[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
王「見かけん顔だな、何者じゃ?」 俺ら「「勇者だ。」」 [本スレ]
10
:
グリムリゼル
:2010/11/23(火) 20:54:19 ID:CZF.7r/Y
細い道を抜けると、太陽の眩しい光がご挨拶。思わず手で光を遮る。
目が慣れてくると、そこには人が行きかう城下町があった。
果実や花を売る人、広場で芸を披露する人、人それぞれだが全員笑っている。
グリム「ったく、魔王がまだ生きてるってのに・・・平和ボケもいいところだ。」
誰にも聞こえないようにいったつもりだが、気づいた一部の人がこちらを見る、地獄耳だなおい。
グリム「チッ」
軽くしたうちを打ってその場を離れる。
グリム「やってらんねぇ、勇者の血なんか流れてない俺を勇者呼ばわりしやがって・・・・。」
グリムの故郷は今はもうない「風の谷」というところだ。魔王によってそこはもう崩壊し誰もいない。
サワサワ...
(ん?ポケットに変な感触が・・・・。)
餓鬼大将「よっしゃ財布とったぞぉぉ!!みんな引き上げろー!!」
子供「「逃げろーー!!」」
スタタタタタ...
グリム「・・・・(ーωー#)ピキピキ」
シャキーン
グリム「コロス!!」
11
:
グリムリゼル
:2010/11/23(火) 21:04:55 ID:CZF.7r/Y
餓鬼大将「へへへ、楽勝楽勝♪」
子供「う、後ろからきたぁぁぁぁ!うわああああああああ!!」
グリム「糞餓鬼ィッ!待ちやがれぇぇぇぇぇっっ!!!」
餓鬼大将「ひぃぃ〜おっかねぇwwてめぇら!フォーメーションBだ!!」
子供「「イェッサー!」」
餓鬼大将の後ろに子供が並び、子供が餓鬼大将と同じ格好になる。そして分かれ道で四方八方分かれていった。
(こざかしい・・・・1匹1匹とっ捕まえるしかねぇか・・・・。)
左に曲がった餓鬼の後をつけて行こうとしたときに腕をつかまれる。
青年「お兄さんとんだ災難だったねぇwwあの餓鬼んちょはこの城下町一のイタズラっ子なんだw」
グリム「あ?それどころじゃねぇんだよ、財布を」
青年「まぁまぁ、ちょっとついてきなって。」
手をひかれるままホイホイとついていくグリム。
グリム「どこへ連れて行くつもりだ。」
青年「あの餓鬼んちょらは逃げる前にフォーメーションBっていってたろ?」
グリム「何がいいたい?」
青年「フォーメーションBは決まって逃げた後1箇所にあつまるんだ」
グリム「それはどこだ?」
青年「それがここだ」
それは丁度お城の堀の裏だった。人もあまり通らず集合場所にはもってこいだろう。
12
:
グリムリゼル
:2010/11/23(火) 21:08:49 ID:CZF.7r/Y
木の陰であの餓鬼大将が財布を開けようとしていた。音を立てず近寄る
餓鬼大将「いくら入ってるかな〜?ムフフフフwww」
グリム「返せこの野郎」
財布を取り上げ中身を確認しポケットへ突っ込む。
青年「1本とられたねww餓鬼大将君ww」
餓鬼大将「あっー!ルークお前フォーメーションのことこいつに話しただろー!!ズルいぞこらー!」
グリム「人の財布盗っておいて・・・・この野郎っ!ルークといったか、助かったぜ。」
ルーク「どういてしまして、君の名前は?」
グリム「グリムだ」
餓鬼大将「変な名前ー」
グリム「斬るぞコラァ」
刀を振り上げる
餓鬼大将「こわーww逃げろーwww」
笑いながら商店街へ走り去っていく。
ルーク「ボクはね、この城の王子なんだ、ちょっと城の中を覗いていくかい?」
グリム「丁度暇だったしな・・・いいぜ。」
ルーク「よし!じゃあこうしよう・・・・俺たちは「泥棒」だ。誰にもみつかっちゃいけない!」
グリム「おもしろそうだな・・・のったぜ。」
ルーク「では・・・ミッションスタート!」
13
:
雷剣
:2010/11/23(火) 21:09:02 ID:h.jInV8g
ある日、爺さんは帰って来なかった。
今日爺さんはいつもの様に仕事に行った。
俺はその日家で昼寝していた。
俺が起きたのは爺さんが帰ってくる頃。
いつもなら部屋にいるはずの爺さんがいなかった。
家から出て、村の人々に聞いて回った。
一人が言った。
「仕事が忙しいんじゃないか?」
そんなはずは無い。
いつもあの時間に帰ってきた。
爺さんが仕事に向かうときに通る道を聞き出し、
走って向かった。
道をたどって歩いていた時だった。
道の途中から先が、真っ赤だった。
俺の隣に、何か飛んできた。
それは・・・・
14
:
雷剣
:2010/11/23(火) 21:12:30 ID:h.jInV8g
ある日、爺さんは帰って来なかった。
今日爺さんはいつもの様に仕事に行った。
俺はその日家で昼寝していた。
俺が起きたのは爺さんが帰ってくる頃。
いつもなら部屋にいるはずの爺さんがいなかった。
家から出て、村の人々に聞いて回った。
一人が言った。
「仕事が忙しいんじゃないか?」
そんなはずは無い。
いつもあの時間に帰ってきた。
爺さんが仕事に向かうときに通る道を聞き出し、
走って向かった。
道をたどって歩いていた時だった。
道の途中から先が、真っ赤だった。
俺の隣に、何か飛んできた。
それは・・・・
15
:
グリムリゼル
:2010/11/23(火) 21:31:32 ID:CZF.7r/Y
ルークと城の中を誰にも見つからず探索すること30分、現在地は地下の宝物庫だ。
グリム「結構スリルあったな、嫌いじゃないぜ。」
ルーク「そういってくれるとうれしいよww」
宝物庫にならぶ刀、その下には何かの布が置いてあった
グリム「ん?これはなんだ?」
ルーク「ああ、これはね。古代に使われた魔術と呼ばれるモノを秘めた布なんだって、禍々しいだろ?」
グリム「へぇ〜、どうやって使うんだ?」
ルーク「その魔術を融合させたいものに巻きつければいいんだって。その刀に巻きつけてみれば?」
斬馬刀、通常の刀よりも数段長く頑丈につくられている。それゆえ重い。これに何かをプラスするだなんてとてもじゃないがもてない。
グリム「やめとく、これ以上重くなったらたまらんわ」
と、刀を抜いてみる。すると勝手に布が刀に巻きつきだす。
グリム「なんだこれ、勝手に・・・。」
淡い光を出しながら布は刀へと吸収された。そして刀は軽くなった。そう、風のように。
ルーク「すごいね〜初めてみたよww」
グリム「軽くなった・・・?」
ルーク「さっきの布は今日ボクの相手をしてくれたお礼と思ってくれ。」
グリム「すまんな、ありがたい。そういえば俺、この街の王に会いたいんだが。」
ルーク「あぁ、父さんに会いたいの?いいよ、ついてきて。」
そういうと宝物から出て王の元へ向かう。
16
:
雷剣
:2010/11/23(火) 21:45:49 ID:h.jInV8g
それは・・・人の腕だった。
前を見ると、数々の死体。
その中心には、謎の黒い怪物。
見たことがある。それもずっと前に。
何で、俺の前にこいつがいる?
あれから、一度も見なかったのに。
魔物が死体に手を伸ばし、貪り始めた。
爺さんが帰って来なかった理由が、分かった。
魔物が食っているのは、爺さんだ。
気がつくと、俺は逃げていた。
ここが何処かすら分からない。
また、一人になった。
それも、あの時とほとんど同じように・・・
呆然としていたその時、
俺の耳に何時か聞いたことがある声が聞こえた。
「勇者に告ぐ・・・・」
17
:
雷剣
:2010/11/23(火) 22:14:40 ID:h.jInV8g
力。
一番自分の心に響いた。
無力だった。
目の前の家族すら助けられなかった。
仇を討つことも出来なかった。
「力が・・・」
俺はつぶやいた。
すると、後ろから。
「力が?」
誰かが言った。
俺はびっくりして振り向く。
目の前には…服装からして旅人であろう男がいた。
「誰・・・だ?」
男は答えた。
「俺?俺は、通りすがりの旅人さ」
「…力が必要なのかい?」
「なら、これ、あげるよ」
旅人が差し出したのは、鞘に納まった剣だった。
「それ、どうやっても抜けないんだ」
「旅の荷物になるだけだから、あげるよ」
とりあえず、受け取った。
「それ、噂では、空から降ってきたんだって言われてるんだ」
「噂が本当なら、君の力になるかもね」
「抜けたらの話だけど…」
旅人に、俺は礼を言った。
旅人と分かれ、
俯いて考え、決心した。
「俺は・・・奴を・・・」
顔を上げると、風景がさっきと変わり、
向こうに城が見えた。
18
:
サイコロ
:2010/11/24(水) 10:07:30 ID:4yZeLuIg
黒銅々たる闇の中・・・俺は目を覚ました
まさかゲームの中に吸い込まれるとはな・・・
すると照明がつき俺は周りを見渡せるようになった
「世界の半分をお前にやろう」
どこかで聞いたような台詞だ・・・もしかして俺は・・・?
俺の目の前に勇者がいて・・・そしてその先には某魔王がいた
吸い込まれるにしても、いきなり目の前にラスボスがいるなんて・・・
待て、Ⅰは勇者一人で冒険するんじゃなかったっけ?仲間いた?
じゃあ俺は敵なのか・・・いや、俺の手だし俺自体魔物ではないと思う
しかも誰も俺に気付いてないらしい・・・勇者と魔王の交渉が始まった
19
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/24(水) 16:14:30 ID:dHkyhSMo
まずは状況整理だ。
見知らぬ草原、裸の下半身。遠くに見える洞窟と村、海。そして取れた相棒。残された玉袋。
俺は息子を固く握りしめると、洞窟へと走った。
20
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/24(水) 17:02:21 ID:MZ/uOi/A
気付いたらテストまで1週間きっていたという絶望的状況なのでこれから連レスしようと思ふ
森を抜けて少し歩くとイーポット村が見えてきた。
俺「おっ。さすが『森から徒歩一分』を誇るイーポット村。もうすぐそこだな。」
簡素な門をくぐり、目当ての鍛冶屋を探す。
俺「はっけ〜ん!!」
鍛冶屋のオッサン「おぉ!ヨーヨーか!魔王は倒したのか!?」
俺「いや〜それが、『束になってかかってこい』とかなんとか言ってて・・・束になって!?」
やっと魔王の言っていたことに疑問を覚えたヨーヨーであった。
鍛冶屋「え〜とようするに倒せてないんだよな?」
俺「ああ!」
鍛冶屋(自慢げに言うなよ・・・)
俺「そんで今日はモアイ砲に傷がついたから直して欲しいんだが・・・」
鍛冶屋「どれどれ?見せてくれ。」
〜〜10秒後〜〜
鍛冶屋「この銃・・・もう使えないな。」
俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!?」
魔王退治の旅に早速暗雲が立ちこめる。
21
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/24(水) 17:21:07 ID:MZ/uOi/A
俺「使えないってどういうことだよ!?」
鍛冶屋「何が起こったかは知らんが何らかの衝撃を受けて銃口が潰れちまってる。おめぇさんそんなことにも気付かないのかい?」
俺「本当だ・・・」
俺「どうすればいいんだ?」
鍛冶屋「銃口を新しくすればなんとか使える。どうだ?この機会にグレードアップしてみないか?」
俺「ああ。頼む。金はないがこの宝石でも売ればいい金になるだろう。」
俺は昔敵を倒して得た宝石を金のかわりに渡した。
超絶モアイ砲を渡した。
鍛冶屋「そういえば最近あそこの家に魔法書を売ってる婆さんが引っ越してきたぞ。暇つぶしに行ってみたらどうだ?」
俺「ああ。行ってみるよ。」
22
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/24(水) 18:07:59 ID:MZ/uOi/A
新しい銃口を作るには1時間くらいかかりそうだ。
暇つぶしに魔法書を売ってる婆さんとやらの所へ行ってみる。
俺「こんにちは〜」チリーンチリーン
婆さん「いらっしゃい」
俺「魔法書を扱っているんですよね?」
婆「あ〜あそうじゃ。あんたは・・・剣士か?それとも銃士か?」
俺「え?あ、あぁ銃士です。」
婆「ならこれを持って行きんしゃい。」
少し厚い本を4冊渡される。
俺「え?だって俺金持ってないんですけど・・・」
婆「いいんじゃ。ここらへんには銃士が少なくてのぉ。」
婆「あんたには勇者の相が出ておる。任せられる。」
俺「・・・はぁ、そうですか・・・」
婆「通常弾に向けて魔法を放てば属性弾が出来る。」
婆「炎属性はエン、氷属性はヒョウ、雷属性はライ、風属性はフウ。」
エン、ヒョウ、ライ、フウが使えるようになった!
23
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/11/24(水) 20:23:21 ID:ixs94ljQ
俺は煙が見える方向に走った。
ナナシ「鉄の匂いがする」
何処からか金属のような匂いがして来た。とりあえずその匂いを辿ってみる事にした。
そうすると変な小屋に辿り着いた。
ナナシ「なんだろうかこの小屋」
俺は好奇心で小屋に入ることにした。
ノックしてみた。
???「はーい」
若い20代位の男の声がした
男が出て来た。容姿はただのそこら辺にいそうな普通の青年だった。
ナナシ「鉄のような・・・金属を加工するような香りがしたので着たのだが・・・」
???「ああハイ。ここは鉄工所です。鉄工所とは言い難い外見と内装ですがね・・・」
ナナシ「鉄工所って事は、刀工とかやってるの?」
鉄工所人「できるっちゃあ出来ますよ。以前にここの近くの村の鍛冶屋に弟子入りしてたんで」
ナナシ「この近くの村があるの?」
鉄工所人「近くと言ってもここから歩いて半日ぐらいかかりますがね。」
ナナシ「そうか・・・じゃあこの双剣を直して」
鉄工所人「ほ〜これは随分と傷付いてますね。ではやってみます」
俺は鉄工所に双剣を預け修理して貰うことにした。
24
:
雷剣
:2010/11/24(水) 21:32:38 ID:h.jInV8g
「・・・・」
「とりあえず、城の近くまで行こうかな」
数分後、
青いゼリーみたいな奴とぶつかった。
「何だこいつ!?・・・・もしかして噂に聞くスライムか?」
スライムは何度も体当たりしてきた。
「くっそ・・・」
何とか体当たりを弾いて、鞘に収まったままの剣で殴った。
スライムは四散した。
「・・・?」
スライムを次々となぎ倒しながら、
城の周り、城下町についた。
「随分賑やかだな、」
城下町に入り、歩いていると、
周りの人がこっちを見て何か言ってる気が・・・
「・・・・」
出来るだけ顔を見ないようにして、俺は早歩きで城に向かった。
・・・のだが、しばらく歩いたのに、
城になかなか着かない。
ベンチがあったので、疲れたから休む事にした。
「痛っ!!」
頭に何か当たった。
もう一個飛んできた、俺はそれを掴む。
小石だ。
子供が小石を投げて遊んでいる。
俺に向かってだが。
「何なんだ・・」
・・・さっさと城に行ったほうがよさそうだ。
25
:
雷剣
:2010/11/24(水) 22:01:33 ID:h.jInV8g
俺は立ち上がり、歩き始めた。
しかし、城は見えてるのに、
なぜたどり着けないのだろう。
立ち止まり、考える。
「あのー」
俺は顔を上げる。
女の人だ。
「どうしたんですか?」
「・・・・」
「城には、どう行けばいい・・?」
「ついて来てください」
とりあえず、ついていった。
親切な奴も居るもんだな。
「ここです!」
「有難う、助かった」
女の人はニコッと笑うと、走っていった。
さて、と。
俺は城門に近づく。
門番が言った。
「名前とここにきた理由を」
「ライ・ケンだ、王と話がしたい」
「王と話がしたい?何故だ?」
「魔王・・・だったかな、奴の声が聞こえたからここに来た」
「そう伝えてくれれば分かる筈だ」
「ここで待っていろ」
門番は城の裏へ走っていった。
しばらくして、門番が戻ってきた
「入っていいぞ」
「王が居るのは3階だ」
門番が機械の操作をする。
城門が、開いた。
中に入り、奥へと進む。
3階に着いた。
「魔王の声を聞いた・・・か」
「!?」
王様の声だ。
「詳しく聞かせてくれ、何を話していたか」
俺はとりあえず伝えた。
「他にも声を聞いた奴が来る」
「そうか、で、お前は魔王を倒したいと」
「何故だ?理由が無ければ帰れ」
「俺は、魔王に両親どころか、全て奪われた」
「だから・・・・」
「そうか、だが、そんな装備で行くつもりか?」
「・・・」
「装備なら好きなものをやる」
王は召使を呼び寄せ、
「倉庫へ案内しろ」
召使についていくと、
「ここが倉庫です」
「どうぞ中へ」
すごい量の装備や服が並んでいる・・・
26
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/24(水) 22:41:57 ID:UbPB4AC6
俺は金玉をペチペチ鳴らしながら洞窟に着いた。
洞窟には扉があった。開かない。鍵穴は・・・これか。
俺「!!!」
息子「まるで膣だ。おまたをクパァさせた真ん中には孔辺細胞、垣間見える大豆。・・・美しい。」ムクムク
おお、我が息子よ。おまへもそうおもふたか。ならば、いざゆかん。
俺は膨らんだ亀の頭を穴にねじこんだ。
27
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/24(水) 22:55:31 ID:hoO.qiAI
あさって試験だわ・・・
息子「ヌニュルグニュペチュアビッ!!ドクドク・・・」
俺「おい何勝手に挿入してんだよ死ねクズおれにも舐めさせろゲリクソが!!!」
俺「ハアハアニュニュルフィクチュピアンムチュペリオマンマンサイコーナメナメ!」レロレロ
すると、マンコが光り輝き、扉が開いた。ふぅ・・・
俺「魔王。貴殿は私が倒して差し上げましょう。」
決心を新たに、薄暗い闇へ足を踏み出すのであった。
28
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/25(木) 18:44:52 ID:MZ/uOi/A
魔法書を手渡されると俺は外へ出た。
なんか・・・どうも気が重い・・・
財布持ってるのにタダで馬車乗っちゃったみたいな・・・
まぁそんなこと今までに何回したか覚えてねぇけどな!
鍛冶屋へ行くとすでに新しい銃口が出来上がっていた。
鍛冶屋「さっき渡された宝石を溶かして銃口に埋め込んでみたぜ!恐らく攻撃力が格段にUPしてるぜ!」
俺「マジすか・・・あれお礼のために渡したんだけど・・・」
しかしなかなかいい出来具合だ。鍛冶屋の言っている通り攻撃力は上がっていそうだ。
俺「ありがとうオッサン!じゃあ行ってくるよ!」
鍛冶屋「達者でな!」
そして俺はイーポット村を出て「他の勇者」がいるであろう城に向かうことにした
29
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/11/25(木) 19:01:37 ID:ixs94ljQ
鉄工所人が出て来た。
鉄工所人「ところでGあるの?」
ナナシ「Gは無いがこれでどうだ?」
俺が前に砂浜で拾った淡く青紫に光る鉱石を差し出した。
鉄工所人「これは見たことが無い鉱石だなーちょっと調べてみよう」
鉄工所人は小屋の中から本を取り出した。
鉄工所人「んーっとこれはー・・・!これは希少価値の高いマイパリト鉱石じゃないですか!」
ナナシ「マイパリト鉱石ぃ?」
鉄工所人「海底火山から極希に採掘出来ると言われている鉱石ですよ!これじゃあ大量にお釣りがでます」
ナナシ「いやいいよお釣りは。その代わりさっさと修理してくれ」
鉄工所人「最高ですよマジでこんな鉱石扱えるなんてー。お礼としてちょっとしたオマケ付けておきますね」
やっと修理してもらうことが出来た
30
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/25(木) 20:25:56 ID:pPAlqt5E
洞窟には誰もいなかった。ただただ歩いていると、泉があった。何となく近づいてみると、何かが沸き上がってきた。
妖精「貴方が落としたのは、この黒光るバットですか?それともこの桜色のアワビですか?」
可愛い。華奢な体に、甘い香り。濡れた衣服、髪。透けて見える肌が体の凹凸を強調させる。
俺は犯した。
31
:
グリムリゼル
:2010/11/25(木) 21:55:42 ID:CZF.7r/Y
>>30
あなた本当に勇者なんですか?w
ルーク「そういやぁグリムさん、あなたは何故ここへ?」
城の長い廊下をツカツカと歩く中ふと疑問に思ったのかルークは不思議そうにこちらを見る。
グリム「あぁ、簡単な話さ。魔王さんがこの勇者様の弱さにあきれたらしい、
んでその勇者をちまちまと倒すのもめんどくさいからまとめてかかってこいだと」
ルークは魔王という言葉に目を丸くし、恐る恐るもう一つ質問を重ねてきた
ルーク「あなたは・・・・勇者なのですか?」
そんなに深刻な問題なのか?とこっちが疑問に思ってしまうほど堅苦しい質問だった。
グリム「ああ、多分他にも勇者がいてー・・・まあこの城に集まってくるはずだ」
ルークは眉をひそめ立ち止まった、手で顎をさすりうなり声まであげている。もう我慢の限界だ
グリム「なぁ・・・どうしたんだよ?俺が勇者で以外だったとかか?」
ルークは黙ったままで数秒間沈黙が続いた、やがてルークは呼吸を整え沈黙を破った
ルーク「ついてきてください」
つい数分前に城を探索したルークの雰囲気はどこかへ、まるで別人のようなオーラを放ち今来た道をUターンする
グリム「・・・・?」
疑問符が頭を突き刺す俺の前をルークは何も言わずに歩いていた、話かけづらい。歩くこと2分ぐらいたつと地下へ降りる階段へとさしかかった
グリム「地下・・・?」
32
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/25(木) 22:11:59 ID:ZIU6VFUA
>>31
いいえ、ょぅι(ry
※セクースは省略しますが、需要があれば書きます。その場合は雑談スレにて挙手
一満足した俺は泉で体を清め、外へ飛び出した。体中の水分を自然乾燥させるついでに、町へと走りだす。解放感と合わせて、一石二鳥である。
俺「俺天才でね?ww」
俺は逮捕された。
33
:
グリムリゼル
:2010/11/25(木) 22:14:47 ID:CZF.7r/Y
ますます疑問符の量が増え俺の頭には数多の疑問符が纏っていたが、ここでルークが口を開いた。
ルーク「古代魔王の遺物が存在する伝説って知ってます?」
階段を降りながら質問してくるがこちらに顔を向けることは一切なかった。
グリム「ああ、見たことは無いがな」
確か古代魔王の遺物は・・・魔王がこの世界を支配するために使った武器や特殊道具ではなかっただろうか。
今ではおとぎ話に出てくる便利アイテムみたいなモノになっているが実在するかどうかは今のところ不明だ。
ルーク「実はその遺物、存在し、なおかつこの城にあるのですよ。」
グリム「っ!」
(この城に・・・?何故・・・・?)
ルーク「何故?と言われますと、この城は昔魔王の出身地といわれてるといいますか、まぁ魔王の城だったのですよ。」
(そんなこと尋ねてないはずだが・・・)
ルーク「そりゃぁ尋ねてないですよwwボクが勝手にあなたの心の声を聞いてしまっただけなんですから。」
グリム「そんなことができるのか?」
半信半疑だが、いわれなくても本当なのだろう。
ルーク「まぁ、この道具のおかげですけどね。古代魔王の遺物・・・[地獄耳のピアス]」
耳につけている羽根のついた綺麗なピアス。翡翠を使った丸いピアスが大中小3つに連なってできているようだ
ルーク「このピアスで使われる宝珠[共鳴翡翠]というのはですね、感情や思考を音として聞くことができるんです。」
グリム「初耳だな・・・それで俺の心の声を聞いたってか?」
ルーク「勿論です、当然聞きたくないものも聞こえてきますがね・・・・そして・・・・。」
耳に手を当てピアスに触れる。
ルーク「この[共鳴翡翠]こそが・・・古代魔王の遺物です。」
その言葉が発せられたと同時に目的地なる場所へ到着した。ルークが指を鳴らすと暗かった道が炎に照らされる。
ルーク「この先にあるものは今から[あなたたち]へ差し上げるものです、きっと冒険の役に立つことでしょう。」
扉を開けるとそこには大事に保管される数個の道具と武器があった。
グリム「まさか・・・・これは・・・・。」
息を呑んだ、というより今までにないぐらいの恐怖と戦慄を目にしたようだった。
続きは明日ねっ!
34
:
グリムリゼル
:2010/11/25(木) 22:18:53 ID:CZF.7r/Y
>>32
中学生に汽車ごっこの内容はまだ過激すぎるわ//
汽車がトンネルを通過するシーンをエロティックが書いたらカオスなことになりそうなことも含めて(はぁと
逮捕されるとか勇者失格じゃ・・ゲフンゲフン
35
:
雷剣
:2010/11/25(木) 22:31:16 ID:h.jInV8g
俺は再び王の前に戻る。
「随分とマシになったな」
王が言った。
「・・・」
俺は無言だった。
王は召使に命令した。
「何でもいい、椅子を持って来い」
召使は数分で戻ってきた。
俺の隣に椅子が置かれる。
「取り合えず掛けたまえ」
俺は椅子に座り、待つことにした。
36
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/26(金) 14:45:08 ID:fAsTlXaI
俺は経緯を振り返る・・・
俺「うはw俺天才ワロスwww」タッタッタッ
俺は走る。そしてようやく、村についた。
「ようこそニカツカ村に・・・キャーッ!!!」バタッ
俺「な、なんだ!?おい、どうした!・・・気を失ってる。一体誰の仕業なんだ・・・」
「お、おい、君は誰だ!?何故裸なんだ!?」ザワザワ
俺「ああ、よかった。なあ君、この人が倒れたんだが「うわ、近寄るな!」
俺「な!?・・・皆どうしたってんだよ・・・」
「ゃ、、ぁ、ま、ママぁぁ、、」ダッ
俺「ん?ま?・・・そうか、魔王か!魔王の仕業なんだな!なあ、そうなんだろ?」
「おい誰だテメェ!」
俺「クッ、魔王め・・・なあ皆、俺の話を「黙りなさい、変態。・・・逮捕します。」
俺「ッ、畜生・・・みんな狂ってやがる!!!」
というわけだ。早く魔王を倒さないと。
37
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/11/26(金) 20:04:43 ID:ixs94ljQ
鉄工所人「ふぅ・・・出来ましたよー」
ナナシ「おぉご苦労様」
俺は鉄工所人から双剣を渡された。
ナナシ「おおおおお!元どうり!ありがとうな。所でこの窪みは?」
双剣の柄の部分に直径15mm程度の窪みがあった。
鉄工所人「ちょっとしたオマケですよ。」
鉄工所人から小さな紙袋を2つ渡された。
ナナシ「これは?」
鉄工所人「中身見てみて下さい」
俺は小袋の中身を出してみた。
中からは小さく楕円形上に削られたマイパリト鉱石が2つ出てきた。丁度窪みに嵌る程度の大きさの
鉄工所人「それを双剣に嵌めるとある事が起きます・・・がマイパリト鉱石はとても危険です。」
ナナシ「危険だろうと何だろうと嵌めてみないと分からんだろうが」
鉄工所人「マイパリト鉱石は自然界に存在する6大鉱石の1つです」
鉄工所人「その鉱石を武器に付ければ度々大きな力を手にする事が出来ます」
鉄工所人「しかし貴方の双剣は作り直したばかりなのでマダ慣れてから出ないと力を制御し切れず貴方に害を及ぼします」
ナナシ「マジでか」
鉄工所人「本当にピンチだと言うときに嵌めて下さい。これを約束してください」
ナナシ「おk・・・約束しよう」
鉄工所人からマイパリト鉱石を受け取った
ナナシは加工したマイパリト鉱石をしまった。
38
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/27(土) 18:09:57 ID:MZ/uOi/A
テスト終わったらバリバリ書き込むつもり
イーポット村を出て30分程度。
なんか煙が出てる小屋を発見した。中から声も聞こえる。
とその時。
?「おーい!ちょっと待ってくれー!」
俺「ん?」
誰かの声が聞こえた。
振り返るとさっきの鍛冶屋のオッサンが走ってこっちに向かってくる。
斧を持っている。
俺「なるほど・・・魔王の奴、人まで操りやがって。大人げねぇ・・・」
鍛冶屋のオッサンが現れた!
4−4−はLv1通常弾をオッサンに向けて撃った!
オッサンには当たらなかった!
俺「は!?ちょっと待て早まるなオッサン!」
鍛冶屋「はー。やっと追いついた〜。」
俺「待て待て待てって!オッサンやめろ!」
鍛冶屋「? まぁいいや。この手紙をあそこにある小屋に届けてくれないか?」
俺(え?それだけ?)
鍛冶屋「おーおーおー。作り途中の斧を持ってきてしまったぜ。やはり老いという物は恐ろしいな〜。」
俺「あー。もう〜。誤解を生むようなことすんなよ〜。」
俺は手紙を受け取った。
鍛冶屋「じゃあちゃんと届けるんだぞ!」スタスタ
俺「ってか小屋すぐそこなんだから自分で行けばいいのに・・・」
39
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/27(土) 20:06:38 ID:Z/9ZVbKM
ガチムチ「てめぇいってぇなんでんなコトしたんや?ン?」
俺「あ、その、いや、ぁははは・・・」ガクブル
ガチムチ「・・・島流し。」
村人「しゃぁーー!!」
俺「・・・」(やべ、濡れたわ//)
ガチムチ「最後ンなにゃ言うことあッか?アァ?」
俺「ありがとう//」
ガチムチ「・・・」
そして両手足を縛られ、小船で流されました。
俺「ン゙ーー//」
実に快感である。
40
:
サイコロ
:2010/11/28(日) 02:14:10 ID:4yZeLuIg
(当然勇者はいいえを選ぶだろうな・・・)
俺は勇者に期待を馳せていた。ここではいだとゲームオーバーだからな
「うるせぇ!世界は愚か魔王の席は俺様のものじゃ!氏ねええぇ!!」
え〜!!予想外の展開に驚き戸惑う俺と魔王。これってアリですか?
俺の目前で無残に切り捨てられる魔王。ある意味見たくもない光景だ
そして勇者に気付かれた俺も昇天。筋書き通りにはいかないものなのか
ラダトーム城で目が覚める俺。城でしか書を記録できないんでしたね
隣でなんと竜王が寝ている。・・・やばくないすかこれ。俺知りませんよ
「おお、目覚めたか。そなたらよ。生きてて良かった、良かった」
王様の言葉に違和感を覚えてると竜王が目を覚ました。頼むから空気嫁
「は!わしは・・・誰じゃ?そしてここはどこじゃ?思い出せぬ・・・」
41
:
サイコロ
:2010/11/28(日) 02:39:55 ID:4yZeLuIg
おいおい切り捨てられたショックで記憶喪失になっちまったよこいつ
勇者が強すぎたのも問題だけどそれ以前に魔王の威厳もあったもんじゃない
「わしの名は竜ちゃんじゃったかのう。で、お前はいったい誰なんじゃ?」
おもいっきり殴ってやりたい気持ちを抑えて俺は二人に自己紹介をした
・・・そして結局。俺はこいつと冒険の旅に出る事になってしまった・・・
「腹が減ったんじゃが飯はまだかのう。わしは朝から食うとらんのじゃ」
うぜぇ・・・心の底から怒りが込み上げる俺。金もねぇのに食えるかボケ
「まずは敵を倒しましょうよ。そしてお金を手に入れてから食べましょう」
「わしは年でな・・・お前さんのような元気はどこにも残っとらんのじゃ」
俺は無視して先を急いだ。まずは町を出てから敵を倒・・・じじいがいない
後ろを振り向くと店の商品を勝手に持ち出して食ってるじじいの姿があった
「・・・お連れの方。もちろんお金は払っていただけるんでしょうねぇ?」
強面のお兄さんに話しかけられる俺。とりあえず他人のフリをしよ・・・
「もうお金を稼いできたのか。大義であったぞサイコロよ。ほっほっほ」
働いてやっと金を返した俺。こんなんじゃいつまでたっても外に出れない
42
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/28(日) 17:23:00 ID:MZ/uOi/A
今のとこお城組(グリム・ライ)、そこら辺ブラブラ組(俺・ナナシ)、チンチンブラブラ組(言うまでもない)に分かれてるね
オッサンから手紙を渡された。
ベリベリと封を開けて中身を見る。悪いなオッサン俺に渡したのが運の尽きさ
『弟子へ
知っていると思うが鉱石の中には武器に組み込むことで強力な力を得るものがある。
しかしそれは鉱石だけではないようだ。この間銃口の謝礼にエルフ宝石を持ってきた奴がいたからフザけて銃口に組み込んでみた。
するとどんなに叩いてもヒビ一つ入らない頑丈な銃口が出来上がったんだ。これなら拡爆弾も撃てるかもしれない。』
俺「ふーん。銃口に宝石・・・って俺かよ!?」
俺「ということは俺の銃で拡散弾とやらが撃てるってことだよな・・・よぉっし絶対に手に入れてみせるぜ!
43
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/28(日) 20:38:54 ID:rHxjQVZU
俺が「ン゙ーー//」と叫んでいると、目の前に妖精さんが舞い降りた。妖精さんは俺のテクに惚れたようで、なんとか強姦罪にはならなかった。
俺「襲わないので拘束解いてください」
妖精「・・・SM」ボソ
俺「え?」
妖精「だ、だからSMプレイだってば!」カァァ
俺「・・・可愛い」
俺は拘束を引きちぎると、妖精さんをグヘヘヘヘヘwww。ふぅ。
私「さて、貴女の御力を借り受けたいのですが。」
妖精「ならば、この金でも銀でも無い『ヤンデレ』の斧を授けましょう。」
私「有難うございます。この御恩はいずれか必ず。」
妖精「ええ、期待してるわ。それじゃあ、また。」
その後、私は拘束を再度身につけ、妖精様のお忘れになさった衣服をクンカクンカするのであった。
44
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/11/28(日) 21:46:39 ID:ixs94ljQ
エロティックのクオリティが高過ぎる件について
ナナシ「んじゃあお世話になった」
鉄工所人「そういえばこれからどちらへ?」
ナナシ「城に向かおうと思っている」
鉄工所人「んじゃあココを真っ直ぐ行ってくださ・・・ん?」
ナナシ「どうした?」
鉄工所人「遠くから銃構えた人が・・・」
ナナシ「マジだ・・・うわぁ魔王軍っぽいお」
45
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/11/28(日) 22:20:02 ID:7/LH2DFA
>>44
(//)
なんだかんだあったし、整理しよう
名前:エロエロ(=Erotic)
武器:トマホーク(ヤンデレ)
服装:囚人服と妖精タンのエロい衣
状態:縛り//
位置:海上
そんな俺は
>>47
の(の近くの)町に流されるのであった・・・
46
:
浜面シアゲ
:2010/11/28(日) 23:24:37 ID:yh/gc3rs
気がつくとそこは森だった。
そう気がつくとそこは森だったのだ。
大事なことだったので二度言わせてもらったけどなぜ僕がこんなところにいるのかがわからない。
先ほどまで僕ことカイトは家の中で中学三年生らしく休日を受験勉強に費やしていたはずなのに
ホワイ?なぜ?。ドッキリとしても凝り過ぎじゃないのか?
ほら早くドッキリの看板出しなさい怒らないから。まあ、グーパンチはするが
とりあえず辺りを見渡す。しかしどう観ても普通の森なのだが一つだけおかしなものがあった。と言うよりおかしなものが居たと言うべきか
僕が見た先にはテイルズオブシリーズにいるオタオタというザコモンスターがいたのだ
47
:
グリムリゼル
:2010/11/29(月) 01:45:58 ID:CZF.7r/Y
>>43
一人称が 俺 から 私 に変わっただと・・・
古代魔王の遺物を拝見したグリムはルークにつられ今度は王様のところへいくことへなった。
グリム「王に会いに行くんだろ?なんでまだ地下なんだよ」
さっきとは違い上り階段だが薄暗くてじめじめしている
ルーク「いいからいいから」
カツンカツンと響く足音だけが耳にはいる、やがて上ること数分、小部屋らしき空間に出た
グリム「おい、ここはいったい・・・」
ルーク「シーッ....」
指先をたて口にあてる、静かにしろ、とのこと。そして壁にある穴を覗けというのだ。
グリム(ん・・・なんだ?うぉお!王様!そしてあれは・・・・もしや?)
目の前には王とその前にいる青年が目に入った
王「取り合えず掛けたまえ」
青年は椅子に座りなにかをまっているようだ。
ルーク「どうします?いきます?」
グリム「もう少し様子をみる」
48
:
サイコロ
:2010/11/29(月) 11:03:47 ID:4yZeLuIg
「そういえばサイコロよ。確かわしには15歳くらいの孫がいたはずでのう」
「それがどうしたっつーんですか?で、その孫ってのはどこにいるんですか」
「確かこの町に住んでおったはずじゃがのう。町の住民に聞いてはくれんか」
なんで魔王の孫が城下町に住んでるんだ・・・と激しく突っ込みを入れたい
だが、探す間もなく孫の家は見つかった。どこから突っ込みいれたらいいのか
もろこいつのお城を意識した建て構えにこの町の半分くらいの面積がある
とりあえず城壁についている取ってつけたようなチャイムを鳴らしてみた
レベルアップのファンファーレが町中に響き渡る。すごく近所迷惑である
すると中から竜王そっくりな人が現れた。この人が多分こいつの孫だろう
「何ですか?せっかく今からドラクエ10の試作を試してみようと思ったのに」
すみません。あんたの存在自体まさしくドラゴンクエストなんですど・・・
「孫よ。わしはもう疲れたわ。代りにお前がこいつと旅に出てはくれんか?」
旅らしい旅なんかしてねぇだろ!と心の底からこいつの背中を蹴飛ばしたい
しかもその孫は見るからに嫌そうな顔をしている。腹立たしき事この上ない
49
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/29(月) 17:29:20 ID:MZ/uOi/A
自称完璧理数系の俺にとって国語はただの地獄だお・・・
今銃を構えて戦争ごっこしている僕はフツーの勇者
強いて人と違う所を挙げるとしたら今すっごく怪しがられてるってとこカナー
俺「マズイな・・・戦争ごっこしてたらあいつ池沼じゃね?って目で見られてる・・・」
俺「このまま追いかけても逃げられるだろうな・・・威嚇射撃しかねぇか・・・」
先ほど作っておいた火属性の弾を込めて、撃った。
・・・ここは草原ということを忘れていた。
着弾して火炎瓶のように辺りに飛び散った火の子は草から草へと飛び移り、辺りを焼け野原にしていった。
俺「あー。マズッたなぁ・・・今にも逃げそうな勢いだ・・・」
50
:
ラビット
:2010/11/29(月) 18:31:17 ID:/nQWLGjE
俺「ぎゃああああああ!!」
俺は森の中を走っていた。追われているのだ。・・・・四匹の竜に。
俺「ドラゴン四体とか、ハァ、今の俺の実力では、ハァ、無理ゲー過ぎるだろ!」
森の中で迷ってしまい、行きついた先はドラゴンの巣窟。立ち去ろうとしたらマンガみたいに尻尾を
踏んでしまい、怒らせてしまったのだ。そして今に至る。
俺「やっべ、ブレス吐いてきたお^^;もう詰むわこれwwww」
すると突然、頭の中に直接声が響いてきた。
俺「ん?・・・・魔王?送り出すっt」
その瞬間、俺の体は虚空へ消えた。
俺「アーーーーーーーッ!!」
俺は空中10m程度の高さから、真っ逆さまに平原へ落っこちた。
ドスッ!!・・・・・・・頭が地面に刺さっちまったぜ。
俺「(どうしてこうなった・・・・ていうか、あの距離から落ちてよくもったなマイヘッド)」
俺「(取り敢えず抜くか・・・、よいしょっと!!)」
・・・・・・・・・・・・・抜けなくなっちゃったよお母さん。
51
:
ラビット
:2010/11/29(月) 18:46:11 ID:/nQWLGjE
>>50
を見てみるといかに俺の文章力が低いかよく分かるぜ。
俺「(あーやばい。非常にやばいですよこれは。全く抜ける気配が無いぜ。)」
どうにか抜こうとしてみるが、しっかりはまっちゃって一向に抜けない。
俺「(あー誰か助けに来ねえかな・・・・ん?)」
誰かが俺の脚を引っ張ってくれている。
俺「(おお!誰か助けに来てくれたのか、ありがたや。)」
ズボッ!と、俺の頭が地面から引っ張り出された。
???「あ、抜けた。」
俺「ふぅー、助けてくれてありがとう。恩にきるぜ。」
???「どういたしまして。僕はレイン、君は?」
俺「ラビットと申す。」
レイン「ラビットは何でこんな所に突き刺さってたの?」
俺「それは・・・、まあ、かくかくしかじかなのよ。」
レイン「ふーん。」
俺「城下町へ行きたいんだけど・・・・地図とか持ってないか?」
レイン「持ってないけど・・・ちょうど僕も城下町へ行くんだ。一緒に行くかい?」
俺「もちろんでございますことよ。」
俺達は、城下町を目指すため歩き出した。
52
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/11/29(月) 20:01:57 ID:ixs94ljQ
鉄工所人「なんかあの人打とうとしてません?」
ナナシ「気にするな。ただの池沼だ」
池沼が銃を撃った。
鉄工所人「撃って来ましたけど」
ナナシ「気にするな恐らく軟弱な弾だ」
銃が着弾し、なぜかは知らんが燃えた。あたり一面燃えている。
ナナシ「うぇっうぇっwwwww」
鉄工所人「これはあれのテストに持ってこいだな!」
鉄工所人は小屋から鍋を持ち出した。
ナナシ「これはなんだべ?」
鉄工所人「冷たい物。そこら辺歩いてるおじさんがくれた物です」
ナナシ「うはwwwwwwwwwwww」
鉄工所人はそれを鍋ごと炎に投げ入れた
すると炎はみるみる内に消えていった。
ナナシ「何それすげぇ・・・」
と言うことで池沼をぶっ殺すことに♥
53
:
雷剣
:2010/11/29(月) 22:09:15 ID:jWjdYZ7w
時間だけが刻々と過ぎていく。
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
唯一つ、今言える事は。
暇だ
おまけに眠気が・・・
俺は立ち上がり、言った。
「そこらへんを見てくる」
「・・・・・・・」
この時俺は、王が眼を開けたまま寝ていたとは、
知る由も無かった。
54
:
グリムリゼル
:2010/11/30(火) 17:14:08 ID:CZF.7r/Y
青年「そこらへんを見てくる」
そのまま青年は王の前から消えた
グリム「おい、あの青年どっかいったぞ」
話しかけても返事が無い、振り返ろうとしたとき。強い衝撃が体を走りそのまま俺は気を失った。
パソコン禁止令きますた^q^
元線ひっこぬかれてしまうのでどうしてもpcはできない状態であります・・・・。
だが父の糞重いpcならやってもいいといわれたのでちょこちょこみにくるべ。
キーを打って10秒後に反映されるほどの糞pcで書き込むのは無理だから俺はここで区切っとく。
あとは任せた!!「みんな」がネタを出さねば過疎るぜ?ここ重要
55
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/30(火) 17:26:41 ID:MZ/uOi/A
テスト終わったぜいやっほぅぅぅぅぅぅぅ!!!
小屋の中から出てきたオニイサンがなんか変なものを投げて火を消した。
俺「おーすげぇすげぇ。じゃ威嚇射撃も終わったことだしあの人達に会いにいくか。」
が、向こうの怒りは尋常な物ではないようだ。
あちらは刀を二本取り出した。双剣か。
しかしこちらは遠距離武器。あっちは近距離武器。
近距離武器の方があからさまに不利。向こうもそれを承知しているのだろう。
・・・ということはかなりの自信家、使い手か。
俺「・・・さぁて。どうしようかなぁ。」
向こうが今にも斬ってきそうな勢いだ。
・・・とその時。さきほどまでついていなかったものを発見した。(チンチンではない)
俺「これは・・・ガード?」
さきほど鍛冶屋が便宜をはかってつけてくれたのだ。
俺「ちょうどいい。これで攻撃を防ぎつつ敵意がないことを伝えれば・・・!」
56
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/11/30(火) 17:28:15 ID:MZ/uOi/A
>>54
おk!
57
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/11/30(火) 19:21:10 ID:ixs94ljQ
>>54
把握しますた
テスト終ったゼェェェェェェこれで俺は自由だ嗚呼嗚呼嗚呼
俺は池沼に切り掛かった。すると池沼は変な盾?のような物でガードした。
俺「ガンナーがガード性能つけんなや」
俺はその盾?のような物に剣を1本刺した。その刺した剣に気を引かせている間に、もう1本の剣で池沼を刺そうとした。
ナナシ「池沼め!タヒりやがれ!」
58
:
雷剣
:2010/11/30(火) 19:46:06 ID:jWjdYZ7w
グリムdmwwww
集合前なのにどーするんだ?
59
:
雷剣
:2010/11/30(火) 19:58:07 ID:jWjdYZ7w
さて、何処に行こうか。
この服装なら何処に行っても多分大丈夫だろう。
道具を買うべきだが、金が無い。
スタスタと歩いていると、
「・・!」
たくさんの張り紙がある板、おそらく
掲示板だろう。
[モンスターを駆除してくれる人を募集。
報酬有り。詳細は・・]
「・・・稼ぐか」
60
:
浜面シアゲ
:2010/11/30(火) 21:09:27 ID:yh/gc3rs
なぜこんなものが居るのか僕にはわからなかった。僕の頭には疑問符が増えるばかりだった
もしかして学園都市の中では?と思ったのだが学園都市にこんなに広い森はなかったはず
とりあえず歩こう
そう思った僕はまずオタオタの近くに行った
そして僕は足を振り上げる。そしてその足でオタオタを蹴り上げる
オタオタは小さく「オタッ!」と悲鳴を上げて飛んでいく
空高く飛んだオタオタ10メートル先に落下した
ふむ、受験勉強で忙しく運動ができなかったけど、どうやら僕の脚力は落ちていないようだ
僕はオタオタに近づきもう一度蹴り上げる
それを何度も続ける
何度も続けるうちに僕は城下町についていた
61
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/01(水) 01:48:45 ID:3lofTfPg
ギアル街
俺「・・・という夢を見たんだ、妹よ。」
妹「うん」
俺「そしたらな、起きたらな、本当にこうなっていたんだ。」
妹「うん」
俺「確かに今はハア、こんな両手両足を縛られつつもハア、ほのかな快感に身を任せてしまいハア、あられもない姿でハア、喘いでいて、ンッ、しかも妖精タンの服クンカクンカしてウッ、なおかつ斧でセンズリしてるが、な、ハア、俺は変態じゃないんだぞ?フウ」
妹「うん」
62
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/01(水) 01:58:01 ID:3lofTfPg
俺「(フフフ・・・まさか話がこじれて面倒になったから妖精さんに頼んで夢オチにしてもらったとは気づくまい)」
俺「まあそういう訳だ、拘束を解いてくれ」
妹「うん」
俺は力づくで拘束をはずすと、正装に着替える。
俺「おっと、着替えまでさせちゃってすまない。」
妹「うん」
俺はダッチワイフに話すのをやめ、口づけを交わした
俺「フフ・・・可愛いやつめ」
妹「うん」
今日も平和である。
63
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/01(水) 18:59:03 ID:MZ/uOi/A
>>57
モンハン予約してないのに買おうなんて馬鹿なことしなきゃよかった・・・
俺はガンナー。盾の扱いは苦手。
俺「ちょっ!おい!待て待て待て!違う!敵じゃないから俺!」
向こう「キヒャヒャヒャヒャ!タヒれぇ!」
俺「あぁもう聞いてないし!分かったお互い武装解zy」ドスッ
盾に剣が一本突き刺さる。あれ?双剣ってこうやってつかうものだっけ?
向こう「池沼め!タヒりやがれ!」ブンッ
向こうが双剣を振り下ろす。ヘビィボウガンの小さい盾ではもう防ぎきれない。
・・・が、間一髪でそれを避ける。
俺「戦うってレベルじゃねーぞ!」
向こう「ハァ・・・ハァ・・・魔王軍が、魔王軍がぁぁぁぁ!!」
は?魔王軍?
考えているうちにも向こうは襲いかかってくる。
次々と繰り出される攻撃をかわしながら盾に刺さっている剣を投げて、少しでも戦意がないことをアピールする。
・・・が、向こうは全く動じない。
俺(まさかこいつ、俺を魔王軍と・・・?)
64
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/01(水) 19:25:48 ID:ixs94ljQ
>>63
入荷日を待ちやがれ。そして態々すみませんねぇ
俺「魔王軍がぁぁぁぁ(棒)」
鉄工所人「おーい。その人敵じゃないとか言ってましたよー」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?」
俺「君魔王軍じゃ無いの?」
向こう「うん」
俺「じゃあ何で砲撃したの?」
向こう「いや・・・あの・・・逃げちゃいそうだったから・・・その・・・威嚇射撃を」
俺「でも燃やす必要なかったね?」
向こう「あ・・・はぃ・・・すみませんでした(笑)」
俺「(笑)ジャネーヨwwwwwwwwwwww」
俺はソイツをぶん殴ろうと思ったがコイツに敵意は無い様なので止めた
俺はとりあえず鉄工所人の元に戻った
俺「ありがとうな。」
鉄工所人「いぇいぇ。そんな事よりマダ僕名前聞いてませんね。僕の名はルトキ」
俺「俺の名はナナシ。」
鉄工所人「ナナシが名前てwwww」
俺「そこは伏せて置く」
と言うことで俺は奴をちょっと放置して雑談していた。
65
:
雷剣
:2010/12/01(水) 19:59:39 ID:jWjdYZ7w
一応モンハン予約してた・・・
俺は掲示板に書いてあったとうりの場所に来た。
古びた・・・家か?店か?
取り合えず中に入ってみる。
「おお!!!ついに来てくれたか!!!」
男が話しかけてきた。
「え?」
「あのモンスターは強いからなかなか駆除してくれる人が
・・・・よく来てくれた!!」
「早速だが、コイツを駆除してほしい」
男は写真を見せる。
「何で写真があるんだ?」
「勿論、俺が撮ってきた」
「・・・」
写真のモンスターは、
あの時見たアイツにそっくりだ・・・。
「場所は廃墟だ、城下町の果てにある」
「人を食うらしいから、気をつけろ」
「分かった、行ってくる」
俺は家か店か分からない建物から出て、
モンスターがいるらしい場所に向かった。
「急ぐか・・」
66
:
グリムリゼル
:2010/12/01(水) 20:13:56 ID:CZF.7r/Y
親が風呂はいってますーる。のでカキコ
1章はみんなでまとまっていく?様な形がよろしいと思うので。
みんなが王様に会う→王同士がテレパシーか何かで会話してある街に集合させるようにいいつける
→結果その街にみんなが行き着き合流。
という俺の案。とりまみんなで考えてたのんますノシ
67
:
雷剣
:2010/12/01(水) 20:16:22 ID:jWjdYZ7w
城下町の果て、廃墟の扉の前に来た。
「・・・・・ここだな」
俺は鞘に納まりっぱなしの剣を右手で構える。
俺は、ドアを蹴り飛ば・・・・
ガンッ!!
「痛っ!!」
俺は足を抱えて痛そうに跳ねる。
木のドアだと思っていたが、
木の中は鋼鉄だった。
俺はドアを普通に開ける。
「!?」
廃墟の中は薄暗いという処ではなかった。
真っ黒だ。
腕を伸ばしてみる。
「・・・?」
腕が、廃墟の中に入らない。
「ま、まさか・・・」
俺は少し焦った。
「こいつ・・・巨大化してるのか!?」
黒いものの正体は、男が言っていたモンスターだろう。
かなり太って、巨大化している。
「マジかよ・・」
モンスターはもぞもぞと動き始め、
入り口から顔を出した。
廃墟の壁が壊れ、足も出てきた。
モンスターは、廃墟ごと立ち上がり、
物凄い鳴き声を出した。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!」
唖然としている場合ではない、
右手の剣を思いっきり叩き付けた。
ペシッ
「・・・・」
「・・・・」
まったく効いていないようだ。
68
:
雷剣
:2010/12/01(水) 20:28:41 ID:jWjdYZ7w
廃墟から黒い腕のようなものが伸びてきた。
回避する間も無く、俺に巻きついてきた。
そのまま空中に上げられる。
「降ろせ!くそっ!!」
両腕は捕まっていない、撮り合えず俺は黒い物を叩き付けた。
このままでは食われる。
「この黒い奴が切り落とせれば・・・」
俺ははっとした。
右手には剣、しかし鞘に収まったまま。
旅人は抜けないと言っていたが、
もしかすると・・。
モンスターは頭を伸ばし、俺に向かって噛み付こうとしてきた。
俺はとっさに剣を鞘から抜こうとした。
次の瞬間だった。
剣が抜け、閃光が辺りを覆いつくした。
俺はモンスターに斬りかかった。
光がモンスターを貫く。
廃墟ごと、モンスターは両断され、その場に倒れた。
右手を見ると、剣の刃が、消えていた。
69
:
雷剣
:2010/12/01(水) 20:31:55 ID:jWjdYZ7w
「・・・!!」
さっきまで多分あった筈の、刃が無い。
取り合えず、剣を鞘に戻す。
もう一度剣を抜こうとした、が
抜けなくなっていた。
「戻るか」
続きはまた今度(・ω・)ノシ
70
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/02(木) 18:09:09 ID:MZ/uOi/A
>>63
アンチモンハンの父さんに買ってもらうか、入荷日を待つか・・・ゴクリ
小屋の中から出てきた人によって向こうの攻撃が終わった。
やっと俺が魔王軍じゃないって分かったかカスめ
俺「はー。疲れた・・・おっ、ところであんた名前は・・・」
雑談している。勘違いした上に人のことを放って雑談とはけしからん。
小屋でも燃やしてやろうかオイ
俺「あ、そうだ。」
大事なことを忘れていた。手紙だ。
俺「ちょっとちょっとそこのあんた!」
?「ん、僕?」
向こう「おいテメー今ちょうどいいとこだったんだぞ」
俺「あんたの師匠から手紙を預かっている。」←スルー
?「オ、オパーイ師匠からの手紙・・・!」
俺はさきほど封を破ってビリビリになった手紙を渡した。
?「ふんふん・・・エルフ宝石を持ってきたのって君かい?」
俺「ん、ああ。」
?「やっぱり、エルフ宝石はエルフ族と非リア充以外の物が持つと爆発するんだ。」
俺(それってお前は非リア充だと言ってるような物じゃ・・・)
?「エルフ宝石はその爆発力で拡爆弾が撃てる。城下町に売ってるから行ってみれば?」
俺「そうだな。よし!そういえばお前もその双剣、『勇者』だろ?一緒に行動するか?」
71
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/02(木) 18:59:02 ID:ixs94ljQ
俺「オパーイ師匠www」
ルトキ「オパーイ師匠の名前の由来は母親のあれが小さかったからだそうですよwwww」
俺「うはwwwwwww」
向こう「一緒に行動してくれるかな?」
俺「いいともー」
俺「と言うことでこの池しょ・・・もとい勇者と旅立つんで。色々世話になったな」
ルトキ「いえいえ。また機会があれば」
と言うことで池しょ・・・もとい勇者と共に行動することになった
72
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/02(木) 19:09:30 ID:MZ/uOi/A
俺「よし、池沼とか聞こえたが気にしないでやろう。じゃお前の名前は?」
向こう「俺の名前?ナナシ。」
俺「ふwざwけwてwんwのwかw」
ナナシ「いやいやそれが俺の名前だから。で、お前は?」
俺「俺はヨーヨー。よろしく。」
ナナシ「よろしく玩具www」
俺「うるせぇ殺すぞ・・・おっ。おーい!乗せてってくれー!」
俺はそこら辺で走っていた馬車を手配した。もちのロンで金は無い。
ナナシ「おい俺金ねぇぞどうすんだお前払えよ?」
俺「タダ乗りに決まってんだろアホかお前」
ナナシ(やっぱこいつ池沼なんじゃ・・・)
73
:
ラビット
:2010/12/02(木) 19:32:57 ID:/nQWLGjE
城下町に向かう道中、草原を抜けた俺達は森の前に来ていた。
レイン「ここはこの森の入口なんだよね」
俺「見れば分かるが」
レイン「そうかい。・・・・ところで君、武器持ってる?」
俺「持ってるさ。俺だって一応は勇者だぜ。武器を二つ程と薬草とあと度に必要な物一式。」
レイン「そうかい。それならいいんだ」
俺「さっきから何なんだ?」
レイン「実は、この森にはたくさんモンスターが住んでるんだよ。」
俺「まじかww聞いてないぞ。」
レイン「さあ、進むよ。」
俺「分かった・・・。」
俺達は森へ入った。
74
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/02(木) 19:52:27 ID:iyooo382
>>66
うんこっこ!!!
―――さて、ここで俺の過去を話そう。
俺には妹がいた。街一番の美少女と言われるほどのだ。そのころの俺は変態でも何でもない、ただ平凡な平和を願う人々の一人であった。
ある日、街に魔王が来た。そして、妹は魔王に魅入られてしまい、さらわれた。誰も妹を助けられず、俺は他の誰でもない、己の弱さを嘆いた。
ところが、数日後に妹は街に戻ってきた。妖怪として―――
75
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/02(木) 20:06:19 ID:iyooo382
kskするぜ!
妹は、魔眼を有していた。
魔眼―本来は受動機関である眼を能動機関に変えたもの。強力なものは直接目を合わせずとも威力を発揮するという。
妹のアレは・・・間違い無く、魔眼の中でも最高クラスの「石化」であった。
街の人々には、それに抗うだけの魔力耐性など無い。瞬間、固まっていくだけ。
チンコが。
76
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/02(木) 20:13:00 ID:iyooo382
・・・え?チン〇コ!?
そして俺は分かってしまった。
アレは魔眼では無い。
単純に、妹が全裸だから勃起しているだけなのだと―――
それを機に、俺はシスコンになり、淫らになった。こうして、今に至る。
77
:
浜面シアゲ
:2010/12/02(木) 20:32:39 ID:yh/gc3rs
>>76
なるほどつまり妹ちゃんは魔王に精神を壊され肉便器(オナドール)にされてしまった訳か
ちょっとズボン脱いで待機しとくわ
78
:
浜面シアゲ
:2010/12/02(木) 23:34:41 ID:yh/gc3rs
僕が城下町について最初に行った行動は王に会いに行くだったのだが今は王には会えないらしく追い返されてしまった。
その時に数々の出会いと別れがあったのだが、別に語ることのほどでもないので割愛しておこう
え?オタオタ?そんなもの僕はしらないよ
そんなことはさておき今僕は城下町をぶらーりゆらぁりしている真っ最中だったりもする
城下町をかなり歩いた距離に僕の目に入ったものがあった
たくさんの紙を貼り付けたものつまりは掲示板だった
そして僕はその中の一枚の紙を取り指定された場所に向かうのであった
79
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/03(金) 01:04:22 ID:hzZWNPfw
>>77
エロ描写を期待するな、風邪ひくぜ?
つ
http://www.alicesoft.com/saboten/download.html
妹の身に何があったかは分からない。
けれど俺は、妹がさらわれたあの日から―――
ボロボロになって帰ってきた時に、俺は―――
再度の決意をし、斧を握りしめ・・・
俺「!?」
刹那、斧は俺を切り刻まんと空を斬る。
否、切り刻んだのは俺の服、即ち妖精タンの服であった。
斧「ねえ・・・それ誰の服?」
俺「」
80
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/03(金) 01:20:00 ID:xdoVxdGo
斧「・・・ああ、あの人のね。まあ許してあげる。」
斧「本題はね・・・後ろの女。誰?誰なの?さっきからそいつのことばっかり考えて・・・何なの?彼女でも何でもないじゃない!貴方には私がいる。他の人なんて考えないで。私、貴方のパートナーよね?ねえ!?・・・分かった?分かったなら早くそいつから離れて。・・・そう、それでいいの。貴方には私だけでいいの。えと、その・・・私も貴方だけなんだから//」カアァ
俺「あ、と、その・・・」
斧「・・・ね?」
俺「はい。」
俺は斧を片手に、家を出るしかなかった。
81
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/03(金) 20:36:44 ID:ixs94ljQ
>>72
俺「馬車ジャックでもするのか?」
4−4−「そんなわけが無い。ただ乗りだ」
俺「やり過ごすのか?」
4−4−「つける」
俺「うはwwwww」
馬車「何処まで?」
4−4−「城下町まで」
馬車「先払いね。料金均一で750Gよ」
4−4−「金ねぇwwww」
馬車「はぁ?ザケンジャナイヨ」
俺「つけとけ」
馬車「つけるって誰に・・・」
俺「ココを真っ直ぐ行くと村がある。そこにオパーイという爺がいる。そいつにだ」
4−4−「ちょwwwおまwwwww」
馬車「仕方ないな。そいつにつけといてやるよ」
と言うことで俺らは城下町に向かった
82
:
雷剣
:2010/12/03(金) 21:12:04 ID:jWjdYZ7w
「ぶっ倒してきた」
「真っ黒じゃねーか!爆発でもしたのか?」
よく見ると、装備が真っ黒だ、最悪だ。
「写真とぜんぜん違ったぞ」
「ンなわけねーだろ」
「カメみたいだった」
「まぁ、取り合えず」
「ほらよ」
男は小袋を放り投げ、俺はキャッチした。
それなりの金が入ってる。
「サンキュー」
俺は男がいた建物を後にして、
道具を買いに行った。
83
:
雷剣
:2010/12/03(金) 21:21:27 ID:jWjdYZ7w
雑貨屋と書いてある看板を見つけた。
ドアを開け、中に入る。
「いらっしゃい!」
びっくりした、なんだ店員か。
食料、懐中電灯、小瓶、剣を肩にかけるためのベルト、
バックパック、薬品、包帯やら。
これだけあれば十分だろう。
・・・・金は、ほぼ無くなったが。
バックパックを腰につけ、城に戻るとする。
店を出て右を向くと、城下町の入り口に馬車が停まっていた。
84
:
雷剣
:2010/12/03(金) 21:38:33 ID:jWjdYZ7w
城門の前に来た。
俺を見た門番が笑いをこらえている。
「・・・・」
中に入り、王の前に戻ってきた。
「・・・・!?」
「戻ってきたと思えば、何だその姿は」
王が驚いて言った。
「何処で何をしていた」
「そこらへん見てくるって・・言ったはずだ」
「聞いてないぞ」
俺は驚いた。
「え?」
「取り合えずだ」
王が召使を呼んだ。
「ついてきてください」
俺は召使についていった。
85
:
雷剣
:2010/12/03(金) 21:54:17 ID:jWjdYZ7w
驚いた。
装備が一瞬で綺麗になった。
「ではもどりましょう」
召使が言った。
「よし、マシになった」
・・・王は綺麗好きなのか?
「はぁ・・・」
王がため息を漏らす。
しかし、あれから誰一人として俺以外の勇者が来ない。
・・・・
そしてまた時間が過ぎていこうとしている。
86
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/04(土) 17:07:13 ID:MZ/uOi/A
>>81
料金をあのジジイにツケて馬車に乗る。
皆さん見てくださいこれが勇者です
馬車「ハイ。城下町つきましたー。」
俺「どうもー。」
馬車「料金はイーポット村のオパーイって人でいいのね?」
ナナシ「あぁ。」
馬車屋は料金をとりにイーポット村へと走っていった。
さらばだジジイ、次会うときはお前は劣悪債務者だ
87
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/04(土) 17:08:43 ID:MZ/uOi/A
俺「ところで・・・誰かに見られてるような気がするんだが。」
ナナシ「そうか?」
とその時。どこからか石が飛んできた。
俺「おっと危ねぇ。」
しかし次から次へと石は飛んでくる。明らかに悪意ある行為だ。
ナナシ「痛っ。痛っ。おいこれどうすんだよ?」
俺「ここはよそ者を厄介者とする所らしいな・・・」
しかしよく見ると、規則的にある方向から石が投げられているのが分かる。
裏の路地。
俺は気付かれないように近くに落ちている石を拾い、ボウガンに込める。
俺「俺は右の路地に行く。ナナシは左をよろしく頼む。この手の路地は大抵一つの広場に繋がっているから後で合流しよう。」
88
:
浜面シアゲ
:2010/12/05(日) 04:24:57 ID:yh/gc3rs
はぁ、魔物の討伐ですか。
「そうなんです。畑を荒らす魔物達を討伐してほしいんですよ」
依頼の内容としては実にシンプルだった
最近畑を荒らす魔物達がでたようでそれを解決するために掲示板に依頼書を貼っておいたそうだ
そしてその依頼受けたのが僕だったわけだ。
説明をそこそこ僕は魔物達がいるという巣窟にいくことにした
なんというか………
すごく、弱いです……
魔物達は先程言ったようにすごく弱く、しかもローキック一発で死ぬため3分以内に終わらせることが出来た
初めての依頼で3分以内とは何事か
とりあえず僕は依頼主に報告して城下町に帰ることにした
89
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/05(日) 13:50:04 ID:ixs94ljQ
俺「おk。」
俺は左の路地に入っていった。ココを抜けたところで4−4−と合流する予定だ。
俺「にしても路地に入るや否や本当に静かだな」
っとそこに小石が飛んできた
俺「痛っ。本当に厄介者なんだな他所者は」
小石が飛んできた方向に向かった。どうせ糞ガキがゴミ箱の中に隠れてんだろと思い除いて見ることにした
俺「さぁて誰かいるかな?」
するとゴミ箱の中から勢い良くガキが出て来た。
俺「うはビビッタわーw」
ガキがものすごい勢いで逃げていく
俺「そんな逃げるような・・・あ!」
紙袋が無い
俺「あんの糞ガキャァァ!」
俺はその糞ガキに落ちてた盥を投げつけた
見事に当たった。なんてベタな展開になってしまったのだろうか
俺は糞ガキに近寄り、紙袋を取り返す。中身は無事だった
俺「おいガキ・・・石投げつけるところまでは多めに見てやってたがなぁ・・・人のもん取るったぁどういう事だ」
ガキ「っち。」
俺「っちジャネーヨ」
ガキ「おいおいそんな態度とっていいのかぁ?俺様にはなぁ。1万人の部下がいるんだぜ?」
俺「あっそ」
ガキ「何処までもムカつくやろうだな」
俺「お前がな」
ガキ「出て来い」
周りからガキどもがワンサカ出て来た80人くらい
ガキ「やれぇ!」
ガキ部下「イー!」
ガキどもが一斉に襲いかかってきた。イラついたので双剣を構えてみた。すると全員頭下げたw
ガキ「うわぁぁぁぁぁっぁぁごめんなさいぃー!!石とか投げたり物ぬすn(ry」
俺「お前ら本当にザコイのね。武器構えたくらいで怯んじゃったり」
と言うことでガキをやり過した。路地を進んだ
90
:
雷剣
:2010/12/05(日) 16:51:46 ID:jWjdYZ7w
結局暇だ。
城下町は常に賑やかだ。
・・・・・・・
俺はいつの間にか、寝ていた。
91
:
浜面シアゲ
:2010/12/05(日) 23:35:47 ID:yh/gc3rs
「な、なんだ貴様は!!」
カイトパンチ!!(ドゴォ!)
「ウワコノショウネンツヨイ!」
そう僕は城の兵士と戦闘中だった。
なぜ戦っているかって?それはね……おやまた兵士が現れたようだ。ちょっと戦ってくるよ。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
どっばーん!!
「何事だ!!」
大事だ!
王様らしき人物が焦りながら叫ぶ
それに適当に返す僕
王様らしき人が叫ぶのは当然だ。なぜなら僕はファンタジーゲームの城とかにありがちなあのデカい扉を僕は蹴り開けたのだから
なんかもう僕人間じゃなくね?
次回に続く
92
:
サイコロ
:2010/12/06(月) 09:54:09 ID:4yZeLuIg
・・・という夢を見た普通の人間の俺は今日も優雅に睡眠中である
「彼女が欲しい・・・」
という願望を抱きながらすやすや気持ちよさそうに寝ている所である
そういえば昨今王様から手紙はあったけどゴミ箱に丸めて捨てたなぁ
魔王を倒して欲しいとか書かれてたけど他にも勇者が居るって聞いてるし
俺が出る幕なんざどこにもないよなぁと回想にふけってみる今日この頃
・・・しきりにチャイムが鳴っている。うるさい。うるさくて眠れない
どうせ約束の時間過ぎても来ないからって城の兵士が来たんでしょうね
でも居留守使えば関係ない話だね、うん。多分そのうちいなくなるでしょ
だが鍵が開けられる音がした。うわ、そこまですんのかよとタンスに隠れる
93
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/06(月) 17:16:41 ID:MZ/uOi/A
ナナシ「おk」
ナナシカッカが俊敏な動きで左の路地へ入っていった。
俺はなるべく静かに右の路地へ入っていく。
俺「出てこない・・・?確かにこっちに気配があったような気がしたんだが・・・」
すると再び石が飛んでくる。
俺「何故だ!?何故こんな裏路地で石を飛ばせる!?」
?「ククク・・・この城下町四天王のボイラー様にかかればこんなのちょちょいのちょいさ・・・」
そういいながら出てきたのはただのガキ。小爆発を起こすだけの俺の魔法でもやられそうだ。
俺「お前みたいなガキに何が出来るんだよwww」
ボイラー「そう言いつつもあんたはそのガキに手玉にとられてるじゃないかwww」
ボイラー「僕は奇策士ボイラー。・・・四天王の中じゃそう呼ばれてるよ。
あんたのパートナーは今頃むこうで『一万人の部下のジェット』に」
一万人の部下「うわぁぁぁぁごめんなさいぃぃぃぃ!」
ボイラー「・・・向こうのパートナーが強すぎるみたいだな。」
俺(あっちいけばよかったかなー。)
ボイラー「さぁ、こっちは手加減しないよ。ふふふふふ・・・」
と同時に槍が飛んでくる。
俺「ぬかせ!」
俺は 石を 撃った!
ボイラー「いっだぁぁぁぁ!」
ガキの 眉間に 命中した!
俺「ほらほらごめんなさいはどうしたぁぁ!」
相手はガキにもかかわらず容赦なくボウガンで殴りつける。
ボイラー「ごめんなさいすいませんでしたぁぁぁ!」
ガキは逃げていった。一件落着。
94
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/06(月) 18:15:08 ID:ixs94ljQ
俺はとりあえず先へ進んだ
さぁもう少しで出れると言うところに「Barオトメザ」と言う店があった
俺「うわこんな時間なのにバーあいてるよ・・・本当に何なんだよこの町」
すると今度は尖った石が飛んできた。バーの方向から
俺「うわアブネェ・・・またガキが?」
俺はそのガキ懲らしめる為バーの中に入った
俺「おい糞ガキ!危ねぇだろ!」
中にはガキが50人近くいた
ガキ「あーピグ兄ちゃん虐めたやつだー」
俺「ピグ?誰だそれ」
?「俺のことだよ」
さっきのゴミ箱の中にいたガキだった
ピグ「そろそろ親父が起きる時間だな」
俺「親父ってお前らのか?」
ピグ「あくまで呼び名だ。」
?「おいオメーラァー!五月蝿えぞぉ!」
中から四十代前半の大人が出て来た
ガキ「おはよう親父!」
親父「ああお早う。・・・所でさっきピグが虐められただの何だの言ってたなぁ」
ガキ「あそこの奴だよ親父!」
親父「あ?おいテメー。家のガキに手あげるとは・・・覚悟出来てるんだろうな」
そういうと親父は物凄いスピードで手に持ってたナイフを突き刺そうとしてきた
俺「おいおい待てぇー!こいつ等が石投げてきたから説教してだけであって・・・」
親父「黙れ!」
俺「うわこいつ相当親バカだな・・・あー面倒くせぇ」
俺は双剣を構え、親父のナイフを飛ばそうとした。
しかし親父の力が強い
親父「そんな軟弱な攻撃でワシのナイフを弾けるかぁ!」
親父が俺の双剣に向かって突進してきた。武器を壊す戦法に出たらしい
95
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/06(月) 18:22:27 ID:ixs94ljQ
親父が余りに単純に突っ込んでくるもんなのでちょっと横に避けたらこけたw
そして親父の首に剣を添えて終了
俺「とりあえず話を聞こうか」
俺は事情を説明した。親父はまだ納得がいかない様な表情をしていたが表向きでは納得してくれた
俺「そういう事だから。これからはちゃんと教育してくださいよ」
親父「はいはいわかりましたよー。そういえば兄ちゃん何処行くの?」
俺「ちょいと城に」
親父「ほー城にねぇ・・・それならついでで頼んでいいか?」
俺は親父に箱を渡された。
親父「それを王に渡して欲しいんだ」
俺「ほいほい。了解しました。んで中身は何かなニヤリ」
親父「見られて困るようなような物じゃねーよ」
俺「そうかい。じゃあ見ちゃおうかなーとかねw嘘だよ」
親父「それじゃあ頼んだぞー」
俺はそのBARを後にして大通りに出た。果たしてあの親父が女装してママになるのかどうかは謎であった。
96
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/06(月) 22:15:16 ID:BBaQT2yM
〜前回までのあらすじ〜
老人は言う。
「ここから先は戦場だ。行きたきゃ行け。嫌なら行くな。だがまあ、生きたければ残るがいい。死にたいのなら・・・俺について来い。」
俺は縦に首を振ると、ゲイバーに入った。
果たして、俺はどうなるのか・・・ッ!?
続く
つーわけで再開
97
:
サイコロ
:2010/12/07(火) 11:39:36 ID:4yZeLuIg
「勇者サイコロよ。居るのは分っているのだぞ。出て来い!」
勇者をつけないで欲しいです。そもそも冒険の旅に出る気なんてないから
ピロピロ・・・携帯がなった。電源切るの忘れてたよ。いやぁうっかり
「もしもし」
「勇者に告」
案の定いたずら電話だった。俺は電源を切りポケットにしまいこんだ
「この部屋からさっき携帯電話のような音がなった気がするな」
頼むからこのタンスだけは開けないで下さい。お願いします神様・・・
ふと闇に一筋の光が差し込んだ。そう、タンスを開けられてしまったのだ
この後俺が強引に兵士に引っ張られ城へ連れて行かれたのは言うまでも無い
98
:
サイコロ
:2010/12/07(火) 15:36:29 ID:4yZeLuIg
「離せ!俺はまだ死にたくねぇ!」
必死で抵抗する俺。だが兵士2人にがっちり抑えられているので無駄だった
そして城の扉前・・・無数の兵士が倒れていた
しめたぞ!城がパニック状態とあらばこいつらだって黙ってられないはず
「お前は近くの樹木に縛り付けておく。逃げようなんて考えるなよ?」
がーん・・・まるで兵士は俺の手の内を読んでいたかのように俺を縛る
そして兵士は俺を縛り付けるととっとと城内へ入ってしまった
「なんでこうなるのよ。SM趣味なの?俺を拘束して鞭でたたくの?」
とつまらないことをいった所で誰かが俺に気付くはずも無く取り残された
ロープをかじりきろうにも首が届かず断念・・・誰が解いてくれませんか
99
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/07(火) 17:09:17 ID:MZ/uOi/A
俺「そうだ、出店いこう。」
忘れていた。俺は拡爆弾とやらを買いに(強奪しに)ここへ来たんだった。
俺は大通りにあった出店へ声をかけた。
俺「シャァッセーン。拡爆弾っていう弾あります〜?」
出店「拡爆弾!?本当にそれでいいのかい!?」
俺「あぁあるの?じゃぁさっさと出して。代金はツケで。」
出店「危ないからやめたほうがいいぜ。推進力が全くないから手元で大爆発。毎日何十人がこれで死んでいるだぞ!?」
俺「いいからよこせ。」
無理やり拡爆弾が入った袋を奪い取る。
俺「いい的はっと・・・お。アレがいいな。」
拡爆弾を込め城の頂点へと照準を合わせる。
出店「いやいや待て待てそれはマズイ!」
俺「発射ーー!!」ズドン
拡爆弾がものすごい速さで撃ち出される。・・・が流石に城までは届かず家へと落ちた。
「キャータイヘンヨー!」「ギャーオカーサーン!」「マテオレニハカゾクガイルギャーモエアッー!!」
俺「うん。拡爆弾使えるね。さぁ頂戴。」
出店「ただであげるからどっかいってくれ・・・」
ナナシ「何してんだあいつ・・・」
100
:
浜面シアゲ
:2010/12/07(火) 17:22:25 ID:yh/gc3rs
`___ ___
`\")ヽ_____/("/
ヾノ ヾノ
(〇 〇 ノ
ヽ\ / イ
||| /|
||| /イ|
/⌒⊆ ⊇⌒ `⌒\
( ノヾ二ノ)⌒ ) )
{ )ノ、へ)/⌒ノ( }
( ⌒ニ ̄ / ⌒ ノ
ヽ___/ヽ__ノ
ヽ (⌒)⌒) /
) (⌒)⌒) (
/ ̄Ξ―ニ- ̄ヽ
( ̄⌒| ̄ | ̄ヽ
/ | | ヽ
`| ノ| | ヽ
`/ / 人 )
作者「100ゲット(笑)」
カイト「さいてーだこの人」
ハズレ「死ねばいいのにな」
101
:
ラビット
:2010/12/07(火) 17:52:33 ID:/nQWLGjE
森へ入った俺達は、城下町へ向かうべく歩を進めていた。
レイン「そういや君は何で城下町へ行きたいの?」
俺「王様に会いに行く。」
レイン「ふぅん、王様に用があるんだ。」
その時、ガサッ!と物陰から何かが蠢く音がした。
俺「何だよ・・・魔物か?」
レイン「そうみたいだね・・・。」
姿を現したのは、ゴブリンだった。しかし、顔がでかい上に馬の顔をしていた。
俺「ちょwwww何コイツ!?」
レイン「そいつは馬ゴブリンだよ。」
俺「見た目通りの名前ですね」
馬ゴブリンはこちらを睨んでいる!
俺「来るか?」
持っている短剣を構え臨戦態勢に入る!
馬(ry「グォォォ!」
馬ゴブリンは持っている斧で襲い掛かってきた!
一旦切る。ちなみに馬ゴブリンは
>>100
のAAからインスピレーションを得た。
102
:
浜面シアゲ
:2010/12/07(火) 18:56:45 ID:yh/gc3rs
>>101
___ ___
\")ヽ_____/("/
ヾノ ヾノ
(〇 〇 ノ
ヽ\ / /
||| /
||| /
⊆ ⊇
ヾ二ノ
謎の生物の頭〜
こいつの名前はヌッツォって言うんだ
後馬じゃなくて上にも書いてあるように謎の生物の頭だから
103
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/07(火) 19:02:37 ID:N5ZTYlsc
まあなんだかんだあって、王に会うことになった。
俺「魔王どこ?」
王「さあ?」
俺「えー」
王「まあまあ、地図ぐらいやっから」
地図を手に入れた!
俺「つかよ、金くれ」
王「えー」
俺「妖精の服あげるから」
王「妖精タンハアハア」
王の資産を手に入れた!
俺「じゃあね」
王「うん」
ネタが尽きてきた、今日のこの頃
104
:
ラビット
:2010/12/07(火) 19:16:58 ID:/nQWLGjE
>>102
ヌッツォって言うのか。
馬ゴブリンが斧で殴りかかって来た。
俺「やばい襲ってきた」
持っていた短剣で受け止める。
馬(ry「フゥゥゥゥウゥウッッ!」
俺「フゥゥゥッてwww」
レインは少し離れた所から様子を見ている。
俺「きもいから早く倒しちまおう」
馬(ryの懐へ飛び込み、二、三度腹を斬りつけた。
馬(ry「ギャアアアアアア」
馬ゴブリンは倒れた!
レイン「まあ、これぐらい倒せなきゃこの先生き残れないよね」
俺「戦って無いくせに生意気言いやがって」
俺達は馬ゴブリンを埋葬(笑)して先へ進んだ。
まだ鎌は使わない。最初は短剣で戦ってもう少ししたら鎌を手に入れるつもり
105
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/07(火) 20:43:36 ID:ixs94ljQ
遠くで民家が爆破しているのが見えた。そして少し先に4−4−がいた。どうせ騒ぎの魂胆はコイツだろう
かかわると面倒くさそうだったので他人の装いをして先を急いだ
俺「ぐっばいちゃ4−4−」
106
:
4-4-
:2010/12/08(水) 19:10:01 ID:MZ/uOi/A
4-4-だ ちょっくらパソコン使えなくったからDSでカキコする
出店「えーと、じゃこれが拡爆弾です」
俺「あざーっす」
4-4-は拡爆弾を59個手に入れた!
しかしナナシの姿が見えない。あいつ先に城行きやがったな
俺「ところで城までの最短ルートは?」
出店「城が見える方向に500mほど歩けばつきますよ」
俺「じゃああr」
ドオオオオオオオオオオオオン!
俺&出店「」
城が煙を立てている。燃えている訳ではないようだ。
出店「どうしたんでしょうかね•••」
俺「•••勇者だな。」
俺は城へ向かって走り出した。
ヘビィボウガン重いです
107
:
4-4-
:2010/12/08(水) 19:34:11 ID:MZ/uOi/A
調子に乗って浜面も同じ城下町にいる設定にしちゃったんだがはたして浜面はそれでいいのでしょーか
「お父さんあそこに魔王がいる怖いよ」
「坊やそれは黒い布だよ」
「お父さんあそこに全裸の男がいるよエロイよ」
「坊やそれは伝説の勇者エロエロの幻像だよ」
「お父さんあそこに銃をもっている人がいるよ怖いよ」
「あれは別に怖くねぇだろ」
非難の目を向けられながら俺は今走っています
500mってこんな長かったっけ•••
108
:
浜面シアゲ
:2010/12/08(水) 20:47:05 ID:yh/gc3rs
>>107
構わねえっすよ
109
:
雷剣
:2010/12/08(水) 21:41:39 ID:jWjdYZ7w
「
「父さんがやっつけて来るから、大人しく待ってるんだぞ?」
騎士のような男の人が、俺の頭を撫でて言った。
「それじゃあ、行きましょう」
大きな杖を持った女の人が男の人に言った。
向こうに黒い影が見えた。
向こうの黒い影の辺りで何かが光った。
そして、死体が沢山降ってきた。
見たことが無いのに、皆知ってる顔だった。
そして、最後に二つの死体が降ってきた。
俺は、泣きながら言った。
「父さん・・・母さん・・・・」
」
俺はハッとして立ち上がった。
王様が言った。
「ど、どうしたのだ!?」
取り合えず落ち着いて、椅子に座り、
俺は言った。
「な、何でもない」
俺は寝ていたらしい。
今のは夢か・・?
110
:
浜面シアゲ
:2010/12/08(水) 22:01:10 ID:yh/gc3rs
カイトは雷剣さんと一緒の所にいる設定なんすけど
はたして雷剣さんそれでいいのでしょーか
目覚める青年
ジョジョ立ちする僕
僕を無視する王様
これからどうなるのでしょーか
次回に続く
111
:
4−4−
:2010/12/09(木) 18:12:37 ID:MZ/uOi/A
足の怪我を治すため部活休んでたら副顧問に無視されるようになった今日この頃
ようやく城についた。しかし門番がいない。何故だ。
?「それはですね。変な人が来て城を壊したから兵士が総動員されてそいつを止めに行ったからです」
俺「そうかそうかなるほど•••」
って何故コイツは俺が思っていることが分かるんだ!?
?「それはですね。この地獄耳のピアスをつけているからです。」
なんなんだコイツ一体何者なんだ!?
?「僕の名前はルーク。この城の王子です。」
唐突すぎる。頭がついていけない。
ルーク「あなたも•••勇者ですか?」
俺「え?あ、あぁ。まぁそうだけど。」
ルーク「なら話は早い。ついてきてください。今勇者は3人集まっています。」
俺「そ、そんなにいるのか•••?」
ルーク「まぁグリムって人がどっかほっつき歩いて実質2人ですけど。」
俺「はぁ•••」
ルーク「ほら、早く行きましょう!置いていきますよ!」
そんなこんなでルークという謎の青年についていくことになった。
112
:
サイコロ
:2010/12/09(木) 19:25:54 ID:4yZeLuIg
「ぐほっ」
急な爆風により俺の体は自由になる。でも少し怪我もしましたなぁ
「ん?城の前に誰か二人突っ立ってるな。ま、今は自分の幸運を祝おう」
俺は家に帰る。しかし家には鍵がかけられていた。兵士がかけたのだろう
「ぬおおお!!」
急げ、俺。遅れてはならぬ。俺の不満と絶望を今こそ知らせてやるがよい
俺は門番前に居た二人を軽々と走りぬき城に突入。さっきの兵士はどこだ
「おい!家を開けろ!糞兵士!自鍵は家に置きっぱなしなんだよ」
叫ぶが誰も来ない。こうなったら骨の髄まで探し出してやろうじゃんか
だが城はだだっ広い。そこで俺は兵士どもが居そうな城の玉座へ向った
113
:
雷剣
:2010/12/09(木) 19:50:08 ID:jWjdYZ7w
外がやけに騒がしい、
「ゴホン!」
「「!?」」
俺の隣にジョジョ立ちしている男が一人。
((気付かなかった・・・))
俺と王が同時に驚いた後に、
王が言った。
「お前は何者だ」
スンマセン、寝てた+よそ見+ぼーっとしていた
という事にして下さい。
114
:
浜面シアゲ
:2010/12/09(木) 20:24:34 ID:yh/gc3rs
「お前は何者だ」
この王様の言葉はおそらく僕に言った言葉だろう
そして僕は王様に名乗る
知り合いでもあり親友でもあり家族だった少年に褒められた名前を
僕の名前はカイト
115
:
サイコロ
:2010/12/10(金) 08:52:20 ID:4yZeLuIg
そして俺は息切れをしながらやっと玉座にたどり着いた
王様の目の前には2人の人間が居て一人はジョジョ立ちしているようだ
「・・・ようやく冒険の旅に出る気になったのか。世話の焼けるやつだ」
「いや、俺はあんたのとこの兵士さんに家に鍵をかけられましてね」
「何だ?支度が整っていなかったのか。じゃあ開けてやるから早くしろ」
「いえ、僕は冒険の旅になぞ出て勇者になるつもりはないんですがねぇ」
「まだ親の仕送りだけで生きて行こうなどと考えているのか。この愚か者」
「はい。だって俺はまだ死にたくないですし、出来れば一生家に居たいです」
王様は合図をする。城の兵士どもが俺を着替えさせた。本気だなこの人は
「どうしてもお前には旅に出てもらわねばならん。さぁ行くのだサイコロよ」
116
:
雷剣
:2010/12/10(金) 15:49:32 ID:jWjdYZ7w
>>115
まだ集合して無いぞー
帰ってコーイ・・・
117
:
4−4−
:2010/12/10(金) 17:38:35 ID:MZ/uOi/A
ルーク「なんですか今の」
俺「さぁ?」
今すんごい速度で誰かが通り過ぎていった。
俺「そんで•••王様どこよ。」
ルーク「あぁこっちですついてきてください。」
ルークに連れられて城に入る。
入るやいなや兵士達が倒れている光景が目に入る。
そんなことなんてお構いなしにルークは進む。
俺「おい、あの人達は助けなくていいのか?」
ルーク「気絶してるだけだから大丈夫でしょう。」
大丈夫っておい•••
ルーク「あなたも相当悪いことなさってるでしょう。例えば人の家を爆破したり。」
俺「すいません反省してますそれ以上言わないでください」
やがてやけにデカい入り口の部屋へ来た。
いや、元々はここに扉があったのだろう。
それがないお陰で中の様子が見える。
王らしき人物に剣などを持った3人の人間達。
ルーク「あそこにいる勇者はライ•ケン、カイト、サイコロです。さぁ、あなたも王に装備を整えてもらい、他の勇者を待つのです!」
俺「あぁ。行ってくるよ。」
そして俺は王へと歩みよっていった。
118
:
サイコロ
:2010/12/10(金) 18:41:08 ID:4yZeLuIg
「誰が旅に出ると言ったんですか。出ませんよ僕は。それにこの服重いし」
脱ごうとする俺。だが鍵みたいなものがつけられていて外す事が出来ない
「王様。サイコロだけを旅に出すわけにも行きませんから」
「そうか。ならば待つとしよう」
人の話を聞いてくださいよまったく。俺は家に帰りたいだけなのに
「じゃあ家の扉をこじ開けてやる!」
と立ち去ろうとするも兵士に囲まれてしまった
「サイコロよ。どこへ行く。そこでおとなしく待っていろ」
「だから家に帰してくれよー」
必死に訴える俺。だが俺の叫びは届かなかった
119
:
パタリロ殿下
:2010/12/10(金) 20:21:04 ID:.C5x9u5I
パタリロ「王様」
王様「なんだお前」
パタリロ「ちょっと人殺してくるわ」
王様「ちょwおまw」
パタリロ「いってきます」
市民発見
パタリロ「おい」
市民「はい?」
パタリロ「ふははははははははははははははははははは!!」
ナイフでめった突き
牢獄行き
パタリロ「だせ。だせ。今すぐここからDA☆SE」
120
:
パタリロ殿下
:2010/12/10(金) 20:31:22 ID:.C5x9u5I
王様「おいパタリロ」
俺(ジャギ様MODE)「なんだジジィ。」
王様「出してやるよ」
俺「本当か?」
王様「ああ、しかし条件がある。」
俺「なにを?」
王様「魔王を倒せ」
俺「僕は優者か!?そうなのか!?」
王様「うるさい童貞」
俺「分かりました・・・認めますよ僕は童貞です!」
[ジジィは鍵を投げてきた]
俺「ありがとうよ」
王様「情けをかけたのではない」
俺「あ?」
王様「むしろ嫌がらせをしようと思ったのだ、魔王を殺せ。」
俺「まぁまずお前を殺そうと思ったのだが」
[俺はダブルバレルを構え、放った]
王様「オウグゥァ!」
俺「カギサンキュー」
王様「貴様・・・まぁわしはロープレのキャラだからステを移動する際に生き返るのだが」
俺「じゃぁ俺も復活できるな?」
王様「勇者は例外だ。」
俺「お前は鬼なのか!?そうなんだな!?」
王様「とりあえずわしは死ぬわ…ステ移動してから来てくれ・・・ガクッ」
俺「何ていい加減なんだ。」
[俺はダブルバレルを後ろのバッグにしまった。]
俺「まぁいい。俺の装備は武器なんぞ買う必要が無い。後は防具か」
[俺は防具屋に出かけた]
121
:
浜面シアゲ
:2010/12/10(金) 20:34:05 ID:yh/gc3rs
>>119
釣り針でかすぎ
122
:
雷剣
:2010/12/10(金) 20:39:38 ID:jWjdYZ7w
(他の勇者俺より断然強そうだ・・・・)
王が言った。
「見かけん顔だな、何者じゃ?」
俺は某然と座っていた・・・
123
:
浜面シアゲ
:2010/12/10(金) 20:51:52 ID:yh/gc3rs
何者と言われても、見てのとうり人間だよ
と僕は笑った
それに対し王様は、そうかと言い笑わなかった
124
:
パタリロ殿下
:2010/12/10(金) 21:00:27 ID:.C5x9u5I
俺「防具くれ」
店主「はいよ!」
俺「高ぇ・・・」
店主「この防具は素材がいいからね!」
俺「渡せ」ジャキッ
店主「ヒィイイ!」
俺「おっと俺は勇者にされてるんだった。」スッ
店主「あ・・・あんた・・・勇者なのかぃ?」
俺「一応はな。ジジィに無理やりやらされてるだけだが。」
店主「とりあえず王宮に戻りなさい。集合の命令がかかってるよ。」
俺「マジか」
-王宮-
俺「おいおい、こいつら誰だよ」
そこには見かけないつらの人間がいた
王様「見かけん顔だな、何者じゃ?」
俺「あ?ジジィ、何言ってんだよ」
王様「見かけん(ry」
俺「チ、ロープレロープレって・・・。」
俺「暇だな…。ジジィ殺しでもするか」
ダブルバレルを構えた
ズドォン
ジジィの頭は吹っ飛んだ
王様「ぶぶっふぅ!」
俺「スッキリ♪」
125
:
パタリロ殿下
:2010/12/10(金) 21:02:18 ID:.C5x9u5I
雷剣がじっとこっちを見ている
俺「・・・なんだよ。」
バッグにダブルバレルをしまい、AWPを取り出す
俺「狙撃するぞ?」
126
:
パタリロ殿下
:2010/12/10(金) 21:05:38 ID:.C5x9u5I
じっとこっちを見ている。無反応だ。
「・・・わかったよ。」
AWPをバッグにしまう。
「一応言っとくが、このジジィは復活するぞ?ロープレとかなんとかで」
127
:
ラビット
:2010/12/10(金) 21:13:53 ID:/nQWLGjE
パタリロェ・・・・ていうか俺だけ遅れてるな。後から追いつくから先に旅立ってくれて構いませんよ。
128
:
ラビット
:2010/12/10(金) 21:18:32 ID:/nQWLGjE
パタリロェ・・・ていうか俺だけ遅れてるな。明日追いつくつもりだけど待ちきれなかったら先に旅立ってくれて構わない。
129
:
ラビット
:2010/12/10(金) 21:20:28 ID:/nQWLGjE
あれ?ミスったわサーセン
130
:
パタリロ殿下
:2010/12/10(金) 21:24:09 ID:.C5x9u5I
「少し一人で狙撃してくるわ。」
俺は王宮の無駄に大きい二重扉を押しあけた。
ギィィという木材のこすれ合う音が骨を震わせた。
急に差し込んだ日の光が視神経を刺激した。
王宮から少し離れた丘に俺は座り、後ろのバッグからAWPを取り出した。
「なんだよ、どいつもこいつも…。」
そう言いながら俺は右手でAWPの引き金に手をかけ、スコープを覗いた。
少し湾曲した世界の中に、俺は異形の化物の姿を見た。
「どうやら本当に俺は、イカレた世界に来ちまったようだ。」
狙いを脳天に引き絞る。化物はその大きい目玉をギョロギョロとさせている。見ているだけで吐き気を催した。
「ッ!!!」
思い切り引き金を引く。渇いた銃声が耳から鼓膜を通り全身の骨を伝う奇妙な感覚を
体に残し、AWPの銃口から338Lapua弾が発射され、それは瞬時に化物の脳天を射抜いた。
「フゥ・・・。」
額の汗をぬぐった俺は、AWPをバッグに戻し、王宮へと草原を踏みしめていった。
131
:
浜面シアゲ
:2010/12/10(金) 23:45:25 ID:yh/gc3rs
>>122
雷剣さんパタリロはスルーの方向でお願いします
132
:
4−4−
:2010/12/11(土) 07:30:27 ID:MZ/uOi/A
あれでしょう?
パタリロさんは皆に合わせずに自分だけの
物語を紡いでいくタイプなんですよね?
あなたの中では王様殺した設定でも僕達は応じませんからね?
133
:
雷剣
:2010/12/11(土) 11:12:45 ID:jWjdYZ7w
>>131
了解
134
:
4−4−
:2010/12/11(土) 13:15:30 ID:MZ/uOi/A
王が俺に気づいたようだ。
別に隠れようという気はないが。
王「見かけん顔じゃな。何者じゃ?」
俺「ブレイブメンのヨーヨーと申します。」
王「ようするに•••勇者だな?」
俺「yes」
王の周りにはヒトが3人。改めてエルフ族の少数化を実感する。
椅子に座ってボーッとしている男。
オレンジ調の服を纏った創建の男•••直感で扉を壊したのはコイツだと感じた•••
そしてこっちを見てニヤニヤしている剣を持った男。
あとはナナシなども加えてこの面子で冒険すると思うと、若干不安になってきた。
135
:
サイコロ
:2010/12/11(土) 13:43:18 ID:4yZeLuIg
「サイコロよ。お前がもしも魔王を倒した暁には許婚をやるぞ」
「まじすか王様」
「こうでもしないとお前は旅には出ないからな」
「じゃぁ俺も改めて勇者っつー事でよろしく皆さん」
でもまだ旅に出さない所を見ると勇者が揃っていないみたいだなぁ
「約束ですよ。必ず絶世の美女を嫁にくれると誓ってくださいよ」
「まぁお前に魔王が倒せればの話だがな」
一瞬で心変わりする俺。周りには勇者の風格をかもし出す人間でいっぱいだ
「あの、魔王の城は飛行機で行けるんですか王様」
王様は思った。こんな質問をするやつに魔王など倒せるわけがないと
136
:
浜面シアゲ
:2010/12/11(土) 14:05:20 ID:yh/gc3rs
>>123
、
>>135
王様何人居るんだよw
137
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/11(土) 14:24:04 ID:RqFFIJxo
私が王だ
138
:
浜面シアゲ
:2010/12/11(土) 14:39:30 ID:yh/gc3rs
>>137
いつから王だと錯覚していた
139
:
サイコロ
:2010/12/11(土) 14:41:23 ID:4yZeLuIg
>>138
強引に辻褄を合わせよう
140
:
雷剣
:2010/12/11(土) 14:59:27 ID:jWjdYZ7w
>>134
俺がいつニヤニヤしたと言うんだ・・・・・・
俺は某然と座っているはずだが。
141
:
4−4−
:2010/12/11(土) 15:41:44 ID:MZ/uOi/A
>>140
ライさんは椅子に座ってボーッとしてる人ですぅ
ちなみにオレンジの人はカイト
原作に忠実に
ニヤニヤしている人がサイコロ
ごめんサイコロの特徴思いつかなかった
142
:
サイコロ
:2010/12/12(日) 12:47:07 ID:4yZeLuIg
>>141
特徴はニートみたいな人でお願いします
143
:
浜面シアゲ
:2010/12/12(日) 21:23:13 ID:yh/gc3rs
>>142
ニートの特徴
・デブ
・禿げてる
・臭い
・早漏
・包茎
・童貞
・キモイ
・キモイ
・コミュ症
こんな奴と旅したくねぇよ
144
:
雷剣
:2010/12/12(日) 22:57:43 ID:jWjdYZ7w
>>142
ニートかよ・・・
戦力になるのかw?
145
:
浜面シアゲ
:2010/12/12(日) 23:06:23 ID:yh/gc3rs
>>144
こういう奴はなホラー映画とかで真っ先に死ぬんだ
146
:
ラビット
:2010/12/13(月) 08:21:01 ID:/nQWLGjE
もうすぐ森を抜ける。途中色々な魔物を倒したりとかなんだかんだあったがそんな事はどうでも良い。
俺「この森を抜けたら、城下町に着くんだな?」
レイン「あ、ごめん。言い忘れたけどこの森を抜けてもまだ丘を登らなきゃならないよ。」
俺「そうかい。面倒臭いなー。」
レイン「まあそう言うなよ。その丘を下れば城下町さ。」
二人は森を抜け、小高い丘の前までやって来た。丘の頂上付近まで来ると、城下町が見えた。
俺「やっと城下町か・・・・ん?」
レイン「どうしたの?」
俺「あそこに突き刺さってるのは、何だ?」
レインは丘の頂上、俺の指さしている方向を見つめた。
レイン「大鎌だね。あれは誰かの墓だと思う。花束置いてあるし。」
近寄って見ると、墓石には何か文字が書いてあったが、異国の文章なのか、読めない。
俺「最後の文章だけ読める。『ここを訪れた者に、この大鎌を授けよう・・・・。』だって。」
レイン「どういう意図でここを訪れた人にこの大鎌を授けたいのかは分からないけど、貰っておけば?今の君の武器より断然強そうだ。」
俺「ああ、俺が貰っておこう。」
そう言って俺は、大鎌を地面から抜いた。墓の前で手を合わせた後、丘を下り城下町へ向かった。
俺はこのスレはRPG小説スレだと思って書き込んでいるが合ってるよな?
147
:
サイコロ
:2010/12/13(月) 09:33:19 ID:4yZeLuIg
>>145
あくまでも見た目が働いてなさそうな人って意味だからな?
実ニートってわけじゃないからそこら辺は把握してくれよ
148
:
浜面シアゲ
:2010/12/13(月) 09:38:18 ID:yh/gc3rs
>>146
えっ
えっ
149
:
ラビット
:2010/12/13(月) 10:29:10 ID:/nQWLGjE
>>148
言い方が悪かったかね?ドラクエの様な世界観だと思って書き込んでいるけど違う?
150
:
浜面シアゲ
:2010/12/13(月) 11:10:39 ID:yh/gc3rs
>>149
さぁ、たぶんそうじゃねぇの
151
:
サイコロ
:2010/12/13(月) 11:57:22 ID:4yZeLuIg
ニートっつーとイメージ悪いんでフリーターぐらいに格上げしてくれよ
152
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/13(月) 18:02:13 ID:MZ/uOi/A
>>151
把握した
そういえばナナシがPC禁止になったので俺らでチャキチャキ進めてくれと言っていた
さっきニヤニヤしながらこっちを見ていた奴が今度は王と話していた。
『働きたくない』という言葉が聞こえたがそこまで気にしない
しかしここまで誰も喋らない。無言のまま勇者が来るのを待っている。
もう耐え切れないので誰かと話すことにした。
>>160
に書き込んだ奴と話すぜ!
153
:
雷剣
:2010/12/13(月) 18:28:24 ID:jWjdYZ7w
後何人来るんだろうか。
結構人数増えたのに、
誰一人話そうとしない。
・・・・また眠くなって来た。
・・・ヤバ・・・い・・
その時だった。
誰でもいいから何か話すか
ハプニングでも起こしてくれ。
(ただし超展開は無しの方向で)
154
:
浜面シアゲ
:2010/12/13(月) 18:28:38 ID:yh/gc3rs
>>152
せめて
>>155
にしとけ
155
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/13(月) 19:30:24 ID:3lofTfPg
王「ちょ待てよ」
俺「?」
王「なんか久しぶりに書き込むんだし、一発派手に」
俺「やらないか?」
王「フヒヒw」
俺「ヌフフwww・・・他の奴らが集まったんだな?」
王「うん。どうせネタ尽きてんだろ?いてらー」
俺「ああ。もう俺には皆を笑わす力は無い。・・・妖精タン!」
妖精「呼んだ?」
王「ご都合主義万歳」
俺「チッ・・・皆の所に連れてって」
妖精「えー・・・いいけどさ、妹ちゃんはおいてけぼり?」
俺「!!!」
妖精「はぁ・・・そんなことだろうと思って連れてきたわ」
妹「」
俺「ッ!・・・すまなかった」
斧「つまりその女が消えればいいんだね?」
俺「なっ!おいそれだけはやめ・・・」
その瞬間、妹が爆発した(爆発AA)
気づくと、周りには勇者っぽい奴らと王?がいた。
俺「おまいら後は頼んだぜ!」
156
:
浜面シアゲ
:2010/12/13(月) 19:45:05 ID:yh/gc3rs
>>153
ところで君の名前はなんていうの?
僕は椅子に座っている青年に話しかけた。
157
:
雷剣
:2010/12/13(月) 22:22:59 ID:jWjdYZ7w
一人が話しかけて来た。
「俺は・・・」
「雷剣・・・」
とりあえず名乗る。
本当は名前なんか・・
そう言えば・・・
158
:
雷剣
:2010/12/13(月) 22:29:20 ID:jWjdYZ7w
爺さんに始めてあった時も・・・
「
「何故突っ立っている」
老人が話しかけて来た。
俺が村片隅で突っ立っていた時だった。
「・・・」
人が話しかけて来たのは、
コレが最初じゃない。
何人かは話しかけては来た。
だが、
「親はどうしたの?」
「」
159
:
雷剣
:2010/12/13(月) 22:38:08 ID:jWjdYZ7w
「家はどこだい?」
「」
皆同じ事を聞いて来た。
生まれてからの記憶が
ほとんど無い
答えられなかった。
老人は、
「一人なのか」
「名前は?」
名前・・・
今までそんな事
考えもしなかった。
俺は誰だ?
160
:
雷剣
:2010/12/13(月) 22:46:38 ID:jWjdYZ7w
必死に記憶をたどった。
(
「お前は・・・最後の・・・
我らの・・・希望・・・」
「必ず・・・奴を・・・・・
・・・ぞ・・・
・・雷の剣を宿す者よ・・・・」
誰かが、俺に言っていたらしい。
雷の剣・・・?
俺は老人に言った。
「雷の剣・・・」
「そうか」
161
:
浜面シアゲ
:2010/12/13(月) 22:48:20 ID:yh/gc3rs
>>159
お、おーい戻ってこーい。
ダメだこの人完全にトリップしちゃってるよ…。なんなの変態さんなの?
まったく近頃の若いもんは…と僕は思う。まあ僕もその近頃の若いもんの一人な訳なのだけれど
162
:
雷剣
:2010/12/13(月) 23:19:05 ID:jWjdYZ7w
「ついて来なさい」
・・・
少し迷ったが、
ついて行く事にした。
家?の前に着いた。
「入りな」
居間の所まで行くと、
老人が座布団を敷いてくれた。
俺はとりあえず座る。
「雷の剣・・・と言ったな」
「ワシの家に泊まっていけ」
「!?」
「どうせ行くあても無いのだろう」
「やるべき事が見つかるまで、
泊まっていけ」
俺は頷いた。
「あと名前だが・・・」
「雷の剣ではなく、雷剣の方がいい」
俺はもう一度頷いた。
163
:
雷剣
:2010/12/13(月) 23:23:49 ID:jWjdYZ7w
そんな事があったな・・・
「おい!!」
「わっ!?」
・・・我ながらおかしな驚き方をしてしまった・・・
・・・とりあえずだ
「何?」
164
:
浜面シアゲ
:2010/12/13(月) 23:56:10 ID:yh/gc3rs
>>163
何といわれてもね…
と僕は困ったように顔をしかめる。
確か僕は何か用があっておい!と声をあげたんだけどその用を忘れてしまった。
うーむなんか僕最近物忘れが多いと思うな。まあ忘れる用なので大したことではないと思うのだが
まあいいや
と僕は結論を口にする
そして
えーと雷剣さんでいいんですよね。
と僕は雷剣さんに話しかける
ここにいる人たちは勇者とかなんとか言ってるんですけどなんですかこれ?
165
:
雷剣
:2010/12/14(火) 00:26:05 ID:jWjdYZ7w
「魔王によって送られて来た
勇者達だ」
「まだまだいると思うが、
多分一定の人数が集まったら、
一緒に旅をする事になると思う
な」
「ここにいるメンバーで・・・」
166
:
浜面シアゲ
:2010/12/14(火) 01:20:37 ID:yh/gc3rs
>>165
なるほど、と僕は思った。
どうやら僕はその魔王さんにこの世界に連れてこられたらしい。
これで僕がここにいる謎が消えたわけだ。しかしそれと同時に新たな謎が生まれる。
それは――
なぜ僕なのだろう
そうそれは僕が選ばれた理由だった。
僕の他に勇者になる人だっていっぱいいるはずである。
例えばハズレ君とか…
もしかして僕ハズレ君の変わりに選ばれた?
いやあのハズレ君である絶対に僕を身代わりとして魔王に差し出したに違いない。
絶対にそうだ!
ハズレ君のことだからどうせゲームするために僕を選ばせたに違いない。
ハズレ絶対に許さない絶対にだ!
167
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/14(火) 04:24:59 ID:FfkA/Nlc
なんだか青年たち二人が話こんでいるので、とりあえず王の前でチンコを振ることにした。
王を睨みつけながら玉座の前に立つと、まずは仁王立ち。そして脚を閉じる。この間も、王を見据えたまま視線を逸らしてはならない。
次にベルトを緩める。思ったより簡単に、ストン、とズボンが落ちる。依然として王に熱い視線を送る俺。
今度は両手を頭上で合わせ、呼吸を整える。
準備は、終わった――――――――
俺「ポウッ」
王「(;・ω・)」
体を激しく左右に振り、チンコを打ち付け・・・アレ?
しまった。チンコ無いんだった。
俺はズボンを上げ、身嗜みを整えると、先程転送された所に戻った。
168
:
4−4−
:2010/12/14(火) 19:29:04 ID:MZ/uOi/A
さっきまで椅子に座ってボーッとしていた人とオレンジの人がいつの間にか話している。
横を見ればいつの間にか人が。おもむろにズボンを下ろしている。
なんで勇者って変人が多いんだ•••
隣で腰を振り始める変態勇者から目をそらす。
ああもう。暇だ。
結局俺は王と話をすることにした。
この中で一番マトモな人•••
王「わぁ•••チンコがない•••」
全員マトモじゃない。
169
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/14(火) 21:19:07 ID:6o9iAGjQ
気づくと俺は涙を流していた。
何故?
分からない。
ただ、すごく悲しかった。何かひどく大切なことを忘れている気がするのだ。
―ギアル街・玉座―
王「無事、送れたようだな。・・・で、これはどういうことか説明しろ。」
両肩より鮮血が滲めし王が問う。
妖精「・・・」
王の近衛兵に捕らえられた妖精は何も言わない。その隣には爆死したはずの可憐な少女。
この華々しい限りの部屋は、僅か数分限りの戦場と化していた――――――――
170
:
サイコロ
:2010/12/15(水) 11:13:53 ID:4yZeLuIg
「そこの君。勇者にまともなやつなんて1人もいないんだよ」
と兵士からもらった弁当をがつがつ食いながら4−4−を諭す俺
うーん・・・人妻の愛がこもってるぜとよく味わいながら食べる俺
「王様、僕の武器をプリーズ」
王様がうなずくと兵士からどうのつるぎとおなべのふたを受け取った
「充分すぎる装備じゃねぇか・・・」
俺は人妻の愛情たっぷり弁当を食らいつくし、その空き箱を兵士に返す
「料理の上手い人妻・・・あこがれるぜ・・・」
とおだてる。兵士は少々照れる。あなたが作ったわけでもないのに
俺は背伸びする。冒険の幕はいつになったら開けるのさといらだちながら
171
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/15(水) 18:47:06 ID:MZ/uOi/A
?「勇者にまともなやつなんて1人もいないんだよ」
『働きたくない』発言の勇者だ。よけいなお世話だよ本当。
あまりにも暇なのでそこら辺にあるドアの残骸を拾い、窓から町に投げてみた。
ちょっとザワザワしただけで終わった。
嗚呼他の勇者は何処
172
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/16(木) 00:00:33 ID:7/LH2DFA
妖精は知っている。妹は兄による強姦のショックで倒れたわけでは無いことを。
王には分からない。何故、勇者に妹が爆発する幻覚を見せたのかを。
妖精が口を開く。
妖精「貴方、なんでこの娘が兄に強姦されてから今まで眠ったままなのか分かる?」
王「・・・」
妖精は知っている。妹は、魔王に魅入られたことを。教育されたあの日から、妹は一定の性的快感を得るまで快楽を求めることを。そして、そこに到達したあかつきには、ある時期まで眠ることを。
王は何も分からない。
妖精「でも驚いた。だってあの人ったら、すぐに妹ちゃんの欲求を満たしちゃうんだもの。長い間眠ってて当然よね。」
王「・・・」
173
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/16(木) 00:17:28 ID:rHxjQVZU
妖精は知っている。ある時期とは、勇者が集う時だと。そして、ようやく妹は立ち上がるのだと。
王は何か、不吉な感じがした。
妖精「そしたらこの前ね、偶然あの人と会ったの。裸で何をやってるのかと思ったけど、気がついたらあの人の虜になってた。」
王「・・・」
妖精は勇者と交わった日、文字通り虜となる。以前から気にしていたとはいえ、彼のフェロモンとテクは神懸かっていた。正常な女なら、誰でも病み付きになる。
王は痺れを切らした。
王「何が言いたい?」
妖精「せっかちだなぁ・・・あの人に、妹ちゃんを忘れてもらうためにわざと強いショックを与えたの」
王は当初の疑問を思い出す。混乱していたようだ。
174
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/16(木) 00:31:17 ID:7/LH2DFA
妖精「魔王は裏切れないから、あの人の大好きな妹だから、殺すことはできなかったの。」
王「・・・」
余計に、訳が分からない。
魔王を裏切れない・・・?魔王の手先とでもいうのだろうか。
つまり、こういうことだ。
妖精は魔王の手先。妹も手先となる対象。
妖精は勇者を溺愛する。勇者は妹を溺愛する。
故に、妹を兄から廃除したくともそれは叶わず、記憶から消すしか無かった。で、記憶から消した。
勇者は集まった。そして妹は立ち上がる。
ここから導かれる結論は――――――――――
175
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/16(木) 00:42:10 ID:rHxjQVZU
妖精「ごめんなさいね。」
王「!!!」バタッ
声すらあげる暇は無かった。あるのは、ひそかな確信と驚きのみ。
瞬間、倒れていた少女が王を貫いた。
続いて、妖精を抑えていた兵士を軽々と切り裂いた。
妹「・・・」
王の種が、実った。
妖精「フフ・・・勇者様、貴方は私の物。誰にも邪魔はさせないんだから。」
176
:
サイコロ
:2010/12/16(木) 08:46:57 ID:4yZeLuIg
>>171
フリーターは「働いてる」んだぜ?
それに「働きたくない」とはまだ一言も言ってないんだぜ?
177
:
雷剣
:2010/12/16(木) 15:44:39 ID:jWjdYZ7w
王が・・・倒れた?
何が起こっている・・・
だが、これだけは分かる。
只事では無い。
俺は剣を構えた。
そして・・・
178
:
浜面シアゲ
:2010/12/16(木) 16:07:44 ID:yh/gc3rs
>>177
場所が違う
179
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/16(木) 17:19:24 ID:MZ/uOi/A
>>176
mjsk
>>177
残念それはギアル街だ
180
:
ラビット
:2010/12/16(木) 19:04:25 ID:/nQWLGjE
城下町へ着いた俺達二人は真っ直ぐに城へ向かった。
レイン「王様に何の用が有るの?」
俺「王に用が有るというより、この城に来る事に意味が有る。そういやお前は城下町に何の用が有るんだ?」
レイン「大した用事じゃないよ。」
話している内に城門の前まで来た。城門の前には二人の門番が居る。
俺「レイン、お前もついてくるのか?」
レイン「駄目かい?」
俺「いや、別に構わないぜ」
俺は門番へ言った。
俺「王様に会いに来た!」
門番「どういう用件で?」
俺「王様に話があるんだよ。とりあえず通せ。」
門番「許可は取っているか?」
俺「ああ取ってるよ」
門番「名前は?」
俺「ラビットだ。」
レイン「僕はレイン。僕も許可を取っているよ」
俺「お前も王様に用が有ったのか?」
レイン「うん。ちょっとね」
門番は何か確認でも取っているようだった。
門番「よし、通っていいぞ」
二人は城の中へ入って行った。
181
:
ラビット
:2010/12/16(木) 19:23:11 ID:/nQWLGjE
城の中へ入ると、白い礼服を身に纏った召使らしき若者がこっちへ来た。
召使「こちらへどうぞ。案内します」
俺達は言われるがままに案内され、玉座の間の扉の前まで辿り着いた。
召使「私の案内はここまででございます。扉を開けて中へお入りください」
俺「ああ、ご苦労」
召使は引き返し、通路の奥へ消えていった。
俺「入るか。」
レイン「うん。君が開けなよ」
ガタッ!!
俺「もう開けちまった」
俺は扉を蹴り開けて、中へ入って行った。レインも苦笑いしながら入ってきた。
中には勇者らしき人たちが数人居た。俺と歳はそう変わらないだろう。
俺「みんな強そうに見える・・・・・。」
長く待たせてしまって本当に申し訳ないです。
182
:
雷剣
:2010/12/16(木) 19:33:31 ID:jWjdYZ7w
>>178
>>179
エエエエエエエエエエエエエ
本当だ。
183
:
雷剣
:2010/12/16(木) 19:36:09 ID:jWjdYZ7w
・・・・!?
また寝ていた・・・
無理矢理寝落ちに・・・
184
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/16(木) 20:21:44 ID:la0XZ7Cg
突っ込み所満載なわけだが、一応集まった感じかな?
で、だ。
ここどこ?どの町の城?教えてエロい人><
185
:
4−4−
:2010/12/16(木) 20:27:47 ID:MZ/uOi/A
>>184
地図でいう南の大陸にある城
言いかえるならイーポット村の近くの城
町の名前は知らぬ
186
:
浜面シアゲ
:2010/12/16(木) 20:35:15 ID:yh/gc3rs
>>185
よう、エロい人
187
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/16(木) 20:48:35 ID:PX5qUhiE
>>185
エロい人ありがと!
188
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/18(土) 18:25:09 ID:MZ/uOi/A
>>186-187
なん・・・だと・・・?
189
:
浜面シアゲ
:2010/12/19(日) 16:30:25 ID:yh/gc3rs
>>184
とりあえずウラナ城という名前にしてみてはどうだろうか
190
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/19(日) 17:15:03 ID:MZ/uOi/A
>>189
じゃぁそれにしよう
王「ウォッホン!これで全員集まったようだな。勇者達よ。」
王「君達に集まってもらったのは他でもない・・・私も魔王の声を聞いた。魔王が暇をもてあまして各地の勇者を集めている。」
王「今こそが魔王を倒すチャンスだとは思わぬかね。魔王を自らそのチャンスを我々に与えたのだ。」
王「・・・君達の力を貸してくれ。」
俺「報酬はもらえるんだな?」
王「全員分、キッチリ揃えてある。」
俺「なら俺はいつでもOKだ。なぁ、あんたらはどうなんだ?魔王退治の旅、行くのか?」
191
:
サイコロ
:2010/12/20(月) 10:27:20 ID:4yZeLuIg
「聞くまでもないだろう。俺は行くぜ」
土曜日・・・某家電量販店でモンハン3rdを貯めてたptで買っちまった俺
もう何も悔いることは無いだろう・・・psp早く買って遊びたいぜ・・・
「魔王を倒して必ずしも俺はこの世界の平和と俺の嫁を手に入れてみせる」
旅は生まれてこの方一切したことがない。ハッキリ言うと怖い。怖すぎる
うずくまりながら考える。もしpspを買ったら俺の懐がさらに寂しくなる
俺は冒険の事とpspの事で頭の容量がいっぱいだった。あまりにも無謀だ
「なぁ兵士、あんたならばこの戦況をどうすればいいと思う?」
俺は兵士に無茶振りをする。兵士は頭に?を浮かべる。ちっくしょう!!
近頃pspを買うので意見がある人はレスを。冒険の話に関係なくなったね
192
:
浜面シアゲ
:2010/12/20(月) 17:13:58 ID:yh/gc3rs
>>190
悪いけど僕は遠慮させてもらうよ
僕は言った
「な、なぜだ!」
王様は驚いたように言った。
そりゃ驚くだろう【勇者だと思っていた人間が魔王討伐を断る】ことなど誰が予想できただろうか
「な、なぜじゃ。これは他人ごとではないのだぞ」
いや、他人ごとだよ。この世界が滅ぼうと僕はどうでもいいんだよ。
「し、しかし」
そんな事より僕は早く自分の世界に帰りたい。
「魔王がお前をもとの世界に返す方法を知っているのかもしれないのだぞ」
【かも】でしょ。それじゃ知っている可能性は少ないよ。だからねっ
そう言って僕は王様に背を向け城の出口に歩き出した
王様がなにかを言っていたがよく聞こえなかった
その頃ウラナ城城下町
「つか此処どこよ?」
一人の少年が迷っていた
193
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/20(月) 18:35:43 ID:MZ/uOi/A
集会所行くたびに「お前モンハンヘタだな」って言われる
切れ味悪いのはしょうがないんだよ本当
今の所いかにも職を探していそうな人間とオレンジ調の服の男が俺の問いに答えている。
一人は冒険に行くことになった。今頭を抱えて座りこんでいる。
もう一人は魔王討伐を断った。帰った。
俺「やっぱり魔王討伐なんてム」
王「なんか言ったかそこ」
俺「いえ何も」
男は協調性が、女は統率性が高いという話をどこかで聞いたが、全くその通りだと俺は思った。
194
:
ラビット
:2010/12/20(月) 19:34:20 ID:/nQWLGjE
俺「もちろん行く。俺はそのためにここまで来たのだから」
王様に向かって言った。
その時、勇者の一人、オレンジの服を身に纏った男が、王様に背を向け扉の向うへ消えていった。
俺「ん?一人どっか行ったぞ。単に王様に用が有るだけの人だったのか?」
195
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/20(月) 21:52:32 ID:PVAN/jrY
はっきり言って、なんで此処に来たのか思い出せない。だから、魔王なんてどうでもいい。
・・・ほら、一人帰った。
でも、何故か倒さないといけない気がする。どうしたものか。
一同「「!!!」」
誰だ 昼間の月光
何処だ 光が失せる
何時だ 必至の静寂
何故だ 走るは戦慄
頭では必死に否定するが、体がそれを肯定する。
「魔王が来た」と。
196
:
雷剣
:2010/12/21(火) 00:09:00 ID:jWjdYZ7w
なんか勝手に決めつけられてる気がする
197
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/21(火) 18:53:20 ID:MZ/uOi/A
>>196
納得出来ない展開にさせられたってこと?
俺「!?」
何が起きた。分からないにしろただ事ではないことぐらい分かる。
しかしすぐに駆けつけた兵士の言葉で分かった。
兵士「大変です!魔王が軍・・・『魔王の遺物』が置いてある倉庫に!」
王「なんだと!?」
俺「魔王の遺物ってなんぞ?」
兵士「倉庫には人間が一人、後ろから何者かに殴られ気絶しているようです!」
俺「おい無視かよ」
王「誰か・・・誰かこの状況を打開してくれるものはいないのか・・・!」
まるで助けてくれ、と言わんばかりに王がこっちを見る。
198
:
浜面シアゲ
:2010/12/21(火) 19:14:54 ID:yh/gc3rs
さぁてこれからどうしようかなぁ
城を出た僕は伸びをする。そして、てくてくと僕は歩き出す。
門を出た当たりからだろうかぞろぞろと人が集まっていた。
僕の周りに人が集まっていた。
その数は五人。
否、一人――背の低い僕の世界なら小学生くらいの少女が、五人の陰に隠れて一人。合計で男女三人ずつの六人――全員、虚ろな目をしている。少女を除いた五人にしても、統一感は全くない。壮年の男に金髪の若者、農家をやっていそうな青年。若い売り子の女性の隣に主婦のような中年女性。少なくともこの六人、友達同士と言った感じではない。共有の趣味や話題を探す方が難しいだろう。六人はさっと散会して、僕を取り囲むようにした。
「勇者だな?」
全員が声を揃えていった。
199
:
浜面シアゲ
:2010/12/21(火) 19:53:46 ID:yh/gc3rs
「――よお」
ウラナ城城下町
銀のアクセサリーで耳や手首や指などを派手派手しく飾っている青年、ラール=リューグレスは背後から声をかけられた。
その時のラールは酷く不機嫌だった――彼が密かに思いを寄せている女性にフられたというとても個人的な理由で――酷く不機嫌だった。
そんなところを知らない奴から声をかけられるなどというのは、ラールにとって鬱陶しいだけのことでしかない。
振り向くと少年がいた。
身長は一メートルの半ばよりやや低い。華奢なくらい細身で、手足の長い小柄な体格。タイガーストライプのハーフパンツ、無骨なブーツは一目で安全靴だと知れる。上半身には赤い長袖のフード付きパーカ、その上に黒いタクティカルベスト。両手には手袋。ハーフフィンガーグローブ。
その少年はダンサーか何かのように、サイドを刈った長髪を頭の後ろで結んでいた。右耳に三連ピアス、左耳にはストラップを二つつけている。スタイリッシュなサングラスをかけているゆえに表情は読めなかったが、右顔面にのみまがまがしく施されたペイントが、彼の異様さを際立たせていた。
「よおっつって、俺は挨拶してやったつもりないんだけどな」
ラールはとりあえず応える。
「な、なんだ?なんだお前」
「俺?俺は……そうだな、ま、人間失格ってところかな?」
わけのわからないことを言って顔面ペイントの少年は肩を竦める。
200
:
浜面シアゲ
:2010/12/21(火) 19:54:33 ID:yh/gc3rs
200げと
201
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/21(火) 20:25:43 ID:DrOU3S0U
>>196
仕方ないんじゃないか?少なくともgdgdよりいいと思ふ
魔王の・・・何だ?何でもいい。早くいかないといけない気がする。そこに答えがありそうなのだ。
俺「案内して」
兵「ヘイ!」
反省はしない。
で、着いた。
重圧な扉は破壊され、辺りは血肉と悪臭で満ちている。・・・頭が痛い、が関係無い。早く答えを。ここで分かるはずだ。
早まる心をそのままに、暗闇の中へと足を運んだ。
202
:
浜面シアゲ
:2010/12/21(火) 20:27:07 ID:yh/gc3rs
>>199
「お前に声をかけたのはよ――なんっつーか、ちょいと道を訊きたくてな――つっても別にお前から人生を説いてもらおうとかそういうことじゃない。かはは」
つまらないことを言って(いや、マジでつまらねえ)、一人で笑う顔面ペイントの少年。やけに無邪気な、人懐っこい笑顔だった。ラールが反応に困ってると、顔面ペイントの少年は切り替わったように真剣な表情になり、「実は友達を探してるんだ」という。
「俺にかなり似てる奴なんだか。つっても俺とそいつの容姿は全然にてねえ。こう、緑色の髪をして山吹色の服を着た俺より背がちょっとデカいやつを見てねえかい?」
「そういう奴なら、城の方に行ったぜ」
「……そうかいそうかい。城に行ったか。そいつはなかなか――傑作だぜ」
かはは、と顔面ペイントの少年は笑ってみせる。
「なんで行ったか分かるかい?」
「いや、そこまではちょっと……見ただけだから…」
「そっか。そんじゃ、この辺をうろつきながら城に行くとするかな。あんがとよ、これ、お礼」
ぴんと弾いて、こちらにコインを投げよこす顔面ペイントの少年。お金かと思ったがそれどころか全然知らないコインだった。
コインの中央には10と書かれていた。
「……なにこれ?」
「阿呆、よく見ろ。ただの十円玉じゃない。なんと驚き、ギザ十だぜ?」
「………ありがと」
「いやいや。心配すんな、こう見えてもっつーか、見ての通り、俺は気前がよくて格好いいんで有名なんだよ」
203
:
浜面シアゲ
:2010/12/21(火) 20:50:30 ID:yh/gc3rs
>>202
んじゃあな、と言って、軽く手を振り、顔面ペイントの少年はラールに背を向ける。
その――瞬間だった。
コインを受け取ったラールの右手――その一寸下の右手首がぱっくりと裂け、そこから溢れるように真っ赤な鮮血が流れ出したのだ。
「ひ、い、いぃいいいいい!?」
「ん?」
その悲鳴に顔面ペイントの少年はこちらを振り向く。
「……あ。あちゃ、悪い。殺しちまった」
その言葉と同時に。
手首だけではない、身体のあちこちが同時に裂けた。一体どこにどれだけの量が詰まっていたのかというような血流が、ラールの身体中から溢れ出す。
真っ赤に。
全てが真っ赤に、染まっていく。
呼吸も、光も、痛みも、悲鳴も――
全てが鮮血に染まっていく。
なんて――
赤い。
「あ。ああああああああああ!」
「そーんなじゃらじゃらと金属(エモノ)飾ってるからだぜー?本当、危ないっつーの。これからは気をつけろよ?あー……ま、ほんじゃ、俺、急いでるから、ばいび」
気さくな笑顔でそれだけ言って、何事もかなったかのように去っていこうとする顔面ペイントの少年。その小柄な後ろ姿は、すぐにラールの視界から消えてしまう。いや、そうではない。眼球すらも裂けてしまい、単純に視界が暗黒に包まれただけだ。
ラール=リューグレスはその場に倒れ伏せ――
「―あ、あ――あ」
そして最後の意識で考えた。
ああ……成程。
あれが――今のが。
出会えば【死】ぬ――
かかわっただけで【死】を意味する。
【悪】という、概念か。
顔面ペイントの少年――ハズレは
「傑作だ」
と笑った。
204
:
浜面シアゲ
:2010/12/21(火) 22:58:36 ID:yh/gc3rs
>>198
不気味――だった。
そして六人は、それぞれに、日常からは考えられない凶器を取り出して、僕に晒す。
明らかにサインを貰おうとしてるようには見えないよね
などと言いながら僕は背中に手を回す。
僕の服は特注品で服の背中の部分に双剣を入れるホルスターを模したポケットがある。
まあこれはやむ終えないよね。
などと考えながら双剣を取り出し構える。
さて、今ここで何もなかったように、僕の前からいなくなるなら生かしておいても良いけど、どうする?
彼らは応えない。どうやら交渉決裂のようだ。
さてと、始めますか…
先に動いのは彼らの方だった。一斉に僕に襲いかかってきた。
僕は双剣を振るう。僕の前にいた三人の首が飛んだ。そして後ろの三人に振り向きもう一度双剣を振るう。後ろの三人も結果は前にいた三人と同じだった
まさしく一瞬だった――
僕は双剣の血を振り払い。城に走り出した。
どうやらなにか起こっているらしいね
205
:
サイコロ
:2010/12/22(水) 10:18:36 ID:4yZeLuIg
「髪の乱れは心の乱れ。君達。頭皮を洗って出直してきたまえ」
こんな状況でもあのシャンプーで頭を洗い始める俺。気持ちいいぜ・・・
「頭皮ケアは欠かさないつもりだ。おかげで準備は万端というものだ」
エロい人についていく俺。頭を洗いながら歩く俺の姿は何処か清々しい
206
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/22(水) 18:33:57 ID:MZ/uOi/A
いきなり倉庫へ歩き始めたエロイ人。
いきなり頭洗い始めた人。
そして銃を取りへっぴり腰でついていってる俺。
なんとシュールな光景。
?「着いたぞ。」
『魔王の遺物』の倉庫。
暗闇血なまぐさい臭い。耐えられない。
そういえばさっきルークが・・・・・
『この地獄耳のピアスをつけているからです』
ルークは俺が思っていることも見透かしていた。
『魔王の遺物』とは身につけるだけでそんな特殊能力が発動する・・・『地獄耳のピアス』も『魔王の遺物』かもしれない。
ならば・・・それを魔王軍が身につけたら・・・
俺「取り返さなきゃいけないな。」
そして漆黒の闇へと俺は進んでいった。
207
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/22(水) 19:07:09 ID:OzGsgI9A
と、一旦足を止める。
俺「・・・なあ、斧ちん?」
斧「大丈夫。中には・・・死体と生き物が少しだけ。」
俺「やっぱいるのか。」
説明しよう!ヤンデレ斧ちんは会話できる斧なのだ!でも所詮は斧。視界はない。だから、物体を気配で感じるしかない。それでも、そんな斧ちんは役に立ちまくりんぐ!え?チートだって?馬鹿言え、扱い難さは天下一品なんだぜ・・・
メタ発言もしたことだし、さっさと行こう。
俺は呼吸を整えると、礼儀正しくノックをした。
208
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/22(水) 19:17:46 ID:9u6zAkAk
俺「ノックしてもしも〜し」
返事はない。留守のようだ。いや、居留守かもしれない。
斧「!・・・アンt「黙れ」
斧「(´・ω・`)」
続ける。
俺「すいませーん、どなたかいらっしゃいませんか?」
・・・留守か。いや、まだ分からない。仕方ない、強行突入だ。
俺は叫ぶ。
俺「こちらグラマラス帝国第二支部です。今月分の料金を回収しに来ました。」「!!!」ガタガタッ
俺は助走をつけて闇にダイブした。
209
:
浜面シアゲ
:2010/12/22(水) 19:58:20 ID:yh/gc3rs
「よお」
顔面ペイントの少年ハズレは暗闇の中で何者かに挨拶をする。
「ちょいと道に迷っちまって、よければ教えて欲しいんだが――つっても別にあんたに人生をといてもらおうとか、そういうわけじゃない」
言って、ハズレは「かはは」と笑う。
eroticさんと4―4―への言葉です
210
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:14:21 ID:jWjdYZ7w
>>197
そんな感じ。
仕方ないから単独行動する。
211
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:20:31 ID:jWjdYZ7w
>>210
よく考えれば誰のせいだよ・・・・
単独行動してみるけど
俺が予想していた展開じゃなくなったから、
下手したら俺だけ続かないかもしれない。
って事でヨロシクお願いします。
212
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:27:38 ID:jWjdYZ7w
「・・・・・・」
額から汗が流れる。
意味が分からない。
行き先も分からない。
どうすればいい?
取り合えず地図でも買いに行くとする。
213
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:33:23 ID:jWjdYZ7w
金が尽きた。
この地図に書いてある場所全て回れば
どこかに魔王がいるだろう。
・・・なんか俺がついた頃には終わってそうだ。
俺は城下町を後にした。
214
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:47:19 ID:jWjdYZ7w
書き込み遅れた俺が悪いのか。
だがもう後には戻れない
東に町がある
取り合えずそこに行くか。
スライムが1,2,3,4,5、6・・・・
スライムをぶっ叩いていると
岩が飛んできた。
俺は走ってよける。
よける・・?
岩の飛んできた方向に黒いのが見える。
「アイツは・・!」
あの謎の黒い魔物だ。
この剣で一撃で倒せる・・・?
「ぐっ・・・」
抜けない。
剣が抜けない。
魔物が俺の目の前に飛んできた
「しまっ・・・」
215
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:55:48 ID:jWjdYZ7w
剣で魔物の頭部と思われる部分を叩く。
隙が出来た。
取り合えず魔物から離れる。
「こんな事なら王様に剣貰っとくべきだったな・・」
黒い魔物が溶けた。
「・・?」
そして、4体に増えた。
囲まれた。
逃げる暇もなく
魔物の腕が俺の体を貫く。
俺は倒れた。
城下町から100mの所だった。
216
:
雷剣
:2010/12/22(水) 20:58:03 ID:jWjdYZ7w
食われるのか・・・
と思ったら、魔物が逃げていった。
俺はバックパックから包帯を取り出し、
傷口を塞ぐ。
と、取り合えず城に戻らなければ・・・
217
:
雷剣
:2010/12/22(水) 21:00:33 ID:jWjdYZ7w
何とか戻ってきた。
もう体力ギリギリだ。
王様の前に行くと
「何処へ行ったかと思えば」
「血だらけに名って戻ってくるとは・・・」
「え・・・?」
俺は倒れた。
218
:
雷剣
:2010/12/22(水) 21:08:18 ID:jWjdYZ7w
バシッ!
「痛っ!!」
叩き起こされた。
「傷は治しておいた」
王様が言った。
立ち上がってみる。
・・・治っている。
「倉庫で何かあったらしい、取り合えずお前も行って来るのだ」
「その前に王様」
「俺に剣をください」
王様が召使に合図を送る。
10秒で召使は戻ってきた。
「どうぞ」
俺は剣を受け取る。
「この勇者を案内しろ」
俺は召使についていった。
219
:
雷剣
:2010/12/22(水) 21:16:07 ID:jWjdYZ7w
血のにおいがプンプンする。
足跡がある、すでに誰かいるのか?
「この先は危険です、気をつけて進んでください」
召使に続いて暗闇の中へ入っていく。
なんとかついていけそうな希ガス
220
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/22(水) 21:16:18 ID:a8VR6dG.
>>214
マジレスしよう
責任の所在なんてどうでもいい。必要なのは原因の追求及び改善
原因は以下によるものが大きいと考えられる
1.レスの差
2.意見を総括しないで話を進めた俺らの失敗
1は、環境に差があるから仕方ない
なら問題は2
改善方法は以下
1.意見を総括して話を進める。問題は、進度がクソ遅い
2.誰かを中心にガンガン進める。問題は、そいつが世界を独占する。まあ、リスクが高い
3.今まで通りに加え、意見をばんばん言う。問題は、喧嘩になるかも
俺の結論
3が調度いいと思う。そうすりゃ「予想が違った」なんて、なかなか起こらんだろうに。
・譲り合いはするが、単独で進めすぎない
・意見はガンガン言う
を守れば、再発は防げると思うんだがどうだろうか
221
:
浜面シアゲ
:2010/12/22(水) 21:36:33 ID:yh/gc3rs
>>220
じゃあ話は一端止めて雑談の方でこれからのことについて話し合う?
222
:
グリムリゼル
:2010/12/22(水) 21:38:23 ID:CZF.7r/Y
>>221
今ならなんとオレも話し合いに参加でき(ry
223
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/22(水) 21:45:13 ID:i34S24As
>>221
簡単に言えば「俺はこうしたいぜ!」ってのをガンガン書けば、妥協点が見えるだろ?
そーすりゃ納得できる展開になると思うんだ
今回はそれが少なかったから、こうなったんじゃないかなあ、と
せっかくの掲示板なのに絡みがなかったら、書く意義が無いしな
とりあえず、俺はこの方針を提案する
一旦止めたきゃそうしてくれ
224
:
浜面シアゲ
:2010/12/22(水) 21:54:34 ID:yh/gc3rs
>>223
俺は止めた方がいいと思うぞ
225
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/22(水) 22:00:12 ID:a8VR6dG.
>>224
なんでだい?
226
:
浜面シアゲ
:2010/12/22(水) 22:04:52 ID:yh/gc3rs
>>225
これからの話の進め方やなにやらいろいろと決めておくために
227
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/22(水) 22:12:48 ID:i34S24As
>>226
待て、話が繋がってない
俺はお前の言う「これからの話の進め方」の一つを提案しただけのはずなんだが・・・
228
:
浜面シアゲ
:2010/12/22(水) 22:15:03 ID:yh/gc3rs
>>227
ななな、なんだってー
ここで話あっても意味ないしとりあえず雑談の方に行った方がいいかと
229
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/25(土) 17:32:31 ID:MZ/uOi/A
嗚呼今年も野郎共とクリスマス
誰かがドタバタと駆けつけて来る。
恐らく後続の勇者だろう。
俺「ったくよー。何故あの変態勇者はあの暗闇の中を進んでいったんだ・・・」
そう、エロエロは料金回収という謎の嘘をつきどこかへ行ってしまったのだ。
そして後にも先にも進めなくなったヨーヨーは今立ち止まっている。
?「よお」
俺「!」
いきなり声がした。俺に話しているようだが声からしてあの変態勇者ではなさそうだ。
?「ちょいと道に迷っちまって、よければ教えて欲しいんだが――つっても別にあんたに人生をといてもらおうとか、そういうわけじゃない、かはは」
何者だコイツ。ってか理詰めで考えれば倉庫の扉の前に来た時点で自分が道に迷ったと気付くのではないか。
それとも暗闇の中で俺と同じように暗闇の中で立ち往生しているだけなのか。
ーーーー否。コイツの声にはそんな感情など一切こもってない。
ならどうすれば。
?「−−よお。あんたらに聞いてるんだぜ。お二人さん。」
俺(お二人さん・・・ならすぐ近くに変態勇者がいるということか。しかし・・・何故あいつはこの暗闇の中あたりを見回せる?)
俺の頭の中に?が充満する。
230
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/25(土) 17:45:22 ID:MZ/uOi/A
>>229
せめて。せめて顔を見たい。どうすればこの暗闇の中で光を灯すことができる。
・・・そうだ!
俺「エン!」
俺の手のひらに火が現れる。そして暗闇の中の声の主が露になる。同時にエロエロも。
?「へえ。そんな便利な魔法があるんだぁ。」
そう言って、顔の右側だけに禍々しいペイントを施した少年が現れた。
231
:
サイコロ
:2010/12/25(土) 18:06:35 ID:4yZeLuIg
[俺忘れられとるやないけぇ!]
明かりがついたことによって怒りが爆発
[俺を置き去りにしてストーリー進めるなよ!寂しいだろが!]
232
:
4−4−
:2010/12/25(土) 20:09:58 ID:MZ/uOi/A
>>231
ごめんね頭ずっと洗ってるイメージしかなかったんだ!
233
:
浜面シアゲ
:2010/12/25(土) 20:21:07 ID:yh/gc3rs
>>230
「実は友達を探してるんだ。目撃証言によれば、この城の中にいると思うんだよ。なんか滅茶苦茶迷路みたいなふざけた道で、ちょいとばかし困っててな――セーブ中のメモリーカードみてーな気分だぜ。つまり抜き差しならない状況ってこと。やっぱり下水道から入るんじゃなかったぜ」
「あんたら知らねえか?カイトって名前なんだけどよ」
234
:
サイコロ
:2010/12/25(土) 22:21:58 ID:4yZeLuIg
[理解してもらえたならいいよ]
とここで俺の説明
服装はベージュ色の革の服
髪は黒。目付き鋭い。身長は170前後
装備は錆びた銅の剣と木製の使い古した鍋の蓋
235
:
グリムリゼル
:2010/12/26(日) 06:36:05 ID:CZF.7r/Y
>>234
胴の剣まではよかったんだが鍋の蓋を盾にしてるとこ想像してイメージぶっ壊れた
236
:
サイコロ
:2010/12/26(日) 10:42:06 ID:4yZeLuIg
>>235
仕方ないだろう。ドラクエの最弱装備なんだから
237
:
4−4−
:2010/12/26(日) 12:50:10 ID:MZ/uOi/A
>>233
目立つ服装に目立っ顔。
確かに下水道から入ったのもうなずける。
俺が門番だったら絶対に通さない。
•••ということは別段考えておらず、ヨーヨーは今顔面ペイントの少年と向き合っている。
?「あんたら知らねぇか?カイトって名前なんだけどよ。」
座右の銘は「逃げるが勝ち」の偉大な父からヨーヨーが受けた教えその1
「面倒なことに巻き込まれそうになったら他の人に振れ」
俺「すいませ〜んカイトって人知ってますか?」
すぐそこにいるサイコロに振ってみる
238
:
サイコロ
:2010/12/26(日) 13:46:17 ID:4yZeLuIg
[なにそれおいしいの]
無茶を振られたらひとまずこの言葉でバトンタッチ
俺も出来ればこの顔面ペイント野郎に関わりたくない
239
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/26(日) 18:42:45 ID:MZ/uOi/A
>>238
振ったつもりが返された。なんということだ。
俺「すいませんカイトっておいしいんですか?」
?「いやおいしくはない」
俺(うわぁ冗談で言ったのにマジで返された)
そうだ、こんなことをしている暇はない。この倉庫には魔王軍と怪我人がいるんだ。
さっさとコイツをどうにかしないと。
俺「質問二つ、いい?」
?「ん?なんでも聞いてくれ。」
俺「あんたの名前とカイトって奴の容姿を教えてくれ。」
?「俺の名前はハズレ、カイトはオレンジ色の服を着ていたな。」
俺「・・・!」
ヨーヨーの脳裏にオレンジ色の服を着た勇者がフラッシュバックする。
ハ「何か思い出したのか?」
俺「カイトは恐らくこの城下町のどこかにいると思う。魔王討伐作戦を断って。」
ハ「フッ、あんがとよ。情報提供料だ。」
ハズレはコインらしき物をピーンと弾いてこちらによこした。
・・・が、暗い上に元々動体視力が悪い俺は受け取れずに、コインはボウガンの盾に当たった。
その瞬間。
ガリガリガリガリッ!!
手に重い衝撃が走る。見ると盾に引っかき傷のような物がたくさん付いている。
ハ「あーあ。お前もか・・・」
240
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/26(日) 18:53:02 ID:MZ/uOi/A
俺「お前もかって・・・」
ハ「さっきもいたんだよ、金属(エモノ)で着飾って死んだ奴が。」
と、その瞬間。
ドオォォォン!!という轟音が鳴り響き、魔王軍が壁をぶち破って倉庫へ進入してきた。
俺「まさかお前、魔王軍・・・?」
ハ「いいや、殺人鬼集団零崎一族、だ。」
俺「殺人鬼・・・!」
聞きたいこと山ほどあったが、ズンズンと迫ってくる魔物に今は精一杯だった。
魔物は目算で4体。
俺、エロエロ、ライ、サイコロ。
これで十分、不足はない・・・!
241
:
浜面シアゲ
:2010/12/26(日) 19:54:12 ID:yh/gc3rs
>>240
「いいや、殺人鬼集団零崎一族、だ」
(まさか冗談で言ったつもりだったんだが。いや……なんか死にたくなってきた)
(なんだこりゃ恥ずかしいとかそいいうのではなくなんかこう…死にたい)
(いや殺人鬼であることは否定しねえよ、否定しねえけどさ)
(もうこれ確実にやっちまったな。今更もう「ジョークでーす」なんて言えねえよな)
もうこれどうすっかなーと考えているハズレにポンッと何者かが肩を叩いた
242
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/26(日) 20:42:17 ID:xBlrddLE
なんか飛び込んだら誰かくるし明るくなるし魔王軍が攻めてくるし・・・ん?
斧「屈んで!」
俺「そぉい!」シュッ
瓦礫が頭を掠める。っと・・・誰かが来るようだ。けどこれは、魔王に比べたらチンカスみたいな迫力だ。
だが、油断はできない。何でって、俺らも魔王にくらべたらマンカスなんだから・・・
そういや魔王は?気配からして、帰ったのだろう。だとすると、こいつらは時間稼ぎ兼腕試しみたいなもんか。
とりあえず、やることは魔王の遺物の回収と敵の殲滅だろう。
243
:
ラビット
:2010/12/26(日) 21:07:55 ID:/nQWLGjE
俺は誰かの肩の上で目を覚ました。一体何が起こった?と記憶を探る。
勇者が王の間へ集まって・・・そこから・・・、駄目だ、思い出せない。
レイン「目が覚めた様だね」
俺を肩に担いで走っていたのはレインだった。城の出口へと走っている様だ。
俺「何で出口の方へ向かってる?何が起きたんだよ、どうして俺は気絶して・・・」
レイン「そんないっぺんに疑問をぶつけないでよ。まあ一言で言うと、魔王軍が攻めてきたよ」
「予想してたより少し早くね」と俺に聞こえないような小さな声で付け足すように呟く。
俺「魔王軍!?じゃあ俺は魔王軍にやられたのか?そこをお前に助けられたのか?」
レイン「いいや、君を気絶させたのは僕だよ。君ぐらいなら、そこらの雑魚にはやられないと思うけど、もしこんな所で死なれる訳にはいかないのさ」
俺「何を言って・・・・、そうだ!他の勇者はどうした?」
次々と疑問が沸いてくる。質問攻めされて鬱陶しいのか少し嫌そうな顔をしながら、
レイン「他の勇者は魔王の遺物を奪われないようにするために倉庫に行った様だけど。」
と言う。
俺「なら俺も行く!」
レイン「そう言うと思ったけど、さっきも言ったように君に死なれては困る。理由は言えないけど」
俺「言えないなら今は良い。俺は行く。大丈夫さ、この鎌もあるんだ。大抵の奴には負けない自信が有る。」
俺「お前が何と言おうと俺は行くぜ。」
言って、レインの肩から降りた。
244
:
サイコロ
:2010/12/26(日) 21:11:53 ID:4yZeLuIg
[これはこれは。魔王軍の皆様おそろいで]
と敵に近寄った後で・・・
[うおおおぉぉぉ!!真っ赤な誓いぃぃぃ!!]
敵のムスコを切り落とす。錆びた剣にカルピスがついてさらに錆びた
[うぐおぉぉぉ・・・!!たまってるならそうと言えバカ!!錆びただろがァ!!]
敵は痛みに苦しみもがいている!
・・・俺はとどめをさした(笑)
245
:
ラビット
:2010/12/26(日) 21:13:16 ID:/nQWLGjE
レイン「仕方ないなぁ・・・・じゃあ僕も行くよ」
俺「別に良いけど、お前戦えるのか?」
倉庫の方走りながら言う。
レイン「心配ご無用さ☆」
俺「心配だ・・・・・・。」
引き返して百メートル以上走っただろうか。倉庫の前に着いた様だ。
俺「着いたぜ。さぁて、敵はどれくらいいるかな。」
倉庫の扉は鍵が壊れていた。いや、『壊された』が正しいか。
レイン「入るよ。気をつけてね。」
俺達は、倉庫へ入って行った。
246
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/26(日) 21:48:32 ID:FqZu0XQw
人数は互角。雑魚はサイコロが倒してくれたし、増援も来た。俺は魔王の遺物を守ろう。え?なんでサイコロって名前を知ってるかって?こまけえk(ry
で、どうやらあんまり荒らされていない。もう事は済んだのか・・・ッ!
俺はなんかむかついて、魔王の遺物を一つ取ってみた。
俺「!こ、これは・・・」
俺は【すけすけゴーグル】を手に入れた!これでヒロインの好感度もバッチリだぜ!あと能力も分かる。
247
:
浜面シアゲ
:2010/12/26(日) 21:59:58 ID:yh/gc3rs
>>241
「ふっ貴方もどうやらこちら側のようですね」
とハズレに言う男。
(いや一緒にすんじゃねえよ恥ずかしいからさ。割とガチで)
ハズレとしては早くどっかに行ってほしいのだが、ハズレの思いも虚しく男は喋り続ける
「さあ私たちと共に勇者を殺しましょう」
「ところでひとつ訊きたいんだが、あんたには痛覚って奴がねーのかよ?」
男はその質問に得意げに答える。
「痛覚?そんなものはありません。ずいぶんと前に遮断してしまいましたよ」
「そうかならいいんだ」
言って男に振り返る。振り返ると同時に男の手が腕からずれる。
「え、あれ?どういう事ですか」
男の腕からは血が溢れ出る。
「な、なにをしたんですか?」
「なにって、まあこういうことをしたんだよ」
そうハズレが言った瞬間、男の首が切り裂かれた。
男は悲鳴を上げることさえも叶わない――当然だ。
喉の呼吸器官を動脈ごと切り裂かれれば、声を上げることなど、できるわけがない。
「あんたを殺した道具は糸だ。んでもってこれ曲絃糸って言うんだぜ」
ドサリと男は崩れ落ちる。ハズレの声はもう男には届いていなかった
248
:
サイコロ
:2010/12/26(日) 22:01:37 ID:4yZeLuIg
[ムスコがなくなれば男としておしまいだからな]
そう言うと俺は落ちてたバトル・ロワイアルを読み始める
[やべぇ。面白いわこの本。オラどきどきすっぞ]
249
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/27(月) 11:16:18 ID:e8mb/mug
っと。誰か来たみたいだ。こいつが俺の相手になるみたいだ。
俺はすけすけゴーグルを外し、敵を見据える。
華奢な身体に月を思わせる刀。
純黒の細長い髪が線を引く。
黒衣に身を纏うその少女を、なぜか懐かしく感じた。
いや、それだけなら良かった。けれど・・・根拠がある。彼女の首には、俺が昔に持っていたネックレスが・・・ッ!
頭が痛い。
不安がこびりついて離れない。
ダメだ。彼女とは戦うな。ダメだダメだダメだ駄目だ駄目だ駄目だ!なんで?・・・なんで?あれは敵だ。目算、能力は互角。身を退く理由などない。なら戦えばいい。いや、駄目だ。体が拒絶する。ああもう、なんだってんだ!!!
250
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/27(月) 11:21:33 ID:e8mb/mug
瞬間、俺の思考を振り切る一撃が来る・・・!
俺「!」ギィィン
鍔ぜり合い。再度顔を伺うも、やはり思い出せない。
斧「なんでアンタがここにいんのよ・・・いいわ、殺してあげる。」
俺「!お前、この娘が誰か知ってるのか?」
斧「?当たり前じゃない・・・ん?忘れちゃったってことかなえっとそれってつまり私を選んでくれたってことだよね嬉しいなあやっと(ry」
・・・そうだ、ゴーグルをつければ!
即座に装着。知人ならこれで詳細が分かるはず。
【妹】
好感
俺「うわあ!」
すぐさまゴーグルを振り払う。寒気がした。そこには、言いなれた名前が表示された。・・・はずなのに、やはり思い出せない。
そして、次の一撃が・・・!
251
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/27(月) 17:46:18 ID:MZ/uOi/A
待て待て待て待て
ヘビィボウガンというのは取り回しが以外ときかず、近距離だと不利なことこの上なしなのだ
なのに魔物二体迫ってきてるってどういうことだよ
俺「うわぁちょっと待てもちつけ!ねぇサイコロ助けてよ!なにバトロワ読んでんの後で読ませて!」
しかしそんなことはお構いなしに魔物が殴りかかってくる。右に避ける。
・・・が、そちらの方向には棍棒を持った魔物が待機していた。
俺「なかなかいいコンビネーションだな、うん。」
ボクッと鈍い音がして俺は倉庫の棚に吹っ飛ばされた。
俺「うっ・・・ぐぅ・・・」
意識が朦朧としてくる。くらくらする。
しかし消え行く意識の中で俺は棚の中にあるものを発見した。魔王の遺物。
【不屈の王冠】を手に入れた!
頭に乗っけるとなぜか力が沸いてきた。痛みは変わっていないのに、戦える気がする。
俺「うぉぉぉぉぉぉ!」
ハイスピードで通常弾Lv2を装填する。
頭に狙いを定め、集中する。
放たれた弾は魔物の頭に見事命中した。
魔物「グォォォォォ!」
通常弾Lv2の先には返しがついており、無理に抜こうとすると更に怪我をする。
そんなことも知らず魔物は抜いてしまった。頭に刺さった弾を。
残り一体・・・!
252
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/27(月) 18:11:33 ID:ixs94ljQ
俺「っとどこいこうかな〜」
?「お主勇者じゃろう?うじゅじゅじゅじゅじゅじゅ」
俺「?。誰だ?」
?「お前さんの仲間が倉庫で魔物どもと戦っておるよ。見物じゃ見物じゃ・・・!うじゅじゅじゅじゅじゅ」
俺「あぁ?倉庫?・・・暇だし行ってみるか・・・そういえば誰だ?」
辺りには何も無かった
俺「うわ怖っ!・・・罠かもしれないが面白そうだから行くわw」
俺は倉庫へ向かった
253
:
サイコロ
:2010/12/27(月) 18:16:27 ID:4yZeLuIg
[しょうがねぇなぁ]
俺は敵の肛門に強烈な刺激を与えた。敵は力が抜けて地面に倒れた
[後はとどめをさすだけだ。やれよ]
254
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/27(月) 18:41:40 ID:MZ/uOi/A
>>252
兵藤・・・和孝ぁぁ!!
残りは棍棒を持った魔物。
まずは目を潰すために通常弾を・・・
直接目に刺した。
魔物「ギィァァァァァァァ!!」
魔物は目を押さえて転げまわった。棍棒を手放したのでついでに取った。
俺「あまり力に自信はないんだが・・・よっと!!」
棍棒は見事に魔物の頭を砕いた。
俺「魔物退治終了っと。」
255
:
サイコロ
:2010/12/27(月) 18:48:56 ID:4yZeLuIg
>>253
はなしということで
256
:
銀鋏
:2010/12/27(月) 18:53:54 ID:yh/gc3rs
>>254
>兵藤・・・和孝ぁぁ!!
そんな漫画みたいな名前のやつ現実にいたんだ。
257
:
4−4−
:2010/12/27(月) 19:32:55 ID:MZ/uOi/A
>>256
ごめん漫画
258
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/27(月) 19:54:41 ID:zFPJYBCw
俺「ぐっ!」ツー・・・
風のような切っ先が頬を掠める。
クソッ俺は馬鹿か!・・・集中しろ。相手は同格、油断は死に繋がる。
妹「・・・」スッ
何を思ったか、少女は無言で刀を振り上げる。
勇者は動かない。否、動けないのだ。
少女の剣速と技量は本物であり、迂闊に近付けば刹那のうちに殺されるのは必然であった――――――――――――――
が、
妹「っ」
その構えが魔剣を放つ前触れだと気づくには、
妹「ッ!」ブォン
あまりにも遅すぎた・・・!!!
俺「!?」バッ
そこに言葉を発する間隙など無い。少女は空間を切り裂き、氷剣は大気を凍てる。
勇者の右横1㍉は、薄い氷の幕で隔たれていた。
259
:
サイコロ
:2010/12/27(月) 19:57:50 ID:4yZeLuIg
エロい人がおにゃのこと戦っているのを目撃
(うほっかわいい女・・・)
[俺も混ぜろォ!!一人で楽しむなんて許さねェ!!]
俺は戦場へ足を踏み入れた
260
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/27(月) 20:02:59 ID:1ZRb4bQs
>>259
ズジジシシャャャャャャャァァァ!!!!
サイコロの目の前を、氷の刃が切り裂いた!
261
:
サイコロ
:2010/12/27(月) 20:15:05 ID:4yZeLuIg
[こいつはご挨拶だなぁ]
氷の刃をかわし一気におにゃのこに近づく
[こんな可愛い女がいるならもっと早く紹介してくれよエロい人]
何で近づくかって?服を剥いでやろうと思ってね
262
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/27(月) 20:20:38 ID:zFPJYBCw
>>261
残念今の妹は勇者も脱帽のソードマスター
白兵戦大好きの竜人族でもてこずるレヴェル
悪いことは言わない、服を脱がすのは俺のにしておけ
263
:
銀鋏
:2010/12/27(月) 20:22:45 ID:yh/gc3rs
「おーおー随分と派手な客人だなぁ」
ハズレの目の前数メートル先には魔物たちが倉庫にあるもの壊し、奪っていた
それを見ながらハズレはポケットからナイフを取り出し大きく伸びをした――伸びをしたところで彼の背丈ではその高さは知れていたが。
「んじゃ、ま、殺しますか」
そう言ってハズレは魔物を殺しに走り出す。
――――――――――――
「いつの間に僕はこんなところに来ていたのだろう」
カイトは森林に来ていた。いや来ていたのではなく、たどり着いてしまったのだ。
もともとカイトは城を目指して走っていたはずなのだが、いつの間にか森林に着いていたのだ。
「歩くか…」
カイトは悩んでもしかないと考え歩くことにした
264
:
サイコロ
:2010/12/27(月) 20:27:21 ID:4yZeLuIg
[中身まで氷の女王だったのかッ!]
エロい人の言葉を聞き俺は立ち止まる
[じゃあ俺の欲望はどこで満たせばいいんだぁ!!]
俺は力なくこう叫んだ
265
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/27(月) 20:31:49 ID:1ZRb4bQs
>>264
妖精「可哀相・・・仕方ないなぁ」
サイコロは魔王の遺物【エッグTENGA】を手に入れた!
266
:
サイコロ
:2010/12/27(月) 20:41:17 ID:4yZeLuIg
[なにこれ食えるの?]
突然出てきた卵。焼いて食えって事か?
[どちらにせよ魔王を倒すまで俺は童貞なのか・・・]
しょげる俺。その背には少なからず哀愁が漂っていた
267
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/28(火) 11:33:47 ID:MZ/uOi/A
さきほどまで妙な静けさが漂っていた倉庫は今では血で血を洗う戦場となっていた。
俺「さーて。他の魔王の遺物も回収しよっかなっと・・・」
戦っているエロエロと少女を強姦しようとしているサイコロは見なかったことにして俺は奥へ進む。
ブニュッ
俺「うわあぁぁぁお!」
何か柔らかい物を踏んでしまった。見るとそこには倒れた人がいた。刀を持っている
俺「もしかして死んでる?」
手首に手をあてる。どうやら脈はあるようだ。
俺「そういえばさっき兵士が頭を殴られて気絶している人がいるって言ってたな・・・コイツか?」
とりあえずこのままにしておくのも可哀想なのでそばにあったデカイ袋に入れ、袋の口を堅く紐で結び、さっきまで俺達が待っていた部屋へと持っていった。
王「な、なんじゃこれは?」
俺「倉庫に倒れてたんでとりあえず持ってきました。目ぇ覚ましたら病院でも連れてってやってくだい。」
そうして俺は倉庫へと戻った。
倒れていた人が勇者だったと俺が知るのは結構後の事である
268
:
サイコロ
:2010/12/28(火) 12:31:18 ID:4yZeLuIg
俺は我に帰りバトル・ロワイアルを読み始めた
「危ない危ない。ロリータにまで目がいっちまうなんてどうかしてたぜ」
年上女が好物なのに。どうやら俺の欲望は相当たまっているらしい
「こっそり買っておいたAVも家の中に置き去りだし・・・本当帰りたい」
別の意味でホームシックになってしまった。戦っても紛れない俺の性欲
「・・・オカズも無いのにどうやって発散すればいいんだあぁぁぁ!!」
魂の叫びが倉庫に響き渡る。こうなったのも全部王様のせいだ畜生・・・
「せめてっ!!せめてpspだけでも!!冒険に持って行きたかったのにっ!!」
予想以上に地道で全く進まない冒険の道に俺は心底絶望するのだった
269
:
銀鋏
:2010/12/28(火) 13:56:34 ID:yh/gc3rs
「……んん?」
と。
森林を三十分ほど歩いたところで樹齢がかなりになると思われる極太の樹木にたどり着く。
(なんで城の近くにこんな樹があるのだろう?)
近づいて樹木を見上げるカイト
そこを――ぽんと
後ろから肩を叩かれた。
当たり前の気軽さで叩かれた。
「……え?」
確認した――何の気配もないことは確認した。
誰がカイトの肩を叩けるという?
空気でもない限り―叩けるものなど。
カイトはすっと振り向いて――
「う、うああああああああああああああああああああぁあああ!」
カイトは臆面もなく悲鳴をあげ、彼は走った。
走って、
走って、
走って、
走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って、走って走って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って狂って
狂ったように闘争した。
270
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 18:47:42 ID:xBlrddLE
俺「」
何故、躱せたのか分からない。いや、あえて外したのだろう。間違いがなければ、俺の腕はもっていかれたはずだ。なら、その間違いとは?
後ろで騒いでいる変態勇者を一瞥した後、構え直す。
驚いた。
少女の体が震えている。
何があったか分からないが、これが好機なのは分かった。
けれど、それでも彼女を傷つけるのは憚られた。
妖精(なぁんだ、完全には洗脳されてなかったんだ)妖精(大好きな兄さんを自分で傷つけるのは響くよね)
妖精(まあ私には関係ないか)
妖精(勇者様に直々に殺してもらえばいい)
斧「ぐだぐだしないで!」
俺「お、おい!」
斧は無理矢理、自身を勇者に投げさせた。というより、勝手に手から離れた。やはりここはトマホーク、投擲には必殺の自身があるのだろう。
斧「・・・死んじゃえ」ギュルギュル
激しくも美しく弧を描くそれは、まるで疾風の如く少女に襲い掛かる!!!
271
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 18:52:28 ID:FqZu0XQw
>>270
改行ミスっちゃった//
ところでさ、俺最近いくらか真面目に書いてるわけだが、おまいら面白い?
つまらないなら以前のように下ネタ路線走ろうかなあと
まあレスは減るだろうけど
272
:
銀鋏
:2010/12/28(火) 19:25:04 ID:yh/gc3rs
>>271
下ネタ三割、バトル四割、シリアス三割でおけ
273
:
サイコロ
:2010/12/28(火) 19:40:37 ID:4yZeLuIg
斧は俺の鍋の蓋に突き刺さった
[・・・待てよ]
俺は少女の前に立ちふさがった
[どういう事かよくわかんねぇけどこいつに悪気はねぇんだろ?]
274
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 19:49:39 ID:y/ykHATI
>>272
参考にするよ
>>273
その書き込みを実現すると、おまい死ぬけどいい?
嫌ならスルーする
275
:
サイコロ
:2010/12/28(火) 19:57:59 ID:4yZeLuIg
>>274
じゃあそこら辺で寝っ転がっておくよ
276
:
サイコロ
:2010/12/28(火) 20:14:40 ID:4yZeLuIg
[ここら辺にいるのも飽きたし外にでも出るか]
エロい人の件は邪魔しちゃいけないっぽいので退出
するとそこに1匹のピカチュウが立ち止まっていた
(あれ?この世界ってポケモンいるんだ・・・)
[おいお前。俺の仲間になってくれよ]
話しかけられた。というかしゃべった。無表情で
[俺今から魔王を倒しにいくんだけど仲間が見つからなくてな]
[いやお前どこから見てもピカチュ(ry]
[お前勇者だろ?さっき城の兵士に引きづられてたの見たぜ]
277
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 20:25:02 ID:z.KQ4OIs
妹「!」ハッ
少女の震えが止まる。しかし、目前に迫る斧にどう対応できよう。刀で弾けたところで、傷つくことからは逃げられない。
だが、
妹「氷のアイアス」ドシュッ
英雄の投擲は、神話の盾の前ににあっさり敗北した。
斧「あれ?」
俺「なっ!」
サ「zzz・・・」
ロー アイアス―――ギリシャ神話/トロイア戦争にて、大英雄の投擲を防いだと言われる7枚張りの皮の盾。「皮」と言われるとピンとこないだろうが、神代における大英雄の強さが恐ろしいということは想像に難くないだろう。それを防いだ盾もまた恐ろしく硬いわけで・・・
少女は、氷剣でそれを瞬時に再現してしまった。
もう、投擲は通用しない・・・!
278
:
銀鋏
:2010/12/28(火) 20:44:37 ID:yh/gc3rs
>>277
お前の妹がアーチャーに見えてきたどうしてくれる
279
:
サイコロ
:2010/12/28(火) 20:48:51 ID:4yZeLuIg
「そのときの状況を全て見てるなら助けてくださいよ・・・」
俺はあのとき捕まりたくなかった。こうなったのも全部王様の(ry
「で、どうするんだ?お前はいつまでもこんな所にいるつもりなのか」
「出来れば居たくないし、早く家に帰って寝てしまいたいくらいです」
「そうか・・・お前は家に帰って一人休む気なのか。馬鹿野郎!!」バキッ
俺はピカチュウに殴られた。何で俺は殴られなきゃならないんだろう
「お前は選ばれたんだよ。魔王を倒すのに重要な戦力としてな!」
重要な戦略・・・!この俺が・・・。今まで誰にも言われなかった言葉だ
「もう一度言うぜ。お前は勇者を辞めるのか?それとも続けるのか?」
「俺は・・・続ける!もう悩みは吹っ切れたぜ。ありがとよピカチュウ!」
俺は目を覚ました。不思議な夢だ。ありがたい。俺は心からそう思った
280
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 21:07:35 ID:y/ykHATI
だからどうした。勇者は竜人である。肉弾戦に持ち込むことこそが、勝利の方程式と言えよう。
俺「ッ!」ダッ
走る。傷ついても構わない。そもそも、同格相手に引き分ける事自体が間違いだったのだと――――――――――!!!!
勇者が来る
覚悟はできた
少女が斬る
神速の袈裟
勇者が躱す
右横に跳ぶ
少女は斬る
首をめがけて
躱す
しゃがむ
斬る
胴を裂かんと
躱す
跳び退く
突く
心臓めがけて
切れた
体を横に
斬る
刀を右に滑らせる
斬られた
切り口が冷たい
斬る
止めの逆胴
掴んだ
根本をしっかり
抜く
手から
抜かせない
鮮血は滝のよう
魔力放出
血が凍る
一歩前に
刀を押し込む
抜けた
抜いてしまった
振りかぶって
凍った右手を
振り上げて
拳を弾く・・・!
妹「」バタッ
勇者の拳が、少女を捕えた
281
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 21:11:18 ID:y/ykHATI
>>278
銀髪のツンデレ美少女を妄想するんだ
>>279
下ネタ入った時はwelcomeの合図
282
:
銀鋏
:2010/12/28(火) 21:26:50 ID:yh/gc3rs
>>281
妹「ああ。時間を稼ぐのはいいが―――
別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
ダメだ死相がでとる
283
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/28(火) 21:33:13 ID:z.KQ4OIs
>>282
最初は誰も槍を使わないことからランサーみたいにしようとしたんだぜ?
つーか【セイバー】をガチホモ化した【ゲイバー】とか出す予定でした^^
284
:
銀鋏
:2010/12/28(火) 21:46:15 ID:yh/gc3rs
>>283
まあゲイな英霊も一人ぐらいはいるだろ。うんそれだけ
285
:
グリムリゼル
:2010/12/28(火) 23:00:22 ID:CZF.7r/Y
暗い...
ただそれだけ。
視界の中、目に映るのは黒。
…いや。もしかするとこの黒は白かもしれない。
人々は[色]という存在に名前をつけた。
しかし、生まれながらその視界に移る色が人それぞれ違うかもしれない。
例えば[霊]という存在に色が存在しているならば。
それを見える人と見えない人がいるのではないか。と
自分は今、見えているものが二つある。
一つは[黒]もう一つは[無]だ。
今、自分の視界には[無]という色が映っている。
そして、その色がこちらに向かって言葉を呟いている。
なんて言っている?
何を…言っている…。
何もわからない中。
視界が歪む、歪みの中、色が溶けた。
色が弾けて。
眩しい光が視界を包む。
そして、目をあけた。
そこには、無限に広がる水の中。
液の中をたださ迷う泡。
まるで魚のように動き、それは形を司る。
時には星、時には顔、時には鳥。
この泡一つ一つが。
何かの源、エネルギーだとわかった。
頭に声が響く。
「真実を掴め」
「あなたの本来の力をこの手で」
「この水の中に存在する、あなただけの[力]を」
「風を掴みなさい。」
そこで声が止まった。
掴め?真実?力?風?
疑問が埋め尽くす。
だが、従うしかない。
確かに自分は欲しい。
…[力]が。
286
:
銀鋏
◆OOOs6FkO9E
:2010/12/29(水) 00:36:18 ID:yh/gc3rs
道もなにも関係ない。
目の前にある小枝を薙ぎ払うのも忘れ、それらが鋭く身体を打つのも構わず。とにかく、方向も方角も関係なく、純然たる速度にだけ重点をおいて走った。
「あ、あ、ああああ、ああああ、ひ、ぐ――」
舌が絡んで言葉にならない。
知ったことか。
喉が詰まって呼吸ができない。
それがどうした。
気がつけば帽子がない。
どうでもいい、あの帽子にそんなに愛着はない。
今は。
今は。今は。
今は。今は。今は。
今は、今だけは、今こそは、逃げなければ――
「ぐ、うあっ!」
地面を這っていた木の根につまずいて大勢を崩す。
しかしそこはさすがにカイト、顔面から無様に転んだりはせず、空中で前転するようにして尻から落ちた。が、その表情に余裕は全くない。がくがくと震えていて、どう見ても正気を保っていなかった。そのまま、転がるように移動して、近くの樹樹木の陰に、その身を隠すように、背をつける。
「おい」
不意に声をかけられ顔を上げる
「帽子――落としたぜ」
最悪の悪魔がいた。
287
:
銀鋏
:2010/12/29(水) 11:21:48 ID:yh/gc3rs
一年前『彼』は生まれた。
理不尽な理由で生まれ、理不尽な理由で利用され、そして理不尽な理由で処分されるはずだった――
はずだった。
しかし『彼は』暴走した。
その暴走を止めるため学園都市は暗部組織最強の戦力をもつ「グループ」と「アイテム」を使い学園都市最大の七人の能力者をも使い、そして蒼炎使い、憑神使い、最後に幻想殺しを使い暴走を止めた
しかし『彼』がおこした暴走の傷跡は悲惨なもので一年たった今でも壊されたものはほとんど直っていない。
そして暴走した『彼』を人々は死色の黒と呼んだ
そして、カイトが最も恐れる存在である
288
:
銀鋏
:2010/12/29(水) 13:27:23 ID:yh/gc3rs
「く、は、は、は、は、あはははははははははははは――」
必死に林の中を駆ける姿があった。
その身体を、ところ狭しと縦横無尽、木々の隙間を縫うように、立体交差的に移動する。その際に適当な木々を破壊し、追跡の難易度を上げる細工も忘れない。それは万事において抜かりない『逃走行為』だった。しかし、それだけ完全なる逃走活動を行っているにもかかわらず、少年の表情には、まるで余裕というものがない。どころか、その表情は引きつったような、とても見ていられないような笑みで満たされている。
「は、はは、はは、あはははは――!」
そして実際、大声で笑う。
全く――
本当に、笑うしかない。
「今日は最悪だ。いや人生の中で最悪の日だ」
ちらり、と後ろを振り返った。
そんな行為に時間を費やしている余裕など微塵もないといいのち、そうせざるを得なかった。何故なら――そんな光景は滅多に見られるものではないのだから。
そこには、最悪が。
そこには、最終が。
そこには、最強が。
そこには『彼』が存在し
しかも『彼』はカイトを追ってくる。
「やっぱり最悪だよ」
そう呟いたとき、
「飽きたな。鬼ごっこ」
そんな声がした。
酷く――ぞんざいな声音。
289
:
銀鋏
◆jylM0e3cUA
:2010/12/29(水) 15:38:55 ID:yh/gc3rs
思わず振り向くが――そこにはもう誰もいない。
そして。
すぐそこに、『彼』がいた。
助走の足音もなく――跳躍の脚音もなく――一息で飛んできた『彼』が、カイトの上方で、空中に――存在していた、何の事前動作も何の予備動作もなく――『彼』は十メートルの距離を、跳躍していた。
「――ひ」
悲鳴をあげる暇もない。
『彼』がやったことは単純明瞭、ある程度身体が柔らかければ誰にだってできる。
右腕をぐいっと後ろに振りかぶって――
「……『地球割り』」
――振り下ろした。
ギリギリのところで紙一重で『彼』の拳を避ける。
獲物を失った彼の拳は地面に当たり、そして地面を砕きクレーターを作って停止した。
クレーターを作るほどの威力の『彼』の拳だが動けなくなった今がチャンスだ。カイトは一本だけ剣を取り出し一気に決めるべく首を目指して剣を振り下ろす。
しかし『彼』は無事だった。
カイトの振り下ろした剣は皮膚にも刺さらず、停まっていた。
カイトが驚いてるうちに、がしっ――と『彼』に首をつかまれる。
「もう終わりにしようぜ」
そして信じられないほどの圧力が頸部にかかる。
290
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/29(水) 17:51:21 ID:MZ/uOi/A
倉庫に戻ると少女とエロエロの勝負が終わっていた。
まぁ首を突っ込むつもりもないのでスルーして奥へと進む。
しかし。
俺「・・・・・!」
さきほどまで棚にズラっと陳列されていた魔王の遺物が綺麗に無くなっていた。
ただでさえ最強を誇る魔王軍が魔王の遺物を手に入れてしまったらそれはもう絶望的・・・!鬼に金棒・・・!
俺「クソッ・・・・何故・・・?どうやって盗った・・・?」
俺が人を運んでいる隙に盗っていったとでも言うのか。
仮にそうだとしてもどこから逃げる。倉庫の手前には勇者が集結している。
どれだけ暗くても気付くはずだ。ならば・・・
さっき魔王軍が開けていった穴が目に留まった。
俺「ああぁぁあぁああぁぁぁぁあぁあああ!」
そう、魔王軍はヨーヨーが人を運ぶ時に盗っていったのではない。
魔王軍がこの倉庫に穴を開ける時に盗っていったのだ。
戦陣を切って飛び込んできた魔王軍は囮・・・!
勇者達が戦っている隙に気付かれぬように奥から順番に魔王の遺物を盗り、勇者が消えるのを待って隠れた。
ちょうどその時にヨーヨーが奥で怪我人を発見した。
そして魔王軍はヨーヨーがいなくなるのを見計らい、残りの魔王の遺物も回収し、倉庫の手前の魔王の遺物は諦め穴から出ていった。
せめてヨーヨーが怪我人を発見した時にもっと奥の棚も見るべきだった。
そうすれば魔王の遺物がないことに気付く。同時に周りも見れば魔王軍を見つけるのは容易かったはず。
俺「俺の目は・・・節穴か・・・!」
俺はただただ頭を抱え、己の愚鈍さを呪った。
291
:
銀鋏
:2010/12/29(水) 18:37:06 ID:yh/gc3rs
魔王の遺物が盗まれる数分前―
「ん?なんだこりゃ?」
魔物をあらかた殺したところで地面に何かが落ちていた
それは外装はこそは鋏の形をしている凶器だった。
正確にしかも分かりやすく言うなら、ハンドル部分を手頃な大きさの半月輪の形にした鋼と鉄を鍛接させた両刃式の和式ナイフを二振り、ネジで可動式に固定した合わせ刃物――とでもいうのだろうか。親指輪のハンドルがついている方が下指輪のハンドルの方よりもブレード部がやや小振りだ。
それを手に取りマジマジと見つめるハズレ。
その内に魔物たちが逃げてるとも知らずに
292
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/29(水) 18:59:22 ID:LuH5o4t6
俺「ハアッ、ハアッ・・・」ガクッ
傷口が深い。それより、女を殴るなんてのはこれが最初で最後にしたい。・・・後味が悪い。あ、SMは対象外だぞ?
で、肝心の少女は・・・ッ!
傷がもうほとんど無い。回復が早過ぎる。立たれたらもう終わ「あ゛あぁ゛ああ゛あぁあ!!!!」
俺「!」
少女が頭を抱えて喘ぐ。
妹「ッ、兄、さん・・・逃げて・・・」
俺「・・・え?」
兄さん?俺に妹なんて・・・あ、れ?おかしいな。何か違う。違う?・・・・・・・・・違う?
思考が回らない。
とりあえず
俺「逃げれたら逃げてるんだよクソッ・・・」
と愚痴る。
すると、
少女は、
己の刀を、
自身に突き刺した
293
:
ラビット
:2010/12/29(水) 18:59:48 ID:/nQWLGjE
倉庫の前へと辿り着き、今まさに扉を蹴とばして中へ入ろうとしていたその時、
レインが何かに気がついた様な表情を見せた。
俺「どうした?」
レイン「近くに魔物がいるね。野生のじゃなくて魔王軍だと思うけど、・・・・チッ、多いな」
俺「お前何者だよ・・・感知能力での持ってるのか?」
レイン「倉庫の中にも誰かいる様だけど、恐らく君の様な勇者達だと思うけど」
魔王軍が大勢いるらしい。『倉庫の中にも』と言う事は、魔物達は外に居るという事だろうか。
確か魔王軍は魔王の遺物を奪いにきたのではなかったか。だとすれば、相当まずい状況だ。奴等は既に
魔王の遺物を奪い、自らの根城へ帰ろうとしているのではないか。
俺「なあ、大勢の魔王軍は外に居るんだな?」
レイン「うん。中に居る勇者達と戦っているのは囮の部隊じゃない?既に遺物を持って逃げてるのかもね」
ビンゴだった。これはまずい。俺とレインだけでどこまで相手が出来るかわからないが、
奴等を追って魔王の遺物を奪い返すべきだと思った。
俺「遺物ってのは渡さない方がいい物品だよな?」
レイン「うん、相当まずいね。」
俺「よし、どこに向かってるかわかるか?」
レイン「大体ね。追うかい?足止めだけでも良いんだ。大勢を相手している内に誰か援護をしに来てくれると信じよう」
俺達は魔王軍を追うべく走り出した。
294
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/29(水) 19:04:32 ID:LuH5o4t6
妹「ィッっっったあ!!!!」ドクドク
俺「」
声が出ない。明らかに致命傷だぞ!?なんだってこんなこと・・・
妹「あ、はは・・・痛、いとケホッ、正気を保てる、のかな・・・ッ」ドクドク
妹「兄さん、ごめん、ね・・・」ドク
少女は瀕死の体を引きずって身を引く。
俺「待て、よ」
立つ。
何か引っ掛かる。
ここで帰してはならない気がする。
妹「逃げて!!!」ズズ
俺「!!!」
少女の眼差しは本物だ。もし本当に彼女が大切な人ならば、無下にはできないはずだ。
まあ、彼女の傷口はもう塞がりつつあるし、どの道逃げねばならないのだろうが・・・
けど、手負いの俺が逃げ切れるのか?
さあ。
でも、考えてる余裕など無い。
来る。
俺「づっ!」ダッ
血を抑えずに、一心不乱に、早く、早く、早く、早、、、もう遅かった。
振り向かずとも、音で分かる。
パキパキ
大気が凍てつくあの音。
ズジャァァ
乾いたような、湿ったようこの音。
ヒュィィ
空間を切り裂くその音。
それらは、勇者への死の宣告となった。
295
:
グリムリゼル
:2010/12/29(水) 20:16:14 ID:CZF.7r/Y
この無数の泡の中からどれを選べというのだろう。
この雷の形の泡?それともこの竜の形?それとも…。
どれも違う、自分が求めているのは…。
昔から自分の求めていた力とは何だ?
岩を粉砕するほどの[力量]か?
弓矢を追い抜くほどの素早い「一閃」か?
そしてどんなモノにも縛られない[形]か?
そうだ。その全てが欲しい。
どんな形にも成り、どんなモノも破壊し尽くす武器が。
[能力]が欲しい。
そうだ…。
自分が昔から感じていたあの[力]…。
見えない力が頬を撫でる。
髪を揺らす。木の枝を折る。家を粉々にした。
地から天へと続く一つの柱。
それが通過するなればそこには地獄が待っていた。
あの力が欲しい。
でも。
ここにはその力は…ない。
296
:
4−4−
:2010/12/29(水) 20:32:59 ID:MZ/uOi/A
パキパキパキ、ズシャアアア
さっきエロエロと戦っていた少女が暴走しながら近付いてきた。
空気が凍てつく音。美しい•••
俺「駄目だ!こんなところで死ねない、死んじゃ駄目だ•••!」
破滅への思いを振り切り魔王軍が開けていった穴に入る。無我夢中で走り抜ける。
走って走って走ってやっと一筋の光が見えてくる。
そしてその光に飛び込んだ−−−−−−
297
:
グリムリゼル
:2010/12/29(水) 20:34:07 ID:CZF.7r/Y
ない。
ないはずなのに。
あった。
自分の求めていた[力]が。
欲しい。
欲しい欲しい欲しいッ!!
[力]が!!
あの救いの死という模様を宿した眼の形!!
無慈悲な神が差し伸べる泡を!!
…掴んだ。
また聞こえる。
声が。
「取引成立だ。」
掴んだ泡は自分の胸の中に溶け込んでいった。
「存分に恐怖しろ。」
思考が停止する
「慟哭、戦慄、絶望。」
抗えない力が
「その全てを。」
体内を蹂躙する・・・!!
「優しく教えてやる。」
298
:
グリムリゼル
:2010/12/29(水) 20:40:46 ID:CZF.7r/Y
首が絞まる。
内臓が破裂する。
頭が割れる。
…眼が、焼ける。
苦しみの連鎖。
途絶えることの無い痛み。
その苦痛の塊を。
口から吐き出した。
その泡は。
昇華し。
やがて何も無い空へと消え去った。
299
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/29(水) 21:23:25 ID:ixs94ljQ
俺は落ちていた古びた地図を拾った
俺「何だこれ」
それには恐らくこの町の何かを示しているであろう地図だった
その地図には倉庫の場所も載っていた
俺「倉庫の場所載ってんじゃん」
俺は倉庫の方向に走った。
すると後ろのほうから声がした。何処かで聞いたような声だった
???「おーいナナシのダンナぁ!」
俺「俺?」
あの鉄工所の兄ちゃんだった
俺「おいおいどうした?てかお前ダンナなんてつけてたか?」
ルトキ「いや探しましたよー」
俺「何?どうした?」
ルトキ「いや師がなんか貴方の連れに金つけられたとかなんとか」
俺「連れ?ああアイツか」
ルトキ「ということでその連れの所に案内して下さい」
俺「なんかそいつこの先の倉庫で戦闘中らしい」
ルトキ「マ・マジで?そーなのかそーなのかそーぉなのかぁ」
ルトキ「じゃあ行きましょう。さっさと金払ってもらわないと僕が当たられるんですからね!」
ということで取り立てのためルトキ(鉄工所)と一時行動を共にすることになった
そして倉庫の前までたどり着いた
300
:
銀鋏
:2010/12/29(水) 21:28:30 ID:yh/gc3rs
「………やっぱり一番いい作品は電王だよね」
「……何言ってんだ?お前。狂ったのか?」
彼が心底不審そうにそう言ったと同時に。
「分からないなら、それでいいさ」
カイトはぐいっと、首を握る相手の手を振り払った。信じられないくらいに弱い圧力で握られた――その手を振り払い。瞬時に剣がきらめき、その腕をざくりと突き刺した。刃は、皮膚に弾かれることなく――
突き刺さった。
「あ――ああああああああああああアアアアアアアアアアアア」
時を同じく、カイトの視界がぐりんと反転した。
「分からないなら――あなたは『彼』じゃない」
反転したのは視界だけではない――
反転したのは世界そのもの。
カイトの背後まで、全ての景色が一転していた。
それは見覚えのある場所だった。
そこは城の中だった。
「たいした繰想術だよ。この僕がこんなにも騙されてしまうなんて」
もう『彼』はいなかった。
変わりに六十は過ぎている老婆がいた
傷ついた腕をぐっと反対の手で押さえながら、その双眸でカイトを睨みつけている。そんな視線などなんのその、カイトは軽く肩をすくめ、言葉を続ける。
301
:
えろえろ
:2010/12/29(水) 21:34:18 ID:qd8JTIcs
パソから
ギギギイイイン!!!
・・・え?
思わず振り向く。そこには、妖精がいた。
妖精「私の勇者様を傷つけるなんて絶対に許さないていうか勇者様が手を抜いてくれたから勝てただけなのに止めを刺そうとするなんて自分を見失ってる証拠だよね間違いなくあなたが悪いよねだから報いを受けなきゃねでも勇者様はやさしいからあなたを殺さないわそれに斧も単体じゃ大して強くないからあなたを殺せないだから私が殺してあげるまああなたがこうなった理由も知っているしこれが妥当なんじゃないかな一応私の対魔力ならあなたの魔剣も防げるし最悪でも負けることはないそもそもあなたたちの目的って魔王の遺物なんじゃないのなのに必要以上痛めつけるなんて魔王の望むところじゃないはずだよねどうせあなたたちの役割なんてそんなものだし戦うのもあくまで力試しでしかないはずじゃあもういいじゃないこんな戦いは無駄なのよ早くうちに帰りなさいでないと本当に死ぬわよいや私個人としてはあなたなんてさっさと殺したいんだけどさ勇者様の手前だし魔王に目つけられるからできないんだよねだからお互いの為にも身を退こうよわかったかなじゃあとりあえずさようなら。」
妹「・・・」
少女は無言で立ち尽くす。
俺「・・・?」
頭が回らないのにこの量の話をされては、ただ「よく息がもつなあ」と関心するだけである。
そして、妖精が魔力を集めると少女はどこかに転送された。
302
:
4−4−
:2010/12/30(木) 06:45:45 ID:MZ/uOi/A
出てきた場所は箱庭。
色々な花が咲き乱れ常日頃から手入れされていることが伺える。
しかし、そんな雰囲気は微塵も感じられなかった。
そこには魔王軍がいるからだ。
俺「••••!」
本でしか見たことのないようなドラゴン。
そして、それを見た瞬間、ヨーヨーの脳裏にある映像がフラッシュバックした。
知らず知らずのうちに記憶の奥底にしまい、思い出さないようにしていたあの日の記憶が−−−−−−!
303
:
4−4−
:2010/12/30(木) 07:30:55 ID:MZ/uOi/A
〜ヨーヨーが七歳の頃〜
エルフの里。
いつもと変わらない日常だった。
朝早く起きて、学校に行って、友達と遊びの約束をし、帰っておやつをたべていた。
そんな平和な日常が、唐突に壊された−−−
?「村内の皆さん集会所にお集まりください。緊急集会所です。村内の•••」
母「あら、何かしら。お父さん、緊急集会だって。」
父「あぁ。今いくよ。」
そして、緊急集会に出かけようと外に一歩踏み出した瞬間。
ヨーヨーの父と母は待ち構えていた魔王軍に斬殺された。
緊急集会は、住民を外に出すための罠。
事実外に出た大人は全員魔王軍に斧で首をはねられ死亡していた。
次に魔王軍は家にいる者もあぶりだすため家を次々に燃やしていった。
気づくとヨーヨーは家宝のモアイ砲を手に、裏口から逃げていった。
そして、ヨーヨーは見た。
斬殺死体だらけの村に家を燃やしていくドラゴン。
ヨーヨーが覚えているのはここまで。
304
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/30(木) 08:47:26 ID:ixs94ljQ
俺は倉庫の前まで来た。何か殺伐としたオーラが漂っている
俺「なんか入っちゃいけないオーラを醸し出してるんだが」
ルトキ「じゃあその雰囲気を乗り越えましょうか」
俺「マ・マジでぇ?」
ルトキは倉庫の中へ入っていった。あいつ絶対KYだな
俺「ちょっと待とうか」
俺も倉庫の中に入っていった。
305
:
4−4−
:2010/12/30(木) 09:38:41 ID:MZ/uOi/A
そして今、城の箱庭で。
幸か不幸か。
ヨーヨーは。
ーーー家を燃やしたそれとは恐らく違うと思うがーーー
ドラゴンと対峙している。
その背には魔王の遺物とーーー
手斧を持った人型の魔物がーーー
俺「あ、あ、ぁあぁああぁぁああ」
気づいたら、涙が溢れていた。
気づいたら、拳を握りしめていた。
気づいたら、殴りかかろうとしていた。
しかし、ギリギリで思いとどまった。
俺(今•••!感情に流されて、殴りかかってどうする•••!冷静になって戦況を見極めろ•••!)
俺(取り返さなきゃいけないんだ•••!魔王の遺物を•••!戦え•••!)
拡爆弾を銃に込め、撃つ。
ドラゴンの翼に命中した。連鎖爆発がおきる。
しかし、ドラゴンは何事もなかったかのように、飛び立った。
取り返せなかった。魔王の遺物。
俺は膝から崩れ落ち、ただひたすら泣いた。
306
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/30(木) 09:52:20 ID:ixs94ljQ
俺「うわ・・・ひでぇ」
中は血が飛び散り、床がえぐれている箇所があった。その先に一人の勇者と妖精と少女が立っていた。恐らく戦闘中だろう。
俺「何あの少女超怖いんですけど。武器振り回してるんですけどw」
ルトキ「妖精・・・どこから来たんでしょうか」
俺「さぁな・・・まぁ中を捜索し」
言いかけた所で誰かに肩をつかまれた
俺「うぉっ」
ルトキ「・・・オマエ!なぜココにいるんだ!兵藤!!」
兵藤「君は・・・あの時の・・・ルトキ君か。今日は君に用があって・・・着たわけではないっ・・・・!」
俺「じゃあ俺?」
兵藤「そうだ・・・・君は何故・・・ココにいるのかね・・・・・」
俺「何故って声が・・・あ!お前か!あの時の!あんたがココへ行くように遠まわしに仕向けたんだろうが兵藤さんよぉ」
兵藤「そうだな・・・!では君は見ず知らずの・・・・怪しい老人の言うことを・・・・すんなり聞いた事になるっ・・・・!」
俺「それはあの時あせってたから」
兵藤「私は・・・・君に生き残ってほしいのだよ・・・・・!」
俺「何故?」
ルトキ「ナナシのダンナ!こいつの話を聞いちゃ駄目だ!」
兵藤「少し・・・黙ってもらおう・・・・!」
ルトキは何故か黙りこんだ。何故だろう。こいつの能力か?
兵藤「君だけではなく・・・・・君の仲間もだ・・・・!」
俺「何故」
兵藤「魔王軍・・・・・私の・・・計画の邪魔なのだよ・・・・!ククク」
俺「お前も悪事を企んでるのか?」
兵藤「悪事では・・・・・無いがね・・・・ククク・・・!ククククク・・・・・・!」
俺「怪しいな・・・・お前はそれが言いたくてココへわざわざ来たのか?」
兵藤「もうひとつ用件が・・・あったが・・・・・それは又の機に・・・・・・・話そう・・・・!」
兵藤は何処かに消えた
俺「わけが分からん。何しに来たんだあのジジイ」
ルトキ「・・・・・・・・あいつは・・・・・あいつは最低の人間だ。これ以上関らないほうがいいですよ」
兵藤と出会った。謎過ぎる。そしてあいつは何かあるようだ。本当に意味が分からん
307
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/30(木) 09:58:01 ID:ixs94ljQ
ルトキ「んじゃあ捜索しましょう。あの少女に見つからないように」
俺「だな」
俺らは中を捜索することにした。少女達がいる方向とは逆の方向へ進んだ
俺「んーこの辺は何も無いかな」
ルトキ「そうですね・・・・お!この先に変な部屋がある」
俺「怪しい。好奇心がそそられるぅ」
ルトキ「入ってみますか」
俺「入っていいよね?入ろう!」
俺らその部屋の中に入ることにした
308
:
銀鋏
◆jylM0e3cUA
:2010/12/30(木) 11:01:19 ID:yh/gc3rs
「あなたの力は本物だ。どうしようもなく本物だよ。あの時、僕が適当に言った言葉がなかったら僕はあなたに殺されていたよ」
「な、なんだと…?」
「まさかお前はあのたまたま言った言葉でこれが繰想術だとわかったのか?」
「そうさほんと運が良かったよ」
老婆は後ずさるが、カイトは構わず続ける。
「よーく考えてみれば戦いかただって違うし、『彼』なら僕の肩を叩くのではなく、きっと切断するだろうし。まあ説明も終わったし」
最後は適当に終わらせ、カイトは剣を投げつけた。それは一直線に飛んで行き、今にも逃げんとしていた老婆の左スネに命中、そのまま貫いて背後の壁に磔に固定した。
じりじりと、逃げられない老婆に距離を詰める。
「お、おい――ひ、ひひ、お前。こんな老人、しかも女を、殺すつもりか?まさか」
「ここは親友の台詞を引用することでそれに換えさせてもらうよ」
カイトはもう一本剣を取り出し。
そしてにっこりと笑う。
「老若男女、容赦なし、だ」
309
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/30(木) 14:21:15 ID:MZ/uOi/A
昨日カイジ買ったらまたカイジ拷問されてた
五分後・・・
悲しみは時間が癒してくれると言うが、全く癒されることのないこの悲しみ、苦しみ。
涙で醜くなった顔を前に向けるとドラゴンがいた場所に袋が落ちていた。
魔王の遺物か。ならば少しでも戦いは楽になるだろう。
そう期待して袋を開けた。
そしてヨーヨーは悟った。
魔王はこの戦い、否、このゲームに本気で挑もうとしていることを。
俺「お前は・・・一番やっちゃいけないことをした・・・!」
ヨーヨーは吠えた。
俺「後悔させてやる・・・!必ず・・・!俺と同じ苦しみ・・・痛みを・・・!いつか・・・!いつか・・・!いつかァ!」
もう泣かない。泣いたって何も変わらないから。
そして、ヨーヨーは倉庫へと繋がる穴へと戻った。
袋には脳をとられた、父と母の頭が入っていた。
310
:
サイコロ
:2010/12/30(木) 15:54:20 ID:4yZeLuIg
「うほっいい厨二病戦争・・・」
若いっていいね。まぁ俺もケツの青い青年だが
「妄想乱れてなお喚くか」
まぁ俺の場合童貞が嫌で喚いたが
どっちにせよ俺はまったりする事にするか
311
:
ラビット
:2010/12/30(木) 19:23:36 ID:/nQWLGjE
前方を走るレインに後ろからついて行く。レインは速い。割と速く走っているつもりだが、全く追いつける気がしない。
全く、こいつは何者なんだ。そんな事を考えていたその時。
ふと足を止め、空を見上げたレイン。
俺「どうかしたか?」
レイン「あれ、魔王軍だよ」
城の箱庭の方を軽く指さす。そこには、ドラゴンが飛び上がる様子が窺えた。
俺「魔王の遺物を持って逃げようとしてるのか?」
レイン「恐らくね。追いたいけど、今の君の実力じゃ十中八九死ぬし、僕も本調子じゃない。時間が惜しいから、本隊を追うよ」
俺「分かった。悔しいけどどうしようもない」
再び走り出したレイン。後ろから追う俺。ひたすら走った。走って、走って・・・・・・
前方約十m先に魔王軍が見えた。
レイン「いくよ。武器を構えて」
俺「ああ、やれるだけやってやるッ!!」
312
:
ナナシカッカ
◆nHGWwRLJds
:2010/12/30(木) 19:56:48 ID:ixs94ljQ
謎の部屋の中には鎧がズラッと置いてあった
俺「何だこの鎧は・・・呪われた鎧的な?」
ルトキ「恐らく」
俺「おー怖い怖い」
ガシャ
何か金属が動くような擦れる様な音がした
俺「おいおいおいおいマジかよ!なんか金属音がしたぞ!よくあるパターンじゃねーの!?」
ルトキ「恐らく」
奥からそれらしき鎧が歩いてきた
俺「何だお前は!」
鎧「・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「やっぱ良くあるパターンだったし・・・」
ルトキ「もしかして・・・魔王軍?」
俺「んじゃあ即排除で」
鎧と戦闘になった
313
:
Erotic
◆SUPACTfCII
:2010/12/30(木) 20:08:44 ID:oS/WMO1g
とりあえず、窮地は脱した。
俺「あ、ありがとう・・・」
妖精「え?当然だよ、だって・・・//」
斧「チッ」ヒュン
俺「うわっ、と」パシ
氷が溶けはじめた手でなんとか掴む。
俺「で、彼女は何処にいったの?」
妖精「・・・此処ではない何処か」
妖精「あ、そろそろ帰るねじゃまたね」
俺「あ、おい」
空が見えない倉庫の上に舞い上がると、何処かに消えた。
俺「・・・まあいいや」
そして緊張も緩んだのか、文中にAV女優名を隠した俺は下ネタパートへと戻るのである。
314
:
サイコロ
:2010/12/31(金) 01:13:01 ID:4yZeLuIg
「やはりここにいたかサイコロよ」
「てめぇは不良A!!通称<大魔王>!!紛らわしい!!」
「うるせぇ!!てめぇとの因縁を今ここで晴らしてくれるわ!!」
「勝手にそっちがつけてきただけでしょーが」
「喰らえ!!大魔王パンチラッシュ!!」
説明しよう。この技は剛腕から繰り出される高速連打だ!!
「相変わらずネーミングセンス0の技だなぁ」
俺はかわす。だが奴は笑っていた。俺は気づいた
「・・・追尾だとぉ!?」
ぐふっ!!俺はもろにラッシュを受け7m先へ吹っ飛ぶ
315
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/31(金) 10:56:25 ID:MZ/uOi/A
俺「んー・・・」
倉庫に戻ったものの。
何をしていいか分からない。
とりあえず王に報告書的な物を提出するとか・・・
俺「ん?」
今ナナシとあの鍛冶屋の借金ジジイの弟子・・・名前なんだっけ忘れたーーーが横切ったような気がした。
左向け左。
やっぱりナナシとあの弟子。
奥の部屋へと入っていく。
そういえばナナシは分かるんだが弟子の方はここにくる理由がない。
そんな知的好奇心から俺は気付かれぬようにナナシ達が入った部屋を覗いた。
316
:
サイコロ
:2010/12/31(金) 16:15:22 ID:4yZeLuIg
「諦めろサイコロ。てめぇに勝ち目なんかねぇ」
「ぐ・・・確かに・・・」
俺は腹を抱えながら敵を見る。奴は満足気に笑っている
「なぁ勇者っつーのはこんなにたくさんいらねぇだろ。
どいつもこいつも勇者の風格なんざねぇからなぁ」
「お前・・・何が言いたいんだ・・・」
「実を言うとな。俺は魔王の味方ってわけなのよ。
だからその勇者様を潰すのが俺の役目なんだよ。
俺は真っ先にてめぇを墓場送りにしてやろうってわけ」
奴は俺を殺しにかかった。俺は覚悟を決めて攻撃に備えた
317
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2011/01/04(火) 17:46:21 ID:MZ/uOi/A
スカイツリー行ってきますた
扉を半開きにし、ボウガンの先っぽと頭だけをちょろっと出し、中を覗いた。
俺「鎧動いてますやん」
中では誰かが入っているような鎧が暴れまわっていた。
しかし中に誰かが入っているとは言い難い。
鎧の中から生気がまるで感じられない。それに時々人間には不可能な動きもする。
俺「まぁ俺が助ける義理はないな」
俺は踵を返し倉庫を去った。
318
:
ラビット
:2011/01/05(水) 18:13:31 ID:/nQWLGjE
レイン「僕が奴等を引き付けておくから、その隙を狙って魔王の遺物を積んでる荷台から遺物を奪うんだ。敵が襲いかかって来たら自分で何とかしてね。」
俺「ああ、分かった。この鎌がどれ程の武器か試せるぜ」
レイン「いっぱいいるのは雑魚キャラだけど、部隊長を相手取るなら『試し斬り』って訳には行かないから覚悟してね」
そう言った瞬間、俺の隣からレインが消えた。いや、消えた様に見えただけで、一瞬で魔王軍の前に飛び出したのだ。
俺「やっぱりアイツは普通じゃねぇな」
レインに複数の魔物が襲い掛かる。その隙に、遺物を積んでいるであろう荷台へ一直線に駈け出した。
荷台の前に立ち、覆いかぶさってる布を取った。
俺「・・・・・・・・・・・・え?」
中は空洞。何も入っていない。どういう事だ、ここに魔王の遺物があるのではなかったのか。
そこへ、
部隊長「残念だったなァ、少年。魔王の遺物はとっくに他の奴が城へ持ち帰ったぜ」
他の奴等より明らかに強そうな男がこっちへ歩いて来た。人間だろうか?なぜ人間が魔王軍にいるんだ?
だが今はそれどころではない。もう遺物は奪われてしまったのだ。
部隊長「他の勇者達と戦っているのは囮部隊。そして俺達の部隊は、俺達が本隊だと思い込んで戦いに来てる奴を潰すためのもう一つの囮部隊だ。残念でしたー。」
俺「なん・・・だと・・・・」
319
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2011/01/08(土) 17:40:11 ID:MZ/uOi/A
〜王室〜
俺「魔王軍を撤退してきました」
王「あ、もう倒してきたの?おつかれ〜」
ゴロンと横になりながらおやつを貪るように食ってる王。
本当にこれがこの町の王なのか。
俺「しかし半分ほど魔王の遺物を持って行かれてしまいました」
王「はぁ!?マジでいってんのかそれ!?」
俺「残念ながらマジです」
王「どうしてくれんだよお前よ〜!ちょマジないわ〜」
俺(やべぇちょっと一回殺してぇ)
320
:
銀鋏
:2011/01/19(水) 20:40:39 ID:yh/gc3rs
UBW観てテンション上がって勢いでEXTRAのアーチャー√クリアした´`
お腹痛い´`
「さあてみんなの所に行くとするか」
老婆を解体したところでカイトは走りだした。
◆◆◆
(なんか感じが違うな。なんかこう違う。)
ハズレはこの言い表しようのない感じに不安だった。
(なんだこのこの世のすべての不幸を孕んだ感じは…)
ふとハズレは鋏をみる。しかし鋏からはなにもおなしな感じはない。
(ま、気にすることはないだろう)
そう思い顔を上げる。
それはそこにいた。
この世のすべての不幸を孕んだ後光(オーラ)を纏ったカイトがそこにはいた。
321
:
銀鋏
:2011/01/20(木) 21:15:33 ID:yh/gc3rs
一歩、一歩ゆっくりとハズレに近づく
「って待て。落ち着け。迫るな」
一歩、二歩
カイトが近づくにつれて声を荒げる。
「よ、よせ!やめろ……………っ!」
そしてカイトは距離を一気に詰めるべくハズレに飛びかかった。
「ぎぃやああああああああああ!!」
ハズレの断末魔が城全体に響き渡った
322
:
サイコロ
:2011/01/21(金) 01:30:47 ID:4yZeLuIg
「っと待てよ。いい事思いついたぜ」
奴はにやにや笑いながら信じられない言葉を放った
「お前さぁ俺達の仲間にならねェか?」
「ふざけるな!俺とお前は犬猿の仲だろが。絶対お断りだ」
「お前に断る権利はねェんだがな。もう一度言うぜェ」
「仲間になれ。断るならテメェの面を潰す。どっちだ」
「お前・・・!!俺に勇者をやめさせるつもりなのか!!」
「そうだよ。何度も言わせるな面倒臭ェ。早く決めろ」
「くそ・・・!!俺は美人妻を手に入れたいんだ・・・!!」
「んなもん可愛い娘さらって肉便器にすりゃいいだろ」
「でも・・・俺だって英雄になりたいんだよ!!」
「英雄なんかいねェ。お前らなんかじゃなれねェ」
ことごとく夢を否定された。もはや説得もできやしない
「なぁお前も刺激求めろよ。魔王の味方になってさァ」
「退屈なんじゃねェの?だったら好きに暴れて楽しもうぜ」
「できない・・・俺には仲間を裏切る事なんか・・・」
「おいおい。あいつらって本当にお前の仲間なワケ?」
「仲間だ!!俺達はともに旅する事を誓った仲間なんだよ!!」
「へェ。好き勝手にブラブラしてる連中が仲間ってワケ」
「笑わせんな。そんな奴等がお前を必要とすんのか」
323
:
銀鋏
:2011/01/21(金) 23:09:43 ID:yh/gc3rs
「ったく酷い目にあったぜ」
顔面ペイントの少年ハズレは精神的にボロボロの状態で城内を歩いていた。
「いや酷い目にあったのは僕のほうだよ」
山吹色の帽子をかぶった少年カイトは肉体的にボロボロの状態でハズレの隣で城内を歩いていた。
「は?親友と感動の再会を果たしたと思ったらその親友にボコボコにされるんだぜ。そんな俺以上に酷い目にあったやつがいるなら、そいつはかなり傑作だぜ」
言葉の最後にかはは、と笑うハズレ。そんなハズレをまるでゴミを見るような目で見るカイト。
そんなカイトの視線に気づいたのかハズレは「ん?なんだ」と声をだす。
「いやさ、ハズレ君が僕をこの世界に行かせたんでしょ」
「いや、んーまあそうなんだけどさ。俺もこの世界に来てんだし魔王のせいじゃね?」
「あ、ひっでぇ!人のせいにしやがった!」
324
:
ピサイコロ
:2011/01/22(土) 00:10:44 ID:4yZeLuIg
「たとえ必要とされなくとも俺は黙って奴等についていく。それだけだ」
俺の決心は揺るがない。誠の力で平和と嫁を手に入れるという決意だけは
「ハーッハッハ!!笑わせるぜお前は。どこまでも正義面しやがってよぉ」
「だから俺は魔王を倒す!!魔王に魂を売ったお前の仲間にはならない!」
「口だけは達者みてぇだがもうお前はここでジ・エンドだ。・・・あばよ」
奴は俺の前に駆け寄り目にも留まらぬほどの無数のパンチを繰り出した
何発もの拳が弾丸のように体に突き刺さり呼吸もできず宙を舞って落ちた
まるでボロ雑巾のようになった俺はもう動く事すらままならなかった
「口ほどにもねぇ。これに懲りたらもう勇者なんかやるんじゃねぇぞ馬鹿」
俺を殺した男はそう言って笑いながら闇の中へ消えていった。THE END
325
:
バーバリー コート レディース
:2012/10/28(日) 07:32:30 ID:q47ZLTpA
今日は〜^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。
バーバリー コート レディース
http://www.burberryfactory.com/
バーバリー-コート-c-3.html
326
:
グッチ バッグ アウトレット
:2013/03/09(土) 21:16:35 ID:uWl1DkmE
カッコいい!興味をそそりますね(^m^) グッチ バッグ アウトレット
http://gucci.kanpaku.jp/
327
:
ランセル 財布
:2013/03/14(木) 13:51:40 ID:wrUe7Xss
カッコいい!興味をそそりますね(^m^) ランセル 財布
http://lancel.shin-gen.jp/
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板