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スーフィズムに関するHP

3847OS5:2023/12/25(月) 09:49:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/82de7523aa6f56dc535b02cd5088a117a4c3f378
栄養不足で未熟児出産増、床で診察… ガザ南部、深まる人道危機
12/24(日) 10:42配信
毎日新聞
イスラエル軍の空爆で負傷し、ナセル病院に搬送された子供=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで23日、AP

 イスラエル軍が攻勢を強めるパレスチナ自治区ガザ地区南部で、人道危機が深まっている。南部ハンユニスにある拠点病院「ナセル病院」では医療物資やベッドが足りず、最低限の治療しかできない状態が続く。住民の栄養状態が悪化し、未熟児が生まれることも増えた。住民からは、状況を改善できないイスラム組織ハマスに対する不満も噴出している。

 「医療は崩壊しかかっている」。ナセル病院の小児科医、ターフィク・バラカ氏は、毎日新聞助手の取材に深いため息をついた。ガザ北部をほぼ攻略したイスラエル軍は、12月上旬からガザ第2の都市ハンユニスで地上戦を開始。空爆や砲撃が続き、病院には1日数百人の負傷者が訪れるほか、多数の住民が自宅から避難し、院内や敷地内に滞在する。ガザ北部の病院が機能していないため、北部からも重傷者が運び込まれる。

 だがターフィク氏によると、病院のベッドは全て埋まり、医師は患者を床に寝かせて診察している。薬などの医療物資はエジプト境界の検問所から入っているが、戦闘で搬送が困難になっており、通常の3割しかない。応急措置はできても、十分な治療をする余裕はないという。

 ガザ北部から逃れ、ハンユニスの国連避難所で暮らしていたマフムードさん(31)は今月15日、避難所内で砲撃を受けた。弟(29)は即死し、マフムードさんと息子のカリームさん(8)は背中と足を負傷した。「砲弾の破片が体の中に残っているが、病院で手術はしてもらえなかった」。マフムードさんは落胆し、隣ではカリームさんが苦痛に顔をゆがめる。「イスラエルの指示に従って避難したのに、砲撃された。私たちはどこに行けばいいのか」。イスラエル軍は避難所への砲撃について、コメントしていない。

 避難民であふれる南部では、極度の食料不足が続く。ターフィク氏は「10月以降、予定より早く、未熟児で生まれる子供が多い。母親のストレスと栄養失調が原因だ」と話す。ナセル病院周辺でも戦闘が起きており、17日には病棟の一部が砲撃され、入院していた少女が死亡した。一部の医師はハンユニスからさらに南へ避難しており、「状況はますます悪くなっている」とターフィク氏は嘆く。

 一方、イスラエル軍が住民の避難先に指定し、「最も安全」とされている南部ラファでも、人々は困窮している。国連によると、戦前の人口が約28万人だったラファは今、避難民が押し寄せ、100万人以上が暮らす。多くの人々は空き地に木材とナイロンを合わせて作ったテントを建てて暮らすが、とても寒さをしのぐことはできない。

 ガザ北部から1カ月前に南部ハンユニスに避難した後、さらに2週間後にラファに移ったムスタファさん(35)は、家族10人でテント暮らしを続ける。「ラファは砂漠地帯で寒さが骨身にしみる。戦争前に比べると地獄のような生活だ」と語った。国連や市民団体は一部住民にテントや小麦粉などを配っているが、ムスタファさんはまだ物資を受け取っていない。毎日、食料や水を探し求めるが、子供にパンを与えられない日もある。ハマスに対しても手厳しい。「戦争をしたいなら、住民が生活できる状況を整えてからにしてほしい」

 同じくガザ北部から避難したアリさん(40)もテント暮らしだ。ガザ北部の自宅は、空爆で破壊された。ラファでも軍艦による砲撃の音が鳴り響き、不安と寒さで眠れない日々が続く。「イスラエルは物理的にも、心理的にも我々を完全に破壊した。ハマスは我々に何もしてくれない。誰か、この残酷な戦争を止めてほしい」【エルサレム三木幸治】


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