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自民党スレ2
493
:
OS5
:2024/11/01(金) 19:12:18
石破氏に近い閣僚経験者は「急ぐ必要はなかった」と述べ、「悪手」だったと認めた。
ほんと、それ。
無所属議員引き入れて過半数になるなら、意地でもやる意味あるけど、足しても過半数にならないのに。無所属の会でも有志の会でもよかったのでは?
494
:
OS5
:2024/11/02(土) 14:41:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4052e1a03b362fa44a1c0e850a7ed113ce62a41
参院議長、関口氏で調整 自民、議員会長は武見氏検討
11/1(金) 16:32配信
時事通信
自民党の関口昌一参院議員会長
自民党は1日、体調不良を理由に辞任の意向を固めている尾辻秀久参院議長(84)の後任に、関口昌一参院議員会長(71)を推す方向で調整に入った。
複数の党関係者が明らかにした。参院では与党が過半数を維持しているため、立憲民主党は比較第1党からの議長選出を了承しており、関口氏は11日召集予定の特別国会で新議長に選ばれる見通しだ。
関口氏の後任には武見敬三前厚生労働相(72)を充てる方向で検討が進んでいる。
495
:
OS5
:2024/11/02(土) 15:32:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/a064f0ae4871206b27dbde7cc4e089469a088aeb
自民、参院議長に関口昌一氏調整 衆院議長は額賀福志郎氏が続投方針
11/1(金) 18:30配信
朝日新聞デジタル
自民党の関口昌一参院議員会長=2024年1月26日午後、国会内、岩下毅撮影
自民党は、体調不良により辞任する意向を示した尾辻秀久参院議長(84)の後任に、関口昌一・参院議員会長(71)を推す方針を固めた。11日召集予定の特別国会の初日に選出される見通し。
関口氏は埼玉選挙区選出で当選5回。埼玉県議を経て、2003年の参院補欠選挙で初当選した。参院国会対策委員長などを歴任し、自民党の参院執行部トップにあたる参院議員会長を19年から務めている。
一方、自民党は衆院選で比較第1党を維持したことを受け、衆院議長に引き続き、額賀福志郎氏(80)を推す方針だ。
正副議長は衆院選後の特別国会ごとに交代するのが慣例だが、皇室典範改正の各党協議が継続中であることを踏まえ、続投が望ましいと判断した。額賀氏が選出されれば、衆院選をまたいで連続で議長を務めるケースは戦後6人目になる。
朝日新聞社
496
:
OS5
:2024/11/02(土) 15:41:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c930959c100c1ce113d152a538515cade0b645a
石破首相、立・国党首と11日会談 国会運営で協力要請へ
11/1(金) 20:25配信
時事通信
記者団の質問に答える石破茂首相=1日午後、首相官邸
石破茂首相(自民党総裁)は、立憲民主党の野田佳彦、国民民主党の玉木雄一郎両代表と特別国会を召集予定の11日に、それぞれ党首会談を行う方向で調整に入った。
衆院選での与党過半数割れを踏まえ、国会運営などで協力を要請する。複数の関係者が1日、明らかにした。
首相は同日、首相官邸で記者団に「選挙で示された民意を厳粛、謙虚に受け止め、丁寧にこれから先の政権運営に当たらなければならない」と強調。10日には日本維新の会の馬場伸幸代表とも党首会談に臨む見通しだ。
497
:
OS5
:2024/11/02(土) 15:42:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/48aeb376fecc7cd07e176fcbfb6adeb743930a7a
「息つく暇も…」石破政権1カ月 少数与党いばらの道 国民民主を完全に取り込めず
11/1(金) 20:49配信
産経新聞
内閣発足1カ月を迎え記者団の取材に応じる石破茂首相=1日午後、首相官邸(春名中撮影)
石破茂首相は1日、政権発足から1カ月を迎えた。就任早々に打って出た衆院解散・総選挙は与党の過半数割れとなり、自ら設定した勝敗ラインを下回った。続投を選んだが、政権運営はいばらの道だ。
「息つく暇もない1カ月だった。総選挙で示された民意を厳粛に、謙虚に受け止め、丁寧に政権運営にあたっていく」。首相は1日、記者団にそう述べた。
首相は1日に「防災庁」設置準備室の発足式に出席したほか、10月には自衛官の処遇改善も閣僚会議での検討に着手。こうした「石破印」の政策実現を、政権の推進力としたい考えだ。
とはいえ、環境は厳しさを増すばかりだ。衆院選直後には、執行部の「顔」の一人として起用した小泉進次郎氏が選対委員長を辞任。首相や森山裕幹事長を守るためという理屈だったが、政権の求心力低下を印象付けた。「慰留してとどまるようでは小泉進次郎ではないのだろう。進次郎が進次郎たるゆえんはそういうことだろ…」。首相は辞表を受理した後、周辺にそう漏らした。
与党過半数割れを受け、首相は国民民主党との連携を模索。同党が、特別国会の首相指名選挙で立憲民主党に同調しない方針を決めたことで、政権継続の最初の関門は何とかクリアできる算段は立った。
ただ、国民民主との協調は連立や閣外協力ではなく「政策ごとの連携」にとどまった。一方で国民民主は1日、政治改革で立民と連携する方針を幹事長会談で確認した。つまり首相は「政治とカネ」では、結束した野党から攻勢にさらされる公算が大きい。
外交も難しい局面が続く。首相は今月中旬に南米で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに合わせバイデン米大統領や中国の習近平国家主席らと会談する方向で調整している。北朝鮮のウクライナ派兵や核実験準備など、国際情勢がますます緊迫化する中で、首脳外交の成果が問われる。
国内外に課題が山積する中だが、首相は1日、周囲に決意を口にした。「政治とカネに決着をつけ、外交でも結果を出さねばならない」
498
:
名無しさん
:2024/11/02(土) 15:54:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/632a9bf73c987abdc67e5326854b4619e74008e7
国民との連携、生命線に 自民、政権維持に懸命 野党結集、課題山積〔深層探訪〕
11/2(土) 7:00配信
28
コメント28件
時事通信
衆院選で大幅に議席を減らした自民党が、国民民主党との距離を急速に縮めている。公明党と合わせても過半数割れとなり、特別国会での首相指名選挙やその後の国会審議も見据え、「是々非々」路線を掲げる国民の動向が政権の命運を左右し得るためだ。一方、立憲民主党が目指す「非自民勢力」結集のハードルは高い。
◇指名へ安堵
「石破茂首相指名の見通しが立った」。自民幹部は30日、国民が首相指名選挙で決選投票も含め「玉木雄一郎代表」に投票する方針を決めると、ほっと胸をなで下ろした。
衆院選で自民は191議席、公明党は24議席の計215議席にとどまった。自民幹部は30日、派閥裏金事件に関わるなどして衆院選に無所属で臨み、当選した6人が衆院会派入りすると明らかにした。それでも選出に必要な投票総数の過半数を満たすのは困難な情勢だ。
首相指名選挙で野党がそれぞれの党首に投票すれば、首相と立民の野田佳彦代表の上位2人による決選投票となる見通しだ。その際、国民が玉木氏に投じた票は無効扱いとなり、石破氏が野田氏を上回る可能性が高い。このため、国民の投票方針は事実上、石破政権の継続を認める意味合いを含む。
◇高揚
自民は岸田政権下でも国民の連立入り構想を温めていた。首相指名を乗り切っても、その先の臨時国会では2024年度補正予算案の審議などが控え、少数与党で引き続き政策実現を図るには野党の協力が不可欠だ。
「玉木さんと私の憲法観は似ている」。首相は衆院選後、周辺にこう漏らしていた。開票直後から自民は国民と接触し、両党は31日に幹事長会談を開くと発表。来月14日にも決定する経済対策では、国民が衆院選で掲げた「手取りを増やす政策」に触れる方向で、経済官庁幹部は「自民はのめるものは全部のむつもりだ」と話す。
玉木氏はこれまで、共に連合を支持団体とする立民と憲法やエネルギー政策での違いを際立たせる独自路線を歩んだ。しかし、昨年末には前原誠司元外相らが党を離れるなど、野党内で存在感は薄れがちだった。
玉木氏は30日、記者団に「われわれが議席を4倍に増やした。与野党を超えて解決型の政治を実現せよという民意だ」と宣言。政局のキャスチングボートを握った格好で、連立入りに否定的な連合からは「彼は高揚している」と冷ややかな声も上がる。
◇高い敷居
「決選投票で協力をお願いします」。立民の野田代表は30日、日本維新の会、共産党と相次いで党首会談に臨み、首相指名での協力を要請。ただ、色よい反応があったのは共産だけで、維新は態度を保留した。
衆院選で躍進を遂げた立民だが、世論の追い風が強く吹いているとは言えない。比例代表の総得票数は1156万票で、前回21年から7万票増にとどまった。自民と国民が接近する事態に、立民若手は「決選投票で野党が『玉木首相』に動くシナリオも考えるべきでは」とささやく。
野田氏は玉木氏との会談にも意欲を示しているが、国民からの返事はつれない。「早く話し合いができればいいが、なかなか敷居が高いので困っている」。野田氏は30日、記者団にこうぼやいてみせ、「政策実現の上でも、野党で政権をつくった方が手っ取り早いのではないか」ともどかしさをにじませた。
499
:
OS5
:2024/11/02(土) 16:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5ecc6c2fd7282b7aed2ecef1aae19ac74e20f8
【独自解説】与党“大敗”は岸田政権時代のせい?自民党執行部の腹の内 “政界の119番”がピンチヒッター登板か…今後起こり得る想定内・想定外と政治家が言いづらいウラ話
11/2(土) 12:00配信
2024年10月27日に行われた衆議院選挙で、与党は“大敗”とも言える結果に。責任は一体誰に?もし石破氏が辞めたら?政治家が言いづらい“内緒話”を、『読売テレビ』高岡達之特別解説委員が解説します。
■「一番若手に責任を取らせるのか」の声も…小泉氏一人の辞任で“火消し”?
『読売テレビ』高岡達之特別解説委員
今回の選挙は、裏金だけで投票されたかというと、そうでもないと思います。「物価高のほうが先だった」、あるいは「学校や子育ての支援のほうが先だった」と言う方もいます。「では、そっちを先にやって、政治改革を後に回します」と言うと、これもまた大変なことになります。
まず野党は“火消し”を…
大切なのは『順番』です。一番負けてしまった与党、特に自民党側は、ある意味“火消し”をしなければいけません。「責任者の特定」から始めないとダメです。
今回、“表に出た”責任者3人
「責任を取る」とは言いますが、責任者といわれる党の執行部の方々は皆さん、「いやいや、もう一人の問題ではないんです。これは執行部で決めました」と言います。しかし、それでは落選した方などの不満は収まらないわけです。そうなると、今回の選挙で表に出た責任者は3人。石破茂さん・“選挙を仕切る”といわれる幹事長の森山裕さん・選対委員長の小泉進次郎さんです。
小泉氏は“参院選で応援に来てほしい人”
まず、小泉さんが辞表を出しました。ただ、気になるのは、「選挙の全ての責任」とおっしゃったことです。確かに選対委員長は選挙で走り回りますが、私もしくは東京の自民党の人たちの解釈は、“全ての責任”はどちらかというと、あとの2人です。
私の“永田町雀”からは、「一番若手に、先に責任を取らせるのか」「2025年には参議院選挙があって、小泉さんが応援演説に来てくれたら、それなりに力がある。その“一番来てほしい人”から辞めさせるのか」という声があります。
小泉氏には“まだまだ次がある”
ただ、小泉さんは一番辞表を“出しやすい人”です。まだこのご年齢・ご経験で、「次がまだまだあるんだから、早めに責任を取って、この政局から抜けとけよ」というようなアドバイスも、ひょっとしたら、あったかもしれません。
あとの2人は、早々と続投です。「微力を尽くしたい」など言い方はいろいろありますが、「残る」との意向を示されています。
これはご本人たちが言ったわけではなく、「ご本人たちはそう思っているだろう」というふうに言う議員さんの話ですが、「今回の敗因は、いわゆる裏金問題もそうですけど、『全部、岸田時代のことではないか』『岸田さんがビシッと処分しておいてくれたら、こんなことやらなくて良かったんだ』という思いが、腹の中にあるのではないか」と分析する人もいます。
石破降ろしより“森山降ろし”?
また、なかなか自民党の中でも具体的な声は上がっていませんが、「石破降ろしより、むしろ森山降ろしではないか」と、ブスブスとマグマが吹き出しています。
全国の小選挙区を決めてきたのは森山氏
というのも、森山さんは風貌から見てベテランで大変温和な方で、ずっと選挙対策委員長として全国を回って、全ての小選挙区の人たちの調整をしてきたからです。森山さんは、岸田さんに対して「早く解散してくれ」と言っていたようですが、「してくれなかった」と周囲に漏らしていたといいます。
500
:
OS5
:2024/11/02(土) 16:48:12
■強く生き残り、帰ってきた重鎮たち…今後注目なのは岸田氏の動向か
強く生き残り帰ってきた重鎮たち
「世代交代を」と言われながらも、重鎮たちはしぶとく強く生き残って、帰ってきました。
早々に“当確”の麻生氏・茂木氏・菅氏
最年長の“派閥の長”麻生太郎さんは、「選挙カーの梯子を駆け上がる」というふうに言われて、悠々と20時に一発当確です。茂木敏充さんも、菅義偉さんも帰ってきました。体調が心配と言われながら、早々に当確です。この人たちが、また発言力を持って帰ってきました。重鎮は、やはり強いです。
岸田氏の今後に注目
そんな中、私が「この人の行動に今注目が集まっている」と指摘したいのは、岸田文雄さんです。岸田さんも早々と当確して戻ってきましたが、先ほどお話ししたように「いや、“岸田さんの時”の話でしょ」ということです。麻生さんは岸田さんを大変評価していて、「賃金を上げる流れも作ったではないか」というふうにも言われていますが、岸田さんが今後どうするかに注目が集まっています。
■もし石破氏が「辞める」と言ったら?“次”に期待されるのは、あの人だが…
今後起き得る“想定外”とは
ここからは、「想定外が起こるかもしれない」という話をします。石破さんから「私が責任を取る」という一言は、少なくとも2024年10月28日午後5時12分現在、ありません。ですが、長いことニュースをやっていると、わからないんです。1時間後に、「やっぱり私は辞める」と言っているかもしれません。そうなったら、これはもう大変なことになるわけですが、永田町の理屈があろうがなかろうが、次を決めなければいけません。
“次”に期待される高市氏だが…
やはり期待されるのは、高市早苗さんです。今回も、逆風の方ばかり130人の応援演説依頼を受けて、「落ちようが当選しようが、私はちゃんと義理を果たします」という姿勢を示されました。しかし私は、いきなりの“登板”は周りの方々も進言しないと思います。
高市氏は「責めない・動かない・発言しない」?
高市さんご本人の意見を紹介しているわけでも、ご本人に確認を取っているわけでもないので、“そういう周りの声がある”ということでお話ししていきますが、高市さんはしばらく「責めない・動かない・発言しない」を貫くのではないかということです。
“責めない”というのは、「石破さんがどうだ」「森山さんがどうだ」ということを言わないということです。そのために、130か所、全国を回りました。「自分は無役だけど、自民党のいずれかの時期に、また“顔”に戻る。だから、自民党が大変な時に、それなりに力を尽くします」ということです。
高市氏は地道に“仲間づくり”か
そして“動かない”、ニュースになるような“発言をしない”。そうした中で、地道に仲間作りをされるんだろうと思います。
高市氏も“ピンチヒッター”は望んでいない
そして、共同インタビューでも「国家経営をいつかやりたい」ということを言っていましたが、絶対にピンチヒッターは望んでいないと思います。首相になるんだったら、長期政権でしょう。すると、ここからどんどん想定外に入っていきます。
501
:
OS5
:2024/11/02(土) 16:48:35
■次なるピンチヒッターは「政界の119番」 “絶妙の4番手”本領発揮か
ピンチヒッターは林氏?
選挙の前から、「もしダメになったら、この人のほうが高市さんより先にピンチヒッターをやるのでは」といわれていた人が、一人います。それが、林芳正さんです。
なんと、誕生日が1月19日。ご自身で「私は政界の119番です」と言っている人が、本当に1月19日生まれです。林さんは、歴代の内閣が「大変!」「不祥事!」「大臣が足りない!」という状況になると、必ず呼ばれてきました。
林氏は“絶妙の4番手”
私が言っているのではなく、永田町の人で言う人がいるんですが、林さんは「絶妙の4番手」だと。総裁選では上から石破さん・高市さん・小泉さんでしたが、皆さん今はそれぞれ事情があります。4番手ということは、議員や地方の支持もそれなりにあって、やはり手堅く、今回“不記載の話”も関係がないといわれています。また、官房長官ですから、むしろ日本の政府そのものをずっと守っていました。
■“もしトラ”なら「石破さんで大丈夫か?」との声が…1年を切った参院選前に、何かが起きる?
11月前半、大荒れの予感
しかし、そうも言っていられません。再び大荒れになりそうなのが、11月の前半。11月5日になると、トランプさんなら再び・ハリスさんなら女性初のアメリカ大統領が決まるからです。
どちらに決まってもおかしくない状況
支持率は今、せめぎ合っています。問題は、トランプさんがもう一度返り咲いた時です。「石破さんで大丈夫か?」という声が出ます。
トランプ氏が話すのは『強いリーダー』のみ
トランプさんは、安倍元首相と交渉していた時もそうでしたが、強いリーダーとしか話しません。「いろんなやり取りをしないと政権を維持できないような人と、前向きの話をしてくれるだろうか?」となりますから、すぐに石破降ろしが起きるわけではないでしょうが、また想定外のことが進んでいくと思われます。
すでに参院選前の感覚の中、何かが起きる―
実は今、永田町は「参議院選挙前」の感覚です。あと1年あるので、我々からすると時間があるように思いますが、政治家からすると「時間がない」です。いろんな想定内・想定外の一番のピークは、4月の予算成立直後。何かが起きるでしょうか―。
(「かんさい情報ネットten.」2024年10月28日放送)
502
:
OS5
:2024/11/05(火) 21:43:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0615157d3be40d74c50356058aa1f591fb60fc30
石破おろし起きぬ自民 党内抗争の余裕なく 7日の両院議員懇が試金石
11/5(火) 19:39配信
産経新聞
自民党役員会に臨む(左から)森山裕幹事長、石破茂首相、菅義偉副総裁=5日午前、党本部(春名中撮影)
先の衆院選で議席を大幅に減らした自民党では石破茂首相(党総裁)の退陣を求める「石破おろし」は起きず、来週の首相指名選挙で石破首相が再選出される公算が大きい。危機的状況の中、野党に政権を奪われないことが最優先で、党内抗争の余裕はないからだ。ただし不満はくすぶっており、7日の両院議員懇談会が試金石となる。
■「今度こそ国民に見放される」
同懇談会は全自民議員が参加でき、首相も出席する。首相は5日の党役員会で「意見をたまわり、今後の党運営にともに努力していきたい」と述べた。勝敗ラインの「与党過半数」を下回ったことから首相への不満が相次ぐ公算が大きい。首相に批判的な中堅議員は周囲に「辞任すべきだと言う」と息巻いた。
とはいえ、「即退陣」を求める声は広がっていない。来週の首相指名選挙までに交代させる時間がない上に、予算案などの可決に必要な衆院過半数の獲得に向けて現執行部の下、野党・国民民主党の協力を得る交渉も始まった。「今、党内で足の引っ張り合いをしたら、自民は政権を維持できない」(幹部)との認識が支配的だ。
旧安倍派中堅は「まずは経済対策。できなければ今度こそ国民に見放される」と語り、年内の今年度補正予算案の成立を目指すことを優先すべきだと語る。
■交代圧力強まるのは来夏か
首相に批判的な議員が多い旧安倍派の実力者、萩生田光一元政調会長も1日夜のインターネット番組で「就任して1カ月。どんどん変えたら政権が不安定化する」と語った。反石破勢力から期待されている高市早苗元経済安全保障担当相も発信を控えており、党内の大勢が首相を見限る状況にはなっていない。
2、3両日の産経新聞社・FNNの合同世論調査では、首相は「続投してもよい」との回答が55・3%に達した。
反石破勢力の参院議員は「石破さんにはボロボロになっても来年度予算を通してもらい、退陣してもらう」と語り、来年度予算成立後の来年春の石破おろしを予告する。
平成13年には、当時の森喜朗首相が「7月の参院選を戦えない」との声の高まりを受け、予算成立後の4月に内閣総辞職した。来夏の参院選前に選挙の「顔」の交代圧力が強まる可能性がある。(田中一世)
503
:
OS5
:2024/11/06(水) 10:10:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b1dbdf0161ee4038830f947f9c1180b2babf842
崖っぷちの石破首相 在職日数戦後最短記録更新なるか 新たなスキャンダルあれば現実味
11/6(水) 6:13配信
産経新聞
衆院選の開票が進み、厳しい表情を見せる石破茂首相=10月27日夜、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
10月1日に発足して間もない石破茂内閣が早くもピンチを迎えている。新体制で臨んだ先の衆院選で大敗し、少数与党に転落。党内からは不満の声が噴出し、石破首相(自民党総裁)が頼みとする支持率も急降下している。崖っぷちに立つ首相の背中を新たなスキャンダルが押せば、首相在職日数の戦後最短記録更新も現実味を帯びる。
■報道各社の世論は軒並み下落
「先般の衆院選の結果を厳粛かつ謙虚に受け止め、経済対策、補正予算について、党派を超え、優れた方策を取り入れ、意義あるものを実現するなど、多くの党の理解を得て、丁寧に国家に責任を持った政策運営をしていきたい」
林芳正官房長官は5日の記者会見で、各種世論調査が示した内閣支持率の急落についてこう語った。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2、3両日に実施した合同世論調査によると、石破内閣の支持率は政権発足直後の前回調査から9・5ポイント下がり43・8%だった。
他社の調査も同様の傾向を示している。共同通信は18・6ポイント下落し、32・1%。朝日新聞は12ポイント下がって34%となった。自民の「政治とカネ」の問題をめぐるチグハグな対応や、安倍晋三元首相を「国賊」と呼んだ人物の登用を象徴とする「お友達偏重人事」などが批判されたとみられる。
大逆風の中で注目を集めているのが石破首相の在職日数だ。戦後最短は東久邇宮稔彦王の54日(昭和20年8月17日〜昭和20年10月9日)。選挙で国民から厳しい審判を下された石破首相とは異なり、GHQ(連合国軍総司令部)との確執を受けた内閣総辞職だった。
もっとも、石破首相の退陣は「時期尚早」というのが自民内の相場観だ。衆院選で公示前の4倍となる28議席に増やした国民民主党との連携に光明を見いだしたとの声は少なくない。
■「火中の栗を拾いたくない」
火中の栗を拾いたくないという思惑も透ける。少数与党の党首となれば、法案成立に向けた他党との交渉などで神経をすり減らす事態は避けられない。
先の自民総裁選で高市早苗元政調会長を支援した自民関係者は「今、首相を辞めさせる必要はない。どうせ政権は長くはもたない。首相交代論が強まる来年の参院選までに予算成立など困難な問題を処理させればいい」と強調。「(決起の際は)線香花火では駄目だ。一気に大爆発を起こす必要がある。高市政権を誕生させる」とも息まいた。
とはいえ、首相はダウン寸前のボクサーであり、大逆風にいつまで耐えられるかは見通せない。
「特に来年に都議選を控える東京都連内部で首相へのマグマがたまっているようだ。政権は今、国会運営をめぐる調整で手いっぱいだが、地方の声を聞く会議を早期に開き、衆院選の謝罪と敗因分析をすることになるのではないか」
自民幹部は衆院選後の党内の雰囲気についてこう指摘した。また、内閣の早期退陣を否定しつつ、「このタイミングで閣僚のスキャンダルが新たに一つでも二つでも出てくると厳しい。特に『政治とカネ』に絡んでいたら最悪だ」と記録更新に懸念も示した。(内藤慎二)
504
:
OS5
:2024/11/06(水) 10:11:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb3093ab3e022a64d9089747808a8fb541dfa648
自民選対委員長に木原誠二氏を起用へ…継続性の観点で代行から昇格
11/6(水) 5:00配信
読売新聞オンライン
木原誠二氏
自民党は、衆院選の敗北を受けて辞任した小泉進次郎選挙対策委員長の後任に、木原誠二選対委員長代行を起用する方向で調整に入った。
複数の自民幹部が明らかにした。木原氏は岸田前首相の側近で、9月の自民総裁選では小泉氏を支援した。石破内閣発足に合わせて小泉氏が選対委員長に就くと、木原氏は選対委員長代行として補佐していた。
自民は来年の東京都議選や参院選を見据え、継続性の観点から木原氏を昇格させる方針だ。
505
:
OS5
:2024/11/06(水) 20:49:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e28a885c60882ee9220a53b1d5783e3d1572b8f7
参院自民で新体制発足も参院選に不安 課題は政倫審への対応、旧安倍派は石破首相に不信感
11/6(水) 20:24配信
産経新聞
関口昌一参院議員会長(春名中撮影)
自民党は6日の参院議員特別総会で、体調不良で参院議長を辞任する尾辻秀久氏の後任に関口昌一参院議員会長を推す方針を確認した。関口氏の後任に武見敬三前厚生労働相を充てる人事も了承し、参院自民の新体制が発足した。衆院選大敗で党内に来夏の参院選への不安が広がる中、新執行部には参院選への悪影響を避けるために「政治とカネ」の問題への速やかな対応が求められる。
武見氏は、福岡資麿厚労相が10月に入閣後、空席になっていた参院政審会長に古川俊治氏を指名。松山政司参院幹事長、石井準一参院国対委員長の再任とともに特別総会で了承された。武見氏は所属する麻生派(志公会)を離れる意向を示した。
■支持高まるよう頑張る
総会後、松山氏は記者団の取材に対し「国民の理解を得た上で、参院選のころには(自民への)支持率が高まるようにがんばりたい」と意気込みを語った。
新執行部が最初に直面するのは、派閥パーティー収入不記載事件を受けた政治倫理審査会(政倫審)への対応だ。参院は先の通常国会で、不記載事件に関係した議員に対する出席要求を全会一致で議決した。議決の有効期限は決まっておらず、出席しなければ、野党の追及が続くことになる。
石破茂首相(自民総裁)が衆院選で政倫審出席を公認判断の材料とし、参院選でも同様の対応をする考えを示していることもあり、参院自民幹部は「政倫審は年内に決着をつけないと参院選を戦えない」と話す。
■不満噴出の可能性も
一方、出席を求められた多くが所属する旧安倍派(清和政策研究会)の参院議員は6日、国会内で会合を開き、政倫審への対応などを協議。参院選への影響を考慮し、早期に落着させる方向性を確認した。だが、首相が衆院選直前に急遽、不記載があった候補者を非公認などとしたことへの不信感も根強く、ベテラン議員は「政倫審へ出席後に方針が二転三転しない保証はどこにもない」と漏らす。
これまで自民は水面下で野党に対し、政倫審出席の代わりに弁明書を国会に提出する方法を提案し、一定の理解を得ていた。だが、立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長は6日、石井氏との会談で「衆院選の審判は非常に重い」と指摘し、出席を強く求めた。
自民側は臨時国会での政倫審開催は受け入れる方向だが、旧安倍派議員の不満が噴出する可能性もあり、執行部は開催方法などを慎重に検討している。(永井大輔)
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OS5
:2024/11/09(土) 08:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9db32287bf9452b55f9d973835bcbe6b081d91e7
自民「結束」主張が大勢 石破首相陳謝、退陣要求も 衆院選総括で両院懇談会
11/7(木) 20:25配信
時事通信
自民党の両院議員懇談会で、衆院選の結果について陳謝する石破茂首相(中央奥)=7日午後、東京・永田町の同党本部
自民党は7日、大敗した衆院選を総括するため、所属する全議員を対象にした両院議員懇談会を党本部で開いた。
出席した石破茂首相(党総裁)に対し、数人が2024年度補正予算案成立後など時期を見て退陣するよう要求したが、党と政権の危機的状況を踏まえ、結束を求める意見が大勢を占めた。事実上、当面の首相続投を容認した結果となった。
懇談会は森山裕幹事長や萩生田光一元政調会長ら約200人が参加し、50人程度が発言。2時間を予定していたが、3時間に及んだ。首相らの冒頭発言のみ報道陣に公開された。
首相は「国民の期待に十分応えられず、おわびしなければならない。誠に申し訳ない」と頭を下げた。その上で、厳しい国際情勢や経済対策、政治改革などに触れ「意見を承り、より謙虚、丁寧に運営していきたい」と改めて続投する意向を示した。森山氏も「強く責任を感じている」と陳謝した。
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OS5
:2024/11/11(月) 21:22:50
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241111/k10014634871000.html
【一覧】第2次石破内閣の顔ぶれと内閣のデータ
2024年11月11日 18時56分
第103代の総理大臣に選出された石破総理大臣は閣僚人事を行いました。衆議院選挙で議席を失った2人と公明党の代表交代に伴う1人のあわせて3人の後任を新たに起用し、ほかは再任しました。
総務相に村上誠一郎氏
総務大臣に再任された村上誠一郎氏は、衆議院比例代表四国ブロック選出の当選13回で、72歳。
愛媛県今治市出身で1986年の衆議院選挙で初当選し、行政改革担当大臣や財務副大臣などを務めてきました。自民党では無派閥で活動し、先の総裁選挙では石破総理大臣の推薦人に名を連ねました。
石破総理大臣としては、みずからに近く行財政に知見のあるベテランの村上氏を再任することで地方行政を後押しする政権の姿勢を示すねらいがあるものとみられます。
法相に鈴木馨祐氏
法務大臣に起用された鈴木馨祐氏は、衆議院比例代表南関東ブロック選出の当選6回で、47歳。
先の衆議院選挙で落選した牧原法務大臣の後任です。旧大蔵省の職員などを経て2005年の衆議院選挙で初当選し、これまでに外務副大臣や財務副大臣などを務めました。ことしの通常国会で政治資金規正法を改正した際には、自民党の作業チームの座長として法案のとりまとめなどにあたりました。麻生派に所属し先の総裁選挙では河野太郎氏の推薦人に名を連ねました。
石破総理大臣としては、鈴木氏の政策手腕を評価するとともに40代の閣僚起用によって刷新感を打ち出すねらいがあるものとみられます。鈴木氏は初めての入閣です。
外相に岩屋毅氏
外務大臣に再任された岩屋毅氏は衆議院大分3区選出の当選10回で、67歳。
衆議院議員の秘書や大分県議会議員を経て、1990年の衆議院選挙で初当選しました。これまでに外務副大臣や衆議院文部科学委員長などを歴任し、2018年に安倍内閣の防衛大臣として初入閣しました。ことし2月に自民党麻生派を退会して無派閥で活動し、先の総裁選挙では石破総理大臣の推薦人代表となりました。
石破総理大臣としては、みずからに近く、安全保障分野に精通する岩屋氏を外務大臣に再任することで安定的に外交政策を進めたいねらいがあるものとみられます。
財務相に加藤勝信氏 金融相を兼務
財務大臣に再任された加藤勝信氏は、衆議院岡山3区選出の当選8回で、68歳。
旧大蔵省で勤務したあと、義理の父親の加藤六月 元農林水産大臣の秘書などを経て、2003年の衆議院選挙で初当選しました。安倍内閣では官房副長官や自民党の総務会長などを歴任し、2020年に発足した菅内閣では官房長官として支えました。厚生労働行政をはじめ、幅広い分野の政策に明るいことで知られ、これまでに厚生労働大臣を3回、務めています。先の総裁選挙に初めて立候補し、「所得倍増」などを訴えましたが決選投票に残ることはできませんでした。加藤氏は旧茂木派の出身です。
石破総理大臣としては、政策通として知られ豊富な政治経験のある加藤氏を再任することで政権運営の安定につなげるねらいがあるものとみられます。
文部科学相に阿部俊子氏
文部科学大臣に再任された阿部俊子氏は、衆議院比例代表九州ブロック選出の当選7回で65歳。
大学の助教授や日本看護協会の副会長を経て2005年の衆議院選挙で初当選し、これまでに外務副大臣や文部科学副大臣などを務め第1次石破内閣で初めて入閣しました。おととし自民党麻生派を退会して無派閥で活動し、先の総裁選挙では加藤勝信氏の推薦人に名を連ねました。
石破総理大臣としては、阿部氏の内政・外交両面の知見をいかし、教育行政を推進していきたいねらいがあるものとみられます。
厚生労働相に福岡資麿氏
厚生労働大臣に再任された福岡資麿氏は参議院佐賀選挙区選出の当選3回で、51歳。衆議院議員を1期務めたあと、2010年の参議院選挙で初当選しました。
これまでに自民党の参議院政策審議会長や厚生労働部会長、それに参議院議院運営委員長などを歴任し、第1次石破内閣で初めて入閣しました。福岡氏は旧茂木派の出身です。
石破総理大臣としては、厚生労働分野に精通した福岡氏を再任することで、政策の円滑な実現を図るねらいがあるものとみられます。
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:
OS5
:2024/11/11(月) 21:23:03
農相に江藤拓氏
農林水産大臣に起用された江藤拓氏は、衆議院宮崎2区選出の当選8回で、64歳。先の衆議院選挙で落選した小里農林水産大臣の後任です。
建設大臣などを務めた父親の故・江藤隆美元衆議院議員の秘書を経て2003年の衆議院選挙で初当選しました。2018年10月に当時の安倍内閣で総理大臣補佐官に起用され、よくとし9月の内閣改造で農林水産大臣として初入閣しました。その後も自民党の総合農林政策調査会長や衆議院災害対策特別委員長などを歴任しました。党内では無派閥で活動しています。
石破総理大臣としては、農業をはじめ幅広い政策に精通している江藤氏を再び農林水産大臣に起用することで政策を着実に実現するねらいがあるものとみられます。
経済産業相に武藤容治氏
経済産業大臣に再任された武藤容治氏は衆議院岐阜3区選出の当選6回で、69歳。衆議院議員の秘書や建築資材会社の社長などを経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。
これまでに外務副大臣や経済産業副大臣などを務め、第1次石破内閣で初めて入閣しました。自民党麻生派に所属し、先の総裁選挙では河野太郎氏の推薦人に名を連ねました。
石破総理大臣としては、企業経営の経験もある武藤氏を再任することで、より実効性のある経済産業政策を進めたいねらいがあるものとみられます。
国土交通相に中野洋昌氏
国土交通大臣に起用された公明党の中野洋昌氏は、衆議院兵庫8区選出の当選5回で、46歳。
このほど公明党の代表に就任した斉藤国土交通大臣の後任です。国土交通省の課長補佐を経て2012年の衆議院選挙で初当選し、これまでに経済産業政務官や党の国土交通部会長などを務めました。ことしの通常国会で政治資金規正法を改正した際には、党の実務者協議のメンバーとして自民党との調整などにあたりました。
石破総理大臣としては、連立を組む公明党の意向を踏まえて中野氏を起用することで、政権運営を円滑に進めるねらいがあるものとみられます。中野氏は初めての入閣です。
環境相に浅尾慶一郎氏
環境大臣に再任された浅尾慶一郎氏は参議院神奈川選挙区選出の当選3回で60歳。銀行員を経て1998年の参議院選挙で当時の民主党から立候補して初当選しました。その後、みんなの党で衆議院議員となり、党の代表も務めました。
党の解散後は無所属を経ておととしの参議院選挙に自民党の候補として臨み国政復帰を果たしました。そして、第1次石破内閣で初めて入閣しました。麻生派に所属し先の総裁選挙では河野太郎氏の推薦人に名を連ねました。
石破総理大臣としては、幅広い分野の政策に明るい浅尾氏を再任することで、政策を着実に実行していくねらいがあるものとみられます。
防衛相に中谷元氏
防衛大臣に再任された中谷元氏は、衆議院高知1区選出の当選12回で、67歳。陸上自衛隊を経て1990年の衆議院選挙で初当選し、防衛庁長官や自民党の安全保障調査会長などを歴任しました。
第3次安倍内閣では防衛大臣として、戦後日本の安全保障政策の大きな転換となった安全保障関連法の成立に尽力しました。また、岸田内閣では人権問題を担当する総理大臣補佐官を務めたほか、衆議院憲法審査会の与党側の筆頭幹事として憲法論議にも取り組みました。中谷氏は旧谷垣グループの出身です。
石破総理大臣としては、安全保障分野に精通する中谷氏を再任することで、政策の推進を図るねらいがあるものとみられます。
官房長官に林芳正氏
官房長官に再任された林芳正氏は、衆議院山口3区選出の当選2回で、63歳。商社に勤務したあと、大蔵大臣を務めた父 義郎氏の秘書官などを経て、1995年の参議院選挙で初当選しました。
参議院選挙には5回連続で当選し、この間、防衛大臣や農林水産大臣、文部科学大臣などを歴任しました。3年前の衆議院選挙で山口3区に立候補して初当選し、岸田内閣で去年9月まで外務大臣を務めました。そして去年12月に自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で辞任した松野前官房長官の後任の官房長官に就任しました。旧岸田派の出身で、先の総裁選挙では同じ派閥出身の議員を中心に支持を集めて1回目の投票で4位となり、第1次石破内閣でも官房長官を引き続き務めました。
石破総理大臣としては、閣僚経験が豊富な林氏を内閣の要となる官房長官に再任することで政権運営を円滑に進めるねらいがあるものとみられます。
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OS5
:2024/11/11(月) 21:23:22
デジタル相に平将明氏 行政改革相を兼務
デジタル大臣に再任された平将明氏は、衆議院東京4区選出の当選7回で、57歳。東京青年会議所の理事長などを経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。これまでにIT政策や地方創生を担当する内閣府副大臣や衆議院の原子力問題調査特別委員長などを務めてきました。
デジタル政策に精通していることで知られ、自民党のデジタル社会推進本部でAIに関する作業チームの座長も務めました。かつて石破総理大臣が率いた派閥に所属したこともあり、先の総裁選挙では石破総理大臣の推薦人に名を連ねました。そして、第1次石破内閣で初入閣しました。
石破総理大臣としては、デジタル分野の政策に詳しい平氏を再任することで、関連施策の着実な実現を図るねらいがあるものとみられます。
復興相に伊藤忠彦氏
復興大臣に再任された伊藤忠彦氏は、衆議院比例代表東海ブロック選出の当選6回で、60歳。愛知県議会議員を2期務めたあと、2005年の衆議院選挙で初当選し、これまでに総務政務官や環境副大臣などを務めました。
そして、第1次石破内閣で初入閣しました。先の自民党総裁選挙では河野太郎氏の推薦人の1人として名を連ねました。伊藤氏は旧二階派の出身です。
石破総理大臣としては、復興や環境分野を中心に伊藤氏の豊富な経験や実績を評価し、再任を決めたものとみられます。
国家公安委員長に坂井学氏 防災相を兼務
国家公安委員長に再任された坂井学氏は、衆議院神奈川5区選出の当選6回で、59歳。衆議院議員の秘書を経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。
これまでに財務副大臣や総務副大臣などを歴任し、菅内閣では官房副長官を務め、第1次石破内閣で初入閣しました。自民党では無派閥で活動しています。
石破総理大臣としては、菅副総裁に近い坂井氏を再任することで、政権基盤を固めたいねらいがあるものとみられます。
こども政策相に三原じゅん子氏 男女共同参画相 女性活躍相兼務
こども政策担当大臣に再任された三原じゅん子氏は参議院神奈川選挙区選出の当選3回で、60歳。俳優としてテレビドラマなどで活躍したあと、2010年の参議院選挙で初当選しました。
その後、厚生労働副大臣や自民党の女性局長を務めたほか、岸田内閣では、男女共同参画などを担当する野田少子化担当大臣の大臣補佐官にも就任しました。
また、44歳の時にがんを患って闘病した経験から、命や健康を守る政策のほか、女性の雇用をめぐる問題などに取り組んできました。そして、第1次石破内閣で初入閣しました。党では無派閥で活動し先の総裁選挙では小泉進次郎氏の推薦人に名を連ねました。
石破総理大臣としては、知名度のある三原氏を再任することで、女性活躍を推進する姿勢を示すねらいもあるものとみられます。
経済再生相に赤澤亮正氏 感染症危機管理相を兼務
経済再生担当大臣に再任された赤澤亮正氏は、衆議院鳥取2区選出の当選7回で、63歳。国土交通省の職員を経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。これまでに、内閣府副大臣や財務副大臣、それに、衆議院環境委員長などを歴任しました。
自民党では、かつて石破総理大臣が率いた派閥に所属したこともあり、先の総裁選挙では、石破総理大臣の推薦人に名を連ねました。第1次石破内閣で初入閣し「防災庁」の設置準備も担当しています。
石破総理大臣としては、みずからに近く経済や防災の分野の政策に明るいことで知られる赤澤氏を再任することで、重視する政策を前に進めたいねらいがあるとみられます。
経済安保相に城内実氏 科学技術相を兼務
経済安全保障担当大臣に再任された城内実氏は、衆議院静岡7区選出の当選7回で、59歳。外務省の職員を経て2003年の衆議院選挙で初当選し、2005年に郵政民営化関連法案に反対して自民党を離党しましたが、その後、復党しました。
これまでに外務副大臣や環境副大臣のほか、衆議院外務委員長などを務め第1次石破内閣で初入閣しました。城内氏は旧森山派の出身です。
石破総理大臣としては、外交経験を通じて経済安全保障分野にも精通した城内氏を再任することで、関連施策のいっそうの強化を図るねらいがあるものとみられます。
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:
OS5
:2024/11/11(月) 21:23:47
地方創生相に伊東良孝氏 沖縄・北方相 消費者相 万博相を兼務
地方創生担当大臣に再任された伊東良孝氏は衆議院比例代表北海道ブロック選出の当選6回で、75歳。
北海道議会議員や釧路市長を務めたあと、2009年の衆議院選挙で初当選し、これまでに財務政務官や農林水産副大臣などを歴任しました。先の自民党総裁選挙では、石破総理大臣の推薦人に名を連ね第1次石破内閣で初入閣しました。伊東氏は旧二階派の出身です。
石破総理大臣としては、自治体の実情などに詳しい伊東氏を再任することで、自身が力を入れる地方創生分野の政策を着実に前に進めたいねらいがあるものとみられます。
また、官房副長官には、橘慶一郎・衆議院議員と青木一彦・参議院議員、それに、佐藤文俊・元総務事務次官が再任されます。
さらに内閣法制局長官は岩尾信行氏が再任されます。
初入閣の3人は
法務大臣として初入閣する鈴木馨祐氏は、総理大臣官邸を出る際、記者団に対し、「総理からは、『さまざまな懸案もある担務なのでしっかり頑張ってくれ』との言葉をいただいた。日本のさまざまな法制度、法治国家としての基盤や基礎に関わる大臣職であり、きちんと国民の安心安全を守れるよう全力で取り組んでいきたい」と述べました。
国土交通大臣として初入閣する公明党の中野洋昌氏は総理大臣官邸で記者団に対し「国土交通省は国民の命と暮らしを守る、まさに安全安心を守るという大変に重大な責務のある役所なので身の引き締まる思いだ。しっかりとお役に立てるよう全力で仕事にまい進してまいりたい」と述べました。中野氏は国土交通省の課長補佐をへて衆議院議員となったという経歴をもっていて「もともと行政で仕事をしていたところは間違いなく生かせると思うし、政治家になってからは国土交通以外の分野を中心に活動してきたので国益という観点から幅広い立場で行政を見ていきたい」と述べました。
農林水産大臣に起用された江藤拓氏は記者団に対し、「石破総理大臣からは、『農政の転換点において責任は重大だからしっかりやってくれ』という話だった。2度目の農林水産大臣だが、前回とは違って、熟議の国会にしないといけないので、野党にも、より現実的な歩み寄れるようなご提案をいただきたいと思うし、その提案については真摯に受け止めて応えていきたい」と述べました。一方、農業予算については、「これから新しい農政の形を作っていく、構造を転換するということだからそこには新しい予算の仕組みが必要だ。農林水産予算を増やしていくことは当然の願いだ」と述べました。
再任が16人
第2次石破内閣の閣僚は、第1次石破内閣の閣僚のうち先の衆議院選挙で落選した2人と公明党の代表に就任した1人の合わせて3人を除く16人が再任されました。新たに起用された3人では初入閣が2人、閣僚経験者の再入閣が1人となっています。
平均年齢は61.95歳 1.6歳若く
石破総理大臣と19人の閣僚の平均年齢は第2次石破内閣が正式に発足する11日の時点で61.95歳と、第1次石破内閣発足時の63.55歳よりも1.6歳若くなっています。最高齢は地方創生担当大臣に再任された伊東良孝氏で75歳。最年少は国土交通大臣に起用された中野洋昌氏で46歳です。石破総理大臣と19人の閣僚を年代別にみますと70代が2人、60代が12人、50代が4人、40代は2人です。40代の2人はいずれも初入閣です。
女性の入閣は再任2人
女性の入閣は再任された阿部俊子氏と三原じゅん子氏の2人で第1次石破内閣から変わりませんでした。
参議院からの入閣は再任された福岡資麿氏、浅尾慶一郎氏、三原じゅん子氏の3人で、第1次石破内閣や去年9月に発足した第2次岸田第2次改造内閣と同じです。
第2次石破内閣の閣僚の顔ぶれを所属する自民党の派閥や出身の旧派閥ごとに見ますと、無派閥の議員が9人と最も多く、麻生派が3人、旧茂木派と旧二階派がそれぞれ2人、旧岸田派と旧森山派がそれぞれ1人となっています。旧安倍派からの起用は引き続きありませんでした。公明党はこれまでと同じ1人でした。第1次石破内閣と比較すると無派閥が1人減って麻生派が1人増えました。
第2次石破内閣の衆議院議員の閣僚を当選回数別にみますと、最も多いのは、村上誠一郎氏の13回です。次いで中谷元氏が12回、岩屋毅氏が10回となっています。一方、当選回数が少ないのは参議院議員として5回当選し、衆議院議員としては当選2回の林芳正氏を除けば、当選5回が中野洋昌氏、当選6回が鈴木馨祐氏、武藤容治氏、伊藤忠彦氏、坂井学氏、伊東良孝氏の5人です。このほか、当選8回が2人、7回が4人となっています。一方、参議院議員の3人は、いずれも当選3回となっています。
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OS5
:2024/11/11(月) 21:23:57
少数与党はいまの憲法のもとで5例
衆議院の事務局によりますと、いまの憲法のもと衆議院で過半数を割り込んだ少数与党が政権運営を担ったのは5例あります。戦後の1948年に発足した第2次吉田内閣。1953年の第5次吉田内閣。1954年の第1次鳩山内閣。1955年の第2次鳩山内閣。そして1994年4月に発足した羽田内閣です。少数与党のもとでは、予算案や法案を成立させるにも野党側との協調が欠かせず、内閣不信任決議案もすべての野党が賛成すれば可決されるなど、厳しい政権運営を強いられ、在任期間が短くなるケースも少なくありません。羽田内閣では、総理大臣指名選挙のあと、連立与党内で新たな統一会派を結成する動きに、同じ与党の社会党が反発して離脱し少数与党として政権運営を担いました。組閣まで3日を要し、1994年度の予算成立が6月にずれ込みました。その直後に、野党の自民党が「民意を反映していない」として内閣不信任決議案を提出し、採決前に羽田内閣は総辞職に追い込まれました。在任期間は戦後2番目に短い64日でした。また、第2次吉田内閣は4か月しか続かず、第1次鳩山内閣は発足した翌月に衆議院を解散しました。
首相 少数与党の中 野党側の協力得ながら政治を前に進められるか
石破総理大臣は、ことし9月の自民党総裁選挙で総裁に選出され、5回目の挑戦で党のトップの座をつかみました。10月1日に第102代の総理大臣に就任し、石破内閣を発足させます。
初めての所信表明演説では物価高を上回る賃上げの定着や、地方創生、それに「防災庁」の創設などを掲げました。そして9日に「国民の信任を得て政策を推進したい」として、衆議院の解散に打って出ます。就任8日後という戦後最短の期間での解散でした。
石破総理大臣は、掲げる政策をアピールし「日本を守り国民の暮らしを守ることができるのは自公政権だけだ」と支持を訴えました。一方、収支報告書に不記載があった議員ら12人を公認しないなど、政治とカネの問題に厳格に対応する姿勢を示しました。これに対し、野党側は「国会での十分な議論から逃げようとする『裏金隠し解散』」だと追及し論戦となりました。
こうした中、終盤戦には、自民党が非公認とした候補者が代表を務める政党支部にも2000万円が支給されていたことが明らかになります。野党側は「裏の公認料だ」などと一斉に批判し、与党への逆風が強まりました。選挙の結果、自民・公明両党は215議席と大きく議席を減らし、過半数を割り込みました。
過半数割れは民主党政権が誕生した15年前の2009年以来でした。石破総理大臣は、極めて厳しい審判を受けたという認識を示す一方、自民・公明両党による連立政権は維持し、総理大臣を続投する意向を表明。野党の主張も取り入れながら政権運営にあたっていく方針を示しました。
自民・公明両党は、選挙で28議席に増やした国民民主党との間で、新たな経済対策や、いわゆる「103万円の壁」の見直しなど、政策ごとに協議を進めることになりました。少数与党という厳しい状況の中、野党側の協力を得ながら政治を着実に前に進めていけるかが問われることになります。
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OS5
:2024/11/12(火) 13:02:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/707cb44ab73e8d8ef04abd556000e3dcf8b285e2
自民選対委員長に木原誠二氏 岸田前首相の最側近 総務会で了承
11/12(火) 12:30配信
産経新聞
自民党政治改革本部総会に臨む木原誠二氏=12日午前、党本部(春名中撮影)
自民党は12日の総務会で、先の衆院選で自民が大幅に議席を減らしたことを受けて辞任した小泉進次郎前選対委員長の後任に、木原誠二選対委員長代行を起用する人事を了承した。石破茂政権で木原氏は、小泉氏を補佐する選対委員長代行を務め、来夏の参院選や東京都議選を見据え、継続性を重視したとみられる。
木原氏について、鈴木俊一総務会長は総務会後の記者会見で「厳しい選挙に小泉氏とともに対応してきた方であり、有能な方だ。来年の都議選、参院選にもしっかり対応してくれると期待している」と述べた。
木原氏は衆院東京20区選出で、現在6期目。岸田文雄前首相の最側近として知られ、官房副長官や党幹事長代理などを歴任した。
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OS5
:2024/11/13(水) 19:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/06f98289564ff98adaf391e2e253404bc9bf5fa8
副大臣、自民の女性は起用なし 裏金議員を回避、政務官も
11/13(水) 17:07配信
共同通信
臨時閣議に臨む(左から)村上総務相、石破首相、中谷防衛相=13日午後、首相官邸
政府は13日の臨時閣議で、第2次石破内閣の副大臣26人、政務官28人を決定した。副大臣人事では公明党の鰐淵洋子氏を厚生労働副大臣に再任したが、自民党から女性の起用はなかった。派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載があった議員の登用は見送られた。旧安倍派からは、不記載がなかった滝波宏文農林水産副大臣と政務官6人の計7人が名を連ねた。
裏金議員に関し、自民には衆院選で「みそぎ」が済んだとして要職から排除すべきでないとの声があるものの、石破茂首相は世論の理解を得られないと判断したとみられる。年内に目指す政治資金規正法の再改正に向け、野党の追及を避ける狙いもありそうだ。
政務官には自民から女性5人を起用。内閣府に友納理緒、内閣府兼復興に今井絵理子、農水に山本佐知子の各氏を充て、外務に英利アルフィヤ、生稲晃子両氏を就けた。
旧安倍派からは政務官に友納、生稲両氏の他、デジタル兼内閣府に岸信千世、外務に松本尚、厚労に安藤高夫と吉田真次の各氏を選んだ。
514
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OS5
:2024/11/14(木) 01:56:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8d282554f5727c72951af356af46e68a1b8d351
自民の初当選議員2人、議場でスマホ撮影 党幹部が口頭注意
11/13(水) 18:04配信
朝日新聞デジタル
衆院本会議場で首相指名選挙の投票をする衆院議員ら=2024年11月11日午後2時30分、国会内、杜宇萱撮影
衆院選で初当選した自民党議員2人が本会議場で写真撮影したとして、13日の衆院議院運営委員会の理事会で、自民の理事が陳謝した。自民幹部が2人を口頭で注意したという。
衆院規則では、写真撮影についての明確な規定はないが、議院の品位を重んじることや、議事に関係のないものの閲読禁止を定めている。
自民関係者などによると、口頭注意を受けたのは向山淳氏=北海道8区=と福田かおる氏=東京18区=。11日の衆院本会議場で、スマートフォンで写真撮影したという。2人はそれぞれX(旧ツイッター)で、規則を知らなかったとして謝罪している。
朝日新聞社
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OS5
:2024/11/14(木) 22:12:29
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241113/k10014637411000.html
第2次石破内閣 副大臣 政務官が決定 “不記載議員”起用せず
2024年11月13日 18時15分
第2次石破内閣の発足に伴って、政府は13日の臨時閣議で、副大臣の人事を決定しました。政治資金収支報告書に不記載のあった自民党議員の起用はありませんでした。
副大臣に決まったのは自民党から23人、公明党から3人の合わせて26人です。このうち女性は1人です。
【デジタル副大臣】
◇穂坂泰氏
穂坂氏は、内閣府副大臣を兼務します。
【復興副大臣】
◇公明党の輿水恵一氏
◇鈴木憲和氏
【内閣府副大臣】
◇瀬戸隆一氏
◇辻清人氏
◇鳩山二郎氏
【総務副大臣】
◇冨樫博之氏
◇参議院議員の阿達雅志氏
【法務副大臣】
◇高村正大氏
【外務副大臣】
◇藤井比早之氏
◇宮路拓馬氏
【財務副大臣】
◇斎藤洋明氏
◇公明党の参議院議員の横山信一氏
【文部科学副大臣】
◇武部新氏
◇野中厚氏
【厚生労働副大臣】
◇仁木博文氏
◇公明党の鰐淵洋子氏
【農林水産副大臣】
◇笹川博義氏
◇参議院議員の滝波宏文氏
【経済産業副大臣】
◇大串正樹氏
◇参議院議員の古賀友一郎氏
大串氏と古賀氏は、内閣府副大臣を兼務します。
【国土交通副大臣】
◇古川康氏
◇参議院議員の高橋克法氏
高橋氏は、内閣府副大臣と復興副大臣を兼務します。
【環境副大臣】
◇小林史明氏
◇参議院議員の中田宏氏
中田氏は、内閣府副大臣を兼務します。
【防衛副大臣】
◇本田太郎氏
本田氏は、内閣府副大臣を兼務します。
政務官人事 28人
政務官も決まりました。副大臣の人事と同じく、政治資金収支報告書に不記載のあった自民党議員の起用はありませんでした。
政務官に決まったのは自民党から25人、公明党から3人の合わせて28人です。このうち女性は5人です。
【デジタル政務官】
◇岸信千世氏
岸氏は、内閣府政務官を兼務します。
【内閣府政務官】
◇西野太亮氏
◇参議院議員の友納理緒氏
◇参議院議員の今井絵理子氏
今井氏は、復興政務官を兼務します。
【総務政務官】
◇川崎秀人氏
◇古川直季氏
◇参議院議員の長谷川英晴氏
【法務政務官】
◇神田潤一氏
【外務政務官】
◇英利アルフィヤ氏
◇松本尚氏
◇参議院議員の生稲晃子氏
【財務政務官】
◇東国幹氏
◇土田慎氏
【文部科学政務官】
◇公明党の金城泰邦氏
◇参議院議員の赤松健氏
赤松氏は、復興政務官を兼務します。
【厚生労働政務官】
◇安藤高夫氏
◇吉田真次氏
【農林水産政務官】
◇公明党の庄子賢一氏
◇参議院議員の山本佐知子氏
【経済産業政務官】
◇参議院議員の加藤明良氏
◇公明党の参議院議員の竹内真二氏
加藤氏は内閣府政務官を、竹内氏は内閣府政務官と復興政務官を兼務します。
【国土交通政務官】
◇高見康裕氏
◇参議院議員の吉井章氏
◇国定勇人氏
国定氏は、内閣府政務官と復興政務官を兼務します。
【環境政務官】
◇五十嵐清氏
◇勝目康氏
勝目氏は、内閣府政務官を兼務します。
【防衛政務官】
◇金子容三氏
◇参議院議員の小林一大氏
小林氏は、内閣府政務官を兼務します。
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OS5
:2024/11/15(金) 14:44:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4537c419afabf353f8899e921f1860fb3b7fc36
河野太郎氏を選対委員長代理に起用 自民、総務会で報告
11/15(金) 13:31配信
自民党は15日、河野太郎前デジタル相を選対委員長代理に起用したと発表した。同日の総務会で、木原誠二選対委員長が選対役員人事について報告した。
河野氏は衆院神奈川15区選出で、現在10期目。外相や防衛相などを歴任した。知名度が高く、党総裁選にはこれまで3度挑戦している。
鈴木俊一総務会長は記者会見で、河野氏について「いろいろな選挙を応援し、それぞれの地域の選挙事情などにも詳しい方だ。ふさわしい人事で、ぜひ頑張ってほしい」と述べた。
517
:
OS5
:2024/11/19(火) 19:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/b41e56acee96a7336ab07907dffed5618b66a1d6
座ったまま握手、スマホ操作に1人腕組み…石破茂首相、APECでの映像がSNSで物議
11/19(火) 11:55配信
産経新聞
カナダのトルドー首相(左)と座ったまま握手に応じる石破茂首相=15日、ペルー・リマ(首相官邸ホームページより)
南米歴訪中の石破茂首相を巡って、ペルーの首都リマで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)での立ち居振る舞いがSNSで物議を醸している。駆け寄ってきた外国首脳に対し座ったまま握手を交わし、腕組みしたまま式典に臨んだ様子が映像で報じられており、外交上のマナーとして違和感を指摘するコメントが少なくない。APEC閉幕に合わせた各国首脳との集合写真の記念撮影も、首相は交通渋滞に巻き込まれた結果、欠席した。
「日本でも仲間を作らないタイプと聞いていますが、外交の場ではフレンドリーに振る舞ってほしい」
タレントのフィフィさんは18日、X(旧ツイッター)でこう苦言を呈した。
フィフィさんが合わせて投稿したのが日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」が報じた会議前の首相の様子。
各国首脳が和やかな様子で談笑する中、首相は椅子に座ったまま、スマートフォンを操作している。手元の書類をめくっていると、マレーシアのアンワル首相が近づいて握手を求め、首相も応じたが、座ったままだった。カナダのトルドー首相らが首相の椅子に駆け寄って握手を求めた際も首相は立ち上がらなかった。
リマの大統領官邸での歓迎式典を伝える別の映像では、他の3人の首脳が両手を前に手の平を重ねるなどして式典を見守る中、首相1人が腕を組んでいる様子が報じられた。厳かな表情を浮かべる韓国の尹錫悦大統領とは対照的だ。
首相は16日の各国首脳との集合写真の記念撮影欠席を余儀なくされている。林芳正官房長官は18日の記者会見で、「集合写真への出席を予定していたが、当日急に発生した事故渋滞により、結果的に対応が困難となった」と説明した。
首相はリマ郊外のフジモリ元大統領の墓で献花しており、その後の渋滞で写真撮影に間に合わなかったという。
このことについて、首相側近は「集合写真に写らないのは失態といえるかは別だが、現状の首相にとって象徴的かもしれない。(自民が大敗した衆院選の結果など)ダメダメな状況が指摘される中、弱り目にたたり目だ」と嘆いた。(奥原慎平)
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:
OS5
:2024/11/19(火) 21:33:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/784d741124dd9d6e16cf543680b19e792598ae1b
自民半導体議連、新会長に山際大志郎氏 落選の甘利明氏は名誉会長に
11/19(火) 21:13配信
朝日新聞デジタル
半導体戦略推進議員連盟の会合であいさつする甘利明氏=2024年11月19日午後1時10分、東京都千代田区
自民党の半導体戦略推進議員連盟の会合が19日開かれ、先月の衆院選で落選した甘利明氏が会長を退き、後任に山際大志郎氏が選出された。甘利氏は名誉会長に就いた。
議連は2021年に甘利氏が主導して設立した。甘利氏は冒頭のあいさつで「半導体は経済安全保障上の最大の戦略物資だ。(公的支援を)始めた以上は必ず成功させる。そうしないとチョークポイント(要衝)を握られる国の側に回ってしまう」と訴えた。
また、近く取りまとめられる経済対策で30年度までに人工知能(AI)や半導体分野に10兆円以上を公的支援する方針について議論。「今回のフレームを金科玉条とすることなく今後も必要に応じて支援を行う必要がある」などとする決議文を採択した。(長橋亮文)
朝日新聞社
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:
OS5
:2024/11/20(水) 09:24:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea46c994c14e52f0b56973e6fcb90b71094446a
自公「2幹2国」朝食会スタイルで復活 少数与党転落で連携を再強化
11/19(火) 17:41配信
産経新聞
自民党の森山幹事長(左)と 石破首相
自民、公明両党の幹事長・国対委員長が意見交換する会合「2幹2国」が19日朝、都内のホテルで開かれた。岸田文雄政権下では昼に国会内で行うことが多かったが、久々に日本料理店で朝食を共にする形式が復活し、今後、火曜日の朝に定例開催することでも合意した。与党過半数割れで迎える臨時国会に向け、連携を再強化する狙いだ。
「少数与党なので、お互いがいろいろな問題の共通認識を持ち、丁寧に野党と話をしていかなければいけない」
会合後、自民の坂本哲志国対委員長は朝食会スタイル復活の意義を記者団にそう説明した。会合自体の開催も約5カ月ぶりだ。
2幹2国は歴代政権で行われてきたが、特に安倍晋三、菅義偉両政権で幹事長を5年超務めた自民の二階俊博氏が重視していた。二階氏は「何もなくても毎週会い、関係をつくることが大事だ」とし、ほぼ毎週のように開催して公明との連携を密にした。
ただ、令和3年10月に岸田政権が発足すると、約3カ月にわたり開催が中断された。当時の茂木敏充幹事長と麻生太郎副総裁は公明と距離があり、茂木氏は早起きが苦手なこともあって、再開後も主に国会内で昼に行う形式となった。
会合の内容も形骸化し、自公のパイプは目詰まり気味に。衆院の選挙区調整をめぐっては深刻な対立に陥り、当時の公明の石井啓一幹事長が「信頼関係は地に落ちた」と評するまで悪化したこともあった。
一方、石破茂政権で幹事長に就いた森山裕氏は自公関係を重視しており、30年ぶりの少数与党となる中、連携を強化したい考えだ。党幹部は「今は与党内でもめているヒマはない。自公の密な連携は当然にした上で、野党に意識を向けた国会運営が必要だ」と話した。(永井大輔)
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:
OS5
:2024/11/21(木) 07:49:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/54995b070683d2588bf1e917a2ec7101c711e493
国民民主に大幅譲歩せざるを得なかった自民・公明、合意直前まで続いた文言調整…政権運営には依然不透明感
11/21(木) 7:11配信
読売新聞オンライン
自民、公明両党は20日、「年収103万円の壁」の見直しなどを巡り、国民民主党との合意にこぎつけ、2024年度補正予算の年内成立に道筋をつけた。少数与党の自公は国民民主の要求に大幅な譲歩をせざるを得ず、石破首相(自民総裁)の政権運営には依然、不透明感が漂っている。
試金石
(写真:読売新聞)
「今後の政策決定や国会運営は野党の意見をよく聞いて進めていくことが基本となる。このような形で議論したのは初めての試みだ」
自民の小野寺政調会長は同日、3党の政調会長会談後の記者会見でこう振り返った。自公両党は衆院で過半数に届かず、国民民主と政策ごとに協力する「部分連合」で政権運営を進めることを目指しており、その最初の試金石が総合経済対策だった。
12日から始まった3党の政調会長の協議は計5回に及んだ。手取り増を掲げる国民民主の看板政策である「103万円の壁」見直しを巡り、文言の調整は20日の合意直前まで続いた。
19日の協議で与党から提示した当初案は、基礎控除などの引き上げについて「国・地方の財政への影響などの諸課題に十分留意しつつ、検討を進め、結論を得る」としていた。国民民主は、引き上げ方針の明確化や「財政への影響」の文言削除を要求。与党は「引き上げについて税制改正で検討する」との案を示した後、最終的に「2025年度税制改正の中で議論し引き上げる」と踏み込んで決着した。
距離感
経済対策には、国民民主の衆院選での公約を踏まえ、「手取りが増え、豊かさが実感できるよう」との文言も盛り込むことになった。玉木代表は20日、自身のX(旧ツイッター)に「ついに『壁』が動きました。でもまだ数センチ。勝負はこれから」と投稿した。
一方、与党が「交換条件」としてこだわったのは、3党間の合意文書だ。経済対策の財源の裏付けとなる24年度補正予算の年内成立を目指すことや、部分連合を定着させ、25年度当初予算へ賛同を得る布石として、3党が「誠意をもって行動する」との文言を加えた。
ただ、国民民主の浜口政調会長は20日の記者会見で、当初予算への対応について「今後、判断していきたい」と予防線を張った。党内には「与党から取り込まれてしまう」との警戒感が出ており、自公との政策協議の常設化は今後も認めない構えだ。国民民主幹部は「与党とは絶妙な距離感をとり続けることが大事だ」と語った。
521
:
OS5
:2024/11/22(金) 23:37:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b9a814c4ae91dae7ead06f921cb05e07386224d
石破首相、23日に歴代最短の東久邇宮氏に並ぶ 在職54日 最大の壁は来春の予算案審議か
11/22(金) 14:59配信
産経新聞
在職300日以下の首相(通算)
石破茂首相は23日、就任から54日となり、歴代首相で最も在職日数が短かった東久邇宮稔彦(なるひこ)氏に並ぶ。少数与党の政権運営とはいえ、当面は着実に在職日数を伸ばす見込みだが、来年3月に想定される令和7年度予算の成立を花道にした退陣論もくすぶり、どこまで伸ばせるか。
【年代別でみる】石破内閣を「支持する」が「支持しない」を上回った唯一の年代は?
石破首相を含め歴代65人の首相の中で2番目に短かったのは平成6年に就任した羽田孜氏だった。当時も新生党などの少数与党による連立政権で、行き詰まった羽田氏は64日で退陣した。石破首相は12月3日に羽田氏に並ぶことになる。
同4日に石橋湛山氏、同8日に宇野宗佑氏に並ぶ石破首相は来年1月8日に就任100日を迎える。同月31日には、短い方から歴代5位タイになる見通しだ。
最大の壁は、この後に訪れる可能性が高い。与党が衆院で過半数を割る中、石破首相は2〜3月の予算案審議で厳しい局面に立つことが予想される。自民党内では、石破首相の退陣と引き換えに野党の協力を仰いだ上での予算成立を想定する声も出始めている。
現時点で自民内に「石破おろし」の目立った動きはない。とはいえ、来年夏には東京都議選と参院選が控えており、石破内閣が低調ならば首相交代を求める声も高まりそうだ。
石破首相がこれを乗り切って政権運営を続ければ、6月20日に細川護熙氏、同23日に鳩山由紀夫氏に並ぶ。両氏とも「非自民」の連立政権で首相に就任し、当初は国民の多くの期待を背負ったが、失速も早かった。就任前は報道機関の世論調査で「次の首相にふさわしい人」の筆頭格だった石破首相も内閣支持率は伸び悩んでおり、難局が続くことになる。
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:
OS5
:2024/11/24(日) 23:36:54
複数の国会議員→
日本維新の下地幹郎 (元職)
自民党の中村裕之
自民の岩屋毅
自民の船橋利実
自民の宮崎政久
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd4df9a466f7bf6e1ce9e4536e8ff500991fbefc
米、「500ドットコム」元CEOを起訴 日本の国会議員に賄賂提供か
11/22(金) 12:30配信
毎日新聞
米司法省の庁舎=2024年2月14日、秋山信一撮影
米東部ニュージャージー州の連邦大陪審は、日本のカジノを含む統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件に関連して、国会議員に賄賂を渡したとして中国企業「500ドットコム」(現ビットマイニング)の潘正明・元最高経営責任者(CEO)を海外腐敗行為防止法違反などの罪で連邦地裁に起訴した。米司法省が18日発表した。
起訴は今年6月18日付。企業側が1000万ドル(約15億4000万円)の罰金の支払いに同意したことを受けて、起訴内容が公表された。企業が米ニューヨーク証券取引所に上場しているため、米司法当局の捜査対象になり、日本の当局も協力した。
起訴状によると、潘被告は2017年8月ごろ、日本の国会議員1人に200万円を渡した。17年9月にはさらに複数の国会議員らに総額約2650万円の現金を提供したとしている。
贈賄を仲介したコンサルタントのテキストメッセージの記録には「議員1人に約80万円を支払ったほか、複数の国会議員に20万〜60万円ほどを支払った」との内容が記されていた。
さらに17年12月には国会議員を含む数人の日本の当局者がマカオを旅行した際、プライベートジェット、ギャンブルのチップ、食事、性接待、宿泊などの費用を負担し、現金も渡していたとされる。司法省によると、潘被告らが賄賂や仲介手数料に使った総額は約190万ドル(約2億9000万円)に上るという。
起訴状では国会議員の氏名は伏せられているが、収賄側の主要な国会議員は「日本政府でインフラ、輸送、観光を所管している高官」と説明されている。
IRを巡る汚職事件では、IR担当の副内閣相と副国土交通相を務めていた元衆院議員の秋元司被告が日本で収賄罪などで起訴された。東京高裁(安東章裁判長)は今年3月、懲役4年、追徴金約758万円の実刑とした1審・東京地裁判決(21年9月)を支持する判断を示している。
今回の米側の起訴状では、他に現金を受け取ったとされる国会議員に関しての詳細は説明がなかった。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/25(月) 11:25:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d06a853d550842eded7d847e650e0e54f43d9f8
石破官邸、指導力発揮できず 自公国主導で経済対策
11/23(土) 7:22配信
時事通信
総合経済対策を閣議決定し、記者団の取材に応じる石破茂首相=22日午後、首相官邸
政府が22日に閣議決定した総合経済対策は、自民、公明両党と国民民主党の政調会長が取りまとめを主導した。
「年収103万円の壁」の引き上げ方針の扱いなどで、石破茂首相が指導力を発揮する場面は乏しいまま。衆院選敗北で少数与党となり、官邸主導の政策推進が困難な状況を改めて印象付けた。
首相は閣議決定を受け、首相官邸で記者団に「今回の経済対策は、与党のみならず国民民主党とも協議し、合意がなされた。裏付けとなる2024年度補正予算案の早期成立を目指したい」と強調した。
経済対策は、昨年度を上回る24年度補正予算案の歳出規模13兆9000億円程度を明記。物価高対策として住民税非課税世帯への給付金も盛り込まれた。いずれも、首相が衆院選中に訴えた内容だ。
ただ、取りまとめの過程で官邸側が積極的に動いた形跡はない。衆院選敗北で首相の求心力は低下しており、自民関係者は「誰も首相の指示では動かない」と指摘。官邸幹部も「自民の小野寺五典政調会長に一任し、官邸は見守る姿勢だった」と認める。
「103万円の壁」の引き上げ幅を巡る今後の協議は、自公国の税調会長を中心に進めることになる。7兆〜8兆円との試算もある税収減をどう補うかも焦点だ。
自民内では、依然として「税収が減る地方の反対は根強い」(幹部)との慎重論がくすぶる。国民民主との協議が不調に終われば、補正予算案の年内成立に黄信号がともる。
政権の苦境が続く中、小野寺氏や林芳正官房長官、首相側近の赤沢亮正経済再生担当相、橘慶一郎、青木一彦両官房副長官らが21日夜、東京都内で会食した。今後の国会運営などについて意見交換したとみられる。
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OS5
:2024/11/25(月) 11:33:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d13068f05f0a8fd1c66c93b3571828cbedbe0b1
少数与党、膨張予算に拍車 遠のく財政健全化 経済対策
11/23(土) 7:19配信
時事通信
政府は22日、石破政権として初の総合経済対策を閣議決定した。
財源の裏付けとなる補正予算案は歳出額が約13兆9000億円と新型コロナ禍前を大きく上回る。自民、公明両党が衆院で過半数を持たない少数与党となり、政策ごとに連携する国民民主党の要求を反映させたことも影響した。今後、予算規模拡大に拍車が掛かるのは必至で、膨張した歳出構造の「平時回帰」は遠のいている。
石破茂首相は今回の対策について「全ての世代の現在や将来の賃金・所得増加」が最重要課題だと強調した。対策には首相肝煎りの新たな地方創生交付金創設などが盛り込まれたが、衆院選で躍進した国民民主が掲げる「手取りを増やす」政策のうち、「年収103万円の壁」引き上げとガソリン減税を協議する方向性を明記。「石破カラー」はかすんだ感が否めない。
歳出抑制を阻んだ一因が、コロナ禍以降に延長や復活を繰り返してきた景気対策。今回も低所得世帯向け給付金やエネルギー補助金を計上。内閣府によると、物価高に伴う国民負担の軽減策として国と地方で計約3兆8000億円の支出を行う。賃金上昇が物価高に追い付かない状況下、家計支援を続けることには与野党で異論はなく、来夏の参院選をにらみ歳出圧力が一段と強まりそうだ。
「金利ある世界」の復活や地政学リスクの高まりなどの課題が山積する中、石破政権は2025年度の当初予算案と税制改正に向けた検討でも野党の協力が不可欠だ。財源の道筋を付けないまま歳出拡大が先行すれば、同年度に国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する財政健全化目標の達成は一層困難になる。
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OS5
:2024/11/27(水) 11:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c01f8c03e3c9dfe839b36ba7d7f86e35c3c3d194
岸田氏の「議連」旗揚げで政界に広がる“波紋”…“ポスト石破”での再登板狙いの臆測も
11/27(水) 8:32配信
東洋経済オンライン
(写真:©2024 Bloomberg Finance LP)
岸田文雄前首相(67)が自民党の「資産運用立国議員連盟」を設立したことが、政界に複雑な波紋を広げている。「岸田政権で掲げた経済政策を改めてアピールすることで、党勢回復につなげるのが目的」(側近)とされるが、「10・27衆院選」での自民、公明両党大敗による与党過半数割れで、石破茂首相(自民党総裁)の「短命説」もささやかれる中での議連旗揚げだけに、永田町では「“ポスト石破”での再登板への布石」(閣僚経験者)との臆測も飛び交うからだ。
そもそも岸田氏は、9月の自民党総裁選での石破氏勝利の「陰の立役者」とされ、石破政権発足後も政府・党の要職に側近を送り込むことで、影響力を見せつけている。もちろん、菅義偉副総裁(75)、麻生太郎最高顧問(84)という2人の首相経験者も、政権中枢の立場を維持しているが、「石破政権での自民党権力構図は、すでに“岸田1強”」(政治ジャーナリスト)との見方も多く、「それが、岸田氏の言動に注目が集まる原因」(同)とみられている。
■議連には茂木氏や旧安倍、麻生両派も出席
同議員連盟は連休前の11月22日に国会内で設立総会を開催。呼びかけ人の岸田氏は、「資産運用立国への取り組みを継続する強い意志を、世界に示さなければいけない」などと述べ、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の抜本的な拡充策の検討などを提起した。
この会合には、木原誠二選対委員長ら旧岸田派(宏池会)議員に加え、岸田氏との確執がささやかれている茂木敏充前幹事長や、旧安倍、麻生両派の議員ら20人余が出席、表向き「オール自民党」の体裁も整えていた。
もともと資産運用立国は、岸田氏が首相在任時に掲げた看板政策の1つだ。家計の金融資産の半分超を占めるとされる預貯金を投資に回し、国民の所得増につなげるというもので、岸田政権では新しい少額投資非課税制度(NISA)の導入などに取り組んだ経緯がある。
今回の議連旗揚げも通じて、岸田氏が経済政策の発信に積極姿勢をみせているのは、「首相が衆院選でインパクトのある経済政策を打ち出せなかったことが、自民大敗の要因の一つ」(側近)と判断しているからとされる。それも踏まえ岸田氏は、旧岸田派大幹部の小野寺五典氏を政調会長、宮沢洋一氏を税調会長という同党経済政策の司令塔に送り込み、「経済分野での“岸田主導”」(同)を狙っているとの見方がもっぱらだ。
■「103万円の壁」引き上げは旧岸田派主導に
そうした中、永田町だけでなく国民的にも注目が集まる「103万円の壁」を巡る国民民主党との協議でも、小野寺、宮沢両氏が自民党側の“主役”となり、不透明な要素が多い「自公国」交渉を進めている。特に、宮沢氏は「旧大蔵省出身で、党内きっての税制の専門家」(税調幹部)とされ、旧大蔵省後輩の玉木雄一郎国民民主代表、古川元久同代表代行(税調会長)との交渉も、「水面下では宮沢氏主導で進んでいる」(同)との見方が多い。
11月28日召集の臨時国会について、与野党が早々と①首相の所信表明と各党代表質問②その後の衆参予算委審議③会期は12月21日までーーなどの日程で事実上合意したことも、「自公国交渉の“円満決着”が前提となっている」(自民国対)とみられている。
確かに、迷走が想定された臨時国会が波乱なく閉幕すれば、与野党攻防は年明けからの次期通常国会に持ち越され、首相も「超短命政権」の危機を脱することになる。そうなれば「政局の次の節目は、衆参同日選説も浮上している『来夏の政治決戦』となるが、現状では自民党は衆参両院で大苦戦する」(選挙アナリスト)との予測も少なくない。当然、その場合は「首相退陣」が現実味を帯びるからこそ、「今回の岸田氏の動きはそれをにらんだもの」(自民長老)との声が出るのだ。
政権危機に苦悩する石破首相は、党の派閥パーティー収入不記載事件に端を発した「政治とカネ」問題の再発防止策に力を入れることで窮状打開を狙うが、岸田氏は周囲に「守りだけではなく、攻めも大事だ」と強調する。
526
:
OS5
:2024/11/27(水) 11:41:26
■旧岸田派の林氏擁立が「政治常識」だが…
もちろん、9月の自民総裁選で岸田氏が支援に回ったことが石破首相の勝利の決め手となったのは周知の事実だけに、岸田氏はあくまで石破首相を支える考えを変えてはいないとされる。だが、党内では衆目が一致する「ポスト石破」候補も見当たらないのが実状のため、岸田氏の動向に注目が集まるのだ。
28日からの臨時国会の最大の焦点となる「103万円の壁」問題が、旧岸田派主導の形で「円満決着」に持ち込めれば、「岸田氏の党内的立場はさらに強まる」(自民長老)ことは間違いない。だからこそ、再登板説も浮上するのだが、岸田氏周辺には「首相経験者としての矜持を示すのなら、旧岸田派ナンバー2の林芳正官房長官を推し立てるのが政治的常識」(最側近)との声も少なくない。
そもそも岸田氏は、当選同期の安倍晋三元首相(故人)と親交が深く、「安倍氏も岸田氏を自らの後継者と考えていた」(安倍氏側近)のは間違いない。しかし、2020年8月末に安倍氏が体調不安で突然退陣表明したことを受けた総裁選に、石破、菅、岸田の3氏が立候補した際には、安倍氏は菅氏を支持し、岸田氏は大敗。それを受けて、当時の岸田派内では「もう岸田氏の首相就任はないから、林氏に代替わりすべきだ」との声が巻き起こり、「林派」への衣替えが具体化しつつあった。
ただ、当の岸田氏はこれに猛反発し、「1年後の総裁選で勝負すると決意したことで、林氏との距離ができた」(旧岸田派幹部)というのが実態とされる。「まさにその反発心と政権奪取への執念が、『総裁選勝利・3年間の岸田政権』につながった」(政治ジャーナリスト)ことは間違いない。
■「再登板狙い」なら“岸田1強”喪失も
さらに、「政治とカネ」問題への拙劣な対応で内閣支持率が低迷し、党内に「岸田降ろし」の風が吹き荒れた2024年7月の時点でも、「秘かに再選戦略を練っていた」(周辺)のは事実。しかし、岸田氏に首相の座を奪われた菅氏が、9月の総裁選での小泉進次郎氏擁立を画策していることを察知した7月末に「総裁選で負ければ政治生命を失うとの判断から、総裁選不出馬宣言による退陣表明に踏み切った」(同)というのが“真相”とされる。
その後の政局展開をみれば「岸田氏の決断は正しく、石破政権誕生が“岸田1強”への布石となった」(政治ジャーナリスト)ことは間違いない。ただ、首相経験者の岸田氏が「安倍氏の真似をするように再登板を狙うのは邪道」(自民長老)との声も相次ぐ。
足元の旧岸田派内からも「『ポスト石破』では林氏を担ぐことが岸田氏の党内実力者としての存在価値を高める」(若手)との声が相次ぐだけに、「今回の議連旗揚げとその後の岸田氏の言動次第では、せっかく手に入れた“岸田1強”も失いかねない」(政治ジャーナリスト)との指摘が少なくない。
泉 宏 :政治ジャーナリスト
527
:
OS5
:2024/11/27(水) 17:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/be64bc777aef2f43367c68c1fb43d33e053d0818
旧安倍派、東京・平河町の事務所を閉鎖…派閥が管理する残金は党本部に寄付
11/27(水) 17:09配信
読売新聞オンライン
安倍派の政治資金パーティー
自民党派閥の政治資金規正法違反事件で解散を決めた旧安倍派は27日、東京・平河町の事務所を閉鎖した。派閥が管理する残金は党本部に寄付し、来年3月末までに政治団体としての解散届を総務省に提出する。同派の清算管理委員会が手続きを進めており、26日に今後の段取りを通知した。
旧茂木、旧岸田、旧二階、旧森山の各派は事務所を閉鎖し、旧岸田、旧森山両派は解散届も提出した。
528
:
OS5
:2024/11/28(木) 15:08:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6e2e0f691c5554d012df746e08d6191b13b1bea
猪口邦子議員宅火災2人死亡、発生2時間前帰宅の夫と長女連絡取れず
11/28(木) 11:42配信
東京都文京区のマンションで27日夜、6階に住む自民党の猪口邦子参院議員(72)宅から出火した火災で、警視庁は28日、室内から見つかった2人が死亡したと発表した。
警視庁によると、猪口議員は4人暮らし。仕事で外出中の猪口議員と次女は無事だったが、夫で東京大名誉教授の孝さん(80)と、30代の長女と連絡が取れていないという。
捜査関係者によると、マンションエントランスの防犯カメラには、孝さんと長女がそれぞれ同日午後5時ごろに帰宅する様子が映っていたという。同庁が身元の確認を進めている。
火災は27日午後7時ごろ発生。文京区小石川2丁目の6階建てマンションの6階部分約150平方メートルが燃え、発生から約9時間後の午前3時50分ごろに鎮火した。
朝日新聞社
529
:
OS5
:2024/11/30(土) 00:33:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2a3194f48661b5df1edfa614e4a55979431e18f
参院政倫審、旧安倍派の不記載27人が出席の意向 自民が年内開催求める
11/28(木) 17:06配信
産経新聞
立憲民主党との会談後、記者団の取材に応じる自民党の松山政司参院幹事長=28日午後、国会内(春名中撮影)
自民党の松山政司参院幹事長は28日、派閥パーティー収入不記載事件に関わった旧安倍派の現職の参院議員27人全員が参院政治倫理審査会(政倫審)への出席の意向を示していると明らかにした。国会内で記者団の取材に答えた。27人は先の通常国会で参院政倫審が出席要求を議決したものの、応じていなかった。
松山氏は同日、立憲民主党の参院幹部と会談し、年内の政倫審開催を求めた。公開の有無は各議員の判断に委ねる方針を確認した。松山氏は全員が出席の意向を示したことに関し、10月の衆院選敗北が影響していると語り、「説明責任を果たして政治活動を続けたいというそれぞれの決意だ」と説明した。
立民の斎藤嘉隆参院国対委員長は記者団に「一日も早く弁明させ、真相を明らかにしたい」と述べた。
参院政倫審への不記載議員の出席を巡っては調整が難航していたが、衆院選大敗を受け、石破茂首相(自民総裁)が出席を促した。また、衆院選では衆院政倫審の出席有無が公認の条件となったケースもあり、「来年夏の参院選前の出席は不可避」(参院自民幹部)の情勢となった。
530
:
OS5
:2024/12/01(日) 23:26:07
>>522
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbefa332ce35b82bba544e20112d963bd6ca685e
日本の国会議員にIR事業で賄賂か、米司法省が中国企業元CEOを起訴
11/30(土) 21:19配信
読売新聞オンライン
「インフラ、運輸、観光を所管していた政府高官」
米司法省は、日本の統合型リゾート(IR)事業を巡って日本の国会議員に賄賂を渡したなどとして、中国企業「500.com」(現ビットマイニング)の潘正明・元最高経営責任者(CEO)が海外腐敗行為防止法違反などで起訴されたと発表した。
アメリカ司法省の庁舎前でたなびく国旗=ロイター
同社はニューヨーク証券取引所に上場しており、米司法省が捜査した。日本の当局の協力も得たとしている。同社が1000万ドルの罰金の支払いに同意し、起訴内容が11月18日に公表された。起訴は6月18日付。
起訴状によると、潘被告は2017年8月頃、日本の国会議員1人に講演料として約200万円を、9月頃にはこの議員らに現金計約2650万円を提供した。12月頃にはこの議員らがマカオに旅行した際のプライベートジェットなどの費用も負担した。
この国会議員の名前は伏せられているが、起訴状は日本政府で当時「インフラ、運輸、観光を所管していた政府高官」としている。
東京地検特捜部が摘発したIR汚職事件では、内閣府の担当副大臣で、国土交通副大臣も務めた秋元司・元衆院議員(53)が17年9月〜18年2月、同社側から総額約760万円相当の賄賂を受領したとする収賄罪などで起訴され、1、2審で懲役4年の実刑判決を受けた。秋元被告は無罪を主張し、上告中。日本側の捜査は終結している。
同事件を巡っては、同社側が、秋元被告のほか、IRを推進する超党派の議員連盟で当時幹部を務めていた岩屋毅外相(67)ら5議員側に100万円ずつを提供したと供述していたことが分かっている。
これに関連し、11月29日の閣議後記者会見で見解を問われた岩屋外相は、「中国企業から金銭を受け取った事実は断じてなく、工作を受けたこともない。報道されている中国企業とは、全く付き合いはない」と改めて否定した。
531
:
OS5
:2024/12/04(水) 16:06:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e2cd0d9183509c6e08c680d6e4c1dfd6db9eb9
自民・小林鷹之氏陣営が勉強会立ち上げへ 総裁選の支援議員ら二十数人が会合で方針確認
11/28(木) 18:53配信
産経新聞
小林鷹之元経済安全保障担当相(春名中撮影)
9月の自民党総裁選で、小林鷹之元経済安全保障担当相を支援した中堅・若手議員らが28日、国会内で会合を開いた。小林氏に加え、先の衆院選で落選した前衆院議員も出席して意見交換が行われ、今後は政策などを議論する勉強会を立ち上げる方針を確認した。
出席者によると、会合にはオンラインも含め二十数人が出席。衆院選で与党が過半数割れしたことを念頭に、石破茂政権を支えていくべきだとの意見などが出たという。今後立ち上げる勉強会には、総裁選で小林氏を支援した議員ら以外にも幅広く参加を呼び掛けていく。
総裁選では、小林氏は「脱派閥」を掲げて選挙戦を展開。中堅・若手を中心に支持を広げたが、知名度不足が響き、9人中5位の結果となった。
次期総裁選については「挑戦する」と明言しており、10月にBSフジ番組に出演した際には、政策本位で仲間づくりを続けていく考えも示していた。
532
:
OS5
:2024/12/08(日) 21:23:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/440d7946a6757b70d9e5de70d6eebaf7bfa25a7e
自民・森山幹事長、石破総理と総裁選・決選投票時の都道府県票の見直しで一致「党大会に向けて整理」
12/8(日) 17:43配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
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自民党の森山幹事長は石破総理との意見交換で総裁選における決選投票で、現在47票の都道府県票の数や配分を見直すことで一致したと明かし、今後、党大会に向けて整理していくと述べました。
自民党 森山裕 幹事長
「きのう、総理とちょっと意見交換する中で、決選投票の都道府県1票・47票というのは、ちょっといかがなもんですかねという話を2人でしたばかりでしたので、各県の党員の数をやはり考えながら、対応していくことが正しいのではないか」
森山氏はきのう、石破総理と意見交換をし、総裁選の決選投票で、現在、各都道府県1票、あわせて47票となっている地方票についてその数や配分を見直すことで一致したと明らかにしました。
今後47票から増やすのかや比率などについて議論し、来年3月に行われる党大会までに整理していく方針です。
TBSテレビ
533
:
OS5
:2024/12/11(水) 21:13:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b68d60b953ac744c501530a69849fa56b76eab50
【速報】自公国103万円の壁は「178万円目指し来年から引き上げ」で合意 ガソリン税の暫定税率廃止も明記し幹事長が署名
12/11(水) 16:39配信
自民党・公明党・国民民主党の3党の幹事長は11日午後に会談し、年収103万円の壁について、「国民民主党の主張する178万円を目指して来年から引き上げる」ことを明記した合意書に署名した。
ガソリンの暫定税率の廃止についても合意書に明記した。国民民主党はこの合意を受けて、今年度補正予算案の採決で賛成する方針を固め、補正予算案は今国で成立する見通しとなった。
自民党の森山幹事長、公明党の西田幹事長、国民民主党の榛葉幹事長が署名した合意書に明記された内容は以下の通り。
一、いわゆる「103万円の壁」は、国民民主党の主張する178万円を目指して、来年から引き上げる。
二、いわゆる「ガソリンの暫定税率」は廃止する。
上記の各項目の具体的な実施方法等については、引き続き関係者間で誠実に協議を進める。
フジテレビ,政治部
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a79ada200f257a0290feef6acb41c541d6c2b50
自民・宮沢税調会長「釈然としない」 自民・公明・国民3党の幹事長合意に苦言
12/11(水) 19:37配信
自民・公明と国民民主3党の幹事長がきょう、いわゆる年収「103万円の壁」について「178万円を目指して来年から引き上げる」などと合意したことについて、宮沢税調会長は「釈然としない」と苦言を呈しました。
宮沢氏は来年度の税制改正をめぐる国民民主党との協議の責任者で、いわゆる年収「103万円の壁」の見直しについては、あさって、自民・公明と国民民主の3党で協議する予定でした。
ところが、きょう、3党の幹事長会談で国民民主側の要望をおおむね受け入れ、現状「103万円」の年収の壁を「178万円を目指して来年から引き上げる」ことで合意しました。
宮沢洋一 税調会長
「(これまでの)3党の税調会長の協議というものは、一歩一歩、前進をしてきたところで、こういう話が出てくることについて言えば、釈然としない感じは正直言ってございます」
宮沢氏は「正直、びっくりしたことは事実」と述べた上で、合意事項の「詳しい解釈については全く聞いていないので、今の段階でコメントしない」と語りました。
TBSテレビ
534
:
OS5
:2024/12/11(水) 21:19:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9910d3508fd130d61c02c6d2e98001cf332282f
旧文通費改革、使途公開や残金返還で与野党大筋合意 施行日は来年8月
12/11(水) 15:11配信
産経新聞
村井英樹氏=東京都千代田区(寺河内美奈撮影)
与野党は11日、調査研究広報滞在費(旧文通費)改革に向けた歳費法改正案について大筋合意した。旧文通費の使途公開や残金の国庫返還を義務付け、来年8月1日に施行する。使途の範囲など詳細は施行日までに決めるとした。旧文通費改革について議論してきた衆院与野党協議会の村井英樹座長(自民党)は記者団に「残された(臨時国会の)会期も短いので、来週の本会議で歳費法の改正を行っていきたい」と述べ、臨時国会での改正を実現させる考えを示した。
旧文通費改革を巡っては、衆参両院に与野党協議会が設置され、論点を使途の範囲、使途公開、残金返納などに絞り込んだ。
旧文通費は国会議員に月額100万円支給され、領収書不要で幅広い使途が認められていることから国会議員の「第2の財布」とも呼ばれる。日本維新の会が使途公開による透明性確保を訴えてきた。
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:
OS5
:2024/12/12(木) 07:54:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/16684edf4298818390b6317d40a886c8c8909f7d
政治改革、自民の譲歩焦点 公・国接近、野党強硬 議論五里霧中、会期延長論も〔深層探訪〕
12/12(木) 7:00配信
時事通信
衆院予算委員会で挙手する石破茂首相=10日午前、国会内
政治資金規正法再改正に向けた国会での議論が10日、スタートした。派閥裏金事件を巡る自民党への批判がやまない中、各党とも自民と一線を画す対応を取っており、石破茂首相が掲げる「年内決着」を実現するには、「少数与党」がどこまで各党に譲歩して合意形成を図れるかがカギを握る。ただ、企業・団体献金を中心に各党の隔たりは大きく、議論の行方は五里霧中だ。
◇「生き残り」
「各党間で真摯(しんし)な話し合いがなされている。政府の立場でいつまでにと申し上げるのは越権だ」。立憲民主党の長妻昭代表代行が10日の衆院予算委員会で企業・団体献金禁止を含む年内の規正法再改正を迫ると、首相はこう言葉を濁した。
予算委の合間に開かれた10日の衆院政治改革特別委員会で、与野党は規正法再改正に関するそれぞれの考え方を表明。立民や日本維新の会、共産党などほぼ全党派が企業・団体献金禁止の主張を展開する一方、自民は「禁止より公開だ」との立場から存続の方針を改めて力説した。
自民の孤立をより深めるように、連立を組む公明党は独自の動きを取り始めた。政治資金を監視する第三者機関設置のための法案を10日、国民民主党と共同で提出。自民が想定する第三者機関が外交上の配慮などを理由に非公開にできる「公開方法工夫支出」の監査にとどまるのに対し、公明などの案は政治資金全般に及ぶのが違いだ。
公明による異例の対応は、衆院選の結果、法案提出に必要な議席を確保できなくなったのも一因だ。自民は「予想の範囲」(閣僚経験者)と平静を装うが、公明の斉藤鉄夫代表は記者団に「政治改革に与野党は関係ない」と強調した。
公明は衆院選で「裏金」候補30人超を推薦し、野党から「共犯」と批判を浴びた。その苦い教訓から、公明は「政治決戦」と位置付ける来年の東京都議選と参院選に向けて「甘い対応は命取りになる」(幹部)と危機感を強めており、自民に「助け船」を出す気配は見られない。
自民が部分連合の相手と位置付ける国民民主も距離を置く。10日の特別委では企業・団体献金について「全党派で一致できる共通点を見いだしていく」(長友慎治氏)と自民を突き放した。「どうやったらアピールし、生き残れるかを各党が考えている」。自民重鎮はこう頭を抱えた。
◇答弁に危うさ
国会日程も窮屈さを増しつつある。土日を除けば会期内に審議に充てられる日は8日間を残すのみ。しかし、自民執行部は会期末の21日までのシナリオを描き切れていない。自民政治改革本部の小泉進次郎事務局長が10日、「夜も土日も(審議を)提案していきたい」と記者団に強調すると、参院幹部は「勝手にやってくれ」と吐き捨てるように語った。
ここにきて、首相の答弁の危うさも目立ち始めた。10日の衆院予算委では旧安倍派幹部らに政治倫理審査会での弁明を促すよう迫られ、「『自発的に出ることを促す』のは日本語として理解できない」としゃくし定規に反論。野党は「石破論法だ」(長妻氏)と反発を強める。
並行して進む2024年度補正予算案の審議も不透明感が漂う。自民は12日の衆院通過を目指しているが、「年収103万円の壁」見直しを巡る協議が難航する中、国民民主は補正予算案への賛成を明言しておらず、「賛成多数」確保のめどは立っていない。
国民民主の榛葉賀津也幹事長は10日夜、静岡市内で記者団に「衆院過半数割れの事実をもう少ししっかり受け止めないといけない」と自民をけん制した。自民内では「カレンダーが見えない」(参院幹部)として、規正法の再改正と補正予算案の成立を確実にするため、会期を数日間延長する案も取り沙汰され始めている。
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OS5
:2024/12/13(金) 12:58:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/50a115a7cda210ab0a4d84f88390a652727ffa35
自民「三正面作戦」奏功、補正予算成立へ 立民に配慮、28年ぶり修正
12/13(金) 12:01配信
西日本新聞
国会議事堂
2024年度補正予算案の衆院通過は、「少数与党」になった自民党の3野党に対する「三正面作戦」が奏功した。税制協議を進める国民民主党だけではなく、野党第1党の立憲民主党や、日本維新の会に対しても予算や看板政策の協力と引き換えに譲歩を引き出した。予算否決のリスクを分散して保険をかける“窮余の策”で難局をしのぐ戦略が、今後も通用するかは見通せない。
【図表】補正予算案巡る与野党構図
12日夜、首相官邸。「多くの賛成を得て成立をした。単に成立をすればいいということではなく、本当にいい議論ができた」。石破茂首相は維新、国民の賛成を得ての予算通過を評価し、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
自民が特に腐心したのは、予算委員長ポストを握る立民対策。立民が納得しなければ、採決するための委員会を開く日程すら決められないからだ。
自民側は立民の野田佳彦代表が経済誌で「党独自の補正予算案を出す」と言及したことに着目。立民の主張を反映する方策を模索し、審議入りの9日から国対間で接触を重ねた。
立民がこだわったのは「能登半島地震の復興に予備費から1千億円の積み増し」。自民側は当初、首相が予算委で答弁すると持ちかけたが、立民は応じず、予算案の修正で折り合った。立民は28年ぶりの修正を「画期的」と歓迎した。
採決は自民が描いた12日となり、立民は「全ての要望が反映されなかった」と衆院本会議で反対に回ったが、すんなり衆院通過。「互いにメンツを立てる約束を果たせた」と自民国対幹部はひと息ついた。
自立の交渉がヤマ場を迎えていた10日夜から11日午前。「立民が予算案に賛成する」とのうわさが永田町で駆け巡った。
「103万円の壁」引き上げと予算案への対応をてんびんにかけていた国民内では、自立の接近に「そこまでするのか」(ベテラン議員)と衝撃が広がった。11日午後、唐突に行われた与党との幹事長会談で引き上げ時期などを確約する覚書を交わした。自民幹部は「少数与党は大変」とこぼしつつも、引き上げ幅に関してはあいまいさを残す文言で決着し、予算案への賛成を確約させた。
自民は、政権との融和路線と一線を画す新体制になった維新にも触手を伸ばした。10日に与党と維新の政調会長会談を開き、来年度当初予算案の要望を聴取して「地ならし」。12日朝には維新が重視する「教育無償化」について近く協議を始めることで合意し、予算案の賛同も得た。
当初、国民と政策ごとに連携する「部分連合」を目指した政府、与党だったが、自民幹部は一連の交渉を振り返り「一本足打法は限界がある」。自民重鎮は「幅広く窓口を設けることは大事」と強調した。
野党交渉の本番は来年度当初予算案だ。自民幹部は「今回は結果的にうまくいっただけ。次は分からない」と自嘲した。安定した政権運営の枠組みが築けていない状況に変わりなく、激しい与野党対立をしのげるのか不安要素を抱えたままだ。 (東京報道部取材班)
西日本新聞
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OS5
:2024/12/13(金) 14:16:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/83319b88adc3230533a876c4724d5af2bfeab5b9
トランプ氏 安倍昭恵さんと面会へ 週末にフロリダ州の邸宅で夕食会か メラニア夫人も同席
12/13(金) 11:01配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
アメリカのトランプ次期大統領が安倍元総理の妻・昭恵さんとフロリダ州の邸宅で今週末に面会する見通しであることがわかりました。
複数の関係者によりますと、トランプ氏から昭恵さんに対して訪米の要請があり、2人は今週末にフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」でメラニア夫人とともに面会する見通しです。
安倍元総理との首脳外交で親密な関係を構築していたトランプ氏から就任前にぜひ会いたいとの呼びかけが昭恵さんにあったということです。
また、CNNテレビの記者は面会は私的な夕食会のかたちで15日に行われ、メラニア夫人も同席するとSNSに投稿しています。
トランプ氏は大統領だった2018年に安倍総理夫妻を「マール・ア・ラーゴ」に招待していて、日米首脳会談を行ったほか、両夫妻そろっての夕食会を開き、歓待しています。
TBSテレビ
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OS5
:2024/12/13(金) 21:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/1402acc0cd9a185661dffca2a7f8833cccff57cc
自民党静岡県連の支部長3区・山本裕三氏「留任」8区・稲葉大輔氏「保留」で党本部に回答へ
12/13(金) 18:39配信
静岡放送(SBS)
静岡放送
自民党静岡県連は2024年10月の衆議院選挙で落選した静岡3区と8区の支部長について、3区は山本裕三氏を「留任」させ、8区の稲葉大輔氏は「保留」という形で党本部に回答すると決めました。
自民党静岡県連によりますと、12月10日付で自民党本部から、10月の衆議院選挙で落選した静岡3区の山本裕三氏と8区の稲葉大輔氏について、支部長として推薦したいという案が届いたということです。
回答期限は12月16日となっていて、県連役員や地元支部などと協議した結果、3区は山本裕三氏を留任させることが決定しました。
一方、8区の稲葉大輔氏については、地元支部などと今後の体制について協議を重ねている最中だとして「保留」という形で党本部に回答すると決めました。今後、就任を目指していくということです。
自民党静岡県連の相坂摂治幹事長は、支部長の決定について「2025年7月の衆参同時(選挙)の可能性がゼロではないので、1日も早くスタートを切りたい」と述べました。
静岡放送
539
:
OS5
:2024/12/16(月) 22:34:44
これは小野寺失言だな
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_VAGDLOMDUVHRFBQAKLHYLZQ3RI.html
「なぜ学生が103万円まで働くのか」自民・小野寺氏 Xで釈明「学業専念支援が政治」
2024/12/16 09:55産経新聞
「なぜ学生が103万円まで働くのか」自民・小野寺氏 Xで釈明「学業専念支援が政治」
自民党の小野寺五典政調会長(春名中撮影)
(産経新聞)
自民党の小野寺五典政調会長は15日、X(旧ツイッター)に、年収103万円を超えると所得税が生じる「103万円の壁」の引き上げを巡って、「野党各党は壁をとっぱらえとかいうが、根本おかしいと思う。なぜ学生が103万円まで働かないといけないのか」と自身が同日に札幌市で講演した内容を報じる記事を引用し、「『学業に専念できるよう政治が支援するのが本筋』との意図です」と説明した。
「103万円の壁」の引き上げを巡っては、自民、公明、国民民主3党が引き上げで合意。13日の3党協議で自公は非課税枠を123万円に引き上げることを提案したが、178万円への引き上げを目指す国民民主は「話にならない」(古川元久税制調査会長)と応じなかった。
小野寺氏はXで、自身の学生時代について「授業料の減免を受け、大学構内の寮に住み、奨学金とバイトで生活費を捻出した」と振り返り、「だからこそ、学生には学業に専念できる国の支援が必要と思っている」と強調。「学生には安心してさまざまな活動に励み、視野を広げて社会人基礎力を磨いてほしい」と訴えた。
小野寺氏は札幌市内の講演でも「学生に十分学業に専念できるような支援をすること。本来はこれを国会でやるべき」とも述べていた。
一方、国民民主の玉木雄一郎代表(役職停止)は15日、Xで小野寺氏の講演の記事を引用し、学生が働かざるを得ない背景について、「・長いデフレで親の所得も伸びない。・インフレで生活費が上昇。・奨学金の所得制限で学生支援も不十分」などと指摘し、小野寺氏を念頭に「学生も親の生活も厳しいのです。まるで(18世紀に豪華な宮廷生活を送った)マリーアントワネットみたいな感覚ですね」と書き込んだ。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20241216-0101.html
橋下徹氏 自民・小野寺政調会長の103万円の壁見直しは“おかしい”に「自民党政治が悪かったから…」
2024/12/16 08:46スポニチアネックス
橋下徹氏 自民・小野寺政調会長の103万円の壁見直しは“おかしい”に「自民党政治が悪かったから…」
橋下徹氏
(スポニチアネックス)
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が16日までに自身のSNSを更新。自民党の小野寺五典政調会長(衆院宮城5区)が“103万円の壁”引き上げに対して疑問を呈する発言をしたことに言及した。
小野寺氏は15日、札幌市で開かれた党のセミナーで講演し、アルバイトをしている大学生らを扶養する親の税負担に関する“103万円の壁”引き上げについて「根本おかしい」と疑問を呈した。
小野寺氏は「野党各党は壁を取っ払えと話しているが、根本、おかしいと思う。なぜ学生が103万円まで働かなければいけないのか」と指摘。
また、「学生は将来のためにしっかり勉強してほしい。学業に専念できるような支援を国会で議論すべき」と述べた。
橋下氏は「『なんで学生が103万円まで働かないといけないのか』自民・小野寺政調会長『103万円の壁』引き上げで疑念」と題された記事を引用し、「学生が働かなければならないほどの学費高騰、親の収入不足、奨学金制度の不十分さの現状を知らないのかな。自民党政治が悪かったから働かないといけないのに」とつづった。
540
:
OS5
:2024/12/18(水) 00:04:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a29c13ae99598ab8c2c5f83c2b7312729f13a89
田崎史郎氏が「誠意」発言で炎上の宮沢洋一税調会長を酷評「本当に政治オンチ」「もともとは…」
12/17(火) 10:09配信
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コメント318件
日刊スポーツ
テレビ朝日(2023年10月撮影)
政治ジャーナリスト田崎史郎氏は17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演し、「年収103万円の壁」を、178万円を目指して引き上げることで合意した自民、公明、国民民主3党の幹事長の合意内容に対する自民党の宮沢洋一税調会長のコメントについて「本当に政治オンチと思った」と酷評した。
【写真】自民党の宮沢洋一税調会長
3党の幹事長は、12月11日、国民民主党が主張する「103万円の壁」を、同党の主張に沿って「178万円を目指して来年から引き上げる」ことで合意。これに対し、13日の3党の税制調査会(税調)幹部の会合では、与党から国民民主に、178万円を目指すどころか「123万円」という数字が提案され、国民民主は反発し一蹴。これに関し、かつては時の首相も口出しできない「聖域」といわれた自民党税調の宮沢会長は「(123万円は)誠意を見せたつもりだ」とコメントしたことで、SNSで大炎上し「ラスボス」と評するコメントもある。宮沢氏は、178万円に触れた3党幹事長合意にも「釈然としない」と不快感を示していた。
田崎氏は、与党として123万円を提案した宮沢氏の反応について「よくよく考えても、この人は本当に政治オンチと思った」と指摘。「123万というのはもともと財務省が考えていた数字。財務省と打ち合わせの上で言った」と独自情報を明かし「それ(123万円)で決着するならいいが、国民から一蹴され、それ以上を出さないといけなくなった。もし『110万円くらい』と言って、それから123万円にしたら落ち着いたかもしれない。(早々に)本音の部分を出してしまったので、それ以上出さないといけなくなった。本当にヘタだ」と述べた。
宮沢氏の発言の背景について、宮沢氏が参院議員であることに言及し「参院は自公が多数で過半数をもっている。衆院が少数与党になっている現実に、考えがついていっていないのではないか」と述べた。一方で「178万円にすると、財務省の試算では7〜8兆円の減収になるという。そこまでの財源を見いだすのは難しい。国民民主党の弱さは、財源を示していないことだ」とも指摘した。
田崎氏は「178万円を目指して来年から引き上げる」という3党幹事長合意の額にどこまで近づくか、ということについて「123万円から増える可能性はあるが、178万には至らないのではないか。(取材では)最初は『130万円』くらいと聞いていたが、宮沢さんがやってしまったので、それで落ち着くかどうか」と分析した。
541
:
OS5
:2024/12/19(木) 11:14:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40e86da9b05ca124e9beecdcf18f811400cc25d
「103万円の壁」対応に苦慮、自民が維新・国民民主を「両てんびん」に…強硬姿勢の国民民主に軟化促す
12/19(木) 6:48配信
読売新聞オンライン
自民党が少数与党の苦境を乗り切るため、野党第3党の国民民主党に続き、第2党である日本維新の会に接近している。国民民主が「103万円の壁」見直しなどで兆円単位の財源が必要な政策を強硬に主張することに苦慮しているためで、教育無償化を目指す維新を取り込み、国民民主の軟化を促したい考えだ。
打ち切り
(写真:読売新聞)
「協議をしっかり見守っていこう。国民に納得いただける根拠のある数字を出さなきゃいけない」
石破首相(自民党総裁)は18日昼、公明の斉藤代表と首相官邸で昼食をともにした際、年収103万円を超えると所得税が課される「103万円の壁」の引き上げに関してこう述べ、3党の税制調査会長らによる協議を続けるべきだとの考えを示した。
首相にとって最も頼りにする協力相手は国民民主だ。しかし、国民民主は看板政策である「103万円の壁」見直しについて、178万円への引き上げで強気の姿勢を崩さず、代表代行の古川元久税調会長は自公の123万円案に怒り、17日の協議を一方的に打ち切った。
政府は178万円への引き上げで7兆〜8兆円の税収減を見込む。国民民主はガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止も求めており、これには1・5兆円程度の減収が想定される。
政府高官は「財源には限りがある。国民民主はハードルを上げすぎて落としどころが分からなくなっている」と不信感をのぞかせた。
急浮上
こうした中、連携先として急浮上しているのが維新だ。維新は重視する教育無償化の実現に向け、与党が協議体の設置を約束したことで今年度補正予算に賛成した。前原誠司共同代表は18日の党会合で来年度予算案に関しても「教育無償化で誠実な対応があるかどうかを見極める」と述べ、賛成に含みを持たせた。
維新が求める高校授業料無償化には約6000億円が必要とされる。維新幹部は「国民民主よりもうちの方が安上がりだ」と語った。
もっとも、自民ベテランは「維国の対抗心につけ込む手法は危うい。相当うまく立ち回らなければ、いずれの協力も失いかねない」と懸念を口にした。
維新内では前原路線への異論も出ており、「来年度予算案への賛成でまとめるのは難しい」との見方がある。国民民主の玉木代表(役職停止中)は18日、国会内で自公が123万円で譲歩しようとしないことについて、「維新と本予算を成立させる約束ができたんでしょうかね」と記者団に不快感を示した。
542
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OS5
:2024/12/19(木) 19:37:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/dea10bb2c0cf47a6e30896898466414a4e927e0c
自民・小林鷹之氏、勉強会発足 「ポスト石破」見据え足場固め? 「政局の話は関係ない」
12/19(木) 19:20配信
産経新聞
勉強会の初会合で挨拶する自民党の小林鷹之元経済安保相(中央)=19日午前後、国会内(春名中撮影)
9月の自民党総裁選に立候補した小林鷹之元経済安全保障担当相ら有志議員による勉強会の初会合が19日、国会内で開かれた。先の衆院選の落選者も含め、約40人が参加した。今後も定期的に開催され、政策などの議論が行われる予定だが、小林氏が次期総裁選への出馬に意欲を示していることから、「ポスト石破」を見据えた足場固めの狙いもあるとみられる。
勉強会の名称は「2050年のわが国のかたち・社会のあり方を考える研究会」。会合で、小林氏は「党の中で政策を考える場はたくさんあるが、中長期の国のあり方を議論する場は、あまりなかったのではないか」と述べた。
勉強会の位置づけについては「政局の話は関係ない」と強調。その上で「自民が少数与党だろうが、何だろうが、どういう立場に置かれても、私たちなりの軸を持って国家運営に携わっていくことが重要だ」と語った。
呼びかけ人には渡海紀三朗党政治改革本部長や浜田靖一衆院議院運営委員長、石井準一参院国対委員長らが名を連ねた。この日は、小林氏が「今後の日本のあり方について」と題した講演を行った。
総裁選で、小林氏は「脱派閥選挙を徹底したい」と訴え、党の刷新を期待する中堅・若手を中心に支持を広げた。しかし、知名度不足の課題が払拭できず、出馬した9人中5位の結果となった。次期総裁選については「挑戦する」と明言している。
543
:
OS5
:2024/12/26(木) 20:34:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/67810c9ffaf73846e0039fe19d57605a772dc2f1
続く「辰年選挙」のジンクス、自民一強のサイクルが終焉 「旧民主に似てきた」と指摘も 政治回顧2024(上)
12/23(月) 19:35配信
産経新聞
元日の能登半島地震とともに幕を開けた令和6年の辰年も、あと1週間余りとなった。辰年は、過去にも明治維新をはじめ、時代を画する出来事が起こってきた歴史もあって「変革の年」だと言われる。
選挙にまつわるジンクスもある。昭和27年、同51年、平成12年、同24年という辰年にあった衆院選では、いずれも当時の与党が議席を減らした。そして今年10月の衆院選でも自民・公明の与党が過半数割れし、「辰年選挙」のジンクスが続く形になった。
■総裁は「党内野党」から
振り返って12年前の辰年選挙では、当時の与党・民主党が惨敗し、自民党が安倍晋三総裁、石破茂幹事長のもとで政権を奪還した。安倍氏は党内で常に主導権を握り、野党を圧倒する「一強政治」を築いた。一方で旧民主党勢力などの野党は多弱化が進んだ。
安倍氏の後を継いだ菅義偉、岸田文雄両政権でも「自民一強」の基本構図は変わらなかった。しかし昨年から表面化した派閥パーティー収入不記載事件は国民の大きな怒りを買い、状況は一変した。
自民が今年9月の総裁選で、「党内野党」といわれた石破氏を総裁に選出したのは、危機感の表れではあった。石破首相は就任後、間を置かず衆院解散・総選挙に踏み切ったが、自民への逆風はやまなかった。
「悪夢のような民主党政権というが、あのころを覚えている人はずいぶん減った」。首相は選挙戦で政敵・安倍氏の言葉を引用し、野党の政権担当能力の欠如を攻撃した。しかし選挙結果は惨敗に終わり、ちょうど干支(えと)(えと)のサイクルで政治の風景が激変した。
■前向きな政策実現競争も
もとより党内基盤も弱い石破首相の政権運営は綱渡りの連続で、政治は先行きが見通せない状況だ。
自民の衆院選大敗を決定付けたのは、選挙戦終盤に発覚した非公認候補への2000万円支給問題だった。選挙後、首相らを支える官邸スタッフの一人は、ノーチェックで支給が決まった党の危機管理とガバナンス(統治)の欠如を指摘し、「民主党政権に似てきた」と嘆いた。
「年収103万円の壁」引き上げを巡り、少数与党の自公両党は国民民主党との3党幹事長会談で、「178万円を目指して来年から引き上げる」と合意した。自民の宮沢洋一税制調査会長は「釈然としない」と頭越しの決定に不快感を示したが、国民民主の関係者は「所属議員がマスコミの前で公然と執行部を批判するのは、民主党政権そのものだ」と指摘した。
新たな政治状況にポジティブな面を見いだせないこともない。首相は低姿勢で「熟議」を打ち出す一方、国民民主など野党側も与党との協議を通じ、それぞれの政策実現を競い始めた。政局優先の日程闘争やスキャンダル追及など、不毛な光景は目立たなくなった。
激動の辰年が終わり、もうじき巳年を迎える。脱皮を繰り返して成長するヘビのごとく、政治も「再生」の年となることを祈りたい。(官邸クラブキャップ 千葉倫之)
544
:
OS5
:2024/12/26(木) 20:35:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ab559f00e75b06275afec923980839e2f89957c
少数与党なのに「党高政低」の逆説 過半数に13議席届かず、交渉役の森山幹事長に権力集中 政治回顧2024(中)
12/24(火) 19:06配信
産経新聞
令和6年5〜8月の主な出来事
国会の風景は、与党が過半数を割った10月の衆院選を経て一変した。与野党や霞が関の関心は、国会運営がどう変化するのか。その予兆は衆院選の投開票日に早くも見えた。
「維新とは親和性が高いと思っています」
10月27日、日本維新の会の幹部は自民党の森山裕幹事長から電話を受けた。少数与党となった自民が国民民主党や維新に協力を依頼する-そんな多数派工作が水面下で始まっていた。
■経済対策が初めての成果
初めて目に見える成果が出たのは11月20日。政府の経済対策について自民、公明、国民民主の3党政調会長が合意文書を交わした。国民民主に譲歩し、同党の看板政策「年収103万円の壁」の引き上げ検討を明記した。引き上げ幅の協議が膠着すると、12月11日に3党幹事長が「178万円を目指して来年から引き上げる」との合意文書を交わした。これで国民民主は補正予算賛成に回った。
24日に成立した政治改革関連法は、法案修正や他党との交渉を自民の木原誠二選対委員長や小泉進次郎前選対委員長が主に担った。石破茂首相は15日、衆院議員宿舎で森山氏らと会い、党総裁として、立憲民主党に譲歩することで法案を成立させる方針を了承した。
重要な政策判断を首相や石破官邸が主導した形跡はうかがえない。首相に近い議員は「石破さんは森山さん頼み」と語る。
浮かび上がるのは、安倍晋三政権のように首相や首相官邸に決定権が集中する「政高党低」が覆り、党の力が強い「党高政低」となった力学の変化だ。
衆院の会派構成は自公合わせて220議席で、過半数の233に13議席届かない。首相がどのような政策を打ち出しても野党各党が「ノー」なら万事休す。法案や予算案を通すには野党の一部を引き込み13議席の穴を埋める必要があり、自民の交渉役が重要となる。
その結果、森山氏ら党中枢に仕事と権力が集中している。森山氏は歴代最長の党国対委員長経験者で、野党との交渉に慣れている。現在の国対委員長は側近の坂本哲志氏だ。
■かつては「参院のドン」
与党の数が減り、弱ったからこそ、政権内で党の力が増す-。そんな逆説的な状況は、かつてもあった。
森山氏が参院議員時代に目をかけられた青木幹雄元参院議員会長が、当時の小泉純一郎首相さえ配慮を重ねる「参院のドン」に上り詰めたのは、平成元(1989)年以来、参院で自民が過半数に届かない時代が長かったからだ。
1990年代から2000年代にかけて野党人脈を広げた青木氏。野党側も青木氏らとパイプを持つ輿石東・元民主党参院議員会長が力を増し、旧民主党政権では参院議員ながら党幹事長に就いた。
自民は来年の通常国会でも「国民民主か維新を引き寄せ、野党を結束させないことが大事」(現職閣僚)だ。森山氏について、周辺は「自分が首相を支えなければと思っているだけ」と代弁するが、「野党に譲りすぎだ」という自民内の厳しい視線も注がれる。(与党キャップ 田中一世)
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OS5
:2024/12/27(金) 11:16:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/20cf37db509805ae4cc53ccf0c11aa182416eb80
自民裏金議員、5人を起訴猶予 特捜部、65人一斉不起訴
12/26(木) 17:32配信
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、東京地検特捜部は26日、政治資金規正法違反の疑いで告発された元官房長官の松野博一衆院議員や元国対委員長の高木毅元衆院議員、秘書ら計65人を一斉に不起訴とした。国会議員や元議員は計18人で、うち現職3人と元職2人が犯罪事実を認めつつ裁量で起訴を見送る起訴猶予だった。今後、検察審査会に審査が申し立てられる可能性がある。
旧安倍派の議員や元議員で不起訴となった16人のうち、松野氏や高木氏らが嫌疑不十分とされた一方、簗和生衆院議員、関芳弘衆院議員、宮本周司参院議員の現職3氏と、元衆院議員の菅家一郎、衛藤征士郎の元職2氏が起訴猶予と判断された。
簗氏と関氏は今月、国会の政治倫理審査会に出席。簗氏は「派閥が不適切な処理をしているとは思いもよらなかった」、関氏は「(派閥で)法的な処理がなされていると思っていた」とそれぞれ主張した。
また特捜部は、検審の不起訴不当の議決を受け再捜査していた萩生田光一、世耕弘成両衆院議員のそれぞれの秘書2人を再び起訴猶予とした。
546
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OS5
:2024/12/28(土) 19:45:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c9095538d209884d25c3017b17074875e7be1b
石破首相「大臣の5倍、10倍はしんどい」 就任3カ月
12/28(土) 14:56配信
毎日新聞
石破茂首相
石破茂首相が28日の読売テレビ番組で、首相就任からまもなく3カ月を迎えることを巡り、「今は全分野が来るので、量的にも質的にも、今までやってきた大臣の5倍、10倍はしんどい。それはわかっていて、やってんだろという話だけど」とこぼす一幕があった。
首相はこれまで防衛相、農相、地方創生担当相と閣僚を歴任してきた。首相は「閣僚の時は閣僚として一生懸命やったけど、いざとなったら『総理どうしましょうか?』と相談に行くことができる。三つぐらい選択肢を示して『さあ、総理お決めください』ということだった」と説明。その上で「今度はそういう相手がいないので、最後は自分が決めるということだ」と言葉を継いだ。
首相は近く、首相官邸に隣接する首相公邸に入居する見通しだ。【鈴木悟】
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OS5
:2024/12/30(月) 18:02:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fce5f8f6da8dfa19be4ca9af14bf9c1308d99925
自民の国会調整役、元閣僚ずらり 衆院選で適材落選、重厚な配置に
12/30(月) 16:06配信
共同通信
自民党が衆院の常任、特別委員会で野党との調整役を担う与党筆頭理事に閣僚経験者を並べている。従来は入閣前の中堅が就いて経験を積むのが主流だったが、先の衆院選で多くの適任者が落選し、派閥裏金事件に関係した議員の起用を控えた結果、重厚な配置となった。少数与党として初めて臨む通常国会で、経験を生かして委員会運営を円滑に進める役割が期待されそうだ。
衆院には常任、特別委が計24あり、自民は過半数の14委員会で与党筆頭理事に閣僚経験者を充てている。2024年1月の通常国会召集時の7人と比べ倍増。与野党攻防の主な舞台である政治改革特別委では斎藤健前経済産業相が担っている。
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OS5
:2025/01/02(木) 08:59:46
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20241214-OYT1T50003/
どんな質問にも動じない「鉄壁の林」…官房長官就任1年、「ポスト石破」へ旧岸田派の結束確認
2024/12/14 10:45
林芳正官房長官(63)が14日で就任1年を迎える。自民党派閥の政治資金問題で昨年12月に緊急登板した後、岸田、石破両内閣を支え、今年9月の自民党総裁選に出馬して一定の存在感を示した。「ポスト石破」をにらみ、課題の党内基盤の強化にも取り組んでいる。
記者会見する林官房長官(13日、首相官邸で)=川口正峰撮影
「この1年、内閣の要として全力を尽くしてきた。石破首相を支え、職責を果たすことに専念していく」
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林氏は13日の記者会見で、将来の首相就任への意欲を問う質問には直接答えず、官房長官としての実績を強調するにとどめた。
林氏は、衆参合わせて30年近い政治経験と7度の入閣を誇り、「永田町随一の政策通」とも評される。政府のスポークスマンとして臨む1日2回の記者会見では「どんな質問にも動じない鉄壁ぶり」(周辺)を見せ、能登半島地震など危機管理でも落ち着いた対応が際立つ。
林官房長官の衆院へのくら替え以降の動き
知名度不足も指摘されるが、史上最多の9人が乱立した9月の党総裁選では、4位に食い込んだ。その後の組閣で、石破首相は、非主流派として長く要職から離れていた自身の政権運営にとって、林氏の手腕が不可欠と判断し、林氏に官房長官の続投を求めた。
林氏は将来の総裁選再挑戦を巡り、「戦う以上は勝たなければならない」と語っており、足場固めに余念がない。支持基盤として期待するのは、林氏が長く座長を務めた旧岸田派だ。今月12日夜には、小野寺政調会長ら総裁選で自身を支持した旧岸田派の議員らと東京・赤坂の衆院議員宿舎内の会議室で杯を交わし、結束を確認した。10月の衆院選で初当選した議員も顔を見せた。
ただ、総裁選では、旧岸田派から上川陽子・前外相も出馬したほか、一部は小泉進次郎元環境相の支持に回っており、一枚岩とは言えないのが現状だ。
党内では、林氏について「与えられた仕事は完璧にこなすが、主導的に政権を引っ張っていく姿勢に欠ける」(閣僚経験者)と見る向きもある。少数与党として綱渡りの政権運営が続く中、どこまで首相を支えきれるかが、ポスト石破に向けた試金石となりそうだ。
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OS5
:2025/01/02(木) 09:01:09
https://www.sankei.com/article/20241214-GVDCDMEYZFPPNPWSKVRTJW4LGM/
少数与党の「内閣の要」林芳正官房長官が就任1年 ポスト石破へ足場固めも
2024/12/14 17:54
林芳正官房長官は14日、就任から1年を迎えた。岸田文雄政権から唯一、続投した閣僚として石破茂首相を支えており、安定した答弁と政策能力で目立った失点はない。衆院選大敗で少数与党に転落し、自民党内に首相への不満も渦巻く中、林氏は「ポスト石破」に向けた足場固めも進めている。
「今日で1年目だが、昨年12月に官房長官兼拉致問題担当相を拝命した。拉致被害者家族一人一人の思いや痛切な声を直接伺ってきた」
林氏は14日、東京都内で開かれた北朝鮮による拉致問題の討論会でこう述べた。外相経験もある林氏は米国や韓国などにもパイプを持つ。自身の強みも踏まえ、この日も政権の最重要課題に取り組む姿勢を示した。
林氏は党派閥パーティー収入不記載事件を受け辞任した松野博一氏の後任として昨年12月、官房長官に就任。7度の入閣や約30年の政治経験に基づく手腕で首相を支え、記者会見では挑発的な質問も淡々とかわす安定感を見せる。
知名度不足が課題だったが、総裁選では有力候補3人に次ぐ4位に食い込み、「人柄や政策への高い知見が浸透し、認知度はかなり高まった」(周辺)。来年夏に参院選を控える中、党内では令和7年度予算案成立後の「石破おろし」の可能性がささやかれており、林氏への待望論も静かに広がっている。
一方、支持基盤はなお盤石とは言い難い。所属した旧岸田派は総裁選でメンバーの支持動向が分散。領袖だった岸田氏は林氏を支援したが、その岸田氏も11月、旧派閥メンバーを中心とした議連を立ち上げて再始動した。総裁選で林氏を支援した若手からは「もし動くなら岸田さんを応援したい」との声も漏れる。
林氏は総裁選後も旧岸田派のメンバーだけでなく、先の衆院選で初当選した若手とも会食などを重ねる。13日の記者会見で首相の座への意欲を問われると「首相を支え、職責を果たす。内閣の要として持てる力を発揮し仕事をやり抜きたい」と語るにとどめた。(永井大輔)
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OS5
:2025/01/02(木) 09:01:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7efe61b093cf5c871991b205e6befd702bc44c4
2025年、石破首相に立ちはだかる3つの壁 36年前の悪夢とは…「ポスト石破」は誰?
1/2(木) 7:00配信
日テレNEWS NNN
2024年10月1日、総理大臣に指名された石破茂氏。総裁選挙はなんと5度目の挑戦。
衆議院選挙で与党過半数割れに追い込まれた石破政権。2025年の通常国会では、最重要課題の予算成立に向け野党の協力を得るメドは立ってない。“12年に一度”の東京都議選と参院選がともに行われる年に、石破首相に立ちはだかる3つの壁とポスト石破について解説する。(政治部 自民党担当 長谷栞里)
【図解】石破内閣発足時の支持率は2006年以降ワースト2位?過去の政権と見比べる
■第1の壁 2025年度予算 “野党の協力”が必須
自民・公明が過半数の議席を得られず“少数与党”となり「国会の景色が一変した」永田町。衆議院予算委員会の委員長など、重要ポストが野党の手に渡る中、2025年は与党にとってさらに苦しい場面が続くことが予想される。
国会で審議される予算案や法案は基本的に衆議院・参議院で“過半数の賛成”で可決されて初めて成立する。つまり、現状の与党の衆議院の議席数では、野党にも賛成してもらわない限り、2025年度の本予算案が成立させられないのだ。
2024年、少数与党になって初めての臨時国会では「補正予算」を成立させるために、与党は野党の協力を取り付けるために奔走することになった。
■国民民主と維新“両にらみ”で協議
自民・公明・国民民主の政調会長が、国民の看板政策「103万円の壁見直し」を取り入れ経済対策に盛り込むことで合意(2024年11月)
衆院選で大きく議席を伸ばした国民民主党の“看板政策”である「103万円の壁見直し」を取り入れ、日本維新の会とは「教育無償化についての協議開始」で合意。野党2党の賛成を取り付けたことで、何とか補正予算の成立にこぎつけた。
だが、2025年の通常国会では野党から本予算案の賛成を取り付けるメドや道筋は立っていない。国民民主は103万円の壁を「178万円」にすることを求めて、自民・公明を引き続き揺さぶり続けている。また維新も党内が一枚岩ではなく、教育無償化の協議を通じて与党との距離が近づくことへの反発が出ている。
夏には参議院選挙を控える中、国民民主・維新とともに与党に接近し過ぎることは選挙にマイナスとなりかねず、予算賛成へのハードルは高いと言わざるを得ない。
仮に政府・与党が予算を成立させられないと新年度から政策が実行できなくなり、政府の機能が停止するおそれもある。そのため、政府・与党内からは「予算の成立と引き換えに、石破首相は退陣に追い込まれるのではないか」との見方も出ている。
■第2の壁 “内閣不信任案” 可決が現実のものに?
石破首相が予算の壁を乗り越えることができたとしても、次に立ちはだかるのが「内閣不信任決議案」という壁だ。
衆議院で出席議員の過半数が賛成すれば可決される不信任案は、これまでのように「出しても与党側に否決される」国会会期末の“風物詩”ではなく、野党が一致結束さえすれば「出せば通る」不信任案となっている。
野党が内閣不信任案を出して可決された場合、石破内閣は10日以内に“総辞職”するか、“衆議院を解散”しなければならない。過去には、少数与党政権だった羽田内閣が野党に内閣不信任案を提出され、政権発足からわずか64日で総辞職に追い込まれた例もある。
不信任案が可決されるリスクを抱えた石破政権にとって通常国会は後半にかけて緊張感のある状態が続くことになる。
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OS5
:2025/01/02(木) 09:02:07
■第3の壁 “12年に一度”のダブル選挙
小泉純一郎フィーバーで都議選・参院選ともに勝利をおさめた2001年
そして、通常国会の2つの壁を乗り越えられたとしても、石破首相には「選挙」という壁も待ち受けている。
2025年は夏に「東京都議会議員選挙」と「参議院選挙」が相次いで行われる予定なのだ。この2つの選挙が同じ年に開かれるのは、12年に一度のこと。選挙の時期が接近しているため、先行する都議選の結果がそのまま参院選の結果と連動することが多い。
過去を振り返ると直近の2013年は民主党からの“政権奪還”直後、2001年は政権発足直後の小泉純一郎フィーバーで、いずれも自民党が都議選・参院選ともに勝利をおさめている。
一方で、さらに12年前の1989年は都議選で、野党の社会党が議席を3倍に増やし、自民党は大敗。直後に行われた参院選でも惨敗し、自民党は結党以来初めて参議院での過半数割れへと追い込まれた。
当時の宇野宗佑首相は辞任、参院選に勝利した日本社会党の土井たか子委員長が「山が動いた」の名言を残したことでも有名だ。
そして歴史はめぐり、2つの選挙を控える2025年。都議選では、小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」が国民民主党との連携を模索しているほか、前回の都知事選に出馬した石丸伸二氏が新党を立ち上げて都議選に挑む見通しだ。
自民党にとっては厳しい展開が予想され、36年前の“悪夢の再来”を危惧する声も出始めている。
都議選が近づくにつれ、「石破総理という顔のままで2つの選挙に勝てるのか?」という声が自民党内から上がり、石破おろしに発展することも予想される。
■“ポスト石破”は誰なのか?
「ポスト石破」の筆頭は林芳正官房長官。要職を歴任した安定感に定評あり。
では仮に石破首相が退陣に追い込まれた場合、「ポスト石破」となりうるのは一体誰なのか?
通常国会中に総理・総裁が交代する場合、政治空白を作ることはできないため、フルスペックの自民党総裁選をやっている時間的余裕はない。そのため、両院議員総会を開いて国会議員票を中心に一定数の地方票を加えて総裁選を実施することが想定される。つまり、ポスト石破は“緊急登板”という形になる可能性が高い。
「ポスト石破」候補と言われる2024年総裁選挙に出馬した議員たち
そこで自民党内でまず最初に“即戦力”の候補者として名前が挙がるのが林芳正官房長官だ。林氏はこれまでも不祥事などがあった閣僚の後任として、何度も緊急登板した経験があり、数々の要職を歴任した安定感には定評がある。
ただ、林氏が所属していた旧岸田派の議員からは「再登板の可能性を残したい岸田前首相が林氏への『代替わり』を許さないのではないか」との声も出ている。党内の支持をどれだけ拡大できるかが課題と言える。
また、「ポスト石破」として、前回の総裁選で決選投票に進み、首相の座まで“あと一歩”に迫った高市早苗・前経済安全保障担当大臣を推す声もある。高市氏は党内の保守系グループ「保守団結の会」の会合に顔を出したり、これまでは苦手だった政治家との夜の会食の機会を増やしたりしていて、次の総裁選を見据えた動きとみられている。
ただ、前回の総裁選で高市氏を支持した議員で落選した人が多く、支持基盤に不安を抱えるほか、保守色が強いことから「選挙の顔」となるのか不安視する向きもある。
そのほか、ポスト石破には前回の総裁選に出馬した議員の名前も挙がる。
茂木敏充・前幹事長は、第一次トランプ政権下で日米貿易交渉を担当し、「タフ・ネゴシエーター」と呼ばれるなど、外交経験と即戦力なのが強みだ。
また、「刷新感」や「選挙の顔」となることを期待して小泉進次郎・元環境相や、小林鷹之・元経済安保相を推す声もある。小泉氏は政治改革をめぐる与野党協議を担当し、小林氏は総裁選での陣営メンバーを中心に勉強会をスタートさせている。
ただ、「即戦力」・「安定感」・「選挙の顔」という条件を全て満たすポスト石破は見当たらず、いずれの候補も「帯に短し、たすきに長し」で決定打を欠いている状況だ。
■どうなる2025年
1月24日から始まる見通しの通常国会。石破政権は3つの壁を乗り越え、本予算案を無事に成立させた上で、内閣不信任案のリスクを乗り切り、都議選・参院選の「ダブル選挙」に勝利できるのか?
ポスト石破の候補者たちの動向も含め、石破政権の2025年は先行きが見えない不透明な展開になりそうだ。
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OS5
:2025/01/02(木) 15:41:48
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/578868
10:00
(最終更新: 12:04)
■広島(2-2)
22自無 19無自
西田英範43 党県支部長 自新
森本真治51 厚労委理事 立現
自民 1議席奪還を期す
元経済産業省官僚の自民党新人西田英範と、3選を目指す立憲民主党現職の森本真治が準備を進める。立憲民主党現職の宮口治子(48)は広島選挙区での立候補を見送り、党本部に処遇を一任している。
広島選挙区は長く自民党と旧民主党勢力が改選2議席を分け合ってきた。だが2019年に自民党本部が2議席独占を狙い、党県連が推す現職の溝手顕正に加え、新人の河井案里を擁立。この結果、野党系無所属として出た森本と河井が当選し、溝手が落選した。
その後に大規模買収事件が発覚。河井が有罪確定で当選無効になったことに伴う21年の再選挙には6人が立ち、宮口が初当選した。森本と宮口が選挙後に加わった立憲民主党が改選2議席を独占している。
自民党県連は24年5月に西田の擁立を決め、1議席の奪還を期す。西田は再選挙に続いて2度目の国政挑戦となる。党県連特別顧問として県内各地を回っており、市町の首長や業界団体を訪ねて支持拡大を図る。
立憲民主党県連は24年11月、2議席の維持は難しいとみて候補者を森本に一本化すると決定。森本は最大の支援団体の連合広島の推薦を受け、傘下の労働組合などを回る。県内各市町で支援者を集めた会合も開く。
日本維新の会は改選定数2以上の複数区の全てに候補者擁立を目指す考えを示していたが、党県総支部の空本誠喜代表は24年12月、党の情勢を踏まえて「擁立は厳しい」との認識を示した。国民民主党県連は旧民主党勢力が森本へ一本化する動きを受け、擁立を見送る構え。共産党は候補者を立てる方針で党県委員会が選定を進める。(河野揚、根石大輔、伊藤友一)
■山口(1-2)
22自 19自
北村経夫69 元経産政務官 自(安)現
山崎珠江46 英語教室運営 参新
野党候補 調整の動きも
4選を目指す自民党現職の北村経夫と参政党新人の山崎珠江が立候補を予定する。ほかの野党の山口県組織や市民団体にも擁立に向けた動きがあるが候補者の選定までには至っておらず、市民団体は1月中にも会合を開いて調整を急ぐ構え。
参院山口選挙区は林芳正が再選した2001年以降、自民党の候補者が議席を守り続けている。北村は13年に参院選比例代表で初当選。林の衆院くら替え出馬に伴う21年の参院山口選挙区補欠選挙に、比例代表から転出して臨んで3選した。
北村は24年7月に公認候補となり、10月の衆院選では与野党一騎打ちの大接戦となった山口2区を中心に小選挙区の候補者の集会などを回った。山崎は12月下旬、衆院選の比例中国に続く国政挑戦へ名乗りを上げた。
市民団体「市民連合@やまぐち」(市民連合)は衆院選に向け立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、新社会党の5党派と野党一本化の会合を重ねたが実現しなかった。ただ、山口2区で競り負けた立憲民主党の候補が比例復活したことに一定の手応えを得ており「参院選は全県で一対一の対立構図をつくりたい」と擁立を目指す。
一方、市民連合の会合に加わっていない国民民主党県連も独自候補を模索する。「いい人が名乗りを上げてくれたら後押ししたい」と含みを持たせている。(藤田龍治、堅次亮平)
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OS5
:2025/01/02(木) 15:42:02
■岡山(1-2)
22自 19自
小林孝一郎47元岡山県議 自新
広森 志穂33派遣社員 参新
野党共闘か乱立か 焦点
2期目の自民党現職石井正弘が2024年7月、次回参院選に立候補しないと表明。同党は11月、元岡山県議小林孝一郎の擁立を決めた。参政党は12月、派遣社員の広森志穂を候補者に選んだ。立憲民主党は候補者選考を進め、他の野党も候補者擁立を検討しており、構図は定まっていない。
自民党の小林は県議を3期途中まで務め、21年の衆院選比例中国にブロック単独立候補し、落選。同党県連は県全域での知名度拡大を急いでいる。参政党は22年の前回選挙に続いて女性候補者を立てた。減税と積極財政による地方創生を訴えて支持拡大を図る。
岡山選挙区は、当時民主党現職だった元参院議長の故江田五月氏が引退した16年以降、自民党が3連勝。一方、24年10月の衆院選で自民、公明両党の県内比例票は約34万票にとどまり、野党各党の計約40万票を下回った。県全域で1議席を争う夏の参院選で野党が結束すれば、与党を上回る可能性がある。
ただ、立憲民主党に加え、国民民主党も現時点で人選を進める。日本維新の会や共産党も今後方針を固める予定で、野党共闘が進むのかどうかも焦点になりそうだ。(坂田茂)
■島根・鳥取(1-2)
22自 19自
舞立 昇治49農水政務官 自(無)現
亀谷 優子38党県委員 共新
自民に候補入れ替え案
2016年に島根・鳥取の合区選挙区となって4回目の選挙となる。改選を迎える現職は自民党の鳥取県出身の舞立昇治。3選を目指して立候補するとみられていたが、比例代表特定枠で19年に初当選した島根県出身の現職三浦靖との入れ替え案が浮上。候補者はいまだに決まっていない。
名簿順位で優遇される特定枠の候補者は、合区エリアへの配慮から選挙区に候補を立てない県から選んできた。だが、特定枠に同じ人が連続で選ばれることへの異論があり、党内から選挙区に三浦を立て、特定枠の候補者を舞立とする案が出たという。
舞立は、19年の参院選でも合区で当選しているほか、24年4月の衆院補選でも頻繁に島根1区入りしており、知名度では三浦に勝っている。島根県連は三浦では浸透に時間がかかると懸念しており、結論は出ていない。近く鳥取県連とも協議する予定だ。
一方の野党。共産党は24年12月になって元大田市議で新人の亀谷優子の擁立を発表した。立憲民主党は候補者を擁立する方向で調整し、国民民主党も擁立を模索しており、構図は定まっていない。(土井誠一、新山創、上田光)
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OS5
:2025/01/06(月) 07:20:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/20614c2da401cebcfe8c355baeb16cdeb90d45c4
自民グループ活発化、政局に備え 勉強会・議連、派閥単位も
1/6(月) 7:04配信
時事通信
自民党の会合であいさつする高市早苗前経済安全保障担当相(左から2人目)=2024年11月21日、東京・永田町の同党本部
自民党で、党内政局に備えた議員グループの動きが活発化している。
派閥解散を踏まえ、政策実現を前面に掲げた議員連盟や勉強会が次々と開かれるほか、従来の派閥単位の集まりも続く。不安定な政権運営を強いられる石破茂首相(党総裁)の足元で、次を見据えた駆け引きが始まっている。
高市早苗前経済安全保障担当相は昨年12月、保守系議員らでつくる「保守団結の会」の懇談会に出席。先の総裁選で高市氏を支持した議員が多く参加し、高市氏は「もう一回みんなで結集して頑張ろう」と呼び掛けたという。関係者によると、高市氏は新たな政策勉強会の発足を検討している。
懇談会では、自民以外の与野党に導入論が広がる選択的夫婦別姓制度導入への反対論が相次いだ。高市氏らは参院選をにらみ、保守層へのアピールを強める考えとみられる。
小林鷹之元経済安保相は国家ビジョンを議論する勉強会を新設し、今月下旬に次回会合を開く予定だ。12月の初会合には総裁選で小林氏を支援した中堅・若手議員に加え、浜田靖一衆院議院運営委員長、石井準一参院国対委員長らベテランも含め約30人が出席。小林氏はインターネット番組で「いずれ総裁選はある。挑戦できるように仲間との関係をつくっておく」と意欲を示す。
岸田文雄前首相は石破政権を支える姿勢を示しつつ、グループ活動に精力的だ。アジア脱炭素化に向けた議員連盟の最高顧問に就任し、設立総会で「多くの皆さまと議論し、行動していきたい」と述べた。同議連には萩生田光一元政調会長、小泉進次郎元環境相らが顔をそろえた。
岸田氏が発足させた「資産運用立国議員連盟」には側近の木原誠二選対委員長や茂木敏充前幹事長らが参加。首相退陣後も旧岸田派議員らと会食を重ねる。同派に所属した議員の結束に努めながら、党内の実力者との連携を探っているもようだ。
旧茂木派や旧二階派の議員も会合を開き、求心力維持に余念がない。ただ、派閥解消の引き金となった裏金事件は幕引きできていない。「古い自民党」の象徴とされた派閥政治の復活には、参院選を控え「有権者にどう映るのか」(麻生派中堅)との懸念の声も漏れる。党幹部は「次を見据えるのは早い。先を走れば転ぶこともある」と述べ、「ポスト石破」を巡る党内の動きをけん制した。
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OS5
:2025/01/07(火) 08:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4194aaca3e3f732ed888572d531e1cd113366d1
秋葉国家安保局長交代へ 後任に岡野外務次官有力
1/7(火) 0:12配信
共同通信
秋葉剛男氏、岡野正敬氏
政府は、外交・安全保障政策の総合調整を担う国家安全保障局の秋葉剛男局長(66)を近く交代させる方向で調整に入った。後任には岡野正敬外務事務次官(60)の起用が有力視されている。政府関係者が6日明らかにした。秋葉氏は外交・安保政策の長期指針「国家安全保障戦略」など安保関連3文書の改定を主導した。
米国では20日にトランプ次期大統領が正式に就任する。石破茂首相は2月以降の訪米と日米首脳会談を模索しており、外交・安保分野でカウンターパートを担う国家安保局も新体制で備える狙いがあるとみられる。
秋葉氏は外務省で総合外交政策局長や外務審議官、事務次官を歴任。菅義偉内閣だった2021年7月、警察庁出身の北村滋氏の後任として3代目局長に就いた。以降、岸田文雄前首相、石破首相の下で米中両国などとの外交を支えた。
岡野氏は外務省で国際法局長や総合外交政策局長を歴任後、岸田政権で外交担当の官房副長官補を務めた。
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OS5
:2025/01/07(火) 18:28:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/8943b2899c0eb571c8a8257d91e4cdd86ce91715
<独自>TPPに常設の事務局検討 日本政府、国内設置に意欲 議長国の負担増大
1/7(火) 17:31配信
産経新聞
英国の加盟を承認したTPP閣僚級会合で記念写真に納まる各国の閣僚ら=2023年7月、ニュージーランド・オークランド(共同)
アジア太平洋を中心とした12カ国でつくる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で事務局設置が検討されていることが7日、明らかになった。トランプ次期米政権の保護主義的な政策への警戒や中国の貿易制限などによる経済的威圧が強まる中で、自由貿易の枠組みを維持・拡大するための議長国の負担は増しており、常設の支援体制の構築は急務になっているためだ。日本政府は国内への事務局設置に意欲を示している。
TPPでは今年、2018年の発足以来初の協定内容見直しに向けた報告書を取りまとめる。今後、専門の作業部会を立ち上げて事務局設置などを加盟国で協議し、報告書に盛り込む。
現在、TPPには常設の事務局がなく、持ち回りの議長国が事務局の機能を担う。他の国際枠組みでは、アジア太平洋経済協力会議(APEC)はシンガポールに事務局を置くが、インド太平洋経済枠組み(IPEF)は設けていない。
TPPの事務局設置案が浮上する背景には議長国の負担増大がある。議長国はTPP協定の運用状況の確認など通常業務のほか、今後は24年11月に加盟交渉に入ったコスタリカの審査取りまとめや、協定内容の見直しに向けた委員会の運営なども加わる。
事務局設置以外に、委員会運営を各国に分散して負担軽減を図るなど幅広い方法も検討されている。だが、事務局の設置が正式に決まれば、「日本が手を挙げたらいい」「(日本が)取りにいくだろう」との声が政府高官から上がっている。
トランプ氏は米大統領就任後にメキシコとカナダに25%、中国に追加で10%の関税を課すと表明しており、国際社会で保護主義的な通商政策への影響が広がることが懸念される。高度な自由貿易圏を目指すTPPが求心力を維持するには、体制強化が欠かせない。
中国も21年にTPPへの加盟を申請し、揺さぶりをかけ続けている。26年には中国加盟に前向きなベトナムの議長国就任を控える。「加盟国で結束を固め、自由貿易の規律を守る姿勢が重要になってくる」(関係者)。
TPPは24年12月に英国が加盟して12カ国体制となり、世界の国内総生産(GDP)の約15%に当たる14・7兆ドル(約2300兆円)の経済圏に拡大した。
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OS5
:2025/01/09(木) 21:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/710ba8c60a53f672817d3972c2b8a117ab4b9bff
少数与党で際立つ「森山マジック」、老練な国会運営に首相「おかげで何とか持ちこたえている」
1/9(木) 11:02配信
読売新聞オンライン
少数与党下で自民党ナンバー2として国会運営を切り盛りする森山幹事長が存在感を増している。豊富な国会対策の経験を生かし、先の臨時国会では2024年度補正予算や政治改革関連3法の「軟着陸」に貢献した。通常国会では参院選を控え、野党が攻勢を強めるのは必至で、森山氏の政治手腕が問われる場面が続きそうだ。
【一覧】森山幹事長の手腕に対する、周囲の「評価」と「課題」
補正・政治改革は「軟着陸」
幅広い人脈
自民党熊本県連の会合であいさつする森山幹事長(8日、熊本市で)=鷹尾洋樹撮影
「各党の意見もしっかり聞き、できるだけ多くの会派の理解をいただきたい」
森山氏は8日、熊本市内で記者団にこう述べ、25年度予算案の年度内成立に向け、野党との合意形成に注力する考えを示した。
臨時国会では、政策ごとの連携を野党に呼びかけた。国民民主党とは「年収103万円の壁」見直し、日本維新の会とは教育無償化の実現に向けた協議体の新設で合意し、両党から補正予算への賛成を取り付けた。立憲民主党の修正要求を受け入れて国民民主を揺さぶる老練さも見せ、自民幹部は「森山マジックだ」と表現した。
派閥の政治資金問題では、旧安倍派内で衆院政治倫理審査会への出席に否定的な議員が多い中、派中枢だった萩生田光一・元政調会長との調整に乗り出し、関係議員全員の出席にメドをつけた。党による8億円の寄付も主導し、石破首相(自民総裁)は「森山氏のおかげで自民は何とか持ちこたえている」と全幅の信頼を寄せる。
党国対委員長を歴代最長の4年2か月余り務めた森山氏の武器は、幅広い与野党の人脈だ。立民の安住淳・衆院予算委員長もその一人で、森山氏は7日の記者会見で、安住氏の臨時国会での委員会運営を「大臣だけでなく、省庁の責任ある人にも説明を求めていた。重ねることが熟議の国会になっていく」と持ち上げてみせた。
対決ムード
ただ、参院選を前に、対決ムードが高まる通常国会は、一筋縄ではいかなそうだ。「103万円の壁」を巡る協議の成り行き次第では、国民民主が25年度予算案に反対したり、内閣不信任決議案に同調したりする可能性もある。
野党にも見せ場を作りつつ妥協点を探る森山氏の手法には、「言いたい放題の野党に譲りすぎ」(自民ベテラン)との批判がつきまとう。森山氏は8日、熊本市内で行われた党会合で「財源の裏付けのない話はしてはいけない」と指摘し、財政規律の緩みを懸念する党内の声を代弁した。
衆院選の大敗や、非公認候補が代表を務める自民支部に2000万円が支給された問題では、森山氏の責任を問う声も党内に根強く残っており、参院選に向け、挙党態勢を築けるかどうかが課題となる。
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OS5
:2025/01/09(木) 22:26:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bc36d8d9d1b192f3f4f3f95a50637f3faebd974
自民青年局が総裁選改革で提言へ 地方票比重増、投票「18歳以上」 若手取り込み狙う
1/9(木) 20:40配信
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産経新聞
自民党本部=東京・永田町
自民党青年局は9日、全国青年部長・青年局長合同オンライン会議を開き、党総裁選の見直しに向けた意見を聴取した。地方や若手の意見を見直しに反映させる狙い。決選投票における地方票の比重を増し、投票年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げることなどを求める意見が上がり、近く提言をまとめる。自民は月内にも本格的に党内議論を始め、3月の党大会で総裁公選規程を改正したい考えだ。
中曽根康隆青年局長は会議で「青年局らしい、真に総裁選改革に資するような意見をいただきたい」と呼び掛けた。青年局は見直しにあたり、事前に47都道府県の青年部・青年局に対し、①地方の声の反映②若年層の取り込み③お金のかからない選挙-の3つの検討項目を示し、会議に臨んだ。
①に関しては昨年12月、森山裕幹事長が決選投票での地方票について「党大会に向けて整理することになる」と述べ、比重を増す方向で見直す意向を示していた。現行、決選投票では国会議員票が1人1票なのに対し、都道府県連は党員数に関係なく各1票が割り振られる。会議でも「地方票の比重を増す方向に賛同の意見は多かった」(青年局幹部)という。
②については投票年齢引き下げのほか、学生の党費値下げや入党手続きのデジタル化などを求める声があった。③では各候補の政策リーフレットの配布などは各陣営がそれぞれ行うのではなく、党が一括して行うようにすべきとの意見が出た。
また、昨年9月の総裁選で過去最多の9人が立候補したことを踏まえ、候補者を絞る予備選の必要性を訴える出席者もおり、提言に盛り込む方向で調整する。
自民は今月末にも党政治改革本部で規程改正に向けた本格議論を始動させる。青年局は議論開始前に渡海紀三朗党政治改革本部長に提言を渡す。
見直し議論では地方票の扱いや投票年齢の引き下げが主要論点となる見通しだ。現在、総裁選で党員投票を行えるのは「日本国籍を有する20歳以上」とされている。ただ、公職選挙法では選挙権年齢を18歳以上と定めており、若年層の取り込みを図る上でも18歳以上に引き下げる方向で検討が進む見通しだ。
総裁選の見直しは、先の総裁選で選挙管理委員長を務めた逢沢一郎衆院議員が昨年12月、森山氏に議論を要請した。(小沢慶太)
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OS5
:2025/01/10(金) 11:37:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc703d9a934932184912d971eaaa72b8265079b3
「ポスト石破」の“本命”、林官房長官の行く末 政界の119番「火消し専門」からの脱皮がカギ
1/10(金) 9:02配信
「今年の政局は何でもあり」との見方が広がる中、注目度の高い政治家の1人が林芳正官房長官(63)だ。岸田文雄、石破茂両政権で連続して官房長官を務め、「ポスト石破」の“本命”との声も少なくないからだ。ただ、「内閣の要」としては発信力不足も目立ち、「『勝負の夏』までにいかに変身できるかが課題」(政治ジャーナリスト)とみられている。
昨年12月14日に官房長官就任1年を迎えた林氏だが、永田町での呼び名は「政界の119番」。誕生日の1月19日に引っ掛けての“風説”だが、「本人も自認している」(周辺)と言われる。歴任した主要閣僚の多くが、前任の不祥事による辞任や更迭を受けた「ピンチヒッターでの就任」だったのが理由だ。
これもあってか、有力者がひしめく「ポスト石破レース」でも、与党内に「当面の混乱回避のための救援投手」の役割を期待する向きが少なくない。しかし、「総理総裁の座は、中継ぎで務められるほど甘いものではない」(自民長老)との指摘も多く、だからこそ、「トップリーダーになるための覚悟と変身」(政治ジャーナリスト)が求められているのだ。
■衆院にくら替えは「首相になるため」
林氏は政界でも有数の名門家系の4代目となる典型的な世襲議員。参院議員5期を経て衆院にくら替えして現在2期目だが、くら替えの理由が「総理大臣を狙うため」(側近)だったことは広く知られている。現職は内閣官房長官=沖縄基地負担軽減担当、拉致問題担当=で、首相の臨時代理就任順位は第1位という最重要閣僚。だからこそ、「次期首相に最も近い人物」(自民幹部)としてその言動が注目されているのだ。
この林氏の閣僚歴を過去に遡る形で振り返ると、内閣官房長官(第87代)=第2次岸田第2次改造内閣=、外相(第151代)、文部科学相(第22・23代)、農林水産相(第54・57代)、内閣府特命担当相(経済財政政策)=麻生内閣=、防衛相(第5代)=福田康夫改造内閣=とまさに主要閣僚のオンパレード。さらに閣僚就任前の役職も、大蔵政務次官、参議院憲法審査会会長、同外交防衛委員長や自民党の経済成長戦略本部座長、税制調査会副会長、政調会長代理、参議院政審会長など要職ばかりだ。
政府与党内でも「群を抜く華麗な経歴」(自民幹部)の林氏だが、国民的知名度が今一つであることの理由は「用心深く、自己宣伝を嫌う性格」(同)だからとみる向きが多い。官房長官就任1年目の前日の12月13日、官邸での定例会見で記者団から感想を聞かれた林氏は、手元の答弁メモを読み上げる形で「内閣の要として国政全般にわたって政権を支え、危機管理、政府のスポークスマン、政府部内や国会との総合調整などの職責を果たすことに全力を尽くして参りました」と語り、首相就任への意欲を問われても「この会見は官房長官の立場で臨んでいるものです」と口をつぐんだままだった。
■8度の入閣もほとんど「緊急リリーフ」役
防衛相、農林水産相、文部科学相、外相など8度の入閣経験を誇る林氏だが、就任の経緯をみると前任者の辞任などによる緊急登板が極めて多い。現職の官房長官も、2023年12月に自民党旧安倍派を中心とする、いわゆる巨額裏金問題で、同派幹部だった当時の松野博一官房長官の更迭を受けてのリリーフ役だった。
さらに、昨年10月1日に誕生した現石破政権での官房長官続投も、「水面下での曲折を経ての人事だった」(官邸筋)とみられている。というのも、「石破首相は当初、総裁選での石破陣営の参謀格だった岩屋毅氏(現外相)を官房長官としたい考えだったが、森山裕幹事長ら党幹部が林氏の続投を求めたため断念した」(同)というのが“真相とされるからだ。
もともと石破首相と林氏は「極めて親しい関係」(同)で、自民が野党だった旧民主党政権下では約2年間にわたり「石破政調会長・林政調会長代理」として“共闘”した。さらに、昨年9月の総裁選でも「政策分野では石破、林両氏の主張が重なる部分も多かったことが、最終的に石破首相が林官房長官を決断した背景にある」(自民幹部)ことは間違いない。
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OS5
:2025/01/10(金) 11:37:53
そうした経緯にもかかわらず、少数与党という「宙づり国会」での、「内閣の大番頭としての活動が極めて限定的」(同)なのは、「政権内での林氏自身の立場が影響している」(政治ジャーナリスト)とみる向きが少なくない。そもそも林氏の与野党人脈は、5期にわたる参院議員時代に作り上げられたものが大半で、「衆院議員としては外相、官房長官として党務から遠ざかっていたため、党運営や国会対策は森山幹事長に委ねるしかない」(官邸筋)のが実態とされる。
■石破官邸では“外様”、「実質官房長官」は赤沢氏
加えて、「政府内でも、政策判断や各省庁の人事などでも、林氏の存在感が希薄」(同)とされる。2000年以降の自民党内閣での官房長官像を振り返ると、小泉純一郎政権での福田康夫氏や、安倍晋三政権での菅義偉氏など、「実質的に内閣の切り回し役を務めた名官房長官が存在した」(同)が、現状をみる限り「林氏は、毎日2回の定例会見でも踏み込んだ発言はほとんどなく、内政・外交分野での大きな動きに対しても『無味乾燥なコメント』でお茶を濁す場面ばかり」(官邸記者クラブ関係者)との見方が支配的だ。
旧岸田派(宏池会)ナンバー2だった林氏だが、「岸田政権下の官邸では、首相を囲む旧岸田派の側近の中の1人という位置づけで、岸田首相も林氏より木原誠二氏(現自民選対委員長)の意見を尊重していた」(同派幹部)というのが実態だった。さらに「林氏は石破政権では完全な外様で、石破首相と同じ鳥取県選出の赤沢亮正経済再生相が『実質的な官房長官役』を果たしている」(官邸筋)とみられている。
それでも林氏が「ポスト石破の本命の座」を堅持しているのは、9人もの候補が乱立した昨年9月の総裁選で、「3強」とされた石破、高市早苗、小泉進次郎の3氏に次ぐ4位に入ったことが最大の要因だ。党内保守派の代表として、石破政権での「反石破勢力の旗頭」とされる高市氏、「総裁選での不可思議な言動で、国民的人気の先細り」(自民長老)が目立つ小泉氏が、「どちらもポスト石破候補としての広がりに欠けることが、林氏の“本命説”を後押ししている」(政治ジャーナリスト)ことは否定できない。
ここにきて、林氏と極めて親しく林政権誕生を期待している複数の旧岸田派幹部からは、「夏の政治決戦までの半年間が林氏の正念場。今までの慎重居士の殻を破り、中継ぎなどではなく、ことあるごとに“大官房長官”として宰相を目指す姿勢を打ち出すことが必要」との叱咤激励が相次ぐ。ただ、自民党内では「いまだに、外相時代のビートルズ名曲の弾き語りばかりが話題になる林氏が、そう簡単に“政局の林”に変身できるはずがない」(閣僚経験者)との悲観的見方が多いのも実情だ。
泉 宏 :政治ジャーナリスト
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OS5
:2025/01/10(金) 13:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec5f71d7b1c1c5e0ccb678612f9064fa77420ed2
石破首相に敗れた8人、再挑戦見据えじわり始動…非主流は勉強会や地方回り・主流は露出高め実績づくり
1/10(金) 7:58配信
読売新聞オンライン
昨年9月の自民党総裁選で石破首相(党総裁)に敗れた8人が、再挑戦を見据えた活動を徐々に活発化させている。党内で衆目の一致する「ポスト石破」がいない中、首相と距離を置く非主流派は独自に足場固めを急ぎ、主流派は露出を高めつつ実績を積み重ねて影響力を強める構えだ。
【図表】総裁選出馬9人の政治資金収入
非主流
主な「ポスト石破」の動き
総裁選5位だった小林鷹之・元経済安全保障相は9日、経済安保関連の党本部の会合であいさつし、日本製鉄のUSスチール買収計画を巡り「中止すれば米国にとって国家安全保障上の懸念に該当する」と米政府に異議を唱えた。
小林氏は総裁選後、党広報本部長ポストを固辞して非主流派となった。昨年12月には、2050年に目指すべき国家像などを議論する勉強会を発足させており、党内では「いずれ政策集団に育っていく」(若手)との見方が出ている。
決選投票で敗れた高市早苗・前経済安保相も石破政権で要職を外れたが、昨年11月下旬から地方回りを強化。昨年12月20日発売の月刊誌では「全て一からやり直しだ。歯を食いしばってもう一回、まわろうと思っている」と強調した。
保守色の強い党員からの支持が厚い高市氏は、現時点では「党内が混乱していると見られる」(側近)として表立った政権批判を控えているが、選択的夫婦別姓制度で石破首相が推進に傾いた場合、反対派の急先鋒(せんぽう)となる可能性がある。
閣僚経験が豊富な茂木敏充・前幹事長も非主流派に転じた一人だ。安倍政権時代に外相などで日米貿易協議をまとめた実績を生かし、通常国会中に米欧政治などの勉強会を発足させる予定で、トランプ米次期政権をにらんで存在感を発揮したい考えとみられる。
主流
一方、政権内で実績を残して後継をうかがう代表格が、林官房長官だ。連日の記者会見での安定感には定評があり、9日は物価高対策について「総合経済対策の裏付けとなる補正予算を迅速かつ適切に執行していく」と述べた。
林氏は総裁選で4位に食い込んだことで、所属した旧岸田派内で「『ポスト石破』を狙える位置につけた」との期待感が出ている。1月下旬には総裁選で支援を受けた議員による夜会合を予定しており、党内の基盤作りに励んでいる。
主流派の一角の小泉進次郎・元環境相は、昨年10月の衆院選後に選挙対策委員長を辞任したものの、その後は党政治改革本部事務局長として政治改革関連3法の成立に汗をかいた。昨年の臨時国会では法案提出者として度々国会答弁に立ち、総裁選で不安視された「発言が不安定」とのイメージの払拭(ふっしょく)に努める。
石破首相と近く、首相が昨年末の講演で小泉氏について「いつかは首相になる方だ。そのために尽力しなければいけない」と発言したこともあった。
加藤財務相は、新年度予算案編成など閣僚業務の傍ら、側近議員の会合に駆けつけ、総裁選への意欲をのぞかせる。河野太郎・前デジタル相は、党選対委員長代理として新人議員向けにSNS活用の講習会を開くなど得意分野を磨き、上川陽子・前外相も閣僚経験を踏まえた議員連盟活動を強化している。
石破政権が少数与党の苦境にある中、「ポスト石破」に向けたあからさまな活動は党内の反発を招く可能性がある。一方、通常国会では野党の攻勢も予想され、今後は内閣支持率の推移やライバルの動向をにらんだ各陣営の神経戦も繰り広げられそうだ。
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OS5
:2025/01/21(火) 17:15:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/11f24ad6e42366bc66e9cedf280137c6f5e57789
旧安倍派、解散決定から1年経っても逆風やまず…「当面はくすぶり続ける」と嘆きの声も
1/21(火) 11:45配信
読売新聞オンライン
参院政治倫理審査会で弁明を行う旧安倍派の岡田直樹・元地方創生相(右)(20日午後、国会で)
自民党の最大派閥だった旧安倍派が、派閥の政治資金規正法違反事件を受けて派閥解散を決めてから1年が過ぎた。今年度内に正式に解散する方針だが、野党は「政治とカネ」の問題で追及の手を緩めていない。旧安倍派に所属した議員の役職登用も進まず、逆風が収まる兆しはない。
【図表】旧安倍派、解散決定以降の主な動き
旧安倍派で政治資金収支報告書に不記載があった岡田直樹・元地方創生相は20日の参院政治倫理審査会に出席し、「(派閥)解散まで会員で、今でも哀惜の念を持っている」と述べ、派閥が直面した状況への悔しさをにじませた。「問題発覚まで不記載を認識していなかった」と釈明したが、野党議員から「疑惑の解明には到底つながらない」との厳しい言葉を浴びた。
派閥の政治資金パーティーを巡る事件を巡っては、当時の岸田首相が昨年1月18日に旧岸田派の解散方針を発表し、不記載議員が所属した旧安倍派と旧二階派も翌日に解散表明に追い込まれた。両派は今後、解散届を総務省に提出予定で、旧安倍派は3月末までの解散を目指す。旧安倍派は残金を党本部に寄付し、「みそぎ」を済ませたい考えだ。
ただ、参院政倫審では旧安倍派の弁明予定者が14人控える。立憲民主党などは旧安倍派の会計責任者の参考人招致も要求している。
野党や世論の反発への懸念もあり、旧安倍派で不記載のあった議員の大半は党や政府などの役職から外されたままだ。自民内では「一定の(説明)責任を果たした人は役職に就いてもいいのではないか」(松山政司参院幹事長)との意見があるが、「『政治とカネ』の象徴で起用は容易でない」と見る向きも多い。萩生田光一・元政調会長ら4月まで役職停止などの処分が続く有力議員もいる。
自民は先の衆院選で公認を受けた議員や落選者の支部長就任を順次決めているが、非公認で落選した下村博文・元文部科学相(東京11区)や高木毅・元国会対策委員長(福井2区)らの扱いは保留となっている。党執行部内では「厳しい対応を取った手前、すぐ選任とはいかない」との声が多い。旧安倍派の閣僚経験者は「この問題は当面はくすぶり続ける」と嘆く。
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OS5
:2025/01/26(日) 12:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7bece47771cae7da60a7aa36a11fc49ee7039ff
シナリオなき選挙イヤー国会 予算成否、石破首相の命運左右 裏金なお関門、くすぶる「解散」〔深層探訪〕
1/26(日) 7:00配信
時事通信
第217通常国会が召集され、自民党両院議員総会であいさつする石破茂首相(左奥)=24日午前、国会内
昨秋の衆院選で少数与党の政治状況となって以降、初の通常国会が開幕した。政権の命運が懸かる2025年度予算案の着実な成立に向け、石破茂首相は与野党の「熟議」を呼び掛けた。ただ、自民党の裏金事件は新たな広がりが見られ、夏の参院選などを意識する野党との距離が詰まるか不透明だ。局面打開へ衆院解散に打って出る可能性も首相は排除しておらず、予測不能な長丁場の攻防が始まった。
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
◇維国頼み
「党派を超えた合意形成を図るため、責任ある立場で熟議し、国民の納得と共感を得られることが必要だ」。24日、衆参両院本会議で施政方針演説に臨んだ首相は結びでこう力説した。
衆院選前なら「美辞麗句」とも受け止められるフレーズだが、自民、公明両党が衆院の過半数を失った現状では文字通りの切実さを帯びる。25年度予算案の成立が大幅に遅れるなどすれば、政権の存続にも影響しかねないためだ。
昨年の臨時国会では日本維新の会と国民民主党から24年度補正予算に賛成を取り付けた。今国会も維・国頼みが基本方針。召集前、それぞれの看板である高校無償化、「年収の壁」見直しに関して政調会長会談を開いた。
1990年代前半の政治的混乱の中で自民を離れた経験を持つ首相は、自らの野党人脈も活用する構え。維新の前原誠司共同代表とは議員宿舎でひそかに会談した。施政方針演説では衆院選挙制度に関する「党派を超えた検証」を改めて訴えた。視線の先には小選挙区制見直しを唱える国民民主の古川元久代表代行らの姿がある。
「歩調の合う党とやるしかない」。周辺にこう語る首相からは、政権維持への焦りがうかがえる。
◇対決モード
もっとも維・国との協議は財源を巡って隔たりが小さくない。加えて、23年から続く自民の「政治とカネ」の問題が改めて関門になるのは必至だ。
野党は予算審議の前提として、派閥裏金事件の内情を知ると目される旧安倍派会計責任者(当時)の参考人招致を要求。衆院予算委員会の審議日程が決まらない状況だ。「裏金の説明を」「会計責任者を呼べ」。施政方針演説中、野党席からはこうした声が飛んだ。
昨年から積み残しとなった企業・団体献金の扱いもポイントだ。結論を出す期限は3月末。存続を主張する自民に対して野党各党は禁止の立場で、溝は埋まっていない。
今国会が会期延長なく6月22日で閉じれば、参院選は7月20日投開票となる可能性が高い。その「前哨戦」とも位置付けられる東京都議選を巡っては、自民会派の裏金事件が波及する見通しだ。地方組織ぐるみの裏金づくりに疑いの目を向ける野党との対決構図は熱を帯びつつある。
◇「不信任」焦点に
当面の政局のヤマ場は予算案の衆院採決が迫る2月下旬とみられる。立憲民主党の野田佳彦代表は24日、記者団に「国会審議で甘くはやらない」と強調した。
今国会は選択的夫婦別姓制度の議論も注目点。実現に前向きとされる首相と、森山裕幹事長ら執行部の足並みは必ずしもそろっておらず、導入を求める立民などが首相に「踏み絵」を迫る場面も予想される。
維新の前原氏は、企業・団体献金廃止法案が否決されれば「重大な判断」を下す可能性に触れた。内閣不信任決議案を念頭に置いた発言だ。
過去、通常国会の審議を通じて内閣支持率が下落し、求心力低下につながったケースは多い。首相は昨年末、不信任決議に絡めて衆院解散に踏み切る可能性に言及した。「他に手段がなければ信を問うことになる。首相も腹を決めているだろう」。野党ペースで進みそうな気配に、自民幹部は早くも「解散カード」をちらつかせた。
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OS5
:2025/01/29(水) 08:05:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/1625cafb9415b6059d049bddcbe92955be0c3337
林・茂木・高市・小林鷹之の各氏「ポスト石破」向け勉強会など開催「こんな時期に」の声も
1/28(火) 20:37配信
産経新聞
自民党
自民党内で「ポスト石破」を見据えた動きが広がり始めている。昨年の党総裁選で石破茂首相に敗れた候補らが勉強会や議員連盟の再始動などを通じ、再挑戦に向けた足場固めを図る。党内では麻生派(志公会)を除く派閥が解散を決め、旧派閥の枠組みが流動化する現状は新たな仲間づくりの好機ともいえるが、少数与党で首相が苦境に立つ中、露骨な活動は党内の反発にもつながりかねない。
【画像】前回の総裁選で企業が選んでいた自民の「次のトップ」
「コンテンツが日本の基幹産業となる。しっかり支えなければならない」。林芳正官房長官は28日、国会内で開かれた漫画やアニメなどの普及・振興を図る自民の「コンテンツ産業振興議員連盟」の会合で、新会長に就任し、こう語った。
この日の会合には、岸田文雄前首相をはじめ、城内実経済安全保障担当相、小渕優子党組織運動本部長ら現職の閣僚や党幹部ら有力議員が顔をそろえた。同議連の開催は7年7カ月ぶりだ。党関係者によると、公務などで忙しい現職の官房長官が議連会長に就任するのは珍しく、党内には「官邸にいながら、首相の次を狙っている」(若手議員)と見る向きもある。出席者の一人は「他意はない」としつつ、「旧派閥を横断したそうそうたるメンバーだ」と胸を張った。
自民の茂木敏充前幹事長も「ポスト石破」に向けた動きを見せる。27日夜には岸田氏を東京都内の日本料理店に招き、2時間以上にわたって酒を酌み交わした。岸田政権時には政権運営を巡り両氏の間に不和が生じたとされるが、関係改善を図る思惑があったようだ。29日には旧茂木派の中堅・若手を中心とした勉強会を開く。安倍晋三政権時代に経済再生担当相として日米貿易協定の交渉に臨んだ実績を生かし、トランプ米政権への対応などについて議論し、結束を固める構えだ。
昨年の総裁選に出馬した議員ではこのほか、高市早苗前経済安保担当相が党の「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」会長として、交流サイト(SNS)を通じた「闇バイト強盗」対策の提言などで存在感を維持している。小林鷹之元経済安保担当相も勉強会を立ち上げ、30日にも2度目の会合を開く。
ただ、政治とカネの問題で少数与党に転落するなど自民には依然、国民から厳しい視線が注がれている。今国会でも首相は難しい国会運営が予想され、自民若手は「こんな時期だからあまり党内で争ったり、派手な動きをしたりしない方がいい」とつぶやいた。(永井大輔)
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OS5
:2025/01/29(水) 22:47:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/00e8cce44cd80af8c8159644f532668c2aa4315a
自民・茂木敏充氏「ポスト石破」見据え躍動 旧茂木派が勉強会、萩生田・稲田両氏らも出席
1/29(水) 20:42配信
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コメント16件
産経新聞
自民党の旧茂木派(平成研究会)議員を中心とした中堅・若手が29日、勉強会を立ち上げた。茂木敏充前幹事長が講師役として出席し、旧安倍派の萩生田光一元政調会長や稲田朋美元防衛相、野田聖子元総務相らも含め約70人が出席した。昨年の総裁選に出馬した茂木氏の「ポスト石破」を見据えた動きとみられる。
会合では、茂木氏が安倍晋三政権時代に経済再生担当相として日米貿易協定の交渉に臨んだ経験を踏まえ、トランプ米大統領との向き合い方など外交政策について意見交換した。昨年の衆院選で初当選した新人議員も出席した。
会合後、記者団の取材に応じた茂木氏は「予想以上に多くの人に集まってもらった」と手応えを語り、メンバーに関しては「固定ではなく自由に、関心のある方に集まってもらう」と説明した。今後も、外交や経済などをテーマに、定期的に開催する方針だ。
石破茂内閣の支持率が低迷する中、党内には新しいグループが次々と誕生している。茂木氏のほかにも林芳正官房長官や小林鷹之元経済安全保障担当相ら総裁選に出馬した有力議員が議員連盟や勉強会などを通じて仲間集めと党内基盤強化を図っている。
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OS5
:2025/01/31(金) 15:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c9d97cb4ff09e9debb26981df41925d045c0702
自民に旧派閥越えた連携の動き…会食・勉強会で囲い込み、首相周辺「仲間作りしている場合ではない」
1/31(金) 7:28配信
読売新聞オンライン
自民党本部
自民党内で、派閥・旧派閥の垣根を越えて連携を広げる動きが活発化している。唯一、派閥として残る麻生派(志公会)は30日、旧二階派議員が加わり、計46人となった。各派閥に所属していた議員の囲い込みを図ろうとする勉強会なども相次いで開かれている。
【図解】自民旧派閥などに関する最近の動き
これまではご法度
「これまで色々な関わりを持っている人も多いと思うが、これからは志公会の同志として共に励んでいきたい」
党最高顧問で麻生派を率いる麻生太郎・元首相は同日昼に開かれた今年初の派閥の定例会合で、山口壮・元環境相の入会を紹介した。山口氏は旧二階派の事務総長を務めた当選8回のベテランで、会合後には記者団に「(麻生氏とは)日本の発展のために志を同じくするところがある」と入会理由を語った。
これまで他派閥からの引き抜きはご法度だったが、派閥解消により党内は流動化が進んでいる。麻生氏は自派以外の中堅・若手とも会食を重ね、今月22日には東京・赤坂の日本料理店で田野瀬太道(旧森山派)、鈴木英敬(旧安倍派)各衆院議員らと会食した。麻生氏周辺は「若手や後進を育てていく場だ」と解説した。
次の政局にらむ
昨秋の総裁選で石破首相に敗れた議員らが、派閥横断的な勉強会を結成する動きも相次ぐ。
旧二階派の小林鷹之・元経済安全保障相は30日、国会内で開いた勉強会で、安倍晋三・元首相に関する著書を持つ船橋洋一・元朝日新聞社主筆を講師に招いた。昨年12月に開始し、この日は2回目。出席議員約30人には旧安倍派が目立った。小林氏は、保守層で発表に慎重論が多い戦後80年にあわせた首相談話について「出す必要は全くない」と言い切った。
茂木敏充・前幹事長が29日に初開催した勉強会にも、旧茂木派の議員のほか、旧安倍派から萩生田光一・元政調会長ら10人以上が出席した。高市早苗・前経済安保相や加藤財務相らが幹部を務める保守系議員連盟「創生日本」も2月上旬に会合を開き、活動を再開させる予定だ。
次の政局をにらんだ動きとの見方がもっぱらで、首相周辺からは「少数与党で国会運営が大変な時、仲間作りなどをしている場合ではない」と冷ややかな声も出ている。
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OS5
:2025/01/31(金) 15:44:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfac8d655a31fbef76a1c08f42c9d07f06300e05
「文春さん出番です」岩屋外相めぐる「女性の宿舎侵入」トレンド入り→SNSに真相究明期待の声?
1/31(金) 15:06配信
日刊スポーツ
岩屋毅氏(2023年5月撮影)
「女性の宿舎侵入」「見知らぬ女性が侵入」などのワードが31日、SNS上のトレンドワードになった。
石破政権の岩屋毅外相が30日、東京・赤坂にある衆院議員宿舎の自室に不審者が侵入する事案があったことを明かしたことを受けたもの。
この案件は同日、「デイリー新潮」が報じて表面化。岩屋氏がトランプ米大統領の就任式で訪米していた間、留守にしていたはずの宿舎の自室に、帰国後、面識のない女性がいたとし、岩屋氏が帰宅した際に「鉢合わせ」になったという内容だった。岩屋氏は30日、報道内容を「事実だ」と認め「何の被害もなく、すぐにお帰りいただいた」と説明したが、同宿舎には石破首相ら要人の部屋もあることから、周辺の警備強化を求めたことも明かした。
「デイリー新潮」は、岩屋氏は日本を出発する際「うっかり施錠せず部屋を出ていた」とし「(帰国時には)部屋にはなぜか鍵がかかっていた」と、政府関係者のコメントを掲載している。また岩屋氏はすぐ警察に通報し、最終的に女性の身柄は確保されたという内容も報じている。
SNSには「一歩間違えば案件だったの怖すぎでしょう」といった不安の声のほか「議員宿舎はセキュリティー強固な筈だが見知らぬ人が入れるのか?」「国の大臣の自室へ見知らぬ女性が侵入できちゃうセキュリティが心配」「マンションの隣室に無断で入った俳優が警察の取り調べ受けてなかったか…? 議員会館に知らない女が入ってたら、まずは身柄確保では…?ヤバすぎない?」「そんなもんでいいの?」など、議員宿舎の警備体制を疑問視するコメントも多く寄せられた。
一方で、ことの真相がいまひとつ不透明であることもあってか、真相究明への期待からか、「文春さん出番です」とのコメントもみられた。
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OS5
:2025/01/31(金) 15:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b77fb49ef89595f7ebd8375373f05511d82209d4
岩屋毅外相、赤坂議員宿舎の自室への不審者侵入を認める 「何の被害もなかった」
1/30(木) 21:09配信
産経新聞
記者団の取材に応じる岩屋毅外相=30日午後、外務省(原川貴郎撮影)
岩屋毅外相は30日、東京・赤坂の衆院議員宿舎の自室に不審者の侵入事案があったことを明らかにした。週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が、岩屋氏が不在にしている間、面識のない女性が無施錠の岩屋氏宅に侵入していたと報じた記事の内容をおおむね認めた。
岩屋氏は外務省で記者団の取材に応じ、報道について「それは事実だ」とし、「何の被害もなかった」と説明した。その上で「警察当局、宿舎の管理会社に、こういうことがあってはならないので、さらにしっかり警備を強化してもらいたいと申し上げた」と述べた。
赤坂の衆院宿舎には石破茂首相の部屋もある。
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OS5
:2025/02/02(日) 07:33:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/83776f1dc8b57c2662fae56119f79b47da615024
自公維、高校無償化で神経戦 中旬ヤマ場、駆け引き激化へ
2/2(日) 6:35配信
時事通信
首相官邸に入る石破茂首相=1月31日、東京・永田町
高校授業料の無償化を巡り、自民、公明両党と日本維新の会が神経戦を繰り広げている。
維新は2025年度予算案に賛成する条件として、4月からの所得制限撤廃を主張。与党は方向性に賛同しつつも、早期実施は困難だとして維新に譲歩を求めている。協議のヤマ場と目される2月中旬に向け、双方の駆け引きが激しさを増しそうだ。
「もう(受験生は)今の授業料で願書を書いて応募している。4月から無償化と言われても『話が違うじゃないか』となってしまう」。石破茂首相(自民総裁)は1月31日夜のテレビ番組で、4月からの所得制限撤廃に難色を示した。
与党と維新の協議がスタートしたのは昨年12月。与党が衆院で過半数を割り、予算案への賛成を取り付ける必要に迫られたことが背景にある。「103万円の壁」見直しに関する与党と国民民主党の協議が途絶えているのと対照的に、自公維3党は年明け以降も実務者協議を重ねている。
もっとも、協議の内実はこう着状態にある。現行の就学支援金制度は年収910万円未満の世帯が対象。その年収なら公立は無償で、私立の生徒には年11万8800円(年収590万円未満なら39万6000円)を上限に支援金が出る。
維新はこの制度を4月から拡充し、公立、私立の別なく所得制限を撤廃するよう要求。同時に私立の支援金の上限を63万円に引き上げるよう求めている。来年から0〜2歳児の保育料、学校給食費を無償化することも訴える。
これに対し、与党は法改正やシステム改修に時間がかかるとして、4月からの実施は困難との立場を崩していない。首相は31日の番組で「私学も無償化すると、公立に行く人が減ってしまう」と述べ、私立の支援金拡充にも懸念を示した。
とはいえ、協議の時間は限られている。25年度から何らかの措置を実施するなら、予算案の修正が必要。国会審議の日程を逆算すると「2月中旬がヤマ場」(自民幹部)だ。維新内からは「最後は4月からの支援金を事後に支給する遡及(そきゅう)案も考えられる」と妥協を探る声も漏れる。
国民民主の主張を丸のみすれば7兆〜8兆円の税収減が見込まれるのに対し、高校無償化の財源は6000億円。自民内からは「維新の方が安上がりだ」と妥結を求める声も上がる。ただ、維新は社会保険料引き下げも予算案賛成の条件とする構えを変えていないため、慎重論も消えていない。
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OS5
:2025/02/05(水) 20:37:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e5edce69245f43687c40b761eb534f106dcb3c7
自民「創生日本」再始動、通称使用拡大案を提示「国の根幹めぐり党が割れるようでは…」
2/5(水) 18:59配信
産経新聞
保守系議連、創生「日本」の総会で発言する自民党の中曽根弘文会長代行(中央)=5日午後、国会内(春名中撮影)
安倍晋三元首相が会長を務めた自民党の保守系議員連盟「創生『日本』」は5日、国会内で総会を開き、選択的夫婦別姓制度を巡り議論した。総会の開催は約2年ぶりで、旧姓の通称使用を拡大する党内の複数の案が示された。同制度の導入を巡っては党内で賛否が割れているが、同議連は通称使用拡大での意見集約を目指す方針だ。
「夫婦別姓は国民の間でも実際にどういうものか、実施したらどうなのかなど理解されていない点もある。議員も同様ではないか」
同議連会長代行の中曽根弘文元外相はこう強調した。総会には、萩生田光一元政調会長や高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相ら約40人が参加した。
この日は産経新聞の皆川豪志編集局コンテンツ統括を講師に招き、「ごまかしの選択的夫婦別姓議論」と題した講演も行われた。皆川氏は、産経新聞が同制度について小中学生約2000人を対象に行ったアンケートの結果を説明し、「国の根幹にかかわる家族のあり方を巡り、党内の意見が割れるようでは有権者に見放されるのではないか」と苦言を呈した。
同制度の導入には、立憲民主党などの野党に加え、連立を組む公明党も前向きな姿勢を示しており、今国会での焦点となる見通しだ。自民では今月中旬にも「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム(WT)」での議論が本格化するが、推進派、慎重派が混在している状況で、党内議論は難航が予想される。
「自民離れ加速」選択的夫婦別姓への懸念
一方、保守系議員を中心とした慎重派は、今月に入って発信を強めている。4日には有志グループ「保守団結の会」が会合を開き、制度導入に向けた拙速な議論を牽制(けんせい)した。慎重派の念頭には、家族のあり方を変えうる制度を導入すれば「保守層のさらなる自民離れが加速する」(中堅)との懸念があるためだ。
ただ、安倍氏の死去後、党内の保守系議員の結集軸は失われたままだ。慎重派が党内議論を主導できるかどうかの予測は難しい状況だ。(今仲信博)
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OS5
:2025/02/10(月) 21:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3da369153bcb69dc89a53dfcbe395aeb627a28d
「異例ずくめ」石破首相の日米首脳会談の舞台裏…トランプ大統領による石破首相への“配慮”
2/10(月) 16:36配信
石破茂首相にとって「一世一代の大勝負」(側近)となった8日未明(日本時間)のアメリカ・ワシントン・ホワイトハウスでのトランプ大統領との初の対面首脳会談での「成果」は、国内だけでなく国際的にも高い評価を獲得。
石破首相自身も得意満面で帰国すると、疲れも見せずに各主要メディアのインタビューなどで、トランプ大統領との「相性のよさ」や「日米同盟のさらなる強化・発展」をアピールし続けている。
■「関税」でのディール本番はこれから
最大の焦点だった日本製鉄のUSスチール買収問題についても、「投資するが、買収はしない」との妥協案を落とし所に、なんとか円満決着への道筋をつけた。この「石破外交の強かさ」(外交専門家)に、中央政界でも与党だけでなく、多くの主要野党が日米首脳会談の成功を評価するという、過去に例のない展開となっている。
ただ、有識者の間でも「大成功の印象が振りまかれているが、最大の原因はそもそも期待値が極めて低かったことへの反動」(同)との厳しい見方もある。たしかに、トランプ大統領の得意とする「関税」でのディール(駆け引き)の本番はこれからで、「新たな日米黄金時代」の裏側には、日本の巨額な対米貿易黒字解消策の達成時期や財政負担など、難題は山積しており、「石破対米外交」の前途には、「なお多くの落とし穴が並んでいる」(同)というのが実態だ。
今回の石破首相訪米による日米首脳会談について、与野党各幹部は石破首相帰国直後の9日午前から一斉に論評。自民党の森山裕幹事長は「日米同盟をさらなる高みに引き上げていくことを確認したことは重要な成果だ」、小野寺五典同党政調会長も「USスチールの問題は『買収ではなく投資』という、よく考えられたメッセージを伝え、問題の解消に近づけることができた」などと高く評価。与党公明党の斉藤鉄夫代表も「個人的な信頼関係を築く重要な一歩となった会談」とコメントした。
一方、野党側も、立憲民主党代表の野田佳彦氏が「日米安全保障条約の第5条が沖縄県の尖閣諸島に適用されることも確認できた。一定の成果を挙げた」と評価し、日本維新の会共同代表の前原誠司氏は「『自由で開かれたインド太平洋』の堅持に向けて日米同盟の抑止力・対処力を強化していくことを確認したことを歓迎する」と述べ、古川元久・国民民主党代表代行も同様の認識で足並みを揃えた。
これに対し、田村智子・共産党委員長は「卑屈で危険な『日米同盟絶対』の姿が露呈した。アメリカ言いなりの政治は変えていかなければならないし、トランプ大統領とどのような約束をしてきたのかも含めて国会で徹底追及していきたい」と厳しく批判した。
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:
OS5
:2025/02/10(月) 21:19:33
■互いに褒め合い、慣例破りの「公開会談」に
そこで、今回の石破首相の訪米を振り返ると、「過去に例のない異例ずくめの日米首脳会談」(政治ジャーナリスト)だったことが浮き彫りになる。首相動静などを踏まえると、石破首相の訪米日程は1泊3日で、現地滞在時間が約24時間なのに対し、フライトが約25時間という「弾丸出張」。「窮屈な国会日程が原因」(自民国対)とはいえ、「全く時間的余裕がない訪米を余儀なくされた」(官邸筋)ことは否定しようがない。
その一方で、石破首相は事前に国会日程の合間を縫って、秘書官や外務・防衛担当者らとの「訪米勉強会」を繰り返し、“対トランプ戦略”を練り上げて日米首脳会談に臨んだのも事実だ。
今回のホワイトハウスでの日米首脳会談がスタートしたのは現地時間7日正午前(日本時間8日午前2時前)。多くのメディアの見守る中、両首脳は「(石破首相は)安倍昭恵夫人から素晴らしい人だと聞いている」(トランプ大統領)、「大統領選で銃撃された写真は、歴史的な写真」(石破氏)という、まずは互いに褒め合い、笑顔での握手で親密さをアピールした。
事前に予定されていた会談時間は「30分間」(官邸筋)で、これまでの例に倣えば、「冒頭2,3分がカメラ撮りとしてメディアに公開されるはずだった」(同)が、この日ばかりは両首脳がカメラの前で会話を続行。その中で、「日本の対米投資額は世界一だ」と語りかける石破氏に対し、トランプ大統領は「投資は素晴らしいが、貿易赤字は解消しなくてはいけない」とくぎを刺したが、石破氏は「いすゞ(自動車)が新たにアメリカで工場を作る」と切り返した。
本来、こうした具体的なやり取りは非公開というのが外交常識で、あわてた日本側同席者は「メディアを外に出して」とスタッフに指示したが、トランプ大統領はお構いなしに会話を続け、見守るメディアの質問にまで答える形で、「(日本への関税は)選択肢としてある」などと踏み込んだ発言まで披露した。
同席者らによると、メディア公開での両首脳の会話は「20分超」で、「首脳会談の大半が公開という異例中の異例の事態」(日本側同行筋)。同行した外務省幹部は「いすゞ(自動車)の話などは、本来はカメラが出たあとに話す予定だったが、石破首相も仕方なくカメラ前での表明になった」と苦笑するばかりだった。
■「トランプ主導」の共同記者会見でも石破首相に“配慮”
さらに、こうした「異例」は首脳会談だけでなく共同記者会見でも続いた。両首脳の共同会見では、冒頭部分でそれぞれの首脳が、それぞれの国のメディアを指名するのが慣行。しかし、この日、記者の「指名権」は司会であるトランプ大統領の手に全て委ねられ、トランプ大統領が指名したのはほとんどがアメリカメディアで、日本メディアが指名されたのはわずか2社だけだった。
その一方で、共同会見で際立ったのはトランプ大統領の石破首相への“配慮”。トランプ大統領の就任後初の首脳会談の相手はイスラエルのネタニヤフ首相で、石破首相は2番目だったが、ネタニヤフ首相への対応と違って、トランプ大統領は会談の冒頭、石破首相に記念の写真をプレゼントするという異例の演出をした。
さらに、共同会見でアメリカメディアの質問に石破首相が「仮定の質問には答えられない。それが日本の国会答弁」と笑顔でかわすと、すかさずトランプ大統領が「これは、賢い回答だ」と首相を持ち上げ、会場が大爆笑となると、トランプ大統領が「石破首相に質問は?」と繰り返すなど、トランプ大統領による石破首相へのリップサービスが目立った。
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:
OS5
:2025/02/10(月) 21:19:48
■矢継ぎ早の「トランプ提案」に苦しい釈明も
こうして首脳会談は「成功裏」に終わり、内外の評価も得たが、会談後もトランプ大統領は矢継ぎ早に「関税」を軸とする外交方針を打ち出し、世界を困惑させている。その中で、トランプ大統領は、日本製鉄によるUSスチール(USS)買収計画について9日(日本時間10日)に、「日鉄はUSSの株式の過半数を保有しない」と述べた。
これに対し、林官房長官は10日午前の記者会見で、「日本製鉄は本件を単なる買収と見ているのではなく、日米がウィンウィンになれるような、これまでとは全く異なる大胆な提案を検討していると承知している」と述べた。一方で、それ以上の踏み込んだコメントは控えたが、日鉄側が苦しい対応を迫られる可能性は残るとしている。
そうした中、国会では12日参院、13日衆院でそれぞれ本会議が行われ、石破首相の訪米報告とそれに対する質疑が実施される。いったんは大多数が訪米を評価した野党各党であったが、今後の展開次第では厳しい追及が行われる可能性もあり、石破首相が「いつまでも『得意満面』を続けることは難しそうだ」(政治ジャーナリスト)との見方も広がっている。
泉 宏 :政治ジャーナリスト
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:
OS5
:2025/02/10(月) 21:22:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/60dc404629bc8e0230e886c873f9ed3f5d46234f
対トランプ、無難な滑り出し 「信頼構築」首相手応え 貿易・防衛、火種消えず〔深層探訪〕
2/10(月) 7:00配信
時事通信
ホワイトハウス前で石破茂首相を出迎えるトランプ米大統領(AFP時事)
石破茂首相がトランプ米大統領との初の会談を終えた。日米関係の「新たな黄金時代」をうたった首脳共同声明を会談後に発表。トランプ氏との人間関係も「意外に相性が合った」(自民党幹部)との声が出るほど順調な滑り出しを見せ、政府内には「所期の目的は達成した」と安堵(あんど)が広がる。ただ、トランプ氏は対日関税の強化にも言及しており、火種は消えていない。
【写真】石破茂首相との共同記者会見で質問者を指すトランプ米大統領
◇トランプ対策チーム
「仮定の質問にはお答え致しかねる、というのが日本の定番の国会答弁だ」。会談後の共同記者会見で、米国が対日関税を上げた場合に報復するかとただされると、首相は冗談を飛ばした。トランプ氏は「とてもいい答えだ」と相好を崩した。
緊張感をにじませていた会談前とは異なり、会見での首相は時折、笑顔を見せた。トランプ氏の印象を問われた首相は「かなり個性強烈で恐ろしい方だという印象がなかったわけではないが、本当に誠実な方だと感じた」。不安視する声のあった「信頼関係」の構築に手応えをのぞかせた。
会談までは曲折の連続だった。当初はトランプ氏就任前の昨年11月の会談を模索したが、国内法を理由に難色を示され断念。安倍晋三元首相の昭恵夫人と面会したトランプ氏が会談に意欲を示したことを受け、今度は1月を模索したが、日程調整が進まず、見送らざるを得なかった。
ようやくセットできた会談に向け、首相は周到に準備を重ねた。関係省庁幹部を集めた「トランプ対策チーム」を編成し、休日も返上して会談をシミュレーション。「予測不能」な言動に備えて幅広い想定問答をつくり、米国への日本の経済的貢献をアピールする地図も作成した。
トランプ氏は生前の安倍氏と親密な関係にあった。首相にとって安倍氏はライバルだが、首相はその立ち居振る舞いも参考にした。政府関係者の一人は「首相はある時点からこだわりを捨てた。『安倍氏はこうした』と言われても不快な顔をしなくなった。それだけ真剣だった」と証言する。
◇サプライズ
首相はトランプ氏が就任後にホワイトハウスに招いた2人目の首脳となった。日本政府内には日本重視の表れと評価する声もあったが、型破りな発言で連日のように物議を醸すトランプ氏だけに、「2期目は本当に出方が読めない」(首相官邸関係者)と戦々恐々とした空気が漂った。
会談での首相はトランプ氏への気遣いが目立った。昨年7月のトランプ氏銃撃事件を「拳を天に突き上げた写真が非常に印象的だった」と振り返り、トランプ氏が掲げる「米国を再び偉大に」を自身の看板政策「地方創生」と重ね、「深い思いやりに基づくものだ」と持ち上げた。
トヨタ自動車などが米国に新たな投資を行うとサプライズで発表。一方で日米地位協定改定などの持論には触れず、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの再離脱などに苦言を呈することもなかった。トランプ氏は会見で「安倍氏のようにこの首相も偉大になる」と満足げに語った。
◇対日関税「イエス」
日本政府は従前の外交の継続という「成果」を勝ち取った。共同声明では対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の沖縄県・尖閣諸島への適用を再確認。日米韓などトランプ氏が嫌う多国間の協力枠組みの継続も申し合わせ、日本人拉致問題解決への支持を取り付けることにも成功した。
もっとも、初会談の時間は限定的で、トランプ政権との火種が消えたわけではない。トランプ氏は日本の「防衛費倍増」を評価しつつ、「増額を楽しみにしている」と言及。「対日貿易赤字が解消しなければ関税措置も選択肢か」と記者団に問われると、「イエス」と即答した。
トランプ氏は来週中に関税に関する何らかの方針を発表すると表明するなど、今後の展開は見通せない。自民の閣僚経験者は「初会談で首相に花を持たせたのも、戦略かもしれない。ディール(取引)好きの大統領だ。今後要求をつり上げてくるだろう」と警戒感をあらわにした。(ワシントン時事)
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:
OS5
:2025/02/19(水) 21:37:00
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20250218-567-OYT1T50117.html
授業料無償化へ旧安倍派中心に反発「我々の公約ではない」…自民執行部に批判、ガス抜きに腐心
2025/02/18 22:19読売新聞
授業料無償化へ旧安倍派中心に反発「我々の公約ではない」…自民執行部に批判、ガス抜きに腐心
自由民主党本部 【読売新聞社】
(読売新聞)
自民党旧安倍派会計責任者の衆院予算委員会への参考人招致や、所得制限なしの高校授業料無償化を巡り、旧安倍派を中心に自民内で反発が出ている。
党本部で18日に開かれた文部科学部会などの合同会議では、「所得制限なしの私学無償化は我々の公約ではない」などと執行部への批判が相次いだ。文科相経験者の萩生田光一・元政調会長(旧安倍派)は会合後、「将来に遺恨を残す」と記者団に懸念を示した。
参考人招致に対しても、旧安倍派の中堅議員は「いつまで政治資金問題を引きずるのか」といらだちをあらわにしている。
森山幹事長は17日夜、東京都内で萩生田氏らと会食しており、不満を和らげる狙いがあったとみられる。
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OS5
:2025/02/20(木) 23:15:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4391d092ee0ac417ad125e5cc66efdfaaadcc5b
なぜ中国菓子「月餅」 法務省職員に配布の公選法違反疑惑 法相事務所「説明したとおり」
2/20(木) 12:04配信
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産経新聞
閣議後記者会見に臨む鈴木馨祐法相=18日午前、国会
鈴木馨祐法相(衆院比例南関東=千葉、神奈川、山梨)が1月下旬、法務省全職員に菓子を配布した問題がくすぶっている。公職選挙法では、政治家が選挙区内の有権者に物品を寄付することを禁じている。鈴木氏の選挙区の有権者に、法務省職員が含まれている可能性は高い。また、数ある菓子の中で、なぜ中国菓子「月餅」を選んだのか。鈴木氏の事務所に質問状を送り、違法性の認識や月餅を選んだ理由を聞いた。
【図で解説】自民党党紀員会の処分一覧
「国会が始まるタイミングで、職員への慰労や激励の趣旨で差し入れた」「差し入れということに尽きる。詳細を答えるのは差し控える」
鈴木氏は18日の閣議後記者会見で、月餅配布についてこう語った。
この件は、週刊現代が最新号で「現役法務大臣に公職選挙法違反疑惑」として、鈴木氏が崎陽軒の「月餅」3個セットを配布したと報じたもの。配られた月餅の写真には、包装に「いつもお仕事お疲れさまです」といったねぎらいの言葉と、「法務大臣 鈴木馨祐」という署名、法務省の赤れんが棟の絵が描かれていた。特注品であることが分かる。
有権者への物品提供では、自民党の小野寺五典政
調会長が2000年、線香セットを配布したとして書類送検され、議員辞職している。
このため、産経新聞は19日、鈴木氏の事務所に、①公選法に違反する可能性を認識していたのか②鈴木氏が外務副大臣や財務副大臣を務めた際、同様の差し入れを行ったことはあるのか③数ある菓子の中でなぜ、中国菓子である月餅を差し入れ品として選んだのか-を尋ねた。
鈴木氏の事務所は同日夕、書面で以下のように回答してきた。
「お尋ねについては、先日の法務大臣記者会見で御説明したとおりです」
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OS5
:2025/02/20(木) 23:16:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a268774d1911cd6c7bb2910d6372c7c934eb201e
法相、法務省職員に月餅配布 「差し入れ」釈明 公選法抵触の可能性
2/18(火) 16:41配信
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コメント47件
毎日新聞
閣議後の記者会見で、法務省職員に対する菓子の配布について説明する鈴木馨祐法相=東京都千代田区で2025年2月18日午前8時46分、三上健太郎撮影
鈴木馨祐法相は18日の閣議後記者会見で、法務省の職員に1月下旬、私費で購入した菓子を配布したと明らかにした。受け取った職員が選挙区内に住んでいれば公職選挙法(寄付の禁止)に触れる可能性もあるが、「慰労と激励の趣旨。世間でいう『差し入れ』に尽きる」と述べるにとどめた。
関係者によると、配布されたのは中国菓子の月餅で、本省勤務の職員に配られた。3個入りで菓子箱の包装には鈴木法相の名前入りのメッセージのほか、法務省の赤れんが棟がデザインされていたという。1箱数百円程度とみられる。
鈴木法相は2024年の衆院選で神奈川7区(横浜市港北区)で敗れ、比例南関東ブロック(千葉、神奈川、山梨の3県)で選出された。総務省によると、比例復活の場合は比例のエリアも禁止対象になる。
鈴木法相は会見で、「通常国会が始まるタイミングで、日夜、職務に精励いただいている職員全体に向けて菓子を差し入れた」と説明した。詳細な配布数については答えなかった。
法務省内部では「上司が部下を『一生懸命頑張ろう』と励ましただけで、全く問題ない」とする意見がある一方、「わざわざそんなことをやらなくてもいいのにとは思った」との受け止め方もある。【三上健太郎】
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OS5
:2025/02/21(金) 12:42:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/158df2d045a6b5a29ec0aeb1937583d4d5bea427
自民の積極財政議連、離党の世耕氏にも出席求める 多数落選で苦慮
2/21(金) 10:00配信
朝日新聞
登院盤の名を指さす無所属の世耕弘成・衆院議員=2024年11月11日午前10時31分、国会内、杜宇萱撮影
自民党の若手議員らでつくる「責任ある積極財政を推進する議員連盟」が20日、石破政権下での初会合を開いた。昨年の衆院選で安倍派を中心に財政出動に積極的な議員が多数落選。この日は裏金問題を受けて離党した世耕弘成元経済産業相にも出席を求めるなど、再び影響力を強めようと躍起になっている。
会合には約30人が出席。安倍政権時代に政府に連動する形で異次元の金融緩和を進めた黒田東彦・前日本銀行総裁が講演した。
政界全体を見渡せば野党も減税や社会保険料の軽減を訴えており、議連幹部は「積極財政を叫んでも差別化が難しい」と悩む。安倍政権時代に内閣官房副長官や経済産業相を歴任した世耕氏の出席により、財政出動の主張を強く押し出したいねらいで、世耕氏はいまだ離党している立場だが出席した。(笹山大志)
朝日新聞社
https://www.asahi.com/articles/AST241T7KT24UQIP00YM.html?oai=AST2N3HWZT2NUTFK001M&ref=yahoo
「財政再建VS積極出動」 自民党内に続く相克、組織統合でどうなる
有料記事
伊沢健司 笹山大志2025年2月4日 16時00分
日本が進むべき道は財政再建か、積極出動か――。自民党内で長らく続く路線対立をめぐり、それぞれの主張を掲げてきた二つの組織が統合されることになった。ただし意見の一致による再編ではなく、時代の勢いが反映された格好だ。
統合されるのは、再建派の「財政健全化推進本部」(本部長・古川禎久元法相)と積極派の「財政政策検討本部」(本部長・西田昌司参院議員)。新たな組織のトップは党の政策責任者でもある小野寺五典政調会長が担い、その下に古川氏と西田氏が就く方向だ。政府が6月ごろにまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に向け、近く議論を開始する。
財政政策を扱う組織が併存してきたのは、時の政調会長の意向によるところが大きい。
2015年、再建派である当時の稲田朋美政調会長が「財政再建に関する特命委員会」を立ち上げた。この組織は、岸田文雄政調会長時代に格上げされた。
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OS5
:2025/02/21(金) 20:57:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f9f40f921f6e0c227d1f6e326e82cd94c07d8e9
高市早苗氏「怒ってます」 「103万円の壁」自民案「初耳」と憤慨→自民ラスボスを人事で推した大物の名前も暴露
2/21(金) 18:29配信
デイリースポーツ
高市早苗氏
自民党の高市早苗衆院議員が20日付でX投稿。「年収103万円の壁」の見直しを議論する自民、公明、国民民主3党の税制調査会幹部による協議について「3党協議に関する報道を見て、私だけではなく他の自民党所属国会議員達も落胆し、怒っています」と投稿した。
【写真】自民ラスボスを推した大物 WBCでは始球式を担当
「私が知る限り3党協議前に平場(自民党所属国会議員が誰でも参加できる会議)は開催されておらず、自民党の提案とされる内容は、税制調査会のインナーと呼ばれる幹部数名で決めたのでしょうか。私も含めて報道で初めて知ったと憤る議員が多数です」と記した。
「国民の皆様の手取りを増やして消費も増やすことによる経済成長(結果的に税収増にも繋がる)が目的なら、複雑な年収制限は効果的ではありません」とし、一方で「働き控え対策(人手不足対策)が目的なら、税と社会保険を一体で見直さなければ、壁は残ります」「物価高対策が目的なら、食料品やガソリン等を安くするための税の議論が必要です」と指摘した。
2021年の自民党総裁選後の人事として、「宮沢議員の税制調査会長就任を強く推してこられた岸田前総裁の現在のご意見もチャンスがあれば伺ってみたく存じますが、自民党所属国会議員の多数意見とは思えない自民党の提案。税制調査会インナーの皆様には、今一度、熟考して頂きたく存じます」と求めた。
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OS5
:2025/02/26(水) 08:30:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/439534973025b714991986cb3565a31df9382e4f
自民「れいわ新選組ショック」30代支持率で逆転、公明と対応協議へ「30代の意見大事」 産経・FNN合同世論調査
2/26(水) 7:30配信
産経新聞
昨年10月の衆院選以降、若年層の自民党支持率が落ち込み、自民が危機感を強めている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月22、23両日実施した合同世論調査で18〜29歳の支持率は11・8%、30代が11・2%とそれぞれ令和5年1月以降最も低い数字となった。30代は国民民主党(15・9%)に加えて、れいわ新選組(14・4%)にも後塵を拝する結果となった。
■昨年10月は国民、れいわ凌駕も
「30代の意見をどう聞くか、いろいろな世論調査を見ても非常に大事なことではないか」
自民党の森山裕幹事長は25日午前、党本部で記者会見し、こう語った。これに先駆けて森山氏は東京都内で公明党幹部と会談し、両党の青年、女性部局合同で政策などを議論する場を設置する考えで一致した。
産経新聞などの2月の合同世論調査は自民、国民民主、れいわの3党が18〜39歳で「3強」を形成する結果となった。一方、昨年10月時点で自民は2党を凌駕しており、18〜29歳でそれぞれ19・7%、1・6%、3・1%、30代で28・1%、5・5%、1・8%だった。
■若者のれいわ支持急伸、自民に危機感
衆院選を契機に若年層の支持政党の動向に変化が生じる。
躍進した国民民主は11月以降、増減を繰り返しつつ18〜29歳で14・9〜25・4%を、30代で11・0%〜15・9%の高い水準を維持し、自民とトップ争いを演じる。
最近、存在感を発揮しているのがれいわだ。特に30代で昨年11月は2・5%に過ぎなかったが、12月に4・7%、1月に7・0%、2月には14・4%まで急伸した。2月の数字はれいわにとって令和5年1月以降最高となる。
逆に自民党は2月の30代支持率(11・2%)が昨年10月(28・1%)の4割に、18〜29歳の支持率(11・8%)は10月(19・7%)の6割に落ち込んでおり、党内には危機感がにじむ。
■長島首相補佐官「侮るべからず」
自民の佐藤正久参院議員は24日、X(旧ツイッター)で「地方で感じる肌感覚とほぼ同じ世論調査結果。国民に向き合わないと政治に対する信頼は得られない」と投稿した。
自民党の長島昭久首相補佐官も24日、Xにれいわ新選組について「侮るべからず。現状に対する若い世代の不満や不安を確実にすくい上げて政策提言している」と指摘し、「政府与党として真剣に向き合い、そのいくばくかでも実現させるべきだ。若い世代の税や社会保険料負担、奨学金返還の軽減は急務だ」と強調した。
自民党の菊地崇良・仙台市議は「自民の保守らしからぬ姿などが幻滅を招いているのはわかるが、れいわに後れをとる理由の分析は難しい」とXに書き込んだ。
■れいわ、30代で立民も逆転
2月の合同世論調査でれいわの30代の支持率は14・4%で、昨年10月調査の1・8%の8倍となった。18〜29歳も6・7%と同3・1%から倍増した。
れいわの高井崇志幹事長は25日、30代での支持率を伸ばしている背景について産経新聞の取材に「ネットの力と消費税廃止を一貫して訴えていることかと思う」と指摘した。山本太郎代表が各地で支援者らとの「おしゃべり会」やデモ活動を精力的に展開していることも一因に挙げた。
30代の政党支持率を巡って、立憲民主党も昨年11月は11・4%だったが、12月は4・9%、今年1月は6・3%、2月は1・5%と、自民党と同様にれいわに逆転関係を描いている。(奥原慎平)
581
:
OS5
:2025/03/04(火) 18:49:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c825750a0ee7663b7df253a61866d8ace6a66dc7
「野党に譲歩しすぎだ」予算案、薄氷の衆院通過 主導権奪われ受け身の自民内に不満も
3/4(火) 18:23配信
産経新聞
衆院本会議で令和7年度予算案が可決され起立、一礼する石破茂首相(右)と閣僚=4日午後、国会・衆院本会議場(春名中撮影)
4日の衆院本会議で、石破茂政権は大きな関門の一つだった令和7年度予算案の衆院通過をクリアした。ただ、予算案への賛成を取り付けるための一部野党との政策協議では主導権を奪われ、石破首相のリーダーシップは見えなかった。少数与党で予算案を成立させるためとはいえ、野党への譲歩の多さには自民党内で不満が渦巻く。
「ようやくここまでたどり着けた」。衆院通過を受けて、政権幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
国会運営は綱渡りの連続だった。今国会での論戦が本格化する前、首相は国会運営を巡って周囲に「受け身は良くない」と繰り返した。野党と政策ごとに連携する「部分連合(パーシャル連合)」でうまく立ち回ることで、政権の安定を維持したい考えだった。
だが、これまでのように自民、公明両党だけで法案を成立させることができない少数与党では「受け身」を脱することはできなかった。政府・与党は野党に押し込まれる形で予算案の修正を早々に決定。政府の当初予算案が国会審議で修正されるのは29年ぶりで、国会での減額修正は70年ぶりだ。
予算案への賛成を取り付けるために日本維新の会とは合意文書を交わし、維新が強く求める高校教育無償化を予算案に盛り込んだ。賛否以前に採決の環境を整えるために、立憲民主党が強く凍結を主張した高額療養費制度を一部見直すなど野党への譲歩が目立った。
政府関係者は「とにかく予算成立が至上命令だ。少数与党の現状では主導権は握れない」と説明する。一方で「野党のバラマキに加担している。譲歩し過ぎだ」(自民中堅)との批判がくすぶる。
また、野党との政策協議では首相のリーダーシップに疑問符が付いた。首相自身が「信頼している」と語る自民の森山裕幹事長と小野寺五典政調会長に交渉を委ねたが、党内からは「官邸から指示がない」と戸惑いの声が漏れた。
予算案の衆院通過後は、「政治とカネ」の問題を巡り、企業・団体献金の扱いに関する政治資金規正法改正案の審議が待ち構える。与野党は企業・団体献金の扱いについて今月末までに結論を得ることで合意しているが、廃止を求める立民や維新に対し、首相はかねて自民案の「禁止ではなく公開」を防衛ラインに設定してきた。だが、予算案同様に野党の攻勢が強まれば譲歩せざるを得ない可能性もある。
選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正案も各党間の駆け引きが激化する見通しだ。対応を誤れば自民の岩盤支持層の離反が加速し、政権の足元は大きく崩れかねない。政府関係者は首相の今後の政権運営について、こうくぎを刺す。
「譲歩の〝残高〟はもうない」(末崎慎太郎)
582
:
名無しさん
:2025/03/12(水) 22:37:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab1f902bb522324349cffa979e84130bf049cc9
「石破総理のままでは参院選で大惨敗する」自民党内から公然と総理退陣要求 正念場迎える石破総理
3/12(水) 18:09配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
「石破総理のままでは参院選で大惨敗する」。自民党内から公然と石破総理の退陣を求める声があがりました。
自民党 西田昌司 参院議員
「(参院選で)大惨敗するでしょう。選挙やるには今の体制ではできない」
こう危機感をあらわにするのは、夏に参議院選挙を控える自民党の西田昌司議員。公然と石破総理の退陣を要求したのです。
自民党 西田昌司 参院議員
「もう一度総裁選をやり直す、そういう手続きをやってほしい。国民から信任を得るためにも、総裁の交代をしなきゃならないっていうのは当然みんな思っている」
新年度予算案の成立後に総裁選を実施し、新しいリーダーのもとで参院選を戦うべきだと主張しました。
この発言に党内からは賛否の声が…
自民・中堅議員(今年改選)
「夏に選挙を控えている参院議員の本音を代弁してくれているよ」
政権幹部
「“石破おろし”は広がらないでしょ。(自民党)内部がゴタゴタしているって国民から見られるほうが良くない」
「高額療養費制度」をめぐる度重なる政府の方針転換に、去年の総裁選で戦った相手からも総理の政権運営に注文がついていました。
自民党 小林鷹之 衆院議員
「(政府の)政策の決定が、意思決定が二転三転しているように私自身は感じています。自民党として、どう政策をしっかりと決めていくのかっていうところ。今はそこが、ややぶれてるように感じています」
ある参院幹部は「選挙に勝つには総理の交代よりも目玉政策をだすことだ」と指摘していて、石破総理は今、正念場を迎えています。
TBSテレビ
583
:
OS5
:2025/03/14(金) 08:08:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1208407c2de32fb328f62f6238886f15832b4575
【速報】自民・大空議員「翌朝中身を確認し石破事務所に返した」 石破首相側からの商品券10万円でSNSに投稿
3/13(木) 23:22配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
自民党の大空幸星衆院議員は3月13日、自身のXへの投稿で、石破首相と3月3日夜に会食した直前に石破事務所から商品券10万円分を受け取ったことに関し、翌朝に自身が石破事務所を訪問し、商品券を返したことを明らかにした。
大空議員は「総理側から初当選議員15人に商品券が配布されたとの報道がありました。私は懇親会の翌朝に中身を確認し、直ちに石破事務所に伺い、お返しいたしました」と投稿した。
フジテレビ,政治部
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bb1bfd0d8aeddc499d964dee127b55a08a03c9
石破首相、自民議員に商品券10万円 新人十数人、「法的問題なし」 野党批判、進退に言及
3/13(木) 20:51配信
時事通信
記者団の質問に答える石破茂首相=13日午後、首相公邸
石破茂首相が、昨秋の衆院選で初当選した自民党議員に対し、10万円相当の商品券を配っていたことが13日分かった。
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
3日夜に首相公邸で開いた懇談会の出席者十数人が対象で、総額は百数十万円に上るとみられる。政治資金規正法は個人が政治家に金銭などを寄付することを禁止しており、野党は首相の進退に言及するなど一斉に批判した。
首相は13日深夜、公邸で記者団の取材に応じ、商品券を渡したことは認めた上で「政治活動に関する寄付ではなく、規正法上の問題はない。公職選挙法にも抵触しない」と強調。同時に「心配をかけていることは大変申し訳ない」と陳謝した。
首相周辺によると、首相から懇談会に際して「お土産を渡したい」と相談され、事前に各議員の事務所へ配布した。この周辺は「首相のポケットマネーから出した。問題ないと思っていた」と釈明。「スーツ代の足しになれば」と考えたとも語った。
懇談会には大空幸星、森下千里両氏ら15人が参加。関係者は取材に「各議員と連絡を取り合って返却することになった」と明かした。
これを受け、立憲民主党の小川淳也幹事長は取材に「退陣を求める可能性もある深刻な問題だ」と指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表はユーチューブ番組で「法令違反を犯しているとしたら、首相の職にあり続けることは難しい」と同調した。
日本維新の会の前原誠司共同代表も取材に「あり得ない。一種の『買収』と受け止められても仕方ない」と断じた。
584
:
OS5
:2025/03/14(金) 17:14:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b22a9a4493d3ba82678d69ae1f98990c68cf608d
【独自】石破10万円問題はこうしてリークされた…もらった議員、反石破議員が次々と明かした「石破おろし」全舞台裏
3/14(金) 16:46配信
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コメント19件
現代ビジネス
「もらったお金はまだ机に入っています」
GettyImages
石破茂首相が首相公邸で開催した、自民党の当選1回の新人議員との会食で、1人10万円の商品券を手渡していたことがわかった。3月3日の会食の日、石破首相の秘書は会食前に、15人の新人議員の事務所を訪れて「お土産代わり」として手渡したといい、総額は150万円に及ぶ。石破首相本人にかかわる 政治とカネのスキャンダルだ。
【写真】阿鼻叫喚、80年前の東京大空襲、この光景が信じられますか
この会食に出席した新人議員の一人、Aさんが「現代ビジネス」にこう証言する。
「石破首相の秘書が急にお見えになられて『総理からのお土産です』と百貨店の袋から取り出して、手渡されました。中身を見ると分厚いもので、確認したら商品券でしたので、正直、いいのかな?と思った。
他の新人議員に連絡を取ると『自分のところもきた。どうしよう』と困惑していた。とりあえず、事務所の鍵のかかる机に入れています。政治とカネが注目される中で、どう対応していいかわからない……」
3月13日、石破首相の商品券10万円で初報を打ったのは、朝日新聞だった。午後8時42分に《石破首相側が15人に議員側に商品券配布 10万円ずつか、複数証言》とフラッシュで速報。その後、他のメディアも相次いで、報じる中で、石破首相は急遽、深夜11時20分から取材に応じざるを得ない状況に追い込まれた。
「3月3日、自民党所属の当選1回の衆議院議員15名、会食。それに先立ち、出席議員の事務所に商品券をお届けいたしました。会食のお土産としてご家族への労いなどから、私自身の私費、ポケットマネーで用意をしたものでございます。これは法律に抵触するものではございません」
と火消しに走った。記者から政治資金規正法に触れることはないのかと質問が出ると、石破首相は「政治資金規正法第何条のどの趣旨をおっしゃっておられますか。第何条のどの条文をおっしゃっておられますか」と記者に質問を繰り返した。
「21条の2項に抵触するのでは?」とさらに聞かれると「ですので、そこのどこの部分ですか?」と再度、記者に確認。
「21条2項、政治活動ではないか?」と聞かれると「政治活動ではございません。どこが政治活動というのをおっしゃっておられますか」と反論。いらだっているのが明らかだった。
政治資金規正法21条の2項は《公職の候補者の政治活動に関する寄附の禁止》として、政治活動の寄附を禁じている。政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授はこう語る。
「石破首相がポケットマネー、政治活動ではないと強調したのは政治資金規正法21条の2項を念頭に置いて危ないと感じたからでしょう。しかし、そこを強調すればするほど、政治活動に見えますよ。公邸で官房長官らも参加しているのですから、政治活動、政治資金規正法に触れるのではないかと感じます」
「私自身もテレビ局に教えた」
「安倍派、二階派、岸田派などから政治とカネがの問題が噴出するなか、昨年9月の総裁選で石破首相が選出された理由は、かなり前の派閥を解消し、カネにクリーンという点が大きく評価されたからでした。
しかし、今回の商品券10万円を15人に渡した問題が発覚しました。合計150万円というのは、今の政治情勢から鑑みれば突出した金額。大きなイメージダウンはすぐに政局に直結してもおかしくない」
こう話すのは、石破首相と付き合いも長い、政治評論家の田村重信氏だ。
なぜ、今回、朝日新聞がいち早くスクープすることができたのか。会食があったのは3月3日と10日以上も前のことである。
自民党の安倍派の国会議員、B氏はこう明かす。
585
:
OS5
:2025/03/14(金) 17:15:30
「3月5日頃だったと思うが『石破首相が手土産だと商品券10万円をくれた』と新人議員が言っていた。本当かなあと訝しんでいたら、そんな新人議員が他に何人もいるという噂が党内で広がりつつあった。
私自身も当選1回の時に、官邸で食事会があって確か20万円か30万円くらいの商品券か、それに類するものを頂戴した経験があるから本当だと思った。
そんな中、『反石破』の複数の議員がその情報を記者にささやき、朝日新聞や他のメディアも取材をはじめた。私もテレビ局にもこんな情報があるよと教えたよ。
メディアのなかで、最初に事実関係を詰められたのは、朝日新聞だったということ。石破首相にすれば身内から刺されたってことだね」
このB氏は最後にこう言った。
「これで党内政局は一気に加速する。つまり石破おろしですよ」
今年は夏に参議院選挙、6月には東京都議選と大型選挙が待ち受けている。党内では、低迷する支持率、人気のなさに石破首相では選挙の顔にならないと「首相退陣論」が水面下で渦巻いている。
3月12日、自民党の参議院総会で、西田昌司参議院議員は
「今の体制では、参議院選挙戦えない。早く総裁選をやって、新たなリーダーを選び直す必要がある」「みんな石破首相を交代させなきゃと思っている」
と石破首相に退陣を突き付けた。
やぶれかぶれ解散
自民党の大臣経験者、C氏は
「ただでさえ、あちこちで石破おろしの火だねがある。そこに15万円の商品券の問題で、石破首相自身が、火をつけてしまった。長期政権は、もはや難しくなった。
こうなった以上、次の総裁として選挙に勝てる顔を選ぶべきだ。ただ、石破首相もせっかくつかみ取った首相の座は離したくない。
怖いのは、石破首相がやぶれかぶれで、ゴールデンウイーク直後あたりに解散総選挙に打って出ること。ここで惨敗すれば、政権交代になりかねない。当然、都議選や参議院選挙でも勝てないだろうから、自民党がボロボロになってしまいかねない」
一方で、立憲民主党の幹部はこう言う。
「すでに衆議院は少数与党に追い込んでいる。今回の商品券事件で、維新も国民民主党もとても、自民党に同調はしないはず。そうなれば、内閣不信任案を出して多数をとることができる。
衆参ダブルより、先に解散総選挙が来るのではないか。石破首相がこんな形で自ら、こけてくれるなんて、野党にとってはラッキーな展開だ」
土俵際に追い込まれつつある石破首相。前出のB氏は意気軒昂にこう語る。
「政治資金ではない、私費でやったので悪くないで押し通せると踏んで、深夜の記者会見に臨んだ。しかし『オレは悪くない』という態度がよけいに反感を呼んでいる。
もう石破首相ではダメだ。安倍派も裏金事件ではみそぎが終わっている。自分でやめないなら、自民党としては不信任で負けるのは恰好悪いでしょうから、こちらがおろすしかない。派閥がなくなっても結束はまだまだかたいものがある。これまで石破首相にやられた分を倍返ししてやりたよ」
田村氏もこう続ける。
「記者会見を見た印象だが、私費だからいいだろうという感じにとらえた国民が多いんじゃないか。この物価高、賃金は上がらない中で、石破首相の口ぶりから『たった1人10万円』『過去にも配布した』とも話した。あまりに国民感情からは離れており、石破首相らしくない言葉でブーメランとして返ってきそうな気配です。これまで自民党の中では『良心』というイメージだったのに…」
10万円事件で、一気に政局は流動化しかねない。
現代ビジネス編集部
586
:
OS5
:2025/03/15(土) 09:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/834692515c5645c38fddc9f3e1a088fc2e13d442
野党、首相資質を疑問視 与党も「国民とずれ」「軽率」 商品券配布
3/15(土) 7:12配信
時事通信
記者会見する立憲民主党の野田佳彦代表=14日、国会内
野党各党は14日、石破茂首相が自民党衆院議員に商品券を配布したことを一斉に批判した。
【図解】企業・団体献金を巡る各党方針
政治資金規正法に違反する可能性に言及。自民党派閥裏金事件を受け、企業・団体献金の見直しを議論しているさなかで、首相の資質を問う声も相次いだ。与党からも苦言が出た。
立憲民主党の野田佳彦代表は記者会見で、商品券配布は政治資金規正法に抵触する可能性があると強調。「政治感覚としていかがなものか。自民党の政治文化の根っこを見せられた」と非難した。
日本維新の会の前原誠司共同代表は会見で「極めて不適切だ。国民から見ると許されない感覚だ」と断じ、議員への配布を「一種の買収ではないか」と問題視した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は記者団に「規正法違反が疑われるトップに、政治とカネの問題を解決する資格があるのか」と指摘。「道義的、政治的責任は免れない。疑惑の払拭ができないのであれば、首相の職を続けることは困難になる」との認識を示した。
共産党の田村智子委員長は、政治活動に当たらないとの首相の説明を「詭弁(きべん)だ」と断言し、「典型的な裏金だ。首相の資格はない」と主張した。
一方、公明党の斉藤鉄夫代表は「国民の感覚とずれている。国民の理解を得られないことは厳に慎むべきだ」と批判。自民の坂本哲志国対委員長も「政治とカネの問題が言われている時に軽率だ」と苦言を呈した。
自民の森山裕幹事長は記者団に、裏金事件への批判に触れ「『李下(りか)に冠を正さず』を意識しながら活動することが大事だ」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aff4fdea5895268a5bc4878e4baff6def05658fc
商品券問題に対応悩む維新…「与党寄り」との反発に配慮の一方、首相退陣なら高校無償化などの合意履行に懸念も
3/15(土) 7:09配信
読売新聞オンライン
記者会見に臨む日本維新の会の前原誠司共同代表(14日午前、国会で)
石破首相(自民党総裁)が当選1回の自民衆院議員に10万円の商品券を配布していた問題を巡り、今後の日本維新の会の対応が焦点となっている。2025年度予算案の衆院採決で賛成に回った維新に対しては、政府・与党内でなお国会運営の協力への期待があるが、維新は政府・与党との距離感に頭を悩ませている。(田村直広)
【図解】一目でわかる…維新と政府・自民党の関係
「今後、我が党としてどのように石破政権と向き合うのか、予算にどのように対応していくか、党内で話をしていきたい」
維新の前原誠司共同代表は14日に開いた緊急記者会見でそう述べ、今後の党の方向性について慎重に検討する考えを示した。
参院で審議中の予算案は、再修正を経て可決された後、衆院に回付される見通しとなっている。再修正案が成立するには、衆院で過半数の同意を得る必要があり、維新は与党とともに同意するかどうかの判断を求められることになる。
再修正案には、維新をはじめとする野党の主張が一定程度反映されていることから、維新内でも「いきなり反対に回ることはない」との声が根強い。ただ、高校授業料の無償化などで自民、公明両党と3党合意を結んで以降、維新内では「与党寄りと見られて参院選で不利になる」とする執行部批判がくすぶり続けている。前原氏が記者会見で慎重姿勢を見せたのは、こうした党内の不満に配慮したためとみられる。
一方、政府・与党との全面対決にかじを切って首相を退陣に追い込むかどうかについては、党内で様々な思惑が交錯している。
維新は3党合意で、高校授業料無償化に関する予算案修正を受け入れさせたが、25年度予算案に盛り込まれたのは、年11万8800円支給される就学支援金の所得制限撤廃で、私立高校生のいる世帯への支給上乗せは26年度からの対応となっている。維新の持論である社会保険料の引き下げを含む社会保障改革は、与党との協議体設置が決まったばかりで、「首相を辞めさせたら合意が履行されないのではないか」(中堅)との懸念がある。
ただ、国民民主党の玉木代表が首相の退陣に言及するなど、野党の追及姿勢は強まっており、維新幹部は「政権の延命に手を貸したら党がもたない」と語る。首相の与党内での求心力も低下しており、維新としては与党や他の野党の動向を見極めながら今後の政局対応を判断していく構えだ。
587
:
OS5
:2025/03/15(土) 09:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d55d8be77ab26ba0293d1dd629316c8bb941083
石破首相、商品券問題を予算委で陳謝…国民民主党・玉木代表は辞任要求「何らかの形で責任を」
3/14(金) 21:29配信
読売新聞オンライン
参院予算委員会で答弁する石破首相(14日、国会で)=源幸正倫撮影
石破首相(自民党総裁)は14日、首相公邸で会食した当選1回の自民衆院議員15人に10万円の商品券を配布した問題について、参院予算委員会で違法性を否定したうえで陳謝した。野党は首相の責任を追及し、国民民主党の玉木代表は辞任を要求した。与党内からも夏の参院選への影響を懸念して批判が相次いでおり、首相は厳しい立場に追い込まれている。
【図】一目でわかる…内閣支持率の推移
首相は予算委で、商品券配布は「政治活動に関する寄付に該当せず、政治資金規正法に抵触しない。(配布相手に)私の選挙区の人もおらず、公職選挙法にも抵触しない」と釈明した。
商品券は土産代わりに私費で用意したもので、官房機密費(内閣官房報償費)は充てていないと主張。過去に配布した回数は「両手で数えて足りるか足りないかぐらいだ」と振り返った。
国民民主党の玉木代表
ただ、額が10万円だったことなどについては、「世の中の常識と違うという指摘は甘んじて受けねばならない。真摯(しんし)に厳しく反省しなければいけない」と述べた。
予算委に先立ち、玉木氏は国会内で、「首相が何らかの形で責任を取らないと、予算も法律も前に進まない可能性が高い。あらゆる選択肢を視野に厳しく向かい合う」と記者団に述べ、内閣不信任決議案が提出された場合、賛成に回る考えを示唆した。立憲民主党の野田代表は記者会見で「(首相の)政治責任は間違いなくある」と強調した。
政府・与党は2025年度予算案の再修正案について、近く参院で可決後、衆院でも同意を得て、今年度内に成立させることを目指している。日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は「今回は首相の行為の問題で、予算案の内容が変わるわけではない」と周囲に語り、再修正案の衆院での同意に応じる考えを示した。 立民も首相の責任追及は続けつつ、再修正案の採決には応じ、日程闘争は避ける構えを見せている。
一方、自民の森山幹事長は「『李下(りか)に冠を正さず』が大事だ」と記者団に述べ、疑惑を持たれる行動は避けるべきだと苦言を呈した。公明党の斉藤代表は記者会見で、「国民から納得、理解を得られないような行為は厳に慎むべきだ」と語った。
588
:
OS5
:2025/03/15(土) 09:21:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/26e560f54839b2fe0f8976e4d17826d042dfec87
石破首相、自民にも進退論 違法性・機密費使用を否定 商品券配布、野党攻勢
3/14(金) 13:30配信
時事通信
参院予算委員会で答弁する石破茂首相=14日午後、国会内
石破茂首相は14日、自民党の新人衆院議員15人に配布した10万円分の商品券について「政策推進や特定候補推薦の意図は全くない」と述べ、政治資金規正法には抵触しないとの認識を示した。
原資として官房機密費(内閣官房報償費)の使用も否定。ただ、首相自身に「政治とカネ」の問題が発覚し、野党は攻勢を強める方針だ。自民内は、夏の参院選へ危機感を募らせており、一部に進退論も浮上している。
首相は参院予算委員会で、3日夜に首相公邸で開いた懇談会の「土産」として商品券配布を認め、改めて陳謝。「高額で世の中の常識と違うとの指摘は甘んじて受ける」と語った。
規正法は、政治活動に関して個人から政治家への金銭などの寄付を禁じている。
首相は、商品券配布の趣旨について「(議員)本人と家族へのねぎらい」と説明。政治活動ではないと強調した。過去に同様の事例があったことも認め、回数は「両手で数えて足りるか足りないかぐらいだ」と述べた。
与党幹部は首相を支える構えだ。自民の森山裕幹事長は記者団に「首相の責任の取り方は2025年度予算案の早期成立だ」と擁護。公明党の斉藤鉄夫代表は記者会見で「耳を疑った。国民の理解を得られる行為ではない」としつつも、進退は「課題に取り組んで国民の信頼を回復することに尽きる」と述べた。
もっとも、自民の青山繁晴参院議員は記者団に「進退も含めて自ら決めるべきだ」と述べ、予算成立後の辞任を公然と要求。党内には「退陣に追い込まれる可能性は十分ある」(関係者)との見方がくすぶる。
これに対し、立民の野田佳彦代表は会見で「政治活動の寄付に当たる」と指摘した。首相の政治責任を問う一方、内閣不信任決議案の提出については「説明責任を果たすよう追及し、その先のことは考えたい」と述べるにとどめた。立民内は「石破首相を相手に参院選を戦いたい」との声が強い。
日本維新の会の前原誠司共同代表は会見で「国民感情は厳しい」と批判。衆院で賛成した予算案に関し、「(参院で)賛否と結び付けるか党内で話し合いたい」と含みを残した。
与野党が月内の意見集約を目指す企業・団体献金の在り方を巡る議論にも影響する可能性がある。
589
:
OS5
:2025/03/15(土) 09:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f72e38c8b63fbe5701abe2a2a53941461e74a9f
小泉進次郎議員 石破首相「合法10万円商品券」援護お断り→納得とか言ったら絶対「お前っ」って言われる 国会で1回生を野次るな「説明すべきは総理」
3/14(金) 21:10配信
デイリースポーツ
小泉進次郎氏
自民党の小泉進次郎衆院議員が14日、衆院政治改革特別委員会に出席。同委員会で「政治資金規正法改正案」が審議された中で、石破茂首相が自民新人議員15人に手土産として10万円の商品券を配布し、「政治資金規正法違反ではない」と主張している問題を問われた。
進次郎氏は「与野党で政治資金規正法の改正に取り組む中で、国民の皆さんに疑念を抱かせたとしたら、悔しい思いをしているのは、我々も同じ」と述べた。
「いま、この裏側(参院予算委)で、石破総理が説明している」とし、「さきほど1回生が質問に立っているときに野党席からヤジが飛んでましたが、まず説明すべきは総理総裁」と断じた。
「1回生からすれば困惑した部分もあると思うが、最終的に返した。こういった形でまさに総理はいま説明している」と述べた。
進次郎議員は、自身は石破首相の説明に納得しているかと聞かれると、「説明はしっかり多くの皆さんが納得するまでされるということなので」とし、「これ私が納得するかどうかではなく、国民のみなさんに納得いただかなければいけない」と述べた。
再度、自身は納得しているのかと問われると、「いやこれですよ、いろいろまた野次飛ばしてますけど、じゃあこれ、私が『納得しました』って言ったら、絶対、お前の納得じゃなくて国民の納得なんだって絶対ヤジると思います」と笑わせた。
「この問題、いま正直申し上げて、私は分かりません。分かるのは総理」と述べた。
590
:
OS5
:2025/03/15(土) 10:55:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a13d7d01a04afcd73bc0ca5ba1c202016ce1ea8
40歳代の自民支持、初の1割切り 時事通信3月世論調査【解説委員室から】
3/15(土) 8:30配信
時事通信
国民民主党の玉木雄一郎代表(左)と自民党の石破茂首相(党総裁)【時事通信社】
時事通信社の3月世論調査によると、自民党の支持率は17.9%で、2月と比べ変化はなかった。ただ、「40歳代」は9.6%(前月比6.3ポイント減)で、初めて1割を切った。「18〜29歳」(6.5%)、「30歳代」(8.4%)ともに4カ月連続の1ケタ台で、中年以下の世代の支持離れが鮮明だ。(時事通信解説委員長・高橋正光)
【ひと目でわかる】3月の各政党支持率
◆9.6%、国民と拮抗
調査は7〜10日に、全国の18歳以上の2千人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.3%。
それによると、これらの世代の国民民主党の支持率は「18〜29歳」21.3%、「30歳代」10.0%で、いずれも自民を上回り、「40歳代」は9.6%と初めて拮抗(きっこう)した。「50歳代」「60歳以上」はこれまで同様、自民が大きく上回った。
国民全体の支持率は8.0%(前月比1.9%増)と、過去最高を更新。性別では、女性は(5.2%)男性(10.4%)の半分で、役職停止3カ月の処分が明けた玉木雄一郎代表の女性問題が尾を引いている可能性がある。
◆29歳以下の立民支持、1%届かず
一方、立憲民主党の支持率は4.2%(前月比1.2ポイント減)に下落。昨年9月に就任した野田佳彦代表体制下で、最低を記録するとともに、国民との支持率の差が広がった。
また、立民の世代別の支持率を見ると、「18〜29歳」は0.9%で、2カ月連続で1%に届かなかった。「30歳代」は1.6%、「40歳代」は2.5%で、若い世代への支持拡大が引き続き課題だ。
2025年度予算案をめぐっては、日本維新の会が高校教育の無償化などで自民、公明の与党と合意。賛成に回るなど存在感をアピールした。しかし、支持率は2.4%(前月比0.4ポイント増)に伸びたものの、1月(2.8%)には届かなかった。効果は限定的と言えそうだ。
591
:
OS5
:2025/03/15(土) 17:52:01
衆議院
定数465
自民196
公明024
維新038
維新が欠席すると、計427(過半数214)
自民+公明=220
だから 維新が欠席して予算を可決させるってシナリオもありそうですね
(野党からボロクソ言われるでしょうが)
592
:
OS5
:2025/03/16(日) 09:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d08515ab0a7ee4c86b69641c91ea2418522725c
石破首相窮地、政局不透明に 商品券配布、苦しい釈明 野党、退陣要求のタイミング熟慮〔深層探訪〕
3/16(日) 7:00配信
時事通信
参院予算委員会で答弁する石破茂首相=14日午後、国会内
低空飛行を続けてきた石破茂首相が窮地に陥った。自民党内に商品券を配った問題は、売りだった「クリーン」のイメージを根底から揺さぶる。違法性を否定する説明は苦しさを拭えず、野党は国会で追及を強めつつ「退陣」要求のカードをいつ切るか見定める。参院選を前に、またも「政治とカネ」で揺れる与党側では首相の求心力が一気に低下し、政局は急速に不透明さを増してきた。
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
◇詭弁
「身内を見て、国民を見る気持ちが欠けていた」。14日の参院予算委員会で常識外れの「土産」の妥当性を責め立てられた首相は、非を認めざるを得なかった。
3日夜、首相公邸で開いた自民衆院1期生15人との会食に際し、首相は自ら指示して1人10万円分の商品券を配った。受け取った側はいぶかしみ、「珍しくて事務所に保管した」と明かす。
13日昼には党執行部も事実関係を把握。ある幹部は「手の打ちようがなかった」とずさんな対応にあきれ顔を浮かべた。
政治資金規正法は政治家個人の「政治活動」に対する金銭などの寄付を禁止しており、総務省は「商品券は金銭に含まれる」との見解を示す。ただ、首相は「苦労してきた本人、家族へのねぎらい」だと繰り返し、「政治活動」に当たらないとの立場だ。
予算委で日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏は「明らかな詭弁(きべん)」と批判。「首相として求心力を高めようということだ。政治活動以外の何物でもない」と切り捨てた。
◇悪習
自民総裁選や国会対策を巡り不明朗な金銭授受があったとの証言は絶えない。ある閣僚経験者は「要人の会食に土産はつきもの。10万円くらいは普通だ」と、かつての「悪習」が形を変えて残ってきたと証言する。
首相が「政治の師」と慕う田中角栄元首相は「金権政治」の代名詞的存在でもある。首相は3日の会食以外でも商品券を配ったと認めており、予算委では「両手で数えて足りるか足りないか」の回数だったと説明したが、額などはあいまいな言い回しに終始した。
「らしくないことをした」。自民執行部の一人は天を仰いだ。
◇打算
2025年度予算案の修正協議に応じてきた野党も、高額療養費制度見直しを巡る政権の迷走や企業・団体献金存続にこだわる自民の姿勢を見て、対決姿勢を徐々に強めつつあった。そこへ降ってきた首相自身の問題を受け、各党とも責任を厳しく問う構えだ。
まずポイントになるのは予算審議の「出口」。政府は高額療養費見直し凍結を踏まえ、参院で予算案を再修正する方針だ。可決後、与党が過半数を割る衆院で改めて採決する必要がある。衆院で予算案に賛成した維新の前原誠司共同代表は「もらった方が買収されたと思っても仕方ない」と断じ、今後の対応を再検討する考えを示した。
弱体化した石破政権を「生かさず殺さず」(野党筋)のまま、参院選に臨みたいとの打算も見え隠れする。立民のベテランは「首相が自民の『顔』のままがいい」と吐露。14日、首相の進退について問われた野田佳彦代表は「まだそこまでの話ではない」と慎重な物言いに終始した。内閣不信任決議案の提出時期も焦点となるが、立民中堅は「誰かがブレーキをかけている」と話し、幹部は様子見だと明かした。
自民では既に、改選期の参院議員から首相の退陣論が公然と出ている。中堅議員の一人は14日、「支持率が落ちる。もう間違いなく戦えない」と悲鳴を上げた。
昨秋の衆院選大敗後も首相が続投できたのは「ポスト石破」の不在も大きい。ただ、参院選を控えて自民内では旧派閥や首相経験者同士の会合の動きが活発化しつつあり、世論の推移次第で退陣論が一気に広がる可能性もある。森山裕幹事長は14日、麻生太郎元首相と党本部で会談した。
01年の参院選を前に低支持率にあえぐ当時の森喜朗首相は退陣に追い込まれた。「あの時と重なって見えてきた」。自民関係者はこう話した。
593
:
OS5
:2025/03/16(日) 18:04:05
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2025031601000610.html
野田氏「首相退陣は求めない」 説明責任追及、早期幕引き許さず
2025/03/16 16:32共同通信
立憲民主党の野田佳彦代表は16日、青森市内で講演し、石破茂首相が自民党衆院1期生に商品券を配った問題を巡り、首相が説明責任を果たさないまま退陣して幕引きを図るのは認めないとの考えを示した。「徹底して説明を求める。内閣不信任決議案提出や退陣を求める声があるが、私は簡単に求めない」と述べた。国会の政治倫理審査会への出席も要求した。
自民内で出ている首相退陣論に触れ「トップを代えて清新なイメージで参院選に臨みたい、衆院を解散したいということだろうが、そうは問屋が卸さない」と強調。1期生との会食は政治活動に当たるとして「政治資金規正法に抵触する可能性が十分ある」とした。
首相の説明責任に関し「政倫審で説明を聞こうじゃないか。何回やったのか、歴代首相もやっていたのかなど自民党の政治文化について説明責任を果たすまで追及する」と語った。
国民民主党の玉木雄一郎代表も16日のフジテレビ番組で「政倫審で弁明し、一定の区切りを付けるべきだ」と重ねて出席を要求した。
594
:
OS5
:2025/03/17(月) 17:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/72aa702e77af83ffa079d09ae865cc24c2ee8c12
「歴代の首相の慣例」石破総理”商品券問題”で自民・舞立参院議員が地元会合で発言→「事実誤認、推測に基づく発言であり、撤回します」
3/17(月) 15:04配信
BSS山陰放送
山陰放送
石破総理が共に会食した自民党の当選1回の衆議院議員の事務所に、1人10万円相当の商品券を配っていた問題に絡み、自民党の舞立昇治参議院議員が、16日に地元・鳥取で行われ会合で、「歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと」と述べた問題で、舞立議員はきょう、BSSの取材に対し「事実誤認、推測に基づく発言」だったとし、発言を撤回しました。
自民党鳥取県連は16日、夏の参院選の対応を協議するため鳥取市内で会合を開きました。
出席者によると、冒頭のあいさつで舞立議員は、鳥取県連会長で県選出の石破総理の商品券配布を巡る問題について触れ、「想像以上にお騒がせしている」としつつ「歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと」と述べたということです。
さらに舞立議員は、「いまの情勢や物価高の厳しい状況の中、一般常識とかけ離れているという指摘については真摯に受け止めるべき」などとする趣旨の発言をした一方で、法的な問題はないという認識を示したということです。
こうしたなか舞立議員は17日、BSS山陰放送の取材に対し、商品券に関する部分について、として、「事実誤認、推測に基づく発言であり、撤回します」とコメントしました。
山陰放送
595
:
OS5
:2025/03/19(水) 18:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c0eabbcb3a4c5997bad0b3fceacdd34d385b9e
岸田前首相、商品券を配布 10万円分、政務官との懇談で
3/19(水) 13:12配信
共同通信
自民党の岸田文雄前首相
自民党の岸田文雄前首相の在任中に首相公邸で開かれた政務官との懇談に合わせ、岸田氏側が10万円分の商品券を出席者に配っていたことが分かった。党関係者が19日、明らかにした。岸田氏の事務所は同日「常に法令に従って適正に対応している」と取材に答えた。
岸田氏は2021年10月から24年10月まで首相を務めた。関係者によると、22年に政務官の自民議員と岸田氏との懇談会の前後、岸田氏事務所の秘書から10万円の商品券が届けられたという。
石破茂首相は19日の参院予算委員会で「私が確認したものでもない。コメントする立場にはない」とした。立憲民主党の小沼巧氏は、岸田氏の参考人招致を求めた。
立民の野田佳彦代表は「自民党の政治文化の問題ではないか。構造的に根の深い問題になってきた」と国会内で記者団に指摘。国民民主党の古川元久代表代行は記者会見で「歴代首相が慣例で行っていた疑念を持たれても仕方ない。自民党で調べ、説明する必要がある」と強調した。
596
:
OS5
:2025/03/24(月) 22:05:48
https://www.sankei.com/article/20250324-TSGUHVSCVFLIPOP3BVYYB7PA7A/
「石破首相を降ろしても妙案がない」 商品券問題で内閣支持率急落も 広がりを欠く退陣論
2025/3/24 20:29
石破茂政権への逆風が止まらない。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による合同世論調査では、石破首相の商品券配布問題が打撃となり、内閣支持率が急落し、政権発足以降最低となった。一方、首相の退陣を求める民意は約3割にとどまる。夏の参院選を前に、自民党内には首相交代論がくすぶるが、党勢回復の兆しが見えない中、「石破降ろし」の動きは広がりを欠いている。
「世論調査の結果は、常に謙虚に受け止め、その要因を分析していきたい」。自民の森山裕幹事長は記者会見で、厳しい表情で語った。内閣支持率の急落に、商品券問題が影響したことは明らかだ。合同世論調査では、「違法性はない」などとする首相の説明に8割近くが否定的な評価を下しており、国民の納得は得られていない。
「辞める必要はない」が6割超
ただ、首相に「政治とカネ」の問題が浮上しても、首相は「辞める必要はない」との回答は62・6%に上り、「辞めるべきだ」(32・7%)を大きく上回った。首相の方針が二転三転し、政権の迷走ぶりを印象付けた高額療養費制度の見直しを巡っても、今年8月からの利用者負担引き上げ見送りの判断自体は評価する回答が7割を超えた。
自民ベテランは「商品券問題は発覚のタイミングは悪かったが、首相が辞めるほどの問題ではない」との見方を示す。
選挙を控える参院自民を中心に「けじめをつけるべきだ」(西田昌司参院議員)などと批判の声が上がるが、現時点で首相の進退にまで踏み込んだ発言は一部にとどまっている。
岩盤保守層の「自民離れ」顕著
首相が退陣したとしても、参院選に向けた展望が開けるかは見通せない。高齢世代を中心とした岩盤保守層の「自民離れ」は顕著で、自民の支持率も現行形式の調査を開始して以降、最低となった。自民ベテランは「地方はもっと深刻だ。『顔』を代えたぐらいでは、自民が変わったとは思われないと考えている人が多い」と語った。岸田文雄前政権では、地方組織からの厳しい突き上げが退陣のきっかけの一つとなったが、現政権では表立った動きはまだ少ない。
「首相を降ろしたところで、妙案がない」。自民重鎮は、諦め顔でつぶやいた。(今仲信博)
597
:
OS5
:2025/03/28(金) 08:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/19162520063b45f8aaa052578e2d307afa4aed87
国民民主出身の首相補佐官・矢田稚子氏、退任へ 首相が方針固める
3/27(木) 23:30配信
朝日新聞
「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」が取りまとめた報告書を、座長の矢田稚子首相補佐官(右)から受け取る石破茂首相=2025年3月26日午後4時47分、首相官邸、岩下毅撮影
石破茂首相は、国民民主党の元参院議員で賃金・雇用を担当する矢田稚子首相補佐官を、近く退任させる方針を固めた。27日、複数の政権幹部が明らかにした。
矢田氏は2016年参院選で、電機などの企業の労働組合で作る「電機連合」の組織内候補として旧民進党公認で初当選し、国民民主の副代表も務めた。22年の参院選で落選後、23年9月に岸田内閣で首相補佐官に起用され、石破内閣でも続投していた。政権側は「国民民主党や連合とのパイプを期待した」(官邸幹部)が、官邸内では「うまく機能していない」との指摘も出ていた。(小林圭、南有紀)
朝日新聞社
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OS5
:2025/04/16(水) 21:32:42
https://www.sankei.com/article/20250415-HXR45WWPUVL7RGSQGPLFM75VGE/
自民、現金給付案下火に 石破首相と森山幹事長協議 ポイント案浮上、参院側「減税」も
2025/4/15 18:47
政府・自民党が検討している国民一律の現金給付に関し、自民内で15日、見直しを求める動きが強まった。物価高を受けた経済対策の目玉として3万〜5万円程度を給付する案が出ていたが、世論に不評で下火になった。給付額がふくらむ場合は早急に補正予算案を編成し、6月22日までの今国会で成立させる必要があるため、石破茂首相が近く可否を最終判断する。
森山氏、経済効果を疑問視
自民の森山裕幹事長と小野寺五典政調会長は15日、報道陣の目を避けて裏門から官邸に入り、首相と経済対策について協議した。両氏は現金給付に慎重な意見を伝えたとみられる。
森山氏は前日の記者会見で「今までも何回か給付したが、データを見ると(消費ではなく)預金に回ったと受け取れる」と経済効果に疑問を呈していた。
両氏の官邸訪問に先立つ党役員連絡会では、平井卓也広報本部長が各種世論調査の結果を報告したという。共同通信社が12、13両日に実施した全国電話世論調査では、国民一律の現金給付案に「賛成」37・5%、「反対」55・3%だった。同時期の読売新聞や毎日新聞の調査でも否定的な回答が大幅に上回った。
現金給付と合わせ、食料品を対象とした時限的な消費税減税も検討されている。党内では「首相が現金給付と減税に前向き」という見方が広がっている。
野党の「バラマキ」批判も影響か
現金給付に関しては、先週までは党執行部内に賛成論が多かった。しかし野党による「選挙目当てのバラマキ」批判や、週末の各種世論調査の結果を受け、機運はしぼみつつある。
代替案の一つとして与党内で15日、マイナンバーカード保有者に「マイナポイント」を付与し、カードを持たない人には現金給付する案も浮上した。
一方で減税は、夏に選挙を控える参院自民や公明党も求めている。森山、小野寺両氏ら執行部の大半や加藤勝信財務相は、社会保障費の財源確保などの観点から難色を示している。
選挙が近い参院議員は世論に敏感だ。参院自民は15日、党所属の参院議員全員に現金給付や減税を含む経済対策のアンケートを行うと決めた。各議員が聞いた有権者の声を対策に反映させる狙いで、週内にも取りまとめたい方向だ。(田中一世、永井大輔)
599
:
OS5
:2025/05/06(火) 15:09:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe37024183081f8267758484f935f083a006b11d
西田氏のひめゆり発言、研究者ら批判 「証言や資料を無視」「歴史修正主義者だ」
5/6(火) 8:31配信
琉球新報
沖縄戦で沖縄陸軍病院第三外科壕だったひめゆりの塔=糸満市
自民党の西田昌司参院議員が那覇市内で開かれた「憲法シンポジウム」(主催・県神社庁など、共催・自民党県連)で、糸満市のひめゆりの塔の説明に「歴史の書き換えだ」などと発言したことについて、沖縄戦研究者からは「改憲世論をつくっていくための恣意的で乱暴な歴史の見方であり、発言だ」と批判が上がっている。
【証言】元ひめゆり学徒「手足切断、恐ろしかった」
沖縄大学客員教授の新城俊昭氏は「沖縄戦の実相から何も学ぼうとしていない姿勢が見える」と指摘した。西田議員の発言だけでなく、2021年には「ひめゆり学徒隊」を「ひめゆり部隊」と記載する歴史教科書があったことにも触れ「沖縄の平和教育はたくさんの沖縄戦体験者の証言、沖縄県、日米とさまざまな資料による研究成果を基に行われている。ひめゆり資料館もリニューアルするなど新たな見せ方もしている。もし間違えていることがあるのなら、根拠を示しながら間違えを指摘してほしい」と語った。
「ひめゆり資料館の展示内容に、議員が言うようなものはない」と指摘するのは琉球大准教授の北上田源氏。沖縄戦と歴史教育に関する西田議員の発言について「体験者の語りと研究の蓄積を、現場で反映しようとしてきたことを無視した乱暴な発言だ」と断じた。「ずっと前から改憲と歴史修正主義を結びつける言説はあるが、今回は呼ばれて話をしており、国会議員としての発言が問われる。歴史と真摯(しんし)に向き合って発言することを求めたい」と語った。
沖縄国際大名誉教授の石原昌家氏は「沖縄戦での日本軍の絶対方針は、国体護持のため、米軍への徹底抗戦だった。それが住民や兵士に多大な戦死者を生じさせたことは客観的事実だ」とし、「『殉国美談』にするような沖縄戦捏造(ねつぞう)の『歴史修正主義者』による発言だ」と指摘した。
(中村万里子、屋嘉部長将)
600
:
OS5
:2025/05/08(木) 15:40:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/951ea0c837fd0b0b5fbd9ca0cdaa021f86f47361
「会場凍るようだった」国場衆院議員、自民県連の責任言及 西田氏ひめゆり発言 沖縄
5/8(木) 14:01配信
琉球新報
国場幸之助氏
自民党の西田昌司参院議員と同様に「憲法シンポジウム」(主催・県神社庁など、共催・自民党県連)に講演者として登壇した国場幸之助衆院議員は7日、取材に答え、会場の様子を振り返った。西田氏の発言を受けて参加者は「だんだんと表情がこわばっていったように感じた。会場の雰囲気が凍っていくような、まずいことを話しているのではと感じているように見えた」と語った。共催者である自民党県連の責任にも言及した。
国場氏は「なぜ憲法に関するシンポジウムでこんなことを話しているのか、理解できなかった」という。ただ「自民党県連は共催者として、招いた講師がどのような内容を話すのか、事前に確認するべきだった」と、県連の責任を指摘したシンポジウムには国場氏のほか、座波一県議、西銘啓史郎県議、大浜一郎県議、又吉清義県議、喜屋武力県議が参加していたという。
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd
601
:
OS5
:2025/05/18(日) 17:36:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61ee9b69dcfadd8d5213c032baa1492e51879a8
自民・森山氏、参院選へ正念場 「影の総理」政権浮揚見えず
5/18(日) 7:01配信
時事通信
講演する自民党の森山裕幹事長=17日午前、鹿児島県屋久島町
夏の参院選が迫る中、石破政権の屋台骨を支える自民党の森山裕幹事長が正念場を迎えている。
【主な経歴】森山 裕(もりやま ひろし)氏
政権を揺さぶるコメ価格高騰を巡って政府・与党の対応を主導し、参院自民が求める消費税減税の見送りにも道筋を付けた。党内には「影の総理」とささやく声もあるが、政権浮揚の足掛かりはつかめておらず、一部からいら立ちの声も漏れる。
「政治生命を懸けて、この問題に対応したい」。財政規律派を自負する森山氏は17日、鹿児島県屋久島町で国政報告会を開き、野党が夏の参院選で消費税減税を争点化しようとする動きをけん制した。
石破政権の運営はナンバー2である森山氏がリードする場面が目立つ。国対委員長を4年2カ月務める中で培った野党とのパイプを生かし、少数与党の国会運営を差配。日本維新の会や国民民主党との修正協議の陣頭指揮を執り、2024年度補正予算や25年度予算の成立にこぎ着けた。
コメ価格引き下げに向けては、トランプ米政権との関税交渉の取引にも使える「一石二鳥」の策として、米国産米の輸入拡大案が政府内で浮上。首相もテレビ番組で「一つの選択肢としてあり得る」と語ったが、農林族の代表格の森山氏はすぐに「輸入拡大の話はない」と打ち消した。
政府備蓄米の流通を促すため、政府は16日、入札参加条件の緩和を発表。関係者によると、森山氏が農林水産省と水面下で調整を進めた結果だ。
消費税を巡っては、参院選公約の「目玉」として参院自民や公明党から減税への期待が強まり、首相も一時期「一概に否定しない」と含みを持たせた。しかし、森山氏は首相公邸をひそかに訪問して首相を説得。首相は今や「国の財政はどうなるのか」と慎重姿勢を鮮明にしている。
もっとも、「森山路線」が成果を上げているとは言いがたい。農水省は18週ぶりの米価下落を12日に発表したが、わずか19円だ。
衆院選での苦戦は、裏金事件を受け非公認とした候補側への、森山氏が決めたとされる2000万円支給も遠因との見方が強い。野党各党が消費税減税をそろって唱える中、参院自民には「自民だけ減税反対では参院選も戦えない」(中堅)と不満が渦巻く。参院選の投開票日と想定される7月20日まで残り約2カ月。内閣支持率が低迷を脱する兆しは見えていない。
602
:
OS5
:2025/05/19(月) 19:25:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e7772634a8e7344e0568237abf4c40363cba4c2
江藤農水相、コメ発言は「ウケ狙いで強めに」 修正し陳謝も辞任は否定
5/19(月) 13:43配信
産経新聞
参院予算委員会で答弁に臨む江藤拓農水相=19日午前、国会内(春名中撮影)
江藤拓農林水産相は19日、コメを買ったことがないとの講演会での発言を巡り、「コメは買っている。実態と違う言い方をした」と釈明した。売るほどあるとの発言は「言い過ぎだった」と説明し、一連の発言について「撤回というより修正したい」と述べた。農水省で記者団の取材に答えた。
【写真】江藤農水相が「コメ買ったことない」「売るほどある」と発言
江藤氏は「お騒がせしてしまったことは大変遺憾だ。配慮が足りなかった」と陳謝。その上で「会場が盛り上がっていたので、受けを狙って強めに言った」と語った。自らの進退について問われると「(備蓄米放出の)結果を出すことで応えたい」として辞任を否定した。
江藤氏は佐賀市で18日に開催された講演で、価格高騰が続くコメに関し「(私は)買ったことがない。支援者の方がたくさん下さるのでまさに売るほどある。私の家の食品庫には」などと発言した。
603
:
OS5
:2025/05/19(月) 22:02:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/07d2e0ecc78d187dce25616879db258cc8cfc725
「令和のマリー・アントワネット」農相のコメ巡る発言、与野党が批判
5/19(月) 19:40配信
毎日新聞
参院決算委員会で立憲民主党・羽田次郎氏の質問に対し、「コメ買ったことない」と自身が発言したことについて釈明する江藤拓農相=国会内で2025年5月19日午後2時33分、平田明浩撮影
江藤拓農相が「コメを買ったことはない」などと発言したことを巡り、与野党からは19日、批判が相次いだ。
立憲民主党の小川淳也幹事長は記者団に「(農相は)米の生産、流通、米価の安定に責任を持つべき立場だ。庶民感覚からかけ離れた不適切さ、不穏当さが問われる」と非難した。「パンがないなら、お菓子を食べればいい」と言ったと伝わるフランス革命当時の王妃を引き合いに「『令和のマリー・アントワネット』と言ってきた人もいる」と指摘。江藤氏への不信任案提出の可能性については「否定するわけにはいかない。ただ、政権自身の自らに対する処断が問われるべきだ」と、石破茂首相の判断を促した。
日本維新の会の前原誠司共同代表も「消費者のことを考えていなかった。結局本音が出たということだ」と強調。コメの価格高騰が続いていることも踏まえ「結果が出ていないわけで、不信任に値するのではないか」と話した。
一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は「思った量が買えないという国民がたくさんいる中で配慮に欠けた発言だ」と指摘したが、野党で足並みをそろえての不信任案提出については「そういう質のものではない。本来やるべき仕事で結果出してもらいたい」と距離を置いた。
与党にも困惑が広がった。公明党の斉藤鉄夫代表は、一般論とした上で「農相という最も国民が関心を持っている政策を担当する大臣として、注意して発言をする立場にある。大臣として最も大切なところではないか」と苦言を呈した。
自民党の森山裕幹事長は19日の記者会見で「配慮を欠いた発言だ」と批判した上で、「今後も米の価格が正常な形となるようにしっかりと対応してほしい」と述べ、続投を容認する考えを示した。【安部志帆子、野間口陽、遠藤修平】
604
:
OS5
:2025/05/21(水) 12:57:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd5927e09b58b4f81ed75e2449db2af40e13e0c0
江藤農相辞任、参院選に打撃 楽観から一転、野党要求にあらがえず
5/21(水) 10:16配信
毎日新聞
辞表を提出した後、首相官邸を後にする江藤拓農相(中央)=首相官邸で2025年5月21日午前8時18分、後藤由耶撮影
「コメは買ったことがない」などと発言した江藤拓農相が辞任に追い込まれた。昨秋の衆院選で「少数与党」となり、一致結束した野党の要求にあらがえなかった形だ。夏に参院選を控える石破政権にとって大きな打撃となる。
失言が表面化した19日の段階で、政権は楽観していた。立憲民主党と日本維新の会の幹部が農相不信任決議案提出の可能性に言及したものの、国民民主党の玉木雄一郎代表は「やるべき仕事で結果を出してもらいたい」と否定的な考えを示していたからだ。衆院では野党が多数を占めるが、足並みがそろわなければ不信任案は可決されない。
ところが、20日になると、立憲の野田佳彦代表が「国民感情を逆なでする発言で、その任にあらずだ」と批判のトーンを強め、国民民主からも「庶民感覚、生産者の思いが分からない農相は即刻辞めるべきだ」(榛葉賀津也幹事長)との声が上がるようになった。
20日午後には立憲、国民民主など野党5党の国対委員長が会談し、江藤氏や首相が退任を判断しない場合、農相不信任案の提出も検討することを確認し、足並みをそろえた。これにより、不信任案が提出されれば可決される可能性が高まった。
江藤氏に対しては「更迭すれば、コメ政策に空白が生じてしまう」(自民党幹部)として職務を全うすべきだとの意見の一方で、自発的な辞任を促す声が与党内から上がっていた。自民の閣僚経験者は「あの発言で続投するのは無理だ。耐えられない」との見方を示し、与党幹部は「首相は早く手を打って江藤氏をクビにしたほうがいい」と話した。
コメ価格の安定に向けて、政府備蓄米の放出など対策が続く中での農相の辞任は与党にとっては痛手だ。
17、18両日の毎日新聞の世論調査で、石破内閣の支持率は22%と過去最低を更新。コメ高騰への効果的な対策が打てないことに加え、社会保障の財源確保を理由に消費減税に慎重な姿勢を示す首相に対する不満が表れた形で、反転攻勢の兆しは見えない。参院選での目玉政策も見えず「過半数維持は絶望的だ」(自民参院議員)との声も漏れる。
一方、野党は農相不信任案の提出検討では足並みをそろえたが、6月の国会会期末に向けて内閣不信任案提出の是非が焦点となる。今後、与野党の攻防が更に激しくなりそうだ。【池田直、内田帆ノ佳】
605
:
OS5
:2025/05/21(水) 20:43:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d7fcfe721f3b70a3ad8be5d634562f7ce579e7
江藤氏父子、舌禍で閣僚辞任 コメ、植民地支配
5/21(水) 17:03配信
時事通信
石破茂首相に農林水産相の辞表を提出後、報道各社の取材に応じる江藤拓氏(左端)=21日午前、首相官邸
江藤拓農林水産相は21日、「コメは買ったことがない」と発言した問題で、事実上更迭された。
【写真】故江藤隆美氏
父は建設相や運輸相などを歴任した故江藤隆美氏。その父も総務庁長官当時に植民地支配を巡る発言が問題となり、親子2代にわたって舌禍で閣僚を辞任する事態となった。
江藤拓氏は18日の講演で価格が高止まりするコメに関し、支援者からもらうコメが売るほどあり「コメは買ったことはありません」などと発言。その後、「受けを狙って強めに言った」「宮崎ではたくさんいただくと『売るほどある』とよく言う。宮崎弁的な言い方だった」などと釈明したが、与野党の批判は収まらなかった。
隆美氏は、村山内閣で総務庁長官を務めていた1995年、韓国の植民地支配について「日本はいいこともした」と発言。オフレコ取材の場での発言だったが報じられ、総務庁長官の辞任に至った。
606
:
OS5
:2025/05/21(水) 21:54:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/592fa66f9a9c28ebc36a58e7efc48f53c3a506ee
「世間知らず」 江藤氏に地元も反発 後任の小泉氏にも消えぬ不安…
5/21(水) 20:38配信
毎日新聞
経営する店舗で玄米を精米機にかける飯塚良二さん=東京都足立区で2025年5月21日午前10時8分、阿部絢美撮影
消費者の感情を逆なでする発言で、江藤拓氏が21日に農相を更迭された。備蓄米放出の効果は表れず、コメ価格の高騰が続くなかでの担当閣僚による失言。「辞任は当然だ」「庶民の感覚が分かっていない」。全国の消費者や農家らはあきれ、憤った。【重春次男、下薗和仁、阿部絢美、斎藤文太郎】
【写真で見る】還元水、ばんそうこう、不正受給… 00年以降9人、歴代農相
「コメの高騰で多くの人が困っているご時世に、あんな発言が出ることに驚いた。地域の実情を本当に分かっているのか」。江藤氏の地元の宮崎県延岡市で、支援者の会社員男性(27)が語気を強めた。
江藤氏が「宮崎ではたくさんいただくと『売るほどある』とよく言う。宮崎弁的な言い方」と釈明したことに対し、「宮崎弁ではなく普通の言葉だ。少しでも罪を軽くしたかったのでは。宮崎県民の前で話せるのか」と憤った。
宮崎県美郷町で稲作農家を営む男性(75)は「『コメは買ったことがない』とは世間知らずな発言だ。農業県の宮崎選出の大臣として残念な対応で、辞任は当然だ」と切り捨てた。
江藤氏の後援会の壱岐良文事務局長(70)は「支持者からのお叱りの電話が多い」と言葉少なに話した。
江藤氏は、建設相などを歴任した父隆美氏(2007年死去)の地盤を継いだ2世議員だ。03年に衆院宮崎2区から初当選し、現在8期目。19年に農相で初入閣し、昨秋の衆院選後に発足した第2次石破内閣で再び農相に就任した。
父隆美氏も失言で閣僚を辞任した過去がある。日韓関係を巡り「植民地時代、日本は良いこともした」と発言。韓国政府の反発を招き、1995年に総務庁長官を辞任した。
選挙区で江藤氏を支える自民県議は「昔より丸くなったとはいえ、気の短い面があった。コメの価格を下げていく途中でこうなったのは残念だ」と肩を落とした。
発言への反発や批判は、東京でも相次いだ。
東京・原宿の「小池精米店」の小池理雄(ただお)社長(53)は「消費者の感覚も現場の実態も分かっていない大臣だった。辞任は仕方ない」と突き放した。
小池社長は、コメ価格の高騰に気をもんできた。昨年来のコメ不足で農家や卸業者が値上げすれば、販売価格に転嫁せざるを得ない。「お客さんへの値上げの説明が終わったら、仕入れ先からまた値上げと言われた」
その仕入れ先もコメの確保に苦心しており、6月は納入できないと告げてきた業者もある。「備蓄米放出で流通量が増えた実感はない」と小池社長。後任の小泉進次郎氏について「改革マインドには期待しているが、何を言い出すか分からない心配はある」と語った。
東京都足立区でコメの精米や販売を手がける飯塚良二さん(75)は「米屋の実情が全く見えていない発言だった」と断じた。一家で60年以上営業しているが、これほどの価格高騰は経験したことがないという。
飯塚さんは「5キロを税込み5000円で販売すると『もうけているだろう』と言われるが、とんでもない。例年より利益率を10%も下げて販売している。仕入れ値が高すぎて、これがギリギリ」と語る。さらに「うちのような末端に備蓄米は届かない」とし、小泉氏には「現場を歩いて実態を見て」と注文した。
足立区内のスーパーにいた40代女性は「(江藤氏は)本当にコメを買ったことがなく、庶民の感覚が分からなかったのでは」と冷ややかに語った。食べ盛りの子ども2人がいる女性の家庭では毎週、少なくとも5キロのコメを消費するという。「少しでも安くなることを願う」と語った。
607
:
名無しさん
:2025/05/22(木) 18:41:33
田舎だと大抵米を作っているから米(加工品除く)を買う経験は無いだろうな。
まぁ都会の人は戦後直後みたいに高価な着物や宝石を持って農家巡りでもしたら良い。
608
:
OS5
:2025/05/23(金) 06:59:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e44c1bc2696de3f3dcbc9ca2aa2ebb0a58f6bad
岸田前首相が「再登板」を狙って意気軒昂 “犬猿の仲”も解消か 「会食に応じるなどこじれた関係の修復に努めていてる
5/23(金) 5:50配信
デイリー新潮
岸田文雄前首相
昨夏に「政治とカネ」の問題で退陣表明を余儀なくされた岸田文雄前首相が意気軒昂だ。しかし、その動きに“復権狙い”との臆測が。
***
現役首相のような歓待ぶり
政治部デスクが解説する。
「岸田氏は、5月3日から5日間の日程でインドネシアとマレーシアを訪問した。石破茂首相の特使との立場で、インドネシアではプラボウォ大統領と、マレーシアではアンワル首相と会談。いずれも現役の首相のような歓待ぶりでしたよ」
“外交の岸田”の本領発揮か、齋藤健前経済産業相、萩生田光一元自民党政調会長といった大物を伴っての歴訪だった。
連休中の動静を振り返れば、岸田氏は国内でも“露出”に励んでいた。
「4月29日には裕子夫人を伴い、東京ドームで巨人×広島戦をバックネット裏の最前列で観戦。広島選出の岸田氏は筋金入りのカープファンとしても有名で、狙ったのかどうか、テレビ中継ではたびたび夫妻の姿が映し出されていました」
総裁選を見越して支持者集め
その岸田氏は、首相退任から間もない昨年11月に国民の資産運用を後押しする「資産運用立国議員連盟」を、翌12月に日本と東南アジア諸国の脱炭素化を推進する「アジア・ゼロエミッション共同体議員連盟」を立ち上げている。
「本人は表向き“オレは石破政権を支える”と公言していますが、一方で存在のアピールには積極的。これが捲土重来を期したものとみられている」
次期総裁選を見越した支持者集めに積極的だとも。
自民党関係者が言う。
「旧岸田派の議員を中心に、定期的に会合を持っています。昨年の党総裁選で石破さんを支持したことで、高市早苗前経済安全保障担当相を推した麻生太郎元首相との関係が悪化しました。最近は茂木敏充前幹事長も交えた3人の会食に応じるなど、こじれた関係の修復にも努めています」
旧岸田派の“本音”
麻生氏は御年84歳、菅義偉元首相は76歳。その点、岸田氏はまだ67歳だから“キングメーカー”として君臨するより、当選同期の安倍晋三元首相のように再登板を狙っているのか。
「ご本人は色気があるようですが、旧派閥の仲間の多くは“石破さんの次は(同じ岸田派だった)林芳正官房長官にやらせたい”との意向です。岸田さんはそれが気に入らないようで、会合で林さんと顔を合わせても、ぎこちない様子です」
とは旧岸田派議員の一人。
「先の総裁選で、岸田さんの側近の木原誠二選対委員長や村井英樹前官房副長官は小泉進次郎元環境相を支援した。岸田さんも、自分が出られないなら元“同僚”の林さんではなく進次郎氏を推すはず。そうなれば、林シンパが反発して旧岸田派は空中分解ですが」
岸田氏の“再登板”へのハードルは高そうだ。再び先の政治部デスクの解説。
「岸田政権は防衛力強化や原発推進、少子化対策など実績は残したものの、肝心の国民ウケがイマイチでした。石破政権は消費税減税を否定して支持率を下げましたが、岸田氏はいまもSNSなどで“増税メガネ”とのフレーズで批判されている。以前からの財務省寄りの発言も非難の的です」
前述のプロ野球の試合は、広島が延長12回の末にサヨナラ負けを喫した。“持ってる男”でもなさそうで――。
「週刊新潮」2025年5月22日号 掲載
新潮社
609
:
OS5
:2025/05/24(土) 20:24:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f7b05449250dac6058a6c8e7829d2e33c0e6850
石破首相、農水相に小泉氏 コメ失言の江藤氏更迭 参院選へ打撃、米価抑制指示
5/21(水) 16:13配信
時事通信
辞令交付後、撮影に応じる小泉進次郎農林水産相(中央)。左は石破茂首相、右は林芳正官房長官=21日午後、首相官邸
江藤拓農林水産相(64)は21日、米価高騰が続く中で「コメは買ったことがない」と発言して国民の不信を招いた責任を取り、石破茂首相に首相官邸で辞表を提出、受理された。
首相による事実上の更迭人事。首相は自民党の小泉進次郎前選対委員長(44)を後任に起用し、信頼回復のため、米価安定に強力に取り組むよう指示した。
首相は当初、江藤氏を続投させる考えだったが、野党から更迭要求が強まり、方針転換に追い込まれた。石破内閣の閣僚更迭は初めてで、6月の東京都議選や夏の参院選を控え、政権にとって打撃となる。
首相は記者団に「全て任命権者たる私の責任だ。いかなる批判も受け止める」と強調。党首討論の中で米価について「(5キロ)3000円台でなければならない」と語り、4000円未満への抑制を目指す考えを示した。
江藤氏の辞任後、首相は小泉氏を官邸に呼び、政府備蓄米の放出を入札で行っていることが米価高止まりにつながっているとの指摘を踏まえ、随意契約を活用した売り渡しを検討するよう指示した。小泉氏は「コメ担当相だという思いで集中して取り組む」と記者団に強調した。
小泉氏は衆院神奈川11区選出の当選6回。党農林部会長として農協改革に取り組んだ経験がある。皇居での閣僚認証式を経て、正式に就任した。
610
:
OS5
:2025/05/24(土) 22:04:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da9c777f823e3c36b24d1ee90c7742252de2905
年金修正合意で次の焦点は内閣不信任案 提出なら可決の公算大、否決のカギは維新・れいわ
5/24(土) 19:38配信
産経新聞
内閣不信任決議案の可決後の流れ
与党が年金制度改革法案を巡り、立憲民主党の修正案を受け入れる方針にかじを切ったのは、内閣不信任決議案を提出するかどうかの判断を握る野党第一党の立民と共同歩調をとり、提出を封じたいという思惑もある。残り1カ月足らずの今国会は立民の判断が焦点となる。与党過半数割れの現状では、野党が一致すれば不信任案を可決し、石破茂首相に内閣総辞職か衆院解散の2択を迫ることができる。
■農水相辞任で成功体験
立民の野田佳彦代表は24日、年金法案の修正で合意した場合の不信任案提出の是非について「それはそれで適時適切に判断する」と記者団に述べた。ある立民幹部は、同党が提出した選択的夫婦別姓制度導入法案など他の法案に対する自民の対応ぶりも判断材料になると語った。
内閣不信任案は通常国会会期末の6月の「風物詩」といわれてきた。与党の反対多数で否決されるのが目に見えている中、対決姿勢をアピールしたい野党が提出するからだ。今年は事情が異なる。21日、主要野党5党が一致して要求した結果、江藤拓前農林水産相を辞任に追い込む成功体験を得た。
■自公は過半数まで13人足りず
では、今国会で不信任案が提出された場合、可決や否決に至るにはそれぞれどのようなケースがあり得るのか。
体調不良などによる欠席者がいないと仮定すると、採決に加わらない議長をのぞく衆院議員は464人。「過半数233」を巡る争いだ。
自民、公明の「与党220人」は否決しようと反対票を投じるが、過半数まで13人足りない。これに対し、立民など「野党系244人」が一致して不信任案に賛成すれば、過半数233を優に超えて可決できる。
とはいえ、野党が結束するとはかぎらない。
特に近年、採決を棄権しているれいわ新選組の動きが読みにくい。昨年6月の岸田文雄内閣不信任案の採決も「野党第一党の闘っているフリ、茶番にはつきあえない」と棄権した。
れいわの9人が棄権すれば、採決に臨むのは455人で「過半数228」となる。れいわを引いても「野党系235人」で過半数に達する。
与党が否決に持ち込むには、れいわ以外の野党系議員に棄権してもらう必要がある。13人が棄権すれば賛否同数で議長が可否を決する。自民出身の額賀福志郎議長は否決するだろう。14人以上棄権すれば反対多数で否決だ。
しかし与党が野党系13人を切り崩すのは至難の業といえる。
今年度予算に賛成した野党系議員が切り崩しの対象になるかもしれない。少数会派・無所属の議員に棄権を求めるにしても、議長をのぞく14人のうち予算に賛成したのは3人に過ぎない。やはり主要野党の棄権か反対が欠かせない。
■自民は予算賛成の維新に期待
ある自民幹部は、主要野党で唯一、予算に賛成した日本維新の会(38人)に期待する。
首相は21日の党首討論で維新の前原誠司共同代表から、社会保険料引き下げに向けた与党と維新の3党協議が前進していないとして「約束が守られなかったら不信任に値する」と不信任案賛成の意向を突きつけられた。
首相は翌22日、自民の小野寺五典政調会長に協議の進展を指示した。合意を急ぎ、維新が不信任案に賛成しにくい環境整備を図っているとみられる。(田中一世)
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OS5
:2025/05/30(金) 10:13:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/572380a73a9f97149ed0f7202f051786ac510fd6
自民農林族「小泉劇場」警戒 米価抑制、農家離反に懸念
5/30(金) 7:06配信
時事通信
参院農林水産委員会で答弁する小泉進次郎農林水産相=29日、国会内
小泉進次郎農林水産相が打ち出す急進的なコメ価格引き下げ策を、自民党の農林族議員が警戒している。
【主な経歴】小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)氏
夏の参院選で「票田」と位置付ける農家らの離反を招きかねないと懸念するためだ。ただ「小泉劇場」で抵抗勢力と見られるのは避けたいのも本音。米価抑制の必要は認めつつ、生産者への支援拡充を訴え、支持をつなぎ留めたい考えだ。
「不足感の払拭が極めて大事だ。まず(価格高騰を)一定程度落ち着かせ、適正価格の議論の入り口になればと思う」。小泉氏は29日の参院農水委員会でこう述べ、随意契約した備蓄米による価格引き下げ方針を強調した。同日始まったアイリスオーヤマなどによる予約販売は直ちに完売となった。
「生産者重視」が目立った従来の農政の大転換に、農家の保護を重んじる農林族は焦りをにじませる。28日の衆院農水委では「5キロ2000円」目標を掲げる小泉氏に対し、北海道を地盤とする鈴木貴子氏が「目先の対応はあっても、中長期的な食料安全保障の信念がない」と真っ向から批判し、「反省」を促した。
「農業は国の基(もとい)。食と国土を守っていることを忘れてはいけない」。農林族重鎮の森山裕幹事長は26日の記者会見で、足元の流通安定が第一としつつ、くぎを刺した。党三役経験者も「農業票が野党に行ってしまう」と憂慮する。
小泉氏の積極的な発信がメディアに連日取り上げられ、消費者に膨らむ不満を和らげているのは事実。28日には国民民主党の玉木雄一郎代表が備蓄米を「動物の餌」に例えると、SNS上などで批判を浴びる「敵失」もあった。
野党が物価高対策で攻勢を続ける中、自民内では「落城寸前の『石破城』に現れた『小泉丸』だ」(中堅)などと、参院選や6月の東京都議選での浮揚効果を期待する向きが多い。ベテラン議員は「当面の対応は間違っていない」と認めざるを得なかった。
29日の参院農水委では自民の山下雄平氏(佐賀選挙区)が食料自給率アップに向けた生産者支援策の必要を主張。「新たな財源を取りに行くのか」と尋ねると、小泉氏も「全くその通りだ」と応じた。自民幹部は「今はショック療法が必要だが、生産者にもバランスの取れた価格や支援策の道筋を党で検討する」と語った。
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:
OS5
:2025/06/05(木) 08:10:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7cb1704989800b6bf4743390fb1d90a7bb7a29
小泉進次郎農相は“第1候補“ではなかった 石破首相の当初構想は農水族…元自民重鎮明かす
6/5(木) 5:00配信
日刊スポーツ
伊吹文明氏(2015年12月撮影)
元自民党衆院議員で衆院議長も務めた伊吹文明氏(87=21年に政界引退)が4日放送のBSフジ「プライムニュース」に出演。
価格高騰のコメに関する失言により事実上の更迭となった江藤拓前農相の後任候補として、石破茂首相(67)が当初は小泉進次郎農相以外の農水族議員を想定していたことを明かした。
番組では小泉農相の備蓄米放出や、江藤前農相の「(コメを)買ったことがありません」との失言などをあらためて取り上げた。読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏は、失言発覚の直後は江藤前農相を一時慰留していた石破首相のスタンスについて「1日待ったからといって発言が消せるわけではない。なんで石破さんが慰留…まああれは(林芳正)官房長官がそう言ったという話になっていますけど。冷徹に、切るときは切らないと、取り返しのつかないことになる」と指摘し、伊吹氏も「橋本さんのおっしゃる通りだと思います」と応じた。
伊吹氏は続けて「ただ、石破さんの場合は、自分だけの判断で党内を運営できるだけの基盤が作れてないんじゃないのかな、僕の感じからすると。それは彼の今までのいろいろな発言とか、各派との関係の中で出てくることなんだけれども」と言及。さらに「結果的に小泉さんが出てきて、火事場の緊急火消しはうまくやっているわけなんだけれど、まず更迭のタイミングが遅れた。その後、実は小泉さんをストレートに農水大臣に、という判断ではなかったんですよ。何人かの農水族の人たちを考えていたから」と明かした。その上で「だから、需給バランス、農政改革という感覚が最初から総理にあったのかどうか、ということも、ちょっと難しいことになるよね」と、石破首相の判断力に疑問が残るとした。
橋本氏も「その通り。なんとなく、最初から『小泉さんが次の人にふさわしい』という判断ではない、と私も聞いている」と、伊吹氏の主張を肯定した。
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OS5
:2025/06/11(水) 14:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a58071f581970c25c546b42665fc790ebbd9d45a
参院選後を見据えて“3頭体制”が復活か、岸田前首相「まさかの再登板説」にザワつく混沌政局の行方
6/11(水) 9:02配信
東洋経済オンライン
岸田前首相の呼びかけで「3頭体制」が復活か。再登板にも意欲を示しているとされ、永田町がにわかにザワつき始めている(写真:時事)
7月20日の投開票がほぼ確実視される参議院選挙の公示(7月3日)まであと3週間余り。実質的な国会会期末となる6月20日に立憲民主党が内閣不信任決議案を提出するかどうかが、目下の政局の最大の焦点となっている。
だが、決断を迫られる同党の野田佳彦代表は「総合的に判断」と繰り返すばかり。永田町関係者の間では「提出見送りの公算大」との見方が広がり始めた。
もともと、会期末の「不信任勝負」に慎重だった野田氏は、石破茂首相からの「不信任案が出れば即解散で衆参ダブル選」という“脅し”なども踏まえて、「トランプ関税での日米交渉中に政治空白をつくるのは国益を損なう」との理由で、不信任案の提出を見送る意向を固めつつあるとされる。
その背景には、主要野党に共通する「ダブル選の準備ができていない」との不安があることは間違いない。加えて、コメ価格引き下げに向けた小泉進次郎農水相の大活躍で、内閣支持率と自民党支持率が上昇傾向となっている。各種メディアなどの参院選の事前情勢調査でも「自公が過半数確保で石破政権続投」との予測が多数派となりつつあり、「不信任案提出に対する野党の及び腰を加速させている」(政治ジャーナリスト)という。
■「石破首相の“生殺与奪”は私の対応次第」
こうした不信任案をめぐる駆け引きの裏でにわかにざわめきが広がっているのが、岸田文雄前首相の活発な動きだ。岸田前政権時代に「3頭体制」と呼ばれた麻生太郎最高顧問、茂木敏充前幹事長との関係を再構築する一方で、「ポスト石破への意欲をにじませている」(旧岸田派幹部)からだ。
岸田氏自身は建前上、「石破政権を支えるのが私の責任」と繰り返す。だが、政権の主要幹部のほぼ全員と関係が深いことへの自信からか、周辺にも「石破首相の“生殺与奪”は私の対応次第」と漏らしているとされる。
6月8日にフジテレビの報道番組に出演した岸田氏は、立憲民主党が内閣不信任決議案を提出した場合の対応について、「どう対応するかは石破首相が政治生命をかけて判断する話で、その判断を尊重するしかない」と強調した。これは、自民党内で強まる「不信任案の採決を待たずに衆院解散・総選挙に踏み切るべきだ」との声についても容認する立場を示したと受け止められている。
そのうえで岸田氏は、衆参ダブル選での自民の勝算について「世の中の雰囲気もしっかり頭に入れておかないといけない。1つひとつの選挙区情勢、野党がどれだけまとまっているか、まとまっていないかといった具体的な判断になる。その積み上げになると、微妙な戦いになるのではないか」と、厳しい戦いになるとの見方を示した。
さらに、国民が注目するコメ価格高騰対策をめぐって見解を求められると「価格対応だけでは今後の見通しは立たない」と指摘。政府が設置したコメの安定供給に関する閣僚会議で、高騰が生じた要因の検証も行うべきだと主張した。
ここ数年のコメ価格の推移を振り返ると、岸田政権時代にコメ価格は1.8倍になり、さらに石破政権に代わって1.3倍になっている。これも踏まえた質問に対し、岸田氏は「価格はご指摘のような推移をたどったが、その中で(小泉)大臣の政治判断で随意契約による販売を決定、その5日後には販売が開始された」と指摘した。
そのうえで岸田氏は「国民の気持ちに寄り添った対応で、成果は一定評価できる。(これからも)よりスピード感を持って対応しなければならない」と、小泉農水相の対応を高く評価した。
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:
OS
:2025/06/11(水) 14:04:14
■参院選後をにらみ自ら「3頭体制」復活に動く
こうした一連の岸田氏の発言を多くのメディアが報じる背景には、岸田氏と麻生、茂木両氏との再接近の動きがあることは間違いない。
岸田政権時代に党中枢として「3頭体制」とも呼ばれた3氏の連携だが、昨秋の党総裁選で対応が割れ、疎遠になったとされる。その3氏が再接近の構えを見せるのは「次期参院選後の政局を見据えての動き」(同)とみる向きが多い。
年明け以来、会合を重ねてきた3氏は、会期末政局の緊迫化と合わせるように5月28日夜、都内の日本料理店で会食した。表向きには3氏の会食は3月以来とされ、今回は参院選情勢やトランプ関税をめぐる日米交渉などについて意見交換したされる。
今回の会合について永田町関係者が注目したのは「呼びかけ人が岸田さんだったこと」(旧岸田派幹部)だ。料亭やホテルではなく、庶民的な東京・四谷の和食店を予約したのも岸田氏で、3氏は麻生氏の希望した日本酒のぬる燗を飲みながら、約3時間にわたって談笑したとされる。
会食後の茂木氏は記者団の取材に応じ、「楽しくやれた。仲が良いことを確認できた」と満面の笑顔で3氏の再接近をアピールしてみせた。
そもそも岸田氏は、この会合の約1週間前の5月23日にBSの情報番組に出演した際、参院選後の政治情勢について「選挙結果を見たうえで、連立のありようをはじめ、いろいろな知恵を出していくことが求められる」などと、与党過半数割れを前提に「自民、公明両党の連立政権の枠組みを見直す必要がある」との考えを示していた。
しかし、小泉農水相によるコメ価格引き下げにおける果断な対応で政局の様相が一変。参院選後の石破政権存続の可能性が強まってきたことも踏まえて、「ポスト石破」をにらんだ自らの立ち位置の修正を迫られる状況となったことは間違いない。
■再登板意欲の裏に安倍元首相への対抗意識?
自らの再登板の最大の障害となるのは、旧宏池会の「次期会長」と目されてきた林芳正官房長官の存在だ。派閥解散後も結束を維持している旧宏池会メンバーは、“林派”への衣替えを求める声が支配的だという。最近、議員宿舎でひそかに開いた「林氏を囲む会」には無派閥議員も含め約50人が集結したとされ、それが岸田氏への「身内の圧力」となっている。
5月の連休明けには民放の情報番組で、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった国民民主党の玉木雄一郎代表について「いろいろな世論を聞くたびに、首相候補の1人だと思う」などと、参院選後の自公国連立による「玉木首相」説を唱えていた岸田氏。それだけに、旧岸田派内からも「その変わり身の早さが再登板への執念の表れ」(幹部)と揶揄する声も出る。
こうした状況について、自民党内では「政権を投げ出した前首相が再登板に意欲を示すこと自体が不見識。素直に旧宏池会メンバーらの意向を踏まえて林氏の支援に回るのが、首相経験者としての進むべき道」(自民党長老)との声が相次ぐ。
ただ、岸田氏の側近は「再登板によって故・安倍晋三氏と肩を並べることへのこだわりはなお強い」と苦笑する。参院選後も岸田氏の言動が注目され続けることは間違いなさそうだ。
泉 宏 :政治ジャーナリスト
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OS5
:2025/06/16(月) 08:26:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/80d9132a65117e1f6a9e733f5c93a4d4355a3873
「カネと人事」で求心力維持した自民党派閥、解散で政治風景に変化…「選挙応援弱くなった」との指摘も
6/16(月) 5:00配信
読売新聞オンライン
自民党の「派閥」は、長年にわたり、日本の政治の舞台で権力闘争を繰り広げてきた。だが、派閥の政治資金パーティーを巡る問題を受け、昨年には党内の五つの派閥が解散を決め、現在も活動するのは麻生派だけとなった。政治の風景には変化も見え始めている。
「数の力」「鉄の結束」で総裁輩出
派閥の源流は、1955年の自民党結党時にさかのぼる。党のトップを決める総裁選は、事実上、首相を選ぶ場となった。有力な政治家は総裁の座をつかむため、政策などが近い仲間を集め、活動を始めた。
自民最古の派閥として幕を下ろした「宏池会」は57年に池田勇人元首相が創設し、岸田文雄前首相ら5人の首相を輩出した。派閥のボスである領袖(りょうしゅう)を総裁にしようと、激しい党内抗争が起きたのは70〜80年代。5大派閥を率い「三角大福中」と呼ばれた三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘の5氏はいずれも首相を務めた。
「数の力」や「鉄の結束」で知られたのは、田中角栄元首相の田中派や、87年に当時の竹下登幹事長が独立して旗揚げした「経世会」だ。各派閥は毎週木曜に定例会合を開いて昼食をともにし、「一致結束、箱弁当」は団結を示す合言葉となった。
政治資金問題発端に解散 改革へ
衆院の選挙制度が、同じ選挙区から複数当選する「中選挙区制」から、1人しか当選しない「小選挙区制」に変更されて以降も、派閥は「カネ」や「ポスト」を配分することで求心力を維持してきた。
夏には「氷代」、年末には「餅代」と称し、所属議員に1人あたり50万〜100万円を支給する慣例は続き、閣僚や党役員の人事では、時の首相は政権運営を安定させるため、各派の領袖から要望を受け、バランスに配慮して登用した。
一変したのは、派閥が年に1回開いてきた政治資金パーティーを巡り、収入の一部を政治資金収支報告書に記載していない問題が発覚したためだ。東京地検特捜部は昨年1月、安倍派、二階派、岸田派の会計責任者らを立件。当時の岸田首相は岸田派の解散方針を表明し、派閥から「カネと人事」を切り離して「本来の政策集団」とする改革を打ち出した。他派閥も続々と解散を決めた。
勉強会が補完
党内で唯一、存続する麻生派は、党本部近くに事務所を構える。昨年の衆院選で初当選した新人や、旧二階派の事務総長経験者も加わり、毎週木曜の昼には所属する46人の議員が集まる「例会」を開いている。
5月8日の例会では、とんかつ弁当が振る舞われ、会長の麻生太郎元首相は「いよいよ本格的な選挙モードに突入する」と発破をかけた。同16日には夏の参院選に向け、派として選挙対策本部の初会合も開いた。
派閥は、取り込みを図る新人や接戦区の仲間の選挙には「秘書軍団」を派遣し、幹部を応援演説に投入してきた。自民内で派閥に所属しない議員は昨年1月時点には、党所属議員の2割ほどだったが、今では8割超となった。党内からは「派閥がなくなり、選挙応援の力が弱くなった」との指摘も出ている。
党は、派閥が担ってきた若手議員の教育や選挙対策などの役割を補おうとしている。党員や大学生向けの勉強会などを開いてきた党の「中央政治大学院」は昨年3月、新人や若手議員向けの勉強会を開始した。無派閥議員からの「党内の情報が入ってこない」との声を受け、今年4月からは衆参の本会議前に党役員会の内容を報告する試みも始めた。
(写真:読売新聞)
もっとも、「食事を共にしながら腹を割って話さないと重要な情報は得られない」(中堅)との不満も漏れている。
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OS5
:2025/06/18(水) 15:50:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/b54ce83d783239e4d7c32d9317bf60c1aa5a1c16
ガソリン暫定税率廃止を巡り、自民委員長の解任決議可決 衆院で初
6/18(水) 14:20配信
毎日新聞
衆院本会議で財務金融委員長解任決議案が賛成多数で可決され、解任された自民党の井林辰憲氏(中央)=国会内で2025年6月18日午後2時19分、平田明浩撮影
野党7党が共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案の審議に与党側が応じなかったとして、衆院財務金融委員会の井林辰憲委員長(自民党)の解任を求める決議案は18日、衆院本会議で立憲民主党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決された。
衆院事務局によると、衆院で解任決議が可決されたのは初めて。井林氏は解任され、与野党は後任の選任手続きに入る。
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OS5
:2025/06/19(木) 19:46:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd7ab8a0c1643cf66bc32ba7c13dd928158b177
都議選江東区の2連ポスターは宣伝か否か 自民と立民、衆院議員らが「場外」バトル
6/19(木) 7:00配信
産経新聞
立民候補の2連ポスターを問題視する大空幸星議員のX
東京都議選(22日投開票)の江東区選挙区のポスター掲示板にある立憲民主党の候補者のポスターが、インターネット上で物議を醸している。候補者に隣り合うように地元選出の女性衆院議員の顔写真がほぼ同じ大きさで掲載されていることを、自民党の衆院議員、大空幸星(こうき)氏=比例東京=が問題視。自らのX(旧ツイッター)で都議選を使った宣伝行為だと批判した。これに対し、立民側は所属する衆院議員らが「問題ない」と相次いで応戦。都議選という舞台の「場外」で、衆院議員らがバトルを繰り広げている。
【写真】Xを投稿した、「Z世代の論客」自民の大空幸星氏
問題とされたポスターには、江東区選挙区の女性候補と並んで、女性が秘書を務めた地元選出の衆院議員、酒井菜摘氏=東京15区=の顔写真が掲載されている。
大空氏は14日、Xで「公費で賄われる公営掲示板ポスターやチラシに自分の顔写真を候補者と同じ大きさで掲出」しているとして、「他の選挙を利用して自らの宣伝を堂々と行うという、信じられない行為が行われています」と指摘した。
さらに「誰が候補者で、誰のための選挙を行なっているのか分からないとの混乱の声も次々と有権者から寄せられている」「選挙の趣旨を逸脱し、有権者を愚弄する選挙ハックを許していいのか。今回の件を踏まえ、国会でも問題提起したいと思います」と投稿した。
これに立民関係者は反発。同党の衆院議員で弁護士の米山隆一氏=新潟4区=はXに「衆議院議員の秘書だった事を知名度の足りない自らの宣伝に使うこのポスターは何の問題もなく、謂(いわ)れなき難癖と言って過言でありません」と投稿した。同じく弁護士で衆院議員の松尾明弘氏=東京7区、昨年の都知事選で落選した同党の元参院議員、蓮舫氏らも相次いで疑義や反論を投稿した。
行司役の総務省選挙課は「個別の事案は答えられない」と前置きしたうえで、一般的なケースとして、ポスターに本人以外の顔写真を掲載をすることについては「誰を載せるかは制限されない」と問題にしなかった。
ただ、他の選挙を宣伝するような文章や表現が含まれた場合は「公職選挙法に抵触する可能性が出てくる」と説明した。
江東区の選挙では、酒井氏が昨年4月の衆院東京15区補欠選挙で初当選し、同10月の衆院選で再選した。大空氏は選挙区で酒井氏に敗れ、比例東京ブロックで初当選した。
選挙ポスターを巡っては、昨年7月の東京都知事選で、表現の自由を訴える男性候補が、全裸に近い女性をモデルにしたポスターを掲示。また、候補を大量に擁立した政治団体が掲示スペースを占拠、事実上販売して候補と無関係の同一内容のポスターが大量に貼られるなどの事例が相次いだ。これを受けて、品位を損なう内容の記載を禁止する改正公職選挙法が今年3月、国会で可決・成立している。
◇
【江東区】(4-8)
大つきかおり 58 共新
千葉さきえ 45 立新
さんのへあや 36 無現
高橋たくみ 26 国新
白戸太朗 58 都現
細田いさむ 64 公現
やまざき一輝 52 無元
小林ゆか 53 無新
(選管届け出に基づく)
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OS5
:2025/07/20(日) 18:18:08
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250719-OYT1T50090/
自民・高市氏が応援演説で「腹くくった」「党の背骨入れ直す」…次期総裁選への意欲と捉える向きも
2025/07/19 17:35
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自民党の高市早苗・前経済安全保障相は18日、奈良県大和郡山市で行った参院選候補者の応援演説で、「私なりに腹をくくった。もう一回、党の背骨を入れ直す。そのために戦う」と述べた。党内には次期総裁選への意欲を示したと捉える向きもある。
記者の質問に答える高市早苗・前経済安全保障相(5月)=高橋美帆撮影
高市氏は昨年9月の総裁選で決選投票の末、石破首相(党総裁)に敗れた経緯を踏まえ、「ぐっとこらえようと発言を控えてきた」とも語った。参院選の結果が出る前に先走った発言との指摘もある中、高市氏は周囲に「一議員として党を立て直すという趣旨で、総裁選を意識したものではない」と説明した。
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OS5
:2025/07/20(日) 21:14:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d7bac6af550d808094d55e7603b25fb4cbbb699
【速報】石破首相が辞任せず総理を続投の方針を確認…正念場の日米関税交渉を考慮し【参院選2025】
7/20(日) 20:32配信
石破総理、続投の意向です。
石破首相は今回の参院選の情勢を踏まえて、周辺と今後について協議をし、日米関税交渉が正念場を迎えていること等を考慮して、現時点では辞任せず、総理大臣を続投する方針を確認したことが分かりました。
最終的には確定した議席数を踏まえて判断するとみられます。
FNNの議席予測では、自民党の議席数は32議席に留まり、公明との8議席と合わせた与党の獲得議席は40議席に留まる見通しです。
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OS5
:2025/07/20(日) 21:16:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/05626536377fa386cd37476064ab18a4aa5ba62a
参院選「自民敗北」で何が起きる? 波乱含みの政局シナリオ…ポスト石破を探る永田町
7/20(日) 21:05配信
読売新聞オンライン
参院選は投票が締め切られ、開票作業が進んでいる。メディアの情勢調査では、石破自民党は敗北し、目標に掲げた「自民、公明両党で50議席」に届かない結果になりそうだ。衆参両院で「過半数割れ」の事態に陥った石破首相(自民党総裁)は、あす21日、公明党の斉藤哲夫代表との与党党首会談を行った後、記者会見に臨む。続投にしても退陣にしても、野党を巻き込んだ波乱の大政局になることは間違いない。選挙後の石破首相を待ち受ける政局を占う。(編集委員・吉田清久)
永田町の関心はもっぱら参院選後の政局
首相官邸に入る石破首相(15日)=川口正峰撮影
自民党は14日夜、党本部で参院選の終盤情勢について協議した。出席者は石破首相、菅義偉副総裁、森山裕幹事長、木原誠二選挙対策本部長、岡田直樹参院自民党幹事長代行ら。会議では終盤での重点選挙区を決めたが、重苦しい空気に包まれたそうだ。配られた情勢報告の数字が自民党の敗北を予測するものだったからだ。
自民党が国政選挙で大敗すると、政局に発展する。今回も永田町の関心は選挙結果自体より、政局の動向に移っている。
一番の焦点は「石破首相の去就」だ。石破自民党は就任直後の2024年10月衆院選に続く敗退。通常なら退陣が濃厚だ。
もっとも、自民党の一部には参院で与党が過半数を下回っても「石破首相(自民党総裁)は退陣しない」との見方が出ている。理由は日米の関税交渉が当面続き「国難」が続く見通しだからだ。国難には、「野党の一部も一定の理解を示すのではないか」との期待感もある。
ただ、国政で2連敗を喫した自民党総裁が続投した例は聞いたためしがない。普通なら石破総裁は辞任の決断を示すはずだ。石破首相が「国難」を理由に態度保留しても党内で「石破おろし」が起きる可能性がある。
「石破おろし」の予兆も
その予兆もある。ポスト石破の有力候補、高市早苗・前経済安全保障相は18日、参院選応援の訪問先でこう言及した。
「私なりに腹をくくった。もう一回自民党の背骨を入れ直す。そのために戦う」。
発言は過半数割れを前提に石破氏に対して辞任を迫った形だ。
参院選を受け、院の構成を決める臨時国会は8月1日召集の方向だが、首相が退陣し、石破後継を決める自民党総裁選が行われる事態となれば、国会でも首相指名選挙を実施しなくてはならず、召集日程は改めて調整されることになる。
臨時国会召集まで自民党内のポスト石破候補の動き、党内グループ(旧派閥)の合従連衡の行方に目が離せない。
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OS5
:2025/07/20(日) 21:16:31
岸田氏の再登板はある?
永田町では、「石破退陣」を前提に水面下の調整がすでに始まっているはずだ。
どんなシナリオが想定されるのか。
まずは、「岸田文雄・前首相の再登板」である。ポスト石破をめぐり、前述の高市氏のほか林芳正官房長官、小林鷹之・元前経済安全保障相、加藤勝信財務相らの名前があがるが、現時点で、岸田文雄氏の存在感が上回っている。年齢もまだ67歳(1957年7月29日生まれ)。今なお派閥を維持する麻生太郎元首相の支持があれば党内世論は岸田氏に傾き、「岸田自民党総裁、岸田首相」は実現する可能性がある。
連立枠の拡大はあるか
もっとも、衆院に続き、参院でも与党過半数割れとなれば、与党の国会運営はままならない。予算や法案は野党の協力なしには成立しないからだ。
そのため、参院選もう一つの焦点は「連立枠の拡大」である。
対象は日本維新の会と国民民主党だ。維新については代表の吉村洋文大阪府知事が「与党の連立に加わる考えはない」(読売新聞「党首に聞く」7月6日朝刊)と明言。参院選でも苦戦が予想され、現時点で自民、公明両党が秋波を送る状況にない。
「玉木首相」という秘策
参院選が公示され、支持を訴える国民民主党の玉木代表(3日、東京都千代田区で)=野口哲司撮影
一方の国民民主党との連立は可能性がある。
奥の手は「玉木首相」だ。国民民主党の玉木雄一郎代表を首相に擁立し、自民、公明、国民民主党の「自公国連立政権」の設立である。先例がある。村山富市社会党委員長を首相に担いだ自民、社会党、さきがけの「自社さ連立政権」(1994年発足)だ。
玉木氏自身、従来から夏の参院選後の政権の構図について、「今の政党の枠組みがそのまま残るとは思えない。選挙結果によっていろいろ政治の状況は変化する」(5月)などと述べ、政界再編の可能性に言及。さらに自身の首相就任への意欲についても「公党の代表である以上、当然ある」(同)と意欲満々なのだ。「玉木首相」でなくとも国民民主党の連立参画はあるかもしれない。
麻生・岸田・森山・玉木・古川らの言動に関心
水面下で進む大政局を前に、大手メディアの政治部記者は「永田町のキーマン」の発言や極秘会合に目を光らせている。キーマンは誰か。自民党でいえば、麻生太郎元首相、岸田文雄前首相、森山幹事長。国民民主党は玉木代表、古川元久・代表代行兼国会対策委員長あたりだろう。
「参政党旋風も気になる。いま、日本の憲政に大きなうねりが置きつつある。立憲民主党が内閣不信任案の提出に踏み切る可能性もある」(政治ジャーナリスト)。
参院選後の永田町は猛烈な暑さ(熱さ?)となりそうだ。
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OS5
:2025/07/20(日) 21:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4a03bbe5d12eaccc21e9cef5a68d53b0b2d469
自公、歴史的惨敗か…参議院でも少数与党が濃厚となった政権の今後 石破政権に突きつけられる“地獄の二択”
7/20(日) 20:39配信
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コメント87件
集英社オンライン
さすがに退陣か…
20日に投開票が行われた参議院議員選挙。各社の議席予測では、自公が過半数割れの見込みだと報じられた。早くも永田町では、自公の“惨敗”後の政局の行方に関心が集まっている。昨年の衆院選では、勝敗ラインとして設定した自公での過半数を達成できなくても首相の座にとどまった石破茂首相だが、参院選でも勝敗ラインを割り込む見通しとなった今、一気に政局となる可能性がある。
【画像】自民党関係者がつぶやく「ポスト石破」の意外な人物
自公で過半数は「低いハードル」だった
7月20日、第27回参議院議員通常選挙の投開票が行なわれた。20時の段階の議席予測で、自公合わせても過半数割れとなる可能性が高いことが各社で一斉に報じられた。
今回の参院選で、石破茂首相は非改選議席を含む自公過半数を勝敗ラインとして設定。そのためには自公で50議席が必要だったが、それを割り込む可能性が極めて高い。
選挙期間中、ある自民地方議員は「衆院選が終わっても、永田町が進次郎で浮かれている間も、有権者は裏金問題への怒りが収まっていないのを感じていた」と語っていた。
永田町の関心は早くも自公の「敗戦処理」に移っている。昨年の衆院選では自公過半数という勝敗ラインを割り込み少数与党となったが、石破首相は「極めて厳しいご審判を真摯に厳粛に受け止め、自民党は反省し生まれ変わっていかなければ」と続投を決めた。
このとき、党内では「石破おろし」の動きはほとんど起こらなかった。
「衆院選で負けた理由は、主に安倍派の裏金問題にあったため、就任直後の石破首相に対して、辞職を迫る動きは大きくなりませんでした。さらに、この時点で直近に選挙を控えていたのは、今回の参院改選組。自民議員の大多数は直近の選挙がないので、すぐに党の顔を変える必要もないと判断していました。
5度目の挑戦で何とか首相の座についた石破首相も、地位を簡単には手放さなかった格好です」(全国紙政治部記者)
ただ、参院選でも自公で過半数を割り込むとなると話は変わってくる。
現段階では首相は続投の意向を表明しているものの、麻生副総理ら党内からは「続投は認めない」との声があちこちから上がっている。
「そもそも参院の過半数は125議席のところ、非改選で自公は75議席の“貯金”を持っているので、『非改選を合わせて過半数』となる50議席は、本来かなり低いハードル。それすら達成できないなら、さすがに退陣だろう」(自民議員)
623
:
OS5
:2025/07/20(日) 21:17:44
総裁選? 解散? 「歴史的惨敗後」の政局シミュレーションは……
石破首相が退陣となった場合、自民党総裁選が行なわれることになる。
ポスト石破としては、高市早苗元経済安保相や林芳正官房長官、国民人気の高い小泉進次郎農水相らの名前が挙がっているが、衆参ともに少数与党となった後の総裁選は、首相を選ぶ総裁選となるのかどうかさえ、微妙になってくる。
仮に野党が首班指名でまとまった場合、自民の総裁が首相に選ばれず、下野する可能性すら出てくるのだ。
自民にとってそうした“最悪の事態”を防ぐためにも、連立政権の拡大が有力な選択肢となっている。
「これまでは、法案や予算案ごとに国民民主や維新に協力してもらい、綱渡りでの国会運営をしてきましたが、衆参ともに少数与党では野党はさらに強気になり、さすがに国会運営が行き詰まるでしょう。国民民主を連立に取り込んで玉木雄一郎首相を担ぐ、というプランも現実味が出てくるのでは」(自民関係者)
ただ一方で、石破首相が続投できるという観測も消えていない。8月1日から25%と通告されたトランプ関税をめぐる交渉やその対応を理由として続投する可能性も想定されているのだ。
しかし、衆参ともに惨敗したとなると石破首相の求心力低下は必至で、続投しても政権が長く続く道筋はなかなか描けない。
「誰が首相になっても少数与党のかじ取りは大変なので、しばらくは石破首相に政権運営を押し付け、機を見て党の顔を交代させ、衆院選で勝利する、というプランも取りざたされていますが、結局は退陣が規定路線です」(同前)
さらに、この先想定される恒例のイベントでも、行き詰まりの可能性が。
「例年、8〜9月ごろに内閣改造・党役員人事が行なわれますが、もともと党内基盤が弱い石破首相では、衆参ともに少数与党のもとで人事ができるのか。菅義偉政権の末期には、菅氏が河野太郎氏を要職に起用しようとしたところ、河野氏の“親分”である麻生太郎氏から拒否され、人事ができず退陣を余儀なくされました。石破首相は、派閥に属さず党内基盤が盤石でなかった菅氏と重なります」(全国紙政治部記者)
参院選公示直前に開かれた党首討論会で、「鷙鳥不群」(ワシのような強い鳥は群れを作らず、単独で行動する)という四字熟語を揮毫した石破首相。今後は弱さゆえの単独行動になってしまうかもしれない。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
624
:
OS5
:2025/07/20(日) 22:25:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d2163e6d2e4ca6daae8fdf858d565eea1d538be
【参院選速報】自民党内から石破退陣論強まる 麻生氏は周囲に「続投は認めない」
7/20(日) 20:28配信
テレビ朝日系(ANN)
自民党内から石破退陣論強まる
今回の惨敗を受け自民党内では石破総理の退陣論が強まっています。
麻生最高顧問が率いる麻生派の議員が先ほどから集まり情勢を分析しています。
麻生氏は周囲に「続投は認めない」と話していて退陣に追い込む構えを見せています。
党内では「衆院選・参院選で負けたのだから民意を受けて辞めるべきだ」などの声が噴出しています。
テレビ朝日報道局
625
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:04:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5abba1f3f37d36200cc65412f4214a9d64a763f
総理の続投表明に自民党内は?退陣求める声「石破おろしは時間の問題」
7/21(月) 16:12配信
石破総理の続投表明について、党内ではどのように受け止められているのでしょうか。自民党本部前から中継です。
総理の続投宣言に、党内からは「石破おろしが起きるのは時間の問題だ」など退陣を求める声が相次いでいます。
石破総理は先ほどの記者会見で続投する理由について、来月1日に期限を迎えるアメリカとの関税交渉などを挙げ「国政の停滞を招かないよう比較第一党の責任を果たすため」と強調しました。
ただ、落選した参院議員の1人は「まずは総理が辞任するところから始めないといけない」と訴えるほか、政権幹部の1人は、「関税交渉の結果が総理の進退にも影響するだろう」と指摘しています。
今回の敗北を受けて、石破総理は衆参すべての国会議員を対象に「両院議員懇談会」を開いて丁寧な意見集約をおこなう意向を明らかにしましたが、自民党関係者は「懇談会の前に地方から不満が噴出するだろう」と話しています。
党内では早くも、「ポスト石破」との呼び声のある議員らが集まりを予定するなど動きが活発化していて、こうした流れが石破おろしへとつながっていくのかが焦点となっています。
TBSテレビ
626
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:05:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1ad69e523763aa11b6d22658112fa9119b5d8ea
【参院選】与党大敗も…石破首相は続投表明 党内からは辞任求める声も、決め手に欠ける「石破おろし」
7/21(月) 17:56配信
読売テレビ
(黒木千晶キャスター)
石破首相の続投表明について、党内からは、どのような声が上がっているのでしょうか?
(髙橋克哉・解説委員)
まさに賛否両論が分かれている状況です。
自民党内では、参院選の敗北を受けてもなお、期限が間近に迫っているアメリカとの関税交渉を念頭に、一定数、石破首相の続投を求める声があるのは事実です。
あるベテラン議員は「国難とも言うべきトランプ関税の交渉の最中に総理を代えるのは国益に反する。衆議院も参議院も、総裁の任期もまだ残っているのだから、腰を落ち着けて政権を立て直せばいい」と話しています。
一方、20日、京都選挙区で接戦を制した自民党の西田昌司参院議員は「直ちに両院議員総会を開いて、内閣の責任、総裁の責任をはっきりさせてほしい」と語り、石破首相に退陣を求める考えを示しました。
また、首相と距離を置く閣僚経験者も「政権基盤が弱くてはアメリカに足元を見られるだけだ。交渉を有利に進めるためにも、いまが潮時だ」と話していました。
ただ、先のベテラン議員が指摘するように、衆議院の任期は3年余り、石破首相の総裁任期も2年以上残っている中で、野党が提出する内閣不信任決議案に賛成する以外に、具体的な「石破おろし」の方策が見当たらないのも事実で、退陣を求める議員が本当に造反行為に出るのかも不透明です。
こうした状況を踏まえると、石破首相が自ら退陣しない限りは、低空飛行のまま、安定して飛び続けるという、石破政権の奇妙な光景が続きそうです。
627
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:35:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/88266388334141784a3140b5df4059fdc8c1b8d2
「続投許されない」地方から自民若手、首相に責任問う 立民から移籍の今井瑠々岐阜県議も
7/21(月) 7:33配信
産経新聞
報道各社の取材に応じる石破茂首相(自民党総裁)=20日午後、東京・永田町の党本部(鴨川一也撮影)
20日投開票された参院選を巡り、自民、公明両党は大幅に議席を減らし、石破茂首相(自民総裁)が勝敗ラインに設定した50議席に届かなかった。石破首相は続投の意思を公言しているが、党内からは若手地方議員からも責任を問う声がX(旧ツイッター)で公然と上がっている。
■「組織は頭から腐る」
福島県の渡辺康平県議(39)は、石破首相が昨年10月の衆院選、今年6月の東京都議選を含めて3敗した状況について、「3回も選挙に敗北して、続投というのは許されない。責任をとって総辞職すべきだ。組織は頭から腐るというが、そのものではないか」と指摘し、首相の続投がさらなる党勢低迷を招くとの考えを示した。
東京都杉並区の渡辺友貴区議(40)は「総理の職を辞することを表明するべき」と訴え、「選挙に参加した国民に対する当然の責務です」と強調した。
■「恥を知らない」
神戸市の上畠寛弘市議(37)は「恥知らずがふざけるのも大概にせよ!」と書き込んだ。地元の自民党候補が参院選兵庫選挙区で勝利したことについて、「左傾化した党の数少ない保守再生を願ってのもの。石破総理への信託ではなく、石破NOの声だ」と訴えた。
岐阜県の今井瑠々県議(29)も、石破首相に対し「責任をとっていただきたい。大変畏れ多いが、地元でも石破政権に対する厳しい声をたくさんいただいた」と指摘し、「支援者のためにも、これからは内部で声を上げていかなくてはいけない」と、首相の責任論を追及していく考えを示した。
今井氏は令和3年の衆院選に立憲民主党から出馬し、「全国最年少候補」として注目を集めた。その後、自民党に電撃移籍し、5年の県議選で初当選を果たした。
628
:
OS5
:2025/07/21(月) 20:56:18
https://www.sankei.com/article/20250721-JKUGNG2NPJP6FFRTBDTFUW4DBY/?outputType=theme_election2025
石破首相、続投正式表明も「ありえない」 公明は支持も党内から退陣要求噴出 地方からも
2025/7/21 20:39
石破茂首相(自民党総裁)は21日、自民、公明両党が大敗した参院選を受けて党本部で記者会見し、「国難ともいうべき厳しい状況で最も大切なことは国政に停滞を招かないことだ」と述べ、正式に続投を表明した。森山裕幹事長ら党執行部の引責辞任にも否定的な考えを示した。一方、党内からは大敗を招いた首相や執行部に対する責任論が噴出し、退陣圧力が強まっている。
トランプ氏との会談に意欲
首相は「痛恨の極みだ。重大な責任を痛感しながらも比較第1党としての責任を果たしていく」と強調した。続投の期限を問われると「今考えているわけではない。物価高や自然災害への対応など喫緊の課題に解決の道筋を付ける」と明言を避けた。
衆参両院で過半数を持たない「少数与党」に陥ったことで首相の政権運営は厳しさを増す。首相は「公明以外の他党とも真摯な議論を通じ、新たな政治の在り方について一致点を見いだしたい」と、一部野党との連携を模索する方針を示した。
8月1日に期限を迎える米国との関税協議を巡っては「日米双方に利益となる合意を実現する」とし、トランプ米大統領との早期の首脳会談にも意欲を示した。党役員人事や内閣改造は、9月の役員任期を念頭に置き、対応を考えるとした。
「検証総括委員会」設置へ
首相は21日、公明の斉藤鉄夫代表と公邸で会談し、自公連立政権の継続を確認した。斉藤氏は首相の続投を支持した。
だが、自民内では首相ら執行部への退陣要求が相次ぐ。京都選挙区で4選を果たした西田昌司氏は記者団に、首相の続投表明は「ありえない」として、総裁選の実施を求めた。高知県連も首相の早期退陣を党本部に求めることを決めた。同県連会長は中谷元防衛相が務める。林芳正官房長官が会長の山口県連も幹部が首相の退陣を要求した。
河野太郎選対委員長代理は自身のX(旧ツイッター)で、森山氏の続投を批判した。「選挙の責任者である幹事長が辞表を出していないのはおかしい」と投稿した。
自民は21日の臨時役員会で、敗因分析のため近く参院選の検証総括委員会を設置し、都道府県連から意見聴取することを決めた。31日にも両院議員懇談会を開催し、党所属議員から意見を聴く。
629
:
OS5
:2025/07/21(月) 21:02:48
https://www.sankei.com/article/20250721-YF4MZSSML5D7FH7LGIDJQXRSQM/?outputType=theme_election2025
自民・河野太郎氏、森山幹事長続投を批判「辞表を出していないのはおかしい」 参院選大敗
2025/7/21 18:12
自民党の河野太郎元外相は21日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、参院選で大敗したにもかかわらず森山裕幹事長ら党執行部が続投する方針であることに異論を唱えた。「幹事長が辞表を出していないのはおかしい」と投稿した。
河野氏はXで、木原誠二選対委員長に自身の委員長代行の辞表を預けたことを明らかにした。石破茂首相(党総裁)の続投に関してはトランプ米政権による関税措置を挙げ、「関税交渉の最中に総理がお辞めにならないのは理由があるにせよ」と一定の理解を示した。一方で、森山氏に関しては「選挙の責任者である幹事長がまだ辞表を出していないのはおかしい」と批判した。
そのうえで河野氏は「こういうところから直していかないと、自民党の再生はありません」と危機感をあらわにした。
630
:
OS5
:2025/07/21(月) 21:30:12
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250721-OYT1T50104/
自公が参議院でも過半数割れ、「石破降ろししかない」との声も…続投明言の首相に待ち受ける難路
2025/07/21 12:51
参院選で自民、公明両党の与党は、目標に掲げた50議席を下回る47議席の獲得にとどまり、参院の過半数(125議席)を割り込んだ。衆院に続き、参院でも「少数与党」となる惨敗を喫したが、石破首相(自民総裁)は続投を明言しており、21日午後の記者会見で正式表明する。自民内では首相の責任を問う声も出ており、政権運営は困難さを増しそうだ。
参院選から一夜明け、自民党本部に入る石破首相(21日午前11時40分)=関口寛人撮影
首相は記者会見に先立つ同日午前、参院選の結果などを踏まえ、首相公邸で秘書官らと今後の対応について協議した。その後、党本部で臨時役員会に臨んだ。自公連立政権の継続を確認するため、昼には公邸で、公明党の斉藤代表と会談した。
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【グラフ】国会の新勢力
自公の獲得議席は、改選66議席を大幅に下回り、首相が今回の参院選の「必達目標」と位置付けていた50議席にも届かなかった。自民党の政権が衆参両院で本格的に過半数を割るのは、結党以来初めてだ。
首相は昨年10月に就任して以降、衆院選、東京都議選に続く大型選挙での3連敗となるが、政治空白を避ける必要があるとして続投の意向を示している。20日夜の日本テレビの番組では、厳しい安全保障環境や人口減少への対応が急務だと訴え、「比較第1党の責任はきちんと果たしていかなければならない」と語った。米国の「相互関税」が25%に引き上げられる8月1日を前に、「全身全霊で(対米交渉に)立ち向かっていかなければならない」とも強調した。
斉藤氏も21日未明、記者団に「首相の決意として受け止めたい」と述べ、続投を支持する考えを示した。「自公が軸になって国政を前に進めなければならない」とも訴えた。
8月上旬には参院選後初の臨時国会召集が見込まれ、参院の正副議長が選出される。首相が辞任しない限り、首相指名選挙は行われない。
首相の党総裁任期は2027年9月までだが、党則では、国会議員と都道府県連代表の過半数の要求があれば、総裁選を前倒しで実施できると定めている。閣僚経験者の一人は、「自ら辞任を表明しないならば、『石破降ろし』をするしかない」と語った。
政権の一層の弱体化は避けられない情勢だ。予算案や法案を成立させるには、今後は参院でも野党との政策協議と合意形成が不可欠となる。首相は20日夜のテレビ東京の番組で、政権安定のために連立枠組みを拡大する可能性を問われ、「当然、選択肢としてある」と言及したが、野党側が応じるメドは立っていない。
関連記事
石破首相、続投を正式表明…いばらの道を「赤心報国の思いで国政にあたる
631
:
OS5
:2025/07/21(月) 21:32:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025072000461&g=pol
続投宣言も政局流動化 自民内、強まる「石破降ろし」【25参院選】
2025年07月21日03時08分配信
自民、公明両党は20日投開票の参院選で、非改選を合わせた過半数の維持が微妙な情勢だ。石破茂首相(自民総裁)は「謙虚に真摯(しんし)に受け止めなければいけない」としつつも続投の意向を宣言。ただ、両党で「50議席」の獲得目標を下回る結果になれば、自民内で辞任論が強まるのは必至だ。「ポスト石破」を見据えた動きも水面下で始まっており、政局は不透明さを増しつつある。
「国家に対する責任、比較第一党としての責任は果たさなければならない」。首相は20日夜、テレビ各局の番組出演でこわばった表情を浮かべつつ、続投の考えを繰り返した。「今さえ良ければいいという話には絶対にならない」とも述べ、消費税減税で足並みをそろえた野党への対抗心をむき出しにする場面もあった。
首相はこの日、慌ただしく動いた。午前は東京都内のキリスト教会で礼拝に参加。午後は衆院議員宿舎に入り、自民の森山裕幹事長と1時間余り会談したもようだ。その後、首相公邸に移って赤沢亮正経済再生担当相から日米関税交渉の報告を受け、林芳正官房長官とも会談。政権幹部と擦り合わせ、続投方針を固めたとみられる。
昨年の衆院選で少数与党に転落した自公にとって、参院選での非改選と合わせた過半数維持は「最終防衛線」(自民関係者)の位置付け。突破されれば衆参とも野党が多数を握り、自公による政権維持自体が危ぶまれる。
ただ、野党内も一枚岩とは言い難い。衆参とも少数与党になれば、政権運営は困難を極めるのは避けられず、「誰が代わりになっても展望が開ける見通しはない」(政府関係者)ことも、首相の判断を後押ししたようだ。
一方、自民内では首相に批判的な議員らが近く、緊急に会合を開く予定で、総裁選を視野に入れた動きが活発化しつつある。20日夜から21日未明にかけては麻生派が都内で会合を開催。麻生太郎最高顧問は終了後、記者団から「首相は続投の意向だが」と問われたが、無言を貫いた。
「あまりにも変数が多すぎて、この先どうなるか誰にも分からない」。麻生派会合に出席した鈴木俊一総務会長はこう語った。
632
:
OS5
:2025/07/23(水) 14:12:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/81483105d5094d1b717f392d166ec6dd932287fd
石破首相、退陣へ 8月末までに表明 参院選総括踏まえ
7/23(水) 11:17配信
毎日新聞
久保田博幸
さんが推薦中
関税交渉をめぐる日米協議が合意したとの報道について記者の質問に答える石破茂首相=首相官邸で2025年7月23日午前9時7分、平田明浩撮影
石破茂首相は23日、自民党が8月にまとめる参院選の総括を踏まえ、同月までに退陣を表明する意向を固め、周辺に伝えた。首相は同日、自民党の麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前首相と会談し、自らの進退を巡り協議するとみられる。
ただ、参院選大敗直後に続投の意向を表明した首相に対し、党内から退陣要求や批判の声が高まっているため、判断時期が前後する可能性もある。
首相に対しては、各地の地方組織が退陣や党の体制刷新を求める他、中堅・若手議員からは党大会に次ぐ意思決定機関「両院議員総会」を開催し、総裁選の前倒しの議決を求める声も出ている。
こうした状況を踏まえ、首相は麻生氏ら首相経験者3人と意見を交わし、理解を求めたい考えだ。現職首相が首相経験者と一堂に会するのは異例。政府関係者は「石破首相が3人に頭を下げるスタンスだ」と話す。
党執行部は当初31日の開催を予定していた両院議員懇談会を29日にも前倒しし、参院選の総括を開始する。8月に総括をまとめた後、執行部として責任のあり方を判断する方向だ。木原誠二選対委員長は検証・総括を終えた段階で辞任する意向を示しており、党総裁である首相の進退も判断することになる。政権幹部は「総括が出れば、執行部は責任についてしっかりと判断しないといけない」と話した。
首相が今月中に退陣した場合、来月に召集予定の臨時国会で首相指名選挙が行われるが、少数与党の状況では自民党総裁が首相になれる保証はない。首相指名を巡り野党と協議する時間を確保するため、退陣する場合は来月以降の表明を検討している。
首相は23日、続投理由の一つに挙げていた日米関税交渉が合意に至ったことが進退に与える影響について、「合意の内容をよく精査をしなければ申し上げることはできない」と首相官邸で記者団に語った。
633
:
OS5
:2025/07/23(水) 18:19:50
!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8d53e79090170a0587f05aad3ced2d526003ea8
【速報】石破首相が退陣を否定し続投意欲「私の出処進退は一切出ていない。日米合意を実行する」 麻生氏・菅氏・岸田氏と会談
7/23(水) 15:32配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
石破茂首相は23日、参院選での敗北により自身の進退が焦点となる中、自民党本部で、麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前首相の首相経験者の3人と会談し、会談後に「強い危機感を共有した」としつつ、「私の出処進退は一切、話は出ていない」と述べた。その上で、退陣報道を否定し、日米関税合意の着実な実施に取り組む意欲を示した。
石破首相は記者団に、「私の出処進退につきましては一切話は出ておりません。一部にそのような報道がございますが、私はそのような発言をしたことは、一度もございません」「報道されているような事実は、全くございません」と述べた。
その上で「今回、日米合意というものがなったわけであります。この合意が確実に実行されるように、そして、また多くの対米輸出品目があります。4000を超える品目がございますので、それぞれの取り扱っておられる会社、事業者、そういう方々にとっては極めて重大な問題であります。そういうことにきちんとお答えをしていくことが、目下、非常に大事だと思っておりますので、明日、赤沢大臣が帰国しまして、報告を受けることにしております。国民生活というものがきちんと守られるということに向けて全力を尽くしてまいりたい」と述べた。
会談には森山幹事長も同席した。
フジテレビ政治部
634
:
OS5
:2025/07/23(水) 18:35:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/84ff51e06b8859d3a0e24c721c29011d439c1254
歴史的敗北、苦境の政権 うごめく「石破降ろし」 野党硬化、展望開けず〔深層探訪〕
7/23(水) 7:00配信
43
コメント43件
時事通信
記者会見する自民党の石破茂総裁(首相)=21日午後、東京・永田町の同党本部
20日投開票の参院選は自民、公明両党の歴史的敗北に終わり、石破茂首相(自民総裁)は窮地に追い込まれた。米国による高関税措置の発動が目前に迫り、党内では「石破降ろし」の思惑がうごめく。衆参両院で少数与党となった政権に、野党は態度を一層硬化させており、首相が繰り返す「熟議」の展望も開けない。
【写真】報道各社の取材に応じる自民党の河野太郎元外相
◇比較第一党
「深くおわびする。結果を謙虚に受け止めなければいけない」。惨敗から一夜明けた21日、党本部で記者会見に臨んだ首相は冒頭でこう陳謝しつつ、「比較第一党の責任を果たさなければならない」と続投の意志を重ねて示した。
「比較第一党」の立場を力説するのは、多極化する与野党内の相対的優位を印象付けるためだ。これも含め、首相には従前から過半数割れのケースも想定しつつ、続投の道筋を探っていた節がある。「投げ出すことはしない」。選挙戦の終盤、周辺にこう強調。20日には森山裕幹事長、林芳正官房長官と相次ぎ会談し、基盤固めを図った。
強気の背景には、難局の中で自身に取って代わる党内の動きが鈍いとの計算もある。実際、衆参とも過半数割れの衝撃に、党重鎮は「敗因が分からない」とぼうぜん自失だ。
◇リコール規定
もっとも、党内では首相の責任論がじわりと広がる。2007年参院選で大敗した安倍晋三首相(当時)の続投方針を批判した経緯があり、保守系議員らは早速、「言動不一致だ」として個別に連絡を取り合うなど連携。党則6条には、総裁任期中でも所属国会議員らの過半数の要求に基づく「リコール規定」があり、これを意識した動きを見せる。
「反石破」の動きに先手を打とうと、森山氏は21日の臨時役員会で、両院議員懇談会を31日に開催すると表明した。ただ、21日には河野太郎元外相が選対幹部職の辞表を提出。記者団の取材に「幹事長が辞めないのは極めておかしい」と森山氏の辞任を要求した。
党高知県連も、首相の早期退陣を申し入れると決定。「地方の反乱」が拡大すれば、首相の続投シナリオは崩壊しかねない。
首相は続投理由として、8月1日に期限が迫る日米関税交渉への対応を挙げた。これに対しても、経済閣僚を務めた党ベテランは「米国は国民から信任されなかった政権を交渉相手としない」と一蹴。党関係者は、首相と距離を置く麻生太郎最高顧問ら重鎮の動向次第で「『石破降ろし』は止められなくなる」との見方を示す。
「続投に厳しい声はあります」。21日、党本部で小野寺五典政調会長にこう告げられ、首相は「厳しい声は分かっている」と言葉少なに応じた。
◇「いばらの道」
秋に想定される臨時国会でも、多数派の野党を相手に法案や補正予算案を前進させる展望は見えない。参院選で野党各党はそろって消費税の減税・廃止を主張。一方、首相は21日の会見で「年金、医療、介護で事実認識が違うと議論にならない」と述べ、社会保障財源として消費税を重視する姿勢を改めて示すなど、立場の違いは明らかだ。
野党との接点づくりに苦慮する中、会見では首相経験者の立憲民主党の野田佳彦代表に親近感をにじませる場面も。立民が消費税減税までの経過措置として2万円給付を掲げたことに触れ、「私どもが主張したことと重なる部分も多々ある」と秋波を送った。
ただ、昨年の衆院選に続き参院選も敗れた首相に対し、野党は「いつまで続ける気なのか」(野田氏)などと冷ややかだ。「ここから先は、まさしくいばらの道だ」。首相は会見で、自らに言い聞かせるように語った。
635
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OS5
:2025/07/24(木) 15:20:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/5143190a0edda9855d59627c0450bb7c3912cbed
野党の関心は早くも「次の総裁」自民下野論に冷ややか 決戦は臨時国会の首相指名選挙から
7/24(木) 7:16配信
産経新聞
(左から)玉木雄一郎代表、野田佳彦代表、石破茂首相
参院選で大敗した石破茂首相(自民党総裁)の出処進退が政局の焦点となる中、早くも野党の関心は「次の総裁」に移った。仮に退陣となった場合、10月に召集が見込まれる臨時国会での首相指名選挙が新総裁との最初の決戦となる。立憲民主党は野党中心の政権構想を目指すが、結集軸にはなり得ていない。野党内には新総裁率いる自民との連携を模索する動きも見られる。
立民の野田佳彦代表は23日、記者団の取材に応じ、石破首相の退陣を前提に、立民が中心となる政権構想や首相指名選挙に向けた考えを問われると、「気が早いのではないか」と一蹴した。
石破政権は昨年10月の衆院選に続き、参院選でも過半数割れに追い込まれ、野党は「国民はノーという意思表示をした」(野田氏)と政権との連立を否定した。関心事は政策実現に向けた政権との距離の取り方だった。
だが、自民内での首相への辞任圧力が高まり、退陣が不可避な情勢になると、目先は「次の総裁」に切り替わった。
■国民幹部「訳が分からない」
国民民主党の玉木雄一郎代表は23日、首相退陣論が自民内で強まっていることについて「辞める、辞めないを含めて見定めたい。ただ、一つ言えることは、約束を守れない石破政権と協力することはないことを明確に申し上げたい」と述べた。進退を明言しない首相の対応について、別の国民民主幹部は「訳が分からない」と困惑した表情を浮かべた。
先の通常国会で与党と連携して高校の授業料無償化を実現した日本維新の会も自民内の情勢分析を進めた。野党系無所属の一部は衆参両院で人数を集め、「次の総裁」と連携できるかを見定めようと動く。自民内には野党に政権を明け渡す「下野論」も浮上するが、額面通り受け取る野党はなく冷ややかだ。
首相が退陣した後も自民が政権を維持するには、新総裁は首相指名選挙で過半数を得なければならない。また、衆参両院での与党劣勢は変わらず、安定的な政権運営のために一部野党を引き込む多数派工作も活発化する見通しだ。立民重鎮は「新総裁が首相指名選挙で多数を取れるのか。まずは見ものだな」と牽制した。(千田恒弥)
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:
OS5
:2025/07/24(木) 21:24:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f3883408a02215112357392f9ffd6b1e896d8a8
自民執行部人事、旧安倍派から復権望む声 参院自民会長に旧岸田派の松山政司氏の公算
7/24(木) 21:11配信
産経新聞
自民党の松山政司参院幹事長(春名中撮影)
参院自民党は、参院選で落選した武見敬三参院議員会長の後任の会長選を25日に告示する。松山政司参院幹事長が無投票で当選する公算が大きい。参院自民トップの会長交代に伴い執行部人事も行われ、派閥パーティー収入不記載事件を受けて冷遇されている旧安倍派からは復権を望む声も上がる。
参院自民執行部は長く旧安倍派、旧茂木派、旧岸田派の3派が会長、幹事長、国対委員長などの要職に就き、人事や意思決定をリードしてきた。中でも旧安倍派は令和元年に世耕弘成氏(昨年4月に離党、現在は衆院議員)が幹事長に就いて以降、国対委員長も同派議員が継続して担った。
しかし、不記載事件を受けて世耕氏は5年末に幹事長を辞任。後任には旧岸田派の松山氏が就任し、国対委員長も旧安倍派の野上浩太郎氏から旧茂木派の石井準一氏に交代した。
党が昨年4月に旧安倍派を中心とした不記載議員への処分を決定してから1年以上が経過した。旧安倍派の中には、先の通常国会の参院政治倫理審査会での弁明をへて、今回の参院選で「みそぎは済ませた」との見方もある。旧安倍派ベテランは「やるべき説明は尽くしている。主要ポストはわれわれが取る」と意気込む。
ただ、不記載議員の要職起用は野党の反発を招く恐れもあり、なお慎重な意見が根強い。参院自民関係者は、衆参両院で少数与党となって迎える秋の臨時国会を見据え「党内外、両方に配慮した難しい人事になる」と語った。(永井大輔)
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:
OS5
:2025/07/24(木) 21:25:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a75afd4a588aee9ad31ac7735407c854199a81c
石破首相の進退巡り自民内に亀裂 旧安倍、茂木派が辞任圧力強める
7/24(木) 18:52配信
共同通信
都道府県議会議長との懇談会であいさつする石破首相(中央)=24日午後、首相官邸
参院選で大敗した石破茂首相の進退を巡り、自民党内で亀裂が生じている。退陣が不可避な情勢となりながら続投を重ねて表明した首相は24日、日米関税交渉合意への対応に意欲を示した。一方、旧安倍派と旧茂木派、麻生派の有志議員らが首相の責任を問うため、両院議員総会の開催へ署名活動を展開し、辞任圧力を一層強めた。麻生太郎最高顧問や岸田文雄前首相が23日の石破首相との会談で続投に難色を示したことも判明した。関係者が明らかにした。
首相は24日、官邸で開いた都道府県議会議長との懇談会で、関税合意を踏まえ「影響を見定めつつ、地方の声を聞きながら一つ一つ課題に必要な対応を行う」と述べた。自民内では、合意により続投する理由が薄まったとの見方がある。だが首相は、影響を受ける事業者への追加支援に今後も全力を挙げるとしている。
同懇談会の終了後、官邸に首相を訪ねた鈴木宗男氏によると、首相は退陣論に関し「いろいろな意見があっていい」と語った。関税合意に基づき「日米関係をまた発展させたい」とも強調した。
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:
名無しさん
:2025/07/24(木) 21:40:18
https://www.sankei.com/article/20250724-SEHFKHDYEZKJVF2G55QKHYAFIY/?outputType=theme_election2025
高市早苗、西村康稔氏が会談 参院選大敗を受けた情勢協議か 麻生太郎氏も世耕弘成氏と
2025/7/24 20:08
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は24日、旧安倍派幹部だった西村康稔元経済産業相と国会内で会談した。関係者が明らかにした。参院選大敗を受けた党内情勢を協議したとみられる。高市氏は、保守系議員を中心に「ポスト石破」候補として推す声がある。
これとは別に、麻生太郎最高顧問も、旧安倍派幹部だった世耕弘成衆院議員(離党)と国会内で会談した。
639
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:46:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb2421353c124f05b5bc4f74dc0082348c23c317
「復権」期す旧安倍派 4人衆が意見交換 風当たり、まだ強く
7/24(木) 20:46配信
毎日新聞
旧安倍派幹部だった(左から)萩生田光一氏、松野博一氏、西村康稔氏、世耕弘成氏
自民党で最大派閥だった旧安倍派が巻き返しを期して動き始めた。派閥裏金事件を受け、昨年の衆院選では党執行部から非公認などのペナルティーを科され、落選者が相次いだ。石破茂政権で非主流派に転落したが、石破首相が8月末までに退陣表明する見通しとなり、次の総裁選で「復権」を目指す。ただ、党内からは依然厳しい目を向けられており、かつてのように結束できるかは未知数だ。
【写真まとめ】2025参院選 落選した主な候補者
「これからも折を見て集まり、意見交換しよう」
23日昼、東京・赤坂の中華料理店に萩生田光一元政調会長、松野博一前官房長官、西村康稔元経済産業相、世耕弘成前党参院幹事長が集まった。かつて「安倍派5人衆」と呼ばれた元派閥幹部4人は麺料理などを食べながら、今後の政局を巡り意見交換した。
会合は世耕氏が呼びかけた。首相の退陣は避けられず、近く党総裁選が行われるという認識で一致したが、具体的な総裁候補の名前は挙がらなかったという。会合は30分ほどで終わった。
旧安倍派には石破氏や現執行部から「徹底的に干された」(閣僚経験者)との不満が残る。旧幹部らは4月までに党員資格停止や党役職停止の処分が満了したが、政府や党の要職から遠のいたままだ。離党し無所属として衆院選で当選した世耕氏も自民会派入りしたが、復党できていない。
今回の参院選でも現職ら4人が落選した。だが、衆参合わせればいまだに50人以上の議員数があり、唯一派閥として存続する麻生派に匹敵する。ある程度まとまれば影響力を発揮できる。
ただ、総裁選で特定の候補の支持で一本化できる見通しは立たない。すでに高市早苗前経済安全保障担当相や小林鷹之元経済安全保障担当相、小泉進次郎農相を、それぞれ推す動きが出ている。24日には西村氏が高市氏と会談した。旧派閥関係者は「中堅若手は自分たちが主導権を握りたい。まとまるのは難しいだろう」と指摘する。
今回の参院選でも自民への逆風が続き、「裏金で問題を起こした安倍派が現政権を批判すべきでない」(改選議員)との声もある。24日の会合出席者の一人は、いまだに風当たりが強いことは認めつつ、「いつまでも責任を負わせられるのはおかしい。次の総裁選では非主流派になることだけは避けなくてはならない」と話した。【遠藤修平】
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名無しさん
:2025/07/24(木) 21:47:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c8e564c63c1e5283db76d84dacfd78d98463279
野党に衆院解散を警戒する声 自民の重鎮会談に「古い政治」批判も
7/23(水) 20:40配信
毎日新聞
記者の質問に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=衆院第1議員会館で2025年7月23日午後3時41分、平田明浩撮影
石破茂首相が8月末までに退陣表明する見通しとなったことを受け、野党からは、新首相による早期の衆院解散・総選挙を警戒する声も上がった。一方、首相と歴代首相との会談については「重鎮政治だ」などと批判する発言が相次いだ。
【写真でみる】就任から9カ月 石破政権のあゆみ
国民民主党の玉木雄一郎代表は、首相が重ねて続投に意欲を示したことについて、国会内で記者団に「理由はよく分からない。まるで選挙結果がなかったような振る舞いだ。3人の総理経験者と会談して危機感を共有したから続けるとか、国民から見たら腹に落ちる説明になってない」と切り捨てた。その上で、「今後の自民党内政局によってはどうなるかわからない。何が起こってもおかしくないように、衆院選の準備を加速したい」と衆院解散への備えに言及した。
日本維新の会の岩谷良平幹事長は、大阪市内で記者団に「参院選で(首相は)国民からの信任を得ることができなかった。そういう(退陣)判断をされたなら妥当で、尊重したい」と述べた。退陣の時期については「外交日程をこなしていく必要があるという声と、一刻も早くという声が双方あり、どちらも一理ある。首相には適切に判断していただきたい」とした。
一方、首相が歴代の首相経験者と会談したことについては「派閥を解消しても重鎮政治みたいなことがいまだに行われている。開かれた党を目指している維新とはずいぶん体質が違う」と皮肉った。「党内の力のある方の意見で、一国の首相が進退を判断するという考えなのであれば、相変わらず自民党らしい古い政治だ」と述べた。
立憲民主党の野田佳彦代表は国会内で記者団に「(首相が)いつまでに辞めるか明確になるならば、野党間のいろいろな連携について、党首級も含めて議論を加速することはあり得る」との考えを示した。今後の政局については「自民党内の動きを注視していきたい」とし、首相が退陣した場合の首相指名選挙での対応については「気が早い」と述べるにとどめた。
共産党の田村智子委員長は「国民の審判は、自公、石破政権ノーであるということは明らかだ」と批判した。【池田直、園部仁史、安部志帆子、富美月】
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:
OS5
:2025/07/26(土) 22:37:51
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250726-OYT1T50000/
石破首相に「けじめ」要求、自民党や政府内に広がる…署名集めに政務三役も公然と参加
2025/07/26 09:54
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山口真史
谷口京子
石破首相(自民党総裁)の早期の退陣表明を求める声が党機関や政府内にも広がっている。党青年局は25日、首相らに「けじめ」を求める緊急申し入れ書を森山幹事長に提出し、両院議員総会の開催を求める署名集めには、政務三役も公然と参加している。包囲網は今後、さらに狭まりそうだ。(山口真史、谷口京子)
森山幹事長に申し入れ後、記者団の取材に応じる中曽根康隆青年局長(中央)(25日、自民党本部で)
「3度の選挙の検証、総括を行い、一刻も早く責任を取っていただきたい」
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党青年局長の中曽根康隆衆院議員は党本部で申し入れを行った後、記者団にこう強調した。提出した文書では、昨年の衆院選と今年の東京都議選、参院選の大敗について「総裁はじめ執行部は責任を重く認識するべきだ」と指摘し、「選挙の総括を速やかに行った上で、自ら責任を取ることを求める」と明記した。
青年局は、45歳以下で衆院当選4回、参院当選2回以下の議員が役員を務め、全国の中堅・若手党員らの声を代弁する機関だ。首相への退陣要求を突きつけた理由について、中曽根氏は「地方では『このままだと自民党が終わる』と強い危機感がある」と語った。
首相の責任を追及するための両院議員総会の開催を求める署名集めは、農林水産副大臣を務める笹川博義氏らが主導し、政務三役からも「『総裁』としての身の処し方をお考えいただきたい」(松本尚外務政務官によるXへの投稿)などの声が出ている。
「ポスト石破」を見据えた動きも活発だ。昨年の総裁選に出馬した加藤財務相は25日、国会内で麻生太郎最高顧問と会談した。麻生派は国会近くの日本料理店で幹部会合を開いた。
退陣表明を巡り節目となる政治日程
首相ら自民執行部は、退陣表明の時期を決めあぐねている。
注目されるのは、28日に行われる両院議員懇談会だ。自民ベテランは「懇談会の冒頭で首相が退陣表明しなければ、紛糾するのは間違いない」と言い切る。
ただ、執行部内には、28日に退陣を表明すれば、8月1日に召集予定の臨時国会に影響すると懸念する声もある。与党は参院の正副議長などを選出し、5日に閉会する日程を野党に提案しており、執行部の一人は「国会閉会前に退陣を表明すれば、野党から会期中の首相指名選挙を求められて混乱する」と警戒する。
8月6日以降は、広島と長崎の原爆の日の式典や15日の全国戦没者追悼式が続く。今年は戦後80年の節目で、首相は出席に意欲を示しているとされる。同20〜22日には横浜で「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」が開かれる。8月中には党としての参院選の総括をまとめる予定で、退陣表明を総括後まで遅らせる案もささやかれる。
もっとも、日増しに早期退陣への圧力が高まる中、首相を支える政権中枢でも、退陣表明の先延ばしは難しいとの見方がある。首相周辺は「一日一日、目の前のことをこなすしかない。週をまたげたら幸せだ」と吐露した。
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:
OS5
:2025/07/27(日) 22:37:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/083c682b4908af4a4e06e711ae9a3b19edc368fc
「ポスト石破」虎視眈々 高市・茂木氏ら総裁選へ動き
7/27(日) 7:06配信
時事通信
演説する高市早苗前経済安全保障担当相=14日、千葉県柏市
石破茂首相(自民党総裁)の退陣は不可避との見方が広がる中、党内で「ポスト石破」候補の動きが活発化してきた。
高市早苗元政調会長と茂木敏充前幹事長は実力者と会談し、近しい議員と対応を協議。小泉進次郎農林水産相らも総裁選を視野に虎視眈々(たんたん)と情勢をうかがう。
高市氏は23日、山田宏参院議員ら自身に近い議員10人余りと東京・赤坂の衆院議員宿舎で会談。党内唯一の派閥を率いる麻生太郎最高顧問と面会した。
高市氏は昨年9月の総裁選で、1回目の投票で1位になりながら、決選投票で首相に敗れた経緯がある。初の「女性宰相」への思いは強く、参院選投開票を2日後に控えた18日、地元・奈良県で「私なりに腹をくくった」と意欲をにじませた。
ただ、表向きは党内で拡大する「石破降ろし」の動きとは一線を画す。麻生氏との面会について「台湾の話」と周辺をけむに巻き、側近は宿舎の会合に関し「高市氏は来なかった」とうそぶく。総裁選をにらみ、突出した動きで反発を招かないよう神経をとがらせているようだ。
これに対し、茂木氏は精力的だ。気脈を通じる麻生氏と21日に会談。24日には旧茂木派の若手数人と会食し、「主流派を目指す」と宣言した。同派は両院議員総会開催に向けた署名集めで中心的な役割を担っており、茂木氏が会長を務める栃木県連は首相に退任を要求した。党内には「やり過ぎだ」(閣僚経験者)と眉をひそめる向きもある。
一方、小泉氏は石破内閣の一員のためか、目立った動きは控えている。だが、あるベテランから「重責を担う覚悟をした方がいい」と伝えられると、「近く相談させてほしい」と応じた。25日には昨年の総裁選に出馬した思いを記者団から問われ、「とてつもない速度と強度で世界が動き、去年以上に危機感は強い」と力を込めた。
石破首相を支える立場の林芳正官房長官も21日、旧岸田派の小野寺五典政調会長ら幹部数人と会食。22日には同派会長を務めた岸田文雄前首相を事務所に訪ねた。関係者によると、石破政権発足後で初めてだったという。
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OS5
:2025/07/29(火) 19:09:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/12fac8d4cd8ef1dfb4fec0ee59d8f77fb899e5a4
自民党役員会、両院議員総会を開くと決定 首相「逃げずに説明する」
7/29(火) 10:33配信
朝日新聞
自民党役員会後、取材に応じる石破茂首相=2025年7月29日午前9時51分、首相官邸、岩下毅撮影
自民党は29日の役員会で、参院選の大敗を受け、近く両院議員総会を開くことを決めた。自民は28日に両院議員「懇談会」を開いたが、党内では石破茂首相の退陣を求める勢力を中心に、より重要性が高い両院議員「総会」の開催を求める声が強まっていた。
首相は役員会に出席後、官邸で記者団の取材に応じ、「丁寧に、真摯(しんし)に、逃げずに説明する」と述べて続投に理解を求めていく考えを示した。党内では総会を通じ、総裁選の前倒しなど、首相退陣につなげようという動きがある。ただ、森山裕幹事長は役員会後の記者会見で、総会での議題については「開催を要求する方々が何を議論したいか、両院議員総会長のもとで話を聞いていく」と述べるにとどめた。
両院議員総会は党大会に次ぐ会議で、重要事項の議決権がある。所属国会議員の3分の1以上の要求があれば「7日以内に招集すべきもの」と党則で定められており、中堅・若手議員の間で署名集めが拡大。開催要求に必要な数が集まったと主張していた。(鈴木春香)
朝日新聞社
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OS5
:2025/07/29(火) 19:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c6dcbeb8b16d3150979e0efb3762995a5f84fc
「石破降ろし」勢い止まらず 自民、両院懇で亀裂表面化 幹事長辞任示唆で政権運営厳しく
7/28(月) 22:29配信
産経新聞
自民党両院議員懇談会後、記者団の取材に応じる石破茂首相=28日午後、党本部(春名中撮影)
参院選の大敗を受けた28日の自民党両院議員懇談会は石破茂首相(党総裁)に対する責任論が噴出し、党内の亀裂が表面化した。多くの党所属議員から退陣を迫られてもなお首相が当面の続投意欲を示したことで「石破降ろし」の動きが加速する見通しだ。石破政権を支えてきた森山裕幹事長が辞任の可能性を示唆し、政権維持はさらに厳しくなる。
【写真】石破首相、外交での所作また物議 G7サミットで促される前に着席、1人ポツンと座る姿も
■「総会」開催求める声相次ぐ
首相は4時間半に及んだ懇談会後、記者団に続投方針に変わりはないか問われると「ございません。責任を果たしていきたい」と強調した。
衆院選で与党過半数割れに追い込まれても首相の責任論が一部にとどまった昨年11月の懇談会とは異なり、今回は異様な緊張感に包まれた。
参院選の大敗は首相1人の責任ではないとして続投を支持する意見も一部であったが、即時退陣や、「ガス抜き」の懇談会ではなく、重要事項を決めることができる両院議員総会の開催を求める意見が相次いだ。
小林鷹之元経済安全保障担当相は首相に対し「組織のトップとしての責任の取り方について、しっかり考えていただきたい」と求めた。懇談会後、小林氏が記者団に明らかにした。
■「総裁選前倒しへ全力尽くす」
旧安倍派、旧茂木派、麻生派などの有志議員が始めた総会開催を求める署名活動は、すでに要件となる党所属国会議員の3分の1を超えたとされ、懇談会を受けて近く署名を提出する構えだ。
さらに、党所属国会議員と都道府県連代表の過半数の要求で可能となる総裁選の前倒し実施も視野に入れる。麻生派の今枝宗一郎衆院議員は、記者団に「辞任をし、総裁選を前倒しするということを(首相に)いち早く表明してもらうよう全力を尽くしていく」と強調した。
政権の屋台骨を支える森山氏が8月にも辞任する可能性を示唆したのは、党内の反発を和らげる狙いがある半面、首相にとっては痛手だ。森山氏は衆院で少数与党に陥る中、政策決定や野党との調整など国会運営で大きな役割を担ってきた。辞任すれば政権運営は立ちいかず、首相はさらに窮地に追い込まれる。
ただ、首相は現時点では退陣要求に応じず、むしろ党内や世論の擁護論を背景に態度を硬化させているようにも映る。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、首相は「辞任すべきだ」と「辞任しなくてよい」との意見が拮抗した。
「国民世論とわが党の考え方が一致することが大事だ」。首相は記者団にこう述べ、強気な姿勢をのぞかせた。(小沢慶太)
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OS5
:2025/07/30(水) 07:52:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d95770af17354f54d84faa382611e786beafee5
森山氏引責、石破首相続投に影響必至 屋台骨、「辞任ドミノ」誘発も
7/30(水) 7:06配信
時事通信
記者会見する自民党の森山裕幹事長=29日、東京・永田町の同党本部
自民党の森山裕幹事長が、惨敗した参院選の総括後に引責辞任する意向を示唆した。
石破茂首相(党総裁)を支える自身の責任を明確にすることで「石破降ろし」の沈静化を図る狙いがある。ただ政権の屋台骨である森山氏の代わりを探すのは容易ではなく、続投方針を堅持する首相への打撃は必至。党幹部の「辞任ドミノ」を誘発する可能性もあり、政権の先行きにますます暗雲が垂れ込めている。
【主な経歴】森山 裕(もりやま ひろし)氏
「首相のことをいろいろ申し上げる立場にはない。自らのことはきのう発言した通りだ」。森山氏は29日の記者会見で、首相と自身の進退を問われ、こう述べるにとどめた。
28日の両院議員懇談会で、首相は「国家、国民に尽くす思いで、この先臨みたい」と重ねて続投意欲を表明。対照的に、森山氏は8月中に取りまとめる参院選総括を受け「幹事長としての責任を明らかにする」と引責辞任の可能性に触れた。
森山氏は懇談会に先立ち、28日に首相経験者の麻生太郎、菅義偉、岸田文雄各氏にそれぞれ面会。敗戦の責任を取る考えを伝えたもようだ。「3重鎮」は23日に首相と一堂に会した際、続投を支持する姿勢は見せなかった。自民ベテランは、参院選の直後に森山氏が辞意を示せば首相に責任論が飛び火する可能性もあったと解説。「総括後に責任を取ると言うのはうまいやり方だ」と、「石破降ろし」の拡大に歯止めをかける狙いがあったとみる。
森山氏は昨年10月の衆院選で「裏金候補」への2000万円支給を主導したとされるなど、政治手腕を疑問視する向きもある。一方で中央省庁や、野党各党に張り巡らせたパイプを通じ、少数与党の国会運営を切り盛りしてきたのも事実だ。
25日夜には、首相に近い村上誠一郎総務相、岩屋毅外相、中谷元防衛相、赤沢亮正経済再生担当相、平将明デジタル相らが会合を開き、首相続投への支持を確認した。ただこうした顔触れと比べても、「森山氏の代わりは簡単には務まらない」(自民中堅)との声がある。すでに木原誠二選対委員長は自身の進退に言及。執行部周辺は「森山氏辞任で執行部は総崩れする」と懸念している。
森山氏の真意をいぶかしむ向きもある。ある閣僚は、8月に戦後80年の節目となる広島・長崎の平和式典や終戦記念日に加え、20日から横浜でのアフリカ開発会議(TICAD)が控えていると指摘。「その後に参院選総括をまとめ、首相は退陣表明せざるを得ない。森山氏も同じ考えのはずだ」と語った。
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OS5
:2025/07/30(水) 07:57:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fbfa7b1daeb61ee8af31918df9a466c79ca8663
旧安倍派4幹部、退陣要求で一致 世耕氏明かす
7/29(火) 15:41配信
時事通信
世耕弘成衆院議員
自民党を離党した世耕弘成衆院議員(前参院幹事長)は29日のテレビ朝日の番組で、自身を含む旧安倍派幹部4人で先に会談し、石破茂首相(党総裁)は参院選大敗を踏まえて退陣すべきだとの認識で一致したと明らかにした。
世耕氏は23日に萩生田光一元政調会長、西村康稔元経済産業相、松野博一前官房長官と東京都内で会談している。
世耕氏は4人の会談に関し「(首相は)もう交代しなければいけないということは一致した」と説明。「ポスト石破」候補として高市早苗元政調会長、小林鷹之元経済安全保障担当相、小泉進次郎農林水産相の名前を挙げ、「自民の中でビジョンを競い合うことが重要だ」と語った。
世耕氏は「(旧安倍派幹部4人は)政治的経験が豊富。生かしてもらえれば政治の安定に寄与できる」と述べ、次期政権での重用に期待を示した。
647
:
OS5
:2025/07/31(木) 10:30:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/86182b7f39aa2a409f4806179cc6cf2f462a0c50
「石破降ろし」決着見えず 自民両院総会、8月8日軸に調整
7/31(木) 7:04配信
時事通信
首相官邸に入る石破茂首相=30日、東京・永田町
自民党は30日、参院選惨敗を受けた両院議員総会の日程について、8月8日を軸に調整に入った。
石破茂首相(党総裁)は続投への理解を重ねて訴える構えだが、「石破降ろし」の収束は見えない。ただ「反石破」側も決め手は欠いたままだ。党内の混乱は長引くとの見方が広がっている。
衆院議院運営委員会は30日、8月1日召集の臨時国会の会期を5日までとすることを決定。自民党幹部は8日の総会開催を検討していると明らかにした。
総会は、28日に開かれた両院議員懇談会と違い、党則に基づく正式な意思決定機関。旧茂木派などが首相への退陣圧力を強め、総会開催を求める署名集めを進める中、執行部が「押し切られた」格好になるのを避けようと自発的に開催を決めた。31日には参院選敗北の総括委員会の初会合を開く予定で、倒閣運動の沈静化を図りたい考えだ。
総会の議題設定を巡っても駆け引きが繰り広げられている。署名集めを主導する笹川博義農林水産副大臣らは29日、有村治子両院議員総会長に「退陣含みの議題にしてほしい」と要望した。高市早苗前経済安全保障担当相に近い旧安倍派議員も有村氏に「総裁選の前倒し」をテーマに含めるよう働き掛け、「1回で勝負を決める」と息巻いた。
これに対し森山裕幹事長らは、党則6条に総裁任期中でも総裁選を前倒しする「リコール」規定があることを踏まえ、総会は「総裁の身分に関する決定はできない」との立場。あくまでも参院選敗北と党再建に関する意見交換の場と位置付ける。続投姿勢を崩さない首相に、旧安倍派幹部は「まずは総会をやってみてからだ」と持久戦も見据える。
総会でも進退の方向性が定まらない場合、総裁選前倒しを巡る攻防に焦点が移りそうだ。「リコール」実現には党所属国会議員と都道府県連代表(各1人)の過半数の要求が必要で、ハードルが高い。旧安倍、旧茂木両派が中心の倒閣運動に、中間派の議員は「積極的には加わりたくない」(旧岸田派中堅)と距離を置く。
首相に批判的な麻生太郎最高顧問ら有力者も展望は描き切れていない。「辞めさせるのは簡単じゃねえんだ」。麻生氏は最近、周辺にこう語った。「石破降ろし」の決定打が見えない現状に、旧安倍派中堅は「もっと有力者が表で動いてくれないと駄目だ」といら立ちを見せた。
648
:
OS5
:2025/08/02(土) 22:47:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a668d216ab5496e8b245604c6c4f5c55a667c91
「石破降ろし」に公明冷ややか いきなり権力闘争、募る不信感【解説委員室から】
8/2(土) 11:02配信
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コメント124件
時事通信
党首会談を前に握手する石破茂首相(右、自民党総裁)と、公明党の斉藤鉄夫代表=7月21日
参院選で大敗した自民党内の「石破降ろし」の動きについて、公明党は冷ややかに行方を注視している。参院選で示された有権者の「与党離れ」がさらに進みかねない、と危惧してのことだ。選挙の実動部隊である創価学会の幹部や多くの会員には、自民党が逆風下で39議席を得られたのは「1人区で懸命に支援したから」との思いが強く、反省後回しで権力闘争を繰り広げる姿に、不信感を募らせているようだ。(時事通信解説委員長 高橋正光)
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
◇支援なければ自民30議席
公明党は今回の参院選で、「改選14議席(選挙区7、比例7)の維持」「比例代表の得票700万票」を目標に掲げた。結果は、埼玉、神奈川、愛知の3選挙区で現職が落選。比例も過去最低の521万票にまで落ち込み、8議席(選挙区4、比例4)に後退した。
自民党も改選52から13減の39議席(選挙区27、比例12)と大敗。公明党と合わせて、過半数維持に必要な50議席に届かず、参院でも与党は過半数割れした。もっとも、報道各社の情勢調査で、全体の勝敗を左右する「1人区」での自民党の苦戦が伝えられていただけに、「14勝18敗」という結果について、政界では「負け越しではあるが、よく踏みとどまった」との受け止めが多い。
自民党が「負け越し4」で踏みとどまれたのは、候補者を立てなかった公明党の支援があったから。このことは、32選挙区の得票を分析すれば、容易に分かる。
公明新聞は7月22日、47都道府県ごとの各党の比例の得票を掲載した。それによると、「1人区」で自民党が勝利した14選挙区のうち、単純計算(次点との票差から公明の比例票をマイナスする)で、公明党の支援がなければ9選挙区で逆転。勝てたのは石川、福井、岐阜、鳥取・島根、山口の5選挙区だけ。
自民党の候補者によっては、「比例は公明党に」と呼び掛けていたことを考慮。公明党の比例票のうち、2割は自民党関係者の票で、本来の票は8割だったと仮定しても、7選挙区で負けていた。
さらに、改選数が2以上の選挙区のうち、自民党現職が最下位の3位で滑り込んだ北海道と千葉でも、次点との票差から、公明票がなければ落選していたのは確実だ。要は、公明党の支援がゼロだったら、自民党は最悪11減の28議席、良くて9減の30議席にまで落ち込んでいたことになる。
一方で、公明党にとって今回の参院選は、党の創設者で2023年11月に死去した池田大作創価学会名誉会長の「弔い合戦」。昨年10月の衆院選、今年6月の東京都議選で敗北しており、「絶対に負けられない戦い」であった。しかし、3選挙区で将来を嘱望された中堅、若手の3人が「討ち死に」するなど、またも敗れた。
「自らは深手を負いながら、自民党を懸命に下支えしたのが今回の参院選だ」。公明党関係者は、本音を吐露する。敗北を受け、斉藤鉄夫代表は7月21日、続投表明した石破茂首相と会談し、引き続き自公両党で政権運営に当たる方針を確認。石破首相が日米の関税交渉など諸課題への取り組みで協力を求め、斉藤氏は同意した。
こうした事情、経緯があるだけに、自民党が参院選の総括もしない段階で、石破首相の進退を巡って党内抗争を繰り広げていることについて、公明党議員や学会員の多くは苦々しく思っているに違いない。元党幹部は「若い世代の支持がどんどん離れている危機に際し、国民感覚とかけ離れた動きにあきれるばかりだ」と語る。
649
:
名無しさん
:2025/08/02(土) 22:47:42
裏金の実態は「うやむや」
自民党旧安倍派の裏金事件を巡り、参院予算委員会の参考人質疑で答弁する世耕弘成氏=4月、国会内
自民党内の「反石破」勢力の中心は、旧安倍、茂木両派の元幹部や、党内の若手、中堅議員ら。旧安倍派の世耕弘成元経済産業相(裏金事件の処分で離党中)、萩生田光一元政調会長、松野博一前官房長官、西村康稔元経産相は7月23日に会食し、「石破首相は交代しなければいけない」との認識で一致。西村氏は自身のXで、「(衆院選、都議選と)3連敗した責任はうやむやにできない」と強調した。
もっとも、旧安倍派が長期間、組織的に政治資金パーティー収入を政治資金収支報告書に正しく記載せず、裏金にした手法は、誰の指示でいつから始まったのか? 同派会長の安倍晋三元首相がノルマ超過分を派閥議員に還流させることの中止を指示しながら、安倍氏の死後、誰の判断で再開されたのか? 裏金事件の真相は「うやむや」なままだ。
元会長で実態を知っている可能性のある森喜朗元首相に対し、元幹部の誰一人として、説明を求めていない。真相解明の本気度を疑われても仕方がないだろう。そもそも、3連敗のうち、過去最低の21議席と惨敗した都議選の敗因の一つは、旧安倍派と同様、パーティー収入を収支報告書に正しく記載しなかった都議会自民党の「裏金事件」にあることは、論をまたない。
◇公明票なければ栃木、群馬も敗北
また、茂木敏充前幹事長(衆院栃木5区)は7月26日、自身のユーチューブで、衆院選、都議選、参院選で「スリーアウトチェンジの状態だ」とし、「けじめをつけることと再生への道はイコールだ」と述べ、石破首相の辞任を要求。中曽根康隆青年局長(衆院群馬1区)は7月25日、森山裕幹事長に対し、「首相自ら責任を取る」よう求めた青年局としての申し入れ書を提出した。
ただ、参院選で栃木県、群馬県ともに自民党が勝利したとはいえ、次点との差はそれぞれ約3万5300、2万7700。そして、両県での公明の比例票はそれぞれ、7万1900、7万5000。両県の自民党候補は公明党の推薦を受けており、公明票の上積みがなければ、落選していただろう。そして、茂木、中曽根両氏は、地元の「1人区」で負けていれば、首相に「けじめ」を求めても迫力を欠いたことは否めない。
議会制民主主義において選挙は、主権者たる国民が、政治的な意思を表明する場。政権選択の衆院選、政権の中間評価が問われる参院選で、与党で過半数を得られなければ、政権は国民から信任されなかったことを意味する。衆院選、参院選ともに過半数に届かなかった石破首相は早晩、退陣するのが筋だ。民意の否定は許されない。その意味で、旧安倍派幹部や茂木、中曽根両氏の主張は、政治的には正しいと言える。
一方で、要求する側の立場、属性、求める時期によって、説得力に差が出るのも事実だ。「裏金事件を引き起こした旧安倍派議員に、首相の責任を問う資格があるのか」「権力闘争のために、栃木、群馬で自民党候補を応援したわけではない」。学会員を中心とする公明党支持者の多くが「石破降ろし」を苦々しく思い、自民党への不信感を募らせているのは、こうした事情からだ。
650
:
OS5
:2025/08/02(土) 22:47:59
野党転落なら協力解消
公明党本部=東京都新宿区
公明党は7月31日の中央幹事会で、8月中に参院選を総括し、9月に党再生の方針を打ち出すことを決めた。学会の中堅幹部は「責任を他に押し付けることなく、何を変え、何を変えないかをしっかり議論する」と、選挙での支援体制見直しへの意気込みを語る。
とはいえ、衆院選、都議選、参院選での敗北により、学会の集票力低下に歯止めがかからない実態が露呈。同時に、自民党が衆院選の小選挙区、参院選の「1人区」で、公明党への依存度を増していることも鮮明になった。
もはや自民党は、公明党の支援、学会票の上積みなしでは、衆参の選挙を戦えない。もし、連立が解消され、自民党単独で選挙を戦うとなれば、よほどの追い風が吹かない限り、過半数の議席は期待できないだろう。
公明党の得票減少の一因は、学会員の高齢化、運動力の減少にあるとされる。また、自公政権が少数与党に転落し、予算案や法案を成立させるには、野党の要求を一定程度、受け入れざるを得ず、政権内での存在感がさらに低下したこともある。政権安定のため、野党に連立政権への参加を求め「3党連立」となっても、公明党の存在感が増すかは分からない。
逆に、公明党は55年体制下のように野党に戻り、学会の集票力を武器に、時の政権に政策要求を突き付け、受け入れさせた方が、今よりは存在感が増し、国民に「実績」をアピールできるかもしれない。
今回の参院選により、学会員は、信仰上の師匠である池田氏亡き後、3回の大型選挙を戦ったことになる。大きな節目だ。
公明・学会は野党に転落した2009年衆院選の直後、小選挙区からの撤退を一時検討。自民党との協力関係を見直す動きもあった。
しかし、自民党との協力関係を維持し続け、2012年の衆院選でそろって与党に復帰した。これは、共に法曹資格を持つ当時の山口那津男代表と谷垣禎一総裁、国会対策に精通する漆原良夫、大島理森両氏の信頼関係があったからだ。
当時と比べると、両党間の人間関係は、希薄になっている。国政選挙での選挙協力を重ねる中で、学会員の自民党に対する不満もたまっている。衆参で与党が過半数割れし、政治が不安定な状況下、公明党の今後の対応で一つ言えることがある。今度、公明党が自民党とともに野党に転落すれば早晩、協力関係を解消し、政治的なフリーハンドを確保するだろうということだ。
651
:
OS5
:2025/08/05(火) 08:27:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b81cd356d2dc716ca77e35cc9c876283cc1e2d96
「高市早苗」フライング不発で今回も「首相の座」に届かなさそうな決定的理由
8/5(火) 6:01配信
デイリー新潮
総裁選は「簡易バージョン」が
高市早苗氏
自公与党が参院選で敗北して以降、石破茂首相の去就に注目が集まっている。自民党内では「ポスト石破」をめぐる動きも進みつつある。「次の首相に最もふさわしい人物」調査で上位にランキングされる高市早苗前経済安保相も次の総裁の座をうかがう1人とされるが、党内の警戒感は根強いとされる。
【写真】購入価格は430万円。中選挙区時代も落選時代も、計22年間にわたって乗ったスープラ
高市氏は参院選投開票日の2日前の7月18日、「私なりに腹をくくった。もう1回、党の背骨を入れ直す。そのために戦う」と応援演説で発言。必達目標に掲げられた「自公で過半数」を獲得できないのを見越し、「ポスト石破」への意欲をにじませたと受け取る向きもあった。意思表示にはちょっと早すぎたということで永田町では“フライング早苗”などと呼ぶ人も出てきたという。
石破氏は続投の意向を表明しているが、遅かれ早かれ政権は立ち往生し、退陣は不可避と見られている。仮に総裁選が行われた場合、都道府県連票を減らした「簡易バージョン」形式が模索されている。
20人の推薦人の確保すら
「派閥が存在した時もなくなった今も党内基盤が希薄な高市氏にとって、党内実力者の後ろ盾なしには総裁選での勝利はおろか20人の推薦人の確保すら怪しい。本人もそのことを理解しており随分前から積極的に動いてきたわけですが、党内には高市氏への警戒感は根強い。ちょうど1年前の総裁選とその点は変わっていないと見られています」
と、政治部デスク。
少し長くなるが、昨年9月27日に投開票された自民党総裁選を振り返っておこう。石破氏が新総裁に選出されたわけだが、1回目の投票でトップに立ったのは高市氏だった。
1回目の投票での得票は高市氏が181(議員票72、党員・党友票109)、石破氏が154(議員票46、党員・党友票108)だった。
「党員・党友票でトップに立つと見られていた石破氏をしのぐと共に、議員票では小泉進次郎氏に次ぐ2位で70を超えていました。いずれの点も総裁選が告示された時点では想定外のことで、サプライズでした。選挙は勢いで決まるところも多い。高市氏にはその勢いがありました。だからそのまま決選投票でも勝利し、女性初の首相の座を射止めるのではと見た関係者も少なくなかったと思います」(同)
党員・党友投票でトップなのに
決選投票での得票は石破氏が215 (議員票189、都道府県連票26)、高市氏が194(議員票173、都道府県連票21)だった。両氏の議員票差は16。何が勝敗を分けたのか。
「高市氏の外交姿勢です。特に“首相になった場合も靖国参拝を継続する”と主張した点が問題視されたと見ています。実際その点を指摘する議員もいました。高市氏を支持する勢力にとって心強い訴えだったようですが、それによって票が逃げ、半分くらい腰かけていた女性初の首相の座からも滑り落ちてしまった格好です」(同)
この結果を受け、高市氏を支持する層には「党員・党友投票でトップの高市さんが総裁にならないのはおかしい」という主張も根強いのだが、その理屈でいえば、安倍晋三氏が石破氏に勝った総裁選の結果も疑義が呈されるということになるのかもしれない。
もっとも、祖国のために心ならずも戦地に赴き亡くなった方々に心からの哀悼を捧げ、平和に感謝すること自体、何ら批判や非難、干渉を受けるいわれはない。そもそも内政の問題であり、また日本には信教の自由もある――これはまぎれもない正論。
652
:
OS5
:2025/08/05(火) 08:28:18
冷ややかな反応
しかし、一方で正論を通して突っ走った場合のマイナスを考えるのもまたトップの責務だと考える向きがいるのも事実だろう。そもそも安倍元首相も中韓やアメリカの猛反発を受け、1回で参拝を取りやめてしまっている。盤石の政権基盤を持つ安倍元首相ですら、この点においてはいわゆる「岩盤保守層」の期待には応えられなかったのだ。
「高市氏への投票を回避して石破氏に投票した議員にとって、靖国参拝発言を通じて、高市氏に“融通のきかなさ”“バランスの悪さ”を見た可能性もありそうです。投開票前々日のフライング発言しかり、米国との関税交渉についてXで“注文”をつけたりしていましたが、冷ややかな反応も少なくなかった印象です」(同)
今年5月には、麻生太郎最高顧問をトップに担ぎ党内保守派が集う「自由で開かれたインド太平洋戦略本部」の会合を開催した。
「高市氏がどこまで目論んでいたのかはわかりませんが、これを基盤に高市氏を総裁選などで支えていこうという動きには全くなっていません」(同)
裏金問題もネックに
「昨年の総裁選の決選投票で麻生氏は高市氏に乗りましたが、単に“石破嫌い”によるものでした。従って、次の総裁選で麻生氏や麻生派を頼れるかというとそんなことはないでしょう」(同)
高市氏は清和政策研究会(旧安倍派)に所属していたが2011年に退会し、その後は無派閥だった。
「頼れるとしたら旧安倍派ということになるわけですが、旧安倍派は裏金のイメージを完全に払拭できておらず、“シン自民党”を打ち出しにくい。そもそも去年の総裁選で高市氏の推薦人のうち13人が裏金議員とされたことも蒸し返されるでしょう。その後の衆院選と参院選でかなり落選してしまいましたが」(同)
23年ぶりに復党した自民党から参院選比例代表に立候補して当選した鈴木宗男氏は参院選大敗とその後の「石破おろし」について、「執行部の責任を問う前に、裏金問題のけじめをつけないと党の再生はない。責任は全員にあり、執行部だけに矢を向けるのはフェアじゃない」などと言及した。選挙後の大手メディアによる世論調査でも鈴木氏の発言をなぞるような反応が見受けられるようだ。つまり、問題は「石破自民党」ではなく「自民党」だという世論である。
石破政権誕生時、幹事長職以外は受けないとし、提示されたポストを拒否した高市氏は「筋を通してきた人物」と見られるか、それとも「党の再生に尽力しなかった人物」と見られるか。身内の評価は間もなくわかるだろう。
デイリー新潮編集部
新潮社
653
:
OS5
:2025/08/05(火) 11:30:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/675d1b6e32113abee5aa905558533316fdc554de
辞める気ナシでも“絶体絶命”の石破首相が窮地を乗り切るシナリオは「小泉進次郎幹事長」と「クーデターが起きた維新との連立」
8/5(火) 11:03配信
デイリー新潮
石破茂首相、小泉進次郎農水相
自公が惨敗した参院選からはや2週間。石破茂首相は続投に意欲を燃やしているが、永田町では「もってもあと1カ月」との見方が大勢だ。いったいどういった展開に持ち込めば、石破氏は窮地を乗り越えられるのかーー。政治部デスクと考えてみた。
【写真を見る】こんなラフな格好することあるんだ…! キングメーカーとしての動きに注目が集まる「麻生氏」のウォーキング姿
***
悪いのは安倍派
本来、ここまでの連敗を喫したのだからとっくに退陣に追い込まれているはずの石破氏。だが、本人は全く辞める気がないという。
「そもそも石破さんは、自分が悪いとは全く思っていないのです。石破政権ナンバー2の森山裕幹事長も同じで、そもそもの政治不信を招いたのは安倍派の責任、という考えです」(全国紙政治部デスク)
2人の強気を支えているのが世論調査だ。
「辞めるべきという意見と続投すべきかという意見が拮抗しています。もっとも、続投すべきという考えの人も積極的に石破政権を支持しているわけではなく“他の人よりはマシ”という消極的な支持に過ぎないのですが…」(同)
だが石破政権は「もう詰んでいる」というのが永田町の通説だ。
「麻生派、旧茂木派、旧安倍派が反石破で固まっています。『さすがに石破さんはもう無理だろう』と本音を漏らす閣僚も少なくありません」(同)
人事で行き詰まった時の「ウルトラC」
いま盛んに言われているシナリオは、8月末で退陣に追い込まれる説である。
「今月は重要な政治日程が詰まっていて、6日、9日には広島・長崎の『原爆の日』、15日には『終戦記念日』、そして20日からは横浜で開催される『アフリカ開発会議』(TICAD 9)が控えています。加えて、党内では参院選の敗因について、地方組織や有識者にヒアリングするなどの検証作業が進められている最中なので、その報告がまとまる8月末から石破おろしが本格化するとみられています」(同)
そこで人事に行き詰まると言われているという。
「9月末に党役員の任期満了を迎えるので、それまでにもう一度選び直さなければなりません。そこでさすがに執行部としてけじめを示す必要があり、森山さんが退くとみられています。同時に石破さんを支える気がない小野寺五典政務会長、木原誠二選対委員長も一斉に辞めてしまう気配があり、後任が誰も見つからない可能性があるのです。併せて行われるとみられる内閣改造人事も大変なことになる。菅義偉内閣が退陣した時と同じパターンです」(同)
このような行き詰まった展開を打破する案は、はたしてあるのか。最大の難関は幹事長の後任だ。鈴木俊一総務会長の横滑り案も浮上しているが、政治部記者たちの間で「ウルトラC」的打開策として囁かれているのが、小泉進次郎農水相を抜擢する案だという。
「進次郎氏ならば幹事長に据えれば、党の若返りや刷新感があってPRにもなる。かつて小石河連合と言われていたくらいで石破さんとは元々仲が良いし、森山さんとも今とても良好な関係です」(同)
小泉氏にとって悪い話ではない
小泉氏が引き受ける可能性はあるのか。
「決して悪い話ではないと思います。彼はポスト石破の最有力候補ですが、あえて少数与党に転落している今ババを引きに行く必要もない。どうせいつかは総理をやれると考えれば、ここで一回重要ポストを経験しておいた方が得策とも言えます。幹事長さえ固まれば、一度は石破氏を真限った元石破派の斎藤健氏に頭を下げて総務会長などをやってもらうなどして凌げなくもありません。反石破勢力を除外しても、党内では冷飯を食わされ続けてきて、ポストを欲している中堅・ベテランは少なからずいます」(同)
ただこうして党内人事や内閣改造を切り抜けたとしても、もう一つの大きな壁が立ちはだかる。衆参ともに少数与党に転じてしまった国会運営である。
654
:
OS5
:2025/08/05(火) 11:30:48
「このままでは前の国会で、国民民主には年収の壁引き上げ、維新とは高校無償化などといった餌をぶら下げたように、全方位外交を展開していかなければなりません。ただこんな調子で野党の要求にハイハイと従い続けることは財源がいくらあっても足りないので物理的に不可能です。このままでは法案が全く通らなくなる可能性もある」(別の政治部デスク)
どこか野党を抱き込まない限り、いつかは国会運営で必ず行き詰まってしまうのである。可能性のある野党がどこも石破政権とは組まないと公言している中、いったいどこと組めるのだろうか。
「国民民主とは、前国会でガソリン暫定税率廃止の議論で揉めたことが尾を引いて、距離が出来ている。国民は参院選の台頭で勢いづいており、向こうの方が石破政権にすり寄るメリットがない。立憲民主とは色が違いすぎるし、参政党も過激すぎて組むのは難しい。唯一頼れる可能性がある野党は日本維新の会です」(同)
維新は参院選で目標議席は確保できたものの、比例票をかなり減らしてしまって苦しい状況にある。自公と組むことは、再浮上を狙うチャンスになるというのだ。
維新の「クーデター」で好機に?
この展開に追い風となっているのは、維新内で起きている「内部抗争」だという。4日、前原誠司氏共同代表ら幹部4人は参院選の不振の責任を取って引責辞任する意向を吉村洋文代表に伝えたが、
「これは事実上のクーデターとみられています。現執行部は遠藤敬氏、馬場伸幸氏ら旧執行部と仲が非常に悪いのです。旧執行部は森山さんとツーカーの仲。クーデターが成就して旧執行部が息を吹き返せば、連立とまではいかずとも協力関係を築ける可能性があります」(同)
はたしてこんな都合のいい綱渡りが可能なのか。いずれにしろ、続投に意欲を燃やしている石破氏は何らかの打開策を胸に秘めているのだろう。今月末、石破氏が試練の時を迎えることだけは間違いなさそうだ。
デイリー新潮編集部
新潮社
655
:
OS5
:2025/08/07(木) 20:56:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1512c937925485a7316d90e0a2c83eabc60295
自民保守系グループ、石破首相の即時辞任求める 衆参75人が賛同
8/7(木) 18:20配信
毎日新聞
青山繁晴参院議員=大阪市中央区で2024年12月22日午前11時59分、長沼辰哉撮影
自民党の保守系議員らでつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」は7日、国会内で、石破茂首相(党総裁)の即時辞任と総裁選の実施を求める要請書を、林芳正官房長官の秘書に手渡した。代表を務める青山繁晴参院議員によると、会員である衆参両院の国会議員計75人が要請に賛同した。
【写真でみる】「8月6日」の政治の動き 石破首相が広島・平和記念式典であいさつ
要請書は、昨秋の衆院選と7月の参院選で自民が大敗したことに触れ「二度の国政選挙で示された国民の意志を尊重すべきだ」と指摘。「党総裁として敗戦の責任を取り、速やかに総裁を辞任されるべきだ」と明記した。総裁選については、党員投票も含めた「フルスペック」での実施を要求。首相が戦後80年の節目に検討している「首相見解」の表明に関しては「国政選挙に二度敗れた首相として極めて不適切であり、やめてほしい」と断念するよう求めた。
青山氏は記者団に、首相の責任を追及する両院議員総会が開催される8日を前に提出した理由について「護る会は75人も現職議員を抱えている。総会に臨むにあたって会が何を考えているか首相に示す必要があると考えた」と説明。首相が早期の退陣を表明しない場合には「衆院で自民議員だけで51人以上集めて、内閣不信任案を自らの内閣に突きつけることも考えるべきだ」と語った。【鈴木悟】
656
:
OS5
:2025/08/08(金) 18:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef27d29954e2af507202f53a0d7686f818be4a5d
【速報】自民総裁選前倒しは選管で議論へ…逢沢委員長のもとで是非検討 両院議員総会で石破首相辞任論と続投論交錯の中で方針確認
8/8(金) 17:00配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
自民党は8日、参議院選挙敗北の総括と今後の党運営などについて議論する両院議員総会を開き、石破首相の退陣を求める議員から総裁選挙の前倒しを要求する意見が相次いだ一方、石破首相擁護の意見も出る中、総裁選の前倒しの是非については今後、逢沢一郎総裁選挙管理委員長のもとで行うとの方針が確認された。
出席者の一人は総会後、総裁選前倒しを求める動議は出されなかったと明らかにした上で、「(総裁の)リコール規定というのは自民党にはない。ただし(総裁選の)前倒し規定はあるから、これの取り扱いについて今日は両院議員総会長の有村さんから説明があり、今後の作業、もしそういうことをやるのであれば総裁選をやるかやらないかの決定は、党則に従って逢沢選管委員長のもとで行うということについて、全体の合意が得られた」と述べた。
石破首相の退陣を求めている議員の一人は会合後、物足りなさもにじませつつ、「臨時総裁選の実施を求める声が非常に多いということで、今回の一歩進んでの手続き入りになったと思っている」「次なるステップに入るということが決まったことは非常に意義があった」と語った。
石破首相は総会の冒頭、「アメリカとの関税交渉が合意に達したが、それを実行するための様々な問題を抱えている。我が国の関税よりも投資という考え方、アメリカ輸出だけでも4318品目あり、それぞれの産業に従事している方々に少しでも不安がないように全力を尽くしていきたい」と述べ、「引き続きこの日本国に責任を持っていく。そのために、いろんなご意見を承りたい」と続投する意向を強調した。
また、「参院選において、あのような結果になった。戦ってくれた皆様、支援をいただいた皆様に厚く御礼を申し上げるとともに、あのような結果を招いたことに対し、心からお詫びを申し上げる」と述べ、参院戦敗北について改めて陳謝した。
フジテレビ,政治部
657
:
OS5
:2025/08/09(土) 22:55:19
「ぼくのかんがえたさいきょうないかく」で原稿料もらってんかよ
https://news.yahoo.co.jp/articles/53c705a0dcf737dc421fb60e7fdd25b41231bf65
どうなる「ポスト石破」女性総理の誕生は?仰天シナリオで大胆予想
8/9(土) 11:30配信
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コメント244件
ABEMA TIMES
石破茂総理
退陣論に揺れる石破政権。ABEMA的ニュースショーでは現役政治担当記者とともに、「ポスト石破」を誰が担うのか、閣僚人事も含めて「仰天シナリオ」を大胆予想した。
【映像】次の総理は誰に?5つの仰天シナリオ(顔写真付き)
仰天シナリオ<その1>は「日本初の女性総理が誕生『財政出動拡大型“裏金議員”復活内閣』」。
ラインナップは高市早苗総理、小林鷹之官房長官、西田昌司氏または玉木雄一郎氏が財務大臣、山田宏外務大臣、麻生太郎副総裁、萩生田光一幹事長、旧姓使用の拡大、特命担当大臣に山本(高市)拓氏。
最大のポイントは支持率が高い高市氏が総理に。そしてその女房役に小林氏、旧安倍派の重鎮、萩生田氏も名を連ねる布陣だ。
初の女性総理を誕生させ、経済財政策では石破政権の方針を180度転換。所得税減税となる178万円の壁と消費減税を公約に掲げて選挙を戦った、国民民主党を連立政権に加える。思い切った財政出動と減税政策を掲げて物価高克服を狙う公算だが、急進的な財政出動や減税が逆にインフレと物価高を招くおそれもある。
外交には高市氏の側近である山田氏を起用。高市氏は総理就任早々に靖国神社を公式参拝しそうなことから対中国、対韓国に対して山田外務大臣が一歩も譲らぬ強気な姿勢を貫く。
なお、選択的夫婦別姓には絶対反対。旧姓使用の拡大を進めるため担当大臣には早苗氏の現在の夫で高市姓を選んだ拓氏を指名。官邸には保守で思想的に近い若手ホープの小林氏を内閣のスポークスマンでもある官房長官に指名。“高市&コバホーク”コンビで政権を担う。
党側には重鎮・麻生元総理に副総裁として重しに。玉木雄一郎氏、榛葉賀津也氏とつながりつつ、連合の芳野友子会長とも近い関係を使って、連立を支えてもらう。実務には安倍派5人衆でもっとも武闘派と言われた萩生田光一氏を幹事長にして、党内統治を任せる。
仰天シナリオ<その2>は「世代交代を猛アピール!『コバホークとその仲間たち内閣』」。
ラインナップは小林鷹之総理、福田達夫官房長官、高市早苗外務大臣、塩崎彰久財務大臣、武部新農林水産大臣、鈴木英敬幹事長。
ポイントは、なんといっても「コバホーク」ジャパン。そして高市氏を外務大臣に起用する。
最大の注目は、党内外の支持層がかぶる高市氏の外務大臣への起用。近年では、岸田文雄氏が林芳正氏をそうしたように、外交で海外に行き国内を留守にすることが多くなる外務大臣にするというのが、古くから自民党に伝わる妙手だ。
官房長官や幹事長は、自身を支持する中堅世代で固めて世代交代感を出す。農林水産大臣には「偉大なるイエスマン」と自称した武部勤元幹事長から、親子二代続けての農水大臣に武部新氏を起用する。
658
:
名無しさん
:2025/08/09(土) 22:55:32
仰天シナリオ<その3>は「日本が誇る“セクシー”が、ついにトップに!『石破政権を多少踏襲しつつも、フルスイングでいろいろやっちゃうぜ内閣』」。
ラインナップは小泉進次郎総理、斎藤健官房長官、木原誠二財務大臣、河野太郎外務大臣、小渕優子経産大臣、大阪府知事の吉村洋文総務大臣兼大阪副首都構想特命担当大臣、前原防衛大臣、菅義偉副総裁、福田達夫幹事長。
ポイントは、人気の高い進次郎農水大臣がついに総理へ。周囲をしっかり、官僚出身者で手堅く固めた人事だ。
党内きっての政策通、元経産官僚・斎藤健氏を相方の官房長官に。財務大臣には岸田政権の減税政策を裏で仕切った元財務官僚の木原誠二元官房副長官。経産大臣には経験者で女性の小渕氏を起用。
外交は、同じ神奈川出身の世襲政治家の河野太郎氏。外務大臣時代に、のべ123の国と地域を訪問し「スタンプラリー外遊」とも言われたが、進次郎総理が「行ったことがない」という対中外交を任せる。
党内は政治の師とあおぐ菅元総理を副総裁に。幹事長には父の純一郎氏を官邸で支えた福田康夫氏の子息である福田達夫氏を起用。菅氏の威光を借りつつも、若手の小泉‐福田ラインで政権運営を担う作戦だ。
衆参少数与党の現状を克服するため菅‐松井ラインから連立政権に日本維新の会を迎える。維新の代表で大阪府知事の吉村氏が総務大臣として入閣。日本で初の、現職の都道府県知事の入閣。共同代表の前原氏は防衛大臣か国交大臣として入閣してもらうプランだ。
仰天シナリオ<その4>は「手取りを増やす。財政膨張と減税で103万の壁突破『国民民主と連立で玉木総理誕生内閣』」。
ラインナップは玉木雄一郎総理、榛葉賀津也官房長官、古川元久財務大臣、岸田文雄外務大臣、小林鷹之防衛大臣、麻生太郎自民副総裁、高市早苗副総理兼自民党総裁、小泉進次郎農水大臣、小池百合子総務大臣兼東京都知事、宮沢洋一厚生労働大臣、茂木敏充自民幹事長。
総理は玉木代表で、官房長官に榛葉氏、自民は高市氏が総裁でありながら副総理の座に。小林氏は防衛大臣に。
1994年、窮地の自民党がとった策の「自社さ連立政権」。自民は河野洋平総裁だったが、当時の社会党・村山富市委員長を総理に。自民党総裁と総理を別々にして与党の座を守った奇策だ。
103万の壁を突破するための最強布陣。玉木氏が自民党の総裁候補の中ではもっとも政策が近いという高市氏を自民党総裁になると想定し、副総理として官邸に。
手取りを増やすには壁の引き上げ(所得減税)と消費減税が必要。これ以上の国債発行は金利上昇や円の暴落、財政破綻の危険があるとして財務省の徹底的な抵抗とサボタージュを防ぐため、身内の国民民主から元財務官僚の古川氏を財務大臣に起用。
さらに減税阻止のラスボスと言われる玉木国民民主の天敵、宮沢氏を無理やり入閣させることで、歳出を抑える側から最も歳出が多い社会保障費を担う厚生労働大臣に。
さらに自民党に操られないように、希望の党時代から繋がりの深い小池都知事を総務大臣に入閣してもらう。さらに石破おろしを頑張った麻生氏と茂木氏コンビに自民内統治を任せるという布陣だ。
659
:
OS5
:2025/08/09(土) 22:56:01
仰天シナリオ<その5>は「石破おろしの逆風がどれだけ吹き荒れても強固な意志で続投『石破やっぱり辞めない内閣』」。
ラインナップは石破茂総理、赤沢亮正官房長官、鈴木貴子官房副長官、船田元財務大臣、岩屋毅外務大臣、中谷元防衛大臣、鈴木宗男幹事長。
党内9割が続投反対とも言われる中、官房長官には腹心中の腹心「関税交渉人」の赤沢氏。トランプ大統領との交渉で培った霞が関の人脈などをフル活用してもらう。財務大臣は、党内外で石破氏の続投を支持する数少ない人の一人、船田氏に。
最大の目玉は鈴木宗男氏の幹事長起用だ。およそ23年ぶりに自民党に復帰した鈴木宗男氏に、この難局をそのたぐいまれな経験値でしのいでもらう。参院選の投開票日、いったんは落選とみて引退表明の会見。その半日後に当選と引退撤回という、不死鳥の力を借りて延命する。
そして戦国時代の人質のように官邸に貴子氏を副長官で起用、裏切りは許さない盤石な布陣だ。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部
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