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自民党スレ2

649名無しさん:2025/08/02(土) 22:47:42
裏金の実態は「うやむや」

自民党旧安倍派の裏金事件を巡り、参院予算委員会の参考人質疑で答弁する世耕弘成氏=4月、国会内

 自民党内の「反石破」勢力の中心は、旧安倍、茂木両派の元幹部や、党内の若手、中堅議員ら。旧安倍派の世耕弘成元経済産業相(裏金事件の処分で離党中)、萩生田光一元政調会長、松野博一前官房長官、西村康稔元経産相は7月23日に会食し、「石破首相は交代しなければいけない」との認識で一致。西村氏は自身のXで、「(衆院選、都議選と)3連敗した責任はうやむやにできない」と強調した。

 もっとも、旧安倍派が長期間、組織的に政治資金パーティー収入を政治資金収支報告書に正しく記載せず、裏金にした手法は、誰の指示でいつから始まったのか? 同派会長の安倍晋三元首相がノルマ超過分を派閥議員に還流させることの中止を指示しながら、安倍氏の死後、誰の判断で再開されたのか? 裏金事件の真相は「うやむや」なままだ。

 元会長で実態を知っている可能性のある森喜朗元首相に対し、元幹部の誰一人として、説明を求めていない。真相解明の本気度を疑われても仕方がないだろう。そもそも、3連敗のうち、過去最低の21議席と惨敗した都議選の敗因の一つは、旧安倍派と同様、パーティー収入を収支報告書に正しく記載しなかった都議会自民党の「裏金事件」にあることは、論をまたない。

 ◇公明票なければ栃木、群馬も敗北

 また、茂木敏充前幹事長(衆院栃木5区)は7月26日、自身のユーチューブで、衆院選、都議選、参院選で「スリーアウトチェンジの状態だ」とし、「けじめをつけることと再生への道はイコールだ」と述べ、石破首相の辞任を要求。中曽根康隆青年局長(衆院群馬1区)は7月25日、森山裕幹事長に対し、「首相自ら責任を取る」よう求めた青年局としての申し入れ書を提出した。

 ただ、参院選で栃木県、群馬県ともに自民党が勝利したとはいえ、次点との差はそれぞれ約3万5300、2万7700。そして、両県での公明の比例票はそれぞれ、7万1900、7万5000。両県の自民党候補は公明党の推薦を受けており、公明票の上積みがなければ、落選していただろう。そして、茂木、中曽根両氏は、地元の「1人区」で負けていれば、首相に「けじめ」を求めても迫力を欠いたことは否めない。

 議会制民主主義において選挙は、主権者たる国民が、政治的な意思を表明する場。政権選択の衆院選、政権の中間評価が問われる参院選で、与党で過半数を得られなければ、政権は国民から信任されなかったことを意味する。衆院選、参院選ともに過半数に届かなかった石破首相は早晩、退陣するのが筋だ。民意の否定は許されない。その意味で、旧安倍派幹部や茂木、中曽根両氏の主張は、政治的には正しいと言える。

 一方で、要求する側の立場、属性、求める時期によって、説得力に差が出るのも事実だ。「裏金事件を引き起こした旧安倍派議員に、首相の責任を問う資格があるのか」「権力闘争のために、栃木、群馬で自民党候補を応援したわけではない」。学会員を中心とする公明党支持者の多くが「石破降ろし」を苦々しく思い、自民党への不信感を募らせているのは、こうした事情からだ。


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