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スーフィズムに関するHP

3861OS5:2024/01/17(水) 22:29:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/62974b9356cb12357d6f5a5241f6fd1a64493a9a
フーシ派、紅海の商船攻撃緩めず 国際物流への影響長期化1/17(水) 19:35配信

毎日新聞
米英軍の空爆に抗議するフーシ派の戦闘員ら=イエメンで2024年1月14日、AP

 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が「反イスラエル」を掲げて紅海周辺で商船への攻撃を続けている。昨年11月に日本郵船がチャーターして運航する自動車運搬船「ギャラクシー・リーダー」が拿捕(だほ)されたのを皮切りに、攻撃は約30件に上る。フーシ派は米英軍に軍事拠点を空爆されたものの強硬姿勢を崩しておらず、国際物流への影響も長期化しそうだ。


 「イスラエルの実業家がオーナーであり、ガザの運命に左右される」。フーシ派の政治部門幹部、ムハンマド・アルブハイティ氏は16日、毎日新聞の書面インタビューでギャラクシー・リーダーの解放についてこう述べた。拘束中の乗組員25人の身柄は「パレスチナとイスラエルの人質解放交渉にリンクしている」とも説明した。

 フーシ派はイエメンの暫定政権と内戦状態にあり、首都サヌアや紅海沿岸など北部の大部分を実効支配する。パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに連帯を示し、昨年10月にガザで戦闘が始まってからは、「イスラエルに関連する船舶は、正当な標的」になると表明。ガザ地区での戦闘停止や人道支援の拡充を求め、イスラエルと関係ない商船も含めて攻撃を繰り返す。

 影響は深刻だ。紅海からスエズ運河を抜けるルートはアジアと欧州を結ぶ主要海上交通路で、世界貿易の約1割が通過している。だが、ロイター通信によると、世界大手海運会社は昨年12月以降、紅海やアデン湾を避け、南アフリカ・喜望峰を回るルートに変更すると相次いで表明。米運輸省も今月15日、米国関連の船舶に対し、この海域を避けるよう勧告した。

 喜望峰の迂回(うかい)ルートは航海が約10日長くなり、燃料費が1隻あたり約100万ドルかさむとされる。今年1月上旬のスエズ運河の交通量は前年同期比で3割減少し、エジプトが徴収しているスエズ運河の通行料の収入は4割減った。フーシ派は「物品の輸送コストを高めることでイスラエルに圧力をかけている」と主張している。

 これに対し、米国はフーシ派が襲撃中止の警告に従わなかったとして、今月12日、英国と共にイエメン国内の司令部や弾薬庫など60カ所以上を空爆。フーシ派の戦闘員5人が死亡した。フーシ派は「被害は軽微だった」(アルブハイティ氏)と主張し、その後も民間船への襲撃を緩めていない。

 しかしフーシ派にとって、米軍との深刻な対決に発展するのは望ましくないのも事実だ。軍事力では歯が立たない上、イエメン内戦も続いており、「二正面作戦」は得策ではない。後ろ盾のイランも、フーシ派は「独自の決定に基づいて行動している」との立場で、両者の戦闘に加わる姿勢を見せていない。

 また米国も地上軍の派遣など、フーシ派を根本から壊滅させるだけの余力はない。フーシ派は当面、米軍との大規模衝突は避けつつ、イエメン近海で小規模な攻撃を続け、イスラエルや国際社会に圧力をかける狙いとみられる。

 ただ緊張状態が続く中、商船などに偶発的に大規模な被害が出れば、紛争が拡大する恐れも残る。

 エジプトの外交専門家、ナビル・ナジム・アルディン氏は「フーシ派の攻撃は、イランが中東地域で影響力を拡大するための戦略の一環だ。フーシ派はパレスチナ問題に関わることでイスラム社会に共感を広げている」と指摘。その上で「米英軍が今後もイエメンを攻撃すれば、地域は一層混乱するだろう。ガザ地区での戦闘がイランやフーシ派の行動につながっている」と述べ、ガザでの停戦が実現しない限り、紅海での襲撃も続くとの見方を示した。【カイロ金子淳】


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