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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

1520RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 17:58:58
>>1519
富山1・3区は民主ですか 期待できますね
ということは全国紙で情勢が出るんですね
楽しみですわ
岐阜はどうなんすかね

1521とはずがたり:2009/07/16(木) 18:27:41

古田敦也氏が東京12区に民主党から立候補か
2009/07/16(木) 13:22
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0716&f=national_0716_017.shtml

  民主党は、プロ野球元ヤクルト監督の古田敦也氏を今夏の総選挙に候補者として立てる方向で最終調整を進めていることが16日、わかった。“刺客候補”として自公の大物議員に戦いを挑むことになりそう。

  古田氏は、現役選手、監督としても人気者で多くのファンに愛された。その清新なイメージに早くから民主党は注目し、ラブコールを送り続けてきた。また古田氏は元々、民主党東京選挙区の鈴木寛参院議員とも親しく、集会でスピーチをしたこともある仲だが、幾多の誘いを固辞してきた。ただ、ここにきて政権交代の可能性も高まるムードの中で、党と古田氏の間で「すでに話がまとまっている」(関係者)ともいう。

  そこで注目されるの選挙区だが、関係者によると、古田氏は兵庫県生まれのため当初は、冬柴鉄三・前公明党幹事長のいる兵庫8区が検討されていたという。だが、本人は現役、監督でヤクルト一筋で来たために東京にも深い愛着を持っているのだという。

  また、前回の総選挙で民主党は小選挙区では18区の菅直人・元代表しか議席を得ることができなかったため、是が非でもリベンジをしたい戦場。そこで自公連立政権の大将格でもある太田昭宏・公明党代表の東京12区が候補に挙がっているという。ここは以前、小沢一郎・前代表を鞍替えさせるという案も出た場所で、民主党の強化指定地区でもある。

  首都決戦の場で「代打、オレ」が打席に立つか、注目が集まる。(情報提供:YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア))

1522名無しさん:2009/07/16(木) 18:54:43
兵庫3区から新たに立候補者 橋本大二郎グループ
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002128169.shtml

1523RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 18:55:56
>>1521
これ本当なんですかね

1524名無しさん:2009/07/16(木) 18:57:46
>>1520
>>1519を貼り付けた当人ですが、概ね予想通りとは言え、実際に記事として見るとグッと来るものがありますねー。
特に「3区 相本・橘氏が互角」(これが大見出し)、同じ互角でも「橘・相本氏が互角」とは雲泥の差。自民が勝って当然の政治風土で、こりゃあー超弩級のインパクトがありますゼ。

と言うことで、とびきり暑ーい夏になりそうです。

1525とはずがたり:2009/07/16(木) 18:59:49
>>1523
康夫と同じくらいの衝撃ですので小沢じゃなくても康夫ちゃん納得して兵庫で出てくれるかも知れませんね。
まあ未だ現実性は怪しいの一言でしょうけどw
兵庫生まれならそれこそ冬柴の所でも良さそうなものですが。。

1526とはずがたり:2009/07/16(木) 19:00:39
>>1522
ヨシミと大二郎は別行動なんですねぇ。

黒江氏が立候補へ 次期衆院選兵庫3区 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002128169.shtml

 8月18日公示、30日投開票の日程が固まった次期衆院選に、兵庫3区(神戸市須磨、垂水区)から須磨区在住の医師、黒江兼司氏(53)が立候補を予定していることが15日、分かった。週内にも記者会見を開き表明する。

 黒江氏は神戸市出身。愛媛大学医学部を卒業後、兵庫県立こども病院小児科部長、神戸徳洲会病院副院長などを務めた。

 新たな政治グループ設立を目指し、高知1区から立候補予定の前高知県知事、橋本大二郎氏(62)らとの連携を進めている。

 ほかに3区で立候補を予定しているのは、自民現職の関芳弘氏(44)▽民主現職の土肥隆一氏(70)▽共産新人の金田峰生氏(43)▽幸福実現党新人の森本潔氏(52)。垂水区選出の県議も立候補を検討しているという。

(7/15 14:43)

1527RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 19:02:21
>>1524
全国的に民主リード民主候補の名が先に来るかもしれませんね
古田出馬ならサッチーのときの選挙が若干フラッシュバックしますが

1528とはずがたり:2009/07/16(木) 19:04:16
>>1517-1518
有り難うございます。勝手に転載失敬でした。
平野氏はトップ当選している医師ですか。公然と民主で動いてくれると頼もしい感じではありますが。。

岐阜市 定数9−候補10 (選管確定)→現職県議会議長落選!
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 19,681 平野 恭弘 72 自民=1次公認 現 6 党県財務委員長・医師
当 16,443 大須賀 志津香 47 共産 新 1 党県委員・(元)市議
当 15,914 太田 維久 38 民主 新 1 党県支部役員・(元)NHK記者
当 15,308 玉田 和浩 63 自民=1次公認 現 5 党県幹事長補佐・(元)県副議長
当 14,733 岩花 正樹 58 公明 現 4 党県代表
当 14,423 笠原 多見子 41 自民=1次公認 現 3 党県女性部役員・会社役員
当 14,141 野村 保夫 61 公明 現 4 党県幹事長
当 13,962 渡辺 嘉山 49 民主 現 3 党県常任幹事
当 12,261 安田 謙三 71 自民=野田派 現 5 党岐阜市連会長・農業
□ 12,053 白橋 国弘 66 自民=野田派 現 県会議長・団体役員

>>1519-1520
民主が競り合いながらもちょい有利って感じですね。
富山で2/3とれたらこれはもう大勝利だ(`・ω・´)

1529とはずがたり:2009/07/16(木) 19:05:41

東国原知事が衆院選不出馬=「条件満たされず」−緊急会見で表明
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009071600669

 自民党から次期衆院選への出馬要請を受けていた宮崎県の東国原英夫知事は16日夕、県庁で緊急記者会見し、「出馬(要請)はお受けできない」と述べ、不出馬を表明した。同党の古賀誠選挙対策委員長から同日、全国知事会の地方分権に関する提言を政権公約(マニフェスト)に百パーセント盛り込むことは難しいとの書簡による回答があり、出馬の条件が満たされなかったためとしている。
 会見で同知事は「今のところは知事という立場で地方分権が実行されるように行動していきたい」と知事職にとどまる考えを示した上で、「県民や県議会にご迷惑をおかけしたことを心からおわびしたい」と陳謝した。
 東国原知事は先月23日、古賀氏から衆院選出馬を要請され、自身を自民党の次期総裁候補とすることや知事会提言を政権公約に盛り込むことを条件として求めていた。
 しかし、知事擁立の動きが東京都議会議員選挙敗北の一因になったとの批判が党内から出ていることや、古賀氏が選対委員長辞任を表明したことで、出馬は困難との見方が広がっていた。 
 東国原知事は、昨年10月に中山成彬前国土交通相が衆院宮崎1区からの不出馬を表明した際も、国政転身への意欲を見せたが、県民の反発を受け断念している。(2009/07/16-18:27)

1530とはずがたり:2009/07/16(木) 19:20:17

660 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/16(木) 18:56:40 ID:MGhSRAtp
そんな中で署名組の平井卓也氏のパパが亡くなりました。

679 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/16(木) 18:58:49 ID:CLwc30he
>660
平井も年貢の納め時だな。
8/31付の四国新聞はどんな言い訳を書くことになるのか…

684 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 19:00:20 ID:MGhSRAtp
>679
8/10にサンメッセ香川で葬儀するらしいが、実は平井卓也総決起大会じゃないかとw

1531とはずがたり:2009/07/16(木) 19:40:34
>>1472,1397

民主・菅氏:衆院選、東京は過半数厳しい 25小選挙区で
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090717k0000m010040000c.html

 民主党の東京都連会長を務める菅直人代表代行は16日の記者会見で、先の東京都議選について「良い結果が出た」と評価。その一方で、次期衆院選の東京都内25小選挙区の情勢については「個々の選挙区を見ると、とても過半数を占められる状況ではない」と厳しい認識を示した。理由として「自公を足した票数が民主党を超える選挙区が10ある。与謝野馨財務・金融担当相、小池百合子元防衛相、石原伸晃幹事長代理は総裁候補といわれている」と指摘した。

1532とはずがたり:2009/07/16(木) 19:44:11

w2009衆院選みやざき:1区からの出馬、平川氏が断念 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090716ddlk45010565000c.html

 次期衆院選に宮崎1区から出馬を表明していた元通信販売会社社長、平川志朗氏(58)=無所属新人=の後援会は15日、平川氏が立候補を断念すると発表した。政権選択が争点になる中での支援拡大には限界があり、後援会は「情勢は厳しい」と説明している。16日、平川氏が会見して正式に表明する。

1533名無しさん:2009/07/16(木) 20:34:39
>>1495
群馬4区もある
たぶん中島まさきと決定だと思うが

1534名無しさん:2009/07/16(木) 20:59:39
確か今週のサンデー毎日、あの予測もとうとう、民主が230近くになっていましたが…

やっぱ東京はちょっとキビシイ。パラパラとしか予測見ていませんが、あの予測で民主は小選挙区
140くらい取れるのかな?

そろそろ、福岡センセと選挙でGOの予測も見たいものです。

1535千葉9区:2009/07/16(木) 21:24:13
個人的なことながら、今日8月下旬に尼崎に出張してこい と上司言われました。
これは会社の粋な計らいでしょうかね、会社の金で情勢視察できるとはっ!

1536千葉9区:2009/07/16(木) 21:28:01
>>1526
渡辺と大二郎の主導権争いもありそうですね。
新党結成できたら渡辺の勝ちでしょうが。
大二郎は渡辺に付いていってもあんまメリットないですからね。

1537千葉9区:2009/07/16(木) 21:36:41
選挙の構図が固まっていない選挙区(神奈川12、沖縄3は期待も込めて)


岩手4:小沢国替え?
栃木3:ミッチージュニアへの刺客は誰?
群馬4:民主は中島を擁立?
東京12:小沢国替え?
神奈4:浅尾鞍替え?
神奈12:民・社協力ならず?
兵庫8:田中康夫鞍替え出馬?
福岡11:自民2名推薦?
沖縄3:民・社協力ならず?

1538とはずがたり:2009/07/16(木) 21:40:16
>>1535
おめ〜っす。
俺も8月下旬に九州(福岡)へ研究打ち合わせで出張出来そうな予感w

>>1536
大二郎も頭をやりたいでしょうからね。併し大二郎が勢力と言える程の勢力を涵養できそうには無いんですけど・・・。

1539とはずがたり:2009/07/16(木) 21:47:48
>>1537
東京11区:康夫兵庫8区国替えとなると連動して参院の繰上候補者が居なくなってしまうとすると(新党日本の比例3位が名簿から外れているとすると)有田が衆院出馬見送って,民主から此処に誰か新たに出すかも。

1540RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 22:07:34
>>1539
いまさらそんなことできるんですかね
下村の地盤が固いとはいえ当選する可能性もありますから

1541片言丸:2009/07/16(木) 22:16:04
>>1535
尼崎w
ぼくは前回の選挙で支持者さんに声をかけて冬柴先生の名刺をもらいました
超面白いですよ
日本の選挙の結実点があそこにあるともいえますw

1542とはずがたり:2009/07/16(木) 22:16:43
>>1540
もし繰り上げ当選が無いなら,の話しですが,参院の1議席をみすみす手放す事はないんじゃないかと思うんですよ。
だから康夫ちゃんの出馬がそもそも難しいんじゃないでしょうかね。

【衆院解散】民主・鳩山代表、田中康夫氏のくら替え「聞いていない」
2009.7.16 19:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090716/stt0907161904013-n1.htm

 民主党の鳩山由紀夫代表は16日、次期衆院選で新党日本代表の田中康夫参院議員が兵庫8区から民主推薦でくら替え出馬する−との一部報道について「そのようには聞いていない。民主党の話というより、新党日本代表の話なので、慎重に扱わなければならない」と述べた。

1543千葉9区:2009/07/16(木) 22:25:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090716/CK2009071602000163.html
1、3、5区の民主ら『支持』 『推薦』に格上げ 連合群馬
2009年7月16日

 連合群馬(大橋豊会長)は十五日、次期衆院選の立候補予定者のうち、民主党新人で群馬1区の宮崎岳志氏(39)と3区の柿沼正明氏(43)、社民党新人で5区の土屋富久氏(72)の支援体制を、昨秋に決めていた「支持」から「推薦」に格上げしたと発表した。

 三人は昨年十月に推薦要請したが、当時、十一月の衆院選を想定していた連合群馬は「推薦決定の手続きを行う時間が不足している」として支持にとどめた経緯がある。推薦への格上げは十四日の執行委員会で決定した。「各候補との信頼関係が深まり、全面的な支援に取り組む環境が整ったため」としている。

 一方、2区から出馬する民主党現職の石関貴史氏(37)と4区からの出馬に意欲を見せる同党県4区総支部代表の中島政希氏(55)について、連合群馬は「本人からの推薦要請はない。申し出がない限り支援体制を検討することはない」と説明。民主党県連の保守系勢力との“不協和音”を浮き彫りにしている。

 このほか、来年の次期参院選で、民主党現職の富岡由紀夫氏(45)を推薦することも確認した。 (中根政人)

1544千葉9区:2009/07/16(木) 22:28:18
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090716-OYT1T00155.htm
公明イライラ、自民に「早く戦う体制を」

 公明党は麻生首相の解散方針表明にもかかわらず、自民党内の動揺が続いている現状に、いらだちを募らせている。


 公明党内では「麻生首相を代えるならスパッと一発で代えてほしい。それが無理なら、うちは麻生さんで衆院選を戦う覚悟は出来ている」(幹部)として、早期の事態収拾を期待する向きが強い。

 公明党の北側幹事長は15日の記者会見で、「衆院選も遠くないから、早く戦う体制をしっかり作ってもらいたい」と自民党に苦言を呈した。

 北側氏は同日朝、都内のホテルで開かれた与党幹部の会合でも、「自民党が国民目線の政党に変わることを首相が自ら言わないと、選挙には勝てない」と忠告したという。

 先の東京都議選で、公明党は候補者23人全員の当選を果たした。しかし、1選挙区で複数が当選する「中選挙区」が多い都議選と違い、1人しか当選しない衆院選小選挙区で公明党候補が勝利するには、「自民党支持層の協力が不可欠」と見られている。

 このため、自民党内で首相支持派と「反麻生」派とのせめぎ合いが長期化すれば、「公明党候補の選挙に直接、重大な影響を及ぼす。同じ与党として勢いをそがれることにもなりかねない」(党幹部)と懸念する声が多い。

(2009年7月16日01時49分 読売新聞)

1545RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 22:33:52
>>1542
3位の平山誠氏が繰り上げ当選じゃないんですか?
康夫鞍替えの障害はないように思えますが
東京12区は本当に古田かなーー?

1546千葉9区:2009/07/16(木) 22:33:52
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090715ddlk05010052000c.html
激突・衆院選:号砲間近/上 逆風の自民 /秋田
 “都議選ショック”が冷めやらぬなか、衆院選が8月末に実施される見込みとなった。これまでに県内3小選挙区から立候補を表明したのは13人。全国的な自民党への逆風の一方、県内では4月に国政の与野党の構図を越えた枠組みでの知事選があったばかりで、その余波も残っている。小泉旋風から丸4年、各候補者が解散という号砲をにらんで動き始めた。【百武信幸、岡田悟】

 ◇知事選の余波、色濃く 政界再編にらむ動きも
 「プラスがものすごい。だって現職知事の息子とやらなくていいんだもの。今度が本当の勝負でしょう」

 秋田1区から自民公認で立候補する二田孝治氏(71)=比例東北=は、知事選の影響をこう語った。

 当選7回のベテランだが、自民党が圧勝した05年の衆院選でも民主現職、寺田学氏(32)に敗れ、比例で復活当選。“選挙の弱さ”克服が大きな課題となっている。

 「プラス」というのが寺田氏の父、寺田典城知事の引退。4月の知事選では自民、社民両県連などが支援する佐竹敬久氏が、民主県連や寺田知事(当時)らが応援した前小坂町長の川口博氏を破った。

 二田氏は「下働き」と称して党本部の菅義偉選対副委員長を招き、佐竹氏のいない場で演説会を開いた。鈴木洋一・自民党県連会長も「寺田氏側にとって知事選結果は逆風になるはず」と期待する。

 しかしその風も、二田氏にとっては心もとない。知事選では秋田1区と重なる秋田市で、知名度のない川口氏が前市長の佐竹氏の得票の7割を超す6万3000票を獲得。さらに前回の衆院選とは反対に、自民党への激しい逆風が吹き荒れる。

 二田氏は「自分がいくら取れるか。自分との戦いだ」と力を込める。

   ◇  ◇

 知事選勝利に加え、県議補選で当選した3人も加わり県内政界で存在感を高めた自民県連。その知事選が原因で、県北では複雑な波紋が広がった。

 「(08年)9月にやってくれればよかったのに。準備万端というか、もう待ちくたびれたよ」。秋田2区で公認予定の新人、金田勝年氏(59)はため息を漏らした。

 年金問題などで自民党批判が高まった07年の参院選で議席を失った。その後、郵政造反で離党した野呂田芳成衆院議員が後継指名。盤石の態勢で選挙戦に臨むはずだった。

 しかし知事選では野呂田氏が川口氏擁立に積極的にかかわり、自民県連の方針とまた裂き状態に。2区に元職の山本喜代宏氏(53)を擁立し民主と選挙協力をする社民県連が、自民県連と共闘関係になったことも問題を複雑にした。自民県連の要請を受け金田氏は沈黙を守ったが、野呂田氏支援者と微妙な距離を生んだことは否めない。

 それでも県北の県議は「問題はあったが、正直言って全区の中で一番勝ちに近い。だからまとまれるはずだ」と一体感を強調する。

   ◇  ◇

 96年の小選挙区初選挙以来、2世代にわたる自民党の公認争いで揺れ続けた秋田3区。今回も現職の御法川信英氏(45)が公認される見込みだ。

 05年の“郵政選挙”で追い風の役割を果たした「自民公認」の看板だが、今度は逆風を受ける可能性が高い。御法川氏は「前回と何もかも違う。逆風は確かに強い」と漏らす一方で「不利だから公認はいらないということにはならない。われわれ若手議員には、自民党を変える役目もある」と力を込める。

 今月5日、由利本荘市内のホテルで同区に無所属で立候補予定の村岡敏英氏(48)の後援会地区総会が開かれた。壇上には由利本荘・にかほ市選出の自民党県議4人全員が並び、マイクを握った渋谷正敏県議は「勝利を必ずや得よう」と呼びかけた。

 村岡氏について6月中旬、党本部から県連に「地域事情を考慮し、村岡氏を応援してもとがめない」との連絡があった。一方で村岡氏は今後の政界再編を見越し、離党の構えを見せ始めた。

 御法川氏を支援するある県議は言う。「知事選と同様、地域戦にならざるを得ない。結果的に民主党候補を利するかもしれないが仕方がない」

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

1547千葉9区:2009/07/16(木) 22:34:34
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090716ddlk05010009000c.html
激突・衆院選:号砲間近/下 勢いに乗る民主 /秋田
 ◇社民との共闘にきしみも−−共産なども浸透狙う
 都議選勝利で勢いに乗る民主党。県連代表で1区から立候補予定の現職、寺田学氏(32)は「今回は人を選ぶ選挙ではない。政党で選んでほしい。党が掲げる政策を実現するため、何としても政権を取りたい」と訴える。

 そのためには“郵政選挙”の逆風でも議席を守った自身の勝利はもちろん、県内の他選挙区での躍進も求められる。

 党本部や県連が特に力を入れるのが、3区新人の京野公子氏(59)。前回は投票まで1カ月を切っての出馬表明だったが、8万票余りを獲得した。京野氏は「農作業中の人から『都議選、よかったね』と声をかけられる。自民支持の強い地域でも感触はいい」と手応えを感じている。

   ◇  ◇

 さらに寺田氏は7月4日、大館市であった社民元職で2区から出馬予定の同党県連代表、山本喜代宏氏(53)の事務所開きに出席。連合秋田の工藤雅志会長らと並んで街頭演説をした。

 「自民政権は暮らしに役立っているのか。みんなで政権交代をするしかない。県北(の2区)で自民に勝つことが、政権交代に直結する」

 かつて社会党の強固な地盤だった県北部。05年の選挙では民主、社民がそれぞれ公認候補を擁立していた。

 政権奪取に向けた共闘態勢づくりの中で、民主党本部の小沢一郎代表(当時)が立ち会って08年7月、連合秋田を含む3者が「民主が1、3区、社民が2区」と前回より一歩進んだ選挙協力で合意した。

   ◇  ◇

 だが4月の知事選を機に、両者の溝が一気に深まった。

 民主県連は寺田代表の主導で前小坂町長の川口博氏を擁立、県北を中心に支持を広げた。一方の社民県連と連合秋田は、佐竹敬久氏を応援。寺田代表の父である寺田典城前知事への反発という面が大きかった。

 3者は6月27日に知事選後の初協議の場で、改めて選挙協力を確認した。

 石田寛・社民県連幹事長は「『政権交代』という歴史的な目標に比べれば、知事選は次元の違う話」と強調。民主県連幹部からは「(共闘関係にある)組織とけんかまでして直前に擁立するような手法はよくなかった。寺田代表は選挙に強いからいいが」との声も漏れる。

 党員・サポーター合わせて1684人(5月末現在)にとどまる民主県連にとっても、全県的な組織のある連合や社民と手を結ぶ意義は大きい。

 ただ自前候補の擁立を見送る形となった2区の民主党関係者の中から、川口氏と“敵対”した山本氏に対する不満が噴き出した。

 7月4日、民主県連総務会長で2区総支部幹事長だった虻川信一氏が寺田代表に離党の意向を伝え、慰留を振り切った。虻川氏は「川口氏に無所属での衆院選出馬を要請している」と話す。

 寺田氏は「選挙に大きな影響はない」と述べたが、ある社民県連幹部は「やっぱり抑えがきかなかったか」とため息をついた。

 4年前は民主公認で今回は無所属で2区に出る予定の佐々木重人氏(39)は「自民でも社民でもない、という人の受け皿になれれば」と期待する。

   ◇  ◇

 共産党は1区で鈴木知氏(32)を擁立する方針。鈴木氏は比例の得票を意識して、全県を回って演説会や街頭活動を重ねている。

 民主ブームのあおりで、都議選では議席を大幅に減らした同党。米田吉正・県委員長は「総得票数は伸びた。二大政党のどちらかではなく、共産党という選択肢を明確に示せた候補が当選できた」と分析する。

 追い風の民主党にも、小沢前代表や鳩山由紀夫代表の献金問題がある。米田委員長は「政治と金の問題を徹底追及できるのは共産党だけ。厳しい不況の中で、雇用や生活を守る政策を無党派層の人たちに訴えかけていきたい」と強調している。

 県内の小選挙区では、無所属新人の藤井陽光氏(61)が1区からの立候補を表明。平沼赳夫衆院議員のグループとの連携を打ち出す。また幸福実現党が3選挙区それぞれに候補者を擁立する。

毎日新聞 2009年7月16日 地方版

1548けん:2009/07/16(木) 22:36:49
>>1539>>1540
田中康夫氏が鞍替えになると有田氏の衆議院出馬は取り止めになるのが前提でしょうね。
有田氏が東京11区の議席を仮に奪取できるとしても参議院の議席を失うリスクは何倍も大きいですね。


新党日本参議院比例3位だった平山氏の名簿から最近削除されたことが事実であれば田中康夫氏の鞍替えはしない意向だと思いますね。

1549千葉9区:2009/07/16(木) 22:41:20
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/773
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090716ddlk06010065000c.html
’09衆院選:県農協政治連盟、2区は自主投票に 自民離れ、影響否めず /山形
 県農協政治連盟(会長・今田正夫県農協中央会長)は15日開いた委員会で衆院2区を自主投票と決めた。農政連は自民候補を推薦することが慣例だが、2区の自民新人、鈴木啓功(ひろのり)氏に知名度がないことなどを理由に判断した。今田会長は「異例といえば異例だ」と話した。

 会見で今田会長は「与党、現職推薦の原則があるが、知名度がなく推薦に至らなかった。現職でもない」と説明。「鈴木氏では勝てないと判断したのか」との質問に「それもある」と答えた。全国的な自民党離れの影響は「ないとはいえない」とした。一方、土田正剛東根市長が民主現職の近藤洋介氏支持を表明した影響については「直接は関係ない」とした。

 農政連が自民候補を推薦せず自主投票にするのは小選挙区制が初めて導入された96年衆院選で、自民が分裂したなどの事情で旧2区と旧3区で自主投票として以来。

 農政連は、08年10月の委員会で1、3区の現職推薦を決めたが、2区は態度を保留していた。2区内には6農協があり、農政連会員数は268人。【細田元彰】

1550千葉9区:2009/07/16(木) 22:41:44
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090716ddlk02010154000c.html
’09衆院選:県医師連盟弘前支部、4区民主も推薦 自民以外初 /青森
 ◇医療政策に不満で
 弘前市医師会の開業医らでつくる政治団体「県医師連盟弘前支部」(田村瑞穂支部長、168人)が、次期衆院選で青森4区から立候補を予定している自民候補に加え、民主候補も推薦を決めたことが15日、明らかになった。自民の医療政策に対する不満があるためで、同支部が国政選挙で自民以外の候補者を推薦するのは初めて。

 同支部は、衆院解散の機運が高まった昨年10月、支持政党に関する会員アンケートを実施。回答した108人のうち自民が26人、民主が46人だった。

 推薦願は今年4月、立候補を表明している自民現職の木村太郎氏と、民主の津島恭一氏から同支部に出された。同支部は5月の執行委員会で「自民での1本化は無理」と判断。同28日の支部総会で両者の推薦を決め、自主投票とした。今回の決定は支部独自のもので、県医師連盟の態度は未定という。

 同支部事務局によると、小泉政権以降の社会保障費削減で医療費が抑制され、診療報酬も引き下げられるなどし、地域医療の崩壊が進んだほか、後期高齢者医療制度への不満もあるという。アンケートでも「これだけ支持しても裏切られた」「自民以外に1回やらせてみたい」などの意見が寄せられたという。

 田村支部長は「自民の医療政策で病院が閉鎖されるなど、閉塞(へいそく)感が広がっている。患者の福祉が著しく損なわれており、当然の結果だ」と話している。【塚本弘毅】

1551千葉9区:2009/07/16(木) 22:48:06
>>1469>>1497>>1529
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090716/lcl0907160638000-n1.htm
そのまんま人気、失速 橋下知事一枚上手 集票力に陰りも… (1/2ページ)
2009.7.16 06:36

 かすむ“そのまんま”人気−。地方分権改革の観点から衆院選の政権公約(マニフェスト)を採点する方針を打ち出すなど地方の力を見せつけ、15日に閉会した全国知事会議。同会議では、大阪府の橋下徹知事の主張が取り上げられたのとは対照的に、宮崎県の東国原(ひがしこくばる)英夫知事は精彩を欠いた。東京都議選では、自民党大敗の一因とも言われ、次期衆院選への出馬もすでに見送る公算だ。選挙戦で「台風の目になる」と言われた2人だが、ここにきて東国原知事の“失速”ぶりが目立ってきた。

 「2人の活動を高く評価したい」。全国知事会会長の麻生渡福岡県知事は15日、橋下、東国原両知事への賛辞で全国知事会議を締めくくった。確かに、これまでほとんど政局に影響を与えてこなかった同会議に注目が集まったのは、異例のことだった。

 しかし、最後まで「知事会は政治的な態度を表明すべきだ」と主張し続けた東国原知事と、「丸ごとの政党支持はやるべきではない」として「マニフェスト採点方式」を支持した橋下知事は、明暗を分けた。

 そもそも、知事会としての支持政党の表明は、5月の同会議で橋下、東国原両知事が提案したもの。その後、橋下知事は「地方分権への評価で政策評価で優劣をつければ十分。それ以上は越権」との立場に転じた。逆に、東国原知事は14日も「主張は変わらない」として、挙手による多数決まで求めたが、麻生会長の判断で見送られた。

 同日、自民党の古賀誠選対委員長は東国原知事の衆院選擁立を事実上断念する考えを示唆。同知事への出馬要請が自民党内の動揺を呼び、都議選の大敗を招いた責任を取る形で、自らも選対委員長を辞任する意向を示し、「東国原騒動」に一応の決着がついた。

 一夜明けた15日、東国原知事は同会議に姿を現さなかった。九州地区選出の民主党国会議員は、「東国原知事は国政への進出を、自民党は知事の人気にあやかり比例票を集めるもくろみだったのだろうが、当分お預けだ」とほくそ笑んだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「東国原知事は人気が先行して、増長しすぎたのではないか。橋下知事の方が一枚も二枚も上手」と指摘。次期衆院選への影響力については、「橋下知事が政党支持のカードを保持しているのに対し、東国原知事は集票できる状況ではない」とみている。

1552千葉9区:2009/07/16(木) 22:56:50
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20090716-OYS1T00315.htm
東国原劇場に観客ソッポ、煮え切らぬ態度に批判

 「まだゼロではない」――。衆院選出馬が困難になったことが報じられた15日も、宮崎県の東国原英夫知事は、出馬の可能性を尋ねる報道陣に答えた。

 自民党の古賀選挙対策委員長との会談で始まった“国政出馬騒ぎ”。「何をしようとしているのかわからない」。煮え切らない態度を続ける知事に対し、応援してきた県民や県幹部らはうんざりした表情を見せ、身内の後援会からも批判の声が上がった。

 三重県で開かれた全国知事会議に出席した知事は15日午後、宮崎空港に到着し、約30人の報道陣に囲まれた。

 出馬するかどうかの判断時期を問われると、「党のマニフェストが公になった時点ではっきりする。その前に、どうやら難しいと報告があれば、出馬しない」などと述べた。

 「まだ出馬の可能性はあるのか」との質問には、「ゼロではないんじゃないんですか」と、むっとした様子で答えた。

 知事は自民党からの出馬要請に対し▽(自分を)総裁候補にする▽全国知事会の提言を自民党のマニフェストに盛り込む――の二つの条件を挙げ、「僕が行く党は負けない」と豪語。しかし、県民や世論の批判が高まると「提言を実行してもらうなら出馬する必要はない」と発言がぶれ始め、「予想以上の逆風」などと弱気ともとれる発言も目立つようになった。

 日南市萩之嶺の主婦井上悦子さん(47)は、宮崎を全国にPRしてきた知事の功績を評価していたが、「今がチャンス、とか言って任期を全うしようとしないのは納得できない」と話す。

 高千穂町三田井、農業今村光夫さん(69)は「宮崎は良くなったが、知名度があるからといって有頂天になってはいけないのではないか」と手厳しい。

 県庁のある幹部職員も「どういうシナリオを描き、落としどころをどこにしようとしていたのか、よくわからない」と首をかしげる。

 こうした声に対し、東国原英夫後援会の稲森忍・統括事務所長は「知事とは近々に話したい。進退について、後援会としては知事の意思を尊重したい」と述べる。だが、後援会員の男性(37)は「騒動を売名行為につかっただけだ。がっかりした。次の知事選に出ても、投票しない人が多いのではないか」と憤慨している。

 斎藤文男・九州大名誉教授(行政法)の話 「タレント出身の知事が人気を過信して自分を売り込んだとしか思えない。県政を立て直してほしいという県民の期待を受けて当選しながら、任期途中で転身するなど県民への背信行為だ。知事の言動に振り回され、最も迷惑を被ったのは県民だ」

(2009年7月16日 読売新聞)

1553RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 22:58:16
>>1528
追加情報で親父曰く、野田聖子が平野氏に協力を要請しましたが
それを拒否し、柴橋をつれて回っているそうです。
>>1548
平山氏が削除されたというのは本当ですか?
削除されていないとは思うんですが

1554千葉9区:2009/07/16(木) 23:09:22
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907130001
【やまぐちの選択 09衆院選】


保守王国、異変の兆し
2009年07月12日







  衆院議員の任期満了(9月10日)まで2カ月余り。総選挙が確実に迫っている。事務所開きや、集会の開催など、県内の立候補予定者たちの動きも活発になってきた。政権選択をかけて自民党と民主党が激突する構図となる今回の選挙。「保守王国」と呼ばれる県内で、両党の力関係や支援する人々にどんな変化が起きているのか。一大決戦を前にした動きを追った。
(青山直篤、清水謙司)


◆ほころぶ組織 民主攻勢
  「何としても政権を維持しなければならない。逆風の選挙だ」。自民党県連の河野博行会長が6月7日の県連大会で訴えた。


  河野会長は年金問題などで自民党への逆風が吹き荒れた07年の参院選では、「安倍首相のおひざ元」と連呼。全国的に自民党が惨敗するなか、県内では全市町で圧勝した。


  力の源は分厚い組織だ。集票力のバロメーターになる党県議は27人。県議会で最大会派で、第2党の「民主・連合の会」の7人を大きく引き離す。選挙になれば、合併後も旧市町村に残した党の56支部がフル回転。農協、水産、建設業、医師会など団体に加えて、多くの首長も味方だ。


  「激流の中、船を替えるということは、非常に不安が強い」。今月5日、あるベテラン市長は、県北部の自民党選対本部の開所式で、自民党をこう擁護してみせた。


   ■   □


  だが、昨年4月の衆院山口2区補選では、自民候補が民主候補に大敗。元自民党県連幹事長が立った今年3月の柳井市長選、同じ日の柳井市区の県議補選でも、民主系候補に敗れた。全国でも、民主党は静岡知事選や、名古屋、さいたま、千葉の3政令指定市長選で連勝し、勢いに乗る。


  茨城県では県医師会が自民党から離れる「事件」も起きたが、県内では自民党の支援団体が組織レベルで反旗を翻す動きは見当たらない。


  約20万人の組合員を抱える県農協の政治組織「農政推進連盟」は昨年10月、会議を開いて、自民党の立候補予定者の推薦を早々と決めた。直前に「アポなし」で訪れた民主党の立候補予定者の推薦要請も黙殺。幹部は「政権与党は農政に有効。よろしいですね」と同意を取り付けた。


  それでも「今回は風当たりが強すぎる」と、自民党県連幹部。保守王国の足元では、盤石に見える組織の水面下で「地殻変動」の兆候もある。


  県央部の農業男性(67)は6月下旬、民主党の新顔のミニ集会用に自宅を貸した。農協の組合員として、これまで自民党に投票してきたが、民主党がマニフェストの柱に据える「農家への戸別補償」に魅力を感じているという。


  組織力では劣勢の民主党はこうしたスキをついて攻勢を強める構え。「解散までに農村部に入り、街頭演説を繰り返してほしい」。6月下旬の民主党県連の選対会議で、西嶋裕作幹事長は自民支持層の切り崩しを説いた。「選挙に組織を動員する時代ではない。個人を相手に政策で訴えれば届く」と考えている。


  農業団体と並び、自民党の有力な集票組織だった建設業界も、小泉政権以降の公共工事削減などで苦境にあえぐ。県建設業協会の幹部は「特にしわ寄せを受けている下請け業者には『誰が選挙で協力するか』との反発がある」。大手建設会社の経営者も「会社としては自民だが、昔のようには社員に選挙について指示できなくなった」と漏らす。


   ■   □


  郵政民営化が争点になった05年の衆院選の影響も尾を引く。「与野党逆転をなしとげよう」。5月下旬、柳井市のホテルで、郵便局長やOBが集まり、気勢を上げた。多くが元自民党員や自民党の支持者。05年の衆院選を機に離党した人々だ。


  一方、県内の民主党員やサポーターは約2千人。自民党の1割強で、組織戦ができる体力はないのが実情だ。立候補予定者は、平岡秀夫氏(2区)を除けば知名度に乏しい新顔ばかり。前回参院選でも追い風は吹かなかった。


  8日、民主党の最大の支持母体、連合山口は所属労組の幹部を集めて選対会議を開いた。「百年に一度の今回のチャンスを逃せば政権交代はできない」。中野威会長は参院選の惨敗も踏まえて、組織を挙げて戦う意思を示した。


  「責任政治」を掲げる自民党か。「政権交代」を唱える民主党か――。全国最多の8人の首相が輩出した県内で、間もなく対決が始まる。

1555千葉9区:2009/07/16(木) 23:10:06
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907130002
【やまぐちの選択 09衆院選】

【1区】
2009年07月13日
立候補予定者はミニ集会を開くなどして、選挙に向けた動きを活発化させている=山口市

■山口1区の予想顔ぶれ     
 高村 正彦(67) 自現〈9〉 元外相    
 高邑   勉(35) 民新 元生保会社員 【国】
 吉田 貞好(56) 共新 党県常任委員 
 村田 純一(45) 諸新 幸福の科学職員


※予想顔ぶれは敬称略。氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


  天下分け目の衆院選が間近に迫った。戦後3人の首相を生み、自民党政治を牽引(けんいん)してきた山口の地。自民の底力を信じるのか、野党の唱える変革に懸けるのか――。県内四つの小選挙区の最新情勢を探った。


  「高村です」。6月の日曜日、自宅でくつろいでいた山口市の60代の男性はインターホンの声に耳を疑った。自民現職の高村正彦氏(67)の後援会員になって20年以上だが、本人が自宅に来たのは初めて。「アポなし」での訪問に「自民党が厳しい時だから大変ですね」とねぎらうと、高村氏は「がんばります」と応じた。


  重要閣僚を歴任し、派閥も率いる自民党の重鎮だが、08年9月の外相退任後はほぼ毎週末、県内に戻り、小さな会合や式典にもこまめに顔を出す。市街地だけでなく中山間地域まで足を運び、数十軒、時間が許せば100軒以上もあいさつに回る。自民県議の1人は「今までになく地元に張り付いた状態」と話す。


  丹念なあいさつ回りは、中選挙区時代の80年代、吹田緌氏と佐藤信二氏という、同じ自民党の二つの大きな壁に挑む中で培ったスタイルだ。小選挙区制になった96年以降4回の選挙は、次点に2〜3倍の差で圧勝。「私はあまりライバルとかを考えたことはない。私が有権者にどう訴えるか、それだけ」と語る。


  だが、従来にも増して地元での活動を徹底する警戒要素となっているのが、民主新顔、高邑勉氏(35)の若さと地域への浸透ぶりだ。80年に旧山口2区に初出馬し、3位で初当選した当時、高村氏は38歳。白のブレザーで若さをアピールし、自分の足で選挙区を歩いて顔を売った。赤いネクタイで走り回る高邑氏の年代や戦術は、かつての高村氏とも重なる。


◆高邑氏 農家にも密着
  高邑氏は山口市に生まれ育ち、証券会社、議員秘書などを経て07年6月に次期衆院選への出馬を表明。福田前首相の辞任を受け、「解散風」が吹き始めた08年秋ごろから準備を本格化させた。


  今春からは「目線の低さ、動きの早さを訴え、世代交代を印象づける」(陣営幹部)ため、自転車によるあいさつ回りも始めた。都市部では連合山口の支援で知名度アップを図る一方、積極的に農山村部に入り、自転車で話を聞きに回る。農家でのミニ集会では「民主党が政権をとったら農家の戸別補償を絶対やる。子供たちには田んぼで農業教育をする」と訴える。


  だが、高村氏が9期にわたり足で稼いだ支持基盤と知名度は絶大。外交・安全保障などさまざまな分野での実務能力にも、支援者らは高い信頼を寄せる。


  高邑氏は、出身の山口高校の後輩らが集まった10日の山口市の勉強会で、自身の挑戦を「(石高が)何千万石という方、江戸幕府に足軽が挑むようなもの」と表現。前日の労組の会合では「どんなに立派なことを言っても、権力という大きな壁の前ではたった1人の若者に過ぎない。皆さんに一緒に声を上げていただきたい」と呼びかけた。


  「高村対高邑」の対決色が強まる一方、「二大政党制に対する批判も浸透していくのではないか」と考えるのが共産新顔の吉田貞好氏(56)。「派遣切り」など雇用問題の解決や、社会保障の充実を街頭演説で訴えている。


  幸福実現党の新顔村田純一氏(45)も6月の立候補表明以来、街頭演説を続けている。
 (青山直篤)

1556千葉9区:2009/07/16(木) 23:10:46
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907140001
【やまぐちの選択 09衆院選】

【2区】
2009年07月14日

■山口2区の予想顔ぶれ(敬称略)     
 山本繁太郎(60) 自新 元国交審議官  
 平岡 秀夫(55) 民現〈4〉元国税庁課長 【国】
 河井美和子(46) 諸新 幸福の科学職員 


※氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。 並び順は衆院勢力順。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇



◆平岡氏 風生んだ自負
  「ようやく国民に信を問う時がやってきた」


  13日、衆院の特別委員会に出席中、解散・総選挙の日程が固まったことを知った民主現職、平岡秀夫氏(55)は、そうコメントを出した。


  40代半ばで大蔵官僚を辞し、今回は5期目を目指す。若い民主党内にあってはすでに中堅。「政権交代のあかつきには、いよいよひな壇に上がっていただきたい」。光市内で11日にあった事務所開きでは、支持者から政権交代を飛び越えて入閣を期待する声まで上がり、照れ笑いを浮かて深々と頭を下げた。


  「小泉旋風」が吹き荒れた05年の総選挙では、自民新顔に惜敗し、比例で復活した。その後、現職の岩国市長選転出に伴う08年4月の補選に出馬すると、道路特定財源や後期高齢者医療制度、「消えた年金」の3点セットで与党批判を展開し、2万2千票差で圧勝。「全国的な政権交代への期待を呼び起こすきっかけを作った」と自負する。


  今回の選挙でも、補選で争った自民新顔、山本繁太郎氏(60)と激突する見通しだが、今年3月の柳井市長選、同市区の県議補選で民主系候補が当選するなど、追い風は続いている。瀬戸内海沿いに広がる大工場労組の手厚い支援も健在。国会会期中でも週末は、ギリギリまで地元の滞在時間を作り、細やかなあいさつ回りを続けてきた。


  「官僚から国民の手に政治を取り戻す。政権交代こそ、日本をよりよいものにしていく」。6月下旬、岩国市中心部の交差点でマイクを握った平岡氏は何度も繰り返した。


◆山本氏 地域再生掲げる
  一方の山本氏は、今回を補選の第2ラウンドと位置付ける。「選挙区内のことを実直に訴えていけばいい。そこで判断してもらう」(陣営幹部)と、政権交代を前面に押し出す平岡氏とは対照的な訴えで争う構えだ。


  6月下旬には、党のマニフェストに先駆けて自身の公約を発表。選挙区内に多い農家や離島のフェリー航路への独自の支援案など地域振興策が盛りだくさん。国土交通審議官を務めた経歴を生かし、中央とのパイプを強調。街頭演説でも「地域再生は自分にしかできない。地元の課題に一つ一つ取り組み、ふるさとを日本再生のモデルとしたい」と訴える。


  8日夜に岩国市内であった「緊急シンポジウム」と銘打った集会。「やっぱり繁太郎さんってすごいですよね。岩国の民間航空の乗り入れが決まったじゃないですか」。来援した自民党本部の菅義偉選対副委員長も、米軍岩国基地への民間機乗り入れを再開するという政府の方針の背景に山本氏の存在がある、と持ち上げた。


  補選では立候補表明の出遅れや知名度不足もささやかれた山本氏は「補選翌日から選挙区を歩き始めた」。支援者回りやミニ集会に精力的に出向いてきた。昨秋ともみられた衆院解散が延びたことを「天の助け」と言い切る。8月30日投開票の日程が固まったことについても、陣営幹部は「当初の8月上旬案より、1日でも長く活動ができるのでありがたい」と歓迎する。


  幸福実現党の河井美和子氏(46)も6月に光市内に事務所を構え、スーパー前などでの街頭演説を続けている。
(小暮純治、上遠野郷)

1557千葉9区:2009/07/16(木) 23:11:42
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907150001
【やまぐちの選択 09衆院選】
【3区】
2009年07月15日
■山口3区の予想顔ぶれ      
 河村 建夫(66) 自現〈6〉官房長官     
 三浦  昇(39) 民新 IT関連会社長 【国】
 津田 修一(46) 諸新 幸福の科学職員  


※氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。 並び順は衆院勢力順。


◆帰れぬ河村氏 焦燥感
  「帰れないけど、選挙をよろしく」。14日朝、美祢市の自民党支部関係者に電話が入った。かけてきたのは自民現職の河村建夫氏(66)。その直後に始まる事務所開きの礼と支援の要請だった。


 90年に初当選後、文部科学相時代を除いてほぼ毎週末、地元に戻っていた河村氏。祭りに運動会、冠婚葬祭……。地域のあらゆる行事に顔を出し、支持者の心をつかんできた。しかし、麻生内閣の官房長官として臨む今回、選挙区内にその姿はない。


  テレビや新聞には連日、河村氏の顔や名前が出るが、「プラスになるかマイナスになるか分からない」と選対幹部。05年衆院選に続き河村氏に挑む民主新顔の三浦昇氏(39)は「テレビでは、しどろもどろだ」と挑発的に言う。「選挙に強いことも官房長官に選ばれた目安だったようですが今回は大変様子が厳しい」。5日、河村氏の出身地・萩市の事務所開きで、妻の隆子氏が支援者にそう頭を下げた。


  そんな陣営の気がかりが、3区の有権者の半分が集まる宇部市だ。衆院解散が取りざたされた昨年秋には、党宇部支部の市議らに「今回は絶大な協力を」と依頼する文書が河村氏から直々に届いた。これまで同市では党組織に頼らず、後援会を軸とする選対で圧勝してきた河村氏にとって初めてのことだった。


  宇部市で11日にあった会合では、支持者が「官房長官のおひざ元。恥ずかしくない成績を」と気勢を上げて結束を誓った。だが、「宇部は都市型選挙。風が選挙結果に大きく作用する」と、実弟の田中文夫県議。麻生政権の支持率の低落傾向が続き、12日の東京都議選でも民主党への猛烈な追い風が吹いただけに、関係者の引き締めに懸命だ。


◆三浦氏は連日の辻立ち
  一方、河村氏への2度目の挑戦となる三浦氏は07年秋から毎夕、宇部市の同じ国道交差点に立ち続ける。衆院選の日程が固まった13日も午後5時から約1時間、行き交う車に「政権交代を目指して頑張ります」と声をからした。


  民主党が07年の参院選山口選挙区で、自民党に完敗した後、不特定多数に一気に顔を売る今の運動スタイルをとるようになった。夜ごと居酒屋に繰り出し、客と気さくに政治を語る「ゲリラミニ集会」は約300回を数える。都市型選挙にこだわり、無党派層に支持を広げる狙いだ。


  一方、河村氏の分厚い支援組織に対抗する最大の応援団が、宇部市や山陽小野田市に多い大企業の労組が加わる連合山口だ。「郡部で負け、都市部で追い上げても勝てなかった」。その連合山口の中野威会長は、萩市で7日に開かれた決起集会で指摘した。萩市や美祢市などの農漁村地域は、企業労組や地方議員が少ないが、農業林業団体の代表も歴任した河村氏には根強い支持がある。「農漁業への所得補償」「中山間地域の直接支払制度を恒久化」――。マニフェスト選挙ともいわれる今回、三浦氏はこうした政策で郡部に切り込む姿勢だ。


  幸福実現党の新顔津田修一氏(46)も9日、宇部市で事務所開きをした。
 (清水謙司)

1558千葉9区:2009/07/16(木) 23:12:18
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907160001
【やまぐちの選択 09衆院選】
【4区】
2009年07月16日
■山口4区の予想顔ぶれ(敬称略)     
 安倍 晋三(54) 自現〈5〉元首相     
 戸倉多香子(50) 民新 元市民団体代表 【国】
 木佐木大助(54) 共新 党県委員    
 植松 満雄(50) 諸新 幸福の科学職員 
 佐々木信夫(70) 無新 社福法人理事長


※氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。 並び順は衆院勢力順。 


◆阿倍氏、地元に軸足
  衆院選の日程が固まった13日、自民現職、安倍晋三氏(54)の地元秘書らは早速、スケジュールの入念な打ち合わせに取りかかった。「(今後の)予定をしっかりつめてほしい」。下関市の後援会事務所にはこの日、東京にいる安倍氏から、電話でそう指示が入ったという。


  昨年9月の会見で「(次期衆院選は)今までの戦いで最も厳しい戦いになると覚悟している」と話した安倍氏。頻繁に地元に戻り、これまで約300回の会合を開いた。6月にはSPに守られながら、下関市役所の各フロアを回って市職員を激励。同28日に下関市内であった講演会では、教育基本法の改正や、拉致・核開発問題を巡る北朝鮮への対応など首相在任時の実績を強調。「日本を支え、変えていくのは良識ある『草の根保守』。よりよき日本にするために結集してほしい」と呼びかけた。


  05年の総選挙では13万7701票を獲得し、全国でもトップの得票率を記録。「長州8人目の首相」へと上り詰めたが、約1年で辞任。安倍氏の後援会幹部は「反応は厳しい。今回は選挙にはいかないという批判も耳に入ってくる」と打ち明ける。
 首相辞任への失望感と、自民党への逆風下での戦い。「初心に帰り、一人ひとりの支援を集めていく。この選挙は今までの政治活動の集大成となる」と地元事務所。従来は党の「看板」として、全国を応援に駆け回ってきたが、今回は地元に軸足を置いて取り組む方針だ。


◆戸倉氏 無党派層狙う
  「露出度を上げ、知名度を高めていく」。一方、各地の地方選で連勝するなど、追い風が吹いているとされる民主党の新顔、戸倉多香子氏(50)は衆院選の日程が固まって以降、街頭演説の回数を増やした。昨年10月に立候補を表明したが、元々の政治活動の拠点は周南市。07年の参院選山口選挙区にも立ったが、4区内を回ると、まだ「(立候補する)本人ですか」と尋ねられることもあるという。


  「日本一厳しい選挙区だが、やりがいもある。今の政治に抑えつけられ、空気を変えてほしいという願いは4区でも同じ」。支援を受ける連合山口の下関地域協議会に加え、国民新党の推薦を取り付けた。党への追い風に乗って無党派層への浸透を狙う一方、組織戦でも支持拡大を図る考えだ。


  共産党は、次期衆院選では小選挙区の候補擁立を絞り込んだが、4区を「自公政治の象徴」と位置づけ、新顔、木佐木大助氏(54)を立てた。6月20日に下関市内であった決起集会では、木佐木氏が、2大政党による政権交代論を「古い自民政治の枠内での議論だ」と批判。自民と民主の対決に注目が集まるなか、党の存在をアピールし、比例区でも、4区で1万8千票以上の得票を目指すという。


  幸福実現党の新顔、植松満雄氏(50)は今月7日に下関市内で後援会事務所を開き、活動を本格化。無所属新顔の佐々木信夫(ただお)氏(70)は「格差社会を無くす」として昨年9月に立候補を表明した。

1559千葉9区:2009/07/16(木) 23:15:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090716/20090716_0004.shtml
自民内紛激化 分裂選挙に発展も 政権党の落日映す 
2009年07月16日 14:47
 自民党で両院議員総会の開催をめぐる攻防が激しさを増した。中川秀直元幹事長らは総会で麻生太郎首相に集中砲火を浴びせ、一気に退陣へ追い込む戦略だ。首相サイドは異例の「衆院解散予告」をてこに早期鎮圧を目指した。だが内閣の重鎮である与謝野馨財務相も要求署名に応じ、焦りを募らせる。反麻生勢力はこのまま解散に突っ込めば、独自の政権公約(マニフェスト)を掲げて戦う構えも見せており、政権党の落日を映す内紛劇は“分裂選挙”に発展する可能性も出てきた。 

 15日午前の自民党本部。党内各派事務総長は細田博之幹事長に「要求署名が集まる前に、執行部が先んじて開くべきだ」と迫った。中川、加藤紘一、武部勤の各元幹事長らが中心となる署名集めが所属議員3分の1のハードルをクリアした上での開催になれば「総裁リコールの舞台」との色彩を帯びる。逆に執行部主導なら、結束確認の場にできるとの理屈だ。

 細田氏は「開くと収拾がつかなくなる」と懸念を示したが、事務総長側は「そんな不安を抱えたままで選挙をやるつもりか。開かないと若手が収まらない」と押し返し、細田氏も「検討する」と応じるしかなかった。

 中川、加藤両氏らは14日夜の会合で、東京都議選惨敗の総括を「名目」にした開催要求署名に全力を挙げる方針を確認。ただ当初は「なかなか集まらない」(加藤氏)との弱気の言葉も漏れた。

 選挙直前にまた表紙を替えれば「世論に完全に見放される」との異論は根強い。小泉純一郎元首相に近い中川氏と、小泉改革を批判してきた加藤氏のタッグは「理念なき共闘」(若手)と映った。メンバーには、安倍内閣で要職に就いた塩崎恭久元官房長官、世耕弘成元首相補佐官らが名を連ね、ある中堅議員は「参院選惨敗のA級戦犯たちが、都議選の総括をしろなんてばかげている」。首相側近も「総会イコール麻生降ろし。開くはずがない」と強気だった。

 ●電話作戦

 だが15日になって、衆院選への強い危機感が一気に署名数を膨らませた。地盤が脆弱(ぜいじゃく)な若手議員は「首相がけじめをつけないまま、選挙に突入するのは無謀だ」と強調。事務総長の一人は「首相が地方選結果への反省と、選挙に向けた強い決意を全議員の前で表明しないと、とても混乱は収まらない」と言い切る。

 中川氏らは、都内のホテルにこもり電話作戦に奔走。働き掛けを受けた閣僚経験者は「私は倒閣には乗らないが、それでもいいか」と念押しして、署名に応じた。

 首相を支えてきた与謝野氏や石破茂農相まで署名に同調したうえ、首相に厳しい情勢を直接伝えた。党内では2人が退陣を迫ったとの観測が広がった。反麻生勢力は「もはや開催に反対なのは、首相だけではないのか」と気勢を上げた。武部氏が新人議員らとつくる勉強会「新しい風」の会合で、「首相はぶれにぶれて国民に失望感を与えている」と激しい言葉でこき下ろす場面もあった。

 ●至難の業

 ただ執行部内では議決機関とはならない代議士会などでお茶を濁す案などが浮上しており、首相退陣につなげるのは「至難の業」であることに変わりはない。与党幹部は「介錯(かいしゃく)は一振りですぱっとやらないと、駄目なんだ。ワーワーやっていても、雑音にしかならない」と指摘する。

 武部氏は15日のテレビ番組で「私たちは自民党の本流だ」と離党を否定しながら「(選挙は)麻生さんとは一線を画していかざるを得ない」。反麻生メンバーの一人は「党内党でやる」とも語っており、政権党が一枚岩で「夏決戦」に臨むのは難しい情勢だ。


=2009/07/16付 西日本新聞朝刊=

1560千葉9区:2009/07/16(木) 23:16:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090715/20090715_0001.shtml
7区 古賀氏が選対委員長辞意 「選挙戦不利」「地元入り増える」 自民、読めぬ影響
2009年07月15日 15:22
 ●民主も不安と期待交錯
 
 どちらにプラスになり、マイナスになるのか−。激戦が予想される衆院福岡7区から立候補予定の古賀誠氏が突然、自民党選対委員長の辞任を表明した14日、地元の選挙戦への影響を計りかね、自民党関係者ばかりか、対する民主党の野田国義陣営も期待と不安が交錯した。

 同日午後、大牟田市内で開かれた経済団体の会合には古賀誠氏の代理の秘書が出席。秘書があいさつで「『選対委員長辞任へ』のニュースが流れたようですが、真相は挙党一致を態度で示したようです。真相は定かではありません」と述べると、会場はざわつき、出席者が周りと小声で話をする場面もあった。

 支援者には「真意が読めない」「本人に聞かないとわからない」などと戸惑いが広がり、「選挙戦にはマイナス」と懸念する声も多かった。

 党の選挙責任者、選対委員長なら、他候補の応援などで、選挙期間中はほとんど地元に戻れないとみていた古賀陣営。それだけに選挙区内のある自民系市議は「地元入りする機会を増やそうとしているのだろう」と辞意の真相を読み解く。

 野田陣営の市議は「野田氏には追い風だろうが、古賀氏の地元入りが増え、陣頭指揮をとるだろうから、そうはプラスにはならない」との見方だ。「派閥の領袖として応援に飛び回るので、地元入りはそうは増えない」(自民県議秘書)との見方も。

 解散直前の辞意表明は、有権者には安倍、福田と続いた政権投げ出しとも重なり「投げ出し」と反発を受ける可能性を指摘する声も上がる。

 古賀氏支持を公言する桑野照史・筑後市長は、辞意表明のニュースが流れた後の定例会見で「(辞任すれば)有権者に無責任というイメージを与えプラスはないだろう」。

 党内では宮崎の東国原英夫知事への出馬要請への批判も根強く、選対委員長辞意表明の一因になったとする見方もあるが、桑野市長は「自民党を救おうと、必死に動いていたわけだから、私は評価していた」と理解を示した。

 古賀氏が辞意の理由に東京都議選の敗北を挙げたことについては、柳川商工会議所の立花寛茂会頭は「今の自民党がだらしないだけで、別に選対委員長の責任じゃない。誰がやっても同じ結果」と古賀氏を擁護した。

 一方、野田氏は「党の結束が大事と言いながら、自ら要職を辞める言行不一致を有権者はきちんと見ている」と批判を強めた。


=2009/07/15付 西日本新聞朝刊=

1561千葉9区:2009/07/16(木) 23:16:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090716/20090716_0001.shtml
時津町に比例事務所民主県連「2区重視」 注目選挙区“第2の拠点”
2009年07月16日 14:32
 民主党県連は15日、時津町浦郷の空き店舗で、比例代表九州ブロックの選挙事務所開設作業に着手した。公職選挙法では比例の事務所を都道府県ごとに1カ所設置できるが、時津町を選んだのは自民現職の久間章生氏(68)に対する新人、福田衣里子氏(28)を擁する長崎2区の態勢強化が狙い。県連幹部は「2区は本部も注目する重点区。“第二の拠点”として支持拡大につなげたい」ともくろんでいる。

 長崎2区をめぐっては、12日に長崎入りした民主党の鳩山由紀夫代表が「(自民党との戦いで)非常に象徴的な構造で、なんとしても勝ちたい」と語るなど、党本部が重要選挙区と位置付けている。県連は6月下旬の選対事務局長会議で「重点を置いた取り組みが必要」として、2区内に比例代表事務所の設置を決定した。

 13日の麻生太郎首相の衆院選日程表明後に決めたという開設予定地は、国道206号と207号の丁字形交差点に面しており、一日3万台を超える交通の要所。公選法では比例の事務所や選挙カーによる小選挙区の運動も認められており、県連の渡辺敏勝幹事長は「島原半島から西彼杵半島にまたがる広大な2区で、小選挙区事務所との両輪で動ける」と期待する。

 自民党県連によると、同党は公明党との選挙協力のため、比例代表事務所は事実上設置しない。久間氏の陣営関係者は「こちらはこちらの戦いを進めるだけだ」と話している。


=2009/07/16付 西日本新聞朝刊=

1562千葉9区:2009/07/16(木) 23:20:09
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/2009sousenkyo/list/CK2009071502000227.html
異例づくしの「8・30」  期間40日、解散宣言…
2009年7月15日


 ついに衆院解散を決断した麻生太郎首相。8月上旬の投票を念頭に置いていた当人は意識していないでしょうが、今月21日解散、8月30日投票となると、結果的に異例づくしの衆院選になります。

 解散から投開票日までの期間の長さ。憲法は衆院解散後、40日以内に選挙を行うのを義務づけていますが、7月21日から数えて8月30日はちょうど40日。これ以上は延ばせない日程です。

 これまでの戦後最長は1953年の36日。首相は解散日について「21日の週早々」と言っているので、多少遅くなる可能性はありますが、記録更新は間違いないでしょう。53年に解散したのは、首相の祖父である故・吉田茂氏。首相は、この記録では祖父を超えることになります。

 現在の2位は、小泉純一郎首相が郵政民営化を争点に戦った2005年の衆院選。民営化法案が参院で否決された直後、衆院解散に打って出るという与党も驚く荒業だったため、準備期間を確保するために日程を後ろにしました。

 では、なぜ今回、長い日程設定になったかといえば、首相が必要に迫られたためです。

 首相は、東京都議選の敗北で投票日を遅らせたい与党からの圧力に対応するとともに、麻生降ろしを封じ込める必要がありました。与党に配慮して8月30日投票にする場合、7月28日の国会会期末の解散でもいいのですが、その間に倒閣運動が盛り上がってしまうかもしれません。首相は、早く解散することで、議員が選挙活動に走りだし、麻生降ろしどころではなくなると読んだのです。

 首相は、1週間以上も前に公の場で「解散宣言」をしましたが、これも異例です。首相にとって解散権は、うそをついてもいいとされる最強のカード。通常、時の首相は、いつ切るかを直前まで明言しません。しかし今回は、先に触れたように選挙日程を早く提示して麻生降ろしを封じ込めるため、異例の解散宣言となりました。

 投票日が8月というのも、戦後初です。8月は、お盆や夏休み期間で家族単位の国内移動が増えるため、敬遠されてきました。しかし、今回は任期切れが9月10日に迫っているので、やむを得ず8月選挙になったのです。

 いずれにしても、候補者たちは猛暑の中の長期戦という前例のない過酷な選挙を強いられることになります。

1563千葉9区:2009/07/16(木) 23:21:00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/2009sousenkyo/list/CK2009062102000203.html
チルドレンの総決算(上) 止まらぬ脱・小泉
2009年6月21日

 衆院議員の任期満了まで残り2カ月余り。2005年の郵政選挙で初当選し、一世を風靡(ふうび)した「小泉チルドレン」はいま何を考え、どこへ向かおうとしているのか。その姿を通じて、政治環境が激変したこの4年間を総決算する。

 「小泉改革の行きすぎや手が及ばなかった点は改めたい」

 自民党の川条志嘉氏(衆院大阪2区)は今月3日、都内の介護福祉施設を訪れ、若手スタッフらにこう約束した。

 川条氏は郵政選挙で擁立された「刺客」の1人。施設訪問は安井潤一郎氏(比例東京)ら他のチルドレンとともに、格差是正などを模索する「全国車座キャラバン」の一環だ。

 キャラバンを事実上主宰するのは加藤紘一元幹事長。小泉改革に一貫して批判的な加藤氏に率いられ、チルドレンが全国行脚する構図は4年前には考えられなかった。

 17日の党政調全体会議では、チルドレンの1人、清水鴻一郎氏(比例近畿)が政府の経済財政運営の基本方針「骨太の方針2009」の原案をめぐり、歳出削減を継続する「骨太2006等を踏まえ」という表現を削るよう、執行部に食い下がった。

 骨太06は小泉構造改革路線の象徴。清水氏は必要な社会保障関係費まで削られたと、小泉路線からの方針転換を迫った。

 いま、格差の拡大や大量の派遣労働者を生み出す一因となった小泉規制緩和路線への世論の風当たりは強い。次の衆院選では、その是非が争点の1つになる。改革の申し子だったチルドレンも、選挙をにらんで脱小泉の時流に乗る動きが目立つようになってきた。

   ×  ×

 自民党総裁選の最中だった昨年9月16日。古賀誠選対委員長と衆院奈良1区の刺客で復活当選(比例近畿)した鍵田忠兵衛氏、同じ選挙区で郵政造反組として敗れた前衆院議員の森岡正宏氏が党本部で向き合った。

 森岡氏の「復党できますか」との問いに、古賀氏は「えいやーでやります」と応諾した。

 当時は麻生政権誕生後の10月にも衆院解散・総選挙が断行されるとみられていた。3者会談の後、鍵田氏は森岡氏の応援に回るとし、衆院選不出馬を宣言。今年になって奈良市長選(今年7月12日投開票)へ立候補表明し、すでに議員辞職している。

 奈良1区は小泉旋風が吹いた前回選挙でも民主党の馬淵澄夫氏が勝利。鍵田氏は不出馬の理由を「共倒れを避け、自民党の議席を守るため」と説明する。

 市長のいすを狙う鍵田氏と、国政復帰を目指す森岡氏。恩讐(おんしゅう)よりも利害が優先し、刺客と造反組の和解が成り立った。

 党本部も今年5月に森岡氏の復党を正式決定した。

 森岡氏は今も「郵政事業の4分社化は間違いだった」と公言するが、党本部は郵政民営化は実現済みとして、これまで復党条件だった民営化実現を目指すという誓約書の提出を求めなかった。

 郵政選挙では、保守分裂による不利も覚悟で、小泉純一郎元首相は民営化実現のため刺客擁立に走った。今回は民主党の脅威が2人を接近させたといえ、守りの選挙を強いられる自民党の苦境を象徴する。

 「政治は動いている。劇場型の政治手法もどうかと思う」。小泉旋風で当選した元刺客、鍵田氏のこの言葉に「小泉劇場」の風化がにじむ。(篠ケ瀬祐司)

1564千葉9区:2009/07/16(木) 23:21:24
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/2009sousenkyo/list/CK2009062202000223.html
チルドレンの総決算(下) 消滅の危機
2009年6月22日

 「公認がなければ無所属で出ます。党を出ることも視野に入れたい」

 自民党の長崎幸太郎氏(比例南関東)は11日夜、山梨県・河口湖近くの公民館で、約100人の支援者を前に自分の置かれた立場を説明していた。

 長崎氏は2005年郵政選挙の山梨2区で、造反組の堀内光雄元総務会長への刺客として、党公認で出馬。重鎮を相手に約900票差まで迫り復活当選した。

 しかし、堀内氏は翌06年に復党し、次期衆院選では再び公認されることになっている。

 堀内氏の公認内定が決まったのは1年ほど前。その直前に長崎氏は古賀誠選対委員長に呼ばれ、党への貢献度や実績を理由に「どんなに頑張っても公認は堀内先生だ。結論は変えられない」と比例名簿上位での処遇を提案された。しかし、納得がいかずに断り、今に至っている。

 勝てる候補、というのが基準の公認調整。長崎氏のアピール材料は新規党員の獲得数だ。08年も約6000人集め、2年連続で党内1位に。「応援してもらっている地元と縁は切れない」。地元への思い入れが、小選挙区にこだわる最大の理由だ。

 古賀氏からは今月16日付で、2区の党員に「長崎君の行動は反党行為に値し、極めて厳しく対処せざるを得ない」と処分をちらつかせ、堀内氏へ支持一本化を求める文書が配られた。

 郵政民営化という錦の御旗を背負って初当選したはずが、いつのまにか、党規違反に問われる立場に立たされている。

   ×  ×

 6月半ば、さいたま市では、5月の市長選に敗れた中森福代氏が秘書とともに、お礼の支援者回りを続けていた。

 中森氏も小泉チルドレンの1人だったが、衆院議員を辞職し市長選に臨んだ。結果は鳩山由紀夫代表就任直後で勢いを盛り返した民主党系候補に大敗。転身はかなわなかった。

 ただ、国会にとどまっていても、次期衆院選では当選を目指すどころか、処遇さえ分からなかった。

 中森氏にとって、通常なら当選圏に届かない比例北関東の名簿34位で初当選した郵政選挙は、思いもよらない結果。「私は05年5月のさいたま市長選にも出て、落ちている。(今は)最初の状態に戻っただけ。あの議席は天が恵んでくれたもの」と淡々としている。

 14人いた比例単独当選のチルドレンで、運良く小選挙区が見つかったのは、大塚拓(埼玉9区、町村派)と鈴木馨祐(神奈川7区、麻生派)の両氏だけ。いずれも派閥入りし、引退する派閥先輩議員の後継に座った。

 自民党への逆風下、比例下位の議員は、小選挙区を見つけなければ、次の当選はおぼつかない。脱派閥がもてはやされたが、無派閥だった杉村太蔵氏(比例南関東)が衆院選出馬断念に追い込まれたように、処遇面では派閥のバックの有無が明暗を分けた。

 だが、政権転落の危機もささやかれる中、4年前に突如として永田町に現れたチルドレンに、雲散霧消の危機が迫っていることには変わりない。(清水俊介)

1565RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/16(木) 23:22:32
>>1548
新党日本のwikiより
次期衆院選への対応 [編集]
2008年8月、副代表・有田芳生が第45回衆議院議員総選挙に東京都第9区
から立候補することを明らかにしたが[2]、同年9月、民主党からの選挙
協力の申し入れを受け、「国民中心、生活中心の日本を作る」という大
義のため、立候補する選挙区を東京11区に変更することを発表した[3]。
民主党推薦予定。
2009年7月、同月28日の会期末までの衆議院解散が確実になったことから
民主党代表・鳩山由紀夫や同党代表代行・小沢一郎らの要請を受け田中が
兵庫県第8区より立候補し、公明党の元国土交通大臣・冬柴鉄三に挑む方針
であると報道された[4]。田中が出馬した場合、2007年の参院選で次点とな
った副代表・有田も東京9区から出馬する予定であるため党総務局長の平山
誠が繰り上げ当選となる見込み。

ということで康夫出馬には障害はないと思われます

1566千葉9区:2009/07/16(木) 23:23:08
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090716_01.htm
秋田3区で自民分裂再び 現新譲らず 自主投票か




  自民党の「分裂選挙」が確実となっている衆院秋田3区で、現職を支援する方針の県連に対して、党本部が党籍を持つ新人の支援を黙認する方針を示し、波紋が広がっている。事実上の「自主投票」とも受け取れるような対応に、支持者からは「共倒れ」を懸念する声も。一枚岩とはいかない自民を横目に、前回と同じ候補者を擁立する民主党は、自民分裂のすき間を突こうと躍起になっている。

 自民党籍を持つ無所属新人の村岡敏英氏の後援会総会が今月5日、秋田県由利本荘市であった。「地域づくりを考えた時、(村岡氏の父で元衆院議員の)兼造先生を忘れることはできない」「敏英さんを国政に押し上げよう」。壇上で気勢を上げる地元選出の自民党県議4人。公認が確実な現職の御法川信英氏ではなく、村岡氏への支持を訴えた。

 5月、党本部から異例の通知が県連幹部に伝えられた。関係者によると、「公認候補を支援しない場合でも処分はしない」との内容だったといい、村岡氏の支援を事実上認める内容と受け止められた。

 3区では中選挙区時代、村岡兼造氏が沿岸の由利本荘地域を、御法川氏の父英文氏(故人)は内陸の大曲仙北地域を地盤とし、自民党の2議席を守った。小選挙区制移行でコスタリカ方式が組まれたが、英文氏の死去で消滅。地盤はそれぞれの息子に引き継がれ、前回は御法川氏が勝った。

 分裂の流れを今回も解消できずに選挙戦に突入する事態に、3区の自民支持者は「党より人のつながりが深い地域事情」と口をそろえる。党3区支部長でもある御法川氏の地元では「公認を支援するのが筋」との声が強いとはいえ、党県議は「このままでは共倒れになる。民主の思うつぼだ」と危機感を募らせる。

 県連の鈴木洋一会長は「公認候補を絶対に勝たせる」と強調しながらも、公認候補以外を支援した場合の党員の処遇については「党本部の最終的な決定を見極めたい」と歯切れが悪い。

 村岡氏をめぐっては、新たな動きも表面化した。19日の地区総会に、保守系無所属グループの結集を目指す平沼赳夫元経済産業相が出席する。村岡氏は態度を明らかにしていないが、平沼氏は6日に山形市を訪れた際、村岡氏支援を表明した。

 対する民主党県連。自民党の内部分裂に、攻勢を強める。3区を最重点区と位置付け、湯沢雄勝地域を地盤とする新人京野公子氏を立てる。

 6月にあった大仙市の事務所開きには、鳩山由紀夫代表が駆け付け、「政権交代」を強くアピール。アナウンサー出身で知名度の高い、県連幹事長の松浦大悟参院議員と一緒に写るポスターを張り、イメージアップにも力を入れる。社民党と連合秋田の推薦も得て、選挙戦に備える。

 京野氏は、郵政民営化が争点となり、自民党に追い風が吹いた前回でも、御法川氏の約11万4000票に次ぐ約8万2000票を獲得し、村岡氏(約7万9000票)を上回った。東京都議選での民主党圧勝の流れに乗ろうと、小規模な集会を重ね、保守層の取り込みも狙っている。



2009年07月16日木曜日

1567けん:2009/07/16(木) 23:23:45
>>1553
新党日本のHPからも平山氏の名前が削除されていることを考えてみると、比例名簿から削除されているか、されていなくても田中康夫氏の議席を譲ることは考えられませんね。

1568千葉9区:2009/07/16(木) 23:29:41
>>1550
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090716094009.asp
2009年7月16日(木)

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民主支持も視野/青森市医師連盟

 青森市医師会の政治団体・青森市医師連盟(齊藤勝委員長、会員数280人)は次期衆院選対応について、後期高齢者医療制度の廃止を実現するため、民主党支持も視野に入れ近く協議する。同連盟は国政選挙で自民党支持を続けてきただけに、自民党以外にも選択肢を広げるのは異例の対応となる。

 同連盟役員によると、後期高齢者医療制度を廃止しない限り、医療費削減の方向が続いていくとみて、危機感を抱いているという。制度見直しのためには官僚主導の政治から脱却し、同医療制度を廃止する政党を支持するべきだとの意見が連盟内にあると説明した。

 同連盟が昨年9月、会員を対象に行った支持政党アンケートではこれまで支持してきた「自民党」が約3割にとどまり、「民主党」が約4割と「自民党」を上回った。残りは「支持政党なし」「決めかねている」だった。

 同連盟は月内に定例役員会を開き、対応を協議する。本県1区での支持についてはまだ誰からも推薦願は受けておらず、来た時点で検討するという。

 県医師連盟弘前支部は、本県4区に出馬予定の木村太郎衆院議員(自民党)と津島恭一元衆院議員(民主党)の両方の推薦を決めている。

 各地域の医師連盟とは別に、県医師連盟は衆院選の対応を近く協議する。場合によっては地域の連盟と対応にねじれが生じる可能性もある。

1569千葉9区:2009/07/16(木) 23:53:59
町村・津島・山拓>伊吹・古賀・二階>麻生・高村
ってとこを二階まで危ないと書くのは凄いな
http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009071527_all.html
町村津島古賀…森、派閥ドン8人中6人が落選の危機
小林吉弥氏分析…山拓、伊吹、二階も

 麻生太郎首相が「8月30日」総選挙を宣言した。東京都議選での惨敗ムードを転換したいが、自民党内では古賀誠選対委員長が辞意を表明するなど、ドタバタ劇が続行している。このままでは、総選挙の大苦戦も必至だ。政治評論家の小林吉弥氏による各派閥の情勢分析では、議席激減で消滅危機にあったり、領袖や幹部・有力議員が軒並み「落選危機リスト」入りした派閥もある。自民党を支え、けん引してきた派閥はどうなるのか。

【小林吉弥氏分析】

 「現状では、自民党は総選挙で300議席から170議席台まで激減する。何と、派閥領袖8人のうち6人が小選挙区で落選危機にある。当然、消滅する派閥も出てくる。現在の8派閥は4つか5つになるだろう」

 小林氏=写真=は分析データをながめながら、こう語った。

 自民党には最大派閥の町村派(衆院議員60人)を筆頭に、津島派(同47人)、古賀派(同50人)、山崎派(同38人)、伊吹派(同22人)、麻生派(同17人)、二階派(同13人)、高村派(同14人)という、8つの派閥がある。

 それぞれ、大物議員が領袖を務め、(1)総理総裁の基盤(2)政治資金を集配(3)ポストの配分−といった機能を果たしてきた。だが、小林氏の分析(別表、無派閥議員は除外)では、存亡の危機を迎える派閥が複数出そうだ。

 まず、町村派は60人から42人に。創始者の福田赳夫元首相をはじめ、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫といった歴代首相を輩出してきたが、18議席減という惨状だ。

 小林氏は「領袖の町村信孝前官房長官が落選危機だ。同派は、安倍、福田両内閣で失敗し、麻生首相を担いで自民党を凋落させた責任がある。人数は多いが、『ポスト麻生』の主導権を握れないのではないか」と語る。

 落選危機リストには、沖縄関係のスキャンダルを報じられた尾身幸次元財務相や高市早苗元特命相、馳浩衆院議員らも名前を連ねる。また、派閥相談役で実質的なオーナである森元首相も、「民主党の美人候補が支持を広げており、決して安泰とは言えない状態」(党関係者)だという。

 津島派は47人から32人。田中角栄元首相が率いた田中派の流れをくみ、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三ら各元首相が名を連ねる名門派閥。民主党の小沢一郎代表代行や渡部恒三最高顧問らも同派出身だ。

 「津島雄二元郵政相をはじめ、同派大物議員は軒並み落選危機にある。青木幹雄前参院議員会長の地盤沈下も影響している。派閥の求心力はさらに緩む」

 リストには、防衛疑惑を引きずる久間章生元防衛相や「政界失楽園」の船田元元経企庁長官、笹川堯総務会長、小坂憲次元文科相、斉藤斗志二元防衛庁長官らがいる。

【一気に派閥消滅も】

 古賀派は50人から41人。池田勇人元首相以来、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一と4人の首相を輩出した保守本流派閥だ。

 「領袖の古賀氏をはじめ、危ない大物議員は多いが、被害は一番少ない。選挙後にキャスチングボートを握れる可能性がある」

 同派では塩崎恭久元官房長官や堀内光雄元総務会長、川崎二郎元厚労相、太田誠一元農水相らも、落選危機リスト入りだ。

 3大派閥以外にも、山崎派は38人から17人に激減。伊吹派は22人から14人に。麻生派は17人から12人。二階派は13人から6人に半減。高村派は14人から8人になりそう。

 落選危機リストには、山崎派では、領袖の山崎拓元副総裁や「偉大なるイエスマン」の武部勤元幹事長らが。伊吹派では、やはり領袖の伊吹文明元財務相や「もうろう会見」の中川昭一前財務相など。

 麻生派では首相側近の松本純官房副長官。二階派では「西松疑惑」をひきずる領袖の二階俊博経産相や海部俊樹元首相。高村派では、「ばんそうこう大臣」の赤城徳彦元農水相などが入る。

 まさに、自民党を牽引してきた大物・著名議員が軒並み落選危機にあるといっていい。

 小林氏は「現在でも、派閥の締め付けは崩れているが、総選挙後、自民党の派閥形態は瓦解するだろう。自民党が下野して、政界再編の動きが出始めれば、派閥は一気になくなるかもしれない」と語っている。

ZAKZAK 2009/07/15

1570とはずがたり:2009/07/16(木) 23:58:38
>>1553
すげえ。確信犯っすね。除名とかないのでしょうかね?!
野田も選挙前にゴタゴタは避けたいから黙認か。

>>1553,1565,1567
実際はどうなんでしょうかねぇ。>>1504
>実は最近ペログリと選挙ゴロが決裂、
>ペログリが「俺の議席を選挙ゴロにやれるか!」というので、選挙ゴロが新党日本を離党、
>ゆえに、議席を譲り受ける権利を喪失した
ってのが単なる与太話なら良いんですけど。

1571名無しさん:2009/07/17(金) 00:21:12
深夜の最新支持率情報!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090716-00000088-jij-pol
内閣支持最低、16.3%=民主支持初のトップ−時事世論調査
7月16日15時4分配信 時事通信

 時事通信社が9〜12日に実施した7月の世論調査によると、麻生内閣の支持率は前月比7.8ポイント減の16.3%と急落、昨年9月の政権発足以来最低となった。不支持率は同7.6ポイント増の64.2%。政党支持率も、民主党が1998年の結党以来初めて自民党を逆転した。東京都議選など地方選での同党連敗で示された麻生太郎首相への逆風が裏付けられた形だ。
 内閣支持率が2割を切ったのは、3月以来。首相が自民党役員人事をいったん検討しながら断念し、指導力不足を露呈したことなどが、下落につながったとみられる。
 政党支持率は民主が18.6%(同3.1ポイント増)で、自民は15.1%(同3.3ポイント減)。以下は公明4.6%、共産1.7%、社民1.3%、国民新0.2%。支持政党なしは55.7%だった。
 「首相にふさわしい政治家」は、鳩山由紀夫民主党代表が34.3%(同0.3ポイント減)で、麻生首相の15.1%(同8.8ポイント減)を大きく引き離した。次期衆院選比例代表の投票先も民主が37.4%(同3.5ポイント増)となったのに対し、自民は19.5%(同5.3ポイント減)に落ち込み、差がさらに広がった。

1572神奈川一区民:2009/07/17(金) 01:11:11
>>1570 平山誠氏の話が本当ならば、田中康夫氏の鞍替えはないと思います。小沢一郎氏は参議院を重要視していますから。確かに、新党日本の公式HPから平山誠氏の名前がありません。
兵庫八区は白井文氏がいいと思いますよ。彼女なら、冬柴氏に勝てます。

1573とはずがたり:2009/07/17(金) 03:49:27
田中康夫氏、兵庫8区から出馬へ
総選挙
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090717-OYT1T00080.htm

 新党日本代表の田中康夫参院議員は16日、次期衆院選で兵庫8区から出馬することを決めた。

 来週中にも記者会見を開いて正式表明する。

 同選挙区は公明党の冬柴鉄三・前幹事長が立候補を予定しており、民主党は最重点区として田中氏を推薦する方針だ。田中氏は「阪神・淡路大震災のボランティアが私の政治の原点だ。その地から日本を大掃除したい」と語った。
(2009年7月17日03時13分 読売新聞)

1574とはずがたり:2009/07/17(金) 04:13:03
>>1572-1578
平山氏の復活はある,と云う事ですかね。
もう小沢が自民党に手をぶち込んでいて参院議で単独過半数の目途付いてて,とかかもしれませんけどw

1575とはずがたり:2009/07/17(金) 05:28:03
161 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/17(金) 05:14:57 ID:3KE/1+rh
これマジだったらすげーな

23 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 05:53:15 ID:Pq+wKskq
噂では兵庫8は共産が候補擁立取りやめの方向らしい。
その代わり兵庫の空白区1つに移動とか

1576和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/07/17(金) 10:44:46
読売に続いて産経もきました!
残りは東京12区か。小沢or古田 どちらなんでしょう。

田中康夫氏、兵庫8区から出馬へ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090717/stt0907171027000-n1.htm

2009.7.17 10:16

田中康夫氏 新党日本の田中康夫代表(参院議員)は17日、次期衆院選で、参議院からくら替えし、兵庫8区から立候補することを決めた。兵庫8区は公明党常任顧問の冬柴鉄三元国土交通相が出馬する予定。田中氏の出馬は民主党が要請したもので、田中氏は民主党の全面支援を受ける。

 田中氏は17日、産経新聞の取材に対し、「(兵庫8区が位置する)阪神地域は、震災ボランティアを通じて政治、社会を変えなければいけない、と私の目を見開かせてくれた場所。そこから、官僚統治の既得権益を打ち破り、真に地域の人々に根ざした政治を実現したい」と述べた。

1577RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/17(金) 10:53:57
フォーカスぎふ@岐阜放送
自民党猫田幹事長「麻生で戦うことは避けるべきだった」
        「どれだけ負けるかの戦いだ」
        「3区を最重点区に、5区、1区も重点を置く」
        「大丈夫だといわれてきた2区4区も反自民の風が大きければ一気にひっくり返る」
        「戦いようがない・・・今の麻生さんでは・・・」

1578けん:2009/07/17(金) 10:59:44
衆議院解散日が決定した後に兵庫8区田中康夫氏の情報を流したところをみると兵庫8区は田中康夫氏で決定かもしれませんね。


参議院繰り上げの有田氏をいくら都議会選挙勝利したから差し替えても大丈夫って状況ではないので平山氏に決まる可能性もありますね。


平山氏は田中康夫氏ともめてHPからもはずれていますが名簿に残っている可能性があり、とりあえず新党日本の議席を引き継ぐものの実質民主党預かりにする話が決まっているくらいのことはありえますよ。


問題は東京12区で世論の大勢が小沢氏鞍替えを望んでいるのか見極めているのか、最終的に小沢氏鞍替えを回避させて公明党に恩を売るのかどちらかでしょうね。


私自身は従来は後者でしたが、都議選勝利の流れから東京12区に中途半端な候補を持ってこられる状況ではないので小沢氏鞍替えで勝負をかける可能性もあるのかなぁ思い始めてきました。


ただ小沢氏鞍替えすると公明党は全国で西松批判をする恐れがありリスクが大きい気もしますね。


はたして、どんな答えが待っているのでしょうかね。

1579RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/17(金) 11:05:07
>>1576
東京12区は選挙責任者が国替えというのはありえないから
やっぱり古田かな
というかなぜソースがサーナチなんだ!?

1580とはずがたり:2009/07/17(金) 12:03:40
’09衆院選:秋田2区 「週明けにも結論」 出馬要請受け川口氏 /秋田
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090717ddlk05010025000c.html

 民主党を離党した前同党県連総務会長の虻川信一・元大館市議(63)は16日、前小坂町長の川口博氏(61)に対し衆院選秋田2区に無所属で立候補するよう要請。川口氏は「要請は光栄。後援会と相談し週明けには結論を出したい」と話した。

 この日、虻川元市議は川口氏宅を訪問。会談後に「川口さんの政治的力をこのままにするのはもったいない。(出馬への)手応えはある」と述べた。

 一方川口氏は取材に対し「17日にある定期後援会で役員と相談する。県北地区で私の力が生かせるのならとの思いはあるが、自分の身の丈も知っている。週明けに虻川氏に会い結論を話す」と語った。

 川口氏は小坂町議を経て90年に同町長に初当選。5期目の途中で辞任して4月の知事選に立候補したが、約5万6000票差で次点となった。

 秋田2区には自民新人の金田勝年氏(59)、社民元職の山本喜代宏氏(53)、無所属新人の佐々木重人氏(39)、幸福実現党の新人、藤原純一氏(58)が立候補を表明している。民主党は山本氏の推薦を決めており、この方針に反発した虻川元市議が離党した。【村川幸夫】

毎日新聞 2009年7月17日 地方版

1582片言丸:2009/07/17(金) 12:54:32
小沢は、近く、業界団体の推薦が得られる比例単独候補の適任者を各都道府県連から推挙させる意向。新進石川幹部らとの会談で語る。

1583名無しさん:2009/07/17(金) 13:46:28
泥舟・麻生丸のミーイズム解散よ

 畏(かしこ)くも御名御璽(ぎょめいぎょじ)を頂戴し、第92代目の内閣総理大臣に就任した宰相・麻生太郎は、皮肉にも最後の最後に「決断力」を発揮したのです。
 党内で噴出寸前だった「麻生降ろし」を未然に防ぐと共に、自由民主党・公明党内の“投票日先延ばし”論者の意向にも応え、更には民主党、日本共産党、社会民主党、国民新党の内閣不信任決議案、並びに4党+新党日本の5党が共同提出の首相問責決議案を、気の抜けた炭酸水へと気化させたのですから。
 悪評紛々だった“バラマキ補正予算3弾ロケット”よりも少なからず、評価に耐え得る“逃げ切り内閣3弾ロケット”でありましょう。少なくとも7月21日解散・8月30日投開票の日取りで総選挙が実施される、と確定したのですから。
「総理・総裁分離論」を始めとして未だ未だ波乱要因が自民党の党内には、と“期待”する向きも居ますが、麻生丸なる泥船を1年前に圧倒的大差で自ら選択した多くの面々は最早、自分自身さえ再選されればと形振(なりふ)り構わぬ“ミーイズム”な状況下です。
 その意味に於いては、首相として、国民に対して何を約束し何を実行するかよりも、1日でも長く首相の座に留まりたいと腐心していた人物と似た通ったかの心智なのです。“ミーイズム解散”、“敵前逃亡解散”と呼び得る所以(ゆえん)です。
 閑話休題。自民、民主両党は、謂(い)わば百貨店。アパレル、食品を始めとする業界からの“ハケン”が数多く、各階の売り場で勤務しています。自民党に於いては各種経済団体関係議員、民主党のみならず他の野党も各種職能組合関係議員。
 手前味噌ながら、不透明な企業献金・団体献金・労働貴族な組合献金の何(いず)れとも無縁な新党日本以外は、背後に控える大きな組織の都合に左右され、総論ご尤(もっと)も・各論腰砕けの繰り返しです。
 西川善文氏の続投が決定した直後に、驚く勿(なか)れ、日本郵政グループ労働組合の委員長が全面支持を表明した一件は、全国津々浦々の地域や現場で真っ当に働き・学び・暮らす人々の希望に根差した政治や行政が如何に希薄であるか、その紛れも無き証左でしょう。
 奇(く)しくも内閣支持率と同値に留まる加入率18%の労働組合が、官公労に象徴される“選ばれし働く者”の論理を振りかざす社会の構図。即ち「官僚統治」への拒絶感と、「組合統治」への違和感は表裏一体です。
 ウルトラ無党派層の期待に応える政治の実現に向けた一人ひとりの選択が問われる今回の総選挙です。

1584とはずがたり:2009/07/17(金) 13:47:23
>>1582
おお。
業界代表だと4年後の同日選での解散(と読むw)で参院比例に廻って貰えるから良いかもしれませんな。
鶏卵業者とかかなw
しかも新進石川ともちゃんと密に連携取ってるんですね。
一行で色んな要素が凝縮されてますね〜。

1585とはずがたり:2009/07/17(金) 14:30:09

俺の比例投票先が民主ではなく日本に成ったようですね〜。
長野県知事としては大嫌いな康夫だっただけに皮肉だ。けどまあ陣笠議員(一党首に失礼だけどw)居ないよりは居た方が良いか。
まあ是非まともな人を比例2〜3位に載せて置いて欲しい所。

田中康夫氏、兵庫8区から出馬へ
2009.7.17 10:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090717/stt0907171027000-n1.htm

 新党日本の田中康夫代表(参院議員)は17日、次期衆院選で、参議院からくら替えし、兵庫8区から立候補することを決めた。兵庫8区は公明党常任顧問の冬柴鉄三元国土交通相が出馬する予定。田中氏の出馬は民主党が要請したもので、田中氏は民主党の全面支援を受ける。

 田中氏は17日、産経新聞の取材に対し、「(兵庫8区が位置する)阪神地域は、震災ボランティアを通じて政治、社会を変えなければいけない、と私の目を見開かせてくれた場所。そこから、官僚統治の既得権益を打ち破り、真に地域の人々に根ざした政治を実現したい」と述べた。

1586けん:2009/07/17(金) 14:31:06
衆議院比例名簿搭載する際に供託金って必要なんでしょうね?

比例下位に単独で議席取れる可能性って北海道しかないと思いますね。
東海は岐阜があるから難しいでしょうね。

1588とはずがたり:2009/07/17(金) 16:29:41
>>1586
多分要るでしょうが没収は心配ない位とれるのでは?
計算方法は知りませんけど。。

東海ブロックは定数定数21。
自民が03の240万票から300万票に上乗せした60万票を浮動票として03民主の280万票に載せると340万票。
これくらい行けば11議席で小選挙区落とすのは岐阜1・2・4・5,静岡2・3・7・8,愛知15,三重1・4・5でほぼ埋まると云う感じでしょうか。
比例がそんなに行かないともっと下位に廻ってくる可能性は減りますが10位はとれそうな印象。
小選挙区で地滑り的に圧勝できれば(静岡・愛知・三重の3県で落とすのは数議席程度)下位でも転がり込んでくる可能性有るかも。

その場合得票順に愛知・静岡・三重・岐阜と並べても良いし,上の方で名前の挙がった金子・小嶋を比例下位のトップに置いても良いかも。それぞれ推す業界団体とか有るのかどうかは判りませんが。

1589けん:2009/07/17(金) 17:11:21
>>1588
地滑り的な圧勝も考えないといけないですよね。


地方の県庁所在地市長で連勝と言ってももともと1区は民主党に風が吹くのは当たり前として、地方の農村型地区にどんな風が吹くかは分かりにくいですね。

1590SWERVES:2009/07/17(金) 17:14:12
昨日の夕方、溝の口駅@神奈川18区での演説会を拝聴。
以下、簡単なレポです。

数日前から樋高陣営が「大物ゲストが来る」と街宣。名はあえて伏せてたので、興味本位で参戦。当日は用事のため、15分遅れで溝の口駅到着。
すると、既に人だかりができてて、近寄ってみるとメインゲストは鈴木宗男でした。やっぱり宗男クラスになると、写メる人多数でサプライズとしては成功してる感じ。

生宗男は初めてでしたが、さすがに人を引きつける話力がありました。抑揚のつけ方とかも上手く、格差問題・負け組政治など主に新自由主義批判にウェートが置かれていました。「今の(与党)政治家には徳が無い」の文脈で、武部をわざわざ持ち出して「(その言葉を)そっくりそのままあなたに反したい」と言ったあたりは執念みたいなものを感じたww

駅のぺデストリアンデッキ上で狭かったですが、150〜200ぐらいの人出。宗男の他には川崎稔と植松恵美子の07当選組、藤末健三、樋高義父の平野貞夫が揃い踏みでした。

1591ぐらもん:2009/07/17(金) 18:50:55
>>1570
平野県議は自民党岐阜県連の重鎮の一人なのですが、県議選岐阜市選挙区で他の県議が野田派と佐藤派
で争いあう中でずっと中間派として通してきた人物のはず。その人が柴橋の味方をしているとは・・。
ちなみに>>1528のリストの中では平野県議が中間派、玉田県議、笠原県議が佐藤派、安田県議、白橋県
議が野田派です。野田に負けて参議院に転出した松田岩夫が佐藤の支援に回った影響もあって佐藤派が
強い。

野田聖子が市議レベルで支持を集める一方、佐藤ゆかりが県議レベルで支持を集めてきたという経緯も
あるのですが、野田公認、佐藤東京転出になった時の佐藤派の人たちの怒りは凄まじいものがあったこ
とを覚えています。笠原県議など「自民党に利用された。今まで佐藤さんを応援してきたのは何だった
のか」と公然と言っていました。

岐阜は県議の力が強く、いち早く小泉支持を打ち出して本部にねじ込んだり、郵政選挙でもすぐに造反
支持をして当選させるなどしています。>>1577の猫田氏はその県議の中でも大物なのですがその人で
すら弱気な発言をしているところをみると自民は岐阜でも厳しいのかと思います。

1592とはずがたり:2009/07/17(金) 19:14:55

むぅ。。民主の為にも日本に入れても良いと思ってる俺に康夫と浅田の組み合わせ!?(´・(ェ)・`)

129 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 18:12:33 ID:GuERw3hB
新党日本代表の田中康夫議員が
京都造形芸術大学大学院学長の浅田彰氏に
比例代表近畿ブロックからの出馬を要請

1593RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/17(金) 19:15:41
>>1591
佐藤派(笠原県議)も柴橋に回っているそうです
玉田県議は不明ですが

1594とはずがたり:2009/07/17(金) 19:24:00
>>1591,1593,1577
解説感謝です。中間派迄民主支援で動くとは。。
案外面白いことになるやもしれませんねぇ。
県議の選挙結果補筆再掲
岐阜の自民党は確かに独自の動きをすることがありますね。茨城の自民もそうだけど保守地盤の中で割りと自負心強くやってきた故でしょうか?

07岐阜県議選
岐阜市 定数9−候補10
当 19,681 平野 恭弘   72 自民=中間派→柴橋支援 現⑥ 党県財務委員長・医師
当 16,443 大須賀 志津香 47 共産 新① 党県委員・(元)市議
当 15,914 太田 維久   38 民主 新① 党県支部役員・(元)NHK記者
当 15,308 玉田 和浩   63 自民=佐藤派  現⑤ 党県幹事長補佐・(元)県副議長
当 14,733 岩花 正樹   58 公明 現④ 党県代表
当 14,423 笠原 多見子  41 自民=佐藤派→柴橋支援 現③ 党県女性部役員・会社役員
当 14,141 野村 保夫   61 公明 現④ 党県幹事長
当 13,962 渡辺 嘉山   49 民主 現③ 党県常任幹事
当 12,261 安田 謙三   71 自民=野田派 現⑤ 党岐阜市連会長・農業
□ 12,053 白橋 国弘   66 自民=野田派 現  県会議長・団体役員

1595とはずがたり:2009/07/17(金) 19:25:52
>>1590
レポあざーすヽ(´ー`)/
ムネオも生き生きしてますなw
平野貞夫も未だ顔出すんですね。ムネオと併せてこゆい面子だなぁw

1596とはずがたり:2009/07/17(金) 19:27:40
俺も確認しに行けば良いんだけどw

752 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/16(木) 14:14:46 ID:LAsxsKnF
>>750
有田も出馬するので
3位の平山誠が繰り上げ
一部にすでに離党しているのではとの情報もあるが
新党日本のHP内にオフィシャルサイトで名前を確認

1597 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/17(金) 20:00:54
>>1586
東北は確実に、
ほかは順に南関東>北陸≧東海>>東京>近畿>>北関東>>九州≧中国≧四国
といったところでしょうか>比例下位当選確率。

今の情勢だと、東京までは比例下位当選が出ると思います。
平沼に走った宇佐美に対し、比例下位に甘んじた中津川大勝利、ってところでしょうか。

1598けん:2009/07/17(金) 20:41:56
>>1597
東北が比例で民主党7自民党4公明党1共産党1社民党1と考えています。
民主が危ない小選挙区が青森234秋田3宮城34福島245で9区あります。

青森4と福島2で逆転が可能としても比例下位に議席が回ることは難しいでしょうね。
南関東は神奈川での取りこぼしを計算すると難しくなりそうですよ。

1599千葉9区:2009/07/17(金) 20:50:19
>>1586
たしか
比例当選数の2倍までは供託金返金、それ以上は没収
(小選挙区当選組は数に数えず)

EX比例で12人擁立
5人当選したら10人分は返金
残り2人分は没収

だったはず

1600千葉9区:2009/07/17(金) 21:33:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071700935
宮崎1区、中山氏公認要請=自民支部
 自民党の細田博之幹事長は17日午後、党本部で宮崎県第1選挙区支部(支部長・中山成彬前国土交通相)の久島時夫幹事長から、衆院選宮崎1区で中山氏を公認するよう要請を受けた。この後、中山氏は国会内で記者団に対し「公認されれば出馬表明する」と意欲を示したが、公認されなければ「出馬しない」と語った。
 中山氏は昨年9月に麻生内閣の国土交通相として入閣したものの、問題発言の責任を取って辞任。さらに政界引退も表明したが、最近は衆院選出馬への意欲を示している。同県連は既に同区で上杉光弘元自治相の擁立を決めており、党本部の公認調整は難航しそうだ。(2009/07/17-20:52)

1601千葉9区:2009/07/17(金) 21:33:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071700420
八代英太氏が衆院選出馬を表明=新党大地の比例北海道
 元自民党衆院議員の八代英太氏(72)は17日午前、札幌市の新党大地事務所で記者会見し、次期衆院選に同党の比例代表北海道ブロックから出馬することを明らかにした。会見には代表の鈴木宗男衆院議員が同席した。名簿順位は鈴木代表が1位、八代氏が2位となる。
 八代氏は2005年の前回衆院選で「郵政造反組」として自民党を離党。東京12区から無所属で出馬したが、公明党の太田昭宏代表に敗れた。 (2009/07/17-12:35)

1602千葉9区:2009/07/17(金) 21:38:22
>>1580
>虻川氏と菅原龍典元県議ら3人が、小坂町にある川口氏の自宅を訪れた。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090717a
川口氏に出馬要請、元民主党県連幹部ら 衆院選秋田2区
 民主党を離党した虻川信一・前同党県連総務会長らは16日、今春の知事選に出馬した川口博・前小坂町長(61)に衆院選秋田2区から無所属で立候補するよう要請した。川口氏は回答を保留、後援会などに相談した上で、20日までに態度を明らかにする意向。

 虻川氏と菅原龍典元県議ら3人が、小坂町にある川口氏の自宅を訪れた。約1時間にわたった会談の後、虻川氏は「知事選を戦った仲間の有志を代表して出馬を要請した。政策や政治への思いに同調しており、県北のために頑張ってほしい。結論を出すのは川口氏本人だが、手応えはある」と話した。支援組織の有無、有志の人数などについては明らかにしなかった。

 川口氏は「出馬要請は大変光栄。どういう立場であれ、県北のために汗を流したい気持ちはある。ただ、(立候補に)前向きとかということではない。後援会や支持者らに相談し、早急に結論を出したい」と述べた。

(2009/07/17 08:30 更新)

1603千葉9区:2009/07/17(金) 21:40:51
>>593の記事の通り渡辺に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090716-OYT8T01332.htm
小熊氏「渡辺新党」に合流の意向

 自民党を離党し、衆院選福島4区から無所属での出馬を表明した前県議・小熊慎司氏(41)が16日、会津若松市内のホテルで記者会見し、渡辺喜美・元行政改革相(57)が新党を結成した場合、合流する意向を示した。

 会見には、渡辺氏も同席。渡辺氏は、新党の結成時期について「解散が21日になるかどうか、はっきりしてからのことになる」としたうえで、人数については「現職、新人、元議員合わせて2ケタはおり、政党要件は満たしている」と語った。小熊氏は、渡辺氏の活動について、「脱官僚や地方分権など、同じ思いで活動したい」と話した。

 会見に先立ち、小熊氏は、同ホテルで渡辺氏を招いた緊急拡大集会を開き、渡辺氏の政治理念や政策と共通していることを支持者に訴えた。

(2009年7月17日 読売新聞)

1604千葉9区:2009/07/17(金) 21:50:08
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090715ddlk42010470000c.html
8・30決戦へ:09衆院選ながさき/上 自民 /長崎
 衆院解散・総選挙の日程がようやく決まり、県内各政党は8月30日の決戦へ向け一斉に走り出した。12日の東京都議選は「民主躍進、自民惨敗」と、かつてない民主への追い風を見せつけたが、この結果がそのまま踏襲されるのか。政権交代が現実味を帯びる中、各党の戦いを追った。

 ◇政党支部を活用へ 選対本部と県議の連携密に
 「1人区で1勝6敗。あれほど負けるとは、いくら何でもひどい」。都議選から一夜明けた13日午前、久間章生衆院議員(長崎2区)は嘆いた。そして「民主への追い風は、私の選挙区でも感じる。私か福田(衣里子氏)かの個人の戦いより、自民か民主かの政党の戦いとみられている」と危機感を強める。久間氏は同日午後、長与町で開かれた公明党県本部主催の「女性の集い」に出席。約400人に「比例は公明、小選挙区は久間に」と頭を下げた。

 自民の選挙戦は、徹底した組織戦で知られる。国会議員を頂点とし、系列(派閥)の県議、首長、市町村議のピラミッドがフル稼働。そこに建設業、農漁業、医師会などの職域団体が加わり、集票力を支えてきた。

 しかし、その組織は今や風前の灯だ。「平成の大合併」で県内市町村数が79から23に激減し、多くの首長や市町村議が消えた。さらに小泉構造改革以降、県内は10年前と比べて公共事業費が半減し、建設業界は毎年50社以上が倒産。そして4年前の郵政選挙では、特定郵便局長らで組織する支持団体そのものを敵に回してしまった。

 県連の田中愛国幹事長は「小泉(純一郎元首相)さんが『自民党をぶっ壊す』と言ったが、本当にぶっ壊した。長崎は4小選挙区全部で負けると言われている。何としても勝たなければ」。

 そこで、県連が打ち出したのが、県議らが代表を務める県内45政党支部の役割強化だ。衆院議員の選対本部に、地元県議らの有力秘書を派遣し、両者の連携を密にしようというもので、それぞれ1万〜2万人とされる県議らの後援会名簿を使い、電話作戦も展開する。

 県連の小林克敏総務会長は「都議選惨敗で、(国会議員、県議らが)自民への逆風を本気で受け止める状況ができた。容易ならざる戦いだが、衆院選までもう少し時間がある」。口元を引き締めた。

〔長崎版〕

1605千葉9区:2009/07/17(金) 21:50:37
http://mainichi.jp/area/nagasaki/archive/news/2009/07/16/20090716ddlk42010445000c.html
8・30決戦へ:09衆院選ながさき/中 民主 /長崎
 ◇追い風、上げ潮どこまで 不安要素はらみ選挙戦へ
 「長崎県を(衆参合わせて)完全制覇したい。それぐらいのムードはできつつある」

 12日、就任後初めて来県した鳩山由紀夫・民主党代表は、衆院長崎2、3、4区を精力的に回った後、高揚した表情でぶち上げた。

 前回の「郵政総選挙」では、小選挙区での民主候補当選は1区の高木義明氏(63)のみだったが、今は全選挙区に追い風が吹き始めている。鳩山代表は佐世保市で2500人(主催者発表)に囲まれ、久間章生・元防衛相(68)の強固な地盤の雲仙市では600人(同)を前に話をした。

 特に、ベテラン久間氏への「刺客」として注目を浴びる、2区立候補予定の新人、福田衣里子氏(28)は、昨年9月の出馬表明以来「(2区を)地球1周分は回った」という。

 薬害C型肝炎訴訟原告として知名度はあるが政治手腕は未知数。それをカバーしようと県内で“ドブ板”を踏んできた福田氏は「新人だから、現場に出て多くの人の意見を聞きたい。選挙が延びてその時間ができた」。

 6月21日発足の後援会には、浅野史郎・前宮城県知事の政策ブレーンとして知られた、雲仙市の社会福祉法人「南高愛隣会」理事長、田島良昭氏を会長に迎え、保守層への浸透を図る。国民新党との選挙協力で、郵便局長の政治団体「郵政政策研究会」も支援を決め、2区内約60の全郵便局でミニ集会を開く。

 ただ、民主党の泣き所だった労組依存体質からの脱却は道半ば。ある選対関係者は「確かに風は吹く。だが、それを確実に票につなげる運動になっているかどうかは分からない。自民党は手ごわい」と不安を口にする。

 一方、衆院長崎4区。元職の宮島大典氏(46)陣営にも“異変”が起こった。光武顕・前佐世保市長が支持を鮮明にした。秘書を後援会に入れ、市長を3期12年務めた人脈を駆使し、てこ入れ。これまでぜい弱だった支持基盤が固まり、機能的に動き出したのだ。

 ただこちらも不安要素はある。前回衆院選で社民候補と共倒れし、感情的なしこりが残る社民党との選挙協力をどこまでできるかが不透明だからだ。社民党県連幹部は「光武さんは光武さん。私たちは私たちで戦うのみ」。風の強さは強風なのか、微風なのか。

〔長崎版〕

1606千葉9区:2009/07/17(金) 21:51:38
http://mainichi.jp/area/nagasaki/archive/news/2009/07/17/20090717ddlk42010495000c.html
8・30決戦へ:09衆院選ながさき/下 共産など /長崎
 ◇埋没回避できるか「政権交代だけが争点ではない」
 日本共産党の創立記念日の15日、長崎1区から立候補予定の渕瀬栄子氏(53)は、うだるような暑さの中、JR長崎駅前の街頭で買い物客らに訴えた。

 「自民か民主かの政権交代でなく、国民の生活と権利を守るにはどうすればいいかが問われています」

 共産党は07年、全選挙区での候補者擁立を目標としてきた従来方針を転換し、次期衆院選小選挙区では候補者を絞り、比例代表に力を注ぐ。そのため、長崎県での立候補は渕瀬氏1人となった。

 昨年は、労働者の過酷な状況を描いた小林多喜二の小説「蟹工船」のブームなどもあり脚光を浴びた。県内党員は07年9月から現在までに約190人増。県内地域支部や職場支部も新たに五つ増えた。自公政権への不満は、従来自民支持層だった業界団体にも広がりつつある。

 しかし、「政権交代」論争の拡大で「頭打ち」の感もある。九州・沖縄で比例2議席獲得実現に向け、県内で5万5000票獲得を目指す党県委員会だが、支持者集めの苦労は続く。山下満昭・党県委員長は「全国的には自民か民主かの風が吹く。その中で埋没せずにいかに頑張りきれるか」。まなざしには決意と困惑が交錯した。

    ■

 「なぜ、干拓事業が争点にならんのか」。小長井町漁協(諫早市)の松永秀則理事は不満顔だ。国営諫早湾干拓事業(諫干)の影響か、水揚げは最盛期の2割程度。「政権与党は期待しない。民主には少しは期待するが、どれだけ漁民と話し合いに応じるのか」。不満は不安へと変わる。

 諫早市を含む長崎2区は、自民現職、民主新人、幸福実現党新人、無所属新人2人の計5人が出馬予定の激戦区で、「自民か民主か」は争点の一つでしかない。

 無所属新人の相浦喜代子氏(44)は「政権交代ばかりが話題になっては日本の将来が危ない」とし、諫干で亀裂が走った農・漁業者との協議を公約に掲げ、憲法9条堅持も訴える。無所属新人の山崎寿郎氏(29)も「しがらみのある政党政治は期待できない。芯のある(私の)政策に期待を」。幸福実現党は2区だけでなく、他区でも候補者擁立を決めており、こうした動きも「自民か民主か」の論争に一石を投じる。

 諫早市内の男性会社員(44)は指摘する。「諫干のほかにも、新幹線建設や憲法9条などの争点がある。『政権交代』だけを争点にしてはいけない」。日本の、長崎の将来はどうなるのか。総選挙の幕はやがて上がる。(この連載は、山下誠吾、阿部義正、錦織祐一、柳瀬成一郎、下原知広が担当しました)

1607千葉9区:2009/07/17(金) 21:53:31
過去の選挙結果は省略
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090715ddlk26010539000c.html
’09衆院選・京都:選挙区の構図と情勢/上 /京都
 週明けに衆院が解散、8月18日公示、同月30日投開票−−と次期総選挙の日程が固まった。府内の小選挙区は前回同様に自民・民主・共産の3党が6区すべてに候補者を擁立し、2区で社民、4区で無所属の元職らが加わる。昨年秋に解散の機運が高まったこともあり、各区で立候補予定者による激しい前哨戦がすでに始まっている。各選挙区の構図と情勢を探る。(名鑑は国会勢力順、年齢は8月30日時点、過去得票で「比」は比例復活当選、敬称略)【衆院選取材班】

 ◇1区−−自・民・共が大激戦
 閣僚や党要職を歴任した元財務相の伊吹文明、党の顔的存在で比例復活した穀田恵二と知名度の高い現職2人に対し、民主が中京区出身で会社社長の新人・平智之を擁立する。

 伊吹は前回、小泉(純一郎元首相)旋風の影響もあり2位に4万票以上の大差をつけたが、今回は自民への逆風で危機感を強める。派閥の領袖であり、選挙区に張り付けないが、秘書らがくまなく巡ってカバーする。後援会もフル稼働して、長年築いてきた支持層を引き締める組織戦を展開する。

 平は昨年9月末の公認内定から党関係者らと支持者回りを重ねた。経営コンサルタントや国土交通などの政策助言の経験をアピール。相続税廃止など減税による経済復興と社会保障の強化、クリーンエネルギー研究への投資も訴える。5月から毎日、路地を歩いて辻ごとに演説に立ち、浸透を図っている。

 穀田は共産が全国唯一の必勝区と位置づけた昨秋から700以上の集会に参加し、1区計12人の同党府議・京都市議と連携。派遣労働など雇用での企業責任追及や核廃絶で注目される党の独自路線をアピール。保守層の自公政権への不満を突き、献金問題で民主党も批判して存在感を高める戦略を進める。

 種村由美子も幸福実現党から立候補を予定している。

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 ◇2区−−3党に社民絡み混戦
 6選を目指す民主党副代表の前原誠司と、前回比例復活で初当選した自民の山本朋広の現職2人に、3度目の挑戦となる共産の原俊史、社民党本部職員の藤田高景らの新人3人が挑む混戦模様。

 前原は政権交代や行財政改革、地方分権などを訴え、地道な街頭演説や国政報告会を重ねて支持層を固めてきた。前回は小泉旋風の影響で山本に4465票差に迫られたが、今回は自民党批判の高まりで一転して追い風が吹く。自民現職との対決は96年以来13年ぶりとあって楽観ムードの引き締めに躍起だ。

 山本は前回、松下政経塾出身の若手候補者という清新なイメージも手伝って初当選。早朝の街頭演説や学区単位のミニ集会を積み重ね、景気対策の継続などを訴えてきた。中選挙区時代に2区も地盤としていた伊吹文明・元財務相(京都1区)の後ろ盾も得て後援会や業界団体などの組織固めを進めている。

 原は、派遣労働者の正社員化を進めるための労働者派遣法改正や消費税増税反対、中小企業支援強化などを主張し、街頭演説やミニ集会を続けている。憲法9条改正への反対を訴えて護憲派の受け皿となる一方、雇用や社会保障など身近な生活支援を公約することで保守層の一部取り込みも目指している。

 藤田は、党勢回復のため府内小選挙区で9年ぶりに擁立される。知名度不足を補おうと昨年秋の出馬表明から街頭演説などを続け、労働者派遣法改正や後期高齢者医療制度の廃止、低所得者の所得税と住民税の負担軽減などを訴えている。自民、民主両党の護憲派を取り込み、無党派層の上積みを図る。

 軽部芳輝も幸福実現党から立候補を予定している。

1608千葉9区:2009/07/17(金) 21:54:16
http://mainichi.jp/area/kyoto/archive/news/2009/07/16/20090716ddlk26010644000c.html
’09衆院選・京都:選挙区の構図と情勢/中 /京都
 ◇3区−−3党同じ顔触れ激戦
 前回の「郵政選挙」で大接戦を繰り広げ比例復活した自民・清水鴻一郎と民主・泉健太の現職2人がぶつかり、共産新人の石村和子が挑む。この区での擁立に動いた社民が結局2区へ変更したため、主要政党は前回と同じ顔ぶれとなる。

 病院理事長の清水は初挑戦の前回、強い追い風で惜敗率99%と1位に肉薄。今回は逆風下だが、「戦う医師」の触れ込みで医療福祉充実を訴え、1期目ながら府議時代からの政治経験の豊富さも強調。麻生太郎首相の信任投票を呼びかけるなど、物言う小泉チルドレンとして存在感アピールを図っている。

 攻守所を変えて風に乗る泉は「前回は風の怖さを実感した。風に頼らない選挙を」と、毎週末の街頭演説や全有権者への政策アンケートを実施。前回敗れた大票田の伏見区を重点に支持固めを図る。3人乗り自転車解禁など積極的に議員立法に参画し、党ネクスト内閣府副大臣として事業仕分けも進めている。

 石村は3度目の挑戦。共産にとっては96年に寺前巌が当選した充実区だが、前回は投票率が約10ポイントアップする中で得票の伸びは4・5%にとどまった。埋没への危機感もある中、ミニ集会や街頭演説で「自民も民主も国民の立場に立っていない」と“2大政党対共産”の構図を強調し、無党派への浸透も図る。

 岸本浩一も幸福実現党から立候補を予定している。

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 ◇4区−−4陣営激突、混戦模様
 前回衆院選で「小泉純一郎首相(当時)の刺客」として擁立された中川泰宏と、3位ながら比例復活した北神圭朗の現職2人に、自民の公認を得られず無所属で出馬し、中川に156票差で敗れた元職の田中英夫が再び挑む。共産は新人の吉田幸一を擁立する。

 中川は頻繁に登場する地元テレビやラジオなどでの知名度を生かす一方、農村部を中心に10人規模のミニ集会を重ねて農業政策などを訴える。現職の強みを生かして実行力と行動力をアピールし、保守支持層に浸透し、有力支持母体の農業団体や建設業界など32の後援会を核に支持拡大を図っている。

 北神は前々回の落選、前回の比例復活を経て、今回は選挙区での当選を期する。これまで苦戦してきた亀岡市以北を精力的に回り、地元の小さな集まりにも顔を出し、知名度アップに努めている。大票田である右京区・西京区では後援会員数の積み上げを図る。集会などでは政権交代を前面に主張している。

 吉田は若さをPR。若者層の支持拡大に手ごたえを感じる。「自民も民主も違いがない。共産という選択肢を示す」とアピール。街頭演説を中心とし、ミニ集会も昨秋から約200回こなす。「消費税増税に反対は共産だけ。雇用問題に取り組み、派遣労働者の待遇改善も実現した」と党の実績を強調する。

 野中広務元自民党幹事長の後継ながら、離党せざる得なかった田中は自民への復党を申請中。同党の府議や京都市議らの支持も得て議席奪還を目指す。前回の反省から京都市部でミニ集会をきめ細かく開催。自民対民主の戦いに埋没することを警戒し、首長経験者として、地方分権の推進を強く訴える。

 出野博志も幸福実現党から立候補を予定している。(敬称略)

1609千葉9区:2009/07/17(金) 21:54:55
http://mainichi.jp/area/kyoto/archive/news/2009/07/17/20090717ddlk26010461000c.html
’09衆院選・京都:選挙区の構図と情勢/下 /京都
 ◇5区−−9選現職に挑む3新人
 10選を目指す元国土交通相の自民、谷垣禎一に、元松下政経塾生の民主、小原舞、旧峰山町議の共産、吉田早由美ら新人3人が挑む。

 3年前の党総裁選に出馬した谷垣。知名度は抜群だが、合併による地方議員の減少や、舞鶴、福知山両市長選で党推薦候補が敗れるなど懸念材料もある。全国から応援要請はあるが、「今回は一番苦しい戦いになる」と危機感を前面に地元入りはこれまで以上。ポスト麻生もにらみ、圧倒的な勝利を目指す。

 新顔の小原は地元出身や若さをアピール。6月から1日30カ所を目標に連日、街頭演説を重ね、顔を売り込む。昨秋、候補者擁立を断念した国民新党から選挙協力を受け、政権交代や地元の雇用創出を訴える。陣営では7万5000票が当選ラインと分析。労組や地方議員の支援も受け、支持拡大を図る。

 4度目の挑戦の吉田は、選挙区内を何度も回り、「党の躍進がなければ、国民の命、暮らしは守れない」とアピール。女性同士の戦いにも、「10年間の活動の蓄積がある」と特別な意識はない。昨秋、福知山市に事務所を開設。臨戦態勢を整えた。過去2回(2万5000票前後)から大幅な上積みを目指す。

 詫間啓司も幸福実現党から立候補を予定している。

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 ◇6区−−現職対決に2新人
 4選を目指す民主の山井和則、前回比例復活した自民の井沢京子の現職2人と、3度目の立候補となる共産の浜田良之ら新人2人の計4人が立候補を表明している。

 山井は前回の郵政選挙でも、自民の井沢に約1万票差をつけて勝利した。「ハコモノから人への投資」を訴え、医療、年金、子育て支援の充実を掲げる。6月末には8カ所で国政報告会を開いた。府連会長を務めるなど多忙を極めるが、駅前での朝立ちも再開。府議や市議も協力してビラ配りをしている。

 井沢は前回、公募候補でゼロからの出発だったが、この4年間に南部を隅々まで歩いた。70以上もの行政要望を受け、新名神の早期着工などに取り組んできた。地元に戻った時には、駅の朝立ちや地域のイベントに顔を出す。ほとんどの自治体で後援会ができており、支持浸透に力を入れている。

 浜田は96年と00年にも立候補した。3年前に出馬表明してから、精力的に小規模集会や街頭宣伝を続けてきた。社会福祉や医療現場などに痛みを押しつけた小泉構造改革の問題点を訴えるほか、子育て世代など無党派層の支持拡大も図る。毎日、自身のブログを更新して活動内容を発信している。

 北川智子も幸福実現党から立候補を予定している。(敬称略)

1610千葉9区:2009/07/17(金) 22:02:18
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090717ddlk07010115000c.html
’09衆院選ふくしま:要請あれば社民が民主支援の方針−−比例で協力条件に /福島
 社民党県連は16日、福島市の県連事務所で三役会を開き、次期衆院選で民主党から要請があれば、比例代表での協力を条件に小選挙区で同党候補を支援する方針を決めた。

 同県連は、2区の公認候補擁立を目指したが断念。比例代表東北ブロックでの2議席獲得を目指し、県内7万2000票の獲得目標を掲げている。加藤雅美幹事長は取材に対し「県連全体として民主党候補を支援することはないが、選挙区ごとなら、比例代表での(社民党の)票の上積みを前提に話を進めてもらう」と語った。【松本惇】

1611千葉9区:2009/07/17(金) 22:12:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090717-OYT8T00168.htm
生かせ有力議員の知名度 各予定者日程奪い合い
 衆院選の日程が決まり、各陣営は、党幹部や有力議員らを応援に呼ぼうと動き始めた。有権者の気持ちを引き付けるには、著名議員のアピール力は大きな武器になる。党内の人気者を巡るスケジュール闘争も水面下で始まっている。

 県内の小選挙区で唯一の自民党現職・鈴木俊一衆院議員(岩手2区)は、18日に雫石町で行う時局講演会に大島理森国会対策委員長を招く。

 青森3区選出の大島氏は、鈴木氏と選挙区が隣接するだけでなく、宮古、久慈両市を抱える岩手2区と同様、青森県八戸市周辺という水産業が盛んな地区が地盤との共通点がある。

 大島氏は「道路などのインフラや一次産業など、地元が抱えている問題が共通するので、お互い協力し合ってきた」と鈴木氏との親密さを強調する。

 鈴木氏は麻生首相の義理の弟という間柄。首相自らの2区入りも予想されるが、陣営からは「この状況で来てもらうのは、ちょっと……」とためらいの声が漏れる。

 対する民主党の畑浩治氏。応援要請はこれからだが、「小沢代表代行、鳩山代表、岡田副代表が来てくれれば心強い。特に小沢代表代行には前の衆院選でも公示の前後に4回も応援していただいた」と、党幹部の来援を熱望する。

 一方、3区の民主党の現職・黄川田徹氏は「前回の選挙では、藤井裕久最高顧問に応援に来てもらったが、今回は誰も呼ぶ予定はない」と余裕の構え。「今回は2区で議席を奪取するという目標があるので、応援も2区に集中させる」という。

 これに対し、自民党から出馬を予定する橋本英教氏は、親交のある橋本聖子、荻原健司の両参院議員に応援を打診した。結局、日程の調整がつかず、党本部に対応を一任したが、陣営は“集客力”のある著名人の援護射撃に期待する。比例選重視の共産、社民両党は、「志位委員長か小池晃政策委員長クラスが、盛岡駅前で街頭演説をする」(共産・瀬川貞清氏陣営)、「福島党首か又市征治副党首が来ると思う」(社民・小原宣良氏陣営)という。

(2009年7月17日 読売新聞)

1612千葉9区:2009/07/17(金) 22:25:17
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200907170093.html
揺れる自民 現・元幹事長の地元に困惑 '09/7/17

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 麻生太郎首相が描く「8・30衆院選」のシナリオをめぐって混迷する自民党。16日、首相退陣につながりかねない両院議員総会開催を求める署名が提出された。先頭に立つのが「反麻生」の急先鋒せんぽう、中川秀直元幹事長(65)=広島4区。受け取ったのは総理総裁を支える細田博之幹事長(65)=島根1区。広がる亀裂に、現・元幹事長2人の地元に困惑が広がる。

 中川氏の地元、東広島市。市議会議員控室では、自民党系や民主党系の市議が署名提出のテレビニュースを食い入るように見つめた。「首相は率直に反省すべきだ」「中川先生の怒りも分かる」。そして1人が不安を漏らした。「(中川氏の)選挙は大丈夫か」

 衆院選広島4区は、民主党新人空本誠喜氏(45)との事実上の一騎打ちとなる。ある自民党系市議は「党内の混乱は国民の不信を増大させ、民主を利する事態になりかねない」とつぶやき、民主党系市議は「議席奪取のチャンスだ」と意気込んだ。

 中川氏は「麻生降ろし」の最前線に立ち、自身の総裁選立候補にも意欲をみせる。「どこまで本気なのか」。支援者の中からもいぶかる声が漏れる。

 細田氏の地元、松江市。この日は衆院選対策を協議するため、自民党島根県連の事務所に幹部や秘書たちが集まっていた。

 「首相をコンパスの中心に結束するときなのに、それぞれ自分が中心だ」。島根1区の副支部長を務める浅野俊雄県議は、党の足並みの乱れを嘆いた。

 県連の洲浜繁達幹事長は「真意が分からない」と渋い表情を浮かべた。署名に、島根2区の自民党現職の決起集会に招いたばかりの与謝野馨財務相、隣県の石破茂農相(鳥取1区)たち閣僚が名を連ねていたからだ。

 「麻生首相の下で結束すべきだ」―。細田氏が幹事長職にあるからこそ上げる掛け声。だが、洲浜幹事長は「この難局を乗り切れなかったら細田先生に傷がついてしまう」といら立つ。掛け声とは裏腹に、島根県連幹部にも中川氏だけでなく、首相への不満がくすぶる。(金山努、下久保聖司、城戸収)

1613とはずがたり:2009/07/17(金) 22:38:33
>>1597
宇佐美も何も平沼じゃなくてもって感じですよねぇ。

>>1598
秋田3は行けるんじゃないでしょうかね?本格的に自民分裂ですし。宮城も3は行けるでしょう。福島4も危なげなく行くんじゃないでしょうかね?

1614千葉9区:2009/07/17(金) 22:39:03
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&blockId=3566148&newsMode=article
8・30衆院選 走りだす県内各党(上) かつてない危機感 
自民 一枚岩、巻き返し期す
 衆院選は「8月18日公示、30日投票」が固まり、県内各党は一斉に走りだした。自民は都議選の結果に危機感を強め、投票までの1カ月半での巻き返しを期す。民主は都議選を弾みに政権取りに挑む。「政権交代」が最大の焦点となる戦いに各党はどう臨むのか。「解散前夜」の動きを追った。(敬称略)

 都議選などでの惨敗の責任を取り、自民選対委員長の古賀誠が辞任を表明した14日、県連幹事長の斎藤健治は朝から福島市中町の自民県連会館に詰めた。解散後直ちに開く支部長・幹事長会議の打ち合わせを職員と行った。

 「古賀氏は辞任表明によって責任の所在を明確にした。これで党内は落ち着くだろう」との見方を示し、逆風が追い風に変わる期待をにじませた。

   ◇  ◇

 自民は平成18年の知事選、翌年の参院補選で敗れ、この間の県議選でも民主に躍進を許した。都議選で浮き彫りになった「政権交代」への機運が県内に波及することに、かつてない危機感を抱く。そうした中、衆院選が約1カ月半後の「8月30日」となり、県連幹部の間に「党勢を立て直す猶予ができた」との受け止め方も出ている。

 しかし、都議選、奈良市長選に先立つ名古屋、千葉両市長選、静岡県知事選などでも示された「自民離れ」の突風を押し返すのは容易ではない。「今こそ、一枚岩となることが重要。それが風向きを変える唯一の策だ」と斎藤は語気を強める。

 政策面では、中央の「政局」とは一線を画す。地場産業の振興や地域医療の充実など、地方が抱える課題に果たす政権政党の役割や実績を訴え、自民の存在感を強くアピールする構えだ。

   ◇  ◇

 足元には、吹き荒れる逆風に加え、ほかの懸念材料もある。平成17年の前回選挙で自民は、県内5選挙区と比例東北に現職、新人7人を擁立。「小泉旋風」にも乗り、他県からの国替え候補を除く6人が当選し、本県の民主勢の3人を上回った。

 今回、党のコスタリカ方式解消に伴い、1区に立候補する順番だった比例東北の現職が引退し、5区の現職は3区に国替えとなる。こうした状況の変化の中、県内選挙で「常勝基調」を続けている民主勢とどう戦うのか。

 1区では危機感を持つ県議、市議らが結集し、都議選前日の11日から連日、街頭演説を始めた。3区は衆院選で共闘する公明と初の合同集会を開く検討に入るなど、これまでにない動きも出ている。

 5区は、9月に行われるいわき市長選にからみ、自民系の市議が分裂状態になるなどの複雑な事情も抱えている。しかし、衆院選では結束することを確認しており、県議の一人は「一枚岩で戦う態勢はできている」と強調する。

 衆院選後は来年の知事選、参院選、そして2年後の県議選を控えるだけに、5議席必獲は至上命題。県内の党勢維持・拡大に向けた「背水の陣」となる。

(2009/07/15)

1615千葉9区:2009/07/17(金) 22:39:33
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&blockId=3566162&newsMode=article
8・30衆院選 走りだす県内各党(中) 「風」に期待と警戒 
民主 政権交代へ活動加速
 国会が事実上閉幕し、県内の民主勢は15日、各選挙区で支持者や団体回り、事務所の準備、街頭演説など活動を本格化させた。

 「大型地方選挙での連勝は、政治を変えてほしいという有権者の期待の表れだ。今までにない風を感じる」。県連幹事長の中村秀樹は気勢を上げる。19日に選対本部を設置して態勢を固め、「政権交代」への取り組みを加速させる。

   ◇  ◇

 平成17年の前回衆院選では当選が三人にとどまり、六人当選の自民に競り負けた。しかし、その後の知事選、参院補選で自民に勝ち、19年の県議選では議席を七から11に増やした。党員・サポーターはこの2年間で約2600人増え、過去最多の4450人に達している。

 こうした県内の勢いも取り込み、前回敗れた1、2、5区を最重点に悲願の五議席獲得を目指す。

 県議会で連携する社民と選挙協力を具体化させる詰めの協議を進めており、共闘態勢も整いつつある。

   ◇  ◇

 衆院解散・総選挙の時期をめぐっては、これまでさまざまな憶測が流れ、迷走も続いた。これに合わせるように内閣支持率は下落傾向をたどり、自民の中では「麻生降ろし」が勢いを増した。「自民の“敵失”もあり、解散が延びたことは結果的にプラスになった」と県議の一人は分析し、今後の政局を注視する。

 気掛かりなのは、「8月30日」の投票日まで一カ月半余りあることだ。

 「選挙の顔」となる代表の鳩山由紀夫は、政治資金収支報告書の虚偽記載問題を抱える。前代表の小沢一郎周辺は、献金問題がなおくすぶる。この先、自民などの攻勢で問題に火が付き、流れが一気に変わりはしないか。

 民主関係者には4年前の苦い記憶がある。郵政民営化をめぐり、自民が分裂した前回は、民主にとって「政権交代」の絶好のチャンスだった。自民の支持母体である郵政団体が離れ、「風」は民主に吹きかけていた。

 しかし、当時の首相小泉純一郎が仕掛けた「劇場型選挙」で風向きは一変、民主は大敗を喫した。

 今回は、投票日まで長丁場の戦いになる。「解散から投票まで40日余りもある。お盆も挟む。中だるみが心配だ」。中村は「風」の変化と陣営の緩みを警戒する。(敬称略)



(2009/07/16)

1616千葉9区:2009/07/17(金) 22:40:06
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=15087&blockId=3572695&newsMode=article
8・30衆院選 走りだす県内各党(下) 「比例東北」に重点 
公明 「信頼構築」模索続く
 連日の猛暑となった16日昼、公明県本部代表の甚野源次郎は福島市の自民県連会館で、県連幹事長の斎藤健治と向き合っていた。

 「選挙区は自民、比例は公明」の選挙協力に話が及ぶと、斎藤は「踏襲する」と約束。甚野は「自公政権を守るには協力が欠かせない」と念を押し、会館を後にした。

 4年前の前回、比例東北で「二議席」を目指した公明は、自民と選挙協力した。結局、一議席にとどまったのに対し、公明から推薦を受けた自民候補は軒並み票を伸ばし、比例を含め県内で二増の六議席を獲得した。「自民は本当に動いてくれたのか」。選挙結果に公明内から疑問の声も上がった。

 公明は過去三回、いずれも比例東北で二議席を目指しながら、一度も果たせていない。固い支持基盤を持つとはいえ、2人目を誕生させるには新たな票が必要になる。

 自民は前回、比例東北に本県関係の単独候補2人を擁立したが、今回はコスタリカ方式の解消で1人も立てない方針だ。公明には「今度こそは」との期待が強い。

 ただ、逆風の中にある自民内には、復活当選の道が開ける比例東北の票を少しでも多く獲得したい、との本音もちらつく。「互いの集会に顔を出し、地道に信頼関係を深めるしかない」。甚野の模索は続く。

社民 「共闘」にも埋没懸念
 社民県連はこの日、福島市の県連事務所で三役会議を開き、民主との選挙協力をどうするか、意見を交わした。

 社民は衆院選で三回続けて県内選挙区への擁立を断念、これまで同様、比例東北1本に絞った戦いとなる。

 「党の存在感を示すためにも、民主と協力関係を築くことは必要だ」。選挙協力の意義を説く意見に対し、「党ではなく、あくまで候補者への協力とすべき」との声も上がった。

 「民主陣営からの要請があれば、選挙区ごとに協力する」|。1時間半に及ぶ議論の末、出した答えは、さまざまな意見をくみ取った内容だった。

 中央では衆院選の結果、与野党が逆転した場合に民主、社民が連立する方針が固まっている。一方、県内ではすでに県議会で同じ会派を組み、活動している。

 ただ、護憲、脱原発など社民独自の主張を強く訴えなければ自民、民主の戦いに埋没してしまうのでは、との懸念は根強い。

 「政権交代の好機に一翼を担うことは党にとっても重要だ」と県連幹事長の加藤雅美は、選挙協力に意欲を示す。だが、全県的に浸透するかどうかは未知数だ。

共産 「自、民は同じ」強調
 共産県委員会は県内四選挙区に候補者を擁立した前回から大きく方針を転換。選挙区候補を1区に絞り、本県出身者を擁立する比例東北に重点を置く。

 衆院選日程が固まったのを受け、7月いっぱいで予定していた県内千カ所での街頭宣伝活動を20日までにペースアップする。その後も活動を継続し、支持を求める。

 県委員長の最上清治は「自民と民主は同じということを有権者に訴えたい」と話す。

   ◇  ◇

 幸福実現党は県内全選挙区での擁立を決め、街頭活動などで独自の政策を訴えている。(敬称略)

(2009/07/17)

1617千葉9区:2009/07/17(金) 22:42:43
http://www8.shinmai.co.jp/2009sousenkyo/2009/07/post_21.html
自民推薦を見送り 県医師連盟2区で
2009年7月10日掲載
 県医師会の政治団体、県医師連盟(大西雄太郎委員長)は9日、次期衆院選で県内5小選挙区のうち、2区について自民党候補の推薦を見送る方針を明らかにした。地元の松本市医師連盟(須沢博一委員長)が、後期高齢者医療制度への反対などを理由に、自主投票の方針を決めたため。一方、他の4選挙区は自民党候補に絞って推薦する方向としている。

 県連盟によると、衆院選で同党候補を推薦しなかった例は最近ではないという。

 松本市医師連盟によると、今年初めに開いた会議で次期衆院選の対応を協議。政府・与党が導入した後期高齢者医療制度への批判が強いことなどを踏まえ「与党を推す積極的な理由がない」として自主投票とする考え方をまとめ、県連盟に伝えた。

 これを受け、推薦決定権を持つ県連盟は本年度に入って役員会を開催。2区の他地区医師会からも異論はなかったとして、「地元の意向を尊重する」と見送り方針を確認した。自民党県連は衆院解散後、各団体に公認候補の推薦依頼を出す方針で、県連盟は依頼が届いた段階で正式決定する考えだ。

 自民党県連は「2区の推薦依頼の扱いを含め、今後対応を検討したい」(事務局)としている。

1618千葉9区:2009/07/17(金) 22:49:18
>>1549
旧2区は分裂選挙だからわかるが
第41回衆議院議員総選挙
当落 得票数 候補者 党派 議員歴
当 94,311 遠藤武彦 無所属 元
74,500 近藤鉄雄 自由民主党 前
8,993 岩本康嗣 日本共産党 新
7,356 千葉常養 新社会党 新


旧3区は何で近岡を推薦しなかったんでしょうね?
第41回衆議院議員総選挙
当落 得票数 候補者 党派 議員歴
当 88,389 近岡理一郎 自由民主党 前
54,640 斎藤昌助 社会民主党 新
9,162 遠藤宏司 日本共産党 新

1619千葉9区:2009/07/17(金) 22:56:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090717-00000619-san-pol
兵庫8区、田中氏出馬で全国屈指の与野党激戦地に
7月17日22時21分配信 産経新聞

 新党日本代表の田中康夫・参院議員(53)が次期衆院選で、民主党の支援を受け、参院から“民主空白区”の兵庫8区(尼崎市)にくら替え出馬する意向を17日、表明した。同区の立候補予定者たちは「想定の範囲内」と比較的冷静な反応をみせるが、知名度抜群の田中氏の参戦で、政権交代を占う全国屈指の与野党激戦となるのは必至だ。地元では、早くも静かな火花が飛び交っている。

 同区の民主党候補をめぐっては昨秋、当時の小沢一郎代表が「決まっているが、今は言わない。衝撃的に発表したい」と発言。それ以降、田中氏や同県出身のプロ野球ヤクルト元監督、古田敦也氏、果ては小沢元代表の出馬とさまざまな著名人の名前が浮上した。

 それだけに、ようやく“対戦相手”が視界に入ったことで、各陣営の臨戦ムードは一気に高まっている。

 田中氏との激突が予想される公明現職の冬柴鉄三・元国土交通相(73)の陣営は「どなたが出てこられようとも過去7期の実績を市民に訴え、理解を求めていくだけ」と表面上は悠然とした構え。

 だが、与党への逆風が強まる中、冬柴氏自身が「多選と高齢もあり、これまでで一番厳しい選挙」と警戒を強めている。公明党県本部の野口裕幹事長は「向こうが空中戦なら、こっちは地上戦。田中氏には確かに知名度はあるが、地域に密着し、かかわり続けてきた自負が冬柴にはある」と早くも対抗意識むき出し。「(衆院が)解散したら地元に直行してもらい、地べたをはいずり回ってもらう」と気合を入れた。

 また、幸福新人の角出智一氏(43)も「硬直した議席に刺激を与えることはいいこと」と歓迎。共産新人の庄本悦子氏(54)、社民新人の市来伴子氏(31)とも「予想の範囲内。これまで通り全力でやるだけ」と強調した。

 一方、複雑なのが、冬柴氏に挑む立場の民主党県連だ。同区の候補者擁立は「党本部預かり」となっていたため、田中氏出馬の経緯には全くのノータッチだったからだ。

 県連は18日に選対会議と役員会を開催するが、「事務所探しや人の準備も含め、本部から何の依頼も相談もない」と黒田一美・選対委員長。「田中氏に決まったとしても、新党日本から人が来るだろうし…。こちらからは動きようがない」と今ひとつ煮え切らない様子だった。


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