したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

テレビ・ラジオの局と番組のスレッド

464とはずがたり:2016/02/13(土) 22:52:18
自由に解散も出来なくて可哀想である。。

スマスマ「謝罪はパワハラ」、BPOに意見多数
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160212-OYT1T50159.html?from=y10
2016年02月12日 21時49分

 所属事務所からの独立問題が取りざたされた5人組グループSMAPが活動継続を表明した1月18日のフジテレビ系バラエティー番組「SMAP×SMAP」について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(委員長=川端和治弁護士)は12日、1月31日までに約2800件の視聴者意見が寄せられたことを明らかにした。


 「無理やり謝罪をさせてパワハラだ」といった声が多数あったという。同委員会は「放送倫理上は問題はなかった」として討議しないという。

465名無しさん:2016/02/14(日) 11:11:38
NHK「クロ現」国谷キャスター降板と後任決定の一部始終
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawamotohiroshi/20160213-00054354/

466名無しさん:2016/02/20(土) 22:58:02
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160219/k10010414751000.html
政府答弁書 政治的公平性は個別状況で判断
2月19日 10時26分

政府は19日の閣議で、放送行政に関連して、選挙期間中などにことさらに特定の候補者のみを取り上げるなど極端な放送をした場合、一つの番組のみでも政治的公平性の確保を判断するかどうかは、個別具体的な状況に即して判断する必要があり、一概には答えられないとする答弁書を決定しました。
これは、民主党の大串国会対策副委員長が提出した質問主意書に答えたものです。質問主意書の中で大串氏は、放送行政に関連して、「一つの番組のみでも、選挙期間中などに、ことさらに特定の候補者のみを取り上げ、選挙の公平性に明らかに支障を及ぼすと認められるなど、極端な場合に該当する場合、放送法4条に規定された政治的公平性が確保されていないと判断するのか」とただしました。
これに対し答弁書は、「個別具体的な状況に即して判断する必要があり、一概にお答えすることは困難である」としています。

467名無しさん:2016/02/23(火) 21:58:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160223/k10010418931000.html
総務相 放送行政関連の答弁「撤回しない」
2月23日 13時39分

高市総務大臣は衆議院総務委員会で、放送行政に関連して述べた自身の一連の答弁について、「民主党政権で改正された平成22年の放送法のときの大臣や副大臣の答弁に沿った形で答弁を続けてきており、撤回はしない」と述べました。
この中で、民主党の奥野国会対策副委員長が、放送事業者が政治的な公平性を欠く放送を繰り返した場合に、電波法に基づき電波の停止を命じる可能性などに関連して述べた高市総務大臣の一連の答弁について、「国民に不安を与えているのではないか」として「取り消す考えはないか」とただしました。
これに対し、高市総務大臣は「政治的公平性の確保などを定めた放送法4条の規定には法規範性があることや、放送法や電波法に定められた命令規定を運用するときにはかなり慎重に行わなければならないことなども含めて、民主党政権で改正された平成22年の放送法の審議のときの大臣や副大臣の答弁に沿った形で、私は答弁を続けてきていると考えているので、撤回はしない」と述べました。

468とはずがたり:2016/02/26(金) 18:27:38
英大手紙「ガーディアン」「エコノミスト」が“安倍の圧力でTV司会者降板”と報道!「日本の国際的評価を打ち砕いた」
http://lite-ra.com/2016/02/post-2004.html
小杉みすず 2016.02.24

「萎縮はしないんですよ、毎晩の報道を観ていただければわかるように。それはですね、むしろ言論機関に対して失礼だ」と、2月、安倍政権下での“メディアの萎縮”を否定した安倍首相。さらにはこうも述べた。
「外国から誤解される恐れがある。まるでそんな国だと思われるわけでありますから」(4日、衆院予算委での答弁)
「誤解」ではない。事実である。安倍首相は昨年3月16日の国会でも、衆院選前報道をめぐる民放テレビ局への“クレーム”を追及され「国民に放送されている場で圧力をかけることはあり得ない」と嘯いたが、これも大嘘だ。
 そして、いまや世界も、日本が「そんな国」であることを看破しつつある。最近、イギリスの複数新聞が、立て続けに“安倍政権の圧力により3人のテレビ司会者が番組を去ることになった”と報じたのだ。
 まずは英大手一般紙「ガーディアン」。2月17日付で、「政治的圧力のなか日本のTVアンカーたちが降板する」(Japanese TV anchors lose their jobs amid claims of political pressure)というタイトルの記事を公開、ウェブ版で全世界に配信した。
 その内容は、日本で〈タフに疑義を呈することで定評のある〉報道番組の司会者3人が、同時期に番組を降りることになったと伝えるもの。ご存知のとおりその3人とは、テレビ朝日『報道ステーション』の古舘伊知郎氏、TBS『NEWS23』の岸井成格氏、そしてNHK『クローズアップ現代』の国谷裕子氏のことだ。
「ガーディアン」は3氏の名前と番組名を具体的に挙げて降板に至る経緯を説明しながら、先日の高市早苗総務相による「電波停止発言」を問題視。そして、数々の例をあげて〈安倍が放送局の編集の独立権の議論を紛糾させるのは、これが初めてではない〉と強調する。
〈2005年、安倍は、NHKスタッフに戦時中の従軍慰安婦についてのドキュメンタリー番組の内容を変更させたことを、自身で認めている〉
〈安倍が2014年暮れに突如、総選挙をぶちあげたとき、自民党は東京のテレビキー局に対して、報道の「公平中立ならびに公正の確保」を求める文書を送りつけた〉
〈また、安倍は公共放送NHKの会長に、オトモダチの保守主義者である籾井勝人を据え、編集方針に影響を及ぼそうとしているとして非難されている〉
〈報道関係者を懲役5年以下の刑に処すことを可能にした2013年の特定秘密保護法の成立と同様、メディアへの脅迫の企ても日本の国際的評価を打ち砕いた〉

 他にも、記事では国境なき記者団による世界報道自由ランキングで、05年に12位だった日本が15年には61位まで低下したこと、昨年11月に国連の表現の自由に関する特別調査官デイビッド・ケイ氏の訪日調査を政府がキャンセルしたことなども触れられているが、こうした事態が英国と比較して異常だと受け止められていることは明らかだ。「ガーディアン」はこの記事の冒頭で“もしもBBCの著名なジャーナリスト3人が同時にキャスターをやめたら、英国の政治家の多くは大喜びするだろう”と皮肉を込めて書いている。
 さらに、英経済紙「エコノミスト」も2月20日付で古舘氏、岸井氏、国谷氏の番組降板問題を大きく取り上げた。タイトルは「日本におけるメディアの自由 アンカーたちがいなくなった」(Media freedom in Japan Anchors away)で、こちらは一層安倍政権に批判的なトーンである。



469とはずがたり:2016/03/01(火) 14:28:18
ギャラ安いのになぜ? 松本人志ら大物が関西ローカルに戻った理由
http://news.goo.ne.jp/article/dot/entertainment/dot-2016021800240.html
02月20日 16:00dot.

 全国区で活躍する人気芸人たちが、こぞって関西で番組を持ちたがる現象が起きている。出演料は全国ネットとは比べものにならないほど安い。にもかかわらず、大阪回帰の流れがやまないのはなぜか?

「そろそろ大阪で番組やるのもええかなあ」

 2014年、ダウンタウン松本人志のひと言から「松本家の休日」(朝日放送)はスタートした。松本が大阪で冠番組を持つのは21年ぶりのこと。松本が松本家の“おかん”に扮し、宮迫博之、たむらけんじ、構成作家のさだを引き連れて、予算1万円で地元・関西の街をゆる?く楽しむ番組だ。

 相方の浜田雅功も、07年から「ごぶごぶ」(毎日放送)という街ブラロケ番組を続けている。開始当初は東野幸治と、一昨年からはロンドンブーツ1号2号の田村淳と散歩するノリで買い物したり、一般人に絡んだり。

「あの浜ちゃんがかわいく見える」と評判だ。ある番組制作者は話す。「浜田さんはどうしても仕切りを求められる立場ですが、ローカル番組なら、役割という“タガ”を外せます。自分がやりたかった笑いの原点に戻れる実感があるのかもしれません」

 視聴率に一喜一憂し、コンプライアンスや自主規制、スポンサーへの配慮。全国ネットでは自分たちの本当にやりたいことが実現できないと不満に感じる人気芸人たちの横顔が浮かび上がってくる。テレビ解説者の木村隆志さんは、こう指摘する。

「SNSで情報が一気に拡散されるため、番組でも言いたいことが言いにくい状況なのは間違いありません。さらに視聴率にとらわれる東京のテレビ局は、生活情報バラエティーやクイズ番組を連発しがち。そのため“似た番組ばかり”“面白いのに打ち切られてしまう”という苦々しい思いもあるのでしょう」

(文・まつざきみわこ)

※AERA  2016年2月15日号より抜粋

470とはずがたり:2016/03/01(火) 18:19:13
>ネットなどでも「サザエさんはもう限界」として、さまざまな書き込みがある。確かに、「世田谷区の7人家族で平屋住まい」「亭主関白」「主婦が和装」「食事がチャブ台」「ブラウン管のテレビ」「黒電話」「酒屋の御用聞き」「子供の人気スポーツが野球」「宿題を忘れたら廊下に立たせる」など、今の子供たちには説明されないと何一つ理解できない異次元設定だらけ。
確かにw最早時代劇だ(゚∀゚)

2015年9月4日 5:59 AM
DAIGOが「サザエさん」に引導!?ワースト視聴率で露呈した“磯野家の限界”
http://www.asagei.com/excerpt/42769

「自分が死んだあとも続いているものだと思ってました」

 フジテレビ局員は、国民的アニメ「サザエさん」(フジテレビ系)について、こう言って顔を曇らせた。

 誤解のないように言っておくと、日曜午後6時30分から放送されている「サザエさん」がいきなり終了するわけではない。ところがそのXデーがジリジリ迫っていると、フジテレビの局員たちは危惧している。その引き金となったのが、8月23日の放送回。8.8%という低視聴率を記録してしまったことで、「ひと桁は『サザエさん』始まって以来のこと」と一気に危機感を募らせたという。

 理由はあった。23日は裏で日テレ恒例の「24時間テレビ」の放送中であり、DAIGOのマラソンが非常に盛り上がっていた。しかし、昨年は11%を記録していただけに、今回の落ち込みは顕著だと前出のフジテレビ局員は見ているのだ。さらに、こう続ける。

「じつは『サザエさん』の危機は少し前からささやかれていました。数年前までは世間のどんな状況にも関わらず、確実に20%台を叩き出していたお化け番組。ところがここ1、2年は10%台前半も当たり前という、普通のアニメ番組に落ち着いてしまっていたんです。理由は1つだけではないでしょうが、やはり“磯野家の設定”が限界にきているように思います」

 ネットなどでも「サザエさんはもう限界」として、さまざまな書き込みがある。確かに、「世田谷区の7人家族で平屋住まい」「亭主関白」「主婦が和装」「食事がチャブ台」「ブラウン管のテレビ」「黒電話」「酒屋の御用聞き」「子供の人気スポーツが野球」「宿題を忘れたら廊下に立たせる」など、今の子供たちには説明されないと何一つ理解できない異次元設定だらけ。

「かといって、三河屋さんをコンビニに変えたり、テレビをプラズマに変えたり、サザエさんがスマホを持つわけにはいきませんからね。タラちゃんが一人で出かけるのも今なら危ないという声もあるそうです。しかし、それを全て変えたら『サザエさん』ではなくなってしまいますから、限界説が出てくるのもしかたないのかもしれません」(テレビ評論家)

 大人たちが「昔はこうだったんだよ」と説明しながら子供たちに見せるのも限界なのだろう。「ドラえもん」にはタイムマシンと四次元ポケットという時代を超越する武器があるが、「サザエさん」には車もLINEもない。フジテレビが誇る国民的長寿番組だが、DAIGOのマラソンによって露呈した人気急落ぶり。これ以上視聴率が落ち続けると、よもやの「打ち切り」が浮上するかもしれない。

(三崎康太)

471とはずがたり:2016/03/01(火) 21:41:44
わらw
先日ガチャピンが透明になったとかあったね♪

2016年02月29日 22時50分 更新
ニュース番組でお天気お姉さんのドレスがスケスケで丸見えになるハプニングが発生
男性キャスターが慌てて自分の上着を着せています。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1602/29/news159.html#l_taro_160229sukesuke03.jpg
[たろちん,ねとらぼ]

472とはずがたり:2016/03/02(水) 23:38:08
相次ぐキャスター交代で浮かび上がるテレビ界のあやうい状況
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20160130-00053969/
篠田博之 | 月刊『創』編集長
2016年1月30日 20時39分配信

報道番組のキャスターの交代が怒涛のように続いている。それもリベラル系と言われてきたキャスターとその番組ばかりだ。これはどう見ても偶然ではないだろう。
テレビ朝日「報道ステーション」の古舘伊知郎さん、NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子さん、そしてTBS「NEWS23」の岸井成格さん(正確に言えば岸井さんはアンカーだが)……
なかでも「NEWS23」の岸井さんの場合は、10月に右派言論人が産経新聞と読売新聞に意見広告を掲載し、降板を要求していた。12月25日に日刊スポーツが岸井さんの降板を断定する記事を掲載。ネットでもそれが流れたため、ネトウヨは快哉を叫んでいた。
TBSが正式に「NEWS23」のリニューアルとキャスター交代を発表したのは1月26日だった。噂通り、膳場貴子さんの代わりに星浩さんがキャスターに就くという内容だった。その時点で星さんは朝日新聞社を退社することで話がついたのだろう。
後任が星さんらしいとの情報は以前から流れていて、例えば佐高信さんは『週刊金曜日』12月4日号のコラムでその問題を取り上げ、「声をかけられて、もし引き受けるとしたら、それは火事場泥棒でしょう」と星さんを牽制していた。しかし、結局、星さんは朝日新聞社を退社し、不退転の決意でキャスター就任を受けることにしたわけだ。
TBSの発表で驚いたのは、膳場さんが「NEWS23」を降板する代わりに「報道特集」のキャスターに就いたことだ。恐らく今回の件は、「NEWS23」が視聴率で苦戦し、日本テレビの「NEWS ZERO」に水をあけられている現状を何とかしようという編成上の要請から始まっているのだろう。「NEWS23」は膳場さんがキャスターで岸井さんはアンカーだ。だからキャスターを替えることになれば岸井さんも替わらざるを得ない。
結果的に岸井さんは「スペシャルコメンテーター」というよくわからない肩書きになった。たぶん岸井さんのために作られた肩書きなのだろう。4月以降も時々「NEWS23」に出演するというが、あくまでもゲストとしての位置づけだから、これまでとは違う。
TBSはいま視聴率の巻き返しを狙って編成強化を行っているから、恐らくそういう戦略のうえで出てきた話なのだろう。そこへ軌を一にして右派陣営からの岸井攻撃が始まった。TBSとしては落としどころをどうするか悩んだと思う。
TBSで、リベラルで良心的な報道情報番組といえば「NEWS23」「報道特集」「サンデーモーニング」だ。今回の降板騒動は、ついこの間まで「NEWS23」問題だったのだが、膳場さんの受け皿を用意するために、「報道特集」のリニューアルにもつながったのだろう。
「報道特集」は4月から膳場さんが加わって番組は大きく衣替えすることになった。「NEWS23」も「報道特集」も大きな節目を迎えたわけだ。この間、安倍政権や右派陣営からそれらの番組が攻撃を受けていることをTBS幹部も気にしているだろうから、政権批判を少しトーンダウンさせるという力が作用する可能性は少なくない。
「サンデーモーニング」は視聴率も高いし、「報道ステーション」が古舘さんの事務所の意向を大きく受けていたように、関口宏さんの事務所の意向が大きいからすぐに何らかの変更が加えられることはないだろう。しかし、この番組にも放送のたびに右派からの抗議電話がかかってくると言われるように、大きな風圧を受けている。テレビ界のリベラルな番組が次々と陥落していく状況は今後拡大する可能性がある。

473とはずがたり:2016/03/02(水) 23:38:28

「報道ステーション」古舘さん降板の激震
一連のキャスター降板騒動について、もう一度「報道ステーション」から経緯を振り返っておこう。
古舘伊知郎さんの降板は、噂になってはいたとはいえ、年末のテレビ界を激震させた。同番組は12月23日が年内最終放送で、終了後に毎年恒例の忘年会が開かれ、朝まで飲んでいたスタッフも少なくなかったらしいのだが、それら関係者は翌日、ネットのニュースなどで古舘さん降板の発表を知り、愕然としたという。
古舘さん本人が24日の会見で明らかにしたように、既に昨年夏に局側に降板を申し入れていたというのだが、正式に決定したことは一部の役員にしか知らされていなかったようだ。
その後1月8日、テレビ朝日は、後任のメインキャスターに富川悠太アナをあてることを発表した。久米宏さんの「ニュースステーション」や古館さんの「報道ステーション」は、メインキャスターが歯に衣着せず権威権力にズバズバ物申すというのを売りにしてきたのだが、富川アナは局員だからそういう特性は薄れざるをえない。
現場を飛び回る富川アナの奮闘ぶりが視聴者から好感を持たれているのは事実だが、今回の選択は、この番組が“普通のニュース番組”になってしまうことを意味する。局側としても、とりあえず富川アナで様子を見て、視聴率の動向などによって次の展開を考えようという方針なのだろう。
週刊誌やネットでは、古舘さんとテレ朝の早河洋会長との関係がぎくしゃくし始めたのが遠因だという指摘が多い。つまり早河会長が安倍政権寄りになったことで両者の関係にすきま風が吹き始めたらしいという見方だ。
たぶんそれは背景としてあると思うが、そういうことも含めて古舘さんとしては会見で「ものすごく不自由な12年間」だったと語ったのだろう。昨年3月の古賀茂明さんの事件が要因と短絡的に捉えられることを怖れてか、古舘さんは、その件はいっさい関係ないと否定したが、あの事件での古舘さんのとった立ち位置は象徴的だった。

古賀さんが爆弾発言をしたのに対して古館さんは必死に局の立場に立って事態収拾を図ろうとした。確かに番組のメインキャスターとはそういうものであるのだが、期せずしてそういう立場に立たざるをえなかった自身に、古館さんが不自由さを感じたのは確かだろう。会見で「不自由な12年間でした」という発言の後にこうも述べていた。「言っていいことと、悪いこと、大変な綱渡り状態で、一生懸命頑張ってまいりました」
古賀さんの事件で明らかになったように、この1年余、安倍政権からの揺さぶりを受けて、テレ朝は揺れ動いていたから、そういう状況下で、局の顔という立場で発言を続けることに思うところがあったのだろう。もう2年前から辞めることを考えていたという発言もあったが、たぶんこの1年余のテレ朝をめぐるいろいろな動きが背中を押したのは間違いないと思う。
その後、放送時間が変わりリニューアルされるNHKの「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターの降板も報じられた。こちらは局の上層部の意向によるものらしい。朝日新聞デジタルによるとこうだ。
《NHK関係者によると、クロ現を担当する大型企画開発センターは続投を強く求めたが、上層部は「内容を一新する」という方針を昨年末に決定。同センターを通じ、国谷さんにも契約を更新しない方針を伝えた。》(1月8日付)
籾井体制になって以降のNHK上層部の安倍政権への“すり寄り”を見ていると、いろいろな意味でごたごたして騒動の火種にもなった「クロ現」をそのまま続けるのは認めないというのが上層部の意向なのだろう。

強まるテレビ界への揺さぶり
この1〜2年間、安倍政権のメディア界、特にテレビ界への介入は激しさを増した。NHK、テレ朝、そしてTBSと、かつてテレビ界のリベラル派だったところに揺さぶりが集中し、期せずしていま、キャスターの降板騒動が起きているのは偶然ではない。

474とはずがたり:2016/03/02(水) 23:38:44
>>472-474

もちろん政権からの揺さぶりというのは、人事や番組内容に直接物言いがついているという意味ではない。例えば昨年春のテレ朝「報道ステーション」の古賀さんの騒動の時に指摘されたプロデューサー交替の例を思い起こせばよい。同番組の政権批判のトーンを引っ張っていたというこのプロデューサーを局側は交代させたのだが、その判断をする際に、政権からの攻撃を何とかかわそうという判断が働いたのは確かだろう。
風当たりがこれ以上強まって権力と真っ向から対立するのはまずいから、ちょっと目先を変えるためにプロデューサーを交替させようといった政治的判断だったかもしれない。実際、後任となったプロデューサーも別に安倍政権寄りという評判ではない。政権と真っ向対立でもなく頭を垂れるのでもなく、いろいろな政治的対処をしながら、安倍政権からの風圧を避けていこうという判断だろう。
ただ危険なのは、そういう「斟酌」(しんしゃく)が肥大化していくと、明らかに「委縮」につながっていくことだ。私は世間で言われているほどテレ朝の早川会長が単純に安倍政権になびいているという見方よりも、面従腹背しながら政権からの風圧をどう避けるかという政治的判断をしていると考えたほうが正確のような気がする。だが、今のような状況下では、それはとめどなき後退につながっていく怖れがあることは指摘したい。
そういう流れのなかで、この間の一連のキャスター降板騒動を見ると、テレビ界をめぐる大きな動きと、明らかにそれは連動していると言える。
古舘さんの「報道ステーション」降板は、直接的には古舘さんの個人的問題なのだが、大きな影響をテレビ界に及ぼす可能性は無視できない。「クロ現」の国谷さんや「NEWS23」の岸井さんの処遇をめぐっても、局の上層部が政権やいまのメディア界にかかっている風圧に「斟酌」した可能性は十分にある。
今回の一連の降板騒動が、安倍政権による揺さぶりを受けてきたテレビ界が変わっていくターニングポイントとならなければよいのだが――。そういう不安をこの間の騒動を見て感じている人は多いと思う。それは決して杞憂ではない。テレビ界は、まさに今、どういう方向へ向かうのか岐路に立たされている。
安倍政権が改憲を掲げ、戦争のできる国へ日本を変えようとしているこの時、マスメディアを抑え込むことはかなり重要な戦略的課題になっているはずだ。メディア界はこの危機的状況に果たして対抗できるのだろうか。


篠田博之
月刊『創』編集長
月刊『創』編集長・篠田博之1951年茨城県生まれ。一橋大卒。1981年より月刊『創』(つくる)編集長。82年に創出版を設立、現在、代表も兼務。東京新聞にコラム「週刊誌を読む」を十数年にわたり連載。北海道新聞、中国新聞などにも転載されている。日本ペンクラブ言論表現委員会副委員長。東京経済大学大学院講師。著書は『増補版 ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)、『生涯編集者』(創出版)他共著多数。専門はメディア批評だが、宮崎勤死刑囚(既に執行)と12年間関わり、和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚とも10年以上にわたり接触。その他、元オウム麻原教祖の三女など、多くの事件当事者の手記を『創』に掲載してきた。

475名無しさん:2016/03/20(日) 14:53:43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160319/k10010449591000.html
政治と放送メディアの関係考えるシンポジウム
3月19日 20時15分

政治と放送メディアの関係について考えるシンポジウムが東京都内で開かれ、電波法に基づき電波の停止を命じる可能性に関する、高市総務大臣の先の国会答弁を巡っても意見が交わされました。
このシンポジウムは、メディアについて広く研究している団体が開いたもので、東京・新宿区の会場にはおよそ40人が集まりました。
この中で、電波法に基づき電波の停止を命じる可能性に関する、高市総務大臣の先の国会答弁を巡っても意見が交わされ、テレビ局の元ディレクターで法政大学教授の水島宏明さんは、「報道現場が萎縮し、何もしないほうがよいという空気が生まれている」と懸念を示しました。
また、ジャーナリズム論が専門で専修大学教授の山田健太さんは、「政府が放送番組の内容に口出しをしないというのは世界共通のルールだ」などと指摘しました。
主催した団体の代表で立教大学准教授の砂川浩慶さんは、「伝えるべきことが伝えられなくなって困るのは国民であり、政府もメディアも改めてそのことを自覚してほしい」と話していました。

476とはずがたり:2016/03/23(水) 08:11:32
ショーンK問題の本質は「経営コンサルを報道キャスターにしない」ことだ
http://diamond.jp/articles/-/88210
竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表] 【第153回】 2016年3月22日

477とはずがたり:2016/03/30(水) 11:27:25
誰だ?
>バラエティ制作センターの室長であるB氏
>実兄はテレビにもよく出ている有名教授。妻は有名議員の娘です

異例の更迭に社員ア然 フジテレビ“実力よりコネ”の末期症状
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/176619/1
2016年3月5日

 3月1日付で発令された“トンデモ人事”にお台場では「自爆行為だ」とブーイングの嵐が吹き荒れている。

「時期も異例だが、その内容は異例中の異例」(フジ関係者)と話題になっているのは、同局の人気バラエティー番組の陣頭指揮を執っている女性チーフプロデューサーA氏の実質的な“更迭”人事だ。

 A女史は「SMAP×SMAP」の総合演出を手がけるほか、現在は「ホンマでっか!?TV」「アウト×デラックス」「さんまのお笑い向上委員会」「関ジャニ∞クロニクル」などを取り仕切る同局バラエティー班の中心的存在。低視聴率に喘ぐフジの中でも結果を出す数少ない人材として一目置かれているという。

 だが、今回の人事で編成制作局バラエティ制作センターのゼネラルプロデューサーの職を解かれ、同センターのデスク担当部長に就任。部長といえば聞こえはいいが、要は現場を追い払われて、国際開発局事業開発部、編成業務部、放送文化推進局視聴者総合センターの仕事も兼務する管理職になるという。

「A女史と入れ替わりでゼネラルプロデューサーに就任するのは、制作経験の乏しい女性社員。起用の理由は本人が(明石家)さんまさんのファンだからともっぱら。意味がわかりません」(前出のフジ関係者)

 そんな異例人事をゴリ押ししたのはバラエティ制作センターの室長であるB氏だといわれている。

「14年6月末に亀山千広社長が大ナタを振るった1000人規模の大異動人事で編成統括担当部長に抜擢された人物です。昨年4月の番組改編では『LIFE is LIVE』なるキャッチコピーを掲げたものの大コケ。東海テレビの昼ドラの打ち切りも彼の発案ですが、プライベートの不始末も重なり、たったの1年で古巣のバラエティー班に出戻りを余儀なくされました。局内だけでなく業界でも何かと有名人で、実兄はテレビにもよく出ている有名教授。妻は有名議員の娘です」(別のフジ関係者)

昔から著名人や有力スポンサー、政治家の子弟などのコネ入社が多いのは知られているが、一昨年4月の安倍首相の甥に続き、今年は藤井フミヤの息子がアナウンサーとして入社するフジテレビ。現場の声を無視して、一部の実力者が人事を壟断し、コネが横行――。もはや日枝会長の老害というレベルを超えて、中国の歴代王朝の末期を見るようだ。

478チバQ:2016/04/06(水) 20:59:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000302-oric-ent
石丸謙二郎、『世界の車窓から』マンネリがいい まもなく放送1万回
オリコン 4月6日(水)5時0分配信

石丸謙二郎、『世界の車窓から』マンネリがいい まもなく放送1万回
テレビ朝日『世界の車窓から』4月29日に放送1万回を迎える。初回からナレーターを務めてきた俳優の石丸謙二郎(C)テレビ朝日
 テレビ朝日で1987年6月より29年間続くミニ紀行番組『世界の車窓から』(月〜金 後11:10※系列各局で放送時間が異なる)が、今月29日に放送1万回を迎える。放送開始から一度も交代することなくナレーションを務めているのは、俳優の石丸謙二郎(62)。1万回を目前に感慨もひとしおの様子で、「役者としての黎明期から始めているから、ナレーションだけでなく役者としても育ててくれた番組です」と、インタビューに応じた。

【写真】1万回の記念回で放送 ブルーシティーと呼ばれるインドの古都とは…

 番組は、世界各地の鉄道を紹介するドキュメンタリー。窓から見える美しい景色はもちろん、沿線の街・名所、遺跡などの観光地など、さまざまな情景を音楽に乗せて送る。列車内の乗客、乗務員、あるいは駅構内の様子を映し出すこともある。番組テーマ曲は、溝口肇作曲による「世界の車窓から」。現在までに104の国と地域を訪れ、列車の走行距離は地球19周分にもなる。

■1回も休むことなく1万回「まさか現実になるとは」

 放送1万回は、現在放送中の日本のテレビ番組では、2015年5月27日に放送1万回を迎えた『徹子の部屋』(同局系)に次ぐ長寿番組第2位。この快挙にに石丸は「生まれてから自分の名前『石丸謙二郎』をおそらく1万回も言ってないと思うんです。それを考えると、タイトル『世界の車窓から』を1万回読んでいるとなると、1万回の量を感じました。およそ30年…ぼくの人生の約半分しゃべってるんだよね」としみじみ。

 「毎日放送しているから1000回まではあっという間だったけど、当時、冗談でこれにあと0がもう1個つくとスゴイねなんて言ったら、みんなドッと笑ったんだよね。そんな馬鹿な、そうしたらおじいちゃんになってるよ、なんて笑っていたんです。それが、まさか現実になるというのが面白い」と感想を語った。

 これまで、1回も休むことなくナレーションを務めてきた。「1万回休まず続けてこられたのは、健康な体をくれた親に感謝です。あとは、役者がやらないようなウインドサーフィン、山登り、岩登り、スキー、自転車…自然の中で体を動かすことが好きで、じっとしてられないことが健康の秘けつかな」。

 ピンチは1度だけ。「舞台が続いたときに声をやられて、ナレーション録りのスケジュールを延ばしてもらったことがあったんです。ギリギリで回復したのでなんとか間に合ったけど、もしかしたら代役になってしまうかというピンチでした。その後は、若いころよりもだんだん声が出るようになったんですよね。この番組で鍛えられた」と話す。

479チバQ:2016/04/06(水) 20:59:57
■番組が長く愛される理由「いい意味のマンネリ」

 番組が長く愛され、続いている要因について石丸は「番組を変えなかった、いい意味のマンネリがあるからだと思います。30年もやっていると違うことをやってみたくなるじゃないですか。スロー映像を駆使したり、映像を加工してみたり、その時代に合わせて変化させようとします。変わったのは、テレビが横長になったとか、ハイビジョンになったとか、少しずつ僕の声が大人になったことぐらい」と分析。

 「今まで一度もこうやって読んでほしいと言われたことがないんです。自由にどうぞ、それがこの番組のスタッフのすごさ。そのときの気分、初見で映像を見たときに感じたものを大事にしてくれた。モニタって列車の車窓のように見えるでしょ。頬杖をつきながら、本当に車窓から見ているような気になるんです。『あなたのナチュラルな声はどれですか?』って聞かれたら、この番組の声でしょうね」。

 1万回は「お正月を迎えたような区切り」でもあり、「通過点」とも。「線路はどこまでも続いている! 童謡にあるように線路はどこまでも続いているから、世界中の線路はまだまだたくさんあるんです。年代によってなくなる線路もあれば、新しくなる線路もあるし」と、番組の可能性は尽きない。

 「将来、僕がやめちゃっても…歳をとったら誰かにやってもらいたいなと思う気持ちはありますよ。『世界の車窓から』が素敵な番組として、みんなに観てもらいたいという気持ちはずっと持ってますからね。でも、一応、僕ね、97(歳)までは生きることにしてるんですけどね(笑)」。ライフワークとなったこの番組を手放すつもりはないようだ。

 「1万回より、その前夜の9999回が楽しみ。大みそかという感じでカウントダウンに気持ちが高まる気がします。ドキドキする。意外に1万回を迎えてしまうとリフレッシュして次に向かう気持ちになるのかな」と話している。

 記念となる放送1万回目では、インド北西部・ラジャスタン州の古都ジョードプルを出発する。北インドの大地を走る2400キロの旅も終盤戦。美しい朝焼けを横目に、夜明け前のジョードプル駅から300キロ西のオアシス都市ジャイサルメールまで、広大なタール砂漠を走る新たな旅が始まる。

480とはずがたり:2016/04/17(日) 16:29:43

地震で放映中止、松本人志『ワイドナショー』の安倍首相出演はそもそも放送法違反だ! 選挙テコ入れ協力の偏向
http://lite-ra.com/2016/04/post-2167.html
2016.04.17

 本日、放送される予定だった安倍首相出演の『ワイドナショー』(フジテレビ)だが、熊本大地震発生のため中止となった。安倍首相が同番組の収録に参加したのは、14日夕方。その後、21時26分に最初の地震が起こり、昨日16日深夜の本震によって被害がさらに拡大したことを受け、放送見送りを決定したようだ。
 番組では、松本人志をはじめ、MCの東野幸治、南海キャンディーズの山里亮太、指原莉乃、社会学者の古市憲寿らゲストとともに安倍首相がフリートークに参加したといい、古市氏も番組休止決定後に〈東野さんが安倍首相に「気が短いんじゃないか」と突っ込んでいたり、木曜日夕方の収録はとても面白かったです〉とツイートしている。緊迫した救出活動がつづき、多発する大きな地震に不安が増す被災地のことを考えると、呑気に放送する内容ではなく、中止は当然といえる。
 だが、地震の有無とは関係なく、この時期に安倍首相が出演する情報バラエティ番組を放送することは“暴挙”だった。
 というのは、今月12日に北海道5区と京都3区で衆議院補欠選挙が告示、現在は選挙期間中だからだ。
 そもそも、自民党は2014年の総選挙時に、在京テレビキー局に対し“選挙期間中は公平中立、公正な報道を”という文書を送りつけている。この文書送付は、解散当日に安倍首相が生出演した『NEWS23』(TBS)で、アベノミクスの効果を実感しないという街頭インタビューの内容に安倍首相がキレたことがきっかけだった。つまり自民党は、この文書によって「選挙期間中の自民党批判はやめろ」という圧力をかけたのだ。
 他方、選挙期間中に自民党の党首である総理が野党の同席もなく単独でテレビに出演し、和やかに芸能人たちとトークを繰り広げる……。これこそ“公正中立”に反した放送法違反だと言うべき行為だろう。

481とはずがたり:2016/04/22(金) 10:32:20

関テレ割り込み問題 仙台放送関連会社員が虚偽ツイート
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%96%A2%E3%83%86%E3%83%AC%E5%89%B2%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%95%8F%E9%A1%8C-%E4%BB%99%E5%8F%B0%E6%94%BE%E9%80%81%E9%96%A2%E9%80%A3%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%81%8C%E8%99%9A%E5%81%BD%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%88/ar-BBs0MKO
朝日新聞デジタル
1日前

 熊本県内で地震の取材をしていた関西テレビ放送(大阪市)の中継車が給油待ちの車列に割り込んで給油をした問題に絡み、同じフジテレビジョン系列の仙台放送の関連会社「仙台放送エンタープライズ」は19日、40代の男性社員が虚偽の内容をツイッターに書き込んだとして、同社ホームページにおわびの文書を掲載した。

 同社によると、社員は17日、自身のアカウントで「話を調べると、自分たちの燃料をドラム缶等で持ち込んできていて、危険物の管理をGSにお願いしているらしい」などと、事実とは異なる内容を書き込んだ。社員は社内の調査に「臆測で書いてしまった」と話しているという。

 同社は「社会人としてあってはならない行為であり、多くの皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます」と謝罪。「厳正な処分を検討している」という。仙台放送も19日、おわびの文書をホームページに掲載した。(滝沢卓)

482名無しさん:2016/04/23(土) 16:20:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160423-00000007-mai-soci
<熊本地震>原発報道「公式発表で」…NHK会長が指示
毎日新聞 4月23日(土)2時30分配信

 ◇識者「独自取材、萎縮させる」

 NHKが熊本地震発生を受けて開いた災害対策本部会議で、本部長を務める籾井勝人(もみい・かつと)会長が「原発については、住民の不安をいたずらにかき立てないよう、公式発表をベースに伝えることを続けてほしい」と指示していたことが22日、関係者の話で分かった。識者は「事実なら、報道現場に萎縮効果をもたらす発言だ」と指摘している。

 会議は20日朝、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた。関係者によると、籾井会長は会議の最後に発言。「食料などは地元自治体に配分の力が伴わないなどの問題があったが、自衛隊が入ってきて届くようになってきているので、そうした状況も含めて物資の供給などをきめ細かく報じてもらいたい」とも述べた。出席した理事や局長らから異論は出なかったという。

 議事録は局内のネット回線を通じて共有され、NHK内には「会長の個人的見解を放送に反映させようとする指示だ」(ある幹部)と反発も聞かれる。

 砂川浩慶・立教大教授(メディア論)は「会長には強い人事権がある。発言が事実なら、萎縮効果をもたらす発言で問題だ。熊本地震で起きた交通網の遮断を前提に原発事故発生時の避難計画の妥当性を検証したり、自衛隊と地元自治体との連携について振り返ったりするといった独自取材ができなくなる恐れがある」と指摘する。

 NHK広報部は「部内の会議についてはコメントできない。原発に関する報道は、住民の不安をいたずらにあおらないよう、従来通り事実に基づき正しい情報を伝える」としている。【丸山進】

483名無しさん:2016/04/23(土) 17:21:19
>>477
B氏は夏野亮、
B氏の実兄は夏野剛ですね。
B氏の妻の父の有名議員はわかりません。

夏野剛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E9%87%8E%E5%89%9B

484とはずがたり:2016/04/23(土) 20:30:07
突如、テレビ視聴率を左右し始めた大人世代
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/100705014.html
2016/04/08
博報堂 阪本節郎 氏

485とはずがたり:2016/04/23(土) 20:31:51
>>483
有り難うございます!
誰なんでしょうねぇ〜>有名議員

486名無しさん:2016/04/24(日) 08:27:12
http://news.livedoor.com/article/detail/11448738/
「記者が被災地少女を雨の中に」批判に報道局幹部が答えた 「ネットで猛反発」でも「謝罪の形」とらなかった理由
2016年4月23日 17時56分 J-CASTニュース

「少女を雨の中に追いやり、ずぶ濡れにさせた」との指摘があったが、そうした事実はなかったと判断した――。
熊本県民テレビ(KKT)は2016年4月22日、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)での自局アナウンサーの振る舞いへの批判に対する「反論」コメントを発表した。ツイッターなどでは、「謝罪になってない」「言い訳してるだけ」との批判が相次いでいるが、KKTの報道局幹部はJ-CASTニュースの取材に、「現場の状況を総合的に判断した結果、あえて(編注:本人たちへの)謝罪の形はとらなかった」と説明する。

「テレビ局ではあれを『自発的に退いた』と言うのか」
4月21日放送の「ミヤネ屋」では、今回の地震で大きな被害を受けた熊本県益城町の避難所の様子が中継された。

番組では、強い雨が降っている中、KKTのアナウンサーが焼き芋の炊き出しを行う男性を取材することに。その際に、男性の手前にいた少女2人を、アナウンサーが、屋根のない場所に「手で追いやった」ようにも見える場面が生中継された。左手が少女らに触れているようにも見える。

その後、雨で濡れた少女2人(うち、ひとりは傘を持っているが、さしておらず)の姿が映されると、ネット上では「アナウンサーが少女を無理に雨の中へ押しやった」として、「酷すぎる」「気分悪い」と非難する声が次々と上がった。

こうした批判を受け、KKTは4月22日、公式サイト上でコメントを発表。少女2人はインタビューが始まったので「自発的に退いた」と説明。また、視聴者からの指摘を受け、同じアナウンサーを再度派遣して経緯を説明したところ、少女2人には「どかされたという自覚がなかった」ことが分かったとも続けた。

最終的には、「アナウンサーが焼き芋の炊き出しを邪魔したり、無理に雨の中に出したりした事実はなかったと判断しています」と結論付けた。その上で、「この映像が視聴者の方々に不快な思いをさせたとすれば、お詫び申し上げます」とした。

KKTが発表したコメントに対し、ネット上では「言い訳してるだけ」といった批判が続出した。ツイッターやネット掲示板には、

「本人目の前にして子どもが『退かされた』って言えるワケない」
「言い訳にすらなってない。子どもを雨ざらしにしたのは変わりないし、退かざるを得ない状況にしたんだろ」
「アナウンサーが手でどかしているように見えるんだけど、テレビ局ではあれを『自発的に退いた』と言うのか」
といった投稿が相次ぎ、またもや「炎上」状態になってしまった。

親族から「謝る必要などない」と言われた
22日のコメントを発表した意図とは、いったい何だったのか。KKTの報道局幹部は16年4月23日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「インターネット上で『謝罪になっていない』との批判が上がっていることは知っています。ですが、本人たちが『謝罪はいらない』と言っている以上、我々は誰に向けて謝罪すればいいんですか?」
と話す。

続けて、発表文では「経緯を説明するため」にアナウンサーを派遣したとしているが、当初は謝罪に向かわせたのだと明かす。その際、少女とその親族から「謝る必要などない」「気にせず仕事に戻って」と言われたため、本人の意思を尊重し、「あえて謝罪の形はとらなかった」と説明した。

また、少女2人はテレビの取材を楽しんでいる様子だったとして、取材前の打ち合わせの際には、アナウンサーとも「仲良く話していた」とも続けた。さらに、現場には少女の祖父母もいて、取材中の様子は保護者も確認していたという。そうした理由を挙げた後、

「(少女らに対して)無理に『問題ない』という趣旨のコメントを言わせたわけではない」
と強調。さらに続けて、

「放送した内容について、ご不快に思われた方がいたとすれば、そこについてはお詫びしたい。ただ、先ほど述べたような現場の状況を総合的に判断した結果、インターネット上の批判に対して釈明・反論するようなコメントになったのです」
と話した。

487とはずがたり:2016/05/13(金) 09:56:01


2016年05月08日(日) 週刊現代
熊本地震で露呈したテレビ局「失態の数々」救出劇の撮影、割り込み、ホテル占拠で大迷惑
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48607

崩れそうな家の前で「待機」
何を喜んでいるのか!ハシャギすぎだよ、テレビ局

他ならぬ熊本の被災者から、テレビ局クルーの非常識な行為を「告発」する声が上がっている。
県内の避難所に身を寄せる50代女性も言う。

「避難所にヘルメットを被った人がいきなり入ってきて、深刻そうな顔で『どうですか、眠れますか』って聞いてくる。あんたらが来るから寝られないんだ、と言いたい。

夜の照明がまぶしい、と訴える人も多いです。中継で使うライトって、ものすごく強力なんですね。しかも、リハーサルの時も点けっぱなしだから、みんな早く終わらないかなって思ってますよ」

大きな災害が、マスコミにとってある意味で「チャンス」であることは否めない。しかし、今回の熊本大地震で現地入りしたテレビ局クルーのハシャギぶりは、少し度が過ぎている。

彼らが信頼を取り戻す術はあるのか。同志社女子大学教授で、元毎日放送プロデューサーの影山貴彦氏は、こう提言する。

「震災報道が過熱する最大の原因は、行き過ぎた視聴率競争だと思います。テレビのスタッフに、視聴率を考えない者はいない。いい映像が撮れそうだと興奮してしまうのです。

だからせめて、大きな災害の時だけでも各局とスポンサーが連携して、視聴率調査をストップするべきです。『抜いた、抜かれた』のスクープ競争をやめれば、報道の姿勢も変わるはず」

災害の時にテレビが担う役割を、もう一度考え直したほうがいい。

「週刊現代」2016年5月7日・14日合併号より

488とはずがたり:2016/05/18(水) 21:29:56

少子高齢化の影響はどんなもんなんだろ?
>フジテレビは他社に比べて、若年層の支持が高いという優位性がある。

フジ「4月改編不発」、抜け出せない蟻地獄
視聴率はTBSに抜かれ、背後に迫るのは・・・
http://toyokeizai.net/articles/-/118266
田邉 佳介 :東洋経済 記者 2016年05月18日

まったく底が見えない。フジテレビの不調が深刻度を増している。

2015年度、フジテレビのゴールデン(19〜22時)平均視聴率は前期比0.9%減の8.9%。プライム(19〜23時)も同じく1%減の9.0%となった。それぞれの時間帯における順位はTBSテレビに抜かれ民放4位に転落(6〜24時の「全日」は6.2%の3位を維持)。視聴率の低迷によって広告収入は大幅に減少し、2015年度の営業利益は55億円と前期比でほぼ半減となった。

「変化の年と位置づけ、中長期的な施策のもとでやってきたが、なかなか結果につながっていないのが正直なところ。(ユーザーの)視聴習慣を変えることは難しく、そう簡単にはいかない」。4月の定例会見における亀山千広社長の発言からも、改善の兆しが見えない厳しい状況であることがうかがえる。

4月の改編後も、視聴率は上向かず…

フジテレビは他社に比べて、若年層の支持が高いという優位性がある。そのため、ドラマも若年層を意識した作品作りを進めてきた。ただ、月9ドラマ「恋仲」(2015年7月〜)、「いつかこの恋を思い出して泣いてしまう」(2016年1月〜)などは若年層から高い支持を得たものの、幅広い世代から支持されることはなく、平均視聴率はそれぞれ10.8%、9.7%と同枠においては低視聴率に終わった。

そのほか、バラエティ番組も他局に押され、目立ったヒット番組は生まれなかった。長寿バラエティ「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜19時57分)や「とんねるずのみなさんのおかげでした」(木曜21時)はそれぞれ1ケタ台が定着し、絶えず打ち切りがうわさされるほどだ。

朝の情報番組も、長年トップを守ってきた「めざましテレビ」(5時25分〜)が2016年2月に日本テレビの「ZIP!」(5時50分〜)に抜かれてしまった。

どうすれば視聴率低下に歯止めをかけられるのか。苦境を脱するべく、亀山社長は4月の番組改編で朝4時から15時間のブチ抜き生放送を実施すると打ち出した。ライブ感のある番組作りを重視し、同様に生放送を中心とする日テレやTBSとの真っ向勝負に出たのだ。

それでも状況は好転していない。30年以上続いた昼の長寿番組「ライオンのごきげんよう」と昼ドラマの枠を打ち切って拡大した「バイキング」や「直撃LIVE グッデイ!」は1ケタ台前半と、相変わらずの低視聴率が続く。深夜の報道番組「ユアタイム〜あなたの時間〜」も2%台と厳しい。早くもメインMCでモデルの市川紗椰の降板説まで浮上しているほどだ。

489とはずがたり:2016/05/18(水) 21:30:07

復権を目指すドラマも壊滅状態。「僕のヤバイ妻」(火曜22時)が平均8%を下回り、「OUR HOUSE」(日曜21時)も他局が強い時間帯ということもあり、5月8日放送の第4話は3.9%と4%を割り込む惨状。さらには福山雅治主演の「ラヴソング」(月曜21時)も1ケタ台にとどまる。このため、4月クールの視聴率はすべての時間帯でTBSに抜かれ、4位となっている。

フジテレビの日枝久会長は、持ち株会社フジ・メディア・ホールディングスの決算説明会で、番組制作費を効率的に投下すると説明し、「もう1〜2改変でボトムから上がっていく兆候が出てくる」と語った。だが、記者の背後に座っていた金融関係者は「3年くらい同じことを聞いてるよ。ボトムはあるんだろうけど、どこまで下がるんだろう」とつぶやいていた。

他局関係者からも「フジは厳しい。成功体験から抜け出せていない。めちゃイケのように、お台場本社が番組に登場するとか、『自社が主役』の作り方で数字を取ってきたから、なかなかやめられないのだろう」といった声が聞かれる。

フジテレビ以外の子会社は好調

フジテレビの苦戦が続く一方、フジメディアHD全体に目を向けると、意外なほどの堅調ぶりだ。2015年度の売上高は前期比0.4%減の6405億円、営業益は同4.8%減の243億円にとどまっている。

新規連結となったグランビスタ ホテル&リゾートが訪日客需要を取り込み大きく貢献。再開発関連の配当金も計上し、都市開発事業は大幅増益となった。さらに、映像音楽事業ではCD、DVDなどパッケージ作品の点数を絞り込んだことで収益が改善。子会社における音楽著作権の売却もプラスだった。


カタログ、サイト、商品の刷新などが奏功し、セシールは大幅改善をみせた
通販のディノス・セシールを含む生活情報事業も、カタログやwebサイトを刷新し、高価格帯の商品を拡充したことなどで赤字から一気に復活を遂げている。フジテレビ以外の子会社群の営業益は188億円と、前期比40億円の大幅増益を記録し過去最高を更新した。それだけに、フジテレビの苦戦は際立つ。

ただし、ほかの子会社群に頼ってばかりもいられない。フジテレビ以外の子会社は一時的な増益要因が減るため、今期は減益となる見通し。フジテレビは今期、営業益100億円(2015年度は55億円)を必達目標としており、番組制作費をはじめとするコスト削減を進める。広告収入の増加が見込めない中、イベントなどの上積みも重要になりそうだ。

視聴率改善に時間を要するのは業界の常識だが、さすがにこれ以上の低下は許されない。このままでは、次回の10月改編でも大幅な刷新が実行されることになるだろう。亀山社長は就任3年目。最大の課題である視聴率について、2016年度は結果を厳しく問われそうだ。

490とはずがたり:2016/06/10(金) 13:06:22
ぶらたもりも良いけど隣の人間国宝さんが好きだ。関西ローカルだけど。

好きな街歩き番組、1位は『ブラタモリ』 “教養力”高く老若男女に人気
http://news.goo.ne.jp/article/oricon/entertainment/oricon-2073143.html
08:40ORICON STYLE

好きな街歩き番組、1位は『ブラタモリ』 “教養力”高く老若男女に人気
古地図を片手に各地の“今と昔”を紐解くタモリ
(ORICON STYLE)
 近年、ぶらぶらと歩きながら、その地域の魅力や美食を紹介する“お散歩系”番組が増加中。身近なスポットの意外な名所や一面が再発見できると人気を集めている。そこでORICON STYLEでは、10代?50代の男女を対象に「好きな街歩き番組」についてアンケート調査を実施。その結果、タレントのタモリが古地図を片手に各地を巡り、その土地の“今と昔”を読み解く、異色の街歩き番組【ブラタモリ】(NHK総合)が1位に選ばれた。

◆博学・タモリの解説に絶賛の声 街を読み解く面白さ

 同番組は、08年にスペシャル版として登場して以来話題を集め、現在は第4シリーズに突入。当時、『笑っていいとも!』や『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)といった、スタジオでの生放送が多かったタモリにとって珍しいロケ番組ということもあり、開始当初は視聴者の目にも新鮮に映ったことだろう。サブカル的な知識が豊富で、自身も散歩を趣味とするタモリの街歩きやはりユニーク。独自の視点でその土地の地形や歴史などに迫る内容で、他の番組とは一線を画している。測量・地図への関心を高めることに一役買ったと、国土地理院が選ぶ「測量の日(6月3日)」功労者として、同番組制作スタッフが表彰されたことも記憶に新しい。

 普段はなかなか見えてこない“街の過去”を知ることができる番組ということで、「とても勉強になるし、旅行したりするときの参考になる」(兵庫/20代・女性)、「タモリさんの解説が分かりやすく楽しそうで、見ている側も楽しくなります」(北海道/40代・女性)「その地域の文化やインフラが形成された経緯を辿っているから、とても見応えがあって面白い」(福島/40代・男性)というように、やはり“学ぶ楽しさ”を支持する声が多数。第4シリーズでは、タモリの故郷・福岡をはじめ、北海道から沖縄まで、日本全国を行脚しており、「自分の知っている街は懐かしく、知らない街には行ってみたくなる」(兵庫/40代・女性)と関心を集めている。



【調査概要】
調査時期:2016年5月16日(月)?5月19日(木)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代?50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

491名無しさん:2016/06/26(日) 16:01:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160625-00000042-it_nlab-life
TBS系「ピラミッド・ダービー」にヤラセ疑惑 オンエアで脱落した出演者が「現場では脱落していなかった」と出演者2人が語る
ねとらぼ 6月25日(土)21時43分配信

 6月19日放送のTBS系バラエティー番組「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」に出演した顔相鑑定士・池袋絵意知さんが「CGによって自身の姿が消された」とブログで暴露し波紋を呼んでいます。

 同番組は「さまざまなジャンルの一流のプロたちが番組の用意した一風変わったルールの珍種目で対決!」という趣旨でレースを展開を予想する番組です。池袋さんが出演したのは登場する双子が入れ替わっているかを見極める「双子見極めダービー」というコーナーでした。

 コーナーには池袋さんのほかに、元刑事の小川泰平さん、お笑い芸人で東大出身の藤本敦史さん、メンタリストDaiGoさんら4人が出演。オンエアでは池袋さんが最初に脱落し、最終的にメンタリストDaiGoさんが優勝を飾っていました。

 ところが、6月22日更新のブログで池袋さんは「オンエアを見て唖然、そして怒り、悔しさ。あまりのことに食べ物も喉を通らない。嘔吐きが止まらない」と吐露。「最終戦を前にして池袋はここで脱落」というナレーションについて「脱落してねーから!」と怒りを爆発させています。

 池袋さんによれば、最終問題まで回答したのにオンエア上では「脱落」という演出になっており、最終的に自身の姿がCG加工によって消されてしまったとのこと。この問題について「ブログに書いたことはすべて事実」として、池袋さんが編集部のインタビューに答えました。

●池袋絵意知さんインタビュー

―――今回ブログに書かれていたことは事実で間違いないでしょうか

池袋さん はい。一切嘘はありません。あれが事実です。

―――今回のねつ造疑惑については、どう感じていますか

池袋さん 問題の焦点はテレビ局によるねつ造とそれに伴う放送による暴力・虐待です。放送に関わる人間としてのモラルがなくなっていると思いました。今回の放送は私自身の今後の仕事にも影響しますし、私のコンテンツを扱う企業の評判さえも落とすことになるので立腹しています。

―――番組に求める対応は

池袋さん 番組プロデューサーF氏と番組に対して、謝罪を求めています。具体的にはTwitter・Facebook・公式ホームページ・番組内でのお詫びと訂正文です。私は早急な謝罪を求めていますが、とりあえず番組プロデューサーF氏と明日直接お会いすることになりました。

―――制作会社側への連絡は

池袋さん 収録・編集に立ち会ったアシスタントプロデューサーのG氏に電話連絡しました。「テレビ業界全部がこんな体質になってしまったんですね。言葉もないです。」とメールもしました。(過去によくしていただいた制作会社で)信用していたのに残念でなりません。



 池袋さんによるとブログには大変な反響が寄せられているとのことで、なかには過去に同番組に出演した出演者や、番組を制作している制作会社の元社員などからのメッセージもあったといいます。

 また同コーナーに出演した元刑事の小川泰平さんも編集部の取材に応じ「池袋さんは最後まで回答を続けていらっしゃいました」と答えました。つまり収録現場では池袋さんの脱落の演出がなく、最終問題まで回答したはずの池袋さんの姿が削除されていたということになります。

 なお、番組の制作を手掛けたのは、「ヤラセ問題」がきっかけで打ち切りとなったフジテレビ系「ほこ×たて」を制作した厨子王のグループ会社Zプラス(ジープラス)でした。編集部は番組側・制作会社に対して取材を申し込んでいます。

 今後どのような対応が取られるのか、放送局と制作会社の倫理観が問われます。

492名無しさん:2016/06/26(日) 20:51:57
>>491

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160626-00000023-it_nlab-ent
TBS、「ピラミッド・ダービー」ヤラセ疑惑について当事者に謝罪
ねとらぼ 6月26日(日)20時4分配信

 6月19日放送のTBS系バラエティー番組「珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー」に出演した顔相鑑定士・池袋絵意知氏が「CGによって自身の姿が消された」問題で、TBS側のプロデューサーらが池袋氏に直接謝罪したことが分かりました。

 編集部の取材によると池袋氏は26日、TBS側のプロデューサーF氏、制作会社プロデューサーN氏と対面。FプロデューサーとN氏が池袋氏に対して「申し訳ありませんでした」と謝罪したとのことです(※池袋氏の要望で実名は伏せています)。

 池袋氏によるとFプロデューサーは「放送内容に関しては把握していたが、細かな演出に関しては把握しきれていなかった」として謝罪。N氏からは「今回のコーナー制作に関しては報道のあったZプラスではなく、N氏が所属する制作会社ザ・ワークスが担当した」との主張が伝えられました。

 またTBS側は「Twitter・Facebook・公式ホームページ・番組内で正式に謝罪を検討している」と池袋氏へ伝える一方、本日(26日)の放送に関しては編集の都合上、予定通り行われる可能性があるとしており、この点に関しては双方了承しているとのことです。


●池袋絵意知氏インタビュー

―― 本日の謝罪について率直な感想は

池袋氏 今回は、演出に関する部分のみの謝罪と受け取りました。問題の焦点はテレビ局によるねつ造と、それに伴う放送による暴力・虐待だと私は感じています。その部分に関しての認識については、ご理解頂けていないように思いました。

―― 今、番組に対してのお気持ちは

池袋氏 せめて笑いに変えてくれる演出であればよかったのに、と思います。結果的に意図的な編集によって私を陥れる演出になってしまったことが残念です。

―― 今後の対応について

池袋氏 今回の問題をきっかけに、すべての放送局、放送制作にかかわるスタッフの皆さんには『放送に関わる人間としてのモラル』を取り戻してほしいと思います。


 今回の問題が明るみに出たきっかけは、池袋氏が自身のブログに掲載した6月22日更新の記事でした。

 番組のメインレースとされていた「双子が入れ替わったか見極める」というコーナーについて、収録時の出題順がオンエア上では入れ替えられていたほか、収録時にはなかった途中で池袋氏が脱落するという演出が編集で追加されていたと発覚。

 さらに編集部の取材でも、最終問題まで回答したはずの池袋氏の姿が消されるというCG加工が施されていたことが明らかとなり、ネットを中心に物議をかもしていました。

 なお、N氏が主張する「編集を行ったのは制作会社ザ・ワークス」という主張について確認を行ったところ、6月19日分の放送テロップにN氏の個人名がクレジットされていることが確認されました。しかし制作協力は「Zプラス・No.b」と表記されていました。本件についてザ・ワークスに対し、取材を申し込みましたが「担当者が不在」とのことでした。

493とはずがたり:2016/06/29(水) 12:03:31

フジテレビ「視聴率低迷」に株主の不満が炸裂 浮上のきっかけを掴むことはできるのか
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-124918.html
04:50東洋経済オンライン

6月22日、フジ・メディア・ホールディングスはホテル グランパシフィックLE DAIBA(東京・お台場)で第75回株主総会を開催した。最終的に、会社側が提案した議案である「剰余金の処分の件」「取締役17名選任の件」は承認され、株主側の提案はすべて否決された。3時間以上に渡って議論が続き、お世辞にも和やかとは言えない総会となった。

「ドラマにときめきがない」?
株主提案の議案は「総会で社員やOBの株主が質問する際に、その旨を明かすこと」「独立性のある取締役が存在しないため、山口三尊氏(3万株を保有する個人投資家)を取締役候補に加えること」「ROE(株主資本利益率)が5%未満の場合、25年以上在任する役員について、選任の理由を説明すること」の3つだった。

質疑応答では、視聴率の苦戦が続くフジテレビジョン(フジテレビ)について、多くの意見や質問が寄せられた。

「テロップが多すぎる、若い人にはいいのかもしれないが、笑い声がうるさい」「ドラマに往年のようなときめきがない」「嫌いなテレビ局1位に選ばれた。2011年に起こった、韓流偏向の抗議デモに対しても『嫌なら見るな』と放置した」「バブルを経験した世代ばかりで、若い人に権限を委譲できていないのが視聴率低迷の要因だ」などと辛辣なものばかりだった。

これに対し、フジテレビの亀山千広社長は、現状を「忸怩たる思い」とした上で、「まずはドラマで話題を呼び、バラエティで視聴習慣を根付かせ、最後は報道番組で信頼を得る。そのためには何としてでもヒットドラマを生まなくてはならない。7月にスタートしたドラマでは30代のプロデューサーを中心に制作している」などと説明していた。

ちなみに、「嫌なら見るな」とされる方針に関して、稲木甲二取締役は「フジテレビからそのように打ち出したことは一度もない」と明確に否定している。

また、フジテレビのトップに就任して28年になる日枝久会長に対する質問も多く寄せられた。「名誉会長としてグループを見守ったほうがいい」「業績や株価が低迷しているのに、なぜいつまでもトップを務めているのか」「日枝会長が怖くて、ほかの役員は何も言えないのではないか」といったものだ。

「会長は口出ししていない」
2005年のライブドア事件は日本のM&Aの歴史を大きく変えるきっかけになった。堀江貴文氏(左)と日枝会長(右) (撮影:大隅智洋)

こうした問いに対し、豊田皓(とよだ・こう)副会長は日枝会長のこれまでの実績を強調した。

「ライブドアショックやリーマンショックがあったが、日枝会長の判断で乗り越えてきた。ビーエスフジやサンケイビルを子会社化し、昨年にはグランビスタホテル&リゾートを買収するなどで、バランスのとれたポートフォリオを構築できた。業績もリーマンショック時から大幅に回復している。日枝会長のリーダシップのもとでやってきた」と絶賛。また、フジテレビに関して「亀山社長が陣頭指揮を執っている。現場に任せているので、会長は口出しはしていない」と語った。

日枝会長は例年、議長として議事進行に務めており、関係する質問の答弁もすべて嘉納修治社長以下の担当取締役がこなしたが、「われわれ株主はどうしても日枝会長の生の声を聞きたいんです。お願いします」といった株主の声にうなずく場面もみられた。

フジテレビの改善しか、道はない
フジメディアHD全体で見ると、2015年度の業績は売上高が前期比0.4%減の6405億円、営業利益は同4.8%減の243億円とわずかな減益にとどまっている。ただ、株主は中核のフジテレビが営業益でほぼ半減の55億円に沈んだ事実、そして、視聴率に底入れの兆しが見えないことに苛立ちを募らせているようだ。

お台場のホテルで行われた株主総会。長時間に及んだせいか、途中退席する株主も多くみられた

実際、フジメディアHDの株価は2013年に2度、2300円台の高値をつけたが、それ以降は長期下落トレンドとなり、足元は1100円前後の推移となっている。中核であるフジテレビの視聴率が改善しないため、今後の広告収入も減少する、とみられていることが大きいだろう。

今年こそはと、毎年テコ入れに向けた決意を語ってきたフジテレビ。それでも、まだ結果は出ていない。ドラマのヒット作を生み出し、浮上のきっかけを見いだせなければ、来年の株主総会も荒れ模様が続きそうだ。

494とはずがたり:2016/06/29(水) 12:34:30
フジテレビのドラマがなんとも「惜しい」理由
あの成功体験に縛られすぎていないか
http://toyokeizai.net/articles/-/93883
木村 隆志 :テレビ・ドラマ解説者/コラムニスト 2015年11月25日

2010年まで7年連続で視聴率三冠王に輝いてから5年、フジテレビの低迷が叫ばれて久しくなっています。今年6月には、同局の番組『ボクらの時代』に出演した女性アナウンサーが自局について、「積極的に嫌われている」「見向きされない」と発言したことが話題になるなど、視聴率だけでなくネガティブなイメージに苦しんでいる様子がうかがえます。

ただ、ドラマ解説をしている私から見たら、スタッフは実力者ぞろいで、扱うテーマも悪くない。丁寧に作られているいい作品も多いのに、制作側の狙いと視聴者のニーズが少しズレていて「惜しい」気がするのです。ここではフジテレビのドラマに何が起きているのか??今期の作品を1つずつ分析しながら、苦戦の理由を探っていきます。

(中略)

実際、前期の『恋仲』『HEAT』『リスクの神様』『探偵の探偵』はバラバラのテーマで連ドラらしさを追求していましたし、飛び抜けて優れた作品はなかったものの、「こんなドラマを作りたい」という意志を感じるものだったのです。

しかし、「惜しい」ところで留まっている理由は、冒頭で書いたような「局そのものが嫌われているから」ではなさそうです。私が最も気になっているのは、キャスティング先行のドラマ作り。いずれの作品も、ネームバリューのある主演を据えてから、その人に合うテーマや筋書きを用意しているようなイメージが強いのです。

フジテレビ絶頂期の1990年代は、そのような作り方が大きくウケていたのですが、ここ数年のヒット作を見ると、むしろその逆。近年最大のヒット『半沢直樹』(TBS系)『あまちゃん』(NHK)も、今年の『天皇の料理番』『下町ロケット』(TBS系)も、あくまでテーマありきで、キャスティングはその次に考えられていました。

「この主演ならある程度、視聴率が取れるだろう」、視聴者はそんな思惑を感じ取っているのかもしれません。その意味で、今やキャスティング先行の作品は、「スタートこそ話題性抜群だが、すぐに“出落ち”しやすい」リスクの高いモノ。フジテレビのドラマが浮上するためには、「自分たちが考えるヒットの方程式からいかに離れるか」が求められている局面なのかもしれません。

いろいろ書いてきましたが、ドラマに懸けるフジテレビの情熱は本物。私自身フジテレビのドラマが好きであり、挑戦し続ける姿勢に共感を覚えているので、シビアに見ながらも楽しみつつ応援しています。

495とはずがたり:2016/07/01(金) 12:59:30

「名古屋のみのもんた」ラジオ生放送中にマイクで殴り逮捕
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20160630-134-OHT1T50212.html
07:10スポーツ報知

 ラジオ番組の放送中のスタジオで共演者をマイクで殴り、けがを負わせたとして、愛知県警千種署は30日、傷害の疑いで、タレントの宮地佑紀生こと宮地由紀男容疑者(67)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は27日午後2時55分ごろ、名古屋市内にある東海ラジオのスタジオで、共演していたタレントの神野三枝(50)の左脚を数回蹴ったり、放送用マイクで唇を殴ったりして、10日間のけがを負わせた疑い。

 事件が起きたのは同局が19年間放送している長寿番組「宮地佑紀生の聞いてみや?ち」(月?木曜・後1時)の生放送中だった。同局によると、リスナーへのプレゼントを伝えている時間帯だったが、2人のやりとりについては「調査中」とした。番組は予定通り午後4時まで放送され、2人もそのまま出演を続けたが、異変を感じたリスナーから問い合わせがあったという。

 同署によると、神野が28日に被害届を提出。「これまで威圧的な態度をとられることはあったが、暴力を受けたのは初めてだった」と話している。2人は長年、同番組で共演し、一緒にCMにも出演するなど、名コンビとして知られていた。28日以降、2人は番組に出演せず、代役が立てられた。同局はこの日の放送で事件の経緯を説明し、謝罪。この日をもって番組を打ち切ることを発表した。

 宮地容疑者は名古屋を中心に活動し、人気インスタントラーメン「スガキヤラーメン」のCMにも出演。“名古屋のみのもんた”と呼ばれ、親しまれていた。

 ◆27日の放送

 午後2時55分からの約1分間、いきなりキレた宮地容疑者に戸惑う神野の生々しい様子がオンエアされた。異変は、神野が番組プレゼント当選者からのお礼のハガキを読み上げた直後。「それからこちらは…」と言いかけた神野がいきなり「痛い痛い」と一言。状況が全く理解できないようで「え? 何? 何ですか?…プレゼントをいただいた方のご紹介じゃないんですか?」と困惑しきりの様子。さらに「え? あれ?」と繰り返し言葉を発していると、宮地が「だからいただいた人のやつ、いただきゃえーがね」と意味不明の一喝。神野が「そうですよ」と返事し、進行を続けようとすると、ゴツンッとマイクをぶつけた音が流れた。神野は再び「何ですか? 何ですか? ごめんなさい」と混乱したが、気を持ち直し、この1分間はなかったかのように次のコーナーへと進んでいた。放送では、宮地容疑者がなぜ怒ったのか原因は分からなかった。

 ◆宮地 佑紀生(みやち・ゆきお)本名・宮地由紀男。1949年1月9日、愛知・名古屋市生まれ。67歳。71年に愛知学院大を卒業後、72年にアクセサリーショップ「参百六拾六日の店」を創業。東海ラジオのプロデューサーの誘いを受けラジオパーソナリティーに転身し、97年から同局「宮地佑紀生の聞いてみや?ち」のパーソナリティーを務める。

496名無しさん:2016/07/03(日) 16:52:46
http://news.livedoor.com/article/detail/11716461/
テレビからCMが消える日〜『報道ステーション』と『笑点』「分刻み視聴率」分析で“ヤバい現状”が明らかになった スポンサーと局が抱える「矛盾」と「限界」
2016年7月3日 7時0分 現代ビジネス

テレビCMからヒットソングが生まれ、商品も爆発的に売れる……そんな時代が遠い昔のことになりつつある。誰が見ているか掴めないテレビから、ネット広告に主役が代わろうとしているのだ。

■数字に追われる制作現場
「よくテレビ画面に嫌いな有名人が映ったらチャンネルを変える、なんて言いますが、実際に視聴者がチャンネルを変えるのはCMに入った瞬間です。CMはテレビマンにとって、なくてはならない収入源である一方、視聴率競争の最大の障壁なんですよ」(民放テレビ局編成担当社員)

本誌が入手したテレビ朝日の看板番組『報道ステーション』(6月3日分)の毎分視聴率のグラフを見れば、それは明らかである(下グラフ参照)。

この日の報ステは、『キリンカップサッカー日本対ブルガリア戦』の終了後からの放送だったため、開始時間は通常より10分早かったが、入り時間の瞬間視聴率は普段よりも約2%ほど高かった。

番組の冒頭から試合のハイライトが流れ、徐々に数字が上がってきたが……最初のCMに入った途端、ガクンと下がった。サッカーからの流れで見ていた若者が、CMをきっかけに視聴を止めてしまったのだろう。

「報ステの視聴者層は、50代以上が過半数で、意外にも女性が半数です。若者がたまたま視聴しても、なかなか放送内容に共感できないのでしょう。いつもの視聴者は22時前後になると、人気番組の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)や視聴者層が重なるNHKの『ニュースウオッチ9』の終了後から流れてくる人が多いんです」(テレ朝報道番組制作スタッフ)

そのタイミングに合わせて、「北海道・男児置き去り行方不明騒動」で7歳の少年がいかにして6日間も生き延びたのかを現地ルポした特集企画が始まり、視聴率はグングン上がっていく。途中でCMは一切ナシ。

そして、特集が終わり、CMに入ると数字は急降下してしまう。その後もCM明けに数字が上がり、CMに入ると下がる動きを繰り返す。最後のスポーツコーナーでまた盛り返すが、結局、またCMで下がってしまう。

「いつもそのパターンになりますね。プライムタイムは各番組とも毎分視聴率が細かく波を打ちます。ウチでは翌日の朝9時には前日の毎分視聴率表が編成部や担当プロデューサーの元に届く。その表に若手スタッフがCM時間や放送内容を細かく記入します。それを基に今日はどこにCMを入れるかを決めるのが、プロデューサーの腕の見せ所です」(テレ朝社員)

CMで視聴率が下がるのはもはや仕方ない、どうすれば最小限に食い止められるか、日々悩んでいるのだという。

本誌は日曜夜9時からのTBSの日曜劇場『99・9 刑事専門弁護士』と日本テレビの『行列のできる法律相談所』の毎分視聴率を比較したが、確かに片方がCMに入り数字が微減すると、片方の数字が微増する。

「目端が利くプライムタイムのバラエティ番組のプロデューサーだと、同時間帯の他局のドラマの第1回放送分の台本を入手して相手の出鼻を挫こうとします。向こうが山場に入る直前のCM中に、こちらはキラーコンテンツの煽りを入れるんです。逆にこちらの中身が弱いときは、向こうとCMの時間を合わせようとしますね」(同前)

日本民間放送連盟は、プライムタイムの番組内で放送できるCMの時間量を定めている。5分以内の番組なら1分以内、10分以内の番組なら2分以内、60分以内の番組なら6分以内となる。

「少しでも増やすために、54分の番組と6分の番組で構成して、1時間の番組内で8分のCMを放送できるようにするのが当たり前になっています」(大手広告代理店社員)

497名無しさん:2016/07/03(日) 16:53:01
>>496

しかし、CMの時間を少しでも多くし、広告を出稿してくれるスポンサーのために視聴率を追うのに、そのCMのせいで数字が落ちるというのは、なんという矛盾だろうか。

民放の情報番組制作会社スタッフが語る。

「取材してVTRを作るスタッフは、CMが入るタイミングまで考えている余裕はありません。ですから、不自然なつながりになる。それでも視聴者をつなぎ止めるために、CMに入る前に『衝撃の映像がついに!』と煽りのテロップを入れますが、CM明けには大したことは起きない。そんなことを繰り返しているうちに視聴者も嫌気が差すという悪循環が起きています。

局の幹部は、0・1%でも数字を上げろと言いますが、わずかに上がったところで、番組の広告料金の単価はすでに上がりきっているわけですから、広告収入が上がるわけでもなく、制作スタッフに還元されるわけでもありません。

民放キー局においては、視聴率というのは、もはや局員の評価指標でしかないんです。プライムタイムでどシングル(5%前後)の数字を取ったら、担当を外されてしまうから、10%は確保したいという意味しかないのです」

■視聴者の「超高齢化」
もはや視聴率と広告料金は連動していないというのだ。メディアコンサルタントの境治氏はこう解説する。

「ここ5年間を考えると、HUT(総世帯視聴率)が上がった年に放送収入が下がったこともあれば、逆にHUTが下がったのに放送収入が上がった年もあります。企業が使う広告費は必ずしも、視聴率に連動して上下するものではないんです。むしろ、GDPとの連動性のほうが高いと言われています。そういう点でも、これからのテレビCMは厳しいですよね」

一方、現在、視聴率トップを独走する日本テレビの看板番組『笑点』の毎分視聴率の動き方は、前述の報ステとはまったく異なる(右グラフ参照)。

6月12日の放送では、前座である「サンドウィッチマン」のコントが始まった時点で視聴率はすでに15%前後。ここからなだらかに上昇し、番組開始から12分後、大喜利がスタートしたときには20%を超えた。しかもCMの時間を挟んでも、番組終了まで数字が落ちることはなかった。なぜ「CMの谷」がないのか。

「もちろん新司会者である春風亭昇太さん、新メンバーの林家三平さんに注目が集まっていることもありますが、最大の理由は『笑点』の視聴者層が50代以上が約75%であること。高齢者の多くは新しい番組を探すのではなく、『視聴習慣』で見ていますから、CM中にザッピングすることがないんです」(日テレ関係者)

笑点の平均視聴率は同時間帯でブッチギリ。2位の『報道ステーションSUNDAY』(テレ朝)とは最高視聴率で16%の差がある。

だが、CMについては不安があるという。

「実はF1層(女性20~34歳)の視聴者層は2%ほど、M1層(男性20~34歳)も同程度しかいません。そのため現在、出稿量が多い携帯電話会社や携帯ゲームのCMは、笑点では流れていません。

今は問題ありませんが、もし景気が悪化して現在のスポンサーが降りても、IT企業が出稿してくれるかわからない。逆に『SMAP×SMAP』(フジテレビ)などは、視聴率はさほどではありませんが、スポンサーに人気の枠です。視聴者の大半が若い女性という貴重なプライムタイムの番組で、化粧品会社などが広告を入れます」(大手広告代理店社員)

博報堂DYメディアパートナーズのアンケート調査によれば、'14年と'15年を比べると60代女性の1日のテレビ接触時間は約187分から約251分に大幅に増加している。

「この調査によれば、年配女性のテレビ視聴時間が増えて、年配の男性は減っています。もともと人口の多い年配層は視聴率への影響が大きく、テレビ局の優秀なスタッフは『年配の女性は何が見たいのか』と考えて番組作りをしている。

いまは若者がテレビ離れをしているのではなく、テレビのほうが進んで若者から離れていっているように思えます。短期的に視聴率を獲っても、将来の収入につながらないのであれば、努力の意味がないのではないでしょうか」(前出・境氏)

フジテレビの夏の恒例、『27時間テレビ』もピンチに陥っている。

「スポンサー集めが難航しており、十分な制作費が捻出できないかもしれません」(フジ関係者)

視聴者層がはっきり分からない番組の典型ゆえにこれは当然だろう。

498名無しさん:2016/07/03(日) 16:53:15
>>497

■ある日突然死する
元テレビプロデューサーで、上智大学教授(メディア論)の碓井広義氏が語る。

「テレビCMの価値がどんどん下がっていく流れはもはや止められるものではありません。たくさんの人が、同時に同じ情報に触れる。これがテレビというメディアの媒体価値だったわけです。

しかし、現在では、決してユーザーの優先順位のトップにあるとは言えない状況になってきました。視聴率が10%を超えれば合格という今の時代に、企業がかつてと同じだけの広告費をテレビに投入できるかというと、そうはいきません」

電通の発表によると、'15年のテレビ広告費は1兆9323億円(前年比98・8%)、対するネット広告費は1兆1594億円(前年比110・2%)と追い上げている。

広告業界に詳しいマーケティング会社インテグレート代表の藤田康人氏が言う。

「いま広告業界とテレビ業界で恐れられているのは、『テレビCMの突然死』です。私たちの調査では、テレビCMの視聴者へのリーチ(到達率)が最大40%というケースもありました。

これが30%、20%となった瞬間に、特に若者向けに事業をしている企業が『もうテレビ広告は必要ない』と一斉に見切りをつける日がくるかもしれません。すでに『この商品は若者向けだから、テレビCMはナシでプロモーションしよう』という企業が増えています」

ある民放テレビ局の社員はこう漏らす。

「ウチの中学生の娘は、普段はタブレットPCを使って、有料動画配信サービス『Hulu』で海外ドラマばかり見ています。『CMがないから見やすい』って。たまにテレビでバラエティを見ても、CMに入るとスマホをいじり出して、画面をまったく見ていません」

テレビを見ながら、スマホを利用する人は6割におよぶという調査結果がある。当然、CM中はテレビに集中していない。皮肉なことに携帯電話会社を筆頭に、ドラマ仕立てのCMを作って対策を講じているが、果たしてどれくらいの人が内容をしっかり見ているのか。

■ビジネスモデルの終焉
若者のテレビ離れ、録画が便利なハードディスク・レコーダーの普及、スマートフォンの登場などテレビCMがパワーダウンした要因はいくらでもある。スポンサーから広告料金を取り、無料で番組を流すビジネスモデルに限界が来るのは自明だ。

すでに「WOWOW」と「スカパー!」が健闘している。有料放送が浸透し、視聴者は見たいものをカネを払って見るようになってきたのだ。

では、テレビCMが危険水域に達する時期はいつなのだろうか。

前出・藤田氏が続ける。

「節目として東京五輪が開催される'20年があります。そこまではなんとか景気も持つでしょうが、その一方で、五輪に向けてデジタルのインフラ整備も進んでいきます。そのときテレビの力がどれぐらい落ちているか、テレビに代わるネットがどれだけ力を付けているのかが、ポイントになります。

五輪の後は、どこの国でも景気が下がる。そして、'20年から'23年にかけて世代交代が進みます。テレビとネットのバランスが崩れたとき、まさに『テレビCMの突然死』が起こる可能性があります」

'23年には人口の半分が50歳以上になる一方で、幼少期からインターネットに触れてきた世代が20~30代となる。社会の中心世代が「テレビ世代」でなくなるのだ。

元フジテレビ解説委員で、ウェブメディア「Japan In-depth」編集長・安倍宏行氏が言う。

「番組中に入るCMは少ないほうがいいというのが、制作現場の正直な気持ちでしょう。日テレは『Hulu』を傘下に持ち、去年はドラマを共同制作しました。その時に、番組関係者に話を聞いたら、『CMの時間を気にせずに作れるのがいい』と。なおかつ、放送コードに縛られないために制作の自由度も高まるとも言っていましたね。

テレビ各局はいま必死に事業の多角化を行っています。放送事業収入だけに頼るわけにはいかないという危機感が経営者の中にもあるんです」

テレ朝はインターネットテレビ局「AbemaTV」をスタートさせ、フジもIT企業「グリー」とVR(バーチャルリアリティ)コンテンツの制作配信事業に進出する。

各局とも「テレビCMが消える日」に備えて、新しいビジネスモデルを模索しているわけだが、先行きは不透明。

だが、視聴者の気持ちは、とにかく面白い番組が見たい、それだけだ。

「週刊現代」2016年7月2日号より

499神奈川一区民:2016/07/17(日) 14:40:04
07/10日
15.2% 19:00-19:58 NTV ザ!鉄腕!DASH!!
10.4% 19:58-21:00 NTV NNN参院選特別番組ZERO×選挙2016・第1部
*7.3% 21:00-23:30 NTV NNN参院選特別番組ZERO×選挙2016・第2部
**.*% 23:30-23:50 NTV Going!Sports&News短縮版
*3.4% 23:50-02:00 NTV NNN参院選特別番組ZERO×選挙2016・第3部
*7.1% 18:57-19:57 EX* 日本人の3割しか知らないことくりぃむしちゅーのハナタカ!優越館 ※1分早終了
*7.7% 19:57-21:00 EX* 選挙ステーション2016・第1部
*6.9% 21:00-22:50 EX* 選挙ステーション2016・第2部
*4.3% 22:50-00:10 EX* 選挙ステーション2016・第3部
**.*% 18:30-19:00 TBS この差って何ですか?・第1部
*7.5% 19:00-19:56 TBS この差って何ですか?・第2部
*5.5% 19:56-21:30 TBS 激突!選挙スタジアム2016・第1部
*5.1% 21:30-23:05 TBS 激突!選挙スタジアム2016・第2部
*3.6% 23:05-00:05 TBS 激突!選挙スタジアム2016・第3部
**.*% 00:05-01:00 TBS 激突!選挙スタジアム2016・第4部
**.*% 01:00-01:15 TBS JNNスポーツ&ニュース
**.*% 01:15-02:30 TBS 激突!選挙スタジアム2016・第5部
**.*% 18:30-19:00 TX* モヤモヤさまぁ〜ず2・第1部
*7.4% 19:00-19:50 TX* モヤモヤさまぁ〜ず2・第2部 ※4分早終了
*7.7% 19:50-20:00 TX* 池上彰の参院選ライブ・第1部
11.6% 20:00-22:00 TX* 池上彰の参院選ライブ・第2部
*9.9% 22:00-23:48 TX* 池上彰の参院選ライブ・第2部
*5.6% 19:00-19:58 CX* 伝説の瞬間発掘ファイル・アニメ編 ※日曜ファミリア枠外で放送
*5.4% 19:58-21:00 CX* FNNみんなの選挙2016・第1部
*5.6% 21:00-23:00 CX* FNNみんなの選挙2016・第2部
*3.8% 23:00-24:00 CX* FNNみんなの選挙2016・第3部
**.*% 00:00-01:55 CX* FNNみんなの選挙2016・第4部
**.*% 19:00-19:10 NHK NHKニュース7 ※20分早終了
15.1% 19:10-19:55 NHK 真田丸 ※50分繰り上げ
16.3% 19:55-21:00 NHK 2016参院選開票速報
12.8% 21:00-22:00 NHK 2016参院選開票速報
11.4% 22:00-23:00 NHK 2016参院選開票速報 
**.*% 23:00-24:00 NHK 2016参院選開票速報

500とはずがたり:2016/07/23(土) 08:04:31

<NHK受信料>値下げ案盛り込む 総務省検討会案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000083-mai-soci
毎日新聞 7月22日(金)20時10分配信

 総務省の第三者機関「放送を巡る諸課題に関する検討会」(座長、多賀谷一照独協大教授)は22日、NHK受信料値下げなどを盛り込んだ第1次案を大筋で了承した。近く一般から意見を募集し、9月に取りまとめる。

 案では、受信料の支払率向上とNHK業務の効率化を求め、「その利益を国民・視聴者へ適切に還元していくことが重要だ」と受信料値下げを打ち出した。インターネットでの番組配信の財源のあり方を検討する必要があることも指摘した。【丸山進】

501とはずがたり:2016/07/26(火) 12:09:32

値下げの原資はなんだ?NHK職員の給料減らして番組の質が下がるのは止めて欲しい所。。

筑波時代,余りいない从って殆ど見ない単身赴任先でも受信料払わなきゃいけないのでそちらのテレビ(やおさんからの頂き物♪)は結局捨ててしまってますますテレビ見なくなった。
もう一寸柔軟な料金体系に出来ないのかなぁ・・。

<NHK受信料>値下げ案盛り込む 総務省検討会案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000083-mai-soci
毎日新聞 7月22日(金)20時10分配信

 総務省の第三者機関「放送を巡る諸課題に関する検討会」(座長、多賀谷一照独協大教授)は22日、NHK受信料値下げなどを盛り込んだ第1次案を大筋で了承した。近く一般から意見を募集し、9月に取りまとめる。

 案では、受信料の支払率向上とNHK業務の効率化を求め、「その利益を国民・視聴者へ適切に還元していくことが重要だ」と受信料値下げを打ち出した。インターネットでの番組配信の財源のあり方を検討する必要があることも指摘した。【丸山進】

502とはずがたり:2016/08/02(火) 00:49:37
2016年06月21日 08時00分 更新
消費トレンドから見る企業戦略の読み解き方:
なぜテレビ局はダメになったのか? 変わる視聴率競争
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1606/21/news023.html

 このところテレビ業界の話題と言えば、フジテレビの凋落ぶりに目が行くが、それが象徴するように、テレビ局を取り巻く経営環境は厳しさを増している。テレビ広告費(地上波テレビ)は、ピークだった2000年の2兆793億円に対して、2015年は1兆8088億円。ここ数年は持ち直しているとはいえ、ダウントレンドは明らかだ。

 この背景には、長年にわたりテレビ局と一心同体で、蜜月の関係を築いてきた広告代理店が見限り始めていることがある。Netflixをはじめとする映像ストリーミング配信企業の台頭で、かつてのような放送電波の希少性は低下した。

 また、若年層のテレビ離れや視聴者の高齢化によって、視聴率が番組評価の指針にならなくなってきている
 インターネットの普及によって「放送と通信の融合」が大きな議論を呼んだのは、もはや遠い昔の話。今ではあらゆる情報が手軽に入手できるようになった。
 このような状況の中で、情報の形式によってメディアを変えるという態度は無意味になった。
 デジタル機器の高度化、そしてNetflixやHuluをはじめとする映像配信サービスの台頭で、放送時間に合わせて、視聴者が番組をわざわざ見に来るといった行動が、ナンセンスな時代になってしまったのだ。…

…開業当初から放送にはアナログ信号の無線電波が用いられた。地上テレビ放送では、映像という情報量の多いデータを送るために、超短波(VHF:30MHz〜300MHz)や極超短波(UHF:300MHz〜3GHz)といった、比較的高い周波数帯の電波が利用された。アナログ信号を用いて高周波数帯の無線電波を送るには、当時としては高い技術水準が要求され、必要な設備なども高価なものだった。

 限られた資源である無線電波の公共性を考慮し、放送事業は国による免許制がとられてきた。免許による規制と、放送の技術的制約に伴う固定費の高さが、放送事業への参入障壁を作り、放送業界の寡占構造を形成、維持してきた。

 放送業界の寡占化を生んだもう1つの力は、新聞業界だ。民放キー局は、大手新聞社を大株主として設立された。日本テレビ系列は読売新聞、フジテレビ系列は産経新聞、テレビ朝日系列は朝日新聞、TBS系列は毎日新聞というように、民放キー局は人事などの面でも新聞社との結び付きが強い。

広告代理店の存在感

 新聞業界での慣例が放送業界に持ち込まれた一例が、広告代理店という存在である。

 広告代理店最大手の電通は、元々は新聞社への記事配信を本業にスタートした。しかし、新聞社からの記事掲載料の徴収が進まず、その代わりに自らがあっせんした広告主からの新聞広告料の一部を受け取ることで費用を回収してきた。戦後まもなく、記事配信業務を担う会社と広告主斡旋業務を担う会社とが分社化、後者が広告代理店の電通である。

 広告代理店は創業当初より、新聞業界とは持ちつ持たれつの関係にある。民間放送局誕生に伴い、放送業界のCM枠の仲介にも食い込んだ。広告代理店は、放送業界のCM枠でも、スポンサー料決定などで中心的な立場となり、放送局と広告主との間で利害を調整し、CM枠の売れ残りを抑止する役割も担ってきた。

 スポンサー料の決定をうまく行うためのツールとして、番組の視聴率が重視されたのである。日本で視聴率測定を独占するようになったビデオリサーチは、電通を筆頭とする広告代理店やキー局、ならびに系列ローカル局を含む地方局などが株主だ。会社創立当初は、事務所も電通のビル内に構えていた。視聴率が番組の人気を決め、それがCM枠のスポンサー料を左右した。視聴率をテコとする業界内での競争が、各局の盛衰のダイナミズムを生み出す力として機能してきた。

 ところが、現在に目を転じてみよう。視聴率はかつての価値を失い、番組はどのテレビ局も画一化。このまま同質的なコンテンツで視聴率競争を続けていけば、決定的な勝者と多数の弱者に分かれるだろう。

 こうした中で注目したいのが、これまで「三強一弱一番外地」の一番外地と呼ばれてきたテレビ東京、東京MXなどの独立系地方局、BS11などの独立系BS放送局だ。彼らは視聴者に対しては、弱者の立場を逆手に取ったコンテンツの差別化戦略を、広告主に向けては、番組枠・CM枠を商品に見立てたマーケティング戦略(STP+4Pアプローチ)を武器に、生き残りを図っていくことになるだろう。…

 これまでの寡占構造や広告代理店依存の経営体質からいち早く脱却することが、今すぐに求められている。

503とはずがたり:2016/08/22(月) 16:49:08
「フジテレビ完全終了のお知らせ」フジのエース『サザエさん』の視聴率が壊滅的に…!
http://otapol.jp/2016/08/post-7813_entry.html
2016.08.21

 日本が誇る国民的アニメ『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』(ともにフジテレビ系)が瀕死状態にあると話題になっている。なんと今月14日の放送の視聴率が『サザエさん』8.2%、『ちびまる子ちゃん』4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と、数年前を考えると想像できないような数字を記録したのだ。これには「サザエさんも二桁行かなくなったな」「20%いってた頃が懐かしいなあ」「普通に悲しい、時代の移り変わりを感じる」「フジテレビ完全終了のお知らせ」と驚きの声が多く上がっている。

『サザエさん』と言えば、不振が続くフジテレビの中でも安定して二桁をとるエース級の番組として有名で、数年前は視聴率が20%台にのることもざら。また『ちびまる子ちゃん』も二桁を切ることは珍しく、この二番組が放送されている日曜の18時から19時はフジテレビの独断場であったのだ。

 しかし、2014年頃から裏番組の『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系/以下『バンキシャ』)に押されはじめ、2015年度は(2015年4月〜2016年3月)『バンキシャ』が年間平均視聴率13.6%を記録し、ついに民放同時間帯単独トップを獲得、『サザエさん』と『ちびまる子ちゃん』は敗れ去った。

 その後、覇権を取り戻すことはなかなか難しく、2016年度も毎週のように『バンキシャ』に敗北、さらに5月22日には裏で『笑点』(日本テレビ系)の歌丸卒業回が放送された影響で『サザエさん』の視聴率は7.7%とかつてなく悲惨な数字を記録した。だが、この出来事はかなりイレギュラーで、翌週には『サザエさん』14.0%、『ちびまる子ちゃん』10.0%と回復。まだ根強い人気があるかに思えたが……。

 7月3日の放送は、18時30分より放送開始した『SASUKE2016』(TBS系)の影響を受けてか、『サザエさん』は9.9%とまたもや二桁割れ。そしてその後も7月10日は11.1%、17日は10.7%、31日は12.7%、8月7日は10.1%、ともはや二桁にのせるのがやっとという状態になってきて、14日にはついに、これといった強い裏番組が放送されていないにもかかわらず二桁を切る8.2%となったのだ。

 時期的に「お盆が関係してるだろ」「みんな出かけてるんじゃない?」という擁護の声も上がったが、このあたりの時間帯に放送されている他の番組を見ると、『バンキシャ』(午後6:00〜6:55放送)は7日が11.2%、14日が11.9%、『笑点』(午後5:30〜6:00放送)は7日が14.6%、14日が16.9%と、むしろ数字が上がっている。また『サザエさん』自体も、2015年8月16日放送回は13.1%、2014年8月17日放送回は14.3%と、お盆シーズンにも関わらず、昨年一昨年は高視聴率を記録していた。

 フジテレビと言えば、SMAP解散発表直後の15日放送の『SMAP×SMAP』の視聴率が前週から4.3%も上昇したのだが、それでも12.1%。極楽とんぼの山本圭壱が10年ぶりに地上波に復帰した7月30日放送の『めちゃ×2イケてるッ!SP』が、今年最高を記録するもたった11.9%と、超ドーピングを使ったわりには数字が伸び悩んでいる。孤軍奮闘の『サザエさん』がついに瀕死、劇薬を使っても数字は並みと、本格的に壊滅状態にあるフジテレビ。果たして全盛期の勢いが戻ることはあるのだろうか。

504名無しさん:2016/08/26(金) 22:43:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00005038-bengocom-soci
ワンセグ携帯所有者はNHK受信料不要、さいたま地裁判決
弁護士ドットコム 8月26日(金)13時50分配信

埼玉県朝霞市の大橋昌信市議(NHKから国民を守る党)が、テレビを設置せず、ワンセグ機能付きの携帯電話を所有しているだけで、NHKの放送受信料を支払う必要があるかどうかの確認を求めていた裁判で、さいたま地裁は8月26日、受信料を払う必要はないとする判決を下した。

裁判では、「受信設備を設置した者」に受信契約の義務があると記した「放送法64条1項」の解釈などが争われていた。大橋市議は、携帯電話のワンセグは「設置」ではなく、「携帯」だと主張。対するNHKは「設置」とは「受信設備を使用できる状態に置くこと」と反論していた。

判決文では、マルチメディア放送(サービスが終了したNOTTVなど)の定義を定めた放送法2条14号で「設置」と「携帯」が分けられていることから、ワンセグも「設置」とするNHKの主張を「文理解釈上、相当の無理がある」とした。

判決後、大橋市議は「多くの国民が疑問に思っていたことなので、主張が認められて喜ばしい。NHKには間違って契約させられていた方に真摯に対応していただきたい」と話した。

【午後4時35分追記】

判決を受けて、NHKは「判決は放送法64条の受信設備の設置についての解釈を誤ったものと理解しており、直ちに控訴します」とのコメントを発表した。今後もテレビを持たないワンセグ携帯の所有者に対して、受信料の徴収を続けるという。

弁護士ドットコムニュース編集部

505とはずがたり:2016/08/29(月) 18:48:57
毒吐くNHK(・∀・)イイ!!

24時間テレビを「感動ポルノ」と痛烈批判  NHK障害者番組バリバラに絶賛の声
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1472452042573.html
Excite Bit コネタ 2016年8月29日 16時35分
ライター情報:和泉涼

8月27日、28日にかけて放送され、視聴者を感動の渦に包みこんだ「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)。同番組では障害者がそのハンデを抱えながらも、ひた向きに生きて困難な物事に挑戦するというさまを流すのが主流。
しかし、この番組の裏で「障害者の『お涙ちょうだい』ドキュメントを『感動ポルノ』と糾弾する海外の映像をNHKが流していた!」と話題になり、「感動ポルノ」がTwitter上でトレンド入りしていた。

感動ポルノとは?

「24時間テレビ」の裏で放送されていたのは、障害者と笑いというタブー視されてきた組み合わせがテーマのバラエティ番組「バリバラ」(NHK)。同番組は毎週日曜19時に放送されているのだが、この回は生放送で「検証!『障害者×感動』の方程式〜笑いは地球を救う〜」という内容が放送された。

スタジオ出演者たちは黄色のTシャツを着用し、完全に「24時間テレビ」を意識。そして内容が、障害者を「健常者に勇気や感動を与えるための道具」として扱う「感動ポルノ」についてだった。ちなみに「感動ポルノ」という言葉は、オーストラリアのコメディアンでジャーナリストのステラ・ヤング氏による造語だ。

24時間テレビに感動しているのは健常者だけ?

番組内では「感動ポルノ」を再現したパロディ映像が放送された。いかにもな音楽とナレーションが流れ、“感動”を演出。障害者が自身の状況を「大変じゃない」と言っても、撮影スタッフが「いや、そこは大変な感じで行きましょう」と誘導する。…らに「病院の先生がめっちゃイケメンでー」と楽しそうに話すと、撮影スタッフが「その話いらないっす」と、「健気な障害者」像に当てはまらない要素は切り捨てていた。ちなみに再現映像の題名は「感動ドキュメンタリー 難病なんかに負けない!〜これが私の生きる道〜」。明らかに本家の「24時間テレビ39 愛〜これが私の生きる道〜」を意識している。

さらに「障害者の感動的な番組をどう思う?」というアンケートを健常者と障害者それぞれ100人に行った結果を紹介。「好き」と答えた割合が、健常者が45%だったの対し、障害者が10%しかなかった。

同番組には、「いいぞもっとやれ!」「障害者に変な偏見を植えつけてるのは24時間テレビ」と視聴者からの大反響があった。この番組は9月2日の木曜24時(金曜0時)からの再放送を予定している。

506とはずがたり:2016/08/29(月) 21:36:45

『サザエさん』急落は“脱テレビ”時代の予兆!?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/suzukiyuji/20160828-00061597/
鈴木祐司 | 次世代メディア研究所長/メディアアナリスト/津田塾大学研究員
2016年8月28日 17時1分配信

人気アニメ『サザエさん』の視聴率が急落している。
ウィキペディアには「平均視聴率は1989年1月15日から2008年11月時点で22.3%、平均最高視聴率は1979年9月16日放送の39.4%(関東地区)、アニメ全体歴代高視聴率2位」と紹介されている。最高が40%近くで、8年前までは平均で20%も獲るオバケ番組だったのである。

視聴率急落の現実

ビデオリサーチ社のデータで過去3年を追うと、確かに『サザエさん』は急落している。

2014年2月の月間平均視聴率は21%を超えていた。ところが15年には15%を割り込むようになり、16年度に入ると13%に届かなくなった。しかも今年5月22日の放送が7.7%、7月3日9.9%、8月14日8.2%と、一桁に留まる回が出始めていたのである
ネット上では、「時代錯誤?『サザエさん』離れが止まらない・・・視聴率1桁も!」「視聴率絶不調・・・ついに始まった“日本国民のサザエさん離れ”」など、多くの記事が出るようになっている。こうした記事の主な主張は、“3世代同居の大家族”が「時代錯誤」とか「心理的な共感を得られない」からだとなっている。

しかし筆者は、こうした意見には賛成できない。
もしそれが本当の理由なら、なぜここ2〜3年で急落しているのか、説明になっていないからだ。“3世代同居の大家族”“フネとサザエが共に専業主婦”“ちゃぶ台で全員そろって食事”など、描かれている世界と視聴者の実生活とのズレは、視聴率が20%を超えていた80年代から2000年代にかけて、ずっと同じだった。既に核家族化は進み、働く女性も増えていた。“ちゃぶ台”はとっくに茶の間からなくなり、波平やフネのように日常的に和服を着ている人はほとんど見かけなくなっていた。

“団塊の世代”原因論

「視聴率1桁でも看板 『サザエさん』はどこへ行く?」を書いたアニメ評論家の藤津亮太氏は、世代論に着目する。“800万人以上いた団塊の世代”と“もう一つの人口ボリュームゾーンである団塊ジュニア”が、磯野家とフグ田家という“伝統的価値観とニューファミリーの巧みな折衷”を描いた『サザエさん』の高視聴率を支えたと指摘しているのだ。

なるほど一理あるが、少し疑問も残る。
「(団塊ジュニアが)30歳になった2000年代初頭に視聴率が高かったのは、彼らが子供と一緒に『サザエさん』を見ていたからではないだろうか。そしてその子供たちが『サザエさん』を卒業する年齢になり、同時に団塊の世代が70歳に近づいていくにつれて、視聴率がゆっくりと右肩下がりになってきたように見える」
この論が正しいとすると、団塊ジュニアが成長して『サザエさん』を卒業し、次に子供と一緒に見るようになる間の10年間ほど、視聴率が一時期低迷し、その後再び上昇していたはずだ。しかし実際には、視聴率はそのようには動いていない。傾向として言い得ている部分はあるが、もう少し別の要素もあるような気がする。

“暇つぶし”“慰安”視聴の減少

データニュース社が毎日3000人のテレビ視聴動向を追う『テレビウッチャー』で過去5年ほどを振り返ると、面白い傾向が見える。

月間の平均接触者数は、視聴率と同じように右肩下がりだが、録画をする人の数は5年間ほとんど変化がない。つまり“ぜひ見たい”と思っている人の数はあまり変わっていないが、“テレビをつけたら何となくやっているから見た”的な漫然と見る人がここ数年で急速に減っているのではないだろうか。

民放テレビのイメージについて、ビデオリサーチ社は10年ほど前、こんな調査結果を出していた。「退屈しのぎ・暇つぶし」54.1%、「気分転換・ストレス解消」50.5%、「生活の一部になっている」45.2%。つまり帰宅し特に用事がないとテレビをつけ、ザッピングで何となく見る番組を見ることが生活習慣となっている人がかなりいたのである。

507とはずがたり:2016/08/29(月) 21:37:10
>>506-507
しかしこの論理がここ数年、通用しなくなってきた。
スマホが普及し、生活者の多くはテレビ以外に“暇つぶし”“慰安”を求めるようになってきた。電通総研の調査では、スマホ所有者のアプリ起動率は、テレビのHUTを上回り始めている。そこで行われているのは、ソーシャルメディアで知人・友人とのコミュニケーションやゲームなどが大半を占める。テレビを見ながらという人も少なくないが、明らかに意識はテレビからスマホに移り始めている。

テレビ番組を見るより、ネット上の動画を見る人も増えている。
NHK放送文化研究所『日本人とテレビ2015』によると、インターネットに毎日接触する人は、2010年と比べ2015年は急増している。ハイティーンから30代に至っては6割以上、40代で5割強、50代でも4割ほど、60代でも2割に達する。

その中で動画を「よく」「ときどき」見る人は、テレビよりネット動画を面白いと思う人が増えている。見逃したテレビ番組を動画サイトで見る人や、暇な時はテレビよりネット動画を見る人も出てきているのである。
つまり家に帰るとついテレビを付けるのではなく、ネット動画を探す人も増えている。“暇つぶし”“慰安”のためにテレビ番組を見る行為は減っているのである。

『サザエさん』急落回の背景

『サザエさん』の視聴率が直前数回と比べ急落した回にはほとんど原因がある。
14年5月3日は13.5%、15年5月3日も10.9%で、その前数回より急落していたが、両方ともゴールデンウィークの真ん中の日曜日。明らかに『サザエさん』よりレジャーが優先した人が多かったと思われる。
14年8月31日の10.9%・15年8月23日の8.8%は、日テレ『24時間テレビ』に大幅に食われていた。
今年5月22日の7.7%は、歌丸師匠の最後の司会で『笑点』が拡大版となり、視聴率も27.1%と裏番組を大きく食っていた。
その後『サザエさん』は11%台が頻発し、7月3日には9.9%を記録してしまう。これら一連は、『笑点』の司会者が交代して視聴率が20%前後を獲るようになり、直後の『バンキシャ』もブリッジ効果で数字を上げたことも関係している。しかも今年4月以降は、熊本地震を初め大事件が頻発し、報道番組のニーズが高まっている。
極め付けは8月14日の8.2%。リオ五輪の最中で、この日は卓球女子団体が準々決勝でオーストラリアを下している。NHKの『ハイライト』と『首都圏ニュース・気象情報』が要因に加わっていた可能性が高い。

“脱テレビ”の意味

つまり“暇つぶし”“慰安”のために見る人が多い『サザエさん』は、他の目的が生ずると真っ先に見られなくなるタイプの番組なのである。今年頻発している視聴率一桁は、大半がこれで説明ができよう。
そしてより深刻なのは、「“暇つぶし”“慰安”のためにテレビを見る」という行為が減っている点だ。スマホが普及しソーシャルメディアを使う時間が増えているように、テレビのライバルが屈強になっている。デジタル録画機の普及も、「“暇つぶし”“慰安”のためにテレビを見る」を圧迫している。
筆者はこういう状況を“脱テレビ”時代とみる。よってテレビ局は、これまで強かった番組がそうでなくなる事態を想定し、見てもらうための新たな要素を加えていかなければならなくなっている。
『サザエさん』の視聴率急落は、そういう時代の到来を意味しているのではないだろうか。

鈴木祐司
次世代メディア研究所長/メディアアナリスト/津田塾大学研究員
愛知県西尾市出身。1982年、東京大学文学部卒業後にNHK入局。番組制作現場にてドキュメンタリーの制作に従事した後、放送文化研究所、解説委員室、編成、Nスペ事務局を経て2014年より現職。デジタル化が進む中で、メディアがどう変貌するかを取材・分析。特に既存メディアと新興メディアがどう連携していくのかに関心を持つ。直近の制作番組では、テレビ60周年特集「1000人が考えるテレビ ミライ」、放送記念日特集「テレビ 60年目の問いかけ」(共に2013年)。著作には「放送十五講」(2011年、共著)、「メディアの将来を探る」(2014年、共著)。津田塾大学では計算機科学研究所にて客員研究員を拝命中。

508名無しさん:2016/09/03(土) 10:48:05
>>504

http://www.asahi.com/articles/ASJ924GTRJ92ULFA00T.html
ワンセグ携帯にも「NHK受信契約の義務」 高市総務相
2016年9月2日16時41分

 さいたま地裁が8月、ワンセグ放送を受信できる携帯電話を持っているだけではNHKの受信料を支払う「義務はない」と判断したことについて、高市早苗総務相は2日の閣議後記者会見で「携帯受信機も受信契約締結義務の対象と考えている」と述べた。

 裁判では、ワンセグ機能つき携帯電話の所有者が、放送法64条1項で受信契約の義務があると定められている「放送を受信できる受信設備を設置した者」にあたるかが争われた。高市氏は「NHKは『受信設備を設置する』ということの意味を『使用できる状況に置くこと』と規定しており、総務省もそれを認可している」と説明した。

 NHK広報部は2日、朝日新聞の取材に「現在、控訴の手続きを進めている」とした。高市氏は「訴訟の推移をしっかりと見守っていく」と述べた。

509名無しさん:2016/09/03(土) 17:49:47
>>508

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010665811000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_030
総務相「ワンセグ携帯も受信契約義務の対象」
9月2日 13時01分
高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で、いわゆるワンセグの機能が付いた携帯電話を所持してもNHKと放送受信契約を結ぶ義務はないとした、先のさいたま地方裁判所の判決に関連して、「総務省としては受信契約締結義務の対象と考えている」と述べるとともに、今後の訴訟の推移を見守る考えを示しました。
いわゆるワンセグの機能が付いた携帯電話を所持することで、NHKと放送受信契約を結ぶ義務があるかどうかをめぐって、さいたま地方裁判所は先月26日、「放送法の『設置』という言葉は、テレビなどを念頭に一定の場所に据えるという意味で使われてきたと解釈すべきで、携帯電話の所持は受信設備の設置にはあたらない」として、契約義務はないとする判決を言い渡しました。
NHKは、この判決を不服として、すでに控訴の手続きをしています。
これに関連して、高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で、「総務省としては、受信設備の『設置』という意味について、『使用できる状態におくこと』と規定したNHKの放送受信規約を認可しており、従来から、ワンセグ付きの携帯電話も受信契約締結義務の対象だと考えている」と述べました。
また、高市大臣は「NHKはただちに控訴するというコメントを出している。総務省としては、訴訟の推移を見守ってまいりたい」と述べました。

510とはずがたり:2016/09/07(水) 12:43:54

ワンセグ受信料見直し=NHK、減免含め検討―総務省要請
時事通信社 2016年9月7日 11時22分 (2016年9月7日 12時35分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160907/Jiji_20160907X643.html

 テレビを持たずワンセグ機能付き携帯電話のみを利用している人のNHK受信料について、総務省がNHKに対し、受信契約の見直しを求めることが7日、分かった。テレビがなく、ワンセグも見ていない契約者の不満に応えた措置。同省の要請に強制力はないが、NHKは受信料の減免を含め対応を検討する。
 さいたま地裁は8月、埼玉県朝霞市の男性の訴えを認め、ワンセグ携帯のみの保有者に受信料支払い義務はないとの判断を下した。これに対してNHKは今月2日控訴。高市早苗総務相も同日、「携帯の受信機も(支払い)義務の対象」との見解を示した。
 放送法は、NHKの受信設備を設置した人に、NHKとの受信契約を義務付けている。ただ、ワンセグはテレビ放送で使う周波数帯の12分の1の幅しか使わないため、画質が劣り、受信も不安定だ。テレビと同額の受信料徴収を疑問視する声もあり、NHKは総務省の要請を踏まえ料金の在り方を検討する。

511とはずがたり:2016/09/14(水) 03:44:37
ネット接続者全員から徴収!?
プロバイダ料金に上乗せとかかねー。

<NHK>ネット視聴も受信料負担を 石原経営委員長
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/103/50ee61653e692a3b6484cc6f6f29d32f.html
(毎日新聞) 09月13日 20:39

 NHK経営委員会の石原進委員長(JR九州相談役)は13日、NHKが今後、インターネットによる番組の同時配信を実施した場合、ネットの視聴者にも受信料の負担を求める意向を示した。この日の経営委後、記者団に「公共放送として維持するためには、受信料を何らかの形で頂くことは当然必要だ」と述べ、放送法改正を含む制度の見直しが必要との考えを示した。

 受信料制度を巡っては、NHKが見直しを検討中で、総務省が設置した有識者らによる検討会は値下げの必要性も指摘している。石原委員長は受信料制度を見直す時期について「総務省の考えが出る前にNHKはこうだとはなかなか言えない」と話した。【須藤唯哉】

512名無しさん:2016/09/22(木) 13:53:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000056-asahi-soci
BPO、テレ朝に勧告 世田谷一家殺害事件の特番
朝日新聞デジタル 9月12日(月)15時36分配信

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は12日、テレビ朝日の特番「世紀の瞬間&未解決事件 日本の事件スペシャル『世田谷一家殺害事件』」(2014年12月28日放送)について、「放送倫理上重大な問題があった」とする勧告を出した。

 番組は東京都世田谷区で00年末に起きた事件の犯人像を探るとして、米連邦捜査局(FBI)元捜査官が被害者遺族の入江杏(あん)さんと面談する様子を放送。元捜査官の「強い怨恨(えんこん)を持つ顔見知り犯行説」との見立てに賛同したかのように放送するなど「過剰な演出や恣意(しい)的な編集で名誉などを侵害された」と入江さんが昨年12月、申し立てていた。

 勧告の中で委員会は、放送は元捜査官の説に賛同したと受け取られる可能性が強い内容で、公正さと適切な配慮を著しく欠いていたと指摘。一方で入江さんの社会的評価の低下にただちにつながるとは言えないとして「人権侵害には当たらない」と判断した。

 12日に会見した入江さんは「私の気持ちを最大限にくんだ判断をしていただいた。心より感謝します」と語った。テレ朝は「委員会の勧告を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作と放送に生かしてまいります」とのコメントを出した。

朝日新聞社

513名無しさん:2016/09/22(木) 15:19:20
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/3036
NHK「ポスト籾井」に浮上した増田寛也氏
新潮社 フォーサイト 9月20日(火)14時2分配信

 7月末の東京都知事選で一敗地にまみれた増田寛也氏(64)。建設官僚から岩手県知事に転身して3期務めた後、民間人枠で総務相に就任。2014年に著した『地方消滅』(中公新書)は、大ベストセラーとなった。その増田氏にとって、小池百合子氏に100万票以上の差をつけられての敗北は屈辱的なものであったはずだ。「晩節を汚した」という人もいるだろう。しかし惨敗から2カ月近くが経ち、増田氏を取り巻く状況は決して暗い話ばかりではない。「華麗なる」転身先がちらついているというのだ。
「実は籾井勝人氏(73)の後継としてNHK会長に起用される構想が進んでいるのです」
 自民党関係者は、こうささやく。行政経験が豊かで、電波行政を所管する総務省の大臣も務めた増田氏は、確かにNHK会長に就任してもおかしくない経歴の持ち主ではある。しかし、なぜ都知事選で敗れたばかりの彼の名が取り沙汰されるのか。

■仕掛け人は菅官房長官

 増田氏のNHK会長説の源流をたどると、都知事選に「負けたのにもかかわらず」ではなく「負けたからこそ」浮上していることが分かる。仕掛け人は、増田氏の総務相の前任者であり、放送界ににらみを利かす菅義偉官房長官(67)と言われる。増田氏の都知事選出馬を口説いたのも菅氏だった。都知事だった舛添要一氏に政治資金の公私混同問題が浮上し辞任不可避となったころから、菅氏は増田氏と接触を図っていた。当初はアイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんの父で総務次官を務めた桜井俊氏に白羽の矢を立てたが、桜井氏が固辞すると、増田氏に狙いを定めた。
 増田氏の弱点は知名度の低さ。菅氏は増田氏に対し、正式な出馬表明はできるだけ遅くし、出るか出ないか分からない状態を続けてマスコミ露出を増やすことなど、細かい助言もしたという。知事選期間中も、安倍晋三首相が1度も応援に入らないのとは対照的に、菅氏は公務の合間を縫って積極的に応援演説を買って出た。
 結果は冒頭にも書いた通り「小池劇場」の前になすすべもなく完敗した。増田氏に申し訳ないという思いが強い菅氏は、再就職先を探し、それが「NHK会長」となったというわけだ。普通なら選挙で負けた候補が要職に就くことには反発も出るだろう。しかし増田氏に対しては自民、公明両党の中で「小池氏が相手では誰が出ても勝てない。増田氏は負け戦によく応じてくれた」という同情論が多いため、障害は少ないという。

■二階幹事長との確執

 「増田NHK会長構想」は、安倍政権内の微妙な権力構造の変化と無関係ではない。安倍氏が首相に復帰してから3年半あまり。菅氏は官房長官として、自他共に認める「政権ナンバー2」として辣腕をふるい続けた。ところが今年8月の内閣改造・党役員人事で二階俊博氏(77)が幹事長に就任。政権内で2人のさや当てが始まっているのだ。菅、二階氏は、どちらも水面下の根回しや「寝技」を得意とする似たタイプの政治家だが、10歳上の二階氏の方が、政治経験も与野党の人脈も「一日の長」がある。同時に、菅氏の政治決断には失敗が少なくないという指摘が出始めている。失敗の「象徴」が都知事選の惨敗ということになる。だからこそ、菅氏は増田氏を要職に処遇し、自身の政治的影響力を誇示しようと考えているというのだ。
 増田氏が会長に就くことになれば、当然籾井氏は1期3年で2017年1月に退くことになる。2014年の会長就任会見で「政府が『右』と言っているのに我々が『左』と言うわけにはいかない」と発言するほど政権寄りのスタンスを取ってきた籾井氏。再選濃厚との見方も強かった。しかし、不規則発言や強引な経営手法が頻繁に報道されて批判を受け続ける中、政権側もさじを投げつつある。少なくとも、政権と籾井氏の蜜月は終わっている。
 籾井氏と比べ「常識人」の増田氏の方が、菅氏にとってもコントロールしやすいという判断も働いているのだろうか。NHK会長を選ぶのは経営委員会だが、そこに政治の意思が間接的に働くことは言うまでもない。


ジャーナリスト 野々山英一

Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/
.
新潮社 フォーサイト

新潮社フォーサイト

514とはずがたり:2016/09/24(土) 18:34:44
NHK会長、受信料値下げ検討指示 幹部らに強く求める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160924-00000002-asahi-soci
朝日新聞デジタル 9月24日(土)0時2分配信

 NHKの籾井勝人会長(73)が、理事ら幹部が出席する20日の会議で「来春からの受信料値下げが可能かどうか検討してほしい」と指示していたことがわかった。今後、理事らを中心に値下げの時期や下げ幅などについて検討を進める。

 関係者によると、籾井氏の指示に対して一部の理事は「3%(月額約40円)程度なら可能」とする一方、「収支の先行きが不透明」「来春の実施は時間的に無理」など反対意見も多く出た。籾井氏は「来秋や再来年春では可能かも考えてほしい」などと、検討を強く求めたという。

 NHKは8月、2020年に着工、36年までに完成予定の東京・渋谷の放送センター建て替えの建設費が約1700億円になると発表。11年から始めた建設費の積立金が今年3月末で1627億円に達したほか、受信契約の伸びで14、15年度は2年連続で受信料収入が過去最高になった。

朝日新聞社

515とはずがたり:2016/09/29(木) 18:35:53
福原愛の結婚会見 台湾のほうが面白かった理由とは
http://www.news-postseven.com/archives/20160924_451013.html
2016.09.24 07:00

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、福原愛選手の日本と台湾での結婚会見を比較分析。

 * * *
 多くの国民が「親戚のおばちゃん&おじちゃん」の気持ちで見守り、心から祝ったのが卓球の「愛ちゃん」こと福原愛選手の結婚会見だったのではないか。

「結婚していた」ことがスポーツ紙にスクープされるも、「リオパラリンピックが閉幕してから」と正式な報告を遅らせていた愛ちゃんは、まず日本で会見を行った。

 その一部始終を21日、『バイキング』(フジテレビ系)開始前に、同番組スタジオのサブで出演者らと共に見せてもらった。

 小さなモニターで見ていたこともあるのだが、「なんでこんなに重たい空気なんですか?」「記者の話すトーンも暗いし…」と疑問を投げかけると、「今日はスポーツの人しか入れてもらってないですからね」と番組スタッフが教えてくれた。

 横で見ていたスポーツ紙のデスク氏も「そうなんですよ、芸能記者は今日は入れていない」とボヤいていらした。

 というワケで、この日の幹事局だったTBSのスポーツ局所属の女性記者は、選手としての愛ちゃんの今後にいきなり言及。「いや、まだその質問はいいでしょ」「なれそめとか、プロポーズの言葉を聞かないと…」と一緒に見ていた人たちから一斉にツッコミが入った。

 そんな中、だいぶ質問の順番は遅かったのだが「フジテレビ『めざましテレビ』の岡副麻希です」と、“黒い桐谷美玲”こと岡副キャスターが手を挙げた。

 自身もスポーツウーマンで、フィンスイミングや遠泳を特技としている彼女。だから年中日焼けしているのだが、本人に聞くと「そうでもないですよ」などと言う。いやいや、黒いって!!

 そんな岡副は、『めざましテレビ』の“スポーツ担当”として会見場にやってきたのである。で、婚約指輪の質問を…。サブ内から「いいぞ、岡副!」と称賛の言葉が飛んだことは言うまでもない。

 で、例の卓球の弧線を描いた世界に一つだけのオリジナル指輪を愛ちゃんがカメラに向けてチラッと見せてくれたのだが、『バイキング』の本番中、その下りを見た坂上忍や、おぎやはぎの矢作兼らは「岡副! しっかりしろ!」「もっと手を上げてもらわないと見えないじゃないか!」と、おかんむりだった。

 いや、岡副は頑張ったと私は思う。もしあの場に芸能リポーターらが居たとしたら、指輪の質問はとっくに彼らの口から出ていたと思われる。

 が、周りはスポーツ記者ばかり。日ごろから、情報やバラエティーを制作する局とスポーツ局には深い溝があり、リオオリンピックとパラリンピックを終えたばかりのいまのタイミングでは、その溝を岡副もわかりすぎるぐらい、わかっていたのではないか。

 テレビ局では、ワイドショーやバラエティーは「おちゃらけ」で、スポーツは「神聖」という概念が根強くあるし、スポーツ紙でも同様だそうだ。

516とはずがたり:2016/09/29(木) 18:36:05
>>515-516
 オリンピック、パラリンピック閉幕後の現在は、ワイドショーやバラエティー番組にメダリストが多数出演しているし、恐らく年明けの新春特番あたりまで、彼らは「スペシャルゲスト」として各番組から引っ張りだこになるだろう。

 だが、そのオファーを“情報班”や“バラエティー班”は勝手にやってはいけないのである。「まずは、スポーツ(局)に、お伺いをたててからじゃないと」「我々が勝手にやっちゃうと、あとからスポーツが鬼の形相で飛んでくるからね」「あとで何かあったら、もう二度とウチの局には出てもらえなくなるらしいし」と、情報やバラエティーのチーフプロデューサーはビクビクしている…と言っても過言ではない。

 そこには、各競技の協会の「規則が厳しい」という理由もあるようだが、上下関係や規律を重んじる“体育会系”の社員が数多く属しているテレビ局のスポーツ局もまた、とても厳しい部署なのである。

 そんな人たちに囲まれて、昨今はバラエティー番組出演も多い岡副麻希は、繰り返しになるが精一杯、頑張ってくれたと私は思っている。

 一方、「ジャンくん」こと江宏傑選手のワンショットの挨拶から始まった台湾での結婚会見はずいぶんソフトな雰囲気だった。

 イケメンで、芸能界からオファーがあるとも聞くジャンくんは、どう振る舞えばマスコミが喜ぶかをよく知っている人だと見た。

 いきなり、ご両親から愛ちゃんへのサプライズプレゼントや、「永遠」を意味する薔薇の花束を愛ちゃんに渡したのを始め、終始笑顔で、さまざまなエピソードを話してくれた。

 残念だったのは、箱に直接リボンをかけて、その場で開封しやすいようにしてサプライズプレゼントを渡したのに、愛ちゃんが最後までリボンを解かなかったことだ。きっと愛ちゃんはアスリートとして「ちゃらちゃらしてはいけない」と叩き込まれているのだと思う。

 それでも、ジャン君の姉のアドバイスによるヘアメイクやドレスで現れ、幸せぶりだけでなく、女っぷりも劇的にアップさせた愛ちゃんは本当に美しく、イケメンのジャンくんと共に文句ナシの超有名人夫妻が誕生したというワケだ。

 愛ちゃんが台湾のルールに則った発音で挨拶をしたり、月面の土地をプレゼントしたエピソードを話したりするたび、最高の笑顔と補足コメントをするジャンくんの好感度もまたアップした。

 会見場での質問だけでは足りなかったのか部屋の外に用意された椅子とテーブルで、互いの左手を重ね合わせて、ツーショット写真撮影や追加質問に応じていた愛ちゃんとジャンくん。

 カメラや報道陣の多さでも日本より勝っていた台湾での会見場には、どうやらスポーツ担当以外の記者やアナウンサーも居たようで、内容も、二人の表情も、ずっと幸せそうに見えた。

 男と女の間…ならぬ、日本のテレビ局における「バラエティーや芸能」と「スポーツ」の間にある深くて暗い溝は、どうにかならないものだろうか。2020年の東京五輪に向けて、アスリートのテレビ出演はもっと増えると思うので…。

517とはずがたり:2016/09/29(木) 19:48:26
ベッキー珍報道でボコボコの長谷川豊 女子アナから「ガセ川」と呼ばれ、その時...
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1244132903/300
2016/5/27 19:16 印刷

2016年9月28日 9:59 AM
前代未聞の赤っ恥!長谷川豊アナの炎上ブログはコピペで丸パクリしたものだった
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1244132903/299

長谷川豊氏、「人工透析」ブログの「真意」語る 全腎協の謝罪要求は「断固拒否」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/4727-4728
J-CASTニュース 9月25日(日)11時40分配信

テレビ大阪、長谷川豊アナの過激ブログで降板決定
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-160929-0045.html
18:21日刊スポーツ

 元フジテレビの長谷川豊アナウンサー(41)が自身のブログで、人工透析患者に「全員実費負担にさせよ」などと記したことから、長谷川氏をコメンテーターとして起用しているテレビ大阪(大阪市中央区)は29日、「ニュースリアルFRIDAY」(金曜午後5時13分)を降板させたことを発表した。
 長谷川氏は9月19日付ブログで、「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」などといった表題、内容の文言をつづっていた。
 テレビ大阪は20日にこの内容を把握して注意を促し、長谷川氏は23日と前日の22日も特別出演の形で番組に出演した。ただ、視聴者から「批判的な意見が100件以上寄せられた」ことなどから、同局は長谷川氏と話し合いの場を持ち、27日に降板を決め、本人に伝えたという。
 同局は「19日付のブログに行き過ぎた内容があり、多くの人に不快感を与えた。その後、タイトルを修正したとはいえ、何より、言葉を大切にするキャスターとして、不適切な発信と言わざるを得ない」とコメントした。
 長谷川氏は、昨年3月27日から同番組キャスターを務めていた。
 また、30日放送分からは同局の鈴木理加、庄野数馬の両アナウンサーが番組を務める。

518名無しさん:2016/10/02(日) 11:18:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160929-00000163-sph-ent
テレビ大阪、長谷川豊氏の降板発表…透析患者中傷に「報道番組キャスターとして不適切」
スポーツ報知 9月29日(木)17時23分配信

 テレビ大阪は29日、報道番組「ニュースリアルFRIDAY」(金曜・後5時13分)のキャスターを務めていた元フジテレビのフリーアナウンサー・長谷川豊氏(41)の降板を発表した。

 長谷川氏は9月19日付の自身のブログで、人工透析患者を中傷するようなタイトルの記事を掲載。その後、タイトルは変更されたが、テレビ大阪では報道番組のキャスターとして不適切な行為だと判断した。

 テレビ大阪は「9月19日付けの長谷川氏が自らの公式ブログ『本気論 本音論』で発信した内容に行き過ぎた表現があり、多くの人に著しく不快感を与えたものと考えます。その後タイトルなどを修正したとはいえ、何よりもことばを大切にしなければならない報道番組のキャスターとしては不適切な発信といわざるを得ません」との見解を示した。

519とはずがたり:2016/10/07(金) 01:35:52
フジに激震 有力スポンサーが相次ぎ「契約解除」の波紋
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/187629/1
2016年8月13日

 “落ち目”のフジテレビにまたまた追い打ちをかけるような事態が発生している。先月30日放送のフジテレビ系バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜20時)。06年に未成年淫行事件を引き起こして以来、芸能活動休止状態にあった「極楽とんぼ」の山本圭壱(48)が10年ぶりに同番組で地上波復帰で注目を浴びたが、その内容にスポンサーが“激怒”しているのだ。

■日清食品 めちゃイケCM降板は「事実」

 攻めの一手で挑んだ企画は放送前からの大々的な宣伝も功を奏し、同番組の今年最高タイとなる高視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。久しぶりの明るい話題にめちゃイケだけでなく、フジテレビ全体にも一筋の光明が差し込んだかのようにも見えたが――。

「番組の有力スポンサーである日清食品が、7月の山本復帰の放送回を見て、契約を“即白紙にする”と通告を出したのです。クールの途中でスポンサーを降りるなんて異例中の異例。もちろん、フジから日清さんへ事前に企画趣旨の説明はしていましたが、内容が悪過ぎた。なかでもナイナイの岡村隆史が山本をリング上で“フルボッコ”する様子を他の共演者やスタッフらが静観しているシーンは度が過ぎた。家族だんらんの休日夜のゴールデン帯であり得ない内容だとカンカンだったそうです」(広告代理店関係者)

 日清食品宣伝部は日刊ゲンダイの取材に対し、契約解除は「事実」と認め、「理由などの詳細は差し控えさせていただきます」と回答した。

 フジにノーを突きつけた企業は日清だけじゃない。看板枠のひとつである「月9」こと月曜21時台のレギュラースポンサーであるTOYOTAが、10月期からスポンサー契約を降りるというのだ。理由は視聴率の不振。現在放送中の桐谷美玲(26)主演「好きな人がいること」は、2回目放送までは10%台の2ケタをキープしていたが、その後は1ケタ台に転落。前作の福山雅治(47)主演「ラヴソング」に至っては全10話の平均が8・5%にとどまり、月9史上最低記録を更新した。「TOYOTAの提供は、7月期クールをもって終了になるようです」(前出の代理店関係者)。

 TOYOTAは「スポンサー契約の詳細については申し上げられません」(広報部)と回答。当事者のフジテレビも、「契約の詳細に関してはお答えしておりません」(企業広報部)というが、尻に火が付いたどころの騒ぎではないだろう。

 フジは今年2月に巷を席巻中の「ポケモンGO」を開発したナイアンティック社の第三者割当増資5億3000万円の大半を引き受けたと一部で報じられた。ナ社が上場したあかつきには莫大な含み益を得られるが、本業のテレビがこれでは……。お台場から断末魔が聞こえてくる。

520とはずがたり:2016/10/07(金) 18:18:22
GPS捜査の違法性、初判断へ=令状なし、結論分かれる―最高裁が大法廷回付
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00000080-jij-soci
時事通信 10月5日(水)16時17分配信

 警察が裁判所の令状を取らずに、車両に全地球測位システム(GPS)の端末を取り付けた捜査の違法性が問われた窃盗事件について、最高裁は5日、第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)から15人の裁判官全員で審理する大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)に回付した。

 
 地・高裁で結論が分かれており、最高裁は事案の重大性を考慮して初めて統一的な判断を示す。警察当局は現在、GPS捜査を令状が不要な任意捜査と位置付け、内偵段階から行っており、判決は捜査の現場に大きな影響を与える可能性がある。

 審理されるのは、大阪府や長崎市などで2012〜13年、集団で窃盗を繰り返したとして起訴された岩切勝志被告(45)の事件。大阪府警は、被告らが使用しているとみた自動車などにGPS端末を取り付け、位置情報を取得し続けていた。

 公判では、こうした捜査の違法性が争点となった。一審大阪地裁は昨年、「GPS捜査は、車両使用者のプライバシーを大きく侵害するため強制捜査に当たる」と指摘。裁判所の令状を取っていないのは重大な違法として、捜査から得られた証拠を採用しなかった。

「令状なしGPS捜査は違法」=立法措置必要と言及-名古屋高裁
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900861&g=soc

 愛知県警が捜査対象の乗用車に、裁判所の令状を受けずに全地球測位システム(GPS)端末を取り付けた連続窃盗事件の控訴審判決が29日、名古屋高裁であり、村山浩昭裁判長は「令状の発布を受けずに行ったGPS捜査は違法」と述べた。男性被告(44)の控訴は棄却し、懲役6年の一審名古屋地裁判決を支持した。
GPS捜査の違法性否定=窃盗の男、二審も実刑-大阪高裁

 村山裁判長は「GPS捜査はプライバシー侵害の危険性が否定できず、新たな立法的措置も検討されるべきだ」とした。弁護人によると、GPS捜査の立法措置に言及した判決は初という。
 判決によると、被告は2013~14年、愛知、岐阜両県で窃盗を繰り返すなどした。愛知県警は被告の車の底部にGPS端末を設置し、3カ月半で位置検索を1653回行ったが、村山裁判長は「捜査上必要とは認め難い場合にも検索が行われた」と批判した。
 弁護側は、GPS捜査に関連して集められた証拠の排除を求めたが、同裁判長は「採用した証拠はGPS捜査との関連性は強くない」と退けた。
 令状なしのGPS捜査をめぐっては、大阪地裁が昨年の判決で「重大な違法がある」と指摘。大阪高裁は今年3月、違法性を否定する逆の判断を示していた。
 愛知県警の話 判決の詳細を入手していないので回答を控える。
 広上克洋・名古屋高検次席検事の話 控訴棄却の判決が得られたことは妥当と考えている。(2016/06/29-20:13)

521とはずがたり:2016/10/14(金) 12:35:49
2011年の記事

テレビ局、格安で電波を使用し荒稼ぎ だが国民は損している
http://www.news-postseven.com/archives/20110209_12236.html
2011.02.09 10:00

 週刊ポスト本誌は昨年末、テレビ局の電波利用料に関する資料を入手、その料金がいかに格安であるかを報じた(2010年11月12日号)。全国128局のテレビ局の事業収入が2兆9676億円にのぼるのに対し、電波利用料はわずか42億4641万円(数字はすべて2008年)。テレビ局がいかに格安で電波を使用し、それで荒稼ぎしているかがわかろう。また、携帯電話会社(5社)が支払う利用料が約545億円であることを考えても、テレビ局の優遇ぶりは際立っている。

 この優遇ぶりを是正するための制度として「電波オークション」構想を民主党は2009年のマニフェストに掲げた。これは、テレビ局などが格安で利用している電波を競売にかけることで有効利用し、かつ、新規事業者にも電波を開放する制度である。だが、この制度はいつの間にか棚上げされ、今国会に提出される予定の電波法改正案から抜け落ちている。

 というのも、電波オークションはテレビ局にとって「無料割り当て」と「格安利用料」という優遇制度を崩壊させる恐れがあったのだ。

 テレビ局は地デジ移行にあたっても、無料で電波帯を割り当てられた。その電波帯の価値を海外の事例をもとにGDP比で試算すると、総額2兆4000億円に相当するという(池田信夫著『新・電波利権』参照)。

 だが、電波オークションが広まっていけば、テレビの電波帯についてもオークションしろという声もあがってこよう。たとえテレビ局がオークションの適用から除外されたとしても、格安な電波利用料の問題がクローズアップされることになるのではないか。

 しかし、格安の電波利用料で稼いできたテレビ局が値上げにすんなり頷くはずがない。なるほど、総務省もテレビ局も、既得権益を守るために「電波オークション反対」で思惑が一致するわけだ。しかも、新規参入する事業者にとっても、オークションで初期費用が跳ね上がるのは避けたいところ。今回の「消えた電波オークション」は、官僚や企業は一切損しない仕組みになっていたのである。

 その代わり失われたのは、オークションによって得られるはずだった「公平な競争」と「多額な国庫収入」である。つまり、損したのは国民だ。

※週刊ポスト2011年2月18日号

522とはずがたり:2016/10/19(水) 19:10:24
自転車なんか盗むなよなぁ・・諭旨免職は一寸厳しい気もするけど。

自転車盗んだ前副局長を諭旨免職=NHK
時事通信社 2016年10月19日 15時27分 (2016年10月19日 18時58分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161019/Jiji_20161019X438.html

 NHKは19日、帰宅途中に自転車を盗んだとして、静岡放送局前副局長(53)を同日付で諭旨免職としたと発表した。本人は窃盗の事実を認めているという。
 前副局長は昨年12月に静岡市内で自転車を盗んだとして、今年9月23日に逮捕され、今月6日付で起訴猶予処分となっていた。
 NHKは「被害に遭われた方や視聴者の皆さまに、深くおわびします。改めて職員に対するコンプライアンス意識の徹底を図ります」とコメントした。

523名無しさん:2016/10/30(日) 21:00:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161029-00000002-jct-soci
渋谷ハロウィン「不発」にテレビ局も空振り 金曜夜、冷たい雨の中待ちぼうけの人たち
J-CASTニュース 10/29(土) 13:15配信

 今年も、ハロウィンで渋谷は大混乱――という「絵」を期待していた人々は、「初日」は空振りを食う形となった。

 2016年10月28日、金曜日夜の渋谷駅前。冷たい雨が降る繁華街には、天候の影響か、例年のようなコスプレ姿の人々はあまり見られず。警察官、取材に訪れたテレビ局などが、手持無沙汰に過ごす姿ばかりが目立った。

■すっかり浮いてるコスプレ男女

 近年、10月31日のハロウィン前後には、渋谷駅周辺に多くの人々がコスプレ姿で集まり、世間の注目を集めている。2016年は31日が月曜日のため、週末の28日〜30日も含め、前年以上の群衆が駅前に押し寄せることが予想されていた。

 そして迎えた、「初日」の28日夜。例年、盛り上がりの中心となっている、ハチ公前広場を記者は訪れた。2015年の取材時には、ゾンビやナース、マリオなどに扮した若者たちで、辺りは埋め尽くされていたのだが......。1、2組ほどの仮装グループがいるほかは、まったく普段通りの渋谷だ。

 センター街方面まで足を延ばしてみると、ドラキュラマントを羽織った男性や、SWATの制服を着た男女、全身タイツのスパイダーマンなどが、ちらほらと歩いている。だが、それもごくごく少数。街行く人の5%にも満たない印象だ。昨年には道行く人から、

  「普通の格好でいるのが恥ずかしくなってきた」

という声も聞かれたが、今年は仮装組の方がすっかり浮いている状況である。

 ゴミ対策のため集まっていた清掃ボランティアの皆さんも、出番がないまま雨の街角に立っている。この日のために用意されたジャックランタンのゴミ袋も、スカスカのままだ。

NHK「ようやく、それらしい人が...」
 なにしろ、この日は昼からの雨だ。おまけに気温も、21〜22時ごろには11度近くまで冷え込んでいた。例年なら、かなり露出度の高い衣装を着た女性も少なくなく、それを目当てにした男性陣もうろうろしていたが、今年は、コスプレ姿の女性もその上に防寒着を羽織ってしまい、いかにも寒そうな表情を浮かべていた。自然、それをターゲットにしたナンパ集団も、28日にはほとんど見かけなかった。

 テレビ局なども、この予想外の状況に戸惑った様子だった。

 NHKでは夕方にはすでに生中継クルーを現場に出していたものの、カメラにはコスプレ姿の人々がほとんど映らずじまい。21時の「ニュースウォッチ9」でも、

  「夜になっても、仮装姿の人はなかなか見つかりませんでした」(ナレーション)
  「ようやく、それらしい人がいましたね」(現場レポーター)

と、明らかに当てが外れた、というムードだ。

 22時過ぎの時点でも、まだNHKの取材陣はセンター街入口に陣取っていたものの、腕組みをしながら、雑踏を眺めているばかりだった。

 「2日目」となる29日夜は果たして......。

524とはずがたり:2016/11/02(水) 21:50:46
TV付き賃貸入居者に「NHK受信料義務なし」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161027-OYT1T50108.html?from=yartcl_outbrain2
2016年10月27日 21時25分

 テレビが備え付けられた賃貸大手「レオパレス21」(東京)の賃貸物件に短期滞在した際、NHKの受信料を支払わされたのは不当だとして、福岡市の男性がNHKに1か月分の受信料にあたる1310円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁(佐久間健吉裁判長)は27日、「受信料の支払い義務は貸主側にある」として、NHKに全額の支払いを命じる判決を言い渡した。

 NHKは即日控訴した。

 レオパレス21によると、同社のテレビ付き賃貸物件の入居者側の支払い義務を否定した判決は初めてという。同社は50万件以上のテレビ付き賃貸物件を扱うが、従来は入居者がNHKの受信料を支払っていた。

 判決によると、男性は2015年10〜11月、兵庫県内の同社の物件に約30日間滞在。10月下旬に訪れたNHKの委託業者に受信料の支払いを求められ、支払った。放送法は、NHKと受信契約を締結するのは「放送を受信できる設備の設置者」と規定しており、男性は「入居者に受信料の支払い義務はない」として提訴していた。

 訴訟でNHK側は「入居者はテレビを占有しており、設置者にあたる」と主張。しかし、判決は、「設置者」について「実際の視聴者が誰かが問題ではなく、テレビを設置して受信できる状態を作り出した者だ」と指摘。「男性の入居時点で既に設置されており、貸主側が設置者と推認される」と判断した。

 NHKの話「契約の締結義務が入居者側にあることを、引き続き2審で訴えていく」

2016年10月27日 21時25分

525とはずがたり:2016/11/03(木) 19:19:00
>国民的人気番組「サザエさん」の視聴率は、いまや一桁を記録するまでに(写真はイメージ)
日本会議http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/591終了やん( ゜д゜)、 Peッ

視聴率1桁でも看板 「サザエさん」はどこへ行く?
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160816-OYT8T50086.html
アニメ評論家 藤津亮太
2016年08月17日 05時20分

 放送開始から今年で48年目となる長寿番組「サザエさん」。ところが、その人気ぶりに異変が起きている。フジテレビの看板番組として、最盛期には40%近くあった視聴率が、今年5月、7月と2度も1桁台を記録してしまった。「アニメの設定が時代に合わない」などの批判も出ているが、SNSでは番組内容や視聴率の動向も含めて注目度は依然高い。「サザエさん」の今後はどうなるのか、アニメ評論家の藤津亮太さんが分析する。
 2016年7月3日、アニメ『サザエさん』が、関東地区の番組平均世帯視聴率9.9%と2桁割れを記録した。5月22日の7.7%に続いての1桁台だが、5月は裏番組が「笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル」(視聴率27.1%)で、数字が持っていかれるだけの理由があった。ところが7月3日には有力な対抗馬がない。

 この異例の数字に、いよいよ『サザエさん』が視聴者と乖離かいりを始めたのではないかという観測も出始めた。放送開始から半世紀が近づく『サザエさん』はこれからどうなるのか。『サザエさん』とはどんなアニメなのか改めて確認しながら、『サザエさん』の行く先を考えてみたい。

意外と低いアニメ視聴率

 ご存じの通り『サザエさん』は長谷川町子の4コママンガが原作。1950年代から江利チエミ主演の実写映画(全10作)が人気を集め、東京五輪の翌年の65年にはTVドラマも放送。そして、69年からは、現在も続くTVアニメがスタートした。アニメは当初、スラップスティック(ドタバタ喜劇)なテイストだったが、途中から現在のホームドラマの路線に変更になった。第2次石油危機が起きた79年には39.4%という驚異の視聴率をたたきだしているし、2000年代前半にもたびたび20%台をマークしている。

 現在の視聴率は、おおむね10%台前半で推移している。1桁に再び転落した7月の9.9%の翌週10日は11.1%に回復しているが、実は、これはその週のアニメの中では最高視聴率で、その週の視聴率トップ30にはギリギリ入らないぐらいの数字(30位の「ぶらり途中下車の旅」が11.8%)だ。13〜14%をとった週は、アニメ番組で唯一、視聴率トップ30に食い込んでいる。

 誤解をしている人も多いかもしれないが、最近のアニメ視聴率というのは、おしなべて高くない。『サザエさん』に続く人気番組は『クレヨンしんちゃん』。これが8%〜10%。その下に『ONE PIECE』と『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『名探偵コナン』が6〜10%の間で並んでいる。つまり大半のアニメは視聴率10%未満なのである。全アニメ番組の半分弱を占めるコアなファン向けの深夜アニメになれば、視聴率はさらに低くなる。このように『サザエさん』はほかのアニメと比べても特別な存在といえる。

ビジネススタイルは「シーラカンス」

 『サザエさん』はビジネスの組み立て方も特別だ。TVアニメのビジネスの組み立ては大きく三つに分けられる。

 (1)玩具メーカーなどがスポンサーとなって、カードを含む玩具のプロモーションを目的に制作されるもの。
 (2)関連企業が製作委員会を編成し、最終的にDVD、Blu-rayディスクの販売で費用回収を目指す深夜アニメ型のもの。
 (3)一般企業がスポンサーするもの。企業はその作品をスポンサードすることで、イメージアップをはかったり、親近感を獲得したりする。放送局にとっては、映画制作が大きな収入源となっているケースも。

 現在、アニメの多くは(1)か(2)である。(1)は週末の朝に編成されることが多く、(2)は深夜である。(3)は18時台、19時台に編成されるアニメに多いが、4大ネットワークのキー局で18時〜20時の間に放送されるアニメは現在5本に留まる(フジテレビ:2本、日本テレビ1作、テレビ朝日:2本、TBS:0本)。

526とはずがたり:2016/11/03(木) 19:19:29
 (3)の作品はTV放送だけでなく映画を含めて、その作品の存在感を高めるケースが多い。筆頭は『名探偵コナン』で、映画は今年で既に20作を数え、最新作『純黒の悪夢』は興行収入60億円を超えるヒットとなっている。老舗の『ドラえもん』は今年で既に36作。最新作『新・のび太の日本誕生』は興行収入41億2000万円だ。『クレヨンしんちゃん』は24作品。一時期は興行収入10億円を切るところまで減ったが、ここ数年でV字回復し、最新作『爆睡!ユメミーワールド大突撃』が21億1000万円を売り上げている。

 これらの売り上げの一部は放送局に放送外収入として入ることを考えると、人気シリーズはTVと映画両面で展開することに大きなメリットがあるのだ。『ちびまる子ちゃん』であってもこれまで3本の映画が作られているし、『それいけ!アンパンマン』も28作を数える。テレビ東京の作品でも『ポケットモンスター』などがこうした展開を行っている。

 そのビジネスモデルにはまらないのが『サザエさん』だ。

 もちろんホームドラマをベースにした『サザエさん』では映画にするのは難しいということはあるだろう。だがそのほかのアニメを見渡してみると、玩具展開も、映画展開もなく、ビデオグラムを売るわけでもなく、純粋にTV放送だけで存在している(民放の)アニメは『サザエさん』しかないのである。しかも多くのTV番組が複数社提供になっていく中、1998年まで『サザエさん』は東芝1社提供だったのである。

 フジテレビは開局してしばらくの後、「母と子のフジテレビ」というキャッチフレーズを作った。『サザエさん』の放送開始も同局のそのステーション・イメージの中に位置づけられる。今となっては特別に見える『サザエさん』の放送の枠組みは、実はこの時から大きく変わっていない。それを2000年代まで奇跡的に維持してきたという点で、『サザエさん』はシーラカンスのようなアニメなのだ。

 ちなみに『サザエさん』は制作スタイルも、つい最近まで“シーラカンス”だった。多くのTVアニメは2000年前後に仕上げ(色塗り)、撮影の工程のデジタル化を果たしている。『サザエさん』が制作工程のデジタル化を行ったのは10年以上たった13年のこと。それまでは1960年代までの技術であるハンドトレス(原画の線をセルに手描きで写し取る方法)も使っていたのである。

「ズレ」を抱えながらも愛されてきた理由

 『サザエさん』は内容も“シーラカンス”だという指摘がある。視聴率2桁割れの分析として、作中の生活が現実とズレているという見方があるのだ。

 確かに、このご時世にフネとサザエはともに専業主婦だし、食事をする時は全員でちゃぶ台を囲んでいる。波平とフネが日常的に和服を着ているのも“普通”とは言いがたい。

 ただし、こうしたズレはここ数年顕著になったわけではない。ズレているだけなら、80年代、90年代の家族生活とだってズレていた。むしろ、そういうズレを抱えながらも、どうして『サザエさん』は長らく愛されてきたのか。

 しばしば磯野家(とフグ田家)は、「昔ながらの日本の家族」と紹介されたりするが果たしてそうだろうか。そもそも「長女一家が実家に同居する」という設定は、原作が発表された時期を考えても、決して「平均的な日本の家族」のものではない。

 だが、サザエが嫁ではなく娘であるという、このトリッキーな設定が、作品寿命を大きく延ばしたのは間違いない。

 サザエが娘であることによって、『サザエさん』は、「家制度に抑圧される嫁」という現実の日本の家族がはらんできた問題と無関係な存在になったのだ。波平が体現する家父長制の厳しさはもっぱら、いたずらっ子である長男カツオに向けられている。

 サザエが娘であるため、両親と同居しつつも、サザエとマスオの夫婦はニューファミリー的な色合いを帯びることになった。これが作品の間口を広げ、長期放送によって生じた視聴者との家族観の距離を調整する役割を果たすことになった。かくして磯野家とフグ田家は、伝統的価値観とニューファミリーの巧みな折衷を生きることになった。その結果、『サザエさん』を多くの人が「良き日本の家族」と屈託なく呼べる存在にしたのだ。もちろんその折衷できる範囲にも限界はあるけれど。

団塊の世代が支えた歴史

 こうした『サザエさん』のニューファミリー的側面を支えたのは、間違いなく団塊の世代(1947〜49生まれ)だろう。戦後まもなくして生まれた団塊の世代は、朝日新聞で49年から連載が始まった原作を読み、『サザエさん』が最高視聴率を記録した79年には30〜32歳と、サザエやマスオに感情移入しやすい年齢になっている。

527とはずがたり:2016/11/03(木) 19:20:03
>>525-527
 また、79年にはもう一つの人口ボリュームゾーンである団塊ジュニアも小学校低学年で『サザエさん』を見ていたはずだ。彼らが30歳になった2000年代初頭に視聴率が高かったのは、彼らが子供と一緒に『サザエさん』を見ていたからではないだろうか。そしてその子供たちが『サザエさん』を卒業する年齢になり、同時に団塊の世代が70歳に近づいていくにつれて、視聴率がゆっくりと右肩下がりになってきたように見える。

 90年代まではズレがあっても、800万人以上いた団塊の世代のボリューム感がそれを隠していたのだろう。それがフェイドアウトしていくにつれて、現実社会とのズレが、新たな視聴者をつかむ時に障壁になっている。それが現状だとすると、いろいろなことが説明できるように思う。

どうするフジテレビ 今後の「サザエさん」巡る3択

 では、これから『サザエさん』はどうすればいいか。フジテレビが取るべき道として、考えられる選択肢は以下の通り。

 (1)これまで同様に放送を続ける。
 アニメのキャラクターは、役者本人と強固に結びついた実写以上にデリケートで、キャラクターの構成要素を変えると同一人物に見えなくなってしまう。変に時代に合わせてキャラクター像や設定をリニューアルするより、昔のままでやっています、というほうが人気が出るはず。また、変わらないほうがフジテレビの「看板」としての価値も変わらない。

 (2)放送枠を変更する。
 ともあれ日曜午後6時半枠であれば期待される視聴率も高い。局の「看板」であることを貶おとしめずに、低視聴率のリスクを減らすならば、「年2回のスペシャル番組にする」とか「ワイドショーなどの番組内番組にする」という手も考えられる。

 (3)終了する。
 後番組が『サザエさん』以上に愛され、視聴率をとるかどうかは未知数過ぎる。だが、ちゃんと人気のあるうちに花道を用意するのも、作品を守る道ではある。

 ここにはキャストの高齢化の問題も絡んでくる。『サザエさん』の声優陣はこれまでにもちょくちょく変更されている(現在のマスオは2代目、カツオ、ワカメはそれぞれ3代目)。だが近年、放送開始直後から出演していた波平役の永井一郎、フネ役の麻生美代子が相次いで交代したことで、多くの視聴者に「声が変わった」という印象を強く与えることになった。

 これで放送開始から出演しているのはサザエ役の加藤みどりと、タラオ役の貴家堂子だけになってしまった。主役のサザエを含め、キャストが全員替わっても視聴者はついてきてくれるか。3年後の放送50周年という節目もあることだし、花道を作って終了するというのも選択肢のひとつとしてはありえるだろう。

 シーラカンスが生き延びたのは、深海の環境が長期にわたって変化しなかったからだと考えられている。『サザエさん』というシーラカンスも、奇跡的な環境に守られてここまで生き延びてきたのだ。スペシャルな存在として“保護”するのか、大衆娯楽の常で“新陳代謝”の時が来るのか。そういう観点からも『サザエさん』のこれからに注目だ。
(※文中の視聴率のデータは、いずれも関東地区の番組平均世帯視聴率で、ビデオリサーチ社から掲載許諾を得たもの)

プロフィル
藤津 亮太( ふじつ・りょうた )
アニメ評論家。1968年生まれ。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりフリーライターとしてアニメ関係の取材・執筆を始める。著書に『「アニメ評論家」宣言』『チャンネルはいつもアニメ ゼロ年代アニメ時評』。アニメニュースサイト「アニメ!アニメ!」で時評「 四代目アニメの門V 」、配信&メルマガ「 アニメの門チャンネル 」。

528とはずがたり:2016/11/03(木) 19:53:02
>>322>>525-527

>>506-507もサザエさん論だw

彼の議論だと家族像が合わなくなった・飽きられたと云ふより暇潰しニーズがスマホに移行したと云ふ面を指摘してゐる。

529とはずがたり:2016/11/03(木) 19:54:16
スペインナメクジと書いてはあったけどほんとにスペイン産なのか。

11/1 『肉食』で大型、スペイン原産のナメクジが英国に上陸!
http://www.japanjournals.com/uk-today/4031-1101.html

c Xauxa Hakan Svensson 大型で繁殖力も強く、食欲旺盛というスペイン産ナメクジがヨーロッパに広がり、ついに英国にも渡来したとして、専門家や農業・庭園関連の仕事に従事する人々のあいだで強い懸念が広がっていることを「メトロ」紙が報じた。
「Arion vulgaris」と呼ばれる、スペイン原産のこのナメクジ=写真=は、サラダの葉にまぎれて英国に侵入してきたと考えられている。繁殖力が強い同ナメクジの勢力分布図が英国中に広まるのをどうやって防ぐかが問題になっており、「slug-watch」と題した、このナメクジの動向を知らせるとともに、捕獲するための罠の作り方などを掲載したホームページも登場している。
ヨーロッパ大陸では、1950年代から広く見られるようになった同ナメクジだが、英国では、まだ広まりきっていないとされている。特に今年の冬、厳しい寒さが長く続いたのを受け、かなりの数が死んだと考えられていた。ところが、英国の厳冬にも耐える「進化型」の出現が認められるとされ、懸念の声は高まるばかりという。
ノーリッジにある研究機関「John Innes Centre」のイアン・ベッドフォード博士は、ノーフォークの博士自身の庭で同ナメクジを目撃。「農作物を食べ、庭園を荒らすことはいうまでもなく、死んだ小型動物さえエサとする」として注意を呼びかけている。
小型のナメクジもエサにすることがあるとさえ言われるこのナメクジは、スカンジナビア半島では2〜3年前から大量発生するようになり、道路に溢れかえり、交通障害になったこともあるという。

530とはずがたり:2016/11/04(金) 09:54:51

TV付き賃貸入居者に「NHK受信料義務なし」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161027-OYT1T50108.html?from=yartcl_outbrain2
2016年10月27日 21時25分

 テレビが備え付けられた賃貸大手「レオパレス21」(東京)の賃貸物件に短期滞在した際、NHKの受信料を支払わされたのは不当だとして、福岡市の男性がNHKに1か月分の受信料にあたる1310円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁(佐久間健吉裁判長)は27日、「受信料の支払い義務は貸主側にある」として、NHKに全額の支払いを命じる判決を言い渡した。

 NHKは即日控訴した。

 レオパレス21によると、同社のテレビ付き賃貸物件の入居者側の支払い義務を否定した判決は初めてという。同社は50万件以上のテレビ付き賃貸物件を扱うが、従来は入居者がNHKの受信料を支払っていた。

 判決によると、男性は2015年10〜11月、兵庫県内の同社の物件に約30日間滞在。10月下旬に訪れたNHKの委託業者に受信料の支払いを求められ、支払った。放送法は、NHKと受信契約を締結するのは「放送を受信できる設備の設置者」と規定しており、男性は「入居者に受信料の支払い義務はない」として提訴していた。

 訴訟でNHK側は「入居者はテレビを占有しており、設置者にあたる」と主張。しかし、判決は、「設置者」について「実際の視聴者が誰かが問題ではなく、テレビを設置して受信できる状態を作り出した者だ」と指摘。「男性の入居時点で既に設置されており、貸主側が設置者と推認される」と判断した。

 NHKの話「契約の締結義務が入居者側にあることを、引き続き2審で訴えていく」

2016年10月27日 21時25分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

531名無しさん:2016/11/05(土) 22:36:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161104/k10010755901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_017
ネットでの放送番組同時配信 課題の議論始まる
11月4日 16時53分
総務大臣の諮問機関の情報通信審議会は、インターネットを通じた放送番組の同時配信の取り組みが進む中、新たに専門の検討委員会を設け、多くの人が同時に番組を視聴した際にかかる通信システムへの負荷など、今後想定される課題について議論を始めました。
インターネットを通じた放送番組の同時配信の取り組みは、NHKや一部の民放などで始まっていて、高市総務大臣は、同時配信をめぐって今後想定されるさまざまな課題について検討を行うよう、先月、情報通信審議会に諮問しました。

これを受けて情報通信審議会の情報通信政策部会は、新たに有識者による専門の検討委員会を設け、4日、都内で初めての会合を開き議論をスタートさせました。検討委員会では、今後、災害時など多くの人が同時に番組を視聴した際に通信システムに過度の負荷がかかってつながりにくくなる問題の改善策や、著作権処理ができておらずインターネットに同時配信できない映像の取り扱いといった課題について議論し、来年夏をめどに中間報告を取りまとめることにしています。

532名無しさん:2016/11/06(日) 14:47:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000007-jct-soci
上杉隆氏、TBS「クイズ番組」に大抗議 「うそつき」「炎上」で連想する人物として「中傷」
J-CASTニュース 10/31(月) 19:11配信

 2016年夏の都知事選に立候補した上杉隆氏(48)が代表取締役を務めるメディア企業「NO BORDER」は10月27日、TBS系バラエティー番組『クイズ☆スター名鑑』の放送内容に抗議する文書を公式サイト上に掲載した。

 掲載された文書によれば、番組の中で上杉氏の名前と肖像が無断で使用されたため、TBSに対して出演料の支払いを求めたという。その上で、番組の内容については「(上杉氏に対して)『中傷』を加えるという人権侵害も行われた疑いもあります」と指摘している。

■無断で名前と肖像を使われ、出演料要求

 上杉氏側が問題視したのは、10月16日に放送された『クイズ☆スター名鑑』での一幕だ。番組で実施された「芸能人!検索ワード連想クイズ」という企画の中で、上杉氏の名前と肖像が「不正」に使用されたのだという。

 「検索ワード連想クイズ」は、検索サイトに名前を入力した際に表示される関連ワードから、その芸能人が誰なのかを当てる内容の企画。その中で上杉氏の名前が出たのは、『うそつき』『炎上』『ロンブー淳』という3つの関連ワードが紹介された場面だった。

 『うそつき』『炎上』というキーワードから、作曲者偽装問題が発覚した佐村河内守氏や、都知事選の出馬を断念した石田純一氏の名前が挙がる中、クイズの解答者として番組に出演していたお笑い芸人の有吉弘行さんは、

  「こういう人の名前が出ないんだよね...、上杉隆」

と解答。同時に、画面上では上杉氏の名前とイラストが表示された。

 上杉氏の関連ワードになった、番組の司会を務めるお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんは、情報番組「淳と隆の週刊リテラシー」(TOKYO MX、放送終了)で、上杉氏と約2年にわたって共演したことがある。そうした経緯もあってか、淳さんは、

  「炎上したし、ウソついたって言われてるし......。でも違います」

と笑いながら返していた。

533名無しさん:2016/11/06(日) 14:48:42
>>532

上杉隆氏「TBSとは15年以上にわたり取材協力をしてきた間柄」
  上杉氏は10月31日のJ-CASTニュースの取材に対し、出演料の支払いを要求したTBSからは「現時点では回答はない」と話す。その上で、今回の要求については、

  「放送内容ではなく、TBSの『対応』を問題視した」

と説明した。

 上杉氏によれば、TBSと同氏は「報道や情報番組などで、15年以上にわたり取材協力をしてきた間柄」。そうした中で、上杉氏側は報道時に『クレジット』(署名)を明記するようTBSに要求していたが、これまでに対応はなかったという。

 その一方で、上杉氏側はテレビ各社に対し、インタビューや取材のないバラエティー番組では「名前や肖像を出さないで欲しい」とも要求していた。こうした経緯を述べた上で、上杉氏は、

  「こちらがクレジットを要求しても対応しないにも関わらず、自分の名前を『出さないで欲しい』という要求は一方的に破られた。こうした対応を受け、今回はあくまで『ビジネス』として出演料の支払いを求めることが決まった」

と話していた。また、今後もTBSから回答がなかった場合の対応などを聞いたが、「(NO BORDERの)法務部に任せている」とだけ話していた。

 J-CASTニュースは31日、TBS広報部に対し(1)上杉氏側からはどのような連絡があったのか(2)出演料の支払い要求にどう対応するのか――などを取材しているが、同日18時までに回答はなかった。

534名無しさん:2016/11/13(日) 11:13:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110800344&g=pol
NHKは役割果たせ=菅官房長官

 菅義偉官房長官は8日の記者会見で、受信料徴収を含めたNHKの在り方に関し、「放送をめぐる社会環境は大きく変化していることは事実だ。公共的見地に立って必要な情報が十分提供されるように、公共放送として果たすべき役割を示していくことが重要だ」と指摘した。NHKの改革については総務省の検討会の議論を見守る考えを示した。(2016/11/08-11:43)

535チバQ:2016/11/13(日) 23:34:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161113-00000052-dal-ent
星野源のANNも人気、ラジコのタイムフリー・シェア機能がラジオ改革
デイリースポーツ 11/13(日) 13:40配信

星野源のANNも人気、ラジコのタイムフリー・シェア機能がラジオ改革
 星野源
 ラジオ放送と同じ内容をネット上で聴けるサービス「radiko(ラジコ)」のタイムフリー聴取とシェアラジオサービスが10月11日に始まってから、約1カ月が過ぎた。すでに放送が終わってしまった番組でも1週間、振り返って聴けるという「聞き逃し聴取」が無料で利用できるという画期的なものだが、どのような効果をラジオ業界に与えているのだろうか。また、番組内で問題発言があった場合はどう対処されるのだろうか。11月10日に行われたニッポン放送の定例社長会見でのやりとりをもとにまとめた。

 例えば友達から「星野源がオールナイトニッポンで面白いこと言っていたよ」と言われたとする。でも、録音した音源がなければ実際に聞き直すのは難しく、次回から聴こうと思っても放送されている月曜深夜1時にラジオを聴くというのも、生活スタイルによっては難しい人もいる。そういう時にタイムフリー聴取が役に立つ。

 パソコンならばラジコの公式サイトへアクセス、スマホならばアプリをダウンロードし、それぞれ番組表をさかのぼって指定するだけで、過去の番組を放送当時とCMも含めて同じ内容で聴くことができる。

 ここで気になるのが、出演者に問題発言があった場合。ニッポン放送の森谷専務は「気がついた場合はすぐに削除できるように、私どもコンテンツプロバイダーの立場でできるようにしております」と明かした。例えばオールナイトニッポンであれば全国各地のラジオ局にネットされているが、タイムフリー聴取される音源については、ニッポン放送の権限で問題となった部分をカットすることが可能なのだとした。

 サービス開始以後の反応はおおむね良好で、特に深夜帯の若者向けの番組で多く利用されているという。土曜深夜1時から放送されている「オードリーのオールナイトニッポン」は約40%が、月曜深夜1時からの「星野源のオールナイトニッポン」は約半数のリスナーがタイムフリー聴取で番組を楽しんでいると会見で発表された。放送後にほかの番組で「あの番組が面白かった」などと発言されたことがきっかけで口コミ的に新規にリスナーが開拓されることもある。ラジオ番組は放送前に一生懸命告知するのが従来の宣伝方法だったが、今後については「事後のパブリシティーも大事」(森谷専務)と局が考え方を改めつつある。

 シェアラジオはツイッターなどのSNSで、「この番組、面白いよ」と投稿できる仕組み。送られた側でラジコのアプリをスマホに持っていない人は、その番組を聴くために新たにアプリをインストールする例が増えているという。さらに、自分がいる地域以外でシェアされた番組を聴くために有料サービスのエリアフリー(日本全国のラジオ番組をネットで聴取できる)の利用者も1万5000人増えたとし、ラジコのユーザー拡大に役立っているとニッポン放送は分析した。

 「タイムフリー聴取」「シェアラジオ」はまだ実証実験の段階で課題も多い。タイムフリー聴取では、一つの番組をクリックしたら3時間でその番組を聴けなくなってしまったり、スポーツ中継など権利関係の理由から、そもそもタイムフリー聴取ができない番組があったりと、完全にユーザー側に寄り添ったサービスにはなっていない。

 ただ、同局の岩崎社長は「ラジオ全体の聴取率というのは上がっていますから。昨年の12月から相当上がっています」とラジコ、ワイドFMといった従来のAM放送以外のチャンネルにより業界全体が盛り上がっていると語る。深夜放送も地方の番組も気軽に聴ける、ラジコがラジオの可能性を示している。

536とはずがたり:2016/11/16(水) 14:34:26

ラジオの衰退に抗う「スマホ聴取」の可能性 聞き直しや地域またぎで再発見される価値
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-145229.html
09:00東洋経済オンライン

1991年の広告収入2406億円をピークに直近は半分程度まで落ち込んだラジオ。衰退の一途をたどってきたかに見えたメディアに、一筋の光明が差している。

「新しいステージに立ったラジオと、8年半ぶりにアルバムを発売した宇多田ヒカルさんの思いが一致した」

ラジコに加わった新機能は
TBSラジオ社長で日本民間放送連盟ラジオ委員長の入江清彦氏は言う。10月中旬、全国の民放ラジオ101局は、宇多田ヒカルの特別番組を放送した。ラジオの「新しいステージ」とはインターネット上でラジオ番組が聴ける「radiko.jp」(ラジコ)に10月11日、加わった新機能を指す。過去1週間の番組を好きなときに聞き直せる「タイムフリー聴取」と、SNSを通じて気に入ったラジオ番組を友人とシェアできる「シェアラジオ」サービスが始まったことだ。

ラジコは現在、利用者が今いる放送エリア内の番組だけ聞ける無料サービスの月間利用者数を約1200万人抱え、そのうち、約7割がスマホアプリで聴いている。2014年にサービスを開始した全国の番組が聴き放題となる月額350円の有料会員は30万人を超えた。

そのラジコに加わった「タイムフリー聴取」という新たな価値。スタートまでの道のりは長かった。技術的には約1年前にタイムフリー視聴ができる状況が整っていたが、「AWA」や「LINE MUSIC」などレコード会社も出資する有料の音楽配信サービスがちょうど開始されたタイミングだった。

無料で音楽が聴けるラジコは、それらのサービスを脅かす競合となるのではないかとの著作権利者の懸念を払拭するため、1年間かけて日本レコード協会など権利者団体を回り、「ラジオの新サービスは音楽業界にとってもマイナスではなく、新しいファン獲得につながるプラスのサービス」(民放連シェアラジオ部会長でFM802社長の栗花落光氏)だと丁寧に説明を続けた。

権利者団体の1つである日本音楽事業者協会専務理事の中井秀範氏は、「ラジオはテレビとは違うメディアとしての価値があり、音楽業界との信頼関係を築いてきた」と話す。ラジオは90年以上の長い歴史の中で、アーティストのプロモーションの場を提供してきた。「吉本興業でマネジャーをしていた頃、売れる前のダウンタウンや明石家さんまをラジオ番組に出演させてもらい、実力をつけさせてもらっていた」と中井氏はいう。

冒頭の宇多田ヒカルのブレークのきっかけも、ラジオでの楽曲放送だった。話し合いの結果、1番組あたり聴取可能時間は3時間という制限が設けられたものの、ラジオは過去1週間以内であれば放送後に、ほぼ全番組をいつでも楽しめるようになった。

スマートフォンでラジコのアプリを開くと、自分がいるエリアで放送中の番組一覧が出てくる。「タイムフリー」と書かれた文字をタップすると青色の背景が赤色に変わり、過去番組が表示される。検索マークをタップし「宇多田ヒカル」など好きなアーティストの名前を入れると過去1週間の中で「宇多田ヒカル」が取り上げられた番組一覧が現れ、楽曲などを聴ける。楽曲ごとにマイリストに登録すればオリジナルのプレイリストの作成も可能だ。

新しいラジオの楽しみ方を
たとえば、宇多田ヒカルの番組で流れた藤圭子の楽曲がスタートする地点でシェアをタップし、LINE、Facebook、Twitterで友人に送れば、受け取った友人は番組途中に流れた藤圭子の楽曲から聴くことができる。音楽だけではない。「大統領選挙」といった気になるワードを入れると、過去1週間の間に「大統領選挙」について触れた番組が出てくる。

537とはずがたり:2016/11/16(水) 14:34:40
>>536-537
「ラジオは新しい音楽の発見のほか、情報収集にも役立つ。ラジオ世代はもちろん、既存のラジオを知らない若い人にこそ新しいラジオの楽しみ方を見つけて欲しい」とラジコを手掛けるradiko業務推進室長の青木貴博氏は期待を膨らませている。

今はタイムフリーによる聞き直しでリアルタイム放送と同じCMが流れても広告費を加算してもらう枠組みはないが、広告価値の低下を食い止め中期的にはCM単価アップにつなげられるかもしれない。

「ラジオ端末がスマホになったことで画面が追加された。音楽に合わせて映像を付けるなどで新しい広告手法や媒体の価値を加えることができる」と関西大学社会学部メディア専攻の三浦文夫教授は見ている。たとえば流れている音楽についてアーティスト情報を知らせることができる。

ラジコは位置情報を拾い、利用者が今いる放送エリア内の番組しか聴取できないように制御しているが、その位置情報を使って、サッカーの観戦中に音声中継や選手の情報などをラジコ経由で配信することもできるだろう。音楽ライブ会場でラジコ所有者だけにセットリストを配信することもできる。利用者の位置情報に合わせて災害情報を送るということにも役立てられる。

そもそもラジオのネット同時配信は、高層ビルや家庭内の電子機器類の増加、地下街などの遮蔽空間やビル陰など、主に都市部で発生していたラジオ放送の受信が困難な地域(難聴取地域)の問題を解消するため、2011年にスタートさせたという背景がある。

10?20代の間では生まれた頃から家にラジオ受信機がなかったという人も珍しくない。「若い人の間ではラジオの存在がどんどん遠くなる」(入江氏)とラジオ各局は危機感を募らせていたことも、当時ネット同時配信着手を後押しした。

スマートフォンの急激な普及が追い風に
ネット同時配信をスタートさせた頃は主にPCでの受信を想定したものだったが、スマートフォンの急激な普及が追い風となり、「ラジコアプリをいれたスマホ、つまりラジオ受信機を毎日携帯してもらえる環境となった」と入江社長は語る。2016年にニールセンが調査したところによると、月に2回以上利用するアプリの数は22個だという。「ラジコもその中に入りこんでいかなければならない」とradikoの青木氏は意気込む。

スマホの普及を背景にしたインターネットラジオの可能性をにらみ、楽天も7月に「楽天FM」と呼ぶ新サービスで参入した。TBSラジオは「ポッドキャスト」サービスを今年6月に終了し、新サービス「ラジオクラウド」に移行。TBSラジオはスマホアプリの特性を生かし、ポッドキャストにはできなかった広告ビジネスを進めているようだ。

週刊東洋経済は11月14日発売号で『そのメディアにおカネを払いますか?』を特集。有料メディアの攻防や増殖する広告メディアなど、新聞、テレビ、ネットメディアの最前線を追っている。

ラジオと同じ放送の枠組みで考えると、テレビ広告は2000年のピーク時から1割程度しか減少しておらず、いまだ1兆8000億円規模を維持している。だが、20代の一人暮らしではテレビが家にないということも少なくはない。10年後、20年後の未来、テレビだけで若い人々に番組を見てもらえるのか、業界内では不安視する声もある。

民放キー局でIT・ネットビジネス責任者を務めた経験を持つワイズ・メディアの塚本幹夫代表取締役は、「現状、放送網というインフラはネットと比べると明らかな優位性がある。放送は安定的に受信でき映像が遅れずに視聴者に届くが、ネットは安定性に欠け、しかも20秒ほどの遅れがでる。とはいえ、テレビの視聴者が減り続ける状況の中で、放送インフラを守るだけでは先細りするだけだ。今後はその殻を破る必要がある」と語る。

ラジオをモデルに、テレビも全番組をネット同時配信する日はそれほど遠い未来ではないかもしれない。

538名無しさん:2016/11/20(日) 18:47:06
http://www.asagei.com/excerpt/70180
闇に消えた「放送禁止映像」を大追跡!(4)<バラエティ篇>松本人志が「ごっつええ」を終わらせた理由

 映画やドラマだけではない。本来は放送禁止と無縁のはずのバラエティやドキュメンタリー、音楽番組にも「タブー」は存在する。

「三重県から来てくれた高校2年の○○君、何をやってくれるのかな?」

 土居まさるの軽妙な司会に、学生帽をかぶった少年はおずおずと口を開く。

「はい、ゴキブリを食べてみたいと思います」

 これが71年から82年まで続いた番組「TVジョッキー」(日本テレビ系)の伝説の場面である。毎週日曜の午後1時、ランチタイムに生放送で届けられたのは、ゴキブリやネズミを食らう少年、何十匹のヘビとともに水槽に入る少年など、今なら企画の段階でアウトに。

 ゴキブリはまだしも、生きた白ネズミを腹から食らいついた瞬間は、アシスタントの相本久美子やゲストの歌手たちが一斉に悲鳴をあげた。そんな番組は確かに存在した、あなたが信じようと信じまいと‥‥。

 山城新伍が司会を務めた「独占! 男の時間」(75〜77年、テレビ東京系)は、壮絶なラストを飾った。レギュラーの笑福亭鶴瓶がカメラに自分の肛門を押しつけ、山城は局の上層部を番組内で名指しして批判。

 2人そろって、長らくテレビ東京を出入り禁止の処分となっている。

 今でこそ一般化した「やらせ」という言葉が、最初に問題視されたのが「アフタヌーンショー」(65〜85年、テレビ朝日系)だ。85年8月20日にオンエアされた「女子中学生のリンチ場面」が、実はやらせであったことが発覚。

 司会の川崎敬三は怒りをあらわにし、番組の終了だけでなく、局の存亡すら揺るがす一大事に発展した。

 これとは逆に、正直すぎる発言が終止符を招いたのが「カミングダウト」(04〜05年、日本テレビ系)だ。タレントの告白が真実であれば「トゥルー」を、ウソであれば「ダウト」のカードを見せるゲーム感覚のバラエティだったが、あびる優の発言は限度を超えていた。

「集団で店の倉庫からお菓子や飲み物を段ボールで運び出していて、そのお店、つぶれちゃったんですよ」

 あびるが出したカードは「トゥルー」で、オンエア後に視聴者の抗議が殺到。所属のホリプロは無期限謹慎を言い渡し(とはいえ2カ月で復帰)、番組の視聴率が急降下して、1カ月後に打ち切りとなった。

 記念の節目を前にやらかしたのは松山千春だ。デビュー前からバックアップした地元の札幌テレビが、デビュー30周年を記念して「30年目の旅立ち」という特別番組をプログラム。貴重な映像の数々で飾られる予定だったが、オンエアの07年2月18日を間近に控えた2月12日、京都府警はこんな発表をする。

〈歌手の松山千春が会津小鉄会のパーティで歌った〉

 番組が中止になっただけでなく、デビューから続けてきたラジオ番組も強制終了となった。

 最後は「ダウンタウンのごっつええ感じ」(91〜97年、フジテレビ系)を、珍しい理由で終わらせた松本人志のケースを。同番組は20%を超える高視聴率番組だったが、97年11月2日に突然、終了する。その理由は9月下旬に番組のスペシャルが、優勝までマジック1と迫っていたヤクルト戦に差し替えられたこと。

「こんなん聞いてへん」

 ヤクルトの放映権を持つフジテレビは中継をしたいし、松本は「この日の放送でなければ意味がない」と、スペシャルの1週延期を拒否。そして90年代を代表するコント番組は、そのまま姿を消した‥‥。

539名無しさん:2016/11/21(月) 00:36:12
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20161118-59976053-taishuq
三太郎CM“消えた一寸法師”が話題に「人気者じゃないと追い出される?」
2016/11/18 07:00 日刊大衆

 豪華キャストがさまざまな昔話のキャラクターにふんして、コミカルな掛け合いを繰り広げるauのCM「三太郎」シリーズ。新作が公開されるたびに話題を集め、視聴者を沸かせてきた同CMだが、最近の展開に「一寸法師が消えた」という指摘がネットに広がっている。

 このCMは松田翔太(31)演じる桃太郎、桐谷健太(36)の浦島太郎、濱田岳(28)の金太郎の“三太郎”が主人公で、昔話の世界とは思えないストーリーが展開され人気を集めている。11月10日には“サッカーのようなもの”をしている侍たちを三太郎が応援する「応援」篇、11日には金太郎の斧が落ちた池から神様が現れる「金ちゃんの斧」篇が放送開始されたが、「一寸法師が完全に出なくなった」とSNSなどで話題になった。

 前野朋哉(30)演じる一寸法師は同CMシリーズの隠れキャラクターとして、画面の隅に小さな姿で登場していたが、6月の「一寸法師、登場」篇で“大きくなった”ことにより初めて名前つきで紹介された。しかし8月の「雷おこし」篇で再び小さくなり、それ以来CMから姿を消している。

「このCMは三太郎に加えて、脇役として俳優の菅田将暉(23)が鬼を演じていたりとイケメンぞろいの世界観も人気の理由です。なので二枚目とは言いがたく、知名度も低めの前野が抜擢されたことがそもそも異例だったんでしょう。一寸法師が登場して話題を集めていましたが、“世界観にあってない”といったネガティブな反響も目立っていましたし、新キャラの登場には非常に慎重になっていそうです」(芸能誌ライター)

 今回の新CMは早くも人気を集めているが、一寸法師に関しては「好きだったから残念」「イケメンじゃないと生きられない世界なのか」「人気者でないと追い出される、現実と同じだね」と惜しむ声も少なくない。とはいえ、10月には『月度銘柄別CM好感度ランキング』で22カ月連続1位を達成するなど、まだまだ人気は衰え知らず。三太郎の快進撃は当分止まらないようだ。

540とはずがたり:2016/11/23(水) 19:52:31
NHKは悲願、地方民放は試練 ネット同時配信解禁へ
http://www.asahi.com/articles/ASJBL52WZJBLULFA01C.html?ref=yahoo
上栗崇、藤崎麻里2016年10月19日03時03分

 総務省が全面解禁の方針を固めたテレビ放送のネット同時配信は、民放の地方局にとっては経営を揺るがしかねない試練であり、受信料の対象を広げたいNHKにとっては悲願だった。テレビ各社は今後、スマートフォンやパソコンという同じ土俵で海外勢ら動画配信大手と利用者を奪い合うことになる。

テレビ、ネット同時配信へ 法改正で19年にも全面解禁
 「民放には多数のローカル局が存在している。行政が同時配信を推し進めるなら、しっかりとした議論が必要だ」。日本民間放送連盟の井上弘会長(TBS会長)は9月の定例記者会見で、ネット同時配信の解禁を進めようとする総務省にそう釘を刺した。

 全国一律で経営しているNHKと違い、民放は各地の地方局が独立経営している。キー局がつくった番組に加えて各局独自の番組も流し、CMも地方局ごとに集めて収入源にしている。もし在京キー局の番組がそのままネットで全国に流れれば、地方局は視聴者を失い、経営が立ちゆかなく恐れがある。

 そこで民放各局が検討しているのは、各地方局もネット配信を行い、地域ごとに見られる放送局を限定する方法だ。

 ラジオ放送をネットで聴ける民…

541とはずがたり:2016/12/02(金) 13:05:26
<NHK>籾井会長が任期満了退任へ 来年1月
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161202/Mainichi_20161202k0000e040199000c.html
毎日新聞社 2016年12月2日 11時10分 (2016年12月2日 12時03分 更新)

 ◇再任賛同の経営委員9人に満たず

 NHKの籾井勝人会長(73)が来年1月の任期満了で退任する見通しとなった。再任には経営委員12人中9人の賛同が必要だが、賛同する経営委員が9人に満たないことが毎日新聞の取材で2日分かった。

 籾井会長は、来秋からの月50円程度の受信料の値下げをNHKの最高意思決定機関で会長の任免権を持つ経営委員会に提案。経営委は、番組のインターネット同時配信や高精細な4K・8K実用放送の実施などが控える中、値下げだけを先行する提案には否定的な意見が大勢を占め、11月22日に見送りを決めた。

 籾井会長は続投について「経営委が決めること」として明言を避けながらも、関係者によると、周囲には意欲を語ってきた。しかし、会長自ら主導して値下げを提案したことやこれまでの言動などを巡り、複数の経営委員が籾井会長の続投に否定的な考えを持っている。次期会長の選考作業を進めている経営委の指名部会は6日、籾井会長の業績評価を行い、新たな人選に入る予定。

 籾井会長は三井物産副社長を経て日本ユニシス社長に転じ、同社特別顧問から2014年1月に会長に就任した。現在1期目。

 就任会見で、国際放送について「政府が『右』と言っているものを『左』と言うわけにはいかない」などと発言したり、私的なゴルフで使ったハイヤーの代金をNHKに立て替えさせたりして経営委から3回注意を受けた。こうした言動が国会で問題視され、NHK予算は3年連続で全会一致による承認を得られなかった。

 次期会長人事について石原進経営委員長(71)=JR九州相談役=は「年内に決めたい」との意向を示している。【丸山進、須藤唯哉】

542名無しさん:2016/12/04(日) 22:03:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000078-jij-soci
NHK籾井会長退任へ=経営委の同意得られず―後任候補に上田氏
時事通信 12/2(金) 12:27配信

 来年1月に任期満了を迎えるNHKの籾井勝人会長(73)の再任が困難となったことが2日、分かった。

 任命権を持つ経営委員会の12人の委員のうち、再任に必要な9人以上の同意を得るのが難しい情勢となったためで、籾井氏は任期1期(3年)限りで退任する見通し。後任会長の候補には、元三菱商事副社長の上田良一・常勤経営委員(67)が浮上している。

 NHK経営委は6日に会長指名部会を開き、各委員が提出する推薦書に基づき、具体的な候補者選定作業に入る。石原進経営委員長は「12月中にはふさわしい候補者を決めたい」と話している。

 籾井氏は2014年1月の就任記者会見で「政府が右と言っているものを左と言うわけにはいかない」と発言。従軍慰安婦問題でも「戦争しているどこの国でもあった」と述べ、強い批判を浴びた。15年には私的なゴルフで使用したハイヤー代を請求していたことが発覚するなど、言動がたびたび問題視されてきた。NHK予算は全会一致での国会承認が通例となっていたが、籾井氏の会長就任後、3年連続で野党に反対される事態となった。

 こうした経緯を踏まえ、経営委は次期会長の資格要件として「政治的に中立であること」をより重視する姿勢を打ち出した。これまでの議論では再任に否定的な委員が優勢で、放送法で会長選任に必要な9人以上の賛同は得られない見込みとなった。

 上田氏は三菱商事副社長を経て、13年6月にNHK経営委員に就任。現在は常勤経営委員、監査委員を務め、NHKの経営全般に明るい。関係者によると、「籾井会長のハイヤー問題の際に毅然(きぜん)と対応し、他の委員からの信頼も厚い」という。

543とはずがたり:2016/12/27(火) 20:19:11

NHK「未契約世帯は受信料払いたくなければ『テレビがない』と申告しろ、虚偽申告は罰則な」
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20161227/Buzzap_40552.html
BUZZAP! 2016年12月27日 15時54分 (2016年12月27日 16時52分 更新)

申告のない世帯はテレビがあるものと見なす制度の検討を求めています。詳細は以下から。

NHK改革に伴い、受信料に関する制度が変更となる可能性を産経新聞が伝えています。NHKは総務省の有識者会議で、受信契約を結んでいない世帯にテレビの設置状況を申告させる法改正の検討を求めました。
これはNHKの受信料の支払い率が77%に留まっていることから、支払い率の向上を目指して示された案。未契約の理由として「テレビがない」ことを挙げる世帯が多いとのことですが、この法改正がなされれば、虚偽の申告は罰則の対象となります。
また、未契約世帯がこの申告を行わなかった場合は「テレビがある」と見なして受信料徴収の対象とします。NHKは「視聴者、国民の理解を得ることが前提だが、契約収納活動の困難性を大幅に軽減できる」としていますが、地裁判決を無視してワンセグ携帯所持者からの受信料徴収を強行するなど国民の感情を逆なでし続けるNHKが理解を得られるかはかなり微妙なところ。
なお、「テレビがない」と虚偽申告した場合にどのような調査によって虚偽であることを突き止めるのか、どのような罰則を想定しているのかは現時点では不明です。さすがに「家宅捜索」まで可能になるとは思いませんが、非常に気になるポイントです。

544とはずがたり:2017/01/07(土) 10:03:10
まあオズラなんてこんなもんだろうし,そもそも大橋巨泉がそんな偉いのかぐらいの感覚なんでピンとこない部分も大きい。。

小倉智昭に“大橋巨泉の弟子”を名乗る資格なし!『とくダネ!』では巨泉の遺言を封殺、“裏切り”行為も
http://lite-ra.com/2016/07/post-2435.html
2016.07.22

 やっぱりこの男は裏切り者だ──。大物司会者・大橋巨泉の死を報じるテレビ各局のワイドショーをチェックしていて、そう確信した。この男というのは、巨泉と40年にわたって師弟関係にあり、自ら巨泉を「師匠であり恩人」と公言していたフジテレビ『とくダネ!』の司会者・小倉智昭のことだ。
 もちろん表向き、小倉は身内のように巨泉の死を悼んでいた。巨泉の死を最初に伝えた7月20日の『とくダネ!』では、小倉は開口一番、「巨泉さんがいなかったら、今こうやって『とくダネ!』の司会をやってるということはなかった」と発言。自分を抜擢してくれた巨泉への感謝の思いをとうとうと述べていた。そして、間近で見た巨泉の人柄、テレビ界に果たした役割、夫人から聞いた闘病の様子などを涙ながらに話した。
 小倉は同日の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)にも生出演し、ここでも涙を流しながら、巨泉の思い出話を語った。さらに、翌21日の『とくダネ!』では、自分の結婚式の写真を紹介しながら、巨泉に仲人をしてもらったエピソードを公開。千葉の家までテレビの配線をしに出かけたこと、大量のレコードを譲り受けていたことなども明かし、いかに自分が巨泉と身内同然の関係にあったかを強調した。
 しかし、小倉はその一方で、巨泉が最後に一番伝えたかったメッセージを完全に黙殺してしまったのだ。
 周知のように、巨泉は晩年、病床から憲法をないがしろにする安倍政権の危険性を必死で訴えていた。そして、直前の「週刊現代」(講談社)7月9日号の連載コラム「今週の遺言」最終回では、「安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい」「このままでは死んでも死にきれない」と、まさに遺言ともとれる壮絶な安倍批判の言葉を残していた。だが、小倉は巨泉のこうした政権批判について一秒たりとも触れなかったのだ。
 もちろん、巨泉の安倍批判を無視したのは、小倉だけではない。とくに「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」という遺言については、『NEWS23』(TBS)以外、どのテレビ番組も取り上げなかった。
 しかし、小倉は自他共に認める「巨泉の弟子」である。師匠が「このままでは死んでも死にきれない」と言いながら発したメッセージは、体を張ってでも伝えるのがスジではないか。

 しかも、小倉の態度は他の番組MCよりもっと悪質だった。実は、7月20日の『とくダネ!』では、コメンテーターの深澤真紀氏が「週刊現代」のコラムのことを取り上げようとしていたのだが、小倉がそれを封じ込めていたのだ。
「(「週刊現代」の連載で)世界情勢だったり、日本の政権だったりということにずっと問題意識をもって、ずっと怒ってらっしゃっていて、俺はこのままでいいのか、日本は……っていうことを最後まで書いてらっしゃった」
 こう話を切り出した深澤。ところが、小倉氏はこれを完全にスルー。菊川怜に向かって「実は巨泉さんはこの番組を見てくれていて、最近の怜ちゃんの仕事を褒めていた」と全く関係のない話を始めた。
 ようするに、自分が巨泉の安倍政権批判を口にしなかっただけでなく、師匠の“遺言”を番組が取り上げること自体を許さなかったのだ。これが「裏切り」でなくて、なんだというのか。
 いや、そもそも、小倉の巨泉への裏切りは今回の“遺言封殺”という問題だけでない。「愛弟子」「恩人」などといいながら、小倉はとっくに、巨泉を切り捨てていたという見方がテレビ業界では根強い。
 小倉はテレビ東京のアナウンサー時代、上層部と対立して進退きわまった際、大橋巨泉に拾われて1976年に「大橋巨泉事務所」(現オーケープロダクション)入りした。当時小倉には多額の借金があり、しかも仕事も鳴かず飛ばず。そんな中、『大橋巨泉の日曜競馬ニッポン』(ニッポン放送)に小倉を起用し、『世界まるごとHOWマッチ』でブレイクさせたのが巨泉だった。
 その後、小倉は巨泉を師匠として仰ぐようになり、まさに『とくダネ!』で語ったような身内同然の関係になるのだが、しかし、その関係は実際には09年頃から大きく変化していた。

545とはずがたり:2017/01/07(土) 10:03:37
>>544-545
 原因は、巨泉が「オーケープロダクション」の株式を売却、同社が大手テレビ制作会社「イースト・グループ・ホールディングス」の完全子会社になったことだった。当初は、それでも、オーケープロダクションの社長だった巨泉の実弟が引き続き社長を務めたのだが、しかしほどなくして社長の椅子を追われ、そのため巨泉と「オーケープロダクション」の縁が切れてしまう。
 このとき、多くのテレビ関係者は、小倉も巨泉の弟と一緒に事務所を出るのだろうと思ったようだが、小倉のとった行動は逆だった。小倉はもともと同社の株式を持ち取締役に就任していたが、そのまま居残っただけでなく、イーストと蜜月関係を築き、一気に経営への関与を強めていった。そして、「オーケープロダクションの事実上の経営者」と呼ばれるくらいに大きな影響力を持って君臨するようになる。

「この小倉さんの変わり身に、古くから巨泉さんを知る局員の中には『裏切り者』呼ばわりする人もいたようです。実際、その後、小倉さんは巨泉さんと疎遠になり、あまり会っていないという話もある。今回の『とくダネ!』でも小倉さんは巨泉の病床の様子を話していたが、全部、夫人からのまた聞きで、直接、見舞いにいっている感じはしませんでしたからね」(テレビ局関係者)
 そして、小倉のスタンスが変わっていったのも、この頃からだった。権力に迎合するような姿勢が目立ち始め、巨泉との師弟関係があった頃には絶対にしなかったような発言を口にするようになった。
 その典型がかつてオーケープロダクションに所属していた俳優・萩原流行のバイク事故死についてのコメントだった。昨年4月23日放映の『とくダネ!』で、小倉は萩原が事務所が反対する中国の“反日映画”に出演したことが原因で事務所を辞めたなどと、事実無根のレッテルを張り、萩原を貶めるような発言をした。萩原への「反日」攻撃は明らかに濡れ衣なのにもかかわらずだ。その後、萩原の未亡人が警察による事故隠蔽を告発して大きな話題となったが、しかし小倉氏は未亡人を擁護することはなく、切り捨てた。
 政治的にも、自民党や安倍政権に擦り寄るような発言をしきりに始め、14年12月に起こった韓国のいわゆる「ナッツリターン」事件では、「韓国の人は自分の責任は認めないで他人の責任にするのか」「韓国人は日本人を見習わないと追いつけない」といった上から目線のヘイト発言をして大きな批判を浴びた。
「小倉さんが変わったというより、本音を出せるようになったということじゃないですか。それまでは巨泉さんの手前、リベラルなふりをしていたけど、巨泉さんがいなくなったことでタガが外れ、もとから持っていた本性があらわになったんじゃないですかね」(前出・テレビ局関係者)
 そう考えると、今回、小倉が大橋巨泉の安倍批判を封殺したのも当然というべきだろう。安倍政権のPR放送局の情報番組キャスターという地位に大満足しているこの男はおそらく端から、利用価値がなくなった“元師匠”の遺言など歯牙にもかけるつもりはなかったのだ。
 7月20日の『直撃LIVE グッディ!』に生出演し、司会の安藤優子から「巨泉の後継者」などと持ち上げられた小倉はまんざらでもないという様子で「継げないでしょうね、大きすぎて」などと発言した。
 しかし、小倉が巨泉の後継者になれないのは、大きさの問題ではない。最後まで権力に対峙し、命を削りながら憲法を守るために発言を続けた昭和の名司会者と、世間の空気に迎合し無自覚な差別意識を垂れ流す電波芸者とでは、志が決定的に違うのだ。
(田部祥太)

546名無しさん:2017/01/08(日) 12:06:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170107-35094693-cnn-int
ノルウェー、今年末までにFMラジオ放送を廃止 世界初
CNN.co.jp 1/7(土) 18:08配信

ロンドン(CNNMoney) ノルウェー政府は7日までに、FMラジオの放送を来週から段階的に停止し、今年末までに全面的に廃止するとの日程を発表した。過去10年以上検討してきた政策課題の実現で、FMラジオの放送停止に踏み切る国は世界で初めて。

「DAB」と呼ばれるデジタルオーディオ放送への完全移行を目指し、聴取者はチャンネル増加や音質の向上を期待出来るとしている。また、ラジオ局にとっては年間2350万米ドル(約27億5000万円)相当の経費削減が見込めるとしている。

FMラジオ放送の廃止に伴ってラジオ局が従業員削減などに追い込まれる影響は直接ないと見ている。

ただ、一部の極めて小規模な地方ラジオ局に限り、FM放送は認める方針。同国にAMラジオ放送はない。

政府は声明で、FMラジオ廃止の背景要因について、深い峡湾や高山に形成され、地域社会が散在するなどのノルウェー特有の地理的環境を受けて、FMラジオの事業活動は他国と比べ特に割高になると指摘した。

ノルウェーの国営放送関連のウェブサイト「Radio.no」によると、総人口が約520万人の同国の世帯の約70%が既にDABラジオを保有している。

しかし、FMラジオ放送の中止には異論も出ており、200万台の車両がラジオを聴けなくなり、安全対策で問題が生じるとの批判もある。地方ラジオ局の団体は新たなラジオの購入を強いられる消費者の家計の負担も指摘している。地元のダブロイド紙「ダーグブラーデ」は最近の世論調査で回答者の3分の2が同放送廃止に反対したとも伝えた。

FMラジオからデジタルオーディオ放送への切り替えは英国などの他国も検討している。

547とはずがたり:2017/01/11(水) 09:33:34

展開が予測不能!ベトナムの借金返済番組がおもしろすぎる
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1483681757702.html
Excite Bit コネタ 2017年1月7日 10時00分 ライター情報:ネルソン水嶋

548名無しさん:2017/01/15(日) 09:57:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170109-00010000-alterna-soci
「右寄りTV番組」スポンサーでDHCに不買運動
オルタナ 1/9(月) 21:24配信

TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)「ニュース女子」が1月2日、沖縄・高江のヘリパッド移設問題を取り上げ、「反対派には日当が支払われている可能性がある」と報道した。これを受け、移設の反対運動を行う反レイシズム団体の代表らが、制作会社のDHCシアター(東京・港)に抗議し、SNS上でDHC不買運動へ発展した。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

同番組では、軍事ジャーナリストの井上和彦氏が沖縄・高江を訪れ、住民らに取材を行った映像が放送された。そのなかで、ラジオDJの手登根安則氏は、「高江に来る人に5万円を支給する」と書かれたチラシと普天間基地周辺で発見された茶封筒を井上氏に見せた。茶封筒には「光広」と「2万」と書かれ、番組ではこれらを根拠に、反対派が日当をもらっている可能性が高いとした。

同番組は、年配の男性コメンテーターが、若い女性タレントの素朴な疑問に答えながら進行していく。

映像を見たタレントの八田亜矢子氏が、「反対している人には、彼らなりの正義感があって、活動していると思っていた。この映像を見て、お仕事として反対されている方が本当にいるのか疑問に思った」とコメント。住民が基地反対派の翁長雄志知事を選出したことを挙げて、「沖縄住民の大多数の意見を知りたい」と続けた。

井上氏は、「大半の沖縄住民から、米軍基地反対という声は聞かない」と返した。八田氏が「そうなのですか」と聞き返したが、MCの吉木りさ氏が他のゲストに話を振って、話題が変わった。

この放送を受け、SNSで同番組への抗議の声が殺到している。番組内で取り上げたチラシを発行している、反レイシズム団体のりこえねっと(東京・新宿)共同代表の辛淑玉(シン・スゴ)氏は、自身のツイッターで、「金をもらってTV出演し、ヘイトを垂れ流している人たちは、自分が金のためならなんでもやるのだから他人もそうだと思いこんでいる」と投稿した。

のりこえねっとでは、高江の現状を伝えるために、特派員を募集しており、交通費・滞在費として5万円を補助しているが、これは現地の情報をSNSで発信する人を対象にしている。番組では、「5万円を支給」とだけしか紹介していなかった。

辛氏は、東京メトロポリタンテレビジョンには東京都の資本も入っているとし、ツイッターで「株主として東京都がこれを放置することは、東京はヘイトを垂れ流す都市であると宣言することだ。本気でオリンピックをやる都市として真っ当なのか。これから、国連人種差別撤廃委員会へ提出する報告書を作る」とも投稿している。

SNSでは、「DHC不買」というハッシュタグをつけて、同番組やDHCへの批判的な投稿が増えている。

同番組は、DHCシアターの主要株主であるDHC(東京・港)の持ち込み番組として、2015年4月から始まった。持ち込み番組では、放送するTV局が企画に関わることは少なく、基本的に外部の制作プロダクションが映像をつくり、TV局はその映像を流すことだけを行う。制作費が掛からないので、収益率が良い。同番組を制作しているのは、DHCシアターとボーイズ(東京・港)の2社。

映像ジャーナリストで、OurPlanet-TV代表理事の白石草(はじめ)氏は、「この番組は、タイトルにニュースと銘打っているが、内容的に地上波に相応しいのか疑問だ」と指摘する。

さらに、白石氏は「放送局である東京メトロポリタンテレビジョンが自社で制作している番組は少なく、アニメも含めてほとんどが持ち込み。貸しビル業者のように、電波を貸して儲けている。東京都、中日新聞社、エフエム東京など公共性の高い事業者が筆頭株主なので、公共の電波がどうあるべきかもっと考えるべきだ」と批判する。

白石氏は、この番組は「これまでも偏った内容を放送してきた」とし、「さすがに今回は明確に事実に反する。BPOへ申し立てが行われる可能性が高いと思うが、局側が制作に直接関与していない持ち込み番組の初の事例になるのではないか」と話した。

549とはずがたり:2017/01/20(金) 18:07:51

【NHK籾井会長定例会見録=完】インフルでもうろう、事務方も制止せず…最後まで“籾井節”貫く
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1701200011
08:04産経新聞

 NHKの籾井勝人会長が1月19日、東京・渋谷のNHK放送センターで最後の記者会見を開いた。籾井会長は会見前から体調不良を訴え、意味が不明瞭な発言も目立ったが、事務方は静観。籾井会長は苦しそうな様子だったが、在任中の3年間を振り返りつつ、最高意思決定機関の経営委員会が受信料の値下げを認めなかったことに「理解しがたい」と悔しさをにじませ、最後まで“籾井節”を貫いた。籾井氏は会見後、インフルエンザと診断されたという。会見での主なやり取りは次の通り。

「ハッピーな3年間でした」

 「私は24日の任期満了をもって、NHK会長を退任します。最後の定例会見になりますので、この場を借りて退任のあいさつを申し上げます」

 「はじめに、視聴者をはじめ、NHKにご支援・ご協力をいただいた皆さまに、心からお礼を申し上げます。おかげさまで、会長として3年間の任期を全うすることができました。NHK会長ならではの経験もたくさんさせていただきました。とてもハッピーだったと実感しています」

 「振り返れば、今年度上半期に総合テレビのゴールデンタイムの平均視聴率が初めてトップに立つなど、NHKの番組はよく見られるようになりました。新サービスの展開では、テレビ放送のインターネット常時同時配信の実現に向けて検証実験を開始するなど、2020年に向けて、着実に駒を進めることができました」

 「とりわけ印象に残っているのは、去年のリオデジャネイロパラリンピックの放送です。オリンピック並みに『録画から中継』『BSから地上波』の放送を増やすよう現場にお願いしました。その結果、パラリンピックの関係者をはじめ、多くの視聴者から好評を得ました」

 「一方、経営委員会が来年度予算の審議で値下げ案を認めなかったことは、理解しがたいと思っています。現経営計画で『NHK放送センターの立て替え計画が具体化した段階で収支を見直す』としてきた約束と、これまで基本的に守ってきた収支均衡予算の原則を覆すほどの根拠があったのかどうか。『財政的に余裕があれば、視聴者に還元する』『支払い率が上がれば、受信料の値下げにつながる』。そうした実感を視聴者に得ていただく絶好の機会だっただけに、非常に残念です」

 「会長のバトンを託す上田(良一)さんには、引き続き諸課題の取り組みや改革を推進してほしいと思います。一方で、できるだけ早く、プロパー(生え抜き)の方が会長を担えるようなNHKになることを期待しています。そのためには、役職員が『われらのNHK』という意識を持つことが大事です」

 「これからも『皆さまから支持されるNHK』『皆さまに見ていただけるNHK』であり続けてほしいと思います。放送と通信の融合時代にふさわしい『公共メディア』、世界に冠たる『国際メディア』への進化を心から願い、私の退任のあいさつといたします」

NHK予算で「鉄鉱石」発言…報道陣は動揺

 ??(幹事社・スポーツ報知)1月25日に、上田次期会長が就任する。期待感や、上田氏にかける言葉を

 「今から引き継ぐので、新会長に、前任者の私がああだこうだと申し上げることは差し控えるべきだと思う。NHKという組織において、新体制と職員は、連携を取ってやっていかないといけないと思う」

550とはずがたり:2017/01/20(金) 18:08:04

 ??(読売新聞)受信料値下げ案が見送りになった。籾井会長が最後に手掛けた平成29年度予算の印象を

 「かねてから言っているように、『お金が余ったら返す』というのがNHKの原則だ。放送センター建て替えのための積立金が、これまでは毎年、200?250億円必要だったが、(積み立てが終わって)今後は必要なくなる。そうすると、この分がキャッシュフロー上、余ってくる。それを還元という形で(視聴者に)返すのは、僕はごく自然なことだと思います」

 「あれにお金がいる、これにいるといえば、この世界はなんぼでも(お金が)いりますよ。われわれは責任を持って予算案を作りましたが、いずれにせよ、経営委が決めたことには従わないといけない」

 ??(同)予算の内容についての感想は。4K・8Kや、国際放送などは充実したが

 「それは実際に、当たってみれば、石炭価格もひところよりずいぶん上がりましたし、鉄鉱石も下げ止まっている中で、こういうことは業績に反映されるでしょうから。それが現実じゃないかと思っています」(※注・籾井氏はもうろうとした様子で、発言内容も不明瞭だった。記者陣からざわめきが起こったが、NHKの事務方も止めなかった)

 ??(同)横浜と福島の放送局で不祥事があった。再発防止に努めてきた中、任期最終盤でも発覚したことについて

 「不祥事が起こるということは、何かがおかしいということですから。例えば、社内における制度の不備が、そういう犯罪(※注・「不祥事」と言いたかったとみられる)の歴史になってきているのだと思いますね」

「ワーワー言われる筋合いはない」

 ??(朝日新聞A)就任会見での発言が最後まで尾を引いた気がする。こうすれば良かった、ということがこの3年間であるか

 「この期に及んで、私が週刊誌や新聞の記事のことに口を挟むことはしないつもりですよ。もとより、最初の記者会見では、私は(慰安婦問題などについての)コメントを(途中で)止めたわけですね。それでも、『どうしても』と(記者から)言われて。えらくしつこかった」

 「だから私見として申し上げたら、『(会見の場で)私見はない』という(記者からの)意見でした。その後、記者会見で言ったことは、全て国会で取り消しております。従って、それについて、皆さんからワーワー言われる筋合いではないと思います」

 ??(産経新聞)籾井会長に対し、批判的な声や報道もあった。在任中、会長を辞めたいと思ったことはあるか

 「僕が辞めたい? 一度も思ったことはないです」

 ??(同)籾井会長の豊富なバイタリティーが…

 「いや、そんなことはないです。そういうコメントをしたことについて、いろいろ言われたわけです。で、国会で取り消したにもかかわらず、いまだにハイヤー問題とかおっしゃっているじゃないですか。それは私には分かりません。フェアじゃないと思います」

 ??(同)籾井会長を突き動かしてきた原動力とは何か

 「それは、『私は悪いことをしていません』ということです」

551とはずがたり:2017/01/20(金) 18:08:18

「生え抜きが会長をやるのがいい」

 ??(朝日新聞B)就任会見での発言のなかで、「政府が右ということを左というわけにはいかない」という言葉があった。公共放送のトップとしていかがなものかと思うが、今も籾井会長はこういう考えなのか

 「NHKの国際放送の番組基準というものがございます。そのなかに、『政府の方針はきっちり伝えなければならない』(※注・『解説・論調は、公正な批判と見解のもとに、わが国の立場を鮮明にする』)と定義されているわけです。それを申し上げたに過ぎない。右とか左とか言うと、メディア的にはキャッチフレーズとして使いやすいでしょう? だから皆さん、それで使われたのだと思います」

 ??(同)横浜放送局の職員が受信料を着服し、公表が遅れた問題について。籾井会長自身が問題の存在を知ったのはいつか

 「正確には覚えていないが、たぶん去年の11月くらいだったと思います」

 ??(同)その時点で公表しなかった理由は

 「私は公表しないと判断していません。それは実務方で、『これは公表しないほうがいい』と判断したのではないか」

 ??(同)トップとしての判断を伺っている。それを聞いた時点で、なぜ発表する判断をしなかったのか

 「何でもかんでも発表すればいいというものではありません。われわれには発表基準があり、それを見極めた上で、発表するものはする。しないでもいいものはしない。従って、その時点ではまだ発表するには及ばず、という(事務方の)判断だったと思う」

 ??(共同通信)NHK会長はNHKのプロパー職員が望ましいと思う理由は

 「直感的にお分かりだと思いますが、常にトップが外から来ている会社のモラルは、どういうことか、想像してください。やはり、『俺たちがなんぼ働いても、外から(トップが)来る』ということでは、(会社は)良くならない」

 「原則は、生え抜きが会長をやるのがいいと思う。これだけの所帯で職員を抱えているから」

「破裂しそうですよ。気分が悪い」

 ??(毎日新聞)先ほど、「役職員が『われらのNHK』という意識をもつことが大事」といっていた。現状のNHKの役職員は、誰のNHKだと考えていると受け止めているか

 「なかなか難しいですね。職員は、私(籾井会長)のNHKとは思っていないでしょう。『自分たち』のNHKと思っていると思います。ただ、外部から会長が来ているので、実際には違うのかなと思いますが…。そういう中で、NHKをきっちりマネージする必要があったと思います」

 ??(同)NHKと政治との関係について。会長の立場で、自由な判断ができないなどの危機意識を感じたことはあったか

 「なかなか難しい質問をしますな。政治との距離は、われわれNHKは、ある程度政治との、その、どういったらいいですかね。癒着関係ではないんですが、その辺の一つ二つあるわけですよ。そういうことを考えながら、それがNHKのためになることであれば、聞くこともやぶさかではないというかね。そういうことは言えるんじゃないかと思います(※注・発言の真意は不明)」

 ??(同)3年間で、政治サイドから圧力を受けたということはなかった?

 「それはなかったと思いますね。天地神明にかけて、例えば安倍(晋三)総理から、放送について、ああしろこうしろといわれたことはありません」

552とはずがたり:2017/01/20(金) 18:08:42
>>549-552

 ??(同)政府の方を見ている意識があったということではない?

 「それは違うと思います。『われらのNHK』というのは、よく考えてみると、『われらのNHK』なんです。政府の言いなりに動いていることは、今までなかったし、これからもない。それははっきりしています」

 ??(同)体調が明らかに悪そうだが…

 「破裂しそうですよ。気分が悪い。風邪のようですね。たぶん大丈夫」

今後は書道をやりたい

 ??(日刊スポーツ)会長退任後は、どういう過ごし方をする予定か

 「僕は73歳で、もうすぐ74。どれだけ生きるか。下手すると、あと20年くらい生きる可能性もある(笑)。20年も何にもせず、ゴルフばっかりやるわけにはいかないでしょ。やっぱり、何かやってみたいなと思います」

 「たとえば、書道とか。催事などに行くと、墨で(名前などを)書くんですよ。何と(自分は)下手な字を書くのか、ということでね。そういうの(書道)をやってみたいな、と思わんでもないです」

 ??(同)仕事関係はどうか

 「これは全く分かりません。やりたくないとは思わないですね。仕事をやるのが、人間として普通だと思うからね」

 ??(サンケイスポーツ)籾井会長は、アメリカでは商社の社長もやっていた。ドナルド・トランプ氏が次期米大統領に就任することについての感想を

 「就任式で新機軸がいろいろと出てくると思いますが、今は何しろ、よく分からないですね」

 「アメリカの不法移民がいっぱいいるといいますが、不法移民がいるからこそ、アメリカは経済が伸びているといえなくもない。その辺は、難しいところですね。彼(トランプ氏)は、メキシコから人が入ってくるから、アメリカ人が職に就けないといっている。そういう部分もあると思います」

 「しかし、アメリカ経済をもたせているのは、そういうような低賃金の不法労働者ですよ。この人たちがいるから、アメリカの産業が間に合っているのだと理解しています。トランプさんがワンマンで、自分の意見を述べていますが、それはそれとして、アメリカ大統領という重要な大事なポジションを担うのですから、うまくやられるんじゃないかと思います」

 ??(同)就任演説にアドバイスは

 「僕が?(笑) まあ、やめておきますよ。所詮ね、言っても詮ないことですし。最後(の会見)がこんな調子で、申し訳ありませんでしたね…」



 NHK広報部によると、籾井会長は会見後に医師の診断を受け、インフルエンザと判明。NHK広報部は記者団に「気をつけてください」として謝罪。希望者にはうがい薬も貸与した。籾井氏はこの日、午前中から体調不良を訴えていたが、予定が立て込んでいたこともあり、周囲の事務方は籾井氏が会見に出席することを止めなかったという。

553とはずがたり:2017/01/21(土) 22:46:43
いいですね〜♪

地デジ、日本方式採用=エルサルバドル、18カ国目
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012000752&g=eco

 総務省は20日、中米のエルサルバドルが地上デジタル放送で日本方式を採用したと発表した。日本以外では18カ国目。緊急警報やワンセグ放送の視聴が可能な技術が評価されたという。中米ではコスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアが日本方式を採用している。
 エルサルバドルは2018年末にも地上デジタル放送を開始する方針。日本の総務省は円滑な移行に向けた支援を行う。高市早苗総務相は閣議後記者会見で、「大変歓迎したい。中米への日本企業の進出を後押ししたい」と語った。(2017/01/20-18:01)

554とはずがたり:2017/01/31(火) 12:57:16

テレ朝 4月の改編で「土曜ワイド劇場」が消える?
東スポWeb 2017年1月31日 11時00分 (2017年1月31日 12時11分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20170131/TokyoSports_645928.html

 テレビ朝日の4月期番組改編では、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(月曜午後8時)」の土曜午後10時枠への移動のほか、人気フリーアナウンサーの高島彩(37)をキャスターに据える「サタデーステーション」が同午後9時から新たに放送される。これで注目されるのが土曜午後9時の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」の扱いだ。
 サタデーステーションの今春スタートを受けて、ネット上では「土曜ワイド劇場ってなくなっちゃうの?」「これからも同じように続いてほしい」などと番組ファンの声がツイッターで寄せられている。「地震があっても、見続けます」とのツイートも見られるほど熱い視聴者もいる。
 テレ朝看板の土曜ワイド劇場は1977年7月に「時間よ、とまれ」で始まった。故渥美清さんが刑事を演じた犯罪捜査ドラマで、市原悦子やガッツ石松らが共演。文化庁芸術祭のテレビドラマの部で優秀賞に輝いた。
 以来、「西村京太郎トラベルミステリー」や市原の名を広めた「家政婦は見た!」など数々の人気シリーズを生み出した。サスペンス系では犯人捜しが話題になり、故藤田まことさんら常連俳優も人気を呼んだ。一部では時間帯を変えて継続と報じられており、7月で40年の節目を迎える今年、大きな変化を迎える。

555とはずがたり:2017/02/14(火) 12:24:05

「突然ですが、明日結婚します」月9史上最低を更新 第4話6・6% 世帯視聴率苦戦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000094-spnannex-ent
スポニチアネックス 2/14(火) 9:59配信

 フジテレビ「突然ですが、明日結婚します」(月曜後9・00)の第4話が13日に放送され、平均視聴率は6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。

 昨年4月クール「ラヴソング」の6・8%(第6話=5月16日、第7話=5月23日)を下回り、月9史上最低を更新した。

 初回=8・5%から第2話=6・9%と急落。第3話=7・6%と持ち直したが、再び下落した。

 数々の名作・ヒット作を生み出した看板枠は昨年から苦戦。テレビ視聴のスタイルの変化もあり、若年層を狙った作品はリアルタイムの世帯視聴率に反映されにくくなっている。

 原作は月刊コミック誌「プチコミック」(小学館)で連載中の宮園いづみ氏の同名漫画。専業主婦になりたい女=OLの高梨あすか(西内まりや)と、絶対に結婚したくない男=イケメン人気アナウンサーの名波竜(flumpool山村隆太)が繰り広げるラブストーリー。脚本は山室有紀子氏、倉光泰子氏。演出は並木道子氏、石井祐介氏。プロデュースは後藤博幸氏、大木綾子氏。

556とはずがたり:2017/02/14(火) 15:58:01
>水森かおり、氷川きよし、五木ひろしあたりも選外にすることを考えるべきだろう。また、あくまで視聴率にこだわるならだが、TOKIO、天童よしみ、細川たかし
じゃあ,この辺を今年切れるかどうか注目!

和田アキ子はなぜ紅白から落選したか? NHKが嫌がる「ある数字」
あの歌手も今年で見納めか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50610
さやわか
プロフィール
ライター、評論家、まんが原作者。『ユリイカ』『クイック・ジャパン』ほかで執筆。『AERA』『ビッグガンガン』ほかで連載中。関心領域は物語性を見いだせるもの全般で、小説、音楽、映画、漫画、アニメ、演劇、ネットなどについて幅広く評論。著書に『僕たちのゲーム史』『一〇年代文化論』『キャラの思考法』ほか。近著に『文学の読み方』。TwitterのIDは@someru

やっぱり和田アキ子は必要?

2016年の紅白歌合戦は、出演歌手の顔ぶれの変化が話題となった。

中でも大きく報じられたのは、和田アキ子が出場者の選にもれたことだ。一部では、NHK関係者からの伝聞として「色濃くなった世代交代の流れを支持する局内の声が強まり、出場見送りを決定」という理由が報道されている。

ただ、少々ひっかかる。

和田アキ子の最近のCDが売れていないという理由で、彼女のような歌手は、「世代交代」の対象になり得ると考える人もいるだろう。だが紅白歌合戦という番組は、別に旬の歌手ばかりが出場するものではない。他の出演歌手にもヒット曲のない人は、たくさんいる。

ではNHKは、何を根拠に「世代交代の流れ」と言っているのか?

たとえば毎年の紅白で、和田アキ子が登場する場面で視聴率が取れていなかったのではないかと疑う人もいるかもしれない。しかし、それは正確でない。

低視聴率の人はいらない

2006年から2015年まで、紅白の過去10年における歌手別視聴率を調べてみた。すると和田アキ子が、自身の出演するパート(番組の前半または後半)における平均視聴率を下回っていたのは3回だけなのである。

しかも平均を下回ったのは2006年、2010年、2013年とバラついており、ここ最近になって極端に数字を悪化させているわけでもない。

それに「この人が出ると視聴率が下がる」と和田アキ子以上にはっきり言える人は、もっと他にいる。

筆者の調べたところでは、過去10年で番組前半・後半の平均視聴率を下回った数が和田アキ子より多いのは以下の出演者だった。

7回:浜崎あゆみ・TOKIO
6回:徳永英明・水森かおり・五木ひろし・Perfume
5回:氷川きよし・天童よしみ・郷ひろみ・aiko
4回:細川たかし・伍代夏子・アンジェラ・アキ・flumpool・AAA

上記を見ると、トップバッターを務めることの多かった浜崎あゆみはさておき、TOKIOは相当成績が悪い。

2016年の紅白で、伍代夏子や徳永英明、aikoなどが落選したのは、自然なことだと言える。視聴率を狙うという意味ではまっとうな判断だ。

一方で、水森かおりや五木ひろし、天童よしみらが出演し続けているのは奇妙なことだ。なにしろ彼らが歌い始めると、半分以上の確率で視聴率が番組平均を下回るのだ。

NHKが見ている数字

では、和田アキ子は何が悪かったのか。

それは紅白の番組全体の視聴率の推移を折れ線グラフにすればわかる。毎年、番組の終盤にいくほどに数字が高くなる、「右肩上がり」のグラフになるのだ。

あたり前ではあるが、紅白はエンディングに向かって徐々に視聴率を上げていくタイプの番組だ。

したがって、出演者は単に自分の出番の視聴率が平均を上回ればいいわけではない。右肩上がりを維持するため、バトンリレーのように出演者みんなで視聴率を維持し、そして可能なら、自分の前の歌手よりも高い視聴率を獲得しなければならないのだ。

そこで過去10年、和田アキ子が自分の前の出場歌手よりも視聴率を落とした回数を調べたところ、5回だった。つまり、2回に1回は視聴率を低下させている。毎年出演しておいてこれでは、NHKもうれしいはずがない。

557とはずがたり:2017/02/14(火) 15:58:21
>>556-557
ちなみに、和田アキ子よりも先に「世代交代」を表明して紅白を去った北島三郎も、2006年から2013年末までの間に5回、出番の前の歌手より視聴率を落としていた。したがって、この「右肩下がり」の戦犯と見なされたことが、彼らのリストラの理由となった可能性はあるだろう。

若年層に人気の西野カナも、視聴率だけで見ると良い成績とは言えない Photo by GettyImages
ただこの「右肩下がり」でも、もっと成績の芳しくない者はいる。過去10年で「右肩下がり」の多かった出演者をざっと挙げてみよう。

7回:徳永英明・五木ひろし
6回:西野カナ・水森かおり・森進一・伍代夏子
5回:氷川きよし・石川さゆり・細川たかし・ポルノグラフィティ・
4回:藤あや子・天童よしみ・川中美幸・坂本冬美・TOKIO・AAA

先ほどの平均視聴率を下回った一覧と比べてみてほしい。

まず、やっぱり徳永英明や伍代夏子が落選するのは妥当なことだったと言えるかもしれない。かなりの確率で平均視聴率以下の結果を出し、しかも自分の前の歌手よりも視聴率を落とすのだから。

だが、それなら水森かおり、氷川きよし、五木ひろしあたりも選外にすることを考えるべきだろう。また、あくまで視聴率にこだわるならだが、TOKIO、天童よしみ、細川たかし等も視野に入れた方がいいかもしれない。

特に2012年の天童よしみや、2011年と2013年の五木ひろしなどは、歌ったとたんに前の歌手より4%近く視聴率を落としていた。そこまでひどくなかった和田アキ子よりも、先にそちらを何とかした方がいいはずだ。

ついでに言うと、2015年末の紅白は、番組後半が歴代で最低の視聴率だったという。何が起きていたのか。

バッサリ切っていくのか

2015年の折れ線グラフを見ると、視聴率が上がりそうなタイミングごとに平均視聴率以下や「右肩下がり」の常連である五木ひろしや森進一が登場し、数字を2%近く下げている。

紅白が視聴率をつないでいくバトンリレーだとしたら、彼らは迷惑な存在だったはずだ。

しかし一方、和田アキ子は、番組前半に回されていたが、細川たかしによって2%以上下げられた視聴率を回復する役割を果たしていた。つまり番組前半の数字を維持するのに貢献したのだ。そういう意味でも、彼女が落選する結果になったのは不思議なことのように思われる。

邪推するなら、まずは連続出場回数が多く、芸能界のボス的存在である和田アキ子を落選にして、来年以降にさらなる「世代交代」と称した人員整理を進めやすくするための足がかりにした可能性もある。

視聴率をそれなりに維持していた和田アキ子が身を引くのだから、数字が稼げていない他の出場者も自重せざるを得なくなる。いわば和田アキ子は”目立つ存在”だった。だから思い切って捨て石にされたわけだ。

この推測がどこまで正しいかはわからない。だが少なくとも数字で見ると、和田アキ子は視聴者から支持されていないから落選は当然、という一部の世論は正しくないと言っていいだろう。

要するに、紅白は単純に「世代交代の流れ」を感じたがゆえに和田アキ子を落選させたわけではない。むしろ和田アキ子の落選によって、来年以降さらに視聴率による選抜を加速させようとしているのだ。

初出場となったPUFFYやKinkKidsなども含め、2016年の出場が決まったメンバーが、好成績を残すとは限らない。だが北島三郎と和田アキ子という歌唱界・芸能界の重鎮を排除した今、その他の歌手をNHKが切るのはたやすいに違いない。

今年は紅白を視聴する際、上記に挙げた視聴率を下げる出場者が出たら「ああ、いま視聴率がグイグイ下がっているのかも……」と想像しながら見ると、たとえ番組がつまらなくてもスリリングに楽しめる、かもしれない。

558とはずがたり:2017/03/07(火) 18:09:48
テレ朝、土・日曜も大型ニュース番組開始で「日曜洋画劇場」は完全消滅
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000132-sph-ent
スポーツ報知 3/7(火) 16:33配信

 テレビ朝日が7日、東京・六本木の本社で4月の番組改編会見を開いた。

 席上、発表されたのが「サタデーステーション」(土曜・後8時54分)「サンデーステーション」(日曜・後8時54分)の新設。「午後9時にニュースの需要があるのではないかということで編成した」と西新総合編成局長は説明した。

 「サタデー―」はフリーアナウンサーの高島彩がメインキャスター。俳優・ディーン・フジオカも「取材にも出る国際的な視点を伝える存在」(赤津一彦編成部長)として不定期出演する。

 「サンデー―」ではフリーアナウンサーの長野智子がメインキャスター。前身の番組「報道ステーションSUNDAY」をパワーアップさせた形となる。

 この改編で1966年にスタートし、故・淀川長治さんの「さよなら、さよなら」の名ゼリフでおなじみだった「日曜洋画劇場」は完全消滅。西局長は「枠としての日曜洋画劇場は無くなりますが、洋画をかけないというわけではない。フレキシブルにやっていきたい」と話したが、映画ファンには寂しい改編となった。

559とはずがたり:2017/03/10(金) 12:54:52
【復活】「“愛国”学校ができるまで 名誉校長は安倍総理夫人」のニュースがテレ東公式ページから削除される
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170219/Buzzap_41164.html
BUZZAP! 2017年2月19日 18時42分 (2017年2月23日 19時52分 更新)

日本会議の大阪支部長を務める籠池泰典さんが理事長を努め、首相夫人である安倍昭恵さんが名誉校長の安倍晋三記念小学校こと「愛国小学校」が、ほぼ無償で国有地を取得していたことが判明しましたが、同小学校に関する問題を取り上げたニュースだけが、テレビ東京公式ページから削除されました。詳細は以下から。

◆突如消された愛国小学校の疑惑を追及するニュース
テレビ東京「ゆうがたサテライト」公式ページに2月17日(金)に掲載されていた「“愛国”学校ができるまで 名誉校長は安倍総理夫人」のページ。「ご指定のページは存在しません」と表示され、閲覧することができなくなっています。
404 ? Not Found:テレビ東京


「The Internet Archive」に保存されたアーカイブページはこちら。ニュースの映像はテレビ東京系列独占だったようです。
“愛国”学校ができるまで 名誉校長は安倍総理夫人:ゆうがたサテライト:テレビ東京


テレビ東京系列独占素材でお伝えする疑惑追及シリーズ。 大阪・豊中市に今年4月、安倍総理夫人が名誉校長となっている小学校が開校します。 この小学校を巡っては、国から取得した土地の価格が“格安”なのではないかという疑惑が出てきています。 市民団体が求めたことにより土地価格が判明。疑惑となったのです。 学校側は「国が提示した価格」に従っただけと、疑惑を否定しています。 疑惑の小学校誕生の経緯をテレビ東京系列独占映像でお伝えします。…

単純に公開期間が終了しただけかと思いきや、2017年2月19日17時48分現在、上記のニュースと同じ日に公開された、安倍総理が愛国小学校への関与を否定するニュースはしっかり公開中。
用紙に「安倍記念小学校」 総理「関係ない」:ゆうがたサテライト:テレビ東京


さらにその前日となる2月16日のニュースも掲載されたままのため、愛国小学校の疑惑を追及するニュースだけが削除された形となっています。
“大物”が集結 物産展にある狙い:ゆうがたサテライト:テレビ東京


ちなみに該当するニュースがページから削除されたのは本日のこと。アーカイブをたどると17日、18日にページが残っていたのは確認できますが、19日になって閲覧できなくなったことが分かります。
なお、削除された動画は有志が拡散(1、2、3、4、5、6)中です。
“愛国”学校ができるまで 名誉校長は安倍総理夫人 ? YouTube


◆「愛国」とは一体何なのか、森友学園運営の「愛国幼稚園」もとんでもないことに
なお、森友学園を取り巻く問題は愛国小学校にとどまらず、以前Buzzap!でもお伝えした愛国幼稚園にも。園児たちが統率された動きで一心不乱に教育勅語や五か条の御誓文を暗唱するなど、独特の教育を進めている同園ですが……
開成幼稚園 教育勅語・愛国行進曲・日の丸行進曲ほか ? YouTube


副園長が子どもに炭酸飲料を飲ませた親に送った手紙の内容がとんでもないものに。…

ほぼ原文ママとのことですが、1文目と2文目があまりにもつながらず、思わず「ヘイトスピーチだとか差別発言だとか、そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」という言葉が飛び出してしまうほど。どこをどうすれば「炭酸飲料を飲ませる=韓国人」という理屈になるのでしょうか。
森友学園ヘイト文書配布(赤澤竜也) ? 個人 ? Yahoo!ニュース
「〇〇ちゃんら(園児の名前)にましてや1歳の子にコーラやファンタを飲ませているとききましたが、それでも親ですか」「韓国人とかは、整形したり、そんなものをのんだりしますが、日本人はさせません。根っこが腐ることを幼稚園では教えてません」
さらに園児の母親が、副園長の手紙に対して自らが帰化した韓国人であると明かしたところ、このような返事が。「愛国」とは一体何なのかをつくづく考えさせられてしまいます……。
「私は差別していません。公平に子どもさんを預かっています。しかしながら心中、韓国人と中国人は嫌いです。お母さんも日本に嫁がれたのなら、日本精神を継承なさるべきです」
・2017年2月20日14:10追記
公式ページが更新され、動画が復活しました。映像のクレジットを一部差し替えたようです。
“愛国”学校ができるまで 名誉校長は安倍総理夫人:ゆうがたサテライト:テレビ東京

560とはずがたり:2017/03/18(土) 15:52:20
タモリ、デビュー当時江頭2:50と同じ扱いだった
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-01793587-nksports-ent
日刊スポーツ 3/17(金) 16:41配信

タモリ、デビュー当時江頭2:50と同じ扱いだった
「ブラタモリ」発表会見に出席したタモリ(2015年2月19日)
 タモリ(71)が「第68回日本放送協会放送文化賞」を受賞し、17日に都内で行われた贈呈式に出席した。同賞は放送事業の発展と放送文化の向上に貢献した人に贈られる。

【写真】お笑いタレント江頭2:50

 タモリは「番組としてはNHKが一番古い付き合い」と切り出し、デビューから数年後、NHK「ばらえてい テレビファソラシド」にレギュラー出演していたと話した。「当時、私は今で言うと、江頭2:50と同じような扱いでして。あれは何するか分からないから、番組に呼ぶなという風潮の中、レギュラーとして初めて出まして。当時の思い出が一番印象に残っています」と語った。

 実は放送後、抗議が心配だったと明かした。「スタッフに聞いたら『テレビファソラシドは間違いです。正しくはドレミファソラシドです』という抗議が来たと聞きました。腰が抜けたような感じになりました」と笑わせた。

 出演中の「ブラタモリ」についても「これも『テレビファソラシド』と同じく、無謀な行為でございました。地学、地質というマイナーな分野と歴史と合わせて街をぶらつく。出てくるのは、私と新人アナウンサー、テレビにはほとんど出たことがない、テレビを見ている人にとっては土地のオヤジの3人だけ。しかも土曜の夜7時半からやるという無謀な行為」と自虐的な言葉を交えて笑わせた。一方で「ようやく最近、そこかしこで、ちょっと褒められるようになりました。本当にうれしく思っています。番組のスタッフに深く感謝いたします」と言ってあいさつを締めくくった。

561とはずがたり:2017/03/25(土) 10:04:09
懐かしい!けど,子どもの成長は速くこどもにわんわん引退の噂と云っても興味を示さなかった。。結構お世話になったのに〜。

2017年02月09日
『ワンワン』Eテレ卒業? ネットで話題、4つの根拠 NHKの回答は…
http://withnews.jp/article/f0170209003qq000000000000000W00o10101qq000014686A?ref=kijiunder
若松 真平 withnews編集部

562とはずがたり:2017/03/29(水) 18:42:14

東横インに19億円支払い命令=ホテル客室テレビの受信料―東京地裁
時事通信社 2017年3月29日 17時44分 (2017年3月29日 18時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170329/Jiji_20170329X666.html

 ビジネスホテルの客室などに設置されたテレビの放送受信料をめぐり、NHKが東横インと関連12社に未払い分の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁(中吉徹郎裁判長)は29日、ほぼ請求通り約19億2900万円の支払いを命じた。
 支払いを命じたのは、全国のホテル235カ所に設置されたテレビ計約3万4000台の2012年1月?14年1月分の受信料。
 東横イン側は提訴後、受信契約を締結した上で、「段階的に契約率を引き上げる合意があった」と主張。一部免除を求めたが、中吉裁判長は「免除の合意があったとは認められない」と退けた。
 NHKによると、宿泊施設に対する同種訴訟は09年以降で22件。うち15件は勝訴や和解などで受信料が支払われ、東横インを含む7件が係争中。
 受信料をめぐっては、受信契約を拒否した男性が起こした訴訟について、最高裁が昨年11月、大法廷で審理することを決定。契約の義務が憲法に違反していないか初判断を示す見通し。
 東横インの代理人弁護士は「到底承服しかねるので控訴する」とし、NHKは「主張がほぼ認められた判決と受け止めている」とコメントした。

563とはずがたり:2017/04/29(土) 08:55:19
何をいったんだ?

2017.2.9 18:27
【東京新聞「深く反省」】
反対派有志ら、長谷川幸洋氏に謝罪要求 「謝罪なければ解任を」 東京新聞に申し入れも
http://www.sankei.com/entertainments/news/170209/ent1702090014-n1.html

 沖縄の米軍基地反対運動を扱った内容に批判が出た東京MXテレビの番組「ニュース女子」の問題で、司会を務める東京新聞の長谷川幸洋論説副主幹がラジオ番組で反論したことを受け、基地反対派の市民団体「のりこえねっと」のメンバーら有志が9日、長谷川氏に謝罪と訂正を求めた。応じない場合は論説副主幹の職から解任するよう東京新聞に申し入れた。

 メンバーらは同紙を発行する中日新聞東京本社を訪れ、小出宣昭社長、深田実論説主幹らあての申し入れ書を担当者に手渡した。書面は長谷川氏にも郵送した。

 書面では、同紙による2日付の謝罪記事掲載を受け、長谷川氏が6日にラジオ番組で「言論の自由の侵害」と反論したことに触れ、「事実に基づかない論評を流すことは、言論の自由でしょうか」と批判。長谷川氏に謝罪し、番組内容を訂正するよう求めた。

 さらに、同紙に対しても「新聞社の任命責任は問われずにすむのでしょうか」として、長谷川氏が「訂正と謝罪をしない場合、論説副主幹から解任すること」を要望した。

 申し入れに先立ち、有志らは衆院議員会館で記者会見を開いた。有志の1人で、同紙にコラムを執筆する法政大の山口二郎教授(政治過程論)は「嘘をついたジャーナリストには徹底的に攻撃を加え、制裁を加える必要がある」と述べた。

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員を務めた経験のある精神科医、香山リカさんも有志として会見に出席。「東京新聞という看板を背負って司会進行を務めているにもかかわらず、無責任で、開き直って正当化している。(長谷川氏は)言論弾圧というが、デマは言論や議論ではない。それを批判することは弾圧ではない」と話した。

 問題となっているのは、1月2日に放送された「ニュース女子」。番組では、沖縄県東村高江の米軍高江ヘリパッド建設をめぐり先鋭化する反対運動を特集。出演者が反対派について「テロリストみたい」などと表現した。一部の市民団体などから抗議の声が上がり、東京新聞は2日付朝刊1面で、「事実に基づかない論評」が含まれていたとして、謝罪記事を掲載している。

2017.2.2 19:53
【東京新聞「深く反省」】
MXテレビ前では抗議活動 「産経新聞ですが」に参加者は…
http://www.sankei.com/life/news/170202/lif1702020036-n1.html

 東京新聞の長谷川幸洋論説副主幹が司会を務めた東京MXテレビ「ニュース女子」の番組内容が同紙の報道姿勢や社説などと異なるとして、同紙が「深く反省」との見出しで見解を紙面で明らかにした2日、東京都千代田区の東京MXテレビ本社前に数十人が集まっていた。

 警視庁からは人員が出て、警戒や交通整理に当たる事態となった。

 MXテレビ前に集まった人たちは、沖縄県東村高江の米軍ヘリコプター離着陸帯建設反対派。問題の「ニュース女子」の番組が放送された先月2日以降、反対派はこれまで3回、同社前に押しかけているという。

 この日は、沖縄ヘリ基地反対協代表の安次富浩氏が「沖縄の人間として許せない」などとマイクを握った。本紙記者が抗議活動に参加していた一人に「産経新聞ですが」と話を聞こうとしたところ、「右翼新聞だからダメだ」と断られた。

 MXテレビは先月16日の放送後に「1月2日に放送しました沖縄リポートは様々なメディアの沖縄基地問題をめぐる議論の一環として放送しました」などとするテロップを流した。(WEB編集チーム)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板