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政権交替を検討するスレ

1200名無しさん:2009/09/01(火) 21:14:29
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901ddm010010172000c.html
選挙:09衆院選 民主308議席圧勝 これからの日本は−−3者座談会
 30日投開票された第45回衆院選は、480議席のうち民主党が単独過半数を大幅に上回る308議席を獲得し、圧勝した。民主党の勝因や自民党の敗因、民主党政権で日本はどう変わるのか、自民党の再建は可能か、といったテーマについて、御厨貴・東大先端科学技術研究センター教授、野中尚人・学習院大法学部教授、ノンフィクション作家、塩田潮氏の3氏が語り合った。(司会は古賀攻・政治部編集委員、写真は長谷川直亮)

 ◆選挙結果

 ◇自民が壊れた感じ−−御厨氏
 ◇「三つの嵐」が合体−−野中氏
 −−今回の選挙を日本政治史の中でどう位置付けますか。

 御厨貴氏 300というのはすごい数という印象だ。これまでも選挙で首相が代わったケースはないわけではなかった。鳩山一郎さん、細川(護熙)さんの時だ。ただ、鳩山さんの民主党は少数派だったし、細川さんはとにかく8党派をまとめただけだった。だから、少数派か、あるいは基盤が弱い。今回は、一つの政党でぶっちぎりで(議席を)取ったというのは大きい。自民、民主どっちが第1党か、連立の組み合わせという展開なしにドンと決まったというのは、一番面白い展開だ。

 塩田潮氏 選挙結果で憲政史上初めてというのは、過半数を握っていた与党が過半数割れを起こし、野党が選挙で過半数を取って政権を握ったことだ。1947(昭和22)年の片山(哲)内閣も、細川さんの時も、過半数を取っていない。もう一つの特徴は、首相候補を用意して総選挙に臨み、有権者がそれを承知で投票し、首相候補がそのまま首相になること。片山、細川内閣の場合、選挙結果を見てから初めて連立交渉が始まり、首相が決まった。

 野中尚人氏 今回はビッグバンだと思っている。ゼロベースで新しいものを始める。戦後自民党がつくってきた政治システムがまったく動かなくなった。変える仕組みを作らなければならない。国民が「踏み出すしかない」という決断をした。

 −−冷戦の崩壊から20年。自民党の成り立つ基盤が20年かかって崩れました。

 野中氏 自民党のシステムはそれくらい強靱(きょうじん)だった。同時に、受け皿になるような野党が存在していなかった。自民党の総合的な力量がシステムとして立ち行かなくなり、選挙制度に適合しなくなって、政策的にも破綻(はたん)をきたすというプロセスが続き、小泉(純一郎元首相)さんが最後の一押しをした。1年2年の話じゃない。

 御厨氏 自民党をパージしたいという(有権者の)意図が相当強く働いている。ここのところ自民党はパッチワークできた。社会党を、公明党を抱き込み、小泉さんが「自民党をぶっ壊す」と言った。しかし、自民党壊れないじゃないかと。ここは民主党に入れて、関係性を絶つという一斉行動をした。根が深いと思う。自民党に付随したさまざまなシステムが多分壊れ始める。民主党からまた自民党に(政権が)戻るという話ではないのではないか。2大政党制が始まったというのではなく、自民党が壊れたという感じだ。


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