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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その4

85547:2014/12/26(金) 20:44:57 ID:STFCmAOM0
足取りは遅くても休むことなく二人は歩き続けて
目指す神の社がある山の麓まで来た。
「・・・ようやく見えてきました 神の社はあそこです」
師月が指差す場所は山の中腹辺りだ。
「あそこが目的地かぁ」
流石にしんどい、内心そう思っている光樹だが、
自分よりも明らかにしんどそうな師月を見てると
とても口には出せなかった。

光樹よりも長い距離を歩いてきたうえ、
社に近づくにつれて増えていく体重は光樹を軽く上回っている。
ここまで歩き続けた脚は、脂肪でパンパンに膨れ上がり
今や木の幹の様な太さだ。
しかし胸は余り大きくなってない。
メロン大のサイズなのだが、それでも師月の体においては小ぶりだ。
逆にお腹は一番の巨大化を遂げていて、背丈に並ぶ巨大さだ。
尻も胴体の一部として、お腹に次ぐ巨大化を遂げている。
ここまであまり肉が付いてなかった顔ももう丸々としてきて、
汗と脂でテカテカしている。

その様は何も知らない他人が見れば滑稽にしか見えないだろうが、
光樹は(自分も大差無いと認識してることもあって)全くそう思わない。


「 私が先行くから、師月ちゃんはゆっくり上がってね」
光樹が石段の一段目に脚をかけたその瞬間、
それは、余りにもあっけなく崩れた。
「あっ・・・」 「!」
頭を軽くとはいえ地面に打ち付けてしまい
光樹は意識を失った。


暖かく柔らかいゆりかごに揺られている。
そんな奇妙な感覚を覚えながら、光樹は目覚めた。
「・・・?」 まず目にしたのは、ユラユラと揺れる石階段。
「!」 そこからすぐに気づいた。
「師月ちゃん! どうして・・・」
師月は意識を失った光樹をおぶって、ここまで上ってきたのだ。
「これは私達末年の一族に与えられた試練ですから・・・」
「それにあなたは信じてくれた初めての人ですしね」
「師月ちゃん・・・ありがとう 私はもう大丈夫だから」
光樹は師月から降りた。

「ここまで背中で休んでおいてなんだけど、ここで一休みしない?」 
「いいですね、実を言うとここまで休み無しで歩き続けてもうヘトヘトで・・・」
「時間にもまだ余裕が有るはずだ・・・し・・・」
腕時計を見た光樹が凍りつく。
恐る恐る腕時計を見た師月も凍りつく。


「・・・・・・!」二人はどちらともなく、再び石段を登りだした。
体重が乗った重い足音が響く。


光樹は駆け上がる。
師月の試練を失敗させないために。
ただの荷物で終わらないために。
激しい振動に耐え切れずジャージのチャックが裂け、
胸がこぼれ落ちれても構わず上り続ける。

師月は駆け上がる。
光樹と共に試練を達成するために。
皆に災いを及ぼさないために。
更なる巨大化により巫女服が破れ、あちこちで肉が溢れようが
構わず上り続ける。

そして、二人はほぼ同時に
神の社にたどり着いた。
その時、腕時計の示していた時間は―――


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