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王「見かけん顔だな、何者じゃ?」 俺ら「「勇者だ。」」 [本スレ]

33グリムリゼル:2010/11/25(木) 22:14:47 ID:CZF.7r/Y
ますます疑問符の量が増え俺の頭には数多の疑問符が纏っていたが、ここでルークが口を開いた。
ルーク「古代魔王の遺物が存在する伝説って知ってます?」
階段を降りながら質問してくるがこちらに顔を向けることは一切なかった。
グリム「ああ、見たことは無いがな」
確か古代魔王の遺物は・・・魔王がこの世界を支配するために使った武器や特殊道具ではなかっただろうか。
今ではおとぎ話に出てくる便利アイテムみたいなモノになっているが実在するかどうかは今のところ不明だ。
ルーク「実はその遺物、存在し、なおかつこの城にあるのですよ。」
グリム「っ!」
(この城に・・・?何故・・・・?)
ルーク「何故?と言われますと、この城は昔魔王の出身地といわれてるといいますか、まぁ魔王の城だったのですよ。」
(そんなこと尋ねてないはずだが・・・)
ルーク「そりゃぁ尋ねてないですよwwボクが勝手にあなたの心の声を聞いてしまっただけなんですから。」
グリム「そんなことができるのか?」
半信半疑だが、いわれなくても本当なのだろう。
ルーク「まぁ、この道具のおかげですけどね。古代魔王の遺物・・・[地獄耳のピアス]」
耳につけている羽根のついた綺麗なピアス。翡翠を使った丸いピアスが大中小3つに連なってできているようだ
ルーク「このピアスで使われる宝珠[共鳴翡翠]というのはですね、感情や思考を音として聞くことができるんです。」
グリム「初耳だな・・・それで俺の心の声を聞いたってか?」
ルーク「勿論です、当然聞きたくないものも聞こえてきますがね・・・・そして・・・・。」
耳に手を当てピアスに触れる。
ルーク「この[共鳴翡翠]こそが・・・古代魔王の遺物です。」
その言葉が発せられたと同時に目的地なる場所へ到着した。ルークが指を鳴らすと暗かった道が炎に照らされる。
ルーク「この先にあるものは今から[あなたたち]へ差し上げるものです、きっと冒険の役に立つことでしょう。」
扉を開けるとそこには大事に保管される数個の道具と武器があった。
グリム「まさか・・・・これは・・・・。」
息を呑んだ、というより今までにないぐらいの恐怖と戦慄を目にしたようだった。


続きは明日ねっ!


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