内実は「窮鼠猫を噛む」… 2人かけ目算崩れ  
2012.7.3 00:30 (1/3ページ)

会見をする小沢元代表 =2日午後、衆議院第一議員会館(大西正純撮影)
 「民主、自民、公明という三大政党が官僚の言うがままに消費税増税の先行で合意し、押し通すことは国民から政策を選ぶ権利を奪うことであり、民主主義を根底から否定する行為であります」

 2日夕の衆院議員会館の会議室。民主党の小沢一郎元代表は報道陣を前に用意してきたA4ペーパーを淡々と読み上げた。東祥三元内閣府副大臣や三宅雪子衆院議員らが背後で小沢氏の言葉の一つ一つをうなずきながら聞き入ったが、新党結成への熱気は今ひとつ感じられない。

 小沢氏が新党を結成するのはこれで4回目。平成5年6月、宮沢喜一内閣への不信任決議案に賛成して自民党を離党し、衆参44人で新生党を結成したのが始まりだった。規模こそは今回の方が大きいが、内実はかなり見劣りする。

 新生党結成時の衆院議員は36人だったが、経世会(竹下派)の主力メンバーがずらり。5年7月の衆院選を経て55人に躍進した。

 今回離党届を提出した50人のうち衆院議員は38人いるが、このうち先の衆院選で選挙区から当選したのは25人にすぎず、12人は選挙基盤の弱い1回生議員。比例復活で当選した議員が4人、選挙区を持たない単独比例選出の議員も9人いる。新党への世論の期待も薄いだけに、このままでは次期衆院選で雲散霧消しかねない。


× × ×


 「鉄の結束」も今は昔。離党届提出直後から早くもほころびが出た。

 離党者を代表して山岡賢次副代表が2日昼過ぎに、輿石東幹事長に提出した衆院議員の離党届は40人分。これは小沢氏が6月21日夜に都内のホテルで個別面談し、署名させたものだ。

 ところが、辻恵衆院議員は自分が知らぬ間に離党届が提出されたことに驚き、衆院議員会館の小沢氏の事務所に駆け込み、離党撤回を嘆願した。

 「いったん身を預けたんだからけじめをきちっとつけることは政治家として必要なことじゃないのか!」

 小沢氏は激怒したが、辻氏は断固として離党を拒否。結局、小沢氏も離党届を返すしかなかった。

 もっと手痛いのは「小沢王国」といわれる地元・岩手の手勢まで小沢氏の意向に逆らい始めたことだ。

 岩手1区選出の階猛元総務政務官は「離党届を第三者が出しても委任状がなければ無効だ。現段階で離党の意思はない」と弁護士らしく法律知識を駆使して離党を拒んだ。岩手3区選出の黄川田徹元総務副大臣も小沢氏に「この場で署名しろ!」と迫られながら「与党議員として復興に携わる」と譲らなかった。


× × ×


 離党に踏み切るにあたり、小沢氏は「衆院議員40人」を目安にしたとみられる。「小沢別動隊」といわれる新党きづな(9人)、新党大地・真民主(3人)を足すと計52人になり、内閣不信任決議案提出に必要な51人を超えるからだ。

 結局、離党届を提出した衆院議員は38人。小沢氏のシナリオは早くも崩れた。

 とはいえ、離党表明後の小沢氏は意気揚々だった。鳩山由紀夫元首相には電話で「お先に!」。夜は参院の離党組約10人を都内の日本料理屋に誘い、「必ず民意を得て政権党に復帰するぞ。国民の声は必ず私たちを後押ししてくれる」と笑顔で語った。

 「オリーブの木みたいな形でやろうと思ってる。いろんな連携が必要だ…」

 こうも漏らした。オリーブの木とは1996年にプローディ政権を誕生させたイタリアの中道左派連合を指す。これまで説き続けた「政権交代可能な二大政党政治」は一体どこへ消えてしまったのか−。

666チバQ:2012/07/03(火) 01:04:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/stt12070223580033-n1.htm
9年目の離党 小沢ガールズ「野党でも支持」 政治不信も
2012.7.2 23:54 (1/2ページ)

谷亮子参院議員
 消費増税の議論をめぐり、民主党が2日、割れた。小沢一郎元代表(70)が合流して9年目。小沢氏はついに飛び出した。“小沢ガールズ”らは「野党になってもついて行く」と表明するが、小沢氏の地元、岩手県など被災地では「政局ばかり」「嫌気がさす」と政治不信の声が渦巻いた。

 平成22年の参院選で集票の「金看板」となった柔道女子五輪金メダリスト、谷亮子参院議員(36)。離党届提出後、「小沢先生がどうこうでなく、私の判断で決めた」と述べた。

 三宅雪子衆院議員(47)は議員事務所で記者会見。新党について「作るのなら賛同する。野党の立場で民主党を変えたい」と意気込んだ。三宅氏によると、小沢氏は朝からリラックスした様子。三宅氏に体重が増えたのではないかと指摘し、「1キロ千票だからな」と持ち前のジョークを披露する余裕もあったという。陸山会事件については「1審は無罪。控訴されたが形式的で、影響はまったくない」と言い切った。

 「福島にお嫁に来ました」を合言葉に活動してきた太田和美衆院議員(32)の地元、福島県の県議の一人は「本人から何の説明もない」と突然の「離縁状」にやりきれない様子。民主党県連の宗方保幹事長は「離党となれば個人的友情は度外視する」と述べ、対立候補の擁立を進める考えを示した。民主党東京都連にも青木愛衆院議員(46)らからの連絡は一切なし。「普通はあってしかるべきだ。軽く見られているのか」とぼやいた。

 いったんは「離党」と報じられた辻恵衆院議員(64)の地元事務所(堺市)は「テレビを見ていたら、テロップが流れて驚いた」と“寝耳に水”状態。支持者の問い合わせに「離党はしない」と繰り返し、火消しに追われた。

 比例近畿の熊谷貞俊衆院議員(67)の大阪市の事務所。有権者から電話が数本あったのみで関心は薄い。男性秘書は「特に賛成、反対という意見もなく、静かな状況です」。

 一方、前原誠司グループの中堅議員は「どうせ分かり合えないんだから、この際、大掃除した方がいい」。小沢氏の高齢をあげ、「ついて行っても未来はないのに」と突き放した。

667チバQ:2012/07/03(火) 01:05:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/stt12070217420022-n1.htm
「新党合流は白紙」 離党届の友近参院議員
2012.7.2 17:42 [民主党]
 民主党に離党届を提出した友近聡朗参院議員(愛媛選挙区)は2日、松山市で記者会見し、小沢一郎元代表が結成する見通しの新党について「選択肢の一つ。合流する可能性もあるが、今は白紙だ」と述べ、当面、無所属で活動する意向を表明した。

 愛媛県内の地方議員でつくる、愛媛維新の会、松山維新の会との連携は「政策で共感できる部分もあるが、今は考えていない」と否定した。

 離党届のきっかけになった消費税増税法案については「増税が必要だというのは共通認識だが、選挙で国民の信を問うべきで、プロセスに問題がある」と指摘、参院採決では反対する考えを明らかにした。

668チバQ:2012/07/03(火) 21:47:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120702-OYT8T01351.htm
県関係議員離党届「3」…民主県連の分裂決定的


 民主党の小沢一郎元代表グループの離党届提出に本県からも横山北斗、中野渡詔子両衆院議員と平山幸司参院議員の3人が名を連ねたことで、県連の分裂は決定的となった。小沢新党入りを表明する議員もおり、次期衆院選に向け、新党が結成されれば県内でどれだけの支持を得られるか、弱体化した民主党が挽回できるか。情勢は混沌(こんとん)としてきた。

 「小沢さんが新党をつくれば、新党に入ります」。離党届の提出後、中野渡氏は十和田市の事務所で明言した。6月19日、社会保障・税一体改革関連法案について話し合った党政策調査会合同会議が、前原政調会長への「一任」で打ち切られた時に離党を決意。1日に後援会幹部に伝えたという。

 以前から離党の意向を明らかにしていた横山氏は「消費増税について改めるように、小沢先生も頑張ってくれた。もう限界だった」と淡々と語った。離党届について支持者に説明していないが、支持者の多くが増税反対といい、理解は得られるとしている。

 「小沢一郎政治塾」出身の平山氏は「ここ数年の民主党の政権運営はしっかりとした説明もなく、国民の生活が第一という原点を葬り去った。自分自身は国民の期待にあくまでも応えていく信念で行動した」と話す。新党入りについては「同じ仲間がいれば相談したい」と述べるにとどめた。

 県連代表の田名部匡代衆院議員は離党届について「政権交代に向けてみんなで歩み、良い社会をつくっていこうと力を合わせて戦ってきた同志なので非常に残念」と話す。横山、平山両氏からは2日に離党に関する報告があったという。

 田名部氏は同日、都内の議員会館で県連幹事長の松尾和彦県議と今後の対応などについて会談。支持者から県議らに不安の声が寄せられており、県連は近く常任幹事会などを開き、離党届が受理された場合の空白区の扱いや今後の体制などを話し合う方針だ。

 小沢氏は2日の記者会見で「明日、明後日中にも新党結成についてみんなの合意を得たい」と述べた。中野渡氏は「この勢いのまま行きたい」と新党にくら替えしての早期解散を望むが、小沢氏は反消費増税とともに、「脱原発」を新党の柱にすることを検討している。消費増税反対に賛同する3氏だが、原発や核燃サイクル施設が集中する本県で、新党の旗印が脱原発となれば厳しい選択を迫られそうだ。

 一方、ライバルの自壊に自民党は勢いづく。県連会長の木村太郎衆院議員は「民主党は政権交代だけを目的にした体質であることが明らかになった。分裂はなるべくして起きた」と批判。県議会党会派議員総会長の滝沢求県議は「民主党に政権担当能力がないということだ」と強調した。

(2012年7月3日 読売新聞)

669チバQ:2012/07/03(火) 21:48:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120702-OYT8T01317.htm
離党届「5」残留「3」…民主県連分裂

離党届提出は「無効」と強調する階猛衆院議員(2日、衆議院第二議員会館で) 民主党県連の分裂が決定的となった。2日に離党届を提出した県関係の同党国会議員は、小沢一郎元代表をはじめ5人。3人が残留を決めた。「小沢新党」への合流に前向きな同党県議が多いものの、連合系の県議らは合流を否定しており、分裂は避けられない情勢だ。

◇階氏、小沢新党への合流に含み

 県関係の国会議員8人のうち、階猛(1区)、黄川田徹(3区)の両衆院議員、参院議員の平野達男復興相(岩手選挙区)の3人は党に残留する道を選んだ。結果的に小沢氏と袂を分かつことになったが、それぞれの後援会に熱心な小沢氏の支持者を抱えており、自身の選挙への不安は隠せない。

 当初、離党届に名前が含まれていた階氏は2日午後、国会内で記者会見し、離党しない意向を表明。階氏は「(離党届が)私の了解なく出されており、無効だ」と述べ、党に撤回を申し入れて、了承されたことを明らかにした。



残留までの経緯について語る黄川田徹衆院議員(2日、衆議院第二議員会館で) 階氏によると、先月、都内のホテルで小沢氏を支持するグループの会合で、小沢氏から「何が起きるか分からないから、いざという時のために預けておいてくれ」と言われ、離党届に母印を押したという。

 今後、階氏は小沢氏の説得を受けても離党はないとしたが、次期衆院選に危機感を募らせる。階氏は「完全に仲たがいしたとは思っていない。これから修復して一緒に行動することは、先々あると思っている。これですべてが終わったとは思っていない」とも語り、「小沢新党」に合流する可能性に含みを残した。

 黄川田氏も2日午後、国会内で記者会見し「離党した大義や将来の方向性も見えない。与党で復旧復興を進めたいとの思いが強くある」と残留の理由を述べた。

 ただ、黄川田氏の選挙区に中選挙区時代からの熱心な小沢氏の支持者も多い。ある後援会幹部は「私は『小沢党』。(黄川田氏が)そういう道を選んだのだから、後は好きなようにやったらいい」と突き放した。

 小沢氏と距離があった平野氏は2日、「階氏や黄川田氏など、岩手県で志を同じくする国会議員、県議と連携を取りながら、民主党議員として復旧復興に携わっていきたい」と述べ、党に残留する議員と協調していく考えを示した。

 党県連は小沢氏が務めていた代表などの役員人事、空席となる2、4区の候補者選定を進めることになるが、残った3人は「一枚岩」とは言い切れず、県連再建の道のりは険しい状況だ。

670チバQ:2012/07/03(火) 21:48:29
◇連合系県議、新党合流せず

 民主党の小沢一郎元代表が離党表明し、新党結成に向けて動き出したことで、同党の県議23人は多くが同調する見通しだ。ただ、同党の有力な支持団体「連合」系議員を中心に党残留を明言する議員もおり、分裂は必至。態度を決めかねている県議には、県連幹部が新党参加へ説得を強めると見られる。

 同党県連代表代行の菊池長右ェ門衆院議員(比例東北)は2日、県議会棟で、県議にこれまでの経緯を説明。「国政、県政ともに流動的だが、どう動いた場合もぜひ一枚岩で行きたい」と述べ、一致結束して行動するよう呼びかけた。

 ただ、新党への合流について、県連幹部や小沢氏の地元・奥州市の県議たちは前向きだが、連合系の県議たちは否定している。

 盛岡選挙区の軽石義則氏は「連合の方針が変わらない限り民主党に残る」と明言。北上選挙区の高橋元氏も「連合が『新党に行け』ということはないだろう。民主党でやる」と話した。連合系以外の一部県議からも「小沢さんへの同調は100%ない」との声が上がった。

 態度を決めかねている議員も多く、沿岸部のある県議は「支持者と相談しないと決められない」と述べた。

 県議会で同党会派が分裂した場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)と拮抗(きっこう)する可能性もある。このため、党は分裂しても、統一会派の結成に期待する声もある。内陸部のある県議は「同じ方向に向かってきた仲間。一緒になって行動することもある」と話した。

◇民意の受け皿、大変いいこと…知事が歓迎

 達増知事は2日、県庁で取材に応じ、小沢氏の離党表明を、「民意の受け皿になる政党ができるのは大変いいこと」と歓迎。民主党籍を持つ自身の今後について、「小沢氏と日本を改革しようとやってきた。今まで以上に一緒にやっていきたい」と述べ、「小沢新党」に参加する意向を示唆した。

◇国民の理解得られる…小沢氏後援会

 小沢一郎後援会水沢連合会の小野寺伝会長(80)は2日、奥州市内で記者会見し、小沢氏の離党表明について、「(消費増税に)反対の立場を貫いた小沢先生の行動に国民からも理解を得られると思う。何回党を作り、立て直しても、国民のための政治という初心は貫いてほしい」と語った。

(2012年7月3日 読売新聞)

671チバQ:2012/07/03(火) 21:48:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120702-OYT8T01270.htm
京野、高松議員が離党届 民主県連分裂


 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案が衆議院本会議で可決されたことを受け、民主党の小沢一郎元代表のグループに所属する国会議員50人が2日、離党届を提出し、民主党は分裂した。県関係の同党衆院議員4人のうち、同グループの京野公子氏(秋田3区)と、高松和夫氏(比例東北ブロック)が提出者に名を連ねた。

 京野氏は同日、読売新聞の取材に応じ、「最後は離党という形でけじめをつけなくてはいけない。昨夜、大飯原発の再稼働を目の当たりにし、『国民の生活が第一』と言って政権交代した民主党とは、全く違う党になっていると感じて決意した」と話した。

 また、昨年11月に環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を巡り、党内の意見が分かれた際も離党を考えたと振り返り、「自分一人でも離党届を出すつもりだった。もう、ここまでくると我慢はできない」と語気を強めた。

 民主党県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)は書面で取材に応じ、県連副代表を務める京野、高松両氏の処遇について、「事実関係について情報収集した上で、代表代行、幹事長と協議して決めたい」と述べるにとどめた。

 一方、野田首相は同日夕、造反議員の処分を「なるべく早く提案したい」と語った。京野氏は「もう離党しているので関係ない」と前置きした上で、「正式な手続きを取らずに3党合意を進め、増税だけは一緒にやろうという野田首相と側近こそ処分されるべき。我々を処分するなんて非常に非常識」と批判した。

 川口博氏(秋田2区)は「一般的には信賞必罰」との考えを示した一方で、「今回は民主党にも責任がある。政策中心に求心力を磨き上げる力が未熟だった点は反省すべき」と党の政策決定過程の課題を指摘。寺田学氏(秋田1区)は書面で「政府の一員ゆえ、コメントは差し控えたい」とした。

 小沢元代表は同日夕、「新党立ち上げも視野に入れる」としたが、京野氏は「私はTPPに非常にこだわりがある。(新党の)TPPに関するスタンスが自分の納得いく形か確認することが先」として、新党のTPPに対する方針を見極めて結論を出すとした。

 「新党をつくっては壊す」と指摘される小沢元代表について、寺田氏は「偉大な政治家。ただ、政治的な行動が多いのが残念」との見解を示した。

(2012年7月3日 読売新聞)

672チバQ:2012/07/03(火) 21:49:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120703-OYT8T00134.htm
民主分裂、都議・区議「静観」の構え


 「国会と地方議会は別。今のところ同調する考えはない」。2日に提出された民主党議員の離党届には、都選出の国会議員も名を連ねた。次期衆院選をにらみ、小沢一郎元代表のグループは新党結成を目指すが、地元の都議や区議は「静観」の構え。「『反増税』で勝てるほど、選挙は単純じゃない」と冷ややかな声も出ている。

 東祥三議員(15区)の地元・江東区の甚野謙区議(民主)は「個人の信念の下での政治活動なので、特にコメントはない」と突き放す。「国会と区議会では、動きは別。(私は)区議会の中で活動していく」と同調しない意向だ。

 東議員の公設秘書を務めたことのある徳永雅博区議は「国会議員であれば同調するが、私は一地方議員。離党する可能性はあるが、区議として最上の策を考える」と述べるにとどまった。

 次期衆院選をにらんで小沢グループは「反増税」「反原発」を掲げるが、木村剛司議員(14区)の地元、小沢昌也都議(民主)は「選挙はそんなに単純じゃない。それだけでは票にはつながらない」と語る。同じく離党届を提出した青木愛議員(12区)の地元区議も「国政選挙となると、反増税、反原発だけではなく、様々な要素が絡んでくる」と冷静に見ている。

 党分裂の影響が来年の都議選に及ぶ懸念もある。都議会民主党の酒井大史政調会長は「『勘弁してよ』という感じ。ただ、現実路線に転換した民主党は、少なくとも小沢さんよりは理解を得られる」と話している。

(2012年7月3日 読売新聞)

673チバQ:2012/07/03(火) 21:49:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120703-OYT8T00061.htm
小沢氏離党届、民主県連の3人が同調


 民主党の小沢一郎元代表のグループが2日、集団で提出した離党届に県連所属の岡本英子氏(3区)と樋高剛氏(18区)、相原史乃氏(比例南関東)の3衆院議員も名を連ねた。3人は離党後、小沢氏が結成する新党に参加する考えで、民主党県連は次期衆院選に向け、3、18区の新たな立候補予定者の選定を急ぐ方針だ。

 「民主党の基本理念を貫くには今の民主党の中ではもう難しいという思いで、新しく一歩を歩み出す。小沢さんの新党に参加したい」

 岡本氏は2日、国会内で記者団にこう語り、民主党を離党し、小沢氏の新党に参加する考えを示した。

 岡本氏ら3人はいずれも野田首相が実現を目指す社会保障・税一体改革に強く反対しており、先月26日の消費税法改正案の衆院採決で反対票を投じた。

 樋高氏は離党届の提出について、「(衆院選の政権)公約に書いてないことをやろうとして、書いてあることがどこかに行ってしまった。党を守るのではなく、国民生活を守りたい」と説明。相原氏は「デフレ下で増税ができてしまう法案はあり得ない。国民のために新たな枠組みを模索せざるを得ない」と述べた。

 一方、同改正案に同じく反対した橘秀徳氏(13区)は2日の県連常任幹事会で造反したことを陳謝し、離党の考えはないことを説明した。橘氏は読売新聞の取材に「消費増税には反対だが、『消えた年金』問題への取り組みなどで民主党政権に成果が全くなかったわけではない」と語った。

(2012年7月3日 読売新聞)

674チバQ:2012/07/03(火) 21:50:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120702-OYT8T01369.htm
分裂余波 県内にも 米長氏、将来離党に含み


 民主党の小沢一郎元代表ら50人が2日、離党届を提出した。県選出国会議員の参加はなかったが、消費増税に反対する米長晴信参院議員は甲府市内で記者会見し、早期の離党を否定しつつも、将来合流する可能性を示唆した。党分裂が現実となり、県連からは先行きを懸念する声が上がっている。

 米長氏は記者会見で「彼らの離党は増税が先行していることが理由で、私のスタンスと全く一緒」と述べ、小沢氏らによる離党届提出に支持を表明した。

 自身が離党届を出さなかった理由については、社会保障・税一体改革関連法案が参院で今後審議されることを挙げ、「法案を民主党のマニフェストに沿ったものに再修正できないかと思っている」と説明。党にとどまり、民主、自民、公明の3党合意で修正された一体改革関連法案の再修正を図ると強調した。

 ただ、参院審議で再修正されなかった場合は、「離党して小沢氏の新党に行くことはあるかもしれない」と語り、将来の離党に含みを残した。

 民主党県連の樋口雄一代表は元代表らの行動について「結局、小沢氏は政局の人だった」と指摘。そのうえで、「次の衆院選で勝つために『反増税』『反原発』と言っているとされるが、そんなことはできないと国民も分かっている」と厳しく批判した。元代表に同調する構えを見せる米長氏に対しては、「与党として責任ある行動をとってほしい」と自重を求めた。飯島修幹事長も「想定はしていたが、党が分裂したことは残念」と肩を落とした。

 坂口岳洋衆院議員は小沢塾出身ながら、早くから消費増税に賛成する意向を示し、元代表とは一線を画してきた。離党の動きに関しても「県民から党内のゴタゴタを見たくないという声をたくさん聞いた。政治に対する不信感が強まるのではないか」と語った。

 これに対し、野党は民主党の「お家騒動」を冷ややかにみている。

 自民党県連の皆川巌幹事長は「政権の体をなしていない。最初からマニフェストに無理があった。分裂はなるべくしてなった」と突き放した。公明党県本部の安本美紀代表も「民主党の実態が国民に見えてよかったのではないか。主義主張が異なるなら、別々でやった方がすっきりする」と語った。

(2012年7月3日 読売新聞)

675チバQ:2012/07/03(火) 21:51:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120703-OYT8T00048.htm
外山議員離党に賛否 民主分裂


 県選出の民主党参院議員、外山斎氏が小沢一郎元代表とともに離党届を提出した2日、民主党県連では幹部から批判が出るなど波紋が広がった。外山氏の地元、日南市では離党を支持する声や、先行きの見えない政局を不安視する声が聞かれた。

 民主党県連の田口雄二幹事長は「(消費増税法案の採決は)党議決定したにもかかわらず、反党行為をするとは理解できない。今後は残った人たちが一枚岩になって政権を運営するべきだ」と主張。小沢元代表の新党については「『反増税』や『反原発』を訴えるなら、増税や原発に代わるものを示さないと共感は得られない」と批判した。

 宮崎市内の外山氏の後援会事務所には2日午前、「信念を貫いてほしい」などと離党を支持する電話が数件あったという。事務所には社会保障と税の一体改革のパンフレットなどが置かれているが、事務所のスタッフは「掲示している民主党のポスターとともに撤去しなければいけない」と対応に追われていた。

 2007年の参院選で初当選した外山氏を推薦した連合宮崎の横山節夫会長は「今後、支援するかしないかは決めていない。小沢新党がどのようなスタンスなのか分からないので、しばらくは見守るしかない」と話していた。

 一方、来年夏の参院選で長峯誠・都城市長を公認候補として擁立する自民党県連の坂口博美幹事長は「外山さんの離党に関係なく、議席を奪還するつもり」と述べ、長峯市長はこの日、「政治家の出処進退は自分で決めることなので特にコメントする立場にない」との談話を出した。

 日南市飫肥で飲食店を営む内田正記さん(65)は「党ではなく外山氏本人を支持しているので離党しても応援する。脱原発などで今まで以上に立場を明確に示してほしい」と注文した。ただ、同市内の自営業男性は「九州は小沢元代表に親近感がある土地柄ではない。若いのだから離党を思いとどまってほしかった」と惜しんだ。

(2012年7月3日 読売新聞)

676チバQ:2012/07/03(火) 21:51:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120703-OYT8T00044.htm
民主・広野氏が離党届 「迷惑かけ申し訳ない」


離党の理由を語る広野氏(2日、参院議員会館で)  民主党県連代表の広野允士(ただし)参院議員(69)が2日、小沢一郎元代表らとともに離党を表明した。県連代表は辞任し、小沢氏の新党に合流する。民主党の村井宗明衆院議員(39)は衆院採決で造反しており、県内2人だけの国会議員がともに党の決定に反する異常事態に陥った。

 「県連に迷惑をかけて申し訳ない」。広野氏はこの日、輿石幹事長に離党届を提出する前、県連の坂野裕一幹事長に電話をかけ、離党の決断を伝えた。「そうですか。誠に残念です」。坂野幹事長は疲れた声で答えた。社会保障・税一体改革関連法案の撤回を求める広野氏との溝は最後まで埋まることはなかった。

 広野氏は離党届の提出後、報道陣に「野田首相は増税にひた走っている。13兆円の大きな負担を国民に課し、苦しめることになる」と述べ、首相を痛烈に批判。小沢氏の新党に合流する考えを示し、「(政権交代した)2009年の国民との約束、公約が我々の原点になる」と強調した。

 県連は週内にも緊急の常任幹事会を開き、広野氏が提出した代表の辞任届を受理する。当面、広野氏の代わりは富山市議の高田一郎・代表代行が務める。県連代表の辞任は広野氏が初めてという。

 富山市出身の広野氏は1993年、小沢氏が率いる新生党公認で旧富山1区から出馬し、初当選。以来、一貫して小沢氏と行動を共にし、94年に新進党、98年に自由党に移り、2003年に民主党に合流した。

 坂野幹事長は「政治経歴を考えると、元代表と行動を共にしない方が違和感がある」と離党やむなしとの見方を示しつつ、「ゆゆしき問題は2人しかいない国会議員が党是に反対したこと。我々は政党人で、受け入れがたい」とし、離党した広野氏と衆院採決を棄権した村井氏を批判した。

 党公認の国会議員は村井氏だけになるが、その村井氏は県連から謹慎処分を受け、党本部も処分を検討している。村井氏は離党の考えがないことを強調しているが、県連内では党公認で当選しながら、造反したことへの不信感が強まっている。

 村井氏はこの日、富山市の事務所で記者団に対し、「徹底的に歳出削減をして、消費増税前に行政コスト改革をしっかりやっていく。それで県民にもう一度信頼してもらえるような県連を作っていく」と語った。

 一方、坂野幹事長は「(広野氏は)基本的な政策の面ではあまり違わない」と、早期の衆院解散・総選挙をにらみ、広野氏との協力関係を探る考えも示した。自民党に比べて組織が脆弱なためで、国や市町村とのパイプを持つ広野氏との対立関係を避けたいとの思惑もある。

◇「課税は国民苦しめる」

 広野氏との一問一答は次の通り。

 ――離党の理由は。

 「東日本大震災の復旧復興がままならず、中小企業もデフレで苦しんでいる。13兆円の課税で一世帯あたり月2〜3万円の負担増となり、国民を苦しめる。輿石幹事長と小沢元代表の対談でも(法案撤回の)合意ができなかったので、やむを得ず離党を決断した」

 ――小沢氏と新党を設立するのか。

 「そういうことになる。名前や政策をどうするかといった問題もあるので、具体的なスケジュールは分からない。法案を葬り去ることが一番の目標で、必要に応じては次期衆院選での候補擁立もあり得る」

 ――県連への説明は。

 「1週間ほど前に坂野幹事長に『(県連代表を)辞任するかも知れない』と伝えた。県連や後援会の幹部には法案に反対すると言ってきたので、予測はされていたのではないか。増税は反対したが仲間だったので、協力できるところは協力したい」

(2012年7月3日 読売新聞)

677チバQ:2012/07/03(火) 22:10:02
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001207030002
山岡氏離党、民主県連も分裂状態
2012年07月03日


記者会見で離党しないことを表明した石森久嗣氏=2日午後4時、県庁

 消費増税法案に反対した民主党の山岡賢次氏(栃木4区)が2日、小沢一郎元代表らとともに離党届を出し、民主党は県連も分裂状態に陥った。山岡氏は小沢氏らの新党に加わることを明言。棄権した石森久嗣氏(同1区)、福田昭夫氏(同2区)は現段階で離党の意思を否定したが、石森氏が県連代表の職を辞任する意向を伝えるなど、迷走を始めている。


■山岡氏、棄権2氏の合流に期待


 山岡氏は2日正午過ぎ、小沢氏ら衆院議員を代表して離党届を輿石東幹事長に提出した。小沢氏の会見後、朝日新聞の取材に応じ、新党参加を明言した上で、離党を否定している石森、福田両氏について「今はそれぞれの立場があるけれども、考え方は私たちと同じ。今後もほかのグループから合流して60〜70人規模の第3党になる。徐々に(勢力が)増えていく中で、合流するのが自然な成り行き」と、期待感を示した。


 石森氏は2日午後4時、県庁で緊急に記者会見し、離党しないことを表明。「東日本大震災の復旧・復興や原発事故の原因究明、デフレの解決など消費増税の前にやるべきことがある。増税に反対とは言っていない。いまのタイミングではない」と強調し、「与党内にいないと改革はできない。党に残って自らの目指す医療制度や社会保障の改革などにしっかり取り組んでいきたい」と語った。


 一方で「(消費増税法案に)賛成できなかった以上、このまま続投はできない」と県連代表職の辞意を県連幹部に伝えていたことを明かした。松井正一幹事長は「党本部の処分が決まっていないので、県連としては検討中」とした。


 朝日新聞の取材に対し石森氏は、離党届に署名していなかったことを明らかにした。しかし、野田佳彦首相は2日、離党者を含め、造反者を一括して処分する方針を表明。石森氏は「今後、党本部の処分もあるだろうし、どうなるんだろう」と含みを残した。


 石森氏とともに消費増税法案の採決を棄権した福田昭夫氏も、朝日新聞の取材に「小沢氏と行動を共にすることはない」と、自発的な離党を否定した。


■候補者擁立、厳しさに拍車


 離党の動きを受け、県内の民主党も混乱が必至の情勢だ。自民党に比べ、もともと脆弱(ぜいじゃく)だった支持基盤がさらに弱体化し、県内政界での影響力の低下にもつながることは避けられそうにない。


 県連の松井幹事長は「離党した人も民主党政権の成功のため、ともに歩んできた。県連としてもサポーター約7700人を集めるなど地方組織を強化してきただけに残念」と話した。


 県議の数でみると、民主党会派は6人で、26人の自民党に比べると4分の1以下だ。6人のうち山岡氏に近い県議は2人。2日午後、約1時間半にわたって会派会議が開かれたが、2人に対して、今後どうするかといった質問は出なかった。県議たちにも戸惑いのムードがあり、あえて聞かなかったという。会議後、2人の県議はいずれも「ノーコメント」とした。


 次期総選挙に向けては、空白区の栃木3区での候補者擁立が難航する中、山岡氏の離党で4区での候補者擁立も考えなければならない状況となった。逆風下で候補者擁立の厳しさに拍車がかかるのは必至だ。


 松井幹事長は「県連としても自発的に考えなければならない課題」としながら「栃木だけでなく、全国的な統一的な課題」との見解を示した。「空白区対策も含め、次期総選挙に向けた対策が取られていない。党本部に緊急に全国幹事長会議の開催を働きかけたい」とした。


 民主党県連とともに候補者擁立を進めている連合栃木にも困惑が広がる。前回総選挙で連合は、政権交代を目指して、民主党公認候補ならほとんど推薦を出していたが、次期総選挙では推薦を出すのか微妙な状況だという。連合栃木の青木義明会長は、空白区の候補者擁立は依然厳しいとしたうえで「連合本部の方針も踏まえながら対応していくことになる」と話している。

678チバQ:2012/07/03(火) 22:13:37
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120703/nar12070302050001-n1.htm
中村氏離党表明 地元から落胆の声 民主県連 衆参候補選び急務 奈良
2012.7.3 02:05
 民主党の小沢一郎元代表が離党届を提出したのに伴い、参院議員で県連副代表の中村哲治氏も離党を表明した2日、地元の党関係者からは落胆の声が上がった。県連は、次期衆院選で奈良2区の候補者も決まっておらず、今回の離党で衆参の候補者選びが急務となった。

 中村氏は平成12年の衆院選で奈良2区から立候補。当時自民党だった滝実法相に敗れたが、比例復活で初当選。15年の衆院選で元国土交通相の馬淵澄夫氏が初当選するまでの間、県連唯一の国会議員だった。

 県連の前川清成代表は「(16年の)私の初めての選挙の時には県連会長だった。県連の功労者の1人には違いなく、それだけにとても残念に思っている」とコメントした。

 県連の藤野良次幹事長も「中村氏は私に党に入るよう誘った人。引き続き政権交代の原動力を果たすべきこの時期の離党は大変残念だが、仕方がない」と肩を落とした。

 また、離党の原因について「引き金は消費税増税法案だと思うが、昨日今日出た話ではない。非民主的に進めた話でもない。組織だから従ってほしかった」と話していた。

 滝法相が今期限りの引退を表明し、次期衆院選奈良2区の候補者選定を急ぐ県連にとって、中村氏の離党がダメージになるのは必至。藤野幹事長は「政権与党として不戦敗はあり得ない。しかし衆参双方の候補者を考えねばならない。正直困った」と頭を抱える。

 前川代表は「来年の参院選に中村氏が立候補するなら立場は異なるが、正々堂々と戦いたい」とした。

 一方、大和郡山市杉町の中村氏の事務所では、「民主党」の文字を覆う作業や電話対応などに追われた。事務所の担当者は「一切の対応は東京の事務所で行っている」と話した。

679チバQ:2012/07/03(火) 22:16:25
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120703/plt1207031811012-n1.htm
“軽量”小沢新党を取り巻く3つの苦難…人材難、資金難、世論2012.07.03


小沢氏は70歳で新党結党に挑むが、その顔ぶれが問題だ【拡大】

 民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表は3日、グループ幹部らと、新党の党名や結成時期などを調整した。来週にも「反増税」「脱原発」を掲げて立ち上げるが、衆院37人、参院12人、計49人の離党メンバーを見ると、政治経験が浅い軽量議員が目立つ。一方、民主党執行部は近く、離党者への処分を発表する。小沢氏は47歳で自民党幹事長に就任してから、キラ星のような有望議員で周囲を固めてきたが、「世論調査の厳しい結果」と「資金難」に「人材難」を加えた、三重苦に悩まされそうだ。

 「国民の生活が第一の政策を示し、国民が政治を選択する権利を確保することこそ、混迷にあるこの国を救い、東日本大震災の被災者をはじめ国民を守る政治家としての使命であるとの決意を新たにしました」

 小沢氏は2日の離党会見でこう文書を読み上げた。「政権交代の原点に立ち返る」とも語ったが、この3年間で国民が痛感したのは、民主党マニフェストのいい加減さと、国会議員の著しい低レベル化ではないか。

 今回の離党組はどうか。閣僚経験者は小沢氏と山岡賢次前国家公安委員長のみ。衆院議員37人で見ると、前回衆院選で選挙区から当選したのは25人にすぎず、12人は選挙基盤の弱い1年生議員。比例復活で当選した議員が4人、選挙区を持たない単独比例選出議員が8人もいる。

 山岡氏が2日に離党届を提出した後、弁護士で、陸山会裁判の公判対策を手掛けていた階(しな)猛、辻恵両衆院議員が撤回するドタバタ劇も。階氏は、小沢氏のおひざ元・岩手1区選出の議員でもある。小沢氏は「いったん身を預けたんだから」と激怒したというが、田中角栄元首相直伝の「鉄の結束」「人材の宝庫」に綻びが見えているのは間違いない。

680チバQ:2012/07/03(火) 22:16:47
 ある主要閣僚は「小沢グループには、キン肉マンしかいない。あれでは『足軽新党』になる」と揶揄(やゆ)したが、政治評論家の有馬晴海氏も「人材難が極まっている」といい、新党幹部をこう予測した。

 「新党代表に想定される小沢氏は陸山会裁判を抱える刑事被告人。50人規模の党となれば、党務や選挙を仕切る幹事長や、国会の最前線に立つ国対委員長などに精鋭が求められるが、当選5回の山岡、東祥三両氏のうち、山岡氏はマルチ商法疑惑を引きずる。幹事長は消去法で東氏か…」

 人材難は、人数集めにも影響しているという。有馬氏が言う。

 「連立会派を組むとみられる新党きづなも含め、民主党残留なら、ほぼ落選濃厚とされる“イチかバチか”の議員ばかり。民主党内どころか、小沢グループ内にも、自分のことは棚に上げて『アイツらとは一緒にされたくない』という力学も働いているようだ」

 厳しい指摘に驚くばかりだが、確かに、かつて小沢氏の周囲には、そうそうたる人材がそろっていた。閣僚経験者だけでも、民主党の渡部恒三元郵政相(党最高顧問)や岡田克也副総理、藤井裕久元財務相、現在は自民党の二階俊博元経産相、野田毅元建設相、小池百合子元防衛相など。いずれも現在は「反小沢、非小沢」の立場だ。

 閣僚以外にも、小沢氏に20年間も秘書として仕え「小沢の影に高橋あり」とまで言われながら、たもとを分かった高橋嘉信元衆院議員。衆院2回生だった小沢氏と見合い結婚し、3人の子供を育てながら地元・岩手の地盤を守った和子夫人については、有力支援者に、離婚や別居、東日本大震災後の小沢氏の許しがたい行動を記した手紙が出回っている。

 なぜ、小沢氏から人心が離れるのか。

 前出の野田毅氏は夕刊フジのインタビューに対し、「小沢氏に一貫しているのは『自分が権力を握る』ことと、『そのために選挙で子分を増やす』こと。しかし、小沢氏に政策はない。いい加減な人だ」と話した。

 民主党トロイカとして政権交代では手を組んだ菅直人前首相も「小沢氏は何度も同じことをやってきた。その都度大半の『小沢グループ』の顔ぶれは変わっている。しかし、新たに取り込まれた『小沢グループ』の議員が小沢氏個人の駒として使われているという構造は変わらない」とブログに記した。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の最新世論調査では、小沢新党について「期待しない」が86・7%で、「期待する」は11・1%しかなかった。

 新党結党には「1議員=1億円必要」とされ、約50億円が必要となるが、小沢新党に政党交付金が支給されるのは来年4月以降。小沢氏の資金管理団体や関連団体には約13億円しかなく、「資金難」も指摘されている。

 古希(70歳)を超え、小沢氏の今後の闘いは厳しいものとなりそうだ。

681チバQ:2012/07/03(火) 23:52:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000166-mailo-l34
民主党:小沢元代表離党届 衆院・菅川氏、参院・佐藤氏も 県連関係者ら動揺 決断に賛否 /広島
毎日新聞 7月3日(火)12時59分配信

 消費増税法案を巡る民主党の分裂劇は、広島でも衆参議員2人の離党に至った。小沢一郎元代表に近い参議院の佐藤公治氏(広島選挙区)と、衆議院の菅川洋氏(比例中国)が党と決別し、県連関係者らには動揺が広がった。決断を評価する支援者がいる一方、東日本大震災からの復興など山積する課題を置き去りにしての騒動への批判も聞かれた。
 県連代表の和田隆志氏(7区)は「政権交代を果たした仲間として、残念の極み。民主党として県民の皆様のご期待に沿えず、県連代表としても大変申し訳ない」とコメント。党本部の検討結果を踏まえて、県連としても対処を決める方針を示した。また衆議院の採決で「審議が不十分」として棄権した空本誠喜氏(4区)は「党執行部の対応に不満が残っている。小沢元代表を追い詰めた責任をしっかり考えていただきたい」と党執行部に注文を付けた。
 総選挙や、佐藤氏が改選を迎える来夏の参院選への対応では、県連の中原好治幹事長は「党本部の方針と(支援母体である)連合広島の考え方を勘案して考えていきたい」。連合広島の伊丹幸男会長は「支援してきた組織を裏切る形での離党で大変残念」と強い口調で苦言を呈した。2人からは離党前に報告を受けた。慰留したが、意志は固かったという。伊丹会長は「しっかりとした組織対応が取れないことに失望した。改善するよう求めていきたい」と述べた。
 尾道市久保の佐藤氏の事務所には、報道を受けて数件の電話があったが、いずれも「信念を貫くのはいいことだ」と支持する意見だったという。来夏の参院選に向けては、後援会の吉田大造会長(57)は「つらい選挙はたくさん経験してきたので心配していない」。
 一方、福島第1原発から約18キロにある福島県南相馬市から、南区の市営住宅に避難している衣山弘人さん(54)は「結局は党内争い。原発の再稼働も含めて国民を置き去りにしている」と不満を口にした。【植田憲尚、豊田将志、寺岡俊】

7月3日朝刊

682チバQ:2012/07/03(火) 23:55:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000131-mailo-l15
民主党:党分裂 森参院議員も離党届「新たな船出」 県民は賛否両論 /新潟
毎日新聞 7月3日(火)12時33分配信

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案を巡り、衆院本会議の採決で反対票を投じた民主党の小沢一郎元代表ら50人が2日、離党届を出し、県内からは森ゆうこ参院議員が提出した。森氏は自身のブログで「国民の生活が第一の政治を実現するために、新たな船出を決意した」と報告した。県民からは小沢氏らの離党の動きに賛否両論の声が上がった。
 森氏は「『増税大魔王』となった野田総理は国民の声、国民を代表する我々の声に全く聞く耳を持っていない」と批判した。森氏は6月24日に新潟市内で開かれた集会後、記者団に対し小沢グループと行動を共にすると明言していた。これに対し、同党県連の市川政広幹事長は「熟慮の上での決断だと思う。残念だが、やむを得ない」と語った。
 一方、市民からはさまざまな意見が出た。
 福島第1原発事故の影響で福島県浪江町から柏崎市に避難している女性(63)は増税反対だが、小沢氏は支持しないという。「小沢さんは組織を作っては壊すことを繰り返し、国民不在の状態で自分の力を誇示するように動いているように見える。やり方に疑問を感じる」と語った。
 新潟市中央区の飲食店経営、北沢早苗さん(47)は「厳しい経済情勢で増税すればさらに財布のひもがしまってお金が回らない」と増税に反対し「小沢さんは筋が通っている。今よりもお金の流れをよくする指針を示してほしい」と期待した。
 一方、同区の会社員、松尾内助さん(40)は「国の借金が増えているので早ければ早い方がいい」と増税には賛成。だが小沢氏に対しては「増税の前にやることがあると言っているが具体的なことは何も言っていない。足を引っ張っているだけ」と批判した。【川畑さおり、宮地佳那子】

7月3日朝刊


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