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Tohazugatali Medical Review
331
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/24(金) 14:39:07
慢性的に続く頭痛 脳脊髄液減少症
医療界『未認知』 保険適用の壁に
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20061124/mng_____kakushin000.shtml
事故や転倒が原因で脳から脊髄(せきずい)液が漏れ、頭痛やめまいなどを起こす「脳脊髄液減少症」。患者本人の血液を注射し、血液の凝固作用で漏れをふさぐブラッドパッチ治療で症状が改善することが多く、同治療をする医療機関には患者が殺到している。しかし、多額の治療費がかかることから、患者団体が保険適用を求めている。 (名古屋社会部・砂本紅年)
愛知県豊橋市の男性(27)は四年前、バイク事故で頭を強打、絶え間ない頭痛に襲われるようになった。立つと頭に激痛が走り、立ち上がれない。物忘れもひどくなり、働けなくなった。
本で脳脊髄液減少症を知った母親の勧めでブラッドパッチを受け、計三回の治療で頭痛が減り、立てるようになった。母親は「いくらかかっても治したい」と必死だ。
高速道路で玉突き事故の被害に遭った名古屋市内の女性(42)は「症状が重く、母子家庭なのに働けない。保険会社には詐病だとして医療費の支払いを拒否され、つらい」と訴える。症状はあまり改善していないが、ブラッドパッチにすがるしかないという。
ブラッドパッチが有効だという情報は、報道などで患者に知られるようになった。中部地方のある医師は「自分で治療をするまで(脳脊髄液減少症の存在を)信じていなかったが、治療を懇願する患者の熱意に負けて始めた」と話す。
この医師は、本来は同治療には保険が適用されないが、似た治療として、腰などに麻酔をうつ「硬膜外ブロック」(八百円)の名目で保険請求しているという。
「患者の中には症状がひどくて仕事を辞めたという人も少なくなく、経済的に余裕のない人が多い。困った患者さんを少しでも助けたいだけだ」
■6、7割が改善
同症を扱う医療機関は全国で五十カ所程度と少なく、特定の病院に患者が殺到している。ブラッドパッチは間隔をあけて二、三回することが多く、治療には少なくとも半年から一年かかる。全員に効くわけではないが名古屋市立大病院では六、七割の患者に症状の改善がみられたという。
保険でブラッドパッチをしていた病院は、厚生労働省の指導で次々に自費診療に切り替えている。
約千人にブラッドパッチをした国際医療福祉大熱海病院(静岡県熱海市)の篠永正道教授は、以前勤務していた病院では硬膜外ブロックで保険請求していたが、熱海病院に移ってからはブラッドパッチは無料にし、検査・入院は別の病名で保険診療していた。いずれも不適切との指導を受け、熱海病院でも十月から全額自費にした。
篠永教授は「ブラッドパッチはもともと硬膜外ブロックをした後に血液を注入する治療法で、保険が利く硬膜外ブロックなどの麻酔治療に含まれると考えても問題はないと思う」と、厚労省の判断に疑問を投げ掛ける。
■病気の存在議論
病院関係者によると、ブラッドパッチにかかる費用は二万円程度だが、関連の診療費もすべて保険適用外になり、二、三回の治療で三十万−五十万円ほどの負担になる。
このため、保険適用を求める患者らの運動は盛り上がっている。全国各地に患者会ができ、三十万人以上の署名を集め、厚労省などに提出した。患者らの声を受け、東京都など四十二都道府県議会で保険適用などを求める意見書が採択された。
NPO法人・鞭(むち)打ち症患者支援協会(和歌山市)の中井宏代表理事は「現状では自費診療は仕方ないとはいえ、ブラッドパッチが自費だと、検査や入院すべてが保険外になる実情は患者にとって厳しい」と話している。
保険適用の壁になっているのは、同症の存在がまだ、医療界で正式には認められていないことだ。日本脳神経外科学会は十月二十日、京都市内で開いた総会で、同症の診断や治療の基準作りに向けた研究に着手することを決めた。
厚労省疾病対策課は「病気が存在するかどうかの議論が学会で始まったところ。保険適用するかどうかは、学会での診断基準の指針作りや病態研究が終わった後の問題だ」としている。
<メモ>脳脊髄液減少症 脳や脊髄を覆い、外部の衝撃から保護している脳脊髄液(髄液)が漏れ出し、減ることで頭痛やめまい、耳鳴り、倦怠(けんたい)などさまざまな症状が長期的に続く。交通事故によるむち打ちやスポーツによる外傷、転倒、出産などのショックで起こることが多いとされる。国際医療福祉大熱海病院の篠永正道教授が2000年から、この病気の認知・治療の普及に取り組み、全国に広まった。
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