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:2024/03/04(月) 21:12:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d115c69d5cfb88f43fbfff9bb553259ad4407e4e
イラン国会選、革命以来最低の投票率か 41%予測 反米・保守強硬派が勢力維持の公算
3/3(日) 15:28配信
産経新聞
イランの首都テヘランで街頭に張り出された候補者らの宣伝ポスター。選挙への熱気は感じられない=2月28日(佐藤貴生撮影)
【テヘラン=佐藤貴生】1日投票のイラン国会(定数290、任期4年)選は2日も開票作業が行われ、投票率は1979年のイスラム革命以来、最低の41%前後になるとの予測が出ている。イスラム教シーア派の指導部への信任が下がっていることが示された。公式結果は今後発表されるとみられる。
ロイター通信がイラン国営メディアの報道として伝えたところでは、有権者約6100万人のうち2500万人超が投票した。改革派の新聞は「サイレント・マジョリティー(物言わぬ多数派)」という見出しを掲げ、投票しなかった有権者が多数いたとの見方を示した。
2020年の前回選の投票率は42・5%で過去最低だった。前回選に続いて今回も、立候補者の適格性を事前に審査する「護憲評議会」の判断で穏健派や改革派の候補が失格となり、多くの有権者が反発した可能性がある。各地の開票状況から、反米の保守強硬派が引き続き多数派を維持する見通しが強まっている。
1日には最高指導者の選出・罷免の権限がある「専門家会議」(定数88、任期8年)の選挙も実施された。内務省は反米保守強硬派のライシ大統領が再選を決めたと発表した。穏健派のロウハニ前大統領は事前審査で失格しており、こちらも保守強硬派が優勢とみられる。
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