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王「見かけん顔だな、何者じゃ?」 俺ら「「勇者だ。」」 [本スレ]
290
:
4−4−・伝
◆UD94TzLZII
:2010/12/29(水) 17:51:21 ID:MZ/uOi/A
倉庫に戻ると少女とエロエロの勝負が終わっていた。
まぁ首を突っ込むつもりもないのでスルーして奥へと進む。
しかし。
俺「・・・・・!」
さきほどまで棚にズラっと陳列されていた魔王の遺物が綺麗に無くなっていた。
ただでさえ最強を誇る魔王軍が魔王の遺物を手に入れてしまったらそれはもう絶望的・・・!鬼に金棒・・・!
俺「クソッ・・・・何故・・・?どうやって盗った・・・?」
俺が人を運んでいる隙に盗っていったとでも言うのか。
仮にそうだとしてもどこから逃げる。倉庫の手前には勇者が集結している。
どれだけ暗くても気付くはずだ。ならば・・・
さっき魔王軍が開けていった穴が目に留まった。
俺「ああぁぁあぁああぁぁぁぁあぁあああ!」
そう、魔王軍はヨーヨーが人を運ぶ時に盗っていったのではない。
魔王軍がこの倉庫に穴を開ける時に盗っていったのだ。
戦陣を切って飛び込んできた魔王軍は囮・・・!
勇者達が戦っている隙に気付かれぬように奥から順番に魔王の遺物を盗り、勇者が消えるのを待って隠れた。
ちょうどその時にヨーヨーが奥で怪我人を発見した。
そして魔王軍はヨーヨーがいなくなるのを見計らい、残りの魔王の遺物も回収し、倉庫の手前の魔王の遺物は諦め穴から出ていった。
せめてヨーヨーが怪我人を発見した時にもっと奥の棚も見るべきだった。
そうすれば魔王の遺物がないことに気付く。同時に周りも見れば魔王軍を見つけるのは容易かったはず。
俺「俺の目は・・・節穴か・・・!」
俺はただただ頭を抱え、己の愚鈍さを呪った。
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