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政権交替を検討するスレ

1202名無しさん:2009/09/01(火) 21:15:26
>>1200

 ◆新政権の政策

 ◇まず公共工事変革から−−野中氏
 ◇安心感生む外交運営を−−塩田氏
 −−衆院選で知事の意見を取り入れることが話題になりました。国と地方の関係は民主党政権でどう変わるでしょうか。

 御厨氏 民主党政権になって画期的に変わるかといえば、変わらない。基本的な主張は、中央に握られている補助金を自分たちに握らせろという話だ。民主党と自民党で、唯一違うと言われるのは、基礎的自治体を中心にするか、広域的行政にするかという話だが、対立的概念ではない。

 塩田氏 民主党には、外交・安全保障、年金などの問題になると、いろいろな考え方があって、「寄り合い所帯」と言われる。ところが地方分権改革になると、ほとんど言っていることは同じ。唯一、一致して進められるテーマだ。リーダーが一致しているので、民主党の中では優先順位が高いと錯覚を持つが、実はそういう(同じ考えの)政策を出さないと、一致できないという裏返しではないかというところもある。国と都道府県と市町村の三重構造か、(国と市町村の)二重構造がいいのか、おそらく政権をとってゆっくり考えればいいじゃないかというのが本音だ。

 野中氏 地方分権というスローガンはあるが、中身をどうするかは全然分からない。私は国より地方自治体がマシという議論には賛成しない。地方自治体のレベルでいくと、首長の権限が大きいものだから首長を抱き込む動きがいっぱい出てくる。公共工事の発注システムに多大な問題がある。それを自民党政権は変えないで続けてきた。自分たちの足腰だったから。少なくとも監査の仕組みをきちっとするのは一つだし、公共工事の発注システムは変えようと思えばいくらでも変えられる。そういうことをまずやったらどうか。

 −−民主党の外交・安全保障政策の展望はいかがですか。

 御厨氏 外交は実際に担うと表と裏、中間があるのが初めて見えてくる。政権を握ってしばらくは身動きがとれない。そこで初めて日本の戦後外交の重さを知ると思う。

 野中氏 核の問題も含めて、現実は甘くない。ただ、実際に何ができるかは別にして、国民に納得がいくようにプレゼンテーションできるかが問われる。「北朝鮮、こんなに悪いだろう」と言うと喜ぶ人たちを、保守層として取り込むのが自民党の再生構想になっていくだろう。そうだとすると、自分たちが残りの大多数を握るという形で、例えば靖国神社の問題をうまくマネジメントできれば、民主党のポイントは上がる。

 塩田氏 民主党の党としての外交政策と政権の外交運営は違う。党としての外交安全保障政策というのは、小沢一郎代表代行の国連中心主義も、野党の結集を固めて自民党を倒すという信念であって、日本の外交がどうあるべきかというのはもっと違う。外交・安保政策は連立政権をつくる上で大きな火種になると思うが、これだけの数を持ち、独自の政策をとることができるようになった。国民が持つ安心感や信頼感のよりどころは、経済政策以上に外交政策をどう立てるかだ。


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