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スーフィズムに関するHP

3802OS5:2023/11/10(金) 11:36:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7fddf3a7178ebac1b661eaa035ef6d8e5552e08
親類17人犠牲、友人連絡取れず… 日本国内のガザ出身者、悲痛な声
11/9(木) 14:47配信

毎日新聞
故郷ガザ地区の住宅地ががれきになった動画に表情を曇らせる、ムハンマド・ハジャジさん=京都市中京区で2023年11月7日午後8時52分、千葉紀和撮影

 パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘激化から1カ月を迎えた。イスラエル軍の激しい攻撃で民間人の被害が拡大し、京都で暮らすパレスチナ人たちが胸を痛めている。現地の家族や友人らが爆撃で次々と犠牲になっており、「即時停戦を」「国際社会は見殺しにしないで」と悲痛な声を上げている。【千葉紀和】


 「私の故郷は様変わりしてしまった。思い出の場所も、お気に入りのパン屋も空爆され、全てがれきになった」

 ガザ地区で生まれ育ったムハンマド・ハジャジさん(37)は、現地からの報道や地元の友人らがSNS(ネット交流サービス)で連日伝える動画を見つめながら肩を落とした。

 日本のアニメが好きで2016年に来日し、同志社大大学院で工学の博士号を取得。現在は京都市内の企業でITエンジニアとして働いている。20代まで過ごした地元で続く攻撃に、親しい人々の安否を気遣う毎日だ。

 「複数のいとこが住むアパートが爆撃され、女の子2人を含む親類17人が犠牲になった。友達の多くは連絡が取れず、何人が死んだのかすら分からない」

 両親が暮らすアパートもすぐ近くにあり、攻撃の一報があるたびに次は実家が被弾するのではと不安が募る。爆撃は最寄りの病院やモスク、大学のほか、太陽光発電装置などインフラ施設にも及び、食料も飲用水も底をつきかけているという。

 ハジャジさんは「民間人を無差別に攻撃するだけでなく、息の根を止めるようにライフラインを攻撃している。なぜこんな行為が許されるのか。世界は即時停戦に向けて動いてほしい」と訴える。

 イスラム組織ハマスとイスラエル軍の軍事衝突から7日で1カ月。ガザ地区の保健当局は地区内の死者が1万人を超え、うち4割超が子どもだと発表した。一方、イスラエル側の死者も約1400人に上っている。

 京都大で電気工学を研究するパレスチナ人のディーブ・アルアシュガルさん(33)は、ガザで暮らす兄の妻とその家族が爆撃で死亡した。「兄の息子は生後2カ月だった。こんな小さな子に何の罪があるのか」と憤る。

 一刻も早い停戦の実現に向け、日本をはじめとする国際社会の行動に期待しているが、国連総会の緊急特別会合で採択された人道目的での休戦などを求める決議に日本が棄権したことに「失望した」と表情を曇らせる。

 京大で免疫学などを研究するジュマーナ・カリルさん(31)も日本の役割に期待を寄せる。「イスラエルともアラブ諸国とも関係の良い日本こそ停戦に向け積極的に動いてほしい」。ガザに住むおじは、空爆で家を失った住民約80人を自宅で受け入れていたが、2週間前から連絡が取れず心配しているという。

 4日夜には、即時停戦を求めるデモ行進が京都市の繁華街であった。学生やアラブ系の人々を中心に約200人が集まり、市役所前や四条河原町の交差点などで「子どもを殺すな」「ジェノサイド(大量虐殺)はやめろ」などと声を上げた。

 デモには、パレスチナ問題の発信を長年続けてきた早稲田大の岡真理教授(アラブ現代文学)=京都市左京区=も参加。「『暴力の連鎖』などと報じられているが、国際法などを守らず占領を続ける者と占領下にいる人は対等ではない。国家によるジェノサイドと、抵抗のための暴力を同一視すること自体が暴力だ」と語り、早期停戦を訴えた。

3803OS5:2023/11/11(土) 22:06:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dedc62d5844dd6b663fe1b8dfcf08dc2adbc028
英「未来の首相」イスラエル支持発言で党内から逆風 パレスチナ支持派の地方議員の離党相次ぐ
11/10(金) 19:29配信
産経新聞
イスラエル

【ロンドン=黒瀬悦成】英国の最大野党、労働党のスターマー党首がガザ危機に関してイスラエル支持を明確にしたのに対し、パレスチナ支持派の同党下院議員の一人が「影の閣僚」を辞任したほか、全国各地の地方議員の離党が相次ぐ事態となっている。来年にも実施される総選挙で政権奪還を目指すスターマー氏は「未来の首相」としてその手腕と外交問題での信念を試されている。

【写真】英労働党の党大会で演説するスターマー党首

スターマー氏はパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃して以降、保守党のスナク首相とともにイスラエル支持の立場を明確にし、パレスチナ支持派などが求める即時停戦には否定的な態度を維持してきた。

一方、労働党の急進左派や選挙区内にイスラム教徒のコミュニティーを抱える同党議員らの間では、イスラエルの反撃によるガザ地区住民の被害拡大を憂慮して即時停戦を訴える声が強い。

また、スターマー氏が10月11日に出演したラジオ番組で、イスラエルがガザの電気や水道を遮断したことに関し「イスラエルにはその権利がある」と述べ、これに反発した各地の地方議員らが次々と離党。英報道によるとその数は少なくとも47人に上っている。

7日には「影の内閣」の一人として国会での論戦の先頭に立っていたフセイン下院議員が「ガザでの惨劇を終えるのに停戦は不可欠だ」と訴えて影の閣僚を辞任した。BBC放送によれば労働党下院議員総数の約3分の1にあたる68人がガザ危機に関しスターマー氏とは異なる態度を表明しているとされる。

2021年の英国勢調査に基づく推計では英国内のイスラム教徒人口は全体の約6・5%にあたる約390万人で、その大多数が労働党支持とされる。

英民間団体「ムスリム・センサス」の世論調査によると19年の前回総選挙ではイスラム教徒の71%が労働党に投票したと回答したが、同団体による最新の世論調査では次回総選挙で労働党に投票すると答えたのは5%にとどまった。

労働党のコービン前党首(在任15〜20年)は反ユダヤ主義の陰謀論を唱えたり極端な左派路線を打ち出したりしたせいで19年の総選挙で大敗した経緯があり、スターマー氏はかつてのブレア政権のような中道穏健派路線に回帰することで党勢の回復を図ってきた。

それだけにスターマー氏としては、自身の政権担当能力を国内外に実証する意味でも、左派やパレスチナ支持派の圧力に負けてガザ問題での立場を安易に曲げるわけにはいかない。

中道保守系紙「イブニング・スタンダード」は社説で同氏の判断を「特筆に値する」と評価し、「自身が正しいと思った態度を貫くべきだ」と主張した。

3804OS5:2023/11/11(土) 22:14:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111000996&g=int
戦闘休止、苦渋の歩み寄り 「米国の圧力」払拭に腐心―イスラエル
2023年11月10日20時32分
 【エルサレム時事】パレスチナ自治区ガザを地上侵攻しているイスラエルは9日、激戦地となっている北部から南部への住民退避の促進を理由に、同日から1日4時間の戦闘休止を受け入れた。ガザを実効支配するイスラム組織ハマス壊滅を目指して民間人の犠牲をいとわない攻撃を続け、「戦争犯罪」批判をよそに好戦姿勢を貫いてきたネタニヤフ首相にとっては、苦渋の歩み寄りと言える。ただ、一時的な休戦が実現しても、ガザの人道危機の悪化に歯止めがかかる見通しは立たない。

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は9日、ガザ北部でイスラエルが戦闘の一時休止を始めると突如発表。発言が伝わると、イスラエル首相府は直ちに「戦闘は続く。(ハマスがガザに連行した)人質が解放されない限り停戦はない」と従来の立場を踏襲する声明を出し、態度軟化の否定に走った。
 イスラエル政府は今月初旬から連日、ガザ北部に残る住民に南部への避難を指示。ガザを南北に貫く幹線道路の通行を午前10時から4〜6時間限定で許可していた。このため、地元メディアは、今回合意された「戦術的かつ局地的な戦闘休止」は、これまでの措置の延長線にすぎないとする政府高官の発言を引用。イスラエル側の方針転換ではないとの見方を報じた。
 しかし、イスラエル最大の支援国である米国はかねて、市民の安全な退避や人質解放を可能にするため3日間の戦闘停止を求めてきた。バイデン大統領やブリンケン国務長官が電話会談や直接協議で粘り強くイスラエル側の説得を続けた末の合意であり、米国の圧力に屈したとの印象は拭えない。
 極右政党党首のベングビール国家治安相はX(旧ツイッター)で、合意について「深刻な過ちだ。(戦時内閣という)限られた面々に戦闘休止を決める権限はない」と苦言を呈した。ネタニヤフ氏と連立を組む対パレスチナ強硬派を中心に、政権内部で反発が高まりかねない状況だ。
 ハマスの奇襲を防げなかった失態などで辞任要求にさらされるネタニヤフ氏から、合意について国民への説明はないまま。口をつぐむことで弱腰批判や責任追及をやり過ごしたい思惑もあるとみられる。

3805OS5:2023/11/11(土) 23:07:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4bae3dfe0ed89858e35966055f9297f64ae528f
イスラエル軍、ガザ市の病院包囲 100メートルまで迫る 全患者の避難を警告か
11/11(土) 21:38配信

産経新聞
ガザ地区

【カイロ=佐藤貴生】パレスチナ自治区ガザでイスラム原理主義組織ハマスへの攻撃を続けるイスラエル軍は10日、ハマスの主要な軍事インフラが人口密集地ガザ市の病院など公共施設の地下やその周辺にあるとみて、包囲を強めた。

【写真】イスラエル軍とハマスとの戦闘が続き、ガザ地区では煙が立ち上った

英BBC放送によると、北部最大のシーファ病院には約1万5000人がとどまり、イスラエル軍の戦車が約100メートルまで迫っているという。9日から10日にかけて病院で爆発が相次ぎ、ガザ当局は少なくとも13人が死亡したと述べた。

10日未明にもシーファ病院で大きな爆発が起きたが、イスラエル軍側はガザの武装勢力の誤射が原因だと主張。攻撃を否定する一方、「ハマスの戦闘員が病院から攻撃してくれば必要な対応を取る」としている。

イスラエル政府の報道官は、ハマスの本部はシーファ病院の地下にあるとし、軍事作戦に使用された民間施設は国際法上も攻撃が許されるとの見解を述べた。イスラエル軍が全ての患者を避難させるよう警告したとも報じられている。

ブリンケン米国務長官は10日、訪問先のインドで記者団に「あまりにも多くのパレスチナ人が殺害された」と懸念を表明し、民間人保護の重要性を強調した。イスラエルは米政府との協議の結果、ガザ北部住民を南部に退避させるため、「1日4時間」の戦闘休止時間を設けることには同意したが、停戦には応じない姿勢を維持している。

イスラエル軍報道官は11日、北部のジャバリヤ難民キャンプへの攻撃を4時間休止するとし、住民にその間の避難を求めた。

イスラエルはハマスの攻撃により1400人以上が死亡したとしてきたが、同国外務省は10日、「約1200人」だと修正した。ハマスの戦闘員の遺体が含まれていたためだとしている。パレスチナ側は10日、イスラエル軍の攻撃で1万1000人以上が死亡したとしており、双方の死者数の合計は1万2000人を超えた。

3806OS5:2023/11/12(日) 10:12:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/38b29554c147caf775d10c1a94079ba5acb8c535
ガザの学校や病院へ攻撃相次ぐ イスラエル軍は否定 民間人被害回避へ国際圧力
11/12(日) 6:48配信
時事通信
避難民が身を寄せるパレスチナ自治区ガザのシファ病院=8日、ガザ市(ロイター時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍が地上侵攻したパレスチナ自治区ガザの最大都市ガザ市では10日、多数の避難民らが身を寄せている複数の病院への攻撃が相次いだ。

 イスラエル側は、病院の地下にはガザを実効支配するイスラム組織ハマスの司令部があると主張し、病院を包囲して攻勢を強めている。一方、イスラエル軍は11日、SNSで「病院への攻撃はしておらず、包囲もしていない」とする動画を公表した。国際社会の批判をかわす狙いとみられる。

 イスラエル人権団体の11日の発表によれば、電気や酸素の不足が影響して新生児2人が死亡し、37人の命が危険な状態に陥った。学校も空爆され数十人の死亡が伝えられるなど、市民の犠牲が一段と拡大している。

 ガザ市最大規模のシファ病院では10日、敷地内が被弾。病院当局者はロイター通信に「イスラエルは病院に対し戦争を仕掛けている」と糾弾した。イスラエル軍報道官は10日、シファ病院には「テロ組織がガザから発射した飛翔(ひしょう)体が誤って落ちた」とSNSを通じ説明。近くで活動していたイスラエル軍が標的だったとして、イスラエルによる攻撃との見方を否定した。

 イスラエル軍は11日、学校への空爆でハマスの司令官を殺害したと公表。この司令官が「南部へ退避を望む住民約1000人を病院で人質とし、配下のテロリストと一緒に学校に隠れていた」と主張した。

 ただ、病院など民間施設周辺での市街戦が激しさを増すにつれて、国際社会からは懸念の声が強まっている。

 ブリンケン米国務長官は10日、訪問先のインドで「あまりに多くのパレスチナ人が犠牲になった」と指摘。フランスのマクロン大統領は英BBC放送のインタビューで「赤ん坊や女性、高齢者が理由も正当性もなく命を落としている」と述べ、イスラエルに停戦を呼び掛けた。これに対し、イスラエルのネタニヤフ首相は声明で「世界の指導者はイスラエルではなく、ハマスを非難すべきだ」と反論した。

 米政府は9日、イスラエル軍がガザで1日4時間の戦闘休止を始めると表明。イスラエル軍は11日、X(旧ツイッター)で、ガザ北部ジャバリヤ難民キャンプ周辺で午前10時から午後2時(日本時間午後5時から同9時)まで「軍事行動を戦術的に休止する」と発表し、激戦地の北部から南部への退避を改めて住民に促した。国連によると、10日は約3万人が南部へと避難。10月7日の戦闘開始以降、ガザで家を追われた人は約160万人に上る。

 ガザ保健当局の10日までの集計では、ガザでの死者は子供4500人以上を含む1万1078人。イスラエル側では約1200人が死亡した。

3807OS5:2023/11/12(日) 10:13:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/38b29554c147caf775d10c1a94079ba5acb8c535
ガザの学校や病院へ攻撃相次ぐ イスラエル軍は否定 民間人被害回避へ国際圧力
11/12(日) 6:48配信
時事通信
避難民が身を寄せるパレスチナ自治区ガザのシファ病院=8日、ガザ市(ロイター時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍が地上侵攻したパレスチナ自治区ガザの最大都市ガザ市では10日、多数の避難民らが身を寄せている複数の病院への攻撃が相次いだ。

 イスラエル側は、病院の地下にはガザを実効支配するイスラム組織ハマスの司令部があると主張し、病院を包囲して攻勢を強めている。一方、イスラエル軍は11日、SNSで「病院への攻撃はしておらず、包囲もしていない」とする動画を公表した。国際社会の批判をかわす狙いとみられる。

 イスラエル人権団体の11日の発表によれば、電気や酸素の不足が影響して新生児2人が死亡し、37人の命が危険な状態に陥った。学校も空爆され数十人の死亡が伝えられるなど、市民の犠牲が一段と拡大している。

 ガザ市最大規模のシファ病院では10日、敷地内が被弾。病院当局者はロイター通信に「イスラエルは病院に対し戦争を仕掛けている」と糾弾した。イスラエル軍報道官は10日、シファ病院には「テロ組織がガザから発射した飛翔(ひしょう)体が誤って落ちた」とSNSを通じ説明。近くで活動していたイスラエル軍が標的だったとして、イスラエルによる攻撃との見方を否定した。

 イスラエル軍は11日、学校への空爆でハマスの司令官を殺害したと公表。この司令官が「南部へ退避を望む住民約1000人を病院で人質とし、配下のテロリストと一緒に学校に隠れていた」と主張した。

 ただ、病院など民間施設周辺での市街戦が激しさを増すにつれて、国際社会からは懸念の声が強まっている。

 ブリンケン米国務長官は10日、訪問先のインドで「あまりに多くのパレスチナ人が犠牲になった」と指摘。フランスのマクロン大統領は英BBC放送のインタビューで「赤ん坊や女性、高齢者が理由も正当性もなく命を落としている」と述べ、イスラエルに停戦を呼び掛けた。これに対し、イスラエルのネタニヤフ首相は声明で「世界の指導者はイスラエルではなく、ハマスを非難すべきだ」と反論した。

 米政府は9日、イスラエル軍がガザで1日4時間の戦闘休止を始めると表明。イスラエル軍は11日、X(旧ツイッター)で、ガザ北部ジャバリヤ難民キャンプ周辺で午前10時から午後2時(日本時間午後5時から同9時)まで「軍事行動を戦術的に休止する」と発表し、激戦地の北部から南部への退避を改めて住民に促した。国連によると、10日は約3万人が南部へと避難。10月7日の戦闘開始以降、ガザで家を追われた人は約160万人に上る。

 ガザ保健当局の10日までの集計では、ガザでの死者は子供4500人以上を含む1万1078人。イスラエル側では約1200人が死亡した。

3808OS5:2023/11/12(日) 10:13:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce62804c66caf8e33e57008c5a7c880e55a8a748
戦後統治、誰がする?  「ハマス後」のガザ 自治政府の能力に疑問符・パレスチナ
11/12(日) 6:49配信


時事通信
10日、イスラエル軍の攻撃で破壊されたパレスチナ自治区ガザの建物(AFP時事)

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの壊滅を掲げるイスラエルの攻撃が続く中、戦闘終結後のガザ統治の在り方について、各国から意見が出始めている。


 しかし、イスラエルを含め「ハマス後」を想定した具体的な将来像は、まだ描けていない。

 ◇「2国家共存」が不可欠
 ブリンケン米国務長官は8日、東京都内で記者会見し、ガザ住民の強制退去や、イスラエルによる再占領などを認めない姿勢を強調。戦後統治に関し「パレスチナ人の声と願望を中心に据えなければならない」と語り、将来的にはパレスチナ自治政府がヨルダン川西岸と共にガザも統治することが必要だと訴えた。

 パレスチナ通信は、アッバス自治政府議長が「パレスチナ国家」樹立を認める「2国家共存」の枠組みの下であれば「責任を引き受ける」と表明したと報じた。パレスチナ側は西岸、東エルサレム、ガザを将来の国土と見なしている。パレスチナ解放機構(PLO)のシェイフ事務局長も米紙ニューヨーク・タイムズに、3地域を包括する政治体制について「イスラエルに順守させる真剣な取り組み」を米国に求めていると語った。

 衝突前にガザで行われた世論調査結果では、7割がハマスではなく自治政府の統治を望んでいた。しかし、自治政府は長年、汚職の問題を抱え、独裁的と評価されるアッバス氏の求心力は低下。統治能力が疑問視されている。

 イスラエルとパレスチナの和平交渉は2014年に中断。ネタニヤフ政権は対パレスチナ強硬路線を取っており、米政権が関与してもイスラエルに自治政府の要求を受け入れさせるのは困難だ。

 イスラエルの著名ジャーナリスト、エフード・ヤーリ氏は、自治政府が「(ガザ統治の)候補者ではない」と語り、エジプトやサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)が積極的に関与する重要性を強調。当面ガザを管理する国際的枠組みが必要だと指摘した。

 ◇見えないビジョン
 イスラエル政府から「ハマス後」の具体像は見えてこない。ネタニヤフ氏は6日、米メディアのインタビューに「無期限」でガザの安全保障の責任を担うと述べた。政府内でも「再占領」や長期的な部隊駐留を示唆していると懸念が高まり、ネタニヤフ氏は9日、米FOXニュースに「ガザを占領するつもりはない」と軌道修正を図った。10日の会合では「イスラエルが軍事的に管理することが、ガザ非武装化の唯一の方針だ」とも語っており、一貫した全体像は示されていない。

 戦時内閣入りしたガンツ前国防相は8日、治安情勢が落ち着いた後で「腰を据え、代替となる仕組みを検討する」と発言。「戦後構想」は計画段階にすらないことを認めた形だ。

 イスラエルの攻撃で、ガザはインフラを含め街や社会が著しく荒廃。将来像なく戦闘を続ければ、終戦後に混乱が深刻化することが危惧される。対処を誤れば、さらに過激化した武装組織の登場を招く恐れもある。

 イスラエルの世論調査によると、ハマス打倒後について、41%がガザからの撤退、44%が支配継続を支持。国民の意見は割れている。

3809OS5:2023/11/12(日) 18:52:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/800c39b4143482b0ef8b330aa6f738fad7031f97
ガザの食料不足深刻、野菜価格4倍も…避難民「生き残るため食料探し回っている」
11/12(日) 14:02配信
読売新聞オンライン
10日、パレスチナ自治区ガザ中部のディール・アルバラハの市場付近を走る「ロバタクシー」=本紙通信員撮影

 【エルサレム=福島利之】イスラエル軍の侵攻に伴い、パレスチナ自治区ガザ北部の住民は中部や南部で避難生活を送っている。ガザは人と物の出入りが制限され、食料不足が深刻だ。市場で売られている野菜の価格は2〜4倍に高騰し、避難民は「1日ごとに食べ物を探すのが大変になっている」と悲嘆に暮れている。

【動画】イスラエル軍、ハマスのトンネルを発見して爆破

(写真:読売新聞)

 北部からの避難民が身を寄せる中部ディール・アルバラハ中心部の市場は日々、食料を探す人でごった返している。イスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘の前は、1キロ・グラム1・5シェケル(約58円)だったトマトが、今は5シェケル(約195円)。キュウリは1シェケル(約39円)から4シェケル(約156円)に値上がりした。

 鶏肉は、水や電気がないため処理ができず、生きたニワトリのまま売られている。ツナや豆の缶詰を見つけるのは難しい。

 ガザ市から避難してきたホセイン・アンタルさん(22)は10日、両親と7人のきょうだいの食料を市場に買いに来た。アンタルさんは「物価が高くてなかなか買えない。毎日、生き残るために食料を探し回っている」と本紙通信員にため息交じりに語った。

(写真:読売新聞)

 市場には、国連のマークの入った支援物資の横流しとみられる小麦も売られている。戦争前は20キロ・グラム15シェケル(約580円)だった小麦が、今は100シェケル(約3900円)だ。

 ただ、小麦を買っても家に電気やガスはない。夫と6人の子どもがいる主婦スケイク・ムハンマドさん(55)は「紙くずや木くずを集めて火をおこし、パンを作っているが、うまくいかない時もある」とこぼす。

 夫と、2歳から7歳までの3人の子どもがいる主婦イスラム・ムハンマドさん(32)は、避難する際、多くの荷物を持って来られなかった。朝と夜は肌寒くなり、子どもの防寒着を普段の2倍の値段で買ったという。ムハンマドさんは「いつになったら元の生活に戻れるのでしょうか」と嘆いた。

 ガソリンは底をつき、街に車は走っていない。避難民に利用されているのは、ロバが荷車を引く「ロバタクシー」だ。近場だと2シェケル(約80円)程度で、1キロ・メートル15シェケル(約580円)程度。大きな買い物袋を持った避難民らが次々と乗り込んでいた。

アラブ・イスラム首脳会議…サウジ主導 パレスチナ支援 結束
 【カイロ=田尾茂樹】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を受け、アラブ連盟(22か国・機構)とイスラム協力機構(57か国・地域)の緊急合同首脳会議が11日、サウジアラビアの首都リヤドで開かれた。即時停戦や紛争の平和的解決に向け、アラブやイスラム諸国がパレスチナ支援で結束を示す。

 サウジの実権を握るムハンマド・ビン・サルマン皇太子は冒頭、「イスラエルには、パレスチナの人々に対する犯罪行為の責任がある」と強調した。会議には、アラブ各国首脳のほか、トルコのタイップ・エルドアン大統領やイランのエブラヒム・ライシ大統領らが出席した。

 会議を主導したのは、アラブの盟主サウジアラビアだ。アラブ諸国は近年、パレスチナ国家樹立の「大義」より、安全保障や経済面の実利を優先し、イスラエルに接近してきた。2020年にはアラブ首長国連邦などが国交を正常化し、イスラム教の2大聖地を抱えるサウジも、和解に向けた協議を進めてきた。

 だが、ガザ侵攻でイスラム諸国を中心に反イスラエル感情が高まる中、サウジは和解協議の凍結を余儀なくされた。サウジには、今回の会議を通じてパレスチナへの連帯姿勢を示すとともに、アラブやイスラム諸国をまとめる指導力をアピールしたい思惑があるとみられる。サウジは10日にアフリカ諸国との首脳会議も開催し、イスラエルによる攻撃停止などを求める共同宣言を採択した。

3810OS5:2023/11/13(月) 09:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa17c88c279281427daa58cf8e207981688c6c1e
「ガザ、病院は機能不全に」 レバノン国境でも交戦 イスラエル・ハマス大規模戦闘
11/13(月) 8:52配信
産経新聞
ガザ地区

【カイロ=佐藤貴生】パレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織ハマスに対するイスラエル軍の攻撃で、ガザ北部の人口密集地、ガザ市にあるシーファ病院など主要な病院は負傷者の治療などができない状況になりつつある。ロイター通信などが12日、ガザの保健当局や国際支援組織の話として伝えた。

シーファ病院では電力や燃料不足で暖房が使えず、新生児3人が死亡したもよう。世界保健機関(WHO)は同病院と連絡が取れなくなったと明らかにした。パレスチナ赤新月社はガザ北部の主要病院のアルクッズ病院でも、医薬品や食料、水が欠乏し治療などが不可能な状態だとしている。

イスラエル軍報道官は11日、北部の病院からの乳幼児らの避難を支援すると語ったが、ガザの当局者は避難方法などについて連絡がないとした。

イスラエル軍は北部の主要病院の地下や周辺にハマスの軍事インフラの中枢があるとみて攻撃しており、12日も南部に退避するよう求めた。北部の難民キャンプで戦闘が激化しているとの情報もある。ガザ当局は12日、南部ハンユニスでも空爆により13人が死亡したと述べた。

一方、レバノンの親イラン民兵組織「ヒズボラ」は12日、国境付近のイスラエル軍に攻撃したと述べた。イスラエル軍は対戦車ミサイルが撃ち込まれ反撃したとしている。

12日にはガザの外国旅券保有者と負傷者計約80人がエジプトに出た。対象者の出域は10日に停止して以来初めて。この日は少なくともトラック80台がガザに入った。

3811OS5:2023/11/13(月) 09:51:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbeaf7f0a5b3efe61a332912960263641c28a1d2
ガザの2大病院、燃料不足で稼働できず 電力や水が途絶え
11/13(月) 8:54配信
毎日新聞
イスラエル軍の空爆で負傷し、シファ病院で治療を受けていた女性を避難させる住民ら=パレスチナ自治区ガザ地区で2023年11月10日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局とパレスチナ赤新月社は12日、ガザ市にあるシファ病院とアルクッズ病院がそれぞれ燃料不足などのため稼働できなくなったと明らかにした。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などが伝えた。いずれの病院も周辺ではイスラエル軍とイスラム組織ハマスの激しい戦闘が続いており、事態はさらに緊迫している。

 シファ病院はガザ地区最大の病院で、アルクッズ病院はこれに次ぐ規模とされる。イスラエル軍はハマスが病院の地下にトンネルや司令部などを設置していると主張し、攻勢を強めている。

 報道によると、シファ病院の院長は11日、電力不足のため保育器が停止し、未熟児2人が死亡したと明らかにした。成人の患者1人も呼吸器の停止により死亡したとの情報もある。建物の一部には砲撃があり、火災も発生したという。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日、ネット交流サービス(SNS)で、シファ病院は3日前から電力と水が途絶えており、周囲では銃声や爆撃が続いていると明らかにし、「もはや病院として機能していない」と指摘した。

 赤新月社によると、アルクッズ病院も燃料が枯渇し、機能停止に追い込まれた。医師は負傷者らの治療を続けているものの、医薬品や食料なども限られているという。赤新月社は声明で「繰り返し国際支援を呼びかけたが、だめだった。病院はイスラエル軍の攻撃の中に取り残された」と訴えた。

 これらの病院には医療従事者や患者のほか、多数の民間人も避難している。イスラエル軍は、病院自体は標的にしておらず、シファ病院については東側を避難路として開けていると説明している。ただ、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、病院から避難しようとした患者らが銃撃されたとの報道があると指摘。米CNNテレビによると、赤十字国際委員会も12日、「現時点で避難は確認できていない」と語った。

 一方、イスラエル軍は12日、シファ病院の入り口に医療用として燃料300リットルを届けたと発表した。だが、ハマスが病院側に対し、燃料を受け取らないよう妨害したとしている。

 こうした中、ロイター通信は12日、パレスチナ当局者の話として、ハマスがシファ病院の状況悪化を受け、人質解放に向けた交渉を中断したと報じた。ハマスとしては、人質の扱いを戦況と結びつけることで、イスラエル軍に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。

 住民避難を巡っては、イスラエル軍はガザ地区北部で8日以降、1日1〜2カ所で4時間、局地的に戦闘を休止し、住民避難を促している。海岸沿いと中心部を南北に走る2本の幹線道路を「人道回廊」に指定しており、軍は先週だけで20万人以上が避難したと推計している。ただ、いまも数十万人が北部に残っているとみられている。

 また、イスラエル軍は12日、ガザ市北部のシャティ難民キャンプで大規模な軍事作戦を行い、多数のハマス戦闘員を殺害したほか、武器庫などを破壊したと発表した。米シンクタンク「戦争研究所」によると、ハマスはイスラエル軍の背後から戦車などに攻撃をしかけており、激しい戦闘が続いている模様だ。パレスチナ自治政府のシデル通信・情報技術相は12日の記者会見で、燃料不足のためガザ地区の電話とインターネットが16日に停止すると語った。戦闘が激化する中、通信が完全に途絶えれば、混乱が深まるのは必至だ。

 当局の発表によると、これまでの戦闘による死者は、イスラエル側が約1200人、ガザ側は1万1100人。【カイロ金子淳】

3812OS5:2023/11/14(火) 13:56:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d92a78af6f17ea8ad8f1d5924fa39c753acd8fb9
ハマスは「ガザ支配喪失」 病院包囲、市民に紛れ銃撃戦 人質70人解放の用意・イスラエル
11/14(火) 13:31配信
 【エルサレム時事】イスラエルのガラント国防相は13日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスについて、「イスラエル軍を止めることはできず、ガザでの支配を失った」と語った。

 イスラエル軍は13日も、ハマスが地下に司令部を置くとされるガザ市最大規模のシファ病院の周辺などでハマスと激しく交戦し、複数の病院で包囲網を強めている。

 ガラント氏は「テロリストはガザ南部へ逃げ、住民はハマスの基地を略奪している」と指摘。今は地下トンネルを狙った作戦を強化しており、「排除されるか降伏するかの選択しかない」と迫った。

 イスラエル軍は13日、ガザ市のアルクッズ病院の入り口からイスラエル軍を銃撃した21人を殺害したと発表。銃撃戦の間に病院から逃れる人もおり、「こうした人々に隠れながら近くの建物から出てきて加勢し、後で病院へ隠れたテロリストもいた」と非難した。軍報道官は13日夜、ガザ北部のランティシ病院の地下で発見されたハマスが拠点としていたとする部屋の動画を公開した。

 AFP通信によると、ハマスの軍事部門は13日、通信アプリで、5日間の戦闘休止や人道支援物資のガザ搬入などを条件に、イスラエルから拉致した人質約240人のうち女性や子供50〜70人を解放する用意があると主張した。イスラエルで収監中のパレスチナ人275人との交換も要求。仲介役のカタールに伝達したが、より多くの解放を求めるイスラエル側が「先延ばししている」と批判した。

 ガザでの人道危機は悪化の一途をたどっている。世界保健機関(WHO)報道官は英BBC放送に「シファ病院の周囲では遺体が放置されているが、埋葬もできない。病院は機能せず、ほぼ墓場だ」と懸念を表明。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のガザ責任者も13日、X(旧ツイッター)に「燃料が搬入されないため、ガザでの人道活動はあと48時間で停止する」と投稿した。

3813OS5:2023/11/15(水) 08:53:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb439cb3b927bef910e743d48209acabd67549ba
イラン国会議員選挙、事前審査で立候補登録者の28%「失格」…政権批判勢力を排除
11/14(火) 18:48配信
読売新聞オンライン
イランのエブラヒム・ライシ大統領(11日)=ロイター

 【テヘラン=吉形祐司】イランで来年3月1日に予定される国会議員選挙(定数290)で、立候補登録者の28%が事前の審査で「失格」扱いとなった。保守強硬派のエブラヒム・ライシ政権下では批判勢力の排除が進んでおり、今後2回の事前審査で失格者が増える可能性もある。

 内務省の選挙管理委員会は11日、最終登録者は2万4982人だったと発表した。今回からオンライン登録が導入され、前回2020年の約1・5倍と過去最多だった。審査結果は本人に個別通知され、失格の具体的な理由は公表されない。

 イラン各紙が14日までに報道した独自調査を本紙がまとめたところ、少なくとも現職25人の「失格」が判明。改革派のほか、政権に批判的な保守強硬派も含まれていた。改革派の元議員も軒並み失格となった。

 事前審査は3段階で、最終的には保守派が独占する選挙監督機関「護憲評議会」が決定する。前回の国会議員選では、改革派や保守穏健派の現職議員が大量に失格扱いとなり、保守強硬派が勢力を拡大した。

 事前審査には今回から、精鋭軍事組織「革命防衛隊」の情報部門が加わり、活動で得た記録を提供している。改革派の有力政治家らは、失格は目に見えているとして早々に不出馬を表明した。

3814OS5:2023/11/20(月) 16:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f143b01c800b572706ba88b51992d675a926ccf
「クビだ」「顔を見たくもない」追放されるガザ出身の労働者…「死と隣り合わせ」でも帰還する人々
11/20(月) 6:58配信

読売新聞オンライン
14日、ヨルダン川西岸ラマッラで、ガザへ向かうバスに乗る労働者たち=倉茂由美子撮影

 イスラム主義組織ハマスによる奇襲後、イスラエルで働いていたパレスチナ自治区ガザ出身の労働者が就労許可を取り消され、追放されている。ガザへの地上侵攻で犠牲者が増え続ける中、ヨルダン川西岸の避難所に身を寄せる労働者は、連絡が途絶える家族の無事を祈りながら過ごし、死を覚悟で帰還する人もいる。(パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ラマッラ 倉茂由美子)

 ラマッラのスポーツ施設に14日、自治政府の大型バス9台が到着すると、避難民となった労働者は「神のご加護を」と別れの抱擁を交わし、乗り込んだ。荷物はほとんどない。

(写真:読売新聞)

 行き先はイスラエルとガザとの境にあり、ふだんは貨物用で人の行き来は認められていないケレム・シャローム検問所。自治政府とイスラエル側の調整による特別な許可を得て、ガザに向かう。

 ガザ南部ラファ出身の男性(36)は「家族に早く会いたいが、ガザはどこも死と隣り合わせだ」と表情を引き締めた。

 イスラエル政府はガザ情勢の安定を目的として、一部の既婚男性に就労を許可してきた。10月7日の奇襲前には約1万8000人が建設業などに従事し、ガザで得る10倍以上の収入を得ていた。

 戦闘開始で状況は一変した。イスラエル紙「ハアレツ」などによると、イスラエル政府はハマスによる奇襲4日後にガザ出身者の就労許可を無効とし、不法滞在などで摘発を始めた。数千人が拘束されたとみられており、今月上旬にガザへ強制送還された。

ガザへの帰還許可を待つ男性(8日、ヨルダン川西岸ラマッラで)=倉茂由美子撮影

 ヨルダン川西岸には約7000人が逃れた。ラマッラの避難所には約500人が身を寄せ、100人以上が外で雑魚寝を強いられている。常にスマートフォンを握りしめ、地元の状況を確かめる。イスラエル側に疑いの目で見られないように、ハマスの話題は避けているという。

 「家族に何かあったら、ここにいる自分を許せない」。ラファ出身の男性(45)は帰還を希望し、許可を待っている。ハマスによる奇襲があった日の午前、雇い主のイスラエル人から「クビだ。顔を見たくもない」と電話で告げられた。身の危険を感じ、タクシーで西岸に向かった。

 ラファはイスラエル軍が住民の退避先に指定している南部だが、空爆が続いており、姉とおいが重傷を負った。妻からは電話で「安全な所にいて」と言われたが、食料や電気もないガザに子ども7人を残し、自分だけ避難所にいるわけにはいかない。「例え死ぬことになっても、そばで家族を守りたい」

 自治政府によると、14日までに希望者約2700人がガザへ帰ったという。

 避難所に残るのも苦渋の決断だ。男性(34)は、ガザ市に妻と10人の子どもを残すが、今月上旬から音信不通となっている。何とか南部へ退避していてほしいと思うが、慎重な性格の妻は外に出ることを恐れていたという。男性は「むやみに戻るより、ここで家族の状況を確かめたい」と話す。

 ガザ中部ディール・アルバラハ出身の男性(32)も避難所に残ると決めたが、家族と電話がつながらずに眠れない夜が続く。戦闘が終わればすぐに帰るつもりだが、「廃虚となったガザにどんな未来があるのだろうか」とため息をついた。

3815OS5:2023/11/22(水) 17:57:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7f779427ab02570cff35ade26130ad65fd3fce
イスラエル、ハマスと4日間の休戦へ 人質50人解放か ガザ戦闘
11/22(水) 10:19配信
毎日新聞
空爆後に煙が上がるガザ地区=2023年11月21日、ロイター

 イスラエル政府は22日、パレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラム組織ハマスとの戦闘を、人質解放などと引き換えに一時休止する方針を決めた。複数のイスラエルメディアが伝えた。

 休戦は4日間で、その間に女性や子供ら50人の人質がイスラエル側に解放されるという。休戦の実現は10月7日にハマスがイスラエルを越境襲撃して以来、初めて。【エルサレム三木幸治】

3816OS5:2023/11/26(日) 21:19:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a34b45e1176b26d29036e159b11e0b4ee1fbd66
ベンチに寝かされ、戦闘知らされず ハマス解放の人質親族が記者会見
11/26(日) 19:47配信

毎日新聞
イスラム組織ハマスから解放され、イスラエルの家族と再会するケレン・ムンデルさん(左)と息子のオハドさん=11月25日、シュナイダー子供病院提供・AP

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに拉致され、24日に解放されたイスラエル人の被害者の親族が26日、オンラインで記者会見を開いた。人質はベンチに寝かされた上、食事もパンが中心で、解放された時には体重が落ちていたという。ハマスとイスラエルの戦闘に関する情報もほとんど知らされていなかった。

 南部の集落から拉致されたルット・ムンデルさん(78)と娘のケレンさん(54)、孫のオハドさん(9)は24日夜、ハマスから解放された。3人と25日に再会した親族のメラブ・ラビブさんは「とても感動し、皆で泣いてしまった」と振り返る。

 オハドさんは1カ月半にわたった拘束中に誕生日を迎えており、解放後に友達からたくさんのプレゼントを受け取って喜んでいたという。メラブさんによると、ガザで3人はベンチに寝かされ、食事はほぼ円形のパンのみで、体重が落ちた。トイレに行くのも許可が必要で、2時間待たされることもあった。3人はハマスとイスラエルの戦闘の状況などは詳しく知らない様子だという。

 同じ集落から拉致されたヤファ・アダルさん(85)は帰還した際、「私は大丈夫。生きる希望を持ち続けてきた」と孫のアドバさんに語ったという。アドバさんは10月上旬、毎日新聞の取材に応じ、持病があるヤファさんの健康状態を心配していた。アドバさんは「精神的にとてもタフな彼女の孫であることを誇りに思う」と語り、「まだガザには200人以上の人質がいる。彼らを取り戻すための戦いは終わっていない」と強調した。【エルサレム三木幸治】

3817OS5:2023/11/26(日) 21:20:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/60e10b80e95626909e49a3f2dede447ed8c41ebd
トラック61台分の支援物資、ガザ北部に 国連発表
11/26(日) 14:01配信
CNN.co.jp
パレスチナ自治区ガザ地区ラファを移動するトラック=25日

(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止合意に基づき、パレスチナ自治区ガザ地区北部に25日、トラック61台分の支援物資が搬入された。

国連によると、先月7日にハマスがイスラエルを攻撃して軍事衝突が始まってから、ガザ地区北部に到達したトラックの数としては最も多い。

戦闘休止は24日から履行されている。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、2日目の25日は、イスラエルが占拠したガザ市のシファ病院からの退避用に、救急車11台とバス3台、平台トラック1台も派遣された。

この日はトラック200台がイスラエルからエジプト国境を越え、午後7時までに187台がガザ地区に入った。

燃料12万9000リットルも同地区に運び込まれた。

パレスチナ赤新月社(PRCS)も、25日にエジプト赤十字から187台のトラックが引き渡され、先月7日以降で最大規模の車列をガザ市とガザ地区北部に送り込んだと発表した。

車列に積載されたのは、ガザ地区とエジプトの境界にあるラファ検問所を通過した食料や水、医薬品など。ガザ地区南部にあるPRCSの倉庫からも物資が運び出され、無事に搬送された。

PRCSによると、ラファ検問所が再開した先月21日以降、これまでにガザ地区に入った支援物資のトラックは計1946台になった。

3818OS5:2023/11/27(月) 11:02:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/55f919e7087a8ba57a145146602dcffab6eb61c5
相次ぐ船舶乗っ取り 国際海運停滞なら世界経済に影響も イスラエル・ハマス戦闘の余波
11/27(月) 9:28配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘開始後、近海の国際海運の大動脈で船舶の乗っ取りが相次いでいる。日本郵船が運航する貨物船に続き、26日にもタンカーがイエメン沖のアデン湾で武装集団に乗っ取られたもようだ。ハマスを支援するイエメンの親イラン民兵組織「フーシ派」は貨物船乗っ取りを認めており、戦闘は海運にも影響を及ぼしつつある。

フーシ派は19日、紅海で自動車貨物船「ギャラクシー・リーダー」を乗っ取ったと発表した。イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)は、船を所有する英国の会社はイスラエル人実業家が所有していると報じた。

フーシ派は「イスラエル企業が所有、運航する船はすべて標的になりうる」と述べた。船はイエメン・ホデイダ港周辺に連行されたもようだが、その後は情報が途絶えた。

ロイター通信によると、米国防当局者が26日に乗っ取られたとしたタンカー「セントラル・パーク」も、イスラエル人が所有する英国の会社が運航していたとされる。このほか、インド洋ではイスラエル人の会社が運航するコンテナ船がイラン製とみられる無人機(ドローン)の攻撃を受けたとの情報もある。

フーシ派は以前にも紅海でサウジアラビアの石油タンカーなどを襲撃した。紅海は北上すると欧州への玄関口、スエズ運河に至る。一方、アデン湾は日本に関連する約2千隻を含む年間2万隻の商船が通過しており、日本の自衛隊も多国籍の海賊対処活動に参加し、航行の安全に目を光らせている。

乗っ取りなどの事件が今後も続けば、紅海経由の船舶の保険料が上がるとの観測がある。また、襲撃のリスクを恐れて紅海を回避する場合、インド洋と地中海を往来するにはアフリカ大陸を回る必要があり、燃料費や日数がかさむ。

新型コロナウイルス感染に続くロシアのウクライナ侵略で、世界経済は混乱から脱し切れずにいる。イスラエルとハマスの戦闘は国際社会の新たな懸念材料となってきた。

3819OS5:2023/11/27(月) 15:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/9189fbca47b554bc7ce18c89bc1cd1c8b7c79c1f
ネタニヤフ首相、ガザ入り 戦いは「勝利まで続ける」と宣言 ハマスは3日連続で人質解放
11/27(月) 7:08配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】イスラエル軍は26日、イスラム原理主義組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで同日、計17人の人質を解放したと発表した。イスラエル人14人と外国籍の3人で、ハマスによる人質解放は3日連続。ネタニヤフ首相は26日、ガザでハマスの地下トンネルを視察し、「勝利まで(戦いを)続ける。誰も止めることはできない」と述べた。

ネタニヤフ氏の発言は、戦闘を4日間の休止期間後、再開する意欲を示したものとみられる。ハーレツ紙(電子版)によると、「ハマスを壊滅させる。すべての人質を取り戻す。ガザがイスラエルへの脅威とならないようにする」と3つの目標を列挙した。

イスラエルとハマスは合意に基づいて24日に戦闘を休止した。合意はカタールや米国が仲介した。ハマスは戦闘休止の期間中、イスラエル人の女性や子供計50人を解放することになっている。

ハマスが24〜26日に解放した人質は計58人になった。このうちイスラエル人は40人を占める。

3820OS5:2023/11/27(月) 23:07:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/9214c98e12b6ccae623f421b2df34b031f713292
タリバン暫定政権、存続やむなし カルザイ元大統領単独会見
11/27(月) 15:33配信

共同通信
 【カブール共同】アフガニスタンのカルザイ元大統領が首都カブールで共同通信と単独会見し、2021年8月に武力で復権したイスラム主義組織タリバン暫定政権の「崩壊や分裂は望まない」と述べ、暫定政権の存続容認はやむを得ないとの認識を示した。タリバンに「政策の改善」を求め、女子教育の再開や多民族間の融和と政治参加を促すことが、唯一の打開策だと強調した。

 カルザイ氏は01年の旧タリバン政権崩壊後、米国主導の民主化プロセスで初代大統領となり14年まで務めた。今回の発言は、民主化が失敗しタリバン統治が長期化した今、タリバンとの共存を探るしかアフガン安定の道はないという苦しい立場を示している。

 インタビューは22日に行った。カルザイ氏はタリバンが「正当で国際的に承認された政権」となるためには「女子教育の即時再開と、反タリバン勢力を含めた国内対話」が不可欠だと指摘。タリバンの多数派は理解していると語った。

 カルザイ氏はタリバン復権後も国内にとどまり影響力を維持。外国訪問を禁じられるなど行動を制約されている。

3821OS5:2023/11/27(月) 23:07:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/480159685da82e93bb292c52354aab3ce38de4be
イスラエルで広がったアジア人の犠牲 背景に横たわる母国での貧困
11/27(月) 22:30配信

朝日新聞デジタル
タイ東北部の自宅で2023年10月10日、イスラエルで犠牲になった息子の写真を抱える母=ロイター

 パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスによる攻撃では、多数のアジア人が犠牲になり、人質になった。中でもタイ人は30人以上が人質になっていたが、戦闘休止合意に基づき、解放が進む。被害が広がった背景には、貧困問題が横たわる。

 在イスラエルのタイ大使館によると、イスラエルには10月時点で約2万6千人のタイ人労働者がいた。大半が地方出身の貧困層だ。平均月給で比較すると、タイで働くより3〜4倍の収入が得られるという。

 タイでは経済発展にともなって都市部と地方の収入格差が深刻化しており、家族の生活費や借金返済などのため、地方から多くの人々が出稼ぎに来ていた。

 タイ政府によると、今回のハマスの攻撃でこれまでに少なくとも39人のタイ人が死亡した。ネパール人やフィリピン人、カンボジア人にも犠牲者が出ている。

 経済協力開発機構(OECD)によると、イスラエルで働く外国人労働者は2021年末時点で10万4千人。タイとフィリピンの出身者だけでも5万人を超えており、アジアの国々はイスラエルの労働力の主な供給源となってきた。

 しかし、軍事衝突が本格化して以降、母国に帰国する人は増え続けている。タイ出身者だけでも8千人以上がすでに帰国した。事態が長引けば、人的被害に加え、イスラエル経済にも打撃となる懸念がある。

朝日新聞社

3822OS5:2023/12/02(土) 08:05:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d577d1721d8251d4cf15b91eb6f5622b5c63ea8
つかの間の平和にピリオド ガザ空爆音に市民ら落胆 厳しい現実再び
12/2(土) 6:37配信

毎日新聞
イスラエルの空爆による負傷者を搬送する人たち=パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで1日、AP

 イスラエルと、イスラム組織ハマスの休戦が1日午前7時(日本時間同午後2時)、終了した。パレスチナ自治区ガザ地区では直後から攻撃を受け、大きな噴煙も上がった。7日間続いた休戦の延長を望んでいた市民は落胆し、一気に厳しい現実に引き戻された。

 「戦闘が再開したのかもしれない」。ガザ北部から南部ハンユニスに避難しているラファト・アブタブールさん(50)は午前7時10分、遠くの方から爆発のような音を聞いた。約20分後にはイスラエル軍の戦闘機が複数の場所で空爆を開始し、ミサイルによる砲撃も始まった。「平和な日々が終わった」

 ラファトさんの最近の日課は、パンを焼くためのまきを集めることだ。国連から配布された小麦粉でパン種を作り、まきを集めて屋外のオーブンで焼く。だが空爆が始まれば、屋外でまきを集めることさえ難しい。

 イスラエル軍は1日朝、ハンユニスの一部地域の住民に対し、エジプトとの境界にある南部ラファへの避難を要請する紙を上空からまいた。ラファトさんの地域は避難対象ではないが、今後はいつ空爆されるか分からない。ラファの街は避難民であふれて受け入れの余地は少なく、移動中に空爆される恐れもある。「我々にできることは何もない。ただ家でじっとしているしかない」。ラファトさんはため息をつく。

 北部ガザ市から中部ヌセイラットに避難しているアシュラフ・ソラーニさん(48)も午前7時ごろ、ヌセイラット周辺で爆発音を聞いた。子どもたちから「危ないから外に出ないで」と言われたが、空爆がひどくなる前に急いで市場に行き、1日分の米を購入した。「最も恐れていたことが起きた。まだ希望は捨てていない。休戦の再開を待ち続ける」と話した。

 イスラエル軍は1日、ガザ地区を細かいエリアごとに分けた地図を公表した。今後は比較的安全なエリアを明示し、ガザ市民に随時、移動を求めるという。ただ現場でどこまで活用されるかは不透明だ。

 一方、イスラエルのガザに近い地域でも、休戦期限の1時間ほど前から防空警報のサイレンが鳴り響いた。ただイスラエル軍はハマスのロケット弾を防空システム「アイアンドーム」で迎撃するなどし、イスラエル側では負傷者は出ていない。【三木幸治(エルサレム)、岡大介】

3823OS5:2023/12/02(土) 08:06:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/11b32af8566aa36b8fd07054547cfa5aae74ee55
イスラエル軍が戦闘再開、南部ラファにも空爆か
12/1(金) 16:01配信
AFP=時事
イスラエル南部のパレスチナ自治区ガザ地区との境界近くから撮影された、同地区でイスラエル軍の攻撃を受け、立ち上る煙(2023年12月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の戦闘休止の合意が1日に失効したのを受け、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での軍事作戦を再開したと発表した。AFP記者はイスラエル軍によるガザ市への空爆と砲撃を確認した。


 イスラエル軍は「ハマスは戦闘休止合意に違反したばかりか、イスラエル領を攻撃した」「(イスラエル軍は)ガザ地区でハマスとの戦闘を再開した」と述べた。

 一方、ハマスが実効支配するガザ保健当局の報道担当者は、ガザ地区南部ラファ(Rafah)市が同日朝、イスラエル軍の空爆を受け、パレスチナ人少なくとも6人が死亡したと明らかにした。

 戦闘休止合意の失効直後に戦闘が再開され、アハリ(Al-Ahli)病院の医師によれば、ガザ市も空爆を受け、子ども2人が死亡した。【翻訳編集】 AFPBB News

3824OS5:2023/12/03(日) 18:40:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4d8db2d63c26759f6376a563066007f7ca0aa01
ガザ休戦交渉、事実上決裂か 女性と子どもの人質を巡って溝
12/3(日) 8:58配信

毎日新聞
イスラエル軍の空爆で住宅が破壊された後、家財を持って避難する人々=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2日、ロイター

 イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの休戦交渉は2日、事実上の決裂状態となった。イスラエルはハマスなどが女性と子どもの人質計17人を拘束していると主張し、休戦の条件として全員の解放を要求。一方、ハマスは女性や子どもは「全て解放した」と主張している。カタールとエジプトによる仲介は続いているが、双方の溝が埋まるまで時間がかかりそうだ。

【写真特集】戦闘再開 黒煙が上がるガザ地区

 イスラエルとハマスの一時休戦は11月24日に始まったが、最終的に人質解放を巡って合意ができず、1日朝に戦闘が再開された。双方はその後も間接的に交渉を続けていたが、ハマスのサレフ・アロウリ幹部は2日、中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」に「現在、休戦交渉は実施していない」と明らかにした。サレフ氏は女性と子どもの人質は解放したとしており、今後は「恒久的な停戦」が行われるまで、新たに人質は解放しないと述べた。

 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は2日、休戦交渉のためにカタールに派遣していた対外諜報(ちょうほう)機関モサドの交渉チームを帰国させた。イスラエルは同国南部の音楽フェスティバルに参加していた20〜30代の女性ら17人をハマスなどが現在も拘束しているとしている。ハマス以外の武装組織も人質を拘束しており、ハマスとの連携がうまくいっていないとの報道もある。

 こうした中、イスラエル軍は2日、ガザ北部シュジャイヤや南部ハンユニスなどで激しい空爆を実施し、ハマスの軍事拠点や武器庫などを破壊したと発表。ガザ保健当局によると、戦闘が再開された1日以降、ガザ側の死者は200人以上に達した。

 また、地元記者によると、イスラエル軍は中部デルバラーなどとハンユニスを結ぶ幹線道路を封鎖した。ハンユニスを本格攻撃するための布石とみられている。イスラエルのガラント国防相は2日、「我々は今まで手を付けていなかった地域への攻撃を始めた」と強調。ネタニヤフ首相は2日の記者会見で、人質解放を重視する考えを示した上で、「イスラエル軍に徐々に攻撃を強化するように指示した」と述べた。ハマスもイスラエル中部などへのロケット弾攻撃を継続している。

 一方、戦闘再開以降、停止していた人道支援物資の搬入は2日、再開された。パレスチナ赤新月社によると、100台のトラックがガザに到着したという。ただ、休戦前は約200台のトラックが入っており、米CNNはイスラエル政府関係者の話として、物資の搬入量は今後「減少する」と報じている。

 イスラエル軍とレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラとの交戦も続いている。ロイター通信によると、ヒズボラは2日、国境周辺のイスラエル軍の拠点など数カ所をロケット弾で攻撃。イスラエル軍も砲撃を実施し、レバノン側で複数の住宅が損壊したという。

 当局の発表によると、戦闘による死者は2日、イスラエル側が約1200人、ガザ側が1万5207人となった。【エルサレム三木幸治】

3825OS5:2023/12/03(日) 19:23:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/338f29b3fbb4d9445ffaacbb06713b40afdd0d60
戦闘再開、ガザ住民に絶望感 「すぐ近くで子供5人死亡」
12/3(日) 18:47配信

産経新聞
取材に応じたムグニさん(手前、本人提供)

イスラエル軍がイスラム原理主義組織ハマスへの攻撃を再開し、パレスチナ自治区ガザでは民衆の間に怒りや戸惑い、絶望が広がっている。住民の一人が交流サイト(SNS)を通じて産経新聞の取材に応じ、先のみえない苦難について語った。

イスラエル軍は1日の戦闘再開以降、ハンユニスやラファなどガザ南部に激しい攻撃を行い、ガザ当局によると200人以上が死亡、600人超が負傷した。ハンユニスに避難している歯科医のハマム・ムグニさん(40)は1日、「南部は比較的安全だったが、悲観的な情勢に変わった。ハンユニスが爆撃されて子供5人が死亡した。私たちがいる場所のすぐ近くだった」と話した。

ムグニさんはガザ北部で妻と2人の子供、祖母と5人で暮らしていた。イスラエル軍は10月7日の開戦以後、「ハマスの軍事拠点がある」としてガザ市など北部を集中的に爆撃。ムグニさんが営む歯科医が入る建物も破壊され、ガザ北部の主要病院であるアルクッズ病院に家族で避難した。

「みな着替え程度しか持たずに避難しており、怒りに満ちていた。十分な水もなく、配られる食料はほぼすべて子供の腹に消えた」という。ムグニさんは歯科を中心に救急処置を行う医師としてボランティア活動も行った。

女性や子供は病院内の廊下で、男性は外の地面で寝た。燃料と電気は「100%」なくなり、清潔な水は週に一度配られるだけ。井戸水を飲んで過ごした。ムグニさんは「病院の地下に(ハマスが軍事的に利用する)トンネルがあるとイスラエルはいうが、その形跡は何も確認できなかった」と話した。

病院で約1カ月間過ごしたが、戦車が病院の周囲で砲撃し始め、南部への避難を決めた。みなバッグ1個しか持ちだすことが許されず、高齢者もイスラエル軍の狙撃兵が監視するなかを徒歩で移動した。

イスラエル政府は、ガザ住民を隣接するエジプト北東部に強制的に移住させることも検討しているといわれる。ムグニさんは「祖先が眠る北部を離れるだけで息子から責められた。ガザを出ることは完全に拒絶する」と断言した。(カイロ 佐藤貴生)

3826OS5:2023/12/04(月) 00:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c71fa6b5ae8be1efea94fae30589ec71500e4877
イスラエル軍がガザ南部へ激しい空爆、難民キャンプで60人以上死亡か…地上部隊展開の情報も
12/3(日) 21:41配信
読売新聞オンライン
3日、イスラエル軍の爆撃を受けたガザ南部ラファで生存者を捜す人々=AP

 【エルサレム=福島利之、笹子美奈子】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスとの戦闘を再開したイスラエル軍は2日、ガザ南部への激しい空爆を行った。本格的な地上侵攻の開始に向けた準備とみられ、緊張が高まっている。

(写真:読売新聞)

 1日の戦闘再開後、イスラエル軍は空爆の主要対象をガザ北部から南部に移しており、2日夜から3日未明にかけ、北部から数十万人の住民が避難する南部ハンユニスなどを攻撃した。ロイター通信によると、南部ラファにイスラエル軍の地上部隊が展開したとの情報もある。

ガザに展開するイスラエル軍兵士(軍が2日に公開)=ロイター

 北部では2日、イスラエル南部を10月7日に奇襲した作戦を指揮したハマス幹部が潜伏しているとされるシェジャイヤ地区、ガザ最大のジャバリヤ難民キャンプを重点的に空爆した。AP通信によると、60人以上が死亡し、300人以上ががれきの生き埋めになっているという。

 一方、ハマスは2日、各国の大使館や空港があるイスラエル中部テルアビブにロケット弾を集中的に発射した。双方の攻撃は、戦闘休止前よりも激しさを増している。

 戦闘休止交渉は完全に決裂したとみられる。ハマス政治部門幹部は2日、中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラのインタビューで、停戦するまでは人質を解放しないと述べた。イスラエルは2日、カタールでの交渉を担当していた対外情報機関モサドのチームに帰国を命じた。

 イスラエル国内では、人質救出を優先するべきだとする意見に対し、戦闘休止はハマスを利するとの主張が出ており、世論が二分されている。2日夜にはテルアビブで、残された人質の解放を求める大規模な集会が開かれた。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は2日夜の記者会見で「ハマスを排除し、人質を解放するためには、地上侵攻を続行し、勝利する以外に道はない」と述べ、戦闘再開に理解を求めた。

3827OS5:2023/12/05(火) 21:02:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023120500623&g=int
イスラエル、ガザ南部に集中攻撃 北部以上に戦闘激化か―「恐怖と不安」住民パニック
2023年12月05日20時30分

パレスチナ自治区ガザに展開するイスラエル兵(イスラエル軍が4日公開の映像より)(ロイター時事)
パレスチナ自治区ガザに展開するイスラエル兵(イスラエル軍が4日公開の映像より)(ロイター時事)

【図解】イスラエル軍侵攻地域

 【エルサレム時事】イスラエル軍は5日、パレスチナ自治区ガザ南部の主要都市ハンユニスなどへの攻撃を続けた。軍は4日も、北部から避難してきたパレスチナ人が集まる南部を集中的に攻撃。ガラント国防相は、攻撃は北部以上に大規模になるとの見通しを示していた。戦闘に巻き込まれ死傷する民間人の急激な増加が懸念される。

 ガザ当局の集計では、10月7日の衝突開始後、これまでにパレスチナ人1万5899人が死亡。戦闘が再開した今月1日以降だけで、空爆で約900人が死亡した。
 イスラエルを支援する米国は、多くの死者を出した北部と同様の事態を南部で繰り返さないよう要請。ロイター通信によると、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、ガザで「安全地帯」として設定されている地域をイスラエルが空爆しないよう「強く期待する」と語った。
 イスラエルは4日、ハンユニスの一部地域からの退避をパレスチナ市民に求めた。しかし、イスラエルから移動先として告げられた地域も攻撃にさらされているのが実情だ。
 中東のテレビ局アルジャジーラは5日、ハンユニスの病院の敷地が攻撃を受け、医師らが助けを求めていると報じた。現地のジャーナリストは「集中攻撃」で住民らがパニックに陥っていると指摘。「彼らは延々と続く恐怖と不安の中で過ごしている」と伝えた。
 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のガザ地区の最高責任者はX(旧ツイッター)に、南部の対エジプト国境のラファで「人々はどこが安全なのかと助言を求めているが、われわれも答えられない」と書き込んだ。
 イスラエル軍は北部でも作戦を継続している。軍は5日、ジャバリヤにあったハマスのインフラを4日の作戦で破壊したと発表した。

3828OS5:2023/12/06(水) 21:43:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/52c6e85532584c7949f6cc24195337595c8096a8
イスラエル軍、直近24時間で250か所空爆…「作戦開始以来で最も激しい1日」
12/6(水) 21:36配信
読売新聞オンライン
5日、ガザ南部ハンユニスで、建物から立ち上る煙=AFP時事

 【エルサレム=福島利之、笹子美奈子】パレスチナ自治区ガザ全域に地上侵攻しているイスラエル軍は6日、南部の主要都市ハンユニス中心部でイスラム主義組織ハマスとの交戦を続けている。7日で戦闘開始から2か月となる中、犠牲者拡大に歯止めがかからない状況に陥っている。

 イスラエル軍は5日、地上部隊がハンユニス中心部に到達し、包囲していると明らかにした。「作戦開始以来、最も激しい1日を過ごしている」と表現した。激しい空爆も続行し、6日、直近24時間で約250か所を攻撃したと発表した。

5日、イスラエル軍の攻撃から逃れ、ガザ南部ラファに避難するパレスチナの人々=AP

 イスラエル軍は、ハンユニス市民や北部から逃れた避難者ら約60万人以上に、さらに南へ逃れるよう避難勧告を出したが、多数が残っている模様だ。中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラは、がれきが積み重なる道路でさまよう住民の姿を伝えている。ガザの保健当局によると、12月1日の戦闘再開以降の死者数は1240人以上で、10月7日の戦闘開始以降の合計は1万6000人を超えた。

 米CNNは米政府関係者の話として、イスラエル軍が南部の地上侵攻を来年1月までに終了し、標的をハマス幹部などに絞った作戦に移行すると報じた。

 戦闘終結後のガザ統治について、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、5日の記者会見で「ガザの非武装化を実現できるのはイスラエル軍のみであり、いかなる国際勢力でもない」と述べ、国際部隊の駐留に否定的な見方を示した。

3829OS5:2023/12/07(木) 08:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/94868b534c3b7b69c62aa119b24ec6a78ec4159b
「ハマスの防衛線突破」 イスラエル軍、ガザの指導者の自宅包囲 南部攻防、接近戦も
12/7(木) 8:05配信
時事通信
 【エルサレム時事】イスラエル軍報道官は6日、パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤとシェジャイヤ、南部ハンユニスで「ハマスの防衛線を突破した」と発表した。

 軍は北部に加え南部にも地上部隊を展開。イスラム組織ハマスとイスラエルの衝突発生から7日で2カ月となり、軍はハマスの「心臓部」(報道官)であるハンユニスへの攻撃を強めている。

 軍報道官によると、ハンユニスなどでは過去48時間、激しい戦闘が続いた。ハマスの戦闘員は地下トンネルから姿を現し接近戦を試みたが、イスラエル側が優勢だと語った。

 ネタニヤフ首相は6日のビデオメッセージで、10月7日のイスラエルへの越境攻撃の首謀者と見なすガザでのハマスの指導者、ヤヒヤ・シンワル氏のハンユニスの自宅を包囲したと説明。「見つけ出すのは時間の問題だ」と述べた。

 自宅にシンワル氏はいないとみられる。軍報道官は同氏について、地上ではなく地下に潜伏していると指摘。「われわれの任務は、シンワルに到達し、殺害することだ」と改めて表明した。

3830OS5:2023/12/07(木) 14:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2126aeebb69250502d642b19f1457ce7b6c399d1
対ハマス「急襲作戦」に着手 イスラエル軍、ガザ南部最大都市で 国連総長「公共の秩序崩壊」警告
12/7(木) 14:21配信


時事通信
 【エルサレム時事】イスラエル軍は6日、パレスチナ自治区ガザ南部の最大都市ハンユニスの中心部で、イスラム組織ハマスに対する「標的を絞った急襲作戦」に乗り出した。

 軍が同日夜、声明で明らかにした。衝突開始から7日で2カ月。軍は市中心部を軍事・統治両面でハマスの象徴の地と見なし、「テロリスト」と位置付けるハマス幹部や構成員のせん滅作戦を進めている。

 ロイター通信によれば、ハマス軍事部門はイスラエルとの間で激戦を展開していると発表した。ハンユニスの住民は、イスラエル軍による夜間の激しい空爆で民間人が死傷し、市の東部や北部で軍の戦車が武装集団と交戦していると明らかにした。

 イスラエルの攻撃を避けようと、大勢の市民がガザ南部の対エジプト国境近くに移動している。しかし、南部ラファでは6日、家屋がイスラエルの砲撃を受け9人が死亡。イスラエルが「安全」と主張する地域でも、避難民の多くは不安を募らせている。ラファからロイターの電話取材に応じた45歳の男性は「イスラエルはうそつきだ。ガザに安全な場所などなく、彼らはあすにもラファのわれわれに迫ってくる」と語った。

 戦闘休止が1日に崩壊後、ラファの検問所経由で搬入される支援物資の配給に支障が出ている。国連は6日、テントが足りないため、住居を追われた多くの人が路上での寝泊まりを余儀なくされていると発表した。

 グテレス国連事務総長は6日、国連安保理への書簡で「イスラエル軍による爆撃が続く中、公共の秩序が完全に崩壊する事態も予測される」とし、危機終結に向けた行動を国際社会に要請。ロイターによると、安保理は同日、アラブ首長国連邦(UAE)が作成した「人道目的の即時停戦」を求める決議案を受け取った。8日に採決される見通しという。

3831OS5:2023/12/07(木) 16:25:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2570ea32b6280e46c2601a0b0647774565372008
中国がタリバン大使受け入れ 世界初、暫定政権承認も視野か
12/7(木) 16:07配信
時事通信
中国外務省の汪文斌副報道局長=8月24日、北京(EPA時事)

 【北京時事】中国政府は7日までに、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権が派遣した大使を受け入れた。

 タリバンが2021年に政権を奪取後、派遣した大使を外国政府が受け入れたのは初めて。中国外務省の汪文斌副報道局長は、タリバン政権が国際社会の懸念緩和に努めれば「アフガン政府の外交的承認は当然のこととなる」との認識を表明。暫定政権の正式承認へ向けて一歩踏み込んだとみられている。

 ロイター通信によると、タリバン政権は元報道官のビラル・カリミ氏を駐中国大使に任命したと発表していた。汪氏は5日の記者会見で「中国は伝統的友好国として、アフガンが国際社会から排除されるべきではないと考えてきた」と指摘。「アフガンが穏健な内外政策を実施し、早期に国際社会に溶け込むことを望む」と強調した。

3832OS5:2023/12/09(土) 08:12:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c1c2a2cac9fbfffb0da608f703d5924dfc36963
ガザ南部に侵攻、首謀者狙う 有識者「ハマス根絶は不可能」 衝突2カ月、民間の被害拡大〔深層探訪〕
12/9(土) 7:00配信

時事通信
イスラム組織ハマスのガザ地区トップ、ヤヒヤ・シンワル氏=2022年10月、ガザ市(AFP時事)

 イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突開始から2カ月。イスラエルはパレスチナ自治区ガザに猛攻撃を加え、10月の越境攻撃の首謀者が潜んでいるとされる南部ハンユニスを包囲した。人口が密集する南部での作戦で民間人の被害拡大に懸念が高まる。イスラエルは一貫してハマス壊滅を目指しているが、有識者は反イスラエル思想を根絶するのは「不可能」と断言する。

 ◇「象徴」をたたく
 「ハマスの中心を攻撃している」。イスラエル軍のハレビ参謀総長は5日、ハンユニスでの軍事作戦について、標的は「(ハマスのガザ地区トップの)ヤヒヤ・シンワルだ」と明言した。シンワル氏は10月7日のイスラエル急襲を主導したとされる。

 イスラエル軍は10月末にガザ北部への地上侵攻を開始した。圧倒的な軍事力を背景にハマスの拠点が地下にあると主張する病院に突入。ガラント国防相は「(ハマスは)ガザでの支配を失った」と語っていた。

 イスラエル紙ハーレツは「ハマスは弱体化したが、武器を放棄する意思が見られない」と分析する。戦闘が長期化する中、軍は象徴的な存在であるシンワル氏の排除をより重視すると指摘。象徴を失えば「ハマスは戦闘意欲を失う」という考えだ。

 ◇死なない思想
 しかし、パレスチナの人権活動家で著名な政治家ムスタファ・バルグーティ氏は「シンワル氏は指導者の一人にすぎない」と語る。イスラエルが指導者殺害で戦争が終わると考えていれば、それは「誤った見方だ」と警告。「ハマスとは人々の間に深く根付いた草の根運動であり、(イスラエルへの抵抗という)思想を殺すことはできない」と強調した。

 イスラエルのガザ攻撃では、パレスチナ人約1万6000人が死亡した。軍は民間人保護を重視する方針を示しているが、ハンユニスの戦闘地域には北部からの避難民約24万人を含む約62万人が暮らしているとされる。連日の爆撃で民間人の被害が拡大し、イスラエルに対するガザ住民の憎悪は増す一方だ。

 米CNNテレビによると、米政府は国際批判の高まりを背景に、ガザで大規模攻撃を継続できる時間は限られているとイスラエルに警告した。米当局者は、イスラエルが1月までに大々的な軍事行動を終了し、より限定的な作戦に移行することを期待しているといい、ネタニヤフ政権に対する風当たりは強まりつつある。

 イスラエルは戦闘終結後、イスラエルへの攻撃を防ぐため、ガザとの境界のパレスチナ側に「緩衝地帯」の設置を計画しているとされる。しかし、バルグーティ氏は「パレスチナの安全が保証されて初めて、イスラエルは治安を手にする」と主張。停戦成立後、即座にパレスチナ占領をやめるよう訴えた。(エルサレム時事)

3833OS5:2023/12/10(日) 15:53:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/c26da94ad9142f0a587c9ad9617350699ed584a5
ガザは「世界終末」の様相 損壊の病院などに住民避難
12/10(日) 10:49配信
AFP=時事
密集する避難民のテント。パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで(2023年12月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イスラエルがイスラム組織ハマス(Hamas)壊滅を目指し攻勢を強める中、爆撃にさらされているパレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)の住民は稼働していない病院などに身を寄せ合っており、人道状況は「世界終末」(国際NGO)の様相を呈している。


 国連安全保障理事会(UN Security Council)で8日、ガザでの即時停戦を求める決議案が米国の拒否権行使で否決されたのを受け、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は「ハマスせん滅に向け正義の戦争を続ける」と宣言。ヘルツィ・ハレビ(Herzi Halevi)参謀総長も「攻勢をさらに強める」必要があると語った。

 そうした中、AFP記者は9日、イスラエル軍の攻撃を受け一部損壊し、もはや機能していないガザ市のシファ(Al-Shifa)病院で、数千人の住民を確認。敷地は、布やプラスチックを寄せ集めただけの数百のテントで埋め尽くされていた。

 ガザの保健当局によると、24時間のうちにガザ中部の町デイルアルバラ(Deir al-Balah)のアクサ殉教者病院に71人、南部ハンユニス(Khan Yunis)のナセル病院(Nasser Hospital)には62人の遺体が運び込まれた。

 AFP特派員はナセル病院で、間に合わせの担架に乗せられ子どもや、床に寝かされた負傷者を見た。病院の外では、イスラエル軍の攻撃で炎上する建物の消火作業が行われていた。

 英NGOセーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)のアレクサンドラ・サイエ氏は、「傷口には虫がわき、子どもたちは麻酔なしで切断手術を施されている」と話した。

 また、国際NGOオックスファム・インターナショナル(Oxfam International)のブシュラ・ハリディ氏は「大惨事どころではない。世界終末のようだ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

3834OS5:2023/12/11(月) 16:53:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/45fecde56c431c1ab730fed9d780a17f1f5e5264
急進右派の大統領が就任したアルゼンチン バラマキの歴史と決別できるか
12/11(月) 16:27配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】10日就任した南米アルゼンチンの急進右派、ミレイ大統領の最大の課題は、経済状況の改善だ。国民の4割超が貧困層という低迷の原因は、長期にわたり断続的に続いた左派ポピュリズム(大衆迎合主義)政権での「成長なき分配」と呼ばれるバラマキ施策とされる。ミレイ氏が「痛みを伴う改革」を断行できるのか、その手腕が注目されている。

ミレイ氏は国会前での就任演説で「100年の失敗は1日で取り戻せない。困難な道だが、今日から再建を始めよう」と呼びかけた。

1世紀前のアルゼンチンは「先進国」の一つ。1906年に完成した荘厳な外観の国会はかつての栄華を象徴する建築で、ミレイ氏が復活にかける思いを国民に伝える良い場所だった。

20世紀初頭のアルゼンチンの繁栄を支えたのは食料輸出だった。ラプラタ川流域に広がる大平原パンパは農牧業に適し、小麦や牛肉が主力商品。首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれた世界都市で、イタリアから豊かなアルゼンチンに出稼ぎに行った母を探す少年の物語「母をたずねて三千里」の舞台となった。

転機は世界恐慌だった。この時期に進んだ「工業化の波」に乗り遅れた。しかし、豊かさに慣れた国民は高額な年金を求め続け、景気の後退と物価上昇(インフレ)が同時に進んでいった。

46年に「南米左派ポピュリストの元祖」とされるペロン大統領が就任。外国資本を排除し、産業の国有化を進め、労働組合を支持層に取り込むために賃上げを実施した。これが今日に至るバラマキ施策の起源とされ、低成長とインフレは慢性化した。

ミレイ氏以前にも経済改革の試みはあり、89年に就任したメネム大統領は通貨ペソと米ドルの固定相場制を導入、一時的にインフレを収束させた。しかし、政権交代で、固定相場制も終了。2001年には債務危機に陥った。15年に就任したマクリ大統領が目指した「痛みを伴う」経済改革も挫折した。労組などの激しい反対に遭ったという。

ミレイ氏が掲げる行財政改革案は「荒療治」だ。公金支出の大幅削減や年金制度改革に加え、赤字国営企業の民営化など「労組の牙城」に切り込むからだ。

国民の既存政党への不満を吸収して当選したミレイ氏には「右派のポピュリスト」との見方もある。ミレイ氏が「支持者の離反を恐れ、改革を断念する可能性」も指摘されている。

3835OS5:2023/12/12(火) 11:51:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ca8a79215b5f8f311ac71e380674236efbf6b4d
イスラエル軍、ハマス戦闘員に投降呼びかけ 戦略転換か ロイター
12/12(火) 11:07配信

毎日新聞
イスラエル軍の空爆を受け、黒煙が噴き上がるガザ南部ハンユニス=2023年12月11日、ロイター

 イスラエル軍は11日、イスラム組織ハマスのシンワル指導者の殺害・拘束を目標に、パレスチナ自治区ガザ地区南部の主要都市ハンユニスなど複数の地域で攻勢を強めた。一方、ここ数日はハマス戦闘員への「投降」呼びかけも相次いでおり、戦闘員殺害を目指していたイスラエル軍にとっては「戦略の転換」(ロイター通信)とも指摘されている。

 イスラエルのネタニヤフ首相は10日のビデオ演説で、数十人のハマス戦闘員が既に投降したと述べたうえで、依然として抵抗を続ける戦闘員に「ハマスのテロリストに告ぐ。おしまいだ。(指導者の)シンワルのために死ぬな。今すぐに降伏すべきだ」と呼びかけた。イスラエル軍は武力攻撃と並行して戦闘員の自主的な戦線離脱を促し、ハマスの戦闘能力低下を図っているとみられる。シンワル氏はハマスのガザ地区トップを務めている。

 ガラント国防相も11日、「投降すれば命は助ける」と発言。「イスラエル軍はガザに永久に駐留するつもりはない」とも述べ、イスラエルに敵意を持つ組織でない限り、今後のガザ地区の統治形態について協議に応じる姿勢を強調した。

 イスラエル軍は11日、過去1カ月間でハマス戦闘員に加え、ハマスと連携する過激派組織「イスラム聖戦」戦闘員も合わせた計500人以上を拘束したと発表した。戦闘員の一部は、民間の建物や学校、避難所に隠れていたという。

 ロイター通信などによると、これに対しハマスの軍事部門「カッサム旅団」幹部は、12月1日の戦闘再開以降の10日間で、ハマスが「イスラエルの軍用車両180台を一部または完全に破壊した」と主張。「イスラエル兵は多くの死傷者を出している」と述べ、打撃を受けているのはイスラエル側だと強調した。

 こうした中、戦闘は激しさを増している。ハンユニスでは10〜11日、イスラエル軍の攻撃で30人以上が死亡。中部デルバラーの病院には40人の遺体が運び込まれたという。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、ガザ南部の複数の避難所は戦闘地域から逃れてきた人々で大混雑となり、衛生状態が極度に悪化。たった一つのトイレを600人で共有する避難所もあり、下痢や感染症、呼吸器疾患などに苦しむ避難民も急増しているという。【ロンドン篠田航一】

3836OS5:2023/12/13(水) 18:33:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b22d2b5ff8d3d64d1de6c1c98977e275c5997ad
「無差別爆撃で支持失う」バイデン氏、イスラエルに苦言 連立組み替えも言及
12/13(水) 10:45配信


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産経新聞
ガザ地区

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は12日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスと交戦するイスラエルについて「(ガザへの)無差別爆撃で国際社会の支持を失い始めている」と述べた。米大統領が公の場でイスラエルの軍事作戦を批判するのは珍しい。ユダヤ系有力者らに向けた首都ワシントンでの選挙資金パーティーで演説した。

【写真】ガザのシーファ病院付近で攻撃を受けた救急車

ロイター通信などによるとバイデン氏は、イスラエルのネタニヤフ首相に国際的な支持の低下を警告した際、同氏から「あなたがた(米国)は(第二次大戦で)ドイツに絨毯爆撃を行って(日本に)原爆を落とし、たくさんの人が死んだ」と言われたと説明。これに対しバイデン氏は「その通りだ。だから二度と起きないように多くの機関が戦後に設立された。9・11(2001年の米中枢同時テロ)でのわれわれ(米国)と同じ過ちを犯さないでほしい」と訴えたという。

またバイデン氏は、ネタニヤフ連立政権に参加する極右政党「ユダヤの力」のベングビール国家治安相に言及した上で、現政権は「イスラエルの歴史で最も保守的」であり、将来のパレスチナ国家との「2国家共存」による和平を否定していると批判。紛争の長期的解決への道を探るためにネタニヤフ氏は「政権を変えるべきだ」とし、連立の組み替えが必要だとの考えも示唆した。

3837OS5:2023/12/16(土) 18:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d31309dd521df1d62dca5d986a87782696db8a6
イスラエル兵が問題行為、パレスチナ人の神経逆なで 軍は厳しく対処
12/16(土) 8:32配信

朝日新聞デジタル
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のジェニンで、モスクのマイクを使ってユダヤ教の祭りを祝う歌を歌うイスラエル軍の兵士が映る動画=ロイター

 パレスチナ自治区で戦闘を続けるイスラエル軍の兵士が、パレスチナ人の神経を逆なでするような行為をおさめた動画がSNS上に拡散し、反発が起きている。イスラエル軍のハガリ報道官は14日夜、「軍の価値観に従って行動しない者は、相応の措置に直面することになる」と述べ、厳しく対応する姿勢を示した。

【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のジェニンで2023年12月14日、展開するイスラエル軍の車両=ロイター

 X(旧ツイッター)などでは、イスラエル兵がモスク(イスラム礼拝所)で、イスラム教徒への礼拝を呼びかけるマイクを使い、ユダヤ教の祭りを祝う歌を歌った動画が広がっている。地元メディアなどは14日、この動画がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のジェニンで撮影されたと報じた。

 ジェニンではイスラエル軍がパレスチナ人の武装勢力の摘発などを名目に軍事作戦を進めていて、ここ数日で10人以上が殺害されている。動画は同僚の兵士が撮影していたとみられ、タイムズ・オブ・イスラエルによると、軍は14日、動画に出ていた兵士らの職務を即座に停止したという。

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/ASRD82VLXRD8UHBI007.html?oai=ASRDJ2DYRRDHUHBI04Q&ref=yahoo
イスラエル軍、「ハマスの容疑者」服を脱がせて拘束か 地元紙報道
イスラエル・パレスチナ問題

カイロ=武石英史郎2023年12月8日 10時30分

 イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ地区の北部ジャバリヤで、同軍が服を脱がせた状態の多数のパレスチナ人を拘束する模様を、イスラエル紙タイムズ・オブ・イスラエルが7日に報じた。

 同紙がSNSに投稿されたものとして紹介した写真では、武装したイスラエル兵の前で、数十人の男性が下着姿で目隠しされ、後ろ手に縛られ、座らされている。裸のままトラックに乗せられ、イスラエル軍に連行されていく写真もある。

 イスラエル各紙は「ハマスの容疑者が投降したとされる映像」などと報じている。軍のハガリ報道官は「数百人を拘束し、尋問している。多くは投降した者たちだ」と語った。有力紙ハアレツによると、拘束された人たちは地元の若者で、民間人も含まれるという。

 この映像に対してアラブ圏では、2003年のイラク戦争時に米軍が拘束者を全裸にしたことなどを引き合いに、反発する声がSNSなどで強まっている。

 また、ガザ地区の保健省は7日、10月7日の戦闘開始からの死者数が1万7177人にのぼったと明らかにした。過去24時間で350人が死亡したという。(カイロ=武石英史郎)

3838OS5:2023/12/17(日) 18:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/22f9a1cab642e8d4922337cb7288c997949cd1cd
クウェート首長が死去 20年即位、86歳
12/16(土) 21:00配信


共同通信
クウェートのナワフ・アハマド・サバハ首長(AP=共同)

 【カイロ共同】中東の産油国クウェートのナワフ・アハマド・サバハ首長が16日、死去した。86歳だった。国営メディアが伝えた。死因は明らかにされていないが、国営通信によると、11月末に緊急の健康上の問題で病院に搬送された。弟のミシャル・アハマド・サバハ皇太子(83)が首長を継承する。

 ナワフ首長は1937年、クウェート市生まれ。内相や国防相などを歴任後、2006年2月に皇太子に即位。兄のサバハ前首長の死去に伴い、20年9月に首長に即位した。

 AP通信によると、ナワフ首長は21年3月には医療検査のため一時渡米していた。既に職務の大部分をミシャル皇太子に引き継いでいた。クウェート政府は40日間の服喪を発表した。

3839OS5:2023/12/17(日) 18:52:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/22f9a1cab642e8d4922337cb7288c997949cd1cd
クウェート首長が死去 20年即位、86歳
12/16(土) 21:00配信


共同通信
クウェートのナワフ・アハマド・サバハ首長(AP=共同)

 【カイロ共同】中東の産油国クウェートのナワフ・アハマド・サバハ首長が16日、死去した。86歳だった。国営メディアが伝えた。死因は明らかにされていないが、国営通信によると、11月末に緊急の健康上の問題で病院に搬送された。弟のミシャル・アハマド・サバハ皇太子(83)が首長を継承する。

 ナワフ首長は1937年、クウェート市生まれ。内相や国防相などを歴任後、2006年2月に皇太子に即位。兄のサバハ前首長の死去に伴い、20年9月に首長に即位した。

 AP通信によると、ナワフ首長は21年3月には医療検査のため一時渡米していた。既に職務の大部分をミシャル皇太子に引き継いでいた。クウェート政府は40日間の服喪を発表した。

3840OS5:2023/12/18(月) 17:44:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c63781cab6c2aa941bec852a96b5159605c892d
ガザ最大病院「血の海」、別施設は「ほぼ破壊」 WHO
12/18(月) 13:25配信
AFP=時事
イスラエル軍の爆撃で損壊したパレスチナ自治区ガザ地区ハンユニスのナセル病院(2023年12月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は17日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)最大のシファ(Al-Shifa)病院の救急外来部門は「血の海」のような状態で、病院自体の「蘇生が必要」との認識を示した。


 WHOなど国連(UN)機関のチームは16日、ガザ北部の同病院に医療品を届けることに成功した。

 WHOは「チームによれば、救急外来は『血の海』と化しており、数百人の負傷者を抱えている上に新たな患者が続々到着している」「外傷患者は床で縫合処置を受け、麻酔は受けられない状態だ」と報告。

 少人数のスタッフが最低限の対応をしているのみで、手術が必要な重体患者はアハリ・アラブ(Ahli Arab)病院に移送されている。人工透析は1日30人までしか受けられないという。

 手術室は酸素と物資が不足しているため機能しておらず、WHOチームは「(病院自体の)蘇生が必要」だと強調している。

 また、「家を追われた多数の住民が病院の建物と敷地を避難所として使用」しており、飲料水と食料が「全く足りていない」という。

 WHOは、基本的な医療サービスの再開に向け、シファ病院に対する支援を「数週間以内に」強化する方針を示した。

「燃料、酸素、医薬品、食料、水を定期的に供給」した上で必要なスタッフを確保できれば、「手術室を最大20室稼働させ、術後治療も行うことができる」としている。

 現在、ガザ北部では、「部分的」にでも機能している病院はアハリ・アラブ病院のみで、シファ病院を含む3か所の施設は最低限の医療対応しかできていない。

 一方、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長はこの日、ガザ北部のカマル・アドワン(Kamal Adwan)病院について「ほぼ破壊」されたとし、攻撃で少なくとも患者8人が死亡したと明らかにした。

 イスラエル軍は同病院を数日間にわたって包囲した後、撤収。イスラム組織ハマス(Hamas)の司令部として使用されていたと主張しているが、ハマス側は否定している。

 テドロス氏はX(旧ツイッター)で、「この数日間でカマル・アドワン病院がほぼ破壊され、機能停止に陥り、少なくとも8人の患者が死亡した事態にショックを受けている」「多くの医療従事者が拘束されたと伝えられており、WHOおよび提携機関は彼らの状況に関する情報を緊急に求めている」と表明した。

 イスラエルは、病院に突入する前に院内にいた大半の人々を退避させるため、交渉を通じて安全な通路を設置したと主張している。

 しかしテドロス氏は、「救急車が病院に近づけず、多数の患者は身の安全のため多大な危険を冒して自力での退避を迫られたのをわれわれは把握している」と指摘。「死亡した患者のうち、9歳の子どもを含む数人は適切な処置を受けられずに亡くなった」とするとともに、「院内に身を寄せているとされる避難民の安否を憂慮している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3841OS5:2023/12/19(火) 10:13:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/09bce558ce136f925bde99cdfcc5de9e6c006be3
イスラエル、ガザ一部で避難民帰還を許可へ 「制圧」地域に限り
12/19(火) 9:41配信

毎日新聞
軍用車両に乗るイスラエル兵=イスラエル南部で2023年12月18日、ロイター

 イスラエルのガラント国防相は18日、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル軍が「制圧」した地域について、避難を要請していた住民の帰還を許可する方針を明らかにした。イスラエルを訪問中のオースティン米国防長官との会談後、共同記者会見で述べた。イスラエル軍はすでにガザ北部の多くの地域を攻略しており、北部住民の帰還を念頭に置いているとみられる。


 イスラエル軍は10月中旬以降、最大都市ガザ市を含む北部の住民約110万人に対し、中部や南部への避難を要請してきた。そのため、中・南部は避難民であふれ、多くの住民がテント生活を強いられているほか、食料や水が極度に不足するなど人道危機が深まっていた。またガラント氏は、イスラエルがガザを「占領」することを改めて否定した上で、イスラエルの安全保障のため、戦闘終了後も軍が一定期間駐屯する可能性を示唆した。

 オースティン氏は18日、イスラエルのネタニヤフ首相やガラント氏らと会談。ハマスの越境攻撃を受けたイスラエルの自衛権を支持した上で、今後の戦闘計画や市民への被害を減らす方策、人道支援物資の継続的な搬入などについて議論したと述べた。また、オースティン氏はハマスの軍事力を壊滅させる必要性を強調し、戦闘の早期終結についてはイスラエルに求めない意向を示した。

 イスラエル軍は18日、ガザ北部や南部で攻撃を実施した。北部ベイトハヌーンについては、軍事作戦をほぼ「完了した」と発表。北部シュジャイヤではハマス戦闘員と激しく衝突したという。ガザ市ではハマスが拠点としていた学校を攻略し、10月7日の越境攻撃に参加したハマスの幹部戦闘員数人を拘束した。

 一方、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官とイスラエルの対外諜報(ちょうほう)機関モサドのバルネア長官、カタールのタミム首長は18日、ポーランドで会談し、人質解放について議論した。だがハマス幹部は18日、中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」で、「人質解放の交渉を始めるのはイスラエルが攻撃を中止してからだ」と主張。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は18日、交渉妥結までにはまだ時間がかかるとの見通しを示した。ハマスは18日、70〜80代の人質男性3人が即時解放を訴える動画を公開した。交渉を巡り、イスラエルに圧力をかける狙いとみられる。

 当局の発表によると、双方の戦闘による死者は18日、イスラエル側が約1200人、ガザ側が1万9453人となった。【エルサレム三木幸治】

3842OS5:2023/12/20(水) 11:24:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/cada1128d4196527353652bfe1781f646a171593
避難民殺到のラファ、過密状態で飢え深刻…数日に1度のビスケット・トイレは3〜4時間待ち
12/20(水) 7:10配信

読売新聞オンライン
17日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファで国連施設の前に殺到する人たち=本紙通信員撮影

 【エルサレム=福島利之】イスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで、「最後の安全な場所」として避難民が殺到する南部ラファが人口過密状態となっている。日々の食料を得るのも難しく、衛生環境は劣悪だ。物資搬入は徐々に増えているが、戦闘前の水準にはほど遠い。世界食糧計画(WFP)は、ガザ住民の86%が飢えていると報告している。

(写真:読売新聞)

 「早く戦闘が終わらないと私たちの家族は飢え死にしてしまう」。北部ベイトラヒヤから家族11人でラファに避難するマーシム・イルワーウィさん(32)は、本紙通信員に深刻な食料不足を訴えた。国連の施設に避難するが、数日に1回、ビスケットやチーズを受け取るだけ。子供たちは常におなかをすかせている。

 小麦粉の値段は戦闘前と比べ10倍程度にはね上がった。他の食料も軒並み不足し、価格が高騰している。貯金が尽きたイルワーウィさんは手を出せず、「支援物資を受け取るのを待つしかない」と嘆く。

(写真:読売新聞)

 エジプト境界の町ラファは人口20万人だったが、現在は北部や中部からの避難者で100万人以上に膨れ上がった。避難民たちは木材やナイロン布でバラックを建てるが、空き地はほとんどない。北部ガザ市から一族180人でラファに避難し、分散して暮らすエリアン・ハマットさん(45)は「どこも人が多く、生活する空間がない」とこぼす。

 本紙通信員によると、朝にトイレを使うには3〜4時間並ぶこともある。外で用を足す人が多く、周辺には悪臭が漂う。道端にはゴミが放置され、ネズミがはびこる。熱を出し、せき込む人も多いが、薬の入手は難しい。国連人道問題調整事務所(OCHA)は「下痢やインフルエンザ、水痘など伝染性疾患が急増している」と指摘する。

 OCHAによると、物資を搬入するトラック185台が17日、二つの検問所からガザに入った。戦闘前は1日約500台が入っており、物資は全く足りていない。

 北部のジャバリヤ難民キャンプから親戚30人で国連施設に身を寄せるムハイセム・シャヒーンさん(58)は、毛布やマットレスを数枚しか受け取れず、寒い夜は眠れない。イスラエル軍の空爆でけがをした子供の薬も手に入らない。ラファでも空爆が散発的にあり、シャヒーンさんは「ガザに人間らしい生活はない。世界はこの惨状を無視するのか」と憤った。

3843OS5:2023/12/20(水) 22:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/227ce2a2eaa678904677126577cb143a40f5d8be
ガザ攻撃激化、1日で100人死亡 国連「前例なき強制移住と破壊」
12/20(水) 19:54配信

朝日新聞デジタル
ガザ地区南部のハンユニスで2023年12月20日、イスラエルによる空爆を受けた民家に集まるパレスチナ人たち=ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスの掃討作戦を進めるイスラエル軍は、20日もガザへの激しい攻撃を続けた。あらたな戦闘休止とハマスに捕らわれている人質の解放に向けた交渉が水面下で行われているが、ガザの保健当局によると、19日だけで100人以上が死亡。犠牲者の増加に歯止めはかからず、死者は1万9667人、負傷者は5万人以上にのぼっている。

 民間人の犠牲を最小限にすることを後ろ盾となる米国が求めるなか、イスラエルのガラント国防相は19日、ガザでの地上作戦を「さらに他の場所にも広げる」と発言し、ハマス壊滅に向けた強硬姿勢をあらためて示した。幹部らが潜んでいるとみる南部ハンユニスが「新たなテロの中心地になった」として、攻撃を強めていることも示唆。軍のハガリ報道官も同日の会見で、ハンユニスに部隊を増派したことを明らかにした。

 ロイター通信によると、イスラエルがほぼ制圧した北部や南部ハンユニスなどから数十万人以上が逃れているガザ最南部のラファでは19日、イスラエル軍のミサイルが住宅を直撃し、少なくとも20人が死亡、数十人が負傷した。北部ジャバリヤの難民キャンプでも、空爆で13人が死亡、75人ほどが負傷したという。ハンユニスでは20日も、中心部などでイスラエル軍とハマスの激しい戦闘が続いている。

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は19日、220万人以上のガザの人口の90%以上が自宅から避難し、住宅を含むインフラの60%以上が破壊、または一部損壊したと、X(旧ツイッター)に投稿した。「前例がない驚くべき水準の強制移住と破壊が、私たちの目の前で起きている」と訴えた。国連人道問題調整事務所(OCHA)は19日の報告書で、劣悪な衛生状況から、UNRWAの避難所では急性の呼吸器感染症や髄膜炎、水ぼうそうなど36万件以上が確認されているとした。

朝日新聞社

3844OS5:2023/12/22(金) 13:09:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5556fba2d9bf494e04f7f46c5db02b31ed834f7a
ガザの人口の半分が飢餓状態 丸1日食べ物がない状態も
12/22(金) 12:29配信
AP通信

ラファ、パレスチナ自治区、12月22日 (AP) ― パレスチナ自治区のガザ地区で、同地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスと、テロ組織の壊滅を目指すイスラエル軍が戦闘を繰り広げる一方で、ガザ地区最南端のラファでは12月21日、数百人の飢えたパレスチナ人が手にした容器一杯分の食べ物を求めて、炊き出し場に幾重もの人垣を作った。
 地区内の南半分に押し込められた住民のために、炊き出しが行われているが、「週に4日か5日ではなく、普通の人と同じように、毎日食べるものが欲しい」と順番を待つ女性は訴える。
 ガザ地区に通じる検問所が限られており、搬入される人道支援物資の量もわずかであるため、食糧不足は大きな問題となっている。
 国連は19日、ガザ地区の人口の半数が極度もしくは深刻な飢餓状態にあり、90%が丸一日食料がない状態が常態化していると明らかにした。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

3845OS5:2023/12/22(金) 13:12:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/a76ec9d061d1090983a78db10b3ec13efc91b51e
イスラエル軍、ガザ中部に進軍 北部は制圧 人質解放交渉は難航
12/22(金) 11:30配信


毎日新聞
パレスチナ自治区ガザ地区で進軍するイスラエル兵=2023年12月21日、イスラエル軍提供・ロイター

 イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザ地区中部に進軍したと発表した。ガザ北部の大部分を既に攻略したため、中部への本格的な攻撃を開始するとみられる。一方、イスラム組織ハマスは21日、イスラエル側が提案していた「1週間の戦闘休止」の見返りに人質30〜40人を解放する案を拒否する意向を示した。


 イスラエル軍は21日、ハマスの大規模な拠点があった北部シュジャイヤ地区をほぼ「制圧」し、最大都市ガザ市の南部も管理下においたと発表した。このため、北部の一部地域で攻撃を継続する一方、地上部隊はガザ中部に進軍を始めた。同軍は別にガザ南部のハンユニスなどでも地上作戦を行っている。

 イスラエル軍はこれまで、中部では空爆などでハマス戦闘員を狙っていたが、今後は地下トンネルの破壊など大規模な攻勢に出る可能性がある。中部には北部から避難した多くの住民が暮らすヌセイラット難民キャンプなどがあり、被害の拡大が懸念される。またイスラエル軍のハガリ広報官は21日、戦闘が再開された12月1日以降、約2000人のハマス戦闘員を殺害したと述べた。

 ◇ハマス「停戦実現まで人質解放しない」

 一方、人質の解放交渉は難航している模様だ。ハマスは21日の声明で「(恒久的な)停戦が実現するまで、人質を解放しない」と強調し、イスラエルの一時休戦案を拒否した。イスラエルメディアによると、イスラエル政府高官も21日、ハマスとの交渉が行われていないことを認めた。ハマスの指導者ハニヤ氏は20日に続き、21日もカイロでエジプト政府高官らと会談したが、成果は出なかった。ハニヤ氏らハマスの政治部門と軍事部門で交渉を巡る意見の相違があるとみられている。ハマス軍事部門は21日、イスラエル中部テルアビブなどに30発以上のロケット弾を発射し、戦闘を続ける意向を示した。

 ◇ガザ人道状況、さらに深刻化

 こうした中、ガザの人道状況は深刻さを増している。世界保健機関(WHO)は21日、ガザ北部の全ての病院が新規患者の受け入れを中止したと発表した。燃料や医療物資の不足などが原因という。ガザ地区の36病院のうち、機能している九つの病院は南部に集中しており、今後は空爆などで負傷した患者を南部まで運ぶ必要がある。

 一方、ガザ当局は21日、人道支援物資を搬入しているエジプト境界のラファ検問所周辺をイスラエル軍が空爆したと発表した。検問所を担当する職員ら4人が死亡したとしており、物資搬入に影響が出る可能性がある。イスラエル軍は事実関係を調査している。【エルサレム三木幸治】

3846OS5:2023/12/25(月) 09:17:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/23d647ba7de92a9e3c13ecc45cb86f6d49cd5cdf
「パキスタン生まれ」アフガン難民、不法移民摘発で未知の祖国へ…言葉通じず生活保障もなし
12/25(月) 7:45配信

読売新聞オンライン

4日、アフガニスタンのトルハムで、支援物資の受け取り登録をするセディクラさん(中央)

 パキスタンで難民として長年暮らしてきたアフガニスタン人が、大量にアフガンへ戻っている。パキスタン政府が不法移民の一斉摘発に乗り出したためで、パキスタン生まれの帰還民たちは、見知らぬ「祖国」での再出発を迫られている。(アフガニスタン東部トルハム 吉形祐司、写真も)

 アフガンの首都カブールから東へ約230キロの国境地帯のナンガルハル州トルハム。草木も生えず、岩肌がむきだしの山のふもとには砂漠地帯が広がる。「あの山の向こうはパキスタンだ」。州当局者が指をさした。

 今月4日に訪れた際、国境の検問所は帰還民であふれていた。セディクラさん(42)は妻と1〜6歳の子ども3人を連れ、300キロ以上離れたパキスタンの町チャクワルから到着したばかりだった。

 話を聞こうとすると、カブールから同行してきた通訳が困惑した。「言葉が通じない」。パシュトゥン人のセディクラさんはパシュトゥー語、タジク人の通訳はダリ語。両言語を話す州当局者の助けで会話が成立した。多民族国家アフガンの実情だ。

 「仕事も何もない。住む場所さえあればいい」

 パキスタン生まれのセディクラさんは、初めてアフガンの地を踏んだという。両親は1979年の旧ソ連軍によるアフガン侵攻で難民になった。

 パキスタン政府は11月1日を期限に、ビザ(査証)などを持たない不法移民の摘発を始めた。国内のテロにアフガン人が関与していると指摘し、アフガンで2021年8月に政権を掌握したイスラム主義勢力タリバンに対処を求めたが、タリバン側は否定している。

「親族なんていない」
テント暮らしで半月かけて親族を探したダウド・アシュナさん(中央)と子どもたち

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、パキスタンにいる320万人のアフガン人のうち、難民登録をしているのは約130万人。パキスタン政府は約170万人が不法移民にあたると主張している。

 肉体労働で生計を立てていたセディクラさんは、給料日まで待ってパキスタンを出たという。「北部のマザリシャリフに行こうと思う。祖父が住んでいたらしい」とつぶやくが、親族がいる確証はない。

 ナンガルハル州の集計では10月以降、帰還民は60万人に達した。パキスタン政府は、11月1日を期限としていた国外退去に24年2月末までの猶予期間を設けたため、帰還民は今も毎日到着している。行き先が決まらなければ、国境の一時受け入れキャンプに入る。そこには約100張りのテントが並ぶ。

 パキスタンを強制退去となったダウド・アシュナさん(30)は、ハエが飛び交うキャンプで半月かけて親族を見つけた。約1万5000アフガニ(約3万円)と日用品が支給されるが、一度きり。その後の生活の保証はない。

 「学歴もなく、力仕事しかできない。職を得られるかどうか」と言うと、アシュナさんはマメだらけの手を見せた。一家7人の荷物は、衣類などが入ったボストンバッグ1個だけだ。

 パキスタン生まれの一家6人で1か月以上、テントで過ごすサイド・オマルさん(35)は「親族なんていない。パキスタンに戻りたい」と訴えた。行き先のない帰還民は、アフガン国内の別のキャンプに移される。

 低地で暖かいトルハムと違い、カブールや山岳地帯の気温は冬場、氷点下となる。タリバン政権は、帰還民に無償で土地を提供する方針だというが、詳細は不明だ。難民省報道官は取材に対し、「今、計画中だ」とだけ答えた。

3847OS5:2023/12/25(月) 09:49:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/82de7523aa6f56dc535b02cd5088a117a4c3f378
栄養不足で未熟児出産増、床で診察… ガザ南部、深まる人道危機
12/24(日) 10:42配信
毎日新聞
イスラエル軍の空爆で負傷し、ナセル病院に搬送された子供=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで23日、AP

 イスラエル軍が攻勢を強めるパレスチナ自治区ガザ地区南部で、人道危機が深まっている。南部ハンユニスにある拠点病院「ナセル病院」では医療物資やベッドが足りず、最低限の治療しかできない状態が続く。住民の栄養状態が悪化し、未熟児が生まれることも増えた。住民からは、状況を改善できないイスラム組織ハマスに対する不満も噴出している。

 「医療は崩壊しかかっている」。ナセル病院の小児科医、ターフィク・バラカ氏は、毎日新聞助手の取材に深いため息をついた。ガザ北部をほぼ攻略したイスラエル軍は、12月上旬からガザ第2の都市ハンユニスで地上戦を開始。空爆や砲撃が続き、病院には1日数百人の負傷者が訪れるほか、多数の住民が自宅から避難し、院内や敷地内に滞在する。ガザ北部の病院が機能していないため、北部からも重傷者が運び込まれる。

 だがターフィク氏によると、病院のベッドは全て埋まり、医師は患者を床に寝かせて診察している。薬などの医療物資はエジプト境界の検問所から入っているが、戦闘で搬送が困難になっており、通常の3割しかない。応急措置はできても、十分な治療をする余裕はないという。

 ガザ北部から逃れ、ハンユニスの国連避難所で暮らしていたマフムードさん(31)は今月15日、避難所内で砲撃を受けた。弟(29)は即死し、マフムードさんと息子のカリームさん(8)は背中と足を負傷した。「砲弾の破片が体の中に残っているが、病院で手術はしてもらえなかった」。マフムードさんは落胆し、隣ではカリームさんが苦痛に顔をゆがめる。「イスラエルの指示に従って避難したのに、砲撃された。私たちはどこに行けばいいのか」。イスラエル軍は避難所への砲撃について、コメントしていない。

 避難民であふれる南部では、極度の食料不足が続く。ターフィク氏は「10月以降、予定より早く、未熟児で生まれる子供が多い。母親のストレスと栄養失調が原因だ」と話す。ナセル病院周辺でも戦闘が起きており、17日には病棟の一部が砲撃され、入院していた少女が死亡した。一部の医師はハンユニスからさらに南へ避難しており、「状況はますます悪くなっている」とターフィク氏は嘆く。

 一方、イスラエル軍が住民の避難先に指定し、「最も安全」とされている南部ラファでも、人々は困窮している。国連によると、戦前の人口が約28万人だったラファは今、避難民が押し寄せ、100万人以上が暮らす。多くの人々は空き地に木材とナイロンを合わせて作ったテントを建てて暮らすが、とても寒さをしのぐことはできない。

 ガザ北部から1カ月前に南部ハンユニスに避難した後、さらに2週間後にラファに移ったムスタファさん(35)は、家族10人でテント暮らしを続ける。「ラファは砂漠地帯で寒さが骨身にしみる。戦争前に比べると地獄のような生活だ」と語った。国連や市民団体は一部住民にテントや小麦粉などを配っているが、ムスタファさんはまだ物資を受け取っていない。毎日、食料や水を探し求めるが、子供にパンを与えられない日もある。ハマスに対しても手厳しい。「戦争をしたいなら、住民が生活できる状況を整えてからにしてほしい」

 同じくガザ北部から避難したアリさん(40)もテント暮らしだ。ガザ北部の自宅は、空爆で破壊された。ラファでも軍艦による砲撃の音が鳴り響き、不安と寒さで眠れない日々が続く。「イスラエルは物理的にも、心理的にも我々を完全に破壊した。ハマスは我々に何もしてくれない。誰か、この残酷な戦争を止めてほしい」【エルサレム三木幸治】

3848OS5:2023/12/26(火) 18:44:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7baca8f4cea9f0f0a83886b8e17836f11242546c
イスラエル ガザ戦費が財政圧迫 3月以降「予測不可能」と財務省幹部 周辺国にも被害拡大
12/26(火) 18:15配信


産経新聞
イスラエル

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスとの戦闘がイスラエルの財政を圧迫している。財務省は25日、来年の戦闘関連の支出が少なくとも480億シェケル(約1兆9000億円)超に上ると見通しを示した。国民生活にも打撃が広がり、戦闘長期化が国力の疲弊をもたらしている。

【写真】イスラエル南部のパレスチナ自治区ガザとの境界付近で軍用車両に乗るイスラエル兵

ロイター通信が伝えた。財務省幹部は、支出は来年2月まで戦闘が続くと仮定して算出したものであり、この見通しでは財政赤字が国内総生産(GDP)比約6%と、当初予定の3倍近くに膨らむとした。3月以後も戦闘が続く場合、現時点で算定不能だと述べた。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、ハマスの奇襲によりイスラエルでは南部の住民ら25万人が避難や転居を余儀なくされたほか、戦闘で予備役36万人が招集された。学校の休校で親が子供を世話するために労働時間を短縮したり、リモート勤務に切り替えたりする事例も増え、労働人口の約2割が働けない状態になったとされる。

国際的に評価が高いIT関連業界からも最大15%の人々が招集された。戦闘で航空便の運航が減り、ホテルをはじめとする観光業も深刻な打撃を受けている。

イスラエル政府は戦闘前、ヨルダン川西岸のパレスチナ人に労働許可を出し、約13万人が建設業や農業に従事していた。しかし、戦闘開始後は治安上の懸念があるとして許可を出さず、ビル建設や作物の収穫が滞った。

建設省は11月、パレスチナ人不在の穴を埋めるため、インドとの間で出稼ぎを受け入れる協定を締結した。西岸のパレスチナ人の4人に1人が失職したとの推計もあり、打撃は西岸にも波及している。

イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)によると、国内のチャリティー団体が11月に行った世論調査では、戦闘により収入が「大きく減った」「激減した」との回答が合わせて約20%に達した。「経済的打撃を懸念している」と回答した人も45%に上った。

周辺国の経済的打撃も深刻になっている。国連によると、エジプトとヨルダン、レバノンの今年の経済的損害は少なくとも100億ドル(約1兆4000億円)で、23万人以上が貧困層に転落すると推計した。

3849OS5:2023/12/28(木) 13:23:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb3557c68f2075512396a1cd6700466c1f21c407
最右翼政権率いるネタニヤフ氏、退陣求める声強まる…ハマスを「温存」させた張本人と批判される
12/28(木) 8:33配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権が29日、発足から1年を迎える。極右、宗教勢力と連立を組み、建国史上、最右翼の政権は、国内の分断を招いた末、イスラム主義組織ハマスの越境攻撃を防げなかったと批判を浴びる。国民から退陣を求める声が強まる中、ガザで戦果を上げ、延命を図る構えだ。

人質家族も反発
17日、テルアビブで閣議に臨むイスラエルのネタニヤフ首相=AP

 ネタニヤフ氏は25日、クネセト(国会)で演説し、「軍事圧力なしに100人以上の人質の解放は成功しなかっただろう。我々は戦闘を止めない」と誇った。傍聴していた人質の家族らからは「時間がない。(人質の解放は)今だ」とやじが飛び、演説をしばし中断せざるを得なくなった。

 第3次ネタニヤフ政権は昨年12月29日、自ら率いる右派リクードのほか、極右、超正統派と組んで発足した。極右がヨルダン川西岸で入植者の暴力をあおるのを黙認し、三権分立を脅かす「司法改革」を強引に進めていた最中に起きたのがハマスの攻撃だった。

対立後押し
 ネタニヤフ氏は戦闘前、ハマスと奇妙な「同盟関係」(主要紙ハアレツ)にあった。ガザを支配するハマスの伸長を見過ごし、西岸を支配するパレスチナ自治政府との対立を後押ししてきた。双方の分断が続けば、思惑通りパレスチナ国家の樹立が遠のくためだ。

 政権発足の際の演説では、「治安の回復」を掲げながらもハマスには一言も触れていなかった。10月末にはSNSに「(諜報(ちょうほう)機関は)ハマスは抑止されていると信じていた」と弁明する書き込みをし、批判を受けた。

 歴代最長首相となっているネタニヤフ氏は、国防やテロ対策を重視した「強い指導者」を演出してきたものの、ハマスを「温存」させた張本人との批判も浴びる。

選挙なら下野
 世論の風当たりは強まる一方だ。民間研究機関「民主主義研究所」の世論調査(19日公表)では、ガザでの戦闘の終結後、ただちに選挙を求める人は69%に達した。有力紙マアリブ(15日付)の世論調査では、国会(定数120)議員選挙が行われた場合、中道右派の野党「国民連合」が第1党の39議席で、リクードは17議席にとどまる予測となっている。

 ネタニヤフ政権は、国会で過半数(64議席)を握るため、現状では不信任案は成立しない。選挙をすれば下野が確実のため、国会を解散するつもりはない。

 ネタニヤフ氏は、ガザでの戦闘を続け、ハマスに勝利した指導者として国民の信頼を回復したい考えだ。ヘブライ大のギデオン・ラハト教授(政治学)は「ネタニヤフ氏はこのままでは、国内を分断させ、前代未聞の安全保障の危機を招いた史上最低の首相と位置づけられる」と指摘する。

3850OS5:2023/12/29(金) 00:56:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fb67d1d14ca4f6b52ae05ebfb2455e1f2c3aa7a
米ユダヤ系、高まる「停戦」「2国家」の声
12/28(木) 18:17配信

産経新聞
イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの戦闘を巡り、米国のユダヤ系コミュニティーで、停戦の実現や、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」に向けた和平プロセスの前進を訴える声が強まっている。パレスチナ自治区ガザの戦闘長期化で住民の死傷者が増大する中、2国家案に否定的なネタニヤフ政権への支持を続けてきたバイデン政権に方針転換を迫っている格好だ。

イスラエル紙ハーレツによると、米有力ロビー団体「米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」元幹部のトム・ダイン氏らユダヤ系有力者27人が18日、バイデン大統領に書簡を送付。バイデン政権は戦後をにらみ、「ヨルダン川西岸とガザでのイスラエルの管理を終結させる」ための和平構想を追求する意思を宣言するべきだ-と促した。

西岸とガザは1967年の第3次中東戦争でイスラエルが占領した。西岸は現在も占領下にあり、ガザでは同国の一方的撤退(2005年)後も強固な経済封鎖が続く。書簡は、こうした状態が和平の妨げになっていると指摘した形だ。

さらに書簡は、国際法と国連安全保障理事会決議に反するユダヤ人入植地建設の凍結や、「アウトポスト」と呼ばれる非公認入植地の解体、西岸で相次ぐ入植者によるパレスチナ人への暴力停止を要求。弱体化した西岸の経済改革やガザの経済復興に向け、米国が周辺のアラブ諸国とともにパレスチナ版の「マーシャルプラン」を推進するべきだと提言した。

ネタニヤフ首相はハマスの根絶を掲げて激しいガザ攻撃を続ける半面、2国家案には否定的な考えを表明している。これに対し書簡は、「ハマスを真に敗北させられるのは、パレスチナ人が未来に希望を持てたときだけだ」とし、米国が2案実現へ指導力を発揮するべきだとも主張した。

またNBCテレビは今月7日、全米のユダヤ系団体職員やユダヤ教指導者ら500人以上が、バイデン政権と連邦議会に対し、イスラエルとハマスの停戦実現などを働きかける公開書簡を発表したと伝えた。公開書簡への署名者は19日までに800人を超した。

もともと米国のユダヤ系には、超正統派などの宗教保守層やリベラル層を中心に、イスラエルの占領政策への批判が少なくない。これらの提言は、2国家案による和平の可能性を重視するバイデン政権の基本的な立場にも近いものだ。

ただ米国では、信仰上の理由からイスラエルの入植活動などを擁護するキリスト教福音派が政治力を強めており、来年の大統領選で再選を目指すバイデン氏としてはネタニヤフ政権との距離を慎重に測らざるを得ない状況だ。(ワシントン 大内清)

3851OS5:2023/12/30(土) 01:13:50
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231229-OYT1T50016/
「ヒトラーと同じ」と非難され「クルド人を虐殺する人が道徳を説けるのか」と応酬
2023/12/29 17:02
イスラエル・ガザ情勢
 【エルサレム=田尾茂樹】トルコのタイップ・エルドアン大統領は27日、パレスチナ自治区ガザへの侵攻を続けるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相について、「(ナチス・ドイツの)ヒトラーと何が違うのか。やっていることは同じだ」と非難した。


 トルコの首都アンカラで演説したエルドアン氏は「すべて西側や米国が支援している」とも語り、イスラエルを支援する米欧諸国の対応にも苦言を呈した。

 これに対し、ユダヤ人を虐殺したナチスの独裁者を引き合いに出されたネタニヤフ氏は猛反発している。声明を発表し、「クルド人を虐殺する人が道徳を説けるのか。(イスラエル)軍はテロ組織を排除するために戦っている」と反論した。

3852OS5:2024/01/03(水) 19:32:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/13d585d7193192d68a59bcc066cc67fe81683a7f
イスラエル最高裁、司法権限縮小の法律は「無効」と判断 ネタニヤフ政権に痛手
1/2(火) 21:09配信

産経新聞
イスラエル

【カイロ=佐藤貴生】イスラエル最高裁は1日、国会で可決された司法の権限縮小をめぐる関連法について、「無効」だと判断した。ネタニヤフ政権は昨年初めに司法の権限を縮小する「改革」を行うと表明し、民主主義の根幹である三権分立を損なうとして大規模な抗議デモが相次いだ。イスラム原理主義組織ハマスとの戦闘を続ける政権には大きな痛手となる。


イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)などが伝えた。関連法は、政府の決定について最高裁が「合理性」を理由に無効とする権限を剝奪する内容で、イスラエル基本法(憲法に相当)の修正案として国会に提出され、昨年7月に可決された。

極右政党も参加するネタニヤフ政権は、選挙で選ばれた国会議員の決定に対し、司法が過剰に介入していると主張していた。最高裁では判事15人のうち8人が「民主主義の根幹を著しく傷つける」として無効だと判断した。また、判事12人が基本法を見直す権限は最高裁にあると判断した。

イスラエルではハマスとの戦闘が始まる昨年10月上旬まで、司法の権限縮小に反対する国民が毎週のように抗議デモを行い、予備役の一部が任務を拒否して抗議の意を示すなど国内の分裂が拡大した。ハマスなどは分裂に乗じて奇襲を仕掛けたとの観測もある。

ハマスとの戦闘開始を受けて発足した戦時内閣の主要メンバーであるガラント国防相やガンツ元国防相は司法制度の変更に反対していたため、政権の結束維持が問われるとみる向きもある。

3853OS5:2024/01/03(水) 20:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3e9f989901724a541d131ce5e440a27634ce87
「イスラエルのレバノン攻撃で副指導者ら死亡」 ハマス発表
1/3(水) 16:09配信


毎日新聞
イスラエル軍の攻撃で死亡したイスラム組織ハマスの政治部門の副指導者アロウリ氏=2018年8月2日、ハマス提供・AP

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは2日、政治部門の副指導者アロウリ氏を含むメンバー7人がレバノンの首都ベイルート郊外でイスラエル軍の無人機攻撃により死亡したと発表した。イスラエルはガザ地区でハマスとの戦闘を続けているが、隣国の首都でも軍事作戦を決行したことで、周辺国との緊張がいっそう高まりそうだ。


 ロイター通信などによると、攻撃があったのはハマスの事務所がある建物で、当時はハマス幹部らによる会議が行われていたという。アロウリ氏はハマスの軍事部門の創設者の一人でもあり、国外からヨルダン川西岸でのイスラエルに対する抵抗運動を指揮していたとされる。イスラエルとの人質解放を巡る交渉でも重要な役割を担っていたとの情報もある。イスラエルは今回の攻撃について認めていないが、ネタニヤフ首相は昨年10月、国外にいるハマス幹部も標的とする考えを示していた。

 アロウリ氏の殺害を受け、ハマスの指導者ハニヤ氏は声明で、イスラエルが国外で攻撃をしたことは「レバノンの主権を侵害するテロ行為だ」と非難。レバノンのミカティ暫定首相も「レバノンを戦争に引き込もうとしている」とイスラエルを批判した。また、ハマスを支援するイランのカナニ外務省報道官は2日、「パレスチナだけでなく、中東地域でシオニストの占領者(イスラエル)に対する抵抗を強めるだろう」と警告した。

 レバノンではハマスと連帯する親イラン組織ヒズボラが南部の国境沿いでイスラエルと交戦を続けており、今回の攻撃についても報復を示唆した。イスラエル軍のハガリ報道官は2日、「どんなシナリオにも準備できている」と述べたが、国境地帯では今後、ヒズボラの交戦がさらに激化する可能性がある。【カイロ金子淳】

3854OS5:2024/01/04(木) 15:52:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9c0b2c3ecada72bea325dd8d08a67a10dde6d0
イラン南東部で爆発、95人死亡 イラン政府「テロ」と断定
1/4(木) 10:56配信

毎日新聞

 イラン南東部ケルマンで3日、爆発が2回起き、イラン保健当局によると、95人が死亡、211人が負傷した。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」が伝えた。現場付近には2020年1月に米軍が殺害したイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の墓があり、当時は追悼集会が行われていた。犯行声明は出ていないが、イラン当局者は「テロ」だと断定。最高指導者ハメネイ師は「実行犯は必ず処罰される」と声明を出した。

 報道によると、最初の爆発はソレイマニ氏の墓がある墓地から約700メートル離れた道路上で発生した。さらに約20分後、近くで2回目の爆発があった。イランのタスニム通信は、現場に仕掛けられたバッグ内の爆発物が遠隔操作で起爆したと報じた。爆発を受け、ライシ大統領は4日に予定していたトルコ訪問を取りやめた。

 イランでは22年、南部シラーズのイスラム教シーア派の宗教施設で15人が死亡する銃撃テロがあり、この際はスンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。

 死去から丸4年となるソレイマニ氏は、革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」の司令官として、レバノンやシリアなど中東各地で親イラン武装組織の支援を担っていた。20年1月3日にイラクの首都バグダッドの国際空港付近で米軍の無人機攻撃により死亡。イランは直後に報復として、米軍が駐留するイラク国内の基地をミサイルで攻撃した。

 イランでは、大規模なテロ攻撃や反体制デモがあると「米国やイスラエルが背後で糸を引いている」との主張が出ることが少なくない。今回の攻撃について両国の関与を示す情報はなく、米国務省のミラー報道官が米国の関与を否定している。しかし、米軍に殺害されたソレイマニ氏の追悼集会が標的となったことで、イラン国内で反米、反イスラエルの感情が強まる可能性がある。

 革命防衛隊を巡っては、昨年12月下旬にシリアの首都ダマスカス近郊でソレイマニ氏に近かった同隊のムサビ上級軍事顧問がイスラエルによるとされる空爆で死亡し、イランは報復を宣言している。【カイロ金子淳】

3855OS5:2024/01/05(金) 09:04:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec982c3cc32937a4800ac7df18532fd6b3edf46
ハマスもイスラエルも関与せず ガザ戦後統治でネタニヤフ政権
1/5(金) 8:47配信
時事通信
イスラエルのガラント国防相=2023年12月、テルアビブ(AFP時事)

 【エルサレム時事】イスラエルのガラント国防相は4日、報道陣に対し、イスラム組織ハマスとの戦闘が終結した後のパレスチナ自治区ガザの扱いについて、ハマスもイスラエルも統治には関わらないとの考えを示した。

 ガラント氏は「ガザに住んでいるのはパレスチナ人だ。そのため、イスラエルに敵対しない条件で、パレスチナ人が責任を負う」と語った。

 イスラエルのメディアが報じた。ガラント氏によると、欧米やアラブ諸国が派遣する多国籍軍やパレスチナ人の行政機構、エジプトとイスラエルが戦後処理に関わる。多国籍軍はガザ地区の復興を担い、パレスチナの行政機構はガザで既に活動する組織からハマスを排除して運営される。エジプトはガザとの境界管理をイスラエルと米国と共に強化し、イスラエルは多国籍軍への情報提供のほか、ガザへの物資搬入を管理するという。

3856OS5:2024/01/09(火) 09:00:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e94ad8ca0bc372688ed262eb20937a599b9dd738
ガザ中部の最重要病院から600人超退避 WHOトップ「言語道断」
1/8(月) 19:00配信
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は7日夜、パレスチナ自治区ガザ地区中部デイルアルバラのアクサ病院から、600人以上の患者と、医療関係者の大半が退避を余儀なくされたとX(旧ツイッター)に投稿した。彼らの所在はまだわからず、一帯ではイスラエル軍による退避命令が出されていたと記している。軍事衝突の開始から3カ月が過ぎたが、ガザの人道危機が収束する兆しは見えていない。

【動画】ハマスと共闘するヒズボラ戦闘員の葬儀 緊張高まるレバノン

 テドロス氏は投稿に、アクサ病院をWHO職員が7日に訪問した際の映像を添付した。患者らが退避する前に撮影されたとみられる。それによると、院内は動き回る医療関係者らで騒然とし、床には血が飛び散ったまま。患者とみられる男性の激しい叫び声が聞こえる中、WHO職員は「彼ら(医療関係者)は小さな救急治療室で、連日数百人のけが人に対応している。本当に混沌(こんとん)とした状態だ」と訴えた。

 投稿によると、イスラエル軍の退避命令により、現在はほとんどの医療関係者が病院を退去し、5人の医師だけが食料もないまま残っているという。テドロス氏は「アクサ病院はガザ中部に残る最重要の病院であり、その機能をこれ以上損なわせることは道徳的にも、医学的にも言語道断だ」と強く非難した。

朝日新聞社

3857OS5:2024/01/09(火) 09:56:55
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASS187RMPS18UHBI01X.html
ヒズボラ司令官が死亡 イスラエル軍空爆か、緊張さらに高まるおそれ
2024/01/08 23:26朝日新聞

ヒズボラ司令官が死亡 イスラエル軍空爆か、緊張さらに高まるおそれ

イスラム教シーア派組織ヒズボラが2024年1月8日に死亡を発表した同組織のウィサム・タウィル司令官=ヒズボラ提供

(朝日新聞)

 イスラエルと国境を挟んで戦火を交えているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは8日、ウィサム・タウィル司令官が死亡したと発表した。AFP通信によると、同氏はレバノン南部で車に乗っていて、イスラエル軍の空爆で殺害されたという。パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスとイスラエルとの戦闘が3カ月以上続くなか、ハマスと共闘するヒズボラの司令官の死亡により、地域の緊張がさらに高まるおそれがある。

 AFPなどによると、タウィル氏はヒズボラの精鋭部隊「ラドワン部隊」に所属する部隊の副官で、レバノン南部でヒズボラの作戦を統括する指導的な役割を担っていたという。イスラエル側からは、タウィル氏の死亡に関するコメントは発表されていない。

 AFPの集計では、昨年10月以降のイスラエル軍との戦闘で135人以上のヒズボラ戦闘員が死亡しているが、司令官の殺害は異例とみられる。

 ヒズボラは6日、イスラエル北部にある同国軍の航空管制基地を62発のロケット弾で攻撃したと主張しており、イスラエル側が報復したとの見方もある。(佐藤達弥)

3858OS5:2024/01/13(土) 00:09:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7a5fc829de9eb490b55dbb33515a5fa7a34d6d
フーシ派、報復の可能性 イランが支援、反イスラエル鮮明
1/12(金) 20:33配信

時事通信
イエメンの親イラン武装組織フーシ派(AFP時事、資料写真)

 【イスタンブール時事】米英両国がイエメンの親イラン武装組織フーシ派を攻撃し、懸念されていたパレスチナ自治区ガザでの戦闘が中東各地へ波及するリスクが現実となった。

 イランを後ろ盾とし、反イスラエルの急先鋒(せんぽう)として存在感を誇示しているフーシ派が今後報復する可能性は否定できず、中東の緊張は一段と高まりかねない。

 イラン外務省報道官は12日、米英の攻撃は「地域の不安定化をあおる」と批判。「パレスチナでの戦争犯罪から目をそらせようとしている」と反発した。

 イエメンでは2011年の中東民主化運動「アラブの春」で反政府デモが広がり、後に内戦状態に突入した。イスラム教シーア派系ザイド派の武装組織として、シーア派大国イランの支援を受けたフーシ派は15年に首都サヌアを占拠。隣国サウジアラビアなど国際社会に承認されながら南部へ逃れた暫定政権と対立しつつ、勢力を広げた。

 内戦下でフーシ派はサウジやアラブ首長国連邦(UAE)への攻撃を激化。19年にはサウジ石油施設へミサイルを撃ち込み、サウジの原油生産を一時まひさせて世界経済を混乱させた。イエメンで「代理戦争」を続けたサウジとイランが23年に国交正常化で合意すると、イエメンでも国連主導の和平プロセスが本格化。「世界最悪の人道危機」(国連)と言われたイエメン内戦でも、ようやく緊張緩和への動きが見え始めていた。

 そのさなかに発生したのが、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突だった。フーシ派は、レバノンのシーア派組織ヒズボラなどと共にハマスに連帯を示す「抵抗の枢軸」の一角として、イスラエルへの無人機・弾道ミサイル攻撃や、紅海での商船への襲撃を繰り返すようになった。

 米英は、イスラエルや米国と直接戦火を交えたくないイランが、フーシ派など代理勢力の強硬姿勢を後押ししているとの見方を強めている。

3859OS5:2024/01/13(土) 03:57:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024011200920&g=int
米英、フーシ派拠点を攻撃 紅海の商船攻撃に対抗―中東情勢、さらに緊迫・イエメン
2024年01月12日19時19分

イエメンのフーシ派を空爆するためキプロスから離陸する英空軍機=英国防省が12日提供(ロイター時事)
イエメンの地元テレビが12日に伝えた、米英の空爆後に立ち上る炎と煙の映像(AFP時事)

 【ワシントン、ロンドン時事】米英両軍は11日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点に対し空爆を実施した。紅海で繰り返している商船攻撃への報復となる。フーシ派は反撃を明言しており、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突で中東情勢が緊迫化する中、地域の緊張が一段と高まりそうだ。
 バイデン米大統領は声明で「フーシ派が使用している多くの拠点を攻撃し、成功した」と発表。「必要に応じて、米国民と自由な国際貿易を守るためのさらなる措置をためらわない」と追加攻撃を示唆した。
 スナク英首相も声明で「自衛のために限定的、必要かつ適切な行動を取った」と表明した。スナク氏は攻撃に先立って緊急閣議を開き、閣僚に軍事介入を説明していた。フーシ派の報道官は、米英の攻撃で5人が死亡、6人が負傷したと主張した。
 米空軍などによると、標的となったのは無人機やミサイルの保管・発射場所、弾薬庫、防空システムなど計60カ所以上。戦闘機による空爆に加え、軍艦や潜水艦から巡航ミサイル「トマホーク」を含むミサイルでも攻撃を加えた。
 米政府高官は「攻撃には精密誘導爆弾を用い、一般市民の居住地は標的にしなかった」と強調した。攻撃に際しては、オーストラリア、バーレーン、カナダ、オランダが支援を行った。
 フーシ派の報道官は、首都サヌアや西部ホデイダなど73カ所が攻撃を受けたとし、「侵略行為に必ず対応する」と報復を示唆した。フーシ派幹部も「イエメンへの攻撃は正当化されず、イスラエル船への攻撃を続ける」と反発した。

3860OS5:2024/01/16(火) 09:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf7edb17fd34ffaaf0186b9930a3268cdc40a4b1
南部の集中攻撃「間もなく終了」 ガザ空爆で人質死亡とハマス イスラエル国防相
1/16(火) 7:55配信
時事通信
15日、イスラエルの空爆を受け、パレスチナ自治区ガザ市から立ち上る煙(EPA時事)

 【カイロ時事】イスラエルのガラント国防相は15日、パレスチナ自治区ガザ南部で集中的に実施している地上作戦について、「間もなく終了する」との見通しを示した。

 イスラエルのメディアが報じた。ただ、戦闘を停止すれば、ガザに連れ去られた人質が「(イスラム組織)ハマスに何年も拘束される」と指摘し、軍事的圧力をかける必要性を改めて強調した。

 ガラント氏は「軍は(ガザにおける)ハマス最高指導者に焦点を当てている。(ハマスの部隊は)徐々に崩壊している」と主張。南部ハンユニスからエジプト境界のラファに通じる経路を「地上と地下で寸断した」と述べた。南部で続ける空爆を含めた大規模作戦の終了時期は明示しなかった。

 ハマスは15日、人質2人がイスラエル軍の空爆によって死亡したと主張する動画をSNSに投稿した。これに先立ちハマスは人質3人を撮影した動画を公開。この中で「あす、彼らの運命を公表する」と予告していた。15日の動画には、このうちの2人とみられる遺体が映され、もう1人の人質がイスラエルに対し、「この狂気を止め、私たちを家族の元に返して」と訴えた。

 これに対し、イスラエル軍は「人質がいるかもしれないと分かっている場所は攻撃しない」と反論した。イスラエルでは、人質解放に向けハマスと取引するよう求める声が上がっており、ハマスは動画を通じて揺さぶりをかけているとみられる。

3861OS5:2024/01/17(水) 22:29:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/62974b9356cb12357d6f5a5241f6fd1a64493a9a
フーシ派、紅海の商船攻撃緩めず 国際物流への影響長期化1/17(水) 19:35配信

毎日新聞
米英軍の空爆に抗議するフーシ派の戦闘員ら=イエメンで2024年1月14日、AP

 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が「反イスラエル」を掲げて紅海周辺で商船への攻撃を続けている。昨年11月に日本郵船がチャーターして運航する自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」が拿捕(だほ)されたのを皮切りに、攻撃は約30件に上る。フーシ派は米英軍に軍事拠点を空爆されたものの強硬姿勢を崩しておらず、国際物流への影響も長期化しそうだ。


 「イスラエルの実業家がオーナーであり、ガザの運命に左右される」。フーシ派の政治部門幹部、ムハンマド・アルブハイティ氏は16日、毎日新聞の書面インタビューでギャラクシー・リーダーの解放についてこう述べた。拘束中の乗組員25人の身柄は「パレスチナとイスラエルの人質解放交渉にリンクしている」とも説明した。

 フーシ派はイエメンの暫定政権と内戦状態にあり、首都サヌアや紅海沿岸など北部の大部分を実効支配する。パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに連帯を示し、昨年10月にガザで戦闘が始まってからは、「イスラエルに関連する船舶は、正当な標的」になると表明。ガザ地区での戦闘停止や人道支援の拡充を求め、イスラエルと関係ない商船も含めて攻撃を繰り返す。

 影響は深刻だ。紅海からスエズ運河を抜けるルートはアジアと欧州を結ぶ主要海上交通路で、世界貿易の約1割が通過している。だが、ロイター通信によると、世界大手海運会社は昨年12月以降、紅海やアデン湾を避け、南アフリカ・喜望峰を回るルートに変更すると相次いで表明。米運輸省も今月15日、米国関連の船舶に対し、この海域を避けるよう勧告した。

 喜望峰の迂回(うかい)ルートは航海が約10日長くなり、燃料費が1隻あたり約100万ドルかさむとされる。今年1月上旬のスエズ運河の交通量は前年同期比で3割減少し、エジプトが徴収しているスエズ運河の通行料の収入は4割減った。フーシ派は「物品の輸送コストを高めることでイスラエルに圧力をかけている」と主張している。

 これに対し、米国はフーシ派が襲撃中止の警告に従わなかったとして、今月12日、英国と共にイエメン国内の司令部や弾薬庫など60カ所以上を空爆。フーシ派の戦闘員5人が死亡した。フーシ派は「被害は軽微だった」(アルブハイティ氏)と主張し、その後も民間船への襲撃を緩めていない。

 しかしフーシ派にとって、米軍との深刻な対決に発展するのは望ましくないのも事実だ。軍事力では歯が立たない上、イエメン内戦も続いており、「二正面作戦」は得策ではない。後ろ盾のイランも、フーシ派は「独自の決定に基づいて行動している」との立場で、両者の戦闘に加わる姿勢を見せていない。

 また米国も地上軍の派遣など、フーシ派を根本から壊滅させるだけの余力はない。フーシ派は当面、米軍との大規模衝突は避けつつ、イエメン近海で小規模な攻撃を続け、イスラエルや国際社会に圧力をかける狙いとみられる。

 ただ緊張状態が続く中、商船などに偶発的に大規模な被害が出れば、紛争が拡大する恐れも残る。

 エジプトの外交専門家、ナビル・ナジム・アルディン氏は「フーシ派の攻撃は、イランが中東地域で影響力を拡大するための戦略の一環だ。フーシ派はパレスチナ問題に関わることでイスラム社会に共感を広げている」と指摘。その上で「米英軍が今後もイエメンを攻撃すれば、地域は一層混乱するだろう。ガザ地区での戦闘がイランやフーシ派の行動につながっている」と述べ、ガザでの停戦が実現しない限り、紅海での襲撃も続くとの見方を示した。【カイロ金子淳】

3862OS5:2024/01/18(木) 10:48:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/b54e5c46914946c7caa67e6d8fdbed8926843c6a
ガザと同じパレスチナ自治区、ヨルダン川西岸の住民も怒りで「爆発寸前」…若者たちは「占領に抵抗」
1/18(木) 7:26配信

読売新聞オンライン
16日、ヨルダン川西岸ナブルス旧市街には、イスラエル軍に殺害された戦闘員のポスターが「英雄」としてあちこちに掲げられていた=福島利之撮影

 イスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘が100日以上続く中、ガザと同じパレスチナ自治区のヨルダン川西岸で住民の憤りが頂点に達している。西岸でも昨年10月以降、300人以上がイスラエル軍に殺害され、経済封鎖が続いているためだ。イスラエル軍幹部は、住民の憤りがインティファーダ(反イスラエル蜂起)に発展しかねないと警告する。(ヨルダン川西岸ナブルス 福島利之)

 ナブルスにある西岸最大のナジャハ大学は15日午前2時半頃、騒然となった。イスラエル軍の兵士数百人が機関銃を持って押し入り、警備員2人が負傷し、学生25人を拘束したのが理由だ。

 学生は自治会に所属し、構内のモスク(イスラム教礼拝所)に泊まり込んでいた。軍は「ハマスの細胞組織をくじいた」と発表したが、大学の広報担当(40)は「学生たちは学費値上げ反対で泊まり込んでおりハマス支持が目的ではない」と反論する。

 パレスチナ自治政府によると、ガザで戦闘が始まった昨年10月7日以降、西岸と東エルサレムで326人が殺害され、ハマス支持者ら5980人が拘束された。西岸の労働者がイスラエル領内に入るのは禁じられ、約20万人が仕事を失った。各都市を結ぶ幹線道路には軍検問所が設置され、住民は自由に行き来できない。

 イスラエルは昨年10月末、「自治政府はテロを支援している」として、自治政府の代わりに徴収している関税の送金を停止した。年約8億シェケル(約310億円)と、自治政府予算の約65%を占めるため、治安部隊や公務員への給与支払いが滞っている。

 イスラエル主要紙ハアレツによると、軍幹部は1月上旬、ベンヤミン・ネタニヤフ首相に「西岸は爆発寸前だ」と警告した。イスラエル軍は、先週末に精鋭部隊をガザから西岸に移動させた。中部ラアナナでは15日、西岸から侵入したパレスチナ人によるテロで18人が死傷した。テロは「第3次インティファーダの前触れ」(軍筋)と指摘される。

 ナブルスは、2000年に始まった第2次インティファーダの中心地の一つだ。旧市街は武装勢力「ライオンの巣」の戦闘員のポスターであふれる。

 この組織は一昨年7月に旧市街の若者を中心に創設された。約50人のメンバーは昨年夏頃には殺害されるか逮捕され、勢いを失ったが、イスラエル人の入植者や兵士を次々と襲撃し、戦闘員は「英雄」となった。戦闘員の写真を売る店は中高生に大人気だ。

 イスラエル軍による掃討は日々続き、17日は3人が殺害された。旧市街に住む商店主(70)は「若者たちはイスラエルの占領に抵抗するために立ち上がった。我々の怒りは沸点に達しており、いつ爆発してもおかしくない」と語った。

3863OS5:2024/01/19(金) 07:52:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8269f5bbdbf6dbbb7dddd74403038ac86d24a1d
パキスタン、イラン領内を攻撃 9人死亡、越境攻撃の報復か
1/18(木) 13:27配信


時事通信
18日、イラン南東部シスタンバルチェスタン州の村で、ミサイル攻撃を受けた現場に集まる人々(イラン国営テレビの映像より)(EPA時事)

 【ニューデリー、イスタンブール時事】パキスタン外務省は18日、パキスタン軍が同日朝に隣国イラン南東部シスタンバルチェスタン州を攻撃し、複数人を殺害したと発表した。


 イランメディアによると複数回爆発があり、少なくとも9人が死亡した。イランの精鋭部隊、革命防衛隊が16日にパキスタンを越境攻撃したことへの報復とみられる。

 パキスタン外務省は声明で、イラン領内にあるパキスタンのテロリストの潜伏先を狙ったと主張。「複数人のテロリスト」を殺害したとして「あらゆる脅威から国の安全を守る揺るぎない決意を示した」と強調した。イランメディアによると、攻撃で死亡したのは男性2人と女性3人、子供4人。全員がイラン人以外とされる。イラン政府は駐在するパキスタン外交官を呼び出し、抗議した。

3864OS5:2024/01/19(金) 19:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b2992671a67402311d95f0e306e977d7f1e3223
ガザ停戦でアラブ諸国が新構想 イスラエルは「2国家共存」否定
1/19(金) 19:04配信
時事通信
イスラエルのネタニヤフ首相=7日、中部テルアビブ(AFP時事)

 【カイロ時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は18日、パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘停止を促すため、アラブ諸国がイスラエルとの正常化を含む構想を検討していると報じた。

 ただ、イスラエル側は、構想に含まれるパレスチナとの「2国家共存」に否定的な姿勢を取っており、実現は容易ではない。

 この構想は、「パレスチナ国家」樹立に向けた「不可逆的」な措置にイスラエルが同意すれば、サウジアラビアなどが正常化に応じるという内容。ガザでの停戦と共に、ハマスなどが拘束している人質解放も実現する。中東地域での紛争拡大を避ける狙いもあるという。

 アラブ諸国は、米国や欧州各国とこの構想に関してすり合わせを行っているといい、数週間以内にイスラエル側に提案したい意向だ。

3865OS5:2024/01/19(金) 19:49:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/250afff5c96c035c52d3f9689f3e92edb2b39568
バイデン政権、「2国家共存」拒否のネタニヤフ氏にいら立ち
1/19(金) 13:29配信
毎日新聞
バイデン米大統領=ホワイトハウスで10月25日、西田進一郎撮影

 バイデン米政権は、イスラエルのネタニヤフ首相が米政府の求めるパレスチナ国家樹立を前提とした「2国家共存」の考えなどを拒否していることにいら立ちを強めている。昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃以来、定期的に電話協議してきたバイデン大統領とネタニヤフ氏だが、同12月23日を最後に対話していない。米メディアは「バイデン氏の我慢が限界にきている」などと伝えている。


 「2国家共存はイスラエル国民だけでなく、パレスチナの人々にとっても最善のものだ」。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は18日、記者団にそう語った。ネタニヤフ氏が2国家共存を受け入れない意向を改めて表明したことについては「明らかに異なる見方をしている」と指摘し、「我々が目標に向かって努力することはやめない」と強調した。

 バイデン氏は今月上旬にブリンケン国務長官をアラブ諸国やイスラエルに派遣。米NBCニュースによると、サウジアラビアで実権を握るムハンマド皇太子兼首相らアラブ諸国の指導者はパレスチナ人主導によるガザ地区の「戦後統治」の支援を約束。ムハンマド氏はイスラエルがパレスチナ国家樹立に同意した場合に、イスラエルとの国交正常化に応じる意向も示したという。

 サウジとの国交正常化はイスラエルの悲願だが、ネタニヤフ氏はこの申し出を拒否。ブリンケン氏に対して「パレスチナ国家を認めるような取引には応じない」などと答えたとされる。

 米ニュースメディア「アクシオス」によると、バイデン氏や政権幹部は、ネタニヤフ氏がガザ地区への人道支援も十分に認めておらず、戦後統治についても「真剣に話し合おうとしていない」と不満を募らせているとされる。バイデン政権が求めるイスラエル軍の軍事作戦の縮小も「実施されないのではないか」との懸念が高まっているという。【ワシントン鈴木一生】

3866OS5:2024/01/21(日) 16:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c91db6deba50c630f6cecc68dba8a0604298d385
シリアでイラン革命防衛隊幹部ら4人死亡 イスラエルの空爆か
1/20(土) 19:49配信
毎日新聞
イスラエル軍によるとみられる攻撃で破壊された建物=ダマスカス近郊で2024年1月20日、国営シリア・アラブ通信・ロイター

 シリアの首都ダマスカス郊外で20日、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、ロイター通信によると、シリアのアサド政権を軍事支援するイラン革命防衛隊の情報部門幹部を含む隊員4人が死亡した。


 シリアでは昨年12月にも革命防衛隊の上級軍事顧問が殺害され、イランは今月中旬、報復としてイラクにあるイスラエルの諜報(ちょうほう)機関を弾道ミサイルで攻撃した。今回の攻撃もイランの報復を招く可能性がある。

 報道によると、空爆されたのは、アサド政権の顧問を務めるイランの関係者が使っていた建物で、精密誘導ミサイルが使用されたという。

 イランはシリア内戦でアサド政権を軍事支援しているほか、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する武器の輸送ルートとしてシリアの空港などを使用しているとされる。イスラエルはこうしたイランの行動を問題視し、シリアで革命防衛隊やイランが供与した武器などを標的に攻撃を繰り返してきた。

 ただ、イスラエルは通常、イランに対する周辺国での攻撃について肯定も否定もしておらず、今回の攻撃についてもコメントしていない。【カイロ金子淳】

3867OS5:2024/01/23(火) 17:18:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ede4134cab6ee322a98541db15fbea3af77c7232
イスラエル戦時内閣に亀裂 首相の求心力低下が加速 「近く政局で変動」の見方も
1/23(火) 17:03配信

産経新聞
イスラエル

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスと戦うイスラエルの「戦時内閣」に亀裂が生じている。メンバーの1人がパレスチナ自治区ガザで拘束されている人質の救出を最優先にすべきだと述べ、戦時内閣を率いるネタニヤフ首相と異なる方針を示したからだ。ネタニヤフ氏の支持は低迷しており、中央政界で近く大きな動きが起きるとの観測もある。


異論を唱えたのは、戦時内閣を構成する5人のうちの1人であるエイゼンコット元軍参謀総長。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると18日放映の地元テレビのインタビューで、ハマス壊滅という目的は「達成されていない」とし、「敵の殺害より先に民間人(の人質)を救出することが(戦時内閣の)任務だ」と訴え、ハマスと交渉を行うべきだと主張した。

ネタニヤフ氏は昨年10月の戦闘開始後、ハマス壊滅と人質救出を目的に掲げ、「戦闘で圧力をかけることが人質の解放につながる」と主張してきた。だが、130人前後の人質は拘束されたままで、うち20人以上が死亡したとみられる。2万人以上の住民が死亡したガザへの攻撃でもハマスは壊滅できていない。

こうした情勢の中、米ニュースサイト「アクシオス」は22日、イスラエルが仲介役のカタールなどを通じ、ハマスに対して、人質全員の解放などと引き換えに、戦闘を約2カ月休止する提案を行ったと報じた。

イスラエルのメディアが11、12日に公表した世論調査では、ネタニヤフ政権の連立与党が、次の選挙で現在の64から44〜48に議席を減らして国会(定数120)で半数を割り、中道右派の「国家団結党」など野党が躍進するとの結果が出た。

国家団結党の代表は戦時内閣に参加するガンツ前国防相で、長期の停戦を通じた人質解放の合意を支持しているとされる。英字紙エルサレム・ポスト(電子版)は18日、ガンツ氏が戦時内閣を離脱すれば反ネタニヤフの大規模デモが起き、「政治闘争のゴング」が鳴るとの見方を示した。

同紙はまた、ネタニヤフ氏が党首を務める右派与党「リクード」内部でも同氏の後継者を模索する動きが出ているとし、ガンツ氏の動向も含めて「今後2週間から2カ月」のうちに政局の変動が表面化するという政界筋の見方を伝えた。

政権が崩壊すれば、ネタニヤフ氏がハマスに奇襲を許した責任を追及され、政治生命の危機に陥る公算が大きい。政権を維持するため、戦闘継続を訴える極右閣僚らの意見に同調しているとの見方もある。米大統領選ではイスラエル寄りのトランプ前米大統領が存在感をみせており、ネタニヤフ氏は11月の大統領選本選まで時間を稼ぐ狙いだという観測も出ている。

3868OS5:2024/02/01(木) 23:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2155c7522749e51b5749f4747121e5cb7f327605
イスラエル軍が数百件の民家に放火、軍幹部が認める…破壊された建物はガザ地区全体の5〜6割か
2/1(木) 22:27配信
読売新聞オンライン
ガザ地区ラファでイスラエル軍の空爆で破壊された家の近くに座る人=ロイター

 【エルサレム=水野哲也】イスラエル有力紙ハアレツは1日、パレスチナ自治区ガザでイスラム主義組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル軍が、過去数週間に数百軒の民家に放火して焼失させたと報じた。上官の命令で行われたという。避難生活を送る住民が帰る場所を失うことになる。

 同紙によると、イスラエル軍は昨年10月の戦闘開始以降、ハマス戦闘員の住居などを破壊してきたが、軍幹部は、民家への放火がより広範に行われるようになったと認めた。米国は最近、イスラエルに対し、戦闘終結後の住民生活を困難にする建物の破壊行為をやめるよう求めたという。

 英BBCは、専門家による衛星画像の分析から、ガザでこれまでに破壊されたか損傷を受けた建物は、14万4000〜17万5000棟に達すると伝えた。ガザの建物全体の5〜6割にあたるという。

3869OS5:2024/02/04(日) 12:32:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4d1b8e2b9cc410a970119ef8a80e5b35d9d525
米英、フーシ派をまた空爆 親イラン組織を連日攻撃
2/4(日) 9:33配信


時事通信
イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点空爆に向かう英空軍の戦闘機=3日、キプロスの英空軍基地(同軍提供)(EPA時事)

 【ワシントン時事】米軍は3日、英軍と共にイエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を空爆した。

 米軍は2日にシリアとイラクの親イラン武装組織の拠点を空爆したばかりで、イランの代理勢力に対する攻撃が激化している。

 米英両軍の発表によると、イエメン国内の13カ所の武器庫やミサイル発射施設などを標的とした。オーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランドが支援した。米英などは共同声明で「われわれは人命や自由な通商を守り続けることをためらわない」とフーシ派に警告した。

 米英両軍による空爆は1月11日の軍事行動開始以降で3度目。フーシ派は昨年11月以降、商船攻撃を30回以上繰り返しており、米英両軍の空爆後もやんでいない。

 一方、ヨルダンでの無人機攻撃で米兵3人が殺害された報復として、米軍が2日にシリアとイラクの親イラン武装組織に対して実施した空爆で、死者数が少なくとも45人となった。在英シリア人権監視団体は3日、シリア国内での死者が29人になったと公表。イラク政府も民間人を含む16人が死亡したと発表した。

 イラク政府は米代理大使を呼び出して抗議するなど、米国に対する反発を強めている。米政府は空爆前にイラクに伝達したと主張している。

3870OS5:2024/02/04(日) 12:33:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/d650f0fe4b1643e657937f2878d013dd6267dfbf
米軍の攻撃で死者45人に イラク、シリア国境地帯を重点空爆
2/4(日) 7:59配信
毎日新聞
イラク西部アンバル県カイムで、米軍の空爆があった現場を片付けるイラクの民兵組織「人民動員隊」のメンバーら=2024年2月3日、AP

 米軍による3日のイラン革命防衛隊の在外拠点への攻撃で、イラク、シリア両国で死者は計45人に増加した。米軍は革命防衛隊や親イラン武装組織が往来するイラク、シリア両国境付近を集中的に空爆。両国に置かれた駐留米軍拠点への脅威を減らすため、今後も攻撃を続ける構えだ。

【写真】米軍の空爆で殺害された「神の党旅団」の戦闘員の葬儀に参列するメンバー

 米メディアによると、バイデン大統領は、ヨルダンで米兵3人が死亡した無人航空機(ドローン)攻撃の翌日の1月29日に、今回の作戦を承認。米軍は上空から監視しやすい天候になるのを待って、攻撃に踏み切った。

 在英のシリア人権観測所によると、シリア東部デリゾール県では親イラン武装組織の拠点が米軍に空爆され、少なくとも29人が死亡した。死者にはシリア人やイラク人の民兵のほか、イランから支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」のメンバー6人も含まれていた。イラン人の死者がいたかどうかは不明だ。

 一方、イラク首相府によると、西部アンバル県では民間人を含む16人が死亡した。スダニ首相は3日、今後3日間を服喪期間とすると発表した。

 イラク、シリア両国境付近では2013年ごろから、過激派組織「イスラム国」(IS)の前身組織が活発に活動。ISを掃討するため、イラク、シリア両政府と協力関係にあった親イラン武装組織も拠点を構えていた。一方、米軍もイラク政府やシリアのクルド人民兵組織と連携して、ISに対処するために拠点を構築。米国とイランは当初、IS掃討で形式上は「共闘」していたが、ISの勢力が衰退した後は主導権争いで緊張が高まっていた。【ワシントン秋山信一】

3871OS5:2024/02/04(日) 12:34:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/10ca92ad3d65415c501f257fa66de082ba9ad235
中東介入、泥沼化の懸念 米、対イランに苦慮
2/3(土) 20:34配信

時事通信
バイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米軍は2日、シリアとイラクの親イラン武装組織の拠点への空爆を開始した。


 昨年10月のイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突以降、米国は中東での紛争拡大を警戒してきたが、抑止に失敗した格好だ。イランの代理勢力に対する米国の介入には終わりが見えず、泥沼化の懸念が出ている。

 「イランとの衝突を望んでいるわけではない。(イランの精鋭部隊)革命防衛隊と彼らが支援する組織の能力を低下させ、混乱させるために(空爆の)標的を選んだ」。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は報復攻撃後、記者団にこう強調した。

 イランは代理勢力を通じ、敵対関係にあるイスラエルやその後ろ盾の米国に対する攻勢を強めている。イラクとシリアでは昨年10月以降、駐留米軍などに160回以上の攻撃を繰り返してきた。また、紅海ではイエメンの親イラン武装組織フーシ派が相次いで商船を攻撃している。

 米軍は1月にフーシ派への空爆に踏み切ったが、商船攻撃は空爆後も収まっていない。今回の攻撃も効果は未知数だ。

 米国内では、武装組織に武器や資金を供給しているイランを直接攻撃するよう求める声が強まっている。野党共和党の重鎮グラム上院議員は「イランはわれわれが痛みを与えるまで、米兵を殺し続けるだろう」と訴え、バイデン大統領にイラン国内への攻撃を要求している。

 イランに強硬姿勢を取ったトランプ前政権に対し、2015年にイラン核合意をまとめたオバマ政権と同じ民主党のバイデン政権は、イランとの決定的対立を回避してきた経緯がある。今年11月の大統領選で再びバイデン氏とトランプ氏の対決が有力となる中、中東情勢の悪化を避けつつ、イランの抑止を目指すというバイデン氏の中東政策は、難路にさしかかっている。

3872OS5:2024/02/05(月) 23:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/18edce3ed366d4ef3f13ca901fa04b1bd51781c8
トルコ大地震1年、「街は死んだまま」…再建のめど立たず庭でテント生活続ける人も
2/5(月) 23:49配信

読売新聞オンライン
仮設住宅で避難生活を続けるギュネスさん夫妻(中央と右)と、隣に建てた小屋に避難する次男オルハンさん(3日、トルコ南部アンタキヤで)=田尾茂樹撮影

 【アンタキヤ(トルコ南部)=田尾茂樹】トルコ南部と隣国シリアに甚大な被害をもたらし、計6万人超が死亡した地震は、6日で発生から1年となる。トルコ南部の被災地では一部で復興住宅の引き渡しも始まったが、損壊した建物が手つかずで残る場所が目立ち、がれきの撤去も続いている。復興への道のりは長く険しい。

(写真:読売新聞)

 「1年たっても、街は死んだままだ」。アンタキヤの自宅が全壊したハサン・ギュネスさん(75)は嘆いた。近くに住んでいた長女(当時50歳)と孫娘(当時15歳)、三男(当時40歳)らを亡くした。自宅の庭に親族の支援で建てた仮設住宅で妻と避難生活を続けている。

 自宅のがれきは1月にようやく撤去されたが、再建のめどは立たない。周辺の家もほぼ崩れ、庭でテント生活を続ける人もいる。街を離れたまま、帰らない住民は多い。中心部には広大な更地に被害を受けた建物が点在し、人の気配が消えた場所もあり、「もう昔のような街のにぎわいは戻らない」とつぶやいた。

 トルコ政府によると、トルコでの死者は5万3537人。内戦下のシリアでは、在英のシリア人権監視団による昨年3月のまとめで、6795人が犠牲になった。

3873OS5:2024/02/16(金) 09:37:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/03fb9a8ed3bacbfab58001a5be2d0d9dbedc5bde
イスラエル極右閣僚、パレスチナ国家樹立含む和平案を非難
2/16(金) 9:04配信
AFP=時事
イスラエルのイタマル・ベングビール国家治安相(左)とベツァレル・スモトリッチ財務相(2022年12月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イスラエルの有力な極右閣僚2人が14日、米国が同盟関係にあるアラブ諸国と策定しているパレスチナ国家樹立を視野に入れたパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での軍事衝突を停止するための和平案を非難した。


 米紙ワシントン・ポストは、米国のジョー・バイデン(Joe Biden)政権とアラブ諸国の小グループが、イスラエルとパレスチナの長期的な和平に向けた包括的な計画を策定していると報じた。その中には、パレスチナ国家樹立に向けた明確なスケジュールも含まれているという。

 しかし、いずれもイスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のユダヤ人入植地に住むイタマル・ベングビール(Itamar Ben Gvir)国家治安相とベツァレル・スモトリッチ(Bezalel Smotrich)財務相は和平案に反発した。ヨルダン川西岸とイスラエルが併合した東エルサレム(East Jerusalem)にあるユダヤ人入植地は、和平交渉の大きな障壁となっている。

 スモトリッチ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)による攻撃を引き合いに出し、「パレスチナ人が行った恐ろしい大虐殺は、報酬を授けるに値すると言っているようなこの計画に、われわれは決して同意しない」「10月7日に証明されたように、パレスチナ国家はイスラエル国家の存続を脅かす」と非難した。

 ベングビール氏もXへの投稿でハマスの奇襲による犠牲者数を挙げ、「1400人が殺害されたというのに、世界は彼らに国家を与えようとしている。あってはならないことだ」「パレスチナ国家の樹立は、ハマス国家の樹立を意味する」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News

3874OS5:2024/02/18(日) 20:08:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e93b96e3562b4cd4dbd8f3e0d7be76daa9d490f
ネタニヤフ首相、ラファ侵攻を改めて宣言 パレスチナ独立も否定
2/18(日) 10:13配信
毎日新聞
ネタニヤフ政権の退陣を求める抗議集会に参加する市民=イスラエル中部テルアビブで2024年2月17日、三木幸治撮影

 イスラエルのネタニヤフ首相は17日の記者会見で、多数の避難民が滞在するパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの侵攻を改めて宣言した。ラファ侵攻については、国際社会から「多大な死傷者が出る」との懸念が相次いでいるが、ネタニヤフ氏はイスラム組織ハマスに勝利するためには「侵攻以外の道はない」と主張。一方でガザ市民を安全な場所に避難させるとも強調した。

【写真】6歳少女の救助に向かった救急車の残骸

 ラファはガザの最南部に位置し、ガザ全域からの避難民130万人以上が滞在している。ネタニヤフ氏はラファに侵攻しなければ「ハマスの4分の1の戦闘員が無傷で残ることになる」として、攻撃の取りやめはあり得ないと言明した。市民の避難場所については「ラファ北部に十分なスペースがある」と述べた。

 また、ハマスとの休戦交渉を巡っては、ハマスが恒久的な停戦などの要求を取り下げない限り、交渉を再開しないと表明した。

 一方、米国やアラブ諸国がパレスチナとの「2国家共存」を求めていることについて、ネタニヤフ氏は「(ハマスの)テロに賞品は与えない」として、パレスチナの独立を改めて否定した。

 イスラエル各地では17日、人質の早期救出やハマスによる越境攻撃を防げなかったネタニヤフ氏の退陣や総選挙を求める抗議集会が開かれ、数千人の市民が参加した。ただ、ネタニヤフ氏は17日の記者会見で、「我々に必要なのは連帯であり、選挙は(国を)分裂させる」と述べ、早期の選挙には否定的な考えを示した。

 ガザ南部ハンユニスのナセル病院では、17日も激しい戦闘が続いた。イスラエル軍はこれまでに病院内で約100人の「ハマス戦闘員」を逮捕し、武器などを発見したと主張。一方、ガザ保健当局は「多くの病院スタッフが拘束された」と主張している。ガザ側の戦闘による死者は17日、2万8858人に達した。【エルサレム三木幸治】

3875OS5:2024/02/19(月) 19:34:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/13daaca03fe0dd6571b38395d222adbb6c29a52a
イスラエル軍が病院職員70人を逮捕、ガザ最大規模の医療機関が機能停止…酸素不足で患者8人死亡
2/19(月) 11:26配信

読売新聞オンライン
 【エルサレム=福島利之】イスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの保健当局は18日、イスラエル軍が15日に突入したガザ南部ハンユニスのナセル病院が機能を停止したと発表した。同病院は、ガザで機能していた最大規模の医療機関とされ、人道危機がさらに深刻化するのは必至だ。

ナセル病院の廊下に横たえられた負傷者(1月12日)=ロイター

 発表によると、イスラエル軍は病院職員70人を逮捕し、医療従事者は25人になった。集中治療に携わる医師も逮捕され、重篤患者の治療ができなくなった。電力も遮断され、酸素不足で患者8人が死亡したという。

 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長も18日、自身のX(旧ツイッター)で病院の機能停止を認め、約200人の患者が病院にいることを明らかにした。20人は緊急移送が必要だが、16日以降、病院への立ち入りが認められておらず、テドロス氏は「患者の命がかかっている」として早急な対処を求めた。

 一方、イスラエル軍は、ハマスに拘束された人質用に送った医薬品が、武器とともに病院内で見つかったとして写真と映像を公開した。軍は同病院に人質が拘束されているとみていたものの、これまでに人質を発見したとの発表はない。

3876OS5:2024/02/19(月) 19:35:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/867d0a8d24081bf589d608244d543e972cc533f3
ガザ地区南部の病院が完全に機能停止 「患者8人死亡」の報道も
2/19(月) 7:27配信

毎日新聞
ハンユニスのナセル病院からラファへ逃れ、道ばたで休む患者ら=パレスチナ自治区ガザ地区南部で2024年2月15日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘を巡り、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は18日、X(ツイッター)への投稿で、イスラエル軍が軍事作戦を続けている南部ハンユニスのナセル病院が完全に機能を停止したと明らかにした。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、これまでに少なくとも8人の患者が酸素不足などで死亡したという。


 ナセル病院はガザ地区南部最大の医療施設。テドロス氏やロイター通信などによると、病院内ではすでに燃料が尽きており、患者の面倒をみる医療スタッフも足りていない。いまも約200人が入院中で、このうち少なくとも20人は緊急に転院させる必要があるという。テドロス氏は「(転院の)遅延の代償は患者の命で支払われることになる」と警告した。

 米CNNテレビによると、ガザの保健当局は18日、ナセル病院で医療スタッフ70人がイスラエル軍により拘束されたと明らかにした。一方、イスラエル軍は18日、ナセル病院で「テロリスト」ら数百人を拘束したと発表した。一部は医療スタッフを装っていたと主張している。

 イスラエル人の人質の名前が書かれた医薬品も見つかったが、使用された形跡はなかったという。病院内での軍事作戦については「患者や医療スタッフを傷つけず、病院が機能するようにしている」と主張した。

 ガザの保健当局によると、これまでの戦闘による死者は18日時点で2万8985人になった。【カイロ金子淳】

3877OS5:2024/02/20(火) 05:48:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/af43518f14f8b89e8335788d8845a50e87dfde06
国連主催アフガン会議、成果なし ドーハで開催、タリバン欠席
2/19(月) 21:03配信

19日、カタールの首都ドーハで記者会見するグテレス国連事務総長(共同)

 【ドーハ、バンコク共同】イスラム主義組織タリバンが政権を握るアフガニスタンへの国際関与を目指し、国連主催の会議がカタールの首都ドーハで18〜19日に開かれた。国連のグテレス事務総長は閉幕後の記者会見で、タリバン暫定政権がアフガンの市民団体や女性組織が招かれたことに反発し、会議を欠席したと明らかにした。国連のアフガン特使選出も進まず、目立った成果は上げられなかった。

 グテレス氏は、国家としての承認を求めるタリバンと、女性の人権状況改善などを求める国際社会の要求がすれ違い「行き詰まり」状態にあると指摘。打開のために国連主催の会議を継続する意向を示した。

3878OS5:2024/02/28(水) 19:30:04
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20240228036.html
ガザ市民、4分の1が飢饉寸前 支援物資搬入に大きな障害=国連
2024/02/28 09:18ロイター

ガザ市民、4分の1が飢饉寸前 支援物資搬入に大きな障害=国連

国連人道問題調整事務所(OCHA)のラメシュ・ラジャシンハム調停局長は27日に開かれた国連安全保障理事会で、パレスチナ自治区ガザの人口の4分の1に相当する少なくとも57万6000人が飢餓一歩手前の状態にあると懸念を示した。写真はラファのテントキャンプで同日、食料の提供を待つ避難民(2024年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

(ロイター)

Michelle Nichols

[国連 27日 ロイター] - 国連人道問題調整事務所(OCHA)のラメシュ・ラジャシンハム調停局長は27日に開かれた国連安全保障理事会で、パレスチナ自治区ガザの人口の4分の1に相当する少なくとも57万6000人が飢餓一歩手前の状態にあると懸念を示した。

国連と支援団体は「ガザに最低限の物資を届けるだけでも大きな障害」に直面しているとし、 検問所閉鎖や移動・通信の制限、破壊された道路や不発弾などを挙げた。

一方、イスラエルのジョナサン・ミラー国連常任副代表は、同国はガザの人道状況改善に全力を尽くしていると強調し、援助規模とペースに関する制限は国連やその他機関の能力次第だと指摘した。

「イスラエルはその方針を明確にしている。改めて言うが、ガザ市民に送ることができる人道支援の規模に制限はない」と述べた。

3879OS5:2024/02/29(木) 17:26:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1037b2a6a3c2a71f80f044d7fcb7e0f389e168c4
「結果出ている。投票行かない」 イランで3月1日国会選 保守派が優勢維持か
2/29(木) 16:20配信

産経新聞
イランの首都テヘランで、街頭に張り出された候補者らの宣伝ポスター=2月28日(佐藤貴生撮影)

【テヘラン=佐藤貴生】イランで3月1日、国会選が行われる。欧米に融和的な改革派や穏健派の候補が事前審査で失格になり、反米の保守強硬派が過半数を維持するとの見方が有力になっている。米欧の経済制裁で生活苦にあえぐ国民に閉塞(へいそく)感が拡大。イスラム教シーア派の指導部への不満が広がり、投票率は低迷すると予想されている。

イラン国会は一院制で定数290。任期は4年。国会選に約2万5千人が立候補を届け出たが、「護憲評議会」の事前審査によって約1万5千人にまで絞り込まれた。

評議会は候補者の適格性を判断する役割を持ち、最高指導者ハメネイ師の影響下にある聖職者ら保守派が支配している。審査によって、すでに出馬表明していた改革派や穏健派の多くが立候補を阻まれた。

「選挙結果はもう出ている。投票には行かない」

2月28日、粉雪が舞う首都テヘランの中心街にあるフェルドシ広場で、オミドさん(38)がそう話した。

タクシーの運転手だが、妻と子供2人を養うには収入が足りず、日中は街頭に立ってヤミ両替をしている。

オミドさんは「この国を見てくれ。経済悪化でみな腹も満たせない」と話し、反米保守強硬派のライシ大統領の失政を非難した。

たびかさなる欧米の制裁で続く経済低迷を背景にして、市民の不満は募る一方だ。2年前には頭髪を覆うスカーフ「ヘジャブ」を適切に着用していないとして、警察に拘束された女性=当時(22)=が不審な死を遂げ、大規模な抗議デモが全土に拡大した。

指導部は不満を抑えるため、選挙前にもかかわらず引き締めを図ってきた。

今年1月には、ヘジャブをかぶらなかった30代の女性にむち打ち74回の刑を執行したと発表した。このほかにも、22年のデモの際に警官を殺害したとして男性(23)を処刑した。

反米保守の頂点に立つ最高指導者ハメネイ師は84歳の高齢で、指導部は権力継承をにらんで反米保守の勢力を維持することに躍起だといわれる。

イランでは、国政選挙の投票率が体制新任の度合いを測るバロメーターとされてきた。20年の前回選で保守強硬派が全議席の7割超を獲得したが、投票率は約43%となり、1979年のイスラム革命以来、最低を記録した。今回の投票率はさらに落ち込んで30%を割り込むとの予想もある。

1日は最高指導者の選出・罷免の権限がある「専門家会議」(定数88)の選挙も行われるが、2015年に欧米などと核合意を締結した穏健派のロウハニ前大統領が事前審査で失格となった。強引に反米保守の支配を目指す指導部の意向が見て取れる。

3880OS5:2024/02/29(木) 17:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c655db998eda0899c9efc0eeda3b383956e35e1

ガザ情勢で注目のイランで国会選、市民の関心は 若者「期待しない」
2/29(木) 10:00配信

朝日新聞デジタル
街頭に貼られた候補者のポスター=2024年2月24日、テヘラン

 イランは3月1日、任期満了に伴う国会議員(任期4年、定数290)選挙の投票日を迎える。パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルを敵視する親イラン組織が中東各地で軍事行動を起こし、イランに国際的な注目が集まる中での大型選挙だ。だが、立候補には最高指導者の影響下にある機関の事前審査が必要なため、政権に批判的な人の多くが失格になった模様で、人々の関心は低い。結果が外交政策に与える影響も少ないとみられる。

【写真】バケツを手に食料探す子どもたち ガザに広がる飢餓と感染症

 「自由な立候補をさせない仕組みは不正だ。抗議を示すため、私は投票には行かない」。テヘラン中心部の書店が集まるかいわいを訪れていた大学生、アレズさん(20)は話した。

 得意の英語を生かし、授業の合間に英会話学校で教師の仕事もしている。「1日14時間ほど働いている」というが、月収は200ドル(約3万円)に満たない。「イランの最大の課題は経済だが、私はこの国の体制に期待していない。将来はカナダか豪州などに移住するつもりです」

 イランでは、選挙の投票率は体制支持のバロメーターともいわれる。保守派が大勝した2020年の前回選挙では42・6%で、1979年のイスラム革命以降で最低だった。

 地元メディアの記者たちによると、今回は前回選挙に比べ、候補者の集会や記者会見などの取材機会が大幅に減った。反米保守強硬派の現ライシ政権に批判的な候補者の多くが事前審査で排除されたとみられており、人々の関心が低下していることが背景にあるとの見方がある。

朝日新聞社

3881OS5:2024/03/02(土) 08:32:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a64a3a05fda21a14a0ab20f447837397ac81895b
保守強硬派の圧勝確実 穏健・改革派は排除 イラン国会選
3/2(土) 0:39配信

時事通信
1日、テヘランで投票するイランの最高指導者ハメネイ師(ロイター時事)

 【イスタンブール時事】イランで1日、国会(定数290、任期4年)議員選挙が行われた。

 反米急先鋒(せんぽう)の最高指導者ハメネイ師やライシ大統領に協調する保守強硬派の勝利が確実視されている。米国やイスラエルを敵視し、中国やロシアとの連携を志向する保守強硬派が基盤を強化すれば、今後も欧米との緊張が続くとみられる。

 前回2020年の国会選では保守強硬派が議席の7割超を獲得した。イランでは選挙に先立ち、保守強硬派が主導する「護憲評議会」が立候補資格を審査するが、今回も強硬派と対立する穏健・改革派の多くが失格となった。最終的な立候補者は1万5000人超に達するが、穏健勢力からは「競争が働かない不公正な選挙」と棄権を促す声も上がっている。

 イランは年率約40%の物価上昇に見舞われ、制裁下の経済不振は深刻だ。22年には女性の頭部を覆うスカーフの着用強制をきっかけに反体制デモが広がり、社会の動揺を恐れる当局の締め付けも続く。市民の不満は根強いが、選挙による変化への期待は乏しく、有権者の関心は低調だ。

 体制指導部は自らの信任を測る指標として投票率を重視する。ハメネイ師は1日、投票に際して「イランの選挙に世界が注目している」と訴えた。しかし、前回記録した約42%を下回り、1979年のイスラム革命以降の国会選で最低となる可能性もある。大勢判明は数日後になる見通しだ。

 84歳で健康不安を抱えるハメネイ師の後継問題が浮上する中、最高指導者の選出・罷免権を持つ「専門家会議」(定数88、任期8年)の選挙も同時に実施。ただ、穏健派代表格のロウハニ前大統領らが失格処分で排除されており、ロウハニ師は「政治的に偏った決定だ」と批判している。

3882OS5:2024/03/04(月) 11:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5fb4bf3be79afbfc2d3cb5136cef5ebad114fb4
イラン国会選で大勢が判明、保守派が圧勝 関心低く、投票率は低迷か
3/4(月) 8:30配信

朝日新聞デジタル
イランの国会議員選と専門家会議選で、テヘラン市内のモスクに設けられた投票所を訪れて投票用紙に記入する人たち=2024年3月1日、佐藤達弥撮影

 イランで1日に投票が行われた国会議員(定数290、任期4年)選は、イランメディアの報道を総合すると、現政権を支持する保守派が各選挙区の上位得票者の6割以上を占めて圧勝した。同時に実施された最高指導者を任免するイスラム法学者の機関「専門家会議」(定数88、任期8年)選でも、保守派が大半の議席を占めたとみられる。

【動画】夜も眠れぬガザ地区のラファ 現地通信員が録音した爆撃音

 体制支持の指標の一つとされる投票率については、イラン国営通信が2日、非公式な推計として「41%」と報道。前回2020年の国会議員選の投票率(42・6%)は1979年のイスラム革命以降で最低で、報道通りなら、これをさらに下回ることになる。

 立候補には最高指導者ハメネイ師の影響下にある機関の事前審査が必要で、政権に批判的な候補者が多く排除されたとみられ、人々の関心の低下が指摘されていた。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASS2V7JRSS2SUHBI00L.html?oai=ASS3420NKS34UHBI001&ref=yahoo
イラン国会選、保守派なぜ強い 慶大・田中教授が語る後継選びの行方
有料記事イスラエル・パレスチナ問題

聞き手・佐藤達弥2024年3月1日 15時00分
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写真・図版
田中浩一郎・慶応大教授

 イランは3月1日、任期満了に伴う国会議員(任期4年、定数290)選挙の投票日を迎えます。パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスなど、イランの支援を受けてきた勢力が中東各地での軍事的な緊張に関与するなか、選挙結果はイランの外交に影響を与えるのでしょうか。また、この日は最高指導者の任免権を持つイスラム法学者の機関「専門家会議」(定数88、任期8年)の投票日でもあります。二つの選挙の行方や中東情勢に与える影響について、イラン政治に詳しい田中浩一郎・慶応大教授に聞きました。

 ――国会選に立候補するには、ハメネイ最高指導者の影響下にある護憲評議会の事前審査を通ることが必要です。反米保守強硬派の現ライシ政権に批判的な候補者は、多くが事前審査で失格になったとみられます。今回の選挙は、どんな展開が考えられますか。

 2020年の前回国会選でも、中道派や、現体制に批判的な改革派の候補者が事前審査で大量に排除され、保守派が大勝しました。今回も、ライシ大統領に近い候補者以外は排除されたと考えられます。

 加えて、今回ならではの事情もあります。イランでは2022年、女性にかぶることが義務づけられた布「ヒジャブ(ヘジャブ)」をめぐって大規模な抗議デモが起き、23年10月にはガザで軍事衝突が始まりました。

 トランプ政権(17〜21年)以降の米国がイランに強い圧力をかけていることも合わせ、イランの体制は欧米などへの反感と警戒を強めています。ヒジャブデモは欧米などの扇動だと主張しています。

 ガザではイスラエルの執拗(しつよう)な攻撃が続き、これもイラン国内でイスラエルへの警戒感を高めています。こうした状況では、反欧米を掲げた1979年のイスラム革命の永続を訴える保守派が勢いを得ます。国会選は、保守派の支配が一層強まる結果になるでしょう。

イラン外交への影響は
 ――イランの外交にはどんな

3883OS5:2024/03/04(月) 21:12:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d115c69d5cfb88f43fbfff9bb553259ad4407e4e
イラン国会選、革命以来最低の投票率か 41%予測 反米・保守強硬派が勢力維持の公算
3/3(日) 15:28配信

産経新聞
イランの首都テヘランで街頭に張り出された候補者らの宣伝ポスター。選挙への熱気は感じられない=2月28日(佐藤貴生撮影)

【テヘラン=佐藤貴生】1日投票のイラン国会(定数290、任期4年)選は2日も開票作業が行われ、投票率は1979年のイスラム革命以来、最低の41%前後になるとの予測が出ている。イスラム教シーア派の指導部への信任が下がっていることが示された。公式結果は今後発表されるとみられる。

ロイター通信がイラン国営メディアの報道として伝えたところでは、有権者約6100万人のうち2500万人超が投票した。改革派の新聞は「サイレント・マジョリティー(物言わぬ多数派)」という見出しを掲げ、投票しなかった有権者が多数いたとの見方を示した。

2020年の前回選の投票率は42・5%で過去最低だった。前回選に続いて今回も、立候補者の適格性を事前に審査する「護憲評議会」の判断で穏健派や改革派の候補が失格となり、多くの有権者が反発した可能性がある。各地の開票状況から、反米の保守強硬派が引き続き多数派を維持する見通しが強まっている。

1日には最高指導者の選出・罷免の権限がある「専門家会議」(定数88、任期8年)の選挙も実施された。内務省は反米保守強硬派のライシ大統領が再選を決めたと発表した。穏健派のロウハニ前大統領は事前審査で失格しており、こちらも保守強硬派が優勢とみられる。

3884OS5:2024/03/05(火) 20:10:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/436abbddedb30e683e6cf18650a2817b185650b5
イラン国会選で反米の保守強硬派が8割超 「専門家会議」も掌握、権力継承へ基盤整う
3/5(火) 18:49配信

産経新聞
1日、イラン国会選で投票する有権者=テヘラン市内(佐藤貴生撮影)

【カイロ=佐藤貴生】イラン国会選挙(定数290、任期4年)は4日に開票結果が発表され、AP通信は反米の保守強硬派が確定議席の8割超を獲得したと推計した。最高指導者の選出・罷免の権限を持つ「専門家会議」(定数88、任期8年)の選挙も同時に行われ、こちらも保守強硬派が勝利したもようだ。反米保守路線を次世代に継承する基盤が整った。

国会選の投票率は1979年のイスラム革命以来最低の約41%だった。これまでの最低投票率は2020年前回選の約42・5%で、イスラム教シーア派の法学者による統治への不満が募っている実態が示された。

国会選では245議席が確定し、残る45議席は決選投票に持ち越される。APは独自集計の結果、245議席のうち200議席を保守強硬派が占めたと伝えた。同派は前回選で議席の7割以上を獲得した。

専門家会議の選挙も注目を集めた。最高指導者ハメネイ師は84歳の高齢で権力継承の時期が迫っているからだ。ハメネイ師の寵愛(ちょうあい)を受ける保守強硬派のライシ大統領が再選を果たした一方、欧米に融和的な穏健派の代表格、ロウハニ前大統領が事前審査で失格になった。

イランでは大統領は行政に責任を持ち、国政全般の決定権は最高指導者が有する。今回の専門会議選により、次期最高指導者も反米保守を掲げる人物から選出される公算が大きくなった。米国主導の国際秩序に挑む強硬な対外路線も引き継がれることになる。

イスラエルと戦うイスラム原理主義組織ハマスのほか、レバノンやイラク、シリアやイエメンの親イラン民兵組織に対する資金や武器の支援が継続され、中東の不安定要因としてくすぶりそうだ。

ただ、指導部の将来は決して明るいとはいえない。2年前には女性の頭髪を覆うスカーフ「ヘジャブ」の着用義務をめぐって大規模な抗議デモが起きており、何かのきっかけでデモが再発する事態もあり得る。

革命体制への評価は真っ二つに割れ、国内の分断も深まっている。1日の投票前後、イランの首都テヘランでは「経済低迷に対処できない」などとライシ政権を批判する人がいた一方、「いまこそ政権の強さを示さなくてはならない」という声も聞かれた。

双方の歩み寄りは期待できず、指導部が難しいかじ取りを迫られることは確実だ。

3885OS5:2024/03/12(火) 10:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4415d9ade47da929d84089adcf3d039fd65a0669
破壊やまず、絶望のラマダン 「あす死ぬかも」、傍観に憤り ガザ
3/12(火) 7:08配信

時事通信
10日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、ラマダン(断食月)を前に食料品などを並べる屋台(AFP時事)

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザは11日、イスラム教で最も神聖な月とされるラマダン(断食月)をイスラエルの苛烈な攻撃の中で迎えた。

 深刻な人道危機に見舞われ、住民の間に祝賀ムードはない。「人生で最悪のラマダンだ」「あすまで生きていられるのか」。電話取材に応じた住民から届く声は、悲痛と絶望に満ちていた。

 人口約230万人のガザで、避難民ら約150万人が集まる最南部ラファでは、ラマダンを祝う伝統的なランタンや食料品が街頭に並んだ。ただ、近くには空爆で壊れた建物も残り、例年の明るい雰囲気は全くない。

 ラファで暮らす無職ムハンマド・タハさん(27)は、「ガザはラマダンとは無縁だ」と嘆く。昨年は家族や友人らと豪勢な食卓を囲み、子供たちも楽しく遊んでいた。「今年は毎日が葬式だ。街頭に飾り付けを施す代わりに仮設テントを組み立てるなんて」と吐き捨てるように言った。

 北部のガザ市からラファに逃れてきたラミ・シャワさん(35)にとっても、今年は「死と破壊に満ちた最も悲しいラマダン」だ。シャワさんは「食べ物も水もなく、テント暮らしでどうやって幸せを感じればよいのか。世界は死者が出るのを傍観しているだけで、ひどく失望している」と怒りをぶちまけた。

 ラファの宝飾品店で働いていたイサーム・アジュラミさん(37)は「ガザではほぼ全ての家族に戦闘による犠牲者がいる。集まっても死者を悼むしかないのか」と話す。「戦争が終わることだけが生きる希望だ。ラマダンだからこそ祈りたい」と言葉を振り絞った。

3886OS5:2024/03/22(金) 10:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4433aefba735cc71ee5b2b764ae1649133acd7a
タリバン本拠地・カンダハルで異例の大規模爆弾テロ…病院関係者「30人死亡・50人負傷」
3/22(金) 9:52配信
読売新聞オンライン
 【テヘラン=吉形祐司】アフガニスタン南部カンダハルの銀行前で21日、自爆テロがあり、病院関係者は読売新聞通信員に少なくとも30人が死亡、50人が負傷したと明らかにした。実権を掌握するイスラム主義勢力タリバンと敵対するイスラム過激派組織「イスラム国」の一派が犯行声明を出した。

 病院関係者や負傷者によると、事件当時、銀行前には給与を受け取るために大勢の人が列を作っていた。死者数はさらに増える可能性がある。タリバン暫定政権の情報・文化省の現地責任者は自爆テロの発生を認めたが、死者3人、負傷者12人としている。

3887OS5:2024/04/01(月) 07:52:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/745a1a0b72d85a3a67cb210b9c895e41dfafa345
大統領与党、地方選で敗北 最大都市奪還ならず トルコ
4/1(月) 6:31配信
時事通信
31日、アンカラで、トルコの統一地方選の投票を行う女性(AFP時事)

 【イスタンブール時事】トルコで31日、統一地方選が投開票された。

 選管の集計によると、最大都市イスタンブールのほか、首都アンカラなど大都市部の多くの市長選で世俗派の国政野党・共和人民党(CHP)が勝利した。エルドアン大統領が党首を務めるイスラム系与党・公正発展党(AKP)は高止まりするインフレなどが逆風となり、全国的に票が伸び悩んだ。エルドアン氏にとって事実上の信任投票となった地方選の敗北は政治的痛手となりそうだ。

 エルドアン氏は「期待した結果が得られなかった。投票で示されたメッセージを分析し、必要な措置を講じる」と敗北を認めた。

 エルドアン氏が1990年代に市長を務め、注目されたイスタンブールの市長選では、CHPの現職がAKP候補を大差で破った。5年前の前回選挙でイスタンブールを失ったAKPの奪還はならなかった。首都アンカラや第3の都市の西部イズミルでもCHPが勝利。AKPはイスラム保守層を中心に強固な支持基盤を誇るが、経済を好転できない政権運営に対する不満から、従来支持の厚い東部や南東部などでも他党に票が流れた。

3888OS5:2024/04/01(月) 07:52:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/67208f6142ea9a36d7d82578216922def970375b
パレスチナ新内閣発足 ガザ戦後見据え、統治課題
4/1(月) 5:25配信

共同通信
パレスチナ自治政府のアッバス議長(左)とムスタファ首相=3月31日、ヨルダン川西岸ラマラ(AP=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治政府のアッバス議長(88)は3月31日、側近の経済専門家ムハンマド・ムスタファ氏(69)を首相とする新内閣を発足させた。自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続き人道危機も深刻化する中、戦後統治を見据えた対応が課題となる。

 ハマスと自治政府の主流派ファタハとの対立は解消しておらず、イスラエルのネタニヤフ首相も戦後は軍がガザの治安を管理すると主張。ガザの再建や戦後統治に新内閣がどの程度関与できるかは不透明だ。

 ハマスに批判的とされたシュタイエ前首相は2月に辞任し、より中立的な立場のムスタファ氏が3月中旬に首相に指名され、組閣を進めてきた。

3889OS5:2024/04/02(火) 08:41:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/1128c55ae154b9224aeec4f0496cef9dbb679c09
トルコ統一地方選、与党が主要都市で軒並み敗北…長期政権狙ったエルドアン大統領に打撃
4/1(月) 19:37配信
 【カイロ=田尾茂樹】トルコの統一地方選は3月31日、投開票された。アナトリア通信によると、タイップ・エルドアン大統領率いる与党・公正発展党は首都アンカラや最大都市イスタンブールなど主要都市の市長選で軒並み敗北した。昨年の大統領選で接戦を制し、権力基盤の再強化を図ったエルドアン氏にとって大きな打撃になりそうだ。

1日、イスタンブールで支持者に応えるイマモール氏=ロイター

 5年に1度の統一地方選では市長や地方議会議員らが改選される。トルコでは通貨リラ安の進行に伴う急激なインフレ(物価上昇)で市民の生活苦が続き、大都市を中心に政権への不満が噴出した形となった。

 与党は、前回2019年に敗れた2大都市で市長の座の奪還を目指した。しかし、イスタンブールでは、最大野党・共和人民党の現職エクレム・イマモール氏が、公正発展党の元環境・都市計画・気候変動相ムラト・クルム氏に得票率で10ポイント以上の差をつけ、再選を決めた。

 共和人民党はアンカラでも現職マンスール・ヤワシュ氏が再選を果たし、主要30市のうちイズミルやアンタルヤなどを含め14市を制した。公正発展党の勝利は12市にとどまった。開票率99・9%の段階で、全土の得票率も共和人民党が37・8%と最も高く、公正発展党の35・5%を上回った。

 4年後に予定される次期大統領選で、野党の有力候補と目されるイマモール氏は「我々の国に春が来る」と勝利宣言した。昨年の大統領選で敗れた野党が今回の勝利で再び勢いづき、政権交代を目指して攻勢を強めるとみられる。

 一方、エルドアン氏は支持者らを前に「誤りがあったなら正していく」と述べた。20年以上政権を握るエルドアン氏は地方選の勝利をてこに、大統領任期を2期までに制限した憲法の改正につなげ、さらなる長期政権を狙っていたとされるが、シナリオは崩れた。トルコの政治評論家オクタイ・ユルマズ氏は「与党のかつてない敗北だ。憲法改正も困難になる」と指摘した。

3890OS5:2024/04/02(火) 08:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/219bd0acdf6b83d235379040082dbe07580bb432
ネタニヤフ首相、内政で危機 超正統派徴兵巡り政権亀裂 イスラエル
4/2(火) 7:19配信

時事通信
イスラエルのネタニヤフ首相=1月7日、テルアビブ(EPA時事)

 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相が政権維持で難しいかじ取りを迫られている。

 長年問題視されてきたユダヤ教超正統派の徴兵免除を巡って政権内で意見対立が噴出。対応を誤れば、政権崩壊につながる恐れもある。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を続ける中、徴兵免除への強い不平等感が社会に広がっている。

 徴兵免除について、最高裁は3月31日までに是正策を提出するよう政権に求めていたが、その期限を過ぎた。最高裁は、徴兵を免れている超正統派の宗教学校生への補助金を4月1日で停止する暫定措置を命じる一方、ネタニヤフ政権に今後の措置について1カ月間の猶予を与えた。「落としどころ」を見つけられなければ、徴兵免除が廃止される可能性がある。

 イスラエルは「国民皆兵」で男女とも18歳で徴兵される。だが、ユダヤ教の戒律を厳格に守る超正統派の宗教学校生はその義務を免除され、学業を支援する補助金も受け取っている。徴兵免除はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)で危機にひんした宗教的伝統を守るための措置で、イスラエルが建国された1948年から続く。

 報道によると、建国当時約4万人(人口の約5%)だった超正統派の人口は、高い出生率を背景に約120万人(同約13%)に拡大。この1年の免除者は約6万6000人に上るとされ、世俗的な市民からは「平等な徴兵負担は国家と社会の存続にとって不可欠だ」(監視団体「イスラエルの質の高い政府を求める運動」)との批判が高まっている。

 ネタニヤフ政権には超正統派の2政党が参加。連立離脱を示唆しながら、徴兵免除継続のためにネタニヤフ氏に圧力をかけてきた。他方、ネタニヤフ氏が党首を務める右派リクードのガラント国防相や戦時内閣入りするガンツ前国防相は、超正統派も兵役に就くべきだとの立場を崩していない。

 超正統派2党が離脱すれば政権は少数与党に転落。解散総選挙になった場合、支持率が低迷するネタニヤフ氏が政権を維持するのは困難とみられている。

 エルサレムでは3月31日、首相退陣を求める大規模なデモが行われた。ハマスが拘束する人質解放交渉が進まないことへの反発に加え、徴兵問題もやり玉に挙がった。デモ隊が超正統派地区の住民と衝突する事態に発展した。ネタニヤフ氏は同日の記者会見で「問題は解決できる」と語ったが、先行きは見通せない。

3891OS5:2024/04/02(火) 21:32:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aed885d7e19dfb5efaf476e01adf99d2eacb8595
イスラエルへの報復、イラン指導部難しいかじ取り 大使館空爆
4/2(火) 19:54配信


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毎日新聞
空爆により被害を受けた地域で、壊れた車を運ぶ人たち=シリア・ダマスカスで2024年4月1日、ロイター

 シリアの首都ダマスカスで1日、イラン大使館の建物がイスラエルによるとみられる空爆を受けた。イスラエルはなぜ攻撃に踏み切ったのか。またイランはどう対応するのか。パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘が続く中、中東情勢のさらなる混乱は避けられそうにない。

【写真まとめ】イスラエルによる空爆で破壊された建物

 イランは在外公館への直接攻撃という異例の事態に大きな衝撃を受けている。

 「シオニスト政権(イスラエル)は新たな罪を犯した」。イランメディアによると、イラン革命防衛隊は声明で空爆を非難し、殺害されたザヘディ司令官ら7人の名前を公表した。

 ガザ地区での戦闘を巡っては、イランはこれまで、イスラエルと交戦する親イラン武装組織を支援する一方で、直接的な関与は避けてきた。イスラエルや同国を支持する米国との直接対決は、イランにとってはリスクが大きいからだ。今回の空爆でも、アブドラヒアン外相は報復を示唆しつつも、「ネタニヤフ(イスラエル首相)はガザでの失敗により、精神的なバランスを完全に失っている」と語り、冷静に対応する姿勢ものぞかせた。

 ただイランには「中東の大国」との自負があり、イスラエルへの報復を避ければ、国内の保守強硬派から「弱腰」との批判を招きかねない。また報復しなければイスラエルの攻撃は激化する恐れもある。

 イランは昨年12月にシリアで革命防衛隊の上級軍事顧問が殺害された際は、翌1月にイラク北部のクルド人自治区にミサイル攻撃を行い、イスラエルの対外諜報(ちょうほう)機関モサドの拠点を標的にしたと主張した。今回もイスラエルの在外拠点を狙った報復を検討する可能性がある。

 実害を伴う大規模な衝突をできるだけ回避しつつ、どの程度の報復を行うか。イランの指導部は難しいかじ取りを迫られている。【金子淳、エルサレム松岡大地】

3892OS5:2024/04/02(火) 21:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a45cfd7dace27881d24702a25dcd66cab95273bイスラエルの一線を越えた攻撃「イランの出方が焦点」 高橋和夫氏
4/2(火) 19:56配信


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毎日新聞
空爆により被害を受けた地域で、壊れた車を運ぶ人たち=シリア・ダマスカスで2024年4月1日、ロイター

 シリアの首都ダマスカスで1日、イラン大使館の建物がイスラエルによるとみられる空爆を受けた。その背景や今後について、高橋和夫・放送大名誉教授(中東研究)に、さらなる混乱が避けられそうにない中東情勢について解説してもらった。

【写真まとめ】イスラエルによる空爆で破壊された建物

 ◇中東の緊迫高まった

 イスラエルはこれまでもシリアに攻撃を繰り返してきたが、今回はイラン大使館という外交上の重要な拠点を攻撃した点で一線を越えた印象がある。イスラエルがイランを挑発しているかのような見方もできる。

 イスラエルはイランが長年支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラやイスラム組織ハマスなどの武装組織と敵対関係にあり、報復の意味もあるだろう。中東の緊迫が高まったことは間違いない。

 今回の空爆でイラン革命防衛隊の幹部が死亡したほか、最近はヒズボラの幹部司令官も殺害されていた。いずれもピンポイントで狙われたとみられ、イスラエルは諜報(ちょうほう)力を見せつけている。ただ、イランはこうした出来事が続いても武装組織への支援をやめることはないだろう。

 今後、イランがどう対応するかが焦点だ。ただ国際社会に向けてイスラエルを非難するなど自制的な対応にとどまり、武力の応酬にはつながらない可能性もある。【聞き手・松本紫帆】

3893OS5:2024/04/03(水) 22:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/77dfbba9021a15e6fe2c04cbe8af2878cc0b270e
イスラエル軍、NGO誤爆認め謝罪 人道状況悪化の懸念
4/3(水) 20:33配信


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時事通信
レバノンとの境界地帯を視察するイスラエル軍のハレビ参謀総長(中央)=2月1日に軍が提供(AFP時事)

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザで食料支援を行っていた国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」の職員7人がイスラエル軍の空爆で死亡した事件について、ハレビ軍参謀総長は2日、「(対象を)誤認したことによる間違いだった。WCK職員への意図しない攻撃を申し訳なく思う」と述べ、謝罪した。

 
 ハレビ氏は動画を公開し、「人道支援に従事する人々を守るためにより多くのことがなされるよう、即座に行動を起こす」と再発防止を誓った。発生から間もない段階で誤爆を認め責任者が謝罪することで、国際的批判を和らげる狙いとみられる。

 国連によると、昨年10月のガザでの衝突発生以降、今回を含め少なくとも196人の援助関係者が死亡。イスラム組織ハマスは、物資の配給場所を標的にしているとしてイスラエルを非難している。

 事件を受け、WCKはガザでの活動を中断すると発表。ガザでは既に北部を中心に食料難が深刻化しており、今後、同様の支援中止の動きが拡大すれば、人道状況の一層の悪化は避けられない。

 誤爆に対しては、国際社会から非難する声が相次いでいる。バイデン米大統領は2日、声明を出し「憤慨し、心を痛めている」と表明。迅速な調査実施の必要があると指摘した。グテレス国連事務総長も「常識外れ」の出来事だとし、「即座に人道的停戦を行う必要性を改めて示した」と強調した。

3894OS5:2024/04/07(日) 07:43:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/6419124b700db60963ed8880d5290e473d1eaf07
ガザ戦闘半年、死者3.3万人超 終わり見えず、医療も教育も崩壊
4/7(日) 0:00配信

朝日新聞デジタル
イスラエル軍の攻撃で破壊された建物のがれきを撤去する重機=2024年3月27日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファ、ムハンマド・マンスール撮影

 パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まってから、7日で半年を迎える。関係国の休戦交渉が停滞するなか、ガザの死者数は3万3千人を超えた。世界銀行と国連の推計では、インフラの被害額は185億ドル(2兆8千億円相当)に上り、深刻な人道危機にも終わりが見えない。

 世銀と国連が2日に出した報告によると、推計した被害額は、衝突が始まった昨年10月から今年1月末までの分。被害額185億ドルは、ガザとパレスチナ自治区ヨルダン川西岸を合わせた2022年の域内総生産(GDP)の97%に相当するという。

 ガザの保健施設は84%が損壊し、人々は最低限の医療しか受けられない状況にある。水や衛生関連の設備は以前の5%しか稼働していなくて、限られた水の配給にしか頼れない。教育システムも戦闘の影響で崩壊しており、報告は「100%の子どもたちが学校に行っていない」としている。

 ガザでは衝突の初期からほぼ全面的な停電が続いている。主要道路の92%が損壊し、人道支援物資の配送も非常に難しくなっているという。

 ガザの人口230万人のうち、7割を超える170万人が戦闘によって家を追われた。報告は、身体的・精神的健康への壊滅的かつ累積的な影響が女性や子ども、高齢者、障害者に最も重くのしかかっていると指摘。「幼い子どもたちは生涯にわたり、その発育で影響を受ける」と予測している。

朝日新聞社

3895OS5:2024/04/15(月) 11:56:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8770b077c14b5dbe431836ce7c1f08500610f3c
政権、報復で「ジレンマ」 米国慎重姿勢、ガザ戦闘が負担 イスラエル
4/15(月) 9:36配信
時事通信
イスラエルのネタニヤフ首相(AFP時事)

 【カイロ時事】イランから攻撃を受けたイスラエル政府は14日、米国などの意見を踏まえ、対抗措置を慎重に検討している。

【ひと目でわかる】イランとイスラエル

 専門家は「(ネタニヤフ政権は)ジレンマを抱えている」と分析。イランと本格的な報復の応酬に発展すれば、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルにとって大きな負担になる。

 「われわれを傷つける者をわれわれは傷つける」。イランの攻撃に先立ち、イスラエルのネタニヤフ首相はこう繰り返し、対抗措置を取る構えを示してきた。ただ、政権内で、タイミングと規模に関して意見の相違があると報じられている。

 米国や、サウジアラビアなど中東諸国は慎重な対応を求めている。米国は、ハマスとの戦闘や今回の攻撃でイスラエルを支援。また、イスラエルは、アラブ諸国との関係正常化を進めて対イラン包囲網を形成したい思惑がある。米国やサウジなどの声はむげにできない。

 イスラエルの国家安全保障研究所のシマ・シェーン上級研究員は、イランへの報復を支持しつつも、「待って考えるべきだ」と指摘。焦点は「(ネタニヤフ氏が)待つという判断を下せるかどうかだ」と語った。

 イスラエルとハマスの戦闘は終結が見通せず、ハマスに呼応するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラも攻撃を継続。イスラエルは、イランがハマスやヒズボラを支援していると非難している。これらの情勢を念頭に、ネタニヤフ氏がイランへの厳しい対応が必要だと判断する可能性もある。ただ、「戦線拡大」はイスラエルにとってもリスクとなる。

3896OS5:2024/04/15(月) 11:57:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b81ebc9a98c14368cd56c1a87d533126f717e890
イラン、強硬貫き大規模報復 打撃は軽微、国内意識か
4/14(日) 19:04配信

時事通信
イランの最高指導者ハメネイ師=3月20日、テヘラン(AFP時事)

 【イスタンブール時事】イランが在シリア大使館空爆に対する大規模な報復攻撃に踏み切った。

【写真】イランの無人機やミサイルの迎撃任務から帰還したとされるイスラエル空軍のF15戦闘機

 前例のないイランからイスラエル本土への攻撃で強硬姿勢を貫いた形だが、イスラエルは対抗措置を予告。イランは「反撃されればもっと厳しく対処する」(サラミ革命防衛隊司令官)と警告しており、報復の連鎖が中東情勢の緊迫化を招く懸念が強まっている。

 イランや親イラン組織がイスラエルを狙った300以上の無人機やミサイルのほぼ全ては迎撃され、イスラエル側に甚大な人的被害はなかった。ただ、イランのメディアはSNSなどで、イスラエル南部ネゲブ砂漠とされる場所にミサイルが落ち、大きな炎が上がる映像を繰り返し報じた。

 イラン最高指導者ハメネイ師は、大使館空爆を「イラン本土への攻撃と同じだ。罪は罰せられる」と糾弾。反イスラエル感情をあおり、保守強硬派を中心に強力な報復を求める声が高まった。反撃能力と戦果を誇示する背景には、「弱腰」との批判を避けたい思惑もあるとみられる。

 イランの報復は大掛かりだったが、数十分で届く弾道ミサイルよりも到達まで数時間かかる無人機や巡航ミサイルをまず発射してイスラエル側に対策の猶予を与えた。標的も「民間人は狙っていない」(アブドラヒアン外相)と軍事施設に限定した。「米国やシオニスト(イスラエル)のいかなる脅威にも釣り合いの取れた対応をする」(革命防衛隊)とけん制の意図は示しつつも、周到な計画で被害を最小限にとどめることで、イスラエルや米国との本格衝突は望まない意志もにじむ。

 2020年に米軍が空爆でソレイマニ革命防衛隊司令官を殺害した際、イランはイラク駐留米軍基地へ弾道ミサイルで応戦。トランプ米大統領(当時)が反撃を思いとどまり、本格衝突は回避された。しかし、イスラエルのネタニヤフ首相は政治的延命や求心力回復のためにも、イランやイスラム組織ハマスと衝突拡大をいとわないとの見方もあり、暴力の応酬に歯止めがかかるかは予断を許さない。

3897OS5:2024/04/15(月) 17:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a15b361cb20a92239e58c32e1f0fd9c7c14c713
スーダン、世界最悪の飢餓招くか 戦闘1年、死者1万4千人
4/15(月) 16:42配信
共同通信
6日、スーダン・オムドゥルマンで食料配布を待つ子どもたち(ロイター=共同)

 【カイロ共同】アフリカ北東部スーダンで昨年4月に始まった軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘は15日で1年となった。死者は1万4千人超。対立は深く、収束の兆しは見えない。人口の4割近くが深刻な食料不足に直面し、人道危機は悪化。国連は戦闘が続けば「世界最悪の飢餓」を招くと警鐘を鳴らす。

 「街はゴーストタウンになってしまった」。首都ハルツーム近郊オムドゥルマンの男性アブドルバキさん(43)は電話取材に語った。食料や水はほとんど手に入らない。戦闘の流れ弾で息子を亡くしたといい「軍とRSFの目的は破壊だけだ」と憤った。

 戦闘の背景には軍トップのブルハン統治評議会議長とRSFのダガロ司令官の権力争いがあるとされる。米国やサウジアラビアが仲介を試みてきたが、停戦合意は繰り返し破られ、昨年末に計画された両氏の直接協議は実現しなかった。

 紛争地域のデータを収集する米NPO「ACLED」によると戦闘開始後、少なくとも1万4790人が死亡。ハルツームやその周辺、西部ダルフール地方で戦闘が続く。

3898OS5:2024/04/16(火) 22:10:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4486a677692c35241d4cb8bb6e452a7422c8279a
イスラエルとイラン、戦力差は 本格衝突なら中東全体に影響出る恐れ
4/16(火) 15:30配信

朝日新聞デジタル
2024年4月14日、イランがイスラエルに向けてドローン(無人機)とミサイルを発射した後、上空で迎撃される飛翔体(ひしょうたい)。イスラエル南部のアシュケロンから撮影=ロイター

 イランが14日、自国の大使館が空爆されたことをめぐり、イスラエルに対してミサイルやドローン(無人機)による報復攻撃に踏み切った。イスラエルでは報復攻撃を求める声も上がっている。もし両国が直接事を構えた場合、中東にはどのような影響があるのか。


 いずれも中東の軍事大国であるイランとイスラエルが本格的に軍事衝突することになれば、地域全体への影響は避けられない。

 両国の戦力で際立つのは空軍力の差だ。英国際戦略研究所(IISS)の年次報告書「ミリタリー・バランス2024」によると、イスラエルの作戦機は340機、イランは265機。ただ、最新鋭のステルス戦闘機F35などを保有するイスラエルに対し、イランの戦闘機は1979年に革命で倒された王制の時代に購入した年代物も多い。

 イランはその後、経済制裁を受けて航空機の輸入も難しかった。近代的な空軍力の不足を補おうと、イランが集中投資したのがミサイル開発だった。現在、イスラエルを射程に収める弾道ミサイルや巡航ミサイルを含む数千発を保有しているとされ、抑止力の柱としている。

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/ASS4G3SHNS4GUHBI028M.html?oai=ASS4H30X8S4HUHBI02VM&ref=yahoo
実は「抑制的」だったイランの攻撃とその狙い テヘラン支局長解説
有料記事イスラエル・パレスチナ問題

テヘラン=佐藤達弥2024年4月14日 21時16分4

 中東の地域大国イランが14日未明、長年敵対してきたイスラエルにドローン(無人機)やミサイルを発射した。要人暗殺などの「影の戦争」と呼ばれる状態を続けてきた両国だが、イランがイスラエル領を直接攻撃するのは初めての事態だ。イスラエル側が強硬な対応に出れば、双方の応酬が激化する恐れもある。

 イランの攻撃のきっかけとなったのは今月1日、シリアのイラン大使館がイスラエルによるとみられる空爆を受け、イランの精鋭部隊・革命防衛隊の准将ら7人が死亡した事件だった。

 イランではこれまでもイスラエルの関与が取りざたされる軍人の暗殺などが起きてきたが、外交施設を攻撃されたのは初めてだった。「大使館はその国の領土とみなされる」として、ハメネイ最高指導者は報復を宣言した。

 ただ、イスラエルは「中東最強」とも言われる強大な軍事力を誇り、事実上の核兵器保有国でもある。さらに、イスラエルとの直接衝突に至れば、後ろ盾の米国が乗り出してくる恐れもある。イスラエルとの全面戦争は、イランにとってあまりにリスクが高い。

3899OS5:2024/04/17(水) 22:22:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/3edc332efe22a8f40986d72de97f9bf6d442d185
パレスチナの国連加盟、絶望的に…安保理審査委で「和平合意が必要だ」
4/17(水) 15:01配信
読売新聞オンライン
国連安保理の会合(14日)=ロイター

 【ニューヨーク=金子靖志】パレスチナの国連への正式加盟に向けて協議していた国連安全保障理事会の審査委員会が、加盟の基準に満たないとして安保理に対する勧告を見送ったことが16日わかった。複数の安保理筋が明らかにした。加盟には安保理による勧告が必要で、パレスチナの国連への正式加盟は絶望的となった。

 安保理筋によると、審査委の報告書では「全会一致で加盟勧告を行うことができない」と結論付けた。複数の国が勧告に反対し、加盟の基準を満たすには「イスラエルとパレスチナ間の和平合意が必要だ」などの意見が出たという。

 国連に投票権のない「オブザーバー国家」の立場で参加するパレスチナは今月2日、正式加盟を要請した。パレスチナ自治区ガザで戦闘が続く中、国家樹立を前提にイスラエルとの共存を図る「2国家解決」の機運を高める狙いがあった。イスラエルが反発する中、安保理筋によると、イスラエルを擁護する米国は「イスラエルとパレスチナの当事者間で話し合うべきだ」とし、審査委でも加盟に反対の立場を示したという。

 パレスチナは審査委の結論にかかわらず正式加盟を訴え続ける構えだが、実現は極めて困難だ。

 パレスチナは国連加盟193か国のうち日米などを除く約140か国が国家承認している。2011年に正式加盟を申請したが、この時も米国が拒否権行使を示唆し、審議が棚上げとなった。

3900OS5:2024/04/22(月) 10:49:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024042000327&g=int
本格衝突避け幕引き図る 攻撃受けたイラン、静観の構え―レーダー標的にとどめたイスラエル
時事通信 外信部2024年04月21日07時10分配信

 【イスタンブール時事】イスラエルによる19日のイラン攻撃で、イラン指導部は20日もほぼ静観を続け、イスラエルも表立って攻撃を認めていない。双方とも「報復の連鎖」による本格衝突は避けたい考えとみられ、慎重な対応に努めている。


 最大の焦点は、イランが1日の在シリア大使館空爆への報復として行った大規模攻撃に続き、再びイスラエルに反撃するかどうかだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、イランの対応は緊張激化回避の意図の表れで、米政権内でも作戦についてかん口令が敷かれていると伝えた。

 イランのライシ大統領は、19日の演説では同日未明の攻撃に触れず、先の対イスラエル直接攻撃の戦果を改めて誇示するにとどめた。最高指導者ハメネイ師や精鋭「革命防衛隊」も、イスラエルによる攻撃への反応は一切示していない。

 イスラエルの今回の報復攻撃では、核施設などがある中部イスファハンで防空システムが作動。米ABCテレビによると、イスラエルは戦闘機を出動させ、イラン国外から核施設防護用の防空レーダーを標的にミサイル3発を発射した。施設攻撃能力を示す意味があったとみられるが、被害は伝えられていない。

 イランは大使館空爆をイスラエルの仕業と断定し、早々と報復を明言。ただ、イスラエルや米国との全面衝突は望まず、時期や規模を慎重に検討して反撃まで12日間を要した。イスラエルの軍事施設に標的を絞り、ドローンやミサイル迎撃の時間的猶予を与える形で配慮もしていた。

 革命防衛隊のサラミ司令官は、対イスラエル攻撃後に「シオニスト(イスラエル)の邪悪な攻撃に見合った水準にとどめた。もっと規模を大きくできた」と主張。国内の引き締めや体制指導部の求心力を保つためにも、イスラエルや米国へのけん制は続けたい意向だ。

 一方で、イスラエルとの応酬はイランにも負担や代償が大きい。アブドラヒアン外相は19日、訪問先のニューヨークで米NBCニュースに、イスラエルから攻撃があったことを否定。「シオニストが新たな冒険主義に出ない限り、報復しない」と述べた。19日の攻撃を矮小(わいしょう)化し、幕引きを図る構えとみられる。

3901OS5:2024/04/29(月) 20:14:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b224a9d1a38be893164f42a2261c799e745d48e
ガザ南部ラファへの侵攻巡り、駆け引き活発化 米、事態打開目指す
4/27(土) 17:23配信

毎日新聞
イスラエルが空爆した住宅を調べる子ども=パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで25日、ロイター

 イスラエルが計画するパレスチナ自治区ガザ地区の最南部ラファへの侵攻を巡り、外交上の駆け引きが活発になっている。イスラエルは人質解放などを巡るイスラム組織ハマスとの間接交渉で「(協議で)進展がなければラファに侵攻を始める」と警告。米メディアによると、ブリンケン米国務長官が近くイスラエルを訪問し、事態の打開を目指す。

【地図でチェック】半年でガザの街はこれだけ壊れた

 米ニュースサイト「アクシオス」によると、イスラエルは26日に実施された仲介国エジプトとの協議で「これが最後のチャンスだ」と主張し、エジプトにハマスへの圧力を強めるように求めた。間接交渉では、ハマスが拘束する40人の人質を解放するのと引き換えに、イスラエルが6週間の戦闘休止を実施し、数百人のパレスチナ人を釈放するという米政府案が協議されてきた。イスラエルは現在、解放を求める人質数を減らすことを検討。一方、ハマスは恒久的な停戦などを求める姿勢を変えておらず、交渉はこう着している。

 こうした中、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は26日の米MSNBCテレビのインタビューで「(間接交渉を)前進させるための新たな取り組みが進んでいる」と説明。その上で「近いうちの合意は保証できないが、交渉に新たな機運が出てきている」と述べた。【ワシントン松井聡】


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