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肥満化小説・肥満化絵投下スレッド その4

499名無しさん:2017/02/08(水) 19:42:52 ID:aKWPs8J60
「・・・決めた」
「え? なにを? 朝ごはん食べたばっかりでしょ? もうお昼のこと考えてるの?」
「ち、違う! ダイエットだ! 絶対に痩せてやるー!!」
「おぉ〜、思い切ったね」

ベルは赤面し涙目ながらも、前よりずいぶん重たくなった拳を振り上げ高らかに宣言した。
室内は狭くて運動ができず、外で行うのは何だか恥ずかしいということで、なるべく自然な形で運動をすることになった。

そう、クエストである。ここ数年で急速に普及したこのシステムは職に困る人々の救済システムとしても機能していた。ちょうど緊急の大掛かりなクエストが舞い込んだようで、係員が参加者を募っている。ベルとハンナもちょうどそこへ出くわした。

「討伐クエストだって。どうするのお姉ちゃん、本当に受けるの? そんな体で大丈夫?」
「ふっふっふ・・・私を見くびらないでもらおうか! かつてはエルフの森にその人有りと名を馳せた鷹の目のベルだぞ!」
「目はよくても顔がそんなにパンパンじゃねぇ・・・体もだけど」
「う、うるさい! それを何とかしようとしてるんだろ! 全く・・・そもそもダイエットだと考えるから恥ずかしいんだ。クエストを受ければ自然に痩せられる。ダイエットはオマケなのだよ!」
「それはお姉ちゃんの考え方の問題でしょ? まあ本人がその気になるんだったらこの方法でもいいか。・・・返り討ちに合わなきゃいいけど」
「さぁー! 無駄に動いて瘦せるぞー!」
「・・・大丈夫かなほんとに」

クエストへの参加を申し込んだベルはハンナの見送りを受けて意気揚々と出陣していった。


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