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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その4

1名無しさん:2014/09/09(火) 19:19:30 ID:51Gx8J5E0
肥満化小説や絵を投下したい方へのスレです。
作品の感想などもこちらへどうぞ。


過去スレ
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その3
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1362277305/ 
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その2
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1323012828/
 肥満化小説・肥満化絵投下スレッド
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13127/1254561098/

2名無しさん:2014/09/12(金) 00:10:23 ID:.ZRoR1C20
Age

3 ◆t3E9hfR0Bc:2014/09/29(月) 00:01:51 ID:7CQrcoo60
今更ですがスレ建て乙です。
29日ですので毎月の物を・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3330743.zip

パスはいつものです

4名無しさん:2014/09/29(月) 18:07:38 ID:qbJpQt9g0
乙でした
ネトゲはこういう不思議要素なくてもハマりすぎた結果生活バランスが崩れまくって
可愛い子が肌ボロデブスになるとかがありそうで妄想がはかどるぜ

5547:2014/09/29(月) 23:43:23 ID:caKQNaok0
新スレ乙! 自分が様々なSSを書き込んだ
あのスレもとうとう埋まったんだよなぁ・・・


と、いっぱしのSS書きぶりながら
自分も投稿します。
それこそ前スレに投稿した拙作のキャラや設定が再登場してます。
・・・無駄に長くて、肝心の肥満化要素が薄いものですが。



とある病院のロビー、
薄金色の髪の少女が椅子に座って、順番を待っていた。
また新たに朱色の髪の成人女性が入ってきた。
高い背丈にメリハリのある肢体をしていて、
顔立ちも整っているがその印象は美しいというよりも可愛らしく、
彼女は少女を見るなり喜々としてそちらに向かった。


「光樹さん!お久しぶりです!!」
「リーファちゃん・・・ここじゃあもう少し静かにしようね」
「あ・・・ごめんなさい いや1年ぶりに会えたのでつい」
「いや2ヶ月も経ってないはずだよ」


金髪の少女は牛坂家の家事手伝い(いわゆる、「メイド」)をしている過龍光樹。
朱色の髪の成人女性は若き天才リーファ・フェフ。

6547:2014/09/29(月) 23:45:13 ID:SLDbMwmM0

「私は公恵さん(牛坂家の次女でやや病弱)の薬を代わりに貰いに来たんだけど
リーファちゃんはどうしたの?」
「私はここの院長と打ち合わせに来たんです、
もう行きますね」 
ペコリと頭を下げてからリーファは院長室の方へ向かった。
「打ち合わせって『朱の女』のだよね・・・」

『朱の女』夜の病院に現れ怪我や病気を治し、その代償として
美しさを奪っていく存在。
・・・リーファはそういう設定にして希望する者に肥化治療を行っているのだ。
肥化治療とは、彼女が開発した疾病を肥満化と引き換えに即座に完治させる治療システムで、効果に比べてコストもリスクも低いのだが、
反対の声が強いのでこういう形を取らないと行えないのだ。
(使用自体は法律で認められる)
リーファの言う「打ち合わせ」は、いわば病院側との契約だ。

だが彼女が向かった院長室から怒鳴り声らしきものが聞こえてきた。

「!? 」光樹もそちらに向かう。


院長室には、リーファと院長らしき白衣を着た初老の男性がソファーに座っていて
スーツをきっちりと着た壮年男性とセーラー服を着た中学生ほどの少女が仁王立ちして、院長とリーファを睨みつけていた。


「肥化治療は即刻中止すべきだ!」
「あれは「朱の女」なる謎の人物がやってる事ですし
被害者本人が被害届を出す意思がありませんので、私共はどうすることも出来ません」
「患者に違法医療行為をしている人物を放置することが問題なのだ!」
「病院の職員全員で包囲網を作り「朱の女」を捕らえるべきだ!!」
「そんな余裕は有りませんし、肥化治療自体は法律では認められています」
「これはモラルの問題です 医者が患者に悪影響を及ぼす存在を放置してはならないと思います」

壮年男性は強い口調で院長を責め立て、少女も柔らかい口調ながらもそれに続いていた。
院長は返答しているが相手の勢いに圧倒されており、リーファは何も言えずにいた。

「だいたいそこの貴方は誰ですか!」「えっ」 そんなリーファに、壮年男性は睨みつける視線を向けた。
「お父さん、その人は無関係だと思う」 「そうです、この人は肥化治療とは全く関係ありません!」
少女が止め、院長が助け舟を出すが壮年男性は止まらない。
「貴方の様な素晴らしい容姿の方ほど、肥化治療で奪われるものは大きいのですよ!!」
「無関係ならば、尚更我らと共に声をあげるべきだ!!」

「・・・う・・うぅ」
リーファは涙ぐんですらいた。

7547:2014/09/29(月) 23:46:38 ID:SLDbMwmM0

「すみません、少々言わせてもらえないでしょうか」
見かねた光樹は割り込むことにした。
「誰だ!今重大な会話をしているのだ!!」
「会話ならもう少し相手の言い分や事情を考えてください」
「肥化治療の犠牲となった人々のことを思いここに来たのだ!!」
「でしたら、肥化治療を受けた本人の声を集めて、見せて下さい」
「しかし本人達は全員『助かった』って言ってた  らしいですよ、こちらのリーファさんは詳細を知ってると思われますが」 「・・・光樹さん」


「肥化治療の是非はともかく、今のあなた達がやってる事はただの迷惑行為、言わば犯罪です」「言いたいことがあるなら、ちゃんと手続きを踏んで下さい」
「ちっ!そんな悠長なことをしてる間など無い!!」
壮年男性はそう言い捨て、院長室から出て行った。
「失礼しました」 少女の方は一応頭を下げてから院長室を出たが、
「 」 「えっ?」 その前に光樹に耳打ちしていった。


その後、気を取り直して打ち合わせを終えたリーファは
お礼として近くのレストランに光樹を連れて行った。

「光樹さんありがとうございました・・・良く言い返せましたね」
「大きな家で仕事する訳だからああいう客の対応もしなきゃいけないと思って
ちょっとそういうのも勉強してたからね」
「・・・あそこまで酷い人に会うとは思わなかったけど」
「言ってたことが全部間違ってるとは言い切れませんが・・・でもあれは」

院長が話してくれたことによると、あの壮年男性は
肥化治療の反対団体の会長である 外田玄一(そとだ くろかず)
しかしその活動はさっきの様な強引すぎるクレームが主で、
当の反対団体からも疎まれているが、
国会議員でもあるので、その権力で肥化治療の使用を
強引に阻止しているという噂があるとのこと。

「あっそう言えば、女の子の方が帰る時に光樹さんに耳打ちしてましたよね」
「何て言われたんですか?」 「それはね・・・」
  
『太ったせいで死んだ方が良かったって目に会うこともありますよ』

「ええっ!?そんなことを!?」
「あの言葉には負の感情がこもっていた、あの子は一体・・・」

8547:2014/09/29(月) 23:49:39 ID:SLDbMwmM0
その少女、外田哲は自宅に帰っていた。
哲の黒い瞳は一枚の写真を見つめていた。

写真に写ってるのは哲を正しく成長させた様な妙齢の女性と
哲を幼くして、そこから太らせた肥満体の幼い女の子。

素早さとは無縁そうな太い脚。
『・・・そ、外田、無理はしなくていいがもう少し早く走れないのか』
小学生ながら高校生の平均サイズ並みの胸。
『うわぁ、無駄にデッケー胸しやがって』
子供でありながら、子供が入ってる様な大きさの巨腹。
『 色々手伝ってくれるのは有難いがまずその腹を引っ込める努力をして欲しい』
可愛らしさは保ちながらも、丸々と膨れてる顔。
『あっちいけ、このデブス!』


「またあんな目に合う位なら・・・死んだ方がましだよ!」

決意を改めた哲の耳にインターホンの音が聞こえた。

玄関に行き扉を開けた哲が見たのは見たことの無い青年だった。
その人は、銀色の髪をさらりと伸ばしていて、
その身体には無駄な肉が一切無いことは、服の上からでも分かる。
藍色の大きな瞳と整った鼻筋と唇をした綺麗な顔の
リーファとはまた違ったジャンルの美しさを持つ青年だった。

「初めまして、私はライディ・マウナスです」
ライディと名乗った彼はその外見に似合った透き通った声をしていた。
「お父様のご依頼の件で打ち合わせに参りました」


「依頼って、もしかして肥化治療に関することでしょうか?」
少し間を置いてから、ライディは返答した。
「あの病院の周辺で無差別殺人事件を起こす」
「えっ!? 肥化治療を肯定してるからといって、それはやり過ぎで「いえ、逆に肥化治療の反対団体のメンバーを殺します」
「被害者の共通点がその一点のみなら肥化治療を肯定する立場のあの病院に疑いがかかります」
「そんな! 私達の味方なのに!?」 「だから自分たちが犯人だと疑われることは無い」
「あなたのお父様はそう考えました」
「お父さんが・・・」
「そしてお嬢さまに自分のサポートをさせると言ってましたが」
「分かりました」 哲は即答した。
「・・・人殺しの片棒を担ぐんですよ、朱の女よりも遥かに重い罪を負うことになりますよ」
「やるしか無いというなら・・・その罪は私も背負います!」
「太ったせいで苦しむのは私一人でいい!!」
確かな、決意を語る哲。
しかしライディはそんな彼女に背を向け、煙草を吸っていた。
「真面目にして下さい! あなたこそ人殺しをする覚悟が無いなら去ってください!!」
「いやすみません、詳細はまた後日に伝えますので今日のところはこれで失礼します」


今回はここまでです。

それと言い忘れてましたが◆t3E9hfR0Bc さん、毎度の投稿乙です
感想の方はもう少し読み返してから書きます。

9名無しさん:2014/09/30(火) 07:09:42 ID:2xuvTUJI0
>>3
乙乙
上でも言われてるけどネトゲは色々なシチュに応用できそうでいいね

>>8
こちらも乙
なんか思ったよりも重い話になりそうだw

10 ◆t3E9hfR0Bc:2014/10/29(水) 00:02:15 ID:TO4i1JEE0
29日ですので、投稿します。
いつもの駄文ですが、それでも良ければどうぞ・・・
ttp://whitecats.dip.jp/up0/download/1414508419.zip
パス:himanka

今回下手くそですが絵を描いてみました。
それに合わせた作品も一点小説でかいてありますのでお楽しみ頂ければ幸いです

11547:2014/10/29(水) 01:04:19 ID:Umwl6te20
乙です! 絵も描かれる様になりましたか!!

自分も先月のSSの続きを投稿します
・・・相変わらず無駄に長くて、肥満化分ほぼ無しです。

肥化治療の反対団体会長の外田玄一。
彼からの依頼を受けた青年、ライディ・マウナス、
奴は毎晩、玄一の同士である筈の肥化治療反対者を殺害していった。
玄一の娘の哲は、その惨劇を見せつけられていた。
「違う! ・・・いや違わないけど、その書き方は・・・」
「何を言ってるんですか」


先ほどの紹介を一部訂正すると哲は自分の意思で
ライディに付いていた。
「それでお嬢様、私にお願いとは何でしょうか」
「今夜は私にもやらせて下さい!!」

「・・・人殺しがしたいんですか」
「私はお父さんの役に立ちたい」
「それに肥化治療を憎んでいても行動出来ない人達だっています
その人たちの命を活かすことでもあるんです」

「 人殺しが『命を活かすこと』になる訳無い!」
ライディが飄々とした態度を崩し、声をあげた。
が、すぐに元の調子に戻った。
「・・・失礼しました どの道素人にやれる事じゃありませんよ」
「いや、今日は哲に行わせる」
「 お父さん!」 喜ぶ哲。
「・・・玄一様」
「ライディ殿の報酬はちゃんと今夜の分も払う」
「・・・なら構いません」口ではこう言ってるライディだが、明らかに不服そうだ。 
「私も都合がつけば、行く」
「 まるで授業参観ですね」
「それでは頼むぞ 哲、ライディ殿」
ライディの皮肉も玄一には通じなかった。
「はい!」 「・・・了解」



夜更け、哲はライディと共にターゲットである、とある一軒家の近くに来ていた。
ライディが液体の入ったポリタンクと、懐から出したライターを差し出す。
「行ってらっしゃいませ、火が付いたらすぐに逃げてくださいよ」
「・・・!」 哲は何も言わず、ライターとポリタンクをふんだくる。


開けられていた窓から台所らしき部屋に侵入した哲は、
すぐさまポリタンクの中身を撒き散らした。
「役に立てないまま生きるくらいなら・・・」
「お父さんのために死んで下さい」
ライターを点ける、ことは出来なかった。
「ガスが切れてる!?」
よく見るとポリタンクから撒いたものも、ただの水だった。
「あいつ・・・そんなに報酬が欲しかったの!?」

突然電気が点けられた。
哲の前に少し見覚えのある人が、
先日抗議に行った病院にいた女性が立っていた。
「お久しぶり、リーファ・フェフです」

「 あの時お父さんに同意しなかったということは肥化治療の賛成者ですよね」
「だったら何も言いません この場から去ってください!」
「いや、肥化治療には反対するよ 今だけは」
「だから教えて欲しい」
「どうして肥化治療に反対してるのか、その理由を」

12547:2014/10/29(水) 01:05:40 ID:Umwl6te20
「・・・・」 哲は何も言わずにあの写真を手渡した。

「 この女の人は、お母さん?」
「そうです」 
「じゃあ、こっちの女の子は・・・あなた?」
「醜いでしょ」

写真に映っている哲は小学4、5年生頃だろう、
とにかく丸々としていて、その体重はリーファと並びかねない。
ただ、風船の様な綺麗な丸さで、不思議とだらし無い印象は無い。

「そんなこと無いよ」 
「丸っこくて、子供らしくて可愛いよ」
リーファはこの言葉に皮肉を込めてない、
本心からそう思っている。

「 そう言う人なんて誰もいなかった」
「生徒も!先生も!皆がみんな責め立てる!!」
「凄く辛かった! あんな目に合うなら・・死んだ方が良い!!!」

「でも、今生きているのは両親が助けてくれたから、だよね」
「・・・お母さんはその頃病気で入院していた」
「・・・仕方無いことだけど何も出来なかった」
「私を救ってくれたのはお父さんだ!」
「だからお父さんのために私は、私の命を使う!」
「 イジメを仕組んだのは、そのお父さん、外田玄一だよ!」
リーファのこの一言に、哲は全く動じなかった。 
「ふふふ、あはははは」それ所か、乾いた笑いをあげる。
「余りに出鱈目すぎて笑えちゃいましたよ」
そう全く信じてないのだ。

「・・・私も信じられなかった、これを見せてもらわなかったら・・・」
リーファが携帯を取り出し、動画を再生する。

ライディと玄一がソファに座って会話していた、その内容は
『 お嬢様、小学生の頃は大変でしたね』
『私も色々と手を焼いたよ、
『まず担任教師に賄賂を送ったが、どういうことか断固として断っててね、
ただ生徒を誘導するだけだというのに』
『そこで不本意だが、家族に圧力をかけると言わざるを得なかった』
『ははは、私への報酬といい、流石に太っ腹ですね』
口ではこう言ってるライディだが、目が笑ってない。
持った煙草が、細い肩が震えていて、
画面越しのその怒りが伝わってくる。
『ライディ殿、貴方も同士として今後もよろしくお願いします』
しかし間近にいる玄一にはその怒りを届いてなかった。
『    ええ、報酬のためにこれからも人を殺していきますよ』
ライディが満面の作り笑いと皮肉で返したところで動画は終わった。

13547:2014/10/29(水) 01:11:04 ID:Umwl6te20

「・・・・・」哲は棒立ちになって考え込んでいた。
ライディの動画だけなら捏造だと言い切れた。
だけど、目の前のリーファの言うことを嘘と言うことはどうしても出来なかった。
彼女の目には嘘が混じってない・・・、透けて見えるのは本心だ。
父の、玄一の目は・・・今思うと何も透けてない・・・濁っている?


「どう思う、哲ちゃん」 不意に透き通った声が耳に聞こえた。
哲が振り返ると、そこにライディがいた。
その雰囲気はこれまで見てきた、飄々とした、嘘くさいものでなく、
先の動画に映ってた、真剣味を宿したものだった。


「どうしてこんな動画を・・・」
「僕は最初からこうするつもりだった」
「毎晩の襲撃は・・・」
「あれは役者さんを雇ったお芝居、本当の犠牲者を出さないようにするためのね」
「それとね、「ライディ殿!」
ライディの言葉を遮ったのは、はっきりとした、
それでいて何処か聞き取りづらい声。 玄一が来たのだ。

「玄一!」ライディがその名を呼ぶが、
やはりというべきか、玄一は反応せず哲の方へ呼びかけた。
「哲、私を信じられないのだろう」
「・・・・・うん」 だから本当のことを教えて、と哲が本当の気持ちを口に出そうとしたところで、
玄一が拳銃を構えた。  その銃口の先にいるのはリーファだ。
「私の正しさを証明する」 玄一は、躊躇うことなく引き金を引いた。



「ど、どうして・・・」
立ち尽くしているリーファ、その前に哲が立っていた。
「 リーファさんは・・・あの頃の私を可愛いと言ってくれた・・・」
「それに・・・今は肥化治療に反対している者どうし・・・」
「・・・仲間だから」

哲は目を閉じ、ゆっくりと崩れ落ちた。
その様と意識を失ったか細い体は美しくすらあり、
銃弾が貫いっていったとはとても思えない。
   



事実、哲に銃弾は当たってなかった。
「  撃たれたと思い込んで気絶した・・・ 」
「『私』よりもよっぽど演技が上手だなぁ」
ライディはこの言葉に皮肉を込めてない、
本心からそう思っているのだ。
そしてその手には、何処から取り出したのか、
金色を基調とした美しい造りの長剣が握られていて、
その刃はリーファと哲の前にあった、
そう、銃弾はライディが防いでいた。

「何故だ 何故防いだ!? 何故死なせようとしない!!」
玄一は銃をライディに向ける、
この怒鳴り声と充血した目にははっきりとした感情が、殺意が透けていた。


ライディは全く動かない、その剣の刃をリーファが飛び越えた。
「守りたいから、死なせたくないからに決まってるでしょ!!」
リーファが返答しながら、玄一の顔面に飛び蹴りを打ち込んだ。
玄一は、撃つことも反論することも出来ずに倒れ込んだ。

鼻血を流し、泡を吹きながら、白目を向いて気絶している、
無様な様で気絶している玄一をライディが肩に担いた。

「拳銃の所持と発砲、家宅捜査の理由には十分すぎるほどだ」
そうライディが玄一に雇われた振りをしていたは、
玄一を失脚、逮捕できる口実を得るためでもあった。
 それだけだったら、先のイジめについての動画でも良かったのだが。
「  あれを証拠にしたら、脅された先生達も共犯になってしまうから・・・」
「そう思って泳がせたけど・・・間違いだったかなぁ 哲ちゃんを危険に晒してしまった・・・」
「気にしない! ライディのお陰で犠牲者を出さずに済んだんだよ」
「ありがとう、リーファちゃん  これで事件は、僕の仕事は終わった」
「  後は私の 」
「『朱の女』のお仕事かな?」


今回はこれまでです
次回で、ようやく終わり&肥満化描写入ります

14名無しさん:2014/10/29(水) 18:46:39 ID:SIhBL5N20
>>10
乙乙
ついに絵まで書きだしのには頭が下がるw
あと幸せな歳のとり方はいいですねえ
自分もやばい年齢に差し掛かってきてるんで身につまされるw

>>11
こちらも乙乙
先月も言ったかもしれないけど地味に重い話になってきている…

15名無しさん:2014/10/30(木) 07:18:36 ID:.H66P7Ns0
お二方とも乙でした
語彙が少なくてあまり感想は書いてないけど毎回欠かさず読んでます

16 ◆t3E9hfR0Bc:2014/11/01(土) 17:40:52 ID:uHHCvKMo0
皆さんには期待させて申し訳ないのですが、今回絵を描いたのは四年目突入記念でした・・・
なので今後毎回絵を付けるわけでは無いのです・・・
説明のし忘れで申し訳ない・・・
今後絵を付ける時もあると思いますので、その時はまたお願いします。

17名無しさん:2014/11/02(日) 11:21:15 ID:ehtVQV8c0
毎回絵をつけろ!とかは誰も思ってないだろうから気にしなくてもいいと思うよw

18名無しさん:2014/11/02(日) 22:46:57 ID:nLE75SuQ0
絵もSSも描きたい時に描いて下さい。
というかもう四年になるのですか・・・
おめでとうございます♪

19名無しさん:2014/11/03(月) 19:02:26 ID:EvXtP01A0
継続は力なりというけど同じテーマでひたすら数年間にわたって
定期的に作品を作り続けるってのは本当に凄いと思う

20651:2014/11/07(金) 20:31:06 ID:0FgfcZYI0
>◆t3E9hfR0Bc様 乙でした! 毎月楽しみにしてます!
4年間続いた氏の引き出しの広さに敬服いたします。

私も久しぶりに書いてみましたので投稿いたします。
打ち切らないように月1のペースで投稿するつもりです。
よろしくお願いします。

世界は二つの大国に二分されていた。
1つは勇敢な女王が率いる人間の国、もう一つは冷酷な女魔王が率いる魔物の国だった。
100年間戦争を行った後、人間達は大攻勢に打って出た。
後に「魔王城の会戦」と呼ばれる大戦役――この戦いによって人間軍が魔物軍を完膚なきまでに打ち砕き、決定的な勝利を収めた。

兵力の過半数を消耗してしまった魔物達には反撃する余力は残っていなかった。
戦争によって国土は破壊し尽され、本拠である魔王城も戦火によって焼失してしまっていたからだ。

「…降伏しよう」
魔王は固く結んだ唇をわずかに開くと、一言だけ言葉を放った。
普段は気丈な美女の目の端に初めて涙が浮かんだ。
その様子に配下の魔物達は皆、悔し涙に袖を拭った。

こうして壊滅した魔物軍は人間達に降伏し、平和が訪れた。
敗れた魔物達は世界の端でひっそりと生きざるを得なくなった。

21651:2014/11/07(金) 20:33:00 ID:0FgfcZYI0
戦争終結から3年後。
土地を追われた魔王達一行は未開の地に新魔王城を建設した。
小さいながらも自分たちの城。
しかし、なおも人間達は魔物達を悩ませていた。
冒険者と呼ばれる財宝狙いの人間達が新魔王城近辺に度々侵入していたのだ。

「ベヒモス将軍、人間共が我が領地に侵入してきました!」
「またか! 今月30回目だぞ」
「若い女が4人だけです。いかがいたしましょう」
「オーク達を向かわせろ」
「前回の戦闘で全滅しました」
「ならば、ドラゴン部隊だ」
「前々回の戦闘でやられました」
「うむ、それではバンパイアの軍勢はどうだ」
「前々々回の戦闘で…」
「うぬぬ、なぜ誰もおらん!」
「実力のある魔物は先の戦争でほとんど死んでしまいましたからね。人手不足が深刻なんです」
「魔王様が新しい魔物を生み出してくださらないからな」
「ど、どうしましょう」
「仕方ない。残存している守備隊で応戦させろ」
「かしこまりました」

伝令を送った後、ベヒモスは大きなため息を漏らした。
「…魔王様に人員補充のお願いをしにいくか」

魔王の居室は城の最上階にある。
厳重に閉ざされた鉄の扉が入室者に威圧感を与える。。

ベヒモスはゆっくりと扉を開け、室内に入った。
部屋は乱雑に散らかっていた。
床には果物のカスや鳥の骨、菓子の袋で埋め尽くされていた。
部屋の中央には肥え太って変わり果てた容姿の魔王が座っており、テレビゲームに熱中している。

「魔王様」
「ちょっと待ってて…今忙しいんだから」
「人間達が攻めてきています。新たな魔物を生成していただきたく」
「ラスボスを倒すのに…手一杯だから、無理」
「ゲームは止めてください」
「魔物を作るのには魔素がいるし…」
「魔素は人間共の絶望から得られるでしょう」
「…こんなになった私の姿を見て…人間達が怖がると思う?」魔王は脂肪で膨れた頬をさらに膨らませた。
「しっかりしてください! あなたは魔物のリーダーなのですぞ!」
「ひっ、…ご、ごめん…」
魔王は太い腕を上げて頭を覆った。
その姿は、かつて戦場で先陣を切って指揮を執っていた人物と同一であるとは思えない。

「全く」とベヒモスは深くため息をついた。
戦争の敗北は魔王の心に深い傷を負わせていた。
部下達を死なせてしまった罪悪感。国を守れなかった無力感。人間達からの軍事的政治的圧力。
それらは若い彼女に背負い切れるものではなかった。

ストレスからくる極度の精神的緊張。その結果、彼女は過食症になり、部屋に引きこもった。

ある日突然、彼女は自室に籠ったまま出てこなくなったのだ。
不摂生な生活により、綺麗だった銀色の髪は艶を無くし。
かつて強い意思の光を宿していた赤い目は死んだ魚のようになり、今は食べ物とゲームの敵を負うことだけに向けられている。
数年にわたる運動不足と過食により、人間達に恐怖と畏怖を与えていたグラマラスな肉体は
ポッコリ三段腹の肥満体に変貌していた。

22651:2014/11/07(金) 20:35:34 ID:0FgfcZYI0

「魔王様、少しは運動しましょう。健康に悪いですぞ」
「う、運動なら毎日してるよ。ほら…」
ゴロゴロと室内を転がる魔王。
「…ルームランナーを持ってこさせます。ランニングをして汗を流しましょう」

ほどなく、ルームランナーが魔王の部屋に運び込まれた。
「まずは低速で」
静かにベルトコンベアが動き出す。
「軽いジョギング程度の速度です。10分を目指しましょう」
「はぁ…はぁ…」
ドスドスと魔王の足音が室内に響きわたる。
しかし、数分もしないうちにそのリズムは崩れ始めてきた。
「ぶひぃ、ぶぁ…き、きづい…」
「まだ走り始めたばかりですぞ」
「ひぃー、っぶふぅー…」
玉のような汗が彼女の三段腹を流れ落ち、ベルトコンベア上に広大な汗染みを形作った。
「も…う、無理…」
ドスンと尻もちをつく魔王。地響きが鳴った。
「なんと情けない」
「コーラ…コーラを…」
のそのそと冷蔵庫まで張っていく。
そして、コーラの2Lボトルを取り出すと堂に入った姿勢でラッパ飲み。
「甘いものは禁止です!」
「う…うるさい…!」
「うごぉ!?」
魔王が叫ぶとベヒモスの巨体が吹き飛ばされた。
跳ね飛ばしの魔法を使ったのだ。
老将軍はしぶしぶ魔王の部屋から退室した。

ベヒモスが出ていった後。
魔王は自室で布団にくるまっていた。
「はぁ…またベヒモスにあたっちゃった…」

このままでは駄目なことは彼女自身もよく理解していた。
しかし、過去の敗北がトラウマになり、立ち直るための一歩が踏み出せずにいた。
かつて人間達から恐れられていた自分を取り戻せるか、自信が持てずにいたのだった。

「そうだ…こんな時は」
戸棚を開けるとと、そこにはポテトチップスの袋があった。
その袋を開けて中身を頬張る。
「ストレスは食事で解消…。…ん、おいし…」

23651:2014/11/07(金) 20:38:00 ID:0FgfcZYI0
ベヒモスは焦っていた。
(私の目が黒いうちになんとか魔王様を更生させなければ)
彼女が引きこもってから経験豊富なベヒモスが国政を取り仕切っていたが、彼も若くない。
1000歳を超す老齢のため、いつ天からのお迎えがきてもおかしくないのだ。
「自信を取り戻させるにはどうしたものか…」
考え込んでいると、廊下の向こうから1匹の魔物が近づいて来た。
「む、キョンシーではないか。お前が地下の実験室以外にいるなんて珍しいな」
「研究が完成したからね〜」
キョンシーは嬉しそうにぴょこぴょこ飛び跳ねている。
「今回の発明品はすごいんだよ〜。今から魔王様に見てもらうんだよ〜」
「また役に立たないガラクタか?」
「ひどいな〜。今度のは画期的なんだから〜」

キョンシーは懐から手帳ほどの大きさの機械を取り出した。
液晶画面とボタンがいくつかついており、頭の部分からは細いアンテナが伸びていた。
「見たところ何かの遠隔操作装置のようだが」
「正解〜。ちょっと見ててね〜」
そう言うと、キョンシーはベヒモスに向かってアンテナの先端を向けた。
「スイッチオン〜」
「?…なんだ!? 私の体が!?」

ベヒモスの背が縮んでいく。
筋骨隆々だった巨体はボリュームを無くしていき、荒くれだった皮膚は滑らかに変化していく。
数十秒後、そこには一人の幼女がちょこんと立っていた。
「実験成功〜」
「ふ、ふざけるな。元に戻せ!」
「この機械は肉体再構成装置っていってね〜。アンテナを向けた生物の姿形を思いのままに変えられるんだ〜」
そう言ってさらに別のボタンを押す。
「ふぇぇ〜、今度は何したの?」
「これの優れているところは〜性格とか体質とかまで変えられちゃうことなんだよ〜」
「解除」と書かれたボタンを押す。
ベヒモスは元に戻った。
「き、貴様…!!」
「あはは〜。なかなか面白かったよ〜」
「全く…そんな道具が何の役に立つというんだ?」
「これで魔王様をおちょくって遊ぶんだよ〜」
「私の部下にはこんなやつしかいないのか…」
ベヒモスは肩を落とした。

その時。
武装した1匹の魔物が息を切らせてこちらへ走ってきた。
先ほどベヒモスが遣わした伝令だった。
「べ、べ、ベヒモス様!」
「なんだ、騒々しい」
「人間共が城内へ侵入しました!」
「守備隊はどうした?」
「全滅しました」
「馬鹿な! 実力はそれほど高くないが50人もの武装した兵士だぞ」
「まったく歯が立たず、全員倒されてしまいました。我々の仲間にしたいくらい強いです」
「くそっ!」
「予備戦力を投入願います」
「しかし、もう兵士はほとんど残っておらん。まともに戦えるやつは私とこいつと…」
ベヒモスの目が、キョンシーと彼女が手に持っている肉体再構成装置で止まった。
「おい、伝令。話がある。耳を貸せ」
「なんでしょうか?」
「思いついたのだ。魔王様に自信を取り戻させ、かつ人員を補充できる方法がな」
ベヒモスは口の端を曲げて笑った。
「キョンシーもちょっと来い」
彼らはしばらく話し込んだ後、別々な方向に走って行った。

24名無しさん:2014/11/08(土) 00:57:11 ID:w3o2WSfc0
乙乙!
堕落してしまった魔王様に容姿・内面ともに変化させられる機械と実に楽しみなシチュばかりだw

25名無しさん:2014/11/08(土) 16:01:51 ID:ba5WQ3Cw0
乙です
肥満の他にも髪が艶をなくしたっていう表現に興奮したw

26名無しさん:2014/11/09(日) 09:31:22 ID:K58P5igs0
乙です!続き楽しみにしてます!

27名無しさん:2014/11/18(火) 23:44:23 ID:p7GDPcDQ0
あらすじだけで肥満化要素皆無です

やりたいことはわかってるのに、なかなかそこまでたどり着けないってもどかしいです



剣を模した木の棒きれが音をたてて空を切る。その甲高い音は幾度も起こらないうちに鳴らなくなった。しんと静まり返る中で次に響いた音は、かすれ気味に聞こえる
「参りました」だった。

 その声を発した男の喉元には、木で作られた剣が今にも首を貫かんとする勢いでに突きつけられていた。周りにいた者たちは口々に感嘆の声を上げた。しかし、大声で騒ぎたるものなどは一人もいなかった。あまりの気迫と技の素早さに気後れしたためであった。

 ここは騎士が技を磨くための修練場。騎士たちはこの場所で日夜一人前の騎士となるべく修行に取り組む。騎士の中には武芸を得手としない比較的華奢な騎士文官もいるが、基本的には全身に金属鎧を着込み、剣を振るうための筋力が必要とされる。そのため、この修練所にいる騎士たちのほとんども筋骨たくましい者たちが多い。

その中で特に目立つ縦にも横にも小さな人物。そのシルエットは鎧を着込んでいてもわかるほどほっそりとしていて、なよっとした、そこはかとない女々しさを放っていた。しかし、その華奢な体躯から繰り出される剣技には一手の無駄もなく、かつ並ぶ者がないほどの素早さで見る者の目をくぎ付けにした。

彼女の名はサーシャ。女として生まれながら騎士として育てられた。生まれた子の適性に応じて育て方を変えるのが、彼女の国の習わしであり女が騎士になるというのも珍しい事ではなかった。しかし年を重ねるにつれて男と女の力の差は歴然としたものになってゆく。女騎士というのは一種の建前であり、形式な者でしかなく実践に投入されるといったことはなかった。

そんな女騎士の常識を塗り替えたのが他ならぬサーシャであった。彼女は貴族の娘として産まれた。本来であれば武家の者でもない貴族階級の娘は、よほど武の才能がない限り行儀作法を学ばせるために他家へと修行に出させるのが一般的だ。幼少の頃からサーシャの活発さは群を抜いていた。貴婦人としての教育を施されそれらを難なく淡々とこなしながらも、サーシャが兄のように慕っている十歳も離れた従卒たちと、野山へよく遊びに出掛けたものだ。

他家に修行へ出させる年齢になった時、両親は悩みに悩んだ。武家の出でもないこの子を騎士として育てて本当に良いのだろうかと。そんな中、その後のサーシャの運命を決定づける出来事が起きた。人の世界にたびたび侵攻を仕掛けてきていた奇形の者どもを打ち破りし英雄が、流浪の旅でたまたまサーシャの一族が治める領内を訪れたのである。サーシャの両親は、これは啓示だと考えてその英雄騎士に娘を預けることにした。

はじめは渋い顔をして崩さなかった騎士だったが、華奢なサーシャの体に収まりきらないほどの活発さが気に入ったのか、後に快諾し彼女を養女として育てることとなった。英雄とうたわれた者の下で修業に励んだサーシャはめきめきとその頭角を現し、二十歳を過ぎた頃には精神的にもその強さも、既に世界で指折りの戦士として成長していた。

腕白で頑固ながらも騎士としての常識はしっかりと身についている。もとよりきれいな金色をしていた髪は更に艶やかなものとなり、首が隠れるほどまで伸ばしている。戦いの邪魔にならない程度に女らしさを残していたいという彼女なりの努力が垣間見える。彼女の小さな体から繰り出される磨かれぬいた技の数々と雷光のごとき素早さは、武の心得がある無しに関わらず、広く知られるところであった。小さいといっても筋肉が自慢の一般騎士に比べたらの話であり、そこらの年頃の若い男性よりはよっぽど立派な体付きをしていた。年を重ねるにつれて大きく成長していく胸部や腰回りは、少々邪魔だと感じているようであった。ともかく、サーシャは騎士としても貴婦人としても申し分ない一人前に成長していた。

28名無しさん:2014/11/18(火) 23:46:01 ID:p7GDPcDQ0
サーシャは今、名目上は人質として扱われ城内でもてなしを受けていた。人質といっても彼女の命をどうこうするわけではない。徳を積んだ騎士の命は尊いものであり、むやみやたらに奪われて然るべきものではないのだ。というのは建前で、騎士はいわゆる金貨袋。身代金により身柄が受け渡されるため、捕えた敵方の騎士は大事に扱わなければならない。また、戦場や決闘以外で理不尽な傷を与えることはとても不名誉なこととされており、騎士に対する拷問の類なども諸国会議の取り決めで厳しく禁止されていた。身代金が支払われるまでの間、騎士は軟禁状態であり監視付きではあるが領内での享楽や散策なども認められていた。

そんな事情を抜きにしても、サーシャは客人として目いっぱいのもてなしを受けていた。先ほどの模擬試合は城の血気盛んな従卒たちが、高名なサーシャにぜひ稽古をつけてほしいといい、お付きの騎士の身の回りの仕事をいつもよりさらに手早く済ませて必死にせがんできたため、もてなしの礼もかねて指導していたのである。

そもそもサーシャほどの武芸に長けた人物がなぜ人質として捕えられているのか。ことの発端は経済危機にある。サーシャが今世話になっているこの国は、魔物どもとの戦線に一番近かった。あの異形どもを打ち破るのに全ての財力をなげうったのだ。他国も相当に加勢したが魔物の勢いは凄まじく、奴らを打ち破りはしたものの最前線であるこの国の疲弊ぶりは悲惨なものだった。連合王国もかの戦いの後で、支援する余力は残っていなかった。このままでは国が傾く。面倒な手続きを抜きにして、即急に支援する必要があったのである。

そこに救いの手を差し伸べたのがバルゴ・サルコスことサルコス家であった。サルコス家の当主であり大戦の英雄ことバルゴの下には各国から膨大な恩賞が贈られた。小領主でありながら、連合国の中で一番の物持ちとなった。サルコス家は先祖代々民に尽くすことを家訓としており、精強ながらも所領を拡大させるという野心は持ち合わせていなかった。もとより富に関心がなかったバルゴはこのおびただしい恩賞を国の復興に使ってもらおうと考えた。しかし、なんにしても手続きが面倒だった。自身の所有物とはいえ、元はもらい物。バルゴの働きに報いるために連合国から与えられたものである。決戦の舞台となったサイゼン国にもこれ以上は出せないというほどの物資や支援金が贈られたが、それでもやはり足りなかった。

人の世がここまで繁栄してきたのも一見面倒とさえ思えるこの法があったからであり、いくら英雄といえど面倒な決まり事を全て無視しての勝手がゆるされる物ではなかった。ましてや長きにわたった戦乱が終わりを迎え混迷している最中、これから復興を目指す国々には足並みをそろえた連携が不可欠であった。

そこでバルゴは考えた。

「古くからの騎士の習わしに従い、人質の身代金と称してサイゼン国を支援しよう。」

一見ばかばかしい事のようにも思えるが、この非常化においてはこの上なく最善の策であった。今、諸国連合は微妙な均衡の下に成り立っており、法の乱れが結束の乱れに、引いては国の乱れにつながることをバルゴは重々承知していた。

29名無しさん:2014/11/18(火) 23:49:54 ID:p7GDPcDQ0
早速だれを人質として送り出すか会議が開かれた。そこでバンゴの養女でありバンゴに次ぐ大戦の功労者であるサーシャ・サルコスが真っ先に志願した。

「そなたがサイゼン国へとおもむけば、魔物の残党や野盗の牽制にもなるだろう。」

会議に出席していた騎士の一人がそう発言すると、それに呼応するように皆が口々に賛成の声を上げ、サイゼン国の救済という大役はサーシャに任せられることとなった。

そうしてサイゼンへとやってきたサーシャは、存外平和な日々を謳歌していた。古くより魔の国との国境にあったせいかサイゼン国の民の結束は固く、野党などは発生せず、みな力を合わせて国の復興に尽力していた。魔物の方はすっかり成りを潜めたのか、国境に近づいても影も形も見当たらなかった。

このときサイゼン国に魔物たちがいなかった理由は最後の抵抗の準備をしていたからだった。サルコス家の治める領土はサイゼン程でないにせよ、魔の国に限りなく近い国であった。魔物たちは戦や悪巧みの度に幾度となくバルゴに邪魔をされ、たいそう腹を立てていた。絶大な力を誇る首領がバルゴによって倒された折に軍勢は四散したが、首領の近衛兵団が軍をまとめ上げ、再度、バルゴの治めるサルコス領へと攻勢を仕掛けてきたのである。

 すぐに届けられるはずであった身代金は、このゴタゴタが片付くまで送り届けることが不可能となった。その知らせを聞いたサーシャはサルコス領に戻ろうとしたが、バルゴからの使者がやってきた。

「こちらはすぐに片付くためサイゼン国で待機せよ、との仰せにございます。」

サーシャは心底安心した。魔の者とはいえ既に一度士気が崩れて戦い傷つき、復讐にかられた集団だ。近衛兵とはいえその数もだいぶ減った。もはやバルゴの敵ではない。そう思った。実際、この最後の小競り合いはサーシャの思ったところと同じになり、サルコス勢は時間こそかかったものの快勝した。大戦が鮮烈すぎたため印象は薄いが、この小競り合いでのバルゴと近衛兵団残党との戦いは歴史上でも稀な名勝負として、戦マニアの騎士や村人たちにより後世まで語り継がれることとなる。

30名無しさん:2014/11/18(火) 23:51:33 ID:p7GDPcDQ0
サーシャは身代金も支払われず暇を持て余すこととなった。ともあれ彼女は国を挙げてのもてなしを受けた。鷹狩りに出かけたり、剣の稽古をつけたり、仲良くなった世話役の侍女を言いくるめてお忍びで出かけ、客人だからという理由で禁止されていた城下での復興活動を手伝ったりしていた。

それなりに充実した日々を送り、適度に運動も行っていたサーシャであったが、ひとつだけ気になることがあった。食事の多さである。決して不服という意味ではない。むしろこの貧困化において多すぎるほどの量である。サイゼン国としてはこれがサーシャに対する感謝や敬愛の表れなのだろう。英雄であり救世主、そして良き盟友であるサルコス家のサーシャ殿だ。彼女自身もひとかどの勇者でありサイゼン国は何度も窮地を救われた。バルゴ・サルコスが手塩にかけて育てた愛娘でもあるのだ。精一杯もてなさないわけにはいかない。サイゼン王もサーシャもこの接待がやりすぎであることには気づいていた。しかしこれは世界の習わしなのである。

むかし、前代未聞の大飢饉が起こり、「食べ物は食べれるときに、残さず食べる」という習慣が生まれ、その文化が育まれていった。すでに古くさい習慣であるため、サイゼン王は形式的にと、出せる限りの食糧を用意したのである。もちろんすべてサーシャにささげるつもりであり、余りをつまみ食いしようなどとは考えてもいない。しかしサーシャが一人で食べきれる量だとは鼻から思っていなかった。実は王が用意したものよりも少しばかり多かった。復興の手伝いをしてもらった国の人々が、城勤めの者を通してサーシャに食料を分けに来ていたのである。お金も建材も砦の建設などで使い切り何もなかったが、食糧だけは国一番といえるほど豊富にあった。サイゼン国が長年、魔物の進行を食い止められた理由も、この国が大食糧庫であったことが挙げられる。

そこは格式を重んじるサルコス家のサーシャ嬢。騎士としての徳を叩き込まれた彼女には、出された食べ物を残すという選択肢はなかった。多すぎると心の中では思っても、食べて、食べて、食べまくった。それはもう腹がはちきれんばかりに。もともと小食の彼女にはこたえた。朝の稽古やカリなどで体を動かしている分にはまだよかったが、晩餐になると毎日のように暴飲暴食の繰り返し。一緒に卓を囲むサイゼン王と彼のごく近しい騎士たち、給仕たちはそのようなサーシャの様子を心配そうに見つめていた。

「無理をせんでもいいのですぞ。お体を悪くしては元も子もない。」
「そういうわけにはまいりませぬ・・・何一つとってもこの非常化においては貴重なもの。いただいたものを残しては民に申し訳が立ちません。なによりサイゼン国の顔に泥を塗ることになってしまいまグップ・・・」

今日の献立は山で採れる美味な花の実。摘み取るときには乾燥してしなびているのだが、香りが豊潤で茹でると水気がまし、食欲をそそる香りもさらに強くなる。淡白な食感も人気があり、サイゼン国では主食や酒のお供としても広く親しまれている。

しかし、食べた際にガスが発生しやすく、すぐ腹にたまる。さすがにこらえきれなかったのか、まだ童心を残しつつも清廉であるサーシャの口から、信じられないほどドスの利いた低音が大きく広間に響いた。音の主は恥ずかしいやら苦しいやらで何が何だか分からなくなり、片手で赤くなった顔を隠し、もう片方の手で膨れた腹をさすり、その腹を突き出すように背もたれに寄りかかっている。

すかさず話のうまい文官騎士が話題を切り替えたが、結局その日は晩餐が終わるまでサーシャの顔から赤みが抜けることはなかった。

31名無しさん:2014/11/18(火) 23:54:39 ID:p7GDPcDQ0
文の荒が目立ちますが勘弁してください

32名無しさん:2014/11/19(水) 00:56:26 ID:F/6M3D/Q0
しえん。
食料庫空にする勢いで食いまくれ

33名無しさん:2014/11/20(木) 18:08:59 ID:S6TH.Btg0
乙乙
導入部分をじっくりやるのは結構好きよ

34名無しさん:2014/11/20(木) 20:52:40 ID:uMkuvIlM0
毎月投下してくれる人がいて
久しぶりに投下してくれる人がいて
新たに投下を始めてくれた人がいる
こんなにうれしいことはない

35547:2014/11/21(金) 00:37:23 ID:LEtzVt0s0
分かります。 
途切れることなく良作を提供してくれる書き手の皆さんは本当有難いです

その人たちの繋ぎになれるかは分かりませんが自分も投稿します。
先々月からグダグダ続いてたSSもようやく完結です。
今更ですが、タイトルも付けました。

「偽と正 偽る男達と女の真心」
今から遡ること4年、
病院のベッドの上に一人の女性が横たわっていた。
整った顔立ちをしているが、その体のか細さは病的な程だ。
実際、ある病気で長らく入院している。

彼女の病室のドアを開けて、一人の少女が入ってきた。
歳は11、女性を幼く、小さくした
程よく細い健康的な体型の少女だ。

女性の名は外田喜美子、
少女はその娘である外田哲だ。


「哲、元気にしてた?」
「わ、私は元気だよ!・・・お母さんは・・・大丈夫?」
「私は・・・元気じゃあないけど、まだまだ生きていけるはずよ  
あなたが大人になるまでは」
「・・・・・それじゃあ、また明日」
哲は、落ち込みが足取りに乗った、重くて遅い足取りで病室から出た。
その後ろに玄一がいた。
「・・・美しい」 
夫はそう呟き、痩せこけた妻をじっと見つめている。



「先生、お母さんにお菓子を持って行ってもいいでしょうか?」
「 色々と栄養制限があるけど、それを守れていると私たちが判断できれば構わない」

36547:2014/11/21(金) 00:39:11 ID:LEtzVt0s0

それから数か月程の時間が流れた。
哲の努力の成果である菓子は、医師の診査を突破し喜美子の口に届いた。

「ありがとう、こんな美味しいものが食べられるなら、
もっと生きてたくなったわ」
「お母さん」「本当に頑張ったんだね」
「――次はダイエットを頑張らないとね」 「・・・うん」
哲の努力は――有名店の菓子の味を舌で覚えることを主とした努力は
彼女自身の体に脂肪という結果を残した。


以前の哲は、その健脚で徒競走では必ず上位に入っていたが、
今の、脂肪で競輪選手の様に太くなり、
走るたびに振動しながら擦れる様になった脚ではビリ確定だ。
年相応の、膨らみかけだった胸は、大人並みの巨乳となって、
お腹に乗っかっている。
これも重しとなって哲の身動きを遅くしている。
一番大きくなった腹は、それなりに鍛えられてた腹筋も支えきれず、
変形し三段腹が形成されてる。
これに至っては屈んだりする度につっかえる等して
哲の動きを直接妨げている。
顔も、以前の可愛さを残しながら真ん丸く膨れ、
二重あごが出来ている。
外田哲(11) 142cm 34kg 71・49・63
→59kg 86・94・84


「それじゃあ、お母さん 今度はもう少し美味しいお菓子を持ってくるから
・・・出来るだけお大事にね」
哲は、気持ちはやや軽くなったがそれより遥かに重くなった体重が足に乗った、
重くて遅い足取りで病室から出た。
その後ろに玄一が立っていた。
「・・・醜い」 娘を見て、父はそう呟き背を向けた。
その時に彼は確かな責任感と強い意思をもって決心した。

父として、人の上に立つ者として、死にも等しい罰をもって教えなければならない。
醜く生きるくらいなら、美しいまま死ななければならないことを、
その真実を教えなければならない。
・・・そう決心していた。

37547:2014/11/21(金) 00:43:42 ID:LEtzVt0s0
その決心が、
『・・・そ、外田、無理はしなくていいがもう少し早く走れないのか』
(すみません)
『うわぁ、無駄にデッケー胸しやがって』
(・・・ごめん)
『 色々手伝ってくれるのは有難いがまずその腹を引っ込める努力をして欲しい』
(・・・うぅ・・)
『あっちいけ、このデブス!』
(・・・やめてよぉ・・・・)
哲を苦しみの中へと放り込んだ。


ここで時は現在に戻り、そこから更に1月ほど進む。
『 外田玄一 逮捕』
病院の待合室、ライディはその大文字が一面を飾る新聞を読んでいた。

(外田玄一・・・ある意味責任感と意思は強かった)
(だけどそれは自分の考えを押し付け、他人を傷つけるだけのものだった)
(本当に責任感がある人は、自分を含めた皆を傷つけない道を選ぼうとするはず)
「リーファちゃんのようにね」
ライディの脇からにゅっと顔を出したのは光樹だ。
「み、光樹ちゃん!そ、そうだね」
顔を赤らめながら、ライディは窓の方に目を向ける。
中庭には、リーファと、丸々と太った二人の女性がいる。


大きい方の女性、そう喜美子は、ドスドスと庭を歩き回っている。
息を切らし、汗だくになっていて、それでも立ち止まってはいない。
大き目のワンピースタイプの服をパツパツに押し上げ、
その丸々とした体のラインが主張している。

彼女の体で特に大きいのはお腹だ。
臨月の妊婦の様な丸さと大きさを持って、ドドンっ、とせり出している。
そのお腹に比べるとやや小さいながらも、胸も立派な爆乳だ。
これまた母乳を蓄えた妊婦の様に、肉を蓄えみっちりと張り出している。
妊婦云々とは関係無いが、お尻も胸や腹と同等の巨大さである。
そこから伸びる脚は丸太の様に太く、どっしりとした安定感を出している。
(実際の動きはかなりぎごちないのだが)
顔にもかなり肉が付いてるが、
元の端正さは残っており、二重顎や一重瞼にはなってない。
外田喜美子(37) 164cm 91kg 111・126・110


喜美子は『朱の女』による肥化治療を受けて、体に満遍なく広がっていた病巣を取り除かれ
退院することが出来た。
その結果とても健康的な、言い換えれば肉感的な肥満体になった。

38547:2014/11/21(金) 00:45:12 ID:LEtzVt0s0

小さい方の女性、いや少女こと哲は喜美子に比べると痩せてはいる、
それでも一般的な基準からすれば、肥満体と言える体型だ。
何よりその仕草。満面の笑顔で母を応援しながら、
大量の菓子をばくつく姿はデブ以外の何者でもない。
(なおその横には、喜美子とリーファの分と思われる大量の菓子を置いている)

喜美子に比べると余裕が有る服の着こなしをしてるが、
丸いボディラインは隠しきれてない。
哲の体で一番巨大なのは胸、体重の差のある喜美子に並ぶサイズを有している。
まだ15歳なので、成長によっても大きくなる可能性を考えると、
末恐ろしく(?)すらなる巨大さだ。
その下のお腹は、括れをかすかに残しながらもぽっこりとしている。
しかし哲の食べっぷりを見ていると、「ぽっこり」から「でっぷり」、
もしくは「太鼓腹」になる日も時間の問題に思えてくる。
長椅子に乗っかっている尻は桃の様な巨大さで、
体重によって柔く変形し、尻肉が横に広がっている。
菓子入りのバスケットを乗せた脚は、これまた競輪選手の様に
(言うまでもないが、脂肪で)太くなって、
脚と脚が隙間なく密着し、バスケットを乗せることを可能にしている。
顔は少し丸くなった程度で、まだ、二重あごにはなってない。
外田哲(15)156cm 49kg 76・53・69
→76kg 109・84・104


哲は、身体的には時間をかけて真っ当にダイエットした。
だが心は、苦しみと悲しみの中に囚われたままだった。
リーファとライディ、そして喜美子の頑張りで、
ようやく開放されて4年前の幸せだった頃に戻ろうとしている。
・・・で、体型が心よりも一足先に4年前の体型に戻ったのだ。

「言うなれば、心のリバウンドってわけ」
光樹がそうまとめる。
「これも幸せ太りって言うのかなぁ」 とライディ。

リーファは喜美子の横を付いて走り、励まし助言をしている。
「今日は後もう少しです! この調子で頑張りましょう、喜美子さん!」
リーファの表向きの仕事は、こうして肥化治療の「被害」を受けた人の
フォローをすることだ。
「上から救えることも確かにある」
「でもリーファちゃんは手を汚してでも、人と向き合うことで救う」
「自分にも、他人にも優しい人だからね」
ライディと光樹は下で頑張っている「親友」を賞賛するのだった。

その直後、哲と菓子を交換し一緒に食べだしたリーファを見て、
ライディは別段気に止めなかったが、光樹は苦笑いしながら付け加えた。
「・・・他人には甘い人、とも言えるかもね」

39547:2014/11/21(金) 00:50:40 ID:LEtzVt0s0
「それで、光樹ちゃんはどうして来てくれたの?」
「明日、牛坂家のみんなと一緒に束井麻さんってパティシエの所に行くから、
お土産にどんなお菓子が欲しいか聞きに来たの」
「! 光樹ちゃんがくれるものならなんでもいい!」
「・・・はは、思った通りの返事、それじゃまた今度」

そして光樹は行った。肥らせの迷宮へ・・・

これで終わりです。 オリキャラを活躍させようとしたらかなりグダグダになった上に
肝心の肥満化要素が薄味になってしまった・・・
今後、投稿のテンポは改善するつもりですが、
リーファ達に関しては懲りずにこれからもちょくちょく出していくつもりです。

それと、リーファ達が出るSS間の時間軸を一応まとめますと、以下の様になっています。

*「D・プログレス」は別の世界の話ということにしてます。

「美と健」←リーファ登場・肥化治療はこれ以前からしている。
   ↓
「罪と罰」 
   ↓
「責と功」
   ↓
「偽と真」←このSS
   ↓
「肥らせの迷宮」←光樹肥満化

40名無しさん:2014/11/22(土) 00:03:14 ID:iQ7.rYu20
続きが出来上がったので投稿いたします
過程を描くのも大事だと思うのですが、太ってしまったその後の生活に興味がわき、そこに焦点を絞ってみました
お気に入りいただければ幸いです

 サーシャがサイゼン国へ名ばかりの人質に来てから数十日が過ぎた。日ごろの暴飲暴食がたたり、鋭い美しさを放っていた顔立ちは成りを潜め、頬は丸くなり赤味を帯びており常に何かをほおばっているかのようになった。丸々とした頬に押し上げられて、タカをも遥かにしのぐと評されていた彼女の眼はつぶれ気味になった。

もともと大きめだった胸部や臀部はさらに大きくなった。腰回りが太くなったことは痛かった。日常の動作のなにもかもに支障をきたし何度か恥ずかしい目にも合った。この前、お忍びで城下に行ったときなどは、作業の途中で座りながら休憩していると、まだ奉公に出る年にもなっていないと思わしき、無垢な子供たちに囲まれてひどい目にあわされた。見たこともないほど巨大な尻をしているというもので、興味津々にこちらを凝視し、体の軸からはみ出し横に飛び出ている尻の肉を勝手に触ったり、パンパンとたたいたりしながら、柔らかいだとかどこから来たのとか、質問攻めにあった。

ただでさえこの年頃の子どもというのは好奇心旺盛で、見たことのないものに異様なほど魅かれるものである。ましてや夜寝る前に親から聞かされる歌や物語に登場するような人物が目の前にいるのだから、気になって仕方がない。自分たちがいったこともない場所の話や冒険の話をサーシャにねだった。どうやったら騎士様のように強くなれるのかというものもあった。中にはどうしたらお尻がこんなに柔らかくなるのか、という質問もあったが、それにはさすがにまともな返答をする気は起きなかった。

そのような子どもたちと野問答を領民(特に男性)たちが、こちらを何やらいかがわしい目で見ていたことが印象的だった。基本的にはみな快活で、表裏のない良い人たちだ。しかし、その分態度にも露骨に感情を表すため、見られているということを意識してしまいとても恥ずかしかった。

そして、数十日の間に最も如実に変化が見られたのが腹部である。筋肉質ではないながらも余分な脂肪など今まで一切ついたことがなかったサーシャの腹が、やわらかい脂でたっぷりと覆われていてスポンジのようにふかふかとしている。

国中の貴婦人を集めても、それにすら勝ると言われていてメリハリのある形をしていたサーシャの体付きは、全体的にすっかり丸みを帯びており角ばっている所が一つもないといってよい。シルエットはほぼ球体に近く、この上しゃがんでしまえば影だけで人と判断するのは難しい。あきらかに太り過ぎであった。

41名無しさん:2014/11/22(土) 00:04:23 ID:iQ7.rYu20
人質生活から数日のうちに危機感を覚え始めたサーシャは、晩餐ではいやがおうなしに暴食することが確定していたため、運動の量を増やすことにした。しかし修練場へ赴いてもサーシャに汗をかかせるほどの人材はほんの一握りであり、ましてそのような人物は隊長格の兵士か名のある騎士だけだ。サーシャに指導をこうのはもっぱら騎士見習いや、寝る間を惜しんで仕事と訓練を両立する従卒などばかり。腕に覚えのある者はほとんど国境の警備にあたっており、役目を終えると所領へと戻ってしまうことが多かったため、城へ顔を出すこと自体が稀な者もいた。

これではいけないとサーシャはいよいよ焦った。自分が見習いたちに稽古をつければつけるほど、彼らは筋骨たくましく、それに反比例するように自分の体が丸みを帯びていくのを実感していた。見習いの時に毎日欠かさず行っていた野山を走り込むという方法も考えたが、あくまで人質という立場をわきまえてほしいとのことで引きとめられた。走り込みが禁止されたのにはもう一つ理由がある。監視役の足ではとてもサーシャの足について行けない。監視役の足に合わせようとすれば、今度はサーシャの運動量が減る。監視役が馬に乗るというのも難しい。馬には荷車や機材を引かせたりなど、今は貴重な労働力であって、おいそれと駆り出すわけにはいかない。

それでは狩りだ!狩りに出かけよう!そう思い立ったサーシャは、普段は他の騎士から誘われていくところをめずらしく自分から提案し、城の近隣に広がる野山へと向かった。ここも狩り際に訪れる定番の場所であり、林を抜けて丘を登りきると、眼下には青々とした原野が広がり、その奥にはどこまでも森が続いている。途中で木々が途切れているように見える場所にはそれなりに大きな川が流れている。木々に囲まれるように小高い丘や山が点在しており、首を後ろへひねれば荒れ果てた魔の国との国境があるなど、考えようもないほど清明な空気が漂っている。

ここには人質になってから何度か来たことがあり、サイゼン国の中でもサーシャが特に気に入った場所の一つでもあった。しかし、ここへ来るのも楽ではなかった。減量計画にたびたび失敗していたサーシャの体は、たとえ鎧を着込んだところで言い訳が効かないほど膨らんでおり、横幅だけでも以前の彼女の3〜4倍はあった。以前から感じていたことではあるが、体に余分な脂が付くにつれて息は荒く、体に熱がこもるようになりよく汗をかくようになった。

サーシャは身だしなみには気を使うたちであり、汗をこまめに拭きとるための布や、入浴の数も増えた。持参していた衣服はそのうち着られなくなり、大きめのサイズを用意してもらっていた。それでもサーシャの成長っぷりについてゆけなかった衣服は、彼女の体にぴったりとはまってしまい、入浴前の脱衣時に侍女たちをさんざん手こずらせた。

42名無しさん:2014/11/22(土) 00:05:52 ID:iQ7.rYu20
一人ではすでに脱げなくなっていて、無理をしようものなら、上半身は胸から上が顔までスッポリ衣服で覆われホールドアップの体勢を取っても視界を奪った衣服の位置は微動だにしない。そのままがむしゃらになり体ごと縦横左右へ振ってみようものなら、制御の利かなくなった腹やら尻やらの肉が大暴れして、前か後ろに倒れて大きな地響きを立てるのが落ちだった。その後、一人で脱衣をすることもできないのが恥ずかしく、半ば乱気になって何度か同じことを試してみたが、地響きを鳴らすのがとどのつまりであり、唯一違うことといえば、前に倒れればドンと出っ張ったお腹がぶよっと潰れて横に広がるか、後ろに倒れて尻と背肉の弾力により数回バウンドするかのものであった。

お腹をつぶすように倒れた時は横に広がりきれなかった脂肪が内臓を圧迫して、思わず

「プッ!っぶふぅ〜!・・・ひゅー。ひゅー。ぐ、るじい。た・・・助け、ケフッ、助けてくらは〜い・・・」

という具合に、一度気が抜けたように息を吹きだし、その後は声も絶え絶えながら侍女週に助けを求めていた。お付きの侍女は2人いたのだが、それでは圧倒的に力が足りず、さらに3人を呼びなんとか客人をひきおこした。腹から倒れたことでさすがに懲りたのか、それからの着替えは全て侍女に任せることにした。

 風呂場ではそんなことがあったのだが、今さわやかな風に吹かれているこの狩場へ来る時にもひと騒動あった。狩りへ出かけるというとその時にはあっさり馬を借りられた。そもそも監視役が乗る馬と、騎士や王侯貴族が乗る馬とでは用途も所有権も違うので、当たり前といえば当たり前だ。

狩りといえば紳士のたしなみであり、接待する相手によっては国益にも直結する、とても神聖なスポーツだ。持ち主が居る森で狩りをするには主の許可が必要であった。それだけではなく、身分によって取ってよい動物も決まっており、たとえ許可証を与えられたハンターであったとしても、規定外の動物を取れば罰金が科せられた。

昔の話だが、王のみに狩ることを許された大白鹿を過失であれ討った者は、国によっては死罪というところもあった。また成熟しきっていない動物を殺すのはマナー違反とされており、いい頃合いに熟したものであっても、たとえ需要の低い沢ウサギだったとしても王や貴族など身分の高いものに優先して残しておかなければならなかった。必然的に狩人は成熟一歩手前の若い小・中型の動物か、老いきって肉も皮も固くなったものを自活用に獲るのだった。

43名無しさん:2014/11/22(土) 00:07:19 ID:iQ7.rYu20
市場で出回っている良質の皮や牙などは金に困った貴族が売り払ったものがほとんどである。しかしなかには領主の特別な許可を得て最高の獲物を最高の状態で仕留めて市場に流す者もおり、領主からそのような許可を得られる者は、全狩人の目標であり憧れだった。

サーシャのように国の庇護に置かれた者には、そういったもろもろの権利がすべて与えられていた。彼女のような客人の立場は、平民出のハンターからしてみれば自由狩猟の許可を得た、領主お抱えの狩人になることであり、ひいては有事の際に待遇の良い猟兵として取り立てられることも同義であった。

そのような身に余る大きな特権を得ていたサーシャであったが、狩人泣かせの特権が彼女を縛ることはなく、代わりに自身の腹がサーシャを苦しめることとなった。せっかく用意してもらった馬にまたがることができない。これは異常事態である。本人も周囲もうすうす感じてはいただろうが、それでも一部の望みにかけて騎乗を試みたが、やはりその望みは虚しく散った。

大きく出っ張った胸と腹が邪魔をして、鐙にうまく足がかからない。大きく膨らんだ柔らかいパンのような塊を三つ、なかば強引に馬に押し付けるようにして鐙に足をかけようとする。しかしなかなか鐙が見つからない。下を向けば縦にぶにゅうっと潰れた胸が邪魔をしていて覗き込むことすら叶わない。

首を下に向けるとあごの辺りに圧迫感があり、少し首を引かないと肉に邪魔されてきちんと下を向けない。しわになる様な中途半端な肉は首周りには既になくなっており、下を向いても二重あごにはならず顔はパンパンに張りつめている。

真正面から覗くことを早々に諦めて今度は横から試してみる。しかしこれもダメ。広がった脇腹が視界を邪魔して、鐙のある位置を隠して余りある。太ももは馬の胴の半分かそれ以上という太さで、ただ動かすだけでも疲れる。それを振り上げてどこにあるかわからない鐙に必死にかけようとしているのだから、異様に疲れる。目標が見えないということも手伝って、さらにその疲れは増した。

息は次第に雑になり、馬に持たれかけている腕にも力がこもってきた。サーシャがここまで疲れている理由は太もも以外にもある。彼女のぷっくりした太ももが鐙を探している間、自己主張の強すぎる育ち過ぎの尻がじっとしているわけもない。

44名無しさん:2014/11/22(土) 00:08:24 ID:iQ7.rYu20
布にみっちりと食い込み今にも破れそうなほどパンパンに張りつめた尻が、サーシャの足が動くたびにブルブルと揺れ動く。もう布に余裕などなかったはずなのに地肌と擦れて尻がむずがゆい。そのうち、いつまでも馬に跨ることすらままならない自分の姿を端から見た図を想像しだし、ひどく滑稽に思えた。そんな絵を思い描き次の瞬間、我に返ると途端に顔がボッと熱くなり今すぐこの大きな体ごと、どこかに消えてしまいたいという気持ちになった。

自ら狩りに誘っておいて当の本人は支度すらままならないという状態では、面目も何もあったものではなかった。それ以前に、今の自分が置かれている状況が一人の女性としてあるまじき失態であり、サーシャのここ最近で赤みがかってきた顔をさらに真っ赤にさせるには十分だった。もっとも、そんな細かいことを気にするような無粋な輩はこの場にいなかった。みな純粋にサーシャの動向を微笑ましく見守っていたのだが、それもサーシャの顔を赤みがからせる要因となった。

彼女が馬に体重を預けたまま下をうつむき呆然としていると、周囲にいた騎士仲間たちが見かねてサーシャの騎乗を手伝った。厩も神聖な狩り場への入り口であるため、まだ城内であるのに侍女はついて来ていなかった。追い立て役の従者数名と騎士が2名、貴族が1名とごく小規模な集まりだった。

侍女でもない者が貴婦人の体に直接触れるというのもはばかられるため、その場にいた騎士と貴族の3名で彼女を馬上に持ち上げようとした。しかしサーシャの体は見た目よりも存外重く、少し体が浮きはするものの、なかなか鞍まで腰が届かない。

鐙に足をかけさせるだけでは、どのみち腹などが邪魔をし自力では上がれない。失敗するのは目に見えていたため、最初からやろうとはしなかった。誰かを呼びに行こうとしたがまだ朝も早く、それにみなそれぞれの任務で出かけていて重要な場所以外、城内はほとんど空だ。

一行が頭を悩ませていると彼らの下に大きな音が段々と近づいてくる。重機だ。町の復興に使われているのと同じもので、城の修復にも使われている。どうやら組み立てが終わりこちらで作業を開始するようだ。騎士の一人が技師の下へと歩み寄っていき、事情を説明した。快活そうな体格の良い男だ。

「お客人のためでしたら喜んでこの腕を振るわせてもらいますぞ。普段は橋の建築や町の区画整備など、大規模な工事でもない限り、あっしら技師はくいっぱぐれちまいますからなあ。お国のために役立てるなら本望ってやつですわ。ところで、客人てぇいうと、あれかい?御武家さま。恐ろしく美しい(最初は「恐ろしく強い」であったが、そのうち「恐ろしく強く美しい」となり、今では「美しい」だけが独り歩きしている)てんで評判のサーシャ嬢はもうけぇっちまったのかい?」

45名無しさん:2014/11/22(土) 00:09:38 ID:iQ7.rYu20
ここ最近は体が重くとても忍んで抜け出せるような身のこなしができなくなっていたため、城下にも訪れなくなり町の者もサーシャの劇的な変化を見た者はいなかった。騎士がばつの悪そうな顔をしながら、あそこにいるのがサーシャ本人だと説明すると、技師はひどくたまげたといった様子で、サーシャの方を向きながら目を大きく見開き、あごを力なく垂れ下げたまましばらく見つめていた。

少し離れたところにいたものの、会話の内容はある程度耳に入ってきたため、今自分がどのように技師にみられているかは、その沈黙により把握できた。サーシャは目を伏せて技師とは目を合わせなかった。


建築用の重機を技師が巧みに操り、サーシャを馬の真上へと誘導するべく、彼女の体を持ち上げる。建材を縛るための幅広のベルトを腹回りにまきつけ、四つん這いの体勢でそのまま地面から話すのである。あとはクレーンを馬の真上に誘導するという段取りだ。一見簡単なように見えるが、重機を操るには熟練した職人の技と感、緻密な計算が必要とされるのである。

ベルトはもとが建材の運搬に使う物のため、幅がとても広い。並の人間ならベルトにぶら下がりながらそのまま持ち上げられ、城の高いところを工事にする際などは、一度に数人の技師がベルトに足をかけてクレーンとベルトを繋ぐ紐を手でしっかりとつかみ、上に登り作業に徹していた。

そのようなベルトを今はサーシャ一人で独占しており、それには技師の男も驚いた。しかもベルトに腹が収まりきらず、上や下から余った肉がはみ出している。万が一にもすり抜けたりしないよう、きつめに縛ると

「ぅおっ・・・」

と一声苦しそうな声とともに空気がプヒュウと彼女の口から漏れだした。しきりにベルトの辺りをいじり調整しようとしているが、特殊な機材のため使い方がよくわからず障るたびによりきつく閉まってしまうので、いじることをやめた。端から見ている貴族は彼女の荒い息図解を見ながら、窒息してしまわないかと見守っていた。

なんとも不格好な形となったが、これで準備は整った。四つん這いになっている姿はまるで牛のようであり、乳牛にふさわしくパッツンと膨れ上がった乳房は地面すれすれに垂れ下がっている。彼女が乳牛ならそろそろ絞ってやらないと父が同化してしまう時季だろう、と一件の騒動を近くで見ていた厩版の従卒は思った。

46名無しさん:2014/11/22(土) 00:11:07 ID:iQ7.rYu20
なにはともあれ、サーシャの体は宙に舞った。舞ったというのは誇張であったか、しかし体がふわっと浮かび上がった瞬間は、サーシャ自身がそう感じた。実際は大分動きも鈍く、舞ったなどとはお世辞にも言えなかった。

初めての感覚に多少心躍ったのもつかの間、体が浮いたことにより全体重がベルトのまかれている腹にのしかかる。

「うごぉ!?ぐっふ・・・ぷへぇっふ・・・ふひぃ、ひい、ひい、ふぅ・・・ひっぷふ!」

一瞬息ができなくなった彼女は何とか呼吸を整えようと、逃げていく体内の空気を逃がさないようにした。しかしあまりの圧迫に耐えきれず会えなく空気は漏れ出し、なんとか呼吸を試みようと息のしやすい方法を試してみる。テンポをつかみ酸素の供給が安定したかに思えたが、数秒も経たないうちに上昇しきったクレーンが急停止し、さらに向きを変えるという今の彼女にとっては拷問にも近い動きをしたため、吸っている最中だった酸素は途中で供給されなくなってしまった。

サーシャが馬上に下ろされる頃には目がトロンとしており、彼女の体がピクッピクッと痙攣するたびに、垂れ下げられた腕や足、胸、尻といわずあらゆる場所がフルフルと揺れた。ようやくサーシャが鞍に腰を据えると騎士たちが彼女を絞めつけていたベルトを外した。拘束から解放された腹はボンッ!とせり出し、元の大きさを取り戻した。

「ふぅーーーっ!ぷぅっ!はあ・・・はあ・・・ぜぇ・・・はぁ・・・あ、ありがとうご、ございまひゅ・・・」

ひとつ大きく息を吸うと、腹もプクーッと大きく膨らむ。そして思い切り息を吐き出すと、少し間をおいて騎士たちや技師に礼を言った。技師の親父は「いや〜いいもん見せてもらったわい。さっすがサーシャ嬢は色っぺぇねえ!おらぁ、わりとその口もいけるもんでね。何か困ったことがあったら、また言ってくんなせぇ、御武家様方。」
といった具合に大した上機嫌で本来の仕事に戻った。この時、技師は礼として金貨袋を与えられたが、後ほどサルコス家からまた別に十分な謝礼が支払われ、一財産築いた後にも多大な功績を残し、文化人として歴史に名を残すこととなった。

 そんなこんなで紆余曲折あり、すっかり疲れきったサーシャは少し涙を含んだ呆けた目をしながら、火照った顔を涼しげな風で冷やし、美しい大自然に心の傷をいやしてもらっているのだった。結局この日は狩場に着いたのが昼近くとなり、ろくに獲物も狩らずに丘の上で昼食をとり、昼を回った頃にはみんな揃って早々に帰城した。

47名無しさん:2014/11/23(日) 13:46:56 ID:odFIQ/aY0
ss乙!
牛並とかシルエットが球体とか3桁はもういっちゃっているね
満足に生活できなくなるぐらいまでだともう元の暮らしには戻れそうにない感じがしていいねぇ

48名無しさん:2014/11/25(火) 15:51:14 ID:WTRZEC6U0
久々に覗いたらSS新作来てたのね
太っちょマリアの人かな?
続き楽しみにしてますしてます

49名無しさん:2014/11/25(火) 23:28:04 ID:XnX0Bb0A0
>>47
ありがとうございます 書いている間は本当にこんなのでいいのかと思ってしまうので、コメントをいただけるとなんだかホッとします
>>48
ばれてしまいましたか
やっぱり文体とかでわかってしまうものなんでしょうかね
自分の場合、設定厨だったりといろいろ面倒くさいところもありますが、暇つぶしにでもなればと思います

続きです

狩りに出かけたその日の晩にも、いつもと同じようにこれでもかというほどのご馳走がサーシャに振る舞われた。晩のことを考えて狩場での昼食の量は少なめにしておいた。それでも、相変わらずの大盤振る舞いを前にしては、昼食の量を減らすなどということは小手先の技でしかなかった。

こう毎日続くとごちそうのありがたみも薄れるものだな、とサーシャは晩餐の席に座りながら思った。最初の頃は食べたことのない趣向を凝らした料理の数々に、舌鼓を打ったものだ。しかし今は食べ物を臓腑に落とし込むための作業と化していた。

味がわからなくなったというわけではない。サイゼンの方でもサーシャが飽きないように気を使って、毎晩違う料理を出して調理方法を変え、異国のスパイスを使い辺境でしか取れない珍味などを食卓にあげた。サーシャはそれを十分すぎるほどに堪能した。

問題はサイゼンの心配りや料理の味ではない。そのことは、当のサーシャはいうにおよばず誰もがわかっていた。やはり、なんといっても食事の量が多すぎる。サーシャは城へ入ったばかりの頃よりは、たくさんの食べ物を胃に詰め込めるようになった。それでもまだ多い。国賓級の者をもてなす際には、国が総力を挙げて接待をしなくてはならない。それは同時に国力の評価につながる。

城というのは閉鎖的な空間のようで、実情はそうともいえるし、そうでないともいえる。とどのつまり、その土地を収める領主の気性によって決まることがほとんどだ。町の活気は領主が善政を敷いている証である。サイゼン国は経済的な困窮の最中にあっても、賊が発生したり窃盗などの事件が起こらない。サイゼン国民は王に対して全幅の信頼を抱いており、一丸となって国の復興に尽力しているのだ。

国民の中から野盗へと身を落とす者がいなくても、他国からそういった脅威が舞い込む可能性もある。しかしそれが起こらないのだから、長年、魔物とも戦い精強であるサイゼン国の武威が周辺国へと知れ渡っているとわかる。国民は今日もせっせと働いており、労働の成果である食物がサーシャの目の前に並んでいるのだ。

サーシャはそれをよく心得ており、領民思いの彼女はそんな思いもあって食べ物を残すという失礼なことは決してしない性格だった。今日も今日とて、モリモリ食べる。趣向を凝らした料理の一皿一皿に、平民の労働や料理人の思考錯誤があったことを考えると、残すわけにはいかなかった。

しかし、サーシャにもその中で唯一苦手なものがあった。サイゼン国で主食として食べられている花の実である。あれには初日から恥ずかしい目にあわされたし、今もなお、毎日のように変わらずサーシャを苦しめているのである。

いくら食が以前より太くなったとはいえ、元々小食である彼女が苦しいことには変わりない。その上、あのガスを発生させる実を食べれば、その膨張感は尋常ではない。サーシャの体はコロッとした丸体に腕や脚、顔などが付いた形になっている。真ん丸だったお腹灰の中で発生したガスによりさらに膨らんだ。ここまでくれば、大きさなどあまり気にならないようにも思えるが、サーシャの腹はゆっくりと着実に膨らんでいった。表面にマシュマロのような柔らかさをまとわせてこそいるものの、彼女の腹部はパンパンに張りつめてもし指でつつけば、外柔らかく中堅いといった具合になっただろう。

腹が膨らんできてからは、食事中でも終始苦しそうに堅めのマシュマロを擦っていた。晩餐が終わるとサーシャは侍女数名に付き添われながら、自身の寝室へと向かった。道中、うんうんと呻きながら大きく膨らんだ腹のために背は反り返って、自分は重くなった下腹部を、侍女たちが反り返った背を支えつつ、寝室へと歩いて行った。

50名無しさん:2014/11/26(水) 01:52:41 ID:xG3wt3CQ0
侍女たちに支えられながらよたよたと部屋に向かうサーシャ。彼女はここに来る以前よりも大分鈍重になった足を板の上にかけた。すると板はバッキリと音をたてて足を乗せたところを中心に、足よりも大きく不揃いな形をした穴が開いた。後ろに反りながら歩いていたサーシャの足は、勢いよく板を踏み抜き下の階の天井に顔を出した。

彼女の太い足が穴へと消えてゆくにしたがい、もちもちとした尻が板を直撃した。するとパキャンと小気味よい高い音を立てて、板は今度こそ真っ二つに折れた。板の破片は床に散らばるか、下の階へと落ちていった。サーシャはというと、幸いなことに下へ真っ逆さまに落ちてぐちゃぐちゃになるとか、地響きを立てるとか、そんな事態にはならなかった。

サーシャは思わず「ぐうっ!」と張りつめた声を上げ、口がほとんど開いていなかったため、その声は口内で響いた。

彼女は回廊に空いた穴にスッポリとはまってしまった。開いた穴はサーシャの腰回りが通り抜けられるような大きさはしていなかったのだが、勢いのついた彼女の体はグンッと下に下がっていき、スープに浸したパンのようだった尻はグニュッと形を変えて、床の下に滑り込むように消えてしまったのだ。

下から抱え込むように持ち上げていたパンパンの腹と、たっぷりの肉が付いた背がつっかえとなり、どうにか階下へと落ちずに済んだ。しかしよい事ばかりでもない。そもそも床が抜け落ちたというのが不幸であるし、さきほどまで腹いっぱいに食べ物を詰め込んでいた腹部にさらなるすさまじい圧迫感が押し寄せた。

サーシャは目を白黒させながらその圧迫感と戦っている。足が床を貫いた瞬間、そのまま落ちると思ったのだろう。腹を抱えていた両手を離してできる限り横に伸ばした。しかし、伸ばしきっても真ん丸のままになっている腕の出番は来なかった。宙に浮くような浮遊感を味わった後に訪れた感覚は、文字通り床にたたきつけられたような衝撃だった。

背肉によりいくらか軽減されはしたものの、その衝撃はほとんどサーシャの腹部に直撃した。上を向いていた彼女の腹は、ガスやら贅肉やら食べたものやらでパンパンになっていたにも関わらず、無慈悲にも彼女の全体重という多大なる負荷を背負わされることになった。

51名無しさん:2014/11/26(水) 01:53:50 ID:xG3wt3CQ0
手持無沙汰だった腕を床に伸ばそうとしても、脇に着いた肉が邪魔をしてまともに力がかけられない。足をじたばたさせるが虚しく空を切るばかり。そればかりか下半身を動かすたびに下腹部に余計な負荷がかかり、自分で自分をなお一層苦しめる結果となった。

息もまともに吸うことが困難なのか「こひゅぅ」だとか「はひぃ」だとか、口を開けば力なく空気を漏らすように声を出す。

あんなにパンと張りつめていた腹部も負荷に負けたのか、形を折り曲げて無理矢理に段をつくっている。サーシャも我慢の限界だった。

「(も、もうだめ・・・)ぐえーーーーっぷ!!」

回廊にとてつもなく大きな、それでいて勢いのある低音がこだました。サーシャはこれを初日からずっと我慢していた。初めて晩餐に招かれたあの日、不覚にも卓にて粗相を仕出かしてしまい、それをずっと気にしていたのだ。

しかもよりによってこんな体なのだ。ただでさえ日常生活に支障をきたし、稽古もろくに付き合えない。情けないやら恥ずかしいやら、何より一人の女性としてのプライドが許さなかった。加えて、そばにいるのが同じ女性である侍女たちなのだから、なおさら恥ずかしい。女性だから立場を理解してくれる。サーシャは今までもよく彼女たちと交流を持ち、悩みや相談を受けたり逆に聞いてもらったりしていた。そのように理解してくれる優しさこそが、サーシャの顔をより一層赤く染めた。いっそのこと、何の交流も持たないその場限りの赤の他人であれば、どれだけ気が楽だったことか、とサーシャは混乱している頭で考えた。

「お、お怪我はありませんか!すぐにお助けいたします!」

一連の惨事を目の当たりにしていた侍女たちは、たった今響いた重低音を耳にしなかったように、そして血相を変えてサーシャに近寄り救出活動を行った。しかし事態は侍女の6人や7人でどうにかできるレベルをはるかに超えていた。

まともに引っ張り上げるには相当な人手が、もしくは重機の類が必要なようであった。サーシャとしては一刻も早く、このどんな修行よりも苦しく、屈辱的な状況から抜け出したいと思っていた。結局、救出劇は城内の者や町の職人なども巻き込み、その日の夜遅くまでかかった。サーシャの足元まで届く高くて広い足場を作り、騎士たちが彼女の足を持ち上げるようにぐいぐいと上に突く。

しかし上では腹がつかえているように、下では尻がドンとつかえており、足を持ち上げただけでどうこうできるものではなかった。城に建築資材はほとんどなく、急ごしらえで足場を作った。サーシャの気力も限界に近づいていた(後に本人から当時のことを聞くと、「あのようなあられもない姿を人前にさらしてしまったことは一生の不覚。恥ずかしさで気がどうにかなりそうだった。」というのである)。足場の心配もあり迅速な対応が求められた。重機の到着など待ってはいられない。

もはや自分の体勢では支えられなくなった腹部を侍女に抑えてもらうことにより、いくらか負担は軽減した。下の作業場は足場が不安定でこちらに回せる資材もない。足を持っても意味がないと考えた救助隊は、サーシャの尻を直接押し上げることを提案した。作戦を説明すると、これ以上迷惑をかけるわけにはいかないからと、サーシャの許可が下りた。

52名無しさん:2014/11/26(水) 01:55:08 ID:xG3wt3CQ0
他人に体を触られるのは、こんな体になる前から風呂ではよく侍女に洗ってもらっていたため、慣れているし大丈夫だろうと思った。しかし幾分、状況が特殊すぎる。状況を聞く限り、下の階にはとんでもない数の人が騎士、平民問わず集まっていて、自分の丸尻を物珍しげに見上げているのだろう。そう考えると、それだけで顔から火が出そうだった。

作戦を提案したは良いものの、さすがに淑女の尻を騎士が直接触るというのは不作法であるということで、その任だけは侍女が行うこととなった。サーシャの足には手が届くが尻はもう一つ上にあり、侍女の背丈では届きそうもない。何か足場になるものをと思っても、不安定な足場では危険である。そのため、騎士の一人が侍女を腰から持ち上げて、残りの騎士がサーシャの足を抱え、尻が抜けたと同時に上に突きあげる運びとなった。

侍女が騎士のごつごつした手を腰に当てられ一瞬びくっとしたが、二人はすぐさま作業に取り掛かった。尻を押し上げようとするが弾力がある割に以外と柔らかく、うまい具合に力がかからない。

上の方では下の声も届かず、身構えはしていたもののほとんど奇襲に近い形で尻に触れられたため、サーシャは思わず「ヒャッ」と一声、艶と驚きの入り混じった声を上げた。

なかなか思うように尻が動かず、侍女はサーシャの尻肉を揉みしだくように、グニグニとさせながら上へと押し上げる。見えないところで、しかもデリケートな部分を触られるという未知の体験をしたサーシャは気が気ではない。次第に息は荒くなり、いつのまにか苦しさと恥ずかしさの他に気持ち良さという新たな感情が生まれていた。自分の尻に侍女のきめ細やかで小さな手がググッと押し付けられるたびに、えも言われる幸福感と恥辱とを同時に味わうのであった。

騎士とのタイミングもばっちりあった侍女が、渾身の力を込めて尻をブニィッと押し上げると、サーシャの腰に着いた二つのお山は背肉を押しのけて、ヌルンとゆっくり上の階に飛び出した。救出は成功した。一同は成し遂げたことによる歓喜の声を上げた。

その最後の一撃が効いたようで、感性の声渦巻く下の階の騒ぎをよそに、サーシャはピクピクと痙攣していた。ギュッと押し付けられ、狭すぎる穴を無理やりくぐらされたことにより、その尻肉の圧迫がサーシャに衝撃を与えた。もとより彼女は尾てい骨の辺りが人より弱く、少し何かが触れるだけでも反り返ってしまうようなたちだった。

今回の一件で尻に生じた衝撃は、サーシャの顔を火照らせるには十分だった。そんなこととは露知らず、疲労が極限に達したのだと見受けたお付きの侍女たちは、そばで見守っていた騎士たちの力も借りて、今度こそ最後まで彼女を寝室へと運んだ。翌朝、サーシャは改まって城の者と町の者たちに深く礼を述べた。しかしその間にも、昨夜、体を走った衝撃が抜けずに終始腰より下の辺りがむずむずしていた。

53名無しさん:2014/11/26(水) 05:17:08 ID:y3FxmgBQ0
尻が弱いとは……体が大きくなるにつれて揉まれるのが好きになるのかな

54 ◆t3E9hfR0Bc:2014/11/29(土) 00:03:28 ID:l1Dxs6T.0
29の日ですから毎月のを・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3365626.zip
パス;himanka

駄文ですがよければどうぞ

55547:2014/11/30(日) 00:00:28 ID:/rV/WlBU0
毎月乙です!

SSの質もさることながら、
その良質のSSを毎月必ず投稿していることが素晴らしいです。

56名無しさん:2014/11/30(日) 15:55:44 ID:vdUWDkqY0
乙です
肥満化ネタとは直接関係ないけど「音を食べる」って面白い発想だなあ

57名無しさん:2014/11/30(日) 16:09:26 ID:.XWGkCOc0
皆さんSS乙です!
ゲップとか大好物です!

58名無しさん:2014/12/04(木) 22:09:50 ID:kSXydsQQ0
どうも メトロイドとピーチ書いた628です
この度私が肥満化の性癖に目覚めた原因となったアイテム
で東方SSを書いてみました お目汚しになるかもしれませんし
支離滅裂で内容が伝わらないかもしれませんが
どうぞ読んでやってください

59名無しさん:2014/12/04(木) 22:11:05 ID:kSXydsQQ0
太るスプレーの幻想入り

幻想郷 そこにある無縁塚 そこには外の世界からあらゆる現実より忘れ去られし物が集まる
そこに普通の魔法使い 霧雨 魔理沙が来ていた
当然 物漁りである 外から入って来た道具は自分の魔法の研究に利用できるものがある事も
あるからだ
「うーん今回はあんまりいい収穫はなさそうだな…」
余りいいものが拾えず帰ろうとしていた時 
「ん?なんだこれ」
それは幻想郷では見かけることの無いもの スプレー缶だった
「なんか入ってんのか?」と魔理沙が振るとチャポチャポと液体の音だ
「見る限り穴とかもあるしここ押したら出るのか?」
プシュっとスプレーの出口を押すと
「お これ霧吹きか?こりゃ使えそうだ中身も入ってるし香霖に見せてみるか」
そう言ってその場を箒で飛んで 魔理沙は去って行った
その場にあったガラクタがまんまるに膨らんでいるのも知らずに…

〜香霖堂〜
「これは…中身はわからないけど液体を霧状に噴射して絵を書いたりする道具みたいだね
霧吹きに使っても問題ないと思うよ」
と香霖堂の店主 香霖こと森近 霖之助の道具の使い方が分かる能力で拾った霧吹きのような物を
鑑定してもらった
「もし良ければ買い取ろうか?中身はともかく結構強く噴射できるみたいだし使えそうだ」
と買い取りを申し出られた魔理沙だが…
「断るぜ とりあえずいいもんだってのはわかった ありがとな香霖!」
そういって来てすぐ鑑定をしろといきなり迫った魔理沙は香霖堂を後にした
「…商品の滞納分返して欲しかったんだけどな…」

〜博麗神社〜
「霧吹きねえ…それにしちゃ変な形してない?」
と博麗 霊夢は友人が持ってきた霧吹きと呼称される物を見ていた
「それがなそこのでっぱり押すとすごい勢いで中の液体が噴射されるんだぜ
結構すごいと思うが」
「ふーん で これ中身なんなの?」
「知らん」
霊夢は飽きれた様子で「あんたねえ
知らんって…拾った物の中身くらい確認しておきなさいよね…」
とスプレー缶をチャポチャポと鳴らした
「もういいだろ 返せよ」
と魔理沙は霊夢の手からスプレー缶を取ろうとした
その時…!
プシューーーーーーー!
「うわっ 何すんのよ!かかったじゃないの!」
とスプレー缶の中身が霊夢に吹き付けられた
「すまん でもお前がすぐに返さないからだぜ?」
「まったく…」
と霊夢が自分にかかった液体をぬぐっていると…
「…何…お腹が…痛い…?」
霊夢がお腹を抱えてうずくまりだした
「どうした?霊夢 腹が痛い?大丈夫か?」
「お腹が…すごく痛いの…皮が引っ張られるみたいで…」
その様子に心配した魔理沙が
「待ってろすぐ竹林の医者を呼んできてやる!」と箒に乗って飛び去って行った

60名無しさん:2014/12/04(木) 22:12:16 ID:kSXydsQQ0
その場に残された霊夢はお腹を押さえてうずくまっていたが
やがて異変が起こり始めた
「何…!?お腹が…」
霊夢のお腹がぽっこりと膨らみ始めていた 
「嫌!なんで膨らむの!?」
膨らみ続ける霊夢の腹部 最初はガスがたまったように張りつめていて
苦しかっただけだったが…
その膨らみはどんどん柔らかさを帯びていき…
霊夢のお腹は脂肪が蓄えられうずくまっていた霊夢はその膨らんだお腹でえびぞりのような
体制になりそのまま後ろに倒れこんでしまった それでもお腹は脂肪を蓄え続け
元々くびれてへそが見えていたお腹は1メートルに迫る程膨らみ へそはくぼんで深い穴の
ようになってしまった
「うっぷ…何なの お腹がこんなに…太って…苦しい…」
異変が現れたのはお腹だけではなかった 続いて幻想郷の中では小ぶりな方の胸が膨らみだした
ぐんぐん膨らんでいく胸で巻いてあったサラシが胸を締め付けていき
「く…苦しい…」
と下を見ると憧れでもあった谷間がサラシの間から覗いていた
しかしその向こう側にぶよぶよのパンパンに膨らんだお腹が覗いていたため全然喜ぶことは
出来なかった 
そうこうしているうちに膨らんだ胸によりサラシがブチっと音を立てて破けた
締め付ける物がなくなり胸がさらに膨らんでいく 
そこまで見たところで霊夢の目線は下を向いていることが出来なくなっていった
同時に膨らんでいた顎の肉が二重あごとなり下を向くことが出来なくなってしまったのだ
「体が…重い…」
整った形で結構自信のあったおしりは片方だけで元の霊夢の頭の重さくらいまでぶよぶよに
膨らみ 倒れていたことで地面と自重で横に広がってしまうほどになり
脇を出した服装のために二の腕が膨らんで袖は裂け目が入り
自慢だった脇も脇と腕にたっぷりついた肉で見えなくなってしまった
太ももはたっぷりと肉を蓄え閉じることも出来なくなってしまい ふくらはぎと足はこれまた
丸太のごとく太くなってしまった
とてつもない肥満体に数秒のうちに体が変貌したことで霊夢は自分で起き上がることすら
出来なくなってしまった
「た…立てない…お腹が邪魔で…起き上がれない…」
起き上がろうと頑張る霊夢だが樽のように真ん丸の曲線を描いたお腹で思うように動けなくて
横にゴロゴロ転がるだけだった
「ううっ…急に体がこんなに太るなんて…」
霊夢は自分のお腹に手を当てた すると手がずぶずぶと沈みこんでいった
かなりの柔らかさだ
自分の顔を触ると頬にも大分肉が付いているようだ
膨らんだ頬で目が細くなっている
と ここで更に追い打ちをかける出来事が起こってしまった
起き上がれずにゴロゴロ転がっているうちに魔理沙が置いて行ったスプレー缶を
重たくなったお腹で潰してしまったのだ ブシュッと嫌な音がお腹の下で響き
少し後にじわ〜っとお腹にさっきの噴射された液体が広がる感覚がした…
「まさか…!?嫌っ!嘘ッ!」
そう太る原因となった薬品らしき物体を膨らんだ体に更に浴びてしまったのだ
「いやあああああああ! うっぷっ おえっ体がっ!」
止まっていたお腹の膨張は再開して全身がさらに脂肪を蓄えていった
膨らんだお腹は膨らみ続けとうとう横に転がることすらできなくなり段を作った
おしりはまるで紅魔館にあるソファのようになり 全身が肉の塊のようになり
最終的に膨らんだ体で身動きできないところまで太った霊夢
魔理沙まだ来ない
霊夢は元の姿に戻れるのか!?

戻すつもり無いのでここで終わります
お目汚し失礼致しました

61名無しさん:2014/12/04(木) 22:21:21 ID:2fb8FGCg0
乙!
これはカーレンジャーのあれが元ネタかな?

62名無しさん:2014/12/04(木) 22:40:26 ID:kSXydsQQ0
はい 高カロリーで太るスプレーってやつです
あれで目覚めちゃった部類の人間ですw

63名無しさん:2014/12/04(木) 22:41:41 ID:2fb8FGCg0
わかる……わかるぞ!!
俺も当時見ながら股間を熱くしたものだ………

64名無しさん:2014/12/05(金) 00:59:01 ID:CVijK3cw0
乙乙
同じく子供ながらに興奮したのを覚えてるから俺もあれで目覚めたんだな

65名無しさん:2014/12/05(金) 13:52:57 ID:i1dE48N.0
乙乙
やっぱ太ったときにうっぷとかいうのも興奮するな
カーレンジャーっぽいって思ったがやっぱりそうだったかw

66名無しさん:2014/12/19(金) 23:12:17 ID:yWVZpyPM0
サーシャのなんちゃらとかを上げている者です
もう少し早く仕上げるつもりだったのですが、大分日にちがあいてしまいました
読んでくださった方、コメントをくださった方、どうもありがとうございました
続きができましたので、こちらで完結とさせていただきます。お目汚し失礼いたしました


 サーシャがサイゼン国の人質となってから数ヶ月が過ぎた。その頃ようやくサルコス家の方での小競り合いに区切りがつき、身代金が届けられた。やっと鴨の脂浸けのような肥育生活から解放されるとサーシャが思った矢先、魔の国との国境から伝令が送られてきた。

伝令は馬を数頭も乗り潰し、自身も息を切らせて青ざめた表情をしながら城へとやって来た。その者が言うには、魔の国の監視にあたっていた砦にて、敵方の軍勢がこちらに向かっているのが確認されたのだという。

「なんと!あの忌まわしき怪物どもはまだ生きておったのか!?」
「はい、あっ!いいえ・・・そ、そうではありません」

サイゼン王の問いかけに対して、伝令はぎこちなく答える。疲れで息が切れているだけではなく、相当に焦っているのだ。

「ではなんとした?敵方の数は。旗印は。」
「はっ!少なく見積もって数百。旗印は魔物のものではありません。あれはおそらくサラーンの軍勢だと思われます」
「なに!数百のサラーン人とな!むぅ・・・復興で忙しいこの時期に・・・」

サラーンとは、太古の昔から魔の国に従属していた国だ。大陸諸国と覇権を争ってきた強国であり、彼らはおよそ人が住みつけないほどの過酷な環境で、何千年にもわたり生き抜いてきた。魔の国の荒れ地を超えた先にあるその国は、魔の国ほどではないにしろ大地は荒れて資源は乏しく慢性的に水不足が起こり、少しの湧水を巡り争いが起きるような土地であった。

魔物の首領であるところの黒魔術使いは、サラーン人に妖術を教えた。サラーン人に未知の技を教えることで彼らをたぶらかしていたのである。彼らに水の掘方を教え、自身が従える魔物の軍勢よりも厚遇した。そのような歴史を持つサラーン人は魔物の首領を崇め奉っており、首領が率いる魔物たちと結託して諸国を荒らしまわっていた。

大戦中にもたびたびサラーン人の部隊が確認されることがあり、彼らの弓なりに曲がった刀剣や、よくしなる強い弓、脚が早くスタミナのある馬、皮と布と金属を巧みに組み合わせて編まれた鎧で武装した勇猛な戦士たちは、大陸諸国を幾度となく脅かした。

そんな彼らも、信仰の対象であった首領が討たれたことにより、魔物たちと手を組む筋合いがなくなった。サラーン人の信仰は首領本人と、彼が行う数々の御業に注がれていたからだった。いつまでも醜悪な魔物どもと結託している義理は持ち合わせていないのである。

そんな彼らが次に狙ったのがこの資源豊かなサイゼン国だ。荒れ地を越えてすぐ先にある豊饒の大地を征服することは、長らくサラーン人にとっての悲願であった。サラーン国は大戦において、従属していた魔の国からの要請に応え大勢の兵を派遣していた。大戦が終わるころには、そのほとんどが魔物ともども討ち取られるか捕虜となった。手持ちの兵はごくわずかとなっていたが、どこから寄せ集めたのやら、混乱に乗じて先祖代々の悲願を果たそうと士気高々に乗り込んできたのである。

「今サイゼン国内で兵を寄せ集めても百を超えるかどうか・・・」
「我ら士族の領地にいる兵もごくわずか。陛下、ご決断を」

伝令の報告からすぐに緊急会議が執り行われる次第となった。サーシャもそのような事態になった以上、帰るに帰れなかった。よほど腕利きの物見がいるのか、サルコス家にもすでにサラーン人襲来の報が届いており、伝令と入れ替わる形でサルコス家からの使者が訪れた。

「サーシャ殿へバルゴ様からの文を携えてまいりました。」

サーシャは早速封を開けて中身を読んだ。

「サーシャよ、久しいな。こちらは何とか片付いた。サイゼン国には随分と世話になったであろう、なにせそこは国一番の豊穣な土地だからなあ。大分、体がなまっているのではないか。帰還する前にひと仕事してくるといい、良い運動になるだろう。無事、帰還することを願っている。」

義父バルゴとはここ数か月会ってもいないのだが、手紙を読むとまるで全て見透かされていたような気分になって、サーシャはなんだかとても気恥ずかしくなった。ふと目線を下に落とすと、手紙に書いてあった通り、そこには紛れもなくなまりきった自分の体がドンと存在感を放っていて、なんともいたたまれない気持ちになった。

67名無しさん:2014/12/19(金) 23:13:17 ID:yWVZpyPM0
気持ちを切り替えてすぐに会議へ参加した。既に用意が整えられており、作戦参謀や国の重鎮、騎士諸侯、有識者、サラーン文化学者など、そうそうたる顔がそろっていた。そんな物々しい雰囲気の中、サーシャは大きなお尻を、特別に用意されていたこれまた大きめ腕掛けがついた椅子にギュッと押し込んで卓に着いた。せっかく切り替えた気持ちが台無しになった。



参加者たちはああでもないこうでもないと話し合いをして、やっと一つまとまった意見は、戦うことは極力避けたい、というものだった。各地に派遣した兵士を王城に集め、打って出るという案も出たが、それはすぐに却下された。また、城はまだ修繕が終わっていないから籠城もできない。さらには他国からの援軍も期待できそうにない。仮に援軍が来たとしても、犠牲は避けられず辛い戦となるだろう。

今は民一人の命も百人分のように惜しい。無駄に失わせるわけにはいかないのだ。しかし相手は目前まで迫ってきている。戦わずして勝といったようなうまい策はないものか、と再びあれこれ話し合った。何か仕掛けを作ろうにも肝心の資材がない。豊富にあるものといえば、贅沢な話ではあるが食べ物ばかりでトリックには使えそうもない。

豊富にあるものといえば後は何であろうかという話題になった時、ふと、学者の一人が何かを閃いたようにサーシャに目を付けた。その男はサラーン文化学者であり、彼らのことを書物などで調べてよく知っていた。学者はこの妙案を皆に話した。一同は目を丸くしてその話を聞いていた。サーシャの顔には冷や汗が出ていた。

「何とも面妖な・・・それは本当に効果があるのですか?サーシャ殿への負担も大きい。」

騎士の一人が尋ねた。それに対して学者が答えた。

「それは私にもわかりませぬ。なにせ書物で学んだことですゆえ。しかしこれ以上の妙案は思いつきません。それに、我らには面妖に思えることも、彼らにとっては神聖なものであったりするのです。私にはこれ以上の策は思いつきませんな。これでだめなら、他国からの支援を期待しつつ、籠城するしかないでしょうな。」

一同はしばらく考えた後、作戦の要となるサーシャ本人の意見を求めようと、彼女の顔を仰ぎ見た。彼女は腹と胸が邪魔をして、背もたれに寄りかかっていたため、顔が少しばかり後ろの方に下がり、肉に隠れてしまっていた。今の彼女と座った状態で目を合わせるには、多少なりとも仰ぎ見る必要があるのだ。

サーシャはこんな体になってしまった自分にもやれることがあったことに驚いた。弓の一本でも射るか(それも無理そうではあるが)、手当やら輸送やら、最悪、敵の十人や二十人を道連れに討死でもする覚悟であったが、実際にはそんなことよりも遥かに重要な役を務めてくれと頼まれたのである。嬉しい反面、果たして本当に務まるのか、そもそも学者の言っていたことは本当なのかと、色々なことが気になった。一番気がかりだったのはその内容だ。これはどちらかというと精神的な負担が大きく、最悪二度と立ち直れなくなる可能性もある。

しかしサーシャに選択の余地はなかった。この国を見捨てて自分一人助かろうなどという考えは、はなから持っていなかったのである。サーシャの許可を得られたことで、早速作戦に向けての準備が進められた。

68名無しさん:2014/12/19(金) 23:14:51 ID:yWVZpyPM0
荒れ地の境にて、サラーンとサイゼン両国の軍勢が顔を合わせている。サイゼン国は砦を強化し物資を詰め込んだ。たとえ作戦が失敗したとしてもここで奮戦する構えを取った。一方、サラーン軍の方は道中で魔物と小競り合いでも起こしたのか、血糊で汚れている者もいた。しかし数が減っているわけでもなく士気も高い。出会った者を根こそぎにして前進してきたのだろう。もう彼らを縛るものは何もない。

両陣営の間で緊張が高まっている中、休戦の旗を挙げたサイゼン国の輸送体が、大きめの荷馬車を伴って前へ出た。馬車には改造が施されており、上の部分からは幕が垂れ下がり中が見えないようになっている。

サラーン側はすぐに弓をつがえて牽制の構えを取った。兵士が隠れていて奇襲を狙っているのなら、あまりにも粗末だし距離も遠すぎる。それなら何らかの兵器だろうか。サラーン人がそんな考えを巡らせていると、突然、幕が上がり、なにか大きなものが現れた。

幕が開いた瞬間に指揮官は弓を放てと指示したが、誰もその指示に従わなかった。みな何か不思議なものでも見たかのように目を大きく見開き、ただ一点を凝視している。そして命令を行った指揮官も、大きなものが一体何なのかに気づいた途端ぽかんと口を開けてしまい、荷台に載っているものを見つめた。

荷台にはサーシャが立っていた。台は奥の隊列にも見やすいように高めに作られている。サラーン国の民族衣装であるという服を真似して作り、それを身にまとっている。なんでも踊り子が着るのだそうで、胸と腰から下しか布に覆われておらず非常に露出が高い。サーシャが今一番隠したいはずの腹部は、むしろ強調されるように前へと突き出している。腰の方も、布で隠れているとはいえ、その下にとびきり大きなものが隠されているのは誰の目にも明白であり、布の意味がまるでないといっても過言ではなかった。布は肌にぴたりとくっつき、その上から透け気味の布がふわりとかけられていた。隠れていないようでやはり隠れているといった、どこかなまめかしい雰囲気を放っている。


緊急会議で学者が言った妙案とはこのようなものだった。

「サラーン人には、その土地柄から豊穣に対する信仰が根強く存在します。それの象徴として太った女性が愛でられ、ある種の神的な存在として崇められることも少なくありません。決して悪いようにはされないはずです。失礼を承知で申しますれば、今のサーシャ殿はまさに富を一身に詰め込んだようなお方。うまく事を運べれば停戦交渉さえも可能かもしれませぬぞ。」

なんともばかばかしい作戦だと鼻で笑うものがあってもおかしくはなかったが、追い込まれていた彼らにはその奇策にすがる他はないように感じられた。さらに学者が言うには、サラーン女性の神聖な踊り子が着るという衣装を身に着け、彼らの前で独特の踊りを披露すれば、交渉が有利になるかもしれないということだった。サーシャは短い期間の間に身につけた踊りを、敵味方双方の軍勢が見つめている中、意を決して踊りだした。

腰を中心に全身を激しく横に揺さぶるような踊りなのだが、これが今のサーシャにはなかなかこたえる。体を揺らすたびに軸から離れた贅肉が、右へ左へ行き来する。少しでも制御を誤ると、バランスを崩して転んでしまいそうな勢いだ。

もとより日ごろの暴飲暴食と運動不足により体力が低下していたサーシャには、少し動いただけでも相当な負担であった。そう長い時間が経たないうちに、体は火照り、限界が見え始めていた。

69名無しさん:2014/12/19(金) 23:16:20 ID:yWVZpyPM0
「へぇー!こいつぁたまげた!あれが聞きしに勝るサーシャ嬢だってのかい!?また随分と恰幅がよくなっちまって。」
「城に来たときはもっとこう、スラーッとしていたんだがなぁ。日に日にお太りになられてしまったんだよ。」
「俺のお袋もサーシャ様に差し入れを持ってけって言って聞かないもんだから、調理番の奴に無理をいって食卓に挙げてもらったんだ。今思うと悪いことをしたかなぁ・・・」

必死に踊っているサーシャの耳にサイゼン兵のヒソヒソ話が聞こえてくる。サラーン陣営でも兵士たちが動揺しているが、どんな話をしているかまでは、この距離ではさすがに聞こえない。

(こんな辱めを受けたのは生まれて初めてだ・・・。以前ならこんなことをしても苦にもならなかったのに。尋常でないほど疲れるし、こんな大勢の前でこんな露出の高い服を着せられて、訳のわからない踊りをさせられている。皆が私を見ている・・・このぶよぶよで真ん丸のだらしない体を好奇の目で・・・)

馬車のヴェールに隠れていた時点で大分緊張していたのだが、踊りながらそんなことを考えていると自然と顔は赤らみ、しまいには半ベソをかいてしまった。彼女にまとわりついた贅肉は相変わらず、グロングロンと勢いよく揺れている。

「フゥ!ハッ!ハッ!も、もう限界だ・・・!」

サーシャはそんな状態だったのだが、彼女の行動はサラーン陣営に強い影響を及ぼしていた。単に彼女に見とれている者から、信仰上の理由で彼女と彼女を庇護下においているサイゼン国に、危害を加えることを拒否する者まで現れた。さらにあれは敵の罠であり、あの女も作りものだから殺してしまっても何ら問題ないという過激派も現れた。

サーシャの行動を一笑して襲いかかってこないところを見ると、どうやら学者がいっていた通り、サラーン人には本当に脂肪信仰というものが存在しているようであった。

そのうち、陣内にてもめていた過激派と思わしき一派が、サーシャに向かって突撃してきた。それだけでも百ほどの兵を従えていて、衝突すれば甚大な被害を被ると思われた。サーシャは学者からもしもの時のためにと渡されていた薬を手に取った。

「サラーン人の中には、あなた様を偽物だと疑う者もいるでしょう。いざとなったらこの薬をお飲みください。これはサラーン人に対して魅惑の効果をもたらすとされている薬です。古い文献によれば、その昔、この薬はとある秘境にて製法を編み出され、それを一人の少女が用いて国を救ったという逸話があるのです。」

しかしこのように言ったものの、学者は非常に多くの知識をため込んでいたが、その正しい使い方までは心得ていなかった。とりわけこの時代において「薬」といえば人体に処方するものであり、すなわち飲むものであった。サーシャは大変素直な性格をしていたため、学者を信じて何のためらいもなく、小さな小瓶に入っている薬を飲みほした。


「そういえば具体的にどうなるのかは聞いていなかった・・・。な、なにが起こるのだ!?」

するとどうだろうか。サーシャの体の内側で、なにかキュルキュルという音が鳴り始めた。次の瞬間、サーシャの体の内側から脂肪がせり出してくるように、体が一回りボンッと勢いよく膨らんだ。未知の感覚に戸惑いを隠せなかったサーシャは、目を大きく見開き苦悶の表情をあらわにした。

「んぶうぅっ!?ぐふ・・・ぅ!ぐ、ぐるじ・・・ぐぷ、フップ・・・ひゅー、ひゅー」

内臓を圧迫されるような感覚がサーシャを襲った。それにより体内に残っていた空気はほとんど吐き出された。一瞬のうちに内側の肉が増えたため、その圧迫感は凄まじかった。気道の確保が難しくなり、ただでさえ疲れで乱れ気味だった呼吸も、より乱れたものになった。

70名無しさん:2014/12/19(金) 23:17:34 ID:yWVZpyPM0
(まさかさらに太ってしまうなんて・・・ちゃんと効能まで聞いておくべきだったわ・・・うぅ・・・く、苦しい)

既に限界を迎えていたものの、根気で立っていたサーシャの足は、急激に増えた負担によりカクッと崩れ落ちた。豪快な大きさの尻を荷台にたたきつけて、あわや特製の荷台の床の底が抜け落ちるかというところだった。サーシャは以前に城内でも似たような状況があったことを思い出した。あんなことにはもう二度となりたくないと思ったため、制作には彼女自身も携わり、床板を補強しておいたのだ。それでも板にひびが入るほどの衝撃だった。

パンッと張りの良い尻と背の肉がつかえの役割を果たし、椅子にもたれかかっている姿勢で落ち着いた。この体で仰向けにでもなっていたら、それこそ息ができなくなっていただろう。デップリと突き出した腹部の肉は、年ごろの乙女特有の若々しい張りを保ちながら、体のどこよりも突き出している爪先にとどく勢いでブヨッとせり出している。



 この突然の出来事に驚愕したのはサーシャだけではなく、サイゼンもサラーンも同じだった。特にサラーンの過激派に至っては、そのような摩訶不思議なものを目の前で見せられたのだから、その衝撃たるや凄まじいものであった。散々疑っていたものが、まぎれもなくサーシャ自身の脂肪であるという事実を、いやでも受け入れざるを得なかった。

突撃していたサラーン軍は急遽、その勢いを弱めて下馬した。後ろの陣営のサラーン人たちがやっているように彼らも地面に伏し、サイゼン国とサーシャに敬意を表した。

 「ヒィ、ヒィ、フゥ・・・と、止まったのか・・・?良かった・・・ぐふぅ」



こうして英雄サーシャの働きにより、戦は免れることができた。全くの偶然が重なった出来事であった。サラーン国はサイゼン国への不可侵を誓った。サーシャのような人物を庇護下に置いているのだから、豊かなだけではなく道徳的、神的に優れた素晴らしい国だと認められたのである。それから時を経るにつれ、両国は深い友好を育んでいく間柄となった。

サラーンはサイゼンとの友好を切り口に、周辺諸国へも理解を示すようになり、様々な異文化を積極的に取り入れて、前にもまして大きく発展することとなった。その中でサイゼン国への支援も行われた。サルコス家による財的支援の影響も大きく、資材の購入費や工員への給金なども、そこから支払われた。

復興を果たして何者にも脅かされることがなくなったサイゼン国もサラーン国同様、大いに賑わった。これらの輝かしい出来事の立役者であるサーシャは、様々な言語や文化圏において広く名の知れる偉人となった。話の脚色が大きい地域もあり、サーシャの体には脂肪が一切ついておらずスレンダーな体形だったとか、或いは話よりもさらに肉が盛られていたのだとか、話の改ざんに歯止めがかからなかった。そのような具合であったため、後の歴史・民俗学者たちの間でいつも論争になるのは、当時の彼女の体躯は実際どれほどだったか、というものであった。

さらに後の研究により明らかにされることなのだが、サーシャ本人が事実を改ざんしようと動いていた形跡が見つかる。その行動の真意を解き明かすことが、今後の学会に課せられた大きな課題となるようだ。

71名無しさん:2014/12/19(金) 23:18:57 ID:yWVZpyPM0
そして当のサーシャ本人はその後どうなったかというと、一連の騒動の後、義父が治めるサルコス領へと戻り、日々減量にいそしんでいた。

「もう少しやせていると思ったんだが、まさかこれほどとはなぁ・・・伝令から聞いた話よりだいぶ太っているではないか。」

「そ、それは薬の効能により、急激に太ってしまったためで・・・ゴニョゴニョ・・・」

義父バルゴにからかわれながらも、サーシャは大分野太くなった声で真面目に応対する。ただ、さすがに情けなく思ったのか、後半は何を言っているのかわからないほど声が小さかった。

「とにかく、そんなたるみきった体では、民草を守ることもまかりならんぞ。今日から特訓だ!少し厳しめにするからな。覚悟しておくように。」

バルゴは苦笑いしながら茶化すつもりで言ったのだが、彼の特訓は実際とても厳しい。流石のサーシャでも見習いの頃は死ぬかと思ったことが何度もある。成熟し一人前の騎士となってからは難なくこなしたりもした。それを今のサーシャに施そうとしているのだから、その辛さを誰よりもよく知っているサーシャの顔は蒼白した。

「わ・・・わかりました、父上・・・(ヒィ―!)」

野山を駆け巡ったり、獣を追いかけまわしたり、閉所をくぐらされたり、崖や山で特訓させられたりと、とにかくハードな試練を時も定めず課せられた。時間内にたどり着けなければ水以外は口にするなといわれた。獣を捕まえることができたらば、それが今日の糧だといわれた。閉所を無理にくぐろうとして挟まれば、抜け出せるまで何も食べるなといわれた。切り立った崖の上へ連れて行かれて、腹が邪魔して降りられないと言えば、腹が凹むまで降りてくるなといわれた。

それでも決まって、水だけは飲む許可を与えてくれて、常に水樽を抱えてそばについて来てくれた。走り回り喉が乾けば水を飲み、獣の足が速く一匹も捕まえることができなかった際には、水をがぶ飲みして空腹を紛らわせた。入り組んだアスレチックのような自然洞窟で閉所につかえた時には、ついつい持ってきてくれた水をガブガブと飲んでしまい、よけいに腹がつかえて苦しく恥ずかしい思いをした。それでもサーシャが水を求めれば、求められるだけバルゴは与えた。これは肉体だけでなく精神的な修行も兼ねていたのだ。

以前のものとは異なり、誘惑を断ち切るための修行だとサーシャは気付いた。崖の上の修行では、サーシャが一人上に残されて、毎日欠かさずバルゴが様子伺いを兼ねて樽を持ってきてくれる。ここでは水樽と酒樽の二つを毎回持ってきた。飲んでしまえば腹だけでなく体まで膨れてしまう。酒には一切手を出さず、腹が凹むまでの間、少量の水で食いつないだ。

 やっとのことで崖から降りてきたサーシャの体は、以前のようなしなやかさと力強さ、そして身軽さを取り戻していた。おそらく、あの狭いスペースで体をできるだけ動かしていたのだろう。

「よくやったな、わが娘よ。私はそなたが誇らしいぞ!」

「ありがとうございます父上。あのように情けない姿はもう二度と見せません。ですから、その・・・これまでの醜態はどうかお忘れになってください・・・」

「むぅ、そうか・・・しかし残念だな。なんというか、あの姿を見慣れてしまったから、つい物足りなく感じてしまうよ。いつもと違った面が見られて、私は実に楽しかったよ。」

そういうと、バルゴはサーシャの頭を撫でて、なんの嫌味らしさもなく腹の底から笑ったそんな様子を見て、サーシャの方も苦笑いしながら、気恥ずかしそうに少し身をよじった。

72名無しさん:2014/12/19(金) 23:20:15 ID:yWVZpyPM0
サーシャが元の体系を取り戻してから幾日かが過ぎた頃、諸国連合から特命を携えた使いの者がサルコス領へとやって来た。要件は、サーシャをこちら側諸国とサラーン国方面とを結びつけるための代表者、サラーン大使に任命したいというものだった。これにはサラーン国の要望が強く込められていて、どうしてもサーシャじゃなければ嫌だと言って聞かなかったそうだ。

大使とは重責であると同時に、交渉次第では諸国よりも圧倒的に有利に立つことができる。いわば特権階級である。それもこれからますます需要が伸びるであろうサラーン国との大使に任命するというのだから、異例の大出世である。

かのサイゼン国にて良い思い出はたくさんあったものの、悪い思い出が鮮烈すぎて、サーシャは一瞬ためらった。しかし自分がここで断れば、サラーンとの友好関係が崩れるかもしれないと懸念し、大使の任を受諾した。

早速諸国連合の代表者として、再びサイゼン国へと出かけることになった。サイゼン国は今やサラーンとの交流で、物も人も大量に行き来していた。サイゼンからサラーンへと続く荒れ地には、道が作られて整備されていた。定期的に巡回の兵も出ているため、数を減らした魔物もうかつに人を襲うことはできなかった。

サーシャは今まで世話になった面々にあいさつを済ませて大使館に到着すると、あの時の学者がサラーン人と同席して何か話していた。

「おお、サーシャ殿!久しいですな。あの時はとんだ失礼をいたしました。まさかあのような効能があるとは露知らず、量も少なかったためろくに実験もできませなんだ。一応動物や人体での実験も行ったはずでしたが、何の変化も起きなかったため、フェロモンか何かを発生させるものだとばかり・・・。後になって調べたところ、どうやら植物の成長を促すものだったらしく、サーシャ様がよく召し上がり体内に吸収されていた、花の実に強く反応したのでしょう。」

「過ぎたことです。もうよいではありませぬか。結果的にサイゼンを救うことにもなりました。あれは英断ですよ。」

「ありがたい。そう仰っていただければ、こちらも心が軽くなりますわい。ところで、今一つ困ったことが起こっていましてな。あちらにサラーン大使の方が見えているのですが、「女神を出せ」といって聞かないのです。おそらくサーシャ様のことでしょうな。ささ、支度は整っております。どうぞ中へお入りください。」

サーシャが部屋に入ると、ふてくされたサラーン人の大使が椅子に腰かけていた。この男もあの騒動の際にサラーンの陣営にいて、サーシャの姿を目撃していた。入ってきた女性がサーシャだと気付くと目の色を変えて、顔もパァッと明るくなった。しかしそれと同時に少し残念そうでもあった。

「これはこれは、わが主殿!少し見ない間に随分と痩せこけてしまいましたなぁ・・・」

「あ、主・・・?」
「(あれが彼らなりのあいさつの仕方なのです。)」

戸惑うサーシャに同席していた文官騎士が小声で口添えをした。この男はなかなか友好的で、サラーン大使は続けてサーシャと色々と話し、様々な取り決めを行った。そして話もまとまったと思われたころ、サラーンの大使が一つ条件を出してきた。

73名無しさん:2014/12/19(金) 23:21:31 ID:yWVZpyPM0
自分たちサラーン大使とかかわる際、及びサーシャがサラーンに大使として赴く際には、ぜひまたあの恰幅の良い姿でいて欲しいというものだった。サーシャは一瞬耳を疑った。しかし、それが聞き間違いでない事を理解すると、どっと冷や汗が噴出した。

「・・・つまり、こういうことでしょうか?私にあの時のようなずんぐりむっくりの体系に戻れと・・・?」

「はい、もちろんです!あの時のあなたは実に美しかった!まさに女神です!本国の方では、既にあなたを模した新興宗教まで普及し始めていますよ。」

サーシャは頭を抱えて顔を伏せた。しかもこの要請を無下にすれば、また戦争になるかもしれない。自分ひとりの損得であっさり決めてしまえるものではなかった。しかしあんな辛い思いはもう二度としたくない。騎士にはどんな苦痛にも耐えることが原則として求められる。どのような困難をも乗り越えて民を守ると誓った彼女だが、あの辱めと過酷な減量には、そう何度も耐えられそうになかった。

サーシャが悩んでいると、あの学者がサラーン人にひとこと断りを入れて、サーシャを廊下に連れ出した。そして懐から見覚えのある小瓶を取り出してサーシャに手渡した。

「これをお使いくだされ。」

「・・・これはあの時の」

「さようで。」

「・・・・・・」

学者を憎らしげに軽く睨み付ける。近所のいたずら坊主に対して、その辺の大人が怒るのと同じような渋い顔だ。しかし学者は臆することも、悪びれもしない。

「大丈夫ですよ。今回はきちんと解毒剤を用意できていますからね。」

これから起ころうとしている嫌な出来事の予感に、サーシャの声が震え気味になる。

「違う、違うんだ・・・そういう問題じゃあ・・・」


そうこうしている内に部屋にいたサラーン大使の声が届いた。

「おうい!何をしておいでか!まだ神聖なる交渉の途中ですぞ。あまり長い間、席を外されては困りますよ。」

二人はそそくさと部屋に戻った。サーシャの手には例の小瓶が握られたままだった。

「学者殿、あまり我らが女神を独占されては、サラーン神の嫉妬を買いまするぞ。」
「いやはや、面目ない。」

このふたりは以前からの知り合いらしく、訳のわからない冗談を飛ばし合っては、同席していた文官騎士を困惑させていた。特に今日にいたっては、ご所望であったサーシャと対面することができたことで、なかなか良い機嫌であった。しかし、最大のお目当てはやはりサーシャの巨体であったため、少し拍子抜けといったところだった。

74名無しさん:2014/12/19(金) 23:22:43 ID:yWVZpyPM0
ここで引いては後の外交にひびく。サーシャの鋭い勘が働き、ここで涙をこらえて一気にたたみかけることにした。サーシャは部屋氏はいり立ったままの体勢で、小瓶の中身を飲み干した。

ドムンという鈍い音を立てて、サーシャの体は勢い良く膨らんだ。ご丁寧に人体により吸収されやすく改良されていたようで、以前にも増して体の膨らみ具合は大きかった。暴食という下地がない分、以前よりも体は小さいが、それでも見るからに健康体そのものだった年ごろの可憐な乙女が、一瞬で極度の肥満体に変貌する様は、見ていてとても壮観なものさえ感じられた。

そして、やはりこの変容の仕方には慣れない。またもや脂肪に圧迫されたことによって、「うぅっぷ」という苦しそうな小高い声を漏らしてしまった。しっかりと止められていたベルトは、数秒ほど耐えはしたものの、見事に育った腹に押し出されて、パチーンと小気味よい音を立てて引き裂けた。ボタンも全てはじき飛んでゆき、胸元あたりでは下着まであらわとなった。

(耐えろ・・・耐えるんだサーシャ・・・、これも国のため、民のため。うぅ・・・消えてしまいたい・・・。服が小さくて苦しい・・・)

「おぉ!おおおぉ!信じられない!素晴らしい!間違いない、まさにあなたこそが私が探し求めていた女神様だ!」

ただただ唖然としている文官騎士をよそに、サラーン大使は大音声でありったけの喜びを表現した。サーシャの身を削る(つけるといった方が正しいのか、心は削れているが)働きにより、今回の交渉は連合諸国にとって大いに実りあるものとなった。

その後すぐに解毒剤で元の姿に戻れたことで、サーシャはほっとした。しかし、それもつかの間。また幾度となく、このような席で肥薬を飲む羽目になり、解毒剤の生産が追い付かず、しばらく太ったまま生活することも多々あった。サラーン国に赴いたさいには薬を飲めば喜ばれ、そのまま仕方なく町へ出れば引手あまたという状態であった。

それでも肥満体が何だか情けなく思える恥じらいの心がなくなることはなかった。また薬を飲んだ際に生じる、あの圧迫感にも決して慣れることはなかった。ともかく、用がないときは解毒剤があれば速やかに元に戻っていた。バルゴにも「二度とあんな姿は見せないのではなかったのか?」とからかわれるのが嫌で、帰国するときには必ず解毒剤を服用するようにしていた。それでも噂は届いてしまい、またバルゴをはじめ、仲の良い家の者たちにさんざん茶化されたりいたずらされた。不思議と不快ではなかったが、やはりとても恥ずかしいことに変わりはなかった。

そんなこんなで内政、外交、武勇に美貌と、多方面で才覚を見せたサーシャであったが、文献により彼女の体格があまりに不自然にコロコロ変わったりして、研究者の頭を大いに悩ませている原因が、あの不思議な薬のせいだということは未だに知られていない。



「英雄サーシャと不思議な薬」 完

75名無しさん:2014/12/20(土) 11:45:42 ID:dvxVK2mw0
乙ですー
食欲に溺れたわけではないのに、自分から暴飲暴食をするシチュがすごくつぼでした

76名無しさん:2014/12/20(土) 18:00:38 ID:BUdWtv1Y0
乙乙
着脱可能とでもいうべき肥満化シチュはありそうでなかったかもしれんw
読んでるうちにサーシャがかなり好きになっていたのでほのぼのとした終わり方でよかったです

77名無しさん:2014/12/20(土) 18:19:25 ID:iiu0ADjs0
乙です!

78名無しさん:2014/12/25(木) 23:35:44 ID:bXI/p3QU0
雑談の方に誤爆しましたが……
突然ですが、クリスマスネタでSSを投稿させていただこうと思います。
24日に思いついて書き出したので、完結はクリスマス過ぎてからになるかもしれません
初めてのSSですが、完結はさせます。

79名無しさん:2014/12/25(木) 23:37:08 ID:bXI/p3QU0
12月24日 昼
「うーんと、ここで合ってる……よね?」
訝しげに彼女……『栗栖 真澄(くりす ますみ)』がぽつりと呟く。
遡ること数日前、真澄はネットの求人情報を当たっていた。
どうせ独り身のクリスマス、それならば一稼ぎしようと考えたからである。
そして、見つけたのが『サンタクロース募集』という求人だ。
しかも、女性のみという募集であったため、真澄はこれだ!と面接を申しんだのである。
この時は、ぼんやりとサンタのコスプレでした売り子の仕事をするんだろうと思っていた。これは大きな間違いであったのだが……
今、彼女の目の前には少々大きめのレンガ造りの建物が建っている。童話に出て来るようなかわいいらしい印象の建物だ。
携帯の地図で間違っていないことを確認した彼女はこれまた少々大きめの扉に手をかける。
と、ほぼ同時に扉が開き、恰幅のいい男が姿を表した。
彼女はかなり驚いたが、男は全く動じない。
「もしかしてサンタクロース希望ですか?ホッホー、お待ちしておりましたよ!さあさ、こちらへ」

扉の先は一つの広い部屋だった。玄関もなく、土足でいいようだ。
部屋の真ん中には大きなテーブル、テーブルを挟んで向かい合う2つの大きなソファがあった。
そして向かって右手には扉があり、少なくとも、もう一つ部屋があるようだ。
彼女は着ていたコートを壁のハンガーにかけさせて貰い、ソファに腰をおろした。
「では、早速面接を始めさせていただきますかな」
面接が始まった。
面接官の風貌は恰幅の良さは元より、小さな眼鏡に白い髭も揃っている。スーツを着ているが、赤い服さえあればサンタクロースのようである。
対する真澄はというと、長袖のブラウスにカーディガンを羽織り、下はジーンズという非常にラフな格好をしている。これは、電話先で普段着でいいと言われたからだ。
「なぜ、サンタクロースを希望なされたのかな?」
「あ、それなんですけど……サンタクロースのアルバイトって主に何をするんですか?」
このアルバイトを魅力的だと思ったのは確かであるが、求人情報には仕事内容が詳しく書かれていなかったのだ。
「そのままじゃよ?サンタクロースになるんじゃよ」
「いや、それがよく分からないんですけど……」
「サンタクロースは、プレゼントを配るんじゃよ。知っておるじゃろう?」
そういうことではなく、このアルバイトでのサンタクロースとはどういう仕事なのかを彼女は聞きたかったのだが、この微妙なズレは埋まらない事を察し次に進む事にした。
(まあ、アルバイト始まってからも説明はあるだろうしね)
「な、なんとなくは分かりました」
「そうかそうか、ならばもう合格じゃよ」
「ふぇっ!?」
即答する面接官に驚き、思わず変な声が出る。
「本当にここ数年人手が足りないからのう……後はひと準備、じゃな。そこで待っていなされ」
面接官はのそりと立ち上がり、もう一つの部屋へと去る。
「こんなに簡単でいいの……?」
ひと準備とはなんなのか、そもそも志望理由は言っていないなど、色々と頭の中を巡っているが、やはり嬉しいことは嬉しかった。
ツッコミ所は置いておき、クリスマスで稼いだお金を何に使おうなどと思案しながら、真澄は面接官が帰って来るのを待った。

80名無しさん:2014/12/25(木) 23:38:46 ID:bXI/p3QU0
読みづらいですね、すみません。
もう少し間隔開けます

「遅いなあ……」
待てども、待てども、待てども面接官は来ない。携帯の時計を確認するともう30分は経っている。
これが外食チェーンの時間待ちならば別の店に行くところだが、仕事に関わるとなるとそうはいかない。
さらに、

(ぐ〜っ)
「お腹空いたなあ……」
面接から帰って昼ご飯にしようと思っていたのだが、甘かったようだ。これなら、面接前に食べておけば良かった……と思っていたその時である。
ガチャリ、と奥にある扉が開く。音を聞いた瞬間、彼女は面接官がようやく帰って来たのかと思った。しかし実際は違った。
なんと、スラリとした長身の女性が大量の料理を乗せた台車を押しながら入って来たのである。そしてその料理を真澄の前に置いて行く。
鶏肉のトマト煮、生ハムが乗った野菜たっぷりのサラダ、カルボナーラ、鯛のカルパッチョ、ローストビーフ……
どれも、食欲をそそるとても美味しそうな料理ばかりだ。

「た、食べて……いいのかしら?」
普通ならば、いくら空腹といえど、我慢出来るはず。はずだったのであるが、先程感じていた空腹感がとてつもなく増大していた。“まるで魔法にかかったかのように。”
「ダメッ……もう、我慢出来ない!」
彼女はついに料理に手を付けてしまった。がつがつと、料理を口に運んで行く。
あれよあれよという間に大量の料理は胃袋に姿を消す。しかし、間髪を入れずに、新しい料理がどんどんと運ばれてくる。彼女もそれと同じく、間髪を入れずに料理を胃袋に収める。
そして、料理をかっ食らう真澄の身体に変化が起きていた。
普通では考えられない速度で太っていたのである。
顔、腕、背、腹、脚、体全体に肉がついていく。
ブラウスも、ジーンズもパツパツになり今にも断末魔の声がが聞こえそうである。

81名無しさん:2014/12/25(木) 23:41:43 ID:bXI/p3QU0
食べ始めてから20分。
ミチ……ミチ……と悲鳴を上げ、ついにジーンズのボタンが弾け飛んだ。チャックも壊れ、ばるん、と脂肪と食べ物で大きくなったお腹が顔を出す。
ちなみにブラウスは一足先にボタンが弾け、事切れていた。

たったの20分で真澄は、デブと言っても差し支えないレベルに太ってしまった。
あごも二の腕も腹も太ももも、少しの動きだけでふるふるとかわいらしく揺れる。
ただし、一心不乱にがっつく今の彼女の姿はお世辞にもかわいらしいとは言えないのだが……

こんな変化が起きているというのに、真澄は料理を食べる事に夢中で気づかない。
しかも、食べるペースが上がり、益々肥満化に拍車をかけている。
「もっと!もっと持って来て!!お腹が空いて仕方ないのおおお!!」
彼女の叫びが部屋を震わせた。


一時間後。真澄は一糸纏わぬ姿になるまで太りきっていた。
喋るだけでたぷたぷ揺れるであろう立派な二重あご。
七面鳥の丸焼きに匹敵する太さの腕。
サンタのプレゼント袋に負けないであろう大きさのお腹。もちろん、しっかりと段を形成している。
大きなモミの木の幹のように太くなった太もも。
今やサンタクロース顔負けの肥満体である。

しかしこんな姿になっても食べる手は止まらない。今の彼女の頭には食欲しかないのである。
テーブルが再び空になり、料理が運ばれて来る。
「これが、最後の料理です」
給仕係が告げたその料理とは、とてつもなく、とてつもなく大きなホールケーキだ。
イチゴ、クランベリー、ブルーベリー、キウイなど様々なフルーツが乗っている。
このケーキにも彼女は脇目も振らずがっついた。あまりにも大雑把な食べ方なので体がクリームで汚れるな、そんな事も気にしない。
彼女は10分かけて、巨大ケーキを平らげた。食べ終えたとほぼ同時に無限の食欲も突如として消え失せた。
「ふう……ふう……ああ、お腹一杯だわ(げっふぅ)あれ、何だか眠く……」
はしたなく、身体に見合ってるとも言える大きなゲップをした後、彼女はソファにもたれかかり、そのまま眠ってしまった。


ケーキを食べ終えた事を給仕係から聞いた男は、真澄の元に向かった。
「少し、太らせすぎたかのう……しかし、これで誰が見ても立派なサンタクロースじゃろう!さて、後は服を着せれば……」
大仕事が始まろうとしていた。

82名無しさん:2014/12/25(木) 23:53:17 ID:bXI/p3QU0
12月 24日 夜
「うーん……私、寝てたの?」
ワケが分からなかったので、真澄は状況を整理した。面接に来て、合格して、待たされて、お腹が空いて……思い出せない。
(とりあえず、起きないと……)
そう思い、身体を動かそうとした瞬間に違和感が襲う。

重い。重い。重い!?
そして、自分の姿が目に入り驚愕する。
「ちょっと……!なんなのよこれえっ!!?」
夢だ、こんなことありえない。そう思いたかったが、自分にかかる肉の重さが、間違いなくこれは現実であると彼女に告げている。
そして、もう一つ。彼女はいつの間にやら、サンタの服を着ていた。
今の肥満体に比べると少々窮屈な感じのする衣装だ。
だが、そんな事はブクブクに太ってしまった事に比べると些細な事だった。
部屋にあった姿見で自分の姿を改めて確認する。
上から下まで肉、肉、肉。脂肪の塊になった自分。
彼女を絶望感が蝕み、目に涙が浮かぶ。

そこにあの男がやって来た。今度はサンタクロースの格好をして。
恰幅が良いのは相変わらずであるが、今の彼女と比べると小さく感じる。
「ホッホー、気がついたかのう?それでは今から仕事の説明を……」
「仕事!?ふざけんな!!これはどういうことなのか説明してよ!!!」
痩せていた頃より、野太く、篭ったような絶叫する。
「いや、サンタクロースに見合った体型にじゃなあ」
「は??説明になってないし!!」
「ううむ……説明不足だったかもしれんな。すまぬが一度落ち着いて、聞いてくれ。納得はさせよう」
二人は再びテーブルを挟み、向かい合ってソファに座る
「今から話す事は紛れもない真実じゃ、改めて言うが落ち着いて聞いてくれな」
一呼吸置き、告げる。
「ワシはサンタクロースなんじゃ」
「信じられるかっ!!」
勢い良く反応を返す。しかし、サンタは気にせずに話を続ける。
「お前さんがブクブクに太ってしまったのも、ワシが魔法を使っ……これ、落ち着け!テーブルをひっくり返そうとするんじゃあない!!」
興奮し、敵意むき出しの真澄を諌める。
「……これは、先に言った方が良かったな。ワシの魔法で太ったのだから、もちろんワシの手で綺麗さっぱり元に戻せる」
「それを早く言いなさいよ!!!!」
彼女は興奮のあまり勢い良く立ち上がった。ぶるるん!と身体についた肉が揺れる。少し顔を赤らめつつ、再びソファに腰を下ろす。

「……それで、何で私をこんなにしたのよ?」
「太っていない者はサンタにあらず。幸せを運ぶ者、ふくよかであれ。という古くからのサンタクロースの決まりじゃ。恐らく、率直に太れと言われてお前さんは太らなかったじゃろう?」
「まあ、そうだけども……なんか腑に落ちないわね……それで、何で私がサンタなのよ?希望したからとかそういうのではなくて」
真澄がそう言うと、サンタは深刻そうな顔になった。
「それが、一番大事な部分じゃな。出来るだけ簡潔に話そう。サンタクロースは、少々めんどくさい奴らに目をつけられているのじゃ」
「えんふぉふはいやふらあ?(めんどくさい奴らあ?」
いつの間にか居た給仕の女が持ってきたポテトチップスを頬張りながら彼女は聞き返す。
「そう、奴らは『苦しみます解放同盟』といってな……毎年クリスマスをめちゃくちゃにしようと我らサンタクロースを襲撃しに来るのじゃ……しかもどうやら今年は人数を増やしているらしい」
「本当にめんどくさい奴らねえ(ボリボリ)でも、それにしたって何で女の子を募集したのよ?」
話を聞きながら、彼女は他のポテトチップスの袋も開け様々な味を楽しみ始めた。

「奴らはサンタクロースをジジイしか居ないと思い混んどる、そこを突くんじゃよ」
「はふほどー。これ結構美味し……(バリバリ)私は襲われるしんふぁいははいの?モグモグ……給仕さん、コーラとかない?」
「お前さん、ちゃんと話を聞いておるか……?ワシが招いた事であるから強くは言わんが……」
ポテトチップスを次々頬張り、コーラ(1.5リットル)で流し込む。体型だけでなく、行動もデブそのものになりつつあった。
元に戻れると聞いて、完全に開き直ったのだろう。
「と、とにかくお前さんは大丈夫じゃ。ワシ含め他のサンタクロースがそいつらを食い止めるからな。プレゼントを配ることに専念して欲しい」
「(ゴクゴク)プレゼントってどの範囲に配ればいいのよ?(げっふ)」
「少しは恥じらいは無いのか……ここはあくまで支部の一つじゃからな、この街一帯に配ってくれれば十分じゃ。ソリはもう外に準備してある」

8378 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 00:21:13 ID:M2brY.sc0
クリスマス終わりましたね(-_-)
日付が再び変わる前には終わらせたいです

サンタと共に外に出ると、それは立派で巨大なソリが外に止まっていた。
大きなプレゼント袋も既に置いてあるが、サンタをを超える巨体の真澄もなんとか乗れそうなサイズである。
そしてそれを引くのは二頭のトナカイである。
(……なあ、今年のサンタデカすぎやないか?死ぬで)
(サンタのじいさん、魔法の効き目強し過ぎたな……やめて欲しいわホンマ)
そんな事をトナカイ二頭は話していたが、もちろんサンタや真澄には伝わらない。トナカイだからね。

「行くのはいいんだけど私、サンタの事なんて何も分からないんだけど……やったことないし」
真澄は尤もな事をサンタに言った。サンタは彼女に仕事について何も説明してないのである。
「大丈夫じゃ、その辺はサンタも効率化しておってな。ソリは自動的に子供たちの所に向かうし、その袋は子供が欲しいものを勝手に取り出してくれるんじゃ」
「なんか、ちょっと夢が壊れるわね……」
「そうじゃ、忘れるとこじゃった、これを」
そう言ってサンタは真澄に変な機械を渡した。
四角い金属の塊に大きなボタンが付いただけのシロモノだ。
「……なにこれ?」
「こいつはすごいぞお!これは『壁抜け君2号』じゃ!子供たちの家に入る時に使うんじゃよ」
「煙突も通らないんだ……まあ、日本に煙突のある家は殆ど無いけどね……」

「ふう……ふう……ふんっ!よっこい……しょっと!」
あまりに太り過ぎていたので、巨大なソリでも少々狭かったようだが、何とか身体は収まったようだ。
今は狭いが、ある程度プレゼントが減れば楽になるだろう……恐らく。
「じゃあ、行ってくるね!」
「無事を祈っておるぞ!」

ピシャッと手綱を引くとトナカイが走り出す。
(重っ!重すぎるやろこんなん)
(サンタのじいさんぜったいにゆるさん)
もちろん、真澄には聞こえない。
「さーてと。さっさと配って元に戻らないと!」
夜の街を女サンタがソリと共に駆け出した。

84547:2014/12/26(金) 20:39:07 ID:STFCmAOM0
おお、これは素敵なクリスマスプレゼント、
乙です!

これの繋ぎといっては何ですが、
自分もクリスマスからの連想で一つ描いたので投稿します。

*注 過去の拙作、『肥らせの迷宮』・『偽と真』よりキャラが登場してます。
(レギュラー化するなら、シリーズのタイトルとか考えないとダメだろうなぁ・・・)
後、急いで書いたのでいつも以上に文章が雑です。

「荷と駆 試練の聖夜と走る乙女」

聖夜、町の賑わいとは離れた静かな山。
その山道を走る少女がいた。

少女の体は、豊満、と言うにはやや肉付きが良すぎる。
厚手のジャージにそのボディラインをくっきりと浮かばせてる。
まず、括れとは無縁とばかりにぽっこりと突き出ているお腹。
そんなお腹が凹んで見えるほどに巨大な胸。
お尻も胸に次ぐ大きさで、そこから伸びる脚は
太すぎて、走るたび脚と脚が擦れ合ってる。
顔立ちは整ってるが、頬はふっくらとして、
顎も、二重あごは無いがコロコロと丸いラインをしてる。
大多数の異性からは敬遠されるが
同性からは可愛がられる、そんな印象の少女。
過龍光樹だ。

その光樹がこのクリスマス・イブに、付き合う相手は
木に寄りかかって休んでいた。

彼女は長く美しい黒髪をさっぱりと切りそろえた、
ゆったりとした巫女服を着た少女。
そしてその体は光樹と見比べると(良くも悪くも)程良い肉付きをしている。
――いや、『していた』。
光樹が声をかけようとした矢先に、
その娘の体が膨れあがり、巫女服に豊満と言うにはやや肉の付き過ぎたボディラインを浮かばせる。
見た目の重さは光樹と同等だが、
体型の印象は異なる。
彼女は、顔は殆ど変わってないが、胸よりもお腹が突き出ていて
ずんぐりむっくりとした、より「デブ」っぽい体型をしてる。


「 師月ちゃん!?」
「大丈夫です、光樹さん 残りの距離と比べると順調と言える位です」
師月(しづき)と呼ばれた黒髪の少女は、
この変化にあまり応えてない様だ。『予測』できていたのだろうか?

「・・・とにかく、行こうね あの二人にちゃんと断ってきたから」
「直接言っておかないとあの二人、何かあるって勘ぐると思うから」
「大事に、思われてるんですね」 
「うん、本当は嬉しいんだけど、今回はね・・・」
「・・・それじゃあ出発します!」
「聖夜の試練を果たすために!」
意気揚々と歩き出した光樹と師月。
・・・速度が遅いのは、ペースを考えてるからである。
体が重いからでは決して無い。

85547:2014/12/26(金) 20:44:57 ID:STFCmAOM0
足取りは遅くても休むことなく二人は歩き続けて
目指す神の社がある山の麓まで来た。
「・・・ようやく見えてきました 神の社はあそこです」
師月が指差す場所は山の中腹辺りだ。
「あそこが目的地かぁ」
流石にしんどい、内心そう思っている光樹だが、
自分よりも明らかにしんどそうな師月を見てると
とても口には出せなかった。

光樹よりも長い距離を歩いてきたうえ、
社に近づくにつれて増えていく体重は光樹を軽く上回っている。
ここまで歩き続けた脚は、脂肪でパンパンに膨れ上がり
今や木の幹の様な太さだ。
しかし胸は余り大きくなってない。
メロン大のサイズなのだが、それでも師月の体においては小ぶりだ。
逆にお腹は一番の巨大化を遂げていて、背丈に並ぶ巨大さだ。
尻も胴体の一部として、お腹に次ぐ巨大化を遂げている。
ここまであまり肉が付いてなかった顔ももう丸々としてきて、
汗と脂でテカテカしている。

その様は何も知らない他人が見れば滑稽にしか見えないだろうが、
光樹は(自分も大差無いと認識してることもあって)全くそう思わない。


「 私が先行くから、師月ちゃんはゆっくり上がってね」
光樹が石段の一段目に脚をかけたその瞬間、
それは、余りにもあっけなく崩れた。
「あっ・・・」 「!」
頭を軽くとはいえ地面に打ち付けてしまい
光樹は意識を失った。


暖かく柔らかいゆりかごに揺られている。
そんな奇妙な感覚を覚えながら、光樹は目覚めた。
「・・・?」 まず目にしたのは、ユラユラと揺れる石階段。
「!」 そこからすぐに気づいた。
「師月ちゃん! どうして・・・」
師月は意識を失った光樹をおぶって、ここまで上ってきたのだ。
「これは私達末年の一族に与えられた試練ですから・・・」
「それにあなたは信じてくれた初めての人ですしね」
「師月ちゃん・・・ありがとう 私はもう大丈夫だから」
光樹は師月から降りた。

「ここまで背中で休んでおいてなんだけど、ここで一休みしない?」 
「いいですね、実を言うとここまで休み無しで歩き続けてもうヘトヘトで・・・」
「時間にもまだ余裕が有るはずだ・・・し・・・」
腕時計を見た光樹が凍りつく。
恐る恐る腕時計を見た師月も凍りつく。


「・・・・・・!」二人はどちらともなく、再び石段を登りだした。
体重が乗った重い足音が響く。


光樹は駆け上がる。
師月の試練を失敗させないために。
ただの荷物で終わらないために。
激しい振動に耐え切れずジャージのチャックが裂け、
胸がこぼれ落ちれても構わず上り続ける。

師月は駆け上がる。
光樹と共に試練を達成するために。
皆に災いを及ぼさないために。
更なる巨大化により巫女服が破れ、あちこちで肉が溢れようが
構わず上り続ける。

そして、二人はほぼ同時に
神の社にたどり着いた。
その時、腕時計の示していた時間は―――

86547:2014/12/26(金) 20:50:03 ID:STFCmAOM0
23・57

「間に合った・・・」
「 ありが・・とう・・ございました・・」
光樹に感謝の言葉を言い残して師月は地面に倒れた。
光樹もその言葉に返事する前に倒れふした。
・・・・・そのまま、寝息を立て始める二人。
白い雪がチラチラと降り始めた。


過龍 光樹  19歳 165cm  75kg 110・81・104 

末年 師月(すえどし しづき) 15歳 143cm 51kg 83・69・80
→68kg 86・88・81
→89kg 96・126・112
→106kg 102・136・124




「聖夜、選ばれし乙女は、神の授けし重荷を背負い、荷の重さを知る者を一人連れて、神の社に行かなければならない」
「時と共に、少女の背負う荷はより重くなる。 だが何人たりも手助けは許されない」
「聖夜が終わるまでにたどり着かなければ、重荷は災いとなって乙女を取り巻く者達に降りかかるであろう」

「私達末年(すえどし)家に代々伝わるこの言い伝え。
他人にとっては、単なるホラ話としか思わないだろうが、
末月の一族は、当事者として『体感』してきたことです」

「――そういう訳だったんだ」
「なるほど、それでボクらに断りを・・・」

暖房の効いた家の中、布団を着せられすやすやと寝息を立てている師月と光樹。
彼女らの横には、リーファとライディ。
そして二人に事の経緯を説明した中年男性こそ師月の父親だ。

彼は神の社に先回りして光樹と師月を待っていた。
そして、試練を終え、そのまま眠ってしまった二人を拾った。
更に光樹が直接来て「明日のパーティーには行けない」と断ってきたために、
何かあるのではないと考え、後を追っていたリーファとライディと会い
この二人に事情を説明していたのだ。

「・・・驚かないんですね」
( まあ、似たような話を色々と見て、聞いて、体感してきましたからね)
そう思うライディだが、説明が面倒なので口には出さないでいる
(重さの神、肥らせの迷宮、それに朱の女・・・)
リーファに至っては太らせる当事者だが、
流石にその事は口に出せない。


「でも、光樹さんが初めて信じてくれたってことは、『荷の重さを知る者を一人連れて』、
つまりぽっちゃりした人を連れて行くって所は守れてなかったんじゃあ・・・」
「ああ、そこは別に守らなくて良いんです これまでやって来た私の妻や師月の姉が言ってました」
「しかし光樹さんは信じてくれました」
「これまでとは違って、近くで待っていた姉ではなく結構離れていた師月が
試練に選ばれた証に太り出して・・・これまでとの違いに狼狽えていた所に来てくれました」

ベッドですやすやと眠っている光樹。
同じくその横で眠っている師月は、痩せた、
試練が始まる前の体に戻っていた。

「試練が終わると、元の体に戻れるのか、良かったね」
「・・・でも、付き合ってくれた光樹さんが戻れないとは・・・」
「・・・ボクらは少し残念ですけど、光樹ちゃんはそんなこと全く思ってませんよ」
「ともかく、今は二人が起きた時のためにパーティーの用意をしておかないと!」
「巻き込んだ私達があなた方のクリスマスパーティーに参加しても本当にいいんですか」
「はは、何を言ってるんですか さあ行きましょう」
ライディとリーファは師月父を連れて寝室から出た。

残された光樹と師月。
二人の枕元には、『何か』を詰め込まれた
靴下が三つずつ置かれていた。

「「「メリークリスマス」」」


これで終わりです。

87名無しさん:2014/12/26(金) 20:53:46 ID:U9xEbr0Q0
乙!

8878 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:29:18 ID:M2brY.sc0
乙です。他の人の作品を読むと文章力がまだまだだな、と思い知らされます
完成しましたので、続きを投稿させていただきます


「思っていたよりも楽ねー(モグモグ」
真澄は順調にプレゼントを配り回っていた。
今食べているのは、子供たちがサンタにお供えとして置くクッキーである。
数百軒は回っているので、かなりの量を食べている。

「それにしてもなんか、服がきついわね……」
彼女はまた、太り始めていた。サンタの太る魔法がまだすこし残っていたのだ。
その影響で、出発する時よりも一回り、二回りは大きくなっている。
「……誰も見ていないでしょ。んしょっ……」
だぶんっ!
彼女はベルトをはずし、なんとか服に収まっていた巨大な段腹を外に出した。
こうなるとソリの揺れで、腹肉も大きく波打つのが良くわかる。

「楽になったし、そろそろラストスパートね。ペース上げていくわよ!」
(あんたが余計に重なってるのにペースなんか上がるかいな)
(いつもやったら、プレゼントの分軽くなるから楽になってくるんやけどな……)
トナカイも中々の苦労者だ。

8978 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:32:22 ID:M2brY.sc0
「ふう……ようやく最後の家ね」
時刻は早朝4時前、夜明けまでにはかなり余裕があった。
壁抜け君2号を使って家に侵入する。何度も使っているので小慣れたものだ。

(おじゃましまーす……)
ギィッ……ギギィーッ……ミシ、ミシ……
廊下を一歩進むたびに床が悲鳴を上げる。体型が体型なのでこればかりはどうしようもない。
こんなだから、誰にも気付かれないように子供部屋に行く、というのは至難の技だ。
もし、見つかったら超デブ女が不法侵入と地方欄に載りかねない。
今まで成功してるからと言えど、一切の気は抜けないのだった。

さらに、太り過ぎた事によりかなり歩くのは辛くなっており、冬だというのに汗が吹き出ている。
「ふう……はふぅ……(これが、最後なんだから、早く……終わらせないとね」
息も絶え絶えになんとか子供部屋に辿り着いたものの、ここでアクシデントが起こる

「もしかして、サンタさん!?」
なんと、早朝に差し掛かるというのに子供がまだ、起きていたのである!
小さな灯りをつけ、ずっとゲームをしていたようだ。
とにかく親が気付かないうちに、何とかしなくてはならない。
「し、静かにして。お母さんが起きちゃうでしょ……プレゼント、持って来たから」
冷静に、声を押し殺して話しかける。
しかし、子供はそんな事で言うことを聞けば苦労しない。

「サンタさんだ!うわあーほんとーにサンタさん!!ゲームちょうだいゲームゲームゲーム!!!」
「ちょっ!ちょっと….…」
うるさい。
本当にぎゃあぎゃあとうるさい。
とにかく、黙らせないとと思った時には身体が動いていた。
「んもう、静かに……しなさいよ!」
ドスドスドスと子供に駆け寄り、腹肉を顔に押し当てたのだ!
「サンtぐむむっ!?(モガモガ)」
汗ばむ腹肉に軽く圧迫され、喋ることが出来なくなる。
何がともあれ、これでようやく静かになった。

「はあ……はあ……プレゼント、ふう……ゲーム、欲しかったんでしょ……サンタさんが……持って来たわ」
今の動きで大きく息が切れ中々言葉にならない。
「来年も……はあ、はふぅ……いい子に…………してるのよ……」
子供にプレゼントを渡し、さっさと立ち去ろうとする。
しかし、それを子供が引き止める。
「サンタさん、まって!」
「な……なに?プレゼントは……もう、渡したでしょ」
子供はもじもじと、言う。
「おなか……さわらせて、くれる?」
小さな灯りで見える子供の顔は、真っ赤だった。

9078 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:33:50 ID:M2brY.sc0
彼女にどっと疲れが一気に押し寄せた。
あれから子供は中々、真澄を帰してくれなかった。
お腹だけでなく、彼女の太りきった身体のありとあらゆる場所を触っていったのだった。
流石に、胸は断ったのだが……
どうやら、お腹を押し当てた時に何かに目覚めてしまったらしい。

「ホッホー。お疲れ様じゃのう、にしても本当に大きくなったもんじゃなあ」
「何を呑気に言ってるのよ!あんたのせいでまた太ったんじゃないの!!さっさと戻しなさい!」
そう、プレゼントを配り終えたので、この肥満体ともようやくおさらば出来るのである。
「ワシは、今の方が魅力的だと思うんじゃがなあ……ま、約束は約束じゃな。ホイッ!」
サンタが新たに魔法をかける。
効果はすぐに表れた。真澄の脂肪がするすると無くなっていき、どんどん身体が小さくなる。
ものの1分しないうちに、慣れ親しんだ自分の身体を取り戻したのだった。
「やった!!私の身体が……」

パサッ
忘れていた。今、着ていた服は、肥満体に合わせた物だ。
痩せた、ということは当然サイズが合わない。引っかかる場所を失った服は……地面に落ちた。
そして当然、彼女の姿は……
「きゃああーっ!もう、最ッッッ低!!!!」
野太さもない、よく通る声で大きく叫んだ。

9178 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:35:01 ID:M2brY.sc0
12月25日 朝

「うーん……私、寝てたの?」
真澄は、いつの間にか自分の家のベッドで寝ていた。
元の身体に戻った辺りまでは覚えているが、その先の記憶が曖昧だ。
(とりあえず、起きないとね……)
もう、あの違和感はない。
歯を磨くため、洗面所に向かう。

「あれ、この服……」
彼女が着ていた服は、あの日着ていた物と全く同じだった。
長袖のブラウスにカーディガンにジーンズ。
太った時にボロボロになった筈なのに。
「これも……魔法なのかしらね」
歯を磨き終え、朝食を食べようとキッチンに向かうと食卓に手紙が置いてあった。

『ホッホー!メリークリスマス。本当にお疲れ様じゃったな!
多分、これを読む頃には気づいているだろうが、服は元に戻しておいたぞ。
お金はちゃーんとそれなりに、振り込んでおいたからな。
お前さんがよければ、来年もお願いしていいかの?
良い返事を待っておるぞ。
サンタクロースより』

「……二度と行くかっ!」


朝食を食べた真澄はさっそく、お金を下ろしに出かけた。
身体が軽い。思わずスキップしてしまう。
自分の身体をこんなにありがたいと思ったのは初めてだった。
通りがかった空き地で、子供たちがクリスマスに貰ったプレゼントを見せ合っていた。
(あれ私が配ったって言っても、みんな信じないだろうな……ふふ)



「ほんとうだって!おれ、サンタさんにあったんだよ、おんなのひとの!」
「うっそだー!サンタさんはおじいちゃんでしょー?」


『サンタクロースのアルバイト』
おしまい

9278 ◆ZUNa78GuQc:2014/12/26(金) 22:37:57 ID:M2brY.sc0
くぅ〜疲(略
初めてかつ、思いつきで書いたので結構gdgdです
また思い付きで何か書くかもしれませんが、その時はよろしくお願いします
誤字がちらほらあるので、出来れば次作のついでにテキストで修正版を上げたいと思います……

93名無しさん:2014/12/26(金) 23:23:32 ID:WVA41K7w0
乙乙!面白かわいかった
次作も楽しみにしてる

94名無しさん:2014/12/26(金) 23:52:50 ID:OVIpTDI.0
乙乙
強制要素はあるけどほのぼのしててよかったw

95名無しさん:2014/12/28(日) 16:59:57 ID:Qqu1SClI0
乙です!

ss完成したので投稿します。
至らないところばかりですが、読んでいただけたら幸いです。

ここはとあるファンタジーの世界。旅をしている3人の女性がいた。
名はそれぞれフィオナ、キャシー、シャロンという。3人とも見目麗しい美人で、旅の途中で寄った町で振り返らないものはいないほどだった。
フィオナは剣士として名を馳せ、その神速の剣は斬られたことに気付かないほどと噂された。
自分より強い者を求めて各地を旅している。路銀を稼ぐために時々魔物退治や剣術大会に出向いている。
キャシーは修行中の魔法使いで、路銀を使い果たして道端で死にそうになっているところをフィオナに助けられた。それ以来フィオナに付き従っている。
まだまだ修行中だが将来は大魔法使いになるだろうといわれており、多様な魔法に長けている。
シャロンは料理人だ。もとは金持ちの家の専属料理人だったが、金持ちの家の食器棚を倒してしまい、家を追い出されたという。
壊した食器はどれも値段の張るもので、弁償させられなかっただけでも幸運だったといえる。
途方に暮れていたところにフィオナ達が通りかかり、料理の腕を見初められ旅に加わることになった。

そんな3人であったが旅の途中の森の中で大雨に襲われた。
フィオナ「おかしい…森に入る前には晴れていたのにな」
キャシー「山の天気は変わりやすいといいますし!森も変わりやすいんじゃないんですかねー?」
シャロン「通り雨だろうしすぐ止むでしょ。ちょうどあそこに大きな屋敷が見えてきたし雨宿りさせてもらいましょう」
なぜこんな森の中に屋敷があるのか不思議だったが、土砂降りの雨の前に足踏みするわけにもいかない。
屋敷の扉を開くと奥からローブをすっぽり被った女が現れた。
突然の来訪者に対して気を悪くした風もなく、温かく出迎えてくれた。
「私の名前はヴェラ。わけあってこの屋敷に一人で住んでいるわ。
この森はこの先の町への近道になっているから、こうして雨が降ると旅人さんが雨宿りに寄ることが多いの。
大したもてなしもできないけれど好きなだけゆっくりしていってくださいな。」
ヴェラの影は小さく、ローブはぶかぶかだった。ローブから出ている手も病的に細い。
転びでもしたら骨が折れてしまうのではないかと思うほどだった。

96名無しさん:2014/12/28(日) 17:01:23 ID:Qqu1SClI0
通された部屋は2階の客室だった。広い屋敷にも関わらず掃除が行き届いている。
3部屋も使ってしまうのは悪いので、大きめの部屋を一つ使わせてもらった。
窓から外を見てみるといつの間にかさらに雨が強くなっていた。
風も吹き荒れ嵐のようだ。当分ここでやっかいになることだろう。
濡れた服を乾かしていると、ヴェラが食事の用意をしてくれた。
大広間に行くと、一人で使うには大きすぎる長机に、豪華な食事が並べられていた。
一人しか屋敷に住んでいないはずなのにどうやって机を運んだのだろうか。
フィオナが疑問を口にする前にヴェラが話し始めた。
ヴェラ「私はもともと魔法使いなのよ。机を運ぶなんて造作もないことだわ。
呪いをかけられて今はこんな姿になっていまるけれど容姿には自信があったのよ。
この姿に耐えられなくて屋敷に引きこもって暮らしているわ。
屋敷の手入れも、生活に必要な物の調達もたいてい魔法でなんとかできるから便利ね。
今は屋敷を訪れる方に占いをして差し上げるのがささやかな楽しみなの。
さあ食事に致しましょう。たんと召し上がってくださいな」
3人はそれぞれ席に着くと各々好きなものから食べ始めたが、
「おいしい!」
3人とも同時に声を上げた。どれも今までに食べたことのないような味だ。
旅をするうえで普段は初対面の人物に気を許すことはないのだが、すっかり気を良くした3人はヴェラとの会話に花を咲かせた。

97名無しさん:2014/12/28(日) 17:02:33 ID:Qqu1SClI0
ヴェラ「食事も進んだことですし、私にあなたたちを占わせてもらえないかしら?」
フィオナ「ここまでもてなされて断る理由もない。是非お願いしたい」
他の二人も首を縦に振って頷いた。
するとヴェラは何やら呪文を唱えると3人に手をかざしていった。
ヴェラ「………あなたたち3人とも悩みをかかえているんじゃないかしら。
フィオナさんはより女らしくなりたい、キャシーさんは多くの魔法を使えるように魔力の量を増やしたい、シャロンさんは料理の腕を上げたい、違うかしら?」
フィオナ「なぜそれを…誰にも口にしていないはずなのにっ!」
キャシー「ほぇぇ…」
シャロン「占いって当たるもんなんですねぇ…」
図星だったのっかすっかり占いを信じたようだった。
実は占いなど真っ赤なウソで、ヴェラが身なりや会話であたりをつけていたのだが誰も気づいてはいなかった。
屋敷を訪れた時から3人はすでにヴェラの掌の上だったのだ。
ヴェラ「せっかくだから屋敷にいる間だけでも悩みを解決するお手伝いをさせてもらえないかしら?」
3人からしてみればしばらくこの雨で屋敷から出られそうにない。この申し出はありがたくすぐに受けることにした。

3人はそれぞれ別の部屋に通されることになった。
〜フィオナ〜
フィオナの通された部屋はかわいらしい部屋だった。
天蓋つきのベッドにたくさんのぬいぐるみが置かれている。
ヴェラ「フィオナさんはより女らしくなりたいのよね。
今のままでも十分魅力的ですけれど、女らしくなりたいのでしたら少し筋肉がつきすぎね。
しばらくここで過ごしてもらうわ。徐々にからだをかわいらしくしていきましょうね。まずはこれを飲んでみて。美しくなれるわ」
そういわれて一本の小瓶を渡された。フィオナはそれを飲み干すとそのまま眠ってしまった。

98名無しさん:2014/12/28(日) 17:03:58 ID:Qqu1SClI0
翌日
フィオナ「んん…」
ヴェラ「目が覚めたかしら」
起き上がると体に違和感を覚えた。男用の服しか着れないほど平らだった胸がきつい。腰はくびれ、尻が少し大きくなっていた。
まさにフィオナが求めていた理想の体だ。少し筋肉は落ちたようだが、その分体の角張った部分が丸くなり、色気を醸しだしている。
フィオナ「これは一体…!?」
ヴェラ「気に入ってもらえたかしら?昨日飲んだ薬はあなたの体をより女らしくするものよ。今のあなたはとってもかわいいわ」
フィオナ「私が…かわいい…?」
フィオナは美人ではあったが凛々しいといったほうが近く、かわいいと言われたことはなかった。
初めて言われたことに自然とフィオナの口元はにやけていた。
ヴェラ「このままもっともっとかわいくなりましょうねぇ。この部屋には女の子が大好きなものがそろっているわ。
お人形にぬいぐるみ、ケーキ、他にもたくさんあるから自由に過ごしていいわよ」
そういうとヴェラは部屋を出ていった。
フィオナ「かわいい…えへへ…」

フィオナはしばらくは女の子の趣味に精を出していた。
鎧を脱ぎ捨て、クローゼットにあったフリルをあしらった服に着替えた。
剣術に明け暮れて忘れていた女の子としての喜びをまさに今取り戻しているようだった。
そしてある時ケーキを口にした。
フィオナ「これがケーキ!?今まで食べたことがないおいしさだ。なんて甘いんだ!」
それからはフィオナは甘い誘惑に取りつかれ、部屋で何かをしているときも片手ではケーキを食べているようになった。

99名無しさん:2014/12/28(日) 17:05:32 ID:Qqu1SClI0
数日後
服を着替えているときにフィオナは違和感に気付いた。
スカートのホックが閉まらない。
フィオナ「油断しすぎたか…」
フィオナは太っていた。あれだけケーキを食べ続ければ当然である。その油断が腰回りに現れた。
筋肉でしまっていた尻は、いつのまにかぷくぷくとやわらかそうに膨れ、筋張った足は丸みを帯びて母性を感じさせた。
本人は下半身にしか気づいていないが、胸は日に日に大きくなり、二の腕や背中にもしっかりと肉がついていた。
フィオナ「少し控えないとな。」
そういいながら読みかけの恋愛小説を手に取る。読み始めてすぐに無意識の内にケーキに手を伸ばしていた。
ヴェラ「フィオナさんはケーキが大変気に入っているようね」
いつの間にか部屋に入ってきていたヴェラが言う。フォークを使わずにケーキを手づかみで食べながら本を読んでいたフィオナは顔を赤くした。
フィオナ「しかし、ここにきてずいぶんと太ってしまってな。そろそろケーキを控えようと思っていたんだ」
ヴェラ「あら、全然太ってなんかないわよ。むしろ今までが痩せすぎていたくらいだわ。とってもかわいくなってるわよ」
フィオナ「そうか…かわいいか。ふふっ」
フィオナはかわいいという言葉に弱い。これくらいではまだ太っていないのではないかと早くも思い込むようになった。
ヴェラ「もっともっと食べていいのよ。ケーキが好きならうってつけのお手伝いがあるのだけれど、ひきうけてくれないかしら?」
フィオナの答えは決まっていた

フィオナが連れてこられた部屋は地下にあった。何かの工場のようだった。たくさんのベルトコンベアーからケーキが流れてきている。
かなり大きな部屋のようでコンベアーの先まで見通すことができない。
ヴェラ「ここよ。私の魔法でケーキの研究をしているのだけれど、たまに出来が悪いのができちゃうのよねぇ。
それを選り分けてほしいの。こんな風にね」
そういうとヴェラは流れてきた形の崩れたケーキを取る。
ヴェラ「選り分けたケーキは好きにしてくれて構わないわ。選り分ける基準はあなたにまかせるからよろしくね」
フィオナ「任せてくれ」
ヴェラはすぐいなくなってしまった。
フィオナは流れてくるケーキを選り分ける作業を始めた。そのままケーキを口に運んでいく。

100名無しさん:2014/12/28(日) 17:07:30 ID:Qqu1SClI0
さらに数日後、いつの間にかフィオナは見境なくケーキを貪るようになっていた。指についたクリームを嘗め取る。
重くなってしまったお腹を抱え、のしのしとコンベアーを移動する。それに合わせて体中の肉が揺れる。
服は既に破れ、布切れが体にまとわりついているだけのように見える。
胸は重さに耐えきれなくなり形が崩れてしまっている。顔周りにもしっかり肉がつき咀嚼のたびに波打っている。
背中や腕にも膨大な量の肉がつき、もはや剣を振るうこともできないだろう。尻はぱんぱんに張りを保ちながらも大きさを増してきている。
急激な体重の増加に体がついてこられないのかその足取りは頼りない。
フィオナ「もぐ…む!これも形が崩れているな。あれは少し小さいな」
明確に選り分ける基準を伝えられたわけではなかったので、いつの間にかフィオナの中ですべてのケーキが選り分ける対象になっていた。
理由をつけてはケーキを選り分け口に突っ込んでいく。
いつの間にかもといた位置から少しずつコンベアーの上流まで進んできている。
食べるのに夢中になっているフィオナは気付いていないが、徐々にコンベアーの速度は速くなってきているのだった。
こうしてフィオナはどんどん肥えていった。

〜キャシー〜
キャシーの通された部屋は床に大きな魔方陣が描かれた部屋だった。
部屋の隅にぽつんとベッドが置かれている。
ヴェラ「キャシーさんは魔力の量を増やしたいのよね。それならこれを飲むといいわ」
そういってフラスコに入った怪しげな液体を手渡された。
キャシー「こんなんもので本当に魔力量が増えるんですか…?」
ヴェラ「これは魔力の許容量を増やす効果があるの。この部屋には防御の魔法がかけてあるら滅多なことでは壊れないから、限界まで魔法を使いまくってくださいな。その後にはゆっくりお休みになってください。これを繰り返すことで魔力量が増えていきますわ。
食事は私が運ぶから心配しないでね」
そういうとヴェラは部屋から出ていった。その後キャシーは限界まで魔法を使用し、眠りについた。
そしてキャシーは空腹で目が覚めた。魔法はエネルギーを多く消費するので無理もない。
すぐにヴェラを呼んで食事を運んできてもらった。普段よりも多くの食事を摂り、魔法を使って休むことを繰り返した。

101名無しさん:2014/12/28(日) 17:09:35 ID:Qqu1SClI0
数日後、キャシーの魔力量は明らかに増えていた。しかし、同時に体中に肉がついていた。服が体にみちみちと食い込んでいる。
もともとゆったりした服装だったはずなのだが体のラインが浮き出ている。
ところどころ丸みを帯びているようだった。
魔法を使うにはエネルギーを使う。つまり魔力量を増やすということは体にエネルギーを蓄えるということなのだ。
本人は控えめだった胸が大きくなってご満悦だ。
キャシー「なんだかとっても魔力量が増えた気がします!それに胸も…あ、ヴェラさんおなかが空いたので食事お願いします!ここの料理はおいしいからいっぱい食べたいです!」
このときキャシーは魔法を使っている時間よりも食事をしている時間のほうがながくなっていることに気付いていなかった。

さらに数日後、キャシーの魔力量はさらに増えたが、体重もそれ以上に増えていた。
大きくなった胸以上にお腹が突き出ている。服で隠そうと引っ張っても胸までしか隠すことができなくなってしまっていた。
足や腕も太くなっており袖やストッキングもめくれ上がってしまっている。
キャシー「ぜぇ、ぜぇ、魔力が使い切れなくなってきたよぉ…使うのも疲れてきたなぁ。休憩休憩」
そういうと魔法で食べ物を口に運んでいく。最初のうちはフォークやナイフでちょこちょこと食べ物を小さく刻んで口にしていたのだが、
今では切り分けることもなくそのまま口に突っ込んでいく。だんだんものぐさな性格になっているようだった。

そしてさらに時が過ぎた。キャシーのいた部屋には肉の塊が転がっていた。
それはキャシーだった。いつの間にか修行さぼるようになり1日中食事をするようになったキャシーはぶくぶくと太っていった。
キャシー「ぷはぁ、んむっんむっ!あぁおいしい…」口の周りを肉の脂で汚しながらステーキを丸ごと頬張っていく。
魔法で食事をするようになってからは手足をほとんど動かさなくなり、尻餅をついた姿勢のまま食事を続けている。
胸が大きくなったことに喜んでいたキャシーだったがいまでは腹のほうが大きくなり、その腹の上に胸が張り付いている。
腹はいくつもの段を形成し、へそ付近におまじないとして描かれていた魔法使いの紋様は大きく引き伸ばされ、落書きのようなだらしないものになってしまっていた。
尻も腹に負けじと大きくなり、使わなくなった足は蛇腹のように肉に埋もれている。
脂肪の蓄積が追い付かないほどに食事を摂っているためあふれ出た魔力が汗や母乳となって流れ出ており、部屋は異様な熱気と悩ましげな香りに包まれていた。
様子を見に来たヴェラは満足そうに笑うと部屋を出ていった。

102名無しさん:2014/12/28(日) 17:11:38 ID:Qqu1SClI0
〜シャロン〜
シャロンが通された部屋は厨房と食堂が備え付けられた部屋だった。
ヴェラ「シャロンさんは料理の腕を上げたいのよね。私の料理のレシピを参考にしながらここで練習するといいわ。
最高の素材を用意させてもらったから存分に使ってくださいな。」
シャロン「これはなかなか市場に出回らない食材じゃないか!こんな素材を料理できるなんて夢のようだよ」
シャロンは渡されたレシピを参考に料理を作っていく。
シャロン「違う…こんな味じゃなかったはずだ」
しかし、なかなか満足のいく料理ができない。ヴェラはどうやって料理をしているのだろうか。
煮詰まっているとヴェラが飲み物を持ってきてくれた。おかわりが欲しいほどおいしいものだったがヴェラはすぐにいなくなってしまったため諦めて料理の続きに戻った。
そして、大きな問題に直面することになったのだった。
シャロン「この失敗作どうしよ…あの味には程遠いけど今までよりはうまくできてるのよね。
捨てるのももったいないなぁ」
そういいながらシャロンは料理の山を見つめる。昔いた屋敷の全員が食べられるほどの量があった。
しぶしぶシャロンは料理に手を伸ばしていく。満足いかない料理もすべて自分で平らげることが続いていった。

数日後、シャロンは明らかに太っていた。体の厚みが増し前掛けの紐が腰の後ろまで回らなくなってしまっている。
旅をしていた頃に比べ血色が良くなり、贅沢な食材を食べ続けたことで顔は脂ぎっている。
シャロン「はぁ、満足のいく味付けができないなぁ…また作り直しだよぉ」
残念そうに言っているがその表情は明るい。もともとシャロンの料理人としての腕はかなりのもので、その上食材は最高のものを使っている。
上手く料理ができないはずがないのだ。ただシャロンが料理人として自分に厳しくしているだけで、料理の腕前は上がってきているのだった。
しかし、一度ヴェラの料理を食べたことや食材の質によって、料理に対するハードルが桁違いに上がってしまっていたのだ。
物珍しかった補正もあり、もはやシャロンが満足のいく料理を作ることは絶望的になっていた。
そして、目標が高すぎるあまり、いつの間にかシャロンは失敗作を食べることに夢中になってしまっていた。
シャロンの口の中いっぱいに唾液があふれてくる。
シャロン「作った料理はちゃんとたべないとね。もぐもぐ…げふっ」
シャロンは料理を食堂に運ぶこともしなくなり、厨房で生活するようになっていった。

103名無しさん:2014/12/28(日) 17:14:15 ID:Qqu1SClI0
さらに数日後、香辛料の食欲をそそる香りが厨房に広がっている。シャロンは寸胴鍋の前に立っていた。
カレーを作っているらしい。以前より何倍も横幅が増えた後姿は誰も彼女がシャロンだとは気付かないだろう。
シャロンは舌なめずりをしながら、カレーをお玉いっぱいに掬い取り味見をした。
完成が待ち遠しかったようで凄まじい勢いでカレーを啜る。
シャロン「ずずーっ!んぁあ!これもだめだ失敗だぁ!」
そう言うとシャロンは大きな寸胴鍋を持ち上げ一気に飲み干した。
シャロン「んぐっ!んぐっ!んぐっ!げふうううぅーっ!」
下品にカレーを飲み干し大きなげっぷをする姿は、屋敷で料理人をしていた頃に比べると信じられない光景だった。
シャロンは口元やぱんぱんに張りつめた服を汚く汚しながら満足そうに腹をぽんぽんと叩いた。
その腹には脂肪がぎっしり詰まっており鈍い音が響く。
贅の限りを尽くした彼女の体は見る影もないほどに肥え太っており、やっとのことで料理をしている。
カレーを煮込む間も待ちきれなかったのか、食材を料理せずそのまま食べた形跡まであった。
もはや料理人としての誇りよりも食欲のほうが強いようだった。

さらに時が過ぎ、シャロンはとうとう料理をしなくなった。
服はとうの昔に着れなくなり、その肌を惜しげもなくさらしている。
ひたすらに最高級の食材を口に運んでいる。いつの間にかヴェラが料理を運ぶようになり、シャロンはされるがままになっている。
シャロン「ヴェラさん〜待ちきれないよぉ〜!もっと運んできてぇ〜!」
シャロンは堪え性が無くなってしまい、常に何かを食べていないと気が済まないようだ。
ヴェラ「はいはいただいま〜っと。…まるでフォアグラみたいね」
シャロンは体ぱんぱんに膨れ上がり、常に腹に食べ物が詰まっているため苦しくて自分で動くことはできない。
食事の補助としてヴェラに食事が口元まで運ばれる魔法をかけてもらい、部屋には食べ物が浮かんでいる。
首は肉のマフラーに覆われ、体のいたる隙間から汗が噴き出ている。
食べ物の影響かベラの胸はずむずむと肥大化し、陥没している乳首の先からはどろどろとした液体が漏れ出ている。
シャロン「そろそろかしら…」
そういうとシャロンは部屋を出ていった。しばらくすると厨房の床が抜け落ち、シャロンは奈落に落ちていった。

104名無しさん:2014/12/28(日) 17:17:53 ID:Qqu1SClI0
シャロンが落ちた先は洞窟だった。しかし、壁は怪しげな魔法生物の肉でできているようで、もぞもぞと蠢いて体にまとわりついてきた。
いつの間にか裸にされ、手足は肉に埋まって動かすことができなくなってしまった。
肩が触れるか触れないかの隣にはキャシーが同じ格好にされていた。気を失っているようだ。どうやら同時に落とされたらしい。
周りを見ると丸々と肥え太った女性たちが壁に埋まっている。苦しそうにお腹を突き出している。
見ている間にも徐々に太っているようだ。バランスを取るように他の部位も肥え、膨れ上がっていく。
口にチューブを取り付けられている者や、ふらふらと宙に浮かぶ食べ物を次々と口に入れられている者がおり、
全てに共通しているのは栄養を送り込まれていること、そして搾乳機を取り付けられ、乳を搾られていることだった。
洞窟の奥のほうに巨大な瓶が置かれ、搾られた乳はすべてそこに集められていた。
キャシー「ここは…いったい何なの!?うむっ!?」
キャシーが目を覚ましたようだ。すぐに口にチューブが突っ込まれ栄養を流し込まれていく。
キャシー「ぐる…じぃ…」
重さに耐えきれなくなりずどんとお腹が地面についた。栄養を流し込まれていくうちにキャシーは恍惚とした表情になりしだいにおとなしくなった。
キャシーの丸見えの秘所からてらてらと粘液があふれだしてきた。
そして巨大な瓶のほうからヴェラが歩いてきた。
ヴェラ「ここは滋養の結界。太っている者に対して半永久的に栄養が送り込まれる結界よぉ。」
シャロン「なんだって!?」
ヴェラ「私は自分にかけられた呪いを解きたいの。そう、太ることができない呪いをね。
そのためにはとてつもない栄養が必要なのよ。だからあなたたちの体を薬で作り変えて太らせて母乳を集めているの。
そこのキャシーには体が魔力の生成を求め続ける薬を、あなたには消化吸収速さと味覚をいじる薬を飲んでもらったわ。
おかげでふたりとも底なしに食べるようになっちゃってあっという間に太ってくれたわ。
そしてフィオナ。彼女には素質があったわ。だから秘伝の体を作り変える薬を飲んでもらったわ。
体が太るのに最適な状態に作り変えられていくのにかわいくなったというと喜んでいたのは滑稽だったわ。
女らしい体つきになったといっても、ただ筋肉が落ちてかわりに脂肪がついただけなのにねぇ…
今頃は体が栄養を求めて食欲が収まらなくなっているはずよ。ひたすら食べ続けてるんじゃないかしらね。
あら、少ししゃべりすぎたみたい。それじゃあたんとお食べなさい。私のためにたっぷり太ってちょうだいね」
ヴェラのがりがりの後姿が遠さがっていく。シャロンの口に宙に浮かんでいた分厚いステーキが突っ込まれた。このままでは窒息してしまうため急いで飲み下していく。
シャロン「ぐっぷ、うむっ。げふっ」
次々に口に入ってくる最高級の食べ物に、シャロンの理性は長く持たなかった。

105名無しさん:2014/12/28(日) 17:26:22 ID:Qqu1SClI0
フィオナは長い時間をかけついにコンベアの先にたどりついた。
体はキャシーやシャロンの倍以上に肥え太っており、立っていられるのが不思議なくらいだった。
そこは滋養の結界だった。あれからさらに太ったのだろう。
ぎちぎちに肥え太った肉塊がぎゅうぎゅう詰めになっていた。その中にキャシーとシャロンの姿もあり、落ちてきたときにあった隙間は
贅肉で埋め尽くされ、横腹を突き合わせていた。それでもなを栄養を取らされ続けており、こちらに気付いた様子もない。
フィオナ「これは…!」
ヴェラ「ようやく来たわねおでぶちゃん。」
背後からヴェラが現れた。
ヴェラ「立派に太ってくれたわねぇ。おかしいと思わなかった?
今のあなたは豚としてかわいいって感じかしら。まんまと騙されたわね。」
フィオナ「貴様っ!」
フィオナは咄嗟にヴェラにとびかかろうとした。
しかし、ろくな運動もせずぶくぶく太った今ではかつての身のこなしに体がついていくはずもなかった。
フィオナは前のめりに倒れこんでしまった。大きくなったお腹がつかえて起き上がれない。
手足は巨大な腹に浮かされ地面につくこともなくバタバタと虚しく空を切っている。
ヴェラ「神速で名を馳せた剣士が無様ね…もうあなたは二度と元の姿に戻ることはないわ。
仕上げにしましょう」
乳が貯められた巨大な瓶からチューブが伸びる。フィオナの口に栄養が流し込まれると、しだいにフィオナの目は絶望に染まっていった。

106名無しさん:2014/12/28(日) 17:29:05 ID:Qqu1SClI0
そして時が過ぎた。集められた濃厚な乳をほとんど流し込まれたフィオナは一回りも二回りも肥大化していた。
犠牲者たちが集められているスペースを一人分でいっぱいにできるほどだ。同じようにフィオナの乳にも搾乳機が取り付けられ、
別の瓶に集められている。それを眺めてヴェラはいやらしく笑う。
ヴェラ「肉塊を超えるレベルの肥満体から生成される超高カロリーのミルク…これで呪いを打ち破れるほどの栄養が得られるはずだわぁ。
このがりがりの体ともお別れよ。」
骨と皮になった手を動かしチューブを口に当てミルクを吸う。
ヴェラ「ぷはぁおいしい。味わったことのないほどに濃厚だわぁ。あら、きたみたい」
ヴェラの体に変化が起こった。体に肉が付き始める。痩せこけた頬は肉が付き赤みが出始め、そしてあっという間に胸と尻は丸みを帯びて膨らみ、
腰はほどよくくびれができた。ヴェラは呪いを打ち破り、かつての美貌を取り戻したのだった。
ヴェラ「ついにやったわぁ。なんていい気分なのかしら」
しかし、ヴェラは異変に気付いた。ぶくんと腹が突き出す。体がどんどん太ってきているのだ。今までは呪いで栄養が打ち消されていたが、
呪いが解けた今、フィオナのミルクは栄養が高すぎた。
ヴェラ「いやああああああああ!もういいのよ!止まってええええええええ!」
ヴェラの体のくびれは消え、無様に丸くなっていく。
急激な体重の増加にどずんっ!と尻餅をつく。まだまだ体重の増加は止まらない
体中から贅肉があふれだす。もう自分の足元は見えなくなっていった。ローブははじけ飛び肌色があらわになる。
ヴェラ「いやよ!もういやああああああ!」
ズムズムと体が膨れ上がりフィオナと同じほどまで太り切ったとき、ようやくヴェラの肥満化は収まった。
ヴェラ「ぶふぅーっ!やっどおぢついたわぁぁ…苦しぃぃぃぃ〜ここから出ないと…」
肩で息をする。もうヴェラの肩と呼べる部分は肉に埋まっていた。なんとか魔法を使い体を浮かそうと試みる。
必死にもがくヴェラだったが、突然フィオナのミルクが充填されたチューブが口に突っ込まれた。手足が壁に取り込まれる。
ヴェラ「ぐっぷ!(しまった!この結界は太っている者に栄養を送り込むんだったわ。私も太っている者になってしまったのね。なんとかしないと)」
必死に魔法の解除をしようとしていると、さらにフィオナ以外の肥満体達のミルクのチューブまで口に取り付けられた。
ヴェラ「ぐぷ、おえっ!んごごごごおおおおおーっ!(他のチューブまで!嫌!嫌よ!これ以上太りたくないのおおおおおおおお!)」
呪いで栄養が打ち消されていた体は今まで飢えていた栄養が吸収するために異様な働きを見せていた。
みるみる内に体に栄養が吸収されていく。。
次々と生成される贅肉が行き場を失いゆさゆさと体を震わせている。体が喜んでいるようだ
ヴェラ「んむっ…んむっ(早く飲まないと呼吸が…あぁ…このミルクおいしいわね…もう…だ…メ…)」
ついに美味な上に極上の栄養を流し込まれ続け、今まで禁欲的な生活を強いられてきたヴェラの理性は吹っ飛び、結界のなされるままになった。

107名無しさん:2014/12/28(日) 17:30:13 ID:Qqu1SClI0
ヴェラ「ぶふぅ、ぶふぅ…もっと…」
シャロン「くちゃ、くちゃ…うっぷ」
キャシー「ぐびっ、ぐびっ、ぐびびっ…」
フィオナ「ごくごく…」
ヴェラは一心不乱にチューブを吸い続けている。シャロンはだらしなくよだれを垂らし、ぶるんぶるんと突き出たお腹を揺らしながら食べ物を咀嚼していく。下品なげっぷを気に留めるものはもう誰もいない。
キャシーとフィオナの目はどこか虚ろで、飲みきれなくなった乳がだらだらと垂れている。いつまでも太り続けているようで体中の肉が快感に震えている。
手足を拘束され身動きが取れず、食べること以外に何もない空間の中では、彼女たちは太っていくこと快楽以外には何も反応を示さなくなっていった。
あれから時間が経ち、フィオナ以上の栄養を送り込まれたヴェラは一番の肥満体をさらけだすことになった。
体はどんどん肥え太っていき腹、胸、尻がそれぞれ自己主張するように巨大化していった。
大きさの変わらない頭は洞窟の上からみると肉塊のなかにちょこんと点の用に見える。
胸は形が崩れまいと母乳がどんどん生成されパンパンに張りつめている。
洪水のようにあふれ出た腹からは湯気とともにすさまじい汗が流れだし異様な匂いを放っていた。
尻も負けじと大きくなり体がつぶれないようにバランスを保っている。中はどの肥満体よりも多く上質な脂肪が詰まっているだろう。
フィオナたちも結界で肥育され続け、かつてのヴェラ程度にまで太ってきている。
体を密着させきれないほどに太ると結界が自動で広がる仕組みだ。
行き場を失った脂ぎった贅肉に圧迫され、体が早く解放されようとどんどん栄養を吸収し、脂肪を蓄えている。
もはや人の形を失うまでに太り、ぶるぶると全身の肉を揺らしながら食の快楽におぼれていく。
屋敷を探検しにくる冒険者たちも、ひとたび屋敷内のものを口にすればその魅力に取りつかれ、結界に取り込まれるようになった。肉の犠牲者ははいつまでも増えていく。 

以上です。
お目汚し失礼しました。

108名無しさん:2014/12/28(日) 23:28:34 ID:7zh/yaps0
みんな肉塊エンドとは……いいっすねー
いつか、結界が世界を覆う日も来るんだろうかw

109 ◆t3E9hfR0Bc:2014/12/29(月) 00:01:28 ID:ZHbyAxE20
皆さん投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文ですが宜しければどうぞ。

ttp://www1.axfc.net/u/3381641.zip
パス:himanka

110名無しさん:2014/12/29(月) 12:48:01 ID:y/Z5u8kU0
今年最後の肉の日、そして29の年に一歩近づいたと言うことで、初SSを投稿したいと思います..
駄文ですがどうぞお付き合い下さい。
「僕」の夏休み

僕には幼なじみがいる。名前は有香。高校2年の「僕」は、夏休み彼女に勉強を教えてもらうことになっていた。
「お邪魔しまーす」
噂をすればなんとやら。有香がやって来た。
「暑かったでしょ?さ、上がって」
「ほんとだよー..私を呼ぶからにはちゃんと成績あげてよねー..」
よいしょ、と座布団の上に座る有香。こうみえて彼女、ぽっちゃりなのである。服の上からでもわかるぷるんとした胸、ハリのあるお尻、ふにふにとしたお腹..
デブ好きの僕にとっては堪らない体だが、もう少し太ってくれたらなぁとは思う。
「さ、一息ついたし勉強はじめよ?」
「はーい」

3時間近く経過して、そろそろお昼である。
「もうお昼か..何か食べる?」
「ん、お任せするよ」
そういって僕はキッチンに向かう。実は料理は得意な方で、バレンタインやハロウィンにはクラスの皆にお菓子を作ってあげたこともある。
「さて..計画通りってやつかな」
僕はこの夏休み、有香に太ってもらおうと考えていた。
というのも、折角勉強教えてもらうんだから、昼くらいはご馳走するよ、と言ったところ、んじゃあお世話になるね、と言ってくれたので、これはチャンスと思った次第である。
人間の脂肪に近いと言われる豚肉、脂肪分の多い牛乳など、食べすぎるとヤバイような食材は既に準備してあり、料理すべてにプロテインを混ぜることにしてある。
さて、今日はシチューでも作るかな、と。

「夏にシチューって..」
「冷房で体冷えてるでしょ?」
「まぁ確かにそうだけどさ」
「折角作ったんだし、食べてよ」
「当たり前じゃない」
「いただきまーす」
二人してシチューを食べ始める..
さて、ここで実家が医者の友達からもらった食欲増進剤を混ぜたお茶を持っていく。
「はいお茶」
「ありがとー」
ごくごくと飲んでしまった。
速効性はないからゆっくり待つかと思ったら..
「おかわりもらっていい?」
はやっ!こんな早く効くの?やばくない?と不安になるがキョドる訳にもいかないのでおかわりをよそいにいった。
「どうぞ」
「ん、ありがと」
結局、有香は3杯もシチューを食べてしまった。
「ふぅ、お腹いっぱい」
「ごちそうさま」
「ちょっと休憩したら始めるからね?」
「はーい」
こうして、また3時間ほど勉強して、一日が終わった
「ちゃんと復習しなきゃダメだよ」
「わかってるよ、ありがとう」
「どういたしまして。また明日ね」
こうして、計画の一日目は終了したのであった。
「ふふっ..楽しみだな」
にやけながら部屋に戻った。

111名無しさん:2014/12/29(月) 13:15:38 ID:y/Z5u8kU0
一週間後
いつもの通り、有香が来たけど..
「ふぅ、お邪魔します..」
「今日そんなに暑いの?」
「ごめんね、シャワー借りていい?」
「どうぞ」
服は汗で体に張り付き、下着が透けて見えた。お尻は前より..若干大きくなったかな?そして、お尻の汗も凄かった。穿いてるズボンがびしゃびしゃになっていたのだ。
もしかしてこれは..太った?
僕は内心ガッツポーズだった。

シャワーを浴びて出てきた有香は学校のジャージを着ていた。
ゆとりがあるので体のラインが分かりにくいのが残念だ。
「ごめんね..なんか最近太っちゃって」
「いや、別にいいよ」
「さ、勉強しよ」

昼時になって、僕はいつも通り有香に問いかけた。
「今日なに食べる?」
「..いらない」
「なんでさ」
「太るから..」
「別に今でも細いと思うけど..」
「あなたに私の気持ちなんてわかるわけないでしょっ!」
「もう帰るっ!」
「ちょ、ちょっと!」
「なによ!」
「俺はもっと有香に太ってほしい!」
「は..?いきなり何を言ってるの?」
「バカじゃないの..?」
「バカになんかしてない!俺は有香が好きなんだ!絶対裏切らないし責任もとる!」
「....」
「その体、すごい魅力的だ!
歩くたび揺れる胸、さらにハリが出たデカイ尻!ぶっとい太股!お腹!全部が素敵だ!」
「本気で言ってるの..?」
「本気だって言ってるだろ!」
「..今日は、帰るね」
「ごめん..」
「つい..」
「お邪魔しました」

やってしまった..嫌われたよな、絶対..

112名無しさん:2014/12/29(月) 14:50:50 ID:y/Z5u8kU0
有香の家
「....」
私は部屋でぼんやりとしていた。彼からの突然の告白に、頭が真っ白になりそうだった。
太った私が好き..
こんな体が?こんなみっともない
のに?訳がわからないよ..
「..あはは..」
そう笑いながらお腹の肉をつまんで揺らす。たぷたぷと揺れて、少し波打っている。
「はぁ..もう寝よ..」
自己嫌悪に陥って、寝てしまった。明日から、どうしよう..

有香が家を訪れたのは三日後のことだった。
「..どうしたの?」
玄関の前にポツンと立っている有香。服はジャージだ。ここまでこのまま来たのだろうか..?
「あの時の返事..まだしてないから」
「ごめん..つい、興奮して..ごめん」
「いいよ別に..私」
「..え..」
「太っても..いいよ..」
「私..考えたの..こんな体でも、愛してくれるなら、私..もっと、おっきくなっても..いいかなって」
「有香..」
「その代わり、責任..とってよね?」
「あ、ああ!もちろん!」
「まずは体重..量らなくちゃ..ね?」
優しく微笑んだ有香は、とっても素敵にだった。

二週間後
有香はさらにぽっちゃりした体に磨きをかけていった。垂れずにたぷんと張った胸、デブ特有の陥没乳首だが、薄いピンク色が不快な印象を与えない。お腹は座っても綺麗な2段を形成し、立ったら下に垂れ下がりぎみなのがちょっとマイナスだが、丸く、鏡餅のような形を形成している。お尻はさらに大きくなって、パンツを引き伸ばして破れさせてしまうほどにパンパンに張り、垂れることなく堂々と大きさを主張している。

彼女には今、中学の時着ていたスクール水着を着てもらっている。
胸ははみ出し、お尻は収まりきらずに飛び出て、今にも破れそうだ。
「やっぱりきついよぉ..」
「我慢しなよ、そんなに太るのがいけないんだろ?」
「太らせたのはどこのどいつよっ!」
「あはは..冗談冗談。似合ってるよ。ぱつぱつでむっちむち。ほら、見てよここ。微妙に破れかけてる」
「うそっ!どこどこ?」
「ほら、お腹の部分..」
見ると、引き伸ばされもう限界だと言わんばかりにはち切れそうな生地があった。
「は、早く脱がないと..」
「無理に脱ぐと余計に早くなるよ。このまま破れるの待っちゃおうよ(笑)」
そう僕が笑った瞬間..
ビリッ!
お腹の部分が音を立てて無惨に破れ、お腹に大きな穴を作った。
「〜〜〜〜っ!」
「あっ、ちょっと!」
有香は恥ずかしかったのか、走って風呂場に行ってしまった。

113547:2014/12/29(月) 23:39:39 ID:YjLSRBBo0
おお、何とも微笑ましい肥満化風景、
続き楽しみにします!

今年最後の29の日、自分もSSを投稿します。

アニメ「ロックマンエグゼ Stream」の二次創作で、
肥満化描写よりも、肥満化キャラによる戦闘描写(と言えるのだろうが・・・)
を重視しています。あと、無駄に長めです。



「メイルのファト・ファイト 」
ネットワーク技術が発展した近未来の世界。
宇宙から来た大いなる存在「デューオ」が人類抹殺を開始し、
世界に恐怖と混乱を巻き起こす犯罪組織「ネオWWW」が現れたが、
これらの驚異と人々は直接関わることなく
平穏に暮らしていた。

その一つとして、あるレストランを紹介しよう。
『バーニング・グルメール』

濃厚な味と特大のボリューム、
そしてリーズナブルな値段を誇るこのレストランは、
秋原町中の女性から莫大な支持を得ていた。

・・・どういう訳か、「女性」しか行けなかった。

「ちぇ― どうして女の人しか行けないんだよ」
「さぁ・・・」
光熱斗とそのネットナビ・ロックマン。
世界を守る為にネットセイバーとしてアステロイドと戦っている主人公コンビ、
なのだがこのSSでは脇役である。

そんな脇役コンビを尻目に「バーニング・グルメール」の料理を満喫している少女が一人。
「オイシ〜 やっぱりいつ来てもここの料理は最高だわ!」
熱斗の友人の桜井メイルだ。
彼女もこの店の料理の虜となり毎日の様に来ていた。
その結果がぽっこりと膨れたお腹周り、
そしてパンパンなそこに確かにある柔らかい「何か」なのだが、
気づいてない。

114547:2014/12/29(月) 23:44:55 ID:YjLSRBBo0

そんなメイルを始めとする客達を、
嘲笑、もとい微笑を浮かべながら見ている
バーナーの炎の様な青い長髪をした妙齢の美女。
この店のオーナーシェフにしてSSオリキャラである
焼ノ内遼香(しょうのうち りょうか)。
彼女は今TVレポーターの緑川ケロのインタビューを受けている。

「この美味しさの秘訣は一体何なんでしょうか?」
「残念ながら、一番の秘訣は教えられませんよ」



深夜のバーニング・グルメール。
客は勿論、焼ノ内以外の店員は入れない隠し部屋に
焼田と一体のナビがいた。
「まさか、美味しさの秘訣はアステロイドだなんて・・・」
「口が裂けても言えませんわ」
「言ってるじゃねーか」
アステロイドとは、「デューオ」が人類に与えた試練、
悪しき者に与えられる強力なナビだ。

そして、焼ノ内の独り言に返事したナビこそ、
そのアステロイド・バーナーマンだ。
焼ノ内はバーナーマンの炎を操る能力を活かして
自分の考案した病みつきになる程美味な料理を実現させているのだ。
「バーナーマン、この調子で頼みますわ」
「で、あんたの目的は何なんだ? まさか今やってる事が本当の目的な訳ないだろ」
「ふふふ、そろそろ芽が出てくるころですわ」


このやり取りから数週間が経過した。
この頃には秋原町全体が「重」苦しい雰囲気に覆われていた。

115547:2014/12/29(月) 23:48:10 ID:YjLSRBBo0

「メイルちゃん・・・その・・・なんて言うか・・・」
「・・・熱斗、気をつかわなくていいよ」
「だって自分でも分かってるし・・・」  
メイルが一歩歩くたびにズシンズシンと重い足音が響き、
全身の脂肪も揺れる。
今の彼女は、シルエットからして真ん丸い。
脚は丸太の様な太さでソックスをはち切れんばかりに押し上げ、
腕も同様に服の袖をパンパンにしている。
お尻も丸々とした巨大な桃尻と化した。
お腹は一番の巨大化を遂げた立派な太鼓腹であり
その巨大さは、寝転がるとお腹がつかえてしまって
一人で起きれなくなるほどだ。
膨らみかけだった胸も立派な巨乳となって、
重々しくお腹に乗っかっている。
顔立ちはあまり変わってないが、
頬はふっくらとしているし、
顎のラインは真ん丸で首がほぼ見えなくなってる。

本日の学校での体重測定では実に94、7kgを記録してる。
しかしこれでもクラスで一番の体重という訳ではないのだ・・・

桜井メイル 体重 94、7kg(学年第4位)
バスト 115cm(学年第1位)
ウエスト 134cm(学年第3位)
ヒップ  119cm(学年第4位)


そう、メイルだけなく、秋原町全体で女性の肥満化が問題となっていた。
その発端は勿論「バーニング・グルメール」だ。
あの店の味とボリュームを知った女たちは、通い続け
結果、太ってしまいその上に食欲も増大し、
体が重くなったせいで運動は出来なくなり、
更に太っていくという悪循環に陥ってしまう。

とりわけ成長期であるメイル達の年代の被害が一番大きかった。
学校側でも給食や体育の授業、生活指導で肥満化を食い止めようとはしているが・・・



「じゃあ、また明日・・・」  「・・・バイバイ」
熱斗と別れ、あの店に向かうメイル、
その背中は哀愁と肉で大きく見えた・・・
辺りを見れば、同じように太った女たちが
同じ方向へ重い足取りで向かっていた。
足音だけなく、腹の音まで辺りで響いてる。

彼女たちの今の食欲を満たせるのは
ここしかない、更に太ると分かっていてもここに行くしかない。
そんな悲しき太めの乙女たちが今日も
「バーニング・グルメール」を訪れる・・・

その様を隠し部屋でバーナーマンと焼ノ内が見ていた。
「おいおい、あれがあんたの目的かよ」 
「まさか、芽とは『保険』のことよ」
「そう、火災保険」
悪巧みを企てる焼ノ内だが、
そんな彼女を狙う者もいた。

116547:2014/12/29(月) 23:49:45 ID:YjLSRBBo0
『美味しさはそのままにカロリーを抑えた料理を作らせる専属料理人にするから、捕まえてこい』
「って、会長も無茶な命令してくれるなぁ」
裏口でそう愚痴っているガンマン風の格好をした優男。
彼はネオWWWの砂山ノボル。
アステロイド・デザートマンをナビとしている。


「これまでの調べだと、焼ノ内はこの時間帯に必ず裏口から出てくる
そこを狙って・・・」
砂山がそう考えている所に、のっそりと出てきたのは、メイルだ。
砂山は知らなかったことだが、焼ノ内は今日から
裏口からも客が出入りできる様にしたのだ。
(これまではバーナーマンが居る隠し部屋に近づかない様に、客を裏口に近づかせなかったが、もうそうする必要も無くなるためだ)

「あ・・・ネオWWWの!?」
「・・・どけよ」 「えっ?」 「・・・どいてください」
後ろは行き止まりなので、砂山が逃げるには
メイルの横を抜けて前に進むか、裏口から入るかのどちらかだ。
しかし、どちらも出来ない。
・・・そう出来なくする程に今のメイルは横に大きいのだ。

「ふ〜ん、私のせいで出れないんだ」
その事を察したメイルは、ジト目で砂山を見つめている。
もし普通の人相手なら、恥ずかしさのあまりすぐにどいていたが
犯罪者の砂山がそう思っていると知ると
怒りの方が込み上がってくる。

「えい」 「なっ!」
メイルは砂山に体当たりをかました。
不意をつかれた砂山は倒れ、メイルの巨体の下敷きとなる。

「お・・・重いぃ!! ど、どけ!・・・いえどいて下さい、お願いします」

当然、メイルはネット警察が来るまでどく気などない。
砂山もその事に気付き、(この重さから)逃れるために最後の手段をとった。
「デ、ディメンショナルチップ スロットイン!」
砂山のPETにスロットインされたディメンショナルチップの力で
砂で構築された巨大な顔面と両手が、
デザートマンが邪魔な壁を崩しながら実体化した。

「!!」
「デザートマン! このデブをどけろ!・・・いえどけて下さい」
ダメージのあまり、ナビにまで下手に出てしまう砂山だった。
そんなことを気にしないデザートマンは片手でメイルを軽く押した。
「キャ――!!」 メイルは後ろに転がっていき、壁を頭に打ち付けてしまう。
「こうなりゃ、力尽くで焼ノ内を捕まえてとっと帰ろう・・・」
そう言って、よろけながら立ち上がった砂山だが
その前に熱斗が立ちふさがった。
「砂山! デザートマン!」
「メイルちゃんを直接襲うなんて・・・」
「「絶対に許さない!!」」

「いや、襲われたのはむしろオレの方だから!!」
突っ込む砂山だが、熱斗とロックマンにその言葉は届かなかった。

「シンクロチップ スロットイン!」
「「クロスフュージョン!!」」
熱斗とロックマンは、一体化―クロスフュージョン―する。

「・・・こうなりゃヤケだ!行けデザートマン!!」
「ライオンヘッド!」 「ロックバスター!」
デザートマンとCFロックマンが戦いを始めた。
同時に、メイルも意識を戻した。
「 ロールを助けなきゃ・・・」
「バーニング・グルメール」では、客のPETを預かって、
ナビのメンテナンスとエネルギー補給を行うサービスをしている。
その場所は店長室の真横の部屋である。

117547:2014/12/29(月) 23:50:54 ID:YjLSRBBo0
店の前に出たCFロックマンとデザートマンの戦いを、
焼ノ内は2階の店長室から見ていた。
バーナーマンも自分のPETに移している。
「チャンスですわ 今からあなたを実体化させるからこの店を燃やしなさい」
「おい、どういうつもりだ」
「ネオWWWのアステロイドが実体化している間近での
もう一体のアステロイドによる放火」
「ここから、私が疑われる可能性はほぼ無し」
「莫大な火災保険が手に入りますわ、フフフ、オホホホホ!」
「・・・な、なんてことを」
(・・・結構セコイ)
「ア・・アウ・・・」
「あっ」
PETを取ったメイルは避難を促すために
店長室の扉を開けて、焼ノ内の計画を聞いてしまったのだ。
彼女のナビのロールとペットの電脳犬ラッシュも聞いてしまってる。


「おい、こいつらに聞かれたようだぞ」
「しかたありませんわ、店と一緒にこの子ブタちゃんも焼いてしまいましょう」

「ディメンショナルチップ スロットイン!」
焼ノ内のPETにスロットインされたディメ(ry)
バーナーマンが実体化した。

「 アステロイド!?」
(絶対逃げ切れないし、他の人たちも巻き込まれちゃう だったら・・・!)
「ラッシュ! お願い!!」
「ア・・・・・アウ!」
メイルの意を察したラッシュが一枚のチップに変化し
メイルはそのチップを手に取る。
「メイルちゃん、その体で戦うのはムリよ!」
「でも今は熱斗も戦ってるし、私達で何とかしないと!」
「・・・分かったわ」

「ラッシュシンクロチップ スロットイン!」
「「クロスフュージョン!!」」
メイルの太すぎて密着している両足にロールのものを象った装甲が着く。
両手にも装甲が付くが、その大きさは隠せてない。
そして大きさだけならメロン大の巨乳な胸にロールのナビマークが浮かび、
そこから胴体をワンピース状の装甲が覆い、
その丸々としたボディラインを強調する。
最後に頭にヘルメットが、これは何の問題もなく装着される。

メイルとロールもクロスフュージョンした。
・・・・・メイルの体の表面積が広がりすぎたせいで
装甲がやや薄くなった様に見えるが、成功している。


「クロスフュージョンした所でそんな体ではロクに戦えませんわ!」
「うっ・・・」
「バーナーマン、まず外に連れ出しなさい!」
「おうよ バーニングドライブ!」
炎を噴出させ、バーナーマンがメイルに突っ込んでくる。

「きゃっ!」 
とっさに身を翻すメイル、
突撃したバーナーマンは彼女の大きな背中を掠め、
そのまま壁を突き破り外へ飛び出していった。
「かわしやがった!?」 「かわせた・・・?」
クロスフュージョンによって
今の体でも十分に動ける程パワーアップしてるのだ。
「 そうだ!外に出ないと」
戦うにしても逃げるにしても、外に出た方がいい。
そう考え、メイルはバーナーマンが開けた穴から、飛び降りた。

飛び降りた所には丁度デザートマンがいた。

118547:2014/12/29(月) 23:52:26 ID:YjLSRBBo0

グシャァ!!
「グゥオォ!」 「デザートマン!」
真上からメイルの下敷きにされたデザートマンは
苦悶の声をあげる。その重さを身をもって知る砂山も悲鳴をあげる。
「えっ・・・」
しかし、精神的に一番ダメージを受けたのは当のメイルだった。
「メイルちゃん!離れて!」 「・・・熱斗!」
しかし、今までデザートマンと戦っていた熱斗の声で
正気を戻し、すぐにデザートマンから離れる。
・・・・・クロスフュージョンで十分に動けるパワーができても
今のメイルが重心の偏った丸い体型であることに変わりない。
その体でデザートマンから飛び退いた結果、
こけた。
丸い体はそのまま転がっていく。
「「ひぃやぁぁぁ・・・」」
デザートマンの横に居た砂山の方に
「!」

「ハイキャノン!」それと同時に、メイルが離れたことを確認した熱斗が
デザートマンに追撃を撃つ。


「グウオォ!!」
「うぎゃぁあ!!」
ハイキャノンが直撃したデザートマンは実体化を維持できず、
−ログアウト−砂山のPETの中に送還された。
砂山は転がるメイルに跳ね飛ばされ、ディメンショナルエリアの端に激突し
そのまま気絶した。

転がり続けるメイルをCFロックマンは受け止めた。

「しかし、こんな体で助けに来てくれるなんて
・・・サンキュー、メイルちゃん」
「クロスフュージョンまでしてくれて、本当に助かったよ」
「 ち、違うの!ロックマン!それだけじゃあ・・・」

「おい、俺を放っておいて何やってんだよ!」
そう、まだバーナーマンがいた。

「バーナーマン! アステロイドがもう一体いたのか!」
「誰だか知らないが、ピンクの子ブタごと丸焼きにしてやる! ストライクバーナー!」
バーナーマンが両手のバーナーから火炎を放射する。
熱斗がバスターのチャージショットで迎撃しようとするが、
「バブルショット!」 「メイルちゃん!?」
メイルが撃った水属性の射撃は、
バーナーマンの攻撃と相殺し、水蒸気となって辺りを覆った。
「ちっ、見えねえ!」

「メイルちゃん、後はオレに任せてくれ!」
「 でもあのアステロイドのせいで、こんなに太ってしまって・・・
私だけなく、大勢の女の人たちが・・・だから」
「・・・メイルちゃんはその人たちの悲しみの分も戦いたいのよ だからお願い!」
分かったよ
「よし!オレがサポートするから、止めはメイルちゃんに任せる!」

119547:2014/12/29(月) 23:53:43 ID:YjLSRBBo0
実を言うとバーナーマンにメイル達が太ってしまったことへの責任は殆ど無いのだが、
そこに気づくものは居なかった。


水蒸気が消え、バーナーマンの視界が戻った時、
眼下にいたのはCFロックマンだけだった。

「ピンクの子ブタは逃げたか? もっともディメンショナルエリアがある上にあの体じゃ逃げられるわけないだろうが・・・お前から焼いてやる!」
「プログラムアドバンス! スーパーワイド!!」
バーナーマンの後ろに回ったCFロールが水属性のワイドショットを三連発する。
「なめるな!」だが、バーナーマンは全てかわしきる。
ワイドショットはディメンナルエリアの端に衝突し、四散する。
その欠片は水滴となって雨の様にディメンショナルエリア全体に降り注ぎ、
バーナーマンの体も濡らす。
「バトルチップ ブリザード!」 今度はCFロックマンがブリザードを放つ。
ブリザードはワイドショットを交わした体勢を崩していたバーナーマンを捉えた。
「ふん、このオレが凍るわけ・・・」
そう、炎を操るバーナーマンの体はもともと高温であり、
ブリザードが直撃したとしても凍りはしない。しかし、
その体についた水滴は凍っていき、バーナーマンを覆い動きを封じた。
「しまった!」
CFロックマンは更にブリザードを打ち続ける。
空気中の水分が凍りつき、氷を作る。
そして氷のすべり台が完成した。
すべり台のゴールは動けなくなったバーナーマンである。

「まさか、お前ら!?」
「そのまさかよ!」 すべり台のスタートにCFロールが立つ。
「あんた達に太らされたメイルちゃんの怒りを思い知りなさい!!」
「「行っけぇぇ!!」」熱斗とロックマンの後押しを受けて、
CFロールはすべり台をすべり、いや転がり出す。
氷のすべり台は回転を加速させ、
その様はピンクの砲丸である。

「でりゃぁ!!」
CFロール、いやメイルの丸い巨体はその速度と質量をもって、バーナーマンの胸部をぶち抜き、風穴を開けた。
「ぬわぁぁぁ!!!」
致命傷を受けたバーナーマンは大爆発――完全にデリートされた。

「勝った!」 「やったぜ、メイルちゃん!」
しかし、CFロールは止まらぬ勢いで転がり続けてる。
「止めてぇ〜〜」 「あ!」 「・・・い、今助けるから!」

120547:2014/12/29(月) 23:56:16 ID:YjLSRBBo0
その後、逃げようとしていた焼ノ内は、駆けつけたネット警察に取り押さえられ
メイルの証言により保険金詐欺と放火の罪で逮捕された。
砂山は他のネオWWW団員の助けにより逃げおおせた。
しかし、あのダメージでは表に出るのは当分先の話になるだろう。
そして、メイル達被害者、もとい太ってしまった人たちは
当然のことながら、自力で痩せてもらうしかなかった・・・

それから数日、町で暴れるアステロイドの前に熱斗とメイルが立ち塞がる。

「って何でメイルちゃんも来てるんだよ!」
「 これからは私もクロスフュージョンして戦うわ、運動になるし
(というか、クロスフュージョンしないと運動できないの・・・)
・・・熱斗達の助けにもなるしね」

ロックマンとロール、
それにラッシュもクロスフュージョンに備えてPETで待機してる。
「・・・よく引き受けたね、ラッシュ」
「今のメイルちゃんとクロスフュージョンするのが気持ち良いんですって」
「「・・・・・・」」
同じくクロスフュージョンしたロールと受け止めたロックマンには、
ラッシュの気持ちが分からなくもなかった。

「行くぞ、ロックマン!」
「うん!」
「行きましょう、ロール、ラッシュ!」
「ええ!」 「アウ!」
「「「シンクロチップ スロットイン!」」
「「「「クロスフュージョン!」」」」

デューオの紋章を持つ二人の地球を救うための戦いは続き、
今また少女の痩せるための戦いが始まった。

   少女が後者の戦いに勝てたかどうかは定かではない。


これで終わりです。
それでは皆様、よいお年を(←2日フライング)

121名無しさん:2014/12/30(火) 14:38:45 ID:I0b9yDhg0
風呂場
「ううっ..私もうこんなに太っちゃったんだね..」
無惨に破れた水着を見つめて、有香は呟いた。
「これだと..前買った下着も穿けなくなってるんだろうな..」
「そんなに泣くなよ」
「!きゅ、急に入ってこないでっ!」
「私、裸なんだから..」
「裸なんて慣れてるんだしいいだろ別に」
「そーいう問題じゃないの!」
「悪い悪い..とにかく、ほら。これ着なよ」
そう言って僕が手渡したのは、マイクロビキニだった。
「こんな恥ずかしいものを着ろって言うの..?」
「もうこれで破れる心配とかはしなくていいし、下着とかも買わなくていいし、そのままお風呂入れるじゃないか」
よく考えたら確かにそうだ。紐で結ぶタイプなので、痕がつくくらいしか考えなくていいし、どうせ家から出ないのだから別にいいか、と。あ、でも太って紐が切れたらどうしよう..
「さ、着るの?着ないの?」
「わかったわよ..着る」
「わかった、紐、結んであげるね」
..肉のせいで結びにくかったが、何とか結べた。
「おおっ..!」
「あ、あんまりじろじろ見ないでよ..」
陰部だけを隠す下からは毛がはみ出ており、ぱっと見ノーパンで何も身に付けてないように見える。
上は乳首だけを隠すつもりが隠しきれておらず、乳輪がはみ出してしまって、何となくエロいような..
胸は支えきれず、紐が今にも切れそうだ。

「そうだ、このままお風呂入っちゃおうよ。汗、かいたでしょ?」
「うん」

「ふぅ..暖かい..」
「それって私の体?お風呂?」
「言うようになったじゃん」
「えへへ..なんか吹っ切れちゃった」
「お腹さわっていい?」
「いいよ..」
むにむにもにゅもにゅ..まるでマシュマロのような感触が手に伝わってくる。
「んー!最高!」
「もっと触ってていいよ」
「ホントに?」
「うん」
「お腹さわられるの気持ちいいし」
「そろそろ体洗ったげるね」
「うん、優しくね?」

こんな調子で、夏の日差しと肉に包まれて夏休みは過ぎていった..

2年後


僕と有香は大学生になり、遂に彼女は100キロの大台に乗った。胸はさらに大きくなり、若干垂れぎみになってしまった。そこは残念だが触るとたぷたぷとした触感は変わらず。僕が触りすぎたせいで乳首も黒ずんだような気がして残念だが、太った体にはお似合いの乳首だ。
お腹はでろんと垂れ下がり、座っても段を形成することはなくなり、ドスンと太股に乗っかっている。そして、陰部も隠れるほどだ。パンツなんて要らないな、と笑ってやると、もう!あるとないのとじゃ恥ずかしさが違うの!バカー!と怒るのが楽しい。
お尻だけは相変わらずハリを保っており、この前5Lのお気に入りを破ってしまったと残念そうに言っていた。
有香はバイトがわりに、自分の体や食べる様子をネットに有料で公開し、小遣いを稼いでいる。
同棲している僕の2倍くらいは余裕で稼ぐ..のだが、そのお金はほとんど彼女の食費に消えるのだった..

「あぐっ..んぐっ..ぷはぁ..美味しい..」
「そんなにがっついて食べなくても..」
「そうじゃなきゃ皆に興奮してもらえないじゃない?」
「そんなもんかね..」
「そうよ、ほら、見てよこれ」
見ると、有香のお腹は食べ物でパンパンになっていた。
「ん、すげぇな..」
「これなんてまだ序の口よ。次のビデオでは食べまくって水着を破るわよっ!」
「あはは..すごい企画だね」
「もっと、もおっと、大きくなって、日本一を目指すわ!」
「いーや、世界一を目指してくれよな。どうせなら」

すっかり自分の体に自信をつけた有香は、もっと大きくなるべく今日も美味しそうにたべるのでした..

有香
体重 57→65→77→102㎏
バスト 82→91→101→121
ウエスト 64→71→81→98
ヒップ 87→95→103→133

終わりです。お付き合いくださってありがとうございました。
よければ感想等頂けると次の励みになりますのでよろしくお願いします。

122名無しさん:2014/12/30(火) 20:47:05 ID:Y1.e.lb.0
たくさん投稿来てるっぽいが年末年始はじっくり読んでる時間がないのが残念だぜ…

123547:2014/12/30(火) 22:27:07 ID:daBPy8AY0
>◆t3E9hfR0Bcさん、今年最後の投稿乙です!
寄生虫ネタとは自分のストライクゾーンから外れてるはずなのに、
肥満化描写の上手さのお陰で楽しめました。

>110さん
SS書きの先輩ぶって感想を言いますと、
全体がシンプルにまとめられていて、
その分太る経緯や肥満化後の服装などを丁寧に書けていると思いました。
少し欲を言えば、顔の肉付きはどれくらいなのか、一言でいいので
説明が欲しかったです。
(もっと言えば、自分のSSはどうだったか、
それこそ一言でいいので感想が欲しいです・・・)

>122 いつでも、時間に余裕がある時に読んでくれれば嬉しいです。
(自分のは無駄に長いせいで特に余裕がある時しか読めませんが・・・)

124110:2014/12/30(火) 22:46:44 ID:I0b9yDhg0
>>547さん
感想ありがとうございます!
いつも作品、楽しく読ませてもらっています。
顔の描写に関しては、各人のイメージがあると思うので、あえて書かなかったようにしたんですが…まずかったですかね?
太っててもひどい二重顎にならないプラスサイズモデルの外人さんとか…自分ではそういう顏をイメージしながら書いていました。
ロックマンエグゼシリーズは1〜6まで全てプレイしているので、とても親しみやすかったです。
肥満化描写もいつも通りの素晴らしいモノでした!大変参考になります!
ロックマン、久しぶりにプレイしようかな…

125547:2014/12/31(水) 10:58:17 ID:.hzO.MOU0
>>124
いえ、作品としてまずいとかそういうことはありません!
自分がそういうのを気にするタイプなだけですから。
それと「太ってもひどい二重顎にはならないプラスサイズモデルの外人さん」
という例えにも、自分のイメージしてる肥満化後の顔にピッタリ当てはまる例えです。

126名無しさん:2015/01/02(金) 06:24:20 ID:ECK0gpAE0
横から失礼します
僕の場合は体や顔の太り具合が書かれてても自分のイメージと違えば脳内補完する感じかな
逆に書かれてなくても脳内するので僕としてはあんまり問題ないかもしれない
人それぞれだから難しいですね

127名無しさん:2015/01/02(金) 16:12:41 ID:wvy4YyQI0
皆あけおめ
今年も最初から良作揃いで嬉しいぜ

128名無しさん:2015/01/03(土) 03:00:43 ID:CTPLCUcI0
あけおめ
ttp://free.5pb.org/p/s/150103025909.png
|彡サッ

129名無しさん:2015/01/03(土) 09:24:13 ID:8FN1qDsM0
あけおめ
この絵は先生・・・先生なのか!?

130名無しさん:2015/01/03(土) 11:17:28 ID:Ihhsc9Rc0
あけおめ、そして乙
この恥じらいの涙がたまらんばい

131名無しさん:2015/01/04(日) 02:16:03 ID:5qcjSu6c0
>>128
凄い久しぶりの投下乙
渋で近状報告見たけどROM専だから言えなかったけどいろいろとおめでとうございます

132名無しさん:2015/01/04(日) 11:19:30 ID:CrfoR0G60
透明感のある汗がいいなあw
肉の詰まったボリュームある身体が素敵ですわ本当

133名無しさん:2015/01/05(月) 10:10:11 ID:59XqAlqM0
ttp://www1.axfc.net/u/3386534
MMDで肥満化っぽいの作ってみました passはhimanka

134名無しさん:2015/01/05(月) 20:24:32 ID:gqxk8D1U0
>>133
顔にも肉がついてる所が良いね
お疲れ様

142名無しさん:2015/01/08(木) 13:33:21 ID:Zi.nOlGo0
test

143名無しさん:2015/01/23(金) 20:35:20 ID:1EIAViAU0
久々に覗いたらあぼーんだらけでびつくり

144547:2015/01/24(土) 13:29:28 ID:yOgUTYOg0
新年になって初めてのSSの投稿です。
オリジナルの前後編です。
後、自分の過去の拙作と設定が繋がっている上、
肥満化以外の分が多いです。
(ってこれ、毎回言ってる様な気がする…)


山奥の片隅にあるとある神社、その倉の中に二つの水晶があった。
一つは、神棚に祀られている空色の水晶。
もう一つは、中に立つ男の首に下げられた深緑色の水晶。
その男は、上質な和服を着込み、精悍な顔つきをした短髪の青年だった。

深緑色の水晶は闇の中で輝きだし、その輝きは人の腕を象り、
その腕は空色の水晶を握りこんだ。
男はぽつりと言った。
「我が同胞よ、せめて緩やかな眠りの中で己の罪を償ってくれ」
それは相手への敬意を込めた穏やかな言葉だった。
しかし、倉の中に明かりがあり、見る者がいれば気づいただろう。
男の相手への蔑みと敵意を込めた険しい形相と
その後ろに異形の鎧騎士が立っていることに。
鎧騎士の右の掌には、石の様な外装に覆われ輝きを失った水晶があった。

「再と初 更なる試練と肥初め」

145547:2015/01/24(土) 13:34:03 ID:yOgUTYOg0
光樹がその知らせに気づいたのは
リーファ、ライディとの初詣でからの帰りに、喫茶店に寄った時だった。

「ん、携帯にメールが来てる」
メールの差出人は「末年師月」
去年の12月24日、試練の夜を共にした彼女からのメールだ。
内容はこの一文のみだ。
[至急来てくれ]

メールを見て何かあったのかと考え込む光樹。
「末年の人達からのメール?」
その間にリーファが携帯を覗き込んでいた。
「え 知ってたの?」
「うん」 
「至急来てくれ、ね・・・・ともかく、ボクも一緒に行くよ」
「私も行く!」


光樹達三人が元いた喫茶店からそう離れてない神社が
末年家の実家だ。

「「「「・・・明けましておめでとうございます」」」」と末年家の4人。
「・・・明けましておめでとうございます」返す光樹。
「今年もよろしくお願いします」続くリーファ
(こんな形でよろしくしたくは無かったけどね)内心オチをつけるライディ。

まぁ新年に知り合いと初めて会ったのだからまずはこの挨拶だろう、
例えその知り合いの一人が激太りしていてもだ。

光樹達がこの家に来たとき、
中庭に光樹達の知る末年家の3人、
それと初めて見る1人がいた。
まずライディとリーファが会った穏やかな印象の壮年男性。
末年家の父、末年月彦(すえどし つきひこ)

その横に居る中年女性、顔立ちは整っているが
体はふくよかな彼女は末年芽衣子(すえどし めいこ)


そして光樹のよく知る、丸々と太った姿の師月。
一つ、あの夜との違いをあげると明らかに服のサイズがあってなくて、
既にあちこちから、柔らかい贅肉があふれ出ている。
特に一番大きなお腹周りは、二段腹が丸出しになってしまってる。
下半身に目を向けるとふくらはぎの辺りから肉が溢れ出ている。
「こんな格好ですみません・・・試練の時に着る分はクリーニングに出してるんです・・・」
「ああ、あの巫女服ね・・・」 「あの服はある程度伸び縮みするですよ」

末年師月(すえどし しづき) 15歳 143cm 74kg 90・97・85


そんな師月の横に居るのは、彼女よりも背が高くより太った少女。
彼女の方は特大サイズの洋服を着こなして、その巨体を収めている。
「師月ちゃんのお姉さんで、これまで試練を受けてきた睦実さんですか」
「名前は師月から聞いてたのね、そう私は末年睦実
あ、敬語はいいですよ 今の姿じゃあ分からないけど、私は17歳で光樹さんより年下だから」
今は丸々と膨れているが、
元の顔立ちは師月よりも大人びて美しいのだろう。
元から大きかったのか、胸はメロン並みの爆乳で
同等の巨大さを有するお腹に乗っかっている。
当然の如く下半身も太ましい。
ず太い脚と巨大な尻がズボンをパンパンに押し上げている。
「ああ、私は試練に備えてこういうデカい服をいくつか用意してるんですよ」
「ただ、今の師月に縦と横がぴったり合うものは無くてね・・・・」

末年睦実(すえどし むつみ) 17歳 154cm 82kg 106・101・98

146547:2015/01/24(土) 13:36:23 ID:yOgUTYOg0
「それで、何があったんでしょうか 試練を終えた師月さんと試練から外れた睦実さんが太った理由は一体?」
顔合わせも終わった所でライディが率直に聞いてくる。
「ライディ、いきなり聞くもんじゃないでしょ!   
でも、こいつの言い方は微妙ですけど、事情を知りたいのは私と光樹さんも一緒です せめて、試練を一緒に受けた光樹さんには教えて下さい」
リーファは頭を下げた。
「事件とかそういった類のものなら、むしろこの2人に言った方がいいですよ」
「私よりもずっと役に立ちます」
光樹はむしろリーファとライディを押してくる。

「いえ、全員にお話します」


「それは今朝の明け方の事だった」 まず睦実が説明を始めた。
「私と師月は同じ部屋で寝ていたんですが、緑色の強い光を感じて二人とも起こされました」
「で、辺りを見回すと・・・」

「まだ薄暗いはずなのに、深緑色の水晶が宙に浮かんで部屋を照らしてました」
「そしてその光が人の姿をとりました」

(水晶の光と人、それって確か・・・)
光樹が記憶から似たような事例を探るが、

「その人は試練の神を名乗り試練の始まりを告げてきた・・・
それと同時に私達は太り出して・・・」
「今日の午後6時から出て、神の社へ向かえと言いました」


「そんな 一ヶ月も経ってないのに!?」
「確かに『一年経った』と言えなくはないけど・・・例年はどうなんですか」
リーファは試練の理不尽さに憤り、ライディは冷静に考え末年の父に質問する。
「ぴったり一年という訳ではなく代を重ねるごとに少しずつ前後にずれていったようです、私達の時期には大体12ヶ月の末でした」
「・・・それでもほぼ一年経ってる、いや、しかし   !」
ライディは少し考え込んでから、
ある結論にたどり着いたのか、一瞬目を見開いた。

「ところで、どうしてこちらの事情を知ったのですか?」
それに気づかず、末年の父が光樹に聞いてくる。
「それは」(師月ちゃんからのメールで)、と光樹が答えようとした所に
ライディが割り込んだ。
「そんなことはどうでもいいでしょ ボクはどの道試練とやらに関われないし、これで失礼しますね」
ライディのこの言葉に、光樹は驚き、リーファは怒った様だが
末年の4人はむしろ納得していた。

「確かにあなたもリーファさんと同じように『荷の重さを知る乙女』ではありませんよね」
「・・・確かに重さとは全く縁が無いですよね」
師月の視線はライディの胸の辺りに注がれてる。
「いや ボクは『乙女』じゃありませんから」
「「「「え?」」」」

147547:2015/01/24(土) 13:37:52 ID:yOgUTYOg0
「え?って・・・見て気付かないんですか というか月彦さんはあの時話しましたよね」

「いや、世の中には『女の子にしか見えない男の子』がいるらしいので、
『男の様に話す女の人』がいてもおかしくは無いと思いまして」
「あなた、そういう『男の様に話す女の人に見える男』人も『男の娘』、
その一種に含まれるのよ」
芽衣子が良くわからない補足をしたり顔で言った。
「なるほど!」
「お母さん・・・何でそんなこと知ってるの?」
納得する睦実と疑問を抱く師月。
そうして(二つの意味で)無駄な会話を挟む末年家の4人だが、
怒り、ではなく恥ずかしさで顔を真っ赤にしているライディに気付き
気まずさと共に口を閉じた。

「ああ、そうですか・・・僕は男の娘なんですか・・・」
そこへリーファが末年家や光樹と話していたときとは違う軽い口調で言った。
「ライディ〜 やっぱ私と一緒に試練に付き合いなよ ダメだったら『乙女』じゃないって認めてくれた訳だし、もしかしたら神様も『乙女』って認めてくれるかもしれないし」
師月と睦実は『なるほど!』と言わんばかりに腕をポンと叩いた。
「 ともかく、ボクは失礼します!」
顔を真っ赤にしながら、ライディは家から去った

「すみません、彼はきっと別の用事があったんだと思います」
「むー、こんな時にあいつのフォローしなくても・・・」
ライディをフォローする光樹に、不服なリーファ。
「でも私は行きます! 試練を一緒に受けます!!」


「いえ、お気持ちは有難いですが荷の重さを知る乙女でないと・・・」
「重さなら知ってる! 太ることの重さなら・・・」
そう、リーファは『朱の女』として多くの女性を太らせてきた。
それまでのことを思い返してる間に光樹が二の句を継ぐ。
「 ともかくリーファさんも連れて行きましょうよ 重さを知る乙女は無理に連れていかなくてもいい筈ですよね」
「分かりました、それでは支度しましょう」
「出発は午後6時、つまり6時間以内にあの神の社に着かなきゃならない 」
「・・・・・・」
リーファはその優れた頭脳で、一瞬で時間と距離、そして師月達3人の体重から
これからの試練の経緯をシミュレートしてみた。
「・・・うぅ〜」
そして、その困難さに気付き意気消沈する。
しかし、睦実がリーファに声をかける。
「大丈夫だって 私は何回もやってきたし 師月も光樹さんも一回出来た、
体は全然重くないリーファさんなら余裕で出来るって」
「  そうだよね」
心はやや幼いリーファはこの励ましで意欲を取り戻すのだった。


「もしもし、こちらライディです 新年明けまして、あっそれはいいって?」
「少し話したいことがあるんだ、時間取れるか
「よろしく頼むよ、橘さん」


日が沈みだした頃に、光樹と師月、リーファと睦実の4人は
神の社に向けて歩き出した。
(ライディの分まで頑張らないとね・・・)

(何かが違う、こんなの試練じゃないよ)

(出来なかったら、光樹さんたちにも災いが来るかもしれない だから・・・)

(妹や光樹さんが頑張ってるんだ、私が弱音を吐くわけにはいかない・・・!)


それぞれの思いを胸に、重さを知る4人の乙女は歩き出した。
そんな彼女たちを、煙草をふかせたライディが高みから見下ろしていた。
その首には、深緑色の水晶が掛かっていた。



今回はここまでです。

148 ◆t3E9hfR0Bc:2015/01/29(木) 00:02:32 ID:Mkn.gj9E0
皆さん投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文を・・・
ttp://www1.axfc.net/u/3401141.zip
パスはいつものです

149547:2015/01/29(木) 01:14:06 ID:KZp0oSUU0
乙です!
オリジナルも二次創作も楽しめました。

それで、自分は投稿中のSSのつなぎとして、
まとめにある肥満化ネタの
『探偵オペラ ミルキィホームズ第二幕2話』より
肥満化した分を描写したものを投稿します。

・・・肥満化した分『のみ』の描写です。
(肥満化に至る経緯や基本設定の最低限の説明はしたつもりです・・・)


「貞都ヨコハマ」、探偵と怪盗が知恵と特殊能力『トイズ』を駆使して
戦いを繰り広げているこの町、

そして、その街にて探偵を養成する「ホームズ探偵学園」
そのエースとも言える4人の少女達、
シャーロック・シェリンフォード(シャロ)、
コーデリア・クラウカ、
エルキュール・バートン(エリー)、
譲崎ネロ。

彼女たち4人はそのトイズと抜群のチームワークを活かした活躍から、
ヨコハマの人々から愛称をもって親しまれていた。
その名をミルキィホームズ!
・・・しかし『トイズ』を失ってからのミルキィホームズは、
色々と迷走してしまってる。
(農業したり、アルバイトしたり、刑務所にぶちこまれたり・・・)

そんなある日の夜、
一日(のバイトとそれにまつわるゴタゴタ)を終え、自分達の家であるホームズ探偵学園に
帰るミルキィホームズ、
しかし華奢な体の筈の彼女たち4人が、横に大きく見える、
というか明らかに太っていた。

か細かった手足は、ぷっくりとしてやや太くなってる。
顔は丸く、ふっくらとしていて、
胴回りは明らかに太くなっていて、(しかし、胸は膨らんでない)
服を押し上げ、ぽっこりと出ている。



どうして、こうなったのか。
一言で言えば、寿司の食い過ぎだ。

時間を少し遡る。
海岸にて、ミルキィホームズはトイズを一時的に復活させて、
老紳士とその思い出の人を再会させた。
巻き込まれ、もとい居合わせた寿司屋の大将が、
再会に感動し、ミルキィホームズに大量の寿司を振舞った。

貧しさから空腹だった彼女たちは、
寿司を貪り、もとい味わい堪能する。
その結果があの太った身体、いやこの直後はもっと・・・

150547:2015/01/29(木) 01:16:37 ID:KZp0oSUU0

再会を果たした二人を感涙しながら見ている寿司屋、
その後ろで同じく涙を溜めているエリー、
その体は、胴周りが重点的に太くなった
デブという表現がぴったり来るほどに太っていた。
(やはりというか、胸は膨らんでいない)
食べかすのついた顔は、真ん丸く膨れ
顎の角が消えてる。

その横のシャロとコーネリアは寿司と脂肪でパンパンに膨れ上がったお腹を
満足げにさそっている。
そのさすっている手もぷくぷくと大きくなってる。

当然のことながら服はパツパツで、
特にシャロの上着のボタンが引き伸ばされ、はち切れそうになってる。

また、コーデリアはでかくなった尻と突き出た下っ腹に
スカートが押し上げられて、脚がより露出している。
・・・その脚もず太くなって脚と脚が密着してる。

同様にネロも丸々と太った上でご満悦だった。
彼女が特に満足して見えるのは、寿司をたらふく食えただけでなく、
老紳士から今再会を果たした思い出の人の絵の代金として一千万の小切手を貰ったからだ。

その小切手を握り締め、帰ろうとするネロだったが、
彼女の丸い肩をエリーのふくよかな手が掴む


「? なんだよぉ」
「・・・・・!!」

この小切手、ネロ(とエリー)の『厚意』で、お寿司代として寿司屋に贈られ、
手術を必要とする彼の娘を救うのだが、
それはここで語ることのない別の話である。


これで終わりです。
後、実を言うとミルキィホームズはこの回しか見てません。(えっ)

151名無しさん:2015/02/02(月) 21:52:27 ID:1GIxTeKI0
遅くなったがお二方とも乙!

152 ◆t3E9hfR0Bc:2015/02/09(月) 00:06:34 ID:kuQ/fSGs0
547さんお疲れ様です。
2月9日ですので駄文ですがよろしければどうぞ。
ttp://www1.axfc.net/u/3408392.zip
パス:himanka

153名無しさん:2015/02/09(月) 05:05:46 ID:fdyFGGu.0
投稿早いなーと思って調べてみたら毎回日付変わってすぐなのな
ありがたいな

154名無しさん:2015/02/09(月) 23:03:49 ID:N/HItn6E0
ttp://free.5pb.org/p/s/150209230041.png

時間なくてところどころアラが目立つけど

近代化ってこういうことでしょ?

155名無しさん:2015/02/10(火) 02:06:13 ID:ek3XN3JE0
重重巡www
この高雄使って更に近代化したいw

156名無しさん:2015/02/10(火) 17:48:36 ID:iT.fim0c0
汗だくむちむちの身体に今にも引きちぎれそうな服が素晴らしいっすわ
この肉量だと戦艦にも負けないね!

157名無しさん:2015/02/11(水) 02:13:15 ID:wP3lU48U0
沈まないし沈めない不沈艦だ!
なお攻撃力はないもよう

158110:2015/02/12(木) 17:08:03 ID:oaZ9l0hI0
新しくSS投稿します。駄文ですし書き溜めもないのでゆっくりお付き合い下さい。
「瞳に映るホントの気持ち」

私、佐野瞳には誰にも言えない秘密がある。それは…レズだと言うこと。多少のレズなら容認されつつある現代社会だが、ガチレズと言うのは未だに引かれる方が多いと思う。なので私はそれをひた隠しにしてきたのだが…もう自分でも抑えられない。私には好きな人がいる。もちろん女だ。名前は河田優香ちゃん。この学校のアイドル的存在であるため、勿論人気は高い。そして親が昔から財閥でお金持ちなため、お嬢様でもあるのだ。男子から告白されることも多く、私みたいなのでは到底釣り合わないだろう。(私は性別が同じだから何とも言えない気もするが)そもそも彼女もレズでないと私が望む関係は成り立たないのである…
とにかく、やるったらやるの精神で明日のバレンタインにかこつけて告白しちゃおう!

翌日
手紙を使って放課後に近くの図書館によびだしてみたけど、来てくれるかな…
プレゼントも用意したし、ダメ元でぶつかろう!うん!

「お待たせ。随分待たせちゃったようだけど…何か用かしら?」
「女の子から呼び出されるなんて経験ないから、びっくりしちゃったわ…」
き、来た…!ホントに来てくれた…!ここまで順調だよっ…
「わ、私、B組の佐野瞳と言います!きょ、今日は伝えたいことがあるので来てもらいましたっ!」
こ、声が上ずった…!ど、どーしよ…
「そんなに緊張しなくても大丈夫よ。それで、伝えたいことって何かしら?」
「え、えっと…変かもしれないけど、私、貴方のことが好きなんです!付き合ってください!」
い、言っちゃった…!あわわ…嫌われるかな…
頭の中がぐっちゃぐちゃになってはいるが、優香ちゃんの声で我にかえった。
「…女の子から告白されるなんてね…これも初めてよ。貴方の真摯な気持ちに向き合わなければ失礼よね…一晩考えさせて頂戴。勇気がいったでしょう…?」
「は、はいっ…!わ、わかりました…でも、一つ聞かせてください」
「何かしら?」
「男子から告白されても、こんな風に対応するんですか…?」
「そんなわけないじゃない!あんな連中、私と付き合っている俺カッコいい!なんて思考の連中ばっかりよ。相手する価値もないわ。その点貴方は必死さが伝わってきた…そういうことよ。じゃあ、私は用事があるから行くわね」
「は、はい…」
「返事は近いうちにさせてもらうわ。それまで待っててね」

言ってしまった…でも、後悔はしていない。これで、良かったと思う。自分の気持ちを抑えるなんて、私の生き方じゃないもんね。

159110:2015/02/12(木) 17:30:27 ID:1HQW6lHk0
優香宅
まさか女の子に告白されるなんて思いもよらなかったけど…
でも、これで、ようやく…私の欲望…夢が果たせるわ…
うふふ…ホント、楽しみね…
3日ほど焦らしてみようかしら。
でも、早く遊びたいのよね…
私を楽しませてよね、瞳ちゃん…

3日後
私は、何と優香ちゃんの自宅に呼び出されていた。
すっごいおっきいなぁ…とにかくそのような感想しか出てこない。緊張からかな…
「さ、入ってちょうだい。二階に私の部屋があるから、そこで待ってて。お茶を持っていくわ」
「は、はい…」

優香の部屋
広いなー…私の部屋とは大違い。昔アニメで見たようなでっかいベッド、鏡台、クローゼット…
The お嬢様って感じの部屋。
ついつい見渡してしまう。
「人の部屋をそんなに見渡して…何か珍しいものでもあったのかしら?」
クスクス笑いながら優香ちゃんがお茶を淹れてくれた。
「どうかしら?アールグレイティー。私のお気に入りなのよね」
「それで、貴方のプレゼント、開けさせてもらったわ。素敵なネックレス、どうもありがとう」
「い、いえ!こちらこそ!」
「うふふ、だからそんなに緊張しなくてもいいのよ、ホントに」
「さて、お返事をさせてもらうわね。結論から言うと…」
一気に心拍数が上がる。運命を変える、この瞬間…
「はい…」
「いいわよ。喜んでお付き合いさせてもらうわ」
「へ…」
「ちょっと、そんなに間抜けな顔をしないで頂戴。私の彼女に、そんな顔は似合わないわよ?」
「うそ…」
「嘘だと思うならほっぺたでもつねってはどうかしら?私は本気よ。貴方の気持ちに圧されたわ。
私を、満足させて頂戴ね」
「は、はい…こちらこそ!」
ゆ、夢みたいだ…!あの優香ちゃんが私の彼女になってくれるなんて!
「その代わり、私からも…伝えたいことがあるの。聞いてくれるかしら?」
「も、もちろん!」
「そう、ありがとう。実はね…」
「は、はい…」
「私、太った女の子が大好きなの」
「だからね、瞳ちゃんには太って欲しいの…ダメかしら?」

160110:2015/02/13(金) 22:49:33 ID:YQmb.Q8.0
「ふ、太る…?」
「ダメならいいのよ、ダメなら…私、憧れなのよね…普段私にはそんな不規則な、太るような生活は許されないの…だからかしら、太った子に憧れるようになったのは…」
太っている子が、好き…世間的にはある意味レズより理解されにくい性癖であろう。それを告白してくれたのだ。私を信じて…相手にだけ答えさせてはいけない。自分も、相手に真摯に向き合う。それが恋愛の基本中の基本。忘れちゃいけない大事なこと。だから私は…
「…いいよ。優香ちゃんが、私のこと、ちゃんと好きでいてくれるなら…」
「勿論じゃない!あぁ!貴方と付き合って本当に良かった!こんなにも誰かを愛らしく思う気持ちは初めてだわ!」
「大袈裟だよ…」
「大袈裟なんかじゃないわ…そうね、早速始めましょうと言いたいところだけど…春休みまで待ちましょう。うちに泊まり込みなさい。徹底的に肉体改造してあげるわ」
「に、肉体改造…」
「そ、楽しみにしていて頂戴ね」

時は流れて春休み
それまでは普通に仲の良い友達みたいな感覚でお付き合いをしていた。ま、それはあんまり重要でなく…今日は最初の日と言うことで、優香ちゃんの家に呼び出されていた。何回か来たからもう慣れたけど、やっぱり大きいね。

「あら、もう来たのね。いらっしゃい」
「うん、じっとしてられなくってさ」
「いつものように部屋で待ってて。お茶淹れてくるわ」
これから私、何をされるんだろう…不安でいっぱいだが、どこか興奮している自分もいて、複雑な気持ちだ。
…と、優香ちゃんが来たみたい。
「お待たせ。今日はジャスミンティーよ。ちょっとクセがあるけど、さらっと飲めていいと思うわ」
「ふう、じゃあ、これからの流れを説明するわね」
「うん」
「太るために大事なことって何かしら?」
「へ?そんなのカロリーをとることに決まってるんじゃ…」
「甘いわね。それじゃ健康的とは言えないわ。健康。これが一番大事なのよ。少しずつ食べられる量を増やしていけばいいわ。落ち着いてやりましょう」
「うん…優香ちゃんがそう言うなら」
「理解が早くて助かるわ。もう一ついいかしら?」
「ん、なーに?」
「これからは、できる限り下着で生活してもらうわ」
「え、ええっ!?」
突然のことで割とびっくり。
「簡単な理由よ。服を着ていたらお腹一杯食べられないじゃない?
それともう一つ。お風呂の鏡で、毎日自分の姿を確認してもらうの。これだけよ」
「は、恥ずかしいよ…」 
「心配ないわ。この家に男のお手伝いさんはいないもの」
「で、でも…」
「そのうち羞恥心なんて消えてなくなるわ。慣れればいいのよ。慣れ」
上品に見えて以外とおおざっぱ。
やはりキャラ作ってたところはあったみたい。
「さて、早速スリーサイズと身長体重を測るわね」

161名無しさん:2015/02/14(土) 00:20:04 ID:qDlg4Jck0
乙乙
レズものは久しぶりかも

162名無しさん:2015/02/14(土) 12:37:25 ID:vHVNozsU0
しえん


dat落ちなさそうだけど要るかな?

163110:2015/02/14(土) 20:21:30 ID:j5s7iq8.0

佐野瞳
バスト 79
ウエスト 60
ヒップ 83
身長 156㎝
体重 49.3㎏

「うーん、日本人の平均より少し細身といったとこらかしら。男の人が好みそうな守ってあげたくなる女の子って感じね」
「そ、そんな考察はいいよ!早く服を…」
「あーそうね。はい、どうぞ。しばらくはこれと同じサイズの下着着て生活してね。種類はバラエティに富んでるから飽きることはないと思うわ」
と言われて手渡されたのはピンクのシンプルな、特に派手な柄はないハーフトップだった。サイズは…S。私が普段着てるのと同じだけど、なんだか妙に落ち着かない。着なれてないからかな?
「さ、私出てるから早く着替えてね。終わったらお勉強よ」
「ええっ!?勉強するの!?」
「当たり前じゃない!学力を落とすわけにはいかないもの」
優香ちゃん、頭もよくって学年末テストの時は大分助けてもらった。だから勉強するのはいいんだけど…うーん…
「もう終わったかしらー?」
「も、もうちょい待って!」
は、早く着替えないと!
「終わったよー」
「あら、中々似合うじゃない。私のセンス、良いでしょう?」
「う、うん」
自分で言うかな…?
「さ、早速お勉強始めましょう!二時関数の復習からね」
げ…いきなり苦手な数学だよ…

二時間後
「あー疲れた…」
「少し休憩にしましょう。あ、そうそう。机の上に置いてあるチョコとか頭の栄養になりそうなお菓子はいつでもつまんでいいからね。眠気覚ましにコーヒー淹れてくるわ」
「うん」
ちょっと後
「ねぇ」
「何かしら?」
「太らせるって…どこまで?」
「できるところまで…かしら」
「そっか…」
「不安なのかしら。でも心配ないわ。貴方には私がついているもの。私がいる限り一人ということはないわ」
「優香ちゃん…」
「湿っぽい話はやめて、ご飯何がいいかしら?ある程度は希望が聞けるわ」
「うーん…お肉…とか?」
「ステーキね…わかったわ。そらと食事は二回。朝はもう食べちゃってるから今日はしょうがないわね。それで、一食3000キロカロリーとってもらうわ」
「さ、3000!?」
「以外と簡単よ。食べればわかるわ」
「さ、休憩おわり!勉強するわよ」
「はーい」

お昼
「さ、ご飯の用意ができたみたいだから降りましょうか。ついてきて」
優香ちゃんの部屋以外に入るのは初めてだ…
「ここよ」
「…!」
まるでホテルのバイキング会場のような部屋に大きなテーブル、椅子がたくさん。パーティー会場なのかな…

164110:2015/02/14(土) 21:42:39 ID:j5s7iq8.0
「違うわよ。ここは普通にリビングのようなもの。ほら、あそこにテレビも置いてあるでしょ?」
で、でかい…何インチあるんだろう
「さ、食事にしましょう。ほら、座って座って」
運ばれてきたのはお店で見るのと倍くらいあるステーキ…何㎏あるのかな…?
「これ、何㎏あるの?」
「牛のフィレ肉で10㎏よ。ちゃんと食べきってね」
「飽きそうならソースとか変えてもいいわよ。ここに置いておくわね」
「ちょ、ちょっと!」
「なぁに?」
「肉以外…は?」
「あらあら、中々食いしん坊さんだったのね。野菜とかも言ってくれれば出すわ」
あ、なら大丈夫そう。健康に太る…か。
とにかく、食べてみなくちゃ。
私はステーキに手をつけ、普段食べるように一切れずつに分けて食べ進めていく。
半分ほど食べたところで限界が来てしまった。
「うっぷ…キツい…」
私のお腹は既にパンパンに張っていた。触るとゴムまりのような感覚で、いかにも詰め込んだという感じ。
「ちゃんと食べきらなきゃダメじゃないの!いけないわねぇ…」
「だ、だって…」
「はい、これ」
そう言って手渡されたのは粉薬だった。
「なにこれ…?」
「食欲増進剤よ。15分くらいで効いてくると思うわ。私、食べ終わっちゃったからお茶にしてるわね」
ホントに効くのかな?私は薬を飲んで、しばらくぼんやりしていた。すると…
効いてきたっぽい…何か食べたい。食べたくてたまらない
私は残りを、お腹がいっぱいで吐きそうなのも忘れてペロリとたいらげてしまった。
食べたい…もっと食べたい!
私は近くにいたお手伝いさんに声をかけて、サラダとドレッシング、それと山盛りのご飯を運んでもらった。
大きなボウルに盛られたサラダに、テーブルにあったオリーブオイル、ドレッシングをドバドバかけて、一気にペロリ。口の中が油でギットギトなのも気にせず、それも忘れてご飯に手をつけた。
とにかく食べたい。
その一心で三合ほどあるご飯も五分ほどでなくなってしまった。
「ふぅ…ふぅ…」
お腹は先程の倍以上に膨らみ、ドスンと乗っかっていた。
これを消化しきるのは時間がかかるだろう…そう思ったところで急に眠くなって寝てしまった。
薬の副作用かな…?

「寝室に運んであげてちょうだい。…そう。そっとね」
「うふふふふ…あんなにたくさん食べちゃって…でも、あんなにがっつく瞳が見れて幸せよ…私。
あの薬、食欲増進だけじゃなく、炭水化物、油ものが欲しくなる副作用があるのよ。私はちゃーんと、健康に太れるようサポートしてるわよ…薬に頼ったのはあの子…私は悪くないわ」

いままで生きてきた中で一番幸せな気分だ。人が…崩れていくというのは…とても気分がいい。
「さ、私は勉強しておこうかしらね」
妖しい微笑みを浮かべる優香は、どこか恍惚とした表情で部屋へ向かった。

165110:2015/02/15(日) 09:48:51 ID:VWCotE0s0
数時間後
「おはよう、瞳」
「う、うん…ここは…?」
「寝室よ。貴方が寝てたのを見つけて、運んでもらったのよ」
「わ、私…あの薬飲んだ後…急に食べたくなってきて…それで…」
「効果はちゃんとあったのね。良かったわ」
「いつもより…何倍も食べちゃって…どうしよう…」
「大丈夫よ、ほら、その証拠に、もうお腹が空いてるでしょ?まだ食べられるっていう証拠よ」
「た、確かに…もうお腹空いてる…」
「晩御飯にしましょう。今日の晩御飯はパスタよ。何がいいかしら?」
「…カルボナーラ」
「わかったわ。伝えておくわね」
「あ、あのさ」
「なぁに?」
「食べきれなかったら、お薬ちょうだい…」
「いいわよ。多めに用意しておくわね」
「うん…お願い」
「できたら呼ぶわね」
数十分後
「できたわよ」
「あ、ちょっと待って…トイレ行ってから行くね」
「先に下で待ってるわね」
「うん」

食堂兼リビング
「うわっ…」
山のように盛られたパスタを見て、思わず声をあげてしまった
これ、食べきれるかな…?
「…お薬、使う?」
「…うん」
あの薬を使うと…自分が自分でなくなってしまうような気がするが、これを食べ切るためにはやむを得ない。
私は薬を飲み、十五分ほど待った
……!来た…!あの心の底から食欲が沸き上がるこの感じ…!
食べたい!食べたい!体が、心が、食わせろと叫ぶ。
私は脇目もふらずにパスタをすすりだした。美味しい!美味しい!
もっと、もっと!一気につめたことで嗚咽感を感じたものの、それに勝る食欲がどんどん口に食べ物を運ばせる。
「予想以上ね…」
優香ちゃんが何か呟いた気がするが気にしない。パスタを食べ終わると、運ばれてきたロールキャベツに机の上のありとあらゆる調味料をかけて、我慢できず素手で掴んで食べた。
マヨネーズ、オイル、塩、胡椒…
七味、ソース、醤油…あらゆる味が混ざりあい、普通の人なら見るだけで遠慮しそうな見た目だが、
服がベトベトになるのも気にせず、一心不乱に食べ続ける。あぁ美味しい!お腹が苦しくないおかげでまだ入る
「優香ちゃん!」
「な、なぁに…?」
「私、もっともっと食べたい!何かないの!?」
「デザートにケーキがあるわ…」
「なら持ってきてぇ!まるごと!食べたいのぉ!」
私はホールケーキをまたもや素手で掴んで取り、口の回りも、何もかも気にせず食べる。甘くて美味しい!天国のような空間。
ものの数分でたいらげてしまい、
私は倒れるように寝てしまった。

「…体を拭いて、寝かせてあげなさい…効果は予想以上…最高の出来だわ…さ、お風呂入って私も寝ましょう…明日が楽しみね」
悪魔。そうとしか形容できない笑みを浮かべて、風呂場へ向かった。
こうして、春休み一日目は終わりを告げたのだった…

166110:2015/02/15(日) 10:27:59 ID:VWCotE0s0
翌日、私は自分の体を見て愕然とした。太ってる。目に見えてそうとわかる。
昨日よりお腹の肉はつまめるし、下着だってなんだかキツい。
足もお尻が大きくなったのかな?そのせいで若干重い。
確実に増えてる…
「おはよう。さ、計測の時間よ」
「…やだ…」
「もう、太りたくないよ…」
「どうしたの?急に…」
「だって、私の体…こんなんになっちゃったんだよ…」
そう言うと、優香ちゃんはまじまじと私の体をみつめてこう言った。
「とても素敵よ…瞳」
「え…」
「言ったでしょう?私がいる限り、貴方は一人じゃない。あぁ…
更に綺麗さを増したと言えるわ」
「で、でも…」
「昨日の貴方の食べっぷり…とても幸せそうだった。好きなものを好きなだけ食べる…素敵な事よね…」
「素敵な…こと…」
「そうよ。自信を持っていいわ…貴方は可愛い。美しい。私が保証するわ」
「優香ちゃん…」
「…貴方の素敵な自慢の体を、私に測らせて頂戴…?」
「…うん!」

佐野瞳
バスト 82 +3(79)
ウエスト 64 +4(60)
ヒップ 87 +4(83)
身長 156㎝
体重 54.7㎏ +5.4(49.3)

「ねぇ優香ちゃん」
「なぁに?」
「下着…もうきつくなってきちゃった…」
「うふふ、新しいのに変えましょうか。そうね…このTバックなんかどうかしら?」
「は、恥ずかしいよ!やめて!」
「いいじゃないの!お尻、ぱつぱつにならないわよ(笑)?」
「ふつーのないの!?ふつーの!」 
「冗談よ、ほら」
昨日より派手め黒いキャミソールを受け取って着替えた
「これでも十分恥ずかしいんだけど…」
「セクシーよ、セクシー(笑)」
「もう!笑わないで!」
前より仲良くなった…よね!

167110:2015/02/15(日) 19:52:55 ID:VWCotE0s0
春休みも残り三日になった。
私は、前よりずっと太ったけど、もう気にしてない。それどころかもっと太りたいと思うようになった。薬を使わなくてもたくさん食べれるようになったけど今でも使っている。あの食欲に支配される感覚に病みつきになってしまったのだ。
「さ、計量するわよー」
「うんっ!」

バスト 91 +9(82)
ウエスト 74 +10(64)
ヒップ 98 +11(87)
身長 156.5㎝
体重 70.6㎏ +15.9(54.7)

「ホント、立派になったわ…」
「えへへ…」
「今日の下着、どうしようかしら…」
「優香ちゃんが選ぶなら、何でもいいよ!」
「なら…はい、これ」
「……なにこれ」
「マイクロビキニよ。可愛いでしょう?」
「優香ちゃんのバカー!」
「な、なによ急に!いいじゃない別に!」
「なに!なんなの!?マイクロビキニって!部屋で着るものじゃないよ!寒いし!」
「…わかったわよ…はい、どうぞ」
手渡されたのはチェック柄のブラとパンツだった。…これならまぁ、いいかも
「しかし、たった二週間でSからLLなんてねぇ…私って実は肥満のエリートかも!?」
「うふふ、そうかもね」

…今日はとっておきよ…そろそろ激ぽちゃから完璧なデブになる時ね…
貴方が壊れるところ…早く見たいわぁ…

168Kumikumi:2015/02/16(月) 16:57:41 ID:6.sLW.sM0
私は美香。高校二年生。
そろそろ大学受験の勉強しないとって思ってる。なので、受験用塾に来てみた。
夏休みの合宿があるみたいだから、それに参加しよう。
ちょっと高いけど、一か月間食事もくれるらしいし、まあいっか。

169Kumikumi:2015/02/16(月) 17:09:03 ID:6.sLW.sM0
「こちらが、申込書になります。宜しければ、サインして下さい。」
一ヶ月間、寮から出ることはでき…
ああ、めんどくさい。こんなの、適当にサインしちゃえばいいじゃない!
当日
「うわーっちょっと朝御飯の量多くない?」
寮の中で友達を見つけた。里奈ちゃんだ。ちょっと抜けてるけど、優しい。
「うん、確かに」
「でも食べないと、部屋に返してもらえないし」
「そうだよね。食べるしかないか。」

170名無しさん:2015/02/18(水) 04:01:53 ID:7zRzv1B60
続きはよ

171名無しさん:2015/02/18(水) 09:42:44 ID:SLjnC.GU0
まあ気長に待とうや
焦らすのはアカン

172名無しさん:2015/02/25(水) 00:51:47 ID:Z3AyBRT20
DLサイトで同人誌買おうとおもってるんだけど
何買おうか迷ってる
みんながもってる同人誌の感想聞きたい

ちなみに俺が買った
生意気なグラビアの〜ってやつはなかなか良かった
ページ数多いし
まぁこれしか買ってないから比べ用がないんだけど

173名無しさん:2015/02/26(木) 05:26:25 ID:n.uymO/.0
同人作家なら我等加藤隼戦斗隊の本がおすすめ
その中でもルイズ本は一番のお気に入りだけどこの人の作品はDL販売をしてないし委託も割れも一部しか存在せずほとんどが入手困難
DLサイトで買える本なら「悪魔の質問」がおすすめ、肥満化シチュは最後の一つ前の話だけだけど個人的に何度も抜けるぐらいやばい
これら以外で絵が上手くてクオリティ高い肥満化作品はあるのかはたして

174大導師 ◆t3E9hfR0Bc:2015/03/01(日) 01:11:04 ID:ThXyUYgE0
一応29日(ッぽい日)ですので、駄文ですがよろしければどうぞ。

ttp://www1.axfc.net/u/3421581.zip
パスはhimankaです

175 ◆t3E9hfR0Bc:2015/03/01(日) 01:58:14 ID:ThXyUYgE0
あ、名前欄ミスってる・・・

176名無しさん:2015/03/04(水) 07:05:50 ID:YYf87cP60
遅まきながら乙です
ラブライブ好きなんで肥満化の二次創作が読めたのは本当に嬉しいw

177名無しさん:2015/03/13(金) 04:47:23 ID:HmR5wtuw0
続きはよ

178 ◆t3E9hfR0Bc:2015/03/29(日) 01:42:09 ID:AaHcdgdQ0
29の日なので、毎月の駄文を。

ttp://www1.axfc.net/u/3439700.zip

パスはいつものです

179名無しさん:2015/03/29(日) 02:29:40 ID:J0tblIVo0
毎度お疲れ様です

180547:2015/04/13(月) 07:30:44 ID:XGQlig9E0
2ヶ月以上過ぎてしまいましたが、
「再と初 更なる試練と肥え初め」の完結編(?)を投稿します。

かなり間が空き、その上拙作のオリジナルキャラが続投してるので
登場人物の紹介もしておきます。


過龍光樹 19歳 165cm 54kg 90・58・84
ぽっちゃり体型の家事手伝い。
(本人は『デブメイド』と自認してる)
去年のクリスマスイヴに末年の師月と共に試練を果たし、
元旦の新たなる試練にも挑んだが

リーファ・フェフ 21歳 167cm 54kg 87・54・82
外見は整ったスタイルをした美女で、
肥満化と引き換えに重病・重傷患者をすぐさま完治させる肥化治療システムを発明した天才科学者である。
ただ性格の方は、責任感や倫理観はあるものの、かなり子供っぽい。
『朱の女』なる妖怪の振りをして希望する者に肥化治療を施している。

ライディ・マウナス 22歳 
引き締まった体躯の銀髪の美青年。
(しかし初対面の人には『華奢な体の美女』と認識される場合が多い)
末年家の新たなる試練には関わりの無いことと素っ気ない態度を取っていたが・・・

181547:2015/04/13(月) 07:36:16 ID:XGQlig9E0
早速間違えてしまった・・・

過龍光樹 19歳 165cm 54kg 90・58・84(過去)→110・81・104(現在)


とあるレストランの屋外席でリーファとライディは満開の桜を見ながら、
紅茶を飲んでいた。
「2月、3月もあっという間に過ぎてもう4月かぁ」
「新入生のシーズンだね」
「僕や君とは関係無いものだけどね」
「ははは、そこを言われちゃきっついなぁ〜」
全く気にしてない軽い返事をしながら、リーファは茶菓子を食べる。


「リーファちゃん、ライディ・・・」
光樹が何か言いたげな様子で二人の席に近づいてきた。
「光樹さんもお茶しない?」リーファが光樹を誘う。
「いや、3か月前の末年家の事件は・・・」
「あぁ、あの事件・・・」ライディが少し間を置いてから事件の『顛末』を話す。


『去年のクリスマスとこの元旦に末年家に試練を与えた男・・・
試練の神は神としては本物の存在だったが、その心は下劣なものだった』
『あの男は太った女性そのものを毛嫌いしていて、
末年家に試練を与えていた女神を封じ、自分が理不尽な試練を与えることで
災いにより末年家を滅ぼそうとしていた』
『橘さんが関わったあの重さの神の事件からその存在を推測した僕は
試練の神に近づき下僕になる振りをして、
試練で通る道に罠をしかけるという試練の神としての罪の証拠を収めた』
『そして、全てを知った光樹ちゃんとリーファちゃん、
末年の師月ちゃんと陸美さんが作った隙を付いて封じの札を張り、あの男は封印された』
『それにより女神は解放され、師月ちゃんと睦美さんは元の体型に戻れた』
・・・って結末だったあの事件」

182547:2015/04/13(月) 07:39:47 ID:XGQlig9E0
「いや、粗筋があるならその詳細を・・・」「打ち切り」
「え?」 「・・・誰かさんがまとめられなくなったんだよ」
「粗筋からして長ったらしいしね」 「・・・それを言われたらきっついなぁ〜」
リーファの指摘に結構気にした様な口調で返事するライディだった。

「まぁ、過ぎたことを気にする必要無いですよ、光樹さん」と、リーファ。
「う、うん、そうだね」
( どう過ぎたか読者にわからないのが問題なんだけど・・・)

「じゃあ私は『朱の女』、のアフターフォローに行ってきます」
そう言ってリーファは席を立った。
「過ぎたことは気にする必要は無くても、気にしたいものはあるってか?」
「じゃあ僕はまた悪い奴を騙しに・・・っても騙すべき相手が見つかってないし
リーファちゃんのアシストに行ってきます」
「そっちの方が好きな仕事だしね」
「まぁね、でも好き嫌いはともかく騙す方も必要な仕事だから」
(みんなの幸せを守るためにはね・・・)
ライディも席を立った。

「行ってらっしゃい」
二人を見送った光樹は席に付き、メニューを開く。
元々軽食を取ろうとしたところで、あの二人を見かけたから声をかけたのだ。


(しかしリーファちゃんは今年度は何人の人間を太らせることになるんだろうか・・・)
(・・・肥化治療はまだ認められたわけじゃないから哲ちゃんの時の様に事件に巻き込まれるかもしれない・・・)
(それに作乃が封じた重さの神と先の事件で封じた試練の神、あの2人、もとい2柱の様な悪しき神がまた出てこないとも限らない・・・ってのは考えすぎなか?)

(けど例えどんな事が起こっても、リーファちゃんとライディは負けたりしない)
(いや誰にだって理不尽な力に立ち向かう力はある)
(師月ちゃんと睦美さん、哲ちゃんに作乃、それに私が何とかできた様に・・・
って、全員デブってるじゃん!・・・どういう運の巡り合わせなんだか・・・)
そう光樹が一人考えこんでたところに、
テーブルに注文したハンバーグセットが来た。

(・・・デブらしく食べ物が来たら気持ちを切り替えるとしようか)
「・・・頂きます」
と、自嘲的な考えから「これまでとこれからのこと」についての思考を終わらせることにした光樹。
最初にライスの一口を頬張ると共に一種の結論を出すのであった。
(太った女達の物語は・・・『肥勇伝』は終わらない。
リーファちゃんやライディのようなヒーローがいて、
彼女たちが――私達が格好悪く太っても一生懸命生きようとしている限り
絶対にバッドエンドでは終わらない―――)


という訳で、「再と初 更なる試練と肥初め」、物の見事に打ち切りです。
正月ネタのSSなのに1月中に書き上がらなかった時点でこうするべきでした・・・

そして光樹・リーファ・ライディといったオリジナルキャラが
活躍(?)するSSシリーズ『肥勇伝』。
今回区切りをつける意味をこめて、半ば打ち切りの様な形で名称を決定させました。
過去作の『肥勇伝』該当作品(一応の時系列順)

・「美と健 肥化治療と演じる女」
・「偽と正 偽る男達と女の真心」
・「罪と罰 GMと朱水晶の少女」
・「責と功 GM少女の後日談とメイド少女の前日談」
・「肥らせの迷宮」
・「荷と駆 試練の聖夜と走る乙女」
・「再と初 更なる試練と肥初め」

183547:2015/04/13(月) 07:41:56 ID:XGQlig9E0
しかし打ち切りの宣言と自己設定の披露だけで済ませるのも申し訳ないので、
過去作「メイルのファト・ファイト」の続編となる
ロックマンエグゼStreamの二次創作SSも合わせて投稿します。


「二人のデブと二つの奮闘」

デンサンシティのネットナビ・メディカルセンター。
今、ここには死んだ様に眠りこけるネットナビが多数収容されていた。
彼らの共通点は、あの「バーニング・グルメール」でエネルギー充電サービスを受けたこと。
・・・あえてもう一つあげれば、現実で彼らの安否を心配しているオペレーターは、
全員が丸々と太った女性である。


科学省にて、熱斗は名人からこの事態についての説明を受けていた。
「バーニング・グルメールでやっていたネットナビへのエネルギー充電サービス、
あれも焼ノ内の仕組んだ罠だったんだ。一部のナビに数週間の潜伏期間の後に発動しナビをデリートしてしまうウイルスが感染するよう仕込み、それを業者のミスに偽装して保険金をだまし取る計画だったんだ」
「あいつ・・・そんなことまで!」
「だが焼ノ内は誤って店のプログラムを破壊しない様に、ワクチンプログラムを用意していた。君がメイルちゃんと倒したバーナーマンの残存データからそのありかを割り出した、場所はそう遠くないネット倉庫、詳しいアドレスをPETに送ろう」
名人のPETから熱斗のPETの中のロックマンに倉庫のアドレスが送られた。
「・・・座標確認。 急げば30分ぐらいで行ける場所だよ」
「よし!すぐに行って取ってくるぞ、ロックマン」
「ただ、その残存データにはコピーされた形跡があった、恐らく砂山を助けたネオWWWの団員によるものだ。連中もワクチンプログラムを狙ってくる可能性が高い、気をつけてくれ」
「分かった! 行ってくるよ、名人さん!」
「行ってらっしゃい!あと、「さん」はいらない!」


約30分後、目的のプログラムがあるネット倉庫の電脳にロックマンは居た。
しかし・・・

184547:2015/04/13(月) 07:43:24 ID:XGQlig9E0
約30分後、目的のプログラムがあるネット倉庫の電脳にロックマンは居た。
しかし・・・

「くっ!」ロックマンがロックバスターを連射するも、敵である獣型ナビ、ネオWWWのアステロイド・ビーストマンはその連射を紙一重で掻い潜り、ロックマンに迫る。
「ハイキャノン!」
ロックマンがハイキャノンを撃つ。
「ガオォォ! ビーストレイ!」
しかしビーストマンは爪でハイキャノンの砲弾を細切れにしてしまう。

「ロングソード、スロットイン!」
ロックマンはロングソードを装備し、ビーストマンの爪と切り結ぶ。

現実世界にはロックマンとビーストマンの戦いを自分のPETから冷ややかな目で見ている
ピンク色の服の男(?)がいた。ネオWWW団員ナルシー・ヒデ(本名・山下日出ノ助)だ。
「さっ、戦うのは野蛮なヤツに任せてアタシたちのお仕事をしましょ、ビデオマ〜ン」
「おうよ!」ナルシーのナビ、アステロイド・ビデオマンはネット倉庫内に居た。
「カプセルボム!」「ぐわー!」そのビデオマンを背後からの攻撃が吹き飛ばした。

看護婦を模した外見の(スタイルの良い)少女型ネットナビ・メディだ。
今回、オペレーターのジャスミンと共にロックマンの助太刀に来たのだ。

「バカ!そのプログラムは油の特性があるんだぞ!下手に攻撃するな!」
メディはビデオマンの忠告(?)に耳を傾けたりせず、
骨付き肉(型ワクチンプログラム)へ手を伸ばす。
「そうはさせるか!」 ビデオマンの両腕のテープから出た光が、
(骨付き肉型)ワクチンを覆い、メディの体よりも巨大な骨付き肉となった。

「えっ!?これは・・・」
「さすがね、ビデオマン。アドリブにしては上出来よ」

ビデオマンはその名の通りビデオに関する能力を持っており、
先ほどテープにコピーした骨付き肉型ワクチンプログラムのデータを拡大再生し、
巨大な骨付き肉型プログラムを実体化させ、
骨付き肉型ワクチンをその中に埋もれてしまったのだ。

「要するにワクチンプログラムはあの中にあるのよね・・・こうなったら!」
メディが巨大骨付き肉(コピー)を砕くためにカプセルボムを構えたが、
ビデオマンが笑いながら止める。
「おっと、そのコピーも油の特性があるからね。攻撃するとそれこそ火に油を注いだみたいに大爆発するよ」
「もちろん、中のワクチンは木っ端微塵♪」と、ナルシー

「バカが!そのデカイコピーを持っていけば済むじゃねーか!」
そう指摘したのは、ロックマン、と戦いながら倉庫に入ってきたビーストマンだ。
「 あ」指摘を受けたビデオマンは硬直する。
「いやそれは・・・」
「それは無理だよ・・・こんな大きなサイズのコピーだと中身の方はちゃんと再現できてないはずだから、ワクチンとしては使えない・・・」 
しかし、メディとロックマンはその指摘に反論する。

「 あ、あぁ!それも計算のウチだったのさ!」
「ならいいんだよ」
硬直の解けたビデオマンは慌てて取り繕うが、
ビーストマンはこれで納得した。

「じゃぁアバヨ!」
「それじゃ、さようなら!」 
「アタシ達の芸術的な作戦を刮目して見てってね♪」
ビデオマンとビーストマンがプラグアウトし、ナルシーもその場を離れる。



「ちくしょう、もっと小さなコピーだったらビーストマンが言ってた様にそれを持っていけたのに・・・」 
この熱斗の言葉でジャスミンが閃いた。
「・・・それネ!」 「え?」

数分後、熱斗達四人はジャスミンのアイディアを実行しようとしていた。
「おし、アクアソード、スロットイン!」
「アクアソードなら油のデータでも切れるはず・・・・」
ロックマンがアクアソードを装備し、巨大骨付き肉(型プログラム)にゆっくりと刃を入れて、巨大骨付き肉から小さな欠片を切り取っていく。
その欠片をメディが両腕で抱え込み、解析をはじめた。

185547:2015/04/13(月) 07:46:05 ID:XGQlig9E0

「うっ・・・やっぱり」
「どうして!?」
ロックマンは驚くがメディはある程度覚悟していたようだ。

どうして、こうなったのか。
それはロックマンとメディが予測していた様に
ビデオマンが無理矢理サイズを巨大化させてコピーしたために、プログラムが劣化して、解析するだけでもナビに無駄なデータが大量に流れ込むようになったのだ。
そのためにナビの方で容量の圧迫に対応するために体の面積を広げざるを得なくなり、
外見は太った様に見える


「メディ・・・」
「ちくしょう!ネオWWWめ! メイルちゃん達だけでなくメディまで!!」
ジャスミンは悲しみ、熱斗は怒る。
・・・・実を言うとネオWWWはメイル達の肥満化には関わってないし、メディも覚悟の上である。

「  ロックマン、次の欠片を早く!」
「でもメディが・・・・」
「私が、いや私達がなんとかしないとこんな風に太ってしまった女の人達がナビまで失うことになる、だから今は私たちの出来る精一杯をやらないといけないの!」
「・・・分かった、ボクも自分の出来ることをやる!」
「よし!オレ達も頑張るぞ!」「はいネ!」

熱斗がソード系チップを送り、ロックマンが骨付き肉型プログラムを切り取っていく。
ジャスミンはメディがバグを起こさないように調整する。
そしてメディがその身体を肥やしながらプログラムを解析していく。
その結果―――


その頃、ネットナビ・メデイカルセンターには、
太目のオペレーターの中でもトップクラスに大きな肥満体の少女――
メイルも来ていた。ロールのウイルスチェックのためだ。
PETに戻ったロールが告げたその結果は・・・・
「メイルちゃん、私はウイルスに感染してなかったよ」
「よかった・・・」
安堵するメイルだが、その丸い笑顔はすぐに曇る。
(ロールは無事だったけど、沢山のナビがウイルスに犯されてる、
でも私に出来ることは・・・)
「あっ、熱斗さんからメールが来てるわ」
「・・・『ネオWWWが来るかもしれないから、手伝ってほしい』?」



その数十分後にメディカルセンターに一台のトラックが来た。
「みなさんワクチンプログラムがとどきました・・・」
「こちらにプラグインしてワクチンをインストールしてください・・・」
運転席から救急隊員達が出てきたが、
目のハイライトが消えてたり、声の抑揚が無かったりと、少し様子がおかしい。

しかし、ナビが追い詰められた太目の乙女達にそこを気にする余裕は無かった。
救急隊員の指示通りにトラックの荷台の電脳にナビをプラグインしていく。

荷台の電脳には、巨大な修復システムが用意されていた。
修復システムは、地面に寝かされたナビ達とコードで繋がっていて、
その中央にはあの骨付き肉型ワクチンプログラムが設置されている。
――ビデオマンが造ったコピーだが。

トラックの荷台の中には三人の男が、窮屈そうに押し合いながら、座っていた。
「子ブタちゃんたちがワラワラと群がってきて、正直暑苦しいワネェ」
真ん中に座ろうとして左の男と押し合っているのは、ナルシーだ。
「まあ、ナビの命がかかってますからね。彼女らのためにも助けてあげましょうね」
右に座っているスキンヘッドの男、ネオWWW団員西古レイ。
催眠能力を持つアステロイド・フラッシュマンをナビにしている。
「恐怖と混乱をもたらすダークナビとしてな!」
そして左に座りナルシーと押し合ってる強面の男、
ビーストマンのオペレーター・犬飼だ。

ダークオーラを混ぜ合わせ、ダークチップと同様の中毒性を持つ様になったワクチンプログラムのコピーを使い、
ナビ達の命を救い、その後暴走させることが今回のネオWWWの作戦だった。

「そんなことは!」 「絶対に!」 「させないヨ!」 「 ゲプ・・ええ!」
熱斗とロックマン、ジャスミンとメディはネオWWWのトラック近くのビルの屋上に
駆けつけていた。そして、トラック目掛けて躊躇いなく飛び降りた。
ビルの真ん中より少し上を過ぎた辺りでディメンショナルエリアが展開される。

186547:2015/04/13(月) 07:49:38 ID:XGQlig9E0
その様を西古がPETから見ていた。
「あいつら、クロスフュージョンして突っ込む気か!?」
「迎え撃て、ビーストマン! ディマンショナルチップ、スロットイン!」 
犬飼がディメンショナルチップを使い、荷台の上にビーストマンを実体化させる。

「ガオォォ!」ビーストマンはシンクロチップを取り出した熱斗目掛けて飛び上がった。
しかし、それを遮る様に、真下の階から窓を突き破って、ピンクの大玉が飛び出てきた。
「ガァ!?」「やらせない!!」
そうクロスフュージョンしたメイル――CFロールである。

不意をつかれたビーストマンはメイルの巨体でのぶちかましを受け、
そのまま地面に落下していった。
巨大なビーストマンと肥満体なメイルが落下した衝撃はトラックまで揺るがす。
「「「おわぁぁ!」荷台の犬飼達が衝撃で目を回している間に、
こっそりクロスフュージョンしたCFロックマンがジャスミンを抱えて近くに着地して
そこからすぐにクロスフュージョンを解除し、
「プラグイン!ロックマンエグゼ!トランスミッション!」
「プラグイン!メディ!トランスミッション!」
熱斗とジャスミンはロックマンとメディをトラックにプラグインさせる。

ロックマンはすぐさま修復システムの中央の骨付き肉型プログラムに飛びかかる。
「フミコミザン!」
加速してのソードの斬撃が骨付き肉型プログラムを修復システムから切り離した。

着地したロックマンを電撃が襲う、
控えていたフラッシュマンが放ったネオンライトだ。
「フラッシュマン!」
「それで止めたつもりか!」
そう、ビデオマンのテープにダークオーラ入りワクチンのデータが残っていて、
修復システムも稼働し続けている。
しかしその修復システムの中央に白くて横に大きな、大玉の様なシルエットがへばり付いた。
「な!?」
「どけ!ワインドカッター!」遅れてプラグインしたビデオマンが
システム中央に巨大テープを撃つ。
しかし、へばり付いている大玉は全体を大きく振動させながら、
弾力でワインドカッターを弾いた、

「・・・もしかして、あいつ・・・」
「ビデオマン!何を手間取ってる!俺も手伝ってや・・・」
「させない!」「ちっ!」

フラッシュマンはビデオマンに加勢しようとするも、
ロックマンにバスターの連射で足止めされていた。


現実ではCFロールがビーストマンと戦っている。
「フレイムソード!スロットイン!」
CFロールが炎属性のソードを装備し切りかかるも、
重心の偏った攻撃では素早いビーストマンを捉えられなかった。

しかし洗脳された救急隊員はこんな戦いが行われていることなど全く気にとめず、
フラッシュマンの指定した時間に従い、リカバリーシステムを起動させた。
「リカバリーシステム、起動します」
リカバリーシステムはその起動し、コードでつながったナビ達に
そしてナビ達は生気を取り戻し次々に目を覚ましていく。

187547:2015/04/13(月) 07:51:37 ID:XGQlig9E0
「これで決めるぜ!バトルチップ、ハイキャノン!トリプルスロットイン!」
熱斗が3枚のチップを一定のタイミングでスロットインしたことにより、
ロックマンがプログラムアドバンス(PA)を発動させる。
「PA!ギガキャノン!」
ロックマンは両腕を合体させた砲台から巨大な光線を放つ。

その光線は体勢を戻したフラッシュマンとビデオマンにはかわされるも
後ろにあったリカバリーシステムに当たり、大爆発。その余波が2体を吹き飛ばした。
「うわぁーーー!!」 「あんなデブにしてやられるなんて〜〜〜!!」
フラッシュマンとビデオマンはログアウトし、西古とナルシーのPETに送還された。


現実世界では、CFロールとビーストマンの戦いが続いていた。
CFロールのフレイムソードの攻撃が当たらずにいる、
スピード自体はあるのでビーストマンも無闇に反撃できないのだが、
「ハッ!そんなもん振り回して、自分が汗だくになってりゃ世話無いぜ!」
(体力が尽きたところを一気に料理してやる!)
ビーストマンがこう言うように、フレイムソードの熱さと肥満体での戦闘
でメイルは汗だくになっていて、足元に汗の水たまりができている。
ビーストマンが体力の限界を待とうと判断するのも無理はない、
しかしその汗の水たまりが自分の足元まで広がってることには気づいておらず―――

「ブリザード!」CFロールが撃ったブリザードが自身の汗で濡れた地面を凍らせていき、そのままビーストマンの脚まで凍らせ、動きを止める。
「ナッ!動けねぇ!?」
CFロールの方は、ブリザードの反動で少し転がってから、何とか起き上がった。
そこからビーストマンの頭上に飛び上がり、
「アースクエイク!」ウイルス・ポワルドを模した分銅を呼び出し、
自分の体重も加えて、ビーストマンを押しつぶした。
「グギャアァァ!!」
メイルの押しつぶし(+アースクエイク)が直撃しては
実体化は維持できず、ビーストマンもログアウトした。

「くそっ!ビーストマンもやられちまった!」
「おデブちゃんを侮りすぎたわ・・・」
「こうなったら!」
「「「覚えてろよ!!!」」」
犬飼達三人が乗るトラックは一目散に逃げ出していった。


「ふぅ・・・今回もなんとかなったわね」
メイルがクロスフュージョンを解除し、座り込む。
ドスン! それだけで、結構大きな音がしたが、
メイルはもう慣れてしまってる。
まして、自分だけでなく周りの女性もかなりの割合で同じような体格なのだし。
(・・・それだけでも大変だけど、その上ナビを失うなんてことになったら・・・)
その事態を回避できたことに改めて安堵するメイル、
その彼女の大きなお腹へジャスミンが抱きついてきた。

(え、ラストで抱きつくのは私じゃあ・・・) 
*OPより・・・今の体型でやれば、大惨事必須だが、
困惑するメイルだが、抱きつかれたお腹に案外心地よい感触が来たのと、
ジャスミンの満面の笑みを見てすぐに受け入れるのだった。
「メイル、手伝ってくれてアリガトウね♪」
「・・・あなたのメディこそあんなになるまで頑張って・・ご苦労様」

188547:2015/04/13(月) 07:53:21 ID:XGQlig9E0
ジャスミンのPETの中にあの白い大玉がいた。
大玉がごろりと少し転がると、その上には
真ん丸ながらも顔つきは保ったメディの顔が乗っかていた。
「ふー・・・何とかなったね」

メディは巨大骨付き肉型プログラム(コピー)を解析して、
ワクチンプログラムを探し当てたが、
その代償としてここまで太ってしまった。
見た目ではメイルに並ぶほどの肥満体だ。

先述の様にネットナビなので、本当に太ったわけでなく
あくまで無駄なデータを大量に抱え込み、
それに合わせて外見が変わっているだけなのだが、
(つまり肥満化というよりは膨体の方が近い)
ここまで容量が大きくなると、ナビとしての動作にも支障が出てくる。
いわゆる処理落ちだが、傍から見ると「運動不足なデブ」にしか見えない・・・

そんな状態で奮闘したメディが一息つくかの様に、
PET内をコロコロと軽く転がってると、ロールがプラグインしてきた。
「お疲れ様、メディ」
「・・・・・」 自然に話しかけてきたロールにどう返していいか分からず言葉に詰まるメディ、そんな彼女の大きなお腹にロールが抱きついてきた。
「 え!?」 
「・・・最近メイルちゃんや他の人達を見て、太ることのきつさを改めて知ったから、
いくら他のナビを助けるためでも正直私には真似できないと思って・・・」
「いや、私の体型はデバックで元に戻せるから大丈夫よ」
(ここまでになると、それも結構時間がかかるけど・・・)
「それでも・・・ありがとう」 「・・・ふふ、どういたしまして」

メイルとジャスミン。  メディとロール。
仲よさげにじゃれ合う二人を熱斗とロックマンはそれぞれ遠くから見ていた。
「・・・なんか、オレ達蚊帳の外じゃね?」
「しかたないよ、ボクらここじゃ脇役コンビだし・・・」


これで終わりです。長々と失礼しました。

189名無しさん:2015/04/16(木) 20:27:30 ID:ohndKzaM0
おっつおっつ。
続き物の方も打ち切りとは言えカッチリ区切りがついてよかった。
また筆が乗ったら置きに来てほしいな

190547:2015/04/29(水) 00:14:58 ID:pCQNKbWs0
ありがとうございます。
早速ですが筆が乗ったのでまた投稿します。

GBAのゲーム「ダンシングソード 閃光」で、
あるキャラの肥満化を示唆する描写があったのに
肝心のその分の絵が無かったので、
腹いせのごとく、あえてそのキャラ以外の肥満化SSを書いてみました。

なお、肥満化の描写以外の部分はあえて使いまわしています。



この世界では、かって妖魔が出てくる地を団結した人々が「白地」として封印した。
しかし今また封じたはずの白地が各地に現れ、出てくる妖魔が人々を脅かしている。
その白地に自ら向かおうとする少女がいた。
―――彼女らを止めようとする男も現れた。

191547:2015/04/29(水) 00:16:56 ID:pCQNKbWs0
楠響子。赤き髪と瞳の侍。
戦国時代の日本のとある国の出身で、
その国の精鋭部隊「赤揃」の頭領である響子は、
妖魔にさらわれた殿様を助けるために白地に入ろうとしていた。

そんな彼女を入口で呼び止めたのは、
黒いマントを纏った初老の男だった。
「この先は怨みと憎しみが渦巻く場所、
行ってはならんぞ・・・」
「知ってるわよ、それでも行かなきゃなんないのよ」
「ほら、どいたどいた」
男を振り切り白地へ入り込む響子。
男はそれ以上何も言わなかった。
ただ、奇妙な言葉をぶつぶつと呟いていた。


白地では大勢の妖魔に加え溶岩や毒といった自然現象も響子の障害となったが、
それ程手こずることもなく響子は白地を進んでいく。
しかし、最も強き障害は彼女の体の中で蠢いていた・・・


「でぇい!」
響子の放った日本刀の重い一撃がまた一匹の妖魔を切り裂いた。
 と、同時に響子の腹が膨れ、覆うさらしを押し上げ
でっぷりと突き出てきた。

「あ〜、また太った・・・」
筋肉質ながらも細身だった響子の体は、
いつの間にかに、太ましい肥満体になっていた。

まず先程も言った様に、腹回りはでっぷりと突き出ていて、
さらしの上にその丸く突き出た形を浮かび上がらせている。
元から大きめだった胸はさらに大きくなり、
外からの攻撃を防いできた胸当ても、乳肉に押し上げられ軋んでいる。
そんな上半身に釣り合う様に下半身も太くなっていて、
尻当てが大きなお尻に押し上げられきって
防具としての意義を失ってしまった。
精悍な印象の美しい顔も、ふっくらとしてきて柔らかい印象になりつつある。

響子が妖魔を倒すたびに彼女の体は少しずつ膨れ、太っていき、
それでも進んでいった結果、こうなってしまったのだ。


「これが白地の呪いってやつなの?それとも入る前にいたあの爺さんが何か・・・」
「まっ、いいや。ここの奴らも案外弱くて拍子抜けしてたけど、これも合わせて丁度いいかもしれないわ」
「さぁどんどん戦って、どんどん太るわよ!」
もっとも響子は己の変化に戸惑うどころかむしろ受け入れて、
構わずに白地を突き進んでいった。

そして―――


悲痛さすら感じさせる叫びをあげて、女性の亡骸の様な姿の妖魔が消滅していく。
そして妖魔が居た所に、一人の男が横たわっている。
そう、響子が探していた殿様である。

「殿!」
「そちは・・・く、楠響子なのか・・・?」
「あ、よくお分かりになられましたね」
ここまで戦ってきた響子の体はとてつもない肥満体になっていた。
本人も言ってる様に、彼女を知っている者でも気づかない程に膨れ上がっていた。

まず目に付くのが胸、みちみちとした爆乳となっていて、
胸当てはいつの間にかにちぎれてしまい、
下に着ていた道着も今にもはだけてしまいそうだ。
その下の腹は一番の巨大化を遂げていて、
さらしなど当に破れ、臨月の妊婦の様な巨大な太鼓腹がデデンと突き出ていた。
腰周りも同様に太くなっており、特に尻は腹に次ぐ巨大さで
スパッツ状の道着がはち切れんばかりに押し上げれている。
続く足も丸太の様な太さで、脚と脚が隙間なくみっちりと触れ合ってる。
顔も元の美しさは保たれているが、丸々としていて
ふくよかな頬は林檎の様であった。
顎も丸くなって、これ以上太ると首と一体化してしまいそうだ。

「さぁ帰りましょう、殿。流石にここまで太ると結構きついんですよ」
(むしろそこまで太ってもまだ動けるのか・・・)

それからしばらくして・・・
「響子様!家老がお見えになられてますぞ!」
「あ〜、膝が痛くて動けないって言っといて」
お付きからの呼び出しを、響子はごろ寝しながら横柄に断る。
国の者は、殿を救出する大任を遂げ、その上肥満体に変貌した響子を
戦いとは遠い、上の役に取立てようとしていたが、
響子にとってはそんなことは真っ平御免であった。

彼女は国から去り、新たな戦いを求め旅立った。
美しき女相撲取りとして、肉を踊らせながら、
重々しくもしっかりとした踊りの様に戦い続けたのであった。

192547:2015/04/29(水) 00:19:15 ID:pCQNKbWs0




クレア・ルーデンドルフ。金髪碧眼の騎士。
ドイツ貴族の家に生まれながらも、父の失脚により孤児院で育った彼女は
孤児院の恩師、シスター・フランソワを助けるために白地に入ろうとしていた。

そんな彼女を入口で呼び止めたのは、黒いマントを纏った初老の男だった。
「この先は怨みと憎しみが渦巻く場所、行ってはならんぞ・・・」
「知ってます、それでもルーデンドルフ家の名にかけて行かねばならないのです」
男を振り切り白地へ入り込むクレア。
男はそれ以上何も言わなかった。
ただ、奇妙な言葉をぶつぶつと呟いていた。



白地では大勢の妖魔に加え溶岩や毒といった自然現象も
クレアの障害となったが、それ程手こずることもなくクレアは白地を進んでいく。
しかし、最も強き障害は彼女の体の中で蠢いていた・・・

「はっ!」
クレアの繰り出したフルーレの一撃がまた一匹の妖魔を貫いた。
 同時にクレアの顔が丸く膨れた。
うっすらとだが、二重あごができてしまってる。
「ううっ!・・・また醜く膨れてしまった・・・」
ほっそりとした体型だった筈のクレアが
いつの間にかに、ぎりぎりでぽっちゃりと言えるほどに太ってしまった。


大きな胸は甲冑の胸当てを押し上げているし、
くびれていたはずのウエストも、
今ではぽっこりとしたお腹になっている。
脚もかなり太くなり、ブーツがはかなり窮屈そうで、
上に太ももの肉が乗っかってしまってる。
そして、先に言ったように顔も大分丸くなってきており、
二重あごが出来ている。

クレアが妖魔を倒すたびに彼女の体は少しずつ膨れ、太っていき、
それでも進んでいった結果、こうなってしまったのだ。


「これが白地の呪いというものなの?それとも入る前にいたあのご老人が何か・・・」
「神よ、これもまた試練なのですか・・・?」
「・・・それでも」
クレアは己の変化を嘆きながらも、
白地を突き進んでいった。

そして―――


悲痛さすら感じさせる叫びをあげて、女性の亡骸の様な姿の妖魔が消滅していく。
そして妖魔が居た所に、一人の女性が横たわっている。
そう、クレアが探していたシスター・フランソワである。

「クレア!・・・・助けに来てくれると信じてましたよ」
「先生・・・(この体には触れないんですね・・・)

ここまで戦ってきたクレアの体は、とても丸々としていて
見た目の横幅は彼女が倒したオークの妖魔に匹敵しかねない。

元から大きかった胸は更に大きくなり、今やメロン大の巨乳だが、
それでもギリギリ胸当てに収まっていて、
そのためか肥大化は比較的小さくすんでいる。 
逆に言うと今の体型において胸は控えめに見えてしまうということだが。
ブーツや腰当ては途中でどうしても入らなくなったので、
今クレアの下半身を覆っているのはパツパツに押し上げられたタイツのみだ。
特に擦れる太ももの内側やお尻の辺りは一部破れてしまってる。
美しい顔立ちはぎりぎり保たれてるが、
顔も盛大に膨れてしまっており、
顎は二重顎になった上で首と一体化してしまっている。、
でっぷりとした頬肉に圧迫され、目もかなり細くなってしまった。


「・・・・先生、あの怪物は一体何だったんでしょうね・・・」
クレアがポツリと呟いた。自分が変わり果てた体型になったからか、
先ほど倒した女の屍の様な妖魔に何かを感じたようだ。
「人間、だったんじゃないかしら。でも心を憎しみに焼かれてしまった・・・」
「・・・・・」
「でも、あなたはそんな妖魔も自分の糧としてきた。そう言えるんじゃないかと私は思うの」
「え・・・」
「助けてくれてありがとう。でも、もうあなたは戦わなくてもいいのよ」

修道院に戻ったクレアは、家の再興への未練を断ち切り
シスターとなった。
角の取れた心と重くなった体に惹かるかの如く、彼女の周りには多くの人が集う。
・・・体型は戻そうと奮闘しているがそれはとても長い道になりそうである。

193547:2015/04/29(水) 00:22:31 ID:pCQNKbWs0
鈴麗。 新緑の武人。
中国の裕福な家庭で暮らしていた彼女は、恋人の小雲を妖魔に殺され
復讐のために白地に乗り込もうとしていた。

そんな彼女を入口で呼び止めたのは、黒いマントを纏った初老の男だった。
「この先は怨みと憎しみが渦巻く場所、
行ってはならんぞ・・・」
「私はどうなろうとも、あの人の敵を取る」
「邪魔しないで」
男を振り切り白地へ入り込む鈴麗。
男はそれ以上何も言わなかった。
ただ、奇妙な言葉をぶつぶつと呟いていた。



白地では大勢の妖魔に加え溶岩や毒といった自然現象も鈴麗の障害となったが、
それ程手こずることもなく鈴麗は白地を進んでいく。
しかし、最も強き障害は彼女の体の中で蠢いていた・・・

「はっ!」
鈴麗の跳躍してからの双龍煌焔刀の一撃がまた一匹の妖魔を切り裂いた。
と同時に彼女の胸が膨らみ、着地と共に豪勢に揺れる。

「・・・またか」
鈴麗のスレンダーな体型は、今ではグラマーとデブの中間の様な体型になっていた。
顔は少しふっくらとした程度だが、
腰周りはくびれを残しながらもぽっこりと出ていている。
チャイナドレスなのでかなり露出している下半身は、
形の良さを残したままにとても肉付きが良くなっている。
同じく元々出ていた脇にも肉がつき、二の腕と共にたぷたぷとしている。
だが一番大きくなったのは胸であった。
先ほども揺れたが、戦うどころか動く度にゆっさゆっさと揺れるほどである。

鈴麗が妖魔を倒すたび、彼女の体は少しずつ膨れ、太っていき、
それでも進んでいった結果、こうなってしまったのだ。

「まさかこんなことになろうとはな・・・」
「あのご老人の言ってた・・・いやあの人が仕掛けたのか?」
「だが、どんなに醜く太ろうが、ここに居るのは等しく醜い妖魔のみ。何を躊躇うことがあろう」
「―――せめてあの人の元に向かうときには元の体に戻りたいが――」
鈴麗は僅かな躊躇いを残しながらも
白地を突き進んでいった。

そして―――


悲痛さすら感じさせる叫びをあげて、女性の亡骸の様な姿の妖魔が消滅していく。
そして妖魔が居た所に、一人の青年が横たわっていた。
生きていた小雲だ。

彼を見て鈴麗は笑みを浮かべるも、すぐに背を向けてしまう。

(小雲様・・・生きててくれて本当に嬉しいです・・・)
(ですが、心も体も醜く変わり果てた私は貴方と居ることは出来ません・・・)
心が変わり果てたとは、復讐のために多数の妖魔を殺戮してきたこと、
体が変わり果てたとは、戦った結果の肥満化だ。
桃の様に膨らんだ尻は当然の如くチャイナドレスでは隠せず、
小雲から一歩ずつ遠ざかる程に豪快に揺れている。
そこから伸びる太ももは、木の幹のような太さで
脚どうしの隙間は無くて、密着しむっちりと変形している。
腕もとても太くて、双龍煌焔刀が無くても妖魔を倒せる様にさえ見えてくる。
そして一番大きな胸は、例えようの無いほどに巨大な爆乳であり、
チャイナドレスを突き破って、飛び出ている。
そんな胸よりかは少し小さいが、それでも十分すぎる程に巨大なお腹は
こちらもドレスを少し破いて、へそ周りが出ている。
顔も目鼻立ちはそのままであったが、結構丸々としている。

こうして鈴麗の体を見返してみると、確かに肥満体ではあるが、決して醜くはない。
そして、目覚めた小雲は、何の躊躇いもなく鈴麗を追いかけていき―――


数週間後、鈴麗の故郷で結婚式があげられた。
新郎は小雲で、新婦は、今度は愛情と幸せによって、より膨れ上がった体にウエディングドレスを纏った鈴麗であった。


もう少し(後1人)だけ続きます。
あ、言い忘れてましたが「黒いマントを纏った初老の男」は肥満化要因として勝手に加えた自分のオリジナルキャラです。

194 ◆t3E9hfR0Bc:2015/04/29(水) 00:48:05 ID:V6MOxj660
547さんお疲れ様です。
29の日ですのでいつものを。

ttp://www1.axfc.net/u/3457696.zip
パス:himanka

いつも通りの駄文ですがよろしければどうぞ。

195A:2015/04/29(水) 01:06:43 ID:XpcMfC5.0
私には年下のご主人様がいる
いつからなのか・・・
どういう経緯で付き合うようになったのか・・・
どこからかの光をピカッ一瞬浴び
軽く目眩を起こしたあとからはうまく思い出せないけれども
私にはご主人様がいる

今日も起きたら隣でご主人様は私を見ている

腹筋を使い勢いをつけ起き上がろうとするが
自分のお腹が邪魔して無駄な努力だと再認識させられる

が、いつから私はこんなに太ってしまったんだろう・・・
その記憶もない・・・
痩せてた記憶はあるのだけど
それと同時にその当時から太っている記憶もある・・・

例えば去年、友人と旅行に行った時の記憶も
京都の寺社仏閣を楽々と歩いてまわった記憶
それと同時に窮屈にタクシーに乗り
杖を使っていても必死で、なんとか伏見稲荷を参拝するのがやっと
2重に記憶があり、どっちも認識しているのだけど
それでもどっちもあやふやな状態なのだ

ただ、ハッキリしているのはご主人様が隣に居て
私は酷く・・・
そう酷すぎる位ギネスに軽々載ってしまうのではと思うほど太っている事実である

彼・・・つまり私がご主人様と呼んでいる人物・・・
名前もしらない・・・
でも隣に居てくれるだけで何故だか幸せを感じてしまう
そのご主人様が「食事できてるから食べるか?」と聞いてくるので
私はいつもの様に?満面の笑みで頷きながら「うん!」と答える

寝室とキッチン・・・
普通の人、そうご主人様みたいに・・・
と言うより私の様な贅肉の塊でない限り
数分もかからないであろう距離なのだけど
私はどうしても10分はかかってしまう
と言うのも恥ずかしい話・・・
ドアを正面からだと通れなく
横になってズリズリとすってでなければ通れない
更に2・3歩しか進んでいないのに疲れ始め
5・6歩になると壁に持たれて少し休まないとやっていけない

そんなこんなでなんとかキッチンにつくと
暖かかったであろう料理が少し冷めてしまっている
いつもご主人様に申し訳なく思ってしまうが
当のご主人様は「いいから食べよう」と笑顔で食事を薦めてくる
「うん」と答えながら
普通の人なら3人座れるであろうベンチ型の椅子に座る

前は円形のパイプ椅子を使っていたのだけど
脚が折れるより先に円座の外に出ている部分が斜め下に折れ曲がり
それでも使っていると脚が曲がり使えなくなってしまったのだ

その後、普通の椅子を2つ並べて使ってはみたが
椅子の端の山になっている部分が下からお尻を突き上げるようで
どうも痛くて座れなかった

だから、それからはフラットなベンチ式の椅子を使っている
でも、最近不安に思うことがある
そう、ベンチ式の為に座るとミシッと嫌な音が聞こえるようになったのだ
ゆっくり座ったとしても、その音はゆっくりとミ・シッ程度になるだけでこの椅子もそう長く持たないのでは・・・と思っている

196A:2015/04/29(水) 01:12:28 ID:XpcMfC5.0
すみません
何も考えずに出してしまいました
いろいろ修正箇所があるので忘れて下さい

197名無しさん:2015/04/29(水) 20:50:03 ID:bjcpIUZY0
>>195
いろんなストーリーが妄想できて良い!

198547:2015/04/29(水) 22:56:23 ID:pCQNKbWs0
>194 ◆t3E9hfR0Bcさん投稿乙です。
「怖くて肥えぇ!」な妖怪ものと、ほっこりできる美貌換金屋シリーズ。
どちらも楽しめました。

>195 Aさんも投稿乙です。
過程も含め、想像の余地が出てくる良いスタイルだと思いました。
ただあえて口を挟むと一言「投稿します」て初めにつけるべきだと思います。

後、自分もダンシングソードSS「ダンシングソード&ミート〜重厚なる決意〜」(今思いついたタイトル)
の続きを書けたので投稿させていただきます。



ルシエル。桜色のアサシン。
どういう訳か彼女自身、記憶と感情を失っており、
自分が何者なのか分からないまま何かに導かれるように白地に入ろうとしていた。

そんな彼女を入口で呼び止めたのは、黒いマントを纏った初老の男だった。
「この先は怨みと憎しみが渦巻く場所、行ってはならんぞ・・・」
「・・・私には他に行く場所もありません、
ただここには何かがある気がするから・・・」
男を振り切り白地へ入り込むルシエル。
男はそれ以上何も言わなかった。
ただ、奇妙な言葉をぶつぶつと呟き、どこかへ消えていった。


白地では大勢の妖魔に加え溶岩や毒といった自然現象もルシエルの障害となったが、
それ程手こずることもなくルシエルは白地を進んでいく。
しかし、最も強き障害は彼女の体の中で蠢いていた・・・

「えい!」
ルシエルのカタールの一撃がまた一匹の妖魔を屠った。
 と同時に彼女の尻が膨れ、
短いスカートを押し上げ、下着に丸々としたラインをくっきりと浮かばせる。

「・・・・」
細身ながらも肉感的だったルシエルの体は、より豊満でふくよかな体型になっていた
ほっそりとした手足は程よく、をやや通り過ぎた位に太くなった。
先に言ったように、尻も丸々と膨れている。
顔は余り変わった様に見えないが、
逆に腹回りは一番の変化を遂げ、エプロンドレス状の衣服をぽっこりと押し上げている。

妖魔を倒すたび、彼女の体は少しずつ膨れ、太っていき、
それでも進んでいった結果、こうなってしまったのだ。

「・・・エミリオ」

しかしルシエルは己の変化に構うことなく、
記憶の片隅に浮かんだ「エミリオ」という名前の者を探すために、
白地を突き進んでいった。

そして―――

悲痛さすら感じさせる叫びをあげて、女性の亡骸の様な姿の妖魔が消滅していく。
そして妖魔が居た所に、一人の少年が横たわっている。
そう、ルシエルが探していたエミリオ、彼女の弟である。


「エミリオ!」
白地での戦いを経て、彼女が取り戻した記憶はあまりにも悲しいものだった。
貧しい家族を救うために、ルシエルは女アサシンとなった。
地獄の様な任務を果たし帰ってきた時には、家族はエミリオを残して既に亡くなっていた・・・。


・・・そしてそんな記憶と引き換えになったのが、彼女の整った肢体だった。

正確に言うと、妖魔を倒し続けここまで来た結果、
ルシエルの体は丸々とした肥満体となっていた。
その中でも特に大きいのはお腹であり、
エプロンドレスが今にもはち切れんばかりに押し上げられている。
胸はそんな腹よりも一回り大きくなりながらも、腹に乗っかっている。
スカートなどとっくに使い物にならなくなり、
胸と同等に巨大な尻を何とか収めている下着が全開となっている。
脚も丸太の様に太くなってしまい、ブーツもはち切れんばかりに押し上げながら
脚と脚で密着している。
顔も顎の角が取れるほどに真ん丸く膨れた。

それでも今の彼女にとっては、弟を救えたことだけでも嬉しいことだった。

「姉ちゃん!ボク・・・姉ちゃんが来てくれるって信じてたよ!」
「・・・帰ろう、エミリオ。私達の家に」

霧が晴れていき、白地に陽が昇る。
ルシエルは大きな体でエミリオを抱きしめる。
一筋の涙を流しながらも、彼女の丸く美しい顔には満面の笑みが浮かんでいた。

199547:2015/04/29(水) 23:03:17 ID:pCQNKbWs0
おまけ 各キャラの変化記録

楠響子 17歳 162cm ?kg
→76kg 101・82・93
→113kg 119・136・124

クレア・ルーデンドルフ 21歳 173cm ?kg
→76kg 104・82・103
→132kg 112・141・132

鈴麗 19歳 165cm ?kg
→72kg 112・78・104
→126kg 142・126・132
→138kg 148・134・140

ルシエル 16歳 165cm ?kg
→64kg 104・76・101
→82kg 119・111・113


これで終わりです。
それと、管理人さんに余計な手間をかけることになりますが
このSSをまとめサイトに掲載する際には、各キャラ1人ずつで1ページという形でお願いします。

200名無しさん:2015/05/10(日) 18:04:17 ID:7ptQNX8c0
グリム名作劇場を見てふと思いついたので書いてみます
細かい設定とかはほぼアニメまんま・うろ覚え・脚色ありです


 あるところに一人の若い狩人がいました。
森で仕事をしていた狩人は、茂みが揺れるのに気付くととっさに銃を構えました。
しかし、茂みから出てきたのは獣ではなく老人でした。
狩人は老人をびっくりさせてしまったとお詫びを言いました。
するとおじいさんも、こちらこそ仕事の邪魔をしてすまなかったといい、宝物のありかを教えてくれました。
さらに、今教えた場所まではこれで行くといいと言って、どこへでも行ける魔法のマントをくれました。

 狩人はおじいさんの言った通りに、切り立った崖に建つ一本の枯れ木に行きました。
なんとそこへ行きたいと願っただけで、一瞬で着いてしまったのです。
彼は枯れ木の上にある鳥の巣から、金の卵を手に入れました。

 「今日はついてるぞ!まだ何か良いことがあるかもしれない」
そう思って家には帰らず森の中をうろつきました。

 日も暮れてきたころ、一人のきれいな娘と出会いました。
顔は整っていて砂時計のような女性らしい丸みを帯びた美しい人でした。
森をうろついている間に仕留めた獲物を代価に、一晩泊めてもらうことになりました。

 実はこの娘は魔女の娘で、彼女自身も魔術の覚えがありました。
魔女といっても邪悪な人ばかりではありません。
この娘も根は良い子で動物にもよく懐かれました。
しかし、どうもいたずら好きの節があり、さらに欲しいと思ったものは絶対に手に入れようとするのでした。

 とても貴重な金の卵に魅せられた娘はスープに眠り薬を混ぜて、狩人が寝ている好きに卵を盗みました。
翌朝、狩人をデートに誘って彼にマントを使わせました。
遠い遠い地へやって来ました。
狩人がマントを轢いて娘を座らせて少しだけ風景を眺めている内に、娘はマントを使って帰ってしまいました。

 狩人は騙されたことを知りとても腹が立ちました。
なんとか仕返しする方法を考えるうちにキャベツ畑にたどり着きました。

 お腹が空いたので一つ食べると、なんとしたことでしょう!狩人の体はロバになってしまいました。
狩人はとても驚きましたが、持ち前の前向きな性格で何とかなるさと思っていました。

 またひとつ、ふたつと食べている内に、今度はロバから人へと戻りました。
どうやら人間になるキャベツとロバになるキャベツがあることを知った彼は、いい仕返しを思いつきました。


 しばらく後、娘の下に野菜売りがやってきました。
新鮮なキャベツだというので早速調理して食べてみると、男が家の中へ飛び込んできました。
娘は野菜売りの男があの時の狩人だと知り心臓が張り裂けそうでしたが、もっと驚くことがすぐに起きました。
体が徐々にロバへと変わってしまったのです。
娘は嘆き悲しみ、また酷く後悔し、これから自分がどんな仕打ちを受けるのかびくびくしていました。

 狩人はロバに変化した彼女を粉ひき屋へ連れて行きました。
娘だったロバは主人と狩人が話しているのを横目に、物悲しそうな顔で訴えかけています。
彼女に労働させて、仕返しをすると同時にお金を稼ごうというのです。

 しかし、いざ粉ひき所へ連れて行くとそこの主人はあまり乗り気ではありませんでした。

「こりゃいいロバだな。若くて元気がありそうで、おまけにロバの中でもべっぴん顔と来てる!だがあいにく、粉を引くのは用が足りてるんだ。でも、今ちょうどいらなくなった穀物をどうするか考えていたところだ。豊作のせいで安いし、ものも古くなっちまった。今じゃ引き取ってもらうのにこっちが金を支払わなきゃならないときてる!畑に撒こうにも、ここらにはないしなぁ。ネズミが沸く前にこの雌ロバに掃除代わりとして、蔵の古い穀物を食べてもらうとするか」

 結局、不要な穀物をロバに食べさせるという内容で貸し出しの契約がまとまりました。
その日からは大変でした。起きている時間のほとんどは食事に充てられ、娘(今はロバですが)のお腹は常にパンパンで、重たいお腹を引きずるように生活していました。

 それからしばらく経ち、狩人は彼女の様子を見に行きました。
もう憎んでこそいませんが彼女を許したわけではないですし、ただほんの少し彼女の様子が気になったのです。

 粉ひき屋を訪ねると主人の怒号が蔵から聞こえてきました。
何事かと覗いてみると、主人が娘に無理やり穀物を食べさせているのです。

201名無しさん:2015/05/10(日) 18:05:47 ID:7ptQNX8c0
 日々のお勤めですっかり太ってしまった娘は、蔵の中ですら鈍重に動くしかできず、自分で食べて回ることが難しくなっていました。
そのため牛を飼う時に使う檻を、もっと狭くしたような拘束器具で彼女を固定し、嫌がる彼女の口へ無理矢理に穀物を押し込んでいるのです。
どうしても口を開けないときには(開けたくても開けられないほど衰弱しているのです)尻に鞭を打って口を開かせました。

 四つん這いの格好で体を吊られ、それでも腹は地面についてしまっています。
苦しそうな鳴き声を力なくあげていました。その鳴き声が痛みなのか満腹のせいなのか、口が塞がれているからか、身に付きすぎた肉が呼吸の邪魔をしているのか。
あるいは全部でしょうか。
とにかく、そんな状況を見てとてつもなく驚いた狩人は、勢いよく粉屋の主人に飛びつきました。

「どういうことだ!こんなにロバを酷使させることは了解していないぞ、これは契約違反だ!」と狩人が言いました。

 建前上はこういいましたが本当はこの惨状を見てからというもの、彼女の身が何より気がかりで仕方がなくなっていたのです。
飛びつかれたことですっかり面くらい、倒れ込んでしまった主人を尻目に狩人は娘に一声かけて家に連れて帰りました。

 狩人は娘を人間に戻してあげることにしました。
もっとも今となっては元通りというわけにはいかないでしょうが。

 辺境の地に成っていたキャベツを取ってきて彼女に差し出しました。
彼女は喜んで食べました。するとどうでしょう。出っ張った顔は徐々に元の美しい顔へと変化し、体も前と同じように美しく戻っていくではありませんか。
皮膚や体毛は着ていた衣服に変わりました。

 すっかり元に戻った彼女は心の家で大変喜びましたが、まず狩人に今までの非礼を詫びて感謝の意を示しました。
狩人も、娘が十分すぎるほど悔いたことを察すると彼女を赦しました。
そして実は出会った頃から彼女を好いていたことを告白しました。

 娘の涙やらでぐちゃぐちゃな顔がポッと赤くなりました。
そのとき、彼女の体がポンッ!と膨れ上がりました。
ロバの姿で食べた分が今になって噴き出したのです。

 娘は悲鳴を上げて腕で体を覆い隠そうとしましたが、せいぜい胸の半分を隠すのが精いっぱいというところでした。
少しでも見える部分を減らしたいのか、すぐにしゃがみ込もうとしました。
しかし、体がうまく動かないのと、お腹や太ももが邪魔をしてうまくしゃがめませんでした。

 そのまま体勢を崩して後ろに倒れ、大きなお尻で盛大に尻餅をつきました。
すっかり太くなった足はかろうじて内股を保ってますが、大きく出っ張ったお腹がすべて隠しているため、あらためて隠す必要もなさそうでした。

 娘は恥ずかしさと情けなさで気が狂いそうでしたが、男は何を気にするでもなく大笑いしていました。
単に珍しいものを見たという驚きと、彼女の愉快な一面を見れたという気持ちの表れだったのでしょう。
笑い声は澄んでいて何の悪気も見て取れませんでした。
ついには、今にも泣き出しそうだった娘すらつられて笑い出してしまいました。

 その後、彼らは晴れて結婚し、末永く幸せに暮らしました。


頭の中では2,3行でまとまってたのにこんなに長くなりました・・・
疲れた

202名無しさん:2015/05/10(日) 19:15:43 ID:hN0VJHK60
乙乙
本当は残酷な〜という展開に行くかとちょっとヒヤヒヤしたけどハッピーエンドでよかったw

203名無しさん:2015/05/23(土) 10:55:01 ID:h1PC8mk20
以前いろいろ書いた628です気まぐれからまた変な駄文が
生まれてしまったので、ここに投下しておきます
ギンガマンネタです、駄文です。駄文です(大事なことなので2回言いました)

204名無しさん:2015/05/23(土) 10:56:06 ID:h1PC8mk20
もしギンガマン39話「心のマッサージ」でバズガスの肩の
弾装が4発ではなく更に数発分存在したら

「うぐっう!うっぷっ!」
「皆!」
バズガズが失敗のバルバエキス弾薬をギンガマンの男性陣に
打ち込み、太らせて戦闘不能にしているところにギンガピンクの
サヤがやって来た…
「来るな!サヤー!ぐむうううっ!」
しかし、仲間のことを見捨てることなど出来ないサヤはそのまま走ってきて
体が膨れ上がって地面を転がっている男性陣の前に構えて立つ
「お前にも食らわせてやる」
バズガスはそう言ってサヤに指を刺す、そして肩のバズーカを構える
「サヤー!ぐむむむ!」
男性陣はサヤを守ろうと立ち上がろうとするが太った腹が邪魔で立ち上がれなかった
「おらあっ!」
「きゃあっ!」
バズガズが力を込めると白と赤の弾が発射される、サヤはそれを避けることが出来ず
サヤのお腹辺りに2発とも吸い込まれるように命中し、弾は薬品として
サヤの体に吸収される…
「?」
サヤは自分の手を見て体を確認する…何も起こらない?
「更に残ってる分も全部打ち込んでやるよどうせ失敗作だからな!そらっ!おらっ!」
とバズガズは薬の効果が現れないサヤに更に2発、3発目と次々に撃ち込んだ
サヤは最初の1発であっけにとられてしまっていてその2発目、3発目の弾も
お腹に受けてしまった

カチッカチッ

「弾切れか…お前らにもう用は無い!ばはは〜い!」
バズガスはサヤに弾を撃ち込むだけ撃ち込むと後ろを向いて逃げていってしまった。
「待ちなさい!」
サヤは追いかけようとするが…
「痛っ!」
足に怪我を負っていたために途中で転んで倒れてしまい、追いかけることは出来なかった…
と、倒れたサヤに、男性陣におきた異変と同じ事が起こり始める
「あれ?なんだか…体が…きゃっ、いやああ!」
サヤのお腹の脂肪細胞がバルバエキスによって巨大化してどんどん前に突き出してくる…
服を突き上げ、どんどんまん丸に膨らんでいくお腹…
そのお腹に押されて横向きに倒れていたサヤは転がって仰向けに倒れる…
ギチギチギチ…
どんどん太っていくお腹がサヤの着ていた服の革のベルト部分に締め付けられる
「いや…痛い…」
山のように膨らんでいくお腹がベルト部分で二つに分けられる…それでも
お腹は膨らむことをやめない…
起きた異変はそれだけではない、巨大化する脂肪細胞はお腹だけでなかった…
ゆったりとした感じの服で目立たなかった胸がどんどん大きくなり、
膨らんだお腹とぶつかって形を歪ませる、白い服を押し上げて大きくなり
胸元のブローチを押し上げちぎり飛ばす、
二の腕は大きくなりこれまたゆったりとした袖を押し上げるほど膨れ上がる
太ももも大きくなり、丸太のようになる
全身の脂肪と言う脂肪が膨れ上がってサヤの体はどんどん太っていく…
「いやあっ!」
女性としてはこれはショックだろう…太りすぎて立てなくなってしまったのだから…
サヤは自分のお腹を押さえて体が太るのをとめようとするが、その手すらも
脂肪で膨らんでまん丸になっていく…左手にしているギンガブレスが肉に食い込む…
「うぐっう」
顔の脂肪も膨れ上がり頬が何かを口に含んでいるわけでもないのに
口が開き辛くなり、目が細くなる、顎がぷるぷるの二重顎になり
下を向くことが出来なくなる…
「サ、サヤァッ!」
男性陣は手を伸ばすが自身達も太った体に慣れていないため地面を転がり続ける
「苦しいっ…息が出来ない!」
サヤは膨れてベルトに圧迫され続けるお腹をなでながらそう言う…
一旦変化が収まり、安心しかけたサヤはどうにかその体で立ち上がろうとする…

しかし…

男性陣が1発しか受けていなかったのに対してサヤは3発もあの弾を浴びてしまったのだ…
当然、少しのタイムラグを過ぎて、それらの弾の効力も現れ始める…

205名無しさん:2015/05/23(土) 10:56:42 ID:h1PC8mk20
「えっ!?何これ…お腹がまだ…」
ベルトに圧迫されたお腹が更に太り出す…前に前に、どんどんせり出していくお腹で
ベルト部分が更にきつくなっていく…
ブチ…ブチ…とベルトが嫌な音を立て始める…
「いや…お腹の中が…これ以上膨らんだら…中身が…」
増える脂肪は圧迫されたままのため内臓を圧迫し始めサヤは息苦しさだけでなく
痛みを感じていく…
とここで不幸中の幸いか、ベルトの紐部分が音を立ててはじけ飛び
膨らみ続けたお腹がむくーっと更に大きくなる…
痛みから解放されたサヤだったが、太りすぎたその体では既に呼吸も難しく
ぜえぜえと丸く横幅の広くなった肩を上下させて息をする…
それでも体は太り続け、服のあちこちに裂け目を作った…ここで
2発目の弾の効力が終わった…
先ほどの倍以上、男性陣よりも太った体で
サヤは必死に立ち上がろうと体を動かそうとするが、増えに増えた脂肪がぷるぷると
揺れるだけで立ち上がることは出来ず、地面を転がるだけだった…
そして…3発目の効力が現れ始める…
更に膨らむ体…重たすぎるお腹…その何もかもがサヤに戦士としての終わりを告げていた
サヤは動けない程太りに太り、
男性陣の3倍以上の大きさの体…体重…
こうしてバズガスから白い弾を奪い元の身体に戻るという道が断たれ
身体にバルバエキスにより決して落ちることない脂肪を蓄えられ
太って戦うことの出来ないギンガマンが居るこの世界は成すすべ無く滅んだのだった

206名無しさん:2015/05/23(土) 10:57:56 ID:h1PC8mk20
駄文でのお目汚し失礼いたしました

207名無しさん:2015/05/24(日) 05:29:38 ID:dkyXFi560
おかずに使わせていただきましたありがとうございました

208 ◆t3E9hfR0Bc:2015/05/29(金) 00:01:22 ID:hpJRZGoE0
29日ですので、毎月のを。

ttp://www1.axfc.net/u/3475422.zip

駄文ですが、それでもよろしければどうぞ。

209547:2015/05/29(金) 00:46:27 ID:ru7/xwKg0
乙です!
クールなアンドロイドとガンナー少女。
どちらも素敵な自発肥満化ものでした。

・・・この◆t3E9hfR0Bc氏をはじめとする数々のSSや公式の肥満化ネタを見てると
「肥満化の理由にも色々あるんだなぁ・・・」と思ってしまうと
我慢できずに勝手にまとめてしまいました。

もう少し言うと自分が分類した肥満化理由とそれに該当し、かつ自分のお気に入りである
公式の肥満化とこのサイトのSSを(勝手に)まとめてみました。
一応その理由に沿ったサンプルSSもそれぞれ付けています。
・・・理由ありきなので、いつも以上に肥満化描写がおなざりな駄文ですが。

もう一度言いますが、あくまでも自分の勝手な分類ですので、決して他の皆さんに押し付けるつもりは決してありませんので、ご了承ください。


タイトル 「訳と例  太る理由と6つの物語」

210547:2015/05/29(金) 00:48:15 ID:IFyJ7JoM0
・自業 
単純に、本人の食べ過ぎと運動不足による肥満化。
言い換えれば、自業自得の肥満化。
二次及び三次(現実)での肥満化の原因の大多数を占めており、
このサイトのSSでもこれによる肥満化SSの数は強制肥満化に次ぐ。

公式 「貧乏神が! 12巻」漫画
「魔法屋ポプル(9) 悪魔のダイエット!?」小説
「ジュエルペットきら✩デコッ!9話」アニメ
「魔王のくせに生イキだっ!2 〜今度は性戦だ!〜」ゲーム
まとめSS 10スレFGI氏「その3」
1スレ307氏「その8」・「巫女姉妹の大食膨張記」
避難所3スレ409氏「その1」
◆t3E9hfR0Bc氏SS 「他人の不幸は蜜の味?」「音の熱量」「黒い契約」
拙作 「なら私は祝うっ!」

サンプルSS「私がデブになったのは、どう考えても私が悪いよね・・・」
(上にある拙作「なら私は祝うっ!」の後日談です)

今日もいい天気ね。
窓から流れ込むそよ風と差し込む日差しが醸し出すのは、
まるで特上のフルーツケーキの様な爽やかさだった。
「肥化治療の反対団体の会長、殺人教唆で逮捕。
そんな早朝の一時に新聞を読んでいる私は、兄崎朱美。
岩井パティシエスクールの講師をしている。

「・・・肥化治療かぁ」
幸いなことに私はそういった治療が必要となる怪我や病気とは無縁だ。
・・・「肥化」の方とも無縁『だった』んだけど・・・
「今の体でそれを受けるわけには行かないよね・・・」
何せ既にそれを受けたかの様な肥満体なのだから。

腕は指先に至るまでぶくぶくと膨れ、脚は丸太の様な大根足。
スリーサイズは全てメートル越しで、一番大きなウエスト周りは実に132cm。
体重もとうとう100kgの大台を突破してしまった・・・

「・・・自業自得だから、まあ仕様が無いよね・・・」
かって生徒の偉業をお祝いしたら、そのお返しのパーティーで食べ過ぎて
そこから大食い癖がついてしまい、そのままずるずると太り続けた結果がこの体型だ。


「・・・よし、今日も頑張ろうか」
気持ちを切り替えて私は朝食を準備した。
・・・テーブルにはレストランのディナー・フルコースを彷彿とさせる程に大量かつ豪勢な朝食が広げられた。
「・・・こんなことしてるから、太っちゃうのよね」
でも自覚していても食べてしまうのが、デブのデブたる所以なのよね・・・

211547:2015/05/29(金) 00:51:35 ID:ru7/xwKg0
・強制 悪意ある他人の手による肥満化。
このサイトのタイトルでもあり、
過去のSSでは、強制飲食、薬物、魔術等様々な方法による強制肥満化が創られている。

公式 「激走戦隊カーレンジャー7話」・特撮
「ビックリマン2000 44話」・アニメ
「リロ&スティッチ 11巻」・アニメ
「おはなし まほうはおまかせタンス?話 ふとりすぎにはごようじん」・小説
まとめSS 1スレ666氏「その2」
2スレ624氏「その1」・「その4」
4スレ150氏「海神の島」
11スレ820氏「その1」   
◆t3E9hfR0Bc氏SS 「歌え、誰かのために」「真のアイドル」
「溶けた土の上に」「双子の見分け方」
拙作  「turn fat 変わってしまったもの」

サンプルSS「肥に落とされた者 身代わりの渡子」

「一週間後、ウィル公国からキューナ・マイス・エルファート女王陛下が来日される」
「彼女を迎えるために君の協力を頼みたい」
「・・・すみません、私に頼まれても困ります」
(いや、本当に協力できるならしたいけど・・・この人たちには無理!絶対マトモな人じゃないって!)
セーラー服の少女、秋野渡子(あきの わたりこ)は黒服の2人の頼みを断った。
理由は、目の前の2人が怪しいから。
その判断自体は正しかった。
何せ、2人は断りの言葉を聞いた瞬間、渡子を気絶させ何処かへ連れ去ったのだから。


目覚めた時、渡子は両手足を縛られ狭い部屋に放り込まれていた。
上の部屋のガラス窓を通した先には
あの黒服の2人がいる。

「協力って何なの!?私に何をしろっていうの!」
「何、簡単なことだ、ただ豚の様に食えばいいんだ」
「食って寝るぐらい、日本人にも出来るだろ?」
「え?」
「もし出来ない様なら、家族や友人に『少し』痛い目に合ってもらうことになるからな」
「・・・・・!」

それから渡子は出される料理をひたすらに食べ続けた。
そうしていれば太るのは当然だが、どういう訳か明らかに太るペースが早すぎる。
それでも渡子は食べ続けた。もし自分が食べるのを止めれば、
家族や友人がどんな酷い目に合うか分からないから・・・


「あの身代わりをあいつらに暗殺させれば・・・」
「日本の政府に汚名を負わせ、外交で有利になれるな」
「暗殺者から女王陛下を守って、俺達のウィル公国での地位も上がるぜ」
「『フルナイン』の真っ当な利用を徹底する保守派は、女王の命を守れないただの無能、
『フルナイン』の軍事目的での使用及び輸出を提言して、冷遇されていた俺達推進派は、もしもに備えた策で女王の命を救った功労者」
「国民共はそう見るはず・・・」
「ああ、愚かな連中だぜ・・・」

  そんな会話がされていることも知らず、渡子は食べ続け、太り続けた。

そのまま5日間が経過した。

渡子は、虚ろな目で、目の前の巨体の肥満女性を見る。
それは鏡に映る自分の姿であった。
鏡の横に置かれた写真には、それと瓜二つの体格の女性が写っている。

(この写真の人が女王さまだよね・・・)
(これで、私は女王の身代わりになれるのかなぁ・・・)
(確かに女王でなくても、誰かの命を救う身代わりになれるのなら・・・悪くないかもしれない)
(でも、この人達は身代わりとしてちゃんと使ってくれるかなぁ・・・?)

渡子は虚ろな目で上を見上げる。
窓ガラスの向こうでは、黒服の男たちが別の黒服の男たちに取り押さえられていた。
また銀髪の青年が、自分を連れ去ってきたあの2人を踏みつけている。

そして、奥に見えるのは今の自分と似通った体型の女性。
「・・・女王・・陛下・・・?」

212547:2015/05/29(金) 00:52:32 ID:ru7/xwKg0
(こうして、キューナ・女王陛下は少し予定を早めての来日をなされた)
(時を同じくして、ウィル公国の特産品である栄養食「フルナイン」の密輸を企むマフィアグループが摘発されたが、それは女王陛下とは無関係なこと・・・日本側はそう認識することにした)
(そして、そのマフィアグループに監禁され、フルナインを悪用した肥満化を受けた日本人少女は・・・)
事件の経緯を回想していた銀髪の青年、ライディ・マウナスは一枚の写真を取り出す。
その写真には満面の笑みを浮かべる2人の肥満女性が写っている。
着ている服も体型も顔立ちも瓜二つな二人だが、よく見ると
片方の女性は、これまで生きてきた年月が肌のしわやその優しげな瞳に浮き出ていて
もう片方の少女は、その未来ある若さが体の肉の張りとして浮き出ている。

「『こうなったのも、何かの縁。誰かに似ている自分として、出来ることをやってみたい』かぁ・・・ふふっ」
ライディは微笑みを浮かべながら、煙草に火をつける。
その煙が昇る空を、太った女王陛下とその家臣達、
そして新たに加わった女王と良く似た太った侍女を乗せた飛行機が飛び上がっていった。

213547:2015/05/29(金) 00:53:37 ID:ru7/xwKg0
・自発 何らかの理由により、自分の意思により肥満化する。
自分で大食いする場合か、相手による肥満化を甘んじて受ける場合に分けられる。
公式 「ペルソナ2 罪」・ゲーム 
「地獄のエレベーター (肉のヨロイ)」・漫画
まとめSS 1スレ307氏「肉的ビフォーアフター」 
2スレ624氏「その2」
5スレ276氏「その2」
避難所3スレ409氏「行方不明の加奈さん」
◆t3E9hfR0Bc氏SS 「這い寄る、というか腹寄る混沌」 「美貌換金シリーズ」
「私の幸福、貴方の不幸」 「熱膨張は熱暴走」「アタレ・アタレ・アタレ」
拙作 「D・プログレス」


サンプルSS 「自ら肥に至る者  献身のキューナ王女」

今から時を遡ること10数年。ウィル公国にてとある病が蔓延していた。
人が太るというその病を解決するために、1人の王族が立った。
キューナ・マイス・エルフート王女。
細身ながらも肉感的な肢体をした王女だ。


「王女様!お止めになって下さい!ウイルスは私が引き受けます!」
「いえ、私が!」
「民のために体を張るのが王族の務め。大丈夫、命までは張らないから」


家臣達の制止を振り切り、巨大な蔵の中にキューナ王女は入っていく。
その中に、(日本で言うところの)人参、キャベツ、大根、ミカン、リンゴ・・・
色とりどりの作物が山となって置かれていた。
しかしこれは全てこの国で蔓延している肥満化現象の原因である肥満化ウイルスに感染した作物だ。

肥満化ウイルスを一身に集め、自らが研究のためのサンプルとなる。
・・・無謀としか言えない策だが、これこそが事態を解決する最善にして唯一の策だと
(当時の)公国政府は判断した。
そしてそれを実行できるのは、ウイルスと相性の良い体質のキューナ王女のみだった。

「・・・・・いざ!」

数ヵ月後、王女の献身は功をなし、肥満化ウイルスの予防法及び治療法が発見された。
更に、逆にそのウイルスを活用した栄養食「フルナイン」が考案され、
ウィル公国だけではなく、世界各国の農業・畜産・ひいては救急医療の分野に多大な貢献をすることになったキューナ王女の功績は今なお語り継がれている。
・・・その時に増えた体重も、今なお健在であった。

いや、むしろウィル公国の化学者達が今でも改良の研究を続けている様に、
キューナ王女の体重も王女となった今でも増え続けている。

そんな彼女を国の人々は「女王にして、豊満と健康を司る生き神」として称えているのだ。

214547:2015/05/29(金) 00:58:31 ID:ru7/xwKg0
(追記 拙作というのは、自分こと547のSSですが、
これはついでに入れただけあって、お気に入りという訳ではありません)

・事故

自分、もしくは(悪意の無い)相手のミスをきっかけとした肥満化。
機械の操作ミス及び設計ミス、薬品の取扱いミスなどによるものが該当する。

 まとめSS 避難所2スレ334氏「突発性肥満化彼女」 
7スレ576氏「その2」
◆t3E9hfR0Bc氏SS 「響く音の中で」
「育つために必要なもの」「魔女たちの宴」


サンプルSS「肥に至る偶然 恐怖の肥化治療」

『夜の病院。入院患者の検診を終えた一人の看護婦が空き部屋の片隅に置かれた
その機械を「見つけてしまった」
「あら、見たことない機械ね?」
まだ大学を出たばかりの新人である彼女は、不用意にその機械に触れてしまった。
接触を感知した機械は、コードを伸ばし看護婦の全身に絡みつかせる。
「!!?」
機械は本来の機能を、本来の対象とは全く違う者に発動させる。
そう、肥化治療を開始させる。

肥化治療とは「肥満化と引き換えに怪我や病気を瞬く間に治療するシステム。
・・・言い換えると、肥化治療とは「怪我や病気を完治させるまで細胞を活性化かつ患部を中心とした全身を肥満化させる」システム。
それが、怪我も病気もしてない看護婦に対して行われた。
  よって、彼女は半永久的に体全体を満遍なく肥満化させられることになる。

「いやぁぁぁァァァ・・・・」看護婦が発する悲鳴はすぐさま野太いものへ変わっていった。

そして、翌日になってようやく他の看護婦や患者たちが気づいた。
一夜にして造られた周囲の通路を塞ぐ肉色の壁に、
それが肥化治療の毒牙にかかった哀れな看護婦の末路だと気づくのはまた先の話となった・・・・・・』

215547:2015/05/29(金) 00:59:55 ID:ru7/xwKg0
「・・・・などという事態を未然に防ぐために病院の方での取扱いにはとても気を付けて下さい、よろしくお願いします!」
と、自身の考案した肥化治療システムがもたらす危険について説明していたのは、
朱色の美女、リーファ・フェフだ。

彼女の説明を聞いていた3人の医師たちは、リーファの話に呆気に取られながら、
彼女に質問してきた。
「えーと、それでリーファさん。あなたが持ち込んだこの機械には本当に今説明した様な事態を引き起こしかねないほどの危険性があるのでしょうか?」
「いえ、バッテリーの問題もあるので1回の肥化治療ではだいたい100kg前後が限度です」
「で、コードが伸びて、人を拘束するんですか?」
「そういった機能は搭載してません」
「というか、触れるだけで肥化治療が始まるんですか?」
「私がパスワードを打ち込まないと肥化治療は開始しません」

(((じゃあ、あの仮想に何の意味があったんだ・・・?)))

「それでこの肥化治療システムの導入への許可は・・・」
「あー、いいよいいよ」 
すっかり考える意欲を削がれた医師は生返事をした。
「ありがとうございます!!それでは詳しい使用方法はまた日を改めて説明します!」
その生返事を喜んで受け取ったリーファは深々と頭を下げて部屋から出て行った。

(・・・この前メールされた論文の方はとても素晴らしかったんだが・・・)
(礼儀はわきまえてるけど・・・なんというか・・・子供だなぁ・・・)
(まぁ、試しにやらせてみるか、書類の方はちゃんと書かれてるし・・・)


リーファ・フェフが大人顔負けの頭脳と子供の様な純真さをもって
医師たちに本当の協力者として受け入れられるのは、
「朱の女」として肥化治療を行うのはまた先の話であった。

216547:2015/05/29(金) 01:01:06 ID:ru7/xwKg0
・病気 何らかの病気、あるいは野生の動植物の持つ毒による肥満化、
現実でも多いパターンだったりする。

公式「まじかるめでぃかる」・ゲーム
「超次元ゲイム ネプテューヌ はろーにゅーわーるど Vol.1」・漫画
ふしぎの国のアリス 10話 「キャタピラーの忠告」・アニメ
まとめSS 1スレ307氏「幼年性肉塊病」 避難所3スレ409氏「針少肥大」
◆t3E9hfR0Bc氏 「T×W α」
拙作「星のカジツにゴヨウジン✩」 

「肥に至る病 悲劇のダヌバー医師」

「激しく痩せた後、緩やかに太っていく」
ヨーロッパの地でそんな奇妙な病気がじわじわと広まりつつあった。
多くの医学者がその研究に取り組んでおり、
彼女もその一人だった。

ソフィー・ダヌバー(sophie・dnuober)
華やかな顔立ちにほっそりとした肢体をした美女であるが、
その実、高い技術と熱い使命感を併せ持つ優秀な女医である。

彼女は、寝食を、もとい食を惜しんでまで、今回の研究に取り組んでいた。
「ダヌーバー先生、一旦切り上げて昼食にしませんか」
「ありがとう、でも私はもう少し続けるから、あなたは休みなさい」
「先生が倒れては元も子もありませんよ」
「大丈夫、睡眠と休息は一応とっているわ」
(食事はあまり取ってないけど・・・太る病気を研究しているからどうしても食欲が沸かないのよ・・・)

ソフィーは、その調子で殆ど食事をとること無く、
研究を続け、病気の感染経路を判明させた。

そして今、病院の講堂でその発表が行われようとしていた。
医者、記者、そして患者の関係者。
全国から駆けつけた無数の来客の視線を一身に受けるソフィーだが、
その肢体はかなり痩せこけていた。
今にも倒れてしまいそうなか細さだが、
それでも彼女の瞳には強い意思が宿っていた。


「この病院の職員一同の大いなる助力のお陰で、『緩・肥満化症』(仮)の感染経路を発見する事ができました。急激な体重減少の後の緩やかな体重の増加というこれまでに例を見ないこの病ですが 」
ソフィーが病気の感染経路への説明を行おうとした正にその時、
その病の症状が彼女を襲った。

217547:2015/05/29(金) 01:02:01 ID:ru7/xwKg0
ソフィーの体が空気を入れた風船の様に、ゆっくりと膨れ上がっていく、
見ていた人たちも元が細すぎたので最初は気づかずにいたが、標準体型を過ぎた頃には流石に気づきだした。ソフィーも自身の変化に気づき・・・自分が研究し、発表しようとしていた病気に感染したことに気づき、言葉が止まってしまう。
その頃には、ソフィーのシルエットも丸いものに変わりつつあり、そして――
ブチッ・・・ビリビリィ! 
白衣のボタンが弾け、柔らかい腹肉がちらりと見えた、かと思いきやその腹肉が肥大化したかの様に全身の膨れる速度が急加速し、白衣を完全に引き裂いてしまった。
酒樽の様に真ん丸とした肥満体に成り果てたソフィーは意識を失い倒れ込んだ。
その際の地響きの様な衝撃音は、却ってその場を静寂に支配させたのであった・・・




こうして、ソフィー・ダヌバー医師は病の症状を、身を持って知らしめた。
痩せぎすの美女だったダヌバー医師を正反対の肥満体にしたことから、
『緩・肥満化症』(仮)は「ダヌバー」のスペルを反対にした「リバウンド病」と正式に命名され、ソフィーを襲ったその症状は(ソフィー自身の同意を得た上で)大々的に報道された。

・・・しかしその悲劇のインパクトが大きすぎて、日を改めてソフィーが発表したリバウンド病の感染経路が一般に広がることは無く、病院側は「ダイエットによる免疫の強化」を一般に呼びかけ、ダイエットの手法の研究に力を注ぎ、リバウンド病のそれ以上の研究はおなざりにされてしまった。
そして、世間もソフィーの悲劇を目の当たりにしたことから、熱心にダイエットに取り組んで行き(特に女性)その結果は顕著になりつつあった―――


―――今はまだ神のみぞ知るリバウンド病の正確な症状、それを簡潔に言えば
「感染者の体重の減少を引き金とし、その減少分以上に体重を増加させる」というものである。
ソフィー以前の感染者は、別の病気やストレス等による体重の減少が引き金となり、
ソフィーは研究への没頭と食欲の衰退による体重の減少が引き金となった。
(肥満化の程度が激しかったのは研究を通じて、大量のウイルスに感染してしまったから)
また、この病気の女性に対する感染力はかなり高い。「とある処置」をすれば確実に発症を防げるが、逆にその「とある処置」をしなければほぼ確実に発症する。
だがその「とある処置」は未だ発見されていない。
そして人々はダイエットに熱中している。
その状況が生む結果は―――――

218547:2015/05/29(金) 01:04:19 ID:ru7/xwKg0
・環境 同じ環境である程度過ごした結果による肥満化。
家族や周囲の人間が(悪く言えば)甘やかし、大量の食事を与えたことによる肥満化などが該当する。
自業のパターンと同様に本人もその環境に乗っかった結果、太る場合と、
逆に本人は何とか太らずにいようとしていたが、相手の厚意を断れずにいた結果、太ってしまう場合がある。

まとめSS 避難所1スレ877氏 「その3」 
 13スレ106氏「ケーキ屋バイトの憂鬱」
◆t3E9hfR0Bc氏SS 「天井裏のアイツ」 「雪と網」

サンプルSS「肥に至らせる道 合格と肥満化への奮闘」

とある大学の合格発表の場にて、林田五子(はやしだ いつこ)は、
自分の受験番号を見つけ、大学に合格したことを確認した。
(受かった・・・!)
自らの努力が実を結んだことを喜ぶ五子だが、
ちょうど周りに悲しんでいる受験生が多数いたことからその喜びは内心に止めておく。
それに加えて、手放しで喜べない事情もあった・・・


自宅に戻った五子はまず鏡の前に立った。
「・・・やっぱり太ってるなぁ・・・」
姿見に映るのは、百貫デブとしか言いようの無い程に太りきった少女。
―――これが「現在の」五子の姿である。

「この一年、よくここまでやってきたなぁ、私・・・」
こうなった経緯を思い返す五子。

かつての彼女は、スレンダーな体型かつ勉強が苦手な少女だった。
しかし部活の引退を機に、進学に対して本気で考える様になり、
必死に勉強に取り組む様になった。
それを支えてくれたのが、彼女の両親と兄弟達だ
勉強への活力を与えてくれた毎日の三食、それに間食と夜食。
時間と体力を少しでも浮かすために参考書や文房具などの購入も代わりにやってくれた。
・・・それは学力の向上と同時に、過食と運動不足による、五子の体型の変化も促進させたのだが。

(・・・・・)
五子はこの一年の記憶を思い返す。

勉強も初めは全然分からず、ストレス発散のためにしょっちゅう外に出て運動していた。
だけど、やがて解けなかった問題が解ける様になったりして、勉強に集中して取り組む様になった。それと同時に外で運動しなくなった。

夏場には、家族は精の出る様にコッテリした食事メニューを出してくれたお陰で
夏バテとは無縁だった。反面、熱さをより増加させる様な体型になってしまったが。

入試一ヶ月前を切った頃に、ようやく模試でB判定が出た。
それと同時にウエストが1メートルを突破した。

そして入試前の一週間は験担ぎを兼ねて、験担ぎも兼ねて、これまで食べてきた料理をひたすら食べながら、総復習に取り組んだ・・・

その努力の結果が志望校への合格と80kg越えの体重だ。

(あれ・・・私むしろ太ることに努力してたんじゃぁ・・・それでみんなはその太ることに協力してきた・・・そ、そんなこと無いって!)
(流石にもうダイエットしないとね・・・)
「・・・うん、今日は合格祝いということで、みんなでパーティーをやろう!」
(ダイエットは明日・・・いや入学してからでもいいよね?)

219547:2015/05/29(金) 01:07:40 ID:ru7/xwKg0
*自分がSS付きでまとめた肥満化理由はこれで終わりですが、
このサイトでのSS(特に長編)では複数の理由が合わさるか、
肥満化後、別の理由で更に肥満化するというケースも多くあります。

5スレ500氏「肥満化教師」 強制→強制+自業→自発
避難所3スレ目736氏「復讐を転じて福となす!?」 強制→自発
避難所3スレ目 ◆nTUiVpCzdQ氏「念力発電」 強制+自発
◆t3E9hfR0Bc氏「変身!まるっと舞ちゃん!」強制+自発
拙作 「その7」(快盗天使ツインエンジェルSS) 事故+自発→自業


この分のサンプルSSは時間の都合で書いてませんが、
その代わりと言うか、妙なものを投稿した埋め合わせとして
先月投稿した「ダンシングソード&ミート〜重厚なる決意〜」の続きも投稿します。

220547:2015/05/29(金) 01:13:42 ID:ru7/xwKg0
この世界では、かつて妖魔が出てくる地を団結した人々が「白地」として封印した。
しかし今また封じたはずの白地が各地に現れ、出てくる妖魔が人々を脅かしている。
その白地に自ら向かおうとする少女がいた。
―――彼女らを止めようとする男も現れた。



ミィミィ。萌黄の食いしん坊少女。
孤児院育ちながらも、明るく育った彼女は
世界中の美味しいものを求めてグルメの旅に出た。
そして危ないところこそ美味しいものがあると勝手に思った彼女は白地へ向かった。

そんな彼女を入口で呼び止めたのは、黒いマントを纏った初老の男だった。
「この先は怨みと憎しみが渦巻く場所、行ってはならんぞ・・・」
「ウラミとニクシミ?聞いたことない名前の食べ物なのら。食べてみたいのら!」
男を振り切り白地へ入り込むミィミィ。
男はそれ以上何も言わなかった。
ただ、奇妙な言葉をぶつぶつと呟き、どこかへ消えていった。


白地では大勢の妖魔に加え溶岩や毒といった自然現象もミィミィの障害となったが、
それ程手こずることもなくミィミィは白地を進んでいく。
しかし、最も強き障害は彼女の体の中で蠢いていた・・・


「えぃっ!」ミィミィの振り下ろしたバトルアックスの一撃が妖魔を吹き飛ばす。
 と同時にミィミィの体が一回り膨れ、彼女の丸いシルエットをより丸くする。

「うぅ〜、一体どうってるのら・・・」
年相応に小柄だったミイミイの体は、横に大きい丸い体に様変わりしていた。
ゆったりとしていた服も、今ではパツパツで、
ミィミィの丸いシルエットをくっきりとさせている。
一番脂肪が集まっているお腹は妊婦の様な太鼓腹となって突き出ているし、
膨らみかけだった胸も、たっぷりの栄養(?)によって、
立派な巨乳へと発育してお腹に乗っかっている。
下半身もそんな上半身と釣り合う程の太さである。
お尻は胸を上回るほどに丸く大きく突き出ていて、
二本の脚は互いに擦れ合う程に太くなっている。

妖魔を倒すたび、彼女の体は少しずつ膨れ、太っていき、
それでも進んでいった結果、こうなってしまったのだ。

「・・・でもここでこうなるってことは、奥には同じように太った動物たちがいるってことなのら!」
「絶対食べるのら〜〜♪」
ミィミィは(勘違いから)先に進む決意を固めて、
白地を突き進んでいった。


そして―――


悲痛さすら感じさせる叫びをあげて、女性の亡骸の様な姿の妖魔が消滅していく。
妖魔のいた場所を縦に小さいが横にはとても大きいシルエットが通り過ぎ、
そのまま白地から出て行った。



数ヵ月後、ミィミィは白地の近くの村にいた。
笑顔で料理を堪能している彼女の体は、今やとてつもない肥満体だ。
重さだけなら白地で戦った妖魔すら軽く凌駕するだろう。
顔つきこそ余り変わってないが、それでも真ん丸な顔であり、
首が肉に埋もれ、胴体と一体化してしまっている。

一番大きくなったお腹周りは、見るものを圧巻さえする程の巨大さであり、
数字で見ると、身長に迫るほどの大きさだ。
胸もお腹程でないが、順調に発育しており、彼女の頭よりも大きな爆乳だ。
ミィミィが料理を噛み締めるたびに、たぷたぷと揺れている。
揺れているのは腕も一緒だ。こちらは動かす度に揺れている。

そんなミィミィの自重を支えているのは、胸以上の大きさのお尻であり、
そこから投げ出されている脚は、太さこそ大樹の幹の様であるが、
長さの方は胴体の脂肪に埋もれる様な形で短く見えてしまう。



ミィミィは太りながらも白地を進み、白地を支配する妖魔を倒したが、
(当然のことながら)白地には彼女の求める美味しいものはなかった。
しかし、白地の妖魔に脅かされていた周囲の村の住人は、
ミィミィを救いの女神として崇め、料理を献上し始めた。

「目新しい料理は無いけど、それでも美味しいのら〜」
白地での肥満化に加え、人々の献上する大量の料理を残さず食べ続けた結果が
今の超肥満体である。その体は今もなお少しずつ太り続けている。
やがて人々は、とても美味しそうに料理を食べる、
とても丸々としてある意味可愛らしい姿のミィミィを「食べ物の神様」として祭ったという――――。


ミィミィ 12歳 143cm ?kg
→66kg 82・89・83
→91kg 91・103・96
→153kg 123・139・126


これで終わりです。

221 ◆t3E9hfR0Bc:2015/06/29(月) 00:22:32 ID:37Lr8XJw0
29日ですので、毎月のを。

ttp://www1.axfc.net/u/3494395.zip

最近いつも以上に駄文ですが、それでも宜しければどうぞ。

222547:2015/06/29(月) 20:30:16 ID:r.1lhp3o0
毎月の投下乙です!
最近のものも、短いページの中で無駄なく、肥満化に至るまでをきっちりと描写できていて、
SSとして素晴らしいと思っています。

自分も投下させていただきます。
TOLOVEるダークネス IDOL REVOLUTIONの二次創作SSです。

・・・元ネタの方は未プレイですので、設定とか全然違ってます。
後、無駄に長いです。
「Idol Debut(アイドルデビュー) 大型新人は太目のあの娘!」
宇宙のエンターティメントが集まる星、エンタメ星。
そのとあるステージ。
観客席は全て客で埋まっていて、その中で2人の観客がパンフレットの中のあるアイドルを見ていた。

そのアイドルはその名と同じ色の髪をしたすらりとした体型の美少女。
細い手足に程よい大きさの美乳、そしてくびれた腰周り。
その腰から下はプロフィールに隠れていた。
『モモ・ベリア・デビルーク
デビルークの第三王女。おしとやかに見えるがその本性は腹黒 
151cm 45kg  B 80 W 54 H877 』

「ヒップ877って・・・どんだけ下半身太りなんだよ」 (正しくはH77である。)
「あまりにも大きすぎて却って気づきにくかっただろうよ」
2人の男が見ているのは過去のイベントで配られたパンフレッド。
それもプロフィールの誤植がある初期版パンフレッドだ。
このパンフレッドは、この誤植ともう一つの違いから
プレミアがついている代物だった。

「もっとも、どの道今の体型とはかけ離れているけどな」
「ははは、だよな〜」
その直後、ステージに一人のアイドルが出てきた。
2人を含めた満面の客たちが一斉に立ち上がる。

出てきたアイドルはその名と同じ髪をした少女。
その顔立ちと肌の張り、そして全体的な雰囲気は美少女と呼ぶに相応しいが、
体の肉付きはやや太い。

まず2本の脚は、綺麗な形をしていて、
その上でかなり太くて、脚と脚が密着している。
顔は、端正な可愛さはそのままに、頬が膨れ、丸くなっている。
整った形はそのままに巨大化した胸は、衣装の上から存在感を主張している。
お腹周りはくびれを残しながらも、柔らかい脂肪に覆われて、ぽっこりとしている。
それも下に行くほど太くなっていき、下っ腹が衣装の下に乗っかっている。
そしてお尻は、明らかに一番大きくて、
衣装をパツパツに押し上げ、その丸さをくっきりとさせている。


客たちは大歓声をもって、眼前のアイドルを、モモ・ベリア・デビルークを迎え、
モモは丸い笑顔でその歓声に応えた。

223547:2015/06/29(月) 20:31:52 ID:r.1lhp3o0
時を遡ること3ヶ月。ララやナナ達に続き、
この星でアイドルになるためにモモはとあるプロダクションを訪れた。マネージャー希望のリトと共に。
2人を見た社長は少し考えた後に言った。
「 よし、君は特別養成プログラム付きで採用しよう」
「 特別養成・・・? 一体どういうものでしょうか?」

「今流行りのぽっちゃりアイドル、そう『ぽちゃドル』を目指してみようか!」
「な、な、何でそんなことをしなきゃいけないんですか!!」
モモは当然のことながら反発してきた。

「君には素質がある!絶対に売れる!売れなかったら責任は必ず取る!」
「イヤです!いくら売れるためでもそんな真似はしたくありません!」
(枕営業みたく言わないでくれ・・・まぁ大差は無いがな!)
「責任はリトさんに取って欲しいです!」 「何で!?」

(やはりそうか。ならば)「ではそのリト君はどう思う?」
社長が、リトの方に聞いてきた。
「え、俺は・・・」
「率直な感想を言いたまえ」

「・・・・・・・・ あり・・・だと思います」 (!) (よし!)
長い沈黙の後のリトの返答、
それを聞いたモモの表情の僅かな変化を見逃さなかった社長は自分の狙いが的中したことを確信する。


1週間後、モモ・ベリア・デビルークがこのプロダクションから
デビューすることが決定した。


まず、元の体型でプレデビューしておき、
正式デビューの際にそこからの変化を印象づける様にする。
(冒頭の誤植パンフレットはその時に配布されたもの)
そこから3週間に渡り、特別養成プログラムが行われた。
まず、ある程度オーバーする様にカロリー計算された食事メニュー。
カロリーを消費し切らない様に運動量が計算した上での
太った状態での動きを想定してのダンスレッスン。
もちろん歌のレッスンも行われた。
そんな3週間は瞬く間に過ぎて行き、モモの「ぽちゃドル」としてのデビューの日がやって来た。

224547:2015/06/29(月) 20:34:29 ID:r.1lhp3o0
更衣室。モモは1人で衣装に着替えようとしていた。
鏡に映る自分の姿は、明らかにぽっちゃりとしている。
下着姿なので、その肉付きがよく分かる。

まず腕はむちむちとした肉を付けて、男の様に太く、
それでいてより柔らかくなっている。
胸は元の形を保ったままに大きくなっている。
お尻も同様の様子だが胸よりもやや大きくなってる様だ。
そんな上下と見比べると、お腹周りは凹んでる様に見えるが、
実際には、たっぷりと脂肪が付いてぽっこりとしている。
下腹部は特に肉が付いてパンツに乗っかってしまってる。
その下に目をやると、ラインはそのままに太くなった2本の脚が
内股でやや擦れている。
顔もやや膨れ、丸くなっている。
(・・・・・)
意識して太ったとはいえ、これまで太ったことの無いモモにとっては
見返してみるとその体型は衝撃的なものだった。
(3週間でここまで太るなんて・・もしかして私、太りやすい体だったの・・・?)
確かに元の体から双子の妹のナナよりかは肉付きが良かった。
(でもこうして見るとぎりぎりデブというより・・・いや間違いなくグラマー寄りのぽっちゃよね・・・)
モモは微かに安堵しながら、用意された衣装に袖を通した。


(・・・・)
衣装を着てから、また鏡を見る。
衣装は上下で同じサイズの様に見えたが
実際には上の方はやや大きめに、下の方はやや小さめに作られていた。
そのため、胸やへそ上の辺りは小さく見え、
下腹部やお尻は大きく、太めに見える。
(下半身太りの『ぽちゃドル』として売り出すつもりなのね・・・)

それは養成プログラムの途中経過から、モモにはやや下半身太りの傾向があることに気付いた社長達が、
どうせならそれを強調させようと考えたからである。

そんな裏側を察したモモはやや沈んだ気持ちのまま、社長達の待つ方へ向かった。
「 お待たせしました」
「おおっ、似合ってるよ」(似合う様に作った甲斐があった)
「それじゃあいこうか。君の努力をみんなに見せようじゃないか!」
「・・・笑われたりしないですよね・・・」
「その時は前にも言った通り責任は私が「オレが取る!」
そう言ったのは、リトだった。

「でも・・・モモだけでなく社長達も頑張ってきた。
その頑張りはみんな認めてくれると思うんだ」
「・・・リトさん」
「結城くん」
(そして君も私たちを手伝ってくれた。
何より、彼女を一番頑張らせてきたのは君自身だよ)

「・・・やってみます!」
リトの後押しを受けたモモは決意を固め、ステージへ向かった。
そして、観客たちは彼女を好意をもって受け入れた。

225547:2015/06/29(月) 20:36:39 ID:r.1lhp3o0
それから幾度かの仕事を経て、現在に至る。

ステージでそのふくよかな体を弾ませながら踊るモモを、
社長とリトは舞台裏から見ていた。

「改めて聞こうか。結城くんは今のモモくんのことをどう思っている。
「素晴らしいと思います・・・誰かのために頑張った結果ですから」
「そうか。  じゃあ君も頑張ってみるかい?」
「はい、マネージャーとしてやれる事を頑張っていきます」
「・・・・・ああ、今はそれでいい。よろしく頼むよ」
(だけどいつかきっと・・・見せたい、いや見たい)
社長は目を閉じて想像する。
「ぽちゃドル」から「デブドル」に成長したモモと、
リト、もといリコが彼女と並ぶ「デブドル」として、共にステージに立つ日を・・・


おまけ モモの現在のプロフィール。
「モモ・ベリア・デビルーク デビルーク生まれのぽっちゃりプリンセス。
おしとやかな内面に似合わぬ迫力ボディの女の子
151cm 59kg B 87 W 69 H92 」

これで終わりです。

226547:2015/07/15(水) 10:34:55 ID:1.464LDo0
連投になりますが、SSを投稿します。
今回はスレイヤーズすぺしゃるの二次創作SSです。

「怪奇・幽霊屋敷に遺されたモノ」

森の奥に一つの豪邸があった。
その豪勢な外観とは裏腹に一切の生活感を感じさせないその様子は
正に幽霊屋敷。そこに忍び込む一つの影があった。

「ホーホッホホホ!さぁ、この白蛇のナーガがお宝を頂きに来たわよ!」
・・・もとい、堂々と入り込んでくる者が1人いた。

白蛇のナーガ。魔道士としての強さはかの『ドラまた』(ドラゴンもまたいて通る)リナ・インパースに並ぶと言われている。
・・・その頭脳は某『光の戦士の末裔』と並ぶが。

今回、彼女は魔術師連盟からこの屋敷からマジックアイテムを持ち帰る依頼を受けていた。
幸い(?)、ナーガは依頼されていたものを、すぐに見つけた。
それは、台所に相当する部屋に置かれていた一見、何の変哲もない包丁だ。


「フッ、造作もないわ!」
(誰もいないのに)胸を張るナーガ、その真下の腹が大きな音を立てて鳴った。
彼女は金欠でロクに食えてなかったところで、今回の依頼を受けたのだ。
ナーガは辺りを見回し、食べ物を探しだした。

227547:2015/07/15(水) 10:36:14 ID:ycXZnR960
・・・人気の無い幽霊屋敷に食べられる物がある筈無いのだが、
・・・見つかった。
台所の隣の部屋は食堂になっていて、食卓に大量のご馳走が並べられていた。
ステーキやグリル等の重厚な肉料理に、
色とりどりの野菜料理。
各種デザートも揃えられている。


リナ・インパースなら興味は湧いても、
あからさまに怪しいこのご馳走を食べたりしなかっただろう。
しかし彼女は、白蛇のナーガ。
「ふふふ・・・これぞ天の助け、いただきます!」
躊躇うことなく、ご馳走を食べだした。

ナーガは料理を味わい、噛み締め、飲み込んでいく。
  その度に、彼女の体は少しずつ変わってゆく。
露出が激しい格好だけに、変わってゆく様がよく分かる。
腕や脚が太くなっていく。
お腹が膨れていく、それも柔らかい曲線を描きながら。
顔も他に遅れながらも丸くなっていく。
そして、元より大きかった胸と尻がより大きくなっていく。

ナーガは食卓のご馳走を全て平らげた。 
「フフ・・・御馳走様でした。  ん?」
ナーガは、椅子から立ち上がろうとするも中々立ち上がれない。
何かが自分を椅子に、というか地面に縛り付けようとしている。
そう彼女は感じた。
何とか立ち上がるも、今度は一歩歩くたびに全身が、
特に胸と尻のあたりが、揺れてる様に感じた。

自分の体に、ちょっとした、違和感を覚えたナーガは
部屋の隅に置かれていた姿見に視線をやる。
そこに映る自分の姿は―――とても太っていた。
服は内から肉に押し上げられ、
大事なところはギリギリ隠れているが、
今にもはち切れてしまいそうだ。

まず、嫌が応にも、目に付くのは胸。
何せ頭と並ぶほどの大きさとなっているのだ。
それでいて、元の形を保っていて、
2つの爆乳はとても深く、綺麗なラインの谷間が形成している。

尻もそんな胸と釣り合う程に大きくなった。
こちらも重力に抗って、綺麗な円形を保っていて、
大振りの桃の様である。

胸と尻程では無いが、他も十二分に太くなっている。

肉をぎっちりと詰めて、とても太くなった手足。
二の腕は、普通体型の人の腰程の太さで、
重さもこれだけて10数kgはあるかもしれない。
脚は真上の尻と見比べると、相対的に細く見えるが、
実際は腕以上の太さであり、脚と脚の隙間など存在せず、みっちりと密着している。

腹周りにも大量の脂肪がつき、
しかし上の胸に下の尻よりかは明らかに凹んでいる。
その様は、出っ張った太鼓腹というより、くびれの無い寸胴の様にも見える。

顔はその美しさを損なわない程度に膨れ、丸くなっている。
言い換えると、「キツ目の美人」から「ぽっちゃり顔の可愛い人」に印象が変わった。
(あくまでも、ぱっ見の印象だが)

白蛇のナーガ 106kg 132・103・128

228547:2015/07/15(水) 10:38:49 ID:1.464LDo0

そんな自分の姿を見たナーガの感想は・・・
「・・・フフ、何も変わってないわね」

・・・これこそ、マジックアイテムであるこの包丁の効能であった。
この包丁を使い、調理した料理はどれ程経っても
鮮度が落ちることなく、風味を保ち続ける。
しかし、その料理は通常の10数倍のカロリーをもって、食べる者を太らせる。
そして料理を見た者を食べる様に誘導し、
また太ったことに気づかせない様暗示をかけることも包丁の効果である。
  ここまで暗示の効力があったのは、相手がナーガだからであるが。

かって、前者の効果だけしか知らずにこれを購入したこの館の女主人は、
今のナーガ以上に太ってしまい、そのままパーティーに出て、恥辱と共にそのことを知った。
そして彼女は、包丁とそれで最後に作った料理を放り捨てるかの様に屋敷に残し、
何処かに引っ越していった。


「さぁ、帰るわよ!」
ナーガは魔法の包丁、そして大量の脂肪を手土産にして、意気揚々と町へ帰った。
彼女が自分の変化にいつ気づくのか、
魔術士連盟はこの包丁でどんなことをするつもりなのか。
それはまた別の話である。

続かない(完)

229名無しさん:2015/07/22(水) 13:14:28 ID:5d5T1uUI0
SS投下乙です。
完成したので投稿します。
読んでいただけたら幸いです。

涼子「はぁ〜仕事行きたくないなぁ〜」
日曜日の夜、そういって涼子はベッドで寝がえりを打った。
社会人になって約3か月。
涼子が大学生の頃憧れていた社会人の肩書は、手に入れてみればまったく良いものではないと気付いたのだった。
涼子「自由な身分のほうがよかったなー。仕事辞めたい…」
理不尽なことで上司には怒られ、残業の毎日。涼子の心は折れかけていた。
涼子「私も春美みたいに宝くじ当たらないかな…」
大学時代に親友だった春美は、就職活動中に買った宝くじに当選し、大学も就職活動も辞めて姿を消したのだった。
一生遊んで暮らせる金額が当たれば私でもそうする。
そう考えた涼子は仕事がしんどくなってきたころから宝くじを買い始めた。
結果はいうまでもなく、涼子は宝くじを買い続けているものの、番号を見るのも億劫になっていた。
涼子「これ当たってなかったらもう宝くじ買うのやめよ」
そんなことを考えながら、買ってすぐに部屋に放り投げていた宝くじを確認する。
当選番号と自分が持っているくじの番号が一致していた。
涼子「嘘でしょ…」
その日から涼子の生活は一変した。

数か月後
涼子「あむっ、あむっ!はぁ〜快適だー」
涼子はドーナツを頬張りながらDVDを見ていた。
あれから涼子は仕事を辞め、自室に引きこもるようになっていた。
生活に必要なものは全て通販で揃え、自堕落な日々を過ごす。
人生の夏休みが再び訪れた気分だ。
ゲーム、ネット、DVDを気ままに楽しみ、好きなだけ食べ物を食べる。
そして自分のお気に入りのスペースからは極力動かない。
そんな生活を続ければ当然涼子の体には変化が起きていた。
社会人の頃にはピシッとしたスーツが似合うスレンダーなボディラインは見事に崩れていた。
涼子「さすがにやばいかなぁ…もぐ」
そういいながらお腹を揉んでみる。もにゅもにゅとしたたしかな感触が返ってきた。
部屋着として購入したジャージの腹回りはいつの間にか余裕がなくなっていた。
ゴムが引き伸ばされている。脇腹の肉がズボンからはみ出て揺れている。
ズボンに浮き出た下着のラインはお尻のサイズが限界になったことが想像できるすさまじい食い込みだ。
上着を見ると汗で浮き出たブラに目が行ってしまう。胸が大きくなったのはうれしいことだが、
それ以上に他の部分にも肉がついてしまっている。ブラからはみ出た肉がまるでハムのようだ。
涼子「んむっ、ジムでも行こうかな。でもこの体見られるの恥ずかしいなぁ。」
そう言いながらも涼子の手は止まっていなかった。ドーナツがもう無くなりそうになっている。
そんな時だった。いつの間にか部屋に誰かが入ってきていた。
「仕事を辞めてからずいぶん肥えましたね。どうです?その富をもっと増やしませんか?」
そんなことを言った誰かは人間ではなかった。涼子にはない悪魔のような翼と尻尾が生えている。
服もこの国のものではないようだ。やけに露出が多い。
涼子「あなた誰?富を増やすってどういうこと!?」
さすがに食べるのをやめた涼子がというかける。
「私はベリー。見ての通り悪魔です。巨万の富を得た人々にゲームを挑んで回っています」
ベリー「私が持ちかけたゲームに勝利すればあなたが得た富を増やしましょう。
一回勝つごとに2倍、続けて挑戦してもいいですし、頃合いを見てゲームを降りても構いません。
まあ負ければ当然あなたの私の好きにさせてもらいます。いかがですか?」
人間の欲は計り知れない。涼子は悪魔のゲームを受けてしまうのだった。涼子はベリーが作った魔法の空間に飛ばされた。

230名無しさん:2015/07/22(水) 13:16:18 ID:5d5T1uUI0
最初の勝負はシンプルだった。
ラーメンを腹一杯食べろだとか、炭酸飲料を一気に飲み干せなどといった他愛もないものが続いた。
そうして涼子は富を何倍にもしていった。そのかわりに服がかなりきつくなったが。
涼子「うぷっ…さすがに食べすぎたかな。お腹が重いわ。次の勝負は何?」
涼子は自分の腹を揉んでみる。鷲掴みできるほどに贅肉がついてしまっている。
簡単な勝負に慣れてしまったようで、もう降りる気はないようだ。
ベリー「次はちょっとを変えてみましょう」
そう言うとベリーは指をはじく。椅子がどこからともなくあらわれ、涼子は手足を固定された。
涼子「な、なによこれ!動けないじゃない!」
ベリー「これも勝負ですよ。次の勝負は…そうですねえ…だいぶ服がきつくなってきたみたいですね。
いっそ破いちゃいましょう!」
ベリーが指を振ると椅子の後ろからマジックアームのようなものが伸びてきた。
同時にコンベアが現れ、お菓子が流れてくる。アームがお菓子をつかみ涼子の口に入れてくる。
涼子「んっ!?もがっ!?」
ベリー「強制飲食ってやつです。肥えて服のどこかが破れたらあなたの勝ちですよ」
涼子「もがもが…(そんな無茶な)」
ベリー「そう思ってすぐ太る空間に作り変えておきました。大丈夫ですって」
確かに食べたあとすぐに体のどこかに違和感を感じるようになった。すぐに贅肉なり脂肪なりになるようだ。
涼子は無心に食べ続けるしかないのだった。

数時間後
ぶつっ!べりっ!
上と下の下着が当時に弾けた。圧迫から解放され、胸と尻がずむっと膨らむ。
上着とジャージのズボンが引き伸ばされぱつぱつになっている。
上着で覆い隠せなかった腹肉がズボンの上から顔を出している。
自堕落な生活を続けた涼子の体には筋肉は少なく、弛んだ体が露わになった。
涼子「げふっ!(終わったぁ)」
腹に力を入れるとズボンが下にずれた。
涼子「このお腹ずいぶんお金かかってるなぁ。次は何?」
苦しくて今はお腹をさするのが精一杯だ。しかし勝負を辞める気にはならない。
涼子はいつの間にか勝負で変わっていく体に興奮を覚えるようになってしまっていた。

ベリー「おほぉ〜肥えましたねえ〜!見違えましたよ〜!
では次の勝負ですか。だいぶ負けてしまったので…そろそろ難しいものにしましょうか。えいっ!」
そういうとベリーの前にドールハウスが現れた。次の瞬間二人はドールハウスの中にいた。
涼子「何よこれ!?ちっちゃくなったの!?」
ベリー「家のほうを大きくしたんですよ。実はこのドールハウスお菓子でできてるんです。
見えないでしょ?これから涼子さんにはこのお菓子の家を食べつくしてもらいます!さぁどうぞ!」
涼子「相当大きいみたいだけど、ここまできたら負けるわけにはいかないわ!あむっ」
涼子は勢いよく机にかじりついた。美味い。クッキーでできているようだ。結構な時間をかけてリビングを食べつくした。

231名無しさん:2015/07/22(水) 13:17:36 ID:5d5T1uUI0
数時間後
涼子「うっぷ!だいぶ食べたなあ。次はキッチンに行こうかな」
キッチンに入ると調味料の棚を見つけた。
調味料のビンにはなにやら錠剤のようなものが入っている。
涼子「これも食べないとね。んあ〜ん。」
やはりビンもお菓子でできているようで手触りが違う。大口を開けてビンごと口に入れる。
ビンにはベリーの言語で肥満薬&食媚薬と書いてあったが、涼子には読むことができなかった。
突然涼子の体に変化が起こった。体が火照っている。
涼子「あ、あ…熱い!体が熱いよ!それにお腹が減ってたまらないわ!
何か食べ物!むしゃむしゃ」
たまらなくなり近くにあったお菓子を掴んで咀嚼する。
涼子「なんておいしいの!こんなの今まで食べたことない!」
さっき食べた錠剤に原因があるようだ。涼子は何を食べても極上の味に感じるようになっていた。
夢中になってお菓子を頬張るのだった。

数日後
涼子「ふわぁ〜よく寝た」
いつの間にか寝てしまったようだ。お菓子の家はなくなっていた。
お腹を抱えるようにして立ち上が……れない。
涼子「ふんっ!あれ?立てないや」
涼子は異常に太っていた。社会人だったころのシルエットは完全に崩れ、
ずむずむとし膨れ上がったお腹のせいで足元が見えない。
お尻を揉んでみるとやけに気持ちがいい。野菜だったら収穫してもいいくらいに肥大化してしまっている。
行き場を無くした贅肉が体のいたるとこについている。
涼子「ふぅ…ふぅ…勝負はどうなってのかな…」
これだけの動作で息が上がってしまう。気付くとベリーがお腹を触っていた。
ベリー「いや〜惜しかったですねぇ〜もう少しのところで寝てしまうなんて」
恍惚とした表情でお腹を揉みしだかれる。
涼子「そ、そんなぁ…」
ベリー「あら?そんなに悲しそうに見えないですね。まあいいでしょう。
勝負に負けたあなたにはおしおきです。豚さんになってもらいます!」
その響きに涼子は下腹部が熱くなる。
いつの間にか涼子はベリーの虜になってしまっていたのだった。

数日後
涼子は豚舎にいた。服は剥ぎ取られ生まれたままの姿を晒している。
まるまると肥え太った体はまさに豚だった。
もう立ち上がることができず、四つん這いで移動することしかできない。
お腹はぶくぶくと肥え、地面についてしまっている。
尻はぱんぱんに膨れ上がり、ゆさゆさとゆらしながら涼子は一心不乱に餌に食らいついている。
餌にはカロリーの高そうな食べ物とお菓子の家で見た錠剤がごちゃごちゃに混ざっている。
錠剤は魅了効果、成長促進効果があり、涼子がときどき体を震えさせると一回り体が肥えていく。
ベリーに肉体改造を施された胸ははちきれんばかりに膨れ、
だらしなく引き伸ばされた乳首からはからは白濁した液体があふれ出ている。
涼子「ふごっ…すきぃ…太るの…食べるの…すきぃ…ふごっ」
薬漬けにされた涼子は快楽におぼれ内面まで豚になっていた。秘所からは粘り気のある汁が垂れている。
ベリーが何かを引っ張りながら入ってくる。涼子のように太らされた豚がもう一匹いるようだ。
ベリー「あらあらもう身も心も豚さんですね。そろそろ繁殖させましょうか。春美ちゃあん!」
「ぷぎぃっ!」
鳴き声を上げたのは春美だった。春美も涼子と同じようにベリーに勝負を持ち掛けられ、
変わり果てた姿にされたのだった。
奇しくも親友だった二人は同じ境遇で再会することになったのだった。

232名無しさん:2015/07/22(水) 13:21:00 ID:5d5T1uUI0
春美は涼子に引けを取らないように肥え太っていた。
贅のかぎりをつくしたであろう体は肉に溢れている。
背中は贅肉で真ん丸になり、首がどこなのかもはやわからない。
尻は脂が乗り、極限まで肥大化し、形が今にも崩れそうだ。辛うじて楕円を保っている。
腹はもう肉の貯蔵庫といっていいだろう。どこが脇なのかもわからない。
膨れすぎて胸を押し上げてしまっている。胸は破裂しそうだ。
ただ一つ涼子と違うのはベリーの肉体改造によって下腹部に巨根がついていることだ。
すでにいきり立って先端の割れ目からはとろとろとした液体が垂れてきている。
竿の下についたふぐりは胸に引けを取らないくらいに肥大しタプタプと揺れている。
合図のようにベリーが春美の膨れ上がったお腹を軽く蹴ると肉が詰まった鈍い音が響いた。
春美はものすごい勢いで涼子の豊満を通り越した尻に突進し、
怒張した巨根をいきなり涼子の秘所に突き刺した。
涼子「ふごっ!?ひゃあんっ!?」ズボッ
春美「ぶふうーっ!はぁはぁ」パンパン
春美の前足は涼子の尻をがっしりと掴み離さない。
肥満しきった巨体を活かし全体重をかけて暴れる涼子を押さえつける。
ぶよぶよの尻と腹がぶつかりあいパンパンと激しい音が響く。
始めは抵抗していた涼子も快楽に身を任せおとなしくなった。
こんな状態でも餌にむしゃぶりついている。
春美は一心不乱に腰をかくかくと振り続ける。
豚舎は異様な熱気に包まれていた。
2匹のぶつかりあう音が激しさを増していく。
春美「っ!ぶぶっ!ふぅふぅ」パンパンパンパンパンパン
涼子「んもっ!ぁあん!」ジュポッジュブッ
春美「デ、デルッ!」ドビュルルルルルルルルッ
涼子「ぶひゃああぁん!?」
隠微な音が最高潮に達したころ春美の巨根から精が解き放たれた。
すさまじい射精に涼子の脂ぎった腹がさらに醜く膨らむ。
結合部からは黄ばんだ精子がボタボタとあふれ出ている。
春美「ぶふうーっ!ぶふうーっ!」
春美は恍惚とした表情で痙攣している。
ベリー「まだ受精できているか不安ですねえ〜。もう一発いっときますかぁ」
交尾を見ていたベリーが春美の尻に注射器を突き刺す。
春美「おぅっ!?ぶひぃ!?ぁあん!」
ベリー「強壮剤よぉ〜ん。アソコから抜けなくなっちゃうくらいぶっとくしちゃいましょうか。
涼子ちゃんの母乳も飲みなさあい」
ベリーは涼子から絞った母乳をチューブで春美の口に流し込む。
弛みきった尻肉に注射器を刺していく。
春美の腹がみるみる膨らみ、体にも肉がついていく。
巨根はさらに肥大化し、当分引き抜くことは困難だろう。
ベリー「これで栄養満点、勢精力ばつぐんですねぇ。頑張ってもらいましょうか」
春美は快楽でときどき白目を剥きながら腰を振り始めたのだった。

この狂宴はベリーによって敗れた挑戦者たちも加わり、さらに続いていくのだった。(終)

以上で終了です。お目汚し失礼しました。

233名無しさん:2015/07/25(土) 01:30:05 ID:Egac3wwo0
さっそくおかずにさせていただきました

234名無しさん:2015/07/25(土) 10:02:44 ID:3ur5co7Y0
投下に気付いてなかったぜ、乙乙
社会人時代の〜〜あたりの描写がツボだった

235元225:2015/07/26(日) 01:47:34 ID:rEH3QOBE0
久々にこちらに投下
忘れられてそうですが
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1987_1.jpg

236名無しさん:2015/07/26(日) 23:18:13 ID:2YoTJTVo0
おお、お久しぶりです!
もう何年も書き続けてくれているのは本当に嬉しいしありがたい

237名無しさん:2015/07/27(月) 03:18:10 ID:/9YtHmtg0
>>235
乙! あんたの絵の肉の感じ、大好きなんだよ!

238547:2015/07/28(火) 23:30:06 ID:4/2nW5oQ0
(元)225氏、乙です!
自分にとっては、あなたが拙作のSSの挿絵を書いてくれたことは、
昨日のことの様です。


この勢いに乗じて、自分も投稿します。

◆t3E9hfR0Bc氏の美貌換金屋に影響を受けた、
オムニバス式の新シリーズで、
コンセプトは「自分の過去作の設定をモチーフにした手法での、二次創作肥満化」です。

「ヒミツの博物館」

「その1 三咲町にて (メルディブラット) 」


「なぜこんなところに・・・」
錬金術師のシオン・エルナトム・アトラシア。

「お店を開いてるの・・・?」
吸血鬼の弓塚さつき。

2人の少女が暮らしている路地裏の正面を塞ぐ様に、
見知らぬ少女が露店を開いていた。

「すみません。すぐに場所を移しますから」
後ろの2人に気づいた露店の少女は、
路地裏に人がいたことには動じずに、移動しようとした。

「あっ、構いません・・・それでどんな物を売ってるんですか?」
さつきの質問に、露店の少女は、一瞬口元に笑みを浮かべ、それから答えた。
「中々終わらない水に、結構使えるライター・・・その他、様々な小物が今ならタダですよ」
「え、タダ?」「タダで手に入る・・・」
少女の言葉に、お金の無い2人は食いつきだした。
それを見た露店の少女は、自分にとっての本題を切り出した。
「はい、『ヒミツの博物館』に来てくれれば、無料で配布しますよ」
「ヒミツの・・・」 「博物館・・・」(あ、怪しすぎる・・・)

239547:2015/07/28(火) 23:31:21 ID:4/2nW5oQ0
『ヒミツの博物館』
町の片隅にそんな看板を掲げた小屋があった。
さつきとシオンは、露店の少女に案内されて、そこに来た。

その前には、2人の見知った顔が3つと、見知らぬ顔が1つあった。
「秋葉。琥珀と翡翠も、どうしてこちらに?」
シオンが秋葉達に尋ねる。
少なくとも、無料の小物を求めて来る筈は無かった。
「 私は 」秋葉が説明しようとしたところで、琥珀が割り込んだ。
「秋葉様ったら、家に押しかけてきた、自称『出張メイド』さんのサービスを受けて、その代金と今後の契約について説明したいからってここに来たんですよ〜」
「そうなんです」
「・・・で、この2人は勝手について来たの」

「まぁ、あたしは、代金としてここに来てくれたらそれで十分さ」
ここで、『出張メイド』が口を開いた。
彼女は、シオンたちよりも少し年上の女性で、
その言葉とは裏腹に褒められたのが嬉しいのか、
得意げな顔で、大きな胸を張っている。

「それで、あなた達2人の名前は?」
シオンの問いに、名前を聞かれた2人は黙り込んだ。

「私の名前は・・・翌菜(よくな)、とでも呼んでください」
『露店の少女』が、少しの間を置いて名乗った。

「あたしは・・・えーと、そうそう夜美希(やみき)でっす」
『出張メイド』も、少しの間を置いて名乗った。

(自分の名前なのに、今考えた様な感じね?)
秋葉は2人の名乗りに違和感を覚えたが、
それを突き詰める前に、当の2人が彼女らを小屋の扉に連れて行く。


「私は帰ります」その前にシオンが言った。
(この2人、いよいよもって怪しすぎる・・・)

「じゃあ、シオンの分も私が貰ってくるね」
「はい。試供品も2人分差し上げますよ」

「さつき・・」
(・・・まぁ、秋葉も一緒なら危険は無いでしょう)


こうして、シオンは帰り、さつき、秋葉、琥珀、翡翠の四人が
『ヒミツの博物館』に入ることになった。

240547:2015/07/28(火) 23:33:32 ID:4/2nW5oQ0
小屋に入ってみると、下への階段があり、そこを下がった先には、
博物館というよりは、色とりどりの建物がある遊園地の様な空間が広がっていた。
最も、本物の遊園地には遠く及ばない広さだが。


「ようこそ、『ヒミツの博物館』へ!」
「ここは肥満化をテーマにしたテーマパークなんです!」


「「「「・・・・・」」」」

踵を返し、出ようとする秋葉たちだったが、
2人の職員がその前に立ち塞がる。
「メイドのサービスを受けた以上、30分はここにいてもらわないと駄目なんすよ」
「弓塚さんも、一度入った以上30分はいてください。試供品は帰る時にあげますから」」


「でも、ここの入園料とかは・・・」
「30分以上1時間以内だったら、無料で出れますよ」
「そして、ここの施設の利用は時間を変換した『タイムポイント』で判定します。このミュージアムカードで記録しますので」

翌菜が秋葉達に一枚ずつカードを配っていく。

「しようがないわ。30分経ったらすぐに出ましょう。弓塚さんもいいですね」
秋葉は渋々といった感じでカードを受け取った。
琥珀と翡翠も続いてカードを取った。
「あ、はい」
最後にさつきがカードを取った。
「それじゃあ、皆さん。 好きな施設を選んで下さい、私たちが案内しますから」
翌菜がここの地図を広げた。
4人が選んだ施設は・・・

241547:2015/07/28(火) 23:35:25 ID:4/2nW5oQ0
秋葉達3人が選んだのは、
緑色の壁に覆われた建物、『自然の小庭園(ナチュラル・ガーデン)』だった。
案内するのは、夜美希だ。

「御三方には、入場料として、タイムポイントを10加算しましてと」
「あ、それから建物から建物への移動の時間は計算しませんから安心して下さい」
夜美希が、3人から預かったミュージアムカードを入口の端末に読み取らせた。
「それじゃ、無難に時間を潰したいなら、私の後に付いてくださいな」
「付いていかなかったら、どうなるんですか?」
含みのある案内をする夜美希に、琥珀も含みのある質問をした。
「命は保証するし、持ち物の破損もできる限り補償しますよ」
「安全な道の案内をお願いします!」
含みのある返答をする夜美希に、秋葉は率直な要求をした。


『自然の小庭園』の中は植物園になっていた。
植物園としては、見事なもので、
三人が全く知らない様な植物もちらほらあったが、
施設のテーマの割には、そういうことにつながりそうなものは無かった。
   秋葉が、その木を見つけるまでは。

「恩返しの木・・・?」
庭園の中でも、一際見事な木。 雄大な姿に美しい色合い、
それに見るからに美味しそうな大きな果実がいくつも枝になっている。
 その根元に、煙草の吸い殻が落ちていた。
「・・・・・」秋葉はそのゴミに手を伸ばした。
柵を超えなくても、ぎりぎり手は届いた。拾い上げて・・・
そこで、前を歩いていた翡翠と琥珀、そして夜美希が気づいた。
「秋葉様、そんなことは私が「お客さーん!ありがたいけど、そんなことしたら!!」
翡翠の声を、夜美希の焦りを含んだ大声がかき消した。

「木が恩返しします」 「「「え?」

夜美希の声を秋葉が聞いたのは、彼女が吸い殻を拾った後だった。

その直後、恩返しの木のツタが動き出し、自身の果実をもぎ取り、
吸い殻を拾った秋葉と拾おうと言った翡翠に向けて、2人の口に向けて伸ばしだした。

「!?」
ツタの伸びる速度は案外速く、
秋葉はともかく、翡翠に逃れる術は無かった。

そして、果実は口の中に放り込まれた。翡翠の前に出た琥珀の口に。

「琥珀!?」 「姉さん!?」
果実を飲み込んだ琥珀の体が膨れあがり、太っていく。
これだけ急激に太ると、服が破れてしまいそうなものだが、
はち切れそうになりながらも、ギリギリで留まっている。


「・・・なるほど。肥満化をテーマにしたというのは、こういう意味だったんですね」
「はい、そうなんす」
琥珀の納得を、夜美希が全く動じずに肯定した。

そして、人違いに気づいた木は再度、ツタを翡翠の口へ伸ばす。
「姉さん!」
翡翠は姉を引っ張って、逃げようとするが、
当の姉に止められた。

「えっ・・・」
不意打ちで重りを括りつけられた様なものだった。
今度こそ、翡翠に逃れる術は無かった。

「・・・どうして」
「さっきは何が起こるか分からなかったから、毒見してみたけど
太るだけで、特に害もないようだったし、
折角だから、翡翠ちゃんに恩返しをきっちり受けてもらいたかったの」
琥珀は本気でこう思ってる様だ。

242547:2015/07/28(火) 23:37:35 ID:4/2nW5oQ0
「・・・これ、燃やしたら弁償ですよね」
「今回の場合は過剰防衛ってことで、タイムポイントの1時間分追加で済ませますよ。 
後、これによる変化もここを出るときには元に戻します」
「・・・・・」
結局秋葉は、恩返しを甘んじて受けたのだった。



20分後、秋葉達四人は植物園から出てきた。
その体は、とても丸々としていて、口にした(放り込まれた)果実の様な体型だ。
先も言った様に、服はパツンパツンながらも形を保っており、
却って、3人の丸いボディラインを強調している。

手足はとても太く、それでいて短くなった様に見え、今にも胴体に埋もれしまいそうだ。
対して、メートル越しのバスト・ウエスト・ヒップは、
その存在感と重量感をはっきりと主張している。
胸はそれこそ、メロンの果実の様な巨大さである(元のサイズの差か、秋葉のそれが一番小さく見えた)
お尻も胸に次ぐ巨大さであり、安定感すら醸し出している。
そして一番大きなお腹周りは、身長と並びかねない程の大きさであり、
今の3人が手を伸ばしても、全く届かないだろう。
顔は真ん丸く膨れながらも、元の顔立ちは保っているが、
首は肉に埋もれ、胴体と一体化を果たした。


「お疲れ様です。太った分を戻すのは需要が無いので、パパッと済ませますが・・・」
「その次はどこに行きます?」

(次は・・・・)

243547:2015/07/28(火) 23:39:19 ID:4/2nW5oQ0
秋葉達が次にどうするかはさておき、
ここで視点をさつきの方に移そう。

黄色を基調とした明るい色合いの建物、自業の食事処(グラトニー・レストラン)
翌菜に案内され、さつきは一人でここに来た。

「私は露店の方に行きますので、後の説明はここのコックに聞いてくださいね」
こう言って、翌菜は戻っていった。

代わりに、カウンターに立つ妙齢の女性がさつきに対応する。

「私はここのチーフコックの・・・」
「えーと、オリジナルが兄で朱だから・・・」
「妹坂碧子です」
(また自分の名前を言うのに間が空いた・・今小声でオリジナルとか言ってたし・・)
流石にさつきも疑問を抱きだしたが、
それを知ってか知らずか、妹坂は説明を始めた。

「こちらのシステムは、最初に任意のタイムポイントを払って、それと同じだけの時間食べ放題になるバイキング形式です」
「あちらのテーブルに置いてある分から取っても、私に注文しても、お好きな方を選んでください」

「それじゃあ、30・・いや40分でお願いします」
「では、ミュージアムカードを出してください。」
「それから注文した料理を残すと・・・・」
「・・・罰金ですか?」  「呪うわよ」


「さて、初回のお客様へ特別サービス♪」
「私オススメの大漁海鮮丼です!」


妹坂は、海の幸をふんだんに使用した大盛りの海鮮丼をさつきのテーブルに置く。
正直、初回のお客様に出す様なメニューでは無いと思うのだが。
「おっきぃ・・・」
(これ、残したら呪われるんだよね・・・)
さつきはその巨大さに圧倒されながらも、おそるおそる箸を伸ばし、
一口食べてみた。
(美味しい!)
その一口でその美味しさに心奪われたさつきは、
猛然と食べ始めて、僅か10数分で完食した。

「ごちそうさまでし・・・!?」
食後の余韻に浸ろうとしたさつきだが、
自分の変化に気づき、愕然とする。
いつの間にか、自分の体が太っていた。
ここから見える胸や腕、お腹だけでもかなり太くなっていて、
この具合なら、顔もかなり膨れてるだろう。
まるで、今食べた物がそのまま脂肪になったかの様に・・・


「メニューを見てちょうだい」
「えっ、これって・・・」
さつきが開いたメニューに乗っている料理には、
「カロリー」に加え、「増加体重」が記載されていた。
今食べた大漁海鮮丼は、「+13kg」となっていた。


「そう。ここの料理は食べた分とは別に脂肪を付けるの。」
「でも、安心して頂戴。食べた分を消化したら、その脂肪は消えるから」
「そ、そうなんですか?」
「そう。だから、ゆっくり召し上がっていって下さいね♪」
姉坂は満面の笑みを浮かべて、山盛りの桃まんをさつきのテーブルに置いた。
「注文してないんですけど・・・」
「サービスです♪」


40分後、さつきはのっそりと『自業の食事処』から出てきた。
あれから、姉坂がサービスとして勝手に持ってくる料理はどれも美味しくて、
それに加えて、自分で注文した分を時間いっぱい食べ続けた。
その結果、
ベンチに座り込んでいるが、その重さで今に折れてしまいそうに見える。

お腹は食べた分で、パンパンに膨らんでいるだろうが、
それ以前に脂肪で、臨月の妊婦の様に膨れ上がっていた。
服を押し上げ、丸見えになっているそのお腹は、とても重たげで、それでいて柔らかそうだ。
その上に乗っかっている胸は、これまた柔らかそうで、
お腹程では無いが大きくて、重たげだ。
脚もとても太くなって、『自然の小庭園』に生えている木の幹に並ぶ程の太さである。
自分の変化が信じきれないのか、さつきは腕でお腹周りをさすり、揉んでいるが、
腹肉はそれに応え、柔らかく変形していて、彼女に現実を教えている。
おまけに、腕の脂肪も動かす度に揺れている。
顔にはそれ程肉は付いておらず、丸くふっくらとする程度で済み、
ギリギリだが、首も一体化してない。

244547:2015/07/28(火) 23:40:55 ID:4/2nW5oQ0

そして、しばらくして秋葉達4人は
『ヒミツの博物館』から帰ろうとしていた。
全員の体型は処置と時間の経過で元に戻っている。

「それじゃあ、みなさんお帰りですね」
出口のカウンターに座る翌菜が、
4人のミュージアムカードを受け取り、端末の中に入れる。
「えーと、秋葉さんたちが90分なので、超過タイムポイントは30」
「弓塚さんが110分なので、超過タイムポイントは50ですね」

秋葉達は『自然の植物園』を出た後、一種の怖いもの見たさで他の施設も一通り見回ってみた。
夜美希が説明した通り、建物間の移動は計算しないのだが、一度中に入っていったので、入場料が発生したのだ。
なので、30(自然の植物園)+60(他の施設)=90となった。

さつきは『自業の食事処』を出た後、食べ過ぎでしばらく動けずにいた。
(『自業の食事処』の料理は太る分とは別に、食べた分だけは外の食べ物と同じように胃に溜まる)
さらに、翌菜の店で自分とシオンに持って帰る分の小物を選ぶのに迷った。
なので、40(自業の食事処)+50(休憩)+20(売店)=110となった。


「で、1ポイントにつき幾ら払えばいいんですか?」と、秋葉。
「そんな、『ボッタくるなら出るとこ出ますよ』みたいな顔で睨まないで下さいよ〜」
「1ポイントにつき20円。皆さんからはこれに相応する分を取り立てます」

「それでは、皆さん。またのご来店をお待ちしています」
翌菜がミュージアムカードを秋葉達に投げつける。
ミュージアムカードは光となって、咄嗟のことに反応できない秋葉達を包み込んだ。
そして光が消えた時、秋葉達の姿も消えていた。


「まぁ、もう来てくれないでしょうけどね・・・」



こうして、秋葉達四人は『ヒミツの博物館』から、帰った。

その代金は・・・

「・・・その体というわけですか・・・」(行かなくて良かった・・・)
そう言ったのは、『ヒミツの博物館』について調べるために遠野亭に行って、
帰ってきた四人を迎えることとなったシオンだ。

245547:2015/07/28(火) 23:42:29 ID:4/2nW5oQ0
「ええ、そうよ・・・!」
秋葉は、『落とし前はきっちり付ける』と言わんばかりの怒りをその目に宿している。
その鋭い眼光とは裏腹に、体の方はどこを取っても柔らかいであろう、
ふくよかな体になっていた。
流石に『自然の小庭園』での肥満化程ではないが、
それでも、元の体型と見比べるとかなり太って見える。

まず、スカートから伸びる太すぎる足は、足どうしでピッタリと密着している。
元の端正さを損なわない程に丸く膨れた顔に、
桃の様に大きくなって、スカートをはち切れんばかりに押し上げている尻。
平らだった胸が立派な巨乳となったことは嬉しかったが、
締まっていたウエストがその胸と同じくらい突き出てしまっている。

遠野秋葉 160cm 45kg 73・57・79
→ 154kg 121・142・119
→60kg 89・84・85

仕事に勤しむ琥珀と翡翠も秋葉と同様に太っていた。
2人が動く度に厚手の割烹着とメイド服の上からでも、大きな胸とお尻、それにぽっこりとしたお腹が弾み、揺れているのが分かる。

翡翠/琥珀 156cm 43kg 76・58・82
→ 150kg 132・143・125
→ 58kg 90・85・89

そして、ソファで横になっているさつき。
彼女は食事での胃もたれに苦しんでいるのだが、
その体は秋葉達も一回り太っていて、
メートル越しのウエストが服を押し上げて、
立派なお腹が顔を出している。
そしてうっすらとだが、二重あごが出来てしまっている。

弓塚さつき 161cm 45kg 79・59・82
→104kg 112・121・107
→60kg 94・104・98


後日、調査と復讐のために秋葉とシオン達は
『ヒミツの博物館』に向かったが、入口があった筈の場所はもぬけの殻となっていた。


シオンは一人考える。
(彼女たちは、一体何者だったのだろうか。人間は勿論、吸血鬼とは全く別の存在であることは間違いないだろうが・・・)
(しかし、彼女たちは既にここでは無い何処かへ行って、私たちと会うことはもう無いだろう)
(今、私が考えるべきなのは・・・)
シオンが意識を現実に戻した時、目の前の食卓には豪勢すぎるほどの食事が広がっていた。
その向こうでは、まだ太ったままの秋葉が笑顔でこちらを見ている。

(いかに自分が太らずにすむか、ですよね・・・)


メルディブラッド編はこれで終わりです。
『ヒミツの博物館』の詳しい設定は、次回の投稿時に紹介するつもりです。

246 ◆t3E9hfR0Bc:2015/07/29(水) 00:08:12 ID:K03QV/NY0
皆様投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文を。

ttp://www1.axfc.net/u/3508209.zip
パス:himanka

なにやらTRPGが盛り上がっているようなので久しぶりにCoC用のシナリオなんかを書いてみました。

247 ◆t3E9hfR0Bc:2015/07/29(水) 00:22:47 ID:K03QV/NY0
申し訳ございません。
どうやらファイルが正しく保存されてなかったようで、TRPG用のシナリオが消えてしまいました。
後日上げ直しますので、お待ち頂けると幸いです。

248名無しさん:2015/07/29(水) 19:23:14 ID:Efz93meQ0
把握
急がなくても大丈夫よ

249 ◆t3E9hfR0Bc:2015/07/29(水) 23:47:48 ID:K03QV/NY0
ギリギリで29日内ですので、CoC用シナリオを再投下しておきます。

ttp://www1.axfc.net/u/3508734.zip

パスは一緒です。

250名無しさん:2015/07/30(木) 17:50:17 ID:D/qVgQTE0
おお、乙乙

251 ◆t3E9hfR0Bc:2015/08/08(土) 00:03:27 ID:C5YUvIGo0
8月8日はデブの日らしいので、投下しておきますね

ttp://www1.axfc.net/u/3513715.zip
パス:himanka

252名無しさん:2015/08/08(土) 04:47:44 ID:8lIv48K.0
おつー

253547:2015/08/08(土) 18:51:18 ID:tHT4IATg0
乙です!

それでは自分は、先月に雑談スレの方に予告した通り、
820氏のメルティブラッドSSのサイドストーリーを投稿します。

大まかな流れは、あちらのSSを参考にしてますが、
体型の描写等は、自分の想像(というか妄想)が大いに含まれてます。



シオン・エルトナシム・アラトシアは自室で、今日起こったタタリによる異変――秋葉の肥満化という事態について、レポートにまとめていた。
それを書き終わると、今度は別のノートを取り出した。

1日目
「タタリが、まさかあの様な事態を引き起こすとは思いもしなかった。
タタリをどうにかしなければ、秋葉は元の体型に戻れないだろうし、
琥珀や翡翠、下手したらさつきや全く関係の無い人たちまで同じ目に会ってしまうかもしれない。
・・・志貴は被害を受けないだろう。根拠は無いが、何故か確信できた」
「念のために、研究とは別に1日毎の日誌をここにまとめることにした。
今日は一先ずここまでにして、続きは明日からにしよう」

2日目
「・・・お腹が痛い。秋葉があんなにも大量の食事を出してくるとは・・・
苦しくて、研究は出来そうにない。せめてこの日誌だけでも書いておこう・・・
明日になれば、秋葉の気も変わるだろう・・・」

254547:2015/08/08(土) 18:53:39 ID:tHT4IATg0
3日目
「・・・また、大量の食事が出された。
しかも昨日食べた分が消化されて、脂肪になっている。
つまり太ってしまった。
私は、いや私たちはこれから先、どうなってしまうのだろうか・・・」


4日目の朝
目覚めたシオンは、寝間着を脱いで、下着姿になる。
今の彼女の体には、元の体から考えると結構な量の脂肪が乗っている。

まず、元から大きかった胸がもう1回り大きくなった。
脚もよりむちむちとして太くなり、
その上のお尻は胸以上に大きくなっている。
そして、たっぷりと付いた腹肉がパンツに乗っかっているお腹回り。

シオンはそのお腹回りに手をやって・・・
腹肉がしっかりと掴めたことに深いため息をついた。


4日目
「また太ってしまった・・・
これでもうはっきりした。
秋葉は八つ当たりしてるのだ・・・
全く・・私を太らせても自分が痩せる訳ではないのに!」

5日目
「相も変わらず大量の食事が出てきたが、
胃も大きくなった様で、食事の後で少しだが考える余裕が出てきた。
秋葉は八つ当たりなどする様な人ではない。
恐らく彼女はタタリに操られている、
どうにかしないと彼女は太ったままで、私は太り続ける・・・」

6日目
「どうにかしようにも、まず大量の強制飲食を何とかしなければならない。
多少の余裕は出てきたとは言え、満腹感で研究を行えなくなるのは変わらない・・・
せめて一食だけでも逃れないと・・・」

255547:2015/08/08(土) 18:55:36 ID:tHT4IATg0
7日目
「今日から、昼間は町の図書館に行くことにした。
これで一食分は抜けるし、運動も多少出来る。
正直、焼け石に水だろうし、肝心の研究が出来なくなるが、
それでも時間稼ぎにはなるはずだ・・・」


7日目の昼
図書館へ向かうシオン。その体は完全にぽっちゃり体型となっていた。
以前の服もギリギリ着れるが、パツパツで恥ずかしいことになるので、
今着ているのは、秋葉から借りたワンサイズ上の洋服だ。

メートルの大台も間近であろう大きな胸は、歩く度に上下に弾んでいる。
しかし、今はブラウスに隠れているが、お腹の方の肉付きも凄い。
括れが完全に消え失せ、たっぷりの脂肪が覆っている。

下の服はミニスカートで、サイズ自体には余裕があるのだが、
シオンが気を抜くと、大きなお尻が見えてしまいそうになる。
そこから伸びる太ももは、かなり太く、
これ以上太くなると、色気よりもだらしなさが目立つようになるだろう。

顔も結構丸く、ふっくらとしており、
顎のラインも真ん丸である。


それでも、体型の割に足取りは軽いし、
今のシオン位の体型は、それ程珍しいものでも無く、
周囲の視線を集めることも無かった。
 今の所は。


8日目
「図書館に行く様になってからは、太るペースは大分抑えられている。
間食攻撃からも逃げられたのが大きかった様だ。
・・・太ること自体は止まってないし、研究も進んでないが・・・」

9日目
「・・・図書館に行こうとすると、秋葉が弁当を持たせてきた。
翡翠も手伝いにつけられたが、実際には、監視役だろう。
・・・やはり、弁当はとても大きかった」

10日目
「野良犬に弁当をあげようとしたら、秋葉に焼き殺されかけた。
「折角、琥珀が作ってくれたのに、勿体ないことしないで」と、秋葉は言っていた。
確かにその通りだ。問題は量が余りにも多すぎることだが・・・
やはり、私が食べるしかない・・・」

256547:2015/08/08(土) 18:57:47 ID:tHT4IATg0
11日目
「・・・今日の夜、現実と向き合うためにと、
覚悟を決めて、体重計に乗ってみた。
・・・突き出た腹と胸が邪魔になって、数字が見えなかった。
弁当攻めが始まった頃から、ウエストの成長が激しくなったと思ってたが、
ここまで大きくなってたとは思ってもなかった。
この事実は体重計の数字以上に、自分が女として越えてはいけない一線を越えてしまったという現実と・・・
絶望と向き合わせてくれた・・・」


11日目の夜
自室のベッドに力無く座り込んでいるシオン。
その体は、見た目、今の秋葉と大差無いように見える。

胸は今やメロン並みの爆乳と化し、
さっき、服のボタンを弾け飛ばしたが、とても喜べるものでは無かった。
その下のお腹は、胸と同等の巨大さを有する太鼓腹で、
その大きさは足元への視線を遮る程だ。
下半身もとても太く、ミニスカートから投げ出されている脚は丸太の様な太さである。
顔も、「丸くなった」の域を通り越し、完全なデブ顔である。
頬肉は目を細める程につき、
とうとう、二重あごも形成された。


12日目
「昨日の出来事から、体がより重く感じる様になった。
またこの頃は、外で少し動くだけでも、汗が噴き出す様になってしまってる。
それでも、せめて図書館まで行かなければ・・・」

13日目 
「図書館に行く途中でさつきに会った。
・・・口を開くまで私だと分からなかった様だ。
こんなに太ってしまっては無理もないが・・・
私に・・・正確に言えば、私が太ってしまったシオンだと気づいたら、さつきは事情を聞いてきたが、詳しいことを言うわけにはいかなかった。
さつきまで巻き込むわけには行かない」


13日目の昼
その日、さつきが会った彼女は、
背丈や紫色の髪、それに顔立ちはさつきの親友のシオンとよく似ていたが、
その体型は全く違っていた。

さつきの知るシオンは、スタイルの良い少女だが、
「彼女」は、3桁を軽く超しているだろう肥満体をジャージに押し込めている。

シオンのウエストは、へそ出しの衣服も合いそうに括れていたが、
「彼女」のウエストは、とても出っ張った太鼓腹であり、
ジャージの丈を圧迫し、今にも下っ腹が見えてしまいそうだ。

シオンの胸も大きかったが、
「彼女」の胸は、シオンよりも遥かに大きくて、
ジャージのチャックが閉められず、深い谷間が露わになっている。

シオンのヒップは程良く大きかったが、
「彼女」のヒップ、いや尻は胸以上の巨大さを持ってして、
ジャージの下のゴムを苛め抜いている。

シオンの顔は、贅肉など一つも付いてない端正な顔であり、
「彼女」も顔立ちはシオンに似ていたが、
顔は真ん丸を通り超す程に膨れ、
パンパンな頬が、目を細めている。
くっきりとした二重あごが形成されている。

そしてシオンの声は、
「・・・・さつき」 「!?」
「彼女」の発した声と同じものだった。

257547:2015/08/08(土) 19:03:13 ID:tHT4IATg0
14日目
「今日は図書館で、お腹を引っかけて机を倒してしまった。
心だけでなく、周りの人たちの視線も痛かった。
私だって太りたくて、太ったわけじゃないのに・・・」

シオンがこう日誌を書いたところで、大きな物音が聞こえてきた。
秋葉の部屋の方からだった。


「一体、何が?」
シオンはよろけながらも立ち上がり、
鈍重な足音を響かせて、秋葉の部屋に向かった。



820氏のSSは、ここから地下迷宮に舞台を移しますが、
自分のSSとしては、ここで終わりです。
こんなSSを書いたのも、ひとえに820氏のSSが素晴らしかったからなのです!(言い訳)


おまけ シオンの変化記録
・注 820氏のSSでの描写と、225氏のイラストからの自分が想像した数値です。

1日目 161cm 48kg 86・55・83
2日目 48kg 86・55・83 
3日目 54kg 88・62・87
4日目 57kg 89・64・88
5日目 61kg 90・67・89
6日目 66kg 92・71・91
7日目 72kg 95・74・94
8日目 74kg 95・75・94
9日目 77kg 96・79・96
10日目 92kg 102・90・110
11日目 102kg 108・106・115
12日目 110kg 112・121・120
13日目 122kg 118・132・124
14日目 131kg 121・140・130

258元225:2015/08/11(火) 03:04:25 ID:KTv7cmdU0
SS投下乙です!
焦りながらも太っていかざるをえないという状況がいいですよね

そして自分も投下
ttp://bbs1l.net4u.org/sr3_bbss/25694aburami/1995_1.jpg
戦車に乗るのが嫌なら、戦車に乗れない体型になっちゃえばいいじゃないという発想
大洗女子学園終了のお知らせでもありますがw

259名無しさん:2015/08/12(水) 11:03:18 ID:qLxG8Qx20
結局許可云々ガン無視でワロタw

260名無しさん:2015/08/13(木) 01:15:06 ID:wks/2Iec0
これは流石に反感をかっても仕方ない

261名無しさん:2015/08/13(木) 21:43:49 ID:1FDcUSjU0
キャラ名間違ってる…

262 ◆t3E9hfR0Bc:2015/08/29(土) 00:59:32 ID:4et4FHpg0
29日ですので、駄文ですがどうぞ

ttp://www1.axfc.net/u/3525248.txt
パス:himanka

263547:2015/08/29(土) 22:34:02 ID:XsGUny0U0
皆さん、前回は820氏の許可が確認できなかったのに、
勝手にSSを投稿してすみませんでした。
今後は、こんな真似はしない様にします。

お詫び・・・とは言えないでしょうが、
29の日の分のSSを2本投稿します。


1本目、東方の2次創作SSです。

「狼の休息と鴉の介抱、或いは椛の怠惰と文の肥育」

幻想郷。その片隅にある鴉天狗の射命丸文の家。
その一室で布団に横たわっているのは、白狼天狗の犬走椛。
そのしなやかな左足には白い包帯が巻かれていた。
彼女は任務中に怪我したところを、文に助けられ、
治療を受けた後、文の後押しを受け、ここで療養することになった。


椛の寝ている部屋に、本来の家主である文が、食事を持って入ってきた。
「椛、食事持ってきましたよ」
「文様、食事まで用意しなくても、自分で何とかしますから・・・」
「栄養を取って、大人しくしてないと、治るものも治りませんよ」
「それもそうですね」

納得した椛は、文が用意した食事を食べ始めた。
――その食事は、医者や栄養士といった専門家が見れば、量が多すぎると判断しただろう。
何せ文自身、そう計算した上で用意したのだから。


そんな調子で一月が経った。
椛の怪我は完治したが、元の任務に戻ることは出来なかった。
その理由は・・・

264547:2015/08/29(土) 22:35:59 ID:XsGUny0U0
椛視点
(文様が色々と助けてくれたお陰で、怪我はすっかり治った
・・・・でも)

力無く椅子に腰掛ける椛は、自分の現状を省みた。
(まず、頬は丸く膨れ、たるんでますし、
顎は二重ではありませんが、ラインはまん丸で、
とてもぶよぶよしてます・・・
胸も大きくなって、あの彼岸の死神に迫る程のサイズになりましたが、
それ以上に、お腹が大きくなってます。
大きさこそ、妊婦のそれですが、
肉が垂れて、三段腹になってしまってる最低の腹です。
胸とお腹に遮られて、足元が見えませんし、
屈むのも苦しい・・・。
腕もとても太くなりました。
おまけに筋肉が衰えてしまったので、かなり垂れ気味です。
脚は、今では丸太の様な太さで、一見安定感がありますが、
脂肪で膨れてるだけなので、今の体で走るとまた折れてしまいそうで、
動くこともままなら・・・)


「椛、今日は焼き肉屋に行きませんか?」
文のこの声に、ほんの少しの間を置いてから返答する。
「・・・い、行きます!」
・・・食事のある方にはすんなり行ける。
心までデブになってしまった自分が憂鬱になるが、
それよりも、大恩ある・・・愛しい文との楽しい食事のことを思うと、
喜びで心が一杯になる椛であった。

265547:2015/08/29(土) 22:37:49 ID:XsGUny0U0

文視点
(怪我した所を助けたのは打算抜きでした。でも、そこから世話をしてきたのは・・・)
「・・・あやや」ほくそ笑む文。
彼女が見ているのは、椛。 
この一月ですっかり太ってしまった――
文が太らせた彼女である。

自分好みの体型になる様、
安静にという名目で、運動できない様にして、
栄養をとるという名目で、大量に食事をとらせた。

期待通り。 いや、それ以上の太り具合だ。
また、筋肉が衰えたために、全身の肉は垂れ気味で、
数値以上に太って見える。

(つねりたくなる様なふっくらとした頬に、たぷつきたくなる様な丸い顎。
元の顔つきは保ってますが、その真ん丸い顔は幼い子供の様な顔です。
そこから下の胴体は、大人の肥満体ですが。
小さかった胸も、今では自分以上に大きな爆乳で、
その下のお腹は、妊婦の様なサイズと、
脂肪のたるみで立派な3つの段差を併せ持つ、極上の腹です。
椛本人は気づいてないようですが、
巨大なお尻は服を押し上げ、下着とお尻のラインをくっきりと浮かばせています。
二の腕は、垂れ気味の肉がしゃぶりつきたる程に柔らかそうな、
こうなった切っ掛けとも言える、怪我した脚は
すっかり太くなって、『見る分には』、どっしりとした安定感を醸し出していて・・・
あやや、たまりません)


「椛、今日は焼き肉屋に行きませんか?」
今では駄目押しとして、毎日の様に外食に誘っている。
「・・・い、行きます!」
椛も痩せる意思自体はあるが、食欲と文への好意の方がより強く、
誘いには必ず応え、その度にたらふく食べていくのだった。

体も心もすっかりデブそのものとなった愛しい椛を見て、
文は満面の笑みを浮かべるのだった。

犬走椛 87kg 91・109・94


(おわり)

266547:2015/08/29(土) 22:40:29 ID:XsGUny0U0
2本目、恋姫無双の2次創作SSです。

「孫策、于吉に一矢報いんとするの事」

「それであなたは、私に協力しようと言うの」
「小覇王」の異名を持つ、呉の国の若き王である孫策。
彼女に謁見する者は、謎の導師、于吉。
「ええ、私も微力ながらも力をお貸しします」
「共に天下統一へ進もうではありませんか」


「断るわ」
その申し出を、孫策ははっきりと拒絶した。
「そうですか」
于吉は全く気にしてない様だ。
断られることを覚悟していたのか。
それとも・・・

「貴方が信頼に値する者とは思えないの」
「では、私の力を見せましょう」
于吉が妙な手振りをし、呪文を唱えた。

そして、孫策の体が膨れ始めた。
「!?」それも目に見える速度で脹れていく。

細長い手足が、大きな胸が、
括れた腰回りが、張りのある尻が、
どんどん膨れ、大きく、太くなっていく。
(顔は、他よりも肉付きが大人しいが)


「孫策様、これが私の力です。私が自分の意思でこの城を去るまで、貴方の変化は止まりません」

「ぐぅ・・・!」
尚も孫策の体は太り続ける。
現代の単位で言えば、1秒毎に1kgのペースで太っている。

267547:2015/08/29(土) 22:41:41 ID:XsGUny0U0
「貴様!」 「この左道士が!!」
孫策の側に控えていた親衛隊が飛び出し、于吉に切りかかるが、
その剣は于吉の体をすり抜けた。
「これも私の力。いかなる剣を持ってしても、私を斬ることは出来ません」
「もし、まだ私を疑うならば、更なる力をお見せしましょう」
言い換えれば、『抵抗するそぶりを見せたら、別の祟りを与える』ということか。

ここで、孫策の服の留め具が弾け飛んで、
于吉の肩に当たったが、流石に動じなかった。

「まぁ、今のは、無かったことにしますよ」
宇吉は先の言い換えを裏付ける言葉を言った。

親衛隊は于吉を睨みつけるも、それ以外のことは何も出来ずにいた。

「・・・・・・」
孫策は1秒ごとに太ってゆきながらも、冷静に考えていた。
自分が太るのを止めるには、于吉が自分の意思でここから去らなければならない。
しかし、この状況で協力を認めるのは、服従と変わらない。
国の王として、それだけはしてはならない。
なら、どうするべきか――

更に100kg程太ったところで、孫策は答えを出した。
「分かったわ、あなたの協力を受けることにする」

「ありがとうございます。では、今日のところはこれにて」
その言葉を聞くなり、于吉は足早に去ろうとし、親衛隊は安堵しかけたが、
「まぁ、待ちなさい」当の孫策が引き止めた。

「いいのですか?私が自分の意思でここを去らない限り、貴方は」
「同盟の証として、この城に伝わる秘密の宝をあなたに譲るわ」
「・・・では、お言葉に甘えさせていただきます」


ひとまず、別室で少し待たされてから、
于吉は城の蔵に案内された。

案内する兵の歩みは遅く、于吉を案内することにあからさまに不服そうだが、
于吉はそれに苛立ったりはせず、別のことを考えていた。
(私は本当にあれで済ませるつもりだったのに何を考えている?
まぁゆっくりと見せて貰えるなら、何か使えるものがあるかもしれない)
それこそお言葉に甘えさせてもらいますか)

于吉は蔵の前の部屋まで案内された。
その部屋はやや狭く、前後の部屋への扉と
上に大窓があるだけだった。

于吉は、渡された鍵を蔵への扉に差し込む。
鍵は開き、古い造りの扉がゆっくりと開いてく。

ここで、不意に、彼の周囲が少し暗くなった。
まるで、太陽に雲がかかったかの様だ。

268547:2015/08/29(土) 22:43:40 ID:XsGUny0U0
「?」
上を見上げる于吉
目に入ったのは、落ちてくる巨大な肉の塊。
そう、彼の祟りで今や肉塊の域にまで太った。孫策の尻である。

「!」
逃れようとするも、扉を開いた先には即席の壁が張られていた。
後ろの入ってきた扉は、宇吉を案内してきた兵によって、
外から固く閉ざされていた。
そして、孫策の体はこの部屋を満たすまでに大きくなっていた。

これが孫策の策だった。
従うふりをして、于吉を逃げ道の無い部屋におびき寄せ、
その準備の間にここまで太った自分の体を持ってして、于吉を押しつぶす。

(留め具が当たったとこいうことは、武器以外による攻撃なら有効のはず)
(分の悪い賭けだが、ここまで太らされてはその体を使って一矢報いなければ、気が済まない。そして、あわよくばこれで仕留める!)

そして、その狙いは当たっていた。

于吉の姿が孫策の体の下に消え、
そして轟音が響いた。



前後の扉が開かれ、親衛隊や他の兵達が顔を見せる。
・・・部屋いっぱいに、孫策の肉が広がっているので、入ってはこれないのだ。
「孫策様――!!」
「お怪我はありませんか!」
「ええ、大丈夫よ」
(ここまで肉が分厚くなったから、全然痛くなかったとは言えないわね・・・)

「あの男は仕留められましたか!?」
「おそらくは、生きてる。直前でその手ごたえが消えたから
何らかの術で逃げたと思う」

確かに、于吉は潰される直前で、咄嗟に転移の術を使い、逃げ延びていた。
だが、彼が自分の意思で逃げ去っていったことにより、
孫策の肥満化はようやく止まった。
現在の体重は、実に956kg。
約15分間、祟りで太り続けたことになる。

(あの男、もしこの呉の国に仇なす敵として、また現れたのなら、
その時こそ確実に倒す。 この体の落とし前も兼ねてね・・・)


その後、于吉は太平妖術の書の力で、中国全土を脅かそうとした。
それに立ち向かう諸侯の一人に、彼女はいた。
その名は孫権、字は伯符、真名は雪蓮。
そしてその姿から新たに付けられた異名は「大肉の覇王」であった。

(おわり)

それと言い遅れましたが、◆t3E9hfR0Bcさん、投稿乙です!
色々と続きが読みたくなるSSでした。

269 ◆t3E9hfR0Bc:2015/09/29(火) 00:02:06 ID:0Rce/hDI0
29日ですので、駄文ですが宜しければどうぞ。

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270名無しさん:2015/09/29(火) 00:12:00 ID:OUsxtacY0
乙乙
これが月末の楽しみですワイ

271名無しさん:2015/09/29(火) 16:45:38 ID:03v0s0ec0
29日にありがとうございます!

空気中の水分が脂肪に返還される時の
腹・腕・足・胸の描写にグッときました!

272547:2015/09/29(火) 22:55:36 ID:Cml1QTSg0
乙です! 毎度のことですが、続きが読みたくなる良いSSでした。
自分も便乗してSSを二本投稿します。


一本目はポケモンの二次創作SSです。

「ハルカのファト・アドバンス・アドベンチャー」

ホウエン地方のミシロタウンから旅立つ一人の少女がいた。
その背格好は年相応、と言うにはやや胸が大きめだった。
彼女の名はハルカ、彼女の目的はポケモン図鑑を完成させ、ホウエン地方のチャンピオンになること。――に加え、もう一つ。
「まずは、お父さんがいるトウカシティに行こうか。あの辺りにはどんなポケモンがいて、どんな料理があるのかな〜」
より個人的な目的として、各地の名物料理を網羅した、グルメ図鑑を完成させることがあった。

それから、ハルカは2つの目標のために、頑張った。
ポケモンをゲットし、育てて、戦い続けた。
料理を食べて、食べて、食べ続けた。
その結果が、各地のジムリーダーから勝ち取ったバッジであり、
そしてもう一つの結果が現れだしたのは、ハルカが2つ目のバッジを手に入れた頃だった。


「うー、服がきつい・・・また大きくなったなぁ」
元より大きめだったハルカの胸は、出発した時よりも2回りほど大きくなっていた。
しかし、それ以外も1回りほど大きく、というか太くなっていた。

そう、ここまで様々な町の料理を堪能してきたハルカの体は、太ってしまっていた。
「でも、町から町まで歩いてるし、すぐに痩せられるよね」
確かに運動量は多いが、それ以上に食事量が多いのだ。

273547:2015/09/29(火) 22:56:35 ID:Cml1QTSg0
それからも、ハルカは順調にポケモンを育て、バッジを手に入れていったが、
体重の増加も順調であった。

トウカシティでは、父のセンリに勝って5つ目のバッジを手に入れた。
「俺に勝つとは、成長したな。ハルカ」  「お父さん・・・」
「・・・横にも成長しすぎだがな」 「うぐ・・・」


ミナモシティでは、ライバルのユウキとの決着を付けた。
「強くなったなぁ、ハルカ・・・オレはもうミシロタウンに帰ることにするよ」
「・・・私、あなたの分まで頑張るね」
「・・・ありがとう、でもダイエットの方も頑張れよな」
「うっ・・・そうだ、ミシロタウンに行くなら私が送っていくよ」
「え、オレのポケモンも「そらをとぶ」覚えてるけど?」
「遠慮しないで、ミシロタウンの料理を改めて食べに行くついでだし」
「・・・・・あぁ、折角だから頼むよ」

ハルカのポケモンは最近、『そらをとぶ』を覚えたので、
一度行った町には歩かなくても戻れるようになった。
そのため運動量は激減し、その上これまでの町に手軽に行けるようになったので、
今回の様に気に入った料理を食べに行くようにもなり、逆に食事量はより増加した。


そして、ハルカは全てのバッジを手に入れ、
チャンピオンロードに挑戦する権利を手に入れた。
そこは四天王とチャンピオンが待つ決戦の地。
しかし、ハルカが今戦っているのは、上着のチャックだった。
「うぐぐ・・・いい加減閉まってよ〜」
正確に言えば、ハルカが今いるのは宿屋(ポケモンセンターではない)で、
起きて着替えようとしたら、上着に胸が入らなかったのだ。

(ミナモシティのデパートで買ったばかりの大きいサイズの服なのに・・・)
長い苦闘の末、胸は上着の中に収まった。
勝った。安堵するハルカだったが、その安堵が逆転を許した。
無理矢理閉じた反動を加えた胸の弾力が、上着のチャックを砕き、
メロンの様に巨大な胸が飛び出た。
その余波で、お腹もへそ周りから下っ腹にかけて、
上着を押しのけ、飛び出てきて、
短パンに乗っかり、マフィントップを形成する。

「・・・・」
ハルカは少しの沈黙を置いてから、部屋に置かれた姿見を見る。
そこに映る自分の姿は、全身に満遍なく肉が付いた、丸々とした肥満体だった。

まず、丸出しになってしまってる胸は今の体の中でも特に大きくて、
抜群の存在感を醸し出している。
次いで大きいのがお腹であり、メートル越しの太鼓腹だ。
短パンはギリギリ着れているが、それでも桃の様に巨大な尻と太すぎる腰周りに押し上げられていて、
今にもはち切れてしまいそうだ。
その下の脚も太くなって、脚と脚が密着している。
顔もかなり丸く膨れて、二重あごが出来ていた。

ハルカ 89kg 113・103・104

274547:2015/09/29(火) 22:59:23 ID:Cml1QTSg0
「ふふふ」
ハルカは、しばらく固まった後に、その丸顔に笑みを浮かべた。

部屋の机の上に置かれた6個のモンスターボールに入っているポケモンは、
ジムリーダー戦を勝ち抜き、チャンピオンロードでも戦える程に育ててきたポケモンだ。
そして、部屋のパソコンから繋がる預かり所には、200体近いポケモンがいる。
彼らは、ハルカの大事な仲間であり、
彼女がミシロタウンからここまで頑張ってきたことの証でもある。

(そう、今の私の体も頑張ってきた証・・・)
「・・・・いやいや!!何で私、良い話の様にまとめてようとしてるの!?
ハルカは、自分の変貌のショックから、我に帰った。
「明日から、いや今日からダイエット始めないと・・・!!」

その後、ハルカはチャンピオンロードを勝ち抜き、
ホウエン地方のチャンプとなった。
それと同時に、2つの図鑑、ポケモン図鑑とグルメ図鑑を完成させ、
見事に目標を達成したのだった。
 そして、新たな目標であるダイエットを達成できたかどうかは、定かではない。

275547:2015/09/29(火) 23:01:57 ID:Cml1QTSg0
二本目はONE PIECEの二次創作SSです。


「新薬品は諸刃の刃? 卑劣なるフラッカス」

バーソロミューくまに、世界各地に飛ばされた麦わらの一味。
再会の迫ったある日、ニコ・ロビンはとある島で戦っていた。


ロビンに複数の海軍兵士が迫るが、
彼らは、自分の体から生えた腕に投げ飛ばされていった。

悪魔の実、「ハナハナの実」の能力だ。
ロビンは、好きな場所に自分の体の部位を生やすことができるのだ。

「部下の鍛錬がなってないようね?海軍中佐さん」
目の前の男にロビンは皮肉の様な口調で言ったが、
それが通じない相手だとは分かっていた。


「確かに、私には貴様が生まれ育ったオハラの学者たちの様に、
世界政府に立てつくことを教育はできませんよ」
海軍中佐、フラッカス・クロートは、
皮肉ではなく、確かな敵意を持って返答した。

「では、取って置きをお見せしようか」
フラッカスは背中から取り出したのは、武器ではなかったが、
ある意味、どんな武器よりも効果のあるものだった。

フラッカスは7,8歳ごろの少女を自分の前に突き出した。

「!・・・その娘をどうするつもりなの」

「もし貴様が戦い続けるなら――、殺す」
「万が一抵抗を止めるというなら、命は助ける」
「もっとも、オハラの者なら、関係無い者を平気で見捨てるでしょうがな」
フラッカスの言葉には確信の念がこもっていた。
その上で、向こうが見捨てるなら、こちらも『やむなく』見捨てるつもりでいる。

「・・・分かったわ」
だからロビンが抵抗を止め、両手を上げたことには少し驚いた。

「では、連行する前に海楼石の手錠よりも、もっと面白いもので縛ってあげますよ」
フラッカスの部下が、前に出てきて、ロビンにビン詰めの液体を飲ませた。

276547:2015/09/29(火) 23:03:53 ID:Cml1QTSg0
そして、ロビンの体が太った。全身に万遍なく脂肪が付いてきて、
数字にして、10数kgは太ったことだろう。
特に出っ張ってきたお腹は、服をはち切れんばかりに押し上げる。
また、胸の方は服を裂いてしまい、特大の爆乳が飛び出てくる。

「これは・・・!」
ロビンにしても、これは流石に想定外だった。

フラッカスが得意げに説明しだす。
「これぞ、海軍が開発した薬品『マスラード』
飲んだものの筋力を増強させるが、それと同等の脂肪を付ける」
「そして原液を飲めば、筋力以上に脂肪が付くことになる」

「また貴方たちはそんな物を使って・・・」
フラッカスを睨みつけるロビンだが、彼は動じない。
「フフフ、絶対的正義を守るためには力だけでなく、策も必要となるんですよ」
『策』を示しているつもりなのか、フラッカスは少女に銃を突き付けている。
「・・・・・!」ロビンは何も言えなくなった。


「さぁ、貴様にはインペルタウンすら生温い!」
「この場で、『肉の牢獄、LV7』に閉じ込めてやろう!」
フラッカスは銃を捨て、脇に置かれていた樽を持ち上げ、
ロビンの口に付け、そのまま中身を流し込む。
そう『マスラード』の原液を。

「・・・・・・!」
ロビンは、口に流れ込む大量の液体を、全て飲み込む。
少女に危害を加えぬために、勝機を探るために。

少しの間を置いてから、ロビンの体は脂肪で膨れ上がりだした。

服は内からあふれ出す肉に完全に引き裂かれてしまい、
胸や股間といった一部に切れ端が乗っているだけで、ほぼ全裸である。

「くぅ・・・!」
ロビンは変化のショックで微かなうめき声を漏らしながらも、その意思を保っている。
だがその体は、ぽっちゃり、でっぷりは愚か、肥満体をあっという間に通り越していく。

こういう趣味があったのだろうか、
海軍兵士はロビンの変わっていく様を見て興奮しだした。
フラッカスは特に狂喜し、前に出していた少女を地面に放り投げた。

ロビンの変化は尚も続く。
腕が、足が、首が、人間としてのパーツが次々に埋もれていく。
そのまま、人間としてのシルエットすら脂肪の中に埋もれた体、
いわゆる「肉塊」と成り果ててしまう。
そこまで太ったところで、ようやくロビンの変化は止まった。

マスラードの効能で筋肉もある程度ついたからか、
脂肪の量の割には、それ程脂肪が垂れたりしてない張りのある印象だ。

だが筋肉の分、かえって実際の重量は見た目の印象を上回る程に重い。
しかも、手足が脂肪の中に埋もれていては、筋力の活かしようは無い。

ロビンは何とか動こうとしていたが、
多少体を揺らした程度で、とても動けそうにない。
既に動きを止め、観念した様に見えたが―――

277547:2015/09/29(火) 23:05:03 ID:Cml1QTSg0

「勝った!この私が!!ニコ・ロビンに勝ったんだ!!!」
自らの『策』が功をなしたことを、手放しで喜ぶフラッカス。
だから、気づくのが遅れた。
目を覚ました少女がロビンの方へ逃げ出したことに。
「!」腐っても、海軍中佐という訳か。
フラッカスはすぐさま気づき、少女を取り押さえるために駆け出したが、
それよりもロビンの反応が早かった。
少女の脚から幾つもの手が生えてきて、ロープとして真上の崖まで延びて、
少女を崖の上まで運んだ。
そうされて・・・少女は喜んでいた。
ロビンは喜ぶ少女の方を見ている。
(首が無いので、正確には向けてないが)

「はっ、それで逃がしたつもりか!すぐに追いかけて始末する!」
お前の連行はその後だ!」
そういい捨てるフラッカス。手段と目的が入れ替わっている様だが、
ロビンが身動きできない以上、人質の口封じの方を優先するのはある意味間違ってないはずだった。
しかし、肉塊と化したロビンの体が持ち上がり、こちらに迫ってくる。
「なっ!?」
驚愕するフラッカス。しかしこれは彼の失策だった。
本来、マスラードは脂肪以上に筋力を増強させる。
手足が胴体の脂肪に埋もれれば、幾ら筋力がつこうと意味が無いと考えていたが、
ロビンは、ハナハナの実の能力者である。
ハナハナの実の能力で生やした腕は、マスラードの効果で一つ一つがかなりの筋力を有しており、十数本もあれば、ロビンの体を動かすには十分だった。



「百分咲き・・・」
意表を突かれ、硬直していたフラッカス達を、背中に生やした腕が拘束し、
腕が塔のように積み上げられ、ロビンの体をある程度の高さまで持ち上げ、
そこから離した。
「ブレス!!」
「「「グワァァァ!!」」」
ロビンは全体重を持ってフラッカスを押しつぶし、
兵士たちもその衝撃の余波で吹き飛ばされていった。


崖の上で、少女はロビンを見て、笑っていた。
「・・・ふふ」
ロビンは、その膨れ上がった顔で笑みを返した。


数時間後、少女は別の海軍部隊に保護されていた。
「全く・・こんな少女を人質に使うとはニコ・ロビンめ!」
「どんな手を使っても、奴と麦わらの一味を捕まえなければいけませんね」
「いや、それ以上にこの子の様な市民を我らの戦いに巻き込まない様に努めなければならないぞ」
そう部下に言い切った彼は、部隊の指揮官でフラッカス以上の階級である海軍少将だ。
つまり、少女が彼の保護下にある限り、フラッカスが口封じを強行することは出来ない。
それ以前に、フラッカスはマスラードを無断で、大量に持ち出した責任を問われ
偉大な航路(グランドライン)外に左遷されたが。


そして、しばらくの時をおいて、再集結した麦わらの一味。

サウザントサニー号には、一つの肉塊が乗せられていた。

航海士が労力は惜しまず、金は惜しんで縫い上げた超特大の衣服に全身を包んだ彼女は、
以前と変わらぬ愛情を注いたコックの料理で今日もその身を肥やし、
そして、戦いの時はその重量と能力を活かした戦いで敵を圧倒するのであった。


これで終わりです。

278547:2015/10/28(水) 23:50:04 ID:fgH4LvAU0
連投になりますが、29の日のフライング投稿をします。
今回はギルティギアの2次創作SSです。



「エルフェルト・死後の世界で婚活成功?の巻」

とある施設の最深部。
無数の機械がひしめくそこで、最後の戦いは行われていた
「―――」
人類の殲滅を宣言した少女、ラムレザル=ヴァレンタインは、敗れ、倒れた。
それと同時に後方に置かれていた謎の装置から閃光が溢れ出し、
ラムレザルを飲み込まんとする。
戦っていた『彼女』は咄嗟にラムレザルの前に出て、「妹」を庇った。
閃光は彼女を飲み込み、彼女の姿ともに消えた。




閃光に飲まれた『彼女』、エルフェルト=ヴァレンタインが目覚めたそこは、
一見、もとの世界の野原と変わらない様に見えて、
色とりどりのお菓子とケーキがさも自然の一部であるかの様に、
大量に置かれていて、
その側に流れている7色の川は
コーラ・オレンジシューズ・ジンジャーエール・
グレープジュース・レモンスカッシュ・トマトジュース
そして、普通の水の川である。
そんな明らかに異質な空間だった。
「ここは一体・・・?」

279547:2015/10/28(水) 23:51:45 ID:fgH4LvAU0
それなりに広いこの空間には、10数人の男達が生活していた。
彼らは、エルフェルトの顔を見ると、複雑そうな表情を浮かべた。

「!?」エルフェルトは、彼らの内の何人かに見覚えがあった。
―――戦いの中で姿を消した仲間たちだった。
死んだものとみなされていた彼らがこの空間で見つかった。
それが意味するものは彼らの生存、ではなく
「私、死んだの・・・?」
自分の死、そう考える方が自然だった。

しかし、体の感覚はちゃんとある。
そう空腹も感じていた。自分が生きてることを確認するためにも、
エルフェルトは目の前にあるケーキを手に取り、口にした。
「・・・!」
そのケーキはとても美味しかった。
「・・・お代わり頂きます!!」誰に聞かせた訳でもない宣言の後、
エルフェルトはもの凄い勢いで、目の前のお菓子を片っ端から食べていく。
食欲に支配された行動ながらも、その動作はどこか愛らしいものがあって、
見る人がいれば、「いっぱい食べる君が好き」とも、評されたかもしれない。
  食べっぷりと比例している様な体の肥満化が無ければ。


数時間後、眼前のお菓子を食べつくしたエルフェルトは、横になっていたが、
その体は、とても太っていた。
ただ、着ているドレスはパツパツながらも、破れそうではない。

顔の肉付きは大人しく、まだ丸くなった程度だが、
その真下では首が顎肉と一体化しつつある。
元から大きかった胸もより大きくなり、頭よりも大きな爆乳となった。
婚姻届を挟んでいた谷間はより深くなって、
今では子供一人を丸ごと挟めそうだ。
投げ出された脚は丸太の様に太く、立つと脚どうしで擦れてしまいそうだ。
そして、一番の巨大化を遂げたお腹。
脂肪とお菓子をはち切れんばかりに詰め込んだその巨大さは、
(結婚もまだなのに)臨月の妊婦の様である。

エルフェルトも、自分が激太りしたことは理解していた。
でも、今はお菓子を味わうことが、
そして、それ以上に太っていく快感を味わうことが彼女にとって大切なことだった。


そんな中、男達もエルフェルトの方を向いた。
彼らは太りゆくエルフェルトを見て驚愕する。
そして、そこから――

280547:2015/10/28(水) 23:53:02 ID:fgH4LvAU0
――別世界?
――ああ、そういう世界に飛ばすギアが研究されていたらしい。
何でも、その世界はお菓子の類が自然の一部の様になっているんだとよ。
――それで、こっちに帰ることは出来るの?
――それは分からないが・・・本人達が納得して生きていけるなら、それでいいんじゃないかな。


そして、『別世界』では。


「えへへ・・・、もう食べられないよ、あなた・・・♡」
幸せそのものといった表情で寝言を言っているエルフェルト。
その体は、あの時から更に太っていて、
今や身長以上に巨大な胸とお腹を抱える、人間離れした肥満体だ。


尚、元々着ていたドレスは、破れる前に脱いで、一応保管しており、
今彼女が着ているのは、自分がデザインし、男達に縫ってもらった、
同じデザインでより巨大なサイズのドレスである。

例えようの無い程に大きなお腹。
そのラインは丸々と張り詰めながらも、とても柔らかくもある。
そんなお腹に乗っかっているのは、同等の巨大さを誇る2つの果実。
今の谷間なら成人男性も挟み込めるだろう。
ソファーのように巨大なお尻は、座り込んだ彼女の重量を支えている。
顎肉は首と一体化しているが、二重あごではない。
こんな体型でありながら、顔は未だに原型を保っていて、「真ん丸顔」で済んでいる。


人間ならば、自重でとっくに動けなくなっただろうが、
彼女は『ヴァレンタイン』。この体でも立って歩くことは出来る。
最も、このまま太れば、脚が腹につかえるなどして物理的に動けなくなるだろうが。

エルフェルト=ヴァレンタイン 
168cm 夢kg
→92kg 121・111・118
→204kg 172・180・171

281547:2015/10/28(水) 23:54:01 ID:fgH4LvAU0
男達は周りで、農作業をしたり、(この世界でも出来た)
家を作ったりと忙しく働いているが、
その途中で、エルフェルトをちらちらと見ていた。
その眼差しには欲情と崇拝と愛情の念がこもっていた。

目覚めたエルフェルトは、そんな彼らを見て笑みを浮かべる。

先に飛ばされた男達もこの世界で生きていくことは難しくなかった。
だが、その生活には何の希望も無かった。
今、自分達が生きていることへの確信さえ持てなかった。
そんな中、エルフェルトがやって来た。
美しい彼女がお菓子で太ってゆく。
その姿に彼らは、これまで欠いていた希望を見出し、
エルフェルトを愛する様になり、彼女と話し合い、
ある「約束」をした。

身の周りのことを全て男たちに任せ、食っちゃ寝を繰り返し、もっと太っていく。
それが今の彼女の仕事だ。


「・・・なぁ、もういいんじゃないかな?」
周りの男の一人がエルフェルトに話しかけてきた。
「ダメです、もっともっと太ってからじゃないと・・・貴方達を満足させられないから・・・」
エルフェルトは寝ぼけ眼で返事をする。
「あぁ・・・それもそうだな」
男も納得し、自分の仕事に戻っていった。


エルフェルトと男達の「約束」。それは
彼女が動けなくなるまで太ったら
全員と結婚する。出来る様なら子供も作ろうと。


エルフェルト達は、ここがどこなのか、どうすれば元の場所に戻れるのか、
そして自分達は本当に生きているのか、何一つ分からなかった。
だが、これだけは確信を持って言うことが出来た。

(今、私達は幸せです・・・)


おしまい

282 ◆t3E9hfR0Bc:2015/10/29(木) 00:02:35 ID:eM.E6ACQ0
29日ですので、毎月の駄文ですが宜しければどうぞ。

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283名無しさん:2015/10/29(木) 21:49:37 ID:Ff1xb3fM0
>>282
毎月乙です
もしかして10月だからタコとかオクトとかなのかな
もしそうなら細かい仕込が面白いw

284名無しさん:2015/10/31(土) 21:56:40 ID:cNLDcgfQ0
>>283が言ってくれなきゃ気付かんかったわ
すげえ

285名無しさん:2015/11/15(日) 12:00:22 ID:OLAbABzI0
あぶらみに投下完了です
お目汚し失礼します

286名無しさん:2015/11/15(日) 15:30:15 ID:nRiIxr/g0
乙乙
節制してた人が反動で太るってのはいいよねw

287 ◆t3E9hfR0Bc:2015/11/29(日) 00:04:42 ID:U5bxGlN60
29日ですので、毎月の駄文ですが・・・

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288547:2015/11/29(日) 20:00:32 ID:fpGSMglI0
乙です!
現実的(?)な因果応報ものは、自分も好きです。

それでは自分もSSを2本投稿します。

1本目は、美少女戦士セーラームーンの二次創作です。

「恐怖の肥満化ラッシュ!スポーツジムの死闘」

とあるスポーツジム。ここで多くの女性がダイエットのために汗を流していた。
だが、彼女らの表情は暗く、
その体は大小の差はあれど、「太っている」と言える体型だった。
その屋上には女性のシルエットにダンベルやルームランナーといった運動器具を組み合わせた姿の怪人が立っていた。
ダイモーン・エクサザンだ。
このダイモーンは、自分の細胞をジムの運動器具に潜ませ、それを使った女性の体内に移り、
じわじわと太らせていた。そして、ダイエットが出来ず、落胆した所でピュアな心の結晶を奪うつもりなのだ。

その前へセーラームーンが駆けつけた。
「ダイエットの為に頑張ってるみんなの心を踏みにじるなんて、絶対に許さない!」
「月に代わっておしおきよ!!」
セーラームーンとエクサザンの戦いが始まった。
当初は互角だったが、やがてエクサザンが押され出す。
だが、エクサザンは自分の右肩に埋め込まれたダンベルを引き抜き、
セーラームーンに投げつけた。
「え?」不意をつかれたセーラームーンはダンベルを脇腹に食らってしまう。
当たったダンベルはそのまま消滅した。それと同時に謎の苦しみがセーラームーンの中に走った。
「!!」(何これ、苦しい・・・普通に攻撃されたのとは違う・・・)
(お腹が張り裂けてしまいそう・・・)

セーラームーンが動きを止めていた所に、エクサザンが今度は左肩に埋め込まれたダンベルを投げつけた。今度はセーラームーンの胸に当たり、消滅する。
(また!? これって・・・胸焼け?)
エクサザンはセーラームーンの後ろに回り、ドロップキックで尻を蹴り飛ばした。
その拍子にエクサザンの足からルームランナーを模したブーツが外れ、消滅した。
更に、エクサザンの両手足首に付けられていたリストバンドが外れ、
吹き飛んでいるセーラームーンの両手足首に絡まり、消滅した。
セーラームーンは、重い音を立てながら、地面に叩きつけられた。
最後のダメ押しと言わんばかりに、エクサザンが腰から外したベルトで
セーラームーンの顔面を引っぱたいた。
例によって、ベルトの引っぱたいた部分が消滅した。

289547:2015/11/29(日) 20:03:45 ID:fpGSMglI0
「うぅ・・・」
エクサザンの猛攻を受けたセーラームーン。
しかし、彼女の体からあの苦しみは既に消えていた。
その代わりにもたらされたものは―――大量の脂肪。

セーラームーンの、(それなりに)すらりとした体は、
100kg越しの肥満体となっていた。
顔は、目鼻立ちはそのままに真ん丸く膨れ、
顎は二重あごではないが、首を飲み込んでしまってる。
丸太の様に太くなった手脚は、鈍重さとある種の逞しさを醸し出していて、
お尻と胸は張りと柔らかさを併せ持ちながら、巨大化しており、
胸はスイカの様な爆乳で、お尻は桃の様な巨尻と化していた。
そして、一番大きくなったお腹は、
身長に近い程の直径と、元の体重に迫る程の重量を持つ太鼓腹であり、
あまりの大きさに、思いっきり手を伸ばしても、へそまで届かないであろう。
脇腹に形成された深い肉の段差が、セーラー戦闘服の下からくっきりと浮かび上がってる。

セーラームーン 106kg 119・142・116


エクサザンは自分の細胞を女性の体内に送り込むことで女性を太らせる能力を持つダイモーン。
これまでは、ばれない様にじっくりと太らせていたが、
セーラームーンには体の一部としてぶつけることで大量に送り込み、
急速に肥満化させたのだ。


「うぅ、こんな体になっちゃうなんて・・・」
セーラームーンのその声も野太いものになっていた。
自重で動けないセーラームーンに
エクサザンが止めを差そうとしたその時、
一つの小さな影が割り込み、セーラームーンを後ろへ下がらせた。


「ちびうさ・・・、あ、ありがとう」
「ちょっ、どうしたの!?そんなに太っちゃって・・・」
助けに来たのはちびムーンだった。


セーラームーンを追うエクサザンの前に、2つの影が立ち塞がる。
「セーラームーン、あなたはその子と一緒に下がってなさい」
「その体じゃ戦えないだろう」
セーラーウラヌスとセーラーネプチューンだ。

290547:2015/11/29(日) 20:06:01 ID:fpGSMglI0
(・・・うん、ここはあの2人に任せて、次から・・・
いや、それじゃあダメ・・・もし、あのダイクーンを倒しても元の体に戻れなかったら・・・
「ダイエットは明日から」ってのと同じ・・・!!)
セーラームーンは覚悟を決めた。
「・・・クライシス!メイクアップ!」
セーラームーンの肥満体が新たなセーラー戦闘服に包まれ、
スーパーセーラームーンへと二段変身した。

「な!?」 「無茶よ!」
戦おうとした矢先に後ろから出てきたセーラームーンに驚くウラヌスとネプチューン。
しかし、より驚いたのはエクサザンだった。
その隙がセーラームーンに攻めるチャンスを与えた。
「おりゃ!おりゃ!おりゃぁ!!」
重戦車さながらの突進で距離を詰めてからのパンチの連打。
「どすこい!どすこい!どすこい!」
途中から力士さながらの張り手に切り替え、
よろけた所を合掌捻りで空中へ放り投げる。
「ムーン・スパイラル・ハート・アタック!!」
そして、吹き飛んでいるエクサザンへ、意向返しと言わんばかりに、
スーパーセーラームーンの必殺技が放たれた。
その直撃を受けたエクササンは落下してから、卵が分離、消滅し、
素体であるルームランナーに戻った。

こうして、ダイモーンは倒され、ピュアな心の結晶がデス・バスターズに奪われることは阻止された。
そう、ピュアな心は守られたのだ。


後日、あのジムでは、多くの女性達が運動に励んでいた。
その中には、月野うさぎ-セーラームーン-もいた。
彼女の体は、エクサザンに太らされた肥満体のままだった。
「ダイモーンを倒したのに、どうして太ったままなの〜!?」
それが仕様だったのだから、しょうがないのである。

おわり

291547:2015/11/29(日) 20:08:34 ID:fpGSMglI0
2本目は、スーパーガールの肥満化SSです。

「勘違いからの災難、勘違いからの相撲」

日本のとある廃ビル、その一室で10数人ほどの黒ずくめの男達が
倒れていた。
部屋の真ん中に立っているのは、赤いマントと青いスーツを着た金髪の美女。
彼女は米国、いや今は無きクリプトン星から来たヒーロー、スーパーガールだ。


スーパーガールは、部屋の片隅に仰向けになって気絶している老齢の男性、
黒ずくめの男達に誘拐された科学者に近寄る。
「さぁ、もう大丈夫で」 「隙ありぃ!」
科学者は目を見開き、隠し持っていた光線銃を抜き、
スーパーガールの腹に突き付け、引き金を引いた。

科学者は光線銃を踏み砕き、座り込んだ。
「さあ、これであんたはワシの発明の最初で最後の被害者じゃ!」
後は煮るなり焼くなり好きにするがいい!!
「わ、私はあなたを助けに来たんです・・・」
「なっ!? ・・・ま、マズイ!!」
科学者は慌てて、光線銃の残骸をかき集めるも、
自分で踏み壊したそれは今や、ただのゴミだった。

「どうし・・・!!?」
スーパーガールが科学者に尋ねようとした矢先、彼女の体に異変が生じた。
体が膨れ上がっていく。その様は、脂肪が急激に増殖しているかの様だった。
胸が、足が、腕が、尻が、
そして腹回りがどんどんと肉をつけ、膨れ上がっていった。


相撲取りに匹敵する程の肥満体になった所で、脂肪の増殖は終わり、
呆然としたスーパーガールは、ドスンと座り込み、
科学者は、土下座していた。


科学者が使った光線銃は、「脂肪増殖光線」を撃つものだった。
その名の通り、撃ったものの体脂肪を増殖し、肥満化させるその発明を狙い、
アメリカから来たマフィアが科学者を誘拐した。
そのマフィアを追って日本に駆け付けたスーパーガールのお蔭で、
科学者は助けられたのだが、
彼はスーパーガールを、マフィアから発明を奪おうとした別の悪人と誤解してしまい、
一矢報いようとして、気絶したふりをしての不意打ちで
脂肪増殖光線を撃った。
それがあの一件に至る経緯だった。

292547:2015/11/29(日) 20:09:26 ID:fpGSMglI0
その翌朝。
スーパーガールは公園のベンチに力なく座り込んでいた。
今は、あの科学者からもらったジャージを着ている。

(これから、どうしよう・・・)
あの後、科学者は平謝りして、何とかして元に戻す方法を見つけると言ってくれたが、
あの時、光線銃を壊してしまったこともあり、それにはしばらくかかりそうだとも、
申し訳無さそうに言っていた。

(こんな体じゃ、アメリカに帰れないし・・・)
恥ずかしくて、帰れないという意味もあるが、
それ以上に今の体では重すぎて空を飛べないのだ。


飛べなくなる程の重量を持つだけあって、
その体型は、とても丸々としたものだ。

手足は長く、その上でず太くなって、
立つと、太ももと太ももが擦れてしまう。
尻は桃の実の様な巨大さで、
ジャージのズボンがずり落ちてしまいそうになる。
胸は大きく、それでいて張りのある立派な爆乳だが、
その下の腹の方が明らかに大きい。
大きな丸いラインを描いているそれは、立派な太鼓腹であった。
顔にも結構な量の脂肪がついており、
顎はくっきりとした2重あごとなり、
膨れた頬肉で目がやや細められてしまってる。

ただ、元が戦うヒーローであったためか、
脂肪は元あった筋肉に支えられ、垂れたりはしておらず、
だらしない印象は無かった。


それでも、その巨体は
公園にいる人たちからの視線を集めていた。

ある2人の男に至っては、スーパーガールを見るなり、
彼女に近づいてきた。
「あなた、相撲大会の参加者ですよね」
「へ・・・?」
「ですからこの後、近くの会場で行う相撲大会の女性部門の参加者ですよね?
そのデザインのジャージは、事前に参加申し込みをした方に贈られる参加賞なんです」

スーパーガールが今着ていたジャージは、実はあの科学者がこの相撲大会へ参加する知り合いから借りたものだったのだ。

「いえ、私は・・・」
スーパーガールは日本語も理解できるが、
肥満化による精神的ショックもあって、何をどう説明すべきが、それは日本語でどう言うのかが思い浮かばず、黙り込んでしまう。
「やっぱり参加者さんですね」
「場所が分からないなら、我々が案内します」

2人はスーパーガールの両手を引いて、
相撲大会の会場へと連れて行く。
スーパーガールは慌てるが、
慌てていては、まずます説明することが出来ず、
結局、相撲大会へ参加することになった。


(どうせ出るなら、やるだけやってやるわ!!)
ある意味ヤケを起こしながら、スーパーガールは相撲に挑んだ。
力は人間並みに抑えていたが、
これまでの戦いで磨かれた反射神経や、戦闘センスは
今の体格と合わさって、スーパーガールは楽々と勝ち進んでいった。
そして・・・

293547:2015/11/29(日) 20:10:52 ID:fpGSMglI0
「優勝おめでとうございます!!」
「・・・あ、ありがとうございます」
スーパーガールはあっさりと優勝を果たした。
観客たちは大いに湧き上がる。
その中をかき分けて、立派な体格をした初老の男が出てきて、
スーパーガールに話しかける。
「わしは小さな相撲部屋の親方じゃが・・・
あんた、外国人なのに凄く強いじゃないか!
体格もさることながら、立ち回りのテクニックも凄かった!
もし良かったら、うちの力士どものコーチをしてくれないだろうか?給料もそれなりにだが、出そう」
この勧誘に対するスーパーガールの返答は
「・・・給料の代わりに、毎日の食事をお願いしてもよろしいでしょうか・・・?」


こうして、スーパーガールは解除光線が完成するまでの間、
相撲部屋のコーチを努めることになった。
彼女のコーチは、そこの力士達の実力を格段に上昇させた。
最も、相撲部屋で寝泊まりしている内に、
スーパーガールは食事量まで力士並みになってしまい、
結果、さらに太ってしまった。

完成した解除光線を受けても、相撲部屋で太った分は戻らず、
スーパーガールはそれなりにぽっちゃりした体で、
アメリカに帰ることになったのだった。


スーパーガール
→132kg 121・143・132
→147kg 127・150・139
→66kg 92・68・91

おわり

294547:2015/12/29(火) 01:20:40 ID:s01S.mCo0
今年の最後の29の日になりましたので、SSを投稿します。
ブリーチの二次創作SSです。

「グラトニー・アンド・フレンドリィ(大食と親しみと)」

尸魂界(ソウルソサエティ)と人間界の平和と安定を守る組織、護廷十三隊。
その隊舎の食堂に牛飲馬食に勤しむ(?)、一人の美女(?)がいた。
彼女の名は松本乱菊。

乱菊は山盛りの料理を平らげた後、
小柄な少年が近くに来ていた事に気づく。

「松本・・・」
「どうしたんですか、日番谷隊長?」

少年の名は護廷十三隊十番隊隊長日番谷冬獅郎、
彼は副隊長である乱菊を怒鳴りつける。
「いい加減、食うのを止めろ!」
「えー、仕事はちゃんとやってるじゃないですか。隊の規則には、大食いをしてはいけないなんて、無いですし」
「限度があるだろ!そんなに太りやがって!!」


そう、乱菊の体は最近の暴飲暴食に応えて、でっぷりと太っていた。
元より大きかった胸は更に大きくなって、頭よりも大きな爆乳であるが、
それ以上に腹周りが太く、大きくなっており、
メートル越しの巨大さを持ってせり出している。
下半身も同様の巨大さで、
特に尻は、その大きさをもって黒装束にくっきりとその形を浮かばせていた。
顔はそれ程変わってない様に見えて、しっかりと丸くなっていて、
うっすらとだが、二重あごになっている。
しかも、だらしなくなったのは体型だけではない。
護廷十三隊の制服である黒装束も着崩していて、
元から出ていた胸の谷間に加え、
でっぷりとしたへそ周りや太すぎる太ももまで見えてしまってる。


松本乱菊 172cm 57kg
→87kg 116・123・111



「じゃあ、そろそろ任務に行きますね」
「いや、そういう問題じゃなくてだな・・・」
乱菊はドスドスと重い足音を鳴らしながら、立ち去っていった。


残された冬獅郎は毒づく。
「たく、あいつ・・・」
乱菊は十番隊の副隊長なのだ。
それなのに、あんなだらしなくなってしまっては、隊の運営に影響が出る・・・
(あれ?)
思い返せば、乱菊がああなってから、むしろ隊の規律は良くなってる気がする。
推測してみると、副隊長がここまでだらしなくなると、
隊員達は却って気を引き締める。
ある意味反面教師になっているのかもしれない。
と言っても、彼女自身は別に嫌われてない。
(それを考えて・・・いや、まさかな)
冬獅郎の推測は、半分当たって半分間違っていた。

乱菊は一人思い返していた。
(まさか、こうなるとはね・・・)
確かに最近は暴食が過ぎていたが、
ここまで太ってしまうとは思わなかった。
それでいて、隊員達からより慕われる様になって、
任務にかける士気もより上がった。
どうも、自分は、親しみの沸くタイプのデブらしい。
そう思うと、ますます痩せる気がしなくなった。
(元からあったかも、怪しいけどね・・・、まっ、いいか)


これでおわりです。
皆さん、よいお年を

295 ◆t3E9hfR0Bc:2015/12/29(火) 08:03:31 ID:Qltf5Zls0
547氏投稿お疲れ様です。
いつもより遅れましたが、29日ですので毎度の駄文を・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3590969.zip

パスはいつも通りです。

296 ◆t3E9hfR0Bc:2015/12/29(火) 14:19:08 ID:Qltf5Zls0
すみません、誤字がありました・・・
工房の〜の方の最後にあるステータス表記の体重が1624gになってます。
正しくは162kgです・・・ご迷惑をおかけしました。

297名無しさん:2015/12/31(木) 00:04:34 ID:psUFLVVc0
いつも乙です
帰省のせいでゆっくり読めないけど正月開けたら読むんだ・・・

298名無しさん:2016/01/03(日) 01:25:01 ID:La5AntwI0
ss完成したので投稿します。
読んでいただけたら幸いです。

紗季「もう…だめ…」バタッ
あまりの空腹に紗季は道端で倒れた。

若くして起業し、瞬く間に会社は倒産、莫大な借金が残った社長の末路だった。
再起を心に誓うも、プライドが邪魔をしてバイトをクビなり続け、
あてもなく金を求めてふらふらさまよっていたのだ。
(起業してうまくやってるって嘘ついたけど、もう実家に帰るしかないのかな…)
薄れゆく意識の中、紗季はそんなことを考えていた。

そんなとき目の前で止まる足音があった。
顔をあげてみると、高そうなスーツを着たいかにもビジネスマン風の男が立っていた。

「ずいぶんお困りのようですね。私のところで稼いでいきませんか?
 ノルマさえこなせるなら、最低これだけの収入を約束しますよ?」

自己紹介を聞いたが頭に入ってこない。
ずいぶん怪しい男だとだけ紗季は思ったが、
提示された収入を見た途端ついていくしか無いと思うのであった。
普段の紗季ならほいほいついていったりはしないのだが、
借金と極度の空腹状態で判断力が鈍っていたのだ。
怪しい男についていくリスクと借金を返せるかもしれないというリターンでは、後者のほうが勝った。

連れてこられたのは山奥の怪しい施設だった。
敷地の中心には巨大な円筒状の建物建っており、周りにいくつもの細い円筒状の建物が点在している。
中心の建物から連絡通路が通っており、細い建物間の行き来は不可能のようだ。
その中の一つに通される。窓は無いが外から見るよりだいぶ広い部屋だった。

299名無しさん:2016/01/03(日) 01:27:07 ID:La5AntwI0
「まずはここでの暮らしに慣れてもらいます。
 今のところ最低限指定された食事をとってもらう以外は自由に過ごしてもらって構いません。
 何か必要なものは中心の管理棟に連絡してもらえれば用意しますので。もちろん給料は出ます。」

そういうと男は言ってしまった。
ますます怪しいが給料は出るらしいので気にしないことにしたのであった。

〜数日後〜
紗季は施設での生活にすっかり慣れていた。まず食事がおいしい。
飢えに飢えていた紗季は指定された食事ではもの足りなかった。
栄養バランスの考えられたような日本食。何故か出されるミルク。そして何錠かのサプリメント。
そこで管理棟に連絡して追加の食事を持ってきてもらうことが日課になりつつあった。
これで給料がもらえるというのだから驚きだ。
体のラインがぴったりに出るラバースーツを支給されたが、ここ数日の生活が祟ったのか少しきつい。

〜数日後〜
紗季「もぐ、もぐ。お金を貰えるのはいいんだけど
   ここって退屈よねー。まぁ料理がおいしいから気がまぎれるけど」

紗季は太っていた。全体的に小ぶりだった体つきががっしりしてきている。
胸はまな板だったのものがこぶりなメロンがふたつついている。頬がにやける。
お腹は下っ腹に脂肪がぷくぷくとついてきた。お尻は堅そう、という印象が平均的な丸みを帯びてきた。

〜数日後〜
紗季「バリッ…さすがに太ったかなー。ちょっと運動しようかしら…んぐんぐ」

ポテチ食べながらお腹をつまんでみる。
肉がつまめてしまうことがちょっとショックだった。
胸はますます大きくなり、最近何故が先端がむず痒い。お尻もむくむく大きくなってきた。
足はぶつければ折れてしまいそうだったものがいまや大根だ。
時折部屋がぐらぐらするのは気のせいだろうか。

300名無しさん:2016/01/03(日) 01:29:58 ID:La5AntwI0
〜数日後〜
紗季「ふぅ…はぁ…」

紗季は走っていた。ルームランナーを持ってきてもらったのだ。

紗季「さすがに…はぁ…太りすぎよね…ぶよぶよになってきちゃったし
   料理がおいしいのがいけないのよね…そういえばいつから仕事になるのかしら。
   ふぅ…そろそろ休憩ね」

ルームランナーから降りてドスッと腰を下ろす。
くせになりつつあるミルクを一気に飲み干す。濃厚な旨みが口の中いっぱいに広がる。
紗季の体は一般的に見てもデブに分類されるようになっていた。
二の腕は一回り大きくなり脂肪がつきはじめ、胸は小ぶりなメロンからさらに膨らみ、走るたびにぶるんぶるんと揺れる。
先端が服にこすれるとしびれるような感覚がする。
お腹は脂肪が溜まり段腹を形成し、普段つくことがないようなところにまで肉がついている。
お尻は肥大化し叩くとペシンと気持ちのいい音がする。
全体的に服がパツパツになってしまい、動くのも億劫だ。

紗季「体型はベストな状態を維持しないとね。ふぅ…」

〜一か月後〜
紗季「あむっ、あむっ」

紗季はステーキを頬張っていた。
体型を全然維持できておらず、ますます太っていた。
ルームランナーは片付けさせたらしく部屋からなくなったいた。
すっかり堕落してしまったようだ。
顔にも肉がつきおいしそうなほっぺが二つついている。
胸は大きくなりすぎており、いまにもはちきれそうだ。
服の上からでも乳首が大きくなっているのがわかる。
お腹はドンと突き出し今も脂肪を蓄えている。
お尻はずむずむと肉がつき楕円形に近づいている。肉を揉めるのが気持ちいい。

紗季「運動するより、ご飯食べてたほうがいいわねぇ。
   なんだかこの部屋暑くなってないかしら」

無論紗季が太っているのが原因なのであった。
ラバースーツを着ているため暑さがより増している。
そんな時だった

紗季「はむっ、!?何かしら、胸が変な感じ…ひゃんっ」
紗季のラバースーツの胸のあたりにシミができ始めた。
と同時にラバースーツがはじけ飛ぶ。

紗季「きゃあっ!?なにこれ…母乳?」

「お、出ましたね。思ったより早いですね。あれだけ食べてれば当たり前か」

突然天井のスピーカーから男の声がする。

301名無しさん:2016/01/03(日) 01:31:23 ID:La5AntwI0
紗季「ちょっと、どういうことなの!?」

「いままで投与していた錠剤は体質を作り変えるものだったんですよ。
 これから紗季さんにはミルクの生産者になってもらいます。
 びっくりされるかと思いますが、今まで飲んでいたミルク、あれを出してもらいます。
 これが高〜く売れるんですよねぇ。一か月ごとにミルクのノルマを上げていきます。
 ノルマ以上のミルクは自家消費してもらって結構です。
 それとノルマは絶対ですから注意してください。それではいっぱい食べてがんばってくださいね」

言い終えると天井から搾乳機が下りてきて胸にぎゅぽんと取り付けられた。

紗季「なによこれぇ…ぁあんっ」

ずももももと搾乳が開始される。透明なホースに白濁が充填されていく。
取りあえずはノルマに向けてミルクを出さないといけない。
今月のノルマは150Lだ。
紗季は肉汁たっぷりのハンバーガーで腹ごしらえを始めるのだった。
自分の感覚がおかしくなっていることに紗季は気付いていなかった。

〜一か月後〜
紗季「げっふぅ〜このケーキおいしいわぁ。むしゃむしゃ」
ケーキを手づかみで食べていく。自前のミルクで流し込む。
最初に来た頃には信じられない量の食事を腹に詰め込んでいく。
部屋がぐらぐらと揺れる。
吸引され続けているため、乳首は引き延ばされ、だらりと伸びている。
ぱんぱんだったお腹は張りを失い、贅肉がだるだると広がっている。
もはや腕の開閉に師匠がでてしまっていおり、腕は口と食べ物を往復するので精一杯だ。
尻はぷりんぷりんに肉がつき、腕が沈んでしまうほどだ。
紗季の体は一回りも二周りも大きくなり、まさに牛だった。
体中から汗をかきながらも食事をやめようとしない。
ノルマはとういと150Lを余裕で越え、170Lを記録していた。
超過分を買い取ってもらえないので自分で消費している。
体重はますます増えてしまい、もとの生活にもどれるのだろうか。

302名無しさん:2016/01/03(日) 01:33:54 ID:La5AntwI0
〜三か月後〜
(やばい。ノルマが果たせない。)
紗季は焦っていた。今月のノルマが250Lなのに対して
200Lしか出せていない。思ったよりミルクの量が増えていないのだ。

紗季「ぐぇぇぇ〜っぷ!むしゃむしゃむしゃ、ごくっごくっ」

牛のようなげっぷをしながら紗季は必死に食べ物を食べていた。
ジリリリリリリ!とベルの音が響く
「あちゃー、残念ですがノルマクリア失敗のようです。
 ペナルティとしてこちらで栄養管理&来月のノルマ増加の500Lです!」
紗季「そ、そんなぁ〜…もう無理よ、これ以上食べさせないで!」
「ノルマは絶対と言ったはずです。始めます」

天井からホースが伸びてきて口にがっちりと固定される。
体は強制的に四つん這いにされ手足の自由を奪われる。
ものすごい勢いで口の中にどろどろした液体が流し込まれた。
紗季「ふごっ!?んっ、んんんんーッ!
(なんなのこれ、私どうなっちゃうの…でも…すごく…おい…しい…わ)」

〜一か月後〜
部屋がぐらぐらと揺れる。ホースが取り外される。
紗季「ぐふううううううっ。げぷ」
そこには丸々と肥え太った紗季がいた。
胸は搾乳機を破壊しそうな勢いで膨らみ、暴発寸前のようだ。
すさまじい勢いでミルクが生成されている。
腹は張りを失うどころかぱんぱんにはりつめ、四つん這いの状態で地面についている。
腹が重くなりすぎてもう立ち上がることができない。
脂肪がぎっしりと詰まっており、ぶるぶると揺れている。
尻は贅肉があふれ出し、腰と腹の境界をなくしていた。
バルーンのようだが叩くと肉が詰まった鈍い音が響くだろう。
「ノルマクリア達成です。これからもがんばっていきましょう」
紗季「ぁ…あぁ…私の体ぁ…」

303名無しさん:2016/01/03(日) 01:36:13 ID:La5AntwI0
〜一週間後〜
紗季「がつがつがつがつ!うっぷ」
紗季は頭のねじが外れたように食べまくっていた。
まるでブルドーザーでかたずけているかのように料理がなくなっていく。
全身の肉を震わせ、食事に拠り所を求めているのであった。
紗季「足りない…足りないわぁ…ぐふ」
その時部屋がどすんと揺れた。着地したのだろうか。
床が抜け落ち紗季は奈落に落ちていった。

〜…〜
紗季「…ここは」
どこからか声が聞こえる。
「気が付きましたか。最初に来たときはずいぶん小柄で可愛らしい方でしたのに、
 今や脂ぎった醜い体になってしまいましたねぇ…ここは人の尊厳を失ったものがたどり着く場所。
 というかあの部屋は鎖でつるされてたんですよね。たまに揺れてるの気付きませんでした?
 体重が増えると下に下がっていんですよ。地上まで下り切るともうおしまいですね。
 地下に落とされます。買い取り先が決まるまで好きなだけ食べてくださいね。豚さん」
周りを見渡すと紗季と同じ様にぱんぱんに、丸々と肥え太った女性が地面に敷き詰められた錠剤を貪り食っている。
中にはお互いのだらしなく実ったミルクを吸いあっている者もいる。
紗季は迷いなく錠剤を口にする。すると体中が熱くなり、全身に肉がつくのを感じた。
紗季「あぐ…なにこれぇ…すごい…もっと…はぁ…はぁ…」

〜・・・・・・〜
そこには異様な熱気に包まれていた。
山のような影が二つあった。
一つは紗季である。お互いに肥満しきった腹を突き合わせミルクを飲みあっている。
全身が肉、肉、肉といっていいほど太りきっており、こうしている間にも体が膨らんでいく。
胸は形が崩れ切った駄肉として膨れ続け苦しいほどに母乳を吐き出している。
腹は紗季の本体といっていいほどに肉があふれ出し、いまもぎっしり脂肪とミルクが詰まっているのだろう。
ぱんぱんに張り詰め、爆発しないのが不思議であった。
尻は膨張し膨れ上がり、脂肪のベッドを形成していた。隙間から汗がとめどなくあふれ出している。
秘所からは汗とともにテラテラと粘液が垂れ流されている。肉の快楽に溺れ、堕ちるところまで堕ちたようだ。
紗季はもうひととしての尊厳を失い、かつての女社長の面影を見ることはかなわない。
ただ体を太らせていくことが生きがいになっていた。数日して紗季は好事家のもとへペットとして買われていくことになる。
そこでもさらにぱんぱんに肥えあがり膨れ上がっていくことはいうまでもないのであった。

以上で終了です。お目汚し失礼しました。

304名無しさん:2016/01/03(日) 22:26:48 ID:yWAmgjLE0
乙乙
好事家になりてえ・・・

305名無しさん:2016/01/04(月) 13:53:09 ID:YIYITJbU0

ゲップがエロくていいね

306名無しさん:2016/01/06(水) 17:14:34 ID:o9dQdtvo0
今更になりますが、東野みかん先生の単行本一冊目「世界はぽっちゃりに満ちている」。
個人的にはタイトルの割には、ぽっちゃりを強調する話が少ないと思いましたが、
その分、強調している話の質は素晴らしかったです。

特に「海と肉欲」では、痩せていたころと太った原因まで描写されて、
一種の肥満化作品になってました。

307547:2016/01/06(水) 22:29:37 ID:o9dQdtvo0
すみません。306は雑談スレと誤爆した自分の書き込みです。

気を取り直して、短編SSを2本投稿します。

1本目 ご注文はうさぎですか?の二次創作SSです。


「一口でこれまでのパンじゃないと分かったの」
喫茶ラビットハウスにて、リゼとチノが話していた。

「最近、ココアがパンの試食を頼んでこないな」
「そのことでしたら、10日前に来たモカさんが「試しに作ったものを他人に食べさせるのは失礼だと思う」って言われてから試作したパンは家の方に送ってるそうです」
「そうだったのか、私達なら気にしないのに」
そう話してた所に、ココアが来た。
「チノちゃん、リゼちゃん。お姉ちゃんが明日ここに来るよ」
「モカさんが?」
「うん、久しぶりに私の顔を見たいって言ってた」
「・・・確か、前に来たのって、10日前ですよね」
「うん・・・やっぱり私がお姉ちゃんとしてやっているか心配なのかな?」
「まあ、別に心配でなくても会いたいと思うだろ」


そして、翌日。

「お久しぶりです皆さん、いつもココアがお世話になってます」
「・・・い、いえこちらこそ」
「・・・・・」
「ココア、お前も挨拶しないと」(口がきけなくなるのも無理はないが・・・)
「お、お姉ちゃん、お久しぶりです」

モカを迎えるココア達は、どうにも硬直気味である。
その理由は、モカにあった。
10日前に会ったモカは、すらりと痩せていた。
特にココアは、そんな体の姉と育ってきたのだ。
しかし、今目の前にいるモカの姿はそれとは真逆の肥満体であった。
ぱっと見の横幅は以前の倍近く、
服は今の体型にあったものを着ているが、
それが却って体型の変わり様を引き立てている。

以前から大きかった胸は、より大きくなって
リゼと見比べても、文字通り桁違いのサイズとなっていた。
対して、くびれていたお腹周りは
妊婦の様に大きく出っ張っていた。
下半身もそんな上半身と釣り合う程の太さである。
顔は元の可愛らしさを保ったままに丸く膨れていて、
首が殆ど見えない。
全体的に見れば、「お姉さん」から「おばさん」になった様な変わり様だった。

保都モカ  →76kg 104・85・102


そして、そんなモカをココアは―――
あっさり受け入れた。


「ココア、パンを焼いてきて」
「うん、わかった」

ココアがパンを焼くためにその場から離れた。
その後、モカにリゼとチノはしばらく何も言えずに見つめあっていたが、
モカの方から切り出した。

「ごめんなさい。パンの試食を実家だけにしたのは、私が食べたかったからなんです」
「そうだったんですか」と、チノ。
「それよりも、驚いたのはモカさんの・・・その・・・」
リゼは流石に面と向かって太ったことは指摘できず、言いよどむが、
そのことを察してモカの方から言った。
「太ったのははただの食べ過ぎですよ。私、ココアと違って太りやすい体なんです」
「そうだったんですか!?」と、驚くチノ。
(そ、それで済ますには無理があるんじゃあ・・・)と、納得できてないリゼ。
「え、本当なの!?」ココアも驚いた。

「って、ココアさん。いつの間に戻ったきたんですか?」
「『太りやすい体なんです』のところから、お姉ちゃんが太りやすかったなんて・・・全然知らなかった」

「ココアが家に居るときは気をつけてたんだけど、
ココアのパン、前より美味しくなってたから、つい食べ過ぎちゃった」
「・・・え、そんなに美味しくなってたの?」
「うん。これなら、こちらの皆さんに出しても構わないと思うわ。
あ、でも私が太ったのは、太りやすい体でもあるから、気を抜かない様に」

「うん、わかったよ。チノちゃん、リゼちゃん。明日からまたパンの試食をお願いするね」

「・・・あ、あぁ。期待してるよ」
「・・・た、楽しみです」

確かにより美味しくなったらしいココアのパンを食べられるのは
2人にとっても楽しみだったが、その結果である今のモカの体型を見ると
素直に喜べなかった。

308547:2016/01/06(水) 22:32:13 ID:o9dQdtvo0
2本目 TOLOVEるの二次創作SSです

「New Year 一年の計は肥満化勝負にあり?」
(太ったり、太らされたりと)色々あった2015年が過ぎて、
結城家も、新年を迎えていた。

「「「「「明けましておめでとうございます!」」」」
「まうまう―♡」


「今年もよろしくな、みんな」
「うん、よろしくね」
「ええ、リトさん。今年こそハーレム計画を完成させましょうね」
「・・・いや、それは勘弁してくれると嬉しいんだけど・・・」

「けっ、新年早々何言ってんだか」
「そうそう、ナナにお年玉代わりに渡したい発明品があるんだ。私の部屋に来て」
「うん、わかった」

ナナは、ララの部屋に行った。
それからしばらくして、今度はモモがナナの部屋に呼ばれた。
「どうしたの、ナナ?お姉さまから貰った発明品について話があるって」
「ふふふ・・・」
ナナは、両手に胸パッドの様な円盤を持って、何故かにやけていた。
ちなみに冒頭の時点で初詣でに行った直後なので、今の2人は着物姿である。
「・・・ほ、本当にどうしたの、ナナ?」
「お前には言われたくないけど、まあいい。
これが姉上からの贈り物!「もちもちブラジャーくん」だ!」
ナナは右手の円盤をモモの胸目がけて投げつけ、円盤はモモの左胸に張り付いた。
「!?これは――あぁん!!」
もちもちブラジャーくんから、胸を揉まれる様な感覚を感じるモモ。
しかし、もちもちブラジャーくんはナナの手ですぐに外された。
そして、ナナは外したもちもちブラジャーくんを自分の右胸に張り付けた。
「・・・うぁ!この感触は・・・にが・・・ひゃん!」
ナナは、慣れない感触に悶えるが、
そうしてる内に彼女の胸が大きくなっていった。
「・・・!それが、もちもちブラジャーくんの効果なのね」
変化が終わった後には、ナナの胸はモモよりも大きくなり、
背丈と比べれば、立派な巨乳となっていた。
・・・そこまで胸が大きくなったからだろうか?
心なしか、横にも少し大きくなった様に見える。


「そう!記憶された胸のデータを使って、取り付けた相手の胸を大きくするんだ!」
「・・・すごい」(ただ、お姉様の発明品ですから、何か問題があるような気が・・・)
「だろ!・・・ほら、モモのおっぱいも大きくしてやるよ」
そう言って、ナナは左手に持ってた方のもちもちブラジャーくんをモモの右胸に投げつけた。

309547:2016/01/06(水) 22:33:38 ID:o9dQdtvo0
「・・・ちょっ、いきなり投げつけないで!」
そう言っても、モモは内心期待していた。
(おそらく、こちらに入ってるのはお姉さまの胸のデータ、
私の胸でナナの胸があそこまで大きくなったのだから、これならどこまで大きくなるのかしら・・・大きければいいってものじゃないけど、それでも)
モモの期待を裏切ることなく、彼女の胸は大きくなってゆき、
データの提供元であるララの胸を上回る大きさになりつつある。
だが、モモの期待は斜め上の方向で裏切られた。
「!?」
モモは気づいた。
お腹が、お尻が、手脚が、胸に次ぐ勢いで太く、大きくなっていることに。
とっさにもちもちブラジャーくんを外したが、
それで効果を止めることは出来ず――そう、肥満化は続いた。

「くっ・・・!」
肥満化が終わった。
バストは御門に匹敵する程のサイズとなり、
着物をはだけさせて、その巨大さを主張している。
しかし、そのために胸以外についた脂肪まで主張させることになった。
ウエストのくびれは一応残しながらも、
ぽっこりとしているお腹。
脚は太くなりすぎて、脚の隙間が無くなりつつあり、
お尻は着物に隠されて尚、存在を主張する程の大きさである。
腕も隠れてはいるが、ふっくらと大きくなった手から
こちらも太くなってることが想像できる。
なお、顔は全く変わっておらず、
全体的に見ても、胸が一番大きいこともあって、
「グラマー体型」「マシュマロ女子」と言っても通用しそうである。

モモ・ベリア・デビルーク 151cm 45kg 78・54・78
→59kg  94・70・84

「・・・ナナ、知ってて私に取り付けたわね」
「そうだよ、もちもちブラジャーくんの本当の効果は、胸を重点的に太らせることさ」
「・・・なるほど、あなたから私位の差なら他の所は服に隠れる位の変化で済むけど、
お姉さまクラスの胸なら、ここまで太ることになるのね・・・」
「大丈夫、ちゃんと時間内なら戻せる様になって・・・」
「・・・逆にそのままでいることも出来るわね?」
「え?・・・あぁ、3時間そのままでいれば、変化が体に定着するって姉上が言ってた・・・って、まさか!」
「勝負よ、ナナ!どちらがより相手を太らせるか、この1年の計を決める勝負をしましょう!」
「おもしろいじゃんか!よし!私が勝ったら、お前のV・M・Cを私のファンクラブにしてもらうぞ!」
「・・・あげられるものなら、とっくにあげてます」
「あっ、そうなんだ・・・」


それから、ナナとモモは勝負のルールについて話し合った。
そして、決まったルールは、以下の通りであった。

・制限時間は2時間。その間にもちもちブラジャーくんを使って相手の体重をより重くできた方の勝ち。
・勝負中に彩南町から出ること、
元の体型に戻す機能を使うこと、
もちもちブラジャーくんを破壊することは禁止。
・勝負がついたら、一端元の体に戻し、
負けた方、つまりより太っていた方をララの胸のデータで肥満化させる。
・また、勝った方は負けた方にこの1年間有効なことを1つ命令することができる。



「これでいいな」
「ええ、異存は無いわ」

元の体型に戻った2人が向かいあう。
その頭には、簡易ペケバッジが付けられていた。
これには衣服のサイズを調整する機能を付けており、
服が破れて、裸を晒さない様にするための配慮であった。

310547:2016/01/06(水) 22:35:40 ID:o9dQdtvo0
「よし、それじゃあ始めるか!」
「・・・ところでナナ、あなた一度目はお姉さまのデータでもちもちブラジャーくんを使ったようね」
「あぁ、それがどうしたんだ?」
「・・・罰ゲームの再確認という意味で私にもその姿を見せてもらうわね♡」
「え!?」
不意をつき、モモがもちもちブラジャーくんをナナに投げつけた。
当然、先ほど自分が食らったララのデータ入りのものである。

「ひゃっ!?こらルールいは・・・あぁん!」
「大丈夫、ちゃんと戻してあげますよ。・・・最も、すぐに逆戻りする羽目になるかもしませんが」
モモがこう言っている間に、ナナの体も、もちもちブラジャーくんによる肥満化を遂げた。
元のサイズの差の分、モモよりも効果の大きさ、つまり肥満化の度合いも大きかった。
その大半を集めた胸は、周りにいる誰よりも大きな爆乳である。
簡易ペケバッジの効果で着物がはだけたりはしてないが、
それでも尚、その巨大さを主張している。
モモのデータでの肥満化では分からなかったが、
今なら横にも大きくなってることがよく分かる。
お腹は完全にくびれを無くし、ぽっこりと出っ張っている。
脚も丸太の様な太さであり、隙間なんて完全に無くなっていた。
全体的に見て、ぽっちゃりを通り越し、デブに片足を突っ込んだ体型であるが、
やはりというか、顔は全く変わらない。
それも、もちもちブラジャーくんの効果の様であった。

ナナ・アスタ・デビルーク 151cm 43kg 68・54・77
→50kg 81・60・85
→64kg 98・69・92


(揺さぶりをかけるつもりだろうが、こんなで動揺する程今年のあたしは甘くないぜ!)
(・・・負けたら私がこうなるのよね・・・逆にこっちが揺さぶられてどうするの!
今年こそハーレム計画を完成させる!そのためにもこんな所でつまづくわけにはいかない!)
二人は戦う意思を燃やしながらにらみ合う。
そして、ナナの体型を戻して数分後――
勝負の開始を告げるアラームが鳴った。


ナナとモモ、一年の計を決める戦いの勝者は――
そして、敗者となり肥えた姿を晒すことになるのはどちらなのか――

311547:2016/01/06(水) 22:37:28 ID:o9dQdtvo0
・もちもちブラジャーくん
取り付けた相手の胸のデータを採取して、
その次に取り付けた者を採取したデータを使って、
胸を中心にして肥満化させる。
また、顔は絶対に太らない様になっている。
元の胸のサイズが、自分よりも大きい人からデータを取らなければ、
肥満化は起こらない。
そして、これによる肥満化をしてからの3時間後に
脂肪が体に定着し、その体型が確定する。
3時間以内ならリセットボタンを押した状態でこれを付ければ、
使用以前の体型に戻れる。
ただし、肥満化の際には余分な栄養が生じ、それは使った者の体内に蓄積される。
そのため、今回のナナとモモの様に短時間に複数回使ったら、
リセット後も少し太ってしまうことになる。

春菜の家。
一人でいた春奈はチャイムの音を聞いて、
玄関に向かう。
「誰かな?」
ドアを開けた先にいたのは、ナナだった。
・・・彼女の顔や身長は全く変わってないのに、
横幅はとても大きくなっていて、
ただ太ったと言うより、風船を膨らませたかの様な肥満体だった。
特大の着物の上から、体の線の丸さが、脂肪の分厚さが、
そして体の重さがくっきりとしている。
お尻は前からも見えるほどに分厚くなっていて、
そこから伸びる脚は木の幹の様な太さで、
脚と脚とで、豪快にこすれ合っている。
腕は以前の脚よりも太くなっていて、
お腹は妊婦の様に大きく突き出ている。
平らだった胸は、春菜よりもずっと大きくなって、
今のナナの体においても、一番の存在感と重量感を醸し出す爆乳である。

ナナ・アスタ・デビルーク 151cm 43kg 68・54・77
→85kg 119・84・110

「・・・ど、どうしたの!?ナナちゃん!」
「ハルナ、悪いけど詳しく話してる暇は無いんだ、こいつに胸を読み取らせて欲しいんだ!」

春菜が戸惑っている内にモモも来た。
彼女の体も、ナナと同等の肥満体となっていた。
その違いを上げれば、モモの体はお腹やお尻、そして一番巨大な胸がより突き出ていて、
横というより、前後に大きな「樽」の様な肥満体だった。

モモ・ベリア・デビルーク 151cm 45kg 78・54・78
→83kg 124・93・120


「春菜さん、お時間を取らせはしません。これに胸を読み取らせれば、私たちは場所を移しますから」

ナナとモモは互いににらみ合う、だが状況を飲み込めない春奈の一言が二人を止めた。
「な、なんで二人がそんなことをしなきゃいけないの!?」
「「!」」
(ナナにからかわれて、ついカッとなってしまった・・・)
(姉上からの贈り物をこんなことに使っちゃダメだよな・・・)
「・・・ごめんなさい、ナナ」
「いや、元は言えば私が先に手を出したんだ。こっちこそごめん」

「春菜さんもお騒がせして、すみませんでした」
「ゴメンな、ハルナ・・・」
「ううん、私は構わないけど・・・それより二人とも、元の体には戻れるの?」
「あっ、はい。大丈夫です。ただ、時間をおかなければ・・・」
「なぁ、春菜はこれから予定とかあんのか?」
「いや、お父さん、お母さんと初詣でに行って来た所だし、
お姉ちゃんは遊びに行ったから特に無いけど・・・」
「じゃあさ、私達とパーティーしないか?
どうせリトも暇してるだろうしさ」
「え!?・・・いいの?」
「・・・えぇ、それは素晴らしいですね。早速、連絡してみましょう。それから言い忘れてましたが・・・」

「春菜さん、明けましておめでとうございます」
「今年もよろしくな、春菜」
「うん、こちらこそよろしくね」


それからしばらくして、リト達を招いて、春菜の家で新年パーティーが開かれた。
楽しい時間(特にリトと春菜にとって)は瞬く間に過ぎて行った。
・・・そう、過ぎてしまったのだ。

312547:2016/01/06(水) 22:38:58 ID:o9dQdtvo0
夜更け、リト達は家への帰路についていた。
ナナとモモが先頭だが、歩く度に大きな胸が、お腹が、お尻が、弾んでいる。

「今年もいい一年になりそうだな」
「うん、そうだね」
「ところで、ナナさんとモモさんは後どれ位で元の体型に戻れるの?」
美柑の何気ない一言が、ナナとモモに残酷な事実を思い出させた。

「・・・忘れてた」
「・・・もう間に合わねぇ」
「なぁ、ララ。二人が持っていたあの発明品の効果は、「ある程度時間をおかなければ、元に戻れない」んだよな?逆に言えば、時間をおけば、元に戻れ」
「・・・リトさん、本当は「時間をおかなければ元に戻れた」んです。最初の使用から3時間以内にリセットモードにして、付けなければ体型の変化が確定されてしまって・・・」

「じゃあ、何でララさんは言わなかっ・・・あっ」
美柑が指摘しようとして気づいた。
二人からの連絡を受けて、自分達が春菜の家に行った時には
既に時間切れだったのだ。

「二人とも楽しそうだから、その体型で良いと思ってたけど・・・ゴメンね」
「いえ、お姉さまは悪くありませんよ」
「そうそう、私らが間違った使い方したせいだよ」



リトは、内心この一年の行く末に不安を抱くのだった。
(・・・こりゃ今年も、肉まみれな一年になりそうだなぁ・・・)

これでおわりです。
今年もこんな感じでぼちぼち投稿していくつもりです。

313 ◆t3E9hfR0Bc:2016/01/29(金) 00:01:54 ID:ejWQ1DEQ0
29日ですので、毎月の駄文ですが・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3609373.zip
パス:himanka

314547:2016/01/29(金) 23:50:27 ID:CFMysC0.0
乙です!
それでは、自分からも一本投稿させてもらいます。
今回も、TOLOVEるの二次創作SSです。


「choose 選んだ先の未来」
結城家にララがやって来て、しばらく経った。
美柑はリトよりも、すんなりとララを受け入れたが、
そんな彼女に異変が起こっていた。

今、彼女は脱衣所に立っている。
「う〜ん・・・」
鏡を見て、顔をしかめる。
そこに映る彼女の姿は、
結構ぽっちゃりとしていた。

美柑はララを家に入れて、少し経った頃から、
どういう訳か、太りだしたのだ。
ダイエットを色々と試してみて、
体重を落とすこと自体は出来たが、すぐにまた増えてしまう。
というか、ララと顔を合わす度に、体が太る様な感覚を感じるのだ。

せめて気休めにしたいのか、美柑は服を脱いで下着姿になる。
そこからまた体重計に乗ろうとしたところで、後ろにリトが入ってきたことに気づく。

「・・・ゴ、ゴメ」 「ノック位してよ!」
「・・・そ、そうだ、今日うちの校医の御門先生に相談してみたら、今度診療してくれることになったんだ!」
「・・・ありがと」
(こんな症状を診ようとしてるってことは、その人も宇宙人なんだろうね・・・)

その通りだった。
美柑が電話での打ち合わせの時にそれとなく聞いてみると、
あっさりと白状した。

その後日、美柑は御門の診療所に向かった。
「初めまし・・・!」
御門の顔を見るなり、美柑はあの感覚を覚えた。
それもより強く、はっきりと「太った」と言えるものだった。
「まさか・・・この症状は・・・」
御門はその変化を見逃さなかった。

御門は様々な検査を行い、約1時間後に、そこから出された結論を美柑に言った。
何故か、直接顔を合わせずに、電話によってだ。

「あの、どうして電話なんですか?」
美柑が聞くと、御門は深刻そうな口調で説明しだした。
「あなたの症状上、こうした方が良いの」
「宇宙から潜伏していたウイルスが、ララさんと会ったことを契機として発症した」
「その症状は宇宙人、正確には、別の星の人間の存在を目で認識することを条件としての肥満化」
「要するに、あなたはララさんや私を見る度に太ってしまう」
「!! そうだったんですか・・・」
「ちなみに初めて見る宇宙人の場合は、肥満化の幅がより大きくなるの」
「あっ、それでさっき先生と会った時に・・・」
「それで、結論から言うと、発症してしまっては完治させることは出来ないの」
「ただ、薬を服用した状態で、宇宙人と接しない様にすれば、それ以上は太らない」
「・・・・・!」
この説明で、美柑が現状を把握した。

このまま太り続けるか、
自分の体型を守るために、ララを追い出す、或いは自分が結城家を出る。
二者択一を強いられていることを。


そして、美柑の出した答えは―――

315547:2016/01/29(金) 23:51:25 ID:CFMysC0.0
美柑の選択から、1年・・・7,8年程の密度がある1年が過ぎた。


ナナとモモも、結城家で暮らす様になり、
彼女達がペットを飼っている電脳動物園に、美柑はいた。

小動物だけでなく、巨大な動物たちも寄りかかっている、巨大な肉の寝床。
それが今の美柑だった。

それこそ、7〜800kg程はあろう体型だ。
ペケに作ってもらった超巨大な衣服を着てるので、全裸ではないが、
その体型は到底、誤魔化せるものではない。
飛び出た腹は接地しており、
脚がその腹に遮られてるので、
立って歩くことは不可能だが、
接地した部分を滑らす様にして、移動することは出来る。
そんなレベルにまで太っても尚、顔には以前の可愛さの面影があった。



あの後、事情を聞かされたララが、「かわりみアバターくん」なるアイテムを発明。
このアイテムにより、美柑は必要に応じて、元の体型をした自分の分身(御門が提供したバイオボディ)に意識を移せる様になり、
その後押しを受け、美柑は自分の肥満化を選んだ。

その後、美柑はリトと共に多くの宇宙人と出会った。

ララを追う婚約者達・・・とは、すぐにお別れすることになったが、
そのまま居つく者も多かった。

レンとルン、ナナとモモ、メアやネメシス、そして金色の闇ことヤミさん。

美柑は彼女らと出会う度に、太っていき、
その結果が、今の体型である。


ここまで太る前は、出かけたりもしていたが、
今の体型で表に出ると、下手したら大騒ぎになるので、
家事と学校生活は分身で行い、
それ以外の時間は、ここで動物たちと遊んでいる。


そんな中、美柑は、遠くから兄が近づいてくることに気づく。
(座高が高くなった分、視界がかなり広くなってたりする)


「あっ、今日はリトが当番なんだ」
美柑のその声は、かってのものからやや野太くなっていた。
・・・この体型で「やや」で済んでることが奇跡である。

分身は感覚を共有しているが、生きるための食事は本体が取らなければならない。
リト達は日替わりで、ここに美柑の食事を持ってくることにしている。

(何で私、こんな体になる方を選んだんだろ・・・)
美柑はこの体型になってから、度々こう考えるになっていた。

下手にララを追い出してたら、まずい事になったかもしれない。
ここまで宇宙人と出会うことになるとは思わなかった。
そういう理由の後付けは出来るが、
そもそも、何で、宇宙人のお姫様を家に住ませたのか。
その選択から、おかしかったんじゃないのか。

そんな考えが、時々頭を駆け巡っている。
しかし、その本心には、選択への後悔は殆ど無かった。

(まぁ、何だかんだ言っても・・・今の生活も楽しいしね)

316名無しさん:2016/01/30(土) 07:07:22 ID:sNDmOk9M0
>>313
かつてない読後感のよい話でビックリしたw

317 ◆t3E9hfR0Bc:2016/02/09(火) 00:01:25 ID:n0ZpP.9s0
2月ですので、9日に・・・
ttp://www1.axfc.net/u/3615804.zip
パスはいつものです

318名無しさん:2016/02/09(火) 07:20:29 ID:czNmypSc0
不意打ち過ぎてビックリしたわ
帰ってきたら読もう、乙です

319547:2016/02/09(火) 22:37:25 ID:sEBb0RE20
期待通りの投稿、乙です!自分も便乗して投稿します。
今回もTOLOVEるの二次創作SSです。

「Only See 貴方だけに見せる本当」

彩南高校。リト達の教室で、今日も里沙は唯の胸を揉んでいた。

しかし、唯の反応はこれまでとは違っていた。
「ふふっ、気持ちいいわ。私は嫌じゃないから校則違反にはしないけど、でも、他の人にするのは止めてね、籾岡さん」
「う〜ん、確かにこの感触を知ると他のムネには浮気できないな〜」

そのやり取りをリトや未央達は近くから見ていた。

「唯、最近すっごく明るくなったよね。イメチェンしたのかな?」
「ついでに結城も眼鏡かけ始めたし」
「・・・まぁな」
唯は最近になって、性格が明るくなり、物腰も柔らかくなっていた。
その調子で校則の遵守を求めるので、これまでは守らなかった人達も
唯の明るさにつられ、校則を守るようになっていった。
また、その頃から、リトは眼鏡をかけだした。

・・・彼の目に、レンズ越しに映る唯の姿は、とても太っていた。
その肥満体を特大サイズの制服に押し込めている。
巨大な腹は、でんと突き出ながらも垂れ気味で分厚い三段腹を形成している。
今、里紗に揉まれている胸は頭よりも大きな爆乳であり、
里紗が感じている極上の手応えも納得だ。
スカートから見える足はとても太く、肉で出来たドラム缶の様である。
お尻は、人一人潰せそうな分厚さを持ち、それでいてとても柔らかそうだ。
そして顔は、目鼻立ちは保ちながらも頬がパンパンに膨れ、
顎は二重顎となり、首を飲み込んでしまってる。

古手川 唯 162cm 51kg 88・59・81
→134kg 119・134・117

320547:2016/02/09(火) 22:41:51 ID:sEBb0RE20
唯がこうなったその日、彼女は家の近くに落ちてきた小さな隕石を見に来ていた。

「一体・・・何が落ちてきたのかしら?」
唯が覗き込んだその瞬間、隕石が割れ、蛭の様な生物が出てきて、唯の首筋に絡みついた。

「ひ!?」
唯はその何とも言えない感覚にへたり込み、
その直後に、ティアーユが駆けつけてきた。

「コテ川さん・・・遅かった!」

そして、蛭は、唯の体に溶け込むようにして消えた。
「消えた・・・」
蛭が消えたことに一瞬、安堵する唯。
だが、その直後に唯の体が膨れ上がった。

溢れ出す様に脂肪が増えていき、
服などあっという間に引き裂かれた。

「きゃあぁぁ!!」
そのショックで転倒する唯、
地響きの様な音が辺りに響いた。

100kg越しの肥満体となった所で、脂肪の増殖は止まり、
その後、唯はティアーユに事情を説明された。

「寄生型の宇宙生物!?」
「そう、その生物は寄生した人の脂肪を増殖させて、その中で生息する。
脂肪そのものと一体化してしまってるから、下手に取り除くと脂肪と一緒にあなたの命が失われてしまう。
存在がバレない様、他人の視覚に働きかけて、他人には太ってない様に見えるのが不幸中の幸いだけど・・・」
「・・・・・・」
「これからどうしよう・・・」
「・・・結城くん達と話がしたいです」


それから、唯はリト達に事情を話し、
唯のたっての希望で、リトに本来の姿を見せる
「スケスケスコープくん(改)」が与えられた。

また、他人からの見た目は変わらないが、それ以外の所で唯の肥満化による変化が出てきた。

「いや〜、すっかり寒くなったね」
「もう冬だしね」

そんな会話がクラスでされる中、唯は、
「暑い・・・」 「え?」
肥えた体は、熱を帯びていた。

「・・・古手川さんの近くって暖かいね」
「寄ってもいいかな?」
「・・・ええ、いいわ」
なので、この季節は人気者である。



「やめなさい!」
「誰だ?」 「え、古手川?」

以前の様に、不良に注意しようとしたら、こんな反応が返ってきた。
寄生宇宙人によって、他人の視覚が操作されているが、
聴覚は操作されないため、野太くなった声はそのまま聞こえてしまうのだ。
「・・・なんか声、格好良くなってね?」
「逆らう気、失せたわ」
(え?)
しかし、妙な所から人気が出た。



そして、視覚でも分かる最大の変化があった。
本来、肥満体の人は胃が脂肪に圧迫されるため、大食いには向かないとされる。
しかし、唯の場合は寄生宇宙人が自身の栄養を確保するために大量の食事を取らせるように食欲を操作して、
以前よりも遥かに食事量が多くなっていた。

「ははは、食べた分、どこに入ってるんだろうね〜?」
(大きなお腹に入ってます・・・)
「やっぱ、ココ(胸)かな〜」
(うん、ソコ(胸)にも入ってるわ)
ただ、他人からの見た目は変わってないので、‘痩せの大食い‘として認知された。

321547:2016/02/09(火) 22:44:44 ID:sEBb0RE20
しかし、それにも増して大きい変化は――

(古手川、明るくなったよなぁ・・・)
(オレ以外には元のままに見えるとはいえ、あんな体になったのに
どうしてなんだ・・・?)
リトは疑問を抱えていた。

それに対する唯の答えは、
(ここまで体型が変わったんだから、性格も変えてみようと開き直ってみたけど、
まさかここまで受け入れてくれるとは思わなかった・・・
それに、本当の姿を見ていても、変わらずに接してくれる彼が居てくれるから――)



そんなある日、リトは思い切って自分の疑問を(一部)、唯に聞いてみた。
「・・・古手川、何でオレに本当の体型を見せてくれたんだ?
『もしもの時のために、一人だけは本当の姿を知っておいた方がいいと思います』って、
モモは言ってたけど、それはオレに事情を説明した後だったし・・・」
「・・・結城くんは、この姿を見ても態度を変えないでくれるって思ったから。」
現にそうだった」
「・・・・それに、好きな人には本当の自分を知って欲しかったから・・・」
「え・・・」
視覚も聴覚も正常なリトは、唯の小声をはっきりと聞き取った。
彼の返した答えは――――


「ありがとう」


おしまい

322 ◆t3E9hfR0Bc:2016/02/29(月) 00:05:28 ID:ZGMuUvDw0
29日ですので、毎月の?を。

ttp://www1.axfc.net/u/3626609.zip

パスはいつものです。

324547:2016/02/29(月) 23:38:42 ID:xgkOIGxE0
>322 乙です!
それでは、自分も書きだめていたSSをいくつか投稿します。

1つ目は、金色のガッシュベル!!の2次創作SS、
以前投稿した「油を纏わせる敵!?ゾフィスVSハンク・クーリー」から
オリジナルキャラが再登場してます。

「帰ってきたハンク・危うし恵・怒れるデブティオ!」

日本、とある倉庫の中で2組の魔物とパートナーが戦っていた。
幼い少女の魔物、ティオと彼女の本の持ち主、大海恵。
精悍な顔つきな壮年男性、蒼島、
そしてティオよりかは大きいが、恵より貧相な体つきをした
パンツルックの少女、ハンク・クーリー。


勝負は、2種類の術を活かしたハンクの猛攻を、ティオは防御の術と恵とのコンビネーションで凌ぎ、優位に立っていた。

だが、押されているはずのハンクが笑いだした。
「いいね、いいね、いいね!!そのコンビネーション、パートナーとの絆!
あんたみたいな小さな子はストライクゾーンから外れてると思ってたけど・・・ぐっと来たよ!」

「な、何よ・・・コイツ」
ティオはハンクの様子に少しだが、怯えを感じていた。
(・・・この子は一体・・・)
恵も困惑していた。善良な魔物とは言えないが、
悪い魔物でもない様にハンクは思えた。

「行けるよね、蒼島ぁ!!」
「当たり前だ、俺達はこの一点だけで結びついてるんだぜ!」
蒼島の持つ卵色の本が異様な輝きを放ちだす。
「イルリノル・バスガルク!!」

ハンクがティオに向けて、左手を出すが、・・・
「・・・何も起こらないじゃない」
いや、起こった。ティオがそう言った矢先に、
彼女の体が膨れ出した。
「!?いやぁ〜〜」 「ティオ!?」

「イルリノル・バルガルクは対象を肥え太らせる、そう相手を脂肪で包む呪文」
「その効果は相手に萌えるほど、燃えあがる」

「そんな・・・こんなに太っちゃうなんて・・・」
ティオの体は、すっかり太ってしまい、今の体重はこの4人の中でも一番重いであろう。
背丈を超える程に突き出たお腹が突き出ていて、
手足は太くなった分、短くなった様に見える。
顔も胴体ほどではないが、丸く膨れている。


「この呪文には更に面白い特性があってね・・・リノル!」
ハンクの右手から、油の塊が撃たれる。
「くっ、こんなもん、防い・・・で・・・」
ティオはお腹がつかえて、リノルの方を向くこともできなかった。
(呪文を出しても防げない!?くっ・・・)
恵はティオの前に出て、リノルの油をその身で受けた。
「恵!?」
「期待通り、魔物を庇ったか。ただ、その結果・・・」

恵の体も太り出した。
元から大きめだった胸が、くびれていたウエストが、きゅっとしていたお尻が
膨れ上がっていく。

325547:2016/02/29(月) 23:40:13 ID:xgkOIGxE0
「イルリノルを使ってる間は、リノル系統の呪文も当たった相手を太らせるようになるのさ」(ガデュウの方も威力が上がるけど、まぁそれはどうでもいいか)
「ギガノ・リノル!」
(この呪文なら、相手の方を向けなくても!)
「ギガ・ラ・セウシル!」
ハンクを包む様にして、バリアが形成され、
ハンクが放った油の激流はバリアに阻まれ、ハンク自身を襲ったが
油の激流が引いた時、彼女はずぶ濡れになりながらもその体は全くの無傷だった。


「ちょっ!何であんたは太らないのよ!」
「そりゃ、自分に萌える趣味はないからね」
「さて、心の力はまだあるだろうが、体がそれでは上手く戦えないだろうな」


「くっ・・・」
恵の体は、リノル一発ですっかり肥えていた。
顔はそれ程丸くなってないが、
メートル近いサイズの胸は、服をはち切れんばかりに押し上げていて、
お腹はその下でぽっこりと出ている。
大きくなったお尻はスカートからはみ出しそうになっていて、
そこから伸びる太ももも、太くなったせいで、脚と脚の隙間が無くなりかけている。


「・・ぜぇ、こんな奴らに負けたく・・・はぁ、はぁ・・・」
ティオもまだ戦おうとしていたが、一歩ずつ歩くたびに重い足音が響き、
体の脂肪が揺れていて、動くのも精一杯だった。

「では、お持ち帰りといき――!」
二人の視線が倉庫の入り口の方に向く。
ハンクが右手を向け、蒼島が呪文を唱える。
「ガデュウセン!」
ハンクの右手から火炎弾が放たれる。
「ザケル!」
その火炎弾を電撃がかき消した。
その爆煙をかき分け、出てきたのは――

「ガッシュ!」
「清麿くん!」

そう、金色のガッシュとそのパートナー、高嶺清麿だ。
「ウヌ!遅れてすまなかったのだ!」
「ティオ、恵さん、二人とも大丈・・・」
清磨はティオと恵の有様を見て、何とも言えない表情になったが、
すぐに気を取り直し、ハンクと相対する。
「・・・ず、随分変わった術を使う様だな」

「安心しろ、お前には使わない。というか、使えねぇよ」
「あのゾフィスの軍勢を打ち破ったガッシュ・ベル。
ちょっと戦ってみたいけど、今はお楽しみの最中だから・・・」
「「とっと片付けるか!」」
蒼島の本が、先ほどよりかは弱いが真っ当な輝きを放ちだし、
ハンクが両手を組み、その手をガッシュに向ける。
「グラオウ・リノガデオン!!」
ハンクの手の前で、油と炎が巨大な獣の顔面を象り、
燃え盛る獣の顔面がガッシュ達に迫る。

「お前の最大術がすぐに撃てないことは知ってる!」
「これで消えてもらうよ!」
「させない!」

ティオが転がるようにして、グラオウ・リノガデオンの前に出た。
「げ!?」
「危ないから、どいて――!!」
敵であるハンクと蒼島がうろたえるが、
恵は全く動じずに呪文を唱えた。

「マ・セシルド!」
ティオの前に巨大な盾が出現し、グラオウ・リノガデオンを止める。
しかし、長くは持ちそうになかった。

(よし、これで――)
「SET!」「ウヌ!」
清麿の出した指が3つの箇所を差した。
ガッシュがそこを向くと同時に――
「ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!」
清磨が3回呪文を唱えた。
その度にガッシュの口から光球が撃たれる。
1つ目は、マ・セシルドに、
2つ目は、グラオウ・リノガデオンに、
そして3つ目は、ハンクに当たった。

(連鎖のラインは整った!)
「ザケルガ!!」
ガッシュの口から放たれた電撃は、マ・セシルドに当たり、
それを突き破って、より巨大になって、グラオウ・リノガデオンにぶち当たる。

「いくら何でもその術じゃあ破れないよ!」
気合を入れるハンクだが、その体に溜まった電撃が強く輝きだし、
連鎖して、グラオウ・リノガデオンの電撃も輝きだす。
そして――
「いっけぇ!」
ティオの叫びと共に、ザケルガがグラオウ・リノガデオンをぶち破った。
ザケルガはそのまま、ハンクに直撃し、大爆発。
煙が晴れた時、ハンクの姿は無く、倒れた蒼島の側で一冊の本が燃えていた。
そう、魔物は本が燃え尽きると魔界に帰ってしまうのだ。
「本が・・・俺の本が・・・!!」
蒼島は涙を流していた。

326547:2016/02/29(月) 23:41:14 ID:xgkOIGxE0
戦いが終わって、恵とティオ、それに清麿とガッシュは帰路についていた。

「清麿くん、また助けられちゃったね」
「・・・いや、もっと早く来れたら・・・」
「いいの、清麿くん。・・・でも、ダイエットには協力してくれるかな?」
そう言って微笑みかける恵の顔は、丸くなってたが、
清麿の目には、かえってより可愛らしく見ていた。
「・・・ハ、ハイ!」


動けないティオはガッシュに抱えられていた。
「・・・ガッシュ、その・・・」
「ティオ、今日はありがとうなのだ」
「え・・・?」
ガッシュの方から、礼を言ってきた。
「ティオと恵がフォローしてくれたおかげで、あの魔物に勝つことができたのだ」
「・・・バカ、礼を言うのはこっちの方よ。・・・ありが」
「それに今のティオはとても美味しそうなのだ」
「・・・え?」
「丸々と太っていて、ブリの次に美味しそうなのだ」
「・・・・!!」
ティオがガッシュを睨みつける。
溢れる殺気は丸くなった今の顔も、恐ろしい顔に見せていて、
その殺気と体重を乗せて、ガッシュの首を締めあげる。
「ガァァシュッ!!言っていいことと悪いことがあるでしょうが!!」
「ヌォォォッ!!?清麿助けてくれ〜、ラ、ラウザルクを・・・!」


倉庫では、蒼島がまだ泣いていた。
「燃えた、俺の・・俺達の肥満化コレクションが・・・」
「私達のコレクションが・・・」
ボロボロになったハンクも泣いていた。
さっきのザケルガで燃えた本は、2人のお気に入りのデブ写真を集めたアルバムだったのだ。
「おのれ・・・ガッシュ・ベル!高嶺清麿!」
「この落とし前はいずれきっちり付けてもらうからね・・・!」


おわり

327547:2016/02/29(月) 23:43:01 ID:xgkOIGxE0
2つ目のSSは、とても久しぶりとなる一次創作SSです。

「報と盲 下る報いと見えてなかったもの 」

とある高校の教室にて、数人の生徒を周りに引き連れた細身の女子生徒が
太目の女子生徒を足蹴にしていた。
「ふん、このデブスが!ただでさえデカイ体してるんだから、態度ぐらい小さくなさい!」
「・・・ご、ごめんなさい」

太目の女子生徒は暮日智穂子(くびれ ちほこ)。
柳世に陰湿な言葉を言う細身の女子は、大湖原満日(たいこはら みちか)。
彼女の体はただ細いだけでない。
純白の肌にすらりとした手足。
胸やお尻は形良く突き出ていて、腰周りは綺麗にくびれている。
そして、端正な顔。
更に勉強、スポーツ共に優秀な才色兼美の美少女だ。
だが、性格はとても悪く、智穂子の様な太めの女子をいじめている。
この事を一番快く思ってないものは、他でもない満日の父、新太朗(しんたろう)だった。

今日も自宅で新太郎が満日をその事で叱っていた。
「どうして、暮日さん達をいじめるんだ!?」
「・・・あんな何の努力もしてないような奴ら、何の価値も無いわ!」
「彼女をいじめるお前こそ、何の価値も無い!!」
「!?」
新太郎の一喝に満日は一瞬動揺を見せるが、何事もなかったかの様に表情を戻し、
何も言わないまま、外へ出た。
「どうして分かってくれないんだ・・・」

だが、満日の内心では強い苛立ちが渦巻いていた。
(どうして、お父さんは分かってくれないの?
あんな奴らよりずっと・・・私は・・・私は・・・!)
満日が視線を上げると、
お婆さんが道路をゆっくりと横断しているのが見えた。
信号が変わり、車が来た。
お婆さんはまだ道路を歩いていた。
「!!」 
次の瞬間、車は跳ね飛ばしてしまった。――お婆さんを助けた満日を
地面に叩きつけられた満日は、お婆さんの無事と、自分の全身に走る激痛を認識し、気絶した。


満日は虚ろな意識の中、声を聞いた。
父、新太郎と朱色の髪をした、見知らぬ女の人の声だ。
「・・・お願いします、リ-ファさん・・・」
「・・・いえ、今の私は‘朱の女‘です」
それだけ聞いてから、満日は痛みに耐えきれず意識を失った。

328547:2016/02/29(月) 23:43:51 ID:xgkOIGxE0
次に目覚めた時、満日は病院のベッドの上にいた。
「あれ・・・痛くない?」
あの激痛は、きれいさっぱり消え失せていた。
その代わりに、体全体が重く、ダルイ。
まるで自分にかかる重力が倍になったかの様だ。

満日が立ち上がる。体にかかる重力がより増した。
そこから動く度に、体に違和感が走る。
満日は、そんな感覚に耐えながら、病室の隅に向かい、
置かれていた鏡を見る、そこに映っていたのは――
「・・・!?」
肥満体に変貌した自分の姿であった。
その横幅は、以前の倍近くあり、
重力ではなく、体重が倍になったのだと、満日は即座に気付いた。

肌の白さやきめ細かさはそのままだが、今の体型ではまさに「豚に」真珠であった。
頬は真ん丸く膨らみ、目は元の形を保っていたが、
鼻は頬肉のせいで低くなってしまい、豚の鼻の様だと、満日は思った。
細かった顎周りにも容赦なく肉が付き、首を飲み込み、分厚い二重顎を作っていた。
指の先までぶくぶくと太くなった腕に、脚と脚の隙間など無い丸太の様な脚。
胸やお尻もとても大きくなり、やや垂れ気味になっていた。
そして、お腹はメートル越しのサイズをもって突き出ていて、
病院着の上からでも、三段腹になってるのが分かる。

大湖原満日 164cm 46kg 83・57・78
→98kg 98・111・96

呆然としたままの満日の頭に、ある可能性が浮かんだ
肥化治療。重傷の怪我であってもただちに回復させるが、その代償として肥満化してしまうという治療法。

でも、どうして自分に・・・
こんな体になるぐらいだったら、痛みに耐えてでも自力でリハビリを・・・

そう考えている内に病室に、見知った顔が入って来た。
クラスメートたち、その先頭にいるのは智穂子だった。
(・・・!!)
気まずそうに顔を見合わせる満日とクラスメート達。
その空気の中、智穂子が口を開いた。
「大湖原さん、大丈夫?」
「「「!?」」」
「暮日・・・さん・・・・?」
「何て言ったらいいか分からないけど・・・大湖原さんなら元の体型に戻れるって、私、信じてます」

その言葉を聞くなり、
クラスメート達は智穂子を病室の外に連れ出し、問い詰めだした。
その声は、病室の中の満日にも聞こえてた。
「ど、どうして大湖原さんに優しくできるのさ!?」
「言いなりになっていた私達が言えたことじゃないけど、あんなにいじめられてたのに・・・」
「確かにあれは辛かったけど・・・それ以上に大湖原さんが辛そうに見えたの」
「え?」
「それに大湖原さんは勉強も部活も、それに生徒会の活動も頑張ってた。
でも、みんなは大湖原さんを褒めなかった。
そっちの方がひどいと思ったの・・・」
「「「!?」」」
クラスメート達は、絶句した。
思い返してみれば、満日がいじめを始める前から、
彼女を褒めたりした覚えは殆ど無かった。
彼女が自分達を手伝ってくれた時にも、お礼を言ったことも無かった。
・・・あまりに頑張る満日を疎ましく、或いは妬んでいたのだ。
そして、褒めなくなってしばらくしてから、満日は智穂子たちへのいじめを始めた。
「私も一応褒めてはみたけど・・・意味は無かった。やっぱり頑張ってないから説得力が無かったのかな・・

329547:2016/02/29(月) 23:45:57 ID:xgkOIGxE0
その言葉を聞いた満日は涙を流していた。
(見ててくれた・・・暮日さん、私の事見ててくれたんだ・・・それなのに、私は気づかずに・・・ごめんなさい!ごめんなさい・・・
(・・・これからは皆のペースに合わせないといけないなぁ、
皆のやる気を引き立てる様に、頑張りたい。
もっとも、この体じゃあ、みんなと合わせるのも、やっとだろうけど・・・
まずは、暮日さんに言わなきゃいけない。
ごめんなさいを・・・それから)

「ありがとうを」



また、新太郎も智穂子の言葉を聞き、自分の過ちに気付き、涙を流していた。
(すまかった、暮日さん!私が間違っていた!!
満日がとても頑張っていたことは知っていた。だが、周囲から孤立することを恐れた私は満日の頑張りを否定してしまった。いじめを始めたことを知り、更に強く否定した。
だが、それが間違っていたんだ!!私が認めるべきだったんだ・・・)
(落ち着いたら、満日と話をしよう。まず、私の方から謝って、
そこから何が間違っていたのか、これからどうすべきかを話しあおう・・・
いや、最初に言うべきことは・・・)

「よく頑張ったな、満日」



満日を肥らせ、美しさを奪った朱の女――、
正確に言えば、重傷を負った満日に、肥化治療を施し、
肥満化と引き換えに回復させた女、リーファ・フェフは、
満日と新太郎の涙を見て、その一言を聞いて、満足げに病院を去っていった。
その後ろに、友人であるライディ・マウナスも付いてきた。

「ダイエットインストラクラーの営業をしなくていいの、リーファちゃん?」
「肥化治療の後に、ダイエットインストラクターとして接触するのは、
精神的影響を見て、可能な限り和らげることが主な目的だから・・・
大湖原さんにそれは必要無いと思うんだ。辛い目に会っても、彼女のことを思いやる友達がいるし、お父さんもこれからはちゃんと娘の頑張りを見てくれると思うからね」
リーファは足早に帰っていったが、ライディは立ち止った。


(楽観的・・・とは言わない。リーファちゃんの見立ては正しいと思う。
だからこそ、それにつけこむ奴らが出てくる・・・)
ライディが路地裏に入り、携帯を取り出す。
「・・・はい、外田さん、『私』は準備万端です。それじゃあ始めましょうか」
ライディは、その怒りを吐き出すかの様に、一度強く唇を噛みしめた後、
満面の作り笑いを浮かべた。
「醜い肥化治療を行う奴らの・・・粛清をね♪」

おわり
そして、過去作「偽と真」に続く・・・

330547:2016/02/29(月) 23:53:27 ID:xgkOIGxE0
3つ目、ある意味恒例となった、TOLOVEるの二次創作SSです。


「The Gate 自由へ繋がる肥満化」
その日の彩南高校も、いつもと変わらぬ平和な(?)日々だった。
ただ、保健室の主が居ないことを除いては。

「御門先生、いつ帰ってくるんだろーね?」
「遅けりゃ、2ヶ月はかかるって言ってたしなぁ、当分帰ってこないだろ」
「じゃあ、それまでケガしたりしないようにしないとね」
「・・・あぁ、そうだな」

ララとリトのこの会話にあった様に、御門は今、医療免許の更新や地球での診療記録の報告会といった様々な用事のために
宇宙に出ていた。

「御門先生、今ごろ大忙しなんだうな・・・」
リトの予想とは裏腹に、その時の御門は暇を持て余していた。ゾルゲムに軟禁されていて。


御門は、一番重要な医療免許の更新を終えて、別の星に宇宙列車で向かっていたところを
ゾルゲムにトレインジャックされ、この監獄宇宙船に送られてしまった。
他の乗客に用は無かったようで、全員逃がしてくれたが、
監獄宇宙船には、先客として10数人の宇宙人が乗せられていた。

「先客さん共々、随分丁寧な扱いね」
御門は、ゾルゲムの看守に皮肉を飛ばす。
「あぁ、あんたも含め、ここにいる連中に手荒な真似をする気はない。それぞれに、役割があるからな」
(それに、下手に刺激してあの時みたいな反撃に会いたくないしな・・・)

「俺たちは、しばらくこの星から離れる。1週間ごとに食料などを補充しに来るから、
協力する気になっても、その時まで待っててくれよ」
「・・・ええ、分かったわ」
(私達だけを残す?随分不用心ね) 

当然の事ながら、宇宙船のハッチはロックされ、外へは出れなかった。
また宇宙船の外は、御門達が普通に活動できる環境で、大した危険も無い様だった。
そして、宇宙船の中の環境は快適に整備されていて、
配布される食料は即席食品も多いが、食材も多く、好きに料理することも可能だった。

(こんな環境で長い間軟禁されていたら、ゾルゲムに協力する人も出てくるかもしれない、・・・私は絶対にしないけど)

それらのことを調べる内に数日が過ぎた、
御門は自分の体の変異を知った。
「・・・太ってるわね」
自分の腹に付いた柔らかい肉を摘む。
太る程食べた覚えは無い、恐らくゾルゲムが何か仕組んだのだろうが・・・

331547:2016/02/29(月) 23:54:16 ID:xgkOIGxE0
御門が軟禁されてから、10日間が経過した。

彼女の体は元のバランスを保ったままに、太っていた。
ウエストにはたっぷりと脂肪が付き、くびれがかなり緩くなっていた。
しかし、元から大きかった胸とお尻も更に大きくなっていた。
手脚もよりむちむちとしてきた。

(ゾルゲムが仕組んだにしては、太るペースが遅い気がする。
(私を脅迫する気なら、もっと豪勢に太らせるはず、
最も、どっちにしろ、太っていることに変わりは無いし、どうにかしないと・・・
御門が考えていると、共に軟禁された同居人である老年の男が小声で話しかけてきた。
(システムのハッキングに成功しましたぞ)
(え?)
(一緒に脱出して、宇宙警察に助けを呼びましょう)


御門と老人は開かれたハッチから、外の風景を直接見ていた。
「本当に、出来たんですね」
「・・・2、3日前には出来たんじゃ。補充に来たゾルゲムの奴らを誤魔化すことも出来てた」
「そうですか」(やっぱりセキリュティが甘すぎる気がする、この人もそこは疑問に思っている様ね)
「それでは、ワシが出て、助けを呼んでくる」
「いえ、まずは2人で出て、この目で外の様子を見ましょう、
助けを呼ぶまでは出来なくても、その手掛かりを見つけられるかもしれません」
「よし、分かった。それじゃあ、行くぞ!」

2人は、宇宙船から出て――

次の瞬間にはベッドの上に寝ていて、少女が2人を看ていた。
薄い褐色の肌をしたその少女は
清楚な雰囲気を携えていた。
「あなた達2人は宇宙船の出口で倒れていました、何かあったんですか?」
「・・・出来れば、協力してくれないかしら」

御門と老人はそれから、希望者を募って宇宙船から出そうとした。
半数近くが脱出を希望して、それ以外の者も止めようとはしなかった。
しかし、全員が宇宙船から一歩出ると同時に意識を失った。
「恐らく、全員の体に宇宙船から出ると意識を失う様な細工がしてあるようね」
「しかし、あんたにはそれに加えて、太る細工が仕掛けられている様じゃな・・・」
「えぇ、その通りね」
「じゃあ、測ってみますか?」
あの少女が、御門の前に体重計を出してきた。

「あれ、体重計なんてあったの?」
「ハッキングして使えるようにしたのじゃ」と、老人が言う。
「あっ、メジャーもあるよ」少女はメジャーも持っていた。


こうして、御門の体重測定が行われた。

御門涼子 171cm 59kg 95・58・91
→69kg 102・65・98

「10日軟禁されて、10kg太っていた。これはもう、1日に1kg増加することで決まりね」
「それでどうするつもりじゃ」
「まずは情報を集めましょう。えぇと・・・」
「ワシの名前は、ヴェナスじゃ」
老人が、御門に自分の名前を教えた。これからも協力する意思を示したのだ。
「ヴェナスさんはハッキングを続けて下さい、私は体への細工について調べてみるわ」
「私の名前はミーティです」少女も名前を言った。
「ミーティさん、どれくらいの付き合いになるか知らないけど、よろしくね」

332547:2016/02/29(月) 23:55:10 ID:xgkOIGxE0
御門達が軟禁されてから、20日が経過した。
ヴェナスのハッキングによって、銀河インターネットも使える様になったが、外部への通信は最初から出来ない様になっていた。
銀河インターネットでの検索とミーティの聞き込みで、
軟禁された人達は、御門やヴェナスの様にそれぞれの分野に秀でた者と
惑星の貴族や資産家の令嬢といった金持ちに分けられ、
ゾルゲムはそれぞれに出来ることを強制させることを企んでいることが推測された。

御門の方は、
「私達の体にナノマシンが仕込まれていて、
その効果で宇宙船から出ると、意識を失うようになっているの。
肝心の解除する方法だけど、それはまだ時間がかかりそうなの」
ここまで調べていた。
「おおっ、そこまで分かりましたか!」
ミーティは御門の成果に喜んでいた。
「・・・それで、今更聞くことじゃないけど、何で私に協力してくれるの?貴方に危険が及ぶかもしれないのよ」
「大人しくしても、あいつらはどんなことするつもりか分かりませんよ」
それに、あなたみたいなキレイな人を見捨てることなんて出来ません」
と、少女は、言った。
「うふふ、知り合いの男の子みたいなこと言うわね」
・・・でも、今の体でキレイって言われても実感が沸かないわ」


20日が経過したことで、御門の体重は20kg増加し、現在の体重は79kg、
これまでのボディバランスを保ったままに、全体的にボリュームアップしている。
お尻は胸に続いて、メートル越しを果たし、スカートを押し上げ、豊かに実っていた。
ウエストは一応くびれを残しながらも、ぽっこりと出っ張っている。
顔は殆ど肉が付いておらず、もとの端正さを保っていた。
(これは、脳のある頭の方には意識を失わせるナノマシンが既にあるからだが)

→69kg 102・65・98
→79kg 106・76・101



軟禁から1ヶ月が経過した。

「さて、検査の結果が出たわ。結論から言うと解毒は可能よ」
「「「おおっ!」」」
御門の言葉に軟禁されている全員が声をあげた。バイノスらの説得や御門達の奮闘を見て、全員が自分たちの脱出のために御門たちに協力することを選んだのだ。
「全員の脳に、宇宙船から出ると意識を失わせるナノマシンが組み込まれ、
私はそれに加え、一日に1kgずつ体重が増えるナノマシンがある」
「でも、時間が経過して私が太り続ければ、その分私の体の中のナノマシンの量も増えていく、そうすれば、ここの設備でもナノマシンを必要分採取して、
ナノマシン自体の効果を打ち消す薬を調合することが出来る」
「それで、どの位太らなきゃいけないんですか?」
「最低でも薬によってできた脂肪が、打たれる前の私の体重と釣り合う必要があるの」
「つまり、体重が倍になるまで太らなきゃいけない」
「そんな・・・」
「いや、逆に言えば倍になる程度で済んだのよ。みんなの協力が無かったらこの結論も出せなかったかもしれない、ありがとう」
「いや、お礼なんて・・・脱出した時までとってくれませんか?」
「分かったわ」
「それでは、脱出のために、自分のできる事をやりましょう!」
「「「「おーー!!」」」」
報告の締めはミーティが行い、皆は気合いの声を上げた。

軟禁者達が解散した後、御門は自分の個室に戻り、解析を始めた。
その途中で、部屋に置かれた姿見をちらりと見る。
(ここから、更に倍太らなきゃならないのね・・・)
30kg分増量した御門の体は、もう「デブ」としか言いようのない体になっていた。
ウエストのくびれは完全に消え失せて、ぽっこりを通り越し、でっぷりとしている。
それでもまだ胸とお尻の方が大きいが、今の体型では嬉しくない。
顔も丸みを帯び始めてきた。

軟禁された者の中に、仕立て屋がいたので、新しい服を作ってもらったが、
日々、確実に増量する体にこの服もパツパツになりつつあった。

→79kg 106・76・101
→89kg 112・84・108

(私だけじわじわと太らせたのは、この姿を見せつけて、
逆らう気を無くすためね。さっき言った通り、私だけじゃあ脱出する方法も見つからなかったかもしれないしね)
しかし、御門の決意は揺るがなかった。
(絶対にここから皆を脱出させて、私は地球へ、あの子たちが待っているあの場所へ帰る)
(例え、どんな体型になろうともね)

333547:2016/02/29(月) 23:59:54 ID:xgkOIGxE0

40日が経過した。

御門の肥満化は、順調に進んでいた。
ただ、それとは別に太っている者達がいた。
ミーティ達女性の監禁者達だった。
男性の監禁者達は、集団生活のルールを守った上で太っていく彼女達を少し気にはしながらも、別段何も言わなかった。
しかし、一番太っている御門としては、他の者の肥満化は見過ごせなかった。

42日目の朝、御門はミーティに話をつけることにした。
「最近、あなたや他の子達がだらしなさ過ぎる様に見えるんだけど・・・」
「いやでも、ちゃんと、脱出への手助けはきちんとしてるはずです。その上でだらけるのは
あいつらの目を誤魔化すのに一役買ってると思っていたんですが・・・
「そういう問題じゃなくて・・太りすぎよ、あなた達。・・・今の私が言うのも何だけど」

御門の現在の体重は丁度100kg。
そこまで太ると、かっての体型の面影は・・・無いわけでは無かった
でっぷりと突き出たお腹を、大きく引き離した胸とお尻。
脚はパンパンに太いが、それでいてどこか柔らかそうで、ある種の色気を醸し出していた。
そして、丸く膨れながらも、美しい顔。

→89kg 112・84・108
→100kg 119・90・114


「前にも言いましたが・・・ミカド先生は太っても綺麗です」
「・・・本気で思ってるのね」
「はい、本気で思ってなければ、後を追いかけたりしません」
ミーティは太鼓腹を、もとい胸を張って言い切った。


「そう、なら私からは何も言わない。一緒に脱出のために協力しましょうね」
「ええ!こうなったら、私達のこの肥満体を活かした脱出を披露してやりましょう!」


50日が経過した。

御門は広間でランニングをしていた。
仕立て屋の軟禁者に作ってもらったジャージを着ているが、
一歩歩く度に、巨大な胸が、腹が、尻がジャージを突き破らんとばかりに弾んでいる。

ここまで育ち続けてきた胸は、今やメロンを通り越して、スイカの様なサイズの爆乳である。
同じく育ち続けた尻は、ありふれた言い方であるが、モモ、もとい桃の様な巨大さである。
そこから伸びる太すぎる2本の脚は、御門が脚を前に出す度に肉を大きく震わせながら、
脚と脚とで擦れ合っている。
ようやくというか、遂にと言うべきか。ウエストがメートルの大台を突破した。
胸と尻には引けを取るが、十分すぎる程に出っ張っている。
顔自体は殆ど変わってなかったが、顎のラインは真ん丸くなり、首と一体化しつつある。

→100kg 119・90・114
→109kg 128・101・121

「ふぅ・・ふぅ・・・」109kgの肥満体で運動している御門は、
息も絶え絶えだが、動きを止めることは無かった。


「次は私ですね」と、ミーティ。
軟禁者達は体力を保つために毎日交代で運動をする様にしていた。
最も御門は、ナノマシンによって増加する脂肪を燃焼させない様に加減する必要があり、
ミーティ達自分から太っている娘達は、運動した以上に食べていた。


「・・・そのせいで、食料が足りなくなりかけたぞ。あいつらは10日分と言ってたが、節約すれば、1か月は余裕で持ちそうな食料を1週間で食い尽くすとは・・・」
そう言ったのはバイノスだ。
「ふふ、ゾルゲムの奴らの計算なんて狂わせてやるわ」
ミーティは、得意げな顔で、スナック菓子を頬張りながら、返答する

「・・・これは使えるかもしれないわね」
そのやり取りを見ていた御門は、あることを思いついた。

60日目のその日に、補充部隊に加え、今回の軟禁を計画した幹部が来た。
物資の補充はまだ先のはずの上、幹部まで来たその理由は・・・
「まさか、女たちが食料を食べ尽くしてしまうとはな」
「情けない理由でお呼びして申し訳ありません」
ゾルゲムの幹部を、バイノスが殊勝な態度で迎える。
「まぁ、それだけ我々の用意した環境を受け入れてくれたのは嬉しいことだな」

334547:2016/03/01(火) 00:03:08 ID:7WnVW/DA0
広間で待っていたのは御門だった。
「Dr御門も分かってくれた様ですな」と、バイノスが言う。
「・・・・・」
今の御門は、下着姿に軟禁前に着ていた白衣を羽織り、
現在の肥満体をさらけ出していた。

「これはまた立派な姿になったもので・・・」幹部が御門を見て、嘲笑を浮かべる。
「ええ、もうこれ以上太るのは嫌なの。だから・・・」

(よし、そのままゾルゲムに忠誠を誓え。誓うんだ!)

「もう逃げ出させてもらうわ」 
「え?」完全に屈服したものと思い込んでいた幹部は、御門の言葉に呆気を取られた。
(今だ!) その隙を突くべく、御門が駆け出した。
119kgの肥満体であるが、この日のために脂肪を燃やさない程度に鍛えてきた足腰は、
不意を突くには十分なスピードを出した。
「ぐええっ!!」御門の体当たりを受けた幹部は、そのままその巨体の下敷きとなる。
「なっ!」 「こいつら、逆ら 「今だ、みんなかかるのじゃ!!」
「「「おーー!!」」」
バイノスの号令を受けて、残る軟禁者達補充部隊に奇襲をかける。
半分は、数で勝る男の軟禁者達に袋叩きにされ、
もう半分は、ミーティ達太った軟禁者達に押しつぶされた。


こうして、ゾルゲムの部隊は取り押さえられ、宇宙船の外から
幹部から奪った通信機を使って、銀河警察へ通報した。
軟禁者達は銀河警察に自分の星へ送ってもらい、御門も地球へ戻れた。


彩南高の保健室に、2か月ぶりに主が帰って来た。
御門が椅子に腰を下ろす――、椅子は嫌な音を立てる。
その音を聞いても、御門は動じなかった。
「あら、壊れないのね。倍以上の重さになったのに」

帰って来た保健室の主の姿は、変わり果てていた。
胸は、今や頭よりも大きくて、大振りのスイカの様なサイズだ。
お尻も胸に次ぐ巨大さで、今も尻肉が、盛大に椅子からはみ出している。
そこから伸びる2本の脚は、脚と脚の間に全く隙間が無く、
もも肉が密着しているその様は、一本の大木の様であった。
お腹は胸やお尻よりかは小さいとはいえ、それでも妊婦の様な巨大さを誇っていた。
そして、顎は二重あごにはなってないが、首との一体化を果たし、
顔は元の端正さを残したままに真ん丸くなっていた。

→109kg 128・101・121
→119kg 136・109・134


「ここまで増やすのに60日・・・さて、減らすには何十日かかるかしら・・・」


おわり

335547:2016/03/01(火) 00:11:12 ID:7WnVW/DA0
もう、2月は終わってしまいましたが、ここまで来たら
4つ目を投稿させてもらいます。
こちらも、TOLOVEるの二次創作です。
後、TSFも含んでます。

「Turn Run 芽生えた心は・・・」
バレンタインデーからしばらく経ったある日のことだった。
レンとリトは、彩南高で顔を合わせていた。

「結城、ボクはしっかりと気持ちに応えたぞ。キミも・・・頑張れよ」
「・・・あぁ、そうだな」
何やら、深刻そうな話だが、実際の所はバレンタインに贈られたチョコレートをレンは残さず食べたという話だ。
ただ、リトと違いレンは一般の女子に人気があるため、贈られたチョコレートの量はずっと多かった。更に、ルンがファンから贈られた大量のチョコレートも、二人で話し合った結果、
レンが全て食べた。

「はっ、はっくしょん!」
レンは盛大なくしゃみをした。
勿論、今のレンはくしゃみでルンと入れ替わったりしない・・・筈である。
「お、おい。大丈夫か?」
リトは声をかける。彼もくしゃみで入れ替わらないこと知ってるが、どうしても気になるのだ。それに、バレンタインデーの後から、レンはしょっちゅう、くしゃみをする様になっていた。
「ふふ・・・今のボクはくしゃみなんか」
クシュン!
「く、くしゃみなんかで動じな」
クシュン!
「・・・くしゃみなんかで変わったりしない、大人のおと・・・
ハックション!

レンが一際大きなくしゃみをしたのと同時に、彼の体が煙に包まれた。
「レン!?どうしたんだ!?」
リトは、煙の中のレンに駆け寄ろうとして、
その結果、煙の中にいた「彼女」にぶつかった。
「「うわあぁぁ!!」」
ぶつかったリトと「彼女」は転倒し、
勢いのあったリトが「彼女」を押し倒す形になった。


(この感じ・・・春菜ちゃんと・・・アイツともやっちまったキスと同じ・・・)
(その上、温かくて柔らかくて・・・気持ち良い・・・)
目を開いたリトが見たものは・・・
「ルン!?」
ルンの顔だった。ただ、以前見た彼女の顔より大分丸くなっていた。
まるで、今のレンみたいに―――

リトが困惑していると、目の前の「ルン」が口を開いた。
「え・・・ルンがどうしたんだ?結城」
「・・・ええ!!?」


数時間後、保健室にて
「ええ――!?何でまた私になってるの!?」と、驚いているのはルン。
彼女の前にいるのは、ベットの上に座り込み、泣きじゃくっているもう一人の「ルン」。
ただ、その体型はルンとはかけ離れていた。

泣きじゃくる度に、二の腕についた肉が振動している。
むちむちを通り越し、丸太の様に太くなった脚。
その上のお尻は、座り込んでいるのに前から見える程の大きさだ。
大きなお腹は、座り込んだことでより前に押し出され
正に、太鼓の様に丸く大きく突き出ていた。
そして、元から大きかった胸は、メロンの様な巨大さを持って、
お腹に乗っかっていた。
ふっくらとした頬を、涙がつたっている。
「どうして・・・どうしてボクがこんなことに・・・」
そう、ベットに座るルンは、くしゃみと共に変化したレンだった。

レン・エルシ・ジュエリア(ルン)
158cm 49kg 85・55・83
→68kg 102・83・101

336547:2016/03/01(火) 00:13:36 ID:7WnVW/DA0
居合わせたティアーユがその理由を説明する。
「メタモル星人は、一度に大量の栄養を摂取すると、その栄養を使って、
肥満体になったもう1つの性別に転換する体質の人が稀にいるの」
「それで、太ったレンがより太った私になってしまったんですか・・・」
「元の体型に戻れば、自然に元の性別に戻れるんだけど・・・」


泣き続けるレンに声をかけたのはリトだった。
「レン、元気出せって。ダイエットすれば戻れるって、ティアーユ先生も言ったろ」
「でも、こんな太った体、簡単に痩せられないよ・・・外に出て、晒すワケにもいかないし・・・」
「御門先生に、効果的なダイエットメニュー作ってくれるだろうし、
モモとナナの電脳サファリパーク借りれば、人目に付かないって、
それにさ・・・言っちゃ悪いかもしれないけど、太ってても可愛いと思うんだ」
「・・・ったく、君に言われるまでもない!
ボクは男の中の男、レン・エルシ・ジュエリア!
必ず元の体に戻ってみせる!」


「リト君・・・ありがとう」
奮起したレンを見て、ルンは安堵した。
「・・・あれ?」
ただ、レンのリトへの眼差しの中に、自分と同じ感情を感じ、
一抹の不安を抱くのだった。
(そういや、あいつ・・・これでリトくんと2回キスしたことになるよね・・・)

おわり

これで、投稿終了です。
・・・はい、4年に1度の2月29日に、4本SSを投稿しようと無理した結果がこれです。
長々と失礼しました。

337547:2016/03/27(日) 21:40:14 ID:wg.KeUHA0
連投になりますが、用事で29日には投稿できないので、
今のうちに今月の分の肥満化SSを投稿します。
リリカルなのはの二次創作SSです。

「WONEDRS OF――」
それは、機動六課が設立してからしばらく経ったある日のことだった。
食堂でスバルとティアナが話していた。
「ティア、どうして八神部隊長って私達の前に姿を見せないのかな?」
「そりゃ、隊長としての業務が忙しいからでしょ」
「でも、姿を全く見ないってのもおかしいと思うんだ」
「それはそうだけどね・・・」
「なら、見てみる?」
2人にそう言ってきたのはフェイトだった。


「はやて、入っていいかな」
「ああ、ええで、フェイトちゃん」
隊長室にフェイトが入った。
その後ろには魔法で姿を隠したティアナとスバルが付いていた。
(・・・何で隠れなきゃいけないですか?)
(まあ、一応ね)
(やっぱり、見てはいけないんじゃあ・・・今でも隠してますし・・・)
背中を向けたはやての姿は、巨大な椅子に隠れていた。
(でも、ティア。ここまで隠すならむしろ見てみたくなってきたよ)
「うん、特別に見せてあげるの」
二人の後ろから、声がした。
((え?))
なのはがスバルとティアナの背後に立っていた。

「あれ、リィン?」
またはやての椅子の上には、リィンフォースⅡが座っていた。

「はやてちゃん・・・もう隠すのはお終いにするです」
リィンが椅子の背もたれを掴んだ。
「え、リィン・・・」
リィンが全力を込めて、椅子を回そうとした―――
だが、回らなかった。

「う〜〜ん!回るです!回ってくださいです!」
「・・・・・」
「リィンは、はやてちゃんの体重に負けないのです!」
「もうええって・・・観念して自分で見せるわ・・・」

338547:2016/03/27(日) 21:41:27 ID:wg.KeUHA0
はやてが自分で椅子を回した。
それと同時に、なのはが魔法を解除し、ティアナとスバルの姿が見える様にした。

スバルとティアナが見たのは、横に大きな体をしていて、胸と腹が前に大きく突き出ている巨体の女・・・
八神はやてだった。
制服ははち切れんばかりに押し上げられ、
真ん丸とした体のラインをくっきりと浮かび上がらせ、
ある意味、裸でいるよりもやらしく見えた。
二の腕は、ティアナの脚と同じ位の太さだが、
その柔らかさは遥かに勝っているだろう。
二本の脚は胴体との比較で細く見えるが、実際には丸太の様な太さである。
そんな太い脚を持ってしても支えきれない程の重量感を胴体が醸し出しているのだ。
不意にスバルが後ろに回る。
そこから見えるお尻は、圧倒的なボリュームと存在感を誇っていた。
それでいて、柔らかそうだった。
他人の胸を散々揉んできた彼女だが、今や彼女自身の胸が一番大きかった。
そんな爆乳を乗っけている一番大きなお腹は、彼女の低めの背丈に並びかねない程のサイズを持つ太鼓腹であった。
それ程の大きさでありながら、真ん丸とした綺麗なラインを描いている。
これ程の肥満体でありながら、顔の肉付きはぽっちゃりレベルであり、
丸い顎と膨れた頬はある種の可愛らしさを醸し出していた。

八神はやて 体重106kg B120cm W141cm H112cm


「まあ、あなた達に姿を見せんかったは、単にこの体型を見られるのが恥ずかしかっただけや」
「そ、そうですか・・・その体型を見られたくないって気持ちは分かります・・・」
(あ、これ、フォローのつもりで追い打ちかけてるんじゃあ・・・)と、ティアナ。
スバルは視線をはやての胸に固定していた。
「ん、触りたいんやったら、触っていいで」
「え・・・いいんですか?」
「うん、許す。その代わり、スバルのを揉ませて欲しいな」
「はい、いいです!」

ティアナはそんな2人の様に少し引きながら、ある疑問を抱えていた。
(・・・八神部隊長はどうしてここまで太ってしまったんろう?)
(何か事情が・・・あ・・る・・・)
ティアナは気づいた。
なのはが、自分の考えを見通しているかの様な深く、そして冷たい目で自分を見ている事に。
「ティアナ・・・これからもはやてちゃんの元で戦ってくれるかな?」
「は、ハイ、ソノツモリデス・・・ヤガミブタイチョウハ、フトトッテモ、オウツクシイデス・・・」
「ありがとう。でも、「太ってても美しい」ってのはちょっと違うかな」

「はやてちゃんは、太ってるからとっても可愛いの!」

なのはの言葉にティアナは凍りついた笑みを返しながら、確信した。
(あ、この人が黒幕なんだな)

おわり

339 ◆t3E9hfR0Bc:2016/03/29(火) 00:02:54 ID:x1d7Q1E60
547氏投稿お疲れ様です。
29日ですので毎月の駄文を。
よろしければどうぞ。
ttp://www1.axfc.net/u/3642604.zip
パスはいつものです。

340名無しさん:2016/04/21(木) 03:56:06 ID:diz171AQ0
PIXIVでだらだら描いてたONEPIECEのペローナ肥満化ネタ晒します。

〜お菓子の森のプリンセス〜

「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。

毎年100隻以上の船が霧の中で消息不明となり、死者の船(ゴーストシップ)の目撃情報が後を絶たない。
海賊王への野心に駆られた海賊たちを闇へと飲み込んできた難所に、打ち捨てられた一つの島があった。

無人と化した島に漕ぎつく小舟が一隻、娘が一人。
娘:ふう、やっと着いたぜ。

娘は我が物顔で島へと上陸する。
娘:帰ってきた、ようやく…スリラーバークへ。

娘の正体は「ゴーストプリンセス」ペローナ。
かつてこの島、海賊船スリラーバークの住人だった。
船長ゲッコー・モリアに仕え、動く屍たちを支配していた。

海賊「麦わらの一味」にこの死者の王国を暴れられ、
「王下七武海」バーソロミュー・くまの肉球で遥か彼方へすっ飛ばされ、
不時着先で「海賊狩り」ロロノア・ゾロに振り回され、
おおよそ2年もの時間を経て帰ってきたのだ。

ペロ:モリア様やあいつらはあれから敗走しちまったのかな…
ゾンビ達もどうしていることやら……
他に行く当てもねェし、ここでいくらでも帰りを待ってやらァ!

さっそくプリンセスは島の中を探索することにした。
魔の海域に取り残されたスリラーバークは2年のうちに変わり果てていた。

ペロ:なんだこれァ…!
一体なにがどうなってやがる!!

ショートケーキやチェリーパイ、バームクーヘンにチョコバー。
巨大なデザートが大樹のように生い茂り、
島のあちこちが甘いお菓子に浸食されジャングルのように変貌していた。
死霊どもが闊歩した、おぞましき怪奇の魔境は見る影もなくなっていた。

ペロ:すっかりファンシーな森になっちまったなァ…
これ全部お菓子か?

341名無しさん:2016/04/21(木) 03:57:04 ID:diz171AQ0

パックッ……モフモフモフ…………

不気味と思わなかった訳ではなかったが、
甘いお菓子の香りと美味の誘惑に女の子が勝てるわけもなく、

ペロ:うめェ〜〜〜!最っ高じゃねェか♪

ペローナは手当たり次第にお菓子の森を貪り始めた。

巨大ケーキの大木に乳飲み子のようにむしゃぶりつく。
クッキーとキャンディのお花畑を溺れるように泳ぐ。
リンゴとバナナにマンゴーやメロン、巨大な果物の山脈を平らげ、果汁の滝を浴びる。
甘味に飽きたら肉まんやシュウマイなど点心がゴロゴロとそびえる昆布茶の湖で遊び、さらに暴食する。


スリラーバーク復興など完全に忘れて、
ペローナはお菓子の森の虜になっていった。

大変美味しいお菓子を散々平らげ、ペローナの食欲は満たされるどころかみるみる増長してゆく有様だった。
暴飲暴食に明け暮れて、ペローナも満腹でとうとう倒れてしまった。

ペロ:うっぷ…………もう食えねぇ〜〜…!
苦しいのに………まだ食い足りない………。
もうお腹パンパンだぜ………あれ?
パンパンというより……ぷよぷよ?たぷたぷ?

大の字になって横たわったペローナは自分の身体の異変に気付いた。
腹回りはたっぷりとした丸みを帯び、柔らかい贅肉で膨らんでいたのだ。

ペロ:いやいや、ハラよりもっとデッケェのは………胸?
ムネェェエェエエ〜〜〜!!!?

342名無しさん:2016/04/21(木) 03:57:43 ID:diz171AQ0
女の胸は人並みに豊満であったが、
気が付けば「人間以上」の大きさになっていた。

ホールケーキのような太っ腹さえの上に覆いかぶさるように乳房が肥大化し、
胸元が大胆に開いた黒いドレスも布が裂けて、
だらしのない巨大おっぱいをむき出しにしていた。
さながら決壊したダムから巨大なパンナコッタ二つが溢れ出たような醜態に進化していた。

ペロ:おっぱい!おっぱいか!?なあコレ私のおっぱいなのか!!?
おっぱいじゃねーよこんなの!!?こんなの私のおっぱいじゃねーよ!!?
バケモノじゃねーか!!?私、おっぱいお化けじゃねーかア!!!

パニック寸前になって自身の身体を確かめるペローナ。
彼女を襲う現実はこれだけではない。

重くなった体を慌てて起こして、尻を触ってみる。
大きくて生暖かいクッションが尻と一体化しているような感触にゴーストプリンセスも恥辱を隠せない。
乳房だけでなく、ヒップの肉までも同じくらいに肥大化しており、
まさに「お化けカボチャ」といっていいくらいの巨尻に成り果ててしまった。

続いてペローナは、自身の手足を触って確かめる。
すらりと伸びていたはずの太腿にも二の腕にも風船のように贅肉がつき、
身もだえするとプディングのようにぷりんぷりん揺れてしまう。
プリンセスを自称する乙女にとっては最大の侮辱であった。

ペロ:ひぃん!?どうしよう!!?おっぱいもケツもバケモノみてェになっちまって、
ブクブクデブになっちまって、どうなっちまったんだよォ!!?
私の身体ァアアア〜〜〜〜!!?

ようやくこの場所の異常さを思い知り、
変わり果てた女の嘆きが霧の海に木霊する。

343名無しさん:2016/04/21(木) 03:58:30 ID:diz171AQ0
「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。

お菓子でできた樹海へと変わり果てた海賊船スリラーバークで、
これまた変わり果てた娘、ペローナがいた。

……はぶはぶっ…はぷっ…ガツガツ……

ゴシックロリータのドレスもバラバラに破れて決壊し、
小山のように肥え太った身体で彼女は甘露を貪る。

ペローナ:ハア……ハア……うんめェ……
まぐまぐ……まぐまぐまぐ………んごきゅんごきゅ…………
フゴッ…フゴゴッ………ホロホロホロ………

このお菓子の森に手をつけた彼女はその甘い美味の誘惑に負けて、
底なしの大食漢になってしまった。

ペロ:……あまいの……あまいの…もっとくいてェ……!!!

……バクバクバクバク、バクッッ!!!

非常識なほどにふくよかになってしまったゴーストプリンセス。
飽食の代償として彼女の身体は異常な速度で異常に太ってしまったのだ。

ペロ:はーあ……なんでこんなことに……ムッチャムッチャ……
ダメ剣士の見送りも終えて、ようやくスリラーバークに帰ってきただけなのに……(泣)
訳わかんねぇお菓子の森になってて、甘い誘惑に負けて、
怪物みてぇにブクブク、ブクブク太っちまうなんて………ゴックン(泣)
こんな身体じゃまるでモリア様みてェだぞ…(泣)

ペロ:全部このお菓子どものせいだ……パグッパググッ…美味しすぎてナミダ出てくらァ……(泣)
こんな美味しいモンもう食べたくねェ……でもやっぱり食べちまう……はぶっっ
はあ……これから私は一生ブクブク太り続ける運命なんだな…………ホロホロホロホロロロ…………

344名無しさん:2016/04/21(木) 03:59:22 ID:diz171AQ0
ペロ:自暴自棄になってチョコケーキとアップルパイを頬張るペローナ。
そんな彼女の巨体はもじもじとねじれて揺れ始め、息は荒くなり、滝のような大汗をまとっていた。

食欲とは違う甘い衝動が娘に込み上げてくる。


ペロ:……………………
………エッチがしてェな………(はぁと)

ペロ:へへ………どうせ誰も見ちゃいねェし………
オナニーしちゃおっと♪


すっかりサイズの合わなくなった衣服を脱ぎ捨て、
ペローナは産まれたての赤子のようになってしまった。
やけに図体のデカイ赤子だが…。


じゅぷじゅぷ……じゅぷ……
ペロ:ハア……ハア………

お菓子の森の静寂に響き渡るのは…
肥満化しきったプリンセスの大きな呼吸音。
森で拾った「特大ジェネラル☆オヤンキー」をおまんこにねじ込み、激しく出し入れする水音。

水音:じゅぷ……じゅぷじゅぷ……

ペロ:こんな時、クマシーさえ居りゃあアイツのクマ巨根でたっぷり奉仕させれるのに………
………さみしいよ、クマシー………ぐすっ(泣)
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ

大きな大きな腹をさすってペローナは妄る。

ペロ:…モリア様の巨根も、もっとデカかったよなぁ……
見た目通りのデカちんで丸一晩も責められて………
………スゴかったよなあ……はあ…………
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ

お肉の山脈みたいに肥え太ってしまった自身の身体がどうしようもなく悔しくて妄り狂う。

ペロ:モリア様………見ないでぇ………こんな不細工な身体、見ないでぇ………
お菓子ばくばく食ってぶくぶくふと”っぢま”って”ぇえ………
モリアさま”にわらわれぢまう………ばかにざれち”まうよ”ぉぉお”ぉおお
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
ペロ:うわあ”ぁぁぁあ”ぁあああ”ぁぁ”ああああんんんん”!!!!

345名無しさん:2016/04/21(木) 03:59:54 ID:diz171AQ0
恥辱と屈辱と劣等感にまみれて乳児のように泣きわめく。
それでもオヤンキーは激しく出し入れされて止まらない。
羞恥心と自己嫌悪がますますペローナの劣情に火をつけて興奮させる。


ペロ:こんなからだあ………ぶひっ………はずかじいよぉお…!!!
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
ペロ:はずがぢぃい………はずがぢぃいよぉぉおぉおおおお!!!
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
ペロ:モ”リア”ざま”あぁぁぁあぁあああああああ!!嫌”わないで、ぎらわばいでよおぉおぉぉおおお!!!
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
ペロ:んんほおおおおおぶひひひひいいいいいいきもちいいいいいい!♪!♪!♪

海王類のような肥満体を激しくよじって震えて、ペローナは快楽のまま暴れ踊る。
ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ
   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ
ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ
   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ
ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ
   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ
乳肉、腹肉、尻肉、太もも、二の腕、全身の大きな大きな贅肉を打ち震わせ、ゴーストプリンセスは大いに壊れた。

ペロ:ぼりっぼりあ”ぁあっっっ…!!!も”り”あ”ざばあああああぁあぁぁああん!♪!♪
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
ペロ:こぉんなにぶくぶくでぶになったのおおおお!♪!♪でぶでぶになったのおおおおおおお!♪!♪
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ
ペロ:ぶひぶひぶひぶひぶひひひいいいいい!♪!♪!♪!♪
ほおろほろほろほろほろほろろろおおおおおおお!♪!♪!♪!♪(はあと)
水音:じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ

346名無しさん:2016/04/21(木) 04:00:36 ID:diz171AQ0
………あはあんっ!!!

ぷしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ペロ:はふぅうんっ…………ぶひん……ふるるるるっ

丸々と肥えた巨漢が恥ずかしそうに、しかしあまりにも豪快に潮を吹き上げて絶頂した。
丸くて大きな巨体が羞恥と劣情と興奮で打ち震え、ぼてんと倒れ尻もちをつく様はもはや発情期のケダモノだった。

うら若き乙女、ゴーストプリンセスの面影など微塵もなかった。

347名無しさん:2016/04/21(木) 04:01:24 ID:diz171AQ0
「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。

かつて死者たちの魔境「スリラーバーク」だったお菓子の樹海で、
かつての支配者の一人、ペローナはさらに肥えていた。

ペロ:…ガツガツ……ムシャムシャ……んごきゅ……ぶちゅぅぅぅうう…じゅるるっ………
…フごふゴっ♪………ブひヒヒっ♪……ホロホロホロ♪……

森を形作る大量のお菓子のおかげで食糧には困らず、
美味すぎるお菓子に魅入られ、貪り食らうこと十日目。

ペロ:……ごフごゴふっ♪……ぷハァっっっ
…うんめぇぇえ〜〜〜〜……♪♪♪(はあと)
ぐぇぇっぷ♪



どっすん   どっすん   どっすん   どっすん
   どっすん   どっすん   どっすん   どっすん

お菓子の森に重い地響きが広がる。森のヌシがエサを求めて歩き回っているのだ。

   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ
ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   
   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ
ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ   
   だぷんだぷんっ   ぶるんぶるんっ
ぶるんぶるんっ   だぷんだぷんっ

348名無しさん:2016/04/21(木) 04:01:49 ID:diz171AQ0
ペロ:ふんふふん♪ふ〜ん♪ふんふふ〜〜ん♪
上機嫌な鼻歌交じりにヌシが歩くたび巨体が揺れる。
豊満すぎる身体中の贅肉がにぎやかに踊るのだ。
巨大な乳房が腹肉のベッドの上でたっぽたっぽと激しく弾んでリズムを刻み、
太ももの動きと連動して、カボチャのような巨大尻もぶるんぶるんと妖艶に踊る。

ロールケーキと見まごうぶっとい腕をぽよんぽよん震わせる。
森中に実る菓子や果実を手当たり次第にもぎ取ってありったけ抱きかかえるのだ。

歩くだけで体温が上がり、どしゃ降りのような大汗をかく。
ペローナの肥満体がまとうのはむせ返るように甘ったるく、
しかしてイチゴにも似た爽やかな芳香。
彼女自身の体臭が放つ高貴な雌のフェロモンである。


暴飲暴食を繰り返し、彼女は変わり果てていた。
巨大な体躯の怪物が大量のお菓子を抱えてほおばり、恍惚に溺れる。
そんな姿だった。

まずはシルエット。まん丸で大きなお肉の塊が裸んぼで、
滝のような大汗をかいて菓子を貪り食う。
人間という生物からはだいぶかけ離れた姿だった。
推定体重はおおよそ300kg以上であろうか。

お菓子の森で暮らし始めてから服のサイズが合わなくなった。
急激に肥満化してゆく身体にゆったりとしたドレスもついてゆけず破裂したのだ。
他人が1人も居ないことをいいことにペローナは全裸のまま森で暮らすことにした。

そこからだった。彼女のオンナとしての「尊厳」がなくなったのは。

食欲と肥満化はますます加速し歯止めが利かなくなった。
羞恥心も徐々に薄れ、満腹になれば日が暮れるまで一人エッチばかりしていた。
「特大ジェネラル☆オヤンキー」をディルド代わりに挿入して激しくインアウトして絶頂する。
そうしてさんざん妄り狂うと腹が減ってまた暴飲暴食を繰り返す。
それがペローナの毎日になってしまった。

349名無しさん:2016/04/21(木) 04:02:26 ID:diz171AQ0
この島に来る前のペローナは均等のとれたスリムなシルエットに、
女性らしさの象徴である豊かなバストとヒップがメリハリを作り、
俗に言うナイスバディの典型であったが、食欲の虜となった今では見る影もない。

キュッと締りのあったウエストも今では巨大マシュマロと見まごう腹肉が山のようにせり出し、
ペローナの巨体の大部分を占めている。

その巨塊な贅肉のソファの上に乗っかっているのは二つの巨大な乳房。
腹肉に負けず劣らず肥大した乳肉はおとぎ話の出てきそうな巨大な果物に見えなくもない。
片方の乳だけで成人男性1人分の重さである。
妊娠してもいないのに胸の乳腺がパンパンに張っており、
こぶし大ほどの巨大乳首が常に勃起しながら噴水のようにだらしなく母乳を吹きだしていた。

肥満の領域を超えてしまったペローナの身体を支えるのはこれまた巨大な尻肉。
大きく丸々とした二つの塊が巨体に敷かれてもつぶされず、丸さと大きさを維持している。
その風貌はハロウィーンとかで見るようなお化けカボチャといった感じか。

つい最近まですらりと伸びていた太ももは、巨尻の肉と一体化して巨大な丸太のようになっていた。
森のお菓子の食べ回るためにぶくぶくに肥えた肥満体で駆けずり回るうちに、
丸々と肥えて膨らんだ太ももは、分厚い脂肪の下に強大な筋肉の塊を隠し持っていた。

贅肉で埋もれ、ゼリーのようなぶよぶよの二の腕。
手当たり次第に食べ物をつかんで引き寄せ、口の中へと運んで詰め込む。
そんな無限に続く運動のたびに、プディングのようにぷるんぷるん、と揺れてしまう。

甘いものばかり摂取しているにもかかわらず髪ツヤ、肌ツヤはますます美しくなっていた。
巨大な怪物の身体がまとう柔肌はつき立てのモチのようで、その巨体の醜さを若干和らげ、
洪水のような大汗にまみれても「あせも」一つ無く、濡れた柔肌は艶めかしく、耽美な雰囲気すら感じさせる。

いちごミルクを彷彿とさせるピンクブロンドの長髪は飴細工のようにつややかで、
大汗で濡れた広大な肩や背中の贅肉に張り付いて、
巨大なパンケーキにいちごジャムの渓流が無数に流れるような景色と化していた。

やせていた時はイマドキのおしゃれな女子といった面相も今ではまん丸に膨れ上がっていた。
すっきりとしていた顔のりん郭もぶ厚いほっぺた、二重あごと一体化し風船のように肥大していた。
大きくぱっちりとした二重まぶたなどの顔のパーツはかろうじてくずれておらず、
かつて持っていた品のある可憐さ、ゴーストプリンセスの面影を色濃く残していた。

だが、怪物のように膨れ上がった肥満体で大量のお菓子を抱き寄せて、
口の中に強引に詰め込み息が詰まるほどほおばり、卑しくむさぼり飲み込んでゆく。
そんな姿に美しい姫君の面影などあった所で悲しいだけだった。

350名無しさん:2016/04/21(木) 04:02:55 ID:diz171AQ0
ペロ:ぶひヒンッ……ブヒひぃ………ぐぇぇっぷ♪
は〜しあわせ、食ったくったぁ。
まぁた豊満になっちまったかぁ?私のぉ、カ・ラ・ダ♪

甘ぁい声色でつぶやき満足そうに満面の笑みをうかべるペローナ。
散々お菓子を平らげてようやく満腹になったかと思いきや、
森で生っていた巨大ヒョウタンを食後酒代わりだと言わんばかりにラッパ飲みし始めた。
ヒョウタンの中身は甘ぁ〜いイチゴミルクのアルコールドリンク。

ペロ:んごっんごっんごっ………ぷはあぁ〜〜〜〜〜っ♪♪♪
んぶひっ…んぶひひひひ………ホロホロほろほろ♪♪ホろほロほロホろ♪♪(はあと)

すっかり泥酔状態となって上機嫌のペローナは、自身の腹や乳を手でポンポンと鳴らし始めた。

ペロ:はぁ〜、スッゲェ揺れてるぜぇ〜…(はぁと)
はァ…ふゥ〜……ひッっク、よくもまあ、ここまでデブっちまったモンら”ぜ…。
カワイイなぁあ〜〜〜あたしのおなかぁ……おっぱい……おしりぃ〜〜(欲情)

扇情的な手つきで自身の身体を愛撫するペローナ。
たぷんたぷんに膨れ上がり肥大化した巨腹を、乳房を、巨尻を、
贅肉で膨れ上がった巨体を下品に揉みしだき、存分に味わい堪能する。

ペローナは急速に肥え太ってゆく自身の身体に性的興奮を覚えるようになった。
たぷんたぷんに膨れ上がり肥大してゆく巨腹、乳房、巨尻、
肥満化してゆく己の肉体にこの上もなくどうしようもなく、
欲情し、興奮し、恍惚とするようになっていた。

急激な肉体の変化、もしくはそれによる自信喪失、羞恥心と自己嫌悪による絶望。
はたまたこの樹海のお菓子を摂取するたび増大してゆく食欲と性欲。
それらさまざまな要因が合わさって暴走し、自我を飲み込んだのか。

351名無しさん:2016/04/21(木) 04:03:45 ID:diz171AQ0
ペロ:はァ…はァ…いててぇ〜、おっぱいパンパンで苦・し・いぃ〜(はぁと)

甘えた声で喘ぎながら、ペローナは自身の巨大すぎる乳を持ち上げて、そのデカ乳のてっぺんをつかみ上げた。

ペロ:えへへっ……ペローナちゃまのぉ陥没乳首ぃ…、あはぁ〜ぁん(はぁと)
おっぱいデッカくなりすぎてぇ…ナカに埋まっちまった包茎チクビぃ〜〜
おまんこみてぇなチクビと乳輪をぉ指でほじくってかき回すのぉお〜〜〜

ペロ:あひっ……あはぁん……いやぁ〜〜んん(はぁと)

ペロ:そしてぇ〜…そしておもっきり、押し広げるのぉぉ〜〜〜〜
はああアアァあっ……らっ…らめぇ……だんめえぇぇえぇえ〜〜〜!♪!♪!♪!♪

ペロ:ふフィ〜、フふぃ〜、あはあん♪!♪!
オマンコにゅうりん、ぱっくりムケ開いてぇおっぴろげてぇえ……
デカぱいにぃ埋まっちまった包茎ちくび、ムキ出しちまうのじゃぁあ〜〜♪!♪!♪
ぶひっ……ぶひブヒぶひブひぶヒヒっ………ほろほろホロホロほろホロロ………(はぁと)

ペロ:あひひっ。ナカに引っこんじゃてやがるぅ、乳カスだらけのびーちく、つまみ上げてぇえん……
ぼっきしたおデブチクビをひっぱりムキ出すのぉお〜〜〜(はぁと)ムキ出すのだぁぁあぁあああ〜〜〜♪!♪
ぶひひっ……ぶひひんぶひひっ………ぶひゃひゃひゃぁぁあぁああああんんん!♪!♪!♪!♪
あはにゃぁぁあぁあああんんん♪!♪!♪ふがにゃにゃああぁあぁぁぁあああァンンン♪!♪!♪

ペロ:ぶひぃいん!♪!?射乳する!?おっぱい射乳するのぉ♪!?ぶひにょぉお〜〜発射するぅう♪!♪
デブすぎ豊満デカぱいでぇぱんぱんに溜まったぁ濃厚ブタ姫ミルクぅぅう噴射しちまうにょだああアぁァアァァあああああ♪!♪!♪!♪

ぶぴゅぴゅぴゅぅぅぅうぅううううううう
ぷしゃあああぁあぁあぁぁぁあああああああ
びゅぅるるるるるぅうぅうぅぅぅうぅうううううう

海王類のような巨漢の巨大な乳房から、間欠泉のような母乳が点まで吹き出し、大量にあふれ出した。
むせ返りそうなほど甘く濃厚なミルクの香りがあたり一面に広がっていた。

352名無しさん:2016/04/21(木) 04:04:05 ID:diz171AQ0
ペロ:ぶひひぶぶひひいぃぃいぃいいいんんん♪!♪!はにゃあぁあぁぁぁあぁあああんんん♪!♪!♪
おっぱいみるく出りゅうぅぅぅうぅうううううう♪!♪!♪
おっぱいみるく射精しちまうぅぅぅうぅううう♪!♪!♪
おっぱいイっぱいいいいいぶしゃあってなっちゃうのおおおおおおおほほおほほほおほほ♪!♪!♪
ぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひひぶぶひひひいぃぃいぃいぃぃぃいいいいいいんんん♪!♪!♪!♪!♪

大福のような顔を真っ赤に染めて、快楽に溺れとろけきった表情を浮かべるペローナ。
どうしようもない欲情と興奮が彼女を支配していた。

ペロ:ひぃ……ひぃ……ぶひひっ…もお、らめぇえ………(はあと)

ペロ:ぶほぉっ!!?おまんこぉお♪!♪?おマんコ苦しいのぉお!♪!♪

股間が燃えるかのような感覚に襲われ、ペローナは巨大な腹肉を持ち上げた。
贅肉をかき分けてマンコへと辿り着き、「特大ジェネラル☆オヤンキー」をねじ込むようにして挿入し、膣の深くまで沈めた。

ペロ:ハァハァ………ハァ……ハァ………ふぅぅうんん………(はあと)
おまんこぉっっっペローナしゃまのおまんこぉお………
ぶっといおやきぶち込んでぇええ♪おなかずんずん突いちゃうのぉぉお♪

ぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっ
ペロ:あはぁぁあん………はぁぁぁあぁああん(はあと)
もえるぅぅっっっおまんこジンジンしびれて燃えるぅぅぅ♪!♪!♪
あつくてもえてぇぇえ、とろてちゃうのぉぉぉおぉおおおおおおおおほろほろほろほろほろほろ!♪!♪!♪!♪

ぶっしゃあああああああああああああああああああああああああ

あっっっあひいぃぃぃいいっっっぶひっっっぶひひんっ………ぶひいぃぃぃいぃいいんん(はあと)

少女の下品な喘ぎ声と肉厚な水音が響く。
そびえ立つ巨大な柔らかい塊が、ぶるんぶるんと波打つようにうごめく。
極太のオヤンキーを激しく出し入れさせて、
恥部からは脈打つように潮を噴き、甘ったるい雌の香りがあふれ出す。

ぶっしゃあああああああああああああああああああああああああ
じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷ
ペロ:フぅ……フぅ……ぶひひっ………ぶひひんぶひひぃん(はあと)
むほっ……むほほほほ……むほほほほほほほほほほろほろほろほろほろ…ホロホロホロホロホロホロホロロロロロロ(はあと)


「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。

お菓子の森スリラーバークで、
ゴーストプリンセスはオンナとしての尊厳を完全に失くしていた。

354500:2016/04/23(土) 11:17:22 ID:9VjTgvu60
1.孤高の狙撃手と海賊の狙撃手
アム(以後アのみ)「…こんなところかな?」
両手に食料や日用品を抱えた少女、アムが呟いた。
彼女が暮らすこの繭世界ではいろんなモノが落ちて来る、無機物・有機物問わずでガラクタから役立つモノまで何でもである。
アムはそんな落ちて来たモノを生活の糧として相棒のキルトと共に変わらぬ日々を送っていた、そして今日も変わらぬ日々が続く筈だったのだが…。
キルト「ミャグ!ミャグミャグ!!」
ア「何、キルト? そんなに慌てて………んっ?」
突然騒ぎ出したキルトにアムは怪訝そうな顔でキルトの視線の先に目をやると1つの光が落下していくのが見えた。
ア「近いわね、いつも通りの落下物ならいいんだけど…けど、キルトがこんなに慌てるって事はなかったし…」
アムは少し思案する。
ここは何でも落ちて来る…それは危険なモノも例外ではない、護身用の銃を確認するとアムは面倒そうにしながらも光が落ちていった場所へ向かった。
ア「この辺りの筈ね、面倒事じゃなければいいんだけどなぁ…」
光が落ちた場所へ来たアムはキルトに静かにするよう指示を出して周囲を見渡した、すると1人の少女を発見する。
見たところ人間のようで気絶しているように感じる、影法師…言葉が通じぬ化け物ではなさそうだ。
ア「人間、よね? 私以外に初めて見たわ…大丈夫かしら、無害そうだけど…」
アムは警戒しつつも近付き銃でつついてみると頬がぷにぷにと動いた、それと同時に身動ぎをする。
アムは近くで見て人間である、気絶しているだけなのを確認した後、少女を起こそうとはたき始めた。
ア「えい、えい…!」
ソノラ(以後ソのみ)「ん、んん〜…い、痛、痛い…痛いって………痛いってば!」
ア「…起きた?」
ソ「もう先生!痛いってば!ごめんって、さっきは揉み過ぎたから………んっ?」
寝ぼけ眼を擦りながら視界がはっきりしてくると自分がさっきまでいた船室ではない事に気付いたソノラは慌てて飛び上がる。
周囲を見ても海のうの字もなければ船のふの字もない、加えて言えば愛しのアティ先生の姿もない。
船室でクノンから伝授された肥育方法でますます豊満な身体つきになったアティ先生を愛でていた筈なのに…。
ソ「え…先生?先生はどこ!?」
ア「ちょ、ちょっと落ち着いてよ」
騒ぎ出したソノラにアムも狼狽えながらも声をかける、ソノラもアムにようやく気付いたのかアムに視線を向けた。
ソ「あ、あんた誰?」
ア「…そっちこそって言いたいけど、私はアム。貴女は?」
ソ「あ…私はソノラ、えっと…」
そこからは定番のやり取りだった、ここは何処か?何故こんな状況に?等と言ったモノから簡単な自己紹介やこの世界についてまで…。
それらが終わるとソノラはアムの手を掴むと、
ソ「お願い!一緒に先生を探して!一緒の船室にいたからきっとこの世界に来てる筈なの!」
ア「えぇ?…成り行きでここまで来ただけで、そこまでする義理は…」
ソ「お願い!この通り!」
ア「銃を突き付けながら言うんじゃないわよっ!?」
結局、ここで見捨てたら見殺しも同然と折れたアムはソノラを保護・協力をしていく事になった。
これが変わらぬ日々の終わり、そして新たな日々の始まりだった。


プロローグ的なものは素早く出来たので、投降させていただきます。世界観は以前投稿したサモンナイト3の世界観と同じです。加えてサモンナイト6の登場キャラの順番やら展開は大分異なったりネタバレがあったりなかったりするので注意して下さい。携帯からの投稿なので少しおかしいかもです。ではでは!

355500:2016/04/23(土) 20:54:59 ID:9VjTgvu60
2.嗜好伝染
アムとソノラが一緒に過ごすようになってから早くも数日が過ぎた。
最初はリインバウムと繭世界との違いに戸惑っていたがそこは海賊、各地を冒険した経験から適応するにはそんなに時間はかからなく、アムと食料調達等も行える程度にはなっている。
そしてその調達した食料をソノラとアムは一緒に調理していた。
ア「海賊弁当ね…少し量が足りないんじゃない?」
ソ「こ、これでも足りないの? 先生ほどじゃないけど、これ…女性1人分の量じゃないよ?」
ソノラが料理している海賊弁当の量に「足りない」と言ったアムだが、海賊弁当の量は凄まじい。
少なくとも3人前は軽く超えており、ソノラが言う通りアティ先生に用意する量ほどではないにしろ大量なのだ。
アムはけっこうな大食いだった。
ソ「アムって大食いね、それでその身体かぁ…いまだに痩せないとって言いつつ食べちゃってる先生が見たら嘆きそうだなぁ…」
ア「その先生、アティだっけ? キルトが気配を感じた場所や、行った事のない場所を探したりしてるけど見つからないのよね」
ソ「うん、先生の事だから大丈夫とは思うけどさ。はぁ…ここが普通に人がいる街でもあれば先生なんてすぐ目撃されて見つかりそうなんだけど」
ア「かなり太ってるのよね、確か…けどそんなに目立つ程の肥満体なの?」
この数日でアティ先生の外見や特徴を教えてもらっているアムだったが、ソノラが言う程の肥満体など想像がつかないらしく怪訝そうにしているとソノラは目をキラキラさせながらアティ先生に関して熱弁する。
ソ「目立つ目立つ!あれだけ太ってる人なんてそうはいないよ、けど肥満だからって嫌悪感なんて抱く必要ないくらい魅力的なんだから!  あのずっしり重い胸もお腹も、揉むと凄い気持ちよくて抱き付けば全身を包んでくれる、とにかく最高なんだから!」
ア「そ、そう?」
若干引きつつソノラの話を聞くアム、アム自身は別に肥満体に関して特別嫌悪感を持っている訳ではないが好印象を持っているという訳でもない。
だが話を聞いていると魅力があるように感じるし、肥満というのもあくまで知識でしか知らない…。
ア「(そんなに良いモノなのかしら?…アティ、ちょっと興味が出て来たかも知れないわね)」
アムは無意識の内に肥満というものに興味を持ち始めていたのだった。
そして調理を終えて食事を済ませた頃にキルトが騒ぎ出す…どうやら何かの気配を感じ取ったらしい、しかも禍々しい魔力も感じているようだ。
キルトが気配を感じた場所を確認したアムは禍々しい魔力の件も考えて難しい顔をする。
ア「場所は…流砂の谷か、砂が川のように流れてる危険な場所ね、しかも禍々しい魔力と来た…  どんな面倒事があるか分からないし放置した方がいいかも知れないわ」
ソ「ま、待って。もしかしたら先生かも知れないし、私は調べに行きたい。今は少しの手掛かりでも欲しいよっ」
ア「けど、場所も危険なのに加えて禍々しい魔力…闇雲に動いたらかえって取り返しのつかない事になるかも知れないわ!」
ソ「それは分かってる、だけど先生だとしたら1人で大変な目に合ってるかもしれない…私だけでも行くからっ!」
ア「……あぁもう!分かったわよ、準備するから待ってなさい!」
押し問答になったが最後はアムが折れる形で流砂の谷に向かう事になった2人は、そこでお目当ての1人と2人…3人の人物に会うのだった。




pixivの方にも同時に投稿しております、これで騙られる心配と作者である証明が達成出来れば幸いです。
あと何とか急いで出来ただけでだいたい1週間単位で投稿出来たらいいかと考え中、次回かその次辺りから肥満化描写に入れると思います、ひさしぶりにSSを書くので書き方をけっこう忘れていて大変です。ではでは!

357 ◆t3E9hfR0Bc:2016/04/29(金) 00:03:49 ID:8VALziD20
29日ですので、毎月の駄文を・・・

ttp://www1.axfc.net/u/3657984.zip
パス:himanka

よろしければどうぞ

358名無しさん:2016/04/29(金) 07:07:27 ID:1pbpvp/c0
乙乙!

359名無しさん:2016/04/29(金) 17:40:11 ID:WW22mpOY0
ひゃっほー有難乙! 毎月どんなネタでくるのかワクワクしてるぜ。

360547:2016/04/29(金) 23:47:09 ID:A.8pXNoc0
◆t3E9hfR0Bc 氏乙です!
500氏も、そのきっかけは残念ですが、
新作を投稿してくれる事自体はとても嬉しいです。
便乗して、自分もSSを投稿します。
前作「WONEDRS OF――」の続きです。


スバルとティアナがはやての体型を知ったその日の夜、
はやてとシャマルは一緒に夕食を食べていた。
「いや―とうとう私の体型の事、バレてしもうたわ」
「その割には落ち込んでは無い様ね、はやてちゃん」
「二人ともそれ程態度変えんかったし・・・スバルの乳も揉めたしな
・・・そういや、シャマル達と会ってもう10年になるんやね」
「確かにそうだけど、
「いやな、久しぶりにシャマルの料理食べたらな、時間の流れをしみじみと感じてな。
ようここまで上達したわ・・・」
「・・・うぅ、褒められてるのに複雑な気分・・・」


10年の歳月は2人を大きく変えた。
独りぼっちだったはやては、今では機動六課を率いる部隊長で、
使命と契約に縛られていたシャマル達ウォルケンリッターも、自分の意思で戦う騎士に戻った。
――2人の体も成長していた。主に横に。

小さく、華奢だったはやて。成長した今でも同年代の皆と比べると、背は低く見える。
その一方、横幅は並ぶ者が無い程に成長した。
とりわけ成長したお腹は、その背丈に並びかねない程の大きさである。
それでいて、顔はぽっちゃりレベルの丸顔であった。

八神はやて 体重106kg B120cm W141cm H112cm


ウォルケンリッターとして、変わらぬ姿で長い年月を過ごしてきたシャマル。
そんな彼女の姿も、この10年で大きく変わっていた。
お腹周りは柔らかい脂肪に覆われ、ぽっこりと突き出ている。
しかし、その上下と見比べると括れている様にも見えてしまう。
元より大きめだった胸は、西瓜並みの爆乳となり、
次いで成長したお尻は、桃の様な巨大さを誇っていた。
サイズ自体は、はやてと同等なのだが、お腹との対比でより大きく見えていた。
そして、顔もはやてと同程度の肉付きで、
ふっくらとしてある意味可愛らしい、ぽっちゃり顔である。

シャマル 体重111kg B121cm W82cm H117cm

ちなみに言うと、ド下手だったシャマルの料理の腕前も、10年に渡るはやての指導によって、彼女と並ぶほどに上達した。
しかし、その過程での大量の試食により、シャマルは体の方も横に大きく成長、
つまり激太りしてしまったのだ。


(明日になったら、スバルとティアナに私の姿を見せようか。
・・・それから、流石にダイエットを始めないと・・・うん、明日になったら・・・)

おわり

361500:2016/05/02(月) 13:30:02 ID:UzQZXiqc0
3.抜剣者と誓約者と召喚師 ア「ここが私の家よ」 アムとソノラ、そして出会った3人は、出会った場所である流砂の谷にて謎の魔物…蜘蛛の尖兵と戦いになったものの撃退に成功し、今はアムの家に皆で帰宅したところである。 ?「え、えぇ!?本当に町になってる!?キルトに吸い込まれたのは確かな筈だし…本当にキルトの中にこんな空間があるんだ…」 もみあげが目立つ少女が驚きを露わに呟く、事前にアムから聞かされていたとはいえキルトとという護衛獣のような生物の中に町ほどの広大な空間があるとは半信半疑だったようだ。 ?「あっはは、いや〜驚きだけど面白かった♪ ナツミも面白かったでしょ?」 こちらはアホ毛が目立つ少女が先ほどの少女、ナツミに笑いながら声をかける。 ナツミ(以後ナのみ)「面白かったって、あっという間の事で何がなんだか…ひょっとしてカシスは召喚師だからあぁいうのにも慣れてるとか?」 カシス(以後カのみ)「そういう訳じゃないけど、滅多にない経験だしね。好奇心の方が強いというか…」 アホ毛の少女、カシスがナツミに返事をする。2人は元々サイジェントという街にて共に過ごしていた仲間であり、この世界でも2人で何とか生き延びていたらしい。そして、 ?「はぁ〜…これは凄いですね、生物の中にこんな広い、ふぅ…空間があるだなんて」 ナツミ、カシスに続いて合流する事の出来た3人目…。ソノラの探していた相手、アティ先生が戦闘でまだ上がっている息を落ち着かせる為に一息つきながら周囲を見回していた。 ア「………」 アティ(アムと被るので以後もアティ)「…? アムさん、どうしましたか?」 ア「あ、いや…何でもないわ」 アティ先生から声を掛けられアムはアティ先生に向けていた視線を慌ててそらす、しかしまたすぐに視線はアティ先生へ…正確にはその身体に視線は向いていた。 ア「(ソノラの言ってた通り。うぅん、それ以上かも…)」 いつの間にか凝視するアム、カシスとナツミ…2人はごくごく普通の体型だがアティ先生はけっこう、いやかなりの肥満体だった。まず下半身から見ていくと足は、その身体に蓄えに蓄えたお肉を支える為と言わんばかりに極太でブーツの靴紐は引っ張られてパツパツとなっており今にも靴紐が切れそうだ。加えて両足の間には足の肉同士がくっついて隙間がなく、ここに来るまで歩いていた時も動かす度にムチムチムニムニと擦れている。そしてその足が伸びている根元であるお尻は巨大の一言に尽きる、生地の長さ・大きさからして本来ならひざ程までは来るロングスカートであろうスカートはその巨大なお尻に生地を引っ張られ、持っていかれてミニスカートのようになってしまっていてこれまた巨大なパンツが見え隠れだ。その上のお腹は流石というべきか1番のお肉の貯蔵場所であり、大きく楕円形に突き出た太鼓腹は腰辺りでクロスするように巻かれたベルト2本に支えられる形で前と左右に腹肉を溢れさせ、ベルトで抑えられたお腹は実に窮屈そうである。更にそのお腹に負けないと言わんばかりに胸も大概な大きさを誇っており超乳と言うべきだろう、まるで中に何か詰まっているかのように丸くハリを持っている胸はお腹の肉に僅かに乗っかりつつもまだ垂れてないと自己主張をしているようだ。

362500:2016/05/02(月) 13:38:50 ID:UzQZXiqc0
腕はと言えば他の身体部分に釣り合わんとするかの如く同じく太く、立派な大木で出来た丸太のような圧巻の腕で、その腕は重量たっぷりの胸を支えるように胸とお腹の間に両手を合わせるように腕組みをしており、それに持ち上げられる形で胸が少し楕円にがり持ち上がって胸の存在を更に主張させている。最後に顔は他と比べると肉付きはそれ程だが、あくまで他に比べるとであり丸々とした触るとプニプニしそうな頬肉に首をある程度隠す程に肉を蓄えた顎と、お肉で膨れた顔付きだ。しかしそれ程、数百キロはあろうかという肥満体型だが不思議と嫌悪感は感じず、むしろ全部を包み込むような包容力を身体に感じ、プクプクと肉で膨れた顔は可愛らしさを感じる…。アムはそんな風に感じ、アティ先生を更にじっと見つめていた。 ア「(何だろう、この感じ…私ってそんな趣味があったのかな…分からないけど、嫌いじゃない。あの実っているというか熟しているというか…)」 そんな風にアムがぐるぐると思考を巡らせていると、 ソ「ア〜ム〜? 何をそんなに熱心に見てるのかなぁ?」 ア「…えっ!?」 声を掛けられた。ふと気が付けばソノラがジト目でアムを見ている、アティの方も流石に視線を強く感じていたのかしきりに体をよじらせて少しでも身体を小さく見せようとしているが逆に肉が動いて存在を主張していた。ナツミとカシスはそんな様子を何かあったのかな程度に伺っているだけだが、よくよく見ればソノラからは私のモノに手を出さないよね?という威圧の気配がにじみ出ており、アムは早く家に入ろうと場を誤魔化したのだった。



投稿間隔を早くして内容が短くするか、遅くても長くするか悩みどころです。あとアティ先生の描写は気合を入れました!そして他のSS投稿者の皆様も頑張って下さい!   そしてパソコンから規制がかかって何故か投稿できないので携帯からの投稿だけど、改行とか投稿しにくい・・・見にくくてすみません。

363名無しさん:2016/05/02(月) 21:22:13 ID:dX3vXVe60
おおう。 ちょっと借りるのぜ
>>361

3.抜剣者と誓約者と召喚師

ア「ここが私の家よ」
アムとソノラ、そして出会った3人は、出会った場所である流砂の谷にて謎の魔物…蜘蛛の尖兵と戦いになったものの撃退に成功し、今はアムの家に皆で帰宅したところである。

?「え、えぇ!?本当に町になってる!?キルトに吸い込まれたのは確かな筈だし…本当にキルトの中にこんな空間があるんだ…」
もみあげが目立つ少女が驚きを露わに呟く、事前にアムから聞かされていたとはいえキルトとという護衛獣のような生物の中に町ほどの広大な空間があるとは半信半疑だったようだ。

?「あっはは、いや〜驚きだけど面白かった♪ ナツミも面白かったでしょ?」
こちらはアホ毛が目立つ少女が先ほどの少女、ナツミに笑いながら声をかける。

ナツミ(以後ナのみ)「面白かったって、あっという間の事で何がなんだか…ひょっとしてカシスは召喚師だからあぁいうのにも慣れてるとか?」

カシス(以後カのみ)「そういう訳じゃないけど、滅多にない経験だしね。好奇心の方が強いというか…」
アホ毛の少女、カシスがナツミに返事をする。

2人は元々サイジェントという街にて共に過ごしていた仲間であり、この世界でも2人で何とか生き延びていたらしい。

そして、 ?「はぁ〜…これは凄いですね、生物の中にこんな広い、ふぅ…空間があるだなんて」
ナツミ、カシスに続いて合流する事の出来た3人目…。ソノラの探していた相手、アティ先生が戦闘でまだ上がっている息を落ち着かせる為に一息つきながら周囲を見回していた。

ア「………」

アティ(アムと被るので以後もアティ)「…? アムさん、どうしましたか?」

ア「あ、いや…何でもないわ」
アティ先生から声を掛けられアムはアティ先生に向けていた視線を慌ててそらす、しかしまたすぐに視線はアティ先生へ…正確にはその身体に視線は向いていた。

ア「(ソノラの言ってた通り。うぅん、それ以上かも…)」 いつの間にか凝視するアム、カシスとナツミ…2人はごくごく普通の体型だがアティ先生はけっこう、いやかなりの肥満体だった。

まず下半身から見ていくと足は、その身体に蓄えに蓄えたお肉を支える為と言わんばかりに極太でブーツの靴紐は引っ張られてパツパツとなっており今にも靴紐が切れそうだ。
加えて両足の間には足の肉同士がくっついて隙間がなく、ここに来るまで歩いていた時も動かす度にムチムチムニムニと擦れている。
そしてその足が伸びている根元であるお尻は巨大の一言に尽きる、生地の長さ・大きさからして本来ならひざ程までは来るロングスカートであろうスカートはその巨大なお尻に生地を引っ張られ、持っていかれてミニスカートのようになってしまっていてこれまた巨大なパンツが見え隠れだ。

その上のお腹は流石というべきか1番のお肉の貯蔵場所であり、大きく楕円形に突き出た太鼓腹は腰辺りでクロスするように巻かれたベルト2本に支えられる形で前と左右に腹肉を溢れさせ、ベルトで抑えられたお腹は実に窮屈そうである。
更にそのお腹に負けないと言わんばかりに胸も大概な大きさを誇っており超乳と言うべきだろう、まるで中に何か詰まっているかのように丸くハリを持っている胸はお腹の肉に僅かに乗っかりつつもまだ垂れてないと自己主張をしているようだ。

364名無しさん:2016/05/02(月) 21:25:03 ID:dX3vXVe60
>>362

腕はと言えば他の身体部分に釣り合わんとするかの如く同じく太く、立派な大木で出来た丸太のような圧巻の腕で、その腕は重量たっぷりの胸を支えるように胸とお腹の間に両手を合わせるように腕組みをしており、それに持ち上げられる形で胸が少し楕円にがり持ち上がって胸の存在を更に主張させている。
最後に顔は他と比べると肉付きはそれ程だが、あくまで他に比べるとであり丸々とした触るとプニプニしそうな頬肉に首をある程度隠す程に肉を蓄えた顎と、お肉で膨れた顔付きだ。

しかしそれ程、数百キロはあろうかという肥満体型だが不思議と嫌悪感は感じず、むしろ全部を包み込むような包容力を身体に感じ、プクプクと肉で膨れた顔は可愛らしさを感じる…。アムはそんな風に感じ、アティ先生を更にじっと見つめていた。

ア「(何だろう、この感じ…私ってそんな趣味があったのかな…分からないけど、嫌いじゃない。あの実っているというか熟しているというか…)」
そんな風にアムがぐるぐると思考を巡らせていると、

ソ「ア〜ム〜? 何をそんなに熱心に見てるのかなぁ?」

ア「…えっ!?」

声を掛けられた。ふと気が付けばソノラがジト目でアムを見ている、アティの方も流石に視線を強く感じていたのかしきりに体をよじらせて少しでも身体を小さく見せようとしているが逆に肉が動いて存在を主張していた。

ナツミとカシスはそんな様子を何かあったのかな程度に伺っているだけだが、
よくよく見ればソノラからは私のモノに手を出さないよね?という威圧の気配がにじみ出ており、アムは早く家に入ろうと場を誤魔化したのだった。





ちょっとばかし改行させてもらったのぜ。

365500:2016/05/14(土) 15:33:43 ID:pW3TJ2GY0
4.アムの悶々とした一夜
ア「ふぅ…なんというか、一気に一緒に住む人数が増えたわよね。ソノラが来たと思ったら次は3人同時にだもの…」
自室で独り言を呟くアム、今までずっとキルトとしか生活をしてこなかったアムにとってこの状況は嫌ではないものの非常に疲れる状況ではあった。
ベッドの上でゴロゴロと寝返りをしながらアムは彼女達の事を考える。
ア「(3人共悪い人ではない…むしろ良い人そうなのは分かってるんだけど…)」
アムは先程の皆との事を思い出す。
ソノラを誤魔化した後、家に入ったアム達はやっと安全なところで一息つけると腰を落ち着かせてから流砂の谷で戦いのせいで中断していたお互いの状況を改めて話し合っていたのだ。
そして話が一段落したところで、ソノラが席を立った。
ソ「話も纏まったし、私と先生はちょっと席を外していいかな? 無事に再会出来たし積もる話もあるからさ」
アティ「え? はい、確かにそうですね。私も話したい事はありますよ、ソノラ」
アティ先生がソノラに同意の意思を示すとソノラは嬉しそうに笑顔になる、それを見たアムはやれやれと言った感じで言う。
ア「まぁそうよね。2人は離ればなれになっていたもの、仕方ないわ。部屋は空いてるから好きなところを使っていいわよ。  ナツミとカシスもいい?」
カ「勿論!状況とか自己紹介とか、話はほとんど済んでるしね」
ナ「仲間と会えたんだったらそっちを優先した方がいいよ、私達もあと少ししたら寝るだけだし」
ソ「ありがとう皆!それじゃ先生、いこっか?」
3人の同意を得られたソノラはアティ先生に近づいて手を取ると奥の部屋へと引っ張っていく。
アティ「あ、ソノラ、そんなに引っ張らなくても…」
そうして奥の部屋へ向かっていった2人を見送った3人は何をするでもなくそのままリビングにいたのだが、そこでアムが意を決したように尋ねた。

366500:2016/05/14(土) 15:38:13 ID:pW3TJ2GY0
ア「ところで2人に聞きたい事があるんだけど、いいかしら?」
ナ「ん、何? まだ話してない事ってあったっけ…」
首をかしげるナツミにアムは軽い雑談程度よ、と付け加えた後で疑問を口にする。
ア「アティの事なんだけど…」
そこまで言ったところでカシスが、あぁと頷く。
カ「あの体型は確かにびっくりだよね、私達もそりゃ最初出会った時は、えってなったけどさ」
ナ「うん、まぁ、そうなんだけど…話してみれば凄く良い先生だし、何より流砂の谷で魔物に襲われていた私達を  最初に助けてくれたのは先生だもん。あ、勿論アム達にも助けられたし感謝してるよ!」
カ「確かに、私は何故かここに来てから召喚術が使えないし…本当に危なかったよ」
2人はお互いにうんうんと頷きあう、アムはそんな2人を見て更に質問をする。
ア「私も悪い人だと思ってる訳じゃないし、ソノラからも話を聞いてたから………  あの、私はずっと1人だったからよく分からないけど普通はあぁいう肥満って  嫌悪感を抱かれるって思ったんだけど」
アムはソノラからの話、そして今日、アティの身体を見て肥満、ひいては肥満化に強い興味を抱いていた。
しかし、
ア「(別に無理に自分を変える気はないけど、コレが普通とは違う事くらいは分かる。ソノラは別にして、この趣味?   なのかな…ともかく隠す隠さないは決めておかないと)」
今まではソノラしか相手がいなかった為、自覚し始めたこの趣味らしきものがばれたとしても問題がなかったがこれからはカシスとナツミがいる(※アティ先生にばれたとして、肥満に嫌悪感があるなんて言われたら鏡を見ろとアムは言う気だった)。
他人との交友関係の築き方、接し方なんてほとんど分からないがそれでも関係を築く上で隠すべきものがあるくらいは知っていた。
ナツミとカシスの回答次第ではこの興味はなかった事にして墓場まで持っていく気である。
そして2人の回答は…。
ア「他の人はともかく自分達はそういう偏見はない、か……召喚師と召喚獣、サイジェントの貧民層と富裕層の扱いの違い、孤児院での日々…それらを経験してるからこそ肥満だからとか、そういうモノを色眼鏡で見ないのね」
はぁ、と溜息をつくアム。
思い返してみても結果は何も変わらない、だからこそ悶々としてしまう。
ア「(いっそ、嫌悪感があるって言ってくれた方がきっぱり割り切れてよかった…)」
2人が肥満に対して嫌悪感を少なからず抱いていると言えばアムはこの湧き出た興味をなかった事にする気だったのに、2人は嫌悪感を抱かず偏見も見せずにアティ先生にも好印象を抱いているのだ。
これではこの興味をなかった事になど出来ない…むしろアティ先生を見てから興味は湧き上がるばかり、そして2人が否定的意見を出さなかった時から歯止めもきかなくなりつつある。
頭の中でぐるぐると思考が回り続けるアムだったが、突然ベッドから飛び上がり腕をばたつかせた。
ア「………あぁもう!!面倒臭い!!こんなに気になるなら確かめてやる!それで興味が湧くも薄れるも知った事じゃないわっ!」
袋小路に入った思考を吹き飛ばすように叫ぶとアムはソノラとアティ先生が向かった部屋へと行くのだった。



某艦隊のゲームのイベントをしていたら少し予定よりおそくなりました、次はもう少し早くしたい・・・ではどうぞ!

367 ◆t3E9hfR0Bc:2016/05/29(日) 00:06:18 ID:6ue6XFGc0
29日ですので、毎月のアレを

ttp://www1.axfc.net/u/3671460.zip

パスはいつも通りに

368500:2016/05/30(月) 21:05:06 ID:YQ6.ZfjY0

5.自覚後は坂を転がるが如く
ツカツカと苛立たし気に歩くアムはソノラとアティ先生が入った部屋へ到着すると、そのまま入ろうとして止まった。
ア「(流石にいきなり入るのは駄目よね、ノックくらいはしないと………別にソノラ達が私に何かしたって訳じゃないんだから…)」
悶々と考え続けて生まれた苛立ちを一息入れて静めるとアムは部屋をノックをする。
すると部屋の中からバタバタと慌ただしい音がして来た。
ソ「ちょ、ちょっと待って!誰か知らないけど少し待って!」
酷く慌てた様子のソノラの声が聞こえて来る、それに加えてギシギシとベッドが軋むような音や衣服が擦れるような音が聞こえて来た。
ひょっとして寝ていたのだろうかと考えたアムだがそれにしては反応が早すぎたし、何よりここまで慌てる必要はない。
何か慌てるような事でもしていたのかとも考えて、ふとアティ先生と出て行った時のソノラの様子を思い出す。
気のせいと思っていたがあの時のソノラは妙に艶めかしいというか熱を持っていた気がする…。
アムはポカンとした後、1つの事柄にいきつき顔を赤くする。
ア「(いや、仲が良いっていうのはソノラの話してる時の態度から知ってはいたけど…まさかそんな…女同士で…!?)」
次から次へと起こる事態にパニックになりそうな頭を抱えて壁にもたれかかりそうになるアムだが、そこでふと気付く。
今開けてしまえばアティの裸体があわよくば見られるのではないか?っと…。
ア「…っ!」
躊躇いは一瞬で消える、元からこの湧き出た興味をどうにかする為にここにやって来たのだ、千載一遇のチャンスだと開き直るとアムは一気に部屋の扉を開けた。
ア「ちょっと何!? 騒がしい音がしたけどっ!」
ソ「ひゃあぁ!待ってって言ったのに!?」
アティ「…ふぁ?」
一応物音に驚いて心配になり入ったように見せる為に誤魔化しの言葉を発しながら入ったアムとベッドの横で慌てた様子で立っているソノラ、そしてそのベッドの上で惚けた様子で寝ているアティ先生。
部屋の中は一瞬の喧騒の後、しばらくの静寂が訪れる。
ア「………」
無言のままアムは周囲の気配を確認し、カシスとナツミが来る様子がないのを確信すると開いたままになっていた扉を後ろ手で閉める、そしてアムの視線はアティ先生に集中していた。
アティ先生は掛布団こそ被せられていたが全裸だった、加えて顔が赤くぼ〜っと心ここにあらずといった様子である。
ソ「あ、あのね、アム。これは、その…」
ソノラはしどろもどろになりながら何とか言葉を出そうとして上手くいっていない、ソノラの方は衣服を着ているがぐちゃぐちゃになってしまっていて慌てて着込んだのが丸わかりだった。
ア「(まさか、あるいはとは思ったけど…大当たりって訳ね…)」
予想が的中した事に複雑な気持ちが込み上げつつも、視線はアティ先生へと固定されたままだ。
ソノラを無視してベッドに近付き掛布団を引っ張ると完全にアティ先生の身体が露わとなる。

369500:2016/05/30(月) 21:16:19 ID:/GG1J9kQ0
そしてそこでようやく意識がはっきりして状況が理解出来たのかアティ先生が目を見開く。
アティ「っ! あ、アムさん…!?」
慌てて身体を起こそうとするが胸とお腹がつっかえて中程まで起き上がった上半身は再びベッドに沈む。
そして今度は横に身体をねじるようにしながら何とか身体を起き上がらせるとアムに向き直る、とんでもないところを見られたと感じているのか顔は真っ赤だった。
ア「2人ってそういう関係だったのね…」
抑制のない声で呟くアムにアティ先生とソノラは動揺の色を隠せないまま沈黙をする。
そんな2人をアムは無表情な顔で見つめた後、わざとらしく溜息をついた。
ア「まぁ、他人の事に口出しはしないつもりだけど…これって普通の事じゃないわよね?  流石にナツミとカシスがいるし、もしかしたらこの先更に人数が増えるかも知れない…コレが原因で私達の関係がギクシャクしたら面倒臭いわ」
ソ「そ、それは…その、ごめんなさい、だけど…」
アティ「すみません、もしそうなるようでしたら私達はここを…」
沈痛な顔をする2人にアムは片手をかざして静止をかける。
ア「別にいいわよ、バレなければいいんだし・・・でも」
そこで言葉を切ったアムはニヤリと怪しく笑った、そんなアムに2人はゾクリと悪寒が走る。
まるで捕食者のような雰囲気を出すアムは微笑を浮かべたままアティ先生に近付くと、躊躇なくその大きな胸に手を伸ばして揉みだす。
アティ「っ!? あ、アム、さん?」
ソ「え!?」
驚く2人を無視してアムはアティ先生の胸を揉み、他の部位にも手を出す。
お腹、太もも、二の腕、頬に至るまで揉んだりつまんだり撫でてみたり隅々まで堪能しつつアムは視線をアティ先生に固定したまま喋る。
ア「私はもう知ってしまった訳だし、口止め料っていう程でもないけど・・・少しアティを貸してもらうわよ、正直なところ・・・私、興味津々なのよねぇ?」
欲しいものが手に入った、アムは無意識の内にそう言わんばかりに嬉しそうに声を弾ませた。
アムの口角がニヤリと吊り上がる、舌なめずりまでしそうな様子だ。
ソ「え、えぇ!? そ、それは・・・けどぉ・・・」
アティ「あ、あの、ちなみに、拒否権は・・・?」
いつものアムと違う様子に戸惑いつつも、現状は理解した2人。
まるで大好物を取り上げられた子犬のような状態になるソノラと、玩具にされるのではと危惧するアティ先生の発言に対してアムは、
ア「拒否権なんて、あると思うの?」
とても素晴らしい笑顔で答えるのだった。


忙しくて投稿間隔が長くなってますが頑張って投稿していきます!

370名無しさん:2016/05/31(火) 22:21:12 ID:hBDldUjw0
お二方とも乙乙

371 ◆t3E9hfR0Bc:2016/06/29(水) 00:18:46 ID:NHOK/.9.0
29日ですので、毎月の駄文を。
よろしければどうぞ。

ttp://www1.axfc.net/u/3684830.zip
pass:himanka

372名無しさん:2016/06/29(水) 00:36:36 ID:I577/bXI0
肥満が美とされる世界観も良いもんですね
乙です

373500:2016/07/02(土) 14:22:40 ID:Ee41JAZY0
6.機械人形→海賊→狙撃手


ソノラは部屋の隅で体育座りで不貞腐れていた、目の前ではアティ先生がアムに好きなように身体を弄ばれている。
恋人のような関係である自分を差し置いてアムがアティ先生を好きなようにしている姿には嫉妬のような不快感を感じざるを得ないが2人の関係の口止め料と言われれば我慢するしかない。
ソノラとしてもこの関係があまり堂々と宣言出来る類ではないのは理解しているしそれが原因でアムが言ったように皆との関係がギクシャクしてしまうのは避けたいのだ。

ソ「(とは言っても、やっぱり嫌だなぁ…)」

そんなソノラの視線を感じつつもアムはアティ先生の身体を隅々まで堪能していた、身体にたっぷりと蓄えられた贅肉を揉み撫でて摘み持ち上げ思う存分といった様子だ。
愛撫と言うよりはマッサージに近いがマッサージにしては過剰の揉み込み具合である。
アムは自身の手に伝わってくる肉の感触に今まで味わった事のない高揚感と興奮を感じていた。

ア「(これは、想定外ね…こんなに、こんなに夢中になってしまうなんて思ってもみなかった…)」

どうやら自分は変わった趣味の持ち主でしかもその趣味の熱意が凄いという事をアムははっきりと自覚し、だが不快感も不安感もなかった。
今こうしてアティ先生の肥満体を味わってみて感じるのは心地良い興奮と幸福感、今までの生活でこんな感覚には1度として味わった事はない。

ア「(堪らない、止まらない、止めたくない…)………アティ、もう少しやらせてもらうわよ?」

アティ「ん、つぅ…は、あぁ、ぅん…は、はいぃ…」

贅肉を揉んでいる手を休ませる事なく動かし続けるアム、手の動きに合わせて時折アティ先生が喘ぎ声を出すがそれもまたアムを興奮させた。
ふとアムがアティ先生の顔を窺ってみれば潤み切った瞳で熱い吐息を吐き出している、アムとしては愛撫の気はなかったが執拗なマッサージは同等の効果をもたらしたらしい。
そんな感じている様子のアティ先生にアムはゾクゾクとした感覚を覚える。

ア「(ソノラと同類ね…ま、悪い気はしないけど…)」

興奮の渦中にいるアムは頭の片隅でそんな風に考え、ソノラを見る。

ア「………はぁ」

374500:2016/07/02(土) 14:23:16 ID:Ee41JAZY0
そして見ると同時に溜息を吐き、手を止めるアム。
アムが見たソノラは玩具を取り上げられた子供のような、あるいは想い人を寝取られた大人のようないろいろな感情がごちゃ混ぜになった様子だった。

ア「そんな目でみないでよ、わかった。もういいから…これ以上してたらカシスとナツミ以前に私とソノラの関係が面倒臭い事になりそうだし…」

アティ「ぁ…や、やっと終わっ…」

そう呟いたと思ったらそのままガクリと意識を失うように眠るアティ先生、ソノラに散々やられた挙げ句アムにまでやられたので体力の限界だったのだ。
眠ったアティ先生を横目に面倒臭そうにしながらアティ先生から離れたアムにソノラはブス〜っと膨れっ面で歩み寄ると拗ねたような声でつぶやく。

ソ「ぶ〜、そう思うんなら最初からこんな口止め料にしないでよ」

ア「仕方ないじゃない、自分でもここまでになるなんて思ってなかったんだから…」

本当に意外だ、と言わんばかりな様子のアムにソノラは苦笑した。
自分の時もこんな趣味があったとは思いもしなかったからだ、アムの今の状態はよく理解出来たソノラだった。
だからこそソノラは釘を刺しておく。

ソ「うんうん、アムの今の気持ちは私も経験した事だからよく分かるよ。だけどもう先生には手を出させないからね?」

口止め料としては我慢していいが本気で取られたらたまったものではないと少し真面目に言うソノラにアムもソノラと同じく苦笑する。
苦笑して困った顔をする。

ア「それは勿論だけど、そうなったら私のこの趣味はどうしたらいいのかしらね? ここまできて今更なかった事になんて出来ないわよ」

元々この湧き出た興味をどうにかする為にここまで来たアムだったが、その興味はもはやかき消すなど不可能なレベルでアムの中で膨れ上がっていた。
そしてついさっきまでアティ先生という肥満体を味わった…味わってしまった事でもはやアムにはこの興味、はっきりと自覚した趣味に蓋をする選択肢はなかった。
アムは手に目をやる、いまだに肉の感触は残っていてその残滓を味わうように握りしめた。
そんなアムの様子を見たソノラは質問をぶつける。

ソ「ねぇアム、私は先生じゃないと嫌だけどアムは先生じゃなきゃ駄目?」

ア「? それって、アティの肥満体じゃないとって意味? それは、よく分からない…何から何まで初めてなのよ、はっきりなんて言えないわ」

藪から棒とも言えるソノラの質問にアムは考えながら答える。
確かにソノラの話から興味を持ち、アティ先生の肥満体、そして先程までの行為で趣味の確信には至っているがそれがアティ先生限定の興味、趣味なのかどうかは不明だ。
考え込むアムにソノラは、アティ先生が熟睡している事を確認してから話を切り出した。

ソ「…もし先生じゃなくてもいいって言うなら協力出来るよ。私の仲間でクノンって子がいるんだけど…私、そのクノンから肥育に関する知識、教わってるんだ」

375500:2016/07/02(土) 14:24:37 ID:Ee41JAZY0
ア「肥育に関する知識…?」

ピクリと反応するアム、肥育とはつまり太らせる事…ソノラはアティを太らせたのか、そんな視線を向けるとソノラは微妙な顔をする。

ソ「初めは違うけど、後の方は合ってるというか…えっと、とにかくそういう知識はあるの!他にもいろいろ楽しめそうな知識もね!ようはアムが先生以外の誰かでいいなら協力出来るよって話!
  まぁ、あくまで知識を提供するだけで提供した後は先生のところに戻らせてもらうけど…」

話を誤魔化されて少し気になったアムだったが今そこは重要じゃないと考え、ソノラの提案の方に意識を向ける。
さっきまでは肥満体というある種の完成形を味わった。
例えるならば咲き誇った花を味わっただけだ…種から育て、芽を、蕾を育て愛でていく、いわば過程の段階を味わっていない。
アムにとって非常に魅力的な提案だった。
しかし問題もある。

ア「提案も協力も願ったり叶ったりだけど、他の誰かって誰がいるのよ? まさかソノラが?」

ソ「んな訳ないでしょ、ほら? いるじゃない、2人も候補が…」

ア「それって…」

ソノラがニンマリと悪者顔で囁く、海賊だという事を考えればお似合いな表情を浮かべ、手を差し伸べた。
それを見て、囁かれた内容を聞いて、アムは今頃寝ているであろうあと2人の同居人の顔を思い浮かべた。

ア「………」

そんな事をしてばれたら関係が悪化どころじゃないかも知れない、しかしそれを言うならアティ先生とソノラの関係性だってばれたら…である、しかし考えようによってはこうも考えられる、ばれなきゃ問題ないと。
ソノラもそう考えているのだろう、あるいはアティ先生に手を出させない為の防波堤の役割を2人、あるいは1人に担わせる事の方が重要と考えたのか。
そもそもそれ以前に肥育、しかも仲間を肥育というこの行為が悪いのか悪くないのか、迷いはあった…迷いはあったが決断はすぐだった。
過程を想像するだけで心が踊る、アムはソノラの手を握る。

ア「よろしくね、ソノラ?」

そう言いつつ笑ったアムの瞳には欲望の炎が渦巻いていた。



29の日には間に合わなかった・・・忙しくなってしまったし月1投稿くらいで頑張っていこうかと思います。

376名無しさん:2016/07/03(日) 00:17:37 ID:ekRnu1G20
乙です

377あぶらみ掲示板より転載:2016/07/03(日) 20:39:14 ID:4Xl.xpww0
題名:人生初のSSを書きました!  名前:皿ブレッド 2016/07/02(土) 19:45 No.62


ttp://bbs10.aimix-z.com/photovw.cgi?room=himanka&image=62.jpg

ご無沙汰しております、皿ブレッドです。
未熟者な文章ではありますが小説を書きましたので
投稿させて頂きます。こちらは1枚目の挿絵となります。

以下のURLからダウンロードして頂ければ幸いです。
ttp://www1.axfc.net/u/3686386.zip
Pass:himanka

かなり長くなってしまったため5回か6回に分けて
投稿させて頂きます。
また海外で2chに規制がかかっており、今後もこちらに
挿絵も小説も投稿予定です。予めご了承ください。

SSは8割以上書けておりますが、挿絵はまだまだです。
何枚描けるか分かりませんが、期待せず気長にお待ち下さい。
一応3-4日おきで、SSの方は更新出来ればと思っています。

やはりスレを盛り上げるためには長編小説だと思い立ち、
数年ぶり?となる挿絵付き長編SSを目指しております。
もし宜しければ感想を頂けますと幸いですm(__)m
(今回は導入部分ですので盛り上がりに欠けて恐縮ですが…)。

※またお手数をおかけいたしますが、どなたか↑の文章を
避難所スレにコピペして下さる方を募集しております。
何卒よろしくお願いします。

378名無しさん:2016/07/03(日) 22:39:39 ID:mccWCfZ20
おお乙乙
更新頻度は気にせずゆっくりやってくだされ

3794スレ340氏:2016/07/05(火) 05:42:05 ID:NBCCmneo0
「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。


毎年100隻以上の船が霧の中で消息不明となり、死者の船(ゴーストシップ)の目撃情報が後を絶たない。
海賊王への野心に駆られた海賊たちを闇へと飲み込んできた難所に、打ち捨てられた一つの島があった。

かつて王下七武海の一人が不死身の軍団を生み出していた死霊どもの魔境「スリラーバーク」。
島一つを丸ごと乗せた巨大な海賊船「だった」。
現在は甘く美味なお菓子が大樹のように生い茂り、島中がお菓子の森に浸食されていた。

そんな異形の島に流れついた船が一隻。
西の海(ウエストブルー)を制した大物ルーキー「H・タナリー」率いるふたなり海賊団である。


女海賊1:タナリー船長!謎の島が見えました!
ログポースには何も反応がありませんが…

女海賊2:島そのものがでっかいお菓子でできているようです!

タナリー:よし!上陸して食糧を確保しろ!

女海賊たち:ウオオオオオオーーーー!!

女海賊3:フロリアントライアングルで遭難して食糧も底を突き、ようやく食い物にありつけるぜ…(泣き)

3804スレ340氏:2016/07/05(火) 05:42:39 ID:NBCCmneo0
――お菓子の森内部―――


女海賊A:ばふっまぐまぐっ!うめえ〜〜〜
女海賊B:やっぱり女はデザートだよな〜〜

お菓子の島に上陸したふたなり娘たちは手当たり次第にお菓子を貪った。
霧の深い海域で遭難してよほど飢えていたのだろう。

女海賊A:もう食えねぇ〜〜…!
女海賊B:もうお腹パンパンだぜ………あれ?
女海賊B:パンパンというより……ぷよぷよ?たぷたぷ?

女海賊A:ん?
女海賊B:なんだよ?いきなりこっち見て。
女海賊A:お前、デブった?

女海賊たちは気付いてしまった。
自分たちの身体の異変に。

まず、シルエットから違った。
下っ端とはいえ彼女らも西の海の女豹たちと恐れられた海賊。
そのしなやかなバディがいつの間にか巨大な果物のように肥大していた。

海賊Aは乳と腹が異常に肥えて、肩や背中にも贅肉がついて膨らんだリンゴ体型。
海賊Bは尻肉と太ももを中心に全体が肉で膨張した洋ナシ体型。
海賊たちが着ていた服もすっかり小さくなり、肥満化した体に耐え切れずそこかしこが破れ、
決壊したダムのように余分なお肉が溢れ出ていた。

変わり果てた自分たちの身体を見て呆然となるリンゴと洋ナシ。

3814スレ340氏:2016/07/05(火) 05:43:07 ID:NBCCmneo0
女海賊A:なに、コレ?
女海賊B:おれたち、こんなカラダしてたっけ?

もしかして偽物なのでは、という疑念からか、
巨大な肉まんのような自分の乳肉、腹肉、贅肉を弄びはじめる。

すると、ナニカがジンジンと熱くなる。

女海賊A:はぁはぁ……はぁあ…はぁ…
女海賊B:ふひ……えへへへ…

自分らの太った身体の虜となっていた女海賊二人のズボンが破れ、
丸々と肥えた太鼓腹を登るようにそそり立ったのは、
彼女たちがやせていた時より何倍も太く長大な男根だった。

女海賊A:ふわわぁあ!?みみ、見るんじゃねえ!
女海賊B:なっ、チンコまでデブっちまったのか!?

怒張する股間の誘惑に耐えかねて、丸々と太った二人は自慰にふけった。

こしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこし
女海賊A:ひぃ…ひぃ……ふぅ…はぁあんっ
女海賊B:ふひっふひっ……ふーっふーっ

甘く愚かしい情動のままに男根の山脈を両手でしごき倒す二匹の豚。
その巨大な男根の奥、尿道の奥から熱いマグマが沸き上がり、肥大した亀頭の火山から灼熱の塊がはじけ飛んだ。

3824スレ340氏:2016/07/05(火) 05:43:25 ID:NBCCmneo0
どぴゅうっっっ
ぶぴゅううううううう

並の男の一生分のちんぽミルクを噴射する肥満体の女二人。
一人エッチでは飽き足らず、どうせ二人いるのだからと衣服を脱ぎ捨てた。
リンゴ体型の大きな尻肉に洋ナシ体型が覆いかぶさって男根をねじ込む。

だっぷん   だっぷん
   だっぷん   だっぷん
だっぷん   だっぷん
   だっぷん   だっぷん

四つん這いになったリンゴ体型の乳肉と腹肉、三つの肉団子がぶるんぶるんと激しく踊る。
腰を振って男根をねじ込む洋ナシ体型の尻肉、背脂、二の腕もゆっさゆっさと震える。
二人の巨漢のありとあらゆる贅肉がたぷんたぷんと恍惚のままに喜び踊る。

ぶくぶくに肥えた巨体と巨体とをすり寄わせて豪快にまぐわう。
巨大なゼリーとゼリーが脂汗まみれになってぶつかり合うさまはまさに圧巻だった。

女海賊A:いいぞぉ、すごくいいぞぉおお。
おでぶどおしのせっくす、んぎもち゚いいよおぉおぉぉおお(はぁと)

女海賊B:ら゙め゙ええぇえ!!いっく゚うぅぅうぅうう。
おでぶち゚んぽでいぎでぇえ!いぎでぇよおぉぉおぉおお(はぁと)

3834スレ340氏:2016/07/05(火) 05:43:44 ID:NBCCmneo0
ふたなり海賊団の船員たちが肥満化の快楽に溺れていたその頃、
船長タナリーもまた、変わり果てていた。


??:はぷはぷっ……むっちゃむっちゃ……
もぐもぐ……もぎゅもぎゅ……


カバのような大きく丸い生き物が巨大なケーキにむしゃぶりついていた。

??:ばぐばぐっばぐ……むっちゃむっちゃ……むっちゃ……
…ごくん……ぷ゚゚はあぁーーーぁっっっ……
……はぁふぅ……はぁふぅ……

よく見るとその巨体は肥満の人間だった。
丸々と肥え太った長い金髪の女が裸んぼで暴食にふけっていた。

屈強なふたなり海賊たちを束ねる麗しき首領がなぜこんな姿に堕ちたのか。

タナリー:ぶひっ、食っても食っても満たされねえ、それどころかますます腹が減る。
この島のお菓子は…何か変だ……美味しすぎて、美味しすぎて頭がおかしくなりそうだ。

タナリー:だが……もう遅い、この美味を知ってしまったら止まらない……

ばぶっっ、がもがも、ぶひひっ、

ふごふごっっっ
         ごふごふっっっ

タナリー:食いてえ…………ずっとずっと食っていてえ
甘くてうめえこのお菓子たちからはなれられねえ
ばぐばぐ貪り食って、ぶくぶくぶくぶく肥えて太りてえ…………

3844スレ340氏:2016/07/05(火) 05:44:49 ID:NBCCmneo0
お菓子でできた森の中、すこし開けた広間のような空間。
小屋ほどの大きさの、中華まんに似た化け物が仰向けになって寝転がっていた。

ウェデングケーキのように巨大な腹肉の隙間から石柱のような巨根がそそり立っていた。

巨大なエクレアが如き男根はビクンビクン、と脈打ち怒張しており、
桃の甘露煮のように艶やかな亀頭からはとめどなくガマン汁の糖蜜があふれる。

やがて巨根の内側から熱い熱を帯びたナニカが頂点へと駆け上がってゆく。
そして男根の頂点に達した熱くて甘い塊が鈴口から破裂した。

どぴ゚ゅぅっっっ
びゅくびゅくっっっびゅくっっっ
びるびるびるびるびるびるびゆうううううううううううう


腹がつっかえて手も届かないのにぢんぢんと激しくうずき、噴水のように愛液を噴出する。
豪快に射精しながらも両手いっぱいにケーキを抱え、食べるのをやめないタナリー。

ばぐばぐっはぐはぐぐっ
くっちゃくっちゃ
ちゅ゙ぱちゅ゙ぱっちゅ゙ぱっ
ごぎゅごぎゅっっごぎゅっっ


際限なく怪物のように肥え太っていく自分に欲情し、快楽に溺れる巨漢。
想像を絶するオーガズムと醜く肥満化してゆく恥辱とが
その巨体、その全身の贅肉という贅肉をはげしく揺らす。

    くいてえくいてえくいてえくいてえくいてえ
あまうまあまうまあまうまあまうまあまうま
    くいてえくいてえくいてえくいてえくいてえ
あまうまあまうまあまうまあまうまあまうま
ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく
    ぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひ
ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく
    ぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひ

ぶひぶひぶひぶひぶひひひひいぃぃいぃぃぃいぃぃぃぃ

3854スレ340氏:2016/07/05(火) 05:45:10 ID:NBCCmneo0
巨大なパンナコッタと見まごう乳肉、腹肉、尻肉、背脂、二の腕、太もも。
それらが荒々しく踊るようにうごめく。

ぶるぶるぶるぶるるっっっ

    たぷんっっっ
たぷたぷたぷんっっっ


タナリー:はぁーーっ………はぁーーっ……はぁーーっ………
ぶひっ…ぶひひひっ、ぶひっ……
……いぐっ、いぐいぐっ
いぐううううううっっ

ぎゅるるるるううううう
ぶうーーーうっっ

巨大肉まんの如き腹肉の奥でなにかが膨張して、
肥大した尻肉の谷間から大きな放屁となって噴火した。

タナリー:あ。
でた、おなら。
く、せーえ。

満腹と射精の余韻に溺れ、タナリーは大の字になって倒れた。
異常な性欲と食欲に自我を押しつぶされたうつろな目で、
タナリー「だったもの」は空を見上げた。

「魔の三角地帯」の深い霧に覆われた空の向こうで丸い何かが宙に浮いていた。

3864スレ340氏:2016/07/05(火) 05:45:51 ID:NBCCmneo0
霧に覆われた空の向こうからなにかが近づいてくる。
丸くて大きな肌色のかたまり。ピンクの長い髪をたらしたソレは今のタナリーと同じくらいの肥満体型で、
タナリーよりもさらに肥え太り、肥満化した人間の女だ。
たくさんの白い幽霊たちに神輿のように担がれて、巨大な赤ん坊がゆっくりとタナリーのそばへと降りてくる。


タナリー:…フーーゥ…フーーゥ…
だれだ……オマエ……

女:ワタシはペローナ。
オマエ、カワイイな(はぁと)

突然現れた森のヌシ、見たことも無い巨大肉まんの怪物(今の自分も同じ姿だが…)に遭遇し、おびえた気配を見せるタナリー。
だが逃げ出そうにも後ずさりしようにも、あまりにも肥え太った身体が重すぎて立ち上がることすらもできなず、
ロールケーキのような太い手足をジタバタさせてあがくしかできない。

タナリー:……オマエ……何を…?
ペローナ:カワイイオマエは、アタシが特別に愛でてやるんだよ。

キングサイズのベッドと見まごう肥満体の巨女の丸くふくれた腹肉の下から持ち上げるようにそそり立つ巨大な男根は、
白くて大きなバースデイケーキに立てられた蝋燭のようにも見えなくない。
巨根の天辺、果実のように艶やかで豊満な亀頭は、脈打ちながらあふれ出す純白の粘液にまみれて白銀のような光沢を帯びていた。

ペローナ:でっけぇチンポ…モリア様みてえだなあ…(はぁと)

溺れたフグちょうちんのようなタナリーからせり出す巨根をペローナは肉厚な腕でいとおしそうに抱き寄せた。
片乳だけで成人女性の身体ほどもある巨大で豊満な乳はつき立ての餅のようにやわらかで、
これまた巨大な亀頭をすっぽりと包んでしまった。

ゼリーのようにぷるるんと艶やかで、ぼってりと肥え太った厚ぼったい唇を大きく開けて、
活火山のごとく精液を吹きだす鈴口にかぶりついた。

ぶちゅぅっ

タナリーの巨根から溢れ出る精液からは特有の臭気や苦い味は感じず、
かわりに牛乳プリンの甘ぁい風味とミルクの香りが口いっぱいに広がる。

タナリー:……!!?
いやぁ…んっ…てめぇ…きさま…なにを、おぉぉお♪♪


どっっっぴゅぅぅぅうぅううううううううううう
タナリー:いやあぁぁぁ、でる!でりゅううううううううううう
おでぶちんぽ!!しゃしぇえしりゅううううううううううう!!!!

どびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ
どびゅぅぅうぅぅうぅぅうぅうぅううううううううううう

3874スレ340氏:2016/07/05(火) 05:46:20 ID:NBCCmneo0
タナリー:いやぁ……はぁ……はぁあん……あっ……

タナリーの意識が吹っ飛んだ。
間欠泉のごとく宙を舞うミルクとともに吹っ飛んだ。
ただでさえ異常な食欲と肉欲に支配され、崩壊しかけた肥満児の理性がさらに吹き飛んだのだ。

タナリーの巨体が激しく痙攣し、全身の贅肉に電流が走り、歓喜と狂喜に震える。
贅肉中の電流が脊椎に吸い寄せられ、脳髄へと一斉に押し寄せる。
一瞬で脳天が沸騰して、強炭酸のコーラのようにシュワシュワとはじける、背徳的な快楽。


放心状態のタナリーをよそに、その勃起したふたなり巨チンポを、乳飲み子のように貪り食うペローナ。

ぶちゅぅぅううう。
びちゃびちゃ、びちゃ、ちゅっちゅっ、ちゅっ
ごくん、ごくん、ごくん、ごくん、
ぺろぉおん。ぺろぉおん。ぺろぺろぺろぺろぉぉぉおぉおおおお

たわわに実ったバカでかい乳房で亀頭からチンポの中腹までを飲み込むようにはさんで包み、圧迫する。
巨根を飲み込んだまま激しく上下に滑ることで、
脂汗のシロップと巨大なカスタードプディングの山脈がヌルヌル、ヌルヌルとこすれて肉棒からミルククリームを噴火させる。

たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、
     たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、

出っ腹の脂肪が裏筋から根元を抱き上げて支え、たっぷたっぷ、と波打つ腹肉の振動が尿道を底から刺激し、
汗だくで火照った腹肉のととろけるような柔らかな感触がスイカのように肥大な金玉を包んで飲み込む。

とろけるように柔らかな贅肉に、その沸騰した熱湯のような肌の体温に包み込まれ、
いまだ体感したことのない感触に興奮し、余計に怒張する巨根から激しい爆発のように濃厚な甘露が噴乳する。

ぶびゅぅぅぅうぅううううううううううう
ペロ:ん……っく……ぶちゅ…ごくん…ごくん……ぶちゅ…ぶちゅ……
んうめぇ……ふたなり巨ちんぽぉ……あまうまぁっ♪♪♪♪♪♪

大量に、とめどなく溢れ出てくるそれをすべて受け止め、
強力なバキュームのように飲み干し、飲み干し続けるペローナ。
唇のチカラだけで乱暴なまでに強く吸い上げ、しかし優しく、情熱的に舌で鈴口を愛撫する。

3884スレ340氏:2016/07/05(火) 05:46:40 ID:NBCCmneo0
びちゃびちゃ、びちゃ、ちゅっちゅっ、ちゅっ
ごくん、ごくん、ごくん、ごくん、
ぺろぉん。ぺろぉおん。ぺろぺろぺろぺろぉぉぉおぉおおおお


タナリー:……あっ……ぁあっん……ぃやぁ……や、めぇ……
……っきもぢぃぃ………きも、ぢぃょお…………
……や……やら゙ぁ……ゃめでぇえ…………

ペローナが本能のままに巨根を貪り、弄ぶたび、
タナリーは乳児の夜泣きのように喘ぎ、恥辱に耽溺する。
気絶することすら許されず、されるがまま、巨根を貪り食われ、弄ばれ、無様に精液を暴発する。

仰向けに寝転がったまま、産まれたままの姿で身の丈ほどの男根を丸出しにしている巨体は、
全体がぶ厚く丸い贅肉で覆われ、これまた過剰に丸く大きく膨らんだ肥満体型で、
その姿は巨大なドーム型のケーキに見えなくもない。

そんなタナリーの巨体にペローナの巨体がのしかかる。
怒張したふたなり巨根と肥えて膨れた腹肉と乳肉の山脈を軽々と乗り越えて、
ペローナはタナリーと顔を向かい合わせた。

タナリーの巨根からたっぷりと搾り取った甘ぁいミルククリームで、
ペローナはたっぷりと贅肉の付いたほお袋をさらにふくらませ、
真っ赤な餅のような唇を妖しくニヤリとほころばせると、真っ白なクリームがどろどろと溢れ出てくる。

あんまんのようにふくれて、豚のように贅肉のついた顔と顔が、向かい合う。
ピンクの髪の豚が、金髪の豚の唇にかぶりついた。

む゙ちゅうっっ

んん゙ぢゅゔうううううううううううううううううううううっっっ♪♪♪♪♪♪

3894スレ340氏:2016/07/05(火) 05:46:58 ID:NBCCmneo0
無理やり唇を奪われて、されるがままに舐られる女船長。
脂ののった唇から甘ぁい濃厚なクリームが自身の口腔へとなだれ込む。
そのあまりの恍惚にタナリーはまるで口移しで脂肪を送り込まれて、
風船を膨らませるように身体がブクブクと肥え太っていくような錯覚を覚えていた。

ペロ:……っん♪……、ちゅ♪
…ちゅっちゅ♪、…ちゅっ♪♪

タナ:っん……ちゅ♪
っっんん♪♪っっっんんんんんんんん♪♪♪♪♪♪

ペローナとタナリー、二匹の肉団子はご馳走のように貪り食うように互いの唇を吸い合い、快楽に溺れていった。
まさに空腹の豚が餌にがっつくように狂おしく、ぶ厚い唇と唇を重ね合う。

性的興奮によって二人の体温は過剰に高まり、
身体中の贅肉からバターともシロップともつかない脂汗が滝のように溢れ出る。
二匹の大豚はあたり一面を覆い隠すほどのすさまじい熱気と濃厚で甘ったるい雌臭さの芳香に包まれながら、
その汁まみれの巨大な身体を密着させ、餅のように太い腕で互いに強く抱き合う。

ペローナの巨大な腹肉がのしかかったままのタナリーの巨根はその肥満体の重みに圧迫され、
脂汗まみれでぬるぬるびしょしょになった腹肉の海原に溺れながら、無様に射精を繰り返すのみだった。
ホイップクリームの洪水のようにダバダバと精液を垂れ流しながら、
それでもタナリーはペローナとの接吻がやめられない。

……っん♪……、ちゅ♪
…ちゅ……っん♪……、ちゅ♪
…ちゅっちゅ♪、…ちゅっ♪♪♪、…ちゅっ♪♪
……っん♪………っん♪……、ちゅ♪
…ちゅっ♪♪…、ちゅ♪
…ちゅっちゅ♪…むちゅちゅ♪、…ちゅっ♪♪

永遠ともいえる甘ぁい時間が、ただ過ぎてゆく。

390名無しさん:2016/07/05(火) 20:44:10 ID:4/eoPG9c0
乙です
デブセルフパイズリ好きっす

391名無しさん:2016/07/05(火) 22:00:27 ID:Qfb3ckYk0
乙でしたー
ふたなりは合う合わないがあるかもしれないけど個人的にはツボでしたw

それと以下は新あぶらみからの転載です。


題名:(New!)第3章更新しました!  名前:皿ブレッド 2016/07/05(火) 19:29 No.70

連日のコメ、誠にありがとうございます。
こちらが更新済みの新しいURLとなります。
ttp://www1.axfc.net/u/3687731
Pass:himanka

前回UP分もセットで入っているので、
初めて読まれる方は今後最新版のみ
ダウンロードして頂ければと思います。

諸事情により挿絵は来週以降になります。
申し訳ございません。

392避難所より転載:2016/07/10(日) 11:14:01 ID:Wwf0JMBU0

題名:(New!)第4章更新しました!  名前:皿ブレッド 2016/07/09(土) 22:39 No.76



いつもコメントありがとうございます。

お待たせしました。新しいurlです。
ttp://www1.axfc.net/u/3689500
Pass:himanka

諸事情により挿絵はUP出来ませんが、
既に三章の絵は描けておりますよ。
四章の分も描いてる途中ですので、
来週には出せるように頑張ります!

393あぶらみより転載:2016/07/14(木) 21:49:24 ID:ZDvLX.Mo0
題名:(New!)挿絵を描きました!  名前:皿ブレッド 2016/07/13(水) 15:12 No.82

3章の挿絵になります。

ttp://bbs10.aimix-z.com/photovw.cgi?room=himanka&image=82.jpg



題名:(New!)挿絵を描きました!  名前:皿ブレッド 2016/07/13(水) 15:15 No.83

4章の挿絵になります。

誠に申し訳ございませんが、
描き溜めのストックがなくなってきた為、
更新スピードが落ちるかと思います。
予め御了承ください

ttp://bbs10.aimix-z.com/photovw.cgi?room=himanka&image=83.jpg

394新あぶらみより転載:2016/07/21(木) 21:34:16 ID:ONYI0gG.0
題名:(New!)第5章更新しました!  名前:皿ブレッド 2016/07/20(水) 19:53 No.89 操作

間隔が大分空いてしまいすみませんでした。
新しいurlです。5章は上・下の2本立てです。
ttp://www1.axfc.net/u/3694655
Pass:himanka

無駄に長くなっておりますが御了承ください。
正直な所、一番自信がない章です(汗。
コメントを参考に修正するかもしれないです…

395 ◆t3E9hfR0Bc:2016/07/29(金) 00:53:02 ID:0PRGa6Zk0
29日ですので、毎月の駄文を。

ttp://www1.axfc.net/u/3698242.zip

パスはいつも通りです。

396547:2016/07/29(金) 22:49:22 ID:QAda1.dE0
毎月乙です!
とても久しぶりになってしまいましたがが、自分もSSを投稿します。
ジャンルは、以前投稿した「孫策、于吉にお一矢報いんとする」と同じ
恋姫無双の二次創作SSです。

「劉備、救う為に薬を飲むの事」

黄巾の乱が終結してから、しばらく経ったその日。
桃華村の外れで、劉備と華佗がばったりと再会した。

「久しぶりですな、劉備どの」
「お久しぶりです、華佗さん。ところで、その瓶に入ってる物は一体何ですか?」
華佗は、異様な色をした液体の詰まった水瓶を背負っていた。
「この薬を飲んだ者は無双の剛力を得られるが、一度飲むたびに重い代償を負うことになる。あの太平要術の書には及ばないとは言え、十分危険な代物だ」


そう話していた2人の耳に、轟音が聞こえてきた。
「この音・・・何か爆発したのか?」
「あっ!あっちの方には、孔明ちゃんや子供達が・・洞窟の中に薬草を取りに行って・・・」
「何!?助けに行か・・・」
2人が向いた方には、十数人の兵士が立っていた。
彼らは土色の肌を、いや土そのものの肌をしていて、
その目には生気とは全く別の、暗い輝きがあった。

「劉備殿、下がっていて下さい」
「は、はい!」
華佗は水瓶を下ろし、兵士達の方に向かっていった。
兵士は腰に下げた剣を、抜かずに華佗に殴りかかって来た。
(剣を使わないのか?)
疑問を覚えながらも華佗は、兵士の拳撃をかいくぐる。
そこから、拳で一人の兵士の腹を打ち据え、その兵士は倒れた。

だが、動揺したのは仲間を倒された兵士達ではなく、倒した華佗だった。
(この手応え・・・人では無い!?)
その疑問に答えるかの様に、倒れた兵士は砂になって、崩れ去っていった。

そして、その様に気を取られた隙に、他の兵士達が華佗を殴りつけた。
「ぐっ!がっ!」
華佗は兵士達の攻撃に晒される。
急所への直撃はかろうじて避けていたが、見る見る内に傷が付けられていく。


「あわわ・・!・・・」
劉備は何も出来ずに震えていたが、やがて華佗が置いていった水瓶を見据えた。

「り、劉備どの・・それを飲んではいけ、ぐがっ!」
華佗は止めようとするが、その間にも兵士に殴られる。
そして、その姿が劉備の決意を固めた。

劉備は水瓶に口を付け、中身を少し飲んだ。
そこから殴りかかった。

「と・・・とりゃ―!」
その一撃に込められた力と振り抜かれる速さは、
関羽や張飛達に匹敵する程だった。
華佗への攻撃に集中していた兵士達は、
その一撃になぎ倒され、砂になっていった。

「これが薬の力・・・しかし、代償が・・・」
その代償は、すぐに明らかになった。
「ひ、ひやぁぁ!!」
劉備の体が瞬く間に膨れ上がった。数字にして、20kg程の増量だった。
顔は余り変わらなかったが、服は今にもはち切れてしまいそうになっている。
元から大きかった胸は頭よりも大きくなって、ここだけは服が破れてしまって深い谷間が見えてしまってる。
たるみ気味だったお腹も、胸に次いで大きく突き出ていた。


「これが重い代償・・・劉備殿、俺を助ける為に・・かたじけない!」
「華佗さん、まずはみんなを助けましょう!」
「ああ、そうだったな!」

397547:2016/07/29(金) 22:49:42 ID:QAda1.dE0
二人が駆け付けた洞窟の入り口は、落ちてきた岩に塞がれていた。
その直径は10数メートルに及び、重さはどれ程になろうか――
僅かに隙間があるが、どうあがいても人は通れそうにない。
ただ、声だけが聞こえてきた。

「・・・誰か!誰か聞いてますか!?」
「孔明ちゃん!」
「孔明殿!大丈夫か?」
「私は大丈夫です・・・でも・・・」

孔明は黙り、その代わりにか弱いうめき声が聞こえてきた。

「誰か怪我をしてるのか!?様子はどうなんだ!」
「なるべく早く手当をしないと・・・
「だったら、この岩を・・・」
劉備は躊躇う事無く、再び水瓶に手を伸ばした。
「劉備殿、それ以上は駄目だ!」
華佗は、劉備の手から水瓶を取ろうとしたが、
傷ついた体では、今の劉備の力に及ぶはずも無かった。
「華佗さん、止めてくれてありがとうございます・・・でも・・・ごめんなさい!」
劉備は、水瓶の中身を、飲みほした。

「よい・・・っしょぉ!!」
それによって得られた力は、洞窟を塞ぐ大岩を取り除くに足る物だった。
そして、その力の代償は――

「そんな・・・!」
洞窟から出てこれた孔明たちが見たものは、
肉塊となり果てた劉備の姿だった。
当然の如く、服は引き裂かれ、肉に満ちたその姿は丸見えになっている。
その重さは、彼女が取り除いた大岩と同等であろうか。
大岩を動かすほどの力が付いた手足も、体の肉に遮られ、全く動かなくなっている。
ただ、その身動き出来ない巨体は、大地の様な安定感を醸しだしていて、
面影を残したまん丸い顔には、自分がこうなったにも関わらず孔明達を救えた事に安堵する笑みを浮かべていた。

左導師の于吉が近くの崖からその様を見ていた。
「黄巾の乱は奴らのせいで血と涙が流れる前に止められてしまったから、それで集まった感情で復活させても、やはり力不足だったか・・・次は、あの宦官辺りを使って、じわじわと負の感情を集めることにしましょうか」
于吉は、姿を消した。
「?」
その気配を感じた華佗はその方を見上げるも、やがて視線を下ろし、
頬を緩めた。

そこでは、義勇軍の皆が劉備の体を持ち上げて、全員で村に帰ろうとしていた。

(あの于吉がどんな術を手に入れようが、どんな策を用いようが、彼女達は負けない。
確かな覚悟と絆があるから――)
「さて、俺も頑張らないとな!」
華佗は傷ついた体を引きずりながら、去っていった。

おわり

398500:2016/07/29(金) 23:14:38 ID:P3sWw/7M0
7.肥育開始

ソノラとアムが手を組んでから1週間、その1週間の間に2人は肥育の為の準備を行っていた。
その際、アムが肥育に使えそうなものはないかとソノラをキルト内のある場所へと案内したのだが、そこにはなんとクノンがいたリペアセンターが
存在しており、必要となりそうな薬品や道具、設備に至るまでが揃っており、ソノラの持つ知識が十分に発揮出来る状況が揃っていた。
キルト内にはリペアセンター以外にもリインバウムに存在した場所、施設、物が混在しておりまるで継ぎ接ぎな世界なのである。
その中にはカイルの海賊船も存在しており、アティ先生とソノラは海賊船を発見してからはそちらに住み着いていた。
そして、肥育をする為の準備をリペアセンターにて済ませた2人は最後に、ソノラがアムに講義をするかのような形で向かい合うとソノラが口を開く。

ソ「さて、この1週間の間にアムには私の知識を伝授して、ここにある肥育に使える薬品やらその他諸々の使い方を覚えてもらった訳だけど…後は実行のみ、アムはどうする?」

ソノラの問いにアムはこの1週間でソノラに教えられ、そしてそれを踏まえて考えて来た自分の答えを伝える。

ア「ナツミを肥育するわ、カシスは…同時には無理があるし今はいいかな?」

過程を想像して嬉しそうに微笑むアムにソノラは確認を行う。

ソ「アム、私はあくまで知識を教えてあげたり薬品の使い方とかを教えてあげたりはするけど、あくまで実行はアムだよ。
 協力はここまで…1週間ずっとアムにつきっきりだったんだかこれからは海賊船の先生のところに戻らせてもらうんだからね!」

ア「はいはい、今までありがとうございました。1週間もご無沙汰させて悪かったわね、でもそのおかげで知識は得られたし…後は1人でも大丈夫よ」

やれやれといった様子で呟いた後、アムはソノラに手を差し出す。
差し出された手をソノラが握り返し、軽く握手を交わすと2人はリペアセンターを後にするのだった。
そしてアムが自分の家へと帰るとリビングでくつろいでいたナツミが迎える。

ナ「あ、アム。おかえりー」

ア「ただいま、ナツミ。カシスは?」

ナ「カシスなら庭でサモナイトリーフで召喚術の行使の練習中、戦えない状態なのが嫌みたいで…私は気にしないでいいって言ったんだけど」

庭にアムが目をやるとカシスの姿が見える。
集中しているらしくしばらく戻って来なさそうな様子にアムはチャンスと感じ、ナツミに気付かれないようにポケットに忍ばせた薬品を確認する。

ア「…そっか、頑張ってるわね。なら飲み物でも差し入れしてあげようかな?ナツミも飲む?」

ナ「えっと、じゃあ貰おうかな」

キッチンへとアムが向かうと手早く飲み物を用意し、ナツミの分の飲み物にサッと薬を混入する。
無味無臭の薬品を素早くかき混ぜるとすぐに分からなくなった。
飲み物を持ってリビングに戻るとナツミに手渡す。

399500:2016/07/29(金) 23:15:13 ID:P3sWw/7M0
ア「はい、どうぞ」

ナ「うん、ありがとう」

手渡された飲み物を何の疑いもなく飲んだナツミを確認した後、アムは差し入れをしにカシスの元へ向かう。
向かう途中、アムは肥育を実行に移そうとした矢先にやってきたチャンスとそれをモノに出来た状態に笑顔を浮かべた。

ア「ふふ、まずは成功…食欲増大、満腹中枢麻痺、とりあえずはこれでいいわ。後はたっぷり食べさせてあげないと、ね?」

そしてその夜、アムとカシスとナツミの3人で夕食をとっている(アティ先生とソノラは海賊船にて別生活の為)と「くぅ〜」という音が聞こえて来る。
その音がした途端ナツミが顔を赤くしだした、カシスは悪戯っ子のような表情を浮かべて茶化す。

カ「なぁに?ナツミってば食べてる最中に…そんなにお腹が空いてたの?」

茶化されたナツミは遂に顔を真っ赤にして抗議をする。

ナ「こ、これは、今日は別! 何時もじゃないんだから! ただ、ちょっと今日はお腹が空いたなってだけで…」

カ「ふ〜ん? 今日は特に何もしてない筈なんだけど?」

ナ「もう!いいよ!」

ふんっと顔をそらすとナツミは残っていた夕食をかき込むとアムに空になったお皿を差し出す。

ナ「おかわりで!」

ア「ん、ちょっと待って」

差し出されたお皿に料理を盛っていくアムとそれを待つナツミ、アムは早速表れた効果に満足しつつ多めに盛っていく。

ア「どうぞ、まだあるからおかわりしたかったら言ってね」

ナ「ありがと!」

受け取るや否や一気にかき込むナツミ、そんな様子にカシスは苦笑いする。

カ「あはは、もう、ごめんごめん。茶化し過ぎたって…食べ過ぎでお腹壊さないようにね」

ナ「いいもん、ヤケ食いなんだから」

そうしてそのまま夕食は続き、その後もナツミは何度かおかわりをして夕食を終える頃には苦しそうにお腹を抱えていた。

カ「全く、アムじゃないんだからあんな量無理だって」

ア「私が大飯ぐらいな言い方はよしてよ」

ナ「いや、そこは私もカシスに同意…うぅ、苦しい…」

400500:2016/07/29(金) 23:16:36 ID:P3sWw/7M0
う〜んとお腹を抱えたまま椅子にもたれ掛かるナツミに仕方がなさそうにカシスが肩を貸して、部屋まで連れて行く。

カ「ほら、部屋で横になって落ち着かせたら? じゃあアム、私は部屋にナツミを連れて行くから、お休み」

ナ「ごめん、ありがとうカシス。アム、また明日ね」

ア「お休み、ナツミ、カシス」

アムに見送られながら部屋へと戻ったカシスとナツミ、ナツミをベッドに横にさせるとカシスはお大事にと言うと部屋を去った。

ナ「ふぅ………」

1人になったナツミはベッドに横になったまま溜息をつく、そしてお腹をなでる。
なでられたお腹は食べ物が詰まっているせいで張っているのだが、

ナ「お腹がいっぱいで苦しいのに、なんでまだ空腹感があるの…?」

自身の奇妙な感覚にナツミは疑問を感じ、しかし原因が分からずそのまま眠ってしまうのだった。



なんとか29の日には間に合いました、他のSSも投稿されて掲示板が活気づいていいですね。ガンバです!

401名無しさん:2016/07/31(日) 14:55:12 ID:iTbsj4Ak0
おつです

402名無しさん:2016/07/31(日) 22:16:37 ID:BpbknhIs0
皆様乙乙
最近はあぶらみの方も含めて投下が多くて嬉しい

403Sunny:2016/08/15(月) 01:43:20 ID:zmcXlBc20
ttp://bbs10.aimix-z.com/photovw.cgi?room=himanka&image=103.jpg
ttp://bbs10.aimix-z.com/photovw.cgi?room=himanka&image=104.jpg
お久しぶりです。少し思い立って昔描いたイラストをリメイクしてみました。
まさか8年前とは…時間が経つのは早いですね…色々なことがあったなぁ…

404名無しさん:2016/08/15(月) 17:52:01 ID:aB/0IJWc0
これはまた懐かしい人が!
明らかに進化していてすばらしいw

405 ◆t3E9hfR0Bc:2016/08/29(月) 00:01:07 ID:QVt6HoIM0
29日ですので、駄文を
ttp://www1.axfc.net/u/3711753.zip
パスはいつものです。

406名無しさん:2016/08/29(月) 19:59:19 ID:i9bVtLtQ0
乙乙
いつもお世話になってます…ホントに

407 ◆t3E9hfR0Bc:2016/09/29(木) 00:02:07 ID:5bIn3xNE0
29日なので、毎月のですが駄文を。
ttp://www.rupan.net/uploader/download/1475074513.zip
いつも利用させて貰ってるアップローダーが不調なので別の場所ですが、パスはいつも通りです。

408名無しさん:2016/09/29(木) 20:51:12 ID:vUtmCxOs0
>>407
毎月乙です

409500:2016/09/29(木) 21:49:49 ID:QpCer2/E0
先月は何故か規制されて投稿できなかったので今回は一気に2話分です。

8.同じ大食いなのに結果は違う

ア「〜♪」

鼻歌混じりにアムはキッチンで朝食を作っていた。
ナツミに薬を投与してからアムは、日々が楽しくて仕方がないという状態だ。
仲間の為に食事を作るというのはキルトに食事を用意するのと同じく元々苦ではないし、
それが自分の趣味の実益に繋がるというのであればむしろ喜悦しかない。
元の世界への帰り方や他の漂流者がいないか、そういったモノの進展はあまりないもののアムの日常としては進展は飛躍的だった。

ア「よし、こんなものかな・・・」

朝食の味見をして満足気に頷くと、それぞれの器に盛りつけていく。
アムの器は元々大きかったが、ここ最近はナツミの器も大きくなっていた。
薬の効果は順調に出ているらしく、空腹感と満腹中枢の麻痺の影響でお腹いっぱいまで毎回食べ続けた結果、胃袋が拡張され
今ではアムよりも食べる時がある。

ア「ふふ、何かを作ったり育てたりって・・・楽しいなぁ。さて・・・ナツミ!カシス!ご飯出来たわよー」

朝食の準備を終えたアムはリビングに朝食を運びながらナツミとカシスを呼ぶ為に声を上げる。
しばらくしてナツミとカシスの2人がやって来た。

カ「ふあぁ〜・・・おはよう」

ナ「おはよう〜・・・」

ア「おはよう2人共、まだまだ眠そうね?」

いつものように挨拶を交わして席に座り、朝食をとり始める3人。
軽く雑談を交わしながら食事をしていると、カシスがサモナイトリーフを取り出して悩まし気に呟いた。

カ「はぁ、これを使った召喚術、練習はしてるんだけど全然出来ない・・・なんでアムとナツミは普通に使えるのさ?」

ア「私は最初から使い方は分かったし、皆使えるものだと思ってたけど・・・
  熟知してる訳じゃないし断言出来ないけど、単に練習不足か、あるいは先天的に使える人とそうじゃない人がいるんじゃないかしら?」

ナ「むぐ、私も特に意識して使ってる訳じゃないし、ゴクゴク・・・練習もしないでぶっつけ本番で出来ちゃったから先天的なモノじゃないかな?」

カシスは膨れっ面をしながらアムとナツミを見る。
その目は若干の嫉妬めいたものが混じっていた、海賊船にいるアティ先生とソノラでさえサモナイトリーフは使えるのに、自分だけが使えない状況に思うところがあるらしい。

カ「それじゃ参考意見にはならないよ。はぁ、そういった事で2人は悩みとかなさそうだよね。そんなだから朝からそんなにお腹に入るんだよ。」

ナ「んぐっ!? そ、それは関係ないよぉ!」

ア「私は前からこれくらい普通だから」

410500:2016/09/29(木) 21:50:31 ID:QpCer2/E0

不意のカシスの一言に、それぞれの反応を示す2人。
アムは素知らぬ顔をして受け流したがナツミは慌てた様子で否定をする、そんな様子をカシスはジト目で見つめ、視線を2人の体にうつした。
アムの体は出会った頃と特に変わらずだ、胸が相変わらず大きい・・・アティ先生程ではないが・・・。
そんな事はどうでもよくはないがどうでもいいとカシスは一瞬自分の胸とアムの胸を見比べた後で改めてナツミを見た。
アムの方は変わらずだったがナツミの方は大分変化があった。
痩身と言っていい体付きだったナツミの体は今は豊満へと変わっていた、ほっそりとしていた足や腕はムチムチと肉付きがよくなり膝枕、腕枕が非常に気持ち良さそうだ。
お尻もムチムチとした足に比例するように大きくなって、今ナツミが座っている椅子からはみ出そうになっている。
お腹は食べている最中なのもあるがぽっこりと膨れており、くびれがすっかりなくなって柔らかそうな肉を蓄えていて揉んだらいい感触がしそうだ。
その柔らかそうなお腹の上にはそれ以上に柔らかそうな胸が自己主張していた、慎ましい胸をしていた筈の胸は何カップ分も大きくなっている。
深いとまではいかないが谷間がくっきりと出来ていてその成長ぶりが窺える。
最後に顔は二重顎や目が肉で圧迫されたり等は起きていないがプニプニと肉付きがよくなっていてつねりたい頬が出来上がっていた。
総合的に見てまだ太り過ぎや肥満などとは言われるレベルではないがこのまま進めばそうなるのも時間の問題な現状だった。

カ「関係あるないは別にして、たくさんお腹に入らなきゃそんな太ってないと思うんだけどぉ?」

ナ「そ、それは・・・最近お腹が空いて仕方がなくて・・・も、もう! 同じくらい食べてるのになんでアムは太らないの!?」

ア「そんな事言われても、私は昔からこのくらい食べてるし生活スタイルも変わってないわ。単純に個人差の問題じゃないかしら?」

カシスとナツミの言い合いから自分に飛び火してきたアムは素知らぬ顔で受け流したままだ。
そんな対応のアムにナツミは悩まし気に顔をしかめるが、結局そのまま朝食の続きに戻るのだった。

ア「さて、と・・・流石に気にしだし始めたわね」

朝食を終えて自室に戻ったアムは現状を再確認していた。
薬物投与の後は順調に食欲に従って食べて太り始めたナツミだが流石に太り出した事を気にし始めていた。

ア「ナツミには、環境が変わったり現状の不安のストレスが食欲って形で表面化しただけだって言い包めてはいるし、今はそこまで深刻にはしてないけど・・・手を打つべき?」

次の手を打たないとと考えつつナツミの姿を想像する、段々と太り始めていくナツミの姿にアムは興奮を覚えていた。
もっと太らせたい、太らせた姿が見たい・・・そんな感情が湧き上がって止まらない。

ア「ふふふ、我ながら酷い趣味ね・・・」

自傷気味に笑ってアムは次の手を思案する。ソノラからの知識でやろうと思えばいくらでも手段はあった。
その思い浮かんだ手段の中から実行に移す手段を選ぶ。

ア「よし、早速行動開始よ」

411500:2016/09/29(木) 21:51:41 ID:QpCer2/E0
9.捕まえた


ア「これと、これ・・・あとは、これかな・・・」

自室に隠してあるさまざまな薬品が入った棚から幾つかの薬品を取り出すとアムはキッチンへと向かう。

ア「やっぱりあまい、あまぁ〜いケーキで・・・女の子はあまいもの好きだものね」

冷蔵庫の奥に隠していた非常に高カロリーな糖分たっぷりのショートケーキをそのまま切り出さずホールでお皿に取り出すと、そのケーキにパラパラとさっきの薬品を振りかける。
それにより依存性と中毒性をもった下手なドラッグよりも危険な肥育ケーキとなったショートケーキが完成した。

ア「ふふ、どうでもよくなっちゃえばいいのよね? ちょうだいちょうだいってあまいケーキを欲しがって甘えてきなさい、ナツミ♪・・・あまいケーキだけに、ふふふ。」

我ながら酷い、おかしいと思いつつも止める気はないアム。
そしてそのケーキを持ってナツミの部屋へと向かった。

・・・

ナ「はぁ、やっぱり食べ過ぎだよね」

自分に割り当てられた部屋で鏡を見ながらお腹をつまむナツミ、つまんでみるとムニュリと決して薄くはない厚さの肉が摘まめるというより掴める。
胸に手をやれば前よりだいぶ大きくなっていて、そこは嬉しく思うような、それだけ太ったのだと落ち込むような複雑な感情が生まれて来る。
全体的に、どう見繕っても太った、それもけっこうなペースで・・・。

ナ「アムは無意識下に感じてる現状への不安が〜、とか言ってくれたけど・・・これは不味いなぁ、カシスにも言われちゃったし」

ダイエットするか、そんな風に思っていると扉がノックされる。

ナ「っ! ちょっと待って」

お腹を丸出しで腹肉を掴んでいる姿なんて見られたら恥ずかしい、そんな気持ちからつい声が大きくなる。
身だしなみを整えるとちょうど声が扉越しにかけられた。

ア「・・・いいかしら?」
ナ「う、うん、どうぞー」

ガチャリと扉を開けて入って来たのはアムだった、手には大きめのケーキを持っている。
ダイエットするかと思った矢先にケーキが目の前に来る事態に苦笑を浮かべそうになったナツミだが、ひとまず何か用事かとアムに尋ねた。

ア「何、今朝のことをきにしてるかなって思って・・・前にも言ったと思うけど、ナツミは異世界のそのまた異世界からやって来た、目まぐるしく変わる現状に知らないうちに不安とストレスが溜まってるのよ」

ベッドに座り、ケーキの皿を膝の上に乗せながらアムが慰めるような優しい微笑で話しかけてくる。

ナ「心配してくれたんだ、ありがとうー」

ナツミもアムの横に座り、お礼を言うとやや恥ずかし気に笑顔を浮かべた。

ナ「けど、それで何故にケーキが?」

アムが来た理由は分かったがケーキとの関連性は分からない、疑問をぶつけるとアムは相変わらず微笑のまま話を続ける。

ア「だってナツミの不安とストレスの解消方法は食事じゃない? だから特別にこしらえたケーキを持って来たのよ」

ナ「え、いやぁそういうつもりはないんだけど・・・確かに最近食べ過ぎだけどね」

だから太っちゃったんだしと、内心で呟くナツミ。
そんなナツミをよそに、アムはケーキをフォークで切り分けて一口大の大きさにしてフォークに刺す。

ア「無意識のうちに発散させたいって思ってるんじゃないかしら? だから食べて発散出来るならそれでドンドン発散させたらいいわよ。ガス抜きは大事だわ。」

はいっと、ケーキの刺さったフォークをナツミの口元にやるアム。

ナ「ぃ、いやぁ、でも、ほら・・・カシスにも太ったって言われちゃったし、ダイエットしょうかなって思ってて、だから嬉しいんだけど。」

ア「いいじゃない? 今日だけって事にして食べちゃいなさいよ。それに、無意識の内に溜まった不安とストレスっていざという時に爆発するもの・・・発散出来るならしておいた方が楽だわ、きっと。」

再度ケーキを差し出すアム。

ナ「(う〜ん、アムって最初は人付き合いなんてしないような感じだったけど、打ち解けるとグイグイ来るタイプなのかな?)」

嬉しい反面、ダイエットの障害だとも思うナツミだが、アムの行動はやや強引だが心配と気遣いからくるもの・・・なによりせっかく用意したであろうケーキには申し訳ないという気持ちも沸いてくる。
少し迷った末に出した結論は、

ナ「うん、じゃあ食べようかな」

食べる事だった。
食べると聞いたアムは嬉しそうに満面の笑みになる。

412500:2016/09/29(木) 21:54:19 ID:QpCer2/E0
ア「よかった、それじゃあ・・・あ〜ん♪」

ナ「えぇ、改めると恥ずかしいよぉ」

顔を赤らめるナツミだが、結局あ〜んと口を開けて食べさせてもらおうとする。

ア「はい、どうぞ・・・」

ナ「っ!?」

フォークをスッと差し出し、静かにささやいたアムに何故かナツミは寒気を覚えた。
ビクッと体を震わせるとアムが怪訝な顔をする。

ア「どうしたの? ナツミ」

ナ「い、いや・・・何でもない」

何かが警鐘を鳴らしていた、このままいくともう取り返しがつかないような・・・第六感ともいうべきものが警戒をして来た。
しかしそれが何故かは分からない。

ナ「(別に何も不思議な事なんてないよね? あ、もしや激マズだって警戒だったり・・・?)」

考えても分からない、アムに意識を向ければ不思議そうな顔をしている。

ア「食べないの?」

ナ「あ、うぅん、食べる。ぁ、あ〜ん」

アムに聞かれて、つい食べると答えてしまった。

ナ「(ま、気のせいだよね)」

そのまま口を開けてナツミはアムにケーキを一口食べさせてもらった。
・・・食べさせてもらってしまった・・・。

ナ「ん、あまくて美味しい!」

口の中に広がるあまいケーキの美味しさ思わず感想が出る、甘くて美味しい、非常に美味しい、素敵なケーキ。
もっと味わいたいと思った矢先に目の前にケーキが差し出されていた。

ア「気に入ってくれて何よりだわ。はい、もう一口、あ〜ん」

アムが切り分けたケーキを再び差し出して来てくれていた、とっても甘くて美味しいケーキを。

ナ「じ、自分で食べるってば・・・うぅ、あ、あ〜ん」

差し出したままフォークを渡す気配がないアムにナツミは仕方なくまた食べさせてもらう。

ナ「んん♪ あまい・・・」

本当に美味しいケーキだ、夢中で味わっているとすぐになくなってしまう。
しかし、なくなったのを見計らってアムがあ〜んと差し出して来てくれる。

ア「もっと食べるでしょう、あ〜ん」

ナ「・・・ぁ、あ〜ん」

これで三度も食べさせてもらってしまった、恥ずかしいがフォークを渡してくれないから仕方がない。
もぐもぐと食べ終わるとまた差し出してくれる。

ア「ナツミ、あ〜ん」

ナ「あ〜ん」

アムに促されるまま、食べさせてもらい続けるナツミ。
そんなナツミを見るアムの表情は、怖いほどに優しい笑顔だった。


私の小説ってそこまで肥満化描写がないわりに長い気がします、ちゃんとした肥満化小説なのか・・・。

413名無しさん:2016/10/01(土) 19:01:05 ID:WXK1ykEw0
>>407
「残された物」の方が地味に怖い…死亡者出まくりで…

414名無しさん:2016/10/02(日) 14:43:22 ID:pWq8A4DI0
初めまして!
なのかは分かりませんが…皿ブレッドです。
日本に帰国した為、こちらに投稿できるようになりました。
なので今回は自分で宣伝いたします。
ttps://www.axfc.net/u/3724842
Pass:himanka
更新が遅くなってしまいましたが、宜しければまた読んで頂けると幸いですm(__)m

415名無しさん:2016/10/03(月) 16:10:15 ID:UgSIjyQ.0
>>412このくらいでちょうどいいと思いますよ

416名無しさん:2016/10/04(火) 01:16:51 ID:qbkeO1lU0
完成したので投稿します。
読んでいただけたら嬉しいです。


魔法使いセラートは最強の魔法使いになると言って行方をくらませた妹・リタを探して旅をしていた。
砂漠や雪山といった難関を乗り越えて、故郷からはるか離れた村にたどり着いたとき、
リタらしき人物を村の先にある森で見たという情報が入ってきた。
森は危険な魔物や植物が多くいるという。
しかし、リタの手掛かりが少しでもあるのならば行かずにはいられない。
それにセラートは自分の魔法の腕前には少なからず自信があった。
魔物に襲われても返り討ちにできるだろう。
準備を万全に整えてからセラートは森に入っていったのだった。

森に入ってから数日が過ぎた、森はまだまだ続いている。
持ってきた食糧が底を尽きかけている。
だが引き返そうという考えはセラートには無かった。
森の奥に進むにつれて出てくる魔物がふくよかになってきており、
きっと森の先に行くほど食糧に困らなくなるだろうと予想していたからだ。
しばらく進むとその予想は的中した。かわいらしいうさぎ型のモンスターが木に飛びついて果実を食べている。
その果実は熟れて金色に輝いておりリンゴによく似ていた。
モンスターが襲ってくる様子がないので、果実を一つ食べてみる。
一口齧ってみると口の中にジュワッと蜜があふれ出す。こんなに甘くておいしいものは食べたことはない。
荷物袋に入るだけ収穫し、先を急ぐことにした。当分食糧には困らないだろう。

さらに進むこと数日、森の木々があの果実の成る木ばかりになってきた。
そしてセレーナの体にも変化が現れ始めた。ローブがきつくなってきた。
セ「太ってきたかな…でもおいしすぎてつい食べちゃうんだよね。」
そんなことを呟きながら、襲ってくるモンスターは焼き払っていく。
いつの間にか飛んでいるモンスターを見かけなくなった。
この辺の鳥型のモンスターは羽が退化し体は丸々と肥え太っている。
枝まで届かないため木から落ちてきた果実を貪っているようだ。
まるで村で飼っている鶏のようだ。果実しか食べていないので久しぶりに肉が食べてみたくなる。
セレーナは思い切ってこの鳥を仕留めて料理してみた。
火で焼くくらいしかできないが食べてみる。もちもちと柔らかく一口噛むたびに濃厚な肉汁があふれ出す。
信じられないくらい美味だった。それからしばらく、セレーナは果実や鳥を食べながら進んでいった。

417名無しさん:2016/10/04(火) 01:18:29 ID:qbkeO1lU0
〜数日後〜
セレーナは見てわかるほどに太っていた。
ゆったりしたローブを着ているのにぴちぴちになっている。
体のラインがはっきりとでてしまい、ぼよんっ!ずむっ!ぼむっ!といった具合に胸、腹、尻が突き出ている。
歩くたびに胸がぶるぶる揺れ、腹肉は足の動きに合わせてぽよぽよ動く。
歩くペースはいつの間にか遅くなっていた。だいぶ森の奥まで来ており、怪しげな植物が増えてきた。
光は葉に遮られ、活発に動き回るモンスターはいない。ほとんどが何かを食べ物を食べている。
セ「ふぅ・・・フヒィ・・・もう、体が重くてたまらないわ・・・あむっ」
セレーナも例外ではなく息を切らせながらも熟れた果実を貪りながら歩いていく。
休憩を挟もうと思った矢先、人一人はあろうかという巨大な花の蕾を発見した。
恐る恐る近づいていくと蕾が開き、なかから裸の丸々と肥え太った女が現れた。
?「ふわぁ〜よく寝た。。。あ、お姉ちゃんだ!そろそろ来ると思ってたよ!」

なんと太った女はリタだった。よく見ると下半身が花と一体化している。
セ「あなたリタなの!?その体は…ずいぶんふくよかになったのね・・・」
リ「そうだよーこの体は便利なんだぁ。豊穣の呪いに手を出したからね。この森は私そのもの。苦労したわ。」
そういってリタはヒラヒラと手を振る。地面から触手が飛び出しゆらゆらと揺れ始める。
セ「あなた…私が道を正してあげるわ!」
リ「しょうがないなぁお姉ちゃんは…この体の素晴らしさがわからないなんて。」
セレーナはリタに飛び掛かる。火球の連弾をお見舞いしてやろうと手に魔力を込めた・・・
次の瞬間セレーナは4本の触手によって体の自由を奪われていた。
セ「くっ!いつの間にっ!こんなはずでは…」
リ「あはは、お姉ちゃん自分の体見てみなよ。ぶよぶよだよぉ?素早い動きなんてできるわけないじゃん。」
素早く動いたつもりのセレーナだったが全然動けていなかったようだ。

リ「じゃあ始めようかな」
セ「ぶふっ!?」
新たな触手が現れ口に差し込まれる。シューという音とともに先端からガスが溢れ出した。
リ「お姉ちゃんの体の豊穣のポテンシャルを引き出すガスだよぉ。どんどん吸って〜」
何故か吐き出すことができずセレーナの体がどんどん膨れ上がっていく。
全体的に球体のようにぱんぱんになり、四肢が膨れていく。身動きができないまま、体が浮き上がっていく。
そのまま森の葉の上まで浮かび上がっていき、ごろんと放り出される。そこは木々の葉の上だった。
下にいたときにほとんど光が入ってこなかったこともあり、葉同士が絡み合って頑丈な足場になっている。
続いて蕾が葉の下から現れ、なかからリタが現れた。
セ「ぐ、ぐるじぃ・・・助けて」
リ「ぷくぷくになっちゃってかわいいお姉ちゃんね。私の眷属になるなら助けてあげるよ。」
そういって触手でセレーナをごろごろ転がす。
セ「やめでぇ・・・うぷ・・・でも眷属はいやぁ・・・」
四肢までまん丸に膨れ上がった体では何もできない。リタは笑いながらセレーナをもてあそび続ける。
リ「わがままなお姉ちゃんだなぁ。私の眷属にならないとガス抜けないよぉ?いつまでもつかなぁ」

〜数時間後〜
セ「うぐぅ・・・なる、なるがらぁ・・・眷属になるからもう・・・やめでぇ・・・」
体をごろごろ転がされたセレーナの心はすぐに折れた。
リ「よく言えました〜!眷属にするには自分から願わないといけないんだよね〜」
リタはセレーナを触手で吊るし上げるとそのぱんぱんに膨れ上がった乳房をセレーナの口に当てがった。
リ「たんとお飲み!すぐに何も考えられないようにしてあげるよ。」
セレーナの口の中に濃厚な母乳が流し込まれる。体に電撃が走った。
セ「んくっんきゅっんきゅっ!」
リ「んっ!お姉ちゃん強く吸いすぎだよぉ。痛いよもぅ・・・って聞いてないか。」
ぱんぱんに膨らんだ体の張りがどんどん緩くなっていく。ぶつっぶつっという音とともに胸から腹にかけてのボタンがはじけ飛ぶ。
びりびりというおととともに衣服が破れまくる。セレーナの体はあっという間に贅肉に包まれた。
リタの母乳には対象の理性を奪い肥え太らせる効果がある。
こうしてリタによるセレーナの肥育が始まった。

418名無しさん:2016/10/04(火) 01:20:04 ID:qbkeO1lU0
〜数日後〜
セ「あぶぅ〜んむっ、もぐっ」
触手から解放され、理性を失ったセレーナは手当たり次第にリタの出した果実を食べていく。
それは森の中で主食にしていた果実だった。魔力を高める効果とともにすさまじい栄養があるようだ。
セレーナはぶくぶくと太っていた。胸は円形の形を失いだらしなく引き延ばされお腹に乗っかっている。
お腹はぶよぶよと4段腹を形成し、栄養の過剰摂取で汗が噴き出している。
尻は破裂寸前だ。叩けばさぞいい音がなることだろう。
四肢は関節がわからないほと脂肪がついてしまっている。
リ「だいぶ肥えてきたね〜。太っていくお姉ちゃん見てるとぞくぞくしてきちゃった。」
リタはセレーナの四肢を触手で拘束し、宙づりの状態にする。
自ら下腹部をまさぐると丸太ほどはありそうな怒張した陰茎があらわれた。
リ「んっ!初めに極上の栄養を覚えてもらわないとねぇ・・・」
無理やりセレーナの口に突っ込むと激しくゆすり始めた。
セ「ぶふっ、もごっ」
リ「このままイクよぉ〜!でるっ!」
ズドドドドと凄まじい勢いで口に精が解き放たれる。
セ「おごぉっ、んっ!」
母乳とは比べ物にならない濃厚な味、最高の消化性で体に取り入れた瞬間に贅肉に変わっていく快感はたまらない。
セレーナがもっと吸い出そうと舌を這わせるとリタにお預けを食らってしまった。
リ「だーめっ?次はこれ!」
リタは仰向けになり、宙づりであらわになったセレーナの秘部にいきりたったモノを突き刺した。
しかしモノが太すぎて先しか入らない。
リ「あんっ!お姉ちゃんのなかキツキツだわぁ・・・ほとんど入らない!」
セ「ぶふぅっ!もっと!もっと!」
リ「そんなに焦らないの!もっと太って重さで奥まで突き刺してね!そしたらもっと出るかもよ?時間はたっぷりあるわよぉ。」

〜数日後〜
セ「うっぷ!げふぅぅぅぅぅ!もご・・・」
ギチギチと陰茎がセレーナの膣内に入っていく。半分ぐらいまで刺さっている。
リ「んあっ、気持ちいいわぁ・・・お姉ちゃんのなかお肉がぎっしり詰まってる・・・」
セレーナは凄まじい速度で太っていた。浮遊の魔法を使ってリタが出した食べ物をどんどん口に詰め込んでいく。
ほとんど噛まずに飲み込んでいくため、腹は歪に膨らみぱんぱんに詰まっている。
ぎっしり脂肪がつまったお腹はリタを覆い隠してしまうほどだった。
胸は重力に逆らうように実り、成長が間に合わず蓄えきれない母乳が垂れ流されていた。
触手が乳首を絞り上げ母乳をリタの口に運んでいく。そのせいかグロテスクなまでに乳首は引き延ばされ牛のようだった。
尻は割れ目を見失うほど肉がつまり、最高の締め付けを引き出し、リタのモノを刺激していた。
リ「まだまだいけるわね・・・お姉ちゃん!」

419名無しさん:2016/10/04(火) 01:21:38 ID:qbkeO1lU0
〜数日後〜
ギチチッ、ギチッ
セ「ぶひぃ〜んごっ!げっふ!」
セレーナは肉塊と化していた。もはや魔法なしでは体を動かすことができない。リタの体型を大きく上回っている。
セレーナの母乳を飲み続けているせいか、リタも凄まじい勢いでお腹が膨れ上がっていく。
お腹の張りが限界まで来ると、ずむずむと張りが失われ、全身に肉がついていく。
顔と胴の境目は失われ、汗がとめどなくあふれ出す。ブルドーザーのように食べ物をかっ食らい、下品なげっぷをかましていく。
当初の面影は失われ、魔物のように大きくなっていた。通りかかった巨大な猪を魔法で焼いて被りつく。
リ「はあぁぁん・・・締め付けがどんどん強くなってる・・・どんどん太ってるのね!たまらないわぁ」
胸は噴水のように母乳を噴き出しながらなおも膨張していく。
腹はずむずむと脂肪を蓄え一際巨大になっている。すさまじい熱量が感じ取れ、セレーナの本体といってもいいだろう。
尻と足は完全に一体化し、贅肉の海に沈んでいる。
ジュポンッ!
リ「あああん!全部入ったぁぁん!」
セ「ぐっふうううううう!うぷっ」
セレーナは力を振り絞って自分の体を浮遊の魔法で浮かせていく。
その間も食事はやめず、口に物を頬張っていく。陰茎の先端まで浮かせ切ったとき、浮遊の魔法を中断する。
超ド級の質量がリタの陰茎に降りかかる。
リ「んんんんっ!?すごいっ、あんっ」
ジュポンジュポンジュポン!
セレーナが浮遊を繰り返していく。極上の栄養を求めて必死だ。
セ「んもっ!んもっ!げえええっふ!」
牛のような鳴き声を上げながら精液を求めていく。
ジュポジュポジュポジュポジュポ!
リ「もう駄目ぇぇぇぇぇ!」ズドドドドドドドド
滝のように精がセレーナの膣内に放たれる。
セ「もっ!あああぁん!」
一瞬でぱんぱんに腹が膨れ上がり、ずむずむと脂肪に変わっていく。
体が一回りも二回りも大きくなる。
リ「う・・・お姉ちゃんのお肉の締め付けが・・・おほぉ・・・!?・・・抜け・・・ない・・・?」
いつの間にかセレーナが1本の触手のコントロールを奪っていた。
モノを沈めさせまいとリタの前立腺目がけてくりだされる。
セ「ぶふぅ・・・もっと・・・頂戴ぃ」
リ「ぁぁあん!もういいのにぃぃぃ!」
ドプッ!贅肉の宴は続いていく。

〜数日後〜
リ「んむっ!げふ、ぐえっぷ」
セ「ぶふぅー!んもっ!ぶひぃ!」
ギッチュ、ギッチ、ジュプッ
二人は母乳と精を吐き出す肉塊と化していた。
お互いに風船のように太り切ってしまい、体の触れ合う面積が何倍にもなっていた。
セレーナは太りすぎて浮遊の魔法で浮かせることができるのは結合部のみとなっていた。
だぽんだぽんとあたりの贅肉が揺れている。リタは母乳が飲みきれず口から溢れまくっている。
頬がハムスターのように膨れ上がってはしぼんでいく、もはや抵抗のような抵抗を見せていない。
リタの力の源であるこの森がなくなるまで、この狂宴は終わらないのだった。
〜終〜

以上です。お目汚し失礼しました。

420名無しさん:2016/10/04(火) 14:14:08 ID:ck0sYEzE0
素晴らしい

421名無しさん:2016/10/04(火) 23:02:01 ID:ZtXsK6sM0
乙でしたー
今更だが肥育っていい言葉だよなあ・・・

422名無しさん:2016/10/06(木) 20:42:30 ID:xZcxZ/qo0
わーい
大量投下だ嬉しいな

423名無しさん:2016/10/07(金) 11:31:32 ID:Y0s38hYk0
救いようのないくらい肥育させられて、最後は当事者も巻き込まれる展開は堪らないな

424名無しさん:2016/10/09(日) 04:09:15 ID:AXERqhsU0
乙です!
ただ姉の名前がセラートなのか、セレーナなのか…

425名無しさん:2016/10/09(日) 09:42:16 ID:49KBNFcQ0
この状況でまだ続編読みたいと思ってしまう

426名無しさん:2016/10/10(月) 00:06:39 ID:BRw7gYug0
すみません名前間違えてました;
セレーナでお願いします。

読んでいただきありがとうございます。

427悪星:2016/10/13(木) 11:29:03 ID:1CADpqyU0
細川夢見
身体データ身長152B82W56H84cm体重45kg
グラマーな女性になりたい中1女子。
「はあ…」
細川夢見。学校の身体測定で中々夢見る結果が出なくて今日もため息。
なぜかって母が元グラドル(現在は専業主婦)。夫は当時のマネージャー(現在はテレビ演出家)。

この綺麗になりたい気持ちがとんだ悲劇を起こす。

428悪星:2016/10/13(木) 16:39:32 ID:Lbsukd0Q0
>>427
あ、突然にSSすみません!

429名無しさん:2016/10/13(木) 18:49:58 ID:IxUVpJQk0
投下スレだから突然でもいいのよ

430名無しさん:2016/10/14(金) 12:36:55 ID:LP4yxn5U0
>>429
初投稿故に変な事言ってすみません。では、続きを。

夢見はその日の学校帰り、怪しい行商人の男と遭遇。彼から買った謎の錠剤。口に含んだ次の瞬間、みるみるうちに夢見は肉塊へと成り果てる。この行商人、デブ専だったのだ。

431悪星:2016/10/14(金) 12:37:46 ID:LP4yxn5U0
>>430
しまった、操作ミスで名前が抜けた!

432 ◆t3E9hfR0Bc:2016/10/29(土) 00:17:15 ID:4tVpucLE0
29日ですので、毎月の駄文を
ttps://www.axfc.net/u/3735661.zip
パスはいつものです

433500:2016/10/29(土) 23:02:18 ID:ThLAC.Rk0
8.甘い隷属



ア「ふふ、あ〜んして?」

ナ「あ〜」

ナツミにケーキを食べさせ続け、そのケーキもあとわずかになる頃には薬の効果がはっきりと表れていた。
最初はアムに食べさせてもらう事に羞恥心、抵抗感があった筈なのに今は雛鳥が親鳥に餌を食べさせてもらうかのように口を開けて餌を、ケーキを今か今かと待っていた。
食べさせる度に声をかけて促すアムはその様子に深い満足感と征服感を覚える。

ア「(あぁ…こんなにとろけて惚けた顔をして…そんなに食べたいんだ♪)」

征服感を更に満たしたくなり差し出したケーキの刺さったフォークを焦らす様に自分の手元に戻して静止させてみる。

ナ「ぅん…アム、早くぅ…………あ〜んっ!」

すると訴えるように呻き、甘ったるい声に加えて促す様に口を大きく開けて舌まで伸ばして来た。
望み通りに口にケーキを放り込んでやると、恍惚とした様子でケーキを味わい飲み込むと舌なめずりまでして満足感をあらわにする。

ナ「アム、次ぃ♪」

アムの方に身を乗り出して甘えるように催促するナツミにアムは嬉しそうにして、しかし非常に残念と言った仕草を取る。

ア「ごめんねナツミ、もうないのよ」

ナ「え?」

ア「持って来たケーキはさっきので最後の一口、全部食べてくれるなんて嬉しいな。お粗末様でした、ナツミ」

ナ「ぇ、もうないの? ケーキ…」

ケーキの乗っていないお皿を見せるアム。

ア「うん、ほら? ないでしょう?」

それを見てケーキがもうないと確信出来てしまったナツミは泣き出しそうな顔をしてアムを見つめる。

ア「そんな顔されても今、ここにはもうないわよ? 
  それにケーキを持って来た私が言うのもどうかと思うけどダイエットがどうのって言ってたじゃない、ナツミが」

ナ「うっ、そ、それは、そうだけど…」

ホールケーキを丸々1つ食べさせておいてそれを言うかとも思ったナツミだったが、確かにその通りだ。
ケーキを食べる前にダイエットを決意していた筈だ、アムがガス抜きの為にわざわざ用意してくれたから断れなくて食べたのであってダイエットを諦めた訳ではない。
だからそのケーキがなくなったのならご馳走様をして腹ごなしに軽い運動でも始めるべきなのだ。
しかし、もっと食べたい、もっと欲しい、あのケーキが食べたい、そんな欲求があふれ出して止まらない。
3時のおやつにしても食べすぎだと、いけないと思い顔を伏せて頭を振る。

ア「あ、まだあったわね」

ナ「えっ!?」

しかしアムの言葉に跳ね起きる勢いで顔をあげしまう。
自分でもそこまで欲しいのかと自分で自分に呆れそうになるナツミの前にはお皿がある、しかしケーキはどこにも…。

434500:2016/10/29(土) 23:02:50 ID:ThLAC.Rk0

ア「ほら、お皿にクリームとか切り分けた時の欠片とかなら…」

ナ「あ…」

言われてみれば少量だが確かにケーキの残骸が残っている。

ア「ケーキ、とはもう言えないけど、それでも食べたい?」

ナ「う、うん!食べたい!」

ダイエットと食欲の葛藤や迷いは一瞬で吹き飛び、声を発していた。
ケーキがなければまだ自重できたかも知れない、仮にキッチンにあったとして目の前になければ我慢出来たかも知れない、
しかし目の前に残骸とはいえケーキが残っていて食べたいと聞かれたらもはや抗えなかった。

ア「………じゃあ、舐めて?」

ナ「ぇ」

聞き間違いかと思ったナツミだったがアムはお皿を口元に差し出して、ほらと促してくる。

ナ「ア、アム?」

困惑するナツミにアムはとても楽しそうに笑って答えた。

ア「フォークですくいきれなかったものなんだから舐めとった方が早いでしょう、いらないならもうケーキはなしね」

そう言いながらお皿とフォークを持って立ち上がるアム、もうケーキはなし…その言葉に心底から焦りを感じたナツミは慌ててアムにすがりつく。

ナ「ま、待って!舐める、舐めるから持っていかないで!」

自分でもおかしいと思うくらいにあのケーキを欲している、しかしおかしいなんて思う疑問はすぐに消える。
今は何よりもケーキが最優先なのだから。

ア「じゃあ…はい、どうぞ」

差し出されたお皿を両手で受け取るとすぐにペロペロとケーキの残骸を舐め取る。

ナ「(あぁ♪ これ、この味…甘くて美味しい…!)」

口に入れて味わうケーキの味にこの上ない幸福感を感じるナツミ。
夢中でお皿を舐めるナツミにアムがいつの間にか後ろから抱き付いていた。
抱き付かれたにも関わらず気にしない様子のナツミの耳元で囁くように聞いてくる。

ア「美味しい?」

喋る間すら惜しいのか舐めたまま頷くナツミにアムは薄く笑みを浮かべて抱きしめる腕に力を入れる。

ア「じゃあ、もっと食べたい?」

ナ「…うん、食べたい」

435500:2016/10/29(土) 23:04:05 ID:ThLAC.Rk0

ナ「…うん、食べたい」

綺麗になったお皿を惜しむように舐めた後でナツミは即答する、アムは抱きしめた腕でナツミのお腹をゆっくりと揉んだりつまんだりし始めた。

ナ「や、ちょ、やだ」

流石に身をよじって抵抗するナツミ、しかしお構いなしにアムは続ける。

ア「ガス抜きは必要と言ったけど、抜きっぱなしはどうかしら? ダイエットするんじゃない?」

揉まれる度に、つままれる度に贅肉の感覚を、太ったという事を自覚する。

ナ「い、いいの! 私、普通の学生だったのにずっと大変な目に合ってたんだからガス抜きも多くないとだめなの!!」

しかし、そんな事はもう些細な事だった…ケーキがもっと食べられるなら何でも構わないとさえ思っていた。
そんな気持ちが込められたナツミの発言にアムは誘惑するように最後の一押しをする。

ア「じゃあ3時のおやつにケーキを毎日用意してあげるわ。その代わり、私の言う事には全て従ってね? もし逆らったら…ケーキはずっとお預けで…」

ナ「さっ! 逆らわないよぉ! だからもっとケーキを頂戴!お願いアム!」

懇願する勢いでアムに向き直り今度は正面からナツミがアムに抱きつくとそのままお願いと頭を下げる。

ア「大丈夫、従ってくれるなら全て問題ないから…いい子いい子♪」

ナツミの頭を優しく撫でながらそのままあやす様にして寝かせるとアムは部屋を出ていく。

ア「あぁ…あぁ♪ これから本当に楽しみ、楽しみで仕方がない!」

自室へと戻りながらこれからの日々に思いを馳せると歓喜が湧き上がって来て止まらないアムだった。


ぎりぎり29の日投稿! よかったらどうぞです!

436名無しさん:2016/10/30(日) 03:06:29 ID:dCaT7doA0
>>432
>>433-435
いつも楽しみに見てます
お二方とも乙ですー

437皿ブレッド:2016/11/07(月) 22:05:40 ID:KlxJ8gaU0
予定よりも大幅に遅れましたが最終章になります。
最後まで応援して下さった方、本当にありがとうございました!
ttp://fast-uploader.com/file/7034072345785/
Pass:himanka
今回は久しぶりにオマケ付きです。
肥満化関数と読んでますが(自信作!)、体重増加を計算できるexcelファイルです。
是非皆さまの妄想にお使い下さいm(__)m

注:一時的にいつもと違うサイトにUPしてます…

438名無しさん:2016/11/08(火) 13:17:33 ID:.mGTqVeI0
乙!
長編段階肥満化を完結させただけで凄いし
内容も興奮した

439名無しさん:2016/11/08(火) 18:31:20 ID:oPh48pcc0
乙でした!毎回楽しみにしてたので完結はちょっと寂しい・・・

440名無しさん:2016/11/09(水) 00:56:07 ID:XHvvh6h20
乙でした
九条さんが身も心もおデブちゃんになって満足です!

441ぱるふぇ:2016/11/15(火) 19:20:49 ID:TfLXsy3A0
初めまして。ぱるふぇと申します。
公務員試験の論述のため、文章を書く練習として、肥満化小説を書くことにしました。短いですが、読んでいただいて感想いただけると嬉しいです。

「明日って今さ」

山内 美羽
身長156㎝ 体重40㎏
スリーサイズ B70 W47 H80
かなりやせ型の女の子

「今日も練習キツかったなぁ〜…」

吹奏楽部で日々厳しい練習を送る彼女の唯一の癒しは、学校の帰りに食べるアイスとコーラであった。

「う〜んっ!おいしい!やっぱり夏はこれだよね!」

今は夏休みということもあり、連日暑い日が続いている。
いつにも増してアイスやジュースが美味しく感じる季節である。
彼女は毎日、この食生活を続けていた。
先輩からの厳しい言葉や、練習がうまくいかない日は食べる量が増える日もあった。
お盆に差し掛かる頃、彼女の体型は少しだけ変わっていた。

「ウソ…制服がキツい?」

何となくは感じていたが、今ははっきりと分かる。自分は太ったと。練習にかまけてずっと目を瞑っていた現実に直面することとなったのである。

「これなら…体重も…!」

彼女は急いで体重計に向かった。
結果は…彼女にとって信じがたいものであった。

「47㎏…!?ウソ…でしょ…」

7㎏も体重が増えている。その事実を彼女の心はまだ受け入れることはできなかった。しかし、体は嫌でも彼女に現実を分からせようとしてくる。
パンツの上にたぷんと乗った脂肪、若干丸みを帯びた顔、胸は多少大きくなったが他が大きくなっているのでたいして嬉しくもない。
お尻はパンツからはみ出て、脂肪により見苦しい分かれ目を太ももとの間に作っている。
二の腕も太くなり、袖が苦しい。スカートから伸びる脚も同様に、脂肪が乗って太さを増している。

「ダイエット…しなくちゃ…!」

その日の練習は到底身が入らず、怒られるばかりだった。

「…なにさ、私の気持ちなんてわからない癖に」

愚痴を呟きながら行き着いた先はいつものコンビニエンスストア。

「ダメ…ダイエット…しなくちゃ…」

でも、今日は怒られたし、嫌なことあったから、食べて忘れたいな。

「…ダメ…怒られたのは自分のせいじゃない…」

でも、嫌な気分になったことにはかわりないよ。

「でも、でも…太って…」

多少大きくなっただけじゃん。

「まだ…大丈夫…?」

うん、大丈夫。

「今日だけ…今日で終わりにするから…」

そうだよ。それでいいんだよ。つらいときにはたべるのがいちばん!

「すいません、ポテチと、コーラと、アイスと…それに肉まんも…」

家につくと、彼女は脇目も振らず、買ってきた食べ物にかじりついた。理性をなくし、エサを貪る肉食獣のように。

「おいしい!おいしい!やっぱりポテチとコーラは最高ね!」

「肉まんも熱くておいしい…!そこにアイスを…!」

塩辛い口の中をコーラで洗い流す快感。冷たい口の中をアイスで冷やし、またポテチをかきこむ…
その快感から彼女は逃れることはできなかった。いや、逃れようとしなかった。

「…ふぅ、ごちそうさまでした」

「ダイエットは…明日からだね♪」

その「明日」を彼女は何度繰り返すのだろうか。その日から、彼女は永遠に「明日」にたどり着くことはなかった。

442ぱるふぇ:2016/11/15(火) 19:21:47 ID:TfLXsy3A0
「今日から久しぶりに練習もないし、めいっぱい食べちゃお!怒られてもいいようにしておかなくちゃ!」

ことあるごとに理由をつけ、彼女は食べ漁った。

「今日はご飯で攻めよっかな!」

彼女は冷蔵庫に入っている冷凍されたご飯をレンジに入れ、解凍する。
そのご飯にバターとマヨネーズ、醤油を思いっきりぶちまけて食べる。最近のお気に入りのメニューだ。

「ああっ…!バターのしょっぱさと醤油の相性は抜群ね!次は卵かけご飯にマヨネーズで食べよ!」

また次の日も。

「今日から宿題始めるから…自分へのごほうび!」

「というわけで今日はスイーツの日♪」

彼女の目の前にはコンビニで買ってきたケーキ、シュークリーム、ティラミスなど生菓子だけに飽き足らず、クッキーや菓子パン、ありとあらゆる甘味が並んでいた。

「いただきます♪」

口の周りはクリームで汚され、そのうち顔全体が汚れても構うことはない。ただひたすら、砂糖の甘さに脳を溶かしていく。

「あまぁ〜い…!でも、ちょっとくどいな…コーラですっきりしようっと!」

「げええぇっぷ…ぷふぅ〜…おいしかった!」

永遠に来ない「明日」を繰り返し、彼女はどんどん醜くなっていった。
この一週間、自分の体から目を背けてきた。
そのツケを、払わなければならない時はやって来た。

「今日から部活か〜…行きたくないなぁ…」

彼女はいつものように制服に手をかける。

「あれ…?なんで…なんで苦しいの…?」

制服が着られない。頭の中で分かろうとしなかった真実を嫌でも見なければならない時がやって来たのだ。
いつのまにやらちぎれたパンツ。胸を収められないブラ。
立派な二重顎。だらしなく、醜く垂れ下がった巨乳。段腹を通り越し、前掛けのように垂れ下がったお腹。豚のような上半身を支える棍棒のような脚。棍棒に繋がる巨大で垂れ下がった尻。

「やだ…なに…これ…」

分かっていたはずなのに。

「たいじゅう…はからなきゃ…ふとってる…」

画面に表示されたのは66㎏という表示。一週間で20㎏も太ったのだ。

「あはは…あはは…」

乾いた笑いしか出てこない。

ぶかつにいっても、わらわれるだけだよ。

そうだよ。

こんなからだ、そとにはだせないよ。

そうだよ。

じゃあ、だれにもみせなくていいね

そうだよ。

みせなくていいなら、だいえっとなんて、しなくていいね

そうだよ。

「あは☆」

彼女は、永遠に明日を迎えることはない。
彼女がその後、どうなったか。
それはまた、次の機会に。

山内美羽
身長157㎝ 体重66㎏
スリーサイズ B88 W81 H97

お目汚し失礼しました。

443ぱるふぇ:2016/11/15(火) 22:56:26 ID:TfLXsy3A0
試験勉強もあるので、行き詰まったときとか暇なときに来ます

444名無しさん:2016/11/16(水) 07:07:14 ID:04FeXYi20
乙乙、とても読みやすくてよかったぜ
しかし書き始めた動機に笑ったw

445名無しさん:2016/11/16(水) 17:46:00 ID:b2pxnDbU0
乙です
試験勉強頑張って下さい

446名無しさん:2016/11/26(土) 21:26:36 ID:bC./yIX20
アイドルマスターシンデレラガールズ 三村かな子の肥満化SSを投下いたします

他のアイドルによる1人称です。
肥満化描写の他に臭いフェチの要素を含みます。
人称などに間違いがあったらすいません。

447一ノ瀬志希の野望:2016/11/26(土) 21:29:48 ID:bC./yIX20

私、一ノ瀬志希は、臭いフェチで、デブ専である。

スカウトされてアイドル活動を始めたことで私の生活は楽しくなった。
でも、どうしても我慢出来なくなってきたことが一つだけある。
太った女の子の臭いが嗅ぎたい。
女の子自身の体臭にシャンプーや化粧品の臭い、それに太った女の子独特のあのなんとも言えない臭いが混ざったものは、私を一番興奮させるのだ。
アメリカ時代、お国柄か太った女の子はたくさんいた。でもここは日本で、アイドル事務所。
世間ではぽっちゃり系などと呼ばれているかな子ちゃんなんかでも、私から言わせれば全然足りない。
(まぁ彼女のお菓子混じりの臭いは、それはそれで好きではあるのだけれど。)
このままでは気が狂いそうになる。
だから私は実行することにした。
アイドル肥満化計画を。

ケース1 三村かな子の場合

 かな子ちゃんは世間では誤解されている節があるけれど、実は太りやすい体質なんかでは全然ない。むしろ、太りにくい体質ではないかと思う。
普通、あれだけのお菓子を食べてたら肥満一直線だ。
それが標準体重で済んでいるんだから、もし普通の女子高生の食生活をしたらあっという間に痩せてしまうと思う。
逆に言えば、食欲はそのままで、体質が変わってしまえば……

計画開始から1週間後

 衣装合わせでかな子ちゃんが服を破いたらしい。
ただ、お仕事のたびにダイエットをして、終わるとリバウンドを繰り返してきたかな子ちゃんのことだから、周りもそんなに気にしていないようで、プロデューサーはいつものダイエットメニューを組んでいる。
落ち込んで事務所に帰ってきたかな子ちゃんを遠目から観察してみるが、ゆったりした服を着ているせいか、そこまで太っているようには見えなかった。

三村かな子 体重 52kg→55kg

448名無しさん:2016/11/26(土) 21:33:40 ID:bC./yIX20

計画開始から1ヶ月後

かな子ちゃんがいる時間を見計らってトレーニングルームへ向かう。
さっきチラッと事務室で見た時も思ったけど、かな子ちゃんは予想以上の太りっぷりだった。
まず顎は二重あごになりかけている。
もともと大きかった胸は更に大きくなり、トレーニング用のスポーツブラですら支えきれず彼女が動くたびにダプンダプンと根元から動いている。
また、胸の揺れに合わせて、サイズの合わないトレーニングウェアが大きくめくれ上がり、以前よりも一回り、いや二回りは成長したお腹が丸見えになる。
おへそが完全に横長になっていて潰れており、たるんで二段になった脂肪がブルブルと揺れている。
他のアイドルも数人トレーニングをしているが、皆かな子ちゃんから目をそらし、部屋でも遠い位置にいる。
私は空調の具合を確認すると、風向きでかな子ちゃんの臭いが一番流れてくる数メートル離れた位置に移動し、トレーニングを始めた。
少し立つとかな子ちゃんの臭いが漂ってくる。
至高の香りにトリップしそうになるが、なんとか堪えてトレーニングを続ける。
しばらくするとかな子ちゃんが休憩に入ったので、私もトレーニングをやめて、かな子ちゃんに話しかけた。

「にゃっほー♪頑張ってるねぇ!」
「あ、志希ちゃん、うん、最近ちょっとね」

私が話しかけるとかな子ちゃんは嬉しいような恥じるような微妙な表情で返事をする。

「まぁ確かに太ったかな。でもあたしはかな子ちゃんそんぐらいでも全然可愛いと思うけどね、むしろもうちょっと太ってもいいくらい」

最新の心理学では、太ったことを指摘された人は更に太りやすくなるという研究がある。
私は失礼にならない程度にかな子ちゃんの体格を指摘した。

「いやぁ、これ以上太っちゃったらアイドル失格だよぉー。でも自分でもこんなに太っちゃった原因がわからなくって、前と食べてる量は変わらないし、運動もちゃんとしてるのに」
「スーハースーハー。うん、いい汗かいてるし、この調子で頑張れば痩せるんじゃないかなぁ」
「あっ、志希ちゃん恥ずかしいから嗅がないでよぉ」
「にゃははは、いい香りだから大丈夫大丈夫」

傍からみたら女の子同士の軽いスキンシップのように見えたかもしれない。
けれど私は至近距離で嗅ぐ彼女の臭いに激しく興奮していた。

「そろそろまた頑張らないと」

かな子ちゃんが休憩を終えて次のトレーニングを開始する。
丁度そのときプロデューサーがトレーニングの様子を見にやってきた。

「かな子、やってるか」
「あっ、はい」
「かな子ちゃんはとっても頑張ってるとおもうよ♪」
「まぁかな子はぽっちゃり系で人気があるけど、流石にもうちょっと絞らないとなぁ」

プロデューサーはしばらく様子をみてから去っていったが、汗まみれでトレーニングを続ける
かな子ちゃんを見る目が妖しく光っていたのを、私は見逃さなかった。



「ねぇ、プロデューサー、この写真は何だと思う」

数日後。私はプロデューサーが一人になるタイミングを見計らって、プロデューサーに声をかけ、写真を見せた。
それはプロデューサーがかな子ちゃんの下着の臭いを嗅いでいる写真。
写真の中のプロデューサーの顔は恍惚に染まり、とても滑稽に見える。
ただきっと私も同じ状況なら似たような表情になるのだろうけれど。

「見られてたのか……、言い訳はしないよ、警察かちひろさんに言うなら言ってくれ」

弁解もせず諦めた表情をするプロデューサーに、私は言った。

「誰にも言うつもりはないよ。キミがあたしと同じヘンタイさんで、とっても嬉しいんだ。キミも太った女の子の臭いが好きなんだよね。ならちょっと協力して欲しいことがあるんだ」

三村かな子 体重55kg→71kg

449名無しさん:2016/11/26(土) 21:35:51 ID:bC./yIX20

計画開始3ヶ月後

「ただいま〜」

ドスドスと足音を立ててかな子ちゃんとプロデューサーが事務所に帰ってきた。
薄着で外に出ると肌寒いくらいの気温だが、かな子ちゃんは汗だくだ。
私はさり気なくかな子ちゃんの臭いが嗅げる位置に移動する。
かな子ちゃんはここ2ヶ月で更に太り続け、横幅は以前の2倍ほどになっている。
かな子ちゃんのダイエットは完全に失敗に終わった。
頑張っても頑張っても増え続けて行く体重に心が折れたのか最近はもうダイエットを諦めてしまったようで、以前はこっそりお菓子をつまむ程度だったのが、最近では事務所にケーキを作って持ってきて皆に振る舞うほどになっている。
それも場合によってはかな子ちゃん一人で半分くらい食べてしまうこともあるようだ。
頻繁にシャワーは浴びているようだが、やはり体重増加の影響か、汗っかきになっているようで、仕事やレッスンの後は独特の臭いがしてたまらない。

しかし、かな子ちゃんはこんな体型になってもアイドルをやめたわけではない。
プロデューサーから見せてもらったデータによればついに3桁を突破し普通ならとっくにアイドル失格の体型のかな子ちゃんがなぜアイドルを続けられるかといえば、我がプロダクションに新規のアイドル部門が出来たからだ。
その名もぽちゃドル部門。
ぽっちゃりから完全な肥満体型までのアイドルを擁する、

「アイドル界に新たな風を、ぽっちゃり女性の魅力を伝える」

をキャッチフレーズに掲げる革新的な部門だ。
もちろんこの部門の立ち上げに、プロデューサーが関わっているのは言うまでもない。
新部門は好調で、アイドル第一号となったかな子ちゃんも最近は仕事も体重もどんどん増えているようだ。
でも、これで終わりじゃない。
私とプロデューサーはぽちゃドル部門のアイドルを更に増やし、デブ専臭いフェチの楽園を作るべく、次の計画を立てるのだった。

三村かな子 体重71kg→102kg

450名無しさん:2016/11/26(土) 21:36:34 ID:bC./yIX20
以上です。
いざ自分で書いてみると肥満化描写って難しい

451 ◆t3E9hfR0Bc:2016/11/29(火) 06:36:54 ID:FnzgHkh60
>>446氏 投稿お疲れ様です。
普段より遅れましたが29日ですので毎月の駄文ではありますが投稿します。
ttps://www.axfc.net/u/3746409.zip
パスはいつものです。

452500:2016/11/29(火) 22:16:59 ID:bctZZNuE0
9.遅すぎた行動


カ「…最近2人共変!」

晩御飯の最中、カシスが声をあげる。
じ〜っとジト目でナツミとアムを凝視して不信感を少し匂わせていた。

ア「変って、何がかしら?」

素知らぬ顔で返すアムにカシスは、表情を強張らせる。

カ「何がって…ナツミもアムも2人でふらっといなくなる時があるし、夜だって部屋に2人で籠ってる時があるじゃんか!」

若干声を荒げたカシスにナツミが落ち着かせるように両手で制止をかける。

ナ「ちょ、ちょっと親睦を深めたり特訓に付き合ってもらってるだけだよ。」

カ「親睦はいいとして、訓練してるなら何でそんな体になってるのよ!?」

ビシッと指差しされてナツミはビクリと体を跳ねさせ、同時に体の肉がタプンと揺れた。
カシスは席を立つとナツミの方へ近づき思い切り抱き付く。

ナ「っひゃあ!?」

カ「ほら!どこもかしこも贅肉の感触しかないじゃん。前はまだぽっちゃりしたかな位で済んだかもだけど今はもう完全にデブ!肥満!」

ナ「や、やめてよぉ!」

お腹や二の腕、太ももにいたるまでペシペシとカシスに叩かれてたまらずナツミは抗議の声をあげる。
ペシペシと叩かれる度に弾み揺れる体の肉が恥ずかしいのか顔も真っ赤になっていた。
そんな様子をアムは無言で見つめていた。
その事に気づいたナツミが真っ赤にさせていた顔を逆に真っ青にしてカシスを引き剥がしにかかる。

ナ「カシス!食事中だしこれ以上は止めて!!」

カ「そ、そんな大声出さなくても…分かったわよ、ごめんて。 でも太り方が早いというか、少し心配になったのよ。」

席に戻り、申し訳なさそうに謝るカシス。
しかしその後、アムの方へ視線を向けたカシスの顔は疑惑の感情に溢れていた。

カ「でも、その太り方もアムといなくなったり夜に部屋で籠ってたりが始まってから加速したような気がするんだけど…?」

ア「最近お菓子作りにはまってるの、ナツミに味見役をお願いしてるからそのせいかもね。3時のおやつにはカシスにも用意してるでしょう」

453500:2016/11/29(火) 22:17:47 ID:bctZZNuE0
カ「あぁ、3時のおやつのケーキやスコーンは確かに絶品ね! そのおやつ達の上達の為にナツミに協力を願ってるって事?」

ア「まぁ、そういう事よ。言っておくけど私も味見はしてるわよ? ナツミよりも多くね。」

カ「そりゃアムはもとから大食いだし…あぁ、それ基準でしてたからこんなにナツミが…一応筋は通るか。」

疑惑に解答が出た事でカシスは表情を和らげて、しかしアムに注意を促した。

カ「でもアム、だからってこんなに太っちゃうまでっていうのは不味いでしょ? 少しは自重しなさい。」

ア「えぇ、分かったわ。」

そうして、晩御飯は終わりそれぞれ解散となった。
アムは食器洗いの為にキッチンへと向かい、ナツミは食卓の清掃をする。
カシスは食休みと言って部屋に戻ってしまっていた。

ナ「ふぅ、お掃除終了。後は…。」

カ「ナツミ、ちょっといい?」

ナ「ふぇっ!?」

部屋に戻った筈のカシスがいきなり現れて驚くナツミ、そのナツミの口を塞ぐとカシスはキッチンへと目を向けてアムがキッチンにいるままなのを確認する。

カ「ちょっとこっち来てナツミ。」

ナツミの手を引いて自室の中まで連れて行くカシス、ナツミは突然のことに困惑してされるがままになっていた。

ナ「カシス? 急にどうしたの? お掃除は終わったから別にいいけど…。」

カ「ナツミ、アムと最近だいぶ仲良しみたいだけど…どうして急に?」

茶化している様子は一切ないカシスの様子にナツミはますます困惑する。

ナ「急にも何も…アムは私達を助けてくれた恩人だよ? 仲良くなるのは良い事だよ。急になのはお菓子作りで付き合ってるだけで…。」

カ「そのお菓子作りに付き合ってるにしたって、その太る速さは異常だって!それに最近元の世界へ帰る方法の探索も全然してないじゃない!」

カシスの言う通り、最近はほとんど帰る為の探索はしていなかった。
食料や日用品を手に入れる為の探索はしても新たに別の場所を探索しようだとか、積極的に帰る方法を探したりは全くない。

ナ「そ、それは…焦らずゆっくりといこうって事で」

カシスの鬼気迫る様子に後退るナツミ、そのナツミに詰め寄りジッと顔を見つめるカシス。

カ「いい? ここはリインバウムでも四界でもない、警戒は怠らないべき…悪いけど、アムも含めて…。」

ナ「そ、そんなの酷い、よ…」

あんまりと言えばあんまりな言い方だ、しかしナツミはそれに弱弱しく抗議する事しか出来なかった。
されている事を考えれば思い当たる節がないわけではないのだ…。

カ「そういえば孤児院で子供達を寝かしつける時にナツミがナツミの世界の童話を話してたわね…確か、ヘンゼルとグレーテル…。」

ナ「それは…っ…!」

カシスの言わんとしてる事が分かったナツミは途中で息をのんだ。

カシスもそれを分かった上であえて言葉にする。

カ「お菓子の家の魔女に2人の兄妹は捕まり、片方は食べる為に肥育される家畜とされ、もう片方は労働力として奴隷とされる…。
  異世界の家の魔女に2人の召喚師は捕まり、片方は食べる為に肥育される家畜とされ、もう片方は…なんて事になってからじゃ遅いのよ。」

感情を押し殺したようなカシスの声音に、ナツミは黙って俯く。

454500:2016/11/29(火) 22:18:57 ID:bctZZNuE0
カ「物語では魔女は倒され、2人は助かる。けど、現実でもそうとは限らない…アムには悪いけど、頭の片隅程度には警戒心を残しておいて。」

そう言い放つとカシスは部屋を出て行く、ナツミはそれを見送り、しばらくしてポツリと呟く。

ナ「魔女に捕まり肥育される家畜にされる、か…」

自分の体を鏡に映して見つめる、もうぽっちゃりなんて言えない完全におデブさんの体が映っている。
ここ最近で何度も新調して、それでも窮屈な衣服を脱ぎ捨て裸になると体が一回りは膨れた。
窮屈な衣服からの解放感を味わいつつもっとじっくりと体を見つめる、どこもかしこも柔らかそうで肉厚な贅肉で溢れている。
本当に家畜のようだ、とナツミは思った。

ナ「えへへ、家畜かぁ…それでもいいよ。」

へたり込んで鏡に両手をつき、自分の顔をみつめる。
だらしなく笑っていた。

ナ「あんなに美味しいモノをいっぱい食べられるなら、家畜でも…」

アムから与えられる美味しいモノを想像すると涎があふれて来る、上からも下からも…。
そっと自分の秘部に手をあてがう。

ナ「痴態をさらせばご褒美にいっぱい食べさせてもらえるもん…」

ぐちゅぐちゅと自慰をし始めたナツミは息を荒げ、鏡にもたれ掛かる。
ひんやりとした鏡が気持ちいい、ふともう1度自分の顔を見てみた。
口をだらしなく開けて舌までだらりと投げ出して涎までポタポタたらしている。

ナ「あはぁ…みっともない、いやらしい…これならまたご褒美くれるかなぁ♪」

小さく笑いながらアムからのご褒美を想像してビクビクと体を震わせたナツミ。
カシスの心配は、するには遅過ぎた………。

以上です!いい肉の日ですがいつもとかわらず…ではでは!

455547:2016/11/29(火) 23:42:45 ID:Xd0LtHPQ0
この良い肉の日、自分も急ごしらえでかなり短いながらも、
SSを投稿させてもらいます。
艦これの二次創作SSです。

「その体は鏡のごとし---」

とある鎮守府にまた新たな艦娘が着任した。
「吹雪です!よろしくお願いします」
「初めまして、教育係を務めさせてもらう榛名です。私も配属されてからまだ日が浅いので一緒に頑張りましょう」
「はい!」


(戦艦の榛名さんから、「頑張ろう」って言ってくれるなんてとても嬉しかったな〜、戦艦だけあって器が大きいんだなぁ、後、胸も・・・・)
張り切りながら、演習に行く為に装備室に入った吹雪。
彼女が見た物は―――肉だった。

「え・・・榛名さん・・・」
「・・・・!」
正確に言えば、服を脱いだ榛名のお腹にたっぷりと付いた脂肪に目が釘付けになった。

少しの沈黙を挟んでから、榛名が口を開いた。
「私の教育係は雷さん、浦風さん、夕雲さんの三人でした。三人は新人の私が危険な目に遭わない様に出撃させず、精が付くようにと間宮で甘味を良くご馳走してもらいました」
(それって、甘やかしてたって事じゃあ・・・)
「私は三人の厚意に甘えてしまって、太ってしまったんですが、あの人達が遠征に向かうと、曙さん、叢雲さん、霞さんの三人が代わりの教育係になりました。彼女達は私の弛んだ体と心を鍛え直そうとしてくれました」
「そ、そうですか」
「あ、その時の写真がこちらです」
榛名が出した写真に写っていたのは、
「パツパツの体操服を着て、お腹を揺らしながら必死に走る」榛名自身の姿だった。
(これってイジメなんじゃあ・・・)
「そして、雷さん達が遠征から戻ると、お祝いの食事会に私も一緒に連れて行ってくれたりして・・・その繰り返しの結果、今の体になってしまいました」
「そ、そうですか・・・」
吹雪は改めて榛名の体を見回した。

さっきは服に隠れて分からなかったが、全体的に脂肪が付いており、
手足は触るとぷにぷにと柔らかそうであり、
元から大きかった胸も、より大きく見えて、メロンの様なサイズである。
しかし、そんな柔らかい印象を吹き飛ばし、一番の存在感を醸し出しているのはお腹だった。
良く服で隠せていたと言いたい位にたっぷりと脂肪を付けて突き出ている。
その上、だらしなくパンツの上に乗っかってしまっている。
このまま太れば、段腹を形成する事になるだろう。

「・・・・・」吹雪は、こみ上げた唾を飲み込んだ。
「吹雪さん、こんな私が教育係だと、心許ないでしょうが・・・一緒に頑張りましょうね」
「は、はい!」

鎮守府は、鏡。十人十色の艦娘の個性を映し出す海色の鏡。
――ただ、新たに加わった一色は少し濁りつつあった。

(ともかく鎮守府の一員として頑張って・・・
そして新人が来たら、教育係になって、榛名さんの様に育て・・・って、何考えるの、私!?)

456名無しさん:2016/12/01(木) 07:14:35 ID:fbHtXlPE0
お三方とも乙乙!
師走が近づいて寒くなってきたが気をつけて下され

457名無しさん:2016/12/06(火) 00:41:46 ID:Aij/Sirw0
本スレ15スレ目の218です、数年ぶりのSS投稿失礼します

脱衣所、更衣室、試着コーナーの中…目的は違えど衣服の着用を目的としている限りその行為は時として衣類対人の戦いへと発展する

(んっ…どうしようキツい)

友人が見守る中デニムショートパンツに勝負を挑もうとしているこの女性は心の中でそう呟いた

彼女の名前はヒロミ、食べ歩きと女子会が趣味、昔は活発な性格だったが最近は清楚系にジョブチェンジを目論みロングワンピースを着こなす27歳の女性である

事の発端は今日の昼間に遡る、同い年の友人ユウカとお気に入りのパンケーキのお店で幸せを頰に詰め込んでいた彼女はふと、ユウカの話題にフォークを止めた

「ここのお店もよく来る様になったよね、パンケーキって美味しいから食べ過ぎちゃって…ちょっとダイエットしよっかなぁ」

苦笑しながらさらに話を続ける

「ヒロミも一緒にダイエットしない?もうそろそろ痩せにくい年齢だから好きなだけ食べてたらそのお腹もパンケーキみたいになっちゃうわよ」

そう言いながらナイフの背でパンケーキをぷるぷる揺らして笑ってみせた

(ぐっ…このタイミングでそんな話をするなんて)

確かにヒロミは社会人になってからはデスクワークも増え運動不足な為、以前と比べれば露出の多い服装に抵抗を持ち始めた、それでもスタイルにはそれなりに自信があったのだが…

流石に少しムッとしヒロミ、ユウカへの反撃が始まった

「わぁほんと、よく見るとこのパンケーキ…ぽよぽよしててユウカのお腹みたいね」

ドキッ

ユウカはサッと両手でお腹を隠す

「セーター越しだから分かりにくいけどユウカ…以前よりふにふにしてきたよね、ひょっとして気にしてたから最近ゆったりした服装が多かったのかな?」

「ちっ、違うわよ確かにダイエットには誘ったけどまだまだ普通体型だから!!」

とっさに両手でお腹を抑え込むユウカ、図星だったようだ

「大体ヒロミだって私と同じような食生活じゃない、折角心配してあげたにょに!!」
「…のにっ!!」

噛んだ、顔を真っ赤にしてぷりぷりしてる、ちょっといじめたくなる

(もうちょっとからかっちゃおうかな)

「ごめんね、私太らない体質だからよくわからないの…大学生時代からずっと同じ体型なんだテヘ」

(正直少し見栄は張ったけど少なくとも自分では全然変わってない、そう思う)

ダイエットに必死な相手に決して言ってはならない一言「太らない体質」その一撃は見事ユウカの乙女心にクリーンヒットした…

「う、嘘よ…だって!!」

二人の間に険悪な空気が漂い始める、流石にやり過ぎたかな?

「あの〜ユウカさん?ユウカちゃん??ごめんね…ちょっと言い過ぎたかな」

流石に不味いと思いフォローに入るヒロミ

「…パンツ」

ごめんに対してパンツと呟くユウカ、正直意味が分からない

困惑するヒロミの前にそっとスマートフォンの中の一枚の画像を指差すユウカ、そこには就職前、つまり大学生の頃にユウカと一緒に撮った画像が大切に残されていた。
その画像の中で確かにヒロミはデニム地のショートパンツを履いてポーズを決めている、どういう事だろう?

「ヒロミ、このショートパンツまだ持ってる?」

「ど、どうかなぁ…最近こういうの履かないからクローゼットの奥に眠ってるかも」

「じゃあ…今からヒロミん家行くから本当に大学生時代と同じ体型なら履いて見せて」

正直ドキリとした、ユウカをからかう為にそんな事は確かに言ったけどいざやって見せろと言われると流石に恥ずかしい

「いや…こんな古いのまだ残ってるかどうか分からないし」

どうにか逃げようと試みたが


「は い て み せ て 」

凄い剣幕に押し切られてしまった…こんな事なら焚き付けなければ良かった

そんなこんなでぷりぷり不機嫌なユウカの分の会計もお詫びに済ませたヒロミはユウカを連れ帰宅した。

458名無しさん:2016/12/06(火) 00:45:28 ID:Aij/Sirw0

2.
「おお〜見た目は落ち着いたけど部屋は昔のままだねぇ」

所々に衣類が脱ぎ散らかされたヒロミの部屋を物色しながらケラケラ笑うユウカ

良かった、もう機嫌は直ったようだ、とは言えショートパンツの探索は始まっているのでさっさと着替えて納得して帰って貰おっか…そんな事を考えながらクローゼットの奥をゴソゴソ漁る。
タンスの肥やしが積み重なり…これは後片付けが大変だ諦めようかと思い始めたその時

「あったぁ、懐かしい」

無事大学生当時のデニムショートパンツを探し出した、片付けない性格が幸いして捨てられる事なくしまい込まれていたらしい

「じゃあ着替えれば良いのね?」

「ん〜…あ、ちょっと待って、その前にこれも着てみない?」

ショートパンツに着替えようとしたヒロミの前に差し出されたのは同じく最近めっきり着ていないレース素材のブラウスだった

「これ先に着て見てよ、また久しぶりにカジュアルなヒロミも見たいな」

ニコニコ、いや、どちらかと言うとニヤニヤ笑っている様に見えるユウカ

うーん…仕方ない、折角機嫌が直った所だ…ヒロミは素直にブラウスを受け取る

袖を通すとツンと防虫剤の匂いがする…このブラウス最後に着たのはいつだっけ、たまにはまた着てみるのも良いかもしれないかな
ほうっと大学時代の思い出が蘇る、当時からユウカとは友人だったけど今みたいに別々の会社に就職する前だからもっと遠くまで旅行に出かけたりレジャーに出かけたりで今より随分活発に遊びまわってたっけ、ほんと懐かし

(うっ…!!)

「どうしたの?ヒロミ」
「いや…なんか、いや、何でも無い」

違和感、二の腕の生地が張り詰めるのを感じた

(あれ?こんなにタイトな作りだっけ…まぁ久々にこんなスッキリしたシルエットの服着るからそう感じるのかな)

キチ…キチ…

「…ふぅ」

(おかしいわね…なんか)

「なんか…キツ」

ボタンを留め始めたヒロミは声を漏らした

「どうしたのヒロミ、ひょっとしてやっぱり太ったからキツい…とか?」

ハッと振り返るとユウカがニヤニヤしながらこちらを見ている
これはマズい…このままじゃ私がまるで太ったみたいに思われる

「あっちゃー、洗い方失敗してたかな、ガサツだからさ私」

咄嗟に返す、そうだ…そんなに見た目は変わってないユウカみたいに太ったりなんてしない

「ふっ…ふぅう…」

ボタンをホルダーに通す為お腹を凹ませ、そして
パツン…パツン、上から順にボタンを閉める…下腹部に近づくに連れ柔らかな肉が逃げ場を失い横ジワを作る

(大丈夫、生地が縮んだだけ、縮んだだけ)

なんとかボタンを閉め終えたヒロミはなだらかな下腹部を誤魔化す為、再度「ふんっ!!」とお腹を凹ませユウカの方へ身体を向ける

「お待たせーなんかちょっと恥ずかしいけど…どう?似合ってる」

大丈夫はつもりのヒロミはパツンパツンのブラウス姿でユウカの方へ振り向いた

全身に下腹部横腹二の腕、ありとあらゆる気になる箇所へ力を込めて細く見える様に

額からは汗がつたう
そのまま平穏を装い身体を捻りポーズを取ったのだ…が、それが不味かった

ググッ…ブチィ!!

急に開放感に見舞われるお腹

下腹部に圧縮された肉圧に耐え切れずボタンが飛んだ

「あっ、ヤダ
うそっ…あわわ、これは違うの!!」

赤面、お腹を手で隠しながら慌てふためく

「あら、古いブラウスだからきっと生地が痛んでたのね」

ここぞとばかりにからかってくるかと思ってたユウカは以外にもそうフォローする

良かった、ひょっとして誤魔化せた?

「そうそう縮んでたの!お気に入りだったのにほんとに残念ーーー」


「じゃあ次はショートパンツね」


安堵の表情を浮かべかけたヒロミの前にデニムショートパンツが差し出された。

459名無しさん:2016/12/06(火) 00:55:26 ID:Aij/Sirw0
3.
「どうしたの?約束よね?」ニコニコ
「うっ…、そ、そうだったわね」

もう引き下がれない…ヒロミはショートパンツを手に取った
頰を冷たい汗が伝う

「うーん…このショートパンツも縮んでるかも知れないわね、なんて」

チラッ
「取り敢えず履いてみたらどうかしら」
「うっ…」
大丈夫、大丈夫だとは思うが先ほどのブラウスの事を思うと嫌な予感がする
再びユウカに背を向け、変わりにショートパンツと向き合う…
両足を通しショートパンツを引き上げる為少し屈む…
(んっ…どうしようやっぱりキツい)
再びミチミチとブラウスが悲鳴を上げ始めた…大丈夫、一番キツかった下腹部はボタンを飛ばしたお陰で楽になった
変わりに屈んだ事によって生地を押しのけてぽってりと乗り出したお腹がパンツの上で段を形成し視界に映り込む
(前までこんな所にお肉あったっけ…)
ショックを受け震えるとつられてお腹もふるふる揺れる
(落ち着け…大丈夫、最後にユウカに見られる時にまた凹ませれば誤魔化せる)
背後のユウカにこの下腹部を見られない様に注意しながらショートパンツを引き上げる、実際は背後から見ても横腹のお肉がむっちりとパンツに乗っかっているのだがそんな事に気付く余裕も無い
スルリと膝の上を通過、ここまてまは順調だっだが今度はむちみちと太ももが邪魔を始めた
ショートパンツを上げるに連れて行き場を失った肉が食い込み密度を上げる

「くぅう…」

グッ…!!グッ…!!
ぎちぃ…まだゴールでは無い、がそれ以上上に上がらなくなるショートパンツ

「ふんっ!!」「ふんぬっ!!」
「このぉ!!上がれっ!!」

声を上げ飛び跳ねる

ズポンッ!!
きゃあっ!?ズテーン!!
「あいたた…」

勢い余って転倒してしまったがなんとか太もも、お尻の二大難関を突破…しかし問題はここからである

「ゼェ…ゼェ…やったぁ…」

汗をかき息を切らせるヒロミ、後はファスナーを上げてボタンを閉めるだけなのだが…

「うそ、何これ…」
ショートパンツはファスナーを上げる前からオーバーフローした腹肉に圧迫され強く食い込んでいた…
試しにふんっ!とお腹を凹ませてめいいっぱいファスナーを上げようとしたが、それでも凹みきらない柔らかなお腹のお肉が邪魔をする。
もにゅ、ぐにゅ…!!
先にボタンを閉めようともしたけどとても届かない。
とにかく肉が邪魔をする

「もうやだぁ、いつの間に私こんなに太っちゃったの、どうしよう…」

思わず言葉を漏らしてしまった…その時

「やっと認めたわね、太らないヒ・ロ・ミさんっ!!」

焦りすぎてすっかり忘れてた、背後からユウカの両手がヒロミの下腹部をがっちり掴む

「えいっ、このっ」

ぷるぷる
ユウカの手にこねられたヒロミの腹肉が波を打つ

「本当に太った事に気付いて無かったなんて!こんなに立派なお肉付けてるのに良く言えたものね」
「やっ…やだぁやめてぇえ!!」

恥ずかしさが限界を超え赤面し、身体をよじりユウカの魔の手から逃げようとしたその時

バッツーーン!!
「「あっ!!」」

「プッ…可哀想に…ショートパンツも限界だったのね」

ショートパンツのお尻が裂け中からパンツが顔を出す
そんな泣き出しそうなヒロミの前でユウカが笑う

「ふふんっ、ヒロミが悪いのよ、折角人がオブラートに包んでダイエットに誘ったのに気付くどころかあんな酷い事言うんだもの、これに懲りたらちゃんと一緒にダイエットしましょ」

してやったり形成逆転のユウカだったが…

バッ!!
「ってあっ、駄目セーターめくらないでそこは揉んじゃ駄目ぇ」

今度は再びヒロミの逆襲が始まる

「何よ!!やっぱりこんなにお肉隠してる、パンケーキみたいなお腹してるのは本当じゃない!!」
ぺちぺちとヒロミに叩かれるそのお腹はヒロミ以上にふかふかだった

「今はそういう話じゃなくて!!私は自覚してるからいいの!!
「…いや良くないでしょ」
「言ったわね、もう許さない!!」

バタバタと揉みつ揉まれつキャットファイトに発展する二人
その姿は険悪なものではなくただのヤケクソなのだろう。
こうして1人の女性の前に衣類は敗北し2人のダイエットは幕を開けた。

おわり

460名無しさん:2016/12/07(水) 07:08:29 ID:M7JbZxio0
乙です
思わず過去ログを見返したら2009年とは!
まだこの界隈から離れずにいてくれることが何より嬉しいぜ

461名無しさん:2016/12/08(木) 19:35:18 ID:ny6fpo/20
乙乙
太らないとか言ってた子が太ってしまうのっていいよね、プライドへし折る感じがしてw

462 ◆t3E9hfR0Bc:2016/12/29(木) 00:01:02 ID:JOQC3SRw0
29日ですので、毎月の駄文を。
ttps://www.axfc.net/u/3757988.zip
パスはいつも通りです。

463悪星:2016/12/30(金) 23:18:49 ID:lnXSGMbQ0
続きやっとできた…遅くてすいません。IDはスマホ・PCを使い分けるので変動するのでこれまたすいません。
(次から本文)
「うわ、何よコレ…」
夢見は一気に太ってしまったため、目線の先が悉く体脂肪のついた自分の肉体。
ちょっと歩くだけで精一杯。学校帰りだったこともあって、制服がボロボロに。
そのまま引きずられるように辿り着いた古めのビルでは行商人の取引相手らしき人々が10人弱。

464340:2016/12/31(土) 11:01:13 ID:Ybt.qyuw0
お菓子の森のプリンセスの続き投下します。

「偉大なる航路」前半、「魔の三角地帯」(フロリアントライアングル)。


毎年100隻以上の船が霧の中で消息不明となり、死者の船(ゴーストシップ)の目撃情報が後を絶たない。
海賊王への野心に駆られた海賊たちを闇へと飲み込んできた難所に、打ち捨てられた一つの島があった。

かつて王下七武海の一人が不死身の軍団を生み出していた死霊どもの魔境「スリラーバーク」。
島一つを丸ごと乗せた巨大な海賊船「だった」。
現在は甘く美味なお菓子が大樹のように生い茂り、島中がお菓子の森に浸食されていた。

そんな異形の島に流れついた船が一隻。
西の海(ウエストブルー)を制した大物ルーキー「H・タナリー」率いるふたなり海賊団である。


女海賊1:タナリー船長!謎の島が見えました!
ログポースには何も反応がありませんが…

女海賊2:島そのものがでっかいお菓子でできているようです!

タナリー:よし!上陸して食糧を確保しろ!

女海賊たち:ウオオオオオオーーーー!!

女海賊3:フロリアントライアングルで遭難して食糧も底を突き、ようやく食い物にありつけるぜ…(泣き)

465340:2016/12/31(土) 11:01:50 ID:Ybt.qyuw0
――お菓子の森内部―――


女海賊A:ばふっまぐまぐっ!うめえ〜〜〜
女海賊B:やっぱり女はデザートだよな〜〜

お菓子の島に上陸したふたなり娘たちは手当たり次第にお菓子を貪った。
霧の深い海域で遭難してよほど飢えていたのだろう。

女海賊A:もう食えねぇ〜〜…!
女海賊B:もうお腹パンパンだぜ………あれ?
女海賊B:パンパンというより……ぷよぷよ?たぷたぷ?

女海賊A:ん?
女海賊B:なんだよ?いきなりこっち見て。
女海賊A:お前、デブった?

女海賊たちは気付いてしまった。
自分たちの身体の異変に。

466340:2016/12/31(土) 11:02:08 ID:Ybt.qyuw0
まず、シルエットから違った。
下っ端とはいえ彼女らも西の海の女豹たちと恐れられた海賊。
そのしなやかなバディがいつの間にか巨大な果物のように肥大していた。

海賊Aは乳と腹が異常に肥えて、肩や背中にも贅肉がついて膨らんだリンゴ体型。
海賊Bは尻肉と太ももを中心に全体が肉で膨張した洋ナシ体型。
海賊たちが着ていた服もすっかり小さくなり、肥満化した体に耐え切れずそこかしこが破れ、
決壊したダムのように余分なお肉が溢れ出ていた。

変わり果てた自分たちの身体を見て呆然となるリンゴと洋ナシ。

女海賊A:なに、コレ?
女海賊B:おれたち、こんなカラダしてたっけ?

もしかして偽物なのでは、という疑念からか、
巨大な肉まんのような自分の乳肉、腹肉、贅肉を弄びはじめる。

すると、ナニカがジンジンと熱くなる。

467340:2016/12/31(土) 11:03:18 ID:Ybt.qyuw0
女海賊A:はぁはぁ……はぁあ…はぁ…
女海賊B:ふひ……えへへへ…

自分らの太った身体の虜となっていた女海賊二人のズボンが破れ、
丸々と肥えた太鼓腹を登るようにそそり立ったのは、
彼女たちがやせていた時より何倍も太く長大な男根だった。

女海賊A:ふわわぁあ!?みみ、見るんじゃねえ!
女海賊B:なっ、チンコまでデブっちまったのか!?

怒張する股間の誘惑に耐えかねて、丸々と太った二人は自慰にふけった。

こしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこし
女海賊A:ひぃ…ひぃ……ふぅ…はぁあんっ
女海賊B:ふひっふひっ……ふーっふーっ

甘く愚かしい情動のままに男根の山脈を両手でしごき倒す二匹の豚。
その巨大な男根の奥、尿道の奥から熱いマグマが沸き上がり、肥大した亀頭の火山から灼熱の塊がはじけ飛んだ。

どぴゅうっっっ
ぶぴゅううううううう

468340:2016/12/31(土) 11:03:34 ID:Ybt.qyuw0
並の男の一生分のちんぽミルクを噴射する肥満体の女二人。
一人エッチでは飽き足らず、どうせ二人いるのだからと衣服を脱ぎ捨てた。
リンゴ体型の大きな尻肉に洋ナシ体型が覆いかぶさって男根をねじ込む。

だっぷん   だっぷん
   だっぷん   だっぷん
だっぷん   だっぷん
   だっぷん   だっぷん

四つん這いになったリンゴ体型の乳肉と腹肉、三つの肉団子がぶるんぶるんと激しく踊る。
腰を振って男根をねじ込む洋ナシ体型の尻肉、背脂、二の腕もゆっさゆっさと震える。
二人の巨漢のありとあらゆる贅肉がたぷんたぷんと恍惚のままに喜び踊る。

ぶくぶくに肥えた巨体と巨体とをすり寄わせて豪快にまぐわう。
巨大なゼリーとゼリーが脂汗まみれになってぶつかり合うさまはまさに圧巻だった。

女海賊A:いいぞぉ、すごくいいぞぉおお。
おでぶどおしのせっくす、んぎもち゚いいよおぉおぉぉおお(はぁと)

女海賊B:ら゙め゙ええぇえ!!いっく゚うぅぅうぅうう。
おでぶち゚んぽでいぎでぇえ!いぎでぇよおぉぉおぉおお(はぁと)

469340:2016/12/31(土) 11:03:56 ID:Ybt.qyuw0
ふたなり海賊団の船員たちが肥満化の快楽に溺れていたその頃、
船長タナリーもまた、変わり果てていた。


??:はぷはぷっ……むっちゃむっちゃ……
もぐもぐ……もぎゅもぎゅ……


カバのような大きく丸い生き物が巨大なケーキにむしゃぶりついていた。

??:ばぐばぐっばぐ……むっちゃむっちゃ……むっちゃ……
…ごくん……ぷ゚゚はあぁーーーぁっっっ……
……はぁふぅ……はぁふぅ……

よく見るとその巨体は肥満の人間だった。
丸々と肥え太った長い金髪の女が裸んぼで暴食にふけっていた。

屈強なふたなり海賊たちを束ねる麗しき首領がなぜこんな姿に堕ちたのか。

タナリー:ぶひっ、食っても食っても満たされねえ、それどころかますます腹が減る。
この島のお菓子は…何か変だ……美味しすぎて、美味しすぎて頭がおかしくなりそうだ。

タナリー:だが……もう遅い、この美味を知ってしまったら止まらない……

ばぶっっ、がもがも、ぶひひっ、

ふごふごっっっ
         ごふごふっっっ

タナリー:食いてえ…………ずっとずっと食っていてえ
甘くてうめえこのお菓子たちからはなれられねえ
ばぐばぐ貪り食って、ぶくぶくぶくぶく肥えて太りてえ…………

470340:2016/12/31(土) 11:04:16 ID:Ybt.qyuw0
お菓子でできた森の中、すこし開けた広間のような空間。
小屋ほどの大きさの、中華まんに似た化け物が仰向けになって寝転がっていた。

ウェデングケーキのように巨大な腹肉の隙間から石柱のような巨根がそそり立っていた。

巨大なエクレアが如き男根はビクンビクン、と脈打ち怒張しており、
桃の甘露煮のように艶やかな亀頭からはとめどなくガマン汁の糖蜜があふれる。

やがて巨根の内側から熱い熱を帯びたナニカが頂点へと駆け上がってゆく。
そして男根の頂点に達した熱くて甘い塊が鈴口から破裂した。

どぴ゚ゅぅっっっ
びゅくびゅくっっっびゅくっっっ
びるびるびるびるびるびるびゆうううううううううううう


腹がつっかえて手も届かないのにぢんぢんと激しくうずき、噴水のように愛液を噴出する。
豪快に射精しながらも両手いっぱいにケーキを抱え、食べるのをやめないタナリー。

ばぐばぐっはぐはぐぐっ
くっちゃくっちゃ
ちゅ゙ぱちゅ゙ぱっちゅ゙ぱっ
ごぎゅごぎゅっっごぎゅっっ

471340:2016/12/31(土) 11:04:33 ID:Ybt.qyuw0
際限なく怪物のように肥え太っていく自分に欲情し、快楽に溺れる巨漢。
想像を絶するオーガズムと醜く肥満化してゆく恥辱とが
その巨体、その全身の贅肉という贅肉をはげしく揺らす。

    くいてえくいてえくいてえくいてえくいてえ
あまうまあまうまあまうまあまうまあまうま
    くいてえくいてえくいてえくいてえくいてえ
あまうまあまうまあまうまあまうまあまうま
ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく
    ぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひ
ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく
    ぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひぶひ

ぶひぶひぶひぶひぶひひひひいぃぃいぃぃぃいぃぃぃぃ


巨大なパンナコッタと見まごう乳肉、腹肉、尻肉、背脂、二の腕、太もも。
それらが荒々しく踊るようにうごめく。

ぶるぶるぶるぶるるっっっ

    たぷんっっっ
たぷたぷたぷんっっっ


タナリー:はぁーーっ………はぁーーっ……はぁーーっ………
ぶひっ…ぶひひひっ、ぶひっ……
……いぐっ、いぐいぐっ
いぐううううううっっ

ぎゅるるるるううううう
ぶうーーーうっっ

巨大肉まんの如き腹肉の奥でなにかが膨張して、
肥大した尻肉の谷間から大きな放屁となって噴火した。

タナリー:あ。
でた、おなら。
く、せーえ。

満腹と射精の余韻に溺れ、タナリーは大の字になって倒れた。
異常な性欲と食欲に自我を押しつぶされたうつろな目で、
タナリー「だったもの」は空を見上げた。

「魔の三角地帯」の深い霧に覆われた空の向こうで丸い何かが宙に浮いていた。

472340:2016/12/31(土) 11:06:25 ID:Ybt.qyuw0
霧に覆われた空の向こうからなにかが近づいてくる。
丸くて大きな肌色のかたまり。ピンクの長い髪をたらしたソレは今のタナリーと同じくらいの肥満体型で、
タナリーよりもさらに肥え太り、肥満化した人間の女だ。
たくさんの白い幽霊たちに神輿のように担がれて、巨大な赤ん坊がゆっくりとタナリーのそばへと降りてくる。


タナリー:…フーーゥ…フーーゥ…
だれだ……オマエ……

女:ワタシはペローナ。
オマエ、カワイイな(はぁと)

突然現れた森のヌシ、見たことも無い巨大肉まんの怪物(今の自分も同じ姿だが…)に遭遇し、おびえた気配を見せるタナリー。
だが逃げ出そうにも後ずさりしようにも、あまりにも肥え太った身体が重すぎて立ち上がることすらもできなず、
ロールケーキのような太い手足をジタバタさせてあがくしかできない。

タナリー:……オマエ……何を…?
ペローナ:カワイイオマエは、アタシが特別に愛でてやるんだよ。

473340:2016/12/31(土) 11:07:04 ID:Ybt.qyuw0
キングサイズのベッドと見まごう肥満体の巨女の丸くふくれた腹肉の下から持ち上げるようにそそり立つ巨大な男根は、
白くて大きなバースデイケーキに立てられた蝋燭のようにも見えなくない。
巨根の天辺、果実のように艶やかで豊満な亀頭は、脈打ちながらあふれ出す純白の粘液にまみれて白銀のような光沢を帯びていた。

ペローナ:でっけぇチンポ…モリア様みてえだなあ…(はぁと)

溺れたフグちょうちんのようなタナリーからせり出す巨根をペローナは肉厚な腕でいとおしそうに抱き寄せた。
片乳だけで成人女性の身体ほどもある巨大で豊満な乳はつき立ての餅のようにやわらかで、
これまた巨大な亀頭をすっぽりと包んでしまった。

ゼリーのようにぷるるんと艶やかで、ぼってりと肥え太った厚ぼったい唇を大きく開けて、
活火山のごとく精液を吹きだす鈴口にかぶりついた。

ぶちゅぅっ

タナリーの巨根から溢れ出る精液からは特有の臭気や苦い味は感じず、
かわりに牛乳プリンの甘ぁい風味とミルクの香りが口いっぱいに広がる。

タナリー:……!!?
いやぁ…んっ…てめぇ…きさま…なにを、おぉぉお♪♪


どっっっぴゅぅぅぅうぅううううううううううう
タナリー:いやあぁぁぁ、でる!でりゅううううううううううう
おでぶちんぽ!!しゃしぇえしりゅううううううううううう!!!!

どびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ
どびゅぅぅうぅぅうぅぅうぅうぅううううううううううう


♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 
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474340:2016/12/31(土) 11:07:38 ID:Ybt.qyuw0
タナリー:いやぁ……はぁ……はぁあん……あっ……

タナリーの意識が吹っ飛んだ。
間欠泉のごとく宙を舞うミルクとともに吹っ飛んだ。
ただでさえ異常な食欲と肉欲に支配され、崩壊しかけた肥満児の理性がさらに吹き飛んだのだ。

タナリーの巨体が激しく痙攣し、全身の贅肉に電流が走り、歓喜と狂喜に震える。
贅肉中の電流が脊椎に吸い寄せられ、脳髄へと一斉に押し寄せる。
一瞬で脳天が沸騰して、強炭酸のコーラのようにシュワシュワとはじける、背徳的な快楽。


放心状態のタナリーをよそに、その勃起したふたなり巨チンポを、乳飲み子のように貪り食うペローナ。

ぶちゅぅぅううう。
びちゃびちゃ、びちゃ、ちゅっちゅっ、ちゅっ
ごくん、ごくん、ごくん、ごくん、
ぺろぉおん。ぺろぉおん。ぺろぺろぺろぺろぉぉぉおぉおおおお

たわわに実ったバカでかい乳房で亀頭からチンポの中腹までを飲み込むようにはさんで包み、圧迫する。
巨根を飲み込んだまま激しく上下に滑ることで、
脂汗のシロップと巨大なカスタードプディングの山脈がヌルヌル、ヌルヌルとこすれて肉棒からミルククリームを噴火させる。

たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、
     たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、  たんぷ、たんぷ、

出っ腹の脂肪が裏筋から根元を抱き上げて支え、たっぷたっぷ、と波打つ腹肉の振動が尿道を底から刺激し、
汗だくで火照った腹肉のととろけるような柔らかな感触がスイカのように肥大な金玉を包んで飲み込む。

とろけるように柔らかな贅肉に、その沸騰した熱湯のような肌の体温に包み込まれ、
いまだ体感したことのない感触に興奮し、余計に怒張する巨根から激しい爆発のように濃厚な甘露が噴乳する。

475340:2016/12/31(土) 11:08:04 ID:Ybt.qyuw0
ぶびゅぅぅぅうぅううううううううううう
ペロ:ん……っく……ぶちゅ…ごくん…ごくん……ぶちゅ…ぶちゅ……
んうめぇ……ふたなり巨ちんぽぉ……あまうまぁっ♪♪♪♪♪♪

大量に、とめどなく溢れ出てくるそれをすべて受け止め、
強力なバキュームのように飲み干し、飲み干し続けるペローナ。
唇のチカラだけで乱暴なまでに強く吸い上げ、しかし優しく、情熱的に舌で鈴口を愛撫する。


びちゃびちゃ、びちゃ、ちゅっちゅっ、ちゅっ
ごくん、ごくん、ごくん、ごくん、
ぺろぉん。ぺろぉおん。ぺろぺろぺろぺろぉぉぉおぉおおおお


タナリー:……あっ……ぁあっん……ぃやぁ……や、めぇ……
……っきもぢぃぃ………きも、ぢぃょお…………
……や……やら゙ぁ……ゃめでぇえ…………

ペローナが本能のままに巨根を貪り、弄ぶたび、
タナリーは乳児の夜泣きのように喘ぎ、恥辱に耽溺する。
気絶することすら許されず、されるがまま、巨根を貪り食われ、弄ばれ、無様に精液を暴発する。

476340:2016/12/31(土) 11:08:20 ID:Ybt.qyuw0
仰向けに寝転がったまま、産まれたままの姿で身の丈ほどの男根を丸出しにしている巨体は、
全体がぶ厚く丸い贅肉で覆われ、これまた過剰に丸く大きく膨らんだ肥満体型で、
その姿は巨大なドーム型のケーキに見えなくもない。

そんなタナリーの巨体にペローナの巨体がのしかかる。
怒張したふたなり巨根と肥えて膨れた腹肉と乳肉の山脈を軽々と乗り越えて、
ペローナはタナリーと顔を向かい合わせた。

タナリーの巨根からたっぷりと搾り取った甘ぁいミルククリームで、
ペローナはたっぷりと贅肉の付いたほお袋をさらにふくらませ、
真っ赤な餅のような唇を妖しくニヤリとほころばせると、真っ白なクリームがどろどろと溢れ出てくる。

あんまんのようにふくれて、豚のように贅肉のついた顔と顔が、向かい合う。
ピンクの髪の豚が、金髪の豚の唇にかぶりついた。

む゙ちゅうっっ

んん゙ぢゅゔうううううううううううううううううううううっっっ♪♪♪♪♪♪

無理やり唇を奪われて、されるがままに舐られる女船長。
脂ののった唇から甘ぁい濃厚なクリームが自身の口腔へとなだれ込む。
そのあまりの恍惚にタナリーはまるで口移しで脂肪を送り込まれて、
風船を膨らませるように身体がブクブクと肥え太っていくような錯覚を覚えていた。

477340:2016/12/31(土) 11:08:38 ID:Ybt.qyuw0
ペロ:……っん♪……、ちゅ♪
…ちゅっちゅ♪、…ちゅっ♪♪

タナ:っん……ちゅ♪
っっんん♪♪っっっんんんんんんんん♪♪♪♪♪♪

ペローナとタナリー、二匹の肉団子はご馳走のように貪り食うように互いの唇を吸い合い、快楽に溺れていった。
まさに空腹の豚が餌にがっつくように狂おしく、ぶ厚い唇と唇を重ね合う。

性的興奮によって二人の体温は過剰に高まり、
身体中の贅肉からバターともシロップともつかない脂汗が滝のように溢れ出る。
二匹の大豚はあたり一面を覆い隠すほどのすさまじい熱気と濃厚で甘ったるい雌臭さの芳香に包まれながら、
その汁まみれの巨大な身体を密着させ、餅のように太い腕で互いに強く抱き合う。

ペローナの巨大な腹肉がのしかかったままのタナリーの巨根はその肥満体の重みに圧迫され、
脂汗まみれでぬるぬるびしょしょになった腹肉の海原に溺れながら、無様に射精を繰り返すのみだった。
ホイップクリームの洪水のようにダバダバと精液を垂れ流しながら、
それでもタナリーはペローナとの接吻がやめられない。

……っん♪……、ちゅ♪
…ちゅ……っん♪……、ちゅ♪
…ちゅっちゅ♪、…ちゅっ♪♪♪、…ちゅっ♪♪
……っん♪………っん♪……、ちゅ♪
…ちゅっ♪♪…、ちゅ♪
…ちゅっちゅ♪…むちゅちゅ♪、…ちゅっ♪♪

永遠ともいえる甘ぁい時間が、ただ過ぎてゆく。

478340:2016/12/31(土) 11:13:27 ID:Ybt.qyuw0
今年の7月にPIXIVにあげたやつです。
細い肢体が徐々にじらすように肥えていくとかそんな高度な描写などできませんでした。
まだ完結してないよ。ただ遅筆なだけ。

479悪星:2016/12/31(土) 23:33:19 ID:smhC3Ar.0
「おうおう、可愛い顔していい逸材じゃないっすか」
「早速体重とスリーサイズ図りますぞ」
「まずは脱いで」
矢継ぎ早に前2つの台詞を男性、後のを女性の謎の人々が言い放つ。

何が起きているか解らない夢見はただついていくだけ。各測定結果は…
「スリーサイズ、上から176、142、168センチ…体重は213キログラム…」
夢見、茫然。体重が4倍以上。スリーサイズも各部位が倍以上。
一応衣類をたっぷり貰うが、その中にはオレンジのビキニが。これで何をするかというと…。
「始めますよ、グラビア撮影」
なんとグラドルとしての撮影会。夢見は勿論やってないのだが、この怪しい現場でグラドルにするつもりだ。

巨体であることから、ポーズ幅は少ない…ということで、仰向けになったり、四つん這いになったりと無理のないものを行い、その次は…
「このビニールプールに入ってもらう」
「白ッ!?」
茫然と撮影以外の行動がここに来てやっと。家庭用ビニールプールに異様に白い水(片栗粉らしい)が張られている。
でも、入れという意味にしか聞こえず
「わかりました、ゆっくり入ります」
と答えてしまう。

480悪星:2016/12/31(土) 23:47:22 ID:smhC3Ar.0
「夢見ちゃん、液体を全身に満遍なく!」
夢見、言われるがままに塗りまくり、「白い液体にまみれた巨体美少女」というとんでもない姿に。
そして先程と同様のポーズを取ってフラッシュを浴びまくり、撮影は完了。

「あの、ここはいったい…」
「君のお母さんはかつてグラドルだったよね?」
「俺の当時の推しが人気で負けたんでな…当人はもう第一線にいないから、娘のお前をこうして辱めてやったってわけだ」
「でも、可愛いよ!」
自分の親族の絡んだ以外なやり取りに、夢見は数秒だけ絶句するも
「あの、わたしの体はどうするんですか!?」
と返す。
「そのままだ。脂肪吸引が一番早いだろうな、それだけあると」
その後、夢見は受け取った服に着替え、巨体を引きずって何とか帰宅し、薬を飲ませた連中を警察に突き出すまではできたが、
翌日以降の学校生活で響く。イスの破損・体育の授業は見学等酷い事態が連発した。
自分がグラマーな体になるのは、とても厳しいことだと実感した夢見だった。
(完)

481名無しさん:2017/01/04(水) 01:04:58 ID:2unpWuHo0
完成したので投稿します。
読んでいただけたら嬉しいです。

とあるファンタジーの世界。深い森の奥にエルフの国があった。
魔力と美貌こそがエルフの価値観の根底にあり、この二つを兼ね備えた個体が優れているとされた。
腹部には生まれついた魔力の紋様が刻まれており、紋様に魔力を通すことで魔法を行使できる。
紋様はそれぞれ異なっていて、紋様が複雑な個体ほど魔力が強い。
上流階級の職業につくためには、美貌を磨くことはもちろんであるが、
魔力を鍛えることも必要になる。
個体としての限界はあるが、魔法を使い続けることである程度鍛えることもできる。
魔力を鍛えることで体質に応じて紋様が複雑化していく。
エルフの子供たちは幼いころから修行に励み、将来を夢見るのであった。

エルフの国には男性がいない。しかし、種として繁栄している。
それには秘密があり、エルフは女性の体をしているが両性具有なのであった。
美貌を重んじるがゆえに、女性の体の美しさが損なわれる男性器は普段は魔法で隠されている。
そして生殖をするときに限り姿を現すのである。

エルフの中で怠惰は禁忌とされ、怠惰に堕ちてしまうと魔力を失う。
怠惰に堕ちるには色々あるが、働かなくなることがほとんどだ。
稀に労働意欲を失い、日がな一日街をぶらぶらするような生活をする個体が現れるが、
何日も怠けた生活を続けるうちに紋様が消し飛んでしまう。
そうなってしまうとエルフとしては終わりだ。貯蓄を使い果たし、生きていく術を失うと城で保護してもらうしかない。
城で保護してもらうと生活は保障されるらしいが、魔力を失い城へ行き戻ってきた者はいない。
そのためエルフたちは怠惰を恐れ懸命に働き、皮肉にも生活は豊かで不自由はなかった。

エルフの国では異色の経歴を持つ女王が国を治めていた。
女王は移民であった。名をペリーヌといい、森を抜けてすぐの街の目の前で行き倒れており、赤い髪をした珍しい個体だった。
月と見まごうほどの美貌の持ち主で、魔力の紋様は国の誰よりも複雑で美しかった。
同種族ということで保護されたが、話を聞くと遠い国から旅してきたという。
エルフの国が他にあるとは聞いたことがなかったが、実際に行き倒れているのだからそうなのだろう。
国のことについて語りたがらなかったが、美貌と紋様の複雑さから、高貴な家柄であったことがわかる。
そのままなし崩し的に街に住み着き、みるみる頭角を現していった。
月日が流れ、ペリーヌの魔力と美貌に並ぶものなし、と人々に言わしめる頃、ペリーヌは女王の座に登り詰めていた。
当然よそ者が国を治めるなどと不満の声も上がったが、多方面からペリーヌを推す声が挙がり、そのまま押し切られたのだ。
不満の声をものともせず女王はよく国を治め、人々は日々笑顔で過ごせる日々が続いていた。

そんなある日、街に不穏な噂が流れた。女王は魔力を失った者を使って人体実験を行っている、というものだ。
ほとんどの者が戯言だと聞き流したが、反女王派はこれを黙っていなかった。
反女王派のメルタとアーネはペリーヌがいなければどちらかが女王になっていたといわれる実力者で、
権力争いに敗れた後は街でひっそりと暮らし機会をうかがっていた。
女王が人体実験を行っているという噂が本当であれば失脚は免れない、それに城に保護された者が一度も帰ってこないのも納得がいく。
もとより失うものは何もないのだ、そう思い立ち二人は侵入を決行するのだった。

482名無しさん:2017/01/04(水) 01:06:10 ID:2unpWuHo0
〜夜〜
二人は黒装束に身を包んでいた。どこかの国では忍者に見えるかもしれない。
城門は当然避け、周りに入り口がない城壁へ向かう。
足の裏に吸着の魔法を発動し、城壁を垂直に駆け上がっていく。
無事登り切ると中庭に降り立った。
メ「ふぅ〜。ここまでは楽勝ね。」
ア「そもそも城に忍び込もうとする人なんていないじゃないですか。でも用心していきましょう。」
二人は事前に下調べしてあった厨房の壁にたどり着いた。
ア「腕の見せ所ですね。えいっ。」
アーネが円を描くように壁を指でなぞり、魔法を発動させるとなぞった壁が透け始めた。
そのまま二人は厨房に潜入する。透けていた壁が元に戻った。
メ「やるじゃない!どんどん行っちゃいましょ!」
ア「無理言わないでください〜。この魔法は魔力消費が激しいので何度も使えないんですよ!」
メ「期待してるわよ!絶対秘密を暴いてやるんだから!」
ア「城の見取り図では地上に怪しい場所はありませんね・・・地下を目指しましょ」
厨房の中で地下への階段を発見し進んでいく。狭い通路を進んでいくと開けた場所に出た。
人の気配はない。順調のようだ。扉を発見し中に入ると奥に檻のようなものが見えた。
メ「ビンゴ!怪しいじゃない。何かしら・・・」
二人は恐る恐る近づいていく。
*「それ以上はいけないわ」
二人「!?」
油断しすぎた、と思った時にはもう遅かった。一斉に光の魔法が発動し、二人を照らす。
いつの間にか女王と近衛兵メイドに囲まれていた。
ペ「思ったより早く来たわね。こんなに簡単に引っかかるなんて!・・・まぁ、噂はほんとのことなんだけど」
メ「ペリーヌ!」
ペ「元気ねぇ・・・お城に忍び込んじゃったんだからもう帰れないんだけどね」
ア「しっ!」
アーネがすかさず火球の連弾を女王目がけて打ち込む。女王を守ろうとしたメイドをメルタが魔力を込めた回し蹴りで吹き飛ばす。
一撃は与えられたように思えたが女王の目の前で火球は消失した。次元が違いすぎたようだ。二人の目の前が真っ白になる。

二人は捕らえられ女王の前に引き出されていた。開けた地下空間で周りは近衛兵に囲まれている。逃げられそうもない。
ペ「城への侵入に女王への反逆行為・・・重罪ね。もう帰さないわよ」ジュルリ
メ「何をする気よ!こんなことしてただじゃおかないからね!」
ペ「よく言うわね。悪いのはあなたたちじゃない。樽豚の刑よ、始めなさい!」
メイド達が二人は入れそうな大きな樽を持ってくる。二人は抱き合うような姿勢で拘束され、中に入れられてしまった。
体はすっぽり樽に入ってしまい、顔だけ外に出ている。
ア「一体何をする気・・・モガッ!?」
メイドがいきなりケーキを口に突っ込んできた。
ペ「甘いものはお好きかしら?おしおきよん。樽がぱんぱんになるまで太ってちょうだい。文字通り豚さんみたいにね。」
メ「や!やめ!もごっ。」
二人の体が淡い光に包まれる。どんどんメイドが食べ物を突っ込んでくるため、食べなければ窒息してしまう。二人は無心で食べ続けた。

〜二時間後〜
メ「がふっ!も、もうやぁ・・・んぐ」
ア「あむ・・・ぐふっ」
休むことなくケーキが口に運ばれ続ける。だいぶペースが落ちてきていた。
樽の中では小ぶりだったお腹がお互いの距離を詰めてきていた。
ペ「そんな簡単じゃないわよねぇ。消化吸収の魔法をかけてあげるわぁ。」
二人の体が淡い光に包まれた。途端に食べた栄養が体についていく。
やや膨らんだお腹が平らになっていく。二の腕にやんわりと肉がつき、小ぶりだった胸が自己主張を始めた。
ペ「まだまだ先は長いわよぉ。頑張ってね。また来るわ。」

483名無しさん:2017/01/04(水) 01:07:54 ID:2unpWuHo0
〜翌日〜
ア「げぷっ!」
メ「ふーっ、んぐ」
窒息すまいと二人は必死に口を動かしている。頬にも肉がついてきておりふるふると揺れている。
ケーキのラッシュは終わる気配がない。
ペ「調子はどうかしら〜?透過〜!えいっ!」
女王はやってきてすぐに樽に透視の魔法をかける。
黒装束はところどころ破れ、肌色が見えている。二の腕は太さを増し、痩せていたころの足ほどはありそうだ。
背中は順調に肉がつき、肉の隙間から汗が垂れてきている。胸はお互いに肺を圧迫するほど膨らみ息をするのが苦しくそうだ。
腹はでん!とお互いに押し合うように突き出し、呼吸のたびに樽の中のスペースを巡って小競り合いをしているようだ。
小さめだったお尻はぷりぷりに肉がついてしまい、下着が食い込みラインが浮き出ている。
樽の中が肉で埋め尽くされるのも時間の問題のようだった。

〜二日後〜
メ「ふーっ!ふーっ!アーネぇ・・・苦しいよぉ・・・もぐ」
ア「げっふ!メルタこそぉ・・・もっとお腹引っ込めてくださいよぉ・・・うぷっ」
二人ははちきれんばかりに太っていた。
黒装束は太って破れてしまい、ビリビリになっていた。
服の紐のようなものだけかろうじて残っており、締め付けられた体の肉がチャーシューのようになってしまっていた。
胸を覆っていた布はなくなり、まな板同然だった胸が爆乳といえるまでになっていた。
急激に太ったせいで成長が追い付かずメルタの乳首は陥没していた。
アーネは乳輪が引き延ばされ味わいたくなるようなピンクが広がっている。
お尻もぷくぷくと膨らんできている。樽は楕円形をしているため。お尻は樽の形に合わせて押しつぶされてしまっている。
お腹はお互いに苦しくないスペースを確保しようと必死だ。
お互いにぶくぶくとお腹を膨らませては相手を押し返そうと突き合わせている。
ぎちっ、ぎちっと樽から嫌な音がし始めた。
ペ「あらあら仲間割れかしら。お互い命は惜しいものね。そろそろかしら。」
ばきっという音とともに女王の足元に樽の金具が飛んできた。
みしみしと樽が割れる。二人は解放され、どすっという音とともに尻もちをついてしまった。
そのまま仰向けになってしまう。服ははじけ飛びほとんど裸である。ふぅふぅと大きなお腹を揺らしながら呼吸をする。
メ「ふぅ・・・ペリーヌ・・・覚悟しなさいよぉ・・・」
ア「許しませんからね・・・げぷっ」
必死に起き上がろうとしながらも魔法を飛ばすために魔力を込める。
ペ「まだ向かってくるのねぇ・・・面白いこと・・・」
女王は二人が魔法を使うより早く浮遊の魔法で口に食べ物を突っ込んでいく。今度は脂っこいピザだ。
メ「ぐもっ!?ンググ・・・(やめなさいよぉ・・・)」
ア「おご・・・んむむ(まだ食べさせる気なの・・・)」
ペ「私が直々に食べさせてあげる。たっぷり召し上がれ。」

484名無しさん:2017/01/04(水) 01:09:50 ID:2unpWuHo0
〜3時間後〜
ア「うっぷ、げふううううううぅ〜。」
メ「げえ〜ぷ」
二人は下品なげっぷをしてしまう。お腹にぱんぱんに食べ物を詰め込まれ起き上がれない。
満足そうなお腹には美しかった魔力の紋様がだらしなく引き延ばされ、落書きのようになってしまっていた。紋様が怪しく点滅している。
ペ「フォアグラってこんな感じかしら。もう脂肪肝ね。あら、この紋様迷路みたい。それ。」
女王は二人のお腹の紋様で描かれた迷路をなぞり始めた。
ア「ひゃんっ!?」
メ「あひぃ」
ペ「ぶよぶよに引き延ばされてすごく簡単ね。全然楽しくないわぁ〜。はいっ、終わり。」
女王は一通り紋様で遊んだ後、二人のお腹をぽんぽんとたたいた。
二人「う〜っぷ!」
お腹をたたかれ上品とは言えないげっぷが出てしまう。
その後紋様の点滅が激しくなっていく。
パリーン!割れるような音がした後紋様が消滅した。
ペ「ふふっ、怠惰に堕ちたわね・・・太ることも怠惰なのだわ」
メ「あ、ぁあ・・・ひぐっ」
ア「ぅ・・・きちゃぅっ」
仰向けで寝転がった二人の下腹部に変化が現れ始める。
魔力を失うということは男性器を隠す魔法の効果が切れるということである。
ちょこんっと二人の下腹部から陰茎と小さな巾着が飛び出してきた。
ペ「あらかわいい。お腹のお肉のせいで余計小さく見えるわぁ。これからおっきくしてきまちょ〜ね。」
その後二人はメイドにより肉料理を中心に食事を詰め込まれ続けた。

〜翌日〜
ペ「甘いものでだらしない体にして、お肉で欲を高める・・・そろそろいいかしらねぇ。」
二人は一回り大きくなっていた。豊満な贅肉を惜しげもなくさらけ出している。
体を動かすのもしんどいようで抵抗という抵抗もしなくなってきていた。
ペ「二人は私が人体実験をしてる噂を聞いたんだったわね。その成果を見せてあげるわ。」
二人の体を赤い光が包む。
二人「ぁ・・・あぐ」
ペ「今までの実験の成果。欲望を食欲に変える魔法よぉ。加減を間違えると失敗しちゃうのよねぇ。
  刺激の強い食べ物も入れてあげる。どんどん食べなさいな。」
女王が魔法で料理を出す。今までは食事といった形だっだが、床にぶちまけられ混ざり合った料理はもはや餌だった。
中に怪しいキノコも入っている。二人は四つん這いになり必死に食らいついた。
ペ「二人とも女王になりたかったんだから欲望はすさまじいわよねぇ。今も諦めてなかったんですもの。今までで一番効果がでてるわぁ。」
ア「もぐっ!もっぐ!んごぉっ!」
メ「もごごごご!うぷっ!んっ!?」
ペ「あらメルタちゃんぶくぶくキノコ食べちゃったわね。数年に一度しか取れないけど、体を一気に肥えさすほどの栄養があるわよぉ。」
メルタの体がぶくんっ!と膨らむお腹が地面に付くほどに膨らみ、次第に張りが失われていく。
背中と二の腕の境がわからなくなるほど肉がついていく。顔にも肉がつき首が肉で埋まる。
陥没した乳首から白い液体が漏れ出す。びきびきと血管が浮き上がり陰茎が太く、長くなる。
小さい巾着のようだった睾丸はだるだると延ばされ、たぷたぷと精液が充填されていく。
メ「お・・・ぁ・・・苦しい・・・助げて・・・」
ペ「どうやら打ち止めみたいね。エルフはそこまで太れる種族じゃないの。
  個体で太れる限界が決まっていて、それを超えた栄養は体からあふれ出すわ。早く栄養を出し切らないと死んじゃうわね。」
メ「おぢんぢん・・・出ないぃぃ・・・」
ペ「急激に肥大化したせいで陰茎の出口が狭くなってるのね。キンタマパンパンじゃない。破裂しちゃいそうだわ。
  ぶくぶく太っちゃったせいで手も届かないわね。」
女王は少し考えると今朝皿を割ったメイドを呼び寄せた。
ペ「あのお皿気に入ってたのよねぇ。お、し、お、き。」
メイド「ひぃっ」
女王は魔法でたちまちメイドの下腹部のまわりの服を溶かし、四肢を手足にバインドの魔法をかけてメルタの前に放り出した。

485名無しさん:2017/01/04(水) 01:11:05 ID:2unpWuHo0
メイド「女王様ぁ・・・お許しを・・・」
ペ「だーめ。楽にしてあげなさい。」
メ「ぶふぅ・・・ぐるじぃ・・・」
ずるずるとお腹を引きずりなからメルタが接近していく。お腹で乗っかるようにおしまんじゅうにしてメイドを逃げられないようにする。
とろとろとメルタの先端から透明な液体が漏れ出ている。
ぐちゅっ
メ「ぁあんっ!んっ!」
ずぷっずぷっ!と巨体とは思えないスピードで挿入を繰り返していく。
メ「気持ちいい!気持ちいいっ!あんっ!」
凄まじい速さで絶頂に達し、メイドに脂ぎった精液を叩き込んでいく。
メイド「いやぁ・・・お腹いっぱいよぉ・・・」
見てわかるほどメイドの腹は膨らみ、陰茎が引き抜かれる。
ペ「さぁ・・・始まるわね。」
メイド「んっ!?何これぇ!熱いいいいぃぃぃぃ!」
メイドが身をよじり始める。
ペ「消化しきれなくなった栄養を一気に吐き出したのよ?豚さんになりなさいな。」
メイドの腹が破裂寸前まで膨らむ。その後ずむずむと脂肪がつき、張りがゆるくなる。
メイドの腹の紋様は引き延ばされ、激しく点滅し、消滅する。
胸は張りのある美乳から、重力に負け楕円形を失い垂れさがる。
お尻は張りを失いたるんでいき、ストッキングをびりびりに引き裂いてしまった。
ペ「堕ちたわねぇ。クビよ、クビ。た〜んとお食べ。」
メイドはトロンとした表情で食事を始める。体中にどんどんだらしない肉がついていく。

ペ「体液を通して欲望の魔法の効果が伝染したわね。期待通りだわ。お次はこっちね。」
女王はアーネにもメイドをあてがった。あふれ出た母乳を飲ませながら犯すことで初めのメイドより肥満体にしてしまった。
ペ「エルフを限界を超えて肥え太らせる方法・・・風船と同じよねぇ・・・
  限界まで伸びきってから空気を入れると最初より大きく膨らむ・・・簡単なことね。」
ペ「そろそろいいかしら。魅了の魔法を解いてあげる。」
女王はその場にいるメイドたちの魔法を解く。
メイドたち「女王・・・様・・・?」
ペ「エルフって高ぁ〜く売れるのよねぇ。抵抗しないように怠惰に堕ちたエルフ限定だけど。」
メイドたち「え・・・怠惰に・・・」
ペ「怠惰に落とす方法なんてもっと簡単な方法があるのよ。でも、なんで太らせるのかわかるかしら?」
メイドたち「・・・」
ペ「それはね・・・私が太っているかよぉぉぉ〜!」
瞬間、女王の体がはじけ飛ぶ。
体から肉があふれ出す。顔よりも巨大な脂肪の塊からは滝のように母乳が噴き出てくる。
ぎっしりと脂肪が詰まった腹からは汗と湯気が噴き出る。紋様は本当に落書きだったようで汗で消えかかっている。
腹芸の顔のようだ。脂ぎったお尻は人が何人でも座れそうだ。
ペ「ぐふぅぅぅぅ〜擬態疲れだぁぁ〜・・・この姿はお腹がすくわぁぁぁ〜」
見目麗しい美女から一転、肉の塊が目の前に鎮座していた。
女王はエルフではなかったのだ。肥満を司る悪魔だった。
一心不乱に餌にむしゃぶりつくメルタとアーネを魔法で浮かせ乳首にあてがう。
ペ「特濃のどろどろミルクよぉ〜たっぷり味わいなさ〜い」
二人「じゅるるるるるるる!ごっぷごっぷごっぷ!」
二人はどろどろで最悪ののど越しを味わいながら栄養を取り込んでいく。
贅の限りを尽くした栄養で理性が粉々に吹き飛ばされる。
お腹がぱんぱんに膨れ上がり、その後体中に栄養がいきわたっていく。
再び個体の限界を超え、胸から母乳をあふれさせる。
いつの間にかメイドたちは手足をバインドされ、市場の魚のようにごろんと転がされている。
全員が餌食になるのも時間の問題だった。
ペ「さぁ〜て、この国のエルフ全部でいくらの値段がつくのかしら。」〜完〜

以上で終了です。
お目汚し失礼しました。

486名無しさん:2017/01/07(土) 14:29:16 ID:7Y1RvJPs0
SS乙乙
すごく良かった

487悪星:2017/01/09(月) 14:21:30 ID:aDxHsAVI0
新作が思いついた。
細川夢見
身体データ身長152B82W56H84cm体重45kg
グラマーな女性になりたい中1女子。今回は彼女のお話パターンその2(つまり前回の続きではない)。
(次から本編)

「増減ゲームの屋敷?」
ある日曜日。夢見は“増減ゲームの屋敷”と書かれた看板のある建物の前に来ていた。
「ごめんくださーい…」
「おや、挑戦者さん、いらっしゃい」
還暦していそうな細身の男性が現れた。そのまま屋敷に入るとゲームのルール説明が始まる。
「1回の料金ですが、貴女の学年は?」
「中1です」
「では1500円頂きますね」
料金はゲーム開始前に払うシステムなのでここで払う。
「このサイコロを振り、ファンタジー世界が舞台となる双六をしながら進みます。ゴールしたら服と体型はお持ち帰りとなります」
「ちゃんとゴールさせてくれますよね?」
「大丈夫です。ゴールだけはちゃんとさせてあげるのが私のゲームマスターとしての礼儀ですから」
ルールは至って単純だった。ただ…
「体型を持ち帰る、とは?」
「いい質問ですね。このゲームで太ったり痩せたりしたなら、その体型となってお帰り頂くのです。さあ、逃げるなら今の内ですよ?無論お金も返します」
夢見は唾液を飲み込むと
「わかりました、挑みます!」
チャレンジすることを宣言した。

488悪星:2017/01/10(火) 22:54:04 ID:KKJXY8qM0
>>487
「そーれ!最初は3かあ…」
早速何かイベントが書かれたマスに止まる。
「騎士の特訓に付き合う。サイコロを1回振り、出た目×4cmあなたのバスト・ウエスト・ヒップが膨らみ、体重が増加。うわ、来たあ…」
「まだまだ序の口ですがね」
ゲームマスターと軽くやり取り。増加の判定は…
「4!?」
細川夢見
スリーサイズ&体重:B82W56H84cm体重45kg→B98cmW72cmH100cm体重67kg
すると、夢見の体が光り出し、身体が膨らんでいく。

489悪星:2017/01/14(土) 14:36:48 ID:IlR2wLzk0
「うわ、太ったなあ…」
太った影響で着衣が割け出す。
「これじゃ裸でお家に帰ることになっちゃう…」
その時だった。
「着たい服の情報を教えてくれますかな」
「どういう?」
「Tシャツなりスカートなり、そしてその色…色々申しつけください。ピッタリのサイズのそれらに貴女の服も変化します」
夢見のコーディネートは
「ピンクのキャミソールにレモンイエローのスカート」と告げると、服装が今の夢見へピッタリのそれへと変化を遂げる。
さらに夢見はサイコロで4を出してゲームを進めると
“天使のゼリー”と書かれている。その効果は
「サイコロを1回振り、バストが出た目×8cm、他が出た目×7cmあなたの体が膨らむ」
とのこと。
夢見の出目はなんと6!よってさらに体が膨らみ肉達磨へと変貌していくが、上から146・112・142と太っているながらも、意外とバランスはいいようだ。
B98cmW72cmH100cm体重67kg→B146cmW114cmH142cm体重121kg

490547:2017/01/26(木) 21:16:03 ID:5208VRL20
悪星さん、遅ればせながら乙です。
続き楽しみにしてます。ただ、続く時は最後に何か書くべきだと思います。

注意ばかりでは何ですので、自分も今年初のSSを投稿します。
戦騎絶唱シンフォギアの二次創作SSです。
一応、前もって言っておきますと、作中で女性同士の性行為をほのめかす描写があります。
苦手な方はご注意ください。


「肉が鳴らし音は、彼女へのララバイ」

深夜。窓から差す月の光が、2つのベッドと物が散乱した床を照らす寝室に風鳴翼はいた。
彼女は着ていた寝間着を脱ぎ捨て、全裸になる。
そこから、全身に気を張り詰めさせるーーーその結果――――
翼の体が、ゆっくりと膨れ始めた。
風船に空気が入っていく様と似ているが、彼女の体に入っていく
いや、`入っていた`のは脂肪だった。
くびれた腹が弛んでいき、しなやかな手足が太くなっていき、
そして薄かった胸が膨らんでいき、クリスの、実は今、同じ部屋にいた彼女のそれを超える巨大さになっていく。

変化が終わった時、翼の体は完全に様変わりしていた。
何処を取っても、重厚感溢れる巨体。
横幅はぱっと見でも元の2倍以上あり、体重はそれ以上の上がり幅であろう。
元からあった筋肉に支えられ、体の脂肪は垂れたりはしてないが、
肉がはち切れんばかりに張り詰めているその様は、その巨大さを更に引き立てていた。

二本の脚が余りの太さに隙間無く密着しているその様は、一本の大木の幹の様であり、その真上の尻はさながら、完熟した桃の実の様な巨大さであった。
薄かった筈の胸も今や、クリスのそれが、小さく思えてしまう程の巨大さだ。
そして、そんな胸を乗せている腹の巨大さは、サイズで見るとこれまたクリスの、それも身長を上回りかねない程だ。
顔にもしっかりと肉が付き、元の端正さを保ちながらもパンパンに膨れ上がっていて、
顎の脂肪に飲まれて、首が殆ど見えなくなっていた。

風鳴翼 167cm ?kg 81・57・83
→124kg 132・151・140

491547:2017/01/26(木) 21:18:07 ID:5208VRL20
翼とクリス。元から対照的な体型な二人だったが、今の二人の体型は別の意味で対照的だった。
小柄で、胸や尻を除いては華奢な体のクリスに対し、元より長身な事に加え、今では横幅も大きく、何処を取っても、肉厚な体の翼。
「しっかし、何回見ても不思議だな。その変わり様は」
「シンフォギアの余剰エネルギーを体内に溜め込み、脂肪に変換する。生まれながらに適合率が高いからこそ、出来る一芸だ。・・・雪音なら出来ると思うぞ。良かったら、やり方を教えるぞ?」
「・・・背伸ばせるのなら、教えてくれ」
「それは無理だ」
翼のその一言を最後に、二人は口をつぐみ—-体を重ね始めた。
それからは、嬌声と、肉と肉が重なる音がしばらくの間部屋に鳴り渡った。

数時間後、クリスはベッドに入り、寝息を立てていた。
その寝顔を、肥満体のままの翼と新たに入ってきたマリアが見つめていた。

「お休み、雪音」
翼がそっと呟く。彼女は何の理由も無しに、こんな事ーー肥満化しての性行為をやっていた訳では無い。
二課に保護された直後のクリスは、これまでとの環境の違いから夜、殆ど眠れなかった。
解決の為に試行錯誤した結果、翼が例の`一芸`を使ってからの添い寝が一番効果があったのだ。
・・・最も、クリスは割とすぐに一人で眠れる様になった。
ましてや、`行為`をする必要など元より無かったのが・・・
「・・・私と雪音が楽しみでやってるだけだな」
「それで、いつになったら、元の体に戻るの?」
「そうだな・・・マリアとベッドで語り合った後だな」
そう言うなり、翼はマリアをもう一つのベッドの方に引き寄せた。
「え!?」
不意を突かれた上、体重差もあって、マリアはたやすくベッドの上に押し倒された。
ただ、その顔に驚きはあっても、はっきりとした拒絶は感じられなかった。
翼がその上にまたがろとしたが、不意に動きを止めた。
「さっきは受けだったから、今度は攻めに回ろうと思ったが・・・その前に一つ言わせてくれ・・・分かりきった事だが、それでも敢えて言おう・・・・」
「・・・・?」
「すまんが、重いぞ。それももの凄くな」
翼がその丸々としながらも、端正な顔をほんのりと赤く染めながら言ったその一言は、
何度も体を重ねてきた相手に、それも今、ベッドに押し倒してから言う様な言葉では無かった。
でも、それを言ってしまう翼を、マリアはとても愛しく感じて—-
「でも、そんな貴方に抱かれるのも気持ち良かったわよ。それも凄く」
これまた分かりきった言葉で返した。
その一言に翼は微笑みを返してから、その肥満体でマリアの上に覆い被さった。
そこから再び、独奏が如き嬌声と肉と肉が重なる音が部屋に鳴り渡った。
その音を、逆に子守歌にでもしてるかの様に、クリスはすやすやと眠っていた。

おわり

492 ◆t3E9hfR0Bc:2017/01/29(日) 00:07:55 ID:lnlt3GrQ0
29日ですので、毎月の駄文を。
ttps://www.axfc.net/u/3769692.zip
パスはいつも通りでお願いします。

※来月からの投稿に関して。
最近私自身小説を書くことに対してかなり辛さを感じるようになり、来月から不定期投稿、もしくは投稿をやめるかも知れません。
現時点ではまだどうするか決めかねている部分もあり、とりあえず『不定期で書く気力が出たら書く』程度になるかとは思います。
急な話ではありますが、ご理解頂けたらと思います。

493名無しさん:2017/01/29(日) 14:53:44 ID:pPwcupUE0
数年以上も月1で書き続けてましたもんね…お疲れ様です。
作者さんが楽しんで書くことが何より大事なので、書かないことをあまり重く考えないでください。

494500:2017/01/29(日) 21:52:25 ID:9Jh5cYM20
10.アムの日記

〇月×日



用意しておいた特製ケーキをついにナツミに食べさせた、よほど薬が効いたのかナツミはケーキの虜になり生クリームを舐め取るように言うと

僅かに躊躇したものの少し後押ししただけですぐにペロペロとお皿の生クリームを舐め取ってご満悦の様子だった。

もっと欲しいとねだるナツミをイジメて遊ぶとたまらなく愉快で楽しかった。

ケーキを餌に命令すればきっと何でも従う筈…肥育に調教、これからの日々が楽しみだわ。



〇月◇日


ナツミにケーキを食べさせてからというもの、毎日欠かさず私の部屋で夜食にケーキを食べさせている。

勿論、肥育用に糖分たっぷりカロリー激高のケーキをよ?

そのおかげで肉付きも更に良くなって来て最初の頃と比べたらどこもかしこもとても豊満になって…ナツミの身体を味わうのが私の毎日の楽しみ♪。

私の部屋で食べさせたり、食べさせてあげたりしている時はまるでペットに餌を与えるような感覚が近いかも?

その時に抱いたり揉んだり好きにしている、たまに抱き枕にして眠るのが至高の睡眠法ね。

ケーキを食べさせた初日からある程度経ってから、いつもは夜食にしか出さなかったケーキをおやつに出したら驚いた表情をした後、とろけるようなだらしない笑顔であっという間にたいらげていた、それを見たカシスがやや驚いていた。

カシスは最初に切り分けた分を食べ終わると「一足先に」と言って召喚術の訓練をしに庭に行っていなかったから、ナツミにお皿に残ったケーキの残骸を舐め取るよう命じるとすぐに舐めて食べ始めた。

ふふふ、次は犬食いをさせようかしら?

舐め終わるとナツミが名残惜しそうにお皿を眺めていたので「もっと食べたいかしら?」と聞くと何度も首を縦に振って食べたいと言ってきた。

カシスはいないし、試しと思ってまずは冷蔵庫から取り出したケーキを載せたお皿を私の足元の床に置く。

何故という感じで首をかしげていたナツミに「犬食いでならこれを食べて良いわよ」と言うと一瞬困惑した顔をして、次にカシスがいる筈の庭を見た。

そして庭にカシスがいて、すぐにここには来れない事が分かるとナツミは…やや引きつった感じに小さく笑ってから這いつくばって犬食いを始めた。

足元でモグモグと犬食いをするナツミ…それを命じたのは私で、ナツミはそれを実行している。

背筋がゾクゾクとして喜悦が溢れて来た、そして湧き上がった欲望に従いナツミの背中を片足で軽く踏みつけるとナツミは私の方を向いて来た。

するとナツミにはやっぱり困惑の色が見えたので「美味しいでしょう?」と言って冷ややかに見つめてみる。

ビクッと体を震わせた後、ナツミはやや迷った様子を見せたけど「美味しい」と呟いて笑いながらケーキにパクついていく。

これは、本当にケーキを与えれば何でも嬉々として従うわよね…?

あぁ、こんなに楽しいなんて…ソノラには感謝してもしきれない。



×月〇日

495500:2017/01/29(日) 21:54:04 ID:9Jh5cYM20
カシスの目を盗んで、私は段階的にナツミへの命令の内容を過激にしていった。

私の部屋で食べる夜食の時にはカシスは部屋で寝ている筈なので割とエスカレートしていった気がする、最近のお気に入りは犬や猫といったペットのように扱う事だわ。

ソノラに最初に用意して貰った玩具の中から、猫耳カチューシャと猫尻尾を取り出して裸のナツミに装着させた上で猫になれと命じるとナツミも慣れ始めているのか、えへへと笑ってにゃ〜んと仕草を取る。

尻尾はその時の気分でどちらの穴に入れるかは事前には決めていないけど、どちらにしろムチプリとした大きな桃のようなお尻の肉をかき分ける時にその肉の感触を堪能出来るので特に私的にはどちらでもいいわね。

そしてペット扱いの中でも1番気に入ってるのは特製ケーキで成長著しいお腹を揉む事、前はプ二、プヨンという感じだったけど最近は百科事典のように分厚い贅肉を掴み、持ち上げて揉んだり、こねたりするとナツミが媚びるように甘ったるくニャ〜っと鳴く。

そういう風に調教したのだから当たり前だけど♪

そんな中、図らずももう絶対にナツミを逃がす事のない調教の総仕上げのチャンスがやって来た。

アティとソノラに用があってナツミと海賊船へ行った帰り道、お昼の野外で裸で犬になれと命じた上で散歩をした事だ。

いくら  の中でアティとソノラとカシスしかいないとはいえ、真っ昼間の野外で裸に犬の恰好で散歩…。

ナツミも流石に怒って抗議をして来た、今まで散々命令して来たけどそれらはバレない様に部屋でこっそりだったりカシス達の動向を確認してからやって来たから受け入れていたのね。

思い付きでの行為でカシス達にバレるかも知れない、その上野外の行為には抵抗が大きかったらしい。

そして、私はその抗議をあえて受け入れた。

何故ならこれで総仕上げになると思ったから…「じゃあ止めるわ、その代わりケーキはもう作らないわよ」と確認するとナツミは「それでもいいもん!」とプンプン怒っていた。

丸っこい顔がぷく〜っと膨れっ面になって可愛いと笑いそうになったけどそこは努めて、私は申し訳なさそうにして

「調子に乗り過ぎたわ、もう変な要求しないから仲良くいきましょ?」と言うとナツミも「うん、そうだよ。それが普通だよね。今までがおかしかったんだよ。」と苦笑して私達は仲直りの握手をした。

ふふ、表面上は元通りね?


◇月☆日

あれから数日間、ケーキをなしにして過ごすとあっという間にナツミの様子がおかしくなった。

ナツミに食べさせていた薬や高カロリーの細工がある特製ケーキじゃない普通のケーキをおやつで出すとこれじゃないと言わんばかりに不満気な顔をして私を見て来るし、キッチンに行ったかと思うとケーキを何とか自作して食べてみて全然違うと呟いて泣きそうな顔をしている。

それから少ししてから何度も私に声をかけようとして躊躇し止める、そんな事を繰り返していたわ。

勿論それは無視して私は普通に過ごす、ナツミから動くのを待つの。

けど様子を見るに動くのはすぐでしょうね…あぁ、もし予想通りに進むなら、ナツミは完全に私のモノだわ…ふふふ。


以上です! そして長い間月1の投稿お疲れ様でした・・・ご自愛ください。

496名無しさん:2017/01/29(日) 22:52:56 ID:ozono/rA0
お二人とも乙!
特に ◆t3E9hfR0Bcさんはすごく長い間書き続けていてそのモチベーションの維持に本当に感服してました

497名無しさん:2017/01/30(月) 23:52:07 ID:ndWVzdk.0
>>492
お疲れさまです、無理はなさらず・・・

>>494
タイトルの番号って11じゃないでしょうか?
まとめサイトでもそうなのですが、9が2回続いているようです

498名無しさん:2017/02/08(水) 19:42:15 ID:aKWPs8J60
適当に思いついたものを失礼します

〜元エルフの森〜

数少ない木々を押しのけるように背の高い建物が所狭しと立ち並ぶ。
かつて森だった頃の面影を残しつつも、ここ数年での急速な都会化により明らかに緑の量が減っている。
しかし、そこはやはりエルフの森。狭苦しくならないように何とか取り繕おうとはしているが、明らかに住人の数が多すぎる。ここなんかはまだいい方で、少し離れたところにある元草原にはびっしりと建物が建てられ、エルフの方が建物に遠慮して狭い道を歩くようなことになってしまっている。
当然、路地裏なんかに入れば、人とすれ違うことはまず無理である。
とりわけ、「最近の」エルフに関しては・・・・・・



「ふんっ! ふぬぅ! この! ゼー・・・ハー・・・あっれぇ? おかしいなぁ・・・この服、何週間か前に買ったばっかりなのに入らないなんて」
「お姉ちゃんまた太ったの?」

およそエルフらしくない体型のエルフ女が妹にからかわれている。姉エルフの名はベル、妹はハンナといい、仲良し姉妹で通っている。ベルは腕のいい狩人で魔王軍討伐にも参加した実績を持つエリートだった。しかし平和になってからというものめっきり仕事が減ってしまい、あれよあれよという間にこの様である。もともと気位の高い彼女は、どうやら太ったことを気にしているようだ。

「ストレートに言わないで、傷つくから・・・」
「私が何を言ったって、このお肉はなくならないよ?」
「み”ゃっ!?」
「顔はかわいいのにもったいないなぁ〜・・・こんな姿、前に一緒だった冒険仲間に見せたら別人だと思われちゃうよ?」
「・・・///!!」

ハンナが姉のお腹を後ろからむんずと鷲掴み、それでもまだ余りある肉をしみじみと呟きながら揉みしだく。背後に回られても敵の反撃を許したことがないベルはかなり動揺した。どうやら勘まで鈍ってしまったようだ。

499名無しさん:2017/02/08(水) 19:42:52 ID:aKWPs8J60
「・・・決めた」
「え? なにを? 朝ごはん食べたばっかりでしょ? もうお昼のこと考えてるの?」
「ち、違う! ダイエットだ! 絶対に痩せてやるー!!」
「おぉ〜、思い切ったね」

ベルは赤面し涙目ながらも、前よりずいぶん重たくなった拳を振り上げ高らかに宣言した。
室内は狭くて運動ができず、外で行うのは何だか恥ずかしいということで、なるべく自然な形で運動をすることになった。

そう、クエストである。ここ数年で急速に普及したこのシステムは職に困る人々の救済システムとしても機能していた。ちょうど緊急の大掛かりなクエストが舞い込んだようで、係員が参加者を募っている。ベルとハンナもちょうどそこへ出くわした。

「討伐クエストだって。どうするのお姉ちゃん、本当に受けるの? そんな体で大丈夫?」
「ふっふっふ・・・私を見くびらないでもらおうか! かつてはエルフの森にその人有りと名を馳せた鷹の目のベルだぞ!」
「目はよくても顔がそんなにパンパンじゃねぇ・・・体もだけど」
「う、うるさい! それを何とかしようとしてるんだろ! 全く・・・そもそもダイエットだと考えるから恥ずかしいんだ。クエストを受ければ自然に痩せられる。ダイエットはオマケなのだよ!」
「それはお姉ちゃんの考え方の問題でしょ? まあ本人がその気になるんだったらこの方法でもいいか。・・・返り討ちに合わなきゃいいけど」
「さぁー! 無駄に動いて瘦せるぞー!」
「・・・大丈夫かなほんとに」

クエストへの参加を申し込んだベルはハンナの見送りを受けて意気揚々と出陣していった。

500名無しさん:2017/02/08(水) 19:43:15 ID:aKWPs8J60
<多頭竜ヒドラ討伐>

カメのような分厚い甲羅を持つこのヒドラは、歩くだけで大地を揺らし、また毒を吐くことからも人々に恐れられていた。かつては勇者一行ですら手を焼いたという危険極まりない生き物である。しかし、どうしたものか参加者がやけに多い。それだけの強者ばかりが揃っているようにも見えず、ベルは首をかしげた。そうこうしている内に、引率していた係員が道具を配り始め、別の係員が声を張り上げた。

「みなさんにはヒドラが通った跡の除染作業にあたってもらいます! 防具をつけてから順番に除染液を受け取ってくださーい!」
「え?」

討伐任務だと聞いていたベルは何が何やらといった表情だ。受けるクエストを間違ってしまったのだろうか? ベルは他に参加していた、どう考えたって戦えそうにない年配の男性に話を聞いてみた。

「あの、すみません」
「ん? なんですかなお嬢さん」
「これってヒドラの討伐クエストですよね? やることってこれだけですか?」
「お嬢さん、あんた初めてかい? そうだよ、わしらのやることは蛇さんだか、カメさんだかが通った跡をきれいに掃除するっちゅうことだ」
「と・・・『討伐』って言ってましたよね・・・?」
「あぁ、そういうのは全部ロボットがやってくれとるよ。最近のはほとんどそう。わしらがやるのは危険のない簡単なお仕事だけ。いやぁ〜いい時代になったもんだ」
「は、はぁ・・・そうですか・・・」

通りでロクに戦う装備をしていない者がたくさんいるはずだ。

そのまま仕事は淡々と進んでいき、お昼にはおいしいお弁当とお昼寝休憩がついて、夕方には帰ってこれた。なにかおかしい。そもそも思ってたのと違うし、それ以上になにかおかしい。そんなことを考えつつも、そんな生活が数日間続いた。

「・・・お姉ちゃん・・・太った?」
「・・・」

ダイエットをするどころか、おいしくて安価なたっぷりのお弁当を、毎日残さず平らげていたベルの体は、たった数日でさらにふくよかさを増していた。

「お姉ちゃん・・・このままじゃエルフじゃなくてドワーフになっちゃうよ・・・」

ハンナは呆れながらもベルの豊満なお腹を叩くと、ポンポンといい音を立てて柔らかい腹肉がポヨンポヨンと波を打つ。

「や、やめてくれぇ・・・」

ベルは顔を真っ赤にしながらも力なく抵抗するが、もう情けないやら恥ずかしいやらで訳が分からなくなっていた。はたしてベルが元の美しい体系を取り戻すことはできるのだろうか。生きるのに困らない楽園というのも考え物である。

501名無しさん:2017/02/08(水) 19:44:21 ID:aKWPs8J60
続きません。連投失礼しました

502名無しさん:2017/02/09(木) 01:01:28 ID:gvYAWv8w0
乙です! 

さて、2・9の日になりましたので、自分も肥満化SSを投稿します。
インフィニット・ストラトスを題材にした、オムニバス形式の新シリーズ。
タイトルはずばり、「ISのIF」、2話続けて投稿させてもらいます。


1 もし`彼`の秘密を知ったのが`彼女`だったら
IS学園の生徒会長室にて、本来ならここで会うはずの無かった二人が顔を見合わせていた。
「どうして君をここに呼んだか分かるかな、シャルル・デュノア君?」
「・・・すみません、分かりません」
生徒会長にして、学園最強。更識楯無。
フランスの代表候補生にして、第2の`男性`IS適合者、シャルル・デュノア。
「まー、お姉さんも忙しいから、単刀直入に言うけど・・・君にはスパイの容疑がかかってるの」
(!?)
楯無のこの一言で、シャルルは内心では激しく動揺したが、
表にはその動揺を出さずにいた。
「・・・何を根拠にそんな事を言うんですか?」
「流石にこれでボロは出さないか。でも、君が必死に隠しているつもりでも、私にはバレバレ、無茶苦茶バレバレ」
「だから、何で・・・」
「君に隠してた顔がある様に、私にも隠してる顔があるってワケ」
楯無はそう言った矢先に、机から飛び出し、シャルルとすれ違った。
「!?」
その瞬間だった。シャルルの両手、両足首に強靱な糸が結ばれ、その動きを封じてしまった。
「み・・見えなかった・・・」
「あら、すぐに気づけるだけ大した物よ。ま、相手が悪かったわね」
身動きが取れないシャルルの口へ、楯無がある丸薬を投げ込んだ。
「な・・・なにをし・・・!?」
その直後、シャルルの身体が膨れ上がった。
「更識家秘伝の特性兵糧、本当なら少しずつ削って非常時の食糧にする為の物なんだけど・・・こういう使い方もあるってワケ♪」
シャルルの華奢な身体は、2周りほど大きくなって、ある意味たくましさを醸し出す体型になった。手足は太くなり、お腹もぽっこりと出てきている。
後、胸部と下半身も窮屈そうである。
「スレチっぽいし、時間も押してるからどんどん行くね」
楯無が二個目の丸薬をシャルルの口に投げ込んだ。
「スレチ!?時間!?どういうい・・・」
疑問をぶつけようとしたシャルルだったが、それよりも先に二度目の膨張が来た。
更に横に大きくなった体は、ぽっちゃりを通り越し、デブそのものである。
特にお腹が大きく突き出ていて、完全に太鼓腹である。
しかし、顔はまだ余り変わっておらず、むしろ今の体型とはアンバランスである。
胸部と下半身の窮屈さもより増していた。
・・・男ならある筈の無い物に押されてる様に見えるのは気のせいだろうか?
「・・・まだ出ないの?さて、三個目を・・・」
「楯・・・無さん・・どうして、こんな・・・」
「ん?」
「楯無さんなら、もっと簡単なやり方で・・・ボクの正体を暴けたのに・・・どうして
こんな手の込んだやり方で・・・」
「んーーーー、面白そうだと想ったから!」
楯無は笑顔で答え、三個目の丸薬をシャルルの口に放り込んだ。
「あ・・・あぁ・・・」
シャルルの体が三度目の膨張を遂げていく。
はち切れそうになりながらも、これでまで耐えてきた制服も遂に耐えきれなくなり・・・
「うわぁぁぁ!!」 バチィィ!!
制服が弾け飛び、これまで納めていたシャルルの脂肪が飛び出していく。
その中には、本来ある筈の無い物があった。
そう、乳房。頭よりも大きく育ったその乳房は明らかに女性のそれであった。
また、下半身に目を向けると、後方では乳房に次ぐサイズの尻肉が飛び出できたが、
前方の股間にあるべき物—-男性器は見えなかった。

「はい、これで確認できた。シャルル・デュノア、男性IS適合者のデータを取るためにデュノア社から派遣されてきたスパイ。・・・彼を安心させる為にわざわざ性別まで偽るとはね・・・後、ここまで男装のカバーできる下着が用意できるなら、その分野に進出すれば良かったんじゃあ・・・」
更識の独り言を聞き、シャルル――いや、彼女は気づいた。
(あぁ、そうなのか・・・この人は、僕の罪を少しでも軽くする為にこういう形で罰を与えて・・・ふふ、体がこれだけ重くなったんだから、少しは軽くなるかな?・・・出来れば、もう一度・・・`彼`と・・・)

503名無しさん:2017/02/09(木) 01:02:33 ID:gvYAWv8w0

「―――って感じの事態にならなくて良かったわね、シャルルちゃん。
いやー、一夏くんのラキスケも役立つ物ねぇ♪」
「どういう仮定ですか!楯無さん!」
IS学園の大浴場にて、2人の少女が湯船に浸かっていた。
生徒会長にして、学園最強。そして暗部の家の家長であるが、
その飄々とした態度からは肩書き程の強さは感じられない、更識楯無と、もう1人。
「太らせれば、スパイの罪が軽くなるって、話が無茶苦茶ですよ!まったく・・・」
もう1人の少女が湯船から上がった。
――同時に、湯船の水位が一気に下がった。
「・・・いやさ、シャルロットちゃん。確かに私の話は、まぁ、即興にしても無茶苦茶だったけど・・・あなたの今の体は、その話と同じくらいの体型なんだけど・・・」

もう1人の少女は、3桁の大台に迫る程の肥満体であった。
しかも、全身の脂肪が垂れ気味になっていて、より太って見えてしまう。
丸太の様な足は、太すぎて、足同士の隙間が無くなってしまってる。
お尻は、余りの質量に垂れ気味になりながら、後ろに突き出ている。
彼女はフランスの代表候補生であるが、今の大きく突き出した三段腹を見ては、
その肩書きが相応しいとは思えない。
また、男性適合者を偽ってIS学園に転入してきたが、
お腹に乗っかっている、頭よりも大きな胸を見ては、
そんな過去を信じる事は出来ない。
そして、元の可愛さを保ったままに、真ん丸く膨れた顔。
そんな彼女の本名はシャルロット・デュノア。
織斑一夏がその事情を知った後、IS学園で保護される事になったが、
そこから徐々に太り始めていき、今の体型になってしまった。

シャルロット・デュノア 
→82kg 104・87・97(IF)
→96kg 112・123・111(現実)


「全く・・・いい加減ダイエットしないと一夏君に嫌われちゃうかもしれないぞ〜?」
「・・・一夏は、お腹の段差でパイズリするのが一番好きなんですよ」
「え?」
「ふふふ、冗談ですよ。こんなお腹をした子と付き合う男の人なんていませんよ」
シャルロットは、はにかみながら自分の三段腹をポンポンと叩く。
それだけで、彼女のお腹は大きく揺れ動いた。
「・・・ISを動かせる男の人と同じでね」
「え?」

おわり

504547(やべ、名前入れ忘れてた):2017/02/09(木) 01:05:07 ID:gvYAWv8w0
間髪入れずに、第2話を投稿します。

2・もし`妹`の変化に`姉`が気付いていたら
IS学園。その生徒会長室で、ここで顔を会わす事は無かった2人がいた。
「何で貴方が呼ばれたと思います?更識簪さん?」
「・・・分かりません」
生徒会長にして、学園最強にして姉。更識楯無。
専用機無き代表候補生にして妹。更識簪。
「それは・・・貴方が太ったからよ」
そう言うなり、楯無は簪の眼前に迫り、その腹へ手を伸ばした。
出された手は、柔らかいものをしっかりと掴めていた。
「くっ・・・太ってません・・・そんなには」
「いいや、太った。それもメチャクチャ太った」
楯無が簪の制服を一気にまくり上げた。
胸も意外に大きかったが、それ以上にたっぷりと脂肪が付いた下っ腹が目立っていた。
「姉さん・・・・!」
「太ったままでいなさい。ここまでされて悔しくないのだったら」


「・・・なんて事が無いようにしないとね、簪ちゃん?」
「姉さん、意味が分からないわ・・・・」

楯無は`更識`としての仕事の為、数週間程、IS学園を離れていた。
その仕事を終えて、学園に戻る目処が付いた為、妹にスカイプで連絡を取り、
その際に先の話を語ったのだった。

「何でこんな話を?」
「いや、だってね・・・気付いてないの?」
「・・・・?」
「・・・なら、いいわ。また、学園で会いましょうね、簪ちゃん」
楯無はスカイプを切った。


(本当・・・気付いてないのかしら?)
スカイプの画面に映る簪の顔は、最後に会った時よりも確かに丸くなっていた。
(一夏君はそういう事にホント、無頓着だろうけど限度はあるだろうし・・・まっ、会ってから直接釘を刺しましょうか、流石にあの話の様なマネはしないけどね)

505547:2017/02/09(木) 01:06:49 ID:gvYAWv8w0
数日後、楯無はIS学園に帰った。
「ん〜〜、IS学園よ!私は帰ってきた!・・・ってね」
楯無が帰って、最初にやった事は留守の間に溜まった生徒会長としての仕事、では無く妹の丸くなった顔を見に行く事だった。

楯無はすぐに簪を見つけて、そして凍り付いた。
「え・・・・・・」
スカイプで見た通り、簪の顔は丸くなっていたが、
それ以上に体が丸く、横に大きくなっていた。
今は授業中なので、教室の椅子に座っているが、巨大な尻は今にも椅子を壊しかねない程の質量感を醸し出していた。
そんな尻から伸びる脚は以前よりかなり太くなった`大根足`だが、巨大な胴体と見比べると、か細く見えてしまう。
以前は制服で隠れていた胸は、今では制服をはち切れんばかりに押し上げ、メロンの様なサイズをはっきりと主張していた。
お腹はそんな胸と同等の巨大さを誇る立派な太鼓腹である。
そんな胴体と見比べると、丸い顔もまだすっきりして見えてしまう。

更識簪
→57kg 88・71・87(IF)
→85kg 114・110・105

IS学園。その生徒会長室で、楯無と簪が顔を見合わせていた。
「その・・更識簪さん、呼ばれた理由は・・・分かるわね?」
「この体型になった理由を知りたい?」
「うん、そう・・・」
「姉さんが仕事に行った後、専用機の作成と勉強(後、アニメの一気見・・・)で、全然体動かさなかったのと、学食の新メニューの試食に付き合ったから・・・要するにただの運動不足と食べ過ぎ」
「それで、スカイプの時のあの反応は?」
「姉さんなら、私が太った事とっくに知ってると思ったから・・・」
「あ、あぁ、そうだったの・・・もう帰って良いわ」
簪は生徒会室から出ようとしたが、
楯無はその大きな背中に一言投げかけた。
「最後に一応、いやはっきりと言っておくわね。太ったままじゃダメよ、彼を振り向かせたいならね」
簪はその言葉にはっきりとした返答をする事無く、ただ一言を呟いて部屋から出た。
「―ー振り向いて、そうして欲しいって言われたから・・・」
「え?」
妹の言葉の意味を理解できず、再び凍り付く楯無であった。

おわり

506名無しさん:2017/02/09(木) 21:36:35 ID:UGl0yw.M0
>>498
乙です
コメディタッチのほんわかした雰囲気での肥満化もなかなかいいものですねw

>>502
こちらも乙です
ISは結構好きな題材だから嬉しいです

507元225:2017/02/23(木) 02:52:16 ID:KU7xspKQ0
久々に投下
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/171.png
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/172.png

508名無しさん:2017/02/24(金) 21:53:32 ID:MBPn8sws0
おおお久しぶりです!
225さんも10年選手くらいですよねえ

509名無しさん:2017/03/02(木) 01:01:55 ID:F630MWbw0
2月は29の日がないせいで新作もなく下手したらあと1ヵ月待たないといけないとか死活問題なんだが

510名無しさん:2017/03/03(金) 01:58:16 ID:o2ZbMtpg0
自分で書いてもいいんやで(ニッコリ)

511名無しさん:2017/03/04(土) 21:17:55 ID:W9p9u6r.0
自分で書けば毎日がにくの日になるな……

512名無しさん:2017/03/05(日) 17:44:57 ID:uGIimr/Y0
枯渇しすぎて1日に3回はスレ更新押してる

513547:2017/03/18(土) 22:49:10 ID:2dJDubZ.0
出し惜しみしてしまってましたが、SSを2本投稿させてもらいます。

1本目は、先々月投稿したシンフォギアSSの続きです。

「口から出すは歌声、口から吸いしは・・・」


とある休日、切歌と調は先輩の、身体は自分達と同じ位小さいが、人としてはずっと大きい先輩の家に遊びに行った。

2人はインターホンを鳴したが、反応は無い。
「あれ、留守なの?」
「でも、鍵は開いてるデスよ?」
「・・・勝手に入っちゃおうか?」
「そうデスね!うっかり鍵を閉め忘れたのかもしれないし、その時は私達でお留守番デス!」
そう結論づけて、2人は家の中に入った。

家の主は、リビングのソファーに座っていた。

「センパーイ!」
「何してるの?」
2人は、クリスに後ろから抱きついた。
その結果――――

時間を少し巻き戻す。
クリスは、先日、身体を重ねた時に翼が言った言葉を思い返していた。
(雪音なら出来ると思うぞ)
あの時は、「いい」と言ったが、あの細い体を肥満体に変貌させる手段。
それが自分も使えるかもしれない。
そう考えると、興味を抑えきれなかった。

(えっと・・・見た感じじゃ、ギアを装着する時みたいにしてから、口を閉じてじっと貯めるって感じだったけど・・・)
何度も見てきた、翼が`太る`時にする仕草。その様を、真似る様にやってみた。
(何か溜まってきた・・・これを貯めてから、飲み込めばいいのかな?)
翼が予測した通り、素質があったのか、見様見真似にも関わらず、クリスの試みは上手にいっていた。いや、上手過ぎた。
それに、集中した為に、鳴らされたインターホンを聞く事が出来なかった。
(これ・・・貯めすぎたよな・・やっぱ止めるか。声にして、外に出してみるか)
そう結論づけ、口を開こうとしたクリスだったが、少し遅かった。

「センパーイ!」
「何してるの?」
(!?)
後ろから、調と切歌に抱きつかれ、その拍子に貯めていた`それ`を飲み込んでしまった。
(―――あ――――)
一瞬、間を置いてから、クリスの身体が膨れ始めた。
あっという間に服を引き裂いて、脂肪が溢れ出ていく。

切歌と調は、突然の変化をただ見ていることしか出来なかった。


変化を終えたクリスの身体は、彼女と身体を重ねた時の翼と同等の肥満体となっていた。
背丈が低い分、翼よりも重く見えてしまう。
手足はとても太く、あまりの太さに動かすのにも支障がありそうだ。
肥満体の中でも存在感を醸し出す、とても重厚なお尻。
元より大きかった胸も、とても大きくなって、スイカの様な巨大さとなって、
それでも綺麗な形を保っていた。
そして、そんな胸を追い上げるかの様に、突き出てきた腹。
元のサイズの差から、胸の方がまだ大きいが、クリス自身にとってはどちらも下への視線を遮る重しでしか無かった。
ハーフの血からか、顔だけは翼よりも肉づきが大人しかった。
元よりかは、かなり丸っこくなっているが、その可愛らしさは保たれていた。

雪音クリス 153cm ?kg 90・57・85
→112kg 148・136・141

(ここまでになるとは・・・やっぱ試しにやってみるモンじゃなかったな・・・)
ここまでの変化を遂げたクリスだが、彼女自身はそれ程動揺してなかった。
肥満化する事自体は自分からやってみた事だったし、翼の肥満化した姿を見慣れていたのも大きかったが、何よりも・・・
「あわわわ・・・」
「こ、こ、これこが肥満化・・・・」
「お前ら落ち着け!」
目の前でもっと動揺している2人がいたからだ。

514547:2017/03/18(土) 22:50:57 ID:2dJDubZ.0
ひとまず落ち着いた調と切歌は、まずクリスに平謝りした。
「「・・・ごめんなさい・・・」」
「・・・いや、私があんな事してたなんて分からなかっただろうし、しようが無かったって・・・てか、この体型になる事は知ってたのか?」
「マリアと一緒に帰ってきた時に、翼さんが時々なってたデス。何の為に使ってたのかは、教えてくなかったデスが・・・」
(流石に言えないよな・・・)
ちなみに、今クリスが着ているのは、以前翼が泊まりがけで来た際に忘れていった服だ。
サイズが大きかったからか、辛うじて着れているが、それでもパツンパツンである。
「・・・大丈夫だって。先輩なら戻り方知ってるはずだし、お前らが気にする事ないって」
「「・・・・・」」
クリスの言葉にひとまず納得したのか、切歌と調は帰っていった。



夜更け。クリスは軽くシャワーを浴びてから、ベットに横たわっていた。
勿論、今着ているのも、例の翼の服だった。

(ここまで動くのも結構しんどかったけど、こうして寝てると気にならないな・・・いや、こう考えるようになるから、デブが駄目って事かもしれないけど・・・
(先輩とは電話が繋がらなかったけど、まぁ何とかなるだろ)
(・・・もし、太ったままでも・・・き・・っと・・・)
そう考えている内に、クリスは眠りに落ちた。

それからしばらくして。クリスの巨体の上に重なる2つの影があった。


(・・・んん、何だこれ・・・)
くすぐったくも、心地よい。重く暑苦しいが、柔らかく温かい
そんな奇妙な感覚を感じたクリスは、ゆっくりと目覚め・・・
「!!?」
切歌と調が自分の上に乗っていて、今の自分よりは小さいが、それでも十分過ぎる程にぽっちゃりと太っている。そんな現実を目にして、一気に叩き起こされた。

「な、な、何やってんだ!?」
クリスがベットから飛び起き、その拍子に調と切歌は床に落とされた。
轟音が2つ、真っ暗な部屋に響いた。
「あ・・・ゴメン。あれ?」
立ち上がったクリスは、自分の身体が、元よりは大分太ったままながらも寝る前よりは随分軽くなっている事に気づいた。
ちなみに着ていた服は、のび切っていて、所々で肉が見えてしまっている。
「もしかして、お前らが・・・・?」
「「・・・・・」」


切歌と調は、クリスの家から出た後に翼に電話をかけていた。
「雪音が・・・これは軽々しく言ってしまった私にも責任があるな」
「元に戻す方法は無いんですか?」
「・・・最初に付けた脂肪は、自力で何とかしなければならない。
通常の脂肪よりは燃焼しやすいが、重さは同じだから、雪音にはかなり辛いだろうな・・・」
「そんな・・・私達のせいで・・・」
「何か出来る事はナイんデスか!?」
「・・・ある。その重さを引き受ける事だ」
「どうやれば出来るんですか!?」
「完全に無防備な状態、例えば眠っている時に・・・雪音の体に口を当てて、溜まっているものを吸い出す様な感覚でやってみるんだ。もし、出来なかったら、帰ってから直接教える」


「それで、やってみたら出来たって訳か・・・」
「`吸い出す`って言われて、真っ先に思いついたのは、口だったんデスが、それだと調と2人でやるのは無理だから、それで・・・」
「胸でやってみたんです」
「そ、そうかい・・・・・ありがとうよ」
「・・・どういたしまして」
「それじゃ、私達は帰りマスね」
「いや、泊まってけよ。てか、そんな格好で帰れないだろ」
切歌と調も、肥満化により服が悲惨な事になっていた。
ギリギリで破れてこそないが、パツパツで、あちこちの肉が溢れでていた、外へ出るなど無理だろう。

そういう訳で、切歌と調も、ベットの両脇に布団を敷いて、横たわった。
「「お休みなさい」デース」
「お休み」

肥満化の際に体力を消耗した事もあって、3人の少女は、すぐに眠りに落ちた。
・・・その拍子にパツパツになった服のまま、冬は過ぎたとは言え、まだまだ寒いこの時期に寝てしまった。

515547:2017/03/18(土) 22:53:07 ID:2dJDubZ.0
「その結果、3人揃って風邪を引いてしまったと」
翌日、翼と一緒に帰国したマリアが看病しているのは、丸々と太った3人の少女たちだ。

「ハイ、そうなんデス・・・」
そう言う切歌は、元から大き目だった胸も随分と大きくなったが、下半身の肥大化はそれ以上だった。
胸はマリア並みに大きくなっているのだがが、お尻はマリア以上に大きな桃尻であった。
当然ながら、お腹周りもマリアよりかは肉が付いてしまっていて、くびれの無い寸胴になっている。
そして、顔に至っては昨日のクリスよりも丸くなっていた。

暁切歌 155cm ?kg 82・56・83
→72kg 95・72・103


「迷惑かけてばかりでごめん・・・」
調は切歌と同じ位にぽっちゃりした体だ。
大人並みに大きなお尻に、ぽっこりしたお腹。
むっちりを通り越しつつある腕に、隙間が無くなりつつある脚。
そんな万遍なくぽっちゃりした体の中でも、胸が一番の存在感を醸し出していた。
だが、そんな胸に近いからか、顔は切歌以上に丸々として、うっすらと二重顎が出来てしまっている。

月読調 152cm ?kg 72・53・76
→71kg 104・70・92


「あん時は肉の熱さで気にならなかったんだ・・・」
そんな2人の献身もあって、クリスはその2人と同じ位のぽっちゃり体型である。
胸も随分小さくなったが、十分以上に大きな爆乳である。
お腹もまだまだ出っ張っているが、辛うじてくびれが見える様にはなった。
顔は、ほぼ元通りになっていた。

雪音クリス 153cm 112kg 148・136・141
→75kg 108・78・99


「・・・アレ?私達2人が吸い出したのに、同じ位になるっておかしく無いデスか?」
「`6-3×2=3`になってる・・・」
「まぁ、そこは突っ込むだけ野暮だって・・・そもそも装者が太る技術がある時点でな・・・」

「まぁとにかく、まずは風邪を治しましょうね。ダイエットはそれからよ」
「「「はーい・・・・」」」

3人の病人肥満少女は素直にベットで横になった。
風邪が治り、健康が戻るのはすぐだろうが、
ダイエットして、体型が戻るのは当分先の話になりそうである。

おわり

516悪星:2017/03/20(月) 10:25:14 ID:Fw6.Bu3k0
>>489
途中でダレてそのまま長期放置すいません…。ネタはあるのに地の文でボロボロで…。
では書けた分を。

夢見が駒を進めると、ゲームはビーチサイドエリアへ。
夢見はそこでの行動コーディネートをピンクのビキニとビーチサンダルへと変更した。
変わらぬ脂肪の塊。
ビーチで最初のサイコロチャレンジは「ビーチでランチタイム。出た目×8各サイズ増加」。
夢見の出目は4、だが8をかければかなりの威力。
細川夢見スリーサイズ&体重
B146cmW114cmH142cm体重121kg→B178cmW136cmH174cm体重225kg
(続く)

517547:2017/03/29(水) 23:53:08 ID:WXoq1kPg0
先日の埋め合わせも兼ねて、肥満化SSを投稿します。
リリカルなのはを元ネタにした二次創作SSです。
一気に書いたので、かなりの散文、かつ未完ですが・・・


「Medly for--」

その日、次元都市ミットチルダでロストギアの暴走事故が発生した。
最悪、数百人もの人命がこの事故で失われると推測されたが、
その場に居合わせた6人の勇敢な魔導師の活躍によって、その被害は防がれた。
しかし、その代償はとても`重い`ものだった。
そう、彼女達6人の-・・・・


医務室。フェイトとなのはが向かい合っていた。
「フェイトちゃん
「うん、分かってる・・・」
フェイトは躊躇う事無く、体重計に乗った。
体重計が示した数字は65kg。
元の体重を考えると、結構な増量具合である。
その変化は、見た目の体型にもしっかりと出ており、なのはの当てるメジャーがそれを明らかにしていく。

「バスト102cm」
元より大きかった胸はより大きくなった。
「ウエスト71cm」
くびれていたウエストには脂肪がたっぷりと付き、くびれが殆ど無くなったぽっこりお腹になった。
「ヒップ97cm」
お尻も胸に次ぐ増量具合であった。

フェイト・テスタロッサ・ハラオウン 体重65kg 102・71・97

「失礼しました・・・」
フェイトが医務室から出た。
彼女の赤い瞳には悲しみの色が浮かんでいたが、
それは先程渡された検査結果の用紙、すなわり自分の太った事の証拠、
では無く、廊下で待っている5人、自分以上に太ってしまった愛しき人達を見てのことだった。

518547:2017/03/29(水) 23:53:33 ID:WXoq1kPg0
次に医務室に入ってきたのは、ウォルケンリッターのシャマルだった。
「シャマルさん、さっきはお疲れ様でした」
「ありがとう。でも、私はあまり活躍できなかったし・・・その上、こんなお腹になっちゃったし」
シャマルははにかみながらも、服をまくり上げた。
そうして出されたお腹には、フェイト以上に肉が付いていて、
完全に出っ張ったお腹になっていた。

「シャマルさんがサポートしてくれたから、フェイトちゃんやはやてちゃん達が勝てたんです・・・後、シャマルさんはお腹よりも胸とお尻の方がずっと凄い事になってます」
「ふふ、それもそうね」
そう、シャマルの体は胸とお尻が重点的に太っており、
先ほど見せたお腹も、その上下で医務服をはち切れんばかりに押し上げている胸とお尻と見比べたら、くびれて見えてしまう程だ。
なお、シャマルが今着ているのは胸とお尻に合わせたサイズの医務服なので、
お腹は完全に服に収まっていて、まくり上げない限り、肉が付いた事も分からなかっただろう。
顔も結構丸くなっているが、胸とお尻の巨大さを考えると、まぁ、しようが無いとも言える。

シャマル 体重73kg 120・77・118


シャマルの次に医務室に入ってきたのは、茶色の髪をした華奢な体の少女。
前にいたフェイト、シャマルの体型を考えると、この子の体はより細く見えた。
「アルフさん、さっきはお疲れ様でした。・・・すみませんが、子供モードは解除して下さい。これ、事件の報告書を作る為の検査でもあるから・・・」
「分かったよ。いやー、あんな事の後だったから、少しでもフェイトの負担減らそうと思ってたけど、やっぱダメだったか」
「その気持ちは分かります」

少女、アルフの体が大きくなっていく。
身長が伸びていき、筋肉質でありながらも程良く肉を載せた体になっていき、
事件の前のフェイトと同等の体型になった所でアルフの変化は終わった。
と思いきや、今度は横に大きくなっていく、そう太っていく。
腹や尻、手足にどんどん脂肪が付いていく一方、大きかったはずの胸、そして端正な顔には全く脂肪が付いていかない。

2度目の変化が終わった時、アルフはシャマルと同等の体重があろう肥満体となった。
彼女とは違い、胸よりも腹が突き出ている体はより`デブ`っぽく見える。
ただ顔は全く変わってないから、ある意味可愛いデブである。

アルフ 体重77kg 89・111・102

「うーーー改めてなると、本当酷いな、この体。
まっ、それでも私はフェイトを助けられただけでも満足だよ。
あのままにしておく訳にはいかなないよ・・・」

519547:2017/03/29(水) 23:54:52 ID:WXoq1kPg0
4番目に入ってきたのは、最初のアルフと同じくらいの背丈の女の子。
ただアルフとは違い、この時点で、太り気味であった。
「ヴィヴィオ、お疲れ様。良く頑張ったね」
「うん、フェイトママやアインハルトさん達と一緒に頑張ったよ。ただ・・・」
女の子、ヴィヴィオが自分のぽっこりとしたお腹をさする。
「これからはストライクアーツの練習と一緒にダイエットもしなきゃ・・・」
「でも、ダイエットは明日からにして、今晩はフェイトママも一緒にご馳走を食べよっか。頑張ったご褒美に♪」
「うん!」
「さっ、その前に検査をしないと。大人モードになって」
「分かったよ。セイグリット・ハート!!」
ヴィヴィオが、自分のデバイス、セイグリット・ハートを起動させ、
自分の身体を変化させる。
本来なら、整った体型の大人モードになるのだが、
背丈が伸びる以上に、横幅が大きくなっていく。
特に下半身の巨大化が著しい。
変化が終わった時、ヴィヴィオはシャマルやアルフ以上の肥満体の女性となった。
アルフとは違い、胸も少しは大きくなっているが
顔も少しふっくらとしていて、
お腹は胸を乗せながらも、胸より遙かに大きく突き出ている。
そして一番大きなお尻は桃の実の様な巨大さであり。
そこから伸びる足はドラム缶の様な太さであった。

高町ヴィヴィオ →体重54kg 77・70・81
→体重88kg 96・112・131

「・・・やっぱり、今日からダイエットする」

5番目に入ってきたのは、ヴィヴィオと同じ様に、丸っこい体の女の子。

「アインハルトちゃんお疲れ様。ヴィヴィオ達を助けてくれてありがとうね」
「・・・いえ、私は守り切れませんでした。ヴィヴィオさん達の体は太ってしまいました
「でも、命を助ける事は出来た。これは誇るべき事だよ」
「なのはさん・・・ありがとうございます」
なのはの言葉を聞き、アインハルトは表情を緩めたが、そこから、また違った色の気まずさを浮かべた。
「それで検査の方ですが・・・やはり大人モードでも測らないと駄目でしょうか?」
「うん、正確な結果を報告する必要があるから・・・悪いけど・・・」
「分かりました。アスティオン!」
アインハルトが、自分のデバイス、アスティオンを起動させ、
自分の身体を変化させる。
ヴィヴィオと同様、背丈と一緒に横幅も大きくなっていくが、
ヴィヴィオとは逆に下半身は殆ど肉が付いていかず、
その分、お腹と胸、そして顔に肉が付いていく。

変化が終わった時、アインハルトもまた、肥満体の女性となっていた。
その体は胸とお腹が重点的に太ったリンゴ体型であり、
体自体はヴィヴィオよりも一回り小さいが、見た目の印象はヴィヴィオよりも太って見えてしまう。
更に、顔は元の端正さを残しながらも丸々と膨れ、立派な二重あごが出来てしまってる。

「・・・・・・」
強さを追い求める`覇王`の生まれ変わりとして、そしてそれとは別に年頃の女の子としても、今の体はとても恥ずかしいらしく、アインハルトは黙りこくった。
なのはも気持ちを察して何も言わず、手早く身体測定を済ませて、アインハルトを帰らせた。

アインハルト・ストラトス →体重50kg 84・67・71
→体重79kh 116・111・88

520547:2017/03/29(水) 23:55:30 ID:WXoq1kPg0
最後に入ってきたのは、肥満体の女性。
そう、入ってきた彼女、はやては、まごうこと無き肥満体。
その体は、これまでの6人の中で一番の巨体であった。
満遍無く肉の付いたその体は、巨大なサイズであろう医務服をパツパツに押し上げている。
その中でも一番大きなお腹は、医務服に収まりきらず、
へその辺りが見えてしまっている。
顔も真ん丸く膨れているが、それは却って、ある種の可愛らしさを醸し出していた。
ただ、今、その丸顔の中にあるのは、真剣な眼差しであった。

八神はやて 体重93kg 105・123・102

「なのはちゃん・・・」
「はやてちゃんで最後だよ。この事故で被害にあった6人の身体調査は」
「6人か・・・なのはちゃん、私の考えを言わせてもらうとな・・・この結果は・・・」

「数百人の人命は守られ、その代償は取り返しの付く範囲での肥満化。うん、万々歳や!」
そう言うと共に、その丸い顔に見合った笑顔になるはやて。
だが、その言葉を聞いたなのはは、複雑そうな表情になった。
「ごめん、はやてちゃん。私はその意見に賛成できない。確かに命を救えたのは嬉しい結果だった。でも、でも・・・」

なのはは、窓の方を見る。
そこから見えるのは、太った体に苦労しながら歩いて行くヴィヴィオとアインハルト。
2人に合わせて太った大人モードで歩くアルフ。
そして、心配そうにしながら、そんな3人と一緒に帰るフェイト。
彼女の太り具合は、ぽっちゃりの程度で済んでいる、はずなのだがーーーー

「フェイトちゃんが・・・・!!」


To be continue・・・?
(続きます)

521悪星:2017/03/31(金) 09:42:25 ID:SDhKgSLo0
>>516
ウエストが136cmとなっていますが、正しくは146cmです。以降、書けた続きです。
(続き)
いつの間にか200kgを超え、肉塊と化しつつある夢見。それでも「最後までやらないともったいない」思考でゲームは続く。
次なるコマは「イケメン魔法使いに一目惚れ!魔法で出た目×5cm痩せる」だった。
出目は2とかなり悪いが、太り続けの身には嬉しかった。
B178cmW146cmH174cm体重225kg→B168cmW136cmH164cm体重199kg(続く)

522名無しさん:2017/04/04(火) 02:47:53 ID:cDLmHvyQ0
艦娘じゃない方の綾波さん投下
途中で暴走して肉塊状態に
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/180.png
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/181.png

523名無しさん:2017/04/06(木) 21:05:06 ID:za9c6gBU0
225さんの描く顎肉好き・・・

524名無しさん:2017/04/30(日) 00:57:30 ID:dgpI2/WY0
ついに29の日にも関わらず新作が途絶えてしまった
もうぼくの性欲を満たすものはこの世からなくなってしまったのですか

525名無しさん:2017/04/30(日) 04:21:03 ID:v6sYUJ.A0
>>524
そんな君がッ!
どんなに稚拙でも…ッ!どんなに自己満足でも…ッ!SSを書けば…ッ!
新作は途絶えない…ッ!

526名無しさん:2017/04/30(日) 05:05:31 ID:v6sYUJ.A0
と人に言っておいて自分が書かないのもあれなので稚拙ですが1本
某狩りゲーで最近配信されたクエストのせいで自分が陥ってる状況からふと思いついたので書いてみます。読みにくかったら申し訳ない

「あぁ〜もう!暑い!」
火山を走りながら文句を言う女性はエミル、彼女は双剣を使うハンターである。
「まぁまぁそう言わないで…これも報酬のためだから…」
そうエミルを諭すのは彼女と同じパーティーを組んでいるミミ、彼女は太刀を愛用している。
現在2人を含めた4人のパーティーは火山でモンスター達から身を隠して採掘に勤しんでいた。
エ「でもこんなのあんまりよ!あの時とは比べ物にならないくらい効率も悪いし質も良くない!」
彼女達が求めているのは鉱石の中に眠っている「お守り」である。このお守りをギルドに鑑定してもらうことで得られる「護石」には不思議な力が秘められており、これによってハンターは大きな力を得ることが出来る。
ミ「まぁあれはあのおじさんがギルドの目を盗んでやっていた事だったんだし仕方ないよ…」
エミルの言う「あの時」というのはかつて鉱石を納品するクエストにて同時にお守りを求めるハンターを見かねた報酬係の男性がギルドに内緒であるクエストを受注したハンター達にこっそりと報酬で多くのお守りを渡していたのだ。
エ「そうは言っても最近はうちのギルドにも難しい依頼が多く舞い込むようになったし質のいいお守りなんて滅多にないんだからこんなのじゃいつまで経っても難しいクエストこなせないよー!」
そう言って彼女達はクエストを達成し、手に入れたお守りを鑑定してもらった所でその結果に肩を落とすのであった。

〜集会酒場〜
エ「それにしてももう少しなんとかならないのかしら…最近は鉱石を掘ってばかりでハンターというより炭鉱夫よ」
ミ「それはそうよね…ここ最近は納品依頼ばかり受けてその採掘ついでにお守りを狙う作業ばかりでモンスターなんか全然狩ってないもの」
お互い最近のクエスト状況を思い出し愚痴りつつ、酒場で酒を飲み夜を明かすのであった。

それから月日が経ちモンスターの繁殖期も過ぎてモンスターが増えつつある中、ギルドにとある依頼が舞い込んだのであった。
そのクエストは地底火山において燃石炭を出来るだけ多く納品して欲しいというものであった。
エミルとミミもその依頼を見て、それだけ数が必要なのだからきっと多く納品した人にはさぞ多くの報酬を渡してくれるのだろうと期待して集会酒場に集まる他のハンターとパーティーを組み、燃石炭の採掘へと向かったのであった。

527名無しさん:2017/04/30(日) 05:45:27 ID:v6sYUJ.A0
そして汗水流して大量の燃石炭を納品して報酬を胸踊らせた彼女達はギルドから渡された報酬を確認した。
そこには高額で売れるプラチナで加工された製品や防具の強化に使用できるアイテムなど様々な物があったのだが…
エ・ミ「やっぱりそう美味い話はないものね…」
今彼女達が求めているものはお守りである。ある程度の資金もアイテムもある彼女達にとってはこれらの報酬は驚きはあれどそこまで喜ばしいものではないのだ。
一緒にクエストを受注した2人のハンターもエミル達と同じだったのかあまり明るい表情をしてはいなかった。

それから数日経ってもまだ目標数に足りないのかこの依頼はギルドのクエスト一覧に残っていた。
他に比べれば報酬はいいからとエミルとミミもこのクエストを受け続けていたがこの日に事件は起こった。

エ「暑〜い…ダルいよー…」
ミ「まぁ何日も通っているとはいえここの地形は複雑だからねぇ」
そう言いながら採掘をしていると、なんと彼女達の前になんとモンスターが現れた!
エ「ええっ!?嘘でしょ!?」
突然現れたモンスターに驚くエミル、しかしミミはモンスターを見てあることに気づいた
ミ「このモンスター、少し小さくない?」
そう、彼女の言う通り目の前に現れたモンスターはまだ若く、あまり成長していないモンスターだったのだ。
しかし若いモンスターだろうとモンスターはモンスター、近くに居るハンターでない者達にとっては脅威でしかない。
エ「近くに人も居るからあいつを倒さないと!」
ミ「わかったよ!」
そう言って飛び出すエミルとミミ、パーティーを組んでいた2人も事態を把握したのか一緒にモンスターの狩猟に参加する。

それから数十分、まだ若い個体であった事も幸いしてモンスターは地に伏した。
エ「ふぅ、怪我人が出なくて良かった〜」
ミ「それにしても繁殖期が近かっただけあってこの調子だとこれからモンスターが現れる日も多くなるかもしれないわね…」
そんな会話をしながら彼女達はクエストを達成してギルドから報酬を受け取ったのだが…
ギルド職員「地底火山に現れたモンスターを狩猟して下さったそうですね。あなた達もご存知とは思いますが現在地底火山はあのクエストのせいでハンターでない方も普段より多いです。」
「そんな時に現れたモンスターを狩猟して下さった皆さんに自分は必要ないからと一般の皆様からこれを渡して下さいと言われましたのでこちらもどうぞ」
そういって彼女達に手渡されたのはなんと袋一杯に入ったお守りである。
エ「う、嘘でしょ!?こんなにたくさん!?」
ミ「信じられない…」
求めていたものが突然予想を遥かに上回る量で手に入ったのだから彼女達は空いた口が塞がらない…
そして2人はこれを見てふとある事を思いついたのだ。それは至極簡単で納品は最小限、地底火山に現れたモンスターを狩猟することでハンターでない人からの感謝の品にかけようというものである。
それからは繁殖期から日も浅いこともありそこまで強力でないモンスターを手早く狩るために、エミルは普段使わないライトボウガンを使ってモンスターを拘束する役を受けることにしたのである。
この作戦は見事に当たり、地底火山への往来が数時間である事以外はモンスターを狩るだけで大量のお守りが入手出来てお金も増えてウハウハである…のだが

ミ「エミル…ちょっと言いにくいんだけど…最近なんだか丸くなったよね…?」
エ「えっ?そうかなぁ…そこまで変わらないと思うけど…」
ミ「うーん、気のせいかなぁ…」
ミミがふとエミルを見て感じたその疑問は決して間違いではない。あれから地底火山に現れるモンスターを狩り、お礼のお守りを貰うも目的のものは未だに手に入っていなかった。
そのためこれまでは双剣を使い所狭しと駆け巡って戦い、納品クエストもあちこち移動していたエミルだが、最近はライトボウガンであまり動かない戦いしかしておらず、納品もそこまで積極的ではない。にも関わらず食事は双剣時代とほとんど変わらないのだから消費されない分は嫌でも体に貯まってしまうのは当然である。
エ「それよりミミの方こそ太ったんじゃなーい?」
ミ「そっ、それは…」
これも事実である。お礼によって普段より自由に使えるお金が増えたことで食事のグレードアップや間食の増加により、ミミの体にも脂肪は貯まっていた。
ミ「この話はやめやめ!今日こそ目的の物を手に入れようね!」
エ「あっ!話そらした!」
そんな会話を交わして2人は今日も地底火山へ赴くのであった。

528名無しさん:2017/04/30(日) 06:33:09 ID:v6sYUJ.A0
しかしそれからも目的のお守りを手に入れる事が出来ないまま時間ばかりが過ぎていた

〜エミル宅〜
エ「うぅ〜っ!…やばい…やばいよぉ…」
そう呟くエミルの前には千切れてしまったライトボウガン用の装備があるのだが…サイズがエミルの体に対して小さいものになっている…実際は彼女が(横に)大きくなったせいなのだが
あれからも食生活を変えることなく生活していたエミルだが流石に少し前から肉によって装備がキツくなっていた事に気づいてはいた。のだが染み付いた食生活はそう簡単に変えられずに今に至るのである。
エ「ミミにああ言われた時に素直に食生活をなんとかしておけばよかった…」
仕方なくエミルは加工屋へ行きツーサイズ上のサイズの装備を新調して酒場へ向かうのであった。

〜ミミ宅〜
ミ「これは流石にやばいよね…」
鏡を見ながらそう言うミミの体は、エミル程ではないとはいえ肉が付き防具を内側からギチギチと押し上げていた
それまでの装備をだましだまし着ていたエミルとは違い、自分が太ってきていたことを自覚していたミミは防具を新調し、ダイエットにも励んでいたのだが目的の物を手に入れた同行者の祝いの宴などにも参加することが増え、努力は無意味なものとなってしまっていた。

そして酒場で待ち合わせていた2人は合流し、今日も例のクエストへ向かう。
2人ともお互い太った事を理解しているがとても他人の事を言える体ではないのでその事についてはだんまりである。

〜クエスト終了後〜
エ「うぅ…やったー!」
ミ「遂にやったね!エミル!」
長い努力もようやく実り、2人は遂に目的のお守りを入手出来たのだ。
エ「これでようやくワンランク上のクエストにも挑める!早速明日から挑もうよ!」
ミ「そうね!そうしましょう!」
そう喜ぶ2人を見ていた酒場のハンター達は理解したのか彼女達を祝い、飲めや歌えやの大騒ぎである。
当然主役となる2人も酒やご馳走を勧められその日は夜遅くまで宴会が行われた。

〜翌朝〜
〜エミル宅〜
この日エミルは顔を真っ青にしていた。
その理由は当然といえば当然だが双剣のための装備が着られないのである。
エ「そうだった…私太ったんだった…」
久方ぶりに着る装備によってその事実に直面した彼女は今度は双剣用の装備を新調して酒場に向かうのであった

〜ミミ宅〜
昨夜大量の酒を飲んだミミはふとスースーとした感覚で目が覚めた。
少し寝ぼけ気味なミミは下着のまま寝てしまったかと思い起き上がると着ていた防具がカランと床に落ちた。
ミ「…あれ…?」
一瞬何事かと理解出来なかった彼女だが少しして状況を理解した。なんと脂肪によって着ていた防具の留め具が壊れてしまっていたのだ。
ミ「う、嘘でしょ…?」
そうして彼女も急いで加工屋へ行き装備を新調するのであった。

そして酒場で今まで受けられなかったクエストを受けた2人はいざゆかんとクエスト出発し、モンスターと相対する。
…ここまでは良かったのだがここから2人は散々な目にあってしまう。
エ「ふぅっ…ふぅっ…も、もう動けない…」
まずエミルは双剣をしばらく使っていなかったことと太ったことによる運動能力低下によってかつての戦い方が出来ずすぐにバテてしまいモンスターから逃げるので精一杯になってしまった。
ミ「エミル!今助けるから!っととああっ!弾が!」
ミミの方はというと太ったことと強力なモンスターとの戦いであるため焦りから体の肉が邪魔をしてリロードがもたつき、大きく隙を見せるようになってしまった。
当然こんな状況ではクエストを達成することも出来ず、2人はボコボコに痛めつけられてギルドに回収されるのであった。
エ「うう…こんなはずじゃ…グスン」
ミ「流石に痩せないと不味いよね…」
こうしてせっかく本格的なハンター業を開始出来ると思った矢先、今度はダイエットのために2人はハンター業を休止せざるを得なくなるのであった。

QUEST FAILED

529名無しさん:2017/04/30(日) 06:38:48 ID:v6sYUJ.A0
どうにも肥満化までの前置きが長くなってしまって申し訳ないです…
お目汚し失礼しました〜

530名無しさん:2017/04/30(日) 08:37:21 ID:01Wtv7S60
乙です、ないなら自分で作るって言う心意気に惚れる
あとその某狩りゲーってのに興味が湧いたので差し支えなければ教えて欲しい…

531547:2017/04/30(日) 23:59:40 ID:14va/qOo0
29の日には遅刻してしまいましたが、SSを投稿させていただきます。
以前投稿した「勘違いからの肥満化、勘違いからの相撲」の続編です。


「大偉業からの地獄の日々、地獄の日々からの・・・」

その日、地球では流星群が観測された。
その流星群は日本の夜空でも観測され、とある相撲部屋の親方もそれを見ていた。
「流れ星か・・・あの娘も流れ星のようじゃったなぁ・・・」
圧倒的な巨体と、その体格を活かした見事な戦いを見せた彼女。
その身体を更に大きくして、そして帰って行った彼女―――

ーーー彼は知る由も無かった。この流星群はその流れ星のような娘、スーパーガールが破壊した地球に激突する軌道を取っていた彗星の欠片である事を。
そして、スーパーガール自身も力を使い果たし、流星の一つとしてとある星に落ちようとしていた。


幸運な事にスーパーガールは流星の様に燃え尽きる事無く、惑星に落ちた。
しかしその結果待っていたのは、地獄の日々であった。
スーパーガールは目覚めて、まず、自分を取り囲む、この星の原住民の顔を見た。
「助けてくれてありが、むぐっ!?」
スーパーガールは感謝の言葉を言おうと口を開いた矢先に、そこのパイプを入れられた。
そして、パイプから液体が流し込まれていき、
スーパーガールの体がどんどん膨れ上がっていった。


「うげ・・・」
パイプが抜かれた時、スーパーガールは再度の肥満化を果たしていた。
メロンの様な胸に、それよりかは凹んでいるものの、くびれが消え失せ、出っ張ったお腹。
メートル越しの大きなお尻とそこから伸びる丸太の様な太もも。
以前の肥満化では顔にもしっかりと肉が付いていたが、
今回は顔には殆ど肉が付いていなかった。
しかし、それは却って顔と胴体の違和感を出していた。

スーパーガール 87kg 108・82・102

地球で太らされた時よりかは、軽度の肥満化であったが、
今のスーパーガールが立派なデブである事には変わりない。
「また太って・・『バチッ!』・・ひっ!?」
原住民はスーパーガールの背中をムチで叩き、体に付いた脂肪が揺れ動く。
痛みとショックで訳が分からなくなってしまったスーパーガールに、原住民は一方的に言ってきた。
「寝ている間に調べさせてもらったが、お前は凄い身体能力を持っているようだな」
「命を助けてやった恩を返すために働いてもらうぞ」
「それから、さっき流し込んだ薬には、遅効性の毒物も入れてある。解毒剤はここにしかないから、逆らおうとするなよ」
「・・・・そんなぁぁ!!」

532547:2017/05/01(月) 00:00:06 ID:JzNe1Lrg0
それから、スーパーガールの地獄の日々が始まった。
とてもきつく、辛い労働の後には、全く美味しくなく、ただ量だけはある食事を食べきらなければならない。
そんな日々を過ごしていく内に、スーパーガールの体はどんどん変わっていき、それ以上に心がすり減っていった。

そして、ようやく仲間たちが駆けつけたその時、スーパーガールの体はすっかり変わり果てていた。
とてもず太く、ある種の安定感を醸し出している手足。
足と共にその体を支えるのに相応しいと思える程に巨大なお尻。
顔よりも大きくなった爆乳に、そんな胸を乗せられる程に大きく突き出たお腹。
顔は今になっても、殆ど肉が付いておらず、以前の端正さを保っていたが、
その目に光は無かった。
筋肉に支えられ、垂れること無く張り詰めた脂肪が、球形というより、`球`、そのものと言えるラインを描いたその体型はある意味可愛いらしいものだったが、
端正ながらも、生気の感じられない顔が、言い様の無い違和感を醸し出していた。

→152kg 130・161・132


こうして、スーパーガールは地獄の日々から解放されたが、その心はまだ解放されていなかった。
何も言わず、周りの仕事をしようとして仲間がそれを止めると、何もしなくなる。
そして、食事もただ仲間達が出した物を残さず食べて、それ以外は何も食べない、例え大きなお腹が大きく鳴ってもだ。

そんな彼女を見た仲間達が下した判断はーーー



日本。流星群を見た夜から、しばらく経ったその日。
親方は、`流れ星の娘`と再会した。
彼女は、親方と別れた時と同じ位太っていたが、
その目に以前会った時にあった生気が無かった。

「久しぶりじゃな。その・・・何かあったのか?」
「・・・・・」
「・・・話の前に、ちゃんこでも食わんか?いくら太っても、食べていかなきゃ、人は生きていけんからな」
その言葉を聞いて、スーパーガールの目に僅かながら光が戻り、
彼女は何も言わず、頷いて、親方について行った。



スーパーガールは相撲部屋での日々を経て、ゆっくりと心を取り戻していくと同時に更なる肥満化を果たす事になるのだが、それはまた別の話である。


おわり

533547:2017/05/01(月) 00:06:29 ID:JzNe1Lrg0
それと>526氏、SS投下乙です。
自分もなるべく29の日には投稿できる様にしていくつもりです。

534名無しさん:2017/05/02(火) 02:05:10 ID:PLQ2Cr2w0
547さんもお疲れ様です
いつもいいSSをありがとうございます

>>530
そう言ってもらえると嬉しいですなぁ
某狩りゲーってのはカプコン発のモ〇ハ〇です
〇ン〇ンにはこんなSSみたく太ったりなんてないけれど今作からは好きな見た目の装備で戦えるようになったから今まで以上に妄想が捗る捗る

535皿ブレッド:2017/05/25(木) 23:08:41 ID:IaOTqeM.0
お久しぶりです。
本当に遅くなりましたが、小説の挿絵が完成しましたので宜しければご納め下さいm(_ _)m
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536名無しさん:2017/05/26(金) 22:34:26 ID:Kc8E/U/M0
おおぅ!お久しぶりです!
肉肉とした触感がたまりませんなぁ〜!

537 ◆t3E9hfR0Bc:2017/05/29(月) 00:01:46 ID:GzrNt60I0
お久しぶりです。何となく書けたので、置いておきます。
ttps://www.axfc.net/u/3810406.zip
パスはいつも通りです。

538名無しさん:2017/05/29(月) 21:39:47 ID:j0GKz/ss0
肉の日ということで
ちょうど描けたおでぶ駆逐艦娘など
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/277.png

539547:2017/05/29(月) 22:40:02 ID:HyyvcNnk0
◆t3E9hfR0Bcさんお久しぶりです!
以前と同様に、独特のネタを活かした良いSSでした!
そのお礼と言う訳ではありませんが、自分からも、SSを投稿します。

定番ネタ(?)の一つ、「TOLOVEる」の二次創作SSです。

「Tripul and Drum」

宇宙空間を進む一艘の宇宙船。
その船倉では、とある`アイドル`のライブが行われていた

様々な姿の宇宙人が彼女の歌と踊りを楽しんでいる。
その輪の中心にいるアイドルは----とても太った少女、ルン・エルシ・ジュエリア。
ルンが体を動かす度に、その肉が弾み、踊る。
胸やお尻、太ももの肉も激しく揺れているが、
一番揺れているのは腹の肉。
ルンは歌の間に、自分の腹を叩き、軽快なリズムを響かせる。

ルンがメタモル星に帰省した帰り、乗っていた星間旅行宇宙船が事故でとある惑星に不時着してしまった。
そこにあったのは、ゾルゲムが残した、生物を肥満化させてから、捕食する生物兵器。
その魔手が乗客に及ぼうとした所を、ルンがその身を犠牲にして、いや肥やして皆を助けた。
ルンだけでは無く、もう一人の彼女、いや`彼`も・・・

540547:2017/05/29(月) 22:41:43 ID:HyyvcNnk0

「ルン!その体でライブなんて無茶な事をするな!!」
ライブを終えたルンを問い詰めているのは、彼女と同じ顔をした少女、
いや、本来は少年なのだが、生物兵器の持つ毒のもう1つの効果で女体化してしまったのだ。

「いいじゃん、地球の御門先生に問い合わせたら、このタイプの肥満化なら薬で何とかできるらしいし、そう思ったらこれもいい経験だと思ってね」
「・・・歌うのはともかく急に太った体で踊ったりしたら、骨が折れるかもしれないだろ?
そんな事になったら・・・」
「気遣ってくれるのは嬉しいけど・・・それだったら、あんたの体型の方がマズイよね?」
「う・・・」

そう、レンもルンと同等の肥満体になっていた。
いや、体重は同等だがその太り方は二人で異なっていた。

支える筋肉も一緒に肥大化し、脂肪がパンパンに張り詰めているルンの肥満体に対し、脂肪だけが膨らみ、垂れ気味になっているレンの肥満体。

ルンの脚は、丸太の様な太さであり、脚と脚が隙間無くくっついてる様はある種の安定感を醸し出している。
レンの脚は、ルンよりは細いが十分に太い大根脚であり、むしろその肥満体を支えるには細く見えてしまう。

メートル越しのサイズを持って、脚と同様の安定感を醸し出すルンのお尻。
そんなルンのお尻よりも大きくて、モモ、もとい桃の様な巨大さを誇っているレンのお尻。

ルンの胸は元より大きかったのだが、その胸も肥満化により更に巨大化し、
今や、メロンの様なサイズの爆乳であった。
しかし、そんな胸を上回るのは、元が男であったはずのレンの胸。
こちらはスイカの様なサイズであるが、余りに大きすぎてお腹に乗っかってしまってる。

そして、二人の肥満体の中でも、一番の巨大さを誇るお腹。
胸を乗せながら突き出ているレンのお腹は、深い段差を持った立派な三段腹であった。
ルンのお腹は、サイズ自体レンよりも大きいにも関わらず、綺麗な楕円形で突き出ていた。
先のライブの事も考えると、正しく、`太鼓腹`であった。

こんな体でありながらも、二人とも顔はふっくらと丸くなりながら、元の可愛さを保っていた。

ルン・エルシ・ジュエリア 158cm 48kg 83・55・83
→93kg 108・145・115(ルン)
→91kg 118・131・121(レン)

「さて、帰ったら、リトくんに私の活躍を教えないとね♪
でも、その前に御門先生に治してもらないと・・・出来れば、太った事は隠しておきたいし・・・」
「ボクは男らしく、包み隠さすララちゃんに言うよ。このボクの大活躍を!!」
「・・・活躍って、アンタは私の後、くっついてきて、捕まった人を起こしただけじゃない」
「・・・それを言うならルンが、あいつの毒に足を突っ込んだせいで、二人ともこうなったんじゃないか!」
「アンタがビックリして止まらなければ、私は逃げれた!」

ここまで丸々と肥えながらも、可愛らしい双子の
キツい内容ながらも、何処か微笑ましい言い争いを船倉の中に響かせながら、
宇宙船は地球へと向かっていくのだった。

おわり

541名無しさん:2017/05/29(月) 22:59:04 ID:I8YgGvQ20
なんだこの投下ラッシュは
俺明日死ぬのか?

542名無しさん:2017/06/07(水) 02:32:59 ID:idbl0SWQ0
東鳩20周年と聞いたので
いろいろ投下
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/290.png
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/291.png
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/292.png
ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/293.png

543547:2017/06/29(木) 22:00:50 ID:u6pWo84Q0
29の日ですので、短いですがSSを投稿します。
「アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏」を元ネタにした二次創作SSです。

「思考の遊び、或いは明後日への加速」

「アクセル・ワールド」と「ソードアートオンライン」。
世界を超えて出会った彼らは、力を合わせ真実を知るために戦い続けていた。。
しかし、人は大きな目的があったとしても、常に真剣に取り組み続ける事は出来ない。
その考えが「遊び」に逸れる事も、明後日の方向に「加速」してしまう時もあるのだ。

「ソードアートオンライン」のアスナと「アクセル・ワールド」の黒雪姫。
本人は知る由も無いだろうが、2つの世界のヒロインが机を挟んで見つめ合っていた。

アスナが考えていた事は・・・
(細身の黒雪姫さんとデ・・・ぽっちゃりの春雪くん。このバランスを私とキリトくんに当てはめると・・・)

ALOのフィールドを懸けるキリト
彼の背中を追いかけているのは、ぽっちゃり、いや、でっぷりと太った少女。
彼女の身長自体は低くはないのだが、横幅が広い為に
彼女が歩く度に大きなお尻が弾み、太い足が互いに擦れる。
そのお腹は丸々と張り詰めたラインを描きながら出っ張っていて、妊婦の様であった。
そしてその胸は、痩せていたとしても、一定のサイズがあったのだろう。
全体が重厚な肥満体の中において一番の存在感を持つメートル越しの爆乳だった。
顔も丸々と膨れているが、元の顔立ちがいいので、一種の可愛らしさを醸し出していた。


(って何で自分を太らせてるの!?確かにキリトくんを太らせる訳にはいかないけど・・・いや、でもそれもありかもしれな・・・いやだから!!)

黒雪姫が考えていた事は・・・
(細身の桐ヶ谷さんと細身だけど・・・・出る所は出てる明日菜さん・・・これを私とハルユキくんに当てはめると・・・・)
現実の街。
小柄でぽっちゃり、いやチビデブの春雪と並んで歩くのは、女性にしては、大柄でふくよか、いや身長はともかく、横幅が大きすぎる少女。
胸はメロン並みの大きさを誇る爆乳だが、お腹はそれ以上に突き出ていて、
服の上からでは分からないが、立派な三段腹を形成している。
お尻は胸に次ぐ巨大さを誇る桃尻で、そこから伸びる二本の脚は丸太の様な太さで、脚と脚の間の隙間など存在せず、もも肉同士が押し合っていた。
こんな体でありながら、その顔はふくよかながらも、美しさを醸し出していた。
・・・最も、その真下で二重顎が出来ているのだが。


(って私は何を考えている!?あの考えをどう加速したらこの妄想に行き付くんだ・・・それに妄想なら胸の方を大きく・・・いやそうじゃなくて!!)

自分の妄想に頭を抱えるアスナと黒雪姫。
いつの間にかに近くに来ていたキリトと春雪は
その内心を知ってか知らずか、微笑みながら2人を見守っていた。

おわり

544皿ブレッド:2017/06/29(木) 22:25:56 ID:u2Sul7XY0
肉の日という事で投稿してみました。
現在、2作目のSSを書いています(今回は前篇のみ)。
こちらにもSSのURLと挿絵のURLを置かせて頂きます。パスはいつものです。
ttp://www.axfc.net/u/3820279
ttp://bbs10.aimix-z...simg/himanka/309.png

545名無しさん:2017/07/01(土) 10:38:42 ID:LvS17ES60
おお、乙乙

546名無しさん:2017/07/04(火) 15:48:15 ID:0Paw6sp60
挿絵の方見れません

547名無しさん:2017/07/18(火) 20:21:30 ID:WA5FC0T60
空から毒電波が来たので。
-----------------------------------
Episode12 『入れ替え怪人クルンパ!』


「聖・広院女学園」 (聖・ヒロイン女学園)。
そこは、エリート女学園と名高い女の子憧れの学校。

―――しかし、その正体は影に日向に地球の平和を守る「スーパーヒロイン」育成学校だった!

そして2年にして陸上部のエース、生徒会会長である『日藤 守(ひとう まもり)』。

彼女こそ、スーパーヒロイン中のスーパーヒロイン。
若きスーパーヒロイン筆頭として頭角を現しだしている最新のスーパーヒロインなのである!!

しかし、ついに姿を表した「邪・怪人義塾」の四天王、『五浪の』クルンパの強襲に膝をついてしまった……!!


「―――あぐぅっ! 」

「クぅ〜〜〜っルクルクルっ!! 無駄クル無駄クル、空回りクルっ!

 この四天王随一の知将、クルンパ様を阻むなどとっ!天地がひっくり返ろうとも叶わないクル〜〜っ!!」

「こ、こんのぉ…フザけた見た目のして…!!」

「あァ〜〜〜んっ?? 今、なぁーんて言ったクルぅ…?」

「ふんっ! ゲームの雑魚キャラみたいなフザけた格好の奴に負けてらんないって言ったのよ!!」

「クぅ〜〜〜っルクルクルクルクル…… お前、言ってはならん事を言ったクルねぇ…。

 久々にキレちまったクル……貴様にはッ!!一生後悔する悪夢を見せてやるクルッッ!!!

 クルンパ様秘奥義―――『ライフ・クルン』!!」

548名無しさん:2017/07/18(火) 20:34:04 ID:WA5FC0T60
「キャアアアーーーッッ!!?」

既にボロボロの守にも容赦のない追撃をするクルンパ。
まるでもう一つの太陽が現れたかのような強烈な輝きに視界を塞がれる守。

強烈な光は手で防ごうとしても透過してしまい、
眼球に直接光を浴びせるような、頭がひび割れそうなほどの刺激に、ついに意識をも失ってしまう――――




「……はっ!?」

「守ちゃん、気がついたんだね! みんなーっ! 守ちゃん、目が覚めたよーーっ!!」

「マモリ、無理はいけない。 アレだけの死闘だ……起き上がらずに、もうしばらく寝ていろ。」

「本当に良かったぁ……守先輩、身体は大丈夫ですか?まだ痛いところ、残ってたりしませんか?」

「うぅ〜〜っ、マモちゃんが居なくなっちゃうって思って、私、わたしぃ〜〜〜!!」

気がつけば、守は保健室に居た。
周囲を涙ぐむ部活の仲間たちに囲まれて、心からの安心とズキリと痛む敗北の傷に一緒に涙ぐむ。

「皆……ごめんね、ありがとう。 バトルスーツのお陰で深い傷は負わなかったの。

 技術部にあとでお礼を言いに行かなくっちゃ。 お陰で、直ぐにリベンジの為に鍛錬できる、ってね♪」

「もう、守ちゃんってばぁ……!」

「しかし、怪人義塾にあれだけの傑物が居るとはな。マモリ、お前だけに任せるつもりはないぞ。

 奴は四天王と言っていた、つまり今後はあのレベルが奴を含めて4人は居るはずなんだ。」

「そうだね、1対4なんて無茶だもん! 皆で強くなって、四天王なんて袋叩きにしてやらなきゃ!!」

「そ、それはヒロインに在るまじき行為だよぅ……で、でも皆で強くなるのは賛成です!」

「皆……!!」


気丈に振る舞う守の心中を察するように、暖かく、そして心強い言葉をかける仲間たち。
守の胸に、優しく、そして熱い心がマグマのように噴き上がってくる。

549名無しさん:2017/07/18(火) 20:51:28 ID:WA5FC0T60
「そうだね……私には、皆がついているっ!!」

いつしか『自分が引っ張らなくていけない』と知らずに傲慢になっていた心が、

敗北によって折れた分、また強く、正しく伸び上がろうとしていた――――。


「今日から打倒四天王だ!!」

「うんっ!」 「ああ!」 「任せて下さい!」 「頑張りますっ!」


「「「「「聖・広院女学園 女子相撲部、ファイトーーーーッッ!!!」」」」」


そうだ、ここからまた新しい日々が始まる。

この敗北だって糧にして、私たちはより強くなってやるんだ!!


「回復次第特訓だが―――何より私達に足りないのは増量だな……こんなに細い体は相撲部にはやはり不利過ぎる……。」

「ううっ……今まで避けてきた事案だねぇ。そっかぁ、増量かぁ〜」

「だ、だが足りない部分を遠回りして敗北を重ねるわけにはいくまい……。」

「うぅ〜〜っ、わ、私頑張れないかもですぅ〜〜!」

「私はその、皆さんのマネージメントを……だ、ダメですよねぇ……。」


「皆の気持ちも解る。 ……だから、常に私は皆の誰よりも重くなろう。辛い時は、私を見ろ!」

「せ、先輩……っ!! くぅっ、前言撤回ですっ! 私、絶対頑張ります! 先輩に着いていきますからっ!!」





感動的な、しかし不自然な会話。

それを遠くからほくそ笑む存在が居た……。

「クぅ〜〜っルクルクルクル!!貴女の学園の『最強陸上部』と我が校の『底辺相撲部』、入れ替えさせて頂きましたヨぉ……♪

 まっすぐに伸びた貴女の人生に、大きなネジレを入れたらどうなるのでしょ〜ぉかっ!!クゥ〜〜ッルクルクルクル!!」

550名無しさん:2017/07/18(火) 21:06:26 ID:WA5FC0T60
……っていう感じの。

進行は


①何もかも入れ替えver

SSにいるメインの各種目のトップ4人+主人公を残して他の子はどんどん退部。
学園の一弱小部活になってしまう。 しかし、熱意だけは在るし最低人数はいるので周りに「うわ…」って思われながらも
ドンドンブクブク増量。 でも弱小部活らしくなぁなぁの練習ばかりでちっとも強くはならないし、
早弁や仲間同士での無駄な時間の消費で学力も落ちていき、名実ともに『底辺相撲部』と入れ替わる。
(怪人義塾の面々は強くなる。)

いわゆる悲惨系(サド・マゾ向け)。ネチネチ肥満の描写がペロペロ出来る奴。


②文字通り入れ替えver

「最大手の部活」なので全然強くない(勿論相撲経験は0だし経歴もない)けど何故か看板部活なので学園の7割が参加したまま。
右も左も部長の言葉に右に習えで鍛えてきたので「増量期間だ!」ということでこぞって太る。右も左もデブだらけに。
しかし、トレーニングはしっかりやるものだからメキメキ強くなっていき、『聖ヒロイン学園といったらやっぱり相撲!』と。
ヒロインを目指す子達はこぞってヒロイン学園に入園しては『現役最強のヒロイン』に習って相撲部に入部。

ヒロイン総肥満時代の幕開けである―――

……って言う感じのギャグ系。サクッとメイン描いて、エンディング+妄想が美味しい奴。


わしはどっちも好きだがこれ書き進めるの難しそうなので此処見てる人でパクりたい人パクって書いて欲しい(願望)

551名無しさん:2017/07/18(火) 23:42:58 ID:UkdV6XJU0
乙乙

> まっすぐに伸びた貴女の人生に、大きなネジレを入れたらどうなるのでしょ〜ぉかっ!!
ここ本当に興奮する…
悲惨系の話が好きなので人生台無し感にあふれるシチュはストライクだ

552名無しさん:2017/07/19(水) 21:23:25 ID:gqepNZZQ0
おつ
俺も悲惨系が見たいです

553名無しさん:2017/07/22(土) 17:24:02 ID:T6ZqE0MY0
何もかも入れ替えverに加えて学園の7割が参加してブクブク太って学力低下してヒロイン総肥満がいいなぁ(願望)

554名無しさん:2017/07/22(土) 20:52:37 ID:ynMXYFGM0
>>553 描いた本人が考えたけど止めておいたのにこの欲張りさんめ!

このシチュでいわゆる「エロール」って演る人居ないかなぁー…。

555名無しさん:2017/07/23(日) 01:33:35 ID:KmeGgUwQ0
>>554
やっぱりみんな考えることは同じなんだね!もうこれしかないね!

556悪星:2017/07/24(月) 10:31:19 ID:QQojxkLs0
やっと地の文思い付いた。できた文少しずつ投下。
(続き)
コマを進めているうちに「ウエストサイドシティ」に到着、ゲーム内はいつの間にか日が暮れているらしい。
そんな背景で止まったマスには「黒魔術師の家」とある。そこではなんと「バストとウエストの数値を入れ替え、体重もまた変動する」というもの。夢見、グラマラスボディに憧れる分大ショック!
細川夢見体重&スリーサイズ
B168cmW136cmH164cm体重199kg→B136cmW168cmH164cm215kg
(続く)

557悪星:2017/07/24(月) 14:11:07 ID:sFnnfqY60
>>556
(続き)
「いくら太るゲームだからって予想外…」夢見はそう零すがゲームじゃないマスターはあくまでにこやか。
さらにこの黒魔術師の家イベントはもう一つ有り、「全スリーサイズが出た目×8倍増加。ゲームマスター曰く「黒魔術師特製ディナー」。
夢見の出目は5と、肉塊まっしぐらの運命を告げられたかの様だった。
細川夢見体重&スリーサイズ
B136cmW168cmH164cm215kg→B176cmW208cmGH204cm335kg
(続く)

558名無しさん:2017/07/24(月) 22:14:08 ID:S42wdRnE0
>>554
すまぬ、エロールってなんだろうか
検索してもよくわからなかった…

>>556
乙!じっくりでも完結までいってくれるとうれしい

559悪星:2017/07/25(火) 09:54:38 ID:DHYkpzdw0
>>558
応援ありがとうございます。
(下から本編の続き)
「肥りに肥ってわたしなんだか楽しくなってきました」

夢見、精神崩壊の始まりか?
駒を進めていくうちにゲーム内は翌朝へと時間が進み、主人公は大食い大会へ出場する事となる。
ファンタジー世界にも大食い大会はあるらしい。
マスのイベント内容は「大食い大会で優勝!全スリーサイズが出た目×9の増加」。

こともあろうに6を出し、肉塊ボディはさらにかさを増してゆき、体重は半トン代へ。

細川夢見体重&スリーサイズ
B176cmW208cmGH204cm335kg→B230cmW262cmH258cm540kg
(続く)

560悪星:2017/07/25(火) 12:37:24 ID:DHYkpzdw0
>>559
GHとありますがG一文字余計なだけです。まとめ掲載時には消えてるといいなと思います。
(続き)
「あはは、もうどうにでもなっちゃえ」
やはり精神が壊れている模様。
何故かゲーム中の夢見に合わせてサイズの変わる服をカットソーとスカートに戻し(単に戻し忘れていた模様)、ゲームを進めていく。
まだまだ大幅増加の特別イベントはあり、「大食い大会優勝記念にピザ屋のキャンギャルになり、その店自慢のハイカロリーピザを1枚いただく。全スリーサイズが出た目×7の増加」
ある意味大食い大会で運を使い果たし気味が、出目は4と小さい。
しかし、体重はこれで600kgを超す。

細川夢見体重&スリーサイズ
B230cmW262cmH258cm540kg→B258cmW290cmH286cm660kg
(続く)

561悪星:2017/07/26(水) 10:12:46 ID:A7y4zP/s0
>>560
しくじった。夢見がサイコロを振る手前で「フリフリのアイドル衣装を渡されそれに着替えることとなった」
が抜けている。

挿入する一文は「イベントがキャンギャルということで、夢見はフリフリのアイドル衣装を渡され、それに着替えてから増加料の判定に移るようにゲームマスターに頼まれた。」
挿入位置は「大食い大会優勝記念にピザ屋のキャンギャルになり、その店自慢のハイカロリーピザを1枚いただく。全スリーサイズが出た目×7の増加」

ある意味大食い大会で運を使い果たし気味が、出目は4と小さい。
しかし、体重はこれで600kgを超す。

の間です。

562悪星:2017/07/27(木) 12:19:42 ID:diJTL3q.0
>>560
出来たのを小出しに載せていきます。
(続き)
超肥満デブアイドル状態になってしまった夢見。
ちょっと席を外して重い体を引っ張り写真撮影。衣装はサイズが変化する割にパツパツだが、意図的なものだろう。
ポーズの為に体を動かすと中々痛い。…が、ここに来てゲームマスターがどこからともなくアシスタントを呼び寄せ、謎の波動で夢見の体を丈夫にした。「これで暫く大丈夫」らしく、心なしか動きやすくなった。
撮影が終わったら夢見とゲームマスターはゲームに戻り、アシスタントもどこかへ消え、服もキャミソールとスカートに戻す。こちらはピッタリ入る。
何も書かれていない白マスを次々と超えながら、差し掛かった次のイベントは「黒魔術師の呪いを解呪!バストとウエストの数値逆転」だった。
体は重いながらも夢見の目に光が戻ってきた。
細川夢見体重&スリーサイズ
B258cmW290cmH286cm体重660kg→B290cmW258cmH286cm体重636kg
ここまで太ると24kg痩せても微々たる誤差でしかないが減量は減量であるため、さらにスリーサイズのうちバストが1番大きく出たからである。
(続く)

563どべまる:2017/07/28(金) 22:36:40 ID:D3fAx6qE0
肥満化絵とは少し違いますが…
肥満化要素のある横シューティングゲームを作ってみました
良かったら遊んでみてください!パスはhimangameです
ttps://www.axfc.net/u/3828922

564名無しさん:2017/07/29(土) 08:35:53 ID:i7yYpgak0
おつです。
夢ペンギン物語思い出したw

565名無しさん:2017/07/29(土) 13:42:51 ID:Hn3dNtds0
おお〜こりゃ凄いw 乙です
体が重くて上手く飛べなくなるシチュほんとすき

566名無しさん:2017/07/29(土) 23:05:56 ID:O7.sBcA.0
これはすごい!本当に乙です
なんとなく魔界村を思い出したw

567ぱるふぇ:2017/08/04(金) 21:44:27 ID:bklcSkJc0
デブライブ!school debudol project

#1「太れ!私たちの腹ーー」
廃校救うためにスクールデブドル目指しますが、ほぼオリ展開です。
まぁパラレルみたいなものとしてお楽しみください。

理事長「音ノ木坂学院は3年後に廃校とします!」

穂乃果「えぇ〜!廃校!?」


私、高坂穂乃果!音ノ木坂学院の2年生!
いきなり発表された廃校を救うため、私達にできることはなんでもやらなくちゃ!私、学校が大好きだから!

穂乃果「と、言うわけでなんかないかな?例えば…歴史があるとか!」

海未「それはどこの学校も同じでしょう。ふむ、部活の成績、などはどうでしょう?」

ことり「調べてみたけど、どれもぱっとしないのばかりだよ〜…(><)」

穂乃果「うーん、難しいなぁ…」

海未「時代の流れですし…廃校は致し方ない所もあるのでしょう…」

穂乃果「海未ちゃんは悲しくないの!?学校がなくなるんだよ!」

海未「悲しくないとは言っていません!」

ことり「なんとかして私も廃校は阻止したいけど…」

海未「私たちに出来ることなんてたかが知れています。生徒会に任せるのが一番かと」

穂乃果「海未ちゃんもことりちゃんも冷たいよ!もういい!私1人でなんとかする!」

海未「あっ!穂乃果待ちなさい!」

568ぱるふぇ:2017/08/04(金) 21:45:17 ID:bklcSkJc0
穂乃果「とは言ったものの…」

アイシテルバンザーイココデヨカッター

穂乃果「誰だろう…綺麗な声…」

穂乃果「音楽室からかな?行ってみよう」


音楽室

穂乃果「すごい…綺麗な声…」

真姫「だれ!?」ビクッ

穂乃果「お、驚かせちゃってごめんね…あなたの声とっても綺麗だったから…1年生?」

真姫「…そうですけど」

穂乃果「廃校になっちゃうんだよね、この学校。あなたは、音ノ木、好き?」

真姫「…別に。なんで知らない先輩にそんなこと言わないといけないんですか?」

穂乃果「悲しくは、ないの?」

真姫「………」

穂乃果「ごめんね、突然…私、もう行くね。あなたの歌、すっごく素敵だったよ!」

真姫「…アリガトウゴザイマス」ボソッ

穂乃果「あんなに素敵な歌を歌う子がいるなんて…やっぱり音ノ木はなくなってほしくないよ…」

穂乃果「よし!家に帰ってもう一度考えよう!」


穂むら

穂乃果「ただいまー」

雪穂「あ、おねーちゃんおかえり〜」

穂乃果「うん…って、それ、UTXのパンフレット?」

雪穂「そうだけど…なに?」

穂乃果「雪穂もしかしてUTX受けるの!?音ノ木坂は!?」

雪穂「だって廃校になるんでしょう?そもそも行けないじゃん」

穂乃果「おばあちゃんもお母さんもみんな音ノ木坂なんだよ!?」

雪穂「なくなるものはしょうがないじゃん」

穂乃果「雪穂の薄情者…」

雪穂「そんな事言ったって廃校になるんだから…」

穂乃果「だから私がなんとかする!」

雪穂「お姉ちゃんが?どうやって?」

穂乃果「…それは…これから考える!」

雪穂「やっぱり思いついてないんじゃん!」

穂乃果「う…」

穂乃果「で、でも!大丈夫だから!」

雪穂「はいはい」

穂乃果「と、とりあえず!部屋で案を考えるから邪魔しないでよね!」

雪穂「思いつくといいね〜」


部屋

穂乃果「…あー!思いつかない!」

穂乃果「やっぱり私には…廃校を救うなんて無理なのかな…」

穂乃果「でも…音ノ木坂…無くしたくないな…私は…あの学校が好きだから」

穂乃果「…よし!明日UTXに行ってみよう!」

569ぱるふぇ:2017/08/04(金) 22:14:16 ID:bklcSkJc0
翌朝

穂乃果「はぇ〜…すっごい大きい…」

ここがUTX…
何かイベントでもあるのだろうか?
目が回るような人混みの中。UTXのモニターに写し出されたのは…

…デブだった…!!

一番背の低い、ショートカットの女の人は、身長が低いのに体重は一番重いぞ!と思わせるように突き出た丸々とした綺麗なお腹、スカートにギリギリ収まるか収まらないかの巨大なお尻、二人と比べれば若干控えめな胸だが、それでも普通の倍くらい。顔なんて余裕で埋まってしまう。そして、かわいい顔に似合わない醜い二重あごが特徴的だ。

穂乃果「…すごい人だなぁ」

髪の長いロングの人は、お尻がスカートから完全にはみ出て、スカートの意味をなしていない。
そのせいでパンツが丸見えになっている…恥ずかしくないのかな?
お腹は前の人と比べて垂れており、だらしなさを感じさせる。
…多分2段か3段はあるだろう。

肩にかかるくらいのセミロングギリギリの人は、胸がとにかく大きかった。この世の全てを挟んでしまえるような…そんな巨乳。自重でお腹に垂れており、ヘチマのようになっている。
それを支えるお腹も前の2人に負けず劣らず大きい。
お尻は…この人だけ見えないや…ほかの2人に場所を取られすぎている。


穂乃果「…こんな人たちが、人気があるの…??」

??「ちょっとアンタ!」

穂乃果「ひぃっ!なんですか!?」

??「さっきから聞いてれば人気スクールデブドルのA-RICEも知らずにここに来て果てに侮辱するの!?」

穂乃果「そ、そんなつもりは」

??「いい!?A-RICEっていうのは超人気のスクールデブドル!あんたなんかが気安くバカにしていい相手じゃないのよ!」

??「そもそもあなたスクールデブドルの良さを分かってるの?」

??「徹底的に太ることで女性らしさを追求しつつも華麗にキレのあるダンスと歌で人を笑顔にするのがスクールデブドルなのよ!」

??「何も知らないアンタにとやかく言われる筋合いはないわ!」

…この人のマシンガントークに圧倒されてしまったが、この人も相当目立つ格好をしている。マスクにコートにマフラーにサングラス。
ツインテールにほんのり脂肪がついた顎、太っているくせに控えめすぎる胸、ぽてんと乗ったお腹…
良くいえばぽっちゃり、くらいだろうか。
…それでも充分デブなのだが。

穂乃果「わ、分かりました…失礼しま〜す!」

??「あっこら待て!まだ話は終わってない!」

でも、これだ!これならいける!
なろう!スクールデブ…ドル!

…大丈夫…学校を救うためだから!

次回 #2「デブドルを始めよう!」

570ぱるふぇ:2017/08/04(金) 22:28:16 ID:bklcSkJc0
週一くらいでまったり更新していければと思ってます。

571名無しさん:2017/08/05(土) 08:19:25 ID:R8ljAqr60
おつです

572名無しさん:2017/08/05(土) 16:32:15 ID:/N5Kbuq60
おつおつ
どんな過程で太るのか楽しみ

573皿ブレッド:2017/08/06(日) 00:18:25 ID:h7GTl66Y0
ご無沙汰しております。
遅くなりましたが、無事SSが完成しました。
宜しければ読んでくださいm(__)m。
SS:ttp://www.axfc.net/u/3831591
肥満化前:ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/339.png
肥満化後:ttp://bbs10.aimix-z.com/gbbsimg/himanka/340.png

574547:2017/08/08(火) 23:37:27 ID:.oqZsoYg0
皿ブレッドさん、乙です!

自分からも、このデブの日にSSを投稿させてもらいます。
かって投稿した快盗天使ツインエンジェルシリーズの番外編的SSです。

「御薬頂戴? 小さな願いと大きな結果」

森の奥に小さな家があった。
その中の大部屋で、二人の少女が机を挟んで座っていた。
少女達は二人とも整った顔立ちをした美少女であったが、
身体つきの方は少々、そうほんの少々、難があった。

藍色を基調とした服装をした片方の少女は名前をユエと言い、
その顔つきから見ると年は17か18歳頃だろうが、
胸や尻の肉付きがほぼ無く、平坦であった。
背丈だけは年の割に高めなのが、また悲しい。

それに引き換え、もう片方の少女はとても素晴らしい肉付きをしている。
そう、10代でありながら、メタボな中年男性も超える程の肉付きを誇る肥満体なのである。
その中でもとり分け巨大なのが胸、では無くお腹。
着れる服がそれしか無かったのか、体操着を着ているのだが
お腹だけが収まらず、ぽっこりとはみ出ていた。
そんな彼女の名前は、テスラ・ヴァイオレットで
その視線は机の上の小瓶に向いていた。

「さて、これのお代はさっきご馳走になったスイーツセットで十分だから、もう飲んでもいいよ」
「では・・・・いただきます!」
テスラが小瓶を手に取り、その中身を一気飲みした。


数分が経過した所で、テスラの体に変化が起こった。
その大きな胸が、より巨大になっていく。
お腹よりも巨大になり―――
バリッ!

体操着を引き裂き、胸が飛び出た所で巨大化は止まった。

その巨大さは西瓜の様であり、重力に従い垂れ気味になりながらも、
引き離したお腹に支えられ、形を保っていた。

同性であっても、その巨大さに圧倒されたのか、
ユエは目を手で隠していた。

575547:2017/08/08(火) 23:39:16 ID:.oqZsoYg0
「えっと、どうしよう・・・僕の服は・・・サイズが絶対合わないよね・・・」
「大丈夫です。着替え・・・・みたいなもの持ってきてますから」
「あ、そうなの
(って、どこに持ってんの?持ってきたカバンにはあのスイーツセットと小物ぐらいしか入らなさそうだけど・・・まぁ、何とかする

「それじゃ、お邪魔しました」
「またのご利用お待ちしております」


ユエに見送られ、小さな家、「ユエの薬屋」から出たテスラは
太い腕で胸を隠しながらしばらく歩き、やがて立ち止まった。

「ここなら見られないわよね・・・・」
テスラは持っていたカバンから、携帯端末のポケにゃんを取り出し、起動させた。
それと同時にテスラの体が再び巨大化し始めた。
それも全身、そう肥満化であった。
メタボ云々どころか、人間のレベルを超えたサイズにまで膨れ上がっていき、
そんな体をドレスの様な紫色の衣装が覆っていく。

そう、テスラは「天ノ遣い」。人々の笑顔を取り戻す為に戦う、聖なる力を持った少女の一人。
・・・一応言っておくが、肥満化が天ノ遣いとしての変身という訳では無い。
それはまた別の理由があるのだが、その説明の前にテスラの現状を見返すとしよう。

肥満化と変身を終えたテスラの体は、300kg近い体重と
以前の3倍の横幅があろう超肥満体となっていた。
そのシルエットは人と言うよりも、「樽」そのものであった。
それだけの肉量でありながらも、全身の脂肪は垂れたりせず、
顔も真ん丸になって、首が消えうせながらも、元の可愛さを保っていた。
その腹は、はちきれんばかりの脂肪を蓄えた特大の太鼓腹だが、
お尻はそれ以上に巨大な桃尻であった。
そして、一番の巨大さを誇るのは、胸であった。
頭どころか、ユエの全身よりも大きく見える程のサイズと
実際にユエの体重以上の重量を有する超乳であり、
この超肥満体においても、抜群の存在感を醸し出していた。


「ふぅ・・・・」
テスラが一息つこうとした所に、ある音が聞こえてきた。
お祭りの水風船を弾ませた時の様な音、そんな音が
森の中に響くほどの大音量で聞こえてきた。

その音の主は、葉月クルミという少女。
彼女はテスラと同じ「天ノ遣い」のホワイトエンジェルで、
テスラと同等の巨大さを有する肥満体の少女だった。
その体形は、テスラが樽ならば、クルミは風船。
それこそ、水風船の様な体であった。
そんな体であっても、天ノ遣いのパワーなら歩く事も出来たが、
クルミはその腹肉を弾ませる事で移動していた。

そんなクルミがテスラの前に来た。
「テスラ!・・やっぱり私みたいな体になっちゃたのね・・・・」
「ふふ・・・こんな体も案外悪くないわね。・・・・元に戻れるって分かってるならね」

事の始まりは、数日前。
その時から、肥満体であったクルミがこの店で手に入れた痩せ薬を飲んだ事だった。
さっきのテスラの様に劇的な変化を出すものでは無く、
適度な運動と組み合わせる事で効果を出すタイプの薬だったのだが・・・

「まさか‘魔ノ者‘の能力で作った薬だったなんて・・・・」
「どんな薬だったとしても私達が飲んだ時点で肥満化薬に早変わり〜〜・・・」

そう、天ノ遣いと対をなず存在である魔ノ者は様々な能力を持っており、
その能力を天ノ遣いが受ければ・・・太ってしまう。
テスラとクルミが太っていたのも、以前他の魔ノ者が起こした事件に巻き込まれた結果だ。
(最もこれで太った分は10日間経てば元に戻るのだが・・・)

そして、クルミの肥満化を知りながら、テスラがユエの薬を飲んだ訳は・・・

「実を言うと、これ位太った方がダイエットが効率的なのよね・・・
筋肉が一緒に付くから、運動は一応出来るし、胃が脂肪に圧迫されて食べる量は減るし・・・」
「そうなのよ・・・私達の場合はね・・・」

そう話しながら、その話し声をかき消す重厚な足音を響かせながら、二人は森から出て行った。

テスラ・ヴァイオレッド 158cm (44kg 86・58・86)
→ 74kg 106・123・109
→321kg 252・221・232

葉月クルミ 142cm (33kg 69・52・73)
→ 304kg 232・230・228


その間、テスラの視線は歩く度に大きく弾む自身の胸に―――
まぁ、どの道視界に入る程の巨大さではあるが、
それでも尚、自分の胸を見つめていた。
(ここまで太る事になっても、やっぱり、お腹よりも胸が大きい方が気分がずっと良い・・・
戻るまでの10日間で、何とかお腹だけ引っ込める様にしないとね・・・)

ダイエットしながら、自分の胸を大きくする。
そう、テスラがユエの薬を飲んだ訳は、年頃の少女として、ある意味真っ当な願望であった。

終わり

576名無しさん:2017/08/09(水) 19:20:26 ID:rvsiCXz.0
おつおつ

577名無しさん:2017/08/09(水) 19:20:53 ID:rvsiCXz.0
おつです

578悪星:2017/08/22(火) 13:21:14 ID:6ebk1i5U0
書けました。
(続き)
全身ムチムチ、己の体を触りきれぬほどの体積。
それでも夢見は少し痩せてきて嬉しいようだが、まだゲームは終わっていない。
進めていくと「呪いは解けたけど後遺症!バストは出目×7cmウエストは出目×9cmヒップは出目×8cm」
つまりヌカ喜びの終わる瞬間だった。
ちなみに出目は5である。

細川夢見スリーサイズ&体重
B290cmW258cmH286cm体重636kg→B325cmW303cmH326cm体重829kg
(続く)

579名無しさん:2017/08/23(水) 21:16:21 ID:9bDTGcyc0
おつ

580悪星:2017/08/25(金) 16:25:47 ID:g.fpFyPg0
>>578
できた分小出し書き。
(続き)
「ぐええ…体中が変…」
当たり前である。何せ体重は既に829kgという怪物に成り果てているのだから。
顔は目が細まり、二十顎。
首は前からだと隠れきり。
胸は326cmと最早、脂肪の袋。
腹部は三段原を形成、くびれは無い。
尻は市販の座布団が何枚分だろう…。
再びゲームマスターのアシスタントが登場。今度は本来夢見のなりたそうな体の女性だ。
やはりその手から妙な波動を放ち、夢見を元気にする。
体重の増減はおきないものの。
(続く)

581名無しさん:2017/09/09(土) 14:12:48 ID:T0RqBfss0
おつです。

582悪星:2017/09/11(月) 12:15:31 ID:c7vHq0TY0
>>581
乙ありです!
(次から本文続き)
自分の体が肉塊である運命を受け入れたのか、ゲーム前とは違う意味で元気な夢見。
辿り着いたマスは「肥満体型を崇める教団に向けて体脂肪をエネルギーとする大砲発射!各スリーサイズ出目×8cm減る」というもの。
出目は3、今となっては申し訳程度だが、100kgあまりを絞った。
細川夢見スリーサイズ&体重
B325cmW303cmH326cm体重829kg→B301cmW279cmH302cm体重716kg
(続く)

583名無しさん:2017/09/12(火) 00:39:47 ID:KhwkjUj20
おつおつ
凄い体重ですね

584悪星:2017/09/14(木) 14:21:52 ID:FrN42/jw0
>>583
応援ありがとうございます。
すごい数字です。
(本筋続き)
肉塊の運命を受け入れつつも時々痩せるため、夢見は混乱気味。
ここで辿り着いたマスは
「天使の特製マカロンを食べる!バストが出目×9cmウエストとヒップは出目×8cm増加」
バストサイズが一番大きいのが夢見の一番好きな体型バランスだが、215kgも増えている…。
「もうどうにでもなれ」思考も合わさっているからだろうか。

細川夢見スリーサイズ&体重
B301cmW279cmH302cm体重716kg→B349cmW319cmH342cm体重931kg

いよいよ次が最終決戦だとゲームマスターから伝えられ、特別衣装としてビキニアーマーを渡される。
着用するが、贅肉が付き過ぎて金属がちょこんと乗っている状態。
夢見からも「ホントに防具?」と怪しまれなんとビーチで着用したピンクのビキニで最終決戦へ。
(続く)

585悪星:2017/09/14(木) 17:12:01 ID:FrN42/jw0
>>584
訂正。931kgではなく936kgが正しい数値です。地の文も「215kgも増えている…。」から「220kgも増えている…。」になります。

586悪星:2017/09/15(金) 13:32:52 ID:YDoZCk0M0
>>584
続きできました。
(続き)
夢見、ついに900kg突入。
最終決戦と聞かされ、万感の思いを込めて「ここまで来たんだなあ…」の一言。
もっと早く聞かされていいのだが、ラスボス、邪龍の狙いは
「黒魔術士(バストとウエストのサイズを入れ替えたアイツ)と共に誰も逆らえなくすること」。
ゲームマスター曰く、その利害が同じなんだとか。
ラスボス戦は盛上げ重視で二部構成を取り、「前編:邪龍の先制攻撃!ウエストが出目×8cmバストとウエストが出目×1cm増加」。
出目は3と小さいものの無論さらに太り、998kg…。夢見の体重、これがキログラムの領域で済む最後の数値だろう。
細川夢見スリーサイズ&体重
B349cmW319cmH342cm体重931kg→B352cmW343cmH345cm体重998kg
(続く)

587名無しさん:2017/09/16(土) 01:27:12 ID:F4z7AExI0
おつ
デブにビキニアーマーは興奮します

588悪星:2017/09/19(火) 12:32:22 ID:SLFP7fTM0
>>586
続き完成。
(続き)
ラスボス戦後半。
「旅人(プレイヤー)反撃の時!邪竜のブレスを突っ切り撃破!…浴びはしているのでスリーサイズは全箇所出目×10の増量」
…流石はラスボス、威力の桁が違った。
夢見、よりによってここで6を出す…。
肉塊は巨大化の一途を辿る。

細川夢見スリーサイズ&体重
B352cmW343cmH345cm体重998kg→B412cmW403cmH405cm

決戦が終わり、邪竜のいた場所(ゲームマスターにも何とも言い難い空間らしい)はあるべき王宮へと戻り、勇者としてプレイヤー(夢見)は讃えられる。
これで肩の荷は下り…ず、エピローグ。「国王からご褒美!出目×100の数値を好きなように各スリーサイズへ反映する」
夢見、当ゲーム初の1を出し、ゲームマスターから「3であれば各100ずつとか言えましたが、今回は各箇所をお好きなように」
と指摘され、先程までのとは膨らみ方が違うことを伝えられる。

(続く)

589悪星:2017/09/19(火) 14:33:49 ID:SLFP7fTM0
>>588
やべっ、体重以降の記述にミスが。

(次から訂正後本文)

細川夢見スリーサイズ&体重
B352cmW343cmH345cm体重998kg→B412cmW403cmH405cm1375kg
ついに夢見の肉塊ボディは1トンを突破!
座っていた椅子が砕け散り、またもやアシスタントを呼んで波動で動けるようになる。
この時床に穴が空いた…。夢見、大ショック。
一方、ゲームはまだ終わっていなかった。

決戦が終わり、邪竜のいた場所(ゲームマスターにも何とも言い難い空間らしい)はあるべき王宮へと戻り、勇者としてプレイヤー(夢見)は讃えられる。
これで肩の荷は下り…ず、エピローグ。「国王からご褒美!出目×100の数値を好きなように各スリーサイズへ反映する」
夢見、当ゲーム初の1を出し、ゲームマスターから「3であれば各100ずつとか言えましたが、今回は各箇所をお好きなように」
と指摘され、先程までのとは膨らみ方が違うことを伝えられる。

(続く)(訂正完了)

590悪星:2017/09/22(金) 13:26:18 ID:N2yDZHhA0
>>589
本日完結!
(続き)
この追加の100は使い切るようにも言われてしまい、夢見はちょっとだけ考えて、
各箇所へ注入した。
細川夢見スリーサイズ&体重
B412cmW403cmH405cm1375kg→B460cmW420cmH450cm1590kg

最後の増加を終え、ゲーム終了。
ほぼ1.6トン。
満遍なくついた贅肉、完成した肉塊。
何リットル水が入っているのかと考えてしまう胸。気付けば五段もの腹。市販のクッションなど軽く覆い隠す尻。
どれもこれも圧倒的なサイズ。

アシスタント達が撃ち込んだ波動のおかげで動けてサイズが調整されてきた服。
なので案外困らないが、影響のある服は今回受け取ったものだけだ。
今は自宅だが、今の制服なんで小さ過ぎる。
ここでゲームマスターが奇策に走る。
「更衣室で寝ていてください。今のあなたに今の現実は都合が悪いにも程がある」
そう言われた通りにすると…。

目が醒めると、夢見はビーチでごろ寝をしていた。
「ハイ、OKでーす!」
なんと夢見はゲームでも使ったピンクのビキニで16歳の新人グラビアアイドルとなっていた。
たった今撮影が終わった模様。
そう、この1.6トン近い巨体でグラビアアイドル。
さらに体重やスリーサイズの数値が世界記録に載ってしまった。

衣服は全てオーダーメイド、マネージャー同居でようやく回る生活とボロボロなのだが、写真集は既に予約殺到。
世界記録の影響だろう。
夢見自身は痩せたいが、太ったまま人気になってしまったので当分このまま。
今後の彼女については誰も知らない。(完)

591名無しさん:2017/09/23(土) 21:02:08 ID:ri.Ro/SA0
完結おつかれさまでした

592悪星:2017/09/25(月) 12:27:15 ID:LXz8bBaE0
>>591
ありがとうございます!
二度と目まぐるしく体重が変わるような作品は作らんと自戒致します。

593 ◆t3E9hfR0Bc:2017/09/29(金) 00:02:38 ID:Y7aJ78mE0
お久しぶりです。
久々に筆が乗りましたので、いつもの駄文ではありますがよろしければどうぞ。
ttps://www.axfc.net/u/3849202.zip
パスはいつも通りです。

594名無しさん:2017/09/29(金) 00:51:19 ID:ielT/4PQ0
>>593
お久しぶりです!!!

細かい台詞が無いからこそ進む妄想、あると思います。
今回もめっちゃ良かったです。供給ありがとうありがとう。

596悪星:2017/10/19(木) 12:36:50 ID:/btB6gDQ0
1本かけてしまった。
(キャラクター紹介)
華都(ルビ:はなみや)ステファニー
身長160cm体重38kg
年齢:30歳
スリーサイズ:上から71/57/74(単位:cm)
読者の世界で言う所のフランス人と日本人のハーフ。
すごい細さで骨と皮しかない状態の人なモデルさん。
彼女の腰にも届く後ろのブロンドヘアは栄養不足でボロボロ。

(本文開始)
何処かの世界、パリと見てくれのよく似た何処かの町。
おしゃれの都で有名になのだがここでは痩せ過ぎモデルが社会問題になっている。
何故問題かと言えばファンが後を追うかの痩せることは無論、餓死したモデルまでいるからである。

おかげでステファニーのマネージャーは本日「キレた」。
彼は一人の名も無き科学者から妙な錠剤を買ったのだ。

「お腹減った…でも太るの嫌だなあ…」
撮影が1件終わり、そう呟くステファニー。
今の彼女のコーデはピンクのカットソーにレモン色のミニスカート、黄緑色のパンプス。
ステファニーには一度10kg太って大バッシングされた経験がある。
だから脂肪をこれでもかと落としてきた。
その細身に終末の日は遂にやってきた。
そう、彼女のマネージャーが鬼の形相で一歩一歩近づき…。

「いい加減にしないかステファニー!」
「何よっ」
「君は細いにも程がある!飲め!」
軽い言い合いの直後、マネージャーは右手に錠剤、左手に水筒を持ち、無理矢理彼女に薬を飲ませたのだ。
それから1分後…。

「な、なんか暑い…うわああああ!?」
彼女の体は急速に肥大化し、スカートもカットソーも、ついでに下着も弾け飛んだ。
一糸纏わぬ肉の塊にされてしまったのだ。
(続く)

597名無しさん:2017/10/21(土) 12:32:45 ID:DF/yBjas0
おつおつ

598悪星:2017/10/21(土) 23:22:24 ID:.5nxnN/A0
>>596
後編UP!
(続き)
「ちょっとアンタ!どうしてくれんのよ!」
ステファニー大激怒の咆哮。
彼女に限らずモデル達はモデル足りえるためにやせ細ってきたのだから、当然の怒り。
怒りのあまり殴りかかろうとするが、体がロクに動かずその拳は届かない。
マネージャーからは
「痩せるのはその体でファッションショーを1本やり切ってからにしてくれ。動くミイラは見飽きたよ」
と言われてしまった。
その場で計測したステファニーのスリーサイズは上から
213/228/222(単位:cm)。
ついでに体重は414kgと、痩せすぎモデルは太りすぎモデルへと変貌した。

この後日、彼女(ステファニー)以外の痩せすぎモデルに同様の薬が用いられ、中にはモデルを退職した女性も。
このことはメディアに大注目され、強烈な批判が飛んだ。
批判は飛んだものの、薬を飲まされた痩せすぎから太りすぎになったモデルたちはファッションショーへの出演は強行された。
その時のショーでステファニーはエメラルドグリーンのドレスにワインレッドのハイヒールという姿でランウェイの上へ…。
「あれがステファニー?」
「ただの肉の塊だろ…」
「でもデブにしてはおしゃれじゃない?」
客席から飛ぶ冷ややかなコメント。
だが、この強行は後に「肥満体でもおしゃれを頑張ろう」という勇気を世の女性たちに持たせた。
そして、肥満体であるが故の人気まで得た。
「うーん、美味しい〜♪」
肥満体であるが故の人気を得た結果、モデルたちの間で特盛がブームに。
今さっきステファニーは「時間内に食べきればタダ」の特盛ラーメンをスープの一滴さえ残さずペロリ。
無理な食事制限をしなくなったはいいが、イマイチ常人と違う世界を生きていることに変わりない。

いったい彼女たちはまともな食生活をし、まともな体型を手に入れるのだろうか…。
(完)

599悪星:2017/10/22(日) 12:54:33 ID:VX0QCM6Q0
後書き
今年、「ザ!世界仰天ニュース」で「痩せすぎ」の女性の話をされて、「そいつが太ったらどうなるんだろうな…」
とイメージを膨らませました。
満足いただけたかはわかりませんが、挑戦する価値はあると思いました。
by悪星

600名無しさん:2017/10/25(水) 22:32:19 ID:edpheneM0
おつ
客席の冷ややかな反応が良いですね

601 ◆t3E9hfR0Bc:2017/10/29(日) 00:07:43 ID:mOnCPEpg0
今月も何となく筆が乗ったので。
ttps://www.axfc.net/u/3857805.zip
パスはいつも通りです。

602547:2017/10/29(日) 23:01:00 ID:dsue8rUs0
◆t3E9hfR0Bcさん乙です!
2か月以上も間が開いてしまいましたが、自分もSSを投稿します。
魔法少女リリカルなのはの二次創作です。

「lagrgest blosam」

とあるジムのシャワールーム。ジムで流した汗を水で洗い流しているのは、2人の女性だった。
2人とも、出る所は出て、引っ込む所は引っ込んでいる、整った肢体であり、
そして端正な顔の中に左右で違う色の輝きをした瞳を持つ美女であった。
その2人の体が縮んだ。
縮んだ後の2人は、よく引き締まった、健康的な肢体と可愛らしい顔をした、将来は美人になる事が約束された様な美少女だった。
翠と紅の瞳を持つ少女は高町ヴィヴィオ。
蒼と紫の瞳を持つ少女はアインハルト・ストラトス。
その体には、古代ベルカ時代から受け継がれた宿命が秘められていたが、
その宿命に囚われる事無く、或いはその宿命を超える為に2人は日々、ストライクアーツに励んでいた。

「大食い大会?」
「はい、参加賞として、スポーツジムの優待チケットが貰えるんです。
一緒に参加してみませんか?」
「・・・強くなるためにはしっかり栄養を取る事も必要ですし、行きます」



とあるジムのシャワールーム。とあるジムのシャワールーム。ジムで流した汗を水で洗い流しているのは、2人の女性だった。
2人とも、出る所は大きく出ているが、引っ込む所も少し出てしまっている。
もう少し詳しく言えば、立派な巨乳と大きな桃尻の間の腰回りは柔らかい脂肪に覆われ、
くびれを残しながらも、ボディラインからぽっこりとはみ出ていた。
そんな2人の体が縮みだした。
縮んだ後の2人は、年相応と言うには肉付きが良すぎるぽっちゃり体型。
しかし、健全なダイエットをしていけば、将来は美人になれるであろう、
そんな予感をさせる可愛さを醸し出す2人だった。
翠と紅の瞳を持つ少女は高町ヴィヴィオ。
蒼と紫の瞳を持つ少女はアインハルト・ストラトス。
そのぽっちゃりした体には、古代ベルカ時代から受け継がれた宿命が秘められていたが、
その宿命に構う事無く、或いは超える為に2人は日々、ストライクアーツに励んでいた。
・・・励んでいるのだ。ちゃんと脂肪の奥に鍛えられた筋肉があるのだ。

「・・・いくら、景品が魅力的だからと言っても・・1か月で12回も大食い大会に出てはこうもなりますか・・・」
「ごめんなさい、アインハルトさん・・・私が色々誘ったせいで・・・」
「いえ!ヴィヴィオさんが悪い訳では・・・と言うより、私がヴィヴィオさんを誘った回数の方が・・・」

アインハルト・ストラトス
→59kg 92・61・87(大人モード)
45kg 80・59・69(通常モード)

高町ヴィヴィオ
→57kg 95・64・91(大人モード)
47kg 72・60・70

603547:2017/10/29(日) 23:04:26 ID:dsue8rUs0
とあるジムのシャワールーム。ジムで流した汗を水で洗い流しているのは、2人の女性だった。
2人とも、出る所も引っ込むべき所も満遍なく脂肪が付いたぽっちゃり体型であり、
顔には殆ど肉が付いておらず、綺麗なままだがもう美女とは言えないだろう。
そんな2人の体が縮んだ。
いや、背丈は確かに縮んだのだが、胸や尻の肉付きは変わらない。
それどころか横により大きくなっていった。
そんな変化をした後の2人は、3桁近い体重があろう肥満体だった。
翠と紅の瞳、そしてメートル越しの太鼓腹と桃の様に大きく膨れ上がった大人顔負けの巨尻を持つ洋ナシ体型の少女は高町ヴィヴィオ。
蒼と紫の瞳、そしてメートル越しの太鼓腹とメロンの様に膨れ上がった大人顔負けの巨乳を持つリンゴ体型の少女はアインハルト・ストラトス。
その体には、古代ベルカ時代から受け継がれた宿命が秘められていたが、
その宿命に構う事無く、或いは超える為に日々、ストライクアーツに励んでいた。
・・・励んでいるんだよ!でも、この体型なんだよ!

「アインハルトさん!明日の大会も勝ちましょうね!」
「・・・ハイ!もう迷いません、戦いも大食いも極みを目指します!
・・・それに、ヴィヴィオさんと一緒に太っていくのも・・・悪く・・」

アインハルト
→73kg 103・84・93(大人モード)
97kg 109・101・84(通常モード)

ヴィヴィオ
→74kg 104・87・101(大人モード)
96kg 92・103・110



とあるジムのシャワールーム。ジムで流した汗を水で洗い流しているのは、2人の女性だった。
2人とも、ヴィヴィオとアインハルトがそのまま成長してしまった様な、肥満体としか言い様の無い体型だった。
そんな2人の体が膨れ上がっていく。
背丈は縮んでいるのだが、それ以上に横と前後の幅が大きくなっているのだ。
そんな中、蒼と紫の瞳を持つ少女がゆっくりと転がり出した。
胸とお腹が余りに大きくなった為に、重心が前に偏りすぎたのだ。
彼女はそのまま転がっていって、シャワールームの壁に上下反対になった状態に当たって止まった。
そんな彼女の体は立派なリンゴ体型であった。
150kg近い体重の内、その半分が背丈を超す程に大きく突き出たお腹とスイカの様に張り詰めた胸に集まっているのだろう。
そんな上半身と比べると下半身(今は、そっちが上になっているのだが)には余り肉が付いてなく、お尻はメートル越えしていないし、足の隙間もギリギリ残っている。
・・・そう、十分デブのレベルなのである。
しかし、そんな体の一番上の(今は、一番下になっているのだが)顔は、
真ん丸くなりながらも、元の可愛さを保っていた。
そんなリンゴの実の様な体の彼女は、アインハルト・ストラトス。
古代ベルカの覇王の血を引き継ぎ、その宿命に迷いながらも、
ヴィヴィオ達との出会いを経て、その宿命を超える事を決めた少女。
アインハルト
→96kg 121・104・112(大人モード)
148kg 141・156・98(通常モード)

紅と翠の瞳を持つ少女がアインハルトに駈け寄る、いや重厚な足音を出しながら歩み寄っていく。
そんな彼女は下半身に行くほど太くなっていく、ある意味安定感を醸し出す体型だった。
アインハルトと違って、胸も立派な爆乳となって張り詰めていた。
そんな胸を乗せて、ある意味綺麗な楕円形を描きながら、突き出したお腹。
そして一番の巨大さを誇る桃尻。
そんな洋ナシの様な体の彼女は、高町ヴィヴィオ。
古代ベルカの聖王の魂を引き継ぐ者として‘造られながらも‘
なのは達に救われ、その宿命に囚われる事無く生きる事を選んだ少女。


→94kg 111・109・123(大人モード)
142kg 


「・・・流石にこんな体になってしまってはダメですよね・・・」
「・・・少し、ダイエットしましょうか。あっ、でも今日はなのはママが早く帰ってご馳走作って、待ってるって言ってたし・・・」
「私もはやてさんから晩御飯誘われていました。
そうですね、お互いダイエットは・・・」
「「明日からにしましょう!」」

「・・・ところ今更ですけどミッドチルダって大食い文化がかなり盛んですよね。
それも女性を対象としたものが」
「ここまで盛んになったのは、最近らしいですよ。確か・・なのはママがこっちに来てから・・・」

おわり

604悪星:2017/10/31(火) 12:34:54 ID:LWuYXXpw0
>>598
の展開の一部に矛盾を見つけてしまった。次の行から訂正版をば。
(ここから訂正開始)
「ちょっとアンタ!どうしてくれんのよ!」
ステファニー大激怒の咆哮。
彼女に限らずモデル達はモデル足りえるためにやせ細ってきたのだから、当然の怒り。
怒りのあまり殴りかかろうとするが、体がロクに動かずその拳は届かない。
マネージャーからは
「痩せるのはその体でファッションショーを1本やり切ってからにしてくれ。動くミイラは見飽きたよ」
と言われてしまった。
その場で計測したステファニーのスリーサイズは上から
213/228/222(単位:cm)。
ついでに体重は414kgと、痩せすぎモデルは太りすぎモデルへと変貌した。

この後日、彼女(ステファニー)以外の痩せすぎモデルに同様の薬が用いられ、中にはモデルを退職した女性も。
このことはメディアに大注目され、強烈な批判が飛んだ。
薬の効きが段々進み、モデル歩きができるようになったことで肥満化に対する批判は飛んだものの、痩せすぎから太りすぎになったモデルたちはファッションショーへの出演は強行された。
その時のショーでステファニーはエメラルドグリーンのドレスにワインレッドのハイヒールという姿でランウェイの上へ…。
「あれがステファニー?」
「ただの肉の塊だろ…」
「ズシズシ煩え!」
「でもデブにしてはおしゃれじゃない?」
客席から飛ぶ冷ややかなコメント、軋むランウェイ。
だが、この強行は後に「肥満体でもおしゃれを頑張ろう」という勇気を世の女性たちに持たせた。
そして、旧来のファンは多少減ったが、ステファニーは肥満体であるが故の人気まで得た。

「うーん、美味しい〜♪」
肥満体であるが故の人気を得た結果、特盛がステファニーのマイブーム(ハーブーム?)に。
今さっきステファニーは「時間内に食べきればタダ」の特盛ラーメンをスープの一滴さえ残さずペロリ。
他のモデル達は減量に励んだり1人、また1人とモデルを辞めたりとしているが、ステファニーはしっかり食べる方向に走った。
無理な食事制限をしなくなったはいいが、大食いとはイマイチ常人と違う世界を生きていることに変わりない。

いったい彼女たちはまともな食生活をし、まともな体型を手に入れるのだろうか…。
(今度こそ完)

605悪星:2017/11/01(水) 12:03:45 ID:j9XVu1tU0
547さん、お疲れ様です!
…しっかし皆さん上手いなあ。

606547:2017/11/29(水) 23:58:36 ID:MqCm8ntw0
ギリギリの上、やっつけ仕事ですが、このスレ最後の良い29の日にSSを投稿させてもらいます。
久しぶりのTOLOVEるの二次創作SSです。

「 rittle hapning 戻した後の小さな騒ぎ?」

森の中、大きな木に寄り添って座る2人の少女がいた。

「はーーー、こんな体のまま、戻んなきゃならないのか・・・」
「まさか、報酬に貰ったダイエットマシーンが男にしか効果が無いものだったとは・・・」
「で、お前はとっとと、その‘男‘に戻れば良いだろ」
「・・・もうしばらく・・・1週間経たないと戻れないってさ・・・」
「ゲ・・・・」

そんな事を話しているのは2人の顔は可愛らしくて―――その体はとても太っていた。

赤毛のショートカットの少女の名前はリコ。
その顔は丸く、ふっくらとしたその頬はリンゴの様であった。
その体形もリンゴ――――巨大さは
そんな印象を与えるのは、重点的に突き出た胸とお腹。
余りの巨大さに胸はやや垂れ気味になってしまっていて、
お腹は二段腹になってしまっている。
お尻はメートル越しの巨尻で、そこから延びる足は丸太の様な太さであるが、胴体と見比べると細く見えてしまう。

夕崎リコ 163㎝ 108kg 116・112・104

ピンクの髪をツインテールにした少女はナナ。
その顔は元の可愛らしさを残しながらもリコ以上に丸々と膨れ、立派な二重顎が出来てしまっていた。
下半身の巨大さもリコを上回っていて、その足は丸太どころかドラム缶の様な太さであった。お尻もモモ、いや桃の実の様であった。
残念ながら(?)胸はリコよりも小さいが、その分垂れることなく張りつめているし、
比べる相手が悪いだけで、メートル越しの立派な爆乳である。
お腹は胸以上にリコとの差が大きかった。
・・・これも比べる相手が悪いだけで、メートル越しの立派な太鼓腹であるが。
全体的な印象は力士、その体を弛ませながら、より膨らませた様な具合だった。

ナナ・アスタ・デビルーク 151cm 104kg 109・101・107

この二人、元からこんな肥満体だった訳では無い。
と言うか、リコの方に至っては、本来の性別は男である。

607547:2017/11/29(水) 23:59:20 ID:MqCm8ntw0
リコ、いやリトがこうなった経緯を振り返る。
(森の動物たちの騒ぎを聞いて、飛び出したナナとそれを追いかけたオレが見たのは
森の中に墜落した宇宙船だった。
乗ってた宇宙人が言うには、食料生産マシンの故障で大量の食料が出来てしまい、その重さで地球に墜落。一刻も早く、自分たちの星に帰らなければならないその宇宙人たちは、
オレ達に食料を食べて処分する事を頼んできた・・・
故障のせいで、出来た食料はデビルーク人や地球人といった一部の人間型宇宙人の少女しか美味しく食べることが出来ないものだったし、外に捨てたり燃やしたりすると有毒なガスが発生してしまう。
それを聞くなりナナは食料を食べ出して・・・あの宇宙人たちが持っていたTSFマシーンでオレもリコになって、一緒に食料を食べて・・・太って・・・それでも報酬にダイエットマシーンをくれるって言うから安心してたんだけど・・・)


「・・・ダイエットマシーンは男にしか効果が無くて、TSFマシーンも効果時間が1週間もある奴だったし・・・とにかく家に戻・・・る・・・っとと・・・」
リコが立ち上がろうとするが、急激に増えた自分の重さを支えきれず、よろけてしまう。
何とか立ち上がるも、そこから一歩歩く度に肉が大きく揺れてとても動きづらそうだった。
「ったく、男のくせに・・・いや今は女か、よっと!」
そんなリコをナナは容易く持ち上げ、自分の肩の上に乗せた。

「ええ!?だ・・・大丈夫か?」
「はっ、私はデビルーク人だぞ。これくらい平気だ!」
確かにデビルーク人であるナナのパワーならば、増えた自分の重量とリコの重量を支えるのは簡単だった。
しかし、太るという事はただ重量が増す訳ではない。
「よっ・・・おっ・・・ととっ!」
さっきのリコと同じように、一歩歩く度に体の脂肪が大きく弾んでしまう。
どうも、リコよりも動き辛そうであった。

「なあナナ・・・無理しないで下していいぞ」
「だ、大丈夫だ!私だってお前を持ち上げるパワーはあるんだ・・・」
「いや、オレの体重は平気でも・・・やっぱ、慣れてないから・・・その、身体の何かが揺れるって感じに・・・」
「・・・・・!!」

そう、ナナになくてリコに無いもの。それは胸が揺れる感触の経験だった。
それに気づいたナナが顔を真っ赤にする。

「・・・う・・・うう・・前はペタンコだったけど、今はボインなんだーーーー!!」
そう叫んで、走り出すナナ。しかし、それに伴って脂肪がより激しく揺れて・・・

「「うわあああああ!!」」
ナナは盛大にこけて、そしてその体の丸さからリコ共々転がっていった。

608547:2017/11/30(木) 00:00:07 ID:JxDoLEQk0
・・・目覚めたリコが見たものは、ナナの顔。
二重顎が出来るほどに丸々としながらも、それでも可愛らしい顔。
そんな顔が目の前にあった。
「「・・・・・・!」」
ナナの顔がまた真っ赤に染まっていく。
そのぱっちりした目に映ったリコの顔もまた真っ赤に染まっていた。

転がっていった2人は、木にぶつかって止まったものの、ここまで転がってきた所に木にぶつかった衝撃で気絶。その時、リコの体の上にナナがのしかかる形になって、今に至る。


しばらく無言で見つめ合ってた2人だが、やがてナナが飛びのいた。
着地のショックは地響きを起こした。
「・・・その、ゴメンな。突っ走ったせいでこんな目に合わせちまって・・・」
「オレの方こそ、おぶってもらってたのに無神経なこと言ってごめん・・・」
「・・・今度こそ帰るか。お互いデブらしく、ゆっくりまったりと歩いてな」
「・・・ああ、そうだな」

2人は互いに並んでゆっくりと歩き出した。
一歩歩く度に、大きな足音が響き、肉が揺れる。
そんな2人の様を、夜空に浮かんだお月様が見ていた。
後、帰りが遅いので探しに来たモモも見ていた。

「リトさんとナナ・・・あんな体になってしまったのもショックでしたが、そこから良い具合になるとは・・・ハーレム計画、見直しが必要ですね・・・」


おわり

609名無しさん:2017/11/30(木) 23:07:54 ID:SZ0nKsiw0
おつです!

610みち:2017/12/07(木) 23:05:39 ID:SYXziZqk0
「催眠で相撲部に入部させられる生徒会長」


相撲部員「おい、会長!どういうことだよ!予算半分カットって・・・」



城田マドカ(主人公)「・・・この一週間、密かにあなた方の練習態度を拝見しました。
 
・・・決してほめられるものではありませんでしたね。」



相撲部員「う・・・だけど、県大会でいいとこまで行ったんだぜ!?

     削るなら他にあるだろ!?」



マドカ「・・・はっきり言わせてもらうと、私は相撲という競技そのものに

    疑問を持っているわ。太った人間が狭い場所で突っ張り合う・・・

    なにが良いのか、まるでわからない・・・

    アスリートなら、筋肉はついても、貴方みたいな体型にはならないでしょう?」



相撲部員「なんだと・・・!?おい!!言っていいことと悪いことがあるだろ・・!!」



マドカ「話はおわりよ。これ以上無駄な話をさせるなら

    廃部も視野に入れさせてもらうわ。」



相撲部員「な・・・!く・・・失礼する・・・」



・・・・・・

611みち:2017/12/07(木) 23:06:34 ID:SYXziZqk0
・・・・



マドカ「フン・・・なにが相撲よ・・・まったく暑苦しい・・・

    駄肉まみれの体でこの生徒会室に出入りしないでほしいわね・・・」


    ・・・あら・・・・・・・・・ん・・・

    なに・・・頭が・・・う・・・ぁあ・・・あ」



・・・・・・

・・・・
・・・



マドカ「・・・ん・・・やだ・・・わたし・・・居眠りしてた・・・?

    ・・・!!嘘、もうこんな時間!?

    初日から遅刻なんてシャレにならないわ・・・!急がないと・・・!」




・・・



マドカ「失礼します。今日からお世話になります。城田マドカです。

    よろしくお願いします。」



ぱちぱちぱち・・・



相撲部員「ようこそ、相撲部へ、会長。歓迎するよ」


    「早速だけど、こいつに着替えてもらおうか」




マドカ「え・・・いきなり・・・?

    貴方たちみたいな格好をしなきゃならないの?

    なんで私がまわしなんてバカみたいな物を・・・

    ・・・う・・・頭が・・・っ・・」



マドカ「・・・わかったわ。着替えさせてもらうわ」


・・・・・

612みち:2017/12/07(木) 23:07:26 ID:SYXziZqk0

・・・



マドカ「・・・着替えたわ・・・(なによこれ・・・ほとんどハダカじゃないの・・・!

    なんでこんな・・・!!)」



相撲部員「よく似合ってるじゃないか・・・」



マドカ「ありがとう・・・(似合ってる!?冗談じゃないわ!こんな格好・・)」



相撲部員「しかし、うーん。身体があまりにも細すぎるな。

     しばらくは、ちゃんこ作って食べるだけでいいよ。

     稽古はまだまだ先だな」



マドカ「はぁ?食べるだけじゃ太るじゃないの。そんなのはごめんだわ。

    ・・・っつ・・・!また・・・!!


    ・・・わかったわ。要するに料理係よね。腕によりをかけさせてもらうわね。」



・・・・・・

・・・



マドカ「ふぅ。ごちそうさま。お腹いっぱいだわ。」



相撲部員「駄目駄目。もっと食べないと」




マドカ「これ以上食べる必要はないわ・・・くぅ・・・

    ・・・そう・・・ね・・・食べて・・・身体をつくらないと・・・

    んぐ・・・んっ・・・」

613みち:2017/12/07(木) 23:07:55 ID:SYXziZqk0
一週間後





マドカ「く・・・っ・・・お腹がぷよぷよ・・・

    我ながら情けない・・・」



相撲部員「よう、会長。身体は順調みたいだな。

     いい感じの腹じゃないか。はははっ。」



マドカ「笑わないで・・・!くぅ・・・どうして私がこんな・・・

    ・・・指でつまめる贅肉が憎いわ・・・!!」



相撲部員「だけど、まだまだ・・・そうだな。あと20キロくらいかな。」



マドカ「20キロ・・・!ふざけ・・・くぅ・・・

    そう・・・ね・・・私は相撲部員なのだから・・頑張らせてもらうわ・・・」

614悪星:2017/12/26(火) 12:41:32 ID:gHDOMQR.0
また変なの作りました。
キャラ名最近思い付かないので
身長と体重のみ。

身長:160cm
スタート体重:50kg

(本文開始)
ある日わたしは、現実とよく似た空間に閉じ込められた。

一年を通じて太る要素が山盛りで、それを全て味わい戻るまでに何キロ太るかの実験らしい…。

…仕方ないわね、出るには太る!

正月には正月太りと鏡割り

節分には豆と恵方巻き

バレンタインにはチョコレートを味見(この計画専用彼氏を用意してくれた)

ホワイトデーにお返しパクパク…(バレンタインの時と同じ彼氏)

初夏は柏餅をペロリ

真夏は体重を落としにくくなり、ぽっちゃり姿で水着に着替える屈辱。

泳いで体重を落とそうにもあんまり痩せず…。

そのままクリームソーダやソフトクリームを食べまくる日々

秋には芋だのなんだので食欲の秋を堪能し肉が増え

しかも誕生日は秋にあり余計太り

冬は痩せやすいけどあまり体を動かせず(冬が北極レベルで外の寒いこの異空間!)

クリスマスに彼とディナーやケーキを食べて

最後は古今東西のご馳走満載の忘年会をして眠りについた…。

計画は終わり、異空間を脱出したら(というか、現実へ放り出されたら)…

わたしってば、一糸纏わぬ1トンの肉の塊になっちゃった!

絶対現実よりカロリーが100倍は高いでしょ!

体が動かない…痩せられない、助けて!

(完)

615名無しさん:2017/12/28(木) 20:29:48 ID:R6DYFUZ.0
悪星さんおつです

616547:2017/12/29(金) 22:55:57 ID:hfqQPIgg0
2017年最後の29の日に、SSを投稿させていただきます。
戦姫絶唱シンフォギアの肥満化SSで、以前投稿した二作品とは一応地続きとなっています。

「終わり無き宴、終わらせる者は―――」

コンビニや病院などはともかく、学校はとっくに閉まっているであろう夜更け。
ここリディアンもとうに明かりは消され、暗闇に紛れていた。
ある一室を除いて。

その明かりの灯った一室で行われていたのは、食事会。
老若男女入り混じった十数人が談笑している。
・・・よくよく見てみると、料理に手を付け、食べているのはこの三人だけに見えるのは気のせいだろうか?
そんな中、当の三人の一人、暁切歌が立ち上がり、部屋から出た。

切歌が行った先は、女子トイレ。
「・・・ふ〜、デース」
‘用‘を―――‘小さな用‘を終えた切歌は、スカートを付け直そう、とした所で違和感を感じた。
「あれ、私のお尻・・・こんな大きかったデスか?というか・・・太ってるデス!?」
‘用‘を足すために露わになった下半身は、切歌自身の記憶よりも2周りは太くなっていた。
いや、それだけでない。
二の腕や、お腹。そして胸。他の部位も記憶より太くなってる気がする。
「ええ・・・最近食べ過ぎた訳でも無いデスし・・・
というか、私達何で学校でご飯食べてたんデシったけ・・・」

切歌は思い返す。
それは1時間も経ってないはずなのに、何故かもやがかかった様に不明瞭な記憶。
だが、太ったショックがそのもやをある程度晴らし、切歌は思い出した。


忘れ物を取りに夜のリディアンに行った・・・
まずは調と二人で行ったら、クリスを見かけた。
「センパ〜イ・・・」
「どうしてここに・・・」
「ひやああ!!お、お前ら急に声をかけんな!あの時もそのせいで大変なことになったんだろうが!」
「ご、ごめんなさいデス・・・」
「・・・もしかして、先輩も怖いんですか?」
「ん、んなワケ無いだろ!アイツらもそんな事言ってたから、私が怖がりなんかじゃないって証明のためにここに・・・」
そう語るクリスを尻目に調が呟きだした。
「そう言えば、聞いたことがある、
明かりの消えたはずの学校に一つだけ明かりの点いた部屋がある。
そこに入ったら・・・」
「「ひゃああ!!」」
切歌とクリスの二人が悲鳴のデュエットを果たした。
「二人とも怖いんだ・・・大丈夫だって、ただのウワサ話だから」
「そ、そ、そうだよな」
「あるワケ無いデスよね、あんな風に明かりの点いた部屋な・・・ん・・・て・・・」
あった。3人の眼前に明かりの点いた部屋が。
その部屋の扉が開いて――――
そこからの記憶は無かった。

617547:2017/12/29(金) 22:57:41 ID:hfqQPIgg0
「や、やばいデス!二人が危ないデス!!」

切歌があの部屋に戻ると、食事会はまだ続いていた。
食卓の中央にいるクリスは、今の切歌よりも二回りは太く、完全なぽっちゃり体形と化していた。
元から大きかった胸や尻もより大きくなり、明らかにメートル越えしていた。
しかし、それよりも目を引いたのがお腹だった。
くびれていたはずのそれが、胸やお尻と同じように、丸く出っ張ったそれになった。
顔も丸くなりだして、ぽっちゃりというよりかは「デブ」に片足を突っ込みつつある印象を醸し出していた。


調もクリスと同等のぽっちゃり体型になっていた。
クリスとは逆に、寸胴となったお腹よりも、立派な巨乳となった胸、そして90の大台を超えたお尻の方が目立っていた。
ただ、顔の丸さもクリスを上回っていた。


「・・・!!」
切歌は静かに怒った。
元に戻っていくその体に、イガリマが纏われていく。


鎌の斬撃はその場に居た誰も切り裂くことなく、ただ壁だけを砕いた。
それでも、クリスと調をもてなしていた人達―――いや、幽霊達はその様に驚き、動きを止めた。
切歌はそのまま、クリスと調の二人の手を取って、部屋から出て行き、
女子トイレの前まで連れて行った。

「!!」
「・・またこうなっちまうのかよ・・・」
二人も正気を取り戻し、自分達の変化に気づいた。

「どうしてこうなったんだ?えっと確か・・・」
クリスはこれまでの経緯を思い返し、やがてその顔を青く染めていき・・・
「ひやぁぁぁ!!」
ソロの悲鳴を上げた。それと同時に体も戻っていった。
「あ、戻ったデス!」
「・・・もしかして、怖がったり否定すると戻れるのか?」
「じゃあ調も怖がるデス!」
「・・・・・」
しかし調の体が戻る様子は無かった。

「こうなったらあの幽霊どもを叩きのめすデス!」
切歌があの部屋の方に駆け出していった。

「切ちゃん待っ・・・行っちゃた」
「まあ、シンフォギア使えるのなら、心配ないだろ。多分あれも本物じゃなくて、
怒りの感情が具現化したもんだから、適合率云々は問題にならないだろうけど
・・・それで何でお前は戻らないんだ?」
「確かに太るのは嫌だけど、さっきの幽霊との食事会は楽しかった。その事はどうしても否定し切れなくて・・・」
「そうか、確かに楽しかったよな・・・」
そう思うクリスの体は、食事会に居た時の体型に戻っていた。
「戻っちまったか・・・そういや、例の部屋の話って誰から聞いたんだ?」
「それは・・・」
調の告げた名前は、クリスに、切歌達に最初に手を差し伸べた‘彼女‘の名前だった。
「あいつか・・・一気にガセネタっぽくなったが、現に今起こってるしな、聞いてみるか」
クリスは携帯をかけた。
携帯に出たのは、聞こうとした本人ではなく、その同居者、小日向未来だった。
「クリス?こんな夜遅くにどうしたの?」
「ああ、アイツはもうお休みか。それで夜遅くに悪いけど、ちょっと聞きたいことがあるんだ」

618547:2017/12/29(金) 22:59:34 ID:hfqQPIgg0
クリスから事情を聞かされた未来は自分の知る噂の詳細を語り出した。

「リディアンの近くには昔の戦争の時、空襲で焼けた学校があったの。
あの時(一期最終決戦)からね、時々、夜にその空襲で死んでしまった人達が集まって、
食事会をするようになったらしいの。それで、入ってしまったら・・・
今なら分かるけど、否定して戻ったとは言え、太ってしまったなんて言えないから正確な事実が分からなかった・・・」

「ありがとな。それじゃあアイツによろしく・・・」
クリスは電話を切った。

「電話に出たのは未来さんだったんですか?」
「ああ、アイツはもうおねむだった・・・三作目になっても主人公が出ないってのはどうなんだ・・・って、そんなことより、急いで切歌に事情を話さねえと!」
「イガリマの絶唱は魂を断ちきる・・・それまで再現されるとしたら・・・!」


二人が急いであの部屋に戻ると、そこでは―――
食事会が再開されていて、切歌は笑顔で料理を食べていた。

「・・・何だ、急ぐ必要無かったな」
「切ちゃんは、いや切ちゃんも
「それじゃあ私達も---食うとするか」
「うん」


そして、夜は更けていき・・・

数日後。SONGのシャワールームにクリス達はいた。

「じーっ・・・・」
「そんなに見んなよ・・・いや、気持ちは分からなくもないけどさ」

クリスの体はまた太っていた。
と言っても、10kg弱程度の増量である。
・・・あの一夜でこうなったと考えると十分異常なのだが。
身体が全体的に太くなっているのだが、元が細かったのが標準をやや上回るくらいになった具合で、むしろ、元から大きかった胸がより巨大化したのが一番目立っていた。

そんなクリスを見つめる調の体もしっかり太っていた。
胸やお尻も大きくなった・・・というよりかは
「ようやく大きくなりだした」という具合であり、
お腹周りに付いた脂肪の方が目立っていた。

その二人から離れ、切歌が端の方にいた。
例に寄って、彼女も太っていた。
それも・・・
「うーーーー・・・何で私は二人よりも太ってるんデスか?」
切歌の肥満化具合は二人以上であり、
ぽっちゃりを通り越し、デブに片足を突っ込んでるレベルだった。

太すぎて擦れる様になった足に、動く度に弾む程に大きなお尻。
顔も丸くなったと断言できる具合だ。
そしてそんな体の中で一番の存在感を出しているのは胸だった。
クリスやマリアよりも大きく、それでいて形良く張り詰めた立派な美巨乳である。
ただ、その真下ではぽっこり、いやでっぷりと張り詰めたお腹があった。


あの後、三人が気づいた時には、時間はあの部屋を見つける頃まで巻き戻り、
その体は今の状態になっていた。

「私達が事情を知って、完全に受け入れたから、成仏して・・・私達も太って・・・」
「いやあれは・・・夢!太ったのは例のあれの影響がぶり返したからだ!」
「そうデスそうデス!幽霊なんて・・・そんな居る訳

そう言い張る二人の横で、調は一枚の写真を見つめ、その目を細めていた。

「何見てるんデ・・・ス・・・」
「おい、いつの間に出し・・た・・・」

調の見ている写真が映しているのは、あの食事会の光景。
皆、笑顔であった。
クリス達三人を除いて、その姿は青白く霞んでもいたが。
そしてクリス達の姿は昨日の、一番太っていた時の姿だった。

619547:2017/12/29(金) 23:00:43 ID:hfqQPIgg0
本来のフィーネの器であった事も関係しているのだろうか、
平べたかったはずの調の胸は急成長を遂げ、メートル越しの爆乳となっていた。
・・・胸が「三桁」を超えた一方で別の数字、そう体重も「三桁」にさしかかっていた。
当然、他の部分も成長を遂げてしまっている。
以前の足よりも太く見える程に、パンパンに膨れ上がった二の腕。
お尻の巨大さはマリアのそれが小さく思えてしまう程で、そこから伸びる足は太くなりすぎて、足と足の隙間が無くなってしまっている。
お腹も妊婦のそれの様に、でっぷりと突き出ていた。
そして、顔も丸くなり過ぎて、顎のラインが消え失せてしまい、
目も頬肉に圧迫され、物理的に細められていた。

月読調 152cm ?kg 72・53・76
→52kg 77・61・79
→69kg 88・72・86
→95kg 131・98・113


元から肉感的だったクリスの体も、そのボリュームを倍増させていた。
頭よりも大きく実りながらも、その形を保ちながら張りつめた爆乳。
胸やお尻よりかは小さいが、丸く出っ張ったお腹。
そして一番の巨大さを誇るお尻。
背丈を超える程に巨大であり、それでも尚、重力に負けず張りつめていた。
足も丸太の様な巨大さなのだが、真上に実ったお尻という果実を支えるには
やや頼りなく見えてしまう。
そんなお尻からは一番離れてるからか、それともハーフの血のためか、
顔の変化はそれ程でも無く、元の可愛らしさを残し、或いは別種の可愛らしさを醸し出す真ん丸顔になっていた。

雪音クリス 153cm ?kg 90・57・85
→56kg 96・63・90
→71kg 114・79・116
→98kg 151・92・162


そしてそんな二人の真ん中の切歌は、
二人よりも先に食べ始めた事もあってか、ここでも一番の肥満化を果たしていた。
イガリマを装着したままなので、その丸々としたボディイラインがより強調されている。
まず目を引くのはクリスに次ぐサイズを有するお尻であり、椅子から盛大にはみ出している。そんなお尻から伸びる足は丸太を通り越して、ドラム缶の様の太さである。
当然のごとく、胸も現在よりも大きくなっていて
最早スイカの様であるが、余りの大きさに少し垂れ気味になってしまってる。
顔もクリスと同じような、元の可愛さを残した真ん丸顔であるが、
彼女と違い、二重顎になってしまってる。
そして一番の巨大さを誇るお腹。
例に寄って綺麗な丸形に張り詰めた、ある意味極上の太鼓腹だ。

暁切歌 155cm ?kg 82・56・83
→55kg 86・62・88
→68kg 103・78・91
→112kg 142・166・151


そんな自分達が映ってる写真を見て、クリスと切歌の悲鳴のデュエットが再び響いた。

その後、夜のリディアンで亡霊による食事会が行われる事は無かったという。

(おわり)

620悪星:2017/12/31(日) 16:58:13 ID:8hl2JGtg0
547さん、乙です!

621悪星:2017/12/31(日) 22:56:34 ID:8hl2JGtg0
年を越す前に失敗に気付いた。
次の項目を以下の様に訂正します。
×真夏は体重を落としにくくなり、ぽっちゃり姿で水着に着替える屈辱。
〇真夏は体重を落としにくくなり、メタボ体型で水着に着替える屈辱。

622547:2018/01/11(木) 15:31:51 ID:BUdV.CUo0
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
3話以降投稿出来なくなってしまった、「ISのIF」の肥満化シーンを
超ヒロイン戦記で共演した繋がりで、シンフォギアのキャラに流用、改変した
肥満化SSを投稿します。

新年初の投稿がこんなSSですが、今年もよろしくお願いします。

「もし、世界を超えて伝えるものがあるなら―――」

その宝石箱の中には、色とりどりの宝石を付けた指輪がいくつもあった。
風鳴翼のしなやかな指がその中から、3つの指輪を取り、宝石を布で拭き始めた。


「それ、手入れしてたのか?」
「ああ、何せ世界を超えた友情の証だからな。大切にしたいんだ」
「そうか・・・」(それは最もたけど、あんたは部屋の掃除を先にすべきだって・・・)

フロンティア事変よりも前、翼たち三人の装者は
世界を超えて、集った仲間達と共に戦ったことがあった。
宝石箱の中の指輪は、その仲間達がくれたものだった。
何でも、「付けた者に友の今をその体に伝えてくれる」という言い伝えがある逸品だそうだが・・・

拭き終わった指輪はそんな言い伝えを抜きにしても、
付けたくなるような輝きを放っていた。

「・・・・」
「付けてみるか?雪音」
「しまったり、磨いたりするものじゃなく、付けるものだ」

その言葉に甘えて、クリスとその場にいたもう一人の装者と翼自身が3つの指輪を
その指に付けた。

「・・・・・・!?」
クリスは無言で指輪を見ていたが、その輝きに、一瞬不吉な予感を感じ、
指輪を外そうとしたが、外れなかった。


「くっ!」
その事から次に起こる事を予測したクリスは、服を脱ぎ捨てた。
翼も同様の予測をした様で服を脱ぎ捨てた。
そして・・・


「またこのパターンかよ・・・」

クリスの縦には小さかった体は、横に大きな肥満体となった。
元より背丈が低い分、胸と尻の大きさが際立っていたが、
今となっては、体全体の丸さが強調されていた。
お腹とお尻が重点的に太っているが、
元のサイズから、胸も十分な(?)巨大化を果たしており、
全体的に見ると、樽の様な体型になっていた。
そんな中、顔は丸く、ふっくらとした程度で済んでいる。

雪音クリス 153cm ?kg 90・57・85
→82kg 130・91・136

翼の無駄な肉の無かった(必要な肉も無かったが)しなやかな体も、
今のクリスと同等の肥満体となっていた。
その体型は胸とお腹が重点的に太った、正真正銘のリンゴ体型であった。
そんな太り方の為に下半身、特にお尻の肥大化は抑え気味だった。
サイズだけ見れば立派な巨尻であるはずが、胸とお腹と見比べると小さく見えてしまう。
元の筋肉に支えられ、パンパンに張り詰めた足も同様に細く見えてしまう。
そんな印象を与える胸は元のサイズの差を超えて、今のクリスと同等の巨大さを誇っていた。
そして、一番の巨大さと重量を有する妊婦の様な太鼓腹。
顔は、クリスと同じ程度の肉づきで、むしろ元の端正な顔つきは柔らかく変形し、何とも言えない可愛らしさを醸し出していた。
風鳴翼 167cm ?kg 81・57・83
→80kg  123・111・97

623547:2018/01/11(木) 15:32:56 ID:BUdV.CUo0
「すまん、雪音、それに・・・」
翼がクリスと三人目の装者に謝った。

「暁も」
「何で私なんデスか――――!?」
「そりゃお前が指輪を付けたからだろ」
指輪を付けて、肥満化してしまったのは切歌だった。
その肥満体は下半身にいく程太くなっている。
上半身(というか、顔と胸)もそれなりに太くなっていたクリスとは違い、
切歌の顔や胸は全く変わってなくて、その分下半身の質量がより強調されていた。
今、投げ出されている脚はとても太くなっていて、立ったとしてもその体重をしっかりと支えられる様に見えた。
腕はしっかりと太くなっていて、指先までパンパンに張り詰めていた。
元は大きめだった胸も、今の体においてはお腹に大きく水を上げられて全く目立たなくなっていた。
そんな胸を乗せて大きく突き出たお腹は三段腹を形成している。
それも下の段ほど大きくて、まるで鏡餅の様であった。
そして、一番巨大な尻は、身長を超える程の直径を誇っており、
その巨大さは、座っている今でも、切歌の座高を大きく押し上げて、存在を出張する程であった。
なお、切歌は肥満化を予測して服を脱ぐことが出来なかったため、
肥満化による当然の結果として、服は胸の辺りを残して破れてしまっていた。

暁切歌 155cm ?kg 82・56・83
→91kg 82・121・140

「うー、あの服お気に入りだったのに・・・」
「3回目なのに予測できなかったお前も悪い」

その後、色々と試した結果―――

「結論から言うと、指輪を付けると太ってしまい、外すと元の体に戻れる訳だ」
「そんな指輪がもう1個あって、全部で4個だった訳か・・・そもそも一体なんで指輪を付けると太るんだ?」
「・・・私だけが太るなら、まだ分かるんデスが・・・いや、だってこの指輪本当ならお二人と‘あの人‘との友情の証ですし、私が付けたらバチが当たってもおかしくないデス・・・」
「・・・ったく、んな訳無いだろ?お前や調、マリアだって、あいつらとも会えば絶対仲間になれるって!」
「きっと、この指輪をくれた彼女達も元の世界で新たな絆を結んでいるはずだ」
「・・・ありがとうデス」

クリスは、指輪の箱を見てふと思った。
(あんな事が無ければ会うはずの無かった、世界の違う仲間から送られた指輪。
あいつが無茶しなきゃ助かるはずの無かった、違う道を歩いていたはずの仲間。
・・・そう考えると切歌や私達こそ付けるのに相応しいのかもしれないな・・・
って、付けると太るって分かってる指輪に対して、何考えてるんだ、私は・・・)

(そもそも何で、指輪を付けると太るんだ?「付けた者に友の今をその体に伝えてくれる」って逸話があるらしいけど・・・まさか、な・・・)

(おわり)

624悪星:2018/01/20(土) 22:45:22 ID:wpGl5BJA0
できた。次にキャラクター紹介を載せますね。

江西 さやか 28歳
スリーサイズ: B84 W56 H88(単位:cm)
10年あまりグラビアアイドル(他にも女優など)をしている女性。
Eカップの持ち主でスタイルはいいのだが、ここの所人気が低迷している。

(本文開始)

「参ったな…」

ここの所、好きなグラビアアイドルランキングに名前のないさやか。
デビューから数年は写真集も飛ぶように売れたのだが、最近は自身よりバストの大きい女性(G〜Iカップ)がグラビアアイドルとして多く活躍してるため、全然売れていない。
というわけで、さやかは芸能界をやめるか考えていた。

(続く)

625悪星:2018/01/21(日) 22:32:38 ID:xlO6kvYQ0
>>624
ミス発見のため書き直し版。

江西 さやか 28歳
スリーサイズ: B84 W58 H86(単位:cm)
10年あまりグラビアアイドル(他にも女優など)をしている女性。
Dカップの持ち主でスタイルはいいのだが、ここの所人気が低迷している。

(本文開始)

「参ったな…」

ここの所、好きなグラビアアイドルランキングに名前のないさやか。
デビューから数年は写真集も飛ぶように売れたのだが、最近は自身よりバストの大きい女性(G〜Iカップ)がグラビアアイドルとして多く活躍してるため、全然売れていない。
というわけで、さやかは芸能界をやめるか考えていた。

(続く)

626悪星:2018/01/22(月) 12:37:48 ID:fS73b4.s0
(続き)
関係者からも
「私らも同じことを考えていると思います…」
と言われたので今日は早めに帰路についた。

その途中で、さやかは初めて見る占いの館を見つけた。
将来に悩むなら占いは効くと思って入ることにした。
そして、仕事の悩みを打ち明けた。

「人気を後続に奪われたか…うん、ここ何年かでアンタの負けだね、依頼人」
占い師たるお婆さんはそう語る。
「で、どうしろと?問題はこれからよ」
さやかはそう言うと、占い師は魔法(水晶玉からのビーム)でさやかの体を、一気に太らせた!

「な…なんてことを!?元に戻して!」
「できなくはない。でも、アンタ人気者になれないよ」(続く)

627悪星:2018/01/25(木) 15:18:08 ID:wtswXqMI0
>>626
ふいー、書けた。
(続き)
「くっ…」
占い師が芸能通なのか見抜かれた本心。
"今ここで辞めたら絶対後悔する"。その気持ちがさやかを支えていた。
また、さやかに専業主婦になれるような嫁入り先は無い模様。
「じゃあ、その代わり1年で消えたら許さないわよ」
占い師にさやかは強烈なカウンターの言葉を吐いた。だが占い師も占い師でとんでもない言葉を放った。
「じゃあお主の細かった過去を1年捨てる毎に人気を一年保証しよう」
(続く)

628悪星:2018/02/02(金) 16:32:19 ID:UtxoN14A0
>>627
の続きでありつつ、この娘に身長なかったのでここに書きます。
156cm
と。

(では続きを)
「なら、安心ですね。過去ずっとデブでいさせてください」
「ただ…細かった頃の記憶は、わたしの中には残してくださいね、人気者としての自覚が必要だと思いますから」

これにより、さやかの肥満体型は翌日以降もずっと続くこととなった。
その直後、彼女は意識を失った。

さやかが目を覚ますと、自宅のベッドで横になっていた。
仕事に行く朝だ。
細かった頃の記憶は彼女の頭の中にしかないので、服はどれもピッタリだ。

今日は朝からグルメリポート。
海鮮丼、ピザ、今がパンケーキ。
全部特盛で笑顔でペロリといく。

肥満化の際に太い自分がやっていることの記憶も流れ込んでおり、腕前は本当にプロ。
が、ここでアクシデント発生。

食べ過ぎた分がまだ腹に入っており、その上で腹に詰め込んだため、椅子が粉々になってしまった。
響く尻餅と言う名の振動と轟音。
歪む床の一部。

カメラには笑顔で乗り切るが後ろでスタッフがてんやわんや。
改変後の世界だと一年半ぶりらしい。

次の日はグラビア撮影。
針のように細い娘のグラビアに見飽きた人に大人気。
万人受けはせずコアなファンが意外と多くついた状態。

…ちなみに女優ではなくなった模様。

このような日々が続き、占い師の元で太った時よりさらに一回り太ったのだ。
お礼を言おうにも占い師は行方知れず。

体は大量の脂肪で時々悲鳴を上げるが、彼女はこれで芸能活動が続くので楽しそうだ。
…傍から見ると少し怖いが。

江西さやか(身長とスリーサイズの単位:それぞれcm)
(体重の単位:kg)
身長:156
スリーサイズ
肥満化前
B84W58H86
体重48
占い師による肥満化直後
B168W174H172
体重247
さらなる肥満化
B180W210H184
体重315


(完)

629547:2018/03/29(木) 23:39:29 ID:ZpfMCZWo0
(まとめられる)最後の29の日に、SSを投稿させていただきます。
モモキュンソード2話のIF展開SSです。

「延長勝負! 桃子・林檎VS鬼姫・艶鬼タッグ!」

播磨の国。ここの都の片隅の甘味屋で、
二人の少女の真剣勝負が繰り広げられていた。

鬼姫と桃子。
数奇な運命の下、巡り会い、戦うことになるこの二人が
その初戦として、勝負を繰り広げていた。
大食い勝負を。

その腹を、胸を、手足を、
そして二重あごが出来るほどに顔を肥やしながらも、
桃まんじゅうを食べ続けていく。

「すみません、今ので桃まんも最後です」
「そこまで!200対200で引き分け!」
甘味屋の店員が品切れを告げ、
もう一人の少女、いや天女の林檎が終了を宣言した。

勝負の結果は引き分け。―――二人の体型からして、そうだった。
まず腕から指にかけても、ムチムチとして太くなってる。
顔は、目はぱっちりしてるがその上で真ん丸く膨れたデブ顔だ。
溢れた顎肉が立派な二重あごを作っている。
元から大きかった胸は更に丸く大きくなってお腹に乗っかっている。
桃子のお尻はその分厚さで巨体を支えていて、まさに桃のような巨尻だ。
鬼姫の尻はマントと体勢のせいで見えないが、さぞ凄いのだろう。
その分、あぐらをかいた脚の肉々しい太さはハッキリしている。
そして一番の存在感を誇るお腹。
団子と脂肪で膨れ上がり、大きく突き出た太鼓腹だ。
鬼姫の生腹はその柔らかい姿を、
桃子の腹は帯を押し上げるその巨大さを、それぞれ主張している。

「げふっ・・・し、しかたがない、では次はお汁粉で勝負だ」
ここまで食べて(太って)も、まだ食べる気の鬼姫。
本来なら、ここで幻鬼が来て、止めてくれるのだが、
その代わりに来たのが・・・

630547:2018/03/29(木) 23:41:05 ID:ZpfMCZWo0
「え、エンキ!?」
「部屋に居なかったから、幻鬼が向かった方に行ってみたけど・・・やっぱりこっちに出てきたのね」
鬼族の女、艶鬼だった。

艶鬼は、すっかり変わってしまった鬼姫をじっと見る。
太い手足、突き出た腹、
腹に乗っかりながらより大きくなった胸、
真ん丸くなった顔、その中で困った様に自分を見ている青い瞳・・・
(・・・可愛いじゃない)

「ねえ、姫様。まだ、食べれますよね?」
「うむ!勿論じゃぞ」
「わ、私だってまだまだ食べれるよ!」
「では、お汁粉用意しますね」
「あ、お代は先に払っとくわね」
艶鬼が出した大量の貴金属を受け取った店員は、さっさと準備を始めた。

艶鬼は林檎に近づき、耳元で囁いた。
「あんた、天女でしょ」
「え、そう言うあなたは・・・?」
艶鬼は、フードを少し上げて、林檎にだけ額の角を見せた。
「あんたは鬼だったの!?」
「折角だから勝負に条件を付けない?負けた方がこの里の欠片を諦める。この勝負を受けるなら、私達が勝っても里は、(なるべく)荒らさないって約束してあげるわ」
「鬼との約束なんて・・・さっきのお金だってどうせ奪ったものでしょ・・・」

「お汁粉お持ちしました―」
林檎が勝負を断ろうとした矢先に、店員がお汁粉を持ってきた。
出来立ての、とても美味しそうなお汁粉が林檎の目に飛び込み、
餡子の甘い香りが鼻をくすぐる。
林檎は出てきた唾を飲み込み――
「受けてたつわ!」
大食い勝負を承諾した。


「まず、私と彼女でお汁粉を食べる」
「そっちの子と姫様はひとまず休憩って訳ね」
「お汁粉を食べきったら、後の二人も加えて、決戦開始!」
艶鬼が勝負のルールを説明する。
それによると、自分達がお汁粉を食べ尽くす事は決定済みの様だ。
もっと言うと、決戦の前の前座にしか過ぎない様だ。
「最後の一人が限界となった時、勝負は付くんじゃな!」
「分かった!」
『最後の一人になった時』ではなく、『最後の一人が限界となった時』である。
この4人、勝負にかこつけて、食えるだけ食う気満々であった。

「それでは、無制限一本勝負、第二回戦・・・・はじめ!!」
林檎が号令をかける。その言葉を言い切ったのと同時に、お汁粉を一気に飲み干し
次のお汁粉を手に取る。

「負けないで林檎!」
「艶鬼〜、どうせ楽勝だろうけど、私の分も残して欲しいぞ〜」
桃子と鬼姫の応援を受け、林檎と艶鬼は一歩も退かない覚悟を持って、お汁粉を飲み続けていく。

すぐに先の2人の様に、腹が出て来た。
そこから、体全体が太り出したが、前の2人と同じように太っていく艶鬼と違い、
林檎はお腹が重点的に太ってきている。

631547:2018/03/29(木) 23:41:44 ID:ZpfMCZWo0
「お汁粉もこれで最後です」
店員が、品切れを伝えてきた。

「ひ、120対120で引き分け・・・うぷ」
「ふふん、引き分けと言ってもあなたはもう限界近そうじゃない」
「ようし!ここからは私と一緒にフルボッコじゃ!」
「・・・私も頑張るから、絶対に勝とうね!林檎!」

お汁粉勝負を経て、林檎と艶鬼も、桃子と鬼姫と同等の肥満体に成り果てた。

先も言った様に、艶鬼の肥満体は鬼姫、桃子と同様の体型だった。
ただ違うのは、胸や尻の方が大きくて、ある意味元のバランスのままに太っていた。
スイカ並みの巨大さを誇る胸に、その体重を支えるのに相応しい程に巨大な尻と丸太の様な脚。
お腹も突き出ているが、胸と尻と見比べればまだ小さく見えてしまう。
ただ、顔の肉付きも激しくて、頬はパンパンになり、二重顎も形成されていた。

艶鬼 → 92kg 123・101・118

一方、林檎の方は、元のバランスはほぼ崩れていた。
大き目だった胸は余り大きくならず、
一番の巨大化を遂げたお腹に追い上げられ、ほぼ並んでいた。
顔の肉付きは大人しく、少し丸くなった程度だった。
その分、胴体の「デブ」っぽさが増してるとも言えるが。

林檎 →88kg 98・92・88


4人のデブが互いににらみ合う中、
ドラ焼き、寒天、饅頭・・・ありったけの菓子が彼女達の前に広げられていった。

「それでは、無制限タッグマッチ・・・はじ」
ガブッ。
林檎が号令を言い切る前に、残る3人は同時にドラ焼きにかぶり付いた。


4人は言葉を交わすことも無く、目の前の菓子を食らい、飲み込んでいく。
先程まではヤジやら何やらを飛ばしていた周囲の観衆達も固唾を飲んで、勝負の行方を見守っていた。

ただ四人の食らう音だけが響く時間が過ぎていく。
そして、その音が止まった。


「・・・・ウエップ・・・もう食べれな・・・ゲプ・・」
「・・私達の・・・グエップ・・・勝ち・・・と言いた・・ゲプ・・・」
「・・・引き・・ゲフッ・・・分けって所ね・・・」
「・・・・・・」

桃子達四人は、この決戦を経て、その体を更に倍近く太らせていた。

鬼姫は露出が多い分、見た目での増加具合がより分かりやすかった。
元より大きめだったが、この4人の中では一番小さかった胸も、頭よりも大きな爆乳となっていた。
そんな胸以上に巨大になった腹は、背丈を超える程突き出ていて
もはや、脚を組む事も出来なかった。
投げ出された脚は、巨木の幹の様な太さである。
顔周りはあまり変わってなかったが、二重顎はより深くなって、首を飲み込んでしまってた。

鬼姫
→88kg 109・118・102
→172kg 150・178・164

桃子の方は、肥大化に耐えきれずに着物が破れ出し、
露出度を上げつつ、その肉量を主張していた。
帯はとうに引き裂かれ、鬼姫と同等の巨大さを誇る腹が突き出ている。
胸もより大きくなったが、鬼姫とは逆に、他が大きいせいであまり目立たない。
そして、まさに桃の様に巨大な尻。
赤子どころか、元の体型の桃子自身すら入りかねない程の巨大さだった。
顔も、鬼姫と同じように顔立ちはそのままに、深い二重顎が首を飲み込んでいる。

並べて見ると肌や髪の色を除けば、その肥満体は鬼姫とそっくりだった。
――まるで、双子の姉妹の様に。

桃子 →94kg 116・121・112
→178kg 155・182・171

632547:2018/03/29(木) 23:43:24 ID:ZpfMCZWo0
やはりと言うか、艶鬼の体はバランス自体は保ったままに肥大化していた。
お腹も十二分(?)に大きく突き出ていて、これだけで元の体重と並ぶ重さがありそうだった。
そんなお腹を大きく突き放す胸。
余りの重さにやや垂れ気味になりながらも、お腹に支えられてその形を保っていた。
しかし顔の肉付きも激しくて、膨れすぎた頬で目はすっかり細くなってしまい、
首も消え失せていた。

艶鬼 →190kg 193・141・182


林檎は、その名の通りの「リンゴ体型」の様に太っていた。
・・・いや、そんな生易しいものではなかった。
増えた重量の大半が詰め込まれたお腹は、
この四人の中で最大の、いや都の中でも最も巨大なお腹であり、
それは(肥満)体の一部と言うより、手足や頭という付属物を付けた一つの果実、
それこそ「リンゴ」の様に見えた。
そんなお腹の真上の胸、大きさで言えばスイカ程に巨大なのだが、
真下の「リンゴ」には全く敵わなかった。
それでも、お腹の付属物としては一応の存在感を保っていた。
手足やお尻も十分太くなってる筈なのだが、それこそ、「普通のデブ」程度(?)だった。
そして、これほどのお腹でありながら、いや逆にお腹がここまでなる程に集中したお陰か、
顔は丸く膨れながらも元の可愛さを残しており、二重あごにもなってなかった。
ほんのりと赤く染まった、ふっくらとしたその頬は、それこそリンゴの様だった。

林檎 →186kg 128・201・119


「取りあえず、どっちも負けた訳じゃないし、欠片探しで第二回戦と行こうかしら
・・・そっちから、先に行っていいわよ」
「・・・そっちこそ、行きなさいよ・・・行けるのならね」
「腹が、いや体が重くて・・・」
「動けないよ〜〜〜」


その夜、甘味屋のサービスなのか、
その軒下で桃子達四人が転がされて、もとい眠っていた。
その寝顔は揃って安らかで、先程まで熾烈な大食い勝負を繰り広げ、
そして今度は、力と力を尽くした戦いを繰り広げる事になる間柄とは思えなかった。
・・・本当に繰り広げられるのだろうか?この肥えきった体で・・・

おわり

633名無しさん:2018/03/31(土) 22:26:18 ID:yAmKM2gU0
乙です
これが最後の作品となるかと思うと寂しいなあ

634名無しさん:2019/06/16(日) 23:38:50 ID:X9u0uqfE0
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1874310.jpg.html

635名無しさん:2019/06/20(木) 22:35:17 ID:UVaatLfc0
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1877273.zip.html

himanka

続きできたらアップします

636名無しさん:2019/06/21(金) 03:47:35 ID:S6BQhJWU0
好きなシチュエーション

637kl:2019/06/27(木) 21:55:30 ID:As2z5kf.0
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1882896.zip.html

himanka

まだ続きます

638名無しさん:2019/06/30(日) 00:03:09 ID:VXGgGcUg0
>>634-635
>>637
久々に覗いてみたら新作が来ていたようだが全部流れていて悲しい…
せめて乙だけでも伝えたい
ありがとう

639kl:2019/06/30(日) 19:04:44 ID:quyfptbU0
ありがとうございます。
反応なくてもめげずに最後まで作ろうと思います

640kl:2019/07/06(土) 02:41:04 ID:QrYNI2hg0
ttps://www.axfc.net/u/3990576

himanka


続きではありませんが・・・。

641名無しさん:2019/07/07(日) 16:34:28 ID:fg5DNhAY0
リアリティのある太り方で好き

642名無しさん:2019/07/10(水) 22:24:17 ID:Y.jNh4QI0
>>640
乙です
なんかまだギリギリ可愛いラインを保ってて
ここから太ったらもう女としておしまいだーって瀬戸際っぽい感がすごくいい

643kl:2019/07/16(火) 21:28:59 ID:eSX.K.U60
ttps://www.axfc.net/u/3992556

himanka

レスありがとうございます!


S役が薬を仕込んだって展開の方がしっくりくる気がしますが
どうでしょうか?
ここからはデブを辱めていく内容にしようと思っています。

644名無しさん:2019/07/17(水) 17:59:47 ID:LDRdjgrA0
>>643
乙です

645名無しさん:2019/07/17(水) 22:15:21 ID:M/GvziwM0
乙乙です
一日持たずに消えちゃってるので良ければ再UPお願いします

646kl:2019/07/19(金) 21:09:57 ID:y.y9IFdg0
おつありです。
続き出来たらまとめてアップします

647名無しさん:2019/07/21(日) 17:56:10 ID:0abdK8u.0
> S役が薬を仕込んだって展開の方がしっくりくる気がしますが
> どうでしょうか?
悪意がある方がそそられるのでいいね

648名無しさん:2019/07/26(金) 22:51:14 ID:jfjNoST.0
うおお、新作来てたのか…
どれも見れなかったけど乙だ…!

649kl:2019/08/11(日) 21:06:35 ID:WSm14xCk0
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1918790.jpg.html
himanka




>>647
ありがとうございます!
次上げるときはそうします

>>648
乙ありです!

650名無しさん:2019/08/12(月) 13:29:42 ID:q7KCfd0A0
ちょくちょく覗いてたけどまた消えてる…

651名無しさん:2019/08/12(月) 20:43:42 ID:FbgkPvtE0
dotupは1日経たず消える事が多いから
斧とか他のうpろだにすると良いかもしれない

652名無しさん:2019/08/12(月) 22:53:13 ID:V1ziCv5I0
いいイラストだったから間に合わなかったのは残念

653kl:2019/08/13(火) 22:07:41 ID:cU/VpYdg0
上げる時はテンションマックスなんですけど
見返してみるとひでぇなコレと思って
自分で消してます

654名無しさん:2019/09/02(月) 21:40:32 ID:2CrPym3Y0
作者さん自らが消すのならばしかたあるめえ・・・

655たいちょー:2020/05/24(日) 00:22:37 ID:K5G2qH5s0
需要があるのか分からないけど
けものフレンズ3の肥満化ssうpします
少しだけ侮辱要素があるので注意

ミ「ドール!食べ過ぎですの!」
ド「え〜だいじょーぶですよぉ〜
だってジャパリまんは食べるほど強くなれるらしいですしー」
今日もミーア先生は厳しいね
(床にジャパリまんの袋が100枚ぐらい散乱している)
いや…これだけ多いと他のフレンズでも注意しそう…

ミ「だからといっても食べ過ぎですの!
そのお腹のどこにそんなにジャパリまんが入りますの!?
とりあえずこれは没収ですの!
早くお風呂に入って寝なさい!」
ジャパリまんの箱を持って行かれちゃった
ド「う〜何でも食べ放題になったらいいのに〜
ジャパリまん…ジャパリまん…ムニャ」


ピンポーン
ミ「起きますの!ドール!新しい隊長さんが来ましたわよ!」
ド「ふぇ!たいちょーさんですか!」
ガチャ「どーも!ドールちゃん起きてるかな〜」
ド「た、たいちょーさんおはよう御座います!」ビシッ
ミ「この方はフィーダーさんですの
何でも大きなお屋敷みたいな基地に住まれているスゴイ方らしいですわ!」
フ「ドールちゃん、送った招待状は読んでくれたんかな?」
ド「あの立派な紙の招待状ですか?」
フ「そうそう!てなワケでドールちゃんをボクたちの基地に招待しまーす!
ささっリムジンに乗って!」ガバッ
ド「うぇぇ!!」
ドールちゃんはすぐにリムジンで出発した!
ミ「フィーダーさんは良くないウワサが絶えない方ですから
なんだか嫌な予感がしますの…」

着いた頃には辺りは真っ暗だった
そんなに時間が経ってない気がするのに…
フ「ここがボクの基地ブラックシティだよ〜!
お店もたくさん誘致してあるから楽しんでねー」
辺りはレストランや屋台でいっぱい!
でもそれ以外はほとんど無いね
ド「フィーダーさん!ほんとにいくら食べてもいんですか!」
フ「うん!ボクの探検隊のコなら誰でも食べ放題!
セルリアン退治もやらなくていいよ!
その分いっぱい食べてねー」
それからドールちゃんは毎日屋台でご飯を食べたよ
友達ができてからはお腹が空いていない時でもカフェでお茶をした
常に食べ放題でいつもお腹いっぱいだ
心なしかここのフレンズはだいぶぽっちゃりしていて
お腹もよりたぷたぷしている気がするね
いつも寝転がったり木にぶら下がったりして
のんびりご飯を食べてるか寝ちゃってるみたい
ベンチで寝ているライオンちゃんはスイカみたいな
おっぱいとお腹がじゃまで少し寝ずらそう
床屋のアルパカさんはまるで毛みたいに
柔らかそうなお肉がまんべんなくたっぷりついていて
カット中に柔らかい太ももが擦れるたびに何度も
ふわふわ太ももから大きなお尻までぷるぷるっと震えを送る
ド「ミーア先生はフレンズなら太ることはあまり無いって
言ってましたけどね〜」モグモグ
ある日ドールはもっと奇妙なことに気づいた
ド「今日はミナミコアリクイちゃん来ませんね」
[隊長さんのお屋敷に行ってから帰って来なくなったって
ウワサだよーなんかちょっと怖いけどウワサだし
たぶんがっつり食べるのにはまってるだけなんじゃないのかなー]
ド「みんなありがとう!ちょっと探してきますね〜」

656たいちょー:2020/05/24(日) 00:26:14 ID:K5G2qH5s0
けものフレンズ3ssの続きです
題名を入れ忘れてしまったのでここで
ドールと怪しいたいちょーさん

フィーダーさんのお屋敷
(表の門は閉まってるから裏口から入ろうかな)
裏口のドアを開けるとミナミコアリクイちゃんを必死に
抱えようとするフィーダーさんがいた!
ド「な、なにしてるんですかたいちょーさん!」
ミナミコアリクイちゃんはもう毛皮が破れ
ダルンダルンの三段腹とメロンよりずっと大きなおっぱいが
丸出しになってる!
手足もゾウみたいに太く重たすぎて歩けなさそう

よく見ると周りにももっとずっと大きく肥え太ったフレンズ?
がいっぱいいる!
フ「ボクの正体見ちゃったねー
もう逃さないよ」
ドールちゃんは一瞬で暗い部屋に転送された!
ド「ど、どうなってるんですか!たいちょーさん!」
フ「ボクたちの技術さ!何だってできるぜ!
それにしてもドールちんずいぶん太ったねー
ボクらが作ったご飯食べてたんだから当然だけど
足とかヤシの木みたいだしお腹パンパンのぶよんぶよんじゃん
もうヤマイヌじゃなくてデブ犬じゃない?
いっぱい食べたかったんでしょ?良かったねぇ」
ド「うう…」ブルブル
フ「でもすごく可愛くなってるよー!
今からもっと俺好みにしちゃおうかなー
これ何だか分かるよね?サンドスター!
ジャパリまんにも少しだけ入ってるんだけど
これを大量に摂取するとアニマルガールでもデブるんだぜ
ちょうど食べ過ぎた人間みたいに」
ド「そのせいでみんな太っちゃったんですか!?」
フ「そう!だからこんな大きな洞窟の内に町をつくって
フレンズをぷよぷよにしているのさ!
助けを呼んだってムダだよ!みんな食べるのに夢中だからね!
てなワケでドールちんにはサンドスターをゴクゴク飲ませて
あげちゃうよー」
フィーダーさんはドールの口にホースをつないだ!
ド「うわゎ!」
フ「だいじょーぶだよ〜飲むほど気持ちよくなってくるから」
ドクドクドク
毛皮を引き裂いてお腹が飛び出す!
(嫌です…)
おっぱいはボタンをパンパンと弾き交互に揺れる!
(なんだか楽しくなってきた…)
ホースが取れてもカバのような手足で四つんばいになり
飲み続ける
(もうどうなちゃったっていいや!!あひゃひゃ!)
お肉のかたまりみたいになっても
手足を投げ出してまだまだ飲み続ける!
(あれ?あれあろあれ?)
フ「それじゃ次はもっと濃度を上げちゃうよー
頭フッ飛ぶぜ!」




「やめて…あひょひょ…」
「朝ですの!起きなさい!」
ガバッ
ド「うぁーあぁあ!?ふぇ?」
ミ「もう朝ごはんはできてますわよ」
いつの間にか病的な空腹感ではない普通のすきっ腹になっていた
モグモグ…コトン
ミ「おかわりはしませんの?」
ド「なんか今日はそんな気分じゃないです…」
(今日のドールはなんか変ですの)
ピンポーン
ド「うぇぇ!」
[招待状の返事が届きましたよ〜]
ド「こんどは大丈夫…なのかな?」
今度こそホントの探検の始まりだ!

657名無しさん:2020/05/24(日) 23:52:56 ID:ZzKQbXAw0
SS投稿お疲れ様です!

658きつねねこ:2020/07/20(月) 15:34:00 ID:HtIS246.0
またけものフレンズの肥満化小説を書きました
今回はお薬による肥満化です
他の投稿サイトより読んでもらえてるといいんですけど…
ギンギツネと恐怖のフトールポッチャリンD

あれ?警備隊の本部でギンギツネが何かやってるみたい
「よし!プルプルツルスベンS用意できたわね
これだけ用意すれば少なくとも全員分はあるからみんな喜ぶかな
残りは周りの子にあげなきゃね」
ギンギツネは箱いっぱいの薬の前で
とっても嬉しそうにしているね
この様子だとサプライズなのかな?

「まずは試しに私が飲んでみなくちゃみんな安心できないよね…
どの位すべすべになるのかしら?」
ギンギツネはごくごくとお薬を飲んでしまった

「あ、あれ?体が熱くなってきたわよ?」ミチッミチ…
座っていながらでもお尻がイスのクッションを押しのけて大きくなっているのが分かる
だんだんとおっぱいも豊かになってゆきブレザーの胸元を張り詰めさせる
やがてお腹がぷにぷにと横に広がり初めいつの間にかブレザーをぱつぱつにするほどのお腹になった
遠目に見てもぷよんとした二段腹が毛皮の上から主張しているね
袖はみちみちと太くなった腕に締め付けられてだいぶキツそう
それでもお腹の膨張は止まらずに大きくなり終にはブレザーの下から可愛らしくたぷたぷとしたお腹の肉が飛び出してしまった
「なんか体が重くなってきたんだけど…大丈夫なのかしら」
ギンギツネは早速鏡を見た
「え…ええーっ!!
体がブヨブヨのダルンダルンになっっちゃってる〜!
調合の確認、調合の確認、調合の確認!!
ああ…この草ってすべすべ草じゃなくてファッティリリーじゃない!
この調合だとたちまち太ってしまうフトールポッチャリンDができる…ってことはこれ全部フトールポッチャリンDなの!?
ホワイトライオ〜ン〜!
ここにある薬は失敗作だから誰にもあげないでねー」
『ふゎ〜ギンギツネちゃん
ずいぶんと見ない間に太くなりましたね〜』
「もう!ちょっと前まで寝てただけじゃない!
薬の効果でこんなにぶよぶよになっちゃったの!
だから誰にもあげないでね!」
『分かりました〜
これで本部まで運んでくる途中に落としてなければ問題ないですね〜』
「怖いこと言わないでよー!
それに私は太ったんだし!
でも気になるからちょっと確認してみようかしら…」

やっぱり本部に運ぶ途中にいくつか落としちゃってるみたいだね
それじゃフトールポッチャリンDの行方を見てみようか

ラッキーさんの解説コーナー!!

ギンギツネは毛皮から服が作られるほど美しい毛皮をしているんダ
でもその毛皮を安くたくさん用意するために太りやすいものばかりたくさん食べさせて太らせ毛皮を増やしている牧場もあるんダヨ
この問題は毛皮を作るヒトたちにとっても大きな問題なんダ

その後

フトールポッチャリンDは道を転がり川を流れサバンナエリア(ちほー)
の側の川に流れ着いたよ
「ふ〜サバンナは水が少ないからエリアの端の川は助かるのね」
あの子はオオミミギツネちゃんかな?フェネックに似てるけど身体の色がだいぶ違うよ
「おろ?この変なビンは何なのね?
プルプルツルスベンS…これを飲むとたちまちお肌プルプル!ツルスベになれます…
なんだか怪しいお薬なのね
でも最近乾季のせいでお肌カサカサになり始めてるからちょっと持っていってみてもいいのね」
カサカサ…
「そこにいるのはチャップマンシマウマちゃんなのね!」
『えっ!どうして分かったの〜(ものすごく遠くから)』
「だってさっきからお肌すべすべーとか呟いてたのね
私のお耳はシロアリの足の音でもすぐ分かっちゃうくらい敏感なのね」
『そのツルスベなんとかっていうのをもっと近くで見てもいい?』
「見たければ別に構わないのね
何本かあるからあげても良いくらいなのね」
『やった〜!見せて〜!』ズドドド
「うゎうゎ!そんなにうるさく走らないでほしいのね!」


『プルプルツルスベンSかーなんかスゴそうなお薬だけど確かに怪しいわね
でもお肌がすべすべになるのならいいかも』
「川に流れついたものだし実はフレンズを殺しちゃうくらいのとんでもない毒薬が入ってるかもしれないのね…」
『で、でも飲んでみないと薬か毒かなんて分からないでしょ!
オオミミギツネも一緒にせーので飲むわよ!』
「し、仕方ないのね…」

659きつねねこ:2020/07/20(月) 15:35:26 ID:HtIS246.0
続き

はい!せーの!ゴクゴク…
ミチッミチ…

「あつい!体が熱いのね!」ドシーン
オオミミギツネちゃんの堅い毛皮がゆっくりと張り詰めてゆく
もともと大きめなおっぱいはシャツボタンを飛ばし、キツネらしく細かった腰もタプタプっと押し上がりスーツのボタンを飛ばす
もう毛皮のボタンは全て飛ばしてしまったから
もうとんでもない大きさのおっぱいもはまって取れない浮き輪のようなぶよぶよ三段腹も隠せないね
脚は電柱みたいに太くてパツパツになってるからお得意のジャンプももうできなさそう
「ふう…ふう…体が重たいのね」
起き上がろうとしてもちょっと体を動かすだけでぶよぶよと全身が揺れるし重たいしでオオミミギツネちゃんはもう泣いちゃいそう

『確かにすべすべになってきてる…あれ?』
チャップマンシマウマは高くて細身だったから最初は分からなかったけど後から効いてきた
『お腹がキツい…お尻が痛いよー』
お肌がすべすべになった後にさらに肌がプニプニもちもちになり、だんだんぷにゅぷにゅとしてきて
そのぷにゅぷにゅがお腹周りやお尻、太ももに広がりいつの間にか全身がぷにゅぷにゅに覆われてしまったみたい
『痛っ!バキャ
あ〜!ベルトが壊れちゃった〜
気に入ってたのにー!』
限界まで膨らんだお腹がベルトを壊し、草食動物らしい丸く突き出たお腹が飛び出した!
オシャレなズボンもボーリングの大玉が2つ詰まったようなでかいお尻に破られてしまってしましまパンツが見えちゃった
もとは長くて細かった脚はサバンナのバオバブの木を思わせるほど太いしましま大根足になって
タイツをビリビリと破き続けすき間からプニプニとしたお肉が覗いてる
『はあはあ…お肌すべすべにはなったけど体もぷにゅぷにゅになったわね…』
「重たいのね!起き上がれないのね!これじゃ誰も私だって分からないのね!うわ〜ん!」
『ごめんなさい、こんなこと言っても許されないと思うけど一緒にダイエットしましょ?
私もバオバブの木みたいになってるし』
「良いのね…私もいずれ飲もうと思ってたからこんな体になってただろうし恨んではいないのね
ホントにダイエットに付き合ってくれるのね?」
『もちろんよ!一緒に前よりナイスバディになりましょ!』
「2人なら出来そうな気がするのね!」


数日後

2人は川で遊んでるみたい
「ボールはあっちに行ったのね!」
『よいしょ…よいしょ…取れた!
オオミミギツネ〜はーい!』ポーン
ギ「ちょっとごめんなさい
この辺にプルプルツルスベンSってお薬流れてこなかった?」
「私たちが飲んだアレのことなのね?」
ギ「やっぱり落としちゃってたのね
あのお薬は体をぶよぶよにしちゃう効果があるのだけれど体を元に戻せるお薬もあるの
お詫びに飲ませてあげるからそこのカフェまでいらっしゃい」
「飲ませて貰わなくてもだいじょーぶなのね
プニプニの体だからジャンプしたりするのは難しくなったけど
川で泳ぎやすくなったし、前より他のフレンズと仲良くなれるようになったからもう寂しくないのね!」
『私も必要ないよ!
お肌も体もぷにゅぷにゅになった時は前みたいにオシャレできなくなるって思ってたから嫌だったけど今の体なら他の子ができないファッションができるって分かったの!
ファッションショーをみんなでやる時とか大盛り上がりよ!
モミの木衣装とかすっごく派手でスゴイの!』
「だから心配しなくても良いのね〜」ギュー
ギ「もし必要になったらいつでも警備隊本部に来てね!
待ってるから!
ところでお薬はいくつあったの?」
『川に流れ付いてた時はけっこうあった気がするけど…
残りはどこに行ったか分からないわね』
ギ「ありがとう
私は川下の方を探してみるから
もしプルプルツルスベンSを見つけても絶対に飲まないように伝えておいてね!」
「その辺はちゃんと伝えてあるから安心するのね
気を付けて行くのね〜!」
ギ「じゃあねー!」
『頑張ってね!』

660名無しさん:2020/07/22(水) 19:33:54 ID:gwUEroHM0
お疲れ様です!

661きつねねこ:2020/08/07(金) 14:03:15 ID:iBr2ymZg0
またまた今回もけものフレンズ肥満化小説を上げます
いつものよりも基礎知識が必要な小説になりましたけどそこは作中で解説してるんで大丈夫だと思います

イッカクとブタちゃんたちdeミートボール
イッカク:イ ブタ:ブ
ホワイトライオン:ホのセリフです

イ「それにしてもお客が来ないな」
ブ『今はセルリアン騒動で大変らしいですからねー』
ジャパリカフェにいるのはブタちゃんとイッカクちゃんだね
イッカクちゃんもジャパリカフェにお客さんが来るように手伝ってあげてるみたい
イ「この辺りを見回ってもフレンズ一人いないぞ…」
ブ『これじゃ当分カフェは開けませんね〜』ガッカリ
イ「クッションみたいなカフェの飾りの素材になりそうな物も持って来たんだがな」
ブ『インテリアがたくさんあった方が賑やかなカフェになりますしね!
このモコモコな綿毛とかぬいぐるみに詰めるのにちょうどいいです!』フワフワ
スクッ「ふぁわ〜良くねた〜」
一同「うぇあぁ〜!!!」
イ「ホ、ホワイトライオンじゃないか!ごめん!綿毛と間違えてしまった!」
ホ「なんで綿毛と間違えたんですかぁ〜私ぃ綿毛よりずっと重いのに〜」プリプリ
ブ『イッカクさんってけっこう力持ちなんですねー』
イ「私が悪かった!おわびにお茶でも飲んでいってくれ」

あれこれあって


ホ「ここってすごくいいとこですねぇ〜お昼寝するのにちょうど良さそうですぅ〜このクッキーも美味しいしーなんで誰も来ないんてしょうね〜」
イ「ところでホワイトライオン、
このカフェを盛り上げたいと思っているんだが何か思い付かないかな」
ホ「クッキーにちょっと変わったものを入れてみたらどうですか〜例えば雲とかキラキラとか〜」
ブ『く…雲は難しいかもしれませんけどキラキラならまだなんとか…
サンドスターでも入れてみましょうか?』
イ「すごくいいと思うぞ!ブタ!
サンドスターならセルリアンを倒せば手に入る
ちょっと見てこよう」

662きつねねこ:2020/08/07(金) 14:07:40 ID:iBr2ymZg0
数時間後

イ「案外たくさん集まったな」
ブ『これならたっぷり練り込めますね!すごくキラキラしそう!』
ホ「でもキラキラってフレンズの素みたいな物らしいですね〜
やっぱりそんな物を食べ物に入れても大丈夫なんですかー?」
ブ『とりあえず作らなければ分からないじゃないですかねー』

この時のフレンズたちはまだ気づいていないけど
サンドスターってフレンズの体を保つ栄養みたいなものだからジャパリまんとかにもちょっとだけ入ってるらしい
でも大量に食べたとすると…
使わない分はきっと体に溜まるんじゃないかなー

イ「オーブンから取り出して…よしできたぞ」
ホ「はわ〜ほんとにキラキラしてますねー見てるだけでまぶしくなりそうです〜」
イ「半分くらいはサンドスターだからな
試しにだいぶ多めにしてみたんだ」
ブ『こんなにキラキラしてるクッキーなら喜んでお客さんも来てくれそうですー』
ホ パリッ「ふわふわな味でとってもおいしいです〜サクサク
何枚でもいけちゃいますー」
イ「すごく美味しい…」サクサクサクサク
ブ『見た目もいいのに美味しいですね!でもなんだか食べ過ぎちゃいそう』プクプク…
イ「何か足りない気がするな
次はバターの量を変えてみるか」

それから3人はタライほどの大きさのカゴをいっぱいにするくらいのクッキーを作ってみんなで食べてみた
料理研究はうまくいっててとっても美味しいクッキーができそうだけど…

イ「こうイスに座っていると狭くてお腹が苦しくなってくるな
テーブルから離れないと− ギシギシ
バキャ あれ?イスが変なのかな?」ブヨンブヨン
ホ「寝ながら食べると楽ちんですよぉ〜
おっぱいも邪魔にならないしぃー
お腹も苦しくならないです〜」
ブ『皆さんだいぶ丸くなりましたねー
うわっとと…私もお腹で足元が見えなくなって来ましたけど
もっとおいしくできればいっぱいお客さんが来てくださるでしょうから一緒に頑張りましょうね!』

ラッキーさんの解説コーナー!!

イッカクはもともと北の海に生息していて寒さに耐えられるように厚い脂肪を持っているんダ
ブタは体脂肪率が低いことで知られているけどラードピッグは普通のブタより小さくて脂肪量もずっと多いんダヨ
ホワイトライオン…はどうしてか分からないケド3人はもともとの特徴としてすごく太りやすかったのかも知れないネ

663きつねねこ:2020/08/07(金) 14:08:27 ID:iBr2ymZg0
その後、完成したキラキラクッキーはジャパリカフェの看板メニューになったみたい
ブ『今日もお客さんがいっぱい来ましたね!
キラキラクッキーが満月みたいにキラキラだってみんな大喜びでした!』
イ「うん!でも…体がだいぶぶよぶよになってる気がするな
ほら…海で暮らしてた頃みたいに体がパツパツになってるし」

イッカクはまるで動物の頃みたいに服をピチピチにさせてるね
お腹のお肉が草食動物のお腹ぐらいポッコリと出てるし手足はセイウチぐらい太いかも
不思議なしっぽもお肉が付いたのか前よりふた周りほど太くなってスピアーと同じくらい強そうなしっぽになった
ハクジラの中では大きいほうなはずなんだけどおっぱいは太ってもホルスタインちゃんより少し小さめみたい
ホ「はわ〜隊長ちゃんもぎゅ〜ってしてあげたら幸せそうにしてましたね〜
私より大きくなったねーってびっくりしてましたしこのお肉もいいんじゃないのかなー」プヨンプヨン

ホワイトライオンちゃんはスイカなんかよりもずっと大きなおっぱいになってるし、お尻もカフェのイスにはまっちゃうくらい成長してるから
ひじ掛けのあるイスにはもう懲り懲りなんだって
おっぱいやお尻に比べると目立たないけどお腹もたぷたぷのプヨンプヨンになってるから
ハグされるとすごく気持ちいいらしいよ
ホワイトライオンちゃんにハグされるためだけに遠くからジャパリカフェに来る子もいるほどなんだそう!(隊長さんはたぶんこっち)
ブ『あれこれありましたけどみんな丸く収まって良かったですねー!ありがとうございます!
そのかわり私も丸くなりましたけど…』

ブタちゃんはヒトが考えるブタのような柔らかくてブヨブヨのお肉がついた体になってるね
他の二人と違って背中のお肉もぶ厚いからメイド服は特注の物を着ないと入るサイズが無いよ
特に大きなお腹がすごくて、歩くたびにぷるぷるっと揺れる二段腹はここにお盆を挟めば絶対に飲み物を落とさないんだって!

イ「明日は近くでけもくらべの大会があるそうだからもっとお客が来そうだぞ
良かったなブタ!」
ホ「今日よりもっとハグハグしなきゃですねぇ〜!」プルンプルン
ブ『明日もアクティブーに頑張りましょうー!』
ジャパリカフェは満月クッキーで大繁盛!
でもこのクッキーのせいでぽっちゃりした子が増えたのはヒミツにしてね!


おまけ
隊長さんの日記

今日は最近人気のジャパリカフェに寄ってみました
店員さんはぽちゃぽちゃしてて可愛いしキラキラするクッキーも美味しいしでとっても幸せなひと時を過ごせました
ほとんど痩せられてないどころか最近変えたばかりのズボンを破っちゃうくらいお尻が出てきてるから一番丈夫そうな椅子に座ったけど
このデカ尻めぇー!
でもホワイトライオンちゃんのハグとっても柔らかくて気持ちよかったよおーー!!
次はアカニシさんたちと一緒に行こうかな

664きつねねこ:2020/08/07(金) 14:37:00 ID:iBr2ymZg0
さっき上げた小説のおまけじゃない方も上げます
書き始めたばかりの頃の作品なので読み難いですけど
今日からフレンズたちとの関わりを通して互いに成長できるよう日記をつけてみようと思います
明日から私も隊長として一人前を目指すぞ!
とは言っても実際は思い出を思い返してはニヤニヤするためだけの日記になると思うけど…

フレンズの子たちと初めて探検隊活動をしました
あの子たちってスカートが短かったりカラーストッキングを履いている子もいるから何かと目のやり場に困るよー
でも隊長としてフレンズにそんな感情をもつのはふさわしくないし必死でモフモフしたくなる気持ちを抑えるしか無いね!

今はだいぶフレンズたちのトレーニングや野生開放もうまくいってます
ミーアさんのけも級を上げることもできたしまあ良くできてる方なんじゃないかな?
でも最近ドキドキするのを紛らわせるためにジャパリスティックとかジャパリチップスみたいなお菓子を食べてばかりだから万事オッケーじゃないよねー

なんか体がだいぶ柔らかくなってきたみたい
体が良く動くようになるほうの柔らかさも出てきたけど全身にぷにぷにと脂肪も溜まってきてる
撫でるとすごーくふかふかで気持ちいいけどこの調子だとすぐにおデブさんになっちゃうから気をつけないと

最近はもっぱらキョウシュウチホーのサバンナにいます
何だかここに来た時よりもみんな成長してる気がする!
ここに来た時よりも成長していると言えば私の体もだいぶ成長してるよね…
サバンナに来たばかりの頃もお腹がだいぶぷよぷよしてて歩くたびポヨポヨ揺れるくらいあったのに今じゃ探検隊のタイトな制服のお腹回りがちょっとキツくなってるから
むしろ歩いても前より揺れにくくなった気さえするんだよね
代わりに前よりずっと大きくなってきてる胸とかお尻がブルブル震えるようになっちゃってるよ〜
フレンズさんたちのナイスバディはこのジャパリパークのご飯のおかげなのかな?

私考えました
ドキドキする気持ちを抑えるから食べるのが止まらないのならこの気持ちを発散できればいいのです!私は賢いので!(博士のモノマネ)
早速おもちゃを買いました
お風呂に浮かべるマスコットにもなるから他の職員にもバレないはず
誰にも言えないんだから日記に書く位は許してね!

665きつねねこ:2020/08/07(金) 14:39:37 ID:iBr2ymZg0
またタイトルを書き忘れたのでここで書きます
隊長さんのぷにぷ日記
あれからドキドキはだいぶ抑えられてるけどぶっちゃけ言って食欲はほとんど減ってない
目の前にお菓子があったらいつの間にか口に入れちゃっててすぐに袋だけになってる… もう思考がおデブさんだよね?
もっと先にやっとけば良かった〜

今はリウキウチホーにいます
ここは他のチホーとくらべてとても平和で最近はあまりセルリアンとバトルしなくなりました
お昼寝してても襲われないっていいね〜!
でもその分食べてばかりだから
お腹はもう段になってるし足が探検隊ズボンに張り付くくらい太くなった
と言うかお尻が大きくなりすぎて探検隊のズボンを真っ二つにしちゃってるからもう前のズボンは履けない
新しいズボン頼まなきゃ
最近は特にアカニシさん(アフリカニシキヘビ)が私のことを心配してるらしい
ダイエットにも付き合ってくれるし…
なんか変な子だと思ってたけど本当はイイ子なんだね
ゴメンネ!

最近はトレーニングが中心のシーズンになりました
確か身体測定もあるんだよね…
私もダイエット頑張らなきゃ!
でも最近はLLサイズの探検隊制服でもお腹とかお尻がすごくキツイ…
たぷたぷ二段腹で足元が見えないし重さで壊しちゃいそうだからパイプ椅子とかは気を付けて座ってる
けもくらべに参加したときとかマイルカちゃんが飛びすぎて場外まで飛んでいったりしたし…
普段は運動量を増やすために水の生き物のフレンズとプールで運動することが多いから水着を着るんだけど背中とか太ももに水着が食い込んで赤くなっちゃう
探検隊の人は細い人ばっかりだからこれでも大きいサイズだよね
もしかしたら身体測定の時に「太り過ぎです!隊長失格ですよ!」って言われちゃうかも…
なんかそう思ったら余計にジャパリチップスを食べる手が止まらなくなってきた…どーしよー!
運動が終わったら資料館で勉強したり本を読んだりする
この資料館がネットカフェみたいな所で個室(なぜかベッドも付いてる)があったり軽食が食べ放題だったりいかにも博士が好きそうな感じ
いつもここに泊まってるからこれがいつまでたっても痩られない理由かも

隊長ちゃんへ
最近様子がおかしかったからどうしたのかなーって隊長ちゃんがプールに入ってる間に日記見ちゃったの
ごめんね
ずっと食べてばっかりで大変そうだったからこれもお仕事なのかなーとか考えてたけど
ずっと私たちのために我慢してたのね
私たちはフレンズだから隊長ちゃんのやりたいことを全て叶えるのは無理だけど
私とあなたの関係でもできることなら相談でもデートでもOKよ
みんな心配してるもの
人で悩まないでいいのよ?
隊長ちゃんのお友達 アフリカニシキヘビより

最近はもっとずっと心が楽になりました
アカニシさんからのお話を聞けたおかげかな
これからはハグとかのスキンシップもいっぱいモフモフできるぞ〜!
てごわいクラスのセルリアンとも十分戦えるくらいにみんな強くなってるし
この調子ならドンドン痩せることだってできるかも
2冊目の日記にはどんなことを書いてるのかな?

666名無しさん:2020/08/07(金) 18:38:48 ID:k8gBeyL60
おつおつです!

667名無しさん:2021/06/23(水) 21:41:59 ID:xiD4g9s.0
パス himanka

グロ注意です。
ttps://www.axfc.net/u/4038808

名前だしてもらえるの、正直嬉しいんですけど
スレのルールに抵触するかもしれないので、ださないで頂けるとありがたいです。

668名無しさん:2021/07/18(日) 22:45:20 ID:OrofwB5s0
>>667
消えてた・・・
何のファイルだったんだ?

669名無しさん:2021/07/19(月) 20:16:02 ID:204khXxY0
しょうもない自作絵です

670名無しさん:2021/09/07(火) 05:08:09 ID:GjfPbBRo0
パス himanka
ttps://www.axfc.net/u/4042667

ムダ毛とかスカ要素とかあるので
そういうのも好きな人だけ見てください。

671名無しさん:2021/09/14(火) 19:48:36 ID:Y./mAfFM0
うーむ気づくのが遅かった…
もしまた気分が向いた時があったらうpしてくれると嬉しいです

672名無しさん:2021/11/07(日) 21:54:15 ID:EmbBMuVw0

ttps://dotup.org/uploda/dotup.org2640351.jpg

首の描きかたを今一番知りたい

673名無しさん:2021/11/08(月) 00:01:57 ID:et2RlEUg0
消えるのが早すぎて誰もみれねーよ

674名無しさん:2021/11/08(月) 00:44:59 ID:CenQgzi60
すぐ消すくらいなら投稿しない方がマシ?

675名無しさん:2021/11/08(月) 07:34:01 ID:et2RlEUg0
だれも見れないから投稿しても意味がないのは間違いない

676名無しさん:2021/11/08(月) 21:26:09 ID:CenQgzi60
スレの浪費にもなるし、自重しときます

677名無しさん:2021/11/13(土) 19:26:57 ID:ImDtfg6I0
投稿しない方がマシって事じゃなく、せめてもう少し長く持つアップローダーに上げてくれ・・・
それか本スレの方に書き込んでくれ

678悪星:2021/11/15(月) 18:43:12 ID:g76qAAqE0
久々に書きました。
「AIのべりすと」でイメージを補強しながら、作りました。
(次の行から本文です)

女戦士が一人捕まった。

しかもそこは肥満化という毒性のある拷問部屋に…。

「さて、次は……ん?なんだ貴様は?」

「ぐっ!離せ!」

「ほほう、なかなかの美人だな。よし、お前を次の餌食にしてやろう」

そして肥育部屋に連れていかれた。
その後彼女に待ち受けていたのは…。

「ぶひいいぃ〜!!ぶひっ!!!ブヒイィ!!」
(うっぷ……きつい)
豚のように鳴かされながら太らされる日々だった。

一ヶ月後……。

「ふむ、そろそろかな」
男はそう言うと、彼女を拷問部屋に連れ込んで

・逮捕、あるいは処刑した魔族の数
・国の予算
・税金を上げる予定

を聞き出した。
全部喋った。

「この調子なら大丈夫そうだな」
こうして、彼女は豚のような鳴き声を上げながらどんどん太っていった。
数週間後……。
「どうも最近体の具合が悪い……」
国の兵士の一人がそんなことを言い始めた。
それは国王に報告しておこう。

数日後……。
「おい、まさか…」
私は解放された。
しかしそれは、猛毒を撒き散らすキャリアーとしての立場を付けられたうえで。

「今日から貴様はこの国のために働くのだぞ。まあ、せいぜい頑張るんだな」

「くっ……」

それから毎日のように、大量の食事を食べさせられた。

それもこれも全部体重を増やすため。

今はまだマシだが、いずれ動けなくなるだろう。

その前に肥満体の見世物として国中の注目を集めておこう。

「おい、見ろよあれ」

「デッケーブタみてえだなw」

「あの服の下は何kgあるんだ?」

「150kgくらいじゃないのか?w」

こんな風に言われているのを聞いているだけで嫌になる。
私は一体何キロ増えただろうか?

「さあさあ皆さまお待ちかね、本日のメインイベントです!」

司会の声と共に出てきたのは巨大な檻に入った私の体。
もう二度と元には戻れないだろうと思えるほど大きく太った姿だ。

「こちらは我が国の英雄、大食い女王ことリリアナ・アルス様にございます!」
檻から出た私は、ポールに捕まり、踊った。

地面に戻っても、この腹でベリーダンスをキメて、拍手喝采だった。

「こちらが今回のオークションに出品する商品となります!まずは金貨10枚からスタートです!」

「100枚」「200枚」「300枚」
「500枚!!!」
「はい、ありがとうございました!」

結局私が落札された。
そしてその日の晩飯はステーキになった。

酷く太ったが、私の人生は意外とこれでいいのだろうな。
()

679名無しさん:2021/11/16(火) 21:30:42 ID:2XsdIi9g0
ss投稿乙

680名無しさん:2021/12/09(木) 21:39:17 ID:nFiKK0sk0
ttps://www.axfc.net/u/4047511
himanka

清書も色塗りも今出来ないんですがそれでもよければ。
雑談スレの方、励ましていただいてありがとうございました。

681名無しさん:2021/12/10(金) 21:00:00 ID:wkz454/Q0
>>680
すぐ消えてしまって残念です
支援したいのでまた販売などしていただけると幸いです

682名無しさん:2021/12/10(金) 23:35:56 ID:EkYA1bO20
まず消さないと宣言して過去作品販売するのが一番だと思う

683名無しさん:2021/12/11(土) 02:08:00 ID:vDZALNiM0
申し訳ないです
消したヤツは完全に消してるので無理です

684名無しさん:2022/01/24(月) 16:59:57 ID:FcdpRdF20
ハレ婚で肥満化確認。
しばらく肥満化状態が続きそう。

685悪星:2022/12/28(水) 12:11:01 ID:HJQ8ZlOU0
お久しぶりです。
(本文スタート)
女子大生・トリンはある日、友達とプールに訪れた。
しかし、いつも夏になると大繁盛大盛況なのに、自分以外の人間が見当たらない。
恐る恐る更衣室に入ると、亡霊のような謎の手に掴まれ、意識を失った。

目を覚ますと、例年通りの大盛況であった。
だが、自分はレジャーシートの上で寝ていたことに気付いた。
そして、自分の体が太っていることに気付くのだった……。
「ほーら、トリン!チャーシューになっちゃうわよ!」
「えっ!?」
彼女は思わず声を上げた。
そう言われて恐る恐る水面を覗き込むと、全身に隈なく体脂肪がついていることを思い知った。
顔は丸くなり首が消え、腕や脚には贅肉がたっぷりついている。お腹は出ていて主張が全身で一番強く、胸だって垂れ下がっている。
着ている真っ黒なビキニの下部は腹肉で見えにくくなっている。

水着から覗く肌もまんべんなくたるんでいて、とてもじゃないけど人前に出せない姿だ。
「きゃあああっ!!」
悲鳴を上げて慌てて水の中に飛び込んだ。
「どう?チャーシューになった気分は?」
「いやあぁ……こんなんじゃ恥ずかしくて…」
お昼ご飯の時。
トリンは焼きそばを特盛りで頼んだ。
本来ならしないことだが、太った影響で思考が変わっていた。「いただきま〜す♪」
割り箸を手に取り、麺を口に運ぶ。
「んふぅ……美味しいぃ♥」
頬に手を当てながら満面の笑みを浮かべた。
その瞬間、彼女の体は更に肥大化したのだ。
「ぶひゅう……」

また、おやつ時にも同様のことが起きた。

3段重ねのアイスクリームを食べた際にも少しずつ体が肥大化し、彼女はビーチボールのように丸く膨れた肥満体に変貌した。

肥大化する中で、トリンはあることを思い出した。
かつて豊胸に行ったはいいが、人付き合いの奥手具合は治らなかったことだ。
だから神社で「外見が衰えてもいいから、コミュニケーション力をください」と祈ったのだ。

いかんせん太り過ぎだが。
それから数日後。
トリンは自分の体重計に乗って愕然としていた。
なんと、300kgの大台を突破していたからだ。
しかも、それだけでなく、以前と比べて明らかに体型が変化していた。
まず、手足が完全に埋もれてしまい、歩くことも困難になっていた。
さらに、尻が大きくなりすぎて座ることが困難になり、椅子に座っていても床にずり落ちてしまう有様だ。
極めつけは、腹部である。
今ではまるでバランスボールを2個並べたような大きさになっている上に、下半分は完全に隠れてしまっている。
この状態で横になって眠れば確実に窒息死するだろうし、仰向けになっても息苦しさを感じるに違いない。
もはや、動くことすらままならない状態だった。
しかし、トリンはそれでも幸せそうな表情をしていた。
なぜならば……。
(ああ……私って本当にデブなんだなぁ)
鏡の前で自分の姿を眺めつつ、そんなことを考えるようになったからである。
ちなみに、今の彼女にとって一番大切なことは食事を取ることであり、ダイエットなど考えていないという。

(完)


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