[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【設定】評価スレ 2nd【作品】
1
:
数を持たない奇数頁
:2017/02/19(日) 19:08:43 ID:Z36LXcHk0
ここは考えた設定や作品を評価してもらうスレです
流れはこちら↓
適当な時間に晒す
↓
晒された設定見た奴が質問、もしくは評価する
↓
それを見た被評価者が回答、もしくは感謝する
・前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/study/9980/1284563917/l30
201
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/03(火) 23:56:01 ID:brLeSnLc0
>>191
読んだ。
相変わらず読みやすいのはすげえ。普通にスラスラ読める。
「読みやすい文章」としては全編通して全く問題ないというか、このペースで書いてこれかよ……と脱帽。
ただ、やはり「読ませる文章」としての質はやや落ちてる感。
やはり他の人も言ってるようにやや冗長感があるというか、情報開示は情報開示、心情描写は心情描写だけになっていて
情報開示しながらキャラの心情を暗に示しつつユーモアもねじ込んでくる普段のめいでんの情報密度に慣れてると物足りないのかな。
特に序盤のミハイロヴィチが不審船について考察してるところとか、かなり読みやすくはあるんだが
いつもならもう少しスマートにまとめつつ、さらに世界観やキャラを自然に滲みださせてグイグイ惹きこんできそう。
でも、キャラ同士の掛け合いシーンは今回のバージョンでも読ませるパワーすごかった。
出撃時のミハイロヴィチとルイスの掛け合い、その後のジェシーとのやりとりもガンガン読ませてくる。
あと、キャラの動きや展開等で違和感あるシーンはなかったかと。
そして相変わらずストーリーおもしれえ。違う価値観持った人間がそれぞれの思惑で動いてるワクワク感がヤバイ(小並感)。
とりあえず速筆バージョンでも十分な読みやすさはあるので、普段の書き方とうまいこと組み合わせられればかなりの武器になりそう。
……こういうのを見てると普段めいでんがどれだけオバケめいた改稿をしてるのか恐ろしくなる
客観性というか読者の視点を持ちつつギュッとまとめてくる推敲力のヤバさを改めて思い知らされた
202
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 01:22:15 ID:RwOlUSDw0
>>201
唵……ありが……オリゴ糖……( ´ω`)
>情報開示は情報開示、心情描写は心情描写だけになっていて
これだ!
普段は推敲のときにシャノンの情報理論を基準として
文章の情報密度を高める方向で削っていくから
最終的に「全部載せテキスト」に収斂するのだが
今回はそこを省略したことで情報密度をだいぶ落としているのだな……(いま自覚を得た)
艦長の思考を追っかけてるだけのパートとか特にノー推敲だったし……。
普段の、と言ってくれてるアレ、情報をミルフィーユめいて重ねた精密複合構造体としての文章は
結構時間かけないと出てこないんお……。
203
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 01:46:45 ID:oQ1huQJ60
すげえ参考になる……凄いなシャノンの情報理論(前に聞いて買ったけど積ん読してた)
自分がめいでんに寄せてくにあたって必要なのは『シャノン式の全乗せテキスト』と『展開(プロット)レイヤでの必要情報量の削り込み』なわけだな
204
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 02:01:58 ID:RwOlUSDw0
【個人的な反省】
シャノン式に情報を圧縮・結合させるときの触媒として
ふだんは詩的言語をよく使うんだけど、今回はその成分が全然なかった。
人とモノの描写と状況説明に終始してしまって、その色彩や輪郭や香気や手触りといった
文学的情緒を引き出し得るアレコレにまで気が回らなかった。
たぶん密度低下の最大の原因これだわ。
おなじみのプロローグ(ルイスが開拓惑星爆撃するアレ)あたりと引き比べるとマジに一目瞭然すぎる。
205
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 02:54:21 ID:/O165hbA0
めいでんは普段どういう風に推敲しているのだろう
前回の自分は、推敲時に展開の整合性だけに注目してたからか、読者のイメージ組み上げやすさのための視線誘導までは頭が回らなかったから、今度は上手くやらないとなー
206
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 02:56:31 ID:/O165hbA0
うわ、普通に上に載ってた失敬
207
:
数を持たない奇数頁
:2018/04/04(水) 14:10:44 ID:nqny3pgo0
自分からも聞きたいんだけど、めいでんが普段の時間かけてる時の削文というか情報収束って、
『一度書いた上で削る』んじゃなくて、『書き始める時点で纏めてる(つまり情報収束した文になるまでは書き出さない)』んだろうか
多分『書いてから削る』と早くはあるが削れる量に限界があって、『削れるまで書き出さない』だと一番纏まるけど時間がかかりそうで、めいでんはなんとなく後者っぽい気はするんだが
あくまで今回投げた文から削ったり纏めていくような段階分けにしたら、今回のスピード特化と今までの情報収束特化の間くらいの進捗&精度になるかもしれない
208
:
ぬんぬん
◆e2usW7RJMY
:2018/04/04(水) 21:46:56 ID:RwOlUSDw0
>>205
ふだんは
>>207
で挙げられてる方式のハイブリッドみたいなところがある。
つまり「ある程度の収束率が得られるまで書き出さない」&
「書いてからさらに圧縮を掛ける」の二段構え。
こうでもしないとホイップクリームみたいなふわふわスーパーライトノベルになってしまう
(……のではないか?という恐怖が宿病めいて付きまとう。我は強迫観念に駆られて推敲するマン)
今回は二段目をほとんどやらなかった結果がこれである(´_ゝ`)
一段目はなんかオートで発動するパッシブスキルなので解除できないもよう。遅筆の病因。
あと、競作スレでも書いた圧縮過程としては
・レベル1フィルターで「無い方がいい文章」を排除する
・レベル2フィルターで「無くても困らない文章」を消去する
・レベル3フィルターで「意味・必要性を説明できない文章」を削り落とす
・これらの推敲フィルターを必要な情報密度に応じて使い分ける
みたいなのをやろうとしている(できているとは言わない)。
高レベルのフィルタリングをかけるほど時間を要するが、文章の密度も上がるのだ。
209
:
ゆか
◆Nj0qU1VnBA
:2018/04/09(月) 02:21:06 ID:b8nmWH9U0
あっ、すまん自分宛と気付いてなかったありがとう
基本的に俺は推敲する度に文章が増えていくので(展開の飛躍があるかもという強迫観念に突き動かされる)
削る修練をすべきですね…
210
:
醤油(漆黒)
◆hm3LsfVrgE
:2018/05/08(火) 09:12:50 ID:5lOu9Pbc0
とりあえず前半部終わらせて三万九千字(新規分一万四千字)、多分後編は外に出さずに書いてから賞に出すからコレが実質ラスト投稿になると思う
前作一話分に字数を抑えて読むコスト下げたのは確かな成長な気がするので是非に読んでほしい
【タイトル】鋼の森のアリス(前編)
【ジャンル】サブカル系不純文学?
【URL】
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1128
【補足】
・起承転結の『起と承』が終わったところなのでこれから加速するところではあるんだけど、転結を書くには今のままだと持ちネタが少なすぎるので少し別作品に移って時間をとりたい。
・ついでに前作みたいに全部終わってから致命的なことに気付いたりはしたくないので、とりあえず書いた部分について最後にいろんな場所で意見を貰って修正かけておきたいので評価スレに上げた次第。
どんなフワッとした感想とか思った通りの意見でも良いのでなんでも欲しいのだ。
211
:
数を持たない奇数頁
:2018/05/09(水) 23:55:28 ID:d87Tbxks0
>>210
舞台設定とか雰囲気自体は結構好きだけど文章と描写がかなり足を引っ張ってる感
なんだろう、やっぱり描写がくどいというか読んでて頭が痛くなる感じがあった
描写に焦点があってないというか、箇条書き的に描写の目線がぶれまくってる感
雰囲気は出てるけど逆に雰囲気しか出てなくて描写量の割に物語としての情報量が少ないために
起伏のない文体と合わさって読むのにごっそりエネルギーを持っていかれてるのかな
たぶんクライマックスで使うべきレベルの描写量を冒頭ですでに開放してるから描写量と情報量が不協和音起こしてるのかと
なので持ってる技術をあえて使わないことを意識すればだいぶ読みやすくなりそう
あと基本的な部分だと日本語として主語がこんがらがってる文があるのも読みにくい原因かも
例えば
>有栖が伸ばした手に少女は指を絡めて身を寄せてきて、
>その親しさを演出するような仕草が余りにも手慣れていたから、あどけない表情に反して彼女もまたいっぱしの街娼であるのだと思い知らされる。
この文だと1行目の主語は少女だけど、2行目の主語は有栖になってるとか(俺も日本語下手だから指摘あってるかわかんない)
それとキャラの心情について地の文で長々書きすぎなのかな、ってイメージ
説明しなくてもそれまでの描写でわかる部分までわざわざ言葉にしてるから
シャノンのアレ的な観点だと読者への情報量が特にない、ただくどいだけの文が生まれてる
現状ストーリーのイベントに対してモノローグが多いから、
キャラを魅せるモノローグを書くのではなくキャラを魅せるシーンを増やしたら一気に変わりそう
あとキャラの背景って一番おいしい部分だから、開示するにしてももう少し話進めてからのほうが効果ありそう
まあこの辺の感想は『嵐の季節』の前までの部分で『嵐の季節』からは多少改善されてる感じがした
212
:
数を持たない奇数頁
:2018/05/10(木) 12:44:42 ID:BaPZM3CE0
>>211
ウオオオ(ノ・ω・)ノオオオォォォ-(大気圏に突入する犬のごとき歓喜の雄叫び)
相変わらず描写量>>>物語の情報量になってるか……『要らない描写』が何処かと読み返してみれば、確かに『不思議の国』とか『街』辺りはただのデッサンを過剰に守ろうとし過ぎてる感がある
どこまで描写として克明でも『読者も知ってる(より深く洞察したり何かを再確認するわけでもない)』ことなら情報として必要ないしね
『描写の目線がぶれまくってる』ってのは、『何を描写しているのか、何のために描写しているのか』という意図が取れないっていうことで良いんだろうか?
確かに文章運びとしての焦点は少しずつ意識していたけど、描写対象の方にまで焦点を絞ることを考えられていなかった、反省
確かにクライマックスでの描写量を冒頭で使ってしまってるってのは正しいな……冒頭シーンとかも『描写』について取捨選択してもっと削り込んだら構造ごともっと短くできるな!!!ってなった。改稿時に残しときたい描写があるために文章パズルして構成がガタガタになった記憶がある
キャラの心情についても、元々のコンセプトだと間に挟む『手稿』側では自意識全開有栖ちゃんの好き勝手な独白垂れ流して良い代わりに『鋼の森の有栖(メインシナリオ)』では『(未来の白鳥有栖の書いた架空の)創作物』としてエンタメ的に割り切った構成に振り切る予定だったのを忘れていた気がする。
キャラ背景については此処から相当畳み込む(あと四万字強で全てを終わらせる)となるとこれくらい振れ幅稼いどいても良いかなって感じではある、こっから二転三転できるように仕込んであるし後々に設定を残しといて前半モタつく失敗を前回やらかしてるので取りあえずは逆向きに振り切るくらいで試していきたい。
ただ有栖の心情については前記のコンセプトを書いてるうちに結構忘れてたのが否めないし、他(キャラの心情)については……どうだろう、正直書いてる途中&書いた直後では読者側からしてどれくらい読み取れてるかが掴めてない感じがする、ので適度に時間と距離を置いてから読み返して判別したい。
『嵐の季節』については前作を別所で晒した時に『台詞回しの自信がないからって地の文に逃げると字数が太るぞ』ってご指摘を頂いてから試行錯誤して地の文のストックをシャノン的に削り込んで、ある程度の分かりやすさと引き換えに数行の会話文に変換する方法が分かったのがデカいかもしれない(本当に有り難かった)
ただ有栖とウサギがある程度同類としての共感を持ってるからできたことではあるので、それより前の部分に適用して削り込む際は話者が何処までなら相手に話すかと照らし合わせて慎重に行きたい。
多分冒頭部(『街』)はプロットごともっとスリムにできるし、『不思議の国』は文章単位で削り込んで、ただラストの『嵐の季節』についてはもうちょい書き進めないと最終的に要る情報要らない情報ってのが分からないから後編入ってから改稿かな
目につく部分が文章と描写メインだった(逆に言うとそこを直すだけで楽に改善できる)のは、めいでんが評価スレに上げてたのとかでプロットレベルで情報を削り込むことを意識できたかもしれない
マジで有り難いです取りあえず前編改稿しつつ後編のプロット出していきます
213
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/03(日) 04:16:29 ID:2NKoy/VA0
ゴジラのアニメを見て思いついた二次創作のアイデア
タイトル「機龍咆哮 〜逆襲のメカゴジラ〜」
■あらすじ
1,ゴジラ出現で、人類が宇宙に逃げ出して数十年が経った地球。
宇宙船アラトラム号の乗員に選ばれず地球に取り残された大半の人類は、ゴジラを筆頭とする怪獣に日々脅かされながら各地に残った街で細々と暮らしている。
2,主人公は、日系人で何でも屋の「ヨシト」。
ある日高額の報酬に釣られ、老人から組織Aに届けるようにと荷物を預けられるが、その途中で暴竜アンギラスの襲撃を受けて誤って荷物の中身を開封してしまう。
3,荷物の中身は、金属のようなボディを持つ少女型ロボットだった。
暴竜アンギラスを瞬殺するほどの戦闘力を持ちながら、無知で右も左もわからない少女型ロボット。
4,「いくらなんでも人間は預かれない」と依頼主の老人に返そうとするヨシトだったが、依頼主は何者かに殺されてしまい、さらに別の組織Bにまで狙われる羽目に。
ヨシトはこのロボットを「ケイ」と名付け、とりあえずケイの面倒を見ながら組織Aへ届けるまでの逃避行を始める。
5,組織Bの追跡を掻い潜りながら、届け先の組織Aの本拠地へ無事ケイを届けるヨシト。
名残を惜しみながら別れたヨシトだったが直後ヨシトは組織Bに拉致され、そこでケイの正体を知らされる。
6,ケイの正体は、かつて富士山で開発途中のまま破壊されたメカゴジラを復元したもので、その頭脳中枢として創られたのがケイだった。
組織ABの正体はかつてメカゴジラを建造した地球防衛軍の残党であり元々ひとつの組織だったが、
メカゴジラをゴジラ討伐ではなく地球征服に用いようとするAと、飽く迄ゴジラ討伐の道具として使おうとするBで内部分裂を起こしていた。
依頼主の老人マフネ博士は組織Bに属していた科学者で、当初ゴジラ討伐のためという名目でケイを作らされていたが、地球侵略にも使える可能性を危惧して組織Bから離反。
ケイを保護するという組織Aの虚言に騙されてヨシトに輸送を依頼したのだった。
7,ケイが懐いていたことと、腕っ節の強さから、組織Bはヨシトを仲間に引き入れようとする。
「ケイを兵器扱いしてる時点で結局おまえらは同じ穴のムジナじゃねえか」と当初は反発しつつも、ケイに愛着が湧き始めていたヨシトはこれを渋々承諾。
組織Bとヨシトの共同戦線によるケイ救出作戦が展開される。
8,組織Bとヨシトが組織Aの拠点を襲撃。
乱戦の最中、組織Aの首領はケイをナノメタルのボディに埋め込み、身長100m相当のメカゴジラ2号を完成させてしまう。
ケイはナノメタルと融合したことでメカゴジラとしての機能を覚醒させられてしまうが、ヨシトへの愛着を忘れておらず、組織Aの首領の命令に逆らってヨシトを守る。
組織Aの首領、慌てて逃げ出す。
9,そこに身長100mのゴジラ=アースが出現、組織Aの首領が乗った飛行機を熱線で撃ち落とす。
ゴジラへの恐怖で戦く組織ABの人々とそして愛するヨシトを守るため、ケイ=メカゴジラと、ゴジラによる死闘が繰り広げられる。
10,しかしケイは敗北。
ケイは、ナノメタルで出来たボディを拡げることでゴジラからヨシトや組織Bの人々を守ろうとするが、ケイのナノメタルは人体にとって有害そのものだった。
ケイが守りたかった人々は、ゴジラに殺されるよりも前にナノメタルに飲み込まれて死んでゆく。
11,しかもナノメタルでは結局ゴジラの本気の熱線を防ぐことは出来なかった。ケイのナノメタルに飲み込まれた地球防衛軍残党の拠点をゴジラは熱線で焼き払う。
12,かくしてメカゴジラ2号は殲滅されたが、自らに匹敵し得る存在がまだ地球上にいることを知ったゴジラはメカゴジラをライバル視。
以後二万年に渡ってメカゴジラを探し続けることになる。
214
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/03(日) 04:16:52 ID:2NKoy/VA0
■登場人物
・ヨシト
日系人の男で、何でも屋。かつて地球防衛軍の残党の特殊部隊に所属していた過去があり、腕っ節は強い。
若い頃は使命感に燃える熱血漢だったが、怪獣の襲撃で妻と娘を殺されて以来無力感に苛まれるようになり地球防衛軍から離脱。
以降はその腕っ節を生かした何でも屋として日銭を稼ぎ糊口をしのいでいた。
ひょんなことからケイと逃亡生活を送る羽目になるが、生活を共にするうち娘とケイを重ねて愛情を抱くようになる。
・ケイ
メカゴジラ2号機として作られたアンドロイド。少女の姿をしているのはマフネ博士の娘ケイの姿を模して創られているため。
ケイの名前の由来は、本人が「ケイ」と名乗ったことからで、ひいてはマフネ博士の死んだ娘の名前でもある。
全身がナノメタルで攻勢されており20m以上の体躯を持つアンギラスを殺すなど戦闘力は高いが、知能面では無知で無垢そのもの。
・マフネ博士
ヨシトにケイの輸送を依頼した老人。正体は地球防衛軍の残党である組織Bに雇われてメカゴジラ2号機を建造した科学者。
かつてゴジラに愛娘のケイを殺されて以来狂気に陥ったマッドサイエンティストであり、
メカゴジラ2号を娘の姿に似せたのは「かつてゴジラによって殺された自分の娘によってゴジラを殺す」という報復心からだった。
開発が進むうちにメカゴジラ2号として作られたケイと、過去に死んだ自分の娘ケイとの区別がつかなくなり、
そこを組織Aに付け入られて「あなたの所属する組織Bは、あなたの娘の力を悪用して地球を征服しようとしている」と誑かされて組織Bを離反、
ケイの輸送をヨシトへ依頼した後、組織Aが送り込んだ刺客によって抹殺される。
・組織A
かつてメカゴジラの建造技術をもたらした宇宙人ビルサルドを主体とする地球防衛軍残党の一派で、首領はビルサルドの大幹部だったムガール。
表面上はゴジラ討伐の為に戦っていることになっているが、実際はゴジラ討伐を諦めており、メカゴジラを建造したのもその力で人類を支配する為だった。
マフネ博士を騙してケイを手に入れたものの、ヨシトたちの活躍によってケイを奪い返され、逃げ出そうとしたところをゴジラ=アースに撃ち落されて死亡する。
・組織B
ビルサルド以外の人類を主体とする地球防衛軍残党の一派。
メカゴジラは飽く迄もゴジラ討伐の道具としており組織Aの方針に反対しているが、「ゴジラを倒した後メカゴジラはどうすんだ」というヨシトの指摘には答えられなかった。
■怪獣
・ゴジラ=アース
2030年に出現した史上最強の怪獣。その後も成長を続けており、初出現から数十年が経過した現在では体高100mにまで巨大化している。
初出現から数十年に渡って休眠と覚醒を繰り返しながら、地球に存在する怪獣を狩り続けており、本来休眠期にあたるはずの今回の出現もメカゴジラという脅威の出現を察知したため。
・暴竜アンギラス
怪獣の一種。体長は20m程度で、まだ若い個体。同族の大半はゴジラ=アースによって討伐されているが、生き残った少数がゴジラの休眠期にあわせて繁殖していた。
・メカゴジラ2号機
アラトラム号が去った後、地球で再度建造されたメカゴジラの2号機。体高は80mほど。1号機よりも若干改良されている。
215
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/03(日) 04:19:02 ID:2NKoy/VA0
■組み込みたいシチュエーション
・『決戦増殖機動都市』で描かれなかった、ゴジラとメカゴジラによる怪獣プロレス。
多分、虚淵氏が思いついてあえてやらなかっただろう「美少女型ロボット VS ゴジラ」という捻り。
・アニメ版の設定の補完。地球防衛軍やアラトラム号が置き去りにした地球人たちはどうなったのかなど。
・アンギラスの上顎をフッ飛ばして瞬殺するケイ。「ゴジラ対メカゴジラ」のパロディ。
・「SAYONARA YOSHITO」。「ゴジラXモスラXメカゴジラ東京SOS」のパロディ。
・逃げきったと思った途端目の前に現れたゴジラの熱線で焼き殺される組織Aの首領。「ゴジラVSキングギドラ」のパロディ。
・ケイが人々を助けようとして逆に殺してしまう。虚淵作品によくある「善意で動いたものの、最悪の結果を招く」という展開のオマージュ。
■懸念点
・メカゴジラ2号機を建造する資材とかエネルギーはどっから持ってきた? あと1号機と比べたところでの改良点は何にしよう。
・ケイが人間を守ろうとする動機付けが薄い。
・組織Bを代表する人物を設定したいが、設定がいまいち浮かばない。
・7あたりの展開が若干強引。
・物語としてのテーマを何にしよう。
216
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/06(水) 21:11:31 ID:I/WG1bYs0
そういや虚淵ゴジラ見ようと思って結局見れてないなあ
217
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 01:01:21 ID:OPJpIues0
>>216
218
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 01:01:49 ID:OPJpIues0
>>216
批評はないの?
219
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 11:50:11 ID:9Xbbv.dY0
あ、すまん
(パッと見面白そうではあるけれどもそもそもアニゴジまったくわからん人間なので
どこまでがアニゴジ設定でどこがオリジナル部分かもわからずトンチンカンなこと言いそう
とりあえず晒し自体は読んだので誰も見てないわけじゃないと呟きだけ残しておこう
うまくいけばここからアニゴジ見た人の会話がはじまり、それで内容を多少理解できたり
その関係でアニゴジ見た人からの晒しへのリアクションもあればいいな)
的なアレで、元ネタわからないなりのささやかな応援のつもりだったのだ
220
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 23:19:45 ID:tDY6Q8bY0
ここでアニゴジ見たマンが参上( ´ω`)
感想より便乗ネタ出し妄想の方が捗ってしまったのは勘弁してクレメンス……。
>>213-215
本編と矛盾しない範囲で作中史に挿し込む外伝としては、いいプロットだとオモフ。
懸念点に関して、趣味全開だがアイデアを出してみる。
・メカゴジラ2号機の資材、エネルギー等、および1号機からの改良点
→ケイという制御装置があるので、ある程度ナノメタルをコントロールできるものと思われる。
というわけで、基本はナノメタルの増殖&分子変成機能に頼って資材を調達する。
が、都市を複製するのに2万年かかっていたあたり、普通に自然環境を侵食するのでは
2号機をゼロから建造するにはおそらく時間が掛かりすぎる。
そこで、冒頭のアンギラスのような「地球に残存していたゴジラ以外の怪獣」を
倒して取り込むことで、怪獣たちの生物学的常識を逸脱した強靭な細胞、遺伝子情報、
さらにその巨体を駆動する膨大な生体エネルギー発生機構をも余すところなく利用するという
「怪獣を喰って自己進化する」機能がマフネ博士の手で追加される。
→作劇上の意図として、ひとつは他の怪獣を排除して孤高の絶対強者となるゴジラと、
他の怪獣を取り込んで新たな生物圏そのものとなるアンチ・ゴジラの対立構造を作ること。
もうひとつはメカゴジラに様々な怪獣の特性・必殺技などを集約することで
前史として省略された「ゴジラVS歴代怪獣」の総決算的な戦いを演出する狙いがある。
ここでゴジラに敗れたデータもシティの方にフィードバックされてて、
「怪獣の模倣」では勝てないとして「人類(文明)の模倣」を推し進めた
……みたいな裏事情も、あわよくば盛り込めるかも。
・ケイが人間を守ろうとする動機付けが薄い
→せっかく「娘の似姿として怪獣を生み出してしまうマッドサイエンティスト」がいるのだから
メカゴジラ2号機はビオランテ要素を隠し味に入れてみてはどうか。
マフネ=白神源壱郎で、ケイ=英理加。
制御ユニットであるケイにはオリジナル・ケイの因子(細胞?)が組み込まれており、
これが人間への理解・共感を可能としている(同時に、人類の脅威とならぬための安全機構の一層でもある)。
ヨシトの悲哀と愛情のなかに、ケイはオリジナルが生きていたころのマフネを見ている。
えっ人間の細胞を組み込んだくらいでメカ娘が人情を理解するのかって?
そこはエクシフの技術でも導入してなんとか……(ナノメタルの隙間から漏れ出す性癖)
221
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/07(木) 23:22:18 ID:tDY6Q8bY0
■つづき
・組織Bを代表する人物
→案A:暗黒面に堕ちたハルオ(本編主人公IF)
→ゴジラへの復讐に狂ったはずのマフネ博士すらドン引きするレベルのゴジラ殺すマン。
もうゴジラ殺せれば人類とか滅びてもいいよメカゴジラが地球を呑み込んでも知ったこっちゃないよ、みたいな。
→案B:ゴジラより戦後のパワーバランスが気になっちゃう政治屋
→メカゴジラ厨。ナノメタルがあればゴジラなんか簡単に倒せるし地球環境も再生できると思っている。
一方で地球の覇権をビルサルドに渡すつもりはないため、ナノメタル制御中枢としての
ケイとメカゴジラを「ポスト・ゴジラ時代千年の覇権をもたらすレガリア」と看做している。
→案C:エクシフ残留組の誰か
→組織のリーダーではないが、思想的・宗教的支柱。
あとゲマトロン演算関連の技術を提供してケイ&2号機の開発に貢献した。
この人が女性で、ケイが母親を重ねて見ていたりすると、なんか一部の層に届く。
・7あたりの展開が若干強引
→ヨシトが最初から組織Bを信用しておらず、作戦の途中でケイを攫って逃げる算段でも
付けていればムリ感は緩和されるかも。主人公の意志力で展開の強引さを中和する作戦。
もしくは組織Bに理解者的なキャラを用意して、そいつへの義理で一回だけ手を貸すとか。
・物語としてのテーマ
→本編二作目で掘り下げられた「ゴジラを倒すには人間を辞めなければ(己も怪獣と化さねば)ならないのか?」
という問いを補強するような話にしてみてはどうか。
ヒトの似姿を魂の器としたメカゴジラ2号機に「怪獣の力の結晶体」という属性を与え、
「怪獣と化した人間ならゴジラに勝てるのか?」という問いに、おなじみの怪獣プロレスを通じて応答する。
微妙なニュアンスの違いになるが、「人間がゴジラになっても本当のゴジラには勝てない」というより
「そもそも人間はゴジラになれない」の方が、本編に寄り添う形の答えになってよいと思う。
→私見だが、フィクションにおける最善の道は往々にして、最も困難な道でもある。
「人間はゴジラに勝てない→じゃあゴジラになっちまえばいいじゃん」
などというナンセンスが、物語を通して挑む問いの最終回答であってはならない。
生命を合目的性の機械としか見ないビルサルドの妄執は、結局2万年前にも失敗していたのであって、
その語られざる歴史の記述を以て、本編でハルオが選んだ道は少なくとも「正解に通じる可能性のある道」
であるのだと示す傍証。本作の位置づけとして、そんなところを(勝手に)想定している。
222
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/08(金) 01:40:24 ID:yHQUge4w0
>>219
いや、まあ読んでくれただけでもありがたいんだけどな、すまないな
近頃の俺ときたらどうもそこらへんを実感をもって感じられない
>>220-221
アイデアありがとう、プロットのおおまかな部分は問題なさそうで何よりだ
「一号機ですら復元できない有様なのに、改良型なんて創れるのか」っていう問題点に対して、「改良されたからこそ作り出すことが出来た」っていうアイデアはコロンブスの卵だった
「Xメカゴジラ」でメカゴジラのデザインは工学的に戦闘においても有利とかいう変な設定もあったし、ゴジラを倒す為に怪獣のデータを吸収していったら最終的にゴジラっぽいロボットに収斂進化した、っていうのも面白そうだ
それに過去怪獣のデータを取り込んでいる=過去怪獣の技をある程度コピーして使えるという強敵感もいいね、デストロイアのヴァリアブルスライサーとかメガロのドリルとかアンギラスボールとかクモンガのデスクロスネットとか夢が拡がる
こうなると今度は、ゴジラと戦った際の敗因をどうしようかってところになるかな
テーマからすると「人間はゴジラになれないが故にゴジラに勝てない=人間要素ゆえに敗れる」のが自然なんだろうけど、短絡的に考えると人間への愛着ゆえに敗れるとかいう話になってしまう
追加キャラについて、案Aは扱いづらそうなのでもうちょっとマイルドにしそう(ヨシトとケイを執拗に追跡する組織Bの急先鋒で、ゴジラに家族を殺された過去があり、ゴジラへの復讐に使えるメカゴジラ=ケイに執着しているが、根は御人好しで悪に振り切れない、みたいな)だが、案BCはどっちもアニメ本編には出てこないタイプのキャラだな
特にエクシフ側の人間がいなかったので案Cがお気に入りかも
テーマ周りまで外注しようとしてて若干アレだったな、すまん
以前管理人スレに書いたけど、「実は以前に怪獣プロレスかましたけど、怪獣プロレスではゴジラに勝てなかったから本編ではやらなかった」っていうアイデアも盛り込めそう
読み返してて思ったけど、ゴジラに家族を殺された系の人が多いな
家族を失った結果として、厭世的になったヨシト、狂気に陥り怪物を作り出したマフネ博士、上記の組織Bの案A君
223
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/25(月) 02:08:37 ID:qHbOGK8g0
本スレでさらっと書いてた「報復心」の擬人化をさらっと書いてみた。
某ゲームの二次創作に使うつもりなので固有名詞っぽいものも若干出てくるけど、そこはフィーリングで読んで欲しい
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1154
私見として、もうちょっと嵩増ししたいっていうのと、ポエミー過ぎねえかってのと、わざわざ擬人化した意味があまり感じられないってのがある
ただ、擬人化といっても「わたしは〜と思った。痛かった」みたいな感情やら思ったことやらを書くのとはちょっと違うと思う
224
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/25(月) 02:08:50 ID:qHbOGK8g0
上げたほうがいいかな
225
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/26(火) 00:21:15 ID:f0tG9MX.0
ざっと読んだ分だと原作はMGSシリーズか
たしかに擬人化しての記述に必然性を感じられないな
文章量については引き延ばせそうな箇所が無さそうだしこのままでも良さそう
226
:
数を持たない奇数頁
:2018/06/28(木) 00:27:35 ID:11VJBKs.0
>>225
報復心について思うところがあって、かといって設定垂れ流して説教垂れたくはないから擬人化してみたんだけど、どうにも上手くいかないな
「MGS4における愛国者達の崩壊を、愛国者達内部に寄生した報復心が実況中継する」っていう方向で考え直してる
227
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:26:08 ID:XC5K9XBM0
機龍咆哮 逆襲のメカゴジラ
■世界観
21世紀に入ってしばらく経った頃、ゴジラを筆頭とする怪獣が大量に出現し、為す術なく追い詰められた人類は地球脱出を決意。
1万人の人類を乗せた箱舟アラトラム号が、怪獣の惑星と化した地球から脱出した。
アニメ本編で描かれなかった、「主人公ハルオたちが逃げたあとの地球」が舞台。
時期は、アラトラム号が出航し、モスラの卵を輸送した地球防衛軍最後の作戦:オペレーションクレードルから10〜20年程度が経過した頃。
オペレーションクレードルにおけるモスラとの交戦で、深手を負ったゴジラは10年以上の休眠に入り、地球は束の間の平穏を手に入れた。
時折出現する怪獣達に翻弄され、いつ復活するかわからないゴジラに怯えながら、人類は滅亡までのモラトリアムを謳歌している。
■テーマ
・本編の補完
「ゴジラを倒すために人間を辞めないといけないのか?」→「人間の心を持った怪獣ならゴジラに勝てるのか?」というもの。
物語の都合上ゴジラが勝つわけだが、その回答として「そもそも人間はゴジラになれない」「ゴジラのようなものになっても、それはゴジラではないのだから、やはりゴジラには勝てない」
もっといえば、「ゴジラになって勝利しても、それは人類が勝利したことにはならない」。「ゴジラミレニアム」に通じるコンセプトでもある。
メカゴジラ2号ことヒロイン:ケイは“ヨシトへの想い”=人間性ゆえにゴジラと善戦するが、メカゴジラ2号=怪獣としての性質からゴジラを吸収合体しようとしたことが原因で、メカゴジラ2号はゴジラに敗れる。
・現実逃避的な終末論へのアンチテーゼと、それに対する回答としての「今を生きること」
今を生きることによって未来に繋がる、みたいなイメージ。
・アニメ本編で描かれなかった怪獣プロレス
アニメ版があえてやらなかったひねりをやることで、どのような結果が得られるか、という思索。
228
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:27:02 ID:XC5K9XBM0
■登場怪獣
・機龍メカゴジラ
アラトラム号が去った後、地球で再度建造されたメカゴジラの2号機。
マフネ博士の“マフネ=アルゴリズム”が組み込まれたことで、「ゴジラ以外の怪獣を取り込んで進化する」という自己進化機能を付与されている。
怪獣との戦闘データを蓄積し、また怪獣のDNAデータを搾取すること、そしてその死骸をナノメタルへ置換することによってエネルギーを吸収・急速に強化増殖してゆくという性質を持つ。
・怪獣王ゴジラ=アース
2030年に出現した史上最強の怪獣。初出現から数十年に渡って休眠と覚醒を繰り返しつつ、地球に存在する怪獣を狩り続けている。
オペレーションクレードルにおけるモスラとの決戦で深手を負い、10年以上休眠していたが、メカゴジラ2号の完成に応じてゴジラも復活。
不完全な復活のためにメカゴジラ2号との戦いでは苦戦する。
メカゴジラ2号には辛勝するものの、自身の脅威となり得る存在がまだ残っていることを理解したゴジラは、以降2万年間メカゴジラを探し続けることになる。
また2万年におよぶゴジラの破壊活動により、地球上に辛うじて存在していた人類の名残は、跡形もなく消し去られる。
・暴竜アンギラス
かつて地球に出現した怪獣アンギラスの末裔。体長は20m程度で、まだ若い個体。
同族の大半はゴジラ=アースによって討伐されているが、生き残った少数がゴジラの休眠期にあわせて繁殖していた。
ケイを運んでいたヨシトを襲撃するが、目覚めた直後のケイに上顎を吹っ飛ばされて死亡。かませその1。死骸はケイに捕食される。不憫。
備考:アンギラスは『ゴジラ対メカゴジラ』で、メカゴジラに顎を裂かれて敗退した怪獣。不憫体質といえばアンギラス。
・怪鳥ラドン亜種
アンギラスと同じく、ゴジラの休眠期にあわせて繁殖していた。かつて出現した大怪獣ラドンの亜種であり、こちらは小型で群れで行動している。
ヨシトの暮らす集落を襲撃するが、ケイに撃ち落とされて死亡。かませその2。死骸はケイに捕食される。
備考:ラドンは『ゴジラVSメカゴジラ』で、メカゴジラに撃ち落とされて敗退した怪獣。裏のモチーフとしてギャオス要素も組み込みたいところ。
・ゼロの業火
ミレニウェヌスの言及でのみ登場する怪獣。ミレニウェヌスいわく、その力はゴジラさえも軽く凌ぎ、エクシフではその真名をむやみに語ることさえ禁じられている。
真名は「ギドラ」。東宝怪獣映画の大悪役「キングギドラ」のことで、エクシフの母星エクシフィカルスのみならずミレニウェヌスの故郷を滅ぼした。
名前は『地球最大の決戦』『怪獣大戦争』におけるキングギドラの異名「金星の業火」「怪物ゼロ」からもじったもの。
・キングシーサー、メガロ、ビオランテ、メガギラス
ケイが取り込むことになる怪獣のデータとして登場。必要に応じてもっと増やす予定。
*熱線を反射→キングシーサー、スーパーX2
*ドリル→メガロ
*触手→ビオランテ
*エネルギーを吸収する毒針、飛行能力→メガギラス
・メカゴジラ初号機
かつて富士山麓で建造されていた対ゴジラ決戦兵器。ゴジラの襲撃により破壊され、開発拠点の跡地には何も残っていないと言われているが……
実はバラバラにされた状態でまだ生きており、「ゴジラを斃す」という指令を実行するため、姿を隠しながらその方策を計算し続けていた。
メカゴジラ2号の敗北を受け、その送信データから要塞化と侵食によるゴジラ討伐が最善手と判断、アニメ第二章「決戦機動増殖都市」におけるメカゴジラシティへとつながる。
229
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:28:49 ID:XC5K9XBM0
■登場人物
・ヨシト
主人公。日系人の男で、何でも屋。かつて地球防衛軍の残党の特殊部隊に所属していた過去があり、腕っ節は強い。
若い頃は使命感に燃える熱血漢だったが、ゴジラとの戦いでキリコ以外の同僚全員を喪い、また家族も喪ったことで無力感に苛まれるようになり地球防衛軍から離脱。
以降は、その腕っ節を生かした何でも屋として日銭を稼ぎ、糊口をしのいでいた。
ひょんなことからケイと逃亡生活を送る羽目になるが、生活を共にするうちケイに対して娘のような愛着を抱くようになる。
過去から逃げ、未来からも目を背け、今だけを刹那的に生きてきた男が、ケイと結んだ仮想の親子愛によって未来を夢見るようになる。
末路:メカゴジラ2号と化したケイと同化、しかしゴジラによってケイもろとも焼き殺される。
元ネタ:『ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS』の主人公の名前から。単に「さよなら、ヨシト」がやりたいだけのネーミング。
・ケイ
ヨシトがマフネ博士から預けられたアンドロイド。少女の姿をしているのはマフネ博士の娘ケイの姿を模して創られているため。
ケイの名前の由来は、本人が「ケイ」と名乗ったことからで、ひいてはマフネ博士の死んだ娘の名前でもある。
全身がナノメタルで攻勢されており20m以上の体躯を持つアンギラスやラドンを殺すなど戦闘力は高いが、知能面では無知で無垢そのもの。
敵といわれたものには容赦せず、覚醒当初は人間さえも躊躇なく殺そうとしたが、ヨシトとのふれあいにより「人間は殺さない」ようになり、ひいては「守りたい」と思うようになる。
またアンドロイドが持つはずのない“幼少期”“優しい父親の存在”をおぼろげに記憶しているが、ケイ本人にもその意味はよくわからない。
正体:
マフネ博士が建造した“メカゴジラ2号”のコアパーツ。ミレニウェヌスが提供したゲマトロン演算と、ムガールが提供したナノメタル素材を基に、マフネが開発した。
ケイの名前と容姿は、マフネ博士の死んだ娘“ケイ”がモデルであり、記憶を保持しているのはケイのDNAを基にしたDNAコンピュータが組み込まれているため。
展開:
マフネの依頼でヨシトに預けられ、しばらくの逃避行生活を送りながら人間として成長してゆく。
しかしムガールの策略で捕らわれ、発見された地球防衛軍の実戦アーカイブから怪獣との無数の実戦データと、防衛軍が用意していた怪獣の死骸を強引に吸収させられ、ヒトとしての姿を喪ってしまう。
対ゴジラ最終兵器メカゴジラ2号として覚醒したケイだったが、心までは失うことなく、ヨシトへの愛情を忘れることはなかった。
自身を紛い物でもなく怪物でもなく、ひとりの「ケイ」として扱ってくれたヨシトへの愛情を支えに、ゴジラと闘う。
末路:
ゴジラ相手に善戦。ゴジラの全身をナノメタルで覆いつくし、ナノメタルによる電磁波の乱反射で焼き殺そうとするが、ゴジラの体内放射を喰らい、ナノメタルの大半を喪う。
せめて、ヨシトをふくむ地球防衛軍の人たちだけでも守ろうと、残ったナノメタルのボディを拡げ、人々を体内に吸収。
しかしゴジラが繰り出した「バーンスパイラル熱線」により、根こそぎ焼き払われて消滅する。
ヨシトとは「海を見に行く」約束をしていたが、結局それは叶わなかった。
その戦闘データは富士山麓のメカゴジラ初号機にも送信されており、2号の敗北を受けた初号機は怪獣プロレスによるゴジラ打倒は不可と判断、アニメ本編2作目における要塞化につながる。
なお「マフネ=アルゴリズム」やケイのパーソナリティについては、ゴジラ討伐におけるノイズと判断され、メカゴジラ初号機には受け継がれなかった。
この人間性の否定は、アニメ本編2作目における敗北にも繋がってゆく。
元ネタ:名前は『メカゴジラの逆襲』のメカゴジラの頭脳アンドロイド:桂(かつら)をもじったもの。
230
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:30:32 ID:XC5K9XBM0
・マフネ=ゲンイチロウ
ヨシトにケイの輸送を依頼した老人。正体は、かつてプロジェクトメカゴジラに参加していた科学者。
プロジェクトメカゴジラ時は、怪獣の戦闘データを蓄積することでより強化するという「マフネ理論」を提唱した。
しかしそのためのマフネ=アルゴリズム構築にはゲマトロン演算による膨大な試行が必要であり、時間的制約から現実的でないとして採用されず、政局にも敗れて地球防衛軍を追放された。
ゴジラに愛娘のケイを殺されて以来、狂気に陥ったマッドサイエンティスト。
地球を脱出するアラトラム号の乗員名簿に自身の娘「桂(ケイ)」が含まれていたが、アラトラム号出航時におけるゴジラ襲撃で娘ケイを喪う。
「自分のマフネ理論、そして『マフネ=アルゴリズム』さえ確立できていれば娘を救えたのに」という無念から狂気に陥り、この世界にマフネ理論の正しさを認めさせることと、ゴジラへの復讐のために生き続けてきた。
アラトラム号出航後、同じく地球に残留した女神官ミレニウェヌスが提供したゲマトロン演算装置による10年の演算の末に、マフネ=アルゴリズムを確立。
マフネ=アルゴリズムを手土産に、ムガールが再建した地球防衛軍へ返り咲き、メカゴジラ2号を建造する。
メカゴジラ2号に娘の姿と名前を与えたのは、「かつてゴジラによって殺された自分の娘によってゴジラを殺す」という報復心からだった。
過去に囚われて、現実と今を見失った男。
末路:ムガールやミレニウェヌスの野望を察し、娘の分身であるケイを利用させない為に、ヨシトへケイの輸送を依頼。
ムガールが送り込んだ刺客によって暗殺される。
なお「マフネ=アルゴリズム」は、ゴジラとの戦いで肉薄したものの、結局ゴジラを倒すまでには至らなかった。
また皮肉にも、メカゴジラ初号機には「マフネ=アルゴリズムは、ゴジラ討伐の試行錯誤の過程で生じた副産物であり失敗作」と見なされ、マフネ理論がメカゴジラ初号機に引き継がれることはなかった。
元ネタ:『メカゴジラの逆襲』に登場した真船博士と、『ゴジラVSビオランテ』の白神源一郎博士。
231
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:31:01 ID:XC5K9XBM0
■地球防衛軍
ゴジラが休眠しているあいだに、地球防衛軍の残党が結集したもの。最高指揮官はビルサルドのムガール将軍。
かつての地球防衛軍には遠く及ばないが一個師団ほどの勢力を保持しており、並みの怪獣なら討伐できる戦力を有している。
メカゴジラ2号を建造することでゴジラに対抗しようとしたものの、メカゴジラの扱いに関してビルサルド派とエクシフ派へ分裂。
メカゴジラ2号を斃したゴジラによって本拠地を徹底的に破壊し尽くされ、今度こそ完全に壊滅する。
基本的に、ゴジラをナメくさっているひとたちの集まり。
いざゴジラと対面した際はあっさり捻じ伏せられ、再起不能なまでの完全壊滅という手痛いダメージを受ける。
・大将軍ムガール
地球防衛軍のビルサルド派を率いる高官。
ゴジラの休眠期に乗じて地球防衛軍を再建した傑物で、ゴジラ討伐の名目でメカゴジラ2号の開発を主導しているが、ゴジラ討伐とは違う別の思惑を持っている。
「プロジェクトメカゴジラ」にも参加していたが、実はゴジラと交戦したことはない。
本性:
実は「怪獣は倒すべき存在ではなく、共存すべき存在である」と考えており、ゴジラ討伐そのものはもはや目指していない。
ムガールにとってメカゴジラ2号は「ゴジラに対する抑止力」というより「地球を支配するための権力」としての意味合いが大きい。
メカゴジラ2号の戦力はゴジラを上回っているという前提の上で、ゴジラはあえて討伐せず、メカゴジラとの戦いによる膠着状態を続けることで戦時体制を維持、地球における統一国家を再建しようと目論んでいた。
ムガールにとってゴジラとメカゴジラの戦いは、もはやショーに過ぎない。
現実が見えていないがゆえに虚像の未来を夢見て、破滅する男。
アニメ本編でメトフィエスが指摘していた「ビルサルドによるメカゴジラ建造の真意」を具現化したような人物。
その日ぐらしの生活をやり過ごしているだけの今の地球人類や、怪獣を討伐することしか考えていなかった過去の人類よりも先進的ではあるが、それをテクノロジーで制御できると思っている時点で同類項。
末路:
ヨシトを騙してメカゴジラ2号を手に入れるが、ヨシトを含むエクシフ派の乱入を受けてしまい、エクシフ派を殲滅するためにムガールはメカゴジラ2号を強引に起動。
しかしヨシトへの愛着を覚えていたケイの影響で思うとおりに動作せず、進退窮まった末にメカゴジラ2号の建造データを持って遁走。
逃走した先でゴジラが地中から現れ、脱出する飛行艇を尻尾ではたき落とされて、メカゴジラ2号の建造データもろともチリと消える。
(以降、メカゴジラ2号の再建は一切不可となる)
元ネタ:『メカゴジラの逆襲』に登場するブラックホール第三惑星人の司令官の名前から。
・ミサト=キリコ
地球防衛軍のビルサルド派で、ヨシトとはかつて同じ部隊に所属していた旧友。ヨシトからは「キリコちゃん」と呼ばれているが、本人は気に入っていない。
休眠直前のゴジラと交戦し、ヨシトと二人だけ生き残ってしまった。サバイバーズギルトから軍を抜けたヨシトに対し、キリコはそのまま軍に籍を置き続けている。
「生き残ってしまった自分が、誰かのために出来る唯一のこと」「今度は逃げずに戦う」として、ゴジラ討伐に執念を燃やしている。
正義感は強く、根は優しいが、良くも悪くも直情的な性格で視野が狭くなりやすく、騙されやすい。今も無自覚なまま、ムガールの手駒にされてしまっている。
メカゴジラ2号をゴジラ討伐のカギと考えており、メカゴジラ2号を奪取するためにヨシトを追跡。
やがて旧友であることを利用してヨシトを騙し、ケイを回収することに成功する。
当初はケイ=メカゴジラ2号をゴジラ討伐の道具としか見ていなかったが、ケイの様子を見るうちに考えを改めてゆく。
またムガールが目指すものがゴジラ討伐ではなく地球支配であることを知り、ビルサルド派から離反、ヨシトの味方になる。
過去と戦い、克服しようともがいている女。
ヨシトのことを「過去から逃げている」とキリコは批難するが、キリコ自身もまた過去に囚われて「今」を生きることから逃げている。
末路:ゴジラにとどめを刺すための一撃を誘導する為に特攻するが、直前で脱出。結果、メカゴジラに喰われることもなく、ただひとりだけ生き残る。
過去と戦い抜いた果てに唯一生き残るが、その後は今まで逃げてきた「今」、そして未来と向き合ってゆくことになる。
元ネタ:名前は『ゴジラxメガギラス』のヒロイン辻森 桐子と、彼女を演じた田中美里から。キリコが名前。
232
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:31:31 ID:XC5K9XBM0
・大神官ミレニウェヌス(仮名、語感が悪い)
地球防衛軍のエクシフ派を率いるエクシフの女神官。その情け深い言動から「聖母」と呼ばれる。
過去のゴジラによる襲撃で顔に酷い怪我を負っており、クラゲを思わせる覆面を被り、常に素顔を隠している。
金髪ツインテ幼女(漫画版ゴジラミレニアムからの引用)にしようか、金髪巨乳お姉さん(単なる俺の好み)にしようか、どっちにしようか検討中。
メカゴジラ2号の開発に際しては、マフネ博士にゲマトロン演算の技術を提供し、机上の空論に過ぎなかったマフネ=アルゴリズムを現実のものとした。
メカゴジラの力をゴジラ討伐以外の目的に利用しようとするムガールと対立、「メカゴジラはあくまでも対ゴジラを討伐する為の戦力に留め、人類に対しては決して使用すべきではない」として離反した。
無私の奉仕と献身を教義とするエクシフの神官ではあるが、「我欲もまた献身の原動力となる」として「我欲の存在を認め、そればかりか受け容れさえする」など、必ずしもエクシフの教義に忠実ではない。
またミレニウェヌス自身がなにかを企んでいるフシがあり、ヨシトからは「ムガールと同類、もしくはそれ以上の腹黒」と評されている。
正体:
正体はエクシフではなく、かつて“ゼロの業火”によって故郷を滅ぼされた別種のエイリアン。ヨシトが見抜いたとおり、その本性は極めて狡猾な策略家。
“千年王国の末裔”とミレニウェヌス本人は称しており、かつて地球に出現した怪獣オルガとは同族で、覆面を剥いだ素顔はオルガに酷似している。
はるか太古の昔、“ゼロの業火”の襲来によって故郷を失い、数え切れないほど永い流浪の果てに、肉体さえも失って情報生命体と化したミレニウェヌスは、新たな故郷としてエクシフへ侵入。
情報生命体としてエクシフ大神官の家系に寄生し、死亡するたびに肉体を乗り換え、子を為すごとにその血統を広めることで生き延びてきた。
地球連合中央政府所有の人工知能「オムニエレクティオ」による選別から、宿主の血統がことごとく漏れたことでオラティオ・アラトラム号に乗ることは適わず、
地球に取り残されたミレニウェヌスは、エクシフ主流派が地球を離れたのに乗じてエクシフの教団を乗っ取り、地球にて自らの「千年王国」建設を目指して暗躍を始める。
(選別から漏れたのは偶然ではなく、オムニオエレクティオが“千年王国の末裔”の血統を“地球再建における異物”と捉え、あえて排除したため)
メカゴジラ2号の扱いについても、ゴジラ討伐の為の道具である以上に「“ゼロの業火”に対抗する為の力」としての意味合いが強い。
過去からの亡霊。エクシフ側でありながら『第三章』のネタバレにならない人物。
末路:
メカゴジラ2号の敗北で、自らの千年王国再建の野望が潰えたことを悟り、
「おまえごときけだものが、この世界の王などとおこがましい。いつか“ゼロの業火”によって虚無に還されるまで、束の間の享楽を愉しむがいい」
と呪詛を叫びながらゴジラの熱線で焼き殺される。
元ネタ:『ゴジラミレニアム』のミレニアンと、『地球最大の決戦』の金星人。名前はミレニアム+ウェヌス(ラテン語で金星)をもじったもの。
233
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 00:33:10 ID:XC5K9XBM0
■組み込みたいシチュエーション
オマージュ:『メカゴジラの逆襲』をメインプロットに組み込みつつ、新世紀シリーズの要素を重点的に拾う。
・上あごを吹っ飛ばされるアンギラス→「ゴジラ対メカゴジラ」
・撃ち落とされるラドン→「ゴジラVSメカゴジラ」
・「逃げるな、戦え」→「ゴジラxメガギラス」
・「さよなら、ヨシト」→「ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS」
・地中から突然現れるゴジラ→「モスラ対ゴジラ」
・ムガールを載せた脱出艇が突然現れたゴジラにニアミス、なんとか回避するが尻尾で叩き落される→「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」
・ゴジラにとどめを刺すための一撃を誘導する為に飛行機で特攻、ぎりぎりで生き残るキリコ→「ゴジラxメガギラス」
・ゴジラを吸収しようとしたら体内放射で木っ端微塵にされるメカゴジラ→「ゴジラミレニアム」のオルガ
・『決戦増殖機動都市』で描かれなかった、ゴジラとメカゴジラによる怪獣プロレス。
・多分、虚淵氏が思いついてあえてやらなかっただろう「美少女型ロボット VS ゴジラ」という捻り。
・アニメ版の設定の補完。アラトラム号が置き去りにした地球人たちはどうなったのかなど。
■プロット
おおまかなプロットは
>>213
を参照。
■懸念点
a,ミレニウェヌス周り。
a-1,名前が発音しづらい。
a-2,ミレニウェヌスの野望を大プロットに組み込む余地がない。
しかしエクシフ側の人間が一人も出てこないのは不自然だし、かといって第三章がまだ公開されていない以上エクシフの設定を掘り下げるわけにもいかない。
a-3,金髪ツインテロリにしようか、金髪巨乳お姉さんにすべきか
b,メカゴジラの戦力のアイデアがあったら欲しい。とりあえず下記を考えてる。
・熱線を反射するバリアー。これをゴジラの周囲を覆うように展開して、ゴジラの熱線を封じる。
・ドリルを備えた触手。ドリルでゴジラの皮膚を穿ち、その細胞を即座に解析。エネルギーを吸収しながら侵食し、ゴジラと最終的には同化する。
・ゴジラの皮膚を貫くミサイル。
・不死身に近い再生能力。
・熱線。ゴジラの熱線とほぼ互角の威力。
c,「ミサト=キリコ」周り。ケイに対する態度を改めるきっかけが欲しいが、アイデアが欲しい。
d,モスラを出したいのだが、出す余地がない。未来の象徴として「モスラの民」ことフツアを出したいのだが、なにかアイデアはないだろうか。
234
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/02(木) 01:49:40 ID:qbUJ1K1w0
読んだ
便乗妄想ネタ(
>>220-221
)けっこう拾ってくれたんやな
ちと仕事の都合で来週まで灼熱地獄デスマーチ週間になるので
こっちでまた感想&便乗妄想やる場合はその後になるが、現時点で一つ言えるのは
聖母というならやはり金髪巨乳お姉さんではないか? ということDA
235
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/03(金) 22:25:26 ID:nmSC9dXw0
>>234
やっぱり金髪巨乳お姉さんですかね
金髪ツインテロリも神秘性があっていいんだけど、やっぱりリアリティをとるなら成人してたほうがいいかも
236
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/03(金) 22:29:33 ID:v478PbOY0
いやまあ宇宙人だからリアリティでは大差ないかとも思う
>>趣味です<<
>>趣味です<<
237
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/11(土) 16:37:59 ID:Wu4s1i5w0
一段落したので便乗はじめる( ´ω`)
・大神官の名前が語呂悪い
→ミレニアン+金星人は採用するとして、もうちょっと崩して「ミレーヴィナ」とかどうか。
・大神官の野望を大プロットに組み込む余地がない
→組織間抗争の中で過去の経緯に触れつつ、ムガールと別の目的があってメカゴジラを利用したかった
という情報さえ解れば中身までは見せなくてもいいんでないかな。
それっぽい科白でもあれば、あとは本編3章をご覧くださいってことで……
ミ「ビルサルド……目先の物質に固執し、因果の流れを観ぜられぬ愚か者どもめ。
このちっぽけな星の権勢など、つかのま握ったところで何とする。
ムガールも地球人も、あの火を知らぬ。“星を喰らう者”を知らぬ。
メカゴジラは千年王国の剣。“ゼロの業火”を祓うためにこそ、使われるべきものだというのに」
・メカゴジラ2の装備・機能案
→『VSビオランテ』に登場したサンダーコントロールシステムとかどう?
たぶんムガールが「進化したメカゴジラは気象すら支配するのだ」とか言ってドヤる。
実際地球環境の改造も視野に入れた機能の一つ、でもゴジラには効かない。
→あと「充分なエネルギーがあればもっと強力な武器も使えたのですが……」みたいな感じで
運用可能だが今回は使えない武器リストに「Oxygen Destroyer」とか「Dimension Tide」とか
見覚えのあるヤバげな名前が並んでいる、という小ネタを挟んでみたり……。
・キリコがケイに対する態度を改めるきっかけ
→アプローチとしては二通り考えられて
「ピンチのところを助けられる」または「ヨシトとの関わりを通して人間性を見出す」というパターン。
手っ取り早いのは前者で、丁寧にやるなら後者といったところか。両方やってもいいかも。
後者の場合、取っ掛かりになるのはヨシトとキリコの関係。確執や好意や罪悪感といった感情。
ヨシトの心を介して、その再起を促したケイという存在に兵器以上のものを見出す。
これをやるためにはケイよりむしろヨシトの描写が必要。弱さとそれに打ち克つ勇気が共感を呼ぶ。
・モスラとフツアを出したい
→時系列的にフツアはまだ種として人類から分化してない頃だと思うので
最後に生き残ったキリコが世界を回って人類の生存者を集め、
その旅の中でモスラの卵と接触、集団の一部がフツアの祖先となった……とか。
公式設定でその辺のエピソードが出てきてしまうとバッティングするけど。
キリコ自身は最後まで残存人類の救援に力を尽くして
原始フツアのコミュニティには腰を落ち着けなかった、ぐらいの繋がりが好み。
(さすがに新種族の始祖ポジションまで取っちゃうと本編への関与が深まりすぎるので)
いじょ
238
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/18(土) 03:44:13 ID:dEfK1USI0
ネタをもらったおかげでだいぶ固まってきたぞ
・ミレニウェヌスからミュレイヴィナに変更。
・キリコの所属と役割を変更。ビルサルド派ではなくエクシフ派へ変更、ミュレイヴィナに心酔している設定。
・ビルサルド側の刺客として新キャラを設定。
・双子ちゃん(名称未定)
エピローグに登場する、ミサト=キリコの孫。10代の双子。
“モスラの民”の血が混じっており、モスラの血族同士なら言葉を使わなくてもテレパスで会話をすることが出来る。
二人とも優しい性格の持ち主であり、祖母への気遣いから本来苦手な人語(「てにをは」が各部で欠けている)をたどたどしく喋っている。
メカゴジラ2号の敗北後、各地を放浪したキリコはやがて“モスラの民”と合流。
キリコは“モスラの民”と結婚して子供をもうけ、この双子ちゃんはミサト=キリコの孫に当たる。
祖母のキリコに対してはたどたどしいながらも日本語を話しているが、これはテレパスを使えないキリコを筆頭とする旧人類たちに対する配慮であり、
本来は人語を必要としない。(曾孫の代ではもう人間の言葉を殆ど使わなくなっているだろう、とキリコは推測している)
言葉を使わなくなった孫の姿を見ながら、キリコは「言語の終焉=旧人類文明の終焉」を実感。
「言語やテクノロジーへ過度に頼らない新たな未来を歩み始めた人類像」を夢見ながら、キリコは波乱の生涯を終えることになる。
名前はエミ・ユミ、ケイコ・サヤカ、メグミ・サヤカ、アイ・アキ、チヒロ・マサミのどれかの予定。モスラの小美人を演じた女優の名前から引用しようかと。
・アラン=スミシー(仮名)
地球防衛軍のビルサルド派で、ムガールの手先として暗躍する地球人の殺し屋。アラン=スミシーの名前は暗号名であり、本名ではない。
愛煙家であり、自作した煙草を名刺代わりに配っている。
飄々とした雰囲気を保ち、物腰は丁寧だが、本性は目的の為なら殺人も厭わない冷酷な男であり、マフネ博士を殺した犯人でもある。
ムガールの理想に恭順しているわけではなく、地球防衛軍に属しているのも「自分を高く雇ってくれるのがムガールだった」というだけの理由に過ぎない。
ヨシトを騙して、ケイをムガールの下へと連れ去る。(
>>231
のキリコの役割から変更)
末路:ケイを奪還しに現れたヨシトと交戦し追い詰めるが、兵器として覚醒したケイの加勢を受けて逆転され捕縛。
最後はメカゴジラ2号に生きたまま喰われ、ゴジラの熱線で焼き殺される。
元ネタ:007によく出てくる「ボスの片腕として登場してボンドを苦戦させるが中盤で退場する殺し屋」ポジ。
『ローガン』に出てきた悪役のドナルド=ピアースや、『VSビオランテ』のSSS9あたりがモデル。
239
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 15:00:59 ID:E6WX9ZpI0
東京新世録シリーズの二次創作の一話をとりあえず書き上げた
なんとなくで一人称に挑んだがえらく苦戦させられた
おかげで運びとかが最初と最後で結構変わっちゃってて自分自身でも困惑中
ttps://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1237
解説の各所の力の入れ具合とか描写の濃さが適当か、不適当ならどの程度が適当かが気になる
240
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 17:40:52 ID:XZb4zFLg0
うーん、一話に色々人名詰め込みすぎな気がする
241
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 17:48:18 ID:lQ5BWAQA0
>>239
文章はけっこうすき
人名つめこみすぎについては、言われてみるとそうかもと思う
俺の脳のキャパは1話につき新キャラ3〜4人くらいが限度じゃけえ
242
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/27(月) 18:29:58 ID:E6WX9ZpI0
その分だと一時解散のところで切ってそこから受領までを2話にしちゃっても良さそうかもしれないな
それなら和人、引田先輩、アリス、海斗、局長で済むしゴマちゃんと佑真は覚えるほど出てないから後で覚え直せばいい
243
:
数を持たない奇数頁
:2018/08/28(火) 21:23:57 ID:/DDbAd3Q0
二次創作ってことだし原作ファン向けならキャラこのくらい多くてもセーフな気もするが
どういった層を対象にするか次第な気がする
244
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 01:50:50 ID:8q7zuFqg0
ムガールの眼球に埋め込んだナノメタルも、拡張された聴覚も、増設されたピット器官すら何も検知していない。
何一つ感知できないのに、周囲の部下だけが跡形もなく消えてゆく。現実と認知の齟齬が、ムガールの足元をぐにゃりと歪ませる。
「いかがです。魔女らしく、魔法を使ってみましたが」
動揺するムガールに、飄々と答えるミュレイヴィナ。
「馬鹿な、魔法などあるはずがない。魔女め、いったい何をした!?」
「この世界を物質でしか捉えないあなたには、決して見えない業(わざ)ですよ」
貴様、一体何を言っている。そう怒鳴り返そうとしたムガールの口元を、見えない何かがかすめた。
「……ッ! ……!! ……!!?」
叫んだつもりのムガールだが、口から言葉が何も出てこない。
物理的に抉り取られたのなら、あるはずの痛みがなかった。異常が起こった口元を両手で探ってみても、口があるはずの場所は完全な空(くう)しかない。
まるで、ムガールの「口」そのものが消し去られたような。
動転するムガールを見据えながら、ミュレイヴィナが唱える。
「“唱えよ、髑髏の聖名(みな)を。来たれ、虚空の皇帝よ。希え、壊滅の雷鳴を……伏して拝むがいい、黄金の終焉を”」
口がなくなったせいで呼吸がままならないムガールの腕と脚を、再び見えない何かが掠め取る。
切り落とされた感覚すらなかった。コンピュータへ入力した文字列を書き換えるように、ただ削除されただけだった。ビルサルドの、この宇宙の科学法則を超えた事象が起こっている。
地面に転がりながら、鼻だけで苦しげに呼吸するしかないムガールの頭上から、ミュレイヴィナの静かな声が届く。
「不条理でしょう。理不尽でしょう。このわたくしが憎いでしょう。あなたが捧げるその憎しみが、“ゼロ”を呼ぶ声となる」
ミュレイヴィナの背中から、人ならざるシルエットが伸びていることにムガールは気が付いた。
体内に埋めたナノメタルのセンサーは相変わらず何ひとつ検知していなかったが、ムガール自身の視覚が、感覚が、その存在を認識している。
これは、ミュレイヴィナが背負っているこの“金色”は、一体なんなんだ。
「ムガール。あなたはわたくしを憎むでしょうが、わたくしはあなたを憎んでいません。
あなたが雄弁に語った夢が、あなたが抱いた希望の未来が、たとえそれが物質文明の傲慢さ故の絵空事だとしても、わたくしにはとても愛おしかった。
あなたとは、分かり合いたかった……」
身じろぐことすら出来ないムガールを抱き上げながら、胸元で三つ祈りの印(いん)を結ぶミュレイヴィナ。
「ですから、どうか最後の瞬間だけでも、あなたのために祈らせてください。あなたの終焉に救済があらんことを」
ミュレイヴィナに抱かれたムガールに“金色”が食らいつき、ムガールの存在はゼロへと消えた。
金色がムガールを貪り尽くしたあと、ミュレイヴィナは独り言ちる。
「……来るがいい、ゼロ。おまえがすべてを無(ゼロ)にするなら、わたしがおまえを終わらせてやる」
245
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 01:53:38 ID:8q7zuFqg0
以前晒したミュレイヴィナVSムガールのシークエンス。
ムガールを待ち伏せして、ムガールの護衛たちをミュレイヴィナが一蹴する辺りまでは一緒だが、今回は黄金の終焉さんを召喚してみた。
アニメのメカゴジラと黄金の終焉さんが対決したらこうなるイメージ。
呪文については本編そのままだと面白くないので、ゴジラファイナルウォーズのモンスターXをオマージュ。
ミュレイヴィナはムガールを憎んでいなくて、むしろ愛していたんじゃないかなと思っている。
246
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 21:32:02 ID:/sceQjzY0
黄金=サンが現世にどのくらい出て来られるかは祈り手の性能(英雄適性?)によって変わるらしいね
3部でもハルオが滅びを受け入れて己を捧げてたら黄金=サンが全身POPして地球終了だったんだとか
ミュ氏(+改造ガルビトリウム?)はどんくらい引っ張り出せるんじゃろ
247
:
数を持たない奇数頁
:2018/11/20(火) 23:55:06 ID:8q7zuFqg0
>>246
>>244
書いた時点での構想だと、英雄がいなくて黄金さんのモチベが上がらないので、生贄の儀式までは出来るけど本体は結局出てこない
前菜(ムガール)喰うだけ喰って、前菜の不味さにキレて、金も払わずに帰ってしまったレベル
三章ラストの描写から考えると、エクシフいなくても出てくるときは出てくるっぽいので、
儀式は黄金さんのテンションを上げるために必要なだけ(あるいはSNSアプリのリマインダみたいなもの?)で、実際くるかどうかは黄金さんのテンションによる感じ。
それくらい不条理な方が超次元の神っぽい
ミュ氏が黄金さんを呼べなかったのは、「『ゴジラとメカゴジラの怪獣プロレス』っていうミュ氏のシナリオが面白くなくて、黄金さんの気分がノッてこなかった」から。
「メトロン星人櫻井のシナリオのスピンオフ書いたよー」と、ミュ氏に呼ばれたから覗きにきてみたものの、
黄金さん好みの英雄キャラが出てこず、糞まずい前菜食わされて、挙句の果てに内容は好みじゃない怪獣プロレスだから機嫌が悪くなって黙ってブラバしてしまった感じ
そんなどう考えても勝ち目がない相手を憎むミュ氏の無為によって、三章ラストで自分の憎しみを清算したハルオの決断を補完する構想だった
248
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 09:37:17 ID:qK3P6cN20
『鋼の森のアリス』完結
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1270
だいたい七万字半、とりあえず最初に投げた賞では駄目だったので改稿して別のとこに投げるにせよ今作の公募は諦める(代わりに他の手段で発信する)にせよ、誰かから読んだ感想を貰いたい
前の失敗を踏まえた今回のアプローチも間違いだったのか、それとも単純に解決しきれてない技量面での致命的な問題が残ってるのかすら、寸評貰えるとこまで行けてないと分からないんだ
前前作が文字数多すぎ書かないといけない情報多すぎってのが最大の問題だったのでプロット時点から大分切り詰めて書いたのと、
ある程度構成は割り切って純文寄りのライブ感重視で行ったので読んでて分かりにくいみたいなのあるかもしれない(アプローチ面での問題として)
249
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 14:41:20 ID:Vp2dXCjM0
もし不都合がなければ賞のレーベルorジャンル、あと公募につかったあらすじも貰えると嬉しい
そっちの方が賞向けの読み方しやすいので
250
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 16:16:50 ID:qK3P6cN20
>>249
ありがたい……投げたのはカドカワの『野性時代フロンティア文学賞』ってとこで、
あらすじは一時期ネット公開してた時のネタバレなしの前半に、付け足す形で結末までザッと書いてメチャ長な後半とに分かれてる
厨二っぽくない作品なのは承知の上だが作者が厨二脳ってことで……(もし別の公募に投げるとしても純文系だと思う)
(以下バレ無し前半部分)
震災後の復興にあたって経済特区となり第二の首都となった『街』は、ただ利益不利益の集積としてのみ秩序が保たれる無法地帯であり時代とともに失われた自由が残されている。
そこには禁制扱いの技術で美麗な姿に生み出され、幼い時から性産業に従事している『ワンダラー』と呼ばれる者達が息づいていた。
居場所のない田舎から逃れるため『街』の大学へと進学した少女、白鳥有栖はアルビノの青年ウサギと衝撃的な出会いを果たす。
有栖はウサギの友人、マタタビと呼ばれる薬物の常用者である猫人の少女チェシャと出会い、個性的なバーが集まる建物『不思議の国』で幾多もの非日常的な体験を経るうちに、高層ビルが立ち並ぶ鋼の森の暗部へと迷い込んでいく。
「私が『不思議の国』へと迷い込んだ日のことを、物語として書き留めようと思う。これ以上、あの記憶が風化していく前に」
主人公である有栖がその時々に残した『手稿』と、疑似自伝的な物語『鋼の森の有栖』の二つによって織り成されるサブカル“不純”文学小説。
251
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/15(土) 16:20:08 ID:qK3P6cN20
あらすじの精度が後半やたら悪いのは、ネット公開時に別所で前半あらすじ若干添削してもらってたからです……
作品としてもネット公開してフィードバックかけてたのが前半までなので、そういう面で後半がちょっと変だなとああったら教えてもらえると非常にありがたい(初めてのフィードバックになるので)
(以下バレあり後半部分)
幼少期から周囲の人々への批評や皮肉を心の中で思い浮かべることで己の自尊心を守って生活していた有栖は、それ故に自分が今居るべき場所は此処ではないと焦ってもいた。
『街』の大学の生活にも目新しさを見出せなくなっていた矢先、衝撃的な出会いを果たしたウサギから、彼の属するワンダラーについての話を聞く代わりに彼の映像作品のための被写体となる日々を通して、彼らへの共感を深めていく。
ウサギと出会った行きつけの店である『お茶会』の閉店を切っ掛けに、『不思議の国』にも居場所を見出せなくなった有栖は、ワンダラー達の扱う薬物や性風俗施設の深みに嵌まっていく。
やがて生活を持ち崩した果てにも居場所を見出せなくなった時、自身に向けられた「何処へ行っても自分からは逃げられない」と言葉とともに、それが周囲ではなく自分自身の性質によるものであると気付いた有栖は作中作である『鋼の森の有栖』を書き始める。
執筆とウサギの死を通して、有栖は今まで目を逸らしていた、自分の性質を歪めていた過去の出来事に思い至る。
そして有栖は、『街』で生まれて他の生き方も知らぬままにワンダラーとして死んでいこうとする少女、チェシャとともに薬物による幻覚と行き詰った現実の入り混じる夜の『街』を駆け抜ける。
やがて夜が明けて、薬物による恍惚が切れたまま「ここじゃない何処かに連れて行って」と泣くチェシャに、有栖は「ここじゃない何処かに行きたくて、私は此処まで来たんだ」と答える。
252
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/25(火) 04:41:46 ID:1kim9mTE0
モチーフや固有名詞とか単語のチョイスからいくと普通に電撃の方がいいんじゃないかなぁ純文学にありがちな私小説的雰囲気は後半の最後の方からしか感じないかも知れない
レトリックで、2つの作品内作品が大きく構造に絡んでくるのだと思う(たとえば同じ物語の別視点だった、だとかそういう技巧凝らしたようなもの)ので、読み手としてはそこに期待が高まる
手稿、手記の体裁を保つのはミステリやホラーのやり方でよくあるからそういうジャンルのようにも思えるし、堕落していったりっていう退廃的な雰囲気自体はSF的でもあるなぁなんて思う
全体を通して見るとSFだし野生時代のフロンティアってかなり受け口広いと思うからカテゴリエラーで弾かれることはないけどもっと有利に戦える場所もありそうに感じる
ハヤカワSF系の賞なかったっけ?
出会いと変化、街と自身の対比なんかはマルドゥックスクランブルの空気を感じました
253
:
数を持たない奇数頁
:2018/12/25(火) 21:03:58 ID:wf8IX.6A0
>>252
感謝
世界観をかなり割り切った構成にしてるのでSFの土俵で戦うのはきついんじゃないかと思ってる
賞ジャンルの間口が広ければ広いほど競争率も上がるのは確かなんだが、最初に分かりやすいジャンル(読者層)を想定できなかったのは痛手だったな
サブカル(不純)文学のつもりで書いたがサブカル文学というジャンルの賞はない……
とはいえ前回と同じ(純文学)ジャンルの賞にもう一度投げるよりはジャンルの再考もした方が良さそうだ
254
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/02(水) 17:43:50 ID:BKRvh0UI0
ぶっちゃけ
>>248
について未読だけど読んだらアドバイス書くor読んでてそのうちアドバイス書くつもりって人は他に居てくれたりするんだろうか
来週くらい〆切りの賞(一般文芸)に今のまま投げるべきか悩んでるんだけど、
そのままで何処まで行けるか怪しいので、根本的にここ直した方がいいみたいなのありそうなら今回のは見送ろうかなと思っている
255
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/13(日) 11:03:14 ID:ZiRzZD560
半年くらいで後半ガッツリ改稿して公募にまた投げると思うので、
>>248
の感想はそれまでずっと受け付けております、待ってるよ……
256
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/23(水) 12:56:10 ID:WKhC.gl.0
書いてる小説(まだ途中で360行ほど)の評価をお願いします
完成したら3200行くらいになるかもしれない
久しぶりにここに来たのでスレ違いとかテンプレのミスとかあったらすいません
【世界観】剣と魔法のファンタジーもの
【注意点】主人公はメスケモちゃんですが、最強になる
【評価の欲しい点】
・キャラクターの事がもっと知りたくなるような魅力があるか、続きを読みたいと思うか
・「主人公」「ピヴァロ」が現時点でどんなキャラに見えるかという印象(S~F評価ではなく)
・話が重すぎず軽すぎないか。
・説明やキャラの心情がすらすら理解できてすいすい読めるかどうかのテンポ。
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1279
Pass:vavavavava
257
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/23(水) 12:57:06 ID:WKhC.gl.0
あ、すいません一回消します
258
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/23(水) 13:07:35 ID:WKhC.gl.0
すいません、検索にひっかからなそうなクローズドな場所で感想のやり取りをしたいので中止します!
すいません
259
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/23(水) 18:43:35 ID:CUI.KTpA0
ふっ、まあ仕方ない…
しかし、ここも暗黒の眷属が跋扈する〈妄想を搦めとる女王の巣(クローズド・ネット)〉サラ=ス・ヴァ亭なのだがな……
260
:
数を持たない奇数頁
:2019/01/23(水) 23:00:13 ID:WKhC.gl.0
まじすいません・・・
261
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/02(土) 23:15:38 ID:e1COvTAk0
>>248
厳しめに言うと、人に読ませるということをもう少し考えた方がいいのかなってのが真っ先に感じられたかな
描写が濃いとかじゃなくて文章が回りくどくて絡まってるから文章が読みづらいような
思ったことを自分の脳内言語のまま出力してるだけで相手に伝える文章になっておらず
独り言を垂れ流し続けてるような独りよがりな印象を受けてしまった、作品自体の特性もあるけど
そして描写量が多いように見えてだらだらした文章になっているせいでかえって情報量が減って薄い描写になっているので表面的な表現は思いっきり削るのも手では?
ストーリーについては性的なあれこれが個人的にダメなのでなんとも言いようがないけど
盛り上がりが薄いのと結局どういうお話なのかってのがやや弱く感じた
あと作品の雰囲気が一貫してたのはいい感じ、ただしキャラ含め雰囲気が一貫し過ぎていて個性がやや見えにくかったかも?
過去作より技術をいろいろ盛り込んでるのは感じられるけどそのせいでかえってぎこちなくなったり文章が肥大化したりしてる印象を受けたかな?
一度全部投げ捨てるつもりで書いてみた方がちょうどよくなるかも、と思ったりもする
262
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/03(日) 11:57:12 ID:oozgSN0g0
本当にありがとう。前半は今の実力だと今以上に持ってくのは難しいので、競作スレに出したあらすじの通りに後半を九割型パージするつもりで純粋なエンタメに振り切る予定なんだけど、幾つか完読者として聞かせていただきたい。
長文だけど質問内容は①②③だけで後は返答と質問の補完みたいなものなのでスルーしてもらって構わないです
①思ったことを自分の脳内言語のまま出力してるだけで相手に伝える文章になっておらず→多分これ後半とくに顕著になってない?
『執筆後半に体力切れでどんどん脳内思考の羅列になっていく』のは前前作でも大分指摘された欠点で、今作では対策として総字数と情報量を削り込もうと試みてたんだけど、
書き出す前に終盤の脚本を詰め切れてなくて結局体力切れになった感じなんだけど、もし前半部ですら『脳内思考の羅列』って感じになってるなら根本的になにかをミスってる。
ある程度はそれも込みでの疑似私小説って構成だし『結局どういうお話なのか』は競作スレの改稿あらすじで後付けしたものを主軸に作り直す予定だけど、
前半(『嵐の季節』まで)が遠大な前振りかつ伏線張りとして大部分残すことになるので、その時点で読むの投げられそうなら結構厳しい(それ以降の展開をチラつかせて原動力にするくらいしか解決策がない)
②特にどの辺りに駄目な要素が凝集しててで、或いは後半でもここはまあ悪くないんじゃないか?みたいなのがあれば改稿後も使い回せるので教えて欲しい
前半はともかく後半の質感描写はかなりなんとなくで書いてしまってたので、実際削るとなれば相当に削れそうなんだけど、むしろ完全にゼロから書き始めて本当に必要な文章だけ流用するような形で改稿する(良くも悪くも当時の雰囲気や文章はもう書けなくなってるので、他人の作品を書き直すくらいのつもりで頑張る)つもり。
そこで『悪くない』部分だけは使いまわして、『駄目な部分』は絶対に二の轍を踏まないために幾つか『この辺だぞ』って部分を教えて欲しい。
『人に読ませる』ことは手の届く範囲からやってるんだけど全然足りてないって感じで、前のやつで一番言われたのが『文字数が展開に比べて多すぎる』ことで純粋に文字数を削り込むアプローチを試してみたのが前半部で、後半はそれすら忘れてたような状態。
あと前前作は『バトル物』ってジャンルが比較的得意で手癖でも盛り上げるバトル展開を組めてたのが、今回それを使わなかったので大分ビハインドが大きかった。
263
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/03(日) 12:01:03 ID:oozgSN0g0
③競作スレの暫定改稿あらすじを見て、どのくらい
>>261
の問題点は改善されるだろうか?
『あらすじ』が埋まり次第、ハリウッド目指して脚本を書くような執筆当時と真逆(エンタメ特化・文章でなく展開と出来事ベース)のスタンスで改稿に取り掛かるつもりなんだけど、
多分ここで『勝負の土俵に立つ』とこまで漕ぎ着けないと次作のファンタジーでも戦えるレベルに辿り着けないので、最終的に届くかどうかに関わらず手を尽くしたい。
自己評価としては『盛り上がり、カタルシス、読後感』あたりをエンタメの軸に考えた時、暫定の改稿版あらすじは盛り上がり(シーンごとの因果関係と連結性)と読後感(エピローグ関連)がまだ足りてない。
特にハートの女王に呼び出される云々のクライマックスの『前振り』部分もまだ詰めが足りてない(フェス関連はチェシャとの堕落デイズにウサギ探索って物語の原動力を足す際に使うことになりそうだし)
キャラ含め雰囲気が一貫し過ぎていて個性がやや見えにくかった→これに関しては改稿版で『作中作外の視点』があるエピローグ時点に『たった一人の視点から描かれた他の人間たち』と『実際のチェシャ』辺りの齟齬を最後に示唆する以上のことはできなさそうなので割り切る、
それと改稿は比較的ミステリ寄りの(厳密にはSAVE THE CATでいう『何故やったのか』のジャンル)に寄せて書くことになるんだけど、頽廃を演出するためにしか使われてなかった性描写をうまく真実へと近付く『盛り上がり』に転換できないか試してみる(生理的に受けつけない人が多いものを書くならせめて書く意味を与える)
たぶん『一旦全部投げ捨てる』ってのは書いた文章だけじゃなくてHow to自体の思考プロセスもってことなんだろうけど、全て捨てると処女作に逆戻りだけど多すぎるのも確かなので『使わないHow toのプロセス』を封印、破棄するのも必要な段階かもしれないなと思った。
まず構想レベルで次の作品に活かすことがあるとすれば『絶対に終盤から書き始める(終盤に体力切れで手癖で書いても事故らないレベルで脚本を固めておく)』『今回駄目だった部分の真逆のアプローチとして、内面思考ゼロの情景描写と台詞だけで作品を構成してみる(競作提出作品の改稿で試す)』辺りかなとも
あなたが多分最初に最後まで読んでくれた人なので本当に感謝している、ちゃんと駄目だと言ってもらえると改良する意欲が際限なく湧いてくる
264
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/16(土) 20:17:19 ID:JUvOQehc0
自分の文章を書き上げると、「目が滑るなあああ〜〜〜ッ」といつも思ってしまうんだけど、何故なのか理由がよくわからない
単に書いてる本人だからそう思うだけなのか、表現が洗練されてなくて回りくどいからなのか。
以前「情感がないから読む気にならない」と言われたのを反映しつつ、いつものノリでサンプル書いてみたんだけど、悪いところを教えて欲しい。これくらいで大体1〜2hくらい。
母が、彼ことゴジラを憎まなかったことについて、レオナは『それが正しいことだから』だと思っていた。
元々は別の生命だった人間を家族として受け容れてあげたことも、同じ『正しさ』からくるものだと思っていた。
彼も、人間も、どっちもこの星が産み出した命だ。そんなかけがえのない命を、憎いだとか嫌いだとか、そんな私情で消し去ることは許されない。
憎しみや怒りを捨てて、ありのままの世界をありのままに受け容れる。それこそが正しい態度だとレオナは思った。
そんなボクの正しさと、姉さんの正しさがぶつかって、姉さんが勝った。人間たちも、姉さんと一緒に戦うことを選んだ。
負けた方がいつまでも居残っていると人間たちを惑わしてしまう。それはとても正しくないことだ。
神様はひとつであるべきだ。だからボクは引き下がった方がいい。レオナはそう思っていた。
だけど、そうじゃなかった。正しいことのため、そんなことのために誰も戦っていなかった。
彼もそうだ。正しいことのために、彼は戦い続けているわけじゃない。
この世界にあるものすべてのゴール地点は皆一緒だ。みんないずれ消えて滅んでしまう。
だったら、いつ終わるともわからない苦しい生をずるずるだらだらと続けるよりも、さっさと最高のエンディングを迎える。その方が楽だし合理的じゃないか。
正しいか正しくないかでいえば、そんなデスギドラの理屈こそ正しいのかもしれない。
母が、彼を憎まなかったのも、人間を家族として受け容れてあげたのも、それが正しいことだからじゃない。
母が命を捨てて戦った理由。それは母が、『命の在り方』を愛していたからだ。
この星から授かった命を、みんな一生懸命に生きている。そして命のバトンを他の誰かに引き渡して、未来へと繋いでゆく。
そんな命の在り方が、母は大好きだった。
正しいかどうかなんてどうでもいい。大好きなものを守りたかったから、母は戦ったのだ。
そして姉さんも、人間たちも、彼さえも、守りたいもののために一生懸命に戦っている。それがようやく、わかった。
それに引き換え、ボクって、なんてカッコ悪いんだろう。
正しいから〜なんてそんなのただの言い訳で、ホントは姉さんと喧嘩して負かされたのが悔しくて拗ねてただけだ。
みんなが戦ってるのに、ボクだけ安全なところに引き籠っている。そんな今の自分が、とても恥ずかしい。
あんなに美しかった母と、伝聞でしか知らないけれど勇敢だった父の血に、泥を塗るわけにはいかない。
レオナは繭を破り、翅を広げた。
265
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/16(土) 21:53:39 ID:DiXyJcec0
>>264
この文章の情報だけで行けば視点主自身の想いがどこにあるのかが薄いのが問題のような気がする
何というか「他者の信念」が前面に出ていて「視点主自身の信念」が覆い隠されてるような、そんな感覚
266
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/16(土) 23:42:09 ID:JUvOQehc0
なるほど、やっぱり「設定を開示してるだけ」な感じがあるのかな?
書いてる当人としては、「母が、彼ことゴジラを〜」「それに引き換え〜」のあたりで心情というか視点主の思考は書いたつもりだったんだけど
表現が洗練されてるとかそういう次元の話じゃなくて、書いてる内容にそもそも問題がある感じなのかな
267
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/16(土) 23:48:42 ID:S8cydh2A0
三人称と一人称の文章が上手く連携していないような気がする
どっちかに統一しては如何か
268
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/17(日) 00:09:09 ID:LkJTuZzY0
>>267
うまく連携出来てない感じがあるかー
一人称だけだと描写に限界が出てくるし、三人称だと内面描写に共感しにくくなるような気がする
本人の心情描写には「こっから本人の心情です」ってのがわかるような一文(この場合なら「ボクは〜〜だとレオナは思った」みたいな一文)を足した方がよさげなのかな
269
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/17(日) 11:48:45 ID:/zkfMrV20
冒頭部分、「母が」ってあるから視点主は「ボク」ってことになるけど、「ボク」が「レオナは思っていた」ことをわかるのってなんで?
テレパシーか何か?
270
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/17(日) 19:12:26 ID:IZ5fZ4rs0
>>269
視点主=ボク=レオナなのでは? 直上で一人称と三人称の使い分けについて書いてるからそういう事なのだろう
271
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/17(日) 22:53:26 ID:LkJTuZzY0
>>269-270
>>270
の言う通り、視点主=ボク=レオナなんだけど、それがわかりづらい時点でダメっぽいな
目が滑る原因は、「どーでもいい描写が高密度でだらだら続くから」というのがひとつあると思ってるんだけど、目が滑る以前に俺の文章ってわかりづらいのだろうか
272
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/19(火) 11:33:45 ID:hGMFZ4RA0
>>248
だいぶ今更だけど読んだよ
個人的に「嵐の季節」までの良い意味での私小説感はすごい好きで
露悪的なまでにあけすけな心情描写が有栖や「街」という存在にリアリティが生まれてる
一人称、三人称によらず描写自体は平易ではあるけど、例えば初めて「街」に来た時や不思議の国に入った時
ウサギと「街」を巡っていたときなんかの、有栖が非日常に踏み込んでいる間の
ただのコンクリートでも色づいて見えるような情景描写は、高揚を現してるようで上手いなあと思った
だからこそ最後のオチで所詮見ていたのは虚構であると突きつけられた時は、あらすじ読んでたので知ってはいたけどやっぱりショックだったね(ここは次回の改稿で変える部分なんだっけ?)
ただウサギが失踪してからの展開が、言い方悪いけど有栖が徐々に死んでいくさまを見せられている「だけ」で
露骨な性描写と合わさって正直読んでてあまり面白くはなかったかな…
それとこれはわざとやってるのかもしれないけど、本当に有栖が自分のために書いてる文章みたいになってきて
読者の立場からだと何が言いたいんだかよくわからなくなってくる、悪い意味での私小説感が出てきてる気がする
結局どういう話なのかもよくわかんなくて、「街」という場所に存在する一幕を切り取ったもの以上の意味は見いだせなかったかなあ
あと全体的にちょっと読みにくく思えるのは多分センテンスの長さが原因だろうか? これは持ち味っちゃ持ち味かもだけど
273
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/19(火) 11:38:12 ID:hGMFZ4RA0
筆者である「有栖」が理解できないのは構造的にもいいと思うんだけど
せめて鋼の森の「アリス」はもうちょっと視点を寄らせてほしかった感じだね
読者の中に出来上がった「アリス」の像が精巧であればあるほど、その落差でオチの衝撃持つよくなると思うの
まあ俺の感受性が乏しいだけなのかもしれないけど!
274
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/24(日) 22:15:46 ID:r.FN3H3E0
>>271
密度の問題ではないと思う
個人的には視点主の事を書きたいのか、それとも視点主から見た他キャラの事を書きたいのかがブレてる感がする
「視点主は他のキャラ達からこういう影響を受けて、こんな結論に至った」って書きたいんだろうなーって受け取ったけど
影響というのが視点主から見た他キャラの考察だったり推測であって、読み手から見た他キャラの諸々じゃないから確固たる影響に感じにくいかな
そこから「視点主について書きたいのか」「視点主から見た他キャラの事について書きたいのか」が曖昧に感じられて
読み手としてはどっちも追おうとして目が滑ったりするんじゃないかなーって思った
作者視点で読んでも目が滑るのであれば、多分「書きたい事」が前の方で主張していて「物語としての流れ」と調和してないんじゃないかな?
「自分はこういう話にするつもりで書いた」って事柄でも「物語」に主導権がなくて「作者の意思」が主導権を握ってると
後から見直したりした時に「その時の自分が書きたかった事」が「物語」を押さえ付けたりしている時も全くない訳ではないから
275
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/25(月) 02:48:11 ID:ZflFQykA0
>>274
なるほど、書いている内容がブレてて独り善がりなのか
いつも「頭の中で思いついたことを一気に出力し、あとから調整してゆく」っていうスタイルで書いてるんだけど、そんなやり方じゃあ独り善がりになって当然よね
調整の段階で体裁を整えることに注力するので、なまじ体裁が整ってしまい本人もおかしいところに気付かないし、読者も「どこが悪いのかわからんけど、なぜか読むのが苦痛」になっちゃうんだろう
>「視点主は他のキャラ達からこういう影響を受けて、こんな結論に至った」って書きたいんだろうなーって受け取ったけど
まさにこのとおりなんだけど、他のシーンで描写されたキャラの行動を引用する形にすればよくなるだろうか?
276
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/25(月) 20:17:43 ID:HmUzj5wE0
ブレを感じる原因は一人称と三人称を細かいスパンで入れ替えてるのもあるかも分からんね
内容をそのままに影響の妥当性を表現するなら一人称視点に統一した方がいいような気がする
一人称視点は、まぁある意味では「読み手を視点主と同じ領域に踏み入らせない」ことも出来るから……
なんというか、結局は視点主となるキャラも物語の中とは言えど自分の意思がある存在じゃん?
例えば(多分これモスラめいたアレだろうから)蝶を見たとして「綺麗だ」と感じる人もいれば「気持ち悪い」と感じる人もいるように
「視点主=ボク=レオナは○○な刺激を受けたらこう反応する性質。だからこういうエピソードに対してこんな推測を立てた結果、こういう行動を起こした」という流れがあれば
たとえそれが傍から見て「いや、その反応はおかしい」って事であっても「視点主となるキャラはこう受け取ったから仕方ないね」と読み手に呑み込ませる事も出来る
(ただしそうするには事前に視点主となるキャラの性質を掘り下げておかないと「何言ってんだこいつ?」ってなりかねない危険性も孕んでるけど)
一人称は読み手とイコールにする必要はないのよ。だって別人だからね! 完全に思考も嗜好も一致した一人称は没入感マジぱねぇけど、そんな例は滅多にないから
視点主となったキャラのリアルタイム体験談を読み手目掛けてぶん投げる感でも許されるよ。「そのキャラらしさ」が立っていれば、という前提はあるけども
何にせよ
>>264
だけを見て言ってるだけだから全体を通してみたら案外違う意見になったりする可能性もある
277
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/25(月) 20:40:35 ID:r.KEIeL.0
カメラワークの移動が滑らかでない、って言い方で伝わるかな……
宮部みゆきとか三人称の中に一人称ぶち込んできても違和感全くない文章書くんだけど
それは一人称センテンスの「ボク」とか「私」とかが名前を示さなくても自然に読み取れるからなのね
で、なぜ読み取れるかっていうと、それは口調とか文脈とかを巧みに組み合わせて
一連の科白や描写自体をその主体となるキャラクターの識別符号にしているからなのだ
現状確かに「ボク」=「レオナ」であるという接続が弱くて
読者が「ん? この“ボク”っていうのはレオナのことでいいのか?」と
いまいち確信を持てないまま読み進めることになるんよね
5W1Hがモヤモヤしたまま小説を読むのはストレスフルな読書体験になってしまうので
複雑にすることが意味を持つ場合以外は、読者が持ち運ぶ情報を整理してやるのが
リーダビリティ向上の基本思想だと思っている(わかり切った結論に着地する音)
278
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/25(月) 20:49:10 ID:HmUzj5wE0
あと独り善がりってのは……ちょっと違うかな?
別に作者の意思が主導権を握る事自体は問題ないのよ。むしろ主導権を完全に手放すと話の収拾がつかなくなる恐れがある
ただ、なんというかなー……例えるのは難しいけど経営者と現場の関係? 幾ら経営者の理想があったとしても現場にも都合があるから全ては汲み切れない
それでも現場が汲み切れる以上の要求をしてしまうと本来の現場に存在していたはずの雰囲気だったり効率性だったりに悪影響が出てくるとかそんな感じ?
「物語らしさ」が活かされる以上に「作者の意思」が前面に出るとだな、大概そこで前面に出たのは「書いている時の自分」の意思であって「後から見直している自分」ではない訳で
同じ「自分」の癖に立場が違っているから「(書いている時の自分が)書きたい事は間違いなく書いてるのに(後で見直している自分にとって)すっげぇ読み辛い!」とか……ならない? 俺はなる
でも自分の立場を同じにする事は出来ないから「物語」というある意味では立場を動かしようがない方に主導権を置いておく方が、多少書きづらいかもしれないけど読み辛くなり難い……気がする
279
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/26(火) 23:47:48 ID:0ngypyLk0
当然のことだが、脳みそに自動出力させるだけじゃなくて、「まずは〇〇を書く(今回であればモスラ=レオナの再起)」ときちんと詰めて
まずは何より○○を伝えることに注力すべきなんだな、と今理解しつつある
自動出力する際に〇〇がないわけがないけど、どう料理するか詰めないまま好き放題に書き始めるから、書いているうちに主旨がブレて、読者がツイていけない文章になる
>>276
,
>>278
>一人称と三人称
「視点主の思考そのものがそっちのけに他キャラの心情を想像する描写が入るせいで、肝心の視点主の思考についての記述がおざなりになっている」ってのに加えて
一人称と三人称が混ざっている文体を使いこなせてないのも問題か
一人称の部分は段落で工夫していたつもりだったけど、読み返すと言い回しが全体的に子供っぽいのと説明的なのが混在してて、分化があまり上手く行っていないようにも思う
「何を描写するかによって一人称で書くべきか三人称で書くべきかも変わる」ってのは考えれば当たり前なんだけど、ようやく実感として理解できた気がする
出来れば一人称と三人称を混在するスタイルは維持したかったけど、少なくともこの場面は視点主の感情描写に注力するためにアドバイスとおり一人称視点にした方がいいのかも
(まあこの体たらくだから、他の場面もやめた方がいいのかもしれないが)
もし一人称と三人称を混ぜる今のスタイルを維持するなら、
一人称部分は徹底的にデフォルメして、三人称部分は徹底的に説明的に、また一つの段落に両者は混ぜない、ともっと極端に分化したらいいのだろうか
>なんというか、結局は視点主となるキャラも物語の中とは言えど自分の意思がある存在じゃん?
つまり、「キャラが立ってない」ということだろうか? キャラが立っていれば、もちろん限度はあるが共感的なキャラでなくても読者を引き込むことは出来る、ということ?
>作者の意思
あまりよくわからないのだが、テーマというか作者の思想主張を説明する内容ばかりになってしまっていて、肝心のキャラの心情だとか情動とかがおざなりになっている、ということだろうか?
>>277
>カメラワーク
しっくりきた
言われてみて気が付いたけど、三人称部分は大〇透(ジョジョアニメのナレーション、おっさん声)、一人称は加藤英〇里(まどマギのインキュベーター、少年声)が読んでて、勝手に都合よくカメラワークが切り替わっていた気がする
まあ読者の脳内で当然再現されるわけがないw
言い訳がましくなるが、
>>276
での指摘どおり一場面だけだから、っていうのがあるのかもしれない
「一度挫折して繭に引き籠ったあと、悪の怪獣ギドラ相手に奮起する」っていうクライマックスに近い場面なので、
その前の場面で「レオナの一人称が『ボク』である」という描写をしていれば、またちょっと違うのかもしれないし、
1レスでおさめること前提に一場面だけを出力したので、逆に1レスで成立するよう強引に詰め込んでしまったようにも思う。
あとあまり関係ないけど、宮部みゆきの名前が出てきたので驚いた
書くときは全然意識してなかったし、ここ数年は一冊も読んでないんだけど、昔熱中して読んでた記憶がある。
なんだかんだで宮部みゆきの影響を受けているのかもしれない、再読してみるよ
280
:
数を持たない奇数頁
:2019/02/28(木) 19:08:16 ID:/IpEkTqA0
文体については影響受けたかなーって作家がいるならその作家の文体を研究するのが一番自分の技術になるよ
色々と書いてたけど俺なんて創作論もまともに勉強した事もないド素人だしな。話半分で聞き流すくらいで丁度いい
ここの住民達にそれぞれの創作論(というか創作時に心掛けている事、こだわり)を聞けば面白い事になりそうだなと思った
281
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/04(木) 00:11:00 ID:9jLNMjsE0
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1322
ゴジラの途中経過を晒しに来た。パスワードは「ゴジラ2000」の英語表記
現状の字数は約16万字。全体の進捗はこれで57.5%くらいだが、字数で言えば20万字程度に収まる目算。
まだ途中だし(序盤の人間パートが全然書けていない)、数日したら消します。
()内はプロット部分の下書き、本文中()はルビ
また推敲が進んでない、というか終盤らへんばっかり手を入れているので、特に序盤は細かい描写の矛盾や文章的なムラがある
アニメ版のテーマや方針を継承しつつ、ライトな切り口で書いてみたかったものの、現状まさにコレ
r ‐、 良い子の諸君!
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
|ヽ ~~⌒γ ⌒ ) r'⌒ `!´ `⌒)大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ ⌒~~ / 王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ!
282
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/04(木) 00:26:07 ID:9jLNMjsE0
なんで未完成なのに晒したかというと、行き詰まりを感じているので刺激が欲しいっていうのと、
今度のゴジラの新作「ゴジラ:キングオブモンスターズ」とアイデアがいくつか似通っていることが監督のインタビューから判明したので今のうちに「パクリじゃないもん!」と言いたいがため。
283
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/08(月) 19:54:26 ID:d/R5x39Q0
スペルはあってるはずなのになぜかダウンロードできない……
284
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/08(月) 20:48:49 ID:oOLOn9gk0
2000をひょっとして「millennium」って書いてないか?
もしそうだったらすまない、数字なんだ
285
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/08(月) 21:52:36 ID:d/R5x39Q0
解決した
Gを大文字にしていただけだった
286
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/08(月) 22:36:15 ID:oOLOn9gk0
そうか、よかった
もしよかったら感想もらえると嬉しい
287
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/10(水) 22:09:14 ID:RAl5Tcqo0
https://ux.getuploader.com/saraswati2/download/1325
雑談スレの方で言ってた二次創作を上げる
ゴッドオブウォー×ゼロの使い魔の一話分を
ゴッドオブウォーⅢから、ゴッドオブウォー2018までの繋ぎになる予定
GOWの原作補完も兼ねながら、なるべくゴッドオブウォー知らない人にもわかりやすい物にし
ていきたい次第
よければ読んで貰えれば
288
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/11(木) 16:16:07 ID:M1pajFwo0
https://ux.getuploader.com/saraswati2/result/5caee8fe-7d28-4421-92b7-6640a010e467
誤字と文章的に足りない所があったので、ちょっと修正して上げ直し
そんな変わってないけど、一応
試験的に文章を書いてみて、どうだろうかという程度のものなので、何か一言貰えたらありがたいです
289
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/11(木) 18:45:10 ID:jiHm5xqU0
どっちも知らんけど最後まで興味を持続して読めたのでいいんじゃないかと思う(大雑把なキャラクターデザインとかは知ってるが)
ひとつ気になったと言えば、
“そのあまりの慇懃無礼には、ギーシュは思わず声を荒げそうに成ったが、この男の巨体
は流石に怖かった。
大きいだけではなく、屈強な野生動物のような背中の筋肉は、それだけで喧嘩を売るに
は恐ろしいものがあった。”
ここだけ視点が急にブレてて一瞬違和感感じたので、三人称だったとしてもこれまで通りあくまでもクレイトスというフィルターを通したような書き方をするといいかもしれないし、まあ適当にそこら辺は個人の自由なので取捨選択してください
290
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/11(木) 18:49:43 ID:M1pajFwo0
おぉ、ありがとうございます、励みになります
第三者の視点というとこに気が緩んで、どうも視点のブレが起きやすいみたいで
気をつけます
291
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/11(木) 22:09:47 ID:ifTj9rzA0
作者が想定している中ではもっとも理想の読者像に近いだろう「GOWは全く知らない、ゼロ使はキャラくらいはわかる」っていうレベルで読んだ。
ゼロ使二次創作によくある「突拍子もないキャラが召喚される系」の二次創作としてはインパクトもあるし、
原作知らないとまったく話が分からないっていう不親切さも感じない
キャラがちゃんと描けてるから「クレイトス」がどんなキャラなのかわかる
ゼロ使のキャラ描写もちゃんと出来てるから、GOWの方もファンが喜べるレベルなんだろう
「GOW知らない人にもわかりやすい物にしていきたい」っていう方針にはきちんと叶うものになってると思う
文章としてはやや硬い印象を受けたけど、クレイトスのキャラ性を考えるとちょうどいいかと
多分ファンはすごく喜ぶだろうな
292
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/12(金) 00:10:26 ID:uXxYLlQ60
ありがとうございます
読んでくれて本当にありがてぇ・・・
話自体が不明瞭すぎるってことが無いようで、ほっとました
双方のキャラや要素を、下手に踏み台にするようなことは無いように進めていこうと思ってます
(ただラブコメやお色気要素が全滅になる予定で、そこはゼロ魔ファンに申し訳ない)
文章が硬いのはその通り、ちょっと古風な感じで行ったほうが特殊な雰囲気が出るかと思って
こんな感じにしました
293
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/15(月) 23:37:50 ID:y4pr9UYw0
明日くらいにゴッドオブウォー×ゼロ魔の二話分を晒せそう
予めあるもので考えるって、すごい楽で驚く
ゼロ魔とゴッドオブウォーいう下地がソフトでやりやすいというのも大きいけど、シナリオがある分、気軽に書けていい練習になるなぁ
内容としてはガチろうと思ってるけど
>>281
全体をさらっと読ませてもらった
ゴジラ自体は自分はわからんのだけど、納豆菌の比喩とか、全体的なSFな空気や文章力に全然問題は無いと思いました
面白く読める。戦闘シーンも超常的且つSFチックが両立されてて良い
設定の補足としては問題ないのでは? という印象
ただ、個人的な要望としては、まずは一話を完結させてほしいかなーという気持ち
先を見せたいという気持ちがあるのは分かるけども、読んでる側としてはどうも話に没入できなくて
あと、少し思ったのが、情緒に訴えかける文章に関してだけど、誰かの思考をそのまま地の文に書き連ねるのは、必ずしも良いとは言えないと思う。
確かに、若者的喋り言葉に近い形で、半ば一人称から思考を書き出すのは分かりやすいけども、それが頭に入りやすく、また情緒に訴えかけ易いものかと言われると、また別問題かと
下手をすると、このやり方は作者が自分とキャラ(特に人語で喋らないヤツとか)を同一化しているような野暮ったさを感じかねないし、
そこから作者の踏み込みすぎた視点が読者に拒絶される起点になり得ることもあると思う
キャラクターの私物化と捉えられかねない危険性があるので、そのキャラの思考を書くにしても、作者として一定の距離を置く必要も時には出てくるかと
あとまぁ、これは文章に直接は関係ないけど、改行を統一してはどうだろう
40字とか50字で折り返して書くと、メモ帳でもかなり読みやすくなると思う
294
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/15(月) 23:39:27 ID:y4pr9UYw0
一応あげておこう
295
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/17(水) 21:40:36 ID:g1kWc0wA0
>>293-294
読んでくれてありがとう
「どういうわけかわからないけど読みづらい、最後まで読めなかった」
とよく言われるので、まず読めるレベルなのかどうかが心配だった
ましてやバトル描写だし
改行は多分一文が長いので、適当に切ってみるよ
思考を地の文に書き連ねるのはよくないのかー
視点には気を付けていたものの、言われてみるとやりすぎの感はある
皆無にすることはできないけど、もうちょっと減らしてみようと思う
「キャラクターの私物化」というので思い至ったことなんだけど、
「怪獣をイタコにして自分の主義主張思想を喋らせてないか?」という危惧に至った。
人間は全員オリキャラなのでどう扱ってもいいとは思うものの、
怪獣は飽くまで借り物なので、下手するとファンから怒られそうな気がする
特に怪獣の一人称で進む10話は「二次創作をするファンのメタファ」も兼ねていて、自己投影が行き過ぎてないか気になっている
これに関しても意見をもらえないだろうか。
296
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/18(木) 00:40:49 ID:/J1X9XR.0
https://ux.getuploader.com/saraswati2/result/5cb74225-7a28-40a3-b52e-307ca010e467
火曜に上げるつもりがすっかり遅くなってしまった・・・GOW×ゼロ魔の二話です(
>>288
のつづき)
ギーシュとの決闘編です
一話に比べると倍くらいになってしまった・・・まぁ一話はエピローグ扱いということで
よければ読んでもらえれば
批評でもなんでも、一言でもいただけると本当嬉しいです
>>295
あーでも・・・内容の流れはともかくとして、文章としての読みづらさは確かにあるかも
基本、ライトな文体を目指しているとのことで、それが地の文の口語感にもつながっているということだと思うけど
その口語感から時折繰り出される、人を小馬鹿にした感じの言葉遣いとかは、下手に「人間が言ってる」感が出てしまい、
ただ不快感を与える結果に終わることが多いのではないかと
キャラではなく、地の文という作者の視点に近い位置からだと、尚更作者に対する不快感に直結しやすいと思う
早い話、「重い」感じなんだよね
話の内容として重さ以上に、書いてる人間の感情面での重さを感じだすと、読者は途端に読みづらくなりやすいと俺は思う。
重い話を書く時に、作者も重い気持ちで書くのは大事だけど、その作者の重い気持ちをどうやってエンタメに転化させて落とし込むかっていう
ところに作者の技量は現れると思う
>特に怪獣の一人称で進む10話は「二次創作をするファンのメタファ」も兼ねていて、自己投影が行き過ぎてないか気になっている
まぁ、先述の通り、アニメのゴジラを知らないのでなんとも言い難いのだけど・・・
ゴジラの設定補足という体裁でやる場合、そういうメタファーが必要になってくるのかどうか?
ってところに尽きると思う
俺は少なくとも、二次創作に自分の考えや、作中のキャラの行動からは派生しえない要素を盛り込むのはただの不当な私物化と判断して
いるので、どう解釈してもキャラの行動に一致しない場合は、俺はオミットするかな
まぁ、もうちょっと10話読み込んで、何か言うことができれば追々言わせてもらいます
297
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/18(木) 00:43:34 ID:/J1X9XR.0
一応あげとこう
298
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/18(木) 00:49:14 ID:dUqRvAmk0
>>288
今更ながら読んだので、二話来る前に一口感想
>>291
の肯定的な意見に概ね同意で、ゼロ魔ちょっと齧った程度でもそれなりに双方の進行上必要な設定が理解できて、かつ作者の独りよがり感もないって意味でストレスなく読めた
あくまで、その上での欲張りってことでなんだけど、逆に『この二つの作品をクロスさせた必然性』が提示できてない気もする
確かにそれぞれの作品の登場人物として、異作品からこういう人物と遭遇したらこう反応するだろう、という合理性はあるんだが、
全く方向性の違う世界観やキャラを衝突させた化学反応によって、一次作品内に存在しないような笑いやインパクトを生成する、ってクロス作品の醍醐味がうすあじな気もする
GOWの方はほぼ知識ゼロなんだけど、例えばルイズがGOW主人公の子供扱いにキレて、本編後半とかで解禁されるような虚無属性のガチ運用して『なんだこいつ!?神でもない普通の子供なのにめっちゃ攻撃力高い!!!』みたいになって負けずとも評価を改めさせられたりとか、
双方の作品に敬意を払いつつも堅固たる一次創作での世界観やキャラを有り得ない状況≒別の一次創作との衝突によって崩していくのがクロスの定石じゃないかと
とはいえまだ第一話なので第二話とかでそういう方面でも楽しませてくれることを期待してますぜ
299
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/18(木) 01:05:13 ID:/J1X9XR.0
>>298
うおおありがてぇ!!
マジサンクス!!
>『この二つの作品をクロスさせた必然性』が提示できてない
確かに、そこは作品の威光に甘えたと言うか、日和ってます
いきなりクレイトスがゼロ魔世界を引っ掻き回した場合、どうやってリカバリー取るかというのを
全く思いつかなかった自分の手腕の不足もあります
もう一つ言い訳として、世間的な旧GOWのイメージである、『残忍冷酷な白ハゲ(クレイトス)が漲りながら敵を殺し尽くす残酷ゲー』
っていうイメージをあえて過去のものとして、クレイトスの一人の人間としての姿に完全にフォーカスを当てたいとうテーマが有りまして・・・
旧GOWのイメージは前述の通りなんだけど、新GOWは、そうしたクレイトスの繊細な一面や人間としての姿に深く踏み込んだ、
かなりおとなしい作品だったもので、それに自分なりにそれに繋げていきたいという気持ちもあって、そうした化学反応的な驚きの少ない、
ソリッドな世界観を目指しているという所も響いてるのかも
シナリオはもう殆どできてるんで、これから徐々に盛り上がらせます・・・
300
:
数を持たない奇数頁
:2019/04/18(木) 01:12:18 ID:rxt.bit20
それだと『落ち着いた大人と熱量を失ってない子供(大人は過去の自分を子供に投影したり、諦めた何かを掴み取ろうとする子供を少しだけ手助けしてやる)』の構図にも持ち込めそうだけど、そうすると最新作と被ってしまうのだろうか
いずれにせよ聞く限りでは『クレイトスがゼロ魔世界を引っ掻き回す』よりは『ルイズがクレイトスを驚かせる(引っ張り回す?)』の方が持ち込みやすそうだと思った
能動的に動き回って事態を動かしてくやつ(主人公)と視点主は同じである必要もないので、クレイトス視点からルイズが動乱を引き起こす感じ(ヤバくなったら助けて説教)とかも面白いかもしれない
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板