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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その4

457名無しさん:2016/12/06(火) 00:41:46 ID:Aij/Sirw0
本スレ15スレ目の218です、数年ぶりのSS投稿失礼します

脱衣所、更衣室、試着コーナーの中…目的は違えど衣服の着用を目的としている限りその行為は時として衣類対人の戦いへと発展する

(んっ…どうしようキツい)

友人が見守る中デニムショートパンツに勝負を挑もうとしているこの女性は心の中でそう呟いた

彼女の名前はヒロミ、食べ歩きと女子会が趣味、昔は活発な性格だったが最近は清楚系にジョブチェンジを目論みロングワンピースを着こなす27歳の女性である

事の発端は今日の昼間に遡る、同い年の友人ユウカとお気に入りのパンケーキのお店で幸せを頰に詰め込んでいた彼女はふと、ユウカの話題にフォークを止めた

「ここのお店もよく来る様になったよね、パンケーキって美味しいから食べ過ぎちゃって…ちょっとダイエットしよっかなぁ」

苦笑しながらさらに話を続ける

「ヒロミも一緒にダイエットしない?もうそろそろ痩せにくい年齢だから好きなだけ食べてたらそのお腹もパンケーキみたいになっちゃうわよ」

そう言いながらナイフの背でパンケーキをぷるぷる揺らして笑ってみせた

(ぐっ…このタイミングでそんな話をするなんて)

確かにヒロミは社会人になってからはデスクワークも増え運動不足な為、以前と比べれば露出の多い服装に抵抗を持ち始めた、それでもスタイルにはそれなりに自信があったのだが…

流石に少しムッとしヒロミ、ユウカへの反撃が始まった

「わぁほんと、よく見るとこのパンケーキ…ぽよぽよしててユウカのお腹みたいね」

ドキッ

ユウカはサッと両手でお腹を隠す

「セーター越しだから分かりにくいけどユウカ…以前よりふにふにしてきたよね、ひょっとして気にしてたから最近ゆったりした服装が多かったのかな?」

「ちっ、違うわよ確かにダイエットには誘ったけどまだまだ普通体型だから!!」

とっさに両手でお腹を抑え込むユウカ、図星だったようだ

「大体ヒロミだって私と同じような食生活じゃない、折角心配してあげたにょに!!」
「…のにっ!!」

噛んだ、顔を真っ赤にしてぷりぷりしてる、ちょっといじめたくなる

(もうちょっとからかっちゃおうかな)

「ごめんね、私太らない体質だからよくわからないの…大学生時代からずっと同じ体型なんだテヘ」

(正直少し見栄は張ったけど少なくとも自分では全然変わってない、そう思う)

ダイエットに必死な相手に決して言ってはならない一言「太らない体質」その一撃は見事ユウカの乙女心にクリーンヒットした…

「う、嘘よ…だって!!」

二人の間に険悪な空気が漂い始める、流石にやり過ぎたかな?

「あの〜ユウカさん?ユウカちゃん??ごめんね…ちょっと言い過ぎたかな」

流石に不味いと思いフォローに入るヒロミ

「…パンツ」

ごめんに対してパンツと呟くユウカ、正直意味が分からない

困惑するヒロミの前にそっとスマートフォンの中の一枚の画像を指差すユウカ、そこには就職前、つまり大学生の頃にユウカと一緒に撮った画像が大切に残されていた。
その画像の中で確かにヒロミはデニム地のショートパンツを履いてポーズを決めている、どういう事だろう?

「ヒロミ、このショートパンツまだ持ってる?」

「ど、どうかなぁ…最近こういうの履かないからクローゼットの奥に眠ってるかも」

「じゃあ…今からヒロミん家行くから本当に大学生時代と同じ体型なら履いて見せて」

正直ドキリとした、ユウカをからかう為にそんな事は確かに言ったけどいざやって見せろと言われると流石に恥ずかしい

「いや…こんな古いのまだ残ってるかどうか分からないし」

どうにか逃げようと試みたが


「は い て み せ て 」

凄い剣幕に押し切られてしまった…こんな事なら焚き付けなければ良かった

そんなこんなでぷりぷり不機嫌なユウカの分の会計もお詫びに済ませたヒロミはユウカを連れ帰宅した。


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