したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

化学物質過敏症についての掲示板

1NATROM:2008/09/09(火) 19:26:54 ID:l07eR0mg
化学物質過敏症に関する覚え書き
http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/CS.html

化学物質過敏症についての掲示板(URL:ttp://tcup7009.at.infoseek.co.jp/natrom/bbs)が2008年9月いっぱいで使用できなくなります。新しく別の掲示板を借りるほどアクティブではないので、進化論と創造論の掲示板3の一スレッドとして再開します。

(多種類)化学物質過敏症や臨床環境医学について科学的、懐疑的な観点から議論する掲示板です。化学物質過敏症に限らず、天然物/人工物のリスクの過小/過大評価についてもご意見をおよせください。

105mortan:2013/05/10(金) 09:56:37 ID:wdklRUv.
質問がかなり溜まってきましたが、
こちらも仕事の合間にただ打ち込んでいるだけですので
(少しばかりキータイプが速いというのはあるようですが)
NATROM氏なら、瞬時に、全ての設問に「科学的に」
お答えいただけるものと期待しています。

真摯なお答えをお待ちしています。
また、貴重で大切で献身的なお仕事、頑張ってください。

106mortan:2013/05/10(金) 10:29:47 ID:CcasgVNc
>>79
>>>72
>>>53「狐憑き」が「ありえなさすぎ」であるというなら、「慢性ライム病」でも、「マイコプラズマ・ファーメンタンス感染症」でも「機能性低血糖症」でも「頚性神経筋症候群」でも、【客観的な根拠に乏しいが主観的には存在を主張されている疾患】をあてはめてもらえばいいですよ。でも、慢性ライム病とか言ってもご存じないでしょう?いちばんわかりやすそうな例として「狐憑き」を挙げただけで。

>あ、本当に理解されていなかったんですね。
>
>再度言うことになりますが、明澄な意識は、現象学的還元によって、日常意識や、先入見などの、さまざまなイドラを剥ぎ取る作業をしていきますので、無批判的に「自分は、何々である」というディスクールは存在をし得ない、ということを言ったんですが?
>
>慢性ライム病、マイコプラズマ・ファーメンタンス感染症、機能性低血糖症、頚性神経筋症候群、でも何でも同じです。
>
>「自分は、何々である」と立言すること自体があり得ない、という話ですから。

ここのところで、なんでこんな簡単で稚拙な立論をあえてされたのだろうかと、ずっとひっかかっていました。

実は、もっと深い内容の理を、NATROM氏は言おうとしておられるのではないかと。

ただ、熟考の末、やはり、

「私は」「Aである」と「認識」すれば、「A」というものそのものが「存在」する、などという純粋素朴な「認識論」「存在論」の立場、つまり古風な「主客二元論」に立っておられるということでしょうか?

「私は」「ただ意識する」という、現象学的還元を経た意識、つまり、フッサールのいう「本質直感」のような意味合いなのですが。

それほど、難しいですか?

それでは、デカルトの「我、思惟す。故に我あり(コギト・エルゴ・スム cogito ergo sum)」から考え始めれば、わかりますか?

デカルトの、自然科学の祖の重要な一人でもあるわけですので。

で、「思惟するもの」と「延長するもの」との「物心二元論」に到達するわけですが、
(もちろん、私は、デカルトの二元論を超克しようとしたフッサールなどの現象学の立場に立っており、デカルト主義などではありませんが)
ここで今、着目したのはこちらの「思惟するもの」の方、つまり「意識」の方です。

従って、<現象学的還元>を経て、さまざまな「イドラ」を排して、純粋な<対自意識>にまで達した<志向する意識>である<本質直感>が、まさか「自分が、何々である」などという、初歩的な陥穽に陥るはずがない、ということを言ったまででしたが。

今、あらためて振り返ってみて、話題の<本質>を<直感>できましたので、コメントさせていただきました。

107mortan:2013/05/10(金) 11:55:10 ID:KsY33h9c
「化学物質過敏症」とは今のところ因果関係などまったくない内容ですが、
以下のNHKニュースが入ってきたそうです。
それに応答して、私が書き込んだのが、以下の内容です。

そのままの内容で、こちらに書き込むとマルチポストになってしまいますし、
こちらの趣旨とは違ってきますので、以下のように、引用させていただきました。

合成甘味料も、食物(飲料)中の含有量は極めて微量なはずですが、
やはりアレルゲンであるならば、当然、好酸球は増加し、
マスト細胞が活性化するという通常のアレルギー反応が起こるんでしょうね?

ちなみに、以下のぜんそくの反応は、経口からの血中への化学物質侵入による、
気道粘膜の狭窄、というメカニズムだと思いますが、
やったことも、体験もありません、ただの机上の仮説というか想像ですが、
これらの物質を微粒子状にして、経口ではなく、直接、気管支粘膜や
鼻腔粘膜に付着させた際、人体は、どのような反応を起こすはずだ、と思われますか?

また、その微粒子の付着量を次第に増やして、粘膜の対応能力を超えた以上の量の
微粒子を吹き付け続ける状況が起きたとしたら、人体は、自己免疫上、
自分自身を守るため、どのような反応を起こし得ると、思われますか?

これは、ただの、純粋な疑問です。
この質問をもって、化学物質過敏症の実証への足がかりを着け得るのではなどという姑息な誘導的なことはまったく一切、当然ですが、考えていません。

臨床医としての、NATROM氏の見解をお教えください。

なお、私自身は、以下の人工甘味料は、原材料の現物を見たことも、
入手したこともないため、自分で人体実験的な経験をしたことがないので、
想像もつかないのですが。

人体実験は無理としても、正規の動物実験(それにしても、かわいそうですが)はできそうですね?

  ・  ・  ・

577 名前アレルギー[sage] 2013/05/10(金) 11:12:17.66 ID:HBXaeUSF

>>576
>今朝のNHKニュースで人工甘味料アレルギーを報道してた
>今のところ分かってるだけで33人だってさ

そうなんですか。情報、感謝です。

いつもの、化学物質過敏症の苦痛の反応とは全然別なんですが…(研究が進めば関連性が出てくる?)
私も、合成甘味料の、
・アセスルファムカリウム ←特に私はこれがダメ!
・アスパルテーム
・スクラロース
は、ジュースでも、缶コーヒーでも、アイスでも、ガムでも、
これらが入っているのを間違って食べてしまうと、
100%の確率で、気道狭窄が起きてしまうので、
裏側の表示をじーっと見て買っています。

飲むと必ず、ぜんそくの発作状態になりますので、
気管支拡張の噴霧剤で対応しています。

ただし、キシリトール(あの歯にいいってやつ)とか、
エリスリトール、トレハロース、マルチトール、パラチノース、
ソルビトール、甘草、ステビアなどの天然系の甘味料は、
そういえば舌が少ししびれるかなくらいで、ぜんそく発作にはならず、
全然大丈夫なんですが。

108mortan:2013/05/10(金) 12:21:54 ID:KsY33h9c
>>107
>これらの物質を微粒子状にして、経口ではなく、直接、気管支粘膜や鼻腔粘膜に付着させた際、人体は、どのような反応を起こすはずだ、と思われますか?
>また、その微粒子の付着量を次第に増やして、粘膜の対応能力を超えた以上の量の微粒子を吹き付け続ける状況が起きたとしたら、人体は、自己免疫上、自分自身を守るため、どのような反応を起こし得ると、思われますか?

つまり、人体の免疫の許容量を超えた場合の、自己免疫機構の作動機序はどう動くだろうか、ということです

もろものの粘膜自体の挙動
神経経路の挙動
そして、認知神経系の挙動
ということです。

そして、実験は、二つの場合分けをすべきでしょうね。
その吹き付け作業を一時的に集中する場合と、
その吹き付け作業を継続的にする場合に。

人体の動きを観察するなら、吹き付け作業を断続的に続ける場合、
さらに、慢性レベルで続行し続ける場合、という場合も
考えなければならないかもしれません

さらに、その粉末、というか、微粒子が、今回の人工甘味料ではなく、
例えば、農薬・殺虫剤だったら(もちろん致死量以下の超微粒子でということです)
また、例えば、毛染め料だったら、また、たばこから抽出したニコチンだったら、
あるいは、合成洗剤だったら、また、柔軟剤だったら、抗菌剤だったら、
それそれ人体は、どのように挙動すると思われますか?

それとも、それぞれの安全性の確認のために、すでに査読付き論文が発表されているでしょうか。

109NATROM:2013/05/10(金) 12:23:41 ID:???
>「自分は、何々である」と立言すること自体があり得ない、という話ですから。

mortanさんは「自分は「真性の」化学物質過敏症である」と立言しているようですけど。


>>第三者が客観的に検証可能な方法(たとえば、二重盲検法による負荷試験など)で化学物質過敏症の存在は証明されていますか?されていないでしょう?
>まだ、されていないならこそ、医学的なチャンスじゃないですか?
>あなたがそれをされたらいい、と後の書き込みで提案しています。

それは、化学物質過敏症の存在を信じている臨床環境医たちに提案してくださいな。立証責任は臨床環境医たちにあり、そしてその責任は果たされていません。私は化学物質過敏症の存在についてきわめて懐疑的なので、化学物質過敏症の存在を証明する努力は無駄に終わると思っております。


>面白い論理のすり替えですね。驚きました。
>そんなことは学部生でも言いません。

mortanさんの理解力のほうに問題があるようにしか思えませんが。傘のたとえでご理解していただけないなら、これはどうでしょう?

「もし幽霊が祟るのであれば、お祓いをしたほうがいいかもしれない。しかし、幽霊が祟りを起こすという証拠はない」

幽霊の祟りを心から信じている人であれば、上記の文章を「マインドコントロール」だと誤認するでしょうが、平均的な現代人なら(mortanさんが幽霊の祟りを信じていませんように!)、普通の仮定法と受け取るでしょう。

110NATROM:2013/05/10(金) 12:24:07 ID:???
>最初の文章を普通の感性で、あるいは科学者として、書くとするとこうです。
>
>--------------------------------
>(例文E)
>もし、このような疾患が本当にあるのであれば、大変な事ですから、なんらかの対策が必要になってきますから、まずは、その科学的な確認、検証が必要です。
>
>ところが、一方、「多種類化学物質過敏症」という疾患が、医学界では公認されていない、という状況にあります。
>
>この矛盾する状況を解き明かすため、それぞれの主張を精査し、実態を調査し、データを集積・解析していく必要があります。
>--------------------------------
>
>何か間違っていますか?
>矛盾した二つの論点を並列して、それこそお好きな「客観的」に<記述>するためには、上記のような文章しかあり得ません。

それぞれの主張を精査し、実態を調査し、データを集積・解析していった結果、医学界では公認されていない、という状況にあるのですよ。でもってそのことを「化学物質過敏症に関する覚え書き」では説明しているのです。2002年以来ですから10年以上は公開しています。ブログのほうでも適宜、化学物質過敏症についてのエントリーを書いています。科学や医学の専門家の方にも読まれていただいておりますが、マインドコントロールであるとかカルトであるとか指摘を受けたことはありません。私の主張に批判的な人ですら、「医学界で公認されていないわけではない」「医学界で公認されていないからといって必ずしも化学物質過敏症の疾患概念が否定されたわけではない」などという反論こそあれ、マインドコントロールなどと言ってきた人は皆無です。

いったいなぜだか、mortanさんのみが、「マインドコントロールである」などと指摘してきます。いったいなぜでしょうか。私が思うに、mortanさんは、化学物質過敏症が存在するという強い確信を持っているがゆえに、普通の人ならば別になんとも思わない文章を、「マインドコントロールである」と感じるのでしょう。たとえばの話、

「その宗教団体の売るツボに本当に悪霊を払う効果があるなら、ツボを買ったほうがいいでしょう。しかし、そのツボには悪霊を払う効果なんてありません」

という文章は、普通の感性を持つ人なら別になんとも思わないでしょうが、ツボが悪霊を払う効果があると強く確信している人は、「マインドコントロールである」「それぞれの主張を精査しなければならない」などと思うでしょう。

111NATROM:2013/05/10(金) 12:24:49 ID:???
>それは「ネオニオチノイド」という農薬=殺虫剤です。

「ネオニオチノイド」ではなく、「ネオニコチノイド」ではありませんか?それはともかく、ネオニコチノイドについては、中毒による症状があるかもしれないし、ないかもしれませんが、化学物質過敏症とは別枠で考えた方がいいと私は思います。化学物質に対する耐性については個人差がありますので、mortanさんの自覚症状がネオニコチノイド由来である可能性は必ずしも否定はできないと思いますが、mortanさん以上にネオニコチノイドに曝露する農家の方々でかような症例を聞かず、一般的には哺乳類に対する毒性は低いとされていることから、mortanさんの自覚症状はネオニコチノイド以外の原因に由来する可能性を追求したほうがよろしかろうと個人的には思われます。


>反応の感じから、有機リン農薬のように感じます。

「私が反応する物質は、どこにでもあるような、つまり、どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではありません」という主張と矛盾するように思います。


>そのことを客観的に証明できる方法はありますか?ご提示の情報だけからは、mortanさんが真にその物質に反応しているかもしれないし、mortanさんがそう思い込んでいるかもしれない、としか言いようがありません。

という質問にお答えをもらっていないような気がします。


>なお、それぞれの農薬ごとに、身体反応が違いますので、おそらく警察犬レベルで見分けることができる自身はあります。

mortanさんがそう確信なさっているのはわかりますが、やはりmortanさんがそう思い込んでいるだけかもしれないという可能性もあります。


>というのは、毒性が高いことがすでに証明されている(だからこそ解毒剤があり、服毒する危険性もある)有機リン農薬よりも、近隣への配慮を含めて、ネオニオチノイド農薬が使われる領域が増えているようです。

「どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではありません」という主張と矛盾するように思います。


>重要なことは、苦痛がまず先にあり、それを後で知った、という事実だ

カーペットの件がなければ、カーペット以外の何か別の原因を探して見つけ出すか(「原因探しバイアス」)、でなければ例外として忘れてしまった(「思い出しバイアス」)、と思います。

112NATROM:2013/05/10(金) 12:25:16 ID:???
>>104

「原因探しバイアス」で普通に説明可能だと思います。

パニック障害でもなんでも、化学物質の曝露とは無関係に何かしら発作が起きたとしましょう。いったいその原因は何か?自分は化学物質過敏症であると強く確信している人は、その原因を探し求めます。

たまたま発作が起きた日にお米が変わっていれば、お米が原因になります。本当にそのお米にネオニコチノイドが含まれているのか、などという疑問は、「確信している人」には思い浮かびません。発作が起きたから含まれているに決まっている、です。

お米が変わっていなければ、何か他のものが原因になります。たまたまその日の野菜にキュウリが使われていたとしましょう。普段は無農薬のキュウリを使っていますが、販売者によく聞いたら、その前の週に近所の畑で農薬を撒いたかもしれないという情報がわかるかもしれません。そしたらキュウリが犯人です。それに、犯人候補は、キュウリだけでなく、その日に使われていたおかずが全部です。

食事がシロだとしても、他のものが原因かもしれません。たとえばボールペン。あとで家人によく聞いたら、たまたまその日はボールペンをたくさん使っている事務所に寄ってきたことが判明したとしましょう。「ボールペンが原因だ。重要なことは、苦痛がまず先にあり、それを後で知った、という事実だ」。ボールペンでなくタバコかもしれません。排気ガスかもしれません。PM2.5かもしれません。近所の人が使用してるカーペットまで含めると、犯人は無数にあります。

つまり、何かしら症状が起こったのちに原因を探し求めると、たいていは犯人が見つかるのです。仮に犯人が見つからない場合でも、「ということは自分は化学物質過敏症ではないのだ」などと認知の変更が起きるわけではなく、「見つからなかっただけで何かが原因だったのだろう」と考えるだけです。で、たまたま「二階のカーペット」などの後出しの情報があった場合にのみ思い出し、「自分は化学物質過敏症である」という確信が強まるのです。

113名無しさん:2013/05/10(金) 12:25:36 ID:r4uua9xc
「原因探しバイアス」は、ネオニコチノイド関係でも起こっていますね。症状が起こったのが、たまたまネオニコチノイドが使われている地域であったなら、「ネオニコチノイドが原因だ!どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではないから、思い出しバイアスなどではない!極めて正確な範囲を絞ることができる!」などと主観的には感じるのでしょう。しかし、症状が起こったのが、たまたまネオニコチノイドが使われていない地域であったなら、別の原因が犯人にされただけでしょう。あるいは、お米やら野菜やらにネオニコチノイドが含まれていることにされるだけでしょう。

そもそも、お米にネオニコチノイドが残留しているって本当ですか?お米からネオニコチノイドが客観的に検出されたんですか?それならわかります。でも、「症状が生じたからネオニコチノイドが含まれているに違いない」ってmortanさんが思っているだけでしょう?

いやまあ、mortanさん自身のことを客観的に見ることはできないでしょうから、「ニセモノ」の化学物質過敏症の例を考えましょう。仮に田中さんとしましょうか。田中さんは本当は化学物質過敏症ではないのだけれども、うつ病やパニック障害を患っており、化学物質の曝露とは無関係にときどき強い症状が起こります。

あるとき田中さんは食後に発作を起こしました。食材はいつも無農薬のものを使っているはずなのに。ただ、その食材の産地について調べてみたら、いつもとは違って福岡産のニンジンが含まれていました。最近、中国からPM2.5が飛んできています。有害な微粒子がニンジンについてそのせいで発作が起きたに違いありません。別にニンジンを検査する必要などありません。発作が起こったのだからニンジンが汚染されていたにきまっています。

また、道を歩いているときに発作が起きました。そのときは原因はわかりませんでしたが、後で近所に植木屋さんが仕事していたと聞きました。きっと、植木屋が農薬を使ったのでしょう。本当に農薬を使ったかどうかは確認する必要はありません。発作が起きたから農薬を使ったに決まっています。「植木屋が仕事をしていたなんて知らなかったのに発作が起きた。苦痛がまず先にあり、原因を後で知った。これこそ、私がプラセボに反応しているわけではない証拠だ」と田中さんは確信しました。

発作が起きては原因を探して見つける事例が積み重なることで、田中さんは自分が「真の」化学物質過敏症患者であるという確信を強めていきます。田中さんに「あなたは必ずしも化学物質過敏症とは限りませんよ」とどうやって説得します?私は説得不可能だと思います。私ができることは、田中さん以外の人に、「田中さんは必ずしも化学物質過敏症とは限りません」ということを伝えることです。そしてその目的は概ね成功しています。

114NATROM:2013/05/10(金) 12:26:40 ID:???
113の名無しさんはNATROMです。


以上、私の主張を4つにまとめます。

【1】「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない。
【2】客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには、二重盲検法による負荷試験を行うしかない。
【3】これまで複数行われてきた負荷試験はいずれもネガティブな結果であった。
【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。

それぞれ同意できるかどうか、同意できないのならその理由を述べてください。

115NATROM:2013/05/10(金) 12:40:20 ID:???
直接関係のない話をされるなら、できれば別にスレッドを立てていただければありがたいです。

>>107

経口摂取でアレルギーを起こす物質は、経気道摂取でもアレルギーを起こす可能性は高いと思います。そばアレルギーの人が、そばがらの枕で体調不良を起こしうることが知られています。


>つまり、人体の免疫の許容量を超えた場合の、自己免疫機構の作動機序はどう動くだろうか、ということです

アレルギーに関しては、定義上、過剰な免疫反応による障害のことを指します。アレルギーがない人であっても、「粘膜の対応能力を超えた以上の量の微粒子を吹き付け続ける状況」が起きれば、普通に(免疫反応ではなく、機械的、化学的な刺激による)鼻水やくしゃみなどの防御反応が引き起こされるだけだと思います。これはアレルギーではありません。自己免疫機構は関係ありません。


>さらに、その粉末、というか、微粒子が、今回の人工甘味料ではなく、
>例えば、農薬・殺虫剤だったら(もちろん致死量以下の超微粒子でということです)
>また、例えば、毛染め料だったら、また、たばこから抽出したニコチンだったら、
>あるいは、合成洗剤だったら、また、柔軟剤だったら、抗菌剤だったら、
>それそれ人体は、どのように挙動すると思われますか?

天然物と同様に人工物おいても急性毒性、慢性毒性、アレルギー反応が起こり得るでしょうね。急性毒性、慢性毒性は量次第です。「致死量以下の超微粒子」がきわめて微量という意味であれば、急性毒性や慢性毒性は問題にならないでしょう。アレルギーについては個体差があります。

116mortan:2013/05/10(金) 12:49:22 ID:KsY33h9c
>>109
>>「自分は、何々である」と立言すること自体があり得ない、という話ですから。

> mortanさんは「自分は「真性の」化学物質過敏症である」と立言しているようですけど。

はい。私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「化学物質過敏症」だと<志向的に意識>している、ということですが?

つまり、「私は」例えば「狐憑きである」の言説したところで、それは、まったく<身体性>を伴わない、世界内存在の表明とは言えない。
言えないどころか、それはただの「認識」の「錯誤」「誤謬」でしかない、ということです。

違いは、お分かりですか?

一般の言葉では記述し切れませんが、あえていうと、身体内で事実として感じられていない、ということです。

>>第三者が客観的に検証可能な方法(たとえば、二重盲検法による負荷試験など)で化学物質過敏症の存在は証明されていますか?されていないでしょう?
>まだ、されていないならこそ、医学的なチャンスじゃないですか?
>あなたがそれをされたらいい、と後の書き込みで提案しています。

それは、化学物質過敏症の存在を信じている臨床環境医たちに提案してくださいな。立証責任は臨床環境医たちにあり、そしてその責任は果たされていません。私は化学物質過敏症の存在についてきわめて懐疑的なので、化学物質過敏症の存在を証明する努力は無駄に終わると思っております。

なるほど、NATROM氏の臨床医としての限界も含めて、反証実験は不可能な環境にある、ということはよく分かりました。

反証しようと思えば簡単ですよね?

「懐疑的」であることで、「化学物質過敏症」の実体自体を否定できると思うのは、無茶苦茶な論理としか思えません。

>面白い論理のすり替えですね。驚きました。
>そんなことは学部生でも言いません。

mortanさんの理解力のほうに問題があるようにしか思えませんが。
傘のたとえでご理解していただけないなら、これはどうでしょう?
「もし幽霊が祟るのであれば、お祓いをしたほうがいいかもしれない。しかし、幽霊が祟りを起こすという証拠はない」
幽霊の祟りを心から信じている人であれば、上記の文章を「マインドコントロール」だと誤認するでしょうが、平均的な現代人なら(mortanさんが幽霊の祟りを信じていませんように!)、普通の仮定法と受け取るでしょう。

まず「仮定法」って何の話ですか?
文法の事ですか?
本当に怒りますよ。
私は、純然とした論理学の話をただ展開しているだけです。

上記のような、表層的な、いわゆる営業口調の「くちぐるま」レベルの話をしているのではありません。

論理学レベルでの話は、あれほど伝えても伝わらなかった、ということですか?

再度、読み直して、論理の深層構造がどうなっているのか、つまり、意図がどのように巧みに隠されているのか、冷静になって考えなさい。

幽霊の話? たたり? ばかばかしい。ふざけてるんですか?
表層のディスクールの内容を奇妙なものに変えさえすれば、深層の論理構造が変わるとでも、本当に思っているんですか。

117mortan:2013/05/10(金) 13:02:24 ID:KsY33h9c
>>110
>2002年以来ですから10年以上は公開しています。ブログのほうでも適宜、化学物質過敏症についてのエントリーを書いています。科学や医学の専門家の方にも読まれていただいておりますが、マインドコントロールであるとかカルトであるとか指摘を受けたことはありません。私の主張に批判的な人ですら、「医学界で公認されていないわけではない」「医学界で公認されていないからといって必ずしも化学物質過敏症の疾患概念が否定されたわけではない」などという反論こそあれ、マインドコントロールなどと言ってきた人は皆無です。いったいなぜだか、mortanさんのみが、「マインドコントロールである」などと指摘してきます。いったいなぜでしょうか。私が思うに、mortanさんは、化学物質過敏症が存在するという強い確信を持っているがゆえに、普通の人ならば別になんとも思わない文章を、「マインドコントロールである」と感じるのでしょう。

ああ、なるほど。ご自分の文章がマインドコントロール的であるといわれたことが、傷ついた、とまではいかなくても、それほどきつかった、ということだったんですね。

そういうことなら、感情レベルでは、共感し得、同情できます。

ただ、言っておきますが、論理構造として、マインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っていると指摘しているだけですよ。

そんなにむきになることはありませんよ。
表現の論理の話だけで、あなたの主張を、それをもって翻せるなどとは思っていませんから。

>たとえばの話、「その宗教団体の売るツボに本当に悪霊を払う効果があるなら、ツボを買ったほうがいいでしょう。しかし、そのツボには悪霊を払う効果なんてありません」という文章は、普通の感性を持つ人なら別になんとも思わないでしょうが、ツボが悪霊を払う効果があると強く確信している人は、「マインドコントロールである」「それぞれの主張を精査しなければならない」などと思うでしょう。

再度、その話ですか。
何度もいいますが、書かれた内容、つまり、<シニフィエ>(記号内容、所記)の問題ではなく、
あくまで、書いている記号表現、つまり、<シニフィアン>(記号表現、能記)の問題です。

論理構造の問題ですから。
ですので、そこに書かれているものが、何であれ、ツボであれ、花瓶であれ、何の関係もありません。

ということで、再度、こちらで指摘した論理学的アプローチについて、読み直して、熟考ください。

118mortan:2013/05/10(金) 14:01:59 ID:KsY33h9c
(iPadでワイヤレスキーボードで打っているのですが、時々、メールアプリが落ちてしまうので、ほかの保存をこまめにするメモアプリにコピーして書いていますので、改行などが違っていたら、すみません)

>>111
>>それは「ネオニオチノイド」という農薬=殺虫剤です。

>「ネオニオチノイド」ではなく、「ネオニコチノイド」ではありませんか?

はい。そうです。ネオニコチノイドです。

キーボードで「k」をうち損ねた、単純なミスタッチです。わざとのトラップとかではまったくありません。何の意図もなく、ただの打ち間違いです。
やはり、ご存じだったんですね。

>それはともかく、ネオニコチノイドについては、中毒による症状があるかもしれないし、ないかもしれませんが、化学物質過敏症とは別枠で考えた方がいいと私は思います。

ほう。そうなんですか。

>化学物質に対する耐性については個人差がありますので、mortanさんの自覚症状がネオニコチノイド由来である可能性は必ずしも否定はできないと思いますが、mortanさん以上にネオニコチノイドに曝露する農家の方々でかような症例を聞かず、一般的には哺乳類に対する毒性は低いとされていることから、mortanさんの自覚症状はネオニコチノイド以外の原因に由来する可能性を追求したほうがよろしかろうと個人的には思われます。

そうですか。一応、血液検査では、農薬への耐性が弱いとは言われましたが。
(ちなみに、アルコールを分解する酵素は多いのか、どんなに飲んでも酩酊しません。これは関係ないですね)

ちなみに、農家の方の状況については、もちろん近隣に住んでいましたが、口が滑っても私の口からは言うべきことではないと心得ています。
データを取った訳でもありませんし、ただの、見聞きした体感だけですので。

ただ、私の発言ではないということが前提で、どこかの誰かの因果関係のまったくない、たまたま入手したメモにあったということで記しておくと、「うつ」「脳外科」「自殺率」ということだけ書いておきます。

ほかにはうわさもありますが、それは私は絶対信じたくないし、ここでは倫理的に言えません。

あとは、農薬との因果関係があるなどと発言すると、それこそ全農や、厚労省、農水省との関係がぎくしゃくするので、これ以上は触れられません。

関心がおありなら、検索すれば、相関関係を示すデータが出てくるかもしれません。

>反応の感じから、有機リン農薬のように感じます。

そうかもしれませんね。
試しに、PAMを静注してもらったことがあるのですが、てきめんに意識が明晰に戻ったことがありますので、おそらく有機リン農薬中毒症状もへいはつしていたものと思われます。

ところが、ご存じの通り、ネオニコチノイド農薬の解毒・中和剤は現在のところ、存在しないので、残った症状が取り除かれず、困っているところです。

ただ、それだけの反応ではない、再現性のある特徴を強く示す感覚がある、とだけ言っておきましょう。

これ以上、言っても、あとは、それこそ、こちらの身体=内=現実の問題ですから。

=続く=

119mortan:2013/05/10(金) 14:03:15 ID:KsY33h9c
=続き=

>>111

>「私が反応する物質は、どこにでもあるような、つまり、どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではありません」という主張と矛盾するように思います。

なるほど。お詳しいんですね。

私は、てっきり農水省の管理のもと、全農の指導のもとで、厳格に使用適用区域が限定されているものとばかり思っていましたので、そう書きました。

というのは、明らかにネオニコチノイド農薬を使うところとそうでない地域がはっきりしているからです。

どのように分かるのか、と言われるでしょうか?

コメの袋は見たことがありますか?
そこに「減農薬」と明記されているものが、まさにネオニコチノイドを使用した米です。

確かに、年に何度も散布しなければならない有機リン農薬に比べれば、いわゆる「さんちゃん農業」(今は、実態はもっと厳しいようです。実際、その地域に数年住んでいましたので)だと楽なようで、まさに、「減農薬」という表現に農家としても違和感はなかったでしょう。

また、おっしゃる通り、昆虫にだけ限定的に効果を示し、ヒトを含む哺乳類へは毒性が少ない、というデータを提示した当局は、嫌みではなく、本心から、自信をもって「減農薬」です、と主張したことでしょうね。

>そのことを客観的に証明できる方法はありますか?

ありません。今のところ、私の体感だけです。
また、同じような症状を訴える人の情報も聞いていません。
研究はこれから、ということではないかと思います。

>ご提示の情報だけからは、mortanさんが真にその物質に反応しているかもしれないし、mortanさんがそう思い込んでいるかもしれない、としか言いようがありません。
>という質問にお答えをもらっていないような気がします。

その通りですね。第三者からするとまさにその通りです。
なので、日常生活の話ですが、体調不良を訴えて、理解してもらうまで、かなり長期間、かかりました。

最初は、たおれたり、ふらついたりしていても、「うそでしょ。芝居でしょ。そんなわけはない」というところから始まって、それが、毎回、連続していて、私が目を回して倒れたりするのを見ているにつけ、「もしかして、本当に農薬が何らかの影響を及ぼしているのかもしれない。彼の挙動は演技的な身体表現ではなさそうだ。ただ、科学的には保留だけどね。よくわからんし」というところまでは思ってくれてはいるようです。

>>なお、それぞれの農薬ごとに、身体反応が違いますので、おそらく警察犬レベルで見分けることができる自身はあります。

>mortanさんがそう確信なさっているのはわかりますが、やはりmortanさんがそう思い込んでいるだけかもしれないという可能性もあります。

それはそうですね。
どこかの大学病院ででも、人体実験というか、社会実験というか、が始まるなら、喜んで治験に参加したいところなのですが。

>というのは、毒性が高いことがすでに証明されている(だからこそ解毒剤があり、服毒する危険性もある)有機リン農薬よりも、近隣への配慮を含めて、ネオニオチノイド農薬が使われる領域が増えているようです。「どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではありません」という主張と矛盾するように思います。

そうですか。お詳しいですね。

私は、てっきり、上記した通り、農耕・果樹園に使う場合は農林水産省と全農の厳格な指導があって、
コシヒカリの特級米生産地、および、茶園、果樹園、ならびに、都市近郊での花き園芸(井草あたりのビニルハウスを通ると同じような苦痛があります)にのみ限定して使われているものばかりと思っていました。
というのは、ほかでは、同じような反応が出ないからです。

ちなみに、ホームセンターで扱われるネオニコチノイド系殺虫剤は、製品名が違いますので(検索すればすぐ分かります)、家庭用に限定的に農水省か厚労省が管理・許可しているものとばかり思っていました。

NATROM氏の、さらにお詳しい、ネオニコチノイド農薬の使用実態についての知識を教えていただけますか?

=続く=

120mortan:2013/05/10(金) 14:03:56 ID:KsY33h9c
=続き=

>>111

>>重要なことは、苦痛がまず先にあり、それを後で知った、という事実だ

>カーペットの件がなければ、カーペット以外の何か別の原因を探して見つけ出すか(「原因探しバイアス」)、でなければ例外として忘れてしまった(「思い出しバイアス」)、と思います。

使用開始日と使用終了日の一致が、カーペット購入使用者も知らず、私も知らないうちに、偶然にも一致していた、ということも、確かにあり得ないとは言えませんね。
確率計算は少し面倒になりますが。

それで、ぴったり使用開始日と使用終了日が一致したので、そのカーペットに違いない、苦しくなくなって良かったです、ということになったわけですね。

で、その使用開始日と使用終了日の一致がなければ、ほかに同日から使用を開始し、同日に使用をやめたものはありませんか、と私は(正確には、私の家族が)「思い出しバイアス」で、2階の人に、聞き続け、探し続けてもらうことになるだおう、ということですね。

理屈はよく分かります。
しかし、実に面白い。

そのカーペットの使用終了日は特定の限定的なある日ですが、その日から苦痛はぴったり止まりましたが、
2階の人は、その日には、そのカーペットしか捨てていません。

なぜ捨てたかは、すでに書いた通り、ご主人が、においが気に入らないので(「アジアっぽいにおい」と言われていました)ということでした。

そのにおいはかすかなもので、過敏な私ですら(というか、化学物質には過敏ですが、副鼻腔炎でにおいはあまり分からないのです)玄関外の階段で、感じられませんでしたが、
私は、なぜか、ぴったり、その苦痛の理由を当てたことになりますね。
(ああ、これでは、化学物質過敏症自体を否定されているNATROM氏には無為な情報ですね)

では、言い換えましょう。

私は、なぜか、ぴったり、その2階のご主人がカーペットを買って置いた日と、捨てた日と、言い当てたことになりますね。

実に興味深いですね。

121mortan:2013/05/10(金) 14:20:29 ID:KsY33h9c
>>112
>>>104
>「原因探しバイアス」で普通に説明可能だと思います。パニック障害でもなんでも、化学物質の曝露とは無関係に何かしら発作が起きたとしましょう。いったいその原因は何か?自分は化学物質過敏症であると強く確信している人は、その原因を探し求めます。

以下は、あまりにも荒唐無稽なので引用をカットさせていただきます。

私は、ゲームで、自分の苦痛を探しているのではありません。
自分の苦痛の原因から逃れることができるなら、なんでもしてきました。
引っ越しも含めて。

そのようにして、原因を探索し、原因を排除し、原因から離れ、原因を侵入させないようにして生きています。

再度、言います。
私の人生はゲームなどではない。

しかし、なるほど、「原因探しバイアス」ですか。
うまい「造語」を作ったものですね。

基礎的なコミュニケーション論での「原因帰属バイアス」という術後は知っていますが、それにうまくかけて、
化学物質過敏症の反応や苦痛の「原因探索」を、あたかも「いかがわしいもの」あるいは「思い込み要素が多いもの」と印象づけるには、まさにふさわしい造語ですね?

現象学は、心理学や精神病理学などとも交流が深い分野ですので、ある程度の心理学用語は知っていたつもりですが、「原因探しバイアス」ですか?

すみません。提唱者と出典を教えていただけますか?
非常に勉強になります。

122mortan:2013/05/10(金) 14:45:22 ID:KsY33h9c
>>114
>113の名無しさんはNATROMです。

了解です。引用するのに好都合です。

>以上、私の主張を4つにまとめます。

まとめていただけると答えやすくなるので、助かります。

ただ、そういえば、NATROM氏へのこちらからの質問には答えがまだ返ってきていないものがありますね。
回答をお待ちしています。

>【1】「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない。

そりゃ、その通りですね。

ただ、臨床的には、通常は、主訴として、捉えるでしょうね。

ところが、NATROM氏に受診した患者は、「化学物質過敏症」の概念自体が受け入れられていませんから、患者の主訴自体を、無意識に変形させて記述してしまう、ということは起こり得ませんか?

あと、先のメールに書いたように、
「思い出しバイアス(recall bias)」なら分かりますので、
「原因探しバイアス」の出典と提唱者を教えてください。

>【2】客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには、二重盲検法による負荷試験を行うしかない。

なるほど。それは同意します。
人体実験ですので、壁はあるでしょうが、いずれは研究されなければならないでしょうね。

ただ、今のところ、どこもスポンサーが付きにくい分野だろうとは推察します。

>【3】これまで複数行われてきた負荷試験はいずれもネガティブな結果であった。

ネガティブというか、プレーンな結果ではなかったですか?
陽性ではないから、陰性である、という意味合いはわかりますが。

>【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。

なるほど。NATROM氏の公式見解として、
「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」
という結論をいただけて、頼もしい限りです。

あとは、今後、花粉症や、PM2・5で炎症を起こす患者さんのように、増えたりしないことを願うばかりです。

>それぞれ同意できるかどうか、同意できないのならその理由を述べてください。

上記の通りです。そのほかに意見はありません。

123mortan:2013/05/10(金) 15:23:02 ID:KsY33h9c
>>115
>直接関係のない話をされるなら、できれば別にスレッドを立てていただければありがたいです。

なるほど、それはある意味、理解しました。
ただ、私としては、未だに化学物質過敏症をアレルギーの一種として把握しようとしておられる先生も知っていますので、
ここに書かせていただいた次第です。

>>107
>経口摂取でアレルギーを起こす物質は、経気道摂取でもアレルギーを起こす可能性は高いと思います。そばアレルギーの人が、そばがらの枕で体調不良を起こしうることが知られています。

はい。まさに私がそうです。
そばを食べても、そばがら枕でも、気道狭窄とぜいめいが起こります。

ただ、それこそ、その「アレルゲン探索」「原因探し」には苦労しました。
相手は、見えませんので。
その上、私は、ざるそばが大好物でした。

おかしいぞと思い始めたのは(それが「原因探しバイアス」ですか?)、毎年、正月に必ず、つまり、100%、ぜんそく発作を起こすことに「気づいた」からです。

それで、翌年から、年越しそばをたべないようにしたら、ぜんそくは起こりませんでした。

もちろん、言葉通り、翌年までまったのではなく、そばを食べた場合どうなるか、そばを食べなかった場合どうなるか、を自分の実生活で確かめて、確かに確実にアレルゲンであるということを確認して、食物品目から除去し、発作の回数を減らすことに成功しました。

まだ、ステロイド吸入療法が第一優先治療ではなかったころのことです。
その後、皮下注射のアレルゲンテストで、確かに、そばがアレルゲンテストであることが判明しました。

化学物質過敏症も、上記のような、実生活での苦痛から逃れるための、自己責任での実験を伴う「原因探索」も確かに必要ですが、
いつか、アレルギー皮下注射テストのような、簡易で安全な試験法が発見・開発されるといいと思います。

無用な苦痛の年月から解放されますので。

私は、そばがアレルゲンだと気づくまでは、好きでしたから、五割そばも十割そばも食べていました。
それで、なぜか、ぜんそく発作が起きる日があるなあ、という具合で、その当時は、最初は、気道拡張薬の静脈注射、その後は、
気道拡張薬の噴霧器で対応していました。

つまり、何が言いたいかといいますと、私は、化学物質過敏症を数年前に発症する以前から、正直、今から、40〜50年前くらいから、アレルギーについてですが「原因探索」をし続けてきました。

つまり「原因探索」については、50年間の実績のある素人専門家、ということになりますね。

医師は、一人の個体の日々の24時間の生活まで含めて、数十年単位では追跡診察できないでしょうから、
ある意味では、自分の体については、アレルギー専門医よりは、詳しく知っている部分もあるかもしれません。

もちろん、近年、アレルギーやぜんそく治療については急速に発展しているので、勉強になることばかりですが。

=続く=

124mortan:2013/05/10(金) 15:23:50 ID:KsY33h9c
=続き=

>>115

ただ、そのようにして、自分自身の体の状態と健康の維持と、それを阻害するものからの回避・排除、の連続こそ、まさに、患者さんのエンパワーメントですね?

私は、新しい概念の疾病だからこそ、医師やサージカルスタッフだけではない、患者自身の自立した自己責任による人生の選択を含めたエンパワーメントされた在り方が必要だと強く思っています。

すなわち、半世紀のアレルゲンの自己探索の体験の重畳を通して、化学物質過敏症の反応物質の探索・仮定・特定・排除という苦痛から逃れる生き方と、今、向き合っているわけです。

さて、そうして「探索」したアレルゲンは、ダニ、杉の花粉、カビ、サバでした。皮下注射でもほとんど裏付けられましたが、サバだけは、なぜ全身に湿疹が起こるかだけわかりませんでしたが、
最近になって、アニサキスの存在を知り納得しました。

もちろん、アニサキスの存在を知っていようといまいと、サバを食べると苦しいので、食べてこなかったので、関係ないことですが。

>>つまり、人体の免疫の許容量を超えた場合の、自己免疫機構の作動機序はどう動くだろうか、ということです

アレルギーに関しては、定義上、過剰な免疫反応による障害のことを指します。アレルギーがない人であっても、「粘膜の対応能力を超えた以上の量の微粒子を吹き付け続ける状況」が起きれば、普通に(免疫反応ではなく、機械的、化学的な刺激による)鼻水やくしゃみなどの防御反応が引き起こされるだけだと思います。これはアレルギーではありません。自己免疫機構は関係ありません。

なるほど、理解しました。

>>さらに、その粉末、というか、微粒子が、今回の人工甘味料ではなく、
>>例えば、農薬・殺虫剤だったら(もちろん致死量以下の超微粒子でということです)
>>また、例えば、毛染め料だったら、また、たばこから抽出したニコチンだったら、
>>あるいは、合成洗剤だったら、また、柔軟剤だったら、抗菌剤だったら、
>>それそれ人体は、どのように挙動すると思われますか?

>天然物と同様に人工物おいても急性毒性、慢性毒性、アレルギー反応が起こり得るでしょうね。急性毒性、慢性毒性は量次第です。「致死量以下の超微粒子」がきわめて微量という意味であれば、急性毒性や慢性毒性は問題にならないでしょう。アレルギーについては個体差があります。

アレルギー概念については理解しました。

NATROM氏としては、それでは、

「アレルギーが原因として、突然、神経系がなんらかの誤作動、あるいは、正常だが過剰な反応を引き起こして、化学物質過敏症として、病態が慢性化することは絶対にあり得ない」

という立場に立たれている、ということで、いいのですね。

125mortan:2013/05/10(金) 16:27:54 ID:KsY33h9c
>>119

補足です。

>その通りですね。第三者からするとまさにその通りです。なので、日常生活の話ですが、体調不良を訴えて、理解してもらうまで、かなり長期間、かかりました。最初は、たおれたり、ふらついたりしていても、「うそでしょ。芝居でしょ。そんなわけはない」というところから始まって、それが、毎回、連続していて、私が目を回して倒れたりするのを見ているにつけ、「もしかして、本当に農薬が何らかの影響を及ぼしているのかもしれない。彼の挙動は演技的な身体表現ではなさそうだ。ただ、科学的には保留だけどね。よくわからんし」というところまでは思ってくれてはいるようです。

ちなみに、これは、講壇でのことです。

最初は、この人、ふらついるなとか、黒板に頭をコンコン当てているなとか、
黒板に寄りかかっているな、気づかれるくらいで済んだのですが、
最終的には、その場で倒れこんでしまいました。

それまでは、どんなにふらついても、意識が遠のいても、
話す内容はしっかりと話せていたのですが。

ただ、バイタルサイン自体に異常が見られなかったので、
別室で横になって休ませてもらって、
何度か代講を頼むかたちにせざるを得なくなった次第です。

つまり、私が、倒れる演技をしたり、ふらつく芝居をするメリットは
まったくない状況です。

というと、NATROM氏は、おそらく、私がその場に居たくなかったから、
そのように振る舞った可能性があるとか言われるのでしょうか?

家族で新潟に出向というか赴任して、自分で、大切な講演を途中で断念する?
何のために? 絶対にあり得ません。

結果的には、幸い、東京に居場所が見つかって、助かっていますが、
新潟に居る時には、本当に自分は、家族を含めて、どうなってしまうのだろうか、
という状況でした

NATROM氏得意の「原因探しバイアス」みたいな、心理学的な用語がありそうですか?

「表層意識ではそうは言っても、潜在意識では。無意識にそこから離れたかったのだ」みたいなことですか?

次がどうなるか分からない、自分の生活の行く末がかかっているのに?

この質問にNATROM氏がどういう、珍妙というか巧妙というか(失礼、言葉が見つからないだけです、ああ)絶妙な「説明原理」をもって「説明」されるのか、お待ちしています。

126mortan:2013/05/10(金) 19:16:44 ID:KsY33h9c
NATROM氏との一連の議論をまとめると、
その中での、唯一にして貴重かつ重大な成果は、

>>122
>【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、
>存在したとしてもきわめて稀であると言える。

と書かれてあるように、

NATROM氏が、公式な見解として、
--------------------------------
★「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」
--------------------------------
という発言を初めて提示した、ところだろう。

ここが現時点での議論の成果点なので、はっきり覚えておきたい。
さらに、次はどのような議論に発展するか、大いに期待したい。

127mortan:2013/05/10(金) 21:25:44 ID:m6mqVG5A
ツイート的にまとめると、次のようになりますね。大ニュースです。

NATROM氏、「化学物質過敏症」患者との議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認める

128mortan:2013/05/11(土) 08:58:08 ID:WtKjmf2Y
--------------------------------
NATROM氏が、私との議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。
--------------------------------
その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、再度、質問項目を整理させていただく

以下、整理した質問項目に答えていただきたい

>>13

【質問1】憶測の仮説ともいえない机上での、似非科学者ぶった作文での、ヤブらしい診断無視、問診無視の予断ありき、の「結論」を公表した、この緑色のサイトの表現について「恥ずかしい」という感覚は本当にないのか?

【質問2】目の前に現に、患者の苦痛を伴う一連の反応群が、再現性をもって存在するという事実を、どういう思考的欺瞞をもって、目をそむけ続けられているのか?
その「思考的欺瞞」手法がどのようなものなのかを示せ。

129mortan:2013/05/11(土) 09:16:41 ID:WtKjmf2Y
--------------------------------
NATROM氏が、私、mortanとの議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。(>>114 2013/05/10(金) 12:26:40)
--------------------------------
その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、
答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、答えやすいように、再度、質問項目を整理させていただく
以下、整理した質問項目に答えていただきたい

>>19

【質問3】「もしこのような疾患が本当にあるのであれば、なんらかの対策が必要です。しかし、「多種類化学物質過敏症」という疾患は、医学界では公認されていません。」という、いかにも、化学物質過敏症の対策が必要だと主張するかに見せておいて、実は、言いたいことは、後半部分に隠してあるという、初歩的な詭弁(マインドコントロールに頻繁に使われている論理のすり替え)について、これは、意図的に記述した「詐欺」的な論法なのか? あるいは、無意識のうちに本音がにじみ出てしまった誤謬論法なのか?

【質問4】読者、特に、日々、多種多様な反応症状に苦しんでいる化学物質過敏症患者をバカにしていること甚だしいと思われるような、この程度の論理表現のサイトを書いておけば、多くの愚昧な大衆はだましおおせるとでも、本気で思っているのか?

【質問5】もしNATROM氏が医師であるなら、真剣に向き合い、謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けることこそ、本来の「問診」であり、診断・治療の模索のスタート地点となる重要な、病という<現象>そのものではないかと思われる。その診察態度の基本姿勢について、場合によっては、医師としての社会的・倫理的「資格」が根底から疑われなければならないことになると思われるがが、これについて、どのような見解を持たれるか?

130mortan:2013/05/11(土) 09:24:34 ID:WtKjmf2Y
--------------------------------
NATROM氏が、私、mortanとの議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。(>>114 2013/05/10(金) 12:26:40)
--------------------------------

その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、
答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、答えやすいように、再度、質問項目を整理させていただく
以下、整理した質問項目に答えていただきたい

>>21

【質問6】多くの化学物質過敏症患者を含む訪問者にとって、反論できない形で、未確定・不完全な情報に基づくホームページを一方的に立ち上げて、あたかも、一介の「科学者もどき」っぽい理屈めかした主張をネット上で主張し、広げて行けば、それで、あたかも「真理」なるものが醸成できるとでも思っていること自体が、片腹痛いが、「真理」の発見、そして検証は、そのように安易に、俗論に訴えるような形では絶対、なし得るものではない。世論を味方につけることで、自分の思った通りの見解を押し通そうとし、それとは異なる(本人にとっては「矛盾する」と錯覚している)事実自体、化学物質過敏症と称さなければ説明がどうしてもつかない<現象>そのものを否定しようとしている、卑劣極まりない、科学者の風上にも置けない存在だと感じる。そんな安直な、思索、思考、想像力、分析力、総合判断力では、そして、真の意味での、本質直感、現象学的還元の絶え間ない格闘なしには、到底、病者の痛み、化学物質過敏症という病態の<現象>自体には、決して肉迫することなどできない。つまり、患者を、医療を、医学を、科学を、そして、目の前に起きつつある事実としての<現象>をなめている、としか思われないが、この意見について、自らの立場から反証せよ。

131mortan:2013/05/11(土) 09:37:42 ID:pPkIabEk
--------------------------------
NATROM氏が、私、mortanとの議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。(>>114 2013/05/10(金) 12:26:40)
--------------------------------

その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、
答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、答えやすいように、再度、質問項目を整理させていただく
以下、整理した質問項目に答えていただきたい

>>32

【質問7】
--------------------------------
Text 1もしこのような疾患が本当にあるのであれば、なんらかの対策が必要です。
--------------------------------
Text 2しかし、「多種類化学物質過敏症」という疾患は、医学界では公認されていません。
--------------------------------

このText1からText2への論理の流れ、深層構造は、カルト教団がよく用いる「マインドコントロール」の手法の論法をに酷似している。

いかにも、化学物質過敏症の対策が必要だと主張するかに見せておいて、実は、言いたいことは、後半部分に隠してあるという、初歩的な詭弁だ。

マインドコントロールに頻繁に使われている論理のすり替えだ。
最大の問題は、a) から b) に話題を移行させる論法こそが、いわゆる「詭弁」という誤謬論法であることだ。
これらは、
・無知に訴える論証(argumentum ad ignorantiam)
・個人的懐疑に基づいた論証 (argument from personal incredulity)
・論点回避(Begging the question)
・未知論証(ad ignorantiam)
が混在している詭弁論法のように感じ取られるが、この疑惑について、そうではないというなら、反証せよ。

132mortan:2013/05/11(土) 09:45:40 ID:lFS7OsIs
--------------------------------
NATROM氏が、私、mortanとの議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。(>>114 2013/05/10(金) 12:26:40)
--------------------------------

その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、
答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、答えやすいように、再度、質問項目を整理させていただく
以下、整理した質問項目に答えていただきたい

>>33

【質問8】
--------------------------------
Text 4一方で、「主流でない」医学者たちは、「多種類化学物質過敏症」の危険性を主張し、独自の治療を行なっています。
--------------------------------

化学物質過敏症を対象としなければならないのは、本来は、医学会全体をかけて探求、研究しなければならない重大な事柄であるにもかかわらず、
その現時点での、医学界での分裂状況の実態を挙げることによって、
あたかも、化学物質過敏症を治療すること自体が「主流ではない」と読者に印象付けるような論法が隠されている。
これは、詐欺犯罪などで頻繁に使われる「詭弁」という古来からの論法に酷似していると言わざるを得ないが、
それが無意識に使われて、自己の正当性をあたかも主張できていると思い込んでいるところが恐ろしい点であるように思われる。
一般の読者にとっては、そのままだまされて言いくるめられるか、あるいは、欺瞞性を感じ取ってここで踏みとどまるところだと思われるが、
これらの印象を受けられてしまうサイトの表現について、どう反証されるか。


【質問9】
--------------------------------
Text 5この医学者たちは、臨床環境医と呼ばれています。私はこのページを書くにあたって臨床環境医の書いた本を読みましたが、科学的に不正確な記述が散見され、あるいは十分な科学的根拠のない主張がなされていることもありました。
--------------------------------

NATROM氏は、「科学的に不正確な記述が散見され、あるいは十分な科学的根拠のない主張がなされている」と決め付けているが、
実際は、その書籍では、化学物質過敏症の機序が明らかに解明されていない今、患者さんの<今、ここにある苦痛>から解放してあげられるなら、そのような方法もある、
という切実な思いをもった、臨床医の立場としての、患者の立場に立った言葉でしかない。
それについて、上記のような「読後感想文」を提示することで、あたかも、化学物質過敏症の存在自体を、非=科学的であると主張できるのだ、とどのような根拠で、思い込むことができるのか、その根拠を示せ。

133mortan:2013/05/11(土) 09:57:05 ID:d9eCJ0aw
--------------------------------
NATROM氏が、私、mortanとの議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。(>>114 2013/05/10(金) 12:26:40)
--------------------------------

その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、
答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、答えやすいように、再度、質問項目を整理させていただく
以下、整理した質問項目に答えていただきたい

>>35

【質問10】
日本の医学会で、たまたま権威をもち、主流とされてきた「アロパシー(Allopathy、逆応療法)」の立場からなされている、「ホメオパシー(Homeopathy、レメティによる同毒療法)」や「ホリスティック(Holistic、総合療法)」という新しい医療概念に対する排撃と同列において、
そのまま横滑りに援用させて、「化学物質過敏症」という概念を叩いても構わないのだという、内的批判に耐えきれていないままで否定しようとしていることは、単なる「仮説」に立った誤謬が含まれていると思われる。
また、その行為は、今の日本の医学会の主流の「アロパシー」の潮流に乗っかって、その攻撃相手の「ホリスティック」や「ホメオパシー」を叩き続けていさえすれば、いずれは、「アロパシー」主流の日本の医学会にも受け入れられ、日本の医学界で認めてもらえるとでも意図しているように感じられる。この印象について、反証せよ。

134mortan:2013/05/11(土) 10:07:41 ID:d9eCJ0aw
--------------------------------
NATROM氏が、私、mortanとの議論の中、「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」と初めて認めた、ということは理解した。(>>114 2013/05/10(金) 12:26:40)
--------------------------------
その上で、これまで真摯に質問させていただいたにもかかわらず、
答えていただけないまま、そのままで流せると思われているようにも思われるので、答えやすいように、再度、質問項目を整理させていただく
以下、整理した質問項目に答えていただきたい
--------------------------------

として、これまで回答のなかった質問について、1から10まで、まとめさせていただいた。

これ以降の、こちらからの「質問」については、「この掲示板上の書き込みが削除されることはない(特定の要件が満たされない限り)」ということの保証を得たため、
この掲示板上でのやりとりで、適宜、「回答」を頂いているので、その「回答」の内容にこちらが納得しているかどうかは別にして、その「回答」自体の存在については確認している。

ところが、上記については、当初の、ミラーリングの形で投稿した際の質問であるから、NATROM氏としても、答えようがなかった、という立場も理解している。

そういうこともあって、あえて、上記のように、【質問1】から【質問10】までのかたちでまとめさせていただいたので、それぞれについて、真摯な回答を求める。

「質問のまとめ」については以上

135NATROM:2013/05/11(土) 18:09:18 ID:???
>はい。私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「化学物質過敏症」だと<志向的に意識>している、ということですが?

誰かが(たとえば山田さんが)

・私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「狐憑き」だと<志向的に意識>している

だと主張したら、mortanさんはどう反論しますか?私は、「山田さんは主観的はそう信じ込んでいるんだけど、ちょっとおかしな人であるなあ」と思います。


>反証しようと思えば簡単ですよね?

臨床環境医たちの主張の一部は反証不可能だと思います。


>「懐疑的」であることで、「化学物質過敏症」の実体自体を否定できると思うのは、無茶苦茶な論理としか思えません。

私は「化学物質過敏症」の実体自体を否定しているのではなく、「化学物質過敏症の疾患概念は証明されていないし、症例については化学物質過敏症の疾患概念を用いなくても説明可能だし、化学物質過敏症を提唱している医学者たちはトンデモなことを主張している」と言っているだけです。ちゃんと客観的な証拠があれば「化学物質過敏症」の実体を認めますよ。いまのところ、客観的な証拠はありませんけどね。


>幽霊の話? たたり? ばかばかしい。ふざけてるんですか?

ばかばかしく、ふざけているように感じるのは、mortanさんが幽霊の存在を信じていないからですよ。幽霊の存在を信じていて化学物質過敏症の存在を信じない人は、「もし幽霊が祟るのであれば、お祓いをしたほうがいいかもしれない。しかし、幽霊が祟りを起こすという証拠はない」という主張をマインドコントロールだと感じて、「もしこのような疾患が本当にあるのであれば、なんらかの対策が必要です。しかし、「多種類化学物質過敏症」という疾患は、医学界では公認されていません」という主張についてはマインドコントロールとは感じないでしょうね。

136NATROM:2013/05/11(土) 18:10:05 ID:???
>ただ、言っておきますが、論理構造として、マインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っていると指摘しているだけですよ。

論理構造としてはマインドコントロールでもなんでもないとこちらは指摘しているのです。mortanさん以外にマインドコントロールであると指摘する人がこれまで皆無だったのはなぜでしょうね?二つほど仮説を提示しましょう。

1.「化学物質過敏症に関する覚え書き」はマインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っているが、mortanさん以外はそのことに気付かなかった
2.「化学物質過敏症に関する覚え書き」はマインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っていないが、mortanさんが勘違いしているだけ

私は2が正しいと思います。で、2が正しい場合は、おそらくはどんなに説明してもmortanさんを説得することができないでしょう。カルト宗教の信者を説得することができないように。1.の場合は、そうですね、他の誰もが気付けないようなことを気付いたmortanさんは超天才というわけですね。ご自分でご自分のことを超天才だとお考えですか?超天才とお考えならそれはそれでいいですが、できればこんなところでなく、ご自分のホームページなりなんなりで意見を開陳していただけるとお互いに時間の節約になると思うのですが。


>一応、血液検査では、農薬への耐性が弱いとは言われましたが。

血液検査で「農薬」の耐性の強弱を判断することはできませんので、mortanさんが何らかの勘違いをしているものと思われます。


>試しに、PAMを静注してもらったことがあるのですが、てきめんに意識が明晰に戻ったことがありますので、おそらく有機リン農薬中毒症状もへいはつしていたものと思われます。

試しにPAMを静注するというものなかなかすごい医師ですが(本当にPAMだったのかな?)、PAMで症状が改善したのは有機リン農薬中毒症状であったという可能性以外に、プラセボ効果であったという可能性もあります。


>>「私が反応する物質は、どこにでもあるような、つまり、どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではありません」という主張と矛盾するように思います。
>なるほど。お詳しいんですね。

というか、mortanさん自身が、「ホームセンターでも販売されているペット用用品や園芸用品に、ネオニオチノイド系の殺虫剤のが含まれている」と書いているではありませんか。


>そのカーペットの使用終了日は特定の限定的なある日ですが、その日から苦痛はぴったり止まりました

記憶の上書きがあったのかもしれません。よくあることです。どちらにしろ客観的な証拠にはなりません。

137NATROM:2013/05/11(土) 18:11:40 ID:???
>提唱者と出典を教えていただけますか?

強いて出典を揚げるならば、認知バイアスのなかの確証バイアスに分類されるでしょう。地震雲なんかが典型的ですね。こちらは「原因探し」ではなく「結果探し」になりますが。心理学としてはごく基本的な部類に入りますので提唱者は特定されていないと思います。出典は、日本語でわかりやすいものなると、たとえば、

不思議現象 なぜ信じるのか―こころの科学入門 菊池 聡 (著)

などがいいと思います。確証バイアスについてはP24〜、記憶の不正確さについてはP50〜です。


>NATROM氏へのこちらからの質問には答えがまだ返ってきていないものがありますね。

mortanさんの書き込みは長文で曖昧で私にとっては無意味なものが多いため、見落としがあるかもしれません。


>ところが、NATROM氏に受診した患者は、「化学物質過敏症」の概念自体が受け入れられていませんから、患者の主訴自体を、無意識に変形させて記述してしまう、ということは起こり得ませんか?

まあ、統合失調症が疑われる患者の主訴を変形して記述するように、「超微量の化学物質の暴露によって症状が出た」という患者の主訴を変形して記述する、なんてことは起こり得ますね。


>>【2】客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには、二重盲検法による負荷試験を行うしかない。
>なるほど。それは同意します。
>人体実験ですので、壁はあるでしょうが、いずれは研究されなければならないでしょうね。

「いずれは研究されなければならない」ではなく、既に研究されて、ネガティブな結果が出ているのです。「化学物質過敏症に関する覚え書き」はお読みにならなかったので?

138NATROM:2013/05/11(土) 18:12:48 ID:???
>>【3】これまで複数行われてきた負荷試験はいずれもネガティブな結果であった。
>ネガティブというか、プレーンな結果ではなかったですか?

逆にお尋ねしますが、どんな結果が出たら「ネガティブ」とmortanさんは判断されるので?mortanさんがどうお考えになっても自由ですが、医学界のコンセンサスは、プレーンではなく、ネガティブな結果です。


>NATROM氏の公式見解として、
>「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」
>という結論をいただけて、頼もしい限りです。

mortanさんは論理的に考えることが苦手なので、「AもしくはBである」というこちらの主張を、「Bである」という結論だと判断したのですね。


>NATROM氏としては、それでは、
>「アレルギーが原因として、突然、神経系がなんらかの誤作動、あるいは、正常だが過剰な反応を引き起こして、化学物質過敏症として、病態が慢性化することは絶対にあり得ない」
>という立場に立たれている、ということで、いいのですね。

いいえ。「絶対にあり得ない」ことを証明するのは不可能ですから。「きわめて考えにくい」とか「証拠はない」とか「他にも合理的な説明はつけられる」とか、そういう立場です。


>つまり、私が、倒れる演技をしたり、ふらつく芝居をするメリットは
>まったくない状況です。
>というと、NATROM氏は、おそらく、私がその場に居たくなかったから、
>そのように振る舞った可能性があるとか言われるのでしょうか?

普通にパニック障害とか、てんかんとか、一過性低血圧とか、低血糖など、別に化学物質過敏症以外の疾患でも説明しうる病態だと思いますが。

これ聞こうかどうしようか迷うところですが、mortanさんは精神科に受診したことはありませんか?何か病名はつきませんでしたか?もし、これまで精神科に受診歴がなければ、一度受診してみることを強くお勧めします。

139NATROM:2013/05/11(土) 18:14:38 ID:???
>【質問1】憶測の仮説ともいえない机上での、似非科学者ぶった作文での、ヤブらしい診断無視、問診無視の予断ありき、の「結論」を公表した、この緑色のサイトの表現について「恥ずかしい」という感覚は本当にないのか?

憶測の仮説であるというのが間違っている。似非科学者ぶった作文というのも違う。「ヤブらしい診断無視」というのはむしろ臨床環境医たちの主張である。そんでもって、「化学物質過敏症に関する覚え書き」の表現については、まったく「恥ずかしい」という感覚はない。


>【質問2】目の前に現に、患者の苦痛を伴う一連の反応群が、再現性をもって存在するという事実を、どういう思考的欺瞞をもって、目をそむけ続けられているのか?

「患者の苦痛を伴う一連の反応群が、再現性をもって存在する」というのが事実であることは認めている。その反応が、必ずしも化学物質の暴露よって起こっているとは限らないと言っているだけである。よって、「患者の苦痛から目をそむき続けている」という指摘自体が事実誤認である。


>【質問3】「もしこのような疾患が本当にあるのであれば、なんらかの対策が必要です。しかし、「多種類化学物質過敏症」という疾患は、医学界では公認されていません。」という、いかにも、化学物質過敏症の対策が必要だと主張するかに見せておいて、実は、言いたいことは、後半部分に隠してあるという、初歩的な詭弁(マインドコントロールに頻繁に使われている論理のすり替え)について、これは、意図的に記述した「詐欺」的な論法なのか? あるいは、無意識のうちに本音がにじみ出てしまった誤謬論法なのか?

既に何度も指摘しているが、普通の日本語を初歩的な詭弁であるとmortanさんが勘違いしているだけである。NATROMのほうが間違っているというのであれば、ホームページでもなんでもつくって、NATROMが「初歩的な詭弁」を使っていることを宣伝されるがよかろう。多くの読者が「なるほど、NATROMは詭弁を用いている」と理解すれば、mortanさんの目的は達成されるであろう。(私としては、mortanさんがいくらホームページをつくって主張したとして、たいていの読者はNATROMが詭弁を用いてないことなど理解できるであろうと考える)。


>【質問4】読者、特に、日々、多種多様な反応症状に苦しんでいる化学物質過敏症患者をバカにしていること甚だしいと思われるような、この程度の論理表現のサイトを書いておけば、多くの愚昧な大衆はだましおおせるとでも、本気で思っているのか?

むしろ逆で、医学的、論理的な思考が苦手な読者にはご理解していただけないかもしれないと危惧している。大学教養部レベルの教育を受けた人の多くには、私のサイトの内容は理解できるであろう。既に指摘したが、医師も含め、研究者その他の方からも当サイトを読んだいただいたが、特に大きな批判は受けていない。


>【質問5】もしNATROM氏が医師であるなら、真剣に向き合い、謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けることこそ、本来の「問診」であり、診断・治療の模索のスタート地点となる重要な、病という<現象>そのものではないかと思われる。その診察態度の基本姿勢について、場合によっては、医師としての社会的・倫理的「資格」が根底から疑われなければならないことになると思われるがが、これについて、どのような見解を持たれるか?

患者の主訴については「謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けること」は重要であるが、それと同時に、患者の主訴を客観的に評価するのも医師としての責任である。たとえば、統合失調症の患者の訴えについて、「謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けること」と同時に、その訴えは事実ではなくて妄想である可能性について評価するのが正しい診察態度である。

140NATROM:2013/05/11(土) 18:19:58 ID:???
>【質問6】多くの化学物質過敏症患者を含む訪問者にとって、反論できない形で、未確定・不完全な情報に基づくホームページを一方的に立ち上げて、あたかも、一介の「科学者もどき」っぽい理屈めかした主張をネット上で主張し、広げて行けば、それで、あたかも「真理」なるものが醸成できるとでも思っていること自体が、片腹痛いが、「真理」の発見、そして検証は、そのように安易に、俗論に訴えるような形では絶対、なし得るものではない。世論を味方につけることで、自分の思った通りの見解を押し通そうとし、それとは異なる(本人にとっては「矛盾する」と錯覚している)事実自体、化学物質過敏症と称さなければ説明がどうしてもつかない<現象>そのものを否定しようとしている、卑劣極まりない、科学者の風上にも置けない存在だと感じる。そんな安直な、思索、思考、想像力、分析力、総合判断力では、そして、真の意味での、本質直感、現象学的還元の絶え間ない格闘なしには、到底、病者の痛み、化学物質過敏症という病態の<現象>自体には、決して肉迫することなどできない。つまり、患者を、医療を、医学を、科学を、そして、目の前に起きつつある事実としての<現象>をなめている、としか思われないが、この意見について、自らの立場から反証せよ。

「反論できない形」というのは事実無根である。mortanさんが今現在行っているように掲示板で反論可能である。「未確定・不完全な情報に基づく」というのはmortanさんの主観に過ぎない。また、「真理」なるものが醸成できるなどとは思っておらず、単に医学界のコンセンサスを伝えているだけである。「化学物質過敏症と称さなければ説明がどうしてもつかない<現象>」については既に論じたとおり、患者が主観的にそう思い込んでいるだけで、客観的には化学物質過敏症の疾患概念を用いなくても説明可能である。「医療を、医学を、科学を、そして、目の前に起きつつある事実としての<現象>をなめている」というのは、既に論じたように、臨床環境医たちであろう。

というかですね、「科学者の風上にも置けない存在だと感じる」とか、「到底、病者の痛み、化学物質過敏症という病態の<現象>自体には、決して肉迫することなどできない」とか、既に質問じゃないですよね。この掲示板のやり取りを読む物好きがいたとして、おかしな人だと思われるかもしれないとか思わないんですか?


>【質問7】
>この疑惑について、そうではないというなら、反証せよ。

既に反証した。>>109。mortanさん以外の人にはご理解いただけるものと思う。「いいや、NATROMは詭弁を呈している」とお思いなら、ホームページでもなんでも作って宣伝してくださっても結構だ。

141NATROM:2013/05/11(土) 18:20:32 ID:???
>【質問8】

化学物質過敏症とされるような患者さんについて「医学会全体をかけて探求、研究しなければならない重大な事柄である」というのは確かにその通りであり、実際に探求、研究されている。「化学物質過敏症」という病名がついていないだけで。客観的には明確な異常所見が認められないが、身体的・精神的な苦痛を訴える疾患群については常に議論されている。『化学物質過敏症を治療すること自体が「主流ではない」と読者に印象付けるような論法が隠されている』については、臨床環境医たちが主流でないのは詭弁でもなんでもなく単なる事実である。

というか、番号振るなら、一つの質問には論点を一つにしてくれませんかね。


>【質問9】
>NATROM氏は、「科学的に不正確な記述が散見され、あるいは十分な科学的根拠のない主張がなされている」と決め付けているが、
>実際は、その書籍では、化学物質過敏症の機序が明らかに解明されていない今、患者さんの<今、ここにある苦痛>から解放してあげられるなら、そのような方法もある、
という切実な思いをもった、臨床医の立場としての、患者の立場に立った言葉でしかない。
>それについて、上記のような「読後感想文」を提示することで、あたかも、化学物質過敏症の存在自体を、非=科学的であると主張できるのだ、とどのような根拠で、思い込むことができるのか、その根拠を示せ。

臨床環境医の主張が非科学的である根拠は「化学物質過敏症に関する覚え書き」で既に提示してある(mortanさん以外の方には概ね理解していただいている)。「非科学的な方法であっても患者さんの苦痛をとるためなら非科学的な方法もあり」という議論はありうるが、実際のところ、必ずしも患者さんの苦痛はとれていないどころか、苦痛を増していると思われる事例もある。


>【質問10】

「日本の医学界で認めてもらえるとでも意図しているように感じられる」もなにも、主流の医学会の見解を述べているだけであるから、ことさら「日本の医学界で認めてもらえる」ことを目標にする必要はない。臨床環境医のほうこそ、医学界で認めてもらうように努力したほうがいいのではないか。

142NATROM:2013/05/11(土) 18:22:59 ID:???
【1】「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない。
【2】客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには、二重盲検法による負荷試験を行うしかない。

については同意いただけたわけですね。

【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。

という主張には反論はないようですので、お認めになったと考えていいですか?

以下の主張には同意できますか?

【5】「これまで複数行われてきた化学物質過敏症の存在を証明しようとする負荷試験はいずれもネガティブな結果であった」というのが(mortanさんがどう考えるかはともかくとして)医学的なコンセンサスである。
【6】「化学物質過敏症は存在しないか、または、存在したとしてもきわめて稀である」であれば、臨床環境医たちの診断は「全部不適切」であるか、または「ほとんどが不適切」である。
【7】「客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには二重盲検法による負荷試験を行うしかない」以上、負荷試験を受けていない人が『私自身は、どう見ても、「真性の」化学物質過敏症、です』と自己申告したところで、その主張は客観的には正しいとは言えない。

143mortan:2013/05/11(土) 23:26:05 ID:e7MRQzJU
>>135
>>はい。私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「化学物質過敏症」だと<志向的に意識>している、ということですが?

>誰かが(たとえば山田さんが)・私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「狐憑き」だと<志向的に意識>しているだと主張したら、mortanさんはどう反論しますか?

正直、驚きました。
私がこれまで対論してきた相手は、自然科学者も含めて、まさか近世的デカルト的な純朴な「主客二元論」をそのまま信じ込んでいる人は一人もいなかっただけに、
これまでは、そんな基本的なコンセンサスの確認作業などしたことがなかったので、
今回は、あなたがどこまで「認識」と「存在」について、また、「認識論」と「存在論」について、あるいは「主体」と「客体」について、理解しているのか(しかし、これらは自然科学を専攻された者なら当然理解されているはずではないですか?)を、
さまざまなパターンで想定しながら、話して行く必要性が出てきていますので、正直、今、どこから説明を始めたら、理解いただけるに至るのか、それともどのようにしても理解するだけの理解力を勝ち得られないのか、非常に悩んでいます。

>私は、「山田さんは主観的はそう信じ込んでいるんだけど、ちょっとおかしな人であるなあ」と思います。

あなたの「無批判的」な「(仮の)判断」など、この際は、どうでもいいのです。それは、むしろ、この時点では、夾雑物でしかありません。

<もの自体>を志向する<意識>、また<対自意識>の明澄性について、何か、日常意識の、さまざまな情報や、常識や、過去に教育されてきたり、納得してきた価値観などがないまぜになった「わい雑さ」と、判別し得ないということでしょうか?

=続く=

144mortan:2013/05/11(土) 23:26:59 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>135

それでは、現象学的な方法論で、提示された事柄について、どのように、厳密に、アプローチしていくのか、お教えしましょう。

--------------------------------
誰かが(たとえば山田さんが)・私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「狐憑き」だと<志向的に意識>しているだと主張したら、mortanさんはどう反論しますか?
--------------------------------

この文章ですが、論理を明晰なものにするために、必要のない「夾雑物」は極力「排除」して、しかる後に、問題の核心、というか<本質>に迫る、という手法を取ってみましょう。

当然、現象学を少しでも学んだものなら、それらを同時になし得ることと思いますが、
まずは、一つ一つ、薄皮を剥がすように、つまり、いきなり、<本質直感>を使って、日常意識を飛び越すという方法は取らずに(そのようにすると、これまでの議論の行き違いの感じから受け取るに、NATROM氏にはついてこれなくなるようですから)、<本質>に迫って行きましょう。

上記の文章の夾雑物をまず取り払うと、下記のような<記述>となります。
--------------------------------
山田さんは次のように主張している。
「私の身体=内=体験として、<本質直感>として、自分は「狐憑き」だと<志向的に意識>している」
--------------------------------

こうです。それでは、これを「検証」して行きましょう。

=続く=

145mortan:2013/05/11(土) 23:27:57 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>135

山田さんが<記述>している内容は、正しく<現象学的還元>を経て、この<現象>を<把持>するに至ったかものであるか、否か?

この問いをまず立てます。

もし、否の場合は、今度こそ、山田さんには、正しく<現象学的還元>をしていただいて、主客二元論に毒された「自分(主体)」と「対象(客体)」というとらわれたイドラを剥ぎ取っていただいて、<現象>に向かい合っていただきます。

(山田さんの思索が、仮に、厳格・厳密な、現象学的還元の過程を全て通過し、乗り越えることができる、と仮定しての話ですが)

その上で、なお、山田さんの<本質直感>の内実が変わらず、確かに、それが、自分の身体=内=体験として<志向的に意識>されている、という主張をされているなら、
それは、山田さんにとって、世界=内=存在としての、現実的体験として<生きられた>現実、であると認めざるを得ません。

ですから、「mortanさんはどう反論しますか?」という逆質問が「なぜか」なされていますが、この場合、私に「反論」の余地は与えられていません。

世界=内=存在は、まさに、単純な、近世的な「医師」と「患者」、「病名」と「症状」などという、単純な「主客二元論」によって把持し得るほど、簡素な構造ではないからです。

早い話が、私が「観察者」=「観測主体」であるというところを超え出たところに、世界=内=<他者>として、山田さんは、立ち現れることになります。

したがって、<狐憑き>の<現象>に対して、現実的・医療的な対応ができる分野(精神科、か、心療内科か、その他)を紹介するとともに、
その<現象> に対して、霊的に対応することができる(悪霊の追い出しの実践、訓練がなされ、実績においても、歴史においても、十分、検証されている、異端や、新宗教ではない、プロテスタント系の信頼できるちゃんとしたキリスト教会に行くことを勧めます。

これなら、おそらく、理解できたはずですね。

=続く=

146mortan:2013/05/11(土) 23:29:04 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>135

>>反証しようと思えば簡単ですよね?

>臨床環境医たちの主張の一部は反証不可能だと思います。

なるほどね。

>>「懐疑的」であることで、「化学物質過敏症」の実体自体を否定できると思うのは、無茶苦茶な論理としか思えません。

>私は「化学物質過敏症」の実体自体を否定しているのではなく、「化学物質過敏症の疾患概念は証明されていないし、症例については化学物質過敏症の疾患概念を用いなくても説明可能だし、化学物質過敏症を提唱している医学者たちはトンデモなことを主張している」と言っているだけです。
>ちゃんと客観的な証拠があれば「化学物質過敏症」の実体を認めますよ。
>いまのところ、客観的な証拠はありませんけどね。

NATROM氏の基本的な姿勢については、理解、というより、認識しました。

つまりは、いずれ、何らかの方法で、化学物質過敏症の機序について、明らかにされ、疾病として、医学会も厚労省も認知する段階になった場合は、
それはそれで、認めよう、ということですね。

その段階になってまで、化学物質過敏症についての非在性を証明しようとまではなさらない、という待ちの立場である、ということですね?

=続く=

147mortan:2013/05/11(土) 23:30:23 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>135

>>幽霊の話? たたり? ばかばかしい。ふざけてるんですか?

>ばかばかしく、ふざけているように感じるのは、mortanさんが幽霊の存在を信じていないからですよ。

この段階になっても、あれだけ説明しても、未だに、本当に、論理学について理解されていない、ということは、
もしかして、NATROM氏は「論理学」については、系統的に学ばれたことがない、ということで理解してよいでしょうか?

であれば、それは特に、恥ずかしいことでも何でもありません。
NATROM氏は、基本的には、いわゆる前近代的な分け方でいうと「理系」という分野に属する学問を修められたのでしょうから、
でしたら、その中で、「論理学」を専攻しないという選択もあったのかもしれません。
ただ、年代によるとは思いますが。
というのは、情報技術のプログラムを理解する上では、現在では、必須要件になっているのでと思いますが。

ここまで話してもわからないのなら、論理式を使ってお話しした方がいいかと思っていましたが、そうでしたら、もう少し、レベルを落として説明します。

ここで問題になっているのは、先に述べた通り、ある言語によって指し示された内容が何かという問題、<シニフィエ>(記号内容、所記)を言っているのではなく、
指し示す方の言語自体が持っている指し示す能力とでもいいますか、つまりは、<シニフィアン>(記号表現、能記)の問題なんです。

つまり、私が、ここで、

「幽霊の話? たたり? ばかばかしい。ふざけてるんですか?」

と、あまりに話が通じないので、話をはぐらかされていると感じて、感情的な表現を使用したのですが、
論理学の基礎知識をお持ちでない、ということでしたら、納得しました。

つまり、ここで、私が感情的表現を採用したのは、その内容が信じられない、とかいうことなのではなく、ここでは、内容、言い換えれば、 何が指し示されているか、つまり、<シニフィエ>(記号内容、所記)が何であるかなどは、問題なのではなく、
論理の問題にとって重要なのは、その内容ではなく、
こういう言い方はあまり記号学では使いませんが、指し示す方の言語自体が持っている指し示す能力を持つ、つまりは、<シニフィアン>(記号表現、能記)の方が問題になっているわけです。

ですから、そのシニフィアン側で、ずっと私が論理構造が誤謬を含みうる構造である、と言い続けているのに対して、
NATROM氏が、それでは、と、あれこれと、シニフィエの方の内容を、入れ替え差し替え、提示して、それで、論理構造の問題をうやむやにしようとしてきていると感じたので、あえて、感情的表現を取っただけです。

さすがに、ここまで話せば、ご理解いただけますね?

>幽霊の存在を信じていて化学物質過敏症の存在を信じない人は、「もし幽霊が祟るのであれば、お祓いをしたほうがいいかもしれない。しかし、幽霊が祟りを起こすという証拠はない」という主張をマインドコントロールだと感じて、「もしこのような疾患が本当にあるのであれば、なんらかの対策が必要です。しかし、「多種類化学物質過敏症」という疾患は、医学界では公認されていません」という主張についてはマインドコントロールとは感じないでしょうね。

ですので、せっかく上記でいろいろ書いてくださっている内容は、すべてシニフィアンの問題ですので、当初、指摘した、論理構造のレベルとはまったく関係がないもの、ということになります。

148mortan:2013/05/12(日) 00:59:05 ID:e7MRQzJU
>>136

>>ただ、言っておきますが、論理構造として、マインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っていると指摘しているだけですよ。

>論理構造としてはマインドコントロールでもなんでもないとこちらは指摘しているのです。

こちらは、そちらの文章が「マインドコントロールである」とか「マインドコントロール的である」と書いた覚えはまったくありません。

今回、質問を整理するに当たって、過去ログを確認して行きましたが、そのように書いた該当箇所は見出せませんでした。

ただ、私も、人間であり、仕事の合間に作業していますので、見落としがあるかもしれません
もし、そういう箇所があったら、ご指摘ください。

再度、熟考して、対応させていただきます。

>mortanさん以外にマインドコントロールであると指摘する人がこれまで皆無だったのはなぜでしょうね?

さあ、それこそ<他者>の、世界=内=表現がどのようになされるかは、私(主客二元論でいう主体としてではなく、<対自存在>として、ということですが)にはあずかり知らぬところではありますが、推測しますと、特に、コラムとしての文章を流し読みする際に、私のように「化学物質過敏症」を「否定する論者」の書いたサイトのコラムについて、注意深く読んだ人がおらず、
読んだ人は相当数いたとしても、私のような「意図」をもって読み込んだ人は少数だったでしょうから、
その中で、特に、論理的な、矛盾点に気づいた人が、現時点までにたまたま存在しなかった、ということだと思いますが。

というのは、誰が気付こうが気付かまいが、論理構造の方は、変わることなく、そのサイトに存在し続けているわけですから。

>二つほど仮説を提示しましょう。
>1.「化学物質過敏症に関する覚え書き」はマインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っているが、mortanさん以外はそのことに気付かなかった
>2.「化学物質過敏症に関する覚え書き」はマインドコントロールに頻繁にしようされるかたちを取っていないが、mortanさんが勘違いしているだけ

はい。上記の通り、1、であると思います。
なぜ、人は、文章の細かい論理構造を見落としてしまうか。

理由は二つあるでしょう。

一つは、このサイトの文章に、肯定的な人は、その論理構造を見つけ出す必要がないから

もう一つは、このサイトの文章に、否定的な人が読んだとしても、もっぱら医学的な叙述の方を、当然、優先して、閲覧されるはずで、私のように、現象学や記号学が専門の人がいなかったから

ということでしょうね、事実上。

>私は2が正しいと思います。

そうなんですか。NATROM氏の見解は認識しました。

>で、2が正しい場合は、おそらくはどんなに説明してもmortanさんを説得することができないでしょう。

はい。そうだと思われますが、NATROM氏が、全ての推論を覆すような、驚くような論理の一手を繰り出してこられた場合は、もちろん、私が納得せざるを得ない、ということはあるでしょうね。

>カルト宗教の信者を説得することができないように。

カルト宗教からの脱会は可能です。
脱会活動に真剣に取り組んでおられる弁護士や宗教者の方々もおられます。

そして、時間をゆっくりかけて、その洗脳された思考を、解きほぐして行くという地道な作業もなされています。
つまり、可能である、ということです。

あ、ここで気づきましたが、「洗脳」と「マインドコントロール」との違いは、当然、ご存じですよね?

=続く=

149mortan:2013/05/12(日) 00:59:46 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>136

>1.の場合は、そうですね、他の誰もが気付けないようなことを気付いたmortanさんは超天才というわけですね。

別にそうではありません。まったくの凡人です。

ただ、上記したように、化学物質過敏症に関心があり、その否定論者のサイトを普通の人より注意深く読ませていただいたこと

(別に、何か突っ込みどころというか、論理の穴を見つけ出してやろうなどと思って読むなどというような、卑劣なことは私はしませんし、今回も思いも及ばないことです。ただ、普通に、通読しただけです)

その上で、たまたま、奇妙な言い回しの文章に違和感を感じたため、その深層部分に隠れている、論理構造を見てみたいところ(書いてある内容ではなく、純粋に論理学的に)、
マインドコントロールの手法で頻繁に用いられる話法に、よく似た構造を見つけてしまった、というだけです。

たまたまです。ですので、「天才」などではありません。
ちなみに、努力も好きではありませんので「秀才」でもないでしょう。

>ご自分でご自分のことを超天才だとお考えですか?超天才とお考えならそれはそれでいいですが、できればこんなところでなく、ご自分のホームページなりなんなりで意見を開陳していただけるとお互いに時間の節約になると思うのですが。

「超天才」なんて人は、世界で、同時代に数人、いるかどうかでしょう?
例えば、私は、「ポアンカレ予想」(こちらはすでにペレルマンが解いてしまいましたが)にも「リーマン予想」にも、まったく手をつけたいなどとも一度も思ったことはありませんでした。私の人生はそれに耐えられるほど、強靭ではないと自覚していましたし、その予想は当たって、今では、化学物質過敏症の症状と日々闘っています。

別の角度から言うと、数学基礎論の研究者だったフッサールが、哲学の側からの、心理学、生物学などの自然科学を含めた諸学問の基礎付けへと関心を移す中で「現象学」を提唱した呼び声にただ答え、応答しただけ、ということになります。

ちなみに、私は、ホームページもブログもTwitterもFacebookも、しません。それらに何のメリットも、私には感じられないからです。
理由は、ネット上くらいは、匿名性(の自由)を確保しておきたいというところが大きいと思います。個人情報が公開されるのは、実生活のみで十分です。

>一応、血液検査では、農薬への耐性が弱いとは言われましたが。

血液検査で「農薬」の耐性の強弱を判断することはできませんので、mortanさんが何らかの勘違いをしているものと思われます。

なるほど、それでは、それは勘違いをしていましたね。

北里研究所病院で受診した時は、私は、ほとんど意識がない状態で、家族に抱えられて、検査室にも、診察室に入ったくらいで、
農薬への耐性についても、家族から、そう言われていたよ、という言葉と、医師が渡してくれたメモで記憶しているだけでしたので。

なるほど。勉強になりました。記憶しておきます。

=続く=

150mortan:2013/05/12(日) 01:00:29 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>136

>>試しに、PAMを静注してもらったことがあるのですが、てきめんに意識が明晰に戻ったことがありますので、おそらく有機リン農薬中毒症状もへいはつしていたものと思われます。

>試しにPAMを静注するというものなかなかすごい医師ですが

私の書き方がわかりづらかったようです。

「試しに」打ってもらおう、打ってもらうことができるはずだから、と判断したのは、私です。

それで、当然、静注ですから、急性有機リン農薬中毒と診断し、点滴の本数を処方したのは、いうまでもなく医師です。

その時は、相当、普通の状態ではありませんでした。

>(本当にPAMだったのかな?)、

当然です。カルテにも書かれましたが、アンプルのラベルの表記も筒数も、意識が遠い状態でしたが、私自身のことですので、自分で確認しました。

>PAMで症状が改善したのは有機リン農薬中毒症状であったという可能性以外に、プラセボ効果であったという可能性もあります。

その可能性はないですね。

当初は、北里研究所病院(化学物質過敏症の診断・治療の予約が半年待ち状態なので)の処方の方針に従ってもらえる市井の医院で、アスコルビン酸とグルタチオンの点滴を定期的に受けていましたが、残念ながら、何の変化も感じませんでした。

(家族からすると、少しずつ元気になっているように見えるとは言われますが、私としては、冷徹で恐縮ですが、それはただの励ましの言葉に過ぎず、本人の自覚症状としては、直ちに体調の変化を感じられるような種類のものではないように感じました。)

本当は、この段階では治りたい一心で、北里への絶大な信頼と、強い期待感と、親密なラポールもありましたので、プラシーボ効果がもし出るなら、ここで、効果を発揮するはずですね?

ところが、PAMは、血中に入ってしばらくすると、大昔のそれこそ、馬用の注射器のような、ぜんそくの気管拡張剤を注入してもらった時のように、てきめんに、意識が明晰になり、体はすぐには元には戻りませんでしたが、運び込まれた時ほどではなくなっていました。

ただ、PAMは、副作用がものすごく、日常生活を別の意味で不可能にするくらいのだるさ、というか、もろもろの不調が出ますので、極力、避けたいですが。

>>「私が反応する物質は、どこにでもあるような、つまり、どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではありません」という主張と矛盾するように思います。

>>なるほど。お詳しいんですね。

>というか、mortanさん自身が、「ホームセンターでも販売されているペット用用品や園芸用品に、ネオニオチノイド系の殺虫剤のが含まれている」と書いているではありませんか。

いえ。お詳しいんですね、と言ったのは、それらの薬剤(おそらく購入の際には記名したりするタイプだと推測しますが)をホームセンターで販売できる薬剤と含有量などを管理している管轄局の許可基準とともに、農水省と全農がおそらく所轄しているであろう(詳しくは知りません)農薬の販売・流通についての双方について、お詳しそうだったので、そう言っただけです。

私はそこは門外漢ですので、きっと、そちらが農耕地域か何かで、服毒や誤飲などに対応するために、薬事法と共に、救急救命の対処法などを含めて、ご存じ、ということかと推察した次第です。

>そのカーペットの使用終了日は特定の限定的なある日ですが、その日から苦痛はぴったり止まりました
>記憶の上書きがあったのかもしれません。よくあることです。どちらにしろ客観的な証拠にはなりません。

そうですね。こちらのメモと、2階の方の購入記録(レシート)は一致すると思いますが、それも、NATROM氏にとっては、「客観的材料」としては採用しない、というスタンスですね。
あくまで、化学物質過敏症は否定したい、という立場ですからね。信じられないことですよね。というか、ここで、私の、立言を信じてしまったら、今までの苦労が一瞬にして水の泡になりますからね。それは、よく、わかります。
裁判などの物証としてはもちろん有効なものだとは思いますが。

151mortan:2013/05/12(日) 01:24:21 ID:e7MRQzJU
>>137

>>提唱者と出典を教えていただけますか?

強いて出典を揚げるならば、認知バイアスのなかの確証バイアスに分類されるでしょう。
地震雲なんかが典型的ですね。
こちらは「原因探し」ではなく「結果探し」になりますが。
心理学としてはごく基本的な部類に入りますので提唱者は特定されていないと思います。
出典は、日本語でわかりやすいものなると、たとえば『不思議現象 なぜ信じるのか―こころの科学入門 菊池 聡 (著)』などがいいと思います。

理解しました。
コミュニケーション論での「原因帰属バイアス」というジャーゴンは知っていましたが、不勉強のためか、「原因探しバイアス」「結果探しバイアス」という言葉は、初めて聞きました。

あまり、ほかの書籍や論文では見かけませんね?
英文でならピンと来るものがあるでしょうか?

いずれにしても、上記された菊池先生の著書の中で提示されている「認知バイアス」「確証バイアス」という観点・視点から、
NATROM氏が、独自に、ご自身の研究を進められ、化学物質過敏症の否定論の強力な根拠として使用されるため、
これらの用語を拝借されて、「原因探しバイアス」なる用語をお作りになった、という理解でいいでしょうか。

その定義と、対象とする範囲は、どの分野のどの領域などに設定されましたか? 教えてください。

>確証バイアスについてはP24〜、記憶の不正確さについてはP50〜です。

なるほど、そちらにつきましては、およその概念の推測は付きます。

>>NATROM氏へのこちらからの質問には答えがまだ返ってきていないものがありますね。

>mortanさんの書き込みは長文で

なるほど、長文であることは認めざるを得ません。
しかし、学的に、より厳密に、誤解が生じないように<記述>するためには、この方法しかどうもなさそうです。
なかなかHAIKUのようにはいきません。

>曖昧で私にとっては無意味なものが多いため、

ここは理解を超えた発言でしたので、驚いています。
掲示板の書き込みとしてはですが、可能な限り厳密に、精細に、詳述してきたつもりですが、
例えば、私が<記述>してきたディスクールのどこに、そういう「あいまい」で「無意味」な部分がありましたか。

現象学的記述に徹してきたつもりの私としては、不覚にも、厳格性、厳密性から離れて論じてしまった部分があったのかもしれません。

どの部分かご指摘ください。
さらに、厳密に<記述>させていただきます。

なお、理解できない部分があった、ということでしたら、遠慮なく言っていただければ、よりくだいた方法で、再記述のチャレンジをしてみます。

>見落としがあるかもしれません。

そうかもしれないと思い、今回、【質問1】から【質問10】まで、はっきり判別できるよう、整理させていただきましたので、
それぞれの10の質問に、一対一対応する形で、答えていただければと思います。(そもそも、設問に対しての「解」とは、そのようにして、記述せられねばなりませんよね?)

>>ところが、NATROM氏に受診した患者は、「化学物質過敏症」の概念自体が受け入れられていませんから、患者の主訴自体を、無意識に変形させて記述してしまう、ということは起こり得ませんか?

>まあ、統合失調症が疑われる患者の主訴を変形して記述するように、「超微量の化学物質の暴露によって症状が出た」という患者の主訴を変形して記述する、なんてことは起こり得ますね。

なるほど。主訴は主訴として記述するというのが診察の義務だと思いますが、主訴はきちんとカルテに書かれた後、それについてのコメントなり、診断なりをカルテに書き残される、ということですね。ここは法律的な事なので、厳密にお聞きしました。

>>【2】客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには、二重盲検法による負荷試験を行うしかない。

>>なるほど。それは同意します。
>>人体実験ですので、壁はあるでしょうが、いずれは研究されなければならないでしょうね。

>「いずれは研究されなければならない」ではなく、既に研究されて、ネガティブな結果が出ているのです。「化学物質過敏症に関する覚え書き」はお読みにならなかったので?

NATROM氏の立場および論述は理解しています。
納得はしていませんが。

152mortan:2013/05/12(日) 01:54:42 ID:e7MRQzJU
>>138

>>>【3】これまで複数行われてきた負荷試験はいずれもネガティブな結果であった。

>>ネガティブというか、プレーンな結果ではなかったですか?

>逆にお尋ねしますが、どんな結果が出たら「ネガティブ」とmortanさんは判断されるので?
>mortanさんがどうお考えになっても自由ですが、医学界のコンセンサスは、プレーンではなく、ネガティブな結果です。

そうですか。見解を認識しました。

>>NATROM氏の公式見解として、
>>「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」
>>という結論をいただけて、頼もしい限りです。

>mortanさんは論理的に考えることが苦手なので、

ここは、ジョークの所ですね?

>「AもしくはBである」というこちらの主張を、「Bである」という結論だと判断したのですね。

いいえ。
「AまたはBである」という文章は、記号論理学的には、
「Aである」と同時に「Bである」ということです。

これは数学でも、法律(契約)の叙述法でも同じだと思います。

ああ、もしかして「もしくは」というのは、数学的、学的に厳密な意味ではなく、日常用語の用法のような形で使われたのですか?

>>NATROM氏としては、それでは、
>>「アレルギーが原因として、突然、神経系がなんらかの誤作動、あるいは、正常だが過剰な反応を引き起こして、化学物質過敏症として、病態が慢性化することは絶対にあり得ない」
>>という立場に立たれている、ということで、いいのですね。

>いいえ。「絶対にあり得ない」ことを証明するのは不可能ですから。「きわめて考えにくい」とか「証拠はない」とか「他にも合理的な説明はつけられる」とか、そういう立場です。

お立場を認識しました。

>>つまり、私が、倒れる演技をしたり、ふらつく芝居をするメリットは
>>まったくない状況です。
>>というと、NATROM氏は、おそらく、私がその場に居たくなかったから、
>>そのように振る舞った可能性があるとか言われるのでしょうか?

>普通にパニック障害とか、てんかんとか、一過性低血圧とか、低血糖など、別に化学物質過敏症以外の疾患でも説明しうる病態だと思いますが。

いいえ。CTも取りとりあえず脳に異常はなく、パーキンソン病でもなく、そのほかの精神疾患であるという診断はされていません。

>これ聞こうかどうしようか迷うところですが、mortanさんは精神科に受診したことはありませんか?
>何か病名はつきませんでしたか?

もちろん、最初は「化学物質過敏症」という病態があるとは知りませんでしたので、精神科や心療内科にも行きました。
結論は、病名なしです。
一言、北里研究所病院でしか検査できないから、そちらにいってください、と言われました。
紹介状は、かかりつけの呼吸器科に書いてもらいましたが。

>もし、これまで精神科に受診歴がなければ、一度受診してみることを強くお勧めします。

おそらく、NATROM氏は、そこを疑われる(人格的な意味ではなく、病理学的に)と思いましたので、

>>46
>>>45
>>ちなみに、そちらが誤った認識・解説をしないためにあらかじめ言っておいた方が親切だろう。
>>私の、柔軟、かつ、明澄な<意識>、言い換えれば、認知神経系において、「訂正不能な確信」など存在し得ない。
>>なぜならば、科学的態度とは、修正し、訂正しつつ、真理に近づくものだからだ。
>>また、今、現にある現実世界と矛盾する妄想や幻覚・幻聴などはない。
>>これは確かに他者には証明しにくい内的な事柄だが、通常のコミュニケーションで何ら問題が生じていない、といえば十分だろうか。
>>ただ、反応する物質に暴露する時に、倒れてしまう、ということ以外は。

と釘を刺しておきましたが、それこそ、かなり前の書き込みで、長文の中に埋れて、読み飛ばされたのでしょうか。

・認知神経系において「訂正不能な確信」がない。
・現実世界と矛盾する妄想や幻覚・幻聴などはない。
・通常のコミュニケーションで何ら問題が生じていない。

と、少しぼやかしていますが、こう書けば、何を意味しているのか、臨床医なら、お分かりになるとばかり思ったのですか?
まさか、精神医学上の諸定義の説明などは、私からは必要ないですよね?

153mortan:2013/05/12(日) 02:21:38 ID:e7MRQzJU
>>139

>>【質問1】憶測の仮説ともいえない机上での、似非科学者ぶった作文での、ヤブらしい診断無視、問診無視の予断ありき、の「結論」を公表した、この緑色のサイトの表現について「恥ずかしい」という感覚は本当にないのか?

>憶測の仮説であるというのが間違っている。
>似非科学者ぶった作文というのも違う。
>「ヤブらしい診断無視」というのはむしろ臨床環境医たちの主張である。
>そんでもって、「化学物質過敏症に関する覚え書き」の表現については、まったく「恥ずかしい」という感覚はない。

見解を認識した。

>>【質問2】目の前に現に、患者の苦痛を伴う一連の反応群が、再現性をもって存在するという事実を、どういう思考的欺瞞をもって、目をそむけ続けられているのか?

>「患者の苦痛を伴う一連の反応群が、再現性をもって存在する」というのが事実であることは認めている。その反応が、必ずしも化学物質の暴露よって起こっているとは限らないと言っているだけである。

なるほど。そこは理解した。

>よって、「患者の苦痛から目をそむき続けている」という指摘自体が事実誤認である。

それは了解した。
ということは、そちらに「化学物質過敏症」だと思われる症状でで日々苦しんでいるのですが、という患者が診察室に現れた場合は、NATROM氏は、抗うつ剤か精神安定剤を処方されるのだろうか。
それは、何を根拠に?

>>【質問3】「もしこのような疾患が本当にあるのであれば、なんらかの対策が必要です。しかし、「多種類化学物質過敏症」という疾患は、医学界では公認されていません。」という、いかにも、化学物質過敏症の対策が必要だと主張するかに見せておいて、実は、言いたいことは、後半部分に隠してあるという、初歩的な詭弁(マインドコントロールに頻繁に使われている論理のすり替え)について、これは、意図的に記述した「詐欺」的な論法なのか?
>>あるいは、無意識のうちに本音がにじみ出てしまった誤謬論法なのか?

>既に何度も指摘しているが、普通の日本語を初歩的な詭弁であるとmortanさんが勘違いしているだけである。

それは根本から間違った認識である。

もし、こう言うなら、いた仕方ないが、許そう。

「確かに、論理学的には、詭弁と受け取られてもしかたのない論法で、何気なく、普通の文章として書いてしまった。今後は、詭弁論法と読み間違えられないように、その箇所を適切な文章に書き直そう」

>NATROMのほうが間違っているというのであれば、ホームページでもなんでもつくって、NATROMが「初歩的な詭弁」を使っていることを宣伝されるがよかろう。多くの読者が「なるほど、NATROMは詭弁を用いている」と理解すれば、mortanさんの目的は達成されるであろう。

前の書き込みに答えた通り、私は、個人的活動に関しては、ホームページなどを公開しない方針なので、残念ながら、それはできない。
ただ、普通に論理学を学んでいる学部生でも、気づきそうなものだとは思うが、そこは認識が違う、ということで、平行線になるところだ。

>(私としては、mortanさんがいくらホームページをつくって主張したとして、たいていの読者はNATROMが詭弁を用いてないことなど理解できるであろうと考える)。

どう主張されようと、論理学的に、詭弁論法に酷似している事実は覆い隠せない。
老婆心だが、化学物質過敏症の病理概念と真っ向からぶつかるつもりなら、こういう「穴」は埋めておいた方がいいのではないかと思われるが、どうか。

ただ、NATROM氏の憶測する通り、訪問者のほとんどが、その論理が隠れされているということには気づかないだろう。

だからこそ、たちが悪いわけで、初歩的な詭弁論法とは指摘したが、「マインドコントロール」とか「詐欺だ」とは断定はしていない。というのは、この程度の論理の過ちで、そう断言できるものではないからだ。
もし、そうなら、学生のリポートのほとんどを「詐欺」だと言わなければならないだろう。

繰り返すが、こちらは、「マインドコントロールに頻繁に使われている論理のすり替え」があるが、「これは、意図的に記述した「詐欺」的な論法なのか?」と聞いただけだ。

=続く=

154mortan:2013/05/12(日) 02:25:11 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>139

>>【質問4】読者、特に、日々、多種多様な反応症状に苦しんでいる化学物質過敏症患者をバカにしていること甚だしいと思われるような、この程度の論理表現のサイトを書いておけば、多くの愚昧な大衆はだましおおせるとでも、本気で思っているのか?

>むしろ逆で、医学的、論理的な思考が苦手な読者にはご理解していただけないかもしれないと危惧している。
>大学教養部レベルの教育を受けた人の多くには、私のサイトの内容は理解できるであろう。

もちろん理解できるだろう。
問題は、それを読んで熟考した人たちが、NATROM氏と同じだと「化学物質過敏症・否定論」の立場に結果として立つかどうか、ということだ。

>既に指摘したが、医師も含め、研究者その他の方からも当サイトを読んだいただいたが、特に大きな批判は受けていない。

はあ、そうですか。

>>【質問5】もしNATROM氏が医師であるなら、真剣に向き合い、謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けることこそ、本来の「問診」であり、診断・治療の模索のスタート地点となる重要な、病という<現象>そのものではないかと思われる。その診察態度の基本姿勢について、場合によっては、医師としての社会的・倫理的「資格」が根底から疑われなければならないことになると思われるがが、これについて、どのような見解を持たれるか?

>患者の主訴については「謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けること」は重要であるが、それと同時に、患者の主訴を客観的に評価するのも医師としての責任である。たとえば、統合失調症の患者の訴えについて、「謙遜と冷静さをもって、その主訴に耳を傾けること」と同時に、その訴えは事実ではなくて妄想である可能性について評価するのが正しい診察態度である。

それについては異論はまったくない。

統合失調症の方のカウンセリングをする機会があったが、幻覚・幻聴と訂正不可能な確信にある程度、付き合わざるを得ず(否定したら、また大変な状況になるので)
医師は処方を済ませて、その場で別れるのだからそれでいいだろうが、一緒にい続ける、例えば、家族は大変な状況に巻き込まれてしまうだろうなとは感じた。

155mortan:2013/05/12(日) 02:50:06 ID:e7MRQzJU
>>140

>>【質問6】多くの化学物質過敏症患者を含む訪問者にとって、反論できない形で、未確定・不完全な情報に基づくホームページを一方的に立ち上げて、あたかも、一介の「科学者もどき」っぽい理屈めかした主張をネット上で主張し、広げて行けば、それで、あたかも「真理」なるものが醸成できるとでも思っていること自体が、片腹痛いが、「真理」の発見、そして検証は、そのように安易に、俗論に訴えるような形では絶対、なし得るものではない。世論を味方につけることで、自分の思った通りの見解を押し通そうとし、それとは異なる(本人にとっては「矛盾する」と錯覚している)事実自体、化学物質過敏症と称さなければ説明がどうしてもつかない<現象>そのものを否定しようとしている、卑劣極まりない、科学者の風上にも置けない存在だと感じる。そんな安直な、思索、思考、想像力、分析力、総合判断力では、そして、真の意味での、本質直感、現象学的還元の絶え間ない格闘なしには、到底、病者の痛み、化学物質過敏症という病態の<現象>自体には、決して肉迫することなどできない。つまり、患者を、医療を、医学を、科学を、そして、目の前に起きつつある事実としての<現象>をなめている、としか思われないが、この意見について、自らの立場から反証せよ。

>「反論できない形」というのは事実無根である。mortanさんが今現在行っているように掲示板で反論可能である。

理解した。私の著作物である書き込みを含めた、基準を満たした多くの書き込みが、今後も永続的に、将来にわたって、一方的な理由で削除されないのである限り、「反論」を受け入れる余地は保証されていると認識した。

>「未確定・不完全な情報に基づく」というのはmortanさんの主観に過ぎない。

その立場を認識した。

>また、「真理」なるものが醸成できるなどとは思っておらず、単に医学界のコンセンサスを伝えているだけである。

認識した。

=続く=

156mortan:2013/05/12(日) 02:50:38 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>140

>「化学物質過敏症と称さなければ説明がどうしてもつかない<現象>」については既に論じたとおり、患者が主観的にそう思い込んでいるだけで、客観的には化学物質過敏症の疾患概念を用いなくても説明可能である。

認識した。
ただ、もう、主客二元論、や、認識論と存在論、認識と存在について、再び論じるのは、重複になるので、ここでは避けるが、
「説明が可能であると診断すること(認識)」と、「その病態が事実、ありのままにある、そのこと(存在)」とは、違う、ということくらいは、わかるであろうか?

実は、まさに、これこそ、人類史の中で常に絶え間なく追求され、その答えを探求され続けてきた「認識」のかなたにある「存在そのもの」との間隙である。
フッサールが、事象そのものへという思いを持って、その理論を精緻に組み上げてきた、まさに、「認識」と「存在」の問題はなのだ。

>「医療を、医学を、科学を、そして、目の前に起きつつある事実としての<現象>をなめている」というのは、既に論じたように、臨床環境医たちであろう。
>というかですね、「科学者の風上にも置けない存在だと感じる」とか、「到底、病者の痛み、化学物質過敏症という病態の<現象>自体には、決して肉迫することなどできない」とか、既に質問じゃないですよね。
>この掲示板のやり取りを読む物好きがいたとして、おかしな人だと思われるかもしれないとか思わないんですか?

それは、読まれた方が、公平公正な立場で、それぞれの視点から、判断されることだ。
私は、世界地平で、同時代をともに生きるそれらの方々の、<良識(コモンセンス)>に信頼している。

>>【質問7】
>>この疑惑について、そうではないというなら、反証せよ。

>既に反証した。

>>109
mortanさん以外の人にはご理解いただけるものと思う。「いいや、NATROMは詭弁を呈している」とお思いなら、ホームページでもなんでも作って宣伝してくださっても結構だ。

残念ながら、それは論理学的に対して、「普通の文章なんだから、これくらいの筆の滑りは許して」とただ、言ったに過ぎない。
論理学的な立証にはなっていない。

これについては、こちらの体調がもう少し良くなってから、それでは、さらに、誰にでも、もっとわかりやすく書けそうなら、チャレンジしてみよう。

(ちなみに、この書き込みを書いている私は、ただ普通の健康な状態で書いていると思っていませんか? 通常では想像し得ない苦痛が、全身にある中で、自分自身に課せられた使命だと思って、苦しみを超えてタイプしている。ミスタイプも増えてきている)

157mortan:2013/05/12(日) 02:56:06 ID:e7MRQzJU
>>141
>>【質問8】

>化学物質過敏症とされるような患者さんについて「医学会全体をかけて探求、研究しなければならない重大な事柄である」というのは確かにその通りであり、実際に探求、研究されている。「化学物質過敏症」という病名がついていないだけで。客観的には明確な異常所見が認められないが、身体的・精神的な苦痛を訴える疾患群については常に議論されている。『化学物質過敏症を治療すること自体が「主流ではない」と読者に印象付けるような論法が隠されている』については、臨床環境医たちが主流でないのは詭弁でもなんでもなく単なる事実である。

そちらの見解を認識した。

>>【質問9】

>>NATROM氏は、「科学的に不正確な記述が散見され、あるいは十分な科学的根拠のない主張がなされている」と決め付けているが、
>>実際は、その書籍では、化学物質過敏症の機序が明らかに解明されていない今、患者さんの<今、ここにある苦痛>から解放してあげられるなら、そのような方法もある、という切実な思いをもった、臨床医の立場としての、患者の立場に立った言葉でしかない。
>>それについて、上記のような「読後感想文」を提示することで、あたかも、化学物質過敏症の存在自体を、非=科学的であると主張できるのだ、とどのような根拠で、思い込むことができるのか、その根拠を示せ。

>臨床環境医の主張が非科学的である根拠は「化学物質過敏症に関する覚え書き」で既に提示してある(mortanさん以外の方には概ね理解していただいている)。「非科学的な方法であっても患者さんの苦痛をとるためなら非科学的な方法もあり」という議論はありうるが、実際のところ、必ずしも患者さんの苦痛はとれていないどころか、苦痛を増していると思われる事例もある。

見解を認識した。

>>【質問10】

>「日本の医学界で認めてもらえるとでも意図しているように感じられる」もなにも、主流の医学会の見解を述べているだけであるから、ことさら「日本の医学界で認めてもらえる」ことを目標にする必要はない。臨床環境医のほうこそ、医学界で認めてもらうように努力したほうがいいのではないか。

見解を認識した。

158mortan:2013/05/12(日) 03:51:36 ID:e7MRQzJU
>>142

>【1】「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない

「原因探しバイアス」の定義と領域が示されない以上、何とも答えようがない。

というか、アレルゲン探索と同様、化学物質過敏症患者が、自らの身体の苦痛から逃れるために、仮説と失敗を繰り返しながら、時には、自分自身の行動変容を伴いながら(食事の変更や、引っ越しなど)、その苦痛を伴う反応の「原因を探索」するという作業、というか、日常的行為は、極めて、理にかなった、普通の、防衛反応だと思われる。

それを、たかだか「原因探しバイアス」などという「造語」(ですね? 今のところ、出展と主唱者の明示がないので)ごときで、苦痛から逃れることの現実生活に強いられるやり場のなさを「否定」することなど、まったく不可能である。

その上で、言われているように、「それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない」と言いたいという意図は理解する。ただし、なぜ、あくまで、その意図に固執しなければならないか、については、まったく理解できないし、同意できない。

>>【2】
>客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには、二重盲検法による負荷試験を行うしかない。については同意いただけたわけですね。

それ以外の有効な試験法が開発されない現時点では、その方法は有効だと考えられる。

ただ、アレルギー皮下注射テストのように、検査による負担が皮膚の限定した部分であるというなら、被験者の安全を確保できるが、
一つの反応物質を吸引するだけで、意識喪失し、倒れてしまうということが起きる場合は、次の試験には、同じ条件では移れなので、その点を加味して、公平正確なデータを計測できるような工夫が必要だとかんがえる。

=続く=

159mortan:2013/05/12(日) 03:52:59 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>142

>>【4】
>よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。という主張には反論はないようですので、お認めになったと考えていいですか?以下の主張には同意できますか?

あなたのこの文章を論理学的に分解すると(文法的に分解すると、という非科学的、非数理的な話ではない)

--------------------------------
よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しない

または

(化学物質過敏症が)存在したとしてもきわめて稀であると言える。
--------------------------------

と分解できることは理解できるだろうか?

>という主張には反論はないようですので、お認めになったと考えていいですか?以下の主張には同意できますか?

ということで、「反論はないようですので、お認めになったと考えていいか」という質問は、意味をなさない。

上記のように、論理的に分解できる二つの事柄は、NATROM氏は公言したことになる。

つまり、

A「NATROM氏は、現時点では、化学物質過敏症は存在しない」と主張している。

と同時に(数学的な「または」で結合した文ですから)

B「NATROM氏は、化学物質過敏症が存在したとしてもきわめて稀であると言える、と主張している」

そして、A または B 真偽を確認すると、Aも、Bも、両方とも、真である。

従って、
B「NATROM氏は、化学物質過敏症が存在したとしてもきわめて稀であると言える、と主張している」

という文章を、意味を変えずに、誰にもわかりやすく並べ替え、

C「NATROM氏は、きわめて稀ではあるが化学物質過敏症は存在すると主張している」

と言い換えただけですが?

A も B もともに真であると同時に、Bをただ言い換えただけの同じ文意(主張)の C もまた真でなければならない。

論理的にみて、当然ではないですか?
何か、おかしいことが起こっていますか?
もしかして、理解が及びませんか?

>>【5】
>「これまで複数行われてきた化学物質過敏症の存在を証明しようとする負荷試験はいずれもネガティブな結果であった」というのが(mortanさんがどう考えるかはともかくとして)医学的なコンセンサスである。

認識した。

=続く=

160mortan:2013/05/12(日) 03:53:34 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>142

>>【6】
>「化学物質過敏症は存在しないか、または、存在したとしてもきわめて稀である」であれば、臨床環境医たちの診断は「全部不適切」であるか、または「ほとんどが不適切」である。

それは論理学的にまったく間違いです。
同じことをもし言いたいなら、こう言わなければなりません。

--------------------------------
化学物質過敏症は存在しない<真>
または、
化学物質過敏症が存在したとしてもきわめて稀である<真>
(この主張が真であるなら、上記の二つとも真でなければならない)

であれば、

臨床環境医たちの診断は、

i)化学物質過敏症は存在しない<真>の場合

すべてが不適切である<真>

ii)化学物質過敏症がまれに存在した場合<真>

すべてが適切である<真>
--------------------------------

です。わかりますね?
高校生でもたぶんわかると思います。


>>【7】
>「客観的に化学物質過敏症の存在を証明するには二重盲検法による負荷試験を行うしかない」以上、負荷試験を受けていない人が『私自身は、どう見ても、「真性の」化学物質過敏症、です』と自己申告したところで、その主張は客観的には正しいとは言えない。

「客観的」と言ってしまったことで、すでに、医学において、医療において、臨床の現場において、「客観的」とは何か、という根本的な問いが、提示されてしまった。

この問題について、すでに何度か語ってきたが、もし、本気で答えを求めているなら、以下の著作に当たりなさい。

まずは、「主客二元論」からの脱却のために、フッサールから読みなさい。

<身体性>という視点を得たいなら、メルロ・ポンティを読みなさい。

変わったアプローチになるが、実存主義的に、精神疾患を捉えたいなら、R・D・レインを読みなさい。

その上で、精神科医でもあるポスト構造主義的なアプローチの必要を感じたらジャック・ラカンを読みなさい。

ジル・ドゥルーズ(哲学者)とフェリックス・ガタリ(精神科医)の協働思索による問題解決が必要になったら、ドゥルーズ=ガタリの共著を読みなさい。

そうすれば、あなたも、<他者>である「患者」を、ただの「客体」「客観視するモノ」「即自存在」としてではなく、
同時代に、世界内存在として、同じ受苦を持って、この世界地平に存在する、「主客二元論」を超え得た、新たな知のエピステーメーへといざなわれることだろう。

そうして、医療の現場に向かうあなたは、もはや、ただの「認識」するものから、「対自意識」として、共時的に、患者の意識と存在そのものを<記述>し、解放へと導く、新たな使者として、その現場に立つことになるだろう。

161mortan:2013/05/12(日) 11:08:21 ID:e7MRQzJU
NATROMさん、あなたは
議論や討論はされたことがありますか?
(もちろん日々のサージカル・カンファレンス以外でですが)

正直言うと、「あ、この人、主=客二元論、物=心二元論だよ」という
視点を垣間見せてしまった瞬間から、「この人、何時代の人だよ(現代の問題に渡り合うための共時性の地平を獲得していないという比喩です。決して社会進化論に立った、古い人・昔の人差別ではありません。つまりは、ドン引きされたという意味のジョークです)」と取り合ってくれなくなるか、逆に、議論なら、
歴史的にすでに視点問題としては破綻してしまっている、そこのポイントに
集中砲火される目に遭うことになると思いますので。頑張ってください
(あるいは、すでに、そういう場面に遭遇されて、痛い目に合われていますか?)

162mortan:2013/05/12(日) 12:23:02 ID:e7MRQzJU
>>161

>歴史的にすでに視点問題としては破綻してしまっている、そこのポイントに

もちろん、その現代の重大な喫緊の課題について、NATROM氏ほか臨床医「個人」に負わせては非常に酷な話ですね。

「主客二元論」の超克の問題、ものそれ自体へと近づく新たな<存在論=認識論>の創出へと至る、知のエピステーメーへの不断の戦いの責務を負うべきなのは、我々、自然科学者、人文科学者、社会科学者、経済学者その他の知を結集しての、総体としての絶え間ない学的議論の積み重ねであるわけですから。

163mortan:2013/05/12(日) 16:12:16 ID:e7MRQzJU
今、少しざっと調べてみましたが、確かに、医学界で、主客二元論をテーマにした、あるいは触れられた論文は少ないように見受けられました。
(見落としがあったら、教えてください)

ただ、それは、必ずしも、医学界が前近代的システムである、ということではなく、
おそらく、医師(診る意識=主体=Subject)と患者(診られる存在=客体=Object)という、旧態以前の構図が動かし難く現前と存在しており、
なおかつ、対象物である病理について、医師の方が圧倒的情報強者となっており、患者の方が情報弱者である、というその「病院」という近代的なシステム自体に内包する構造だと思われます。

であるならば、イヴァン・イリッチの『脱病院化社会医療の限界』 などがその突破口の可能性を指し示しているでしょうか?

ただ、近年の、看護学などを中心とした、患者へのエンパワーメントの視点は、その間隙を埋めつつ、新たな、老いや病と共存する社会システムの構築の可能性を感じさせます。

ぜひ、生理学者や病理学者をはじめとした基礎医学部門、臨床医学部門、および、衛生学などの社会医学部門からの問題提起とともに、医学会、臨床医などの現場からの問題提起にも期待したいところです。

ただ臨床医学分野においては、目前にある患者の傷病に可及的速やかに対応しなければならないという喫緊の業務に日々、追われていることと思いますので、そうした、学的基礎について省みたり熟考したり思索を深めたりする時間が取れないだろうということも理解しています。その意味では、医師の職務の改善についても広く社会的な問題として捉え、考えなければならないことでしょう。

とはいえ、医学の基礎学問からは、医師―患者に典型的に現れている「主客二元論」をどのように超克するシステムを将来に向けて構築のするか、という、医療行為全体の総合デザインは提起されてきているのではとも思います。

「化学物質過敏症」について考える上で、どうしても、この「医師(病院)」
と「患者(日常生活)」との、主客乖離の問題、患者の病理実態を、医師会側がどう捉えるのか、どのような検査を実施して、さらに健康な社会を構築することに寄与するのか、という問題は避けて通れないように思われます。

164mortan:2013/05/12(日) 16:22:48 ID:e7MRQzJU
>>163
>イヴァン・イリッチの『脱病院化社会医療の限界』
→イヴァン・イリッチの『脱病院化社会 医療の限界』 でした。
それは些細な修正ですが、以下、重大な事を落としていました。

>ぜひ、生理学者や病理学者をはじめとした基礎医学部門、臨床医学部門、および、衛生学などの社会医学部門からの問題提起とともに、医学会、臨床医などの現場からの問題提起にも期待したいところです。

というのは、まさに当然の期待ではありますが、厚労省や政府の、今後の、保険制度の問題も含めた、社会福祉システムをどのように進めていくのか、という、くにづくりに関わる医療政策、医療行政の問題を視点から落としてはいけませんでした。

国、行政、医師会を挙げて、化学物質過敏症を含めた、新たに社会生活に悪影響を及ぼしつつある疾病の、病態解明、原因究明、薬剤開発などを含めた一貫した一連の対応策を、今後もぜひ協議し、実施し、豊かな社会づくりへのプロセスを進めていただきたいと念願します。

165mortan:2013/05/12(日) 19:26:41 ID:e7MRQzJU
>>111
>ネオニコチノイドについては、中毒による症状があるかもしれないし、ないかもしれませんが、化学物質過敏症とは別枠で考えた方がいいと私は思います。化学物質に対する耐性については個人差がありますので、mortanさんの自覚症状がネオニコチノイド由来である可能性は必ずしも否定はできないと思いますが、mortanさん以上にネオニコチノイドに曝露する農家の方々でかような症例を聞かず、一般的には哺乳類に対する毒性は低いとされていることから、

ところで、そう言えば書き漏らしていたと思いますが、私は、この大穀倉地帯の出身ではありません。

農家の方で無事育ってきた方たちは、もしかして子供の頃から耐性を獲得しているのかもしれません(あるいは私たちには分からない病変などが実は隠れているのかもしれませんが…)

まず、赴任先がまずかったというか、巡り合わせなだけなのですが、
日本で、つまり、世界で最も濃厚にネオニコチノイド農薬が使用されている、
あの有名なU産コシヒカリの地域でした。

そこは豪雪であること以外は、想像以上に開発されていて住みやすく、国立大学もあります。
そこに住むことになったのは、車でも新幹線でも、東京にも新潟にもほぼ同時間で行ける中間地点だったためです。

ただ、そのうち、新潟での仕事に専任するようになって、新潟市に引っ越し、
そうこうしている数年のうちに、発症してしまった、というわけです。

ですから、発症原因が、除草剤なのか、農薬なのか、ほかの消毒薬なのか、
確かに、NATROM氏の言われるように「原因探索」の結論は出せない状態です
確かなことは、間違いなく、多種化学物質過敏症(MCS)としか表現できない
さまざまな苦痛を伴う症状を示すようになったことです

ぜんそく歴が長く、気管支粘膜が肥厚しているため、何らかの形で、
農薬が血中や、認知神経系に、入り込んでしまったのかもしれません

最初は、新潟と東京を車で行き来して仕事を何とかこなしていましたが、
発症後は、新潟での仕事は1週間に1日にと、やりくりしてもらって、
東京に居を定め、発症後も、新潟と往復しながら、病気と闘いつつ、
結局、東京での講義中心の生活に戻った形です。療養にもなって感謝です。

東京では、近郊花き生産地や、狭山の茶畑などに近づかなければ、
ほとんど農薬の影響はありませんが、それでも、家庭菜園や家庭園芸で
間違って、というか、良かれと思って、ネオニコチノイド殺虫剤を使っている
家庭があるようで、そういうところでは、車の中で、倒れてしまいます。

公園や街路樹でいうと、ツツジとサクラが厳しいですが、
何か特殊な消毒などをしているのでしょうか?

それで、どなたか化学物質過敏症の掲示板で、私の書きっぷりで、症状が軽そうに見えたのか、うらやましいと言っていた人がいましたが、
多分ですが、おそらく、外で働けているその方よりも、私の方が、反応の重症度、反応の頻度、反応物質の種類、食べ物の制限(無農薬のもののみ)などからみて、重度なのではと感じています。(その人の気持ちはもちろん十分わかります)

もっと重症の人は、おそらく寝たきりで、ネットにも向かえず、何も書き込めない状態だと思います。
なぜ、分かるかといいますと、私がそのおそらくボーダーライン、あるいは、本来は書き込みなどできる体調ではないのに、無理やり使命感のみで書いている、という状態だからです。キーボード作業だけは慣れているので。

少し前に、ホームページもブログも立ち上げない方針だと伝えましたが、実際は、それを継続する気力、体力がないというのも現実です。

化学物質過敏症の、発症原因・発症機序が早急に解明され、薬効ある薬剤が開発され、多くの患者さんの苦痛が早く少しでもやわらぐよう、求めたいと思います。

166mortan:2013/05/12(日) 19:41:47 ID:e7MRQzJU
>>165
>あの有名なU産コシヒカリの地域でした。そこは豪雪であること以外は、想像以上に開発されていて住みやすく、国立大学もあります。

すみません。訂正します。
直接関係がなく、分野も違い、隣町にあり、海外からの奨学金留学生や
国費留学生のような外国人が非常に多かったため、今までてっきり国立とばかり思い込んでいました。
今、Wikipediaであらためて調べたら私立なのに、国レベルの交換留学を進めていたんですね。外国人が非常に多く、田舎町という雰囲気とは少し違う印象でした。

私にとっても、農薬でのだるさや頭痛がなければ、豪雪も体験できたし、外国人と友達にもなれたし、最高の町だったのですが。

167mortan:2013/05/13(月) 02:56:37 ID:e7MRQzJU
【質問11】「化学物質過敏症」患者が、自らの苦痛を取り除くために、無意識また意識をもって自己防衛するため「原因探索」し、その「原因を排除」し「原因から回避」することは正当で自然で、しかも苦痛の回避からは当然の行為であると私は判断するが、
その行為が不当で、無意味なものであり、その結果、得られる「原因」は、「素人」である患者が行ったものであるがゆえに無意味で蓋然性がなく、むしろ「専門家の医師から見て、素人である患者自身が行った原因探索と除去には、因果関係が疑われる」ということを立証するために、
NATROM氏は数度にわたって「原因探しバイアス」という用語・概念を使用して来た。

それで、何度か、その用語の提唱者と出典について質問したところ、NATROM氏は、「強いて出典を揚げるならば、認知バイアスのなかの確証バイアスに分類されるでしょう。地震雲なんかが典型的ですね。こちらは『原因探し』ではなく『結果探し』になりますが。心理学としてはごく基本的な部類に入りますので提唱者は特定されていないと思います。出典は、日本語でわかりやすいものなると、たとえば『不思議現象 なぜ信じるのかこころの科学入門 菊池 聡 (著)』などがいいと思います」と答えた。

ところが、コミュニケーション論での「原因帰属バイアス」という述語はよく使われるが、「原因探しバイアス」という言葉は心理学分野の論文などでもあまり見かけない。

そのため、化学物質過敏症・患者による「原因探索行為」の不確定性を否定する使用するための「根拠」として、NATROM氏が、菊池先生提唱の「認知バイアス」「確証バイアス」という概念を援用・流用し、しかも「原因探索」の不当性をことさらに強調するために、独自に「原因探しバイアス」なる用語を造語したという疑義が消えていない

「その用語の定義と、対象とされる範囲・領域」についての質問にも答えておらず、ただ、前述著書から「確証バイアス」「記憶の不正確さ」についてのみ出展と提唱者が示されたのみだからだ。

「アレルゲン探索」と同様、化学物質過敏症・患者自身が、自らの身体の苦痛から逃れるために、仮説と失敗を繰り返しながら、時には、自分自身の行動変容を伴いながら(食事の変更や、引っ越しなど)、その苦痛を伴う反応の「原因を探索」するという日常的行為は、極めて、理にかなった、普通の、防衛反応だと思われる。

それを、たかだか「原因探しバイアス」などという用語で、苦痛から逃れることの現実生活に強いられるやり場のなさを「否定」することはできないと考えるが、いかがか?

また、あらためて聞くが、「原因探しバイアス」という用語は、化学物質過敏症の患者の「原因探索」を否定するために都合よく、NATROM氏が独自に、既存用語を援用・流用・変形させた「造語」ではないか、と疑うが、いかがか?

質問のポイントをまとめると、以下の通り。

1)「原因探しバイアス」いう用語ごときで、化学物質過敏症の「原因探索」行為自体の有意性を否定したり、探索された原因物質と反応物質との因果関係自体を否定したりできないはずだが、どうか?

2)そもそも「原因探しバイアス」とは、化学物質過敏症の「原因探索」自体の意義を否定するために、NATROM氏が作り出した「造語」ではないか?

168mortan:2013/05/13(月) 03:00:50 ID:e7MRQzJU
【質問12】
>>159 で証明された結果から、

「NATROM氏は、きわめて稀ではあるが、化学物質過敏症は存在する、と主張している」

という命題は「真である」と言わざるを得ないはずだが、いかがか?

169mortan:2013/05/13(月) 08:01:02 ID:e7MRQzJU
【質問13】次の「原因探索」のトリックをあばいてください。
--------------------------------
1)一人の人が3階に住んでいました。

2)それまでは通常の苦痛はあるとはいえ、何とか暮らしていました。

3)ところが、ある日、居ても立っても居られない体調になりました。

4)特に、1階に庭園がある側を開けると、意識喪失し、全身痛が起こりました。

5)そのため、部屋でも防毒マスクフィルターマスクをしていました。

6)それでも、それ以上、部屋にい続ける自信がなかったので(苦痛に耐えられないため)車で飛び出し、避難しました。

7)まず、症状がきわめて有機リン殺虫剤のものに似ている体感覚があったので、病院に行き、診断の結果、PAM点滴をすると、少しは意識が戻りました。

8)ただし、それでも残る苦痛があり、ネオニコチノイド殺虫剤のものに似ていると感じました。

9)それから1〜2週間、車中泊で、避難生活をしました。

10)入院は消毒薬があるため、避けました。ホテルはリネンの柔軟剤で泊まることができません。ネットカフェはたばこなどで入ることができませんでした。

11)食事は、水と、無農薬のものを家族に運んでもらいました。

12)ところが、あの建物で、こういう農薬に反応することはあり得ないと感じていました。
1階にある庭園では、殺虫剤は使わないようにさせますと、その家族である2階の親切な人から言われてきたからです。
しかし事実、部屋に戻れず、しばらくして車でも近づいても、戻るのは無理と感じ、避難生活は長期にわたりました。

13)それで、1階の庭園を管理している人に、2階の親切な人に、私の家族から、主人がこういう状態になって車中泊で避難しているのですがと、理由が理由なので、恐縮しつつ、「もしかして、庭園で、殺虫剤などは、まかれませんでしたか?」と聞いてもらいました。

14)ところが、2階の方は親切な人で、私が化学物質過敏症で、農薬中毒であることをよく知って、理解されていたので、1階の家族には、そのことを伝えて、できるだけ3階まで届かない種類の殺虫剤を使い、半径1キロに蒸散されるとされているネオニコチノイド殺虫剤は使わないようにと、家族に言ってあります、と答えが返ってきました。

15)それで不思議に思いつつも、車中泊を続けていました。意識が戻ってからは、体に不調はありましたが、ネットでできる仕事に集中していました。

16)そうこうするうちに、2階の人から家族には電話がかかってきました。
私の体を配慮して、1階の家族に、これとこれとこの殺虫剤は絶対に使わないでねと言って、倉庫にしまってあったそうです。
ところが、1階の家族の方が、高齢のこともあって、毎年の習慣で、それらの取り出してきて、実は、使ってしまっていました、というのでした。

17)1階の方が庭園に殺虫剤をまいた日は、私が苦しみ始めた日とまさに同じその日です。
もちろん、私は、そのスプレー散布、液体塗布の作業をしたそうですが、3階からはベランダがあり、庭園はわざわざ覗き込まないと見えませんが、
たばこなどを含む外気を避けて、いつも窓を閉めており、その位置では、庭園は見えにくいし、事実上、作業を見ていません。

=続く=

170mortan:2013/05/13(月) 08:02:35 ID:e7MRQzJU
=続き=

18)それで、たまたま、そのご家族の親戚の方が著名な園芸関係の専門家の方で、しかも、一方的に農薬メーカー側に立つことができない、公平な立場の人だったため、その方の指導の元、「これもダメだ、これもダメなやつだ」と、親切にも、原因となる差駐在を全て密封し、処理してもらったそうです。

19)その中には、有機リン農薬もあり、ネオニコチノイド成分を含んだ殺虫剤スプレーもあったそうです。

20)通常、有機リン農薬の蒸散距離は半径10〜100メートルで、3階に届くことは考えにくいのですが、風の影響で、届いてしまったのかもしれません。
散布(塗布)した濃度にもよるかもしれません。

21)蒸散距離半径1キロに及ぶネオニコチノイド農薬が3階に到達していたことは、想像できました。

22)一時は、原因不明の体調不良に、生きることをやめたいと決断するほどの全身の激痛が続きましたが、何とか、生きることを選ぶことができました。

23)殺虫剤なしで育てるのが難しい花の種類で、立派な庭園なのですが、今後は、親戚の園芸専門家の指導などで、自然系の殺虫剤なしでで、花を育てることに挑戦してみるということでした。

24)車での避難生活から帰ったらのは、1カ月くらいだったと思いますが(記憶がありません)、殺虫剤がある程度、蒸散し切っていることを確認して、帰宅しました。それでも、苦痛はしばらく続きましたが、車中泊の生活に疲れ果てていたため、部屋で寝込んで、療養することにしました。
--------------------------------

さて、問題です。この人とは、私は、mortanのことです。
NATROM氏が主唱する「原因探しバイアス」はどのように働いたでしょうか?

もちろん、殺虫剤は、無味・無臭です。
1階の人は高齢で使ったため、2階の人はまさかと思ったぐらいで、その事実は後で判明しました。

また、1年目の経験から、もうその殺虫剤は使いませんということでしたので、それを信じていましたので、つまり、当然、1階の人からも、2階の人からも、殺虫剤をまくという情報は事前に知ることができませんでした。

もちろん、事前に知ることができたら、相談しながら、著名な園芸専門家の親戚の方にも指導を仰ぎながら、自然系殺虫剤を使うなどの方策を共に考えたことでしょう。

<質問は、こうです>

1)私は、どういう「トリック」を使って、使っていないと思い込んでいる2階の人の思いを超えて、有機リン農薬とネオニコチノイド農薬の苦痛を身体に感じるということを通して、知ることができたのでしょうか?

2)私は、どういう「トリック」を使って、その苦痛が始まった日と、1階の方が庭園に静かに(大きめですが家庭庭園ですから)作業し始めた日は、完全に一致していますが(というのは、その作業をした日も特定の日であり、私が避難した日は記録してありますので)のようにして、その日付を一致してみせたでしょうか?

ということで、「原因探しバイアス」のような仮説で説明できるというなら、このトリックを解き明かしてみてください。どうぞ。

さて、日付が完全に一致したのは、前に紹介した「ネオニコチノイド成分入りペット用ダニ対策カーペット」以来、2回目です。

実は、こういうことは、当然、「原因探索」の過程で、日常茶飯事ですが、個人情報を含むため、その数十の例を全て提示するわけにはいきません。

ただ、あと数件なら、個人情報とは関係なく、さらに提示できる用意がありますので、その全てに、矛盾なく、答えていただくことができるか、拝見させていただきます。

171mortan:2013/05/13(月) 13:15:02 ID:e7MRQzJU
お忙しいことと思いますので、mortannからの投稿を整理します
NATROM氏がまだ反応しておられないレスは、
 「143」 からです。
内容は、NATROM氏からの「回答」に対する、mortannの「反証」です。
これらについて真摯な「見解」をお待ちしています。

なお、その中でも、
「167」には【質問11】
「168」には【質問12】
「169」「170」には【質問13】
が新たに提示されていますので、お答えください。
真摯な「回答」をお待ちしています。

172NATROM:2013/05/13(月) 13:16:08 ID:???
>したがって、<狐憑き>の<現象>に対して、現実的・医療的な対応ができる分野(精神科、か、心療内科か、その他)を紹介するとともに、その<現象> に対して、霊的に対応することができる(悪霊の追い出しの実践、訓練がなされ、実績においても、歴史においても、十分、検証されている、異端や、新宗教ではない、プロテスタント系の信頼できるちゃんとしたキリスト教会に行くことを勧めます。

私も同様に、mortanさんに、<化学物質過敏症>の<現象>に対して、(「霊的に対応」はともかく)現実的・医療的な対応ができる分野(精神科、か、心療内科か、その他)を紹介すればよかったのですね。


>その段階になってまで、化学物質過敏症についての非在性を証明しようとまではなさらない、という待ちの立場である、ということですね?

というか、「非在性を証明」は不可能です。いわゆる悪魔の証明です。不可能なことしようとするほど私は暇ではありません。


>さすがに、ここまで話せば、ご理解いただけますね?

いいえ。「mortanさんには論理的な思考をする能力に欠けている。話は通じない」と私は判断を下しつつあります。もっと正直に言いますと、「もしmortanさんが私の身近な人であったら、私はmortanさんに対して精神科医への受診を強く勧めるであろう」と認識しはじめております。最初に述べましたように、私はこれでも評判を気にするほうで、論理的に話している人に対して「論理的に考えろよ。精神科に受診すれば?」などと言い放ったら私の評判は地に落ちるでしょう。しかし、今回のケースではそのような心配はまったくしておりません。


>>PAMで症状が改善したのは有機リン農薬中毒症状であったという可能性以外に、プラセボ効果であったという可能性もあります。
>その可能性はないですね。

mortanさんがそう思い込んでいるだけですね。「プラセボ効果であったという可能性がない」という根拠が書かれていません。


>>「AもしくはBである」というこちらの主張を、「Bである」という結論だと判断したのですね。
>いいえ。
>「AまたはBである」という文章は、記号論理学的には、
>「Aである」と同時に「Bである」ということです。

mortanさんが論理的な思考をする能力に欠けていることが読者にも一発でわかるよう、証拠として引用しておきます。「Aである」と同時に「Bである」は、「AもしくはBである(A or B)」ではなく「AかつBである(A and B)」です。

173NATROM:2013/05/13(月) 13:16:53 ID:???
>いいえ。CTも取りとりあえず脳に異常はなく、パーキンソン病でもなく、そのほかの精神疾患であるという診断はされていません。

器質的な疾患であればCTで除外診断はできますし、神経学的診察にてパーキンソン病の除外診断はできます。ですが、「そのほかの精神疾患」については除外診断はきわめて困難だろうと思います。「確定診断されていない」だけで除外診断がなされているわけではないか、あるいは(「血液検査では、農薬への耐性が弱いとは言われました」と同様に)mortanさんが誤解しているだけだと私は考えます。


>もちろん、最初は「化学物質過敏症」という病態があるとは知りませんでしたので、精神科や心療内科にも行きました。
>結論は、病名なしです。

精神科医がいったいどのような方法でパニック障害を除外したのかに興味があります。別の病名がついているものの、mortanさんにはそのことが告げられていないという可能性もありそうです。


>・認知神経系において「訂正不能な確信」がない。

mortanさんとやり取りした限りでは、mortanさんに「訂正不能な確信」があるかもしれないと私は判断します。「訂正不能な確信」を持った方は、『自分には「訂正不能な確信」がない』という「訂正不能な確信」を持つこともあるでしょう。


>・通常のコミュニケーションで何ら問題が生じていない。

少なくとも掲示板でのコミュニケーションでは著しく問題が生じていると私は判断しています。2ちゃんねるの書き込みをなんら注釈つけずに転載していたかと思うと、意味不明な長文を書き込む。客観的にどう見えるのかもご考慮されたほうがよろしいですよ。


>ということは、そちらに「化学物質過敏症」だと思われる症状でで日々苦しんでいるのですが、という患者が診察室に現れた場合は、NATROM氏は、抗うつ剤か精神安定剤を処方されるのだろうか。

ほとんどの場合は、処方しません。外来が混んでなければ症状について時間をかけて訴えを傾聴いたします。これで問題が解決するケースもあります。抗うつ剤か精神安定剤の処方が必要であるという病態だと判断すれば、自分で処方せずに、精神科医に紹介状を書きます。

174NATROM:2013/05/13(月) 13:17:24 ID:???
>前の書き込みに答えた通り、私は、個人的活動に関しては、ホームページなどを公開しない方針なので、残念ながら、それはできない。
>ただ、普通に論理学を学んでいる学部生でも、気づきそうなものだとは思うが、そこは認識が違う、ということで、平行線になるところだ。

あまりこちらの話が通じていないようなのではっきり言いますが、mortanさんとのやり取りは無駄であり、mortanさんの長文で意味のわからない投稿は迷惑であると私は認識しつつあるのです。「通常のコミュニケーションで何ら問題が生じていない」ような人であれば、「迷惑だからよそでやれ」と言われているのに気付きそうなものですが。


>>【1】「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない
>「原因探しバイアス」の定義と領域が示されない以上、何とも答えようがない。

「そりゃ、その通りですね」と>>122で仰っていますけど?いちいち指摘はしていませんが、mortanさんの主張は単に間違っているのみならず、相互に矛盾しているものが多いです(「どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではない」と言いつつ「ホームセンターの園芸用品やペット用カーペットにも使われる」ものであったりとか)。定義と領域がどうとか言うなら、以下のように言いなおしましょう。

【1’】「確証バイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない。

確証バイアスについての一般的な定義や領域についても説明が必要ですか?


>その上で、言われているように、「それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない」と言いたいという意図は理解する。ただし、なぜ、あくまで、その意図に固執しなければならないか、については、まったく理解できないし、同意できない。

確証バイアスがあるのに、患者さん自身の体験談だけで、「我こそは真の化学物質過敏症である」などと主張する人がいるからですよ。


>A「NATROM氏は、現時点では、化学物質過敏症は存在しない」と主張している。
>
>と同時に(数学的な「または」で結合した文ですから)
>
>B「NATROM氏は、化学物質過敏症が存在したとしてもきわめて稀であると言える、と主張している」
>
>そして、A または B 真偽を確認すると、Aも、Bも、両方とも、真である。

論理学についてごく基本的なこともmortanさんがご理解していないことを明確に示せて満足しています。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E7%90%86%E5%92%8C

175NATROM:2013/05/13(月) 13:17:58 ID:???
>臨床環境医たちの診断は、
>
>i)化学物質過敏症は存在しない<真>の場合
>
>すべてが不適切である<真>
>
>ii)化学物質過敏症がまれに存在した場合<真>
>
>すべてが適切である<真>

臨床環境医が化学物質過敏症であると診断した患者群の(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば、臨床環境医たちの診断のほとんどが不適切であることは、高校生でもたぶんわかると思います。ラカンとかガタリとか以前の問題ですよ。


>NATROMさん、あなたは
>議論や討論はされたことがありますか?

ありますよ。証拠を示しましょうか?というか、mortanさんのほうこそあるんですか?あるとして、客観的にそのことを示せますか?


>【質問11】
>1)「原因探しバイアス」いう用語ごときで、化学物質過敏症の「原因探索」行為自体の有意性を否定したり、探索された原因物質と反応物質との因果関係自体を否定したりできないはずだが、どうか?

「原因探索」行為自体の有意性は必ずしも否定はしていません。探索された原因物質と反応物質との因果関係は否定できます(より正確に言えば、否定できるというより、『「原因探索」行為だけでは因果関係を肯定できない。別の証拠、たとえば盲検下負荷試験が必要である』ということである)。理由は(mortanさんがご理解できたかどうかはともかくとして)既に説明しています。


>2)そもそも「原因探しバイアス」とは、化学物質過敏症の「原因探索」自体の意義を否定するために、NATROM氏が作り出した「造語」ではないか?

説明のための「造語」です。内容は一般的な「確証バイアス」のことです。患者による「原因探索」行為が、患者の確信を強める理由にこそなれ(著しい場合はこの確信は「訂正不能な確信」となる)、化学物質過敏症の因果関係の証明にはならないことは自明なことです。ゆえに化学物質過敏症の疾患概念は、一部の非科学的な自称医学者を除いて、主流の医学界では受け入れられていないのです。この自明なことをわかりやすく説明するための用語ですよ。


>【質問12】

論理学の初歩を勉強してからまたおいでください。


>【質問13】

化学物質過敏症における典型的な「原因探しバイアス」で説明可能です。造語が気にいらないなら、確証バイアスで説明可能です。こういう例をいくら出しても、化学物質過敏症の疾患概念を証明したことにはならないのです。何度もそのことを説明しているのですが、mortanさんがあたかも「訂正不能な確信」を持っているかのようです。

176mortan:2013/05/13(月) 14:40:47 ID:e7MRQzJU
>>172
>>したがって、<狐憑き>の<現象>に対して、現実的・医療的な対応ができる分野(精神科、か、心療内科か、その他)を紹介するとともに、その<現象> に対して、霊的に対応することができる(悪霊の追い出しの実践、訓練がなされ、実績においても、歴史においても、十分、検証されている、異端や、新宗教ではない、プロテスタント系の信頼できるちゃんとしたキリスト教会に行くことを勧めます。

>私も同様に、mortanさんに、<化学物質過敏症>の<現象>に対して、(「霊的に対応」はともかく)現実的・医療的な対応ができる分野(精神科、か、心療内科か、その他)を紹介すればよかったのですね。

いいえ。典型的な論理の飛躍、または、論理のすり替えですね。
意図して、そうされているのですね。これまでの議論の仕方で、NATROM氏の立論の癖がわかってきました。

それは、あなたが設定した山田さんという方についてで、しかも、その山田さんが、現象学的還元によらずに、自分自身の実際の<存在>ではないものとして、自分自身を<意識>している場合(分かりやすく一般的な言い方に言い直しています)の対応を言っています。

それが、いつ、私、mortanの話にすり替わったのですか?

私、mortanの話でいうなら、山田さんの時と同じく、厳密・厳格に、私が、現象学的還元を経て、さまざまなイドラから乖離しているか、などの確認が必要です。

その厳格・厳密な<現象学的>作業を、いつ、どのように、されましたか?

>>その段階になってまで、化学物質過敏症についての非在性を証明しようとまではなさらない、という待ちの立場である、ということですね?

>というか、「非在性を証明」は不可能です。いわゆる悪魔の証明です。

なるほど。論理学はお苦手のようでも、その述語はさすがにご存じなのですね。

>不可能なことしようとするほど私は暇ではありません。

それは認識しました。

>>さすがに、ここまで話せば、ご理解いただけますね?

>いいえ。「mortanさんには論理的な思考をする能力に欠けている。話は通じない」と私は判断を下しつつあります。

なるほど。「話は通じない」ですか。正直ですね。面白い。

つまり、私が提示した、分かりやすいように、日常意識の比喩も交えながら、一つ一つ、説明した、論理学的な説明を理解できなかった、ということですね。

ただ、私は、「論理的な思考をする能力に欠けている」とは言いません。なぜなら、それは「能力」の問題ではなく、理解しようとする「意志」の問題だからです。

教育学で言うと何というでしょうか。少なくとも教育現場では、「やる気」「わかる気」があれば、わかるようになりますから、安心してください。

それでは、後で、論理の話はでてきますので、もう少し、ゆっくり、じっくり考えて見ましょうね。

=続く=

177mortan:2013/05/13(月) 14:41:43 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>172

>もっと正直に言いますと、「もしmortanさんが私の身近な人であったら、私はmortanさんに対して精神科医への受診を強く勧めるであろう」と認識しはじめております。最初に述べましたように、私はこれでも評判を気にするほうで、論理的に話している人に対して「論理的に考えろよ。精神科に受診すれば?」などと言い放ったら私の評判は地に落ちるでしょう。しかし、今回のケースではそのような心配はまったくしておりません。

あなたの診断パターンには興味がありませんし、ここでは関係がありません。

>>>PAMで症状が改善したのは有機リン農薬中毒症状であったという可能性以外に、プラセボ効果であったという可能性もあります。

>>その可能性はないですね。

>mortanさんがそう思い込んでいるだけですね。「プラセボ効果であったという可能性がない」という根拠が書かれていません。

なるほど。それでもいいでしょう。私は、殺虫剤吸入による嘔吐や激しい頭痛、錯乱、全身痛などの苦痛から解放された訳ですから、患者として、治ったなら、それでかまいません。

この時、生理食塩水でも治ったとお考えですか?
緊急の際に、そうすることは危険でしょうが、それで治るなら、プラシーボ効果でしょうね?

ところで、すでに書いたように、グルタミン酸とグルタチオンの溶液の点滴では、苦痛が急に改善したという感覚はありませんでした。慢性的に肝臓の解毒機能を助けるということだからでしょうか?

PAMの場合は、そのようなことを考える前に、身体ないで、パチンと効果があった、という実感がありました。
直前まで感じていた、嘔吐や激しい頭痛、錯乱、全身痛、などが治まったからです。

ただ、それをプラシーボ効果というなら、私は、別にそれでもかまいません。
苦痛から抜け出せるなら、それでもいいということです。

ただ、また機会があったなら、生理食塩水の点滴で、そういう薬効が生じるか、試してみるのもいいですね。
万一に備えて、聞かなかったら、すぐに、有機リン農薬中毒の中和剤を用意しておいて。

=続く=

178mortan:2013/05/13(月) 14:46:19 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>172

>>「AもしくはBである」というこちらの主張を、「Bである」という結論だと判断したのですね。

>>いいえ。

>>「AまたはBである」という文章は、記号論理学的には、
>>「Aである」と同時に「Bである」ということです。

>mortanさんが論理的な思考をする能力に欠けていることが読者にも一発でわかるよう、証拠として引用しておきます。
>「Aである」と同時に「Bである」は、「AもしくはBである(A or B)」ではなく「AかつBである(A and B)」です。

「Aである」と同時に「Bである」と言ったのは、言うまでもなく、
「Aであることが真である」と同時に「Bであることが真である」
ということをいったのです。
それは、その後の、説明で、きちんと、一つ一つ、書きましたね?

それを、飛ばして、自分の都合の良い箇所だけを引用して、そこを追及する、というのが、どうもNATROM氏の癖のようですね。

非常に面白いです。それでは、わかりやすいように、例えで示しましょうか?

i)「AまたはBである」ことが真である場合(つまり偽りとしてではなく、公言された場合)

「私は日本人です」または「私は医者です」
このどちらも「真である」とします。わかりますか?
そうすると、「私は日本人です」ということも真です。
また、「私は医者です」といことも言うまでもなくともに真です。

ii)「AかつBである」ことは真である(つまり偽りとしてではなく、公言された場合)

「私は日本人です」かつ「私は医者です」
このどちらも「真である」とします。
そうすると、「私は日本人です」ということも真ですし、
同じく、「私は医者です」といことも真です。

問題は、日本人で意志出ない人、医者だが外国人の人が排除されたにすぎません。

あなたは、>>114で、こう言われました。これは、当然、偽りとしてではなく、自分が発言されていることが正しいと、つまり、真であるとして、公言されたわけですよね?

--------------------------------
【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。
--------------------------------

これは、二つの文に分割できます。

A)「現時点では、化学物質過敏症は存在しない」と言える。

または

b)「(現時点では、化学物質過敏症は)存在したとしてもきわめて稀である」と言える。

それでは、NATROM氏の言われた、この二つの文章をつなぐのは「かつ」ということですか?

意味がわかりません。

「存在しない」かつ「(稀にでも)存在する」という事象は、この宇宙法則の中では、あり得ない。

ここで排除されるものは何もありません。つまりφです。

この論理問題が、集合概念で解けないのは、ここに秘密があります。
つまり、こんな立言をする人はあり得ないのです。

ですから、あなたは、こう言ったです。

「存在しない」または「稀にでも存在する」と。

=続く=

179mortan:2013/05/13(月) 14:46:53 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>172

そして、これが、偽りのつもりで言ったのではく、真である、正しいことあると言ったのなら、

A)NATROM氏は、「現時点では、化学物質過敏症は存在しない」ことは真であるとして、主張した。

または

b)NATROM氏は、「(現時点では、化学物質過敏症は)存在したとしてもきわめて稀である」ことは真であるとして、主張した。

ということです。

もしかして、「または」が、日常でよく使われる用語なので、勘違いされましたか?

ですから、この問題について、論理学で、ご自分の主張を翻そうとすることは、学的は、つまり、理性では困難、というか、不可能です。

ただ、この余地は、私は、人間として残します。

--------------------------------
勢いで、

【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。

と言ってしまったが、こう言い換えたい。

【4】よって、現時点では、化学物質過敏症患者の多くは真性ではない可能性がある。ただし、稀に真性の化学物質過敏症患者も存在する。
--------------------------------

と。
そうされますか。そうであれば、今後は、
「NATROM氏は化学物質過敏症という病理概念は稀に存在すると主張した」というツイートはなくなるでしょう。

今後は、こう言われることになるでしょう。

「NATROM氏は稀に真性の化学物質過敏症患者も存在すると主張した」

と。

つまり、【4】で、NATROM氏が主張されたかったのは、

<単数であるところの>化学物質過敏症という病理概念について、それが存在するか、存在しないか、ということではなく、

<複数母集団があるところの>化学物質過敏症の<患者群>について、多くの場合はそれは「真正」ではないという理由で「存在しない」、しかし、その、<複数母集団>のうち、「真性」であると認められる化学物質過敏症<患者>は、あくまで「稀にではあるが」「存在」する、と言える。

ということですね?
ここまで、具体的に、教育的に、細かく分解して話せば、ご理解いただけましたか?

>>172 については以上

180mortan:2013/05/13(月) 15:33:33 ID:e7MRQzJU
>>173
>>いいえ。CTも取りとりあえず脳に異常はなく、パーキンソン病でもなく、そのほかの精神疾患であるという診断はされていません。

>器質的な疾患であればCTで除外診断はできますし、神経学的診察にてパーキンソン病の除外診断はできます。

はい。できます。

>ですが、「そのほかの精神疾患」については除外診断はきわめて困難だろうと思います。

はい。そうでしょう。

>「確定診断されていない」だけで除外診断がなされているわけではないか、あるいは(「血液検査では、農薬への耐性が弱いとは言われました」と同様に)mortanさんが誤解しているだけだと私は考えます。

そうかも知れませんね。
ですから、私は、周りの医学者の進言に従って、北里研究所病院での検査を受けたまでです。

>もちろん、最初は「化学物質過敏症」という病態があるとは知りませんでしたので、精神科や心療内科にも行きました。
>結論は、病名なしです。

>精神科医がいったいどのような方法でパニック障害を除外したのかに興味があります。

それは、患者である私にもわかりませんが、おそらく、反応が限られていること、また、東京にいる時と、新潟にいる時では、はたから見ていて、明らかに違う反応(症状)を示していることを、追跡調査的に感じられたからではないでしょうか?

私は、反応物質がある場合以外は、普通に生活していることを知っていますので。

>別の病名がついているものの、mortanさんにはそのことが告げられていないという可能性もありそうです。

面白いですね。診察した以上、何らかの診断は必要ですね。
カルテも拝見し、診断書も書いてもらいましたが、「喘息、化学物質過敏症」でした。
そのほかに、私に隠さなければならない病名とは?
CTは取りましたから、脳腫瘍の可能性はないですね?
精神疾患や、不安神経症や、うつ、仮面うつ病などの病変も、東京と新潟を往復する状況からは、見えなかったということでしょね。
なのにわざわざ北里に行った方がいいという個人的な進言をしてくれた、ということですから、それに従ったまでです。

>>・認知神経系において「訂正不能な確信」がない。

>mortanさんとやり取りした限りでは、mortanさんに「訂正不能な確信」があるかもしれないと私は判断します。

そうですか。私は、議論の末、こちらが間違っていた、修正すべき部分があった、という場合は、このスレッド内においても、そう行動してきたと思いますが、違いますか?

まあ、NATROM氏の発言によって、自己の認識を新たにするということもあったと思いますが、記憶にないですか?

=続く=

181mortan:2013/05/13(月) 15:35:19 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>173

>「訂正不能な確信」を持った方は、『自分には「訂正不能な確信」がない』という「訂正不能な確信」を持つこともあるでしょう。

それは確かです。カウンセリングで経験がありますので。
ただ、統合失調症の場合は、現在の知見では、ご存じのように、妄想のパターンもきわめて平板・単調になる傾向があり、
「盗聴されている」とか「自分の心の中が知られている」とか
「透視されている」とか「どこかにカメラやマイクが隠されている」とか、まれに「テレビが自分の心を放送しようとしてくる」
という、一見して、現実にあり得ないことを、言ってくることが常ですが、そこでの興味深いことは、誰であっても、示し合わせてもいないのに、同じような典型的なパターン認識を告白してくることです。
個人情報であり、守秘義務がありますので、これ以上は話せませんが、いずれにしても、妄想に平板な、つまり、現実世界が持つ豊かさが感じられない、主張を繰り返す、というのが特徴のようです。

その中で、興味深いことに、「自分には「訂正不能な確信」などない」と発言してきた人は一人もいませんでした。
おそらく、その方々にとって、重要なのは、対自意識について、遡及的に、つまり、メタレベルで<意識>するということができないのではないか、という感覚があります。

もし、私が「統合失調症」なら、新しいパターンになりますね。
ただ、周りの医者たちは、そう診断はしませんでした。
これが事実です。私には分かりません。

>>・通常のコミュニケーションで何ら問題が生じていない。

少なくとも掲示板でのコミュニケーションでは著しく問題が生じていると私は判断しています。

なるほど。それで、伺ったのです。
議論や対論に慣れておられますか、と。

確かに、私の文章は、より精密、厳格、正確に書こうとするあまり、長文になりがちであることは理解しています。

そういう本格的な議論になれておられないということでしたら、
それでは、今後は、それこそ「訂正不可能な確信」を柔軟に訂正して、今後は、数行でやりとりすることにしましょう。

それなら、お互い忙しい身ですので、議論も深まるかもしれません。

これまでのやりとりの中で、NATROM氏の主張の概要について理解しましたし、NATROM氏独特の、論理の進め方、言説の癖についても把握させていただきましたので、ご迷惑にならないように、今後は、短めの発言に変更しましょう。

>2ちゃんねるの書き込みをなんら注釈つけずに転載していたかと思うと、

それはすでに理解していただいた通り、著作権者である私の許諾なく、書き込みが削除される、特に、ご自分に不都合な発言が削除される可能性があるため、
やむなく、そういう戦略を取りましたが、それについては、こちらの掲示板に直接書き込むことにする、ということで、
お互い納得し、契約した通りですが、そこを持ち出すというのは、理解し兼ねます。

=続く=

182mortan:2013/05/13(月) 15:37:28 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>173

>意味不明な長文を書き込む。

なるほど。それでは、今後は、理解可能なら短文を書き込みましょう。
その上で、不明な点は、聞き返していただければ、よりわかりやすく、正確に、短文で、伝えることにします。

実は、こちらも忙しいので、この掲示板が、長文は分割して送らなければ、システムが受け付けないようになっているのが、作業的にはやっかいでしたので。ちょうど、何分割すればいいかを、こちらで字数計算する必要がありましたので。

>客観的にどう見えるのかもご考慮されたほうがよろしいですよ。

それはもちろんです。「客観」と言われると、思わず現象学的に反応してしまいますが、いわゆる、日常意識における、他者、第三者、つまり、掲示板をROMしている人がどう見ているか、ということですね。

考慮しましょう。

ただ、この掲示板を見る人は、「化学物質過敏症」否定派の人が多いでしょうか?
化学物質過敏症の重度の患者は、サイトも開けないと思いますので、もしかしたら、否定派の人の方が多いかもしれませんね。

ですので、これまで、それらの方々の「理性」に訴えてきたわけです。
何があっても「化学物質過敏症」は「否定しなければならない」という「訂正不可能な確信」を持っている人以外には、
じっくり読めば、わかるように書いてきましたので。

>>ということは、そちらに「化学物質過敏症」だと思われる症状でで日々苦しんでいるのですが、という患者が診察室に現れた場合は、NATROM氏は、抗うつ剤か精神安定剤を処方されるのだろうか。

>ほとんどの場合は、処方しません。外来が混んでなければ症状について時間をかけて訴えを傾聴いたします。

なるほど「傾聴」ですか。その米国から入ってきてなかなか医学会に理解してもらえなかった患者さんとの対話の概念を理解しておられ、さらに実践しておられると聞いて、感心し、また、安心しました。

>これで問題が解決するケースもあります。

そうでしょうね。「精神疾患患者の最良のくすりは、主訴を聞いてくれる主治医が決まることである」という趣旨の、有名な、精神医学・カウンセリング心理学の言葉がありますよね。

>抗うつ剤か精神安定剤の処方が必要であるという病態だと判断すれば、自分で処方せずに、精神科医に紹介状を書きます。

なるほど、その対応の姿勢については理解しました。

(なお、短文でのやりとりは、この、NATROM氏の長文に対してのお答えが終わってから、ということで、よろしくお願いいたします)

183mortan:2013/05/13(月) 16:25:05 ID:e7MRQzJU
>>174
>>前の書き込みに答えた通り、私は、個人的活動に関しては、ホームページなどを公開しない方針なので、残念ながら、それはできない。
>>ただ、普通に論理学を学んでいる学部生でも、気づきそうなものだとは思うが、そこは認識が違う、ということで、平行線になるところだ。

>あまりこちらの話が通じていないようなのではっきり言いますが、mortanさんとのやり取りは無駄であり、mortanさんの長文で意味のわからない投稿は迷惑であると私は認識しつつあるのです。

理解しました。先のメールに書いた通りです。
今後は、短文でのやいとりということで、構いません。

>「通常のコミュニケーションで何ら問題が生じていない」ような人であれば、「迷惑だからよそでやれ」と言われているのに気付きそうなものですが。

通常なら、そうですよね。和やかなパーティーの席上で、延々と自説を述べる人はいません。それは、わかります。

ただ、ここは、「化学物質過敏症についての掲示板」ですよね?
ですから、当然、MCS否定派(NATROM氏を含めて)もいれば、MCS肯定派もいる。
であれば、当然、お互いが納得いくまで議論する、というのが普通ですよね。「朝まで激論のテレビ」ではありませんが。

>>>【1】「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない

>「原因探しバイアス」の定義と領域が示されない以上、何とも答えようがない。「そりゃ、その通りですね」と>>122で仰っていますけど?

あなたは、相手の言い間違いや、短絡部分を突くのがうまいですね。
ただ、それは論理学的推論とは別の要素です。
しいて、弁論学の領域でしょうか? それでも何でもかまいませんが、

私は、この時点で、前半の、

<「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに>という復文に焦点を当てていなかったのは確かです。

むしろ、後半の、

<患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない>

の方に着目しました。
患者さんが自分で語る自分物語だけによって、それだけでは当然、「化学物質過敏症」だと診断もできませんし、まして、その病理学的存在を証明できるはずがない、と言ったまでです。

前半に付記されている、
<「思い出しバイアス」「原因探しバイアス」があるがゆえに>
という、正しいか、正しくないか確認されていない方法論は、ここでは事態の<本質>ではありません。

=続く=

184mortan:2013/05/13(月) 16:27:27 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>174

>いちいち指摘はしていませんが、mortanさんの主張は単に間違っているのみならず、相互に矛盾しているものが多いです

そうですか?

>(「どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではない」と言いつつ「ホームセンターの園芸用品やペット用カーペットにも使われる」ものであったりとか)。

再度、そこを蒸し返してまでの応戦ですか。苦しいですね。
この問題は、すでに解決しています。

これは、ただ、私が、ネオニコチノイド農薬=殺虫剤の製品ごとに、
耕作地については、農水省と全農がどのような指針を持っており、
家庭用として販売される製品については、農水省など所管の機関がどのような基準を設けているのか、私は知らなかっただけだ、と伝えたばかりです。

ちなみに、それは当局に確認すれば、答えは出ることです。
ただ、私は、その時間と体力がないだけです。

あえて調べましょうか?
そのことで、あなたの、
「どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではない」と私が言った意味合いと、
「ホームセンターの園芸用品やペット用カーペットにも使われる」と私が言った意味合いが、理解できる、というのなら。

そうすれば、明確に、私は、矛盾を語ったのではなく、
日本の農薬=殺虫剤の製品使用・販売許可の、縦割りになった、あるいは、使用目的に応じた、正確な基準(おそらく細かな規定があることでしょう)を知らなかった、ということがわかるでしょう。

本当に調べてみましょうか?
それほど、ルートによっては、難しいことではないような感じはします。

>定義と領域がどうとか言うなら、以下のように言いなおしましょう。
>【1’】「確証バイアス」があるがゆえに、患者さん自身の体験談は、それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない。

上にすでに書いたように、<「確証バイアス」があるがゆえに>の復文の部分には、この時点では、焦点を当てていませんでしたが、結果として、言い換えていただても、その方法論がどうであれ、そこは<本質>ではありません。

確認の方法論がとちらであれ、
患者本人による「原因探索」のセルフ・ナラティブのみによって、「化学物質過敏症」であると診断できたり、病理学的存在を実証できたりするものではない、ということが、ここでの<本質>ですので。

ただ、私との議論に「勝つため」に、複文のあいまいさを微修正され、「原因探しバイアス」をここであえてカットされた、ということは、
やはり、「原因探しバイアス」は、NATROM氏の「造語」であった、ということで理解していい、ということですね。

>確証バイアスについての一般的な定義や領域についても説明が必要ですか?

必要ありません。ここでは、主文の方の<本質>の方が重要といいうだけですので。

=続き=

185mortan:2013/05/13(月) 16:28:20 ID:e7MRQzJU
=続く=

>>174

>>その上で、言われているように、「それだけでは化学物質過敏症の存在を証明することにはならない」と言いたいという意図は理解する。ただし、なぜ、あくまで、その意図に固執しなければならないか、については、まったく理解できないし、同意できない。

>A確証バイアスがあるのに、患者さん自身の体験談だけで、「我こそは真の化学物質過敏症である」などと主張する人がいるからですよ。

ああ、なるほど。
そちらの医院では、有効な検査法を開発・獲得できていない、ということですね。理解しました。

--------------------------------
<論理学的結論 A>
>>A「NATROM氏は、現時点では、化学物質過敏症は存在しない」と主張している。
>>と同時に(数学的な「または」で結合した文ですから)>>B「NATROM氏は、化学物質過敏症が存在したとしてもきわめて稀であると言える、と主張している」
>>そして、A または B 真偽を確認すると、Aも、Bも、両方とも、真である。
--------------------------------

論理学についてごく基本的なこともmortanさんがご理解していないことを明確に示せて満足しています。

面白いですね。
しかも、引用されたのがWikipediaなどの不確定なソースを引かれるとは正直、驚きました。
手元の『論理学概論』でも何でも、引用すればいいだけじゃないですか。

それから、上の、<論理学的結論 A>の正しさは、すでに、先のメールで論証しましたので、そちらをご参照ください。

さらに、付け加えると、それに対するNATROM氏の思考パターンについて、

1)「数理学的な意味ではなく、日常意識でかわされる『または』『もしくは』の語感に固執しておられるらしい」ということと
(ちなみに、法的に発効される「契約書」でも、この「または」「もしくは」は、日常会話の意味で捉えると大変なことになりますので、ご注意ください。

2)「集合概念と、論理式概念を混同されているらしいこと」

については、理解しました。

>>174 については以上

186mortan:2013/05/13(月) 18:05:25 ID:e7MRQzJU
>>175
--------------------------------
<論理学的結論 B>
>>臨床環境医たちの診断は、
>>i)化学物質過敏症は存在しない<真>の場合
>>すべてが不適切である<真>
>>ii)化学物質過敏症がまれに存在した場合<真>
--------------------------------

>すべてが適切である<真>臨床環境医が化学物質過敏症であると診断した患者群の(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば、臨床環境医たちの診断のほとんどが不適切であることは、高校生でもたぶんわかると思います。ラカンとかガタリとか以前の問題ですよ。

なるほど。全ての謎が解けました。
NATROM氏は、論理学の問題を、日常会話や日常意識で使用する言葉に引きつけて、考えようとしておられたのですね。

あなたが、言われた、

--------------------------------
発言(い)
「臨床環境医が化学物質過敏症であると診断した患者群の(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば、臨床環境医たちの診断のほとんどが不適切である」
--------------------------------

というのは現実世界では、まさのその通りです。

上記の、<論理学的結論 B> は、それぞれの場合は「真である」(偽ではない)とした場合の「結論」ですので、
すでに「結論」は出ていますので、あとは、NATROM氏がじっくり考えてみていただければ結構です。

ところで、そうした「論理学的な遊び」よりも、今、ものすごく重要な<本質>的な発言が飛び出してきましたので、
私は、そちらの方に関心が移っています。

それは、NATROM氏の、
--------------------------------
発言(い)
「臨床環境医が化学物質過敏症であると診断した患者群の(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば、臨床環境医たちの診断のほとんどが不適切である」
--------------------------------
という発言の一部です。

あなたは、はっきりと、

「ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば」

明言されましたね?

つまり、ごく一部でも、真の化学物質過敏症患者は存在する、という見解でしょうか?

これは、例えればの問題です、ということを超えています
なぜなら、

(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)

という補足まで、わざわざ付記しているのですから、
現実問題としては、

「臨床環境医」が診断している患者のうち、(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)「ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば」

と言われましたね。

この論理設定では、「臨床環境医」は「偽である」という結論になっても、まったく異論ありませんが、
今、問題にしているのは、その発言の内容です。

=続く=

187mortan:2013/05/13(月) 18:09:41 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>175

ということは、NATROM氏は、

「臨床環境医」が診断している患者のうち、(「全部でなくても大半が」や「半数近くが」ですらなく)「ごく一部でしか真の化学物質過敏症患者でなかったならば」

と考えておられる、と理解していいですね?

>>NATROMさん、あなたは
>>議論や討論はされたことがありますか?

>ありますよ。証拠を示しましょうか?

そうですか。それでしたら、安心です。
ここでは根拠は不要です。そちらの個人的な情報が公開されてしまうことになるでしょうから。

>というか、mortanさんのほうこそあるんですか?
>あるとして、客観的にそのことを示せますか?

もちろんありますが、その情報は公開できません。

>>【質問11】
>>1)「原因探しバイアス」いう用語ごときで、化学物質過敏症の「原因探索」行為自体の有意性を否定したり、探索された原因物質と反応物質との因果関係自体を否定したりできないはずだが、どうか?

>「原因探索」行為自体の有意性は必ずしも否定はしていません。

それはそうでしょう。
患者の苦痛から回避という意味では当然だと思います。

>探索された原因物質と反応物質との因果関係は否定できます(より正確に言えば、否定できるというより、『「原因探索」行為だけでは因果関係を肯定できない。別の証拠、たとえば盲検下負荷試験が必要である』ということである)。

それは、これまでの立論から理解しています。

化学物質過敏症の患者ではなく、普通の例えば、いわゆる「風邪」の患者さんなら、すでに確立した所見があるので、それに応じて、対応される、ということですね。

また、アレルギー鼻炎(花粉症)の患者さんなら、これもすでに確立した検査法があるので、それに応じて、アレルゲンを遠ざけ、除去するように指導されるはずですね。

ということは、ますます、化学物質過敏症の確実な検査法の確立・開発が急務である、ということですね。
科学製品メーカーや新建材メーカーなどの問題があるので、スポンサーはなかなか付きにくい分野ではあると思いますが、
同様の症状を訴える患者が増えてきたら、国としても、医療行政としても、そのまま黙っているわけにはいかないでしょうね。

>理由は(mortanさんがご理解できたかどうかはともかくとして)既に説明しています。

認識しています。

>>2)そもそも「原因探しバイアス」とは、化学物質過敏症の「原因探索」自体の意義を否定するために、NATROM氏が作り出した「造語」ではないか

>説明のための「造語」です。

なるほど、やっぱり。
「原因探しバイアス」は、NATROM氏の造語でしたか。
ビンゴですね。

あなたの一連の「文脈」からのある「違和感」を<直感>ましたので、<現象学的還元>によって、さまざまなイドラなどを排除する中で、立ち上がった<本質直感>によって、そのように感じていましたが、それがただしかったと確認できて良かったです。

>内容は一般的な「確証バイアス」のことです。

なるほど。やはり、思ったとおり、紹介された書籍からの述語の援用だったわけですね。
想定の範囲内です。

=続く=

188mortan:2013/05/13(月) 18:11:16 ID:e7MRQzJU
=続き=

>>175

>患者による「原因探索」行為が、患者の確信を強める理由にこそなれ(著しい場合はこの確信は「訂正不能な確信」となる)、化学物質過敏症の因果関係の証明にはならないことは自明なことです。ゆえに化学物質過敏症の疾患概念は、一部の非科学的な自称医学者を除いて、主流の医学界では受け入れられていないのです。この自明なことをわかりやすく説明するための用語ですよ。

まさにこの患者による「原因探索」にカウンターアタックするための、恣意的な(つまり学的ではない)「造語」であろうとは<本質直感>していました。

とはいえ、患者さんの側に目を向けると、
確かに、ある患者さんに思い込みの精神性がもしあった場合は、「原因探索」は、言われるように、まったく違う方向にいく恐れがあるのも確かでしょうね。
そして、「著しい場合はこの確信は『訂正不能な確信』となる」という事態にまでに陥っていると診断された場合は、
適切に、精神科にかかってもらって、適切で、本人の症状に合った、メジャートランキライザーなどを処方するなどして、改善されるといいですね。

その上で、今度は、患者ではなく、言われている、病理学レベルの「化学物質過敏症」という病理概念があるかないかが、患者個人による「原因探索」行為だけに基づくものではない、というのは、当然のことです。

ちなみに、私自身も、患者の自己申告による、セルフナラティブによって、「化学物質過敏症」という病理概念を説明できるなどとは考えていません。

再度、言うことになりますが、
--------------------------------
<一個人による「化学物質過敏症」と思われる病状認識 I>

私、mortan は、自分自身の、明澄な<意識>によって以下の事態を、身体=内=体験として<把持>している。
つまり、現在、世界中に存在する病理概念の中で、「化学物質過敏症」という概念こそが、自分自身に起こっていることを、唯一、説明し得る概念であると認識しており、
その事実を、日々、自分自身の日常生活における「再現性」をもって確認している。
--------------------------------
という事実を述べているにすぎません。

いうまでもなく、「化学物質過敏症」の病理概念をさらに確固たるものにし、その患者への適切な検査法と、処方薬剤の開発を考える責務は、患者個人ではなく、国と、医療行政側にある、と考えています。

> の因果関係の証明にはならないことは自明なことです。ゆえに化学物質過敏症の疾患概念は、一部の非科学的な自称医学者を除いて、主流の医学界では受け入れられていないのです。この自明なことをわかりやすく説明するための用語ですよ。

あなたの立場は理解しています。
質問があります。

万が一、今後、何らか偉大な医学的発見によって、
「化学物質過敏症」という病理概念が、医学界の主流に、受け入れられるようになった、その時は、
NATROM氏は、やはり、それはインチキであると、反論し続けられ、
この掲示板を閉じられるおつもりですか?

気になっているのは、私の知的生産物であり、著作物である、この掲示板での書き込みが一夜にして、消えてなくなってしまうことです。

NATROM氏は、今後も、決して「化学物質過敏症」は、医学界の主流に認められるはずがない、という立場でしょうか?

もし、意見をひるがえして、「化学物質過敏症」は、新たに発見された何がしの知見によって、医学界の主流に認められることになった、ということを、主張されるなら、
この掲示板は、「化学物質過敏症」肯定論のものに変更されるでしょうか?

その際に法的に問題になってくるのが、私の知的生産物である掲示板の書き込みです。

今後も、いかなることがあり、意見をひるがえすことがもしあったとしても、この掲示板を、何らかの形で、歴史的な論議のログとしてでもいいですが、残されますか?

もし、残されないと決められたなら、ミラーリングコピーによる保存を考えるしかありません。

=続き=

189mortan:2013/05/13(月) 18:12:13 ID:e7MRQzJU
=続く=

>>175

>>【質問12】論理学の初歩を勉強してからまたおいでください。

古典的な論理学についてはさんざんやってきましたので、正直、関心はありませんが、今の、コンピューターネットワーク理論全体を総括的に捉えるためには、
やはり「数理論理学」や「量子論理」「数学的直感論理」の行方については、非常に興味が湧いています。
今後は、それを、どのように、現象学の分野と基礎付けられるかですが、さらに、それこそ「原因探索」による「原因除去」「原因回避」を通して、体調管理をしていくことにかかっています。

>>【質問13】化学物質過敏症における典型的な「原因探しバイアス」で説明可能です。造語が気にいらないなら、確証バイアスで説明可能です。

「造語」が気に入らないも何も、もし、「原因探しバイアス」なる言葉を、学術用語として用いたい、ということなら、
まず一番に気になるのが、それが、どのような「定義」のものであるのか、そして、それが、何を対象に、どの範囲で使用される術語であるのか、というのは、議論を進める上で、当然の共通基盤でしょう。

それで「議論」に慣れていない方なのかなと思った次第でしたが、違う、ということなので、それは理解しました。

>こういう例をいくら出しても、化学物質過敏症の疾患概念を証明したことにはならないのです。

再度、言います。あなたにとっては「化学物質過敏症」の疾病概念を否定することしか頭にないので、そういう答えになっているのだと思いますが、
私は、別に、化学物質過敏症の疾病概念を実証しようとしているのではありません。

私の日常生活で、苦痛(それは今までかかった病気のような苦しさではありません。死んだ方がましというくらいの苦痛です)からの解放が、こういう「原因探索」と「原因回避」「原因除去」によって、できてきている。

そして、それは、毎日、日々の出来事を通して、再現性をもって、確認されている、と言っているだけです。

再度、言うのも気が引けますが、私が疾病概念を肯定しようとしている、あるいは、疾病概念を否定しようとしている側を論駁・論破しようとしている、と勘違いされているようですので、再掲します。

--------------------------------
<一個人による「化学物質過敏症」と思われる病状認識 I>

私、mortan は、自分自身の、明澄な<意識>によって以下の事態を、身体=内=体験として<把持>している。
つまり、現在、世界中に存在する病理概念の中で、「化学物質過敏症」という概念こそが、自分自身に起こっていることを、唯一、説明し得る概念であると認識しており、
その事実を、日々、自分自身の日常生活における「再現性」をもって確認している。
--------------------------------

これが、全てのです。

>何度もそのことを説明しているのですが、mortanさんがあたかも「訂正不能な確信」を持っているかのようです。

残念ながら、それはありません。
それは、医事法的な「診断」ではなく、当然の「憶測」ですね。

では、その「憶測」が許されるとすると、

私には、また、「化学物質過敏症」患者、および、その予備軍、その家族、
そして、その苦痛を取り除こうと苦心している工場、職場、学校の担当者、
さらに、この疾病について、どう対処して行こうかと日夜、悩み考えている医療行政の担当官にとっては、

NATROMさん。あなたは「訂正不能な確信」というか「訂正不能な意志」をもって、「化学物質過敏症」という疾病概念をあくまで「否定」しようとしているしている、というふうに多くの人には見えています。

学的根拠がある、データがある、ソースがある――。
そう言い返されるであろうことは、理解しています。
問題は、その「姿勢」です。

とはいえ、これまでの議論と、ホームページが外注したようなデザインではないことなどから、
特定の大手などの科学製品メーカーからの援助や圧力、または友好関係のようなものは、おそらく存在していないらしい、ということは認識しました。

>>175 については以上

190mortan:2013/05/13(月) 18:19:52 ID:e7MRQzJU
以上、NATROM氏からの長文の質問に、誠意をもって回答させていただきました。
これ以降は、お約束通り、数行程度の短文で、議論を深めさせていただきます。

ただし、
NATROM氏は、あくまで「化学物質過敏症」という疾病概念の「否定」に主眼があるという、一臨床医師というより、なぜか、病理学的立場に立っておられ、

こちらmortanは、自分自身の苦痛について、説明し得る疾病概念が現在のところ「
化学物質過敏症」しかなく、その指導のもと、原因探索・回避・除去の方法によって、何とか苦痛を軽減して、生活していることができている、という患者側の実感を伴った観点に立っている、ということです。

それが前提の議論ということになります。
最初ですので、当然の、「定義」しておく必要から、少し長くなりました。

191mortan:2013/05/13(月) 18:36:01 ID:e7MRQzJU
>>190
>NATROM氏は、あくまで「化学物質過敏症」という疾病概念の「否定」に主眼があるという、一臨床医師というより、なぜか、病理学的立場に立っておられ、

こちらから議論の端緒を拓きましょう。

NATROM氏は、なぜ、一臨床医師としてではなく、
病理学的立場から、疾病概念の否定にこだわっておられるのでしょうか?

192mortan:2013/05/13(月) 19:38:40 ID:e7MRQzJU
>>189

>とはいえ、これまでの議論と、ホームページが外注したようなデザインではないことなどから、特定の大手などの科学製品メーカーからの援助や圧力、または友好関係のようなものは、おそらく存在していないらしい、ということは認識しました。

もちろん何らかの利害関係があるかどうか、までは
ご本人の弁を待つまではわかりません
(私は人の心を読む「超能力者」や「メンタリスト」ではありませんので。ちなみにジョークです。言説された文体や論理は読めますが)

193mortan:2013/05/14(火) 16:17:05 ID:KsY33h9c
>>114 で、NATROM氏は、
>【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。

と明言されました。

NATROM氏の立場として、前半の「現時点では、化学物質過敏症は存在しない」は理解できるのですが、後半で「存在したとしてもきわめて稀であると言える」と明言されたということは、
NATROM氏の立場は、「化学物質過敏症・全否定」説ではなく、「化学物質過敏症・部分否定」説ということでしょうか?
つまり、「化学物質過敏症は稀には存在し得る」という立場でしょうか?

194mortan:2013/05/15(水) 08:10:12 ID:KsY33h9c
突然、掲示板専用ブラウザで閲覧できなくなりましたので
試しに、Webから書き込ませていただきます
このままでは、学的向上のための議論の絶対条件としての対話自体ができなくなってしまいますので

195mortan:2013/05/15(水) 14:04:08 ID:KsY33h9c
2ちゃんねるブラウザで、したらばの「化学物質過敏症についての掲示板」を表示できないトラブルが起きていましたが、一度、削除して、再度登録し直したところ
、復旧しました。お騒がせしました。

NATROMさん、お返事をお待ちしています。
今度はお約束通り短めの文章で質問させていただいていますので、
お忙しいNATROMさんでも、お答えいただけるのではと思います。
よろしくお願い申し上げます。

196mortan:2013/05/16(木) 05:23:11 ID:KsY33h9c
しかし、よくも「確証バイアス」という他人の著書のすでに定義された術語をうまく流用して「原因探しバイアス」という造語を作り出して
「化学物質過敏症患者」の「原因探索」の重要性(それがなければ「原因回避」ができない)を否定できるかもしれないとよく思いつきましたね?

なのに「アレルギー疾患患者」の「アレルゲン検査」と並行して日常的に行っている「原因探索」行為については無視しますか?
「アレルギー疾患」がすでに確立してしまっていて、「攻撃」できる対象ではないと無意識に感じ取ったからですか?

197mortan:2013/05/16(木) 08:32:10 ID:A8UEVQ.c
「化学物質過敏症」の解明の国際的な緊急性に応じて
海外あるいは国内の研究機関で、その発症機序などが解明され
日本の医学会で疾病概念として受け入れられた場合
NATROM氏は、どういう立場を取られますか?

やはり、否定論の継続ですか?
それとも、医学会の立場に立たれますか?

もちろんNATROM氏の立場からは、その発症機序を解明した研究の
真偽正誤をまず検証してから、立場表明される、ということでしょうね?

198NATROM:2013/05/16(木) 14:42:18 ID:???
ちょいと多忙でお返事が遅れております。おそらく2〜3日中には返事できるでしょう。

199mortan:2013/05/16(木) 15:02:42 ID:dpFmczy6
>>198
>ちょいと多忙でお返事が遅れております。おそらく2〜3日中には返事できるでしょう。

なるほど。それは理解しました

なお、2ちゃんねるに「偽NATROM氏」(?)が出没してますが
それはまた別問題ですので、もちろんそちらはこっちの責任で
最後まで追及させていただきます

それにつけても、このお返事のタイミングが絶妙で驚きました
天文学的な確率で、まさか今日の今、お返事があるとは思っていませんでしたので

200mortan:2013/05/16(木) 20:29:48 ID:.tKM6m0Q
(ご多忙中、恐縮ですが、忘れないうちに書き込みさせていただいます)
別スレで、

「化学物質過敏症に関する覚え書き」を見た限り、「化学物質過敏症」自体を「否定する」記述は確認できず、彼の主張は否定論ではなく懐疑論に見えた。

という趣旨の書き込みがありましたが、これについて、どう思われますか?

201NATROM:2013/05/17(金) 12:44:29 ID:???
読者のみなさんへ

まあ長文を一瞥するだけでだいたいのところはお分かりでしょう。予想通りというか、予想以上にmortanさんにはお話しが通じません。実例はたくさんありますが、典型的な一例だけを挙げます。mortanさんには、論理和(or)と論理積(and)の区別がついていません。


mortanさんの発言( >>122
>>【4】よって、現時点では、化学物質過敏症は存在しないか、存在したとしてもきわめて稀であると言える。
>なるほど。NATROM氏の公式見解として、
>「化学物質過敏症はきわめてまれに存在し得る疾病である」
>という結論をいただけて、頼もしい限りです。


上記のmortanさんの発言には単なるうっかりミスや誤読の類ではありません。誤読の可能性念頭においた私の指摘に対し、


mortanさんの発言( >>152
>>「AもしくはBである」というこちらの主張を、「Bである」という結論だと判断したのですね。
>いいえ。
>「AまたはBである」という文章は、記号論理学的には、
>「Aである」と同時に「Bである」ということです。


説明するのも馬鹿らしいですが、「Aである」と同時に「Bである」は「AかつB」です。このあと何度か誤りを指摘したのですが、ご理解される様子がありません。

202NATROM:2013/05/17(金) 12:46:08 ID:???
>それが、いつ、私、mortanの話にすり替わったのですか?
>私、mortanの話でいうなら、山田さんの時と同じく、厳密・厳格に、私が、現象学的還元を経て、さまざまなイドラから乖離しているか、などの確認が必要です。

客観的にはmortanさんの話も山田さんの話もたいして変わらないのです。


>PAMの場合は、そのようなことを考える前に、身体ないで、パチンと効果があった、という実感がありました。

まさしくそのような実感はプラセボ効果であったことを強く示唆します。PAMの特異的効果はもっとゆるやかに効果を発揮します。


>i)「AまたはBである」ことが真である場合(つまり偽りとしてではなく、公言された場合)
>「私は日本人です」または「私は医者です」
>このどちらも「真である」とします。わかりますか?
>そうすると、「私は日本人です」ということも真です。
>また、「私は医者です」といことも言うまでもなくともに真です。

違います。論理学の初歩です。「私は日本人です」も真であり「私は医者です」も真である場合は、「私は日本人です」かつ「私は医者です」、と表現されます。


>意味がわかりません。

mortanさんの理解力の問題です。


>それは、患者である私にもわかりませんが、おそらく、反応が限られていること、また、東京にいる時と、新潟にいる時では、はたから見ていて、明らかに違う反応(症状)を示していることを、追跡調査的に感じられたからではないでしょうか?

パニック障害を除外する根拠にはなりません。


>>(「どこにでも散布できるよう許可されているような薬剤ではない」と言いつつ「ホームセンターの園芸用品やペット用カーペットにも使われる」ものであったりとか)。
>再度、そこを蒸し返してまでの応戦ですか。苦しいですね。
>この問題は、すでに解決しています。

mortanさんにとっては解決しているのかもしれませんが、私にとっては、そして普通に日本語を解する読者(意味不明な長文を辛抱強く読んでくれる読者が存在したとして)そうではありません。

203NATROM:2013/05/17(金) 12:46:58 ID:???
>NATROM氏は、なぜ、一臨床医師としてではなく、
>病理学的立場から、疾病概念の否定にこだわっておられるのでしょうか?

「病理学的立場から、疾病概念の否定にこだわっている」とのが誤認です。病理の話なんてほとんどしていません。一貫して疫学的な話をしています。


>NATROM氏の立場は、「化学物質過敏症・全否定」説ではなく、「化学物質過敏症・部分否定」説ということでしょうか?
>つまり、「化学物質過敏症は稀には存在し得る」という立場でしょうか?

「化学物質過敏症は稀であっても存在しない」という主張を証明することは悪魔の証明であり不可能です。証明できないことを主張しないという至極論理的な態度を取っているだけです。仮に「化学物質過敏症は稀には存在し得る」のだとしても、私の一連の主張の価値は下がりません。


>「化学物質過敏症」の解明の国際的な緊急性に応じて
>海外あるいは国内の研究機関で、その発症機序などが解明され
>日本の医学会で疾病概念として受け入れられた場合
>NATROM氏は、どういう立場を取られますか?

「発症機序などが解明され」たとする論文を読んで自分で考えます。論拠のあやふやな論文しかないのに国際的な医学界で疾患概念が受け入れられるなんてことはほとんどありそうにないので、医学界で疾患概念が受け入れられた場合は、おそらく、私は医学界と同様の立場をとることになるであろうと予想します。

204NATROM:2013/05/17(金) 12:50:42 ID:???
>天文学的な確率で、まさか今日の今、お返事があるとは思っていませんでしたので

いったいなぜmortanさんが「化学物質」と「症状」の関連性を過度に読みとってしまったのか、明確にわかる発言ですね。mortanさん以外の人には普通に偶然で説明しうる事象について、「天文学的な確率」でしか起こらないと誤認したのでしょう。もしかしたら症状の一つかもしれません。


>「化学物質過敏症に関する覚え書き」を見た限り、「化学物質過敏症」自体を「否定する」記述は確認できず、彼の主張は否定論ではなく懐疑論に見えた。
>という趣旨の書き込みがありましたが、これについて、どう思われますか?

別に普通にありうる書き込みでしょう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板