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第24回参議員議員選挙(2016年)

1とはずがたり:2013/12/30(月) 23:04:05

2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l50
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50

2224チバQ:2016/07/11(月) 21:46:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110045.html
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
12:34産経新聞

【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
平成27年12月、手を振りながら大阪市役所を退庁する橋下徹氏
(産経新聞)
 橋下徹前代表が政界引退してから初の本格的な国政選挙を迎え、「橋下商店」から脱却できるかが注目されたおおさか維新。選挙区で3、比例代表で4の計7議席を獲得し、躍進した。「改憲勢力」として国政で一定の影響力を確保するとともに、2議席を獲得した本拠地・大阪では看板政策「大阪都構想」の再挑戦にはずみがつきそうだ。

 橋下氏不在による発信力低下が党内でも不安視された選挙戦。躍進を支えたのは、大阪を中心とした関西で築き上げた地盤だ。

 比例代表でおおさか維新が得た約515万票の4割以上を関西で獲得。約130万票でトップだった大阪をはじめ、多くの府県で上位に食い込んだ。選挙区でも、関西の改選計12議席のうち自民に次いで多い3議席を獲得した。

 特に大阪選挙区では改選数4のうち2人を通し、得票数も前回選の約105万票(当時は日本維新の会)から、2人で計約140万票と上積みした。ある幹部は「もう風頼みではない。大阪では完全に与党として戦えた」と自信をみせた。

 大阪での完勝は、都構想の再挑戦の大きな後押しとなる。設計図を練り直し、改めて都構想の是非を問う住民投票を実施したい維新だが、そのために必要な大阪府市両議会の過半数は確保できておらず、他党の協力が不可欠だ。

 「参院選の結果が都構想賛成の意思表示だとは思っていない」。代表の松井一郎大阪府知事は10日夜の記者会見で慎重な態度を貫いたが、他党からは「都構想への態度を考えなければならないだろう」(自民府連関係者)との声が上がる。

 国政では、非改選の5議席と合わせて単独で法案を提出できる11議席を満たした。次期国会で早速、政治資金規正法の改正案を提出する方針だ。

 憲法改正についても、会見で「中身の真面目な議論をしたい」と意欲をみせた松井氏。ただ、自民が改憲項目の候補とする緊急事態条項創設などには、「反対だ」と断言した。

 改憲議論の進み方次第では、維新が提出した法案を自民は簡単には無視できなくなるという状況が生まれる。同席した馬場伸幸幹事長も「(維新の改憲案に)賛成してもらえないなら、別に(自民案に)賛成する必要もない」と自民側を牽制(けんせい)した。

 国政の場でいかに存在感を高めるのか。松井氏は党名変更も示唆しつつ、「(他党に)相手にされなくても、大きな壁に当たっていく姿を国民にみていただく」と強調した。

2225チバQ:2016/07/11(月) 21:47:20
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/185459
女子アナ&キャスター 参院選“元テレビ美魔女”候補の明暗
2016年7月11日


左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
 今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。

 静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。

 衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。

 女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。

 同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。

 滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。

 女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。

「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)

 国政に“タックル”を決めた。

2226チバQ:2016/07/11(月) 21:48:59
俺は比例はここに投票しました
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160711k0000e040328000c.html
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
11:26毎日新聞

<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
「支持政党なし」のポスター4枚が並ぶ掲示板(一部画像を処理しています)=東京都杉並区で2016年7月1日午後0時34分、早川健人撮影
(毎日新聞)
 10日に投開票された参院選比例代表で、政治団体「支持政党なし」の得票が64万票を超えた。無党派の有権者が「どの政党にも入れない」つもりで投票してしまう可能性を、団体側も認識していたという。公職選挙法には抵触しないが、専門家は「制度の盲点を突いた行為で選挙の冒とくだ」と批判している。

 「支持政党なしという名前、素晴らしいと思いませんか。間違えて投票する人がいると思いますが『支持政党がない』という思いは裏切っていません」

 7日夕、東京・上野で佐野秀光代表(45)が声を張り上げた。演説後の取材に「有権者の勘違いを期待して名称をつけたわけではない」と笑った。

 佐野氏は東京都大田区にある情報通信関連会社の社長。学生時代は自民党学生部に入っていたという。2009年から率いる政治団体の名称を「新党本質」「安楽死党」と変え、13年から「支持政党なし」を使用。新党本質だった09年の衆院選比例代表北海道ブロックでは7399票だったが14年衆院選の同ブロックで10万票余を獲得。総務省によると、「なし」とだけ書かれた票は従来は無効票とされていたが、「支持政党なし」が出て以降は各開票所の責任者が判断しているという。

 政策は「一切なし」。既存政党の政策にインターネット上で賛否を問い、結果に応じて国会で議決権を行使するという。佐野代表は「気に入っている名称なので、しばらく使うつもり」と語った。

 西川伸一・明治大教授(政治学)は「紛らわしい名称で有権者の誤認に便乗しようという考えが明らか。政党の主張を支持して投票する人に非礼を働いている」と分析。「議員が負うべき責任をネットに転嫁しているだけ」と批判する。松本正生・埼玉大教授(政治意識論)は「白票と似た意味の既存政党批判票を狙っているのだろうが、選挙そのものを冒とくしている」と非難。一方で「憲法は結社の自由を保障している。世間の良識でクリアしていくしかない」と語った。【鳴海崇】

2227チバQ:2016/07/11(月) 21:50:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010166000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その1) /北海道
10:41毎日新聞

 ◇徳永氏、政権批判奏功 鉢呂氏、国政復帰果たす

 民進党の2陣営が歓喜の渦に包まれた。10日に投開票された参院選で、道選挙区(改選数3)は民進現職の徳永エリ氏(54)、新人の鉢呂吉雄氏(68)が議席を獲得。自民党は現職の長谷川岳氏(45)=公明党推薦=の1議席にとどまり、新人の柿木克弘氏(48)=同=は涙をのんだ。喜びに沸く民進の2陣営に対し、自民道連は2議席獲得に失敗し、幹部は苦渋の表情を浮かべた。投票率は56・78%。当日有権者数は461万3374人だった。

 ◆徳永氏陣営

 民進道連最大の支持母体・連合北海道の支援を受けた徳永氏が再選を決め、札幌市中央区の事務所に集まった支持者らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。徳永氏は「安倍政権は『強い国』というが、道民は強さではなく安心を望んだ。格差解消に力を尽くしたい」と決意を述べた。

 選挙戦では「参院選は日本の転換点になるだろう。安倍政権は憲法を『みっともない』と言い、戦後民主主義を否定している」などと激しい政権批判を展開。一方で、選挙権年齢の18歳以上への引き下げを受け、若者の労働問題を取り上げながら、「『国会のお母さん』として若者の声を国会に伝えたい」などと訴えた。

 連合北海道の組織力に助けられる「守りの選挙」となり、街頭演説よりも団体などへのあいさつ回りを行い、組織票固めに奔走した時期もあった。1期6年間の議員生活では週末に道内入りし、支援者らと対話して地方重視の姿勢を示してきた。今回の選挙戦でも大票田・札幌市に滞在したのはわずか5日間。常に地方の声を拾う姿勢が奏功した形だ。【藤渕志保】

 ◆鉢呂氏陣営

 元経済産業相の鉢呂氏が、3年ぶりの国政復帰を果たした。民進2人目の公認候補として、4月に出馬表明。他の候補より出遅れたが、「一日も休まず全道を巡り、ポスターを張って回った」という豊富な選挙運動が奏功、参院に初当選した。

 選挙戦では、無党派層の多い札幌圏を中心に活動を展開。さらに今回から選挙権を得た18、19歳を含む若い世代を重視する政策を打ち出した。また党随一の農業通として環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対などを訴え、衆院議員時代の地盤である後志地方などで支持を広げた。

 高い知名度に加え、豊富な政治経験もアピール。さらに「憲法改正を堂々と問うこともなく、改正手続きの要件緩和ばかりを先行させる安倍政権の手法は、立憲主義の本旨に反する」と訴え、護憲派や反安倍政権の受け皿にもなった。

 鉢呂氏は万歳三唱の後に意気込みを問われ「TPPに断固反対し、最低でも再交渉を求めていきたい。声を受け止め切れていない、若い皆さんと政治との懸け橋にもなりたい」と力を込めた。【野原寛史】

 ◆比例代表

 ◇公明・横山氏、再選果たす

 北海道・東北ブロック重点候補として比例代表に立候補した公明党現職の元道議、横山信一氏(56)が再選を果たした。農林水産政務官時代に魚などの検疫を強化した実績をアピールし、農林水産業の振興などを公約していた。また、「継続と安定か、混乱かを選択する重要な選挙だ。公明に力を与えてほしい」と訴えていた。【一條優太】

 ◇こころ・佐藤氏、支持広がらず

 日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)は支持が広がらず、当選ラインに及ばなかった。元自衛官の佐藤氏は駐屯地周辺を中心に街頭演説。「米国に押しつけられた憲法を改正すべきだ」と改憲を主張したほか、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で食料自給率が下がろうとしている中、中国が南シナ海で日本の通商ルートを脅かしている。政府は自給率を上げる政策を取るべきだ」と訴えていた。【日下部元美】

2228チバQ:2016/07/11(月) 21:50:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010169000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その2止) /北海道
10:41毎日新聞

 ◇長谷川氏、盤石の再選

 YOSAKOIソーラン祭りを創設した長谷川氏は高い知名度を生かし、再選を果たした。開票が始まった午後8時になるとほぼ同時に当選確実の一報が入り、札幌市中央区の事務所には大きな歓声と拍手がわいた。長谷川氏は「当選の余韻を感じるのではなく、明日から始動できるよう頑張りたい」と喜びの心境を語った。

 改選議席の1増に伴い、自民党は今回、長谷川氏と元道議の柿木氏の2人を公認。道連や道議の支援は柿木氏に集中したが、長谷川氏陣営は公示後、道内179市町村のうち169市町村を回って支持を広げた。

 今回は定住人口の減少対策などを公約。具体的政策として外国人観光客を中心とした交流人口の拡大や、情報通信技術(ICT)を活用した農業の促進を挙げ、「地域の経済循環を促す施策が重要だ」などと訴えていた。

 また、憲法改正については「国民的な議論を経て憲法改正を目指すことが基本的な立場。環境権などへの対応が急務であり、時代の変化に応じて憲法を見直すのは当然のことだ」と主張していた。【一條優太】

 ◇柿木氏、知名度不足響く

 国政初挑戦の柿木氏が、議席獲得を逃した。知名度不足に悩み、当初から劣勢が伝えられただけに、札幌市中央区の事務所は重苦しい雰囲気に包まれ、関係者は口を真一文字に結んだ渋い表情で開票速報を見つめていた。

 元道議の柿木氏は今回、自民道連の公募に応じ、選考に通った岩本剛人道議と2人目の公認候補枠を争った。道議51人と道連会長の伊達忠一参院議員ら国会議員3人の計54人が昨年12月に投票した結果、柿木氏が30票を獲得し、公認候補に選ばれた。道議を辞職した6月には「政治生命をかけた戦い」と参院選に臨む覚悟を語っていた。

 選挙戦では「道議会の政策通」としてアピール。「地方を粗末にしたら、北海道の発展はない」などとして札幌一極集中の解消や給付型奨学金制度の創設、五輪・パラリンピックの札幌開催誘致の実現などを訴えた。同僚の道議や道連の手厚い支援に加え、公明党や地域政党「新党大地」の推薦を得た。さらに公示後は道内のほぼ全ての市町村を回ったが、知名度不足を補えなかった。【三沢邦彦】

 ◇共産・森氏、挑戦実らず

 前回2013年参院選、14年衆院選に続く国政挑戦3回目の共産党新人の森英士氏(38)は、自民、民進の壁を崩せず、「三度目の正直」を果たせなかった。共産は今回、「野党共闘をしなくても、自民、民進が票を食い合えば、3番目の議席は十分狙える」(道委員会幹部)と独自候補を擁立し、1989年以来27年ぶりとなる道選挙区の議席獲得を目指していた。

 森氏は今回、無党派層の取り込みを目指し、道内300カ所で街頭演説。「私たちの生活が苦しく、先が見えないのは自己責任ではない。政治の方向が間違っているからだ」と安倍政権を批判した。認可保育園の増設や最低賃金の引き上げを訴え、子育て世代や若者の支持拡大を目指した。【安達恒太郎】

 ◇投票率56.78% 前回を2.37ポイント上回る

 道選挙区の投票率は56・78%となり、前回2013年参院選を2・37ポイント上回った。今回の選挙は改選数が2から3に増え、自民、民進両党が各2人を擁立。激しい選挙戦となり、自民は安倍晋三首相や菅義偉官房長官、民進は岡田克也代表らを投入したことなどが影響したとみられる。

 一方、期日前投票は有権者の約16%に当たる73万9134人が利用した。【袴田貴行】

2229チバQ:2016/07/11(月) 21:50:47
……………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇争点見えない「内向き神経戦」

 単なる「陣取り合戦」に終始した18日間の選挙だった。参院道選挙区は改選数が増え、自民、民進両党がそれぞれ2人を公認。計10人が立候補し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」や社会保障のあり方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などを争点に舌戦を繰り広げた。

 しかし、選挙戦の内実は、保守と革新勢力がそれぞれ身内の票を奪い合う「内向きの神経戦」(野党陣営)だった。このため、各種争点の対立軸が見えづらく、耳に心地よい公約ばかりが並んだ。

 最大の争点になるとみられた憲法改正も、自民陣営は「有権者の関心が低い」として街頭演説での言及を避けた。野党候補は改憲阻止を掲げたが、改憲の長所や短所は明確にならなかった。

 仮に自民が2議席を獲得しても、選挙戦の内実は変わらない。「何を基準にして投票すればよいか分からない」。街頭演説を聞いていた30代男性の漏らした言葉が今回の選挙を最も象徴している。当選者はもとより、各党、各候補は男性の言葉の意味をかみしめるべきだ。【酒井祥宏】

2230チバQ:2016/07/11(月) 22:02:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000122-jij-pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く―比例代表【16参院選】
時事通信 7月11日(月)17時36分配信

 参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
 自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
 日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
 著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
 民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
 獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。

2231チバQ:2016/07/11(月) 22:03:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000013-nkgendai-ent
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
日刊ゲンダイ 7月11日(月)15時33分配信

池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
左上から時計回りに今井絵理子、高樹沙耶、堀内恒夫、田中康夫(C)日刊ゲンダイ
 開票から5分後に“スピード”当確したのが「SPEED」の今井絵理子(32・比例・自民)だ。聴覚障害のある長男(11)とともに壇上に立ち、手話で会話、笑顔をみせた。

■沖縄基地問題「これから向き合う」

 若者には抜群な知名度を誇る今井だが、出はなをくじかれた選挙戦だった。

 長男を女手ひとつで育てる“シングルマザー”かと思いきや、出馬表明直後に元同級生の男と「事実婚」状態であることが発覚。しかも、男には風営法と児童福祉法違反容疑で逮捕歴があることが分かったのだ。それでも沖縄で涙の“里帰り”街宣を行うなど、全国各地を飛び回った。

「何かと“いわくつき”でしたが、やはり『SPEED』というブランド効果は絶大。街頭を歩けば、今井と名刺交換しようとするファンが殺到しました。最後のお願いにはTRFのダンサー・SAMも駆け付け、盛り上がった。若さと知名度を最大限に生かしたことが勝因でしょう」(在京キー局関係者)

 ただ、当選後、沖縄の基地問題について問われた今井は「これから向き合う」と返答。質問した池上彰氏を呆れさせた。

■「政治家より大麻」と最後まで“高樹節”

 元女優の高樹沙耶氏(52・東京・新党改革)は、代名詞となった「大麻」の重要性を訴えたが、大激戦の東京(改選数6)で完敗。落選会見では「政治家が目的ではなく、医療大麻について知ってほしかった」と最後まで“高樹節”だった。

「ドラマ『相棒』で美人女将役として人気を集め、知名度は抜群。都心の無党派層を取り込もうとしたのですが、街頭演説をやっても反応はイマイチでした。有権者には“キワモノ”候補にしか映らなかったのでしょう」(スポーツ紙記者)

 新党改革といえば、公私混同問題で辞職した舛添要一前都知事が10〜13年の間、代表を務めていた政党。出馬するタイミングも“マイナス”に作用した。

■田中康夫氏、堀内恒夫氏も落選

 東京(改選数6)でドブ板も展開した元長野県知事の田中康夫氏(60・東京・おおさか維新の会)は、次点で落選となった。

 田中氏は、めったに顔を出さないという元CAの美人妻を連れ、商店街も駆けめぐった。

「ですが、有権者から『おおさか維新と考えが違いませんか』と突っ込まれるなど、本人のリベラルのイメージを払拭できなかった」(おおさか維新関係者)

 巨人元監督の堀内恒夫氏(68・比例・自民)は、6年前の比例で10万票余りを得たが、次点。

 13年に議員の死去で繰り上げ当選し、前回の雪辱と3年間の実績を問う選挙となったが、当選ラインに遠く及ばず惨敗。監督と政治家には向いていないようだ。

2232チバQ:2016/07/11(月) 22:07:42
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607110256.html
【参院選】自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定
21:44産経新聞

 第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。

 「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。

 ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。

 自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。

 そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。

 民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)

2233チバQ:2016/07/11(月) 22:09:07
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ765HHHJ76UTFK00Z.html
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
14:33朝日新聞

「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
主な組織内候補の獲得票の推移と、比例区トップ当選者の得票数
(朝日新聞)
 比例区で、民進党は旧民主党発足以来最低だった13年の7議席を上回る11議席を得た。公明党は7議席、共産党は5議席で改選数を上回った。13年は10議席だった「第三極」は、おおさか維新の会の4議席にとどまった。改選数2の社民党は1減、生活の党と山本太郎となかまたちは議席を確保した。

 政党名でも候補者名でも投票できる比例区。比例票全体に占める個人票の割合は、現行制度が導入された01年の36%をピークに下がり続けたが、13年はやや増え、今回はまた減った。

 自民の1位は、全国郵便局長会相談役の徳茂雅之氏で約52万票。建設などの業界や遺族会といった「常連」も当選し、「合区」で地元の候補者がいなくなった高知の元自民県議が4位当選した。一方、全国農政連の藤木真也氏は約24万票で、前回当選者より10万票以上減った。政権による農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)合意が影響したとみられる。

2234チバQ:2016/07/11(月) 22:19:02
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110260-n1.html
2016.7.11 21:43
【参院選】
島尻安伊子担当相落選の沖縄 国VS県の対決姿勢強まる
 島尻安伊子沖縄北方担当相の参院選沖縄選挙区での落選から一夜明けた11日、政府と沖縄県の対決色は一気に強まった。

 防衛省は11日、米軍北部訓練場(同県東村など)でヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開するため、資材や重機の搬入を始めた。準備が整い次第、工事に着手する。

 翁長(おなが)雄志(たけし)知事は「不意打ちだ。県民を欺くような行為は不信感を深めるだけで残念だ」と批判。基地問題をめぐり14日に開かれる政府との作業部会で見解をただす意向を示した。

 作業部会は普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟の和解条項に基づくもの。それを経て、政府は辺野古の埋め立て承認取り消しの撤回を求めた是正指示に翁長氏が従わないことの違法性確認を求める訴訟を起こし、再び法廷闘争に入る。

 一方、来月が締め切りの平成29年度予算案概算要求では、政府・与党内で沖縄振興予算の減額圧力が強まることが予想される。島尻氏の働き掛けで前年度比10億円増の3350億円となった28年度の振興予算についても「案件によっては予算執行を見送る可能性がある」(政府高官)という。

 政府は28年度予算で米軍西普天間住宅地区(宜野湾市)跡地での国際医療拠点構築に12億5千万円を計上した。拠点構築は島尻氏が旗振り役となる一方で翁長氏は消極的なため、政府側がブレーキを踏み、執行見送りや29年度予算案での減額対象になりかねない。

2235チバQ:2016/07/11(月) 22:22:08
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110198-n1.html
2016.7.11 08:20
【参院選】
1人区自民「東低」 与党、競り負け相次ぐ

 今回の参院選の勝敗を左右した32の改選1人区は、自民、公明の与党が21勝と勝ち越した。ただ、現職閣僚が戦った福島、沖縄両選挙区をはじめ11選挙区で自民候補が苦杯をなめ、安倍晋三首相(党総裁)が自ら何度も訪れ、てこ入れした「激戦区」での取りこぼしも相次いだ。

 「最初の挑戦としては効果があった」

 共産党の志位和夫委員長は10日夜、ボードに候補者の氏名と赤いバラが並んだ党本部の記者会見場で、「安倍政権打倒」を掲げた初めての野党共闘に一定の手応えを示した。

 民進、共産、社民、生活の野党4党は改憲勢力の3分の2阻止で共闘し、「野党統一候補」を擁立。このうち岩手や山形、沖縄の各選挙区で終始、選挙戦を有利に進めた。

 一方、自民党は西日本の候補者を中心に続々と当選を決めたが、最終盤まで接戦にもつれ込んだ選挙区で苦しんだ。とはいえ、序盤の劣勢を接戦まで盛り返した選挙区も少なくなく、政府高官は「(野党統一候補に自民候補が)離されていたのをだいぶ追い上げた」と分析。自民党選対幹部も「取りたいところで取れなかった選挙区はあるが、全体としては満足だ」と振り返った。

 これまで与野党が1議席ずつ分け合ってきた宮城、新潟、長野の3選挙区は、定数を「10増10減」する改正公職選挙法の成立に伴う定数減で、今回の参院選から新たに改選1人区になった。与野党の候補が接戦のまま投開票日を迎えたが、いずれも野党候補が勝利した。

 特に、民進党の岡田克也代表(衆院三重3区選出)が自らの進退をかけた三重選挙区では、安倍首相をはじめ自民党幹部が重点的に支援し必勝を期したが、民進候補の逃げ切りを許す形となった。

 自民党は現職閣僚の苦戦も相次いだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を抱える沖縄選挙区では、島尻安伊子沖縄北方担当相が野党統一候補を相手に苦杯をなめた。元米兵の軍属による女性殺害事件も悪影響を招き、野党統一候補に敗れた。この結果、自民党は沖縄県で衆参両院の全議席を失う事態となった。

 前回の平成25年参院選から改選1人区になった福島選挙区でも、同じ現職閣僚の岩城光英法相が落選した。同県で自民党の改選議席ゼロは初めて。

 一方、人口の少ない選挙区を隣接する選挙区と統合する「合区」が初めて実施され、「鳥取・島根」「徳島・高知」のいずれも自民候補が野党統一候補を退けた。共産党の野党統一候補が唯一、1人区に挑んだ香川選挙区では、自民候補が当選した。

 安倍政権打倒で結束する民共勢力の協力関係はさらに進むのか。民進党の枝野幸男幹事長は10日夜のNHK番組でこう語った。

 「一定の成果はあると思っている。今回の結果を詳細に分析し、さまざまな活動を検証して今後に生かしていきたい」

2236チバQ:2016/07/11(月) 22:23:20
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110090-n1.html
2016.7.11 05:11
【参院選・新潟】
民進・田中直紀氏が落選 真紀子氏は姿見せず 「角栄王国」が名実とも崩壊…
 民進党の元防衛相、田中直紀氏(76)が落選した。これまで3回当選した参院選の新潟選挙区から比例代表にくら替えし、4選を目指したものの得票は最後まで伸びなかった。

 直紀氏は11日午前4時半ごろ、新潟市中央区の事務所に姿を見せ「比例代表として思うところはしっかりと伝えてきた。支えていただいた方に感謝します」と、約30人の支持者らを前に淡々と敗戦の弁を述べた。妻で元首相の角栄氏の娘、真紀子氏(72)の姿は、そこにはなかった。

 衆院16回の当選回数を誇り「コンピューター付きブルトーザー」と呼ばれた角栄氏が昭和22年の初当選以来、新潟県で築き上げた「田中角栄王国」が名実ともに崩壊した瞬間だ。角栄氏の後継者となり外相も務めた真紀子氏、そして直紀氏と69年にわたって守り続けてきた「田中」の議席がついに国会から失われた。

 敗戦の弁で直紀氏は「皆さまに評価していただいている『田中政治』については、田中家としては誇りを持っている」と述べ、角栄王国が日本の政治に果たした役割を強調した。

 その上で事実上の政界引退を表明した。「結果はしっかりと受け止め、これからは地域の一人として、地域の発展のために努力していきたい。私も経済人の一人。今後も政治への思いは持ち続けたいが、財界人として地域を支えていきたい」

 平成24年12月の衆院選では当時、文部科学相だった真紀子氏が新潟5区で敗れ、比例での復活も果たせず落選。角栄氏の初当選から65年続いた議席を失い、角栄王国の地盤は約3年半前の時点で既に事実上、崩れ落ちていた。

 直紀氏は22年の参院選では44万票近くを集め、新潟選挙区(改選数2)でトップ当選を果たした。だが、今回から改選数が1つ減って「1人区」になったことから、自民党候補との対決を避けて比例に転出した経緯がある。

 この結果、民進党が新潟選挙区に擁立する候補を決められない状態に陥り、野党陣営が混迷するきっかけとなった。もっとも、混迷の引き金を引いた直紀氏自身も、今回の参院選では票の集まり具合を見通せず、社長を務める越後交通グループや角栄氏の時代から続く後援会などを中心に支持固めを進めてきた。

 街頭演説や集会では安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、金融緩和策に頼らない戦略的な経済政策への転換を訴えた。選挙期間中、真紀子氏も新潟県内の街頭でマイクを握り「主人には志がある」とアピール。「アベノミクスはアホノミクス」などと皮肉り、相変わらぬ真紀子節で直紀氏を支えたが、及ばなかった。

 今回の選挙戦について直紀氏は次のように総括した。「一党支配という異常な状況を打破したいと考えてきた。新潟で育ち、地域の代表として臨んだが、努力不足だったことは否めない」

2237とはずがたり:2016/07/11(月) 22:38:22
比例纏め


46位 民主11(106.8)
47位 生活1(106.7)
48位 自民12(105.8)
─────
49位 お維5(103.0)
50位 自民20(100.5)
51位 共産7(100.2)


概ね100万票で1議席の計算だが106.7万票の生活はギリギリ1議席,515.3万票のお維はギリギリ4議席。

右派的主張で被るこころ73.4と幸福36.6を併せると110.0万と1議席。

維新はギリギリ4議席だったから親安倍・脱原発で政策が一致する新党改革票58万票を糾合出来てれば軽く5議席行ってた。

社民と生活と怒りを併せると3,070,283。ギリギリ3議席行かない(3議席目が102.3万票)だが統一名簿効果が出て3議席は取れたのではないか?但し3議席目を当選するのは小林節7.7万票ではなく社民の吉田党首15.3万票か。小林が拒否る訳だ(;´Д`)また吉田社民党首が民主から出てたら通ってたなw(民主最下位が13.8万票)

2238チバQ:2016/07/11(月) 22:43:09
当 伊波 洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
  島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
  金城 竜郎 (新) 諸派 9,937

2239チバQ:2016/07/11(月) 22:45:47
【沖縄】
当 伊波洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
  島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
  金城竜郎 (新) 諸派 9,937
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110093.html
【参院選・沖縄】衆参全6人が基地“反対派” 「沖縄の怒りは限界」「年寄りばかり叫んでる」 現職閣僚敗北
21:59産経新聞

 参院選から一夜明けた11日、当選者は「一歩ずつ政策を進めたい」と喜びをかみしめた。沖縄選挙区で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対を掲げ、現職閣僚を敗った無所属新人、伊波洋一氏(64)は宜野湾市内の自宅で報道陣の取材に応じ、「託された民意を日本政府だけでなく米国にも伝えたい」と語った。

 沖縄では衆参選挙区全6議席を移設反対派が独占し、自公が議席を失うことになった。米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が相次ぎ、県民に「反基地感情」が参院選を前に再燃していたが、陣営幹部は「事件があろうがなかろうが結果は同じだった。移設反対の公約を破った島尻さんを県民が許さなかったということだ」と分析する。

 伊波氏を応援していた那覇市の男性(71)は「毎月のように米軍の事件が起きる。沖縄県民の怒りはとっくに限界だ。大臣の敗北で風向きが変わってほしい」と期待した。

 一方、「同年代に基地反対を声高にいう人は見かけない。年寄りばかりが叫んでいる」というのは同市内の飲食店員の女性(22)。今回の結果を「投票率が低く、全県民の思いとは思えない」とし、「米軍で事件を起こすのは一部の人だけ。私の知る米軍人はいい人も多い。マスコミでは伝わりにくい側面も県民は理解すべきだ」とした。

 また、比例代表で初当選した自民新人で女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏(32)はテレビ番組で基地問題の認識を問われ、「12歳から東京で活動しており、現状を家族や友人からしか聞いていない。これからきちんと向き合っていきたい」と発言した。

2240チバQ:2016/07/11(月) 22:47:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100073.html
【参院選・沖縄】現役閣僚・島尻安伊子氏が苦杯…「反基地感情」に押される? 安倍政権にダメージ
07月10日 21:54産経新聞

 全国で自民党候補が相次いで勝利を収める中、米軍基地容認派と反対派の事実上の一騎打ちとなった沖縄選挙区(改選数1)では、3選を目指した自民現職の沖縄北方担当相、島尻安伊子氏(51)が苦杯をなめた。現役閣僚の敗北は、安倍政権にとっても手痛い結果となった。

 沖縄県では参院選前、米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が続発。翁長雄志県知事らが支援する無所属新人で元同県宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は再燃した「反基地感情」を背に勢いを増し、現役閣僚との選挙戦を制した。

 午後7時55分ごろ、島尻氏は那覇市松山の選挙事務所に入った。拍手で迎えられ、開票結果を待とうと座った直後、どこからか「午後8時、当確でました」と“非情な”声が響いた。開票を待たずして伊波氏の当選確実の一報が流れ、事務所は静まりかえり重い空気が流れた。

 この結果を受けて、呆然(ぼうぜん)とテレビを見つめ、周りに「申し訳ありません」と謝り続けた島尻氏。支援者に「皆様に応えられなかったのは大変残念。(議員としては)もう去るが、沖縄の明るい未来のため引き続き努力したい」とあいさつした。

 その後、報道陣の取材に応じた島尻氏は、米軍属による女性暴行殺害事件の選挙戦への影響について聞かれると、「選挙うんぬんではなく、あってはならない事件。県民の安心安全を守れなかったことは政治家として非力を感じますが、事件は選挙に持ち出すようなものではない」と話した。

 また、翁長派の伊波氏が当選したことを受け、改めて米軍基地問題への民意を問われ、「いま国と県は円満な解決に向けて話し合いをしている。ただ、私が普天間飛行場の名護市辺野古移設の問題で落選したのであれば、真摯(しんし)にうけとめなければならない」とした。

 具体的な敗因について、島尻氏は「いま基地問題で国と県がどういう話し合いをしているのか、細かく伝わっていなかったことをひしひしと感じた」と県民への周知不足を反省。そして今後については、「安倍総理が判断すること。白紙です」とした上で、「参院議員の職がなくなるわけですから、一般論でいえば大臣の職は辞することになる」と肩を落とした。

2241とはずがたり:2016/07/11(月) 22:50:26
野党惜敗系選挙区

愛媛  8,429票差 (1.3%差)
滋賀 40,948票差 (6.4%差)
長崎 50,869票差 (8.0%差)
秋田 53,531票差 (9.9%差)

この辺は3年後はひっくり返したい。

2242チバQ:2016/07/11(月) 22:51:08
【大分】1100票差
当 足立信也 (現) 民進党 271,783
  古庄玄知 (新) 自民党 270,693
  上田敦子 (新) 諸派 22,153
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk44010335000c.html

<2016参院選おおいた>足立さん、大接戦制し3選 古庄さん、及ばず /大分
15:42毎日新聞

 第24回参院選は10日に投開票され、大分選挙区(改選数1)で、民進現職の足立信也さん(59)が、自民新人の古庄玄知さん(58)との大接戦を制して3選を果たした。足立さんは社民、共産と初の野党3党の共闘を実現させ、安倍政権を厳しく批判。2期12年の実績も強調して支持を集めた。アベノミクスの継続を求めた古庄さんはあと一歩及ばなかった。幸福新人の上田敦子さん(49)は支持が広がらなかった。【池内敬芳、西嶋正法】

 足立さんは、民進、社民、共産の野党3党の「共同候補」として安全保障関連法の廃止などを訴え、安倍政権への批判票を取り込んだ。推薦を受けた連合大分の労組票を基盤に票の掘り起こしを図ったほか、現職の知名度を生かして無党派層に幅広く浸透した。

 公務で地元に戻る機会が少なかったこともあり、序盤は相手候補にリードを許したが、中盤以降は連合がフル稼働。さらに前大分市長の釘宮磐氏の後援会も活発に動き、後半に一気に巻き返した。

 また民進党は大分選挙区を最重点区と位置づけ、蓮舫代表代行ら党幹部を投入。地盤の大分市など都市部で票を伸ばし、九州・山口で唯一の野党現職の議席を守りきった。

 古庄さんは農協や商工団体、医師会など130を超える団体から推薦を取り付け、組織戦を展開。選挙戦では首相を筆頭に自民党幹部ら「大物」が相次いで来県し、「自民の古庄」をアピールした。全国的な安倍政権の求心力を背景に、保守層を手堅く固めたが、無党派層の支持が広がりを欠くなどし、12年ぶりの自民の議席奪還には届かなかった。

 上田さんは宗教団体を基盤に、憲法9条改正や減税などを訴えたが、支持は広がらなかった。

 ◇現職の壁高く 古庄さん、深々と頭下げ

 古庄さんは足立さんの当選確実が報じられた後、大分市内のホテルに姿を見せ、支援者らに「私の不徳の致すところです」と頭を下げた。昨年9月の公募で候補予定者となり、知名度ゼロからのスタート。自民の国会議員らとともに県内をくまなくあいさつ回りし、「ぴりっと辛いコショウです」の決まり文句で名前の浸透に努めた。各種調査で一時はリードしたとみられていたが、2期12年の実績を訴えた現職の壁を越えられなかった。【池内敬芳】

 ◇花束受け取り意欲 足立さん「政権の暴走止めたい」

 足立さん当選確実の報が開票速報で流れると、支援者らが待機する大分市のホテルの会場は拍手と歓声で沸き返り、バンザイ三唱。地盤の大分市の得票で逆転した足立さんは、野党3党の共闘について「それぞれの立場の人が自分の立場で運動してくれた。従来以上に政策実現に取り組みたい」と語った。選挙戦では医療・福祉の充実や東九州道の前倒し開通など2期12年の実績を強調。「安倍政権の暴走を止めたい」と訴えた。【田畠広景】

2243チバQ:2016/07/11(月) 22:51:20
 ◇投票率は58.38% 18歳選挙権で注目 前回を5.23ポイント上回る

 大分選挙区の投票率は58・38%で、3年前の前回の53・15%を5・23ポイント上回った。

 参院選が選挙区と比例代表で行われるようになった1983年以降の投票率は、86年の81・59%が最高で、最低は95年の52・78%。ただしこの2回は例外的で、大半は60〜70%台で微減しながら推移してきた。ところが前回2013年は10ポイント近く急落し、県民の半数しか投票していない、という結果になった。

 このため今回は、初の「18歳選挙権」実施の効果と合わせて注目された。特に与野党が接戦を展開して有権者の関心を呼び、投票率は前回を上回ったが、6割台には届かなかった。【池内敬芳】

 ◇無料バスで投票所へ 県内初、中津市選管が運行

 中津市選挙管理委員会は10日、県内で初の「参院選投票バス」を運行させた。市内の48の投票区のうち、本耶馬渓、山国両地区など12投票区で、有権者計721人が投票に行きやすくするための処置。本耶馬渓町尾兎洞(うとう)地区でも、住民ら3人がマイクロバスで旧屋形小学校跡の「やかた田舎の学校」(市が管理する宿泊施設)で投票した。立花清香さん(76)は「車を持っていない人も投票できるので便利。次の選挙でもぜひ運行してほしい」と話していた。【大漉実知朗】

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 ■解説

 ◇野党辛勝、退潮も顕著

 事実上の一騎打ちになった激戦の大分選挙区を制したのは、野党3党が「共同候補」として擁立した現職の足立さんだった。しかし2期12年の実績と、初めて共産を含めた野党共闘にもかかわらず、選挙戦中盤まで自民の新人候補にリードを許す薄氷の勝利。伝統的な革新地盤の大分でも、野党の地盤沈下が浮かび上がった形だ。

 かつて旧民主と社民両県連は交互に候補を擁立して協力する「大分方式」を採用。しかし2007年以降の参院選は両党の足並みがそろわず、自民に「漁夫の利」を許したこともあった。今回、足立陣営が社民に頭を下げて支援を求め、共産との共闘も受け入れた背景には分裂選挙への反省以上に、安倍政権下で強まる「自民1強」への危機感があった。

 民進には「共産色」を毛嫌いする声も根強かったが、それでも選挙戦中盤には初めて3党の合同演説会が実現し、共闘はぎくしゃくしつつも一定の成果を上げた。だが今回の接戦は、裏返せば野党全体の退潮を証明している。年内の衆院解散もささやかれる中、何とか踏みとどまった大分の野党は喜びもつかの間、立て直しが急務と言える。【西嶋正法】

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足立信也(あだち・しんや)59民 現(3)

 [元]厚労政務官▽党県代表・党税調副会長▽医師[歴]筑波大助教授▽筑波大

2244チバQ:2016/07/11(月) 22:52:11
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-1431C3BB-5181-4BAB-AC6E-D712A93F91FE.html
「良識示せた」「わずかな差」県内各党の声
03:00大分合同新聞

 与党が議席を上積みする中、大分選挙区では民進党の現職が議席を死守。県内の各党関係者の間では歓喜と落胆が入り交じった。

<民 進>
 支援者は、大分市内のホテルで開票状況を静かに見守った。開票が進んでも当落がみえない状況に会場は緊張感に包まれていたが、当選確実の一報に会場の雰囲気は一転、喜びの声が湧いた。接戦を制して議席を死守したことに、党県連幹部は笑顔と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 小嶋秀行党県連幹事長は「安倍首相の暴走を止めなければならないという訴えが県民に浸透した。議席を守った意義は大きく、これからの6年は党を大きくするためにも活動してほしい」と期待。吉良州司党県連代表代行は「大分でしっかりと良識を示せた。勝因は安倍政権に対する国民の怒りであり、人に投資するという党の政策が浸透したため」と話した。

<社 民>
 民進、共産両党との選挙協力で臨んだ初めての選挙。大分市の事務所に幹部らが集まり、開票結果を見守った。民進党現職の当選確実の速報が流れると、会場から拍手が起きた。
 内田淳一党県連合代表は「終盤厳しいとの情報もあり、最後の追い込みが功を奏した。自民1強に警鐘を鳴らした県民の意思の表れが勝因ではないか」と分析した。
 比例代表で再選を目指す吉田忠智党首については、厳しい情勢が伝えられた。内田代表は「演説では手応えがあった。最後まで見守りたい」と話した。

<共 産>
 初めての野党共闘。選挙区で支持を求めた民進党現職の当選確実が報じられると、大分市の党県委員会に集まった幹部は「よかった」と手をたたいた。林田澄孝県委員長は「野党共闘の大きな成果。一緒に頑張った結果だ」と満面の笑み。全国では改選議席を上回る議席数を獲得した同党。「今後改憲に進む方向は強まるだろう。戦争反対を訴える党としての責任を果たす」と表情を引き締めた。

<自 民>
 約400人の関係者が大分市内のホテルに集まった。当初は開票速報で古庄玄知氏のリードが伝えられ拍手が湧き起こっていたが、深夜に民進党現職の足立信也氏の当選確実が報じられると静まり返った。
 衛藤晟一党県連会長は「何とか大分で現職から勝ちを収めたいと努力してきた。これだけ力強い支援をもらい、手応えはあったと感じていたが、わずかの差で負けてしまった。心からおわびする」と深々と頭を下げた。
 御手洗吉生党県連幹事長は「懸命に頑張ってきたが、あとわずかのところで当選することができなかった。結果を出せず、支援してくださった皆さんに本当に申し訳ない」と言葉少なに話した。

<公 明>
 県本部の河野成司代表は大分市の県本部事務所で、自民党県連から推薦を受けた比例代表現職と福岡選挙区新人の当選確実を見届けた。その後は大分選挙区の自民党新人陣営を訪れて激励。大分では選挙区と比例代表で初の自公相互推薦が実現したが及ばなかった。「中盤まで手応えがあったものの大分市での上滑りを心配していた。相互推薦は今後につながる大きな一歩だ」と話した。

<お 維>
 大分選挙区は候補を立てず、特定候補の支援もしなかった。県総支部の桑原宏史代表代行は比例のみの選挙戦を振り返り「全国で目標の6議席を確保し、大分でも党勢拡大の礎として十分な支援をいただいた。これからは地方議員の増加が課題となる」と述べた。

2245チバQ:2016/07/11(月) 22:53:55
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-AF117950-B291-469B-86C8-9F4F736EC813.html
足立氏僅差で古庄氏破る 
03:01大分合同新聞

足立氏僅差で古庄氏破る 
足立氏僅差で古庄氏破る 
(大分合同新聞)
 【大分選挙区(改選数1)】民進党現職の足立信也氏(59)が、自民党新人の古庄玄知(こしょう・はるとも)氏(58)=公明党推薦、政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子氏(49)を破り、3選を果たした。推薦する連合大分の労組票を基盤に、共産、社民両党の支援を受ける「野党共同候補」として反政権票をまとめ、古庄氏を僅差で上回り、大接戦を制した。
 野党3党の候補一本化で事実上の与野党一騎打ちとなり、全国屈指の激戦区として注目された。民進党は九州の1人区で唯一の議席を死守した。自民党は12年ぶりに改選議席の奪還を狙ったが、果たせなかった。
 投票率は58・38%。戦後2番目の低さだった2013年(53・15%)を5・23ポイント上回った。
 足立氏は厚生労働政務官を務めた旧民主党政権時代を含む2期12年の実績をアピール。アベノミクスや自民党が掲げる憲法改正を「安倍政権の暴走」と批判し、対決姿勢を前面に出した。野党3党の支持層や安保関連法廃止を求める市民団体も含め、政権に批判的な勢力の結集に成功。現職の強みもあり、無党派層にも浸透した。
 民進党本部は岡田克也代表ら幹部を投入して支援。終盤には連合大分が再度組織を引き締め直して動きを活発化させ、組織外への集票を進めた。
 古庄氏は昨年9月に候補者公募で選ばれ、国会・地方議員と連動した選挙戦を展開。友好団体・企業や選挙協力した公明党も集票に活発に動き、互角以上の戦いを演じた。安倍首相ら党幹部・閣僚を続々と投入して押し上げを図ったが、課題だった知名度不足もあり、厚い自民党支持層に十分に浸透できなかった。無党派層の支持もやや広がりを欠き、最終盤で競り負けた。

2246チバQ:2016/07/11(月) 22:57:40
【愛媛】
山本順三 (現) 自民党 326,990
  永江孝子 (新) 無所属(野党統一) 318,561
  森田浩二 (新) 諸派 14,013
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk38010371000c.html
<2016参院選>山本氏が3選 堅い組織力で逃げ切る /愛媛
16:33毎日新聞

 参院選は10日投開票され、現新3氏が争った愛媛選挙区(改選数1)は、組織力に勝る自民現職の山本順三氏(61)=公明推薦=が、無所属新人で野党統一候補の永江孝子氏(56)=民進、社民推薦=と幸福実現新人の森田浩二氏(56)を破り、3選を果たした。【橘建吾】

 当選確実の一報が入ると、松山市内のホテルに設けられた報告会場は拍手と歓声に包まれた。山本氏は大勢の支持者らと万歳し「古里のために恩返しをしていきたい」と、3期目への抱負を述べた。

 山本氏は、約250の業界団体の推薦を取り付けたほか、自民県連の地域・職域85支部など、県内全域に張り巡らされた厚い基盤を生かして堅実な組織戦を展開した。

 安倍晋三首相が公示前後に2度県内入りしたほか、谷垣禎一幹事長や小泉進次郎氏らが連日来県。自民、公明支持層のほか、無党派層も取り込んで支持を伸ばした。

 選挙期間中は、2期12年間の経験と実績をアピールし、安倍政権の経済政策・アベノミクスの継続を主張。知名度不足が指摘されたが、地元の今治市を中心に支持を固め、逃げ切った。

 市民団体と連合愛媛の支援を受けた永江氏は4月に出馬表明。安全保障関連法廃止を旗印に、民進、共産など野党4党の力を結集した。6月29日には4党の党首らが街頭で支持を訴えた。

 元民放アナウンサーとして培った高い知名度を武器に県内を駆け回り、草の根選挙で浮動票の取り込みを図ったが、堅固な保守地盤に穴を開けることはできなかった。

 森田氏は国防体制の強化や消費税減税などを訴えたが、支持が広がらなかった。

 ◇18、19歳有権者の投票行動に注目

 過去5回の参院選の県内投票率は49・40〜61・91%の間で推移していた。民主党が政権を奪った2009年衆院選は70・91%に達したが、その後は衆参とも低落傾向が続き、13年の前回参院選は史上最低の49・40%(全国ワースト6位)、14年衆院選も過去最低の49・80%だった。

 今回は、選挙権年齢引き下げ後初めての国政選挙で、新たに有権者となった18、19歳の行動や、それより上の世代への波及が注目された。【橘建吾】

 ◇若者たちを取材して 「未来への責任」背負い1票

 各陣営や選管はあの手この手で18、19歳を中心とした若者たちに投票を呼び掛けた。24歳の私よりほんの少し年下の若者たちはそれらをどう受け止め、何を考えながら1票を投じたのか。投票を終えた18〜22歳の50人に話を聞く中で見えてきたのは「主権者として未来への責任を果たそうと一歩を踏み出した」姿だった。

 投票先をどう選べばいいのか分からなかったという声が多かった。愛媛大1年の高橋奈実さん(19)は「政策はよく分からなかった。親の投票先が考えの近い人だったのでその人にした」。松山大2年の女子(19)は「政策を見ても候補者を見極められる自信がなかった。なんとなく政権与党の現職に入れれば安心かなと思った」。

 不安を抱えながらも投票所まで足を運んだのはなぜか。松山南高3年の兵頭璃保さん(18)は「周囲の大人から、投票に行った方がいいと言われた。とりあえず行かなきゃという使命感」。松山大3年の女子(20)は「投票もせずに文句を言う大人にはなりたくなかった」。

 自分で情報を集め、投票先を決めた若者もいた。同1年の武藤星河さん(18)は「ネットで各党の公約を比べた。憲法を今の社会情勢に合うよう見直そうという考えに共感した」。同3年の馬越真由佳さん(21)は「授業で自民の改憲草案を知って、これは革命に近いと不安になった」。

 当選した政治家に期待することを尋ねたところ、半数以上が「特に期待はないけど……」と苦笑いしながらも、「金銭問題や不祥事での辞職はやめてほしい」「責任感を持って公約を実現してほしい」と口をそろえた。

 「親に聞いて」でも「なんとなく」でも、社会経験の乏しい中でそれぞれに考えて投じた1票。1票を託した政治家がその後どう汗をかくのかを見続けることで、本当の意味での主権者になっていくのかもしれない。選挙の「終わった後」が試されるのは、政治家だけでなく、私たち自身でもあるという実感を、投票所のすぐそばで深くした。【成松秋穂】

2247チバQ:2016/07/11(月) 22:58:14
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 ◆解放結果

 ◇改選数1-3=開票率100%

当 326,990 山本順三 61 自現

  318,561 永江孝子 56 無新

   14,013 森田浩二 56 諸新

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山本順三(やまもと・じゅんぞう) 61 自[細]現(3)

 副国交相▽副内閣相▽副復興相[歴]県議▽党県会長・党幹事長代理▽早大=[公]

2248チバQ:2016/07/11(月) 23:01:00
【奈良】
当 佐藤啓 (新) 自民党 292,440
  前川清成 (現) 民進党 216,361
  吉野忠男 (新) おおさか維新の会 119,994
  田中孝子 (新) 諸派 13,293
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk29010252000c.html
<2016参院選>自民・佐藤氏が初当選 「野党統一候補」に完勝 /奈良
15:53毎日新聞

 参院選は10日投開票され、奈良選挙区(改選数1)では自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=が、民進現職の前川清成氏(53)=共産、社民、生活推薦▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)を破って初当選した。佐藤氏は政権継続を訴え、若さも強調して選挙戦を優位に進めた。前川氏は「野党統一候補」として政権批判を強めたが浸透できず、3選を阻まれた。吉野氏らは支持が広がらなかった。自民は2013年前回選に続く連勝で、12年ぶりに非改選を含む選挙区2議席を独占した。投票率は56・89%で前回を1・35ポイント上回った。【参院選取材班】

 奈良市東九条町の佐藤氏の事務所には、陣営幹部や支持者らが集まり、開票速報を見守った。早々に「当選確実」が伝えられると、大きな歓声が上がり、拍手に包まれた。

 選挙運動で日焼けした佐藤氏は、支持者と固い握手を交わしてバンザイ。支持者らを前に「これからがスタートだ。当選は、アベノミクスを前に進めてほしいという期待、自分の若さへの期待だと思う。全力で働く」と抱負を述べた。

 佐藤氏は昨年11月に総務省を退職し、立候補を表明した。30代の若さを前面に出してアピールし、安倍政権の継続を訴える一方、子育て世代や高齢者への支援など「全世代型の社会保障制度」の実現を掲げた。企業・団体回りを徹底して知名度アップ、組織固めを図る一方、党も奈良を「重点区」と位置付けて公示前から安倍晋三首相が来県。県選出の高市早苗総務相もたびたび応援演説に駆け付けるなどてこ入れを図り、広く浸透した。

 ◇民進・前川氏、3選阻まれる

 前川氏の落選が確実という連絡に、支持者らが集まった奈良市柏木町の事務所には沈黙が広がった。

 3選を阻まれた前川氏は「改憲勢力が議席を伸ばすと、この国の将来が本当に心配だ。残念な結果になり、おわびする」などと述べたうえで、現在務めている民進党県連の代表を退く意向を示した。

 民進、共産などは5月、前川氏を「統一候補」とすることで合意。共産は選挙区候補を取り下げて支援に回った。前川氏は安保関連法の廃止、安倍政権打倒を柱に訴え、議員立法25本を提出するなど2期の実績をアピール。支援組織である労組の組織票固めも図ったが、無党派層に十分浸透できず、幅広い支持を得られなかった。

 ◇維新・吉野氏、無党派層取り込めず

 吉野氏は落選が確実になり、奈良市大宮町7の事務所で「街頭などで手応えは感じたが、思いを伝えきれなかった。私の不徳の致すところで申し訳ない。知名度を上げる努力が足りなかった」と語った。

 今年3月、自民、民進の対決構図に割って入る形で出馬表明。大阪経済大教授として学生を指導してきた経験も強調し、大学までの教育無償化、国会議員定数の削減、報酬引き下げなど「身を切る改革」を掲げたが、無党派層を取り込めなかった。

 ◇支持広がらず 幸福・田中氏

 田中氏は、消費税率引き下げ、マイナンバー制度の見直し、国防強化など党の主要政策を訴え、県内各地を精力的に回って他党との違いを強調したが、支持が広がらなかった。

2249チバQ:2016/07/11(月) 23:01:15
 ◇投票率56・89% 前回を1・35ポイント上回る

 参院選奈良選挙区の投票率は56・89%で、前回(55・54%)を1・35ポイント上回った。当日有権者は116万3136人(男54万5722人、女61万7414人)だった。

 投票率の上昇は07年以来9年ぶり。18歳選挙権の導入で、政治や選挙への関心が高まったことも影響を与えたとみられる。

 県内の投票率が過去最高だったのは1950年の74・54%で、最低は95年の44・62%(補選除く)。その後は60%前後で推移し、年金記録漏れ問題が関心を集めた2007年の参院選では9年ぶりに60%を超えた。

 旧民主党による政権交代後の10年は再び60%を割り込み、自民党が政権を奪回した翌年の13年にはさらに低下した。

 県選管が10日に発表した期日前投票の最終集計は、選挙区17万784人、比例代表17万782人で、いずれも前回選より25%増加。当日有権者数の15%を占めた。【芝村侑美】

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 ■解説

 ◇「自民一強」議論深まらず

 参院奈良選挙区では37歳新人の佐藤氏が初当選し、自民党が参院選挙区2議席を独占した。2014年衆院選でも県内4選挙区のうち3議席を同党が獲得している。「安倍一強」と言われる政治状況下、奈良もまた「自民一強」の様相を呈し始めた。

 自民党は同選挙区で1956年から13連勝(補選含む)したが、89年に労組系候補に敗れ、2004年以降は旧民主党候補に3連敗するなど流動的状況が続いた。12年に自公で政権を再奪取すると、13年前回選は旧民主党に圧勝。佐藤氏は今回の選挙戦でアベノミクスなど安倍政権の政策を強調し、勝利した。

 一方、民進党は危機的状況だ。現職の前川氏が他党と共闘しても政権批判票の受け皿になりきれなかった。県内の残る選挙区議席は衆院の馬淵澄夫氏のみで、抜本的な立て直しを迫られる。

 今回の選挙では18歳選挙権が導入され、参画意識の高い若者らの声も聞かれた。政治に問われるのは有権者に確かな選択肢を示せるかだ。ただ、有権者は「積極的な選択」をしたと言えるだろうか。

 改憲発議要件の国会議席「3分の2」が焦点となりながら、佐藤氏は演説では憲法問題にほぼ触れず「争点隠し」との批判は免れない。一方の野党も共闘は実現したが、具体的な政策提示に欠けた。

 県内のある与党幹部は「風が吹けば情勢はすぐに変わる」と言う。風頼みの選挙は政治の責任でもある。理念と実現性を備えた政策論争が求められる。【芝村侑美】

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佐藤啓(さとう・けい) 37 自 新(1)

[元]総務省職員[歴]茨城県常陸太田市総務部長▽首相補佐官秘書官▽東大=[公]

2250チバQ:2016/07/11(月) 23:03:10
【滋賀】
当 小鑓隆史 (新) 自民党 332,248
  林久美子 (現) 民進党 291,290
  荒川雅司 (新) 諸派 12,705
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk25010240000c.html
<2016参院選>滋賀選挙区 自民・小鑓氏が初当選 民進、衆参選挙区議席失う /滋賀
15:31毎日新聞

 10日投開票された第24回参院選で、滋賀選挙区(改選数1)は自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明推薦=が民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦=と幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)を破り、初当選した。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の推進や自公による安定政権の継続などを訴えた小鑓氏が選挙戦を終始リードし、3選を目指した林氏に逆転を許さなかった。県内は2010年参院選から12年衆院選での敗北まで民主(現民進)が衆参で選挙区選出国会議員を独占し「王国」とも呼ばれたが、これで選挙区の国会議席を全て失った。選挙区の投票率は56・52%で、前回より3・56ポイント上昇したが、過去3番目の低さ(補選を除く)だった。当日有権者数は114万9277人だった。

 ◇「ゴールでなくスタート」

 2年越しの勝利だ--。大津市浜大津1の小鑓氏の事務所では「当選確実」の一報に、支持者らが「やったぞ」「よかった」と歓声を上げた。小鑓氏は「アベノミクスは発展途上だ。滋賀県の高い潜在力を生かし、更に発展させたい」と抱負を述べた。

 中央官僚から転身を図った2014年の知事選で三日月大造知事に惜敗。その雪辱を果たそうと、昨年9月の立候補表明以降、「琵琶湖を何十周もした」というほど精力的に活動を続け、知名度の浸透を図ってきた。

 6月の国会閉会後からは安倍首相、自民党の谷垣禎一幹事長、小泉進次郎農林部会長ら大物や人気のある政治家が次々と来援した。また、小鑓氏自身も衆院小選挙区ごとに遊説日程などを細かく決め、県内をくまなく回った。選挙序盤で報道各社が優勢を伝えても陣営は気を緩めず、県議ら党所属の地方議員を中心に企業回りなどを続け、着実に党の支持基盤を固めていった。

 街頭演説では「アベノミクス」の立案者の一人として政策継続の必要性を強く主張。その政策の結果として生まれた税収増を財源に安定した社会保障制度を築くと訴えた。安保法制廃止を前面に打ち出した野党共闘に対抗し、日米同盟の重要さを指摘した上で、「政策もばらばらの野党に政権は任せられない」と自公による安定政権の継続を呼びかけた。

 連立を組む公明党も全面的にバックアップ。党県本部の粉川清美代表は「公明の選挙区候補は小鑓さん」と連呼し、強力に応援した。

 支援者への感謝の言葉で小鑓氏は目に涙を浮かべながら「(知事選落選から)2年間、本当に長い期間だった」と振り返り、「ゴールではなく議員としてのスタート。皆さんの期待に応えられるよう、しっかり仕事をする」と誓った。

 選対本部長を務めた自民党県連の上野賢一郎会長は「もう一度チャレンジしたいという本人の気持ちが実を結んだ。当時争った三日月知事も今日は……」と言及。笑い声と拍手の中、最前列に座った三日月知事は苦笑しながら中腰に立ち上がって一礼した。上野氏は「公明党からも大きな支援をいただいた。今後もしっかりとした絆を固めていきたい」とも述べた。

 一方、憲法改正についての報道各社の質問に対し、小鑓氏は「(野党は)選択肢を示さないまま否定だけするのは良くない。個別に具体的な議論を深めることが大事だ」などと述べた。【衛藤達生、大原一城】

2251チバQ:2016/07/11(月) 23:06:50
【三重】
当 芝博一 (現) 民進党 440,776
  山本佐知子 (新) 自民党 420,929
  野原典子 (新) 諸派 24,871
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100084.html
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
00:44産経新聞

【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
3選を果たし喜びを爆発させる民進現職の芝博一氏。右は信子夫人=10日夜、津市
(産経新聞)
 民進の岡田克也党代表が進退をかけたことで参院選の「象徴区」となった三重選挙区(改選数1)は、激戦の末、民進現職の芝博一氏(66)が自民新人の山本佐知子氏(48)らを破り、民進の前身である民主党の金城湯池として知られた“牙城”を守った。

 芝氏は午後9時55分ごろ事務所に到着。集まった支援者を前に「国民の暮らしと平和を守るという訴えを県民に受け止めていただいた」と喜びを語った。

 同区は平成12年の補選以降、推薦候補も含めて民主が5連勝。しかし、前回選挙ではベテランが自民新人に敗れ、今回は「がけっぷちの戦い」(陣営幹部)だった。

 学生グループ「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」や学者、弁護士らが呼びかけ人の市民団体系組織「市民連合みえ」を橋渡し役に共産、社民の支援を取りつけ、野党統一候補として必勝を期した。

 岡田氏も「盟友の芝氏を落とすようでは代表の資格はない」と退路を断って支援。芝氏は「私一人の戦いではないと責任を感じていた」と明かし、選挙戦を通じて「支援の輪の広がりを感じた。最後まで厳しい戦いだった」と振り返った。

 山本氏は、安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部や鈴木英敬三重県知事の応援を得て善戦したが、知名度不足が最後まで響いた。

2252チバQ:2016/07/11(月) 23:07:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010109000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その1) /三重
12:06毎日新聞

 ◇「重点区」議席を死守 野党共闘で票伸ばす

 参院選は10日投開票され、三重選挙区(改選数1)は、民進現職の芝博一氏(66)が、自民新人の山本佐知子氏(48)=公明推薦=と幸福新人の野原典子氏(59)を破り、3選を果たした。自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け激戦を展開。芝氏は連合三重など従来の組織票に加え、野党統一候補として、共産、社民両党のほか、野党共闘の仲介役を果たした市民団体「市民連合みえ」の支援を受けて得票を伸ばした。山本氏は、2013年の前回選挙に続く連勝を目指す自公両党の総力を挙げた支援を受けた。次々と来県した党幹部や現職閣僚らの応援を受け、懸命に知名度アップを図ったが、及ばなかった。投票率は59・75%で、前回を1・93ポイント上回った。当日有権者数は151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だった。【参院選取材班】

 民進党の岡田克也代表のお膝元の選挙区で、「安倍晋三首相対岡田代表の代理戦争」とも言われた。自民、民進両党の威信をかけた選挙戦の末、前回参院選で現職の議席を失った民進が雪辱を果たした。津駅近くの津市羽所町にある芝氏の事務所には、開票が進むにつれて続々と支持者が訪れ、「当選確実」が報じられると、大きな歓声が上がった。まもなく姿を見せた芝氏は、満面の笑みを浮かべて次々と支持者と握手し、感謝の言葉を述べた。

 芝氏は連合三重などの労組票に加え、地元の鈴鹿市では自民支持層からの支持も少なくない。このため、全国的な野党共闘が進む中、陣営内には共産党との連携への反発を懸念する声もあり、共闘に向けた協議は遅れた。

 安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合みえ」が橋渡し役となり、野党統一候補となったのは公示約1カ月前の5月23日。県組織を持つ民進、共産、社民の野党3党が同団体と個別に政策協定を結んだ。

 芝氏は、政策協定に基づき、安倍政権による改憲阻止や、アベノミクスによる格差の是正を強調。「アベノミクスは既に失敗、破綻している。地方や人に寄り添う政治に転換する」とし、「今の平和を守り継いでいく」と訴えた。

 街宣活動や個人演説会では、市民連合みえから「SEALDs TOKAI」メンバーや子育てグループの主婦らが応援演説したほか、共産、社民両党も自主的に支援し、支持を広げた。

 また連敗への危機感から、岡田代表が「三重で負けたら次の党代表選には出ない」と退路を断つ決意を示したほか、民進県連や連合三重なども活発に動き、従来の支持層をきっちりと固め、自民新人の山本氏らを振り切った。

 ◇出口調査 無党派6割が芝氏、山本氏は3割強

 共同通信社が10日に実施した出口調査によると、芝氏は民進支持層の9割強を着実に固めたほか、自主的支援を受けた共産、社民の支持層のそれぞれ8割以上を手堅くまとめた。さらに支持政党を持たない無党派層の6割が支持した。

 山本氏は自民支持層の8割強の支持を集め、公明支持層の7割にも食い込んだが、無党派層からの支持は3割強にとどまった。

 野原氏は支持が広がらなかった。

 年代別では、芝氏と山本氏に大きな支持の差は見られないが、10〜40代の各世代では山本氏が、60、70代では芝氏の支持がわずかに上回った。

 選挙区と比例代表の投票行動の関連性を見ると、芝氏を支持した層の6割は民進に、1割余が共産に票を投じたとしている。山本氏を支持した層では7割が自民、1割強が公明に投じたとしている。

 また今回の選挙の争点の一つとなった憲法改正に対する質問では、芝氏支持者の4分の3が改憲に反対とし、賛成したのは1割余りにとどまった。山本氏支持者では、8割が改憲に賛成とした。支持政党別では、自民支持層の7割、公明支持層の5割近くが賛成する一方、民進支持層の8割、共産支持層の9割近く、社民支持層の7割が反対とした。無党派層では7割が反対、2割が賛成だった。

 ◇当日有権者数県選管が訂正 4人増の151万8247人

 県選挙管理委員会は10日、参院選の県内の当日有権者数に誤りがあり、9日発表した人数より4人多い計151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だったと発表した。明和町選管が事務処理を誤り、4人少なく報告していたという。

 在外選挙人を含む有権者数は、2013年の前回参院選と比べ2万790人(1・39%)増となる。【田中功一】

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2253チバQ:2016/07/11(月) 23:07:40
■解説

 ◇民進「王国」党勢回復し切れず

 自民、民進ともに「重点選挙区」と位置付けた三重選挙区は、事実上、民進現職の芝氏と自民新人の山本氏の一騎打ちとなり、芝氏が辛うじて議席を守った。だが、野党統一候補として共産、社民の自主的な支援を受けての勝利。かつて「民主王国」と呼ばれた三重でも党勢が回復し切れていないことを表す結果となった。

 芝氏は当時与党の旧民主公認で出馬した2010年の参院選で、旧民主が全国で議席を減らす中、自民新人に7万票近い差をつけて危なげなく勝利した。しかし、13年の参院選では、旧民主現職が、自民新人に約5万6000票差で敗れた。

 陣営は今回、連敗を免れようと強い危機感を持って選挙戦に臨んだ。野党共闘でも共産との連携に反発する旧来の支持者離れを最小限に抑えるため、政党間で直接、政策協定を結ばず、安保関連法廃止などを訴える市民団体「市民連合みえ」と野党各党が個別に政策協定を結ぶ形にした。

 選挙戦では表立った協力はせず、街頭演説などでは市民団体のメンバーらが応援演説した。ただ、芝氏の行動予定は共産などにも知らされ、各地の演説では多くの共産支持者が耳を傾けた。

 その中で芝氏は、安保関連法の廃止や安倍政権による改憲阻止、アベノミクスで生じた格差の是正など、市民団体との政策協定に基づく訴えを展開。選挙戦が進むにつれ、共産党県委員会幹部は「多くの支持者が内容に満足している。共産票の大半は芝さんに行く」と言うほどになった。13年参院選での共産新人の得票数は約6万票。言葉通り、その大半が芝氏に流れたとすると、野党候補者が一本化されていなければ当選は微妙なものになっていたことになる。

 参院選は政権選択の選挙ではない。野党として訴えたことが、直ちに政策に反映されるわけではない。しかし、選挙戦での訴えを具体的な政策として示し、愚直に主張し続けることが必要だ。そうでなければ、有権者の信頼を再び得ることはない。【田中功一】

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 ◇三重選挙区開票結果=開票率100%

当 440,776 芝博一 66 民現

  420,929 山本佐知子 48 自新

   24,871 野原典子 59 諸新

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 ◇当選者の略歴

芝博一(しば・ひろかず) 66 民 現(3)

 党県代表▽椿大神社椿会館長[歴]県議▽内閣官房副長官▽皇学館大

 ◇略歴の見方

 氏名▽年齢(投票日の10日現在)▽政党▽現職・元職・新人の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)[歴]以下は過去の肩書▽最終学歴▽末尾の=以下の四角囲み文字は推薦・支持政党<政党名>自=自民党、民=民進党、諸=諸派

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 選挙区の候補者と比例代表の市町別得票数、市町別投票率はあす掲載します

〔三重版〕

2254チバQ:2016/07/11(月) 23:08:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010113000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その2) /三重
12:06毎日新聞

 ◇自民、連勝逃す 総力戦、知名度不足補えず

 激戦を展開した民進・芝氏の「当選確実」が報じられると、四日市市生桑町の山本氏の事務所で開票速報を見守っていた支持者らに落胆が広がった。しばらくして姿を見せた山本氏は、自らの力が及ばなかったことをわびるとともに、選挙戦での支援に感謝の言葉を述べた。

 山本氏は1月上旬に出馬を表明。それ以後、自民県議や市議らが、山本氏とともにそれぞれの支持者を回り、浸透を図った。公示前後には、安倍首相や谷垣禎一幹事長、集客力のある小泉進次郎・党農林部会長らが複数回にわたり応援のため来県したほか、閣僚や党幹部らが連日、街頭演説や個人演説会で支援を呼びかけ、山本氏の知名度アップを図った。野党共闘についても、「政策の違う党の連携は野合だ」などと批判した。

 さらに2011年の知事就任以来、国政選挙で特定候補・政党を応援せず中立的立場を貫いていた鈴木英敬知事も、自民党からの強い要請を受け、山本氏支持を表明。応援演説では、伊勢志摩サミットの開催などを挙げ、「安倍首相率いる自公政権が長く、安定的に運営されることが、三重県や日本のプラスになる」と山本氏への支持を訴えた。

 山本氏は、旧三重1区選出の元衆院議員で自治相を務めた故・山本幸雄氏の孫であることをアピール。また、安倍政権の経済政策についても「アベノミクスは道半ばだが、着実に成果を上げている」として政策を継続する必要性を訴えた。さらに、元旅行会社員の経歴を強調。サミット開催で三重が世界に情報発信され、知名度が上がったとして、「サミットの効果を今後の地域活性化に生かすため、私の経験と知識を生かしてほしい」と訴えた。だが、前回参院選のような追い風はなく、芝氏に追いつけなかった。

 ◇投票率59・75% 前回比1・93ポイント上回る

 三重選挙区(改選数1)の投票率は59・75%で、前回参院選(2013年)の57・82%を1・93ポイント上回った。男性は59・91%(前回58・41%)、女性は59・59%(同57・26%)だった。

 期日前投票者数は23万6923人で、前回よりも4万8746人増え、当日有権者数の15・61%を占めた。また、不在者投票者数は9057人と、前回より907人多かった。

 今回は自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け、議席死守を掲げる民進に対し、自民は党幹部を相次ぎ投入し、総力戦を展開。激戦を受け有権者の関心も高まったと思われる。

 また、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、若年層の投票率向上を目指す啓発活動も各地で行われた。

 市町別で最も高かったのは大紀町の71・33%。逆に最も低かったのは志摩市の55・75%だった。津市は60・37%、四日市市は57・62%だった。

 県内の参院選の投票率(補選を除く)は、衆参同日選となった1980年に過去最高の79・44%を記録。最低は95年の47・07%だった。

 98年からは、投票時間が午後8時まで2時間延長され、60%台まで上昇した。それ以降、前々回までの計5回は60%台で推移し、前回は50%台に落ち込んだ。今回も60%台には届かなかった。

〔三重版〕

2255チバQ:2016/07/11(月) 23:09:50
【長野】
当 杉尾秀哉 (新) 民進党 574,052
  若林健太 (現) 自民党 499,974
  及川幸久 (新) 諸派 20,350
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk20010044000c.html
<2016参院選>民進・杉尾氏、初当選 野党共闘が奏功 若林氏届かず 自民、議席失う /長野
12:37毎日新聞

 10日投開票の参院選で、3候補が1議席を争った長野選挙区は全国的な自民党優勢の流れとは別に、民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が初当選を果たした。改選数が2から1に減る中、共産、社民両党との共闘態勢を固め、自民党現職の若林健太氏(52)を退けた。改憲勢力が改正発議に必要な定数の3分の2に届くかが注目されたが、9条改正反対を明確にした杉尾氏に対し、若林氏が改憲について言及を避けたため、議論はかみ合わなかった。諸派(幸福実現党)新人の及川幸久氏(56)は伸びなかった。当日有権者数は177万348人(男85万6835人、女91万3513人)。投票率は62・86%で、前回2013年の57・72%を5・14ポイント上回った。【参院選取材班】

 全国の1人区の中で比較的早く野党共闘を実現させた杉尾秀哉氏が、猛追する若林健太氏を振り切った。自民側が憲法改正に言及しない点を「争点隠し」と批判し、憲法9条改正や安全保障関連法への反対を軸に「安倍政権打倒」を訴え、支持を広げた。

 当選を決め、JR長野駅前のホテルで、杉尾氏は万歳三唱し、支持者と喜び合った。

 引退する北沢俊美元防衛相の後継者選びが難航した影響で、出馬表明は今年1月と出遅れた。元TBSキャスターという知名度はあったが、陣営は「民進公認候補の杉尾氏」という認知度をどう広げるかに腐心。県内77市町村をくまなく回り、浸透を図った。

 党本部も「長野で勝てなければどこも勝てない」と最重点区に位置付け、岡田克也代表ら幹部が次々と応援に駆け付けた。杉尾氏は、憲法改正について「選挙が終われば安倍政権が改憲に向かうのは明らか。自民の改憲草案は国民を縛る内容だ。さらに戦争に近づく」と強調した。

 また、経済政策アベノミクスを「失敗」と主張。「安倍政治は強者の政治。貧困層が増え格差が拡大した。公的年金の運用も失敗し多額の年金が消えた。人への投資、弱者のための政治を実現したい」とし、共産、社民支持層や、市民団体でつくる信州市民連合などの支持を固め、無党派層にもアピールした。

 民進支持層の保守派には、共産との共闘に反発もあったが、影響は限定的だった。

 ◇若林氏「支援応えられず」

 若林健太氏の陣営は、県内の主要4経済団体を中心に、企業への協力要請を強める徹底的な組織戦を展開。経済政策アベノミクスの継続を軸に、地方の活性化や社会保障の充実などを訴えたが、野党3党の分厚い共闘の壁は崩せなかった。

 敗色が濃厚になると、長野市のホテルで、若林氏は「支援に応えられず申し訳ない」と支持者にわびた。

 改選数減の中、議席を守るため、陣営は危機感を募らせた。公明党との初の合同決起大会を開き、連携を強化。「相手の背中が見えてきた」と支持者に発破を掛けた。

 自民党本部も「最重点区」として、幹部が相次いで応援に入ったほか、安倍晋三首相自ら保守系地方議員らに電話で支援を呼び掛ける異例のてこ入れを展開。野党共闘を「反対だけで、代案を示さない野合だ」と批判し、共産との共闘に反発する民進系保守層らの取り込みも狙った。

 若林氏は、外務政務官や農水委員長などを務めた1期6年の実績を強調。杉尾秀哉氏を「落下傘候補」と批判し、「地域の実情を国政に届けられるのは私だ」と訴えた。野党からは憲法改正に言及しないことから「争点隠しだ」と追及されたが、最後まで避け続けた。

 ◇及川氏浸透せず

 元国際金融マンとして積み立て方式の年金制度創設などを訴えた及川幸久氏は、浸透しなかった。個人演説会を中心に「県産リンゴなどを輸出し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を乗り越えよう」と主張した。

2256チバQ:2016/07/11(月) 23:10:10
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 ■解説

 ◇政権の歯止め選択 改憲論争かみ合わず

 県民の選択は、自公政権への歯止めだった。背景には、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法制定など、反対意見を顧みない政権運営への批判があったことは言うまでもない。政権側は、県民の判断を重く受け止めるべきだ。

 若林氏は経済政策の継続を強調し、憲法改正について言及を避けた。取材に「争点にするほど議論が熟していない」と語ったが、自ら自民党改憲草案策定に関わりながら、こうした逃げを打てば「争点隠し」の非難は免れない。県外からの移住者によって人口維持を図るこの時代に、相手に「落下傘候補」とレッテル貼りをする戦術も、有権者をしらけさせたのではないか。

 民進は「県民の良識が勝った」とするが、無党派層を大きく取り込むような「風」は起こせなかった。支持が伸びない中、連合や共産、社民の組織頼みだった感は否めない。

 杉尾氏を支持した有権者も、全幅の信頼から1票を投じたわけではない。杉尾氏を選択した女性は「民進に期待しているわけではないが、安倍政権には反対だから」と本音をのぞかせる。有権者の信頼を勝ち得るには、公約の「弱者のための政治」をどう具現化するかが問われることになる。【巽賢司】

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 ◇当選者略歴

杉尾秀哉(すぎお・ひでや) 58 民 新(1)

 党県副代表[歴]TBS解説専門記者室長▽関西学院大特別客員教授▽東大=[共][社]

2257チバQ:2016/07/11(月) 23:12:08
【新潟】2300票差
当 森裕子 (元) 無所属(野党統一) 560,429
  中原八一 (現) 自民党 558,150
  横井基至 (新) 諸派 24,639
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010008000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その1) /新潟
12:22毎日新聞

 ◇野党共闘、激戦制す

 第24回参院選が10日投開票され、新潟選挙区(改選数1)では、野党統一候補として臨んだ無所属の元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が野党各党の支持層を固め、返り咲きを果たした。自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=は知名度不足が最後まで響き、涙をのんだ。幸福実現新人の横井基至氏(35)も独自の政策を訴えたが、及ばなかった。

 新潟選挙区は今回から改選数が2から1に削減され、与野党候補による事実上の一騎打ちとなった。投票率は前回2013年の55・82%を上回る59・77%だった。

 新潟市中央区の森氏の選挙事務所に当選確実の報が入ると、集まった野党各党の県幹部や支援者からは、歓声と拍手が湧き起こった。激戦を制し、3年ぶりに国政に返り咲いた森氏は「この新潟から新しい民主主義が生まれた。市民と野党が一つになり勝利を勝ち取った」と喜びをかみしめた。

 「安全保障関連法廃止」を旗印に、新潟選挙区で初めて実現した今回の野党共闘では、民進党をはじめとする野党4党がどこまで「一枚岩」になれるかが焦点だった。陣営では、あえて合同選挙対策本部を作らず、野党各党が個別に応援する形を取り、市民団体が仲介役となって「緩く」まとまった組織を形成。各党がそれぞれのスタンスで支援したことが功を奏した。

 民進党内では、森氏が2012年に旧民主党を離党した経緯などから「アレルギー」も色濃く残っていたが、選挙期間中は岡田克也代表も応援に駆け付けるなど「融和」をアピール。街頭演説では県内の衆院議員らも街宣車の上に立ち、「安倍政権打倒」を訴えた。選挙戦中盤以降は、英国の欧州連合(EU)離脱に伴う円高や株価の下落を受け、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への批判を強め、支持を広げた。

 森氏が野党統一候補に正式に決まったのは4月下旬と出遅れたが、「地域組織」を県内約20地区に置き、草の根で支援態勢を整備。陣営内でも「後手に回った」と不安の声もあったが、2期12年参院議員を務めた知名度の高さでカバーした。【柳沢亮、後藤結有】

 ◇投票率59・77% 前回3・95ポイント上回る

 参院選新潟選挙区の投票率は59・77%で、大方の予想に反して前回を3・95ポイント上回る結果となった。当日有権者数は195万9714人(男94万1784人、女101万7930人)。今回から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、投票率向上への期待が高まっており、一定程度、効果があったとみられる。

 期日前投票は30万8078人が利用。期日前投票率は15・69%と前回2013年(11・33%)を上回り、過去最高を更新した。制度の浸透に加え、各党が積極的に利用を呼びかけたことも影響したとみられる。【米江貴史】

2258チバQ:2016/07/11(月) 23:12:24
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 ■解説

 ◇最大の勝因「市民の力」

 改選数が1に削減され、全国屈指の激戦区として注目された参院選新潟選挙区は、野党統一候補の森氏が制した。県内の有権者は、安全保障関連法や、今回の選挙戦で「争点隠し」と批判された憲法改正などについて、安倍政権に「ノー」を突き付けた格好だ。

 有権者の選択は、2014年の衆院選後、選挙中は「封印」した安保関連法の議論を再開させたような手には乗らないという政権へのメッセージとも言える。与党側は今回の野党共闘を「政策も理念もない野合」と批判したが、いくつかの共通政策を旗印に主義や主張を超えて結束することで、大きな力となることも証明された。

 今年1月、森氏が立候補表明した際には「野党統一候補は困難に」との記事を掲載した。森氏が旧民主党を離党した経緯などから、党内の反発が大きかったためだ。実際、民進党は最後まで国会議員の対応が分かれ、連合新潟の一部の労働組合も「自主投票」とするなど動きは鈍かった。

 それでも共闘を実現し、「巨大与党打倒」という壁まで乗り越えられたのは、安保法制や改憲への有権者の反発が想像以上に大きかったということだ。デモ行進や署名活動から一歩前進し、選挙に結びつけた市民らの動きが最大の勝因だった。

 ただ参院選の結果はレースに例えれば、スタートラインに立つ前の準備段階。衆院選での協力にはより大きな壁がある。巨大与党を打倒できるか。野党の本当の戦いはこれからだ。【米江貴史】

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 ◇当選者の略歴

森裕子(もり・ゆうこ) 60 無元(3)

 [元]副文科相▽生活の党県代表[歴]横越町議▽拉致問題特別委員長▽新潟大=[民][共][社][生]

2259チバQ:2016/07/11(月) 23:12:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010015000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その2止) /新潟
12:22毎日新聞

 ◇組織戦、不発 中原氏、知名度不足が響く

 「皆さんから必死の思いで支援を頂いたにもかかわらず、残念な結果になった。本当に申し訳ない」

 「野党共闘」の壁に再選を阻まれた中原氏は、新潟市中央区の事務所で、集まった支持者らを前に厳しい表情で敗戦の弁を述べた。

 選挙戦では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や、野党側が廃止を訴える安全保障法制の必要性を訴え、政権安定の重要性を強調した。

 党所属の県議や市町村議の後援会を軸に、約2500の企業や団体などの推薦を取り付けたほか、公明党の推薦も得て組織戦を展開。党本部は新潟選挙区を重点選挙区と位置付け、安倍晋三首相が3回県内入りしたのをはじめ、閣僚クラスが連日訪れ、無党派層の掘り起こしを図った。

 だが、最大の課題だった知名度不足は最後まで克服できず、アベノミクスの効果が県内にまで及んでいないことや「争点隠し」と野党が批判した憲法改正へのあいまいな姿勢も逆風となった。【米江貴史、南茂芽育】

2260チバQ:2016/07/11(月) 23:15:49
【山梨】
当 宮沢由佳 (新) 民進党 173,713
  高野剛 (新) 自民党 152,437
  米長晴信 (元) 無所属 67,459
  西脇愛 (新) 諸派 10,183


http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010013000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その1) /山梨
12:25毎日新聞

 ◇野党統一で接戦制す

 第24回参院選は10日投開票され、山梨選挙区(改選数1)では、民進新人の宮沢由佳氏(53)=共産、社民推薦=が、自民新人の高野剛氏(68)=公明推薦=ら3人を破り、初当選を果たした。野党統一候補の宮沢氏は、任期限りで引退する輿石東参院副議長(80)が18年間維持してきた議席を引き継ぐ。高野氏は党の組織を挙げて追い上げたが、届かなかった。投票率は58・83%で、前回(2013年)参院選を2・18ポイント上回った。【参院選取材班】

 ◇子育てや介護訴え実る

 全国の32ある「1人区」でも屈指の激戦となった山梨選挙区。たった一枚の国会への「切符」を手にしたのは、宮沢氏だった。

 甲府市上阿原町の事務所では「当選確実」の一報を受けると、支持者らが手を取り合って歓声を上げた。

 宮沢氏は「皆さまのおかげで当選することができた。党派を超えて子どもが幸せに育つ社会が求められていると感じた。一歩一歩歩んでいく。輿石先生の続きの道を作っていきたい」と述べた。輿石氏は「感謝するのみ。必ず私の思いも含めて国政へ県民・有権者の良識を運んでくれる」と話した。

 総合選対本部長を務めた民進の中島克仁衆院議員は野党共闘について「それぞれの立場を乗り越えられた。結果が出てよかった」と述べた。

 民進党は、岡田克也代表が公示日の第一声に甲府市を選ぶなど、重点選挙区に位置づけた。党でも知名度がある山尾志桜里政調会長や蓮舫代表代行らもたびたび来県。宮沢氏とともに街頭演説に立ち、知名度アップに一役買った。

 宮沢氏は、子育てや介護充実を訴え、峡北地域などで優位に戦いを進めた。一方、民進候補が不在の衆院2区の地域では苦戦が伝えられていた。しかし、宮沢氏を推薦した連合山梨や、輿石氏の出身母体の山梨県教職員組合(山教組)などが全面的に支えることで接戦を制した。

 ◇「一定の結果を出せた」

 富士川町最勝寺の事務所に落選の知らせが入ると、トレードマークの青色ポロシャツ姿の米長氏は支持者らを前に深々と頭を下げた。

 米長氏は「政党の戦いの中で一定の結果を出せた。今後も県内で政治家として活動を続けていきたい」と述べた。

 米長氏は2007年、参院選山梨選挙区で旧民主公認で初当選。その後、消費増税法案への対応を巡って離党し、3年前の参院選でみんなの党から出馬し落選した。今回は、候補者の中で最も遅い5月下旬の出馬表明となった。

 無所属で、組織から支援を得られないまま選挙戦に突入。出身の旧民主の支持者をはじめ、自民支持層にも浸透を図った。

 選挙戦では、「政策の深さ、知識では負けない」と「即戦力」である点をアピール。草の根選挙を展開したが、届かなかった。

 ◇投票率58.83% 10代は47.78%

 山梨選挙区の投票率は58・83%で、前回(2013年)を2・18ポイント上回った。選挙権年齢の引き下げに伴い新たに有権者に加わった18、19歳の投票率は47・78%で、全体より11・05ポイント低かった。

 安倍晋三首相は政権が掲げる経済政策「アベノミクス」の是非を参院選の争点に据えた。しかし、県内では主な争点となり得ず、論戦は低調に。公示直後から、民進新人と自民新人の2人の激戦が伝えられた。最終盤までもつれる展開となったものの、2回連続で50%台の投票率にとどまった。

 同選挙区の投票率は、過去最低の52・26%を記録した1995年以降、60%台で推移した。10年は、輿石東氏(現参院副議長)と宮川典子氏(現衆院議員)が激しく競り合い、64・04%を記録。しかし、前回は低調で56・65%にとどまった。

 当日有権者数は70万5769人(男34万3200人、女36万2569人)。うち10代は1万7463人で、全体の2・47%を占めた。

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2261チバQ:2016/07/11(月) 23:16:07
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 ■解説

 ◇政策の具体像提示を

 18年間、輿石東氏が守ってきた議席を、民進新人の宮沢由佳氏が引き継ぐ形となった。しかし、輿石氏と決定的に違うのは、旧民主票に加えて共産、社民、旧維新と幅広い支援の上に成り立つ「1議席」である点だ。

 宮沢氏は20年以上にわたり、子育て支援活動に携わってきた。選挙戦では経験も踏まえ、「子供が安心して生まれ、幸せに成長できる社会をつくりたい」と主張。「安全保障関連法の廃止」なども訴えた。ただ、公約の形で示しておらず、有権者には伝わりづらかった点は否めない。

 背景には「野党共闘」がある。原発再稼働をはじめ、野党ごとに温度差がある政策テーマが存在する。詳細を詰めると野党間協力にひびが入りかねず、選挙戦で深入りを避けた形だ。これでは選挙優先の「野合」批判を受けるのもやむを得ない。

 政策論議が深まらなかった点では、他の候補も同じだ。自民新人の高野剛氏は、自民党の政策・公約をなぞった主張が多く、「国会で何をしたいのか」が明確に示されなかった。米長晴信氏は、参院議員の経験を強調したが、無所属議員として、掲げた政策をどう実現させていくかの展望が見えづらかった。

 宮沢氏の擁立時に野党4党(当時)で結んだ政策協定には、「協定の実現、政策的な一致が広がるよう努力する」とある。宮沢氏は、こうした野党間の議論を避けずに、今後、政策の具体的なビジョンを示してほしい。【後藤豪】

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 ◇選挙区開票結果=選管最終発表

当 173,713 宮沢由佳 53 民新

▽ 152,437 高野剛 68 自新

▽  67,459 米長晴信 50 無元

   10,183 西脇愛 31 諸新

 ▽は法定得票数を得た落選者

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 ◇当選者略歴

宮沢由佳(みやざわ・ゆか) 53 民 新(1)

 社会福祉法人理事長▽会社代表[歴]県立大非常勤講師▽名古屋市立保育短大=[共][社]

2262チバQ:2016/07/11(月) 23:16:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010019000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その2止) /山梨
12:25毎日新聞

 ◇県議団分裂響く 高野氏

 自民は民進(旧民主)から18年ぶりの議席奪還を目指したが、かなわなかった。民進・宮沢氏の「当選確実」が報じられると、甲府市国母7の高野氏の事務所では、支援者らからため息が漏れた。

 高野氏は「日本中で自民党が支持を伸ばす場面で敗北を喫したのは、私の不徳の致すところ。これまでの協力に感謝したい。本当に申し訳ない」と語り、頭を下げた。その後、高野氏は記者団の取材に対して、「一枚岩になれなかったからこんな結果になった」とも話した。

 選対本部長を務めた森屋宏参院議員は「高野氏のすべき仕事、できた仕事を県民に伝えきれず、おわび申し上げる」と述べた。

 知事選と甲府市長選で独自候補を擁立できなかったことから、県連は早くから組織の立て直しを急いだ。3月には、約170の業界団体が参加し、相互に諸問題の解決を図る任意団体「元気やまなし絆の会」を結成。甲府市では市議団18人が選対本部を作り、地域支部の立て直しを図った。一方で、自民系県議団は分裂し、対立が続いたまま選挙戦に突入した。自民内部から選挙戦への影響を懸念する声が上がっていた。

 危機感を持った党本部は、安倍晋三首相が公示前後に2回、県内入りした。党幹部や閣僚が次々と来県し、追い上げを図ったが、及ばなかった。

 ◇各地の投票所で朝早くから1票 子ども連れら

 県内各地の投票所には朝早くから有権者が訪れ、意中の候補者や政党に1票を投じた。

 甲府市青沼3の市総合市民会館では、午前中から子ども連れの有権者らが訪れた。投票を終えた甲府市青沼1の主婦、風間ますみさん(80)は「東京都知事の騒動もあり、クリーンな人に議員になってほしい」と話した。同市青沼の男性(58)は「雇用問題に力を入れているかを重視した。もうすぐ定年だが、再就職に不安がある。国や政治家はしっかり対策を考えてほしい」と話した。【滝川大貴】

2263チバQ:2016/07/11(月) 23:19:54
【福島】
当 増子輝彦 (現) 民進党 462,852
  岩城光英 (現) 自民党 432,982
  矢内筆勝 (新) 諸派 20,653
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010089000c.html

<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その1) /福島
12:22毎日新聞

 10日投開票された参院選の福島選挙区(改選数1)は、民進現職の増子輝彦氏(68)=社民推薦=が、法相で自民現職の岩城光英氏(66)=公明推薦=を破り3回目の当選を果たした。「1票の格差」の是正で2013年の前回選から改選数が2から1に削減される中、増子氏は共産、社民の支援を受ける「野党統一候補」として安全保障関連法や安倍政権の経済政策を批判して大接戦を制した。岩城氏は徹底した組織戦を展開し、現職閣僚としての政策実行力をアピールしたものの、4期目の議席獲得はならなかった。幸福実現新人の矢内筆勝氏(54)は支持が広がらなかった。選挙区の投票率は57・12%で、13年の参院選よりも2・6ポイント上昇した。当日有権者数は163万7954人(男79万6448人、女84万1506人)だった。

 ◇野党共闘で激戦制す

 福島市御山の増子氏の事務所。午後10時15分ごろ、「当選確実」の一報が入ると集まった支持者約150人の大きな歓声に包まれた。拍手に迎えられて姿を現した増子氏は支持者と万歳を繰り返し喜びをかみしめ合った。

 増子氏は「厳しい選挙を戦い抜くことができた。正直、今も当選が信じられない」とほっとした表情を浮かべた。

 再選を果たした10年の参院選は、前年に政権交代を果たして、高い支持率を保っていた民主(当時)が新人候補も擁立。民主票が二分したにもかかわらず、「増子票」とも呼ばれる堅い個人票に支えられて、組織力に勝る岩城氏に競り勝った。

 改選数1の今回は「野党統一候補」として共産・社民の支持層を取り込んで票を上積みできるかどうかが、議席確保への最大のカギだった。

 選挙戦に入ると、安全保障関連法の廃止や安倍政権の経済政策・アベノミクスの批判などを前面に押し出すことで政策面で一致する共産、社民の支持層を徐々に固めていった。

 一方、革新勢力との共闘により、県議や衆院議員時代から中通り地方を中心に築いてきた「保守層や、労組の票が一部離れるのではないか」(陣営幹部)との懸念もあった。

 だが、公示後は「県民統一候補」とも街頭演説や集会などで盛んに訴え、従来の支持者に配慮しつつ、無党派層の一部にも浸透。支持組織の連合福島もフル回転で支援した。

 終盤戦にかけ、安倍晋三首相や人気の高い小泉進次郎・衆院議員らの応援を連日受けていた岩城氏の猛烈な追い上げも振り切った。

 当選後、増子氏は記者からのインタビューで選挙戦について「5年3カ月間の震災対応を地道にコツコツやってきた。さまざまな県民の力の結集の結果だ」と語った。【岸慶太】

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 ■増子輝彦氏の主な公約■

<原発>

・県内原発の全10基廃炉

・情報公開の徹底

<汚染廃棄物>

・中間貯蔵施設の早期建設

・県外処分の実施

<再生エネルギー>

・エネルギーの地産地消推進

・新技術の研究、開発施設誘致

<安全保障>

・安全保障関連法の廃止

・集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回

<社会保障>

・年金、介護、医療制度の改革

<農業>

・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対

・戸別所得補償制度の復活

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 ◇当選者の略歴

増子輝彦(ましこ・てるひこ) 68 民 現(3)

 [元]副経産相▽国交委理事[歴]県議▽衆院議員▽民主党副代表▽早大=[社]

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2264チバQ:2016/07/11(月) 23:20:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010094000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その2止) /福島
12:22毎日新聞

 ◇組織票固め、不発に

 岩城氏は、自民の組織力をフル活用して選挙戦を進めながら、議席を守れなかった。

 午後10時15分ごろ、福島市太平寺の事務所に「落選」の一報が入ると、集まった支持者は落胆の表情を見せた。事務所に姿を現した岩城氏は、硬い表情を浮かべ「皆さんに本当に一生懸命活動していただいたのに、期待にお応えできなかったことは、私のまさに力不足。心からおわび申し上げます」と語った。

 岩城氏は2010年参院選で増子氏にトップ当選を許し、今回も劣勢と見られていた。このため、自民県連は県内五つの衆院小選挙区ごとに国会議員をトップとする選対組織を設置。140を超える支援団体にも初めて選対をつくるなど組織票を徹底して固めた。安倍晋三首相が3度も県内へ応援に入るなど党本部も全面支援を続けた。

 政策面で、岩城氏は政府与党との太いパイプをアピールしながら復興の加速化を訴え、安倍政権の経済政策の成果も強調した。

 選挙戦の後半に入ると、増子氏を支える野党3党に対し「野合」との批判を強め、猛烈に切り崩したものの、強固な個人票を持つ増子氏に及ばなかった。

 疲れ切った表情で報道陣の取材に応じた岩城氏は進退について「白紙」と語った上で、「福島の復興に、古里の復興に向け、自分なりの活動を模索していきたい」と話した。【曽根田和久】

 ◇投票率57.12% 震災の影響続く

 参院選福島選挙区の投票率は57・12%(男57・39%、女56・87%)だった。2013年の前回参院選を2・6ポイント上回ったものの、過去3番目に低かった。

 県内で参院選の投票率は、1995年に過去最低の51・74%を記録した。98〜10年は60%台を維持してきたものの、13年の前回選は再び50%台にまで落ち込んでいる。

 県内の選挙は、11年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の後、投票率が低下傾向にある。震災後の大型選挙を見ると、14年衆院選(52・51%)、15年県議選(46・67%)で、それぞれ戦後最低を記録している。

 各市町村の選管などによると、震災と原発事故の影響で、現在も約9万人が県内外で避難生活を送り、土地勘の薄い避難先からの投票が負担になるなどし、低投票率の一因になっていると見られる。また、復興施策を巡って、各候補者の主張に明確な違いがないことなども、投票行動に影響しているようだ。【土江洋範】

2265とはずがたり:2016/07/11(月) 23:21:36
自民35.9%=民進は6年ぶり2割台―比例代表【16参院選】
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160711X219
17:06時事通信

 参院選の比例代表では、自民の得票率が2014年の衆院選と比べて2.8ポイント増の35.9%となり、首位を維持した。民進は同2.7ポイント増の21.0%で、旧民主時代の10年参院選以来、6年ぶりに20%台を回復したものの、自民には大きく水をあけられた。

 自民は13年参院選、14年衆院選に続き、得票率が3回連続で30%台の高水準。得票数は参院選としては01年以来、15年ぶりに2000万票を超えた。公明も13.5%で3位となり、与党で比例票の約半数を獲得した。

 旧民主は13年参院選で得票率が13.4%まで低迷。その後、14年衆院選では上昇に転じ、民進に衣替えして初の国政選挙となった今回も得票率を伸ばした。旧維新との合流効果が表れた格好だが、依然としてピーク時の半分程度にとどまっている。

 共産は10.7%の4位で、10%台の得票率を継続。おおさか維新は9.2%となり、14年衆院選の3位から5位に後退した。

 一方、個人得票は、公明の長沢広明氏が約94万2000票でトップとなった。公明は4位までを独占。これに続き、自民の徳茂雅之氏が約52万1000票を獲得し、同党で首位となった。

2266チバQ:2016/07/11(月) 23:21:58
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_61080.html
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
04:55河北新報

<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
落選が決まり、支持者に頭を下げる岩城光英さん(左から2人目)=10日午後10時50分ごろ、福島市の事務所
(河北新報)
 改選数が2から1に減り現職2人が激突した福島選挙区で、自民党現職の法相岩城光英さん(66)の落選が福島市の事務所に伝えられると、詰め掛けた支持者らは声を失った。「期待に沿えず、申し訳ない。私の力不足です」。岩城さんは、声を震わせながら頭を下げた。
 過去3度の選挙はいずれも旧民主系候補の後じんを拝して2位当選。「負けられない戦い」の今回、原発事故被災地での閣僚落選阻止を至上命令とする党本部の全面支援を受けた。フル稼働する県選出国会議員や地方議員にも支えられた。
 閣僚として県外に遊説に出ず、選挙区に張り付いた。安倍政権打倒を声高に叫ぶ野党統一候補に対抗し、ひたすら訴えた。「復興加速化の流れを止めてはならない」「引き続き復興を私に任せてほしい」
 だが、安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長ら大物弁士の相次ぐ投入は逆に、本人の影の薄さを際立たせた。頼りとしていた業界団体などの組織固めも結果的に上滑りとなり、あと一歩届かなかった。
 「まちづくりに若い人の声を届けたい」。30歳でいわき市議に当選。福島県議、いわき市長、参院議員と順調にキャリアを積み重ねてきた。36年間の政治家人生を飾るはずの一大決戦は、大きな挫折感を残して終幕を迎えた。

2267とはずがたり:2016/07/11(月) 23:22:15

18歳51%・19歳は39%…低かった投票率
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160711-567-OYT1T50218.html
22:13読売新聞

 総務省は11日、参院選(選挙区選)の18歳と19歳の投票率の調査結果を公表した。

 18歳は51・17%、19歳は39・66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45・45%だった。高校などで主権者教育を受ける機会の多い18歳と、大学生や社会人が多い19歳で、差がある傾向が明らかになった。

 調査は、47都道府県それぞれから、おおむね4投票区を抽出し、18歳、19歳の投票率を調査した。抽出された18、19歳の有権者数は計1万1480人で、当日有権者数の0・01%。18歳より19歳の投票率が低い理由として、大学進学などで親元を離れながらも、住民票を移さず投票にも行かない人がいるとの指摘もある。

 一方、読売新聞社の調べでは参院選全体の投票率は54・70%(選挙区選)。全体の投票率は前回2013年参院選を2・09ポイント上回ったものの、参院選では過去4番目に低かった。調査方法が異なるため、単純比較はできないが、18歳、19歳の投票率が全体に比べ低い傾向にある。

2268チバQ:2016/07/11(月) 23:22:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_61068.html
<参院選福島>増子さん会心 閣僚破る


3選を決め、支持者から贈られた宝船を手に笑顔を見せる増子輝彦さん=10日午後11時5分ごろ、福島市の事務所
拡大写真
 「よっしゃー」「さすがだ」。現職閣僚を退け、福島選挙区の議席を死守した民進党現職増子輝彦さん(68)の福島市の事務所は、当選の知らせを受けて大歓声に包まれた。
 激戦の末の勝利に喜びもひとしお。「県民の良識が安倍政権を打ち破った」。増子さんは日焼けした顔に会心の笑みを浮かべた。
 厳しい戦いだった。相手陣営は原発事故被災地での現職閣僚の落選を阻止しようと、敵意むき出しの挙党態勢で向かってきた。「福島から強権政治にストップを」「憲法9条改正を阻止しなければならない」。野党統一候補として安倍政権に対峙(たいじ)する県民の結集を必死に呼び掛けた。
 政権交代可能な二大政党制を築こうと1994年、衆院議員初当選の4年後に自民党を離党。15年後の2009年に実現した民主党政権下で原発事故が起き、3年余りで野党に転落した。
 経済産業副大臣として原発輸出を進め、安全神話に漬かった過去を反省し「県民に寄り添い原発のない社会をつくる」と誓った。そして「もう一度、政権交代を実現したい」との思いで走り続けてきた。
 揺るぎない信念と党派を超えて培ってきた支持が最後に真価を発揮し、与党の猛攻をはね返した。「平和を守るとともに、福島の復興を推し進める」。表情を引き締めた。


関連ページ:福島政治・行政
2016年07月11日月曜日

2269チバQ:2016/07/11(月) 23:23:24
【山形】
当 舟山康江 (元) 無所属(野党統一) 344,356
  月野薫 (新) 自民党 223,583
  城取良太 (新) 諸派 15,223

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010062000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その1) /山形
11:58毎日新聞

 ◇野党共闘支持集め

 参院選は10日投開票され、山形選挙区(改選数1)は、無所属元職で野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=が、自民党新人の月野薫氏(61)=公明党推薦=と、幸福実現党新人の城取良太氏(39)を破り、再選を果たした。参院選で野党が勝利したのは、舟山氏が旧民主党候補として初当選した2007年以来、9年ぶり。

 舟山氏は民進、社民両党や連合山形のほか、独自候補の擁立を取り下げて舟山氏の支援に回った共産党や無党派層など、安倍政権に批判的な幅広い層に支持を広げた。JA全農山形出身の月野氏は、多くの政府・与党幹部の応援を受け、自公両党の組織固めを図り、農業票の取り込みを狙ったが及ばなかった。城取氏は支持に広がりを欠いた。

 投票率は62・22%、当日有権者数は95万2172人だった。【参院選取材班】

 舟山氏陣営は、山形市松見町の事務所で固唾(かたず)をのんで結果を見守った。当選確実の一報が入ると、大きな歓声が上がった。舟山氏は支援者らの大きな拍手に迎えられ、「みなさんの力の結集で当選できた。みなさんの声を国政にしっかり届けたい」などと抱負を語った。

 推薦を受けた民進、社民両党と連合山形などが中心となり選対を組織。共産党も独自の選対をつくり舟山氏への投票を呼びかけるなど側面支援に回った。

 県内各地での集会や遊説には県議や市議らが同行し、連動した活動を展開した。月野氏陣営が政府・与党の幹部を続々と投入したのに対し、野党幹部の応援はほとんど受けず、政党色を極力抑えた。週末には大票田の市部で積極的に遊説するなど、元職の知名度を生かして無党派層への浸透も図った。

 政策面では、「競争をあおり地域経済を疲弊させた」とアベノミクス批判を強調。大都市中心から、地域を軸とした経済政策への転換を訴えた。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)については「今回が止める最後のチャンス。中身を議論することが必要だ」と、政府に情報開示や説明を求めた。安倍政権による憲法改正にも反対姿勢を打ち出すなど、政府・与党への対決姿勢を明確にし、幅広い層の支持を集めた。【光田宗義、野間口陽】

 ◇投票率、1.46ポイント増62.22% 与野党対決、明確な構図も影響

 山形選挙区の投票率は62・22%と、前回の2013年参院選の60・76%を1・46ポイント上回った。参院選では過去2回連続で下落していた傾向に歯止めがかかった。自民党新人の月野氏と、無所属元職で野党統一候補の舟山氏による事実上の「与野党対決」の構図が明確になったことも、有権者の関心を高める一因となったとみられる。

 各候補は、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の評価や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を含む農業政策、憲法改正などを主なテーマに論戦を繰り広げた。

 改正公職選挙法の施行を受け、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことも注目された。国政選挙では、年齢が若い有権者ほど投票率が低い傾向が顕著だったことから、大学のキャンパス内に期日前投票所を設置するなどの取り組みが県内でも広がった。

2270チバQ:2016/07/11(月) 23:23:36
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 ■解説

 ◇応援頼らず「草の根」徹し

 野党統一候補として「議論のない乱暴な政治に歯止めをかけよう」と、一貫して安倍政権を批判し続けた舟山康江氏が、国会への返り咲きを果たした。

 舟山氏は野党幹部の応援に頼らず、「草の根」の運動に徹した。安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」や、農家の不安感が根強い環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、安全保障関連法、憲法改正など多くの課題で政府・与党を批判。「反対意見を言える野党候補」の存在意義を強調した。アベノミクスの恩恵を実感しにくく、農業県でもある山形で、訴えは一定の共感を呼んだ。

 庄内地方では、保守系の阿部寿一・元衆院議員の支援を受けた。前回参院選でTPP反対を明確に打ち出した舟山氏への期待から、今回、農業票の一部を取り込むなど、保守層の切り崩しにも成功した。

 「地域に力を取り戻す」と、アベノミクスの転換を主張した舟山氏は、社会保障の充実や若者らの労働環境の改善などが、経済活性化にとって重要と強調した。TPPについては、政府による情報開示や国会での議論が必要だと力説。ただ、経済活性化や農業振興に向け、具体性のある処方箋を示せたとは言い難い。安倍政権下での憲法改正には反対しつつも、「一言たりとも憲法を変えてはならないとは思っていない」と語る場面もあった。

 安倍政権に批判的な幅広い勢力の結集を図ったことが、ある種の「歯切れの悪さ」につながった面は否めない。また、特定政党に所属しないままでは、政策の実現には困難が伴う。政治家としてどこを目指し、何を成し遂げるのか。舟山氏には「反対意見」だけでなく、明確な展望も語ってほしい。【光田宗義】

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舟山康江(ふなやま・やすえ) 50 無 元(2)

 [元]農水政務官▽置賜自給圏機構役員[歴]農水省職員▽民主党副幹事長▽北大=[民][社]

2271チバQ:2016/07/11(月) 23:23:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010066000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その2止) /山形
11:58毎日新聞

 ◇月野氏、知名度不足響く

 月野氏の落選が確実との知らせが入ると、陣営に詰め掛けた支持者らは肩を落とし、深いため息に包まれた。月野氏は「みなさんに支えてもらったが、力不足のため、このような結果になった。すみませんでした」と深々と頭を下げた。

 終始、課題の知名度不足の解消に奔走した。昨年12月の立候補表明後、県選出の国会議員や県議らと、各方面へのあいさつ回りを精力的にこなした。公示前から安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官、谷垣禎一幹事長ら自民党本部の幹部や閣僚が連日県内入りし、「自民の月野」を強くアピールした。

 また、「頼れる仕事人」「山形のおやじ」など分かりやすいキャッチフレーズも駆使し、親しみやすさを強調した選挙戦を展開。政権与党を共に担う公明党の推薦も得て、各個人演説会で応援演説も受けたが浸透せず、知名度で勝る舟山氏に及ばなかった。

 JA全農山形出身ながら、TPPに対する政府・自民党への根強い反発から、県農協政治連盟が自主投票を決め、推薦を見送ったことも大きな痛手となった。【山中宏之】

 ◇「残念」落胆の声 城取氏

 城取氏陣営では、集まった支持者がテレビの選挙速報画面で開票状況を見守った。票が伸びず落選が決まると、「残念」と落胆の声が漏れた。

 2度目の参院選に挑んだ城取氏は、消費税率5%への減税、憲法9条改正を柱とした国防強化、農業改革などを掲げ、「7年間ぶれずに一貫していることが我々の武器。新しい選択を県民に提示したい」と訴えた。街頭演説や支持者回りに全力を挙げたが実らなかった。【野間口陽】

2272チバQ:2016/07/11(月) 23:24:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_51066.html
<参院選山形>舟山さん「訴え届いた」


支持者から花束を受け取り、笑顔を見せる舟山康江さん=10日午後8時30分ごろ、山形市の事務所
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落選が決まり、遠藤利明自民党県連会長(中央)と握手する月野薫さん(右)=10日午後8時20分ごろ、山形市の事務所
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 山形選挙区は、無所属元議員の舟山康江さん(50)が雪辱を果たした。当選が確実となると、畳に正座しての「山形流万歳」で喜びを爆発させた。紅潮した顔で「力をくださった皆さんに感謝します」と語り、頭を下げる舟山さん。山形市の事務所で吉報を待ちわびた支援者からは「よくやった」との声が掛かり、拍手が湧いた。
 訴えの中心は環太平洋連携協定(TPP)反対だった。水田地帯を回り、「政府は、農政の失敗を農家、農業団体のせいにしている。決して許してはならない」と叫び続けた。
 国政挑戦4回目。高い知名度を誇り、県内各地の演説会はどこも満席状態だった。大雨の6日にあった山形市での集会も人の集まりは上々。「雨の中でも大勢の人が耳を傾けてくれた。訴えがみんなの心に届いている手応えがある」と自信をのぞかせた。
 野党統一候補として支援政党や団体がフル回転しながらも政党色は抑え、無党派層へも浸透した。「多くの人の支えがあったからこその勝利」。舟山さんは感謝の言葉を繰り返した。
 自民党新人の月野薫さん(61)は苦戦の末、党の議席を奪われた。「私の力不足でした」。山形市の事務所で、重苦しい雰囲気の中、深々と頭を下げた。
 全農山形出身の農業通。TPPを好機と捉え、農産物の輸出拡大を図る農業の必要性を訴え続けた。「農業振興策実現のため政権与党とのパイプ役になる」と強調。序盤は閣僚級が連日応援に入り、組織戦を展開したが、届かなかった。
 「応援を頂いたのに、申し訳ない」。月野さんは力なくうなだれた。


関連ページ:山形政治・行政
2016年07月11日月曜日

2273チバQ:2016/07/11(月) 23:25:34
【秋田】
当 石井浩郎 (現) 自民党 290,052
  松浦大悟 (元) 民進党 236,521
  西野晃 (新) 諸派 11,131
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010153000c.html

<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その1) /秋田
11:47毎日新聞

 ◇組織と知名度奏功

 10日投開票の第24回参院選で、3人が立候補した秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元職の松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)を破って再選を果たした。選挙戦は公明党の推薦を受けた自民党候補に民進、共産、社民の野党3党統一候補が挑む、与野党全面対決に。石井氏は政権与党の強みを生かし、各種団体のバックアップを受けて組織選挙を展開。元プロ野球選手の知名度は健在で、1期目の実績もアピールして支持を集めた。返り咲きを狙う元民放アナウンサーの松浦氏は、アンチ安倍政権の姿勢を色濃く打ち出し、政権批判票の結集を目指した。だが、2013年の前回選に続き敗北した。非改選も含めた秋田選挙区は自民党の2議席独占で変わらず、9年ぶりの非自民勢力勝利はならなかった。【川村咲平、池田一生、松本紫帆】

 支持者らで混み合う秋田市寺内蛭根の石井氏事務所。午後8時過ぎに「当選確実」の一報が入ると、大きな歓声が上がった。石井氏は拍手で迎えられ、支持者らと万歳三唱で喜びをかみしめた。

 「厳しい選挙と言われていた。国会議員や県議の皆さんが一致団結して戦ってくれたことが勝因だ。謙虚に、真摯(しんし)に仕事に向かうことを誓う」と述べた。

 政権与党の現職候補として臨んだ初の選挙戦。新人の野党候補として初当選を果たした2010年の選挙とは打って変わり「相手に追われる戦い」(陣営幹部)となった。

 それでも、県内を網羅する党国会議員と県議たちがフル回転。さらに公明党のほか、約400の団体から推薦を受け、盤石の組織選挙を展開した。

 八郎潟町出身の元プロ野球選手として高い知名度を誇る石井氏。今回は参院文教科学委員長を務めた実績を前面に打ち出し「小中学生の高い学力を維持しながら、社会で活躍できる人材育成に向けた道徳教育の充実を」と主張した。

 事実上の一騎打ちとなった、野党統一候補の松浦氏に対しては「選挙目的で結集した、責任感のない野党に政権は渡さない」と批判を強め、議席死守を訴え続けた。

 「唯一の地元候補」とアピールし、地域とのつながりを強調するとともに、他候補との差別化を図ることも忘れなかった。

 総決起大会には菅義偉官房長官が訪れて支持を呼びかけた。公示後も安倍晋三首相や谷垣禎一・党幹事長、小泉進次郎・党農林部会長らが駆け付け、背中を押した。無党派層にも一定の支持を広げることに成功した。

 ◇返り咲きならず 松浦氏

 秋田市山王中島町にある松浦氏の事務所は、早々と石井氏の当選確実が伝えられ、重苦しい空気に包まれた。松浦氏は沈鬱な表情で「力不足でこのような結果になったことをおわびします」と切り出し、集まった支持者らに深々と頭を下げた。

 「野党統一候補として戦い抜いた18日間を誇りに思う」とも述べた。自身の今後については明言を避けた。

 2013年の選挙で落選し、国政への返り咲きを目指した松浦氏。今回は民進、共産、社民の国政野党3党と市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の4者協議を経て野党統一候補となった。

 選挙戦では「8割以上の国民がおかしいと声を上げている」と、安全保障関連法の廃止を主張。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、社会保障の充実を訴えて、反自民票の受け皿として支持拡大を目指した。

 岡田克也代表ら民進党幹部や共産党の市田忠義副委員長、社民党県連の石田寛代表らも応援に駆け付けた。

 それでも、組織選挙を展開した石井氏には及ばなかった。

 ◇再度の挑戦も支持浸透せず 西野氏

 2度目の参院選挑戦となった西野氏は「まだまだ秋田はおがっていく(成長していく)」と訴えたが、今回も及ばなかった。

 宗教法人「幸福の科学」に入信し、幸福実現党県副代表に。憲法9条改正や消費税減税、道徳や宗教教育の充実を訴えて浸透を図った。だが、与野党対決に埋没し、支持は広がらなかった。

2274チバQ:2016/07/11(月) 23:25:44
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 ■解説

 ◇手痛いしっぺ返しも

 参院選秋田選挙区は、自公連立政権の現職候補が野党統一候補を退けた。結果を素直に読めば、政権与党が有権者の支持を集めたことになる。だが、1票を投じなかった有権者の思いがそうだとは限らない。約4割が投票しなかった事実を軽視すべきではない。

 石井氏は今回、政権与党の現職議員として初の選挙戦を迎えた。だが、盤石の組織選挙でありながら、松浦氏の追い上げを不安視する声が絶えなかった。安倍晋三首相らが相次いで来県したのは、「東北全敗」への危惧によるところが小さくなかったはずだ。

 自民党には今回、目立った追い風も逆風も吹かなかった。石井氏の勝因として、元プロ野球選手の知名度があることは否めない。この勝ち方が、遠くないとささやかれる衆院選への弾みになるかは疑問が残る。自民党が民意を読み誤れば、手痛いしっぺ返しが待っていてもおかしくない。

 党の県内基盤のもろさが課題だった松浦氏にとって、野党共闘は渡りに船だっただろう。ただ、与党批判の受け皿にはなりきれなかった。異なる政党や市民団体が連携する足し算にとどまらず、どう支持を広げるか。共闘を続けるならば、選挙戦の徹底的な総括が必要だ。【川村咲平】

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 ◆秋田選挙区開票結果=選管最終発表

当 290,052 石井浩郎 52 自 現

▽ 236,521 松浦大悟 46 民 元

   11,131 西野晃 39 諸 新

 ▽は法定得票数を得た落選者

2275チバQ:2016/07/11(月) 23:26:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010164000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その2止) /秋田
11:47毎日新聞

 ◇10代有権者も思い込め投票 意見取り入れて/若者が暮らしやすく/意義深い

 県内の有権者たちは、どんな思いで投票に臨み、どんな願いを1票に託したのか。各地で尋ねた。

 秋田市の大学生、飯田さくらさん(18)はこの日午前、市役所の投票所に足を運んだ。「高校の頃から、学校の先生に選挙に行くことの大切さを教わっており、絶対に投票すると決めていました。政治に若者の意見をどんどん取り入れてもらえれば」と話した。

 今回、初めて投票に臨んだ10代の有権者たちからは、選挙権を得たことについて好意的な意見が相次いだ。

 秋田市の大学生、谷崎由奈さん(19)は「比例代表は数が多く、選ぶのが難しかった。でも、今回から10代の意見を反映させてもらえるのはうれしい」。大潟村の学生、菊池啓輝さん(19)は「若年層の票を増やして若者が暮らしやすい社会になるようにと思い投票した」と力を込めた。

 秋田市の会社員、菅原直樹さん(18)は「実感はまだ湧かない。でも、自分の意見が反映されると思うと意義深いと感じます」と感慨深く語った。

 10代でなくても、初めて投票所に足を運んだ人もいる。秋田市の作業療法士、五十嵐瞳さん(26)は「投票は生まれて初めてです。ネットであれこれ調べて投票先を決めました。職業柄、医療現場への施策が充実してくれればと願っています」。一方で同市の無職、池田カナ子さん(83)は「投票は毎回ちゃんとしています。今回は、人生最後の選挙かもしれないと思って来ました」と打ち明けた。

 政治不信を口にする有権者も少なくなかった。湯沢市の自営業、佐藤祐治さん(57)は「アベノミクスなんて地方には全く恩恵がないと思う。地方はますます疲弊していくのではないか。頼れる政党なんてあるのか疑問だ」と語った。

 横手市のパート、佐藤愛さん(28)は「毎日の暮らしで精いっぱいだし、自分の1票で暮らし向きが良くなるのかも疑問です。憲法問題にも関心がありますが、周りではその話をする人はほとんどいません」。今回は、投票するか迷いながらも1票を投じたという。

 具体的な政策に関する注文もあった。能代市の障害児福祉施設運営、藤田貴子さん(50)は「障害児を持つ家庭の暮らしが厳しくなっている。生活が少しでも潤うよう、賃金アップを望んでいる。障害児の就労機会を拡大する対策を充実させてほしい」と訴えた。

 鹿角市の果樹農家、佐藤一さん(66)は「大筋合意したというTPP(環太平洋パートナーシップ協定)がこれからどうなるのかもよく分からない。政治家には腰を据えて農政に打ち込んでもらいたい」と述べた。

 秋田市の会社員、水野聖和さん(46)は「人口減少問題や農家の人たちの苦労をくんでくれるのは誰なのかを考えて投票した。当選した人には、私たちの生活実感に即した政治活動をしてほしいと思います」と注文を付けた。【田村彦志、佐藤伸、山本康介、森口沙織】

 ◇投票率は60.87%

 改正公職選挙法の施行に伴い、国政選挙としては初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた今回の参院選。秋田選挙区の投票率は60・87%(男62・01%、女59・87%)だった。過去最低を更新した前回2013年の56・19%を4・68ポイント上回った。当日有権者数は89万7614人(男41万8301人、女47万9313人)。

 選挙戦は民進、共産、社民の野党3党が協力して統一候補を擁立。自民党候補との事実上の一騎打ちとなった。ただ、政権選択の選挙ではなかったこともあり、投票率を大幅に押し上げる要因にはならなかったようだ。

 期日前投票の投票者は26万1887人。投票者全体に占める割合は47・93%で前回から7・84ポイント上回った。

 県内では新たに18、19歳のおよそ1万7000人が有権者となった。県内の有権者の約2%にあたる。県選挙管理委員会は、10代有権者に限った推定投票率を11日にも公表する。【池田一生】

2276チバQ:2016/07/11(月) 23:27:09
【宮城】
当 桜井充 (現) 民進党 510,450
  熊谷大 (現) 自民党 469,268
  油井哲史 (新) 諸派 19,129
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010064000c.html

<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その1) /宮城
11:35毎日新聞

 参院選は10日投票、即日開票され、宮城選挙区(改選数1)では民進党現職の桜井充氏(60)が自民党現職の熊谷大氏(41)を振り切り、4度目の当選を決めた。改選数が2から1に減って初めての選挙で、現職同士の事実上の一騎打ち。桜井氏は3期18年の実績を背景に、安全保障関連法の廃止や奨学金制度の充実を訴え、民進党のほか、推薦を受けた共産党や社民党の支持者にも浸透した。再選を目指した熊谷氏は党県連を挙げて組織戦を展開。東日本大震災からの復興加速化やアベノミクス継続を訴えた。小泉進次郎衆院議員ら知名度のある弁士が次々と応援に駆けつけるなど猛追したが、届かなかった。投票率は52・39%で前回の50・75%を1・64ポイント上回った。

 ◇「国民共闘」訴え実る

 選挙戦序盤は優勢とされた桜井氏だが、後半に党を挙げた組織戦を展開する熊谷氏の猛追を受け、開票作業の終盤まで競り合った。当選確実の一報が仙台市青葉区の選挙事務所に伝わると、詰めかけた支援者らから大きな歓声と拍手がわき起こった。

 支援者から「充コール」で出迎えられた桜井氏は「野党共闘を『野合』と批判されたが、結果的にはそうではなかった。安倍政権の暴走を止めるという主張が受け入れられたと思う」と話した。

 改選数が2から1に減り、激戦となった今回の参院選。桜井氏は2〜3月に共産と社民から推薦を取り付け、全国初の野党統一候補となった。街頭演説では「憲法9条改正反対」を強く訴え、共産や社民支持層を固めた。県医師連盟や県歯科医師連盟からも推薦を受け、自民支持層の一部を切り崩した。

 また、安全保障関連法に反対する弁護士や学生らでつくる市民団体とも選挙協力を結び、「政党の枠を超えた国民共闘」(桜井氏)をアピール。市民と共に戦う姿勢を前面に打ち出し、無党派層にも浸透した。

 ◇幸福実現党・油井氏、支持を広げられず

 幸福実現党の油井氏は2014年衆院選(比例東北ブロック)に立候補し落選して以来の国政選挙に挑んだが、支持を広げられなかった。

 選挙戦では憲法9条改正と国防軍の創設を主張。「自分の国を自分で守ることのできる真の主権国家になるべきだ」と訴えた。防衛や航空・宇宙分野を日本の新たな基幹産業に位置付け、規制緩和で育成することや、消費税減税による消費拡大策を公約に掲げた。

 また、東北電力女川原発(女川町、石巻市)を再稼働する必要性を強調し、「原発の再稼働は電気料金を引き下げ、日本や地域経済の活性化につながる」と訴えた。だが、大接戦となった自民と民進の現職2人の間に埋没し、存在感を高められなかった。

 ◇将来に前向きな政治を 今後も選挙に参加する 一票に託した若者の声

 参院選で投票した10〜20代の若者2人に一票に託した思いを聞いた。

 2014年の衆院選などに続いて3度目の投票をしたという仙台市太白区の東北大4年、洞口駿さん(21)は「若者の意見を吸い上げて、政策として実現してくれる候補者は誰かを考えて票を入れた」という。

 候補者の座談会に参加したり、インターネット動画で街頭演説を聞き比べるなどしてそれぞれの主張を吟味してきた。洞口さんは「将来に前向きなメッセージを発してくれる政治家が増えれば、僕らの世代も政治に興味を持って投票に行くと思う」と話した。

 東松島市の東北福祉大2年の武田結友さん(19)は「会場の空気感に緊張した。未来を変えるかもしれない1票の重みを感じた」と初めての投票の感想を語った。

 武田さんは投票の際、「東日本大震災の復興をどれだけ考えてくれているか」を判断材料にしたという。地元でボランティアをする中で、復興は道半ばという思いを強めていたからだ。各候補者のホームページを見て政策を比較したといい、「今後も政治に興味を持って積極的に選挙に参加したい」と話した。【鈴木一也、本橋敦子】

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 ◇当選者の略歴

桜井充(さくらい・みつる) 60 民 現(4)

 [元]副財務相▽医師[歴]副厚労相▽民主党政調会長▽東北大院=[共][社][生]

2277チバQ:2016/07/11(月) 23:27:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010085000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その2止) /宮城
11:35毎日新聞

 ◇猛追あと一歩 改選数1減、無党派層へ浸透足りず

 自民党の組織力を生かした猛追も及ばず、熊谷氏が涙をのんだ。桜井氏当確の一報が流れると、一斉に落胆の声が上がり静まりかえった。事務所に来た熊谷氏は目を赤らめながら「敗因は私の力不足。総理や党幹部に応援に入ってもらったが、期待を生かせなかった」と話した。

 公示前から3期18年の実績を持ち、知名度で勝る民進党の桜井氏に大きく離されていると見られていた。県医師連盟が桜井氏を推薦したほか、県農政連も自主投票を決めるなど、旧来の自民党支援組織も一枚岩ではなかった。

 危機感を強めた党本部の指示で、党県連が選挙戦を仕切り、国会議員らがフル回転する組織戦を展開し、桜井氏を終盤猛追した。

 安倍晋三首相が2度応援に駆けつけ、党三役や閣僚も次々と応援入りするなど、党本部の手厚い支援も受けた。熊谷氏も「最大被災地の宮城から与党の議席を失ってはいけない」と与党候補の立場を強調。推薦を受ける公明党の比例候補への支援も訴え、票を固めたが、無党派層への浸透などが足りず、一歩及ばなかった。

 ◇投票率は52・39% 07年以来の上昇 前回比1・64ポイント増

 宮城選挙区の投票率は52・39%で前回2013年の50・75%を1・64ポイント上回った。参院選で投票率が上昇するのは07年以来。

 与野党が議席を分け合ってきた前回までと異なり、現職2人が1議席を争う激しい選挙戦。各陣営とも支援組織への働きかけを徹底したほか、党首ら知名度の高い応援弁士が街頭で訴えを繰り広げたことも有権者の関心を高めた。

 今回は野党が統一候補を擁立したことで立候補者が1992年の補欠選挙以来の3人にとどまった。安倍晋三政権の経済政策アベノミクスや安全保障法制の是非など、争点に対する各候補の訴えの違いが比較的明確だったことが投票行動に結びついた可能性がある。

 また、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての選挙で、公示前から注目されたことも影響したとみられる。

 期日前投票も好調だった。9日までに前回13年に比べて1・24倍の29万9233人が投票した。仙台市5区の期日前投票所となった仙台駅前の商業ビルの前では、各陣営が街頭演説し、期日前投票を呼びかけていた。

2278チバQ:2016/07/11(月) 23:28:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11092.html
<参院選宮城>桜井氏 無党派に強み


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◎熊谷氏 若年層で健闘/出口調査

 参院選投票日の10日、県内の投票所で実施した出口調査によると、民進党現職の桜井充氏は党支持層の95.4%から票を集めた。特定の支持政党がない「無党派層」にも強みを発揮し、61.4%から支持を得た。自民党現職の熊谷大氏は党支持層の86.8%を固めたが、無党派層の支持は34.3%にとどまった。
 桜井氏は、推薦を得た共産、社民、生活の野党3党支持層の81.0%から票を獲得し、共闘が功を奏した。
 内訳は共産支持層の81.8%、社民支持層の78.8%、生活支持層の82.4%。与党の公明党支持層からも30%強の支持があった。
 年代別では20代、30代で40%に届かなかったが、50代〜70代以上では55%前後を占めた。衆院小選挙区別では仙台市内の1、2区をはじめ3、5、6区で熊谷氏を上回った。
 熊谷氏は、推薦を受けた公明支持層の65.4%、日本のこころを大切にする党支持層の62.5%を固めた。共産、社民、生活の野党3党の支持は13.8%だった。
 年代別では40代以下の全ての年代に浸透し、特に20代の支持は60.8%に上った。10代からも50.0%の支持があった。衆院小選挙区で見ると、塩釜市や黒川郡などの4区で浸透し、1〜6区で唯一、桜井氏を上回った。
 幸福実現党新人の油井哲史氏は広がりを欠いた。
 回答者の支持政党は自民37.2%、民進22.1%、公明5.2%、共産4.4%など。無党派層は20.5%だった。

[出口調査の方法]県内の36投票所で、投票を終えた有権者に投票内容などを答えてもらった。回答者は男性747人、女性743人の計1490人。


関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日

2279チバQ:2016/07/11(月) 23:29:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11082.html
<参院選宮城>民進虎の子死守 足場築く


当選を確実にし、支持者と握手を交わす桜井充さん=10日午後11時10分ごろ、仙台市青葉区の事務所
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 改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
 桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
 公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引きつけ、抜け出した。
 民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
 熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
 党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
 桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。
(解説=報道部・大橋大介)

2280チバQ:2016/07/11(月) 23:29:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11086.html
<参院選宮城>自民 どぶ板徹底も力の差


落選が決まり、支持者の手を握ってわびる熊谷大さん(左)=10日午後11時20分ごろ、仙台市宮城野区の事務所
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 全国に先駆けた野党共闘が、巨大与党の激烈な総攻撃をしのぎ切った。
 改選数が2から1に減り、現職のどちらかが議席を失う宮城選挙区は、大激戦の末、民進党現職の桜井充さん(60)に軍配が上がった。全国的に野党統一候補が苦戦を強いられる中、反自民票を結集。自民党現職の熊谷大さん(41)は6年間の活動不足が響き、勢いに乗れなかった。
 桜井さんが当選を確実にした10日深夜、仙台市青葉区立町の事務所には共産、社民の県組織幹部らが集まり、喜びを爆発させた。桜井さんは「皆さんのおかげ。安倍政権の暴走を止めるという県民の良識が示された」とガッツポーズした。
 苦しい選挙戦だった。「先行逃げ切りでなければ自民に太刀打ちできない」(民進県連幹部)と昨年から布石を打ってきたが、破壊力は想像を超えていた。
 自民は序盤から党幹部を続々と投入。6月25日には安倍晋三首相と岸田文雄外相による「前代未聞のてこ入れ」(県連幹部)を仕掛けた。「大物が来ても票は伸びない」と言う桜井さんが「厳しい」と漏らすようになり、追い込まれた。
 重苦しい雰囲気を打開したのが、民進県連の地方議員だった。7月1日、青葉区のホテルであった県連選対会議で、安住淳代表が「共産、社民の運動量に世話になった。民進が今、動かないでどうする」と一喝。翌日から市内に県議、市議が一斉に散り、のぼり旗を街頭に立てて候補者の名前を繰り返した。
 選挙戦最終日の9日夕、地元の青葉区川平で開いた個人演説会。支持者から「絶対勝てる。自信を持って」と声を掛けられた桜井さんから涙があふれた。郡和子県連幹事長は「これほど必死な姿は見たことがない。よほど苦しかったんだろう」と心中を代弁した。
 熊谷さんは、自民県連の主導による徹底した「どぶ板選挙」で支持固めを急いだが、浮上できなかった。県連幹部は「地域を回らず、自前で選挙戦の態勢すら組めなかった候補者に、身内も必死になり切れなかった。政治家として力の差が出た」と敗因を語った。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月11日月曜日

2281チバQ:2016/07/11(月) 23:30:46
【岩手】
当 木戸口英司 (新) 無所属(野党統一) 328,555
  田中真一 (新) 自民党 252,767
  石川幹子 (新) 諸派 34,593
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010024000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その1) /岩手
11:14毎日新聞

 ◇「野党共闘」実る

 与野党対決は野党に軍配--。10日に投開票された参院選岩手選挙区(改選数1)で、無所属新人の木戸口英司氏(52)は、自民新人の田中真一氏(49)との事実上の一騎打ちを制し、初当選した。自民は24年ぶりの同選挙区の議席奪還を果たせず、幸福実現新人の石川幹子氏(51)も支持を広げられなかった。当日有権者数は109万2042人、投票率は57・78%だった。【村山豪、二村祐士朗、藤井朋子、小鍜冶孝志】

 盛岡市中央通1の木戸口氏の事務所。午後8時に当選確実の一報が入ると、集まった支援者から歓声が湧き上がった。木戸口氏も笑顔で姿を現し、支持者と万歳をして当選を喜んだ。

 木戸口氏は報道陣の取材に「野党共闘や市民の思いが結集した結果だ。今の政治を変えてほしいという期待感が、日に日に高まっていくのを強く感じた」「これからの野党各党との連携が大事だと思っている」と応じた。

 当初は民進などから、知名度不足を危ぶむ声もあった。しかし、木戸口氏は野党4党や連合岩手などの推薦を得て、着実に協力態勢を固めていった。

 公示後も県内をくまなく回り、支持を広げた。先月28日には、盛岡市を訪れた共産の志位和夫委員長や生活の小沢一郎・共同代表ら野党幹部と並んで、街頭で演説。達増拓也知事と共に「野党共闘」をアピールするなどして知名度不足を一掃すると、無党派層の支持もつかんだ。

 ◇投票率57.78% 前回を0.25ポイント上回る

 参院選岩手選挙区の期日前投票者数は18万608人で、有権者に占める割合は16・5%に上った。期間が17日と通常より1日多かったこともあり、制度が導入された2004年以降で過去最高となった。投票率57・78%は前回(13年)の57・53%を0・25ポイント上回り、一転して上昇した。

 期日前投票者の割合が最も高かった自治体は普代村の31・26%で、続いて二戸市26・42%、金ケ崎町23・94%だった。最も少なかったのが雫石町の10・82%。大学での期日前投票者数は、岩手大(盛岡市)394人▽県立大(滝沢市)80人▽富士大(花巻市)33人--だった。

 東日本大震災の復興が進まないことや憲法改正、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果が感じられないことへの危機感が、期日前投票者数や投票率を押し上げたとみられる。【村山豪】

2282チバQ:2016/07/11(月) 23:31:01
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 ■解説

 ◇「共闘」成果これから

 憲法改正手続きや安倍政権の経済政策「アベノミクス」を進めるか、それとも待ったをかけるのか。有権者が託したのは「安倍政権ストップ」を訴える木戸口英司氏だった。岩手選挙区ではとりあえず野党共闘が奏功した。

 野党側の候補者擁立は波乱含みだった。当初想定していた生活の主浜了氏が、突然引退を明らかにしたことで擁立作業が混迷。民進と生活の間に意見の対立があった。「苦渋の決断」(民進幹部)で選ばれた木戸口氏が立候補を表明したのは、6月22日の公示からわずか1カ月前だった。

 それでも、共産の市町村議らが県内各地で木戸口氏の応援に奔走した。生活の小沢一郎・共同代表の後援会や達増拓也知事の支援も生かし、スタートの遅れを盛り返し、無党派層にも広く浸透した。

 ただし、今回の結果は、野党第1党の民進が自民、公明に立ち向かうには、共産などの協力が必要になることを示したとも言える。

 各党は「打倒、安倍政権」で結束したものの、政策や方向性は大きく異なる部分もある。共闘が成功だったかを占うには、木戸口氏のこれからの政治活動次第だ。有権者の視線がその一挙手一投足に絶えず注がれていることを、木戸口氏は忘れるべきではない。

 一方、安定した支持率を維持する安倍政権の追い風の中で、自民の弱体化は深刻だ。知名度でも木戸口氏より優位に立ち、無党派層の取り込みが期待できる平野達男参院議員の応援も生かせなかったのは、田中氏の陣営や自民県連の組織が機能しなかったからだ。

 自民は、組織の立て直しが急務となっている。【村山豪】

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木戸口英司(きどぐち・えいじ) 52 無 新(1)

 [元]知事政務秘書[歴]衆院議員秘書▽県議▽千葉大=[民][共][社][生]

2283チバQ:2016/07/11(月) 23:31:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010031000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その2止) /岩手
11:14毎日新聞

 ◇田中氏、支持伸び悩む

 田中氏の陣営は、盛岡市大通3のホテル東日本盛岡に支援者が集う会場を設けた。ニュース速報で「木戸口氏の当選確実」が伝わると、支援者からため息が漏れた。田中氏は報道陣の質問に「やるべきことは全てやったので、後悔はない。東日本大震災の復興を(政治家として)成し遂げたかった」と答えた。

 田中氏は2013年の前回参院選で、初めて立候補した。無所属の平野達男氏に約8万票差で敗れたものの、16万票余りを獲得。足跡を残した。

 「2度目で当選できなければ一生できない。背水の陣で挑む」という意気込みで、今回の選挙戦に臨んだ。平野氏の支援も取り付け、前回票からの上積みを目指した。

 安倍政権の高支持率を背景に、選挙戦では農産物の販路拡大や、岩手の観光振興による経済の発展などを訴えた。しかし、思うように無党派層や平野氏の支援者などに支持拡大を図れなかった。

2284チバQ:2016/07/11(月) 23:31:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_31085.html
<参院選岩手>木戸口さん「牙城」守る


支持者らと万歳をして初当選を喜ぶ木戸口英司さん(中央)=10日午後8時20分ごろ、盛岡市の事務所
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落選が決まり、厳しい表情で鈴木俊一自民党県連会長(右)にあいさつする田中真一さん=10日午後8時50分ごろ、盛岡市のホテル
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 岩手選挙区は「小沢地盤」と野党の歯車がかみ合い、底力を見せつけた。野党統一候補で無所属新人の木戸口英司さん(52)が、自民党新人の田中真一さん(49)を振り切った。岩手の参院選で1995年から続く非自民系の連勝を8に伸ばした。
 「これが野党共闘の力だ」。盛岡市中央通の事務所で各党の幹部らが勝ちどきを上げた。木戸口さんは「国民の生活を守る政治を取り戻す」と誓った。小沢一郎生活の党代表の秘書を務めた直系。党の生き残りも懸けた戦いだった。
 「岩手を暴走政治から守る」。盟友の達増拓也知事の全面支援を得て先行したが、自民も食い下がる。「追い付かれるぞ」。中盤、陣営に緊張が走った。
 小沢氏が地元で「安倍政権を退陣に追い込める」と気勢を上げると、後援会が動きだした。県南農村部で30人ほどのミニ集会を続ける草の根戦。「ここまでやるか」と周囲を驚かせた。
 投票3日前の7日、遊説日程を奥州市から盛岡市に急きょ変更。88カ所で訴えた。小沢地盤の引き締めと無党派票の取り込み。「終盤3日間で振り切れる」。陣営は勝利を確信した。
 田中さんは前回2013年に続く敗退。「全ては私の力不足。後押しに応えられず、申し訳ない」。盛岡市のホテルで悔しさをにじませ、深々と頭を下げた。
 「野党は無責任」と繰り返し、24年ぶりの議席獲得を狙った。閣僚らが次々と入り「小沢政治」の転換を訴えた。リードする相手の背中は見えたが、差は縮まらなかった。自民県連の鈴木俊一会長は「かつてない手応えだったが、最後は歩き負けた」と唇をかんだ。


関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日

2285チバQ:2016/07/11(月) 23:34:54
4279 :チバQ:2016/07/11(月) 23:33:58
【青森】8000票差!
当 田名部匡代 (新) 民進党 302,867
  山崎力 (現) 自民党 294,815
  三國佑貴 (新) 諸派 18,071

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk02010071000c.html
<2016参院選>田名部氏が初当選 保守王国の一角崩す /青森
10:56毎日新聞

 第24回参院選が10日投開票され、青森選挙区(改選数1)では民進党新人で元衆院議員の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が自民党現職の山崎力氏(69)=公明推薦=を破り、初当選を果たした。野党共闘の実現で県内の非自民勢力がほぼ一本化され、事実上の一騎打ちの構図が早々に固まった影響もあり、選挙戦は大接戦となったが、地盤とする八戸市に浸透し、無党派層からの支持も得た田名部氏が制した。田名部氏の当選で、県内の選挙区選出国会議員6人(衆院4人、参院2人)を自民が独占する「保守王国」の一角が崩れた。幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)は支持を広げられなかった。投票率は55・31%で、前回(2013年)の46・25%を9・06ポイント上回った。

 青森市篠田の田名部氏の事務所には、民進党の田名部定男県連代表らに加え県内の野党各党の幹部も集まり、開票状況を見守った。当選確実が伝えられた瞬間、事務所は歓喜の渦に包まれた。田名部匡代氏は満面の笑みで「託された思いは重い。一人一人の思いをしっかり受け止め、期待に応えたい」とあいさつした。

 衆院議員を計3期務めた田名部氏にとって、初の全県選挙区での戦い。地元・八戸市以外での浸透が課題だったが、津軽地方の衆院青森1区を地盤に持つ升田世喜男衆院議員(民進)に加え、推薦した社民や手堅い組織票を持つ共産など野党各党の協力も奏功。連合青森の支援も受け、保守王国の一角を崩した。民進党本部も選挙戦序盤から続々と知名度の高い応援弁士を投入。岡田克也代表や蓮舫代表代行が何度も県内入りするなど、党を挙げた総力戦が勝利につながった。

 参院選出馬を決めた昨年12月以降、県内各地をくまなく回り続けた田名部氏。選挙戦では「地方の切実な思いが国に届かない。そう諦めている人の思いを受け止め、国会に届ける」と訴え続け、好況の実感がわかない県内の有権者の共感を得た。無党派層にも浸透し、強力な組織選挙を展開する自公を振り切った。【佐藤裕太】

 ◇支持層固め切れず 山崎氏

 田名部氏の当選確実が伝えられると、青森市第二問屋町にある山崎氏の事務所では支持者からため息が漏れた。山崎氏は「手厚い支援を頂いたが、期待に応えられず申し訳ない」と支持者に陳謝した。

 野党が候補を一本化し、大接戦となった選挙期間中、山崎氏はこれまで行わなかった早朝の街頭演説など「どぶ板選挙」を展開。3期18年の実績や経済政策を中心に訴えたが、田名部氏の出身地・八戸市などで保守層を取りこぼし、公明票の一部も相手に流れるなど、従来の手堅い支持層を固めきれなかった。

 今回の選挙戦は序盤から田名部氏との競り合いが伝えられ、陣営の危機感は深刻だった。安倍晋三首相が自ら県議に電話をかけて直接協力を呼びかけたほか、現職首相としては異例ともいえる3回の県内入りを実現。小泉進次郎党農林部会長ら知名度の高い応援弁士らも次々に来県し「てこ入れ」を図るなど総力戦の様相を見せた。三村申吾知事や県内市町村の大半の首長の支持も獲得。終盤では津軽地方向けに「青森に居を構えた祖父の代から本籍地は青森市だ」と地元色を強調する演説もしたが響かず、自民王国の牙城の一角を崩してしまう結果となった。【宮城裕也】

2286チバQ:2016/07/11(月) 23:35:09
4280 :チバQ:2016/07/11(月) 23:34:12
 ◇投票率55・31% 前回比9・06ポイント増

 青森選挙区の投票率は55・31%で、前回比9・06ポイント増となった。候補6人が乱立して自民1強の構図が明確だった前回(2013年)に比べ、自民現職と「野党共闘」候補による事実上の一騎打ちだった今回は、選挙戦最終盤まで勝敗の行方が読めない激戦になり、注目を集めたとみられる。

 このほか、初めて導入された18歳選挙権の話題性、「全国最低投票率」からの脱却を目指す県選管などの選挙啓発キャンペーンも、投票率の底上げにつながったようだ。

 今回の参院選では、期日前投票(6月23日〜7月9日)もスタートから好調だった。投票した有権者は最終的に19万4153人に上り、前回の約1・6倍。要因の一つが期日前投票所の増加で、県全体では前回より41多い100カ所に設けられた。特に大学構内や商業施設内への設置が増え、若年層らへの「投票の利便性向上」アピールが、一定程度、功を奏したと言える。

 一方、投開票当日に駅などに設置する「共通投票所」は、県内では平川市が商業施設に設けた1カ所にとどまった。同市の投票率は56・02%で、前回と比べた増加率は10・67ポイントと、県平均より高かった。【夫彰子】

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 ■解説

 ◇政策論争に疑問残す

 「東北最大の激戦地」とも形容された青森選挙区は、民進党の田名部匡代氏の初当選で幕を閉じた。自民1強が続く保守王国・青森で近年まれに見る激戦となった背景には、従来は票が分散していた野党が共闘して候補を一本化し、事実上の「政党対決」「二者択一」という分かりやすい構図が誕生したことに尽きる。有権者に一定の関心を持たせることに成功し、最後まで予断を許さない選挙戦だったといえる。

 ただ、単純に数を競うゲームなら確かに見応えのある勝負ではあったが、肝心の政策論争で十分に競い合ったかは疑問が残る。たとえば重要争点の一つだった安全保障関連法の是非についても、田名部氏は「戦争できる国にしようとしている」、山崎氏は「抑止力が高まる」と主張するだけで、発言の根拠となる具体的な内容には踏み込まないケースが目立った。

 参院は往々にして衆院の議決を追認する「カーボンコピー」とも呼ばれるが、本来の役割は衆院多数派による行き過ぎを防ぐ「再考の府」「熟慮の府」であるはずだ。解散を気にせず6年間の任期を与えられる参院議員は、やはり政策のプロであってほしい。その意味で、候補者には当選後を見据えた具体的な政策論争がもっとあってよかった。田名部氏は3期務めた衆院議員から「なぜ参院に転身するのか」。既に3期18年の参院議員の実績を持つ山崎氏は「なぜ参院を続けるのか」。情理を尽くした言葉で、その根源的な思いも聞きたかった。

 「今の政治は、数の力だけが優先されている」--。田名部氏が2000年6月、初めて立候補した衆院選の際、毎日新聞の取材に対して述べた当時の政界への苦言だ。それから16年。与党が衆院で改憲発議に必要な3分の2という圧倒的な議席を持ち、「数の力」を絶対視する論理が政界を席巻するまさに今、この言葉はちっとも古くなっていない。

 県民の厳正な審判を受け、国会に戻る田名部氏。16年前に語った思いを忘れず、堂々とした「熟慮の府」の一員の姿を見せてほしい。【宮城裕也】

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 ◇青森選挙区開票結果=選管最終発表

当 302,867 田名部匡代 47 民新

▽ 294,815 山崎力 69 自現

   18,071 三国佑貴 31 諸新

 ▽は法定得票数を得た落選者

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 ◇当選者の略歴

田名部匡代(たなぶ・まさよ) 47 民 新(1)

 [元]衆院議員▽党県代表代行[歴]農水政務官▽玉川学園女短大=[社]

2287チバQ:2016/07/11(月) 23:35:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_21089.html
<参院選青森>山崎さん苦杯4選逃す


支持者らに敗戦をわびる山崎力さん=10日午後11時55分ごろ、青森市の事務所
拡大写真

初当選が決まり、支持者からのバースデーケーキを笑顔で受け取る田名部匡代さん=11日午前0時10分ごろ、青森市の事務所
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 保守王国が続いた青森選挙区で、民進党新人で元衆院議員の田名部匡代さん(47)が、4選に挑んだ自民党現職山崎力さん(69)の組織力を打ち破った。
 この日が誕生日の田名部さんは、青森市の事務所で「最高のプレゼント。国政で必ず恩返ししたい」と満面の笑みを浮かべた。
 昨年末、衆院青森3区からのくら替え出馬を決意した。八戸市を中心とする南部地方が地盤。県内全域を回る初めての選挙を、共産、社民両党との統一候補として全力で走り続けた。
 苦戦必至とされた津軽地方でも徐々に浸透。選挙期間中、苦境に立つ幾人もの有権者に出会った。「ほっとけない」。この一心で突き進んだ。着実に「ファン」を増やし、自民支持層を切り崩す快進撃を見せた。
 田名部さんは、集まった支持者と固い握手を交わしながら「今日が出発点。弱い人の声を届ける政治をしていきたい」と意欲をみなぎらせた。
 地元選出の国会議員や地方議員のサポートをはじめ、分厚い保守層に支えられて優位な戦いを進めていた山崎さん。重苦しい空気に包まれた青森市の事務所で「力が及ばず、申し訳ない」と深々と頭を下げた。
 迫り来る相手候補の足音。野党共闘への追い風を肌で感じ、「正々堂々」をテーマに据えた。少子高齢化対策、アベノミクスの継続などを中心とした地方活性化の政策を訴えてきた。
 「保守王国で参院選敗北はあり得ない」。焦る同僚議員らは、山崎さんの3期18年の実績を強調して回った。安倍晋三首相も3度にわたって青森入りしたが、勢いを増す野党連合の前に苦杯をなめた。


関連ページ:青森政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日

2288チバQ:2016/07/11(月) 23:36:03
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-39954456.html
田名部氏3区で圧倒/衆院選挙区別得票
12:15デーリー東北

 参院選青森選挙区の開票結果を青森県内の衆院小選挙区別に見ると、当選した田名部匡代氏(民進・新)は地元3区で山崎力氏(自民・現)を3万票近くの大差で圧倒。1、2、4区は山崎氏が上回った。1区は132票の僅差。 衆院3区からくら替えした田名部氏。陣営は「地元でリードするのが勝利の絶対条件」としていたが、7万8901票を獲得し、5万1111票の山崎氏を引き離した。「地元意識」に訴え掛け、従来の支持基盤や共闘する共産、社民両党だけでなく、自民票も取り込んだとみられる。 1区(4区の青森市浪岡地区を含む)は田名部氏が9万3213票、山崎氏が9万3345票と拮(きっ)抗(こう)。無党派層が多いとされる大票田の青森市では田名部氏が6万5652票、山崎氏が6万3332票となった。 2区は山崎氏が7万3389票を獲得し、田名部氏に1万1210票の大差をつけた。 4区(浪岡地区を除く)は山崎氏が7万6970票、田名部氏が6万8574票だった。田名部氏は弘前市を僅差で制した一方、それ以外の市町村では山崎氏が上回った。

2289チバQ:2016/07/11(月) 23:39:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100771&g=pol
新潟・中原氏、56万票で落選=山梨当選者の3倍超【16参院選】


 参院選の選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは3年前と同じく山梨選挙区(改選数1)で、宮沢由佳氏(民進)の17万3713票だった。一方、今回から改選数1に減った新潟の中原八一氏(自民)は、宮沢氏の約3.2倍の55万8150票を獲得しながら落選した。
 選挙区定数を10増10減し、初めて合区も導入して「1票の格差」は縮小したものの、依然として選挙区によって開きがあることが浮き彫りとなった。
 新潟に次いで多くの票を獲得して落選したのは、同じく改選数が2から1に減った長野の若林健太氏(自民)。以下、高得票落選者の3〜5位は、3人区以上の選挙区で競り負けた候補が占めた。
 山梨に続いて低い得票で当選したのは、福井、佐賀、香川の順で、いずれも1人区。5番目には、改選数2の広島で当選した柳田稔氏(民進)が入った。
 全国最多得票は東京で当選した蓮舫氏(民進)。2位は神奈川の三原じゅん子氏(自民)で、ともに100万票を突破した。

◇高得票落選・低得票当選上位5人
〔高得票落選者〕
55万8150票 中原八一(自民、新 潟)
49万9974票 若林健太(自民、長 野)
48万7729票 浅賀由香(共産、神奈川)
48万6778票 伊藤岳(共産、埼 玉)
48万2688票 柿木克弘(自民、北海道)
〔低得票当選者〕
17万3713票 宮沢由佳(民進、山 梨)
21万7304票 山崎正昭(自民、福 井)
25万1601票 福岡資麿(自民、佐 賀)
25万9854票 磯崎仁彦(自民、香 川)
26万4358票 柳田稔(民進、広 島)
(敬称略)

(2016/07/11-17:32)

2290チバQ:2016/07/11(月) 23:43:40
票差が少ないのは
大分>>2242 1,090票差!
新潟>>2257
青森>>2285
かな?

2291名無しさん:2016/07/12(火) 00:25:05
>>2218
山田宏は歯科医師連盟をつけてもらったようです。

http://www.toshiren.or.tv/

2292名無しさん:2016/07/12(火) 01:01:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100029&g=pol
民意を読み誤るな【16参院選】

 参院選は風次第で、終盤情勢が大きく変わることもある。それだけに安倍晋三首相は今回の結果に安堵(あんど)したことだろう。事前に予想された通り与党が勝利し、改憲勢力は国会発議に必要な参院の3分の2を確保した。ただ、さまざまな世論調査で明らかなように有権者の最大の関心は、改憲ではなく経済政策や社会保障制度である。今後、安倍政権が一気に改憲路線を突き進むなら、民意に沿ったものとは言えまい。
 今回の選挙は首相にとって、在任中の改憲実現を目指す上で、事実上のラストチャンスだった。今年1月、首相が憲法改正に関して「参院選でしっかり訴え、国民的議論を深めたい」と明言。また、「改憲を考えている責任感の強い人たちと3分の2を構成したい」と語り、参院における改憲勢力の3分の2確保に並々ならぬ意欲を示したのもそのためだ。
 ところが、首相は選挙期間中、持論の改憲論を封印してしまった。改憲論を持ち出すと選挙に不利との判断からだ。この「争点隠し」戦略は、「3分の2阻止」を掲げて争点化を図ろうとした野党側からの攻撃をかわす狙いもあったが、「姑息(こそく)な印象」は拭えなかった。
 一方で首相は10日夜、国民に改正への抵抗感が強い「9条」を除いた条項を念頭に、今後は国会の憲法審査会において議論を進めて、与野党の意見集約を図りたい考えを改めて示した。また、憲法改正には「落ち着いて取り組んでいきたい」とも語った。
 そもそも、国民にとって憲法問題の優先順位は経済・景気や社会保障政策に比べて高くない。首相が「議論のたたき台」と位置付ける自民党改憲草案については、党内からも「保守色が強過ぎる」といった指摘が出ており、谷垣禎一幹事長は修正の余地があると認めている。また、公明党内でも支持母体の創価学会には改憲への慎重論が根強い。となれば、やはり首相としても改憲論議は拙速を排して、当面はじっくりと議論の行方を見守るしかあるまい。
 しかも今年に入り、安倍政権の看板政策であるアベノミクスは一時の勢いを失い、6月の英国の欧州連合(EU)離脱決定以降、世界経済は先行きに不透明感が広がっている。そうした中、今回の選挙で有権者は野党が求めるアベノミクスの変更ではなく、継続に託したとみるべきだろう。民意はあくまで「経済優先」であることを首相は肝に銘じてもらいたい。(2016/07/11-02:33)

2293チバQ:2016/07/12(火) 01:17:31
非自民非民主系保守
8093 :チバQ:2016/07/12(火) 01:16:47
>>8083>>8088
よいっぽい感じですね

417 :チバQ :2016/07/12(火) 01:13:46
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/386
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/388
を更新

・政党要件
政党名、2013年参院選、2014年衆院選、2016参院選、所属議員5名
大阪:―、―、○、28
生活:×、×、×、6*
社民:○、○、○、4
日大:―、○、×、3
=↑満たす、↓満たさない========
元気:―、―、―、2
改革:×、×、×、0

○要件満たす
×要件満たさない
―存在しないor選挙に出ていない
*岩手木戸口、新潟森を含む

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100092&g=pol
生活、政党要件維持に安堵【16参院選】



当選確実となった候補の名前に花を付ける生活の党の(左から)山本太郎共同代表、小沢一郎代表、玉城デニー幹事長=10日夜、東京・隼町
 生活の党は、野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系の2人が当選確実となり、「国会議員5人以上」の政党要件を維持できる見通しとなった。
 同党の小沢一郎代表は10日夜、東京都内で記者会見し、「2人は党籍がある。各党派の了解をいただきながら、(生活の)党員としてお互いに力を合わせて政治活動することは自然のなりゆきだ」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 野党共闘について小沢氏は「1人区の統一候補を擁立することができて、大きな一歩」と評価した。ただ、国政選挙で野党各党が統一名簿をつくる持論の「オリーブの木構想」に触れ、「(実現していれば)比例も違ってくるし、1人区は断然勝っただろう」とも語った。(2016/07/11-01:59)

2294チバQ:2016/07/12(火) 12:44:26
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-40059054.html
県内各党県組織が総括 追加公認に自民「困惑」
07:30神奈川新聞

 自民党県連の小此木八郎会長は、公認の三原じゅん子氏が100万票超の得票で圧勝し「目標だった県内18小選挙区すべてでトップの得票だった。支持してくれた県民に感謝したい」と充実感を漂わせた。自民推薦で選挙を戦い、当選後に党が追加公認を発表した中西健治氏については「公認も推薦も地方組織の議論を経て本部に申請するもの。本来の筋道でなく、困惑している」とわだかまりをのぞかせた。 公明党県本部の上田勇代表は三浦信祐氏の当選に「新人で厳しい戦いの上、候補者が多く、票が分散したが、おおむね期待通りの成果を得た」と評価。神奈川で与党が3議席を確保したことに「政治の安定、継続性が重要だと県民に理解してもらえた」と総括した。 「2人擁立」に踏み切り、真山勇一氏が再選を果たす一方、県連代表の金子洋一氏が惜敗した民進党。県連の石上俊雄代表代行は「内部でさまざまな議論があったが、政権交代可能な党を目指す上で、4人区で複数擁立をしないと党勢は拡大していかない。金子さんが敗れたのは悔しいが、課題を検証し、次につなげたい」と話した。 共産党県委員会の田母神悟委員長は、浅賀由香氏が僅差の次点で18年ぶりの議席獲得に届かなかったことに「大健闘だが、もう一段高い所を突き破る力を付けないと、当選を勝ち取ることはできない」と悔しさをにじませた。市民団体の支援や生活の党から推薦を得たことには「貴重な経験。今後に生かしたい」と話した。 社民党県連合の高橋八一副代表は、結果を2013年の参院選と比較し「厳しい選挙は変わらないが、神奈川選挙区候補者の得票はほぼ同じだった一方、比例票は県内で伸ばすことができた」と評価。県連合代表の福島瑞穂副党首が議席を守ったことには「選挙区候補と連動して、力を入れて押し上げることができた」と話した。

2295チバQ:2016/07/12(火) 12:47:06
三重 青森 新潟 大分
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607120021.html
【参院選】幸福実現党が立候補見送りなら…自民1人区25勝だった
10:14産経新聞

 改選1人区では自民党、野党4党、幸福実現党の候補が立候補する構図となり、自民党が21勝、野党統一候補が11勝という結果に終わった。だが、安全保障政策などをめぐり自民党と共通点も少なくない幸福実現党が候補擁立を見送っていれば、自民党は接戦の末に敗れた4選挙区でも勝利し、参院単独過半数(非改選と合わせて122議席)を確保できていた計算になる。

 幸福実現党は憲法改正や日米同盟強化、原発再稼働推進などを公約している。自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある。

 民進党の岡田克也代表の地元で、自民党が重点選挙区と位置づけた三重選挙区。安倍晋三首相らが続々と応援入りしたが、自民新人の山本佐知子氏は民進現職の芝博一氏に1万9847票差で敗れた。だが、幸福新人の野原典子氏が獲得した2万4871票を山本氏に上積みすれば逆転する。また、自民党は青森で8052票、新潟で2279票、大分で1090票の僅差で敗北。いずれも幸福実現党が1万8071〜2万4639票を得ており、これを自民党が獲得していれば当選できていた。

2296チバQ:2016/07/12(火) 12:48:18
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_11011.html
宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗
11:31河北新報

宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗
村井嘉浩宮城県知事
(河北新報)
 村井嘉浩宮城県知事は11日の定例記者会見で、10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)と名取市長選で応援演説した候補がそろって落選したことに触れ、「もう私に応援を頼まない方がいい。貧乏神かもしれない」と話し、複雑な表情を浮かべた。
 マイクを握ったのは、参院選に立候補した自民党現職の熊谷大氏(41)と、名取市長選で4選を目指した佐々木一十郎氏(66)。
 「私がマイクを持っても選挙が優勢に進むわけではないと証明された」と強調した村井氏。選挙のたびに多く寄せられる応援要請をやんわりけん制した。
 会見後には、熊谷氏を下し、4選を決めた民進党現職の桜井充氏(60)が当選あいさつで県庁を表敬訪問。「3期18年、国や県のために努力された結果」とたたえた村井氏に対し、桜井氏は「選挙戦の集会にすてきな応援メッセージを寄せてくれてありがとう」と皮肉交じりに応じた。

2297とはずがたり:2016/07/12(火) 12:48:56
こんな事もあったのか。
それにしても随分落下傘を批判されたみたいだけど,なんで長野選挙区から出たのかね?北沢と懇意にしてたのか?

wikiに拠ると
>2002年に長野県知事であった田中康夫の要請を受けて、長野県警を監督する長野県公安委員を1期務めた。
>その後、生坂ダム殺人事件の長野県警の捜査ミス糾弾(他殺死体を自殺事件と断定したが、公訴時効成立後に覚せい剤所持等の別件で逮捕された犯人の任意の自白により殺人事件と判明)において、田中知事と対立し公安委員を更迭された(田中知事は犯罪報道被害者で冤罪被害者にもなりかねなかった河野が長野県警糾弾の先鋒になることを期待したが、河野は「当時の捜査において他殺と断定できなかった事はやむを得なかった」との判断をしている)。その後、2009年の第45回衆議院議員総選挙の選挙期間中にネガティブキャンペーンの弁士として「田中康夫は単なるナルシストであり田中が自分を公安委員に推薦したのは面白半分の受け狙いでしかなかった」と批判した。
とあって結構政治的な発言をしてるようだ。

松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160702/plt1607021530002-n1.htm
2016.07.02

 参院選(7月10日投開票)の長野選挙区(改選数1)は、民進党新人の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏が全国的な知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官らが猛追する展開となっている。こうしたなか、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、報道被害まで受けた河野義行氏(66)が6月30日、松本市内で行った講演が波紋を呼んでいる。マスコミ関係者への痛烈な批判が込められていたのだ。

 「間違った報道は、場合によっては人を死に追い込む。当時、私も『今、死ねたら楽だな』と思ったくらいだ」

 河野氏は、報道被害の実態について、集まった市民ら約70人を前にこう語った。

 衝撃の事件は94年6月27日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、8人が死亡した。実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、「発生からたった2日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。

 最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。

 このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「(発生から20年以上過ぎて)事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」(市政関係者)。

 講演では、河野氏からマスコミ関係者への苦言が相次いだ。

 「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険なもの」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」

 「命を『軽いもの』と見ている。私にはそんな風に思えてしまう。そういうような人が『国政にチャレンジする』と言ったって、本当にこの人たちが国民の命を守れるのか」

 杉尾氏を意識しているように聞こえる。

 河野氏は最後に、「(参院選では)どういう方が信頼できるのか、どういう方にこの国を託したいのか、ということを皆さん、真剣に考えてほしい」と呼び掛けて講演を締めくくった。 (安里洋輔)

2298チバQ:2016/07/12(火) 12:49:21
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_71018.html
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
12:05河北新報

<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
(河北新報)
 10日に投開票された参院選の東北6選挙区で与党が惨敗したことについて、東北各県の知事は11日、東日本大震災の復興政策への不満や環太平洋連携協定(TPP)への反発などを要因に挙げた。改憲勢力が議席の3分の2を占めた結果を受け、慎重な憲法改正論議を求める声も上がった。
 達増拓也岩手県知事は取材に「復興に取り組む中で、有権者は政治の在り方についても判断した。現政権の政策を変えなければいけないという民意が多かった」と結果を評価した。
 内堀雅雄福島県知事は「県民は常に復興、再生の加速を強く願っている」と強調。「福島第1原発事故からの復興と地方創生に向け、与野党の垣根を越えオールジャパンで取り組んでほしい」と求めた。
 村井嘉浩宮城県知事は東北の人口減少と安倍政権の経済政策「アベノミクス」に言及。「人口が急激に減り、地域の活力がなくなっている。アベノミクスによる経済活性化は重要だが、過疎地にどう波及するかが見えづらいのではないか」と分析した。
 TPPへの不安感を指摘したのは吉村美栄子山形県知事。「農業はなりわいで、地域の景気に影響する。TPPで農業がどうなっていき、対策は取られるのか。大きな危機感が東北、北海道の選挙結果に如実に表れた」と語った。
 佐竹敬久秋田県知事は、与党候補の当選が東北で秋田だけだったことを「(戊辰戦争で秋田藩が離脱した)奥羽越列藩同盟のようだ」と例え、「被災地のような特殊事情はなく、県内の政党の力関係が表れた」との見方を示した。
 憲法改正に賛同する党派が非改選と合わせて国会発議に必要な全議席の3分の2を超えたことに関して、吉村知事は「どういう考えでどうしたいのか、具体的に説明してほしい」と注文。内堀知事は「国民全体での幅広い議論が必要だ」と指摘した。
 村井知事は「国民は9条改正をそれほど望んでいないと思う。憲法全体を見て、変えるものと変えないものをよく議論するべきだ」と強調。達増知事は「自民の憲法改正草案は問題が多い。議論が深まる中で国民は改憲の問題性を認識する」と語った。

2299チバQ:2016/07/12(火) 12:50:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_21030.html
<参院選青森>田名部氏 八戸市で圧倒

 野党統一候補で民進党新人の田名部匡代氏(47)が、自民党現職の山崎力氏(69)の4選を阻んだ。事実上の一騎打ちは序盤から横一線の攻防が続き、最後は約8000票の小差で決着。県内の「自民1強」の一角が崩れた。
 田名部氏は、元農相の父匡省氏から引き継いだ地盤の八戸市で山崎氏に約2万5000票差をつけて圧倒。前回2013年比で9.06ポイント上昇した投票率を追い風に、大票田の青森、弘前両市では無党派層の支持を取り付けた。
 選挙期間中は、訴えを「暮らしの安定」に絞り、アベノミクスによる格差拡大を集中的に批判した。戦略は奏功し、無党派層に加え、政策の恩恵が乏しい農漁業者に浸透していった。
 地縁の薄かった津軽地方では、維新の党から民進に合流した升田世喜男衆院議員(比例東北)の手厚い支援を獲得。着実に票を積み重ね、山崎氏に迫った。
 党本部は青森を最重点区と位置付け、岡田克也党代表、蓮舫党代表代行らを全域に投入。共産、社民両党との共闘は相乗効果を発揮し、勝利を引き寄せた。
 山崎氏は地盤の青森市で田名部氏に競り負けた。自民支持層が分厚い十和田、五所川原両市で互角の戦いに持ち込まれる誤算が加わり、津軽地方などでの「貯金」で八戸市の劣勢を埋める想定は大きく狂った。
 党は激戦区に位置付け、安倍晋三首相が公示日を挟んで3度、県内入りした。最終盤の6日は半日を費やし、青森、弘前など4市でてこ入れする異例の支援活動を展開した。期待する無党派層への広がりは限定的で、風向きを変えるには至らなかった。
 県連は県選出国会議員らをフル稼働させ、団体、企業回りを徹底。県内に張り巡らす強固な組織力で追い込みをかけた。しかし、環太平洋連携協定(TPP)への反発から農協団体が自主投票を決めるなど、支持基盤の一部が変容。陣営全体で激戦を勝ち抜く勢いに乗り切れなかった。(青森総局・辻本まり)

2300チバQ:2016/07/12(火) 12:50:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_31029.html
<参院選岩手>木戸口氏 小沢地盤で突き放す

 野党統一候補の無所属新人木戸口英司氏(52)が、自民党新人の田中真一氏(49)を7万5000票差で突き放した。小沢一郎生活の党代表(衆院4区)の支持基盤に野党共闘の厚みが加わり、終始優位を保った。自民党はアベノミクスばかりを強調し、東日本大震災からの復興途上にある岩手の有権者意識との隔たりが際立った。安倍政権への明確な不信任と言える。
 木戸口氏は秘書を務めた小沢氏、達増拓也知事の全面支援を受けた。小沢後援会が集票の軸となり、地盤の奥州、北上、花巻各市は盤石。衆院4区の得票は約10万で田中氏に4万4000票の大差をつけた。
 達増氏が追撃を加え、地盤の盛岡市で7万5000票を獲得。田中氏を2万3000票上回った。
 野党共闘も回転した。4党は公示前から週1度の実務者会議を欠かさず、情勢分析を共有。民進党内には民主党を割った小沢氏への確執は根強かったが、互いに出せる範囲の手の内を明かし、態勢を融合させた。
 一方で「小沢地盤」には弱体化の兆しも見えた。県内の生活の比例得票は4万3000にとどまり、2013年参院選と比べ5万8000も減らした。政党としての存在感が岩手でも低下していることは鮮明だ。
 自民党の田中氏は爆発力に欠けたものの、落選した13年参院選と比べ得票を9万1000伸ばした。「脱小沢政治」を強調したことや旧敵の平野達男参院議員(岩手選挙区)が支援に回ったことなどが要因だ。
 ただ、応援に入った安倍晋三首相らは経済政策など聞こえのいい言葉を繰り返し、憲法改正や消費税増税延期の是非に触れることは少なかった。有権者は巧妙な争点ずらしを見抜いた。
 次期衆院選は政権選択が懸かる。野党共闘は奏功したが、主張の違う重要政策の整合性は置き去りにされた。明快な一致点が必要だ。自民党は首相の言葉をコピーしたような主張ではなく、岩手の実情を熟慮した政策提示が求められる。
 岩手の政治潮流は小沢氏を軸とした離合集散の歴史を経て、過渡期にある。与野党共に見据えるのは「小沢後」である。(盛岡総局・横山勲)

2301チバQ:2016/07/12(火) 12:51:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_41033.html
<参院選秋田>石井氏 24市町村を制す

 自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元議員の松浦大悟氏(46)に5万3000票差をつけて再選された。東北で自民が惨敗する中で唯一、全国的な与党圧勝の潮流に乗った。党県連は県選出の衆参議席独占を維持した。
 石井氏は序盤、野党共闘で臨んだ松浦氏と競り合いを強いられた。党本部は終盤、閣僚級を連日投入するなど徹底した組織戦を展開。運動量は尻上がりに増し、小坂町以外の24市町村で松浦氏の得票を上回った。
 中盤にかけての苦戦の要因は、環太平洋連携協定(TPP)に不満を抱く農業票の離反だ。県農協政治連盟は自主投票を決定。固い支持基盤が揺らいだ。危機感を募らせた党本部は、森山裕農相や小泉進次郎党農林部会長らを送り込み、影響回避に全力を挙げた。
 議席奪還を目指した松浦氏は終盤、組織の足腰の弱さを露呈させ失速した。党幹部は連日県内入りし、てこ入れを試みたが、自民の壁に阻まれた。
 共産、社民両党との共闘は期待された効果を発揮できなかった。野党3党は個別に選対本部を設置。各党が独自に集票する戦略は共闘の相乗効果や波及効果をそいだ。結局、13年参院選で松浦氏と共産候補が獲得した計23万票から6000票の上積みに終わった。
 県南部が地盤で、民進党に今春合流した村岡敏英衆院議員(比例東北)は今回、松浦氏と連携。支持拡大の切り札になるとみられた。しかし、村岡氏の支持層の大半を占める保守層は、共産党を含む野党共闘への抵抗感からか動きは鈍かった。
 県内は全国最速で高齢化が進む。与野党候補による多角的で濃密な政策論争は不発だった。石井氏の訴えは野党共闘批判が大半を占め、経済、農業政策は具体性に欠けた。有権者から「地方の厳しい現状が反映されていない」という不満が出たのも無理はない。
 県内では引き続き「自民1強」が続く。選挙のたびに指摘される民進の組織力の弱さは、今回も反省材料となった。(秋田総局・今愛理香)

2302チバQ:2016/07/12(火) 12:51:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_51032.html
<参院選山形>舟山氏 反TPP票吸収

 野党統一候補の無所属元議員舟山康江氏(50)が約34万票を獲得し、前回2013年参院選で失った議席を奪還した。自民党新人の月野薫氏(61)に12万票の大差をつける圧勝だった。
 参院選4回目の立候補だった舟山氏は知名度を生かし、全域から満遍なく集票。県内35市町村のうち32市町村で月野氏を上回った。月野氏が勝ったのは出身地の新庄市と隣の大蔵村のみ。舟形町は同数だった。
 前回、舟山氏が得た票と共産党候補の得票を合わせた計28万票に、6万票を上乗せする安定した戦いぶりだった。
 前回推薦を得た県農協政治連盟は自主投票だったが、舟山氏は農林水産省出身の農業通として単位農協や生産者を丁寧に回った。
 最大の争点だった環太平洋連携協定(TPP)への対応では、地域農業を守る立場から終始一貫して反対。全農山形出身の月野氏が容認姿勢を示したため、TPP批判票を吸収した。
 効率を最優先に農協改革を迫る政府、与党への不満の受け皿にもなった。特に水田地帯を抱える庄内地方では前回よりも大きく票を伸ばした。
 改憲反対、安全保障法制廃止も訴え、無党派層や安倍政権に批判的な保守層の取り込みに成功。野党共闘態勢を構築しつつ、政党色を極力抑え、草の根選挙で地道に地域を歩く戦い方が大量得票につながった。
 月野氏は課題の知名度不足を最後まで解消できなかった。党本部は序盤、閣僚らを衆院2、3区の農村部に集中投入した。県内35市町村のうち25首長が支援を表明。県連会長の遠藤利明五輪相(衆院1区)は自らのメンツを懸け支援した。
 党の王道を行く組織戦を展開したが、舟山氏の勢いの前に、票固めは終始難航した。
 月野氏擁立に至る候補者公募の決定が、党現職の岸宏一氏が引退表明する前だったことから生じたしこりも尾を引き、分厚い組織が一枚岩になり切れなかったことも響いた。(山形総局・宮崎伸一)

2303チバQ:2016/07/12(火) 12:51:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11028.html
<参院選宮城>桜井氏 批判票取り込む

 改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
 桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
 公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引き付け、抜け出した。
 民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
 熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
 党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
 桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。(報道部・大橋大介)

2304チバQ:2016/07/12(火) 12:52:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11026.html
<参院選宮城>桜井氏が市部で圧倒


拡大写真
 10日に投開票が行われた参院選宮城選挙区(改選数1)は、4選された民進党現職の桜井充氏(60)が県内39市区町村のうち24市区町で、再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)の得票を上回った。熊谷氏は15市区町村で桜井氏を制したが、及ばなかった。
 県選管によると、宮城選挙区の得票数は桜井氏51万450票、熊谷氏46万9268票で、得票率はそれぞれ51.10%、46.98%だった。各候補の市区町村別の得票率は表の通り。
 桜井氏の得票率は、最も高かった美里町で6割近い57.63%に達した。加美町の56.04%が続いた。ほかに仙台市青葉、太白、泉各区や石巻、栗原、塩釜、名取、白石など市部を中心に19市区町で50%を超えた。
 東日本大震災で津波に遭った沿岸部の気仙沼、東松島、多賀城各市や亘理、山元両町、黒川郡の4町村など18市区町村では50%以下にとどまった。得票率が最も低かったのは南三陸町の38.23%で、4割に届かなかった。
 熊谷氏は、南三陸町で得票率が最も高い59.30%に上った。ほかに宮城野区や川崎町、七ケ浜町、女川町など9市区町村で50%を上回った。気仙沼市、七ケ宿町、富谷町など5市町は得票率が49%台だったが、桜井氏に勝った。
 一方、最も低いのは美里町の40.32%。角田市、大崎市、涌谷町でも43%台に低迷した。
 幸福実現党新人の油井哲史氏(36)は支持が広がらなかった。

2305とはずがたり:2016/07/12(火) 12:52:19
>>611
>杉尾氏は平成25年1月、長野県高森町から「市田柿ふるさとPR大使」を任命されるなど同県と縁深いという。
と云う訳か。
それだけと云えばそれだけだけど今回の安倍自民の梃子入れ(県議への総理直電とか可成りなりふり構わずなやつ)はどれも不発(僅差で負けなんで不発というかあと一歩及ばず)だったけど長野でのらっかさんよりけんたさんキャンペーンも理知的な長野県民には多少の嫌悪感をもたらしたのかも知れない。

2306チバQ:2016/07/12(火) 12:52:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_61031.html
<参院選福島>増子氏 猛追自民かわす

 現職同士の争いは、民進党の増子輝彦氏(68)が46万票余りを獲得、自民党の岩城光英氏(66)に約3万票差をつけて3選を果たした。前回改選の2010年からの上積みは約12万2000票。野党共闘が奏功し、政権与党の全面支援を受けて戦った岩城氏が積み上げた得票を上回った。
 野党統一候補の増子氏は個人後援会と民進党県連、連合福島を中心に運動を展開した。「増子票」とも呼ばれる党派を超えた強固な支持基盤に加え、安倍政権に批判的な勢力の結集を目指した。
 民進支持層の9割、共産支持層の8割から票を集め、無党派層からも5割以上の支持を得た。公明支持層の一部も切り崩した。
 地域別は県内59市町村のうち、36市町村で岩城氏を上回った。地盤とする郡山市で約2万7000票リードし、岩城氏の地元いわき市での劣勢分をほぼ解消。福島市で約1万3000票の差をつけるなどし、圧倒的な組織力で猛追した自民陣営をかわした。
 岩城氏は過去3度の選挙は2位当選で全て旧民主系候補にトップを譲った。党本部は現職閣僚落選を阻止しようと、党営選挙とも言える異例の態勢を組んだ。
 個人後援会の弱さを補うため、国会議員や県議らが500回以上の集会を開催。6月以降に応援に入った弁士は延べ130人を超え、演説会などへの動員数は5万人に達した。
 自民支持層の9割近くを固め、全体の得票数は前回より約9万5000票増やした。ただ公明支持層の得票は7割程度にとどまり、無党派層への浸透でも後れを取った。
 地盤とする浜通りで圧倒的な支持獲得を目指したが、いわき市での得票差は3万票に届かなかった。各種団体への働き掛けが末端まで浸透せず、安倍晋三首相らが遊説に訪れた中通り、会津でも広がりを欠いた。
 旧民主政権の危機管理能力の欠如を批判し、自公政権の実績を強調するあまり、結果的に復興を実感できない県民の反発を招いたとみられる。
(福島総局・藤井宏匡、高橋一樹)

2307チバQ:2016/07/12(火) 18:25:35
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110256-n1.html
2016.7.11 21:40更新

【参院選】
自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定

 第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。

 「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。

 ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。

 自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。


 そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。

 民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)

2308チバQ:2016/07/12(火) 18:30:28
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120011-n1.html
2016.7.12 07:35更新

【東京都知事選】
組織力VS知名度の構図 自民分裂に民進・松原仁氏「こっちが一本だったらおもしろい」






(1/2ページ)【東京都知事選】 .

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 東京都知事選で分裂選挙となることが固まった自民党。党都連が増田寛也元総務相を担いで組織で選挙戦に臨むのに対し、小池百合子元防衛相は高い知名度を武器に無党派層への浸透を図る。「組織力VS知名度」の構図となりつつあり、14日の告示を前にして早くもヒートアップしている。

 「参院選の最中にこれだけ世間を騒がせ、党に迷惑をかけながら執行部の留守中に紙1枚で(推薦願を)取り下げるというのは、公党を侮辱する姿勢だ」。都連に所属する萩生田光一官房副長官は11日、増田氏の推薦を決めた党本部での会合で、小池氏を批判した。

 増田氏はこの日、公明党にも推薦を要請した。自民、公明両党の組織力に加え、岩手県知事、総務相で培った実務能力をアピールする考えだ。今回の参院選東京選挙区で当選した与党候補3人は計約230万票を獲得した。前回知事選で舛添要一前知事が獲得した約211万票を上回る。

 これに対し、小池氏は11日、都庁で記者会見し「私は一人だ。物量作戦では圧倒的に劣るが、都民に訴えることで有利に進めることができる」と強調した。自らに迫る包囲網を突破する姿を示し、無党派層の支持を集める狙いがある。俳優の石田純一氏が出馬を断念したことで、浮動票を奪い合う懸念もなくなった。

 ただ、元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏が11日、出馬を正式表明。民進党都連が同日、出馬を要請した元経済産業省課長の古賀茂明氏は、宇都宮氏との間で調整を図る考えだ。

 民進党都連会長の松原仁衆院議員は同日のBSフジ番組で、参院選東京選挙区で与野党の得票が拮抗(きっこう)したことに言及した上で、「漁夫の利」に期待感を示した。

 「向こう(自民)が2つに割れて、こっちが一本だったら、おもしろい戦いになる」(沢田大典)

2309チバQ:2016/07/12(火) 18:31:05
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120055-n1.html
2016.7.12 17:07更新

【東京都知事選】
上杉隆氏が出馬表明「東京に恩返ししたい」

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)をめぐり、元ジャーナリストの上杉隆氏(48)が12日午後、都庁で記者会見し「私は東京に恩返ししたい。本当の政策論争がしたい」と都知事選への出馬を表明した。

2310チバQ:2016/07/12(火) 18:32:01
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120018-n1.html
2016.7.12 09:54更新

【参院選】
業界・労組票に依存強まる

 10日投開票の参院選比例代表では自民、民進両党いずれも業界団体や労働組合の支援を受けた候補が当選上位に名前を連ねた。特に民進党は比例代表当選者11人のうち8人が連合傘下の産業別労働組合の組織内候補だった。

 民進党の連合組織内候補は過去最高の12人。9人を擁立した前回参院選では旧民主党の労組系候補が得た個人名票が160万2520票だったのに対し、今回は211万229票を獲得した。労組系候補の落選は前回を上回り4人という結果だったが、獲得票に着目すれば組織票の掘り起こしに一定の成果を得たといえる。民進党の総得票数に占める労組系候補の個人名票の割合も24.17%で、前回の22.46%を上回った。

 厚生労働省の推定によると、昨年6月末現在の労組の組織率は17.4%と過去最低だったが、労組依存はむしろ強まったといえる。

 一方、自民党の比例代表当選者上位には、民間シンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏や、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏ら著名人が名を連ねたが、最も個人名票を獲得したのは全国郵便局長会(全特)組織内候補の徳茂雅之氏の約52万票だった。

2311チバQ:2016/07/12(火) 18:34:14
http://news.livedoor.com/article/detail/11753231/


平山佐知子氏や永江孝子氏も…参院選「元女子アナ」候補の明暗

2016年7月12日 10時26分
日刊ゲンダイ

 今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。

 静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。

 衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。

 女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。

 同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。

 滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。

 女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。

「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)

 国政に“タックル”を決めた。

2312チバQ:2016/07/12(火) 18:34:53

http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160712/k00/00e/010/186000c

都知事選
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古賀氏「鳥越氏推す」宇都宮氏「出馬揺らがず」



毎日新聞2016年7月12日 13時03分(最終更新 7月12日 17時31分)

鳥越氏、12日午後の会見で立候補表明へ

 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。共産党などとともに野党4党の統一候補として支援することで調整する。鳥越氏は12日午後に記者会見し、立候補を表明する。

 民進党は水面下で鳥越氏に出馬を打診してきたが、11日に党幹部に対して前向きな回答があった。同党はすでに共産党など他党にも鳥越氏の擁立方針を伝えており、12日に4野党が対応を協議する。鳥越氏は12日、毎日新聞の取材に「参院選で『改憲勢力』が3分の2に達したのを見て決断した」と語った。

 野党側の候補を巡っては11日、民進党都連が経済産業省出身の古賀茂明氏(60)に出馬要請したが、古賀氏は12日、記者団に「鳥越氏を推す」と述べ、自らは出馬しない考えを示した。一方、3回目の出馬を表明している宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は記者団に「民進党や鳥越氏からは連絡がない。今の段階で出馬の意思は揺らいでいない」と強調。野党の候補者選びについて「透明性を欠いている。とにかく勝てる候補ということならば自公と同じで野合と言われても仕方ない」と反発を示した。

 鳥越氏は福岡県出身で京大卒。毎日新聞社を1989年に退社後、テレビ朝日のニュースキャスターなどを務めた。昨年成立した安全保障関連法を巡っては、国会前デモに参加するなど反対の立場で活動した。

 都知事選には自民党都連が前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)の推薦を決め、小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。【朝日弘行、高橋昌紀】

2313チバQ:2016/07/12(火) 20:21:21
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160712/ddm/005/010/200000c

2016参院選
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小政党明暗 生活、比例初議席 社民党首は落選



毎日新聞2016年7月12日 東京朝刊

 10日投開票された参院選で、小政党の明暗が分かれた。社民党は改選2議席から1議席に減らし、吉田忠智党首が落選した。新党改革は議席ゼロで、唯一の国会議員だった荒井広幸代表が落選し、荒井氏は政界引退と解党を表明した。日本のこころを大切にする党も議席を獲得できなかった。一方、生活の党は党籍を持つ無所属候補2人の当選に加え、比例代表で2012年の結党以来初の1議席を獲得。党籍を持つのは衆参6人となり、政党要件を維持する見通しだ。


 吉田氏は11日未明、党本部で記者会見し「大変厳しい結果だ。憲法が大きな争点にもかかわらず、安倍晋三首相が一言も語らなかった」と嘆いた。自身の進退について「当然責任がある。今後のことは国会議員らと相談して決めたい」と語った。党首交代や党首選挙を実施するかは、9月の全国幹事長会議で協議する。政党要件を維持できる比例で2%の得票を得たが、衆参4人で低迷が続く。

 安倍政権に近い改革とこころも苦しんだ。安倍首相が強調した「自公対民共」の構図に埋没し、ともに獲得議席はゼロ。改革の荒井氏は11日に記者会見し「党代表、政治家として力量不足だった。責任を取って引退したい」と語った。こころは、前身の次世代の党が前回衆院選で2%の得票を得ており、政党要件は維持できる。

 一方、生活は改選2議席から伸びることになりそうだ。小沢一郎共同代表は自身の地元の岩手と、小沢氏直系候補の地元の新潟で、民進党との一本化調整をまとめ、生活の党籍を持つ新人と元職を当選させた。小沢氏は10日夜の記者会見で「党員として力を合わせ、活動するのは自然の成り行きだ」と述べ、党所属議員になるとの認識を示した。ただ、生活の比例の得票率は1・91%と2%に届かず、政党要件維持には5人以上の国会議員を擁し続ける必要がある。【松本晃】

2314チバQ:2016/07/12(火) 20:25:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000041-san-l14

【参院選 神奈川】自民、2氏勝利なお軋轢 民進・金子氏は代表辞任伝える

産経新聞 7月12日(火)7時55分配信



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 参院選の投開票から一夜明けた11日、各党の県組織が県庁で会見を行い、激戦を振り返った。自民県連は、現職の三原じゅん子氏の大勝を高く評価しつつも、党本部が同日未明に発表した現職、中西健治氏の追加公認(9日付)には不快感を示した。2人を擁立しながら1議席に終わった民進県連は、議席を死守できなかった金子洋一氏が県連代表を辞任する意向を示し、組織の立て直しを早急に行う方針を示した。(参院選取材班)

                   ◇

 「正直、100万票は超えないだろうと思っていたが、結果的にトップ当選。感謝している」

 三原氏を「自民唯一の公認候補」として全面支援してきた自民県連の小此木八郎会長は晴れ晴れとした表情を見せた。

 だが、質問が中西氏の追加公認に及ぶと、「頭の整理ができていない。聞かれても答えようがない」と言葉を濁した。竹内英明幹事長も、再び県連の頭越しで追加公認が決められたことについて、「あまり県連をなめないでくださいという気持ちはある」と、党本部との軋轢(あつれき)が解消されていない内情を吐露した。

 新人の三浦信祐氏を初当選させた公明県本部の上田勇代表は「自公で3人が立候補するというかつてない厳しい構造の中、知名度を浸透させるのは大変だった」と振り返り、自公の選挙協力については「与党が一致してやっていると理解いただけた」と述べ、プラス効果を強調した。

 一方、比例代表から神奈川選挙区に移った元職の真山勇一氏が当選、3選を目指した現職の金子氏が苦杯をなめた民進。

 県連の石上俊雄代表代行は「真山さんは知名度があり、(公認の)決定が遅れたので(街頭活動を中心とした)『空中戦』。金子さんは組織(固め)を中心とした『地上戦』となったが、(金子氏への)浮動票の上乗せが不十分だった」と結果を分析し、「大変悔しい思いをしているが、真摯(しんし)に受け止めさせていただく」と声を絞り出した。

 共倒れが懸念された「2人擁立」の戦略に関しては、「政権交代を目指す政党としては次へのステップへつながり、方向は間違えていない」と肯定的に捉えた。

 参院選の結果を受け、金子氏、滝田孝徳幹事長が辞任の意向を明らかにした。12日に開く県連の役員会で2人の意向を伝え、その後開く常任幹事会で了承を得るという。

 新人の浅賀由香氏が次点で惜敗した共産県委員会の田母上悟委員長は「18年ぶりの議席奪還がかなわなかったのは残念だが、実質9カ月くらいの選挙活動で得票数的には大善戦だった」と評価した。

2315チバQ:2016/07/12(火) 20:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000072-mai-pol

<参院選>民進・岡田代表「首相が回った重点区は1勝9敗」

毎日新聞 7月12日(火)19時56分配信



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 「10ある自民党の重点区を首相が回ったが、自民の1勝9敗だった。首相が回った方が我々にとってよかった」。民進党の岡田克也代表は12日、党の常任幹事会で参院選の結果を振り返り、安倍晋三首相の選挙応援を皮肉った。

 民進党は32ある改選数1の「1人区」で無所属候補などを含め11勝21敗と大きく負け越し、改憲勢力の「3分の2阻止」を実現できなかった。しかし、民主党として臨み、大敗した前回(2013年)の17議席から倍近く増やし、党内の評価は定まっていない。今のところ岡田氏の責任論は表面化していないが、焦点を「自民の重点区」に絞ることで成果を強調した形だ。

 報道各社の情勢調査で接戦と報じられ、首相が複数回応援に入った東北各県や岡田氏の地元・三重県などを指すとみられるが、自民党は重点区を公表していない。【松本晃】

2316チバQ:2016/07/12(火) 20:26:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000120-jij-pol

自民「合区」救済策が失敗=比例転出に不満、強まる解消論【16参院選】

時事通信 7月12日(火)18時49分配信



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 今回の参院選で隣り合う選挙区を一つにする合区が導入されたことを受け、自民党は調整の結果、選挙区出馬を断念した候補者を比例代表に回す救済策を講じた。だが、「鳥取・島根」選挙区では、比例に転出した鳥取県出身候補が落選し、同県連には不満が残った。党内では合区解消のため憲法を改正すべきだとの声が強まりつつある。
 自民党は「鳥取・島根」では島根県を、「徳島・高知」では徳島県をそれぞれ地盤とする現職を公認。鳥取、高知両県連の推した新人は比例に回った。中西哲元高知県議は上位で当選したものの、竹内功前鳥取市長は次点で落選し、党鳥取県連幹部は竹内氏を「合区の犠牲者だ」と評した。
 同党選対関係者は、竹内氏が獲得した約9万票のうち、島根県では1万票余りしか得られなかったことを問題視。「3年後を考えたら、もっと島根で票を出さないといけない」と述べ、党島根県連の対応を批判した。2019年には現職同士が競合するため、調整は一層、困難になる。
 参院選公約で自民党は、選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」とうたっている。党鳥取県連会長を務める石破茂地方創生担当相は12日の記者会見で「選挙制度の在り方を見直す非常に大きな契機になる。この制度は今回限りにしたい」と強調しており、今後は改憲による合区解消論が党内で広がりそうだ。
 「1票の格差」是正を目的とする合区は、都市部への人口集中により、今後も対象県が増えることが予想される。党幹部は「注目すべきは来年の『1票の格差』をめぐる最高裁判決だ。もっと合区を増やさなければ駄目だという強い判決が出れば、いよいよ憲法改正しなければいけないとなるかもしれない」と語った。

2317チバQ:2016/07/12(火) 20:31:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000034-san-l40

【参院選 福岡】トップ争い「敗北」大家氏に3つの誤算

産経新聞 7月12日(火)7時55分配信



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【参院選 福岡】トップ争い「敗北」大家氏に3つの誤算


「当確」を受けてマイクの前に立つ大家敏志氏。左端から自民党福岡県連の蔵内勇夫会長と麻生太郎副総理兼財務相=10日午後、福岡市中央区(写真:産経新聞)


 参院選の福岡選挙区(改選3)では、トップ当選を目指した現職の大家敏志氏(48)が、民進党新人の古賀之士(ゆきひと)氏(57)に苦杯をなめた。「70万票でトップ当選」できなかった背景には、大家氏サイドに3つの誤算があった。(九州総局 村上智博)

 ■ズームイン!!

 「力不足だった。すんなり1番とはいかなかった」

 投票終了直後の10日午後8時過ぎ、福岡市内のホテルで開票速報を見守っていた大家氏の選対本部長、麻生太郎副総理兼財務相はこう言って唇をかんだ。

 自民党福岡県連の蔵内勇夫会長は、「民進党のタレント候補は知名度が高く浮動票が動いた。われわれの苦手なところだから、勉強させてもらわないと…」と浮かぬ表情で語った。

 蔵内氏は「本当のバンザイは1番になってからだよ」と言い残し、早々と会場を出たが、それは最後までかなわなかった。

 最大の誤算は、古賀氏が持つ知名度の破壊力を過小評価したことだ。

 古賀氏は選挙期間中、福岡放送(FBS)の情報番組「めんたいワイド」などで司会を務めた30年間のキャリアを前面に出した。

 古賀氏は「めんたいワイドの古賀です。国会にズームイン!!」と連呼し、「民進党の古賀」は封印した。

 古賀氏サイドの狙いはテキメンで、自民・大家氏は蔵内氏の出身地盤、筑後市ですら古賀氏にリードを許し、麻生氏の選挙区、衆院8区でも、古賀氏の得票数が上回った。

 一方の大家氏には、「自民党は知っているが、大家さんて現職だったのか」との声が容赦なく飛んだ。

 大家氏と古賀氏の戦いぶりは、平成22年の福岡市長選を想起させた。

 元テレビアナウンサーで知名度のある高島宗一郎現福岡市長(41)が、組織力で勝る現職を破った戦いがそれだ。

 公示後、古賀氏の露出が格段に増えると、街頭演説では、有権者が古賀氏に握手を求めて殺到。自民党サイドは「とてもじゃないけど、あの勢いは止められない」(大家陣営幹部)とぼやくが、後の祭りだった。

 ■公明・学会票

 大家陣営にとって、公明党と支持母体の創価学会の出方を読み違えたのも大きく響いた。

 公明党が独自候補を擁立して学会票があてにできなくなったばかりか、自民票まで食われる“被害”が想定以上に拡大したためだ。

 公明党側は公示前に新人の高瀬弘美氏(34)が創価学会票を固めた。その上、目標の50万票を目指し自民側から5万票の上積みを迫った。

 年内にもささやかれる衆院解散を前に、自民サイドにとって、この要請を断る選択肢はなかった。公明・学会票なくして当選がおぼつかないためだ。

 そもそも、自民党本部は参院選全体の勝敗を左右する32の「1人区」で公明党の支援を得るため、福岡など5選挙区で、公明候補に推薦を出した。公明サイドにしてみれば、自民サイドが票を提供するのは当たり前のことだった。

 自民福岡県連は当初、大家氏が22年参院選で獲得した77万票から、公明・学会票の流出は7万票との数字を弾き、70万票でトップ当選との目標を立てた。

 結果は、倍近い13万票のマイナスだった。

2318チバQ:2016/07/12(火) 20:31:55

 ■錆び付いた組織力

 自民党は13年の参院選以降、福岡選挙区で民主党と1議席ずつを分け合ってきた。今回も「組織力で勝る大家氏は余裕で1位通過する」(自民県連筋)と高をくくっていたフシがある。

 大家陣営は、県農政連など2千を数える支持団体・組織の推薦を受けたが、結果的に、多くの保守票が高瀬候補に流れた。公明側からは選挙はがきの郵送のノルマを課せられるなど、最後まで攻め込まれた。

 自民党は福岡県全体で78万の比例票を獲得した。にもかかわらず、大家氏が選挙区で64万票に甘んじたのは、一部が古賀氏に流れたのを除き、その多くが高瀬陣営に奪われたためだ。

 組織力は、フル稼働にほど遠い状態だった。

 ■逃げた若年層

 一方、知名度頼みで67万票をたたき出した民進党の古賀氏。比例票は福岡県全体で41万票にとどまった。

 投票日(10日)の出口調査の結果によると、10代から30代までの若者への支持の広がりに欠いた。主婦層や一部保守層への浸透で26万票を積み上げた格好だ。

 古賀氏の支持拡大を結果として後押ししたのは、共産党の藤野保史前政策委員長だったろう。藤野発言に反発を覚えた共産支持層の受け皿となったからだ。

 選挙戦序盤の6月26日にNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算だ」と発言し、更迭された。熊本地震で復旧・人道支援に活躍した自衛隊を愚弄する言動に、九州の有権者が否定的に反応したのだろう。共産党新人、柴田雅子氏(32)陣営は目標とした40万票に遠く及ばなかった。

2319チバQ:2016/07/12(火) 22:07:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk04010032000c.html
<2016参院選>検証 桜井氏、無党派層に浸透 大接戦「野党共闘」勝因に /宮城
12:21毎日新聞

 10日投開票された参院選宮城選挙区は、民進党の桜井充氏(60)が接戦の末に4回目の当選を果たした。3期18年の実績や経済政策などを訴え、無党派層に広く浸透した。終盤に猛追した自民党の熊谷大氏(41)は、東日本大震災からの復興の取り組みや若さをアピールしたが、知名度不足に泣いた。【鈴木一也、山田研】

 今回から改選数が2から1に減った宮城選挙区。序盤は実績と知名度で勝る桜井氏が大きくリードとの見方が多かったが、後半は熊谷氏が党を挙げた組織戦で猛追。安倍晋三首相ら大物が続々と県内に応援に入り、大接戦の様相を呈した。

 県選挙管理委員会によると、仙台市以外の郡部では、両者の得票差がほとんどないまま推移。しかし大票田の仙台市で開票が進み始めた午後11時前ごろから、桜井氏が徐々にその票差を広げていった。市内5区のうち、熊谷氏の地元の宮城野区以外は桜井氏の得票が上回った。

 桜井氏の勝因の一つに、共産党や社民党などとの「野党共闘」が挙げられる。県内の共産、社民両党の比例での得票数を合わせると、約13万3000票に上った。共同通信社の出口調査によると、比例で両党に投票した人の8割超が桜井氏に投票しており、桜井氏陣営からは「この票がなければ勝てなかったかもしれない」との声も漏れる。

 また支持政党のない無党派層から一定の支持を集めたことも勝因に挙げられる。同社の出口調査によると、無党派層の6割超が桜井氏に投票。桜井氏は「一つ一つの政策を必死に訴える姿を、真剣に見て聞いて判断してくれた」と振り返る。

 一方、熊谷氏は「20年たっても61歳。東日本大震災からの復興を皆さんと見届けたい」と若さをアピールし、10〜40代から一定の支持を得た。しかし50代以上の世代や無党派層に最後まで浸透しきれず、あと一歩及ばなかった。

 大崎市の伊藤康志市長は11日の定例記者会見で「地域への向かい方、足の運び方の差が、お二人の票に一番直結しているのではないか」と分析した。

「党の体制一新を」

 当選から一夜明けた11日、民進党の桜井充氏(60)が報道陣の取材に応じ、「党の体制を一新しないと、政権交代に向けた戦いはできない」と述べ、9月の党代表選で岡田克也代表に代わる新代表を選出すべきだとの考えを示した。

 当選後、1カ月以上断っていたお酒を解禁したという桜井氏。「勝ててうれしいし、ホッとしている」と晴れやかな表情で話したが、「党の体制作りや政策議論にすぐに取りかかる。選挙は終わった後の方が大事だ」と気を引き締めていた。

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 ◇宮城選挙区開票結果

=選管最終発表

当 510,450 桜井充 60 民 現

▽ 469,268 熊谷大 41 自 現

   19,129 油井哲史 36 諸 新

 ▽は法定得票数を得た落選者

2320チバQ:2016/07/12(火) 22:11:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk23010607000c.html
<2016参院選>民進「王国」の底力 旧維新票取り込み2議席 /愛知
16:07毎日新聞

 改選数1増となった愛知選挙区では、与党は手堅く自民と公明で1議席ずつを確保。野党は、民進がかつて「民主王国」と呼ばれた底力を示し2議席を得た。この伝統的な組織戦の構図の中、組織にとらわれない市民が選挙運動に参加したが、力を発揮する場を見いだせなかった。(社会面参照)

 ◇自公も手堅く組織戦

 従来、参院選愛知選挙区の3議席は2004年から、前身の民主2、自民1で推移してきた。民主は野に下った2013年の前回選で候補を一人に絞り議席を守った。とはいえ得票数は74万票で、105万票の自民候補に遠く及ばなかった。

 今回、自民は候補者を1人に絞り、9年ぶりの候補者を出した公明に推薦を出し、自公で2議席を目指した。優勢とされただけに、手堅さを一層、印象付ける戦略だった。

 民進は2議席獲得を目指した。その実現を阻むのは与党ではなく、「共産との争いになる」(民進県連幹部)との読みがあった。このため前回の74万に加え、旧維新票を取り込む戦略を選んだ。支持母体の連合愛知の支持はもちろん、旧維新出身議員にビラ配りや選挙カーでの巡回などに力を注がせた。全国的に党勢がふるわないことが、より確実な組織間の協力関係の構築を民進に選択させた。

 ◇市民連携実らず 共産候補は敗退

 これに対し、基礎票に加え、改憲反対運動などを機に活発化した組織から自由な市民との連携を主軸にした共産の戦略は、結果的に得票に結び付かなかった。

 自民・公明への追い風と自らへの逆風を認識していた民進と、市民との連携を選んだ共産。その戦略の対照が、得票差に表れた。【道永竜命】

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 ◇愛知選挙区開票結果=選管最終発表、一部地域既報

当 961,096 藤川政人 56 自 現

当 575,119 斎藤嘉隆 53 民 現

当 531,488 里見隆治 48 公 新

当 519,510 伊藤孝恵 41 民 新

▽ 302,489 須山初美 37 共 新

▽ 218,171 奥田香代 51 諸 新

   64,781 平山良平 68 社 新

   59,651 井桁亮 46 こ 新

   47,088 中根裕美 42 諸 新

 ▽は法定得票数を得た落選者

2321チバQ:2016/07/12(火) 22:22:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk12010300000c.html
<2016参院選ちば>振り返り 自民133万票で圧勝 民進は共倒れ回避 /千葉
12:55毎日新聞

 10日投開票された参院選の千葉選挙区(改選数3)では、自民党が現職の猪口邦子氏(64)と新人の元栄太一郎氏(40)で計133万票を獲得して1、2位で当選し、改選前の与党1、野党2の構図を覆した。党本部の方針で現職2人を擁立した民進党は、小西洋之氏(44)が3番目に食い込んで共倒れは回避したが、水野賢一氏(49)は5位に沈んだ。共産党は浅野史子氏(45)が従来の共産候補を大きく上回る票を集めたものの、当選ラインには届かなかった。各党の選挙戦を振り返る。【川名壮志、渡辺暢、田ノ上達也】

 ◇自民、新人元栄氏に公明票

 「風は全く吹いていなかった。すごい数字だ」。11日、自民党県連で記者会見した桜田義孝会長は驚きを隠さなかった。

 猪口氏と元栄氏が獲得した133万票は、45年ぶりに自民が2議席を得た前回2013年参院選の110万票を大幅に上回り、千葉全13選挙区のうち11選挙区で勝った14年衆院選の自民候補者の総得票をも越えたからだ。

 野党が「改憲勢力の参院3分の2阻止」を最優先に掲げた今回。「本来は逆風のはずだった」と県連幹部は振り返る。猪口氏は10年参院選当選直後から早朝につじ立ちし、県内各地を駆け回る「どぶ板」選挙を展開。知名度を生かし、自民の世論調査でも選挙戦序盤から2位を10ポイント以上引き離して独走した。2議席獲得が大命題だった自民にとって、焦点は選挙経験もなく千葉と縁の薄い元栄氏の戦い方だった。

 党本部主導で擁立された元栄氏を安倍晋三首相ら大物幹部が何度も千葉入りして応援。石井準一参院議員ら地元議員も時局講演会や演説会などで全面的にバックアップし、組織戦を展開した。

 「勝った」。8日、応援弁士に小泉進次郎・農林部会長を招いた浦安市の街頭演説会。用意した元栄氏のチラシ2000枚が開始前になくなった。「名前が知られた証拠。もう大丈夫だと思った」と陣営は振り返る。

 元栄氏陣営は公明との選挙協力も盤石だった。何度も演説会に公明・富田茂之県本部代表を招き「選挙区は元栄、比例は公明」をアピール。終盤に2、3議席目を巡って小西、浅野両氏と激しく競り合っているとの見方が広がると、公明支持者の票を全て元栄氏に回すよう公明幹部の約束も取り付けた。

 10日夜。初当選に沸く元栄氏事務所。来賓のあいさつが続く中、元栄氏が突然スマートフォンを取り出して事務所外に走った。驚く支援者らに石井参院議員がマイクで釈明した。「公明の富田代表から電話です!」

 ◇民進「共産との共闘不可能」

 2人の現職が明暗を分けてから一夜明けた11日、県庁で記者会見した民進の田嶋要県連代表は「負けたのでは」と問われると語気を強めた。「参院選は1勝1敗(の引き分け)。千葉で野党共闘はあり得ない話だった」

 1人区で共産と野党共闘体制を組んだ民進は、3人区の千葉では民進2人、共産1人が争い、自民に完勝を許した。選挙戦を通じて、民進は県連内の水野氏に対するしこりと、共産の浅野氏の追い上げに悩まされた。

 みんなの党幹事長も務めた水野氏は、10年参院選では「敵」だった。今年5月の党発足直前に合流した水野氏の公認を主導した党本部に県連は反発した。「今の支持率では1枠を取るのが限界。共倒れの危険もあった」(県連幹部)からだ。公示日の先月22日、小西氏の出陣式であいさつした元衆院議員は「民主時代から行動をともにした小西氏を議会に戻す。民進党は古い仲間を大事にする党」と声を張り上げた。水野氏を強く意識した発言だった。

 水野氏公認を巡っては、かつて批判された民進の支持母体・連合も反発した。県連も10年参院選では地域を分けて2人の候補を支援したが、今回は区割りをしなかった。選挙戦終盤に浅野氏が激しく追い上げているとの世論調査が出ると、小西氏支援に傾斜した。水野氏陣営からは「県連は小西氏サイド」と恨み節も漏れた。

 全国で「野党共闘」を掲げた民進と共産は千葉では野党同士で3位争いを演じる結果になった。ある民進幹部は言い切った。「千葉は志位和夫委員長の出身地。連携と言いながら、結局共産は自分の党の利益を優先する。千葉では野党共闘は不可能だ」

 一方、共産の浮揚幸裕県委員長は、野党同士で足を引っ張り合ったのでは、と問われ言った。「ターゲットは自民党。選挙戦で民進の攻撃はしていない」

2322チバQ:2016/07/12(火) 22:43:04
http://www.sankei.com/region/news/160712/rgn1607120038-n1.html
2016.7.12 07:05
【参院選 大分】
野党共闘成功したが…共産アレルギー、労組の民進離れも



 参院選大分選挙区(改選1)で、民進現職の足立信也氏(59)は辛くも逃げ切り、3選を決めた。党大分県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共産党の票がなければ、負けていた。野党共闘が成功したということだろう」と疲れ切った表情で語った。

 足立氏は過去2回の選挙で、それぞれ自民候補を大差で退けた。今回は自民新人の古庄玄知氏(58)に1090票差まで追い詰められた。

 勝敗を決定づけたのは有権者の4割を占める大分市の票だった。足立氏はここで古庄氏に1万1千票の差を付けた。

 古庄氏の陣営関係者は「昨年の大分市長選では勝てたが、最後の最後で、取り切れなかった。悔しいの一言に尽きる」と語った。

 自民党は大分選挙区に注力していた。

 大分は反自民勢力の強い地域性だが、昨春の統一選において、知事選、大分市長選でいずれも自民系候補が当選した。「追い風」が吹いていると判断し、安倍晋三首相をはじめ、知名度の高い小泉進次郎氏などを次々に投入した。

 対する足立陣営にも蓮舫代表代行らの来援もあった。ただ、足立氏の陣営関係者は「華やかな応援も効果はあったかもしれないが、最後の最後は『どぶ板』で決まったんじゃないか」と分析する。

 大分市内を地盤とする吉良州司衆院議員(大分1区)を中心に、電話作戦などで徹底的に票を固めた。自民党の勢いを、吉良氏が阻んだ格好だ。ただ、共産党と手を組んだ野党共闘の代償は決して小さくない。

 今回、足立氏は前回の22年選挙の得票から約3万票減らし、目標とした30万票には遠く及ばなかった。

 陣営関係者は「古くは民社党時代からわれわれを支持していた民間の労組関係者の一部は、共産党への強いアレルギーがある。批判票として幸福実現党に流れてしまった部分もあるだろう。『民間労組の民進離れ』は、全国的に今後の課題になるだろう」と語った。(九州総局 中村雅和)

2323チバQ:2016/07/12(火) 22:45:16
http://www.sankei.com/region/news/160712/rgn1607120007-n1.html
2016.7.12 07:06
【参院選 山梨】
民進・宮沢氏勝利から一夜明け… 自民、超えられなかった「7割の壁」

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 ■23日に敗因総括

 参院選の投開票から一夜明けた11日、各党は早くも、今後の対応に動き出した。前県議で新人の高野剛氏(68)が2万票以上の差をつけられて落選した自民党はもちろん、新人の宮沢由佳氏(53)が初当選を果たした民進党も今後の動向に不安を隠せない。18日間の選挙戦の裏舞台を検証し、選挙戦が浮き彫りにした県政界の現状をまとめた。

 自民党県連は11日、甲府市の県連本部で党4役会議を開き、23日に幹部らが集まり、参院選の敗因を総括することを決めた。

 高野陣営の選挙対策本部長を務めた森屋宏県連会長は会議後に会見し、「自民党への支持は高かったが、県連がそれに応えられなかったのが敗因だった」と述べ、県連の再建を急ぐ考えを示した。

 選挙戦を振り返ると、高野氏は安倍晋三首相が公示前後に2回、来県した効果もあり、序盤から自民支持層を固め、終盤に向けて約7割を確保していた。

 この時点では「宮沢氏とほぼ横一線で並んだ」(森屋会長)とみられていた。だが、陣営からは「今がピーク。この状態を維持するのが精いっぱいでは」など冷めた見方も聞かれた。

 県連は最終盤の1週間、候補者本人ではなく、安倍政権と直結し、公共事業や地方再生の予算配分権限を持つ「自民党」のパワーを前面に打ち出した。眠っている党支持層の掘り起こしで票の積み上げを目指したが、かなわなかった。

 高野氏が10日の結果判明後、「一枚岩になれなかったことが敗因。不徳の致すところだ」と述べたように、“7割の壁”に悩まされた選挙戦だった。

 高野氏は出馬表明後もギリギリの5月まで県議を続け、かつては最大会派の代表として、今も続く議会の混乱の契機となった人事問題でも、大きな影響力を持っていた。

 国政選挙での分裂も尾を引き、県連内に“敵”も多かった。対立する「自民党山親会」の県議からは、選挙期間中に「過去の経緯からすれば本気で応援できない」と切り捨てる声も聞かれた。

 「長い時間でできた溝の修復には長い時間がかかる。衆院選に備えねばならないが、一つひとつ溝を埋め、不断の努力を続けるしかない」(森屋氏)。再建への道は厳しそうだ。

 ◇野党共闘の代償に不安も 共産県委員長「強制はしない」

 宮沢氏の初当選に沸いた民進党。しかし、1人区の「統一候補」として共産党の推薦を得たことに早くも不安が出始めている。「約3万票の共産票の上積みがなければ当選は難しかった」として、宮沢氏の政治活動に共産党が注文を付けてくる場面を想定しているためだ。

 「票を出せば口も出す」

 ある労組幹部は共産党の動きを懸念する。

 公示日直前の6月20日、共産党中央の「推薦決定通知書」が民進党県連に示された。

 「なぜ、このタイミングで推薦なんだ。『支持』だけでよかったのに」

 当時、宮沢氏は先行する高野氏の背中に迫ろうと必死だった時期で、民進県連では、保守票の切り崩しを真剣に検討していた。

 自民党も「民進党にはもれなく共産党が付いてくる」(安倍晋三首相)と野党共闘への批判を強めており、宮沢陣営は共産党「推薦」で保守層への接近が一気に難しくなった。

 こうした経緯から、当選の代償として今後、共産側から宮沢氏に政策提言などの形で“干渉”があるのでは、との不安が現実味を帯びているという。

 「今後も中央の協議も踏まえ、政策的一致が広がる努力をする」

 3月21日に結んだ野党共闘の政策協定。共産党県委員会の花田仁委員長はこの項目を「他県の協定にはない画期的な内容だ」と重視していた。

 「宮沢氏がつぶれぬよう民進がしっかりガードする必要がある」。労組幹部が心配するのは、民進や連合と共産の個別政策は、一致しない面も多いからだ。「党派や立場を超えて支援をもらった」(宮沢氏)というほど現実は甘くない。

 共産の花田氏は11日、取材に対して「杞憂だ。野党共闘は互いに強制するものではない。一致しない政策を求めることはない」と強く否定した。


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