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小沢一郎の政権構想

594とはずがたり:2011/08/30(火) 21:57:06
>>593-594
 前原誠司前外相(49)がグループ内の主戦論に押され、「ラストチャンス」と見て、突然出馬へ転じたのだ。それは、小沢氏が動くと宣言していた先週初めだった。輿石氏はひるんだ。

 「人気の高い前原氏が参戦すると世代交代などの争点も浮上し、若手が流れる可能性が高い。輿石さんが前言を翻して22日、小沢さんに『辞退』を伝えたようだ」(小沢グループ参院議員)

 小沢氏は次善の策として、西岡武夫参院議長(75)の擁立を考えていた。24日の同グループ参院の集まりでは、こうヒントを出した。
 「地位と名誉と命もなげうつ覚悟があるなら、参院からでも構わない」
 この話を聞いた主要メンバーは「小沢さんは西岡議長を考えている」と察知し、西岡氏擁立がグループの既定路線になった。だが、告示前日の26日になって、輿石氏が参院からの擁立に反対する姿勢を示し始めた。

 「1つは西岡さんへの嫉妬。2つ目は、西岡さんが議長を辞めたら、小沢さんが自分を議長にするハラだと疑っていた。輿石氏はまだ参院を会長として掌握したい。だからクビを縦に振らなかった」(同参院議員)

 小沢氏と共同歩調をとる鳩山由紀夫元首相(64)も、西岡氏擁立に反対だった。
 鳩山グループは代表選で路線対立から四分五裂。独自候補を立てないとバラバラになる危機感があった。そのため、小鳩連合で海江田万里経産相(62)を擁立する案を決めたのだ。

 鳩山氏も26日、小沢氏に「海江田氏支援」を提案した。小沢氏は、西岡氏にこだわったが、その後、連絡を取った輿石氏は「参院からは反対。海江田さんでもいい」。小沢氏はなお、「西岡氏擁立」を模索したが、夕方、ついに折れて「海江田氏支援」を決めた。

 小沢氏の心中を元議員はこう解説する。
 「小沢さんには強烈なトラウマがある。自民党を割って飛び出したときに、参院を軽視したばかりに誰もついてこず、その後の細川連立政権で苦労した。『参院を大事にしなければ何もできない』。輿石さんの強硬な態度で諦めた」

 小沢シナリオが潰えた瞬間だった。
 《小沢氏を支持する議員グループは30日昼の会合で、現在3つに分かれている衆院1回生の『北辰会』と、中堅議員の『一新会』、参院議員グループを統合する方針を確認した。小沢氏は会合で『大同団結して今までできなかったことをやろう』と語った。新組織の会長には小沢氏が就任する方針という》
 小沢氏は3次補正予算成立後の解散・総選挙を要求している自民党とも「水面下で接触して新党での出直しを図っている」(自民党ベテラン)

 小沢氏は次の一手に向けて動き出している。


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