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小沢一郎の政権構想

612チバQ:2012/01/12(木) 20:09:50
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20120111ddm003010085000c.html
クローズアップ2012:小沢元代表、描けぬ「復権」 「増税解散」に若手動揺 「流れ、これから」結束に躍起

公判を終え、東京地裁を出る民主党の小沢元代表=10日午後5時3分 民主党の小沢一郎元代表は10日、政治資金規正法違反事件をめぐる東京地裁の公判で被告人質問に臨み、事件への関与を否定した。4月下旬にも言い渡される判決で無罪を勝ち取り、政権運営の主導権を奪い返すというのが小沢元代表の描く「復権」のシナリオ。消費増税への反対姿勢を鮮明にして野田政権を揺さぶるが、野田佳彦首相のちらつかせる「衆院解散カード」が小沢グループ内に動揺を広げ、裁判で身動きがとれないうちに「小沢抜き」で政局が動くことへの焦りも募る。【葛西大博、小山由宇】

 「いわれなき批判と戦ってきた。天下国家の政策論はこうあるべきだと考えたことはどんなことでも貫かないといけないという生き様でやってきた」

 小沢元代表は10日の被告人質問で、政権中枢への復帰に強い意欲をにじませた。

 昨年末、民主党に離党届を提出した9衆院議員による「新党きづな」の結成も、小沢グループの集団離党に備える「小沢別動隊」と位置づけられ、野田政権への揺さぶりを強めている。ただ、背後には、復権の展望が描けない焦燥もにじむ。

 「これからもっと大きな流れができるから、その時にみんなでまとまった方がいい」

 小沢元代表は昨年12月22日、グループの若手議員に対し、こう言って離党を思いとどまるよう説得している。

 「小沢新党」を結成するなら政党交付金を受け取れる1月1日までに動くのが得策だが、「大阪維新の会」などの地域政党や、石原慎太郎・東京都知事を党首とする「石原新党」構想との連携なしでは、次期衆院選で生き残れる保証はない。

 そのため、現時点では民主党内にとどまって復権の機会をうかがうのが元代表の基本戦略。しかし、選挙基盤の弱い当選1回議員が大半を占めるグループ内は衆院解散・総選挙への不安で浮足立つ。12月26日、離党を訴える若手に「俺が若かったら君たちと同じことをやっていた」と容認する意向を伝えた。

 小沢元代表は鈴木宗男前衆院議員が結成して代表に就いた「新党大地・真民主」に無所属で活動中の側近2人、松木謙公(北海道12区)と石川知裕(同11区)の両衆院議員が参加することも認めた。

 鈴木代表は1月6日の結党記者会見で、地域政党間の連携に意欲を示す一方、野田政権の与党に加わることも宣言。政権内で元代表と協力する狙いとみられるが、元代表が離党した場合の連動については「民主党の枠で対応していく。小沢先生はあくまで民主党の一員という受け止めだ」と述べるにとどめた。

 鈴木代表は北海道内に根強い支持票を持つものの、次期衆院選で松木、石川両議員が当選するには民主党との選挙協力が必要との判断が働いているとみられる。一方の小沢元代表は100人を超える党内最大勢力として12月にグループの合同勉強会を発足させたばかりで、「数」の結束にほころびが生じるのは避けたいのが本音だ。

 「松木と石川は無所属だから、鈴木さんに任せるしかない。俺のグループには手を突っ込まないでくれ」

 小沢元代表は12月9日、鈴木代表から新党構想を打ち明けられた際、民主党内のグループ切り崩しはしないよう要請。周辺には「俺は裁判中だから自分では動けない。申し訳ない」と漏らしている。


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