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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

3888チバQ:2017/10/10(火) 22:12:52
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2017/shuuin/rensai/201710/0010603252.shtml
2017/10/1 06:30
構図急変、17衆院選 (下)仁義なき選別
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 9月30日夜、大阪市内のホテル。新党「希望の党」代表の東京都知事小池百合子が、民進党との合流に続いて放つ「第2の矢」を見極めようと、記者会見場は約200人の報道陣でごった返した。

 「『三都物語』とでも名付けましょうか。3都市はしがらみのない政治、身を切る改革、真の地方自治の推進で一致しました」

 日本維新の会代表の大阪府知事松井一郎、愛知県知事大村秀章と並んだ小池はこう切り出すと、衆院選でも「維新とは東京、大阪ですみ分けながら、改革の志を国会に届けようと確認した」と強調。松井も「政策的にほぼ一致しており、互いに最大限配慮しようと約束した」と応じた。本拠地・大阪では根強い支持を集めるが、東京で低迷する維新と、都知事選や都議選で圧勝したが、大阪には地盤がない小池。互いに利害が一致した格好だ。

 一方で東京、大阪以外のエリアは選挙調整をしないと明言。昨年と2013年の参院選で新人が相次ぎ選挙区の議席を獲得するなど、維新の「第2の牙城」である兵庫について言及はなかった。

 この会見直前には維新が兵庫3区(神戸市須磨、垂水区)で県内4人目となる公認を決め、一部の小選挙区では希望とぶつかる可能性が高まった。

 民進の公認を取り消され、希望に合流する候補予定者にとっても与党批判票が割れる厳しい事態。そのうちの一人が声を落とす。「それどころじゃない。そもそも選挙に出られないかもしれない」。

     □     ■

 3知事による会見の数時間前から、政党関係者らに1枚のリストが出回った。タイトルは「希望の党 第1次公認リスト案」。各地の小選挙区ごとに約50人の名が並び、民進前職の名前はゼロ。うち兵庫県内は3人。いずれもこれまで立候補表明していない人物で、民進出身の立候補予定者が既にいる選挙区も含まれる。

 小池は民進出身者の公認に関し、「安全保障や憲法観」を基準に選別する意向を示す中、兵庫の民進関係者の間ではなぜか「県内は全員大丈夫だろう」と楽観的な見方が大勢だった。

 出どころや真偽は不明だが、その期待を根底から覆すような文書。民進出身の候補予定者の一人は「選挙区を替える『国替え』を打診された人もいると聞く。出身地の兵庫にこだわる小池さんが一から候補を決め直す、との情報もある」と打ち明ける。「やはり恐ろしい人だ」

 わずか2日前、希望への合流を歓迎した民進県連幹部も一転して「前原(誠司)代表が無条件降伏したことが悪い」と憤る。民進のリベラル派でさらなる新党を結成する動きも。

 共闘を目指した民進にはしごを外された形の共産党も「憲法改定を宣言し、安保法制を容認する希望の党に『希望』はない」(党委員長志位和夫)と小池新党への批判を強める。

 既に県内全12選挙区で公認を決めているが、兵庫9区(明石、洲本、南あわじ、淡路市)で候補を立てる新社会党など、護憲・リベラル勢力での新たな共闘を模索し始めた。

 衆院選公示まで1週間余り。「仁義なき小池劇場」が急変させた構図の行く末はまだ見通せない。=敬称略=

(衆院選取材班)

3889チバQ:2017/10/10(火) 22:15:02
>>3494<選択の行方>’17衆院選/上 1区 新規編入の生駒が鍵 希望前職に挑む自・共・維 /奈良
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk29010613000c.html
<選択の行方>’17衆院選/中 2区 新たな有権者18.7万人 浸透が課題 自民前職と希・共新人 /奈良
10月07日 00:00毎日新聞

 奈良2区は、自民の旧2区前職、高市早苗氏と、希望の松本昌之氏、共産の霜鳥純一氏の2新人の計3人による争いとなる見通しだ。県内3小選挙区で区割り変更に伴う自治体の入れ替わりが最も激しく、直近の選挙人名簿登録者数でみると、旧2区約30万人のうち約9万9000人が奈良1区へ移り、新たに約18万7000人が加わることになる。2新人はともに国政初挑戦だが、突然の選挙で、前職も新たな選挙区への対応はこれからだ。

 高市氏は2014年の前回選は総務相として臨み、公務などで地元に戻る機会は少なかったものの、抜群の知名度で次点候補の倍以上の9万6000票余りを集めた。区割り変更で、事務所を長年慣れ親しんだ生駒市から大和郡山市へ移したが、県内の候補者調整が遅れたため、引っ越したのは9月25日と準備はばたばただ。

 党支持層を固めると共に、新たな有権者への浸透も課題だ。陣営幹部は「なるべく地元に張り付く。名前は知っているかもしれないが顔を見たこともない人へ訴えを浸透させたい」と話す。

 松本氏は広陵町出身で、東京で弁護士として活動してきた。今夏、希望代表の小池百合子・東京都知事に近い若狭勝氏の政治塾「輝照塾」に入塾。9月下旬に若狭氏から立候補の打診を受けたという。「地域を活性化させるため、人づくりや絆づくりに力を入れたい」と公示直前の今月3日、民進から希望に公認申請していた別の新人を3区に追いやる形で出馬表明した。

 前哨戦での準備不足を補うべく、若さを前面に押し出し、家族や友人らの協力を得て「手作り選挙」で挑む。新党への風がどこまで吹くかが鍵だ。

 霜鳥氏は昨年12月に旧2区の公認候補に選ばれ、天理市を中心に週1回、街宣などの活動を続けてきた。候補者調整を経て今年8月に新2区への立候補が決まった。新たな区割りに「天理から香芝まで同じ選挙区だが、地域性から少し違和感がある」と戸惑う。

 衆院解散の可能性が出てきた先月中旬以降、街頭での活動を増やし、名前の売り込みに躍起だ。暮らしに身近な政策で与党との差を明確にし、「ぶれない政党という点でアピールする。少しずつ反応はよくなっている」と手応えも語る。【新宮達】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補予定者

 ◇2区

高市早苗 56 [元]総務相 (7)自前

松本昌之 34 弁護士 希新

霜鳥純一 56 党県委員 共新

3890名無しさん:2017/10/10(火) 22:15:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk29010311000c.html
<選択の行方>’17衆院選/下 3区 選挙区広く県の8割 自民前職に挑む希・共新人 /奈良
10月08日 00:00毎日新聞

 奈良3区は、旧4区に旧3区の大和高田、葛城、御所の3市を加え、県土の8割超を占める広大な選挙区になった。選挙人名簿登録者は旧4区から約11万1000人増えて約37万人となったが、3小選挙区では最少。立候補予定の自民の旧4区前職、田野瀬太道氏▽希望新人、前川清成氏▽共産新人、所進氏--の3人は、人口密度の低い選挙区内での支持拡大に工夫も強いられる。

 田野瀬氏は、党総務会長も務めた父良太郎氏の後を継いで2012年に旧4区で初当選し、3選を期す。良太郎氏は旧民主に風が吹いた09年の衆院選でも勝利しており、強固な地盤を受け継ぐ。

 旧3区は党内の候補者調整で今回、比例に回った前職、奥野信亮氏やその父誠亮氏の牙城だった。中選挙区時代にライバル関係にあった両陣営は不和もささやかれたが、奥野氏は9月末の会合で「小選挙区はお願いしたい」と後援者に田野瀬氏を紹介。2人はがっちりと握手を交わした。奥野陣営の後押しも得て浸透に努める。

 当初、奈良2区から民進公認で出馬予定だった前川氏は、別の新人が2区で希望の公認を受ける見通しとなった時点で、国替えを迫られた。選挙用の事務所も今月6日夕に電話が開通したばかりと、準備が慌ただしい。

 04年に旧民主から参院選奈良選挙区に立候補して初当選。参院議員2期12年で内閣府副大臣も務めたが、16年に落選し、衆院選への挑戦は初めてだ。これまでの経歴から新たな選挙区でも一定の知名度を有し、他陣営も警戒を強める。旧来、保守的な地域で、新党への期待がどこまで高まるのかも鍵だ。

 所氏は大和高田市の病院に勤務。15年4月の大和高田市議選に立候補して僅差で落選したが、同市を中心に一定の認知を受ける。昨年12月時点では旧3区で立候補予定だったが、今夏に正式に3区の候補者に選ばれた。

 街頭での訴えや支持者回り、政策に関する学習会の開催などを繰り返し、名前の売り込みに躍起だ。福祉施策や護憲の姿勢で政権との対決姿勢を鮮明にさせ、「有権者から『今の政権を許したらあかん』との声ももらう」。希望が「保守」を掲げており、行き場を失ったリベラル支持層の受け皿を狙う。

 一方、民進県連が9月末に3区への擁立を発表した森充央氏(35)は前川氏の国替えを受けた態度を正式に説明していないが、県連関係者によると出馬を取りやめる方向という。【矢追健介】

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 ◆立候補予定者

 ◇3区

田野瀬太道 43 [元]文科政務官 (2)自前

前川清成 54 弁護士 希新

所進 38 党准地区委員 共新

3891チバQ:2017/10/10(火) 22:17:28
>>3500
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk31010541000c.html
<衆院選2017>各陣営の思惑/下 2区 /鳥取
10月07日 00:00毎日新聞

 ◇自民・赤沢氏 自分の主張貫くだけ/希望・湯原氏 安倍政権を追い込む/共産・福住氏 自公強行政治止める

 「相手が誰であろうと、自分の主張で戦うだけだ」

 9月30日に米子市内で開かれた自民前職、赤沢亮正氏(56)の講演会。念頭に置いた「相手」は、野党再編の中で主役を演じる「希望の党」だ。

 赤沢氏は、東京都知事の小池百合子氏が代表を務める新党を「都市型保守政党」と位置付け、同党の躍進は地方の人口減少や東京一極集中の加速を招くと推測。県民が求める政策を実現するには、地方創生を中心に据えた政治こそ大事だと唱える。

 陣営の中でも、希望の党への警戒は強まる。西部選対本部長の斉木正一県議は「いやが応でも(党名が)耳に入る。選挙は盛り上がるべきだが、投票率が上がれば票が流れるかもしれない」。希望公認で出馬する元職、湯原俊二氏(54)は頻繁に街頭活動などを繰り返しており、国会などで留守がちな赤沢氏も「運動量では明らかに負けている」と危機感を示す。

 ただ、希望の党が起こす「風」の影響がどれほどのものか、陣営は計りかねている。県議の中には、2区の大票田・米子市は新しいもの好きの気質があり、無党派層が湯原氏に1票を投じるのではと指摘する声もある。半面、赤沢氏は同党を、安全保障政策や憲法改正を巡り自公と親和性が高い「アナザー保守だ」とも。それならば、4期12年を務めた赤沢氏を含め、「実績と経験」に富む与党が評価されると見込む関係者もいる。

 先の読めない選挙戦への不安をぬぐい去るかのように、赤沢氏は強調する。「今まで通り訴え、自分の仕事をちゃんとやる。絶対に負けるわけにはいかない」

    ◇

 希望効果に悩むのは、公認である湯原氏の陣営も同じだ。

 湯原氏は9月下旬、民進・前原誠司代表の方針に沿い、希望の党へ公認を申請する意向を表明。離党ドミノなどで信頼回復が見込めない「民進」の看板ではなく、小池代表の知名度を生かした票の掘り起こしを狙う。民進県連の興治英夫幹事長は、単独過半数を目指す希望の党の姿勢について、「政権に対抗する流れを作ることは重要だ」と評価。民進を支えてきた連合鳥取の本川博孝会長も湯原氏の協力に回る考えを示す。

 だが、希望の党の政策協定書には、湯原氏が反対を訴え続けた安全保障関連法などについて、柔軟な姿勢を取るよう求める文言が並んだ。湯原氏も主張が一部で異なることは認めており、「(支持者の中には)『変節』と取る人もいる」。過去3回の衆院選を民主(当時)で戦ってきたこともあり、22日の投開票に向け「希望の湯原」をどこまで浸透させられるかが課題だ。

 「看板を掛け替えただけ」との批判を避けるためにも、湯原氏は「安倍政権を追い込むことが大命題だ。我々が描いてきた社会像を実現できるよう党内で議論を続けていく」と主張する。

    ◇

 共産は前々回、前回選にも出馬した新人、福住英行氏(41)を擁立。野党共闘を探った民進が希望の党と「合流」し、党県委員会の小村勝洋委員長は「政策が土台のところで一致しなくなった」と語る。

 福住氏も9月30日の事務所開きで、希望からの出馬意向を示していた立候補予定者らについて「共闘を裏切る行為だ」と語り、批判のトーンを強めている。「自公の強行政治を止めないといけない」と訴え、憲法9条の改正反対などを掲げて安倍政権に対峙(たいじ)する姿勢を鮮明にする。【李英浩】

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 ◇2区の予想される顔ぶれ

赤沢亮正 56 党総務副会長(4)自前

湯原俊二 54 元県議 (1)希元

福住英行 41 党県常任委員 共新

3892チバQ:2017/10/10(火) 22:17:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk31010404000c.html
<衆院選2017>あす公示 5氏出馬へ /鳥取
10月09日 00:00毎日新聞

 衆院選は10日公示される。鳥取1区は自民前職の石破茂氏(60)と共産新人の塚田成幸氏(53)の一騎打ちに、2区は自民前職の赤沢亮正氏(56)、希望元職の湯原俊二氏(54)、共産新人の福住英行氏(41)の三つどもえの争いになる見通しだ。消費増税や憲法改正の是非、北朝鮮への対応などを巡って、22日の投開票に向けた激しい舌戦が始まる。【李英浩、小野まなみ】

 ◆1区

 ◇前回同様一騎打ちか

 2014年の前回選と同じ、元党幹事長の石破氏と、党地区委員長の塚田氏が争う構図になりそうだ。

 党内で「ポスト安倍」ともささやかれる石破氏は、自身の派閥「水月会」を発足させた後の初の衆院選。解散後の県内の街頭演説などでは、北朝鮮への対応を強調する安倍晋三首相とは一線を画し、人口減少を食い止めるための地方創生の意義などを訴える。公示後は数日しか地元入りがかなわぬ予定で、県議らが不在をカバーする。

 塚田氏は、安全保障関連法の廃止や憲法9条の改正反対などを主張する。民進が希望の党へ「合流」するなどし、民主時代も含め3回連続で擁立を断念したため、与党批判票や無党派層の受け皿を狙う。安倍首相が教育無償化などへの使途変更を掲げた消費増税も、そもそも増税は市民の生活を苦しめると反対の立場だ。

 ◆2区

 ◇3回目の同顔対決に

 2区は、3回連続で同じ顔ぶれで争う展開が見込まれている。5選を目指す党総務副会長の赤沢氏に、新たに希望の党の看板を背負って国政復帰を狙う湯原氏、党県常任委員の福住氏が挑む形だ。

 赤沢氏は国会活動で地元を留守がちにしていた分、企業や支持者回りを急ピッチで進めている。党が公約に掲げる「生産性革命」を推進し、地方創生との相乗効果で地元経済を活性化させると主張。朝鮮半島の緊迫を例に、「現実的な脅威」への対応として憲法改正に向けた議論が必要だとし、与党の経験と実績をアピールする。

 旧民主が政権奪取した09年の選挙で同党公認として出馬し、赤沢氏に600票あまりに迫った湯原氏。今回は民進の「合流」方針に沿い、希望から出馬する。代表の小池百合子・東京都知事の人気が地方へ波及するかは未知数。支援する連合鳥取や民進県連の組織力を土台に「安倍1強政治打破」を訴え、風を起こせるかが鍵だ。

 福住氏は、希望の党を「第2自民党」などと批判。赤沢氏と湯原氏を立てる両党は改憲に積極的な保守勢力だとの訴えを街頭演説などで繰り返し、有権者に浸透させたい考えだ。民進時代に安全保障関連法に反対の姿勢を示していた湯原氏が、希望で出馬することから、主張の「変節」を指摘し票の切り崩しも狙う。

3893チバQ:2017/10/10(火) 22:19:30
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1506929947546/index.html
政治の行方 第1部・戦いの構図(1) 島根1区

 自民守りへ地上戦
    新党の風浮動票狙
 10月10日公示、22日投開票の衆院選は、新党「希望の党」を率いる小池百合子東京都知事と民進党の前原誠司代表が仕掛けた両党の合流で、政権選択の色合いが強まった。山陰両県の4小選挙区で議席を独占してきた自民党に、新党などの野党がどう挑むのか。前哨戦を探った。
 「大変な状況だ」―。解散翌日の29日、10選を目指す自民党前職の細田博之前党総務会長(73)が、出雲市平田町で党所属県議が集めた520人を前に新党への危機感を口にした。
 2007年参院選島根選挙区で自民党現職を破り、政権交代への足がかりを作った亀井亜紀子元参院議員(52)との初対決。昨年民進党入りした亀井氏は新党から出馬する意向を決めた。
 細田陣営の気がかりは1区の有権者の約6割を占める約17万人の大票田・松江市の行方だ。14年の前回選は、県西部出身の民主党(当時)県連代表が相手だったが、12年の前々回に比べて約7千票減らした。
 新党への追い風を期待して浮動票を狙う亀井氏に対し、守りを意識した地上戦を展開。30日に細田氏は隠岐に渡って会合を開き、週明けからは松江市議が企業を回る。比良幸男選対本部事務総長は「相手は都市型政党。地方のために誰が必要かを訴える」と力を込める。
 ただ、強力な対抗馬が現れなかった過去の選挙でのツケも残る。選対幹部が「いい加減だった」と認める連立政権を組む公明党や同党の支持母体・創価学会との協力。解散当日の28日、同市内の自民党県連事務所を訪ねた公明党の吉野和彦島根県議が「学会が怒っている」と福田正明幹事長に告げた。
 2区の自民党前職は公明党、創価学会の幹部と自ら連携を確認した一方、細田氏側からは連絡がないのが理由だった。いらだちを物語るように公明党が4日に同市内で開く集会への出席依頼は届いていない。
 支持者に高齢化の波
 国政復帰を目指す亀井氏も課題を抱える。
 「支持者のデータを出してほしい」―。24日、同市内の民進党県連事務所で岩田浩岳幹事長が亀井氏に迫った。
 「2千人くらい(のデータ)はある」と答えた亀井氏。県西部を地盤とし、自民党にも所属した父・久興氏からの支援者が多く、郵政関係者も少なくない。関係者は最盛期に同市内で1200人の支援者がいたと語るが、高齢化が進む。郵政民営化で自民党から離れた郵便局長も同党に回帰。6月には細田氏が1区内の亀井氏の古参支持者宅を訪れ、くさびを打っていた。
 参院議員時代に政策の違いなどで距離があった連合島根との関係修復も道半ばだ。出馬表明から1年半近くたつが、連合内で「顔が見えない」との苦言が続出。新党への合流を巡り、憲法改正や安全保障関連法などに反対する民進系の地方議員からは「改革保守の理念には乗れない」との批判が上がり、しこりが生じている。
 足元が揺れる中、陣営は2区内の支援者が泊まり込みで電話作戦を実行するホテルを押さえ、「頼みの綱」とする久興氏が公示後は事務所で指揮を執る見通しだ。
 共闘風前のともしび
 一方、共産党との候補一本化は風前のともしびだ。
 解散直後の28日夕、同市内でマイクを握った党県委員会の尾村利成副委員長は「野党共闘を反故にした」と亀井氏を名指しで非難。稼働反対を訴える中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)を抱える上に、亀井氏の新党参加の意向で、新人の岩田剛県委員会常任委員(36)の出馬は確実になった。
 反自民票の結集は困難になり、細田陣営の比良事務総長は「一本化されたら脅威だった。助かる」と口にした。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
細田博之氏(自民) 100,376票
和田章一郎氏(民主)  38,346票
上代善雄氏(共産)  17,479票
※民主は現在の民進党
2017年10月1日 無断転載禁止

3894チバQ:2017/10/10(火) 22:19:54
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1506932708084/index.html
政治の行方 第1部・戦いの構図(2) 島根2区

自民「逆風」を警戒
   民、社は連携維持確認
 衆院解散の情報が駆け巡った9月中旬以降、島根2区に出る自民党前職の竹下亘党総務会長(70)=6期=の出雲市内の事務所には「なぜ今なのか」「大義はない」との支持者からの電話が相次いだ。
 昨年8月から1年間、党国会対策委員長を務め、森友、加計学園問題で安倍晋三首相の関与を追及する野党と折衝。「首相をかばっている」との批判的な声も上がった。
 復興相として前回選を戦った以降、衆院予算委員長を含め、国会や党要職を歴任。自身も認める「安倍1強」に伴うおごりや緩みへの「逆風」をもろに受ける立場だ。
合区解消めど立たず
 9月30日、東京都内であった党の全国幹事長会議で「厳しい戦いだが、子や孫のため、未来のために必ず勝つ」と訴えたが、足元の古里では課題が山積する。
 昨夏参院選で鳥取、島根両選挙区で導入された合区の解消は見えない。兄の故・竹下登元首相が提唱した「ふるさと創生」の理念を受け継ぐものの、人口減少は進み、JR三江線は廃止が決まった。
 有権者との距離を縮めようと、今秋以降に計画した意見交換は、解散で見送りとなった。全国各地に応援に駆け付けるため、公示後の地元入りは選挙戦最終日だけの見込みで、自ら思いを伝える機会はほとんどない。今月2、3の両日は4地区で会議を開き、党所属の地方議員らが支持固めを急ぐ。
 加えて、新党「希望の党」を率いる小池百合子東京都知事らが仕掛けた野党再編で、安倍政権継続の是非がより厳しく問われる可能性がある。選対本部長の佐々木雄三島根県議は「刺客を送り込まれるのが一番怖い」と新党の動向を警戒する。
1区の新人支援へ
 「自民王国」で前回選と同様、それぞれ候補を擁立する共産、社民両党。民進党を交えた共闘が事実上崩壊し、2党での候補一本化が焦点になる。
 新人の向瀬慎一党県西部地区委員長(46)を擁立する共産党。民進党が「非自民・反共産」を旗印にする新党への合流を決断したのを受け、後藤勝彦県委員会委員長は、政策協定締結や相互支援を条件に「社民党との共闘を追求する」と秋波を送る。
 長年培った民進党・連合との関係か、共産党との共闘か―。板挟みの中、新人の福原宗男代表(70)を擁立する社民党県連が選択したのは、前者だった。
 「共産党とは、絶対に政策協定を結ばない。約束する」―。9月28日夜、携帯電話を握りしめた細田実県連幹事長が自治労県本部の関係者に繰り返し訴えた。護憲や脱原発で一致し、約1万1千人の組合員を擁する連合島根傘下の自治労からの支援は必須だった。
 29日に共産党県委員会との協議が不調に終わり、共産党への抵抗感が根強い連合島根の幹部に、同党が望む条件をのまないことを伝達。翌30日、連合島根は会合に出席した福原氏に支持する考えを伝え、民進党県連も推薦を決めた。社民党は見返りに、1区で新党から出馬予定の民進党県連副代表を県連として支援する方針だ。
 一方、共産、社民両党の中央による候補一本化の調整は11都府県20選挙区で進み、島根2区の扱いも中央が判断することになる。社民党県連内では「共産党が候補を下ろしてくれれば」との本音が漏れるが、比例での議席獲得という目標が重なる2党の共闘は、困難な情勢になっている。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
竹下亘氏(自民) 123、584票
山本誉氏(社民)  34、558票
向瀬慎一氏(共産)  20、479票
2017年10月2日 無断転載禁止

3895チバQ:2017/10/10(火) 22:20:12
http://www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1507005428112/index.html
政治の行方 第1部・戦いの構図(3) 鳥取1区

自民 足元にほころび 
   共闘崩れ野党手詰まり感
 「自民党なのに、政権を批判し過ぎている」
 9月30日、自民党前職の石破茂元地方創生担当相(60)=10期=の選対幹部は、鳥取市内で、複数の同党支持者から厳しい言葉を浴びせられた。
 党総裁をうかがう石破氏は積極的にメディアに露出し、憲法論議などで公然と安倍晋三首相の批判を繰り返す。安倍1強の党内の議論を活性化するためとはいえ、肝心の党内支持拡大は成果が乏しいだけに、見かねた苦言だった。
 後援会を中心に鳥取県初の首相待望論は根強い。同じ日に倉吉市議選立候補者の応援に入った石破氏を、候補者の選対幹部が「国政の最上段に立つのは県民全員の願い」と持ち上げた。石破氏が自派前職の応援で全国を飛び回る中、留守を預かる陣営は待望論をあおり「圧倒的勝利を」と集票を促す。
 ところが、戦いの構図は民進党の候補擁立が難航し共産党新人の塚田成幸党県東・中部地区委員長(53)との対決が濃厚。2012年、14年もほぼ同様で、3回連続とあっては、冷めた空気が漂う。実際、鳥取市内の自民党支部の中には、公示直前まで会合を開かないところもある。
 体制にも不安を抱える。6月の県議会議長選を巡って、自民党の会派は二つに分裂。今選挙で選対本部長を務める山口享県議に反発したグループの一部議員は9月26日の選対会議に姿を見せず、しこりが残ることをうかがわせた。
 総裁選出馬後、党幹事長として臨み、得票率84・5%をたたき出した12年衆院選のような熱気に欠け、山口選対本部長は「得票率は落ちるかもしれない」と懸念。安倍首相の強引な政治手法とは違う石破氏の「誠実さ」をPRする狙いだが「反安倍」が目立つと、再び党支持者の反発を招きかねないジレンマを抱える。
全国会議で問い詰め
 盛り上がりに欠けるのは野党にも責任がある。
 「落下傘候補の擁立の可能性はあるか」
 9月30日に東京都内であった民進党全国幹事長会議で、同党県連の興治英夫幹事長が問い詰めた。今春から事実上ストップしていた候補者選びは看板が「民進党」から新党「希望の党」に変わることで、3回連続不戦敗の阻止へいちるの望みを託す。
 党本部の返答は「意中の選挙区であぶれた人が望めば、検討する」で、現状が劇的に改善したとは言い難い。公示まで1週間ほどに迫った中、擁立できたとしても準備不足が明らかで、対戦相手は希望の党の代表・小池百合子東京都知事と近い石破氏。自民党内からは「石破氏に配慮して立ててこないだろう」との見方が出る。
 あおりを受けるのが連合鳥取だ。小池氏が安全保障や憲法観で選別する方針を示して連合が反発する中、選挙区に候補を擁立できなければ、比例代表への影響も避けられず投票にすら行かない組合員が続出する恐れがある。本川博孝会長は「本当に希望(の党)をやるのかという声が組合員から出ている」と困惑する。
支持拡大見通せず
 希望の党の登場で、描いた野党共闘がもろくも崩れ、手詰まり感が隠せないのが塚田氏を擁立する共産党。
 社民党や無所属の長谷川稔県議が橋渡し役となり、協力態勢の在り方を模索したものの、民進党の候補擁立作業が先延ばしになり、協議のテーブルに着くことさえできなかった。
 共産党県委員会の小村勝洋委員長は「民進が抜けただけで他の枠組みは変わらない」と強がるが、1日の選対会議を終えた社民党県連の米村正一幹事長は「軸になる民進党が今のような状態では難しい」と、温度差がある。支持拡大が見通せないまま公示日が迫る。
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
石破茂氏(自民) 93、105票
塚田成幸氏(共産) 22、888票
2017年10月3日 無断転載禁止

3896チバQ:2017/10/10(火) 22:20:31
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政治の行方 第1部・戦いの構図(4) 鳥取2区

自民戦略練り直し
  希望公認で構図様変わり
 「『大義なき解散』と言う者が随分いる。安倍晋三首相への不信も根強い」
 9月30日に米子市内で開かれた自民党地域支部幹部の会合で、上がる懸念の声に、衆院鳥取2区の同党前職・赤沢亮正元内閣府副大臣(56)=4期=が聴き入った。
 森友、加計学園問題などをきっかけに政権への風当たりが強まる一方、小池百合子東京都知事の新党「希望の党」が民進党を巻き込んで勢いづき、選挙構図は激変した。
 元職の湯原俊二氏(54)との対決は4度目。2009年衆院選の時こそ、626票差と薄氷の勝利だったが、12年、14年と2回連続で比例復活も許さない差をつけ、退けてきた。
 だが、民進党鳥取県連副代表だった湯原氏が希望の党公認を得たとなると、前提が変わる。斉木正一西部選対本部長は「地域に根付いた活動を今まで以上にやらないといけない」と戦略練り直しを迫られ、ため息をついた。
 赤沢氏は「希望の党は都市型保守。躍進は東京一極集中を加速させる」とし、地方重視の政策を訴えて支持をつなぎ留める考えだ。
 ただ、大票田でお膝元の米子市は新しい物好きの土地柄とされるだけに、無党派層が希望の党に雪崩を打つ懸念も拭えず、斉木本部長の憂いは深い。
 湯原氏が赤沢氏の後援会長の職場にもあいさつに飛び込んで来たと聞き、日頃、選挙区での運動量の差も思い知らされる。陣営内では、運動量に勝る湯原氏を風が舞い上げれば「ひょっとすると、ひょっとしかねない」との見方も漏れ、肉薄された09年の記憶がよみがえりつつある。
新党旗印に賛否両論
 湯原氏も不安を抱える。
 3日、希望の党公認が決まって米子市内で会見し「安倍氏の政治を終わらせることが大命題だ」と語ったが、力強い言葉と裏腹に表情は精彩を欠いた。
 原発や安全保障の政策に民進党とは違いがあり、希望の党の旗印を掲げることに、支持者の間でも賛否が入り交じる。有権者にはどう映るのか。「影響のプラスマイナスは測りかねる」と湯原氏自身も見通せていない。
 看板を掛け替えた湯原氏を支える民進党県連も悩みは同じだ。選挙区で敗れた場合の比例復活を後押しするため、県連は希望の党の比例票掘り起こしに注力する方針。支持母体・連合鳥取の本川博孝会長も「どんな看板を背負おうとも支持する」とし、傘下の27産別に指示を徹底した。
 県連の興治英夫幹事長は「湯原氏の当選が第一だ。安倍政権を倒す勢力の当選をお願いしていく」と説明するが、他党への投票を呼び掛けるなりふり構わぬ作戦は、有権者の困惑を招きかねない。
 野党共闘も崩れ去った。「選挙が終わるまで湯原氏と話すことはない」。共産党県委員会の小村勝洋委員長は自前候補を下ろす考えのないことを明言。「(自民党批判の)票が分散する」。自民党県議はほくそ笑んだ。
「第2自民党」に例え
 「希望の党は政策面で自民党と違いはない。第2自民党だ」。共産党新人の福住英行党県委員会常任委員(41)は9月28日、米子市内での街頭演説で、湯原氏が接近した希望の党を攻撃した。
 同29日には小村委員長が社民党県連に共闘を打診したが、色よい返事はなかった。「自民対希望」の構図となり、埋没感も漂う中、「主張のぶれない党として存在感を示す」と赤沢、湯原両氏の戦いに割って入る構えだ。
    =第1部おわり=
…………………………………………………………………
<2014年衆院選結果>
赤沢亮正氏(自民) 76、579票
湯原俊二氏(民主) 49、297票
福住英行氏(共産) 10、270票
        ※民主は現在の民進党
2017年10月4日 無断転載禁止

3897チバQ:2017/10/10(火) 22:20:54
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政治の行方 第2部・揺れる足元(上) 民進・連合


民進党から希望の党へと変わる鳥取2区立候補予定者の街宣車=3日、米子市内
「小池劇場」組織揺さぶる
   代償と副作用残し迷走
 10日の衆院選公示まで1週間を切った。小池百合子東京都知事らによる「希望の党」結成と野党再編劇で、あらためて政党の在り方が問われている。「政治の行方」第2部は、解散後に揺れた山陰両県の政党や組織の足元を見つめる。
 3日深夜、民進党を出て「立憲民主党」を立ち上げた枝野幸男氏の携帯電話が鳴った。民進党島根県連副代表で島根1区に出馬する予定の亀井亜紀子元参院議員(52)からだった。「そちらに加わらせてください」と吹っ切れた声で切り出すと、枝野氏は「ありがたい」と、受け入れた。

異なる路線選択
 同日夕、希望の党が発表した1次公認名簿に、申請した亀井氏の名前はなかった。民進党の前原誠司代表が小池氏と約束したとされる「全員合流」は履行されなかった。
 予兆はあった。希望の党が、内々定通知として送った憲法改正や安全保障関連法への支持など10項目の政策協定書。9月の代表選で枝野氏に投票し、市民団体と安保法制反対で連携を密にしていた亀井氏には「踏み絵」を迫る文書さえ届かなかった。
 公認発表前日の2日、自身を民進党に導いた玄葉光一郎党総合選挙対策本部長代行から「(名簿入りに)実は苦労している」と電話で告げられた。希望の党との決別から一夜明けた4日朝、立憲民主党からの出馬を正式に表明した。
 自らの信念と異なる路線を一時選択し、希望の党の選別に漏れて「所属政党」が決まった混乱は続く。
 連合島根は公示後に2万5千枚の選挙はがきを有権者に送る予定で、過去の選挙では各単組の宛名書きが終わり、集めている時期だが、カードそのものが出来上がっていない。組合に配れるのは公示日の10日以降になる見込みで、景山誠副事務局長は「選挙本番に向けて厳しい」と漏らす。

「カード返して」
 民進党を離れ、希望の党の公認を得た鳥取2区の湯原俊二元衆院議員(54)が払う代償も小さくない。
 排除をいとわない小池氏の政治手法への反発は、連合鳥取にも広がる。湯原氏が希望の党からの出馬意向を決めた後、連合鳥取の本川博孝会長の元には組合員から「希望の党に(票を)入れないといけないのか」との声が届き始めた。一部労組では、上部団体から、希望の党の公認を受けた候補者のボランティアに参加しないよう求めた通達も出た。
 最後まで悩みながらも政権奪取に意欲を示す小池氏に寄りかかった結果、起きた副作用。鳥取県西部の自治労系の組合員は「小池さんは嫌いだ。(一度出した)湯原さんの支持者カードを返してほしい」との言葉を受けた。

失うもの覚悟を
 亀井、湯原両氏を揺り動かした「小池劇場」。旧民主党時代から主要政策で軸足が定まらなかった「寄り合い所帯」は、組織崩壊を誘発する小池氏の排除によって分裂し、2人は別々の道を歩む。
 両県連にそれぞれ所属する地方議員は「選挙はこのまま突き進む」と口をそろえる。
 ただ、大森英一伯耆町議が「得るもんもあるけど、失うもんもあると覚悟しとかんといけん」と語るように、選挙後には党員・サポーターも亀井、湯原両氏と同じく選択を迫られる。憲法観やエネルギー政策など違う主張が組織内に同居する連合も、組織の在り方に向き合う。
 4日朝、亀井氏の出馬表明を見届けた党島根県連の川井弘光幹事長代理は、それぞれの決断を下した前原、枝野両氏をおもんぱかる一方「自民党は派閥で対抗しながら最後はまとまるが、それができなかった」とつぶやいた。
2017年10月5日 無断転載禁止

3898チバQ:2017/10/10(火) 22:21:08
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政治の行方 第2部・揺れる足元(中) 共産・社民


衆院解散直後、街頭に立ち安倍政権打倒を訴える共産党島根県委員会の幹部ら=9月28日、松江市内
埋没の危機 問われる力量
   反安倍で存在感示せるか
 衆院選公示を6日後に控えた4日午後、共産党島根県委員会の幹部2人が、島根1区に出る亀井亜紀子元参院議員(52)の松江市内の事務所に予告なしで姿を見せた。遊説から戻ってきた亀井氏との約20分間の面談で「候補を降ろします」と告げた。
 小池百合子東京都知事が率いる希望の党に亀井氏が公認申請した際、県委員会の尾村利成副委員長は「野党共闘をほごにした」と名指しで非難。公認から漏れてリベラル派の受け皿として枝野幸男氏が設立した立憲民主党入りを決めると、姿勢を軟化させた。
 同日夕、同市内で共産党候補の取り下げを発表した後藤勝彦委員長は「安倍政権で、憲法が変えられようとしている。共に戦いたい」と勇んだ。

一本化に戸惑い
 ただ、県委員会では主戦論が強かった。1区内には中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)が立地し、地方議員らが稼働阻止に取り組んでいるからだ。
 思いは亀井氏に託すことになったが、有権者に伝わるかは見通せない。同氏を支援する連合島根は各組織で考えに違いがあり、過去の民主党(現民進党)候補同様に「あえて触れる必要はない」との意見は強い。
 共産、立憲民主両党の中央主導で突如決まった候補の一本化。県委員会内では「みんな『ぽかーん』って感じだ」と戸惑いも聞かれる。
 4日の記者会見後、同市内で開いた総決起集会。戸惑いを打ち消そうとするかのように、後藤委員長は約100人の支持者に「野党は共闘、野党は一本化という市民の願いに立っての決断だ」と理解を求めた。
 野党統一候補で戦った昨夏参院選の鳥取・島根合区選挙区は政策と理念の違いで不協和音が生じ、惨敗。連合の共産党への抵抗感は強く、市民団体も巻き込んだ野党共闘は、事実上実現しなかった。
 亀井氏を支える民進党県連には「トラウマになっている」との声があり、引き続き距離を置く。
 反安倍政権の受け皿として期待を集め、党の議席を増やした過去と違い、今回は、小池氏が仕掛けた政局の中で、埋没の危機に直面する。

当落が存続直結
 社民党が置かれる状況はなお厳しい。5日、大田市内であった島根2区に出馬する福原宗男県連代表(70)の事務所開き。県連幹部の出馬の決断で「船出」ができた安堵(あんど)感に包まれた。
 一方で、危機感も同居した。党所属国会議員は4人で衆院の2人の当落が党の存続に直結する。かつて党の看板を背負った辻元清美氏らは去り、民進党を経て野党再編で枝野氏に追随。山本誉県連副代表は「立憲民主党ができて社民党の影が薄くなるのが怖い。比例票も流れる懸念がある」と支持者にこぼした。
 水面下では、共産党の小池晃書記局長と社民党の又市征治幹事長が島根2区での候補一本化で合意したものの、民進党・連合との関係を重視した社民党県連の意向が伝わり、幻に終わった。鳥取側では、候補擁立を断念した上に、野党共闘の接着剤の役割を果たせなかった。
 政権奪取を掲げ、反安倍政権の選択肢を示す小池氏に揺さぶられ、存在がかすむ共産、社民両党。参院選合区選挙区に野党統一候補として出馬した福島浩彦氏は「希望の党が(選挙後に)与党に右へ倣えになり、野党も有権者に響きづらい言葉で護憲を叫び続けて歯止めにならない、この構図になるのが危険」と語る。老舗政党の力量が問われている。
2017年10月6日 無断転載禁止

3899チバQ:2017/10/10(火) 22:21:22
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政治の行方 第2部・揺れる足元(下) 自民・公明


公明党の講演会で、衆院選必勝を期して拳を突き上げる自民、公明両党の幹部ら=5日、出雲市内
 安泰空気一変守りの戦い
    選挙協力双方認識にずれ
 「迷惑で、怒っている」-。3日に安来市で自民党安来、広瀬、伯太3支部が開いた島根1区に出馬する前職の細田博之党前総務会長(73)の集会で、支部幹部が苦言を呈した。
 解散を決断した安倍晋三首相の出身派閥の領袖でもある細田氏にとって、耳の痛い話は続く。安倍首相がせめて臨時国会の冒頭の所信表明で信を問う理由を説明すべきだったと指摘し「責任政党としての立場をわきまえてほしい」とまくし立てた。
 細田氏は、北朝鮮対応や消費税増税分の使途変更などは信を問うべきテーマとする首相発言をなぞり「これまでの経験を積み重ねた政党こそが日本を立ち直らせ成長させる」と理解を求めるしかなかった。
 解散の兆しが出た9月中旬、党鳥取県連の安田優子幹事長が「(首相は)今ならやれる(勝てる)と思ったのではないか」と分析した戦いは、唐突だったために身内からも大義をただす声が収まらない。その上に政権批判の受け皿となる、小池百合子東京都知事が率いる希望の党の登場で様相が変わった。
 政権を取り返した2012年衆院選から大勝を続ける自民党。ただ、党所属の地方議員の多くは「他に選択肢がないから勝ってきただけだ」との見方を示す。
 中央で日増しに募る危機感を物語るように、党本部は、島根2区に出る前職の竹下亘党総務会長(70)に対し、激戦区への応援弁士としての投入を見据え、投開票前の3日間を空けるように指示。公示後は一度も地元入りできない可能性が出てきた。
 バーターで結束
 守りの戦いを強いられる中、一層頼ったのは連立政権を組む公明党だった。
 「相当厳しい」―。鳥取2区から出馬する自民党前職の赤沢亮正元内閣府副大臣(56)は5日、米子市内で公明党の支持母体・創価学会幹部にこぼした。
 脳裏には、同区から希望の党公認で出馬する湯原俊二元衆院議員(54)に626票差に迫られた09年衆院選が浮かぶ。赤沢氏が「お互い全面的に協力しよう」と呼び掛けると、創価学会幹部は希望の党の勢いを台風に例えて「瞬間最大風速ではないかもしれないが、弱まったわけではない」と案じた。
 公明党が選挙区で自民党候補の集票に協力する代わりに、比例で支援を受ける「バーター」。島根側でも公明党との関係が薄かった細田氏が3日、松江市内で創価学会幹部を訪問。翌日の4日、市内であった公明党の時局講演会であいさつに立った細田重雄選対本部長が自民党系の松江市議も見守る中、約500人を前に「心をひとつに頑張っていきましょう」と呼び掛けると、拍手が湧いた。
 初要求突き付け
 背に腹は代えられない事情は公明党も同じだ。
 党鳥取県本部の銀杏泰利代表は9月28日、鳥取1区の自民党前職の石破茂元地方創生担当相(60)と赤沢氏の陣営に「比例で公明党を推薦してほしい」と初めての要求を突き付けた。
 危機感の背景は希望の党の存在だ。比例中国ブロックの現有2議席の維持が至上命令の中、同党は中国4県の小選挙区で10人以上を擁立し、影響を受ける可能性もある。
 自民党側は競合する比例で推薦を出すのは「党紀違反」になるとして、文書を交わすことに消極的だが、銀杏代表は「貢ぐばかりで見返りがない」とけん制を続ける。
 ただ、公明党も7月の都議選では小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」と選挙協力し、自民党を大敗に追い込んだだけに整合性が問われる。
 安泰ムードは一変し、小池氏が仕掛けた野党再編できしむ自民、公明両党の蜜月関係。有権者に対し、連立政権の実績と政策だけでなく、解散の大義も説明を尽くす責務がある。
2017年10月7日 無断転載禁止

3900チバQ:2017/10/10(火) 22:25:16
>>3356 <衆院選2017>1区 3極対決の構図に 自民・希望・立憲、擁立へ /岡山
>>3503 <衆院選2017>2区 前職2氏、3度目対決 自民・希望に2新人挑む /岡山
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk33010556000c.html
<衆院選2017>3区 重鎮引退で混沌 希望・共産・「無所属」2人 /岡山
10月07日 00:00毎日新聞

 1996年の小選挙区制導入以降、平沼赳夫・元経産相(78)が議席を守り続けてきた3区。その赳夫氏が政界引退を表明し、事態が混沌(こんとん)としている。自民党は前職の阿部俊子氏(58)と新人の平沼正二郎氏(37)の公認調整が不調に終わった。5日に擁立が決まった希望の党元職の内山晃氏(63)に加え、共産新人の尾崎宏子氏(61)も交えた4人の戦いだ。

 阿部氏は2005年衆院選で、郵政民営化に反対した赳夫氏への刺客として党本部主導で擁立された。両氏は以降、計4回対決。いずれも赳夫氏が制し、阿部氏が比例復活するパターンを繰り返してきた。赳夫氏は15年に復党したものの、脳梗塞(こうそく)からの回復が間に合わず、政界引退を表明。次男の正二郎氏が後継として名乗りを上げた。党本部で候補者調整が続いたが、「公認見送り」で決着した。

 阿部氏は6日、県庁で報道陣に対し「4期12年地域を回って頑張ってきた。自民だからと支えてくれた人もいる。とても残念」と悔しさをにじませた。国会開会中も週末は地元に帰り、選挙区回りを続けてきた。ミニ集会も数多くこなし、国政報告は手短にして住民の要望に耳を傾ける。「無所属でも選挙の戦い方は変わらない」と胸を張る。

 正二郎氏は1日、津山市のホテルに約500人の後援会員を集め、2年ぶりに地元入りした赳夫氏と並び、「長年父を支えていただいた皆さんに恩返しさせてほしい」と後継をアピールした。3日には備前市で、備前焼の陶芸店を歩いて回り、「精いっぱい頑張ります」と握手を繰り返した。父親の悲願である憲法改正や、子育て世代の支援などの政策を掲げ、知名度アップに全力を注ぐ。

 内山氏は民主党の元衆院議員。民主政権時代の3期目途中に消費増税などに反対して離党し、「新党きづな」の代表に就いた。12年衆院選で落選後はバッジとは無縁だったが、「2大政党を目指す希望の党に共鳴した」と出馬を決意した。長年、社会保険労務士を務め、国会で年金問題を追及してきた。出身が千葉県で落下傘候補になるが、年金制度の不備や派遣労働の問題を訴えるつもりだ。

 尾崎氏は1日に津山市の鶴山公園近くで演説した際、「安保法制、共謀罪など悪法を次々作ってきた安倍政権の暴走をストップさせよう」と力を込めた。憲法改正反対や消費増税反対を唱えている。【石川勝己】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇出馬が予想される顔ぶれ

 ■3区

内山晃 63(3)元

尾崎宏子 61 新

阿部俊子 58 (4)前

平沼正二郎 37 新

 =岡山市東区の一部、津山市、備前市、赤磐市、真庭市(一部を除く)、美作市、和気町、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町

………………………………………………………………………………………………………

 ◇前回2014年衆院選の結果

平沼赳夫 次世代 当73,852

阿部俊子 自民  比57,647

古松国昭 共産   18,654

 ※当は当選、比は比例復活当選

3901チバQ:2017/10/10(火) 22:26:30
4区見つからず
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk33010356000c.html
<衆院選2017>5区 三つどもえの戦い 自民VS共産に希望参戦 /岡山
10月09日 00:00毎日新聞

 2014年の前回衆院選では旧民主党が候補者を擁立せず、自民前職の加藤勝信氏(61)と共産新人の美見芳明氏(60)の一騎打ちとなった5区。今回はこの2人に加え、希望の党元職の樽井良和氏(50)を交えた3人の戦いになりそうだ。

 加藤氏は1日に笠岡市であった自民県連幹事長の天野学県議の在職30年記念パーティーに出席。「苦しい時に支えていただいた恩人」と祝辞を述べ、05年衆院選を振り返った。

 加藤氏は03年に自民の中国比例単独で初当選した。05年は5区での立候補を目指したが、公認は国家公安委員長(当時)の村田吉隆氏。無所属出馬の決意を固める中、党本部が公示前日に加藤氏を比例2位にすると発表。加藤氏と村田氏が小選挙区と比例で交互に立候補する「コスタリカ方式」が確立された。この時、加藤氏を支えたのが天野氏だった。

 村田氏が12年に引退を表明すると、加藤氏は5区で唯一の自民候補となり、議席を守り続けた。12、14年は投票率が50%台と低迷する中でも10万票以上を獲得。14年は8割近い得票率を記録した。現職の厚労相で地元にはなかなか帰れないが、陣営は「大臣として挑む初の選挙。ふさわしい結果を」とさらなる票の上積みを目指す。

 希望が樽井氏の公認を発表したのは3日。急な出馬で連合などの団体の支援は間に合わないが、逆手に取って「しがらみのない候補」とアピールする構えだ。出身は備前市。旧民主から立候補した03年衆院選では大阪16区で敗れるも比例復活当選。参院選比例代表でも12年に繰り上げ当選し、衆院議員と参院議員をそれぞれ1期務めた。5日に県庁であった記者会見では「ベーシックインカム(最低所得保障)制度の導入を実現するために立候補する」と語った。

 美見氏は前回、5区で唯一、反自民票の受け皿となった。今回、希望の候補が擁立されることについて「『共産』『安倍政権』『安倍政権の補完勢力』による戦いであることを訴えていきたい」と話している。【小林一彦】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇前回2014年衆院選の結果

加藤勝信 自民 当 105,969

美見芳明 共産    27,693

 ※当は当選

 =倉敷市の一部、笠岡市、井原市、総社市、高梁市、新見市、真庭市の一部、浅口市、里庄町、矢掛町、吉備中央町の一部

3902チバQ:2017/10/10(火) 22:29:50
>>3352 <構図は今>17衆院選・香川1区 票読み交錯、激戦区 /香川
>>3485 <構図は今>17衆院選・香川2区 希望への支持不透明 /香川
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk37010406000c.html
<構図は今>17衆院選・香川3区 野党一本化、自社対決 /香川
10月07日 00:00毎日新聞

 1日、丸亀市で開かれた自民前職の大野敬太郎氏(48)の事務所開き。衆院解散後も防衛政務官として北朝鮮の核・ミサイル問題などに対応する大野氏があいさつに立つ前、小野寺五典防衛相のビデオメッセージが流された。「今回は大変厳しい選挙になる」として、こう呼びかけた。「大野政務官はおそらく(選挙期間の)半分も地元に帰れない。その間も国を守る決意で頑張っていることを地元のみなさんにぜひ知っていただきたい」

 大野氏の父功統(よしのり)氏(81)は中選挙区時代の1986年に初当選し、旧香川2区と現3区で8連勝。防衛庁長官も務めた重鎮だ。自民が下野した2009年8月の衆院選でさえ、次点候補に2万票近くの大差で勝利した。

 その盤石な地盤を引き継いだのが、功統氏の長男で秘書も務めた大野氏。初挑戦の12年12月は2位にほぼダブルスコア、14年12月はトリプルスコアで圧勝し、強固な組織力を見せつけた。

 だが今回、候補者が地元に張り付けない初めての選挙となる。期間中の半分ほどしか地元入りできない見込みで、支援者からは「本人が遊説できないと盛り上がりに欠ける部分はある」との声も漏れる。

 一方、大野氏の牙城に立ち向かうのは社民新人の藤田伸二氏(62)。立候補が正式に決まったのは9月28日とずれ込んだ。

 実は発表直前まで、民進、社民、共産の3党は“野党統一候補”としてある女性を無所属で立てることを模索していた。しかし本人が固辞して調整は難航。昨年12月に出馬を表明していた共産新人に加えて藤田氏も名乗りを上げ、前回と同様、自民、社民、共産による三つどもえの戦いになるとみられていた。

 そんな中、民進が希望の党(代表・小池百合子東京都知事)への合流を決めたことで状況は一変。安保法制や憲法改正などへの立場の違いから、希望と距離を取る共産と社民が各地の選挙区で共闘方針を打ち出した。香川3区でも共産新人が出馬を取りやめ、社民の藤田氏に一本化された。

 県内の衆院選では、これまで1、2区では社民が民進を、3区では民進が社民を互いに支援してきた。しかし今回、社民は自主投票とし、民進も「対応を模索中」(県連)だ。それでも藤田氏は「小池新党ができているが、やろうとしている中身は自民党とほとんど変わらない。自公政権対小池新党が争点ではない。第三の道がある」と訴え、保守以外の受け皿となる点を強調する。

 先代の時から圧倒的な強さを誇ってきた大野氏の陣営。だが、陣営幹部はこう引き締めを図る。「自民と希望の保守政党同士が戦う1、2区に比べて、3区は自民対社民で構図が分かりやすい。自民への批判票が集まる可能性もあり、楽観はできない」【岩崎邦宏、小川和久】

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 ◆香川3区の立候補予定者

大野敬太郎(48)=自民・前職(2)

藤田伸二(62)=社民・新人

 *敬称略。数字は当選回数

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 ◆香川3区の過去3回の得票結果

 <2014年12月>

当 大野敬太郎(自民) 76281

  高田良徳(社民)  25899

  土岐一郎(共産)   9688

 <2012年12月>

当 大野敬太郎(自民) 85463

  米田晴彦(社民)  42907

  藤田均(共産)    7888

 <2009年8月>

当 大野功統(自民)  73379

  米田晴彦(社民)  53822

  真鍋健(無所属)  32963

  近石美智子(共産)  7325

  妹尾真由美(幸福)  1886

 *敬称略。「当」は当選者。政党は当時

3903チバQ:2017/10/10(火) 22:30:34
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171006_1.htm
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2017/10/06



 香川の衆院選3選挙区の中で、唯一「リベラル層」の受け皿がなくなっているのが1区。立候補を予定しているのは、安保法制や憲法改正に賛成の立場の自民と希望の公認候補だけで、共産、社民が自主投票を決めたためだ。「安保や憲法問題で主張が異なる党に入れるのは抵抗がある」「何を信じて1票を投じたら良いのか」など、諦めや困惑の表情が広がっている。

 香川1区で出馬を予定しているのは自民前職の平井卓也氏(59)と、希望前職の小川淳也氏(46)。

 小川氏は民進党県連代表だった昨年の参院選で、擁立を決めていた民進候補者を取り下げ、共産候補に一本化。ともに街頭演説に立つなど支援してきたことで、次期衆院選では野党共闘で臨むものと思われていた。

 しかし、小川氏が従来の主張と異なる希望の公認を受けたことで、状況が一変。共産が「(小川氏の)苦心に報いたい」として候補者を擁立しないという"共闘"の余地を残す一方、社民はこれまでの小川氏に対する支持を見送った。

 「安倍首相に対峙(たいじ)するという理由だけで希望を支援しろというのは無理がある。政策を横に置いてうらみつらみだけで選挙をするのか」との指摘は民進党内部からも挙がる。

 社民党員も「今回は選挙区は白紙で投票するしかない」。別の同党支持者は「昨年の参院選では、自分の後輩を降ろして共産を推し、今度は自分が仲間を残して希望へいく。何を信じて1票を投じたらいいのか」とあきれ気味に話した。

 共産も自主投票を決めたものの、安保や憲法改正では希望とは180度主張が異なる。共産のある自治体議員は「希望は政策が全く違う。支援者から小選挙区の話が出たら誰を書いてとは言えない」と困惑。同党の支持者は「今回の党の判断に違和感を感じる。昨年の参院選とのバーターだったのだろうか」と話した。

 原発反対の運動を展開する高松市内の女性(63)は「希望は第2自民党という話もある。原発の再稼働に明確に反対してくれる投票先がない」とこぼした。

 1区以外では、2区が自民前職の瀬戸隆一氏(52)、希望前職の玉木雄一郎氏(48)、共産新人の河村整氏(58)、3区では自民前職の大野敬太郎氏(48)、社民新人の藤田伸二氏(62)がそれぞれ立候補を表明している。

3904チバQ:2017/10/10(火) 22:30:51
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171007_3.htm
2、3区 候補者不在の陣営やきもき 防衛公務を優先、他県へ応援弁士 対立候補 票掘り起こし懸命

2017/10/07



 ミサイルの発射や核実験の強行など、緊迫する北朝鮮情勢の中での総選挙。「大将がいない選挙戦だが、我々が頑張るしかない」。香川3区に立候補を予定する自民前職の防衛政務官、大野敬太郎氏(48)の陣営は気を引き締める。

 2人の政務官は交代で東京にいなければならず、選挙期間中も半分の6日間しか地元で活動できない見込みだ。公示日は2カ所で出陣式を終えて即上京する。投開票日ですら地元にいられない可能性がある。

 陣営からは不安視する声も聞こえるが、大野氏は「北朝鮮情勢を考えれば、来年の任期までずるずるといけば手足を縛られる。しっかりとした政治でアクションを起こすには今の解散しかなかった」と強調。地元にいる間に少しでも多くの人に会おうと、寸暇を惜しんで奔走している。

 3区では共産と社民が共闘し、社民新人の藤田伸二氏(62)に一本化。与野党の一騎打ちに持ち込んだ。藤田氏は「平和憲法下で暮らしてきた我々は、次世代に平和を引き継がなければならない」と訴える。

 香川2区に出馬予定の希望前職、玉木雄一郎氏(48)も、地元を空けることがある。先月30日は群馬県、今月4日にも地元で活動後に愛媛県へ。民進で選対委員長代理を務めた経験から全国の情勢に詳しい上、国会答弁で知名度が上がり、応援弁士として人気だ。公示後も、可能な限り応援に出向く予定という。

 ただ、今回は保守色の強い希望へ移り、過去の選挙で支持を受けた社民が自主投票とするなど、支援組織の足並みが乱れている。玉木氏は「これまでも党を前面に出した活動はしておらず、心配はない」と話すが、陣営は「今後の影響は分からない。候補者の思いを丁寧に説明していくしかない」と気をもんでいる。

 2区では、自民前職の瀬戸隆一氏(52)、共産新人の河村整氏(58)も立候補を表明。地盤固めや票の掘り起こしへ懸命だ。

 瀬戸氏は過去2回連続で玉木氏に敗れ、比例復活で当選してきた。今回、玉木氏は民進から希望へ移り、局面が変化した。瀬戸氏は「新党ができたが、北朝鮮の脅威がある今、何かを試す余裕はない」と与党への支持を訴え、陣営も「(希望は)選挙互助会でイメージは良くない。奪われていた保守票を取り戻すチャンスだ」と意気込む。

 3小選挙区で唯一の共産候補が河村氏。民進の希望合流により、安保法制や改憲に反対する層の受け皿として存在感は増した。「政党の値打ちが問われている。憲法9条を守る思いを持つ皆さんと共闘したい」。

3905チバQ:2017/10/10(火) 22:31:22
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171009_4.htm
戦いの構図 2017総選挙かがわ

2017/10/09



1区 平井 地域貢献に汗流す 小川 共産「支援」に安堵
 自民前職の平井卓也(59)と希望前職の小川淳也(46)の6度目の対決だが、一対一は初めて。昨年の参院選で共産党候補への「野党一本化」に尽くした小川に配慮し、共産はこの区で初めて候補者を擁立しなかった。一方で、社民はこれまで小川氏に出していた支持を見送ったため、「リベラル票」の受け皿がない、全国でも異例の選挙区となっている。

 かつてない危機感で取り組んでいるのは平井陣営だ。前回衆院選の小川との票差は約8300票。共産候補の得票数が約9800票で、自主投票を決めた共産票の行方に気をもむ。

 加えて、「安倍政権のおごり」への批判のほか、県議会、高松市議会の自民会派は分裂状態。それでも、連立を組む公明の推薦は引き続き得られたため、従来の保守票をしっかり固めるべく、組織の引き締めに全力を挙げている。

 平井は「北朝鮮問題は戦後初の安全保障の危機。国民を守り、暮らしを守れるのは自公の安定政権しかない」などと強調。景気の着実な回復、地域振興に汗をかく決意を訴える。

 小川は突然、希望という「保守政党」に大きく舵を切った。安保法制反対の集会に出席したり、自らのブログでも廃止を強く訴えたりしていたほか、改憲には反対姿勢をとってきたが、これまでの立場から一変した。

 ただ、昨夏の参院選で連合の反発にもかかわらず、共産候補と一緒に選挙カーに上って演説するなど支援。共産もこれに応えて候補者擁立を見送り、もくろみ通り、保守に共産を加えた全国異例の"共闘"による一騎打ちに持ち込んだ。

 野合批判に対しては「安倍政権を打倒する。これ以上の大義はあるか」と反論。これまでの経緯、自らの政治姿勢を丁寧に説明していく考えだ。

2区 瀬戸 選挙区勝利が悲願 玉木 二大政党呼び掛け 河村 消費増税の中止を
 自民前職の瀬戸隆一(52)と希望前職の玉木雄一郎(48)、共産新人の河村整(58)の3人の争い。

 瀬戸は初出馬から2回連続で比例復活に甘んじている。3期目を目指す今回を背水の陣と位置付け、悲願の選挙区での議席獲得を目指す。

 地域をきめ細かく歩き、中小企業経営者や農業者との対話を重ねることに力を注いできた。支援の輪は着実に拡大しており、前回ほとんどなかった後援会は約40にまで増え、陣営は「まいた種が実り始めた」と手応えを感じている。

 選挙戦では、庵治石の東京五輪会場への採用に向けた活動や国道11号の大内・白鳥バイパスの延伸などを成果として強調。与党の一員として、地元への貢献度もアピールしていく。

 4選を目指す玉木は希望の1次公認を得た。これまでの活動で「玉木党」とも呼ばれる強固な支持基盤を築き上げている。今回、社民の支持は得られなかったが、陣営は「これまでも党を前面に出しての活動はしていない。希望入りしても不安はない」と自信をうかがわせる。今後も自身のカラーを前面に打ち出し、党を引っ張る意向だ。

 従来から二大政党制の実現を強く訴えており、希望が立ち上がった今選挙を政権交代を懸けた重要な選挙と位置付け、攻勢を掛ける。昨年は民進党の代表選にも出馬。全国的な知名度もアップし、全国の他選挙区での応援演説も積極的にこなしている。

 7度目の衆院選出馬となる河村は1区から2区にくら替えしての立候補。2区での出馬は2005年以来となるが、県内唯一の選挙区候補として党の存在感をアピールしている。

 解散後は街頭演説に力点を置き、消費増税の中止などを訴えるほか、「解散は疑惑隠しで、憲法の私物化。安倍政権に憲法改正を訴える資格はない」と現政権を厳しく批判。「ぶれない政党は共産党だけ。憲法9条堅持を掲げる共産党の存在感は増している」と述べ、"ぶれない政党"を強調する。

 農村地域を意識して農産物の価格保証と農家の所得保証の必要性も強く訴えている。

3906チバQ:2017/10/10(火) 22:31:44

3区 大野 防衛の重要性前面 藤田 平和憲法継承訴え
 自民前職の大野敬太郎(48)と社民新人の藤田伸二(62)の一騎打ち。

 3選を狙う大野は防衛政務官。北朝鮮が弾道ミサイル発射などの挑発行動をエスカレートさせる中、公務をこなしながらの選挙戦となる。選挙期間中の半分は在京を余儀なくされ、地域での活動はおのずと制約を受ける。陣営は政務官として実績をアピールしながら、選対を挙げて活動をバックアップ。票の上積みを目指す。

 大野は地元に戻った際にはできる限り多くの有権者と会おうとあいさつ回りに奔走。地域の祭りなどのイベントにもこまめに足を運んでいる。防衛の重要性を強調するほか、地方創生や社会保障の充実、農業振興なども訴え、支持の拡大を図っている。

 藤田は、丸亀市職労委員長を経て今年4月まで同市議を務めていた。衆院選は初挑戦となる。

 出馬表明は解散が決まった9月28日。共産が候補者を降ろして一本化を実現、自民との一対一の構図に持ち込んだ。出遅れをカバーしようと、社民県連のほか、自治労をはじめとする労組が組織をフル稼働して全面支援している。

 出身地の丸亀市を起点に支持者へのあいさつ回りに重点を置いた活動に力を入れ、知名度アップに向けた街頭活動も力を注ぐ。街頭では共産関係者と一緒に立ち、「平和憲法の下に暮らしてきた我々が次の世代にも平和を引き継がなければならない」と訴える。

(文中敬称略)

3907チバQ:2017/10/10(火) 22:33:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171007ddlk35010499000c.html
<2017衆院選やまぐち>県内4選挙区の動き/上 野党に再編のうねり /山口
10月07日 00:00毎日新聞

 ■1区

 ◇4新人が名乗り 自民副総裁の正彦氏不出馬

 高村正彦自民党副総裁の不出馬を受け、長男で自民の高村正大(まさひろ)氏(46)、希望の党の大内一也氏(43)、共産党の五島博氏(61)、幸福実現党の河井美和子氏(55)の4新人が名乗りを上げた。

 「私より優れたところもある。よろしくお願いしたい」。5日、引退表明後初めて1区入りした正彦氏は、自らの12期連続当選を支えた地方議員らを集めて要請した。祖父の代からの地盤を引き継ぐ高村氏は「自分が何を考え、何をやりたいか知ってもらうのが第一だ」と気を引き締める。

 野党再編の波にもまれる大内氏は「働く人のための政策を実現したい」とつじ立ちなどで地道に訴える。はがきやポスターを「民進」から「希望」に修正。民進県議の支援も受け、態勢づくりを急ぐ。選対幹部は「『自公政権を変えたい』と思う無党派層を掘り起こす」と意気込む。

 五島氏は、1区内各地で街頭演説し「日本を再び戦争する国にする流れを進めてきた」と政権批判を強める。希望についても「第2自民党だ」と切り捨て、市民との連携を訴える。4日、山口市であった事務所開きには、昨年の参院選山口選挙区の野党統一候補も応援に駆けつけた。

 国防強化などを訴える河井氏は2日、出身地の周南市に事務所を開き「大義なき疑惑隠し解散だ」と安倍晋三首相批判を展開した。衆院選を「国防政策の選択選挙」と位置付け、防衛費倍増や非核三原則の撤廃、憲法9条改正などを主張している。

 ■2区

 ◇自民前職に共産新人挑む

 3選を目指す自民前職の岸信夫氏(58)に、共産新人の松田一志氏(60)が挑む。民進の擁立見送りなどで受け皿を失った票の行方も注目される。

 実兄の安倍晋三首相を支える立場の岸氏は、5日に岩国市であった事務所開きで「アベノミクスを地方まで行き渡らせたい」と前回衆院選に続き訴えた。米空母艦載機部隊移転に伴い、岩国基地周辺自治体の地域振興策を進めた実績もアピール。「安倍政権を前に進めるための大切な選挙だ」と位置づける。

 松田氏は、衆院解散直後から岩国市を中心につじ立ちを重ね「艦載機移転の中止」を主張し、森友・加計学園問題や安保法制、憲法改正なども争点に挙げる。中国電力が2区の上関町に計画する上関原発建設にも反対の立場で、各争点ごとに思いを共有する市民や他野党の結集を呼び掛けている。

  ◇   ◇

 衆院選(22日投開票)は10日公示される。突然の解散や野党再編のうねりを受け、山口1〜4区の構図は公示が目前に迫ったいまなお流動的だ。事実上の選挙戦に入った立候補予定者たちの動きを2回に分けて紹介する。【衆院選取材班】

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 ■1区

高村正大 46 自新

大内一也 43 希新

五島博 61 共新

河井美和子 55 諸新

 ■2区

岸信夫 58 自前

松田一志 60 共新

 ※敬称略。名鑑は氏名、年齢、政党・政治団体名、前職・新人の順。

〔山口版〕

3908チバQ:2017/10/10(火) 22:33:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171008ddlk35010354000c.html
<2017衆院選やまぐち>県内4選挙区の動き/下 /山口
10月08日 00:00毎日新聞

 ■3区

 ◇自民、立憲一騎打ち 野党一本化

 10選を目指す自民前職の河村建夫氏(74)と、共産や社民が支援する立憲民主新人の坂本史子氏(62)との一騎打ちになりそうだ。

 河村氏は、党地方創生実行統合本部長として応援で全国を回る一方、地元行事にも参加してアピールを欠かさない。衆院解散直前、3区の一部で参院山口選挙区の林芳正文科相(56)のくら替え待望論が浮上。党本部方針で間もなく公認が決まったが、地元後援会では県連対応に不満がくすぶる。6日、宇部市であった事務所開きでは「自公の安定政権で日本をしっかり守っていく」と訴え結束を呼び掛けた。

 曲折の末に立憲公認を得た坂本氏は5日、宇部市で記者会見を開き「志を同じくする市民や政党と協力したい」と力を込めた。当初は民進から出馬を予定。希望との合流方針を受け、一時は希望への公認申請も考えたが、憲法観から立憲を選んだ。その結果、民進県連の支援は失ったが、共産が独自候補の擁立を取り下げ野党一本化が実現。会見では「安保関連法廃止」や「脱原発」なども掲げ、政権批判層にPRした。

 ■4区

 ◇首相に4新人挑む 他に出馬検討も

 自民前職の安倍晋三氏(63)に、希望の藤田時雄氏(63)▽共産の西岡広伸氏(54)▽無所属の黒川敦彦氏(39)▽同、郡昭浩氏(56)--の4新人が挑む構図が見込まれるが、他にも出馬を模索する動きがある。

 前回同様、選挙区に戻る予定のない安倍氏を党と後援会組織が支える。解散当日から妻昭恵さん(55)は再三地元入りし、公示後も4区に張り付く。5日、下関市の事務所開きで昭恵さんは「総理総裁としてふさわしい立派な票を出していただき、もう一度、主人に大きな仕事をさせてください」と涙ながらに訴えた。

 民進から出馬予定だった藤田氏は、3日に希望の公認が正式に決まった。「不安や戸惑いもあったが、今はやるしかないという気持ち」と気を引き締める。4日の街頭演説では「アベノミクスは破綻同然だ。『安倍さんしかいない』というこの空気を変えなければいけない。私が新風を起こす」などと呼び掛けた。

 民進との野党共闘を目指していた共産は希望を「自民の補完勢力」と批判し、独自候補擁立を貫くこととなった。「立憲政治を取り戻す」と訴える西岡氏は「市民と野党の共闘こそが、安倍政権を倒す唯一の道だ」と街頭などで繰り返し呼び掛ける。6日には党所属の参院議員も応援に駆けつけ、安倍政治打倒を訴えた。

 6日、県庁で記者会見して出馬を表明した黒川氏は、安倍氏の友人が理事長を務める学校法人加計学園の獣医学部新設問題を争点とする。地元の愛媛県今治市ではなく「首相のお膝元で主張したい」と山口4区を選び、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で発信しながら草の根の広がりに期待する。一方、郡氏は政権批判などを展開。他に下関市から立候補を検討する女性もいる。【衆院選取材班】

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 ■3区

河村建夫 74 自前

坂本史子 62 立新

 ■4区

安倍晋三 63 自前

藤田時雄 63 希新

西岡広伸 54 共新

黒川敦彦 39 無新

郡昭浩 56 無新

〔山口版〕

3909チバQ:2017/10/10(火) 22:47:30
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASKB86F00KB8PTIL014.html
作る、捨てる、また作る…野党再編、印刷業者もドタバタ
10月09日 21:22朝日新聞

作る、捨てる、また作る…野党再編、印刷業者もドタバタ
新党騒ぎの2週間と印刷業者の動き
(朝日新聞)
 安倍晋三首相が衆院解散を表明してから2週間になる。この間、新党「希望の党」の結党や民進党の分裂など、激しい野党再編劇で選挙構図は一変した。目まぐるしい離合集散の陰で、置き去りにされたものはなかったか。ある印刷会社の日々を通じて振り返る。

 大阪市北区のマンションの一室にある、企画制作・印刷会社「スタジオくとうてん」。同社では、営業や制作などを担当する6人が働き、選挙になると、ポスター作りやたすきのデザイン考案などの仕事を請け負う。得意先の一つが、民進党大阪府連だ。大阪の選挙区では、13人が民進党から立候補を予定していた。

 安倍首相が衆院解散を表明した9月25日の翌日。

 民進党の立候補予定者の一人から、たすきを受注した。「民進党」のロゴと候補者の名前入り。営業担当者が解散の動きをにらみ、事前に陣営に接触して準備を進めていた。民進党の前原誠司代表と予定者が並ぶ「2連ポスター」も準備。28日に納品予定だった。

 ところが、27日に事態は急変する。前原代表が希望の党への「合流」方針を提案すると報じられたのだ。民進党から出るはずだった別の予定者からすぐに連絡が入った。念のために政党名を入れず、名前だけのたすきを作ることにした。

 28日、衆院解散。民進党の両院議員総会で、希望の党への事実上の合流方針が決まった。この時点で、民進党のたすきとポスターはすべて水の泡になった。

 さらに30日、希望の党代表の小池百合子・東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事が大阪市内で会談。東京と大阪で候補者をすみ分け、大阪では希望の党の候補者を立てないことで合意した。大阪の民進党の予定者13人は希望の党へ合流できなくなり、行き場を失った。

 無所属で立つのか、立候補をあきらめるか。予定者たちは、連夜、民進党大阪府連に集まって悩んだ。同社の営業担当は、流動化する政界の行方に神経をとがらせつつ、選挙準備はいったんストップさせた。

 10月1日、無所属での立候補を決めた別の予定者から、はがきの上に貼るキャッチフレーズのシールの発注があった。公職選挙法で認められた選挙運動用の「推薦はがき」3万5千枚を用意していたが、「民進党公認」の文字があったため、シールで覆うという。

 翌2日、民進党代表代行(当時)の枝野幸男氏が「立憲民主党」の結党を表明。すると今度はシールの文字を「立憲民主党公認」に変更する発注があった。

 5日、大阪から立憲民主党に合流する民進党出身の7人が初めて大阪市で街頭演説。同社には前日、演説にあわせて「24時間以内にバックパネルがほしい」との依頼があり、ロゴ入りのパネルを突貫工事で作った。当日昼に営業担当が演説会場に直接届けた。

 6日、同社に印刷物を発注した3人が立憲民主党の公認候補に決まった。翌7日、3日後の公示日から掲示板に貼る顔写真入りのポスターが完成した。

 ポスターやパネルはできたが、間に合わなかったものもある。公示前、予定者たちは政党の機関紙の号外として政策を紹介するチラシを配るのが一般的だ。数十万枚分の印刷のために、提携する印刷工場で輪転機をおさえ、紙も用意していたが、政党が定まらないままで、発行できなかった。ある予定者は民進党の名前で刷った号外15万部を配ることができなかった。

 この間、無駄になったポスターなどの料金は予定者側が負担する。同社によると多い人で80万円程度の損害金が出たとみられる。

 政策論議より、政界のドタバタに振り回された2週間。岡本直人社長は「これだけ方向性がわからない仕事は初めてだった」と振り返り、こう指摘した。

 「ようわからんことで解散し、次々と新しい党ができても、有権者は置いていかれている気がする。世の中は『いま、何の選挙をしているの』という空気なのでは」

 衆院選は10日に公示される。(上田真由美)

3910チバQ:2017/10/10(火) 22:48:19
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017100900025.html
枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立
07:00AERA dot.

枝野新党は漁夫の利で大躍進か 原因は保保対立
8日午後、党首討論会に臨んだ立憲民主党の枝野幸男代表 (C)朝日新聞社
(AERA dot.)
 SNSの世界では“支持率”が断然トップに──。枝野幸男元官房長官が代表を務める「立憲民主党」のツイッターのフォロワー数が結党から2日で10万を突破し、自民党の11万5千を抜いて、14万8千に上っている。一方、希望の党はわずか5千で最下位に沈み、民進党が事実上解体して結成された二つの新党は明暗を分けた(10月6日現在)。

 だが、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の世話人で法政大学教授の山口二郎氏は、慎重な見方を示す。

「投票行動に直接結びつくとは限らない。まったく楽観できないし、引き締めていかないといけない。目標値として30議席くらい取れれば、野党再編の中核を担えるようにしたい」

 とはいえ枝野氏の街頭演説には多くの聴衆が詰めかけ、枝野コールが起きるなど反応は上々。衆院選の「台風の目」となる可能性もある。慶応大学名誉教授の小林節氏もこう指摘する。

「森友・加計問題など安倍首相の権力私物化にキレかかった国民の支持を得るのではないか。選挙はだいたい4割以上の有権者が棄権しており、自民党にも共産党にも入れたくない中間層の受け皿になる。中道リベラル勢力は決して侮れない。かっこいいヒロインを演じ損ねた小池さんに代わって、有権者の目には枝野さんが健気なヒーローのように映っているのではないか」

 小池氏の「選別」発言や政策協定書などにブチ切れた民進党の前職・元職や新人の候補予定者が続々と立憲民主に流れている。立憲民主から出馬する前民進党の辻元清美氏は、本誌の取材にこう語った。

「私たちの政治姿勢は排除や分断ではなく、包括と対話です。私は最初から(希望の党には)なじまないと思っていました。両院議員総会ではみんな一致して希望の党に行こうという意見が多く、私は執行部にもおりましたので……。でも、同じようなモヤモヤを抱えている議員もたくさんいたようで、『私は行かない』と表明したら、続く人がどんどん出てきた感じです」

 民進党には参院議員48人が在籍しているが(福山哲郎氏は立憲民主への合流を表明)、前原誠司代表は衆院選後に希望の党に合流する方針を打ち出している。しかし、民進党参院議員会長の小川敏夫氏が釘を刺す。

「それは前原さんの希望であって、何も機関決定していません。いま、連れていかれた先がボッタクリバーだったみたいな話になっている。希望の党との関係をどうするかは、残った参院議員全員と議論することになります。前原さんの一存では決められない」

 その一方、党籍を残したまま無所属で立候補した岡田克也元代表や野田佳彦元首相の身分保障はどうなるのだろうか。

「党籍は残っているので、当選すれば民進党の衆院議員です」(岡田氏の事務所)

「規約はどうなっているのかなあ。こんなの初めてで教えてもらいたいくらいです」(野田氏の事務所)

 混乱は当面続きそうだ。(本誌・小泉耕平、村上新太郎、亀井洋志)

※週刊朝日 2017年10月20日号

3911チバQ:2017/10/10(火) 22:48:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100176.html
【衆院選】民進党・前原誠司代表 寂しい九州行脚 候補者もいない、聴衆20人 「どんなつもりか」恨み節も
21:54産経新聞

【衆院選】民進党・前原誠司代表 寂しい九州行脚 候補者もいない、聴衆20人 「どんなつもりか」恨み節も
佐賀市で遊説する民進党代表の前原誠司氏=10日午後、佐賀市(中村雅和撮影)
(産経新聞)
 民進党の前原誠司代表(55)は10日、長崎、佐賀、福岡と九州北部を回り、民進系候補を応援した。前原氏が希望の党への合流を決断し、民進党は分裂した。前原氏を迎えた陣営からは「どんなつもりで応援に来たのか」と恨み節が漏れる。前原氏は、候補者もいないまま街頭演説するなど、寂寥の九州遊説だった。(中村雅和)

 「安倍政権が全部悪いというつもりはない。しかし、長期政権でおかしな所もでてきた。国民に選択肢を示し、政治に緊張感を取り戻したい」

 10日午後、前原氏は佐賀2区内の佐賀県有田町で、熱弁を振るった。

 自民党に代わる保守勢力を築き、政権交代可能な二大政党制を実現する-。前原氏の持論だ。今回の希望の党への合流、そして民進党左派の“選別”は、政権交代の可能性を大きくする狙いもあった。

 「前回の衆院選、九州で勝った民主党は、大分と佐賀の2人だけだった。今回は違う。九州各地で勝てる可能性が高まっている」。合流効果を強調した。

 ただ、前原氏を取り巻く環境は寂しい。

 佐賀2区の大串博志氏(52)=希望の党=は、日程調整を理由に、有田町に来なかった。前原氏は福岡選出の参院議員を引き連れ、聴衆20人を前に演説した。その場にいた男性は「何で候補はいないんだろう」とつぶやいた。

どんなつもりか

 前原氏はその後、佐賀市内に入り、佐賀1区の無所属、原口一博元総務相(58)を応援した。

 原口氏は公示直前の7日、希望の党へ異議を唱え、公認を辞退した。

 原口氏は「自由、社民、民進、共産の野党4党だけでない、より広い立憲共闘の枠組みを作ろう」と強調した。前原氏は、原口氏が無所属を選んだ点には触れず、「一強政治を倒すため、一体となって戦う」と述べた。

 無所属候補は、広報物の枚数などで、政党公認候補より不利となる。選挙区落選時の比例復活もない。

 原口氏の後援会関係者は「党が割れなければ、無所属で危ない橋を渡る必要はなかった。すべては前原さんの暴走だ。どんなつもりで佐賀に来たのか、理解に苦しむ」と吐き捨てた。

 後援会女性の会の安部さゆり氏は「前原さんへのさまざまな思いは、投開票まで封印する。勝つことだけを考える」と語った。

 前原氏は同日夜、福岡市内での演説で「私は民進党が好きだ。仲間が好きだ!」と声をからした。

3912チバQ:2017/10/10(火) 22:49:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710100168.html
【衆院選】希望、立憲民主、公明…比例名簿提出でトラブル相次ぐ
21:44産経新聞

【衆院選】希望、立憲民主、公明…比例名簿提出でトラブル相次ぐ
街頭演説に集まった人たち=10日午後5時43分、大阪市天王寺区(沢野貴信撮影)
(産経新聞)
 衆院選公示の10日、希望の党や立憲民主党など新党を中心に比例代表の名簿発表をめぐって混乱があった。安倍晋三首相による突然の衆院解散で準備が間に合わなかったとみられ、慣れているはずの公明党も名簿発表が公示当日にずれ込んだ。

 自民、共産、社民、日本のこころの各党は9日までに比例順位を含めた名簿を発表した。しかし、希望の党の比例単独候補の発表は10日午前にずれ込み、当初は報道陣への配布資料に名簿順位が記載されていなかった。総務省への届け出書類の一部に間違いが判明し、担当者は対応に追われたという。

 立憲民主党の名簿順位が判明したのも10日午前で、党から報道陣への順位の発表は最後までなかった。同党の担当者は「総務省の発表で間に合わせる」と釈明した。公示直前まで候補擁立作業に追われた上、選挙事務に精通した党職員が少なかったことも響いたようだ。公明党も名簿発表は10日午前だった。同党広報部は「今回は、たまたま発表のタイミングが当日になった」と説明した。

3913チバQ:2017/10/10(火) 22:51:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710100033.html
【衆院選】大阪10区 “因縁”の3極争う象徴的選挙区 松浪氏と辻元氏は5度目の対決… 
13:14産経新聞

 前職3人が立候補した大阪10区(高槻市、島本町)。民進を離党し立民に合流した辻元清美氏(57)と維新の松浪健太氏(46)は、これで5度目の対決だ。前回比例復活した自民の大隈(おおくま)和英氏(48)には公示前から小泉進次郎・筆頭副幹事長が応援に駆けつける自民の重点区で、「自民・公明」「希望・維新」「共産・立民」の3極が争う今回の衆院選を象徴する選挙区となった。

 「排除と分断から、包摂と対話の『まっとうな政治』を取り戻す」。辻元氏は午前8時半すぎ、高槻市の阪急高槻市駅前で第一声。支持者から「がんばれー」と声援が送られる中、車に乗り込んだ。

 前回、府内の民主党候補で唯一の選挙区当選を果たした辻元氏。今回、いったんは無所属で出馬する意向を示したが、枝野幸男氏から要請を受け、立民に加わった。だが、タスキに党名の記載はなく、名前のみだ。

 大隈氏は午前9時ごろ、高槻市役所前でマイクを握り、北朝鮮のミサイル問題などを前提に「目の前の脅威、平和への危機にしっかり備えなければならない」と強調。「国を守り、全ての面で命を守る政治の実現を」と自公政権への支持を呼びかけた。

 辻元氏と交互に選挙区当選を果たしてきた“宿敵”、松浪氏も同市役所前に立ち、「共産党と組む立憲民主か、維新か。どちらがこれからの野党のメインストリームになるかが問われている」と強調。「右でもなく左でもなく、前に進める改革。これこそが次の日本の在り方だ」と声を張り上げた。

3914チバQ:2017/10/10(火) 23:02:23
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100181-n1.html
2017.10.10 21:55
【衆院選】
自民、目立つ世襲新人 ベテラン議員引退で
 自民党では、ベテラン議員が政界引退して子供が選挙地盤を引き継いだ「世襲」の新人候補が目立つ。安倍晋三首相(党総裁)ら幹部を含め、国会議員を親族で受け継ぐケースが多い党の特徴が今回の衆院選でも顕著だ。

 「体力の限界」を理由に引退した高村正彦副総裁(75)の山口1区は長男の正大氏(46)が党公認で立候補した。公示直前の8日に病気治療のため不出馬を表明した保岡興治元法相(78)の鹿児島1区も長男、宏武氏(44)の擁立が決まった。岐阜4区は金子一義元国土交通相(74)の長男、俊平氏(39)が公認された。

 岡山3区では平沼赳夫元経済産業相(78)の次男、正二郎氏(37)が公認申請した。ただ、自民党前職と公認争いの結果、無所属候補となり、当選した方が公認を得る。

3915チバQ:2017/10/10(火) 23:07:34
http://www.sankei.com/west/news/171010/wst1710100035-n1.html
2017.10.10 13:17
【衆院選】
奈良2区 強い基盤持つ自民・高市氏に希望新人、共産新人が挑む 

 奈良2区(大和郡山市など)では、強い支持基盤を持つ前総務相の自民前職、高市早苗氏(56)に、希望新人の松本昌之氏(34)と共産新人、霜鳥純一氏(56)が挑む。

 「一番重要なのは、国民の命と財産を守り抜くこと。自然災害や北朝鮮問題など、さまざまなリスクに最大限取り組んでいく」

 高市氏は午前10時、大和郡山市の選挙事務所で出発式を行い、力強く宣言した。

 閣僚(総務相)として挑んだ前回衆院選では公務が影響し、地元入りできたのは選挙期間の約半分。今回は投開票日まで地元に張り付き、有権者に実績と政策を訴える予定だ。

 希望は対抗馬として新人候補を送り込んだが、陣営は「希望がどういう党なのか、結局よく分からないまま。うちは相手を意識せずに、政策中心の選挙をする」と冷静。高市氏も「自分が当選したらこれをやりたい、やってみせるということを真摯に訴えるだけ」と話す。

 一方、松本氏も午前10時、広陵町の選挙事務所で出陣式を実施。「政治家としての実績はないが、手と手を携え奈良を日本一すばらしい場所にする」と声を張り上げ、街宣に飛び出した。

 東京在住の弁護士で、希望の公認候補に決まったのは公示の1週間前という慌ただしさだったが、出身地の広陵町を中心に選挙区をこまめに回る。区割り改定で新たな市町が2区に加わったこともあり、「高市さんの名前を(投票用紙に)書いたことがない地域を中心に支持を訴えたい」と浸透を急ぐ。

3916チバQ:2017/10/10(火) 23:25:11
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171009/soc1710090002-n1.html?ownedref=keyword_not%20set_newsList
【激闘10・22衆院選】小池氏「刺客」で自民・伸晃氏の苦戦必至 都知事選の“遺恨”尾を引き 選挙区ルポ (1/2ページ)
2017.10.9
 「国難突破」衆院選は、三つどもえの戦いが確定した。小池百合子都知事率いる「希望の党」の失速説もささやかれるが、選挙区によっては自民党大物の苦戦は必至だ。その筆頭が、石原伸晃元幹事長の東京8区。地元都議がいう。

希望の党 10・22衆院選 自民党 都議選
 「昨年の都知事選で、小池氏は自民党公認を申し入れたが、伸晃会長率いた当時の自民党都連は、増田寛也元総務相を担いだ。その遺恨が尾を引いている。小池氏は知事就任後、伸晃氏の父、慎太郎元知事を築地市場の移転問題で徹底批判した。今回の衆院選で、希望の党は『刺客』を送り込み、伸晃氏の追い落としを狙っている」

 「刺客」は、前回衆院選で、日本維新の会から東京9区(練馬区の一部)で出馬し、比例復活した木内孝胤(たかたね)前衆院議員。民進党を経て、希望の党のメンバーとなった。

 その経歴・系譜は、石原家にも劣らない。曽祖父は貴族院議員や京都府知事を、父は田中角栄元首相の秘書官やフランス大使を務めた。本人も、慶大卒業後、東京三菱銀行、メリルリンチ日本証券を経て政界入りした。

 「伸晃氏は当選9回の選挙巧者で、木内氏は落下傘候補というハンディはあるが、昨年の都知事選と今年の都議選を見る限り、伸晃氏敗戦もあり得る」と地元区議。

 都知事選では、伸晃氏の地元・杉並区(定数6)で、小池氏は約12万2500票をとり、増田氏は約7万3100票だった。都議選でも、1、2位に小池氏の都民ファーストの候補が入った。2人の得票は計約7万6000票。自民党2人が計約5万3000票だ。

 前出の区議は「都議選の自民党票に公明党票(約3万)を加えると、小池系の票を上回る。だが、小池氏に近い、民進党(約2万4000)と生活者ネットワーク(約1万6000)の票をプラスすると、小池系が勝つ。希望の党の勢いが鈍るなか、木内氏と小池氏がどんなエッジをかまし、ギアを上げるかだ。それ次第で、流れは大きく変わる」という。

 現状では、石原氏がやや先行し、木内氏が猛追している。(ジャーナリスト・田村建雄)

3917チバQ:2017/10/10(火) 23:25:39
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171009/soc1710090007-n1.html?ownedref=keyword_not%20set_newsList
【激闘10・22衆院選】断トツ人気も…辻元氏の当落握る大阪のオバチャン支持 地元市議「小池氏が力を入れると危ない」 (1/2ページ)
2017.10.10
 10・22衆院選は「自公与党vs希望の党+民進党右派+日本維新の会vs立憲民主党+共産党+社民党」という三極の争いだ。この構図が明確で、候補者の実力が伯仲、誰が勝っても不思議ではないのが大阪10区。前衆院議員が3人もいる全国屈指の激戦区だ。

希望の党 10・22衆院選
 前回、小選挙区で勝利したのは、民進党を離党して、枝野幸男代表の立憲民主党から出馬宣言した辻元清美元国交副大臣。「希望の党にはいかない、リベラルでやる」「近畿、西日本の柱になる」と語る。

 その辻元氏と、過去4回の選挙を戦い「2勝2敗」のデッドヒートを続けているのが、日本維新の会の松浪健太前衆院議員だ。

 自公与党は、自民党の大隈和英前衆院議員が2期目を目指す。元大阪大学医学部附属病院の外科医で、地元の人望も厚い。

 大阪府議が選挙情勢を、次のように分析する。

 「共産党は今回、立憲民主党と連携して、候補者を擁立しない。前回選挙の票数でみると、辻元氏は約6万1000票に、共産党票約1万4000票が上乗せできる。ただ、民進党分裂で絶対とはいえない。前回次点だった大隈氏は連日駅頭に立ってきた。9月末には小泉進次郎筆頭副幹事長を招き、支援を呼びかけるなど、今回は立ち上がりが早い」

 松浪氏は、維新と希望の党との連携でプラスと動くのか。

 先の府議は「松浪氏は2012年衆院選で、自民党を離党して日本維新の会へ移った。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった橋下徹大阪市長などが応援に駆け付け、辻元氏に6000票余りの差で当選した。松浪氏はやや『風頼り』のところもあり、それが弱点では」

 大阪府摂津市で9月に投開票された市議選で、小池百合子都知事に近い若狭勝前衆院議員が支援した4候補が下位で低迷した。「大阪では、小池新党の影響力はない」といわれる。だが、小池氏が選挙期間中、松浪氏の応援に入れば、他候補には大いに脅威となるはずだ。

 地元市議は分析する。

 「辻元氏は、地元のオバチャンたちに断トツの人気がある。国会で『ソーリ(総理)、ソーリ!』と、安倍晋三首相を攻め立てた調子で街頭演説をやるから、みんなの足が止まる。ただ、やはり女性人気がある小池氏が大阪10区に力を入れると、辻元氏も危ない」

 このサバイバルで生き残るのは誰か。(ジャーナリスト・田村建雄)

3918チバQ:2017/10/11(水) 00:51:48
連合に推薦されていない民進系議員

https://www.jtuc-rengo.or.jp/senkyo/48th_shugiin/syo-senkyoku/index.html#hokkaido
http://www.rengo-tokyo.gr.jp/html/senkyo2017/
http://rengo.or.jp/%E6%94%BF%E6%B2%BB/syuuugiin/


*解散前に民進離党議員は全員推薦されていない


・直前の出馬、国替え系
栃木1:渡辺典喜 無 直前立候補
千葉3:櫛渕万里 希 直前国替え
千葉5:山田厚  立 直前立候補
神奈川2:高橋野枝 立 直前立候補 (支持)
神奈川3:伊藤久美子 無 直前立候補
神奈川15:乃木涼介 希 直前国替え
      佐々木克己 社民を支持
静岡6:福村隆 希 直前国替え
滋賀1:嘉田由紀子 無 直前立候補
兵庫9:川戸康嗣 希 直前国替え
兵庫11:長安豊 希 直前国替え
大分3:横光克彦 立 直前立候補

・旧維新 松野など推薦受けている候補もいる
群馬2:石関貴史 希【旧維新】
千葉8:太田和美 希【旧維新】
神奈川1:篠原豪 立【旧維新】 (支持)
神奈川6:青柳陽一郎 立 【旧維新】 (支持)
神奈川8:江田憲司 無 【旧維新】
静岡7:源馬謙太郎希【旧維新】
兵庫1:井坂信彦 希 【旧維新】

・その他
愛知7:山尾志桜里 無 不祥事
兵庫12:池畑浩太朗 希 ■不明
東京19:末松義規 立 ■不明
東京25:山下容子 立 ■不明

補足)
東京12:太田昭宏 公明 「支援」
沖縄4:仲里利信 無 オール沖縄は推薦されてない
熊本2:和田要 社民だけど推薦された
大分2:吉川元 社民だけど推薦された
大分4:野呂正和 社民だけど推薦された

3919チバQ:2017/10/11(水) 00:55:29
http://www.sankei.com/politics/news/171010/plt1710100188-n1.html
2017.10.10 23:44
【衆院選】
政界地図激変、三つどもえ秋の陣 自×希真っ向対決/野党連合に挑む自民/踏み絵拒否で三すくみ…
 衆院選が10日、公示された。民進党が分裂し、政界地図が激変する中での選挙戦。自民、公明の両党に、民進の多くが合流する希望の党、リベラル派が中心の立憲民主党や共産党など-の「3極」がしのぎを削る構図となった。各候補は何を訴えるのか。

神奈川16区 接戦の歴史、はや加熱

 自民と希望が、激しくぶつかる構図となりそうなのは神奈川16区だ。自民前職の義家弘介氏(46)=公明推薦=と希望前職の後藤祐一氏(48)は、過去2回の衆院選でも大接戦を繰り広げた。

 “ヤンキー先生”として知られる義家氏は午前9時から、厚木市の私鉄駅前で第一声。「新たな政党は先月までと違う主張をしている。自分の議席を確保するための政治だ」などと、民進出身の後藤氏を意識して批判を展開した。

 一方、民進を離党して希望入りした後藤氏は午前10時から、同じ駅前で第一声を上げ、安全保障などで自民との政策の違いを強調。「右と左の間の、ど真ん中がわれわれの立ち位置だ」などと主張した。

 民進離党に伴い支持団体の連合が推薦を取り下げたものの、民進の地方議員らが応援に駆け付けた。希望入りに対し通行人から批判の声も上がったが、後藤氏は「初心は政権交代。変わっていない」と訴えた。

 神奈川16区では共産党の新人、池田博英氏(54)も立候補し、午前11時からの第一声で「安倍政権を退陣に追い込もう」と呼び掛けた。

 自民と希望が真っ向から対決する選挙区では、リベラルなど非保守系の票の行方も注目される。

宮城5区 復興政策 真っ向勝負

 東日本大震災の被災地を主戦場に「政権与党」対「野党共闘」の一騎打ちとなった宮城5区。抜群の知名度を誇る無所属前職に、3選を狙う自民前職が挑む構図となった。

 自民の勝沼栄明氏(42)=公明、日本のこころ推薦=は午前10時から石巻市内で「震災復興には今こそ実行力ある政治の力、与党の力が必要だ」と第一声。前回衆院選では、公示5日前に比例北海道ブロックから国替えした“落下傘”だったが、「今回は地元選出だ」と強調し、「政治の安定」を訴えた。

 これに対し、無所属での出馬となった元財務相の安住淳氏(55)は午後1時、自ら「野党統一候補」と名乗り、津波被害の大きかった同市の雄勝地区のバス停前で「裸一貫、徳俵。大組織に負けないで選挙を頑張る」と気勢を上げた。

 平成8年の初当選から議席を守ってきた民進党の大物だが、希望入りせず比例復活のない“背水の陣”で臨む。区割り変更で新たに選挙区に加わった南三陸町では「おまえの考えが違うからあっち行けとか、そういう人は嫌いだ」と民進の合流組を「選別」した希望を揶揄(やゆ)しつつ、「安倍一強政治は良くない。無所属にも野党にも力を貸してほしい」と、与野党対決の構図を鮮明に打ち出した。

3920チバQ:2017/10/11(水) 00:56:12
東京16区 踏み絵拒否 対立鮮明

 「自民党と同じような政策を打ち出す政党では政権交代しても何の意味もない」。自民と立民の前職2人が激突する東京16区。立民の初鹿明博氏(48)は午前10時ごろ、地元の商店街で第一声を上げた。

 安全保障政策などで希望の“踏み絵”を拒否しただけに、自民と対決するのは立民だという意識が強い。「総理一人の意向で政治がゆがめられてはならない」と語気を強めた。

 一方、自民の大西英男氏(71)=公明推薦=が正午過ぎに行った第一声は、「ご心配、ご迷惑をかけ、心からおわび申し上げます」という謝罪の言葉から始まった。

 今年5月、がん患者について「働かなくていい」と発言した責任を取って都連副会長を辞任しており、イメージアップに懸命だ。「自公政権は18年間、一度もひびが入ったことがない」と安定政権の必要性を強調。午後にかけて菅義偉官房長官らも駆けつけ、総力戦を印象付けた。

 静岡4区から国替えし、2人の地盤に挑む形となった希望元職、田村謙治氏(49)は「官僚や国会議員の経験は他候補に負けない」と主張。知名度不足を補うため、駅頭での名刺配りなどを精力的に行い、自身や党への支持を求めた。

東京7区 小池カラー 広がるか

 立民前職の長妻昭氏(57)に、小池百合子東京都知事の側近の父、荒木章博氏(64)が希望新人として挑む東京7区。自民前職の松本文明氏(68)=公明推薦=も出馬し、熾烈(しれつ)な選挙戦が展開しそうだ。

 過去3回の衆院選で圧勝した長妻氏だが、今回は小池氏の影響力が強い都内でどれだけ票を伸ばせるかが鍵になる。中野区内で行った第一声では「(小池人気に)吹き飛ばされないよう信念を貫く」と強調した。

 元熊本県議の荒木氏は急遽(きゅうきょ)、東京での出馬が決まったため、知名度の低さが課題に。ただ東京7区は、自身の娘で地域政党「都民ファーストの会」代表の荒木千陽(ちはる)都議(35)の地盤を含み、希望が力を入れる選挙区の一つだ。荒木氏は第一声で「今回が無理なら次にでも小池さんを総理にしたい」と訴え、“小池カラー”を前面に出した。

 一方、選挙区では長妻氏に3連敗している松本氏。雪辱を期す自民は、公示前に小泉進次郎党筆頭副幹事長(36)らを応援に送り込み、てこ入れを図った。松本氏は街頭演説で「自民の対北朝鮮政策を支持してもらえるかが問われている」と、政策を重点に置いて支持を訴えた。

 このほか東京7区からは無所属新人の井上郁磨氏(26)が立候補している。

3921チバQ:2017/10/11(水) 00:58:00
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/134613
今村氏、比例名簿3位 自民・九州ブロック
重複の岩田、古川氏は4位
10/10 15:14
衆院選(10日公示-22日投開票)の比例代表九州ブロック名簿順位で、自民党は9日、比例単独で立候補する前職今村雅弘氏(70)=鹿島市出身、7期=を単独3位に登載した。

 今村氏は前回衆院選で1票の格差是正に伴う「0増5減」の区割り変更により、旧2区から比例単独に転出した。同じく定数削減された4県は事前の約束通り比例に回った前職を各ブロックの名簿1位としたが、今村氏だけは小選挙区重複立候補者より下位の31位になり、自民が獲得した比例8議席の最終枠に入った。

 今回は、新たに定数減となる熊本と鹿児島で小選挙区での出馬の機会を失った前職2人が九州ブロックの1、2位となり、今村氏はそれに次ぐ3位と上位優遇された。今村氏は「佐賀1、2区を中心に一人でも多くの仲間が勝ち抜けるよう頑張りたい」と語った。

 佐賀1区の前職岩田和親氏(44)=2期、2区の古川康氏(59)=1期=は他の重複立候補者と同じ同列4位となっている。

 今村氏の比例上位を再三働き掛けていた自民県連の留守茂幸会長は「ひとまずは安堵したが、選挙を戦う前提がそろったにすぎない」と述べた。党本部からは小選挙区での勝利を求められており、「この順位を弾みにして、正々堂々と政策を訴えていく」と気を引き締めた。

3923チバQ:2017/10/11(水) 07:40:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20171011k0000m010136000c.html
<衆院選>希望の党、首都圏は小池直系 立憲民主に対立候補
10月10日 23:49毎日新聞

<衆院選>希望の党、首都圏は小池直系 立憲民主に対立候補
希望の党、立憲民主党の候補者はどこから?
(毎日新聞)
 衆院選の公示直前に結成された新党・希望の党(代表・小池百合子東京都知事)と立憲民主党(枝野幸男代表)には、ともに事実上解党した民進党出身者が多い。しかし希望と立憲の候補者の擁立ぶりは対照的。希望は小池代表の影響力が強いと期待する首都圏を、独自に人選した「小池直系」の候補で固める一方、それ以外の地方では民進出身候補が多い。逆に立憲は、首都圏で希望に「排除」されるなどした候補が多く出馬している。

 希望候補235人の内訳は、民進から当初出馬を予定していた候補が117人で最多。小池氏が主導する政治塾塾生などの「直系」98人、希望の結成メンバーが11人で続いた。一方、立憲は候補者78人のうち民進出身が56人と大半。他に旧民主党元職や同党関係者なども20人いる。

 候補が出馬した地域をみると、希望は首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の71選挙区)で66人を擁立。このうち政治塾塾生や党結成メンバーらが46人を占め、民進出身者は20人にとどまった。逆に東北6県23選挙区では、候補17人のうち14人が民進出身者だ。

 一方、立憲は首都圏で候補30人を擁立し、そのうち民進出身は27人。菅直人元首相(東京18区)や長妻昭代表代行(東京7区)らに対しては、希望が対抗馬を立てた。

 また希望は大阪で、日本維新の会に配慮し候補を立てていない。このため、民進から出馬予定だった候補が希望からは出られず、大阪の立憲候補8人のうち辻元清美氏(大阪10区)ら7人が民進出身者だ。【田口雅士】

3924チバQ:2017/10/11(水) 07:45:11
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215236
まるで喜劇 「希望の党」シロウト新人候補ドタバタ出馬劇
2017年10月11日
 第48回衆院選が10日公示され、与野党は12日間の選挙戦に突入した。政治を私物化し、憲法を蹂躙する安倍暴政をストップさせるために立ち上がった新党「立憲民主党」の動向に注目が集まっているが、対照的にガタついているのが小池都知事率いる「希望の党」だ。

 希望は、代表の小池知事以外は全員ヒラ。きちんとした執行部が存在しないため、選挙戦に向けた組織的な指揮命令系統もないという。この状況に右往左往しているのが、数合わせでかき集められたシロウト候補たちだ。民進党関係者がため息交じりでこう明かす。

「本来は、役所で立候補届け出書類の事前審査があるため、新人であっても問題なく公示日を迎えられます。ところが、希望の新人は突然、公認に決まったケースが多く、ロクに事前審査を受ける時間がなかったために、民進党の地元組織を頼ってくるケースがほとんどでした。役所側も混乱して、『今、希望で立候補したいという人が来たが、書類は大丈夫か』なんて問い合わせの電話がしょっちゅう入っていましたね。

 北関東のある県連事務所では、希望の公認候補となった女のコが両親と一緒に姿を見せて『私を手伝う担当はダレ?』と言い出し、職員が呆れたようです。別の事務所では、希望の落下傘候補が誤って自分の選挙区の隣に事務所を構えようとして、記者から『あなたの選挙区は隣じゃないのか』と突っ込まれた、なんて話も聞きました。ホント、喜劇ですよ」

■“選挙ブローカー”が暗躍?

 いやはや、確か小池知事は「政権交代を狙う」とか言っていたが、笑止千万ではないか。果たして希望のシロウト新人は選挙を戦えるのか。ポスター張りや街宣車の確保、ウグイス嬢の手配だって大変だったろう。

「どうやら事務所や街宣車などの手配をパッケージ化して販売した“選挙ブローカー”のような存在があったようです。かなりの金額を支払った新人候補もいたようで、『選挙後に詐欺事件が起きるのでは』との声も出ています」(前出の民進党関係者)

 供託金没収どころか、身ぐるみ剥がされてスッカラカン。「緑のタヌキ」が船頭を務める船に乗った新人候補のたどり着く先は「希望」か「絶望」か。

3925チバQ:2017/10/11(水) 07:50:16
>>3428ファイナル
>>3428
両院議員総会時点で87人いた民進衆院議員

・希望(45)
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介
小熊慎司、吉田泉、福島伸享、宮崎岳志、石関貴史
武正公一、大島敦、小宮山泰子、坂本祐之輔、田嶋要
太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介、井出庸生
今井雅人、渡辺周、古川元久、牧義夫、岡本充功
古本伸一郎、大西健介、田島一成、泉健太、北神圭朗
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、津村啓介
柚木道義、小川淳也、玉木雄一郎、緒方林太郎、
大串博志、松野頼久、吉良州司、寺田学 中根康浩

・立憲民主(15) ※逢坂は無所属扱い
荒井聰、佐々木隆博、逢坂誠二、枝野幸男、篠原豪
阿部知子、落合貴之、長妻昭、初鹿明博、菅直人
近藤昭一、赤松広隆、辻元清美、高井崇志 青柳陽一郎

・残留無所属(21)
安住淳、金子恵美、福田昭夫、野田佳彦、江田憲司
中島克仁、西村智奈美、鷲尾英一郎、黒岩宇洋、菊田真紀子
篠原孝、重徳和彦、小山展弘、伴野豊、松田直久
中川正春、岡田克也、前原誠司、平野博文 原口一博 玄葉光一郎

・引退(7)
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、
鈴木克昌、川端達夫、高木義明

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101001351&g=pol
希望から45人出馬=立憲15人、無所属21人-民進前職【17衆院選】



 事実上の解党となった民進党公認で出馬予定だった前議員のうち、45人が希望の党、15人が立憲民主党に移り、再選を目指す。無所属での立候補も21人に上った。
 民進の衆院解散時の勢力分野は88人。このうち、希望には、前原誠司民進代表(京都2区)の下で短期間ながら執行部の一員だった大島敦前幹事長(埼玉6区)、階猛前政調会長(岩手1区)、松野頼久前国対委員長(熊本1区)らが合流。保守系も多く加わった。
 立憲民主は、結党を主導した枝野幸男元官房長官(埼玉5区)が代表に就任。参加メンバーは、菅直人元首相(東京18区)、赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)らリベラル系が中心を占めた。
 一方、旧民主党政権の中枢を担った野田佳彦前首相(千葉4区)や岡田克也元代表(三重3区)、安住淳元財務相(宮城5区)、平野博文元官房長官(大阪11区)らは無所属で出馬した。希望との合流を推進した前原氏や玄葉光一郎元外相(福島3区)も選挙には無所属で臨む。
 このほか、横路孝弘元衆院議長、川端達夫前衆院副議長、大畠章宏元経済産業相ら、旧民主を支えたベテランら6人が引退。若手1人が希望の公認を得られず、出馬を断念した。(2017/10/10-18:37)

3926チバQ:2017/10/11(水) 07:57:45
>>3766修正
解散時勢力→公示前
自民288→284
民進088→007
公明035→034
共産021→021
維新015→014
希望011→057
立憲000→015
社民002→002
自由002→000
無所010→038

民進7人は引退組
横路孝弘、黄川田徹、大畠章宏、水戸将史、鈴木克昌、川端達夫、高木義明

希望57名の内訳
■都民ファースト(?)
若狭勝
■無所属
野間健
■自民離党
福田峰之
■民進早期離党組8名
細野豪志 松原仁 笠浩史 長島昭久 
後藤祐一 鈴木義弘 木内孝胤 横山博幸
↑までが解散時「11名」のメンバー
■維新離党
小沢鋭仁
■民進離党組 45人となる計算だけど数合わず。中根をカウントしてない?
松木謙公、升田世喜男、階猛、村岡敏英、近藤洋介
小熊慎司、吉田泉、福島伸享、宮崎岳志、石関貴史
武正公一、大島敦、小宮山泰子、坂本祐之輔、田嶋要
太田和美、奥野総一郎、本村賢太郎、神山洋介、井出庸生
今井雅人、渡辺周、古川元久、牧義夫、岡本充功
古本伸一郎、大西健介、田島一成、泉健太、北神圭朗
山井和則、井坂信彦、馬淵澄夫、岸本周平、津村啓介
柚木道義、小川淳也、玉木雄一郎、緒方林太郎、大串博志、
松野頼久、吉良州司、寺田学、中根康浩、
柿沢未途は解散時には民進所属だった模様なのでここに加える必要あり

3927名無しさん:2017/10/11(水) 09:06:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017101102000122.html

民進から希望は44人

2017年10月11日 朝刊


写真
 野党第一党だった民進党前職は、衆院解散時点で八十七人いた。前原誠司代表は、両院議員総会で希望の党への合流方針を示し「皆さんと一緒に進み、誰かを排除するということではない」と力説した。だが、希望の「排除」に反発し、希望の公認を拒否するケースも相次いだ。この結果、希望公認で立候補するのは半分ほどの四十四人にとどまり、立憲民主党公認十五人、無所属二十一人に三分裂した。
 希望から公認されたのは、馬淵澄夫元国土交通相や玉木雄一郎・元民進党幹事長代理ら。立憲民主は枝野幸男元官房長官、長妻昭元厚生労働相ら。無所属は前原氏のほか、岡田克也・元民進党代表や野田佳彦前首相など。岡田氏は民進党出身の無所属前職が相互応援するネットワーク立ち上げを表明した。希望の公認を得られず立候補を断念したケースもあった。
 希望の小池百合子代表は、政策に同意できない民進党出身者は「排除する」と宣言。安全保障政策や改憲での一致を求め、「踏み絵」とも指摘された政策協定書への署名も迫った。希望側が既に内定していた選挙区ではそちらが優先され、民進前職に希望公認の目はなかった。 (山口哲人

3928名無しさん:2017/10/11(水) 09:09:55

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017101102000124.html

【政治】

三つどもえ162選挙区

2017年10月11日 朝刊


写真
 衆院選で二百八十九小選挙区の対決パターンを見ると、「自民、公明の与党」「希望の党、日本維新の会」「共産、立憲民主、社民の三党」の三極がいずれも一人以上の候補者を出して争う選挙区は二百八で、全体の約七割を占めた。このうち各勢力が一人ずつ候補を擁立する「三つどもえ」は百六十二選挙区。三極で議席を争う構図が鮮明になった。
 希望と維新は、それぞれの地盤の東京と大阪で小選挙区候補の競合を避けた。「三つどもえ」は東京都内の二十五小選挙区のうち十五、大阪府内の十九小選挙区では十一に上った。
 「自・公」と「希・維」の対決は十選挙区、「自・公」と「共・立・社」の対決は五十選挙区だった。
 栃木2区や愛知7区などは自民党と無所属候補の一騎打ちとなった。希望、立憲民主のいずれにも行かずに無所属で出馬した民進党前職や、民進党を離党した前職が、それぞれ自民党候補と議席を争う。
 自民党は埼玉11区と山梨2区で、前職二人を無所属で立候補させた。岡山3区は前職と自民党系新人がそれぞれ無所属で立候補した。事前調整ができなかったためで、勝った場合に追加公認される予定だ。
 千葉2区では自民、希望、維新、共産、立憲民主の五党が、それぞれ候補を擁立した

3929名無しさん:2017/10/11(水) 09:14:54

小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情 希望の党の若狭氏が楽勝と見られていたが・・・
http://toyokeizai.net/articles/-/192536

小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情
希望の党の若狭氏が楽勝と見られていたが…
2017年10月11日5
安積 明子 : ジャーナリスト
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お膝元である豊島区の池袋駅西口で第一声をあげる希望の党の小池百合子代表(写真:アフロ)
衆議院選の公示日となった連休明けの10月10日。各党トップは、それぞれこだわりの場所で第一声をあげた。自民党総裁の安倍晋三首相が選んだのは野党時代から5回連続で福島県内。福島市中心部から離れた水田を背景に「厳しい戦いだが、お力を結集していただきたい」と地元の支援者に訴えた。

その安倍首相に挑戦状を叩きつけた希望の党の小池百合子代表が第一声の場に選んだのは、池袋駅西口。2005年の郵政選挙以降、自身の選挙区だった「お膝元」、東京10区の中心地である。東京10区には側近で後継者である若狭勝氏が立候補している。

「安倍1強政治を皆さんの1票で終わらせようじゃありませんか!」小池代表は高らかに叫んだが、それを聞こうとする聴衆はさほど多くなかった。集まる聴衆の数は人気のバロメーター。小池ブームを起こした昨年7月の都知事選の時は言うに及ばず、昨年10月の衆院補選の時よりも少ないのは明らかだった。

若狭氏の楽勝と見られていたが…

1年前の衆院補選の際、若狭氏を支援したのは自民党、公明党、そして都知事に就任したばかりの小池代表だった。その若狭氏は自民党を離党し、現在では希望の党の公認候補。いまや敵となった自民党からの支持は得られるはずもないし、その自民党と国政では連立を組む公明党の支援も望めない。昨年10月のような楽勝(若狭氏=7万5755票、民進党の鈴木庸介氏=4万7141票)にはならないだろう。

それでも若狭氏は圧倒的な強さを見せるものと思われていた。希望の党が失速気味の現在でさえ、小選挙区での勝利は確実というのが下馬評である。しかしながら、若狭氏の背後からは「2人の鈴木」が追い上げている。自民党の鈴木隼人氏、立憲民主党に移った鈴木庸介氏だ

3930とはずがたり:2017/10/11(水) 13:56:59
学園都市駅前、兵庫4区、希望ポスターまだ貼ってない。小池や自民現職の秘書出身だが選挙機能してなさそう

3931チバQ:2017/10/11(水) 14:34:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBC3GXVKBCOIPE006.html
ニュース

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愛知知事、希望と一転距離? 「特定の党の応援考えぬ」

12:08

 愛知県の大村秀章知事は11日の記者会見で、衆院選に関して「特定の政党というよりは、個人的に関係がある人にはエールを送りたい。特定のところを応援するかは現段階では考えていない」と述べた。従来、希望の党を支持する姿勢を示してきたが、一転して距離を置いた。

 大村氏は9月30日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)と日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)と大阪市で記者会見して連携をアピール。今月2日の記者会見では「希望の党を応援する」と明言し、「3人で合同街頭演説をやろう、ということになったので、具体的に日程調整にも入っている」と発言していた。

 ところが、東京・銀座で7日にあった小池、松井両氏らの街頭演説には参加しなかった。この演説には、両氏とともに河村たかし名古屋市長(地域政党・減税日本代表)が参加。衆院選での連携をアピールした。

 大村氏は11日の記者会見で、不参加について「3人で相談して段取りをしてきたが、希望の党の演説会ということになったので、それは少し違うかな、と遠慮した。政党の演説会は遠慮していきたい」と述べた。「(選挙後には)3大都市圏連合で国にものを申していきたい」と、地方分権などには引き続き意欲を示した。(北上田剛)

3932チバQ:2017/10/11(水) 14:36:47
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710110027.html
【衆院選】三重1区 岡田氏、自分の事務所出陣式は音声メッセージで済ませ「希望やめて退路絶った」松田氏の応援に

10:14

候補者の第一声を聞く有権者ら=津市

(産経新聞)

 公示された衆院選で、三重1区から出馬の無所属前職、松田直久氏は津市納所町の選挙事務所前で出陣式。「希望の党に行くべきか迷いに迷ったが退路を断った」と述べ、「一歩ずつ戦争に近づけている安倍政権を打倒する」と訴えた。

 出陣式には民進系の県議会最大会派「新政みえ」の6人が参加。3区から無所属で立った岡田克也氏と連合三重の吉川秀治会長らが応援演説をした。岡田氏の3区では、選挙事務所近くで多津子夫人が代理出席し出陣式。岡田氏は音声メッセージで必勝を誓った。

 このあと、松田氏は岡田氏とともに津市大門の津センターパレス前で、野党共闘を橋渡しした市民団体「市民連合みえ」と合流、支持を訴えた。

 自民前職の田村憲久氏は津市博多町の選挙事務所は手狭だとして、津駅前で出陣式。「新1区で国政に上げていただきたい」と、区割りの変更で新しく地盤となった津市民らにアピール。さらに「相手は無所属で出馬するというが、国全体の公約ができないので、政策や主張がない」と対立候補を批判。北朝鮮の脅威や少子化問題解決、社会保障の充実などを訴えた。式には小川克巳同党参院議員や、自民系の津市議、県議らが参加し応援演説。田村氏はその後松阪市でも出陣式を開いた。

3933チバQ:2017/10/11(水) 14:38:14
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171011-567-OYT1T50013.html
希望の候補擁立難航、政権選択選挙の構図薄れる

09:56

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 10日公示された衆院選では、政権交代を打ち出した希望の党の公認候補擁立が難航し、過半数をわずか2人上回る235人にとどまった。

 希望が単独で政権交代を実現するには候補者ほぼ全員の当選が必要だ。首相候補も明言しないままで、「政権選択選挙」という構図は薄れつつある。

 「改革の仲間を国政に送りたい。もっと政府に緊張感を生み、『安倍1強』政治にノーを突きつける」

 10日、東京都内で遊説した希望の小池代表(東京都知事)はこう繰り返したが、政権獲得への意欲は明確に口にしなかった。

 先月25日に党代表就任を発表した記者会見では、「政権選択選挙なので候補者を多数立てていきたい」と明言。「250人程度の擁立を目指す」(党関係者)計画だったが、民進党との合流を巡る混乱で党のイメージは低下した。希望の公認を辞退し、無所属出馬に切り替える民進出身者も出た。

 候補者の積み上げは難航し、当初に予定していた9日の追加公認の発表は見送り。公示当日に34人を発表するという異例の事態となった。小池氏は10日夜のNHKの番組で、勝敗ラインについて「できるだけ多くの候補者の当選だ」と発言をトーンダウンさせた。

 党の失速を招いた要因の一つが、党の顔である小池氏が不出馬を決めたことによる首相候補の不在だ。小池氏は5日、側近らと協議し首相候補を早急に決める考えを示したものの、9日の日本テレビの番組でも「選挙結果を見て判断する」と述べ、先送りしたままだ。

 一方で8日の日本記者クラブ主催の党首討論会では、選挙後に自民党と連立政権を組む可能性を否定せず、党内からは「選挙後に自民党と連携すれば筋が通らない」と不満の声が漏れる。

 首相候補の不在は与党の格好の攻撃材料ともなっており、安倍首相は10日のNHKの番組で「政権を担うと言っている以上、(首相候補を)誰にするのか示した方が国民にとって選択しやすい」と指摘した。

 読売新聞社が7��8日に実施した世論調査では、衆院比例選の投票先で、希望は前回から6ポイント減の13%にとどまり、伸び悩んでいる。

3934チバQ:2017/10/11(水) 14:39:40

埼玉
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017101102000206.html
<衆院選>注目の5区ルポ

08:10

 今回の衆院選で、県内注目区の一つが5区(さいたま市大宮区など)だ。自民前職、立憲民主前職、希望新人という構図は、三極争いの象徴とも言える。公示日の3候補者の動きを追った。 (井上峻輔)

◆愚直に政策を実行 牧原秀樹さん 自民・前

 「選挙の度に政党名が変わる人たちに日本を委ねるわけにいかない」。午前十時半、牧原秀樹さんが第一声を上げたのは枝野幸男さんの事務所前。看板を見ながら「いまだに民進党と書かれたままだ」と皮肉った。

 地道に地元を回って初の小選挙区勝利に手応えを感じていたが状況は激変。枝野さんへの注目が増し、野党共闘が実現した現状を「大逆風」と捉える。「愚直に政策を実行することが新たなブームより評価される時代をつくるために、勝ち抜かないといけない」。

 演説では「年金財源をどうするかという疑問に答えられるのは自公だけ」と強調した。夕方の大宮駅前の演説会は党筆頭副幹事長の小泉進次郎さんが登壇し、聴衆が大勢集まった。

◆民主主義の第一歩 枝野幸男さん 立民・前

 枝野幸男さんは立憲民主党の代表として慌ただしい一日を過ごした。朝は仙台市内で第一声。その後、東京都内を回り、大宮駅前でマイクを握ったのは暗くなった午後六時すぎだった。

 「無所属で出れば、一日大宮にいられたかもしれない。でも、このままでは投票先がない、受け皿がないというたくさんの声をもらった。二十四年間支えてくれた地元の人は『日本のために頑張れ』と後押ししてくれると思い決断した」

 一言一言に拍手が起き、「日本の新しい民主主義の第一歩を踏み出す」と力を込めると「がんばれー」の声。最後は「枝野コール」も響いた。今後の選挙期間中も全国を飛び回る予定で、地元入りの時間は限られるという。

◆大胆な改革目指す 高木秀文さん 希望・新

 昼すぎ、大宮駅前でマイクを握ると高木秀文さんは「しがらみのなさによって大胆でスピーディーな改革をする」と力を込めた。本格的な演説はこの日が初めて。ゼロからの挑戦に「知名度では逆転できないので、党の政策を理解してもらいたい」と語る。

 都内で活動してきた弁護士。九月中旬に若狭勝衆院議員の政治塾に参加した数日後に出馬を打診された。今月三日に正式公認を受け、六日に引っ越し、慌ただしく公示日を迎えた。

 待機児童対策や原発ゼロ政策を子育て経験を交えて話し「実現できるのはしがらみのない希望の党だけ」と訴える。他の候補に注目が集まる中、「大変なのはどの選挙区でも一緒」と地道な戦いを続ける。

3935チバQ:2017/10/11(水) 14:42:30
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-192536.html
小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情 希望の党の若狭氏が楽勝と見られていたが…

07:45

小池知事お膝元「池袋」が激戦地になった事情

(東洋経済オンライン)

衆議院選の公示日となった連休明けの10月10日。各党トップは、それぞれこだわりの場所で第一声をあげた。自民党総裁の安倍晋三首相が選んだのは野党時代から5回連続で福島県内。福島市中心部から離れた水田を背景に「厳しい戦いだが、お力を結集していただきたい」と地元の支援者に訴えた。

その安倍首相に挑戦状を叩きつけた希望の党の小池百合子代表が第一声の場に選んだのは、池袋駅西口。2005年の郵政選挙以降、自身の選挙区だった「お膝元」、東京10区の中心地である。東京10区には側近で後継者である若狭勝氏が立候補している。

「安倍1強政治を皆さんの1票で終わらせようじゃありませんか!」小池代表は高らかに叫んだが、それを聞こうとする聴衆はさほど多くなかった。集まる聴衆の数は人気のバロメーター。小池ブームを起こした昨年7月の都知事選の時は言うに及ばず、昨年10月の衆院補選の時よりも少ないのは明らかだった。

若狭氏の楽勝と見られていたが…

1年前の衆院補選の際、若狭氏を支援したのは自民党、公明党、そして都知事に就任したばかりの小池代表だった。その若狭氏は自民党を離党し、現在では希望の党の公認候補。いまや敵となった自民党からの支持は得られるはずもないし、その自民党と国政では連立を組む公明党の支援も望めない。昨年10月のような楽勝(若狭氏=7万5755票、民進党の鈴木庸介氏=4万7141票)にはならないだろう。

それでも若狭氏は圧倒的な強さを見せるものと思われていた。希望の党が失速気味の現在でさえ、小選挙区での勝利は確実というのが下馬評である。しかしながら、若狭氏の背後からは「2人の鈴木」が追い上げている。自民党の鈴木隼人氏、立憲民主党に移った鈴木庸介氏だ。


自民党公認候補の鈴木氏は、2014年の衆院選において東京ブロック比例単独で初当選している。安倍首相と親しいセガサミーホールディングスの里見治会長を岳父に持ち、結婚披露宴は安倍首相も出席して豪華に行われている。

鈴木氏の選挙区はなかなか決まらなかったが、ようやく9月になって東京10区からの出馬が決定した。自民党内には丸川珠代参議院議員を鞍替えさせて東京10区に刺客として送り込む動きもあったが、丸川氏が固辞したため激戦区に降り立つことになった。

小泉進次郎氏「真の希望の意味を考えさせてくれた」

小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が熱弁をふるった(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

その鈴木氏を応援するべく、選挙戦初日の応援弁士として池袋にやって来たのが、小泉進次郎自民党筆頭副幹事長だった。池袋駅東口で12時から行われた街宣には、動員された自民党の支援者を含め3000人ほどが集まった。

「私は小池さんに感謝したい。ひとつめは自民党に野党時代の緊張感を思いださせてくれた。ふたつめは『希望』という言葉を使ってくれたおかげで、真の希望の意味を考えさせてくれた。みっつめは選挙目当てでいろいろやっても、有権者のみなさんがそれを見抜くということを教えてくれた。ありがとう」

小池代表への皮肉を交えながら、軽妙に応援をこなした。しかし、鈴木氏は明らかに出遅れ感がある。現時点では、もうひとりの鈴木である鈴木庸介候補よりも苦戦する可能性が高いとみられている。

3936チバQ:2017/10/11(水) 14:43:23
立憲民主党の鈴木庸介氏は、枝野幸男代表を招いて午後4時半から池袋西口で街宣を行った。鈴木氏は昨年10月の衆院補選で若狭氏と争い、前述のとおり7万5755票対4万7141票と大差で負けている。

9月末、民進党が希望の党への合流を決めたことから、鈴木氏も希望の党に行く選択肢はあった。しかし、希望の党の大幹部である若狭氏と選挙区が重なること、さらに「政策協定書」に書かれた内容が自身の考えに沿わないことから断念。「政治の師」である長妻昭元厚労相を頼って立憲民主党に参加した。

共産党が独自候補

豊島区生まれの豊島区育ちとして一気に票を獲得したいところだが、現実にはなかなか難しい。言うまでもないことだが、民進党の支持層は、希望の党にも流れる。そのうえ、昨年の補選では水面下で鈴木氏に協力した共産党が、今回は独自候補である岸良信氏を擁立している。東京10区内でおよそ2万あると言われる共産票が得られないとなると厳しい。

ただ、この街宣に、連合東京の岡田啓会長が顔を出していた点は、明るいニュースといえるかもしれない。

連合東京は昨年の衆院補選で鈴木氏を応援したが、同時期に行われた新潟県知事選で、民進党の蓮舫代表(当時)が「勝ち馬に乗ろう」と原発反対の米山隆一知事の応援に入った。これに電力総連を傘下に持つ連合は強く反発したとされている。電力総連には、東京電力や関西電力の労組が加盟しており、反原発には消極的だ。

これにより当初は鈴木氏を支援し、第一声を上げた時には挨拶までした岡田会長だが、投開票日前日の「マイク納め」には姿を見せなかった。今回の街宣で岡田会長は挨拶をせずにそのまま立ち去ったが、鈴木氏にとって心強い応援であることは間違いない。

希望の党の旗揚げにより、にわかに注目の選挙区となった東京10区。以上の4名のほかに、幸福実現党の吉井利光氏、無所属の小山徹氏も立候補している。小池知事は自身のおひざ元の議席を守ることができるだろうか。12日間の熱い戦いが始まった。

3937名無しさん:2017/10/11(水) 18:25:10
up

3938とはずがたり:2017/10/11(水) 18:54:40
>>3930
夜までには貼られてた

3939チバQ:2017/10/11(水) 18:58:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1710110052.html
【衆院選】〝広すぎる選挙区〟回り切れないと悲鳴 有権者は「候補者知らない」…地盤の奪い合い、逆転のチャンスも? 奈良、三重などで
16:34産経新聞

【衆院選】〝広すぎる選挙区〟回り切れないと悲鳴 有権者は「候補者知らない」…地盤の奪い合い、逆転のチャンスも? 奈良、三重などで
県の面積の82%が選挙区となった奈良3区。候補者は地域を細かくまわり支持を訴える=10日、奈良県橿原市(前川純一郎撮影)
(産経新聞)
 今回の衆院選は、「一票の格差」を是正するため19都道府県の97選挙区で区割りを改定してから、初めて迎えた戦いだ。近畿地方では奈良、三重両県の選挙区定数がそれぞれ1削減され、大阪と兵庫の両府県でも、一部の選挙区で区割りが変更された。7月の改定から日が浅いこともあり、立候補者や有権者から戸惑いの声も上がっている。

県域の8割を超える広大な選挙区

 「広すぎる。12日間の選挙期間中に全域を回りきるのは不可能だ」。こんな声が陣営関係者から上がるのは奈良3区(橿原市など)。十津川村など旧4区全域と、旧3区の御所(ごせ)市など3市を一つにまとめた結果、県域の8割を超える広大な選挙区が誕生した。

 そんな中、「候補者を見たことがないと言われる地域が出ないように」と“どぶ板選挙”を進めてきたのが、自民前職の田野瀬太道氏(43)だ。9月28日の衆院解散翌日から「党勢報告会」を山間部の各地で開催し、事実上の選挙戦を展開。今月10日の公示後には一転、大票田の都市部で集中的に活動している。

 共産新人の所進氏(38)も都市部で効率よく集票につなげる作戦だ。公示前に1度、橿原市から車でも2時間程度かかる県最南部の十津川村を訪れたが、陣営幹部は「今後は難しい。短期間の戦いだから」と語る。

「参院議員2期」の強み

 一方で、希望新人の前川清成氏(54)は広大な選挙区を苦にしない。旧民主党や民進党で参院議員を2期務めた経験があり、陣営は「当時は県内全域が選挙区だった」と意気軒高だ。

 区割り改定で津市と松阪市の全域が選挙区となった三重1区では、前職2人が互いに相手の地盤に浸透しようとしのぎを削る。

 無所属の松田直久氏(63)は市長を務めたこともある津市が地盤だが、松阪市では「新人」だ。選挙戦では松阪市での集会や街頭演説に力を入れ、「支持を広げたい」と話す。

 対する自民の田村憲久氏(52)は松阪市が地盤で当選7回だが、津市では後援会も組織できていない。陣営関係者は「辻立ちなどを徹底し名前を売り込むしかない」と話した。

市を分割する区割りに驚く有権者「候補者になじみなく誰に投票したら…

 大阪市内では1、2、4区で新たな区割りが適用され、東成区が4区から1区へ、生野区が1区から2区へそれぞれ移動した。

 この結果、2区には新たに約8万6千人の有権者が加わり、前回約2万2千票差で選挙区で敗退した維新前職が「逆転のチャンス」と支持拡大に奔走する。

 一方で、地元事務所を置くなど活動の拠点としてきた生野区が選挙区から外れることになった1区の自民前職の支持者は「今回の改定はつらい」と吐露した。

 兵庫県では、前回の衆院選まで全域が兵庫7区だった西宮市のうち、北部地域の塩瀬・山口地区が隣接する兵庫2区(神戸市北区など)に編入された。

 新たに2区に加わった有権者は約3万7千人。戸惑う有権者も少なくないようで、西宮市東山台の会社員、男性(59)は「市を分割する区割りには驚いた。候補者になじみがないので、誰に投票していいのか分からない」と不安そうに話した。

3940チバQ:2017/10/11(水) 19:22:12
http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110031-n1.html
2017.10.11 10:39
【衆院選・群馬】
1区で自民、瀬戸際で候補を一本化 三つどもえに 5区の小渕優子氏「一夜でできた政党に任せるのか」

 公示直前まで保守分裂の可能性を残していた1区は、自民前職の佐田玄一郎氏が9日に「保守分裂はよくない」と判断して出馬を断念したことから、自民は候補者を一本化。希望の前職、宮崎岳志氏と自民前職、尾身朝子氏、共産新人の店橋世津子氏の三つどもえとなった。

 公明党は10日、尾身氏に推薦を出し、全選挙区で自公協力を保つ方針を決定。一時は、群馬から自民の比例単独候補が出馬したことで協力体制に懸念もあったが、公明党県本部関係者は「小選挙区での自公の枠組みは変わらない」との認識を示した。

 公示日の10日、宮崎氏は午前10時半ごろから前橋市紅雲町の厳島神社境内で第一声。「自民党のど真ん中に切り込んでいけるのは希望の党しかない。誰もが公平にチャンスのある国を目指す」と声を張り上げ、給食費無料化、老後の安定した生活の実現などを打ち出した。

 尾身氏は午前9時ごろに県庁前で第一声を上げた。野党を「安保法制、憲法改正の反対を訴えていたのに突然賛成に回る」などと批判。「政策実現の与党候補者として市町村と県、国をつなぐパイプとして働きたい」と決意を新たにした。

 店橋氏は正午ごろに県庁前で第一声。「日本は憲法9条を持ち、戦争をしなかった。外交の努力で世界の平和を築いていくことこそが名誉ある地位。憲法破壊の政治は断じて許さない」と主張した。安保法制廃止や「原発ゼロ」なども訴えた。

 強固な地盤を誇り7選を目指す5区の自民・小渕優子氏は午前8時半ごろに渋川市の渋川八幡宮で必勝祈願祭を行い、その後の出陣式で「日本の将来を、一夜でできた政党に任せるのか」と野党を牽制(けんせい)。「地元には人口減少、農業の担い手不足などさまざまな課題がある。これからのふるさとの姿について議論を深めたい」と主張した。

3941チバQ:2017/10/11(水) 19:36:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101100250&g=pol
「絶対安定多数」が焦点=2新党次第で流動化も-衆院選後の政局予測【17衆院選】



 衆院選が10日公示された。民進党の分裂で誕生した希望の党と立憲民主党がどれだけ勢力を伸ばし、それによって「安倍1強」の政治構造が変わるのかどうかが焦点だ。公明党が衆院解散時の35議席を維持すると仮定し、自民党の獲得議席に応じた政局の行方を予測した。

 ◇危険水域の「与党過半数」
 自民党の公示前勢力は290。各種世論調査で安倍内閣の支持率はおおむね不支持率を下回っている。さらに、政権を奪還した2012年衆院選から2回連続で追い風を受けて当選した「魔の2回生」を多く抱えていることもあり、自民党の議席減は確実視されている。問題は、減り幅をどの程度に抑えられるかだ。
 安倍晋三首相は衆院解散を表明した記者会見で、勝敗ラインを自公で過半数の233に置き、「過半数を取れなければ辞任する」と明言した。小選挙区制が導入された1996年から3回の衆院選で自民党が獲得した議席が240程度だったことなどを理由にしている。首相は10日夜のNHKの番組で、与党で過半数を取った場合は「国民は安定を求めている。自民党が内輪もめしてはならない」と強調した。
 ただ、「自公で過半数」であれば、自民党は92議席減まで許されることになる。党内には「同志を90人前後落とせば、ただでは済まない」(幹部)として、与党が過半数をぎりぎり維持する程度なら首相の退陣は必至との見方が出ている。
 ◇64減までなら「責任回避」
 衆院選の結果を評価する物差しに、「安定多数」と「絶対安定多数」がある。
 17の常任委員会の委員長ポストを独占した上で委員の半数を占めることができる安定多数は244議席。自民党の議席減が81までならこれを満たす。絶対安定多数は、常任委員長ポストを占め、かつ委員数でも野党を上回る議席数で、与党の国会運営は安定する。新定数では261で、自民党の減り幅が64までならクリアできる。首相の出身派閥、細田派の幹部は「絶対安定多数を得れば責任論が出ても押し切ることができる」と自信を見せる。
 予防線とも取れる首相の低い目標に対し、党内には「勝敗ラインは自民党の単独過半数」と指摘する向きもある。この場合、減り幅を57までに食い止める必要がある。あるベテラン議員は「単独過半数に届かなければ、解散した首相の判断が問われる」と話す。首相の3選が懸かる来年秋の党総裁選に向け「安倍降ろし」の動きが出る可能性は否定できない。
 ◇小池氏、与党に触手
 希望の小池百合子代表は公示日第一声の演説で「新しい政治」への転換を訴えた。ただ、小池氏自身が衆院選に出馬せず、希望は首相指名候補を示さずに選挙を戦う方針だ。立候補者数は計235人と過半数にかろうじて達した程度で、単独で政権を狙える状況にはない。
 小池氏の選択肢の一つとみられるのが、自民党内で首相に距離を置く石破茂元幹事長や野田聖子総務相らの担ぎ出しだ。実際、希望は両氏の選挙区で擁立を見送った。希望の獲得議席次第で、首相が求心力をさらに落とすような事態になれば「手を突っ込んでくる」(自民党関係者)との見方もある。小池氏は、7月の東京都議選で連携した公明党にも秋波を送り、衆院選で同党の前職が出馬した9選挙区全てで対抗馬を立てなかった。
 小池氏は10日のNHK番組で、首相指名選挙で他党の候補を担ぐかを問われ「選挙結果を見極めたい」としながらも、希望が唱える既得権打破などに賛同すれば推す意向を示した。
 一方、希望の議席が伸び悩めば、希望と立憲民主、無所属に分かれた民進党出身者を中心に「野党再々編」が起きるとの見方もある。

 ◇改憲は同床異夢
 今回の衆院選で、憲法改正勢力とみなされているのは自民、希望、公明、日本維新の会。この4党の公示前勢力は395議席で、改憲発議に必要な3分の2ライン(旧定数で317)をはるかに上回っている。首相主導の改憲に反対だった民進党が事実上消滅したことが影響しており、改憲勢力が新定数での3分の2(310議席)を確保できるかどうかもポイントになる。
 ただ、首相が改憲で主眼を置く9条改正に、希望、公明は慎重。維新も地方分権を重視しており、改憲勢力は同床異夢の状況にある。9条の扱いについては自民党の結論も出ておらず、衆院選で改憲勢力が公示前のような議席を得たとしても国会での議論が進むかは不透明だ。(2017/10/11-07:11)

3942チバQ:2017/10/11(水) 20:11:00
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/3541-3543
自民196人を推薦=公明【17衆院選】
自民など40人、公明2次推薦

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100700355&g=pol
公明、自民の5人推薦【17衆院選】
 公明党は7日、衆院選の自民党公認候補5人の推薦を決めた。推薦候補は計242人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
 【広島】4区 新谷正義【沖縄】1区 国場幸之助▽2区 宮崎政久▽3区 比嘉奈津美▽4区 西銘恒三郎(2017/10/07-12:38)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-00000041-jij-pol
公明、自民16人推薦【17衆院選】
10/8(日) 15:09配信 時事通信
 公明党は8日、衆院選の自民党公認候補16人の推薦を決めた。推薦候補は計258人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
 【東京】1区 山田美樹▽3区 石原宏高▽5区 若宮健嗣▽6区 越智隆雄▽7区 松本文明▽8区 石原伸晃▽14区 松島みどり▽18区 土屋正忠▽19区 松本洋平▽21区 小田原潔▽22区 伊藤達也▽23区 小倉将信【福井】2区 高木毅【山梨】1区 中谷真一【大阪】11区 佐藤ゆかり【福岡】3区 古賀篤

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100900308&g=pol
公明、自民の8人推薦【17衆院選】
 公明党は9日、衆院選の自民党公認候補8人の推薦を追加決定した。鹿児島1区で推薦した保岡興治氏の出馬取りやめに伴い、累計で265人となった。推薦候補は次の通り。(敬称略)
 【埼玉】4区 穂坂泰【東京】10区 鈴木隼人【神奈川】14区 赤間二郎▽17区 牧島かれん【福岡】2区 鬼木誠▽5区 原田義昭▽7区 藤丸敏【長崎】1区 冨岡勉(2017/10/09-14:40)

https://news.infoseek.co.jp/article/171010jijiX370/
自民2人を追加推薦=公明【17衆院選】
時事通信 / 2017年10月10日 18時34分
 公明党は10日、衆院選の自民党候補2人を追加推薦した。群馬1区前職の尾身朝子氏と鹿児島1区新人の保岡宏武氏。推薦候補は計267人となった。 
[時事通信社]

3943チバQ:2017/10/11(水) 20:15:15
546 名無しさん sage 2017/10/11(水) 14:06:04 ID:cN.FULY20
公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5
埼玉11
東京17
神奈川11
愛知5 13
大阪12 14
奈良1
岡山3
福岡1 8
熊本1

自民公認候補以外を推薦
茨城7(キシローに推薦)
山梨2(堀内に推薦)

推薦267 公明9 全選挙区289

3944チバQ:2017/10/11(水) 20:26:46
愛知13とか熊本1とか推薦ないのなんでですかね?

公明推薦のない自民候補選挙区
茨城5 石川昭政 (浅野哲 日立労組)
埼玉11 保守分裂 (今野智博、小泉龍司 )
東京17 平沢勝栄 (公明と仲悪し)
神奈川11 小泉進次郎
愛知5  神田憲次(赤松広隆 運輸労連)
愛知13 大見正 (大西健介)
大阪12 北川知克 (維新:藤田文武)
大阪14 長尾敬  (維新:谷畑孝)
奈良1 小林茂樹 (馬淵澄夫)
岡山3 保守分裂 (阿部俊子 平沼正二郎)
福岡1 井上貴博 (山本剛正)
福岡8 麻生太郎
熊本1 木原稔  (宮島大典)

自民公認候補以外を推薦
茨城7(キシローに推薦)
山梨2(堀内に推薦)

推薦267 公明9 全選挙区289

3945チバQ:2017/10/11(水) 20:30:09
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171011/soc1710110021-n1.html
自民VS希望が一騎打ち 「今度こそ白黒付ける」熊本で前職同士5度目の対決
2017.10.11
 熊本1区は自民党の前職、木原稔氏(48)と、民進党から希望の党に合流した前職、松野頼久氏(57)の一騎打ちとなった。両氏の対決は5度目となる。過去4回は2勝2敗とあって、両陣営とも「今度こそ白黒付ける」と意気込む。

希望の党 10・22衆院選
 木原氏の陣営は午前10時から、健軍神社(熊本市東区)で出陣式を開いた。自民党などの県議や市議、各支援団体の関係者らが集まった。

 木原氏は第一声で、仮設住宅入居期限延長など、熊本地震からの復旧復興に関する政府の取り組みを強調した。「復興仕事人」のキャッチフレーズを掲げ、「復興はまだ道半ばであり、やり残した仕事もある。仕事人としてコツコツと結果を出し、被災者に寄り添う」と述べた。

 大接戦が予想されるが、木原氏は前回に続き、公明党の推薦を求めなかった。熊本県では選挙区減により、自民党前職1人が比例単独に回った。木原氏は「『比例は公明』と呼びかけることはできない」としている。

 一方、松野氏の陣営は、同市中央区の選挙事務所横で出発式。民進党の県議、市議らが参加した。松野氏は「消費税増税の凍結、原発ゼロ、国会議員の定数削減を含めた身を切る改革、これは自民党とは違う政策だ。安倍一強体制を倒す、代えるため、みなさんの力を貸してほしい」と訴えた。

 前回、選挙区で勝った木原氏と、敗れた松野氏の差は約1万3800票だった。共産党候補が、1万4900票を獲得していた。今回、共産党は野党共闘を重視し、1区で擁立を見送っている。

 希望の党が保守色を強めたこともあり、共産党は1区を自主投票としたが、同党の票がどれだけ松野氏に流れるかも、注目される。

3946とはずがたり:2017/10/11(水) 20:32:09
>>3918
ありがとうございます,調べたいと思ってました。

大分4は鹿児島4ですね。

労働スレの方にも転載させて頂きました。

3947とはずがたり:2017/10/11(水) 20:33:35
>>3945
>大接戦が予想されるが、木原氏は前回に続き、公明党の推薦を求めなかった。熊本県では選挙区減により、自民党前職1人が比例単独に回った。木原氏は「『比例は公明』と呼びかけることはできない」としている。
勇気有るなあ。。
原口もそんな感じあったけど九州人にはこういう筋通すの好まれそうだ。。

3948とはずがたり:2017/10/11(水) 20:43:33
>>3944
熊本1は松野ですよね。大典は長崎では??

3949チバQ:2017/10/11(水) 21:29:03
http://www.sankei.com/smp/region/news/171011/rgn1710110010-s1.html
福岡の最激戦区、自・希・共「3極」の争い衆院選公示2017.10.11 07:09

 福岡2区は自民党、希望の党、共産党の「3極」の戦いとなった。都市部で無党派層の多いエリアだけに、各候補とも“風”の動向を気にしながらも、組織をフル稼働させ、1票1票の積み上げを目指す。
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 自民党の前職、鬼木誠氏(44)は午前10時から、警固(けご)公園(福岡市中央区)で出陣式を開いた。支持者1千人(陣営発表)を前に、鬼木氏は「PM2・5(微小粒子状物質)の、抜本的な対策に取り組んだ。地元の活動は出遅れたが、私は言ったことは成し遂げる。日本を、国民の暮らしを守るため、全力で駆け抜けたい」と訴えた。

 党福岡県連は2区を大接戦とみて、県内唯一の最重点選挙区に位置付ける。

 出陣式でも、選対本部長を務める山崎拓元自民党副総裁ら党重鎮が、次々と登壇した。蔵内勇夫県連会長は「日本最大の激戦区だ。今は相手と並んでいる。ぜひ抜かせてほしい」と気勢を上げた。

 一方、希望の党から出馬した元職、稲富修二氏(47)は午前9時から、同市南区の事務所で出陣式を行った。約200人(陣営発表)の支援者に「生活の声や悩みを国会に届けたい。落選以来5年、多くの方に支えていただいた。結果を出してご恩を返す。魔法の杖はない。1票1票をお願いするのみ」と決意を表明した。

 事務所には党代表の小池百合子氏の為書を掲示したが、自ら「希望」をアピールすることはなかった。陣営関係者は「党ではなく、人柄と政策で勝負する」との姿勢をみせた。

 共産新人の松尾律子氏(45)は、午前10時、市営地下鉄薬院駅前で第一声。「希望の党は、民進党議員が合流する際、踏み絵を踏ませる選別まで行った。やり方や政策は、自民党政治そのもの。希望を託せるものではない」。批判の矛先は、安倍政権と希望の党の双方に向いた。

3951チバQ:2017/10/11(水) 21:33:58
http://www.sankei.com/smp/region/news/171011/rgn1710110018-s1.html
神奈川3区 5人が立候補、大混戦に衆院選公示2017.10.11 07:03

 8回目の当選を目指す自民前職の小此木八郎氏に、希望、共産、幸福、無所属の候補者が挑み、大混戦が予想される3区。

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 幸福新人の壱岐愛子氏はJR鶴見駅東口で第一声を行った。「アベノミクスは破綻している。減税こそ最大の福祉。しがらみの政治を一刀両断していく」と力を込め、聴衆に向けて政策を訴えた。

 希望元職の勝又恒一郎氏はJR鶴見駅東口で演説。「消費増税より身を切る改革を優先すべきだ。原発ゼロも明確に訴える。何でも反対ではなく、実現可能な改革を進める」と語り、支持を求めた。

 小此木氏はJR東神奈川駅前で約200人の支持者らを前に第一声。「消費税率引き上げで、全世帯が豊かになるよう使わせていただく」とし、「日本を守るという仕事をしっかりやっていく」と訴えた。

 一方、立民の推薦で急遽(きゅうきょ)出馬を決めた無所属新人の伊藤久美子氏はJR鶴見駅西口で演説。「核兵器廃絶、原発ゼロを目指す。市民主体、市民主権の政治を皆さんと行っていきたい」と呼びかけた。

 共産新人の釘丸進氏はJR鶴見駅東口で、県議や市議の応援を受け、第一声。「疑惑を隠す安倍政権に退場してもらうチャンスの選挙。圧力一辺倒の安倍外交の転換や消費増税反対を訴えていく」と述べた。

3952とはずがたり:2017/10/11(水) 21:46:07
男を見る目が無かった金子恵美,当然真偽も見極められないのであろう。相当劣勢で追い詰められていると見た!

新潟4区で場外乱闘 自民党の金子恵美がSNSでライバル攻撃 「デマだ」と警察沙汰に
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171011-00000109-sasahi-pol
〈dot.〉10/11(水) 19:09配信 AERA dot.

 10日に公示された衆院選で、女同士の一騎打ちとして全国的にも注目される新潟4区。

【あの山尾志桜里、野田聖子両氏らと女子座談会で熱く語り合った金子氏はこちら】

 自民からは不倫騒動で議員辞職した宮崎謙介元衆院議員の妻・金子恵美氏(39)、野党からは無所属で菊田真紀子氏(47)が出馬するが、早くも警察も巻き込んだ場外乱闘が勃発した。

 2人が衆院選で対決するのは3度目。過去2回はいずれも金子氏が勝利しているが、前々回は1万4千票差だったのが、前回は3千票差まで菊田氏に追い上げられた。

 バトルのきっかけは、10月8日に金子氏がフェイスブックに投稿した内容だ。<卑怯な手にも屈しません!>と題されたその文章には、地元の支援者から金子氏に連絡があり、その支援者は菊田氏の後援会役員から「金子を応援するのであれば、明日から今の取引を止める」と言われたと書いた。また、その後援会役員は菊田氏に投票するよう金子氏の支援者に依頼したという。それで金子氏は、菊田氏陣営を<選挙違反ですよね>と批判した。

 当然のように、批判を受けた菊田氏はすぐに反撃に出た。9日にホームページなどで発表したコメントでは、金子氏が語った内容は「完全にデマ」と断じ、虚偽情報を意図的に広めたとして公職選挙法違反で警察に通報したという。

 選挙戦では真偽不明の情報が「怪文書」として流れることはあるが、金子氏のように候補者本人が真偽不明の情報をインターネット上で公開することはまれだ。ただ、金子氏の記事は400回以上シェアされており、多くの人に読まれていると思われる。

 菊田陣営は取材にこう語る。

「金子氏から事実関係の問い合わせもなく、いきなりフェイスブックにこうしたデマを書かれ、迷惑をしています」

 一方、金子陣営にどのような情報の裏取りをしたのかを問い合わせると「本人が書いたものなので、本人にしかわからない」という回答だった。

 新潟で勃発した女同士の“仁義なき戦い”は、どのような結末を迎えるのか。

* * *
(金子氏がフェイスブックに投稿した内容の全文)

<卑怯な手にも屈しません!>

 地元で応援してくださっていた方から連絡がありました。

 申し訳ないが今回は応援できない、ということなのです。

 理由を伺ったところ、私の相手候補の後援会役員より電話があり「金子を応援するのであれば、明日から今の取引(驚くほど高額)を止める」
と言われたそうです。

 また、事前運動をしているそうでその言い方として「金子は比例復活ができるけども、(相手候補の実名)は無所属では復活ができない。だから今回は(相手候補の実名)一票を入れてください」とはっきりと投票依頼をしているそうです。(選挙違反ですよね・・)

 こういう卑怯なやり方に私の支援者は頭を悩ませています。

 これが相手陣営の選挙なのでしょうが、我々は正々堂々と私の「実績」とこれからの訴えをお一人お一人に届けていくのみです。

 愛する新潟をこのような卑怯な人たちから守るためにも私は戦います。

※金子めぐみを応援してくださる方は「いいね!」+シェアのご協力をお願いします!

* * *
(菊田氏がホームページで発表した反論の全文)

【ご注意下さい】事実無根の悪質なデマが流れております

 現在、私に対するデマが金子めぐみ候補予定者本人のFacebookにより流されております。

 これは完全にデマでありますので、公職選挙法第235条第2項違反に当たる事項として、警察に通報いたしました。

3953岡山1区民:2017/10/12(木) 00:50:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000035-kyt-l26
京都は前職が強み 滋賀は2、3区で前職先行 衆院選情勢
10/11(水) 23:50配信 京都新聞
 第48回衆院選について10、11日両日、全国に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。
 京都府内6選挙区には自民6人、希望5人、共産6人、維新1人、諸派1人、無所属4人の計23人が立候補している。3極の争いが軸で、各選挙区では自民や希望、無所属の前職が比較的強みをみせている。
 自民は新人5人の争いとなった5区で先行している。1区前職が全域で手堅く支持を固め、4区前職も与党支持層に浸透し、いずれもリードしつつある。
 希望は6区前職が他の野党支持層にも食い込んでやや優位。3区前職は無党派層に浸透し、自民前職が続く。2区では民進系の無所属前職が着実に支持を広げている。
 共産は1区前職が党支持層をほぼ固め、立憲民主支持層にも広がりがみられる。維新は3区で擁立したが、党支持層が他候補に分散している。
 滋賀県の4選挙区には自民4人、希望3人、共産2人、社民1人、諸派1人、無所属2人の計13人が立候補し、全区で事実上の3極対決となっている。
 自民は2、3区の前職が自民、公明支持層をまとめて先行する。1区の前職と4区の新人は接戦となっている。希望は4区の新人が希望、立憲民主支持層に浸透しているが、2区の前職と3区の新人は無党派層に広がりを欠く。共産は3、4区の新人が党支持層を固める。社民は1区の新人が支持拡大を急ぐ。無所属は1区の新人が前県知事の知名度を生かして競る。
 京都府、滋賀県とも現時点で投票先を決めていない人が半数おり、情勢が変わる可能性がある。

3954チバQ:2017/10/12(木) 00:58:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710110064.html
【衆院選】民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も
10月11日 23:34産経新聞

 衆院選で民進党を離党し、希望の党から出馬した候補に戸惑いが広がっている。選挙戦の看板と期待した小池百合子代表(東京都知事)が衆院選に出馬しなかったこともあって党の支持が広がらず、苦戦を強いられているからだ。「反希望」を旗印にした立憲民主党と競り合う選挙区も多く、失速する党勢に各候補は焦りを募らせている。

 「ドタバタして目も当てられない恥ずかしいところもお見せしたかもしれない。だからこそ希望の党も育ててほしいんです」

 東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした。

 希望の党の公約には憲法9条改正議論の進展が明記されたが、民進党は「安倍晋三政権下での憲法9条改正反対」と訴えてきた。忸(じく)怩(じ)たる思いを抱える民進党系候補も少なくない。

 四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した。この選挙区は立憲民主党や共産党が擁立を見送り、有権者に分かりづらい構図となっている。

 さらに多くの選挙区で立憲民主党と希望の党の候補が戦う構図となった誤算は、想像以上に民進党系候補を苦しめている。南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた。(奥原慎平)

3955チバQ:2017/10/12(木) 00:59:05
読売
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20171011-567-OYT1T50101.html
自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査
10月11日 23:00読売新聞

自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 読売新聞社は22日投開票の衆院選について10、11の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。

 自民党は小選挙区選、比例選とも優勢に戦いを進め、単独で過半数(233)を大きく上回る勢いだ。希望の党は、公示前の57議席をわずかに超える程度で伸び悩んでいる。立憲民主党は躍進し、自民、希望両党に続く第3党の座をうかがっている。

 自民党(公示前勢力284)は、衆院の常任委員長ポストを独占し、各委員会で過半数を確保できる「絶対安定多数」(261)にも届く勢いをみせている。小選挙区選では140人超が優位に立ち、青森、富山、島根、山口の各県などで議席独占の可能性がある。比例選では60議席前後を固めつつある。野党候補の乱立に救われた面もあるようだ。

 公明党は、小選挙区選に立候補した9人の大部分が優勢で、比例選も堅調だ。自公両党で300議席をうかがう。

 希望は小選挙区に198人を擁立したが、優位に立っているのは7人のみ。衆院解散直後に合流した民進党の前議員がほとんどだ。党代表の小池百合子・東京都知事が地盤とする東京で伸び悩んでおり、比例選でも30議席台にとどまりそうな情勢だ。

 立憲民主は公認候補を擁立した63選挙区中、5選挙区で優位に立っている。比例選でも全ブロックで議席を獲得する見込み。公示前の15議席を大きく上回り、計40議席を超える公算が大きい。安倍首相に批判的な有権者の、新たな受け皿になっているとみられる。

 日本維新の会は、拠点とする大阪でさえ、優勢なのは1人にとどまる。比例選を合わせても公示前の14議席を維持できるかどうか微妙だ。前回の2014年衆院選で13議席増と躍進した共産党は苦戦している。立憲民主に「政権批判票」を奪われた格好で、公示前の21議席を下回る見通しだ。社民党は小選挙区で1人が優位に立っている。日本のこころは厳しい戦いを強いられている。

 今回の衆院選では、無所属で出馬した前議員が多いのが特徴だ。民進党による分裂を受け、小選挙区選に無所属で立候補した同党出身前議員21人のうち、11人は優位に立っている。

 調査は電話で実施し、有権者が在住する13万229世帯のうち、7万8285人から回答を得た(回答率60%)。小選挙区選で3割、比例選で2割の人が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。

 衆院選には、小選挙区選(定数289)に936人、11ブロックの比例選(定数176)に244人の計1180人(重複立候補を除く)が立候補している。

3956チバQ:2017/10/12(木) 00:59:27
 衆院選序盤情勢調査では、比例選でも自民党が第1党を堅持し、自民、公明両党で定数176のうち80議席以上を占める勢いだ。

 希望の党は小選挙区と同様に伸び悩んでいる。

 自民は全11ブロックで党支持層を中心に最も多い支持を集め、60議席前後を確保しそうだ。懸念材料は無党派層の取り込みで、大半のブロックで希望に後れを取っている。党幹部は「比例選では今後、希望が伸びてくるかもしれない」と警戒する。

 民進の前議員の多くが合流した希望と、民進の一部が結成した立憲民主は、それぞれ30議席以上を獲得する可能性がある。内閣を支持しない有権者の投票先は希望と立憲民主に二分されており、「反自民」票の受け皿が割れた形だ。希望は細野豪志前衆院議員の地元の東海ブロックなどで堅調だが、小池代表のおひざ元の東京ブロックでは、ほぼ立憲民主に肩を並べられている。北海道ブロックでは、立憲民主が希望をしのぐ勢いだ。

 共産党は2014年衆院選で20議席と躍進したが、今回は獲得議席を減らす見通し。日本維新の会は近畿ブロックで複数議席を確保するが、全国的には1けた台にとどまりそうだ。

 比例選の定数は14年衆院選と比べ、東北、北関東、近畿、九州ブロックで各1減となっている。

3957チバQ:2017/10/12(木) 01:00:06
朝日
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASKBC5D4HKBCUZPS001.html
自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況
10月11日 22:28朝日新聞

自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況
与党で過半数は…
(朝日新聞)
 22日投開票の衆院選について、朝日新聞社は10、11の両日、4万人以上の有権者を対象に電話調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて選挙戦序盤の情勢を探った。現時点では、(1)自民党は単独過半数(233議席)を大きく上回りそうで、小選挙区・比例区とも堅調(2)希望の党は伸びておらず、代表の小池百合子都知事のおひざ元の東京でも苦戦(3)立憲民主党は公示前勢力(15議席)の倍増もうかがう勢い――などの情勢になっていることが分かった。

 調査は10〜13日の日程で実施。10、11両日は、全289小選挙区の中から、全国の「縮図」となるよう選んだ約半数の小選挙区の有権者を対象とし、11日時点での概況を読み取った。調査時点で投票態度を明らかにしていない人が小選挙区で4割以上、比例区でも4割近くおり、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。

 自民は現時点で、公示前勢力(284議席)を上回るかは微妙だが、小選挙区では200議席を超え、比例区も前回2014年衆院選で獲得した68議席の確保をうかがい、単独過半数を大きく上回りそうだ。野党の投票先が、希望や立憲などに分散していることが背景にある。

 公明は共産と競り合う選挙区もあり、公示前勢力(34議席)を確保できるかどうか。

 希望は、小選挙区、比例区ともに追い風が吹いていない。公示前勢力の57議席を上回る可能性はあるが、比例区では小池代表の地盤である東京ブロックでも、立憲と競り合っている状況だ。

 立憲は、勢いでは希望をしのぐ。比例区では北海道ブロックで自民と、南関東、近畿などのブロックでは希望とほぼ互角の戦いを展開、希望に迫る議席を確保する可能性もある。

 共産は小選挙区での議席獲得も視野に入るが、公示前勢力(21議席)を確保できるかどうか。日本維新の会も公示前勢力(14議席)の確保をめざし、比例区の近畿ブロックでは自民に次ぐが、大阪以外の広がりが見られない。社民は公示前勢力(2議席)の維持に懸命だ。

     ◇

 調査方法 10、11日の調査は、全289小選挙区から、全国の「縮図」となるよう統計的に選んだ約半数の144小選挙区の有権者を対象に、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で実施。そのうえで選挙区の調査結果を約2倍し、比例区では各地域の有権者数などを勘案して全体の情勢を推計した。

 縮図として選んだ約半数の選挙区は、過去の衆院選での各党の獲得議席数、地域的なバランスなどを考慮。激戦などが予想される注目区でも、10、11日では必ずしも調査対象になっていない選挙区がある。

 各選挙区の有効回答の目標数は300。有権者がいる世帯と判明した番号は全国で計7万5190件、有効回答は計4万2746人。回答率は57%。

3959チバQ:2017/10/12(木) 01:18:22
読売
自民;「絶対安定多数」(261)にも届く勢い
公明:小選挙区 9人の大部分が優勢で、比例選も堅調
希望:小選挙区 優位に立っているのは7人のみ 公示前の57議席をわずかに超える程度
立憲:小選挙区 5選挙区で優位 公示前の15議席を大きく上回り、計40議席を超える公算
維新:小選挙区 優勢なのは1人 公示前の14議席を維持できるかどうか微妙
共産:公示前の21議席を下回る見通し
社民:小選挙区で1人が優位
無所属:小選挙区選に無所属で立候補した同党(民進)出身前議員21人のうち、11人は優位


朝日
自民:公示前勢力(284議席)を上回るかは微妙
公明:共産と競り合う選挙区もあり、公示前勢力(34議席)を確保できるかどうか。
希望:公示前勢力の57議席を上回る可能性はある
立憲:比例区では希望に迫る議席を確保する可能性もある。
共産:小選挙区での議席獲得も視野に入るが、公示前勢力(21議席)を確保できるかどうか。


日経
自民;議席獲得が「有力」または「優勢」となったのは、小選挙区(定数289)で約200議席、比例代表(同176)で約55議席だった。
公明:公示前の34議席の確保にめどがつきそうだ。
希望:東京でも全25選挙区のうち3議席。全国的にも民進出身者を中心に30議席弱 比例代表を含めた約70議席からどこまで上積みできるかの勝負
立憲;小選挙区で10議席超、比例代表で30議席超
共産:20議席弱
維新:大阪を中心に約10議席
社民:1議席を確保できそう
無所属:選挙区で30議席弱

3960チバQ:2017/10/12(木) 01:20:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710110056.html
【衆院選】野党共闘“ご破算”の共産党が先祖返り にじむ焦り
10月11日 21:39産経新聞

 衆院選(22日投開票)で、共産党が誤算に焦っている。「野党共闘」の主導権を握って影響力拡大を目指したが、民進党が分裂し、多くが希望の党に合流したことで、共闘は“ご破算”となった。やむを得ず立憲民主党、社民党と協力し、左派3党で勢力進展を図るが、存在感は薄れた。九州・山口でも選挙区の戦いは厳しく、比例に活路を求める従前の路線に先祖返りした。(村上智博)

 「今度の選挙の構図は、『自公政権と、それを支える補完勢力』対『市民と野党の共闘』だ」

 共産党の小池晃書記局長は11日、福岡・天神で、300人の支持者らを前に、声を張り上げた。

 補完勢力とは、民進党と合流した希望の党を指す。小池氏は「(希望の党代表の)小池百合子さんは、自民党政治のど真ん中にいた。自民党と変わらない」と容赦なかった。

 その上で「市民と野党の共闘を揺るがぬものにするためにも、共産党の比例票を伸ばそう」と訴えた。

■参院選の再現

 共産党は前回衆院選(平成26年)で、九州・山口の全37選挙区に候補者を立てた。選挙区は全敗し、比例九州・沖縄ブロックで2人が復活当選した。

 28年参院選では、民進、生活、社民の各党と、候補一本化を図った。共闘の甲斐あって、大分選挙区で民進系候補が勝った。

 共産党は今回衆院選で、参院選の再現を目指した。党内の意見がまとまらない民進党を尻目に、共闘の主導権を握ろうとした。

 共産党は福岡9、10区など、全国15の選挙区を「必勝区」と決めた。他の選挙区で候補を取り下げる代わりに、必勝区では共産候補を「統一候補」にしようという戦術だった。

■比例候補として

 だが衆院解散直前、民進党が、希望の党との合流を決めた。

 希望の党は安保関連法などへの賛否を踏み絵にして、民進党内の左派勢力をふるいにかけた。共産党にとって、希望の党は組める相手ではない。共産党の小池氏は、民進党を「背信行為だ」となじるほかなかった。

 共産党は、立憲民主や社民両党との共闘を急いだ。そこに具体的な政策はなく、「安倍政権打倒」だけを旗印にした。

 九州・山口8県でみると、左派共闘の結果、共産党は11選挙区で候補を擁立しなかった。一方、候補のいる24選挙区では比例を視野にいれた票の掘り起こしを図る。

 左派協力について、共産党福岡県委員会の岡野隆委員長は「比例票の掘り起こしも期待できる状況になってきた。野党共闘で頑張っている姿をアピールできる」と強調した。

 共産党は九州・沖縄では沖縄1区の議席死守と、比例で現有2議席を上回るとの目標を立てた。

 ただ、左派勢力に限った共闘では、従来以上の支持拡大は困難が予想される。

 特に選挙区の戦いは厳しい。11日に小池氏と並んで演説した前職、田村貴昭氏(56)=福岡10区、比例重複=は「私も比例代表候補として頑張ります」と述べた。

 「一握りの政治家が、私たちがこの2年間、頑張ってきた市民と野党の共闘をリセットするのは許さない。もっと共闘を広げよう」。小池氏の言葉には、焦りもにじむ。

 志位和夫委員長は9日、日本テレビの番組で、衆院選後の首相指名選挙で、立憲民主党の枝野幸男代表に投票する可能性も示した。

 「枝野氏の名前を出したことで、世間的には共産には柔軟性があり、野党共闘でも頑張っている政党だと印象付けられた」。九州のある県委員会幹部は、こう語った。

 だが、共産党が首相指名選挙で他党候補に投票するのは、平成10年に旧民主党の菅直人氏に投票して以来だ。おきて破りの奇策が浮上するほど、追い込まれているのが実情だといえる。

3961チバQ:2017/10/12(木) 01:21:15
http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110064-n1.html
2017.10.11 23:29
【衆院選】
民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も
 衆院選で民進党を離党し、希望の党から出馬した候補に戸惑いが広がっている。選挙戦の看板と期待した小池百合子代表(東京都知事)が衆院選に出馬しなかったこともあって党の支持が広がらず、苦戦を強いられているからだ。「反希望」を旗印にした立憲民主党と競り合う選挙区も多く、失速する党勢に各候補は焦りを募らせている。

 「ドタバタして目も当てられない恥ずかしいところもお見せしたかもしれない。だからこそ希望の党も育ててほしいんです」

 東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした。

 希望の党の公約には憲法9条改正議論の進展が明記されたが、民進党は「安倍晋三政権下での憲法9条改正反対」と訴えてきた。忸(じく)怩(じ)たる思いを抱える民進党系候補も少なくない。

 四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した。この選挙区は立憲民主党や共産党が擁立を見送り、有権者に分かりづらい構図となっている。

 さらに多くの選挙区で立憲民主党と希望の党の候補が戦う構図となった誤算は、想像以上に民進党系候補を苦しめている。南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた。(奥原慎平)

3962チバQ:2017/10/12(木) 01:22:06
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20171011-00000100-fnn-pol
谷垣氏、車いす姿で写真に 1年3カ月ぶり「姿」
10/11(水) 21:47配信 Fuji News Network

Fuji News Network
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22日投開票の衆院選に出馬せず、政界の引退を表明した自民党の谷垣禎一前幹事長の最近の活動の様子が明らかになった。
関係者によると、写真は9月28日に東京都内のリハビリ施設で撮影されたもので、谷垣氏は、スーツにネクタイ姿で車いすに座り、隣の男性の手を両手で握り、写真に写っている。
現役時代に比べると、少しやせたようにも見える。
谷垣氏は2016年7月、サイクリング中に転倒して、入院生活を続けている。

http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110054-n1.html
2017.10.11 21:25

安倍晋三首相、政界を引退する高村正彦氏の自民党副総裁続投を表明
 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、テレビ朝日「報道ステーション」の収録で、今回の衆院選に立候補せず政界引退した高村正彦副総裁について「議員でなくても副総裁は務められる」と述べ、衆院選後も「非議員」の副総裁として続投させる考えを明らかにした。高村氏は党憲法改正推進本部の特別顧問として党の改憲案取りまとめの中核を担っている。

3963チバQ:2017/10/12(木) 01:45:26
>>3953序盤情勢
京都:当たり障りのない状況
自 伊吹文明
無 前原誠司
希 泉健太
自 田中英之
自 本田太郎
希 山井和則

滋賀:
接戦 自;大岡敏孝 無:嘉田由紀子
自 上野賢一郎
自 武村展英
接戦 自;小寺裕雄 希:徳永久志

3964チバQ:2017/10/12(木) 01:47:26
http://news.livedoor.com/article/detail/13733817/
元秘書が明かす「希望の党」候補の暴言暴行 議員不適格のポンコツたち

2017年10月11日 16時59分 デイリー新潮
小池百合子代表
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 10月22日の投開票が迫る今回の総選挙。小池百合子氏率いる「希望の党」公認候補者たちが発表されたが、その中には明らかに国会議員に相応しくない「ポンコツ」たちが……。

 ***

 東京24区で安倍総理の最側近・萩生田光一氏に挑むのは、元大阪府寝屋川市議の吉羽美華氏(37)だ。2012年に民主党から衆院選に出馬して落選、翌年には新党大地公認で参院選に出るも再び落選した経歴の持ち主で、自民党の谷川とむ前衆院議員(41)の元妻でもある。

 谷川氏と離婚したのは昨年9月。吉羽氏はその原因を〈元夫のDV〉であるとブログで明かしているが、改めて質すと、

「言葉や経済の問題でのDVです。定期的に生活費を入れてくれないとか」


小池百合子代表
 と主張する。だが、元夫の谷川氏は“昨年5月に前触れもなく出て行ってしまった”と明かし、DVについては全面否定をする。

「言葉の暴力なんてありえない。生活費を入れてくれない、というのもウソ。お金はまとめて渡していたし、クレジットカードも自由に使ってもらっていた。結局彼女は、交際を始める時に“二度と選挙には出ない”と約束したのに、選挙に出たくて仕方がなかったんですよ。実際、離婚直後に阪南市長選に出ましたしね」(谷川氏)

 長野2区の下条みつ氏(61)は“暴力”をふるった側である。下条氏の元秘書の荒井久登氏が言う。

「豊田真由子の秘書への暴言、暴行が話題を呼びましたが、下条は暴言、暴行議員の“走り”みたいな存在です。私が秘書をしていたのは05年から06年にかけての1年半。当時は今のように手軽に録音できず、テープレコーダーしか持っていなかったので下条の暴言を録音できなかったことが非常に残念ですね」

 下条氏からは“殺すぞ”“てめぇ海に放り込むぞ!”などの罵詈雑言のほか、顔面を拳で殴られたこともあったという。

「今回、私は希望の党の若狭勝氏の事務所に、下条の悪行を示す書類を届けた。つまり、希望の党は下条がポンコツ中のポンコツだとわかっていて公認を出したのです」(同)

 ***

 このほかにも、セクハラや女性トラブル、怪しげな宗教との関わりと、問題人物だらけの「希望の党」候補者たち。10月12日発売の「週刊新潮」で詳しく報じる。

「週刊新潮」2017年10月19日号 掲載

3965チバQ:2017/10/12(木) 01:54:08
いちおう
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/gif/CK2017101102000246.html
比例単独、県拠点5人 元参院議員の小見山さん不出馬
2017年10月11日 紙面から
 衆院選の比例東海ブロックに単独で出馬し、県内を拠点にする五人の候補も十日、選挙戦に突入した。
 自民に復党して以来の選挙となる元職藤井孝男さん(74)は、名簿順三十三位で立候補。長く地盤としてきた4区に出馬する新人の出陣式で「私も候補者の一人だが、藤井孝男という名前は忘れて自民をぜひお願いしたい」とあいさつ。党勢拡大に協力を呼び掛けた。
 自民新人で名簿順三十五位の西田和伸さん(43)と、諸派新人の加納有輝彦さん(57)も小選挙区候補の出陣式でマイクを握り、支持を訴えた。
 野党候補一本化のため1区からの出馬を取りやめた共産新人の山越徹さん(47)は出発式で、民進から無所属に転じた新人への支援を約束。「比例では共産が票を獲得し、私も国会へ駆け上がる決意だ」と力を込めた。
 公明新人の井筒伸幸さん(40)は、党県本部で事務作業をした。
 民進党を離党した元参院議員で、希望の党から比例東京ブロックで立候補を検討していた小見山幸治さん(54)は、出馬を見送った。

3966チバQ:2017/10/12(木) 01:54:34
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2017/aic/CK2017101102000256.html
<3区>3極激突 浸透懸命
2017年10月11日 紙面から
写真
 「立憲民主党の候補者です」。一週間ほど前には想像もしなかった肩書だ。
 民進党副代表も務めた愛知3区(名古屋市昭和、緑、天白区)の立民前職、近藤昭一さんは道行く人に手を振りながら、慣れない党名で演説を重ねた。
 希望の党の政策に納得できず、立憲民主に入ることを正式表明したのは今月四日。民進で一緒にやってきた仲間が分裂し、「つらい選択だった」と振り返る。「希望の党に行かなくて良かった」と理解する支持者は多いが、「(対自民の)二大政党をつくるんじゃなかったのか」との言葉も向けられた。
 一方、前回は近藤さんに一万票差で敗れ、比例復活した自民前職の池田佳隆さんは、街頭でアベノミクスの実績や北朝鮮の脅威に触れ、「国民の生活を守れるのは自公連立政権しかない」と訴えた。
 公示前の連休中も運動会や敬老会など地元のイベントに精力的に顔を出し、あいさつ回りをした。「(出馬した)三回で最も厳しい選挙。百の支援者がいるとすれば、まだ二十ぐらいしか回れていない」
 午後には市営地下鉄八事駅の近くに立ち、行き交う車に手を振って頭を下げた。陣営は「保守層の票は希望の党の候補者に流れるのか」と、希望新人の余語冴耶香(さやか)さんを警戒する。
 その余語さんは地域政党、減税日本の元市議。買い物客でにぎわう夕方のスーパー前で「小池百合子代表と女性活躍の推進を進めます」と声を上げる傍らには、河村たかし名古屋市長の姿があった。
 余語さんは議員定数と報酬の削減、消費税の増税凍結などを訴えたが、通行人の足はなかなか止まらない。
 ところが河村市長が話し始めると、子どもからお年寄りまでがスマートフォンを向ける。握手を求められた市長はこう言った。「俺じゃなくて、余語に入れてちょうよ」
(衆院選取材班)

3967チバQ:2017/10/12(木) 02:39:47
>>3948
テヘペロですね、
一行ずれてコピーしとりました

3968岡山1区民:2017/10/12(木) 05:01:28
https://www.shikoku-np.co.jp/bl/digital_news/article.aspx?id=K2017101200000016200
2017総選挙香川=1区 小川、平井競り合う 2区 玉木先行、瀬戸追う 3区 大野安定、藤田苦戦 本社調査

https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/
マスコミ関係者からも「やりすぎ」という声が出ている四国新聞の小川叩きのごく一部をご覧ください

3969岡山1区民:2017/10/12(木) 06:07:36
読売の調査(比例)
北海道
自3黄信号、民2射程、希1に留まる可能性、公&共1確保、大地1可能性あり
東北
自5ほぼ確保、希4うかがう、民2確保、公2は難しい、共1確保
北関東
自7まで届きそう、希4確保で上乗せも、民3から上乗せも、公3視野、共最大で2
南関東
自6〜7、希5の可能性、民4ほぼ手中、公3取れるか、共3は取れない、維1の可能性
東京
自4確保で5取れそう、希5には届かない、民4狙える、共2から上積みも、公1〜2、維難しい
東海
自7狙える、希6取れるか焦点、民4届きそう、公2確保、共1から上乗せも、維最大で1
近畿
自8射程、維5前後、希公民4議席うかがう、共4は難しい
中国
自5確実、希2固める、公2確保見込む、民1確保2視野、共0も、維当選圏遠い
四国
自3うかがう、希2を目指せる、公&民1確保の見通し、共議席見込めない
九州
自8は伸び次第、希3固め4うかがう、公4議席目失う可能性、民3射程、共&社1止まり、維議席確保の正念場
以上です。

3970岡山1区民:2017/10/12(木) 06:36:53
読売選挙区で目についた所ピックアップすると
北海道
9区山岡と堀井しのぎ削る
10区稲津神谷横一線
東北
宮城2区鎌田先行
秋田2区金田緑川競り合う
北関東
栃木3区築抜け出す
埼玉6区中根大島一歩も譲らない展開
北信越
新潟自民全敗もありそう(全区接戦扱いも5区以外は自民の名前が後)
福井1稲田一歩リード
東京
2区松尾と辻一歩も譲らない展開
6区越智と落合互角
10区k若狭と自民鈴木競り合い民主鈴木絡む
南関東
千葉1区門山と田嶋競り合う
神奈川4区浅尾早稲田山本三つ巴
神奈川6区上田と青柳一歩も譲らない展開
山梨2区堀内長崎横一線
東海
静岡3区宮沢小山競り合う
三重2区川崎中川互角
愛知15根本と関が互角
近畿
滋賀3区小川武村横一線
京都6区安藤山井横一線
大阪10区辻元大隈松浪の接戦
兵庫6区大串と桜井が小差で競り合う
中国
岡山4区橋本柚木デッドヒート
広島4区新谷有利
広島6区佐藤と小島接戦
四国
香川1区平井小川横一線
香川2区玉木抜け出す
愛媛3区希望の白石と自民の白石横一線
高知2区広田と山本しのぎを削る
九州
福岡2区鬼木稲富横一線
佐賀1区原口リード
佐賀2区古川大串激しく競り合う
長崎1区西岡と富岡激しく競り合う
長崎4区北村と宮島横一線
熊本1区木原先行松野追いかける
大分1区穴見吉良横一線
大分2区衛藤と吉川予断を許さない
沖縄1区赤嶺国場下地三つ巴
沖縄4区西銘仲里一歩も譲らない展開
以上です

3971岡山1区民:2017/10/12(木) 07:19:39
沖縄
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00155111-okinawat-oki
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000007-ryu-oki
茨城
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00000002-ibaraki-l08
岡山
http://www.sanyonews.jp/article/610706/1/?rct=shuin2017

3972チバQ:2017/10/12(木) 07:23:10
茨城
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15077311886683
2017年10月12日(木)

2017衆院選 県内序盤情勢 自民、3選挙区安定
1、5、6区は競り合う



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第48回衆院選(22日投開票)で、共同通信社は10、11の両日、県内有権者約2100人を対象に世論調査を実施した。県内7小選挙区のうち、全選挙区に前職(比例復活含む)を擁し、現新7氏が立候補する自民党は2、3、4各区で安定した戦いを繰り広げている。1、5、6区は希望の党の候補と競り合いを展開し、7区は無所属前職の候補とほぼ横一線の争い。ただ、投票する候補をまだ決めていない有権者が6割近くに上り、情勢は終盤にかけて変化する可能性がある。 

1区は3期目を目指す自民前職の田所嘉徳氏と希望前職の福島伸享氏が競り合い、共産新人の大内久美子氏がこれを追う。諸派新人の川辺賢一氏は厳しい戦い。4割超が投票態度を明らかにしておらず、大票田・水戸市での争いが勝敗を左右しそうだ。

2区は当選12回を目指す自民前職の額賀福志郎氏が安定。希望元職の石津政雄氏がこれを追う。両氏の地盤である鹿行地域が主戦場となるが、額賀氏は笠間市など北部も含め全域に堅実に浸透。共産新人の星野文雄氏は知名度向上などによる支持拡大が鍵となる。

3区は5期目を目指す自民前職の葉梨康弘氏が安定した戦い。希望新人の樋口舞氏が追う。葉梨氏は自民支持層を7割近く取り込むが、公明支持層は現状で割れている。共産新人の林京氏は苦しい戦いで、樋口氏とともに無党派層の取り込みが今後の焦点となる。

4区は当選7回を目指す自民前職の梶山弘志氏が、選挙区全域に浸透して安定した選挙戦で、希望支持層にも食い込む。公示直前に立候補を決めた希望元職の大熊利昭氏は出遅れが響いている。共産新人の堀江鶴治氏も厳しい戦い。

5区は2回連続比例復活した自民前職の石川昭政氏と、元国交相(民進党)の地盤を引き継ぐ希望新人の浅野哲氏の2人が競り合う。共産新人の川崎篤子氏が追う展開。石川氏は大票田の日立市を押さえ、自民、公明支持層もまとめる。

6区は12期務めた元厚相の後を受けた自民新人の国光文乃氏と、希望新人の青山大人氏が競り合う。共産新人の古沢喜幸氏が追う。国光氏は土浦、石岡両市でやや優位で、つくば市では競り合う。青山氏は希望支持層と無党派層にも支持を広げる。

7区は14期目を目指す無所属前職の中村喜四郎氏と自民前職の永岡桂子氏がほぼ横一線の展開。共産新人の石嶋巌氏は苦しい戦い。中村氏は自民支持層に食い込み、無党派層からも2割強の支持。永岡氏は希望支持層の3割弱に浸透する。 (黒崎哲夫)

3973チバQ:2017/10/12(木) 07:24:29
沖縄
1区自民が前ですね
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-592203.html
沖縄1区 国場、赤嶺氏競る 衆院選 4区は仲里、西銘氏並ぶ
2017年10月12日 06:30
 22日投開票の衆院選を前に、琉球新報社はこれまでの取材に、共同通信が10、11の両日に行った世論調査結果を加味し、沖縄全4選挙区の序盤情勢を探った。沖縄1区は自民前職の国場幸之助氏(44)と共産前職の赤嶺政賢氏(69)が競っていて、維新前職の下地幹郎氏(56)が追う展開だ。

 2区は社民前職の照屋寛徳氏(72)が先行し、自民前職の宮崎政久氏(52)が追う。3区は無所属前職の玉城デニー氏(58)がリードし、自民前職の比嘉奈津美氏(59)が追っている。4区は無所属前職の仲里利信氏(80)と自民前職の西銘恒三郎氏(63)が横一線で激しく競り合っている。


 全体で5割弱の有権者がまだ投票先を決めておらず、各陣営の支持拡大に向けた運動が当落を左右するとみられ、情勢は流動的な要素を残す。

 1区は国場氏が自民支持層の7割強、公明支持層の9割弱を固めている。赤嶺氏は共産、立憲民主、社民それぞれの支持層の7割前後の支持を得ている。下地氏は維新支持層や推薦を受けた希望の支持層からも支持が強い。

 2区は照屋氏が社民や共産、自由の支持層や無党派層から支持を得ている。宮崎氏は自民支持層の6割強、公明支持層の9割から支持を集めている。

 3区は玉城氏が社民、立憲民主、共産、希望の支持層から広く支持を得ている。比嘉氏は自民支持の6割、公明支持の9割、維新支持の7割強を固めている。

 4区は仲里氏が社民や立憲民主、維新、共産の支持層から広く支持を得ている。西銘氏は自民支持層の7割強、公明支持層の6割から支持を集めている。

 1、3、4区に立候補している幸福新人の各氏は出遅れている。
(17衆院選取材班)

3974チバQ:2017/10/12(木) 07:28:11
岡山県
3区は自民の公認を争った末に無所属で出馬した新人と前職が激しく競り合い、4区は自民、希望の両前職が接戦
https://news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-104789537.html
衆院選 県内で自民が複数区リード
06:05山陽新聞

衆院選 県内で自民が複数区リード
山陽新聞
(山陽新聞)
 10日公示された第48回衆院選は岡山県内5小選挙区に17人が立候補し、消費税増税や憲法改正の是非などを巡って序盤から激しい戦いを繰り広げている。共同通信社が10、11日に実施した情勢調査で、県内小選挙区は現時点では1、2、5区で自民前職がリード。3区は自民の公認を争った末に無所属で出馬した新人と前職が激しく競り合い、4区は自民、希望の両前職が接戦を演じている。ただ、回答者の5割強は投票先を決めておらず、22日の投票日まで予断を許さない状況だ。(文中敬称略。各区の立候補者名簿は届け出順で、氏名、年齢、所属政党、前元新の別、かっこ数字は当選回数。主な肩書)
【1区】逢沢が優位に展開
逢沢一郎 63 自民前(10)党選挙制度調査会長
高井崇志 48 立民前(2)元民進党政務調査副会長
蜂谷弘美 61 希望新  元岡山県議 
11選を目指す自民前職の逢沢が優位に進め、民進から立憲民主に合流した前職の高井が追う展開。 逢沢は後援会や党組織を基盤に性別、年代を問わず幅広く浸透。自民支持層の約8割、推薦を受ける公明支持層の7割超をまとめ、希望支持層の3割超にも食い込む。無党派層でも他候補をリード。 前回比例復活した高井は連合岡山などの支援を受け、立憲民主支持層に加えて推薦を受ける共産、社民の支持層も固めている。無党派層への広がりがいまひとつ。 自民県議から転身して挑む希望新人の蜂谷は、街頭演説を中心に活動。維新支持層からは5割超の支持を集めているが、希望支持層は約3割にとどまっている。
【2区】山下先行、追う津村
山下貴司 52 自民前(2)法務政務官
垣内京美 51 共産新 党県委員会書記長
田部雄治 41 諸派新 幸福実現党県代表
津村啓介 45 希望前(5)元民進党国対委員長代理 
3選を目指す自民前職の山下が先行。前回は比例復活し、民進から希望に合流して6選を狙う前職の津村が追い上げを図る。 山下は党組織や後援会を基盤に自民支持層の8割超、公明支持層の3割超を固めた。無党派層の支持は2割超にとどまっている。年代別では10代で約7割の支持を集めるなど、40代を除く全ての年代で他候補を上回った。 連合岡山の推薦を受ける津村は希望支持層の約9割をまとめた。維新支持層の8割超、立憲民主支持層の約5割から支持を集めるほか、公明、共産の支持層にも食い込む。 共産新人の垣内は共産支持層の約7割に浸透。立憲民主の一部も取り込む。 幸福実現党新人の田部は苦しい。
【3区】平沼、阿部が横一直線
尾崎宏子 61 共産新 党岡山3区国政対策委員長
内山晃 63 希望元(3)社会保険労務士
平沼正二郎 37 無所新 IT会社役員
阿部俊子 58 無所前(4)自民党副幹事長 
ともに無所属で、新人の平沼と、4回連続で自民から比例復活した前職の阿部が横一線の激戦を繰り広げる。 平沼は、議席を守ってきた元経済産業相の父赳夫から引き継ぐ後援会が基盤。自民支持層は3割超と阿部と拮抗(きっこう)するが、維新支持層から5割超の支持を集める。10代と、50代より上の年代で他候補をしのいでいる。 阿部は出身の看護連盟が全面的に運動を支え、推薦を受ける自民の支持組織にも働きかけを強める。希望支持層の3割弱、無党派層の約2割を取り込む。年代別では20〜40代で他候補を上回る支持を得ている。 希望元職の内山は希望支持層の4割超、共産新人の尾崎は共産支持層の約6割を取り込むが、広がりを欠く。

3975チバQ:2017/10/12(木) 07:28:23
【4区】両前職支持固める
橋本岳 43 自民前(3)党厚生労働部会長
柚木道義 45 希望前(4)元財務政務官
平林明成 62 共産新 党岡山4区国政対策委員長 
小選挙区で3連勝を狙う自民前職の橋本と、2回連続で比例復活している希望前職の柚木が互角の戦い。 橋本は小学校区単位の後援会や企業・団体を軸に組織戦を展開。自民支持層の7割超、公明支持層の8割近くを固めている。年代別では20代と70歳以上で5割近い支持を集め、40、60代も他候補を上回っている。 民進から合流した柚木は連合岡山傘下の労組の支援を受け、希望支持層の9割超を固めた。維新支持層の約7割、立憲民主支持層の6割超の支持を得ている。無党派層は3割超。10代、30代、50代で優位に展開する。 共産新人の平林は共産支持層の7割超をまとめているが、全体的に伸び悩んでいる。
【5区】加藤が盤石の戦い
美見芳明 60 共産新 党県西部地区委員長
樽井良和 50 希望元(1)党幹事
加藤勝信 61 自民前(5)厚生労働相 
現職閣僚として6選を目指す自民前職の加藤が各世代から幅広く支持を集め、盤石の戦い。 加藤は地域に張り巡らせた後援会組織や党県議、保守系市議ら強固な保守基盤に支えられて、自民支持層の約9割、公明支持層の7割超を固めている。希望の2割強に食い込み、無党派層でも4割強を取り込んでいる。20代以上の各年代で他候補を大きく引き離している。 公示1週間前に岡山5区からの出馬が決まった希望元職の樽井は希望支持層から6割超の支持を集めるものの、無党派層の支持は1割強にとどまる。 共産新人の美見は共産支持層を固めたほか、立憲民主支持層の4割弱、社民支持層の3割強に食い込むが厳しい戦い。 

<世論調査の方法>コンピューターで無作為に電話番号を発生させる調査法で全国一斉に実施した。県内で実際に有権者がいる世帯にかかったのは2045件。このうち1543件(1区312件、2区311件、3区305件、4区306件、5区309件)から回答を得た。

3976チバQ:2017/10/12(木) 07:29:10
大分
https://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-B261A7AC-931C-4BF8-84C5-0E0079432DFE.html
世論調査 2017衆院選おおいた
03:01大分合同新聞

 大分合同新聞社は衆院選の大分県内3選挙区について、独自取材で得た情報と共同通信社の世論調査(10、11日)の結果を合わせて、選挙戦の序盤情勢を探った。1区は自民前職の穴見陽一氏と希望前職の吉良州司氏が激しく競り合う展開。2区は自民前職の衛藤征士郎氏が社民前職の吉川元氏に優位を保つ。3区は自民前職の岩屋毅氏に立憲民主元職の横光克彦氏が迫る勢い。調査時点では各選挙区とも調査対象者の約4割が投票先を決めておらず、22日の投票日までに情勢が動く可能性がある。(名簿と各候補の並びは届け出順。文中敬称略)

1区 穴見氏と吉良氏 競る
 吉良州司(希望・前)
 小手川恵(共産・新)
 穴見陽一(自民・前)
     =公明推薦=
 吉良は主軸となる連合大分の加盟労組が組織を挙げて集票活動を展開し、政権批判票の掘り起こしに懸命。希望支持層の大半を固めた一方、社民・立憲民主両支持層では約4割にとどまる。無党派層からの支持で優位に立っており、投票率の行方も鍵を握る。
 小手川は共産支持層をほぼ固めた。社民・立民両支持層など護憲・リベラル勢力への浸透もうかがう。
 穴見は自民系の団体・企業を基盤に保守層から集票し、公明との選挙協力も徹底。佐藤樹一郎大分市長との連携もアピールしている。支持層別では自民の8割強、公明の約7割を固め、女性の支持も優勢。無党派層への浸透が課題で、浮動票獲得に全力を挙げる構え。

2区 衛藤氏 吉川氏に先行
 吉川元(社民・前)
    =立憲民主推薦=
 上田敦子(諸派・新)
 衛藤征士郎(自民・前)
      =公明推薦=
 事実上の野党統一候補の吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターを中核に、地域別の後援会組織と連携して集票を急ぐ。社民支持層を固め、立民支持層にも浸透。ただ他の野党支持層には広がりを欠いている。無党派層からは一定の支持がある。
 上田は支持母体の宗教団体が活動を展開する。
 12選を目指す衛藤は旧市町村別の自民支部や後援会組織、団体・企業を中心に、保守票を手堅くまとめる。分厚い自民支持層を押さえ、推薦を得た公明支持層の約7割を固める。他の野党支持層にも食い込み、選挙区全域で優勢に立つ。無党派層への浸透が課題。

3区 岩屋氏に迫る横光氏
 岩屋毅(自民・前)
      =公明推薦=
 横光克彦(立民・元)
 岩屋は後援会や旧市町村単位の党支部、友好・支援団体を通じた保守層固めを進め、主地盤の別府市などで先行する。自民支持層の大半をまとめた。推薦を得た公明支持層への浸透が遅れている。政権批判票の動向を見通せない中、宿敵・横光の参戦で陣営内は緊張感が高まっており、引き締めを図っている。
 横光は公示直前の出馬表明となったものの、推薦を決めた連合大分の支援を受け、選挙態勢を整えつつある。政界引退後のブランクは懸念材料だが、依然として知名度は高い。立民支持層をほぼ固め、希望、共産両支持層にも浸透。一方、社民支持層は割れている。無党派層を含めた「反政権票」の結集を狙う。

3977チバQ:2017/10/12(木) 07:30:05
産経
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1710120022.html
【衆院選】序盤情勢 自公300議席うかがう 希望、伸び悩み 立憲民主は倍増も
05:34産経新聞

【衆院選】序盤情勢 自公300議席うかがう 希望、伸び悩み 立憲民主は倍増も
主要政党の推定議席数
(産経新聞)
 産経新聞社は11日、第48回衆院選(22日投開票)について全国の総支局の取材に共同通信社の電話世論調査の結果などを加味し、選挙戦の序盤情勢を探った。自民党は選挙区、比例代表で優位に立ち、連立を組む公明党と合わせ300議席をうかがう勢いだ。過半数(233議席)を超える235人を擁立した小池百合子代表(東京都知事)率いる希望の党は伸び悩み、100議席に届かない公算が大きい。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は自民、公明両党で過半数の獲得を勝敗ラインに掲げている。序盤情勢では自民党は単独で過半数に届き、絶対安定多数(261議席)を上回る勢いだ。絶対安定多数は常任委員長ポストを占め、委員数でも野党を上回る議席を確保し、国会運営が安定する。公明党は公示前勢力を維持する見通しだ。

 公示前は57議席だった希望の党は60議席前後にとどまるとみられる。小池氏は政権選択選挙を掲げ、民進党前職を含め多くの候補者を擁立したが、選挙区、比例ともに勢いがみられない。小池氏の不出馬に加え、党として首相候補を示していないことが影響した可能性がある。

 東京と大阪で希望の党と候補者をすみ分けた日本維新の会は、関西圏を中心に議席を獲得し、公示前の14議席から微増となる見込みだ。

 枝野幸男代表が立ち上げた立憲民主党は公示前の16議席から倍増の勢いとなっている。民進党から分裂した立憲民主党は護憲色が強く、安全保障関連法を「違憲」とする共産党が競合する選挙区で候補者を取り下げたことも追い風になっているとみられる。

 一方、共産党は公示前の21議席の維持が難しい情勢で、社民党は公示前の2議席を維持する見通しだ。

 ただ、共同通信の調査では投票先を「決めていない」との回答が選挙区で54・4%、比例代表で47・2%に上った。無党派層の多くが投票先を決めていないとみられ、投開票日に向けて情勢が変化する余地も残っている。

3978片言丸:2017/10/12(木) 07:31:19
>>3968-3970
岡山1区さんありがとうございます。
香川1の情勢が平井新聞ゆえなのか、共産下ろして一本化ならこうなって当然なのか…
さすがに後者かとは思うが。

3979チバQ:2017/10/12(木) 07:31:39
宮城県
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_11024.html
<衆院選宮城>秋葉氏、鎌田氏横一線 (2区) 序盤情勢


拡大写真
 22日投開票の衆院選で、河北新報社は11日、共同通信社による電話世論調査の結果を基に、本社取材網の分析を加えて宮城1〜6区の序盤情勢をまとめた。自民党候補が1、3、4、6区で優位に立ち、4議席をうかがう。5区は民進党系無所属がリード。2区は自民と、民進系無所属の2人が横一線で激しく競り合っている。調査時点で投票先を決めていない有権者が多く、終盤にかけて情勢が変動する可能性がある。(敬称略)


<1区>土井氏先行 岡本氏、伊藤氏追う

 自民の土井が先行し、立民の岡本、希望の伊藤が追う展開となっている。
 土井は自民支持層の6割強、公明支持層の5割を手堅くまとめ、無党派層の2割も取り込む。各年代から安定した支持を集め、仙台市青葉、太白両区で幅広く浸透する。
 岡本は立民支持層の6割以上を固め、支援を受ける共産の6割、社民の7割の支持を集めた。地盤とする太白区でやや伸び悩む。伊藤は希望支持層の8割を固めたが、無党派層への支持に広がりを欠く。
 維新の畠山、諸派の油井は厳しい戦い。


<2区>

 自民の秋葉と民進系無所属の鎌田が並走し、一歩も譲らない競り合いを演じている。
 秋葉は自民支持層の7割、公明支持層の7割超を固めた。維新支持層の8割超にも食い込む。宮城野、若林両区でやや先行する。年代別では10代の6割、30代や70歳以上の4割超から支持されている。
 野党統一候補の鎌田は立民支持層の6割超に浸透。候補を取り下げた共産の6割、社民の4割超から支持され、自民の一部も切り崩す。地盤の泉区でやや優位に戦いを展開。20代の5割以上を占め、支持が厚い。


<3区>西村氏が優位

 自民の西村が先行し、希望の一條が追う。
 西村は自民支持層の8割、公明支持層の6割をまとめ、全世代でリード。一條は希望支持層の6割を固め、立民支持層の3割を取り込む。無党派層の支持が弱い。共産の吉田は共産支持層の9割弱を固めた。


<4区>伊藤氏が安定

 自民の伊藤が全域で優位に立ち、安定した戦い。希望の坂東が支持拡大を図る。
 伊藤は自民、公明の支持層を9割近く固め、希望支持層も切り崩す。坂東は希望支持層の7割をまとめつつあるが、無党派層の支持が伸びていない。共産の高村は若年層への浸透をうかがう。


<5区>安住氏リード

 民進系無所属の安住がリードし、自民の勝沼が懸命に追う。
 安住は新党の希望、立憲民主支持層に浸透し、共闘する共産支持層の8割に食い込む。組織戦を展開する勝沼は地方議員らの支援を受け、自民、公明支持層の取りまとめを急ぐ。


<6区>小野寺氏盤石

 自民の小野寺が高い知名度を生かし、盤石の戦い。共産の横田は浸透に懸命。
 小野寺は自民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。共産、立憲民主の両支持層にも食い込み、全域で強みを発揮。横田は共産支持層の取り込みが4割にとどまる。希望支持層の6割から支持を集める。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月12日木曜日

3980チバQ:2017/10/12(木) 07:32:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_11016.html
<衆院選宮城>組織再構築へ奔走 2区の両陣営

 衆院選の宮城2区は、自民党前議員の秋葉賢也氏(55)=公明・日本のこころ推薦=と、民進党系無所属の元議員鎌田さゆり氏(52)が激しい一騎打ちを繰り広げる。浮動票の奪い合いが過熱する一方、身内の県議、仙台市議を固め切れない弱みを抱える両陣営。当選圏を目指し、2人は過去の選挙で負った「傷口」の修復に奔走する。

 「いろいろあったが、2区は秋葉さんしかいない」。10日午後、JR仙台駅東口の街頭演説会で、こころの中野正志代表は秋葉候補と固い握手を交わした。
 中野氏は元自民衆院議員で、2区が地盤。09年衆院選で敗れて以降、2区の座を秋葉候補に譲った。公示前に公認候補の交代を迫った党支部による反乱劇の底流には中野氏に近い県議、仙台市議の不満があった。
 「厳しい。秋葉を頼む」。官邸筋から次々舞い込む電話に折れた中野氏。「自民公認だから」と、2区内の県議、市議に秋葉候補への支援を呼び掛けた。
 「不信感は簡単に拭えない」と支援を拒む市議がいる一方、「やれることをやる」「支持者にはがきを出す」と前向きな声も。
 10日、仙台入りした安倍晋三首相も仙台駅前で市議の姿を見つけると「秋葉さんをお願い」と駆け寄った。巨大与党の歯車がじわりと回り始めている。
 鎌田候補は11日正午、仙台市宮城野区で共産党市議と街頭演説に立った。「一緒に憲法9条を守る」と拳を振り上げ、強固な連携ぶりを見せつけた。
 共産、社民の共闘態勢を構築する半面、足元には不安定な要素を抱える。
 2区内の民進市議3人が、7月の市長選前後に「共産とは活動できない」と離党。「市議3人が持つ票の損失分を野党共闘で埋めなければならない」との危機感が陣営を覆う。
 「雪解けの機会にしたい」。民進系の県議会会派「みやぎ県民の声」の藤原範典会長は公示前、連合傘下の労組を通じて3氏に鎌田候補への支援を求めた。藤原氏自身も電話で接触し、関係修復を図った。
 ある市議は「支持者紹介はしない。はがきは出す」と語り、別の市議も「表だった支援はできないが、人繰りは協力する」と言う。共闘への主軸がようやく一つに引き締まってきた。


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2017年10月12日木曜日

3981チバQ:2017/10/12(木) 07:37:54
沖縄タイムス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00155111-okinawat-oki
衆院選2017:オール沖縄2・3区でリード 1区自民わずかに先行 4区互角
10/12(木) 6:50配信 沖縄タイムス
衆院選2017:オール沖縄2・3区でリード 1区自民わずかに先行 4区互角
沖縄選挙区の候補者
 共同通信社は第48回衆院選について10、11日両日、全国の有権者約11万8900人を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。沖縄選挙区では1・4区では与野党の候補が互角の戦いを展開しており、2・3区は野党候補の支持が安定している。

 三つどもえの1区は、自民前職の国場幸之助氏(44)=公明推薦=が、共産前職の赤嶺政賢氏(69)をわずかにリード。維新前職の下地幹郎氏(56)=希望推薦=が懸命に追っている。国場氏は自民・公明の支持層の大半を固め、赤嶺氏は共産・社民・立憲民主の支持層の半数以上から支持を得る。下地氏は維新に加え希望への支持層に浸透している。

 2区は社民前職の照屋寛徳氏(72)が安定した支持を集め、自民前職の宮崎政久氏(52)=公明推薦=をリードしている。照屋氏は社民・共産・立憲支持層の大半を固め、支持政党がない層も半数近くの支持がある。宮崎氏は公明支持層の大半が支持するが、自民支持層への浸透に余地を残す。

 3区は無所属前職の玉城デニー氏(58)が幅広い支持を得て、自民前職の比嘉奈津美氏(59)=公明推薦=に差をつける。玉城氏は支持政党がない層の半数に浸透し、比嘉氏は自民と公明の支持層の半数以上を固める。

 4区は無所属前職の仲里利信氏(80)、自民前職の西銘恒三郎氏(63)=公明推薦=が互角の戦い。仲里氏が公明支持層を一定取り込み、西銘氏は自民支持層を固めつつある。

 幸福新人の1区下地玲子氏(59)、3区金城竜郎氏(53)、4区富川泰全氏(38)は独自の戦いを展開する。

 投票先を「まだ決めていない」と答えた有権者は49・2%に上り、22日の投開票に向けて情勢が変わる可能性がある。

3982岡山1区民:2017/10/12(木) 07:44:33
>>3978
読売の寸評だと自公の8割前後固めた平井と無党派4割強を抑え立憲と共産支持の取り込み狙う小川って事なんで、伸びシロは小川かな?と思いますが、これで比例もダメなら小川は潔く引退した方が良いでしょ

3983チバQ:2017/10/12(木) 12:26:33
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20171012112036.html
飛騨舞台 3極が激突 衆院選岐阜4区
11:20岐阜新聞

 10日公示された衆院選で、自民党、希望の党、共産党の「3極」による戦いとなった岐阜4区。知名度のある希望前職の今井雅人候補(55)、リベラル票の獲得を狙う共産新人の籠山恵美子候補(63)、組織戦を展開する自民新人の金子俊平候補(39)は11日、飛騨地域で激しい舌戦を繰り広げた。

 11日夜、高山市内で開いた総決起大会。大勢の支持者を前に、金子候補は「皆さんのお力で国政に送ってほしい」と声を張り上げた。

 党公認を受けたのは公示の1週間前。知名度不足は否めないが、前職で父の金子一義元国土交通相から引き継いだ「地盤」と「看板」をフルに生かした選挙戦を展開。選挙最終日までに、ミニ集会150回、総決起大会9回を予定する。公示翌日から総決起大会を開き、13日には岸田文雄党政調会長を応援弁士に招いて、支持者らの士気を高める。陣営は「目標は10万票」と票固めを急ぐ。

 組織の結束を強めるため、公示日は、地元の飛騨地区ではなく、今井候補の地盤であり大票田の可茂地区で第一声を上げた。かつてライバルとして一義氏と戦い、今回衆院選で比例代表東海ブロックに単独立候補した藤井孝男元運輸相(74)も出席。「一致結束して応援する」と共闘をアピールした。

 一方、今井候補は、金子候補の地盤である飛騨を重点地域と位置付け、公示後は連日、飛騨入り。前回衆院選では可茂地区で一義氏の得票を上回った。陣営は「飛騨で勝たないと小選挙区では勝てない」と票の掘り起こしに懸命だ。

 「飛騨(下呂市)で生まれ育った仲間です」と、飛騨市や高山市の街頭で繰り返しアピール。「希望の党」という政党色よりも、地元色を前面に打ち出す。

 過去3度の衆院選はいずれも比例復活での当選。今井候補は「政党には頼らない」と、8年以上続けてきた草の根活動の成果を出すとする。

 自民王国と言われる岐阜県。衆院解散前は衆参通じて県内に地盤を持つ唯一の野党議員だった今井候補。その議席を死守するためにも「絶対に負けられない」と力を込める。対決色を前面に「自民党政治を終わらせることが野党共通の願い」と訴え、反自民票の受け皿を目指す。

 野党共闘を模索した共産は、今井候補の希望入りを受けて急きょ、元飛騨市議の籠山候補を擁立。11日に高山市内で街頭に立った籠山候補は、憲法改正や消費税増税の反対をアピール。リベラル票や反自民票の取り込みを狙う。

3984岡山1区民:2017/10/12(木) 12:27:00
>>3968
地元紙(平井新聞)の詳細と比例四国の共同通信の分析です。
https://www.shikoku-np.co.jp/feature/election/article/20171012_1.htm
1区
 小川淳也(希望前)と平井卓也(自民前)が接戦の展開。
 小川は民進から分裂した希望と立憲民主、社民の支持層に浸透。昨年参院選での共産候補の応援に応え、自主投票とした共産は回答した全員が支持する。
 平井は自民支持層の7割を固めたほか、推薦を受ける公明支持層にも浸透。無党派層にも広がりがみられる。年齢層では中高年層で優位に立っている。

2区
 4選を狙う玉木雄一郎(希望前)がリード。小選挙区での議席獲得を狙う瀬戸隆一(自民前)が追う。1区からくら替えの河村整(共産新)は苦しい展開。
 玉木は希望支持層の9割近くを固め、立憲民主、社民などにも浸透。無党派層の支持でも他を引き離す。
 瀬戸は自民の約7割、公明の約6割程度を固めるが、他党の支持層や無党派層で伸びがない。
 河村は共産支持層以外への広がりがみられない。

3区
 大野敬太郎(自民前)が自民、公明支持層を中心に安定感を発揮、3選に順調な滑り出しを見せている。藤田伸二(社民新)は出遅れている。
 大野は自民支持層の8割、公明支持層の9割を固めた。無党派層にも支持を広げ先行している。
 藤田は社民、希望の支持層を固め、共産にも浸透しているが、苦戦気味だ。

比例四国 自3、希・公1ほぼ確保 残り1議席、希・立民が争う
 計34人が立候補した四国ブロック(定数6)。自民が前回と同じ3議席をほぼ確保、希望と公明がそれぞれ1議席を固めた。残り1議席は希望と立憲民主が争う展開となっている。
 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は自民36・9%、希望20・9%、公明14・6%、立憲民主9・5%、共産7・9%の順。

3985チバQ:2017/10/12(木) 12:27:07
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171012_21002.html
<衆院選青森>社民比例単独候補、マイク使えずメガホンで演説「制限が多すぎる」
09:44河北新報

<衆院選青森>社民比例単独候補、マイク使えずメガホンで演説「制限が多すぎる」
メガホンで憲法改正の反対を訴える比例単独の社民党新人=青森市
(河北新報)
 社民党が衆院選比例代表東北ブロックに擁立した青森県連幹部の新人三上武志候補(66)が11日、青森市内でメガホンを握り、街頭演説を行った。地声を張り上げたのは、公選法の規定により社民は今回、ブロック内でマイクを一つしか使えないためだ。憲法改正には反対を訴える一方、公選法は改めるべきだと主張した。
 三上候補は「メガホンによる演説で恐縮だが、理解いただきたい」と述べながら、「比例代表は安保関連法廃止を訴える社民党に」と党への投票を呼び掛けた。
 公選法によると、小選挙区では1候補者当たり選挙カー1台、拡声器1台を使用できる。比例代表では、立候補者がブロック内で14人以下の場合、1党当たり選挙カー1台、拡声器1台しか使うことができない。
 今回、社民が東北ブロックに名簿搭載したのは3人で、うち比例単独は三上氏1人。11日は宮城県内で党の選挙カーが使われていた。三上候補が地元の青森県内でマイクを握ることができるのは15、16日の2日間だけで、選挙期間の約半分は「メガホン演説」を行う予定という。
 三上候補は「比例単独は制限が多すぎる。法律を見直すべきだ」と、公選法の改正を声高く訴えている。

3986チバQ:2017/10/12(木) 12:27:33
熊本
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-20171012093812.html
衆院選序盤情勢 県内、4選挙区とも自民先行
09:36熊本日日新聞

 熊本日日新聞社は、共同通信社が10、11の両日実施した衆院選世論調査に、独自取材を加味して県内4選挙区の序盤情勢を探った。野党の候補者一本化で自民党との一騎打ちとなった熊本1、3、4区のほか、与野党の戦いに無所属が割って入る2区でも、自民前職が先行している。しかし、3割近くの有権者はまだ投票する候補を決めておらず、情勢は予断を許さない。

 1区は、自民前職の木原稔氏(48)が自民の県議や市議らを主力とした組織を生かし、自民支持層をほぼ固めた。推薦は受けていないが、公明支持層にも浸透する。民進党から合流した希望の党前職の松野頼久氏(57)は希望支持層を固め、希望に合流しなかった立憲民主党の支持層のほか、無党派層も取り込み、追い掛ける。

 混戦の2区は、自民前職の野田毅氏(76)が堅固な個人後援会を中心に優位に戦いを進める。自民支持層を固めつつある。希望や公明の支持層も取り込む。無所属新人の西野太亮氏(39)も、自民や希望の支持層の一部に食い込む。社民党新人の和田要氏(68)は社民のほか、共闘関係にある共産党の支持層にも浸透。幸福実現党新人の木下順子氏(58)は厳しい戦い。

 3区は、自民前職の坂本哲志氏(66)が党組織と個人後援会を連動させ、無党派層を含め保守層を中心に幅広い支持を集める。区割り改定に伴い選挙区に加わった上益城郡でも優勢。共産新人の関根静香氏(27)は共産、社民支持層以外で支持が広がっていない。

 4区は、自民前職の金子恭之氏(56)が比例九州に転出した旧4区の自民前職と連携し、新たに選挙区となった天草郡市などでも浸透。立憲民主元職の矢上雅義氏(57)は立憲民主や共産、社民支持層をほぼ固めた。(衆院選取材班)

3987チバQ:2017/10/12(木) 12:30:04

福島
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104790347.html

2017ふくしま衆院選 県内世論調査 序盤情勢
08:53福島民報

 衆院選の県内選挙区に立候補した17人は22日の投票に向け激しい論戦を繰り広げている。共同通信社は10、11の両日、各選挙区の有権者に電話世論調査を実施した。福島民報社の取材を加味した序盤情勢は、1区は無所属と自民党の前職による激戦となっている。2区と5区はともに自民の前職が優勢だ。3区は無所属の前職が先行し、自民の新人が追う展開。4区はそれぞれ自民と希望の党の前職が競り合っている。ただ、投票する候補者を決めていない有権者が多く、情勢はまだ流動的で、中・終盤の戦いが鍵を握るとみられる。(文中敬称略。各選挙区の立候補者一覧は届け出順。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)
■1区
金子恵美 52  無所 前(1)
亀岡偉民 62 ☆自民 前(3)
▽福島市、相馬市、南相馬市、伊達市、伊達郡、相馬郡
▽有権者数=41万8251人 (9日現在)  
無所属の金子恵美と自民の亀岡偉民が激しく競り合っている。  2回目の当選を目指す金子は地元の伊達地方、4回目の当選を狙う亀岡は相馬地方でそれぞれ優位に立っている。大票田の福島市はほぼ互角の情勢だ。  支持政党別で金子は希望、共産党、立憲民主党、社民党、日本維新の会支持層に着実に浸透している。亀岡は自民支持層を着々とまとめ、希望支持層の一部も取り込んでいる。亀岡を推薦した公明党の支持層は金子にも支持が流れている。  年代別では、金子が10代から30代の支持が厚いほか、60代にも浸透。亀岡は50代と70歳以上の支持が多い。40代はほぼ並んでいる。男女別は金子が男性、亀岡は女性の支持が比較的厚い。  回答者のうち、投票する候補を決めていない人は5割弱となっている。

■2区
根本匠 66 ☆自民 前(7)
平善彦 65  共産 新
岡部光規 49 ☆希望 新
西村恵美 54 ☆維新 新
▽郡山市、二本松市、本宮市、安達郡
▽有権者数=35万2861人 (9日現在)  
8回目の当選を目指す自民の根本匠が優勢で、2回目の挑戦となる希望の岡部光規を引き離している。  根本は地盤の郡山市で岡部に大きな差をつけ、二本松・安達地方でもリードしている。岡部は郡山市などの一部で支持を得ている。  支持政党別では、根本が自民支持層の大半を固め、公明からの支持も手堅く集めている。共産や希望の一部も取り込んでいる。岡部は希望、立憲民主の支持者を着実に固める一方、民進と社民にも食い込んでいる。  年代別では、根本は30代以上の各年代で強さを見せている。岡部は20代で根本と拮抗(きっこう)し、50代、60代などの一部に浸透している。根本、岡部ともに女性より男性から支持を集めている。  共産の平善彦は共産支持層を固め、民進の一部も取り込んでいるが、伸び悩んでいる。維新の西村恵美は浸透し切れていない。  回答者の5割超は意中の人が定まっていない。

■3区
橋本健二 69  共産 新
上杉謙太郎 42 ☆自民 新
玄葉光一郎 53  無所 前(8)
▽白河市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、西白河郡(西郷村は含まない)東白川郡、石川郡、田村郡
▽有権者数=27万4738人 (9日現在)  
9回目の当選を目指す無所属の玄葉光一郎が先行し、自民の上杉謙太郎が追っている。  玄葉は地元の田村地方をはじめ全域からくまなく支持を集めている。上杉は須賀川市や石川地方をはじめ田村地方でも善戦している。  支持政党別で玄葉は民進支持層をまとめ、希望と立憲民主を手堅く取り込む一方、公明にも食い込んでいる。上杉は自民支持層を着実にまとめ、公明への浸透を図っている。  年代別では、玄葉は60代、70歳以上で大きくリードしている。上杉は10代、40代に浸透している。玄葉、上杉ともに女性より男性の支持が多い。  共産の橋本健二は共産支持層をまとめているが、広がっていない。  回答者の約5割は誰に投票するか決めていない。


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