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自民党スレ2

1OS5:2024/07/24(水) 10:20:48
自民党スレ(前スレ)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378195932/l50

自公保スレ(前々スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/


2024年09月 自民党総裁選(立憲民主党代表選も)
2025年07月 参議院選挙・都議選
2025年10月 衆議院任期満了

565OS5:2025/01/29(水) 22:47:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/00e8cce44cd80af8c8159644f532668c2aa4315a
自民・茂木敏充氏「ポスト石破」見据え躍動 旧茂木派が勉強会、萩生田・稲田両氏らも出席
1/29(水) 20:42配信


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コメント16件


産経新聞
自民党の旧茂木派(平成研究会)議員を中心とした中堅・若手が29日、勉強会を立ち上げた。茂木敏充前幹事長が講師役として出席し、旧安倍派の萩生田光一元政調会長や稲田朋美元防衛相、野田聖子元総務相らも含め約70人が出席した。昨年の総裁選に出馬した茂木氏の「ポスト石破」を見据えた動きとみられる。

会合では、茂木氏が安倍晋三政権時代に経済再生担当相として日米貿易協定の交渉に臨んだ経験を踏まえ、トランプ米大統領との向き合い方など外交政策について意見交換した。昨年の衆院選で初当選した新人議員も出席した。

会合後、記者団の取材に応じた茂木氏は「予想以上に多くの人に集まってもらった」と手応えを語り、メンバーに関しては「固定ではなく自由に、関心のある方に集まってもらう」と説明した。今後も、外交や経済などをテーマに、定期的に開催する方針だ。

石破茂内閣の支持率が低迷する中、党内には新しいグループが次々と誕生している。茂木氏のほかにも林芳正官房長官や小林鷹之元経済安全保障担当相ら総裁選に出馬した有力議員が議員連盟や勉強会などを通じて仲間集めと党内基盤強化を図っている。

566OS5:2025/01/31(金) 15:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c9d97cb4ff09e9debb26981df41925d045c0702
自民に旧派閥越えた連携の動き…会食・勉強会で囲い込み、首相周辺「仲間作りしている場合ではない」
1/31(金) 7:28配信

読売新聞オンライン
自民党本部

 自民党内で、派閥・旧派閥の垣根を越えて連携を広げる動きが活発化している。唯一、派閥として残る麻生派(志公会)は30日、旧二階派議員が加わり、計46人となった。各派閥に所属していた議員の囲い込みを図ろうとする勉強会なども相次いで開かれている。

【図解】自民旧派閥などに関する最近の動き

これまではご法度
 「これまで色々な関わりを持っている人も多いと思うが、これからは志公会の同志として共に励んでいきたい」

 党最高顧問で麻生派を率いる麻生太郎・元首相は同日昼に開かれた今年初の派閥の定例会合で、山口壮・元環境相の入会を紹介した。山口氏は旧二階派の事務総長を務めた当選8回のベテランで、会合後には記者団に「(麻生氏とは)日本の発展のために志を同じくするところがある」と入会理由を語った。

 これまで他派閥からの引き抜きはご法度だったが、派閥解消により党内は流動化が進んでいる。麻生氏は自派以外の中堅・若手とも会食を重ね、今月22日には東京・赤坂の日本料理店で田野瀬太道(旧森山派)、鈴木英敬(旧安倍派)各衆院議員らと会食した。麻生氏周辺は「若手や後進を育てていく場だ」と解説した。

次の政局にらむ
 昨秋の総裁選で石破首相に敗れた議員らが、派閥横断的な勉強会を結成する動きも相次ぐ。

 旧二階派の小林鷹之・元経済安全保障相は30日、国会内で開いた勉強会で、安倍晋三・元首相に関する著書を持つ船橋洋一・元朝日新聞社主筆を講師に招いた。昨年12月に開始し、この日は2回目。出席議員約30人には旧安倍派が目立った。小林氏は、保守層で発表に慎重論が多い戦後80年にあわせた首相談話について「出す必要は全くない」と言い切った。

 茂木敏充・前幹事長が29日に初開催した勉強会にも、旧茂木派の議員のほか、旧安倍派から萩生田光一・元政調会長ら10人以上が出席した。高市早苗・前経済安保相や加藤財務相らが幹部を務める保守系議員連盟「創生日本」も2月上旬に会合を開き、活動を再開させる予定だ。

 次の政局をにらんだ動きとの見方がもっぱらで、首相周辺からは「少数与党で国会運営が大変な時、仲間作りなどをしている場合ではない」と冷ややかな声も出ている。

567OS5:2025/01/31(金) 15:44:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfac8d655a31fbef76a1c08f42c9d07f06300e05
「文春さん出番です」岩屋外相めぐる「女性の宿舎侵入」トレンド入り→SNSに真相究明期待の声?
1/31(金) 15:06配信



日刊スポーツ
岩屋毅氏(2023年5月撮影)

 「女性の宿舎侵入」「見知らぬ女性が侵入」などのワードが31日、SNS上のトレンドワードになった。

 石破政権の岩屋毅外相が30日、東京・赤坂にある衆院議員宿舎の自室に不審者が侵入する事案があったことを明かしたことを受けたもの。

 この案件は同日、「デイリー新潮」が報じて表面化。岩屋氏がトランプ米大統領の就任式で訪米していた間、留守にしていたはずの宿舎の自室に、帰国後、面識のない女性がいたとし、岩屋氏が帰宅した際に「鉢合わせ」になったという内容だった。岩屋氏は30日、報道内容を「事実だ」と認め「何の被害もなく、すぐにお帰りいただいた」と説明したが、同宿舎には石破首相ら要人の部屋もあることから、周辺の警備強化を求めたことも明かした。

 「デイリー新潮」は、岩屋氏は日本を出発する際「うっかり施錠せず部屋を出ていた」とし「(帰国時には)部屋にはなぜか鍵がかかっていた」と、政府関係者のコメントを掲載している。また岩屋氏はすぐ警察に通報し、最終的に女性の身柄は確保されたという内容も報じている。

 SNSには「一歩間違えば案件だったの怖すぎでしょう」といった不安の声のほか「議員宿舎はセキュリティー強固な筈だが見知らぬ人が入れるのか?」「国の大臣の自室へ見知らぬ女性が侵入できちゃうセキュリティが心配」「マンションの隣室に無断で入った俳優が警察の取り調べ受けてなかったか…? 議員会館に知らない女が入ってたら、まずは身柄確保では…?ヤバすぎない?」「そんなもんでいいの?」など、議員宿舎の警備体制を疑問視するコメントも多く寄せられた。

 一方で、ことの真相がいまひとつ不透明であることもあってか、真相究明への期待からか、「文春さん出番です」とのコメントもみられた。

568OS5:2025/01/31(金) 15:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b77fb49ef89595f7ebd8375373f05511d82209d4
岩屋毅外相、赤坂議員宿舎の自室への不審者侵入を認める 「何の被害もなかった」
1/30(木) 21:09配信


産経新聞
記者団の取材に応じる岩屋毅外相=30日午後、外務省(原川貴郎撮影)

岩屋毅外相は30日、東京・赤坂の衆院議員宿舎の自室に不審者の侵入事案があったことを明らかにした。週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が、岩屋氏が不在にしている間、面識のない女性が無施錠の岩屋氏宅に侵入していたと報じた記事の内容をおおむね認めた。

岩屋氏は外務省で記者団の取材に応じ、報道について「それは事実だ」とし、「何の被害もなかった」と説明した。その上で「警察当局、宿舎の管理会社に、こういうことがあってはならないので、さらにしっかり警備を強化してもらいたいと申し上げた」と述べた。

赤坂の衆院宿舎には石破茂首相の部屋もある。

569OS5:2025/02/02(日) 07:33:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/83776f1dc8b57c2662fae56119f79b47da615024
自公維、高校無償化で神経戦 中旬ヤマ場、駆け引き激化へ
2/2(日) 6:35配信


時事通信
首相官邸に入る石破茂首相=1月31日、東京・永田町

 高校授業料の無償化を巡り、自民、公明両党と日本維新の会が神経戦を繰り広げている。

 維新は2025年度予算案に賛成する条件として、4月からの所得制限撤廃を主張。与党は方向性に賛同しつつも、早期実施は困難だとして維新に譲歩を求めている。協議のヤマ場と目される2月中旬に向け、双方の駆け引きが激しさを増しそうだ。

 「もう(受験生は)今の授業料で願書を書いて応募している。4月から無償化と言われても『話が違うじゃないか』となってしまう」。石破茂首相(自民総裁)は1月31日夜のテレビ番組で、4月からの所得制限撤廃に難色を示した。

 与党と維新の協議がスタートしたのは昨年12月。与党が衆院で過半数を割り、予算案への賛成を取り付ける必要に迫られたことが背景にある。「103万円の壁」見直しに関する与党と国民民主党の協議が途絶えているのと対照的に、自公維3党は年明け以降も実務者協議を重ねている。

 もっとも、協議の内実はこう着状態にある。現行の就学支援金制度は年収910万円未満の世帯が対象。その年収なら公立は無償で、私立の生徒には年11万8800円(年収590万円未満なら39万6000円)を上限に支援金が出る。

 維新はこの制度を4月から拡充し、公立、私立の別なく所得制限を撤廃するよう要求。同時に私立の支援金の上限を63万円に引き上げるよう求めている。来年から0〜2歳児の保育料、学校給食費を無償化することも訴える。

 これに対し、与党は法改正やシステム改修に時間がかかるとして、4月からの実施は困難との立場を崩していない。首相は31日の番組で「私学も無償化すると、公立に行く人が減ってしまう」と述べ、私立の支援金拡充にも懸念を示した。

 とはいえ、協議の時間は限られている。25年度から何らかの措置を実施するなら、予算案の修正が必要。国会審議の日程を逆算すると「2月中旬がヤマ場」(自民幹部)だ。維新内からは「最後は4月からの支援金を事後に支給する遡及(そきゅう)案も考えられる」と妥協を探る声も漏れる。

 国民民主の主張を丸のみすれば7兆〜8兆円の税収減が見込まれるのに対し、高校無償化の財源は6000億円。自民内からは「維新の方が安上がりだ」と妥結を求める声も上がる。ただ、維新は社会保険料引き下げも予算案賛成の条件とする構えを変えていないため、慎重論も消えていない。

570OS5:2025/02/05(水) 20:37:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e5edce69245f43687c40b761eb534f106dcb3c7
自民「創生日本」再始動、通称使用拡大案を提示「国の根幹めぐり党が割れるようでは…」
2/5(水) 18:59配信

産経新聞
保守系議連、創生「日本」の総会で発言する自民党の中曽根弘文会長代行(中央)=5日午後、国会内(春名中撮影)

安倍晋三元首相が会長を務めた自民党の保守系議員連盟「創生『日本』」は5日、国会内で総会を開き、選択的夫婦別姓制度を巡り議論した。総会の開催は約2年ぶりで、旧姓の通称使用を拡大する党内の複数の案が示された。同制度の導入を巡っては党内で賛否が割れているが、同議連は通称使用拡大での意見集約を目指す方針だ。

「夫婦別姓は国民の間でも実際にどういうものか、実施したらどうなのかなど理解されていない点もある。議員も同様ではないか」

同議連会長代行の中曽根弘文元外相はこう強調した。総会には、萩生田光一元政調会長や高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相ら約40人が参加した。

この日は産経新聞の皆川豪志編集局コンテンツ統括を講師に招き、「ごまかしの選択的夫婦別姓議論」と題した講演も行われた。皆川氏は、産経新聞が同制度について小中学生約2000人を対象に行ったアンケートの結果を説明し、「国の根幹にかかわる家族のあり方を巡り、党内の意見が割れるようでは有権者に見放されるのではないか」と苦言を呈した。

同制度の導入には、立憲民主党などの野党に加え、連立を組む公明党も前向きな姿勢を示しており、今国会での焦点となる見通しだ。自民では今月中旬にも「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム(WT)」での議論が本格化するが、推進派、慎重派が混在している状況で、党内議論は難航が予想される。

「自民離れ加速」選択的夫婦別姓への懸念

一方、保守系議員を中心とした慎重派は、今月に入って発信を強めている。4日には有志グループ「保守団結の会」が会合を開き、制度導入に向けた拙速な議論を牽制(けんせい)した。慎重派の念頭には、家族のあり方を変えうる制度を導入すれば「保守層のさらなる自民離れが加速する」(中堅)との懸念があるためだ。

ただ、安倍氏の死去後、党内の保守系議員の結集軸は失われたままだ。慎重派が党内議論を主導できるかどうかの予測は難しい状況だ。(今仲信博)

571OS5:2025/02/10(月) 21:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3da369153bcb69dc89a53dfcbe395aeb627a28d
「異例ずくめ」石破首相の日米首脳会談の舞台裏…トランプ大統領による石破首相への“配慮”
2/10(月) 16:36配信
 石破茂首相にとって「一世一代の大勝負」(側近)となった8日未明(日本時間)のアメリカ・ワシントン・ホワイトハウスでのトランプ大統領との初の対面首脳会談での「成果」は、国内だけでなく国際的にも高い評価を獲得。

 石破首相自身も得意満面で帰国すると、疲れも見せずに各主要メディアのインタビューなどで、トランプ大統領との「相性のよさ」や「日米同盟のさらなる強化・発展」をアピールし続けている。

■「関税」でのディール本番はこれから

 最大の焦点だった日本製鉄のUSスチール買収問題についても、「投資するが、買収はしない」との妥協案を落とし所に、なんとか円満決着への道筋をつけた。この「石破外交の強かさ」(外交専門家)に、中央政界でも与党だけでなく、多くの主要野党が日米首脳会談の成功を評価するという、過去に例のない展開となっている。

 ただ、有識者の間でも「大成功の印象が振りまかれているが、最大の原因はそもそも期待値が極めて低かったことへの反動」(同)との厳しい見方もある。たしかに、トランプ大統領の得意とする「関税」でのディール(駆け引き)の本番はこれからで、「新たな日米黄金時代」の裏側には、日本の巨額な対米貿易黒字解消策の達成時期や財政負担など、難題は山積しており、「石破対米外交」の前途には、「なお多くの落とし穴が並んでいる」(同)というのが実態だ。

 今回の石破首相訪米による日米首脳会談について、与野党各幹部は石破首相帰国直後の9日午前から一斉に論評。自民党の森山裕幹事長は「日米同盟をさらなる高みに引き上げていくことを確認したことは重要な成果だ」、小野寺五典同党政調会長も「USスチールの問題は『買収ではなく投資』という、よく考えられたメッセージを伝え、問題の解消に近づけることができた」などと高く評価。与党公明党の斉藤鉄夫代表も「個人的な信頼関係を築く重要な一歩となった会談」とコメントした。

 一方、野党側も、立憲民主党代表の野田佳彦氏が「日米安全保障条約の第5条が沖縄県の尖閣諸島に適用されることも確認できた。一定の成果を挙げた」と評価し、日本維新の会共同代表の前原誠司氏は「『自由で開かれたインド太平洋』の堅持に向けて日米同盟の抑止力・対処力を強化していくことを確認したことを歓迎する」と述べ、古川元久・国民民主党代表代行も同様の認識で足並みを揃えた。

 これに対し、田村智子・共産党委員長は「卑屈で危険な『日米同盟絶対』の姿が露呈した。アメリカ言いなりの政治は変えていかなければならないし、トランプ大統領とどのような約束をしてきたのかも含めて国会で徹底追及していきたい」と厳しく批判した。

572OS5:2025/02/10(月) 21:19:33
■互いに褒め合い、慣例破りの「公開会談」に

 そこで、今回の石破首相の訪米を振り返ると、「過去に例のない異例ずくめの日米首脳会談」(政治ジャーナリスト)だったことが浮き彫りになる。首相動静などを踏まえると、石破首相の訪米日程は1泊3日で、現地滞在時間が約24時間なのに対し、フライトが約25時間という「弾丸出張」。「窮屈な国会日程が原因」(自民国対)とはいえ、「全く時間的余裕がない訪米を余儀なくされた」(官邸筋)ことは否定しようがない。

 その一方で、石破首相は事前に国会日程の合間を縫って、秘書官や外務・防衛担当者らとの「訪米勉強会」を繰り返し、“対トランプ戦略”を練り上げて日米首脳会談に臨んだのも事実だ。

 今回のホワイトハウスでの日米首脳会談がスタートしたのは現地時間7日正午前(日本時間8日午前2時前)。多くのメディアの見守る中、両首脳は「(石破首相は)安倍昭恵夫人から素晴らしい人だと聞いている」(トランプ大統領)、「大統領選で銃撃された写真は、歴史的な写真」(石破氏)という、まずは互いに褒め合い、笑顔での握手で親密さをアピールした。

 事前に予定されていた会談時間は「30分間」(官邸筋)で、これまでの例に倣えば、「冒頭2,3分がカメラ撮りとしてメディアに公開されるはずだった」(同)が、この日ばかりは両首脳がカメラの前で会話を続行。その中で、「日本の対米投資額は世界一だ」と語りかける石破氏に対し、トランプ大統領は「投資は素晴らしいが、貿易赤字は解消しなくてはいけない」とくぎを刺したが、石破氏は「いすゞ(自動車)が新たにアメリカで工場を作る」と切り返した。


 本来、こうした具体的なやり取りは非公開というのが外交常識で、あわてた日本側同席者は「メディアを外に出して」とスタッフに指示したが、トランプ大統領はお構いなしに会話を続け、見守るメディアの質問にまで答える形で、「(日本への関税は)選択肢としてある」などと踏み込んだ発言まで披露した。

 同席者らによると、メディア公開での両首脳の会話は「20分超」で、「首脳会談の大半が公開という異例中の異例の事態」(日本側同行筋)。同行した外務省幹部は「いすゞ(自動車)の話などは、本来はカメラが出たあとに話す予定だったが、石破首相も仕方なくカメラ前での表明になった」と苦笑するばかりだった。

■「トランプ主導」の共同記者会見でも石破首相に“配慮”

 さらに、こうした「異例」は首脳会談だけでなく共同記者会見でも続いた。両首脳の共同会見では、冒頭部分でそれぞれの首脳が、それぞれの国のメディアを指名するのが慣行。しかし、この日、記者の「指名権」は司会であるトランプ大統領の手に全て委ねられ、トランプ大統領が指名したのはほとんどがアメリカメディアで、日本メディアが指名されたのはわずか2社だけだった。

 その一方で、共同会見で際立ったのはトランプ大統領の石破首相への“配慮”。トランプ大統領の就任後初の首脳会談の相手はイスラエルのネタニヤフ首相で、石破首相は2番目だったが、ネタニヤフ首相への対応と違って、トランプ大統領は会談の冒頭、石破首相に記念の写真をプレゼントするという異例の演出をした。

 さらに、共同会見でアメリカメディアの質問に石破首相が「仮定の質問には答えられない。それが日本の国会答弁」と笑顔でかわすと、すかさずトランプ大統領が「これは、賢い回答だ」と首相を持ち上げ、会場が大爆笑となると、トランプ大統領が「石破首相に質問は?」と繰り返すなど、トランプ大統領による石破首相へのリップサービスが目立った。

573OS5:2025/02/10(月) 21:19:48
■矢継ぎ早の「トランプ提案」に苦しい釈明も

 こうして首脳会談は「成功裏」に終わり、内外の評価も得たが、会談後もトランプ大統領は矢継ぎ早に「関税」を軸とする外交方針を打ち出し、世界を困惑させている。その中で、トランプ大統領は、日本製鉄によるUSスチール(USS)買収計画について9日(日本時間10日)に、「日鉄はUSSの株式の過半数を保有しない」と述べた。

 これに対し、林官房長官は10日午前の記者会見で、「日本製鉄は本件を単なる買収と見ているのではなく、日米がウィンウィンになれるような、これまでとは全く異なる大胆な提案を検討していると承知している」と述べた。一方で、それ以上の踏み込んだコメントは控えたが、日鉄側が苦しい対応を迫られる可能性は残るとしている。

 そうした中、国会では12日参院、13日衆院でそれぞれ本会議が行われ、石破首相の訪米報告とそれに対する質疑が実施される。いったんは大多数が訪米を評価した野党各党であったが、今後の展開次第では厳しい追及が行われる可能性もあり、石破首相が「いつまでも『得意満面』を続けることは難しそうだ」(政治ジャーナリスト)との見方も広がっている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

574OS5:2025/02/10(月) 21:22:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/60dc404629bc8e0230e886c873f9ed3f5d46234f
対トランプ、無難な滑り出し 「信頼構築」首相手応え 貿易・防衛、火種消えず〔深層探訪〕
2/10(月) 7:00配信

時事通信
ホワイトハウス前で石破茂首相を出迎えるトランプ米大統領(AFP時事)

 石破茂首相がトランプ米大統領との初の会談を終えた。日米関係の「新たな黄金時代」をうたった首脳共同声明を会談後に発表。トランプ氏との人間関係も「意外に相性が合った」(自民党幹部)との声が出るほど順調な滑り出しを見せ、政府内には「所期の目的は達成した」と安堵(あんど)が広がる。ただ、トランプ氏は対日関税の強化にも言及しており、火種は消えていない。

【写真】石破茂首相との共同記者会見で質問者を指すトランプ米大統領

 ◇トランプ対策チーム
 「仮定の質問にはお答え致しかねる、というのが日本の定番の国会答弁だ」。会談後の共同記者会見で、米国が対日関税を上げた場合に報復するかとただされると、首相は冗談を飛ばした。トランプ氏は「とてもいい答えだ」と相好を崩した。

 緊張感をにじませていた会談前とは異なり、会見での首相は時折、笑顔を見せた。トランプ氏の印象を問われた首相は「かなり個性強烈で恐ろしい方だという印象がなかったわけではないが、本当に誠実な方だと感じた」。不安視する声のあった「信頼関係」の構築に手応えをのぞかせた。

 会談までは曲折の連続だった。当初はトランプ氏就任前の昨年11月の会談を模索したが、国内法を理由に難色を示され断念。安倍晋三元首相の昭恵夫人と面会したトランプ氏が会談に意欲を示したことを受け、今度は1月を模索したが、日程調整が進まず、見送らざるを得なかった。

 ようやくセットできた会談に向け、首相は周到に準備を重ねた。関係省庁幹部を集めた「トランプ対策チーム」を編成し、休日も返上して会談をシミュレーション。「予測不能」な言動に備えて幅広い想定問答をつくり、米国への日本の経済的貢献をアピールする地図も作成した。

 トランプ氏は生前の安倍氏と親密な関係にあった。首相にとって安倍氏はライバルだが、首相はその立ち居振る舞いも参考にした。政府関係者の一人は「首相はある時点からこだわりを捨てた。『安倍氏はこうした』と言われても不快な顔をしなくなった。それだけ真剣だった」と証言する。

 ◇サプライズ
 首相はトランプ氏が就任後にホワイトハウスに招いた2人目の首脳となった。日本政府内には日本重視の表れと評価する声もあったが、型破りな発言で連日のように物議を醸すトランプ氏だけに、「2期目は本当に出方が読めない」(首相官邸関係者)と戦々恐々とした空気が漂った。

 会談での首相はトランプ氏への気遣いが目立った。昨年7月のトランプ氏銃撃事件を「拳を天に突き上げた写真が非常に印象的だった」と振り返り、トランプ氏が掲げる「米国を再び偉大に」を自身の看板政策「地方創生」と重ね、「深い思いやりに基づくものだ」と持ち上げた。

 トヨタ自動車などが米国に新たな投資を行うとサプライズで発表。一方で日米地位協定改定などの持論には触れず、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの再離脱などに苦言を呈することもなかった。トランプ氏は会見で「安倍氏のようにこの首相も偉大になる」と満足げに語った。

 ◇対日関税「イエス」
 日本政府は従前の外交の継続という「成果」を勝ち取った。共同声明では対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の沖縄県・尖閣諸島への適用を再確認。日米韓などトランプ氏が嫌う多国間の協力枠組みの継続も申し合わせ、日本人拉致問題解決への支持を取り付けることにも成功した。

 もっとも、初会談の時間は限定的で、トランプ政権との火種が消えたわけではない。トランプ氏は日本の「防衛費倍増」を評価しつつ、「増額を楽しみにしている」と言及。「対日貿易赤字が解消しなければ関税措置も選択肢か」と記者団に問われると、「イエス」と即答した。

 トランプ氏は来週中に関税に関する何らかの方針を発表すると表明するなど、今後の展開は見通せない。自民の閣僚経験者は「初会談で首相に花を持たせたのも、戦略かもしれない。ディール(取引)好きの大統領だ。今後要求をつり上げてくるだろう」と警戒感をあらわにした。(ワシントン時事)

575OS5:2025/02/19(水) 21:37:00
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20250218-567-OYT1T50117.html
授業料無償化へ旧安倍派中心に反発「我々の公約ではない」…自民執行部に批判、ガス抜きに腐心
2025/02/18 22:19読売新聞

授業料無償化へ旧安倍派中心に反発「我々の公約ではない」…自民執行部に批判、ガス抜きに腐心

自由民主党本部 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党旧安倍派会計責任者の衆院予算委員会への参考人招致や、所得制限なしの高校授業料無償化を巡り、旧安倍派を中心に自民内で反発が出ている。

 党本部で18日に開かれた文部科学部会などの合同会議では、「所得制限なしの私学無償化は我々の公約ではない」などと執行部への批判が相次いだ。文科相経験者の萩生田光一・元政調会長(旧安倍派)は会合後、「将来に遺恨を残す」と記者団に懸念を示した。

 参考人招致に対しても、旧安倍派の中堅議員は「いつまで政治資金問題を引きずるのか」といらだちをあらわにしている。

 森山幹事長は17日夜、東京都内で萩生田氏らと会食しており、不満を和らげる狙いがあったとみられる。

576OS5:2025/02/20(木) 23:15:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4391d092ee0ac417ad125e5cc66efdfaaadcc5bなぜ中国菓子「月餅」 法務省職員に配布の公選法違反疑惑 法相事務所「説明したとおり」
2/20(木) 12:04配信


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産経新聞
閣議後記者会見に臨む鈴木馨祐法相=18日午前、国会

鈴木馨祐法相(衆院比例南関東=千葉、神奈川、山梨)が1月下旬、法務省全職員に菓子を配布した問題がくすぶっている。公職選挙法では、政治家が選挙区内の有権者に物品を寄付することを禁じている。鈴木氏の選挙区の有権者に、法務省職員が含まれている可能性は高い。また、数ある菓子の中で、なぜ中国菓子「月餅」を選んだのか。鈴木氏の事務所に質問状を送り、違法性の認識や月餅を選んだ理由を聞いた。

【図で解説】自民党党紀員会の処分一覧

「国会が始まるタイミングで、職員への慰労や激励の趣旨で差し入れた」「差し入れということに尽きる。詳細を答えるのは差し控える」

鈴木氏は18日の閣議後記者会見で、月餅配布についてこう語った。

この件は、週刊現代が最新号で「現役法務大臣に公職選挙法違反疑惑」として、鈴木氏が崎陽軒の「月餅」3個セットを配布したと報じたもの。配られた月餅の写真には、包装に「いつもお仕事お疲れさまです」といったねぎらいの言葉と、「法務大臣 鈴木馨祐」という署名、法務省の赤れんが棟の絵が描かれていた。特注品であることが分かる。

有権者への物品提供では、自民党の小野寺五典政

調会長が2000年、線香セットを配布したとして書類送検され、議員辞職している。

このため、産経新聞は19日、鈴木氏の事務所に、①公選法に違反する可能性を認識していたのか②鈴木氏が外務副大臣や財務副大臣を務めた際、同様の差し入れを行ったことはあるのか③数ある菓子の中でなぜ、中国菓子である月餅を差し入れ品として選んだのか-を尋ねた。

鈴木氏の事務所は同日夕、書面で以下のように回答してきた。

「お尋ねについては、先日の法務大臣記者会見で御説明したとおりです」

577OS5:2025/02/20(木) 23:16:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a268774d1911cd6c7bb2910d6372c7c934eb201e
法相、法務省職員に月餅配布 「差し入れ」釈明 公選法抵触の可能性
2/18(火) 16:41配信


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毎日新聞
閣議後の記者会見で、法務省職員に対する菓子の配布について説明する鈴木馨祐法相=東京都千代田区で2025年2月18日午前8時46分、三上健太郎撮影

 鈴木馨祐法相は18日の閣議後記者会見で、法務省の職員に1月下旬、私費で購入した菓子を配布したと明らかにした。受け取った職員が選挙区内に住んでいれば公職選挙法(寄付の禁止)に触れる可能性もあるが、「慰労と激励の趣旨。世間でいう『差し入れ』に尽きる」と述べるにとどめた。

 関係者によると、配布されたのは中国菓子の月餅で、本省勤務の職員に配られた。3個入りで菓子箱の包装には鈴木法相の名前入りのメッセージのほか、法務省の赤れんが棟がデザインされていたという。1箱数百円程度とみられる。

 鈴木法相は2024年の衆院選で神奈川7区(横浜市港北区)で敗れ、比例南関東ブロック(千葉、神奈川、山梨の3県)で選出された。総務省によると、比例復活の場合は比例のエリアも禁止対象になる。

 鈴木法相は会見で、「通常国会が始まるタイミングで、日夜、職務に精励いただいている職員全体に向けて菓子を差し入れた」と説明した。詳細な配布数については答えなかった。

 法務省内部では「上司が部下を『一生懸命頑張ろう』と励ましただけで、全く問題ない」とする意見がある一方、「わざわざそんなことをやらなくてもいいのにとは思った」との受け止め方もある。【三上健太郎】

578OS5:2025/02/21(金) 12:42:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/158df2d045a6b5a29ec0aeb1937583d4d5bea427
自民の積極財政議連、離党の世耕氏にも出席求める 多数落選で苦慮
2/21(金) 10:00配信

朝日新聞
登院盤の名を指さす無所属の世耕弘成・衆院議員=2024年11月11日午前10時31分、国会内、杜宇萱撮影

 自民党の若手議員らでつくる「責任ある積極財政を推進する議員連盟」が20日、石破政権下での初会合を開いた。昨年の衆院選で安倍派を中心に財政出動に積極的な議員が多数落選。この日は裏金問題を受けて離党した世耕弘成元経済産業相にも出席を求めるなど、再び影響力を強めようと躍起になっている。


 会合には約30人が出席。安倍政権時代に政府に連動する形で異次元の金融緩和を進めた黒田東彦・前日本銀行総裁が講演した。

 政界全体を見渡せば野党も減税や社会保険料の軽減を訴えており、議連幹部は「積極財政を叫んでも差別化が難しい」と悩む。安倍政権時代に内閣官房副長官や経済産業相を歴任した世耕氏の出席により、財政出動の主張を強く押し出したいねらいで、世耕氏はいまだ離党している立場だが出席した。(笹山大志)

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/AST241T7KT24UQIP00YM.html?oai=AST2N3HWZT2NUTFK001M&ref=yahoo
「財政再建VS積極出動」 自民党内に続く相克、組織統合でどうなる
有料記事

伊沢健司 笹山大志2025年2月4日 16時00分
 日本が進むべき道は財政再建か、積極出動か――。自民党内で長らく続く路線対立をめぐり、それぞれの主張を掲げてきた二つの組織が統合されることになった。ただし意見の一致による再編ではなく、時代の勢いが反映された格好だ。

 統合されるのは、再建派の「財政健全化推進本部」(本部長・古川禎久元法相)と積極派の「財政政策検討本部」(本部長・西田昌司参院議員)。新たな組織のトップは党の政策責任者でもある小野寺五典政調会長が担い、その下に古川氏と西田氏が就く方向だ。政府が6月ごろにまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に向け、近く議論を開始する。

 財政政策を扱う組織が併存してきたのは、時の政調会長の意向によるところが大きい。

 2015年、再建派である当時の稲田朋美政調会長が「財政再建に関する特命委員会」を立ち上げた。この組織は、岸田文雄政調会長時代に格上げされた。

579OS5:2025/02/21(金) 20:57:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f9f40f921f6e0c227d1f6e326e82cd94c07d8e9
高市早苗氏「怒ってます」 「103万円の壁」自民案「初耳」と憤慨→自民ラスボスを人事で推した大物の名前も暴露
2/21(金) 18:29配信

デイリースポーツ
 高市早苗氏

 自民党の高市早苗衆院議員が20日付でX投稿。「年収103万円の壁」の見直しを議論する自民、公明、国民民主3党の税制調査会幹部による協議について「3党協議に関する報道を見て、私だけではなく他の自民党所属国会議員達も落胆し、怒っています」と投稿した。

【写真】自民ラスボスを推した大物 WBCでは始球式を担当

 「私が知る限り3党協議前に平場(自民党所属国会議員が誰でも参加できる会議)は開催されておらず、自民党の提案とされる内容は、税制調査会のインナーと呼ばれる幹部数名で決めたのでしょうか。私も含めて報道で初めて知ったと憤る議員が多数です」と記した。

 「国民の皆様の手取りを増やして消費も増やすことによる経済成長(結果的に税収増にも繋がる)が目的なら、複雑な年収制限は効果的ではありません」とし、一方で「働き控え対策(人手不足対策)が目的なら、税と社会保険を一体で見直さなければ、壁は残ります」「物価高対策が目的なら、食料品やガソリン等を安くするための税の議論が必要です」と指摘した。

 2021年の自民党総裁選後の人事として、「宮沢議員の税制調査会長就任を強く推してこられた岸田前総裁の現在のご意見もチャンスがあれば伺ってみたく存じますが、自民党所属国会議員の多数意見とは思えない自民党の提案。税制調査会インナーの皆様には、今一度、熟考して頂きたく存じます」と求めた。

580OS5:2025/02/26(水) 08:30:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/439534973025b714991986cb3565a31df9382e4f
自民「れいわ新選組ショック」30代支持率で逆転、公明と対応協議へ「30代の意見大事」 産経・FNN合同世論調査
2/26(水) 7:30配信
産経新聞
昨年10月の衆院選以降、若年層の自民党支持率が落ち込み、自民が危機感を強めている。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月22、23両日実施した合同世論調査で18〜29歳の支持率は11・8%、30代が11・2%とそれぞれ令和5年1月以降最も低い数字となった。30代は国民民主党(15・9%)に加えて、れいわ新選組(14・4%)にも後塵を拝する結果となった。

■昨年10月は国民、れいわ凌駕も

「30代の意見をどう聞くか、いろいろな世論調査を見ても非常に大事なことではないか」

自民党の森山裕幹事長は25日午前、党本部で記者会見し、こう語った。これに先駆けて森山氏は東京都内で公明党幹部と会談し、両党の青年、女性部局合同で政策などを議論する場を設置する考えで一致した。

産経新聞などの2月の合同世論調査は自民、国民民主、れいわの3党が18〜39歳で「3強」を形成する結果となった。一方、昨年10月時点で自民は2党を凌駕しており、18〜29歳でそれぞれ19・7%、1・6%、3・1%、30代で28・1%、5・5%、1・8%だった。

■若者のれいわ支持急伸、自民に危機感

衆院選を契機に若年層の支持政党の動向に変化が生じる。

躍進した国民民主は11月以降、増減を繰り返しつつ18〜29歳で14・9〜25・4%を、30代で11・0%〜15・9%の高い水準を維持し、自民とトップ争いを演じる。

最近、存在感を発揮しているのがれいわだ。特に30代で昨年11月は2・5%に過ぎなかったが、12月に4・7%、1月に7・0%、2月には14・4%まで急伸した。2月の数字はれいわにとって令和5年1月以降最高となる。

逆に自民党は2月の30代支持率(11・2%)が昨年10月(28・1%)の4割に、18〜29歳の支持率(11・8%)は10月(19・7%)の6割に落ち込んでおり、党内には危機感がにじむ。

■長島首相補佐官「侮るべからず」

自民の佐藤正久参院議員は24日、X(旧ツイッター)で「地方で感じる肌感覚とほぼ同じ世論調査結果。国民に向き合わないと政治に対する信頼は得られない」と投稿した。

自民党の長島昭久首相補佐官も24日、Xにれいわ新選組について「侮るべからず。現状に対する若い世代の不満や不安を確実にすくい上げて政策提言している」と指摘し、「政府与党として真剣に向き合い、そのいくばくかでも実現させるべきだ。若い世代の税や社会保険料負担、奨学金返還の軽減は急務だ」と強調した。

自民党の菊地崇良・仙台市議は「自民の保守らしからぬ姿などが幻滅を招いているのはわかるが、れいわに後れをとる理由の分析は難しい」とXに書き込んだ。

■れいわ、30代で立民も逆転

2月の合同世論調査でれいわの30代の支持率は14・4%で、昨年10月調査の1・8%の8倍となった。18〜29歳も6・7%と同3・1%から倍増した。

れいわの高井崇志幹事長は25日、30代での支持率を伸ばしている背景について産経新聞の取材に「ネットの力と消費税廃止を一貫して訴えていることかと思う」と指摘した。山本太郎代表が各地で支援者らとの「おしゃべり会」やデモ活動を精力的に展開していることも一因に挙げた。

30代の政党支持率を巡って、立憲民主党も昨年11月は11・4%だったが、12月は4・9%、今年1月は6・3%、2月は1・5%と、自民党と同様にれいわに逆転関係を描いている。(奥原慎平)

581OS5:2025/03/04(火) 18:49:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c825750a0ee7663b7df253a61866d8ace6a66dc7
「野党に譲歩しすぎだ」予算案、薄氷の衆院通過 主導権奪われ受け身の自民内に不満も
3/4(火) 18:23配信


産経新聞
衆院本会議で令和7年度予算案が可決され起立、一礼する石破茂首相(右)と閣僚=4日午後、国会・衆院本会議場(春名中撮影)

4日の衆院本会議で、石破茂政権は大きな関門の一つだった令和7年度予算案の衆院通過をクリアした。ただ、予算案への賛成を取り付けるための一部野党との政策協議では主導権を奪われ、石破首相のリーダーシップは見えなかった。少数与党で予算案を成立させるためとはいえ、野党への譲歩の多さには自民党内で不満が渦巻く。

「ようやくここまでたどり着けた」。衆院通過を受けて、政権幹部は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

国会運営は綱渡りの連続だった。今国会での論戦が本格化する前、首相は国会運営を巡って周囲に「受け身は良くない」と繰り返した。野党と政策ごとに連携する「部分連合(パーシャル連合)」でうまく立ち回ることで、政権の安定を維持したい考えだった。

だが、これまでのように自民、公明両党だけで法案を成立させることができない少数与党では「受け身」を脱することはできなかった。政府・与党は野党に押し込まれる形で予算案の修正を早々に決定。政府の当初予算案が国会審議で修正されるのは29年ぶりで、国会での減額修正は70年ぶりだ。

予算案への賛成を取り付けるために日本維新の会とは合意文書を交わし、維新が強く求める高校教育無償化を予算案に盛り込んだ。賛否以前に採決の環境を整えるために、立憲民主党が強く凍結を主張した高額療養費制度を一部見直すなど野党への譲歩が目立った。

政府関係者は「とにかく予算成立が至上命令だ。少数与党の現状では主導権は握れない」と説明する。一方で「野党のバラマキに加担している。譲歩し過ぎだ」(自民中堅)との批判がくすぶる。

また、野党との政策協議では首相のリーダーシップに疑問符が付いた。首相自身が「信頼している」と語る自民の森山裕幹事長と小野寺五典政調会長に交渉を委ねたが、党内からは「官邸から指示がない」と戸惑いの声が漏れた。

予算案の衆院通過後は、「政治とカネ」の問題を巡り、企業・団体献金の扱いに関する政治資金規正法改正案の審議が待ち構える。与野党は企業・団体献金の扱いについて今月末までに結論を得ることで合意しているが、廃止を求める立民や維新に対し、首相はかねて自民案の「禁止ではなく公開」を防衛ラインに設定してきた。だが、予算案同様に野党の攻勢が強まれば譲歩せざるを得ない可能性もある。

選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正案も各党間の駆け引きが激化する見通しだ。対応を誤れば自民の岩盤支持層の離反が加速し、政権の足元は大きく崩れかねない。政府関係者は首相の今後の政権運営について、こうくぎを刺す。

「譲歩の〝残高〟はもうない」(末崎慎太郎)

582名無しさん:2025/03/12(水) 22:37:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ab1f902bb522324349cffa979e84130bf049cc9
「石破総理のままでは参院選で大惨敗する」自民党内から公然と総理退陣要求 正念場迎える石破総理
3/12(水) 18:09配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

「石破総理のままでは参院選で大惨敗する」。自民党内から公然と石破総理の退陣を求める声があがりました。

自民党 西田昌司 参院議員
「(参院選で)大惨敗するでしょう。選挙やるには今の体制ではできない」

こう危機感をあらわにするのは、夏に参議院選挙を控える自民党の西田昌司議員。公然と石破総理の退陣を要求したのです。

自民党 西田昌司 参院議員
「もう一度総裁選をやり直す、そういう手続きをやってほしい。国民から信任を得るためにも、総裁の交代をしなきゃならないっていうのは当然みんな思っている」

新年度予算案の成立後に総裁選を実施し、新しいリーダーのもとで参院選を戦うべきだと主張しました。

この発言に党内からは賛否の声が…

自民・中堅議員(今年改選)
「夏に選挙を控えている参院議員の本音を代弁してくれているよ」
政権幹部
「“石破おろし”は広がらないでしょ。(自民党)内部がゴタゴタしているって国民から見られるほうが良くない」

「高額療養費制度」をめぐる度重なる政府の方針転換に、去年の総裁選で戦った相手からも総理の政権運営に注文がついていました。

自民党 小林鷹之 衆院議員
「(政府の)政策の決定が、意思決定が二転三転しているように私自身は感じています。自民党として、どう政策をしっかりと決めていくのかっていうところ。今はそこが、ややぶれてるように感じています」

ある参院幹部は「選挙に勝つには総理の交代よりも目玉政策をだすことだ」と指摘していて、石破総理は今、正念場を迎えています。

TBSテレビ

583OS5:2025/03/14(金) 08:08:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1208407c2de32fb328f62f6238886f15832b4575
【速報】自民・大空議員「翌朝中身を確認し石破事務所に返した」 石破首相側からの商品券10万円でSNSに投稿
3/13(木) 23:22配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

自民党の大空幸星衆院議員は3月13日、自身のXへの投稿で、石破首相と3月3日夜に会食した直前に石破事務所から商品券10万円分を受け取ったことに関し、翌朝に自身が石破事務所を訪問し、商品券を返したことを明らかにした。

大空議員は「総理側から初当選議員15人に商品券が配布されたとの報道がありました。私は懇親会の翌朝に中身を確認し、直ちに石破事務所に伺い、お返しいたしました」と投稿した。

フジテレビ,政治部
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bb1bfd0d8aeddc499d964dee127b55a08a03c9
石破首相、自民議員に商品券10万円 新人十数人、「法的問題なし」 野党批判、進退に言及
3/13(木) 20:51配信


時事通信
記者団の質問に答える石破茂首相=13日午後、首相公邸

 石破茂首相が、昨秋の衆院選で初当選した自民党議員に対し、10万円相当の商品券を配っていたことが13日分かった。

【ひと目でわかる】内閣支持率の推移

 3日夜に首相公邸で開いた懇談会の出席者十数人が対象で、総額は百数十万円に上るとみられる。政治資金規正法は個人が政治家に金銭などを寄付することを禁止しており、野党は首相の進退に言及するなど一斉に批判した。

 首相は13日深夜、公邸で記者団の取材に応じ、商品券を渡したことは認めた上で「政治活動に関する寄付ではなく、規正法上の問題はない。公職選挙法にも抵触しない」と強調。同時に「心配をかけていることは大変申し訳ない」と陳謝した。

 首相周辺によると、首相から懇談会に際して「お土産を渡したい」と相談され、事前に各議員の事務所へ配布した。この周辺は「首相のポケットマネーから出した。問題ないと思っていた」と釈明。「スーツ代の足しになれば」と考えたとも語った。

 懇談会には大空幸星、森下千里両氏ら15人が参加。関係者は取材に「各議員と連絡を取り合って返却することになった」と明かした。

 これを受け、立憲民主党の小川淳也幹事長は取材に「退陣を求める可能性もある深刻な問題だ」と指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表はユーチューブ番組で「法令違反を犯しているとしたら、首相の職にあり続けることは難しい」と同調した。

 日本維新の会の前原誠司共同代表も取材に「あり得ない。一種の『買収』と受け止められても仕方ない」と断じた。

584OS5:2025/03/14(金) 17:14:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b22a9a4493d3ba82678d69ae1f98990c68cf608d
【独自】石破10万円問題はこうしてリークされた…もらった議員、反石破議員が次々と明かした「石破おろし」全舞台裏
3/14(金) 16:46配信


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現代ビジネス
「もらったお金はまだ机に入っています」
GettyImages

石破茂首相が首相公邸で開催した、自民党の当選1回の新人議員との会食で、1人10万円の商品券を手渡していたことがわかった。3月3日の会食の日、石破首相の秘書は会食前に、15人の新人議員の事務所を訪れて「お土産代わり」として手渡したといい、総額は150万円に及ぶ。石破首相本人にかかわる 政治とカネのスキャンダルだ。

【写真】阿鼻叫喚、80年前の東京大空襲、この光景が信じられますか

この会食に出席した新人議員の一人、Aさんが「現代ビジネス」にこう証言する。

「石破首相の秘書が急にお見えになられて『総理からのお土産です』と百貨店の袋から取り出して、手渡されました。中身を見ると分厚いもので、確認したら商品券でしたので、正直、いいのかな?と思った。

他の新人議員に連絡を取ると『自分のところもきた。どうしよう』と困惑していた。とりあえず、事務所の鍵のかかる机に入れています。政治とカネが注目される中で、どう対応していいかわからない……」

3月13日、石破首相の商品券10万円で初報を打ったのは、朝日新聞だった。午後8時42分に《石破首相側が15人に議員側に商品券配布 10万円ずつか、複数証言》とフラッシュで速報。その後、他のメディアも相次いで、報じる中で、石破首相は急遽、深夜11時20分から取材に応じざるを得ない状況に追い込まれた。

「3月3日、自民党所属の当選1回の衆議院議員15名、会食。それに先立ち、出席議員の事務所に商品券をお届けいたしました。会食のお土産としてご家族への労いなどから、私自身の私費、ポケットマネーで用意をしたものでございます。これは法律に抵触するものではございません」

と火消しに走った。記者から政治資金規正法に触れることはないのかと質問が出ると、石破首相は「政治資金規正法第何条のどの趣旨をおっしゃっておられますか。第何条のどの条文をおっしゃっておられますか」と記者に質問を繰り返した。

「21条の2項に抵触するのでは?」とさらに聞かれると「ですので、そこのどこの部分ですか?」と再度、記者に確認。

「21条2項、政治活動ではないか?」と聞かれると「政治活動ではございません。どこが政治活動というのをおっしゃっておられますか」と反論。いらだっているのが明らかだった。

政治資金規正法21条の2項は《公職の候補者の政治活動に関する寄附の禁止》として、政治活動の寄附を禁じている。政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授はこう語る。

「石破首相がポケットマネー、政治活動ではないと強調したのは政治資金規正法21条の2項を念頭に置いて危ないと感じたからでしょう。しかし、そこを強調すればするほど、政治活動に見えますよ。公邸で官房長官らも参加しているのですから、政治活動、政治資金規正法に触れるのではないかと感じます」

「私自身もテレビ局に教えた」
「安倍派、二階派、岸田派などから政治とカネがの問題が噴出するなか、昨年9月の総裁選で石破首相が選出された理由は、かなり前の派閥を解消し、カネにクリーンという点が大きく評価されたからでした。

しかし、今回の商品券10万円を15人に渡した問題が発覚しました。合計150万円というのは、今の政治情勢から鑑みれば突出した金額。大きなイメージダウンはすぐに政局に直結してもおかしくない」

こう話すのは、石破首相と付き合いも長い、政治評論家の田村重信氏だ。

なぜ、今回、朝日新聞がいち早くスクープすることができたのか。会食があったのは3月3日と10日以上も前のことである。

自民党の安倍派の国会議員、B氏はこう明かす。

585OS5:2025/03/14(金) 17:15:30
「3月5日頃だったと思うが『石破首相が手土産だと商品券10万円をくれた』と新人議員が言っていた。本当かなあと訝しんでいたら、そんな新人議員が他に何人もいるという噂が党内で広がりつつあった。

私自身も当選1回の時に、官邸で食事会があって確か20万円か30万円くらいの商品券か、それに類するものを頂戴した経験があるから本当だと思った。

そんな中、『反石破』の複数の議員がその情報を記者にささやき、朝日新聞や他のメディアも取材をはじめた。私もテレビ局にもこんな情報があるよと教えたよ。

メディアのなかで、最初に事実関係を詰められたのは、朝日新聞だったということ。石破首相にすれば身内から刺されたってことだね」

このB氏は最後にこう言った。

「これで党内政局は一気に加速する。つまり石破おろしですよ」

今年は夏に参議院選挙、6月には東京都議選と大型選挙が待ち受けている。党内では、低迷する支持率、人気のなさに石破首相では選挙の顔にならないと「首相退陣論」が水面下で渦巻いている。

3月12日、自民党の参議院総会で、西田昌司参議院議員は

「今の体制では、参議院選挙戦えない。早く総裁選をやって、新たなリーダーを選び直す必要がある」「みんな石破首相を交代させなきゃと思っている」

と石破首相に退陣を突き付けた。

やぶれかぶれ解散
自民党の大臣経験者、C氏は

「ただでさえ、あちこちで石破おろしの火だねがある。そこに15万円の商品券の問題で、石破首相自身が、火をつけてしまった。長期政権は、もはや難しくなった。

こうなった以上、次の総裁として選挙に勝てる顔を選ぶべきだ。ただ、石破首相もせっかくつかみ取った首相の座は離したくない。

怖いのは、石破首相がやぶれかぶれで、ゴールデンウイーク直後あたりに解散総選挙に打って出ること。ここで惨敗すれば、政権交代になりかねない。当然、都議選や参議院選挙でも勝てないだろうから、自民党がボロボロになってしまいかねない」

一方で、立憲民主党の幹部はこう言う。

「すでに衆議院は少数与党に追い込んでいる。今回の商品券事件で、維新も国民民主党もとても、自民党に同調はしないはず。そうなれば、内閣不信任案を出して多数をとることができる。

衆参ダブルより、先に解散総選挙が来るのではないか。石破首相がこんな形で自ら、こけてくれるなんて、野党にとってはラッキーな展開だ」

土俵際に追い込まれつつある石破首相。前出のB氏は意気軒昂にこう語る。

「政治資金ではない、私費でやったので悪くないで押し通せると踏んで、深夜の記者会見に臨んだ。しかし『オレは悪くない』という態度がよけいに反感を呼んでいる。

もう石破首相ではダメだ。安倍派も裏金事件ではみそぎが終わっている。自分でやめないなら、自民党としては不信任で負けるのは恰好悪いでしょうから、こちらがおろすしかない。派閥がなくなっても結束はまだまだかたいものがある。これまで石破首相にやられた分を倍返ししてやりたよ」

田村氏もこう続ける。

「記者会見を見た印象だが、私費だからいいだろうという感じにとらえた国民が多いんじゃないか。この物価高、賃金は上がらない中で、石破首相の口ぶりから『たった1人10万円』『過去にも配布した』とも話した。あまりに国民感情からは離れており、石破首相らしくない言葉でブーメランとして返ってきそうな気配です。これまで自民党の中では『良心』というイメージだったのに…」

10万円事件で、一気に政局は流動化しかねない。

現代ビジネス編集部

586OS5:2025/03/15(土) 09:19:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/834692515c5645c38fddc9f3e1a088fc2e13d442
野党、首相資質を疑問視 与党も「国民とずれ」「軽率」 商品券配布
3/15(土) 7:12配信
時事通信
記者会見する立憲民主党の野田佳彦代表=14日、国会内

 野党各党は14日、石破茂首相が自民党衆院議員に商品券を配布したことを一斉に批判した。

【図解】企業・団体献金を巡る各党方針

 政治資金規正法に違反する可能性に言及。自民党派閥裏金事件を受け、企業・団体献金の見直しを議論しているさなかで、首相の資質を問う声も相次いだ。与党からも苦言が出た。

 立憲民主党の野田佳彦代表は記者会見で、商品券配布は政治資金規正法に抵触する可能性があると強調。「政治感覚としていかがなものか。自民党の政治文化の根っこを見せられた」と非難した。

 日本維新の会の前原誠司共同代表は会見で「極めて不適切だ。国民から見ると許されない感覚だ」と断じ、議員への配布を「一種の買収ではないか」と問題視した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は記者団に「規正法違反が疑われるトップに、政治とカネの問題を解決する資格があるのか」と指摘。「道義的、政治的責任は免れない。疑惑の払拭ができないのであれば、首相の職を続けることは困難になる」との認識を示した。

 共産党の田村智子委員長は、政治活動に当たらないとの首相の説明を「詭弁(きべん)だ」と断言し、「典型的な裏金だ。首相の資格はない」と主張した。

 一方、公明党の斉藤鉄夫代表は「国民の感覚とずれている。国民の理解を得られないことは厳に慎むべきだ」と批判。自民の坂本哲志国対委員長も「政治とカネの問題が言われている時に軽率だ」と苦言を呈した。

 自民の森山裕幹事長は記者団に、裏金事件への批判に触れ「『李下(りか)に冠を正さず』を意識しながら活動することが大事だ」と語った。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/aff4fdea5895268a5bc4878e4baff6def05658fc
商品券問題に対応悩む維新…「与党寄り」との反発に配慮の一方、首相退陣なら高校無償化などの合意履行に懸念も
3/15(土) 7:09配信

読売新聞オンライン
記者会見に臨む日本維新の会の前原誠司共同代表(14日午前、国会で)

 石破首相(自民党総裁)が当選1回の自民衆院議員に10万円の商品券を配布していた問題を巡り、今後の日本維新の会の対応が焦点となっている。2025年度予算案の衆院採決で賛成に回った維新に対しては、政府・与党内でなお国会運営の協力への期待があるが、維新は政府・与党との距離感に頭を悩ませている。(田村直広)

【図解】一目でわかる…維新と政府・自民党の関係

 「今後、我が党としてどのように石破政権と向き合うのか、予算にどのように対応していくか、党内で話をしていきたい」

 維新の前原誠司共同代表は14日に開いた緊急記者会見でそう述べ、今後の党の方向性について慎重に検討する考えを示した。

 参院で審議中の予算案は、再修正を経て可決された後、衆院に回付される見通しとなっている。再修正案が成立するには、衆院で過半数の同意を得る必要があり、維新は与党とともに同意するかどうかの判断を求められることになる。

 再修正案には、維新をはじめとする野党の主張が一定程度反映されていることから、維新内でも「いきなり反対に回ることはない」との声が根強い。ただ、高校授業料の無償化などで自民、公明両党と3党合意を結んで以降、維新内では「与党寄りと見られて参院選で不利になる」とする執行部批判がくすぶり続けている。前原氏が記者会見で慎重姿勢を見せたのは、こうした党内の不満に配慮したためとみられる。

 一方、政府・与党との全面対決にかじを切って首相を退陣に追い込むかどうかについては、党内で様々な思惑が交錯している。

 維新は3党合意で、高校授業料無償化に関する予算案修正を受け入れさせたが、25年度予算案に盛り込まれたのは、年11万8800円支給される就学支援金の所得制限撤廃で、私立高校生のいる世帯への支給上乗せは26年度からの対応となっている。維新の持論である社会保険料の引き下げを含む社会保障改革は、与党との協議体設置が決まったばかりで、「首相を辞めさせたら合意が履行されないのではないか」(中堅)との懸念がある。

 ただ、国民民主党の玉木代表が首相の退陣に言及するなど、野党の追及姿勢は強まっており、維新幹部は「政権の延命に手を貸したら党がもたない」と語る。首相の与党内での求心力も低下しており、維新としては与党や他の野党の動向を見極めながら今後の政局対応を判断していく構えだ。

587OS5:2025/03/15(土) 09:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d55d8be77ab26ba0293d1dd629316c8bb941083
石破首相、商品券問題を予算委で陳謝…国民民主党・玉木代表は辞任要求「何らかの形で責任を」
3/14(金) 21:29配信

読売新聞オンライン
参院予算委員会で答弁する石破首相(14日、国会で)=源幸正倫撮影

 石破首相(自民党総裁)は14日、首相公邸で会食した当選1回の自民衆院議員15人に10万円の商品券を配布した問題について、参院予算委員会で違法性を否定したうえで陳謝した。野党は首相の責任を追及し、国民民主党の玉木代表は辞任を要求した。与党内からも夏の参院選への影響を懸念して批判が相次いでおり、首相は厳しい立場に追い込まれている。

【図】一目でわかる…内閣支持率の推移

 首相は予算委で、商品券配布は「政治活動に関する寄付に該当せず、政治資金規正法に抵触しない。(配布相手に)私の選挙区の人もおらず、公職選挙法にも抵触しない」と釈明した。

 商品券は土産代わりに私費で用意したもので、官房機密費(内閣官房報償費)は充てていないと主張。過去に配布した回数は「両手で数えて足りるか足りないかぐらいだ」と振り返った。

国民民主党の玉木代表

 ただ、額が10万円だったことなどについては、「世の中の常識と違うという指摘は甘んじて受けねばならない。真摯(しんし)に厳しく反省しなければいけない」と述べた。

 予算委に先立ち、玉木氏は国会内で、「首相が何らかの形で責任を取らないと、予算も法律も前に進まない可能性が高い。あらゆる選択肢を視野に厳しく向かい合う」と記者団に述べ、内閣不信任決議案が提出された場合、賛成に回る考えを示唆した。立憲民主党の野田代表は記者会見で「(首相の)政治責任は間違いなくある」と強調した。

 政府・与党は2025年度予算案の再修正案について、近く参院で可決後、衆院でも同意を得て、今年度内に成立させることを目指している。日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は「今回は首相の行為の問題で、予算案の内容が変わるわけではない」と周囲に語り、再修正案の衆院での同意に応じる考えを示した。 立民も首相の責任追及は続けつつ、再修正案の採決には応じ、日程闘争は避ける構えを見せている。

 一方、自民の森山幹事長は「『李下(りか)に冠を正さず』が大事だ」と記者団に述べ、疑惑を持たれる行動は避けるべきだと苦言を呈した。公明党の斉藤代表は記者会見で、「国民から納得、理解を得られないような行為は厳に慎むべきだ」と語った。

588OS5:2025/03/15(土) 09:21:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/26e560f54839b2fe0f8976e4d17826d042dfec87
石破首相、自民にも進退論 違法性・機密費使用を否定 商品券配布、野党攻勢
3/14(金) 13:30配信



時事通信
参院予算委員会で答弁する石破茂首相=14日午後、国会内

 石破茂首相は14日、自民党の新人衆院議員15人に配布した10万円分の商品券について「政策推進や特定候補推薦の意図は全くない」と述べ、政治資金規正法には抵触しないとの認識を示した。

 原資として官房機密費(内閣官房報償費)の使用も否定。ただ、首相自身に「政治とカネ」の問題が発覚し、野党は攻勢を強める方針だ。自民内は、夏の参院選へ危機感を募らせており、一部に進退論も浮上している。

 首相は参院予算委員会で、3日夜に首相公邸で開いた懇談会の「土産」として商品券配布を認め、改めて陳謝。「高額で世の中の常識と違うとの指摘は甘んじて受ける」と語った。

 規正法は、政治活動に関して個人から政治家への金銭などの寄付を禁じている。

 首相は、商品券配布の趣旨について「(議員)本人と家族へのねぎらい」と説明。政治活動ではないと強調した。過去に同様の事例があったことも認め、回数は「両手で数えて足りるか足りないかぐらいだ」と述べた。

 与党幹部は首相を支える構えだ。自民の森山裕幹事長は記者団に「首相の責任の取り方は2025年度予算案の早期成立だ」と擁護。公明党の斉藤鉄夫代表は記者会見で「耳を疑った。国民の理解を得られる行為ではない」としつつも、進退は「課題に取り組んで国民の信頼を回復することに尽きる」と述べた。

 もっとも、自民の青山繁晴参院議員は記者団に「進退も含めて自ら決めるべきだ」と述べ、予算成立後の辞任を公然と要求。党内には「退陣に追い込まれる可能性は十分ある」(関係者)との見方がくすぶる。

 これに対し、立民の野田佳彦代表は会見で「政治活動の寄付に当たる」と指摘した。首相の政治責任を問う一方、内閣不信任決議案の提出については「説明責任を果たすよう追及し、その先のことは考えたい」と述べるにとどめた。立民内は「石破首相を相手に参院選を戦いたい」との声が強い。

 日本維新の会の前原誠司共同代表は会見で「国民感情は厳しい」と批判。衆院で賛成した予算案に関し、「(参院で)賛否と結び付けるか党内で話し合いたい」と含みを残した。

 与野党が月内の意見集約を目指す企業・団体献金の在り方を巡る議論にも影響する可能性がある。

589OS5:2025/03/15(土) 09:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f72e38c8b63fbe5701abe2a2a53941461e74a9f
小泉進次郎議員 石破首相「合法10万円商品券」援護お断り→納得とか言ったら絶対「お前っ」って言われる 国会で1回生を野次るな「説明すべきは総理」
3/14(金) 21:10配信

デイリースポーツ
 小泉進次郎氏

 自民党の小泉進次郎衆院議員が14日、衆院政治改革特別委員会に出席。同委員会で「政治資金規正法改正案」が審議された中で、石破茂首相が自民新人議員15人に手土産として10万円の商品券を配布し、「政治資金規正法違反ではない」と主張している問題を問われた。


 進次郎氏は「与野党で政治資金規正法の改正に取り組む中で、国民の皆さんに疑念を抱かせたとしたら、悔しい思いをしているのは、我々も同じ」と述べた。

 「いま、この裏側(参院予算委)で、石破総理が説明している」とし、「さきほど1回生が質問に立っているときに野党席からヤジが飛んでましたが、まず説明すべきは総理総裁」と断じた。

 「1回生からすれば困惑した部分もあると思うが、最終的に返した。こういった形でまさに総理はいま説明している」と述べた。

 進次郎議員は、自身は石破首相の説明に納得しているかと聞かれると、「説明はしっかり多くの皆さんが納得するまでされるということなので」とし、「これ私が納得するかどうかではなく、国民のみなさんに納得いただかなければいけない」と述べた。

 再度、自身は納得しているのかと問われると、「いやこれですよ、いろいろまた野次飛ばしてますけど、じゃあこれ、私が『納得しました』って言ったら、絶対、お前の納得じゃなくて国民の納得なんだって絶対ヤジると思います」と笑わせた。

 「この問題、いま正直申し上げて、私は分かりません。分かるのは総理」と述べた。

590OS5:2025/03/15(土) 10:55:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a13d7d01a04afcd73bc0ca5ba1c202016ce1ea8
40歳代の自民支持、初の1割切り 時事通信3月世論調査【解説委員室から】
3/15(土) 8:30配信


時事通信
国民民主党の玉木雄一郎代表(左)と自民党の石破茂首相(党総裁)【時事通信社】

 時事通信社の3月世論調査によると、自民党の支持率は17.9%で、2月と比べ変化はなかった。ただ、「40歳代」は9.6%(前月比6.3ポイント減)で、初めて1割を切った。「18〜29歳」(6.5%)、「30歳代」(8.4%)ともに4カ月連続の1ケタ台で、中年以下の世代の支持離れが鮮明だ。(時事通信解説委員長・高橋正光)

【ひと目でわかる】3月の各政党支持率

◆9.6%、国民と拮抗

 調査は7〜10日に、全国の18歳以上の2千人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.3%。

 それによると、これらの世代の国民民主党の支持率は「18〜29歳」21.3%、「30歳代」10.0%で、いずれも自民を上回り、「40歳代」は9.6%と初めて拮抗(きっこう)した。「50歳代」「60歳以上」はこれまで同様、自民が大きく上回った。

 国民全体の支持率は8.0%(前月比1.9%増)と、過去最高を更新。性別では、女性は(5.2%)男性(10.4%)の半分で、役職停止3カ月の処分が明けた玉木雄一郎代表の女性問題が尾を引いている可能性がある。

◆29歳以下の立民支持、1%届かず

 一方、立憲民主党の支持率は4.2%(前月比1.2ポイント減)に下落。昨年9月に就任した野田佳彦代表体制下で、最低を記録するとともに、国民との支持率の差が広がった。

 また、立民の世代別の支持率を見ると、「18〜29歳」は0.9%で、2カ月連続で1%に届かなかった。「30歳代」は1.6%、「40歳代」は2.5%で、若い世代への支持拡大が引き続き課題だ。

 2025年度予算案をめぐっては、日本維新の会が高校教育の無償化などで自民、公明の与党と合意。賛成に回るなど存在感をアピールした。しかし、支持率は2.4%(前月比0.4ポイント増)に伸びたものの、1月(2.8%)には届かなかった。効果は限定的と言えそうだ。

591OS5:2025/03/15(土) 17:52:01

衆議院
定数465
自民196
公明024
維新038

維新が欠席すると、計427(過半数214)
自民+公明=220
だから 維新が欠席して予算を可決させるってシナリオもありそうですね
(野党からボロクソ言われるでしょうが)

592OS5:2025/03/16(日) 09:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d08515ab0a7ee4c86b69641c91ea2418522725c
石破首相窮地、政局不透明に 商品券配布、苦しい釈明 野党、退陣要求のタイミング熟慮〔深層探訪〕
3/16(日) 7:00配信

時事通信
参院予算委員会で答弁する石破茂首相=14日午後、国会内

 低空飛行を続けてきた石破茂首相が窮地に陥った。自民党内に商品券を配った問題は、売りだった「クリーン」のイメージを根底から揺さぶる。違法性を否定する説明は苦しさを拭えず、野党は国会で追及を強めつつ「退陣」要求のカードをいつ切るか見定める。参院選を前に、またも「政治とカネ」で揺れる与党側では首相の求心力が一気に低下し、政局は急速に不透明さを増してきた。

【ひと目でわかる】内閣支持率の推移

 ◇詭弁
 「身内を見て、国民を見る気持ちが欠けていた」。14日の参院予算委員会で常識外れの「土産」の妥当性を責め立てられた首相は、非を認めざるを得なかった。

 3日夜、首相公邸で開いた自民衆院1期生15人との会食に際し、首相は自ら指示して1人10万円分の商品券を配った。受け取った側はいぶかしみ、「珍しくて事務所に保管した」と明かす。

 13日昼には党執行部も事実関係を把握。ある幹部は「手の打ちようがなかった」とずさんな対応にあきれ顔を浮かべた。

 政治資金規正法は政治家個人の「政治活動」に対する金銭などの寄付を禁止しており、総務省は「商品券は金銭に含まれる」との見解を示す。ただ、首相は「苦労してきた本人、家族へのねぎらい」だと繰り返し、「政治活動」に当たらないとの立場だ。

 予算委で日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏は「明らかな詭弁(きべん)」と批判。「首相として求心力を高めようということだ。政治活動以外の何物でもない」と切り捨てた。

 ◇悪習
 自民総裁選や国会対策を巡り不明朗な金銭授受があったとの証言は絶えない。ある閣僚経験者は「要人の会食に土産はつきもの。10万円くらいは普通だ」と、かつての「悪習」が形を変えて残ってきたと証言する。

 首相が「政治の師」と慕う田中角栄元首相は「金権政治」の代名詞的存在でもある。首相は3日の会食以外でも商品券を配ったと認めており、予算委では「両手で数えて足りるか足りないか」の回数だったと説明したが、額などはあいまいな言い回しに終始した。

 「らしくないことをした」。自民執行部の一人は天を仰いだ。

 ◇打算
 2025年度予算案の修正協議に応じてきた野党も、高額療養費制度見直しを巡る政権の迷走や企業・団体献金存続にこだわる自民の姿勢を見て、対決姿勢を徐々に強めつつあった。そこへ降ってきた首相自身の問題を受け、各党とも責任を厳しく問う構えだ。

 まずポイントになるのは予算審議の「出口」。政府は高額療養費見直し凍結を踏まえ、参院で予算案を再修正する方針だ。可決後、与党が過半数を割る衆院で改めて採決する必要がある。衆院で予算案に賛成した維新の前原誠司共同代表は「もらった方が買収されたと思っても仕方ない」と断じ、今後の対応を再検討する考えを示した。

 弱体化した石破政権を「生かさず殺さず」(野党筋)のまま、参院選に臨みたいとの打算も見え隠れする。立民のベテランは「首相が自民の『顔』のままがいい」と吐露。14日、首相の進退について問われた野田佳彦代表は「まだそこまでの話ではない」と慎重な物言いに終始した。内閣不信任決議案の提出時期も焦点となるが、立民中堅は「誰かがブレーキをかけている」と話し、幹部は様子見だと明かした。

 自民では既に、改選期の参院議員から首相の退陣論が公然と出ている。中堅議員の一人は14日、「支持率が落ちる。もう間違いなく戦えない」と悲鳴を上げた。

 昨秋の衆院選大敗後も首相が続投できたのは「ポスト石破」の不在も大きい。ただ、参院選を控えて自民内では旧派閥や首相経験者同士の会合の動きが活発化しつつあり、世論の推移次第で退陣論が一気に広がる可能性もある。森山裕幹事長は14日、麻生太郎元首相と党本部で会談した。

 01年の参院選を前に低支持率にあえぐ当時の森喜朗首相は退陣に追い込まれた。「あの時と重なって見えてきた」。自民関係者はこう話した。

593OS5:2025/03/16(日) 18:04:05
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2025031601000610.html
野田氏「首相退陣は求めない」 説明責任追及、早期幕引き許さず
2025/03/16 16:32共同通信

 立憲民主党の野田佳彦代表は16日、青森市内で講演し、石破茂首相が自民党衆院1期生に商品券を配った問題を巡り、首相が説明責任を果たさないまま退陣して幕引きを図るのは認めないとの考えを示した。「徹底して説明を求める。内閣不信任決議案提出や退陣を求める声があるが、私は簡単に求めない」と述べた。国会の政治倫理審査会への出席も要求した。

 自民内で出ている首相退陣論に触れ「トップを代えて清新なイメージで参院選に臨みたい、衆院を解散したいということだろうが、そうは問屋が卸さない」と強調。1期生との会食は政治活動に当たるとして「政治資金規正法に抵触する可能性が十分ある」とした。

 首相の説明責任に関し「政倫審で説明を聞こうじゃないか。何回やったのか、歴代首相もやっていたのかなど自民党の政治文化について説明責任を果たすまで追及する」と語った。

 国民民主党の玉木雄一郎代表も16日のフジテレビ番組で「政倫審で弁明し、一定の区切りを付けるべきだ」と重ねて出席を要求した。

594OS5:2025/03/17(月) 17:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/72aa702e77af83ffa079d09ae865cc24c2ee8c12
「歴代の首相の慣例」石破総理”商品券問題”で自民・舞立参院議員が地元会合で発言→「事実誤認、推測に基づく発言であり、撤回します」
3/17(月) 15:04配信

BSS山陰放送
山陰放送

石破総理が共に会食した自民党の当選1回の衆議院議員の事務所に、1人10万円相当の商品券を配っていた問題に絡み、自民党の舞立昇治参議院議員が、16日に地元・鳥取で行われ会合で、「歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと」と述べた問題で、舞立議員はきょう、BSSの取材に対し「事実誤認、推測に基づく発言」だったとし、発言を撤回しました。


自民党鳥取県連は16日、夏の参院選の対応を協議するため鳥取市内で会合を開きました。

出席者によると、冒頭のあいさつで舞立議員は、鳥取県連会長で県選出の石破総理の商品券配布を巡る問題について触れ、「想像以上にお騒がせしている」としつつ「歴代の首相が慣例として普通にやっていたこと」と述べたということです。

さらに舞立議員は、「いまの情勢や物価高の厳しい状況の中、一般常識とかけ離れているという指摘については真摯に受け止めるべき」などとする趣旨の発言をした一方で、法的な問題はないという認識を示したということです。

こうしたなか舞立議員は17日、BSS山陰放送の取材に対し、商品券に関する部分について、として、「事実誤認、推測に基づく発言であり、撤回します」とコメントしました。

山陰放送

595OS5:2025/03/19(水) 18:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c0eabbcb3a4c5997bad0b3fceacdd34d385b9e
岸田前首相、商品券を配布 10万円分、政務官との懇談で
3/19(水) 13:12配信

共同通信
自民党の岸田文雄前首相

 自民党の岸田文雄前首相の在任中に首相公邸で開かれた政務官との懇談に合わせ、岸田氏側が10万円分の商品券を出席者に配っていたことが分かった。党関係者が19日、明らかにした。岸田氏の事務所は同日「常に法令に従って適正に対応している」と取材に答えた。


 岸田氏は2021年10月から24年10月まで首相を務めた。関係者によると、22年に政務官の自民議員と岸田氏との懇談会の前後、岸田氏事務所の秘書から10万円の商品券が届けられたという。

 石破茂首相は19日の参院予算委員会で「私が確認したものでもない。コメントする立場にはない」とした。立憲民主党の小沼巧氏は、岸田氏の参考人招致を求めた。

 立民の野田佳彦代表は「自民党の政治文化の問題ではないか。構造的に根の深い問題になってきた」と国会内で記者団に指摘。国民民主党の古川元久代表代行は記者会見で「歴代首相が慣例で行っていた疑念を持たれても仕方ない。自民党で調べ、説明する必要がある」と強調した。

596OS5:2025/03/24(月) 22:05:48
https://www.sankei.com/article/20250324-TSGUHVSCVFLIPOP3BVYYB7PA7A/

「石破首相を降ろしても妙案がない」 商品券問題で内閣支持率急落も 広がりを欠く退陣論
2025/3/24 20:29
石破茂政権への逆風が止まらない。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による合同世論調査では、石破首相の商品券配布問題が打撃となり、内閣支持率が急落し、政権発足以降最低となった。一方、首相の退陣を求める民意は約3割にとどまる。夏の参院選を前に、自民党内には首相交代論がくすぶるが、党勢回復の兆しが見えない中、「石破降ろし」の動きは広がりを欠いている。

「世論調査の結果は、常に謙虚に受け止め、その要因を分析していきたい」。自民の森山裕幹事長は記者会見で、厳しい表情で語った。内閣支持率の急落に、商品券問題が影響したことは明らかだ。合同世論調査では、「違法性はない」などとする首相の説明に8割近くが否定的な評価を下しており、国民の納得は得られていない。

「辞める必要はない」が6割超
ただ、首相に「政治とカネ」の問題が浮上しても、首相は「辞める必要はない」との回答は62・6%に上り、「辞めるべきだ」(32・7%)を大きく上回った。首相の方針が二転三転し、政権の迷走ぶりを印象付けた高額療養費制度の見直しを巡っても、今年8月からの利用者負担引き上げ見送りの判断自体は評価する回答が7割を超えた。

自民ベテランは「商品券問題は発覚のタイミングは悪かったが、首相が辞めるほどの問題ではない」との見方を示す。

選挙を控える参院自民を中心に「けじめをつけるべきだ」(西田昌司参院議員)などと批判の声が上がるが、現時点で首相の進退にまで踏み込んだ発言は一部にとどまっている。

岩盤保守層の「自民離れ」顕著
首相が退陣したとしても、参院選に向けた展望が開けるかは見通せない。高齢世代を中心とした岩盤保守層の「自民離れ」は顕著で、自民の支持率も現行形式の調査を開始して以降、最低となった。自民ベテランは「地方はもっと深刻だ。『顔』を代えたぐらいでは、自民が変わったとは思われないと考えている人が多い」と語った。岸田文雄前政権では、地方組織からの厳しい突き上げが退陣のきっかけの一つとなったが、現政権では表立った動きはまだ少ない。

「首相を降ろしたところで、妙案がない」。自民重鎮は、諦め顔でつぶやいた。(今仲信博)

597OS5:2025/03/28(金) 08:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/19162520063b45f8aaa052578e2d307afa4aed87
国民民主出身の首相補佐官・矢田稚子氏、退任へ 首相が方針固める
3/27(木) 23:30配信

朝日新聞
「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム」が取りまとめた報告書を、座長の矢田稚子首相補佐官(右)から受け取る石破茂首相=2025年3月26日午後4時47分、首相官邸、岩下毅撮影

 石破茂首相は、国民民主党の元参院議員で賃金・雇用を担当する矢田稚子首相補佐官を、近く退任させる方針を固めた。27日、複数の政権幹部が明らかにした。

 矢田氏は2016年参院選で、電機などの企業の労働組合で作る「電機連合」の組織内候補として旧民進党公認で初当選し、国民民主の副代表も務めた。22年の参院選で落選後、23年9月に岸田内閣で首相補佐官に起用され、石破内閣でも続投していた。政権側は「国民民主党や連合とのパイプを期待した」(官邸幹部)が、官邸内では「うまく機能していない」との指摘も出ていた。(小林圭、南有紀)

朝日新聞社

598OS5:2025/04/16(水) 21:32:42
https://www.sankei.com/article/20250415-HXR45WWPUVL7RGSQGPLFM75VGE/
自民、現金給付案下火に 石破首相と森山幹事長協議 ポイント案浮上、参院側「減税」も
2025/4/15 18:47
政府・自民党が検討している国民一律の現金給付に関し、自民内で15日、見直しを求める動きが強まった。物価高を受けた経済対策の目玉として3万〜5万円程度を給付する案が出ていたが、世論に不評で下火になった。給付額がふくらむ場合は早急に補正予算案を編成し、6月22日までの今国会で成立させる必要があるため、石破茂首相が近く可否を最終判断する。

森山氏、経済効果を疑問視
自民の森山裕幹事長と小野寺五典政調会長は15日、報道陣の目を避けて裏門から官邸に入り、首相と経済対策について協議した。両氏は現金給付に慎重な意見を伝えたとみられる。

森山氏は前日の記者会見で「今までも何回か給付したが、データを見ると(消費ではなく)預金に回ったと受け取れる」と経済効果に疑問を呈していた。

両氏の官邸訪問に先立つ党役員連絡会では、平井卓也広報本部長が各種世論調査の結果を報告したという。共同通信社が12、13両日に実施した全国電話世論調査では、国民一律の現金給付案に「賛成」37・5%、「反対」55・3%だった。同時期の読売新聞や毎日新聞の調査でも否定的な回答が大幅に上回った。

現金給付と合わせ、食料品を対象とした時限的な消費税減税も検討されている。党内では「首相が現金給付と減税に前向き」という見方が広がっている。

野党の「バラマキ」批判も影響か
現金給付に関しては、先週までは党執行部内に賛成論が多かった。しかし野党による「選挙目当てのバラマキ」批判や、週末の各種世論調査の結果を受け、機運はしぼみつつある。

代替案の一つとして与党内で15日、マイナンバーカード保有者に「マイナポイント」を付与し、カードを持たない人には現金給付する案も浮上した。

一方で減税は、夏に選挙を控える参院自民や公明党も求めている。森山、小野寺両氏ら執行部の大半や加藤勝信財務相は、社会保障費の財源確保などの観点から難色を示している。

選挙が近い参院議員は世論に敏感だ。参院自民は15日、党所属の参院議員全員に現金給付や減税を含む経済対策のアンケートを行うと決めた。各議員が聞いた有権者の声を対策に反映させる狙いで、週内にも取りまとめたい方向だ。(田中一世、永井大輔)

599OS5:2025/05/06(火) 15:09:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe37024183081f8267758484f935f083a006b11d
西田氏のひめゆり発言、研究者ら批判 「証言や資料を無視」「歴史修正主義者だ」
5/6(火) 8:31配信

琉球新報
沖縄戦で沖縄陸軍病院第三外科壕だったひめゆりの塔=糸満市

 自民党の西田昌司参院議員が那覇市内で開かれた「憲法シンポジウム」(主催・県神社庁など、共催・自民党県連)で、糸満市のひめゆりの塔の説明に「歴史の書き換えだ」などと発言したことについて、沖縄戦研究者からは「改憲世論をつくっていくための恣意的で乱暴な歴史の見方であり、発言だ」と批判が上がっている。

【証言】元ひめゆり学徒「手足切断、恐ろしかった」

 沖縄大学客員教授の新城俊昭氏は「沖縄戦の実相から何も学ぼうとしていない姿勢が見える」と指摘した。西田議員の発言だけでなく、2021年には「ひめゆり学徒隊」を「ひめゆり部隊」と記載する歴史教科書があったことにも触れ「沖縄の平和教育はたくさんの沖縄戦体験者の証言、沖縄県、日米とさまざまな資料による研究成果を基に行われている。ひめゆり資料館もリニューアルするなど新たな見せ方もしている。もし間違えていることがあるのなら、根拠を示しながら間違えを指摘してほしい」と語った。

 「ひめゆり資料館の展示内容に、議員が言うようなものはない」と指摘するのは琉球大准教授の北上田源氏。沖縄戦と歴史教育に関する西田議員の発言について「体験者の語りと研究の蓄積を、現場で反映しようとしてきたことを無視した乱暴な発言だ」と断じた。「ずっと前から改憲と歴史修正主義を結びつける言説はあるが、今回は呼ばれて話をしており、国会議員としての発言が問われる。歴史と真摯(しんし)に向き合って発言することを求めたい」と語った。

 沖縄国際大名誉教授の石原昌家氏は「沖縄戦での日本軍の絶対方針は、国体護持のため、米軍への徹底抗戦だった。それが住民や兵士に多大な戦死者を生じさせたことは客観的事実だ」とし、「『殉国美談』にするような沖縄戦捏造(ねつぞう)の『歴史修正主義者』による発言だ」と指摘した。

 (中村万里子、屋嘉部長将)

600OS5:2025/05/08(木) 15:40:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/951ea0c837fd0b0b5fbd9ca0cdaa021f86f47361
「会場凍るようだった」国場衆院議員、自民県連の責任言及 西田氏ひめゆり発言 沖縄
5/8(木) 14:01配信
琉球新報
国場幸之助氏

自民党の西田昌司参院議員と同様に「憲法シンポジウム」(主催・県神社庁など、共催・自民党県連)に講演者として登壇した国場幸之助衆院議員は7日、取材に答え、会場の様子を振り返った。西田氏の発言を受けて参加者は「だんだんと表情がこわばっていったように感じた。会場の雰囲気が凍っていくような、まずいことを話しているのではと感じているように見えた」と語った。共催者である自民党県連の責任にも言及した。



 国場氏は「なぜ憲法に関するシンポジウムでこんなことを話しているのか、理解できなかった」という。ただ「自民党県連は共催者として、招いた講師がどのような内容を話すのか、事前に確認するべきだった」と、県連の責任を指摘したシンポジウムには国場氏のほか、座波一県議、西銘啓史郎県議、大浜一郎県議、又吉清義県議、喜屋武力県議が参加していたという。

The Ryukyu Shimpo Co., Ltd

601OS5:2025/05/18(日) 17:36:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61ee9b69dcfadd8d5213c032baa1492e51879a8
自民・森山氏、参院選へ正念場 「影の総理」政権浮揚見えず
5/18(日) 7:01配信

時事通信
講演する自民党の森山裕幹事長=17日午前、鹿児島県屋久島町

 夏の参院選が迫る中、石破政権の屋台骨を支える自民党の森山裕幹事長が正念場を迎えている。

【主な経歴】森山 裕(もりやま ひろし)氏

 政権を揺さぶるコメ価格高騰を巡って政府・与党の対応を主導し、参院自民が求める消費税減税の見送りにも道筋を付けた。党内には「影の総理」とささやく声もあるが、政権浮揚の足掛かりはつかめておらず、一部からいら立ちの声も漏れる。

 「政治生命を懸けて、この問題に対応したい」。財政規律派を自負する森山氏は17日、鹿児島県屋久島町で国政報告会を開き、野党が夏の参院選で消費税減税を争点化しようとする動きをけん制した。

 石破政権の運営はナンバー2である森山氏がリードする場面が目立つ。国対委員長を4年2カ月務める中で培った野党とのパイプを生かし、少数与党の国会運営を差配。日本維新の会や国民民主党との修正協議の陣頭指揮を執り、2024年度補正予算や25年度予算の成立にこぎ着けた。

 コメ価格引き下げに向けては、トランプ米政権との関税交渉の取引にも使える「一石二鳥」の策として、米国産米の輸入拡大案が政府内で浮上。首相もテレビ番組で「一つの選択肢としてあり得る」と語ったが、農林族の代表格の森山氏はすぐに「輸入拡大の話はない」と打ち消した。

 政府備蓄米の流通を促すため、政府は16日、入札参加条件の緩和を発表。関係者によると、森山氏が農林水産省と水面下で調整を進めた結果だ。

 消費税を巡っては、参院選公約の「目玉」として参院自民や公明党から減税への期待が強まり、首相も一時期「一概に否定しない」と含みを持たせた。しかし、森山氏は首相公邸をひそかに訪問して首相を説得。首相は今や「国の財政はどうなるのか」と慎重姿勢を鮮明にしている。

 もっとも、「森山路線」が成果を上げているとは言いがたい。農水省は18週ぶりの米価下落を12日に発表したが、わずか19円だ。

 衆院選での苦戦は、裏金事件を受け非公認とした候補側への、森山氏が決めたとされる2000万円支給も遠因との見方が強い。野党各党が消費税減税をそろって唱える中、参院自民には「自民だけ減税反対では参院選も戦えない」(中堅)と不満が渦巻く。参院選の投開票日と想定される7月20日まで残り約2カ月。内閣支持率が低迷を脱する兆しは見えていない。

602OS5:2025/05/19(月) 19:25:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e7772634a8e7344e0568237abf4c40363cba4c2
江藤農水相、コメ発言は「ウケ狙いで強めに」 修正し陳謝も辞任は否定
5/19(月) 13:43配信

産経新聞
参院予算委員会で答弁に臨む江藤拓農水相=19日午前、国会内(春名中撮影)

江藤拓農林水産相は19日、コメを買ったことがないとの講演会での発言を巡り、「コメは買っている。実態と違う言い方をした」と釈明した。売るほどあるとの発言は「言い過ぎだった」と説明し、一連の発言について「撤回というより修正したい」と述べた。農水省で記者団の取材に答えた。

【写真】江藤農水相が「コメ買ったことない」「売るほどある」と発言

江藤氏は「お騒がせしてしまったことは大変遺憾だ。配慮が足りなかった」と陳謝。その上で「会場が盛り上がっていたので、受けを狙って強めに言った」と語った。自らの進退について問われると「(備蓄米放出の)結果を出すことで応えたい」として辞任を否定した。

江藤氏は佐賀市で18日に開催された講演で、価格高騰が続くコメに関し「(私は)買ったことがない。支援者の方がたくさん下さるのでまさに売るほどある。私の家の食品庫には」などと発言した。

603OS5:2025/05/19(月) 22:02:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/07d2e0ecc78d187dce25616879db258cc8cfc725
「令和のマリー・アントワネット」農相のコメ巡る発言、与野党が批判
5/19(月) 19:40配信

毎日新聞
参院決算委員会で立憲民主党・羽田次郎氏の質問に対し、「コメ買ったことない」と自身が発言したことについて釈明する江藤拓農相=国会内で2025年5月19日午後2時33分、平田明浩撮影

 江藤拓農相が「コメを買ったことはない」などと発言したことを巡り、与野党からは19日、批判が相次いだ。

 立憲民主党の小川淳也幹事長は記者団に「(農相は)米の生産、流通、米価の安定に責任を持つべき立場だ。庶民感覚からかけ離れた不適切さ、不穏当さが問われる」と非難した。「パンがないなら、お菓子を食べればいい」と言ったと伝わるフランス革命当時の王妃を引き合いに「『令和のマリー・アントワネット』と言ってきた人もいる」と指摘。江藤氏への不信任案提出の可能性については「否定するわけにはいかない。ただ、政権自身の自らに対する処断が問われるべきだ」と、石破茂首相の判断を促した。

 日本維新の会の前原誠司共同代表も「消費者のことを考えていなかった。結局本音が出たということだ」と強調。コメの価格高騰が続いていることも踏まえ「結果が出ていないわけで、不信任に値するのではないか」と話した。

 一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は「思った量が買えないという国民がたくさんいる中で配慮に欠けた発言だ」と指摘したが、野党で足並みをそろえての不信任案提出については「そういう質のものではない。本来やるべき仕事で結果出してもらいたい」と距離を置いた。

 与党にも困惑が広がった。公明党の斉藤鉄夫代表は、一般論とした上で「農相という最も国民が関心を持っている政策を担当する大臣として、注意して発言をする立場にある。大臣として最も大切なところではないか」と苦言を呈した。

 自民党の森山裕幹事長は19日の記者会見で「配慮を欠いた発言だ」と批判した上で、「今後も米の価格が正常な形となるようにしっかりと対応してほしい」と述べ、続投を容認する考えを示した。【安部志帆子、野間口陽、遠藤修平】

604OS5:2025/05/21(水) 12:57:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd5927e09b58b4f81ed75e2449db2af40e13e0c0
江藤農相辞任、参院選に打撃 楽観から一転、野党要求にあらがえず
5/21(水) 10:16配信


毎日新聞
辞表を提出した後、首相官邸を後にする江藤拓農相(中央)=首相官邸で2025年5月21日午前8時18分、後藤由耶撮影

 「コメは買ったことがない」などと発言した江藤拓農相が辞任に追い込まれた。昨秋の衆院選で「少数与党」となり、一致結束した野党の要求にあらがえなかった形だ。夏に参院選を控える石破政権にとって大きな打撃となる。


 失言が表面化した19日の段階で、政権は楽観していた。立憲民主党と日本維新の会の幹部が農相不信任決議案提出の可能性に言及したものの、国民民主党の玉木雄一郎代表は「やるべき仕事で結果を出してもらいたい」と否定的な考えを示していたからだ。衆院では野党が多数を占めるが、足並みがそろわなければ不信任案は可決されない。

 ところが、20日になると、立憲の野田佳彦代表が「国民感情を逆なでする発言で、その任にあらずだ」と批判のトーンを強め、国民民主からも「庶民感覚、生産者の思いが分からない農相は即刻辞めるべきだ」(榛葉賀津也幹事長)との声が上がるようになった。

 20日午後には立憲、国民民主など野党5党の国対委員長が会談し、江藤氏や首相が退任を判断しない場合、農相不信任案の提出も検討することを確認し、足並みをそろえた。これにより、不信任案が提出されれば可決される可能性が高まった。

 江藤氏に対しては「更迭すれば、コメ政策に空白が生じてしまう」(自民党幹部)として職務を全うすべきだとの意見の一方で、自発的な辞任を促す声が与党内から上がっていた。自民の閣僚経験者は「あの発言で続投するのは無理だ。耐えられない」との見方を示し、与党幹部は「首相は早く手を打って江藤氏をクビにしたほうがいい」と話した。

 コメ価格の安定に向けて、政府備蓄米の放出など対策が続く中での農相の辞任は与党にとっては痛手だ。

 17、18両日の毎日新聞の世論調査で、石破内閣の支持率は22%と過去最低を更新。コメ高騰への効果的な対策が打てないことに加え、社会保障の財源確保を理由に消費減税に慎重な姿勢を示す首相に対する不満が表れた形で、反転攻勢の兆しは見えない。参院選での目玉政策も見えず「過半数維持は絶望的だ」(自民参院議員)との声も漏れる。

 一方、野党は農相不信任案の提出検討では足並みをそろえたが、6月の国会会期末に向けて内閣不信任案提出の是非が焦点となる。今後、与野党の攻防が更に激しくなりそうだ。【池田直、内田帆ノ佳】

605OS5:2025/05/21(水) 20:43:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d7fcfe721f3b70a3ad8be5d634562f7ce579e7
江藤氏父子、舌禍で閣僚辞任 コメ、植民地支配
5/21(水) 17:03配信
時事通信
石破茂首相に農林水産相の辞表を提出後、報道各社の取材に応じる江藤拓氏(左端)=21日午前、首相官邸

 江藤拓農林水産相は21日、「コメは買ったことがない」と発言した問題で、事実上更迭された。

【写真】故江藤隆美氏

 父は建設相や運輸相などを歴任した故江藤隆美氏。その父も総務庁長官当時に植民地支配を巡る発言が問題となり、親子2代にわたって舌禍で閣僚を辞任する事態となった。

 江藤拓氏は18日の講演で価格が高止まりするコメに関し、支援者からもらうコメが売るほどあり「コメは買ったことはありません」などと発言。その後、「受けを狙って強めに言った」「宮崎ではたくさんいただくと『売るほどある』とよく言う。宮崎弁的な言い方だった」などと釈明したが、与野党の批判は収まらなかった。

 隆美氏は、村山内閣で総務庁長官を務めていた1995年、韓国の植民地支配について「日本はいいこともした」と発言。オフレコ取材の場での発言だったが報じられ、総務庁長官の辞任に至った。

606OS5:2025/05/21(水) 21:54:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/592fa66f9a9c28ebc36a58e7efc48f53c3a506ee
「世間知らず」 江藤氏に地元も反発 後任の小泉氏にも消えぬ不安…
5/21(水) 20:38配信

毎日新聞
経営する店舗で玄米を精米機にかける飯塚良二さん=東京都足立区で2025年5月21日午前10時8分、阿部絢美撮影

 消費者の感情を逆なでする発言で、江藤拓氏が21日に農相を更迭された。備蓄米放出の効果は表れず、コメ価格の高騰が続くなかでの担当閣僚による失言。「辞任は当然だ」「庶民の感覚が分かっていない」。全国の消費者や農家らはあきれ、憤った。【重春次男、下薗和仁、阿部絢美、斎藤文太郎】

【写真で見る】還元水、ばんそうこう、不正受給… 00年以降9人、歴代農相

 「コメの高騰で多くの人が困っているご時世に、あんな発言が出ることに驚いた。地域の実情を本当に分かっているのか」。江藤氏の地元の宮崎県延岡市で、支援者の会社員男性(27)が語気を強めた。

 江藤氏が「宮崎ではたくさんいただくと『売るほどある』とよく言う。宮崎弁的な言い方」と釈明したことに対し、「宮崎弁ではなく普通の言葉だ。少しでも罪を軽くしたかったのでは。宮崎県民の前で話せるのか」と憤った。

 宮崎県美郷町で稲作農家を営む男性(75)は「『コメは買ったことがない』とは世間知らずな発言だ。農業県の宮崎選出の大臣として残念な対応で、辞任は当然だ」と切り捨てた。

 江藤氏の後援会の壱岐良文事務局長(70)は「支持者からのお叱りの電話が多い」と言葉少なに話した。

 江藤氏は、建設相などを歴任した父隆美氏(2007年死去)の地盤を継いだ2世議員だ。03年に衆院宮崎2区から初当選し、現在8期目。19年に農相で初入閣し、昨秋の衆院選後に発足した第2次石破内閣で再び農相に就任した。

 父隆美氏も失言で閣僚を辞任した過去がある。日韓関係を巡り「植民地時代、日本は良いこともした」と発言。韓国政府の反発を招き、1995年に総務庁長官を辞任した。

 選挙区で江藤氏を支える自民県議は「昔より丸くなったとはいえ、気の短い面があった。コメの価格を下げていく途中でこうなったのは残念だ」と肩を落とした。

 発言への反発や批判は、東京でも相次いだ。

 東京・原宿の「小池精米店」の小池理雄(ただお)社長(53)は「消費者の感覚も現場の実態も分かっていない大臣だった。辞任は仕方ない」と突き放した。

 小池社長は、コメ価格の高騰に気をもんできた。昨年来のコメ不足で農家や卸業者が値上げすれば、販売価格に転嫁せざるを得ない。「お客さんへの値上げの説明が終わったら、仕入れ先からまた値上げと言われた」

 その仕入れ先もコメの確保に苦心しており、6月は納入できないと告げてきた業者もある。「備蓄米放出で流通量が増えた実感はない」と小池社長。後任の小泉進次郎氏について「改革マインドには期待しているが、何を言い出すか分からない心配はある」と語った。

 東京都足立区でコメの精米や販売を手がける飯塚良二さん(75)は「米屋の実情が全く見えていない発言だった」と断じた。一家で60年以上営業しているが、これほどの価格高騰は経験したことがないという。

 飯塚さんは「5キロを税込み5000円で販売すると『もうけているだろう』と言われるが、とんでもない。例年より利益率を10%も下げて販売している。仕入れ値が高すぎて、これがギリギリ」と語る。さらに「うちのような末端に備蓄米は届かない」とし、小泉氏には「現場を歩いて実態を見て」と注文した。

 足立区内のスーパーにいた40代女性は「(江藤氏は)本当にコメを買ったことがなく、庶民の感覚が分からなかったのでは」と冷ややかに語った。食べ盛りの子ども2人がいる女性の家庭では毎週、少なくとも5キロのコメを消費するという。「少しでも安くなることを願う」と語った。

607名無しさん:2025/05/22(木) 18:41:33
田舎だと大抵米を作っているから米(加工品除く)を買う経験は無いだろうな。
まぁ都会の人は戦後直後みたいに高価な着物や宝石を持って農家巡りでもしたら良い。

608OS5:2025/05/23(金) 06:59:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e44c1bc2696de3f3dcbc9ca2aa2ebb0a58f6bad
岸田前首相が「再登板」を狙って意気軒昂 “犬猿の仲”も解消か 「会食に応じるなどこじれた関係の修復に努めていてる
5/23(金) 5:50配信

デイリー新潮
岸田文雄前首相

 昨夏に「政治とカネ」の問題で退陣表明を余儀なくされた岸田文雄前首相が意気軒昂だ。しかし、その動きに“復権狙い”との臆測が。


 ***

現役首相のような歓待ぶり
 政治部デスクが解説する。

「岸田氏は、5月3日から5日間の日程でインドネシアとマレーシアを訪問した。石破茂首相の特使との立場で、インドネシアではプラボウォ大統領と、マレーシアではアンワル首相と会談。いずれも現役の首相のような歓待ぶりでしたよ」

“外交の岸田”の本領発揮か、齋藤健前経済産業相、萩生田光一元自民党政調会長といった大物を伴っての歴訪だった。

 連休中の動静を振り返れば、岸田氏は国内でも“露出”に励んでいた。

「4月29日には裕子夫人を伴い、東京ドームで巨人×広島戦をバックネット裏の最前列で観戦。広島選出の岸田氏は筋金入りのカープファンとしても有名で、狙ったのかどうか、テレビ中継ではたびたび夫妻の姿が映し出されていました」

総裁選を見越して支持者集め
 その岸田氏は、首相退任から間もない昨年11月に国民の資産運用を後押しする「資産運用立国議員連盟」を、翌12月に日本と東南アジア諸国の脱炭素化を推進する「アジア・ゼロエミッション共同体議員連盟」を立ち上げている。

「本人は表向き“オレは石破政権を支える”と公言していますが、一方で存在のアピールには積極的。これが捲土重来を期したものとみられている」

 次期総裁選を見越した支持者集めに積極的だとも。

 自民党関係者が言う。

「旧岸田派の議員を中心に、定期的に会合を持っています。昨年の党総裁選で石破さんを支持したことで、高市早苗前経済安全保障担当相を推した麻生太郎元首相との関係が悪化しました。最近は茂木敏充前幹事長も交えた3人の会食に応じるなど、こじれた関係の修復にも努めています」

旧岸田派の“本音”
 麻生氏は御年84歳、菅義偉元首相は76歳。その点、岸田氏はまだ67歳だから“キングメーカー”として君臨するより、当選同期の安倍晋三元首相のように再登板を狙っているのか。

「ご本人は色気があるようですが、旧派閥の仲間の多くは“石破さんの次は(同じ岸田派だった)林芳正官房長官にやらせたい”との意向です。岸田さんはそれが気に入らないようで、会合で林さんと顔を合わせても、ぎこちない様子です」

 とは旧岸田派議員の一人。

「先の総裁選で、岸田さんの側近の木原誠二選対委員長や村井英樹前官房副長官は小泉進次郎元環境相を支援した。岸田さんも、自分が出られないなら元“同僚”の林さんではなく進次郎氏を推すはず。そうなれば、林シンパが反発して旧岸田派は空中分解ですが」

 岸田氏の“再登板”へのハードルは高そうだ。再び先の政治部デスクの解説。

「岸田政権は防衛力強化や原発推進、少子化対策など実績は残したものの、肝心の国民ウケがイマイチでした。石破政権は消費税減税を否定して支持率を下げましたが、岸田氏はいまもSNSなどで“増税メガネ”とのフレーズで批判されている。以前からの財務省寄りの発言も非難の的です」

 前述のプロ野球の試合は、広島が延長12回の末にサヨナラ負けを喫した。“持ってる男”でもなさそうで――。

「週刊新潮」2025年5月22日号 掲載

新潮社

609OS5:2025/05/24(土) 20:24:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f7b05449250dac6058a6c8e7829d2e33c0e6850
石破首相、農水相に小泉氏 コメ失言の江藤氏更迭 参院選へ打撃、米価抑制指示
5/21(水) 16:13配信

時事通信
辞令交付後、撮影に応じる小泉進次郎農林水産相(中央)。左は石破茂首相、右は林芳正官房長官=21日午後、首相官邸

 江藤拓農林水産相(64)は21日、米価高騰が続く中で「コメは買ったことがない」と発言して国民の不信を招いた責任を取り、石破茂首相に首相官邸で辞表を提出、受理された。

 首相による事実上の更迭人事。首相は自民党の小泉進次郎前選対委員長(44)を後任に起用し、信頼回復のため、米価安定に強力に取り組むよう指示した。

 首相は当初、江藤氏を続投させる考えだったが、野党から更迭要求が強まり、方針転換に追い込まれた。石破内閣の閣僚更迭は初めてで、6月の東京都議選や夏の参院選を控え、政権にとって打撃となる。

 首相は記者団に「全て任命権者たる私の責任だ。いかなる批判も受け止める」と強調。党首討論の中で米価について「(5キロ)3000円台でなければならない」と語り、4000円未満への抑制を目指す考えを示した。

 江藤氏の辞任後、首相は小泉氏を官邸に呼び、政府備蓄米の放出を入札で行っていることが米価高止まりにつながっているとの指摘を踏まえ、随意契約を活用した売り渡しを検討するよう指示した。小泉氏は「コメ担当相だという思いで集中して取り組む」と記者団に強調した。

 小泉氏は衆院神奈川11区選出の当選6回。党農林部会長として農協改革に取り組んだ経験がある。皇居での閣僚認証式を経て、正式に就任した。

610OS5:2025/05/24(土) 22:04:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da9c777f823e3c36b24d1ee90c7742252de2905
年金修正合意で次の焦点は内閣不信任案 提出なら可決の公算大、否決のカギは維新・れいわ
5/24(土) 19:38配信
産経新聞
内閣不信任決議案の可決後の流れ

与党が年金制度改革法案を巡り、立憲民主党の修正案を受け入れる方針にかじを切ったのは、内閣不信任決議案を提出するかどうかの判断を握る野党第一党の立民と共同歩調をとり、提出を封じたいという思惑もある。残り1カ月足らずの今国会は立民の判断が焦点となる。与党過半数割れの現状では、野党が一致すれば不信任案を可決し、石破茂首相に内閣総辞職か衆院解散の2択を迫ることができる。

■農水相辞任で成功体験

立民の野田佳彦代表は24日、年金法案の修正で合意した場合の不信任案提出の是非について「それはそれで適時適切に判断する」と記者団に述べた。ある立民幹部は、同党が提出した選択的夫婦別姓制度導入法案など他の法案に対する自民の対応ぶりも判断材料になると語った。

内閣不信任案は通常国会会期末の6月の「風物詩」といわれてきた。与党の反対多数で否決されるのが目に見えている中、対決姿勢をアピールしたい野党が提出するからだ。今年は事情が異なる。21日、主要野党5党が一致して要求した結果、江藤拓前農林水産相を辞任に追い込む成功体験を得た。

■自公は過半数まで13人足りず

では、今国会で不信任案が提出された場合、可決や否決に至るにはそれぞれどのようなケースがあり得るのか。

体調不良などによる欠席者がいないと仮定すると、採決に加わらない議長をのぞく衆院議員は464人。「過半数233」を巡る争いだ。

自民、公明の「与党220人」は否決しようと反対票を投じるが、過半数まで13人足りない。これに対し、立民など「野党系244人」が一致して不信任案に賛成すれば、過半数233を優に超えて可決できる。

とはいえ、野党が結束するとはかぎらない。

特に近年、採決を棄権しているれいわ新選組の動きが読みにくい。昨年6月の岸田文雄内閣不信任案の採決も「野党第一党の闘っているフリ、茶番にはつきあえない」と棄権した。

れいわの9人が棄権すれば、採決に臨むのは455人で「過半数228」となる。れいわを引いても「野党系235人」で過半数に達する。

与党が否決に持ち込むには、れいわ以外の野党系議員に棄権してもらう必要がある。13人が棄権すれば賛否同数で議長が可否を決する。自民出身の額賀福志郎議長は否決するだろう。14人以上棄権すれば反対多数で否決だ。

しかし与党が野党系13人を切り崩すのは至難の業といえる。

今年度予算に賛成した野党系議員が切り崩しの対象になるかもしれない。少数会派・無所属の議員に棄権を求めるにしても、議長をのぞく14人のうち予算に賛成したのは3人に過ぎない。やはり主要野党の棄権か反対が欠かせない。

■自民は予算賛成の維新に期待

ある自民幹部は、主要野党で唯一、予算に賛成した日本維新の会(38人)に期待する。

首相は21日の党首討論で維新の前原誠司共同代表から、社会保険料引き下げに向けた与党と維新の3党協議が前進していないとして「約束が守られなかったら不信任に値する」と不信任案賛成の意向を突きつけられた。

首相は翌22日、自民の小野寺五典政調会長に協議の進展を指示した。合意を急ぎ、維新が不信任案に賛成しにくい環境整備を図っているとみられる。(田中一世)

611OS5:2025/05/30(金) 10:13:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/572380a73a9f97149ed0f7202f051786ac510fd6
自民農林族「小泉劇場」警戒 米価抑制、農家離反に懸念
5/30(金) 7:06配信
時事通信
参院農林水産委員会で答弁する小泉進次郎農林水産相=29日、国会内

 小泉進次郎農林水産相が打ち出す急進的なコメ価格引き下げ策を、自民党の農林族議員が警戒している。

【主な経歴】小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)氏

 夏の参院選で「票田」と位置付ける農家らの離反を招きかねないと懸念するためだ。ただ「小泉劇場」で抵抗勢力と見られるのは避けたいのも本音。米価抑制の必要は認めつつ、生産者への支援拡充を訴え、支持をつなぎ留めたい考えだ。

 「不足感の払拭が極めて大事だ。まず(価格高騰を)一定程度落ち着かせ、適正価格の議論の入り口になればと思う」。小泉氏は29日の参院農水委員会でこう述べ、随意契約した備蓄米による価格引き下げ方針を強調した。同日始まったアイリスオーヤマなどによる予約販売は直ちに完売となった。

 「生産者重視」が目立った従来の農政の大転換に、農家の保護を重んじる農林族は焦りをにじませる。28日の衆院農水委では「5キロ2000円」目標を掲げる小泉氏に対し、北海道を地盤とする鈴木貴子氏が「目先の対応はあっても、中長期的な食料安全保障の信念がない」と真っ向から批判し、「反省」を促した。

 「農業は国の基(もとい)。食と国土を守っていることを忘れてはいけない」。農林族重鎮の森山裕幹事長は26日の記者会見で、足元の流通安定が第一としつつ、くぎを刺した。党三役経験者も「農業票が野党に行ってしまう」と憂慮する。

 小泉氏の積極的な発信がメディアに連日取り上げられ、消費者に膨らむ不満を和らげているのは事実。28日には国民民主党の玉木雄一郎代表が備蓄米を「動物の餌」に例えると、SNS上などで批判を浴びる「敵失」もあった。

 野党が物価高対策で攻勢を続ける中、自民内では「落城寸前の『石破城』に現れた『小泉丸』だ」(中堅)などと、参院選や6月の東京都議選での浮揚効果を期待する向きが多い。ベテラン議員は「当面の対応は間違っていない」と認めざるを得なかった。

 29日の参院農水委では自民の山下雄平氏(佐賀選挙区)が食料自給率アップに向けた生産者支援策の必要を主張。「新たな財源を取りに行くのか」と尋ねると、小泉氏も「全くその通りだ」と応じた。自民幹部は「今はショック療法が必要だが、生産者にもバランスの取れた価格や支援策の道筋を党で検討する」と語った。

612OS5:2025/06/05(木) 08:10:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7cb1704989800b6bf4743390fb1d90a7bb7a29
小泉進次郎農相は“第1候補“ではなかった 石破首相の当初構想は農水族…元自民重鎮明かす
6/5(木) 5:00配信


日刊スポーツ
伊吹文明氏(2015年12月撮影)

 元自民党衆院議員で衆院議長も務めた伊吹文明氏(87=21年に政界引退)が4日放送のBSフジ「プライムニュース」に出演。


 価格高騰のコメに関する失言により事実上の更迭となった江藤拓前農相の後任候補として、石破茂首相(67)が当初は小泉進次郎農相以外の農水族議員を想定していたことを明かした。

 番組では小泉農相の備蓄米放出や、江藤前農相の「(コメを)買ったことがありません」との失言などをあらためて取り上げた。読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏は、失言発覚の直後は江藤前農相を一時慰留していた石破首相のスタンスについて「1日待ったからといって発言が消せるわけではない。なんで石破さんが慰留…まああれは(林芳正)官房長官がそう言ったという話になっていますけど。冷徹に、切るときは切らないと、取り返しのつかないことになる」と指摘し、伊吹氏も「橋本さんのおっしゃる通りだと思います」と応じた。

 伊吹氏は続けて「ただ、石破さんの場合は、自分だけの判断で党内を運営できるだけの基盤が作れてないんじゃないのかな、僕の感じからすると。それは彼の今までのいろいろな発言とか、各派との関係の中で出てくることなんだけれども」と言及。さらに「結果的に小泉さんが出てきて、火事場の緊急火消しはうまくやっているわけなんだけれど、まず更迭のタイミングが遅れた。その後、実は小泉さんをストレートに農水大臣に、という判断ではなかったんですよ。何人かの農水族の人たちを考えていたから」と明かした。その上で「だから、需給バランス、農政改革という感覚が最初から総理にあったのかどうか、ということも、ちょっと難しいことになるよね」と、石破首相の判断力に疑問が残るとした。

 橋本氏も「その通り。なんとなく、最初から『小泉さんが次の人にふさわしい』という判断ではない、と私も聞いている」と、伊吹氏の主張を肯定した。

613OS5:2025/06/11(水) 14:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a58071f581970c25c546b42665fc790ebbd9d45a
参院選後を見据えて“3頭体制”が復活か、岸田前首相「まさかの再登板説」にザワつく混沌政局の行方
6/11(水) 9:02配信

東洋経済オンライン
岸田前首相の呼びかけで「3頭体制」が復活か。再登板にも意欲を示しているとされ、永田町がにわかにザワつき始めている(写真:時事)

 7月20日の投開票がほぼ確実視される参議院選挙の公示(7月3日)まであと3週間余り。実質的な国会会期末となる6月20日に立憲民主党が内閣不信任決議案を提出するかどうかが、目下の政局の最大の焦点となっている。

 だが、決断を迫られる同党の野田佳彦代表は「総合的に判断」と繰り返すばかり。永田町関係者の間では「提出見送りの公算大」との見方が広がり始めた。

 もともと、会期末の「不信任勝負」に慎重だった野田氏は、石破茂首相からの「不信任案が出れば即解散で衆参ダブル選」という“脅し”なども踏まえて、「トランプ関税での日米交渉中に政治空白をつくるのは国益を損なう」との理由で、不信任案の提出を見送る意向を固めつつあるとされる。

 その背景には、主要野党に共通する「ダブル選の準備ができていない」との不安があることは間違いない。加えて、コメ価格引き下げに向けた小泉進次郎農水相の大活躍で、内閣支持率と自民党支持率が上昇傾向となっている。各種メディアなどの参院選の事前情勢調査でも「自公が過半数確保で石破政権続投」との予測が多数派となりつつあり、「不信任案提出に対する野党の及び腰を加速させている」(政治ジャーナリスト)という。

■「石破首相の“生殺与奪”は私の対応次第」

 こうした不信任案をめぐる駆け引きの裏でにわかにざわめきが広がっているのが、岸田文雄前首相の活発な動きだ。岸田前政権時代に「3頭体制」と呼ばれた麻生太郎最高顧問、茂木敏充前幹事長との関係を再構築する一方で、「ポスト石破への意欲をにじませている」(旧岸田派幹部)からだ。

 岸田氏自身は建前上、「石破政権を支えるのが私の責任」と繰り返す。だが、政権の主要幹部のほぼ全員と関係が深いことへの自信からか、周辺にも「石破首相の“生殺与奪”は私の対応次第」と漏らしているとされる。

 6月8日にフジテレビの報道番組に出演した岸田氏は、立憲民主党が内閣不信任決議案を提出した場合の対応について、「どう対応するかは石破首相が政治生命をかけて判断する話で、その判断を尊重するしかない」と強調した。これは、自民党内で強まる「不信任案の採決を待たずに衆院解散・総選挙に踏み切るべきだ」との声についても容認する立場を示したと受け止められている。

 そのうえで岸田氏は、衆参ダブル選での自民の勝算について「世の中の雰囲気もしっかり頭に入れておかないといけない。1つひとつの選挙区情勢、野党がどれだけまとまっているか、まとまっていないかといった具体的な判断になる。その積み上げになると、微妙な戦いになるのではないか」と、厳しい戦いになるとの見方を示した。

 さらに、国民が注目するコメ価格高騰対策をめぐって見解を求められると「価格対応だけでは今後の見通しは立たない」と指摘。政府が設置したコメの安定供給に関する閣僚会議で、高騰が生じた要因の検証も行うべきだと主張した。

 ここ数年のコメ価格の推移を振り返ると、岸田政権時代にコメ価格は1.8倍になり、さらに石破政権に代わって1.3倍になっている。これも踏まえた質問に対し、岸田氏は「価格はご指摘のような推移をたどったが、その中で(小泉)大臣の政治判断で随意契約による販売を決定、その5日後には販売が開始された」と指摘した。 

 そのうえで岸田氏は「国民の気持ちに寄り添った対応で、成果は一定評価できる。(これからも)よりスピード感を持って対応しなければならない」と、小泉農水相の対応を高く評価した。

614OS:2025/06/11(水) 14:04:14
■参院選後をにらみ自ら「3頭体制」復活に動く

 こうした一連の岸田氏の発言を多くのメディアが報じる背景には、岸田氏と麻生、茂木両氏との再接近の動きがあることは間違いない。

 岸田政権時代に党中枢として「3頭体制」とも呼ばれた3氏の連携だが、昨秋の党総裁選で対応が割れ、疎遠になったとされる。その3氏が再接近の構えを見せるのは「次期参院選後の政局を見据えての動き」(同)とみる向きが多い。

 年明け以来、会合を重ねてきた3氏は、会期末政局の緊迫化と合わせるように5月28日夜、都内の日本料理店で会食した。表向きには3氏の会食は3月以来とされ、今回は参院選情勢やトランプ関税をめぐる日米交渉などについて意見交換したされる。

 今回の会合について永田町関係者が注目したのは「呼びかけ人が岸田さんだったこと」(旧岸田派幹部)だ。料亭やホテルではなく、庶民的な東京・四谷の和食店を予約したのも岸田氏で、3氏は麻生氏の希望した日本酒のぬる燗を飲みながら、約3時間にわたって談笑したとされる。

 会食後の茂木氏は記者団の取材に応じ、「楽しくやれた。仲が良いことを確認できた」と満面の笑顔で3氏の再接近をアピールしてみせた。

 そもそも岸田氏は、この会合の約1週間前の5月23日にBSの情報番組に出演した際、参院選後の政治情勢について「選挙結果を見たうえで、連立のありようをはじめ、いろいろな知恵を出していくことが求められる」などと、与党過半数割れを前提に「自民、公明両党の連立政権の枠組みを見直す必要がある」との考えを示していた。


 しかし、小泉農水相によるコメ価格引き下げにおける果断な対応で政局の様相が一変。参院選後の石破政権存続の可能性が強まってきたことも踏まえて、「ポスト石破」をにらんだ自らの立ち位置の修正を迫られる状況となったことは間違いない。

■再登板意欲の裏に安倍元首相への対抗意識? 

 自らの再登板の最大の障害となるのは、旧宏池会の「次期会長」と目されてきた林芳正官房長官の存在だ。派閥解散後も結束を維持している旧宏池会メンバーは、“林派”への衣替えを求める声が支配的だという。最近、議員宿舎でひそかに開いた「林氏を囲む会」には無派閥議員も含め約50人が集結したとされ、それが岸田氏への「身内の圧力」となっている。

 5月の連休明けには民放の情報番組で、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった国民民主党の玉木雄一郎代表について「いろいろな世論を聞くたびに、首相候補の1人だと思う」などと、参院選後の自公国連立による「玉木首相」説を唱えていた岸田氏。それだけに、旧岸田派内からも「その変わり身の早さが再登板への執念の表れ」(幹部)と揶揄する声も出る。

 こうした状況について、自民党内では「政権を投げ出した前首相が再登板に意欲を示すこと自体が不見識。素直に旧宏池会メンバーらの意向を踏まえて林氏の支援に回るのが、首相経験者としての進むべき道」(自民党長老)との声が相次ぐ。

 ただ、岸田氏の側近は「再登板によって故・安倍晋三氏と肩を並べることへのこだわりはなお強い」と苦笑する。参院選後も岸田氏の言動が注目され続けることは間違いなさそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト


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