したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1563千葉9区:2009/07/16(木) 23:21:00
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/2009sousenkyo/list/CK2009062102000203.html
チルドレンの総決算(上) 止まらぬ脱・小泉
2009年6月21日

 衆院議員の任期満了まで残り2カ月余り。2005年の郵政選挙で初当選し、一世を風靡(ふうび)した「小泉チルドレン」はいま何を考え、どこへ向かおうとしているのか。その姿を通じて、政治環境が激変したこの4年間を総決算する。

 「小泉改革の行きすぎや手が及ばなかった点は改めたい」

 自民党の川条志嘉氏(衆院大阪2区)は今月3日、都内の介護福祉施設を訪れ、若手スタッフらにこう約束した。

 川条氏は郵政選挙で擁立された「刺客」の1人。施設訪問は安井潤一郎氏(比例東京)ら他のチルドレンとともに、格差是正などを模索する「全国車座キャラバン」の一環だ。

 キャラバンを事実上主宰するのは加藤紘一元幹事長。小泉改革に一貫して批判的な加藤氏に率いられ、チルドレンが全国行脚する構図は4年前には考えられなかった。

 17日の党政調全体会議では、チルドレンの1人、清水鴻一郎氏(比例近畿)が政府の経済財政運営の基本方針「骨太の方針2009」の原案をめぐり、歳出削減を継続する「骨太2006等を踏まえ」という表現を削るよう、執行部に食い下がった。

 骨太06は小泉構造改革路線の象徴。清水氏は必要な社会保障関係費まで削られたと、小泉路線からの方針転換を迫った。

 いま、格差の拡大や大量の派遣労働者を生み出す一因となった小泉規制緩和路線への世論の風当たりは強い。次の衆院選では、その是非が争点の1つになる。改革の申し子だったチルドレンも、選挙をにらんで脱小泉の時流に乗る動きが目立つようになってきた。

   ×  ×

 自民党総裁選の最中だった昨年9月16日。古賀誠選対委員長と衆院奈良1区の刺客で復活当選(比例近畿)した鍵田忠兵衛氏、同じ選挙区で郵政造反組として敗れた前衆院議員の森岡正宏氏が党本部で向き合った。

 森岡氏の「復党できますか」との問いに、古賀氏は「えいやーでやります」と応諾した。

 当時は麻生政権誕生後の10月にも衆院解散・総選挙が断行されるとみられていた。3者会談の後、鍵田氏は森岡氏の応援に回るとし、衆院選不出馬を宣言。今年になって奈良市長選(今年7月12日投開票)へ立候補表明し、すでに議員辞職している。

 奈良1区は小泉旋風が吹いた前回選挙でも民主党の馬淵澄夫氏が勝利。鍵田氏は不出馬の理由を「共倒れを避け、自民党の議席を守るため」と説明する。

 市長のいすを狙う鍵田氏と、国政復帰を目指す森岡氏。恩讐(おんしゅう)よりも利害が優先し、刺客と造反組の和解が成り立った。

 党本部も今年5月に森岡氏の復党を正式決定した。

 森岡氏は今も「郵政事業の4分社化は間違いだった」と公言するが、党本部は郵政民営化は実現済みとして、これまで復党条件だった民営化実現を目指すという誓約書の提出を求めなかった。

 郵政選挙では、保守分裂による不利も覚悟で、小泉純一郎元首相は民営化実現のため刺客擁立に走った。今回は民主党の脅威が2人を接近させたといえ、守りの選挙を強いられる自民党の苦境を象徴する。

 「政治は動いている。劇場型の政治手法もどうかと思う」。小泉旋風で当選した元刺客、鍵田氏のこの言葉に「小泉劇場」の風化がにじむ。(篠ケ瀬祐司)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板