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テレビ・ラジオの局と番組のスレッド
537
:
とはずがたり
:2016/11/16(水) 14:34:40
>>536-537
「ラジオは新しい音楽の発見のほか、情報収集にも役立つ。ラジオ世代はもちろん、既存のラジオを知らない若い人にこそ新しいラジオの楽しみ方を見つけて欲しい」とラジコを手掛けるradiko業務推進室長の青木貴博氏は期待を膨らませている。
今はタイムフリーによる聞き直しでリアルタイム放送と同じCMが流れても広告費を加算してもらう枠組みはないが、広告価値の低下を食い止め中期的にはCM単価アップにつなげられるかもしれない。
「ラジオ端末がスマホになったことで画面が追加された。音楽に合わせて映像を付けるなどで新しい広告手法や媒体の価値を加えることができる」と関西大学社会学部メディア専攻の三浦文夫教授は見ている。たとえば流れている音楽についてアーティスト情報を知らせることができる。
ラジコは位置情報を拾い、利用者が今いる放送エリア内の番組しか聴取できないように制御しているが、その位置情報を使って、サッカーの観戦中に音声中継や選手の情報などをラジコ経由で配信することもできるだろう。音楽ライブ会場でラジコ所有者だけにセットリストを配信することもできる。利用者の位置情報に合わせて災害情報を送るということにも役立てられる。
そもそもラジオのネット同時配信は、高層ビルや家庭内の電子機器類の増加、地下街などの遮蔽空間やビル陰など、主に都市部で発生していたラジオ放送の受信が困難な地域(難聴取地域)の問題を解消するため、2011年にスタートさせたという背景がある。
10?20代の間では生まれた頃から家にラジオ受信機がなかったという人も珍しくない。「若い人の間ではラジオの存在がどんどん遠くなる」(入江氏)とラジオ各局は危機感を募らせていたことも、当時ネット同時配信着手を後押しした。
スマートフォンの急激な普及が追い風に
ネット同時配信をスタートさせた頃は主にPCでの受信を想定したものだったが、スマートフォンの急激な普及が追い風となり、「ラジコアプリをいれたスマホ、つまりラジオ受信機を毎日携帯してもらえる環境となった」と入江社長は語る。2016年にニールセンが調査したところによると、月に2回以上利用するアプリの数は22個だという。「ラジコもその中に入りこんでいかなければならない」とradikoの青木氏は意気込む。
スマホの普及を背景にしたインターネットラジオの可能性をにらみ、楽天も7月に「楽天FM」と呼ぶ新サービスで参入した。TBSラジオは「ポッドキャスト」サービスを今年6月に終了し、新サービス「ラジオクラウド」に移行。TBSラジオはスマホアプリの特性を生かし、ポッドキャストにはできなかった広告ビジネスを進めているようだ。
週刊東洋経済は11月14日発売号で『そのメディアにおカネを払いますか?』を特集。有料メディアの攻防や増殖する広告メディアなど、新聞、テレビ、ネットメディアの最前線を追っている。
ラジオと同じ放送の枠組みで考えると、テレビ広告は2000年のピーク時から1割程度しか減少しておらず、いまだ1兆8000億円規模を維持している。だが、20代の一人暮らしではテレビが家にないということも少なくはない。10年後、20年後の未来、テレビだけで若い人々に番組を見てもらえるのか、業界内では不安視する声もある。
民放キー局でIT・ネットビジネス責任者を務めた経験を持つワイズ・メディアの塚本幹夫代表取締役は、「現状、放送網というインフラはネットと比べると明らかな優位性がある。放送は安定的に受信でき映像が遅れずに視聴者に届くが、ネットは安定性に欠け、しかも20秒ほどの遅れがでる。とはいえ、テレビの視聴者が減り続ける状況の中で、放送インフラを守るだけでは先細りするだけだ。今後はその殻を破る必要がある」と語る。
ラジオをモデルに、テレビも全番組をネット同時配信する日はそれほど遠い未来ではないかもしれない。
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