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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

265とはずがたり:2006/06/17(土) 12:07:34

>>262
批判の論点がずれてるのではないでしょうかね??病院の赤字は第一義的には病院が放漫経営してたor需要の見込みに失敗していた可能性があります。赤字の病院には貸し倒れを見込んでも金融機関は金を低利で貸さなあかんということはないでしょう。
自由化で問題なのは過疎地への病院立地が無くなるとか貧乏人への医療提供の粗悪化でありますが,自由化=悪ではなく,自由化の際に,過疎地への病院立地のインセンティブや低所得者層への医療費給付のあり方をどの様にするのかの制度設計の問題であると思います。

また直接は関係ないですが(この病院がどんな規模かよく判りませんけど),最近中規模の病院の経営が苦しいという話しを良く聞きますが,これ日本医師会の圧力を背景に自民党が開業医に有利な診療報酬体系を形成して地方で著しいが中規模の病院経営が成り立ち難くしているのではないか?と思ってます。なんの根拠も無いんですけど。国の施策としてホームドクター的な町医者と巨大な大学病院への二極化でも狙ってるんですかねぇ?

266小説吉田学校読者:2006/06/17(土) 13:06:31
>>262
この手の話、自由化云々以前に、むかしからあります。医者ほど引っかかりやすい(金はそこそこある、事業発展の願望もある、あまり社会を知らない)人間はいないでしょう。

267名無しさん:2006/06/18(日) 17:40:53
病院は意外と危ない?

来日繰り返し病院荒らし 韓国人逮捕、京大再生研も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060617-00000129-kyodo-soci

 京都大再生医科学研究所に侵入し現金を盗んだとして、窃盗容疑などで韓国人の男2人=いずれも(37)=が京都府警に逮捕されていたことが17日、分かった。
 2人は窃盗目的で来日を繰り返し、全国の大学病院などで盗みを重ねていたとみられ「200件ぐらいやった」と供述しているという。府警捜査3課などは、被害は数千万円に上るとみて裏付け捜査を進めている。
 2人は昨年5月23日午前5時ごろ、京都市左京区の京大再生医科学研究所事務室ドアのガラスをドライバーで割って侵入、机から現金3万2000円を盗んだとして今年2月に逮捕され、京都地検は翌月、窃盗罪などで起訴した。府警は防犯カメラの映像から2人を割り出した。
(共同通信) - 6月17日21時0分更新

268とはずがたり:2006/07/04(火) 16:08:09
タミフル服用の生徒転落死 沖縄、9階に乗り越えた跡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000103-kyodo-soci

 沖縄県豊見城市の県営住宅(10階建て)敷地内で3日夕、6階に住む中学1年の男子生徒(12)が倒れているのを住民が見つけ119番した。9階から転落したとみられ、生徒は間もなく死亡した。
 豊見城署によると、生徒は同日、インフルエンザ治療薬タミフルを飲んでいた。タミフル服用後に異常行動を起こし死亡した複数の事例が製薬会社から厚生労働省に報告されており、関連を調べている。
 調べでは、生徒は肌着にズボン姿、はだしだった。9階の非常階段の手すりに乗り越えた跡があった。階段付近に争ったような形跡はなかった。
 同署が家族から事情を聴いたところ、3日は高熱が出て学校を休み、正午ごろタミフルを飲んだ。学校では野球部に所属。トラブルや悩み事を抱えている様子はなかったという。
(共同通信) - 7月4日12時25分更新

269とはずがたり:2006/07/10(月) 23:31:04

自治医大卒の地元定着7割=最低は福島・熊本、最高は新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000145-jij-pol

 自治医科大学(栃木県)を卒業後、出身地に戻って勤務する義務がある9年間を終えても、地元に残って勤務している医師の割合(地元定着率)が、全国平均で7割だったことが10日、分かった。
 自治医大卒業生の地元定着率が明らかにされたのは初めて。総務省が実施した調査を、厚生労働省が同日、医療制度改革に携わる各都道府県担当者に対する説明会で報告した。 
(時事通信) - 7月10日23時1分更新

270小説吉田学校読者:2006/07/10(月) 23:45:24
うう、また喉に圧迫感を伴い発熱は伴わない痛みが、声も思うように出ないし・・・再発か〜〜。ポリープは良性のうちに除去しましょ。ていうか、病院は嫌いなんだよな、俺。

272小説吉田学校読者:2006/07/14(金) 07:03:53
喉の圧迫感は単に扁桃腺が極端にはれていたのが原因と判明。おかげさんでおとといから38度線突破であります。しかも今日は会社休んでしまうという荒業。

273名無しさん:2006/07/18(火) 22:50:29
胃がん集団検診のバリウムで腸閉塞、85歳女性死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060716-00000311-yom-soci

 山口県岩国市の胃がんの集団検診で硫酸バリウムを飲んだ市内の女性(85)が腸閉塞(へいそく)を起こし、検診から3日後に死亡していたことが分かった。

 厚生労働省は昨年11月、高齢者などがバリウムを服用すると、腸閉塞や腹膜炎などの重大な副作用を引き起こす恐れがあるとして安全性情報を発表し、注意を呼びかけていた。市はバリウム使用と死亡との因果関係について調査している。

 市によると、市の委託を受けた県厚生農協連合会が実施した集団検診で、死亡した女性は今月3日に受診してバリウム150ccを飲み、検診直後に下剤を服用した。

 女性は5日朝になって腹痛を訴え、市内の病院で受診した結果、バリウムが腸内で固まり、腸閉塞を起こしていることが分かった。6日に緊急手術を受けたが、容体が急変し、死亡した。
(読売新聞) - 7月16日19時34分更新

274とはずがたり:2006/07/19(水) 20:21:49
「1番近い病院、助かる」 京丹後市立弥栄病院の産科外来が再開
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060718-00000037-kyt-l26

 医師不足に伴う分娩の取り扱いを休止していた京都府京丹後市立弥栄病院の産科外来が18日、再開された。さっそく市内の女性3人が診察に訪れた。
 この日、府の医師バンク制度で派遣された京都第一赤十字病院(京都市)の産科医が午後1時−3時、診察に当たった。
 2人目の妊娠について検査に訪れた同市大宮町の女性(35)は「新聞を見て再開を知った。近くのほかの病院を探していたが、いっぱいという話もあって心配していた。仕事をしているので、1番近い病院で診てもらえるのは助かる」と話した。
 産科外来は医師が交代で派遣され、月水金の午後と火木の午前に診察を行う。分娩は、10月2日以降の出産予定日の妊婦を対象に受け付ける。初産や高齢出産などは、府立与謝の海病院(与謝野町男山)を紹介する。
(京都新聞) - 7月18日21時49分更新

275とはずがたり:2006/07/19(水) 20:29:18
中外、タミフルを国内製造 子ども700万−1000万人分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000148-kyodo-soci
 中外製薬は19日、2009年から抗インフルエンザ薬タミフルを初めて国内製造すると発表した。粉薬を水に溶かして子どもが飲みやすくするドライシロップ剤を年間で子ども700万−1000万人分製造する。
 これまでは親会社の製薬大手ロシュ(スイス)から輸入してきたが、新型インフルエンザ対策として、タミフルを安定的に確保できるよう厚生労働省から国内製造を求められていた。
 ただ、使用期限が長く、備蓄に向いているとされるカプセル剤について、中外製薬は「輸入量が十分確保できる」として国内製造を見合わせた。
 日本はタミフルの約7割を使う世界最大の使用国。タミフルの国内売上高は05年は352億円だった。今年1−6月は前年同期の約7割にとどまっており、インフルエンザの流行規模によって売り上げが左右される。
(共同通信) - 7月19日17時38分更新

276杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/08/05(土) 04:38:32
これは痛いね〜。でもビジネスライクに徹することが出来るだけ却って好都合か?

特定医療法人の適用返上を申請 徳洲会
http://www.asahi.com/life/update/0805/003.html
2006年08月05日03時00分

 全国で63病院を運営する医療法人「徳洲会」(大阪府、徳田虎雄理事長)が、公益性が高いとして税金が優遇される「特定医療法人」の適用返上を国税庁に申請していたことが分かった。税法上、法令違反や公益に反する事実があると適用されなくなる。徳洲会は今年2月、「岸和田徳洲会病院」(大阪府岸和田市)の病棟を無許可で建設したとして、大阪府から「法を守る意識が欠けており、極めて重大な違反」と指摘され、改善指導を受けている。

 優遇措置は要件を満たさなくなった時点までさかのぼって取り消されるため、06年3月期の所得にかかる法人税の軽減措置が受けられなくなるとみられる。

 租税特別措置法などによると、特定医療法人は公益性が高いと認められる医療法人について、国税庁長官が承認する。通常30%の法人税が公益法人と同じ22%に軽減される。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

277とはずがたり:2006/08/08(火) 11:33:02

無能で不勉強な医者程世の中に無駄な物はない。果たして現行の医者の報酬制度が無能で不勉強な医者を排除するように出来ているか疑問だ。医者になった友人は(一人っ子で我が儘で一面やな奴だったが)医業に関する真摯な態度は感服した。それが医者を続けて行く内に摩耗しないことを祈るのみ。

<髄液漏れ>子供の症例次々明らかに 「苦しさ分かって」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060808-00000017-mai-soci&kz=soci

 激しい頭痛などを伴う「脳脊髄(せきずい)液減少症」のため、勉強やスポーツができない小中高校生の存在が次々と明らかになっている。症状のひどさや将来への不安、教師らに理解されない絶望感……。「自殺を考えた」と話す子どももおり、事態は深刻だ。ある母親は先月、厚生労働省と文部科学省の担当者に面談し、髄液漏れの子どもたちへの支援を訴えたが、国の対策はまだ本格化していない。【渡辺暖】
 静岡県の中学2年の女子生徒(14)は昨年夏、車の後部座席にいて追突事故に遭った。吐き気などだけでなく、やがて記憶力に著しい障害が出た。家族や友人のことが分からなくなり、特に漢字は全く読めなくなった。
 3カ月後に高次脳機能障害、さらに2カ月後に髄液漏れと診断された。漏出を止める手術を2回受け表情に生気が戻ってきたものの、事故前にはほど遠い。母親(38)は「直後に診察した医師は『検査しても異常はない。若いからすぐ治る』と言った。もっと早く髄液漏れの治療を受けていたら……」と悔やむ。
 大分県の通信制高校2年の女子生徒(16)は、中学2年の時、授業中に同級生がけったバレーボールを側頭部に受けた。激しい頭痛や耳鳴り、不眠などが続き、欠席日数は中2で31日、中3で66日に上った。登校しても保健室にいることが多く、「心の病」とされて1カ月以上入院した。「悪霊のせいだ」と周囲に言われたこともあったという。髄液漏れと診断されたのは卒業式のころだ。
 生徒は「苦しさを周囲に分かってもらえず、何度も自殺を考えた」と言う。地元自治体は「ボール事故と発症の因果関係はない」と主張、生徒側と法廷で対立している。
 事故が原因でなく、突然発症することもある。兵庫県の高校3年の男子生徒(18)は中1の4月、首に激痛が走った。以来、ふらついてまともに歩けず、会話する気力もなくなり、3年間苦しんだ。「やる気がないなら出ていけ」と怒る教師もいた。母親(44)といくつもの医療機関を回り、「自分は親に迷惑をかけるだけの存在だ」と考えていたという。
 髄液漏れの治療を受け、今はジョギングするほど回復した。中学の同級生と会うと、普通に歩く姿に驚かれるという。
  ◇転倒や出産など日常生活の中で頻繁に起こる可能性
 学校現場にも広がる髄液漏れ。この症状に詳しい国際医療福祉大付属熱海病院の篠永正道医師と山王病院の美馬達夫医師によると、両医師だけでも18歳以下の子ども約30人の治療にあたった経験を持つという。
 従来、髄液の漏出は珍しい病気と考えられていた。しかし、数年前から「スポーツ時の患者は非常に多い」と指摘されるようになった。篠永医師らは「親や教師が髄液漏れを知らないため、長期間、別の病気と誤解されていた子どもが少なくない」と話す。子どもの患者の実態は明らかになっていない。
 こうした実態について、文部科学省スポーツ・青少年局の担当官は「髄液漏れが学校生活に支障をきたすものだと聞いており、重大な関心を持っている」と話している。
 だが、現状は、関係する学会が研究の必要性を認め始めた段階にすぎない。国は今後、治療経験が豊富な医師や関係学会と連携し、診断基準の確立や症例情報の共有化などを急ぐ必要がある。[渡辺暖]
(毎日新聞) - 8月8日8時45分更新

278とはずがたり:2006/08/08(火) 11:34:20
>>276
よくは知りませんが特定医療法人は世襲できないとかの縛りがあったようなので,むしろ徳洲会の方がその辺の自由度を高めたかった可能性はないのでしょうかね?

279とはずがたり:2006/08/11(金) 12:17:34

南三陸・志津川病院 常勤外科医2人採用 入院来月再開
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/08/20060810t11039.htm

 常勤外科医の不在が続いていた宮城県南三陸町の公立志津川病院で9日までに、2人の常勤医の採用が内定し、9月から平日は常勤医体制となる。現在週3日の外科外来診療が平日の5日間に改善される。一部制約を受けていた救急外来、手術、入院も可能になる。

 医師は、東北大から派遣され、県北地方の公立病院に勤務する50代男性と、インターネット公募に応募した静岡県藤枝市立総合病院勤務の40代男性。それぞれ診療部長、外科部長として採用する。

 同病院の外科は昨年7月から常勤医が不在。外来診療は東北大からの非常勤派遣医による週2回(5月から週3回)に縮小されていた。外科の救急外来や入院、手術の必要な患者は周辺の中核、拠点病院に紹介、転送せざるを得ず、病院経営にも影響が出ていた。外科の常勤医が確保できたことで、10診療科のうち8科が常勤医体制になる。
2006年08月10日木曜日

284とはずがたり:2006/08/25(金) 15:07:58

制度の変更で振り回してる感じがするねぇ。。

首都圏の病院“攻勢” 看護師の争奪戦も過熱 秋田
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/08/20060825t43038.htm

 地方の病院が医師だけでなく、看護師の確保にも危機感を募らせている。全国の国立大学病院などが、医療制度改革に伴い高度医療を支えるスタッフの充実を図ろうと、来春採用の看護師を大量に募集しているからだ。“超売り手市場”の中、都市と地方の看護師争奪戦は一段と過熱しそうだ。

 今月上旬、大館市の秋田看護福祉大に東大病院の職員が初めて訪れた。病院紹介のDVDを持参し、福利厚生や教育研修体制などを熱っぽく語り、魅力をPRした。「こんな小さなところまで足を運んでくれるとは」。大学の担当者は驚きを隠さなかった。

 同大では、昨年1年間で約280件だった求人が、今年は今月上旬で300件に達した。首都圏からのアプローチが多く「就職先は選び放題。超売り手市場」と担当者。
 背景には、医療制度改革がある。4月から、看護師を手厚く配置した医療機関の診療報酬が上がり、看護師を増員する大学病院などが急増している。
 東大病院は、来春採用予定の看護師数を新卒・中途合わせて300人と設定した。例年の約2.5倍増しで、採用試験も初めて、仙台市など地方都市で行う。

 同病院の櫛山博事務部長は「敷居が高いと思われている面もあり、直接出向き、お願いしないと確保できない。地方の学生は地元意識が強いようだが、スキルアップしたいという人に訴えたい」と力を込める。
 首都圏の攻勢を受け、秋田県内の病院では危機感が高まっている。同県病院協会は今月初め、来春卒業予定の県内の看護学生を対象とした合同病院説明会を開催した。今年で5回目だが、今回は病院側の意気込みが違った。同協会の小野地章一理事は「従来は学生への情報提供が主目的だったが、今回は秋田になんとか残ってほしいという意味合いが強い」と語る。

 病院側も工夫を凝らす。中通総合病院(秋田市)は今年の採用試験は筆記をやめ、面接と作文のみにした。担当者は「人件費を増やしてでも増員して高い診療報酬を得ないと、経営の観点からも厳しい」と打ち明ける。
 説明会に初めて参加した市立横手病院は、受験年齢を引き上げた。担当者は「公務員なので、これまでは結構応募があったが、秋田市の病院が増員すると、こちらにどれだけ目を向けてくれるのか」と県内の地域格差を不安視する。

 説明会に参加した秋田県立衛生看護大(秋田市)3年の女子学生(20)は「東京の病院も見学し、看護師が患者とどう接しているかをよく見て決めたい」と話した。

2006年08月24日木曜日

285とはずがたり:2006/08/26(土) 03:49:43

>周辺自治体では医師離れでお産の受け入れを一時中止した公立病院もあり
少子化時代である。周辺の公立病院も一部事務組合という形で小田原と協力できないのかね?

お産1件につき、医師に1万円 小田原市が引き止め策
2006年08月25日23時47分
http://www.asahi.com/life/update/0825/008.html

 1件のお産につき、担当した産婦人科医に1万円の特別手当を支給――神奈川県小田原市が10月から、市立病院の産科医をつなぎ留めておく狙いで、こんな施策を始める。産科医不足が社会問題化するなか、埼玉県蕨(わらび)市など、夜間の出産に限って医師に分娩(ぶんべん)手当を支払う自治体も出始めているが、無条件で支給するケースは珍しいという。

 年間600件の出産がある小田原市立病院には現在5人の産科医がいる。周辺自治体では医師離れでお産の受け入れを一時中止した公立病院もあり、「少しでも有利な環境をアピールしたい」と導入を決めた。

286とはずがたり:2006/08/31(木) 11:52:03
金食い虫でぼんぼんのバカしか入学できない私立の医大を潰した方が良いと思う。

地方10県、医学部定員増 10年限定、最大10人
2006年08月31日11時42分
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200608310154.html

 地域や診療科ごとの医師不足を解消するため、厚生労働、総務、文部科学の3省は31日、新たな医師確保総合対策をまとめた。医師不足が特に深刻な東北や中部地方などの10県について、08年度から最大10年間に限り、大学医学部の入学定員をそれぞれ10人まで増やすことを認めた。医学部の定員は抑制傾向が続いており、暫定的とはいえ24年ぶりの方針転換となる。へき地医療を担う医師を養成する自治医大の暫定的な定員上乗せのほか、医師の集約化推進などの対策も盛り込んだ。

 定員増が認められたのは、人口や面積当たりの医師数が極端に少ないなど一定の基準を満たした青森、岩手、秋田、山形、福島、新潟、山梨、長野、岐阜、三重の10県。各県は、地元に医師を根付かせるための奨学金制度の創設を条件に、県内の大学医学部の定員を増やせる。奨学金を貸与する医師の卒業後の配置計画づくりなども義務づけられた。

 自治医大には、各都道府県から毎年2〜3人ずつ入学しているが、08年度から10年間に限り、現在100人の定員を110人まで増やせる。特に医師不足が深刻な地域の学生が対象となる。

 厚労省によると、病院や診療所で働く医師数は毎年約3500〜4000人ずつ増えており、2022年には全体で約30万5000人に達して「長期的には医師は足りる」と推計されている。

 医師の過剰は医療費増大につながるとの考えから、政府は82年の閣議決定で医師養成の抑制を打ち出し、97年には「医学部定員の削減」を閣議決定した。ところがこの数年、地方での医師不足や、小児科や産科など特定の診療科での不足が深刻化し、方針転換を決めた。

 ただ、厚労省は今回の定員増は「暫定的な措置」としており、期限の10年を過ぎても医師の定着が進んでいなければ、定員が現在より減らされることもありうる。

 医学部の定員増は、全国知事会など地方を中心に要望が強い半面、医師が現場で活躍するようになるまでには10年近くかかるため、即効性は薄いとの指摘もある。

 このため、3省は短期的な対策として、都道府県ごとに医師を拠点病院に集める集約化・重点化のほか、現在31都道府県で実施されている小児救急電話相談事業を全都道府県に拡大する。さらに医師の負担を軽減するため、出産時の医療事故で障害を負った患者を救済する仕組みを検討するほか、病院内の保育所の利用促進など女性医師の働きやすい環境を整備。離島対策では、ヘリコプターを使った巡回診療や、住民が遠方の産婦人科を受診する際の宿泊費支援なども総合対策に盛り込んだ。

287小説吉田学校読者:2006/09/01(金) 14:26:30
この毎日の検証記事、第1回、第2回は「??」だったのですが、第3回は圧巻。
郡司氏は首尾一貫している主張ではありますが、松田氏のコメントといい、最後の一節の事態といい、「喉元過ぎれば」の典型であり恥ずかしくないのかね? こういう厚生省医官派や製薬会社の体質は、スモンの時代から戦後一貫して改まらない。たぶん、共産党政権になっても改まらないでしょう。

薬害のない未来を:安部元副学長逮捕10年/3 和解時の誓い
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060901ddm041040032000c.html

 ◇官僚、学会、企業…反省の言葉は消えた
 「薬害という言葉は公害を連想させる。(薬にはある効用が)公害にはなく、誤解を生む」
 昨年12月2日、熊本市の熊本市民会館。日本エイズ学会のシンポジウムで、グレーのスーツ姿のパネリストが「薬害」を否定すると、医師ら参加者の多くがうなずいた。
 声の主は聖学院大総合研究所の郡司篤晃教授。郡司氏は82〜84年、旧厚生省で生物製剤課長を務めた。危機感を抱き安部英(たけし)・元帝京大副学長を委員長とする「エイズ研究班」を招集したが、有効な対策を打てず被害が拡大した。郡司氏は「薬は当時のベストの治療。後で社会的制裁を加えては、安全性の結論は出ない」と続けた。
 壇上には元東京HIV訴訟原告で松本大学非常勤講師、川田龍平さん(30)の姿もあった。川田さんは「(旧)厚生省や企業、医師が『責任はない』と繰り返していることが、被害者としては苦しい」と訴えたが、会場の反応は鈍かった。
   ■   ■
 約1500人が感染し、既に600人以上が他界した戦後最悪の薬害。にもかかわらず、反省を口にする当事者は少ない。
 郡司氏の部下だった増田和茂・元同課長補佐(現健康・体力づくり事業財団常務理事)は「しゃべることはない。僕の中から消えた」。元副学長の部下だった帝京大の松田重三教授も「今さら思い出したり、反省することはない」と言う。
 東京HIV訴訟弁護団、徳田靖之弁護士=大分県弁護士会=には、エイズ学会の姿が日本ハンセン病学会とダブる。
 95年4月、日本らい学会(当時)が明らかにした見解は、隔離政策に「厳しい反省」を表明したものの「隔離を最善と信じ、生涯を懸けた人の思いまでを踏みにじる権利がない」と責任の所在の明確化を避け、先輩研究者たちを守った。
 ハンセン病訴訟も手掛けた徳田弁護士は「学会が自ら被害実態を解明したことなど一度もない。常に被害者が真相を明らかにしてきた。エイズ学会には、時代考証が欠如している」と批判する。
   ■   ■
 製薬企業はどうか。
 三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)は今春、検察から刑事事件資料の返還を受けて内部調査委員会を設置した。しかし広報担当者は「委員会の開催日は公表しない。非公表の理由も言わない」。HIV訴訟和解時、被害者側に約束した「情報の提供」という言葉がうつろに響く。
 3月に東京で開かれた和解10周年記念集会。被告5社のうち、供花を贈るなどして弔意を表したのはバクスター(旧トラベノール)だけだったという。被害者支援組織「はばたき福祉事業団」の大平勝美理事長(57)は語る。
 「10年間活動して、これが一番信じられない。犠牲者に祈らず、被害者から直接声を聞かない『再発防止』などあり得ないのではないか」=つづく

288とはずがたり:2006/09/07(木) 18:34:29
なんか効能あるなら俺ものんでみてぇ。

小林製薬の「肥満改善薬」売れてます 内臓脂肪に関心で
2006年09月07日08時00分
http://www.asahi.com/life/update/0907/004.html

 小林製薬が3月に発売した肥満症薬「ナイシトール85」が約半年で売上高14億5000万円を記録するヒット商品となっている。中高年男性のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)への関心の高まりに加え、ダイエット効果に期待する女性の購入が予想以上に広がったためだ。

 ナイシトールは、ドラッグストアなどで販売される一般用医療品(大衆薬)の漢方内服薬。18種類の生薬から抽出した漢方エキスが肥満症や便秘の改善に効果があるという。

 厚生労働省が5月、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中など生活習慣病の引き金になるメタボリックシンドロームの全国調査を公表。同症候群に注目が集まり、売り上げが急激に伸びた。各地の薬局で品切れが続出、一時的にテレビCMの放映を中断したこともあった。

 製薬業界では「大衆薬では年間売上高が10億円を超すと大ヒット」とされる。ナイシトールの売上高は初年度目標(4億5000万円)の3.2倍に達しており「最終的に22億円に達する勢い」(小林豊社長)という。

289とはずがたり:2006/09/08(金) 22:36:43

医師派遣:へき地勤務医内定、都城市出身の中村さん−−県制度 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060908-00000321-mailo-l45

 へき地の医師確保の目的で昨年度導入した医師派遣システムについて県は、都城市出身で東京北社会保険病院(東京都)に勤務する中村豪さん(38)=埼玉県在住=の採用を内定した。来年4月1日付で県職員として採用し、県内のへき地の公立病院・診療所に2年間派遣する。同システムでは2月に医師を募集したが、応募者がなく今年4月の採用は見送っていた。
 中村さんは宮崎西高を経て自治医科大(栃木県)卒。92〜02年に椎葉村など県北の公立病院で勤務経験がある。県は今年春に応募を依頼。安藤忠恕知事が直接会って要望し、中村さんも「古里の医療に携わりたい」と了承した。
 また、県は、卒業後に県内のへき地や小児科などでの勤務を条件に、修学資金を貸し出す制度に応募した医学生の男女8人全員に適用することを決めた。今年度は定員4人だったが「8人とも地域医療に貢献する熱意を感じた。総定員は24人なので前倒しした」(知事)という。[中尾祐児]
9月8日朝刊
(毎日新聞) - 9月8日19時1分更新

290とはずがたり:2006/09/16(土) 02:24:44

大分大:医学部の学士編入学、地域枠「3」設定へ−−来年度 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000247-mailo-l44
 ◇県は奨学金を創設 医師不足解消向け連携

 大分大医学部が来年度、学士編入学(定員10人)で県内高校や大学出身者を入れる地域枠(3人)を設ける。広瀬勝貞知事が13日の9月定例県議会本会議で明らかにした。県は対象者への奨学金制度を創設する方針で、県と大分大が医師不足解消に向けて連携する。
 大分大医学部の学士編入学は、他学部を卒業した人が2年生後期に入る制度。地域枠は県内の高校や大学の卒業者が対象。将来、県内に定着する医師を増やすのが狙い。県によると、全国16県の大学で医学部の入試に地域枠を設けている(大分大はなし)が、学士編入学で設けるのは珍しいという。学士編入学は01年度に始めたが、これまで県内出身者の合格は2人のみで、ほとんどが県外出身者という。
 県は学士編入学者に入学金や授業料、生活費を貸与する奨学金制度を創設する方針。返還を免除する条件などについて今後詰める。
 県によると、医師は大分、別府両市に多く、日田・玖珠、臼津地区(臼杵市、津久見市)で少ないという。県は今年度、県立三重病院(豊後大野市)に地域医療部を設け、医師がへき地診療に当たる予定だったが、医師を確保できないままとなっている。[藤原弘]
9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日17時1分更新

291とはずがたり:2006/09/20(水) 01:23:30
<東北・北海道>宮城県

まぁ妥当な判断ではないか?老朽化してるとはいえ赤字垂れ流してるのに分院迄とは到底ねぇ。。

大崎市民病院建設 市長、計画延期表明「無理がある」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000009-khk-toh

 宮城県大崎市の伊藤康志市長は、12日開会した9月定例市議会の行政報告で、大崎市民病院本院(2008年度着工予定)と岩出山分院(07年度着工予定)について、財政難を理由に「計画年次の着手には、無理があると判断した」と、計画延期を表明した。

 伊藤市長は「市の経営は極めて危険な状況。財政の立て直しを最優先する」と語るとともに、「時期はずれるが、県北医療圏の拠点にふさわしい病院を建てる計画に変わりはない」と理解を求めた。

 現在、古川千手寺にある本院は手狭な上に、老朽化が深刻。旧1市6町の合併協議会は、宮城県沖地震対策などから当初計画を1年前倒しし、新市建設計画には08年度着工、09年度完成と明記していた。計画では、新本院は500床で、事業費は最低160億円、岩出山分院は40床で、事業費は21億円とそれぞれ見込んでいる。

 伊藤市長は「合併協議も新市建設計画も尊重すると言ってきたが、見通しは厳しい。合併の目的は肥大化した行財政のスリム化でもある」と、方向転換を明確にした。

 2病院建設の今後については「計画を無制限に引き延ばすわけにはいかない。市、病院双方の財政健全計画を来夏までにまとめ、1つの方向を出したい」と述べた。

◎財政悪化で方針転換

<解説>大崎市発足から5カ月余、市政のかじは大きく切られた。伊藤康志市長が12日表明した大崎市民病院の建て替え延期は、一事業の先延ばしという枠にとどまらず、「新市建設計画」を根底から問い直す判断と言えよう。

 建設計画は、合併に加わった旧7市町が積み残した課題や住民要望の大半を網羅し、事業数は110、実現に必要な額は650億円にも達する。一時破たんの危機もあった合併をまとめるためには、ある程度、総花的にならざるを得なかった面があるにせよ、財政的な裏付けは乏しかった。軌道修正は当然だ。

 伊藤市長は選挙戦で「病院建設の早期実現」「新市建設計画の推進」を掲げて当選しており、市議会などで「公約違反」と追及されるのは確実。にもかかわず、方針転換に踏み切らざるを得なかった理由は、大崎市の財政事情の悪化だ。

 先月末に公表された自治体の財政健全度を示す数値が、県内13市で最悪になり、80%超で財政硬直化が懸念される経常収支比率は91.8%に達した。さらに本年度の病院会計は、市一般会計から約13億円を投入しても、約6億円の赤字と見込まれる。

 こうした厳しい状況の下で、行政の無駄を徹底して省き、限られた財源を、新病院も含めどの事業に重点配分させていくのか―。新市の未来を切り開く前向きな議論を求めたい。(大崎支局・大泉大介)

(河北新報) - 9月13日7時2分更新

292とはずがたり:2006/09/21(木) 02:21:44
弘大医学部卒業生 県内病院へわずか23%
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000609200003
2006年09月20日

 弘前大医学部が今春の卒業生の進路(3月末時点)を調べたところ、県内の病院に進んだ卒業生の割合が23・3%と極めて低水準だったことが分かった。医学部は「過去最低の数字」としている。

 弘前大の調査結果によると、今年3月に卒業した103人のうち、県内の病院に進んだのは、全体の23・3%にあたる24人。医学部付属病院が5人、県内の他病院が19人だった。

 ここ10年の動きをみると、96年度から03年度までは、大学院を含めて県内にとどまった卒業生の割合は、40%台を中心に52%〜35%の幅で推移。20%台まで低下することはなかった。

 だが、04年度から、卒業後2年間の「臨床研修」が必修となった。全国各地の病院が研修プログラムを公表し、内容の充実ぶりを競い合うようになった。

 それまで学生は主に大学の医局のつてで病院を選び、他病院の情報に触れる機会が少なかったが、一転して全国の病院から自分にあった研修先を選べるようになった。

 これに伴い、弘前大では医学部付属病院に進む卒業生が急減。付属病院に進む卒業生の数は、03年春の31人から04年春には20人、05年春の7人へと減り続け、今春、さらに5人まで落ち込んだ。

293小説吉田学校読者:2006/09/21(木) 21:41:01
途中の思考過程を全部はしょりますが、結論としては、うつ病の人が治療しながらも、ちゃんと働けるような世界が再チャレンジの到達点だと思います。
でも、そこまで安倍は考えを深化させていないでしょう。
最近、本当にメンタルヘルスだ何だかんだと職場で結構叫ばれている。それほど心身疾患を抱えながら、つまり無理をして、歯を食いしばって働いているんだぞ、皆は。分かってて再チャレンジだ格差是正だと言っているのか。

労働スレみたいになりましたので、メディカルっぽいことも書きます。「薬で治す」「精神科へ通院歴があったからといって、偏見を持たない」これが重要だと思いますね。

「うつ病」誤解 依然多く
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609201300_04.html

 県内でも増えているうつ病について、多くの人が「病気について知識がある」と自負している半面、偏見や罪悪感も強いことが、琉大医学部の調査で分かった。偏見は高齢者ほど強く、すべての年代で薬物治療への抵抗感も大きかった。近藤毅精神科教授は「うつ病は重症化すると自殺まで思いつめる。適切な薬物治療も必要で、病気の普及啓発が大切」とし、一般内科医との連携の強化を課題とした。(儀間多美子)
 同大医学部は昨年十月、うつ病の啓蒙講演を聞きに訪れた十代―六十代以上の県民六百八十八人に「うつ病のイメージ」と「もしあなたがうつ病になったら(対応と治療)」について、アンケートを行った。
 調査は「怖い病気」「性格的な弱さが原因」「家族への相談は抵抗がある」「抗うつ薬の服用」など十八項目について、偏見や誤解の強さを示す五つの回答から一つを選択。偏見・誤解の程度を「なし」を基準として「最小」プラス2、「最大」マイナス2とする五段階評価で示した。
 うつ病のイメージで最も偏見や誤解が強かったのは「病気になったら迷惑をかける」との項目が示す「罪悪感」で、平均値はマイナス1・3。また「怖い病気」とする「恐れ」マイナス0・5、「うつ病にかかったら自覚できる」とする「病気の過小評価」もマイナス0・6と高かった。その半面で「知識不足」はプラス0・5と、知識が足りないとする認識は薄かった。
 対応や治療では「カウンセリングだけで治したい」とする「過剰なカウンセリング志向」が最も強くマイナス0・9。薬物療法への抵抗感や薬物依存への恐れも大きく、「改善したら薬をすぐやめたい」とする「再発予防意識の低さ」もマイナス0・6と強かった。
 年代別では、高齢者ほど「うつ病は恥だ」「現実逃避の結果だ」「自己制御できる、との過信」など偏見が強い傾向があった一方で、十代も「精神科受診への抵抗感」が高く、「自分から助けを求めにくい」とする「自発的な援助希求の乏しさ」が強く表れた。
 近藤教授は「講演会に足を運ぶほど、うつ病に関心がある人さえ誤解はある。高齢者ほど偏見が強いのは情報不足が理由だろう」と話し、知識の普及・啓発の重要性を強調。精神科に対する偏見から、多くの患者が内科を受診していることから「一般医やかかりつけ医との連携を強化し、早期発見につなげる必要がある」と指摘した。

294とはずがたり:2006/09/21(木) 22:10:52
雅子様のご病気を適応障碍よる抑鬱状態といった訳の分からぬ病名にするのではなく,鬱病であるとちゃんと発表すればいいんじゃないでしょうかね?
愛子様も高機能自閉というご病気の可能性も高いそうだ。ためされる皇室みたいになってくるけど。。

295小説吉田学校読者:2006/09/21(木) 22:41:56
>>294
愛子様が高機能自閉かどうかは、まだ4歳なので、症状も流動的でしょう。
でも、雅子様が「鬱でした」と言える雰囲気が醸しだされるのは、いったいいつなんでしょう。

で、「薄々そうだと思っている状況」、ナンシー関言うところの「つくば母子殺害での医師逮捕直前状態」の状況下、「公務に出ないのはどういうことだ」とか、主に保守派の方が言っちゃうのはいかがなものでしょう。
ちょっとムリしてでも秋篠宮のところにはお祝いに行ったほうがいいとは思いますけど・・・・

296とはずがたり:2006/09/22(金) 10:41:24
愛子様は未だ流動的かもしれません。外野の素人がこうちゃうかと云えるものでもないですね。

雅子様の状況は,ちゃんとカミングアウトした方がご本人のためではないかと思う。鬱病で出来ないことも我が侭でやってるように思えてしまうし。

鬱病になると会いたくない人とはほんと顔もあわせたくないみたいですよ。
>ちょっとムリしてでも‥

297小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 21:15:35
>>296
雅子妃が本当にうつ病になっているとしたら、もう最悪期は脱出したと思います。
でも会いたくない人には会いたくないし話題にもしたくないでしょうなあ。
それでも私は、あとから、何やかんやと詮索されるから、顔を合わせなくても、ご訪問止まりでいいから、お祝いはされたほうがいいと思います。当然、自身の体調最優先ではありますけども。

で、今日の吉田学校の怒り沸騰記事。
セカチューとか読んで「かわいそう」とか思っていても、いざ、自分がリスクを伴うとなると尻ゴミする。行動を伴えないなら、最初からドナー登録するなって。
次に財団であります。「質の良いドナー」とは、どの面下げての台詞か。人を物とでも思っているんじゃないか。何だ、この言動は。
最後に朝日であります。ドナーに踏ん切りつかせる材料の1つである、最低限、後遺障害のこともタブー視せずに書いて、きっちりと正面から提供しない理由まで論及すべきです。これは今後の報道に期待です。
で。ドナーが提供に付かせるためには、副作用や後遺症の十分な説明をパンフレットばかりではなく、職員全員が口で語れるようにしないとダメだと思いますね。後遺障害が残る例が少ないのに。

私がこういうのに反射的に怒りを感じるのは、個人的体験からです。十分な説明もせず、努力もせず、ただただ「困っている」とか言っているような財団は根本から態度を見直すべきであります。


骨髄ドナー、辞退相次ぐ 「適合」後に負担痛感
http://www.asahi.com/life/update/0922/008.html

 骨髄バンクが91年に発足して以来の悲願、「ドナー登録30万人」が近々達成されそうなのに、移植が思うように進まず、待機患者も増え続ける事態が起きている。白血病を題材にした小説や映画の大ヒットなどでドナー登録は急増しているが、移植可能な患者が見つかっても、「仕事があって行けない」などと断るケースが多いのが大きな理由だ。骨髄移植推進財団は「30万人」の見直しも含めて検討を始める。
 骨髄移植は白血病や悪性リンパ腫などの治療手段。ドナーの白血球の型や遺伝子を調べ、移植が可能な患者が見つかれば同財団などが仲介する。「30万人が登録すれば、患者の9割以上にドナーが見つかる」と、登録を呼びかけてきた。
 サッカー元日本代表の井原正巳さんや、急性骨髄性白血病で亡くなった歌手の本田美奈子さんを起用したCMやポスターが反響を呼んだ。「世界の中心で、愛をさけぶ」「半落ち」など、白血病や骨髄移植を扱った小説や映画が話題になったことでも関心が高まった。
 また、昨年から登録年齢を20〜50歳から18〜54歳に広げたほか、ドナー登録時に家族の同意を不要にするなど手続きを簡略化した。04年度までは年間の新規登録は1万1000〜2万6000人で推移してきたが、昨年度は4万5000人超。今年8月末の累計は25万7104人になり、来年度の目標達成は確実だ。
 一方、財団などの仲介で移植を受けた患者は、今年8月までに7650人に上る。しかし、新たな患者も登録され続けており、現在、移植を待っている患者は3000人を超えてこれまでで最大規模だ。制度が浸透した面もあるが、右肩上がりが続いている。
 財団によると、05年度に「適合通知」を受け、移植に前向きな姿勢を示したドナーでも半数が断念した。健康以外の理由が6割を占め、「家族の同意が得られない」「仕事などで都合がつかない」などが多く、不安になって登録を取りやめる人、連絡がつかない人も目立ち、移植をしたのは約900人だった。患者全体から見ると、移植を受けられたのは36%にとどまっている。
 財団は「善意で協力してくれるのだが、最近は軽い気持ちからドナー登録する人が増え、本当に提供する意思があるのか読み切れない。30万人を超えても安心できない」と困惑している。
 提供を断る人が多い背景には、登録時の血液検査の方法が変更された事情もある。これまでは白血球の型で分類していたが、昨年3月から遺伝子まで見る精度の高い検査方法に変えた。財団は新しい検査で登録した人を優先的に提供リストの上位にすえているため、同じ人が何度もリストアップされるなどのケースが出ている。
 NPO法人「全国骨髄バンク推進連絡協議会」(東京都新宿区)には、ドナー側から「一度断ったのに、何で私ばかりに何回も来るのか」、患者側から「適合するドナーが20人いたのに断られた」など戸惑いの声が寄せられている。 30万人の目標などについて、財団は10月に有識者の検討会議を設置。来年1月をめどにドナー登録のあり方を抜本的に見直す方針だ。財団の正岡徹理事長は「目標登録数を増やすことと、ドナーの質を上げていくことを総合的に考えたい」と話している。

298小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 21:21:42
骨髄移植のこと調べてたら、こんな記事に出会いました。
私は脳死を人の死とすることには賛成ですが、判定基準は絶対に厳格であるべきだと思います。
その上で、移植目的だけで安易に脳死判定するのはやめるべきで、下記のような雰囲気が蔓延しているようでは米国の医療界は本当にダメだとおもう。

<脳死>米国・日本帰国後に意識回復
http://scrapbook.ameba.jp/miffy_book/entry-10015541207.html

 米国やカナダ滞在中に脳血管の病気で意識不明になった日本人で、家族らが現地の医師から「脳死」と説明されたにもかかわらず、帰国後に意識を回復した人が3人いたことが中堅損害保険会社の調査で明らかになった。東京都内で開かれた日本渡航医学会で、損保の担当者が報告した。海外での脳死診断は日本ほど厳格でなく、治療を打ち切る場合があることを浮き彫りにする事例で、報告した担当者は「医療文化が違う国にいることをはっきり認識すべきだ」と警告する。
 報告によると、02〜05年度に、旅行や仕事で米国、カナダに滞在中の旅行保険契約者9人が脳血管障害で入院。主治医は家族や損保の現地スタッフに「脳死」と説明した。うち3人の家族は「治療中止は納得できない」などと訴え、チャーター機で帰国。日本で治療を受け、意識が回復した。搬送費用の約2000万円は保険で支払われた。残り6人は、チャーター機手配に必要な額の保険に加入していなかったことなどから帰国を断念。現地で死亡したという。
 意識が戻った60代男性の場合、カナダで脳梗塞(こうそく)となり、入院した。人工呼吸器をつけなくても呼吸できる自発呼吸はあったが、医師は家族に「脳死」と説明したという。しかし、男性は帰国後1カ月で意識が戻り、記憶も回復した。
 日本、米国、カナダとも自発呼吸があれば脳死とは判定されない。回復した3例は病院の診断書に「脳死」との記述はなかった。病院側は損保に「保険会社で死の解釈が違う。治療費を保険で確実に出してもらうため、(病院としては)脳死かどうかは書かない」などと返答したという。
 日本医科大の横田裕行助教授(救命救急医学)は「海外の基準でも脳死なら意識は回復しない。米やカナダなどの一般医療現場では、回復は難しいなどの意味で脳死を使うことがある」と言う。
◇病院間で脳死判定基準に相違…米国
 米国は脳死者からの臓器移植先進国で、年間6000例前後が実施される。脳死は人の死という考え方が広く受け入れられているためだ。松本歯科大の倉持武教授(哲学)は「日本よりも臓器移植を強く推進するというムードが強く、医療現場に影響しているのかもしれない」と指摘する。
 実際、米麻酔学会誌(1999年7月号)によると、頭部外傷で脳死と判定された男性が、臓器摘出直前に自発呼吸をしていることが分かったが、そのまま摘出された例などが紹介されている。
 日本とは医療制度、保険制度が異なり、医療も「営利産業」とされる。患者死亡の場合、保険会社が死亡直前の治療を「無駄」と判断するケースもある。病院側は保険会社からの支払いを受けるため、早めに治療を打ち切る傾向もあるようだ。
 日本では臓器移植法が施行された97年以降、脳死移植は47例。杏林大学病院の島崎修次救命救急センター長は「米国、カナダの脳死判定では脳波は取らず、日本ほど厳格ではない。カナダでは病院ごとに判定基準を定めている」と説明する

299とはずがたり:2006/10/06(金) 23:23:39
Medical Reviewに投下するには余りにも生臭い話ではあるが。。

県医連が自見氏解任 執行委員職 「参院選推薦で混乱」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20061003/20061003_002.shtml

 日本医師会の政治団体・日本医師連盟による来年夏の参院選比例代表の推薦候補者選びで、北九州市出身の自見庄三郎前衆院議員が、福岡県医連(横倉義武委員長)の意向に反して立候補したとして、同県医連が自見氏の執行委員を解任していたことが2日分かった。自見氏は「決定は不当」として、処分取り消しの法的措置を取る考え。

 推薦候補選びは公募方式で8月に実施され、3選を目指す自民党現職の武見敬三氏が立候補。同県医連は武見氏を推すことを決めたが、自見氏は締め切り間際に届け出。採決の結果、圧倒的多数で武見氏が選ばれた。

 関係者によると、4月の日本医師会長選を背景に、現会長を支援した武見氏に反発する形で、前会長支持の自見氏が出馬したという。同県医連は「混乱を招いた。今後の活動の重大な支障になる」として自見氏の執行委員を解任。北九州市医師会は、支部長名の経過報告書を会員に送った。自見氏は「弁明の機会もなく違法な不利益処分だ」と話している。

 自見氏は郵政民営化関連法案に反対して昨年衆院選(福岡10区)で落選し、自民党を離党。参院選では国民新党から比例代表での出馬を検討している。


=2006/10/03付 西日本新聞朝刊=
2006年10月03日05時22分

300とはずがたり:2006/10/07(土) 22:03:39
憲法のある風景(下) 地区診断 参院選2004
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/OSK200406200011.html

 ケアマネジャー、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)……。介護保険制度導入と前後して、お年寄りが理解できない肩書が増えた。人間として共に泣き共に笑う福祉の原点が、「専門性」によって失われつつあるのではないか。半世紀にわたって保健福祉にかかわってきた稲葉峯雄・今治明徳短大名誉教授(80)は危惧(きぐ)している。

     □

 稲葉さんは、県医務課に勤めた64年から10年間、「地区診断」に携わった。医師や保健婦らが一つの地域に入りこみ、数カ月かけて住民の声を聴く。水質検査や食生活の調査によって伝染病が蔓延(まんえん)する劣悪な環境を住民自身に気づいてもらう。嫁姑(しゅうとめ)の関係に悩む女性たちが語り合う場を設け、封建的なしがらみを断ち切ろうとも試みた。憲法の理念に基づく、住民主体の民主的な地域づくりを目指すものだった。

 地区診断が各地で進むにつれ、「水道を整備してくれ」といった住民の行政への要求が急増する。県幹部は「予算が限られているのに、問題を掘り起こすな(寝た子を起こすな)」「要望を聞くより、国の方針に基づく事業計画を進めるべきだ」と非難した。全国から注目された地区診断は73年に廃止され、かわりに「健康まつり」が催されるようになった。住民自治や生存権といった憲法の原則から、どんどん逆行するように稲葉さんには思えた。

 77年、キリスト教系の老人ホームの理事長に誘われて園長に就任。

 当時、入居者数に応じて国から支払われる「措置費」は、細かく用途が定められていた。稲葉さんはその余剰資金をルール違反と知りながら、独居老人の訪問や弁当配布の事業を始めるのに転用した。「地域に開かれたホーム」を追求したのだった。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という25条を実践しようと考えたからだ。

 だが、地元の社会福祉協議会からは「地域のことに口をだすな」と言われた。ホームの理事たちからは「勝手なことはするな」「措置費はホームのなかだけで使ってくれ」と批判された。結局、7年間でホームを追われた。

     □

 戦時中、「お国のため」というスローガンのもと、個人の命は軽んじられた。だから、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」(前文)、「すべて国民は、個人として尊重される」(13条)などと説く憲法は、日本人の「人間宣言」だと思った。

 「県職員」「ホームの園長」という立場ではなく、人間として何が大切か何をするべきかを判断し実践するのが、憲法を生かす道だと信じてきた。だが、そう思って努力するごとに、行政権力の壁とぶつかった。

 「一人一人が地位や肩書や利害関係を脱ぎ捨て、『人間として』自らの生き方を見直してほしい。そしてその視点から何が大切かを見極めて選挙に臨んで欲しい。それこそが憲法の原点に返ることです」

 稲葉さんが後輩に託す願いである。

 (06/18)

301とはずがたり:2006/10/12(木) 01:32:32

効能原理の科学的証明は出来なくても効果があったかどうかの科学的,客観的な証明は可能である。
俺は漢方への信頼はあるので是非大がかりに実験して欲しいね。

[中国]「漢方廃止せよ」、ネットの声に衛生部が断固反論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061011-00000012-scn-cn

 衛生部の毛群安・報道官は10日、インターネット上で漢方医学(中医学)を国家の医療体制からはずせという声が集められていることに関連して、「彼らは歴史について無知であり、漢方医学が果たしてきた重要な役割を抹殺しようとしている」と発言した。中国新聞社が伝えた

 専門紙『健康報』が公式サイトに設けた掲示板の場合、漢方医学を擁護する意見の方が多いが、一方では「漢方医学を打倒せよと大きな声で叫びたい」「打倒しようとしても死なない存在だ。教え説くことはでたらめ。人を害している」といった過激な書き込みがある。

 更に、さまざまな掲示板に書き込む人の多くは自らを医療関係者としており、「5年以内に漢方医学を国家の医療体制から締め出せ。国家が認める唯一の医療は西洋医学とせよ」といった、医療体制そのものに対する意見もある。

 毛報道官は、「漢方医学は現実の生活において病気を解決する重要な選択肢の一つだ。漢方医学を非難する者は、漢方医学の果たしてきた歴史的にも重要な役割について無知であるが故に抹殺しようとしている」などと、厳しく批判した。

 そして、「医療の発展は非常に困難な局面を迎えている。ただし、国家は漢方医療の発展を非常に重視しており、漢方と西洋医学の併用は中国の医療政策の方針の一つだ」と説明した。

 また、中国の三大ポータルサイトである新浪網は中国新聞社のニュースを転載すると同時に漢方医学についてアンケート調査を実施。11日20時45分(日本時間21時45分)の時点で1万6971通の回答が寄せられているが、「漢方医学の擁護に力を入れよ」とした人は全体の80.17%、「成り行きにまかせよ」とした人は12.51%、「消滅させるべき」は7.32%と、漢方医学支持派が圧倒的に多い。

 「どちらの治療を選ぶか」との問いに対しては「西洋医学」とした人は54.3%、「漢方医学」とした人は45.7%。「漢方医学が優れている点は?」との問いに対して「副作用が少ない」とした人は44.52%、「体そのものを治療する」とした人が41.38%。「優れている点はない」とした人は14.11%となっている。(編集担当:如月隼人)


(サーチナ・中国情報局) - 10月11日21時53分更新

302とはずがたり:2006/10/13(金) 21:36:16

生命科学ももちこのスレへ
へぇ〜>同じDNAを引き継いでいても、毛の模様は同じにはならず
育て上げた後の性格とかどうなるか知りたいですな。

クローン猫売れず、廃業へ 米企業「毛の模様が違う」
2006年10月13日16時12分
http://www.asahi.com/international/update/1013/012.html

 世界で初めてクローンペットのビジネスを始めた米カリフォルニア州のベンチャー企業、ジェネティック・セービングス・アンド・クローン(GSC)社が、年末に廃業することが分かった。クローン猫の需要が少なかったのが原因という。

 AP通信によると、同社は9月に顧客へ送った手紙で、新たなクローンペットの注文は受けないと表明し、中止の理由を「クローンペットを商業化できる技術を開発するまでに至らなかった」と説明している。成功率の向上が課題だったが、うまく行かず採算が合わなかったようだ。

 同社は00年に設立され、飼い猫を亡くした愛猫家らに、クローン技術を使って元の猫のDNAからクローン猫を誕生させて届けていた。計5匹誕生させたが、実際に販売できたのは2匹だけだったという。同じDNAを引き継いでいても、毛の模様は同じにはならず、こうしたことも需要が伸びなかった一因とみられる。

 クローン猫は1匹3万2000ドル(382万円)。同社は昨年、当初の5万ドル(597万円)から値下げしていた。

303とはずがたり:2006/10/17(火) 04:27:54
酷い話だ。

分べん中意識不明:18病院が受け入れ拒否…出産…死亡
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061017k0000m040150000c.html

 奈良県大淀町立大淀病院で今年8月、分べん中に意識不明に陥った妊婦に対し、受け入れを打診された18病院が拒否し、妊婦は6時間後にようやく約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に収容されたことが分かった。脳内出血と帝王切開の手術をほぼ同時に受け男児を出産したが、妊婦は約1週間後に死亡した。遺族は「意識不明になってから長時間放置され、死亡につながった」と態勢の不備や病院の対応を批判。大淀病院側は「できるだけのことはやった」としている。

 妊婦は同県五条市に住んでいた高崎実香さん(32)。遺族や病院関係者によると、出産予定日を過ぎた妊娠41週の8月7日午前、大淀病院に入院した。8日午前0時ごろ、頭痛を訴えて約15分後に意識不明に陥った。

 産科担当医は急変から約1時間45分後、同県内で危険度の高い母子の治療や搬送先を照会する拠点の同県立医科大学付属病院(橿原市)に受け入れを打診したが、同病院は「母体治療のベッドが満床」と断った。

 その後、同病院産科当直医が午前2時半ごろ、もう一つの拠点施設である県立奈良病院(奈良市)に受け入れを要請。しかし奈良病院も新生児の集中治療病床の満床を理由に、応じなかった。

 医大病院は、当直医4人のうち2人が通常勤務をしながら大阪府を中心に電話で搬送先を探したがなかなか決まらず、午前4時半ごろになって19カ所目の国立循環器病センターに決まったという。高崎さんは約1時間かけて救急車で運ばれ、同センターに午前6時ごろ到着。同センターで脳内出血と診断され、緊急手術と帝王切開を実施、男児を出産した。高崎さんは同月16日に死亡した。

 大淀病院はこれまでに2度、高崎さんの遺族に状況を説明した。それによると、産科担当医は入院後に陣痛促進剤を投与。容体急変の後、妊娠中毒症の妊婦が分べん中にけいれんを起こす「子癇(しかん)発作」と判断し、けいれんを和らげる薬を投与した。この日当直の内科医が脳に異状が起きた疑いを指摘し、CT(コンピューター断層撮影)の必要性を主張したが、産科医は受け入れなかったという。

 緊急治療が必要な母子について、厚生労働省は来年度中に都道府県単位で総合周産期母子医療センターを指定するよう通知したが、奈良など8県が未整備で、母体の県外搬送が常態化している。

 大淀病院の原育史院長は「脳内出血の疑いも検討したが、もし出血が判明してもうちでは対応しようがなく、診断と治療を対応可能な病院に依頼して、受け入れ連絡を待っていた」と話した。

 一方、高崎さんの遺族は「大淀病院は、総合病院として脳外科を備えながら専門医に連絡すら取っていない。適切な処置ができていれば助かったはずだ」と話している。[林由紀子、青木絵美]
毎日新聞 2006年10月17日 3時00分

304とはずがたり:2006/10/20(金) 02:17:43

代理母出産禁止:見直し含め「政府全体で」再検討 厚労相
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061017k0000e010050000c.html

 長野県のクリニックで祖母が孫を代理出産していた問題で、柳沢伯夫・厚生労働相は17日の閣議後会見で、現在は禁止の方針をまとめている厚労省の報告書にとらわれず、見直しも含めて再検討することを明らかにした。厚生科学審議会は03年に代理出産を罰則付きで禁止すべきとの報告書をまとめているが、柳沢厚労相は「当時に比べ(代理出産に)賛成する世論もみられる」と話し、報告書にとらわれず、見直しも選択肢に入れた議論をする必要性を示した。また、厚労省だけでなく政府全体で検討する考えも示した。

 また、長勢甚遠法相は17日の閣議後会見で、生殖補助医療の進展に伴って民法の親子法制の見直しを求める声が出ていることに触れ、「どのような検討をするか官邸や厚生労働省と相談したい」と述べた。一方で法相は、代理出産を認めるかどうかといった医療法制が決まらない段階で民法を見直せば混乱を招くとの認識も示した。[玉木達也、森本英彦]
毎日新聞 2006年10月17日 12時19分 (最終更新時間 10月17日 13時41分)

305とはずがたり:2006/10/20(金) 22:42:02
妊婦転送死亡:脳内出血見抜けず 遺族への謝罪、検討中−−大淀病院長が会見 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000221-mailo-l29
 ◇緊急搬送遅れで妊婦死亡
 大淀町立大淀病院で妊婦の緊急搬送が難航した末死亡した問題を受け17日、同病院は記者会見を開いた。原育史(やすひと)院長(63)は初めて公式に脳内出血を見抜けなかった診断ミスを認めた。しかし、病院の責任を問われると明確な答えを避けた。また、遺族への謝罪も「検討中」と述べるにとどまり、歯切れの悪さはぬぐいきれなかった。(会見での主なやりとりは次の通り)
 ――搬送になぜあれほど時間がかかったのか
 けいれんが起きたので産科担当医を呼んだ。(分娩中にけいれんを起こす)子癇(しかん)発作を疑った。ここでは対応が難しいので県立医大病院に転送を依頼したが、満床なので医大病院が他の病院への依頼を始めた。異常分娩は医大病院に連絡し、責任をもって受け入れ先を探していただく形になっているが、なかなか見つからなかった。
 ――内科医は脳の異状の可能性を指摘していた。その根拠は。また、それでもCT(コンピューター断層撮影)を撮らなかった理由は
 けいれん、いびき、瞳孔が開く状況があり、内科医は頭に何か異状が起こっていると思ったようだ。一方(主治医の)産科医は、頭の中に出血があると血圧が高くなるのに当時は安定しており、子癇発作を疑い、動かすことの悪影響を考えて撮影しなかった。結果的には脳内出血だった。子癇と疑ったことに判断ミスがあった
 ――病院の責任は
 遺族と誠実に話し合いを継続している。非常に難しい問題です。
 ――謝罪の予定は
 そのあたりも検討中。
 ――今後の対応は
 医師研修制度が始まり、大学病院も医師不足になって派遣医師を引き揚げた。ここ(大淀病院)も04年に31人いた常勤医師が今は26人だ。麻酔医も常勤はいない。医大病院を中心にしたネットワークの再確立が必要で、そうなると聞いている。

10月18日朝刊
(毎日新聞) - 10月18日15時1分更新

奈良・妊婦死亡 強制捜査も視野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000017-san-soci

 奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、同県五條市の高崎実香さん(32)が分娩(ぶんべん)中に脳内出血のため意識不明となり、19病院から満床などで受け入れを拒否された末、転送先の病院で男児出産後に死亡した問題で、県警は業務上過失致死容疑で捜査を始めた。

 遺族から事情を聴く一方、大淀病院からカルテなど関係資料の任意提出を受けており、関係先病院の家宅捜索など強制捜査を視野に、慎重に捜査を進めるとみられる。

 関係者などによると、県警は18日、捜査員を高崎さんの夫、晋輔さん(24)ら遺族のもとに派遣し、約2時間にわたって面会。高崎さんが大淀病院に入院した8月7日から容体が急変し相次いで転院を断られた翌8日の状況や、死亡した16日までの様子など一連の経過について説明を受けた。19日以降も引き続き事情を聴くとみられる。

 また、大淀病院からもこれまでに、高崎さんのカルテや当時の看護記録など関係資料の任意提出を受けるとともに、原育史院長から事情説明を受けたという。

 県警は今後、主治医らからも事情を聴くとみられる。

 病院側は、高崎さんが8月8日未明に意識不明となり、脳の異状が疑われたにもかかわらず、産科医が妊婦の「子癇(しかん)発作」と判断し、CT撮影しなかったことについて、「判断ミスがあった」と認めている。
(産経新聞) - 10月19日16時35分更新

306小説吉田学校読者:2006/10/21(土) 06:54:01
>>303
これ、大淀病院の初期診療がまずかったのがかなり大きいと思われます。これで病状把握が遅れてしまった。

その次にまずかったのが誤った病状把握に基づく「連絡ミス」じゃないでしょうか。
新聞記事を読む限り業界で言うところの「緊急転院」の要請、一般的には「高度の医学技術を要する患者の発生と当院に医療技術がないのでそれに伴う転院」の要請をしたんでしょう。これだよ緊急性の要件は1ランク下がる。だから「母体病棟が満床」とかとんでもない回答で転院拒否されるのです。
容態に関しての記事を読むと、これはどう見ても「救急患者の発生」であります。「何だか知らないが、意識が混濁している」状態じゃないか。妊娠中毒で意識を失うか? 救急病棟ならどこでもベッドが空いていないといけない(じゃないと、救急指定外される)ので、「母体病棟が満床」とかの回答はできないはず。

これは救急医療拒否とか産科の医師不足とかそういうレベルの問題ではなく、もっと初歩的なミスが原因のような気がします。看護師や事務職のロジ担当者の手腕の問題もかかわってくる。乞続報。

307とはずがたり:2006/10/22(日) 03:12:37
簡単な解決法が一つある。奈良県を大阪府に合併すればいいw

重篤妊婦の県外搬送常態化 大阪側も限界 奈良妊婦死亡
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610210032.html
2006年10月21日

 奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、妊婦(当時32)が次々に転院を断られた末に死亡した問題は、重体妊婦の転院を大阪府内の病院の「善意」にすがってきた奈良側の依頼に、大阪側の受け入れが限界に迫っていることを浮かび上がらせた。厚生労働省は来年度までに「総合周産期母子医療センター」を指定するよう通知しているが、近畿では同県だけが整備基準を満たす病院がなく、確立された搬送システムもない。「このままではまた、同じことが起きる」。医療関係者は危機感を募らせている。(八田智代、筋野茜)

 妊婦の容体が悪化した8月8日午前1時50分ごろ、大淀病院は県内の産婦人科の拠点施設・奈良県立医大付属病院に受け入れを要請した。だが、県立医大は満床だったため、「代わりの転院先を探す」と回答。大阪府立母子保健総合医療センター(和泉市)に同2時半ごろ打診したが、ここも満床だったために受け入れられなかった。

 県立医大は同センターに「一緒に探してほしい」と依頼。センターの当直医が照会すると、7病院が拒否し、同4時半ごろに8カ所目の国立循環器病センター(大阪府吹田市)に受け入れてもらえることが決まった。

 大阪府には、24時間態勢で高度周産期医療に対応できる府内43病院が加盟する「産婦人科診療相互援助システム」(OGCS)があり、重篤な母体・胎児の緊急搬送ネットワークが構築されている。数カ所の病院に断られるケースはたまにあるが、奈良のように受け入れ先を探すのに手間取ることはないという。端末をたたけば、どの病院に空きベッドがあるか、すぐわかるからだ。

 今回受け入れを断った大阪市立総合医療センター(都島区)は、9床ある新生児集中治療室(NICU)が満床で、臨時にもう1床を入れてやりくりしている状況だった。病院側は「とても対応できる状態ではなかった。どこから要請があっても、そのうちの3割ぐらいしか受けられない。大阪府内の基幹病院で要請の半分以上を受け入れられるところは少ないはず」と漏らす。

 ベルランド総合病院(堺市)は「人が足りず、責任ある対応ができない」と断った。病院幹部は「当日は分娩(ぶんべん)を待つ3人の妊婦がベッドにおり、うち1人は高リスク分娩。帝王切開が必要な妊婦1人も自宅待機していた。産婦人科部長を自宅から呼び出して当直医と2人で対応していた状況だった」と説明する。

 大阪市内のある私立病院は、依頼の電話の内容が「子癇(しかん)発作で意識消失がある」ということだったため、脳疾患の可能性を疑って対応しきれないと考え、受け入れなかったという。

 母子保健総合医療センターの末原則幸・診療局長兼産科部長は「母体の救急搬送を他府県に依存すれば、今回のようなケースは今後も出てくるだろう。奈良は独自で対応できるような拠点施設を早く整備すべきだ」と指摘する。

 奈良県では重篤な状態になった妊婦の県外搬送が常態化している。県医務課によると、県外病院への搬送率は04年で37%(77件)。県立医大病院経営課は「転院先を探すネットワークなど、特別なシステムがあるわけではない」と話す。

 ある民間病院関係者は「県内の公立病院では、出身大学の人的つながりで受け入れを頼んでいるケースが多い。こうした環境を変えなければ、県外に頼り切りの状態は続く」と指摘する。

 高度医療に対応できる設備を持ちながら、今回、要請されなかった近畿大学奈良病院(同県生駒市)には日頃、公立病院からの受け入れ依頼はほとんどないという。竹中勇人・業務課長は「(奈良県は)転院依頼のルールがはっきりしていない。県を中心に早期にきっちりとしたシステムを確立してほしい」と注文する。

308とはずがたり:2006/10/25(水) 11:19:53
痛そう・・

摘出:直径13センチ結石 イスラエル女性のぼうこうから
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061025k0000e040008000c.html

 ロイター通信によると、イスラエル北部の病院に腹痛を訴えて入院した48歳の女性から25日までに、直径13センチ、重さ約1キロのぼうこう結石が見つかり、無事に丸ごと摘出された。ぼうこう結石としては最大とみられるという。

 女性は「私の体の中にそんな物が入っていたなんて信じられなかった。すべてうまくいって痛みが消え、幸せ」と話している。女性は約三年前に同様の痛みを感じて入院したが、治療を拒否していたという。

 ロイターによると、1998年にイエメンの男性から直径7センチ、重さ260グラムのぼうこう結石が摘出された記録がある。(共同)

毎日新聞 2006年10月25日 9時49分 (最終更新時間 10月25日 10時01分)

309とはずがたり:2006/10/26(木) 00:27:44
すごいねぇ〜。のんべぇ諸君脳味噌に感謝すべし。

泥酔無事帰宅の“能力”に脳の神経細胞が寄与
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000003-yom-soci

 道順を記憶している脳の神経細胞(ニューロン)があることを、日本大学大学院の泰羅(たいら)雅登教授、米ロチェスター大学の佐藤暢哉・研究員らのチームが突き止め、24日の米科学アカデミー紀要電子版で発表した。

 「酒を飲み過ぎて何も覚えていないが、ちゃんと自宅に帰っていた」などという“能力”も、この神経細胞のお陰らしい。

 泰羅教授らは、人が脳の頭頂葉内側部を損傷すると、知っている場所でも道順がわからなくなることに着目。レバーを操作して画面上の仮想空間を移動できるシステムを使い、ニホンザルに2階建てのビル内を目的の部屋まで移動する訓練を行った。

 道順を覚えた後、脳の働きを調べたところ、ビル内の特定の場所で曲がった時に活動したり、特定の行き先を目指している時だけに活動する神経細胞が、頭頂葉内側部にあることが見つかった。
(読売新聞) - 10月25日12時37分更新

310とはずがたり:2006/10/26(木) 02:49:57

医師会の言いなりの自民党に設定された開業医に偏重した診療報酬制度をなんとかせい。地方の公立病院の経営危機の原因はここにある。
開業医がのうのうと暮らしている間に勤務医は激務で死にそうになっておる。
勤務医をオルグして民主党の有力な支持基盤に育成する必要がある。
俺が怒りにまかせて煽っているレス故に今一説得力がないかもだけど結構真剣に思っているのである。

「過酷な当直」、産科医5人が超勤手当1億円要求 奈良
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610210041.html
2006年10月21日

 奈良県立奈良病院(奈良市)の産婦人科医5人が04、05年の超過勤務手当の未払い分として計約1億円の支払いと、医療設備の改善を求める申入書を県に提出したことがわかった。医師らは「報酬に見合わない過酷な勤務を強いられている」と訴えており、要求が拒否された場合は、提訴も検討する方針。

 県によると、同病院の年間分娩(ぶんべん)数は05年度で572件。産婦人科関連の救急患者は年間約1300人にのぼる。産婦人科医が当直をした場合、1回2万円の当直料が支払われるが、当直の時間帯に手術や分娩を担当することも多いという。

 申入書によると、当直について労働基準法は「ほとんど労働する必要がない状態」と規定しており、実態とかけ離れていると指摘。当直料ではなく、超過勤務手当として支給されるべきで、04、05年の当直日数(131〜158日)から算出すると、計約1億700万円の不足分があるとした。現在9床の新生児集中治療室(NICU)の増床や、超音波検査のための機材の充実なども要求している。

 医師の一人は「1カ月の超過勤務は100時間超で、医師の体力は限界に近い。更新期限を過ぎた医療機器も少なくなく、これでは患者の命を救えない」と訴える。

 県は、産科医を1人増員するなどの改善策に乗り出すとともに、医療設備の改善を検討しているが、超過勤務手当の支払いは拒否した。担当者は「財政難のため、すべての要求に一度に応えるのは難しい」と説明する。

311とはずがたり:2006/10/28(土) 00:40:06
再受験(=他の学部卒業後医学部受け直し)した友人が医学部は年齢で切られると云ってた。大金掛けて医者養成しても年寄りはそれだけ医者としての耐用年数は短くはなってしまうが。。

「高齢」で?群馬大医学部不合格、主婦の入学請求棄却
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000102-yom-soci

 筆記試験で合格者平均点を上回りながら、面接で高齢を理由に不合格にされたとして、群馬大医学部を受験した東京都目黒区、主婦佐藤薫さん(56)が同大を相手取り、入学許可を求めた行政訴訟の判決が27日、前橋地裁であった。

 松丸伸一郎裁判長は「年齢により差別されたことが明白とは認められない」などと述べ、原告の請求を棄却した。

 同大が「医師には知力・体力・気力が必要」などと説明していたことについては、合理性があるとした。

 訴えによると、佐藤さんは同大医学部医学科の05年度の入試で不合格となったが、大学に得点を開示請求したところ、筆記試験のセンター試験と2次試験の合計点は合格者平均より10点以上高かった。
(読売新聞) - 10月27日13時4分更新

312漢方教授.com:2006/11/01(水) 15:14:20
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313とはずがたり:2006/11/06(月) 22:21:10

進化論・生命科学関連も此処で

イルカ:先祖返り?イルカに“後ろ脚” 和歌山・熊野灘で生け捕り
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20061105ddm001040003000c.html

 和歌山県太地町の町立くじらの博物館(林克紀館長)は4日、胸びれとは別に、腹びれを持つ極めて珍しいバンドウイルカ1頭が見つかった、と発表した。同博物館は「鯨類の祖先が21世紀に出現したといえる。胎児にはある陸上生活の痕跡の後ろ脚が退化せず腹びれとして残ったと考えられ、突然変異による先祖返りのイルカではないか。学術的にも貴重な発見」としている。

 体長2・72メートルの雄で、5歳くらい。10月28日朝、太地漁協所属の勇魚(いさな)組合の漁船が、同町沖約9キロの熊野灘で生け捕りにした。イルカなど鯨類のほとんどは、胸びれ1対のほか、尾びれ、背びれがある。捕獲したイルカは生殖器と肛門(こうもん)の間に、さらに手のひら大の1対の腹びれがあった。

 同博物館名誉館長で日本鯨類研究所(東京)の大隅清治顧問(76)は「このような個体は初めてで、生体でもあり世界的な財産。他の部位に異常はない。餌付けし繁殖に結び付けたい」と話している。【神門稔】

毎日新聞 2006年11月5日 東京朝刊

314とはずがたり:2006/11/11(土) 20:46:47

副作用被害:目が不自由な音楽家がコンサート 患者ら招待
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061112k0000m040088000c.html

 薬の副作用被害の一つ「スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)」により目が不自由となったバイオリニストの川畠成道さん(35)が11日、東京都杉並区で開かれたコンサートに、同じ被害に苦しむ患者や家族約30人を招待した。「世界的な活躍は私たちの心の支え」。開演前、楽屋を訪れた患者らの言葉に、川畠さんは「決して一人で歩いているのではない。病気のことは私も伝えていく」とエールを送った。

 このコンサートは「視覚障害者支援総合センター」(杉並区)の発足20周年を記念する「競い合い、助け合うコンサートin東京」(毎日新聞社点字毎日など後援)。特別ゲストとして、川畠さんはグノー「アベ・マリア」など5曲を熱演した。演奏の合間には、8歳の時に風邪薬を服用し、高熱と体中の水ぶくれからの出血で生死の境をさまよった経験を話した。「障害は残ったが、バイオリンによって前向きになれた」と語ると、会場は拍手に包まれた。

 立川市の渡辺成美さん(48)も8歳の時、風邪薬によってSJSとなり、右目が見えなくなった。楽屋で川畠さんと握手を交わし、演奏後は「感動した。私も孤独の中で生きてきたが、今後はしんきゅう師という道で貢献したい」と笑顔を見せた。

 SJSは風邪薬や頭痛薬などを服用しただけで、失明や死亡するケースもある副作用被害。100万人あたり年間1〜6人の頻度で発生するといわれている。[川俣享子]

毎日新聞 2006年11月11日 20時18分 (最終更新時間 11月11日 20時19分)

315とはずがたり:2006/11/14(火) 23:32:54
タミフル:子どもに異常行動 米FDAが注意喚起要求
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20061115k0000m040048000c.html

 インフルエンザ治療薬タミフルを服用した子どもに異常な行動が相次ぎ、交通事故による死者も出ていることを受けて、米食品医薬品局(FDA)は13日、異常行動に対する注意喚起の表示を製薬会社に求める方針を明らかにした。ロイター通信などが報じた。

 報道によると、FDAは薬と異常行動との因果関係を立証したわけではないが、「潜在的な危険性を緩和するため」に、服用直後からの監視が必要だとした。

 また、FDAは05年8月から今年7月までの間、タミフル服用後の自傷行為や精神錯乱などの異常行動103件の報告を受けており、そのうち95件が日本からのものだという。

 日本では既に異常行動が起こり得るとの趣旨の表示を義務付けており、これにならった表示内容になるとしている。

 タミフルは、通常のインフルエンザに有効な抗ウイルス薬としてこれまでに世界で数千万人が服用しているほか、世界的な流行が懸念される新型インフルエンザの特効薬と目されている。(ワシントン共同)

毎日新聞 2006年11月14日 19時05分

316杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/11/16(木) 21:39:24
そうして考えると、ネットで色々と買い物してしまうのは考えモンなんでしょうかね・・・・・

ネット薬販売:半分は偽物 WHO調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061117k0000m040095000c.html

 【ジュネーブ澤田克己】世界保健機関(WHO)は15日、インターネットを使って処方せんなしで不法に販売される医薬品の半分は、ニセ薬だという調査結果を明らかにした。新型インフルエンザ対策の切り札と期待される「タミフル」や勃起(ぼっき)不全治療薬「バイアグラ」など本来は処方せんが必要な薬を、処方せんなしで販売するようなサイトで安易に薬を購入することに警鐘を鳴らした形だ。

 WHOと経済協力開発機構(OECD)などの調査によると、中南米や東南アジア、アフリカの一部の国では病院や薬局に流通する薬の3割以上が有効成分が入っていない偽物。規制が厳しい先進国でのニセ薬混入率は1%以下だったが、会社の住所を明かしていないようなサイトで販売されている薬は半分以上がニセ薬だった。

 WHOによると、世界のニセ薬貿易は現在最大で年間350億ドル(約4兆1300億円)規模。有害な成分が含まれていて服用した患者が死亡したケースも報告されているという。

317小説吉田学校読者:2006/11/18(土) 23:22:20
2ちゃんねるニュー速より。何とはなしに読んだらメチャメチャ怖かった。

精神科Q&A/家の中にストーカーがいます
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa1087.html

318とはずがたり:2006/11/18(土) 23:32:52
>>317
怖いっすね。ちょっとしたホラー短編小説だ。。

319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 23:38:40
>>317
筒井康隆のホラー小説みたい〜。

320小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 00:03:11
>>318-319
怖いでしょ。

この怖さ、私やとは氏や片言丸氏に、自分のこととして思い当たる節(失敗したのは××のせいだ、と思う)があれば怖さ倍増です。

321小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 01:51:19
>>318-319
あの奈良の引越しおばさんも、この被害妄想の類だったのか。

「怖いでしょ」と紹介した私がQ&A読み込んで、寝れないくらいに慄いております。何だこの得体の知れぬ怖さは。精神病自体の怖さではなく、日常生活を普通に送っている私たちが陥るかもしれない怖さの類であり、なんか、気味悪いというか本当に怖い。冬も近いというのに、怖い話は読むものではないな。

322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/19(日) 10:11:49
>>321
引越しおばさんの場合、夫のほうの遺伝病はホントだと思うので、必ずしも被害妄想でもないでしょうよ。
この前紹介された掲示板書き込みなんかはおばさんの肩を持ちすぎの嫌いがあるけど。

あのURL先にあった粗筋漫画の絵も気持ち悪かったなあ。
引越しおばさんの家族だからって、醜く描いていいってもんじゃないよ・・・

私が前に読んでた清水義範の短篇にも、精神科の医者が患者を診察していたら実は逆の立場だったというのがあったような。

323小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 21:27:24
いやあ、メタボリック症候群って怖いっすねえ。酒よりタバコが悪いよ。

324小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:06:59
>>323
この書き込みはNHKスペを見ての感想なんですけどね。本当に怖いね。。。

325とはずがたり:2006/11/19(日) 22:12:26
なにがどう悪いと報道されてましたん?内臓脂肪とかですか?

326小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:18:42
>>325
内臓脂肪とコレステロールですねえ。

327とはずがたり:2006/11/19(日) 22:21:04
煙草が悪いんですか?運動と食事が原因のイメージです。
俺は去年の健康診断で善玉コレステロールが少ないと言われたのでちょい心配。。

328とはずがたり:2006/11/21(火) 02:55:37
医師不足解消へ手当アップ
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000611200006
2006年11月20日

 いわき市の市立病院部は、二つの市立病院の医師不足対策として、診療手当や勤務時間外手当などの拡充を決め、今月の支給分から手当の上乗せを始める。増額分は、今年度だけで約1億円になるとみられる。勤務が不規則で拘束時間も長いと不人気の公立病院勤務医に対し、勤務実績に応じた手当の支給などで何とかつなぎ留めたい、との窮余の策だ。

 増額されるのは、本来の給与とは別に、40代前半以下の科長、医長、医師に支払われる「診療手当」で一律5万円、臨床研修医も2万〜5万円を増額する。このほか手術や検査などで残業した場合、1時間3千円の「出動料」、産婦人科医が勤務時間外に分娩(ぶんべん)に携わった場合は、1件1万円の「時間外分娩料」を加算する。10月から常勤医師がいなくなった神経内科で、脳梗塞(のうこうそく)などの救急患者を同科以外の医師が診察した場合は、「神経内科患者臨時担当料」として、患者1人当たり1万円を支給する。

 診療手当の増額対象の医師は106人で11月支給分から増額される。これまで、勤務医の手当には「時間外」の概念がなく、「診療手当」に含めていた。

 勤務実績分は、一部10月から適用され、すべての勤務医が対象で、部長職以上の医師156人が該当する。これらの手当の増額分は、診療収益から支払われるが、市病院改革推進課は、内規を改正して、収益からの手当の支給範囲を緩める措置をとっている。

 同課では「同規模の公立病院勤務医の給与実態は、明らかではないが、今回の改定で平均を上回ったのではないか」と話している。

329とはずがたり:2006/11/22(水) 11:25:06

狂犬病ウイルスは全世界のワンちゃんに注射を義務づけても天然痘みたいに根絶できないのん?

横浜の男性が狂犬病発症 「比で犬にかまれた」
2006年11月22日11時17分
http://www.asahi.com/national/update/1122/TKY200611220192.html

 横浜市は22日、フィリピンに滞在し横浜市内の家族宅に一時帰国した男性(65)が、狂犬病を発症したと発表した。男性は市内の病院に入院しており、重症。フィリピンで犬にかまれて感染したとみられる。

 市感染症課によると、男性は10月22日に帰国した。2年前からフィリピンで暮らしており、家族には「8月ごろ右手首を犬にかまれた」と話していたという。11月中旬から発熱や肩の痛みを訴え、病院で診察を受けたが悪化。20日に、水や風を恐れる狂犬病特有の症状が出て入院した。唾液(だえき)と血液を国立感染症研究所で調べた結果、狂犬病ウイルスの遺伝子が確認された。

 狂犬病では、フィリピンで犬にかまれた京都市の男性が帰国後の11月に発症し死亡している。70年以来の国内発症例となったこのケースに続く事態に、厚生労働省は、フィリピンでの狂犬病の発生状況を調べるほか、注意を呼びかけるポスターを全国の空港や港などに掲示するなどの対策に乗り出すことを決めた。

 厚労省は「狂犬病による死者は世界で年間5万5000人とも推計されるが、海外に渡航する日本人は増えており、36年間もなかったことが驚きなのかもしれない」としている。

330とはずがたり:2006/11/23(木) 04:56:41
ヒト遺伝子:2万5000個のうち3000個で数に個人差
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061123k0000m040152000c.html

 ヒトが持つ約2万5000個の遺伝子の約12%にあたる約3000個で、その数に個人差があることを、日米などの国際共同研究チームが突き止めた。遺伝子の数の違いが病気へのなりやすさや、薬の効きやすさと関係することが分かっており、一人一人の体質に合った「オーダーメード医療」の実現に役立つと期待される。23日付の英科学誌ネイチャーなどに掲載される。

 ヒトの細胞には本来同じ遺伝子が二つあり、父と母から一つずつ受け継いでいる。しかし近年、人によっては、本来二つある遺伝子が一つしかなかったり、三つ以上ある場合もあることが分かってきた。病気との関係も判明しつつあり、数が多いとHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染しにくい遺伝子や、数が多いとアルツハイマー病を発症しやすい遺伝子などが報告されている。

 東京大の油谷浩幸教授(ゲノム科学)らの国際チームは、日本人を含む270人について調べたところ、2909個の遺伝子で個人差があることが判明した。【下桐実雅子

毎日新聞 2006年11月23日 3時00分

331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 14:39:07
慢性的に続く頭痛 脳脊髄液減少症
医療界『未認知』 保険適用の壁に
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20061124/mng_____kakushin000.shtml

 事故や転倒が原因で脳から脊髄(せきずい)液が漏れ、頭痛やめまいなどを起こす「脳脊髄液減少症」。患者本人の血液を注射し、血液の凝固作用で漏れをふさぐブラッドパッチ治療で症状が改善することが多く、同治療をする医療機関には患者が殺到している。しかし、多額の治療費がかかることから、患者団体が保険適用を求めている。 (名古屋社会部・砂本紅年)

 愛知県豊橋市の男性(27)は四年前、バイク事故で頭を強打、絶え間ない頭痛に襲われるようになった。立つと頭に激痛が走り、立ち上がれない。物忘れもひどくなり、働けなくなった。

 本で脳脊髄液減少症を知った母親の勧めでブラッドパッチを受け、計三回の治療で頭痛が減り、立てるようになった。母親は「いくらかかっても治したい」と必死だ。

 高速道路で玉突き事故の被害に遭った名古屋市内の女性(42)は「症状が重く、母子家庭なのに働けない。保険会社には詐病だとして医療費の支払いを拒否され、つらい」と訴える。症状はあまり改善していないが、ブラッドパッチにすがるしかないという。

 ブラッドパッチが有効だという情報は、報道などで患者に知られるようになった。中部地方のある医師は「自分で治療をするまで(脳脊髄液減少症の存在を)信じていなかったが、治療を懇願する患者の熱意に負けて始めた」と話す。

 この医師は、本来は同治療には保険が適用されないが、似た治療として、腰などに麻酔をうつ「硬膜外ブロック」(八百円)の名目で保険請求しているという。

 「患者の中には症状がひどくて仕事を辞めたという人も少なくなく、経済的に余裕のない人が多い。困った患者さんを少しでも助けたいだけだ」

■6、7割が改善

 同症を扱う医療機関は全国で五十カ所程度と少なく、特定の病院に患者が殺到している。ブラッドパッチは間隔をあけて二、三回することが多く、治療には少なくとも半年から一年かかる。全員に効くわけではないが名古屋市立大病院では六、七割の患者に症状の改善がみられたという。

 保険でブラッドパッチをしていた病院は、厚生労働省の指導で次々に自費診療に切り替えている。

 約千人にブラッドパッチをした国際医療福祉大熱海病院(静岡県熱海市)の篠永正道教授は、以前勤務していた病院では硬膜外ブロックで保険請求していたが、熱海病院に移ってからはブラッドパッチは無料にし、検査・入院は別の病名で保険診療していた。いずれも不適切との指導を受け、熱海病院でも十月から全額自費にした。

 篠永教授は「ブラッドパッチはもともと硬膜外ブロックをした後に血液を注入する治療法で、保険が利く硬膜外ブロックなどの麻酔治療に含まれると考えても問題はないと思う」と、厚労省の判断に疑問を投げ掛ける。

■病気の存在議論

 病院関係者によると、ブラッドパッチにかかる費用は二万円程度だが、関連の診療費もすべて保険適用外になり、二、三回の治療で三十万−五十万円ほどの負担になる。

 このため、保険適用を求める患者らの運動は盛り上がっている。全国各地に患者会ができ、三十万人以上の署名を集め、厚労省などに提出した。患者らの声を受け、東京都など四十二都道府県議会で保険適用などを求める意見書が採択された。

 NPO法人・鞭(むち)打ち症患者支援協会(和歌山市)の中井宏代表理事は「現状では自費診療は仕方ないとはいえ、ブラッドパッチが自費だと、検査や入院すべてが保険外になる実情は患者にとって厳しい」と話している。

 保険適用の壁になっているのは、同症の存在がまだ、医療界で正式には認められていないことだ。日本脳神経外科学会は十月二十日、京都市内で開いた総会で、同症の診断や治療の基準作りに向けた研究に着手することを決めた。

 厚労省疾病対策課は「病気が存在するかどうかの議論が学会で始まったところ。保険適用するかどうかは、学会での診断基準の指針作りや病態研究が終わった後の問題だ」としている。

<メモ>脳脊髄液減少症 脳や脊髄を覆い、外部の衝撃から保護している脳脊髄液(髄液)が漏れ出し、減ることで頭痛やめまい、耳鳴り、倦怠(けんたい)などさまざまな症状が長期的に続く。交通事故によるむち打ちやスポーツによる外傷、転倒、出産などのショックで起こることが多いとされる。国際医療福祉大熱海病院の篠永正道教授が2000年から、この病気の認知・治療の普及に取り組み、全国に広まった。

332とはずがたり:2006/11/25(土) 17:55:05
食べ過ぎイクナイ(`Д´)

糖尿「21世紀の国民病」治療中断を半減へ…厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000007-yom-soci

 厚生労働省は、予備軍も含めた人数が約1600万人と推定され、「21世紀の国民病」と呼ばれている糖尿病について、患者が自己判断で治療を中断するのをかかりつけ医や医療相談員(カウンセラー)の協力で防ぎ、症状の悪化や合併症を予防する事業に乗り出すことを決めた。

 国内だけで400万人近いとされる治療中断者の半減を目指す。

 厚労省の計画によると、民間委託の医療カウンセラーを患者と医師の橋渡し役として活用。根気の要る食事療法などの支援を行う。また、患者を継続的に見守り、症状に応じてほかの専門医を紹介する米国のホームドクター(家庭医)制度を参考に、かかりつけ医と糖尿病や眼科、腎臓病の専門医の連携を強化する。
(読売新聞) - 11月25日15時36分更新

333とはずがたり:2006/11/26(日) 02:38:19
とは総研は琴電振興の為にたばこ産業跡地を推奨したいところだがあんま近くないよね。。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=Air&nl=34/20/44.510&el=134/04/11.004&scl=70000&coco=34/20/44.510,134/04/11.004
高松駅前が良いか?
本当は沖松島手前からLRTで北へ向かってたばこ産業工場跡地前に県立中央病院前新駅を造って片原町へ乗り入れ更には瓦町・琴平方面へ直行,屋島と琴平という香川の二大超観光地wを結ぶと共に高松築港からは三木・長尾方面へ直通して高松χラインを形成して欲しいところ。

県が3候補地示す/県立中央病院移転先
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000611250002
2006年11月25日

 老朽化が進み、新築移転が協議されている県立中央病院(高松市番町5丁目)について県は24日、移転先として、サンポート高松、日本たばこ産業高松工場跡地(同市朝日町)、香川インテリジェントパーク(同市林町)の三つの候補地を検討していることを明らかにした。今後、県議会をはじめ関係機関に意見を聴くなどして絞り込む。
 同病院は施設が老朽化し、高度な医療体制も十分でないことが問題になっている。県は今年1月から、県議会や学識者らでつくる同病院基本構想検討委員会などに意見を聴きながらあり方を検討してきた。結果、「新築移転が望ましい」としたうえで、敷地面積は5・6ヘクタール程度▽移転先は可能な限り高松市の中心市街地▽総事業費は232億円、などの整備案を示していた。「可能な限り高松市の中心部」で一定の面積が確保できるところを調査した結果、3候補地に絞られたという。
 サンポート高松は、現在芝生広場などになっているシンボルタワー北側の約2・8ヘクタールを利用する。候補地の中では最も公共交通機関が利用しやすい。敷地面積は整備案に比べると狭いが、「階数を高くすれば、対応可能」(県立病院課)としている。
 日本たばこ産業高松工場跡地は現在更地の状態。高松琴平電気鉄道(ことでん)が利用でき、面積は約6・2ヘクタールと候補地の中では一番広い。JR高松駅からは約1・5キロ離れており、周辺は工業地帯となっている。
 香川インテリジェントパークは、現在サンメッセ香川の駐車場として使われている県有地約4・1ヘクタールを利用する。候補地の中では最も南に位置し、高松自動車道の高松中央インターチェンジから近いが、利用できる公共交通機関は少ない。
 県では今後、土地取得の費用などを計算し、県議会や検討委員会などに示すとともに、県民から意見を聴く「パブリックコメント」を実施して、一つに絞り込むが、決定時期について県は「今年度末までに策定する予定の基本構想案に間に合わせたい」としている。

334とはずがたり@睡眠大好き:2006/11/29(水) 00:44:08

ほっといても大体7時間代が平均かも。1時間半が一サイクルでサイクルの途中で無理に目が醒めると寝覚めが悪いらしい。大体7時間半ぐらいで起きることが多いのは1時間半サイクルに逆らわずに眠れるお陰かも。

<睡眠時間>7時間台…精神状態が最も健康的 日大調査結果
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000155-mai-soci

 日本大の研究チームは28日、睡眠時間が7時間台の人の精神状態が最も健康的で、それより長くても短くてもうつ状態が強くなるとの調査結果を発表した。調査は、00年の厚労省の保健福祉動向調査に合わせて実施、20歳以上の男女2万5000人のデータを解析した。うつと睡眠の関係を調べる調査では国内外で最大規模。
(毎日新聞) - 11月28日23時58分更新

335杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/11/29(水) 01:00:44
>>334
自分がよく行くブログの主も指摘していたんですけど、これって疫学調査によくある落とし穴の様に思えるんですよね。
睡眠時間が7時間台→精神状態が安定じゃなくて、精神状態が安定している人間は睡眠不足にもならず床に臥せることも無い→睡眠時間が7時間台に収まるってことじゃないかと。

  ,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/srybx731/

336とはずがたり:2006/11/29(水) 01:07:21
そんな初歩の統計的なcausalityの問題もクリアしてないとなると問題ですねぇ。。

337とはずがたり:2006/12/04(月) 01:59:45
神への挑戦? “不死”への歴史的一歩刻まれる
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006120109.html

 始皇帝やクレオパトラが願い続けた“不老不死”。神への挑戦ともいえる究極の課題だが、少なくとも“不死”への歴史的一歩が刻まれた!!

 先月下旬、都内で開催された「第33回日本臓器保存生物医学会総会」の席上、関邦博・神奈川大教授が、ラットの摘出心臓の72時間保存と異所性心移植実験に、世界で初めて成功したと発表した。簡単にいえば「摘出した心臓を72時間保存することに成功し(従来は最長48時間)、かつ別の生体に移植してから10週間も動き続けた」という、モノすごい成果。

 成功のカギは、パーフルオロカーボン(PCF)という特殊な液体。他の物質と決して化合しないというこの液体の中に、生理食塩水と抗生物質を注入したラットの心臓を保存。液中に炭酸ガスを曝気(ばっき)(=吹き付ける)させ続けることで、72時間保存に至ったという。生物学会が世界レベルで取り組んでいる「セミバイオロジー」(生命活動を停止させ、再び蘇らせる臓器保存蘇生技術)の分野で、極めて大きな進歩となる。

 この成果が実用化されれば、脳死患者の臓器が時間の制約を受けずに全世界へ提供でき、さらにほかの動物(ブタなど)の臓器を人間に異種移植する技術で大きな役割を果たすといわれる。

 関教授は「理論上は止まった心臓を“交換”し続けることで、生きた心臓を得続けることができるようになる」と、“不死”への夢(?)を語った。不死はともかく、寿命を格段に長くすることは、近い将来、当たり前のことになるかもしれない!?

ZAKZAK 2006/12/01

338小説吉田学校読者:2006/12/04(月) 07:02:49
>>337
「不老」はあこがれかもしれませんけどね、不老なき「不死」なんて、ミジメなもんだと思うけどね。

340名無しさん:2006/12/06(水) 16:35:13
>>338
最終的には脳味噌以外は不老になるかも知れませんね。脳味噌は古くなったからといって取り替えるって訳にはいかないでしょうけど。

341とはずがたり:2006/12/06(水) 16:36:24
>>340俺です。
最近クッキーの調子が悪いのかな・・

342とはずがたり:2006/12/07(木) 13:29:26

変な話である。

病院名訴訟:やはり「乳腺」は使用不可 最高裁が上告棄却
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061207k0000e040048000c.html

「乳腺」の文字が空白となっている病院の看板=横浜市内で 乳がんの専門医がいるのに医療法の広告規制で病院名に「乳腺」という文字を使うことを認められなかった横浜市の医療法人が、市の不認可処分取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は7日、原告側の上告を棄却した。原告側は「規制は表現の自由や営業の自由を保障した憲法に反する」と主張したが、判決は「誇大広告で国民が適切な医療を受ける機会を失うおそれがある」としてマッサージ師らの広告規制を合憲とした判例(61年)を引用して退けた。

 原告は01年と02年に病院名を「よこはま乳腺と胃腸の病院」に変更する認可を申請。市は体の部位を示す「乳腺」が診療科名に当たると判断し、医療法施行令で広告が認められた27種類の診療科名に該当しないことから不認可としていた。7日の判決で、不認可を適法として請求を棄却した1、2審判決が確定した。

 病院は現在、乳腺の2文字分を空白にした「よこはま  と胃腸の病院」の名前で認可を受け、空白を残したままの看板を掲げている。ただし、厚生労働省は「インターネットは利用者が自分の意思でアクセスするため、不特定多数の人への広告ではない」との見解を示しており、病院はホームページでは病院名に乳腺の文字を入れている。【木戸哲】

毎日新聞 2006年12月7日 11時35分 (最終更新時間 12月7日 12時03分)

343とはずがたり:2006/12/13(水) 01:31:28
伊万里市の病院統合問題 有田含め3病院に転換 市長、町に提案へ 公立同士の“共倒れ”懸念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061212-00000006-nnp-l41
12月12日10時7分配信 西日本新聞

 伊万里市内の市立市民病院(二里町)と社会保険浦之崎病院(山代町)の統合問題で、塚部芳和市長は11日、「有田町立有田共立病院も含めた3病院の統合が望ましい」との考えを表明した。市議会一般質問で述べた。市内の2病院を統合する従来案からの方針転換で、年内にも有田町に協議開始を打診する。有田共立病院の建て替え構想を進めている有田町も、協議には前向きに応じる見通し。

 市はこれまで、老朽化が進む市立市民病院(64床)と浦之崎病院(140床)の統合を計画。市内最大規模の200床規模の中核的病院を建設する方向で検討してきた。

 しかし、市の財政負担が大きいほか(1)伊万里、有田それぞれに新設の公立病院ができれば、経営的に共倒れする心配がある(2)町立共立病院(165床)を加えて規模拡大すれば、医師確保にも寄与する(3)規模拡大で脳疾患などの高度医療や救急医療への対応力が高められる‐ことなどから、方針転換を決めた。

 一方、有田町でも町立共立病院の建て替えについては、財政負担などを心配する声があり、市との協議には「前向きに応じたい」(町幹部)としている。

 協議では3病院が統合した場合の新病院の位置や規模などが課題になりそうだが、市は「議論にはフリーハンドで臨む」(塚部市長)としている。

=2006/12/12付 西日本新聞朝刊=

最終更新:12月12日10時7分

344とはずがたり:2006/12/16(土) 11:26:47
>>343
あとは兎にも角にも場所でしょうな。松浦鉄道夫婦石付近なら鉄道の利用も促進できるし有田と伊万里の中間ではないの?

伊万里市民病院、有田含む3病院で統合検討へ
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=280763&newsMode=article

 伊万里市の塚部芳和市長は12日、市立市民病院と社会保険浦之崎病院の統合問題で、西松浦郡有田町立有田共立病院を含めた3病院での統合を目指す考えを明らかにした。市議会一般質問で述べた。市内2病院による統合計画からの方針転換で、年内にも協議を申し入れる予定。同町の岩永正太町長は「協議を受ける用意はある。いつでもお会いする」と前向きな姿勢を見せている。


 病床数は市民病院が64床で、浦之崎病院が140床。市はこれまで、市内2病院の統合による中核的病院の開設を目指し、医療関係者らと意見交換してきた。しかし、約67億円に上る事業負担が財政難で重いことや、約200床の病床規模では脳外科などの医師確保が難しいことなどで、これまでの統合計画の見直しを決めた。3病院を統合すれば共倒れの心配がなくなり、高度救急医療への対応力もアップする。


 有田共立病院は病床数165床。2004年の伊万里市と旧有田町、旧西有田町による市町村合併の際、市民病院との統合案が浮上したが、新病院の建設場所などで意見が折り合わず、実現しなかった。


 市議会で今後のスケジュールについて質問を受けた塚部市長は「会期中に市議会全員協議会の開催をお願いし、方向性の一致が確認できれば、今議会終了後、有田町に協議を打診したい」と述べた。


 有田町は有田共立病院の単独建て替えを目指し、基本構想策定委員会を設け検討を重ねていたが、岩永町長は「自治体病院は集約の時代に来ている。塚部市長から詳しく内容を伺い、分析した上で議会に諮りたい」と語った。
12月13日更新

345とはずがたり:2006/12/19(火) 23:54:18
ためされる山地 六甲

すげぇ・・。

焼き肉のたれじゃなく冬眠で生き延びた
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061219-132569.html

 兵庫県の六甲山で約3週間遭難し「焼き肉のたれで生き延びた」と伝えられた西宮市職員打越三敬さん(35)が19日退院し会見。遭難2日後の10月9日に意識を失い、31日に発見されるまで20日以上食べ物だけでなく、水すら飲んでいなかったことが分かった。

 会見に同席した医師は「体温が約22度という極度の低体温症だった。動物の冬眠に近かったのではないか。驚異的な生命力だ」と説明。保護時はほとんどの臓器が機能停止状態だったが、現在は後遺症を残さずに回復した。

 打越さんは10月7日に遭難。意識を失う前、試しに焼き肉のたれをなめたが「とても食べられたものじゃないと思った」と笑った。医師も、焼き肉のたれが命をつないだという家族の当初の説明を否定した。

[2006年12月19日21時28分]

346とはずがたり:2006/12/20(水) 16:37:17

家族スレかね。逆の実験結果はないのん?

女性のストレス、「夫の手を握ること」で解消=米研究
2006年12月20日(水)12:47
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/entertainment/JAPAN-240402.html
(ロイター)
 [ニューヨーク 19日 ロイター] 米研究によれば、幸せな結婚をしている女性が、ストレスを感じた際に夫の手を握ると、ストレスが即座に解消されることが、脳のスキャンではっきりと示されるという。

 研究は、結婚生活が良好と見られる16組のカップルを対象に、神経科学を専門とするバージニア大のジェームズ・コーン博士らが行った。

 同博士は、ロイターに対して、夫の手を握るという行為が女性のストレスの程度に与える影響の大きさに驚いたと話す。同博士は「関係が良好であれば、傷が早く癒え、病気になる頻度も低く、長生きすることは、これまでにも分かっていた。しかし、親密な関係が精神面に及ぼす利点を量的に測ったのは、今回の研究が初めてのことだ」としている。

 研究は、「サイコロジカル・サイエンス」誌12月号に掲載された。

347とはずがたり:2006/12/21(木) 23:04:35
NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀 患者の人生と向きあう脳外科医」見ました。
脳外科医上山康博
物凄い細い脳血管をつまむ時,脳の振動に併せて指先も動かすのだそうな。
血管とか手術とか見せられるの気持ち悪いし大嫌いなのだが思わず見入ってしまった。

348とはずがたり:2006/12/22(金) 12:48:58
>>343-344
将来的には伊万里市(有田市は既に和歌山県にある),市役所有田町役場って感じで合併にゆくのがよいのではないか?

伊万里・有田3病院統合へ、09年開院目指す
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=285663&newsMode=article

会談終了後、会見する伊万里市の塚部芳和市長(左)と有田町の岩永正太町長=有田町庁舎
 伊万里・西松浦郡地区の3病院統合問題で、伊万里市の塚部芳和市長は18日、同郡有田町の岩永正太町長に統合案を正式に提案した。同市の市立市民病院と社会保険浦之崎病院、有田町立有田共立病院の統合に向けた協議会を年度内に設置、2009年4月の開院を目指すことで双方が合意した。

 有田町庁舎での会談後、両首長が会見で明らかにした。最大の懸案である新病院の建設場所については、医療関係者などでつくる第三者検討委員会の審議を経た上で、最終決定を岩永町長に委ねることを塚部市長が提案。理由としては、有田共立病院の病床数が3病院で最も多く、同市民の利用も多いことなどを挙げた。

 塚部市長は「場所選定で綱引きをしては元も子もない。譲歩すべき点は譲歩したい」と説明。岩永町長は「市の合意を得られるよう努力したい。現在地(有田共立病院)からの移転も含め慎重に考えていく」と述べた。

 新病院の病床数や診療科目などについては、双方の行政関係者、住民らで協議会を立ち上げ、議論する方針。

 同地区の病院統合案は2004年、伊万里市、旧西有田町、旧有田町の市町村合併協議の際に浮上したが、新病院の建設場所をめぐり、意見が分かれ破たん。同市は市内2病院の統合、有田町は単独建て替えを目指しそれぞれ基本計画策定委員会を設け、検討を進めていた。
12月19日更新

349とはずがたり:2006/12/22(金) 20:17:57
>>345
25世紀の将来,エネルギー危機に陥った人類は冬眠を始める。かもしれない。

遭難24日間の男性、ありえないが「本当に冬眠かも」
2006年12月22日17時49分
http://www.asahi.com/national/update/1222/OSK200612220057.html

 神戸市の六甲山で10月に遭難し、24日ぶりに救助された兵庫県西宮市職員の打越三敬さん(35)。20日間以上飲食せず、発見時には体温が22度に低下していた。治療した医師が「まるで冬眠だ」と驚き、低体温が生命を維持した可能性がある。打越さんは今月19日に退院し、会見で「皆さんの善意のおかげ」と喜んだ。あれは「冬眠」だったの?

 治療した神戸市立中央市民病院の佐藤慎一救急部長によると、打越さんは体温が22度に冷えた状態で運ばれてきた。それでも搬送中、ごく弱い心拍と、浅く回数の少ない呼吸が認められた。

 ふつう、体温が30度以下になると、心臓が心室細動を起こしやすくなり、心停止に至る。脳に酸素が回らず、通常体温で約5分、低体温でも30分程度で、脳が回復不能なダメージを受ける。

 打越さんは、病院到着直後に心室細動を起こして心肺が停止した。心臓マッサージを続けながら体外循環装置を使って、血液をいったん外で温めてから体内に戻す方法を試みた。心臓が再び拍動したのは約4時間後。最終的には脳も回復した。

 打越さんは遭難翌日には意識を失ったという。佐藤部長は「骨盤骨折の痛みは気を失うほどではなく、低体温が意識消失の原因だろう。だから20日以上、低体温が続いていたはず」とみる。

 「ありえないのだが、冬眠という言葉が一番当てはまる状態だった」

 山岳遭難や川への転落などで、体温が35度以下に下がる状態を「偶発性低体温症」という。泥酔して屋外で眠ってしまうケースでも起こる。

 日本救急医学会理事長の山本保博・日本医大教授は「30年以上救急の現場にいるが、20日間もの低体温は聞いたことがない」と懐疑的だ。

 臓器保存に詳しい関西医大病院第2内科の大谷肇・助教授によると、病気やけがで傷ついた脳を冷やして保護する「脳低温療法」もあるが、せいぜい34度程度。「34度でも免疫力が落ちてカビに感染しやすくなる。20日以上も無事とは。SFのようだが、本当に冬眠かもしれない」

 冬眠は、恒温動物と変温動物とでは違い、たとえばシマリスの場合、体温は5〜6度に保たれ、心拍数は毎分400回から10回以下に低下。各臓器のエネルギー代謝が極端に抑えられる。

 冬眠研究の第一人者、三菱化学生命科学研究所の近藤宣昭・主任研究員によると、冬眠できる動物とできない動物の決定的な違いは、低温に耐えられるように体や細胞の機能を切り替えられるかどうかだ。

 近藤さんは、シマリスの体内で「HP」という冬眠ホルモンが働くと、冬眠モードに切り替わることを突き止めた。心筋細胞では収縮の仕組みが変化し、体温が下がってもゆっくりと拍動が続くようになるらしい。

 打越さんの場合、微弱な心拍と呼吸が保たれていた。「体が軽度に冬眠モードに切り替わったのでは。そう考えないと、説明がつかない」と近藤さん。

 ヒトでも代謝や免疫にかかわるたんぱく質の中に、HPに似たものがある。「これがHPの代わりを果たしたのかも。冬眠できないシマリスもいることから、ヒトでも冬眠可能な体質とそうでない体質があるだろう」

350とはずがたり:2006/12/25(月) 00:42:39
飯山で医師不足のシンポ
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000612240002
2006年12月24日

 北信の中核病院、飯山赤十字病院(飯山市)の産科・小児科医の確保対策を考えるシンポジウムが23日、同市公民館で開かれた。同病院の産婦人科の常勤医は1人、2人いる小児科医も来春には1人に減る可能性があり、小児救急の受け入れが難しくなる。地元住民ら約300人が参加し「安全、安心な医療を地域の病院で受けたい」と求める声が相次いだ。

 川村信之院長の説明によると、病院は18診療科があり、北信総合病院(中野市)とともに北信の地域医療を担っている。年間で約1万5千人の救急患者を受け入れ、そのうちの4分の1が小児救急だ。

 しかし、常勤医は約30人で8人欠員状態。産婦人科医は今年2人から1人に減り、年間の分娩数も250から半数に制限せざるをえなくなった。小児科医も来春には1人になってしまう可能性もあり、救急や入院患者を受け入れることは難しくなる。

 川村院長は「都会の病院に医師が集中するうえ、産科など過酷な勤務の診療科は避けられ、時間外労働の少ない開業医を目指す若手医師が増えている」と述べ、「冬場は豪雪に見舞われる地域。良い策が生み出せないか」と訴えた。

 参加者からは「栄村から北信総合病院までは遠く、救急は困難だ」などの声があがり、医師確保を求める知事宛の要望書を渡辺庸子衛生部長に手渡した。

351とはずがたり:2006/12/26(火) 11:23:22
三戸が嘗ての地域の中心都市としての求心力を見せるか?

2町立病院が連携 三戸・田子協定結ぶ
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000612260004
2006年12月26日

■分担で医師の負担軽減

 田子町と三戸町は25日、同町立の三戸中央病院と、来春に診療所となる町立田子病院の間で医療サービスを分担、融通し合う「医療連携」の協定を結んだ。病院と診療所の間で医師の日常的派遣も進め、医師の負担を軽減しながら、医療サービスの質を維持する。

 医師不足の中で、限られた医療資源を有効に活用する手段として、県は今後、こうした連携を県内全域に広げたい考えだ。

 この日、県庁で三戸町の久慈豊町長と田子町の松橋良則町長が結んだ協定書によると、田子町で入院が必要な患者を三戸中央病院が受け入れる。

 このほか、協定に基づいて、8人の医師がいる三戸中央病院から毎週2回、町立田子病院へ医師1人が外来診療のため派遣される。町立田子病院の医師が休暇や学会出席のため休む時にも、三戸中央病院から代わりの医師が来る。町立田子病院からは週1回、三戸中央病院に日当直をするための医師が来る。

 町立田子病院は、入院ベッドをなくす代わりに、寝たきりで介護が必要な高齢者が入院でき、退院後の在宅復帰を支援する町営の老人保健施設をつくる。田子町民を中心とした外来診療と、高齢者の在宅医療に力を入れる。

 両病院はこの日、連携を進めるため「地域連携室」をつくった。医師や看護師、事務職員約20人で構成し、救急患者の診療情報を提供し合う。医療機器の効率的な整備利用や将来のカルテ共有に向けて情報交換する。

 三戸中央病院は入院ベッド数144床で、田子病院は同60床。同病院は診療所になる来年4月以降、外来患者だけの診療に対応することになり、田子町で入院が必要な患者の行き先が問題になっていた。三戸中央病院では開業する医師が相次いで医師数が減ってきており、医師の負担増によるさらなる医師減や、診療科減で収入が減り、財務の悪化が懸念されている。

352とはずがたり:2007/01/02(火) 01:33:19

=東遠地区公立病院事情=
磐田…東遠地区は見ず。出来たばっかりだし統合は難しいか。
袋井…掛川と一緒にやりたい。病院は袋井に持ってきて欲しい。
森…公立病院存続に固執し袋井との合併を破談にする。
掛川…磐田から菊川・浜岡まで見て掛川に中核病院を。東京女子医大の協力も得たい。
浜岡…内科医全部辞めたので県が梃子入れしてやっと存続。
菊川…相良や浜岡とやりたい。掛川とはやりたくない。
榛原…不明。困ってはいるらしい。

353とはずがたり:2007/01/08(月) 13:55:39

民主は参院選に向け医師不足解消プログラムを提案してはどうか?それとも医師不足は研修制度変更等に伴う一時的な現象なの?誰か詳しい人居ないかね?

金木病院、救急車受け入れ休止
医師確保へ2人と交渉
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07010108.html

 医師不足に悩む五所川原市の公立金木病院が、救急指定取り下げ期日としていた1日を迎えた。原則救急車受け入れを休止するが、救急車以外の外来は時間外も受け付ける。病院を運営する同病院組合は救急体制復活に向け医師確保に努めており、体制維持を求め署名活動した住民グループも確保に向け独自の動きを見せている。

 同病院組合管理者の平山誠敏同市長によると、内科医が常勤一人、非常勤一人となり、救急体制の維持は困難な状況。体制復活に向け、最低でも新たな常勤内科医二人の確保を目指し、現在二人と交渉している。
 救急車受け入れ休止により、傷病者は五所川原市の西北中央病院、つがる市の成人病センターに搬送する場合が多くなるが、五所川原地区消防事務組合は、傷病者や家族の要望があれば、その都度金木病院に受け入れの可否を問い合わせながら対応する方針。また、西北中央病院は、相沢中院長によると、準夜勤の看護師を二人から三人に増やす方向という。
 一方、救急体制維持を求め地域住民2万人の署名集めなどを行った「金木病院の救急体制を維持する会」の一戸彰晃さん=五所川原市金木町=は「今後は医師確保に努めていく」と活動方針を示している。

354とはずがたり:2007/01/16(火) 02:58:17
地方の医師不足は自民党のかなりの失政だよ。。

危機地域医療 県内医師不足の現場
http://www.sakigake.jp/p/servlet/member.auth/mc/kikaku/y2007/iryo/iryo_01.jsp

 地域医療が危ない。勤務医が去った各地の病院では、残された医師が疲弊を極め、医師の新たな立ち去りを生んでいる。医師の供給源として、長年地域医療を底辺から支えてきた大学医局は、臨床研修の義務化に伴う研修医の医局離れで、医師の引き揚げを加速させている。診療科の閉鎖、診療日数の縮減―。住民の安心と安全を足元から脅かす医師不足。県内の地域医療の現場でいま、何が起きているのか。


偏在を歩く(上)
患者殺到し5分 勤務医の激務 慢性的

【鹿角組合病院精神神経科】 医師引き揚げ 地方にあおり

 病院を揶揄(やゆ)するこんな言葉がある。「診療3分に3時間待ち」。だが、診察に時間を割きたくても割くことができない事情が、病院側にもある。

 鹿角市の鹿角組合総合病院精神神経科。昨年11月のある日、外来待合室を1日観察した。平日の週2回、岩手医大付属病院から医師が来る貴重な診療日。診察時間は「3分」とは言わないが、5分がせいぜい。

 医師1人に対し、この日の患者は86人。薬を処方してもらうだけの人を含めると850人に上った。殺到する患者に、マンパワーが追いつかない。

 午前8時すぎに始まった診察は、ぶっ通しで6時間。それでも「きょうは早い方」(医師)。患者の数によっては、夕方を回る日もざらだ。医師は自分に問う。「時間を気にしながらの診察。これが果たして適切な医療と言えるのか」と。

 一体どうして、こんなことになってしまったのか。

◇  ◆  ◇

 「誠に不本意なことではありますが、大学に医師の派遣を頼らざるを得ない現状を理解していただき、ご協力をお願いするしかございません」。昨年2月、同総合病院から精神科(当時)の入院患者38人の家族あてにこんな通知が届いた。

 通知が伝えようとしたのは、こういうこと。岩手医大から3月末で常勤医を引き揚げる旨の通告があった(後に4月末に変更)。後任医師を確保できず、医師が不在となるため、これ以上の入院治療は不可能となる。ついては患者の今後について、医師や家族を交えて話し合いの場を持ちたい―。

 地域の医師不足を決定的にしたのは、研修医が自由に研修先の病院を選べる新臨床研修制度の義務化だ。

 16年度の新制度スタート以来、臨床経験を多く積める都市部の大病院に研修医の人気が集中する一方、地方大学は先細り。大学医局はそこで、各地に派遣していた医師の引き揚げにかかる。医師派遣を医局に依存してきた病院は、ほぼ例外なくそのあおりを受ける。

常勤医不在で、昨年4月から休止となった精神神経科の病棟。再開のめどは立っていない=鹿角市の鹿角組合総合病院

 近隣の公立米内沢総合病院(北秋田市)でも昨年3月いっぱいで、医局から派遣されていた、ただ1人の精神科医がいなくなった。休止に追い込まれた病棟50床の再開のめどは、やはり立っていない。

◇  ◆  ◇

 「診療5分」では提供できる医療にも限界がある。特に新患の場合は、時間をかけて話を聞かないと診断のつけようがない。昨春以降、鹿角地域の患者が増えたという大館市の勤務医は「近場の病院で受診できなければ、患者は多少具合が悪くても我慢する。症状が悪化してから駆け込んでくるケースも考えられる」と話す。

 再び鹿角組合総合病院。時計の針を気にしながら、医師は心の中で「申し訳ない」と患者に頭を下げる。患者は雰囲気を察してか、「先生、あまり時間ないんでしょう」と逆に医師を気遣う。

 医師不足をどう解消していくか。地域医療の再生は、まずここから始まる。

355とはずがたり:2007/01/16(火) 02:59:01
>>354-355

【男鹿みなと病院】 苦肉の総合診療科 “医療難民”阻止へ模索

 「総合診療科」。男鹿みなと市民病院の外来・中待合室に昨年4月、こんなプレートが掲げられた。診療科の垣根を越えた、あらゆる疾患に対するプライマリーケア(初期診療)が守備範囲だが、担当は総合診療の専門医などではなく、外科の下間信彦院長。理由は外来の要である内科医の激減だ。

 16年4月に10人だった常勤医は開業などを理由に退職が相次ぎ、1年後に半減(現在6人)。内科は特に深刻で、4人いた医師は昨年4月時点で2人に減り、さらに1人が開業のため程なく病院を去った。

 秋田大医学部付属病院などから非常勤の応援を仰いでいるとはいえ、常勤医1人に対し、内科外来の1日の患者が110人前後という飽和状態が続いている。

 数少ない常勤医のうち外科医は3人。“院内診療科偏在”は病床構成も一変させ、15―17年度の平均で内科90床、外科25床だった病床は、18年度は内科18床、外科95床で推移している。

 医師不足には、患者の高齢化という地域事情も絡み合う。

 同病院によると、本年度上半期の外来患者のうち、70歳以上の割合は初めて50%を超え、入院患者に関しては79%に達した。通院圏内には秋田市北部の基幹病院・秋田組合総合病院があるが、十分な交通手段を確保できない高齢者や、通院費用の工面さえままならない年金生活者も多いという。

 常勤医が一時的に5人になった昨年4月、下間院長らは救急対応の継続が可能かどうかを検討した。当直医だけでの対応が難しい急患を他病院に転送したり、休日の当直を大学病院に頼むなどして苦境を乗り切っているが、それでも常勤医の当直は最大で月6回は回ってくる。

 「苦しいが、困っている患者を門前払いするわけにはいかない。地域の医療は地域で完結させたい」と下間院長。総合診療科も、逆風の中で見いだした窮余の一策。“医療難民”を生まないための土俵際の模索が続いている。

【田沢湖病院】 救急指定を取り下げ 収益半減、経営に打撃

 深刻な医師不足で救急指定の“看板”を取り下げたのが田沢湖病院だ。

 ピークの13―15年に5人いた常勤医は、昨年8月から佐々木英人院長を含め2人に。救急の搬送患者は、町村合併で同じ仙北市の運営となった角館総合病院に受け入れてもらっている。

 病院間の距離が20キロもあり、搬送に時間がかかる上、湯治客の多い玉川温泉で急患が出た場合の対応も事実上棚上げの状態。限られた医師数では、「通常の診療を優先せざるを得ない」(田沢湖病院)ということすら、おぼつかないのが実情だ。

 医師不足は病院経営にも重くのしかかる。16、17年度の比較では、入院が53%、外来が52%の減。17年度の事業収益は、11億2000万円だった前年度から、実に半減の5億4000万円。

 昨年8月以降はさらに深刻で、病床利用率は常勤医が4人だった3年前が1日当たり45床だったのに対し、15床前後にまで落ち込んだ。国の医療制度改革や診療報酬削減も経営の悪化に追い打ちをかけ、来年4月からは病院建設費(15年に新築移転)の償還も本格化する。

 人口3万2000人規模で、2つの自治体病院を抱える仙北市。石黒直次市長は17年12月の定例市議会でこう述べた。「当面は現状のまま運営するが、両病院が同じ性格の病院として両立することはできないと考えており…両病院の経営状態によっては統合の検討も必要になる」。崩壊寸前の地域医療が岐路に差し掛かっている。

【雄勝中央病院】 つて頼り必死の交渉 自助努力には限界も

 半年間の循環器科病棟の休止を経て、昨秋、ようやく再開にこぎ着けた雄勝中央病院。中村正明院長は「病院の医師確保はまるでもぐらたたき。医師を補充しても、別の医師がいつ辞めてしまうか分からない」と話す。

 昨春、5人いた循環器科の常勤医は、東北大付属病院の医師引き揚げなどで1人になった。外来診療は秋大病院や近隣の病院、それに地域の開業医の応援を仰ぎながら何とか乗り切った。並行して、常勤医確保のため、大学や他の厚生連病院をはじめ、地縁・血縁など「ありとあらゆるつて」を頼って交渉を続けた。

 半年間、「走りながら、なぜこんなことになったのか」と考え続けた。常勤医2人をどうにか確保したが、その成否は「院長の人脈と交渉力」に左右されていた、と思える。

 「病院にとって医師確保は、地域住民に責任を果たすということ。だが、その責任を負うのは病院だけではないはず」。中村院長と同じ悲鳴を上げる医師は1人や2人ではない。

2007.1.1付

356とはずがたり:2007/01/16(火) 02:59:28

偏在を歩く(中)
充足率 秋田市の半分
http://www.sakigake.jp/p/servlet/member.auth/mc/kikaku/y2007/iryo/iryo_02.jsp
統合にかける鷹巣阿仁地区

 北秋田市の公立米内沢総合病院に昨年夏、激震が走った。勤務医11人のうち、半数近くが本年度中に辞職する意向を示したのだ。予想もできないような大量退職に病院幹部からはため息が漏れた。「このままでは病院が崩壊する」

 数年前に常勤医が近隣の病院に移った産婦人科は病棟を閉鎖したまま。昨年3月末には整形外科医2人が退職、50床あった病棟の一部は療養病床に転換した。直後には精神科も常勤医が不在となり病棟(50床)を休止。外科医が1人だけになり、8月以降は手術も休止している。

 「勤務が長くなったため、大学に戻って博士号を取りたい」「実家に戻って近くの病院に勤務する」―医師が辞めた理由はさまざまだ。

 現在9人まで減った常勤医は、来年度には5人に減る。このままでは救急指定の返上も視野に入れざるを得ないという。

◇  ◆  ◇

医師の大量退職に揺れる公立米内沢総合病院=北秋田市

 全国の過疎地の病院と同様、長年慢性的な医師不足に苦しんできたが、これまでは弘前大や秋田大に頼み込んで危機的状況だけは回避してきた。

 それが16年度から始まった卒後臨床研修義務化を境に状況が一変した。新人医師が大学に残らなくなった結果、医局の医師派遣機能がまひ。後任のめどが全くたたないまま医師が辞めていく。

 病院側も手をこまねいているわけではない。鈴木紀行副院長は日常の診療に加え、週3回は秋田市に車を飛ばして、医師確保に奔走。県医務薬事課長や県衛生科学研究所長を務めたキャリアを生かし、医師の会合があると聞けば「まるで営業マンのように」昼夜を問わず勧誘活動に取り組む。

 だが成果はなかなか見えてこない。「手応えはあるが医者にも生活があり、すぐにとはいかない。1年後、2年後を見据えて先手を打っておきたい」と表情は硬い。

 同病院はこれまでも約20億円の累積欠損や不良債務の処理をめぐり、関係自治体から解散論や縮小論などが噴出したことはあった。そのたびに経費削減でしのいできたが、今回の危機は経営努力の範囲を超えている。

 「医師が確保できなければ他の病棟閉鎖も考えねばならず、最終的には内科と療養病床しか存続できなくなる可能性も出てくる」。成田元晴事務長の危機感は強い。

◇  ◆  ◇

 医師不足が著しい県内でも、鷹巣阿仁2次医療圏の状況は深刻だ。県の17年度検査では、同医療圏の医師充足率は80・1%。県内8つの2次医療圏で最低。秋田市周辺の152・9%の半分近く、全県平均の119・5%にも遠く及ばない。

 地域住民の3割が他の医療圏に流出しているといわれる現状を改革しようと、北秋田市は米内沢総合、北秋中央、市立阿仁の3病院を統合して公設民営の「北秋田市民病院」(354床構想)を新設する計画を進めている。

 統合を主導してきた岸部陞市長はかつて「大規模病院をつくれば医師は集まる」と力説した。厳しさと不透明さが増す一方の地域医療の現場にあって、新病院は“救世主”となり得るのか。

2007.1.3付

357とはずがたり:2007/01/16(火) 03:00:04
>>354-357

偏在を歩く(下)
中核病院にしわ寄せ
http://www.sakigake.jp/p/servlet/member.auth/mc/kikaku/y2007/iryo/iryo_03.jsp
産む場限られ医師負担急増

 1年前に比べ、お産の取扱件数が倍増した病院がある。大館市立総合病院。副診療局長の高橋秀身医師(産婦人科)が自嘲(じちょう)気味に話す。「お産で夜中にたたき起こされる日が続き、辞表を書く姿が夢にまで出てきた」

 一昨年は月平均30件未満だった分娩(ぶんべん)数は、昨年9月から50―60件に増えた。急増した時期は、同じ大館市が運営する扇田病院(旧比内町)の産科休止の時期と重なる。

 扇田病院での年間約500件のお産の多くを、高橋医師ら産婦人科医3人で取り扱うことになったわけだ。里帰り出産を制限しても、お産のない日はほとんどない。2日間で分娩12件を扱ったこともある。月5―7回の当直がこれに加わる。日進月歩の子宮がん治療、かつては守備範囲外だった体外受精…。高橋医師の疲れは、56歳という年齢のせいだけではない。

◇  ◆  ◇

 全国各地で分娩をやめる医療機関が相次ぐ。本県も例外ではない。県医務薬事課によれば、分娩を行う県内医療機関は、平成13年が40施設、18年が31施設。常勤医は54人で、この5年で5人減った。医師1人当たりの分娩数は秋田周辺医療圏の104に対し、大館鹿角医療圏は202。地域偏重も際立つ。

 産科医療の数的危機の要因に「患者の権利意識の高まり」や「飽くなき安全志向」を挙げる医師は多い。この10年で産婦人科の訴訟件数は飛躍的に増え、医療界では「萎縮(いしゅく)医療」という新語が生まれた。医学生はリスクの高い産婦人科を敬遠。心身とも疲弊した中堅勤務医は次々と病院を去った。

 16年に臨床研修医制度が始まり、大学医局は次々医師を引き揚げた。産科休止の扇田病院も、大学から常勤医2人の派遣を受けていた。増え続ける女医は出産や育児で離脱。跡取りのいない有床診療所は1代で閉院し、勤務医の高齢化も進む。

 離島や山間地の「お産難民」が分娩を扱う病院に集中し、大館市立総合病院など地域の中核病院がパンク寸前になる―という図式ができる。

◇  ◆  ◇

 高橋医師らの過酷な勤務を物語るデータがある。扇田病院の産科休止の直前の17年に、同総合病院で分娩した333件のリスク分類だ。

 妊娠中の経過は正常だったのに、分娩時に医療行為を要する「異常」に転じた事例が100件。当初からハイリスクとされたのが181件。経過、分娩とも正常だったのは48件だけだ。

 ハイリスク分娩は拠点病院の同総合病院で。比較的安全性の高い分娩は扇田病院で―。暗黙の上で確立された病院間の役割分担は、一方の産科廃止で崩れた。同総合病院には「質」に加え「量」も課せられた。

 昼夜を問わないお産に備え、当直や自宅待機で縛られる日々。高橋医師は「医療の良心。当院の医師はサラリーマンではない」と自負するが、質量両立には「まだ手探りの状態」と言葉少なだ。医師の自己犠牲と使命感に依存した地域の産科医療は限界に来ている。

2007.1.4付

358とはずがたり:2007/01/16(火) 03:03:08

危機地域医療 県内医師不足の現場
http://www.sakigake.jp/p/servlet/member.auth/mc/kikaku/y2007/iryo/iryo_04.jsp
大学の事情
新制度で研修医流出
医局人事崩れ 引き揚げ進む

 横手市の平鹿総合病院の医局の一角。初期臨床研修2年目の佐藤広規医師(26)は、カルテとエックス線写真を凝視しながら、中堅の指導医に率直に意見をぶつけていた。

 ベッド数600余りの県南随一の中核病院。卒後臨床研修が義務化された平成16年以降、毎年定員数を上回る応募がある。以前から臨床研修の実績が豊富で、若手の指導にも定評があった。佐藤医師が研修先に同病院を選んだのも、発症が何千―何万人に1人という特殊疾患を扱うことの多い大学病院より、プライマリーケア(初期診療)の現場を踏んで臨床能力を高めたいと考えたからだ。

 「患者の回復は何よりうれしいが、患者の死に接するのはきつい。『もっといい治療法があったのだろうか』とか『別の担当医だったら何とかなったんじゃないか』と思う」

 1年半で7分野の義務研修を一通り終え、現在は専門の第二内科で20人ほどの患者を受け持つ。取材中の1時間でポケベルは4度鳴り、そのたびに電話で検査時間などを指示した。医師の「いろは」を、体と心で会得している。
◇  ◆  ◇
 医療機関にとって最大の医師供給源である大学のマンパワー不足に歯止めがかからない。何が起きているのか。

 大学を卒業したての研修医は、かつて7割が大学の医局に残り、安価な労働力で医局を支えた。医局は豊富な人員を後ろ盾に各市中病院に医師を送り込んできた。例えば、県北の病院には弘前大や岩手医大、県南には東北大、県全体には秋田大。病院の系列化と、医局の頂点に立つ教授による「医局人事」がこうして完成する。

 研修医が研修先の病院を自由に選べる新臨床研修制度は、医局人事を根底から揺るがした。熱心な指導医がいて、研修内容の充実した一部の市中病院に人気が集中する一方、封建的で閉鎖的と映る“白い巨塔”は医師の卵に敬遠され始めた。

 とりわけ地方大学の地盤沈下は顕著だ。毎年100人近い医師を生む秋田大も例外でない。16―18年度に大学に“残った”初期臨床研修医は計47人。県立の総合病院のない本県で、県に代わって本県全体の地域医療体制を整備・調整してきた医局は、いまや足元の人員確保に苦しむ。

 医局はそこで、事実上の医師引き揚げにかかる。東北大、弘前大、岩手医大、そして秋田大。医師確保を各医局からの派遣に頼ってきた地域の病院は制度の荒波をもろにかぶることになった。
◇  ◆  ◇
 医局は多忙だ。医学部で学生を育て、大学病院の診療も担う。研究も不可欠。最先端医療を担うには人手もいる。激務は医師不足の市中病院に劣らず、働き盛りの中堅医が開業などで退職する厳しい現実もある。

 秋田大医学部幹部は「従来通り派遣すれば大学が持たない」と胸中を打ち明け、こう問い掛ける。「大学は研究、教育機関であり、特定機能を持つ臨床の場でもある。大学が本来の機能を果たせなくなることが県民の利益になるのか」

 医師を求めて大学に頭を下げる市中病院と、「ない袖は振れない」(同医学部関係者)という大学医局。両者の溝からは、医師の配置調整がいかに脆弱(ぜいじゃく)な基盤の上に成り立っていたかが、あらためて浮き彫りになる。
メ モ医師臨床研修制度
 医師免許取得後、2年間指導を受けながら診療経験を積む制度。16年4月から義務化され、すべての研修医が内科、外科、救急・麻酔科、小児科、精神科、産婦人科、地域医療の7分野を経験し、基本的な診療能力を身に付ける。若い医師の県内定着を図る上では、初期臨床研修修了後の、いわゆる後期臨床研修の内容充実も重要といわれる。県が昨年8月に研修医129人を対象に行ったアンケートでも、後期研修先を選ぶ際のポイントとして、指導体制や研修プログラムの内容を挙げる回答が多数を占めた。

2007.1.5付

359とはずがたり:2007/01/16(火) 03:04:49
小児救急
勤務医は疲弊の極み
輪番制導入し開業医と連携
http://www.sakigake.jp/p/servlet/member.auth/mc/kikaku/y2007/iryo/iryo_05.jsp

日曜夜間の小児救急外来に協力する石橋医師(右)。インフルエンザの流行が始まれば、患者は後を絶たないという=横手市の平鹿総合病院

 年の瀬も押し迫った師走の日曜日午後6時。横手市の平鹿総合病院にぐったりした様子の2歳の男の子を抱きかかえた母親が駆け込んできた。待合室では既に2組の親子が診察を待っている。

 横手市医師会と同病院が昨年12月から始めた「日曜・夜間小児救急外来」。病院勤務医の負担軽減のため、急患が集中する日曜の準夜帯(午後6時半―9時半)に、開業医3人が輪番で診察に当たっている。この夜の当番は、石橋小児科医院長の石橋貢医師。

 男の子は扁桃腺(へんとうせん)炎が原因の発熱と診断された。診察室から出てきた母親が安堵(あんど)の表情で漏らす。「専門の先生が診てくれると聞いて来院した。小児科の先生だと、やっぱり安心感が違う」
◇  ◆  ◇
 同病院小児科の外来患者は1日平均約100人にも上る。昨年1年間の入院患者数は、前年の1・5倍に当たる約1200人に増えた。小児科医が1人減った昨年4月からは、2人の医師だけで対応している。

 勤務医の激務は想像を絶する。朝7時に病棟の回診が始まり、外来診療の終わるのが午後5時。再び病棟を回り、帰宅後も呼び出しに備える。重症の入院患者がいれば2日、3日と病院に泊まり込むことも珍しくない。仮眠すら取れず、夜通し働く日もある。

 日本小児科学会が「適正」とする病院勤務医1人当たりの小児人口は、1500―2000人。横手・平鹿医療圏は小児人口1万3000人に対して勤務医3人(2病院)。基準の2倍をはるかに超える4300人が医師1人の肩にかかっている計算だ。

 小児科特有の事情も激務に拍車を掛ける。保護者の大病院・専門医志向や核家族化を背景にした育児不安と知識不足、共働き世帯の増加に伴う夜間救急への集中…。保護者の足を地域の中核病院へ向かわせる理由は、1つや2つではない。

 石橋医師は「子どもの病気は軽く見えても、急に重症化することがあり親がそれを的確に判断するのは難しいのも事実」と理解を示すが、小児医療の現場は疲弊の極致。「勤務医に倒れられたら地域医療は崩壊だ」

 輪番制による診察は、瀬戸際に立つ小児医療を地域全体で支え、危機の拡大を食い止めようとする試みだ。「これが勤務医が開業医と連携を進める取っ掛かりになってくれれば」。平鹿総合病院の伊藤忠彦小児科長の願いは切実だ。
◇  ◆  ◇
 「2万1632分の4460」。秋田赤十字病院(秋田市)の救命救急センターが16年度に受け入れた全患者のうち、小児患者が占める割合だ。整形の3501人、内科の2960人に比べても、その数は突出している。

 しかし、このうち入院したのはわすか315人。1割にも満たない。重症のぜんそくや呼吸停止といった三次救急対象患者に至っては「全体の1%未満」(同センター)。高度な救急医療を提供する県内唯一の同センターでさえ、夜間や休日を中心に、軽症患者の“駆け込み寺”と化している現実が浮かび上がる。

 同センター長の藤田康雄医師(救急部長)は「症状や緊急度に応じて行政が患者をどう誘導し、医療機関がどうすみ分けを図るかだ」と指摘する。
メ モ小児医療の現状
  県内の小児科医は108人(昨年9月1日現在)。病院勤務医は前年同期比で6人減の54人となっている。二次医療圏別では、5割を超える60人が秋田周辺に集中。最少の鷹巣・阿仁は3人で地域偏在も際立つ。県小児救急医療協議会が昨年3月にまとめた小児救急医療体制整備計画では、大館・鹿角と鷹巣・阿仁の両医療圏を一つに再編した上で、圏域ごとに基幹病院を定めて小児科医が24時間体制で対応する。小児救急をめぐっては、二次救急医療機関に軽症患者が集中、入院治療の必要な重症患者への医療提供体制に影響が出ている。診療所医師の初期救急への参画や、軽症患者に対する「トリアージ」(選別)が求められている。

2007.1.7付

360とはずがたり:2007/01/18(木) 17:36:42

看護師枠いまだ埋まらず
京大病院で今春採用 「売り手市場」影響
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007011800091&genre=O1&area=K1D

 京都大医学部付属病院(京都市左京区)が、今春採用予定の看護師を確保できず、この時期になっても毎週定期的に採用試験を続けている。高度医療の充実などを目的に、枠を昨年の2・7倍に拡大して募集したが、全国的な看護師「売り手市場」のあおりで、募集人員270人に対し、内定者は1月16日段階でまだ約160人にとどまっている。

 京滋の国公立大病院のうち、京都府立医科大と滋賀医科大の医学部付属病院は、80−100人の募集人員に対しすでに85%以上の内定を確保している。それだけに、京大の苦戦ぶりが際立っている。

 京大病院が募集人員の枠を拡大したのは、昨春の診療報酬改定が一因。入院基本料は主に看護師と入院患者の比率で決まり、看護師の比率が高いほど手厚い。従来は「十対一」が最高だったが、本年度から「七対一」が認められた。同病院は現在「十対一」だが、これを機に「七対一」に高めて急性期病床や高度医療の現場での看護師配置を充実させる狙いだ。

 ただ全国でも「七対一」を目指して看護師募集を拡大する病院が急増。厚生労働省が昨秋、全国の国立大学法人や国立病院機構など423病院で調べたところ、今春採用の看護師募集は昨春の1・5倍に達し、看護師確保競争が激化していることが分かった。

 あおりで同病院の募集枠が埋まらず、通常は夏ごろ終了する採用試験が、今も毎月曜日に行われている。東京や福岡など府外での採用試験も初めて実施したが効果は薄かった。同病院に例年、数十人が就職していた同大医療技術短期大学部が、医学部看護学科に衣替えした関係で本年度は卒業生がないことも重なり、4月までの目標達成は厳しい情勢だ。
 同病院の嶋森好子看護部長は「病院間の採用競争で、福利厚生のいい施設に人材が流れたのではないか。新しいケア技術の開発や発信といった大学病院ならではの役割を果たすためにも、看護師は必要なのだが。何とか新年度中には『七対一』を実現したい」と話している。

361とはずがたり:2007/01/18(木) 18:32:46
オドロイター通信というより漏痛通信である。

水中毒
http://www2.cc22.ne.jp/~hiroki/a32.htm

水飲み競争で女性死亡 米加州、警察が捜査着手
2007年1月18日(木)12:50

 【ロサンゼルス17日共同】米カリフォルニア州サクラメントのラジオ局が主催した水飲みコンテストに参加した女性(28)が死亡、地元警察は水の飲み過ぎが原因とみて過失致死などの疑いで捜査に着手した。地元テレビ局などが伝えた。

コンテストは12日に実施され、約20人が参加。女性は約7・6リットルの水を飲んで2位になり、さらに決勝戦があったが、頭痛などを訴え、棄権した。同日、自宅で死亡しているのが見つかり、検視の結果、死因は水中毒とみられることが分かった。

コンテストの模様は生放送で伝えられ、聴取者から忠告の電話も入ったが、DJはこれを無視して競技を続行。死亡した女性は3児の母で、優勝賞品は任天堂の家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」だった。

米国の水飲みコンテスト、トイレ我慢ルールで女性死亡
2007年1月18日(木)17:16
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-243265.html

 [ロサンゼルス 17日 ロイター] 米カリフォルニア州のラジオ局が、トイレに行かずにどれだけ水を飲めるかというコンテストを開催し、参加した28歳の女性が死亡した。同ラジオ局のスポークスマンが17日に明らかにした。番組DJら担当スタッフ10人を懲戒解雇したことも発表した。

 同コンテストは今月12日、サクラメントの地元ラジオ局KDND─FMが番組の一環として「トイレを我慢してWiiを当てよう」と銘打ち、任天堂の新型ゲーム機「Wii(ウィー)」を賭けて行われた。

 亡くなった女性は3児の母で、子供のためにゲーム機を当てようと6.5リットルの水を飲み、2位だったという。コンテスト終了後に体調の不良を訴え、5時間後に自宅で死亡しているのが見つかった。

 地元紙の報道によると、公式な死因はまだ明らかになっていないものの、水中毒が疑われるという。

362とはずがたり:2007/01/18(木) 18:39:51
>>361の上の記事url忘れてた
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/20070118a3170.html?C=S

363小説吉田学校読者:2007/01/20(土) 08:40:43
車で千葉方面へ20分くらいのところに旭中央病院というマンモス病院がある。
旧八日市場市には市民病院、成東に国保成東病院もある。旭除いて、それぞれ苦しい。
千葉大医学部との連携も不足と聞いている。東総地域内で棲み分けや付近医大との連携が必要では?

銚子市立総合病院:チラシ「このままでは破たん」 今年度約6億円の赤字に /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20070119ddlk12040078000c.html

 医師不足や収入減少などで経営危機に陥っている銚子市の市立総合病院(佐藤博信院長)の「現状」を知らせるチラシが市内全戸に配られた。岡野俊昭市長の「病院の現状を、市民に知ってもらうことが大事」という趣旨による配布で、昨年11月の「市財政状況と今後の対応」に次ぐ“第2弾”。
 チラシの表には、全国の自治体病院を取り巻く厳しい「状況」や、同市立総合病院の「今年度は約6億3000万円の大幅赤字の見込み」や「(昨年の)9〜12月に4回、職員の給与など総額5億5000万円を1時借り入れた」などを明らかにし、「このままだと近い将来経営破たん」と厳しい状況が書いてある。
 今後の対応では「医師の確保・定着」を図り、近く市長の諮問機関として小山田惠・全国自治体病院協議会長も委員とする「経営検討委員会」(5〜6人)を設置「経営改善」に取り組む方針を表明している。
 裏面には4年間の患者数、医師数(34人から28人)の減少、入院・外来患者の収益や人件費、材料費などの推移、今年度末の累積赤字見込みが前年度より約6億2000万円増の15億6206万円になるなどグラフや数字で掲載している。岡野市長は「存続に全力を尽くす」と語る。同総合病院は1984年度に市立病院から「総合病院」となり、現在は全職員295人。うち医師が28人、診療は16科(産科・結核・歯科は休止)。

364とはずがたり:2007/01/22(月) 02:53:14
自民党の医師政策・土建政策の悲惨なツケであるヽ(`Д´)ノ

夕張市立病院、33人の透析中止へ 重い市外治療交通費
2007年01月21日21時59分
http://www.asahi.com/life/update/0121/009.html

 財政再建団体に移行する北海道夕張市の市立総合病院で人工透析を受けていた患者計33人に対し、市は21日、4月以降は透析治療しないことを通告した。患者は他市町村の病院へ通わなければならないが、交通費への支援はなく、突然の通告に患者らから不安と不満の声が出た。

 財政再建に伴い、市立病院は4月から公設民営の診療所体制になり、規模を大幅に縮小する。医師不足もあり、透析治療ができなくなるという。

 透析治療をしている医療機関は周辺の4市町にあるが、市外への通院を余儀なくされる患者への交通費の補助は「財政再建下では無理」という。

 21日に市が開いた患者らへの説明会では、男性患者の一人が「10日も透析を受けなきゃ死ぬんだ。あんたたちは生きてるが、我々は生かされてるんだ」と、突然の通告に怒りをぶつけた。出席した後藤健二市長は「国と道に支援を求めていきたい」と答えるにとどまった。

 一番近いのは隣の栗山町の病院だが、車で40分ほどかかる。透析を受けて6年になる山崎ヨシ子さん(69)は、これまでは心臓病を患う夫(69)に車を運転してもらい、市立病院に週3回通っていた。栗山町の病院に通うことを考えているが、冬の峠は雪深くて運転できそうにないという。


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