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政権交替を検討するスレ

1232名無しさん:2009/09/03(木) 23:24:01
>>1231

 ■民主新人のミラクル

 A 解散の時期を誤ったのか?

 B 日ごとに強まる逆風に、現場の自民陣営からは悲鳴が聞こえた。「必死にやって何とかなるというレベルをはるかに超えている」と。組織票がまったく機能しないんだって。医師会など団体が候補者を推す、なんていう昔からのトップダウンがきかないと。

 C それでも、東京の自民は大敗しないといわれていた。昨年11月の時点である民主陣営の読みでは7勝14敗。「ダブルスコアで負ける」とむしろ悲観的だった。

 D 古参の自民秘書も14勝7敗と予測していたよ。「東京の自民党はそんなにヤワじゃないよ」って。民主候補の中には無名の人も多く、党も候補者自身でさえも最初は勝てると思っていなかったはずだよ。

 B ある民主陣営が言っていた。「保守的な風土が強い地区では野党の人間は相手にされない。田舎と違い、都会の国会議員は地位が低く、シッシと追い返されることもあった。こういう所で10年以上頑張ってきた」と。今回、保守が強い下町で民主新人が自民大物をなぎ倒したけど、以前ならありえないミラクルだよ。

 ■都議選余波

 A全国でも注目を集めた12区の民主・青木愛氏の戦術は?

 C 青木氏はいわゆる「小沢ガールズ」の筆頭格だ。

 Dちょっと待って。その「ガールズ」って表現は何とかならないのか。少し前に30代の女性に「女子」って言葉を使うことをめぐって議論があったけど、青木氏は44歳だよ。おなじ12区の共産・池内沙織氏は26歳とずっと若いよ。女性の歳をどうこう言うのはよくないけど。

 B 青木氏は朝から1日50回ほど、ひたすら街頭演説。しかし、党のスローガンと名前を連呼し、握手するだけ。報道陣の取材には応じない。民主関係者によると「本人に3分以上しゃべらせないように」と指示があったらしい。青木氏の事務所では小沢氏の秘書が陣頭指揮をとった。青木氏も小沢氏の元秘書で、小沢式、つまり田名角栄式の選挙術は染みこんでいた。

 A そんな小沢氏に公明党代表の太田氏が負けた。

 C 都議選で公明と争って負けた自民陣営がこぼしていた。「公明支持者の“投票のお願い”が経験にないくらいすさまじく、反感を持たれている」と。

 D 太田氏が駅で街頭演説をやるときは、ロータリーから歩道橋までぐるりと支持者が埋め尽くして太田氏の一挙手一投足に拍手喝采だったね。そこで太田氏は「あれもやった、これもやった」と強調するけど、無党派層の共感を得ることは難しかった。

 B 自公協力には自民候補者はナーバスだったね。ある女性候補に電話取材でこの件を尋ねたら「答えません」とだけ言って乱暴にたたき切られた。ひどい対応だなあって思ったけど、焦りが見えたね。

 A 余波といえば、自民の牙城だった千代田選挙区で“ミスター都議会”といわれた大物を与謝野馨氏が落としてしまった。この影響は?

 B 与謝野氏は財務相としての公務が忙しかったから、後援会や支援団体を回る以外の活動はできなかったんだ。でも、さすがに焦ったのか、解散前は「麻生降ろし」に走ったり、普段は行かない祭り会場に顔を出して民主の海江田万里氏とバッティングしたり。疲れがピークにきた公示日の出陣式では貧血でよろけてダルマの鼻を塗ってしまった。

 C 比例復活で救われたね。もし落ちていたら、出陣式でよろけるシーンが中川昭一氏の「もうろう会見」のようにテレビで何回も放送されていただろうね。

 ■開票遅れのワケ

 A 葛飾区選管は開票確定が大幅に遅れた。

 C 人件費削減のため、票の分類作業を派遣社員と分担しているらしい。しかし、派遣の契約時間が午後11時までで、残った票を区職員だけで処理したためという。

 D 派遣社員の開票リハーサルも万全ではなかったというし。こちらが問い合わせるまで説明もなかった。

 A 各方面にさまざまな課題も残ったけど、今回は二大政党制へと加速し、4年後が楽しみな選挙になったね。有権者ともども、しっかり監視をしていこう。


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