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政権交替を検討するスレ
1201
:
名無しさん
:2009/09/01(火) 21:14:51
>>1200
−−民主党は結束力のなさなどが指摘されてきましたが、克服できたのでしょうか。
塩田氏 強靱な自民党を倒すのに時間がかかったということだ。自民党を倒すこと自体がやや目的のところがあった。自民党は右から左までいろんな人がいる包括政党。それに匹敵する包括政党が受け皿にならないと勝てないということを、民主党はいろんな実験で学んだんじゃないか。有権者は(政権を)任せるに足る政治勢力になるかをずっと見てきた。党は試行錯誤を繰り返し、ここにたどり着いた。自民党はもっと大胆に自己変革することが必要だったが、長く政権を担ってきたので難しかったのではないか。
野中氏 自民党は90年代、改革を全くしていないわけではない。成果もあったが、肝心なのは党内のガバナンス(統治)ストラクチャー(構造)は変えていないことだ。段々うまくいかなくなり、モルヒネのように小泉(元首相)のカンフル剤を打った。でも、やっぱり、モルヒネはモルヒネだった。(自民党の大敗要因として)三つの嵐が合体してできる、特殊な状況があった。その第一は、自民党自身が自己変革できなくてシステムが崩壊したこと。第二に小泉改革が最後に打ち出したものが裏目に出て、反動が押し寄せたこと。3番目は、民主党という受け皿が用意されていたことだ。国民には「おれたちこんなに苦しんでいる。あいつらにも味わわせてやる」という感情的なはけ口、カタルシスがあった。3分の1が民主党ファクター(要因)で、3分の2かそれ以上は「自民党ダメ」ファクターだったのではないか。
御厨氏 小選挙区の効果が出たのは、前回と今回で象徴的。(郵政選挙だった)前回は小泉さんが仕掛けた。反対側に投票したら、ひっくりかえるじゃないかと(国民は気付いた)。そこをうまく民主党は使ったので、小泉さんはやはり、自民党をぶっ壊した。
◆「政と官」の今後
◇「緊張」維持できるか−−御厨氏
◇対抗武器は情報公開−−塩田氏
−−民主党の政策で評価する点は。
塩田氏 選挙向けのリップサービスもたくさんあるのではないか。一方で、民主党がやりたかったのは、政策メニューを作る厨房(ちゅうぼう)の改革だと。すると2、3年は改革の実感が味わえない。せっかちな日本人はそこまで付き合うかという問題は出てくる。
野中氏 3年目になると財源の規模が大きくなる。厨房、つまり役所をどういうふうに使うのか。2年でどのくらい軌道に乗るものか、という点はやや不安なところがある。
−−政と官の関係はどうなりますか。
御厨氏 民主党の政策の中で一番実現できそうなのは(子ども手当などの)直接給付だ。これは中間搾取、つまり官僚の天下り構造に手をつっ込み、変えていくことも含んでいる。官僚と民主党との戦いは、すでにマニフェスト(政権公約)の上で始まっている。両者の間で、緊張関係と情報公開ができたらおもしろくなる。大臣になると、最初に(官僚の)秘書が耳打ちをするのは「先生の選挙区で補助金つけておきました」。その時「おお、そうか」と言ってしまったら、その後、ずっと取り込まれていく。「甘いミツ」を民主党の精鋭たちが振りきることができるかどうかが厳しく問われる。
塩田氏 国の決定、政策の実行を官僚にやらせないという文化をどうやって作るのか。政府に国会議員を100人送り込むと言うが、官僚に話を聞くと「100人なんて1週間で簡単に洗脳してみせますよ」と言う。最初は洗脳、うまくいかなければサボタージュ、3番目は、自民党と組んで倒閣やりますかと言う人がいるくらい。「我々に力があって、あなたたちはそれを助ける役目だ」と、官の側に政策決定のあり方を早い段階で示すことができるかどうか。武器は情報公開だ。前政権がやってきたことをすべて明らかにしていく。武器を見せないと、うまくいかない。また民主党が政権から降りた時には同じことを相手方もするから、秘密はばれる、という前提で政治・行政を始めなければならない。政権交代は究極の情報公開になる。
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