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上条当麻×御坂美琴 いちゃエロスレ4

1■■■■:2011/12/02(金) 17:33:38 ID:toB0wpZ6
ここは、上条当麻×御坂美琴のエロ有り何でもスレです。
二人の関係が上手くいくよう生暖かい目で見守りつつ、マターリ妄想、雑談、猥談しましょう。

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                 `、 丶 ∨       人 \ V ,ハ7ニ7 7 く {_,小、/ ( ̄ ̄`丶 }/ ̄     \
                 }    V       ∧ ヽ  ∨ |  ∨ /\{,」     `¨´ヽ  \ ̄ ̄      ∧
                       } /   {       |  |   i V  / (` ー---─'′   ヽ         |
                     {イ     ∧     ,ハ |   |/ /   (` ー───-    }        }

412■■■■:2013/10/03(木) 07:51:26 ID:sBbqDMRI
…とか
あっ
あんっ
っ…
んっ…
みたいの組み合わせるとそれっぽくなりませんかね

413■■■■:2013/10/11(金) 19:51:09 ID:9Htacyss
残念
アマリリスさん、本番前にエタッちゃったのね( ノД`)…

414■■■■:2013/10/17(木) 19:47:10 ID:BTxLpemo
久々の新しいエロの光だったんだがなぁ>アマリリスさん

415■■■■:2013/10/28(月) 17:03:21 ID:KBuK1ivs
過疎り過ぎ泣いた

416■■■■:2013/10/30(水) 21:37:39 ID:OgmyjKx2
見に来てはガックリしてるよ
いちゃスレは結構盛んなんだけどな〜
書き手さんも超素晴らしいし

417■■■■:2013/11/25(月) 01:03:25 ID:3yDyiZzk
いちゃエロが読みたいのう

418■■■■:2013/11/25(月) 11:31:45 ID:fLE8m0hY
ここが好き
今のキス…もう一回←最近完結
触らないでよ
の作者さん、まとめてくんないかな

419■■■■:2013/12/02(月) 17:20:04 ID:91B.WVqQ
いつもと変わらぬある日の放課後。やや速いペースで町を歩く少女がいた。彼女の名は御坂美琴。
気品爆発、ザ・お嬢様! と、とある風紀委員が幻想を抱く名門・常盤台中学に籍を置く超能力者である。
美琴は愛する男、上条当麻(恋人)の住む学生寮へと向かっていた。急ぎ足なのは大好きな彼に会えるというだけではない。
今朝、自身の住む常盤台寮にいるメイドにして、義兄が上条の隣人である土御門舞夏から不穏な話を聞いたためである。


いわく、昨晩彼の部屋から大音量で破壊音と振動、お決まりの「不幸だー!」という声が響いたらしい。


舞夏に届いた義兄からのおはようメールを信じるならば、上条の無事は確認されているらしい。
いつもの不幸(と言う名のドジかラッキースケベ)であるならいい。しかし破壊音とは聞き捨てならぬ。
破壊音と言うよりは、何かが崩れたような音だったかもしれないとのことだったが、それでも大きな音であることに違いない。
何か壊したにしても、崩したにしても、きっと部屋は殺人現場ばりに悲惨なことになっているだろう。

420■■■■:2013/12/02(月) 17:25:38 ID:91B.WVqQ
そして現在彼は一人暮らしなのだ。ちっこいシスターはイギリスへ返却済みなのよごめんなさい。
一人で部屋の片付けをするのは大変だろう。だからこそ、この御坂美琴の出番なのである。
上条の元に駆けつけ二人で部屋の始末をするも良し。上条が怪我をしているなら手当てをして、一人でも部屋の片づけをするも良し。
どのみち、彼氏思いの優しい彼女もとい将来の良妻アピールができるなど、こちらにデメリットなどない。
あわよくば、夕飯を作って二人で食べてついでに私も食べてなんて………

「あああ、ありえねーーからあああああ!!!!!」

びりびりばっこーん、と轟音が響いた。

421■■■■:2013/12/02(月) 17:29:55 ID:91B.WVqQ
ところ変わって、ここはとある高校。いつものようにツンツン頭の少年がふらふらと、鞄をかついで校門をくぐり抜ける。
疑問に思っていただきたいのは時間である。授業などとうに終わり、赤い夕日が目にしみる時間。少年も例外なく目元が光る。

「いつもどおり補習ですよ赤点ですよ明日も補習だよ不幸ですよチクショー! あれ、涙が出てきた。夕日のせいだねきっと!」

疑問に思っていただきたいのは角度である。涙目光線を放つ天体は少年の背中を真っ赤に照らしている。あとはわかるな?

「どうせ上条さんの前には明るい道なんてできっこねーよ! ああ、目の前にあるのが夕日ですらないなんて……きっと不幸の星なんですね」

哀愁漂う真っ赤な背中。前に伸びるは長い影の真っ黒小道。少年の名は上条当麻。知る人は超知ってる不幸少年である。
上条は日課になりつつある補習を終えて、今まさに帰路に付くところだったのだ。

「しっかし、今朝の土御門の奴。いったいなんだったんだ?」

思い起こすは朝のホームルーム。めずらしく遅刻前に教室に入れた上条に、いつものニヤニヤ顔で近づいてきたのである。

422■■■■:2013/12/02(月) 17:34:53 ID:91B.WVqQ
『ハローカミやーん。ごきげんいかがかにゃー?』

『おはよう土御門。朝っぱらからなんのつもりだ』

『いやいや、最近お疲れのカミやんに素敵なプレゼント企画があるんだぜい』

『なに!? 本当か土御門! いやあ、持つべきものはともだ……いや、こいつは信用できない類の友達(仮)だった』

『なっ! なんてこと言うんだカミやん! 素直なカミやんの疑心暗鬼レベルがあがっちまって、オレはまっこと悲しいぜよ』

『誰のせいですかね!? ことあるごとに俺を利用してくださったのはどちら様でしたっけね!?』

『ま、そんな話はどうでもいいにゃー。今回のプレゼント企画は、魔術関係なしのオレ個人の企画だからにゃー』

『ますます信用なりませんことよ!? てめえ、今度はなにたくらんでやがる!』

『そ・れ・で・はー。放課後カミやんの部屋にプレゼントを届けておくぜい。帰ったらじっくり楽しんでほしいにゃー』

『おいこら! 楽しむって何だよ! つーか俺はおまえが信用できねーって言ってんのに!』

『……上条ちゃん。先生はそんなに信用ならないのですか…?』


「うっ、あのあと勘違いした小萌が泣き出していつものパターンに…」

うっかり朝の不幸をまでも思い出し、おもわず顔を覆う。というか今回の補習は朝の騒動のせいでいつもより気合がはいってた気がする。
おかげで身も心もボロボロな上条は、一刻も早く寮に帰って休もうと足を踏み出したところで気付く。

「つうか土御門のことが本当なら、帰っても休めないんじゃありません? ああ………」


「不幸だーーー!」

423■■■■:2013/12/02(月) 17:38:59 ID:91B.WVqQ
とぼとぼ歩きながらもたどり着いた学生寮。エレベーターに乗り込み上階へ上がる。階段なんて使いたくもない。
目的の階でエレベーターは止まる。上条しか乗っていないのだから当然なのだが。
ドアを抜け、部屋の鍵を取り出したところで明るい声が聞こえてきた。

「かみじょうとうまー。ようやくおかえりかー?」

隣人の義妹。土御門舞夏。血は繋がっていないはずなのに、どことなく義兄に性質が似ている女の子だ。

「おう、そういうお前は土御門の部屋行った帰りか?」

土御門舞夏は義兄の部屋をこまめに訪問しているようで、彼女単体とのエンカウントは別段珍しいものではない。
だからこそ、油断していたのかもしれない。舞夏は手に何かを持っていたのだが、おもむろにそれを上条に差し出した。

「先ほど面白い材料が手に入ってなー。そいつで作ってみたクッキーのあまりなんだが、よかったらどうだー?」

「マジか。いやー、補習疲れで腹へっててさ。ありがたくちょうだいするぜ」

424■■■■:2013/12/02(月) 17:43:00 ID:91B.WVqQ
繚乱家政女学校というメイド養成学校に通う彼女の料理の腕前は疑う余地もない。
上条はためらいもなくクッキーを口の中に放り込む。

「ん、うまい。さすが舞夏だな」

「ふふー。おほめにあずかり光栄なのだー」

かわいらしい小袋につめられたクッキーを一つ、また一つと咀嚼していく上条を尻目に、舞夏は口角をつり上げた。
そして上条がクッキーを飲み込む姿を確認した舞夏は、至極にこやかに告げた。

「ちなみに私は兄貴ではなく、上条当麻の部屋から帰る途中だったのだー」

「ぶっ!?」

傍から見ていて可愛そうなほど、上条はむせて、えずいて大変な事になっている。

「いつから上条さん家はメイドさんの住む上流家庭になってしまったのでせう…」

しまいには頭を抱えてうずくまったものの、そのメイドが土御門兄妹の片割れであることを思い出した上条は、やや持ち直す。

「いや、おまえのことだから、どうせまた窓から侵入したんだろ? 不法侵入うんぬんも問いたいところだが、俺の部屋で何してたんだ?」

「おやー? 兄貴から聞いていないのかー? 素敵なプレゼント企画のための準備をしていたんだぞー」

「あれ本当だったのかよ!?」

やっぱり上条は頭を抱えて撃沈した。否、撃沈している場合ではない。

425■■■■:2013/12/02(月) 17:48:29 ID:91B.WVqQ
「おい舞夏! いったい俺の部屋に何を運び込んだんだ! ものによっちゃあ上条さんは夜逃げしなければならなくなりますよ!?」

「安心しろ。取り扱い注意ではあるが、危険物ではないぞー」

「それは危険物というのでは!?」

不幸だー、と頭を抱えて嘆く上条。しかし舞夏は追撃の手を緩めない。

「そしてさっきのクッキーもプレゼント企画の一環だぞー」

上条の頭は現在の状況を高速で処理するために、フル回転を始めた。


土御門の悪乗り(?)企画→共犯の舞夏に何か食わされた→部屋に危険物が設置済み→最終下校時刻は過ぎた→部屋に帰るしかない


「あ、これは詰んだ。上条さん詰みましたよ」

上条の頭は思考を停止した。もはや周りの音など気にならない。気にする気力などとうに残ってはいないのだから。
上条はふらふらと部屋の扉に向かって歩き出した。舞夏の言葉も耳に入れずに。まあ聞いていようがいまいが、今日の運命は変わらなかっただろうが。

「今夜は楽しみにしてるぞー」

426■■■■:2013/12/02(月) 17:50:02 ID:91B.WVqQ
「ん、あれ? 鍵が開いてる?」

ドアノブに手をかけた上条は異変に気付く。だが、

「さっきまで舞夏がいたんだもんな。正面から堂々と出たのかよ……」

もしかしたら、舞夏は玄関から出て鍵をかけずに放置して、上条の帰りを待ち伏せしていたのかもしれない。
謎のクッキーを食わせるつもりだったなら、そう考えたほうが自然である。
ため息をつきながら玄関に上がろうとしてもう一つ、異変に気付く。

「部屋の電気までついてるんですけど!?」

外からは確認できなかったため気付かなかったが、部屋の明かりが煌々としており、廊下まで光が漏れていた。

おのれ土御門。おのれ舞夏。電気代はどうしてくれる!

舞夏がいつから部屋にあがりこんでいたかは知らない。だが仮に、昼間からいたとしたら、一体何時間付きっぱなしだったのだろう?
今月の電気代あがってたら間違いなくこのせいだ。そんな簡単にあがらないって? だとしてもこのせいだ!
ちょっとくらい責任転嫁しても罰はあたるまい。むしろ土御門への復讐を考える必要もあるかもしれない。
イライラしているからだろうか。頭も体も熱くなってきている。これは夕飯を作る前に、軽くシャワーでも浴びたほうがいいかもしれない。

そんなことを考えながら廊下を通過した上条は、部屋の入り口で硬直した。

427■■■■:2013/12/02(月) 17:52:17 ID:91B.WVqQ



なぜなら、彼女であるはずの御坂美琴が



下着姿で


目隠しされ



机に縄で縛りつけられていたからだ

428■■■■:2013/12/02(月) 17:54:39 ID:91B.WVqQ
以上、お試し版みたく、導入部分まで投稿してみました
需要がありそうなら続けます

なさそうならこのまま消えます

429■■■■:2013/12/02(月) 20:04:10 ID:XY5IzAZM
ぜひ!お願いいたします!

430■■■■:2013/12/02(月) 20:25:16 ID:nZrQiPrM
wktk

431■■■■:2013/12/02(月) 20:39:47 ID:vj4KVavo
例えSMでも愛さえあれば構わない
ぜひ続けたまえ

432■■■■:2013/12/02(月) 23:20:09 ID:/q5cNtqI
これは期待
つづき全裸待機

433■■■■:2013/12/03(火) 14:04:31 ID:p1qTnoR6
朝起きたら賢者タイムになったヤバイ>>419です。俺なにやってんだろ…
昨日の午後から変に時間が空いちゃったから、思い立って書いてみて。なんか結構長くなっちゃったし
あ、話は夜までかけて書き上げたんで大丈夫です。

ただ読み返してみたら、いちゃラブ成分が少ないような気がするんです。SM色強いかも
なので、中間ちょっと削っていちゃラブ成分追加するか、そのままのほうが良いか、よかったら教えてください。

ちなみにこのままだと
目隠しプレイ→おもちゃ&言葉攻め→バックでガンガン一回戦→嫌よ嫌よも好きのうち二回戦→ラブラブちゅっちゅ最終戦
→瀕死美琴と土下座上条のピロートーク→オチな流れになります。

削るとしたら
目隠しプレイ→いちゃラブ縛りプレイ→そのまま一回戦→ラブラブちゅっちゅ最終戦→瀕死美琴と土下座上条のピロートーク→オチ

434■■■■:2013/12/03(火) 15:19:39 ID:uLTl3yUE
最終的にイチャつくんならこのままでいいんじゃないかな
削るのも勿体ないし

435■■■■:2013/12/03(火) 15:49:09 ID:xRfhQA5Y
全部読みたいです!

436■■■■:2013/12/03(火) 16:47:37 ID:KbVT5w0E
愛があればよいのだ

437■■■■:2013/12/03(火) 17:43:48 ID:p1qTnoR6
引っ張りすぎるとハードルが上がる気がするので、修正せずこのままいきます
上で言ったようにSM色が強めだと思うので、苦手な方は注意してください

あと私はSS書くの初めてなんで、文章荒いし表現はしょぼいので、あんまり期待しないでね
次レスから>>427の続きです

438■■■■:2013/12/03(火) 17:45:02 ID:p1qTnoR6
「ん、あっ…だれ……? つ…つち、ひぁ! あ、つち…みかど…?…なの……?」

かほそい、不安そうな声を聞いて、上条は我に返る。
美琴と同じ姿をした少女は世界中に約一万人ほどいるのだが、まあ彼氏である以上姿を見れば、その人が美琴であることは簡単に判別できる。
そして声を聞いたことによってますます、目の前にいる少女が美琴であることが間違いないとわかる。

しかし、そんなことすら考え込まなければ分からないほど、上条の思考は鈍くなっていた。
原因は確認するまでも無く、美琴の異常な姿のせいである。

美琴を抱いたことはある。そりゃあ、彼女はまだ中学生だ。だが、それ以上に女だ。
彼氏彼女の関係である以上、そういう考えと行為は常に頭の隅にちらついてしまう。そして美琴はそれを拒まなかった。
だが、そういった経験を差し引いてもなお、この光景は上条の思考力をたやすく奪っていった。

机の上に仰向けに寝かされた彼女は、両腕を上ににまとめて縛られ、その縄の先は机の脚に結び付けられている。
足を縛る縄も机の脚に結ばれているのだが、腕と違い片方ずつ縛られている。膝は立てられており、つまり、M字開脚というヤツで。。
大きく開けた秘部を隠すものは薄いショーツ一枚であったが、既にぐしゃぐしゃに湿っており、その使命を果たすことはできそうにない。
なぜショーツが湿っているのかと考える必要はない。足の付け根・ショーツの隙間から、一本のピンク色のコードが伸びているのが見えるからだ。

あれはいわゆるピンクローターというものだろう。というか使ったことがある。
当てられるのも、中に入れられるのも、美琴はたいそう感じてよがっていたのだ。止めることができない以上、ひとたまりもないだろう。

439■■■■:2013/12/03(火) 17:47:21 ID:p1qTnoR6
「…っ! ね、え……つちみかど…なんで、しょ?……んぁ! あ、あ、へん…へんじ…しなさい、よぉ 」

無言で観察し続けていた俺に不満があったのだろう。美琴から喘ぎ混じりの抗議の声が漏れる。
しかしその抗議に力は無く、どちらかといえば不安を払拭したいがための確認のようでもある。

ここでわかったのは、この状況を作り出したのが舞夏であるということ。
美琴は上条と違い、土御門舞夏を土御門・土御門元春を元春さんと呼ぶ。その彼女が土御門、と呼んでいるのだ。
美琴の服をひん剥いて机に縛り、ピンクローターまで突っ込んで放置したのは舞夏の仕業で間違いないだろう。
そもそも上条の部屋で企画の準備をしていたらしいし。どうやって美琴の抵抗を破ったのかは謎だが。

「もしかして、ちが、うの…? ひ、あ! んん……うぅ、つち、みかどじゃ、ないの…?」

先程よりさらに余裕のない不安な声色。誰かがそこにいるのは分かっているのだろう。
電磁波レーダー。電磁波の反射波を利用して、目視しなくても周囲を確認できる、美琴の優れた能力。
こういった行為の最中は、能力を上手く発動できないのはわかっている。きっとそこにいるのがわかるだけで、誰であるかの特定ができないのだ。
美琴は起き上がって確認しようと身を捩じらせるものの、縄に阻まれ失敗する。仮に起き上がれても、今度は目隠しに阻まれるだろうが。

440■■■■:2013/12/03(火) 17:48:46 ID:p1qTnoR6
「んん…やだ……だれなの?…あぅ……ねえ、こたえて…よ……」

煽られているのは羞恥か。それとも快感か。だが、それ以上に不安であることは疑いようも無い。
それも当然だろう。見えない、動けない、なにより、あられもない姿で性的刺激を与えられている。
そして、その姿を誰かがすぐ傍で見ているのだ。男性・女性など関係ない。ましてやそれが見知らぬ他人であったら?
その嫌悪感と恐怖は察してしかるべきであろう。そして呼びかけに返事がない以上、見知らぬ他人である確率が高まるというもの。

(俺が、俺の対応が、美琴の不安を煽っている)

彼氏であるというのなら、いますぐ名乗りを挙げて彼女に駆け寄り、その縄を解いて自由にしてやるべきだ。
優しく抱きしめて不安を取り除き、体をいたわって、心をなぐさめてやるべきだ。



そうとわかっているのに動けない。声をかけてやれない。

赤く火照った美琴の体が、絶えず漏れ続ける甘い喘ぎ声が、艶かしく湿ったショーツが、伸びるコードが。



いつしか上条は荒い息遣いをしている自分に気付いた。見下ろせば、己の下腹部が大きく盛り上がっている。
上条の中の獣が目を覚ます。あのメスを思う存分むさぼりたいと暴れだす。

普段なら抑えられるその感情も、さまざまな外的要因が重なっている今では抑えられることなど叶わない。
獣の示すままに、上条は無言で美琴に襲い掛かった。

441■■■■:2013/12/03(火) 17:53:58 ID:p1qTnoR6
短いですが、今回はここまでで。次は時間を少し巻き戻して、美琴視点からです
1レス分の投下量がいまいちわからないので、多すぎ・少なすぎ・改行見づらいとか、言っていただければ次から改善します
>>433で言った分岐点までは、まだだいぶあるので、引き続きご意見ぼしゅうです。よろしくおねがいします。

442■■■■:2013/12/03(火) 18:24:43 ID:b0MU3aAE
続きはよ
くそっ、電車のなかでテント張っちまったじゃねえか

443■■■■:2013/12/03(火) 18:30:05 ID:uLTl3yUE
スバrしい

444■■■■:2013/12/04(水) 01:18:49 ID:sSvGuNTI
こうゆうのを待っていました!

445■■■■:2013/12/04(水) 22:14:14 ID:MOsyzwdg
ドキドキ

446■■■■:2013/12/05(木) 09:12:23 ID:YdAMUoF6
ワクワク

447■■■■:2013/12/05(木) 10:27:56 ID:3HFRCCcc
>>419
乙乙!
物凄くイイです
いちゃラブも上琴では必須条件ですが、思うままに書いて下さい
何せ書き手さんが皆さんいらっしゃらなくなってしまって寂しいスレでしたから、
>419さんの思う通りに!!

448■■■■:2013/12/05(木) 17:24:55 ID:UKBEywTk
自分も
>447さんと同意見です!
>419さん!楽しみに待っています!

449419:2013/12/05(木) 18:18:02 ID:JDlli2bM
お好きにどうぞ! という方々の意見を尊重して最初のまま修正なしでいきます
べ、別にめんどくさいとか、そういうのじゃないんだからね!

あと、分けて投稿するうえに、ちょろっと長めになりそうなので
今回から「狼条さんと縛られ美琴」というタイトルつけようと思います。いちおうこのタイトルググッってみたけど被ってないよね?

次レスから>>440の続きです

450狼条さんと縛られ美琴:2013/12/05(木) 18:20:23 ID:JDlli2bM

美琴は状況が全くもって理解できなかった。


時は少々遡る。上条が寮にたどり着く一時間ほど前のこと。かの寮のドアの前には御坂美琴の姿があった。
気合も十分。勇んで上条宅にたどり着き、インターホンを押すも応答なし。ここまでは予想の範囲内。
今日も普通に学校へ向かったようなのだし、不幸に見舞われているのだろうとあたりをつける。この時間に帰ってこれなくてもしょうがない。
ならば勝手に上がって部屋の状況だけでも確認させてもらおう。自分一人で何とかなるならそうしてしまってもいい。
美琴は、彼女の特権・上条の部屋の鍵を取り出すと、そのまま鍵穴に差し込んで手首を捻った。
しかし開錠されるあの感覚がしない。不思議に思ってドアノブを捻ると、抵抗無くドアは開いた。

「開いてる?」

おかしい。鍵が開いているという事は誰かが中にいるということで。いや、上条が閉め忘れた、という線もあるかもしれないが。
上条の不幸具合なら、泥棒が入っていてもおかしくない。部屋の片付けに執心して、美琴の訪問に気付かなかったのかもしれない。

「ま、なんにせよ、確認してみればわかるでしょ」

閉め忘れや気付かなかったというだけなら説教してやればいいし、泥棒ならとっちめればいい。何も問題はない。
部屋に上がった美琴は中央に立って、部屋全体をグルリと見回す。リビング良し、ベッド良し、キッチン良し。
というか、部屋は以前に訪問した時と同じように、荒れた様子など全く無い。もしや昨日の内に始末が済んでしまったのだろうか?
今回の訪問が無駄になる可能性に恐れつつも、部屋に入った当初の目的を果たそうと思う。

「あと確認してないのは洗面所と浴室ね」

超能力者ゆえの慢心。無能力者の部屋に泥棒に入る者の実力などたかが知れている。自分が遅れをとるなどありえない。
ゆえに、音も無く背後に立った気配に気付くことができなかった。
そうして美琴の意識は、本人が自覚することもできずに刈り取られてしまった。

451狼条さんと縛られ美琴:2013/12/05(木) 18:23:19 ID:d.XAfiZQ
それからあまり長くない時間が流れた後。
不意に意識が浮上する感覚に、美琴は戸惑った。そもそも意識を失った記憶がないので当然のことだろう。おまけに、

「あれ? なんか動けない?」

そうなのだ。仰向けに寝そべっているようだったので起き上がろうと体に力を入れたのだが、なにかに阻まれて達成されない。
どうも紐か何かで体を拘束されているみたいだ。ご丁寧に腕と足は別途で縛ってくれたようだ。
混乱が続く中、体の感覚がより確かになっていく過程で気付く。足だ。足の縛られ方が非常にまずい。

「ちょ、なんなのよこれ! ふざけんじゃないわよ!?」

なんと両足は膝を立てられた上に、左右それぞれに大きく広げられて固定されている。
それは股の間にたやすく潜り込めるということで。容易に秘部への接触が可能ということで。

冗談じゃない。愛する上条以外にそこを触れられてたまるものか。いや、彼に触れられるのもまだ若干恥ずかしいのだが。

自分がこうして囚われているという事は、何者かが部屋に潜んでいたということになる。
タイミングが分からないものの、何らかの方法で自分を襲い、こうして拘束したに違いない。
こんな拘束なんて、そういう目的の為に準備したに決まっている。

考える間にも、肌寒さと布の感触が極端に少ないことから、服を奪われていることがわかる。
ブラとショーツ、下着が残っていることが幸いだろうか。それに、体は拘束されているものの、能力は問題なく使用できる。

(来るなら来てみろ。こんなマネをしたことを死ぬほど後悔させてやる!)

行為をしようと体に触れてきた瞬間に、真っ黒焦げになるほどの電撃をくらわせてやる。

そう息巻いた美琴は周りの物音や動きに集中した。目が使えないなら耳、音で判断すればいい。
そうでなくともこちらには電磁波レーダーがあるのだ。こんな狭い部屋を隅から隅まで把握するくらい朝飯前だ。

452狼条さんと縛られ美琴:2013/12/05(木) 18:25:02 ID:JDlli2bM
集中し始めて数十秒。軽い足音を拾い上げる。電磁波レーダーは何者かの接近を感知。
そいつが美琴の傍まで来た瞬間、美琴は大声で怒鳴りつけた。

「アンタは誰!? 痛い目見たくなかったら今すぐ私を解放しなさい!」

しかし返ってきた声に、怒りと敵意をごっそりそぎ落とされた。

「おお、気が付いたんだなみさかー」

「はぁ!? アンタその声、まさか土御門!?」

そう。なにを隠そうこの人物。本日、美琴に上条当麻の情報を教えたメイドの友人、土御門舞夏であったのだ。
己の身に架せられたとんでもない暴挙に、怒りを募らせることによって混乱を上書きしていた美琴は、舞夏の登場に再びそれを上書きされた。

「ちょっと土御門! アンタなんでがここに居んのよ! つうかコレやったのはアンタなの!?」

「まーまー落ち着くがよい。ほれぐいっと飲み干すのだー」

「え? んぐ!?」

舞夏の手によって口に何かが差し込まれたと思った瞬間、冷たい水が口内に流れ込んできた。
突然の出来事に驚いて、思わずその水を飲み込んでしまう。否、この水はなにか妙に甘ったるい。これは水ではない。
喉を降下していく感覚に後悔するが、飲んでしまった以上もうどうしようもない。ならばこの液体の正体を確かめるべきである。

453狼条さんと縛られ美琴:2013/12/05(木) 18:27:18 ID:JDlli2bM
「土御門、これ何よ? いったい私に何を飲ませたわけ?」

「大丈夫だぞー。体に害をもたらすようなものじゃあない。ただ、これから始まる素敵企画のために必要なだけだー」

「な、なによ素敵企画って。こんなことまでしていったい何をたくらんでるのよ」

声の感じからして、舞夏は満面の笑みのドヤ顔をしているんじゃなかろうか。そして、そんな表情の舞夏に付き合うと碌なことにならない。
ひしひしと感じる嫌な予感に従いこの場を離れようと思っても、体に食い込む紐がその想いを叶えない。
逃げ出すことができないなら、流れを変えるしかない。この空気のままでは舞夏の毒牙にかかってしまう。

おそらく無駄な努力であったのだろう。だが美琴にそんなことを考える余裕など無い。必死にその優秀な頭脳を働かせる。

「あ。そ、そういえば、昨日の破壊音とやらの正体は分かったの?」

これだ。これなら話題をそらせる。なにより自分自身先程から疑問に思っていたことだ。
舞夏は隣に義兄の部屋があるし、美琴よりも先にこの部屋にいたのならば、理由を知っているかもしれない。
二つの意味での淡い希望。だが皆さんご存知。淡い希望は打ち砕かれるものである。

「あ、それは嘘だ」

「嘘なの!?」

「うむ。破壊音も悲鳴も昨日はさっぱり聞こえてなかったのだー」

「こ、こらぁ舞夏! それはつまり私を騙したってことよね!? 何考えてんのよアンタ! なんのために…はっ!」

悲しいかな超能力者。頭のいい超能力者。先程働いた美琴の優秀な頭脳は、あっというまに答えにたどり着いてしまった。

454狼条さんと縛られ美琴:2013/12/05(木) 18:29:28 ID:JDlli2bM

「ふふーふ。さーて、準備を続けようかー」

「いやああああああ!!! ま、舞夏! アンタ電撃食らわすわよ!? ビリビリするわよ!?」

楽しそうな笑みを浮かべた腹黒メイドの顔なんて、想像したくなくても脳裏に浮かぶ。たまらず警告を発するものの、

「別にかまわんがなー。というか、もう能力はうまく発動しないのではないかなー?」

「なっ! そんなわけ……っ!!」

舞夏の言葉に、慌てて能力の発動ファンクションを刺激する。しかし、いつものような電撃が生み出されない。

「なんで…」

焦りと困惑の中、何度も試しては失敗する。そんな疑問に答えたのは舞夏だった。

「さっきみさかに飲ませた薬の副次効果でなー。能力の発動を一時的に阻害してくれるそうだ」

「ちょっ、と! なんてモン飲ませてくれたのよ!」

「安心しろー。薬のメインは能力阻害じゃない。ただちょーっと、ものすごーく、体が敏感になって気持ちよくなれるだけなのだー」

「それ媚薬じゃないの!?」

「そうとも言うー」

「よけい安心できんわ!」

まさか某白黒風紀委員のみならず、腹黒メイドに薬を盛られる日がこようとは。まだ上条にも盛られたことも……いやいやそうじゃない。
重要なのは、女性である舞夏が薬を盛ってこの状況に持ち込んだということで。つまりそれは、

「ア、アンタがまさかソッチ系だったなんて…」

「それは断じて違うから安心しろー」

「アンタの安心しろーなんて、アイツの大丈夫並みに信用ならないいっ!?」

突然ショーツ越しに、秘部をなでられる感覚に息が詰まった。指はそのままショーツの上から、やわやわと秘部をなで上げる。

455狼条さんと縛られ美琴:2013/12/05(木) 18:32:27 ID:JDlli2bM

「……っぁ!……ぁ、ぁぁっ! っくう…」

いままで感じたことの無いほどの快感に、がりがりと理性が削られる。逃れようと腰を捻ろうとして、縛られていることを思い出した。
指は割れ目を執拗になぞり、往復する。親指だろうか、円を描くかのように敏感な芽を刺激してくる。

「あ、ああ…や、やめ…ひぅ!」

恋人ではなく友人、それもかなり親しい部類の少女に秘部を刺激され、困惑と羞恥心を煽られながらも慌てて静止を求めようとしたその時。
いきなり中に冷たい何かが侵入してきた。それはどんどん入って来、コツンと、最奥まで押し込まれた。

「な、に? これ…ひ!? あ、やああああ!!!」

押し込まれたそれが唐突に震えだす。熱を持ち始めたばかりの体には、いささか刺激が強すぎたかもしれない。
抗うことも出来ず、ただただ美琴は声を上げる。舞夏はそれを見て満足げにうなずいた。

「みさかが気持ちよくなるのを手伝ってくれるおもちゃだぞー。なに、準備も終わったことだし、私はこのまま退散するから存分に楽しむといい」

「え? な、なに言って…やぁ、まって! これ止めて!」

トテトテと遠ざかる足音に向かって必死に呼びかけるが、返事も気配も返ってこない。本当に退散してしまったらしい。

異常なほど体が熱い。それどころかどんどん熱を増してきている。そして、このおもちゃとやらを止める手段も無い。
今の美琴には、いつ来るとも分からない終わりが来るまで、苦しいほどの快楽に狂わされ続けることしかできなかった。

456■■■■:2013/12/05(木) 18:36:03 ID:JDlli2bM
以上です。次回は目隠しプレイ美琴視点から? になります。

分岐候補(?)だったイチャラブ話は、気が向いたら書くかもしれません。それでは

457■■■■:2013/12/05(木) 19:14:07 ID:vslVOsvw
早く早く!

458■■■■:2013/12/05(木) 21:06:29 ID:j0CAxlqA
乙です
舞夏の奇襲が簡単に成功しちゃう部分は違和感がが
まぁメインは上琴のにゃんにゃんだからこまけぇことはいいんだけどな!w
続き楽しみに待ってます

459■■■■:2013/12/06(金) 00:21:28 ID:UCnJW9P.
最高です!

460■■■■:2013/12/07(土) 16:49:37 ID:iWmUy4E.
そろそろ真面目にまとめが欲しい所

461■■■■:2013/12/07(土) 23:44:08 ID:/B5gWwBw
普段、いちゃいちゃSSの方で書いてる者なんですけど…
えっちぃの投稿してもいいですかね?
二人がひたすらエッチしてるだけの、ストーリーもクソもない奴ですが……

462■■■■:2013/12/08(日) 00:46:12 ID:2mCvrP4U
>>461
是非投下してください
待ってます!

463くまのこ:2013/12/08(日) 01:33:27 ID:hfXAUuW2
>>462さん
レスありがとうございます。
大丈夫そうなので、投下させてもらいます。
約3分後に5レスです。

464エッチな美琴ちゃんは好きですか?:2013/12/08(日) 01:36:22 ID:hfXAUuW2
上条当麻と御坂美琴が恋人になって三ヶ月。
お互いに思春期真っ只中だ。三ヶ月も経てば、そろそろキスより一歩先の展開に入りたくなる所である。
という訳でそんな思いもありつつなんやかんやとありまして、

二人は今、ホテルに来ていた。

住人のほとんどが未成年であるこの学園都市に、ラブホテルなど…まぁ無きにしも非ずだが、
二人はまだご利用できる年齢では無い為、一般的なビジネスホテルの一室を借りている。

先にシャワーを浴びた上条はバスローブなんて着慣れない物を身に纏い、
ベッドに腰掛けながら貧乏ゆすりをしている。
自分の心臓の音がやけにうるさく聞こえてくる。
今まで幾度と無く死線をくぐり抜けてきた彼だが、これほど緊張しているのは初めてである。
カラカラな喉を潤すべく、冷蔵庫に入っているサービス品のミネラルウォーターを一気に飲み干す。
2本目のペットボトルが空になった。
それでも足りず、3本目に手をかけようとした瞬間、ガチャリッ!、とシャワー室のドアが開く。

「お……おまたせ………」

中から出てきたのは、当然美琴だ。
彼女はバスタオルで隠す所を隠し、恥ずかしそうに目を背ける。

上条はゴクリ、と生唾を飲んだ。

「ま、まぁ座れよ。いつまでも突っ立ってても仕方ないし」

そう言いながら、隣に座るように促す。美琴も小さくコクリと頷き、そのままベッドに腰を下ろす。
風呂上りの鎖骨がしっとりと汗ばみ、赤みの差した頬と汚れを知らない白い肌のコントラストが、
とても美しく艶っぽく、上条をますます興奮させた。

「ほ、本当に…その……お、俺なんかでいいのか…?」
「い…今更何よ……嫌だったら…こんな所来る訳ないじゃない……」

最終確認も取れ、上条は心置きなく美琴を襲う。
理性なんて、もはやとっくに吹っ飛んでいた。

「んぶっ!? ん…ふぁ……んんっ!」

上条は美琴の唇を奪い、クチュクチュと舌を絡ます。
二人の唾液が口内で混じりあい、口の中に広がる物がどちらの味なのかも分からなくなる。
舌と舌がお互いを求め合うかのように動き、まるで別の生き物のように蠢いた。

「っぷあっ!! ……はぁ……はぁ……」

唇を離すと、繋がった唾液がつつーっと垂れ、美琴はいやらしく舌を出したまま息を荒らげる。
そんな表情をされたら、もう我慢なんてできる訳がない。
上条は美琴のバスタオルに手をかけ、強引に剥ぎ取った。

「きゃっ!!?」

美琴はとっさに右手で胸を、そして左手は外陰部を押さえた。

「隠すなよ」
「だっ! だって!! さ、さすがに恥ずかしい…し……」
「これからもっと恥ずかしい事するんだろ?」
「そ、そう…だけど……」

言われるがまま、美琴は右手をそっと下ろす。すると、小振りだが形のいい乳房が露わになる。
あまりの恥ずかしさに、頭から煙を出しながら俯いた。

「あ…あんまりジロジロ見ないでよ……どうせ…小っちゃいんだから………」
「そんな事ねーよ。すごく可愛い」
「…嘘……」
「可愛い」
「………」

上条にそう言われ、美琴は俯いていた顔を上げる。その瞬間、

「ひゃんっ!!?」

左の乳房に電気が走ったかのような衝撃が駆け巡る。
見ると、上条の右手が優しく揉みながら、コリコリと乳首を弄っている。
ご丁寧にも、左手を背中に回し、美琴が逃げられないようにロックしながらだ。

「あ! ちょ…や……ぁ………は…んっ!」

思わず変な声が出る。
予想以上の反応に、上条は容赦なくそれを続けた。

「美琴っておっぱいの感度いいんだな。じゃあ…こういうのはどうか…なっ!」

カリッ、と右の乳首を甘噛みする。

「ひうんっ!!? あ…それ……だ…め………」

駄目と言われれば尚更やりたくなるのが人の性だ。
上条はそのまま、チュピチュピと音を立て、美琴の乳首を吸い始める。

「んぁ……バ、カァ………吸ったって…何も……出な…んんんっ!!」

ビクン、と美琴の体が小さく跳ねる。
上条は美琴の右乳首を舐めながら、右手を下半身に伸ばしていく。
すると、

「!!! そ、そこは駄目―――」

ヌチュ…っとした感覚が右手に伝わってくる。

465エッチな美琴ちゃんは好きですか?:2013/12/08(日) 01:36:50 ID:hfXAUuW2
「え…?」

上条が右手を引き抜くと、指には透明な粘液がついていた。
その粘液を親指と人差し指で擦り合わせながら、上条は意地悪な質問をする。

「もしかして……胸を弄られただけで感じちゃった…のか…?」

すると美琴は、瞳を潤ませながらこう答えた。

「だ……だって………気持ち…よかったんだもん……」

この瞬間、上条の中で何かが切れた。

「美琴おおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」
「わきゃっ!!! な、なになに!!?」

上条は美琴をベッドの上に押し倒し、そのまま美琴の両足を持ち上げる。
俗に言う、まんぐり返しである。

「や、やだやだ!! こんなの恥ずかしすぎるからっ!!!」

顔をこれ以上ないくらいに真っ赤にさせ、必死に抗議する美琴だが、
完全に狼化した上条は全く聞く耳を持たない。

「もう無理! もう止めんの無理! 美琴が可愛いすぎんのが悪い!」
「な、なに馬鹿な事言って―――んあっ!!!?」

上条は左手一本で美琴の両足を支え、右手の人差し指と中指を使い美琴の膣口をくぱぁっと広げる。
涎のように愛液を垂らしヒクヒクと動くその姿は、まるでおねだりでもしているかのようだった。

「すごいな……女の子のここって、こうなってたのか……」
「み…見ないでよぉ……」

今にも泣き出しそうな声を出す。
そんな美琴を、上条は余計に意地悪したくなってくる。

「そうだよな。見てるだけじゃ駄目だよな」

邪悪そうな笑みを浮かべつつ、攻撃をしかける。

ちゅぶ

「!!!?」

膣口に違和感。
生暖かく、柔らかく、ねっとりとした物がウネウネと動いている。
上条が舌を使って愛撫していたのだ。

「ば、ばばば馬鹿っ!!! そこは、汚、い、んだ、か……ら……はひゃっ!!!」
「みこふぉろからられきたあいほころらんてないお」

「美琴の体で汚い所なんて無いよ」と言ったのだが、口腔性交しながら喋ったせいで全く聞き取れない。

「モゴモゴ…させ……な、ぃで…ぁ…あ、んくっ……は…ああ、ぁ……んはっ!!」

ずちゅぐちゅと美琴の膣音が響き、とめどなく愛液が溢れてくる。
これだけ濡れていれば大丈夫だろう、と今度は舌ではなく、中指を挿入してみる。
つぷり、と音を立て抵抗なく入っていく。

「んぁはっ!!?」
「すごいな…あっさり呑み込んだ……これなら……」

中指だけでは物足りなそうな膣の為に、人差し指も入れてあげる。
そしてそのまま、じゅぷじゅぷと出し入れさせる。

「あ…ぁ……それ…ら……めぇ…きちゃ…うか……りゃ………なに、か…きちゃう…からぁ……」

そんな事を言われたら止める訳にはいかない。
上条は更に激しく指を動かし続ける。

「んっ! ぁはっ! だ、め…ホ、ントに……もう………あ、あ…んあっ!」

だらしなく涎を垂らし、顔をとろけさせる美琴。
上条はとどめとばかりに、陰核を摘みクリっと軽くこねる。

「んはっ!!? いっぐ……いぐ!! んああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

美琴は体をビクビクと痙攣させながら、「ぷしゃー!」と尿道から液体を噴射する。
と、同時に頭から電撃が放たれる。

「うおっ!?」

しかし上条には慣れたもので、反射的に右手をかざし、それを打ち消す。

(美琴…イク時にも漏電すんのか……気をつけないとな……)
「あ…あぁ……あ………ぁ……」

一頻り体液と電撃を出し尽くすと、美琴はその場でくたぁっと横たわった。
全身の力が抜けたかのように。

「今のってもしかして潮吹きって奴か!? ホントにあるんだな……」
「………」

美琴は何も答えず、ただただ顔を赤くしながらはぁはぁと荒い息をするだけだった。
しかしそれでも上条の猛攻は終わらない。

「…美琴の体って、すっごくエッチなんだな……」

その一言に、美琴はポツリと呟く。

「……チじゃないもん………」
「え? 何だって?」
「エッチじゃないもん!! アンタがエッチな事するからだもん!!」
「いやでも、初めてで潮吹くなんて相当だと思うぞ?」
「ち、違うもん……私はエッチじゃないもん……アンタがエッチなだけだもん……」

言いながらそっぽ向く美琴。どうしても自分がエッチだと認めるつもりは無いようだ。

466エッチな美琴ちゃんは好きですか?:2013/12/08(日) 01:37:15 ID:hfXAUuW2
「何でそんな嘘つくんだよ。気持ち良かったんだろ?」
「だ、だって……」

美琴は両手で顔を覆い、自分の表情を隠しながら答えた。

「エ……エッチな女の子は……き…嫌われちゃうから………」
「……へ?」

美琴の返答に、上条は思わず変な声を出した。
そしてそのまま「あっははははは!」と笑い出したのだった。

「な、何がおかしいのよっ!」
「あはははは! いやいや! 男と女でこうも見解の相違があるのかってな!」
「ど…どういう意味…?」
「あのなぁ美琴。男って生き物はなぁ………エッチな女の子は大好きなのですよ!!!」
「えっ…ええぇっ!?」
「むしろありがたいですな!!!」
「え…じゃ、じゃあその……オ…オナ…ニー……とかしてても…?」

上条はニヤッと笑う。

「してるんだ?」
「はうっ!!」
「週に何回くらい?」
「え……えっと…4……いや3…? ううん2回くらい……」

5回はしていそうである。

「気にすんなって。男なんて毎日だぞ?」
「そ、そんなに!?」
「ああ。毎日美琴の写真をオカズにしております」

中々のカミングアウトだが、美琴は嬉しそうだ。

「へ、へー…『アンタも』そうなんだ……」

つまり、美琴も上条をオカズにしていた、という事らしい。

「でも…ホントに嫌いにならない…? 私、エッチなままでいいの…?」
「当たり前だろ! 美琴がエッチだと…その……俺も元気になる訳でして……」
「元気に…? ……わっ!?」

美琴が視線を落とすと、上条の下半身はバスローブを押し上げテントを張っている。
ピクピクと動いているのは、脈を打っているせいだろうか。

さぁ、次は美琴が反撃するターンである。

「ね、ねぇ…脱がしてもいい…?」
「あ、ああ」

美琴は上条のバスローブに優しく手をかけ、しゅるりと脱がせる。

「っ!!!」

すると目の前に、ギンギンに隆起し反り勃ったペニスが顔を出した。

「こっ! んなに大きいの!?」

小さいころ旅掛【パパ】と一緒にお風呂に入った時に見た事はあるが、
その時以来の『本物』の男性のシンボルだ。
今日のこの日の為に、保健体育の教科書で断面図のイラストは穴が開くほど見たのだが、
やはり本物は圧巻である。

「あ…あんまジロジロ見んなよ……」
「な、何よ! アンタだって見てたじゃない! ……わ…私の恥ずかしい所………」
「そりゃそうだけど……」

今やっと、先ほどの美琴の気持ちが分かった上条である。

「ねぇ……ちょっと触ってもいい…?」
「あ、ああ……」

美琴は恐る恐る、はち切れんばかりに勃起させたそれに触れてみる。

「わ…熱い……それに不思議…柔らかいのに硬い……」

聞いてるだけで興奮するような感想を述べながら、美琴の右手はスコスコと撫でていく。
普段自分でするのとは全く違う、女の子の柔らかい手に、上条のペニスは更に太くなる。

「…くっ! み、美琴…それヤバイ……」
「わっ! わっ! また大きくなった!」

無邪気な子供のように、大人のそれを弄る美琴。
そのお陰で亀頭がぷくっと膨らみ、尿道から透明な液体が溢れ出す。
美琴は不思議そうに、それを指ですくってみる。

「これ…ってカウパー…よね? すごい…ネバネバしてる……」
「あ…遊ぶなよ…そんなもんで……」
「……アンタさっきから、人の事言えるの?」
「……言えません」

しどろもどろになる上条が何だか可笑しく、
リアクションがもっと見たくなった美琴は、もっと大胆な事を始めてみる。

チロッ…

「!!? み、みみみ美琴さん!!?」

美琴は舌を出し、亀の頭を舐めてみたのだった。

467エッチな美琴ちゃんは好きですか?:2013/12/08(日) 01:37:39 ID:hfXAUuW2
「んー…特に味がする訳でもないのね」
「ア、アホか!! いきなりお前…そんなテクニックを……」
「何よ。エッチな女の子は嫌いじゃないんでしょ?」
「そりゃ確かにそう言ったけど…」
「こ、これでも練習とかしたんだから。……バナナで」

美琴は美琴で中々のカミングアウトである。
上条は美琴がバナナで練習する姿を想像する。そしてそのエロ可愛さにたちまち……

「あ、また大きくなった」
「……すんません」

美琴はくすっと笑い、練習の成果を発揮する。
口を大きく開け、そのまま上条のペニスを竿ごと呑み込んだ。

「っ!!! み、こと……」

上条の反応に、美琴は満足そうな表情を作る。
そしてその状態のままゆっくりと前後に動き、
じゅぷぬぷと下品な音をわざと立てつつフェラチオを続ける。
ぎこちなく、だが正確に。舌を竿に巻きつけ、時には皮の裏までも舐めとりながら。

「ん…ん……んぶっ……ん、んん……」
「ぐっ…! …あ……く、ぅ……」

ぐぽ…じゅぬぽ…じゅぷ…ぶりゅ……卑猥な音が耳を掠める。
こんないやらしい行為を、あの美琴がしていると思うと、尚の事興奮してくる。

「ろお…? 気持ひいい…?」

裏筋をレロレロと舐め回しながら、上目遣いで質問してくる。
正直、気持ち良くない訳がない。気を抜けばすぐにでもイってしまいそうだ。
しかし上条は男として最後の意地を見せる。

「…ま……まぁまぁ…だな………くっお!」

だがこの一言が、美琴の闘争心に火をつける結果となる。

「あっそ……だったら!」

先ほどより激しく、そして速いピストンで攻める美琴。
しかもそれだけでは終わらない。
ここで更に、上条を昇天させる為に編み出しておいた必殺技を繰り出す。
美琴は左手を上条の背後に回し、つぷ、と中指を肛門に挿入する。
そして「何を―――」と上条が言う前に、指先から微弱な電気を流したのだ。

「っ!!? あく…うあっ!!!」

ビュル!ビュクビュクッ!とたちまち射精する上条。
とっさの出来事で口から引き抜く事も間に合わず、美琴の口内にその白濁液をこぼす。

「わっ!! す、すまん!!」

慌ててティッシュを取り出そうとするが、美琴はそれを制止し、そして、

ごきゅっ…とそれを喉に流し込む。

そのまま彼女は目に涙を溜めながら口を開き、

「えへ……飲んじゃった……」

と一言。

「ば、馬鹿っ! んなもん飲むなよっ!」
「だって…こうすると男の人は喜ぶって…何かの本に書いてあったから……」

口から飲みきれなかった精液をつつーっと垂らし、甲斐甲斐しく上条に尽くそうとする美琴。
そんな姿をとても愛おしく感じた上条は、気がつけば美琴をぎゅっと抱き締めていた。

「…だからって無理すんなよ。上条さん、心配になっちゃいますよ」
「……うん………」

上条の腕に抱かれ、その体温に身を委ねる美琴。
……と、いい雰囲気になったのをぶち壊すかのように反応する上条の下半身。
そりゃあ裸で抱き合っていれば勃つ物は勃つのだ。
彼だってまだ若い訳で、一度の射精では満足できないのも無理はない。
無理はないが……

「………馬鹿…」
「………悪い…けど生理現象だから…」

一瞬の沈黙の後、二人は同時にぷっと吹き出す。

「最後まで…しよっか」

まぁ、お互いに一度絶頂に達したので、本番はこれからである。
上条は美琴をゆっくりと横たわらせ、いきり立った肉の棒を膣の入り口へと宛がう。
潤滑油でヌルヌルとなった下の口に、一気に挿入したくなる気持ちが湧き上がるが、
しかしここはぐっと抑え、もう一度だけ確認する。
引き返せるのは、もうここしかないのだ。

「…美琴……本当にいいんだな?」
「さっきも…言ったでしょ?」
「けど初めてなんだろ?」
「それはお互い様」

気持ちは変わらない。
もう心の準備もできている。

「あ、でも…」
「何だ?」
「……や…優しくしてね…?」

468エッチな美琴ちゃんは好きですか?:2013/12/08(日) 01:38:03 ID:hfXAUuW2
ベタな台詞だが、それだけに効果は抜群だ。見事上条をドキッとさせる。
上条は「分かった」と呟くと、ゆっくり…ゆっくりと挿入する。
ミチミチと肉の壁を押し広げ、奥へ奥へと進ませる。

「ん…あ……ひゃっ、く、ぅ、んん…はぁ………ああん!」

すると何か、亀頭の先に柔らかい壁のような物がぶつかる。
処女膜だ。
上条はそこから、一気に突き刺す。

小さく、パツンと音がした。

「いっ!! ぎぃぃぃいいい!!!」

美琴の悲痛な声が響き、膣からはドロリと赤い塊が流れ出す。
ベッドの真っ白いシーツがどす黒く染まるほどに。

「だ、大丈夫か!? 何ならここで止めとくか!?」
「ぎ、ぐううぅ……だ、いじょ、ぶ……いた、い、けど……それよ、りう、れしい、から。
 アンタ、とつなが、ってられ、ることの、ほう、が……嬉しい…から!」

本当は死ぬほど痛いだろうに、それでも心配かけまいと必死に笑顔を作る。
彼女がここまで頑張っているのだ。上条一人が逃げる訳にはいかない。

「……分かった。最後までやろう」
「う、ん!」

上条は再び腰を動かし始める。
ずちゃ…ぬちゅ…にっちゃ…ぬちゃ……美琴の負担にならないように、非常にゆっくりな腰つきで。

「ん! っつ! はっ! あ!」
「…まだ痛むか?」
「ううん…段々……良く、なって、きたかも……んはぁ!」

苦痛な声が徐々に快楽による喘ぎになってきた事を確認し、
徐々にピストンを速くする上条。
ぬぷ、じゅぽっと結合部が鳴き、パンパンと腰と腰がぶつかり合う。

「は、あぁ、これ、いい、んくっ、これ、気持ち、いい!」

美琴が段々と良くなっていくのが分かると、上条も余裕が出始める。

「俺も、気持ちいい、よ。つか、女の子の中って、こんなにすごいの、かよ」

ずぷ…にちゃ…くちゅ…ぬぷ……
ずぽん、にゅっく、ぱちゅ、ちゅっぼ、
ずっちゃ! ぐぢゅぽっ! ばちゅん! にゅぶぶ!

少しずつ激しく、少しずつ速く。

「んあぁ! ふあっ! いい! いいよう! おま、こ気持ちいいよおおお!」
「くっ、お、俺も、チンポとろけそうだよ!」

二人とも限界が近づく。
そしてそのまま、

「んあ!!! イク!!! イっちゃううううううぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
「俺もだ!!! 美琴!!! 中に出すぞ!!!!!」
「きて!!! 中に、中に来てえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ドビュッ!!! ビュグッ!!! ビュグルルル!!!

二回目とは思えないほどの量の精液を流し込む。
果てた二人は、そのままの状態で横たわる………

はずだったが、必死に行為に及んでいた上条は忘れていた。
美琴はイった瞬間、漏電するという事に。

中に出したのと同時に、上条の体中に電気が走る。
比喩的な表現ではなく現実にである。



ピロートークである。

「…ごめんなさい……」
「いや、大丈夫大丈夫。軽く痺れただけだし、美琴だってわざとじゃないんだしさ」
「でも…」

しかし上条的には感電した事よりも、もっと問題視するべき事がある。

「あー…あのさ……それよりもその…勢いに任せて中出ししちまったんだけど……
 だ、大丈夫なのでせうかね…?」
「うん、それは平気。私だって計算くらいしてるわよ」

それを聞いて、心底ホッとする上条。しかし美琴は「でもま」と言葉を続ける。

「でもま、万が一できちゃったとしても…責任はとってくれるんでしょ?」

ニコッと笑う美琴。
可愛い…なのでまたもや上条さんの下半身が起っきする。

「…もう一回戦いいですかね?」
「もう…仕方ないわね♪」

二人にとって初めての夜は、結局の所、朝までコースとなってしまったのだった。

469くまのこ:2013/12/08(日) 01:39:19 ID:hfXAUuW2
以上です。
ちょっとお酒飲みながら書いたので、
内容が酷いのは大目に見てやってください。
ではまた。

470■■■■:2013/12/08(日) 02:15:38 ID:yyzKRCTo
>くまのこさんへ。
よかったです!よろしかったらまたお願いします!

471■■■■:2013/12/08(日) 02:43:21 ID:4MjrBr/k
くまのこさん
あっちでもこっちでもお世話になっておりますw

472■■■■:2013/12/08(日) 12:07:48 ID:VUxe5YIE
くまのこさんGJです。エッチな美琴ちゃん大好きです
っていうか、某所とかこことか上手な書き手さんの上琴エロ投下されてて
これ俺は投下しなくてもよくね? とか思ってしまった

いちおう夜にこようと思ってますが

473■■■■:2013/12/08(日) 13:08:33 ID:w./gFm6E
あなたを待ってた よろしく

474■■■■:2013/12/08(日) 15:01:52 ID:j4bVCZLw
書きたいけどネタ思いつかねぇ……orz

475■■■■:2013/12/08(日) 15:05:16 ID:j4bVCZLw
あ、くまのこさんGJ♪連投すみません…

476■■■■:2013/12/08(日) 22:19:48 ID:VUxe5YIE
こんばんは
狼条さんと縛られ美琴の続きを投下したいと思いますが、その前に

>>458さん みこっちゃんを背後から襲ったのは妹ではなく兄のほうです

オチで触れる予定でしたが、そこの認識を正しておきたいなぁ、なんて思ってしまいまして

それと今回の投下分は美琴の視点で書いてあり、上条さんの名前が出てこない部分があるので
モブ×美琴に見えなくも無いので、苦手な方は注意してください

次レスから>>455の続きです

477狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:20:50 ID:VUxe5YIE
「―――――――――――――すけど!?」

幾度目の絶頂を迎えたころだろうか。とても耳に馴染んでいたような、そんな音が聞こえた。何の音だったろうか?
少しの思考力を核に、なけなしの理性をかき集める。トントンと、音が近づいてくる。


そうだ、さっきまでここに居たのは土御門だったではないか。
ならばこれは、彼女が出している音に違いない。ほら。その証拠に、音は誰かの気配も連れてきた。


ぼんやりとした頭は、それでも答えを導き出す。当のその音と気配は、少し遠くで停止する。何者かの息遣いも感じる。
その者が何故そんなところに留まっているのかわからないが、それはさして重要でもあるまい。

体内の異物から与えられる刺激に、思考と呼吸をかき乱されながらも、美琴は気配の主を確認するべく声を絞り出した。

「ん、あっ…だれ……? つ…つち、ひぁ! あ、つち…みかど…?…なの……?」

気配の主が土御門舞夏であるという推測を、磐石なものとするために。
ところが、いくら待っても返事が返ってこない。あの華やかな明るい声がしない。


なぜだ? 気配の主は舞夏のはず。名前を呼ばれて返事をしないなど、とんだ不届き者ではないか。


いや、いくら舞夏が不届き者だったとしても、ここまで名前を呼ばれて無反応なんてことはありえるだろうか。

478狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:22:31 ID:VUxe5YIE
「…っ! ね、え……つちみかど…なんで、しょ?……んぁ! あ、あ、へん…へんじ…しなさい、よぉ 」

ドクンドクンと、心臓が早鐘を打つ。熱に犯された頭が急激に冷めていく。


まさか、そんな。


浮かんだもう一つの予測を必死に否定する。だめだ。そんなことがあってはならない。
もしこれが事実なら、自分はとてつもない窮地に立たされていることになる。
だが、どうすればいいか分からない。とにかく尋ねるしかないのだ。今の自分には、それしかできない。

「もしかして、ちが、うの…? ひ、あ!んん……うぅ、つち、みかどじゃ、ないの…?」

……………。沈黙。肯定も否定も無い。


いやだ。いやだ。いやだ!
なぜだ。なぜ返事をしてくれない。
そこにいるのは一体誰なのだ!


快感に狂わされ、どんどん温度を上げていく体とは裏腹に、頭は恐怖に支配され冷え込んでいく。
もう一つの予測。それは、自分の知り合いでない人物がそこにいるという可能性。

「んん…やだ……だれなの?…あぅ……ねえ、こたえて…よ……」

縋る思いでその人物に問う。この際、舞夏でなくとも構わない。
こんな格好ではあるが、声や姿から、自分が御坂美琴であるとわかってくれる人物なら誰でもいい。
赤の他人でなければそれでいい。自分に危害を加えるものでなければそれでいい。

479狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:26:28 ID:VUxe5YIE
快楽によって滅茶苦茶にかき乱された頭では、自分自身がどこにいるのかすら思い出せない。
故に、この部屋の主が帰還した、という三つ目の可能性にたどり着けない。上条が来てくれたと思いつけない。

否、この状況を最も見られたくない相手こそ上条なのだ。こんな淫らではしたない姿など見られてはならない。
きっと幻滅される。こんな女であったと知れば、絶対に別れ話を切り出されてしまう。
上条にフられてしまうなんて想像もしたくない。ただそこに、果てしない絶望が広がることだけは理解できる。
だから、上条に関する一切の事柄について、美琴の頭は思考することを無意識のうちに拒否しているのだ。


だからこそ美琴は、見知らぬ他人が踏み込んできたのではないかという可能性に怯えている。そしてもしそれが男であったら?
両足を大きく開かれた状態で縛られ、薬とおもちゃによって火照った姿を見れば、性的方向に考えが向き、暴行を受けるかもしれない。
そして、舞夏に飲まされた薬の影響で能力は使えないのだ。今襲われれば全く抵抗できない。


いやだ。上条以外の男に犯されるなんて。


しかし、そんな美琴の思考は不意に響いた、カツンッ! という音に阻まれる。

(? 一体なんの……)

そして、音に気をとられたほんの一瞬。柔らかくも生暖かい何かによって、唇を塞がれた。

「!?!?!? なんっ!? んむぅ!!!」

480狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:28:57 ID:VUxe5YIE
驚きに思わず声を上げた瞬間わずかに開いた口内に、ニュルリ、と何かが入り込んだ。
入り込んだソレは美琴の歯列をなぞり、驚きに硬直していた美琴の舌を絡め取る。己の舌を絡めとられ、ようやくソレが相手の舌だと気付く。

気持ち悪い。美琴は首を振って抵抗を試みるも、相手は寝そべっていた美琴の上にのしかかり、体全体を使って彼女を押さえ込んでくる。

「あむぅ……ふ、む…んゃ…んん! ん……ふ………」

抵抗の為に動かした体は簡単に押さえ込まれ。しかし、運動に消費された酸素は、その入り口を塞がれ補給できない。
必然的に酸素不足に陥った美琴は生理反応に従い、大きく口を開いて酸素を求める。
相手はその瞬間を逃さず、さらに自身の舌を美琴の口内の奥へと送り込む。質量を増やした舌は、美琴の舌を根元から絡めとる。
そして、しっかりと絡めとられた美琴の舌はたやすく吸い上げられ、相手の口内に取り込まれてしまう。

「ふ、うぅ…んぷ…んちゅ、ふむ……ちゅ、ちゅぷ……」

取り込まれた相手の口内。美琴の舌はこれでもかというほどに擦りあわされ、吸われ、甘噛みされる。
唾液と唾液がまざって、くちゃ、くちゃり、といやらしい水音を奏でる。酸素を奪われボーっとした頭では、それへの嫌悪を、羞恥を考える余裕がない。
美琴の抵抗が無いことに調子に乗ったのか、相手は彼女の胸を掴み上げるように揉み始めた。

「む、うう!……ちゅう……ふ、ん! ふぇ!……ああっ…ちゅ…」

少々乱暴な手つきでしばらくの間美琴の胸を揉んでいた手は、いきなりその手を止めたかと思うと、美琴の胸を覆うブラを慌しく取り払った。
それと同時に相手は美琴の口から己の口を離し、既に固く勃ち上がっていた胸の頂点に吸い付いた。

481狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:30:42 ID:VUxe5YIE
「ふぁ!! ひっ…!…はっ、あっ!ああっ!!」

唇に頂点を食まれた後、熟れた頂点は舌に弄ばれる。グリグリと下に押しつぶされ、弾かれる。かと思えば歯に挟まれて優しく味わわれる。
吸い付かれていないほうの胸は、掌全体で揉み込まれ、指先に頂点を摘まれ、潰される。
頂点から与えられる刺激に、美琴は甘い喘ぎを上げ、体をもだえさせる。
嫌なのに。上条以外の者に触れられるのは、嫌悪感しか沸かないようでなければいけないのに。
素性も知らぬこの謎の人物に頭が狂わされてしまうほど、美琴は感じてしまっている。

「やだっ!……あっ! ふぁ!…い、いや…ああっ! んああ!」

秘部に与えられている快感と同じぐらい、いや、もしかしたらそれ以上の快感に、美琴は背を思いっきりしならせる。

「あっ! あ、あ、や……やめっ! んんっ! ああっ! あっ! ひああああああああああ!!」

頂点をきつく吸い上げられると同時に、強く摘まれながら先端を引っかかれる。
おもちゃに嬲られていた体はあっというまに限界を超え、幾度目かもわからぬ絶頂をむかえる。
ビクビクと体は震え、喉から熱の開放を悦ぶ叫びがほとばしる。衝撃をやり過ごそうと、力を加えられた手足に紐が食い込んでいく。
秘部からあふれ出した愛液がショーツに染み込む。いや、その布は既に吸水キャパシティを超えており、太ももや机に愛液を放出してしまっている。

「はあっ、はあっ、はあっ……うっ、はあっ、はあっ…あぅ……うぁぅ…」

絶頂をむかえたことによる体力の消耗から、体は酸素と休息を求めるものの、秘部に挿入されたおもちゃがそれを許さない。
停止することを知らないかのようなそれは、未だに小刻みな振動を美琴に与え、快楽に苦しませる。
おまけに絶頂をむかえた直後は、体が快感に対してかなり敏感な状態がしばらく継続してしまうため、動き続けるおもちゃに再び絶頂させられてしまうかもしれない。
苦しくて、悔しくて、思わずこぼれた涙が目隠しに吸収された時、唐突に体内でうごめき続けたおもちゃが取り除かれた。

482狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:32:32 ID:VUxe5YIE
「はえ…? あ、と、って……くれた?」

そうだ。ここには先程美琴の体に触れて、絶頂に導いた誰かがいるのだ。その人物が件のおもちゃを取り除いてくれたのだろう。
美琴を苦しめていた快楽を生み出していたおもちゃがなくなったことで、美琴はようやく新鮮な酸素を肺いっぱいに取り込んだ。

「はあっ、はあっ…はあっ……あの…ありが……」

そこで美琴はハッとする。何故自分はコイツに礼を言おうとしているのか。
そもそもコイツは自分を犯そうとしている、少なくとも味方では無い人物で。

「ねえっ、アンタちょっと……っ!?」

どうにかしてこの人物の行動を止めなくては。あわよくばこの紐を解かせて、自分を解放してもらおう。
そう思った美琴は声を上げたが、秘部に当てられた指先の感触に血の気が引き、急激に頭が冷えていった。

「やめてっ! お願い、それだけはやめてえ! いやっ!! いやなの!!」

だが、その懇願も空しく、指はゆっくりと美琴の中に埋め込まれていった。

「あっ! ああっ! やだぁ……ひっ! おねが…やめて……」

入れられてしまった。たとえ指であったとしても、それは上条のものではないのだ。
自分は上条以外の者に、一番大事な部分を犯されてしまった。

落ち着く暇も無く、快楽を与えるように指は美琴の中で動かされる。

「やめて…お、ねがい……ひ…ん、や、やめてぇ……」

483狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:34:06 ID:VUxe5YIE
なかなかにこの相手はこの手の行為が上手いらしく、秘部から伝わってくる刺激に体は絶え間なく快楽に震え、喘ぐ。
しかし、美琴の心は全くついてこない。胸の内に広がるのは目の前の相手への嫌悪感と上条への罪悪感。

そして上条の救済。自分の、美琴のヒーローである彼が助けに来てほしいという願い。
もう、それしかない。それしか考えられない。それ以外は考えたくない。

だから、声に出すのだ。

「やだぁ…やだよぅ……たすけ、て……あっ!…と、うま………とうま……たすけて……」


********


「やめて…お、ねがい……ひ…ん、や、やめてぇ……」

繰り返される拒絶と静止の言葉。経験上、美琴の体は感じているということがわかるが、この声は本気で嫌がっている時の声だ。

「やだぁ…やだよぅ……たすけ、て……あっ!…と、うま………とうま……たすけて……」

美琴の悲痛な喘ぎに、上条の理性はようやくその熱を少しだけ排気する。

「……そんなに俺に触られるのが嫌なのかよ」

「…ん、え!? と、とうま? とうま、なの?」

484狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:35:58 ID:VUxe5YIE
美琴はその声にひどく驚いたようだ。こんな異常な状況に放り込まれた上に、謎の人物に体中をまさぐられていた。
その謎の人物がまさか、自分が求めていた愛する男だったとは思いもよるまい。そう考えると、申し訳ないことをしたかもしれない。

「ひ、ひどいよ! 何で何も言ってくれなかったの!? 怖かったのに! ほんとに怖かったのに!」

美琴は、相手が上条とわかって安心したのだろう。ここぞとばかりに文句を飛ばしてくる。

「悪かったって。でも、こんな美琴に何もするなとか拷問だろ」

身に着けたるは下着のみ。縛られているおかげで抵抗もされない。ローターのおかげで食べごろになっていたわけだし。
それに、上条本人は気づいて無いが、彼が食べた舞夏特製クッキーには、先に美琴が飲まされた薬と同じものが入っていたのだ。
これだけ条件がそろってしまえば、鉄壁を誇る上条の理性も板切れ同然。健全な男子高校生では致し方ない。

「拷問なのはこっちよ! 縛られて動けないし、痛いし、知らない人だと思ってたから怖かったし!」

これに堪ったものではないのは美琴の方だ。目が見えない上に、拘束されて抵抗すらできない。相手が誰かもわからず好き放題されてしまう。
それがどれだけの恐怖であったことか。恋人以外に体を汚されてしまったとあれば今後、美琴は正常な精神でいられなかっただろう。
まあ、結果として相手が上条だったから良かったが。だが普通に考えても、この仕打ちはかなりひどいのではなかろうか。

「はやくこれ解いてよ。イキ過ぎてちょっと辛くなってきてたし、とりあえず休みたいの」

「そうか? 美琴たんは気持ちいいの大好きだし、まだまだいけるだろ?」

そんな美琴の願いを酌んでやるどころか、上条は指の動きを再開した。美琴の中に差し込んだ人差し指と中指を折り曲げ、内壁をこすり上げる。

「ひ! ちょ、ちょっと! あ、あん……アンタ…な、に、して……」

再度与えられ始めた刺激に、美琴は過敏に体を反応させる。上条の指は的確に美琴の弱いところを狙ってくる。

「こすられるだけじゃなくて、抜き差しされるのも好きだよな?」

485狼条さんと縛られ美琴:2013/12/08(日) 22:38:24 ID:VUxe5YIE
内壁をこすり上げながらも、手首の捻りを加えながらゆっくりと指の抜き差しを始める。
入れる時は奥を押し上げるように。抜く時は美琴の弱点をひっかくように。大胆な動きに変化させながら攻め立てていく。

「あ、あっ! や、やめ……ふ、んっ…ひぅ!…」

美琴の中は隙間を埋めるかのように、上条の指をきつく締め上げる。時折弱点に指先が掠められるとビクビクと震え、新しい愛液を滴らせる。
上条の動きは徐々に早められ、それに合わせて秘部からはくちゅくちゅと、いやらしい水音が音量を増しながら響き渡る。

どうすれば自分が最も感じるのか。それを上条に知り尽くされている美琴に、もはや抗うすべは無い。
秘部に与えられる快感が今の美琴の全てだ。それを受け止め悦びの声を上げ続けることこそ、今の美琴がなすべきことである。

「ああっ!…んん、んっ!……くうっ、ううんっ……ああっ!」

熱が高まっていく。絶頂へと追い上げられる。

「あはっ、あうぅっ……あっ! あっ! あっ! あっ!! やぁっ! も、もうっ……!?」

追い上げられた熱が弾けるほんの数瞬前。唐突にその動きが止められた。
美琴の中に入れられていたのは上条の指だ。つまり上条が指を動かすのを止めたのである。

486■■■■:2013/12/08(日) 22:45:12 ID:VUxe5YIE
今回はここまで
中途半端な感じですが、上条さんが出てくるところでキリのいいところって、ここしかなかったんです
次回は焦らしプレイからです

487■■■■:2013/12/08(日) 22:46:26 ID:VUxe5YIE
あとこれは話に関係ないのですが、このスレはsage進行ですよね? メール欄に「sage」と入力
ちょいちょいあがってたのが気になるというか、えっちぃ話上げられるのが恥ずかしいというか……

488■■■■:2013/12/08(日) 23:19:53 ID:CgehCIfs
マジエロス

489■■■■:2013/12/08(日) 23:43:29 ID:yyzKRCTo
いやはや最高です!

490■■■■:2013/12/08(日) 23:57:08 ID:2mCvrP4U
>>486
美琴がえろかわ天使すぎる…
次の投下も全力全裸待機しております!
>>489
次からはメール欄にsageを忘れないようにの〜

491■■■■:2013/12/09(月) 03:53:21 ID:knJXMZpE
>490さんへ
こうですか?自分初めてなもので・・・・
みなさんにも迷惑をおかけしたようですみません。
またミスがあったら教えていただけると助かります。

492■■■■:2013/12/09(月) 20:15:39 ID:rIL0733k
>>491
sageできてるね
あとついでにアンカは>を二つ(半角)+数字(半角)でできるから
お試しあれ

493■■■■:2013/12/10(火) 01:00:59 ID:HZoVBgV6
>>492
これでOKですか?

494アマリリス:2013/12/10(火) 15:41:51 ID:ZaURKj7M
ちょっとスレを読み返してみたら自分のがどれだけ駄文か分かったので、
とりあえず、完結だけはさせてしまおうかなと・・・すみませんいろいろと
_____________________________________________

(エロ本のやり方だと、確かこうやって・・・)
さっきまで見ていた記事を頭の中に再現し、美琴の火照った体を撫でる。
「ん・・・あ、っ・・・」
いつもとは違うシチュエーションなせいか、ウエストを触られただけで美琴が甘い声を出す
声を上げてばっかりな美琴に上条が(いじわるなつもりで)声をかける
「美琴さーん?エロ本の内容覚えてますかー?」
「え・・・あっ、や・・・覚えてるに・・・決まってるでしょ」
実は全然記憶になかったりするのだが、そこは強がりな美琴である。
素直に覚えてないとは言えなかったりするのである。
まあ、それを上条さんも見抜いてるわけで。
「本当に覚えてるのか?」
「アンタねえ・・・私をなんだと思ってるのよ」
ようやくこのシチュに慣れてきた美琴がいつもの態度で返す。
「覚えてなかったら、ここから俺のエロ本よりも激しいアドリブを加えようと思ったのに」
「うう・・・」
「本当の本当に覚えてんのか?」
「それは・・・」
「覚えてるのか?」
「こんなシチュで覚えていられるわけないじゃない、バカ!」
美琴を釣るのは容易かった。
上条はニヤっとすると、エロ本の内容からそれて自分なりの攻め方に変える。
「ようやく素直になったんだな?」
「あ・・・当麻、そこ、ムリ・・・ふぁ・・」
秘部に触っている上条の指が、更に濡れてくる。
「当麻、らめぇ・・・ひゃ・・・んん、あ・・・」
まだここまでしかしてないのにな、とこれまでのエッチの時の美琴と比べて愉しむ。
そこで当麻は、自分のチ○ポが勃っていることに気がついた。
(俺も限界だし、そろそろ挿れるか・・・俺が先にイカないようにしないと)
「美琴」
「うん・・私も限界。・・・挿れて?」
_________________________________
ここからは、想像して下さい

遅くなってすみませんでした。

495■■■■:2013/12/11(水) 10:25:56 ID:VGFe7ctI
おお、アマリリスさん復活したんですね! まってましたよ!
エロ本の内容覚えて無いのに強がる美琴ちゃんかわいいです
くまのこさんと狼条さんもGJです。続き期待してます

496■■■■:2013/12/14(土) 16:03:27 ID:xv5ZI5es
こんにちは。狼条さんと縛られ美琴の続きを投下したいと思います

さっき気付いたんですけど >>422で小萌先生のこと呼び捨てしてますね。とんでもない奴です。脳内変換お願いしますね
あと、前回とか今回の投下分で美琴ちゃんのパンティが自然消滅しちゃってます
描写入れ忘れました。書き直すのめんどうなので、ここも脳内補完でどうかお願いします
次レスから>>485の続きです

497狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:05:21 ID:xv5ZI5es
「やっ! なんで!?」

「ん〜? なんでって、おまえさっきやめてって言ったろ」

自分を弄っていた相手が上条とわかった後、行為が再開された直後はその行為の終了を求めていた美琴。
上条はその訴えに答えて指を止めたと言う。だが先程とはすでに状況が違う。
弱点を集中的に攻められた美琴の体は、開放されなかった熱が全身で暴れ廻っている。
今はもう高ぶった体の熱を開放したくてたまらない。

「うぅ、で、でも…こんなところでやめられたら……」

「なんだなんだ。やめてっていうからやめたのにな。んじゃ、今度はコレでしてやるよ」

「え? な、なに!? なにしようとしてるの!」

上条が手にとったのは男性器を模した半透明の物体だった。

「いわゆるバイブというやつですねー。しかも、なんかツブツブが大量に付いててまあ、なんとも…」

「ば、ば、ばかじゃないの! そんなもんいつの間に手に入れてきたのよ!」

「ん、床に落ちてた。さっき蹴飛ばしちまったから気付いたんだけどな」

そんなとんでもない凶器、ましてや上条自身でもないものを体内に入れられてはたまらない。
美琴は、熱量に喘ぐ体をこらえて起き上がろうと試みる。しかし無常にも、体中に這わされた縄に阻まれる。

498狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:06:46 ID:xv5ZI5es
「そんなにびびんなって。俺のより小さいから大丈夫だって」

それでも、体を捻って抵抗する美琴の腰を押さえつけた上条は、手に持つ物体をゆっくりと美琴の中に差し込んでいく。

「あ、ああっ……やだ、やめっ!!!」

秘部全体の潤いは十分だったので、それはズプン、と音を立てながらすんなりと美琴の最奥まで挿入された。
間髪いれず、上条は機械の電源をオンにする。ヴゥーーンと、低い音を奏でながら、機械は美琴の体内で暴れだした。

「〜〜〜んんっ!! あんっあ、はぁっ!……やっ! あっあっ、あんっ!……っ!」

機械の先端が美琴の中を容赦なくえぐっていく。グリグリを円を描くかのような軌道は、冷め始めていた美琴の体をあっというまに再燃させた。
側面についた突起物が、内壁に引っかかってこすれるたびにビクッ! と体が跳ねる。

「あっ! ああ! っや、くっ…ふあああ!……も、もう……」

先程絶頂寸前まで追い上げられていたのだ。美琴の体は、いともたやすく頂点まで導かれる。
機械から与えられる強烈な快感に、美琴は再び絶頂の時を迎えようとしていた。その瞬間。
またしても上条は機械の電源を切り、美琴への快感を断ち切った。

「っっ!! ど、して……また……」

上りつめることが出来ず、開放を許されなかった熱が美琴の中で荒れ狂う。残された熱量はその質量のまま不満へと変わる。

499狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:08:53 ID:xv5ZI5es
「なんで、最後まで、してくれないの…? こんなの…」

「こんなの、がなんだ?」

目隠しのせいで上条の表情が覗えない。声色で判断しようにも、行為の最中にこんな上条の声を聞いたことが無く、判ずることができない。
いつもと違う。それはわかる。むしろそれしかわからない。上条の思惑を計ろうとした直後、体内の機械が再び動き出した。

「うやあああああ!!! あっ、あっ、あっ!……う、くぅぅぅあああああ!!」

しかも先程よりも速く、激しく、中をかき乱され、あっという間に理性が流されていく。
絶頂の訪れが早い。だが、絶頂を迎えることは許されず、絶妙なタイミングで機械はその動きを止める。

「ああ……ま、また…とめ…」

今度は電源を入れていない状態で、機械の注挿が開始された。もはや、快感を追いかける以外に頭を働かせることができない。


機械の突起物が、秘部の入り口に引っかかって気持ちいい。機械の先端に、最奥を突き上げられるのが気持ちいい。


しかし、電源が入っていた時の動きに比べれば、この程度の刺激ではもう物足りない。

「はぁっ、はぁっ、んくっ……あっ、はぁ……」

500狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:09:53 ID:xv5ZI5es


イきたい。でも、これじゃあたりない。




そんな時、愛する人の声で悪魔がささやいた。




「なあ美琴。イきたいよな?」

理性などとうに溶けて残っていない。何も考えられず、美琴はただ頷いた。

「イきたい! あっ!…も、もう、イきたいの……!」

「じゃあ、どうしてほしいか言って、イかせてくださいっておねだりしてごらん? うまくできたらちゃんとしてやるよ」

既に思考は熱に塗りつぶされている。一刻も早く、この快楽を伴う熱を開放したい。
普段の行為中にも、美琴がわずかながらに持ち合わせていた羞恥心は、今この時、完全に吹き飛んでいた。

501狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:11:26 ID:xv5ZI5es
「い、イかせて、ください! っあ、私の、中を…んん……め、めちゃくちゃに、かき混ぜて…おく…、おくを、いっぱい突いてくださいいぃ!!!」

このとき美琴には、愛する悪魔がニヤリと笑う姿が見えた気がした。

「いい子だ美琴。ごほうびにたっぷりイかせてやるぜ」

悪魔は機械の電源を入れ、最奥に向かってハイスピードで抜き差しを開始した。

「うあああああああああ!!!! あーーっ! あーーーーっ!! く、くる!! きちゃうのおおお!!」




「ひ、ぃ、あ、ああああああああああああ!!!!!!!」




燻っていた熱は、あっという間に頂点に上り詰め、ようやく開放の日の目を見た。
美琴は激しく体を震わせながら、必死にその感覚に耐え忍ぶ。無意識に手足をばたつかせ、そのたびに縄がきつく肌に食い込んでいく。
自身を襲う大きな快楽の波に耐え切れず、美琴は意識を手放した。

502狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:12:05 ID:xv5ZI5es
何かしっかりとした固さで、でも柔らかく弾力のある場所にうつ伏せに寝かされた感覚に、美琴は意識を取り戻す。

「ふぇ? あれ?」

視界は良好。目の前に映った白いシーツを見て、ここがベッドの上だと理解する。

「ん、気がついたのか」

大好きな上条の声が上から降ってきたので、確認しようと両手をベッドについて起き上がろうとした。

「ん! い、たい」

腰を反らせながら首を後ろに向けると、重ねて縛られた両腕が見えた。腕に力を込めてみると縄が食い込み、鈍い痛みをもたらす。

「コラ。無理に動かそうとすると擦れて痛いだけだぞ。跡も残っちまうからやめとけ」

「やめとけって……そんなこと言ってないでほどきなさいよ」

「やだ」

「はぁ!? アンタ、さっきからいいかげんに…うわ!」

503狼条さんと縛られ美琴:2013/12/14(土) 16:14:20 ID:xv5ZI5es
美琴からの文句にもどこ吹く風で、上条は美琴の上半身をヒョイと持ち上げ、あぐらをかいて座っていた己の足の上に乗せた。
美琴は上半身だけ足の上に乗せられ、下半身は膝をシーツの上について、おしりを上に上げている状態となった。

「上条さんは、久々に美琴たんのお口でペロペロしてもらいたいんですが」

背中を壁に預けた上条は既に衣服を脱ぎ去っており、美琴の眼前にはいきり立った上条の男根が鎮座していた。
上条の男根の先っぽから透明の液体が染み出しており、これから与えられる快感を今か今かと待ちわびているようだった。

「っ……く、口でしてほしかったら、もっと、その、頼み方…とか、あるんじゃない?」

ごくり、と唾を飲み込んだ美琴の口から漏れたのは現状への不満だったが、心は違うこともまた、美琴自身理解していた。
触れてもいないのに伝わってくる熱気、独特の濃い雄の匂いにやられて頭がくらくらしてくる。
何故、今日はこんなに身も心も熱くてたまらないのだろう。普段なら。もっと冷静なら。きっとアレをしゃぶりたい、なんて思わないだろう。
美琴はフェラが苦手であり、下手でもあると自覚がある。好き好んで行いたいものではないのだ。

しかし今。美琴はアレを口いっぱいに頬張って味わい尽くしたい欲求に駆られている。
アレを口内に招き入れた感覚を思い出すだけで、口内は唾液であふれ、喉はそれをひっきりなしに嚥下している。

美琴は確信していた。今アレを咥えてしまえば、精を飲み干すまで止まれない。そして、そんな美琴に対して上条は、

「またそんなこと言って。どうせペロペロし始めたら夢中になちゃうんだから、素直に咥えてくださいねっと」

左手を美琴の頬に添え、右手の親指を口の中にねじ込み強引に口を開かせると、己の男根を無理やり咥えさせた。

504■■■■:2013/12/14(土) 16:17:29 ID:xv5ZI5es
今回はここまでです。ちょい短いですね

次回はフェラからです。では

505■■■■:2013/12/14(土) 16:47:56 ID:JCYXl0MU
早く続きが読みたいです!

506■■■■:2013/12/14(土) 16:53:16 ID:hXsyybLw
焦らしおる

507■■■■:2013/12/14(土) 21:32:48 ID:Rq29zMMI
エロすぎィ!

508■■■■:2013/12/15(日) 00:11:55 ID:CR5s9v7w
だんだん賑やかになってきたな いいことだ ふぅふぅふぅ ジュニアが痛い

509■■■■:2013/12/15(日) 00:44:47 ID:t74YdJn2
そういえば、美琴はどんなふうに縛られてるんでしょう?

510■■■■:2013/12/18(水) 20:56:44 ID:Uhdst4dM
どうも
狼条さんと縛られ美琴の続きを投下したいと思います

>>509さん 最初は机の上に仰向けでM字開脚、目隠し有・現在は両腕を後ろで一括り、目隠し無です

今回は前回よりも短いです
次から>>503の続きです

511狼条さんと縛られ美琴:2013/12/18(水) 20:58:52 ID:Uhdst4dM
「うむぅ! んん……ふむ…」

上条の男根から漏れる先走りが美琴の舌に触れた瞬間、なんとも言えない高揚感が美琴の体中を駆け巡り、脳天まで突き抜けた。

(ああ……だめだ……もう、これのこと意外考えられない……)

美琴の瞳から理性の光が消え、性欲の熱で曇っていく。美琴はうっとりとした表情で、上条の男根をしゃぶり始めた。

「んんっ…ちゅぶっ、んちゅ、じゅる、ううんっ、はふっ……んんっ、ちゅぶ……ぅうんっ」

「うっ…あー、良い感じですよ、美琴たん」

「はふ……んむ、じゅ……ううん、じゅぷ……れろ、ふん、んんっ」

頬に添えた左手はそのままに、右手で美琴の頭をゆるゆると撫でていた上条は、やや強めに美琴の頭を掴みなおすと、さらに己の男根を深く咥え込ませる。

「うぐっ! う……うぅ、うぷ! んん……じゅる…う、く…」

上条の男根に喉の奥を占領されて、美琴の目は生理的涙を浮かべる。

そもそも、美琴がフェラに苦手意識を感じているのは、上条の男根が大きいせいである。
小さい口の中に上条の男根全てを納める事は難しく、苦労して飲み込んだとしても、今度は口内を圧迫されすぎて上手く舌をうごかせない。
なので普段は両手で竿の部分を扱きながら、先っぽを口に含んで舐め回すのだが、上条からしてみれば、それは少し物足りないという。
というのも、上条は男根を根元まで、喉の奥まで差し込む、いわゆるディープスロートを好んでいるようなのだ。
通常では上条がその点に対しては妥協してくれているのだが、ときどき箍が外れると、今回のように強引に咥えさせて来る。




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